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【作品名】BLEACH 【ジャンル】漫画 http //www41.atwiki.jp/goronka/pages/1199.html 【名前】ウルキオラ・シファー 【属性】破面・第4十刃 黒翼大魔 「虚無」 【大きさ】人並み 【攻撃力】ライトセーバーのような光状の槍を作り出せる。 空間を歪ませ、余波で65km程度の高さの建造物を100kmにわたって破壊する以上の攻撃で 無傷の相手に打撃や斬撃でダメージを与える。 黒虚閃:指先から放つ黒い光線。上記の攻撃を受けても戦闘可能な相手の体に風穴を開ける貫通力。 幅7~8km・射程30km、即発動。 雷霆の槍:槍を一本作り出して標的に向けて投擲する。溜めはほぼ一瞬。射程数十km。 炸裂地点から高さ180km、幅28km程度の爆発を起こす。 近接武器としても扱え、自身の腕を焼き払う事も可能。 不意打ちとはいえ素手で雷霆の槍を握り潰し、手の中で爆発してダメージなしの 一護の角を斬り落とした。 命中精度はやや悪く、十数m離れた人間大の相手のすぐ脇に外す程度。 【防御力】余波で65km程度の高さの建造物を100kmにわたって破壊する以上の斬撃を素手で受けても無傷。 超速再生:脳と内臓以外の体構造を再生する事が出来る。片腕の再生に2~3秒程度。 下半身を吹き飛ばされて満身創痍となったが、数分経って槍を使い一撃を加えられる生命力。 【素早さ】1mからの光速の2600倍以上の反応と52000倍の戦闘速度。空中を地上と同じように移動可能。 【特殊能力】霊体なので常人には不可視。物理攻撃は有効。 ・閉次元から2~3時間で自然に脱出が可能。 ・ダメージを与えた相手に『時間回帰』や『空間回帰』の上を行く 対象のあらゆる事象を起こる前の状態に帰す『事象の拒絶』でも回復困難・または不可能な傷を与える事が出来る。 探査神経 町一つの範囲で一般人以上の力のある人物を探知する。 戦闘力の高さに限らず霊視などの特殊能力を持っているキャラも該当。 反膜の匪:角砂糖位の大きさの道具。最低1個は所持。 5cmの至近距離から使う事で人間大の相手を閉次元に永久に閉じ込める事が出来る。 【長所】ハイレベルな攻防速+霊圧能力、閉次元幽閉。 【短所】刀剣解放・第二階層の強さがやや不明瞭。 【備考】心在るが故に妬み 心在るが故に喰らい 心在るが故に奪い 心在るが故に傲り 心在るが故に惰り 心在るが故に怒り 心在るが故に お前の全てを欲する 162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 11 51 43 ID 5sW49fbc ウルキオラ・シファー 考察 ○ 白鯨 黒虚閃勝ち ○ メルビー 反応速度で先制 反膜の匪を使って永久に閉じ込める ○ シーザー 即座に距離をとり相手の攻撃範囲外から黒虚閃勝ち ○○ ジラーチ・ドラえもん 先制・雷霆の槍で勝ち ○ D-56型 反膜の匪で閉じ込めて勝ち ○ ン・ダグバ・ゼバ 攻防速共に大幅に上回り勝ち ○ スレイプニル 素早さ的に攻撃は避けられる近距離で雷霆の槍を使い勝ち ○ サルーイン 精神耐性はないが効果範囲が狭いため遠距離から雷霆の槍や 黒虚閃を使用して勝てる ○ お父様 素早さが高いため攻撃を避け続けて雷霆の槍を連発しまくって勝ち 物理攻撃じゃないからたぶん分解はされないだろう。 × クトゥルー 耐性がないため戦闘開始と同時に発狂負け △ エースキラー 当らない倒せない × ウサギ でかすぎて無理 × バロン 素早さ速いが範囲攻撃に巻き込まれながら戦うため回復力の差でじり貧 × 人類殲滅システム 体当たりの範囲から逃れられてもその後の衝撃に飲まれて負ける クトゥルー>ウルキオラ・シファー>お父様 破面・第2十刃のバラガンより強いのは主人公と戦ったからということで 165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/02(月) 15 20 17 ID 4GjaVeQB 162 考察乙。まあ相性とかもあるし、作中の強さと最強スレ的強さは大いに違うからな 第3十刃とか最強スレt系にはすごいしょっぱいことになりそうだし 別にそれほど考察に影響するとは思わんけど 戦法が一貫してないのはおかしいだろ テンプレに戦法書いてないのに相手ごとに戦法を変えるのは卑怯 考察の手順にあるとおり 戦法が記載してあればその通り、無ければ最速の攻撃を放つ前提 ウルキオラの場合は通常攻撃になるだろう まあそれで倒せなけりゃ他の攻撃するだろうけど (敵スレだと最速→最強という順番で攻撃するらしい) 距離を取るとかの行動はしないし、反膜の匪を使ったり雷霆の槍使ったりするのは他の攻撃試したあとになるだろうね その他細かいツッコミをすると お父様相手なら反応的にお父様が攻撃をする前に倒せる というか、倒せないなら移動速度的にお父様の攻撃範囲から脱出できないから 大規模な分解攻撃とかされると避けられない クトゥルーの発狂はテンプレ見る限り人外に効く保障がないから発狂はしない テンプレ見る限りだと魂破壊効果は比喩っぽいけど 作中で「砕け散ろうとしている魂を必死につなぎとめる」とかあるので 魂破壊効果は比喩とかではなくちゃんとあることはわかるから(つっても砕いてるの人間の魔術師の魂だけだけど) 負けるとしたらそっちの効果 (クトゥルーの魂破壊に関してはあとでwikiに追加しとく) あと、原理なしの再生は作中で食らった威力以上の攻撃食らったら回復できないから ウルキオラの攻撃の威力なら破壊神バロンは倒せるし 仮に再生できるとしても反応と戦闘速度が桁はずれなので殺し続けて勝てる ついでに数十km爆発ってのは20km爆発でしかないので バロンの攻撃力じゃウルキオラに傷一つつけらんないからどう考えても負けはない それから、人類殲滅システムの考察結果はあってるけど 移動速度ないウルシオラじゃもとより攻撃範囲から逃れることはできない 位置は魂破壊の扱いしだいかな? 171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 13 20 55 ID rwjrifJU 165の意見を元にウルキオラを再考 メルビーは格闘が効かないため状態異常が発動するが、防御が高いため 倒されず、回復後に反膜の匪が使えるはず シーザー~ン・ダグバ・ゼバまでは先手・格闘で倒せるため省略 ○ スレイプニル 素早さ的に攻撃は避けられる近距離で格闘または雷霆の槍 によって勝てるだろう。 ○ サルーイン 距離をとるといった行動は初手では行えないということだが 先手は取れる、ただの格闘でも65kmの高さの建物破壊級の 威力があるためたぶん一撃で倒せる。 ○ お父様 反応速度で先制、一撃では倒せないが攻撃は避けられるし 物理攻撃や無機物質でもないため攻撃を分解されるということ もないだろう連撃勝ち × クトゥルー 目を見ないで戦い続けることは出来ないだろうから魂破壊負け △ エースキラー 当らない倒せない × ウサギ でかすぎて無理 ○ バロン 相手の攻撃は回復できる、というかダメージがほとんどないかもしれない 格闘の一撃で倒せなくともほかの攻撃を組み込めばいつかは倒せる × 人類殲滅システム 体当たり負け ○ ゴースト 素早さはこちらが上で、本来霊体にも攻撃可能なため倒せる × 土の竜 規模が違いすぎる バロン・ゴーストに勝てると思うけどクトゥルーからの負けを取り戻せないかな クトゥルー>ウルキオラ・シファー>お父様 172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 17 10 05 ID 8/vmuWyq 166 大規模ってのは言い方が悪かったかな 数十kmの腕を作れるならそれくらいの体積なら練成=分解ができるから ウルキオラじゃ逃げ切れないと思う まあ戦法的に特別分解攻撃するってこともないだろうし 素早さで圧倒的に負けてる時点で勝ち目はないだろうから あんま関係ないけど 174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 17 36 46 ID kVAGszbl まあ、仮にウサギとバロンの位置が逆転するとウルシオラの位置は バロンからクトゥルーまでが○△×だからエースキラーと=か? 184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 22 34 31 ID kVAGszbl 一応、ここまでのまとめ ウサギとバロンはウサギの方が強いということで「ウサギ>バロン」に順位変更 ウルキオラは「バロン>エースキラー=ウルキオラ>クトゥルー」 神帝ブゥアーは現時点では説明不足ということで攻撃チャージ中は 最低値とって動けない。 広域の銀河破壊以上の攻撃には【防御力】が耐えられないので ビクトリーグレイモンに負けの扱い。
