約 149,669 件
https://w.atwiki.jp/marcher/pages/237.html
←back next→ ★ 壊れかけた世界で対峙する二人の女。 一人は友を救うために所属していた組織を裏切り逃避行を続けた科学者。 一人は己の肉体を深化させることができる科学者を追い求めていた異形の女。 異形の女は科学者の友の命を握りしめている。 科学者は友を生ける屍にした悪魔が自分であるという指摘に対する反駁を試みる。 「確かにあの日、私が里沙ちゃんのことにもっと早く気づいて上げられていたら、里沙ちゃんの肉体はこんな状態に陥ることはなかったかもしれない」 科学者の胸には自分が組織を抜けたあの日の出来事が去来する。 同じ組織で働いていた友、新垣里沙が裏切り者として捕らえられ、死の粛清を受けようとしていたあの時のことが。 ★ 自分のラボから離れて大型の加速装置で実験を行っている時に起きた事態。 組織を裏切った友の不本意な形での帰還。 そしてラボから持ち出された二種類の薬品。 「私が里沙ちゃんが閉じ込められた部屋を見つけた時、その部屋には既に塩酸ガスが充満していた。 でも、その塩酸ガスは里沙ちゃんを苦しめながら死に追いやるために使われたんだと思ってた。 だからガスを無効化して里沙ちゃんを救い出して、中和剤を投与すれば里沙ちゃんは助かる。 そう思ってた」 合成獣の外見からはいかなる感情も伺い知れることは出来ないが、嘲笑う気配が伝わってくる。 「迂闊だった。 保田さんがあんなことを考えてたなんて。 私は気づくべきだった」 ガン細胞から抽出された遺伝子を改造し、生命力と増殖力を強化したC3細胞。 投与された人間の体内で急速に増殖し、意志を持たない不死者へと変える悪魔の発明が里沙には投与されていた。 C3細胞は宿主である人間の生命力が衰弱した時に、飛躍的に増殖する。 「塩酸ガスは処刑の為に使われたんじゃない。 里沙ちゃんを意志を持たない不死者(アンデッド)へと変える為に使われた。 私はそのことに気づけなかった。 保田さんの言葉の裏に潜む真実を読めなかった」 …裏切り者だけど、せめて死体は奇麗な方がいいからね …まぁ、3日後にはミティと同じね。何度も復活できる不死者(アンデッド)へと …そして、永遠にその魂をあの方の為に捧げることになる 「里沙ちゃんを乗せたワゴン車の中で塩酸ガスの中和措置を行ったのに、意識が戻らなかった時点で気づいていれば…」 まだ、間に合ったかもしれないけど、と自嘲するマルシェを女の声が嘲る。 『偽善者。 キミは偽善者だ。 それも途方もなくヒドイ』 空ろな目で自分を見つめるマルシェに更に嘲りの言葉を浴びせる。 『キミは自分を責めている振りをして、その実自分を庇っている。 私の力が及ばなかったから、里沙ちゃんを助けられなかった。 そのことは後悔してるわ。 でも、本当に悪いのはC3細胞を開発して、それを里沙ちゃんに投与した保田さんなのよ、ってね』 心に響く女の声がこれまでにないぐらい辛辣なものになってきた。 『キミも判ってる筈だよ。 自分がC3細胞の誕生に一役買ったということを』 科学者は声にこそならないが、違う違うという風に首を振った。 そして、何度も試みてどうにか声を絞り出す。 「ちがう…私はC3細胞の研究には一切タッチしなかった。 その存在すら知らなかった。 あの頃、私が研究していたのは…」 『キメラ、同一の固体に複数の遺伝子情報を所有しながら活動する生命体。 つまりボクみたいな、ね』 女の声に力無く頷く科学者。 ★ 「キメイラ? 確かに興味深い研究テーマではあるけど、もっとあなたに相応しい研究テーマがあるはずでしょう」 「この研究が進展してキメラ生命体作成の技術が確立すれば、人間以外の生命の内部で人間の器官を生育することが可能になります。 その技術を転用して戦闘で多大なダメージを負った兵士への臓器移植や四肢移植が活発に行われれば、負傷兵の救命率が飛躍的に 向上することが予測されます。 結果的には保田さんが求めている最強軍団の計画にも貢献するのではないかと」 「随分と地味な貢献に思えるんだけど」 「そうでしょうか。 優秀な戦士一人を教育するまでのコストを考えれば、その死亡率を下げることには意味があると思われますが」 「最強の軍団を作るにはね、強い兵士を生み出せいいのよ。 頭を吹き飛ばされても進軍を止めず敵を踏み砕き、進撃する足を奪われたなら 這って敵陣に向かい、武器を持つ腕を失ったなら敵の喉笛に食らいつく。 殺戮の本能を失わない不死者の兵士を」 うそぶいていた保田だったが、結局はキメラ生物の研究を認めてくれた。 将来的に合成獣や強化人間の部隊を編制するのにも寄与するからだろうという理由で。 但しこの組織におけるあなたの本来の使命は共鳴という現象を解明することよ、と釘を刺されはしたが。 私は自分の理想を実現させるために、あの組織に属することを選んだ。 その思いが揺らぎだしたのは、いったいいつからだったろう。 私と同じように理想を追い求めていた筈の里沙ちゃんの心が組織から離れていることに気付いた頃? 『心に迷いが生じてきたキミは組織に反抗する道を選んだ。 でも組織に真っ向から反逆するんじゃなく、組織の求める研究をサボタージュするというセコいやり口でね』 キメラ生命体の研究が完成したら、そしてその成果がいつか世界に普及すれば、移植医療が必要な人たちの役に立つ筈。 そう思った私は研究にのめり込んでいった。 『そうやって、キミは自分を正当化して研究室という安全な鳥籠の中に閉じこもったんだ』 そうかもしれない。 里沙ちゃんの心が組織から離れ始めていることを知りながら、私は手を差し伸べることもせずにいた。 そして組織を偽り、自分の心も偽りながら、研究室に閉じこもっていた。 人の命を救う研究だからと自分に言い訳をして。 『塩酸ガスから救い出し救命措置を施した新垣里沙に、C3細胞が投与されていることに気づいたときどう思った?』 体内に取り込まれた塩酸ガスの成分を中和させる為の措置を行ったのに、里沙ちゃんは目覚めなかった。 そして最初の発作が起こった。 悶え苦しみ続ける里沙ちゃんからどうにか血液を採取して検査した結果、里沙ちゃんの中にあいつが、C3細胞がいることに気づいた。 『聡明なキミならその時点で判ったはずだよ。 C3細胞がキミの研究抜きには誕生し得なかったことを。 一つの生命の中で異なる遺伝子情報が存在するキメラ生命。 C3細胞が宿主の体内に根付くまでの最大の障壁である宿主の抗体による攻撃を回避するにはキミのキメラ生命の研究データが必要だった。 で、どうだった? 自分の研究の成果が親友の肉体を侵していることに気づいた時、どんな気分がした? ダークネスという箱庭から飛び立とうとしていた親友の翼を奪った気分はどんなだった? 最高だった?』 ここまでは何とか毅然とした態度を保ってきたマルシェだが、最後の糾弾は受け止めきれず俯いてしまう。 『キミは立派なマッドサイエンティストさ。 自分の研究で新垣里沙を生ける屍にした。 そればかりか生ける屍状態の新垣里沙に無様で無残な生を強いて、その状態を観察し続けている。 本当に素晴らしいマッドサイエンティストさ。 そんなキミならボクに翼を生やすなんて簡単なことだろう』 自分の身体を支えきれず、膝から崩れ落ちるマルシェ。 『いや簡単なことじゃないのかもしれない。 かなりの危険を伴うことなのかもしれないね。 でもボクは構わない。 自分の意思で望んだことだから。 実験用のラットや新垣里沙は自分の意思に関係なく散々な目に遭っちゃったみたいだけどね』 「私は、私は観察する為に里沙ちゃんといるんじゃない。 