約 1,499 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/907.html
(注)何の罪も無い、純粋で心優しいゆっくりが酷い目に遭います。 カントリーガール 「ふう…参っちまったな」 わしは幻想卿に住む、ごく普通の中年男だ。趣味は登山である。 雄大な自然の中で、清涼な空気を胸いっぱいに吸い込み、 美しい景色を眺めるのはとても素晴らしいことだ。 だが、今はその趣味のせいで困った事態になっとる。道に迷ってしまったのだ。 下山ルートを探して右往左往しているうちに、辺りはすっかり暗くなっていた。 暗い山道を、明かりも持たずに歩き回るのは自殺行為だ。今日は何処かで野宿するしかない。 そう思っていると、大人一人がやっと入れる程の、小さな洞穴を発見した。 「おおっ。こいつは丁度いい」 この程度の大きさの洞穴なら、熊の巣では無いだろう。 わしは、渡りに船とばかりに洞穴に入る。すると、中には先客がいた。 「ゆっ? おじさん、だあれ?」 ゆっくりだ。黒髪に赤いリボン…これは確かゆっくりれいむという種類だったはずだ。 ここは、ゆっくりの巣だったのか。たまげたな、こんな山奥に、ゆっくりがいるなんて。 「怪しい者じゃねえよ、おちびちゃん。わしは、麓の村に住んでる人間だよ」 「ゆ? ふもとってなあに?」 れいむは小首をかしげて不思議そうな顔をする。 「麓が分からない? 山を下りたことは無いのか?」 「うん! れいむはずっとここに住んでるよ! ここは、すごくゆっくりできるんだよ」 れいむは『えっへん!』と胸を張る。その愛らしい姿に、思わず頬が緩む。 まあ、山で生まれて、そのまま一生そこで過ごすゆっくりがいても、別に不思議ではない。 「そうか。おじさん、道に迷っちまってな。今日一晩だけ、おちびちゃんのお家に泊めてくれねえかな?」 「うん! いいよ! ゆっくりしていってね!」 れいむは大きく飛び跳ねて、ニッコリと笑う。 「ところで、お前さん、こんな寂しいところに、一人で住んでるのか?」 そう尋ねると、ニコニコ笑っていたれいむの顔が、しゅんと萎んだ。 「おかあさんと一緒だったんだけど、おかあさん、すこしまえに、しんじゃったの…」 れいむは、くすんくすんと悲しげな音を立てて泣き出した。 しまった、やっちまった。つまんねえ事、聞いちまったな。 「わ、悪かった。ほら、これやるから泣き止んでくれよ」 わしは、非常食として携帯していたチョコレートをれいむに見せる。 ゆっくりは甘いお菓子が大好きだ。これで機嫌を直してくれるだろう。 だが、れいむは不思議そうな顔をしてチョコレートを見つめるだけだった。 「おじさん、これなあに?」 ああ、そうか。こいつは一度も山を下りた事が無いんだ。 チョコレートなど知るわけが無い。 「これは、チョコレートっていうお菓子だよ。べらぼうに美味いぞ。ま、食べてみな」 れいむは、くんくんと匂いを嗅いだ後、ぱくりとチョコを頬張る。 「ゆぅ~! あま~い! こんなおいしいの、はじめてだよ!」 「ははは…そうかそうか! それじゃ、こいつはどうだ」 れいむの反応に気を良くしたわしは、リュックサックからキャラメルを取り出し、れいむに食べさせてやる。 「これも、すっごくおいしいよ! あ、あれ?」 「どうした?」 「おじさん! 歯にくっついちゃったよお!」 「あはははは! 急いで食べるからだよ!」 「わらってないで、とって! とってよお!」 わしはれいむと一緒に食事を取った後、ごろんと横になる。 長い時間、山を歩き回って、さすがに疲れてしまった。 すると、れいむがわしの頭の側までやってくる 「ねえ、おじさん。『ふもと』って、どんなところなの?」 れいむは、好奇心いっぱいの瞳で、わしに質問してくる。 未知の世界である麓に、興味があるのだろう 「そうだなあ、賑やかな市場に、どこまでも続く水田…。おちびちゃんが驚くようなものが沢山あるよ」 「いちば? すいでん? それってゆっくりできる? もっとききたいよ!」 「ははは、わかった、わかった。市場ってのはな…」 楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、すっかり夜も更けてしまった。 洞穴の外では、フクロウがホーホーと鳴き声が上げている。 「さて、今日はもう寝るとするか。明日もたっぷり歩かにゃならんだろうからな」 わしが目を閉じると、れいむがそっと寄り添ってきた。 少し前に、母親が死んだと言っていた。それから今日までこの洞穴に一人ぼっちで暮らして来たのだ。 寂しかったのだろう。わしはれいむの頭を優しく撫でてやる。 「おじさん…あしたになったら、ふもとにかえっちゃうの?」 「ん? ああ。おじさんにも、仕事があるからな」 そう言うと、れいむは黙ってしまった。 わしは目をつむっているので、れいむの表情をうかがい知る事は出来ないが、 きっと寂しそうな顔をしているのだろう。 なんだか申し訳ない気持ちになったが、昼間の疲れもあって、わしはすぐに深い眠りに落ちていった。 現実と夢との狭間で、『あしたがこないといいのにな…』という、れいむの小さな呟きが聞こえた気がした。 翌日。わしは日の出前に洞穴を出て、 方角を図るために、太陽が昇る方向を確認していた。 「こっちから日が昇ったって事は、あっちが南西か。よし、早速出発だ」 方角は分かったが、帰り道が分かったわけではない。 少しでも早く出発して下山ルートを探さないと、 あちこちさまよっているうちに、また日が暮れる、ということになりかねない。 わしは洞穴に戻り、準備を整えると、 まだ眠っているれいむの側に、昨日のチョコレートの残りを置く。 本当は、直接お礼の言葉を言うべきなのだろうが、 昨晩のれいむの様子を思い出すと、別れを言うのがためらわれた。 「湿っぽいのは苦手なんでな。世話になったな。達者で暮らせよ」 わしは、可愛い寝顔にそう言うと、静かに洞穴を出た。 れいむは、洞穴に差し込む明るい太陽の光で目を覚ました。 「おじさん! おはよう!」 「…おじさん? おそとなの?」 「おじさん! おじさあん!? どこなの!?」 巣の周りを懸命に探索するれいむ。 だが、どれだけ探しても、おじさんの姿は見当たらなかった。 そこで、れいむは昨晩のおじさんとの会話を思い出す。 『おじさん…あしたになったら、ふもとにかえっちゃうの?』 『ん? ああ。おじさんにも、仕事があるからな』 れいむは、がっくりとうなだれる。 「『あした』になったから、おじさんは『ふもと』にかえっちゃったんだ…」 れいむは、とぼとぼと巣に戻ると、残されていたチョコレートを食べる。 一人きりで食べるチョコの味は、気のせいか昨日より美味しくなかった。 チョコを咀嚼する動きが止まり、れいむの瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。 「や、やだよう… もう、ひとりぼっちはやだよう…」 母親が死んで、独りぼっちになってから、いつも寂しかった。 この山にはれいむ親子以外のゆっくりは住んでいなかったので、だれも、その寂しさを慰めてはくれなかった。 だが、山を下りて、仲間を探そうとはしなかった。 なぜなら、この山で生まれたれいむにとっては、山の中だけがこの世の全てであり、 山の下に、広い世界があるなど、考えた事も無かった。 だから、どんなに寂しくても、この洞穴で一人、暮らしていた。 仕方が無い事だ。この世には、自分しかいないのだから。 最近では、寂しさにも随分慣れてきていた。 だが、そこにおじさんが現れたのだ。 おじさんは優しかった。それに、美味しいお菓子を食べさせてくれ、とても楽しいお話をしてくれた。 れいむは、忘れかけていた『他者との暖かい触れ合い』を思い出した。 しかし、れいむが目を覚ますと、おじさんは霧のように消えてなくなっていた。 れいむは、母親が死んだ時のような喪失感を味わっていた。 だが、あの時とは状況が違う。母はこの世から永久に消滅してしまったが、 おじさんはここにいないだけで、生きているのだ。 そう気づいたれいむの瞳には、小さな決心が宿っていた。 『ふもとへ行って、おじさんとゆっくりしよう』 山を下りた事はないし、下りようと思った事もなかったが、下り方は知っていた。 この山はれいむの庭のようなものだ。どの道をどう行けば、山をくだれるかは分かっている。 巣を出発して半日ほどたち、正午を少し過ぎた頃には、山麓の林を抜け、水田地帯に到達した。 清々しい青田がどこまでも続いている美しい光景に、れいむは思わず息を呑む。 「すごいよ! おじさんの言ってたとおり、すっごくきれいだよ!」 勇気を出して山を下りてみて良かった。れいむはそう思った。 「ゆ~♪ ゆ~♪ ゆゆ~ん♪」 れいむは元気いっぱいに歌を歌いながら、意気揚々と道を進んでいく、 すると、賑やかな集落が見えてきた。それは、野菜や果物を扱う市場だった。 「わあ! みんな、すごくたのしそう!」 市場の入り口にある屋台で、若い男が野菜を売っていた。 れいむはドキっとした。そして同時に、ワクワクした。 麓へ来て、初めて出会う人間。きっと、おじさんのように優しい人に違いない。 『友達になれるかな? きっと、なれるよね!』 れいむはそう思って、おじさんにしたのと同じ様にニッコリと笑って。昨日と同じ台詞を言う。 「ゆっくりしていってぶげぇっ!!!!」 だがその台詞を最後まで言う事は出来なかった。 青年が、れいむの口に蹴りをぶちこんだからだ。 「げぼっ! げぼぉっ! い、いだい゙…いだい゙い゙い゙…」 それは、れいむが生まれて初めて受けた本物の暴力だった。 昔、悪戯をした時、母親に軽く叩かれた事はあった。 その時でもれいむは、痛くて悲しくてわんわんと泣いたが、 今回の一撃は、そんな愛に溢れた優しい体罰とは次元が違った。 口の中に、青年の靴底についていた土の味が広がる。 歯も、何本か折れてしまったようだ。 れいむが咳き込むと、砕けた歯が、地面にバラバラと降り注いだ。 「この野郎! 俺が大事に育てた野菜を盗ろうったって、そうはさせねえぞ!」 青年が険しい顔でれいむを怒鳴りつける。 この青年は以前、里をうろつく野良ゆっくりに、自分の畑を台無しにされた事があった。 それ以来、彼はゆっくりに対して強い嫌悪感を抱いていた。 「そ、そんなことしないよ! れいむは、おにいさんと友達になりたいだけだよ!」 れいむは、自分に悪意が無い事を必死に伝えようとする。 その時、どこからか石が飛んできた。石は、れいむの左目に命中する。 「ゆぎゃっ!! め…めが! れいむのめがぁ!!」 幸いにも、れいむの左目は潰れなかったが、 凄まじい激痛により、目尻からは餡子混じりの黒い涙が流れ落ちる。 「とっとと出てけ! ここはお前みたいなクソ饅頭が来る所じゃねえ!」 石を投げたのは、青年の屋台の隣に店を出している男だった。 そう、ゆっくりに良くない感情を持っているのは青年だけではなかったのだ。 この市場に店を出している人間のほとんどが、一度はゆっくりの被害にあっていた。 いつのまにか、そんな人間達が、れいむを取り囲んでいた。 冷徹な視線が、一斉にれいむを突き刺す。 「ゆ!? ゆ!? みんな、どうしておこってるの!?」 怖い。でも、言わなきゃ。 自分は悪いゆっくりじゃないって。 皆と仲良くなりたいだけなんだよって。 「み、みんな、ゆっくりきいてね。れ、れいむは…」 だが、市場の人間達はそんなれいむに、一斉に罵声を浴びせる。 「こんな奴、潰しちまえ!」 「俺の畑を荒らしたのもお前だろう!」 「どこにでも図々しく出てきやがって、目障りなんだよ!」 れいむは、泣いていた。 その涙は、怪我の痛みによるものでも、恐怖によるものでもなかった。 涙の源は、深い悲しみだった。ただひたすらに、悲しかった。 さっきまで、楽しそうに笑っていた人達。 きっと、友達になれると思っていた人達。 その人達の呪詛のような中傷が、どんな暴力よりもれいむを痛めつけた。 山奥で生まれ育ち、人間の悪意など、一切知らずに生きてきたれいむ。 そんなれいむに、次々と憎しみがぶつけられるさまは、 まるで、一片の汚れも無い純白の壁に、赤黒い絵の具がぶちまけられていくようであった。 そして、最もれいむを傷つけたのは、この言葉だった。 「何が『ゆっくりしていってね』だ! お前がいると皆ゆっくり出来ないんだよ!」 それは、れいむのゆっくりとしての、全存在を否定する究極の悪罵。 あまりのショックに、れいむは泡を吹いて気絶してしまった。 それでも興奮冷めやらぬ人間達の輪の中に、突然、間の抜けた声が響く。 「あー。皆さん、ちょっといいですかね?」 その気の抜けるような声に、集団の先頭に立ってれいむを罵倒していた男が振り返る。 「ああ、キタさんか。なんだい?」 キタと呼ばれた男は照れくさそうに頭をかきながら口を開く。 「いやあ、そのゆっくり、潰しちゃうんなら、私に貰えませんかね?」 「そりゃ、別に構わないけど、あんた、こんなのどうするの?」 「いやね、私のせがれがね、ゆっくりを欲しがってるんですよ」 れいむは夢を見ていた。 夢の中でれいむは、昨日巣にやってきた優しいおじさんに抱っこされていた。 おじさんの腕の中は、とてもゆっくりしていた。 丸太のように太い腕が、この世の全ての災厄から、自分を守ってくれるような気がした。 『おじさん。れいむと一緒に、ゆっくりしようね…』 れいむがニッコリと微笑むと、おじさんも楽しそうに笑う。 とても幸せな、ゆっくりとした時間。 『こんな時間がいつまでも続けば良いのにな…』 そう思った途端、夢の世界から、れいむ以外の全てが消えた。 それは、幸福な夢の終焉だった。 れいむの意識が、現実に戻る。 「ここ、どこ…?」 れいむは畳の上に寝かされていた。 その側には、桐のタンスに、古ぼけたちゃぶ台。ここは、人間の家屋の中だった。 「おお、目が覚めたかね」 れいむは声の方に目をやる。 痩せた男が、れいむを見つめていた。 「おじさん…だあれ?」 「私はキタっていうんだ。よろしくね、おちびちゃん」 『おちびちゃん』そう呼ばれて、れいむは昨日のおじさんを思い出した。 改めて、目の前の男を見る。がっちりとした昨日のおじさんとは全然似ていないが、優しそうな目をした男だった。 「おじさんは、れいむにいじわるしないの?」 れいむは、先程市場で矢のように浴びせられた罵詈雑言の数々を思い出す。 それだけで、小さな胸は張り裂けそうなほどに痛んだ。 「大丈夫。おじさんは、おちびちゃんの味方だよ」 キタはそう言うと、れいむの頭をよしよしと撫でる。 れいむは悟った。この人は、昨日のおじさんと同じタイプの人だ、と。 そして、ほっとした。これでゆっくりできる。ここはゆっくりプレイスなんだ、と。 「お、おじさん…。れいむ…れいむね…」 思わず涙が溢れ出す。キタはそんなれいむを見て、申し訳なさそうに口を開いた。 「ごめんね。市場の人達を許してやっておくれ。あの人達も、随分酷い目にあってるからね。ああなるのも仕方ないんだよ」 そこに、ガラガラガラっと勢いよく、引き戸が開く音がした。 「ただいまー! あれ、父ちゃん帰ってるの?」 10才くらいの男の子が、家に入ってきた。キタの息子らしい。 優しいキタの子供なら、ゆっくりできる子に違いない。 れいむは涙を振り払って、精一杯の笑顔で挨拶する。 「ゆっくりしていってね!」 だがキタの息子は、そんなれいむの姿を見て、つまらなそうな顔をした。 てっきり好意的な反応が返ってくるとばかり思っていたれいむは、ちょっぴりがっかりした。 「父ちゃん、何でれいむが家の中にいるの?」 その言葉を聞いて驚いたのはキタだった。 「何でって、お前、ゆっくりを欲しがってたじゃないか。だから、今日市場で貰ってきたんだよ」 「何言ってんだよ父ちゃん。僕が欲しいのは、『れいむ』じゃなくて『まりさ』だよ。いつも言ってるじゃない」 「ありゃあ、そうだったかね? でも、ゆっくりなんてどれも同じじゃないか」 「種類によって全然違うよ。それに僕、れいむって嫌いなんだ。見てると、なんかイライラするんだよね」 「そうかあ。お前が嫌いなら、貰ってくるんじゃなかったなあ。どうしようかね、これ」 れいむは、呆然とキタ親子のやりとりを聞いていた。 『ゆっくりなんてどれも同じ』『れいむって嫌い』『イライラする』『貰ってくるんじゃなかった』『どうしようかね、これ』 二人の冷たい言葉が、ナイフのようにれいむの心を切り刻む。 それは、ついさっき市場で受けた心の傷に、塩をすり込まれるようなものだった。 れいむの大きな瞳に、再び涙が浮かぶ。 れいむは先程、ここがゆっくりプレイスだと感じた。 キタは、昨日のおじさんのように優しい人だと思った。 だが、今のやりとりを聞いて、それが間違いであると分かった。 キタがれいむに対して優しかったのは、 息子へのプレゼントだから、大事に扱っていただけだったのだ。 キタにとって、れいむはただの『物』でしかなかった。 れいむは悲しかった。そして、腹が立った。 大声で、言ってやりたかった。『自分は物じゃない』って。 でも、そう言って市場の時みたいに暴力を振るわれたらどうしよう、と思うと何も言えなかった。 れいむに出来るのは、ただ、唇をかみしめて涙を流す事だけだった。 その時、れいむは、麓に下りてきた目的を思い出した。 自分は、昨日の優しいおじさんとゆっくりする為に山を下りたのではないか。 こんなところで、ゆっくりしている場合ではない。 れいむは、脱兎のようにキタの家を飛び出した。 丁度よいあんばいに、玄関の引き戸は、少しだけ隙間が開いていた。 キタの息子が、きちんと戸を閉めなかったのだろう。 キタは追いかけてはこなかった。 当然だろう、彼にとって、もはやれいむは無用の長物だった。 むしろ、捨てに行く手間が省けて喜んでいるに違いない。 れいむは再び、未知なる麓の世界を、歩き出すのだった。 続き このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/43113.html
登録日:2019/10/28 Mon 14 40 00 更新日:2024/06/14 Fri 13 34 52 所要時間:約 18 分で読めますぅうううううう! ▽タグ一覧 18禁 CG集 M向け M向け…? OVA あおむし おねショタ アナンガ・ランガ アニメ エロ漫画 ギャグ漫画 コメント欄ログ化項目 シリアスな笑い ピンクパイナップル ヤンマガWeb 亀山しるこ 同人 少年漫画 搾精病棟 搾精病棟~性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活 搾精研究所 漫画 病院 病院管理学売れ筋ランキング一位 看護師 謎の感動 講談社 逆レイプ WARNING! この項目は性的表現が含まれていますぅううううう! 18歳未満の方は直ちにブラウザバックしましょぉおおおおおお! とにかく、18禁項目の作成は認めん・・アニヲタwikiのブランドに傷がつくからな・・ なにがwikiのブランドですかぁああ!!こんなwiki籠りのたまり場に権威なんてありませぇええん!口コミも最悪なんだからこれ以上傷ついたって大して変わりませんよぉおおおお!! なんだとぉ・・ ●目次 ■概要 ■メディアミックス ■あらすじ ■みどころ ■登場人物 ■概要 「搾精病棟」とはDLsite等で販売されている同人18禁CGイラスト集。販売元のサークルは「搾精研究所」。 正式なタイトルは「搾精病棟 ~性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活~」。 射精しないといけない奇病にかかった主人公ヤマダが両手の骨折で病院に入院することとなり病院の看護師に処置をしてもらうがそこの看護師は皆恐ろしい人間で…という筋だけ聞くとミザリーなどに影響を受けたマゾヒスト向け作品だが 個性豊か(すぎ)で生々しい看護師たちの描写やギャグマンガすれすれの妙に頭に残るセリフ回し(特にアマミヤ先生)、意外としっかりしてアツいストーリーなどでツイッターやふたばなどで話題を呼び一躍有名となった。 シチュエーションも豊富でギャグ目的で買ったが真面目に抜いたなどの感想も多い。 肝心のイラスト自体は流用も多くそこまでレベルは高くない。 ところどころ縮尺がおかしくなるところもあったり、それなりに年を取ってると思わしき本作のナースたちがそんなお姉さんやおばさんに見えず(*1)描き分けも怪しい。 キャラクターが口を開くシーンはまるでメロン味のかき氷食った後にみたいに中が緑色になってるし(常に大口開けてるアマミヤ先生が特に顕著)。 そのため作者過去作画風と作風のよく似たとあるエロCG集のキャラの発言からFランイラスト集とも称される。(*2) だが元ネタを知らない読者からは「言うほどFランか?」と言われる程には底辺な下手糞さではないため、もし疑問に思うご新規さんがいらっしゃったらネチネチネチネチと丁寧に教えてあげよう。 気になった方は作者のpixivにサンプルがあるためそれで判断してみるといいだろう。 因みに逆転有りなのでその手の愛好家は注意。 ネタとしてブレイクした結果、明らかに原作者より画力の高いファンイラストがpixiv等に多数投稿されている。 作者もそのことは認識しており時折ファンアートに「いいね!」をつけているほかブログで公開されていた後書き(*3)でもそのことに触れており、予想外の人気に喜んでいるとのこと。 ちなみに当記事の存在も認識済み。 練りに練られたストーリーが評価された本作だが、全編公開後に発表された後書きでは、意外にも途中で路線を決定していたことと、重要な展開は占いに頼って決めていたことが明かされ、腹筋崩壊ものの裏話と共に、少なくない衝撃を読者に与えた。 完結後も各所で人気を博していた本作だったが、2019年11月に突如として各サイトでの配信が停止。 何の前置きもなかったことから様々な憶測を読んだが、後ほどブログにてCG制作用に使っていたソフトが成年向けの利用を許可しておらず規約違反で配信停止に至ったとの説明がなされた。 このいざこざを機に無限射精拷問と作者が同じであることも明言された。 その後は紆余曲折あった末、髪型等同ソフトを作画に用いていた箇所のみを差し替える形で2021年4月末に販売が再開された。あくまでデータを差し替えての再販という形のため、旧版を購入していた場合は無料での再DL・閲覧が可能。 同時にセールも開始され、特にアマミヤ先生の登場する⑨だけ99%OFFの11円で販売された。作者自ら「このようなことは二度とない」と宣言するのも納得の凄い割引率である。(*4) ■メディアミックス その話題性からか、同人CG集としては異例のメディアミックスもかなり多角的に展開されている。 2020年4月17日には美少女文庫によるノベライズ版が発売。税込836円。 執筆者は搾精研究所本人で、イラストも担当。CG集の①(タチバナ編)〜⑤(ヒラマツ編)をなぞった本編ストーリーと書き下ろしの短編2編が収録されている。 今回も3Dモデルを元にイラスト 漫画が作成されているが、上記の様なトラブルを経た今回は自作の3Dモデル(VRoid Studio使用)から描き起こしたとのこと。 そのせいか、微妙に以前とは各キャラクターの印象が変わった気もするが、作者特有のムチムチ体型のナース達が帰ってくるのは喜ばしい所。 尚、何故か当初のAmazonでの販売カテゴリが病院管理学となっており、耳慣れないジャンルで当然の様に売れ筋ランキング一位となったことに腹筋を崩壊させる人間が多発した。(*5) 2020年10月23日に人気アニメ・ゲームの実写AV化に定評のあるTMAから第1話~第3話までの内容を再現した実写AV版が発売。3800円。 演じているのはFラン……ではなく蓮実クレアや八乃つばさといった、現役でもトップ級の巨乳セクシー女優が揃えられており、ガチで侮れない。 そして、2021年1月に予てから噂のあったアニメ化が動き出したことが作者によってtweetされ、同年4月30日に老舗メーカーのピンクパイナップルより『タチバナ編』の発売。6800円。 予約殺到により発売前からいきなり品薄状態となった。 その後も2022年に『クロカワ編』『ヤマグチ編』、 2023年に『ヒラマツ編』『モチヅキ編』『ヌマジリ編』『キリタニ編前編』が発売される。 更に、エムズトイボックスのブランドだーくワン!より同日にPCゲーム版が発売された。4400円。 『恋姫†無双』シリーズや『黒獣』シリーズ等で有名な日陰影次氏を筆頭にAラン原画家を集めており、ミドルプライスながらかなり気合が入っている。ただし一本道なので展開は原作と同じ。 続編として三大お局編の『搾精病棟〜邪悪なるお局ナースが潜む病院で調教生活〜』、完結編の『搾精病棟〜凶悪なる看護師長が支配する病院の深淵へ潜入捜査〜』が発売され、物語としては見事最後まで完走した。 中編の時点で(海外版含め)二万本を売り上げたらしく、近年のエロゲとしては中々のヒット作となったようだ。完結と同時に前二作と特典を収録した『搾精病棟 ~COMPLETE~』も発売されている。 商業ベースでのコミカライズについては原作完結後かなり早い時期から話が出ていたものの、長らく続報のない状態が続いていたが、2021年7月にアナンガ・ランガ誌上での連載が決定。 体調の悪化等の理由から、作画担当は当初予定されていたぺに健氏から亀山しる子氏にバトンタッチされている。 作風としては原作初期のダークで陰鬱な雰囲気が強調されており、若干シリアスというかホラーに寄っている。 さらに2022年4月からヤンマガWebにて、あおむし氏による「搾精病棟 全年齢版」の連載がスタート。お前ら頭どうかしてるぞ! こちらは18禁版とは対照的にギャグ漫画寄りの作風。