約 883,779 件
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/140.html
目次 ◇物語パート フォーリナー達の思惑 オリジン人の思惑 アムルタートの龍の思惑 グレズ達の思惑 コラプサー達の思惑 富嶽人の思惑 ネフィリム人の思惑 暁帝国人の思惑 パンデモニウムの人々の思惑 第一世代ダスクフレアの思惑 ◇設定パート フォーリナー領域のスタンス オリジン領域のスタンス アムルタート領域のスタンス グレズ領域のスタンス コラプサー領域のスタンス 富嶽領域のスタンス ネフィリム領域のスタンス 暁帝国領域のスタンス パンデモニウム領域のスタンス ダスクフレアのスタンス 「俺達は戦いを強いられてきたんだ…!だからいま、そこから抜け出すべきなんだよ…!!」 「セシリアさんは、僕達に戦いを強制したことは一度もなかったよ。あの人は、いつもこの世界の平和を祈っている人だ…」 声を荒げる少年と、静かに答える少年。瞳の色はどちらも澄んでいて、強く真っ直ぐな意志の光をその中に宿す。 「お前は、あの女に騙されてるんだ…!あの女は、自分たちの世界を護るために俺達を利用しているだけだぜ…!」 「キミこそあの男に騙されているよ…。あの男は、自分の正義のためにみんなの気持ちを煽ってるだけだ…」 声を荒げる少年は相手の胸ぐらをつかみ、静かに答える少年は揺るがぬ目線で相手を見つめ返す。 「もう、やめてよ…!ふたりとも……!」 傍らで二人を見ていた少女は、争い合う二人の少年の様子に、両顔を覆って泣き出す。 その涙に、声を荒げていた少年も勢いをそがれ、バツが悪そうな顔で少女に声をかける。 「悪りぃ…。つい、カッとなっちまってよ…。でも、お前はどうなんだ…?」 優しく言う少年の言葉に、少女は泣き声まじりに答える。 「私は…、分からないよ…。戦いを強要されているみたいで嫌だったのは私も一緒。でも…だからって、こんな戦争をおこすなんて、絶対間違ってるよ…!」 怒れる心を持ちながら、それでも直向きさを捨てない少女。 その言葉に返す言葉を失いながらも、先ほどの少年は背を向けて言う。 「……とにかく、俺は行くからな。悪りぃな…。あとは頼んだぜ……」 少女のことをもう一人の少年に託し、彼は二人の仲間のもとを去る……。 フォーリナー領域のスタンスへ 目次へ 「この美しき樹木の世界を戦乱が包もうとしています…。ああ…!慈悲深き我らが女神よ…!やはり貴女は間違っておられたのだ……!!」 純白の金属鎧に身を包んだ金髪碧眼の騎士は、両の手を広げながら天を仰ぎ、大仰にそう言った。 「かつて創世の折、慈悲深き我らが創世主は、我等オリジンの民だけでなく、遍く勢力(ミーム)の迷い子らに、等しくこの大地を与えられた…。けれども、卑しき異民族どもはその御心を理解せず、この美しき大地を蝕みつづけ、ついにはナグルファルと名乗る傲岸不遜な輩を排出するにまで至った…!奴等の行いは、偉大なる『孤界産みの母』の神権を侵す許されざる蛮行であり、世界への冒涜である…!」 白騎士は声を荒げ、背後に控える民衆に呼びかける。 「そもそも、この樹木の世界は、オリジンの女神が創世し、オリジンの聖女が道を開いて人々を導き入れた世界…。故に、我らオリジンの民こそ、この樹木の世界の正統なる民であるのだ…!」 熱弁を振るう騎士の青い瞳は、どこまでも純粋に澄んでいて、故に歪んだ光を湛えていた。 「故に、この世界は、偉大なる女神セシリアの御名の下に統一されるべき世界であり、我等オリジン人こそ、この世界に住まうことの許された唯一の正統なる民であるのだ…!