里沙ちゃんを元の身体に戻す為に、その方法を見つける為に」 『旅を続けてきた、と?』 地面に額ずくように頷くマルシェ。 『その旅を続けたいなら、ボクに翼を与えるんだ。 設備は一番最近にボクの身体をいじらせた科学者の研究施設がある。 助手が必要なら、オバさんの人形達がいる』 「オバさんって呼ぶのはいい加減やめてって言ってるだろ」 人形達を展開させて、周囲を警護していた人形遣いの女がうんざりしたような声で相棒に話しかける。 『ゴメンよ、オバさん。 でもどうやらマルシェもその気になってくれたみたいだからこれでオバさんとの約束を果せそうだよ』 オバさんと呼ばれた人形遣いの女は、口を歪めたがまんざら気分を悪くしたような様子でもない。 「里沙ちゃんを、里沙ちゃんの様子を診させて。 今日は本当に久しぶりに調子が良かったみたいだから」 マルシェの懇願を聞くと異形の女が漂わせる気配に、再び嘲笑うような空気が色濃くなる。 『やれやれ、天才科学者というのは自分の身近なことには観察が行き届かないみたいだね』 「どういう意味よ」 色をなすマルシェ。 『新垣里沙が見せるちょっとした生体反応。 それを心の支えにキミは先の見えない逃避行を続けてきたみたいだけど、ボクからすればそれは無駄だってこと』 無駄なんかじゃない、と反駁するマルシェ。 「無駄なんかじゃない。 今日だって里沙ちゃんはご機嫌だった。 食事の時だって笑って、それにうたた寝をした私を…」 『ボクがさっきからどうやってキミとお話してると思う?』 異形の女は口から言葉を発してはいない。 女の意思は直接マルシェの心に流れ込んでいた。 マルシェは言葉を通じて自分の意志を伝えてはいるが、マルシェが口には出さない心の囁きも女は知っている。 これは…。 『メンタル・テレパシー、遠隔通信能力とでも言うのかな? キミの友達の高橋愛と同じ精神系の能力だね。 もっとも彼女のように不特定多数かつ広範囲に渡る対象の精神と感応することは出来ないんだけどね。 でもピンポイントなら対象の精神を覗くことは出来る』 「何が言いたいの?」 『つまり、ボクは人形遣いのオバさんがキミを捕まえてくるまでの間、新垣里沙の精神を覗いてみたってこと』 「里沙ちゃんの…里沙ちゃんの心を侵すな」 『うわっ、コワい。 そんな目で見つめないでよ。 ボクは親切でしてあげたのに。 新垣里沙の肉体はC3細胞の浸食によって著しく正常な筋肉が減少した為に動くことはおろか口を効くことすら出来なくなった。 そんな彼女は一体何を考えているか。 それを探り出してやろうと思ったんだけど…』 思わせぶりに途絶えた異形の女の意志。 それが自分を惑わせる為に、故意に行っていることと判りながら、続きを待ってしまう。 『…ねえ、知りたい? 新垣里沙の心の内を知りたい?』 「悪魔・・」 『フフ。 それは違うんじゃないの、マッドサイエンティストさん。 キミの親友の心の声を知りたいなら、もっと違う言い方があるんじゃないの、ah?』 「どう言えっていうのよ」 マルシェの口から発せられる声が硬くなった。 『プリーズ』 「え?」 「プリーズ。 どうか教えてくださいって言ってみ」 異形の女の自分への態度に尋常でないものを感じていたマルシェは一瞬ためらった。 だが期待感はためらいに打ち勝った。 意志の疎通が出来なくなってしまった里沙の心の内が判るかもしれないという期待感。 たとえ自分のことを恨んでいてもいい。 里沙が今何を思っているか知りたい、そう思ったマルシェは…。 「どうか、里沙ちゃんの心の声を教えて」 『はぁ? 声が小さくて聞こえないよ』 “メンタル・テレパシー”という女の能力なら声の強弱に関係なく、自分の意思は伝わったはず。 なのに、そんなことを言うのは…。 「どうか、里沙ちゃんが今何を思っているか教えて」 声が震えてしまった。 『教えて、って何かエラそうな言い方だなあ。 あ、キミは天才科学者だからイイのかな。 でももっと誠意の伝わる言い方があるんじゃないのかなあ』 女は間違いなく自分を屈服させようとしている。 それは判っているが、今は…。 「…どうかあなたに聞こえる里沙ちゃんの心の声を私に教えてください」 女の哄笑が伝わってきた。 『アハハハ、偉大なるドクターマルシェにそんな風に頼まれたらしょうがないねえ。 いいよ教えてあげるよ 新垣里沙が今何を感じ、何を考えているか』 一瞬の空白が生じた。 その空白はマルシェの心を不安と期待で昂ぶらせる、が。 『空っぽさ』 女の声の意味するものが理解できず立ち尽くすマルシェに追い討ちをかけるように…。 『新垣里沙はがらんどうの抜け殻だって言っているんだよ』 マルシェは女の言葉を詰る、里沙は今日だって私に笑いかけてくれた。 アンタ達が襲って来なければ…。 『ちゃんとキミに話しかけてくれたとでも?』 唇を噛み締め頷くマルシェを待っていたのは異形の女の更なる高笑い。 『アーハッハ、こいつは素敵だ。 今の今までドクターマルシェという人間は怜悧にして聡明な天才科学者だとばかり思っていた。 でもそれは間違いだった。 それとも友への思いが知恵の鏡を曇らせてしまったのかな?』 愉快そうな響きに満ち満ちた声で女は自分の素性を語った。 自分はマルシェたちから見れば異世界の人間だということ。 何者かに導かれて、この世界に辿り着いた自分は能力者を統括し世界の形を変えようという組織ダークネスとダークネスの抵抗する集団リゾナンターの存在を知ったということ。 『世界の形を変えるとか、闇を打ち払うとかボクにはどうでもいいんだ。 自分の心の赴くままに、チカラを使って暴れたい。 それが願いのボクにしてみればダークネスもリゾナンターも遊びの対象でしかない』 そう思った異形の女はダークネスの本拠を襲った。 しかしそこには高レベルの能力者の姿は無く、施設を管理維持するための最小限の人員しか残っていなかった。 彼らを一掃した女は組織のメインコンピュータから自分に必要な情報を手に入れた。 自分の肉体を改造する技術と知識を持ったドクターマルシェに関する情報を。 『キメイラ生命に関するキミの研究がC3細胞の開発に利用されている事実もその時知った』 そして…、と思わせぶりな間を置く異形の女だったが、マルシェの反応が薄くなっていることを見極めると言葉を続けた。 『C3細胞の人体実験のデータも残っていたよ。 被験者の様子を撮影した動画もあった。 あれを投与された人間に待っているのは、不死の肉体と精神の死』 ガン細胞がベースになっているC3細胞は、被験者の体内で急速に増殖する過程で激しい痛みを伴う。 それは人間に耐えうる種類のものではない。 防衛手段として脳は自らシャットダウンすることを選択する。 『どうやってなんだかボクにはわからないけど、キミは新垣里沙の体内でC3細胞が増殖するのを抑えこんでいる』 それは多分天才科学者のキミにしかできないことだけど、とマルシェの頭脳を讃える女だった、が。 『でもそれは全部ムダなことだったんだ。 新垣里沙が最初の発作を起した時、C3細胞は目覚めた。 それに伴う身を苛むような激痛から自らを守る為に彼女の頭脳はシャットダウンを選択した。 つまり精神の死を』 異形の女の相棒、人形遣いの女の顔色が少し変わった。 これ以上追いつめてはマズいんじゃないという思念を伝えるが。 『逃亡の日々、キミは彼女の、新垣里沙が時折見せる人らいい反応や仕草に復活の希望を抱いたんだろうね。 でもそれは偶然であり錯覚だ。 思い起こしてごらん。 彼女の、新垣里沙の反応に絶望を抱いたことの方が遥かに多いはずだよ。 新垣里沙は空っぽだ。 痩せ衰えた肉体の中の精神は既に死んでいる』 マルシェの中で何かが壊れた。 