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「ちょっと、こたろっ……駄目って、言って、……ぁっ」 文句を言い終えることすら許されなかった。 小太郎の握る鋭いクナイは、一瞬で晒しを切り裂いた。 無論、佐助の肌を傷つけることはなく。 瞬間、晒しによって押さえつけられていた、はち切れんばかりに膨らんだ乳房が、ぷるんと弾けた。 佐助は羞恥と戸惑いに、かあっと頬を赤らめる。 「なっ、ちょっ、何してんのさ! 晒しの替えなんて持ってきてな」 やっぱり最後まで文句は言わせてもらえず、佐助は小太郎に唇を塞がれた。 それだけではない、口付けの合間に両手で体を支えられて、体勢を徐々に崩され、やがて草むらの上に押し倒された。 あくまで優しく、ゆっくりと。 再び、両の胸の膨らみをやわやわと揉まれ、時折薄く色づいた乳首も捻られ潰されいいように弄られて、佐助は、小太郎からのやまぬ口づけの合間にか細く声を漏らした。 止めようと肩を押す手に力は入らず、それに。 長い前髪の合間からふと見えた眼が、何か愛しげなものを見るかのように細められていたものだから。 抵抗する気も失せてしまった、佐助は諦めて、手をそのまま小太郎の首筋へと回した。 あとはもう、なし崩し的だった。 猿飛佐助は、女だった。 女でありながら、女を捨てて、戦忍として生きる忍。 豊満に育ってしまった己の体を隠し、元々中世的だった顔に化粧をして男の形をして。 身体能力は、甲賀の里にいる他の忍よりも頭一つ分飛び出ていたし、諜報・暗殺その他の技術も覚えが早かったから、里では、佐助は将来、優秀なくの一になるだろうと少なからぬ期待を寄せられていた。 佐助自身もまた、自分はくの一となってどこぞの武家に仕えるものだとばかり思っていた。 しかし、それはある日唐突に、叶わぬものとなる。 佐助には、くの一たりえぬ大きな欠陥があったのだ。 逢引6
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任務で出かけた先で同僚や土地の者に誘われれば、不利にならないのならば簡単に誘いに乗った。 好んで夜鷹の扮装をした。 他のくのいちのしない行動を好む自分の理由が何であるか、佐助は潔癖なくのいちの言葉で理解したのだ。 「そうか、俺は色狂いだったんだ」 そういう人種がいるとは聞いていた。 訓練や意思でどうにかなるものではなく大概は生まれついてのものなのだと。 それから佐助は奔放に振る舞った。 下忍から里長まで、気になる相手がいれば男女関係なく床に誘った。 場所も構わなかった。 か弱い町娘の扮装をし、ならず者たちになぶられたり、敵に破れたふりをし、犯されたりもした。 色事専門の忍びとの情事を褒美にねだりもした。 「佐助、自重しろ」 「いいじゃない。不利になる真似はしないよ」 どれだけ情事を繰り返そうとも佐助は変わらなかった。 娘というよりは少年のような風貌に、生臭さの感じられない飄々とした態度。 身体も、他のくのいち達が男を知り成熟していくのに、佐助は胸や尻の肉付きが悪いまま。 色に狂わぬ色狂い、どれだけ身体を重ねても心は重ねず、欲に溺れども情には溺れず。 佐助は何処までも優秀な忍びだった。 とある家に仕えてみないかと言われたのは、そんな生活に飽きてきた頃だった。 いかに佐助が色事が好きでも、同じ相手ばかりでは飽きる。 忍びも、町人も、武士も、もうつまらない。 いっそ宮廷にでも忍びこむか、異人や獣でも試すかといささか危険な方向に思考を向けていた。 「えーっ…何処です?」 ひとつの家に縛られるのは佐助には嬉しくないことだった。 酒や薬、賭け事のように金銭を使うわけではなく、依存性があるわけでもない佐助の趣味であるが、狭い範囲で決まった相手を使えばあまり歓迎出来ない事態になることはわかっている。 めくらの恋3
