約 1,499 件
https://w.atwiki.jp/dngssc3/pages/255.html
【世界から逃げる】 【世界から逃げる】 「ゴメスに~稲妻走り~♪ 炎のゴメスを照らす~♪ ってあれ? これゴメス燃えてね? もぐもぐ」 稲葉白兎はC3ステーションビルの廊下でお気に入りのゴメスォングを歌いながら歩く、手に持つ容器からポップコーン掴み頬張る。 頭にはカチューシャを付け白シャツにジーパン腰にはウエストポーチといつも格好だ。 本戦第4ラウンド第5試合『軍用施設』は開始されている。 しかし、こうして白兎が廊下を歩いているのはそうブッチしたからだ。 「いやーホントにポップコーンは最高だな味は変わらないのにいくらでも食べられる バケツぐらいデカいカップのポップコーンがあるけどあのサイズが売れる納得のおいしさ そもそもポップコーンを食べる為に映画を見てる所あるよね、もぐもぐ」 そう言ってまたポップコーンを頬張る、誰に喋っているのか。 「待ちなさい!!」 後ろから声がした、声の主は4ラウンドで白兎と対戦するはずだった可愛川ナズナ。 頭にはシルクハットを被り青いドレスに上から黒いマントを羽織っている、右手にはステッキを持ちいつみてもマジシャンじみた格好である。 探すために走って来たのだろう息を切らしながら肩を上下に動かす。 「あらら? もう追いついてきた? 俺っちってモテモテ~だけどこれから行くところがあるんだ 愛の告白なら後にしてくれるかな、俺っちレズってよくわからないんだよね~気持ち嬉しいけど 期待には答えられないかも、あポップコーン食べる?」 白兎はポップコーンのカップをナズナに向ける。 「い、いりません!! どうして対戦場に現れなかったの!?」 白兎のふざけた態度にナズナはかんかんの様子だった。 それに対して特に気にした感じも無く平然とポップコーンを食べ終えカップをゴミ箱に投げ込みながら白兎が言う。 「どうしてってもうねクソ運営には付き合ってられないよ、こんな対戦カード誰も期待してないって いくらポイント的に優勝が遠いからってこうも盛り上がらないマッチングは流石に俺っちでも やる気がでないってもんよ」 「盛り上がらないですって!?」 「俺っちだって叶う事ならさ怪盗VS泥棒でオカマ怪盗の旦那とか 二番の嬢ちゃんとドラマチックに探偵VS泥棒とか 同じく『王』の名前が付いてる魔王の嬢ちゃんやお尻の旦那とか そういう誰から見てもワクワクするようなマッチングを期待していたのにマジでクソ運営だな ダンゲロストーン×100でも足りないくらいの無能っぷり長くないよこのコンテンツ」 「そんなの戦ってみないとわからないじゃないの! 私だってあなたを倒す秘策を考え……」 「いやいい、いい、もう先見えてるって 軍用施設でそのマジックの嬢ちゃんの能力使って目線ずらして銃乱射とかだろ もうねそんなの何度も経験してるわけ、レーザーポイントもネタがバレてるぜ その気になれば銃なんて見なくても避けれるし、銃声聞いて『ラピッドラビット』余裕でした そしてさ、その後はどうせ爆弾で施設ごと爆破でしょ? お嬢様の為にも~とか言って 爆発オチなんて最近のB級映画でもやらないよ、俺っちが逃げて勝って、はい終わり 誰が見るんだって感じじゃん そんなんだから俺っちはブッチしたわけ、OK?」 次から次へと対戦した時の展開を吐き捨てる白兎。 ナズナは自分の主である茉莉花も侮辱されたと憤る。 「この……どこまで人を馬鹿にしたら気が済むの もう我慢できない、あなたをこのまま逃がすわけにはいかない」 白兎は大きくため息をついた。 「なんでさ、もういいじゃん不戦勝で勝ったんだから、そこまでする必要ある? 理解できないなぁーそれにここ廊下だぜ? こんな狭い廊下で戦うなんて最近の不良学生でもしないって そこまで貴族のお嬢様が大事かね お金持ちとそれに群がる媚び犬の気持ちはいつになってもわからないな」 ナズナはステッキを構えマントを翻す。 「もう試合とかでないの! もう無様な試合はしないって決めたのに! DSSバトルが終わればあなたは指名手配犯ですよね ならば私はここであなたを捕まえて自分のチカラを示すの!」 ナズナはシルクハットを手に取りステッキくるくる回したあと叩く。 「イッツ! ショータイム!」 ボン! と音を鳴らしシルクハットから鳥がバサバサと出て来る。 廊下の上には10羽の。 「なんだいマジシャンらしく鳩でも……タカっ!?」 タカである。 「まだまだ……はい!!」 そうマントを翻しポーズを決めると何処からかナズナの後ろには。 「トラっ!?」 トラである。 「おーすごいすごい、次はバッタでも出すのかい? 一体どうやって?」 「そのどうやってをするのがマジックです、バッタはでません」 ナズナは誇らしく胸を張る、本来ならばタカもトラもマジシャンとしてのパートナーであるが自分だけのチカラだけでは足りないと今までの戦いを考え連れてきた、それだけナズナには後が無かったのだこのC3ステーションにバレずにトラを持ち込めるのは世界でもナズナぐらいであろう、マジシャンとしての腕には誰よりも自信があった。 「ふふふ、この子達には悪いけど朝からゴハンを与えてないの」 ナズナの能力『アトラクションショー』は他者の視線を他に集中させる能力。 現在タカとトラは腹を空かし白兎というエサにくぎ付けであった。 「ありゃりゃ、こりゃ」 狭い廊下の前にはナズナとトラ、後ろには10羽のタカ、八方塞がりである。 「なるほどね、こりゃ適当に試合展開を予想したのは謝るよ、流石はマジシャンってとこかな」 「お得意の降参をするなら今の内ですよ、ここはVR空間みたいなルールはありません」 「ルール? ホントにな、わざわざルールを守って戦ってきたのに中々うまくいかないもんだね」 白兎の目は細くなる。 「なに? どういう事なの?」 「VR空間なんてお遊びじゃないか、基本的には命の保証があるただのよくあるゲーム 命のやりとり(・・・・・・)ってことなら話が違う。 ルールなんて関係ない、どうせ最後だし俺っちの好きな様にさせてもらうぜ」 白兎はその場にしゃがみ込み両手を地面につけ右足を後ろに突き出す、クラウチングスタートのポーズを取った。 「前の戦いでクッソタレな家をぶっ壊して気分が良い だから見せてやろうじゃん! この『逃走王』の本気の逃走ってやつを!!」 「そんな事させない! 勝つわ。私の名と花言葉に誓って!!」 白兎の目が赤く光る、そしてカチューシャで留めた黒髪が白く変色していく。 「俺っちってこの見た目通り博識なんだけど 『ナズナ』の花言葉って“全てを捧げます ”って意味なんだってな ちなみに俺っちの『稲』にも花言葉があって意味は“神聖” 今までDSSバトルのしょうも無いルールを守ってきた俺っちにピッタリ」 タカとトラ達がバタバタと白兎に襲い掛かる。 「どの口が言えるんで……!?」 白兎は逃げだした。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― C3ステーションのとある一室。 「なんなのこれは! 不戦勝なんて! ふざけてるの!?」 DSSバトル第4ラウンドの不戦勝のアナウンスを聞いてモニターに向かい進道ソラは叫んだ。 ブラウンのロングへアに白を基調とした衣装、整った顔立ちをしているが、右腕のギブスと片目に眼帯、車いすに座る痛々しい姿は彼女の魅力を半減させていた。 「ごめんなさい、警備員の人を総動員して探したのだけれど捕まらなくて……」 ソラをなだめる様に姉の美樹が言う。 姉妹で顔は似ているが美樹は女性ものスーツを着て、社長秘書の肩書に恥じないキリっとした風貌であった。 が、妹の前では姉としてのそしてソラを今の状態にしてしまった負い目もあり、たじたじの様子だ。 「でも他にも注目の対戦が残ってるのよ、ほらゴメスVS刈谷なんて水と油みたいな対戦じゃない?」 「そういう問題じゃないの!?」 ソラは怒り心頭の様だった。 美樹はこうなっては無駄だと逃げるようにコーヒーを淹れようとキッチンに向かう。 (なんでここで不戦勝なの……逃げるタイミングなんていくらでもあったでしょう そもそも稲葉白兎は逃げてばかりで戦う気があるのかしら? 大きい口を叩く割にはこれまでの対戦は全戦全敗 予選でも運よく上がってこれただけで、本当に何を考えているのかわからない 視聴率も期待できない、攻撃もせずに逃げてばっかりのつまらない試合ばかり 観客はいつも文字通り血湧き肉踊る戦いを求めてる、私の『S・S・C』でもそれを皆が望んでいる) 淹れたコーヒーを飲みつつ美樹はイラ立つ、この後の試合はどうしても盛り上がるものにしなくてはと、妹が気に入る様な試合展開をなくてはとそう考える。 キッチンから戻ると美樹は目を疑った。 ソラと白兎が向かいあっていた。 侵入経路であろう窓は開いており、風でカーテンが勢いよくはためいている。 「え!?」 美樹は手にしていたコーヒーを投げ捨て二人の間に入ろうと走る。 (どうしてここに!?) 白兎は腰のウエストポーチに手を入れ何かを取り出そうとする。 (ナイフか!? 試合でも使わなかった武器をなんでここで、どうしてソラを?? まさか『S・S・C』がバレて私を脅そうとしてる? でも何処でそれを? 普通なら知る事のない情報のはず、ならば腹いせの殺人!? C3ステーションで殺人が起きたと なれば大問題、最悪DSSバトル終了、そういう事なのこの男!) 美樹は走る。 (だめ、間に合わない……) ソラは困惑の表情を浮かべ白兎を見つめる。 白兎はソラに勢いよくウエストポーチから―――― 「そ、ソラ! 逃げ……!!」 ――――サインペンを差し出した。 「え」 「このシャツにサインお願いできるかな、ファンなんだソラちゃん(・・・・・)」 白兎は眩しいくらい笑顔で言った。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 稲葉白兎は裕福な家に生まれた。 財政界を背負う為に幼少の頃から隔離された生活。 決められた時間。決められた食事。決められた教育。決められた友好。決められた進路。決められた 環境。決められた未来。 できなければ食事無しはもちろん、体罰もいくらでも食らった。青春の言葉など微塵もなかった。 しかしそれを白兎は辛いなどと考えたことはなかった、それが当たり前の事だと考えていた。 そして十五歳の頃に出会ってしまう、当時新人アイドルとして活動中であった進道ソラに。 キッカケは学校でたまたま職員室の掃除中にあった先生のアイドル雑誌だった。 一目ぼれと言ってもいいだろう、アイドルとして頑張るソラは白兎からはとてつもなく輝いて見えた白兎はソラに夢中になっていった。 初めて手にした娯楽、厳しい生活の中で触れたオアシス、逃げ場所、誰かが決めたわけでもない自分が本当に夢中になれるもの、稲葉白兎にとって進道ソラはただのアイドルというわけではない存在になっていた。 そこからの白兎は凄かった、少しでもソラを見ようと完璧に課題をこなし空いた時間を雑誌やDVD、CDを楽しむ為に使った、もちろん執事やメイドに頼み込み、バレないように親族には内緒で。 だが2年後に父親にバレてしまう。メイドの一人がヘマをしたのだ。 もちろん反発した、初めての父親への反抗だった。父親は白兎の顔面をタコ殴りにし、2年間集めて隠していたソラのグッズを全て燃やした「こんなものにかまけては上に立つべき人間として恥」と白兎の目の前で。 それから数日後、事件が起こった。 進道ソラが事故にあったのだ、アイドルコンテストで下半身不随の重症とアイドル引退。 白兎は絶望した、目の前が真っ暗になる感覚こんなに感情が渦巻いたのは人生で初めてだった。 その絶望は怒りへと変わりすぐさま父親に向かった。 ソラを襲ったアイドルをどこで見たか忘れてたが見覚えがあった、理由なんてそれで十分だった理屈も考えず我を忘れて父親に掴み掛かった。 そしてこんなことを言いただしたのだ。 「私は悪くないだろ、ただ皆がその結末を面白いと思っただけだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」 父親は心底ムカつく顔で言い放った。 白兎は確信した直感ではあったが確信した、ソラは事故でアイドルを辞めたのではない。 自分が好きになってしまったからこそ巻き込まれてしまった。何も関係ないソラを。 そして白兎は逃げだした。17歳の夜だった。 逃げる為に車を盗んだ、金も盗んだ、魔人に覚醒した。 家族に指名手配された、白兎を捕まえようとどこからでも人が集まった。 その中、白兎はソラについて調べていき『逃走王』呼ばれる程チカラを付けていった。 白兎二十歳、たまたま拾った雑誌で小さくソラが写っているのが見えた。 これだと思い白兎はDSSバトルに出場を決意した。長かった三年間であった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― C3ステーションのとある一室 進道姉妹は白兎の「サイン書いてくれ」に面を食らった様だった。 その姿に白兎は気付き。 「おっと、俺っちとしたことがテンションが上がりすぎて自己紹介してなかった 初めましてソラちゃんとお姉さん、俺っちは稲葉白兎、俺っちの試合は見てくれてかい?」 両手を広げて大げさなアクションで自己紹介を始める白兎、ソラは「ええ」と返事する。 白兎はソラと目線を合わすためにしゃがみ瞳を見つめる。 「どうだったかな俺っちの試合、ソラちゃんに見てもらえるようにカートゥーンアニメの猫とネズミの 追いかけっこみたいとはいかないけど血とか極力見ないでいいように配慮したつもりなんだけど」 「え?」 ソラが呆気にとられる。 「ほらソラちゃんって暴力的な事嫌いでしょ? 新人デビュー当時の雑誌に書いてあったぜ 俺っちソラちゃんには試合見てもらいたくて頑張ったんだぜ、ちょっちカッコ悪い所も見せちまった かもしれないけど」 白兎は頭を掻き恥ずかしそうに言う。対戦で見せるムカつく笑顔ではなく、本当に照れ隠しの笑い。 「なに言ってるの! だったらどうして第4ラウンドに出なかったの? ソラはあの時は違うのあなたの逃げるだけの試合なんて面白いわけないでしょう!!」 二人の会話に美樹が入ってきた。白兎は立ち上がり美樹の方を向く。 「そうだ俺っちはお姉さんに用事あったんだ俺っち辛抱無しだからさ、あんたの能力で俺っちの望む過去を変えさせてくれ」 「な!?」 「俺っちも色々調べたんだけど、どうもお姉さんが怪しいんだよねソラちゃんといい 無理してこのC3ステーションにいる理由がないよね、 悪い話じゃないよ俺っち金が欲しいんじゃなくて『真の報酬』のほうが目的だからさ」 「そんな事できるわけな」 「俺っちは“ソラちゃんが五体満足でアイドルに復帰して欲しい”」 美樹の言葉を遮って白兎がいつものふざけたトーンではなく真面目に言い放つ。 姉妹は目を見開き驚く。 「昔さ、色々あってこのDSSバトルの仕組みを知る機会があってさ 優勝したら過去も変えれるんだろ、いや実際は優勝とかその人気や声名を使って “その展開を皆の声”として認識するんだろう だからお姉さん自体は使えない、過去を変えられない」 白兎はこの三年で到達した答えを喋る。 「ダメよそんな事いって! そもそもあなた人気が無さすぎるのよ!」 「だからお願いしに来てるんじゃないか 敵99人と意見が違っても一人の人気で過去を改変できる素晴らしい能力じゃないか 俺っちは“世界が敵に回してもソラちゃんのファンだぜ”」 「その傲慢な言い方やめなさい! そもそもあなたにソラの何がわか……」 「お姉ちゃんやめて!!」 今度はソラが美樹の言葉を遮った。 ソラが目の前に立つ白兎が持つサインペンを手に取る。 「……私……もう必要ないのかと思ってた……アイドルとしてもう舞台に上がってはダメなのかと思ってた……」 ソラはサインペンを握りしめ俯いた姿勢で喋る。 「でもたった一人でも望んでくれるなら……私……またアイドルとしてもう一度戦いたい……」 言葉が熱を帯びる。 「それに……白兎さんの試合はほんとにヒドイ味でしたけど……」 ソラは顔を上げ白兎を見つめる。 「嫌いな味じゃなかった……」 ソラの顔は涙でぐちゃぐちゃであった、元アイドルの顔とは思えないくらい。 「私、この人を……白兎さんを信じたい……!」 絞るような声を上げるソラ。 「こうも泣かれるとは思わなったな、これじゃファン失格、死んだ時はきっと地獄落ちだなこりゃ」 美樹は絶句した誰よりも理解していると思っていた妹がこんなに泣きアイドルとして復帰したいと思っていた事に、喜んで見ていると思っていたDSSバトルが好きではなかった事に、それを気付いて助けを求められてる白兎に、美樹は嫉妬に似た感情すら抱いた。 「でも無理よ、私だってソラを助けたいけど人気がポイントが無いとどうしようもない贔屓や不正はできない」 美樹は冷たい声で言った。 「そうかやっぱり人気・ポイントが全てか世知辛いね~本来ならここで社長あたりが出て色々するんだろうけど露出や尻やの苦情で手一杯だろうし俺っちがやらなくても勝手に誰かがやるだろ、ホント他の連中には感謝してもし足りないくらいだ」 白兎はどこの誰でもなく語り掛ける。 「と言う事だこんな所(・・・・)まで見に来てるんだ趣味が悪いったらありゃしないね でもここまで見に来たんだアンタ俺っちの追っかけ(ファン)って事でいいんだよな? なら今からやる事は決まってるよな? 俺っちはハッピーエンドが好きなんだ」 白兎はニヤリと笑った。 「俺っちは“逃げる事を妥協しない”最後に勝つのはこの『逃走王』稲葉白兎だ!!」 この物語は何処まで行っても逃走劇。 世 界(進道ソラ)を救 う(逃がす)闘争劇。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2010.html
ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/idol8/pages/4124.html
より子をお気に入りに追加 より子とは より子の89%は乙女心で出来ています。より子の11%は欲望で出来ています。 より子@ウィキペディア より子 より子の報道 免疫力を見つめるブランド『イミニ』が、LPS 高濃度美容液「ファイン100」をMakuake にて12 月9 日より先行販売開始:時事ドットコム - 時事通信 新作『カートライダー ドリフト』、本日よりクローズドベータテスト(CBT)を開始!:時事ドットコム - 時事通信 工藤静香「魅惑的すぎる黒タイツ姿」にファン歓喜!(FRIDAY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 阿部華也子 ドラマ初出演の「顔だけ先生」クランクアップで涙 - 産経ニュース 【日本初】中国ドラマ「星から来た猫将軍」を12月23日(木)14 30よりLaLa TVで日本初放送!:時事ドットコム - 時事通信 【ホロライブ】ジョイポリスとのコラボ第2弾が2022年1月7日より開催。ロボ子さん&湊あくあなどの2期生が登場! - ファミ通.com テレ東の福田典子アナが第1子出産を報告 助産師も驚く「3980グラムのビッグベイビーでした!」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コンパクトながらしっかり体を支える!くつろげるパーソナルクッション「丸型ビーズクッション」がコメリのオリジナルブランドアテーナライフからデビュー - PR TIMES 伊集院光、前澤氏の「夢は叶う」にちびっ子誤解懸念「宇宙に夢より金を持てばと」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 紺野あさ美、ワンオペで子ども3人お風呂「全て終わると1時間半コース、、」(マイナビ子育て) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 安曇野市 ふさふさの眉とひげが特徴「松本だるま」作り最盛期【長野】|NNNニュース - 日テレNEWS24 日本人も直視すべき、K防疫の中で韓国の子供に何が起きているか(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「病気」判明の浜崎あゆみ、どうしても知りたかったこと告白「失礼を承知で」「車椅子押して楽屋へ」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 男子中学生が「指にナックル」はめて女子中学生を暴行で物議=韓国(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 高校生逮捕…埼玉県警が駅で「詐欺師」だと見抜く 高校生より先回りして1軒ずつ近くの住宅も確認していた(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース TBS女子アナ「性格いい」調査で上位独占! 田中みな実や宇垣美里を“反面教師”に局が方針転換(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「会長」はマンチカン さらば青春の光、事務所で一番エラいねこが写真集に(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Lil かんさい西村拓哉&當間琉巧が吉本新喜劇の裏側に潜入『よんチャンTV』(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【巨人】ドラ1・翁田大勢 兵庫の山で鹿と走った少年時代 播州弁「べっちょない」好き 新連載「夢は大きくー」(上)(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「原作ファンにもミュージカルファンにも愛される作品に」 ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』開幕へ!(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「プリンセスコネクト!Re Dive」2期の意味深なPV公開、アメス役は相坂優歌に(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ママがひとりごとを言うだけ!やりたいことが見つからないギフテッド男子が好きに没頭する2022年になる」小冊子無料配布開始:時事ドットコム - 時事通信 板野友美、美肌のアップSHOT公開&“ママになって2ヶ月”の心境「24時間気を抜けない?お仕事」(E-TALENTBANK) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『SATC』クリス・ノース、サラ・ジェシカ・パーカーとキム・キャトラルの確執にコメント(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ザ・マミィ林田、絶縁状態だった父の姿に号泣。コント中断「ちょっとやめさせてください」(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「平家物語」22年1月12日よりTV放送開始!最新PVとビジュアルが公開! 放送直前には特番も(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「五等分の花嫁」“推しごと”しながら“お仕事”しよう!テレワークできるホテルコラボ開催(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「そーっと静かに見て」動物園がカンガルーと仲良くなれる“秘密”を伝授「ペットじゃない。野生の生き方尊重して」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ソフトバンクのドラ4野村勇「運命」の球団で愛鳥「チュンチュン」と愛娘のため1年目から羽ばたく!(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 制度が変わる前に実践したい「相続税を減らせる9つのテクニック」(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 読経中に「ねぇ!いま何ページなの?」 … お坊さんの“カオスな法事”の体験談が話題(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 杉浦太陽、妻・辻希美との第4子三男が3歳誕生日「コアおめでとう」ダブルピース写真を公開(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【オリックス】来季も兼任コーチの能見篤史1000万円増でサイン「来年の方が厳しい戦いに」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 子世代も親の終活に興味がある(70.8%)。親世代も子どもと終活の話がしたい(76.0%)。では、親子で終活の話が共有できているのは何%? - PR TIMES 【12月8日(水)より新発売】自由なバランスを楽しむコスメブランド「uneven(アニヴェン)」より初のネイルポリッシュ発売開始。 - PR TIMES 母と子のコンシェルジュ「hahaco」より、抱っこ紐や育児用品等が当たるアンケートキャンペーン実施中!2022年1月11日(火)まで! - PR TIMES クルミッ子の鎌倉紅谷が贈る冬季限定ドリンク! 「港のチョコレートココ」横浜ハンマーヘッド店舗で12月10日より販売開始 - ASCII.jp 300万部突破のハコヅメ 元警察官が漫画を描いた理由(日経xwoman) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大差も鼻差も勝ちは勝ち 朝倉康心、倍満ロケットスタートから逃げ切りトップ「本当にうれしい」/麻雀・Mリーグ(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【漫画】7歳娘に「この家に生まれてよかった?」と聞いてみると…… 子どもらしくもあたたかい答えにじーんとする(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 売上は下がっても利益は増える!「親広告」と「子広告」の知られざるマネジメント法(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「泣いている子を見かけた」から…高校生が“子供用”消毒液スタンド製作〈宮城・丸森町〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「喪主なのにずっと笑顔」女性と4歳娘の悲しい理由ーー「いい子、いい子」してほしかった(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1頭、2頭、モー1頭 うし年の珍事 三つ子の子牛、そろって競りに 霧島(南日本新聞) - Yahoo!ニュース 「大川家具スペシャルアドバイザー」黒木氏が完全プロデュース!大川家具×黒木啓司氏(EXILE) コラボアイテムが完成!本日12月7日(火)より、ふるさと納税に登場 - PR TIMES 30代妻が絶句…持病で子どもが持てない「子無し既婚女性」が直面した“周囲の無理解”(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ボクシング】ジャーボンテ・デービスも人の子。苦闘の末に7年ぶりにKOを取り逃がす(BBM Sports) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 奇跡の一瞬…? 生まれたばかりの赤ちゃんが爆笑する姿に100万再生「こんなに笑ってる新生児初めて見た」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「あいのり」桃 第2子妊娠を発表 長男産後7カ月で妊娠5カ月 来年5月出産予定(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース (662)命を守るためがんばる ウミガメ - 47NEWS 子が先に逝く「こんなにきついのか」 京アニ遺族、講演で胸中明かす(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『タモリ倶楽部』で語られた芸人の住居事情「明大前より西に売れてない芸人が住む傾向」(12月3日のテレビ)(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1月アニメ「ハコヅメ」中央に川合と藤が描かれた第2弾キービジュアル公開(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ドナルドダックの甥っ子たちの冒険がついにフィナーレ!「ダックテイルズ」特別編成で日本初放送(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース TBS高畑百合子アナ、第1子男児出産を報告 流産や不妊治療を乗り越え「ようやくこの子に会えました」(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「五等分の花嫁∬」あなたは誰と聖夜を過ごす? 五つ子デザインのクリスマスケーキ登場 (アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 秋アニメ「見える子ちゃん」本当にヤバいのは異形の存在か、それとも…第10話先行カット - アニメ!アニメ!Anime Anime 悠木碧、トプスは『子供より大人に刺さるキャラなのかな?』お気に入りは石塚運昇さん“おじいちゃん”のシーン【Interview】(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 負い目感じる母親「手が掛かる子を預けている」学校に声上げられず 姫路・特別支援学級の暴言・体罰(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Z世代の8割が西洋より漢方サプリを選ぶ。若者向け健康食品「TipsYou」が資金調達(36Kr Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース めざましテレビお天気アナ阿部華也子がTWICEの人気楽曲『THE Feels』を美脚際立つブーツ姿で披露(エンタメNEXT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「SHAMAN KING」スマホRPGのオリキャラ役に小松未可子ら、武井宏之の原案公開(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 後藤真希が約10年ぶりの有観客ライブを開催「デビューして23年…ファンの子との距離感は変わらない」(エンタメNEXT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Sexy Zoneライブ映像作品より8曲分のティザー公開、明日から発売前週まで(音楽ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 量産型女子にピッタリ? サンリオキャラクターズともコラボの新プリ機『yumecoi』の魅力とは - リアルサウンド おかげ様で22年。愛され続ける警告灯「警子ちゃん」に第7世代誕生 警子ちゃん7GX(DN-1700GX)シリーズ、12月6日より販売開始! - アットプレス(プレスリリース) カワウソ、子ブタに癒やされる…!“珍”動物カフェ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「産声はどんな色?」耳の聞こえない写真家が自分の子に「子守唄」を歌うまで(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 明治時代、ジェンダー平等の先駆者 - 円より子(マドカヨリコ) | 選挙ドットコム - 自社 すみれ、父・石田純一への妊娠報告が薬丸裕英より後になった理由(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「鬼滅の刃」より、炭治郎や煉獄さんの隊服をモチーフにしたスツールがしまむらより登場!(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「大学には行かない!」という我が子に伝えたい「大卒と高卒」残酷な給与格差(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 静岡知事 また失言「顔きれいな子は賢いことを…」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『やくならマグカップも 二番窯』第10話/『君のそばに』十子ver. 配信!(アニメージュプラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「五等分の花嫁∬」読書する5つ子の等身大アクリルスタンド、税込18万1500円(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 松本MF外山凌に第1子となる長男が誕生「自慢の父親になれるように」(SOCCER KING) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 安達祐実が40歳で独立 「事務所」より「30代男性マネージャー」を選んだ理由(文春オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「漁港の肉子ちゃん」報知映画賞のアニメ作品賞に輝く「この受賞は大切な答えのひとつ」(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 56歳の競輪選手がヘルニア手術から復活! 