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【作品名】最後の質問 【ジャンル】SF 【名前】汎宇宙AC 【属性】コンピュータの成れの果て 【大きさ】最低でも一兆光年範囲に存在している人類を取り囲める程度 【攻撃力】不明 【防御力】物質でもエネルギーでもないものでつくられている。物質的な肉体がないため物理無効か また、物質もエネルギーも消滅し、時間も空間も消えた虚無の中でも活動可能 【特殊能力】 十兆年以上生存可能 宇宙がなくなっても生存可能なため宇宙外生存可能 エントロピーを減少させる方法を見つけ 光あれ、と唱えることで光を生みだした 【長所】くっそでかい 【短所】攻撃方法がない 【戦法】光を生みだす以外にやることがない 参戦 vol.7 vol.7 37 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/10/10(月) 21 25 56.49 ID biEXyIui 汎宇宙AC考察 攻撃出来ないので攻撃不可能の壁下自滅の壁上となる なので位置は 万太郎のうんちょ=バース=汎宇宙AC
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第47話「ジュラルの大逆襲」より 「例のチャージマン研と名乗る恐るべき少年の事でありますが!」というジュラル星人の提言に対しての魔王様の返答である。 一見大した事ないような台詞に見えるが、この台詞は全65話中の47話の時点での台詞。 毎話虐殺されまくるジュラルの王の発言だとは思えないくらいにいい加減である。 あまりにいい加減だったせいか、その後同じジュラル星人に「我々の仲間は大勢やられ、地球侵略は思い通りの成果を挙げられずにおります!」と念を押されるも 「たかがチャージマン研ごときにかまうな」と、またしても悠長な発言をする。 本来は部下思いの魔王様なので、士気を高めるために部下達を激励させようとして言ったのが裏目に出てしまったのかもしれない。 その後、18話後の最終話においてジュラル星人が地球に総攻撃を仕掛ける際、魔王様は「強敵は、チャージマン研一人!!」と発言しており、ようやく気にした。 しかし、魔王の要塞が研との最後の戦いを迎えている間に、応援に来ていた我々(防衛軍)によって他のジュラル星人も全滅させられてしまったため、結局「強敵は、チャージマン研一人!!」でもなかったようである。 関連→ぉーぉー(約2名) 類義語 知らんな んふぅ
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【作品名】ゴエモンのニッポン日記 【ジャンル】小説 【名前】都市生物 【属性】超過密な人口密度に達した地球によく似た別惑星の人類が、群体生物に進化した存在 【大きさ】直径50キロメートル、高さ300メートルのアメーバ状 【攻撃力】 あらゆる生物の住めない環境を作り出すほどの有毒ガスを、周囲100キロメートルほどに充満させられる。 核ミサイルや普通のミサイルを発射可能(都市ごと一つの生物になっているので、ミサイルは現実準拠と思われる)。 他の都市生物とミサイルを撃ちあって戦うらしいので、それなりの弾数があると思われる。 通り過ぎた跡には山も川も森も残らない。全て食いつくしてしまう。 自身と同程度の防御力の他の都市生物を食える。 【防御力】 ミサイルでも傷つかない固いカルシウム系の外皮。ただし核ミサイルには耐えられない。 自分の吐いた毒ガスの中にいても平気。 【素早さ】 詳細不明。それほど素早くはないと思われる。 大きさ相応のアメーバ並みか。 【特殊能力】地面から養分(石油や鉱物資源含む)を吸収し、周囲を砂漠化させる。 【長所】固い。でかい。 【短所】素早さが不明。 【戦法】毒ガスや普通のミサイルを吐きながら突進して食らう。 476 :472:2011/01/08(土) 17 37 33 ID HN6m9M6v 考察乙。しからば私も。 都市生物考察 ○ バガンより下 どいつもこいつも毒ガスに巻き込んで倒せる × バン王 祈り負け △ レッドマン 宇宙生存可能なので効かない、分け △ エディ 機械に毒は効くまい、帰化爆弾では死なない ○ ダゴン 毒ガス勝ち △ ガーゴイル 毒効かず分け × ゼロムス>ラブマシーン>暗闇の雲 毒効かない。削られまくって負け △ 漆黒の騎士ばいきんまん>しょくぱんまん 分け ○ グドン 毒勝ち ○ 水神様 溶かされる前に毒で殺せる ○ メタボン 毒勝ち × ジウス>龍神>コエムシ>竜堂余 削られ負け 暗闇の雲>ガーゴイル=都市生物>ダゴン 478 :格無しさん:2011/01/09(日) 21 59 08 ID Syj58evs 476 ラブマシーンには毒が効くから勝てる。 ばいきんまんとしょくぱんまんも毒耐性がないからその規模なら戦闘開始 位置の関係で毒ガスに巻き込んで勝てるんじゃないかな。 竜堂余>都市生物>メタボンだと思うが。
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東京二十三区の一角で歌声が響き渡った。 ストリートミュージシャンなんて、何ら珍しい存在ではない。ここで花開く未来のミュージシャンも一人、二人いる。 だが……金髪ツインテールで、黒羽を基調としたアイドル衣装を纏う少女。 彼女の歌は――破滅的だった。 音痴という意味ではない。 可愛らしくも、カッコ良さもあり、美しい、そんな容姿とは裏腹に、彼女の口から流れて来るのは――デスボイスだった。 極めつけに、単なる絶叫や意味不明な文字の羅列のようではなく、お経か呪詛のような耳に残る歌なのだ。 最早、騒音を通り越して恐怖が勝る。 「ひぃぃぃ! この世の終わりじゃあぁっ!!」 「なにこのお経!?」 「誰か止めてぇ!」 「助けて! 呪われるぅ!!!」 ただ、一人。 少女の傍らに石ころのように佇んでいる存在がいる。 平凡な少女だけど、逃げ出さず、デスボイスのアイドルの為、必死に踏みとどまっている。 彼女の名は『七草にちか』。 デスボイスのアイドル――ランサーを召喚した聖杯戦争のマスターが一人である。 歌い終えたランサーは、閑散となった場を見て嘆く。 「だ、誰もいない~~~~! 今回も駄目だったわ……ねえ、マスター。今回は何がいけなかった?」 「ええっと、何もかも……」 「基礎がなっていないってこと!? 成程、ね……流石は現役アイドル。指摘内容が違うわ」 そういう事じゃない。 にちかは何と返事をすればいいか言葉がつまった。 自分は――アイドルじゃない。いや、アイドルなのだけど、アイドルに――なってしまったのだ。何かの間違いで。 ふと、彼女はランサーに尋ねた。 「でも、ランサーさん。それって聖杯にお願いすればいいじゃないですか。歌が――魅力的になれますようにって」 ムッとした表情でランサーが反論する。 「魅力的じゃないのは私の実力不足よ? 自分が駄目なところは自分で努力して改善するのがアイドルの筋って奴でしょ。 大丈夫! 神様から依頼されたコンサートの開催まで時間はあるんだから。それまでに上手くなるよう、いつまでも歌い続ければいいの」 「……そう、ですよね。そうですよ」 っていうか。にちか自身も分かってる。にちか自身が言ったのだ。 平凡な自分だからこそ、沢山努力しないといけないのだと。 だけど、ランサーは躊躇なく、無理をせず言ってのけたのを見て、にちか自身は固まってしまう。 