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登録日:2020/12/19 Sat 10 31 40 更新日:2024/06/15 Sat 00 29 06NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 35歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 アラバスタ最強の戦士 アラバスタ王国 アラバスタ王国護衛隊 イケメン カナヅチ トリトリの実 ハヤブサ ハヤブサのペル ファルコン ペル 不死鳥 世界政府 世界政府の被害者 偵察 全世界人気投票51位 初登場が偉大なる航路突入~アラバスタ編終了まで 副官 動物系 厳格 守護神 帽子 忠臣 悪魔の実 武人 死にそうで死ななかった 死ぬ死ぬ詐欺 死んだと思ったら生きてた 涙腺崩壊 温厚 漢 爆発物処理班 真面目 能力者 自己犠牲 英雄 野島健児 隼 飛行種 鳥 鳥人間 アラバスタの砂になれ!!! ペルは漫画『ONE PIECE』の登場人物。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【戦闘能力】◆技 【来歴】◆アラバスタ王国編レインベース アルバーナ 守護神 【その他作品での登場】 【余談】 【プロフィール】 本名:ペル 異名:ハヤブサのペル 年齢:33歳→35歳 身長:189cm 所属:アラバスタ王国護衛隊副官 悪魔の実:トリトリの実 モデル“隼(ファルコン)”(動物系) 出身地:偉大なる航路・楽園・サンディ島・アラバスタ王国 誕生日:8月23日 星座:乙女座 血液型:X型(現実だとA型) 初登場:単行本18巻・第164話・『国が好き』 好物:鶏肉料理、コフタ(中東~南アジアのの肉料理) CV:野島健児 【概要】 アラバスタ王国護衛隊副官を務める男性。 一人称は「私」または「おれ」。 目の下に紫色の刺青(或いは化粧)を入れており、茶髪をバンダナで纏めたイカすファッションセンスの持ち主。 アラバスタ及び国王のネフェルタリ・コブラへの忠誠心はかなり高く、国を守るためなら自らの命を懸けることも厭わない。 王女のビビの事は臣下では特によく知っており、彼女からも深く慕われている。 【戦闘能力】 動物系悪魔の実「トリトリの実 モデル“隼(ファルコン)”」の能力者。 本人曰く「世界に5種しか確認されぬ『飛行能力』」(*1)。 そのスピードたるや、5秒で2500mを駆け抜ける、即ちマッハ1.47。 「アラバスタ最強の戦士」と謳われる実力者だけであって、高い戦闘能力を持つ。 獣型では上空からガトリング銃を乱射し、人獣型では隼の爪を奮って戦う。 また、背中に1人、2人乗せた状態で高く飛ぶことができる他、上空からの偵察も得意。 そして、ペルの真骨頂は屈強な肉体と強靭な精神力。 伊達に護衛隊の副官を名乗っているわけではなく、常人離れした体力を持ち、後述のようにどんな重傷を負おうとも、一度も戦線離脱することなく偵察等で貢献している。持久力が高いことはONE PIECEではそこまで珍しくないのは内緒だ。 ◆技 飛爪(とびづめ) 人獣型で使用。 風の如く素早く敵の合間を縫うように飛び、すれ違った者を鋭い爪で刈り取る。 【来歴】 ◆アラバスタ王国編 レインベース 反乱軍を鎮圧する日々に手を焼いていたところ、ビビの手紙で隊長のイガラムの死とクロコダイルがアラバスタの乗っ取りを企てている事を知る。 そして、バロックワークス(以下BW)のアジトがあるレインベースでBW兵の襲撃を受けていたビビを助け、瞬く間に敵を倒す。 だが、ミス・オールサンデーとの戦闘では、パワーとスピードで突撃する自身の戦闘スタイルとハナハナの実の能力の相性が最悪だったこともあって全く歯が立たず、背骨を折られて完敗する。 その後、意識を取り戻すとミス・オールサンデーを追跡し再び彼女と交戦しようとするも、相手にされないどころかクロコダイルに敗れ生き埋めになっているルフィの救出を勧められる。 深刻な事態にもかかわらず何もできない自分に歯痒い思いをするも、一先ずルフィを助けありったけの肉を食わせる。 その時の発言からするにアラバスタ王国最強戦士としての自負はあるようだが、それでもその後のクロコダイルとの戦いをルフィに任せ、自分はサポートに徹する見識の高さを見せた(クロコダイルの弱点が水と分かった以上、ルフィと二人で組めばもう少し楽に戦えたのでは?とか言ってはいけない。あの時点でアラバスタを救うためにはクロコダイル本人を倒す以外にもやらねばならない事は数多くあったのだから)。 アルバーナ そして完全復活したルフィを乗せて王宮に急行し、ビビや麦わらの一味と合流。 広場を爆破させる巨大砲弾を上空から捜索し、時計台の近くにあることまで突き止めるも塵旋風で視界が悪かった上、重傷を負った身だったため、砲撃手のミス・ファザーズデーの凶弾に倒れる。 だが、それでも尚動き時計台の中に到達。 ビビから砲弾が時限式で今にも爆発する事を聞かされると……。 守護神 ペルは幼い頃のビビとのあるやり取りを回想していた。 その日は自身の入隊記念日。 ビビはペルを祝うために、密かに弾薬庫で花火を作ろうとするも、結局失敗し、ススまみれになってしまう。 騒ぎを聞いて駆けつけた兵士達から「弾薬庫に近づいてはいけないとあれ程キツく言っているハズ」と窘められる。 えへへへ…火薬で花火作ろうと思ったら失敗しちゃった ……だってほら 今日はペルの入隊記念日でしょ?だから… 現れたペルに笑いながら話しかけるビビだが…… この場所には近づくなと…!!!何度言ったらわかるんだ!!!! ペルはビビに平手打ちを食らわし、普段の温厚そうな様子からは想像もつかない形相で怒鳴りつけた。 それを見たイガラムは、王女に対する体罰としてペルをクビにしようとするも、コブラに静止される。 ケガで済まなかったら…どうするんです…!!! いつになく悲しい表情でビビを諭すペルを見て、その場の誰もが彼の心情を理解した。 だが、生真面目なペルはビビを叩いた事に深く罪悪感を抱き、お詫びとしてビビを乗せて空高く飛ぶ。(*2) ねえペル なぜ毎日戦いの訓練をするの? 護衛兵ですから…この国をお守りするためです強くならなければ 誰と戦うの? さァ…戦う事より…守るのです 違うの? …目的の違いです 時は現在に戻り…… ビビ様 私は… あなた方ネフェルタリ家に仕えられた事を 心より 誇らしく思います ビビに別れを告げると、獣型に変身し爆弾を足で掴み空高く舞い上がった。 ペルは我が身を滅ぼしてまでも国を守ろうとする。 そして時を同じくして、王宮前のハヤブサの像が倒壊。 ハヤブサはジャッカルと並ぶアラバスタの守護神で、その像が倒壊した意味は明白だった。 我ーーーアラバスタの守護神 ファルコン 王家の敵を 討ち滅ぼすものなり 次の瞬間、上空で砲弾が爆発し巨大な爆炎が起こる。 アラバスタの守護神は国を守り、空の彼方へ散っていった……。 戦いが終結した後、同僚のチャカは墓標を立て、ペルを弔うも「お前の死を受け入れる事ができん…涙も出んのだ……」と何処と無く意味深な言葉を残す。 その頃、砂漠の病院で医者のDr.ポツーンはとある患者の退院を見送っていた。 すると、その患者のある忘れ物に気づく。 おいキミィ!!待ちなさい 帽子を忘れとるぞ!!! その帽子は、紛れもなくペルの物だった。 暫く生死不明だったペルだが、扉絵連載『ゲダツのうっかり青海暮らし』にて公式で生存が確定した。 左胸の傷以外は目立った外傷は見当たらず、イガラム達と温泉に浸かっている姿が確認できる。 アニメではペルが自分の墓標を発見し、「おれの墓だ……!」と激しいショックを受けるというシーンがある。 むしろ何故5km四方を吹き飛ばすという触れ込みの爆弾の爆心地にいた人間の墓が立ってないと思ったのだろうか そして、本編でも第439話に再登場。 ミス・オールサンデーことニコ・ロビンが麦わらの一味として活動していたことに驚愕していた。 新世界編ではビビやコブラ達と世界会議の会場である聖地マリージョアへ向かう。 見張り台に登って弾んでいるビビを見て、心配するイガラムとは対照的に、海賊経験があるから大丈夫と安心している模様。だが、護衛の海軍がいるにもかかわらずこの発言をしたため、大慌てでイガラムに口止めされた。 世界会議終了後、姿を消したコブラとビビを探し回っていた。 その後はレッドポートで出航できない状況にあったものの、コブラ王の遺体を引き取りアラバスタに帰還し、王宮にて葬儀をチャカや兵達と共に取り行っていた。 【その他作品での登場】 『ワンピースパーティ』では世界会議に向かう最中、コブラの病に効く薬草を探しに寄り道したビビの護衛として麦わらの一味と再会を果たす。 麦わらの一味全滅を目論む同じく世界会議に参加する筈のワポル一味に対しビビがメマーイダンスを慣行した際には 「え? え!? ビ…ビビ様ァ!?」と滅茶苦茶驚いて状況を理解できずにいた。 ワポルが爆弾と合体すると真っ先に鳥に変身して捨てに行こうとしたが、 麦わらの一味総員とビビに「そんな悲しいステレオタイプ持ってないからー!!」と突っ込まれた。 (その後、ゾロとサンジによりワポル爆弾は空の彼方まで吹き飛ばされ事なきを得た) 【余談】 出番がかなり少ないキャラクターだが、上記の自己犠牲のインパクトは絶大なもので、ゲストの中では比較的ファンが多い方。 一方で、ペルが生存していた事については、「生きていて良かった」「生きていた場合では感動が半減になってしまう」と賛否両論といったところ。 そのインパクトもあり、偉大なる航路編までのONE PIECEにおける「回想以外で人の死を描かない」という不文律の代表として、良くも悪くも例示される存在になっている。ツメゲリ隊は死んだが。 また同編で登場したMr.5の扱いと相俟って、「ワンピース世界の爆弾はあまり強くない」と称される原因の一端となっている。 ねえペル なぜ毎日追記・修正の訓練をするの? Wiki籠りですから…このWikiをお守りするためです強くならなければ 荒らしと戦うの? さァ…戦う事より…守るのです △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゼロ距離で食らって生存するくらいだから実はあの砲弾の威力大したことなかったのでは -- 名無しさん (2020-12-19 10 52 15) 百歩譲って『ただ生きてるだけ』ならまだしも、割と元気そうだったしなぁ -- 名無しさん (2020-12-19 11 25 38) それよりもこの人35歳やったんか・・・ -- 名無しさん (2020-12-19 11 33 41) 生きているのは純粋に嬉しいのはいいとして、アニメの締めに自分の墓を見つけて呆然としてるペルの描写を追加したのは何故なのか今でも疑問(しかもその後何か言及されたわけでもないし) -- 名無しさん (2020-12-19 11 35 53) 「悲しいステレオタイプ」ワロタww ペル=爆弾処理班扱いって事か -- 名無しさん (2020-12-19 11 38 05) ペルの存在があるからペドロは何故あの規模の爆発で命を落としたのかが…。 -- 名無しさん (2020-12-19 12 01 00) 回想以外で人が死なない、と言うのは頂上決戦まで続いてたな。それ以降、と言うか二年後からはネームドキャラでもそこそこ死ぬようになったが -- 名無しさん (2020-12-19 13 01 06) 同章のツメゲリ隊はあっさり死んだから生存の不自然さが余計に際立った -- 名無しさん (2020-12-19 13 20 15) 無理矢理解釈するなら空中で爆弾放り投げて全力で1kmくらい離れて致命傷免れたのかもしれない。そんな動きできるならロビンに負けてない?そうだね... -- 名無しさん (2020-12-19 13 23 07) まず爆風で吹っ飛ばされてそれほど巻き込まれずに済んだのではないだろうか -- 名無しさん (2020-12-19 13 41 53) ↑5爆風で吹き飛ばされた可能性もあるからまだペルはわかる。ペドロはそんな可能性もないし確実に無理。(生きてるとは思いたいけど) -- 名無しさん (2020-12-19 13 57 02) ↑残念ながらVIVRECARDで死亡確定してるんだよな。それにペドロは元々50年寿命抜き取られているし… -- 名無しさん (2020-12-19 15 55 56) 爆風で吹き飛ばされたから無事というが、現実で言えば至近距離で爆風を食らうと腹などの柔らかい部分が裂けてそこを起点に骨から肉が削げ落とされる。そして肉の無くなった骨が爆圧で粉々になっていわゆる骨も残らない状態になる。だからそうならない以上ワンピースという世界では爆弾が弱いという結論になるがそうなるとペドロがネックになるな -- 名無しさん (2020-12-19 16 07 55) 数秒で巨大爆弾を持ち上げ超音速で移動できるデタラメな飛行能力なら逆に一瞬のタイミングで離脱可能なはずで、死ぬ方がおかしいから生存の方が整合性があるという指摘も。 -- 名無しさん (2020-12-19 16 20 10) ↑そうなると今度はロビンに捕まったのが謎になっちゃう -- 名無しさん (2020-12-19 16 25 10) なんで生きてるの?って言われるけど逆に言うとこの頃からすでに動物系の耐久力が凄まじかったってことでしょ -- 名無しさん (2020-12-19 17 08 46) ↑ドルトンさんも結構な重症負って雪崩に巻き込まれてしばらく放置されてたけど生きてたしね -- 名無しさん (2020-12-19 17 16 46) あのシーン好きだし、戦場ど真ん中で爆発したらみんな死ぬからこそ -- 名無しさん (2020-12-19 17 51 49) ペルにとって、王国(ビビ)を守ること>自分の命だろうし 少しでも被害を抑えるため遠くへ運び出そうとしてる状況で(このへんなら大丈夫だろ)と手放して離脱はさすがにないだろ -- 名無しさん (2020-12-19 17 54 35) 何気にワンピでは珍しい銃剣両方メインウエポンのキャラ -- 名無しさん (2020-12-19 17 57 53) テラフォで鳥の人が自爆した時 彼のことを思い出し多分大丈夫と謎の安心感がたった -- 名無しさん (2020-12-19 18 03 15) 結局彼の語った「世界で五種しか確認されていない飛行能力の実」とは何を指していたのか -- 名無しさん (2020-12-19 18 17 25) 私はペルが本当に生きてて良かったと思う....てか、彼やイガラムを始めとして死んだと思ってたワンピキャラの生存は嬉しい( その後のお墓の件はどうしたか気になるけど。)、エピソード・オブ・アラバスタのEDだとビビと生存してたペルの再会が描かれてましたね....。 -- 名無しさん (2020-12-19 19 40 00) 最近の展開を見ると動物系だからギリギリ生き延びて回復できたんじゃないかと思えた。ハヤブサだから少し爆心から離れられた可能性も。 -- 名無しさん (2020-12-19 19 50 30) アニメの俺の墓?で終わって次の回でペルに一切触れずに話が進んだ時は「え?」ってなった -- 名無しさん (2020-12-19 20 06 15) せめて身体の一部が欠損していたとかだったら納得できたんだが五体満足ってのはな… -- 名無しさん (2020-12-20 01 47 04) 爆弾を範囲外に持ち上げる速度加味すると一秒も余裕有れば離脱できるとか言われてて草 まぁ鳥類の中でも最高速度持ちをモデルにした悪魔の実って考えたら可能でもおかしくないしな -- 名無しさん (2020-12-20 04 21 39) ペットショップと戦ったらどっちが勝つだろうか -- 名無しさん (2020-12-20 08 56 31) まぁ生きてたことは賛否両論なんだが、後に百獣海賊団のゾオン系のタフさを見てるとゾオン系なら大丈夫だよなぁ、と思えてくる。 -- 名無しさん (2020-12-20 09 42 28) 百獣みなくてもインペルダウンの獄卒獣見てるとね -- 名無しさん (2020-12-20 14 38 30) 5kmの爆弾を圏外までもっていくのに何秒かかったの? -- 名無しさん (2020-12-20 14 50 45) 彼には悪いがこのキャラはあそこで死んでいなければおかしいキャラだろうに。「広場で爆破したら国民に多大な犠牲者が出る」「爆破を止められなかったら俺達も死ぬ」という前提で話が進んでたのに、あの至近距離で爆破したキャラが生きてたら破綻しちゃってる -- 名無しさん (2020-12-20 23 13 24) ↑爆弾はやばいけど爆風で吹き飛んだおかげで難を逃れた、ゾオンの実の丈夫さのおかげで助かったとかいくらでも説明はつく -- 名無しさん (2020-12-21 21 06 54) ↑2 前者は爆風をあらゆる意味で舐めすぎ。爆発規模は凄いが爆風は至近距離でも大丈夫って…後者はその少し前のシーンで飛行中に銃弾食らって墜落してるシーンのせいでゾオンの頑丈さが~に説得力が無い -- 名無しさん (2020-12-22 01 23 01) 議論とかdisコメ続くようならコメ欄規制もありえるので程々にね -- 名無しさん (2020-12-22 01 30 57) キャラを叩くようなコメントを削除しました -- 名無しさん (2020-12-23 06 05 45) ↑10空想科学読本で「ロボットの足に乗せられるなんて危険だ!いや、爆風からジャンプで逃げる衝撃に耐えられるなら余裕だ!」と言われていたのを思い出してしまった件 -- 名無しさん (2020-12-23 20 55 42) 自己犠牲の項目にあって泣きかけた。ペルは個人的にかなり好きなキャラ。生存してたの知った時は「えっ!?」ってなったけど -- 名無しさん (2021-01-03 21 11 34) ↑13能力でガードしたとはいえペロスペローだって数十個のダイナマイトの直撃受けて片腕を失うだけですんでるしこの世界の爆弾が弱いだけだろ -- 名無しさん (2021-05-09 01 43 30) ↑24ハクバ状態のキャベンディッシュも捕らえてたしロビンの能力はスピード無視するんじゃなかった?本人も「スピードは無力」って言ってたし -- 名無しさん (2021-05-09 01 45 52) ↑ハナハナの実の能力を過小評価しすぎだよね。 -- 名無しさん (2021-06-17 22 27 52) 背骨だって折れても大したことないさ -- 名無しさん (2021-06-17 22 51 28) 足の部分がよく見えないけど...か、片方持ってかれたとかないよね...? -- 名無しさん (2021-10-24 15 03 09) 私の入隊記念日は…昨日だぁぁぁ!!! -- 名無しさん (2022-09-03 08 02 26) そもそも周囲5キロ吹っ飛ばすというクロコボーイの発言が嘘(あるいは作った業者の手抜きに気付かずそこまでの威力はないのにそう思い込んでた)という可能性も… -- 名無しさん (2022-09-03 13 41 11) こいつが生きてるんだからウタが生きてても良い気はするがワンピ世界では毒は爆発より危険だからなあ -- 名無しさん (2022-09-05 21 41 49) 色々と言われてるけど俺はペル生きてて凄く嬉しかったんだわ。とにかく安心した。 -- 名無しさん (2022-09-24 21 54 45) 違反コメントとそれに触れたコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-10-11 08 12 24) 顔立ちも若いしアニメの声もさわやかだったから20年以上20代半ばだと思ってたけど30代だったのか… -- 名無しさん (2023-09-26 03 39 10) 実力者且つ動物系でタフだから爆発も耐えられたで説明つくのでは -- 名無しさん (2023-10-31 13 52 37) バッドでぶん殴られたウソップも生きてたし、そういうもんだろうなとしか思わんかった -- 名無しさん (2023-11-04 13 01 33) ペドロも今頃、俺の墓・・・!?ってなってそう -- 名無しさん (2023-11-27 15 29 30) 名前 コメント
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日記/2013年06月28日(FRI)/今日のまとめ 2013-07-02 おい、誰かあのバカを止めろ! 【ニュース記事一覧】 尖閣「盗んだものは返すのが当然」=鳩山元首相、中国でも発言 (時事通信) - Yahoo!ニュース 鳩山氏が「私の任期は短すぎた」、安倍政権のアジア軽視路線を「間違っている」と批判―中国紙|新華社日本語経済ニュース-XINHUA.JP - 児童3人切りつけ 身柄確保の男逮捕 NHKニュース 遠隔操作事件で男を追起訴 捜査終結 NHKニュース 東電 賠償未請求者に働きかけ NHKニュース 大けがさせた元Jリーガー有罪 NHKニュース 高校生「消しゴムぶつけられ頭に来た」 NHKニュース 中2生徒自殺 同級生を家裁送致 NHKニュース 通行人ら刺した元組員を起訴 NHKニュース 盗品買い取り問題でルール強化 NHKニュース 拉致の可能性ある不明者 HP掲載 NHKニュース 「尖閣棚上げで首脳会談」示唆 NHKニュース 海江田代表 鳩山氏の尖閣発言に不快感 NHKニュース 首相 ねじれ国会の解消へ決意示す NHKニュース 山口代表 原発輸出は慎重に検討を NHKニュース 時事ドットコム:舌戦・参院選(28日)【13参院選】 自衛隊への破壊措置命令 終了 NHKニュース TPP「年内の交渉妥結困難」 NHKニュース 韓国 対馬の仏像盗難で実刑判決 NHKニュース 韓国大統領 中国指導部と会談 NHKニュース 中韓首脳 歴史認識巡り日本をけん制 NHKニュース 新疆ウイグル 襲撃事件の死者35人に NHKニュース 【韓国の真実】韓国の売春従事者は推計189万人 韓国紙が伝える“先進大国”ぶり (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK 尖閣「盗んだものは返すのが当然」=鳩山元首相、中国でも発言 (時事通信) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130627-00000125-jij-pol +記事コピペ収納 尖閣「盗んだものは返すのが当然」=鳩山元首相、中国でも発言 時事通信 6月27日(木)18時8分配信 【北京時事】鳩山由紀夫元首相は27日、北京市内で開かれた清華大学主催のフォーラムに出席し、沖縄県・尖閣諸島について「ポツダム宣言の中で日本が守ることを約束したカイロ宣言は『盗んだものは返さなければならない』としており、中国側が(返還すべき領土の中に尖閣諸島が)入ると考えるのも当然だ」と述べた。 鳩山氏は訪中前、香港のフェニックステレビのインタビューで同様の発言をし、菅義偉官房長官が25日に「絶句した。開いた口がふさがらない」と批判。この日の発言は、講演後の質疑応答の中で、傅瑩・全国人民代表大会外事委員会主任委員(前外務次官)と同席した公開の場で飛び出した。中国でも日本政府と異なる見解を改めて強調したことで、波紋が広がる可能性が高い。 1943年のカイロ宣言は「満州、台湾、澎湖諸島のように日本が清国から窃取した一切の地域を中華民国に返還する」としており、中国はその中に尖閣諸島が含まれると主張。鳩山氏は「カイロ宣言の中には(返還されるべき領土として)台湾、澎湖諸島以外の島もあると中国側が考えるのは当然だ」と指摘。 さらに「(日清戦争終了直後の1895年の)下関条約ができる3カ月ほど前に(尖閣諸島は)日本領として閣議決定した事実がある。中国側として中華民国に返せという中に当然入るのではないかという理解は成り立ち、それを否定するものではない」と語った。 鳩山氏はフォーラム出席後、記者団に対し、尖閣諸島は日中が国交正常化した「約40年前に棚上げしようと決めた」と述べ、日本政府が否定する領有権の棚上げがあったとの認識を示した。 【関連記事】 〔写真特集〕宰相の系譜~明治・大正から現在~ 〔写真特集〕失言の迷宮 〔写真特集〕眠る? 国会議員 「鳩山氏は猛省を」=細野民主幹事長 尖閣めぐり鳩山元首相が「失言」=菅官房長官「許せない」 最終更新 6月27日(木)22時14分 鳩山氏が「私の任期は短すぎた」、安倍政権のアジア軽視路線を「間違っている」と批判―中国紙|新華社日本語経済ニュース-XINHUA.JP - ttp //www.xinhua.jp/socioeconomy/economic_exchange/351758/ +記事コピペ収納 鳩山氏が「私の任期は短すぎた」、安倍政権のアジア軽視路線を「間違っている」と批判―中国紙 2013年06月28日 鳩山由紀夫元首相が27日、北京の清華大学で開幕した第2回ワールド・ピース・フォーラム(WPF)での講演で、安倍政権のアジア軽視路線は誤っているとの認識を示した。27日付で第一財経日報(電子版)が伝えた。 鳩山氏は講演で、「残念ながら任期が短すぎて、『東アジア共同体』構想を推進する時間がなかった」とした上で、「安倍政権は東アジアに関する政策を進める際、米国の意見を考慮しすぎる」と述べた。 安倍首相が推進する経済政策「アベノミクス」については、「国民の期待はかなり高い。だが、こうした雰囲気も長く続かないと思う。株価も海外投資家が空売りすれば、恐らく下落する。選挙での勝利も、安倍氏の主張の正しさが証明されたのではなく、単に民主党が弱すぎるだけだ」との見解を示した。 また、「日本は中国に(GDPで)追い抜かれてから、“負けず嫌い”な傾向が出てきた。これが右傾化につながっている。とても心配だ」との懸念を示した。 鳩山氏は今年1月、江蘇省の南京大虐殺記念館を訪問し、当時の日本兵が犯した罪を「謝罪」したほか、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題でも中国の主張に理解を示す発言をし、日本メディアから「国賊」呼ばわりされたこともある 訪中前の同紙のインタビューでも、「安倍政権のアジア軽視路線は根本から間違っている」と批判していた。 また、釣魚島(尖閣諸島)問題で日本政府が「領有権争いは存在しない」との立場を貫いていることに対し、「完全に中国側の主張を無視した一種の挑発行為。問題の解決にはつながらない」との批判も。 インタビューではこのほか、中米日の3カ国関係について、「日本は米中が『新型大国関係』を構築することに嫉妬すべきではない」と指摘した。 (編集翻訳 小豆沢紀子) 児童3人切りつけ 身柄確保の男逮捕 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015661971000.html +記事コピペ収納 児童3人切りつけ 身柄確保の男逮捕 6月28日 19時12分 28日午後、東京・練馬区の小学校の正門の近くで、下校途中の1年生の児童3人が男に刃物で切りつけられ、首などに軽いけがをしました。 男は車で逃走しましたが、埼玉県内で身柄を確保され、警視庁は銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは現場近くに住む47歳の男で、事件について「知らない」などと話しているということです。 28日午後1時40分ごろ、東京・練馬区大泉町の区立大泉第一小学校の正門近くの路上で、下校途中だった1年生の児童3人が男に刃物で切りつけられました。 警視庁などによりますと、けがをした3人のうち、2人は6歳で、ともに首に切り傷を負ったほか、もう1人は7歳で、右ひじに切り傷を負ったということですが、程度は軽いということです。 男は車から降りたあと、信号待ちをしていた子どもたちに向かって無言のまま刃物を振り回したということです。 事件後、男は車に乗り込んで埼玉県方向に逃走したため、警視庁や埼玉県警が行方を捜査していましたが、およそ50分後に、警戒に当たっていた警察官が10キロほど離れた埼玉県三芳町にあるコンビニエンスストアの近くで、現場から逃走した青い車を発見し、運転していた男の身柄を確保しました。 身柄を確保されたのは現場近くに住む職業不詳の47歳の男で、車内から刃渡り9センチの果物ナイフが見つかったことから、警視庁は銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 警視庁によりますと、男は「私はナイフを2本持っていたが、悪いことには使っていない」と供述し、事件についても「知らない」などと話しているということです。 警視庁は傷害などの疑いで男を本格的に調べるとともに、取り調べに対する受け答えの状況などから、刑事責任能力があるかどうも調べることにしています。 遠隔操作事件で男を追起訴 捜査終結 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015671131000.html +記事コピペ収納 遠隔操作事件で男を追起訴 捜査終結 6月28日 22時8分 パソコンの遠隔操作事件で東京地方検察庁は、すでに3度にわたって起訴されている男が、他人のパソコンから横浜市のホームページに小学校への襲撃を予告する書き込みを投稿したなどとして、威力業務妨害などの罪で追起訴し、一連の事件に対する捜査を終えました。 男は一貫して事件への関与を否定しています。 追起訴されたのは、東京・江東区のインターネット関連会社の元社員片山祐輔被告(31)で、28日朝、留置先の東京湾岸警察署から東京拘置所に身柄を移されました。 起訴状によりますと、片山被告は去年6月、インターネットの掲示板に記載された特定のアドレスをクリックすると書き込みが投稿される仕掛けを使って、男子大学生のパソコンから横浜市のホームページに「市内の小学校を襲撃する」という内容の書き込みを投稿したとして、威力業務妨害の罪に問われています。 また、一連の事件で使われた遠隔操作ウイルスを去年7月から9月にかけて、誤認逮捕された男性3人を含む合わせて6人のパソコンに感染させたなどとして、不正指令電磁的記録供用などの罪でも起訴されました。 起訴は、これで4回目で東京地検は、一連の遠隔操作事件に対する捜査を終結しました。 東京地検は「4人が誤って逮捕された事件なので、片山被告も遠隔操作されていないか慎重に捜査したうえで、犯人だと判断した。誤認逮捕した当時は、警察も検察もサイバー犯罪への知識や経験が不足していた。今後は、今回の捜査で蓄積したノウハウを生かしていきたい」としています。 一方、片山被告は起訴されたいずれの事件についても「全く身に覚えがない」などと一貫して関与を否定しています。 弁護団「事件の全貌示されず」 被告の弁護団は28日夜、会見を開き、この中で佐藤博史弁護士は「捜査が終わった以上、検察は今後具体的な証拠を速やかに明らかにすべきだ。また、裁判所もスピードを上げて手続きを進めてほしい」と述べました。 また、弁護団は一連の事件について、検察から犯人の行動などをまとめた記録が提出されたことを明らかにしましたが、「書面を読んでも事件の全貌は示されておらず、なぜ被告が犯人とみなされているのか、根拠が全く分からない」と批判しました。 