我が子より若い選手から勝ち切るシーンも(netkeirin) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オリックス・能見 7年ぶりシリーズ登板よりもコーチ目線「若い子が経験して、確実にみんな成長している」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース プレママ・ママの約7割は妊娠・出産を経て政治への関心が高まる子育て世代が実現して欲しい政策は「第二子以降の支援拡充」理由の半数に「子どもを望む気持ちがより高まる」 - PR TIMES 子のいない夫婦は配偶者に全ての財産を残せる? 知っておきたい法定相続人の確認方法(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』ゴールデンSP第3弾決定 プロ野球チームのお見合いをサポート(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『薔薇と海賊』霧矢大夢ら出演者よりコメント到着(チケットぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アニメ「五等分の花嫁∬」五つ子をイメージした香水、ハンドクリーム、クリアファイルが発売です。商品には新規描き下ろしイラストが使用されています。11月26日(金)より予約販売開始です。 - PR TIMES 千葉MF小林祐介に第1子誕生「より一層責任感を」(ゲキサカ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 寝る子は育つ?――リーダーこそストレス回復効果が圧倒的に高い「睡眠」を改善すべきだ(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「たべっ子どうぶつ」一番くじ 「もちもち」「ふわふわ」触りたい!(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「見える子ちゃん」化け物の手形が見えても召し上がれ!? キュアメイドカフェでコラボ開催(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「自分よりも大切な存在に出会えた」今泉佑唯、女優復帰に至った我が子への決意(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『【推しの子】』タイトルに付けられた【】の意味とは? 1巻は伏線だらけ!!【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】[TSUTAYA News] - T-SITEニュース 藤井リナ、第2子出産を発表 「本人に命の危険があった」難産だったことを明かす(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 賞金総額165万円!IdentityV/第五人格×とらのあなの初コラボ2次創作コンテスト「一番かわいいあの子 -IdentityV×とらのあなクリエイション-」を11月20日より開催! - PR TIMES 金爆・歌広場 新たな中絶報道に「渡部建より悪質」復帰絶望的(女性自身) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「専業主婦なら飯ぐらいしっかり作れ」…家事は仕事より楽、と主張する夫に仕返し!(グラハム子) - 現代ビジネス 実写版『カウボーイビバップ』サントラが11月19日より全世界配信! 菅野よう子ディレクションによる原作アニメ楽曲のアップデートバージョンなどが収録 - ファミ通.com ゲームアプリ『五等分の花嫁』にて新イベント「五つ子ちゃんと芸術の都のロマンス ~クマちゃんに想いを込めて~」が11月17日より開催!(アスキー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コス子さんおすすめ介護中に便利なコストコ商品8選「祖父もオシャレな杖を愛用中」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 甲冑姿のダー子たち 『コンフィデンスマンJP 英雄編』本ポスター解禁(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「子育て」ではなく「子育ち」を支える幼児教育「未来をつくる教育フォーラム2021 」オンライン開催します 2021年11月27日(土)28日(日)本日より参加申込受付開始 - PR TIMES より子をキャッシュ サイト名 URL より子の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る より子のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ より子 このページについて このページはより子のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるより子に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/negiparo2/pages/431.html
714 P.T ◆3QNEGIp2Uc sage 04/01/03 00 31 ID ifozM6yR ifネギま! ~ 一話一妄想 ~ 第四話 テストでひどい点をとってしまったバカレンジャー五人。その内四人までがネギの補習によって合格点を取るが、明日菜だけはいつまでたっても赤点のまま。 高畑先生に軽蔑されたと思い込む明日菜は、一度は教室を飛び出すものの、ネギの言葉にやる気を取り戻す。寮に戻ったネギと明日菜だったが…… 夕食が終わり、透明のテーブルを挟んで、ネギと明日菜が座っている。木乃香は流しで食器洗いの最中だ。ネギの真剣な顔に、明日菜は思わず正座していた。 ネギは切り出した。 「僕は考えたんですが、明日菜さんの英語の成績が悪いのは、タカミチのせいだと思うんです」 「なっ」 とたんに、明日菜の表情が一変した。眉を逆立て、握り締めた両拳をドン! とテーブルの上に叩き付ける。膝を立てて前のめりになり、怒鳴るように言う。 「何言ってるのよっ! 高畑先生の授業はねー、あんたみたいなガキンチョが批判するには一万年早い、とってもわかりやすいって評判の授業なんだから!」 「あ、いえ、タカミチの授業が悪いという話でなく」 殺されかねないという迫力に、ネギはのけぞりながら両手をぶんぶん左右に振った。 「補習を受けると、その分アスナさんは長くタカミチと過ごせるわけですよね」 ネギは体勢を立て直すと、ピンっと人差し指を立てて言った。 「つまり、タカミチともっと一緒にいたいというアスナさんの無意識の欲求が、アスナさん自身気がつかないうちにテストの点を下げさせていたのではないかと……」 明日菜はすとん、と正座に戻ると、こめかみに汗を浮かべ、うめくように言った。 「うう……それは、一理あるかもしれないわ……」 「そこで、ただ勉強するだけでなく、『補習を受けるのは嫌なことだ』『補習を受けるとひどい目に会う』ということを、アスナさんの無意識に教える必要があると思うのです。つまり、罰を与えるのです」 「罰……」 今度はネギが身を乗り出し、明日菜が思わず体を引いてしまう番だった。 「どうですかアスナさん、罰付き勉強、やりますか? やりませんか?」 「うう……」 明日菜は躊躇した。しかしその時、頭に昼間の出来事が浮かんだ。 小さな子供にいつまでも合格させてもらえず、えんえんと残される。その姿を最愛の人、高畑先生に見られる。耐えがたい屈辱と羞恥の記憶が明日菜を決断させた。 「やるわっ! 私やってみせる!」 顔の前で拳を握り締める明日菜。 「アスナさんならそう言ってくれると思ってました!」 ネギがその拳をがしっと包むように両手で握った。 「なんや、えらい真剣な様子やなあ」 キッチンからエプロンを外しながら木乃香が戻ってきた。ネギと明日菜は、急に自分たちの行動が気恥ずかしく思えて、慌てて手を離す。 もっとも、木乃香はそんなこと微塵も気にしてないようで、エプロンを畳みながらいつも通りの、のんびりとした口調で言う。 「そんなら、勉強の邪魔しちゃ悪いやなー。ウチ、しばらく大浴場に行ってるから、心置きなく勉強してや」 「ああ……すいません」 「木乃香、悪いわね」 「ええってええって」 二人にひょいひょいと手を振ると、木乃香は洗面用具を持って部屋を出ていった。 さて、さっそく明日菜は勉強机に着き、ネギは木乃香の椅子を借りて明日菜の横に座る。 すると、明日菜が教科書とノートを取り出しながら恐る恐るきいてきた。 「と、ところで罰って何やるの? なんか痛いこと?」 眉をひそめ、声が低くなる明日菜に、ネギは笑って手を左右に振った。 「やだなあアスナさん、それじゃあ体罰じゃないですか。もちろんアスナさんが嫌がることでなければ意味がありませんけど、そんなにひどいことはしません。くすぐりです」 「く、くすぐり?」 思わず声に笑いを乗せながら言う明日菜。 「そうです。でもそれほど馬鹿にしたもんじゃありません、結構苦しいですよ」 「まあくすぐりならいいわ。それじゃあ始めましょ」 明日菜はふうっと息を吐くと、机に向かった。 それから二十分間、ネギの指導を受けながら、明日菜は英語の勉強をし、10問の小テスト、そしていよいよ採点となった。 ネギの顔が、丸をつけるに従って次第に厳しくなってくる。明日菜の方もやっていてできが悪いのが自分でわかっているのか、点数がでないうちから額に汗の滴を浮かべていた。 ネギが点数を発表する。 「……三点です……」 がっくりと肩を落とす明日菜。 一方ネギは、横に用意しておいた杖を取り出す。 「それでは、僕としても残念ですが、罰ゲーム、くすぐり三十秒です!」 「え? 魔法使うの!?」 驚く明日菜をよそに、ネギは呪文を唱え始めた。 ネギの呪文と共に、明日菜の机にあったシャープペン、ボールペン、消しゴム、定規、分度器、スティック糊、セロハンテープ、コンパスなど、さまざまな文房具が一斉に宙に舞った。 そして新種の昆虫のような、あるいは小さな鳥のような動きで明日菜の周囲を飛び交ったと思うと、彼女の体のあちこちに殺到した。 消しゴムやセロハンテープなどはそのままに、ペン類やコンパスなど、とがった部分のあるものはその部分で傷つけないよう頭など丸いところから、明日菜の体のあちこちにその身を押し付けた。 「え!? あ、あははははははははは!」 最初は驚きが優っていた明日菜だが、すぐに全身を襲うくすぐったさに悲鳴混じりの笑い声をあげた。 ある文房具は脇腹を、別の文房具は首筋を、また別の文房具はふくらはぎを、さらに別の文房具は腰元を、制服の上から散々に攻める。 「あはっあはっはははあはははは! やだ、ちょっあはははは! 苦しあはははははは!!」 くねくねと身をよじり、手を振りまわして悶える明日菜。ときおり腕が彼女の体をくすぐりまわす文房具に当たるが、もとより命無き物であるからちっとも怯まない。いったん跳ね飛ばされてもすぐさま舞い戻ってくすぐりを再開した。 ネギの方はというと、じっと自分の腕時計をにらんでいる。 やがて、ネギが魔法の杖を振り上げていった。 「はい、終わりです」 その声に従い、文房具たちは一斉に机の元の場所へと戻って行く。 明日菜は机に突っ伏し、肩で息をしていた。 ネギがそーっとその顔をのぞきこむと、うっすら涙まで浮かべている。 明日菜は上半身を起こすと、涙を袖で拭った。その表情はだいぶげっそりと疲れがにじんでいる。 「これは……確かにつらいわね。くすぐりだからって甘く見てたわ。呼吸ができないじゃないの」 「でしょう? あ、ちなみに今のは一分でしたけど、次からは三十秒ずつ時間が増えていきますんで」 ネギの言葉に、明日菜の表情がひきつった。 「うう……あんた意外と容赦ないわね」 「これもアスナさんのためです。さあはりきっていきましょー!」 ネギは杖をぶんぶんと振りまわしながら、教科書をめくった。 再び、二十分の勉強、テスト、そして採点。 ネギが残念な声色で告げる。 「四点です……」 「うそ────!」 両手で頭を抱えて叫ぶ明日菜。ネギは再び杖を構え、呪文を唱え始める。 「ちょっとまって、まだ心の準備ができ」 明日菜が言い終えるのを待たずに、魔法が発動した。 机の上の文房具十数個が一斉に、無重力になったかのようにふわっと浮き上がり、明日菜にロックオンしたミサイルよろしくそのあちこちに突っ込んだ。 「あはははははははは! やめて、あははははははそこはあははははははははははは!」 弱いところを腕で隠し、ガードしようとする明日菜。しかしそういうところには、ペン類など細長い文房具がやってきて、体と腕との間に強引にこじ入ってくる。そしてその動きがまたくすぐったい。 「あはは、あは、あは、はひっ、…………っっ、っ、は、あはははは!」 笑い過ぎて呼吸困難に陥る明日菜、舌を出し、目をむき、苦しそうだがやっぱりくすぐられているので笑っていることには代わり無い。 苦しみと笑いがいっしょくたになった変な表情で明日菜は悶え続ける。 机の上に広げられたノートや教科書が、暴れる明日菜の腕や体に触れてはね飛ばされる。 あと十秒ほどでこの苦行が終わろうという時、明日菜の体がびくん、と動いた。 胸の辺りをさぐるようにくすぐっていたボールペンが、頭で彼女の乳頭をくっと押したのだ。 そのままボールペンは、ぐいぐいと乳首を押す。 「あはは、あんっ!」 制服の上からとはいえ、突然くすぐったさを押し分けて感じる甘い感触に、明日菜は思わず声をあげてしまう。 「やだ、ちょっと、ん、んん、ああっ」 今度は別の感覚に身悶えする明日菜。 とここで一分半終了。 ネギの意思に従い、再び文房具は動かなくなる。 はーっ、はーっと呼吸を整える明日菜に、ネギは首を傾げながら尋ねた。 「あのー、アスナさん最後の方でちょっと変な声を出してましたけど、あれは一体……」 明日菜はとたんに顔を真っ赤にした。不可効力とはいえ、こんな子供の前で胸を文房具にいじりまわされて感じてしまったのだ。 恥ずかしさごまかすために、思わず大きな声を出す。 「う、うるさいわね。なんでもないわよ!」 ネギは何故怒られたのかわからずきょとんとしていたが、明日菜はそっぽを向いてそれ以上何も言う様子が無い。仕方が無いので、彼は『くすぐったさが限界に達すると、ああいう声が出るのだろう』と自分の中で結論づけた。 彼は気を取りなおして、乱れた机の上を直しながら言った。 「さあ、それでは続きをやりましょう。もうちょっと不規則動詞の練習を多くした方がいいかもしれません」 今度は勉強時間を五分ほど延ばして二五分とし、その上でテストを行ってみた。 さすがに三回目──学校の時から数えればもっとだが──ともあって、解答用紙を差し出す明日菜の顔も自信があった。 が。 「五点です」 「あ──惜しい──っ!」 机をバンバンと叩きながら悔しがる明日菜。 「本当に惜しいです。ここのスペル間違いさえなければ……」 と明日菜に劣らぬ悔しげなネギ。気が引けるようで、上目づかいの申し訳無いといった表情で言う。 「それじゃあ罰ゲーム、今度は二分です」 「ちょ、あんた、一点ぐらいならいいんじゃない?」 一回目の倍の時間の苦行とあって、明日菜はかなり必死な様子で言う。しかしネギもこの点に関して妥協する気は無い。 「駄目です。いきます!」 「そんなぁぁっ」 明日菜の悲鳴を無視し、文房具たちが宙を飛ぶ。獲物に食らいつく肉食の生き物のように、明日菜の体に次々と襲いかかる。 ところで、それぞれの文房具はネギが一つ一つ動かしているわけではない。魔法によって擬似的に運動能力と、原始的な知能が与えられているだけである。 手当たりしだいに明日菜の体をまさぐり、明日菜の声や仕草から反応が強いところ重点的に刺激するのだ。 そして三回目の魔法をかけた時、ネギは若干の修正を加えていた。 もとより文房具たちに与えられる知能は極めて限定的なものだから、『くすぐったい』という概念を理解させることはできない。もっと具体的に、『笑い声を出すところを刺激せよ』というように命令している。 それが今回、ネギの勘違いによって、『二回目の最後の時にあげた声を出すところを刺激せよ』に変わっていたのだ。その結果。 まずさきほど明日菜の乳首にとりついていたボールペンは、一直線にもといた場所に舞い戻った。 ぐにぐにと乳首を押し潰すようにしたかと思うと、今度は小さく円を描くようにして、乳輪の辺りをなぞる。胸のふくらみがあんぱんのようにへこむほど押し込んだかと思うと、一転やさしいタッチで乳房の裾野から頂点へ、頂点から裾野へとかけまわったりする。 