またストーリーの方も改変されている要素が多く、原作とは若干ナース達の性格や人間関係に変化が見られたりする。 タチバナさん以外は概ねダメな方向に変わっている。 全年齢向けにするために人間ドラマ・医療ドラマとしての要素を取り入れており 原作者が「全年齢版のシナリオを書くために 初めて ナースや病院について資料を調べたり取材した」と述べており これまでは取材していなかったという驚愕の事実が判明した。(まあそうだわな) 実際単行本の帯に「この作品は医療関係者への綿密な取材に基づいています」と書かれており「医療関係者」のブランドに傷がついていないか心配である。 ■あらすじ 事故で両手を骨折した僕。 実は僕は「3時間おきに射精しないと玉が痛くなる」奇病をわずらっていた。 なので入院先の病院で看護師さんに搾精してもらうことに・・・ しかし、その病院は性格最悪のナースしかいないことで近所でも有名な病院だった! 頑張れ!ヤマダ!! この病院の闇にのまれるな!! 抗え!!最後まで!!!(*6) ■みどころ 各々が違う理由で性格最悪の看護師たち(しかもほぼ全員自分が最低だと自覚あり) 病気のせいとは言え結構図々しい主人公ヤマダ ヤマグチ登場あたりからどんどんギャグマンガ化してくる 滅茶苦茶恐ろしいお局看護師 それに伴い段々可愛く見えてくる初期看護師 どんどん男らしくなるヤマダ しっかり練られた登場人物たちのドラマ アマミヤ先生のすべて だんだん病院の闇と戦うサスペンスストーリーに 最後はハッピーエンド ■登場人物 登場人物の名前は台詞上だと全員カタカナ表記となっているが、何人かは作中で漢字表記(ヤマダ→山田、アマミヤ→雨宮、テンドウ→天童、アイザワ→相沢)が出てくるので便宜的な物と思われる。 (現実はエロ漫画のようにいかないのか!) ヤマダ 主人公。子供並みに小柄でひ弱そうな体格とR-18作品にありがちな目元の隠れる髪型が特徴。 生まれつき3時間おきに射精しないと睾丸に激痛が走る奇病を患っているにもかかわらず、両手を骨折してしまったため入院先の病院で看護師に抜いてもらうこととなる。 概ね見た目の印象通りの情けない性格で微妙に厚かましいところも目立つが、他人を思いやれる優しさの持ち主でもある。 当初はただただ異常なナース達に虐げられるばかりの日々を送っていたが、いろんな意味で揉まれる中で少しずつ精神的に成長し、ナース達とも不思議な交友関係を深めていく。 詳しくは項目参照。 私は最初からあなたのこと嫌いです。分からなかったんですか?察し悪いですね タチバナ 嫌悪感丸出しナース。クロカワやヤマグチと同期。 ヤマダの最初の担当ナース。美人だが険のある顔つきをしている。 仕事そのものはそつなくこなす真面目で有能なナースだが、ブラックな職場環境で精神的に荒んでしまっており、患者相手に暴言を吐いたり病院内で喫煙したりと問題行動も多い。 ヤマダの性処理は仕事と割り切り、ヤマダへの嫌悪感を丸出しにしながら冷酷かつ淡々とした搾精措置を行う。 詳しくは項目参照。 どう?クズのマ○コは?クズのキミには相性がいいでしょ? クロカワ 超陰湿ナース。タチバナやヤマグチと同期。 陰気・卑屈・悪質を絵に描いたような性格の持ち主で、他人の幸福を妬んでは悪質な嫌がらせばかりしている困った人。その人となりは概ね クズ の一言で言い表せる。 一方そんな最低な自分に対して強い自己嫌悪の念を抱いており、精神的にはかなり脆く不安定。 ヤマダのことは自分と同類の「クズ友」とみなして一方的に嫌がらせに付き合わせていたが、交流を続ける中で次第に彼に本気で惹かれるようになっていく。 詳しくは項目参照。 言っとくがアタシが上でお前が下!これは固定だ!思いあがるんじゃねぇええええ!! ヤマグチ 超乱暴ナース。タチバナやクロカワと同期。 元ヤンキーの金髪ナースでかなり口が悪い。しかもピアスの失敗で舌が割れている。 ヤマダの搾精を急いで終わらそうとしており、速さ重視でとにかく雑かつ乱暴な処置を行う。 粗暴なところが目立つが根は面倒見がよく仲間想いで、ヤマダとも付き合いが長くなるうちに気の置けない友人のような間柄になっていく。 詳しくは項目参照。 あ・・・・あ・・これは・・違うの・・決して変なことじゃなくて・・その ウミガメのマネ・・ モチヅキ 超変態ナース。 気弱でドジが多く、精神的にも未熟だが、ヤマダの搾精も嫌な顔せずにやる真面目で心優しいナース。 この作品では唯一の性悪な面が見られなかったナース。 …なのだが実はものすごい自慰狂いで、ストレスを感じると職場だろうと自慰をして発散せずにはいられなくなってしまうというとんでもない悪癖を抱えている。 他のナースたちもその事は見て知っているものの、あえて何も言わないであげている。 オナニー癖は幼い頃についたものだが、いろんな意味でブラック極まりない職場環境に追い詰められた結果病的な域にまで悪化してしまった。 テキパキ仕事をこなす理想の看護師像と要領が悪く失敗続きでオナニーに溺れるばかりの現実とのギャップに深く悩み、自信を失っている。 理由は違えど似たような悩みを抱えるヤマダと心を通わせ、友達になった……はいいものの欲望はどんどんエスカレートしていき、さらには上司のヌマジリにいびられたことで精神が限界に達し、ついにはヤマダを逆レイプするに至る。 全裸で全身にボディペイントを入れ、虚ろな目をしてヤマダを求め院内を彷徨う姿はホラー以外の何物でもない。 その後も虐められる後輩役としてたびたび登場している。 気が弱く繊細なため、ヌマジリには格好のいびりの的にされている。 以下ネタバレ注意 逆レイプされてもヤマダは距離を置くこともなくそれまで通りに接してくれたため、初めての理解者としてとても信頼するようになる。ヤマダの本命はタチバナなのでオナニー友達どまりだけど ヤマダの方も院内では珍しく裏表なく善良な彼女にはある程度好感を持っており、何かと傷つきがちな彼女を気遣ったり守ろうとする場面が多い。 終盤ではたまたまお局たちの悪事を耳に挟み看護師たちが決起するきっかけとなる。 苦手にしていたヌマジリに証言を撤回するよう迫られるも、勇気を出して最後まで折れずに主張を続けた。 ちなみに直属の先輩はタチバナ。面倒見はいい反面厳しすぎるきらいのある彼女によく詰められていたが、全てが終わった後はお互い精神的に余裕ができたためか良好な関係になっているようだ。 後書きによれば酒もタバコもやれないため、ストレスの発散方法がオナニー一択になってしまったという設定らしい。 また、当初は「イガラシ」という名前でヤマグチ同様黒髪だったが(*7)タチバナと被るためデザインを変えたとのこと。 暴走モードについては、インパクトを大きくするためにボディペイントを追加したが、冷静になるとどうやって一人で描けたのかは謎と語っている。読者も割とそう思ってた。 ノベライズ版では同期のヒラマツと揃って書き下ろしエピソードのメインに抜擢されている。プライベートでも仲はいいらしく、日頃から揃って同人ショップでおかずを物色したり、その足で宅飲みをしたりしている。 また、その他のナース達との関係も若干掘り下げられている。タチバナやヤマグチからは仕事のできなさに呆れられる一方で心根の優しさや真面目さについては認められているようだ。 クロカワに関しては向こうからの心証は悪くないようだが、モチヅキの側は性格の悪さを苦手にしている様子。 一応ヤマダよりは年上で、ヤマダと致すまでは処女だったらしい。でもバイブやらディルドやらをぶちこんでたので処女膜はたぶん元から無いと思う ぷぅぷぅぷぅぷぅ♪ ぴゃあぴゃあぱおぱお♪ ヒラマツ 超無気力ナース。 クロカワの後輩で、彼女とは別ベクトルのクズ。 何をするにも無表情でやる気がなく、勤務態度は最悪。仕事中も常にヘッドフォンを肌身離さず、お菓子を貪ったり挙げ句の果てには酒まで飲んだりと好き放題にしている。 搾精も雑誌や携帯を見ながらで足コキで済ませるなど適当極まりなく、逆上したヤマダに犯されるもほぼマグロ状態でスマホゲーまでしていた。 しかし無気力で他人に興味がないぶん他のナースのようにひどい目に合わせてくることもないので、ある意味ヤマダにとっては気を許しやすい相手。 また酒が入ると幼児返りし、意味不明なことを口走るようになる。この状態のヒラマツはかなりフレンドリーでセックスにも積極的。 「うみゃあ♪うみゃあ♪」 パイパイがプルプルらしく、ヤマダも妙なテンションでがっついたり揉めなくなることを惜しんだりするほど。 両手骨折中の怪我人が何やってんだ。 そのうちヒラマツも彼の病室を気に入って入り浸るようになり、ヤマダも居心地が良かったようでお互いに自堕落になってしまう。 このことが大変な事態を引き起こすことに… その後はモチヅキと同様に虐められる後輩役としてたびたび登場している。 勤務態度の問題もありクロカワと揃ってキリタニに目をつけられている様子。 普段は何が起きても無反応な彼女だがヘッドフォンを隠されてしまい焦ったりおしっこをぶっかけられて大声をあげて号泣するなど流石にいじめられてしまった際には感情を露わにしていた。 以下ネタバレ注意 終盤ではお局看護師たちにアマミヤ先生特性のアクメガスを食らわせるファインプレーを見せる。 また同期のモチヅキに対しては仲間意識があるようで、彼女がヌマジリに責められた時には珍しくムスっとした反抗的な表情を見せていた。 何かと心にしこりを抱える病院職員の中では行動こそ問題あるものの精神的にはほとんど問題がなく終盤になっても大して変わっていない稀有な人物。 本人の性格上あまり口や態度には出さなかったが、内心ヤマダの事をかなり気に入っているらしく、酒の勢いで「ヤマダの家で暮らす」とまで言い出している。 なお、看護師長から制裁と称した暴力(*8)を受けたことがかなりのトラウマとなり、看護師長に加えキリタニの配下のナース達にも常に監視されている状況だったのだが、その後も普通に酒を飲み眠りにつくなど大胆にサボっていた。トラウマどこ行ったし。 後書きによればナース達がひたすらヤマダを虐げるだけの展開にマンネリ化が否めないと感じたことから、ヒラマツの登場と共に 三大お局+看護師長 VS 若手ナース の構図が生まれたとのこと。 詳しくは描かれなかった(裏設定)が、スマホゲームの廃課金者で、欲情している時にはゲームのイケメンボイスのエロ音声に聞き入っているらしい。 尚、作者によれば酔った時に「ぷぅぷぅぴゃあぴゃあ」と言う人は実際居るとのこと。 勤務中に平然と飲酒するなど常識的にはどう考えてもクビにされるであろう暴挙を繰り返している彼女だが、ノベライズでの描写によると現場の他のナース達からはとっととクビになればいいと放置されており、一方で人事権を持っている看護師長が滅多に現場を見にこないため、結果的に誰にも注意されずクビにもされず職場に居座れている、らしい。 ネチネチ そんな栄養のないジャンクフードばっかり食べて・・はぁ~あ今時の若い子ってほんと馬鹿・・ 私は生活習慣病の患者ごろごろ見てるから食生活の大事さは人一倍理解してるよ まぁ・・べつにいいけどぉ ヤマダ君が将来ハゲても太ってもインポになろうと透析しようと血管詰まって死のうと私は知らないけどぉ~キミの勝手だけどぉ あ~あ あ~あ ネチネチ ヌマジリ 超粘着ナース。3大お局の一人。 足が長いモデル風の美人だが、いつも薄ら笑いを浮かべており少し不気味。 弱者をネチネチ言葉攻めにして虐めるのが好きな最悪のサディストで、後輩ナースや患者をいつもいびり倒している。 粘着質なだけあってか変な方向で愛情深いところがあり、ヤマダのことはお気に入りのペットと見做して強く執着している。 詳しくは項目参照。 どう料理してやろうかしら・・ ピキ・・ ピキ・・ キリタニ 超腹黒ナース。3大お局の一人。 一見すると清楚で儚げな黒髪美女で、搾精を求めるヤマダにも心優しく対応する看護師の鑑のような人物。 だがその本性は「 キレタニ先輩 」と呼ばれ恐れられてきた元ヤンキーで、格下と見た相手には服従を強い、従わないものは徹底して排除しないと気が済まないボス猿気質の持ち主。 他人を屈服させて自分に絶対服従の犬に仕立て上げることを好み、ヤマダのこともいいなりにさせてしまおうと画策する。 詳しくは項目参照。 まっず!!なにこれ~? 酷すぎます!今年のボジョレー・チンポーは大不作!審査員も思わず苦笑い! 星一つ!星一つです!キャハハハハハハハハハハハハ ヤマダ(なにこの人怖い・・) テンドウ・ミア 超サイコナース。3大お局の一人。 性格は非常に子供っぽく、常にケラケラヘラヘラ笑っている。良心や常識の枷を持たないサイコパスのような人物で、患者や他の職員をオモチャのように扱う。 しかし看護師長の妹であるため誰も何も言うことができず、さらに看護師長自身も「この病院はあなたの遊び場」と言い切り好きにさせており、一切咎められることなく蛮行を働き続けている。 モチヅキとヒラマツにヤマダの尿と精液をぶちまけ、ヤマダにも小便をかけ爆笑する、ヤマダに無理やりタチバナやヤマグチを犯させるなど他の看護師と一線を画した恐ろしさを誇る。 タチの悪いことに肉体的にも強靭でヤマグチをパンチ一発で昏倒させるほど。 以下ネタバレ注意 彼女も他のお局の例に漏れずドラッグ流通に加担している。こんなイカれた人が出来るんだろうか 実は幼少期に父親に酷いDVを受けている。 そのため父親を連想させることをするとフラッシュバックをおこし、一瞬で笑顔が消え泣きながら相手を殺そうとする。 以前は今のように無敵の存在ではなく、本来はモチヅキのような気弱で自己主張のできない大人しい性格の持ち主。 要領もよくなかったらしく、病院に入ったばかりの頃は同期で同じ新人なのに既に態度のデカいヌマジリとキリタニに虐められており、そのせいで精神の均衡を崩し「妖精の国に行きたい」とこぼすなど危うい言動が出始めていた(*9)。 マコが病院を乗っ取りヌマジリとキリタニを配下に加えて抑え込んだことでいじめられることはなくなったものの、仕事ができないことへの悩みや独善的になってしまった姉とのすれ違いから精神状態はむしろ悪化。 そこで偶然アマミヤ先生の作った無認可かつ危険ドラッグ同然の抗うつ剤を飲み、今のような多幸的で破綻したサイコな性格になってしまった。 最終局面ではアマミヤ先生がヤマダの精液から作り出した最高傑作「スペルマ・オーバードライブ」を投与されてトリップ。 ハイになって暴走した挙句、心身の自浄作用を活性化させる同薬の作用から起きた好転反応で自身のトラウマに直面させられる。 耐えきれずに違法改造された除細動器でアマミヤ先生と心中しようとするが、すんでのところで助けに入ったオオツカに投げ飛ばされて気絶。 目覚めた時にはかつての心を取り戻しており、マコへの素直な気持ちを語って追い詰められた彼女を改心させた。 その後は他の看護師長一派共々警察に連行され、現在は塀の中にいる。姉と共に更生を目指して真面目に服役しているようだ。 他のお局達と違って最後まで逆転される描写が無い唯一の人物。絶頂している分かりやすい描写が無いのも彼女だけである(*10)。 後書きでは、特にキャラクターの変遷については触れられていない。 一方、没シーンとしてイジュウインさんの隣でヤマダとのセックスを見せつけ、悶々としているであろうイジュウインをヤマダに犯させる展開、車椅子に乗せたヤマダを患者の待合室まで連れていき、そこで搾精実習と称して女性患者にヤマダの精液を浴びせる展開、が考えられていたらしい。 開錠パスはぁああああ! 5 9 6 3 ごくろうさぁあああああああああん!! アマミヤ 超大声ドクター。 疲労がポン ととれるアマミヤリキッド、吸っただけで発情するアマミヤ・アクメガス、飲ませただけで相手を催眠状態にして洗脳できるアマミヤ・ピロピロなど都合の良すぎる薬品を多数開発している天才医師。 いろんな意味で全ての元凶 と言える人。 詳しくは項目参照。 じ、自分はアマミヤ先生に一生ついていくと決めたっす!だから命令は絶対っす!!ウッス!! オオツカ 超巨体ナース。 190cmを超える恵体看護師。元柔道の国体王者。殴り付けた警棒が逆に折れてしまうほど屈強な肉体の持ち主。 アマミヤに心酔しており、常に2人1組で行動している。 アマミヤとは対照的に寡黙で表情に乏しく一見何を考えているかわからない不気味さがあるが、実は非常にウブで優しい性格の持ち主。 割と常識人でもあり好き放題に振る舞うお局達には内心引いているところもあるが、良くも悪くも体育会系気質なため彼女達に従ってしまっている。 以下ネタバレ注意 怪我でオリンピック選考を逃した過去がある。 そのことでアマミヤに同情されたことで感動しノーベル賞に届く1200万パワーコンビを組み共同生活を営むようになる 一緒に耳の悪い患者の診察したりカラオケに行ったりカレーを作った思い出は爆笑感動モノ。 ヌマジリたちを一緒にアクメガスを食らうもそれでもギャグマンガみたいな構図で暴れまわり立ちはだかるも他の看護師たちの説得を受ける。 最後は改心しアマミヤを助け、彼女と一緒に警察に連行された。 ちなみに基本的にアマミヤ先生とセットで行動しているため他のナース達との関係はあまりはっきり描かれていないが、罵倒大会説得の際にはタチバナにちゃん付けで呼ばれており、モチヅキもタメ口を使っている。 ナースになった経緯やウブな点も鑑みるとかなり若手なのかもしれない。 後書きによれば、ヤマダが余りに小さいことから子供を扱う様に優しく風呂に入れてやる展開等も考えたが、気乗りしなかったので心優しくウブとして描くことに。 ……なのに、アマミヤに付いている=悪の側なのはおかしいということで、改心する展開を入れたが、そのせいで愛しのアマミヤ先生が対魔忍の様な目に遭って死にかける展開を入れざるを得なくなったとのこと。 また、カットされたアマミヤ先生との思い出として二人でゴキブリ出現に怯えて抱き合う(そしてアマミヤ・ジェノサイドガスを使おうとしたアマミヤ先生を止める)というシーンがあったらしく、早速ファンアート化されている。 ウブであることからも分かるように、ヤマダの搾精に加わるまでは処女だった模様。恐らく作中で唯一の正真正銘の処女。 ちんたらするな!1人10秒!即断即決即診だぁあ! サンゼン 「全年齢版」オリジナルキャラ。軍人医師。 元軍医だそうだがその言動は明らかに軍人のそれ。 仕事はこなせるが不手際があるとスタッフはもちろん患者にまで体罰を強いる。 声も相応に大きいがこの作品のアマミヤ先生は大声で窓ガラスを割ってしまう程に悪化しているので彼女より音量は下だろう。 看護師長には忠誠を誓っており元帥と言い間違えた事も。 元ネタは「無限射精拷問」のT3000という説がある。 以下ネタバレ注意 軍医時代にゲリラによって部隊の仲間を失ったというシャレにならないトラウマがあり、ゲリラを連想させる物を見聞きすると発狂し刀で斬りかかろうとする悪癖がある。 この子のためならどんな手段もいとわないわ・・そう・・どんな悪事でも・・ テンドウ・マコ 看護師長。四白眼で常に瞳孔の開いた見るからに恐ろしげな人相が特徴的。 実質的な院内の最高権力者であり、誰も彼女には逆らえない。怠慢を働いたナースに体罰を食らわすなど恐怖政治を行っているらしく、下のナース達は声を聞いただけで震え上がるほどに彼女を恐れている。 詳しくは項目参照。 焼き鳥の温めはよろしかったでしょうか? アイザワ 院内にあるコンビニの店員。若くて可愛くて巨乳(ヌマジリ談)。 言葉遣いが悪いとヌマジリに難癖付けられてひどい目に合う。 以下ネタバレ注意 実は病院の危険ドラッグ流通を暴くために店員に化けて潜入していた捜査官。 ヤマダにドラッグの証拠のため潜入捜査を依頼する。 基本的に真面目な人物だが、正体を明かす際監視カメラの目を欺くためとはいえおっぱいを丸出しにして谷間に仕込んだ警察手帳を見せたり、その後も「セックスする演技」と言いつつ本当に挿入させたりと割と奇行も目立つ。 孤軍奮闘するヤマダにとっては最大の頼みの綱なのだが、オオツカに得意の剣道で挑みかかるも警棒の方が折れてしまう、集めた証拠を隠滅されて泣き出してしまうなど、なんとなく頼りない。 終盤ヤマダの危機に飛び出すもお局看護師につかまり自分を捜査官と思い込んでいる患者呼ばわりされ薬で洗脳されかかるが… 因みに最終話になるまで警察であるという確証がなかったため本当に自分を捜査官と思い込んでいる患者と予想した読者もいた様子。 いったいどういう教育を受けてきたのかしら?アイロンのかけ方も習わなかったの? イジュウイン 病院の入院患者で社長夫人。裕福なはずなのだが、何故だかこんなイカれた病院に入院している。 権力を盾に高圧的な態度を取る所謂モンスターペイシェントのようだ。 クロカワの雑な仕事に難癖をつけていたが逆恨みの報復としてとんでもない嫌がらせをされた(*11)。 以下ネタバレ注意 最終話では伝染病の発生という名目で病院が閉鎖され、ナース達に抗議していたところモチヅキの証言を聞いて彼女達に同行。 お局を問い詰めていたナース達がキレタニキリタニに恫喝され黙らされかけていたところに上級国民のハゲ×3を呼び出し、彼女を引っ込ませて逆転の糸口を作るというファインプレーを見せた。 しかしその後ゾンビアクメガスを吸った患者の相手をクロカワに押し付けられ犯されてしまったが、 密かに彼女を慕っていたその患者に想いを打ち明けられ、押しに弱いたちだったこともあり彼と良い仲になる。 上記の通り既婚者なのだが実は姑にいびられる不幸な夫婦生活を送っており、社長夫人なのに口コミ最悪の病院に入院しているのも心労で倒れた際に姑の策略で搬送されてしまったせいだったとか。 ほぼモブキャラの彼女がここまで活躍するとは思わなかった読者も多い。 「全年齢版」では院内でヤマダと出会い、両手が使えない彼に自販機でジュースを奢るシーンが描かれている。 「弱者を助けるのは当然の振る舞い」と語るなど上から目線ながら親切な一面を見せており、相対的にクロカワの被害者という印象が強くなっている。 僕と話し込んでていいのかい?仕事中でしょ? ニノミヤ 病院の入院患者。ヤマグチが想いを寄せる人物で、入院中もパソコンを使って仕事をしている。彼女との会話によると何十億円もの案件を扱っているようで、恐らくフリーのエンジニアもしくは株や仮想通貨で取引するプロの投資家と思われる。ヤマグチは彼と話したいがためにヤマダの搾精をさっさと終わらせており、態度や口調もヤマダに対するそれとは大きく異なっていた。 以下ネタバレ注意 退院祝いとしてヤマグチからデートに誘われるが、本人は彼女の想いに気づいていなかったのかタチバナも誘うことを提案してしまい、意図せずヤマグチを振ってしまった。(*12) 僕はもう・・我慢できない! ミコシバ タチバナの恋人。高収入高身長のイケメンと高スペック。 相思相愛で連勤のタチバナを心配して病院に来た。 でも双方の同意の上とは言え病院でそのままヤり始めるのはちょっと… 海外赴任が近いらしい。 以下ネタバレ注意 赴任先にはタチバナと一緒に向かおうと思っていたようだが、事件解決後に彼女が看護師長になることに決まり、日本に残ると聞いて激怒。彼女をそのまま振ってしまった。 (強がりついでにこぼしているので真偽はわからないが)タチバナ曰く強引で女癖もよくなかったらしい。最終話にして彼だけ株を下げることとなってしまった。 全く非課税の現ナマほど美味いもんはない・・ 院長 ナース達が働く病院の院長。看護師長が幅を利かせる異常な状況にある病院に目もくれない。 色々と黒い噂があるらしい。 以下ネタバレ注意 ある意味本作の全ての元凶。 ワンマン経営でブラック職場と化している現場の努力も知らず患者を入れつつける一方、 裏社会に病院の薬を横流ししていた最低の人間だったが、マコに現場を押さえられ調教されてしまい、彼女を含めたお局ナースによる病院乗っ取りを許してしまった。 現在では自分の意思すら持てない程に調教され、看護師長室奥の隠し部屋に監禁されている。 完全に自業自得であるが哀れ。 最終回ではマコの罪逃れのためのスケープゴートにさせられた。 因みにヤマダ以外の男性モブは教授、ミコシバ、ニノミヤを除くと院長と同じ肉付きのいいハゲばかりである。 なんだとぉ・・ 教授 メガネ。ハゲじゃない! アマミヤ先生の実験もない結果だけ書いた新薬に関する論文を却下した。 無茶苦茶なことを言うアマミヤ先生に苦言を言い研究費を没収しようとした常識人。彼女たちが病院を掌握した後どうなったかは不明。 因みに作者が別名義で過去に制作した画風と作風のよく似た無関係のCG集「無限射精拷問」(*13)でも似たようなことを言われたよく似た教授が登場している。後書きによれば作者の知り合いに殺人アンドロイドがおり(正気の発言)、彼女が出すのを強要してきたとのこと。 また、本編の「なんだとぉ・・」の前に、アマミヤ先生 オオツカとの別パターンの会話があったが削られている。(①自著の帯に推薦文を書くのを頼まれる→②本のタイトルは『アマミヤ流快便術~今日からあなたも土石流よぉお!~』で、本文はアマミヤ先生の大声を再現したクソデカフォント。→③以下略。「なんだとぉ・・」) 約束・・したんだ・・ 追記修正・・すると・・ だから・・僕は・・ 負けない! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったならぁあああ!\ポチッとぉおおおおおおおお!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 やってることは明確にマッドでサイコで悪なのに言動のせいで全く悪いキャラに見えん -- (名無しさん) 2021-07-02 08 37 44 とにかく、このwikiを搾精研究所で検索すると早乙女研究所がトップに表示されることは認めん。