「ランサーさん……歌えるんですか。誰からも聴いて貰えなくても」 「歌えるわ……ってのは嘘ね。……昔、一生懸命歌って、歌って、歌い続けても誰も聴いて貰えなくて、誰かの為に心込めて歌ったのに、よ」 遠く懐かしく、悲し気にランサーが語る。 彼女――真名を『以津真天』と云う妖怪は放置された死体を憐れんで鳴く怪鳥。 だけど、先程のように彼女の歌声は人々に恐怖を与えてしまう。 「それで自棄になって歌ってたせいで射貫かれて殺されてしまったわ」 酷い話である。 しかし、彼女・以津真天はそこから顔をあげて表情を明るくさせた。 「でもね! 神様は私の歌を聴いて下さってたの!! 地上の人間たちに私の歌を聴かせるコンサートを依頼されちゃったのよ! 凄いでしょ。だからね。私はもう自棄にならないって決めたわ。私の歌を聴いてくれた神様の為にも、未来で待ってるファンの為にも」 以津真天が言う。 だから、いつまでも歌える。いつまでも歌うわ。いつまでも歌えるの。 そんな偶像を見て、にちかは 七草にちかは――…… ☆ 七草にちかは――平凡だった。 平凡なのに、アイドルを目指した。 それだけならよくある話で。 アイドルに憧れる少女なんてのも、ありふれた設定で。 平凡だけど努力して頑張って輝こうとする。 それすらも漫画やアニメで聞くような、珍しくもない事で。 きっと、バグか何かだったのだろう。 オーディションに合格できたのが、狂っていたのだろう。 普通はここで不合格の烙印を押されて「あーあ!駄目だったなー!!」って笑って、夢を諦め、普通の生活に戻って…… どうして、合格してしまったのだろう。 どうして、優勝してしまったのだろう。 何もかも嘘だったらいいのに。 いつまで歌い続ければいいのだろう。 いつまで踊り続ければいいのだろう。 ――――いつまで? 【真名】 以津真天@太平記(ヨハネの黙示録) 【クラス】 ランサー 【属性】 混沌・悪 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:C++ 幸運:A 宝具:E(A) 【クラススキル】 対魔力:C 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 【保有スキル】 飢饉:-(A) 以津真天の歌声を聞くもの全てから生命力や魔力などを吸い上げ、挙句、 歌に魅了され、精神と肉体を意のままに支配される。 ……のだが、誰かを想って歌う以津真天の歌声ではこれらのスキルは発揮されない。 無辜の世界:- 『飢饉』に対する人々の恐れが生み出した色濃く反映されたスキル。 他の四騎士はプレーンな存在で召喚されるのだが、以津真天の場合は特例で妖怪として顕現できる。 戦闘続行:EX 名称通り戦闘を続行する為の能力。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 いつまでも歌うわ、いつまでも歌うの、いつまでも歌えるの、いつまでも、いつまでも 【宝具】 『来たれ、飢饉よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム)』 ランク:E 種別:対界宝具 レンジ:99 最大補足:999 本来はマスターのイメージに引きずられる結界世界を構築する宝具だが、 以津真天の場合は近代的なコンサート会場を展開する固有結界に改造してしまった。 『剣、饑饉、死、獣(エンドレスソング)』 ランク:E(A) 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大補足:999 他者に『飢餓』を与える数多の物を具現化させ、その力を行使するスキル。 環境が完全に整えば、神話における『終末』を魔力が許す範囲でのみ再現する事も可能。 以津真天の場合は、終末にて披露する渾身の歌を奏でる。 所謂、破壊音波を放つだけなのだが、以津真天が本来の姿を取り戻すと、 相手の内部にあるエネルギー(魔力など)に音波を反響させ、エネルギーを強制消耗させる最悪の歌へと変貌する。 【その他】 『以津真天』 宝具ではなくランサー本来の在り方、隠された真の実力。 誰かの為に歌わず、自暴自棄となり歌う時、姿が現れる怪鳥。 人間の顔のまま、曲がった嘴に鋸のような歯が並ぶ、胴は蛇のように、両足に鋭い爪が生える。 スキルや宝具のランクが()内のものに変化し、終末の四騎士の力を発揮する。 【weapon】 スタンドマイク(天秤) ブラックライダーが持つとされる天秤……をスタンドマイクに改造してしまったもの よーく見ると、天秤の原型が残っている。 当然ながら食料を測る為ではなく、歌う為にしか使わない。 【人物背景?】 ヨハネプロダクション所属、ボーカル担当のブラックライダー・以津真天! 誰かの為を想って、いつまでもいつまでも歌い続け幾千年。 ひょんなことから見守って下さった神様から、終末コンサートの開催を依頼されちゃった! 地上四分の一スケールでお届けする最初で最後のオンステージ! いつか来るその日まで、いつまでも努力して、いつまでも歌い続ける永遠の偶像(アイドル)!! 応援よろしくお願いするわ! マスター!! 【真・人物背景】 戦乱、疫病、飢餓などで死んだ死体を放置すると現れる怪鳥。 死体の近くにとまり「いつまで死体を放っておくのか」と鳴くと云われている。 彼女は死者を哀れみ、死者の為に歌い続けたが、誰も彼も彼女の歌を、鳴き声を恐れて逃げ去ってしまう。 誰かを想い歌っても誰からも聴いて貰えず、ついに自暴自棄になった彼女が歌うと それは誰も彼も魅了し、彼らは宴を始め、それのせいで飢饉を引き起こす魔の歌であった。 『太平記』では魔の歌で人々に疫病が流行しても、ほったらかしにさせ、ある弓の名手によって退治させられた。 それを見た神が彼女にある役割を宛がう。 『ヨハネの黙示録』に記述されている終末の四騎士の一人。 神から地上を分割統治する権利と地上の人間を殺す権利を与えられし死の天使。 小羊が解く七つの封印の内、三番目に登場するブラックライダー。 人類の『飢饉への恐れ』を象徴するもの。 神は彼女の歌声を『終末』にて利用する為に、特別に『飢饉』の象徴として宛がった。 以津真天は、自分を見てくれた神様からライブステージと観客を貰ったと解釈しているが 彼女が歌わされるのは、飢饉を引き起こす終末の歌。 永遠に偶像(アイドル)になれない彼女は、それでも偶像となる為、歌い続ける。 いつまでも いつまでも――…… 【外見】 金髪ツインテールでツリ目が特徴の少女。黒羽を基調としたアイドル衣装を着ている。 【サーヴァントとしての願い】 ライブ会場のセッティング費用 【マスター】 七草にちか@アイドルマスターシャイニーカラーズ 【聖杯にかける願い】 ??? 【能力・技能】 彼女は平凡である。 【人物背景】 偶像になろうと形の合わない靴をはいて駆けあがった少女。 平凡なのに沢山の努力をして――優勝をしてしまった。 偶像になってしまった。 【捕捉】 『W.I.N.G.』の優勝ルート後の参戦