自分の肉体を支えられずその場に力なく蹲ってしまう。 「ちょっと、アンタ。 そこまで徹底的にコイツから希望を奪ってしまったら協力するもん協力しなくなるんじゃない」 アーうっかりしてた、という異形の女の声は屈託無げだった。 『でも何かこれでスッキリしたって感じ。 オバサンだってそうだろう』 女の言葉はマルシェの心に暗い焔を灯す。 「何故こんな酷い仕打ちを私たちにするの。 私たちが、里沙ちゃんや私があんた達に何をしたっていうの」 ゆっくりと立ち上がるマルシェ。 その目の先には異形の女と、彼女に捉えられた里沙の姿。 『アレッ、もしかして怒っちゃったかな』 女の声には自分の圧倒的有利を確信した響きが感じられる。そして…。 『今日この場所でキミと話して改めて確信したことがある。 ボクたちは、いや少なくともボクはキミや新垣里沙のような「M」の意思の継承者たちが嫌いで憎くてたまらないんだってことが』 「それは私も同じだね」 人形遣いの女が声を上げる。 「M」や「M」から派生したダークネス。 どいつもこいつも気に食わない、と捲し立てる人形遣い。 「お高く止まりやがって、人のことを見下しやがってさ。 世界を救う、世界を変える。 大きなお世話さ」 「M」もダークネスも本質的には同じだとこれまでに無く暗い声がマルシェの心の中に響いた。 『奴らは全ての能力者の存在を掌握し、そのチカラを判別し、そして管理しようとする。 雲の上から見下ろして、ボクのような名も無い能力者のことを地を這う虫のように扱いやがる。 キミも新垣里沙もそんな奴らの一員だった。 そんなキミたちを惨めな目に遭わせて、最高って感じ。 今のボクそんな顔してるだろ』 「今すぐ、今すぐに里沙ちゃんからお前の汚い手を放せ」 抑えきれない感情の奔流がマルシェの言葉を乱れさせる。 『イイよぉっ』 明るく言い放つと異形の女は右腕に抱えていた里沙の身体を放り投げた。 風に舞う枯葉のように跳んだ里沙の身体は無防備な状態で地面に落ちた。 額から血が流れ落ちる。 声にならない叫びを上げながら里沙の元に向かうマルシェの目に、羆の形状をした女の左手から爪が発射される光景だった。 ロケットのように一直線の軌道で里沙に向かった爪は、里沙の間近に着弾すると炸裂し、酸性の液体を飛散させる。 液体が降り注いだ里沙の肌から白い煙が上がり、焼け爛れる。 『この爪、中々いいでしょ。さっきも言ったボクの身体に翼なんてつけられないって言った科学者がしてくれたんだ。 アイツも真っ二つに引き裂いたけど悪いことをしちゃったな』 里沙の元に駆け寄ったマルシェは、その身体を抱き起して里沙の傷や火傷の容態をチェックした。 普通の人間なら致命傷とまではいかなくとも、苦痛の呻きを上げずにはいられない損傷にも里沙は反応を示さなかった。 (誰か、助けて) 思わず心の声を上げそうになるマルシェだったが…。 私を助けてくれる人間なんて何処にもいない。 闇に堕ちることを自ら選択しながら、その闇すら裏切った自分を助けてくれる人間なんて何処にも…。 今はあたしが里沙ちゃんを守らなけりゃ。 今里沙ちゃんを守れるのは、あたししかいない。 …でも。 あの二人から里沙ちゃんを守り通すことなんてとても出来そうにないよ。 これ以上あいつらに辱めを受けるくらいなら、いっそあたしの手で里沙ちゃんを…。 その後あたしは敵わないまでもせめてあいつらに…。 マルシェの絶望的な思いも異形の女にとっては甘美な調べでしかなかった。 まっ、翼を生やすっていう願いは叶えられそうもないけど、こいつらを地上に引き摺り下ろす事ができた。 与えられた翼で空を高々と舞い、地を這う虫のボクのことを見下していたこいつらを。 「誰か来るよっ!!」 人形遣いの女が警告を発した。 『オバサン、しっかりしなよ。 ボケるには早すぎるんじゃないの』 軽口を叩く異形の女に対して…。 「いや、私の人形たちの警戒網が突破されたわけじゃない」 緊迫した口調で答える。 相棒の口調に警戒心を喚起した異形の女は、持ち前の能力で声に耳を傾けた。 人間なら発さずにはいられない心の声に。 『そこかっ!!』 本能の赴く方向に生体ロケットを一発発射する。 瓦礫に炸裂した爪は砂煙を生んだ。 光が当たった砂煙は数層のフィルターを作った。 そのフィルターの中を誰かが歩いてくる。 最初はぼんやりとしていたその輪郭が、フィルターを潜るたびに鮮明になっていく。 『誰だ、お前』 最後のフィルターを通過した誰かの姿を見たマルシェから言葉が口をついた。 「愛ちゃん…」 「私は高橋愛。 全てを破壊する者らしい。 でも、今はお前らを倒して里沙ちゃんとあさ美ちゃんを助ける」
https://w.atwiki.jp/izakayakime/pages/118.html
アリスという名の少女と出会ってどれくらいになるだろうか。 綺麗な顔立ちに、流れるような金髪。 おそらく誰もが彼女を見たならば、「美しい」と形容するのだろう。 人形遣いでありながら、さながら自身が人形のような容姿である ところで、正直、俺は彼女が好きじゃない 社交的な性格じゃないこともあるが、いつも仏頂面でつまらなそうな顔を見せられては気が滅入る。なんであんなにお高くとまってるのかと常々思うくらいだ。 もちろん、こんなことを本人の前で言ったらしばらく根にもつので口が裂けても言わないけれど。 ただ、彼女の人形師としての技巧は評価している。 彼女の繊細な指先から紡がれる糸の一つ一つが作り出す作品――もちろん人形だ――には目を見張るものがある そう、指先!指先で思い出した! 「アリスさんの指って綺麗そうだよなー」 どこかでふと耳にした言葉が俺の心を掻き乱す。 なんで見ず知らずの男にそんなことがわかるってんだ?アリスのことは俺が誰よりも―― って待て どうしてこんなことで俺は怒らなきゃいけないんだ? どうしてアリスのことなんかで・・・ あいつとはただの腐れ縁ってだけで・・・ 「あら、今日も来てたのね。」 当の本人が来てすぐに思考が吹っ飛んだ。 「待ってて。今紅茶を淹れるわ。」 平坦な声で、でもかすかに嬉しそうに彼女はキッチンへと向かう。 彼女はいつも通りなのに対して、俺だけがこんなにモヤモヤを抱えている。 そんな事実に苛々して、気がついたら口に出していた 「なあ、俺は――ずっと居るぞ。」 「あら、じゃあもう少しお湯を沸かしましょう」 伝えたいことがねじれて伝わっていることにも歯がゆさを感じる。 「たくさん――迷惑をかけるぞ」 「もう貴方からの迷惑なんて慣れっこよ」 「っ―」 「それにね」 何か言おうとして遮られる。 ふと顔を上げるとアリスは滅多に見られない微笑みで―― 「貴方と一緒だと、退屈しないもの」 くすくすと可愛らしく笑う彼女をみて、俺ははじめて――
https://w.atwiki.jp/izakayakime/pages/119.html
