約 17,627 件
https://w.atwiki.jp/tanaka_mohs/pages/70.html
部品構造 大部品 バイタルサイン RD 6 評価値 4部品 バイタルサインとは 部品 意識レベル 部品 体温 部品 血圧 部品 脈拍 部品 呼吸 部品定義 部品 バイタルサインとは バイタルサイン(vital sign)とは、生体が生きている状態を示す指標のことである。 意識レベル・体温・血圧・脈拍・呼吸などが主な指標として用いられる。 とくに救急医療ではショック状態に陥っているか否かを確かめるため、バイタルサインを迅速に確認することは極めて重要である。 バイタルサインは、バイタル・生命徴候・生存徴候とも呼ばれる。 部品 意識レベル 意識レベル(level of consciousness)とは、意識障害が疑われる場合、障害の程度を数量的に決める評価基準である。 意識レベルを評価する基準として代表的なものに、GCSとJCSがある。 /*/ GCS(Glasgow Coma Scale)は、開眼機能(eye opening)・言語機能(verbal response)・運動機能(motor response)で意識レベルを評価する。 GCSにおいて、正常は開眼機能4点・言語機能5点・運動機能6点の総和15点、深昏睡は開眼機能1点・言語機能1点・運動機能1点の総和3点である。 GCSは点数が低いほど重症である。 /*/ JCS(Japan Coma Scale)は、「刺激しないでも覚醒している」「刺激に応じて一時的に覚醒する」「刺激しても覚醒しない」の3群に分け、さらに各郡を3~4に細かく分けた10段階の数字で意識レベルを評価する。 JCSにおいて、「刺激しないでも覚醒している」は1桁、「刺激に応じて一時的に覚醒する」は2桁、「刺激しても覚醒しない」は3桁の点数で、桁数が多いほど重症である。 最低点は「刺激しないでも覚醒している」の「意識清明」0点、最高点は「刺激しても覚醒しない」の「痛み刺激に対してまったく反応しない」300点である。 /*/ 意識障害の患者を診断する際は、まず患者の名前を呼びかけ、患者が反応するか確認する。 呼びかけに反応がなければ、胸壁をつねるか、指を圧迫して、痛み刺激に反応があるか確認する。 その後、左右の瞳孔の大きさと対光反射を確認する。 対光反射(pupillary light reflex)は、対光反応(pupillary light reaction)とも呼ばれ、光に対して瞳孔が収縮する反応である。 対光反射の確認方法は、ペンライトの光をゆっくりと外側から内側にかけて瞳孔に当てる。 光によって瞳孔が1ミリメートル以上、迅速に収縮するか確認する。 対光反射には直接対光反射と間接対光反射がある。 直接対光反射(direct light reflex)は、直接対光反応(direct light reaction)とも呼ばれ、光を当てたほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。 間接対光反射(indirect light reflex)は、間接対光反応(indirect light reaction)とも呼ばれ、光を当てていないほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。 瞳孔の収縮を支配する動眼神経(oculomotor nerve)の核が脳幹部にあるため、瞳孔径の左右不同や対光反射消失がある場合、意識障害の原因は脳にあることが多い。 逆に瞳孔径と対光反射の両方とも異常がなければ、意識障害の原因は全身の病気であることが多い。 眼底鏡があれば、網膜静脈の拍動も確認する。 網膜静脈が拍動していれば、頭蓋内圧は亢進していない考えられる。 部品 体温 人知類を含む恒温動物には、環境による温度変化や肉体活動にかかわらず、体温(body temperature)を一定の範囲に保持されるよう調整する機能がある。 これを体温調整(thermoregulation、body temperature regulation)と呼ぶ。 /*/ 体温計(clinical thermometer、fever thermometer)とは、動物の体温を測定するための温度計である。 /*/ 体温を測定する際は体内温度に最も近い部位で測定することが好ましい。 人知類の場合、一般に腋窩・口腔・直腸・鼓膜が選ばれる。 腋窩で測定する場合、体表温の影響を受けやすいため、腋の汗をよくふき取る。 その後、体温計の先端が腋窩動脈に触れるよう前方から斜めに挿入し、しっかりと腋を締め、密着させる。 体の左右どちらかに麻痺がある場合、麻痺している側は血液循環が悪く、体温が低く測定されるため、麻痺していない側で測定する。 口腔での測定は、腋窩より安定した値を得られやすいが、咽頭に当たりやすく手技には経験を要する。 測定前の飲食を控え、体温計の先端を舌底面の下に向け、斜めに挿入、口を閉じてもらう。 体温計を舌下に挿入する際、舌小帯に当たらないよう注意する。 直腸での測定は、腋窩温や口腔温と比べ、外部の影響を受けづらく、深部体温に近い値が得られる。 体温計の先端に白色ワセリンやオリーブ油などの潤滑油をつけ、側臥位の患者の肛門から直腸内にゆっくりと体温計を挿入する。 体温計を直腸内に挿入する深さは、人知類の場合、成年なら5センチメートルから6センチメートル、小児なら2センチメートルから3センチメートルである。 耳の鼓膜で体温を測定する場合、赤外線体温計を使用する。 赤外線体温計とは、放射される赤外線を感知し、体温を表示する体温計を使用する。 耳で体温を測定する場合、鼓膜と鼓膜周辺から放射される赤外線で体温を測定する。 耳に体温計を挿入する際は、外耳道をまっすぐにするため、耳介を斜め上に引くようにして挿入する。 体温計を耳に挿入する際、挿入する位置や深さによって測定値が変わることがあるため、注意が必要である。 体温測定は、いずれの測定方法でも、測定後、体温計をアルコール綿で清拭する。 /*/ 体温を評価する際、体温は個人差があるため、厳密には普段の体温の比較が重要である。 普段の体温が不明なら、人知類の場合、小児は摂氏37.3度以上、成年は摂氏37.0度以上、高齢者は摂氏36.8度以上を発熱の基準とする。 発熱(fever)とは、体温が上昇している状態のことである。 発熱反応は、外界から体内に侵入した病原体が血液中の多核白血球や単球を活性化し、内因性発熱物質を産生、その信号が脳に作用することで発現する。 /*/ 発熱に対して解熱剤を使用することは、必ずしも適切ではない。 発熱による発汗や食欲低下で潜在的に脱水状態になっている場合、血圧が低下しないよう、末梢血管を収縮させていることがある。 この状態で血管を拡張させる作用のある種類の解熱剤を投与すると、一気に末梢血管が拡張して血圧が低下し、循環血液量減少性ショックとなる。 また、解熱剤は併用する薬剤によって、けいれんを起こすものがある。 熱型を見るために解熱しないという考え方もある。 ただし、小児やてんかんの既往がある場合はこの限りではない。 小児の脳は未発達なため、高熱になると熱性けいれんを起こしやすくなる。 また、てんかんの既往がある患者は、けいれんの閾値が下がって発作を起こしやすくなる。 そのため、このような場合は解熱剤を積極的に使用してもよい。 /*/ 体温の変動を経時的に記録し、グラフで表現したものを体温曲線(thermometer curve)と呼ぶ。 熱型(fever type)とは、この体温曲線の分類である。 熱型には、稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱などの種類がある。 稽留熱(continued fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以下の熱型である。 稽留熱で考えられる疾患には、肺炎や腸チフスなどがある。 弛張熱(remittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低くても平熱にならない熱型である。 弛張熱で考えられる疾患には、敗血症や膠原病などがある。 間欠熱(intermittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低い場合は平熱に戻ることがある熱型である。 発熱の周期は疾患によって異なるが、間欠熱で考えられる疾患には、弛張熱と同様の疾患の他、マラリアなどがある。 波状熱(undulant fever)とは、発熱する時期としない時期が不規則に繰り返される熱型である。 波状熱で考えられる疾患には、マラリア・ホジキン病・胆道閉鎖症などがある。 /*/ 発熱から平常体温に戻ることを解熱と呼ぶ。 熱型と同様、解熱にも分利や渙散などの型がある。 解熱において、分利(crisis)とは、数時間の間に熱が急速に下降し、平熱となる解熱である。 分利は多くの場合、発汗をともなう。 たとえば、肺炎連鎖球菌性肺炎で抗生物質を使用せず、自然に解熱した場合、分利となることが多い。 分利は、熱分離(febrile crisis)とも呼ばれる。 解熱において、渙散(lysis)とは、高熱が数日・数週間を費やして徐々に下がる、熱の下がり方である。 渙散の典型的な例が、腸チフスの解熱である。 部品 血圧 血圧(blood pressure)とは、血液が血管壁に及ぼす圧力のことである。 血圧はBPとも呼ばれる。 血圧は血管の場所によって異なり、ふつうは四肢の動脈の血圧、とくに上腕動脈の血圧のことを指す。 動脈の血圧は、動脈圧(aterial pressure)、動脈血圧(aterial blood pressure)と呼ばれる。 動脈の血圧は、心周期に一致して周期的に変動する。 心周期(cardiac cycle)とは、心房の収縮から次の心房の収縮までを1周期とする、一連の心臓のうごきのことである。 収縮期血圧(systolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、SBP・最高血圧・最大血圧とも呼ばれる。 拡張期血圧(diastolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、DBP・弛緩期血圧・最低血圧・最小血圧とも呼ばれる。 収縮期血圧と拡張期血圧の差は、脈圧(pulse presseure)、PPと呼ばれる。 通常、血圧は2回測定し、その平均値で診断する。 /*/ 心拍出量が多いほど、末梢血管抵抗が大きいほど、血圧が高くなる。 心拍出量とは、1分間あたりに心臓から拍出される総血液量である。 心臓の収縮力が強まったり、心拍数が増加すると、心拍出量が増加する。 末梢血管抵抗とは、血管の内腔径や血液の粘性などである。 動脈硬化によって血管壁が硬くなると、血流に合わせて血管を広げられなくなるため、末梢血管抵抗が増加する。 また、高血糖や高脂血症で、血液の粘性が増すと、末梢血管抵抗が増加する。 循環血液量も血圧に影響する。 腎不全などで水分を体外に出す機能が弱っている場合、全身の血液量が増え、血圧が高くなる。 逆に、大量出血や脱水などで、循環血液量が低下した場合、血圧は低くなる。 /*/ 血圧が正常な範囲より高い場合、脳血管疾患を引き起こすおそれがあるため、注意が必要である。 逆に、血圧が正常な範囲より低い場合、ショック症状に注意する必要がある。 /*/ 血圧計(hemodynamometer、sphygmobolometer、sphygmodynamometer、sphygmomanometer)は、血圧を測定する装置である。 血圧計は脈圧計とも呼ばれる。 血圧計には間接式と直接式があり、通常、間接式が用いられる。 間接式の血圧計は、上腕に巻きつけたマンシェットで上腕動脈を圧迫し、その血圧の変化もしくは阻止するために要する圧力を気圧計で読む。 測定の際、上腕の高さは心臓と同じくらいにし、マンシェットは肘関節から2~3センチメートル上を指2本入るくらいのきつさで巻く。 マンシェット(manchette)とは、体の一部に巻きつけることができる帯状の構造物である。 マンシェットは内腔を有し、気体や液体を内腔に注入することで動脈血を測定する。 直接式の血圧計は、カテーテルを血管内に挿入し、その内圧を電気信号として測定する装置である。 直接式の血圧計は動脈圧モニター(aterial pressure monitoring)とも呼ばれ、主に手術中に用いられる。 /*/ 血圧計がない場合でも、患者の橈骨動脈と上腕動脈をそれぞれ、検者の左右の手指の触診によって、血圧を推定することができる。 上腕動脈をどの程度の強さで圧迫すれば、橈骨動脈の拍動が触れなくなるかで血圧を推定する方法である。 また心臓から離れた動脈ほど脈拍が弱くなるため、脈拍が橈骨動脈・大腿動脈・総頸動脈など、どの動脈まで触れるかから、血圧を推定することができる。 部品 脈拍 脈あるいは脈拍(pulse)とは通常、体表面から触診できる動脈の拍動のことである。 広義には、動脈血圧の伝播速度や断面容積の変動、心臓に近い静脈の拍動も脈拍に含まれる。 /*/ 健常な人知類の場合、新生児なら毎分130拍前後、乳幼児なら毎分100拍前後、成年なら毎分70拍前後である。 脈拍や心拍が毎分60拍未満を徐脈あるいは徐拍(bradycardia、pulsus infrequens、infrequent pulse)、毎分90拍以上を頻脈あるいは頻拍(tachycardia、pulsus frequens、frequent pulse)と呼ぶ。 ただし、人知類の高齢者は、普段の脈拍数が毎分60拍前後の場合もあるため、毎分50拍未満で徐脈とする。 徐脈の原因は発熱・貧血・心不全・甲状腺機能亢進・ショックなどが考えられる。 また、頻脈の原因は甲状腺機能低下・虚血性心疾患・薬剤などが考えられる。 徐脈・頻脈はどちらも原因が多岐にわたるため、ほかのバイタルサインにも注意することが大切である。 /*/ 脈拍の律動が不規則なものを不整脈(arrhythmia、pulusus irregularis)と呼ぶ。 不整脈には、規則的不規則と不規則的不規則がある。 規則的不規則とは、規則的に脈が飛ぶ不整脈である。 また、不規則的不規則とは、律動がまったくばらばらな不整脈のことである。 不規則的不規則は絶対的不整脈とも呼ばれる。 /*/ 人知類が人知類の脈拍を測定する場合、手首にある橈骨動脈の走行に沿うよう人差し指・中指・薬指の3本の指をそろえて触知する。 この際、指先より指の腹のほうが触れやすい。 脈拍数は通常1分間で測定する。 不整脈の既往がない場合、30秒の脈拍数を2倍にして測定値としてもよい。 ただし2倍にした場合、誤差が生じやすいため、注意すべきである。 大動脈炎症候群(aortitis syndrome)や動脈瘤(aneurysm)では、動脈の狭窄を生じた側の拍動が弱くなるため、左右差が生じることがある。 そのため、両腕の拍動を同時に触知して左右差を確認することが重要である。 /*/ 脈拍欠損(pulse deficit)とは、心臓が空打ちのようになり、心拍数より脈拍数が少なくなることである。 通常1分あたりの心拍数と脈拍数の差を指す。 たとえば心拍が毎分120回、脈拍が毎分100回なら脈拍欠損は毎分20回である。 脈拍欠損は心房細動で頻脈のときにみられる。 脈拍欠損は脈欠損、脱落脈(dropped-beat pulse)とも呼ばれる。 部品 呼吸 呼吸(respiration)とは、生体が酸素を外界から摂取し、二酸化炭素を外界へ排出することである。 バイタルサインとしては、呼吸数・呼吸のリズム・呼吸音などが重要である。 呼吸を観察する際は、すべての診療手技と同様に、視診・聴診・触診の順におこなう。 視診では、患者の左右の胸郭が同時に上下していることを確認する。 患者に呼吸を観察していることを伝えると、患者が意識して呼吸数増加の恐れがあるため、伝えないほうがよい。 /*/ 呼吸数(respiration rate、respiratory rate)とは、1分間の呼吸運動周期の数のことである。 年齢によって異なるが、人知類の場合、安静時は1分間に12回から15回くらいである。 呼吸数がおおむね毎分20回以上を頻呼吸(tachypnea)、毎分12回以下を徐呼吸(bradypnea)と呼ぶ。 頻呼吸の原因は、運動・恐怖・興奮・発熱・うっ血性心不全・呼吸器疾患などが考えられる。 また、徐呼吸の原因は、頭蓋内圧亢進・急性アルコール中毒、麻酔薬や睡眠薬の投与などが考えられる。 /*/ 呼吸のリズムには、チェーン・ストークス呼吸、ビオー呼吸、クスマウル呼吸などがある。 チェーン・ストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration)とは、浅い呼吸から深い呼吸に移行し、再び浅くなり一時的に呼吸停止という周期を1周期30秒から2分くらいで繰り返す異常呼吸である。 チェーン・ストークス呼吸は、中枢神経疾患・うっ血性心不全・睡眠時無呼吸症候群などでみられる。 チェーン・ストークス呼吸は交代性無呼吸とも呼ばれる。 ビオー呼吸(Biot respiration)とは、呼吸と無呼吸を不規則に繰り返す異常呼吸である。 ビオー呼吸は、脳炎・髄膜炎・脳腫瘍・脳外傷などでみられる。 ビオー呼吸は髄膜炎性呼吸や間欠髄膜炎性呼吸とも呼ばれる。 クスマウル呼吸(Kussmaul respiration)とは、深く大きい呼吸をゆっくりと繰り返す異常呼吸である。 クスマウル呼吸は、糖尿病や尿毒症などでみられる。 クスマウル呼吸は、呼気にアセトン臭がみとめられることもある。 クスマウル呼吸は糖尿病昏睡性大呼吸とも呼ばれる。 /*/ 閉塞性換気障害がある場合、呼気時に末梢気道の閉塞を防ぐため、口唇をすぼめ、ゆっくり息を吐くようになる。 このような呼吸を、口すぼめ呼吸(pursed-lip breathing)と呼ぶ。 /*/ 呼吸困難の患者は、横になると呼吸しにくいため、座ったままものによりかかることがある。 このような姿勢をとることを起坐呼吸(orthopnea)と呼ぶ。 /*/ 呼吸音(breath sound)とは、換気運動により気道内で発生した音のことである。 呼吸音を聴く際は、まず聴診器を用いずに、患者の呼吸音を聴く。 この際、声が出せるかも同時に観察する。 その後、患者がリラックスできる体勢になってもらい、聴診器で呼吸音を詳しく聴く。 聴診は左右対称の点を交互におこなう。 この際、聴診器のチェストピースを胸部前面や背面にしっかりと密着させる。 チェストピースには、膜面とベル面がある。 膜面は、腸音や肺音など、高音域の音を聴くときに用いる。 ベル面は、血管音や血圧など、低音域の音を聴くときに用いる。 呼吸器系においては、基本的に膜面を当てて聴診し、くぼんでいる肺尖部などはベル面を当てる。 一箇所につき、吸気と呼気の一呼吸は最低聴取したほうがよい。 聴診する部位によって、正常な呼吸音は異なるため、部位ごとの正常な呼吸音を理解することが重要である。 看護記録に残す際、呼吸音が正常か異常か、あるいは聴取できないかは最低限、記録に残すようにする。 呼吸音の減弱・消失の原因としては、気胸や胸水貯留で呼吸音の伝達が阻害された場合、疼痛や筋力低下で換気量が低下された場合などが考えられる。 肺性の副雑音(adventitious sound)はラ音(rale)と呼ばれ、50ミリ秒以上持続する連続性ラ音と10ミリ秒以内の断続性ラ音に大別できる。 連続性ラ音(continuous sound、continuous rale)は、乾性ラ音(dry rale)とも呼ばれ、いびき音と笛音に分けられる。 いびき音は、比較的低い音で、いびきのような連続性の雑音のことである。 いびき音は、吸気ではほとんど聴かれず、主に呼気のはじめから聴取される。 太い気管支の狭窄がいびき音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がんなどで聴かれる。 咳によっていびき音が変化・消失することもある。 いびき音は、低調性連続性副雑音・低音性連続性ラ音・ロンカイ(rhonchi)・ロンカス(rhonchus)とも呼ばれる。 笛音(piping rale)は、笛や口笛を吹くような高調の純音で、呼気に特徴がある。 気道狭窄部を空気が流れることが笛音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がん・肺気腫などで聴かれる。 笛音は、水笛音(water-pipe sound)・笛声音(whistling rale)・ウィーズ(wheeze)とも呼ばれる。 断続性ラ音(discontinuous sound、discontinuous rale)は、湿性ラ音(wet rale)やクラックル(crackle)とも呼ばれ、水泡音と捻髪音に分けられる。 水泡音とは、肺水腫や肺炎などで気道内に水分や分泌物が貯留したところを、空気が通過することによって生じる膜や気泡の破裂音である。 水泡音は、吸気の初期から聴かれ、呼気でもみとめられる。 水泡音は、粗い断続性副雑音・粗い断続性ラ音・コースクラックル(coarse crackle)とも呼ばれる。 捻髪音とは、毛髪を耳のそばでねじったときに聞こえる音に似た高調の細かい音である。 捻髪音は、面ファスナーをはがすときの音に近い。 捻髪音は、線維化して弾力性を失った肺胞が膨らむ際に生じる音とされており、間質性肺炎・肺線維症・石綿肺・過敏性肺臓炎・肺水腫などで聴かれる。 捻髪音は、捻髪様ラ音(crepitant rale)・ファインクラックル(fine crackle)とも呼ばれる。 提出書式 大部品 バイタルサイン RD 6 評価値 4 -部品 バイタルサインとは -部品 意識レベル -部品 体温 -部品 血圧 -部品 脈拍 -部品 呼吸 部品 バイタルサインとは バイタルサイン(vital sign)とは、生体が生きている状態を示す指標のことである。 意識レベル・体温・血圧・脈拍・呼吸などが主な指標として用いられる。 とくに救急医療ではショック状態に陥っているか否かを確かめるため、バイタルサインを迅速に確認することは極めて重要である。 バイタルサインは、バイタル・生命徴候・生存徴候とも呼ばれる。 部品 意識レベル 意識レベル(level of consciousness)とは、意識障害が疑われる場合、障害の程度を数量的に決める評価基準である。 意識レベルを評価する基準として代表的なものに、GCSとJCSがある。 /*/ GCS(Glasgow Coma Scale)は、開眼機能(eye opening)・言語機能(verbal response)・運動機能(motor response)で意識レベルを評価する。 GCSにおいて、正常は開眼機能4点・言語機能5点・運動機能6点の総和15点、深昏睡は開眼機能1点・言語機能1点・運動機能1点の総和3点である。 GCSは点数が低いほど重症である。 /*/ JCS(Japan Coma Scale)は、「刺激しないでも覚醒している」「刺激に応じて一時的に覚醒する」「刺激しても覚醒しない」の3群に分け、さらに各郡を3~4に細かく分けた10段階の数字で意識レベルを評価する。 JCSにおいて、「刺激しないでも覚醒している」は1桁、「刺激に応じて一時的に覚醒する」は2桁、「刺激しても覚醒しない」は3桁の点数で、桁数が多いほど重症である。 最低点は「刺激しないでも覚醒している」の「意識清明」0点、最高点は「刺激しても覚醒しない」の「痛み刺激に対してまったく反応しない」300点である。 /*/ 意識障害の患者を診断する際は、まず患者の名前を呼びかけ、患者が反応するか確認する。 呼びかけに反応がなければ、胸壁をつねるか、指を圧迫して、痛み刺激に反応があるか確認する。 その後、左右の瞳孔の大きさと対光反射を確認する。 対光反射(pupillary light reflex)は、対光反応(pupillary light reaction)とも呼ばれ、光に対して瞳孔が収縮する反応である。 対光反射の確認方法は、ペンライトの光をゆっくりと外側から内側にかけて瞳孔に当てる。 光によって瞳孔が1ミリメートル以上、迅速に収縮するか確認する。 対光反射には直接対光反射と間接対光反射がある。 直接対光反射(direct light reflex)は、直接対光反応(direct light reaction)とも呼ばれ、光を当てたほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。 間接対光反射(indirect light reflex)は、間接対光反応(indirect light reaction)とも呼ばれ、光を当てていないほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。 瞳孔の収縮を支配する動眼神経(oculomotor nerve)の核が脳幹部にあるため、瞳孔径の左右不同や対光反射消失がある場合、意識障害の原因は脳にあることが多い。 逆に瞳孔径と対光反射の両方とも異常がなければ、意識障害の原因は全身の病気であることが多い。 眼底鏡があれば、網膜静脈の拍動も確認する。 網膜静脈が拍動していれば、頭蓋内圧は亢進していない考えられる。 部品 体温 人知類を含む恒温動物には、環境による温度変化や肉体活動にかかわらず、体温(body temperature)を一定の範囲に保持されるよう調整する機能がある。 これを体温調整(thermoregulation、body temperature regulation)と呼ぶ。 /*/ 体温計(clinical thermometer、fever thermometer)とは、動物の体温を測定するための温度計である。 /*/ 体温を測定する際は体内温度に最も近い部位で測定することが好ましい。 人知類の場合、一般に腋窩・口腔・直腸・鼓膜が選ばれる。 腋窩で測定する場合、体表温の影響を受けやすいため、腋の汗をよくふき取る。 その後、体温計の先端が腋窩動脈に触れるよう前方から斜めに挿入し、しっかりと腋を締め、密着させる。 体の左右どちらかに麻痺がある場合、麻痺している側は血液循環が悪く、体温が低く測定されるため、麻痺していない側で測定する。 口腔での測定は、腋窩より安定した値を得られやすいが、咽頭に当たりやすく手技には経験を要する。 測定前の飲食を控え、体温計の先端を舌底面の下に向け、斜めに挿入、口を閉じてもらう。 体温計を舌下に挿入する際、舌小帯に当たらないよう注意する。 直腸での測定は、腋窩温や口腔温と比べ、外部の影響を受けづらく、深部体温に近い値が得られる。 体温計の先端に白色ワセリンやオリーブ油などの潤滑油をつけ、側臥位の患者の肛門から直腸内にゆっくりと体温計を挿入する。 体温計を直腸内に挿入する深さは、人知類の場合、成年なら5センチメートルから6センチメートル、小児なら2センチメートルから3センチメートルである。 耳の鼓膜で体温を測定する場合、赤外線体温計を使用する。 赤外線体温計とは、放射される赤外線を感知し、体温を表示する体温計を使用する。 耳で体温を測定する場合、鼓膜と鼓膜周辺から放射される赤外線で体温を測定する。 耳に体温計を挿入する際は、外耳道をまっすぐにするため、耳介を斜め上に引くようにして挿入する。 体温計を耳に挿入する際、挿入する位置や深さによって測定値が変わることがあるため、注意が必要である。 体温測定は、いずれの測定方法でも、測定後、体温計をアルコール綿で清拭する。 /*/ 体温を評価する際、体温は個人差があるため、厳密には普段の体温の比較が重要である。 普段の体温が不明なら、人知類の場合、小児は摂氏37.3度以上、成年は摂氏37.0度以上、高齢者は摂氏36.8度以上を発熱の基準とする。 発熱(fever)とは、体温が上昇している状態のことである。 発熱反応は、外界から体内に侵入した病原体が血液中の多核白血球や単球を活性化し、内因性発熱物質を産生、その信号が脳に作用することで発現する。 /*/ 発熱に対して解熱剤を使用することは、必ずしも適切ではない。 発熱による発汗や食欲低下で潜在的に脱水状態になっている場合、血圧が低下しないよう、末梢血管を収縮させていることがある。 この状態で血管を拡張させる作用のある種類の解熱剤を投与すると、一気に末梢血管が拡張して血圧が低下し、循環血液量減少性ショックとなる。 また、解熱剤は併用する薬剤によって、けいれんを起こすものがある。 熱型を見るために解熱しないという考え方もある。 ただし、小児やてんかんの既往がある場合はこの限りではない。 小児の脳は未発達なため、高熱になると熱性けいれんを起こしやすくなる。 また、てんかんの既往がある患者は、けいれんの閾値が下がって発作を起こしやすくなる。 そのため、このような場合は解熱剤を積極的に使用してもよい。 /*/ 体温の変動を経時的に記録し、グラフで表現したものを体温曲線(thermometer curve)と呼ぶ。 熱型(fever type)とは、この体温曲線の分類である。 熱型には、稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱などの種類がある。 稽留熱(continued fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以下の熱型である。 稽留熱で考えられる疾患には、肺炎や腸チフスなどがある。 弛張熱(remittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低くても平熱にならない熱型である。 弛張熱で考えられる疾患には、敗血症や膠原病などがある。 間欠熱(intermittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低い場合は平熱に戻ることがある熱型である。 発熱の周期は疾患によって異なるが、間欠熱で考えられる疾患には、弛張熱と同様の疾患の他、マラリアなどがある。 波状熱(undulant fever)とは、発熱する時期としない時期が不規則に繰り返される熱型である。 波状熱で考えられる疾患には、マラリア・ホジキン病・胆道閉鎖症などがある。 /*/ 発熱から平常体温に戻ることを解熱と呼ぶ。 熱型と同様、解熱にも分利や渙散などの型がある。 解熱において、分利(crisis)とは、数時間の間に熱が急速に下降し、平熱となる解熱である。 分利は多くの場合、発汗をともなう。 たとえば、肺炎連鎖球菌性肺炎で抗生物質を使用せず、自然に解熱した場合、分利となることが多い。 分利は、熱分離(febrile crisis)とも呼ばれる。 解熱において、渙散(lysis)とは、高熱が数日・数週間を費やして徐々に下がる、熱の下がり方である。 渙散の典型的な例が、腸チフスの解熱である。 部品 血圧 血圧(blood pressure)とは、血液が血管壁に及ぼす圧力のことである。 血圧はBPとも呼ばれる。 血圧は血管の場所によって異なり、ふつうは四肢の動脈の血圧、とくに上腕動脈の血圧のことを指す。 動脈の血圧は、動脈圧(aterial pressure)、動脈血圧(aterial blood pressure)と呼ばれる。 動脈の血圧は、心周期に一致して周期的に変動する。 心周期(cardiac cycle)とは、心房の収縮から次の心房の収縮までを1周期とする、一連の心臓のうごきのことである。 収縮期血圧(systolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、SBP・最高血圧・最大血圧とも呼ばれる。 拡張期血圧(diastolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、DBP・弛緩期血圧・最低血圧・最小血圧とも呼ばれる。 収縮期血圧と拡張期血圧の差は、脈圧(pulse presseure)、PPと呼ばれる。 通常、血圧は2回測定し、その平均値で診断する。 /*/ 心拍出量が多いほど、末梢血管抵抗が大きいほど、血圧が高くなる。 心拍出量とは、1分間あたりに心臓から拍出される総血液量である。 心臓の収縮力が強まったり、心拍数が増加すると、心拍出量が増加する。 末梢血管抵抗とは、血管の内腔径や血液の粘性などである。 動脈硬化によって血管壁が硬くなると、血流に合わせて血管を広げられなくなるため、末梢血管抵抗が増加する。 また、高血糖や高脂血症で、血液の粘性が増すと、末梢血管抵抗が増加する。 循環血液量も血圧に影響する。 腎不全などで水分を体外に出す機能が弱っている場合、全身の血液量が増え、血圧が高くなる。 逆に、大量出血や脱水などで、循環血液量が低下した場合、血圧は低くなる。 /*/ 血圧が正常な範囲より高い場合、脳血管疾患を引き起こすおそれがあるため、注意が必要である。 逆に、血圧が正常な範囲より低い場合、ショック症状に注意する必要がある。 /*/ 血圧計(hemodynamometer、sphygmobolometer、sphygmodynamometer、sphygmomanometer)は、血圧を測定する装置である。 血圧計は脈圧計とも呼ばれる。 血圧計には間接式と直接式があり、通常、間接式が用いられる。 間接式の血圧計は、上腕に巻きつけたマンシェットで上腕動脈を圧迫し、その血圧の変化もしくは阻止するために要する圧力を気圧計で読む。 測定の際、上腕の高さは心臓と同じくらいにし、マンシェットは肘関節から2~3センチメートル上を指2本入るくらいのきつさで巻く。 マンシェット(manchette)とは、体の一部に巻きつけることができる帯状の構造物である。 マンシェットは内腔を有し、気体や液体を内腔に注入することで動脈血を測定する。 直接式の血圧計は、カテーテルを血管内に挿入し、その内圧を電気信号として測定する装置である。 直接式の血圧計は動脈圧モニター(aterial pressure monitoring)とも呼ばれ、主に手術中に用いられる。 /*/ 血圧計がない場合でも、患者の橈骨動脈と上腕動脈をそれぞれ、検者の左右の手指の触診によって、血圧を推定することができる。 上腕動脈をどの程度の強さで圧迫すれば、橈骨動脈の拍動が触れなくなるかで血圧を推定する方法である。 また心臓から離れた動脈ほど脈拍が弱くなるため、脈拍が橈骨動脈・大腿動脈・総頸動脈など、どの動脈まで触れるかから、血圧を推定することができる。 