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都内某所、夜。 まだ終電には時間のある頃合い。 とある駅前広場には、ちょっとした人混みが出来上がっていた。 「なんだこの歌?!」 「知らねぇの、『リルル』だよ!」 「マジかよ! 昨日もテレビに出てたじゃん! まだこんなことしてくれてんのか?!」 男たちが弧を描くように取り巻くその中心では、小柄な――あまりにも小柄な少女が歌って踊っている。 派手なステージ衣装。大きなリボン。 長い薄桃色の髪を揺らして、少女はニッコリと微笑む。 「みんな、ありがとう! リルルのゲリラライブ、楽しんでいってね!」 「うおぉぉぉぉ! リルルちゃー-ん!!」 「それでは続けて、新曲です……『ラーメンに恋して』」 無許可のゲリラライブを止めにやってきたはずの警官たちも、男たちと一緒に野太い歓声を上げる。 そんな観衆たちの後方に、やや場違いな人物がひとり。 一見すると、バリバリにできるキャリアウーマンに見える。 きっちりとしたパンツスーツ姿に、なぜか夜にも関わらず、大きなサングラス。 肩にはゴルフバッグ……フルセット用ではない、打ちっぱなし練習場に行く時用の、細いものをひっかけている。 彼女は一人、何かを確かめるかのように頷いている。 ☆ 一時間後。 ゲリラライブから逃げるように退散した少女は、普段着に着替えて、そのまま近くのラーメン屋にいた。 隣には先ほどの、勤め人風の女性も一緒である。 「お疲れ様、リルル。さっきのライブも良かったよ」 「『石田さん』もお疲れ様でした。お巡りさん来ちゃった時にはどうしようかと思いましたけど」 「一瞬だけ『赤い旗』の下に入って貰って、認識を弄っておいたよ。まあ事件にはならないはずさ」 親と子……とするにはやや年齢の近い二人である。 『リルル』と呼ばれた子は、小柄過ぎるにも程がある、あまりにも小柄な体格。 対する『石田』と呼ばれた女性は、サングラスを取ってみればややキツめの、しかしこちらも目を引くほどの美女。 「ほい、お待たせしました。熟成味噌ラーメン、煮卵トッピング、2つです」 「わー! ここのも美味しそうです!」 「ほんとだねぇ。日本の『味噌』、いい香りだ」 「「いただきます」」 少女と女性は揃って手を合わせると、麺をすする。それぞれの顔に、飾り気のない笑顔が浮かぶ。 「いやあほんと、この国のこの時代は凄いもんだ。麺がこんな進化をするなんて」 「リルルの居たところでもラーメンはありましたけど、こんなに色々種類があるのはびっくりです」 「うちの『大酒飲みの主』も、これは満足だろうね。東京に祝福あれ、ラーメン」 「ほんと、東京ってどれだけラーメン屋さんがあるんでしょうねー」 連日、東京の様々なラーメン屋を巡っている二人は、思いをはせる。 今夜のラーメンも、ここまで食べてきたラーメンも、すべて絶品。そしてまだ見ぬラーメンも山のようにある。 「マスターにはちょっと酷だけどさ。『この東京』は、ひょっとしたら夢や幻のようなものかもしれない。 助けようとしても、助けられないかもしれない」 「……分かってます。ここはリルルのいた『空の世界』ではないですし、普通の日本でもない。 記憶が戻る前に思っていたような、二十三区の外に行けるような世界じゃ、ない」 マスターと呼ばれたリルルも、マスターと呼んだ石田も、少しだけ顔を曇らせる。 ああ、いつまでもこうやってラーメンを楽しみ、ライブをしていられたらどれだけ良いことか。 それが叶わぬ願いであることを、二人ともが知っている。 聖杯戦争。 マスターとサーヴァント、二人一組での過酷な生き残り戦。 それを認識してなお、二人の願いは変わらない。 「それでもリルルは、この世界のみんなにキラキラとしていて欲しいんです。 もし仮に、消滅とかが避けられないのだとしても……最後まで、幸せに暮らして欲しいんです」 「いい願いだ。うちの『大酒飲み』も喜ぶだろう。 私も最後まで協力するよ。だからこそ、わざわざ『石田陽子』なんて身分まで『作った』んだし」 「石田さん、ほんと凄いですよねー。プロデュース能力とか、コネ作る能力とか。 最近のリルルの人気、リルルにとってもちょっとびっくりです」 「これでも昔は芸妓をやってたし、経営の方もしてたんでね。 日本で言えば『ゲイシャ』みたいなものさ。 この時代の『アイドル』ってのは色事こそしないようだが、他は大して変わりゃしない。 リルルの歌声、どこまでだって届けてみせるさ」 その身体のどこにそんなに入るのやら。 細身の『石田』も、小柄なリルルも、ラーメン一杯をきっちりと完食する。 プハーと吐息ひとつついて、『石田』はニヤリと笑う。 「任せときな、この『鄭一嫂(ていいっそう)』に―― 冗談丸出しの空飛ぶ麺の怪物に仕える、『フォーリナー』に」 【クラス】 フォーリナー 【真名】 鄭一嫂(ていいっそう)@史実(中国・清朝期)+史実@現代 【属性】 中立・善 【パラメータ】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:EX 【クラス別スキル】 領域外の生命:C- フォーリナーのクラススキル。外なる宇宙、虚空からの降臨者。 『神?』に魅入られ、よく分からない触手やら能力やらを身に宿して揮うもの……なのだが。 この『神?』、存在自体が冗談のようなものなので、その影響は比較的弱い。 神性:EX (EX~E-) 外宇宙に潜んでいるかもしれないし潜んでいないかもしれない高次生命体に選ばれたもの。 この場合のEXは「単純に高い」ではなく、「可変」を意味する。 すなわち、強い神性の持ち主と対峙した時には、「それと同等」のランクとして扱われる。 まったく神性を持たない存在しか居ない場合には、『E-』相当、ほぼ誤差程度の存在となる。 何らかのスキルや宝具によって彼女の神性を測った場合にも、観測者と同じランクとして認識される。 覗き込む者によって姿を変える鏡のような、悪ふざけのような『神』の存在感。 【保有スキル】 騎乗:B 乗り物を乗りこなす才能。 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクは乗りこなせない。 元々が大海賊団の主である。大概のものは乗りこなせる。 カリスマ:B 軍団の指揮能力。Bランクであれば国を率いるに十分な度量。 かつて彼女の勢力圏はちょっとした国くらいには匹敵するものだった。 似合わないサングラスは、多少なりともその存在感を弱めようとする彼女なりの努力である。 商才:A 商売の才覚。 彼女の場合、多角的な経営、芸能関係の能力、犯罪絡みの後ろ暗い商売、の3つに通じている。 現代社会に合わせてチューニングすれば、トップアイドルをいくらでも量産可能な能力ともなる。 今回はその能力でアイドル・リルルのマネージャー業を務めている。 また、彼女自身はあまり積極的な利用はしないものの、犯罪者たちの行動予測にも非常に有効だろう。 創造論(パロディ):A+ 全てを相対化する、論理的でありながら狂気に満ちた俯瞰の視点。 ありえない物事、常識を超えた物事に対して、瞬時に同レベルにおかしな仮説を立てることで相殺する。 ある種の精神攻撃耐性であり、特に狂気を強いたり、世界認識に干渉するタイプの能力に強い耐性を示す。 【宝具】 『紅旗幇(レッド・フラッグ・フリート)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-100 最大捕捉:10万 赤い旗の下に集いし海賊連合。 一説によると8万人を超える規模だったという彼女の大海賊団を再現する。 過去の海賊団の団員を直接召喚するのではなく、現地で彼女が何らかの形で縁を結んだ一般人を強化・支配する。 対象は身体性能を強化され、英霊をも傷つけうる神秘を纏い、彼女の号令に忠実に従う駒となる。 準備に多少の手間はかかるが、「軍勢を召喚する宝具」にも匹敵する戦力を、比較的低コストで再現可能な宝具。 なお、聖杯戦争のマスターやサーヴァント、「他のマスターと縁の深い者」は対象外となる。 (目安として、マスターの家族は基本的に不可、友達は関係の深さ次第、ただのクラスメイト程度だと支配可能) 彼女がライダーとして召喚されていた場合には、これは安価な「鉄砲玉」を量産する宝具だった。 返り討ちを厭わず、次々と数任せの特攻を強いて、相手の消耗を誘う、冷酷ながらも有効な戦術。 しかし今回、フォーリナーとして召喚され、リルルをマスターとしたことで、運用の前提が大きく変わっている。 彼女の仕える『大酒飲みの主』は、善なるものを支持し、平和と愛を尊ぶ性格。 マスターのリルルも、ファンの犠牲を望まない。 結果として、鉄砲玉戦術は封印されたも同然であり、むしろ一般人の守護・避難誘導などに活用される可能性が高い。 またマスターがリルルであることから、今回は「縁を結ぶ」部分を意識して少し調整している。 基本的に、「リルルのファンになった者」を、そのまま必要に応じてこの宝具の支配下に置くことになる。 リルルの歌の特性上、ゲリラライブでもやればそのあたり一帯の人々を影響下に置くことができる。 『絡み合う麺類が如き複雑怪奇な世界(スパゲッティ・シンドローム)』 ランク:EX(EX~E-) 種別:対宝具宝具 レンジ:(相手による) 最大捕捉:(相手による) 宝具無効化宝具。 後出しの宝具キャンセラー。 