「はぁぁっ、あ、あ、やだぁっ」 次いで定規がやってくると、その角のとがった部分でやはり乳首を刺激し、あるいは平らな面を使って押し潰したり、しなったかと思うとペチンと軽い音をたてて叩いたりした。 「ちょ、ネギ、これなんかおかし、あああ!」 襟の部分から消しゴムが二つ、明日菜の服の内側に入った。 冷たく弾力のある消しゴムが明日菜の背筋をすっとなぞり、彼女は「ひっ」と声をあげて体を仰け反らせる。 腰まで言った消しゴムは、いったん体の前面に周りこむと腹を駆け上がり明日菜のブラジャーの中にもぞもぞともぐり込んだ。 明日菜の発達しつつある乳房に何度も体当たりをし、それがまるで胸を挟むように揉まれているようで、明日菜の性感をますます刺激する。 「ああ、あんっ、あんっ、もう、や、やだあっ」 腕をクロスさせて胸を守ろうとする明日菜だが、文房具はそのガードの下へと貪欲さを感じさせるほどにぐいぐいと侵入し、敏感なところを刺激し続ける。 下半身では明日菜の足の間をくぐってきたスティック糊が、砲弾のように明日菜の割れ目に、下着越しに激突する。 予想外の場所への攻撃に、ガクガクと体を震わせて身悶えする明日菜。側にネギがいることがわかっているのに、快感に悶える体を押さえることができない。 スティック糊は、あたかもパンツを破って割れ目の中にもぐりこもうとするかのように、明日菜の性器を布ごしにぐいぐいと乱暴に愛撫した。 とそこに、セロハンテープが援軍に来る。 最初、スティック糊と同じ場所を刺激しようとしたがスティック糊に押し出され、上の方向に押し出されてしまう。仕方無い、というように、セロハンテープは回転しながら丸い部分をぐりぐりとそこに押し付ける。 そこはまさに、クリトリスの位置だった。 「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 脚をつっぱり、大きくのけぞる明日菜。髪飾りの鈴が激しくチリンチリンと音をたて、長いツインテールが振り乱される。 あと少しで、ネギの目の前でイってしまう。そう思った瞬間、全ての刺激が止んだ。 ばっと快楽にとろけた瞳でネギを見る。 ネギはにこっとして言った。 「大変でしたね。二分が過ぎました」 「え……」 思わず声を漏らす明日菜。そこに残念だ、という響きが混ざっていたのに気づいて、彼女は慌てて首を振った。 「大丈夫、だんだん点数上がってますし、次こそは合格しましょう!」 元気よく言うネギだが、明日菜はうなずくことができず、ぼーっとした表情のままで机に視線を落とした。さきほどまで明日菜の股間にもぐり込んでいたスティック糊のキャップが、うっすらと濡れている。 それからの二十分、明日菜は勉強の内容がまるで頭に入ってこなかった。 直前で停止され、行き場を失った熱が頭の中を駆け巡り、一刻もはやく解放されたいとただそれだけが思考の全てだった。 そして待望の小テスト。明日菜は駄目だとわかっていても、つい、わかる問題を間違えた。 じりじりと焦がれるような採点時間。それが終わると、ネギは少し眉を逆立て、棘のある口調で言う。 「どうしたんですかアスナさん、1点しか取れてないじゃないですか。罰として、くすぐり二分三十秒です!」 まさに明日菜の望み通りの台詞を言いながら、ネギは杖を振りかざした。 文房具たちが再び明日菜の体に突撃する。 さきほどまでそれぞれがいた位置にとりつくと、さっそく明日菜の性感帯を陵辱しはじめた。 「ひゃあああぁっ! あんっ、あんっ、あ、あ、あ、あああっ!」 胸と股間をはじめとする、全身の性感帯を余すところなく責められ、もはや端も外聞も忘れて明日菜はよがり声をあげる。 くねくねと体を切なく動かし、開いた口からは唾液とはしたないあえぎ声を垂れ流す。 無機物に刺激されてとろとろと流れ出る愛液は、すでに下着と文房具をぐっしょりと濡らしたあげく、椅子にしみをつくっている。 頭の片隅に残った一片の理性が、必死で「気持ちいい」という言葉を出さないよう頑張っていた。 「ああ、ああ、あ、ああっ、あ───────────っ!!」 ビクンビクンと体を痙攣させたあと、椅子の背もたれにぐったりと体重をあずけ、動かなくなる明日菜。胸元だけが、呼吸にあわせて大きく上下していく。 間もなく、文房具たちは時間がきて、元通りうごかなくなった。 罰が終わっても、絶頂の余韻でしばらく動かない、いや動けない明日菜。 ネギは心配になってそっと明日菜の頭を支え、その顔をのぞきこむ。 「あ、あの、大丈夫ですかアスナさん、すいません僕やりすぎちゃったみたいで……」 明日菜はその声に、ようやく意識を取り戻した。 二三度、首を軽く振る。まだ快感の余韻が体のあちこちに残っているが、一度達したことで頭は晴れ渡りつつあった。 と同時に、自分がネギの前でいかにはしたない醜態を演じたかを思い出し、真っ赤になった。 ネギの表情を見る。そこには心配と後悔の色しか見られないので、自分がどうなったかはわかってない、と明日菜は判断した。 それでも恥ずかしいことには変わりない。 ネギが心配そうに声をかけてくる。 「あの……」 明日菜は、ネギのその汚れを知らないといった表情になぜか無性に恥じらいと怒りを覚え、頭にかっと血が昇った。 大浴場から帰ってきた木乃香が、自分達の部屋の手前までくると、ドアの向こうから明日菜の声が響いてきた。 「こ、こんな勉強法で成績良くなるわけないでしょぉぉぉぉっ!」 バタンとドアが開き、ネギがとびだしてくる。 「ご、ごめんなさいぃぃぃ」 ネギを追うようにして、部屋の中からペンやらノートがとんできて、頭を抱えてうずくまるネギの背中にぺちぺちと当たった。 木乃香は苦笑しつつ、 「やっぱアスナ、勉強はダメやなー」 と言った。 第四話 終わり
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1750.html
ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く? 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1041.html
ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42716.html
登録日:2019/08/25 (日曜日) 02 25 00 更新日:2023/12/25 Mon 13 25 10 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 キラーサンタ クリスマス サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース サタンクロース サタンクロース・キラー サンタ サンタクロース スラッシャー スラッシャー映画 ビリー・チャップマン ホラー ホラー映画 リッキー・コールドウェル ロナルド・ジョーンズJr. ロナルド・ジョーンズSr. 哀しき悪役 悪魔のサンタクロース 悪魔のサンタクロース 惨殺の斧 悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス 殺人鬼 黒いサンタクロース サンタクロース・キラーとは、アメリカのスラッシャー映画『悪魔のサンタクロース』シリーズに登場する殺人鬼である。 作品毎に別人だが、サンタクロース姿をした高身長で筋肉質な逞しい身体をもち、両刃の斧を凶器として多用する共通点がある。 黒いサンタクロースと同様に、クリスマスイブに「悪い子」に「罰」を与える。 サンタクロース・キラーの一覧 キラーサンタ 演者:チャールズ・ダイアコプ シリーズ第一作『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』に登場する。シリーズ中で最初に登場したサンタクロース・キラーである。中年の白人男性で、やや肥満体型。 1971年12月24日クリスマスイブ。サンタクロースの扮装をしてスーパーを訪れ、店員レビットを射殺して現金31ドルを強奪して逃走。その後、ヒッチハイカーを装ってチャップマン一家を油断させ、近付いたところでいきなり夫ジムを射殺。直後に妻エリーをレイプしようとするが、抵抗されたためナイフで喉を切り裂き殺害。更に当時5歳の長男ビリーも殺そうとするが、逃げられてしまう。なお、チャップマン家の車内には当時はまだ赤ん坊だった次男リッキーもいたが、何故か見逃された。 その後の消息は不明。 元々は普通の子供だった主人公ビリーの人生を滅茶苦茶にした張本人だが、特に何の制裁も受けることなく物語からフェードアウトする。非常に胸糞悪い。 ウィリアム(ビリー)・チャップマン 演者:ロバート・ブライアン・ウィルソン 「悪魔のサンタクロース 惨殺の斧」の主人公兼スラッシャー。シリーズを代表するキャラクター。 18歳の白人男性。髪の色はライトブラウンで、瞳の色は黒。高身長・筋肉質で、更にハンサムな青年。 元々は普通の子供だったが、五歳の時のクリスマスイブに精神を病んだ祖父から「サンタクロースは悪い子に罰を与える」という話を吹き込まれ信じてしまい、更に診療所から帰る途中でキラーサンタに両親を殺されたことで「サンタクロース恐怖症」になってしまった。 その後、「聖メアリー孤児院」に弟と共に引き取られるも、そこの院長であるマザー・スペリアは神聖な存在であるサンタを嫌うビリーが気に入らず、クリスマスシーズンになると精神が不安定になり、毎晩悪夢にうなされるビリーを無理矢理ベッドに縛り付けたり、サンタ姿になった神父の膝に無理矢理座らせたりようとするなど、心のケアをするどころか、心の傷を散々に抉った。更にスペリアは、「セックスは罪であり、罪を犯した人間を裁くのは善である」という自らの思想を体罰と共に刷り込む洗脳教育を施した。 これらのことから、孤児院での生活はビリーにとってのもう1つのトラウマになってしまい、親身になってくれたのは孤児院内で発言力が弱いシスター・マーガレットだけであった。 それから年月が経ち、18歳になったビリーはトラウマ克服のために鍛えたのか上述の通りの逞しい肉体となり、さらにハンサムな顔、そして真面目かつ陽気な性格を併せ持つ好青年と化していた。 スペリアによる斡旋で、おもちゃ屋「アイラズトイ」に就職すると、直ぐに同僚達と打ち解けると同時に真面目な勤務態度で信頼を勝ち取っていく。 しかし、サンタクロース恐怖症は未だに克服できておらず、クリスマスシーズンが近付きサンタを思い起こさせるおもちゃが店に並んだり、サンタの扮装をした店員を見てしまうと錯乱してしまい、仕事に集中できなくなってしまう。更に、事情を知らない上司アンディとは険悪になってしまい、精神的に追い詰められていく。 そんな彼の心の拠り所は片想いしている同僚のパメラだけだったが、ある日、彼女とのセックスを妄想していると「罰だ!」と叫ぶマザー・スペリアの声と共にキラーサンタに殺される夢を見てしまい、妄想に逃げることすら出来なくなってしまう。 そして、クリスマスイブ当日。なんとサンタの扮装を担当していた店員が怪我で欠勤してしまい、店長アイラ・シムズ直々に代役を頼まれる。真面目ゆえに断ることも出来ず、忌まわしきサンタクロースのコスチュームを纏うと、額から滝のような汗を流し、笑顔を作ることすら出来ず、疲労困憊になりながらも業務をおこなう。 なんとか閉店まで持ちこたえるが、その後の打ち上げで店長に酒を飲まされて精神が更に不安定になってしまった上、更に倉庫でアンディがパメラに無理矢理迫る場面に遭遇してしまう。キラーサンタに母が襲われる場面がフラッシュバックし、遂に発狂すると、怒りに任せてアンディの首にクリスマスツリーの電飾を巻き付けて絞殺してしまう。直後に助けたはずのパメラから罵られるが、この時点でビリーは完全に正気を失っており、「サンタクロースは悪い子に罰を与える」という祖父の話と「セックスをするのは罪で、罪人を罰するのは善である」というスペリアに植え付けられた思想が繋がり、「罪人を罰するサンタクロース」になりきってしまう。そして、片想いしていたはずのパメラに対し「罪への罰」としてダンボールカッターで腹を切り裂き殺害する。 更に未成年の自分に酒を飲ませた店長をネイルハンマーで撲殺し、副店長のマリア・ランドールもアーチェリーで射ぬいて殺害すると、消防斧の代わりに設置されていた両刃の伐採用の斧を手に、街へと飛び出す。 その後、民家に侵入してセックスしようとしていたデニースとトミーというカップルを、「罰」として前者は鹿の頭の剥製に磔にして、後者は格闘戦の末に二階の窓から放り投げて殺害した。更に民家内でデニースの幼い妹シンディと遭遇するが、「一年間良い子だった」と自称する彼女は殺さずに血まみれのダンボールカッターをプレゼントした。この行動から、彼が本当に自分をサンタクロースと思い込んでいることがわかる。 民家を後にすると、警察の目を逃れるために山道を進む。そう、彼は「ある場所」に向かっていた。自分に洗脳教育を施した罪を罰するために。 山中ではジムとダッグという若者二人組が、後からやって来たボブとマックという不良に暴行を受けた挙げ句、ソリを強奪されたのを目撃し、いじめへの「罰」としてボブを斬首する。 翌日のクリスマス当日。遂に目的の場所「聖メアリー孤児院」に辿り着くと、サンタの扮装をして子供達を喜ばせようとした管理人兼神父のケルシー・オブライエンが、彼をビリーと誤認したバーンズ巡査によって射殺される様子を目撃。罪の無い神父を射殺した罪への「罰」として孤児院を警備していたバーンズを斧で惨殺し、遂に孤児院内に侵入。ようやくスペリアと対峙する。スペリアは今さら「サンタクロースはいない!」と、子供の頃のビリーに一番必要だった言葉で説得を試みるが、通用する筈もなく、ビリーはそのまま「罰」を与えるために斧を振るが、寸前でビリーの凶行を止めようと奔走していたマーガレットに同行していたリチャーズ警部に銃撃される。リチャーズが放った二発の銃弾は致命傷となり、倒れたビリーは「もう大丈夫、サンタはいなくなった…」と子供達に穏やかな表情で語り掛け、唯一自分の死を悲しむマーガレットに看取られながら絶命した。享年18。 生まれつきの殺人鬼だったマイケル・マイヤーズや知能に異常があったジェイソン・ボーヒーズ等の他作品の殺人鬼と違い、元々は普通の子供であったが不幸の連続の末に正気を失ったという設定のため、サイコパスではなくソシオパスといえる。性格は両親が殺される前は純真無垢で思いやりがある優しい子供だったが、何でも信じてしまうほどに感受性が高い。孤児院では普段は「良い子」と評価されていた。18歳の時は前述の通り真面目かつ陽気。 殺人鬼としては独自の倫理観を持ち、それに従って「罪人」と判断した者を「罰」として殺害するため、「ソウ」シリーズのジグソウキラーに性質は近いといえる(特に2のアマンダに)。 また、スラッシャー映画の殺人鬼特有の超人的な身体能力も持ち併せており、マッチョな男を片手で持ち上げたり、勢いよく放り投げたりできる他、耐久力も高く、金的を食らっても大して怯まない。どこで覚えたのか、プロレス技のダブルハンマーを繰り出したり、アーチェリーで正確に相手の胸を射抜くこともできる。 ロバートの熱演と地味ながらもリアルな殺人描写によって、「正体が明らかな存在」「主人公」であるにも関わらず、見事に恐怖の存在と化しており、海外でもホラー映画のキャラクターとして一定の人気がある。フィギュア化されるほどに。 また、「セックスしたキャラクターは死ぬ」というホラー映画のお約束も「スペリアにセックスは悪と洗脳された」という設定により必然性が与えられた。 リチャード(リッキー)・コールドウェル 演者:エリック・フリーマン シリーズ第二作「悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス」の主人公兼スラッシャー。ビリーとは違い、「ある意味」シリーズを代表するキャラクター。 ビリーの弟である18歳の白人男性。髪の色は茶で、瞳の色は黒。ビリーと同じく高身長・筋肉質・ハンサム。第一作ではビリーより4歳年下だったが、二作目では7歳年下に設定が変更されている。 ビリーと同じくスペリアの洗脳教育を受け、兄と違い優等生として孤児院で過ごすが、前作の最終盤に兄ビリーの最期を目の当たりにしたことでスペリアへの復讐を誓う。 翌年、孤児院は閉鎖されるが当時12歳だったリッキーはシスター・メアリーが見つけた里親「ローゼンバーグ家」に引き取られ、ファミリーネームも変わる。 事情を知っていた両親はクリスマスを祝わなかったため、基本的には平和で楽しい暮らしができていたが、やはり兄と同じく「サンタクロース恐怖症」であり、サンタを思い起こさせる「赤い物体」を見るとパニックを起こしてしまう。また、兄がスペリアが遠因で破滅したのを見たためか「シスター恐怖症」でもあり、シスターをみると同じ症状が起きてしまう。 15歳の時に義父モーティが死去したことで心に再び心に大きな傷を負う(*1)。そしてある日、裏山を散歩している最中にエディという青年がポーラという同年代の女性に無理矢理迫る場面に遭遇してしまう。当時は赤ん坊で覚えているはずの無い、母がキラーサンタに襲われる場面がフラッシュバックし、衝動的にエディを「赤い」車で轢き殺してしまう。