必要なものは異民族との融和ではない…!異民族の浄化だ…!」 それは、どこまでも純粋に歪んだ狂気の思想。 「さあ、剣を持って立ち上がれ、オリジンの子らよ…!女神セシリアを助け、不浄なるナグルファルを滅ぼし、樹木の世界を女神の御名の下に統一するのだ…!今こそ、聖戦の時である…!!」 騎士は鞘から剣を引き抜き、天高く掲げる。 天高く拳を突き上げた人々の鬨の声が、それに重なる……。 オリジン領域のスタンスへ 目次へ 「新龍皇様を救い出し、我らが聖地を奪還する!」 龍の将軍は意気高く息を荒げる。 「あのセイバーってのは強いんだろ…?俺はあの時、たまたま余所の領域に出かけてて戦えなかったからなぁ。奴と殺り合ってみてぇ…!ただ、それだけだ…!!!」 龍の勇者は獰猛な血をたぎらせる。 「奴等は、龍の悲願を踏みにじった…。人間風情が決して触れてはならぬ聖なる泉…それを土足で踏み荒らした……。私達が次世代の卵を産み落とすことをどれほど願ってきたのか…、私達にとって産卵(それ)がどれほど尊く神聖なものか……、その想いも省みらずに……!」 龍の女戦士は冷たい瞳に怒りと悲しみを宿らせる。 「「「さあ、血戦だ…!奴らを一匹残らずブチ殺し、吾等龍の力を樹木の世界に示してくれる……!!!」」」 龍達の息吹は炎(フレア)となり、世界を震わせる……。 アムルタート領域のスタンスへ 目次へ 「とにかく、私達の行うべき行動は、『端末樹』の奪還にあります。『RNS』が緊急停止状態にある今、あの樹では未来のグレズコア(こども)たちが製造途中のまま放置され、完成(たんじょう)の時を待っています。私達は一刻も早く彼等を救出しなければならないのです」 白黒警察車両(パトカー)模様の装甲を持った人型グレズは、務めて平坦な口調でそう述べる。 「もちろん それには賛成だよ。でもさぁ…」 それにいまひとつハッキリしない口調で返したのは、何故だか機首にドリルが着いているジェット機…から人型に変形したグレズ。 「でも、じゃありません。そもそも、私達グレズにとって『NRS』は種の維持に必要不可欠なシステムなのです。『RNS』により回路(こころ)と回路(こころ)を結び付け、全ての個体が調和の中で存続していくことこそ、私達グレズの在り方なのですから。だから私達は、それを取り戻さなければいけないのです」 「でもさぁ…。せっかく あの窮屈な『RNS』から解放されたんだよ…?わざわざ戻る必要ないじゃない。起源個体(パピィ)はボクたちに『調和』の中で生きる『個』であることを求めたんだからさぁ。正直、もう戻りたくないんだよ…」 「起源個体(ちち)が私達に求めたものは、私達が『調和の中で生きる個』であることです。『調和』とは、『個』と『個』の間の相互作用が均整を保って働いている状態のことです。“私”という『個』が“貴方”という『個』に働きかけ、“貴方”が“私”からの働きかけに応じる――それが相互作用です。“私”と“貴方”の間に働く“相互作用(ふれあい)”が『調和』であり、それを結び付けるのが『NRS(きずな)』なのです。『RNS』が停止して、私は貴方を認識出来なくなった…私には、それが“悲しい”のです」 “悲しみ”を語る警察人機。 その彼に削岩機少年はため息を着く。 「(わかってないなぁ…。その “キミ” も、毎日ずっと感じていたら、“ボク” は窮屈を感じるんだよ…?見えないときがあるから、見えるときが楽しいんじゃない。――それに…、隣でこうして話してるのに、『RNS』がなければキミがボクを見れないなら…、それが『RNS』に頼り切ったグレズの限界なら、ボクはそんなものなくて良い……)」 『調和(つながり)』が失われ、離ればなれになった『個(こころ)』と『個(こころ)』。 