部品 脈拍 脈あるいは脈拍(pulse)とは通常、体表面から触診できる動脈の拍動のことである。 広義には、動脈血圧の伝播速度や断面容積の変動、心臓に近い静脈の拍動も脈拍に含まれる。 /*/ 健常な人知類の場合、新生児なら毎分130拍前後、乳幼児なら毎分100拍前後、成年なら毎分70拍前後である。 脈拍や心拍が毎分60拍未満を徐脈あるいは徐拍(bradycardia、pulsus infrequens、infrequent pulse)、毎分90拍以上を頻脈あるいは頻拍(tachycardia、pulsus frequens、frequent pulse)と呼ぶ。 ただし、人知類の高齢者は、普段の脈拍数が毎分60拍前後の場合もあるため、毎分50拍未満で徐脈とする。 徐脈の原因は発熱・貧血・心不全・甲状腺機能亢進・ショックなどが考えられる。 また、頻脈の原因は甲状腺機能低下・虚血性心疾患・薬剤などが考えられる。 徐脈・頻脈はどちらも原因が多岐にわたるため、ほかのバイタルサインにも注意することが大切である。 /*/ 脈拍の律動が不規則なものを不整脈(arrhythmia、pulusus irregularis)と呼ぶ。 不整脈には、規則的不規則と不規則的不規則がある。 規則的不規則とは、規則的に脈が飛ぶ不整脈である。 また、不規則的不規則とは、律動がまったくばらばらな不整脈のことである。 不規則的不規則は絶対的不整脈とも呼ばれる。 /*/ 人知類が人知類の脈拍を測定する場合、手首にある橈骨動脈の走行に沿うよう人差し指・中指・薬指の3本の指をそろえて触知する。 この際、指先より指の腹のほうが触れやすい。 脈拍数は通常1分間で測定する。 不整脈の既往がない場合、30秒の脈拍数を2倍にして測定値としてもよい。 ただし2倍にした場合、誤差が生じやすいため、注意すべきである。 大動脈炎症候群(aortitis syndrome)や動脈瘤(aneurysm)では、動脈の狭窄を生じた側の拍動が弱くなるため、左右差が生じることがある。 そのため、両腕の拍動を同時に触知して左右差を確認することが重要である。 /*/ 脈拍欠損(pulse deficit)とは、心臓が空打ちのようになり、心拍数より脈拍数が少なくなることである。 通常1分あたりの心拍数と脈拍数の差を指す。 たとえば心拍が毎分120回、脈拍が毎分100回なら脈拍欠損は毎分20回である。 脈拍欠損は心房細動で頻脈のときにみられる。 脈拍欠損は脈欠損、脱落脈(dropped-beat pulse)とも呼ばれる。 部品 呼吸 呼吸(respiration)とは、生体が酸素を外界から摂取し、二酸化炭素を外界へ排出することである。 バイタルサインとしては、呼吸数・呼吸のリズム・呼吸音などが重要である。 呼吸を観察する際は、すべての診療手技と同様に、視診・聴診・触診の順におこなう。 視診では、患者の左右の胸郭が同時に上下していることを確認する。 患者に呼吸を観察していることを伝えると、患者が意識して呼吸数増加の恐れがあるため、伝えないほうがよい。 /*/ 呼吸数(respiration rate、respiratory rate)とは、1分間の呼吸運動周期の数のことである。 年齢によって異なるが、人知類の場合、安静時は1分間に12回から15回くらいである。 呼吸数がおおむね毎分20回以上を頻呼吸(tachypnea)、毎分12回以下を徐呼吸(bradypnea)と呼ぶ。 頻呼吸の原因は、運動・恐怖・興奮・発熱・うっ血性心不全・呼吸器疾患などが考えられる。 また、徐呼吸の原因は、頭蓋内圧亢進・急性アルコール中毒、麻酔薬や睡眠薬の投与などが考えられる。 /*/ 呼吸のリズムには、チェーン・ストークス呼吸、ビオー呼吸、クスマウル呼吸などがある。 チェーン・ストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration)とは、浅い呼吸から深い呼吸に移行し、再び浅くなり一時的に呼吸停止という周期を1周期30秒から2分くらいで繰り返す異常呼吸である。 チェーン・ストークス呼吸は、中枢神経疾患・うっ血性心不全・睡眠時無呼吸症候群などでみられる。 チェーン・ストークス呼吸は交代性無呼吸とも呼ばれる。 ビオー呼吸(Biot respiration)とは、呼吸と無呼吸を不規則に繰り返す異常呼吸である。 ビオー呼吸は、脳炎・髄膜炎・脳腫瘍・脳外傷などでみられる。 ビオー呼吸は髄膜炎性呼吸や間欠髄膜炎性呼吸とも呼ばれる。 クスマウル呼吸(Kussmaul respiration)とは、深く大きい呼吸をゆっくりと繰り返す異常呼吸である。 クスマウル呼吸は、糖尿病や尿毒症などでみられる。 クスマウル呼吸は、呼気にアセトン臭がみとめられることもある。 クスマウル呼吸は糖尿病昏睡性大呼吸とも呼ばれる。 /*/ 閉塞性換気障害がある場合、呼気時に末梢気道の閉塞を防ぐため、口唇をすぼめ、ゆっくり息を吐くようになる。 このような呼吸を、口すぼめ呼吸(pursed-lip breathing)と呼ぶ。 /*/ 呼吸困難の患者は、横になると呼吸しにくいため、座ったままものによりかかることがある。 このような姿勢をとることを起坐呼吸(orthopnea)と呼ぶ。 /*/ 呼吸音(breath sound)とは、換気運動により気道内で発生した音のことである。 呼吸音を聴く際は、まず聴診器を用いずに、患者の呼吸音を聴く。 この際、声が出せるかも同時に観察する。 その後、患者がリラックスできる体勢になってもらい、聴診器で呼吸音を詳しく聴く。 聴診は左右対称の点を交互におこなう。 この際、聴診器のチェストピースを胸部前面や背面にしっかりと密着させる。 チェストピースには、膜面とベル面がある。 膜面は、腸音や肺音など、高音域の音を聴くときに用いる。 ベル面は、血管音や血圧など、低音域の音を聴くときに用いる。 呼吸器系においては、基本的に膜面を当てて聴診し、くぼんでいる肺尖部などはベル面を当てる。 一箇所につき、吸気と呼気の一呼吸は最低聴取したほうがよい。 聴診する部位によって、正常な呼吸音は異なるため、部位ごとの正常な呼吸音を理解することが重要である。 看護記録に残す際、呼吸音が正常か異常か、あるいは聴取できないかは最低限、記録に残すようにする。 呼吸音の減弱・消失の原因としては、気胸や胸水貯留で呼吸音の伝達が阻害された場合、疼痛や筋力低下で換気量が低下された場合などが考えられる。 肺性の副雑音(adventitious sound)はラ音(rale)と呼ばれ、50ミリ秒以上持続する連続性ラ音と10ミリ秒以内の断続性ラ音に大別できる。 連続性ラ音(continuous sound、continuous rale)は、乾性ラ音(dry rale)とも呼ばれ、いびき音と笛音に分けられる。 いびき音は、比較的低い音で、いびきのような連続性の雑音のことである。 いびき音は、吸気ではほとんど聴かれず、主に呼気のはじめから聴取される。 太い気管支の狭窄がいびき音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がんなどで聴かれる。 咳によっていびき音が変化・消失することもある。 いびき音は、低調性連続性副雑音・低音性連続性ラ音・ロンカイ(rhonchi)・ロンカス(rhonchus)とも呼ばれる。 笛音(piping rale)は、笛や口笛を吹くような高調の純音で、呼気に特徴がある。 気道狭窄部を空気が流れることが笛音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がん・肺気腫などで聴かれる。 笛音は、水笛音(water-pipe sound)・笛声音(whistling rale)・ウィーズ(wheeze)とも呼ばれる。 断続性ラ音(discontinuous sound、discontinuous rale)は、湿性ラ音(wet rale)やクラックル(crackle)とも呼ばれ、水泡音と捻髪音に分けられる。 水泡音とは、肺水腫や肺炎などで気道内に水分や分泌物が貯留したところを、空気が通過することによって生じる膜や気泡の破裂音である。 水泡音は、吸気の初期から聴かれ、呼気でもみとめられる。 水泡音は、粗い断続性副雑音・粗い断続性ラ音・コースクラックル(coarse crackle)とも呼ばれる。 捻髪音とは、毛髪を耳のそばでねじったときに聞こえる音に似た高調の細かい音である。 捻髪音は、面ファスナーをはがすときの音に近い。 捻髪音は、線維化して弾力性を失った肺胞が膨らむ際に生じる音とされており、間質性肺炎・肺線維症・石綿肺・過敏性肺臓炎・肺水腫などで聴かれる。 捻髪音は、捻髪様ラ音(crepitant rale)・ファインクラックル(fine crackle)とも呼ばれる。 インポート用定義データ [ { "title" "バイタルサイン", "part_type" "group", "children" [ { "title" "バイタルサインとは", "description" "バイタルサイン(vital sign)とは、生体が生きている状態を示す指標のことである。\n意識レベル・体温・血圧・脈拍・呼吸などが主な指標として用いられる。\nとくに救急医療ではショック状態に陥っているか否かを確かめるため、バイタルサインを迅速に確認することは極めて重要である。\nバイタルサインは、バイタル・生命徴候・生存徴候とも呼ばれる。", "part_type" "part", "localID" 1 }, { "title" "意識レベル", "description" "意識レベル(level of consciousness)とは、意識障害が疑われる場合、障害の程度を数量的に決める評価基準である。\n意識レベルを評価する基準として代表的なものに、GCSとJCSがある。\n/*/\nGCS(Glasgow Coma Scale)は、開眼機能(eye opening)・言語機能(verbal response)・運動機能(motor response)で意識レベルを評価する。\nGCSにおいて、正常は開眼機能4点・言語機能5点・運動機能6点の総和15点、深昏睡は開眼機能1点・言語機能1点・運動機能1点の総和3点である。\nGCSは点数が低いほど重症である。\n/*/\nJCS(Japan Coma Scale)は、「刺激しないでも覚醒している」「刺激に応じて一時的に覚醒する」「刺激しても覚醒しない」の3群に分け、さらに各郡を3~4に細かく分けた10段階の数字で意識レベルを評価する。\nJCSにおいて、「刺激しないでも覚醒している」は1桁、「刺激に応じて一時的に覚醒する」は2桁、「刺激しても覚醒しない」は3桁の点数で、桁数が多いほど重症である。\n最低点は「刺激しないでも覚醒している」の「意識清明」0点、最高点は「刺激しても覚醒しない」の「痛み刺激に対してまったく反応しない」300点である。\n/*/\n意識障害の患者を診断する際は、まず患者の名前を呼びかけ、患者が反応するか確認する。\n呼びかけに反応がなければ、胸壁をつねるか、指を圧迫して、痛み刺激に反応があるか確認する。\nその後、左右の瞳孔の大きさと対光反射を確認する。\n対光反射(pupillary light reflex)は、対光反応(pupillary light reaction)とも呼ばれ、光に対して瞳孔が収縮する反応である。\n対光反射の確認方法は、ペンライトの光をゆっくりと外側から内側にかけて瞳孔に当てる。\n光によって瞳孔が1ミリメートル以上、迅速に収縮するか確認する。