しかし、ポーラはこの事に感謝し黙秘を貫いたため、後にリッキー自身が自白するまでこの事件は明るみには出なかった。 18になったリッキーはホテルで雑用係として働くが、ある日、ロッコという金貸しが債務者をリンチしている現場を目撃。兄と同じく、弱い者いじめが嫌いなリッキーは「赤い」ハンカチで顔を拭うロッコを捨てられていた傘で貫き殺害する。 後日、ジェニファー・スタットソンという女性と出会い、恋仲となり、初めてセックスを経験する。 リア充になったことで心の平穏を取り戻し始めるが、デートでジェニファーが選んだ映画がよりによって「悪魔のサンタクロース 惨殺の斧」だったり、超やかましい「映画館のおしゃべり男:Loudmouth in Theatre(キャラクター名)」がいたり、ジェニファーの元彼チックが超しつこくてナルシストだったりしたせいで鬱憤がたまっていく。因みに「映画館のおしゃべり男」はシアター内で殺害されたが、何故か誰も気づかなかった。Why? 更に後日、ジェニファーとのデート中に「赤い」車を整備していたチックが喧嘩を売ってきたことで遂に怒りが爆発。車のバッテリーをチックの歯に繋ぎ、電流を流す。この時リッキーはチックの首を掴んでいたが、何故か感電せず、高圧電流を流されたチックの顔面は何故か破裂した。Why? ジェニファーは人を殺したリッキーを罵るが、罵られたリッキーの脳裏には何故かスペリアの洗脳教育がフラッシュバックし、「罰だ!」と逆ギレする。そして車のアンテナを当然のように素手でもぎ取り、それを縄の代わりにしてジェニファーを絞殺。直後に拳銃を持った郊外警備員に逮捕されそうになるが、返り討ちにして射殺。拳銃を手に入れたリッキーは意気揚々と歩き出す。 銃声を聞き、「何の騒ぎだ!」と飛び出した郊外居住者をなんとなく射殺。 さらに、ゴミ箱のゴミ袋を交換中の郊外居住者その2を「ゴミの日だ!(Garbage day!)」の迷台詞と共に射殺。因みに、この時空耳で「カルピスデイ!」と聞こえることから、某動画サイトではリッキー自身もカルピスと呼ばれたりする。 更に走行中の「赤い」車に三発の銃弾を浴びせ、撃ち抜かれた車は横転した上にバクハツした。Why?…っていうか、赤ければ何でもいいのか⁉ 間もなく警官に取り囲まれ、拳銃自殺を試みるが、弾切れで失敗し、逮捕される。 その後、監獄病院で精神治療を受けるが、クリスマスイブの日に13人目の担当医ヘンリー・ブルームに自らの過去を語った後、ブルームをボイスレコーダーのテープで絞殺して病院を脱走。 街に出たリッキーは救世軍(慈善団体)のサンタを殺害してコスチュームを奪い、身に纏うと、兄と同じく両刃の伐採用斧を手にスペリアの家に向かう。 「シャイニング」のジャックのマネをしながらスペリアの家に侵入し、車椅子生活のスペリアとエクストリーム鬼ごっこ・かくれんぼを繰り広げる。 何故か異様にしぶといばかりか、ナイフを手に逆ギレするなど異様に肝が据わっているスペリアを追い詰め、斬首。遂に兄の復讐を果たす。 更に警官達と共にやって来たメアリーをその場のノリで殺そうとするが、名前すらない「刑事」に胸を拳銃で二ヶ所も撃ち抜かれる…が、何故か死なず、警官にショットガンで腹を撃たれて吹っ飛び、ようやく沈黙した…と思いきや、メアリーの悲鳴を聞いてにんまり…生きていた! そして三作目『ヘルブレイン/血塗られた頭脳』にて、粉砕された頭蓋骨の代わりにアクリル製のカバーを身に付け、脳が透けて見える怪物のような姿で復活! 再びクリスマスイブに殺戮を繰り広げる! WTF⁉ 全ては少なすぎる予算、40分にも及ぶ「前回のあらすじ」、エリックの過剰な演技、雑な演出と脚本、ありえねぇ!殺害描写のせいである。 しかし、海外では意図せずにブラック・コメディ映画とみなされており、「Garbage day!」のMAD動画が投稿されたり、フィギュア化したりとある意味愛されている。 ジョー・ペトー 演者:ミッキー・ルーニー シリーズ第5作『キラー・ホビー/オモチャが殺しにやって来る』に登場する。オモチャ屋の店主である老人。 表面上は好々爺として振るまい、父親を亡くして失語症となった主人公デレクを気にかけているが、実は妊娠中の妻を事故で亡くしたショックで自作の殺人オモチャで何人もの子供達を殺傷して逮捕された過去を持つ危険人物である。 普段は養子のピノと2人暮らしであるが、日頃からトラブルを起こす彼に対しては冷たく接している。しかし、中盤で口論のはずみでピノを階段から突き落としてしまった際には身を案じて駆け寄る等、全く愛情が無いわけではない模様。 そして、本編後半ではサンタクロース姿となってデレクを誘拐する。 ※核心に触れるネタバレ ピノ・ペトー 演者:ブライアン・ブレマー 『キラー・ホビー』におけるもう1人のサンタクロース・キラーであり、その正体はジョーが作った人間そっくりのロボット。 思考も人間そっくりで生みの親であるジョーを父親のように慕っているが、ロボットである故にジョーからはあくまで創造物としか見られておらず、上述の階段から突き落とされた場面でとうとうジョーを殺害してしまい、それを皮切りに殺人ロボットと化してしまう。 つまり、デレクを誘拐したサンタクロース姿のジョーはピノの変装であり、ジョー本人は既に死亡していたのである。 ちなみにデレクの母サラに欲情しており、デレクを殺してサラの息子になろうとしたが、無論受け入れられるはずもなく、最期はサラとノア(デレクの本当の父親)の活躍で大破・機能停止してしまった。 出自といい在り方といい、人物像がある意味ビリー・チャップマンのネガとも呼べる。 ロナルド・ジョーンズ・シニア 演者:リック・スケネ シリーズ第6作『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』に登場する。白人の中年男性。 浮気した妻に復讐するため、火炎放射器を製作。サンタクロースの扮装をし火炎放射器を装備して妻のあとをつけ、命乞いをした彼女を容赦なく焼き殺した。しかし、当時保安官だった主人公オーブリーの父ブラディモア氏によって銃撃され、自身も火だるまになって死亡した。 ロナルド・ジョーンズ・ジュニア 演者:リック・スケネ 同じく『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』のスラッシャー。主人公ではなく、完全に悪役。 「R.J.煙突そうじサービス」を営む白人の中年男性。シニアの息子。 幼い頃、父の最期を見たことでブラディモア家に復讐を誓う。 その後の経緯は不明だが、作中ではサンタクロースの扮装をしてマスクで顔を隠し、凶器とプレゼントが詰まった袋を持って町を練り歩き、「悪い子」に「罰」を、「良い子」に「プレゼント」を渡す。 凶器は父と同じく自作の火炎放射器のほか、チャップマン兄弟も使用した両刃の伐採用の斧、スタンロッド、火掻き棒、クリスマスツリーの電飾、ウッドチッパー、トナカイの頭の剥製、草刈り鎌等。 終盤には主人公オーブリーの両親を惨殺し、更に保安局を襲撃してオーブリー以外を皆殺しにするが、オーブリーと壮絶な斧チャンバラを繰り広げ、最後は火炎放射器で火だるまとなって退散。 生き延びた。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クリスマスがじわじわ迫る! -- 名無し (2019-10-06 16 35 32) クリスマスまで、あと… -- 名無し (2019-10-23 14 37 39) こんなサンタクロースは嫌だ -- 名無し (2019-12-24 17 42 30) シリーズの第4作である『新・死霊のしたたり』はサンタクロース・キラーどころか、サンタクロースすら登場しない -- 名無しさん (2021-12-26 16 21 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/24.html
子どもの権利委員会・一般的意見12号:意見を聴かれる子どもの権利(3) 意見を聴かれる子どもの権利(2)より続く C.さまざまな場面および状況における意見を聴かれる権利の実施(続き) 6.労働現場における実施 116.法律ならびに国際労働機関第138号条約(1973年)および第182号条約(1999年)が認める年齢未満で働いている子どもたちは、当該状況および自分の最善の利益に関するその意見を理解するため、子どもに配慮した環境で意見を聴かれなければならない。このような子どもたちは、経済的および社会構造的制約ならびにこれらの子どもたちが働く文化的文脈を尊重する解決策の追求に包摂されるべきである。子どもたちはまた、児童労働の根本的原因を解消する目的で政策、とくに教育に関わる政策が立案されるときにも、意見を聴かれるべきである。 117.働く子どもたちは法律によって搾取から保護される権利を有しているのであり、労働法の実施状況を調査する査察官が就業場所および労働条件を検査するときに意見を聴かれるべきである。子どもたち、および存在するのであれば働く子どもたちの団体の代表は、労働法が起草される際または法律の執行状況が検討および評価される際にも意見を聴かれるべきである。 7.暴力の状況下における実施 118.条約は、あらゆる形態の暴力から保護される子どもの権利、および、この権利をいかなる差別もなくすべての子どもに対して確保する締約国の責任を定めている。委員会は、締約国に対し、あらゆる形態の暴力に対処することを目的とする立法上、政策上、教育上その他の措置の立案および実施において、子どもたちと協議するよう奨励するものである。搾取されている子どもたち、ストリートチルドレンまたは難民である子どもたちのような周縁化されかつ不利な立場に置かれた子どもたちが、関連の立法および政策プロセスに関する意見を募るための協議プロセスから排除されないことを確保することに対し、特段の注意が払われなければならない。 119.これとの関連で、委員会は「子どもに対する暴力に関する事務総長研究」の知見を歓迎し、締約国に対し、その勧告を全面的に実施するよう促す(子どもに対する暴力の防止、報告および監視のあらゆる側面について、子どもたちがその意見を自由に表明できる場を提供し、かつ表明された意見を正当に重視するよう求める勧告を含む)。 [18] [18] 「子どもに対する暴力に関する国際連合研究」のための独立専門家の報告書(A/61/229)。 120.子どもたちに対して振るわれる暴力の多くは異議申し立てを受けることがない。これは、一部の形態の虐待的行動は受け入れられた慣行であると子どもたちから理解されているためでも、子どもにやさしい通報機構が存在しないためでもある。たとえば、体罰、女性器切除または早期婚のような不当な取扱いを経験してもそれを秘密にかつ安全に通報できる相手がおらず、また子どもの権利を実施する責任者に全般的見方を伝える回路もない。そのため、子どもたちを効果的に保護措置の対象とするためには、子どもたちが、意見を聴かれる自分たちの権利およびあらゆる形態の身体的・心理的暴力を受けずに成長する権利について十分な情報を得ていることが必要とされる。締約国は、あらゆる子ども施設に対し、子どもたちが秘密にかつ安全に通報できる個人または組織に容易にアクセスできるようにすること(電話のヘルプラインを通じてのアクセスも含む)、および、子どもに対する暴力との闘いについて子どもたちが自分の経験および意見を寄せられる場を提供することを、義務づけるべきである。 121.委員会はまた、子どもたちが自分自身の保護に関して中心的役割を果たせるよう、暴力に対応するための子どもたちの団体および子どもが主導する取り組みを支援および奨励し、かつ暴力に対抗するためのプログラムおよび措置の立案、確立および評価にこれらの団体を包摂するべきであるという、「子どもに対する暴力に関する事務総長研究」に掲げられた勧告に対しても、締約国の注意を喚起するものである。 8.防止戦略の策定における実施 122.委員会は、子どもの権利侵害の防止において子どもたちの声がますます力を増していることに留意する。望ましい実践例は、とくに学校における暴力防止、危険かつ厳しい労働を通じた搾取との闘い、ストリートチルドレンへの保健サービスおよび教育の提供ならびに少年司法制度の分野で見出すことができる。子どもたちは、これらの問題その他の問題領域に関する立法および政策の立案に際して協議の対象とされるべきであり、かつ、関連する計画およびプログラムの起案、策定および実施への参加を促されるべきである。 9.移住および庇護に関わる手続における実施 123.仕事を求める親に連れられてまたは難民としてある国にやってきた子どもたちは、とりわけ脆弱な状況に置かれる。そのため、移住および庇護に関わる手続のあらゆる側面について自己の意見を表明するこのような子どもたちの権利を全面的に実施することが緊急に必要である。移住の場合、学校および保健サービスへの子どもの統合を図るため、教育上の期待および健康状態について子どもの意見を聴かなければならない。庇護申請の場合、これに加えて、庇護申請に至った理由を提示する機会が与えられなければならない。 124.委員会は、手続においてこれらの子どもたちの声に耳が傾けられかつ正当に重視されるようにするため、これらの子どもたちに対し、その権利、利用可能なサービス(連絡および意思疎通の手段を含む)ならびに移住・庇護手続に関するあらゆる関連の情報が子どもたち自身の言語で提供されなければならないことを強調する。後見人または助言者が無償で任命されるべきである。庇護希望者である子どもたちには、その最善の利益について判断するため、家族の効果的な追跡、および、出身国の状況に関する関連情報も必要になる場合がある。かつて武力紛争に関与していた子どもたちには、自己のニーズをはっきりと表明できるようにするため、特段の援助が必要になるかもしれない。さらに、無国籍の子どもたちが、居住領域内で進められる意思決定プロセスに包摂されることを確保するための注意も必要である。[19] [19] 出身国外にあって保護者のいない子どもおよび養育者から分離された子どもの取扱いに関する委員会の一般的意見6号(CRC/GC/C/2005/6)参照。 10.緊急事態下における実施 125.委員会は、第12条に掲げられた権利は危機状況またはその直後の時期においても停止しないことを強調する。紛争状況、紛争後の解決、および緊急事態後の復興において子どもたちが重要な貢献を行なえることを示す証拠はますます蓄積されつつある [20]。そこで委員会は、2008年の一般的討議後の勧告で、緊急事態の影響を受けた子どもたちが、自分たちの状況および将来展望の分析への参加を奨励され、かつ参加できるようにされるべきことを強調した。子ども参加は、子どもたちが自分たちの生活をふたたびコントロールできるようにするうえで役立ち、立ち直りに寄与し、組織的スキルを発展させ、かつアイデンティティの感覚を強化する。しかし、トラウマにつながるまたは有害である可能性が高い状況を目の当たりにすることから子どもたちを保護するための配慮は必要である。 [20] “The participation of children and young people in emergencies a guide for relief agencies”, UNICEF, Bangkok (2007). 126.したがって委員会は、締約国に対し、子どもたち、とくに思春期の子どもたちが、緊急事態後の復興プロセスおよび紛争後の解決プロセスの双方で積極的役割を果たせるようにする機構を支援するよう奨励する。プログラムの事前評価、立案、実施、モニタリングおよび事後評価において子どもたちの意見が募られるべきである。たとえば、難民キャンプの子どもたちに対し、子どもフォーラムの設置を通じて自分たち自身の安全およびウェルビーイングに貢献するよう奨励することが考えられよう。子どもたちがそのようなフォーラムを設置できるようにするための支援が与えられなければならない。他方、その運営が子どもたちの最善の利益および有害な経験から保護される権利と合致することを確保することも必要である。 11.全国的および国際的場面における実施 127.子ども参加の機会の多くはコミュニティ・レベルで生じている。委員会は、地方若者議会、自治体子ども評議会、および、意思決定プロセスにおいて子どもたちが自分たちの意見を表明することのできる特別協議の数が増えていることを歓迎するものである。しかし、このような正式な代表制に基づく地方政府への参加体制は、地方レベルでの第12条の実施への数あるアプローチのひとつに過ぎないものと位置づけることが求められる。このような体制を通じて地域コミュニティに関与できるのは、相対的に少人数の子どもたちに留まるためである。政治家および官吏が時間を決めて協議に応じること、オープンハウスを実施することならびに学校や幼稚園を訪問することによって、コミュニケーションのための追加的機会をつくり出すことができる。 128.子どもたちは、意味のある参加および集団的表現の空間を生み出すことにつながる子ども主導型の団体および取り組みを自分たち自身で形成するよう、支援および奨励されるべきである。