東電 賠償未請求者に働きかけ NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015670771000.html +記事コピペ収納 東電 賠償未請求者に働きかけ 6月28日 22時8分 原発事故で避難指示や屋内にとどまる指示が出された福島県内の16万人のうち、1万1000人余りが避難に伴う損害などの賠償の手続きを行っていないことから、東京電力は来月からまだ手続きを行っていない人に通知を送り、請求を促すことになりました。 これは28日、東京電力福島復興本社で開かれた会議で示されたものです。 福島第一原発の事故で避難指示などが出された住民に対する賠償を巡っては、東京電力に請求手続きを行っていない人が先月末の時点で全体の7%近くの1万1200人余りに上っています。 このため、東京電力では来月から、手続きの方法などを記載した通知を一人ひとりに送ることにしています。 賠償請求の時効は、法律で3年と定められていて、請求が行われなければ、来年にも請求する権利を失う人が出てくるおそれがあります。 東京電力福島復興本社の石崎芳行代表は、「時効によって住民に不利益を与えるようなことにならないよう対応を検討していきたい」と話しています。 一方、避難区域の田畑や山林の賠償について、東京電力は、近く、賠償額の算定基準をまとめ、田畑については8月、山林については9月をめどに請求の受け付けを始める方針を明らかにしました。 大けがさせた元Jリーガー有罪 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015670791000.html +記事コピペ収納 大けがさせた元Jリーガー有罪 6月28日 22時8分 岐阜県大垣市のサッカークラブで、中学生の選手を蹴って大けがをさせたとして、傷害の罪に問われた元Jリーガーの元コーチに、岐阜地方裁判所は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 元Jリーガーで、大垣市のサッカークラブでコーチを務めていた西脇良平被告(33)はことし4月、合宿中に中学2年生の男子選手を蹴って両腕の骨を折る大けがをさせたとして傷害の罪に問われました。 これまでの裁判で、被告側は起訴された内容を認めたうえで、指導の一環の体罰だったとして執行猶予の付いた判決を求め、検察は懲役1年6か月を求刑していました。 28日の判決で岐阜地方裁判所の小嶋順平裁判官は「被告は痛みをもって指導するという誤った考えで、日頃から暴行を繰り返しており、被害者が受けた苦痛は肉体的にも精神的にも大きい。一方で深く反省し、被害者への相当額の賠償も見込まれる」などとして、西脇被告に懲役1年6か月、執行猶予3年を言い渡しました。 判決のあと、被害者の父親は弁護士を通じて「これまでの体罰について真摯(しんし)に反省し、新たな人生のなかで更生していくことを望んでいます」というコメントを出しました。 一方、西脇元コーチは「判決を厳粛に受け止め、被害者と話し合いながら償っていきたい」と話していました。 高校生「消しゴムぶつけられ頭に来た」 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015648271000.html +記事コピペ収納 高校生「消しゴムぶつけられ頭に来た」 6月28日 4時12分 27日、千葉県習志野市の高校で、2年生の男子生徒が同じクラスの生徒をナイフのようなもので刺して大けがをさせたとして逮捕された事件で、男子生徒は「授業中に後ろからちぎった消しゴムをぶつけられ、頭に来て刺した」などと供述していることが分かり、警察は詳しいいきさつなどを調べることにしています。 27日、習志野市の市立習志野高校の2階の教室で、16歳の2年生の男子生徒が休み時間に同じクラスの男子生徒をナイフのようなもので刺して逃げ、およそ6時間後、千葉市内の路上で身柄を確保され、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 刺された生徒は左胸などに大けがをして病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。 警察によりますと男子生徒は身柄を確保された時、凶器とみられる多機能ナイフを持っていたということです。 調べに対し、「授業中に後ろからちぎった消しゴムをぶつけられ、頭に来て刺した」などと供述しているということで、警察は男子生徒からさらに話を聴き、詳しいいきさつなどを調べることにしています。 また事件のあと、高校からおよそ7キロ離れた千葉市内で、若い男がタクシーの運転手に刃物を突きつけ、代金を払わずに逃げた強盗事件についても学校から逃げた男子生徒が関わった疑いが強いとみて調べています。 中2生徒自殺 同級生を家裁送致 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015670021000.html +記事コピペ収納 中2生徒自殺 同級生を家裁送致 6月28日 20時3分 ことし4月、神奈川県湯河原町で、中学2年の男子生徒が自殺した問題で、児童相談所は男子生徒に暴行を加えていたとして補導され、児童相談所に送られていた同級生3人のうち2人について、28日、家庭裁判所に送りました。 家庭裁判所に送られたのは、いずれも湯河原町の中学校に通う13歳の男子生徒2人です。 湯河原町の中学校では、ことし4月、2年生の男子生徒が自宅で自殺しているのが見つかり、警察は1年生だったことし2月下旬に、同級生3人が男子生徒の体を押さえつけ、紙を丸めて作った棒で背中などを複数回たたく暴行を加えていたとして、暴行の非行事実で3人を補導し、児童相談所に送るとともに、去年夏以降にほかにも5件の暴行を加えていたとして、追送致していました。 児童相談所は、非行事実や生活環境などを調査した結果、このうち2人ついて、家庭裁判所で詳しく調べる必要があるとして、28日、横浜家庭裁判所小田原支部に送りました。 残る同級生1人についても引き続き調査を進めています。 家庭裁判所は、2人について2週間の観護措置とし、今後、詳しいいきさつなどを調べ事情を聴くなどしたうえで、少年審判を開くかどうか判断することにしています。 通行人ら刺した元組員を起訴 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015672341000.html +記事コピペ収納 通行人ら刺した元組員を起訴 6月28日 22時8分 ことし3月、東京・江東区の駅前で、通行人ら4人が刃物で刺された事件で、逮捕された元暴力団員の男について、東京地方検察庁は専門家による精神鑑定の結果、刑事責任を問えると判断し、殺人未遂などの罪で起訴しました。 起訴されたのは、東京・江東区の元暴力団員、川村保被告(49)です。 起訴状によりますと、川村被告はことし3月、東京・江東区の東京メトロ東西線東陽町駅の前で、通行人の男性ら4人を刃物で刺し、けがをさせたとして殺人未遂などの罪に問われています。 犯行に使われた刃物は2本で、いずれも刃渡りが16センチ以上あったということです。 東京地方検察庁は、ことし4月から2か月余りにわたって専門家による精神鑑定を行った結果、刑事責任を問えると判断し、28日、川村被告を起訴しました。 警視庁によりますと、「人を刺そうと思った。誰でもよかった」などと供述しているということです。 盗品買い取り問題でルール強化 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015668161000.html +記事コピペ収納 盗品買い取り問題でルール強化 6月28日 19時12分 少年による万引きの背景の一つとされる中古品買い取り業者への盗まれた品物の売却を防ごうと、業界団体が、買い取りの際の確認方法などのルールを厳格化し、この秋から全国で実施することを決めました。 少年が万引きした商品の買い取りを巡っては、おととし、高校生が持ち込んだ万引きしたCDなどを、盗んだ品という疑いがあったのに買い取ったなどとして、大手チェーンの東京の店舗が営業停止などの行政処分を受け、その後も別の業者で不正な買い取りが相次いで明らかになりました。 こうした不正な買い取りが、少年が換金目的で商品を万引きする背景の一つとされることから、全国2000店の買い取り店などで作る業界団体は28日、警視庁で会議を開き、少年が持ち込む商品を買い取る際のルールを厳格化することを決めました。 それによりますと、これまでは、商品を持ち込む客が小学生以下の場合、保護者の同伴を買い取りの条件にしていましたが、この年齢を中学生以下にまで引き上げます。 また、18歳未満の場合には保護者の同意書の提出を求めたうえで保護者に電話して内容の確認を徹底することにしています。 さらに、団体に加盟している大手チェーン3社は、保護者の同伴を求める年齢をさらに引き上げて18歳未満にするということです。 ルールの厳格化を巡っては、商品を持ち込む人が減るとして経営への影響を懸念する声も強かったということですが、業界団体や警察は少年に不正な売却をさせないことで万引きの防止につなげたいとしています。 業界団体の「日本テレビゲーム商業組合」の三輪浩司事務局長は、「大手の業者が万引きの商品を買い取るという恥ずべき事件があり、改善に取り組んだ。業界として大きな決断だが、少年の万引きの撲滅に向けた社会的責任があるので不退転の決意で取り組みたい」と話していました。 新たなルールはことし10月から、加盟する全国の店舗で実施されるということです。 年間200億円近い被害 書店や本の取り次ぎ業者などで作る団体によりますと、万引きの被害は、本だけでも、全国で年間200億円近くに上るとみられています。 最近では、1巻から最新刊まで数十冊のマンガを一度に盗んだり高価な専門書を盗んだりするなど換金が目的とみられる万引きが増えているということです。 店側では、防犯カメラを設置したり、警備員を巡回させたりするなどの対応に迫られ、都内の複数の店舗では、平均して1000万円前後の費用がかかっているということです。 全国展開をしている大手書店チェーンのこの店舗では、万引きの対策をとっても年間で数千万円分の被害が出ているということです。 店員の松下恒夫さんは「カメラなどの機械警備や人員を配置しての巡回など、被害金額に加えてそういう費用がかかるので、経営には打撃で、死活問題だと思っています。怒りもありますが、やるせないです」と話しています。 買い取り前の確認 本やCD、それにゲームソフトなどの中古品の買い取り店では、万引きなどで盗まれた品物が持ち込まれないよう、買い取る前に確認をしています。 未開封の新品でないかどうかや、同じ商品が複数含まれていないかなどで、これらがあると、盗まれた品物であるケースが多いからだということです。 買い取りを決めた場合には、持ち込んだ客の住所や名前、生年月日を書類に記入してもらい免許証や学生証で本人かどうかの確認を行います。 業界団体に加盟する店では現在、客が小学生以下の場合は保護者と一緒の来店を求め、18歳未満の場合には中古品を売ることへの保護者の同意書を提出してもらいその内容を電話で確認することになっています。 しかし、業界団体の側でも、こうした確認が厳密に行われず、少年による万引きの背景の一つになっているとしています。 複数の業者によりますと、18歳未満の少年からの買い取りは全体の10%前後を占めているということです。 高額買い取りが一因か 業者の中には、人気の高い商品を新品価格の9割近くで買い取るところもありますが、こうした高額な買い取りが換金目的の万引きにつながっているという指摘もあります。 中古品の買い取り業者の男性は「それさえ持っていけばお金が手に入るという、賞金首というか、ゲーム感覚で盗むということに結びついてしまっている」と話しています。 過去に万引きを繰り返し、盗んだ品物を売っていた元少年は、高額買い取りのチラシに載っているDVDやゲームソフトを狙っていたといいます。 元少年は「高価買い取りのチラシにはいくらで売れるという金額が出ていて、それを違う店で盗んで売れば1個でも大きな金額になる。盗んだ品を持ち込んでいるとうすうす感づいていた店もあったが、暗黙の了解のように売ることができていた」と話しています。 拉致の可能性ある不明者 HP掲載 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015652911000.html +記事コピペ収納 拉致の可能性ある不明者 HP掲載 6月28日 11時26分 政府が認定した拉致被害者とは別に北朝鮮によって拉致された可能性を排除できないとして警察が捜査や調査を行っている860人余りの行方不明者について、警察庁は広く情報を集めるため、顔写真や行方不明になった状況などを全国の警察のホームページに掲載することを決めました。 全国の警察は、政府が認定した17人の拉致被害者を含む13の事件について捜査を進め、これまでに北朝鮮の元工作員ら11人を国際手配していますが、このほか拉致の可能性を排除できないとして、合わせて864人の行方不明者を捜査や調査の対象としています。 しかし、30年以上前に行方不明になった人が半数を超えるなど手がかりが少なくなっているとして、警察庁は広く情報を集めるため、不明者の▽顔写真や▽住所、年齢、職業などの情報、それに▽行方不明になった状況などを各地の警察本部のホームページに掲載することを決めました。 まずは家族から了解が得られた169人について28日から掲載を始め、ほかの不明者についても家族の了解が得られしだい、順次、掲載していくということです。 拉致の可能性を排除できない行方不明者を巡っては、各地の警察が今後、北朝鮮から拉致被害者に関する資料の提供があった場合などに備えて本人や家族のDNAの採取を進めています。 警察庁はどんなささいな情報でも提供してほしいと呼びかけています。 「尖閣棚上げで首脳会談」示唆 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015674021000.html +記事コピペ収納 「尖閣棚上げで首脳会談」示唆 6月28日 23時2分 安倍総理大臣は、インターネット上の番組の公開討論会で、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題に関連し、「中国側は『一定の条件をのまなければ首脳会談をしない』と言ってきている」と述べ、中国側が領有権問題の棚上げを首脳会談の条件としていることを示唆しました。 この中で、安倍総理大臣は、中国との関係について、「日本と中国は切っても切れない関係だ。だからこそ、さまざまな問題があったとしても、首脳会談や首脳どうしの交流がとても大切で、『日本のドアは常に開いている』と言っている」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は、「中国側は、『尖閣の問題について、ある一定の条件を日本がのまなければ首脳会談をしない』と言ってきている。『それは間違ってますよ』ということを、われわれは言い続けている。何が何でも首脳会談をやろうとして、こちらが国益を削っていくのは間違っている」と述べました。 中国の習近平国家主席は、先の米中首脳会談で、アメリカのオバマ大統領に対して、「日本に尖閣諸島の領有権問題の棚上げを求めている」と説明したことなどから、安倍総理大臣のこの発言は、中国側が領有権問題の棚上げを首脳会談に応じる条件としていることを示唆したものとみられます。 海江田代表 鳩山氏の尖閣発言に不快感 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015670881000.html +記事コピペ収納 海江田代表 鳩山氏の尖閣発言に不快感 6月28日 22時8分 民主党の海江田代表は、東京都内で記者団に対し、鳩山元総理大臣が訪問先の中国で、沖縄県の尖閣諸島について、「日本が盗んだと中国側が考えるということも当然あると思う」などと発言したことに、不快感を示しました。 鳩山元総理大臣は、27日、訪問先の中国・北京で開かれたフォーラムで、沖縄県の尖閣諸島について「日本が盗んだと中国側が考えるということも当然あると思う」などと日本政府の立場と異なる発言をしました。 これについて、民主党の海江田代表は東京・大田区で、記者団に対し「鳩山氏の発言は、もちろん民主党の考え方ではない。民主党は、従来から尖閣諸島は日本固有の領土だという立場だ」と述べました。 そのうえで、海江田氏は「鳩山氏は、今は民主党も離れて1人の民間人ではあるが、総理大臣を経験したわけであり、立場をわきまえた発言をお願いしたい」と述べ、不快感を示しました。 首相 ねじれ国会の解消へ決意示す NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015670871000.html +記事コピペ収納 首相 ねじれ国会の解消へ決意示す 6月28日 22時8分 安倍総理大臣は、大阪・豊中市で記者団に対し、来月4日に公示される参議院選挙について、「チャレンジャーとしての緊張感を持って臨まなければならない」と述べ、ねじれ国会の解消に向けた決意を重ねて示しました。 この中で、安倍総理大臣は来月4日に公示、21日に投票が行われる参議院選挙について、「チャレンジャーとしての緊張感を持って臨まなければならないし、この思いを党全体で共有して、前に進んでいかなければならない」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は「国会のねじれを解消し、政治を安定させて、しっかりと経済の再生を進めていくことがわれわれの使命だ」と述べ、ねじれ国会の解消に向けた決意を重ねて示しました。 山口代表 原発輸出は慎重に検討を NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015671031000.html +記事コピペ収納 山口代表 原発輸出は慎重に検討を 6月28日 21時6分 公明党の山口代表は、東京都内でNHKの取材に対し、日本の原子力関連技術の輸出については、東京電力福島第一原子力発電所の事故で多くの人が避難生活を続けている現状などを踏まえ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。 安倍総理大臣は、日本の原子力関連技術の輸出を積極的に推し進める方針で、先月、インドのシン首相との会談で、輸出を可能にするための「原子力協定」の早期締結に向けた交渉を加速させることで一致したほか、トルコやUAE=アラブ首長国連邦との間では協定を締結することで合意しています。これについて、山口代表はNHKの取材に対し、「外国政府が日本の優れた技術や厳格な安全基準を必要とすれば輸出の判断は否定されるものではないが、政府が積極的に売り歩くことは国民の理解を得られない」と指摘しました。 そのうえで、山口氏は「過酷な事故で、今なお避難生活を余儀なくされている人が大勢いるなかで、日本の原発を輸出することは多面的な検討と慎重な配慮が必要だ」と述べ、日本の原子力関連技術の輸出については、原発事故で多くの人が避難生活を続けている現状などを踏まえ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。 時事ドットコム:舌戦・参院選(28日)【13参院選】 ttp //www.jiji.com/jc/c?g=pol_30 k=2013062800894 +記事コピペ収納 舌戦・参院選(28日)【13参院選】 ◇徹底的に勝つ ▼自民党・石破茂幹事長(長崎県諫早市で講演) (2009年に)民主党政権なぞになったのは、自民党に反省すべき点がたくさんあったからだ。私たちは前の自民党を乗り越える。参院選は徹底的に戦い、徹底的に勝利を得たい。東京都議選は全員当選だ。都民がどれだけわが政権に期待しているか。われわれは日本国民の期待に応えなければならない。 ◇民主が重要法案パーに ▼自民党・麻生太郎副総理兼財務・金融相(札幌市で講演) 安倍晋三首相問責決議が出て法案がパーになった。(民主党は)考えられないような(重要な)ものをパーにして、自分たちのメンツにこだわった。3年も与党を経験して何も習わなかったのかと言いたくなる。こういう状態を二度と起こしてはいけないので、勝たないといけない。 ◇異次元緩和は的外れ ▼民主党・野田佳彦前首相(神戸市内の集会であいさつ) 私は国家経営にばくちは要らないと思っている。(アベノミクスの)第1の矢、異次元の金融緩和は的を外れると思う。当たってもバズーカ砲ですから、的が壊れると思う。(2013/06/28-20 41) 自衛隊への破壊措置命令 終了 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015669931000.html +記事コピペ収納 自衛隊への破壊措置命令 終了 6月28日 20時3分 政府は、北朝鮮によるミサイルの発射に備えて、自衛隊に対して出していた「破壊措置命令」を終了し、各地に展開している地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」の迎撃態勢を解除することになりました。 政府は、北朝鮮が、弾道ミサイルの発射準備ともとれる動きを見せたことを受けて、ことし4月に、自衛隊に対して破壊措置命令を出し、東京・市ヶ谷の防衛省をはじめ各地に地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」を配備するなど、警戒を強めてきました。 こうしたなか、北朝鮮が日本海側にある基地からミサイル発射台を撤去したほか、対話に柔軟な姿勢を見せ始めたことなどから、政府は、ミサイルが直ちに発射される可能性は低くなったとして、「破壊措置命令」を終了することを決め、小野寺防衛大臣が28日午後、自衛隊に終了を命令しました。 これを受けて、自衛隊は、各地に展開している「PAC3」の迎撃態勢を解除することになりました。 TPP「年内の交渉妥結困難」 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015656031000.html +記事コピペ収納 TPP「年内の交渉妥結困難」 6月28日 12時57分 TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉に参加しているシンガポールの担当閣僚は講演の中で、各国が目指している年内の交渉妥結は難しいという考えを明らかにしました。 TPPについて交渉に参加する各国は、ことし10月にインドネシアで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の場で首脳会談を開いて交渉をまとめ、年内の妥結を目指しています。 これについてシンガポールのリム・フンキャン貿易産業相は27日夜、シンガポールで講演を行い、「合理的には考えられない」と述べて、ことし10月に各国首脳が合意に至るのは難しいという考えを明らかにしました。 そのうえでリム貿易産業相は「10月に合意できなければ交渉は来年にずれ込み、再来年にまで及ぶかもしれない」と述べ、交渉が長期化する可能性もあるという認識を示しました。 TPP交渉は開始からすでに3年余りが経過していますが、「関税の撤廃」や「知的財産」などの分野で各国の利害が対立し、調整が難航しています。 日本は来月15日からマレーシアで開かれる18回目の交渉で、途中から参加できることになっています。 全体の交渉が遅れれば日本も主張を反映させやすくなるとの見方もあり、各国の間で交渉の進展をにらみながら駆け引きが行われるものとみられます。 韓国 対馬の仏像盗難で実刑判決 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015665071000.html +記事コピペ収納 韓国 対馬の仏像盗難で実刑判決 6月28日 17時40分 長崎県の神社や寺から文化財に指定されている仏像が盗まれて韓国に持ち込まれた事件で、韓国の裁判所は28日、実行犯らに実刑判決を言い渡しましたが、仏像が日本に返還されるめどは立っていません。 この事件は、去年10月、長崎県対馬市の神社や寺で朝鮮半島から伝来したとされる文化財が相次いで盗まれたもので、その後、韓国の警察が窃盗グループ7人を逮捕し、仏像2体を回収しました。 韓国中部のテジョン地方裁判所は28日、グループのうち犯行を計画した男1人に懲役4年、盗みの実行犯の男2人に懲役3年の実刑判決を言い渡しました。 回収された仏像は、海神神社から盗まれた国の重要文化財の「銅造如来立像」と観音寺から盗まれた長崎県の有形文化財の「観世音菩薩坐像」で、現在は韓国政府が保管しています。 このうち「観世音菩薩坐像」については、ことし2月、同じ裁判所の民事部が仏像をもともと所蔵していたという韓国の寺の主張を入れて、観音寺に渡った経緯が明らかになるまで、日本への返還を差し止める仮処分を決定しています。 日本政府は、国際条約に基づいて韓国政府に返還を求めていますが、28日の判決のあと、裁判所の広報官は「仮処分に対する反訴は行われていない」と述べて、韓国政府が対応を取っていないことを明らかにし、仏像が日本に返還されるめどは立っていません。 韓国大統領 中国指導部と会談 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015674271000.html +記事コピペ収納 韓国大統領 中国指導部と会談 6月28日 23時14分 中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領は、27日の習近平国家主席との首脳会談に続いて、28日も李克強首相ら中国の指導部と相次いで会談し、両国の連携を一層、強化したいという姿勢を重ねて強調しました。 27日から国賓として中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領は28日夕方、李克強首相と会談しました。 会談の詳しい内容はまだ明らかにされていませんが、パク大統領は、互いに相手国への投資を増やすことや、両国がそろって輸出主導型から内需主導型へと経済構造を転換させていくために、協力していくことなどを提案したものとみられます。 李首相もこれに賛意を示し、両国の連携を一層、強化することで一致したとみられます。 また、パク大統領は中国共産党の序列第3位で全人代=全国人民代表大会の張徳江委員長とも会談し、韓国の国会と全人代の交流をさらに進めていくべきだという考えを示しました。 一連の会談に先立ち、パク大統領は、中韓両国の企業関係者らが集まった会合であいさつし、「まず友達を作れば、ビジネスはうまくいく」という意味の中国のことわざを中国語で披露して、中国重視の姿勢をアピールしました。 中国側も、習主席が夫人とともにパク大統領を昼食に招くなど、手厚い歓迎ぶりを見せました。 中韓首脳 歴史認識巡り日本をけん制 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015648231000.html +記事コピペ収納 中韓首脳 歴史認識巡り日本をけん制 6月28日 4時12分 中国の習近平国家主席と韓国のパク・クネ大統領は、27日に北京で開かれた首脳会談で、北朝鮮の核問題の進展に向けて共同で対処する姿勢をアピールするとともに、歴史認識問題を巡りそろって日本をけん制しました。 27日から4日間の日程で国賓として中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領は、北京で習近平国家主席と会談し、共同声明に署名しました。 声明の中で両首脳は、政府高官を含む交流をさらに進めることやFTA=自由貿易協定の締結を目指すことなど、両国関係の強化を確認しました。 また、最大の焦点だった北朝鮮の核問題については、深刻な脅威だという認識で一致したうえで、6か国協議の再開のため努力することで合意するなど、北朝鮮の核問題の進展に向けて共同で対処する姿勢をアピールしました。 さらに共同声明は、先に開催直前で中止となった韓国と北朝鮮の当局者どうしの会談が実現することに期待も示しました。 これを受け、今後、北朝鮮が核問題でどのような出方をするのか、また、南北が対話に向けて動き出すのかが注目されます。 一方、日本について、共同声明は、日中韓3か国の協力を進めていく重要性に触れると同時に、「最近、歴史問題でアジア域内の国家間の対立と不信が深まる不安定な状況に両国が憂慮を表明した」と指摘しました。 中韓両首脳は、名指しは避けながらも歴史認識問題を巡る日本への不信感を示したもので、そろって日本をけん制した形となりました。 新疆ウイグル 襲撃事件の死者35人に NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20130628/k10015648801000.html +記事コピペ収納 新疆ウイグル 襲撃事件の死者35人に 6月28日 7時24分 中国の新疆ウイグル自治区で26日に警察施設などが襲われた事件で、中国国営の新華社通信は、死者の数が合わせて35人に上ったと伝え、現地では当局が外国メディアの取材を厳しく規制して神経をとがらせています。 26日の朝、新疆ウイグル自治区のトルファン地区ピチャン県のルクチンで、警察や地元政府の施設などが襲われた事件について、中国国営の新華社通信は、市民や警察官ら24人と警察施設などを襲撃した11人の合わせて35人が死亡したと伝えました。 また、市民ら25人がけがをし、このうち4人は襲撃に加わったとして警察に拘束されたということです。 新疆ウイグル自治区では、ウイグル族が漢族との格差などに不満を募らせており、中国政府の発表によりますと、4年前の2009年7月にウルムチで起きた暴動ではおよそ200人が死亡しました。 今回の事件の死者数は、これまで明らかになっている中では、4年前の暴動以降最も多いものです。 新華社通信は、死亡した市民のうち16人はウイグル族で、現地は平穏になったと強調していますが、現地では当局が外国メディアの取材を厳しく規制し、神経をとがらせています。 【韓国の真実】韓国の売春従事者は推計189万人 韓国紙が伝える“先進大国”ぶり (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK ttp //www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130627/frn1306270708000-n1.htm 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ
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登録日:2015/12/19 Sat 13 16 34 更新日:2024/03/18 Mon 16 18 37NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO TYPE-MOON アサシン サーヴァント シャルル・アンリ・サンソン フランス ムッシュー・ド・パリ ヤンデレ 処刑人 初登場時狂化されてたせいでいまでもギロチン絶頂野郎だと思われてる可哀想な人 医者 四代目 宮野真守 「罪人の命と罪を分かつ。それが自分の役割なのだと誓い続けてきた人生ですが。 怖いですね、貴方の目は僕の迷いをあぶり出すようだ」 Fateシリーズに登場するサーヴァントの一騎。 クラスはアサシン。 ◆プロフィール 身長/体重:178cm/68kg 出展:史実 地域:フランス 属性:秩序・悪 性別:男性 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D D C D A B ◆スキル クラス別スキル 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。 アサシンであるが、サンソンに暗殺行為は不可能に近い。 固有スキル 処刑人:A++ 悪を以て悪を断つ、究極の裁断行為。 属性、悪に対するダメージが向上する。 また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合も対象となる。 医術:A→A+ 迷信が蔓延っていた当時の医療技術より数段優れた近代的医術。 なお、このスキルは現代の基準で比較するのではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判定するものとする。 人体研究:B 処刑技術、そして医術の「裏側」に位置する概念。 人体のどこを傷つければ死なずに済むのか、後遺症が残らないか、などの研究を怠らなかった。翻って言えば、戦う際にはどこを傷つければいいのかが理解できるということ。 ◆宝具 『死は明日への希望なり』(ラモール・エスポワール) ランク:A 種別:対人宝具 刑を執行する。 この痛みが、最期の救いになるはずだ―― 悪を裁くは人の心。悍ましき武器を使おうとも、それは変わらない! 『死は明日への希望なり(ラモール・エスポワール)』!! 真の処刑道具、ギロチンの具現化。 死ぬ確率は呪いへの抵抗力や幸運ではなく、運命の打破を強い精神で成し得るかどうかで判定される。 いわゆる「精神干渉」系の宝具であり、戦死ではなく「処刑された」という逸話がある英雄には不利な判定が付く。 フランスにおいて200年間もの間、「死刑執行人(ムッシュー・ド・パリ)」を輩出してきたサンソン家の四代目当主。 『暗殺者(アサシン)』のクラスで召喚されているが、生前の本職は処刑人である。『殺しが本職』という意味では違いないが。 彼の生きた時代は激動のフランス革命の真っ只中であり、歴史に名を残す著名人から名もなき民草まで、あらゆる人々を分け隔てなく処刑した。 その中でもルイ16世の王妃マリー・アントワネットには並みならぬ思い入れがある。 副業として医者も営んでおり、その技術もまた貧しい人々に施すなど根は善人であり、処刑についても本心では不本意であり可能な限り苦しまないように務めている。 サーヴァントになっても本質は変わっておらず、平和や平穏を愛する人格者。嫌いなものは冤罪。 処刑人としての腕を買われての召喚に思うところはあるものの、マスターが正義の側に立つ限り、処刑の刃を振るうことに否はない。 ◆史上第二位の殺戮者 アンリはボワ・ド・ジュスティス、現在ギロチンと呼ばれる処刑器具の発明・実用化にも関わり、のべ2700人以上の人々を自らの手で処刑したと記録される。 その数はかのドイツ最後の死刑執行人ヨハン・ライヒハートに次ぐ史上第二位。 しかし処刑という『忌まわしき仕事』を引き受けていたため、サンソン家の暮らしは貴族と同等といえるほどに裕福でありながらも多くの人間から蔑みの対象とされていた。 彼の一族は学校に通えず(*1)、家庭教師をしてくれる者も滅多にいない。正規の医者にかかることもできない。 おまけに少しでも立ち振舞いや素行に粗があれば、即座に(そして過剰に)非難され、場合によっては訴訟沙汰にまで発展する有り様だった。 もちろんこれはサンソン家に限ったことではなく当時の死刑執行人には共通の話だが、そんな中でもごく少数ながら存在した理解ある人々に支えられながら連綿と職務を全うしてきた苦労人たち…それが死刑執行人の現実である。(*2) 四代目の当主となったアンリはそうした環境により、自らの職務を「処刑人」と呼ぶことを嫌い、平等論者としてあらゆる人物に対して偏見を持つことなく接したとされている。 当然処刑の腕前も一流で、特に斬首刑においては「剣を振り抜いて数秒後に首が落ちる」という職人技を見せたといわれるほど。まあ若い頃は盛大にやらかしたこともあったが 加えて死刑制度に対しては生涯一貫して否定的なスタンスを取ったが、おりしも時はフランス革命期。彼の願いが届くことはなかった。 また、処刑人として死体の扱いや体罰および拷問にも精通し、医学や人体工学にも当時としては最先端の知識を有していた。 当時のヨーロッパで主流だった"まじない"じみた医術ではない、処刑人たちが代々受け継ぐ現実に則った医学体系を独自に発展させ、 他の医者が匙を投げるような患者をも多数治療し、サンソン家の子孫は彼の残した技術を以て医療に従事している(*3)。 その医術を彼は貴族、民衆の別なく施し、その結果貴族並みの生活が送れるほど裕福であった。(*4) それ以外にも人体を徹底的に研究し、刑罰を施しても死なず、後遺症が残らないようにする方法を追究し、自ら刑を執行した受刑者の治療も積極的に行ったため、 彼が担当した(死刑以外の)受刑者の死亡率は極めて低かった。 ちなみにこの姿勢はアンリだけでなくサンソン家の執行人共通のものであり、 サンソン家が担当した受刑者(死刑以外の刑罰を受けた者)は、多くが執行後も深い後遺症もなく生きることができたという。 人を愛し、苦しませないということに腐心した彼だが、 皮肉にも『痛みを感じさせる間もなく、素早く処刑する』というギロチンの登場によって旧来の方法では不可能な数の人々を殺めてしまい、 「死刑廃止だけが自分が解放される唯一の方法」と嘆いていたという。 ルイ15世の公妾であったデュ・バリー夫人の死刑を執行する際には、知己の間柄であった彼女からの涙ながらの助命嘆願に耐え切れず、息子に執行を任せたとされる。 なおルイ16世一家を処刑したのもアンリだが、彼は王党派であり王家を敬愛していた。(*5) 自身が処刑することになったことを悔い、革命当時は重罪(発覚すれば死刑も有り得た)であるミサを隠れて捧げたこともあった。 処刑直前、彼の足を踏んだマリーにかけられた言葉をどう感じたか、本人のみが知るところであろう。 ちなみにナポレオンとも面識があり、会った際にはナポレオンのほうが緊張した様子を見せていたらしい。 ◆Fate/Grand Order FGOにて初登場。CVは宮野真守 イラストはしまどりる。 第一章 邪竜百年戦争でジャンヌ・オルタに召喚されたサーヴァント。バーサーカー属性を付与されたバーサーク・アサシン。 嘗て敬愛し、しかし自ら処刑することになったマリー・アントワネットに対しヤンデレ入ったストーカーと化す。 「どうか聞かせてくれマリー。僕の断頭はどうだった? 君、最期に絶頂を迎えてくれたかい?」 こ れ は ひ ど い。 だがこれはあくまでも狂化を付与されたことによる暴走みたいなもので、 プレイヤーが入手した場合は普段の落ち着いた面を見せてくれる。 ただしマリーを召喚していると 「マリー……マリー! マリー! マリア! やはり君と僕は、宿業で結ばれているようだ……! それが僕には、堪らなく嬉しい……!」 こ れ は ひ ど い (二度目) 狂化されていないはずの状態でこのテンション。おい待て。 挙げ句の果てに公式最大手というか原作者が日記で マリー「ねえ二人とも、聞いてくださる? ちょっと目を離した隙に、わたしのヒールが無くなってしまったのだけど……」 サンソン「なんだって!? それはいつの事なんだいマリー!?」 マリー「三十分ぐらい前……と思うの。ジャリジャリすると思ったら、いつのまにか素足になっていて……」 アマデウス「はあ? 歩いている時にスラれたのかい? マリア、ちょっと抜けすぎじゃないか?」 マリー「そういわれると恥ずかしいわ……。でも、あまりにも天気が良かったから。つい、足取りが軽くなってしまったのね」 サンソン「うん、マリーなら仕方がない。……それにしてもなんて素晴らしいスリなんだろうね……まるで斬撃を相手に気づかせない凄腕の剣士か、あるいは卓絶した技術を持つ医師のような腕前じゃないか……」 アマデウス「じっーーーーー」 マリー「はっ!? こわ、アマデウスこわっ!」 サンソンM「(アレはアマデウスの超推理モード……! アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ! と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」 アマデウス「じっーーーーー」(じっとサンソンを見抜く) サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだーーーー!」 アマデウス「じーーーーーっ」(さらにサンソンを見抜く) カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。 画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。 サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ…… でもこれだけは覚えていてほしい。ボクもマリーの魅力に踊らされた、 被害者だという事を……」CV:宮野 (以上、竹箒日記から引用) このせいでファンの愛称はクマ吉くん。 上述のように史実では職業や時代に似合わない超絶マトモな人だったというのにこの扱われよう。 一体彼が何をしたというのだ…… フェルセン伯爵(*6)と魂混ざってないか? 同じくマリーを愛するアマデウスとは犬猿の仲だが互いにリスペクトできるところはあり、同族嫌悪に近い。 アマデウス仮面の正体には気付いていない。そのため好意的に接して向こうを複雑な気分にさせている。 このように、完全にネタキャラ扱いのサンソンだが、1.5部『異端なるセイレム』では本来の彼の真面目で落ち着いた一面などを見せてくれる。 レアリティは☆2(アンコモン)。フレンド召喚でのみ引けるが出ないときはまったく出ない。 カード構成はアサシンの典型のB1A1Q3。 低レア、ということもあるがそれ以前に火力がとにかく低い。一応火力を支える特攻スキルを2つ持つが、割と効果範囲が広く便利な『処刑人』はともかく、『人体研究』は「人間」特攻なので主な強敵であるサーヴァントには残念ながら効果がない。おまけに晩成型の成長をするため序盤は扱いにくく、育つ頃には別の強力なアサシンも出ているだろうという不遇枠。 その代わり使い勝手のいい『医術』スキルを持っているので補助としてはそれなりに役立つ。 最終再臨後の強化クエストをクリアすることで弱体解除効果が追加され、低レアリティでは貴重な弱体解除要員になった。 また、1.5部『アガルタの女』ではライダークラスかつ「人間」のエネミーである女海賊が登場する他、悪属性ライダーのサーヴァントと戦う機会もあり、特攻的にサンソンが輝ける数少ない舞台となっている。 ただ宝具主体で戦う場合、サンソンのカード構成的にNPが溜まりにくいためサポートは必須。 宝具『死は明日への希望なり』はB属性で低確率即死効果+防御ダウン効果が付いているので、不遇といえど決して使えないわけではない。 ようは使いどころの問題であろう。 なお、サンソンはマリーに、マリーはアマデウスに、アマデウスはサンソンに強いと因縁の三人は三すくみになっている。 「貴方が正しい追記・修正を歩む限り、僕は常に従いますとも」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あだ名の一つにドルオタってのがあるなw -- 名無しさん (2015-12-19 13 55 17) 建て主乙 -- (2015-12-19 14 12 11) 生涯に渡って処刑台に立って死刑執行を見守り続けたアンリだが、若い頃にそういう仲だったデュバリー夫人の処刑だけは見届ける自信がなくて息子に任せたらしい。そのデュバリー夫人の処刑はフランス革命で最も悲惨な死刑執行になったという -- (2015-12-19 14 13 57) 史実ではあくまでルイ16世の信奉者で、マリーについては定かではない。 -- 名無しさん (2015-12-19 15 30 18) シャルロットの首が落ちる場面でシャルロットに恋する奴らがいたり、フランス人はこんなのばっかか。 -- 名無しさん (2015-12-19 16 06 12) ↑ジル「誠に遺憾である」 -- 名無しさん (2015-12-19 17 31 36) ↑ ロリでペドでショタでリョナな性癖四重苦さんはおかえりください -- 名無しさん (2015-12-19 17 36 44) この人の場合、幸運Aが一種のブラックジョークのようにしか思えない。激動の革命期を生き残って天寿を全うしたから間違ってはいないのだが -- 名無しさん (2015-12-19 19 47 12) 久しぶりに素でイケメンに感じた虹の男キャラ -- 名無しさん (2015-12-19 20 16 28) これなんて「イノサン」……?(すっとぼけ) -- 名無しさん (2015-12-20 10 14 37) 二次での黒ひげとの絡みのマンガが結構好き -- 名無しさん (2015-12-20 10 35 04) なぜ声優さんをまえたけにしなかったし -- 名無しさん (2015-12-20 16 56 46) サンソンは育てると悪相手にしっかり火力出ますよ -- 名無しさん (2015-12-20 19 01 01) 一番上から3番目、それは土壇場でほかの人がみんな獅子の時代みたいな異常なイケメンだったのに比べて、普通のおばさんが泣きわめいて命乞いするから見てて気まずくならないわけがないっていう、リョナラーが期待するようなものじゃなかったそうです -- 名無しさん (2015-12-20 22 45 16) 某SSの所為か、こいつを見る度に「ドルオタァ!」って言葉が頭をよぎる -- 名無しさん (2015-12-21 10 28 08) 「処刑人 A++」のスキルは[悪]属性特攻付与だからドレイクとかには効きますよ -- 名無しさん (2015-12-27 14 54 02) ↑6 黒髭がアマデウスに『死後も晒し者にされた黒髭の末路にアンリなら憤る』って教えられたやつのことなら、自分も好き。二人のキャラがよく出てる -- 名無しさん (2016-01-05 21 15 14) セリフがなかなかカッコイイ地の文もないソシャゲのシナリオだから断片的すぎて判断つきかねるところもあるのだが -- 名無しさん (2016-01-05 21 36 22) イノサン -- 名無しさん (2016-01-05 21 51 07) [ -- 名無しさん (2016-02-03 21 19 35) ミス まともオブまともな人なのに公式から最大火力のネタキャラ化を食らった模様 -- 名無しさん (2016-02-03 21 22 02) この人特効相手だと恐ろしい火力が出るんだよなあ… -- 名無しさん (2016-02-06 12 55 46) クラススキルの説明ってどっから取ってきたの? -- 名無しさん (2016-02-06 13 14 30) 声は刹那なのにグラハムみたいな扱いをされる可哀想な人 -- 名無しさん (2016-02-15 16 58 17) ジャイロ・ツェペリの元ネタである、ということは余り知られていない -- (2016-02-15 19 14 10) ウチのカルデアのサンソンはレベル フォウくん 医術スキルがMax。火力はともかくとして医術は本当に使いやすい -- 名無しさん (2016-02-15 19 39 38) 強化クエストで医術に弱体解除効果追加! 医者方面の能力上昇でよかったねサンソン君。 -- 名無しさん (2016-03-26 02 30 08) ちなみに史実のサンソンはマリーの16歳年上です -- (2016-04-16 01 08 53) 緑茶の前世かな? -- 名無しさん (2016-05-16 18 10 34) 2章の敵メンバーは狂化に苦しみながら龍殺しの事教えたり次は護国したいって言ってきたりだいたいカッコイイのにこいつはイベントで片付けられるだの不遇。でも医術つおいしカッコイイし宮野だから使い続ける -- 名無しさん (2016-07-01 21 14 50) 前から気になってたんだが何故悪なんだ?属性的には善な気がするんだが・・ -- 名無しさん (2016-07-01 21 33 43) ↑目的のためなら血生臭い手段を取るのを厭わないのが悪だからじゃね? 社会的秩序を保つ為に処刑人として殺していったから秩序・悪かと。 秩序・善だとすると医者の側面が強く出るんじゃね? -- 名無しさん (2016-07-01 22 25 53) マリキチ設定はいらなかった -- 名無しさん (2016-07-01 22 28 20) 正直マリキチはやりすぎ感あるなぁ…凄く悲劇的で、だけど立派な人物なのにそれしか注目しない人が多いし -- 名無しさん (2016-09-10 03 29 35) ↑まぁそう思うのも無理は無いが……ただ、下手にまともにし過ぎても影薄属性付いてマリーからすら忘れられたりするのが持ち芸になってしまったり、苦労人属性付いて他の苦労人共々酷い目に遭う可能性の方が高いんだよなぁ…… -- 名無しさん (2016-09-10 04 11 03) 絆礼装の解説文が救いようなさ過ぎて辛い。そら晩年は皇帝相手だろうが怖いもんなくなるわ -- 名無しさん (2016-09-23 21 35 37) 一番不遇なのは素材に心臓要求する所ではなかろうか -- 名無しさん (2017-01-19 07 39 40) この人の聖杯への願いってこの世界から死刑が全て廃止されることかな? -- 名無しさん (2017-06-01 19 12 21) スタンプに続き正装でもハブられたサロン・ド・マリーのぼっち枠。頑張れクマ吉 -- 名無しさん (2017-07-30 21 50 12) ↑2 「死刑と冤罪がなくなること」じゃないかな -- 名無しさん (2017-09-24 18 35 48) 長谷川ナポレオンで、気を使った死刑囚に「気にすんな、どうせお前ギロチンの部品程度に思ってねーし」とか言われたりしてるしなー、正気で生きてられたのも奇跡かもしれん -- 名無しさん (2017-09-28 21 46 34) この人、給料未払いに貰った証明書を嬉しそうに家宝にするくらいルイ十六世を敬愛し、忠誠を誓ったのにマリーばかりなのはよう分からんわ。処刑した折に心奪われた女性は暗殺の天使シャルロット・コルデーだしな。 -- 名無しさん (2017-12-04 22 21 02) ↑3、5 『自分の罪が裁かれる機会を得ること』でしたとさ。まぁ犯罪者も王族も処刑して自分だけ生き延びたわけだからさもありなん -- 名無しさん (2017-12-04 23 12 13) あのアサシンの真名がコルデーかつ、クリプター側だったら今までのパターンからして絶対登場するよね -- 名無しさん (2018-11-27 07 55 16) セイレムのことも追記してくれないかなー -- 名無しさん (2019-02-26 21 25 41) コルデーがナチュラルにサンソンの心にダメージ与えるのがひっどい -- 名無しさん (2019-08-12 10 21 27) 最近やっとこセイレムをクリアしたけど、そのー・・・あんまりサンソンに思い入れがなかったから、ちょっと振り回された感があってね? -- 名無しさん (2020-11-30 14 01 37) ダークサイドミステリーでサンソンの回の時はナレーションが宮野真守と明らか狙ったなNHK -- 名無しさん (2023-04-17 02 55 44) 名前 コメント
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システム・オブ・ブラック 16KB ※M1あきさんの黒バッジの絵に触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆ! ゆっくちしちぇるね!」」 「ゆっくち! ゆっくちぃ!」 部屋の中では百匹にも及ぶ赤ゆっくりが賑やかに遊んでいた。 大きな部屋だ。ちょうど一般的な学校の体育館を思わせる広さで、たくさんの赤ゆっくり がいても手狭には感じない。 床には緑のカーペットが敷かれており、壁には緑の木々や青い空に白い雲が描かれている。 湿度も気温も快適に保たれ、じつにゆっくりとした雰囲気に溢れていた。 部屋の各所には飼いゆっくり向けの餌場や遊具、あるいはトイレなどが備えられている。 ゆっくりに詳しい者が見れば、ここがゆっくり育成用の施設であることがすぐにわかるだ ろう。 だが、そうした者がなにより目を惹かれるのは、施設そのものよりゆっくり達に違いない。 「ゆっくち! ゆっくち!」 艶やかでしとやかな黒髪。 宝石みたいな大粒の黒い瞳。 鮮やかに形の整ったおりぼん。 ふっくらもちもちしっとりしたお肌。 太陽の暖かさを詰め込んだような明るい声。 なにより、全身から溢れるゆっくりとした雰囲気。 全てがれいむ種。それも、極上のれいむ種だった。 ここはゆっくりの育成施設の中でも特別なものだ。 ゴールドバッジゆっくりとなるべく産まれ、ゴールドバッジゆっくりとなるべく育てられ る。ここは、そんな高級ゆっくりを育成するための施設なのだった。 システム・オブ・ブラック 「ゆああーっ!?」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!」 「ゆっくちできないよぉぉぉ!」 ゆっくりの教育は悲鳴から始まる。 「逃げるな。よく見ろ。人間の言うことを聞かないゆっくりは、この『黒バッジ』をつけ られて、『永遠にゆっくり』することになるんだ」 ブリーダーの男が潰れた赤れいむを見せつけるように掲げる。 そのおりぼんには、男の言葉取り黒いバッジが不気味に輝いていた。 今ここにいるのは、施設に運ばれてきたばかりの赤れいむ達だ。全てゴールドバッジ取得 済みのゆっくりを親に持つ。 ゴールドバッジを持つ親が居るなら、その親に育てられた子も優秀――普通はそう考える。 だが、ゆっくりにゆっくりを教育させるとどうしても質にばらつきが生じる。ゲスになっ てしまうことすらある。ゴールドバッジだろうと、所詮ゆっくりはゆっくりなのだ。 だからこの施設では、赤ゆっくりを親ゆっくりから隔離して育てる。 潰された赤れいむは、いくら男が言い聞かせても親ゆっくりを求めて泣き喚いたゆっくり だ。 「静かに! ゆっくりしろ!」 張りのある声に、赤れいむ達はびくりと身体をすくませる。 「いいか、よく聞け! お前達はこれから、ゴールドバッジを取る為に生きる! それだ けがお前達の生きる意味だ! ゆっくり理解しろ!」 「おとーしゃんや、おかーしゃんとあっちゃいけないの……?」 「必要なことは全て私達人間が教える! 親は必要ない!」 「どぼじでぇぇぇぇ!」 何匹もの赤れいむが泣き叫ぶ。 中には反抗するものもいた。 「ちねぇ! ちねぇ!」 「おかーさんとゆっくちさせてくれないじじぃは、ゆっくちちねぇ!」 ぽすぽすと、男に体当たりを繰り返す二匹の赤れいむ。 この段階で、この二匹はゲスと呼ぶには至らない。なぜなら「親ゆっくりといっしょにい ないとゆっくりできない」というのは本能に刻まれたことであり、この行動はある種必然 的なことなのだ。 男は素早く二匹を捕まえ、黒バッジをつける。そして、両手それぞれに掴むと、赤れいむ の群れに見せつけた。 「言うことをどうしても聞かないゆっくりは、この『黒バッジ』だ!」 そして、掴む手に徐々に力を加える。 「やべちぇぇぇぇ!」 「ちゅ、ちゅぶりぇりゅぅぅぅ!!」 赤ゆっくりの身体は脆い。圧力に押され餡子が口から漏れ始め、飛び出さんばかりに開い た目からは目玉が飛び出そうだ。 「やめちぇ! やめちぇね!」 「いちゃがってるよ! やめちぇあげちぇね!」 「ダメだ。黒バッジは許されない」 赤れいむ達の抗議など意に介さず、男は黒バッジのゆっくりを時間をかけて苦しませ、潰 し殺した。 残された赤ゆっくり達は、ショックのあまり静まりかえった。 「いいか、もう一度言う! 聞き分けのないゆっくりは、『黒バッジ』だ!」 そして、男は透明な箱を取り出す。 「ゆううううううう!?」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっくちできないぃぃぃぃ!」 絶句していた赤れいむ達が再び騒ぎ出す。それも無理はない。一抱えほどもある透明な箱 の中は黒バッジでいっぱいだったのだ。それはゆっくりには到底数えきれない数。 全ての赤れいむが、自分が黒バッジをつけられた姿を想像して恐怖した。 「いいか! お前らのすることは『ゆっくりする』ことじゃない! 『人間をゆっくりさ せること』だ! そのために必要なことは全部教えてやる! 考える前に従え! そして ゆっくりするんだ!」 男の言葉は、恐怖と共に餡子脳に刻み込まれた。 基本的に、ゆっくりは頭が悪い。言葉だけでは教育が出来ない。ゆえに痛みと恐怖で一つ ずつ教えていかなくてはならない。 この育成所では、最初に仲間を潰して絶対の力関係と恐怖を刻み込む。 これは恒例の儀式のようなものだ。実は潰すゆっくりはあらかじめ用意されていた。育成 対象より低いランクのゆっくりを綺麗に見えるよう細工したものだ。つまり、あれは出来 レースだったのだ。 通常の教育では痛み――即ち体罰を与えることで教育する。だが、どうしても言うことを 聞かない場合、見せしめに仲間を潰す。 そのために使われるのが「黒バッジ」だ。 ゆっくりは頭が悪い。ゆえにわかりやすい記号が求められる。育成のなか、黒バッジは行 儀の悪いゆっくりの象徴として繰り返し使用される。 だが、使用機会はそう多くはない。黒バッジをつけられたゆっくりは死ぬ。つまり、育成 所にとっては損失になる。可能ならば黒バッジは使いたくない物なのだ。 だが、それでも黒バッジは必要になる。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわちぇー!」 「だめだ。れいむ、『むーしゃむーしゃ、しあわせー』は食べた後にやるんだ。食べなが らするんじゃない。」 「ゆゆ? でも、ちゃべにゃがらしあわしぇー、しゅると、しゅごくゆっくちできりゅよ! にんげんしゃんをゆっくちさせちぇあげりゃりぇるよ!」 ブリーダーはれいむに黒バッジをつけると、赤れいむを潰した。 「いいか!? ゆっくりできるかどうかを決めるのはお前らじゃない! お前らを飼う人 間だ! 『むーしゃむーしゃ、しあわせー』を、大抵の人間は嫌がる! やっていいと言 われたときだけやれ! いいな!?」 「ゆ、ゆっくりりかいしたよ!」 赤れいむ達は、恐怖に震えながら理解した。 「ゆ~♪ ゆ~♪ ゆ~♪ ゆっくちしちぇいっちぇね~♪」 「れいむ、おうたをやめろ。おうたの練習の時間は終わりだと言ったはずだ」 「ゆゆ? おうたはとっちぇもゆっくちできりゅんでしょ? いっぱいうちゃえば、にん げんしゃんもいっぱいゆっくちできりゅよ! ブリーダーはれいむに黒バッジをつけると、赤れいむを潰した。 「いいか!? ゆっくりできるかどうかを決めるのはお前らじゃない! お前らを飼う人 間だ! 人間にはおうたを聞いているとゆっくりできない時もある! やめろと言われた やめるんだ、いいな!?」 「ゆ、ゆっくりりかいしたよ!」 赤れいむ達は、恐怖に震えながら理解した。 黒バッジを使うとき――それは、ゆっくりが「人間のことを思って」間違ったことをやっ た ときだ。 ゆっくりの「ゆっくり」と、人間が「ゆっくりに望むゆっくり」には違いがある。 所詮不思議ナマモノと万物の霊長、相容れない部分があるのだ。 飼いゆっくりを育てると言うことは、その違いをゆっくりに押しつけることだ。それはゆ っくりにとって理不尽なことであり、いくら言葉を費やそうと理解できるものではない。 そのための黒バッジだった。 やがて、理不尽を受け入れたゆっくりだけが生き残り、金バッジの試験を受けることにな る。 育成所のゆっくりの育成は極めて厳しい。しかし正しく優れたものであり、生き残ったほ とんどのゆっくりが試験に合格する。 そして、金バッジの授与。この育成所では、その授与に一風変わった方法が採られる。 「きょうは『きんばっじ』をもらえるんだってね!」 「『きんばっじ』はすごくゆっくりしできるんだってね!」 「とってもたのしみだね! ゆっくりできるね!」 一室に集められたもう子ゆっくりと呼べるほどに育ったれいむ達。もう赤ゆっくり言葉も 抜けたこのゆっくり達は、いずれも金バッジ試験に合格したものである。 それぞれが透明な箱に入れられているが、不安な様子はない。箱に収められるのも飼いゆ っくりにはよくあることであり、その時の行儀作法も当然教育済みなのだ。 こうして賑やかに話しているのも、人間にあらかじめ許可されたからだ。勝手に喋ったり はしない。その声もまた人間にとって耳障りなものではなく、とてもゆっくりした綺麗な 声であり、適度な声量だった。 「これから金バッジの授与を始める!」 大きなダンボール箱を台車に乗せ、ブリーダー達が部屋に入ってきた。ゆっくり達が色め き立つ。 ダンボールの中には小さな箱が入っており、その中には豪華な金バッジが収められている。 ブリーダー達は一匹一匹に金バッジをつけていく。 「おにいさん、ありがとう! とってもゆっくりできるよ!」 ゆっくり達は喜びに興奮しながらも、人間への感謝の言葉を忘れない。本能に流されがち なゆっくりがきちんと教育された証拠である。 まだ金バッジをもらえないゆっくりは、まだかまだかとそわそわする。しかし、決して箱 をカタカタ言わせたりするような粗相はしない。だからこその金バッジである。 だが、そんな落ち着かない時間も終わる。 最後のゆっくりに、バッジがつけられた。 「ゆゆぅぅぅぅ!?」 「ゆええええええ!?」 「どうしてえぇええええ!?」 ゆっくり達は驚きの声を上げた。 なぜなら、最後のゆっくりにつけられたバッジ――その色が、黒だったからだ。 そして、黒バッジれいむは部屋から運び出された。 残された金バッジのれいむたちは押し黙っている。 「お前ら、どうしてあのれいむが『黒バッジ』なのかわかるか?」 どのれいむも答えない。 部屋にいるゆっくり全てが同じ施設で同じように育てられた姉弟のようなものだ。当然黒 バッジをつけられたれいむのこともよく知っていた。 だが、わからないのだ。 あのれいむは自分たちと同じぐらい優秀だった。自分たちとの違いがわからない。 その疑問がれいむ達を黙らせていた。何が間違いかわからないのだから、下手なことをす れば自分も今すぐ黒バッジをつけられるのではないか――そんな恐怖があった。 今まで金バッジを目指して頑張ってきた。今やそれが自慢のおりぼんにつけられている。 それなのに、安心できない。ゆっくりできないのだ。 「お前、わかるか?」 一匹のれいむが問いかけられる。しかし、答えられない。 ブリーダーが部屋を見回すが、どのれいむも視線を逸らし、答えられそうもない。 「そうだ。それでいい。わからないのが当たり前だ」 ブリーダーの言葉に、れいむ達は驚き目を剥いた。 