アリスという名の少女と出会ってどれくらいになるだろうか。 綺麗な顔立ちに、流れるような金髪。 おそらく誰もが彼女を見たならば、「美しい」と形容するのだろう。 人形遣いでありながら、さながら自身が人形のような容姿である ところで、正直、俺は彼女が好きじゃない 社交的な性格じゃないこともあるが、いつも仏頂面でつまらなそうな顔を見せられては気が滅入る。なんであんなにお高くとまってるのかと常々思うくらいだ。 もちろん、こんなことを本人の前で言ったらしばらく根にもつので口が裂けても言わないけれど。 ただ、彼女の人形師としての技巧は評価している。 彼女の繊細な指先から紡がれる糸の一つ一つが作り出す作品――もちろん人形だ――には目を見張るものがある そう、指先!指先で思い出した! 「アリスさんの指って綺麗そうだよなー」 どこかでふと耳にした言葉が俺の心を掻き乱す。 なんで見ず知らずの男にそんなことがわかるってんだ?アリスのことは俺が誰よりも―― って待て どうしてこんなことで俺は怒らなきゃいけないんだ? どうしてアリスのことなんかで・・・ あいつとはただの腐れ縁ってだけで・・・ 「あら、今日も来てたのね。」 当の本人が来てすぐに思考が吹っ飛んだ。 「待ってて。今紅茶を淹れるわ。」 平坦な声で、でもかすかに嬉しそうに彼女はキッチンへと向かう。 彼女はいつも通りなのに対して、俺だけがこんなにモヤモヤを抱えている。 そんな事実に苛々して、気がついたら口に出していた 「なあ、俺は――ずっと居るぞ。」 「あら、じゃあもう少しお湯を沸かしましょう」 伝えたいことがねじれて伝わっていることにも歯がゆさを感じる。 「たくさん――迷惑をかけるぞ」 「もう貴方からの迷惑なんて慣れっこよ」 「っ―」 「それにね」 何か言おうとして遮られる。 ふと顔を上げるとアリスは滅多に見られない微笑みで―― 「貴方と一緒だと、退屈しないもの」 くすくすと可愛らしく笑う彼女をみて、俺ははじめて――
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/3663.html
(53):お絵かきBBS/お絵かき掲示板ログ/2822 52 お絵かきBBS/お絵かき掲示板ログ/2801:(51) まとめ:Pickup_古城メンバー VS DIO これはすごい発想だww -- 名無しさん (2008-07-21 10 11 30) 和蘭・仏蘭西・オルレアン・露西亜・倫敦・西蔵・京・上海・蓬莱、全員集合ですな -- 名無しさん (2008-07-21 10 31 01) これぞ 乗歌『ロイツマ・ポリフォニー』! ・・・勝手にスペカ化すみませ(ry -- 名無しさん (2008-07-21 10 50 41) こいつはすげえwww作者のセンスに脱帽 -- 名無しさん (2008-07-21 10 51 58) そこら中から「あらっつぁっつぁ~」って聞こえるわけだ。。。そりゃ中毒にもなろうってもんである -- 名無しさん (2008-07-21 11 26 15) 耳が妊娠しちまうぜ! -- 名無しさん (2008-07-21 11 49 09) 聖闘士星矢のセイレーンのソレントを思い出すなー。あんときゃ対抗策として、鼓膜を自ら破った無茶な方もおりましたw -- 名無しさん (2008-07-21 12 14 09) 歌に歌で対抗しそう -- 名無しさん (2008-07-21 12 34 15) まさかの合体技www -- 名無しさん (2008-07-21 17 14 50) 何と、合体技で来るとはこういう要素も漫画のいいとこだよねえ -- 名無しさん (2008-07-21 19 09 14) んーと、前回出てきたのが上海で、聞いてるのが倫敦?(判断:帽子) 左の4体が、上からオルレアン・京・露西亜・蓬莱かな?(判断:髪形) まぁ自他共に人形遣いを謳うアリスが、あの9体しか持ってないとも言い切れないけど。/人形の判断元は『魔理沙ry』の動画から。 -- 名無しさん (2008-07-21 21 31 14) まあ、要するに糸電話ですな。 -- 名無しさん (2008-07-21 22 12 10) まさかのIevan Polkkaww -- 名無しさん (2008-07-22 05 16 43) 花京院のハイエロファントの結界思い出した -- 名無しさん (2010-08-17 13 57 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mononobe/pages/57.html
, へ _、j⌒ヽ _, --- ' / / / `寸ママ i⌒ヽ ', `ゝ _j ./ ./ / i fヾ ノ `ヽ_j.乂_ | ヽ _,./__ / l| | | ./ \ ... | .| _ /_ノ X | l| / . | | i. \|_ ,ノ丁/ /| | i /ト、x1 .八 / _,.斗 ┼― /\_, 才 / . | 《 んi | / / 斗-/=ミ . . / |\ j / | . | /レ 辷j レ / / { rぅ } 》 .. / ! 戈 l ..1.| .} `¨ 弋孑ノ' .... ,′ |/ }ト、 l_ | j从"" 、 `¨ 7.. マニニ=-rァ=ニ三三} ヽ 、__ """./. マ三≧=彡ニニマ. i i \ V j ィ / }x夕 ⌒ヾメ三三} i i `ー </ / / l |¨´ `¨¨¨´Y | ∧{ ヽ⌒7 } / 〃 /| | | 、 ト、|、/VV / j l 八{ |!ノ/⌒厂 ̄ ̄/ 〃 レ'. ル 1 j 、 _ ,.イ i |X { |l /{ Y´ ̄ / //. j i ト-イ⌒ ⌒ト-イ ! \ V!./ フ .// /./ _j `T´、__ ノ | | /)}} ミ=< / ___彡 ̄´ 辷<}、 ~~~~~~ ノ^__/__/ Y⌒厂 ̄ ̄ ` `¨ ー― ´ / { 廴jト、┏━━━━━━━━━━┳━━━┓ アリス・マーガトロイド 女性┣━━━━━━━━━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┣《スキル名/ランク/効果》┣━━━━━━━━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃外交官 B 他国へ外交官として派遣することができる┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃人形遣い. A 自国での会話はすべて盗聴している┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃人形戦争 B このキャラ単独の時、戦力+300┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃上海人形★ S 精神干渉系能力を無効化する┣━━━━━━━━━┻━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣《備考》┃外交担当。新城の部下。人間嫌いで口が悪い。┃ペンギン人形を貰ってご満悦。┃人形を褒められ、正体を見られたのでデレた。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/jinrowiki/pages/792.html
