約 117,519 件
https://w.atwiki.jp/aiosciao/pages/87.html
各種人工言語のオンライン辞書リンクです。 俗アルカ辞典 凪霧辞典 亜日辞典 qreriqa 辞典 三代目リパライン語辞書 四代目リパライン語 伝日辞典 統日辞典-スィシリア 盟日辞書
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/69.html
ピクトグラムとは絵文字のことで、表意文字より意味合いが若干広いです。 一般に漢字は表文字ですが、落石注意の標識は表意文字ではなくピクトグラムです。 ピクトグラムという点で人工言語を見ると、地球語やLoCoSなどが挙げられます。 LoCoSの場合、基本的に文字は左から右に進みますが、副詞は動詞の「上」に来ます。形容詞は名詞の「下」に来ます。つまり、文字の位置によって品詞が決まります。 この発想は非常に面白いです。ただ、こういう構成の文が自然言語に無いということを考えると、これは人間の自然な認知に背くと考えられます。 文あるいは句をひとつのまとまったゲシュタルトとして認知しづらいのが問題です。 一方、この問題を解決しているのが地球語で、重ね文字という方法を使っています。 文字を重ねて新たな単語を作ります。漢字と同じく象形・会意・指示をきちんと表すことが可能です。 漢字と違うのは漢字が「へん」と「つくり」による「組み合わせ文字」であるのに対し、地球語は字を「重ね」ている点です。 長所もあれば短所もあります。 重ねが過ぎると見づらくなります。3重くらいで抑えると使いやすいです。 3, 4重の語1つで表すか、2, 3重の語2つからなる複合語を使えば、ほとんどの語が表せるのではないでしょうか。 ちなみに、地球語は単語に使う文字を音声表記にも流用できます。しかもIPA並みの細かさを表せるので驚きです。 地球語には形声文字が欠けていますが、音声記述においては漢字より遥かに細かいです。 両者に共通しているのは、象形・会意・指示の割合が漢字に比べて大きいことです。 漢字は形声の比率が大きいですが、人工言語だとこれが減少します。 また、直線と曲線を区別しているので、書体が漢字に比べて限定されます。 書体を変えて丸みを帯びさせたら、地球語では「字母37」と「字母gd」の区別が困難になります。 ところで、ピクトグラムの難しさはちゃんと伝わるかどうかです。 「上」「下」は指示文字です。横の「ちょん」(点)が方向を表しています。でも、これを世界中の人が同じように理解するとは限らないですよね。 きちんと指示文字で受け取ってくれたとしても理解されるとは限りません。長い横棒が上方向に来ている「下」という字のほうがむしろ上だと思う人や民族がいるかもしません。 更に、もし間違って象形として取られたらどうなるか。「下」は空から雷が降ってるみたいだから上だとか、「上」は地面に木が生えてるみたいだから下だとか。 ――際限ないですね。 この辺がピクトグラムの難しいところで、しばしばシンボル性が強すぎて逆の意味で取られてしまうんです。 また、受け取り方が違うせいで誤解を受けやすいのも避けられない難点です。 落石注意の看板を見て「どうやって落ちてくる岩に気をつけるんだ?」って言う人が偶にいます。 半分冗談でしょうが、あれは既に落ちているかもしれない岩に注意という意味です。 誤解を許さないほど情報を盛り込むと、かえって記号が複雑になってしまうので、バランスが大事ですね。
https://w.atwiki.jp/chippy/pages/168.html
人工言語。Lan havfe-aurtiaは自分をiglam人と言っていた。iglamはアウティアが人工言語を考えているときに独り言で言っていた言葉がイグラム、イグラムと言っていたことから。
https://w.atwiki.jp/gumosa/
gumosa@wikiへようこそ グモサは、みんなで気軽に使用できる人工言語です。 この人工言語は自由に使用することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/aiosciao/pages/86.html