「いいか? 人間はお前らよりずっと頭がいい。お前らごときが人間の考えすべてを理解 できるわけがない。あのれいむに『黒バッジ』をつけた理由も、お前らに話したところで 理解は出来ない。だから説明は無しだ」 れいむたちは混乱した。 今までなにか悪いことしたら、かならず説明があった。それを学んでゆっくりしてきたの だ。それができない。 「理解しろ。お前達は所詮、ゆっくりに過ぎない」 愕然となった。自分たちは、厳しい教育を受け、難しい金バッジ試験を受けた優秀なゆっ くりのはずだった。他とは違うはずだった。 でも、結局、ゆっくりに過ぎない。いつ黒バッジをつけられるか――いつ人間に殺されて しまうか、わからないのだ。 金バッジをつけた誇らしい気持ちは今やコナゴナになってしまった。 暗く沈むれいむたちを、ブリーダーはじっと眺める。全員、打ちひしがれたのを確認し、 十分な時間をおいてから再び声をかける。 「いいか、この育成所でおぼえたことを決して忘れるな。そうすれば、お前達は人間をゆ っくりさせられる。人間がゆっくりできれば、お前達もゆっくりできる。お前達が今まで 必死に覚えてきたことだけが、お前達の生きる唯一の道だ。それを、決して忘れるな」 れいむ達の心にわずかな明かりが灯った。 自分たちがゆっくりするために学んできたこと。それは無駄な事じゃない。その証が金バ ッジだ。 人間はゆっくりより強い。難しいことを考えることが出来る。そんなことはこの施設に初 めてきたとき、仲間の死で思い知らされたことだ。 初心に帰り、そして今までしてきたことを思い出す。積み上げてきたことは無駄ではなく い。 金バッジは「貰った」ものではない。自分の力で「勝ち取った」ものなのだ。 おりぼんについた金バッジが、その重みと輝きを増したように思えた。 「お前らに最後の言葉を贈る――ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 今までの教えに従い、金バッジれいむたちは、聞いた誰もが心からゆっくりできる素晴ら しい声でゆっくりの定型句を唱和した。 その声には、金バッジを受け取った誇りと、これからなお一層のゆっくりに励もうという 揺るがぬ決意があった。 黒バッジのれいむは震えていた。透明な箱の中で、脂汗にまみれて震えていた。 なぜ。 なにがわるかったのか。 どうしてこんなゆっくりできないことになってしまったのか。 尽きぬ疑問と死の恐怖に、れいむは答の出来ない疑問を餡子脳の中で繰り返すばかりだっ た。箱を運ぶブリーダーには聞けない。聞いた途端、ゆっくりできないことになってしま いそうに思えたからだ。 やがて、れいむは部屋の中に運び込まれた。真っ白な、殺風景な部屋だ。 ここに自分の黒い餡子が広がるのだろうか。その想像にれいむは震え上がった。 れいむは透明な箱に入れられたまま、部屋の床に置かれた。 そして、ついに、ブリーダーから決定的な言葉を投げかけられた。 「れいむ、おめでとう!」 理解できなかった。 しかし、やがて言葉の意味を知る。ゆっくりでもわかるシンプルな祝福の言葉だった。 「お、おにいさん……おめでとうって……どうして?」 「れいむ。お前は特別優秀なゆっくりなんだ。だから金バッジよりすごいバッジをもらえ たんだ」 「で、でも! 『くろばっじ』はゆっくりできないよ!」 「れいむ。お前はひとつ勘違いしている。『黒バッジ』は『ゆっくりするためのもの』だ」 「ゆ、ゆゆ!?」 れいむはすっかり混乱してしまった。黒バッジをつけられたら潰されてしまう。ゆっくり できない。だから黒バッジはゆっくりできないもの――それは、れいむの餡子脳の奥の奥 まで刻み込まれた恐怖だ。 「ほら、思い出してみるんだ。確かにお前の仲間が黒バッジをつけられ、潰された。だが、 そのたびお前はゆっくり出来るようになっただろう?」 言われ、れいむは気がついた。 確かに黒バッジを見るたびに、れいむは一つずつ、人間と暮らす上で大切なルールを覚え ていった。飼いゆっくりとして、ゆっくりできる方法を身につけていった。 「お前は一番ゆっくりしたゆっくりだった。だから、金バッジ以上のバッジ……黒バッジ が与えられたんだ。ほら、見てごらん」 ブリーダーは鏡を見せた。そこには黒バッジをつけた自分の姿が映っている。 そして、れいむは気がついた。今まで見ていた黒バッジは、丸いだけでなんの飾り気もな い安物だった。だが、れいむがつけているのは金バッジ同様に、細かい細工が施された立 派なものだったのだ。 「れいむ、お前は特別なゆっくりなんだよ。だが忘れてはいけない。死んでいったゆっく り達がいたからこそ、お前は特別なゆっくりになれたんだ。そのバッジはとても大切で価 値のあるものだ。お前はそれに相応しいゆっくりとして、人間をゆっくりさせるんだ。い いね?」 れいむは理解した。このバッジはただのバッジじゃない。犠牲になった仲間達の餡子で黒 く染まったか、けがえのないバッジなのだ。 れいむは誇らしさと同時にその責任の重さを感じだ。だが、厳しい教育を乗り越えたれい むは、その重さに負けなかった。 「お前に最後の言葉を贈る――ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 今までの教えに従い、黒バッジれいむは、聞いた誰もが心からゆっくりできる素晴らしい 声でゆっくりの定型句を叫んだ。 その声には、黒バッジを受け取った誇りと、これからなお一層のゆっくりに励もうという 揺るがぬ決意があった。 黒バッジ。 この育成所においては見せしめの象徴。 だが、世間における公式な扱いは違う。 表向きには、金バッジの教育を受けたが、何らかの障害を持つゆっくりに与えられるもの とされている。 金バッジゆっくりは最高の品質を求められる。だから身体に障害を持ったゆっくりから金 バッジは剥奪されてしまう。だが、厳しい教育を受けたゆっくりにそれはあんまりではな いか――最初は、そんな声から生まれたものだった。 しかし、現在、裏では別の意味を持つ。 即ち、「公認虐待バッジ」だった。 金バッジを受けるほど優秀なゆっくりは、当然虐待を受けることなど社会的に許されない。 だが、黒バッジゆっくりは違う。どんな虐待をしても罰せられることはない。 あんよを焼くことも、目を抉ることも全て許される。なぜなら黒バッジを与えられたゆっ くりは障害を持っているはずなのだから、どんな傷を負っていても「そういうゆっくり」 ということで通ってしまうのだ。 虐待を目撃されても、「治療行為だ」と言い張れば多くの場合は許される。ゆっくりの生 態は謎が多く、何がゆっくりを癒すかわからない。だからあからさまな虐待であっても、 「障害をなんとかなおしたいと願う飼い主の行きすぎた行為」と見なされることが多いの だ。 あんよを焼いても「悪い患部を焼き切っただけ」、針を無数に刺しても「針治療」、生ゴ ミを喰わせても「特殊な食事療法」と幾らでもヘリクツが利く。裏では黒バッジ用の虐待 言い訳例集まで売られているくらいだ。 しかも、表向きは金バッジと同等のゆっくりだ。迷子になれば保護されるし、飼い主の許 し無く虐待すれば罰せられる。まさに虐待おにいさん垂涎のゆっくりなのだ。 ゆっくり育成所では、この黒バッジに目を付けた。 元々、ゆっくり育成所では金バッジ取得後のゆっくりをランダムに一匹殺していた。これ は金バッジの「選民意識」をなくすためである。 金バッジ取得は難しい。ゆえに、金バッジゆっくりは他のゆっくりを見下す傾向がある。 これにより、金バッジのゆっくりと言えどゲス化することがある。所詮、ゆっくりはゆっ くり。金バッジを一度は取得しても、転落するゆっくりは少なくないのだ。 それを防ぐため、ゆっくり育成所では金バッジ取得ゆっくりを見せしめに、無作為に潰し ていた。そうすることで「自分はいつ殺されてもおかしくない、他のゆっくりと変わらな い饅頭に過ぎない」ということを思い出されるのだ。 だが、潰してしまうのは明らかに損失だ。 そこで黒バッジに目を付けた。金バッジゆっくりの質を高め、なおかつ黒バッジゆっくり を出荷することで利益を得られる。一石二鳥とはこのことだ。 このゆっくり育成所から出荷される黒バッジゆっくりは優秀だ。金バッジ以上のゆっくり であるという自負があり、躾も性格も金バッジを持つに相応しいものだ。 しかし、このゆっくりの未来は真っ暗で、真っ黒だ。 飼いゆっくり。 それは人間に理不尽を押しつけられる存在。 黒バッジとは、その理不尽の象徴なのかも知れない。 了 by触発あき 元ネタ絵 byM1あき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓↓ゆっくりんぴーす -- 2016-01-31 15 23 54 チッ虐待されるとこ書いてねーのかよ -- 2015-01-01 21 29 08 豆の名前みたいな団体ってどこだ?汗 -- 2012-12-11 17 09 12 元ネタの >これでも 豆の名前みたいな団体が 難癖つけてくるのは 変わらないだろうがな 笑えたwww -- 2012-05-02 21 26 31 元ネタ絵の さて、スキンシップの時間だ あまりに綺麗な髪なのでカミソリとバリカンを新調してしまったよ クソワロタw -- 2011-12-22 17 04 01 >れいむは理解した。このバッジはただのバッジじゃない。犠牲になった仲間達の餡子で黒 >く染まったか、けがえのないバッジなのだ。 ここだね。 最後の方の、別室で試験に合格したれいむに黒バッジを付けた理由を話しているところ -- 2011-11-02 21 50 20 読んでるうちに何処だったか忘れてしまいましたが(、)がずれている箇所がありました。 -- 2010-09-10 02 34 16 挿絵じゃなく元ネタだからだ -- 2010-08-01 16 20 27 絵↑何故まりさ -- 2010-06-24 16 00 39
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※某ゲームのパロディです。 ゆっくり。人間の生首にも似た、言葉をしゃべり動き回る不思議な饅頭。 世界中にゆっくりが現れだして数年、人々が彼女らに見せた反応は様々なものだった。 無邪気に虐待をしたり、可愛がったりという人間ばかりとはいかない。 生理的に受け付けない、宗教上の理由から生物として認められないなど、 この奇妙な食べ物の存在を受け入れられない人々は、当然のことながら世界中に少なからずいた。 そして中には、ゆっくりの存在自体を蔑視、或いは『人類の敵だ』などと危険視し、 ゆっくりは絶滅させるべきだと主張するような過激な集団もあった。 北欧の或る地方、人里離れたゆっくりの集落。そんなカルトの一団の影が、ゆっくりと忍び寄っていた。 「それじゃあね、まりさ!」 「れいむ、ごちそうさま!またこんどゆっくりたべさせてね!!」 ここは木の根元に掘られたゆっくり一家の巣。 住んでいるのはれいむ・まりさ夫婦と、その子供達だ。 母親であるれいむとまりさ、そして長女子れいむが一匹に、赤ちゃんれいむとまりさが二匹ずつの計七匹家族である。 今夜は長女れいむが友達のまりさを招き、家族を伴って夕食会を開いていた。 お客さんと一緒に食べるごはんは、いつもとはまた一味違った美味しさがあった。 まりさの言う冗談はとても面白く、食べ方も誰とも違って豪快で、 明るく笑顔の絶えない、ゆっくりした食卓を囲むことが出来た。 赤ちゃん達はまりさのどこか粗野な雰囲気にかっこよさを感じ、すっかり懐いていた。 「あしたもゆっくりあそぼうね!」 「ゆゆっ!あしたはきれいなかいがらをさがしにいこうね!」 「「「「まりしゃおねーちゃん、またあしょびにきちぇね!!」」」」 暗くなった森の中を駆けていくまりさの背中を見送るれいむ。 このあたりには補食種もおらず、多少暗くなっても巣の外を出歩くことが出来た。 さて、晩御飯を食べ終わったらそろそろお休みの時間。 一日のゆっくりを締め括る、最高にゆっくりしたひとときである。 「もうよるもおそいから、みんなですーやすーやしようね!」 「おふとんをしこうね!」 「ちびちゃんたちのぶんはおねえちゃんがしいてあげてね!」 親達の号令で、子供達は一斉に寝る準備に入る。 と言っても赤ちゃん達は、お姉ちゃんれいむが寝藁を床に敷いてくれるのをゆっくり待っているだけである。 この日もいつものように、子れいむが赤ちゃん達の寝藁を部屋の隅から引っ張り出そうとしていた。 すると普段とは違い、ゆっくりしているはずの赤ちゃん達から声が上がった。 「ゆっ、まっちぇねおねーちゃん!」 「まりしゃたち、もうじぶんでおふちょんしけゆよ!」 「おひるにれんしゅうちたんだよ!!」 「ゆゆゆ!ほんとう!?」 これには子れいむもびっくりである。 少し前まで、柔らかい葉っぱさんすらも一人では食べられなかったようなおちびちゃん達が、 自分達で寝床の面倒を見れるようになっていたなんて! 赤ちゃんの成長は、何と速いのだろう。 「ゆゆっ、おちびちゃんたちすごいよ!!」 「ゆっくりおふとんをしいてみてね!!」 両親も我が子の成長ぶりを見ようと大興奮で駆け寄ってくる。 赤ちゃん達は乱雑に集積されている藁束から、端っこの数本を口にくわえて引っ張り出した。 「ゆっ・・・ゆっくちぃ!」 「ゆんしょ!ゆんしょ!」 がんばって引っ張り続けるが、絡み合った藁は赤ちゃんの小さな力ではなかなか引き出せない。 ようやく一匹の赤まりさが数本の藁をずるずると引きずり出し、寝室の真ん中へと運んでいく。 「ゆっふひ!ゆっふひ!」 寝藁を口にくわえながら掛け声をかける赤まりさ。 たった数本の藁であるが、小さな身体にとってはかなりの重さなのだろう。 一生懸命なその姿は、赤ちゃんの小ささ、儚さを感じさせ、可愛らしさをより際立たせていた。 眺めていた両親からも、自然と笑みがこぼれだす。 「ゆふふふ!あかちゃん、がんばってね!」 「ふふふ、もうちょっとでおふとんがしけるよ!」 「ゆ?おかーしゃん、どうちてわらってゆの?」 「ゆっ!それはまりさがとってもかわいいからだよ♪」 「ゆゆっ!まりしゃきゃわいい?ゆふーん!」 赤まりさは身体を伸ばして恥ずかしそうに笑い、両親に媚を売ってみせる。 そんなことをしている間に他の姉妹達はどんどんおふとんを敷いていき、それに気付いたまりさは慌てて作業に戻る。 その様子を見て、またも両親からは愛玩の笑みがこぼれるのだった。 一家の姿を眺め、子れいむも思わず笑いを浮かべる。 れいむは、長ぱちゅりーが言っていた「笑う門にはゆっくり来たる」という言葉が大好きだった。 ゆっくりすると笑顔になる。笑顔になるとますますゆっくり出来る。 きっと自分達の毎日は、それを繰り返してゆっくりと過ぎていくのだろうと思う。 未来に広がり続けるゆっくりという希望を、れいむは全く疑おうともしなかった。 おふとんを敷き終わり、「ゆっくりおやすみなさい!」と家族全員で宣言すると、一斉に睡眠に入る。 家族みんなの幸せそうな寝顔を見回して「ゆふふ」と微笑んだれいむは、自らもゆっくり目を閉じた。 れいむは夢を見る。大好きなまりさや家族達、そして群れのゆっくりみんなが笑って暮らす夢だ。 「おきてね!ゆっくりしないでおきてね!!」 れいむの幸せな夢は、親れいむの悲鳴にも似た呼び声によって無理矢理中断された。 「れいむはたのしいゆめをみてたんだよ!」とぷんぷん怒ろうともしたが、 母親のゆっくりしていないただならぬ様子に、事態の把握に努めることが先だと悟った。 「おかーさん、どうしたの?」 「「「「まだねみゅいよー・・・」」」」 外からは赤い光が差し込んでいる。朝焼けの光だろうか、とれいむは思った。 「わるいにんげんたちがせめてきたんだよ!ゆっくりしないではやくにげてね!!」 「ゆ・・・?ゆゆゆゆ・・・・!?」 れいむは何を言われているのか解らなかった。 自分達はずっと平和に暮らして来た。人里離れたこの地で生まれ育ったれいむは、人間を見たことがない。 その人間が外敵として、暴力を振るってくる……その全く未知の恐怖を、すぐには想像出来なかったのだ。 しかし親達は人間の脅威を知っているのだろう、その慌て様はれいむが生まれて初めて見るものだった。 「ゆ?にんげんしゃんたちがきちゃの?」 「まりしゃたちどうなっちゃうの?」 「みつかったらころされちゃうよ!!ゆっくりにげてね!!」 「「「「ゆゆゆゆゆ!?」」」」 赤ちゃん達はれいむ以上に困惑している。まだ生まれて間もなく、家族の愛しか知らない赤ちゃん達は、 暴力というものに対する知識や想像力を全く持ち合わせていなかった。 怖いことが起こっているということは何となく理解出来ても、それ以上の認識は持てなかったのだ。 「むぎゅうううううーーーーーー!!!」 その時、絹を引き裂くような悲鳴が巣の中に飛び込んでくる。 親れいむと子供達は、みな一様に身体をビクリと震わせた。 「い、いまのはぱちゅりーのこえだよ!!」 「おかーしゃん、ぱちゅりーおねえちゃんどうしちゃの!?」 「ゆっくちできない・・・こわいよぉぉ・・・・・」 「ぱちゅりーはにんげんにつかまっちゃったんだよ!みんなもにげないとつかまっちゃうよ!!」 知人の死というリアルな恐怖に晒され、現実を認識し始めた赤ちゃん達の目から涙が溢れ出す。 れいむも例外ではない。ぱちゅりーとは仲良しで、まだ教えてもらいたいことが沢山あったのに。 気付いてみれば、外からはゆっくりの悲鳴や何かを叩くような音が絶え間なく聞こえ続けていた。 「ゆっ・・・ゆぇ・・・・・」 「ゆわあぁぁぁん、やぢゃやぢゃやぢゃ!!れいみゅいたいのやぢゃよぉぉぉぉ!!」 「おかーしゃん、にゃんとかしちぇね!!まりしゃたちをゆっくちたしゅけてね!!」 恐慌状態に陥った赤ちゃん達は、巣の中を暴れるように跳ね回り、悲鳴を上げて助けを求めた。 れいむはお姉さんとしてそれを抑えなければならないと思ったが、一緒になって泣き叫びたい気持ちでいっぱいだった。 すると、親れいむが子供達をキッと睨み付ける。 「しずかにしてねっっ!!」 「「「「ゆっ!!」」」」 いつも優しいお母さんが、初めて見せる鬼の形相。 赤ちゃん達はあまりの恐怖にすくみ上がり、お母さんの方を向いて静かになった。 「うるさくしてるとにんげんにみつかっちゃうよ!!みんなころされちゃってもいいの!?」 「や、やぢゃよ・・・」 「だったらおかあさんのいうことをきいてね!!」 親れいむはこれからすべきことについて、子供達に説明する。 木の根元に掘られたこの巣には、木の真下をくぐって反対側に非常口が作られている。 一度も使われたことはなく、落ち葉に覆われているので見つかることは絶対に無い。 そこから出た先の森にはゆっくりは住んでいないので、人間の襲撃の手が回ることもないだろう。 真っ直ぐ行って三本目の木の近くに、親れいむが昔親まりさと一緒にかくれんぼをした洞穴がある。 そこに潜んで、人間達が去るまでやり過ごして欲しい、と。 特に子れいむには、妹達を守ってあげてほしいとよく言って聞かせた。 「ゆ、ゆっくりわかったよ!それじゃあおかあさんもいこうね!!」 「ゆっ・・・だめだよ!おかあさんはおうちにのこるよ!!」 「ど、どうして!?にんげんさんにつかまっちゃうよおおおぉぉぉ!!」 「ゆっくりのおうちにゆっくりがいなかったらあやしまれるよ!! おかあさんたちがにんげんたちをくいとめておくから、ちびちゃんたちはゆっくりにげてね!! まりさもいりぐちでがんばってくれてるよ!!」 「いやだよ!!いやだよ!!おかあさんがいないとゆっくりできないよぉぉぉぉぉ!!」 「おかあさんのいうことをゆっくりしないできいてねっ!!」 どん、と親れいむから体当たりを受けてしまう子れいむ。生まれて初めて味わう親からの体罰だった。 そしてそれは、自分達のためにお母さんがどれだけ必死になってくれているのかということを、そのまま子れいむに伝えた。 痛みと悲しみから目に涙を滲ませながら、子れいむは親を置いて逃げ出す決心を固める。 「お、おかあさん・・・ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね、れいむ・・・おかあさんたちになにがあっても、 れいむだけはぜったいにいきのびてね!!ちびちゃんたちをまもってあげてね!!」 互いに泣き顔を伏せ、背を向け合う。 れいむはおろおろしている赤ちゃん達を半分は頭に載せ、半分は口に含み、巣の奥へと駆け出す。 後ろの方から、親まりさの「いだいよ!!やべでね!!!」という声が聞こえてきて、ぎゅっと目を瞑った。 (おかあさんたちごめんね!!れいむはおかあさんのぶんもゆっくりいきるよ!! いきてまりさといっしょにゆっくりするからね!!) 閉じられた非常口を体当たりで押し開け、言われた通りの場所へと、音を立てないように急ぐれいむ。 赤ちゃん達の半分はれいむの口の中だし、もう半分はれいむの髪の毛に口を使って必死にしがみついているので、 悲鳴を上げる余裕などなかった。赤ちゃん達を口に含んでいるれいむも静かにならざるを得ない。 途中何度か振り返って様子を見てみると、ゆっくり集落のあちこちが炎に包まれ、 まだ深夜の暗闇に包まれる森の中を赤々と照らしていた。 どれほどか昔、なぜか人間がこの森に作り捨てていった、小さな木の小屋。 群れをまとめてくれた長ぱちゅりーが住んでいたそれは、既に黒い炭を残すのみとなっていた。 れいむはそれを見て、(もうむれはおしまいなんだ)と嫌でも悟らざるを得なかった。 ゆっくりの返り餡を浴びた何人もの人間達が、炎に照らされて狂乱の宴を繰り広げている。 その手には各々、ゆっくりを屠殺するための何種もの武器が握られ、風を切って唸りを上げていた。 これが本物の恐怖。 れいむは、動かなくなりそうな足を引きずり……お母さんの言っていた洞穴へと辿り着いた。 「ゆっ!ここまでくればもうだいじょうぶだよ!!」 何せ、あのお母さんが用意してくれた隠れ場所。見つかるはずがない……そう信じたかった。 口の中の赤ちゃんを吐き出し、頭に載せていた赤ちゃんもゆっくり降ろしてやる。一同はようやく一息つくことが出来た。 おうちに比べれば遥かに狭い洞穴の暗闇で身を寄せ合いながら、赤ちゃん達はプルプルと震えている。 「ゆぅ・・・にんげんしゃんきょわいよぉ・・・」 「ぜんぜんゆっくちちてない・・・どうちてあんなことしゅるの・・・」 「ほんとだね・・・にんげんさんがあんなにこわいなんて・・・」 頭の上から人間の蛮行を目の当たりにした赤ちゃん達は意気阻喪し、へたりと潰れて弱弱しく泣いている。 ゆっくり達を潰して回る人間達の表情は、みな一様に笑顔だった。 れいむですら、食べ物である虫を殺す時に罪悪感を覚えることがある。 食べるのは生きてゆっくりする為に、生き物誰にでも必要なことだ。そう自分に言い聞かせ、尊い犠牲を摂取している。 しかしあの人間達は、食べるでもなく、ただゆっくりを殺戮する事に快感を覚えていた。 れいむには理解できぬ死生観……聞いていた人間というイメージとは違う、異形の怪物がそこにいるような気がした。 「ゆゆっ!ゆっくちできにゃいにんげんしゃんなんて、まりしゃおねーちゃんがやっちゅけてくれゆよ!」 「まりしゃおねーちゃんはちゅよいんだよ!!いぬしゃんにもかったことがありゅんだよ!!」 口の中にいた赤ちゃん達が、他のみんなをそう言って励ます。 まりさお姉ちゃんとは、れいむの親友のまりさのことだ。 お食事会の時、じゃれてきた赤ちゃん達にまりさは自らの武勇伝を語って聞かせていた。 野犬に襲われた時に、まりさが知恵と体力の限りを尽くして撃退した現場には、れいむも居合わせた。 その時のまりさの姿は、この世の何よりも強く頼もしく、かっこよく映ったものだ。 れいむはイメージを反芻し、自分を勇気付ける。あの強いまりさなら、人間達にも負けはしない……。 「ゆぎゃあああぁぁぁ!!やべでっ!やべでねえぇぇぇぇ!!ばりざにひどいごどじないでねぇぇぇ!!」 「ゆっ・・・このこえ!!」 その時森の方から聞こえて来たのは、紛れも無い大好きな親友、まりさの声だった。 「ゆぎっ、ぞれはやべで!!ほんとうにいだいがらやべでね!!ぞれはほんどうにだべなのぉぉあびびびびびび!!」 聞いたことも無いような声。 野犬に噛まれて餡子がはみ出した時も、「こんなのなんともないよ!」と言っていたまりさ。 そのイメージは、霞のようにれいむの中から消え去ろうとしていた。 「やだ、やだよぉ・・・もうごろじでね・・・ゆびっ!?な、なんでおがあじゃんがあぁぁぁぁぁ!!」 一度は絶望の底に追いやられたらしいまりさの声に、再び恐怖という生気が宿る。 何が起きているのかは全く解らない。窺い知ろうとも思えない。 ただただ、その場の「おそろしさ」だけが、まりさの悲鳴を通じてれいむ姉妹に届けられていた。 「まりざじにだぐないよ!!だずげで!!だずげでれいむぅぅぅぅぅ・・・ゆぎゃっ!」 それきり、何も聞こえなかった。 「ま、まりざっ・・・」 思わず声が漏れ、はっと口を噤むれいむ。 「あしたはきれいなかいがらをさがそうね!」と言うまりさのゆっくりした笑顔が脳裏に浮かぶ。 そのイメージすらもガラガラと消え去る。れいむの精神的支柱は崩壊したのだ。 もしも両親がいなくなっても、大好きなまりさと一緒なら生きていけると思っていた。 人間に殺されているかも知れない。だとしても人間達が去るまで、その可能性には触れまいと思っていた。 しかし、思わぬ形で最悪の現実を目の当たりにしてしまう。既にれいむの感情を縛るものは何もなかった。 もう生きていてもしょうがない。悲しい。怖い。沢山泣いて楽になってしまおう。 そう思い始めたれいむだったが、赤ちゃん達のすすり泣きに出鼻を挫かれてしまう。 「ゆぁ・・・まりしゃおねーちゃん・・・どぼちて・・・」 「うしょだよ・・・まりしゃおねーちゃんはちゅよいんだよ・・・にんげんしゃんにゃんかにまけにゃいよ・・・」 まりさを絶対のヒーロー視していた赤ちゃん達にとって、 憧れのお姉さんが惨めに助けを求めながら死んでいったのは大きなショックだった。 小さな身体が枯れ果ててしまいそうなほどの大粒の涙を流し、泣き声は次第に大きくなっていく。 「ゆっ・・・ゆええぇぇん・・・・」 「おかーしゃぁん・・・おねーちゃん・・・・まりしゃおねーちゃぁん・・・」 「どうちてれいみゅたちをいじめゆの・・・かわいいれいみゅをいじめちゃだめなにょにぃ・・・」 「ゆぇぇ・・・ゆっくちちたい・・・ゆっくちちたいよおぉぉぉむぐ!」 大声を出しそうになった赤ちゃんまりさの口を、咄嗟に舌を伸ばして塞ぐれいむ。外に漏れるような悲鳴は防ぐことが出来た。 口から抑えられた悲鳴がそのまま涙となったかのように、小さな瞳からはぼろぼろと砂糖水が溢れて来る。 そうだ。生まれて間もないこの子達は、きっと自分よりも大きな恐怖を味わっているはず。 この子達には、生きることの喜び、ゆっくりすることの素晴らしさを沢山知ってもらいたい。 まだ成体ですらないれいむにそこまで思わせたのは、 「ぜったいにいきのびてね!!」という親れいむの力強い言葉だった。 自分だけは恐怖に呑まれるわけにはいかない。赤ちゃん達の為にもしっかりしなければ。 そのまま舌を使ってよしよしと身体を揺すってやり、赤まりさの気を落ち着けてやろうとする。 「お、おねーちゃ・・・」 ようやく落ち着いて来た頃、後ろから赤れいむの声がかかる。 れいむは洞穴の奥を向いて赤まりさを抑えていたため、外の様子を見ることが出来なかった。 振り返ったれいむが目にしたものは、自分達を覗き込む、大きくつぶらな瞳。 人間だった。 何故? 「俺は人よりちょっと鼻が利くんだよねぇ。お前らの涙って甘ったるくて、そう……クセぇからさあ。 クセぇニオイが森の外れまで続いてるなぁ、泣いてるゆっくりがいるんだなぁ〜〜〜って、すぐ解っちゃったんだよねぇ」 その手に巨大なナイフを弄びながら、男がれいむの疑問に答えた。 焼きゆっくりや潰れゆっくりの甘い匂いに満ちた森の中で、一筋の涙の匂いを人間が嗅ぎ分けるのは、 もはや嗅覚よりも遥かに強い、ゆっくりへの執念のようなものを感じざるを得なかった。 今れいむ達は男に洞穴から引きずり出され、森の中央にある広場に連れて来られていた。 周囲では幾人もの人間達が、ニヤニヤとれいむ達が震えるのを眺めていた。 他に動くものの姿は無い。そこかしこに散乱した原型を留めないゆっくりの死体が、群れの全滅を雄弁に語った。 「大きな声を上げなきゃ見つけないでいてくれるとでも思ったのかな? でもそんなクセーもん撒き散らしてたら片手落ちも良い所だよなぁ〜〜〜」 「ゆっ!ま、まりしゃのなみだはくしゃくにゃいもん!!ぷくぅ!!」 一番多量の涙を流して脅えていた赤まりさが、勇敢にも人間に食って掛かる。 れいむはそれを見てギョッとしたが、赤まりさもれいむと同様、 憧れていたまりさの死を受け入れ、強くあらねばならないと思ったのかも知れない。 「“ほうしぇき”みたいななみだだっておかーしゃんがいっちぇくれたもん!! くしゃいのはおにーしゃんだよ!!ゆっくちあやまっちぇね!ぷんぷん!!」 「俺が臭い? だろうなぁ。お前らのお仲間の餡子をたっぷり浴びてるから、全く鼻が曲がりそうだぜぇ〜〜」 「ゆぅぅぅぅぅ!!ちね!!ゆっくちできにゃいにんげんしゃんはゆっくちしにゃいでちねぇ!!」 「あん……?」 男が眉をひそめ、ナイフを握って赤まりさに近づく。赤まりさの頬から息が抜け、「ゆわぁぁぁ」と泣き出してしまう。 まずいと思ったれいむは間に飛び出し、ぷくぅぅぅと膨らんで男を威嚇する。 「ん? 何だコイツ」 「や、やめてね!!れいむのかわいいいもうとにひどいことしないでね!! どうしてもやるなられいむにやってね!!れいむはぜんぜんこわくないからね!!」 チョンチョンと男の爪先に突かれ、その度に底知れぬ恐怖を受けながらも、れいむは必死に赤ちゃん達を守った。 赤ちゃん達はれいむの膨らんだ身体の陰に隠れてゆぅゆぅ泣いている。 「そっかぁ……それならお望み通りにしてやるよッ!」 「ゆっ!!」 男がナイフを振り上げたのを見て、れいむは目を瞑る。 何があっても最期まで赤ちゃん達は守り抜く。そう思い痛みを覚悟した時。 「おやめなさい」 ゆっくりいじめ系1770 らふぃんぐゆっくり・後編?に続く