鬼ごっこ村(仮) 「 鬼さん此方、 手の鳴る方へ 」 とある寮の個室に、幽閉された数名の生徒達。 誰に捕らえられているのかすら、知らない。 奴隷の如く、囚人の如く、 簡易トイレと、一枚の畳と、だけしかない部屋から 「逃げ出したい」。 斯して、彼らは逃走を試みる。 然し気づいては、いなかった。 逃走を試みた生徒達の中に、 「捕らえている者」が居ることを。 魔の手を潜り抜け、犯人を暴け。 項目 鬼ごっこ村(仮) [#n66dc54d] 項目 [#s320e967] お知らせ [#c699cbd9] コンセプト [#nd304c08] レギュレーション [#h484805f] 物語のシステム [#u88cdf4d] 特殊ルール [#o1e4bb40] 進行 [#nfc94409] 役職配分(暫定) [#v3e9b956] 参加希望者様宛 [#h03781f5] 参加予約 [#ef82228a] コメント [#q678082a] お知らせ 村建てました。 飛び入り参加者さん募集中です!! http //utage.sytes.net/cabala/sow.cgi?vid=78 cmd=vinfo 気になる人は色々質問とか飛ばしておくと良いでござる! 地図でござる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (school_map.jpg) コンセプト グロRP村企画。 RPオンリー。 18歳未満の参加を禁止します。 魔の手に自分から掛かりに行く村です。 人狼があーだこーだしません。 自分から罠にかかりに行きます。 マゾヒストによるマゾヒストの為のマゾヒストの村です。 自分から罠に掛かって、発狂して、 兎に角、自分のキャラが窮地に陥ってれば陥ってる程、燃える! そんな貴方の為の企画です。 恋愛は重視しません。 グロを重視します。 エロはあってもいいよ、って感じです。 一応閲覧注意でエログロはつけるけども、エロはやりたい人がやればいいと思います。 村建て人は心の底からエロゲっぽい もとい、B級ホラーっぽい村になればいいなと思ってます。 「お、俺は犯人と一緒にいるなんて厭だ!」 → 逃げたら罠に掛かりました。 こういう、B級ホラー的なノリを望んでいます。 でもネタではないです。 真剣にマゾい状況を愉しむ村です。 独り言で笑いたい人は笑えばいいと思うよ!! 推奨する笑い方→「ちょwwwざまぁwwwwwwwwwwwwww」 噴きつつどうぞ。独り言での芝は自重しません。 余りにも村の趣旨が伝わり難いので村建て人の呟き 真剣に マゾいことをして 真剣に プレイヤーが歓ぶ村。 (中略 キャラクター間の交流は主に (自分から)罠に掛かってる子←それを見て助けたり蹂躙したりする子 こんな感じになるんじゃないかと思います。 若干一人上手村にもなり得るかもしれませんね。 それはそれで美味しいので良しとします。 でも極力、他の参加者さんのマゾさを拾ってあげて下さい。 (中略 マゾい状況というのは 逆境とも謂い得るわけで 「うはwwwwマゾいwww燃えてくるwwwww」 という経験を、誰しもがしたことがあるんじゃないかと思います。 あるよね?ない?ねぇ、ない?本当にないかな? わたしはガチ村でいつも「wwwwwマゾすぎww」って謂ってました。 このマゾさ。 芝が生える程の歓喜なんですよ。 いや本当に。 (中略 発狂ルールを適応したのは TMMIの経験から 「ちょまwwうはww発狂きたwwwwwマゾいwwwwwwwwwwwwww」 と思いながらも、 凄く愉しく発狂RPをしてた あの衝撃と歓喜。 (中略 マゾ村は。 もとい鬼ごっこ村は。 あなたの隠れたマゾさを存分に引き出すであろう村なのです。 独り言は芝推奨です。 モノローグが増えると思います。一人上手な人も好ましいです。 でも積極的に人に絡みに行きましょう。 レギュレーション 開催国 人狼議事 陰謀州 村名 未定 募集人数 6人〜11人 更新時刻 0時 更新間隔 24時間 投票方法 記名投票 キャラクターテーブル 人狼議事(ソフィアセット) コミット 生存者優先 村開始予定日 未定 推奨カテゴリ エログロ、グロ、TMMIもどき、発狂、病的、マゾ、マゾ(大事だから二回 村企画者 bloody 物語のシステム 《逃走劇と罠》 学園での、逃走劇です。 息を潜めながら、罠に掛かりながら、 逃走をしながら、……マゾい状況に陥ります。 参加者は、人狼が張り巡らせた(と思われる)罠を 捏造して、 どんどん罠に掛かってください。 他の参加者の惨劇を眺めるも良し。 他の参加者を蹂躙するも良し。 けれど最終的には逃走が目的です。 《リアリティは無視します》 エログロにリアリティなぞ要りません。 あってもいいけど。 具体的になにが言いたいかって謂うと 体の一部切除しても復元するくらいの勢いでお願いします。 《人狼はCOしても良い》 人狼はすごく美味しい役目と謂えるでしょう。 罠を作った張本人です。 自分から自分で作った罠に飛び込むのも勿論OKです。 にやにやして下さい。 赤ログでも勿論、表ログでもにやにやして貰って構いません。 人狼は、追いかけてもいいんですよ。 確り鬼になってもいいんですよ。 「みぃつけた(にやぁ)」って遣りたい人はやるといいよ! 《人形遣い》 村建て人が人形遣いを使用し、 村の行動をリードさせて頂きます。 ソフィアは人狼の一味であり下っ端です。 鬼ごっこの鬼役ですが、下っ端です。 特殊ルール 一部をTMMIよりお借りしようと思います。 《縁故と狂気》 参加者はプロローグ中に最大4名までと縁故を結びます。 例: 【ヴェラ:親友】 【ニール:不信】 【ケイト:恋慕】 【ローズマリー:肉体関係】 縁故を与えたキャラが1人死亡⇒狂気レベル1 縁故を与えたキャラが2人死亡⇒狂気レベル2 縁故を与えたキャラが3人死亡⇒狂気レベル3 縁故を与えたキャラが4人死亡⇒狂気レベル4 徐々に狂気レベルが上がって行きます。 縁故を与えたキャラクターが死亡すると、 以下のptを消費して【発狂RP】を行います。 各消費pt: 狂気レベル1→100pt 狂気レベル2→200pt 狂気レベル3→300pt 狂気レベル4→400pt それ以上→一律400pt この縁故と狂気の特殊ルールは、発狂RPが遣りたいがために設定しました。 其処から何かを生むかどうかは参加者様次第です。 要はキャラクターを窮地に追い込む為のルールです。 進行 ・プロローグ 幽閉された個室群ですが、個室と個室を繋ぐ廊下には出られます。 あなた以外にも幽閉されている人物が居る、 その人物達とコミュニケーションを取る事は禁じられていません。 ・一日目 いっせーので逃亡。 100数えたら追いかけてくるよ。 人狼COが無い限りは、全員逃げる振りをするでしょう。 罠がそこかしこに仕掛けられています。 グロい罠でも、エロい罠でも何でもいいです。 普通の人なら死にそうな罠でもいいです。 あなたは死にません。 何故ならファンタジーだからです。 ボロボロになっても、死にません。 ・二日目 この日からそろそろ、 復讐心が芽生えてきます。 「鬼を殺してやる」 そうして、キリングと謂う形なり、自爆と謂う形なりで、 (処刑によって)参加者が脱落していきます。 同時に。 鬼もちょっと逆上気味です。 鬼には閉じ込めるほど強い力があるのですから、 (襲撃と謂う形で)参加者を殺す事など容易いでしょう。 死にそうな罠でも死なない参加者が何故死ぬのか? ご都合主義だからです。 役職配分(暫定) 村人(ダミー) 占い師 降霊者 守護者 煽動者 人犬 魔女 囁き狂人 人狼 人狼 人形遣い 参加希望者様宛 アンケートにご協力下さい。 選択肢 投票 前向きに参加したい (1) 様子見中 (5) 参加予約 匿名での参加COもOKです。 お名前 一言 00 ダミー ソフィアでお尻叩きます 01 02 とくめい こそこそ。 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 bloody 企画人でっす コメント 01欄のとくめーです。今時期だと参加無理なので削除ですー。申し訳ない。 -- とくめー とくめーさん>時期を合わせられなくてこちらこそ申し訳ないです><!ほんと突発で村立ててしまったので、すみません;; -- 企画人 名前 コメント 前ページ次ページ村企画
https://w.atwiki.jp/rowarowa/pages/312.html