人工文字の考え方 このページでは、語彙や文法など言語的な面ではないところについて考えていく予定です。 『目次』 文字について 地球の文字の起源について 絵文字 筆記具 表意、表音文字 言葉の交流 文字の変形 いったんしめ 文字について 人工言語を作る際、その言語で使用する文字はどうやって決めているのでしょうか。 これにはいくつか選択肢があります。 ローマ字やキリル文字などの地球にある自然言語の既存の文字体系で転写する 人工言語で使用する文字を自ら作成し、言語の音や意味に文字を割り当てる 音韻や記法に基づいて論理的に作成し割り当てる 世界観や雰囲気に基づいて直感的に作成し割り当てる 文化史に基づいて起源から使用する世代まで追い、合理的に割り当てる 多くの場合は2番目の直感で気まま恣意的に作成し割り当てることがおおいかもしれません。 で、このページでは3番めの文字の作り方について考えてみよう、というのがあらましです。 地球の文字の起源について 筆記体系をなす文字の集まりを作るためには、その文字がどのように発展してきたかを疑似的にたどらせることで、その文化的言語的に適したカタチにまとめることができると私は考えています。 単なる「この音はこの記号、この意味はこの記号」とあてがうことで作ることもできますが、どうせやるなら進化に人間のもつ揺れを含むリアルなものを作ってみたい、そう思いました。 そのほうが自然で、かつ合理的なので長く使い続けることができる、そう感じています。 絵文字 まず起こったのは、何らかの意味を模様などに残す方法です。 この段階ではまだ単なる記号であり、文字ではありません。 模様はそれを記した人によって受け取り方はまちまちで、あらかじめ意味を取り決めておかなければならないため、文字とは言えないのです。 逆に言えば、概念や事物を模様や記号に表すことを積み重ね、使用者間で意味や用法を共有することで、記号がコミュニケーションや記録の媒体をになう基盤が作られます。 筆記具 絵文字を記すには、書き込む先の材質や書くための道具によって特徴が現れます。 地球上では、石や葉、粘土板が主な画材となり、また石や植物から作った顔料や染料を、筆や鉤で筆跡を残しました。 画材と筆記具 筆 鉤 棒 石 壁画 (オーガム文字) 葉 (ビルマ文字) 骨 甲骨文字 粘土板 楔形文字 表意、表音文字 絵文字の読みや意味が固まってくると、読み(音)を使うこと、意味を表すことに使うこと、というふうに文字の使い方が偏っていきます。 意味と文字が対応する場合、事細かな意味概念を表すには細かく文字を決める必要があり、言語の規模が大きくなるにつれ文字の数が増えていくことになります。 一方、音と文字が対応する場合、意味は単語という固まりで示され、単語は音の組み合わせで表現されます。 この場合、文字の種類は単語を構成する音の組み合わせが表現できれば足りるので、言語規模が大きくなっても文字の数は少なくとどまります。 日本語は、音を示すカナと意味を示す漢字を組み合わせることで文を構成する言語です。 言葉の交流 人間が暮らす地域はある程度まとまっています。 まとまって暮らすことで、発音や意味、文法や記法といった言語としての特徴が固定化していきます。 海や山、崖など自然の地形によって隔てられることで言語は分岐していきます。 また航海技術や航空技術の発明によってその隔てられていたコミュニティが接触すると、お互いの文化や言葉が混ざります。もしくは発展度合いに差があれば提供したり取り入れたりという変化が生じます。 このような言葉の交流が起きるとき、文字もまた、変化を起こします。 また一つのコミュニティの中でも、使い勝手や癖がもとになり内部での変化が起こります。 文字の変形 言葉の交流の際、言語で使われる音の表記に過不足があれば取捨選択が行われます。 文字を取りいれたいが自分の言語にある音を表せなければ表現するための文字を作り足したり、 使わない、すでにある音があれば文字の取入れを見送ったり、統合したりします。 傾いたり、裏返ったり、記号を足したり、装飾的な書き方を編み出し取り入れたり、 文化はいろいろな影響を与えます。 すると言語によって異なる文字セットが生まれることになります。 いったんしめ このようにして世代の移り変わりをシミュレーションし検討することで、より自然で、言語の特徴や揺らぎなどを再現することができるのではないでしょうか。 いずれこれに基づいて、文字体系を考えてみたいと思います。
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/106.html
演出型のこれから 演出型は物語の架空言語として登場し、物語に不思議さやリアリティを添えます。 異世界人が独自の言語で話していたほうが異世界っぽいですし、リアリティを感じます。異世界なのに英語が通じるのはおかしいわけです。 アリスのような児童文学ではご都合主義でもいいわけですが、リアルなファンタジーを考えていくと、どうしてもそこに住む人々の文化や言語が必要になってきます。 とはいえ、ほとんどの読者は細かい設定を気にしません。物語の根幹はストーリーにあるので、話が面白いほうが大事です。 それゆえ21世紀になった今でも、演出型人工言語のほとんどは手軽に作れるアポステリオリ言語です。 一方、お話よりも異世界そのものに興味があるという人もいます。 