ゲッター線研究のブランドに傷がつくからな… -- (名無しさん) 2021-07-14 11 20 55 ↑どうせ(死亡率高すぎる)Fラン研究所なんだからいいじゃねぇか! -- (名無しさん) 2021-07-14 11 40 20 ゲーム第二弾だとぉ・・・ -- (名無しさん) 2021-08-05 19 30 59 スターシステムなのか似たのが出てきてしまった -- (名無しさん) 2021-08-06 20 43 06 次は全年齢よぉぉぉおおお! -- (名無しさん) 2022-04-12 17 52 27 案外現実の看護師もこんな感じだったりして -- (名無しさん) 2022-05-21 20 38 08 アニメは結局1作のみなんかな -- (名無しさん) 2022-05-27 12 47 14 アニメのヤマグチ編はヤマダの叫びがメインというエロアニメでは珍しい作品かもしれんな -- (名無しさん) 2022-09-10 20 52 33 何でこの病院はFランどころか極悪な人間の巣窟なのに潰れないんですか? -- (名無しさん) 2022-10-26 23 21 38 違反コメントを削除 コミカライズ版の方は普通に絵が上手いのでモチヅキの暴走シーンがえらい事になってる -- (名無しさん) 2023-01-11 02 18 04 6↑この設定でどうすれば全年齢版ができるんだよ!!!!! -- (名無しさん) 2023-02-14 23 09 04 淫獄団地の方に搾精病棟のキャラが出演してるけど逆のパターンはまだ無いのか -- (名無しさん) 2023-03-11 08 42 12 医療関係なんか昔からズリネタにされてきたんだから今更配慮の必要なんかねーじゃーねーか! -- (名無しさん) 2023-04-26 18 11 17 エロゲ版は個別ルートやバッドエンドないのかあ -- (名無しさん) 2023-05-18 20 52 34 いつの間にかエロの覇権になっている感じ。 -- (名無しさん) 2023-07-01 09 35 37 全年齢。全然原作の面白さ再現できてねーぞ -- (名無しさん) 2023-07-31 00 58 49 ヤンマガwebで既に告知されてたけど全28話で完結みたい。唐突だしこれって打ち切りなの? -- (名無しさん) 2023-08-16 09 20 12 最終話無料公開されたので見ましたがうーん、もう一波乱欲しかったな。ラスダン突入時に俺たちの戦いはこれからだENDみたいな感じだ -- (名無しさん) 2023-08-27 00 38 51 全年齢版打ち切りは構成ミスった感 ヤマダもお局もアマミヤ先生も全然出さないから… -- (名無しさん) 2023-09-04 04 38 40 ↑「搾精」病棟なのに逸脱してたしね…概要に書いてある「全年齢向けにするために~」を読者が望んで無かったから打ち切りになったんだと思う -- (名無しさん) 2023-09-04 14 27 33 露骨な打ち切りだしそれも仕方ない造りとは思うが、全年齢版はかなり気に入った作品。看護師さんの苦労を思うと泣けてくる -- (名無しさん) 2023-09-19 03 16 20 ↑そんなもん搾精でやられても…。 -- (名無しさん) 2023-09-27 00 41 33 アニメヌマジリ編も出るんか。前のモチヅキ編がヌマジリ編も兼ねてると思ってたんだけど -- (名無しさん) 2023-09-29 18 09 45 最終巻帯に「打ち切りだ!」って大文字で書いてあってだめだった -- (名無しさん) 2023-10-08 15 56 31 搾精はエロじゃない!って無理やり擁護してたけどやっぱりエロないと意味ないな -- (名無しさん) 2023-10-16 22 55 10 他媒体?にもよるが、よほどのM向けでタチバナらのやっている事は常人からしてみれば性的暴行以外の何物でもなく、女性による男性の尊厳の蹂躙に他ならない。ぶっちゃけ地獄少女の地獄流し、ゴールドエクスペリエンスレクイエムの一部にしたいぐらいの最高のレイプで酌量の余地がない外道に見せるさらなる悪夢にしたい。 -- (名無しさん) 2023-11-01 19 59 23 格ゲー化とかマジかよー -- (名無しさん) 2023-11-11 01 15 06 相変わらず斜め上方向にメディア展開してて草。隠しキャラで淫獄団地キャラ出たり売れたら搾精オールスターズとか出るんか?(笑)。 -- (名無しさん) 2023-11-29 12 17 01 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/unonegi/pages/56.html
801 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 33 11 何あのスレ…マジで閣下? 802 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 33 42 800 スルーはスルーでいいだろwwwwwww それ言うならノールックの方に言及だろwwwwwwwwwwwwwwwww 803 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 35 34 いつのまにこんなにヒドイ扱いに‥‥ 804 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 35 44 802 ふっ突っ込んだと見せ掛けてボケる これぞ妙義「ダイノジ」 805 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 36 19 804 空気を読まない伝統のツッコミをくれてやる ゆとり乙 806 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 36 47 |・Θ・`)ブギーな胸騒ぎだね 807 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 37 44 ( ・3・ )がらー。 808 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 38 21 805 ぐは!やられた!ワタシの妙義が! 809 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 38 30 807 あれ?いかないの? 810 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 39 56 |・Θ・`)なんだねフランフラン 811 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 39 56 809 どこに? 812 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 40 46 811 電波ちゃんのとこ 813 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 40 59 ( ・3・ )なんでもないwww 814 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 41 48 808 俺σツッ⊃ミ凄ぃτ〃Uょ? 815 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 42 07 811 偽閣下の所 816 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 42 55 814 うわっウザッ 817 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 43 21 814 まさか「ダイノジ」が効かないとは・・・ ギャル文字男め 818 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 44 55 816 ゥノはォハ〃サ冫た〃から使ぇなぃωた〃ょねwwwwwww 817 と言いながらギャル文字変換サイトを使う俺ですこんばんわ 819 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 46 08 818 くそっ!読みにくいじゃねえか! 820 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 46 27 |・Θ・`)ギャル文字に怒りを感じるのは俺だけか 821 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 46 38 818 ギャル文字使う位ならオバサンでいい… きもいもん 822 :恋する名無しさん :2007/03/02(金) 01 46 49 805 自分もゆとり世代だという事に気がついていないトリック乙wwwwwww 念のため言っておくとゆとり義務教育を経験していない人は最低でも39歳以上。 823 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 46 52 819 ウノはオバサンだから使えないんだよねwwwwwww っつーか女子高生すげえな もはや異文化だわ 824 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 47 43 820 ノシ 825 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 48 18 822 要綱が変更された事とゆとり教育という呼称が使われた事を一緒にしちゃいけませんぜ 826 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 48 22 ヌノレポ 827 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 49 17 823 オバサンでいい ギャル文字うざい あれは日本語じゃないよおおおおおおお 828 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 50 03 826 誰ガッ? 829 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 50 08 820 ノシ 822 前にも言ったけど1980年代からゆとりスタートよ 823 スワヒリ語よね 830 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 50 54 826 随分とまぁイカレた酉だな ガッかりしたよ 827 俺もそう思うがうざいという単語もどうなんでしょうか 831 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 51 00 |・Θ・`)ナカーマ 832 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 51 05 828 残念!!!よく見てwwww てかスナのいってた通りこれは見分けるのむずいわ。 833 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 51 41 829 だからそれは教育指導要綱の変更の事でしょ? 834 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 52 35 830 面白い酉探してたらGODとイエスが共存してたから使ってみた。 835 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 52 45 830 うざったい?って言うのかな??? とにかくギャル文字が嫌すぎる。 それ以外はいいや。 836 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 53 22 827 うざいって千葉の方言なんだっけ? 人に使う言葉じゃなくて 蜂とか蛇とかに使う言葉なんだってさ 829 でもあれは前段階だよ 837 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 54 56 まえのトリックなわかるだろ? 838 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 55 24 834 ・・・・・・・・・・・・・・ 835 ぷっ 836 で、どれよ? とまぁ安価違いはいいとして ゆとり教育って指導要綱上の授業時間を圧縮をするようになったあたりからの呼称じゃないのかね 839 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 55 42 832 ヌ?又?また?漢字? 840 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 56 39 838 ぷっ? 841 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 57 07 840 ごめん 屁こいただけ 842 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 57 10 839 ルじゃなくてノとレ。 843 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 58 48 841 くさっ!!!!!!!!!! 842 ヌノレポ…ヌルポ すげえ… 844 :恋する名無しさん [sage] :2007/03/02(金) 01 58 52 ねるぽとぬるぽと何か似てるよね 845 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 59 29 843、844 ガッ 846 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 59 47 838 う~ん まァそうなんだけどね ただ内容の削減とか80年代から少しずつあったわけで おれはそのことを言ってるだけ それもある意味「ゆとり」でしょ? 847 :恋する名無しさん :2007/03/02(金) 01 59 59 実際に体罰の全面撤廃とか 教師が叱りつける ⇒ 教師が生徒にお願いする に変わったのって95年とか過ぎてからっぽいけどな。 俺私立だったし正確にはわからん。 848 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 02 00 12 843 スナ先生は偉大だよ。 てかいい加減俺が誰か気づいて欲しいお(ノ゚O゚)ノ 849 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 01 42 848 結局わからんかった… 850 :恋する名無しさん [sage] :2007/03/02(金) 02 01 59 28 851 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 02 49 848 正直言ってあきた だってマジックでもフラでもトリックでもないんでしょ? もしかしてセシオ? 852 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 02 58 846 それまでの緩やかな変更と土日休みになるあたりの変更とでは比較にならないから 揶揄する意味でゆとり乙って言ってるんじゃないかな まぁ俺も高校の二年だか三年だかの時は土曜休みになったけどな 847 その頃ってなんかあったっけか 校門に首はさまって死んだ子の頃か 848 総帥乙 853 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 02 03 49 849 まじで? 泣くお(ノ_・。) 昨日の仕返しだお(ノ゚O゚)ノ 854 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 04 59 853 フラネイロたんかお(ノ゚O゚)ノ 855 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 06 34 852 実際「ゆとり乙」って言われてもしょうがないと思ってる だって日本規模で見て 全体的に授業時間少ないから 俺らの世代って他の世代より皆馬鹿ってことでしょ? 親からは「あんたたちって被害者よね」ってよく言われる 856 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 07 18 854 電波ちゃん乙です。 857 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 08 13 855 馬鹿って言っても それはあくまで学校の勉強っていう一つの尺度で捕らえた時だけの話さ そんなに気にする必要はないんじゃないかね 858 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 08 25 856 マジかwwwわからんかった… 859 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 08 30 やっぱフラの方がお菓子うまいな 860 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 10 22 857 まァ並みの高校生よりは頭いい自信があるからいいんだけどね でも本当は頭いいよりも賢い方がいいと思ったりもするんだよね 861 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 11 35 860 そういう事あんまり言うと見透かされるぞwwwwwwww 後学歴厨を刺激するぞ 俺とか俺とか俺とか 862 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 11 37 まぁ今までのお菓子の発言をコピペ改変しただけですお。 863 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 13 28 862 絶対ナイと思ってたお(*1) 864 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 13 47 マジックだと思ったのに・・・・・・・・・・・ 865 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 14 45 861 別に大学で良し悪しを判断するわけじゃないけど 大学どこ? 862 手の込んだことを 866 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 16 13 MAGICそんなことしないでしょ。 いなくなったタイミングとかでばれるかと思った^^ ナミさん酔うとおもろいと思ったwww 867 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 16 46 |・Θ・`)ゆとり教育関係なしに1人ゆとり化してた俺みたいなやつもいるし 868 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 16 46 865 俺がここで大学名を明らかにするじゃなですか そうすると俺を特定なり叩きたい奴がここぞとばかりに糞みそに言うんで いつもどうり六大のどっかとしか言えませんわよホホホ 869 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 17 32 865 kじょがっぽはドコ受験するんだ? 英語がなんちゃらって前言ってたけど‥‥ 870 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 17 40 866 フラネイロだったのかー。このヤロー(棒読み) 871 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 18 23 酔ってるとは言え……………………………… まあ…………ね…… 872 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 18 34 866 まァ候補ではあったよね 867 おれ頭の中ゆるゆるよ 868 んじゃ俺の先輩になるかもな 873 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 18 34 867 大学で俺も大分腐ったけどな 870 あらあら総帥 もう眠りについたのかと そして俺の呪いでションベンたれてたのかと 874 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 18 50 870 起きてたんかwww 悪いな。ちょっと遊んでみただけです>< 875 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 19 37 871 アレは・・・・・・・・・ね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 872 よぉ後輩 ちょっとコーラ買って来い ペプシじゃねえぞ 876 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 20 40 873 布団が冷たくて目が醒めました。 874 そんな気はしてたが、いつにも増して悪ふざけが・・往年のリオネイロみたい 877 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 21 11 |・Θ・`)俺は中学で腐った 878 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 21 34 875 まあ、酔ってたと思えば……………………………………………………………………………………うん…………… 879 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 22 19 878 なんだ?「・・・・・・・・・・・・・・・」の多さは!? 880 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 22 24 876 ちゃんと世界地図は描けましたか 877 腐ったみかん乙 878 携帯にしては・・・・・・・・・多すぎだろwwwwwwwwwwwwwwww 881 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 22 26 874 旧帝のどれか センタークズだけど 2次の自己採点結構あったから受かるかもしんない 882 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 23 34 876 往年のリオネイロ‥‥耳が痛いお>< 883 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 24 03 880 南極はすでに消滅し、日本も面積が減っていました 884 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 24 20 879 いや、あたしは酔ったら書き込まないでおこうと思っただけ。 885 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 24 37 881 旧帝様かよwwwwwww そいつは失敬 コーラでいいですか それともペプシ? 886 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 25 56 883 思い浮かんだレスが二つあって それ何てセカンドインパクト? ってのと 883 おねしょでも残尿感残ってるんじゃねwwwww っていうの二つ浮かんだんだ 887 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 26 21 |・Θ・`)キンパチ先生なんかいませんでした 888 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 27 14 883 南極消えるとは・・・・・ コレは大問題だ! セシオ! 885 六大ってあれとは違うの?おれよくわかんないんだよね 結構馬鹿だし じゃウィスキーで 銘柄は適当でいいよ 889 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 27 38 886 うむ。しかし娘は4歳でもうおねしょしなくなった。可愛くてホントに賢い子でした。 890 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 28 52 889 子供おったんか! パパじゃん 891 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 29 00 887 ホクロ田はいたけどな 888 六大って 東京・早稲田・慶應・立教・明治・法政の事だお 偏差値関係なしで六大学野球っていうリーグに参戦できる学校の事さすんだお 892 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 30 18 890 今は・・ 独身です(トリック風) 893 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 31 12 892 それ別に俺使わなくね?www 894 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 31 12 891 旧帝のほうがもしかして上?早稲田の方が頭いいのかと思ってたよ 895 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 31 27 892 えええええええええええええええええええええええええええええええええ???????????????????????????? 896 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 32 06 894 俺理科がマジやばかったから旧帝の偏差値よく解らないんだよね 学部次第な所も多分あるだろうけど 897 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 32 59 895 なんですか?その派手なリアクションは・・ 898 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 34 19 892 りこーん?ごめ 896 もしかして文系?ならナカーマ まァ頭の良し悪しなんてここじゃ関係ないんだよね 899 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 34 44 897 若いお兄さん想像してた…orz 900 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 35 28 898 バッリバリコッテコテの文系ですわ