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■氷火島伝説・プロローグ 星の都 代官ムダッサから開始 ---- ---- ---- 【皇帝暗殺】 修羅刺客A(束縛耐性135でも×) 修羅刺客B 修羅刺客C 報告先→星空の都 衛兵リウ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【皇帝の危機】 銅鉱石 10個 サメ族の涙 30個 ヘビの皮 30個 報告先→星空の都 ウェンシー [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【特殊な処方】 サボテン(キャラバンナイト) 10個 報告先→星空の都 ウェンシー [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【危ない状況 】 清い水晶 10個 鉄砂 10個 木の根っこ 10個 報告先→星空の都 アミン [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコ団の移動 】 ドリームクランの長老 城の兵士を尋ねる 魔神の地 城のスパイ レブン 腹ペココムギ 七仙の街 腹ペココムギ 報告先→七仙の街 腹ペココムギ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペココムギを調べる 】 サンドバルガー 200 報告先→七仙の街 腹ペココムギ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペココムギの行方 】 衛兵モンに尋ねる 薬屋リンスを訪ねる 烙印の塔ガイドブック 1冊 ウェンシーを見つける 報告先→七仙の街 腹ペココムギ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコミィの要求】 綿の生地 30個 木綿の生地 30個 やぶれた皮 30個 報告先→神秘の森 腹ペコミィ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコミィの調査 】 黒帝城の番人 20人 報告先→神秘の森 腹ペコミィ [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【長老に会う 】 長老に会う 星の都 腹ペコ長老 渡し物 トパーズ 30個 獣のキバ 30個 氷水晶 30個 報告先→ 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【実情を話す 】 サンドレンジャー 40人 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコの願い 】 衛兵トランに報告 星空の都 衛兵トラン リーセキに会う 星空の都 リーセキ 軽い木 10個 青竹 10個 麻布 10個 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコを助ける 】 腹ペコの最長老を訪ねる 星空の都 腹ペコの最長老 腹ペコを助ける 星空の都 腹ペコの最長老 竹棒の破片(ストーンゴーレム:ドロ100%) 10個 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコの怒り 】 植物探し 魔神の地の身投げ少女の付近(120,333) 魔神の地見回り (2時間経過後) 腹ペコの最長老 修羅への復讐 腹ペコの最長老 首領喬鑼 近衛兵・風 近衛兵・雨 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【ニセモノ 】 腹ペコの最長老 ストーンゴーレム30 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【魔境入りの棒 】 ヤンヤンに聞く 20G 嘆きの砂漠 雑貨屋ヤンヤン 砂漠の探検者 砂漠の探検者 お香の購入 お香(上) 10個 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【イブリース退治】 竹棒(イブリース)ドロ100%? 報告先→星の都 腹ペコ長老 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【腹ペコの頼み 】 腹ペコ団員を探す 重態の腹ペコ団員 テンセイに会う テンセイ 腹ペコ団員の救助 神の石Lv1 1個 報告先→星の都 重態の腹ペコ団員 [EXP1,000,000 褒美×1] ---- ---- ---- 【サクラ退治】 ギャンブラー 10人 報告先→星の都 テンセイ [EXP1,000,000 褒美×2] ※これで20個目(無敵のサングラスと交換出来ます。) (褒美を受け取るのは、星空の都の、右下の宇宙人みたいな皇帝です。) ---- ---- ---- 【皇帝におめにかかる 】 金の結晶 10個 木の結晶 10個 水の結晶 10個 土の結晶 10個 報告先→星の都 皇帝 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【皇帝の頼み 】 七仙の街ガイドブック 1冊 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【修羅退治】 修羅退治 ダークランサー 30人 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【烙印旅行 】 烙印の塔ガイドブック 1冊 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【烙印を平定 】 ドリームクラン 神の石Lv1 15個 報告先→星の都 ドリームクランの長老 バロンを封印 バロン 1人 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【姫の行方】 サンドレンジャー 15人 ミーヤ 15人 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【ゴンドーフの激怒】 魔窟探し 嘆きの砂漠黒帝城 340.-335 獣のキバ 30個 氷水晶 40個 トパーズ 30個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【口封じ】 黒帝城の番人 35人 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【新しい方法】 獣のキバ 10個 氷水晶 20個 竜の皮 10個 綿の生地 10個 杉 10個 トパーズ 30個 報告先→星空の都 テンセイ [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【天命の地】 烙印の塔ガイドブック 1冊 魔神の地ガイドブック 1冊 報告先→ 七仙の町 ドリームクラン員ナギ [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【五毒教の毒物】 グラスクィーン 10匹 サンドクィーン 10匹 フォレストラント 10匹 報告先→星空の都 テンセイ [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【姫の居場所 】 天命の地を探す 七仙の町 ツバメ橋 -121.250付近でポップ 守護 (1時間放置) プレゼント ドリーム教祖の教え 10個 文才の筆 10個 報告先→星空の都 ラプクン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【姫の行方 】 ダークスナイパー 20人 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【魔教の要求 】 魔神の地ガイドブック 1冊 ドリーム教の教え 10個 お香(特上) 5個 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【内部紛争 】 魔教の剣士 20人 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【ナナ姫の行方 】 魔神の地ガイドブック 1冊 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【イブリースの痕跡】 耐・睡眠の石 3個 耐・気絶の石 3個 耐・沈黙の石 3個 特殊精錬石 15個 お金 50G 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【黒帝城苦戦】 罠 黒帝城 325.-330付近でポップ 脱出 ダークランサー 30人 報告先→星空の都 ラクプン [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【暗流 】 文才の筆 10個 玉の器 20個 ドリアン 10個 特殊精錬石 10個 魔神の地ガイドブック 1冊 報告先 [EXP1,000,000 褒美×2] ---- ---- ---- 【用心棒 】 ダイホウ:誘いの丘~ルシファーの所 シャシャ:黄昏の湖~かかしマスク ホウサン:安らぎの町北~るろう人の奥 報告先→星空の都 ラクプン [EXP1,000,000 褒美×2] ※これで無敵の薔薇と交換出来ます ---- ---- ---- 【ラプクンの指示 皇帝 】 ドリーム教の教え 5個 神の石Lv1 1個 神様のふだ(3時間) 1個 七仙の街ガイドブック 2冊 報告先→星空の都 皇帝 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【スパイ】 大吉 1個 中吉 1個 小吉 1個 グリードオーガ 30匹 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【度胸を試す 】 烙印の塔ガイドブック 1冊 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【忠誠を試す 】 星空の都西テンセイ 綿の生地 30個 木綿の生地 30個 アカマツ 30個 魔神の地ガイドブック 2冊 安らぎの街 職人クホウ 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【福を求めて 】 ラビッツ 4匹 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【美酒献上 】 沙魔胆(グリードオーガ) 15匹 報告先→星空の都 ルホ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【月餅 】 麦月餅 10個 必勝月餅 10個 ビワ月餅 10個 烙印のガイドブック 2冊 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【逆臣の企み 】 サイクロプス サイクロプス:いばら ゴンドーフ ゴンドーフ:神秘 アザゼル アザゼル:安らぎ 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【スパイからの情 】 玉の器 20個 ドリアン 10個 銅鉱石 20個 特殊精錬石 10個 偽の玉印1(職人クホウから貰えます) 安らぎの街 職人クホウ 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【少女追跡 】 ドリームクラウンの長老 太陽の草原 城のスパイ イキア 太陽の草原ホイラン 魔神の地ガイドブック 1冊 報告先→魔神の地 身投げ少女 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【少女のかたき】 グリードオーガ 35匹 報告先→魔神の地 身投げ少女 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【少女の願い 】 絹糸 30個 やぶれた皮 30個 綿の生地 30個 神の石Lv1 5個 魔神の地ガイドブック 2冊 報告先→魔神の地 身投げ少女 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【ナナ姫の行方 】 とげぶた 3匹 報告先→魔神の地 身投げ少女 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【少女の試練 】 玉の器 1個 ドリアン 1個 文才の筆 1個 特殊精錬石 1個 精錬石 10個 報告先→魔神の地 身投げ少女 カルサイト 10個 竜の皮 10個 コランダム 10個 絹の生地 10個 獣のウロコ 10個 杉 10個 報告先→魔神の地 身投げ少女 海賊エリート 2体 海賊副官 1体 (魔神の玉座) 報告先→魔神の地 身投げ少女 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【不思議な竹冊 】 ゴンドーフ 2体 バロン 2体 首領喬鑼&近衛兵・風&近衛兵・雷 各1体 アザゼル 2体 首領喬鑼 1体 近衛兵・風 1体 近衛兵・雷 1体 報告先 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【竹冊の力 】 水の結晶 5個 金の結晶 2個 土の結晶 3個 木の結晶 5個 七仙のガイドブック 2冊 報告先 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【魔法解除 】 おばけきのこ 3体 報告先 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【姫の跡 】 魔神のガイドブック 2冊 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【姫の軌跡を辿る 】 太陽の草原 ホイラン付近(352 -468)でPOP ※2時間放置後 サンドレンジャー 20体 ミーヤ 20体 サンドバルガー 20体 報告先→太陽の草原 ホイラン [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【鑑定 】 鉄砂 5個 清い水晶 3個 木の根っこ 2個 銅鉱石 2個 報告先→太陽の草原 ホイラン [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【力を借りる 】 グリードオーガ 60体 報告先→星空の都 ドリームクランの長老 ※それぞれ、10G,20G,50G,100G 計 180G の購入費用が必要 お香(並) 10個 お香(中) 10個 お香(上) 10個 お香(特上) 10個 報告先→星空の都 ドリームクランの長老 [EXP1,000,000 褒美×3] ---- ---- ---- 【皇帝の意図 】 ゴリガン 1体 ドリア 1体 ザッパ 1体 報告先→星空の都 皇帝 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【出兵準備 】 烙印のガイドブック 1冊 50G 報告先→星空の都 ドリームクランの長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【帰路を絶つ 】 ロネガン 1体 イブリース 1体 報告先→星空の都 ドリームクランの長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ムーユの悪あがき 】 星空の都 ムーユ (4時間放置) ドリーム教祖の教え 5個 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ムーユの条件 】 海賊エリート 2体 海賊副官 1体 海賊王 1体 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ムーユの自白 】 星空の都 皇帝 星空の都 ドリームクランの長老 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【イブリースについて 】 びびこ 1体 報告先→星空の都 ムーユ [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ゴンドーフ 】 水の結晶 5個 金の結晶 5個 土の結晶 5個 木の結晶 5個 白金鉱石 10個 金の絹糸 10個 竜の皮 10個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【長老の思い 】 びびこ 1体 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ゴンドーフの策略 】 七仙のガイドブック 2冊 魔神のガイドブック 1冊 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] [凝固石・玄功石・永命石・冥界石のいずれか1個] ---- ---- ---- 【テンセイの困惑 】 グリードオーガ 50体 報告先→星空の都 テンセイ [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【危険に陥ったゴンドーフ 】 嘆きの砂漠 魔教冷長老 スイセンカ 60個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ゴンドーフの復讐 】 幽霊船 ゴーストマジシャン 10体 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ゴンドーフを試す 】 お香(並) 10個 お香(中) 10個 お香(上) 10個 お香(特上) 10個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 絹の生地 10個 金の絹糸 10個 竜の皮 10個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【イブリースの指示 】 幽霊船 ダークアーチャー 6体 ドラゴンガード 6体 ゴーストマジシャン 6体 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【イブリースに居場所 】 体罰 軽い木 2個 青竹 2個 やぶれた皮 2個 特殊精錬石 3個 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 神様のふだ 神様のふだ(3時間) 1個 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【イブリースの正体 】 アークドラゴン 1体 ゴルゴダドラゴン 1体 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【イブリースの行方 】 金の絹糸 10個 竜の皮 10個 金鉱石 10個 報告先→嘆きの砂漠 魔教左護法 七仙の街東 あずまや(292 47)付近でPOP 魔神のガイドブック 2冊 報告先→七仙の街東 ケロリン(297 37) 報告先→星空の都 腹ぺこの最長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【腹ぺこ長老の指示 】 獣のスジ 10個 ビワの木 10個 じゅうたん 10個 金鉱石 10個 報告先→星空の都 腹ぺこの最長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【幽霊船奇襲 】 幽霊船 ダークアーチャー 10体 ドラゴンガード 10体 報告先→星空の都 腹ぺこの最長老 [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【霊獣捕獲 】 太陽の草原 ハンゾウ 1体 報告先→星空の都 皇帝 ロネガン 1体 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【倣慢なイブリース 】 イブリース 1体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【正体が明らかに 】 ゴーストマジシャン 10体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【からかい 】 水の結晶 2個 金の結晶 1個 土の結晶 3個 木の結晶 1個 清い水晶 3個 木の根っこ 5個 鉄砂 5個 ドリーム教祖の教え 5個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【剣を祭る 】 ゴリガン 1体 報告先→七仙の街 ケロリン 特殊精錬石 1個 精錬石 1個 攻撃の石 1個 HPの石 1個 MPの石 1個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×4] ---- ---- ---- 【ひらめく 】 サンドマジシャン 60体 報告先→嘆きの砂漠 魔教冷長老 [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【太子ムキ 】 神様のふだ(3時間) 1個 魔神のガイドブック 1冊 スイセンカ 60個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【太子ムキの行方 】 麦月餅 3個 ビワ月餅 3個 必勝月餅 3個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【目的 】 幽霊船へ強制移動 ゴーストファイター 2体 ゴーストパイレーツ 2体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【もったいぶる 】 いばらの荒野 おやぶん 3体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【争い 】 ダークアーチャー 6体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【謎に包まれて 】 ドリーム教祖の教え 6個 鉄砂 5個 清い水晶 3個 木の根っこ 5個 魔神のガイドブック 2冊 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【危機 】 ドラゴンガード 6体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【昔話 】 竜の皮 10個 絹の生地 10個 ???? 10個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【正体 】 神秘の森 ニンジャ 3体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【ラクブンの生い立ち 】 キャラバンナイト 60体 報告先→星空の都 ラクブン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【叶わぬ恋 】 水の結晶 2個 金の結晶 5個 土の結晶 5個 木の結晶 3個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【つかの間の霞 】 足軽 1体 デス 1体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【しかけられた陰謀 】 グリードオーガ 20体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【ナナ姫の行方 】 姫の玉飾り(海賊王) 1個 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ---- ---- ---- 【全ての原因 】 馬族の隊長) 1体 報告先→七仙の街 ケロリン [EXP1,000,000 褒美×5] ===== ===== ===== ■氷火島の伝説
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/170.html
概要と見方 次項か行 あ行 相方ゲー(あいかたげー)[全][用語] 愛知県 小坊vs.消防(あいちけん しょうぼうばーさす.しょうぼう)[無][スラング] 悪夢(あくむ)[DESTINY、全][ステージ、サブタイトル、心情] 悪夢は再び(あくむはふたたび)[SEED、全][ステージ] アシスト(あしすと)[全][システム] 足付き(あしつき)[SEED][戦艦名][セリフ] 後格闘(あとかくとう)[全][システム] 穴座(あなざ)[全][コース] アナザーガンダム[G、W、X][用語] アナハイム・エレクトロニクス社(あなはいむ・えれくとろにくすしゃ)[宇宙世紀][企業名] アビリティレベル[W][用語] 阿頼耶識システム(あらやしきしすてむ)[鉄血][用語] アリー・アル・サーシェス(ありー・ある・さーしぇす)[00][人物名] アルカ(あるか)[無][雑誌] アルチ(あるち)[全][コース] アレルヤ・ハプティズム(あれるや・はぷてぃずむ)[00][人物名] 遺影(いえい)[スラング] 生贄(いけにえ)[Z][スラング] 一機だけ出てないあのガンダム(いっきだけでてないあのがんだむ)[W][機体名] イノベイター(いのべいたー)[00][用語] イノベイド(いのべいど)[00][用語] インカム(いんかむ)[無][用語?] 打ち上げ花火(うちあげはなび)[Z][スラング] エアプ(えあぷ)[無][用語] エゥーゴ(えぅーご)[Z、ZZ][勢力名] エウティタ(えうてぃた)[Z][略称] エクストラ機体(えくすとらきたい)[全] 援誤(えんご)[無][スラング] 遠征(えんせい)[無][スラング] 落合博満(おちあいひろみつ)[無][人物名] オードリー・バーン(おーどりー・ばーん)[UC][人物名] 起き攻め(おきぜめ)[全][テクニック] おしおき[全][スラング] お立ち台(おたちだい)[SEED][ステージ、スラング] オーバードライブ(おーばーどらいぶ)[全] おもちゃ[全][スラング] 終わりの無いディフェンス(おわりのないでぃふぇんす)[V、DESTINY][スラング] 相方ゲー(あいかたげー)[全][用語] 試合時に自分が全く役に立たないで、相方の力だけで勝ってしまうこと。 当然ながら試合は色々な要素が嚙み合うものなので一見役に立っていない様でも良い具合にロックを集めていたり、スコアを見ると意外とダメージを取っていたりするものなのだが、相方ゲーをしてしまったと思った時は素直に反省して今後の試合に活かそう。 愛知県 小坊vs.消防(あいちけん しょうぼうばーさす.しょうぼう)[無][スラング] ガンガンが原因で起きたゲーセン内の事件で、ガンダムというネームバリューもあってかネットや新聞などに載った。対戦で勝った後、煽った男性Aが煽られた男性Bに殴られたという内容。愛知県で起きた事、煽った男性Aの礼儀の無さが小学生級である事、殴った男性Bが消防士であった事からこう呼ばれる。 殴るのも良くないとは言え、そもそも何もされていないのに人を侮辱した時点で殴られても文句は言えません。店員さんや他のお客さんに迷惑をかけないためにもマナーはしっかり守りましょう。台バン等もたまに見かけますが、筐体を破壊した場合はウン百万クラスの賠償金が発生する可能性もあります。 とはいえ、こんな事が出る程件の作品のクレイジーな仕様は凄まじかった、という事も言えるか。次回作のロケテ時からの調整の姿勢がこの作品と雲泥であったことも、あながち無関係では無かったりして、という邪推も。マナーの事ももちろんだが、エンタメであると期待されるものに過分のストレスの貯まるような作品を提供されるのも勘弁願いたい、という気持ちも客としてはある。 ちなみにこの事件が起きたゲームセンターには次回作の「NEXT」の入荷がかなり遅かったとか…。 悪夢(あくむ)[DESTINY、全][ステージ、サブタイトル、心情] ノーマルコースAルート5面のサブタイトル。元ネタは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のサブタイトルでシンがキラを倒した回。味方はシンのインパルスで敵はキラ搭乗機であるストライクガンダムとフリーダムガンダムしか出ない。5面の中では楽。 ガンガン時代の解禁はCPU戦中心で多くのユーザーに不評であり、とりわけ3回目と4回目の解禁には不満が続出した。その時を皮肉って用いられることもある。 開幕にキラが「何なんですか、貴方達は!?」と叫ぶのが印象深いステージである。いきなり2人で襲いかかって来るのだから気持ちは分からないでもない。 悪夢は再び(あくむはふたたび)[SEED、全][ステージ] ガンダムVSガンダム、ハードコースBルートステージ7のステージタイトル。ステージは種、ソロ時僚機は試作3号機、登場敵機はグフ・カスタム、フリーダム、V2。 「悪夢は再び」は種、「悪夢」は運命で使われたサブタイトル。つまり、サブタイトルでは「悪夢は再び」の方が「悪夢」より先に使われていたのである。これは、「悪夢は再び」の指す悪夢は種のアバンで語られる血のバレンタイン事件のことであり、要するに核兵器が悪夢ということである。対して「悪夢」はフリーダム(キラ)が撃墜される事がアークエンジェル勢とアスラン(とキラのファンの方々)にとって悪夢ということであると思われる。 アシスト(あしすと)[全][システム] ガンガンから追加されたシステム「モビルアシスト」の事。機体毎にそれぞれゆかりのある機体が援護してくれる。アシストごとに使用回数制限(再出撃まで回復しない)があるものの、出せば後は自動で攻撃や防御行動を取ってくれるので積極的に使うと良い。出すデメリットもほとんど無い(出す時の僅かな硬直ぐらい)。 アシスト機体そのものは特に作りこまれておらず、MSタイプでも出てきた姿勢のまま攻撃するであることがほとんどである ベルガ・ギロスやレジェンドガンダムなどの機体を使いたいにもかかわらず、アシストで出たのでプレイヤーキャラでの参戦が絶望的となることから一部では否定意見もあるが、戦略の広がりや個性付け、そしてオールスターという名目上や基本的なシステムの関係上出られることがほぼないであろうガンペリーやホバートラックが出られることもあり、概ね好評である。続編では、アシスト機がプレイヤー機に昇格することもある。 EXVS以降、システムとしてのアシストは廃止されたが、武装コマンドの1つとして一部の機体が使用可能。続編のフルブでは大半の機体にアシスト武装が実装された。その中には既にプレイアブル化されている機体がアシストになっているパターン(EWゼロのアシストにトールギスIIIなど)も出てきた。 EXVS2からは基盤の変更に伴い機体グラフィックを新規に用意する必要が出たためアシストのプレイアブル機体からの流用が大幅に増え、アシストのみ登場する機体はかなり少なくなった。 余談だが、ヒルドルブは原作では敵であったザクをアシストで呼び出すのがファンの間で話題となった。 GVS.では一部の機体の武装を除きアシストが大幅に削減され、代わりにどの機体も自由に一種類アシストを選んで使用できる「ストライカー」が登場。ストライカーによって動作はそれぞれ異なり使用回数も異なるが、ほとんど同じ動きをするものが多い。 XBのマックスターはアップデートで覚醒時にドラゴンガンダム呼び出しを使用するとクロスボーンガンダムX1の核のように一回目は流星胡蝶拳を放つようになった。 OBではマックスターのように覚醒時一回目は覚醒技級の大技を撃つ機体が増えた。 足付き(あしつき)[SEED][戦艦名][セリフ] ガンダムSEEDにおける地球連合軍所属(しかし後に離反する)の戦艦・アークエンジェルの事を指す。「足付き」と劇中の人物に言われるのは、足のような形をした陽電子砲が2基あるため。 ガンネクでイザークが言う「足付き」とは、まさにこの事である。アークエンジェルは、イザーク因縁の相手・ストライクを擁する戦艦でもある。 ちなみに脚付きと言えば、アークエンジェルの単なる色違い、つまり同型艦であるドミニオンも… 後格闘(あとかくとう)[全][システム] レバー後ろ(下)+格闘ボタンの入力で繰り出す格闘のこと。 読みは「あとかくとう」が一般的だが、「うしろかくとう」も使われている。稀に「後ろ格闘」と表記されていたり、下格闘と呼ぶ人もいる。 