「仮にそれが『あり』だと言うのなら、こちらの『これ』も『あり』のはずだ」 そんな詭弁に満ちた冗談のような物事を実際に実演し、ぶつけ合い、相殺してしまう。 フォーリナーとして彼女が仕える『大酒飲みの主』の、存在意義そのものの具現化。 発動には、次の2つの情報が必要。 打ち消そうとする宝具を使う者(固有名詞は不要。指さして「あいつ」と言える程度の対象認識でOK) その宝具がやろうとしていること(真価を全て把握する必要はない。大雑把な説明でいい) この2つの情報が揃った時に、それを打ち消そうと願ったのであれば。 下手くそな相手の宝具の模倣宝具が具現化され、発動し、確率で相殺する。 再現宝具のランクは、打ち消そうとする相手の宝具のランクと同じになる(EXからE-まで)。 相殺に際しては、道具が必要であれば麺類が如き触手がどこからともなく表れて大雑把にその形を作る。 軍勢や配下が必要であれば、古今東西の海賊たちがどこからともなく表れてその役目を果たす。 固有結界が必要であれば、『天国』の再現、すなわち『ビール飲み放題の巨大ストリップ劇場』が出現する。 この宝具による相殺は、相手の宝具のランクが高ければ高いほど、効果が大きければ大きいほど成功率が上がる。 特に、固有結界やそれに類する世界再現系の能力に対してはてきめんに効くことが多い。 また相手の『神性』スキルが高いほど、成功率が上昇する。 反対に、『普通の人間が生涯かけて鍛え上げた技術が宝具化したもの』などに対してはほぼ無力。 通常ならば対処が困難なモノほど打ち消しやすいという、逆説的な性質をもつキャンセル能力。 【weapon】 倭刀。少し柄の作りなどが日本のものと異なる、実質的には日本刀。 普段はゴルフバッグ(フルセットではなく練習場などに数本持っていく用)に入れて持ち歩いている。 普通にそれなり以上に戦える剣の腕はある。 【人物背景】 鄭一嫂(ていいっそう、チン・シー)。または鄭氏。姓は石、名は陽、幼名は香姑。 19世紀初頭の南シナ海にて『南シナ海の恐怖』の異名をとった、世界史上最大規模を誇る巨大海賊団の女頭領。 一番知名度の高い「鄭一嫂」の名は、「鄭一の妻」の意味であり、最初の夫の名から呼ばれたものである。 元は芸妓をしていた彼女に、海賊団の長だった鄭一が惚れ込み、結婚。 彼女の加わった海賊団「紅旗幇」は、周囲の海賊団を吸収して一気に拡大し。 途中、鄭一が死んだあとは彼女がトップとして海賊団を仕切るようになった。 厳しい規律と違反者に対する過酷な罰、地元住民との上手な付き合い。 指揮力と経営の才のあった彼女の下で、海賊団はさらに成長を続ける。 一説によると1700隻を超える船と8万を超える部下を持ち、南シナ海沿岸を実質的に支配。 清国からの差し向けられた討伐隊相手にも連戦連勝で、ヨーロッパからの商人や軍船も撃破する有様だった。 最終的に彼女は、清国に従い海賊団を解散させることになる。 欧州からの軍船相手に完敗した結果だとも、彼女の強さに清国が身分保障を申し出たとも言われるが。 いずれにせよ、彼女は逮捕も処刑もされることなく、彼女の配下の海賊団はほとんどが清国の軍人となった。 引退した彼女は陸に上がり、賭博場や売春宿を多角的に経営して財を築き、天寿を全うしたと言われる。 ここまでが史実上の彼女の話。 ライダーとして召喚されていたのなら、ここまでで話が終わる。 しかし今回は『フォーリナー』である。 彼女を見出し、祝福?を与えた存在は……。 それは元々、誰かの悪い冗談だった。 ある種のネットミームのようなものだった。 進化論へのあてつけ。 インテリジェンスデザイン仮説に対する底意地の悪い問いかけ。 そのためだけに練り上げられた仮想的存在。 その真の名は、信者を自称する者たちでさえも知らない。というか設定されていない。 だが姿形は分かっている。 絡み合ったスパゲッティの如き、細長い無数の触手の塊。 上に突き出た2本の目。 時にミートボールのような臓器?を抱え込んでいるように描かれることもある。 そして翼もないのに当たり前のように宙に浮かぶ。 空飛ぶ、麺類の、怪物。 よりによって『それ』がフォーリナーを生み出したということは、『それ』は実在するのか? 分からない。 実在したとして、信者たちの言う通り、この世界を創造した者なのか? 分からない。 ただ、それ以外の全ての物事は、彼らの信じる『それ』とほぼ一致する。 それは大酒を飲んだ後に宇宙を創造したという。 それは触手によって進化を推進し、人類を生み出したという。 海賊はそれに選ばれた民であり、人類の祖先なのだという。 天国にはストリッパー工場とビール火山が約束されているという。男性ストリッパーもちゃんといる。 お布施なんてしなくていい。 その金で貧困をなくし、病気を治し、平和に生きて燃えるように愛して、電話の通話料を下げよう。 祈りの言葉は「アーメン」ではなく「ラーメン」。 本来、何の縁もないはずの中国の大女海賊は、「海賊」「麺類」の縁だけで『それ』と通じ合った。 彼女の生きた時代には華南でも普通に麺類が普及してる。当然食べている。食べていたはずだ。 ならばそれで十分に縁となる。 そして『それ』と通じ合ったことで、彼女の性格にも変化が生じている。 『それ』はあらゆる善を尊ぶ。 なれば、冷酷で抜け目のない犯罪者だった彼女も、それに準じた性格となる。 身分の偽装など、どうしても必要なことについては法を誤魔化したりもするが、それも最低限に留める。 むしろ多くの部下の面倒をみた、面倒見のいい親分肌の側面が強調されている。 芸能関係にも通じていた経験を活かし、いまやリルルの専属プロデューサー兼マネージャーだ。 一方で彼女に共感し力を与えた『それ』も、別段特に強い願望は持っていないようだ。 ただし『似たような存在』が何かしようとしていれば、余計なちょっかいを出さずには居られない。 相対化を強いる詭弁や暴論を吹っかけて、その特別さを剥ぎ取らねば気が済まない。 結果として、他のフォーリナーや、外宇宙的存在にゆかりの者にとっては、はた迷惑な天敵と化す。 【外見】 本来の姿はややキツい顔つきの20代の女性。言われなければ日本人でも通る外見。 黒のロングヘアに、身体にぴっちりと合ったチャイナドレス。手には倭刀。 なのだが、召喚されてすぐに、素早く今の時代に合った服装を調達して身に着けている。 ちょっとしたキャリアウーマンのようなパンツスーツ、ハイヒール、大振りでやや似合ってないサングラス。 肩にはゴルフバッグ(練習用の数本のクラブの入るもの)を担ぎ、倭刀はそこに入れている。 【役割(ロール)】 本来、サーヴァントに役割(ロール)も何もない……のだが。 召喚されて早々に、裏社会と素早く接触して人間としての偽造身分を作成・確立している。 偽名は『石田陽子』、記録上は日本生まれの日本人。 (あまりにも大胆な偽名だが、海賊という情報でもなければ、「石・陽」の名から正体を掘り出せるものではない) とある芸能プロダクションに社員として所属し、プロデューサー兼マネージャーとしてリルルを担当している。 運転免許証も所持し(これも偽造だが精度は高い)、堂々と車やバイクを運転可能。 【サーヴァントとしての願い】 世界平和。 あと東京のラーメン店をできるだけ制覇したい。 【マスター】 リルル@グランブルーファンタジー 【聖杯にかける願い】 いまここにいる二十三区の一般住人を、できるだけ守る。 もし守り切れないとしても、キラキラと輝くように、幸せな気分で最後まで過ごして貰いたい。 あと東京のラーメン店もできるだけ制覇したい。 【能力・技能】 アイドルとしての歌唱力・演出力。 彼女の出身である『空の世界』では、剣や銃などと並ぶ『武器』として『楽器』を使う者たちがいる。 ある種の精神攻撃・魔法攻撃として、使い方次第では狂暴な魔物たちとも十分に渡り合える『武器』なのだが…… そんな世界においても珍しい、歌と踊りだけで同様の効果を出せる能力の持ち主。 非戦闘時においても、彼女がひとたび歌い出せば、街の男たちは思わずリズムに乗って身を揺らし、声援を送る。 彼女のライブを見た者は、キラキラと輝く演出のような光を幻視するという。 何故か特に男性に対して効果が強い。 【人物背景】 空に島々が浮かぶ『空の世界』の少女。ハーヴィン族。 幼い日に見た、夢とも現実ともつかない「アイドルたち」の姿に憧れて、歌と踊りを磨いてきた。 