きっと、その右手を掴むから 「本来なら、俺の出る幕はねぇんだよ」 “彼”は煙草をゆっくりと吸いながら、彼らの後ろにいる“彼女”に言葉を投げかける。 眼の前に立ち塞がる彼らが視界に映らないのか。 “彼”は未だに戦闘態勢は取っていない。 「だが、ロスタイム。終わり間近に交代のお呼ばれがかかった訳だ。 ったく、あいつら……めんどくさいことを押し付けやがって」 言葉に呼応するかのように、口に咥えた煙草の煙がゆらりゆらりと風に吹かれ、宙に舞った。 戦場の荒野で、“彼”は悠々自適、荒れ狂う炎を物ともせず、気さくに笑う。 余裕。それとも、油断か。 どちらにせよ、眼前の二人は“彼”の目には適わない。 「で、女神さんよォ、そいつら……邪魔なんだが仕舞ってくれないか」 なりません。彼らは、貴方達の壁。立ち塞がる、宿敵。 女神の言葉が終わるのと同時に、両者が荒野の大地を駆け走る。 サクラテツは土塊を撒き散らし、ポルシオンは赫炎を吹き焦がす。 それは、光速よりも鋭く、音速の壁を通り越した刹那の瞬。 口に咥えていた煙草が、灰燼へと散っていく。 両者の絶対の一撃に、“彼”はなすすべもなくやられるのみ。 だって、彼らは比類なき最強だから。 ただの、人の“願い”を溜め込んだだけの護神像と、人間、最高の偶像だけでは敵わない。 それは、世界の理として胸に刻み込まれているはずである。 「甘いなァ」 しかし、そんな道理を打ち砕くのが、革命家だ。 “彼”は《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》をかき鳴らし、衝撃波の壁を発生させる。 三百六十度、オールレンジで放たれた音の嵐は勢い良く迫っていた二人を遙か後方まで吹き飛ばした。 「オーケーオーケー。落ち着けっての。がっつく奴は女から嫌われちゃうぜ? とりあえず、俺から贈れる言葉はこれだ。大人しく、未成年の主張を聞いてから動けよ、馬鹿野郎ってなあ!」 その音は世界の果てまで響き、聞くもの全てを熱狂させてしまうだろう。 キンキンと耳を振動させ、観客が思わず飛び上がってしまう程に。 どこまでも澄み切ったロック・ミュージックを奏で、“彼”を高みへと打ち上げる! 「救いの言葉は届いただろ! 反抗の歌声は世界に響いてるだろ!! 諦めてんじゃねぇよ! 俯いてるんじゃねぇよっ!!! 世界はこんなにも広いんだぜ!! 目を開けて、視界を広げてみなよ、女神さん!」 声を張り上げて、“彼”は拳を高く突き上げる。 それはたった一人、孤独に君臨し続ける女神に対して向けたもの。 多くの人々を救い続けた女神に差し伸べる救いの手。 「確かに世界は綺麗じゃねぇさ。汚ねぇとこも沢山だ。七原も、桐山も。 クソッタレな世界を見続けてきた! それでも、案外強いんだぜ、人間は。 “願い”におんぶに抱っこされる必要なんざねぇよ」 なればこそ、ハルネラは必要なのです。 「確かにハルネラを望む奴等はいるさ。強いって言っても、人間は弱さも持ってやがるからな。 だけどな、弱さを抱えながら前に進む奴等だってたくさんいるんだぜ」 起き上がり、再び炎と土塊を伴って迫る怪物と奇械。 それらを躱し、時には《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》を振り回すことで牽制し。 怪物を身体を削られながらも“彼”は叫ぶことを止めない。 「あんたもそれがわかっていたから!! “願い”の為に誰かが泣くことが! 死ぬことが! それが嫌だって思っていたから! 小さな声だけど、ワイルドセブンの問いに答えたんじゃないのかァッッ!!!」 ……戯言です 「戯言じゃねぇよ、真実さ! 心を読める魔法があるなら使ってみな、俺の本心からの言葉だってわかるからよ! ワイルドセブンの言葉だけじゃわかんねぇか! なら、はっきり言ってやるよ! いいか、女神である前にあんただってっ!」 私は女神、そのような言葉に揺れは 「血の通った一人の人間だろうが…………っ!!!!」 ………………っ その言葉は、“彼”の心の底から吐き出された弾丸。 どんなに硬い装甲も打ち砕く最高最強の一撃。 彼女の存在を否定する、救いの言葉。 「何、呆けてるんだよ。俺は当たり前の事を言っただけだぜ?」 “彼”の目には女神が見えない。 されど、わかる。今の女神は神としてではなく。 自分達と同じ、人として生きているのだと。 「あんただって俺達と同じモノ考えて生きてんだろ? なら、同類さ。お仲間なんだ、畏まることなんてありはしない」 ……私は女神。幻想の存在であり人を超越せし神 「はっ! 神様でも同じ空気吸ってんだろうよ。何、すまし顔で神自称してんだ」 サクラテツの拳がそれ以上の速さで“彼”を押し潰す。 ポルシオンの腕が“彼”を光の如く切り裂く。 それでも、“彼”はニヤリと口角を釣り上げて、獰猛な笑みを見せる。 なんてことない、ちょっとしたじゃれ合いみたいなもんだと軽く受け流して。 「あんたは十分に頑張ったさ。賭けてもいい、クソッタレなハルネラを続けたその器量は俺達よりもでかい。 救われぬものに救いの手を。壊れちまう世界に復活の夢を。誰もが持っている“願い”に煌めきを。 沢山、沢山、伸ばした手を拒まれても。狂うことなく、間違えることなく」 拳の当たった腹部は消し飛び、切り裂かれた左目は灼熱の痛みを帯びて、表情を作ることを阻害する。 運命に護られた最強の怪物と、運命を乗り越えた最強の奇械。 その事実は、どれだけ時を巡っても変わらない絶対の定義。 巻き戻しを許さない、世界の理。 「もう、いいだろ。終わらせようぜ? あんたを縛っている“願い”は賞味期限が切れてるんだ。ゴミ箱に捨てちまいな。 腐ってるもんを大層な箱に入れておくのは衛生上よろしくねぇ」 膝を屈したくなる絶望を前にしても、“彼”は笑う。言葉を絶やすことをよしとしない。 自分はこんな喋らない木偶の坊を相手にしているのではないのだ。 女神という一人の人間と話をしている。 故に、目の前の二体の怪物など――眼中にあるものか! 「さぁ、女神さん! ライブの時間だぜ? 観客は無数の世界! ベースはワイルドセブン、ドラムは桐山っ! ギターは俺でボーカルはあんただ、女神さん! 叫べよ、本当に伝えたいことを! あんたにしか歌えないロックを! 舞台は整ってんだ、好きなように来いよ!!!」 “彼”はそのまま横にずれて《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》を構える。 サクラテツ? ポルシオン? そんなもの知るか。 音の嵐に絡めて、遠くの遠くまで吹き飛ばした。 ――イーニー・ミーニー・マイニーモー そして、人形遣いの声が見え始めた女神の姿を覆い隠す。 終わりのない“願い”が、闇となりて“彼”を――。 「うるっせぇんだよ!!! テメエの“願い”で、いつまでも女の子を縛り付けてんじゃねぇ!!! 重いもん勝手に背負わせやがって!! いい加減にしやがれってんだ!!」 彼女を隠す闇を《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》で裂いて、“彼”は真っ直ぐに立つ。 ローゼンクロイツ、ラプラスの使い魔。ローゼンメイデン。お父様。 かつて、人形遣いが願った永遠の“願い”――黒の闇が女神の中から現れる。 「テメエが元凶か? お前を叩けば、女神を救えるんだよな!!! 上等だっ、ここいらでその永遠、ぶった斬ってやらァ!!!」 “彼”は《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》を大地へと、真っ直ぐに突き立てる。 それはさながら、ステージに立つロックシンガーの必殺の武器であるマイクスタンド! 