主にピョン格や投擲攻撃、カウンターなど、特殊な挙動や一風変わった性能が多いコマンド。もちろん普通の格闘攻撃モーションを行う機体もいる。 EXVS.シリーズ以降は、ここにも射撃武装を配置している機体が増えた。 穴座(あなざ)[全][コース] ガンガンにおける第5回解禁で登場したアナザーコースのこと。全10ステージ。難易度的にはノーマルとさして変わらない。前のステージで登場した敵エースが次の僚機になり、バトルステージとステージサブタイトルの作品が一致しないのが特徴。このステージ最大の売りは新機体解禁を望む多くのユーザーが待っていたガンダムエクシアが登場することである。結果的には相変わらずCPU戦の解禁だが前述の通りエクシアが出たため、そこまで不満は出なかった。 アナザーガンダム[G、W、X][用語] 「機動武闘伝Gガンダム」以降に制作された、「機動戦士ガンダム」より続く宇宙世紀とは違う世界を舞台にした作品群の事。another gundam。宇宙世紀シリーズとは違った解釈のモビルスーツ(一部ファイター)の活躍を楽しむ事が出来る。∀ガンダムではこれらの世界も含め(これ以降に放映された新しいガンダムシリーズを含めるかは解釈が分かれる)、全てのガンダムシリーズが同じ時系列にあるという設定でストーリーが展開した。 ∀以降の作品をどう呼ぶかについては不明だが、参考として『SDガンダム Gジェネレーションウォーズ』ではG、W、Xと∀は「アナザージェネレーション」、SEEDシリーズと00は「ニュージェネレーション」とされていた(*1)。 2024年のテレビ東京にて放送されたガンダム45周年番組では宇宙世紀以外の作品はまとめて「オルタナティブ作品」と称された。 アナハイム・エレクトロニクス社(あなはいむ・えれくとろにくすしゃ)[宇宙世紀][企業名] 宇宙世紀シリーズに登場するコングロマリット(軍産複合企業)。北米のアナハイムに本社を置き、月を拠点としている。元々は中小規模の家電メーカーであったが、一年戦争後にジオン系や戦闘機の企業の吸収合併・買収を繰り返していき、兵器業界の最大手にまでのし上がった。キャッチコピーは「スプーンから宇宙戦艦まで」。 ティターンズ・エゥーゴ・ネオジオンなど陣営に関係なく兵器の開発製造や裏取引を請け負うことから「死の商人」と揶揄されることもしばしば。しかし、フォーミュラ計画でのサナリィの台頭の他、全陣営のMS開発を独占していた驕りもあってか技術レベルも他組織より低下した結果ジェガンのモデルチェンジを繰り返すだけとなり、宇宙世紀100年代にはかつての勢力は失っている。 劇中での描写はTV版のZが初出であり、1st本編には登場していない。なお、安彦良和による漫画「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」ではアムロの父で連邦の技術士官のテム・レイがアナハイム社の技術者として描かれている。 ゲーム内では、クワトロが出資者(アナハイム社の上層部)の無理難題に愚痴をこぼしたり、バナージがいずれはユニコーンのような機体を作るのかと戸惑うシーンがある。 アビリティレベル[W][用語] アフターコロニー世界のモビルスーツに設定されている機体の性能や特性を表すパラメーター。 ファイティングレベル(格闘戦能力)、ウエポンズアビリティ(火力)、スピードアビリティ(機動性)、パワーアビリティ(駆動力)、アーマードアビリティ(装甲強度)の五種類があり、リーオーを基準(オール100)にした相対値で表されている。 阿頼耶識システム(あらやしきしすてむ)[鉄血][用語] 厄祭戦末期に開発された有機デバイスシステム。人間の脊髄にナノマシンを埋め込み、パイロットの神経と機体のシステムを直結させるというもの。本来モビルスーツを操縦するには訓練や学習が必要であり、それらが不足していると操作が遅れるどころか、起動することもままならないが、阿頼耶識システムを接続させることにより直感的かつ迅速な操作が可能になる。 かつてはアグニカ・カイエル達ギャラルホルンの始祖がガンダム・フレームと共に使用、ガンダム・フレームの性能と相まって悪魔的な性能を発揮したが、厄祭戦が終わると忌むべき技術として封印されていくことになる。 しかし、後の世ではその技術が半端な形で宇宙海賊などの無法者や違法組織などに出回り、ヒューマン・デブリと呼ばれる少年達に施術が行われようになっていった。技術力の低下した施術では、未成熟の子供にしかナノマシンが定着しない事、成功率が低い事(失敗すれば一生寝たきり、最悪だと死亡)などから、学もなく、失敗して使い物にならなくなっても代わりがいくらでも利くヒューマン・デブリをお手軽な戦力とするにはうってつけなのである(ヒューマン・デブリは人間的価値が低いとされているので、学習させるのは時間と労力の無駄、施術に失敗すれば処分すれば良いという考えが蔓延している)。 作中では女性の阿頼耶識持ちは存在していない。これはリスクの高い施術を行って体を無駄にするより、体を売らせた方がリスクなく稼がせることが出来るからであると思われる。メタな事を言うと、夕方5時に女性の上半身だけでも裸を映そうものなら間違いなく色んな団体から苦情が殺到する為もある(阿頼耶識持ちはケーブルを繋ぐなどの関係で大抵、上半身が裸になるシーンが多い)。 アリー・アル・サーシェス(ありー・ある・さーしぇす)[00][人物名] 「機動戦士ガンダム00」代表としてEXVS家庭版からアルケーガンダムで参加している。詳細はそちらを参照されたし。 NEXTのエクシア、ダブルオーライザーのトランザム格闘の連続斬りは彼に対して行ったものであるため「サーシェス切り」と呼ばれていた。 アルカ(あるか)[無][雑誌] エンターブレイン社から発行されているアーケードゲーム専門雑誌『アルカディア』のこと。本シリーズも特集記事が組まれたことがある。また、各種アーケードゲームの攻略ムックも刊行、発売され、本シリーズも3作とも発売されている。 有用な情報が載っている事もあり、ゲームセンターに大体1冊は置いてあるので一読するといいかも。2015年に休刊してしまい不定期発行になる。置いてあるゲーセンも減り(というかゲーセン自体が減り)悲しい時代になってしまった。 アルチ(あるち)[全][コース] ガンガンにおける第3回解禁で登場したアルティメットコースのこと。全12ステージ。僚機がいない場合や、10機以上倒す必要が出てくるステージが当たり前のように出てくる。また、その時点で登場していなかったガンダムエクシアを除いてドム以外のすべての機体が登場する。名前付き敵パイロットは出ない(故に敵のGCOも無い)。ちなみに各ステージのサブタイトルにはすべて「○○試練」とつく。そのあまりの高難易度から「お金の無駄ルート」等と皮肉られることも。 やあ(´・ω・`)ようこそ、「アルティメット」コースへ。「一の試練」は小手調べで2対2だからまずは落ち着いて欲しい。うん、「究極」なんだ。すまない。ノーマルでさえ前シリーズよりも難度が高いからね、謝って許してもらおうとも思っていない。でも、「超越試練」をクリアした画面を見たとき、きっと言葉では言い表せない「達成感」みたいなものを感じてくれたと思う。殺伐としたゲーセンでそういう気持ちを忘れないで欲しい。そう思ってこのコースを作ったんだ。じゃあ、もう一度お金を入れようか。誰がするか!ボケェェェェェェェェ!!!!!! ちなみに、EXVS.にもシチュエーションバトルというアルティメットコースほどではないものの、ステージごとに使用機体が固定されている上、組み合わせがνとユニコーンという協力プレイだと事故になる組み合わせになる、最終ステージは常時覚醒機体が3機に自機(1P)は当時微妙だったエクシア…と非常に高い難易度を誇るコースがあった。家庭版でリベンジしたいというプレイヤーもいたようだが、残念なことに家庭版では削除された。 アレルヤ・ハプティズム(あれるや・はぷてぃずむ)[00][人物名] 刹那・F・セイエイ、ロックオン・ストラトス、ティエリア・アーデと共にガンダムマイスターとしてソレスタルビーイングに参加している青年。1stシーズンではガンダムキュリオス、2ndシーズンではアリオスガンダム、劇場版ではガンダムハルートに搭乗している。 劇中では『超兵』の力を活かした高速戦闘をクライマックスで見せるのがお決まりとなっており、そういう意味では見せ場もあるものの、その代わりにクライマックス以外では目立たないため、『ハブラレルヤ』という造語が出来てしまい、監督が担当声優に『本意ではない』と謝罪までした不遇なキャラクター。とある劇中での信じられない役目から『GN電池』とも言われてしまっている。ただし、劇場版では終始大暴れした。 VS.シリーズでも本編をリスペクトするかのようにマイスターズで唯一プレイアブル機体として彼のMSは参戦しておらず、EXVS.の家庭用版で新規参戦したロックオン(ニール)が刹那に『アレルヤはどうした?(アレルヤ以外のマイスターは全員参戦している)』と言うなど、こちらでもネタにされてしまっている。しかも、家庭版で追加された劇場版00のPVではアレルヤも喋っており、参戦が期待されていたのだが2012年2月現在で登場する様子は全くなかった。 2013年1月29日に「アリオスガンダム」としてソーマ・ピーリスと共に念願の参戦と相成った。……とは言うものの利点が変形とBRの弾幕だけと、特化したワンチャン力を要求されるコスト1000の中で(生存能力こそ目を見張るものがあるものの)今ひとつ爆発力不足な機体だったため影の薄さを返上するに至らず。残念。 ところがMBでコスト1000→2500に上昇というかつてないコストアップを施され、さらにアップデートで一躍環境の上位と言われるほどのものになった。やったね!!そして念願かなってガンダムハルートも参戦した。 遺影(いえい)[スラング] 亡くなった人を偲ぶための写真または肖像画。お葬式の時に使用したり、仏間などに飾られることが多い。 EXVSより試合決着後に止めを刺した機体がアップになるまでの少しの間動くことが出来るようになり、その間に攻撃することで被弾モーションをアップにすることが出来るのだが、その時の攻撃が相手の耐久値を上回った場合、アップされる代わりにその時の攻撃を受けた姿が表示されるためこう呼ばれた。 とどめを刺される直前に相手の撃墜に成功した、射撃CSを貯めていたが試合終了時に指を離したら発射した……など偶然のケースもあるが、負けた側の腹いせでこうなる事もあるが気になる人は気になるので無用なトラブルを避けるためしない方が吉。されても負け犬の遠吠えだと流してあげよう。 GVS及びEXVS2以降ではこれがなくなり、すぐにリザルト画面に行くように。 リプレイでは試合終了後の動きは再現されないため意図的だった場合がわかるようになった。 生贄(いけにえ)[Z][スラング] ガンダムVS.ガンダム及びガンダムVS.ガンダム NEXTのCPU戦でZガンダムと一緒に登場し、Zガンダムを覚醒させるために存在する低コスト機体群のこと。登場するときは露骨に耐久力が低く、カミーユが切れる姿を存分に見ることができる。「五の試練」以外はZガンダムを先に倒してしまえば、後は雑魚狩りになるので倒し方を間違えないようにしたい。 難易度的にはガンガンノーマルD-4面「ゼータ発動」(初級)、NEXTのC-7EX(中級)、ガンガンアルティメット5面「五の試練」(上級)といったところか。斬られたり突き刺されたりしないよう、注意して欲しい。 EXVS.では「体を通して出る力」が消滅(覚醒へ移行)したため無くなってしまった。カミーユにとってはよかったのだろう… 一機だけ出てないあのガンダム(いっきだけでてないあのがんだむ)[W][機体名] 「新機動戦記ガンダムW」において主要なWチーム5人のうちたった一機だけ出られなかったアルトロンガンダムのこと。NEXTにおいてW枠は5機と発表された際、全員出るかと思われた。実際はヒイロ、デュオ、トロワはプレイヤーキャラクターとして、カトルはデュオのアシスト(のパイロット)で登場するにもかかわらず張五飛(チャン・ウーフェイ)だけは出られなく、ACのEDでもGチームがそろう際に一人だけいなかった。そのため解禁して欲しい機体としてよく名前が挙がっていた。 ただでさえ五飛は独特の考えを性格や言動をネタにされることが多かったのに、この結果さらにネタ性が強くなってしまった。 ちなみにガンダムvsガンダムのステージの1つの「コロニー内部」はアルトロンガンダムの改修前であるシェンロンガンダムの製造地であるL5コロニー。 家庭用「NEXT PLUS」の発表に伴い、まさかの新参戦「Endless Waltz」枠でサプライズ登場。これでもう不遇キャラとは呼ばせない!…が、今度はカトルがネタ及び不遇キャラにされているうえエンディングでアルトロン(ナタク)がやっと出てきたと思ったらサンドロックがハブられまたWのGチームがそろわない事態に… そのサンドロック改はNEXT PLUSモードにCPU専用として登場。勿論操作することは出来ず、声も無い。 これでGチームはそろったが前期主役機であるウイングガンダムがいない(後継機であるアルトロンやデスヘルと違ってウイングゼロとウイングはまったく別機体)。ちなみにこのウイング前期主役機というカテゴリーでも一機だけ出ていない。原作でも扱いの悪い機体ではあったが… そして「MAXI BOOST」でアルトロンガンダムとサンドロック改、モバイル有料会員限定機体でデスサイズヘルとヘビーアームズ改が参戦したことにより、ようやくWのガンダムチームが揃うことになる。 「GVS」では最初からTV版の後期ガンダムが勢ぞろいしている。 また、「GVS」でDLCでバスターの搭乗が決まった際、イージスとアスランがいないため、一時期ネタにされていたが、イージスもDLCで追加されたためすぐに消えた。 ちなみにGガンダムのジョルジュの乗るガンダムローズはガンガンからEXVS以降に至るまで一度もアシストとしてすら参戦していない上、話題にも上がらないこともある。EXVS2でマックスターの武装でローゼスビットだけ登場した。 イノベイター(いのべいたー)[00][用語] イオリア・シュヘンベルグが定義した高い相互理解能力を持ち,人類を導くと言われる進化した人類であり,脳量子波による感応能力や超人的反応速度を持つ。また後述のイノベイドよりレベルの高い脳量子波を扱える。ダブルオーライザーに搭載されているツインドライヴシステムによって生成される高純度のGN粒子を人間が浴び続けるとイノベイターへと進化することが出来る。劇中でイノベイターへと進化するコトが出来たのは刹那1人だけである。またよく間違えられるが後述のイノベイドのように肉体が強化されているわけではなく,あくまで脳量子波が扱える人間である。 劇場版でイノベイターになると状況把握能力、空間認識能力、脳量子波の拡大、細胞の変化による肉体の強化、GN粒子散布領域における脳量子波による意識共有が可能と言われている。劇中内で、覚醒要素を持った全世界の一般市民が登場している。エピローグの2354年には、人類の4割がイノベイターへ覚醒し、その一部が外宇宙へ進出している。 ELSとの対話後に復活したグラハムもELSと融合したイノベイターに覚醒、劇場公開版及び小説版ではアレルヤとマリーがイノベイターに覚醒、初期案では沙慈とルイスにも兆候が見られた。 覚醒条件は不明だが、上記の他にダブルオーライザーのトランザムバーストの影響を受けて急速に覚醒する場合もある。(現在該当者は1名) イノベイド(いのべいど)[00][用語] ソレスタル・ビーイングの計画を進める謎の集団。その真相は演算処理システム『ヴェーダ』によって造られた生体情報端末。遺伝子操作による人類を超越した身体能力と、体内のナノマシンによるテロメア修復によって不老の肉体を持ち、GN粒子を触媒とした脳量子波による量子通信によって、同タイプのイノベイドと思考を共有したり、ヴェーダと直接リンクが出来る。リーダー格はリボンズ・アルマーク。またリボンズ・アルマークのように『ヴェーダ』に上記以外の特別な能力を付与されている個体もいる。ティエリア・アーデもイノベイドの1人だったがイノベイドの行動と対立する選択をした。 いずれ現れる人類が進化したイノベイターを模して作られ、人類を理解し人類に革新を促す存在であり,いずれはその役目を終え滅び行く存在である。リボンズはヴェーダに付与された自らの力を過信しイノベイターと名乗った。その影響なのか、リボンズの配下のイノベイドは自分自身をイノベイターと呼んでいる。ヴェーダが世界の変化や進行方向を予想するための情報獲得手段として無自覚のイノベイドを人間の中に紛れ込ませる。これが2nd最終話のエピローグに映っている多くのイノベイドである。人間と違い頭髪が緑や紫やピンクなどいわゆるアニメ色の髪なのが大きな特徴である(フェルトはピンク髪だが、ある事情から染色しているだけ)。 インカム(いんかむ)[無][用語?] 筐体の売り上げの事。これが少ないと撤去の対象になりやすい。 打ち上げ花火(うちあげはなび)[Z][スラング] NEXTに登場するキュベレイの格闘前派生のこと。前派生すると敵を受身の取れない状態で上空に押し上げ敵が完全にダウンする、撃破する、弾切れを起こすまでファンネルがその敵を撃ち続ける。その際遠くからでもその様子が確認でき、まるで打ち上げ花火のようだと言われた事で広まった。 他にも「侵略の花火だよ」といいながら爆発させて相手を打ち上げるターンXの特殊格闘の特殊格闘派生やキャノンで突き刺して相手を上に打ち上げる陸戦型ガンダムのキャノンN格も花火と言えるだろう。 エアプ(えあぷ)[無][用語] 「エアプレイ」の略語。本シリーズでいうなら未プレイでプレイ動画やwiki、掲示板などの情報でプレイしたかのように語ることを指す。 たまに「運営はエアプ」という言葉が飛び出すことがあるが、その場合EXVS2のAGE-FXのようなその機体の強みを潰し、結果弱体化したり、おそらくフォビドゥンの弱体化をしようとした結果むしろ強化されベルディゴ以来の使用率、勝率トップに上り詰めたりと「なんでその機体が強いのか、どこが弱いのか」をまるで理解していない修正を行うことから言われる。 EXVS2のV2の「ABのメインがちょっと強いBRになる」など一見弱体化に見えるが使い手からすると利点の方が多い点もあったりするので何でもかんでも言うのも考え物かもしれない。 XBのアップデートでジョニー専用ザクとハルートが何とも言えない調整を受けたことから、開発チームとの対戦会で事前にアンケートがあった「開発に使用してほしい機体」に二機の名前も上がり、使用されたのだがジョニーザクは使いこんだプレイヤーすら驚かせるような立ち回りをした。一方ハルートは武装すら正しく把握されていなかったが… エゥーゴ(えぅーご)[Z、ZZ][勢力名] 「A.E.U.G.→Anti Earth United Goverment(反地球連邦政府)」の略。総大将はブレックス・フォーラで本拠地は月都市グラナダ。 1年戦争に勝利した地球連邦軍であったが、スペースノイドへの圧政はますます強まっていった。その状況に危機感を抱いた連邦議員兼連邦軍将校ブレックスが自身のコネクションを利用して築き上げた親スペースノイド組織。正確には軍隊ではない。当初は地味な活動しか出来なかったが、謎の男クワトロ・バジーナの仲介でアナハイム社の支援を得ることに成功、力を蓄える。ティターンズの引き起こした30バンチ事件を契機に本格的に活動を開始した。新型ガンダム強奪を初めとして、様々な作戦でティターンズを攻撃する。中盤ブレックスが暗殺されるとブレックスの遺言でクワトロが総大将になり、ダカールにおける演説でティターンズを糾弾し世論を味方につける。アクシズとの協力作戦などでグリプス2に追い詰めるも、「グリプス2攻防戦」で主要メンバーのうちカミーユは精神崩壊、エマ、ヘンケン、カツは戦死、クワトロは行方不明など急速に勢いは減退する。 「ZZ」でも引き続き存在しているが、アーガマ以外の戦力はほとんど無きに等しかった。そのためアナハイムの支援も薄れ、組織再編などの為に連邦政府の傘下となる。そのため「スペースノイド派」であるネオ・ジオン(ハマーン・ジオン)と敵対し、「アースノイド派」である地球連邦軍と協力するなどその存在意義はもはや無くなっていった(ゲーム「ギレンの野望 アクシズの脅威」のアクシズ編でエゥーゴ本拠地グラナダを攻める際の演説でその点を糾弾している)。第1次ネオ・ジオン紛争後は解体および連邦軍に吸収され、後のロンド・ベル隊の母体となったと言われている。ネェル・アーガマはロンド・ベル隊所属として引き続き運用される事となったが、木星圏行きのジュピトリスIIに搬入されたZZガンダムを除くガンダム・チームの機体群(Zガンダム、ガンダムMk-II、百式)は連邦軍上層部の判断により秘匿されたとの説がある。 エウティタ(えうてぃた)[Z][略称] 「機動戦士Zガンダム」を元にしたアーケードゲーム「機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の略称。 エクストラ機体(えくすとらきたい)[全] EXVSMBより実装された要素で、主にEXVSFB家庭版にてDLCされた機体のことを指す(デスサイズヘルとヘビーアームズ改のようにフルブ家庭版で参加していない機体もある)。 携帯サイト有料会員限定で不定期に行われるキャンペーンに参加し一定の日数プレイ(最低4日)することで、ガチャチケットがもらえ、使用することで使用可能となる。ただ、有料会員であっても忙しくて何日もゲームセンターに行けなければ機体使用権を入手できないのは賛否を呼んでいる。 多くの機体が元の機体からコストと性能を下げたコンパチ機体で、実戦で使用するにはやや心もとない性能な機体が多いのだが、ガトー専用ゲルググのようなコンパチ元と使い勝手が大きく違う機体や、ハマーン専用アッガイやゴールドフレーム天ミナのような元の機体より高いコストになり、性能的にも高い評価を受けている機体、デスサイズヘルのようにコストは下がったもの元の機体とはだいぶ別の機体になったなど、様々な評価である。いずれの機体も、全てのプレイヤーが使えるわけではないので、強みを押し付けやすい(一種の「わからん殺し」ができる)という長所がある。 有料会員でなければ使用できないが、一度機体の使用権を手に入れれば再度有料会員になっても引き続きエクストラ機体は使用できるようになる。が、MBONでは常に有料会員でないと使えなくなった。 MBONではMBより機体性能が落とされている傾向にあるのだが、課金(有料会員)しないと使えない機体が強いと不平等感が強いというスタッフ判断だったことがインタビューで明かされている。その割にハマッガイとか強い機体もいたのだが。 家庭版MBONでは最初からすべてのエクストラ機体が使用可能に。 『EXVS.2』ではこれまでのエクストラ機体、『GVS』に参戦した機体が月に一度くらいのペースで解禁。こちらは無料会員、サイトに登録していなくても入手可能になっているが、解禁にはある程度以上の「クレジット(対戦回数ではない)」と運が必要となった。サイト登録していないと莫大なお金を必要とするので機体を使いたいのなら無料会員にはなった方がいい。無料会員でも使えるようになったため天ミナやドアンザク等パンチの利いた性能になっているのもいる。 『XB』では新型コロナウイルスの影響で機体追加がしにくかったり、何度もゲーセンに通わせるのはどうかという判断もあってか前作に比べて再取得キャンペーンなどで入手機会の増加がなされたり、モバイルサイトに登録しているとかなり取得しやすくなった。 『XB』の稼働末期ではカードがなくてもエクストラ機体が使用可能になり、『OB』でエクストラ機体を一般機体へ昇格させた。 援誤(えんご)[無][スラング] ネタのため、あるいは戦術上の問題で相方を意図的に誤射すること。ニコニコ動画のとあるコミュニティにて広まった。由来は援「護」と「誤」射を掛け合わせたもの。多くの場合は緑ロック状態(=無誘導)で僚機を狙う必要があるため、意図的な誤射行為そのものが難易度の高い行為である。援誤を試みるなら、まずは敵の巻き添えにするタイプのもので練習してみると良い。 対戦の人数揃い待ちなどの特殊な状況では特に意思疎通がなくとも行われる事も少なくないが、基本的には不利益な行為なので相方の了承無き場合は勝つ気がないと判断される可能性もあり絶対にやめましょう。ただ、このような相方を持っているなら…その相方を一生大事にしましょう。 そもそもこのネタ自体を知らない人、単純に不快感を覚える人もいるわけなのでそういった人を責めたりしてはいけない。 遠征(えんせい)[無][スラング] 自分のよく行くゲームセンターから遠く離れた場所へ行くこと。どの程度の距離から遠征なのかは人による。 元ネタは野球やサッカー等主にスポーツで試合のために遠く離れた敵地へ赴く際に使用する「遠征」から MBONからはオンライン対戦が主流になり店内戦を設定している店舗が相当減ったこと、有料会員なら家庭用のようにルームを作成すれば遠距離でも同じメンバーで対戦できるようになったのでほぼ聞かなくなった。 落合博満(おちあいひろみつ)[無][人物名] 実在する元中日ドラゴンズのプロ野球選手で、独特の感性やキャラクターと史上唯一の三度の三冠王・史上初の1億円プレイヤー・FA権行使による移籍者など、ある程度野球を知る人では知らない人はいない程の名プレイヤーにして監督としても8年間でチームを4回優勝に導いた名将。解説者としても、的確な指摘による(多少野球知識があれば)非常にわかりやすく丁寧な解説で野球ファンを楽しませてくれる…のだが実はかなりのガンダムファン(というより親子揃ってアニメファン)であるのは有名。エピソードは枚挙に暇がなく、その辺の「ガンダム好き」を自称する芸能人など軽く凌駕するレベル。エピソードを下記に挙げると少なくとも00までの映像作品全て視聴済み 引退した後あまりに暇なため量産型ゲルググ(同キット)を8体作る スポーツ新聞記者に好きなガンダムとして「ウイングガンダムゼロカスタム」と回答した際、実際の紙面では「ウイングガンダム」にされており激怒する 「ガンダムになれそうな選手はいるか?」と言う問いに対し「俺がガンダムだよ」「他の奴じゃガンダムになれない」とどこかの誰かみたいな回答をする 土曜日の試合の際、録画を忘れていたのに気付き、試合開始前に息子に録画を頼む電話をする しかも帰ってきた際の第一声は「ただいま」ではなく「ガンダムは録れたか?」 至福の時間は「試合に勝って、帰って妻の料理を食べながらガンダムを見る事」 息子の発言からおそらく連合VS.ZAFT IIを一緒にプレイしていると推測できる。 息子とたまにガンダムの名セリフの応酬をして遊んでいる。 その息子・落合福嗣は声優として活動しており、劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のレイモンド・ケイン役で出演している。 他の好きな機体はセラヴィーガンダム、アビスガンダムなど。ちなみに和歌山県にある彼の(野球の)記念館にはガンプラが大量に展示されており、そのほとんどは落合氏が作ったものであるらしい。優勝したある年にバンダイからプレゼントされた「ガンダムエクシア ドラゴンズブルーバージョン」も展示されているので興味がある人は行ってみよう。 オードリー・バーン(おーどりー・ばーん)[UC][人物名] OVA「機動戦士ガンダムUC」のヒロイン。栗色のショートカットにエメラルドの瞳を持ち、気品を漂わせる少女。16歳。「ラプラスの箱」の悪用を阻止するべく、単身行動を起こした所をバナージ・リンクスとめぐり会う。名前自体は偽名で、バナージに名前を聞かれた時に咄嗟に思いついただけの物に過ぎない。由来は彼女が好きな映画『ローマの休日』の主演女優・オードリーヘップバーンのもじり。メタ的な話をすると『ローマの休日』もある国の王女さまが一般人のふりをしてローマ市内を主人公と散策する物語である。余談だが、由来は同じではあるものの同名のお笑いコンビとは全く関係ないので注意。トゥース。 なお非公式作品であるが、漫画「機動戦士ガンダム ムーンクライシス」ではメイファ・ギルボードと名乗っていた。19歳で、髪型も腰までのロングヘアとなっている。 本シリーズでは、バナージやマリーダのセリフの中に名前が登場していたが、EXVSではナビキャラとしても登場。[関連]-ミネバ・ラオ・ザビ 起き攻め(おきぜめ)[全][テクニック] ダウンした相手が起き上がるタイミングに合わせて行動することで、自機に有利な状況を作る作戦。本ゲーム以外にもダウン判定が存在するゲームではよく使われる用語。初心者やCPUはこれに非常に弱い。 おしおき[全][スラング] 体罰を与えること。またはその体罰(国語辞典より) 本シリーズでは、強機体として暴れた機体をアップデートや次回作稼働開始時に大幅に下方することを呼ぶことも。前作の強さの見る影もなく、どう扱っても他の機体の下位互換になるまで落とされることも多いが、アップデートで強さを取り戻したり別の強みを得たりする、その作品ではずっと微妙なまま…などその後の扱いは天地程差がある。 ガンガン→NEXTの黒キュベレイ、MBON→EXVS2の試作三号機は弱いままのケース(NEXTまではオンラインアップデートがなかったので当然ではあるが)MBON→EXVS2のダークハウンドは別の強みを得た代表。 また、弱体こそされるがほどほどな具合に収まる機体、中にはアップデートでまた強機体に戻るケースもそこそこある。 お立ち台(おたちだい)[SEED][ステージ、スラング] ガンガンにおけるSEEDステージの中央の巨大なポールの最上部のこと。アルティメット2面「二の試練」ではここで敵とお見合いをしながら開始することになる。 EXVSでのXステージ「ニュータイプ研究所」にも高い建物があるので後継ともいえるかも。こっちは破壊可能なので実戦で上るのはけっこう難しい。 オーバードライブ(おーばーどらいぶ)[全] EXVS.MBに登場したシステム。FとSの2種類が存在し、FB、MBON以降の覚醒のように機体選択後どちらかのドライブを選択する。 体力が減るごとにゲージが溜まり、250を切ると発動可能になる。Fだと格闘ボタン単独入力、Sだとメイン射撃入力と同時に自動発動する。覚醒と異なり1出撃1回だけ使用可能。どちらも機動力が上昇し、Fなら赤い輪っかが、Sなら青い輪っかが機体周囲に展開する。 Fは防御力に補正がかかり、格闘の伸び、火力が向上し射撃から格闘のキャンセルが可能に、格闘をガードしてもこちらは短いよろけになり、相手のガードを解除するなど攻撃力中心に機動力、防御力ともにバランスよく強化される。 Sは射撃武装の威力向上、リロードが高速化、射撃から射撃にキャンセル可能に、足の止まる射撃をステップキャンセル可能になる、ケルディムはメインの弾数が増える、レジェンドなどはサブを移動撃ちできるようになるなど射撃機向きの強化を受ける。 使用後は機体の各部がわずかにスパークしているような演出があり、公式で明言されていないが機体の基礎能力が向上する。 エピオンやサバーニャのようなFもしくはS1択という機体もあれば、デュナメスなど射撃機体だが足の止まる射撃しかなくかといって格闘も強いわけではないとどちらの恩恵を受けにくい機体も。また、アルトロンなど下格のピョン格を立ち回りで常に使用する機体はドライブの発動を抑えるため立ち回りが制限される事態も起きた。 カプル&コレンカプルはそれぞれ独立してドライブを使用できるという唯一の個性を持っていた。 覚醒とFドライブで相手の耐久値を1コンボでほとんど奪うなどゲームバランスの大味化が目立ったためか1作で消滅した。