\n対光反射には直接対光反射と間接対光反射がある。\n直接対光反射(direct light reflex)は、直接対光反応(direct light reaction)とも呼ばれ、光を当てたほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。\n間接対光反射(indirect light reflex)は、間接対光反応(indirect light reaction)とも呼ばれ、光を当てていないほうの眼の瞳孔が縮瞳することである。\n瞳孔の収縮を支配する動眼神経(oculomotor nerve)の核が脳幹部にあるため、瞳孔径の左右不同や対光反射消失がある場合、意識障害の原因は脳にあることが多い。\n逆に瞳孔径と対光反射の両方とも異常がなければ、意識障害の原因は全身の病気であることが多い。\n眼底鏡があれば、網膜静脈の拍動も確認する。\n網膜静脈が拍動していれば、頭蓋内圧は亢進していない考えられる。", "part_type" "part", "localID" 2 }, { "title" "体温", "description" "人知類を含む恒温動物には、環境による温度変化や肉体活動にかかわらず、体温(body temperature)を一定の範囲に保持されるよう調整する機能がある。\nこれを体温調整(thermoregulation、body temperature regulation)と呼ぶ。\n/*/\n体温計(clinical thermometer、fever thermometer)とは、動物の体温を測定するための温度計である。\n/*/\n体温を測定する際は体内温度に最も近い部位で測定することが好ましい。\n人知類の場合、一般に腋窩・口腔・直腸・鼓膜が選ばれる。\n腋窩で測定する場合、体表温の影響を受けやすいため、腋の汗をよくふき取る。\nその後、体温計の先端が腋窩動脈に触れるよう前方から斜めに挿入し、しっかりと腋を締め、密着させる。\n体の左右どちらかに麻痺がある場合、麻痺している側は血液循環が悪く、体温が低く測定されるため、麻痺していない側で測定する。\n口腔での測定は、腋窩より安定した値を得られやすいが、咽頭に当たりやすく手技には経験を要する。\n測定前の飲食を控え、体温計の先端を舌底面の下に向け、斜めに挿入、口を閉じてもらう。\n体温計を舌下に挿入する際、舌小帯に当たらないよう注意する。\n直腸での測定は、腋窩温や口腔温と比べ、外部の影響を受けづらく、深部体温に近い値が得られる。\n体温計の先端に白色ワセリンやオリーブ油などの潤滑油をつけ、側臥位の患者の肛門から直腸内にゆっくりと体温計を挿入する。\n体温計を直腸内に挿入する深さは、人知類の場合、成年なら5センチメートルから6センチメートル、小児なら2センチメートルから3センチメートルである。\n耳の鼓膜で体温を測定する場合、赤外線体温計を使用する。\n赤外線体温計とは、放射される赤外線を感知し、体温を表示する体温計を使用する。\n耳で体温を測定する場合、鼓膜と鼓膜周辺から放射される赤外線で体温を測定する。\n耳に体温計を挿入する際は、外耳道をまっすぐにするため、耳介を斜め上に引くようにして挿入する。\n体温計を耳に挿入する際、挿入する位置や深さによって測定値が変わることがあるため、注意が必要である。\n体温測定は、いずれの測定方法でも、測定後、体温計をアルコール綿で清拭する。\n/*/\n体温を評価する際、体温は個人差があるため、厳密には普段の体温の比較が重要である。\n普段の体温が不明なら、人知類の場合、小児は摂氏37.3度以上、成年は摂氏37.0度以上、高齢者は摂氏36.8度以上を発熱の基準とする。\n発熱(fever)とは、体温が上昇している状態のことである。\n発熱反応は、外界から体内に侵入した病原体が血液中の多核白血球や単球を活性化し、内因性発熱物質を産生、その信号が脳に作用することで発現する。\n/*/\n発熱に対して解熱剤を使用することは、必ずしも適切ではない。\n発熱による発汗や食欲低下で潜在的に脱水状態になっている場合、血圧が低下しないよう、末梢血管を収縮させていることがある。\nこの状態で血管を拡張させる作用のある種類の解熱剤を投与すると、一気に末梢血管が拡張して血圧が低下し、循環血液量減少性ショックとなる。\nまた、解熱剤は併用する薬剤によって、けいれんを起こすものがある。\n熱型を見るために解熱しないという考え方もある。\nただし、小児やてんかんの既往がある場合はこの限りではない。\n小児の脳は未発達なため、高熱になると熱性けいれんを起こしやすくなる。\nまた、てんかんの既往がある患者は、けいれんの閾値が下がって発作を起こしやすくなる。\nそのため、このような場合は解熱剤を積極的に使用してもよい。\n/*/\n体温の変動を経時的に記録し、グラフで表現したものを体温曲線(thermometer curve)と呼ぶ。\n熱型(fever type)とは、この体温曲線の分類である。\n熱型には、稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱などの種類がある。\n稽留熱(continued fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以下の熱型である。\n稽留熱で考えられる疾患には、肺炎や腸チフスなどがある。\n弛張熱(remittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低くても平熱にならない熱型である。\n弛張熱で考えられる疾患には、敗血症や膠原病などがある。\n間欠熱(intermittent fever)とは、高熱で1日の体温差が摂氏1度以上あり、低い場合は平熱に戻ることがある熱型である。\n発熱の周期は疾患によって異なるが、間欠熱で考えられる疾患には、弛張熱と同様の疾患の他、マラリアなどがある。\n波状熱(undulant fever)とは、発熱する時期としない時期が不規則に繰り返される熱型である。\n波状熱で考えられる疾患には、マラリア・ホジキン病・胆道閉鎖症などがある。\n/*/\n発熱から平常体温に戻ることを解熱と呼ぶ。\n熱型と同様、解熱にも分利や渙散などの型がある。\n解熱において、分利(crisis)とは、数時間の間に熱が急速に下降し、平熱となる解熱である。\n分利は多くの場合、発汗をともなう。\nたとえば、肺炎連鎖球菌性肺炎で抗生物質を使用せず、自然に解熱した場合、分利となることが多い。\n分利は、熱分離(febrile crisis)とも呼ばれる。\n解熱において、渙散(lysis)とは、高熱が数日・数週間を費やして徐々に下がる、熱の下がり方である。\n渙散の典型的な例が、腸チフスの解熱である。", "part_type" "part", "localID" 3 }, { "title" "血圧", "description" "血圧(blood pressure)とは、血液が血管壁に及ぼす圧力のことである。\n血圧はBPとも呼ばれる。\n血圧は血管の場所によって異なり、ふつうは四肢の動脈の血圧、とくに上腕動脈の血圧のことを指す。\n動脈の血圧は、動脈圧(aterial pressure)、動脈血圧(aterial blood pressure)と呼ばれる。\n動脈の血圧は、心周期に一致して周期的に変動する。\n心周期(cardiac cycle)とは、心房の収縮から次の心房の収縮までを1周期とする、一連の心臓のうごきのことである。\n収縮期血圧(systolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、SBP・最高血圧・最大血圧とも呼ばれる。\n拡張期血圧(diastolic blood pressure)とは、心臓の収縮期の血圧で、DBP・弛緩期血圧・最低血圧・最小血圧とも呼ばれる。\n収縮期血圧と拡張期血圧の差は、脈圧(pulse presseure)、PPと呼ばれる。\n通常、血圧は2回測定し、その平均値で診断する。\n/*/\n心拍出量が多いほど、末梢血管抵抗が大きいほど、血圧が高くなる。\n心拍出量とは、1分間あたりに心臓から拍出される総血液量である。\n心臓の収縮力が強まったり、心拍数が増加すると、心拍出量が増加する。\n末梢血管抵抗とは、血管の内腔径や血液の粘性などである。\n動脈硬化によって血管壁が硬くなると、血流に合わせて血管を広げられなくなるため、末梢血管抵抗が増加する。\nまた、高血糖や高脂血症で、血液の粘性が増すと、末梢血管抵抗が増加する。\n循環血液量も血圧に影響する。\n腎不全などで水分を体外に出す機能が弱っている場合、全身の血液量が増え、血圧が高くなる。\n逆に、大量出血や脱水などで、循環血液量が低下した場合、血圧は低くなる。\n/*/\n血圧が正常な範囲より高い場合、脳血管疾患を引き起こすおそれがあるため、注意が必要である。\n逆に、血圧が正常な範囲より低い場合、ショック症状に注意する必要がある。\n/*/\n血圧計(hemodynamometer、sphygmobolometer、sphygmodynamometer、sphygmomanometer)は、血圧を測定する装置である。\n血圧計は脈圧計とも呼ばれる。\n血圧計には間接式と直接式があり、通常、間接式が用いられる。\n間接式の血圧計は、上腕に巻きつけたマンシェットで上腕動脈を圧迫し、その血圧の変化もしくは阻止するために要する圧力を気圧計で読む。\n測定の際、上腕の高さは心臓と同じくらいにし、マンシェットは肘関節から2~3センチメートル上を指2本入るくらいのきつさで巻く。\nマンシェット(manchette)とは、体の一部に巻きつけることができる帯状の構造物である。\nマンシェットは内腔を有し、気体や液体を内腔に注入することで動脈血を測定する。\n直接式の血圧計は、カテーテルを血管内に挿入し、その内圧を電気信号として測定する装置である。\n直接式の血圧計は動脈圧モニター(aterial pressure monitoring)とも呼ばれ、主に手術中に用いられる。\n/*/\n血圧計がない場合でも、患者の橈骨動脈と上腕動脈をそれぞれ、検者の左右の手指の触診によって、血圧を推定することができる。\n上腕動脈をどの程度の強さで圧迫すれば、橈骨動脈の拍動が触れなくなるかで血圧を推定する方法である。\nまた心臓から離れた動脈ほど脈拍が弱くなるため、脈拍が橈骨動脈・大腿動脈・総頸動脈など、どの動脈まで触れるかから、血圧を推定することができる。", "part_type" "part", "localID" 4 }, { "title" "脈拍", "description" "脈あるいは脈拍(pulse)とは通常、体表面から触診できる動脈の拍動のことである。\n広義には、動脈血圧の伝播速度や断面容積の変動、心臓に近い静脈の拍動も脈拍に含まれる。\n/*/\n健常な人知類の場合、新生児なら毎分130拍前後、乳幼児なら毎分100拍前後、成年なら毎分70拍前後である。\n脈拍や心拍が毎分60拍未満を徐脈あるいは徐拍(bradycardia、pulsus infrequens、infrequent pulse)、毎分90拍以上を頻脈あるいは頻拍(tachycardia、pulsus frequens、frequent pulse)と呼ぶ。\nただし、人知類の高齢者は、普段の脈拍数が毎分60拍前後の場合もあるため、毎分50拍未満で徐脈とする。