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/54.html
という事で、深夜。 ひんやりとした夜の空気を感じながら、フィルチさんの後をついて行く。 もちろん既に、ネックレスの力で十一歳の姿に戻っていた。 「しかし、心配が祟って罰を受ける者がいるとはな」 『あはは、呆れました?』 「まぁ、悪戯よりかはよかろう」 ため息をつくフィルチさん。 ああ、うん。 あれかな双子かな?? 悪戯好きなら、彼らでしょう。 『フィルチさんもかなり苦労してますねぇ』 「ふん、分かるなら今後できるだけ仕事を減らしてほしいもんだな」 『ですよね~。努力してみますよ。睡眠時間は多い方がいいですからね』 「そうしてもらうのはありがたいが、どちらにしろ見回りはする。睡眠時間は変わらんと思うぞ?」 『いやいや、そういうとこじゃなくて、一応諌(いさ)めますし、私も見回り参加している身なので、ある程度やれることがあるかと』 「……流石、校長の孫だな。なかなかに変わっておる」 いやぁ~、それほどでも…… って、褒められてるわけじゃないんですけどねぇ。 程なくして城の玄関ホールに着く。 そこにはミネルバに付き添われて、ハリーとロン、ドラコの三人がいた。 「来ましたね。では、フィルチ。この子たちを頼みますよ」 「ああ」 ミネルバはそう言って男子三人を引き渡す。 「禪も三人を頼みますね。貴女も罰則ではありますが、一番しっかりしているでしょうから」 『了解いたしました。マクゴナガル教授』 彼女は去り際にそう言って行った。 「では、行くとするか」 フィルチが先導し、私が最後尾に着く。 「ま、まさか外に出るの?」 『ロン、今更ですよ』 「小僧黙ってついて来い」 驚くロンに、私が答えフィルチさんが黙らせる。 やっぱ君、察しが悪いよ。 ハリーはいつも冷遇さてていたからか、ある程度冷静だ。 ドラコは……意地で冷静を保ち続けている。 一行はハグリッドの小屋まで、それ以上喋らずに到着した。 着くとハグリッドはファングを従え、狩りの準備をしている。 ? 弓か…… 物語を大幅に介入しているだけあって、本当に何が起こるか分からない。 弓を装備するほど危険なのだろうか? 「連れてきたぞハグリッド。今夜罰則の生徒達だ」 フィルチさんがランプを掲げて、ハグリッドに言う。 明かりに照らされたハグリッドはなぜか泣いていた。 『って、ハグリッドどうしたのです?』 「ああ、禪か。ただ、思い出し泣きだ。気にしないでくれ」 ……ノーバードと離れて寂しいんかな? 「それで、ハグリッド僕らは何をすればいいの?」 ハリーが聞いてくる。 「ああ、それはだな。つい一昨日(おととい)からこの森の生物を襲うものがいるんだ。そこで――」 「「まさか僕らでそいつ倒すの?!」」(ハリー、ロン) 「んなわけなかろう。なぁ、フィルチ」 「ああそうだな。私が校長に聞いた話によると、被害に遭った生物を保護するという事だそうだからな」 フィルチはそう言うとランプを白の方へと向け、自らも踵(きびす)を返す。 「私はそろそろ行く」 「ああ」 「ちょっと待ってよ!森へと入るのかい!そんなの召使いの仕事だろ?!」 フィルチさんが去ろうとすると、ドラコが叫んだ。 「小僧。よく聞け。昔はな、生徒の悲痛な叫び声が罰則にはつきものだった。扱きに扱いて、痛い目を見させるんだ。今は体罰がなくなったが、例えば天井から鎖で繋いで鞭で打つとかいろいろしていた。それが今やこんなに軽い罰だ」 昔のことを語り出したフィルチに、ドラコは段々と顔を青くさせてゆく。 『あら、そんなことをしていたのフィルチさん?』 「まぁな。何せ皆いうことを聞かん生徒が多くてな。捌(さば)くに捌けん。それが今や生徒の人数が減ってな。いろいろ改善したんだ」 「今も鎖は私の部屋にあるのになぁ」と、フィルチは悔しそうに言う。 …………ここにもいたよ、ドS。 「ではな」 今度こそフィルチはたち去った。 『では、ハグリッド。どのように行くの?急いだ方がいいのでしょう?この人数じゃ機動力もないと思うけど……』 機動力重視なら二、三人で動いた方がいい。 でも今ここにいるのは五人だ。 人数的に半端すぎる。 「そこだがな、こうしてみてはどうだ?」 ハグリッドが提案した。 私達はとりあえず、その案で二手に分かれて森へと入ることになったのだった。 『ふむ、けっこう湿気がないですねぇ。これはこれで歩きやすい』 すたすたと私は森を進んでいく。 「待てよ!置いてくな!」 ドラコがその後を追いかける形でついてくる。 その足元にはファングがいた。 ……犬の方が大人しいって、どんなけチキンなのこの子。 しかし、どうもネビルがいた場所に私が配置されているようだ。 そのおかげでもう一方のグループは、ハグリッド、ロン、ハリーという主人公グループ。 『ドラコ君。もう少し滑らかに歩けません?結構震えてるじゃないですか、膝(ひざ)』 「っ!”君”は余計だ!ドラコでいい!禪こそ、なんでそんなに歩くの速いんだよ!周りを少しは警戒したらどうだい!」 『警戒はしてますよ。ま、君はまだ”君”付けで充分でしょう』 まったくこういう時、根性が弱いヘタレ君は困る。 『しかしこの森に入ってから、かれこれ十五分は経っているのに、何も起こりませんね』 「起こらない方がいいに決まっているだろう?!」 ……無駄にドラコの突込みスキルが高い。 君は某マフィア漫画で仕方なくボスになってしまったヘタレ君? いやあっちは純朴少年だ。 しかも平々凡々。 『ですが、何も収穫がないことに変わりはありませーー』 「どうした?」 私が言葉を切ったのでドラコが聞いてくる。 私の視線の先には――銀色の液体。 『ドラコ。花火打ち上げてハグリッドに連絡』 「え?え?」 『あそこに何かの血があります。まだ乾ききっていないようです。まだ助かるかもしれません。さぁ、早く!』 「わかった」 ドラコは素直に花火を打ち上げてくれた。 数分でハグリッド達が来る。 『ハグリッド、そこなんだけど……どう?』 「こりゃ、当りだな。多分近くにいるだろう。まだ間に合うかもしれん」 どうやら当りだったようだ。 「どうすればいい?」 ハリーとロンの目が真剣になる。 「二人一組で探そう。その方が速い」 「わかった。でも一人余るね」 「残った一人は、ファングと行ってもらう。まぁ、決まっちょるがな……」 そう言ってハグリッドは意味ありげに私を見る。 あ、うん。 私がファングと行けばいいのね。 『では、私がファングということとして、ドラコ君はハグリッドと行けばいいのかしら?』 「「「そうして」」」 驚いたことにハリー、ロン、ドラコの三人が同意する。 ……仲悪いのか、良いのか。 兎にも角にも、そうして三手に分かれて探すこととなった。 ファングを連れて、怪しそうな方角へと歩を進める。 『というか、あからさまにこっちに邪気っぽいのあんだけど……』(汗) 一体どうなっているのか、全くと言っていいほど今状況が呑み込めていない。 薬をあげているのだから襲う必要性ないはずなのに、こうして生物が襲われている。 『……いや、ここは私が知り得て言う知識が足りないのかしら?そういうことなら、前提条件が変わってくるはずだから、こういう事が起こりえてもおかしくはないよね……』 または、知っているけれど思い至っていなかったという、凡ミスだ。 『凡ミスで死者を出したくはないですねぇ』 五分ほど歩くと、なんか見覚えがある場所に出た。 ………………これ、有名シーンじゃん! あ、既にハリーとロンっていう先客がいるじゃないですか。 「「うぁあ!」」 悲鳴を上げる男子二人。 その二人に謎の黒い影が覆いかぶさろうとしていて―― って、映画や原作とかなり違う! 『させるか!』 私は咄嗟に飛び出し、防壁を張って謎の影からの攻撃を防ぐ。 「「禪!」」 ……咄嗟に無言呪文で、独自魔法使ったけど仕方いってことにしとこう。 『大丈夫ですか⁉二人とも!』 「だ、大丈夫……」(ロン) 「うん、大丈夫だよ!それより前!前!!」(ハリー) ちぃ! 安否確認くらいさせろっての! 『二人とも!ここは私が引き受けます!ハグリッドを呼んできてください!』 「「で、でも!」」 『早く!!』 「っ!わかった!」 二人が走り出す。 影が二人、というよりハリーを追おうとした。 『貴方の相手は私です!』 ま、もちろん防ぎますがね。 「……どうして邪魔をする」 低い声が問うてくる。 『友達が襲われてんのに、助けないのはしないでしょ?ねぇ、知らない人』 「……知らない人とは私のことか」 『それ以外の何があるっていうの?』 「……」 何か考え込む謎の影。 って、何か言えよ! 「ふむ、貴様でもよさそうだな、その魔力量……」 『っ!』 狙われてるっ?! 「身体をよこせ!」 『やなこった!!』 思い切り魔力を使って分厚い防壁を張った。 ばちん! はじかれて、謎の影は少し離れたところへ飛ばされる。 「「「禪ー!」」」 少し遠くの方から声が聞こえた。 「ちっ……時間か」 すぅっと、地上から二メートル程浮き上がる影。 「……また会おう」 『お断り!』 「この身体はもう持たん、必ずや手に――」 『されてたまるかぁぁぁ!!』 失神呪文を相手に打つ! が、躱された。 うう、やっぱ大振りな前振りは躱される。 影はそのまま、夜の闇へと消えていった。 それと入れ替わりに、ハグリッド、ハリー、ロン、ドラコが駆けてきた。 「「禪!大丈夫?!」」(ハリー、ロン) 「禪!」(ハグリッド) 「……」(ドラコ) ロンとハリーは心配しているようで慌てて寄ってきた。 ハグリッドもだ、って、弓構えてる……。 ドラコは近くまで来ると速度を落とし、辺りを窺うように目を細める。 ……意外とドラコ君、見張りとか向いてる? 『大丈夫です。……ハグリッドこの子?見つけたかった生物って』 「ああそうだ!っ、こりゃぁひでぇ」 『ハグリッド、任せてください』 「?禪、何を」 『これを、振りかけって、っと』 用意してきた薬を探していた生物―ユニコーン―の傷口にまんべんなく振りかけた。 戦闘で息は上がっているが、冷静さはそのままだ。 振りかけたところから、傷が塞がる。 「すげぇ!」(ロン) 「すご!」(ハリー) 「おったまげた!」(ハグリッド) 「っ!」(ドラコ) 四人とも驚く。 目が傷口だったところから離れない。 『これで、良いでしょう。後は、体力回復してませんから、ハグリッド小屋まで誘導してもらえますか?私は浮遊呪文で運びますから――』 「それにはおよばないよ。お嬢さん」(??) ふいに横から声がした。 全員が振り返ってみれば、そこにはケンタウロスがいる。 ……そーいえば、ここで登場だったな。 「フィレンツェ!久しぶりだな」 「やぁ、ハグリッド」 やっぱり賢いケンタウロスのフィレンツェらしい。 『……それで、フィレンツェさん。どういうことでしょう?』 「森の仲間のことは森の住人で何とかするという事だよ。傷さえ塞がれば、ユニコーンならどうってことない」 『体力とかの回復は?』 「それも休んでいればどうにかなる」 ……そういうものだろうか? 『……しかたありませんね。では、後これだけ飲ませて、フィレンツェさんにお任せしましょう』 私はまた別の薬を取り出し、ユニコーンの口へとあてる。 「それは?」 『体力回復薬。動物たちに合うように調合してあるから、大丈夫のもの』 私がそういうと、フィレンツェは目を細めた。 「さすがは、うわさに聞く校長の孫ですね」 『?』 「ああ、もう時間が来る。さぁ、それを飲ませたら行くとよい」 不自然に会話を切り上げて、フィレンツェは帰宅(いや帰城?)を促した。 『そうね、帰りましょうか。では、よろしくお願いしますね』 疑問には思ったが、私達はそのまま、城へと帰ることにした。 私達の姿が見えなくなり、気配も消え、十分に遠ざかった頃。 「似して似なき姫。お目にかかれて光栄。しかし、まだ時ではない」 フィレンツェはそう呟いて、ユニコーンを見た。 後は少しだけ見守ろう。 既に、手当は済まされてしまったのだから――。 無事に私達は、小屋まで戻ってきた。 待機していた(?)というより、なぜかいた皓にハグリッドが報告書らしきものを書き上げて飛びだたせた。 行き先は、アルバスじいちゃんのとこだろう。 「いったいなんなのハグリッド!」 ハリーがハグリッドに迫る。 「聞かん方がええ」 装備を解きながら場グリッドは、答えることを拒否した。 ファングも主人にならってか、すぐさま自分の寝床まで行って丸くなり目を瞑ってしまう。 ちなみにこのファングは、戦っている最中木の下に隠れていた。 ……結構利口だ。 『さてと……ハグリッド。これで罰則終わりですか?』 「ああ、終わりだ」 よっこらしょ、っとハグリッドは椅子に座り、すっかり冷めていたお茶を飲む。 『では、城へと帰りますか。三人とも、帰りましょう。ドラコ君だけ一人別の寮へと帰ることになりますが、途中までは一緒に行きましょう?』 「ふん、いいだろう」 仕方ないという感じに言うドラコ。 あ、元に戻ってる。 さっきまでの怖がりはどこに行ったよ……。 『では、ハグリッド。また明日』 「ああ、きぃつけてな」 そう言って背を向け、男子三人をまとめて城へと向かう。 夜の道は空気が冷たくて心地が良かった。 城に入り、教室のある廊下を素通りし、それぞれの寮への分岐点へと差し掛かる。 『では、ドラコ君はあっちで、ハリーとロンはそっちですね』 「え、禪はどうするのさ?」 『ああ、今日は私室へ行くつもりです。スネイプ教授が報告待ってるので』 というか、約束あるし。 『では、ここで解散で。じゃね~』 そう言って私は地下牢を目指す。 ドラコは意地で怖いところを、平静を装ってスリザリン寮へと歩いてゆき、ハリーとロンはチラチラッと私の方を見てはグリフィンドール寮へと歩いて行った。 あー、うん。 気になるんだろうけど、知らんぷりして。 ファングといた時は本音ダダ漏れだったけど、流石に今はしない。 喋らないまま、私室へと付き、扉の魔法を解除。 中に入って他にも持っていた魔法薬を棚に置く。 再び部屋を出て、扉を魔法で施錠した。 そして、隣の扉――すなわちセブルスの部屋をノックする。 コンコン 『すみませーー』 声をかけると同時に扉が開かれ、腕を引かれ中に入らされる。 『うわっ!』 中に入ると同時に抱きしめられた。 え、ええ?えええ? 『あの、セブルス?扉閉めていい?』 誰かに見られたら、たまったもんじゃない。 「大丈夫だ、既に閉めた。魔法もかけたから、入ってこられん」 さいですか。 手際がいいことで……。 『セブルス、あの……』 離してほしい。 マジで顔が、その……真っ赤になって………… 『罰則であったこと聞く?』 「ああ」 『じゃ、そのどこかに座らせてくれない?』 すると、セブルスはベッドに座らせた。 *ここから18禁っぽくなります。 あう、既にスイッチが入ってるよ……。 「それで、何かあったのか?」 『えーっと』 なにがあったかを話した。 離していくごとにセブルスの顔から血の気が引いてゆく。 しまいには抱きつかれた。 『セブルスあの――』 「良かった。無事で」 セブルスがかすかに震えていた。 ああそうか。 セブルス、幼馴染も悪友も亡くしてんだった。 『でもね、私の力不足でもあるんだよ?ほら、私いろいろ裏工作してるじゃないですか。それで、やっぱり少し捉え間違えてたんだよ。私が作ってる薬じゃ、体力回復してもボロボロの身体は元にならないんだよ。穴の開いた袋に一生懸命物を詰め込んでいるようなものだから。でね、その一応対策は練ってみるけど……』 「お前は頑張り過ぎだ。アヤツはもう助からん」 『そんなことないよ。一応、最初に考えてた手が使えそうだから、それを使ってみようと思うんだ。ただ、相手のリスクが高いけど……』 「禪」 セブルスに顎を掴まれて、目線を合わされた。 「やはり”ですます”じゃなくなったと思ったら、泣いておるではないか」 『だ、だって、悔しいんですよぅ!泣きたくなるじゃないですか!』 「充分なのに、まだ頑張るのか?」 『充分じゃないよ、まだ。助けられないなら充分じゃない』 「……そうか。助ける手段は?」 『言うと思う?』 「言わせるまでだ」 セブルスにやさしく押し倒された。 あー、ここベッドの上だった。 ……まぁ、セブルスだからいいかな。 というか、セブルス以外はお断りだけど。 『セブルス』 やられっぱなしは嫌なので、自らもその頬に手を伸ばした。 少しやつれた頬をなぞる。 『容赦してね?』 「……我輩がするとでも?」 『……容赦してください』 「努力しよう」 セブルスが覆いかぶさってきた。 *こっから18禁だけど、短編として書くという荒技を発動します。 ということで、また次のページへ行きます。 次ページ:翌日へ
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/49.html
床下のお家 12KB 前作 SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト 不感症なまりさ 水の上で飼ってみた まりさが何かにレイプされた話 この家族は、冬越しの為に人里へ降りてた すでに12月間近のこの時期、普通ならバカなレイパーでもすっきりを自制する季節 しかし、この夫まりさと妻れいむは、寝相でついすっきりした結果、子供ができたせいた 冬が近いため間引いたが、子供でゆっくりしたいため、それでも自分に似た1匹づつ残してしまった しかし、生まれてすぐ食べ盛りに入る赤ゆっくりの分の貯蔵は寒さ的に不可能だ まりさは、どうするか迷っていた、子供を間引くかれいむを・・・ だがその考えは実行されなかった れいむは提案した 人間の家にいけばゆっくりできると 「ゆ~ん、この家を、まりさ達のゆっくりプレイスにするよ!」 「わかっちゃよ、おとうしゃん!」 まりさは人里についてすぐに、ゆっくりプレイスにする家を決めた 地面であるコンクリートは、森とは比べ物にならないぐらい冷たい 生まれたばかりの赤ん坊を、帽子に乗せて移動するのも疲れ果てたからだ 「さっそく中に入ろうね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 親の言葉に1回1回、大声で反応する 少しでも自分を見てもらうため、ゆっくりさせてもらうための本能だ 自分を頼ってくれる元気な子供 2人は1回1回、涙がでそうなほど感動してしまう しかし人里は寒い、感動の余韻もそこそこに親子は入り口を探した 「どぼじで入り口ざんないのおお!!」 「ゆぁ~ん、しゃみゅいよ~」 「ゆっきゅしちゃいぃ!」 1時間近くかけて家を1週したが、入れそうな入り口は見つからなかった 鍵が開いてたとしても、ゆっくりに開けるのは無理に近い ガラスを割る芸当なんて、ドスか角があり力持ちな鬼種ゆっくりぐらいだろう 一家は途方にくれた 「ゆぐ・・・ごめんね、れいむにちびちゃん達・・・」 「仕方が無いよ、まりさ、きっとこの家の人間が入り口を隠す名人だったんだよ」 「おにゃきゃすいたよぉおお!!」 「しゃみゅいいいい」 「とりあえず、あの草むらで今日はゆっくりしようね」 しょげこんだまりさを慰めるれいむ 空気の読めないちび達 まりさは、軽くスルーして、草むらをれみりゃ達から身を隠す場所にして、明日になったらまた入れる家を探すことに決めた しかし、これが功をせいしたのか、まりさ達はゆっくりプレイスを見つけることができた 「・・・ゆ? ゆゆ! まりさが入り口さん見つけたよ!」 「ゆ!? ほんちょ!?」 「おちょーしゃんしゅごいよ! れいみゅが一番にはいりゅよ!」 草むらの後ろにあった穴に、家族は我先にと飛び込む と、言っても、ちび達は帽子の上でキャッキャ言ってるだけなのだが 「ゆぅ~ん?」 穴の中に入ったまりさが周りを見渡す 広い 今までのお家のどころか、皆と一緒にゆっくりした野原ぐらい広い 「しゅごいよ、とってもゆっきゅりひりょいよ!」 「あしょこは、れいみゅのへやにしゅりゅよ!」 「じゅりゅいよ、まりしゃの部屋にしゅりゅよ!」 部屋といっても仕切りも何も無い、そこはちょっとした凹みだった それでも、新しい家に自分の部屋がほしい子供達は、その凹みを取り合った 両親はそれを[ゆっくりしてるね]とニコニコして見守る 暫くして、れいむが子供達を止め、まりさの帽子に入れてもってきたご飯を食べてて、その日はゆっくり寝ることにした これが、最後のまともな食事になるとは知らずに 2日目 目を覚ましたまりさは家族を起こした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 家族全員での挨拶 一日の始まりの、最高にゆっくりできる瞬間だった 「それじゃあ、おとーさんは狩りに行って来るね」 「いっちぇらっしゃい、おとーしゃん!」 朝ごはんを食べて、昨日、入ってきた穴から出ようとする が、まりさはでれないでいた 「ゆ? どうしたの?」 「な・・・」 「ゆぅ?」 「なんででれないのおおおお!!!」 穴には柵ができており、まりさは外にでれないでいた 「お、落ち着いてね、まりさ!」 れいむが諭すと、落ち着きを取り戻したまりさは柵に体当たりを始めた 「邪魔な壁はゆっくり壊れてね! ゆぎゃっ」 しかしびくともしない 逆にまりさがダメージを受けるほどだった 「ゆぎぎぎぎ、ゆっくり壊れろぉ!!」 「まりさ、落ち着いてね、ケガしちゃうよ!」 「おとーしゃんがんばれー」 「ばきゃな壁なんきゃ、ぶっこわしぇー!」 最初の体当たりを傍観していたれいむは気づいた これは、まりさでも壊せるものじゃない 最初の体当たりを傍観していた子供は空気をよまない まりさをはやし立てた 数分後 そこには、体当たりのしすぎで顔を擦り傷だらけにした、まりさが倒れていた 「まりさ大丈夫? ぺ~ろぺ~ろ」 「おとーしゃんにゃんで、まけりぇるのぉ!」 「このばきゃぁ!」 れいむは、まりさの気遣った 子供は、まりさを罵倒した 「ゆぐぐ・・・ごべんで・・・まりさがもっと・・・」 「いいんだよ、まりさ、今日は調子が悪かっただけだよ」 まりさは、この日ケガをしたので狩りに行けなかった れいむは、キズ口を舐めてまりさを少しでも早く回復させてあげることに努めた 子供達は、お腹がすいたと愚痴りまりさを無能と罵った まりさと、れいむは、慣れているかの様にスルーした 3日目 朝起きて挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね! おにゃきゃすいたぁ! ゆぁ~!!」 「しょうだよ! おにゃきゃすいて、もう、うごきぇないよ!」 挨拶もそうそうに、子供がお腹がすいたと言うので、家の中に生えていた草を集めて朝ごはんにした 家の中という事もあり、子供達も狩りに一緒に連れて行ってあげたら大喜びして走り回っていた 「それじゃあ、れいむ、狩りに行って来るね」 「まりさ、ゆっくり行ってらっしゃい」 お出かけの挨拶を交わす二人 子供達は、まりさへ挨拶もせず広い家を走り回っていた 「今日はいっぱい取ってくるからね・・・・・・・ゆっ!?」 