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さゆき6 「消えなぁ!」 翻る紅と飛び散る朱。佐助の凶手が閃くたびにそこに新たな赤が混じる。傾いた太陽の中では誰も彼もが血にまみれた顔をしている。 ここはいくさば。死と生の風は命をさらう。 「俺様の技を拝むには百年足りねえな…っ」 佐助がいくらその手を巡らそうと死ぬ者は死に、生きる者は生きる。 「弱ぇ弱ぇ」 正邪なにもかもがひっくり返り無価値になる。 「死にたい奴だけ、かかってきなよ。猿飛佐助が討ちとれるなら!」 虚空に蜻蛉を切った。佐助は血風を纏い骨をも断ち切る。 その時の佐助は人の、人である全てを否定する。己自身をも、人であることを忘れる。 そこにあるのはただの凶器。凶器であろうとする何か。
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桜が舞い散り、運動部の掛け声があちこちから聞こえてくる。 やたらあちこちから聞こえるのは、新入生勧誘のために体育系のクラブが 縦横無尽に駆け回っているせいだ。 「やってるねぇ」 椅子に後ろ向きで座った姿勢で階下の景色を見て、猿飛佐助はにんまりと笑った。 「いやー、若いっていいなぁ。ね、どう思う?」 窓を閉め、壁に目をやる。くるくるとよく動く表情が、壁際の男を捕らえる。 「それは俺に対する嫌味か?」 防音のための穴だらけの壁に背中を預けた片倉小十郎が渋い顔をして、 プリントを佐助に渡した。 学園には様々なクラブが存在するが、佐助は放送部に所属していた。 高校野球地方大会のウグイス嬢から明るく元気なお昼のDJまでなんでもこなす芸の広さと 面倒見のよさを買われ、部長を勤めている。 「コレ何?」 「今度のNコンの規定だ。読んでおけ」 Nコンとは、放送部が参加する大会である。朗読からテレビドキュメントまで幅が広い。 「はーい。今年は優勝したいねぇ」 「そうだな。本番でトチったりしなければいいな」 佐助はへらっと笑った。 去年の大会、佐助は最後の一音を思い切り噛んだせいで優勝どころか入賞すら逃した。 「いや~参ったよねぇ。三島由紀夫だったもんねぇ」 小十郎はため息をついた。理由になるかそんなこと、と顔に書かれている。 「ご褒美も逃したし」 佐助は椅子から立ち上がると、小十郎を見上げた。襟のリボンを抜き、 防音のためにしかれた絨毯に落とす。ロクに掃除していないくすんだ白い絨毯の上に落ちる 赤いリボンが妙に目につく。 「今年こそ、俺優勝するよ。そうしたら」 「優勝したらな」 小十郎の太い指が、佐助の唇を押さえた。にやりと笑い、首に絡もうとした手をそれとなく止める。 「あと一年くらい待てねぇのか?」 「待てない」 「俺は教師で、お前は生徒だ。そういうことになったら、どうなるか……分かってんだろうな」 小十郎の指が当てられたまま、佐助は笑う。 「俺が無職になっちまうんだぜ?」 「大丈夫だって。バレなきゃいいんだよ」 「――悪い生徒だ」 「あんたもね」 小十郎の首に腕を絡める。熱い指が唇から離れ、耳をくすぐる。 佐助は目を閉じ、小十郎の唇を待った。