加えて、子どもたちは、より適切なサービスを確保する目的で、たとえば学校、遊び場、公園、余暇施設および文化施設、公共図書館、保健施設ならびに地域輸送システムの設計に関する自分たちなりの見方を提供することができる。公衆との協議を呼びかけるコミュニティ開発計画においては、子どもたちの意見が明示的に包摂されるべきである。 129.一方、このような参加の機会が、行政区、広域行政圏、連邦州および国のレベルでも設けられている国も多い。そこでは、若者の議会、評議会および会議を通じて、子どもたちが自分たちの意見を発表し、かつ関連の聴き手に知らせる場が提供されている。NGOおよび市民社会組織は、代表の選ばれ方の透明性を守り、かつ操作または形式主義の危険に対抗する子ども支援実践を発展させてきた。 130.委員会は、意見を聴かれる子どもたちの権利およびあらゆる分野における子ども参加についての意識を促進するうえでユニセフおよびNGOが重要な貢献を行なってきたことを歓迎するとともに、子どもに影響を与えるあらゆる事柄についての子ども参加を(草の根レベル、コミュニティ・レベル、国レベルまたは国際レベル等で)さらに促進し、かつ模範的実践の交流を推進するよう奨励する。集団的アドボカシーの共同学習の機会および実践の場を増やすため、子ども主導型団体のネットワーク化が積極的に奨励されるべきである。 131.国際的レベルでは、国連総会が主催した「子どものための世界サミット」(1990年および2002年)における子ども参加、ならびに、子どもの権利委員会への報告プロセスへの子どもたちの関与が特段の関連性を有する。委員会は、締約国による子どもの権利の実施状況を監視するプロセスにおいて、子ども団体および子どもたちの代表から提出される文書による報告および口頭による追加情報を歓迎し、締約国およびNGOに対し、子どもたちが委員会に意見を提供することを支援するよう奨励するものである。 D.意見を聴かれる子どもの権利を実施するための基本的要件 132.委員会は、締約国に対し、子どもたちの意見表明を制約し、または子どもたちが意見を聴いてもらえるようにはするものの表明された意見を正当に重視しない、形式主義的アプローチを避けるよう促す。委員会は、何を言ってもよいか告げられるような状況に子どもたちを置き、または参加を通じた危害のおそれに子どもたちをさらすような、おとなによる子どもたちの操作は、倫理的実践ではなく、かつ第12条を実施しているとは理解できないことを強調するものである。 133.参加が効果的かつ意味のあるものとなるためには、一度きりの個別的イベントではなくプロセスとして理解される必要がある。子どもの権利条約が1989年に採択されて以降の経験を通じ、第12条の効果的、倫理的かつ意味のある実施のために達成されなければならない基本的要件について幅広い合意が形成されてきた。委員会は、締約国が、第12条を実施するためのあらゆる立法上その他の措置にこれらの要件を統合するよう勧告する。 134.子どもまたは子どもたちが意見を聴かれかつ参加するあらゆるプロセスは、以下のようなものでなければならない。 (a) 透明かつ情報が豊かである――子どもたちは、自己の意見を表明し、かつその意見を正当に重視される権利ならびにこのような参加が行なわれる方法、その範囲、目的および潜在的影響についての、十分な、アクセスしやすい、多様性に配慮した、かつ年齢にふさわしい情報を提供されなければならない。 (b) 任意である――子どもたちが意思に反して意見表明を強要されることはけっしてあるべきではなく、また子どもたちにはどの段階でも関与をやめてよいことが知らされるべきである。 (c) 尊重される――子どもたちの意見は敬意をもって扱われなければならず、また子どもたちにはアイデアおよび活動を主導する機会が提供されるべきである。子どもたちとともに活動しているおとなは、たとえば家族、学校、文化および労働環境に対する貢献における子ども参加の好例を認知し、尊重し、かつ発展させていくことが求められる。子どもたちの生活の社会経済的、環境的および文化的文脈についての理解も必要である。子どもたちのためにおよび子どもたちとともに活動している者および組織も、公的イベントへの参加に関して子どもたちの意見を尊重するべきである。 (d) 子どもたちの生活に関連している――子どもたちが意見表明権を有する問題は、その生活に真に関連しており、かつ子どもたちが自分の知識、スキルおよび能力を活用できるようなものでなければならない。加えて、子どもたち自身が関連性および重要性を有すると考える問題に光を当て、かつ対処できるようにする余地も設けられる必要がある。 (e) 子どもにやさしい――環境および作業方法は子どもたちの力量に合わせて修正されるべきである。子どもたちが十分に準備を整え、かつ意見を表明する自信および機会を持てることを確保するため、十分な時間および資源を利用可能とすることが求められる。子どもたちは、その年齢および発達しつつある能力にしたがって異なる水準の支援および関与形態を必要とすることが考慮されなければならない。 (f) インクルーシブである――参加はインクルーシブであり、現存する差別のパターンを避け、かつ周縁化された子どもたち(女子と男子の双方を含む)が関与する機会を奨励するようなものでなければならない(前掲パラ88も参照)。子どもたちは均質的集団ではなく、参加は、いかなる事由に基づく差別もなく、すべての子どもたちに対して均等な機会を提供するようなものである必要がある。プログラムにおいては、あらゆるコミュニティ出身の子どもたちに対して文化的配慮を行なうことも確保されなければならない。 (g) 訓練による支援がある――おとなには、子ども参加を効果的に促進するための、たとえば耳を傾けること、子どもたちと共同作業を行なうことおよび発達しつつある能力にしたがって効果的に子どもたちの参加を得ることに関わるスキルを身につけるための、準備、スキルおよび支援が必要である。子どもたち自身が、効果的参加を促進する方法についてのトレーナーおよびファシリテーターとして関与することもできよう。子どもたちには、たとえば効果的参加に関わるスキル〔および〕権利意識を高めるための能力構築、ならびに、会議の組織、資金集め、メディア対応、公の場での話およびアドボカシーに関する訓練が必要である。 (h) 安全であり、かつリスクに配慮している――一定の状況では意見表明がリスクをともなう可能性もある。おとなはともに活動する子どもたちに対して責任を負っているのであり、子どもたちに対する、暴力、搾取、または参加にともなう他のいずれかの否定的結果のリスクを最小限に留めるために、あらゆる予防措置をとらなければならない。適切な保護を提供するために必要な措置には、一部のグループの子どもたちが直面する特別なリスク、および、このような子どもたちが援助を得る際に直面する追加的障壁を認識した、明確な子ども保護戦略を策定することが含まれよう。子どもたちは、危害から保護される権利を認識し、かつ必要な場合にどこに行けば援助を得られるか承知していなければならない。参加の価値および意味合いに関する理解を構築し、かつしかるべき対応がとられない場合に子どもがさらされる可能性のあるリスクを最小限に留めるため、家族およびコミュニティとの協働に投資することが重要である。 (i) 説明責任が果たされる――フォローアップおよび評価に対するコミットメントが必要不可欠である。たとえば、いかなる調査研究および協議のプロセスにおいても、子どもたちは、その意見がどのように解釈および活用されるかについて情報を知らされ、かつ、必要なときは、知見の分析に異議を申し立てかつ影響を及ぼす機会を提供されなければならない。子どもたちはまた、自分たちの参加がいずれかの結果にどのような影響を及ぼしたのかについても、明確なフィードバックを提供される資格を有する。子どもたちは、適切な場合には常に、フォローアップのプロセスまたは活動に参加する機会を与えられるべきである。子ども参加のモニタリングおよび評価は、可能な場合には子どもたち自身とともに行なわれなければならない。 E.結論 135.自己にとってのあらゆる関心事について意見を聴かれ、かつその意見を正当に考慮される子どもの権利の実現に投資することは、締約国が条約上負っている明確かつ即時的な法的義務である。これはいかなる差別もなくすべての子どもが有する権利である。第12条を実施するための意味のある機会を達成するには、子どもたちが意見を聴かれる機会および自己に影響を与えるすべての事柄についての参加へのアクセスを現在妨げている法的、政治的、経済的、社会的および文化的障壁を解体することが必要になろう。そのためには、子どもたちの能力に関する常識を問い直し、かつ、子どもたちが能力を構築および実証できる環境の発展を奨励するための態勢が必要である。資源および訓練に対するコミットメントも必要になる。 136.これらの義務を履行することは、締約国にとって課題を突きつけられることである。しかしそれは、この一般的意見に掲げられた戦略が体系的に実施され、かつ子どもたちおよびその意見を尊重する文化が構築されれば、達成可能な目標なのである。 更新履歴:ページ作成(2011年5月2日)。
https://w.atwiki.jp/unonegi/pages/56.html
801 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 33 11 何あのスレ…マジで閣下? 802 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 33 42 800 スルーはスルーでいいだろwwwwwww それ言うならノールックの方に言及だろwwwwwwwwwwwwwwwww 803 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 35 34 いつのまにこんなにヒドイ扱いに‥‥ 804 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 35 44 802 ふっ突っ込んだと見せ掛けてボケる これぞ妙義「ダイノジ」 805 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 36 19 804 空気を読まない伝統のツッコミをくれてやる ゆとり乙 806 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 36 47 |・Θ・`)ブギーな胸騒ぎだね 807 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 37 44 ( ・3・ )がらー。 808 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 38 21 805 ぐは!やられた!ワタシの妙義が! 809 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 38 30 807 あれ?いかないの? 810 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 39 56 |・Θ・`)なんだねフランフラン 811 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 39 56 809 どこに? 812 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 40 46 811 電波ちゃんのとこ 813 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 01 40 59 ( ・3・ )なんでもないwww 814 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 41 48 808 俺σツッ⊃ミ凄ぃτ〃Uょ? 815 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 42 07 811 偽閣下の所 816 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 42 55 814 うわっウザッ 817 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 43 21 814 まさか「ダイノジ」が効かないとは・・・ ギャル文字男め 818 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 44 55 816 ゥノはォハ〃サ冫た〃から使ぇなぃωた〃ょねwwwwwww 817 と言いながらギャル文字変換サイトを使う俺ですこんばんわ 819 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 46 08 818 くそっ!読みにくいじゃねえか! 820 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 46 27 |・Θ・`)ギャル文字に怒りを感じるのは俺だけか 821 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 46 38 818 ギャル文字使う位ならオバサンでいい… きもいもん 822 :恋する名無しさん :2007/03/02(金) 01 46 49 805 自分もゆとり世代だという事に気がついていないトリック乙wwwwwww 念のため言っておくとゆとり義務教育を経験していない人は最低でも39歳以上。 823 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 46 52 819 ウノはオバサンだから使えないんだよねwwwwwww っつーか女子高生すげえな もはや異文化だわ 824 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 47 43 820 ノシ 825 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 48 18 822 要綱が変更された事とゆとり教育という呼称が使われた事を一緒にしちゃいけませんぜ 826 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 48 22 ヌノレポ 827 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 49 17 823 オバサンでいい ギャル文字うざい あれは日本語じゃないよおおおおおおお 828 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 50 03 826 誰ガッ? 829 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 50 08 820 ノシ 822 前にも言ったけど1980年代からゆとりスタートよ 823 スワヒリ語よね 830 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 50 54 826 随分とまぁイカレた酉だな ガッかりしたよ 827 俺もそう思うがうざいという単語もどうなんでしょうか 831 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 01 51 00 |・Θ・`)ナカーマ 832 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 51 05 828 残念!!!よく見てwwww てかスナのいってた通りこれは見分けるのむずいわ。 833 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 51 41 829 だからそれは教育指導要綱の変更の事でしょ? 834 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 52 35 830 面白い酉探してたらGODとイエスが共存してたから使ってみた。 835 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 52 45 830 うざったい?って言うのかな??? とにかくギャル文字が嫌すぎる。 それ以外はいいや。 836 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 53 22 827 うざいって千葉の方言なんだっけ? 