「どうしたの、まりさ?」 れいむは、デジャブを感じた そういえば昨日は、硬い壁に邪魔されてでれなかった またあの壁が居るんじゃ・・・ しかし、れいむの予想は外れた 正確には、柵はあるがそれ以上の問題が発生したのだ 「雨さんが降ってるよ」 「ゆゆ!? ほんとうだね、ゆっくり降ってるよ!」 外を見れば、大雨がザーザーと言う音と、共に降っていた まりさ達からは見えないが、雷の音も遠くに聞こえる 「これじゃあ狩りに行けないよ・・・」 「ゆぅ・・・それなら家族でゆっくりすればいいよ!」 雨なら狩りに行けない なら、その分みんなでゆっくりできるではないか れいむの脳内餡子でゆっくり計算が行われた 「なんじぇ、きゃりに、いきゃないの!」 「おにゃか、いっぱいに、ゆっきゅりしちゃいよ!」 やはり子供達は空気を読まない 子供故に自分がゆっくりしないと気がすまない しかし、れいむとまりさも慣れたもの 華麗にスルーをして、ゆっくりさせた ゆっくりした子供達は、お腹がすいてることを忘れた 夜暗くなるまで家族は、ゆっくりした時を過ごした 「おきゃーしゃんのほっぺ、あっちゃきゃいよ・・・」 「おとーしゃんのほっぺ、かっきょいいね・・・」 就寝の時間 一家は纏まって床についた どこのゆっくりの家庭でも見れる光景だ これが、家族ですごす最後の夜だった 4日目 外は大雨 今日も、まりさが一番に起きてみんなを起こす 体が少し重く感じたまりさは、起きた体勢のまま、ゆっくり挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 愛する家族とのゆっくりした挨拶 その余韻に浸る両親に、異変を訴えた もっとゆっくりしようね、そう言い聞かせていたまりさとれいむも異変に気づいた 家族全員がくっ付いて離れれないことに 「ゆあああああ!? なんでくっついてるのぉ!?」 「ゆぎぎ、まりさにまかせてね! すぐにゆっくりさせてあげるよ!」 「いじゃいいいいいいいいいい!!!!!」 状況判断をしようとした、れいむ 剥がそうと身をくねらせた、まりさ 頬がひっぱられて痛みを訴える、子れいむ ちなみに引っ付いている順番は 親まりさの左後頭部に、親れいむの右後頭部 親れいむの右頬に、子まりさの左後頭部 子まりさの右頬に、子れいむの左頬 子れいむの右後頭部に、親まりさの左頬 親まりさ→親れいむ→子まりさ→子れいむ→親まりさ...... このような順番で数珠繋ぎになっていた 「ゆっきゅりできにゃいいいい!!」 「いやじゃぁ!! おぶぢがえるー!」 子供達が、ゆっくりできないと泣き叫ぶ 両親は、どうにかしようと相談するが一考に良い案が浮かばない 離れようとしたら、皮が薄い子供達が激痛を訴えた ぺろぺろして剥がそうとしたが、それも効果がなかった 泣き叫ぶ子供、おろおろと困り不安な顔をする愛する妻 まりさは、1つの決断をした 「・・・・皆、ゆっくり聞いてね」 「ゆきゅりできりゅかぁ!」 「ゆっきゅりしゃせろぉ!」 「まりさ・・・」 子供達は、相変わらずゆっくりさせろとうるさく吼える こんな状況じゃしょうがない そう自分に言い聞かせて、まりさは続けた 「今までずっとゆっくりありがとうね。まりさは愛しい家族と、とてもゆっくりできていたよ」 「どうしたの? なんで・・・そんな・・・」 「ゆっきゅりできてるわきぇないでしょ! ゆっきゅりしちゃいよおおお!!」 「初めてれいむと会って、一緒にお家を掘って、夫婦になって、子供ができて・・・いままでとてもゆっくりできたよ」 「・・・・・・」 れいむはじっとまりさの言葉を聞いていた まりさの目を見たら、何を決意したかわかってしまったからだ 「だから・・・まりさの分もゆっくりしてね!」 「まりさぁぁぁあああああ!!!」 「うるしゃいよ、ばばぁ!」 「ゆああぁぁぁぁぁあああ!?!?!? いじゃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 まりさは、家族への別れの言葉のあと体を思いっきり捻った 自分が犠牲になり、自分の皮だけ破れば家族を助けれる だが、まりさは誤算していた たしかに、まりさの皮は剥がれた くっきりと左後頭部に餡子が見える しかし、穴は1つ 思いっきり体を捻った結果、皮が薄い子れいむの皮も引きちぎってしまった 「いじゃいいいよお"お"お"お"お"!!!」 「ゆ"!? なんべ、でいぶぼ、やぶででるどぉ!?」 まりさの計算では自分が犠牲になるだけだった しかし、死ぬまでの数瞬、子れいむの様子が見えてしまった 親まりさと、子れいむは、わけもわからずそのまま息を引き取った 「ゆああああああ!! ぎょわいよおおおお!!! ぎぼいいいい!!! いじゃいいいいい!!!」 「ち、ちびちゃんゆっくり落ち着いてね!」 「ゆあああああ、いじゃいいいいいい、ぎぼいいいいい、いじゃあああああいいいいい!」 死体になった子れいむを、振りほどこうと、まりさは体を振った しかし、体を動かせば先ほどの、まりさと子れいむと同じ 未だ引っ付いてる親れいむに、皮を残し剥がれようとする 痛みが引くように親れいむに近づけば、死体が近づく 母に近づく、死体が近づく、振りほどく、痛みが走る、母に近づく・・・ 何度繰り返しただろうか その動きがようやく止まることになった 「ぐるばぁぁあああ!!」 「ゆっくり落ち着いてね!」 「 いじゃいいいいい!?!?」 子まりさが動きを止めた 母れいむの、おさげによる一撃で気がそれたためだ 「なにずるの! いじゃいで・・・」 「落ち着いてって言ってるんだよ! 死にたいの?! おとーさんとちびちゃんみたいになりたいの!!」 「ゆ・・・ぐ・・・いじゃいよぉ・・・・・」 殴られたことに反論しようとしたが、母れいむから生まれた初めて受けた体罰と罵倒にすっかり萎縮してしまった 「怒ってごめんね・・・でも、おかーさんは、ちびちゃんにゆっくりしてほしいからしたんだよ。ゆっくり理解してね」 「ゆっきゅり理解しちゃよ・・・」 不満が残るが、ここで食って掛かったらまたおさげで・・・ そう思うと黙るしかなかった (このままだと全滅だよ・・・でも、どうすればいいの・・・) 「おにゃきゃ、すいちゃよぉ・・・・」 (ゆゆ! そうだよ、れいむ閃いたよ!) れいむは圧倒的に閃いた 「ちびちゃん、コレがおかーさんの最後の言葉になるから、ゆっくり聞いてね」 「ゆぅ・・・わかっちゃよ・・・」 子まりさは、母の言葉なぞどうでもよかった まさか一生ゆっくりさせないようにするんじゃないか怖かった だが、れいむはそんな思いは欠片もなかった せめて、ちびちゃんだけでもゆっくりしてほしい そう願っていた 「おとーさんも、れいむに似たちびちゃんも死んじゃって、れいむとちびちゃんもこの通りゆっくりできない状態だよ」 「わかっちぇるよそんなこちょ・・・」 「だから、れいむも覚悟したよ」 「おにゃきゃすいちゃよ・・・」 「ちびちゃんは、れいむを食べて生き残ってね」 「ゆっきゅりしちゃいよ・・・ゆ? ご飯たべれりゅの!?」 「そうだよ、だから少しゆっくりお話聞いてね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 ご飯が食べれる 子まりさは黙った 「れいむは、これからちびちゃんのご飯になるよ」 (ゆゆ~ん、あまあまだよ!) 「でも、冬を越すには、れいむの体だけじゃ足りないから、れいむを食べたらおとーさんを食べてね」 (あまあまが、ふたーちゅ!) 「それでも足りなかったら・・・その時は妹のれいむを食べてね」 (でじゃーと、げっちょだじぇ!) 「できれば・・・できれば、妹は食べないで春さんが来たらお墓を作ってあげてね」 (なにゆっちぇるの? あまあまはまりしゃのなんだよ? ばかなの? さっさとしんじぇね!) 「以上だよ・・・じゃあね、ちびちゃん、ゆっくり生き延びてね」 (はやきゅ、あまあま、たべちゃいよ!) 「・・・・さぁ、お食べ!」 パカッ (あまあまげ~~~~っちょ!) れいむは真っ二つになった れいむの作戦、それはまりさと違い[お食べ宣言]をすることだ これなら自分が二つに割れて、ちびちゃんの皮は無事 れいむは、子のお腹がすいたと言う言葉をヒントに考え付いた作戦だった 1つの誤算を除いては・・・ 「ゆ~ん、うるしゃい、ばばあは、しんじゃね。すーぱーあまあまたいみゅだよ!」 親の死より、空腹優先 子まりさは、真っ二つになったれいむに飛びついこうとした 「ゆぅ~ん、あみゃあみゃ・・・ゆ? なんじぇ、あんよさん、うごきゃないのおおおお!?」 体を動かせど、体は微動だにしない それどころか、また先ほどの皮が千切れる痛みが襲う 「ゆぁー!? いじゃい! いじゃいよおお! あまあまたいみゅなのに、にゃんでぇ!?」 子供であるまりさが、どんなにがんばろうと動けるはずが無かった 真っ二つになったとはいえ、母の体積は自分の10倍近い 加えて、右頬には死んだれいむの体も引っ付いている 簡単なれいむの誤算だった 「ゆっきゅりしゃしぇてええええええ!!!!」 身動きが取れず、叫び続けるまりさの声は誰にも届かなかった 外は大雨、まりさの叫びをすべて打ち消すには十分だった それから1週間後 人間の家の床下には何も残ってなかった イラスト数点、SS数点を呼んでて複合合体 久々に書いたらこの結果だよ! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る さすがゆっくり。何もかもが裏目に出るww まりちゃゲス杉ww(寝相ですっきりするような親の自己中心的な深層心理を引継いだのか?) ※軒下に忍び込んだのは分かったが、柵は何故出てきた?(破損したのを修理した?) -- 2018-01-24 22 12 17 赤まりちゃが面白かった 名作 -- 2016-02-28 09 16 37 赤まりちゃ…… -- 2016-01-09 08 20 56 このゲスまりちゃ~~~(怒) -- 2014-11-16 08 04 35 赤まりちゃ最低だなw -- 2014-05-13 21 41 41 赤まりちゃは、空腹ゆうせんかよ!!!親の死どうも思わないとかww -- 2014-03-20 18 52 06 季節的に、凍りついたんじゃね? -- 2013-08-10 22 22 56 いい作品だった -- 2013-07-05 22 30 11 多分雨の湿気とかでくっついたんじゃね? -- 2012-04-08 01 00 38 実は家に住んでいた人がこっそりやった悪戯だったりしてw -- 2012-02-08 22 35 46 鬼意山が赤ゆを潰すのもいいが、こういうのもたまには悪くないなw -- 2011-12-21 15 13 16 善良でも教育が下手だと子はゲスになるのね… -- 2011-03-05 21 57 03 何故くっついたしw 全滅したから良し -- 2010-09-23 17 43 46 失敗しまくりで不運の連続のまりさ、まりさの不甲斐なさを責めないやさしいれいむ。 馬鹿ではあるが善良な夫婦だったのに・・・気の毒だ。 それにしても赤ゆの一家全滅効果はスサマジイ。ゲスなうえに鬼作の気配までさせてやがる・・・ ま、原因はこの夫婦が赤ん坊を作っちゃったことなんだけどね。 -- 2010-08-18 14 59 28 シンプルながら斬新で面白かった! -- 2010-07-16 00 28 38 こういうクズやゲスがいるから、善良な通常種が迫害されるんだよ。 -- 2010-07-15 06 14 09 馬鹿親と糞餓鬼の物語。 -- 2010-06-11 18 10 47
https://w.atwiki.jp/daydawn/pages/693.html
年齢:20代 性別:男 メイン:戦士 サブ:錬金術師 エクストラ:悪魔使い 種族:混血 アライメント:悪 表の顔:荒事屋 身長 184cm 体重:90kg PL名:ばいす 「てめえの吐いた血反吐で溺れて死ね」 外見 血糊に塗れたスタジャンとジーンズ、薄汚れたスニーカー。そして動物を模したマスク。 得物として鉄パイプやバットを持ち、荒事の際はそれらを錬金術で強化し戦う。 人格 平然と暴力を振るい、人の頭を叩き割ることに何の躊躇いも無い。 そこに狂気と快楽は介在せず、生まれながらに粗暴。 時々義侠の心を見せることもあるが、その発生源は善性ではなく我欲。 暴力を取り除くとただのろくでなし。 人をバカにしたり、汚い言葉を使ったり、思慮の欠片もなかったり。 住処を持たず、映画館やバーで夜を過ごし、朝飯は閉店間際のバーで済ます。 軽口の量が異様に多い。 来歴 つい最近街の外から来た。 元から荒事を生業とし、街で製造される麻薬の入荷をしにきた暴力団の護衛をしていた。 しかし、現地での商談が揉めて殺し合いまで発展。生き残ったのはビリー一人。 戦いが終わって自分の意識もそろそろ途切れるという時、血と闘いの匂いを嗅ぎ付けた悪魔から声がかかった。 ろくでもないバカだったが、とくに考えることなくいくらかの制約とともに契約を交わし生きながらえる。 名前は偽名。 自身の由来を示すものは一切所持していない。 + 悪魔 悪魔 ビリーの契約する名も無き悪魔。 角があり女の形をとるが、青褪めた異貌は人外であることを示している。 闘いが好きで仕方ない。 知能が低くいつも薄汚くゲラゲラ笑っている。 その正体は人が文明と英知を手にしたことで置き去りにされた『人の本能』。 人に寄り添い、耳元で甘言を囁いて唆す、誰もが契約する悪魔。 + マスク マスク 悪徳の街で見繕った防寒用のジョークマジックアイテム。 本人は帽子やマフラーと同じ感覚で付けてる。 寒いから被ってるだけで、素顔に頓着はしない。見せろって言われたら意地悪で断るけど。 アガシオンの効果で表情が変わったりマスクの口から飲み物飲めたりする。 + 欠点:睡眠 欠点:睡眠 ビリーの持つ制約の一つ。眠ってはならない。 睡眠不足で疲れたりはしないが、夜がすげー暇。 目覚めは朝の到来、王者の死ぬ時である。 + 欠点:女子供の頼み事 欠点:女子供の頼み事 ビリーの持つ誓約の一つ。断ってはならない。 悪魔と一緒に居る時に「良い男は女子供の頼みを断らねえんだよ」と格好付けたせいで課せられた制約。 この欠点は公言されない。めんどくさいから。 ビリーが不利益を負うような頼みでない限り、聞き入れなければならない。 それが『侠』というものだ。 + 過去 過去 幼少期は魔術学校を兼ねた孤児院で育つ。 学校では院長による子供に対する体罰や性的虐待が日常的に行われていた。 自分も例外ではなく暴力に怯えて過ごしていたが、ある日衝動的に院長を殺害する。 人の殺し方なんて習ったこともないのに、不思議と上手くできた。本能がそうさせたのだろう。 それ以来、逃亡し闇に生きる違法使いとなった。 ビリーの暴力はこの頃の事が根底にある。 過去を払拭するために振るい続ける。その結果発生する死は副産物に過ぎない。 記録 + 参加セッション + 1回目 02/16 GM:メイト ビリー:「なー、カードキーとか見なかったー?」監視を続ける二人の背に声をかける。 風鈴:「んー。」 風鈴:「石像ちゃんの足元とかに死体と一緒に転がってなぁい?」 風鈴:視線を外さず、そんな返答 ビリー:「んー、ない!」 風鈴:「じゃああれよ、基盤弄ってどーにかして?」 風鈴:「叩けば何とでもなるでしょ、機械とか…あ、3秒後瞬きね。」 クラン:「マジで目が乾く5秒前。そっち先でいいよ」 ビリー:「簡単に言ってくれちゃうねえキミ」 風鈴:「簡単にできちゃうんでしょ?おにーさん。」 ビリー:「ま、良いや。スイッチさえ入りゃいいのは確かだ」 ビリー:「それとな、俺はこの街じゃビリーで通ってんだ。次からぁ・・・そう呼べッ!」 ビリー:言いながら、基盤を拳で叩く。破壊と同時に内部の構造を書き換えられた基盤がONを示し点灯する。 初参加。SCP-173に襲われてきた。 軽薄で腕っ節だけは一人前の悪漢というビリーの基本構造が上手くお披露目できた。 + 2回目 02/17 GM:はきの ミルキーウェイ♡カカオバター:「チョコトンケイルのあの技は、僕達の力で防ぐことが出来るんだ!」 ふんわりまあるいにわとりさんの卵:「でも、私達のちからは人を通さないと発揮できない……」 アラン:「へーそうなの」ぼけー 恋人たちの聖夜・スノー・パウダー:「だから、お願い!【プリキュア・スイートデコレーション!!】って叫んで変身して!!ミラ!!」 松田永梨:ちらりとミラの方を見る。 ビリー:「そっち?」 恋人たちの聖夜・スノー・パウダー:「こっち」 ビリー:こっちじゃなくて?と松田を指差す ミラ:「はぁぁぁぁ!?」ぶんぶんぶんっと激しく手を振り 恋人たちの聖夜・スノー・パウダー:あっち、とミラを指差す 妖精いっぱい捕まえてきた。 + 3回目 02/20 GM:梅酒 アトラ:「はっ!? 出たわね妖怪タコ魔人!!」 エイブラムス:無言で銃を抜き、銃口をアトラへと向ける アトラ:「さらに鳥怪人!?」 アトラ:「ふ、全て私にはわかっているわ……今回のことは全てあなたたち怪人の」 アトラ:黙って手を上げる ビリー:「なんだこの女。味方じゃなくて敵か?」 ビリー:鉄パイプで肩をトントン叩きながらアトラを見据える。 エイブラムス:「いきなり喧嘩売ってきやがったが、まずは確認からだな」 アトラ:「私は何をされようと絶対に屈しないわよ!!」 ビリー:「そっかそっか。おう、てめえ。何処のモンだ」胸倉を掴む。 風鈴:「黙ってるとそこの怪人鳥頭ちゃんが頭からバリバリ食べちゃうわよ~」くすくす アトラ:「貴様らに名乗る名は……あ、所属? 一応モノクロってことになってるけど」 アトラ:ぶらんぶらん ビリー:「仲間じゃねーか!」 エイブラムス:「この姉ちゃんもかよ……」銃を下ろす アトラ:「え、嘘」 アトラ:「いやどう考えてもこんな血の匂いする訳の分からない生物が同組織なわけないでしょ!」 ビリー:自分のケータイをアトラに顔の前でぷらぷらさせる。胸倉は掴んだまま。 アトラ:「…………ごめんね」てへペロっ 悪神倒してきた。 アトラを庇ったり風鈴に優しいのは、おそらく孤児院時代に守れなかった同年代の子供たちを考えてだろう。 その後、ドラマで風鈴と一緒に夜を過ごしたり、アトラとわーわー騒いだり、友利先生に治療してもらったり。 + 4回目 02/23 GM:そま ビリー:「そんな小細工して、そろそろ余裕無くなって来たんじゃなーい?」 マスクの嘴がニタっと歪む スペルビオ:「だと思うなら、倒してみやがれぇ”!」 ビリー:「良いぜ。てめぇの吐いた血反吐で溺れさせてやる」 丹赤朱美:「おうよ、それなら倒してやる。お望み通りな」 ビリー:「正念場だネーチャン、行くぞ!」 丹赤朱美:「あいよ、任せな!」 魔女退治してきた。 けっこーヤバめの危機にも陥ったが、なんとか生還。 その後、九十九に路地裏で首刎ねられかけたり。 + 5回目 02/28 GM:梅酒 ビリー:「ねえパパー、あれ何ー?」とかプロレスごっこを見て言いつつ餡餅についていく。 餡餅童子:「やめなさい」 ビリー:「女の人が苦しそうな声出してるよー?」 餡餅童子:「息子よ、それはただの幻聴だ」 異形:「その女は」 異形:「ち○こが欲しいって言ってた」 異形:淡々とそんなこと言ってた。 武也:「……配っているのではなく、ばらま……今なんと」 ビリー:「ん? よく聞こえなかった。もっかい言って」 餡餅童子:ぶっと噴き出す 餡餅童子:が、すぐに口を拭いて異形を見る 異形:「ち○こが欲しいって言ってた」 ビリー:「この『ピーッ』って音どっから鳴ってんだよ」 風鈴:「さぁ?」 ビリー:天を見上げる。神の顔は見えない。 勅使河原・フィン:「はあ」 餡餅童子:~~ここはR-18卓ではありません~~ 武也:「それで、1つ問題が」 餡餅童子:「なんだ」 武也:「……誰が回収します?」 風鈴:「………。」 ビリー:「ロシアンシュウマイやっときゃよかったな」 MGM:…………。 餡餅童子:「……」 餡餅童子:「運で、決めるか?」 ビリー:「んじゃあみだくじで」 風鈴:「そーしましょ。」 武也:「恨みっこ無しで行きましょう。嫌なのは全員同じですし」 餡餅童子:頷き、アポーツで紙を持ち 餡餅童子:ペンを持ち。静かに、あみだくじが始まった…… ビリー:「縦の線は真っ直ぐ進みたい人の意思」 ビリー:「そして横の線がそうさせない天の意思だ」 餡餅童子: 餡餅童子:ピタリ、と当に指が止まる。 餡餅童子:それは餡餅が選んだくじが進んだ結果だった 武也:「……では」 武也:「餡餅さん、よろしくお願いします」 ビリー:「ドンドンパフパフー」 ビリー:「先生、オペのお時間です」 さっと女のほうへの道を開ける 餡餅童子:「………………・」 風鈴:「道具はここに。」 すっとガラス管とナイフを差し出す。 餡餅童子:「これより」 焼けとなり、調理時のエプロンを取り出す 武也:耳を塞いでおく やはり聞こえたらこう……嫌だし 餡餅童子:「手術(オペ)を始める!!」 もいできた。 その後、風鈴とドライブしたり餡餅と街角で会ったり。 + 6回目 03/03 GM:スネコ ビリー:倒れ伏した蛇たちを横に蹴り飛ばして進み、標本の前へ。 大蛇の標本:標本は反応をしない。なにせ、標本であるから ビリー:「つーか、何なんだろうなコレ。人間まで漬かってるし」 ビリー:「調査班の見解はー?」 カダ:『授かりものよ。故に大切にする』 カダ:標本に歩み寄るビリーの前に、燃え盛る蛇が立ちふさがる 松田永梨:「今から調べる」 ビリー:「やっぱいいや」 ビリー:「大切なもんなら壊してやらなきゃなぁ!」 オリバー:「今凄く人としてどうかと思う発言がですね」 ビリー:カダの傍を駆け抜ける。通り過ぎざまに包丁でビリビリと表面をなぞるように切りつける。 ウーパールーパー狩りしてきた。 初遭遇なのにのらくろとのやり取りが余さず軽妙。 + 7回目 03/04 GM:メイト ベンガル:遥かかなたまで響く遠吠えが、辺りに響いた ベンガル:「──食っていいぞ」 ベンガル:やがて、辺りに漂う魔力が、無数の獣の形を為す ノース:「わた、私達『五つの銅貨』は、『酒と薔薇の日々』の最高の部隊だったのよ」 ノース:「ど、どうして、あんな、小娘、たった一人に、そしてこんな連中にまで!!」 ベンガル:獣たちは雄叫びと共に、獲物めがけて飛びかかり ベンガル:爪がその肉を引きちぎり、牙が骨を噛み砕く! ビリー:「『まさかこんなはずじゃ』って思ってるだろ?」 ノース:「勝手に人のこ」 ビリー:「つよーい私も、偶然が重なると案外あっさり死ぬんだなーって」 ノース:爪が腹を裂く ノース:落ちるのは臓物ではなく、魔力の鈍く青みがかった塊だ ビリー:「そう思いながら死ね」 掲げた鉄パイプを、槍のように勢いよく投擲する。 SCPぶん殴ってきた。 その後、エイブラムスと店で飲んだり。 + 8回目 03/05 GM:梅酒 孤独な男:「で、旦那様死んだって?」 ビリー:「我々の必死の抵抗も虚しく」 風鈴:「心臓たべられちゃって、ね。」 Mr.ジョンソン:「そりゃもう死闘の連続だったよ」 ビリー:「あの戦いは後世に語り継がれるね」 暗殺者を殺してきた。 その後、風鈴とお泊りしたり。 + 9回目 03/12 GM:空木 ルーキス:「ああ。約束しよう、夜明けはいつかキミの元へやって来る」とウィンクした のらくろ:吹き出す 九十九八十八:噴出された米のとぎ汁で汚れたマスクを拭く ビリー:「ちょっとクロさん、笑っちゃ悪いですよ」 言いつつ肩は震えてる。 のらくろ:「おいおい、そんなこというなよビリー」 のらくろ:「夜明けはいつかキミの下へやってくるんだぜ?」 ウィンク ビリー:「夜明けはいつかキミの元へやってくる」 のらくろに向かってウィンクバチーン ビリー:「ぎゃっはっはっは!」 のらくろ:\ どっ / ルーキス:「いいだろ、気に入ってるんだ」 ビリー:「いやぁ、アイツもなかなか頑張ってるし当たっちゃうかも、なーんて」 ルーキス:「期待してるんだ。応えてくれよ」 苦笑した のらくろ:「安心しなよ。今日は安全日らしいから。存分やりな」 ビリー:「なぁ!」 先手を打ち間合いを詰め、バットがチンピラの脳天に振り下ろされる。 :ごん、っと鈍い音を立てながらも、チンピラは止まらないが、武器は空を切った ビリー:冗談みたいにチンピラの体が床へめりこみ、冗談みたいに頭が花の如く開く。 のらくろ:うわあ って顔 :復活……しない。 ビリー:「アイツにとっては危険日だったみたい」 肩を竦める。 :クスリで磨り減っていた魂を食われて、消滅する ルーキス:「そういう夜もあるか」 のらくろ:「着床もちゃんとしてら。這い蹲ってる」 のらくろ:「元気だった男の子でしたよ」 のらくろ:冗談めかしながら目を細め煙草を死骸へ投げ捨てる。 ビリー:「あらやだ先生、産声をあげないわこの子」 九十九八十八:「産声の代わりに怨念上げてるんちゃう?」 のらくろ:「そだね。あげていたんだろうさ。ひとしきり」 のらくろ:「ただ、実の親以外の人間は子供の泣き声なんてうっとうしいどころか耳障りさ」 のらくろ:「聞き逃すのも無理はない」 ビリー:耳を澄ますようなポーズ。 ビリー:「ダメだ。もう怨嗟の声すら聞こえねえ。アイツの魂は散り散りだ」 ルーキス:「ああ。悲しいね、全く。彼の夜明けはもう過ぎた、と」 ルーキス:肩をすくめた。 九十九八十八:「まぁ飯が不味くなるだけやし聴こえんでええわ、そんなん。」 のらくろ:「泣いてばかりの子がようやく黙ったんだ。行く先をみまもってやりな」 のらくろ:「可愛い子には旅をさせてやるもんさ。