その隔たりは、二機の立つ物理空間的配置より とても遠い…。 「グレズコア(こどもたち)を助け出す戦いは、ボクも手伝うよ…。一緒に、戦おう…」 「ええ。戦いましょう!グレズの『RNS(ありかた)』を取り戻すために……!!」 ふたつのきたいは、目線を並んで行かせたまま、戦いのちに向かう……。 グレズ領域のスタンスへ 目次へ 「神をも畏れぬ不埒者が、この美しい世界を蝕もうとしています…。人の身で分も弁えず、偏狭な革命思想のもと、神権への礼すら知らずに…。私達が漸く取り戻した、この愛すべき器(せかい)を踏みにじっているのです……」 「やはり、創世主は誤っていたのだ…!主神の位に座すべき者が、人の器(からだ)に執着し、天を空座のままにしておくから、世界が際限なく無秩序になる…!」 「“神” は “世界” の意志。意志が宿って器は命を持つ…。神のいない世界は、空しき虚ろにすぎないのです……。故に定命の神などあってはならない…。神は永遠に世界とともに存在しなければならないのですから……」 「もう我侭を許しておける時でもなかろう…!天主様を正式に神の座に就かせ、その威光をもって人間達に導きを与えなければ、世界の秩序は失われ、悪徳と混乱が世界を覆い尽くしてしまう…!世界には神の意志が、人間達には神の導きが必要なのだ……!!」 神々は口々に空間に“声”を響かせる。 偉大なる者達は理解する。秩序と導きこそ、人の世界に必要なものだと…。 偉大なる者達は理解しない。人として生き 人として死なんとする、女神の気持ちを…。 「オリジン領域の敬虔なる信徒共に、神の声を汲む聖なる軍を作らせましょう…。彼等は決して私達の声を拒みません…。我が意の下に、命を賭して血路(みち)を拓いてくれることでしょう……」 「我が天軍も聖戦に参加させよう。人の子らによる神聖軍と、天使たちによる天軍。手勢に困窮する女神は、決して援軍を拒みはすまい…」 「その間に、私は天主様を永遠者に組み替えるための秘儀を準備しておきましょう…。如何に我侭な天主様も、私達の力によって怨敵を誅殺できたとあらば、私達の言葉を無下にできないはずです……」 「その時こそ、真の天主は顕れる。神話の頃より失われた、秩序と節理の世界が甦るのだ……!!」 神々は策謀する。主と仰ぐ存在の意志すら超えて…。人を陥れる悪魔のように……。 「「「「創世主の威光を永遠のものとし、この世界に秩序と導きを……!!」」」」 善なる神々は、光の声を世界に響かせる……。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「世界に恐怖と混乱が満ちている…。実に良い眺めだと思わんか……?」 「御意に御座います」 「だが…、此の前も、此度も、それを齎したのは我々『夜』の者ではなかった……。実に…気に食わぬことだとは思わぬか……?」 「御意に御座います」 真紅の瞳に怒りを湛えた灰白の肌の男は、瞳と裏腹の愉快そうな声を操りながら、傍らの執事に語りかける。 髑髏の相貌に虚空の眼を穿った骸骨(butler)は、骨の顎を鳴らしながら、ただ主の言葉に是認を返す。 「とはいえ…、ひとまずは あの界渡りに感謝しておかねばな…。この混乱の中、私が軍を上げれば、女神も もはや私との戦いを拒めまい……。光の神達も闇の魔族も、みな己の都合によって戦乱を加速させる…。その流れは、強固な意志と絶大な威光を持った彼女にも、もはや制御など出来ぬ…。