その人たちにとってはエルフ語が古ケルト語から作られているのがとても気になります。異世界にケルト人がいるはずがないと考えるからです。 それを突き詰めていくと言語も文化も風土もすべてゼロから作ることになります。 この発想自体は難しいものではないので前世紀にもあったと思いますが、なにぶん労力がかかるため、21世紀になってようやく作られました。 21世紀になってパソコンとインターネットのブロードバンドが普及したおかげで、個人レベルで世界を作ることができるようになりました。 演出型は21世紀になってパターンが増えたわけです。ですので、今後はこのタイプの言語が微増するでしょう。 微増と述べたのは、労力のわりに需要が少ないためです。ほとんどの読者はそこまでこだわらないので、需要がないのです。
https://w.atwiki.jp/2shiki-l/pages/53.html
【人工言語の作り方】語の形(初級) 品詞分類をしよう 品詞(ひんし)とは、語類(ごるい)とも呼ばれる単語のグループ分けのことです。 人工言語を作るにあたって、たくさんの単語を作ることと思います。たくさんの単語が雑多にごちゃごちゃしてたら、勉強する人にとっても、そして作る側にとってもワケ分からなくなってしまいそうです。そこで、単語の文法的な特徴ごとに、分類するということが必要です。 (※文法的な特徴じゃなくて、意味で分類してもいいのですが、このあと文法のことを考えるにあたって文法的な分類も必要なのです。意味的な分類ならば、「親族名称」「色彩名称」「身体名称」とか、「八百屋で使いそうな言葉」「郵便局で使いそうな言葉」「飛行機での旅行中に使いそうな言葉」「魔法の城で使いそうな言葉」とかの分類ができそうです。詳しくは語彙についてをご覧ください) 例えば英語では、次の8つの品詞があるといわれています。 名詞、代名詞、形容詞、動詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞 例えば日本語では、次の9つの品詞があるといわれています。 名詞、代名詞、形容詞、形容動詞、連体詞、動詞、副詞、接続詞、感動詞 ちなみにこれらをどう分類するかは学者によって諸説有ります。英語に「冠詞」を入れるかどうか(少ないのにわざわざ分類を作ってやる必要ある?)とか、「疑問詞」はどうか(疑問詞は名詞っぽいのも形容詞っぽいのも副詞っぽいのもあるので1つにはできない?)とか、「助詞」はどうか(助詞は単独でそれだけで使えないので単語とは言えない?)とか、考えるべきところはたくさんあります。つまりこういう分類が絶対ではないのです。 オリジナル人工言語なら、品詞もオリジナルで何でも作ればいいのです。また逆に減らすのもアリで、現実に「動詞と形容詞の区別がつかない言語」みたいなのもたくさんあります。「動詞と名詞の区別がつかない言語」はわりとレアです。 とりあえず人工言語を作るにあたって有ったほうが良い、必須の品詞はこんな感じでしょうか。 動詞、名詞、形容詞、副詞 前置詞とか代名詞は、作りたいと考える言語の文法に左右されるところもあるので、おいおい考えましょう。 形容詞や副詞は、動詞に近いか名詞に近いか、あるいは中間的かみたいに考えることができます。 じっくり考えたいのは名詞と動詞です。以下、名詞と動詞について考えて見ましょう。 名詞の変化 名詞の変化のことを「曲用(きょくよう)」と呼ぶことがあります。 名詞は、数(すう)や格などによって形を変えることがあります。 数(すう) 言語学の用語では数(すう)といえば単数なのか複数とかのことを表わします。 単数 それが1つであること あるいは数えられないものであることを表わす 複数 それが2つ以上であることを表わす という区別は英語でおなじみですね。でも言語によってはまだ色々あります。 不定数 1つであるとかいくつであるとか数えられないとかあまり気にしない 日本語の名詞は複数だったら必ず複数を表わさなきゃいけないわけではないので、不定数に近いですね。あと、数詞とか「たくさん」とかいう語がついてたら複数の形にする必要が無いとかそういう言語もあります。 双数 2つであることを表わす。双数がある言語では、当然「複数」といったら3つ以上であることを表わすことになります。2つペアのもの(靴とか目とか夫婦とか)にしか双数を使わないこともあります 三数 3つであることを表わす。 多数・少数 多いのか少ないのかで複数のかたちが変わるような言語もあります。 格 格というのは、日本語で言えば「が」「を」「から」「で」「に」などのようなもので、動詞との関係を表すものです。 主格「彼が 来た」 対格「彼を 呼ぶ」 奪格「日本から 来た」 処格「日本で 学ぶ」 与格「彼に 送る」 動詞との関係を表すのか微妙ですが「の」も格に入れたりします。 