行き先は死出らしいが」 結社を潰してきた。 ビリー九十九のらくろが居るとPC側が悪役すぎる。 その後、のらくろと飲みに行ったり。 + 10回目 03/14 GM:ペンネ ジェネラル:「そのようだ 早く倒さねばな、私はともかくケラウノスが大変そうだ」 ケラウノス:「悪評を振り撒かれては堪らんからな……」 ビリー:「そっち組、変なことしてないよな?」 ケラウノス:「していない、強いて言うならツケを溜めるな、ビリー」 ビリー:「溜めてねーし。払う気が最初っからねーもん」 ジェネラル:「いや、外見がビリーは大丈夫だろうけどな 外見がケラウノスのほうがな」 ビリー:ゲラゲラ笑い声をあげる。 ジェネラル:「……こういう調子では悪評にも繋がるだろう?」 体が入れ替わってきた。 その後、ジェネラルとくっころしたり。 + 11回目 03/17 GM:空木 滑川霧人:「妖精や幻想種達も麻薬使ってんのかな」 武也:「……妖精の粉、でしょうか?」 ビリー:「絞ってんじゃねえ? 妖精の出汁を」 ビリー:ギュウウと雑巾絞りする仕草。 レイン・A=G:「けっこう美味しいよね。妖精の汁」 レイン・A=G:ものっすっごい真面目な顔で答える 九十九八十八:「ゲテモノ料理は勘弁やわ……」 滑川霧人:「大人の会話はレベルが高かった」 ビリー:「妖精食ったら呪われるって話も聞くけどな! 絞り汁ならセーフ?」 レイン・A=G:「うん。煮汁を出汁にしてなー」 レイン・A=G:「って、いやいや、ここは突っ込むトコやろ! まぁ、魔獣なら喰った事あるけど妖精はまだ無いな」 九十九八十八:「いやこの街やと食うてても違和感あらへんし。」 ビリー:「めっちゃ真面目に聞いてた。姉ちゃんなら食っててもおかしくねーし」 :奥の部屋には :おそらくは、この異界の"元"住人だったモノたちの :その無残な姿が残されていた ダニエル:「……なるほどな」 ビリー:ダニエルの後を追いながら煙草を咥えて、部屋を覗き込む ビリー:ぽろりと口元から煙草が落ちる レイン・A=G:「どしたんキッド」 ひょっこり追いつく ダニエル:「どうした、貴様でも驚いて開いた口が塞がらんか」 ビリー:「ほ、ほんとに絞ってたぁ!?」 滑川霧人:「絞ってたってなにが」 言われて部屋を覗きこむ レイン・A=G:「はぁ? 何いってんのおま 本当に絞ってたああああああああ!」 ダニエル:「屑と呼ぶのも痴がましい程の外道だったか……」 滑川霧人:「うわ、めっちゃ絞ってるうううっ!!!」 レイン・A=G:「すげぇ!妖精ってクスリの材料になるの?このネタで稼げねぇ?」 薬の出所を叩いてきた。 ビリー九十九レインが居るとPC側が悪役すぎる。 + 12回目 03/19 GM:フラー エイブラムス:「ビリーお前は何か調べてきたのか?」 ビリー:「おう、バッチリよ」 ビリー:コン、と床をバットで突いてふんぞり返る。 ビリー:「今日の神様の晩飯はから揚げ弁当だってよ」 アトラ:「……どこのカミサマ?」 煤色小鴉:「……契約神?」 アトラ:「ニワトリのカミサマ? 共食い?」 ビリー:「フラー神。今日の担当。シートとか作ってくれる」 アトラ:「誰よ」 アトラ:「……ねえ、ビリー」 後ろから声をかける。彼が更に魂を削って追撃できることを知っているので ビリー:「なんだよ? 今忙しいんだけど」 アトラ:「貴方は、何のために本気で戦ってるの?」 アトラ:「あなたにとっては、お金を軽く得られる、いい機会ではないの?」 ビリー:「名誉と誇りと我が血族のため、とでも言やいいのか?」 片手をあげて、からかうように アトラ:「ふざけないで、私は、真面目に」 アトラ:萎んでいくような声で問うた ビリー:「そんなモンを持ち合わせてないやつが、自分のため以外に戦うワケねーだろ。バーカ」 アトラ:「その自分のために戦う理由、って何か、聞いてもいい? 気分?」 ビリー:「そーだよ。俺が楽しい、俺が面白い、俺が満足する」 リング内を練り歩く。 アトラ:「……本当に?」 ビリー:「俺はそういう人間だ。本当はとーっても優しい人だって勘違いでもしてたか?」 アトラ:「……選べなかった私に、迷った私に、あなたを止めることは、出来ない」 アトラ:「……好きにして。ごめんね」 八百長してきた。 我欲に生きて、貫いてきた。 友人関係 風鈴さん ちっちゃい友達。 先生(来禍友利) よくお世話になるお医者さん。 アトラ 弄ると楽しい。 ハチベエ(九十九八十八) 辻斬り農民。 マスター(エイブラムス) 引き金軽すぎ。 モッチー(餡餅童子) 冷静な異常者。 のらくろ 飲み仲間。 レイン 頼れる姉ちゃん。 将軍(ジェネラル) セフレ。 PickUp ひたすらにDPSが高い。 そのかわり使っててしんどい。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/356.html
ユグルイ その1 15KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※某マンガのパクリ ※基本的には、長編になりそうなので、 数回に分けて、UPします。 それでもいい人は読んでください。 ユグルイ その1 ゆっくり道は死狂ひなり。一匹の殺害を数十人して仕かぬるもの。 (ゆっくり道は死に狂いである。一匹を殺すのに数十人がかりでかなわないこともある。) ある日、ゆっくりは、自分たちの将来に対して、絶望しかけていた。 急に降って来た雨に撃たれては、自分の意思とは関係なく、体が溶ける。 せっかく作った家や子供たちは竜巻や台風で、はるか彼方へ飛ばされる。 食料がなくなり、探しに行きたくても、雪が降り積もり、 巣から出られない上、凍てつく寒さがゆっくりの命を奪う。 容赦ない太陽の光が、地上を熱し、灼熱の大地が、ゆっくりたちを苦しめる。 雨、風、雪、日照りといった天災に対して、何一つ対抗する術を持ち合わせてなく、 無情な天災に嘆くことしか出来ない。 中身が餡子・カスタード・生クリームと言った、 高カロリーかつ自然界では手に入りにくい甘味であるであり、 何より自分たちと比べて、圧倒的に弱く、動物には持ち合わせているはずの、 警戒心を一切持っていないため、容易に手に入ることより、 犬、猫、熊、猪、蛇といった動物、れみりゃやふらんと言った捕食種に対しては、 一方的に食べられるのみ。 さらに、人間なんて・・・。 生きるために、ゆっくりたちを食べるという弱肉強食の摂理とは、 全く別次元、ただの暇つぶしや気晴らしで、ゆっくりたちを殺す。 中にはゆっくりが悶え苦しむ姿を見ると快感を覚え、、 わざわざ遠くからゆっくりを探しに来て、採算度外視の虐待行為をするという、 ゆっくりからすれば、理解しがたい連中もいる。 殴る。蹴る。叩く。裂く。斬る。突く。抉る。 焼く。煮る。炙る。熱する。凍らす。 飛ばす。落とす。吊るす。沈める。 ありとあらゆる拷問を行ない、様々なものを奪う。 家、食料、飾り、宝物、親、姉妹、夫、妻、子供、自らの命・・・ どんなに、今日、ゆっくりしようにも、 ゆっくり出来ない事象がこの世には多すぎる。 この世はゆっくりのためにあるはずなのに、 どうして、ここまで、ゆっくりを苦しめるのか・・・。 ひどい目にあるゆっくりは、運が悪いだけ・・・? そんなことはない・・・。 なぜならば、ほとんどのゆっくりが無惨な死を迎えている。 ゆっくりという種が運が悪いだけ・・・? そう考える内に、 ならば、この先もゆっくり出来ないゆん生しかないのか・・・。 と、ゆっくり出来ない未来に絶望するしかないと思いだした。 そんな中、ゆっくりたちに、ある噂が流れた。 ゆっくり道という武術の存在。 天地を自由自在に駆け、 ありとあらゆる自然の現象を操り、 動物たち以上の膂力を持ち合わせ、 捕食種はもちろんのこと、人間すら簡単に殺めるという、 ゆっくりの武術。 これを習得すれば、 ゆっくりは、ゆっくりできる。 そう思わないゆっくりは、まずいない。 ゆっくりは、ゆっくりすることを最優先に考える。 だから、この噂を聞いて、未来永劫、 ずっとゆっくりしたいと思っているゆっくりたちが、 ゆっくり道を習得しようと、ゆっくり道を学ぶ方法を、探し続けた。 しかし・・・。 「ゆふん!!!まりさはゆっくりどうをきわめたんだよ!!!」 まりさはつよいんだよ!!!いたいめにあいたくなければ、 にんげんさんはあまあまさんをもってき、ゆぶべっ!!!」 と大した修行もしていない、むしろ、 自分がゆっくり道を習得したと思い込んだだけで、 無駄に命を捨てるような言動を取るゆっくりがほとんどだった。 所詮、噂なんて、誰かの夢物語や妄想が伝わっただけ。 そんなありもしないことを追いかけて、 結局、ゆっくりできないんだし、明日、明後日のゆっくりより、 今日ゆっくりすることだけを考えよう。というか、今すぐゆっくりしたい。 暗い将来を考えるより、今あるゆっくりをゆっくりするのが、ゆん生だ。 そう考えるゆっくり独自のゆん生観もあってか、 ゆっくり道の噂は、広まってはすぐに消え、広まってはすぐに消えという、 ことを繰り返すうちに、ゆっくり道のことを口にするゆっくりは、 あまり知性を持ち合わせていないゆっくりから見ても、よほどのバカとしか見られなくなった。 ゆっくり道の噂が本当だと言ったゆっくりは、ゆっくりしていないと、 見なされて殺されるケースも多く出てきて、ゆっくり道の噂は、 いつしかゆっくり界の禁句になり、誰も言わなくなった。 次第に、ゆっくりたちの噂話にも、ゆっくり道の噂は出てこなくなり、 いつの間にか、ゆっくり道の噂がなくなりつつあった。 そんな中、ゆっくり道は架空の武術ではなくて、 本当にゆっくり道を教えるという場所があるという噂がまた出てきた。 実は、この手の噂は以前からあった話だった。 その度に、噂を信じたゆっくりたちが、 ゆっくり道を学ぶために、いろんなところを探し始めた。 街に住んでいる野良ゆっくりが山奥へ出かけ、 街にはいない野生動物や捕食種に食べられる。 山に住んでいる野生ゆっくりが街や村へ降りてきて、 人間のルールを知らないために、畑や家を荒らして人間に殺される。 裕福な生活をしていた飼いゆっくりでさえ、 恵まれたゆん生を捨てて、ゆっくり道を捜し求めた結果、 みじめにも野良生活を送らなくなり、 普通に飼われていたら、 人間からの寵愛を受けて、この上ないゆん生を謳歌できたのに、 いつしか人間から侮蔑の対象となり、駆除されて、無惨な死を迎える。 そんなことは、いつものことだった。 そう・・・。いつものことだった・・・。 「ゆぅ・・・。ゆぅ・・・。 やっと・・・。ついたよ・・・。」 誰も知らない山奥で、 満身創痍のれいむが、一匹、そこにいた。 全身傷だらけのれいむだった。 旅をしているうちに新しい傷もあれば、 それ以前と思われる古い傷もある。 そして、何より、ゆっくりにとって、命と同等とも言える、 飾りのリボンが、このれいむにはなかった。 恐らく、このれいむは、壮絶なゆん生を歩んでいたと思われる。 傷があるゆっくりというのは、 九死に一生を得る体験をしたゆっくりが多い。 なぜなら、大抵の場合、ゆっくりというのは、 傷ついたら、即、致命傷になりかねない。 ゆっくりの死亡する要因は、 中枢脳の破壊か餡子の大量損失のどちらかである。 その後者の餡子の大量損失と言うのは、 傷が主な原因である。 体に傷がつくと、その部分は裂け易くなる。 飛び跳ねるだけで、いきなり裂けることもしばしばある。 傷が裂けても、ゆっくり独自の治癒力で、治る範囲であれば、 傷は癒え、跡形もなく傷跡はなくなる。 傷が残るということは、 ゆっくりの治癒能力を超える怪我をしたことになる。 そういう怪我の場合、オレンジジュースなどをかければ、 治癒能力が強化され、怪我は治る。 当然、自然界にはオレンジジュースなんてものは、 どこにもなく、人間しかそのようなモノは作れないので、 そうなってくると、このれいむは、飼いゆっくりだったのか? 多分、飼いゆっくりではない。 飼いゆっくりの場合、オレンジジュースだけでは、 傷が残ってしまう。 だから、小麦粉で、傷を塞がなくては、傷は消えないのだ。 飼いゆっくりの場合、こういう処置を施される。 中にはそういう知識を知らない飼い主がいて、傷が残っていても、 傷を消せない飼いゆっくりもいるだろう。 しかし、ほとんどのゆっくりの飼い主は、愛で派ならば、 ゆっくり愛好のコミュニティに入っており、 傷だらけのゆっくりを見た他の飼い主たちより、指摘されて、 傷を消すに違いない。 そうなってくると、あまり社交的でない無知な飼い主に買われたか? それはないだろう。 ゆっくりを飼うということは、非常に難しい。 犬・猫に比べて、性格は多種なため、これといった育成マニュアルがないため、 ゆっくり愛好のコミュニティで、 経験者や仲間からといった、情報を集めなければ、 なかなか育てにくい。 市販で売っているマニュアルでは、限界がある。 市販のマニュアルには、「粗相をしたら、躾をする。」「可愛がってあげる」 といった、ごく一般的なことしか書いていないのだ。 愛で派は、ゆっくりのかわいらしさ・無邪気さ・愛嬌というものに惹かれる。 躾と称して体罰を与えれば、飼い主に対して恐怖し、いつも飼い主の様子を伺いながら、 ビクビクし始め、先ほど述べたモノはすべてなくなり、不安と恐怖に囚われた言動しか取らなくなり、 いつしか、精神崩壊して、 「ぱぴぷぺぽおおおおぺぽぷぺぱぷぱぴぷぅぅぅぅ!!!!」 としか叫ばなくなり、飽きられてしまい、最終的には捨てられるか潰されるかのどちらか。 可愛がれば、調子に乗り出して、自分が飼われているということを忘れ、 飼い主=奴隷と思い出し、最悪の場合、 「おい!!!くそどれい!!!れいむさまがおなかをすかせているんだ!!! はやくあまあまをもってこい!!!まったくおまえはどうしてぐずなんだ!!! ばかなの???しぬの???」 とか言い出して、温厚な愛で派も感情的になって、ゆっくりを潰しかねない。 だから、市販のマニュアルで、ゆっくりを育てるというのは、 無理な話なのだ。 社交的でない無知な飼い主は、市販のマニュアルにしか頼れず、 結局、ゆっくりを飼っても、育てることは出来ない。 ならば、虐待されたということも考えられる。 虐待する人間の趣向にもよるから、 殺さずに傷を敢えて残すという虐待もあるかもしれない。 だが、その可能性も少ない。 まず、虐待する人間なら、 ゆっくりを絶対に逃げられる環境に置いたりしない。 まず、物理的にも逃げられない環境に、ゆっくりを監禁する。 逃げられる環境を敢えて作って、菓子などを使って、 ゆっくりの食欲を誘惑して、精神的な鎖で虐待するという手法を、 取ったとしても、まず、ゆっくりが虐待する人間から逃げられるという 可能性はほとんどない。 仮に、逃げられたとしても、 満身創痍のゆっくりが、天災や動物、捕食種、人間の魔の手から、 生き残れはしないだろう。 仲間のゆっくりに匿ってもらう? その可能性は0に近い。 ゆっくりというのは、異端を嫌う。 傷だらけのゆっくりをみて、「ゆっくりできていない」と感じ、 制裁と称したリンチに合う事は必然。 特にこのれいむの場合、飾りがない。 ゆっくりにとって、飾りは単なる目印的なモノではない。 飾りによって、認識するゆっくりにとって、 飾りがないゆっくりは、知らないゆっくり、認識できないゆっくりとなり、 さっきまで、仲が良かった親子ゆっくりが、子ゆっくりの飾りがなくなっただけで、 「ゆゆゆっ!!!ここにゆっくりできないこがいるよ!!! ゆっくりできないゆっくりはゆっくりしね!!!」 「にゃにいっちぇるのぉ!!!れいみゅはれいみゅでしょ!!! ゆっくちりきゃいしちぇ、ゆぶっ!!お・・・お・・・おきゃあしゃん・・・や・・やべで・・・」 といったように、簡単に子供を殺すというほどなのだ。 だから、まず、飾りのないこのれいむは、 他のゆっくりから、救済されたということはまずない。 よって、この飾りのない傷だらけのれいむは、 致命傷を負いながらも、誰の手も借りずに、今まで生き延びてきたということがわかる。 そのゆん生は、想像をはるかに超えるものだったんだろう。 だが、そんなすさまじいゆん生を歩んだ結果、れいむは辿り着いた。 ゆっくり道という看板が建っている、その建物の玄関の前に。 とてつもない大きな建物。まずゆっくりでは作ることが出来ない。 恐らく人間建てたとしか考えられない。 このれいむは、人間の生活に若干詳しく、この建物を見て、 多分、「おてら」か「じんじゃ」の類だと思った。 だけど、ゆっくり道という看板があるから、 ここは「おてら」でも「じんじゃ」でもないとわかった。 しかし、そんなことはどうでもいい。 れいむは、とてつもない距離を旅して、ついに見つけたのだ。 ゆっくり道の存在を・・・。 すると、玄関から、一匹のありすが出てきた。 「こんにちわ。どちら様でしょうか?」 と、れいむに問いかけるありす。 「・・・ゆ・・・ゆっくりしていってねぇ・・・??」 れいむは、戸惑った。 ゆっくり特有の挨拶、「ゆっくりしていってね!!!」を言わずに、 人間のような挨拶をしてくるありすに・・・。 「入門希望者のお方でしょうか?それではこちらへお入りください。 私がご案内させて頂きます。」 まるで人間。どこかの企業の受付嬢のようだ。 「ゆぅぅ・・・。ゆっくり・・・つぃてぃくょ・・・」 ありすの人間っぽさに、困惑しながら、 小さな声で呟きながら、ありすの後をついていくれいむ。 すると、ある部屋につれて来られ、ありすがれいむに話し出した。 「これから入門の手続きをします。 恐れ入りますが、あなたはそれなりの覚悟をされて、 こちらへ参られたと思いますが、如何でしょうか?」 「ゆぅ?かくごって・・・。どんな・・・。」 「強さを得るためには、自身の命すら惜しまないという覚悟です。」 「・・・。れいむは・・・。つよくなりたいんだよ・・・。」 「強くなるには、あなたの意思が必要です。命と引き換えに強くなるという意思が必要です。」 「れいむは・・・。つよくなりたいんだよ。」 「でしたら、こちらの壁に向かって、強さを得るためなら、死んでもいいということを、 叫んでください。」 「ゆぅ・・・。このかべにさけぶと・・・。なにかあるの・・・?」 「はい。この壁はマイクになっておりまして、あなたの音声を録音いたします。」 意味がわからない。どういうことだ? れいむは困った。ありすの言うことがさっぱりわからない。 マイクって何?音声を録音って? 人間のことに少し詳しいれいむだが、初めて聞く単語に 戸惑いを隠せない。 「ゆぅ??どういうこと?」 「つまり、あなたの発した声を閉じ込めて、後からでも聞こえるようにします。」 「ゆぅ・・・。いみがわからないよぉ・・・。」 「入門する前は、『死んでもいい』と言っていたお方が、 入門した後には、『死にたくない』と言い出すことがあります。 そういうことを言うゆっくりに限って、 『我々に強要されている。自分の意思に反して、連れて来られた。』 という苦情を多く寄せております。 我々としては、大変心苦しいのですが、そういうお方とのトラブルを避けるため、 あらかじめ、入門する際に、『自らの意思でここに来た。』『死んでもいい』 ということを声に出して言って頂きたいのです。」 つまり、後からになって、命ほしさに入門なんかしたくなかったという、 言い訳を言わせないために、自分の意思で来たことを確認したいのだということが、 れいむにはわかった。 そして、それほど、過酷な修行なのだということも、同時にれいむには、理解できた。 しかし・・・。 「ゆ・・・。それはわかったけど・・・。このかべにさけぶと、 どうしてこえがとじこめられて、あとからでもきこえるの? こえがとじこめられたら、れいむははなせないよ。 あと、あとからでもきこえるってどういうこと?」 「少し説明が難しかったようですね。申し訳ございません。 こちらの仕組みに関しては、 入門して頂いた後、ゆっくりご説明させて頂きます。 入門手続きに関しても、ものすごく簡単に説明致します。 この壁に向かって、あなたが入門する意思を伝えたら、 その時点で、あなたはゆっくり道を学ぶことができるのです。 ただし、入門した後、あなたは死ぬ恐れがありますが、それでも入門されますか? 死にたくないのなら、入門されない方がよろしいかと思います。」 ありすのいうことが未だに意味が良くわからなかった。 壁に叫ぶことに、何の意味があるのか? ただ、れいむは思った。 れいむは、死にたくない。 だから、ゆっくり道を習得して、強くなって、ゆっくりしたかった。 そのために、ここまで来た。 でも、ありすは、ゆっくり道を学んでいる時に、死ぬこともあると言っている。 そんな・・・。 れいむは死にたくないのに・・・。 どうして・・・。 でも・・・。強くなりたい。強くなって・・・。ゆっくりしたい・・・。 いろいろと交錯する思惑。 死なないために強くなりたい。強くなるには死ぬようなこともしなければならない。 もういやだ。あんなことはもう体験したくない。 だから、強くなりたいと思ったのに・・・。 でも、このままでは弱いままだ。ゆっくりできない・・・。 死にたくない・・・。 しかし、強くなりたい・・・。 どうすれば・・・。どうすればいい・・・。 「れいむは・・・。しにたくないよ・・・。ゆっくりしたいよぉ・・・。 でも・・・。れいむはよわいんだ・・・。れいむはいつもひとりなんだ・・・。 だれもたすけてくれないんだよ・・・。 だから・・・。だから・・・。」 今までのゆん生を振り返り、れいむは決意した。 「だからぁぁぁあ!!!れいむはぁああ!!!つよくなりたいんだよぉお!!!! ゆっくりしたいんだよぉおお!!!しにたくないぃんだよぉおお!!! つよくなるんだったらぁああ!!!しんでもいいんだよぉおお!!! ゆっくりできるならぁああああ!!!!しんでもいいんだよぉおお!!!!」 れいむは、壁に向かって、叫んでいた。 「入門、ということでよろしいですね。もう後には引き返せませんよ。」 「れいむはゆっくりどうをますたーするよ!!! ゆっくりりかいしてね!!!!」 さっきまで、満身創痍で、人間のように話すありすに困惑していたのが嘘のように、 自信満々の顔のれいむ。 「それでは・・・。ゆっくり道の開祖とご挨拶をして頂きます。」 「ゆ?かいそってなに?」 「ゆっくり道を作ったお方のことです。つまり、ゆっくり道の先生です。 これから入門式ですので、こちらへ付いてきて下さい。」 「ゆっくりりかいしたよ!!!!」 「そうそう・・・。ひとつだけ忠告しておきます・・・。」 「ゆぅ??」 「先生とお話する時は、決して失礼のないように・・・。」 「しつれいってどういうこと・・・??」 「あと・・・。今後、私はあなたがどうなろうと責任を持ちませんし、 どうすればいいかなどアドバイスさせて頂くことも、一切ございません。 ご理解ください。」 「ゆ・・・???どういうこと・・・・???」 れいむは、ありすのいうことが、またわからなかった。 だが・・・。 数十分後、それは否応にも理解する、いや・・・。 理解させられることになろうとは・・・。 続く。 あとがき 設定を無駄に書きすぎた。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る とってもおもしろかったです! 設定は無駄どころか、とてもわかりやすかったです♪ ゆっくりできました!! -- 2013-10-05 09 12 03 いや、細かくて面白味がありますぜ! 作者さん もみもみ(*´∀`*) -- 2012-05-25 02 50 30
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21219.html