人に使う言葉じゃなくて 蜂とか蛇とかに使う言葉なんだってさ 829 でもあれは前段階だよ 837 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 54 56 まえのトリックなわかるだろ? 838 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 55 24 834 ・・・・・・・・・・・・・・ 835 ぷっ 836 で、どれよ? とまぁ安価違いはいいとして ゆとり教育って指導要綱上の授業時間を圧縮をするようになったあたりからの呼称じゃないのかね 839 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 55 42 832 ヌ?又?また?漢字? 840 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 56 39 838 ぷっ? 841 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 57 07 840 ごめん 屁こいただけ 842 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 01 57 10 839 ルじゃなくてノとレ。 843 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 01 58 48 841 くさっ!!!!!!!!!! 842 ヌノレポ…ヌルポ すげえ… 844 :恋する名無しさん [sage] :2007/03/02(金) 01 58 52 ねるぽとぬるぽと何か似てるよね 845 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 01 59 29 843、844 ガッ 846 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 01 59 47 838 う~ん まァそうなんだけどね ただ内容の削減とか80年代から少しずつあったわけで おれはそのことを言ってるだけ それもある意味「ゆとり」でしょ? 847 :恋する名無しさん :2007/03/02(金) 01 59 59 実際に体罰の全面撤廃とか 教師が叱りつける ⇒ 教師が生徒にお願いする に変わったのって95年とか過ぎてからっぽいけどな。 俺私立だったし正確にはわからん。 848 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 02 00 12 843 スナ先生は偉大だよ。 てかいい加減俺が誰か気づいて欲しいお(ノ゚O゚)ノ 849 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 01 42 848 結局わからんかった… 850 :恋する名無しさん [sage] :2007/03/02(金) 02 01 59 28 851 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 02 49 848 正直言ってあきた だってマジックでもフラでもトリックでもないんでしょ? もしかしてセシオ? 852 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 02 58 846 それまでの緩やかな変更と土日休みになるあたりの変更とでは比較にならないから 揶揄する意味でゆとり乙って言ってるんじゃないかな まぁ俺も高校の二年だか三年だかの時は土曜休みになったけどな 847 その頃ってなんかあったっけか 校門に首はさまって死んだ子の頃か 848 総帥乙 853 : ◆GOD/wYESi6 :2007/03/02(金) 02 03 49 849 まじで? 泣くお(ノ_・。) 昨日の仕返しだお(ノ゚O゚)ノ 854 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 04 59 853 フラネイロたんかお(ノ゚O゚)ノ 855 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 06 34 852 実際「ゆとり乙」って言われてもしょうがないと思ってる だって日本規模で見て 全体的に授業時間少ないから 俺らの世代って他の世代より皆馬鹿ってことでしょ? 親からは「あんたたちって被害者よね」ってよく言われる 856 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 07 18 854 電波ちゃん乙です。 857 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 08 13 855 馬鹿って言っても それはあくまで学校の勉強っていう一つの尺度で捕らえた時だけの話さ そんなに気にする必要はないんじゃないかね 858 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 08 25 856 マジかwwwわからんかった… 859 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 08 30 やっぱフラの方がお菓子うまいな 860 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 10 22 857 まァ並みの高校生よりは頭いい自信があるからいいんだけどね でも本当は頭いいよりも賢い方がいいと思ったりもするんだよね 861 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 11 35 860 そういう事あんまり言うと見透かされるぞwwwwwwww 後学歴厨を刺激するぞ 俺とか俺とか俺とか 862 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 11 37 まぁ今までのお菓子の発言をコピペ改変しただけですお。 863 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 13 28 862 絶対ナイと思ってたお(*1) 864 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 13 47 マジックだと思ったのに・・・・・・・・・・・ 865 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 14 45 861 別に大学で良し悪しを判断するわけじゃないけど 大学どこ? 862 手の込んだことを 866 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 16 13 MAGICそんなことしないでしょ。 いなくなったタイミングとかでばれるかと思った^^ ナミさん酔うとおもろいと思ったwww 867 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 16 46 |・Θ・`)ゆとり教育関係なしに1人ゆとり化してた俺みたいなやつもいるし 868 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 16 46 865 俺がここで大学名を明らかにするじゃなですか そうすると俺を特定なり叩きたい奴がここぞとばかりに糞みそに言うんで いつもどうり六大のどっかとしか言えませんわよホホホ 869 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 17 32 865 kじょがっぽはドコ受験するんだ? 英語がなんちゃらって前言ってたけど‥‥ 870 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 17 40 866 フラネイロだったのかー。このヤロー(棒読み) 871 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 18 23 酔ってるとは言え……………………………… まあ…………ね…… 872 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 18 34 866 まァ候補ではあったよね 867 おれ頭の中ゆるゆるよ 868 んじゃ俺の先輩になるかもな 873 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 18 34 867 大学で俺も大分腐ったけどな 870 あらあら総帥 もう眠りについたのかと そして俺の呪いでションベンたれてたのかと 874 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 18 50 870 起きてたんかwww 悪いな。ちょっと遊んでみただけです>< 875 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 19 37 871 アレは・・・・・・・・・ね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 872 よぉ後輩 ちょっとコーラ買って来い ペプシじゃねえぞ 876 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 20 40 873 布団が冷たくて目が醒めました。 874 そんな気はしてたが、いつにも増して悪ふざけが・・往年のリオネイロみたい 877 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 21 11 |・Θ・`)俺は中学で腐った 878 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 21 34 875 まあ、酔ってたと思えば……………………………………………………………………………………うん…………… 879 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 22 19 878 なんだ?「・・・・・・・・・・・・・・・」の多さは!? 880 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 22 24 876 ちゃんと世界地図は描けましたか 877 腐ったみかん乙 878 携帯にしては・・・・・・・・・多すぎだろwwwwwwwwwwwwwwww 881 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 22 26 874 旧帝のどれか センタークズだけど 2次の自己採点結構あったから受かるかもしんない 882 :フラネイロ ◆FRANN/OgF2 :2007/03/02(金) 02 23 34 876 往年のリオネイロ‥‥耳が痛いお>< 883 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 24 03 880 南極はすでに消滅し、日本も面積が減っていました 884 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 24 20 879 いや、あたしは酔ったら書き込まないでおこうと思っただけ。 885 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 24 37 881 旧帝様かよwwwwwww そいつは失敬 コーラでいいですか それともペプシ? 886 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 25 56 883 思い浮かんだレスが二つあって それ何てセカンドインパクト? ってのと 883 おねしょでも残尿感残ってるんじゃねwwwww っていうの二つ浮かんだんだ 887 : ◆NddwDPf7iY :2007/03/02(金) 02 26 21 |・Θ・`)キンパチ先生なんかいませんでした 888 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 27 14 883 南極消えるとは・・・・・ コレは大問題だ! セシオ! 885 六大ってあれとは違うの?おれよくわかんないんだよね 結構馬鹿だし じゃウィスキーで 銘柄は適当でいいよ 889 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 27 38 886 うむ。しかし娘は4歳でもうおねしょしなくなった。可愛くてホントに賢い子でした。 890 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 28 52 889 子供おったんか! パパじゃん 891 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 29 00 887 ホクロ田はいたけどな 888 六大って 東京・早稲田・慶應・立教・明治・法政の事だお 偏差値関係なしで六大学野球っていうリーグに参戦できる学校の事さすんだお 892 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 30 18 890 今は・・ 独身です(トリック風) 893 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 31 12 892 それ別に俺使わなくね?www 894 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 31 12 891 旧帝のほうがもしかして上?早稲田の方が頭いいのかと思ってたよ 895 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 31 27 892 えええええええええええええええええええええええええええええええええ???????????????????????????? 896 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 32 06 894 俺理科がマジやばかったから旧帝の偏差値よく解らないんだよね 学部次第な所も多分あるだろうけど 897 :MAGIC ◆wcsspbuzPw :2007/03/02(金) 02 32 59 895 なんですか?その派手なリアクションは・・ 898 :kじょがっぽ ◆ujobPff3sE :2007/03/02(金) 02 34 19 892 りこーん?ごめ 896 もしかして文系?ならナカーマ まァ頭の良し悪しなんてここじゃ関係ないんだよね 899 :うの ◆UN0XhaIa66 :2007/03/02(金) 02 34 44 897 若いお兄さん想像してた…orz 900 :TRICK ◆/5/EVA02/. :2007/03/02(金) 02 35 28 898 バッリバリコッテコテの文系ですわ
https://w.atwiki.jp/matome-tera/pages/160.html