\n徐脈の原因は発熱・貧血・心不全・甲状腺機能亢進・ショックなどが考えられる。\nまた、頻脈の原因は甲状腺機能低下・虚血性心疾患・薬剤などが考えられる。\n徐脈・頻脈はどちらも原因が多岐にわたるため、ほかのバイタルサインにも注意することが大切である。\n/*/\n脈拍の律動が不規則なものを不整脈(arrhythmia、pulusus irregularis)と呼ぶ。\n不整脈には、規則的不規則と不規則的不規則がある。\n規則的不規則とは、規則的に脈が飛ぶ不整脈である。\nまた、不規則的不規則とは、律動がまったくばらばらな不整脈のことである。\n不規則的不規則は絶対的不整脈とも呼ばれる。\n/*/\n人知類が人知類の脈拍を測定する場合、手首にある橈骨動脈の走行に沿うよう人差し指・中指・薬指の3本の指をそろえて触知する。\nこの際、指先より指の腹のほうが触れやすい。\n脈拍数は通常1分間で測定する。\n不整脈の既往がない場合、30秒の脈拍数を2倍にして測定値としてもよい。\nただし2倍にした場合、誤差が生じやすいため、注意すべきである。\n大動脈炎症候群(aortitis syndrome)や動脈瘤(aneurysm)では、動脈の狭窄を生じた側の拍動が弱くなるため、左右差が生じることがある。\nそのため、両腕の拍動を同時に触知して左右差を確認することが重要である。\n/*/\n脈拍欠損(pulse deficit)とは、心臓が空打ちのようになり、心拍数より脈拍数が少なくなることである。\n通常1分あたりの心拍数と脈拍数の差を指す。\nたとえば心拍が毎分120回、脈拍が毎分100回なら脈拍欠損は毎分20回である。\n脈拍欠損は心房細動で頻脈のときにみられる。\n脈拍欠損は脈欠損、脱落脈(dropped-beat pulse)とも呼ばれる。", "part_type" "part", "localID" 5 }, { "title" "呼吸", "description" "呼吸(respiration)とは、生体が酸素を外界から摂取し、二酸化炭素を外界へ排出することである。\nバイタルサインとしては、呼吸数・呼吸のリズム・呼吸音などが重要である。\n呼吸を観察する際は、すべての診療手技と同様に、視診・聴診・触診の順におこなう。\n視診では、患者の左右の胸郭が同時に上下していることを確認する。\n患者に呼吸を観察していることを伝えると、患者が意識して呼吸数増加の恐れがあるため、伝えないほうがよい。\n/*/\n呼吸数(respiration rate、respiratory rate)とは、1分間の呼吸運動周期の数のことである。\n年齢によって異なるが、人知類の場合、安静時は1分間に12回から15回くらいである。\n呼吸数がおおむね毎分20回以上を頻呼吸(tachypnea)、毎分12回以下を徐呼吸(bradypnea)と呼ぶ。\n頻呼吸の原因は、運動・恐怖・興奮・発熱・うっ血性心不全・呼吸器疾患などが考えられる。\nまた、徐呼吸の原因は、頭蓋内圧亢進・急性アルコール中毒、麻酔薬や睡眠薬の投与などが考えられる。\n/*/\n呼吸のリズムには、チェーン・ストークス呼吸、ビオー呼吸、クスマウル呼吸などがある。\nチェーン・ストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration)とは、浅い呼吸から深い呼吸に移行し、再び浅くなり一時的に呼吸停止という周期を1周期30秒から2分くらいで繰り返す異常呼吸である。\nチェーン・ストークス呼吸は、中枢神経疾患・うっ血性心不全・睡眠時無呼吸症候群などでみられる。\nチェーン・ストークス呼吸は交代性無呼吸とも呼ばれる。\nビオー呼吸(Biot respiration)とは、呼吸と無呼吸を不規則に繰り返す異常呼吸である。\nビオー呼吸は、脳炎・髄膜炎・脳腫瘍・脳外傷などでみられる。\nビオー呼吸は髄膜炎性呼吸や間欠髄膜炎性呼吸とも呼ばれる。\nクスマウル呼吸(Kussmaul respiration)とは、深く大きい呼吸をゆっくりと繰り返す異常呼吸である。\nクスマウル呼吸は、糖尿病や尿毒症などでみられる。\nクスマウル呼吸は、呼気にアセトン臭がみとめられることもある。\nクスマウル呼吸は糖尿病昏睡性大呼吸とも呼ばれる。\n/*/\n閉塞性換気障害がある場合、呼気時に末梢気道の閉塞を防ぐため、口唇をすぼめ、ゆっくり息を吐くようになる。\nこのような呼吸を、口すぼめ呼吸(pursed-lip breathing)と呼ぶ。\n/*/\n呼吸困難の患者は、横になると呼吸しにくいため、座ったままものによりかかることがある。\nこのような姿勢をとることを起坐呼吸(orthopnea)と呼ぶ。\n/*/\n呼吸音(breath sound)とは、換気運動により気道内で発生した音のことである。\n呼吸音を聴く際は、まず聴診器を用いずに、患者の呼吸音を聴く。\nこの際、声が出せるかも同時に観察する。\nその後、患者がリラックスできる体勢になってもらい、聴診器で呼吸音を詳しく聴く。\n聴診は左右対称の点を交互におこなう。\nこの際、聴診器のチェストピースを胸部前面や背面にしっかりと密着させる。\nチェストピースには、膜面とベル面がある。\n膜面は、腸音や肺音など、高音域の音を聴くときに用いる。\nベル面は、血管音や血圧など、低音域の音を聴くときに用いる。\n呼吸器系においては、基本的に膜面を当てて聴診し、くぼんでいる肺尖部などはベル面を当てる。\n一箇所につき、吸気と呼気の一呼吸は最低聴取したほうがよい。\n聴診する部位によって、正常な呼吸音は異なるため、部位ごとの正常な呼吸音を理解することが重要である。\n看護記録に残す際、呼吸音が正常か異常か、あるいは聴取できないかは最低限、記録に残すようにする。\n呼吸音の減弱・消失の原因としては、気胸や胸水貯留で呼吸音の伝達が阻害された場合、疼痛や筋力低下で換気量が低下された場合などが考えられる。\n肺性の副雑音(adventitious sound)はラ音(rale)と呼ばれ、50ミリ秒以上持続する連続性ラ音と10ミリ秒以内の断続性ラ音に大別できる。\n連続性ラ音(continuous sound、continuous rale)は、乾性ラ音(dry rale)とも呼ばれ、いびき音と笛音に分けられる。\nいびき音は、比較的低い音で、いびきのような連続性の雑音のことである。\nいびき音は、吸気ではほとんど聴かれず、主に呼気のはじめから聴取される。\n太い気管支の狭窄がいびき音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がんなどで聴かれる。\n咳によっていびき音が変化・消失することもある。\nいびき音は、低調性連続性副雑音・低音性連続性ラ音・ロンカイ(rhonchi)・ロンカス(rhonchus)とも呼ばれる。\n笛音(piping rale)は、笛や口笛を吹くような高調の純音で、呼気に特徴がある。\n気道狭窄部を空気が流れることが笛音の原因で、気管支喘息・気管支炎・気道異物・肺がん・肺気腫などで聴かれる。\n笛音は、水笛音(water-pipe sound)・笛声音(whistling rale)・ウィーズ(wheeze)とも呼ばれる。\n断続性ラ音(discontinuous sound、discontinuous rale)は、湿性ラ音(wet rale)やクラックル(crackle)とも呼ばれ、水泡音と捻髪音に分けられる。\n水泡音とは、肺水腫や肺炎などで気道内に水分や分泌物が貯留したところを、空気が通過することによって生じる膜や気泡の破裂音である。\n水泡音は、吸気の初期から聴かれ、呼気でもみとめられる。\n水泡音は、粗い断続性副雑音・粗い断続性ラ音・コースクラックル(coarse crackle)とも呼ばれる。\n捻髪音とは、毛髪を耳のそばでねじったときに聞こえる音に似た高調の細かい音である。\n捻髪音は、面ファスナーをはがすときの音に近い。\n捻髪音は、線維化して弾力性を失った肺胞が膨らむ際に生じる音とされており、間質性肺炎・肺線維症・石綿肺・過敏性肺臓炎・肺水腫などで聴かれる。\n捻髪音は、捻髪様ラ音(crepitant rale)・ファインクラックル(fine crackle)とも呼ばれる。", "part_type" "part", "localID" 6 } ], "expanded" true, "localID" 0, "description" "流用可能" } ]
https://w.atwiki.jp/bokuori_data/pages/524.html
製作者 ずっきぃ 出場大会 第9回ヒーロー編 経歴 第一回戦 レディ・キャット 勝利 第二回戦 ピンチスマッシャー 敗退 設定 最初はただの偶然だった・・・ 検査が終わり薬をもらった病院の帰り道 不意に発作を起こしてしまった 普段なら路地裏に逃げ込んだりしていたのに 失敗した 最初はただの偶然だった・・・ すぐ後ろでか弱い女性がひったくりにあっていた 犯人は鞄を奪って走り去った、はずだった 少し進んだところで足が動かなくなった 足元が凍りつき、地面に縛り付けられていた 最初はただの偶然だった・・・ しかし彼女は気が付いた こんな自分でも人の役に立つことがあるのだと 自分を苦しめた奇病にも役割があるのだと ◆雪女 体温が異常に、そして無限に下がっていく奇病にかかった女性 前例のない奇病であり、大学病院で検査を受けている 調合された薬で多少症状を軽く出来てはいるものの 現在までで完治できる可能性が見えていないかった 内因的に体温が確保できないため厚着をし暖かい物を食べ 夏場でも暖房を焚いた部屋で生活をしている そんな生活をしているためか友人は皆無 人並みの生活もできなくなっている そのため大学病院で検査をする代わりに報酬をもらって生活をしていた 偶然にもひったくりを捕まえたことから 自分にも人のためにできることがあると知り ヒーロー活動を行うようになった 何もできなかった自分にできた数少ないできることとして ◆能力 彼女の身体は急激に体温が下がることにより 外気から膨大な熱量を奪い続ける結果となっている ・周囲の気温を急激に下げることにより、対象の動きを鈍らせ必要であれば静止させる ・大気中の水分を結露させ、霧の発生を発生させる ・結露させた水分をさらに地面で凍りつかせ、滑走することによる移動 ・直接対象に触れ、体温を急激に奪い凍りつかせる ・発作が起きると周囲半径30~60mが極限に気温が下がり凍りつく 補足
https://w.atwiki.jp/xscumx/pages/110.html
BCU ICU MONITOR 上段から順に。 心拍数 血圧 SPO2(酸素の血中濃度) 体温 各アビリティの数値 現状のアビリティの数値を確認できる。 AGE 年齢 LIFETIME 生存時間 WEIGHT 体重 BFP 体脂肪率 STORAGE FAT 脂肪量 TEETH NUMBER 歯の本数 TEMPERATURE 体温 TEMP. DEVIATION 体温の偏差 BLOOD VOLUME 血液量 MIN. BLOOD VOL 最低血液量 BCU PERFORMANCE MONITOR CURRENT PACE キャラクターの現在の移動速度 WALK SPEED 歩きの速度 JOG SPEED ジョギングの速度 RUN SPEED 全力疾走の速度 GEAR WEIGHT 装備の重さ WLT EASY 軽めの負荷の限界値 WLT DEMANDING 厳しめの負荷限界値 WLT VERY DEMANDING かなり厳しめの負荷限界値 STAMINA スタミナ MSR 最大スタミナ削減値 WEIGHT LOAD 重量負荷 SCR IDLE 待機時のスタミナレート SCR EASY 軽めの動作時のスタミナレート SCR DEMANDING 厳しめの動作時のスタミナレート SCR VERY DEMANDING かなり厳しめの動作時のスタミナレート