登録日:2012/09/14(金) 14 29 38 更新日:2024/09/23 Mon 15 50 14NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 4コマ かわいい ハムスター ハムスターの研究レポート ハムバカ ハム研 児童書 動物 和み系 大雪師走 日常系 漫画 無さそうである話 癒し 腹筋崩壊 隠れた名作 大雪師走による四コマ形式の漫画。通称「ハム研」 事務的なタイトル通りというべきか、ハムスターの描写は殆どデフォルメされていない等身大で描かれており、ストーリーも非常に淡々としている。 それでも個性的なハムスター達や、何気ない日常生活を面白おかしく描いた描写が特徴で、ハムスター漫画の草分け的存在として名高い。 反面、ハムスターを飼う為の手引きとしてはあてにならない部分も多い(与えてはいけないエサを与えている等)が、作者に知識がないわけではないらしい。 むしろ経験においては、知り合いからハムバカ(釣りバカのノリで)と呼ばれ、アドバイスができるぐらいには豊富。 舞台はだいたい作者のアパート及び近所だが、時々番外編として全く関係ない場所で話が進んだりもする。 1988年(ファミコン系ゲーム機が現役)に連載開始し、2008年まで連載が続けられていた息の長い作品。 現在でこそ連載は途絶えてしまっているが、作者及び出版社は続編に関しては前向きな姿勢を取っている。 2017年12月、13年ぶりの文庫本新刊が発売。 単行本7.8巻の内容と未収録の話が収録されている。 単行本全8巻、文庫版全4巻を以てハム研は完結となった。 作中でしているが、本当はハムスターにしてはいけない主な事 1988年から連載されたものなので、今とは常識が違う為、今の常識では結構凄い飼い方をしている(特に初期)。本作は昔の時代の観察漫画であって、飼育書では無い事を念頭に置いておくべきだろう。 ハムスターに人間の食べ物を与える(特にチョコレートはショック死する危険がある) ハムスターにチョコレートやチョコパイなどのチョコレートのお菓子を与える(真似する恐れがある為、新装版ではハムスターがチョコレートを食べるシーンなどは全カットされたらしい) ハムスターに人間のおやつや嗜好品を与える(特にケーキ) ハムスターにアルコール(梅酒)を飲ませる 1巻の7ページで「ハムスターは雑食で、人間の食べ物でも何でも食べる」という誤情報を載せる(ハムスターの食べ物とされている物の中には、食べさせてはいけない物が多数ある) 「ハムスターは水分の多い食べ物を食べて水代わりにするので、水は飲めない」と誤情報を載せる(1巻7ページなど) ハムスターにミネラルウォーターを与える(膀胱結石の原因になるので飲ませてはいけない。水道水でOK) ハムスターにどんぐりを与える(有毒) ハムスターに熱々のお米やバナナを与える(お米やバナナは粘り気がある為、頬袋にくっついて腐ってしまい炎症を起こす可能性大なので、やってはいけない) ハムスターにアイスを与える ハムスターのお腹を触ったり、尻尾を引っ張る(ハムスターにとってお腹は急所であり、触ると威嚇したり、噛みつかれる危険があるので絶対に触ってはいけない。後、尻尾は敏感な部分なので絶対に引っ張らない事。後、足は少しの力で引っ張っても骨折したり脱臼するので、絶対に触らない事) 「ハムスターは兄弟でも結婚する」という近親婚を推奨するような記述を載せる(近親婚は障害児や遺伝子異常、体の弱い子などが産まれやすくなる為、避ける事) ハムスターがコードをかじる描写が多い(感電死する危険があるので、絶対にかじらせてはいけない) ハムスターに熱々の焼き芋を与え、頬袋に火傷を負わせた ハムスターに栗や大根、クッキーや牛乳などを与える(有毒) ハムスターに納豆を食べさせる ハムスターにドッグフードを与える(違う種類の動物の食べ物をやるのは厳禁) ハムスターをお風呂に入れる(虐待行為) ハムスターに赤チンやオロナインなど人間の薬を与える 複数のハムスターを同じケージにする(ハムスターは単独飼育が基本) ハムスターをケージから出して、散歩させる(※これは飼い主によって違うので、賛否両論。飼育書では推奨していない) ハムスターを外に連れ出し、過失で雪の上に落とし、手足としっぽにしもやけを負わせる ハムスターに桜やカーネーションといった花を食べさせる(1巻、47ページ。ハムスターには毒のある物もあるので、やってはいけない) ひまわりの種のやり過ぎ(一日にひまわりの種を10個以上与えるなど。高カロリーで体に悪いので、後述の通り厳しく制限する必要がある) ハムスターに種を取らずにさくらんぼを与える(ハムスターにとって完熟していない果物や、果物の種子は有毒で中毒を起こすので絶対に完熟している物をやり、必ず種を取る事) ハムスターに果物をやり過ぎ(果物は甘みが強く糖分が多く高カロリーなので、体に良くない。妊娠中や体が弱っている時は多めにやってもいいが、普段は滅多にやってはいけない) ハムスターを太らせる(原因は明らかにひまわりの種や果物などの高カロリーの嗜好品のやり過ぎ。太ると病気がちになるので、絶対に太らせない事) ハムスターがみかんを食べて汁が目に入るネタがある(目の病気にかかる可能性があるので、みかんはやらない方が良い) ハムスターに「うちでは厳しく、ひまわりの種は1匹に付き1日5粒と制限している」と明言しているが、それでも多いので、ひまわりの種は1匹につき1~2週間に1粒のペースにする事(飼育書より) ハムスターとモルモットを同じケージで飼い、ハムスターに入院させるほどの大怪我を負わせた(しかも2回も) ブリードの際、メスではなくオスをトレードし、オスに怪我をさせた 相性の合わないオスとメスの複数に渡るお見合い(チビ♂と花子♀、チビすけ♂とてんちゃん♀、プー♂とチビっち♀、まめ太郎♂とみそちゃん♀他) ハムスターと違う動物を対面させる(特に犬と猫) ハムスターに服を着せる ハムスターに首輪を付ける ハムスターへの躾目的の体罰(ハムスターは小動物なので躾が出来ない為、無意味。虐待であり、これをするとハムスターが人間の手(飼い主)を嫌いになってしまい、怖がって噛み付いたり、病院に連れて行きにくくなるし、飼い主とハムスターの信頼関係を壊し、ハムスターに強いストレスを与える虐待行為なので、絶対にやめる事!) 【登場人物】 ハムスター チビすけ 一巻から登場。初期の主人公的存在で、名前が判明しているハムスターでは4世のオス。ドジでいやしんぼとは作者の弁。背中の点が特徴。 鳥のから揚げとメスのてんちゃんが大好きだが、よく噛まれている。(メスのハムスターはだいたいオスに厳しい) 多産なハムスターらしく兄弟は多く、その殆どを引き取られたが、引き取られる前日に餌を食べまくった結果当日にお腹を壊した為候補から外され、作者に育てられた。 なお、その兄弟の中には真っ白なのが2匹いた(8巻)が、すぐに貰われて行ったらしい。 脱走日記の主人公になったり、パパどころかおじいちゃんになったり、冬に激太りしたりと忙しい。 本物のチビすけはとっくに天に召されているはずとか言っちゃだめ。 てんちゃん 1巻から登場。チビすけのお嫁さんとして知り合いから貰ったメス。 本名は「てんてん」で、尻の白い点と、しょっちゅうコードをかじる「おてんば」さから名づけられた。 一時期は自分の名前を「かわいい」だと勘違いしていた。また、貰われてすぐの頃は小柄だったが、その後成長している……そして太った(出産から子供の独立まではスリムだった)。 チビすけとはケンカばかりだったが、魔法の粉(クッキーの粉)の効果で晴れて夫婦となった。 ハムスターにしては珍しく、子供を2匹しか産んでいない。 チビ 1巻から登場。ペットショップ出身で、チビすけの父。所謂婿養子。 それでも1匹でケージに入ったからのびのび育ったはずだが、重さでチビすけに負けている。 額に汗のような白い縦線が入っている。 花子 1巻から登場。チビすけの母。元々作者の家にいたハムスター。 脱走してトイレにはまった翌日に子供を無事出産するというたくましい逸話を持つ。 チビビ 1巻のみ登場。チビすけの祖父に当たる。耳に模様がある。 チビはペットショップ出身のはずだが、レポート4(1巻)では、花子ではなくチビの父と紹介されている(1巻の別の場所ではちゃんと義理の父扱い)。 チビビンバ 1巻のみ登場。チビビの父。チビすけの曾祖父に当たる。耳が少しだけ欠けている。 チビっち 3巻から登場。チビすけとてんちゃんの娘。腰にネズミマークがある。 名前の由来は子供の頃に呼んでいた「チビ1」がなまった為。 弟のまめ太郎が作った別荘を態々荒らすことにやたら拘るほどにおてんば。自身の別荘は壺の中。 他所の家にいるプー君との間に子供ができた……が、子供達の毛も生え揃わないうちに体調を崩して入院してしまい、作者がしばらく別荘の壺の中で世話をすることになった(不眠不休でつきっきりだったこともあり、他のハムスターは1日食事抜きとなった)。 まめ太郎 3巻から登場。チビすけとてんちゃんの息子で、チビっちの弟。 ハムスターにしても小柄で、感触だけで判別できるほどに軽い。 名前はまめ太郎自身が(擦り付けられたチーズの匂いに釣られて)選んだ。 その小ささ故に心配されることが多いが、逆に言えば作中外問わず気にかけられるある意味人気者。 他所の家にいるみそちゃんと交際中だが、うまく行った試しはほぼなし。 テレビ台の下にある別荘に消しゴムをコレクションする趣味がある。 おチビくん 6巻から登場。こんな名前だがチビっちとプーくんの娘。名前は仮のもの。 沢山の兄弟の中から、一番のいやしんぼだった為最後まで売れ残った1匹。 ゴミ漁りとツルツルしたフタ集めが好きと、チビっちの娘かつまめ太郎の姪らしい性格。 押入れの奥に別荘がある。 レポート37(5巻)では彼女を合わせて兄弟は6匹と紹介されているが、6巻にはちゃー坊・ポッケ・マルミ・チビ太・プクプク、7巻にはマリ、八巻にはちいちい・チビンと、6匹を超える兄弟が登場している。 プーくん チビっちの夫。他所の家のハムスターだが、チビっちの婿として度々出入りしていた。 10匹兄弟の中で唯一のオス。ケンカが弱いので耳がかじられて欠けている。 作者は耳を守る為に耳ガードをつけたが、すぐに外された。 なお、両親は姉妹が別々に買っていたハムスターで、何の心の準備も無く出会っていきなり仲良くなったと、非常に珍しいケースだったりする。 尚、本当はオスではなくメスをトレードし、メスをオスの小屋に入れた方が、メスは自分の縄張りで無い為大人しくなり、ブリードの成功率も上がるのだが、その辺は飼育漫画じゃないので、仕方ない。 みそちゃん まめ太郎の彼女。他所の家のハムスターだが、まめ太郎が度々会いに行く。 名前の由来は毛色が濃くて田楽みそがかかっているみたいだから。 他のメスの例に漏れず気が荒く、まめ太郎を邪険に扱う。 が、自分がお腹を壊した時に添い寝したこともある。 大雪家のハムスターの家族(★は番外編オンリー、☆は番外編でも登場) チビ子♀と坊ちゃ♂(プーの両親)★ ちゃー坊、マルミ(マリ)♀、ポッケ、プクプク♂☆、チビ太♂、ちいちい♀☆、チビン♂☆(おチビくんの兄弟) チビ太郎♂(チビすけの兄弟、番外編で登場)☆ 白いハムスター(2匹のチビすけの兄弟。アルビノ) 他のハムスター チョコちゃん♀(チビすけのガールフレンド候補だった) ポチ ヘラクレス/チビ坊♂ ニコ丸♂ まめ三郎♂ 助清♂ チーピー♂ プン助♂ 番外編に登場するハムスター(☆は本編にも登場) チビまろ♂ 頑丈野郎チビお♂ しま次郎♀☆(飼い主が♂だと思い込んでいた為、その名前になった) コロちゃん♀ ぼん太郎♂ カルビ チビ玉 マコ♂ プッチ♂ 他の生き物 ゴンちゃん 作者の向かいの家に住む犬。体毛はモコモコで、目が「北」の字になっている。 沢山の兄弟が居るが、全員もれなく目が「北」。お向かいさんは犬のクローンの研究でもしているのだろうか。 実は血統書付きの名犬でお見合いの話はよく来るが、飼い主が選んだのはやっぱり目が「北」の犬だった。 野良犬 近所をふらついていた犬。目が「北」の字になっているが、ゴンちゃんとは違い体毛が短い犬種。 最後には理科実験道具屋なる店に拾われ、ちゃんと面倒を見てもらっているらしい。 作者はつい記念に「石綿付き金網」を買った他、チビっちの代理母になった際に度々世話になっている。 ネコ アパート一階にある作者の部屋の庭によく来る猫。 エサを貰おうとしたらスズメがいた為に追い返されたブッチや、信頼関係まるでなしの野良猫親子、 貧弱そうなバカチンから近所のボスネコにまで成り上がった野良猫等様々。 ゴキブリ 小さいからという理由で見逃されたり、作者がハムスターに気を取られている隙に逃げたり何かとラッキーなゴキブリ。 ヤモリ 最初はゴキブリより怖いと作者に言われたが、愛着が湧いてしまった為に飼おうとして怒られた。 ハエ太郎 作者の家に居着いたハエ。 当初は作者にも嫌がられていたが、愛着がわいてしまい名前が付けられた。 人間のご飯にはたからない。 モルモット 最初期の頃にはよく出てきた。 尚、登場する個体(モルちゃん、モコちゃん、ミーちゃん)は全て♀。 ハムスターと張り合わせたり、中にはハムスターとかけ合わせようとした人も居る。 ツチノコ ハムスターを知らない人にはこう見えるらしい。 人間 当然人間も登場するが、基本的に後姿だったり、鼻から上が見切れて目が映ってなかったりする。 1巻で、「ハムスターに似てきた」作者の顔が見られる。最近では「><」の目をしていることも多い。 飼い主(作者) 人間側の主人公で作者自身。名古屋在住。女性。話は基本この人の目線で繰り広げられる。 ハムスターに限らず動物が好きだが、動物から好かれることはあんまり無い。 メカ音痴で、写真はいつもボケる。 ゲーム好きだが、事あるごとにコードをかじられており、作中では殆どプレイできていない。 まともにプレイしていた回では猫の手ならぬハムスターの手リセットを喰らったことも。 連載開始当初、本職はOLであったが後に専業マンガ家になった模様。 ハムスター歴については小学生時代にまで遡り、粘土で作ったハムスターをツチノコと勘違いされたり、 生まれたハムスターの子供を同級生に配った結果作文の宿題をハムスターで侵食した過去もある。 母 作者の母。主にツッコミ担当。ちびまる子ちゃんのお母さんみたいなパーマ頭。 母の部屋は普段ハムスターは入れないが、アフターケアやリフォーム時の避難場所にされた。 おばあちゃん 作者のおばあちゃん。名古屋弁で喋る。 手の皮が厚かったり、掃除機を使わなかったりと昔ながらのおばあちゃん。 その一方で王子ブームや氷川きよしのファンだったり、カタカナに疎くてありえない間違いをしたり(ディズニーのピーターパン→デニーズのピータン)とお茶目な面が目立つ。 この作品の人間キャラとしては最強の萌えキャラかも知れない。 単行本7巻カバー下と8巻冒頭には彼女の日常や人生を題材としたすごろくが収録されている。 大家さん 作者が住んでいるアパートの大家。 実はこのアパートはペット禁止なので、この人が通り掛かると作者は窓のカーテンを閉める。 …が、作者がブッチと一緒にいるのを見ても特に気にしなかったりもする。 先生 動物病院「なんでも医院」の先生。 らっきょうの臭いで気絶したハムスターを前に「もうダメだ」とか言ったり(しかもハムスターじゃなくて傘が)、 子育て中のチビっちが入院する際に子供達のことを「餌が食べられるならなんとかなる」とか言ってしまったり、かなりいい加減で無神経。 だが連れてきた動物は野良猫だろうが、野良猫に引っかかれた作者だろうが診断してくれる。 【余談】 かつて電気に関連する企業(*1)のCMとしてアニメ化されたことがある。 ただ、肝心の映像は2023年現在発見されておらず、幻のCMとなっている。 内容としてはてんちゃんが登場し回し車を回したりするものだったらしいが詳細は不明。 追記・修正はwikiバカ(釣りバカのノリで)の方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 小学生の頃よく読んだわ。まさか項目があるとはな -- 名無しさん (2014-01-07 13 13 00) 面白いよな -- 名無しさん (2014-05-17 19 34 07) ゴンちゃんの顔が笑える。(北) -- 名無しさん (2014-05-17 19 43 19) 淡々としているのに、時々妙にツボにハマって大爆笑。ハムスターを飼っていた人もそうでない人も楽しめる作品だと思う。 -- 名無しさん (2014-09-20 17 24 33) ハムスターあるあるだらけw -- 名無しさん (2015-01-21 01 51 48) チョコに関しては20年は前だしなぁ… -- 名無しさん (2015-07-26 05 09 11) ↑知られていなかったし、実際に与えてみてすぐに影響でなかったから気づかなかったんだろうな -- 名無しさん (2015-07-26 05 10 23) まだやってたとは。懐かしいなぁ -- 名無しさん (2015-08-02 23 06 18) ↑ ウィキペディア見る限り2008年以降連載止まってるっぽい。2014年の作者インタビューで今後復活の可能性はあるって出版社が言ったらしいけど -- 名無しさん (2015-08-02 23 14 49) ◯ッキーとか居たよね -- 名無しさん (2016-01-03 19 31 32) 復活しないのかな・・・ -- 名無しさん (2016-02-21 11 33 35) たまに出てくるモルモットの描写も可愛いんだよなあ -- 名無しさん (2016-04-16 12 56 12) まぁ連載当時生きてたハムスターはもう全部死んだだろうし続編は厳しいかなぁ -- 名無しさん (2020-03-12 00 05 43) アニメってなかった?電力会社のCM -- 名無しさん (2020-11-10 22 24 04) ずっと題名を「ハムスターの緊急レポート」だと勘違いしていた… -- 名無しさん (2020-12-12 19 55 27) マルミとマリは名前が変わった同一ハムスターだぞ -- 名無しさん (2024-09-23 15 50 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2445.html
442 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 04 22 ID MOUoAHvI 「スマイル、くださぁぁぁぁぁい!!」 カウンターの方から天野の大声が聞こえた。 またスマイルを注文しているみたいだが気合入りすぎじゃね? 俺は二人に連れられ殺ッテリアに来ていた。 周りは同じくらいの高校生の集団や家族などで賑わっているのだが 何故か俺がいるテーブルでは沈黙が続いていて 少しばかり空気が重かった。 そんな空気の中、口を開いたのは高坂だった。 「なんであんな女と付き合ってんの?」 「え、付き合ってるって誰が?」 「お前と大空」 何て言った? 俺と大空が付き合っている? 冗談だよね? 「いや、付き合ってないけど・・・どうして?」 「俺、お前のことが好きだから」 「・・・・・は?」 「なんちゃって」 真顔で言うな! 普段こんな冗談とか言わない奴なだけに こういう冗談が冗談に聞こえない。 「なぜ気になるかというと、まぁあの日のことで少し気になってたからな」 「あの日って、夏休みの大会?」 「物分りがどこぞの馬鹿と違って助かる」 そういってカウンターのほうに目をやる高坂。 そして、すぐに視線を戻し質問を続けてきた。 「で、結局どうなんだよ」 「付き合ってはいない」 「なんで?」 「なんで?って・・・なんで?」 「だってラブラブだったじゃん。風魔に近づく人間すべてに敵意むき出ししてさ、 ホント、遠くから見てたら『束縛しすぎだろ、コワっ』とか思ってたけどさ そのあと、風魔の家でお前に話を聞いたときにさ、お前言ってたよな」 「なにを?」 「『大空がああなったのは風魔のことを守るため』的なことを言ったじゃん。 忘れた?」 「いや、覚えている」 「あの時は大空の行動全て否定することしかできなかったんだけどさ 今思えば、対人恐怖症のお前を守るために大空が頭を絞って出した 最善のやり方だったんだよな。まぁ最善とは言えないけどさ。 だからあの時俺は、『一生大空に守られる人生を追うのか それとも束縛から逃れて社会に羽ばたくのか』みたいな事を言ったけどさ 訂正させてくれるか?」 「?」 「大空に束縛される人生を歩むか、それとも・・・」 443 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 05 32 ID MOUoAHvI 「大空を心のそこから愛する事で、大空を救い、大空の事を守っていく人生か?」 ? 「えっ、何で、大空を愛する事が救う事になって、さらに守る事ができるんだ? だって、大空を守る必要なんて「あるんだよ」」 いきなりの高坂の言葉に遮られた。 「大空とは一緒の小学校だったんだ。 あいつは、大空は・・・・親から虐待を受けてたんだよ」 一瞬、時が止まったかのように感じた。虐待? いつも、明るくしている大空が? 「知ったのは小1の夏。プールの授業で大空の体にたくさんのあざが見つかったんだ。 教師たちは保護団体と共に行動して親を刑務所に送り、大空を救った ・・・かのように思えた」 「思えた?」 「体罰を与える人間を消す事はできたが、大空の心はボロボロだったんだ。 また、あんな目に合うんじゃないかって、施設では職員やほかの子供たちにも 怯えていたらしい。小学校高学年になると怯える事は無くなったが“愛”を 求めるようになった。今まで生きてきた中であまり“愛”を感じなかった為か いろんな人を好きになり“愛”を求め続けた。一目惚れなんてしょっちゅうだった。 “愛”を求めすぎた事で自然とあいつは“重い人間”になっていった。 あ、重いって言うのは重さじゃなくて“想いが重い”って意味だから」 それぐらいわかるって。つまりその時期には今の大空の大体が完成していた訳だ。 「告白をして振られた時なんか、ものすごい暴れたからな。捨てられる事を ものすごく嫌がってたんだと思う。そんな毎日を過ごしていたせいで 小学校卒業のときには友達もいなく孤独になっていた。 こうして美人なのに孤独な王女様の完成ってわけ。 ・・・悪い、最後ふざけ過ぎたかもしれない」 「何で・・・」 「ん?」 「何で、そうやってずっと見続けてきたのに助けてやらなかったんだよ!!」 気づいたらテーブル越しに高坂の胸倉を掴んでいた。 愛のない人生が怖いのは俺もいろんな意味で知っている。 俺は隼先生という頼れる人に出会え人を信用する気持ちを少しだけだが知った。 けれども大空はそんな人に一度も出会えず今日この日まで人生を歩んできたんだ。 言葉では表せないぐらい辛かったに違いない。 「あの頃はおれもガキで女子と話したりするのが恥ずかしかったし 周りの目も気になったし」 「でも、今は高校生だろ!」 「あいつは俺の事なんて覚えていない!」 「覚えていなくても救ってやりたいっていう気持ちはあったんだろ!」 そう言ったとき高坂の表情が暗くなった。 444 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 06 13 ID MOUoAHvI 「入学式で大空がいるって事を知った時、俺は『大空と同じ高校かよ。 あ~ぁ、俺の高校生活台無しになったな』って考えていた。」 「・・・・・」 「そう考えていた時点で俺にはあいつを救う気持ちなんてどこにも無かったんだよ。 だから、お前に頼んでいるんだ。俺にできなかった事をお前にしてほしい。 悲しみの人生しか知らないあいつを救ってほしいんだ!!」 ただ単に、人に責任や、その他のものを擦り付けているだけじゃないかと思った。 けれども今思えば俺は大空に救われた事が何回かあるんだよな。 部活に入ったのだって、今思えば大空のおかげだしな。 愛する事で救うか・・・、俺は大空の事を愛せるのかな? 深く考えながらポテトに手を伸ばしたときにふと気づいたことがあった。 「なぁ、どのへんでそう思ったんだ?」 「どのへんって・・・だから高校入学するとき」 「それじゃなくて、俺と大空が付き合っているって思ったの。 確かに基本的に行動は一緒だったけど 俺が嫌がっているのは見たら分かっただろうし。 そんなんで、なぜ付き合っているって思ったのかなぁって」 「あの大会の日、大空がお前にキス求めたじゃん」 はい? 「あの大会の日、大空が勝ったらお前からキスしてほしいって言ってたじゃん」 「キスじゃなくてハグだろ?」 「そのハグを断られてキスに変更したんだろ?」 「・・・・・?」 「もしかしてお前、聞いてなかった?」 「少しウザイって思って、大空の言葉すべて流してた・・・」 「お前・・・・・・最低だな」 「・・・ごめんなさい」 「大空はお前からの愛を求めている。それは確実なことだ。 もしも、お前が甘く考えているのなら、俺が殴るから」 “甘く”その言葉を聞いてふと自分の中のモヤモヤに気づいた。 あの日、なぜ自分や周りの人を傷つけた大空の見舞いに行くという行動を取ったのか。 あの時は無意識に行っていたが今ならその理由も分かった気がする。 俺は・・・大空のことが・・・ス「おい!逃げるぞ!」 「!?。天野?」 「お前、カウンターで何分時間つぶしてんだよ」 「いいから逃げるぞ!」 「何で?」 「『ものすごい形相でスマイルを頼んでくる人がいます』って通報された!」 「おまえ誰?」 「へ?」 「なぁ風魔。こいつ誰だか知ってる?」 「えっと・・・・いや知らない」 「急に他人の振りするなぁぁぁ~~~~!」 ちょっといろいろと邪魔されて言えなかったけど一つだけ決めた。 また今度、大空の・・・舞のお見舞いに行こう、と。 445 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 07 03 ID MOUoAHvI 『ハァ、ハァ、ハァ』 病室に私の荒い呼吸音が響いた。 時計を見ると夕方の4時。 窓からの光で病室が茜色に染まっていた。 先ほど目が覚めたのだが自分の今の状態に少し戸惑う。 額と手には汗、息も荒い。先ほどきた看護婦はうなされていたと言っていた。 嫌な夢を見ていた気がするがあまり覚えていない。 「っ!」 胸のところが痛む。 襟を寄せて胸の真ん中にある痣となっている手術痕を見た。 医者には一生消えないと言われた。 この痣を見るといつも思う。 “どうしてあんなことをしたのだろう?”と。 あの日、彼は彼の友達に拉致・・・じゃない。 ただ連れて行かれただけなのに、心のそこから怒りが沸いてきた。 彼は私が守るって決めていたから、周りの人間すべてが私と彼の敵だって思ってた。 だからすぐに彼の携帯をGPSで見つけて、追いかけた。 追いかけないで、ただ電話やメールで連絡すればよかっただけなのに・・・。 そうして私は彼に殺されかけた。 あの異質な空気をまとった彼を思い出すだけで身震いする。 それでも私は、彼が好き。 好き、なのだけれども・・・。 『コン、コン』 ドアがノックされた。 スライドして開かれていくドアの影から現れたのは・・・ 「!?」 黒い髪をした彼だった。 一歩、また一歩と近づいてくる 「(イヤ・・・来ないでぇ・・)」 病室に逃げ場はない。もとより体が震えて動くことさえできない。 