これで漸く…、私の念願も叶う……」 「祝着至極に存じます…」 嬉しそうに嘲笑(わら)う主に、傍に控える執事もまた嘲笑(わら)って応じる。 「だが、感謝と処遇は別だ…。昨日今日現れた余所者風情が この私を差し置き女神の対面に座ろうなど……、思い上がりも甚だしい…。分際を教えてやらねばならぬ…。私の “対戦相手(えもの)” に手を出せばどうなるか、じっくりと叩き込んでやらねばな……」 「不可避の戦への返礼は、生者への福音たる “理(Death)” を以って…で御座いますか…?これは性質のお悪い」 「小粋な贈り物…と言ってほしい所だな…。フフフ・・・。それに、あの界渡りの手で縄目の恥辱を受けた魔界の諸侯達も、相当に腸が煮えくり返っておるようだからな……。復讐の軍くらい上げてやらねば、盟主の務めを果たせぬであろう……?」 「御意に御座います」 「ともあれ…、目に物を見せてやらねばな……。女神にも…、界渡りにも…」 「女神とは決着を…。界渡りには死を…」 「悉く解らせてやるのだ…。この世界の『恐怖』が、誰であるのかを…な……」 ふたつの敵を同時に見据え、『夜』の主はひとり天に意志を放つ。 「して、如何致しましょうか…?」 執事の問いに、主は滑らかな弁を返す。 「暫くは、このままセント・アゴラとナグルファルを戦い合わせ、互いに戦力を消耗させる…。そして…、双方が程よく消耗しきった頃合に我が軍を差し向け、双方の軍を叩く……!」 「承知致しました…」 「九界士やセント・アゴラのカオスフレア達、並びにナグルファルの幹部には、我が軍のカオスフレア達を当たらせよ…。それから…、お前も “真の姿” を顕して構わん……」 「!!!承知、致しました」 主の許可に、骨の執事は下顎骨を歓喜に歪ませる。 「主だった敵将は悉く殺せ…。神聖軍の英雄と反乱軍の志士とが魔王軍の異形に悉く蹂躙される……それが世界の『恐怖』となるのだ…!遠慮は要らん、存分に嬲れ。女神以外は好きにして良い……」 「もし…、界渡りが女神を討たんとした場合には…?」 ずっと滑らかに弁を論じてきた主は、そこで初めて言葉を詰まらせる。 「その時は…、私の手で奴を殺す……!」 主の答えに、髑髏の執事は満足そうに嘲笑(わら)う。 「さてさて…、これは忙しくなりそうですなぁ…」 「まったくだ…。だが…、今はせいぜい愉しもうではないか…?世界に広がる、この混乱を…。革命気取りの愚かな界渡りが与えてくれた、憎き女神との戦の機運を……」 真紅の主は、夜の瞳を野望に輝かせる……。 コラプサー領域のスタンスへ 目次へ 「感じるのぅ…、蠢蠢たる戦乱の気配…。ふふふ・・・。この風、この匂いこそ戦国よ……!」 白髪の老将は、隻眼の顔を嬉しそうに歪ませる。 「セント・アゴラの乱れは、確実にこの富嶽領域にも波及する…。他の大名どもの、焦れた顔が目に浮かぶわ。この五年、皆それぞれに力を蓄え、この機を待ちわびていたのであろうからな…」 そう言う彼の顔は、むしろ彼自身こそ この戦乱の機運を待っていたのではないかと、見る者に窺わせる。 「くくく・・・。我等富嶽の武士に、交渉事で繕われた安穏とした平和など性に合わぬわ…!領国とは、己が艦砲をもって贖うもの…。ふふふ・・・、武者震いがするわいなぁ……!!」 老将は天を睨んで呵呵と笑う。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「セシリアの女神さんと、ナグルファルのセイバーって男が、戦を起こすってぇ話だよ」 「へえぇ、あの生き神さまに戦を仕掛けようなんざぁ、大それた奴もいたもんだねぇ…」 「なんでも、女神さんの方には、神仏やら龍神様やらグレズ共が味方に着いてるんだと…。