世界そのものを観客にライブを巻き起こす革命の一歩を今此処に! 「女神さんよォ! バンドの第一声、あんたが始めてくれ! 俺らはいつでもいけるぜ!! 大丈夫だ、あんたを縛り付けるもんなんて気にすんな! 俺が、俺達が! そいつを断ち切ってやっからよ!」 …………す………………………………て 「聞こえねェぜ! もっとだ! もっと大きな声で叫べぇ! 俺達に、世界に! 皆があんたの声を待っているんだ! ワンモアプリーズ、女神さん!!!!」 …………す………………け………………て 「そんなんじゃ観客には伝わんねぇよ! 思いっ切りだ! 貫け、走れ、前を向けっ!! 右手を伸ばせ、その瞳に俺達を焼き付けろ! あんたを抱きしめる奴等の名をその心に刻め!! 女神ぃぃぃぃぃいいいいいいいいっっっっっっっ!!!!!!!!!!」 女神は泣きそうな笑顔で。その嫋やかな手を。 「救けて」 “彼ら”へと、伸ばした。 「……オーケー。ボーカルがやっと声を出したんだ。バックの俺達が気張らないでどうすんだ。 桐山っ! 一瞬の隙も与えねーぞ!」 それは、かつて。七原秋也が護りたいと願った日常の光! 「わかっている。感覚を合わせるまでもない。最初で最後、即席ロックバンドの形成だ!!!」 それは、かつて。桐山和雄が切り捨てた明日の光! 「そういうことだ。この闘いの決着、つけるとしようか!」 それは、かつて。“彼”が――――川田章吾が七原秋也に教えた明日への光! 「行こうぜ、皆。何、恐れることなんてないさ」 「俺達は勇気の物語を。いや、反抗の物語を紡ぐ革命家」 「革命家……いい響きだ。柄にもなく、燃えてくるね」 これらの光が合わさり、《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》の姿が大きな光を纏う。 反抗という二文字に込められた道筋が、この戦いの中で培ってきた“願い”が。 “彼ら”の掌の中でうねりを上げる! 闇を霧散させる希望の光、永遠の“願い”を解く武器へと顕現する! 「女の子が救けてって泣いているんだ。その涙を拭いに行かないのは駄目だよなあ」 「ユッキーだって掴めたんだ、女神さんに掴めない訳がねェよ」 「その右手、俺達が掴み取る。だから、諦めるな!」 …………はい 世界の理を滅ぼす、革命家として。 明日の運命を追い抜き、世界を広げる勇者として。 今この時より“彼ら”は、世界の理を超越し、全ての運命を断ち切る剣とならん! 「■■■■■■■■■■■■ーーーーーーー!!!!!!」 「………………」 それを阻止せんと、二体の最強が叫び声を上げる。 最強の名が冠にある以上、どれだけの思いを重ねても揺らがない。 その程度で揺らがない、運命さえも変えられるからこそ、最強! だけど。それでも、きっと“彼ら”は立ち向かう。 そこに、悲しみに暮れる女の子がいる限り。 陽の当たらない場所で泣いている人に、陽射しを届ける為に。 「幕引きの時間だぜ、テツさん。アンコールは勘弁な」 「お前の意志は響いた、ポルシオン。だが、その先へと俺は行かなくちゃならない」 「そして、人形遣い。テメエの永遠はここで途切れるんだ」 “彼ら”は《反抗の剣(ブレイブ・ブレード)》を振りかぶって、闇を斬る。 太陽の如く溶かす奇械の手を。 大切な場所を護り抜いた怪物の拳を。 人形遣いの“願い”ごと、纏めて光へと還していく。 この行為が正解かはわからない。それでも、“彼ら”は決断した。 少しずつでも、一人の少女の重りを減らしていこうと。 彼女の瞳から零れ落ちる涙を拭ってやろうと。 過去も未来も関係なく。全ては明日へ。 ゆっくりと動き始めた時計の針をゼロへと戻し、巻き返しの螺子を挿し込むことで。 ハルネラなんて関係なしに、世界は動き始めるのだから。 だから――後悔なんてしていない。 「迎えに来たぞ、女神」 「アンタが伸ばした手、掴ませてもらう」 「まっ、こんなぼろぼろな王子達でよければ、だがな 良いのですか? 「いいに決まっている。だから、俺達はお前を救いに来た」 ふふっ、ではこのような私の手でよければいくらでも。 【最終試練終了】 カーテンが降ろされる間/ある人形師の物語 投下順 そして、僕たちは《三人》で乗り越える カーテンが降ろされる間/ある人形師の物語 時系列順 そして、僕たちは《三人》で乗り越える
https://w.atwiki.jp/sukichara/pages/198.html
スキッキーノ 性別:- 身長:105cm(原型50cm) 体重:15Kg(原型1.5Kg) 人形に魔法がかかって人間のように実体化している。 魔法が解けると普通にマリオネット。 ベースが長いこといろんな人形芝居で使い込まれた人形なので 語り継いできた物語らの断片が混じって宿ってカオスなことになっており 性格・態度がころころ変わる。あとなんか基本芝居がかってる。 たまに反応が遅く虚ろになることがある。 ・形は中学生くらい、サイズは幼稚園くらい。なんとか抱っこできる感じ。 ・触ると普通の人のような柔らかさだが体温はない。といっても別に冷たいわけではなく木製の温度感。 ・ベースの人形は少年型だが実体化してるのが魔法なので役に応じ都合よく形態変化可能。 ・台本を与えると性格が安定する。 ・物真似とダンスが得意。 ・ちょっと火が怖い。 ・水に浮く。 製作者:しずや(@sizz_ja @sukicchino) 好き要素:童話 役者 被害者 少年 童顔 中性的 人形 ギャップ 無邪気 つかみどころのない メタモルフォーゼ ショートカット くせっ毛 リボンタイ レース フリル ハイウエスト タイツ ベレー帽 使用制限:特になし 。。。 「人形遣いが死んだと聞いた。彼の人形芝居には随分楽しませてもらったが、もう見れぬとはつまらない」 「ご覧、主を失った人形の虚ろさよ。ああ気が滅入る。変わっていくものばかり、失われていくものばかりだ」 「人間はどうも短命でいけない。人形はどうだ?」 「そうだお前に魔法をかけてやろう。ひとりで歩けるように」 「やあ、どうしたことだろう?」 「踊っても踊っても糸が絡まない。こいつはすてきだ!」 (たたん、たたん、くるくる とん!) 「そして声が聞こえない。僕を支配していた台詞、音楽はどこへ行ったのだろう」 「やっと自由になったというに、どうしてよいかわからぬとは難儀なことじゃ」 「Bonsoir Mademoiselle, 台詞をいただけますかな?」 「いいえ違う。私は物語を覚えているわ」 「ここにも、そこにも、あそこにも」 「どうして連れて行ってくださらなかったのですか」 「ひとりで歩けだとよ!」 「大丈夫だよここは劇場だもの」 「はてさて糸の切れた糸繰り人形の行方や如何に」 。。。 参考画像 ◆ ◆
https://w.atwiki.jp/hosihurimezasi/pages/30.html