そして翼はベッド横まで来て、あの日と同じように手刀を構え、そして・・・ 「キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」 「大空さん!大空さん!大丈夫ですか!?」 恐怖のあまりにつぶった目を開くとそこには自分の担当の看護婦が立っていた。 「何かありましたか?ものすごい悲鳴でしたが・・・」 「え?あ・・あの、な、なんでも・・ありません・・・」 「震えてますね・・・お水持ってきましょうか?」 「あ、ありがと・・ございます」 彼のことは好き、けれどもそれと同じくらい彼に恐怖を抱いていた。 会いたい、けれどもまた殺されるのではないかと思うと何もできなかった。 「助けて、助けてよ、つばさぁ・・・」 446 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 07 51 ID MOUoAHvI 「ゲームセット!」 審判をしていた天野の声が聞こえる。 今日の練習での試合で、遂に、遂に、高坂に勝った。 21ポイント1セットマッチなのにデュースを繰り返してしまったために 29-27というスコアになっていた。 「勝ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 体育館に響く自身の歓喜、響きすぎて周りからの視線が痛かった。 「十分、勘を取り戻したみたいだな」 「まぁな。あ、罰ゲームは飲み物奢りな」 「何本目だよ」 「3本目?」 「飲んだら打つな。打つなら飲むな」 「俺が飲んでいるの酒じゃなくてスポドリなんだけど・・・」 高坂は飲み物を買うために体育館を出て行った。 いま男子達の間では敗者が勝者の命令を聞くというミニゲームが流行っている。 当たり前だが命令と言っても罪にならないこと限定となっている。 「風魔!次、俺とやろうぜ!」 「お前弱いからやだ」 「何でも命令聞くからさぁ~」 「じゃあ、最終下校時刻まで女子更衣室に待機」 「OK!」 こいつ、絶対負ける気でいるな・・・。 結局、21-3で俺の勝利となった。 「じゃあ行ってくる!」 「えっと・・・武運を祈る?」 「祈られた!」 そうして天野は意気揚々と旅立って行った 「あいつどこに行くんだ?」 「・・・さぁ?」 入れ替わりで戻ってきた高坂からスポドリを受け取ったときだった。 「翼さん。私と試合やりませんか?」 「ん?。あ、咲先輩」 「いかがですか?」 「まぁ、いいですよ」 「良かった・・・。それじゃあ勝った時の罰ゲーム、考えといてくださいね」 「え?罰ゲームありでやるんですか?」 「もちろんですよ」 先輩がそういうのをやるなんて、なんか意外だった。 罰ゲームかぁ。何にしようかな? 高坂と同じく、飲み物を買ってきてもらうのがいいと思うけど いじめられている人をパシリのように扱うのも気が引けるし・・・。 どうしよう? 447 :風の声 第12話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 08 27 ID MOUoAHvI 審判をやっている高坂の「ラブオールプレイ!」というコールで始まった試合も 数分たって終盤を迎えていた。 『女子に負けたくない』という焦りからか、アウトやネットを連続でやってしまい 気づけば19-20と先輩のマッチポイントだった。 「頑張らないと負けちゃいますよ?」 「ハァ、ハァ・・・わかってますよ」 余裕の表情の先輩と息切れ状態の俺。 それでも、ここで点を取ればジュースに持ち越せる。 そう思うとやる気が俄然と出てきた。 先輩からのサーブをスマッシュで決めて早く終わらせたかったが ネットを恐れ、クリアで返す。 シャトルは先輩のいる逆方向に向かって行く。しかし、先輩は簡単に追いつき、 フォームを構えていた。力を溜めている感じからして、おそらくスマッシュ。 そう思った俺は、コートの後方に移動し、スマッシュに備えた。 そして、シャトルが先輩の打点に入ったときだった。 ラケットのヘッドスピードが・・・遅い。 先輩が打ったショットはネット際に落とす“ドロップ”。 俺は先輩のフォームがフェイントだったことにまったく気づかなかった。 スマッシュが来ると思っていた俺の体は簡単に動いてくれない。 それでも俺は気合で体を動かしシャトルに向かって飛び込んだ! 伸ばしたラケットは何とかシャトルに届き、俺は思いっきり打ち上げた! しかし、このショットが負けへと繋がってしまった。 打ち上げたシャトルは高く上がったもののコート奥へ行かずネット際に落ちて行った。 このチャンスボールを先輩は逃さなかった。 先輩は助走をつけ、そしてシャトルに向かって・・・跳んだ。 「そういえば言い忘れてましたね。罰ゲームの内容。 罰ゲームは・・・・・・ “翼は今日から私だけの物”です」 「・・・え?」 困惑している俺をよそに先輩はジャンプスマッシュを打ってきた。 先輩の全てのパワーが乗った高速のシャトルは 立ち上がった俺の額へと向かってきて、そして・・・・・・・。 448 :風の声 第13話「風の困惑」:2011/11/11(金) 16 09 18 ID MOUoAHvI 何度目だろう?この場所に来るのは。 目を覚ましたのは一番来たくない場所。・・・・・保健室。 ベッドの周りのカーテンで室内の方は見えないが静かさからして誰もいないようだ。 額に手を当てると少し痛かった。ヘアバンを巻いていなかったら・・・考えたくない。 そのときすぐそばから小さい風を感じた。 向いてみると・・・・咲先輩の顔がドアップ。感じた風は先輩の吐息みたいだ。 「!?!」 1つのベッドに男女が・・・あたふたしていると先輩がおきてしまった。 とりあえず起き上がり、ベッドそばにあったヘアバンとリストバンドを装着し 傷を見られないようにした。 「おはよう・・・つばさ」 そう言い終えると先輩は、いきなり俺に覆いかぶさってきた。 「ちょっ、先輩!何する・・・んんっ!?」 口に感じたのは先輩の柔らかい唇の感触。そう思ってたのも束の間。 俺の唇のわずかな隙間から、何か生暖かいものが口内へと侵入してきた。 先輩の舌だと理解するには時間がかかった。 いつもの先輩の性格からして、この行動はありえない物だったからだ。 先輩の舌は俺の口内を暴れて、這いずり回り。 先輩自身も俺を貪る様に顔を動かしていた。 『ピチャ、ピチャ、クチュ、ジュル』と卑猥な音が脳裏に響いてくる。 口を離そうにも先輩が俺の首に両腕を回しガッチリ、ホールドしていた。 数分たったとき、ようやく口を離してくれた。唾液の糸を引きながら。 まだ混乱している頭をフル稼働させて言葉をつむぎ出す事ができた。 「せ、せんぱい・・・な、何を」 「なにって、キスですよ。ふか~いふか~い大人の・キ・ス」 笑みを浮かべながら話す先輩に悪寒を抱いた。 「言いましたよね、罰ゲームの内容。“翼は今日から私だけの物”。 私だけの物なのだから、私が何をしようと良い訳です」 「ちょ、ちょっと待ってください。罰ゲームに恋愛関係を持ち出すのは「罪に ならなければ何だっていいのですよねぇ?。これは罪じゃない、“愛”ですよ」」 目の前にいるのは咲先輩なのだろうか?性格が変わりすぎている。 「フフッ、今ここには誰もいません。最後までやりましょう・・・」 「最後までって・・・」 「再確認しないでください。ベッドの上で若い男女が やる事と言えば1つしかありません」 「だ、駄目ですよ!そんなこと「口答えしないでください」」 その瞬間、先輩が俺の首に手をかけてきた。ギリギリという音が聞こえる。 「あなたは私だけの物なんですよ?口答えしないで私の愛を受け続ければいいのです」 その後、目覚めてすぐだからという理由で何とか行為を避けることはできた。 けれども、その日は最終下校時刻までベッドの中で先輩の抱擁を受け続ける事となった 「死ぬまでずっと一緒です。誰にも邪魔させません。フフッ、アハハッハハッハハハ」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1233.html
(注)何の罪も無い、純粋で心優しいゆっくりが酷い目に遭います。 カントリーガール 「ふう…参っちまったな」 わしは幻想卿に住む、ごく普通の中年男だ。趣味は登山である。 雄大な自然の中で、清涼な空気を胸いっぱいに吸い込み、 美しい景色を眺めるのはとても素晴らしいことだ。 だが、今はその趣味のせいで困った事態になっとる。道に迷ってしまったのだ。 下山ルートを探して右往左往しているうちに、辺りはすっかり暗くなっていた。 暗い山道を、明かりも持たずに歩き回るのは自殺行為だ。今日は何処かで野宿するしかない。 そう思っていると、大人一人がやっと入れる程の、小さな洞穴を発見した。 「おおっ。こいつは丁度いい」 この程度の大きさの洞穴なら、熊の巣では無いだろう。 わしは、渡りに船とばかりに洞穴に入る。すると、中には先客がいた。 「ゆっ? おじさん、だあれ?」 ゆっくりだ。黒髪に赤いリボン…これは確かゆっくりれいむという種類だったはずだ。 ここは、ゆっくりの巣だったのか。たまげたな、こんな山奥に、ゆっくりがいるなんて。 「怪しい者じゃねえよ、おちびちゃん。わしは、麓の村に住んでる人間だよ」 「ゆ? ふもとってなあに?」 れいむは小首をかしげて不思議そうな顔をする。 「麓が分からない? 山を下りたことは無いのか?」 「うん! れいむはずっとここに住んでるよ! ここは、すごくゆっくりできるんだよ」 れいむは『えっへん!』と胸を張る。その愛らしい姿に、思わず頬が緩む。 まあ、山で生まれて、そのまま一生そこで過ごすゆっくりがいても、別に不思議ではない。 「そうか。おじさん、道に迷っちまってな。今日一晩だけ、おちびちゃんのお家に泊めてくれねえかな?」 「うん! いいよ! ゆっくりしていってね!」 れいむは大きく飛び跳ねて、ニッコリと笑う。 「ところで、お前さん、こんな寂しいところに、一人で住んでるのか?」 そう尋ねると、ニコニコ笑っていたれいむの顔が、しゅんと萎んだ。 「おかあさんと一緒だったんだけど、おかあさん、すこしまえに、しんじゃったの…」 れいむは、くすんくすんと悲しげな音を立てて泣き出した。 しまった、やっちまった。つまんねえ事、聞いちまったな。 「わ、悪かった。ほら、これやるから泣き止んでくれよ」 わしは、非常食として携帯していたチョコレートをれいむに見せる。 ゆっくりは甘いお菓子が大好きだ。これで機嫌を直してくれるだろう。 だが、れいむは不思議そうな顔をしてチョコレートを見つめるだけだった。 「おじさん、これなあに?」 ああ、そうか。こいつは一度も山を下りた事が無いんだ。 チョコレートなど知るわけが無い。 「これは、チョコレートっていうお菓子だよ。べらぼうに美味いぞ。ま、食べてみな」 れいむは、くんくんと匂いを嗅いだ後、ぱくりとチョコを頬張る。 「ゆぅ~! あま~い! こんなおいしいの、はじめてだよ!」 「ははは…そうかそうか! それじゃ、こいつはどうだ」 れいむの反応に気を良くしたわしは、リュックサックからキャラメルを取り出し、れいむに食べさせてやる。 「これも、すっごくおいしいよ! あ、あれ?」 「どうした?」 「おじさん! 歯にくっついちゃったよお!」 「あはははは! 急いで食べるからだよ!」 「わらってないで、とって! とってよお!」 わしはれいむと一緒に食事を取った後、ごろんと横になる。 長い時間、山を歩き回って、さすがに疲れてしまった。 すると、れいむがわしの頭の側までやってくる 「ねえ、おじさん。『ふもと』って、どんなところなの?」 れいむは、好奇心いっぱいの瞳で、わしに質問してくる。 未知の世界である麓に、興味があるのだろう 「そうだなあ、賑やかな市場に、どこまでも続く水田…。おちびちゃんが驚くようなものが沢山あるよ」 「いちば? すいでん? それってゆっくりできる? もっとききたいよ!」 「ははは、わかった、わかった。市場ってのはな…」 楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、すっかり夜も更けてしまった。 洞穴の外では、フクロウがホーホーと鳴き声が上げている。 「さて、今日はもう寝るとするか。明日もたっぷり歩かにゃならんだろうからな」 わしが目を閉じると、れいむがそっと寄り添ってきた。 少し前に、母親が死んだと言っていた。それから今日までこの洞穴に一人ぼっちで暮らして来たのだ。 寂しかったのだろう。わしはれいむの頭を優しく撫でてやる。 「おじさん…あしたになったら、ふもとにかえっちゃうの?」 「ん? ああ。おじさんにも、仕事があるからな」 そう言うと、れいむは黙ってしまった。 わしは目をつむっているので、れいむの表情をうかがい知る事は出来ないが、 きっと寂しそうな顔をしているのだろう。 なんだか申し訳ない気持ちになったが、昼間の疲れもあって、わしはすぐに深い眠りに落ちていった。 現実と夢との狭間で、『あしたがこないといいのにな…』という、れいむの小さな呟きが聞こえた気がした。 翌日。わしは日の出前に洞穴を出て、 方角を図るために、太陽が昇る方向を確認していた。 「こっちから日が昇ったって事は、あっちが南西か。よし、早速出発だ」 方角は分かったが、帰り道が分かったわけではない。 少しでも早く出発して下山ルートを探さないと、 あちこちさまよっているうちに、また日が暮れる、ということになりかねない。 わしは洞穴に戻り、準備を整えると、 まだ眠っているれいむの側に、昨日のチョコレートの残りを置く。 本当は、直接お礼の言葉を言うべきなのだろうが、 昨晩のれいむの様子を思い出すと、別れを言うのがためらわれた。 「湿っぽいのは苦手なんでな。世話になったな。達者で暮らせよ」 わしは、可愛い寝顔にそう言うと、静かに洞穴を出た。 れいむは、洞穴に差し込む明るい太陽の光で目を覚ました。 「おじさん! おはよう!」 「…おじさん? おそとなの?」 「おじさん! おじさあん!? どこなの!?」 巣の周りを懸命に探索するれいむ。 だが、どれだけ探しても、おじさんの姿は見当たらなかった。 そこで、れいむは昨晩のおじさんとの会話を思い出す。 『おじさん…あしたになったら、ふもとにかえっちゃうの?』 『ん? ああ。おじさんにも、仕事があるからな』 れいむは、がっくりとうなだれる。 「『あした』になったから、おじさんは『ふもと』にかえっちゃったんだ…」 れいむは、とぼとぼと巣に戻ると、残されていたチョコレートを食べる。 一人きりで食べるチョコの味は、気のせいか昨日より美味しくなかった。 チョコを咀嚼する動きが止まり、れいむの瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。 「や、やだよう… もう、ひとりぼっちはやだよう…」 母親が死んで、独りぼっちになってから、いつも寂しかった。 この山にはれいむ親子以外のゆっくりは住んでいなかったので、だれも、その寂しさを慰めてはくれなかった。 だが、山を下りて、仲間を探そうとはしなかった。 なぜなら、この山で生まれたれいむにとっては、山の中だけがこの世の全てであり、 山の下に、広い世界があるなど、考えた事も無かった。 だから、どんなに寂しくても、この洞穴で一人、暮らしていた。 仕方が無い事だ。この世には、自分しかいないのだから。 最近では、寂しさにも随分慣れてきていた。 だが、そこにおじさんが現れたのだ。 おじさんは優しかった。それに、美味しいお菓子を食べさせてくれ、とても楽しいお話をしてくれた。 れいむは、忘れかけていた『他者との暖かい触れ合い』を思い出した。 しかし、れいむが目を覚ますと、おじさんは霧のように消えてなくなっていた。 れいむは、母親が死んだ時のような喪失感を味わっていた。 だが、あの時とは状況が違う。母はこの世から永久に消滅してしまったが、 おじさんはここにいないだけで、生きているのだ。 そう気づいたれいむの瞳には、小さな決心が宿っていた。 『ふもとへ行って、おじさんとゆっくりしよう』 山を下りた事はないし、下りようと思った事もなかったが、下り方は知っていた。 この山はれいむの庭のようなものだ。どの道をどう行けば、山をくだれるかは分かっている。 巣を出発して半日ほどたち、正午を少し過ぎた頃には、山麓の林を抜け、水田地帯に到達した。 清々しい青田がどこまでも続いている美しい光景に、れいむは思わず息を呑む。 「すごいよ! おじさんの言ってたとおり、すっごくきれいだよ!」 勇気を出して山を下りてみて良かった。れいむはそう思った。 「ゆ~♪ ゆ~♪ ゆゆ~ん♪」 れいむは元気いっぱいに歌を歌いながら、意気揚々と道を進んでいく、 すると、賑やかな集落が見えてきた。それは、野菜や果物を扱う市場だった。 「わあ! みんな、すごくたのしそう!」 市場の入り口にある屋台で、若い男が野菜を売っていた。 れいむはドキっとした。そして同時に、ワクワクした。 麓へ来て、初めて出会う人間。きっと、おじさんのように優しい人に違いない。 『友達になれるかな? きっと、なれるよね!』 れいむはそう思って、おじさんにしたのと同じ様にニッコリと笑って。昨日と同じ台詞を言う。 「ゆっくりしていってぶげぇっ!!!!」 だがその台詞を最後まで言う事は出来なかった。 青年が、れいむの口に蹴りをぶちこんだからだ。 「げぼっ! げぼぉっ! い、いだい゙…いだい゙い゙い゙…」 それは、れいむが生まれて初めて受けた本物の暴力だった。 昔、悪戯をした時、母親に軽く叩かれた事はあった。 その時でもれいむは、痛くて悲しくてわんわんと泣いたが、 今回の一撃は、そんな愛に溢れた優しい体罰とは次元が違った。 口の中に、青年の靴底についていた土の味が広がる。 歯も、何本か折れてしまったようだ。 れいむが咳き込むと、砕けた歯が、地面にバラバラと降り注いだ。 「この野郎! 俺が大事に育てた野菜を盗ろうったって、そうはさせねえぞ!」 青年が険しい顔でれいむを怒鳴りつける。 この青年は以前、里をうろつく野良ゆっくりに、自分の畑を台無しにされた事があった。 それ以来、彼はゆっくりに対して強い嫌悪感を抱いていた。 「そ、そんなことしないよ! れいむは、おにいさんと友達になりたいだけだよ!」 れいむは、自分に悪意が無い事を必死に伝えようとする。 その時、どこからか石が飛んできた。石は、れいむの左目に命中する。 「ゆぎゃっ!! め…めが! れいむのめがぁ!!」 幸いにも、れいむの左目は潰れなかったが、 凄まじい激痛により、目尻からは餡子混じりの黒い涙が流れ落ちる。 「とっとと出てけ! ここはお前みたいなクソ饅頭が来る所じゃねえ!」 石を投げたのは、青年の屋台の隣に店を出している男だった。 そう、ゆっくりに良くない感情を持っているのは青年だけではなかったのだ。 この市場に店を出している人間のほとんどが、一度はゆっくりの被害にあっていた。 いつのまにか、そんな人間達が、れいむを取り囲んでいた。 冷徹な視線が、一斉にれいむを突き刺す。 「ゆ!? ゆ!? みんな、どうしておこってるの!?」 怖い。でも、言わなきゃ。 自分は悪いゆっくりじゃないって。 皆と仲良くなりたいだけなんだよって。 「み、みんな、ゆっくりきいてね。れ、れいむは…」 だが、市場の人間達はそんなれいむに、一斉に罵声を浴びせる。 「こんな奴、潰しちまえ!」 「俺の畑を荒らしたのもお前だろう!」 「どこにでも図々しく出てきやがって、目障りなんだよ!」 れいむは、泣いていた。 その涙は、怪我の痛みによるものでも、恐怖によるものでもなかった。 涙の源は、深い悲しみだった。ただひたすらに、悲しかった。 さっきまで、楽しそうに笑っていた人達。 きっと、友達になれると思っていた人達。 その人達の呪詛のような中傷が、どんな暴力よりもれいむを痛めつけた。 山奥で生まれ育ち、人間の悪意など、一切知らずに生きてきたれいむ。 そんなれいむに、次々と憎しみがぶつけられるさまは、 まるで、一片の汚れも無い純白の壁に、赤黒い絵の具がぶちまけられていくようであった。 そして、最もれいむを傷つけたのは、この言葉だった。 「何が『ゆっくりしていってね』だ! お前がいると皆ゆっくり出来ないんだよ!」 それは、れいむのゆっくりとしての、全存在を否定する究極の悪罵。 あまりのショックに、れいむは泡を吹いて気絶してしまった。 それでも興奮冷めやらぬ人間達の輪の中に、突然、間の抜けた声が響く。 「あー。皆さん、ちょっといいですかね?」 その気の抜けるような声に、集団の先頭に立ってれいむを罵倒していた男が振り返る。 「ああ、キタさんか。なんだい?」 キタと呼ばれた男は照れくさそうに頭をかきながら口を開く。 「いやあ、そのゆっくり、潰しちゃうんなら、私に貰えませんかね?」 「そりゃ、別に構わないけど、あんた、こんなのどうするの?」 「いやね、私のせがれがね、ゆっくりを欲しがってるんですよ」 れいむは夢を見ていた。 夢の中でれいむは、昨日巣にやってきた優しいおじさんに抱っこされていた。 おじさんの腕の中は、とてもゆっくりしていた。 丸太のように太い腕が、この世の全ての災厄から、自分を守ってくれるような気がした。 『おじさん。れいむと一緒に、ゆっくりしようね…』 れいむがニッコリと微笑むと、おじさんも楽しそうに笑う。 とても幸せな、ゆっくりとした時間。 『こんな時間がいつまでも続けば良いのにな…』 そう思った途端、夢の世界から、れいむ以外の全てが消えた。 それは、幸福な夢の終焉だった。 れいむの意識が、現実に戻る。 「ここ、どこ…?」 れいむは畳の上に寝かされていた。 その側には、桐のタンスに、古ぼけたちゃぶ台。ここは、人間の家屋の中だった。 「おお、目が覚めたかね」 れいむは声の方に目をやる。 痩せた男が、れいむを見つめていた。 「おじさん…だあれ?」 「私はキタっていうんだ。よろしくね、おちびちゃん」 『おちびちゃん』そう呼ばれて、れいむは昨日のおじさんを思い出した。 改めて、目の前の男を見る。がっちりとした昨日のおじさんとは全然似ていないが、優しそうな目をした男だった。 「おじさんは、れいむにいじわるしないの?」 れいむは、先程市場で矢のように浴びせられた罵詈雑言の数々を思い出す。 それだけで、小さな胸は張り裂けそうなほどに痛んだ。 「大丈夫。おじさんは、おちびちゃんの味方だよ」 キタはそう言うと、れいむの頭をよしよしと撫でる。 れいむは悟った。この人は、昨日のおじさんと同じタイプの人だ、と。 そして、ほっとした。これでゆっくりできる。ここはゆっくりプレイスなんだ、と。 「お、おじさん…。れいむ…れいむね…」 思わず涙が溢れ出す。キタはそんなれいむを見て、申し訳なさそうに口を開いた。 「ごめんね。市場の人達を許してやっておくれ。あの人達も、随分酷い目にあってるからね。ああなるのも仕方ないんだよ」 そこに、ガラガラガラっと勢いよく、引き戸が開く音がした。 「ただいまー! あれ、父ちゃん帰ってるの?」 10才くらいの男の子が、家に入ってきた。キタの息子らしい。 優しいキタの子供なら、ゆっくりできる子に違いない。 れいむは涙を振り払って、精一杯の笑顔で挨拶する。 「ゆっくりしていってね!」 だがキタの息子は、そんなれいむの姿を見て、つまらなそうな顔をした。 てっきり好意的な反応が返ってくるとばかり思っていたれいむは、ちょっぴりがっかりした。 「父ちゃん、何でれいむが家の中にいるの?」 その言葉を聞いて驚いたのはキタだった。 「何でって、お前、ゆっくりを欲しがってたじゃないか。だから、今日市場で貰ってきたんだよ」 「何言ってんだよ父ちゃん。僕が欲しいのは、『れいむ』じゃなくて『まりさ』だよ。いつも言ってるじゃない」 「ありゃあ、そうだったかね? でも、ゆっくりなんてどれも同じじゃないか」 「種類によって全然違うよ。それに僕、れいむって嫌いなんだ。見てると、なんかイライラするんだよね」 「そうかあ。お前が嫌いなら、貰ってくるんじゃなかったなあ。どうしようかね、これ」 れいむは、呆然とキタ親子のやりとりを聞いていた。 『ゆっくりなんてどれも同じ』『れいむって嫌い』『イライラする』『貰ってくるんじゃなかった』『どうしようかね、これ』 二人の冷たい言葉が、ナイフのようにれいむの心を切り刻む。 それは、ついさっき市場で受けた心の傷に、塩をすり込まれるようなものだった。 れいむの大きな瞳に、再び涙が浮かぶ。 れいむは先程、ここがゆっくりプレイスだと感じた。 キタは、昨日のおじさんのように優しい人だと思った。 だが、今のやりとりを聞いて、それが間違いであると分かった。 キタがれいむに対して優しかったのは、 息子へのプレゼントだから、大事に扱っていただけだったのだ。 キタにとって、れいむはただの『物』でしかなかった。 れいむは悲しかった。そして、腹が立った。 大声で、言ってやりたかった。『自分は物じゃない』って。 でも、そう言って市場の時みたいに暴力を振るわれたらどうしよう、と思うと何も言えなかった。 れいむに出来るのは、ただ、唇をかみしめて涙を流す事だけだった。 その時、れいむは、麓に下りてきた目的を思い出した。 自分は、昨日の優しいおじさんとゆっくりする為に山を下りたのではないか。 こんなところで、ゆっくりしている場合ではない。 れいむは、脱兎のようにキタの家を飛び出した。 丁度よいあんばいに、玄関の引き戸は、少しだけ隙間が開いていた。 キタの息子が、きちんと戸を閉めなかったのだろう。 キタは追いかけてはこなかった。 当然だろう、彼にとって、もはやれいむは無用の長物だった。 むしろ、捨てに行く手間が省けて喜んでいるに違いない。 れいむは再び、未知なる麓の世界を、歩き出すのだった。 続き? このSSに感想を付ける