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「佐助ぇ…」 地面に伏したまま幼馴染の名を呼ぶ。 涙で橙が霞む。その時だった。 「かすが!?」 漸く少女がいないことに気がついたのか、幼馴染―佐助が振り返った。 慌てて駆け寄ってくる佐助の顔は血の気が引いて真っ青になっている。 「おいおい、大丈夫か!?」 そう言いながらかすがの身体を起こしてやり、着物についた砂埃を手で払い落としてやる。 涙で濡れた頬は、砂がついて汚くなっている。 「ひぐっ…ふぇ…」 「あー、もう泣くなってかすが…」 その場にぺたんと座り込み鼻をすんすんと鳴らして泣くかすがを、 佐助が困ったように頭を掻きながら慰める。 この一つ年下の幼馴染は泣き虫だ。 転んでは泣き、怖がっては泣き、何かあるたびに泣いている気がする。 だがそんな泣き虫の幼馴染を、佐助は決して嫌っていなかった。 確かに泣かれればどうやって扱えばいいか分からず、 困ることも多いが、一度もそれを煩わしいと思ったことはない。 寧ろ「こいつは自分が守らなければ」と泣かれるたびに強く思う。 なにより、泣いた後に見せてくれる笑顔がどんな花よりも綺麗で。 佐助は、その笑顔が大好きだった。 「何処かすりむいちゃったのか?なぁ、かすが」 だから笑ってほしかった。 泣いてるところなんて、見たくなかった。 ―ねぇ、笑って?笑ってみせて? 一向に泣き止む様子を見せないかすがに、佐助が困り果てたように頭を掻いていると、 「あ…」 「ん?」 かすがが何かに気付いたらしく小さく声を漏らす。 真っ赤に腫れ上がった目の見つめる先。 かすがの着ている薄桃色の、まだ新しい着物。 「着物…」 「着物が、どうした?」 小首を傾げる佐助に対し、かすがの瞳は再び涙で潤み始める。 「汚れちゃった…新しく買ってもらったものなのに…」 濡れた頬を新しい涙が伝い落ちる。 見れば、膝の辺りが血が滲んだらしく赤く汚れている。 佐助はそれを見て苦虫を数匹噛み潰したような顔になった。 そういえば「両親に新しい着物を買ってもらったのだ」と嬉しそうに話していた気がする。 余程大切な着物だったのだろう。 儚く消える背中3
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松永久秀 欺瞞、欺瞞 松永久秀:汎用 苛烈、苛烈 松永久秀:汎用 業火よ! 松永久秀:戦極ドライブ 馬鹿どもが ←発音的には「馬~鹿~ど~も~が~あ~」 松永久秀:溜め 虚しいな…いや、とても愛しい感情だ 松永久秀:汎用 追い詰められるか…何事も経験だな 松永久秀:汎用 私がどこで生まれたか…まあ、それはいい 松永久秀:汎用 卿は破壊を好むのか、いや感心 松永久秀:汎用 明日は雨か…卿も早く帰りたまえ 松永久秀:汎用 疲れているのかね? 心配だよ 松永久秀:放置(敵) 折角拾った命は大切にするとしよう、では失礼 →指パッチン爆死 松永久秀:慶次で松永撃破 卿からは未来を貰おう 松永久秀:伊達へ 卿からは依存を貰おう 松永久秀:幸村へ 卿からは情熱を貰おう 松永久秀:慶次へ 卿からは自信を貰おう 松永久秀:信玄へ 卿からは光を貰おう 卿が心の奥に隠しているそれのことだ 松永久秀:佐助へ ん?卿は何を考えているか分からないな 松永久秀:謙信へ 君からは枷を…いや、やめておこう 君は好きで枷をつけているのだから 松永久秀:かすがへ 卿からは混沌を賜ろう 松永久秀:信長へ 君には…情けを贈ろう 松永久秀:濃姫へ そうだな、君には憐れみを贈ろう 松永久秀:蘭丸へ 卿からは…そうだな、理智を貰おうか 松永久秀:光秀へ 卿からは矛盾を貰おう 松永久秀:長政へ 君からは狂喜を貰うか なに、売るほどあるのだろう? 