次回作ではそれぞれのドライブの特徴を受け継いだ覚醒がF覚醒、S覚醒として実装された。 おもちゃ[全][スラング] インフィニットジャスティス(ミーティア装備)のMS形態を始めとする、「ダウン値が高いMS」の総称。 元ネタは、『ニコニコ動画』のコミュニティ「AO(頭おかしい)勢」(*2)がフリット・アスノの名台詞を改変した「アスランはオモチャじゃないんだぞ!」から。 MBから登場したボス仕様の隠者とストフリは、ダウン値が高いMSとして、AO勢からサンドバックの対象になっていた。しかしそれが人気になったのか、Eルートのボス機体が全て既存のプレイアブル機にボス並のHPとダウン値を加えたものになっていた。ただしMBでは通常MSの2倍のダウン値しかない。MBONからはボス仕様アスランと同様のダウン値に。ちなみに武装などはアシストを除いてMB仕様。 ONに登場したエクストリームガンダムMk-IIAXEも「おもちゃ」に該当するのだが、ダウン値が8でブースト使用中or覚醒後はスーパーアーマーになるのでサンドバックに向かないため、AO勢の評価は良いものではなかった。 GVS.ではDESTINYが参戦しないためボスランはいないものの、新たにアルヴァトーレがボスとして登場。この機体もアルヴァアロン時には高耐久・高ダウン値(*3)という紛れもない「おもちゃ」であった。 EXVS.2では遂にミーティア装備とボス仕様の隠者がリストラされた。しかし、12月25日のアップデートで追加されたA-11の3面目にMB時代の3-A[EX]を再現したステージが登場し、ターゲットの隠者はプレイアブル仕様な点を除けばボスランと同じ高耐久・高ダウン値を持ち、多くのAO勢が歓喜した。なお、スターウイニングガンダムが参戦した2019年7月30日には、A-11-1のプロヴィデンスガンダムも「おもちゃ」になっていた。但しHPはプレイアブルと同等の為、ロマンコンボフィニッシュが狙いやすくなった。 家庭版MBONが発売され、家でいつでもおもちゃに会いに行けるようになったほか、マキシブーストミッションではおもちゃと戦うミッションが存在し、開発もこの事を知っているような思わせぶりとなっている。 EXVS.2XBではCPU戦に乱入が無くなり、ステージも全開放されている事もあって気軽に会いに行けるようになった。当然おもちゃ仕様の隠者とプロヴィが続投しているが、4月22日のアップデートにてジャスティスガンダムが参戦。A-11-3の前座で登場するのだが、なんとこいつもダウン値が20の「おもちゃ」になっている。家庭版MBON同様に開発が狙ってやっているとしか思えない…。 更に、XBの新機能として実装された「賞金首システム」は、赤い名前の対象機体を撃破すると獲得GPが増えるというものなのだが、どういう訳かこの賞金首機体もダウン値が20に設定されており、紛れもない「おもちゃ」であった…。[関連]-アスランはオモチャじゃないんだぞ! 終わりの無いディフェンス(おわりのないでぃふぇんす)[V、DESTINY][スラング] 無印ガンガン及びNEXTにおけるヴィクトリーガンダム及びインパルスガンダムの武装と形態を利用した逃げ技で、無限滞空の先駆けとも言えるテクニック。超高空に陣取ることで、敵機体の赤ロック外の位置にとり射撃武器の誘導性と銃口補正を外し、同高度に追いつかれるまでほぼ無傷が狙える…が、このゲームは2on2であるため、相方が地獄を見る事となる。また、アップデートにより天井が従来より下げられたため、狩られる可能性が高くなった。 コストの関係からインパルスよりヴィクトリーで行われることが多い。 ちなみにNEXTのストライクもランチャーのガンランチャー発射しながら上昇すると妙に効率がよく天井までいけるのでそこで換装連打でもできたりする。 元ネタは「機動戦士Vガンダム」の前期OP「STAND UP TO THE VICTORY」中の歌詞から。 フルブで復活したヴィクトリーは、オバヒになると強制的に全パーツがドッキングする仕様に変更されたため、このテクニックは使えなくなった。また、インパルスは武装が大幅に変わり、そもそもコアスプレンダーにすらなれなくなった。 EXVSの某大会動画で見られた百式の横→特格CSC→シールドでの無限滞空等、使い所を間違えなければ効果的な時間稼ぎの手段となる。コストや体力調整がギリギリな時や敵の覚醒を凌ぎたい時等には有効な手段なため、自機が無限滞空が可能ならやり方を覚えておいて損はない。 MBONではオーバーヒート後25秒ほど空中にいるとスタンし、地上に落ちるまで操作を受け付けなくなる「ブーストペナルティ」ができた。そこまで対空する機会はまれだが。[関連]-高飛び 無限滞空 次項か行
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「・・・ごめん。心拍数および血圧が異常な上昇をみせた。大丈夫。問題ない」 本当かよ。 ともかく、俺はやりすぎちまったようだ。 まさか長門をからかうと鼻血を出してぶっ倒れちまうなんて、親御さんの情報統合思念体とかいうやつすら知るまい。 「悪かったな、長門」 「いい。・・・いつか、必ず・・・」 何か言いかけた長門は唐突に口を塞ぐ。 「今はとにかく、眼前の懸案事項を片付けるべき」 Sing in Silence 涼宮ハルヒの融合7 ――――――そして月曜日。 作戦決行日がやってきた。 例の下着類は長門が紙袋に入れて持ってきてくれる手はずになっていたので、俺は特に準備するものも無く登校・・・したんだが、心の準備くらいはしておくべきだったね。 凄く反省してる。 なんてったって、俺の後ろの席に「涼奈みるひ」の席が無かったからな。 おまけに朝比奈さんが居たであろう3年生のクラスにも居らず、挙句の果てにこの学校にそんな生徒は創立から現在に至るまで居たことは無いらしい。 しかしながら。 SOS団はこのみるひという生徒が北高に居ない世界にも存在している。 何故か。 それは。 「ごめんなさい!遅れました~。教職員会議が長引いちゃって・・・。さぁ、始めましょう。ミーティングを」 涼奈みるひなる女性はこの学校の生徒でもなく、ましてや卒業生でもなかった。 ・・・彼女は、この学校の教員だったのだ。 どうやら彼女はこのSOS団顧問にして、団長と言う位置づけらしい。 まさかこの絶世の美人が女教師だなんて先週は思わなかったぜ。 「・・・やれやれ」 「あーっ!キョンほら、そんな風に人生を達観しちゃってるから、薄幸そうなオーラが出ちゃうのよ。しゃきっとなさい!」 この世界でのSOS団の存在理由。 宇宙人と未来人と超能力者を集めて遊ぶでもなく はたまた世の中の不思議を探すでもなく 『薄幸そうな生徒を集めて、皆で遊ぶ』 ただ、それだけらしい。 俺、薄幸そうに見えたのか。 長門や古泉ならともかく。 「さて、ただ今より S生徒達がより明るい生活を送るため Oオリジナリティー豊かなイベントを提供する S涼奈みるひの 団 月曜日定例ミーティングを開始します!」 パチパチパチパチ・・・と拍手か賛辞でも送っておくべきなのか? おい古泉、この期に及んで無意味スマイルは辞めるべきだ。 長門も無感動を装うな! 「キョン?どうしたの?」 やばい。目立ちすぎちまった。 「・・・ふふふ、どうしたの?有希が気になるのかなぁ?」 そりゃ気になる。あんたが考えているであろうものとは別な意味でな。 長門、顔を赤らめるな! 「ふふっ。健全な恋愛というものも学園生活には必須なのよ?隠すこと無いわ、ほら、古泉君、キョンと席を替わってあげて。 キョンが有希の隣に行きたがっているようだから」 「それはいいアイディアです。どうぞ」 古泉、お前はこれ以上事態をややこしくしたいのか。 「大丈夫です。これしきのことで事態は悪化しませんよ」 何を小声で言いやがるんだお前は。 「さ、キョン座りなさい」 仕方ない。まあ長門が嫌なわけではないが。 「じゃあ長門、失礼する」 「・・・どうぞ」 「ああんもう有希ったら、凄く可愛いですよ!!」 まぁ、みるひが絶叫してしまうのもわかる。 確かに赤く俯き加減にある長門は非っ常に可愛い。 妖精だな。これは。 「ささっお二人、手を握りなさい」 っておい! そういや抱きついたり、胸に顔押し付けたことはあっても、手握ったことは無いよな。 なんだか無駄にどきどきしちまう。 ・・・それ以前にだ。 そもそもなんでおれは長門と仲良く手を握りっこしなきゃならないんだ? いや、改めて言うが長門が嫌とかじゃないんだけどさ。 こっ恥ずかしいよな。長期間彼女なし人間の男が美少女と手を握るなんて、そう機会は無いだろうし。 「・・・嫌?」 「握った方が良いか?」 「・・・握ってくれるのなら」 そして俺は、長門がおもむろに差し出してきた右手をぎゅっと握った。 「やーん!もう、二人ったらラブラブねっ!!」 お前がつなげって言ったんだろうが。 『聞こえる?』 ・・・長門? 『そう。貴方の神経に直接作用させることでこの会話を構築している。しゃべらなくて言い。・・・一種の念話だと思って』 ・・・了解。 念話まで使えるとはな。恐れ入った。 『ひとまず怪しまれないように涼奈みるひの方を見ておいて』 ああ、そうする。 『・・・貴方の記憶中枢の一部を精査・・・えっち』 って勝手に人の記憶を覗くな!! 『冗談。タイミングを見計らう』 下着はどうするんだ? 『私の足もとの紙袋に入っている』 無いぞ?紙袋なんて。 『既にビジュアルステルスシールドを一部展開させている』 なるほど。不可視状態か。 『そう。タイミングを見計らってステルスモードを解除するから、貴方は中から下着を掴んで涼奈みるひにぶつけて。パイの要領で』 「ちょっとキョン、聞いてるんですか!?」 ・・・おおっと。完全に聞いてなかったぜ。 「んもう!」 みるひは団長席にふんぞりかえりながらぶーと口を膨らませて怒った様なそぶりを見せる。 『どんな内容だったか言ってみなさい!』とか言われるのかと思い内心ビクビクしていると 「ごめんなさい、ちょっと今日は時間が無いの。古泉君か長門さんに聞いておいて下さい。人の話はちゃんと聞かないと駄目ですよ?キョン」 はいはい、判っておりますよ・・・おい、帰っちまうのか? 「じゃあ今日はこれで解散です!戸締りよろしくお願いします!」 長門どうすんだ!?行っちまうぞ? 『強硬手段に出る。私が直接ぶつける』 「強行って・・・おい!」 俺が止める暇は無かった。長門はみるひが一瞬窓のほうを向いた隙に紙袋のビジュアルステルスを解除し、それを思いきり空中高く飛ばして中身をぶちまけ、 重力制御か何かを用いて一度飛び上がった自分の手のひらに収束させ、バレーのサーブでもするようにこちらを向いたみるひの顔に向かってぶっ飛ばした。 ・・・そりゃないぜ、長門。 古泉はぽかーん。 俺もぽかーん。 下着塊を食らったみるひはもっとぽかーんだろうな。 「・・・っふわっ!!何この下着!ペッ!顔から剥がれない!?」 まだ長門の重力制御だか慣性制御だかが効いている様だ。あれじゃ匂いを嗅がずには要られまいな。 「・・・ふあっ、取れた・・・有希?・・・これをやったのは有希なんですね?・・・あなた・・・一体」 「・・・あれ?」 と長門。 ・・・匂い、嗅げてないのか? 「・・・あなた・・・説明してもらいましょうか」 つかつかと絶句する長門の元に歩み寄るみるひ。これはやばい。何故効かない!? 怒気満面の顔だ。 ドイツのナマハゲより怖い。 「有希・・・歯、食いしばりなさい」 おっと!制裁という名の体罰という名の制裁が来るのか!平手打ちか!? ・・・グーかよ。痛いぞそれは。 みるひはかなり力をこめ、長門を三回殴り、 「・・・あなたがこんなことをするなんて、思いもしませんでした」 と悲しげな表情で言い放った。 「・・・色々と理由があります」 「言いなさい。一体どんな理由なのか」 「・・・言えません」 ・・・再び長門を殴りやがった。1発、2発・・・って古泉! 「ちょっと・・・やりすぎです!」 古泉と俺は長門を殴り続けるみるひの腕を掴んで止めようとする。 それでもみるひは俺たちを払いのけ、蹲る長門へ容赦の無い打撃を見舞い続け・・・その、まるで何かの格闘ゲームのコンボを見ているような速さだった・・・ 十数秒後肩で息をしつつも拳のプレゼントを中止し、 「・・・今日は忙しいの。明日までに精々笑える言い訳でも考えて置いてください」 そう吐き捨てるように言って壊れんばかりの勢いで部室のドアを開け、出て行った。 ・・・これは。 もうヤバイを通り越している。 どこのレスラーだこいつは。 俺は恐怖に足をすくめながらも、ぶっ飛ばされた長門に駆け寄る。大丈夫なのか? 「長門、大丈夫・・・!ってお前!?」 「ちょっと、長門さん大丈夫ですか・・・あれ?」 拳の圧力で以って1メートルばかりすっ飛ばされた長門だったが、 むくっ、と何事も無かったかのように起き上がった。 そういやこいつ万能宇宙人なんだっけな。 「・・・頬をちょっと切っただけ」 「大丈夫か?」 「わりと」 そうかい。見た感じかすり傷程度だが・・・ 痛いんなら無理するなよ? 「大丈夫。舐めておけば直る」 口からそんな遠いところを舐めるわけにもいくまい。 それに、女の子にとって顔は命の次に大切なもんなんだろ? 「・・・そうでもない」 そうかい。 「でも絆創膏ぐらい張らせてくれ」 俺はポケットから絆創膏を取り出して長門の頬に張る。 ・・・妹から貰った奴なのでかなりファンシーなガラだがそれで勘弁してくれ。 「ありがと」 どことなく居心地悪そうな表情を浮かべ 「うかつ。キョン、貴方にやらせるべきだった。ごめんなさい」 謝られてもね。 「俺がやっていてもあんな風にボコボコにされてただけかもしれんぞ?」 そういうと長門は首を横に振り 「違う。貴方がやっていた場合、結果は変わっていた。・・・と思う。ただ、私が先ほどした風にやってもだめ」 やってもだめ、というか俺には重力制御は出来ない。 「・・・そういうことではない」 「つまり、何かが足りないってことなんだろ?」 「・・・おおむねそう」 長門、なんだか拗ねてる様な雰囲気だな。 「どうした長門」 「・・・なんでもない」 なんでもないこと無いだろう。 「・・・帰る」 「おい長門!?」 「・・・放っておいてくれると有難い」 長門、様子おかしいぞ、って待ってくれ! 俺の制止を振り切って、荷物を持った長門は勢い良く部室を飛び出していった。 あいつでもメランコリー状態に突入することってあるんだな。珍しい。 「仕方ありませんよ」 「そう・・・かもしれんな」 長門、明日までには回復してくれよ? そう思いつつ、俺と古泉は団長席の周囲にぶちまけられた下着類の回収作業をはじめたのであった・・・匂いで誰の持ち物か判別しながらな。 やばいぜ俺たち。 そして火曜日。 今日こそは決着をつけるべく、万全の体制で学校に来・・・たものの、今日はもろもろの事情で半ドン、昼までだ。 なんかいろんな意味でやる気がそがれたな。 ・・・とは言ってられんのが現状。 とにかく今日までにあの二人を分離させないと、長門いわく 「・・・これ以上私の身が持たない」 らしいし、古泉いわく 「僕の仕事、無くなっちゃいますから」 らしい。 おい古泉、お前の場合は仕事がなくなったほうが良いんじゃないか? 「それはまあ、そうですね」 相変わらず裏で何考えてんのか判らん仮面の笑みを浮かべやがる古泉。 「まぁ、僕は機関の構成員である以前にSOS団副団長です。本来あるべきSOS団をとりもどすことが僕の使命です」 同調しておこうかな。一応。 前回のように無計画ではいかんということで、長門立案実行俺、支援古泉なプランが作成された。 まず、長門と俺がみるひが部室に来る前に入る。俺は長門が作ったビジュアルステルスシールドで身を隠し、長門はみるひが来るまで待つ。 みるひが来ると、長門はビジュアルステルスシールドで隠れる俺からは死角になる位置に立つ。確実に長門はみるひにどやし付けられる筈なので、 長門は殴られようが蹴られようがひたすらそれを耐え忍ぶ。 そして、ころあいを見計らい俺が背後から飛び込み、みるひに二人の下着の匂いを嗅がせる。 そういう寸法だ。 ちなみに、古泉は長門謹製の昏倒棒(触れただけでも失神してしまう凶悪な棒切れ)を持って、俺が失敗した場合部室に突入し、みるひを失神させる手はずになっている。 ・・・大丈夫なのか?こんなんで。 「・・・恐らく」 「まぁ、こんなものでしょう」 そうかもしれんな。 「それより長門、また殴られることになりそうだが、大丈夫か?」 「・・・大丈夫」 まだメランコリー長門さんだった。 そんなに殴られるのが嫌なら、別な作戦にしようぜ。 「・・・そういうわけではない」 「じゃあどういうわけさ」 マリアナ海溝の奥底より暗い色を浮かべておられるな。 「・・・なんでもない」 「なんでもないことないだろう」 ああ、ちょっとしつこいな俺。 と俺自身がそう思った瞬間・・・ 「なんでもないったらなんでもない!!詮索しないで!」 長門の声が部室前の廊下の空気を文字通り切り裂いた。 その声はエアーカッターより鋭く、鉄工所のプレスより高圧で、バンシーの泣き声より物悲しい。 俺は猛烈な寒気に襲われた。 長門が怒っている。眼孔に涙を湛えながら。 俺がしつこ過ぎたから?それとも長門の心のデリケートな部分に触れてしまったからか? ともかく、これだけは言える。俺が悪かった。 「悪かった、長門。すまん」 「・・・・・・」 プイ、と俺から視線を外す。 相当怒ってるな。 俺は長門の怒気に押され、それ以上声すら出なかったが、古泉が 「ひとまず目の前の懸案を解決するのが先です。作戦を開始しましょう」 と言ってくれたおかげで、凍りついた場の空気が若干動いたような気がした。 「・・・・・・」 あさっての方向にあるコンクリート壁をぶち破らんばかりの眼光でにらむ長門。こりゃあしばらく俺とは口聞いてくれそうに無いな。 さて。 機嫌激悪の長門に影響されて、俺の気持ちも若干沈む中作戦が決行された。 ・・・わけなんだが、待てど暮らせどみるひがやってくる気配が無い。 いつまでもたちんぼしているのに疲れた不機嫌ユッキーは、定位置にパイプ椅子を持っていって読書を開始してしまった。 俺の方をちらちらと睨みながらな。 頼むからそんなに怒らないでくれ。ハルヒや朝比奈さんならともかく、お前にそんな態度をとられるのは慣れてないんだよ。 という心の叫びが長門に通じる筈はなく、俺は魂が出んばかりの深い溜息を吐いた。 にしても暇だ。長門・・・は話し相手にはならんな。 仕方が無いので長門のこしらえたビジュアルステルスシールドの影響圏から出たり入ったりして遊んでいたが、 長門から投げかけられる視線があまりにも痛冷たいので、若干趣向を変え、ステルスシールドから首だけ出して 「生首ー」とかやって長門を驚かそうと思ったら がちゃ 古い部室のドアをガタピシ言わせながら 奴が来た。 「ひゃあああああああああ!!??」 そりゃな。首だけ浮いてたら誰だって驚くわ。 「キョキョ・・・キョ・・・有希!!」 部室に入るなりびっくりして腰を抜かし床にへたり込んだみるひは、長門に助けを求める・・・が、何故か長門まで腰砕けになっているようで、俺を凝視したまま微動だにしない。 どうしろって言うんだよ! ・・・って今がチャンスなんだよな。 俺は咄嗟に足元にある下着入り紙袋から下着群を鷲づかみにしてステルスシールドから飛び出し、 「往生せいやあああああ!!!!!」 と半ば自分を勇気付けるために怒声を発しながら突っ走り、みるひの顔に下着を文字通り突き刺すようにして押し付けた。 むにゅっ 奇妙な手ごたえがあった。 なんだこの昔理科の実験で作った巨大スライムの中にこぶしを埋めたような感覚は。 「あ・・・?」 下着を持ってみるひの顔を襲った右手を見てみる。 顔、貫通しとるがな。 「うわあああああぁぁぁあ!!!?」 これなんてB級ホラー?非現実的すぎてある意味怖いです。 まぁ貫通したとは言っても、こんにゃくか寒天で出来た人形を思い切りついたような感じなので、頭の中身はおろか血すら出てないが。 「大丈夫。作戦は成功した」 と後ろで長門が言うものの、正直これはいろんな意味でヤバイと思うぞ。 「早く手を顔から抜いて」 ああ、突っ込んだままだったんだな。 ぬちゅっという嫌な音を立てて拳を引き抜くと――― みるひは太陽10個分以上の光に包まれ――――うおっまぶしっ――――そして 光は収束し、二つの物体がみるひが今まで居た空間に現れた。 ほかでもない。例の涼宮ハルヒと朝比奈みくるである。 さっきの長門以上の怒気をともなってな。 「・・・キ・・・キョン?」 「・・・キョン・・・君?」 多分この二人は、自分がどういう状況に置かれているのか判っていない。 俺はふたりの下着を、律儀に上下セットで持っている。 俺から見れば、これは二人を取り戻すのに必要不可欠なものであり、今彼女達にしたことは必要不可欠かつ不可避な行動である。 対して、彼女側から見れば、俺は単に二人の下着を持って、それを眼前に押し付けている変態さんに過ぎない。 わなわなと怒りに肩と腕を震わせているのが見て取れた。 ・・・やれやれだぜ。 「「最ッッ低ッッ!!!!!」」 俺は殴られ、目潰しされた。グーとチョキで。 痛いよ。全然痛いよ。 俺を含めたSOS団に再び平和が訪れた。 ただ、暫くハルヒは口を利いてくれなかったし朝比奈さんは長門が弁明に入ってくれるまで俺を明らかに避けていたし、長門は長門で微妙にメランコリーだった。 出番のなかった古泉も若干ダウナーなオーラが出てたりする。 「涼宮さんが分離した、ってことはまた例のアルバイトが始まるってことですしね。正直僕も憂鬱だったりします」 あれ。こいつ「僕の仕事、なくなっちゃいますから」とか言ってなかったっけか。 ガチホモの云う事はいまいち一貫性が無いな。 「ははぁ、そうかもしれませんね」 と負け戦の将棋盤を見つつ、ダウナーオーラをまといながらもいつもの無意味スマイルを浮かべた。 「キョン君、どうぞ」 麗しの朝比奈さんがお茶を入れてくれる。今までこれは日常的かつ当たり前のことで、団史にわざわざ刻むまでも無いような出来事なのだが、 あの一件を経験してからというもの俺は今まで以上に朝比奈さんのお茶を味わって飲むようになった。 六甲の美味しい水だろうが水道水だろうが雨水だろうが、朝比奈さんの入れるお茶は甘露、いや俺にとっちゃソーマや仙丹みたいな霊薬ですよ。 これが無いと何も始まらんね。 「エロキョン!何ニヤニヤしてんのよ!」 おっと、あまりにお茶が美味くてニヤニヤしちまったか。 ―――あの一件以来俺をエロキョンと呼ぶようになりやがった我らが団長様だが、幸いなことに自分が長門や朝比奈さんと合体してしまったことは全く覚えていないような素振りだった。助かったぜ。 ・・・覚えていないなら、だ。授業中に聞こえた声はハルヒの無意識下に存在する”何か”が発したものなのか、それとも現行のハルヒの人格とは別のものが発したものなのだろうか。今となっては到底判らんが。 そして、長門。 明瞭なる感情を獲得し、ついでに”個”というものも獲得したように感じた長門だが、みるひにボコボコにされる前とは打って変わり口数少なげに窓際で本を読んでいる。 何でそんなにナーバスなのか訊きたかったが、また怒られそうな気もしたので何も訊かないでいる。 まぁ、そのうちまた戻るだろう。あんなに明確に怒気をはらんで怒るようになった、というだけでもめっけもんだ。 夏を向かえ、いっそうのエネルギーを加えつつある陽に映る、長門とハルヒと朝比奈さんと古泉、そして俺。 あたりまえの、日常的な、しかしながら貴重なこの空間、そして時間。 「なべて世は事もなし――――」 窓際にたたずむ小さな影が、誰に告げるともなく呟いた。その語尾に心地よいながらも、不思議な余韻を残しながら。 涼宮ハルヒの融合 オワリ 前 目次
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まりさが目を開けた時、周りは一面の薄暗闇に覆われていた。 「みゃみゃ…どこぉ…どこにゃのぉ…」 母親をしきりに呼ぶが、返事はない。 とにかく不安であった。 生まれた時からゆっくりは言葉を話せるとはいえ、基本的には赤ん坊である。 母親の愛情が欲しい。そして近くで自分の小さな体を支えて欲しい。 まだよく見えない目を瞬かせながら、暗闇の中を彷徨う。 むにゅ なにか柔らかいものに当たったような感触。 「みゃみゃ!?」 しかしそれは母親としては小さすぎる、自分と同じ大きさのゆっくりまりさであった。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!」 「ゆ…ゆゆ…ゆっくち…しちぇいちぇにぇ!!」 相手の方は数十分前に産まれたのであろう。 幾分か口調もはっきりしている。 自分のお姉さんなのだ。赤ちゃんまりさは思った。 「ゆぅ~」 「ゆ…ゆ…」 この二匹が最初と二番目に生まれたまりさ達である。つまりは長女と次女だ。 二匹は自然とお互いの体を擦り合わせながら暗闇の中で過ごした。 知らない世界の中で、お互いにまだ柔らかい肌をぴったりと合わせる。 今は隣にある感触だけが、自分がここに存在しているのかすら分からなくなってしまう、そんな不安を和らげてくれた。 「ゆっくち!」 「ゆっ!」 その内にまた一つ。また一つと声が上がりはじめ、産声をあげた赤まりさ達は身を寄せ合った。 ガラガラッ 扉が開く。 刺し込むのは目もくらむような明るい光。 小さなまりさ達は一層強く体を押し付け合った。 生まれて初めて目にする光。 眩しいのだ。 「今回は少し多いな。忙しくなりそうだ」 男はその名の通りおしくらまんじゅうをしている赤まりさ達を見るなり独り言を漏らす。 「ゆみゅ?」 男の手がチビゆっくり達の集合体に伸びてくる。 摘まみあげられる一匹の赤まりさ。 「おお、なかなかの髪色だ。これはブリーダー行きにするか」 ブリーダー行き。 それはバッジ付のゆっくりとなり、優しい飼い主の元で暮らせる可能性があることを意味する。 しかし、そうなるまでの道のりは長い。 見た目で選ばれた良質なゆっくりはブリーダーの手によって育てられる。 しかし、何せゆっくりが過剰なほど存在する世の中だ。 ブリーダーに適性を欠くと判断された多くのゆっくり達はそこでゆん生ゲームオーバー。 数少ない選ばれた赤ゆっくり達も厳しい体罰も与えられながら育てられる。 どちらにしてもこのまりさには辛く険しい道が待っているのだ。 男はそのようなことは微塵も考えず、帽子や髪などを手早くチェックし、赤まりさを幾つかの段ボール箱に分けていく。 その手つきは熟練したもので、柔らかい赤ゆっくりの扱いにも長けていたが、中には掴みあげられるだけで嫌悪感を示すものもいる。 「やめちぇね!じじい!」 「これは駄目だな」 男は摘まみあげた赤まりさを持ってその部屋の隅に向かうと、 赤まりさに断末魔の叫びすら発させないように一瞬で握りつぶしてゴミ箱に放りいれた。 繁殖用の親ゆっくりから機械的に産みだされる、安価な命。 生まれた時から人間に反抗するようなゆっくりは修正する手間を考えると捨てたほうが早い。 死に際に声を出させないようにしたのは、他の赤まりさ達に感づかれないようにするためである。 まりさが人間に反抗して殺されたと知れば、他の赤まりさ達は自分の気持ちを押し殺して黙るようになるだろう。 それではいけない。 もちろんこの段階で飾りの欠損、髪の傷みなどがある個体も同様に捨てる。 こうして早速、まりさ達は残留組、ブリーダー組、廃棄組に分けられる。 ブリーダに送るまりさを丁寧に箱に詰めた後、店に残す物の中からさらに飼育用と赤ゆっくりのままでの販売用に分ける。 飼育用の物は子ゆっくり、成体ゆっくりになるまで育ててから販売するわけだ。 長女まりさと次女まりさは一緒にこの飼育用のまりさ達のケースに放り入れられた。 飼育用のゆっくり達には専用の生活スペースが与えられる。 そこは快適な空間だった。 赤ゆっくり達には様々な遊び道具、シーソー、滑り台、トンネルなどが完備されている。 寝床もふかふか。とてもゆっくりできそうな場所だ。 それもそのはず、このスペースに来たゆっくりは育てられ、赤まりさなどよりも遥かに高い値段で売られる。 それだけに普段は手塩にかけて育てられる。運動もその一つである。 ちょっとのことで怪我をするようなゆっくりは購入者にも喜ばれない。 「ゆゆ~ん!」 赤まりさ達は思い思いの遊具に向かって跳ねていく。 元来、活発なまりさ種。 今まで母親と触れ合えなかった寂しさを紛らわすように遊びに夢中になる。 もちろんこれも店の方針である。 「おねーしゃんももいっしょにあしょぼうね!!」 「ゆゆっ!!じゃあこのぎっこんばったんであしょぼうね!!」 次女まりさは長女まりさと一緒にシーソーで遊び始めた。 生まれて最初に出会った相手だから、ということもあるのだろう。二匹はとにかく仲が良かった。 特に次女まりさの方は母親から得られなかった愛情を姉から求めているのだろう。 ひたすら姉と一緒に遊ぶことを求めた。 空調も完璧。 思う存分ゆっくりする赤ゆっくり達。母親には会えないままとはいえ、とにかく今は幸せであった。 明るい声が閉鎖された部屋の中に響き渡る。 そんな時、男が食事を運んでくる。 これだけいい思いをしているのだから食事もきっと良いものなのだ、と考えたのだろう。 遊具で遊んでいた赤ゆっくり達が一目散に集まってくる。 しかし、男が持っている皿に入っている食事は気色の悪い黒緑色をした、見るからに美味しくなさそうなものであった。 ペースト状になっているので噛む力の弱い赤ちゃんゆっくり達にも食べられそうだったが… 一番先に生まれて、お姉さんとしての自覚が芽生え始めていた長女の赤まりさが勇気を出して舌を触れさせてみる。 「ゆげぇ…まじゅぅ…」 それは明らかに「不味く作られた」ゆっくりフードであった。そして栄養価だけは無暗に高い。 長女まりさに続いて口を付け、あまりの激烈な味に不平を漏らし始める赤まりさ達。 「ゆぅ!ゆぅ!こんにゃのたべられにゃいよ!!」 「そんなに言うなら食べなくていいぞ」 好き嫌いをする子供へのお決まりの台詞を放ち、皿を引き上げると男は部屋を後にした。 「ゆぅ…」 「おにゃかがしゅくとゆっくちできにゃいね…」 空腹に耐えながら赤まりさ達は眠りについた。 朝、開店前に男がペースト状の食事を持って入ってくる。 食欲というものは偉大である。この時点で、ほとんどの赤ゆっくり達がそのグロテスクな食べ物を口に運び始めた。 中には涙を流しながら食べている物もいる。 これも教育の一環。 生まれた時から不味い食事を与え続けることで、どんなものでも美味しそうに食べるようになる。 これは購入者に大変ウケる。確かに用意した食事を、自分のペットが嬉し涙まで流して食べてくれたら感動するであろう。 特にゆっくりの場合は簡単に舌が肥えてしまうので、子供のころから不味い食事に慣れておくと少しでもそれを軽減できる。 こういった気配りがされているのだ。 こうして順調に育てられた赤まりさ達。 二週間ほど経ち、彼らが子ゆっくりサイズとなった時、選別にかけられる。 ここで売りに出されるまりさは幸せだろう。 なぜなら、子ゆっくりというのは選定基準が緩いからだ。 買っていく人は、「赤ゆっくりから育てるのは面倒だけど、子ゆっくりならば自分にも育てられそう」と考えている人がほとんどである。 値段も手頃・一人でも扱いやすい・性格もまだ矯正可能な時期。以上の利点から子ゆっくりは人気が高く、多少癖のある個体でも売れる。 成体になってしまってからでは、平均的に高いレベルの個体が求められることになる。 そして選定に落ちた成体ゆっくりは…バックヤードに回ることになるわけだ。 不幸にも成体での販売用と決まったまりさ達だけが飼育用スペースに残された。 本人達はこれからもまだ中で遊べると思い、キャッキャッと喜んでいる。 