元々「アイドル」という概念のない所から、その概念ごと世の中に広める日々。 後日、その「アイドルたち」にそっくりの姿をした騎空士を見つけるも、彼女たちは心当たりがないと言う……。 そのままその騎空団に押し掛けて入団した彼女は、全空を巡る大冒険へと身を投じることになる。 なお、空の世界にもラーメンは存在しており、彼女の大好物である。 【役割(ロール)】 アイドル。 記憶を取り戻すまでは、人気も知名度もあまりなく、路上ライブなどを細々とやっていた。 プロデューサー兼マネージャーとして『石田陽子』という協力者を得てからは、途端に人気が急上昇。 芸能プロダクションにも所属し、TV番組などに出演する機会も得た。 その一方で、相変わらず路上ゲリラライブなども続けている。 【備考】 彼女は本来は人間ではなくハーヴィン族であり、極端に小柄な体格と尖った耳を持っています。 身長はハーヴィン族の中でも比較的小柄な82cm、これは現代社会においては幼稚園児にも劣る体格です。 ただし、この二十三区の中では、「ちょっと小柄な子」「個性の範疇」として認識されています。 尖った耳も含め、やや目立つ容姿ではありますが、異種族などの疑いを持たれることはありません。 【備考その2】 リルルの原作での実年齢は13歳ですが、普段は学校に通っていないようです。 この点に関しては後続の書き手に設定と処理の細部を任せます。 中学生だけど不登校、アイドルということで休みがち、この地での年齢は18歳以上扱い、などなど……。
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……夜の裏路地を、一人の青年が必死に駆けていた。 頭頂部が黒く染まり始めたプリン状態の金髪。 両耳にズラリと並ぶピアス。 タンクトップから露出した両肩には、途中で止めて白黒の線画のままのタトゥーが広がっている。 「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ……」 チラチラ後ろを振り返りながら駆ける青年の顔には、紛れもない恐怖の色。 暴力団……いや、半グレ程度だろうか。 見るからに暴力と脅しの世界の住人が、取り繕う余地もなく恐怖の色を浮かべてただ逃げる。 「な、なんで『ゾンビ』なんぞが……わひゃぁっ!」 ありえない現実に毒づいたその瞬間、進行方向の横手から人影が現れる。 ボロボロの服にうつろな瞳、半開きの口からはよだれを垂らし、両腕を不自然に前に掲げ…… 青年の言葉の通りに、B級映画に出てくるかのようなゾンビそのものだ。 慌てて急停止した青年は、後ろからも同様の人影が迫ってくるのに気づき、慌てて横手の路地に飛び込む。 カシャッ。 「……ああン?」 「あらあら、お兄さん。そんなに急いでどこに行くの?」 クスクスクス。 突然の『シャッター音』に顔を向けてみれば。 ビルの裏手の、空調の室外機に腰かける、一人の少女が、スマートホンを青年に向けて笑っていた。 先ほどのゾンビとはまた異質な、場違いな少女である。 長いプラチナブロンドの髪。びっくりするほどの美貌。 そして、その身を包むのは黒い喪服のような衣装。 何故か傍らには、何か巨大なモノを布で包んだ荷物があって、小さな縫いぐるみのマスコットが揺れている。 これほどの存在感をもつ相手に、なぜ今の今まで気づくこともできなかったのか。 「い、いや、嬢ちゃん、ここは危ないぞ、『あいつら』がすぐに来る! 信じられないかもしれないが、ゾンビが街に溢れているんだ! 君もすぐに逃げるんだ!」 「へえ、お兄さん、優しいんだね。こんな状況で他の人の心配なんて」 ニコニコ笑う少女は口を開くことなく。 声は背後から掛かった。 慌てて振り向くと、そこにももう一人の人物。 少女と同じくらいの背格好の、こちらは短いプラチナブロンドの少年。 こちらも同じような黒いコートに黒い半ズボン……いや。 青年はすぐに違和感に気付く。 そっくりなのだ。 スマホを向けてきた少女と、少年とは、髪と服装以外、鏡写しのように瓜二つ。 「な……なんなんだよお前ら! 何なんだよ!」 「あらあら『兄様』。『兄様』が驚かせるから、優しいお兄さんが怖がっているわ」 「そうだね『姉様』。でも不思議だね。 ゾンビが怖くて『姉様』には優しい、こんなお兄さんが、ヤクザを騙して上納金を持ち逃げするなんてね」 少年の嘲るような口調に、青年が途端に真顔になる。 なんでそれを知っている。 こんなガキどもが、なぜそれを知っている。 街を仕切る半グレまがいの不良として、ヤクの売人たちの上納金を代わりに集めて納める。 そんな約束を取り付けておいて金だけ掴んでバックレたのを、なんでこんな子供たちが知っている。 そして……冷静になった途端に思い出す。 そうだ、最近ネットで噂になっていた。 黒い服を来た、銀髪の男女の子供の双子たち。 それは裏社会の殺し屋で、標的を容赦なく殺すのだという…… 「お兄さんが黙っちゃったわ」 「そうだね姉様。ちょっと喋り過ぎたや。この辺でひとつ、恐怖を思い出して貰おうか」 「お前ら……って、うわあぁぁあああ!?」 青年が双子に対する対応を決めるよりも先に、天から降ってきたのは。 先ほどまで青年を追いかけてきた『ゾンビ』の一体だった。 逃げてきた背後には注意していたものの、突然の上からの攻撃には反応できない。 青年は尻もちをついて、そして…… 「……あ、あれ? 触ってるのに、何も、ない? ……これ、幻?」 「そうだね――幻だね。でも」 スカッ、スカッ。 飛び降りてきたゾンビの身体は、青年と一部で重なって見えるものの、手に触れるものはない。 見せかけだけの幻……そう青年が理解すると同時に。 「でも、『僕たち』は、幻じゃ、ない」 双子の片割れ、少年が手にした「何か」を振り下ろす。 それは『ゾンビの幻』を触れようとしていた青年の腕を通り過ぎて……斬り飛ばす。 「え、な、うわぁぁあっ?!」 「あらあら、はしたない悲鳴。つまらない人間は死に際もつまらないものなのね」 カシャッ、カシャッ。 ザクッ、ザクッ。 ニコニコと笑いながら、少女はスマホのカメラで撮影を続ける。 ニコニコと笑いながら、少年は両手に一本ずつ持った斧を何度も振り下ろす。 周囲にはウロウロと彷徨い続けるゾンビの幻に囲まれて。 青年は訳も分からないまま、生きたまま切り刻まれていった。 ☆ 「たっだいまー!」 「おう、お帰り。お疲れさん」 「おじさま、『写メ』ってのはちゃんと届きましたか?」 「さっき確認したよー。しっかり処刑(シメ)てきてくれたようだな」 「死体はあのまま放置で良かったんだよね?」 「まあ、見せしめも兼ねてっからな。これであの辺の半グレどもも大人しくなるだろうさ」 しばらくして。 黒い服に身を包んだ男女の双子は、とある事務所のような建物に陽気に帰還していた。 迎えるのはちょっといかつい男たち。 顔に大きな傷跡のある者も多く、スキンヘッドにリーゼント、パンチパーマに金のネックレス。 ありていにいって、見るからにヤクザである。 部屋の壁には「今月の標語:一罰百戒。恐怖でシマの締め付け強化月間」と張り出されている。 「本当に『スマホ』って便利なのね、兄様。これひとつで色々できる」 「本当だね姉様。世の中はとっても便利になっているんだね」 「ふたりとも、『お仕事』の御褒美に、シュークリーム買ってきてあるよー」 「わあ、ありがとうおじさま! みんな大好き!」 「でも、まずはシャワーと着替えが先かな? そのあとでいいよね、姉様?」 「そうね、そうしましょう。じゃあおじさまたち、ちょっと一旦失礼しますわね?」 「おう、また後でなー」 ヤクザたちとフレンドリーに会話を交わして、双子は事務所の奥の自室へと姿を消す。 据え置きのパソコンで、裏切り者の処刑の証拠写真を確認する極道に、別の極道が小さく囁く。 「なあ……あいつら、大丈夫なのか?」 「大丈夫って、何が?」 「俺たちを裏切ったりしないかってことだよ!」 双子がいる間は黙って部屋の隅にいた、パンチパーマの男は少し怯えた様子でチラチラと奥の扉を見る。 問われたスキンヘッドの男は呑気に首を傾げる。 「いい子たちじゃねえか。 『ヘンゼル』も『グレーテル』も。 『仕事』はちゃんとするし、素直だし」 「そもそもなんで『双子』になってんだよ! おかしいじゃねぇかよ!」 