松永久秀:お市へ 卿からは希望を貰おう 松永久秀:利家へ 君の幸せには興味がないのだ、すまないね 松永久秀:まつへ 卿からは力を貰おう 松永久秀:秀吉へ 卿の心痛は尤もだ だが、安心するといい 彼は卿の夢を重荷と思ってはいまい…きっとね 松永久秀:半兵衛へ 卿には絶望を贈ろう きっと似合うはずだ 松永久秀:元親へ 卿から貰うものは何もない 何故なら卿は何も持っていないからだ 松永久秀:毛利へ 卿からは不屈を貰おう 松永久秀:島津へ 卿には秩序を贈ろう 松永久秀:ザビーへ 君には甘言を贈ろう 欲しかったのだろう? 松永久秀:いつきへ 卿には犠牲を贈ろう 松永久秀:家康へ 卿には恐怖を贈ろう 何故なら卿の敵は恐怖だけだ 松永久秀:忠勝へ 卿からは過去を貰おう 松永久秀:北条へ 卿は…そうだな、声が欲しいか? 松永久秀:風魔へ いや結構結構、卿からはいろいろと学ぶことが多そうだ 松永久秀:義元へ 卿が持つのは輝かんばかりの活力だ いや天晴、皆、卿を見習えば良いのにな 松永久秀:顕如へ おめーの話はむずかしい みんな倒して終わりでいーじゃん 驚いた、真理を言い当てられてはこちらも形無しだ 宮本武蔵・松永久秀:武蔵で松永と遭遇 三好三人衆 1人減ったら1人足す… 1人減っても3人衆だべ 2人減ったら2人足す… 2人減っても3人衆だべ 3人減ったら…それで終わりだ 三好三人衆・いつき一揆衆:農村防衛戦 松永のセリフにwwwをつけてみた 苛烈苛烈w 実は卿のことが嫌いなんだ…すまないねw お前はwwwww破壊をwwww好むのかwwwwいや関心wwww 欲しがればいいのだwwwwwwどうせ人はすぐに死ぬwwwwwwwwwwww 今、何かしたかねwww 追い詰められるか…何事も経験だなwww 欺瞞欺瞞www 馬鹿どもがwww 卿は何が欲しいw モノかwそれとも私の命かwwww 黒禍が来るwwwww今日もどこかで人が死ぬなwwwwwwwwww 明日は雨か… 卿も早く帰りたまえwwww 卿の兵を捕虜にいただいたおwwww 驚いただろうwww何、楽しみ賃は結構だwwwwww 君を見ていると甘い衝動が沸きあがるwwwwww うむwwwwww卿は何を考えているのかwwwwwww分からないなwwwwwwww 卿は思ったより残酷だなwwwwwwwwwww 生まれ変わって出直したまえwww 知らなかったwwww卿にも血が流れていたのかwwwww 卿からwwwww貰う物はwwwwwwww何も無いwwwwwwww なぜならwww卿はwwww何も持ってwwwなwいwwwwかwwwらwwwねwww まwつwなwがw 三好三人衆を( A`) にしてみた 一人減ったら一人足す( A`) 二人減ったら二人足す( A`) 三人減ったらそこで終わりだ( A`) またお前か( A`) お前もしつこいな( A`) 来たか( A`) ああ( A`) しかたない( A`)
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シナリオ 仲間になる武将 お宝 領土 経験値+4 行動力-1 シナリオ 章 ステージ 備考 浅井長政との戦い1 上洛を目指せ2 宮部継潤を撃破せよ 阿閉貞大を撃破せよ 桶狭間へ向かえ 大将戦:浅井長政 朝倉義景との戦い1 浅井長政を追え 山崎吉家を撃破せよ 宇野久重を撃破せよ 横山城を攻め落とせ 大将戦:朝倉義景 浅井長政との戦い2 横山城の兵糧を確保せよ 