https://w.atwiki.jp/arma2dayz/pages/288.html
カーボンファイバー製の釣り竿。 このアイテムを使う事で釣りが可能となり、魚を入手できるようになる。 ちなみに釣りができるエリアは海に限定される。 アイテムとしての釣り竿は、海沿いにあるボート小屋か、 砂浜にある小船でのみ入手可能。 釣りで入手できる魚 Trout(マス) Seabass(バス) Tuna(マグロ) 釣れた魚はそのまま食べても回復量が低く、生であるため感染症になってしまう可能性がある。 焚き火などで調理する事で、安全かつ回復量が高い食料となる。 釣りの手順 まずは入手後にツールスロットに入っている釣竿を 右クリックで出るメニューからメインウェポンスロットに移動させる。 釣竿に持ち替えたら浜辺の水際に行くか、船に乗ったまま アクションメニューからCast Fishing Poleを選んでキャスティング(投げ込み)を行う。 (※クリックで画像拡大) キャスティング後は飛距離が表示され、自動でリールの巻き取りが行われる。 釣りをしている最中で激しく動いてしまったりすると、アクションがキャンセルされるので注意。 残念ながら釣れなかった場合は画像のようなメッセージが出るので、再度キャスティングを行う。 運よく釣れた場合には画像のようなメッセージが表示され、 自分のインベントリに魚がアイテムとして入る。 船上で釣りをした場合には、船のアイテムスロットに釣れた魚が入るようなので アクションメニューから船のGearを確認してみよう。 釣りを10分ほど続けても、1匹しか釣れなかったりするほど成功率は低いが 時間をかければ充分な釣果が期待できるので、気長にやるとよい。 TIPS 浜辺から釣りをするなら水際の、海水に足が漬からないギリギリの位置から キャスティングをするのが望ましい。 海水に漬かっていると体温が徐々に奪われるので注意すること。 船上から釣りをする場合も体温が徐々に下がるので注意。 船が停止していても体温は下がる。 体温ゲージが点滅し始めたら、釣りを中断して焚き火で体を温めるか、 もしくはHeat Pack(ホッカイロ)をあらかじめ複数用意しておくと、手間が省けて楽。 ※誤字や気になったところがあれば修正・加筆お願いします
https://w.atwiki.jp/atopy/pages/9.html
保湿剤ワセリン 水分を抜けていくことを防ぐ 水分の気化熱による体温調整が乱れて塗った部分の皮膚面に熱がこもる。 コメント:アトピー患者は体温調整能力が不能になっていることを聞きます。 水性の保湿剤に切り替えると好転するという例もよくあるようです
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1790.html
オリジナルスタンド図鑑No.7741~7750 ■ No.7751 【案師】 ID rjP 【絵師】 ID vYP 【スタンド名】 スイート・レイラニ 【本体】 性欲が異常に強い、11歳の男子小学生。 胸の大きい女性のみを狙った強姦殺人事件を20件以上起こしているが、 その幼さゆえに犯人と疑われることはない。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 耳がエルフのように尖っていて長い、細身の人型。 口が裂けており、本体のうちに潜む邪悪さが表面化している。 【能力】 本体を「台風の目」として、「性欲を持つ風」を発生させる。 「性欲を持つ風」は、スタンドパワーの込める量に応じて風速の強さを変え、 最弱状態ではスカートめくり、そこから服を肉体ごとかまいたちで切り裂くレベルにまで強化可能。 風量は調節可能で、服だけを切るようにしたり、肉体を深く傷つけたりもできる。 破壊力-D スピード-A 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-B 成長性-A ■ No.7752 【案師】 ID lqm 【絵師】 ID u5o 【スタンド名】 アンリーシュ・ザ・フューリー 【本体】 生まれた時から体温が低い男。いつも寒さで震えている。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 いつも身体を震えさせている男性型スタンド。 【能力】 触れた生物の体温を奪い、奪った体温を本体の体温に変換する。 体温を奪われた生物は低体温症で凍死し、 本体は奪った体温を自分の体温として日々を生きる。 しかし、奪った体温は一日しか持たないため、 新たに他の生物から体温を奪わなくてはならなくなる。 破壊力-C スピード-C 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-B 成長性-D ■ No.7753 【案師】 ID rjP 【絵師】 ID mxp 【スタンド名】 ミッドナイトダンス 【本体】 本体は存在しない。 凶悪犯罪者であるスタンド使いがある墓地で自害した末にスタンドエネルギーの残留によって発現。 言わば「カツアゲロード」のような特異なスタンド。 【タイプ】 特殊型 【特徴】 墓石に座っている女性型のスタンド。 普通の人間と違うところは、顔がスプーンで削られたようにまるまる抉れていて存在しないこと。 【能力】 墓場の中でスタンドに遭遇した者を自動的に「顔」に移動させる能力。 「顔」というのはもちろんこのスタンドの「そり立つ壁」のような抉れた顔のこと。 実際に移動するというわけではないものの、先へ進めば進むほど、傾斜が強く勢いなしでは進めない難所へと化す。 「墓から出さない」と言うよりも「奥に入れない」ことに特化した能力と言え、 このスタンドが「奥にある何かを隠している」とある者は推測している。 なお、奥へ通じる傾斜は実際の「そり立つ壁」以上に鬼畜なため、破壊力、スピードともにAのスタンドでも突破困難である。 破壊力-? スピード-? 射程距離-墓場内 持続力-? 精密動作性-? 成長性-? ■ No.7754 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ストレイト・ブレイカア 【本体】 30代竹を割ったような性格のソフトマッチョ 【タイプ】 近 【特徴】 本体と同様ソフトマッチョでベースカラーは赤 【能力】 触れた物を曲げる能力。鉄骨でも石柱でも拳の軌道でも曲げる。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-B 成長性-D ■ No.7755 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ナッシング・バット・シーヴス 【本体】 逃げる女 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ヘルメットを被った様な頭の人型 【能力】 逃走する、という事においてのみ絶対的な力を発揮する。 逃走する、という行為に繋がる事に限り様々な事が可能。 破壊力-D スピード-A 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C ■ No.7756 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 フットライト・パレード 【本体】 頭のネジが緩い女性。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 足だけが長い人型。ポッコリお腹。 【能力】 このスタンドが跨がれる物に触れればペダルが付き、自転車のように動かせるようになる。 漕げるのはスタンドのみ。 破壊力-B スピード-C 射程距離-D 持続力-D 精密動作性-E 成長性-E ■ No.7757 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 タイムレス・クラシック 【本体】 考古学者の男 【タイプ】 近 【特徴】 古びた石のゴーレムのような人型 【能力】 殴打した足場から遺跡を隆起させる 遺跡は実在の遺跡のコピーであり、殴打時に設定された任意の時間で崩落を始める 破壊力-A スピード-D 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-C 成長性-C 【能力射程】 A ■ No.7758 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 シンフォニック・パワー・メタル 【本体】 どれだけ叩いても折れない心を持つ少女。 【タイプ】 近距離 【特徴】 両掌に穴が空いたゴツイ人型。 【能力】 周囲に「硬化ウイルス」をまき散らす。 感染した生物は徐々に鉄のように固まる 破壊力-A スピード-E 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-E 成長性-A 【能力射程】 C ■ No.7759 【案師】 ID GZh 【絵師】 ID itU 【スタンド名】 スペシャル・シェパード 【本体】 物静かだがやるときはやるといった女の子。 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 頭部から羊の角が生えている人型のスタンド。 【能力】 このスタンドが触れたものは生物/非生物問わずそこからモコモコとした羊毛が生えてくる。 この羊毛は例えば鈍器に生えればその鈍器で殴られても無傷というように衝撃を完全に吸収してしまう特性を持つが、 それ以外の特性は水をかければ染み込むし火をつければ燃えるというように羊毛そのものである。 破壊力-C スピード-B 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-B 成長性-A ■ No.7760 【案師】 ID 11o 【絵師】 ID ABx 【スタンド名】 イグニズ・ダンス 【本体】 やんちゃそうな少年 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 アスファルトのような質感の人型 【能力】 スタンドが地面に触れることで、周囲の地面や床を加熱する能力。 温度と範囲はある程度任意に決められ、触れた地点とは違う場所だけを加熱することもできる。 破壊力-B スピード-D 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B 【能力射程】 A オリジナルスタンド図鑑No.7761~7770 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/v0x0v/pages/4.html