ダメ男DV養成大学 適当に追加訂正よろ。 ◎校訓 貧困と無知と、生きるだけで精一杯の根性無しと、社会的な体裁と見栄と苦痛と自己愛と、根拠のない自信とやっぱりない実績を校訓とする。 ◎校章 アキラメロン ◎応援歌「澱む血」 独善に燃ゆる者 どくぜんにもゆるもの 貧困みてる我等 ひんこんみてるわれら 希望の妄想仰ぎて此処に きぼうのもうそうあおぎてここに 離婚に進む我が力 常に新し りこんにすすむわがちから つねにあたらし 見よ狂人の集う処 みよきょうじんのつどうところ 決裂の意気高らかに けつれつのいきたからかに 遮る術なきを さえぎるすべなきを 駄目男 駄目男 だめおとこ だめおとこ 陸の王者 駄目男 りくのおうじゃ だめおとこ ◎駄目男八箇条 1. 嫁の無言を許容と認識せよ 2. 怒りを小出しにしないタイプが怒った時は土下座で宥めてやる 3. 自分の親は嫁にとっても親、手抜かり無く世話させよ 4. 姑のどんな侮辱も「悪意はない」で押し通せ 5. 嫁の愚痴は聞く価値の無い戯言、進んで聞き流せ 6. 産前産後の嫁も主婦、見舞いの両親を手厚く迎えさせろ 7. 終わった事、済んだ事を振り返る愚かな行為は慎むべし 8. 釣った魚に餌はやらない、餓死しないよう徹底的にこき使え ◎学部学科 ・DV学部 ・モラハラ学科 ・暴力学科 ・経済圧迫学科 ・強要学科 ・借金学部 ・クレジットカード依存学科 ・雪達磨式計算学科 ・賭博学部 ・先物取引学科 ・素人株学科 ・パチンカス学科 ・マルチ学科 ・浮気学部 ・浮気不倫学科 ・キャバ風俗学科 ・合コン出会い系学科 ・マザコン学部 ・マザコン学科 ・シスコン学科 ・長男学部 ・バ家長制度学科 ・ハッチャケ次男学科 ・宗教学部 ・祟凶学科 ・性活学部 ・性渇学科 ・狂養学部 ・総合学科 ・狂育学科 ・膿学部 ・今北産業学科 ・スイーツ学部 ・俺様教学科 ・俺様家族教学科 ・ロミオメール作文学科 ・脳内お花畑造園学科 ・ダラ夫学部 ・家庭放置学科 ・性格破綻学科 ◎入試要項 ・入学資格 不健全で婚姻可能な男子なら誰でも歓迎する。 既婚・未婚、離婚経験の有無、犯罪歴の有無は問わない。 ・入学試験 正月明け、GW明け、盆休み明けの年3回実施。中途入学は365日受付。 逸般入試と称される筆記試験を以て、合否を判定する。 ・試験科目 以下のうち3科目選択。斜め上の回答には追加点が加算される。 ・国語 日本語でおk、現代ジャイアン国語、ロミオメール作文 ・数学 ジャイアン算数、ジャイアン崇学 (雪達磨式計算法、ねずみ算、DV慰謝料関数) ・理科 侮釣学 (暴力力学、核破壊学)、バ化学、性物、地学(俺様天動説) ・社会 DV日本史、DV世界史、地理(人外魔境の気候と風土)、不倫理、臣民、現代斜解 ・人外語 モラハラ語、膿苛方言 選択語学 (俺様語、ボクタン語) ※追加点加算例:ジャイアン算数の過去問より 問:『Aさんはりんごを1個、A嫁さんは5個持ってきました。 Aさんはりんごを何個食べられるでしょうか?』(配点10点) 模範解答:6個。 (10点) 優秀解答例:A嫁実家から4個は奪える。ただし、釣った魚にも少量の餌は必要なので、 嫁にりんごの皮と芯だけ食わせてやる。よって1+5+4-(0.01+0.04)*10=10個。 (20点加算で計30点) ◎各学部必修科目 ・言い訳 ・責任転嫁 ・ヘタレ ・現実逃避 ・詭弁術 (初級編 日本語でおk) ・大日本帝国民法 ・ジャイアン国語、ジャイアン算数、ダブスタ論理学、ロミオメール文学 ・土下座実習 ・家事サボタージュ実習 ・ストーカー概論 ・ゼミ ・一年次 誰だって知らないことはある ・二年次 誰だって失敗することはある ・三年次 誰だって抑えられないことはある ・四年次 結婚は終身刑ってゆうじゃないか ◎カリキュラムの特色 学際性に富む講義が多数開講されている。 他学部の授業の受講・単位取得に制限が無く、学部の枠を超えた履修が可能。 卒業時に複数の学位を取得し、それら全てで優秀な成績を修める学生も少なくない。 ◎卒業課題 卒業の資格は、論文の提出もしくは研究成果の発表を以て与えられる。 時々研究生とかが在籍してるがあまりにも研究テーマが無謀すぎてアキラメロン証書をもらうこともある。 卒業論文のテーマの一例 「いかに善良で献身的で世間知らずで、他人に暴力を振るうことをいけないと教えられて育ってきた一般家庭の婦女をつかまえるか」 「人間サンドバッグの見分け方」 「無気力で不幸な子どもの作り方」 「天才にして優秀な奴隷である俺様の子どもの成長記録」 「モラハラこそ嫁を幸せにする唯一の方法であることの証明」 「自慰をしないで済む毎日が手に入る、結婚の真の意味」 「タカリ 偉大なる先人の知恵」 ◎大学院 研究例 「離婚した元嫁とのよりの戻し方」 「不倫相手との婚姻後の家庭の維持、更なる不倫の実践」 「歴史上皆無だったDVの存在を検証する」 「犯罪者の家庭の構造 新たに見出されたユートピア」 「嫁実家植民地支配と嫁奴隷制度 ~ その歴史と展望」 ◎ダメ男養成DV大学 気団分校 ◎姉妹校 ダメ女養成大学 ◎附属高校 ダメ男養成大学附属高校 ・性活科 ・マザコン養成科 ・浪費家 ・ナンパ売春科 ※善悪の判断を任せ生徒の自由な振る舞いをより発展させる ◎附属中学校 ダメ男養成大学附属中学校 ・性活科 ・小心者の不良科 ・マザコン養成科 ※熱心な自慰行為の指導と逸般常識の刷り込みを中心とする ◎附属小学校 ダメ男養成大学附属小学校 ・性教育科 ・暴力科 ・マザコン養成科 ※教師による苛烈な体罰と他者を蹴落とす醜い競争心の養成を中心とする ◎附属幼稚園 ダメ男養成大学附属幼稚園 ・エリート長男コース ・俺様次男コース ・ママンスキーコース ※虐待による躾けと競争心の煽りを中心とする ◎附属機関 ・研究施設 ダメ男大学ネグレクト研究所 復縁研究センター ストーカー部門 養育費解析部門 2ch基地外オブザーヴ共和国大使館 (ダメ大支部) 特色 治外法権、有能なブレーンが多数出入りするシンクタンクを擁する ・教育支援施設 怪物両親学校 モラハラ生涯学習センター ボキタンハムスコタン講座 クソトメ講座 セクハラウト講座 デブヒキニートコトメ講座 デブヒキニートコウト講座 都合のいい文献図書館 大学公認グッヅ売店 カフェ「反面ティー茶ーず」(略称反茶) 特色 ダメ大名物が多数売られている。「カノジョに反茶でイヤゲモノ買ってってやるかw」 売り筋商品はカタログが完備されている。 ・生活支援施設 職員用ビニール住宅 アキラメロンハウス (アキラメロン一家がハウス栽培居住) 総合悪徳弁護士事務所 (弁護士のみならず、各種悪徳法律家・偽任侠一家が常駐) 仮設血痕争議色情 サン・アキラメローノ性堂 (十字架にメロンがくくりつけられている) 緑神 (りょくしん) 神社 (神主・巫女・役人が在籍) 下品格寺(火山の噴火口の上にある。学生には聴こえない念仏を唱える僧侶が多数在籍) 学生共棲収容所 施設の整った、多数の空き部屋と浴室 世界最高水準の気密性を誇る 特色 空き部屋は練炭パーティー会場として随時開放 練炭と七輪は無償で使用可能 浴室も大浴場や一人で利用するための浴室(各浴場とも男女別、混浴あり)完備 希望によりわくわくお風呂セットも無償で貸し出し。 首吊り紐と踏み台を多数設置 保険外交員・藪医者・法医学者・葬儀屋・各宗教従事者・肉食動物が常駐 アキラメロン喰堂 各種メロンパン、メロンスイーツ (笑) が食べられる。 運動場 (隅に石碑が並び、詰め所にはこんな面々が待機している) ◎提携機関 ・ダメ男結婚相談所 ダメ大各機関のネットワークを利用し、より最凶のパートナーを紹介しています。 ◎各学部学科主要専門科目 ・DV学部 ・モラハラ学科 ・モラル・ハラスメントの基礎知識、応用実践、実習 ・女性心理学 被害者にふさわしい女性の選定 ・家政学 怪物両親、モラル・ハラスメント家庭における被虐待児童の発育 ・逸般常識 外面を繕う戦略 ・医学 妊婦の精神異常と身体的変化 ・暴力学科 ・急所解剖学 (女性編、子ども編、妊婦編) ・SとMの心理力学 ・体育Ⅱ 合法格闘術 (理論編、修行編、実践編) ・法医学 死体に学ぶ人体の構造 ・スポーツ科学 証拠不十分で済む拷問 ・経済圧迫学科 ・地域経済学 ・家計リスクマネジメント ・ジャイアンシャル腐乱ナー資格講座 ・サバイバル術 (セコケチのノウハウ、タカリのコツ、嫁の教育) ・栄養学 ~釣った魚に最低限やればいいエサを見極める~ ・建築学演習 (偽世帯住宅の設計・施工・保守) ・強要学科 ・精神病理偽装学 ・心理操作学 (洗脳術、他者催眠術) ・演技論 (死ぬ死ぬ詐欺・反省したフリ・やつれたフリ演習) ・借金学部 ・金融論 ・赤字経営論 ・クレカ サラ金・マネジメント ・クレジットカード依存学科 ・雪達磨式計算学科 ・賭博学部 ・競馬・競輪・競艇基礎 ・カード賭博基礎 ・地域賭博学特殊講義 (ラスベガスの賭博施設) ・地域賭博学特殊講義 (マカオの賭博施設) ・盗計数学 ・詐欺術 (嫁へのカネの必要性の説得、資金せびり、財布奪取) ・先物取引学科 ・素人株学科 ・企業研究演習 (スマートでカッコよくて話題になっている企業を探せ! カネをつぎこめ!) ・専業論 (株をやるなら断然専業が有利です) ・テクニカル分析入門 (本学独自のテクニカル分析で大損の第一歩を学びます) ・信用取引入門 (金がなくても取引ができる魔法の仕組みを学びます) ・株式売却演習 (天井で購入し大底で売抜ける技術を修得します) ・追証論 (追証発生時における嫁への借金申し込み方法) ・パチンカス学科 ・スロット実習 (目押し体得、機種ごとの傾向分析、浪費曲線の作成) ・マルチ学科 ・浮気学部 ・浮気不倫学科 ・探偵術Ⅰ (アリバイ術、とっさの言い訳と嘘の心理学、服装コーディネート入門) ・初級電子機器技術者資格 (ケータイ部門、PC部門、AV機器部門) ・離婚訴訟法 ・慰謝料・損害賠償論 ・文学史 棒読みされるラブレターの系譜 ・風俗斜解学 一夫多妻制を議論する ・女性生理学 嫁は無視、カノジョをメロメロにするココロのツボ ・コミュニケーション論 ・マザコン学部 ・風俗学Ⅰ 近親相姦禁忌の是非を考える ・神話学特殊講義 神々の交わりを実現する ・ネゴシエーション概論 ~伝書鳩に学ぶ ・マザコン学科 ・哲学演習 我々は何のために、又如何にして母親を愛するか ・哲学演習 人生における童貞の喪失の機会と意義 ・風俗学Ⅱ 禁忌を乗り越えて母親と結ばれるノウハウ ・婚姻 ~母親のための嫁活用を目的とした結婚制度とは~ ・出産と育児 ~母親のための孫活用を目的とした人生計画とは~ ・シスコン学科 ・哲学演習 我々は何のために、又如何にして妹を愛するか ・婚姻 ~妹のための嫁活用を目的とした結婚制度とは~ ・風俗学Ⅱ 禁忌を乗り越えて妹と結ばれるノウハウ ・メディア論 ゲームに見られる妹への愛の形 ・メディア論 萌え、二次元は理想の愛の発露 ・長男学部 ・バ家長制度学科 ・大日本帝国民法Ⅱ ・遺産相続を有利にする法律 ・帝王学 (上から目線の体得、家庭での君臨、息子への継承) ・介護論 (避け方、やらせ方、やったフリの示し方) ・ハッチャケ次男学科 ・はっちゃけの実践のススメ ~親の愛を取り戻すために~ ・家庭分析学 家族構成と介護、遺産相続を中心に ・宗教学部 ・祟凶学科 ・宗教史 地母神信仰の系譜 ・宗教史 地域に根ざす新興宗教 ・カリスマ性養成講座 ~俺様教の真の教祖は俺だ~ ・性活学部 ・性渇学科 ・男子生理学 (発情時の身体の変化、自慰の役割、オカズの種類・選定法) ・医学Ⅰ (不妊治療と産み分けの実際、中出し避妊法、中絶強要技術) ・医学Ⅰ (罹患を誇るべき性病、クラミジア編、梅毒編、淋病編) ・薬学基礎 (西洋医学編、東洋医学編、媚薬の採取・調合・服用実習) ・風俗学 (基礎知識、歴史、高度な利用テク、実習) ・キャバレー編 ・ソープ編 ・売春学 (援助交際、出会い系サイト、愛人バンク) ・美学美術史 (歴代グラビアフォトの芸術性、妄想の在り方) ・外国書講読 (『カーマ・スートラ』を読む) ・古典講読 (『好色一代男』『好色五人女』 粋な男のセックス人生) ・狂養学部 ・総合学科 ・総合ダメ男養成プログラム ~三つ子の魂百まで~ ・狂育学科 ・狂淫資格取得過程 ・自働狂育学 虐待基礎 ・自働狂育学 正しいルールと逆切れの躾 ・思春期論 ~健全な成長を促進するオカズとは~ ・膿学部 ・今北産業学科 ・斜解学 嫁の過疎の現状と対策 ・風俗史 ~歴史上に見る夜這いの効用と正当性を議論する~ ・現代膿業学 ~土地の運用と相続~ ・スイーツ学部 ・俺様教学科 ・俺様教演習Ⅰ 21世紀の預言者としての心得 ・俺様教演習Ⅱ (暴力と教義、上から目線の説法、発狂・トランス・アル中実習) ・政治史 独裁者の家庭 ・家事不用論 男子厨房に入るべからず ・労働不用論 男子手に職を持つべからず ・俺様家族教学科 ・大日本帝国民法Ⅱ ・バ家長制度学 亭主関白の有効性を再認識する ・ロミオメール作文学科 ・現代日本語 (日本語でおk、臭気甚だしいレトリック、書簡の諸形式) ・現代文学 雑誌に見られる愚かな「スイーツ(笑)」女の実態に迫る ・作文演習Ⅰ 多産一様の作文練習 ・作文演習Ⅱ モラハラ語による長文メール作成 ・文学史 電子機器の普及と絵文字 ・文学史 浮気が許された光源氏を分析する ・哲学史 女を言いくるめ、惑わす愛と言葉の世界観の系譜 ・脳内お花畑造園学科 ・生物学Ⅰ (基礎理論、人体の仕組み) ・植物学Ⅱ (畑としての脳の構造、仕組み、栽培可能な植物と生育環境) ・植物学Ⅱ (中毒性・依存性のある植物、特に麻薬の栽培・採取・堪能実習) ・植物学Ⅱ (脳内で発育する植物の種類、効用) ・応用薬学 幻覚を起こさせる薬物の知識、入手、実験 ・特殊園芸学 (妄想の植え付け、生育、自我崩壊との関連性) ・芸術学 (ドラッグを用いた音楽、文学、美術など幅広く扱う) ・精神医学 ~統合失調症の世界~ ・精神分析学 ユングが見た夢 ・演習 (瞑想、夢日記の記録、薬物の濫用、自傷行為) ・ダラ夫学科 ・特別演習 人の生きるエネルギー奪う為の存在方法、実践 ・家庭放置学科 ・選抜者育成課程 子供が死んでも気付きま専修 ・インテリア・コーディネート概論 (自宅を美しい汚部屋にする秘訣) ・家事放棄学 嫁が作るメシ、嫁の洗濯、嫁の掃除、全部台無しにして鍛えさせる ・女性狂育学 (家事の丸投げする方法、嫁の情操教育、姑目線の監視事項) ・育児放棄学 子どもの生存における最低限のコスト ・育児放棄学 不倫に励む親父の背中こそ子どものためになる ・嫁支援概論 実家の託児所化、偽両親をこき使う ・性格破綻学科 ・選抜者育成課程 意思の疎通でクタクタ科 ・無神経学 (DQN脳概論、成長過程における「神経」の喪失、反社会的行動) ・KY概論 (空気を読まないって素晴らしい、カッコいい、だからやれ) ・日本語学 日本語でOK! 無意味な国語、意味不明な国語 (文法、会話、実践) ◎各学部学科共通 自由選択科目群 ・語学 ・モラハラ語Ⅰ群 (文法・作文、会話・ディベート) ・モラハラ語Ⅱ群 (文書講読、同時斜解通訳、逆転翻訳) ・膿苛方言Ⅰ群 (文法・作文、会話・ディベート) ・膿苛方言Ⅱ群 (日本語との比較分析、文書講読、同時斜解通訳、逆転翻訳) ・体育 ・ダンスⅠ バレエ (初級 中級 上級 2ch公演) ・ダンスⅡ モンキーダンス (初級 中級 上級 2ch公演) ・演劇実習 喜劇『ロミオ』(一人芝居)、狂言『自殺』、ミュージカル『愛ーダ』 ・文化人類学 嫁の境界性、ヨソモノであること ◎主な進路、就職先 ・嫁のヒモ ・女衒 ・実家暴力団の手下 ・慰謝料養育費専用ATM ・「喪と、気団」プロダクション ・寺襲撃部隊 ・嫁実家襲撃部隊 ◎ダメ大公式グッヅ ・フレグランス 『マロン・フラワー』 (白くてサラサラ、ちょっぴりエキセントリックな香り!) 『ヴァギナ・ヴィネガー』 (透明でしっとり、お肌つるつる効果もある!?) ・アキラメロン校章をモチーフにしたもの バッジ (七宝、カンバッジ、ピンバッジ) 服飾品 (アップリケ、バンダナ、ホワイトソックス) アキラメロン・コンパス (人生の羅針盤。もちろん方位磁針としても使える) アキラメロン・ウォッチ (ダブルの文字盤がコロコロ変化、擬似水晶占い機能付き) アキラメロン・フーヅ (お土産用) スイーツ (クッキー、サブレ、焼印付きせんべい、ボールケーキ、メロンソーダ用乾燥粉末) その他 (ヨメロン特製のメロンの漬け物) ・貴重な思想を伝えよう! ロミオメール「絵」ハガキ ・歴代卒業生のネーム刺繍付き! 便座カバー (各年度毎に限定生産) ・トイレで珍卒論が読める! ダメ大オリジナルトイレットペーパー (バラ売り、12 roles) ・日々迷言に学ぶ! 学生のつぶやき 春画付き日めくりカレンダー ・宴会芸で軽蔑の眼差しとヒソヒソ笑いを独り占め! ダメ男完全仮装キット ・毒電波と放射能を1日浴びるだけ、アナタもたちまちダメ男! プルトニウム製ケータイ ストラップ ・必殺! バカに飲ませる万能薬「リコンシロン KY錠」 ◎ダメ男DV養成大学推奨文献 ・『我が逃走』 ・『毒になる親』 ・『だめんず・をーかー』 ・『完全自殺マヌアル』 ・『ボクタン、何を履修したらいいの?! 太木のママンがあなたの疑問に答えるわよ』 ◎敵対校 ダメ大にとって、嫁の支持を得ている不倶戴天の学校である。 ・ダメ男粛清人養成所 ・2ch寺小屋 (寺の優秀なアドバイザー、ダメ男の原稿を記録する書記を養成する) ・ダメ男更正大学校 ・付属精神病院 (精神病・人格障害の治療、ロボトミー手術) ・付属保育園 (びょういんこわかった? まにんげんになろうね) ・付属幼稚園 (みんなでなかよくしましょうね) ・付属小学校 (ムッとしても手をあげないでガマン、ガマン) ・付属中学校 (レイプじゃなくて恋愛から始めるんだよ) ・付属高校 (将来は働いて生計を立てよう、どうしたらできるかな) ・付属大学 (世間の幸せな夫婦の在り方、父性を学ぼう) ・付属大学院 (嫁を気遣い、進んで自らの家庭を築く息子になろう) ここを卒業するとき30~50代の年齢の者が多い。 ・校章・応援歌の画像は、駆け込み寺239の952様により作成されました。 ・大学の表札は、駆け込み寺247の214様により作成されました。 ・類似校の看板は、駆け込み寺247の232様により作成されました。 ・養成大学の内容は、皆様のご協力により更新されています。 ありがとうございます。