その中にあの二匹のゆっくり姉妹も含まれていた。 彼女たちの想像に反して、これから厳しい躾の日々が待っている。 まずは、その準備として彼らの帽子にはバッジが取り付けられる。 「ゆゆぅ!きらきらだよ!」 「おねーさんのもきれいだね!」 バッジ。ゆっくりはキラキラしたバッジを好むが、飼いゆっくりに付けられる其れとは似て非なるもの。 金メッキされてはいるが、そこには数字が割り振ってある。 ただの個体識別用のバッジだ。 そして始まる恐怖の日々… ペットは飼い主に従順でなければならない。 自分のゆっくりを追求することなど決して許されない。 このため、子まりさ達の行動はすべて監視されている。 許可が出るまで待つことが出来るか。 食事を美味しそうに食べるか。 お互いに喧嘩をしないか。 常に笑っていられるか。 全ては監視カメラでチェックされている。 店長は閉店後、店内整備などを終えた後、そのビデオを早回しでチェックする。 そこで一瞬でも「ゆっくりできないよ…」などと落ち込んだ表情をするまりさがいれば、すぐさまそのナンバーのまりさの処罰が決定する。 「ちくちくはゆっくりでぎな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い!!」 針。商品に大きな傷をつけずに痛みでもって分からせる。 まりさ種は主にその無邪気な性格が購入者に評価される。 ゆっくりまりさは常に購入者の家庭を明るくする存在でなくてはならないのだ。 笑顔を作らないまりさに価値は無い。 もし途中で店長が再起不能と判断した場合は、繁殖用に回される。 店の裏、暗いところで二匹並べて縄で縛りつけられ、定期的にすっきりして子供を作るだけの存在となる。 オレンジジュースを毎日少しずつ補充すれば、死ぬまでに数千匹の赤まりさを産みだす。コストパフォーマンスはかなり高い。 ある日、次女のまりさがこの厳しい検定に引っかかった。 夜眠るときに、「ゆっくりねるよ!!」と自分の行動を宣言してしまったのである。 男が電気を消して部屋を出ていくところだったので油断していたのだろう。 「そこは『おやすみなさい』だろうが!こっち来い」 地獄耳で就寝宣言を聞きつけた男に掴みあげられ、針を目の前にかざされる次女まりさ。 その目にはじんわりと涙がにじみ出る。 「いや…」 鋭利な針が柔らかい肌に刺し込まれていく。 ゆっくりの肌は非常に敏感である。 まりさは頬を貫くその激痛に悶絶した。 口からは泡を吹き、白目を剥いて気絶している。 男はオレンジ色の液体をスプレーで吹きかけると、ぺしぺし叩いてまりさを起こした。 「もうやるんじゃないぞ」 オレンジジュースをかけて修復されたものの、まりさは火が消えたように元気を無くしてしまった。 このまま明日の朝まで塞ぎこんでいるようならばその時は再びお仕置きが待っている。 笑っていない、からだ。 そうなってしまえば悪循環に陥り、繁殖用への道が現実的になってくるだろう。 「ゆっくりしていってね」 「ゆぅ?」 そんな次女まりさに長女のまりさは優しい声をかけてあげた。 ゆっくりしていってね。それは相手にゆっくりして欲しいという想いを込めた言葉。 上の立場から人間を見た言い方だ、ということでその台詞を発することは一切禁止されている。 にも関わらず。 長女まりさはその言葉で妹を元気付けようとしてくれた。 次女まりさはそれが嬉しかった。 「いっしょにゆっくりしようね…」 「ゆゆ…ありがとうおねーさん」 二匹は、あの出会った日のように、身を寄せ合いながら眠りに落ちていった。 試練を経て、より販売に適した性格付けがされたまりさ達は、やっとのことで店頭に出される。 展示用ケースに一匹ずつ入れられたまりさ達。 そのケースの裏側に店員が印字されたラベルシールを貼っていく。 『2009/07/01~07/15』 これはまりさ達の販売期間。 期限が切れたコンビニ弁当の如く、この期間が終わると中にいるまりさはゴミ箱行きだ。 狭いケースの中で長期間生活していると体力も落ちてくる。体調が悪くなってしまうものもいる。 そうなれば、展示スペースの関係上、新しく仕入れたものを追加した方が常に良い状態のものを売れる。 そしてこれにはもう一つ、重要な理由がある。 「お前たちはこれから二週間以内に売れないと捨てるからな」 「どぼじでええええええええええええ!!!!」 「まりさはこんなにゆっくりしてるのにいいいいいいいいいい!!!」 一気に泣き喚き、ケース内でガタガタと音を立てるまりさ達。 一見、ストレスを与えるばかりで逆効果にも思える。 しかし、これこそが販売期間を設ける最大の理由である。 売りだされる前の晩にこれを告げられたまりさ達はただ己の不幸を嘆く。 そして人間の理不尽を呪う。 しかし、一晩もすれば厳しい訓練を経てここまで来た彼女たちは悟るのだ。 助かるにはたった一つの方法しかないのだと。 「いらっしゃいませ!!」 開店。 客がちらほら入ってくる。 「にんげんさんおはよう!!まりさとあそんでね!!」 「まりさならにんげんさんのともだちになってあげられるよ!!」 「ゆっ!ゆっ!まりさはぼーるあそびがしたいな!!!」 瞳をキラキラさせ、ケースの天井に頭をぶつけんばかりに飛び跳ね、客にアピールし始めるまりさ達。 これが店側の目的。 全ては今までまりさ達に教えてきたことをこの二週間に集約させるため。 ただでさえ退屈な展示ケースの中だ。 ずっと居られると思えば、あのまりさ独特の媚びたような表情でまったりしながらご飯を貪るだけの愚鈍な饅頭になってしまうかもしれない。 それではいけない。 活発なまりさ。 元気なまりさ。 明るいまりさ。 銘々が笑顔を取り繕い、人間に「ウケる」まりさを演出する。 全ては買ってもらうため。全ては生き残るため。 そしてあの姉妹も。 「まりさはとってもげんきいっぱいだよ!!」 「まりさをかっていってね!!」 皮肉にも隣同士のケース。 しかし、今はそんなことは関係ない。 自分を買ってもらう事だけがまりさの幸せ。 「お買い上げありがとうございます!!」 一匹のまりさが売れた。 自分も 自分も 自分も (何で見てくれないの?) (まりさはこんなにゆっくりしてるんだよ?) (まりさの方があいつなんかより良い子にしてられるよ?) 会計カウンターに置かれて満面の笑みを浮かべる仲間を賛辞の言葉で送りだす余裕などない。 まりさ達の目は客の方を向いていた。 自分だけが買って貰えれば良い。他のまりさを買うくらいなら自分を買ってほしい。 笑顔の仮面の下で渦巻く黒い情念。まりさ達は明らかに「ゆっくりしていなかった」 「本日はどうもありがとうございましたー!!」 閉店時間になる。結局売れたのは先ほどの一匹のみ。 まあそんなものだろう。あと13日もある。店長はまずまずの滑り出しだ、と頷きながら店内の清掃を始めた。 しかし、まりさ達はそうもいかなかった。 「ゅゅ…」 全員へにゃりとケースの床にへたり込んでしまった。 一日中気を張って客にアピールしていれば流石に疲れてしまう。 これがあと二週間も続く。それが苦痛でしかなかった。 それでもやらねばならない。怠れば確実に死が待っているのだから。 「ゆゆ…だいじょうぶ?」 「ゆっ?」 閉店後の暗くなった店内で長女まりさが次女まりさに話しかける。 ケース同士は仕切られているので、反対側は見えないが、ケースを通して声が伝わる。 「透明な箱」のように防音性能抜群の装置でないから出来ることだろう。 次女まりさは一瞬戸惑った。 彼女だってライバル。敵は一人でも多く蹴落とした方がいい。 そう結論付け、咄嗟に思いついた罵倒の言葉を投げかける。 「うるさいよ!しね!!くずまりさ!!」 「ゆぅ…」 長い沈黙が続いた。 「ゆっくりしていってね…」 突然、隣のケースから聞こえてくる優しい声。 とても落ち着く。それになんだかとっても懐かしい響き。 「ゆっくりしていってね」 次女まりさは条件反射的にそれに返事を返していた。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね」 二匹は何度も何度もその言葉を繰り返した。 一日中客に向かって叫んで疲れていたにもかかわらず、二匹はそれを延々と繰り返し続けた。 ゆっくりとしての根源的な欲求がどんどん溢れてくる。 ゆっくりしたい。そしてその「ゆっくり」を誰かに少しでもいいから分けてあげたい。そんな欲求。 その言葉を口にすればするほど、自分の中に生き生きとした感情が蘇ってくるのを感じた。 「うるさいよ!!」 「まりさははやくねたいよ!!だからだまってね!!!」 他のゆっくり達に批難されるまでそれは続いた。 その時、既に二匹の心のなかは温かい気持ちで一杯になっていた。 その日から二匹は「おかしくなった」 「おかしい」というのはあくまで店員視点のものである。 彼女達自身は本来の姿を見せていたと言えるだろう。 「ゆっくりぃ」 「ゆっくりしていってね!!」 眉を曲げ、馬鹿にしているのか媚びているのか判断しかねるような表情で「ゆっくりしていってね」を言う。 「何だあれ?」 「ウザ…」 客はそんな二匹の前を怪訝そうな顔をしながらそそくさと通り過ぎていくだけであった。 既に一般人のゆっくりに対する認識は喋るペット、というものでしかなかった。 「ゆっくり」なんてのは名前だけ。犬猫の代わりに一緒にお話ができるペットが欲しい、そんな人が大半だったのである。 店長もこれには困惑した。 販売中の商品である以上、針などで傷をつける訳にもいかない。 まだ残り二週間弱残されているとはいえ、売れ残るのは必至。 「はぁ…なんでこうなっちまったんだ?」 「ゆー!おにーさんゆっくりしていってね!!」 「まりさはゆっくりしてるよ!!」 「「ねー!」」 客のいなくなった店内でため息をつく店長をよそに、まりさ姉妹はお互いにゆっくりしていってねと言い合っていた。 今この店で、一番ゆっくりしていたのはこの二匹であることは言うまでもない。 あくる日も、その次の日もまりさ姉妹は売れなかった。 次々と売れていく兄弟に対して嫉妬を隠せずにいる他のまりさ達と違って、彼女たちの落ち着きぶりはある意味で尊敬に値する物だった。 「このまりさください」 その言葉を聞いた時、その場にいた全員が目を丸くした。 この時ばかりは何にも動じず、ゆっくりするばかりだった次女まりさも目を見開いた。 ひとりは嫌。 今まで一緒だから耐えれてきたのに。 「おにーさんまりさもかってね!!」 「ん?」 「どうもすみません。当店の管理が不十分だったようで…」 ゆっくりの方から購入者に指図するなどもっての外。 店長は客の男を大変に気遣っていた。 何せ不良品を通常価格で買い取ってくれた神様である。 機嫌を損ねて帰られてしまっては元も子もない。 しかし、実際にその男は一点の怒りも見せず、その提案について熟考していた。 成体二匹。安い買い物では無い。 それを見越した店長がガラリと態度を変え、男に次女まりさを勧め始める。 「では…お詫びと言ってはなんですが、両方お買い上げの際はこちら半額にいたしますよ」 「そうだなぁ、んー。成体ゆっくりが二匹いれば…」 「まりさもまりさといっしょがいいよ!!」 「そうか。まりさがそう言うのならそうしよう」 「ありがとうございます!!」 二匹は初めて外の世界に出た。 その顔は外の快晴の青空のように晴れやかなものだった。 果たして姉妹まりさは幸せだったのか。 普通の客は「ゆっくりした」ゆっくりなど買わない。見向きもしない。 では、彼は一体なぜまりさ達を買ったのか。 それは間違いなく彼が「ゆっくりしている」ゆっくりを求めていたからだろう。 そしてそのような価値観を持っているのはゆっくりと深いかかわりを持っている者のみ。 果たしてまりさの行く先は天国か地獄か。 それは読者のみなさんのご想像にお任せするとしよう。 このSSに感想をつける
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『試験運用加工所 前編』 16KB 虐待 観察 差別・格差 加工場 なんどもすみません!! 試験運用加工所 前編 ぎゃくたいっばっかりかいてるとあたまがおかしくなりそうだよ!! とってもゆっくりしたまりさがだいっかつやくっするよっ!! 36番DCあきさんの漫画にインスパイアをうけているよっ!! 珠玉の名作「どーなっつかうよっ!」へのリスペクト描写が一部分にあるよっ!! 叫び声を上げながら必死に命乞いをするれいむが、また1匹保管用の部屋から 加工所の職員に掴み上げられて運び出される。この加工所は最近新設された所 であり、加工所の新たな運用形態を模索するためのテストケースとして、内外 から注目を集めている。 「やめでえ”!!いや”だあ”れいぶはじにだくな”いいぃ”!!おでがいでず!にんげんざん だずげで!!ぼういや”です!!む”れ”に!!ごうえんざんに”がえじでえ”!!」 なんのことはない、繁殖用ラインのゆっくりが1匹処分されたから、その埋め合わせ に見事当選を果たしただけのことだ。これからこのれいむは、一生とってもゆっく りしたおちびちゃんを死ぬまでつくることが許されるのである。 いくつか扉を越えた先の部屋に入った瞬間にれいむの絶叫は最高潮を向かえた。 「いや”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”!!な”に”い”!?な”ん”な”の”ごれ”え”ぇ”!!!!」 加工所はゆっくりできない。ゆっくり達の共通認識であるが、実際に目の当たりにした それは、ゆっくりできるできないの問題ではなかった。 かなり広い部屋の真ん中の通路の左右には、れいむ、まりさ種のゆっくりが何百体と 壁のように並べられた棚に所狭しと並べられている。そして、その全てのゆっくりの 頭にはチューブが突き刺されており、そこを流れるものは、ゆっくりにとって栄養バ ランスにおいては最高級のものが流れている。この先、一生ここのゆっくり達は、自 分の口でむーしゃむーしゃもごーくごーくもする必要が無いのである。 そして、その全てのゆっくり達の後ろには発情しきったありすが全力でぺにぺにをう ちつけている。 「んほほおおおお!!!きょうもぜつりんよおおぉ!!までぃざあ!!うけとめてええ!!!」 「てんっごくにいかせてあげるわあああ!!ぬかずのさんっぱつよおぉぉぉ!!」 「さいしょからくらいまっくすよおぉぉぉ!!!」 全てのゆっくりが胎生、植物性を問わず妊娠している。栄養価最高のものを与えられ 続けているためか、産道からは赤ゆっくりがとめどなく産まれ続け、頭に実った茎か らも赤ゆっくりは生れ落ち続けている。 「ぼう”い”や”だあ”!!!うみ”だぐない”い”ぃ”!!!」 「うばれないでえ”!!いや”あ”!!あがぢゃん”ん”ん”!!!」 「あが!あが!あがあがあが!!!あがぢゃあ”あ”あ”ん”!!」 生れ落ちた赤ゆっくり達は、「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」の第一声を発したと ころで、おかあさんからのすーりすりやぺーろぺろなど永遠に与えられることはない。 なぜなら、この生産ラインはこの加工所の研究用のゆルモット生産用である。ここだ けでも、一日に2000体が科学の進歩のために尊い命を捧げているのである。 人間とゆっくりのより良い関係のために尽くす、選ばれたゆっくり達である。 「ゆっくちうんでにぇ!!おきゃあしゃんっ!!」 茎に実った早熟な赤れいむ 「ゆっきゅちうみゃれりゅよっ!!!」 今にも生れ落ちる赤まりさ 「ゆっくち!!ゆん♪ゆ~ん♪ゆっきゅちいぃ~♪」 おうたすら歌えるものまでいる。 「ゆっくち!!ゆっくち!!ゆっきゅちぃぃぃ!!!」 産道から覗かせる顔には希望と喜びが満ちている。 「い”やだあ”あ”ぁ”!!ゆっぐぢい”!!ゆっぐい”い”ぃ”!!」 しかし、赤ゆっくり達の親には希望など微塵もない。 泣き叫ぶまりさはここに来て日が浅い。それまでは公園でようやくひとり立ちを果たし、 幼馴染のちぇんとしあわせーな毎日が来るものと信じていた。だが、ある朝いきなりお 揃いの白い服を着たにんげん達に捕まえられた。抵抗するゆっくりは殺され、子ゆっく り、赤ゆっくりの区別無く強引に袋詰めにされて今に至るのである。愛しいちぇんの行 方など知る由もない。望まぬ何百回目かのすっきりーの果てに実った赤まりさの向こう に見えるのは部屋の唯一の出入り口である。そして、今日も哀れな妄想を始める。そこ から外へと逃げ出し、愛しい相手との間に産まれたおちびちゃん達とぺーろぺーろ、す ーりすーり、む-しゃむーしゃ、すーやすーやする事を。 突然、妄想は中断させられた。扉が開き職員に掴まれたれいむと目が合ったのである。 「れいぶう”う”!!だずげでえ”!ばでぃざはあ”!ばでぃざをを!!ばでぃ!!ばでぃ! お”ぢびぢゃ”!!!あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーっ”!!!!!」 もう言葉になっていない。手前のゆっくり達は一匹の例外なくひたすらに喚き泣き叫ん でいるが、奥に行くにつれて少しずつ叫び声を上げているゆっくりが少なくなっている。。 特に、部屋のドン突きあたりのゆっくりたちに至っては、赤ゆっくりが実っては落ちて いく様子を、光の無い目で見つめていた。それだけに、狂ったようにすっきりーを仕掛 けているありすと、希望の産声を上げる赤ゆっくりとの対比は鮮やか過ぎるものである。 自分の未来の姿に絶望し逃避しかけていたれいむを、職員は棚にぽっかりと一箇所空い ている置き、柱についているスイッチを押す。するとれいむのあんよに激痛が走った。 棚についている、以前そこにいたゆっくりの餡子がまだ付いたままの鉄のフックがれい むのあんよを突き刺し、固定したのである。 「ゆひいいいいぃぃぃ!!!いだい”い”!!やめでね”!!ゆっぐりはずじでねえ”!!!」 目の前にいるのにれいむのことなど眼中にも無い職員は、れいむの頭に強引にチューブを 差し込む。 「いだあ”あ”い”い”!!どっで!どっでよ”お”!!ねえ”!?どうじで?どうじで ごんな”ごどずる”の”お”??れいぶだぢだっで「んほおおおおおおおおお!!!!!」」 ありすの荒すぎるほどの息づかいと不快な体温が背後に取り付いていたときには、職員はれい むのことなどもう視界からも脳裏からも排除し、別の職務につこうとしていた。 「いや”あ”あ”あ”!!やべでえ”!おがあ”ざあ”ん”!!ばりざあ”!!!だずげでえ”!! だず・・・・・・・ゆ”ひいいい”い”ぃ”ぃ”!!」 繁殖棚から見えた視界にれいむは戦慄した。産まれた赤ゆっくり達が下へと転がっていくスロープ の先には、無数の穴が開いた透明の板が動いている、その穴よりも大きな赤ゆっくりは、その穴に はまったままどこかに運ばれていったが、その穴よりも小さな赤ゆっくりは、すぐ真下の轟音を上 げる巨大なミキサーでグチャグチャにペーストになるまですり潰されたあと、中身をくりぬかれた 目玉がついているだけのまりさの皮の中につめられているのである。『うまれたてまりさ』成体の 皮の歯ごたえと赤ゆっくりの新鮮な餡子をもった、大ヒット商品だ。 体が小さく研究に適さない、生命力において貧弱であろうと思われる赤ゆっくりの再利用である。 「あ”あ”あ”!!!ひどい”ぃ”!!ひどすぎるよ”お”!!だれがだずげでよ”お”お”!! がみざまあ”!!どずう!!どうぢで!?どうぢでゆっぐりはごんなごどばがりざれるの”お”お”!!!」 早くもれいむの額には幸せそうな顔をした赤ゆっくり達が実った。 ******************************************** 「ゆふふふふふふ!!!おもしろいよ!おにいさん!!」 加工所には不似合いなゆっくりの笑い声が聞こえる。本当に楽しんでいる。まさにゆっくりしている といえる声だ。 「だろ?見ろよアレ、不っ細工な顔しやがって。『れいぶのあがぢゃあーーん』だってよ、ゴミの くせに家族ごっこしてんじゃねーよ。」 ゆっくり愛好家や、その飼いゆっくりを対象にした見学ツアーというのがある。ゲス化の兆しが 見えた物や、バッジ試験前のハッパをかけるためなどの理由からである。 飼い主に対して増長しだしたゆっくりに、加工所で処分されるゆっくりの断末魔を聞かせること は、10時間の説教や瀕死になるほどの体罰よりも効果的だといわれる。 真のゆっくり好きはバッジの種類などにこだわらないが、飼い主と一緒にいなければ、バッジが 無いと命の保証など無いのである。バッジがあっても殺されるものは殺されるのであるが。 自分の今の幸福が薄氷の上にあること、飼い主はいつでもその薄氷を砕くことができるというこ と、それを理解することは銀バッジ以上ならば当然のことなのである。 ただ、ここは何かおかしい。 近すぎるのである、屠殺されるゆっくり達と見学者達との距離がである。 足を焼かれベルトコンベアを流されるゆっくり達の目の前で、金バッジをつけたまりさがチョコレ -トを食べながら青年に抱かれているのである。絶望に満ちたゆっくり達が流れているまん前で、 この両者は大口開けて爆笑しているのである。 「ゆふっ!ゆふふふ!!あー、しあわせーーーー!!」 わざとらしいまりさの声、流されていくゆっくり達の動かないあんよに力が加わる。焼かれた口から は無音の叫びがいくつも放たれている。見開かれた両眼からは羨望、嫉妬、憎悪、哀願、の視線がま りさを突き刺している。 「ゆふふっ!あまあまほしいのぜ?でも、おまえたちはすりつぶされてしぬのぜ。ばかなくずゆっくり はしなないとにんげんさんのやくにはたてないのぜ。」 このまりさは大手ゆっくりショップのブリーダー補助のゆっくりである。ペット用高級赤ゆっくりの 調教役であり、累積試験合格率20%という驚異的なまでの名調教ゆっくりであり、企業から保険まで かけられているほどである。青年の方はその企業の社員であり、まりさとは飼い主と飼いゆっくりで はなく、いわばビジネスパートナーであった。 「おーい!ゆっくりちゃんたちー。ゆっくりしていってねー。君たちみたいな売りモンにならないカス は優秀なゆっくり達のごはんさんになってうんうんになる予定なんだ。よかったねー。」 優秀なゆっくりを掛け合わせ続けたゆっくり達のなかでも、特にこのまりさは優秀であった。 要するに奴隷として完璧な能力を持っていたのだ。人間的な知性と理性、狡猾さすら備えていたためか、 ついには人間同様に好んで虚栄や退廃の味を求めるようになったのである。 青年は初め、同族をいたぶって楽しむまりさに嫌悪感を覚えたのだが、仕事でまりさに付き合ううちに 自分も同じものを楽しんでいることに気がついたのだった。以来彼は愛情を持って商品としてのゆっく りを育てて販売し、買われていったものたちには、その幸福を願い、私生活では野良ゆっくりを虐待し 尽していた。 「ゆゆゆ!!!みるのぜ!!あーん!。」 ベルトコンベアの終点には回転する巨大なローラーがある。その前にたどり着いたゆっくりはより一層 の絶望と恐怖の表情を浮かべる。その顔のまん前でまりさはチョコレートまみれの口内を見せ付けてい るのだ。 「ゆゆっ!!おにいさん!ここのくずどもをみるのはいったんやめて、おひるごはんさんにしようよっ!!!」 「おう、そうだな。腹減ったしメシにしよーぜ。」 この両者のいつものスケジュールでは、最初に食品加工されるゆっくりを見てから一旦休憩をとるのだ。 まりさと青年は昼食をとるために、この加工所内の食堂へと向かった。食堂には職員用と来客用の二箇所 がある。前者は何の特徴も無いただの社員食堂であるが、後者は普通ではない。 中庭に面した、ガラス張りのオープンテラスのレストランのような食堂なのだが、問題は床と中庭に面し ていないほうの壁である。毎日、何百匹ものゆっくりがここに連れて来られるため、ここの収ゆん数はお よそ4000である。そしてその中でも、確実に今日明日のうちに処分されるゆっくり達の収容コーナーがこ の食堂の真下である。真っ白な壁の何もないただの空間に、泣きはらした顔をしたれいむ、黒ずんだ赤ゆ っくりがついた茎を大量に生やしているまりさ、突っ伏したまま動かない子れいむ、持ち主のいないまり さのおぼうしになきながらすーりすーりを繰り返すありす、いまにも産道から赤ゆっくりを産み落とそう としているれいむ、それを大勢のゆっくり達が冷め切った目で見つめている。 そんな、処刑台の順番待ちをさせられているだけの100匹程のゆっくり達がいるこの部屋の天井は食堂に とっては床である。ガラス張りで、声が聞こえるように小さな穴が無数に開いており、食堂に今日の最初 の客である青年とまりさが入って来た時、ゆっくりたちは必死も必死の哀願を始めた。 「ゆゆゆっ!!!おにいざあ”ん”!!れいぶをごごがらだずげでえ”!!!」 「まりざをごごがらだじでぐだざい”い”!!!おでがいでずうぅぅぅ!!!」 「れいみゅをかいゆっくりにしてくだしゃいいぃ!!!なんでもちまちゅ!おといれもできます!おうたさ んもがまんしましゅからああぁ!!!」 「まりざあ!!だずげでえ”!!いっじょにゆっぐりじようよう”お”!!!」 「ばりざを!!ばりざをがっでえ”え”!!!おでがいでずう”ぅ”ぅ”!!!」 「まりちゃといっちょにゆっくちちようよ”お”お”お”ぉ”ぉ”!!!」 「おでがいでず!!がっで!がっで!!れいぶをがっでえ”え”え”!!!」 「おにいざんっ!ずでぎなおにいざんっ!!ごっぢをみでぐだざい!れいぶのはなじをぎいでぐだざい”い”!!」 「ばりざあ!!ばりざあ!!ありずよおぉ”!!いっじょにづれでいっでえ”ぇ”ぇ”!!」 下の光景とは段違いの空気が食堂には流れている。真下から聞こえる哀れな叫びをバックミュージックに して両者は注文を頼んだ。 「えーっと、俺はナスとトマトのペンネ。食後はミルクティーで。まりさは?」 「まりさは、きのことさーもんのかるぼなーら、しょくごはかふぇおれさんがいいのぜ。」 「おっ、そっちも美味そうだな。ちょっと食わせてくれよ、まりさ。」 「いいよっ!!おにいさんのぺんねさんもすこしちょうだいねっ!!」 微笑ましい光景を前に、下で叫び続けるゆっくり達の声が更に勢いを増す。わずかガラス一枚隔てた 先に、自分たちが欲しくてたまらないものがあるのである。自分たちと同じゆっくりなのに何故あの まりさはこんなにも幸せそうなのか?目を血走らせて飛び跳ね続けているまりさはそう考える。 大声で叫び続けているれいむは、かつて飼いゆっくりだった。ゆっくりを始めて飼う飼い主に対し、 飼い主の責任もあるが甘やかされたれいむは増長し、その結果失望を買って捨てられた。今ならわか る、今なら飼い主も自分も両方ゆっくりさせられる。 妹れいむの亡骸に、すーりすーりし続ける子まりさの両親や群れの仲間は虐待鬼威惨によって皆殺し にされた。運良く2匹だけ生き延びることが出来たのだが、結局まっていたのは地獄だった。 「お待たせいたしました。ナスとトマトのペンネ、キノコとサーモンのカルボナーラでございます。」 かぐわしい匂いとともに料理が運ばれてきた。 「ゆふふっ、どっちもおいしそうだね!!」 「あーもう、腹へってしょーがねーよ。んじゃ。」 「「いただきまーす。」」 パスタにたっぷりとソースを絡め、視線を下に移したままの状態で、まりさは一口目を味わった。 甘いソースにキノコの風味、サーモンの柔らかな舌触りをまりさは堪能する。 「お”でがい”い”ぃ”ぃ”!!!ありずに”も”!!ありずに”も”お”ぉ”!!」 髪の毛の半分が無残にも禿げているありすの食いしばられた口元からは、涎が止めどなく流れて いる。食べ物など雑草や虫しか知らない。ご馳走だったイモ虫など、まりさが口にしているもの に比べればビチグソである。 「ほら、まりさ。ペンネも食ってみろよ。」 まりさはナスの上にたっぷりとトマトソースを乗せると、ペンネと一緒にフォークに突き刺して 口へと運ぶ。煮詰められたトマトは甘く、ナスの歯ごたえとペンネの食感を愉しむ。 つい先ほど赤ゆっくりを産み落としたれいむは、何やら足元で「ゆっくち」だの「おきゃあしゃ ん」だのと、鬱陶しい声でわめく赤ゆっくりの事など完全に忘失して、だらしなく口を空けたま ま真上の光景を凝視していた。赤ちゃんはゆっくりできるなど大嘘であると、今更になって気が ついたようである。やり場をなくした嫉妬が憎しみに変わる。惚けた視線が憎悪の視線へと姿を 変え、言葉となって飛び出した。 「ゆぎぎぎぎぎぎいぃぃぃ!!!!よごぜえ!!よごぜえ!!れいぶによごぜえ!!ぐぞまりざあ!! ぐぞにんげんんん!!!どうじでおまえらなんかがゆっぐりじでるんだあ”あ”!!!」 その声に、他のゆっくり達も続く。 「じねえ”!!!じねえ”!!!じねじねじねじねじねえ”!!!!」 「ごろじでやる”う”!!!!だがらぞれをよごぜえ”!!!!ゆっぐりざぜろお”お”ぉ”ぉ”!!!」 「どうちでまりぢゃがごんなめにあうのお”お”ぉ”!!!ぜんびゅ!!ぜんびゅにんげんがわるいんぢゃ よお”お”ぉ”ぉ”!!!!」 「ごろず!!ごろず!!おばえらなんがごろじで、れいぶがあま”あま”だべでおぢびぢゃんをづぐっで ゆっぐりずるんだあ”あ”あ”ぁ”!!!!」 感情を爆発させるゆっくり達を尻目に、青年とまりさは食後のお茶を飲む。食べ終わったのだが、まだ昼食 には早い時間である。そして、食堂にはゆっくりを連れた他の人間もワラワラと入ってきた。まりさのよう に、同属がすり潰される光景に興奮を覚えているさなえを連れた紳士。見目麗しい見事ならんとちぇんの番 に、その子ゆっくり数匹を連れた女性。ガチガチと歯を震わせている子らんと子ちぇんに、親らんが言い聞 かせている。 「いいか、にんげんさんのいうことをきかないやつはああなるんだ。かいゆっくりだろうが、のらだろうが おなじなんだ。わかったか?」 子ゆっくり達は悲鳴のような返事で返す。 「「「わかりまちたああぁぁぁぁ!!!!」」」 ありふれたれいむ種とまりさ種の番にも関わらず、輝くような存在感を放つ銀バッジゆっくり2匹を連れた 婦人がいる。ここには金バッジ試験の予備校がある。おそらくその帰りだろう。2匹は妙に憤慨した様子で、 テーブルに着くや否や、れいむが店員に毒づいた。 「おそいよっ、てんいんさんっ。そんなことでよくさーびすぎょうがつとまるねっ!!」 その言葉にまりさも続く。 「しかたないのぜ、れいむ。どうせあるばいとてんいんなんだから、ぷろいしきなんかあるわけないのぜ。」 それを見た青年とまりさは小声で囁きあう。ゆっくりごときにこき下ろされたにもかかわらず、店員は 笑顔を崩さず物腰柔らかに注文をとっていく。はて?どこかのドーナッツ屋で見覚えがあるような気が するのだが・・・? 「あいつら何日持つかな?あのオバサンは薄々奴らがゲスになりつつある事に気がついてそうだが?」 まりさが返す。 「きんばっじしけんはにしゅうかんごなのぜ。しけんのあとせいぜいいっしゅうかんもてばいいほうなのぜ。 かいぬしさんいがいのにんげんさんになまいきいいだしたやつは、いずれかいぬしさんにもおなじことを いいだすのぜ。」 まりさは青年に説明する。甘やかされてゲスの片鱗を見せる→直後の試験にすべる→自分の無能さを何かに 責任転嫁→ストレス解消と現実逃避のすっきりー→手遅れ。 「そうとおくないうちに、あいつらはおちびちゃんつきでここのやっかいになるとおもうのぜ。」 青年とまりさは顔を見合わせてほくそ笑んだ。そうしていると、時計の針が丁度12を指したときである。 スピーカーからまぬけな「ピロピロピロー♪」という音がなると同時に、真下の地獄の壁が一箇所動き 出したのである。要はそこは壁ではなくシャッターだったのである。これから起こるであろうことを知 っている青年とまりさは、再び顔を見合わせてほくそ笑んだ。 前編終わり かこっさくっ!! 帰省(前日談) 帰省(発覚) 帰省(連戦)前編 帰省(連戦)後編1