属格「彼の 本」 ※主格(主語だから)とか対格(対象物だから)とか属格(属するから)とかの名前は、言語学なんかで使う習慣はありますがべつにそんなに重要ではありません。あくまで目安みたいなものです。例えば与格(与えるから)も、「ここに いる」「彼に 殴られる」「1日に 3回」みたいに、与えるのと関係無さそうな使い方がいくらでもありますよね。名前にこだわり過ぎないようにしましょう。 世界の言語では格のあらわし方は様々です。日本語は、名詞に格助詞をくっつけるだけですが、名詞がもっと変化するとか (I「私が」がme「私に/を」になるとか)、前置詞を使うとかです。主語と目的語の違いを表わすだけなら語順だけであらわすこともあります。 人工言語用のオリジナルの格が作れるように、いろいろな格のサンプルをご覧ください。 フィンランド語の格いろいろ 能格と絶対格 指定格 格 動詞の変化 動詞の変化のことを、「活用(かつよう)」と言うことがあります。 時制(過去か未来か現在か)とか、相(進行中なのか完了したのか)とか、ムード(命令とか、不確定とか話し手の気持ちに関わるところ)とかで変化しやすいのが動詞です。他にも、主語が何かによって変化することもあります。 時制 過去―現在―未来 という時間軸で考えますが、例えば日本語や英語のようにとくに未来形が無い言語もありますし(英語の場合は、未来を表わす助動詞はありますが動詞そのものは変化しませんよね。日本語も似たようなものですが、未来は不確定なのでモダリティみたいに表わすことはよくあります)、ずっと昔なのか最近なのかで区別する言語もあります。過去のさらに過去、大過去なんていうのもあります。そして「昨日」とか「来年」とかいう言葉を使えばいいからということで時制が区別されない言語もあります。 相 英語では現在進行とか現在完了とかがありますよね。時制みたいに時間の流れと関係がありそうなので時制と混同しがちですが、相はどちらかというと「時間をどう捉えるか」と関係があります。 よく使われるのは進行(~している)、完了(~してしまう)で、それぞれ過去進行とか未来完了とか、時制と組み合わせたりもできます。 さらに、いろいろな相がありえます 始動(~しはじめる) 結果継続(~している:~した結果が今も残っている) 習慣(いつも~している) 経験(~したことがある) … ここまで来ると動詞の変化だけでなく、動詞の変化形+助動詞とかそういう表現で表わされることが多いかもしれません。 ムード 過去なのか現在なのかみたいな客観的な情報でなく、話し手の気持ち、態度、雰囲気が現れるのがムードです。このムードと言う言葉は、ヨーロッパの言語を研究するときに使われ始めた用語で、アジアの言語とか他の地域の言語を考えるときにはあまり便利じゃありません。といことでムードmoodをアレしてモダリティmodalityという用語が広く使われています。ここでは、ムードとモダリティをあまり区別しないで大雑把なことを書きます。 相手に働きかける形 「しろ!」命令 「するな!」禁止 「してください」依頼 「したい」願望 判断の形 「かもしれない」不確定 「だろう」推測 「らしい」人から聞いた 「っけ」確認 ここまで来るとやっぱり動詞の変化だけじゃあらわしきれず、助動詞を使うとか、終助詞を使うとか、副詞を使うとか言語によっていろいろな方法を取ります。あとよく使われるのが接続法や仮定法と呼ばれるものです。「晴れだったら行けたのにな」みたいなひっくり返らない現実に対する恨みつらみとかを表わすムードです。 他にも、その事態が自分の領域なのか他人の領域なのかとか、ムードっぽい表現が現しうるものは多岐に及びます。ここではあくまで、「動詞の変化だけでどこまで表わせるか」ということを考えるといいと思います。 主語の人称 主語が何かによって動詞が変化するという言語もあります。英語なら主語が3人称単数なら、現在形のときに-sをつけますよね。言語によっては一人称単数、二人称単数、一人称複数、二人称複数とみんな動詞にそれぞれ変化形がある言語もあります。ただちょいとつけるだけの要素ならいいのですが、変化形にすると上記の時制やらムードやらそれぞれにまたそれぞれの変化形を設けることになり大変かもしれません。 日本語を母語とするものにとっては無意味な変化にも思えますが、日本語の場合はムード的な表現が充実しているので人称を表わさなくても事足りることが多いだけなのです。動詞が人称によって変化する言語は多くあります。 その他 終止形以外の動詞の形、というのも考えておきたいですね。 英語なら動名詞とか不定詞とかがあります。日本語なら連体形とか連用形とかです。文と文とを繋ぐ形とか、名詞を修飾する形とかです。文と分を繋ぐときには、前後で主語が変わるのかどうかとかで変化形のある言語もあります。