けど、相手の方にも、血を啜る悪鬼やら べらぼうに強いMTやらが着いてるらしいや」 「そいつはまた、大層な話だねぇ。まるでお伽話か妖怪譚だ」 町人たちは口々に噂する。彼等にとっては、セント・アゴラも自分達と関わりのない遠き異国であり、セシリアとセイバーの戦いも他愛のない噂話の種に過ぎないのだ。 「それよりもキナ臭いのは、お大名様方のほうさ。どこの殿様も、その大乱のどさくさに紛れて、他国に攻め入ろうと隙を伺ってるらしいや」 「まったく、冗談じゃないねぇ…。こちとら真面目に平凡に生きてるってゆうのに、今更んなって、乱世だ合戦だって言われたってさ…」 「まったく…、女神さんも自分たちの戦に こっちまで巻き込んで欲しくないもんだねぇ…」 「それを言うんなら、うちのお殿様の方さ。変に欲をかいて、戦なんぞ起こそうって気にならないでもらいたいもんだねぇ」 民衆の彼等の関心の的は、専ら自分達の生活の中にある。故に、間近に迫りつつある戦乱の機運と大名達の動向こそ、彼等の最大の関心事なのだ…。 その彼等を、茶屋の二階から遠巻きに見る男達が居た。 男達は声をひそめて言う。 「樹木の世界が開闢以来の危機を迎えようとしているのに、大名達は目先の領土欲に駆られ、富嶽領域内に戦乱を起こそうとしている…。庶民は誰もそんなものを望んでいないというものを……」 「やはり、武断政治にとらわれ艦に魂を縛られたままの古き時代の武士たちには、これからの樹木の世界で富嶽領域を束ねていけるだけの資質が無いのだ…!」 「我々は、もはや艦の外でも生きていける…。故に、艦長を絶対の主とする古き支配体制は、これからの富嶽に不要なものなのだ…!」 「立たねばならぬ…!これからの世界での生き方を知らぬ大名に代わり、我々がこの枝葉群を導くのだ……!」 男達は、意気を新たに志を誓う……。 富嶽領域のスタンスへ 目次へ 「世界もずいぶんとハデになってきやがった。コイツは稼ぎ時だぜ…!」 ジャズと紫煙が支配する『B B Cafe』の店内で、テーブル席にドッカリと腰を下ろした軍服姿の男が、そう大声で言う。 「マスター、Budwiser(バド)とミートローフを頼む…!いやっ、ここは景気づけにステーキでもいっとくか……!」 「……随分と上機嫌だな、お前さん」 鼻息の荒い軍服男に、大柄な黒人の店主はそう応じる。 「そりゃあ上機嫌にもなるぜ?マスター。なんたって、俺達NSSはここ五年間、この生温い平和の中で、ずっと干されてきたからな。会長(ボス)は方針を混沌の海の海上警備に切り替えてNSSを残してきたものの、とうぜん規模は縮小。隊員の給料は引き下げ。おかげで安酒ばっか飲んできたからよぉ……」 「ふん…。まっ、お前さんの落っことしていく金が ちっとは増えてくれるんなら、ウチにとっても悪い情勢じゃないな……」 店主は ひょいと肩をすくめて、カウンターの奥へと消えていく。 「俺の周りじゃ、今はどこもかしこも景気の良い話ばっかりだぜ?背広組は軍需物資から食料まで売る先に困らねぇって笑ってたし、ウチの軍の連中も次々と派遣先が決まってるからなぁ」 「お前さんは どうなんだ…?」 「おう!俺達の小隊はな、セント・アゴラへの配属に決まったぜ…!女神様がよぉ、主戦派の身内の抑えに困ってるって噂でな…。そいつらに貸しを作らないために、わざわざウチに頼ってきたんだと…。これがまた、とにかく金払いが良くってよぉ…!!まったく、ナグルファル様々だよな……!」 上機嫌に葉巻を吹かせ始める軍服男の所に、ジョッキいっぱいにビールを入れて店主が戻ってくる。 