遠藤直経を撃破せよ 伊達軍を援護せよ 海北綱親を撃破せよ 大将戦:浅井長政 お市との戦い1 自軍を立て直せ 磯野員昌を撃破せよ 堀秀村を撃破せよ 赤尾清綱を撃破せよ 大将戦:お市 朝倉義景との戦い2 浅井軍を追え 真柄直隆を撃破せよ 河合吉統を撃破せよ 金ヶ崎城を攻め落とせ 大将戦:朝倉義景 朝倉義景との戦い3 金ヶ崎城の兵糧を確保せよ 一乗谷城を包囲せよ 高橋景業を撃破せよ 鳥居影近を撃破せよ 大将戦:朝倉義景 お市との戦い2 一乗谷城の兵糧を確保せよ 藤堂高虎を撃破せよ 野村直隆を撃破せよ 小谷城を包囲せよ 大将戦:お市 浅井長政との戦い3 武器を確保せよ 野村直隆を撃破せよ 小川祐忠を撃破せよ 雨森弥兵衛尉を撃破せよ 大将戦:浅井長政 お市との戦い3 残党を撃破せよ 仙石権兵衛秀久を撃破せよ 蜂須賀小六正勝を撃破せよ 木下小一郎秀長を撃破せよ 大将戦:お市 三好三人衆との戦い1 京にひしめく闇 戦に焼かれる京 戦火の敵中突破 三好本隊との対決 大将戦:三好三人衆 三好三人衆との戦い2 京からの脱出 都からの追撃 比叡山への道 激突!三好三人衆 大将戦:三好三人衆 六角義賢との戦い1 聖地の罠 甲賀衆との戦い 夜陰の暗殺者 見えない敵 大将戦:六角義賢 細川藤孝との戦い1 御供衆との戦い 都での伏兵 鉄壁の守り 東福寺包囲戦 大将戦:細川藤孝 細川藤孝との戦い2 京の砲術士 藤の兄弟 勝龍寺攻略 藤孝の城 大将戦:細川藤孝 三好三人衆との戦い3 逆転の発想 包囲網へ突撃 突破口を開け 総力戦 大将戦:三好三人衆 細川藤孝との戦い3 忠臣・細川忠興 観音寺突入 御供衆の意地 藤孝との決着 大将戦:細川藤孝 六角義賢との戦い2 六角の野望 両藤の進藤 京都奪還 両藤の後藤 大将戦:六角義賢 六角義賢との戦い3 京都大返し 義の武将 東大寺籠城戦 燃える東大寺 大将戦:六角義賢 仲間になる武将 武将名 レア度 属性 初期攻撃 初期防御 備考 一般武将浅井四翼 三田村秀俊 ★★★ 体 5 1 大野木国重 ★★★ 心 1 5 磯野員昌 ★★★ 体 5 5 野村定元 ★★★ 技 5 1 レア武将 浅井長政 ★★★★★ 体 10 5 浅井四翼コンプリート後出現 朝倉義景 ★★★★ 技 5 10 お市 ★★★★★ 技 10 5 細川藤孝 ★★★★★ 心 5 10 六角義賢 ★★★★ 心 5 10 お宝 シリーズ名 お宝名 価値 利休七種茶碗 検校 3 大黒 4 臨済 3 鉢開 3 早舟 5 木守 3 東陽坊 3 コンプリートアイテム アイテム名 説明 攻撃 防御 耐久度 その他 おにぎり 行動力と対戦回数がいっきに回復するぞ! - - 1 領土 シリーズ名 お宝名 価値 近畿領 近江 5 山城 大和 紀伊 和泉 河内 摂津 丹波 丹後 但馬 播磨 淡路 コンプリートアイテム アイテム名 説明 攻撃 防御 耐久度 武器 一夢雷鳴砲 伝説の砲術家が一生をかけて作り出した最強の小銃。 156 0 10 名前 コメント
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佐助も忍びである。 謀略の一つとして、情報を集める手段として、様々な女を抱いた。女忍びを抱いたことも あるし、仲間と関係を持ったこともある。 一度きりの場合がほとんどだった。小太郎もその一人に加わっただけだ。 惜しくはない。 刑場に引き出された小太郎は、仮面も衣装もそのままだった。最期の装束はそれか、と肩を竦める。 甲府の農民に姿を変えた佐助は、見物人の中に紛れていた。 