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/79.html
人工言語で最も文献が豊富なのはエスペラントですが、流石に声の出し方までは決めていないようです。 諸本にはエスペラントはイタリア語のような響きと書いてあります。 CDブックが一般化するまで、エスペラントの実演を聞くのはラジオなどを除いて難しかったのではないでしょうか。 小林司(2006)『4時間で覚える地球語エスペラント』白水社 これにはエスペラントの実演がCDで収録されています。便利な世の中になりました。 吹き込んでいるのは2人ですが、名前からして少なくとも片方は日系人か外国人妻のようです。 エスペラントは発声法まで指示しなかったので、CDは白人ボイスです。 イタリア語か復刻ラテン語を聞いているようです。吹込みが日本人なら日本人ボイスになると思います。 CDの発音を聞く限り、強弱アクセントです。弱い部分はシュワー化しています。 この吹き込み者は偶に清濁の区別が曖昧です。特に弱い音節だとその傾向があります。日本人が吹き込めば、この辺りは明瞭に発音するはずです。 個々の発音の聞き取りは中々難しいです。人工言語は文法がいくら簡単とはいえ、リスニングの難しさは自然言語同様です。 したがって、普及型はリスニングしやすい言語も考慮すべきといえます。 西洋語は一般に摩擦音の摩擦が日本語などより鋭いです。 CNNなどを聞いているとs音が耳につきます。吹き込みの女性ですが、sがやはり強いです。基本的に摩擦が強く発音されています。 語頭、特に文頭は有気化しているようです。アンネの日記を聞く辺り、k音が特に有気化しています。 全体的な抑揚についてこの本は説明をしていません。なので自動的に西洋語になっています。 仮に全ての語の音がsaだけでできていたとしても、この抑揚で話されればやはり西洋語だと感じるはずです。 私らが中国語を少しも分からなくとも電車の中で音の抑揚で何となく中国語を喋ってるのが分かるのと同じです。 単音が聞こえなくても抑揚だけで何語か想像つきます。それと同じくらいこのCDは西洋語的です。 音域の広さも日本語より広く、西洋語ライクです。 アンネの日記では一部でかなり高音化しています。1オクターブは上がっています。 リズムもやはりイタリア語に近いですね。 発声は本当に西洋語ボイスです。 やはりイタリア語など、南方の少し暑いところで良く使われる発声法です。 イタリア語のほか、スペイン語、ポルトガル語なども同じような声の使い方です。少なくともゲルマン系の声ではありません。 タイ語など湿った熱い地域に顕著な鼻声ほどではありませんが、上記南欧語と同じ程度には鼻声です。 吹き込みがどこの人か分かりませんが、もし非西洋人だとしたら驚嘆に値します。 エスペラントがイタリア語の響きであるということをノンネイティブでありながら実演してみせてるわけですから。 アルカは架空の惑星アトラスで使われていることになっているので、独自の発声法まで指示する必要があります。 更に、実在の惑星地球で小規模で使うには、発声法も一律にする努力(あくまで努力であって実現は難しい)をしないといけません。 したがってアルカは発声法の指示までしています。 ですが実際私の発声を聞く限り上手くできていません。エスペラントを話す日本人と同じです。 問題は、エスペラントはそれでも良いのですが、アルカの場合はそれでは良くないということです。 練習しているので少しは何もしない状態より日本語ボイスを離れているものの、やっぱり全体的にアジア声です。喉音・口音が目立っています、私の発音は。 人に聞かせれば、きっと白人声には聞こえないでしょう。 エスペラントは普及型なので敷居を下げるために各人の母語の発声法を無理に矯正しないほうが良いです。 母語の発声を矯正するのは難しいので、符牒型でもなければ徒労です。悪戯に言語の敷居を上げるだけです。 エスペラントとアルカは言語の種類が違うので、各々のやり方は各々の生き方に合致しています。 日本人は日本語声でエスペラントを喋るし、西洋人は西洋ボイスのままで良いと思います。
https://w.atwiki.jp/kenaaso/
人工言語kenaaso オレ様によるオレ様のための、「自己満足みたいなもん」のための人工言語だ だれかが批判しようがオレ様は無視するだけだ だれかに認めてもらおう!なーんてくだらんこと、まーったく考えてないからw
https://w.atwiki.jp/chippy/pages/92.html
自然言語。人工言語はiglamに対して自然言語はmiitorlaemiitorlatumと複雑すぎる。発音はミイトルァエミイトルァトゥム、またはミトラエミトラムでも大丈夫。略でmiitmiitと書く場合が多い。