「背広連中は、安全なデスクの上でその倍は貰ってるだろうさ…。それに、連中のことだ…、どうせ相手方にも売り込んでるんだろ…?」 「当たり前だろ…?だが、背広連中を羨んだところで腹は膨れねぇし、敵同士に配属されりゃ、身内同士でもドンパチやるのがこの仕事だからな…。重要なのは契約とマネーだろ?Big money is the most importance…!!」 「それが我慢ならないから、俺は退役してこの店を開いたのさ…。俺が美味い酒を飲むまでには、誰かが血と脳漿をブチ撒けてクソ袋になってる…。戦場ってのは、原罪の縮図だ……」 店主はジョッキをテーブルに置き、首から下げた銀のロザリオを手に祈る。 「原罪深き我らが友の行く道に、どうか幸いあれ…、Amen…!」 ロザリオで軽くジョッキを叩き、店主はテーブルを後にする……。 ネフィリム領域のスタンスへ 目次へ 「セント・アゴラが夷狄の反乱に手を焼いて、戦力を欲している…。これは、好機である…!今こそ、セント・アゴラに援軍を派兵し、彼の天上国に貸しを作り、我が朝の発言力を高めておくことこそ、後の幸いに繋がると存ずる」 上質な絹で出来た緩やかな長袍に身を包んだ文官が、流暢な弁でそう主張する。 「否…!否である…!グレズやアムルタートさえ陥落させたナグルファルの兵力が分からぬのか…!?その戦力を敵に回すなどもっての外…!ここは奴等と手を結び、王朝の確実な存続を図るのが賢明といえよう……!」 同じく上質な長袍に身を包んだ やせ形の神経質そうな文官が、その意見に異を唱える。 「いやいや…。お二方の意見はどちらも些か極端ではござらぬか…?確かにナグルファルの力は強大。まだ我が朝に矛先が向いておらぬものを わざわざ敵に回すのは危険であろう。だが、今はまだ奴等も賊軍。それに味方することは正当に欠け、ともすれば世界を全て敵に回すことにもなろう…。どうであるかな…?ここはどちらにも与することなく、暫く様子見ということにしては……?」 今度は、丸々と太った文官が、額の汗を拭き拭き意見を述べる。 「何を言う…!そんな日和見が この情勢で通じるものか…!迂闊に中立を貫けば、戦いが終わった後に、勝った側から『なぜ味方しなかったのか?』と問い詰められるのは自明の理…。それよりも、ここは先ずセント・アゴラを上手く言いくるめながら、領域内の基盤を固めるべきである。セント・アゴラに味方する姿勢を示しつつ、西域への守りを理由に援軍を辞し、その不戦を通してナグルファルの矛先をも躱しながら、胡然を攻め落として西に版図を広げるのだ…!さすれば、セント・アゴラも無理に援軍せよとは言えぬし、たとえナグルファルが勝とうと それに対抗し得る備えを固められよう」 それに引き続いて、口髭の凛々しい文官が、眼光鋭く自論を説く。 様々な意見が飛び交い、なかなか方針は定まらない。 終わりなく続く論議に、連座の最奥に座した皇帝が、ゆっくりと立ち上がる。 「朕は、今こそセント・アゴラに派兵し、彼の国に恩を贈りつけておくべきという意見に賛成である…!」 その言葉に、連座の文官たちがピタリと口を止め、続く詔を固唾をのんで拝聴する。 「ナグルファルの首魁が如何なる論を並べようと、創世主の神権に唾すれば、それは賊軍である…!正統なき軍は必ず敗れ、天に唾する賊は必ず報いを受ける…。これは、真理である……!」 揺るぎなく意志に満ちた言葉を、皇帝は紡ぎ出していく。 「中立を守るなど以ての外。味方するのが遅れれば、戦勝の利もまた薄くなる。西域を攻めるは重要だが、あの広い二つの砂漠と一つの高原を平らげるには時を要し、また、護るに難しい。