刑吏が仮面を取ろうと手を伸ばせば、首を振って拒む。刑吏の一人が 「醜い素顔を晒すのは嫌か」と笑った。 刑場が嫌な笑いに包まれ、佐助は静かに目を伏せた。 小太郎の最期は、よくあるものだ。零落した者が処刑される。それだけだ。 佐助は死を見飽きている。これが自分の見る最後の死体であるように、と 願うことも忘れてしまった。 見物人を押しのけ、一番前に出た。迷惑そうに顔をしかめられるが、調子よく 謝ることなどできない。誰かが「村を焼かれたんじゃないのか」と囁いた。 小太郎が顔を向けてきた。 気づかれた、と息を飲む。 唇が持ち上がった。それが何を意味するものなのか、誰も気づかない。 「ぁ………」 拳を握り、刑吏を睨む。 ――あいつらを殺して、この場を乱せば。 ……考えて首を振った。そんなことをすれば、佐助は武田や真田を裏切ることになる。 それはできない。 小太郎が顔を伏せた。刑吏が刀を振り上げる。 気配がざわつくので、小太郎は顔をそちらに向けた。 農民が一番前に出てきただけだった。 顔や髪を土に汚した若い男。佐助だとすぐに気づいた。 甘く温かいものに胸が、満ちた。唇を持ち上げ、佐助の姿を瞼に焼き付ける。 彼の元に駆け寄りたかった。何故かは分からないが、この場から逃げ出したかった。 だが、そうするよう命じられていない。 佐助の顔がゆがむ。 泣かないでほしいと思った。 心は安らかだった。諦めとは少し違う。最期に佐助に抱かれ、あんな風に悔しい顔を させて、満足だった。 できればもっと、彼を知りたかった。言葉を知って、声を使って、彼と闇を走りたいと思った。 佐助と会えない。自分は死ぬ。目の奥が熱くなった。何故か分からない。 小太郎は顔を伏せた。これ以上、佐助を見ていられない。安らかな心が乱れてしまう。 ――胸に満ちた想いの名を、小太郎は知らない。 木偶人形の夜7
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燃えていた。 赤々とした火が燃えて、木造の建物を焼けている。 今にも崩れそうな建物の中に立つのは三人の少女。 二対一の形で向き合う少女は名を持っている。 一人はお市、織田信長の妹。 二人は酒呑童子とお市の姉である織田信長。 「……これはどないしはったんやろな」 「どうじゃかのう」 自分に薙刀を構えるお市を見ても、信長の心は大きく揺らがなかった。 あるいは揺れたようには見えなかった。 「お姉様……」 「うむ」 「出来ることならば……お許しください……市は市を保てずにいます……」 「よい……」 自身に向かって突きこまれる武器。 信長がそれをかわし、ひょいと跳びあがった酒呑童子が薙刀を踏みつける。 鬼の怪力によって薙刀が床に沈んだ。 持ち上げられず、戸惑った市に信長の銃口が向けられる。 引き金を引くよりも早く、建物の中に飛び込んだものがある。 それは人ではない。 妖怪だ。 突然の侵入者に銃の標的が変更される。 依然としていくつかの銃口は市に構えられているが、弾丸は彼女に向けて放たれなかった。 その代わりに新たに現れた火縄銃が妖怪の体にいくつもの穴を作った。 「んー……? あんたの妹はん、妖術の嗜みがあるん?」 「わしは知らんが」 「じゃあ、外からかな」 「うむ」 この場合、外というのはそういう意味合いなのだろう。 「あら」 お市が武器から手を離した。 それと同時に部屋のいたるところから煙が湧きだしてくる。 建物の火から発生したものよりも数段濃い。 煙は故意に酒呑童子たちの視界を遮っていた。 目を凝らして市を探すと、煙の中に顔のようなものが見えた。 