☆夏バテ対策☆ ○題目選択の理由 夏は厳しい暑さで食欲がなくなったり、生活が不規則になってしまったりして、夏バテを起こしてしまうので、どうすれば夏バテに負けずに過ごせるか等を知りたいと思ったからです。 ○Plan 実施計画 夏バテについて知ろぅ 《夏バテの症状とは?》 夏バテは,自律神経の機能に影響するため,次のような症状が現れます。 ☆全身の疲労感☆立ちくらみ☆からだのだるさ☆めまい・ふらつき ☆無気力感☆むくみ☆イライラ感☆食欲不振☆熱っぽさ☆下痢・便秘 《夏はどうして体調を崩しやすいの?》 日本の夏のように暑くて湿度が高いと,とても不快で,環境の変化に対しても過度に反応してしまいがちになります。 また,夏バテの原因としては,次のようなことが考えられます. ①体温調節の不調 暑くなると,汗を出すことで,体温調節を行うのですが,湿度が高いときは汗の蒸発が妨げられ,熱が体内にこもってしまい,疲れやすくなるのです. ②体内の水分やミネラルの不足⇒汗を大量にかくことで、体内の水分と電解質のバランスが崩れ脱水症状を起こし体調に異常を起こすと考えられています。 ③暑さによる食欲低下⇒暑さによって胃の消化機能が低下するため,栄養の吸収が悪くなり,食欲が低下。すると,ビタミン類やミネラル,蛋白質などの必須栄養素も不足することになり,からだがだるく感じたり,根気が続かなくなるなどの症状が出てきます. また,清涼飲料水やビールなどの冷たいものばかり飲んでいると,胃の消化酵素の働きが更に低下し,消化不良を起こし,食欲がなくなるという悪循環に陥ってしまうのです. ④冷房の影響⇒過度な冷房の効いた部屋と外気の温度差が激しくなり,しかも冷房の効いた部屋と暑い屋外を繰り返して行き来することにより,体温を調節する自律神経のリズムが乱れて自律神経失調症を引き起こしてしまうのです. 《平熱が低い人は暑さに弱い?》 自律神経失調症の人は,体温コントロールが上手くできないため、夏バテになりやすいといわれています.また,自律神経失調症気味の人に体温の低い人が多いともいわれています。勿論,体温の低い人がすべて自律神経失調症になりやすいというわけではありません. 夏に強い,弱いは感覚や環境の要因が関係しているので,体温や体型だけでは一律することはできません.夏バテは暑さよりも湿度が高いと,より酷くなります. 皮膚呼吸ができないため,汗が十分でないことが原因ともいわれています. 《夏を乗り切る生活法とは?》 特別な生活方法はありません.規則正しい生活を送ることが最も大切です.しかし,現代人にとっては非常に難しいことです.具体的な対策としては, ①ビタミンやミネラルの消費が激しく,そのために積極的に補給する必要があります.特に,新鮮や野菜,果物,豆類などを摂ることです. ②朝食を抜かずに三食を一定時間に食べ,汗をかいたら必ず水分を補給し,夜更かしをせず,十分な睡眠を摂り,疲れを翌日に持ち越さないことです. ③生活にリズムをつけ,自律神経の働きを整える必要があります.そのためには適度な運動が効果的です.ストレス解消や食欲増進にも運動は有効です.暑い日には日差しが弱くて涼しい時間帯にウォーキングやラジオ体操のような運動が適しています. ④水分の補給は,のどが渇いてからよりものどが渇く前に,こまめに補給することで,脱水症状や疲労の予防になります. ⑤温めのお湯にゆっくりと入る入浴は,自律神経の働きを整えると同時に,心身共にリラックスさせる効果が高まります. ⑥住宅に涼しさの工夫をし,冷房の風ではなく,できるだけ自然の風を通しましょう.扇風機に長時間あたるのもよくありません.すだれや花ござや籐で涼しさを演出してみましょう. 夏バテ防止のポイントは,食事やクーラーの使い方,そしてよく眠ることがポイントです. そのためには,睡眠は身体面や精神面にも活力を与えてくれます. しかし,熱帯夜にぐっすり眠ることは難しいのもまた事実です.冷房の効いた部屋での仕事が多く,運動不足気味の現代人にとっては,暑い夏の眠りのリズムを保つことは難しいといえます. 《夏バテと水分の補給のポイント?》 暑い季節になると,体温調節のために汗が出ます.私たちのからだは約50~70%は水分なのなのです. 汗は,体温を調節したり,発汗作用を促したり,いろんや役割を果たしています. 汗をかくとからだの中の水分が不足するので,補給しないままでいると脱水症状を起こします. ですから水分の補給は欠かせません. 忘れてはいけないのは汗が出ると同時にビタミンやミネラルも出てしまうので,水道水だけでがぶ飲みして補給するのは考えものです.水分不足で血液量が減少している場合もあります. その場合,血圧が低くなり立ち上がったときに血液が足の方に行くため,脳の血液が一時的に少なくなり,立ちくらみを起こすことがあります.また,心臓が一生懸命血液を送り出そうとして心拍数を増加させたり,細胞の機能が低下したりしてからだかだるくなったりします.細胞の中の水分量が減少すると,集中力が低下したり,自律神経失調が起きたりします. 水分不足の目安には3つのポイントがあります. 1つ目はわきの下の湿り気です.わきの下を触ってみて渇いていれば水分が不足しているのです. 2つ目は親指の爪の部分を押してみてパッと離して,すぐに赤い状態に戻らない場合には水分が不足しています.これは血液が不足していて血の巡りが悪いために起こります. 3つ目は,手の甲をつまんでみてパッと離した時に元に戻らない場合は水分が不足している証拠です. しかし,この3つの状態はひどく水分が不足しているときの症状なのでこのような症状があらわれる前に水分を補給することが大切です. 高齢者や乳児は脱水しやすいので早めの水分補給が重要です.また,炎天下でのスポーツや作業時には15分にコップ1杯の水分補給が必要です. 水分を摂った後にドッと汗が出るのは,体内の水分が足りていないために起こるのです. 暑い中で体温が上昇しているときに水分が不足していると,十分な汗が出ないため,体温が下がりません.その時に水分が補給されると体温を下げるために水分が汗として出るからです. 普通の食事をしていれば塩分の摂取は自然と補給されるので,水分補給はお茶でも十分です. 濃いお茶はカフェインの利尿作用で脱水の原因にもなるので,麦茶やほうじ茶が良いのです. ビールも水なので水分補給になるのではと思っていませんか.ビールにはアルコールが含まれておりアルコールの利尿作用により水分補給には適していないのです. 普段は脳から腎臓に対して,尿を濃縮して少なくする抗利尿ホルモンが出ているのですが,アルコールの影響でこのホルモンの分泌が抑制されてしまいます.そのため,尿の量が増え,水分が沢山排出されて,水分不足になります.すべてのアルコール類にはこの利尿作用がありますが,特にビールに利用作用が強いため,尿として出てしまう水分が多いのです.ですからビールによる水分補給は効果的ではありません. のどが渇いたと思うときにはすでに脱水症状が起きているのです.冷たい飲み物の方が温かい飲み物より胃から腸への到達時間が短いので,早く乾きを潤すことができます.しかし,あまり冷たいものばかり飲んでいると消化不良などの原因にもなるので,飲み過ぎは良くないと言われています.水の温度は5℃くらいが適温です. ○Do 実践 ●夏バテ解消簡単ジュースを作ろぅ (材料は、グレープフルーツ、レモン、はちみつ、水) フルーツはそれぞれ半分に切り、スクイーザー(しぼり器)で搾り、水とはちみつを加え、よく混ぜて出来上がり。 ○See 反省・評価 簡単にできて、さっぱりしていてよかったし、夏バテを予防するビタミンA、Cをたっぷりとれて、どれちらも食品から摂取した栄養素を、体内で効率よく働かせるのに役立ち、ビタミンAは視力の低下防止、目、口、皮膚、消化管、気管などの粘膜を丈夫にしてくれ、ビタミンCはしみのもとになるメラニン色素の生成を抑えてくれる、紫外線対策の必須ビタミンです。鉄や銅の吸収を助け、貧血予防、ストレスや疲労をやわらげる効果もあってとても良い飲み物でした。
https://w.atwiki.jp/pixsk/pages/86.html
猫目 海代(ネコメ ミヨ) 性別 ♀ 年齢 17 身長 162cm 体重 【秘密!】 バスト Eカップ エントリー料 体温 ウチもツイッター始めたで!猫目兄妹bot パートナーは一刻さん!! 元気なおっさんをからかいながら元気に生きてるんや!一回死んだけどな! あと渋谷で恋人も出来たんや!純一っていうんよ!小鳥遊純一 シブヤ荘に住んでるで!→Wiki 母親は身体が弱く、父親は単身赴任でずっと帰ってこない中、兄に育てられてきた女の子。 関西人で猫が好き。 【補足・死亡の原因と現在】 母親の病状が悪化して都内の病院に移動する際、海代も一緒に引っ越すことにしたのだけれど 途中で事故にあって死んでしまう。そこがちょうど渋谷だった。 自分が死んだことに対してはあまり実感が持てていない(参加者が生き返っちゃってるから)けれど 奪われた体温はなんとしてでも取り返したい。 小さい頃から怖いことやつらいことがあると、ぎゅっと兄や母が抱きしめてくれていたから 体温がなくなってからそれを感じられなくなり不安で満ちた生活をしている。 だからとりあえず抱きつきまくっている。でも人にすぐ抱きつくのは生前からの癖。
https://w.atwiki.jp/orisaba_kaisetu/pages/49.html
クラス:セイバー 属性:秩序・善 真名:十時愛梨 出典:アイドルマスターシンデレラガールズ 地域:日本 性別:女 身長・体重:161㎝・46㎏ ステータス:筋力A耐久C敏捷C魔力E幸運A宝具C クラス別スキル 対魔力(C) 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗(C) 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 保有スキル 戦闘続行(C) 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 体温上昇(A) 戦闘が長引く程、体温が上昇していく。 体温が高くなるほど熱さで動きが鈍る。 仕切り直し(C) 戦闘から離脱する能力。 宝具:『甘くて大きな剣(アイリスラッシュ)』 ランク:C 種別:対人 レンジ:1~3 最大補足:5人 自分の身の丈よりも大きな剣で切りかかる。 宝具が解放された瞬間、甘い香りが漂い、対象の動きを鈍らせる。 大剣は何の効果もないただの大剣である。 名前
https://w.atwiki.jp/mousoupoke/pages/1165.html
ハイバーナ 分類:かりょくポケモン No.19-323 タイプ:ほのお 特性:とうそうしん(自分と相手の性別が一致した場合は技の威力が1.25倍、異なる場合は技の威力が0.75倍、どちらかが性別不明だった場合は1倍になる) はやあし(状態異常にかかると、素早さが1.5倍になる) 夢特性:もらいび(炎タイプの技を受けてもダメージや効果を受けず、その後は自分の炎技によるダメージが1.5倍になる) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ハイバーナ 75 115 55 70 55 100 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) みず/じめん/いわ いまひとつ(1/2) ほのお/くさ/こおり/むし/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 図鑑 本気を出せば出すほど体温が上昇し、体全身が燃え上がる。 技 ニトロチャージ、かみくだく、ほのおのキバ、ふいうち、にらみつける、ほえる、とおぼえ、インファイト、かぎわける等 その他 ハイエナ+バーナーでハイバーナ。戦闘力が上昇するたびに体温も上昇する。 終いには水を瞬時に蒸発させる程に体温が上がる。 名前 コメント