「おかしいって言われても……なぁ?」 「俺たちが海外から人身売買(かっ)た時は、女のガキひとりきりだったじゃねぇか! なんで少し目ぇ離した隙に増殖(ふえ)てんだよ!! しかも! 小児性愛者(ロリコン)に売る用の商品が、なんで殺し屋なんぞ完璧にこなしてんだよ!」 ☆ 「ねえ、姉様」 「なあに、兄様」 「『あいつら』、どうする?」 「おじさまたちのこと? そうねぇ……今はまだこのままでいいわ。 優しい人が多いし、『お仕事』もちゃんと回してくれるし」 「そっか。姉様がそういうなら、僕もこのままでいいや」 「何か気になることがあるの?」 「あいつらの幾人かは、僕たちのことを恐れている。 『私』は『そういうの』敏感なの。だから気になっちゃって」 「気にしすぎだよ姉様。でもそうだね、他ならぬ君がそう言うなら、少し気を付けておこう」 「ねえ、兄様」 「なんだい、姉様」 「兄様は『願い』って、ある?」 「そうだなぁ……私は、こうして兄様と一緒にいられたら、それでいいわ」 「僕と一緒に、か」 「そういう兄様は、『願い』って、あるの?」 「僕は……私は……この英霊『グロテスク』は、『マスター』と共にありたい」 「あら、おんなじね。私たち、似たもの同士」 「似てるけれども違う。元々この霊基には、定まった姿などなかった―― 召喚される度に、ホラー映画の怪人の姿などを適当に割り振られるような存在だった。 けれど、貴方に召喚されて『縁』を得た時に、思ったんだ。 『君たちのようになりたい』と。 君たち二人のあり方に、一目惚れしたと言ってもいい」 「光栄だわ、『アサシン』。 エログロナンセンスの化身に、そんな風に言って貰えるなんて」 「我は考えた。いかにすれば君たちのようになれるかと。 いかにすれば君たちの理想を体現できるかと。 思いついた答えはふたつ。 僕の、私の、この姿で暴れ回って、そのあり方を英霊の座に刻むこと。 次に別の場所で呼ばれたときにも『この姿』になるくらいに、強烈な存在を刻むこと。 どうも吾輩の同類である『ナーサリーライム』が、『それ』をそうと知らずに成し遂げたらしい。 ならば拙者も、きっと」 「うーん。ちょっと私にはよくわからないわ」 「もう一つの方法は……聖杯を獲得すること。 万能の力をもつ聖杯なら、それを確実にすることくらいできるはずなんだ」 「ああ、それなら分かるわ! なんでも叶えてくれる夢の道具。それを手に入れればいいのね?」 「そう、姉様、僕は聖杯が欲しい。それがあれば僕たちの信仰を確実に形にすることができる」 「当たり前のことを『信仰』だなんて、おかしな兄様」 「そうだね姉様。僕が間違っていたよ。なんでそんなことを言ってしまったんだろうね」 「多くの命を奪えば」 「私たちの命が増える」 「僕たちは死なない。永遠なんだ。この姿と魂を座に刻めば、それが真実になる」 「殺しましょう、ここでもいっぱい、殺しましょう」 「そしてできれば」 「聖杯を、この手に」 【クラス】 アサシン 【真名】 グロテスク@史実・文学等 【属性】 混沌・悪 【パラメータ】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:EX 【クラス別スキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 特筆すべき事項として、後述する『自己改造』の影響により、マスターであるグレーテルも行使可能。 また、後述する宝具『誰も望まない物語』は、その使用のみでは「攻撃」とは見做されない。 【保有スキル】 自己改造;D (A) 『自身の肉体にまったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がれば上がるほど正純の英雄から遠ざかっ、カカカ関係ない! ……お待たせしたね『姉様』、帰ってきたのね『兄様』。二人はこれからもずっとずっと一緒』 本来はAランク相当の能力であるが、既に深く行使しており、現時点では実質Dランク相当しか残っていない。 今回はサーヴァントとマスターの境界を溶かして、相互に深く浸食させている。 そのため、サーヴァントのはずの『グロテスク』は、神秘のない通常の弾丸等でも傷つく肉体となっている。 代わりに、マスターのはずの『グレーテル』は身体能力が強化され、英霊をも傷つける力を得ている。 差し引きで、2人がかりなら戦闘を得意とする英霊1体にも匹敵する戦闘力となっている。 気配などからは2人で1柱の英霊(FGOのアン&メアリーのような)に見えるし、それに匹敵する。 さらに、双子は気まぐれに服を交換し役割を交換する。交換しても戦闘力に変化はない。 それでも、片方が英霊であり片方がマスターであること自体は変わらない。 なお、英霊の方の手にもダミーの令呪が浮かんでいる(外見からの識別は困難) 変化:D (A+) 『変身するわ、変身するの、私は貴女、貴女は私。 わたしは『兄様』で、ぼくは『姉様』。とっくにもう、そうなっている』 こちらも本来はA+相当だが、既に『使い切って』いる。 本来であれば変幻自在に、各種のホラー映画の怪物の姿などを次々と使い分けたりするのだが。 今回の召喚においては、『ヘンゼル』『グレーテル』のどちらかの姿しか取れない。 代わりに、片方の姿を取った場合、外見や気配などから本物?と識別することはほぼ不可能。 細かな怪我や汚れに至るまで完璧にコピーし再現することが可能。 袋とじの向こう側:A 『見せられないわ、見たいんだよ、見せちゃいけないの、なおさら見せろよ。 禁じられるほどに高まる下世話な興味、大したことのない真実だってほらこんなに釣れた釣れた!』 正体秘匿のスキル。 様々な方法で存在を偽装し、一番効果的な局面を見計らってそれを明かす。 ……というのが本来の能力なのだが、今回の場においては効果がひとつきりに定まっている。 地の文の描写に関わらず、『グロテスク』と『マスター』が、予め『入れ替わっていた』ことにしてよい。 別の言い方をすれば、ヘンゼル役とグレーテル役のどちらがサーヴァントでどちらがマスターなのか。 何かしら決定的なことが起きるまで、不確定であり、かつ、いつでもひっくり返りうる。 この欺瞞と入れ替えは、作中人物を欺く目的でも使用可能。 ただし状態表などでは、初期条件に従い、便宜的に『マスター』側を『グレーテル』と表記する。 【宝具】 『誰も望まない物語(グロテスク)」 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(2人) 固有結界。 そもそもこの英霊自体が、固有結界そのものがサーヴァント化したものである。 犠牲者の心を鏡のように映して、犠牲者が恐れるモノの幻影が際限なく出現し際限なく襲い掛かる。 ある意味でチープなホラー映画のような光景になりがちではあるが、犠牲者が感じる恐怖は本物。 むしろ『恐怖』や『恐慌』、『焦燥』や『混乱』といった状態異常を強いる効果の方が真価である。 幻影自体は、少し冴えた者ならすぐに幻と推測できる程度の存在。 ただし、あまりに迫真的で、かつ犠牲者に合わせたチューニングがされているため、 幻と理解してなお完全には無視することはできず、反射的に回避や反撃などをせずには居られない。 目を閉じてもなお、五感や魔法的感覚など全ての感覚を通して存在感を主張する強烈な幻覚である。 グロテスクはこの幻の内容を把握でき、大まかな操作も可能。 相手が咄嗟に逃げる方向の誘導や、幻を目隠しに使っての攻撃などが可能である。 本来この宝具の対象は1人きりだが、相手が英霊とマスターの主従の場合に限り、同じ幻を見せることができる。 幻の内容は英霊かマスターのどちらかに合わせたものとなる。 何らかの群体のような存在が相手である場合、まとめて「1人」とカウントする。 またこの宝具は、人間相手に特攻ではあるものの、人間以外にも効かない訳ではない。 たとえ人からかけ離れた精神の持ち主であっても、知性と感情があればある程度の効力が及ぶ。 (そして曲りなりにも英霊の形をとる以上、サーヴァントであればそれに類するモノは持ち合わせている) 特に過去に『敗北』や『逃走』のエピソードがあれば有効性は高いだろう。 【weapon】 ヘンゼルの姿の時は、二本の手斧の二刀流。 