煙々羅である。 即座に、酒呑童子と織田信長が背中を合わせた。 煙々羅に関する知識を二人が持っているからした行動ではない。 視界が良好でない状態。 敵はお市のみならず妖怪も含める。 一体どれだけの数の妖怪が自分たちを狙っているのだろうか。 分からない。 さらにお市の宝具は拘束に向いている。 手を間違えば命にかかわるのは明らか。 「……」 「……下!」 信長が叫ぶのが速いか、彼女たちの足元になにかが這いずって来る。 帯だ。 先端が丸く結ばれて、ちょろりと結び目から舌のように余った帯が飛び出ている。 蛇帯という妖怪である。 足に絡みつこうという蛇帯を酒呑童子の手が掴んだ。 二体、三体、四体、五―――― 一匹の蛇帯が落とされていた薙刀に絡みつく。 「信長はん」 「分かっておる!」 抜刀。 蛇帯が酒呑童子に掴まれるよりも早く薙刀を放り上げた。 下……ではない、目的は上からの攻撃。 煙をかき分けながらお市が現れ、その手に放られた薙刀が握られた。 受け止めるのは信長の刀。 割けた煙の隙間からお市の顔が覗く。 顔を歪ませ、歯を食いしばり、揺れる瞳で薙刀を振るっている。 対する信長は静かであった。 ただ強い意志を持った瞳だけが彼女の激しさを物語る。 「絞る紐、縛り首、結ぶ命、袋の小豆―――」 宝具の解放。 「ふっ!」 酒呑童子が接近し、無防備なお市の体を叩くとお市の体が後方に飛んだ。 確実に当てた攻撃だが、酒呑童子に手ごたえは無かった。 彼女の体に触れはしたものの、酒呑童子の力をそのまま受け流しながら動いたのだ。 当然、お市にそれだけの力はない。 お市自身すら認識していない袋の小豆という宝具の特性。 送られた袋の意味を察した信長が挟撃を免れたという逸話。 故に、戦域からの脱出の保証。 あるいは宝具開放の間、お市の逃走あるいは回避をある程度保証する。 気付けぬ者が馬鹿を見る逸話からの宝具、その力の一部を気付けぬままに扱っていた。 「二回もおんなじ手ぇは……食わんで?」 空中に輪を描くように信長の火縄銃が現れた。 銃口は真下に向けられている。 一斉掃射。 床を円形に区切るように穴が開けられていき、とどめと言わんばかりに酒呑童子が拳を叩きつけた。 崩落する。 床が抜ける。 二人が真下へと落ちていく。 気付けぬ者が馬鹿を見るならば、気づけた者は馬鹿を見ない。 勿論、二人の打った策はこの場でなければ出来ぬやり方である。 が、この場においては有効な手を打った。 小規模な結界宝具である『袋の小豆』。 橋姫捕獲の際に信長はその効果範囲を雑賀孫一から確認し把握している。 だからこそ回避するために必要な距離が分かっている。 後退では足りぬその距離、だから彼女たちは縦に逃げる。 地上においては地下への逃走は困難だ。 しかし建築物であればそれを無視できる。 織田信長の冷静な判断と、酒呑童子の本能からくる反応が噛み合った。 「……姉上様!」 穴を覗き込むお市。 不安そうな色と苦虫を噛み潰したような色が混ざり合う複雑な表情。 続くように穴から下りてこようとするが、その前に藤丸たちが入り口から中に飛び込んだ。 「酒呑、信長!」 「ここは危ないで旦那はん」 「遊郭の辺りで火が出てるってきいて急いでくればこれ? ……一旦退くわよ。すでに妖たちに囲まれてる」 「撤退か」 「すでに私たちが道を開けてるわ」 下りてくるお市。 薙刀を構え、徐々に距離を詰める。 後から来た藤丸、雑賀、梶井の三人は瞬間的に状況を飲み込んだ。 「なんで……?」 「セイバーの妖術……!」 「ごめんなさい……でも、どうしても……どうしても……!」 