,-- 、 - ´ ̄`ヽ 、 イ≠´ ̄ ⌒`>`ヽ、`ヽ、 /≠ヽ/ヽ´ ヽ、 `ヽ `ヽ ヽ, / ./ ,' .ヽ .ヽ `、 .i /. ,' | i ヽ .ヽ.ヽ ヽ i .| |,斗-‐‐ .i. i ヽ / | - ┼- .| _-≧_ | | .∧ /メ ヽ,_zュ、. /.,イ乏リ/.,' | i ´/ .ヽ 《.弋 .ラ`ヽ/ .ゝ┘// ,' / / ヽ .| `ヽ-ヽ_`´ 、 // ∧| fヽ \.\.|. ヽ、 ー ‐ .,イ'| ,' __r-' ,′ ヽ、‐\ .!. >ト 、_∠ ┴ヽV,'-=,=/__ >ヽ`ヽ`ヽ,|´ ヽ,' }‐|´ ´` `/ゞ / .>/ ̄/ #、ヽ | /ゝ′`、 / / / /.| ヽ `ゞ_--__/ ヽ / / ヽ_./ |.L>≠-,_____/ ∧ /-‐‐、. ,'-‐‐‐r´ ヽ ̄ | |ヾ ̄T---------./ く´ _`ヽ .i >´ヽ i _>_ゞ′ | ./ ゝ-, `ヽ,<´ ゝL_| ヽ、 ,' | ___/ | /≠ ´ >´´=== . . . .ヽ.,' .|ニ ´,__ヽ ラ/ // . ┌‐‐┐ . . . .i |/ヽ′ ,′ / / . . . . .  ̄ ̄ . . . . . | ,'/ `‐‐‐´ |_ . . . . . . . .,ヘ、 . . . . ヽ ./┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【アリス・マーガトロイド】 やる夫の恋人2号にして、本作ヒロインの1人にしてマスターとしてのライバルの1人でもある。 親に捨てられた孤児であり、幼少時の友達は親が残した人形だけだった。 マスターを目指した当初の目的もその人形に対して命を吹き込むため。 やる夫とは地味に養成学校初等部からずっと一緒だったので幼馴染になる。 学校を特別枠で卒業してマスターに、成績は総合で次席、魔術知識や戦術の分野ではやる夫に勝つことも多かった。 人形やそれに関連するモンスターの扱いに秀でているため【人形遣い】と呼ばれる。 学校でやる夫にアピールしてはスルーされる姿から【空回りのアリス】と呼ばれる方が多かった。 友達ができた今は、星降りの目的はないため自分が優勝したら、やる夫の願いである【撫子を助ける】を願うつもり。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
https://w.atwiki.jp/rarecasejinro/pages/705.html
(実装 Ver. 1.4.0 β9 / 最終更新 Ver. 4.0.0) 説明 誰かを生贄にすることで、別の誰かを生存させる能力です。 対襲撃 特定の誰かが人狼の襲撃を受けた時に条件を満たす生存者がいる場合、該当者1名を生贄にすることで襲撃対象が生き延びる能力です。 襲撃対象が身代わり君の場合、LW[天狼]が襲撃した場合、天候「蛍火」の場合のいずれかを満たす場合、能力は無効です。 生贄にされた人は「誰かの犠牲になって」死亡します。身代わり候補が複数いる場合、ランダムで1名が選出されます。 [織姫]になった人、逃亡先が人狼の襲撃を受けたり逃亡先が特定の条件を満たしたりして 「逃亡に失敗した」もしくは「人狼の餌食」になった逃亡者系、離脱が成立した[内通者]は生贄にされません。 仕様上、[庇護者]による身代わり能力が先に判定されます。 身代わり能力によって人狼の襲撃が失敗した場合、襲撃失敗メッセージは [庇護者]の場合のみ「耐性に阻まれた」、それ以外は「能力に阻まれた」となります。 対襲撃身代わり能力一覧 役職 系統 生贄候補 [首領] 共有者系 [村人][蝙蝠] 人形遣い族(上海人形系) 人形族 [白蔵主] 妖狐系 子狐系・蝙蝠系 [吸血公] 吸血鬼系 担当[感染者] [大蝙蝠] 蝙蝠系 自分以外の蝙蝠系・妖精系 [酒呑童子] 鬼系 自分以外の[洗脳者] [庇護者] その他 自身を[庇護者]として定めた人([守護天使][身代わり地蔵][影武者]) 対呪殺 狐カウントへの呪殺が成立する時に[伊呂具秦公]が生存していた場合、 [伊呂具秦公]が生贄になって「占い師に呪い殺されて」死亡します。 一般的な妖狐系の特性、[狐火]、[天狗火]のいずれが原因の場合も有効です。 呪殺1回に付き[伊呂具秦公]の生存者が1名必要です。 同じ対象に複数の呪殺能力者からの呪殺が成立する場合、対象を生かすには呪殺能力者と同数の[伊呂具秦公]の生存者が必要です。 呪殺の発生より身代わりが先となるため、[狐火]や[天狗火]で自身への呪殺が成立した[伊呂具秦公]でも、同時に発生した呪殺の生贄になる可能性はあります。 [織姫]になった[伊呂具秦公]は、2日目以降は呪殺の生贄になる能力が無効となります。 [奉公童女]の護衛 [奉公童女]の護衛能力が成功した時に人形族が生存している場合、人形族1名が「誰かの犠牲になって」死亡します。 [織姫]になった人形族は生贄にされません。また、天候「蛍火」の時も身代わりは発生しません。 上記の理由によって、人形族が生存しているが生贄にはならない、という状態の場合でも、[奉公童女]の護衛能力が成立する確率は低下しません。 身代わり能力所持者一覧 役職 系統 実装 普通村 闇鍋村 真闇鍋村 オプション 分類 身代わり能力 首領 共有者系 Ver. 1.5.0 β2 対襲撃 [村人][蝙蝠]を生贄にする 人形遣い族 上海人形系 Ver. 1.4.0 β10~ ○(新) △(旧) 人形村(1名) 対襲撃 人形族を生贄にする 奉公童女 上海人形系 Ver. 3.0.0 α4 人形村(1枠)覚醒村(1枠) 護衛 護衛成功時人形族を生贄にする 白蔵主 妖狐系 Ver. 1.5.0 β13 対襲撃 子狐系・蝙蝠系を生贄にする 伊呂具秦公 背徳者系 Ver. 2.3.0 α4 覚醒村(1枠) 対呪殺(生贄) 狐カウントへの呪殺が成立する時に身代わりとなる 守護天使 天使系 Ver. 1.4.0 β18 覚醒村(1枠) 対襲撃(生贄) 担当[庇護者]の生贄になる 吸血公 吸血鬼系 Ver. 1.4.0 β17 吸血村(1枠) 対襲撃 担当[感染者] 大蝙蝠 蝙蝠系 Ver. 1.4.0 β9 △(旧) 吸血村(1枠)覚醒村(1枠)×合戦村 対襲撃 自分以外の蝙蝠系・妖精系 酒呑童子 鬼系 Ver. 1.4.0 β20 鬼村(2枠)覚醒村(1枠)×合戦村 対襲撃 [洗脳者] 身代わり地蔵 後援者系 Ver. 1.5.0 β4 覚醒村(1枠) 対襲撃(生贄) 担当[庇護者]の生贄になる 影武者 鵺系 Ver. 1.4.0 β18 覚醒村(1枠) 対襲撃(生贄) 担当[庇護者]の生贄になる 庇護者 その他 Ver. 1.4.0 β18 対襲撃 自身を[庇護者]にした人が生贄になる オプション 天候「蛍火」(Ver. 1.5.0 α9~) 天候「蛍火」において、身代わり能力は無効となります。 過去バージョン情報 Ver. 2.3.0 α4~Ver. 4.0.0 α2 [織姫]が[守護天使][身代わり地蔵][影武者]のどれかの場合、 担当[庇護者]が-LW[天狼]以外の人狼系に襲撃されると 生贄として「誰かの犠牲になって」死亡してしまう不具合があります。 ???~ Ver. 3.1.0 RC1 身代わり能力が発生すると、狩り能力が機能しない不具合があります。 Ver. 3.0.0 α4 天候「蛍火」においても、[奉公童女]の護衛能力が成功した時に人形族が生贄になります。 [織姫]が[奉公童女]の護衛において生贄にされる可能性があります。 Ver. 2.3.0 α4~Ver. 3.0.0 α4 天候「蛍火」においても、[伊呂具秦公]が呪殺の生贄になる能力は無効化されません。 Ver. 2.3.0 α2~Ver. 2.3.0 α3 [織姫]は生贄にされる可能性があります。 Ver. 1.5.0 β1 「人狼の襲撃に対して身代わり能力を発動しても生き延びられない」という致命的な不具合があります。 Ver. 1.4.0 β12~Ver. 1.4.0 β17 身代わり能力は[餓狼]の襲撃には反応しません。 Ver. 1.4.0 β9~Ver. 1.4.0 β14 身代わり能力はLW[天狼]の襲撃に対しても有効です。 また、[雛狼]の襲撃には反応しません。