グレーテルの姿の時は、自動小銃(ブローニングM1918)。 さらに小型の拳銃も予備の武器としてそれぞれ2丁ずつ備えている。 なお、マスターのグレーテルも同じ武器を使用する。 本来はどちらも英霊グロテスクの得物として実体化したものである。 そのため、対英霊戦闘においても相手に損傷を与えることができる。 本来のグロテスクは必要に応じて多彩な武器を召喚して使いこなす存在だった。 今回はここに挙げた武器以外は召喚不能。 代わりに、折れたり弾切れになったりすれば多少の魔力消費を代償に再生できる。 【人物背景】 人類史が始まって以来、必ず暗がりで語られて来た、おぞましくも蠱惑的で悪趣味な話。 血と暴力と汚物とエロス。 表向きは否定され嫌われながらも、どうしようもなく惹きつけられるもの。 それらは近代文学史においてはグロテスク文学と呼ばれ、結実した。 エログロナンセンスの類。 「18禁」とか「CERO Z」とかの類。 言ってみれば、『地球に根付いた、人類の』恐怖と悪趣味と悪ふざけがひとつの英霊と化した存在。 別の言い方をすれば、英霊『ナーサリーライム』の裏面を成す存在のひとつ。 あちらが「子供のための物語」なら、こちらは「子供には見せられない物語」の化身。 多くの場合、ホラー映画の怪人の姿などで現れ無差別に恐怖を振りまく、姿も定まらない曖昧な存在だった。 それが今回、存在自体が恐怖の体現とも言える「グレーテル」に召喚されたことで変質した。 縁が結ばれた瞬間に彼女(?)に「惚れ込んだ」グロテスクは、彼女の相方である「ヘンゼル」の姿を取る。 ヘンゼルとグレーテル。ロアナプラの恐怖の一夜を演出した双子の殺し屋の再現である。 【外見】 プラチナブロンドの少年。マスターであるグレーテルと、髪の長さと服装以外は瓜二つの姿。 かつてヘンゼルと呼ばれていた少年そっくりの姿であり、そっくりの言動をとる。 ただし、グレーテルの姿を取ることも可能。 服と武器の交換で、二人の役割と名前は容易に入れ替わる。 普段はやらないが、能力の上ではヘンゼルが2人にも、グレーテルが2人にもなることができる。 【役割(ロール)】 日本のヤクザの組のひとつに庇護されている、双子の殺し屋の片割れ。 彼らを匿って「仕事」を与えるヤクザたちは、彼が人間でないことをまだ理解していない。 【サーヴァントとしての願い】 英霊の座に、「今の姿」を刻みたい。 「次」も「同じ姿」で呼ばれるくらいの存在となり、ヘンゼルとグレーテルの「信仰」を現実のものとしたい。 そのためにも、沢山殺す。 可能であれば聖杯を獲得し、その願いを確固たるものとする。 【マスター】 グレーテル@ブラックラグーン 【マスターとしての願い】 沢山殺したい。 よく理解できていないけれども、相方(英霊グロテスク)の願いも叶えてあげたい。 そのためにも、やっぱり沢山殺す。 可能であれば聖杯を獲得し、相方(英霊グロテスク)に与える。 【能力・技能】 怪力。 大人でも扱うのが難しい大型の武器を、小柄な体格で十全に使いこなす。 殺人と拷問と性的なテクニック。 やや悪趣味な傾向はあるが、戦士としても拷問者としても大人顔負けの一級の腕の持ち主。 その判断力や経験は、暗殺後の逃走ルートの選定などにも及ぶ。 【人物背景】 ヘンゼルとグレーテル、双子の殺し屋の片割れ。 元々はルーマニア出身、いわゆる「チャウシェスクの子供たち」と呼ばれる孤児だった。 売られた先はスナッフ・ビデオを撮影する最悪の変態たちだったが、彼らが戯れに「処刑役」を双子に強要。 過酷過ぎる環境に適応してしまった二人は、やがて殺し屋として生きるようになる。 タイのロアナプラにはシチリアンマフィアに雇われる形で訪れ、ホテル・モスクワのバラライカの命を狙った。 しかし激しい抗争の中、双子は雇い主のマフィアたちを全滅させる。 さらにバラライカの命も奪おうと戦う中、別行動をとったヘンゼルだけが死亡。 グレーテルは街の外へと逃亡するが、逃がし屋が寝返ったことで撃たれて死亡した。 今回マスターとして参戦したのは、この途中まで逃げたグレーテルである。 死亡後からの参戦。 なお、それぞれ殺される前に役割と名前と外見を交換しているため、本当の意味ではどちらがどちらなのか不明。 そもそも本当に男女の双子だったのかどうかも謎である。 便宜的に死亡時の役割に準じて『グレーテル』として記載する。 【役割(ロール)】 国際的な人身売買の闇のネットワークを通じ、日本に売られて来た欧州出身の孤児。 日本国内でさらに幼児性愛者(ロリコン)相手に転売される予定だった。 が、記憶を取り戻し、英霊『グロテスク』を召喚してからは、二人で一組の暗殺者稼業を開始。 自分を売るつもりだった暴力団も懐柔し、彼らを通して殺人依頼などを受けている。 ヤクザたちも不可解な経緯に多少怯えているものの、成果も上げているため、現時点では関係は比較的良好。 【備考その1】 グレーテルもグロテスクも、スマートホンの基本的な使い方を理解しました。 身を寄せているヤクザたちが与えたものです。 【備考その2】 双子が身を寄せているのは日本のヤクザの組の一つですが、現時点の所属陣営などは後続の書き手に任せます。 組の名前や組長などについても、後続に任せます。 【備考その3】 東京の裏社会において、腕のいい暗殺者として『ヘンゼルとグレーテル』の名が知られ始めています。 一般人の間でも真偽不明の噂として、ネットなどで銀髪の双子の殺し屋の存在が囁かれ始めています。 警察の捜査が及ぶ段階ではありませんが、ヤクザと縁があれば仕事の依頼などができる可能性があります。
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【作品名】ドラゴンボールZII 激神フリーザ!! 【ジャンル】ゲーム 【名前】フリーザ 【属性】宇宙人 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】太陽を一撃で破壊できる攻撃に掠り傷で耐える相手を一撃で倒せる エネルギーは:太陽を一撃で破壊できる攻撃を遥かに上回る威力 射程20m以上で20mからの光速の5倍より上の反応を持ってる敵でも20mから撃たれて回避不能な弾速 【防御力】太陽を一撃で破壊できる攻撃に無傷で耐えられる 太陽を一撃で破壊できる攻撃に掠り傷で耐えられる相手を一撃で殴り殺せる相手の攻撃に無傷で耐えられる。 【素早さ】太陽の全景が見える距離(数十万km以上)から進路を変えた場合の宇宙船が太陽を1秒で避けて過ぎ去る描写から 数十万kmの距離+太陽の直径分の距離139万2000kmを1秒で移動できる宇宙船の速度 →数十万を20万kmとして、秒速159万2000km=光速の5倍以上の飛行速度 その宇宙船と同等の飛行速度。又、その速度で敵が20m先から体当たりしてきてから回避可能な反応速度 【長所】恒星破壊級攻防という原作よりも遥かに強い攻防 【短所】範囲と速度が微妙。宇宙生存できない 47 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/09(木) 17 44 12.22 ID dd/Pfl78 フリーザ(激神)考察 むちゃくちゃな攻防だが範囲が酷すぎ。しかも宇宙に出たら死ぬ。4m先からの光速反応。 実はこのゲーム、ヤムチャやクリリンですらホイホイ宇宙に出てるのに・・・。 ○冥府神スレイプニル 圧倒的速度差で削りまくり勝ち △ゴースト 非物理攻撃すら透過するので無意味 ×サルーイン 反応速すぎ、憑依負け △お父様 でかすぎ分け ×ギガエンドラ でかすぎ。壁を破って侵入しても削りきる前に宇宙に出てしまい窒息死して負け ×クトゥルー 削りきる前に瘴気で死ぬ ○オーバーデビル エネルギー波で瞬殺勝ち ×ウルキオラ 追放負け ○エースキラー 頑張って削って勝ち △破壊神バロン 倒せない倒されない △△兎、人類殲滅システム でかすぎるっての ×ドロレス アンカー負け ○勇者エックス ギリギリ先手を打てる こっから先は分けしかとれない巨体ばっか サルーイン>ゴースト=フリーザ(ゲーム)>冥府神スレイプニル
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