踏み込み、薙刀が横に空間を切り裂こうとする。 「長政様が囁くんです……!」 その言葉に信長が目を見開いた。 迎撃のために刀を構える。 アーチャーのクラスで現界しているが、武士としての能力が低いわけではないのだろう。 薙刀を刀で押さえ、続いて空中に展開した火縄銃で確実に撃つ。 目の前に立つのが弟であろうと妹であろうと、そうせねばならぬのならば討つのみ。 「市!」 「姉上様!」 「……そこまでだ」 宙に浮かぶものがある。 どこから持ってきたのか黒の碁石。 五つ、六つ、七つ――――――目で追ったころにはもう遅い。 「あっ……!」 空中に起きる小規模の爆発。 お市の眼前で爆発した碁石は彼女の視界を奪い、目や顔面への攻撃を行う。 思わず顔をかばう。 完全に彼女の動きが止まり、ダメ押しといわんばかりに足元に碁石を転がして爆破した。 上に意識が向いたところで下方への攻撃。 意識の外から来た攻撃を受け、お市は体勢を崩してしまった。 だが、梶井が選んだのは追撃ではなかった。 「早く行こう……あれは多分、誰も彼もを傷つける。まともにやりあったらあかんぜ」 「……お主、雰囲気が変わったのう」 「……どうも」 既に雑賀衆が道を作っている。 信長、酒呑童子と合流し藤丸達は戦線から離脱した。 前 始まり 次 8節 偽りの男1 永久統治首都 京都 8節 偽りの男3
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幸村創世モード<ドラマ> 【ドラマルート】 ルート突入 佐助 「大将…甲斐から報せが届いた…が、 ちっとばかり強烈な話だ、覚悟して聞いてくれ…」 幸村 「何と…お館様の身に何か…!? ま、まさか…病床に伏せられたのでは…!?」 佐助 「あーないない、それはない… そうじゃなくて――」 信玄 「おぬしは破門じゃアーーーッ! 幸村ァアーーーーーーッ!!!」 幸村 「……………………」 「は、はは、破門ンン…ッ!?お館様が…俺を…!? そんな…俺は、何処かで道を誤ってしまったのか…?」 佐助 「いや、よくやってるさ、大将は お館様も、そいつぁわかってるはずだ」 幸村 「…そう、か…ならば、お館様は…… 佐助、いくぞ…急ぎ、確かめねばならぬ事がある」 最終戦直前 幸村 「やはり、お館様は… 俺の成長を認めて下さっていた…!」 佐助 「…で? どうするよ、大将」 幸村 「愚問だ、佐助…今や、我が道はひとつ…!」 「俺は山を越える…ッ!お館様を超えてみせるッ! その先に、俺の…」 「否! そこへ至る道そのものが 俺自身の風林火山ッ!!」 「いくぞ、佐助ッ! お館様…いや、 武田信玄に、挑戦状を叩きつけるッ!!」 佐助 「へいへい!…しかし、このノリ… 何つうか、話のオチが目に浮かぶわ」 エンディング 信玄 「強うなった…」 「おぬしはまさしく、日ノ本一の、兵じゃ」 幸村 「…!おお、おや…おおぉぉおおや…おやぁ…おぉおや…おや……」 信玄 「おぬしはワシを超えたのじゃ 武田が総大将、真田源二郎幸村ァ! 今よりおぬしが、甲斐の虎じゃあ!」 幸村 「おおぉ…おおおぉぉぉお……おぉやぁかぁたぁさぶぁぁぁぁァァ!」 信玄 「…などと、言うと思うてかァァァ!!」 幸村 「そうくると、思うておりましたぁぁァ!!」 信玄 「だと、思うておうたわぁ!!!」 幸村 「と、思うておりましたぁ!!!」 信玄 「と、思うておったわぁ!」 幸村 「と、思うておりましたぁ!」 信玄 「と、思うて―」 幸村 「と、思って―」 佐助 「(欠伸一つ)」