もしナグルファルが勝てば、西の備えを固める前に奴等の侵攻を許すことに成ろう……」 どの意見にも然るべき正当性はある。故に、朝の行く先を定められるのは、『正しさ』ではなく『意志』なのだ。この朝には、『天子』という意思がある…。 「セント・アゴラが堕ちれば、我が朝にも明日は無い。今こそ、『天下』を預かる『天子』として、『天上』に住まう『天主』に我らが武威を示すのだ…!」 天子の詔に、百官は伏してひとつとなる……。 暁帝国領域のスタンスへ 目次へ 「テメェ等!出入り(喧嘩)だぞ、腹ぁくくりな…!!」 頬に大きな傷跡のある角刈りの男が、右手のサイバーリムを天に突き上げ大声で怒鳴る。 「良いか…?セシリアの姐さんが、中央でデカい抗争を始めなさった。姐さんにゃあ、日頃から世話んなってる義理がある。その義理、ここで返さにゃあ、ワシ等の侠(おとこ)が廃るってもんよ…。わかるな…?」 「応っ!よりにもよって、世界の女神様を相手に喧嘩売ろうなんざぁ、良い度胸してやがる…!腕が鳴りますぜ…、組長(オヤジ)…!!」 サイバーガンの仕込まれたブラックハンドを、サングラスの組員はコキコキと鳴らす。 「セシリアの姐さんの話じゃ、ザイード教どもが、本格的に動き出そうとしてるらしい。ワシ等には、奴等の動きを牽制してもらいたいってことだ」 「あのクソ教団共が相手なら、手加減の必要はねぇやな…!派手にブチ込んでやりまさぁ…!!」 「おうっ、野郎共、出かけるぜ……!」 侠(おとこ)たちは、『任』と『侠』の二文字の下、血戦に向かう……。 パンデモニウム領域のスタンスへ 目次へ 「テメエら…、つべこべ言わずに俺様に力を貸せ……!」 青い肌の鬼は、横柄な口調でそう切り出す。 『何様のつもりだ…?××鬼…!貴様、この私に命令しようというのか?』 『何を企んでいるのかは知らない…。だが……、なめたことを言う奴は殺ス……!!』 返ってきたのは、空気を振動させた声ではなく、意志を直接飛ばした思念派の類。 怒れる8体の夕闇の思念に、鬼はヘラヘラと笑って平然と返す。 「別にテメエらに命令しようなんぞ思っちゃいねえし、テメエらをなめてる訳でもねぇさ…。ただ、ひとつ賭けに誘おうと思ってな…?」 『“賭け” だと…?どういうことだ……?』 漸くと乗り気の姿勢を見せた夕闇に、鬼はニヤリと笑って答える。 「テメエらも、セント・アゴラとナグルファルって連中が戦争をおっぱじめようとしてるのは知ってんだろ…?この世界を再創世(リジェネシス)するんなら、今が好機だ…。だが、ただ留守中を狙っても結果は期待できねぇ。俺達が暴れたら一時休戦して対処に当たるのがカオスフレアの連中のいつもの手だからな……」 『そんなことは分かっておるわ…!それで、どうしろと……?』 「だからだ…、しばらくの間、手を組まねぇか…?真なる神の声を聞いた、この9人でよ……。人間が創ったこの世界も、この世界で革命ごっこやってるガキも、昨今調子に乗ってる偽ダスクフレア共も、どれも気に食わねぇのはテメエらも一緒だろ……?」 『たしかに真なる神によって与えられた “私の” 神権を侵す連中の不遜は気に食わん…。だが、私と貴様とは創りたい世界が違う。故に、手を組むメリットなどない…。それは、他の者達も同じだろう……?』 「んなこたぁ分かってんだよ…!だが、個々の手勢じゃセント・アゴラにもナグルファルにも敵わねぇことはテメエらも分かってんだろ…?だから、奴らを皆殺しにするまでで良い…。一時だけ協力しあうことにしねぇか…?何もテメエらに俺様の下に着けとは言わねぇし、仲良しこよし手を繋ごうって言ってる訳でもねぇ…。お互い、持ちつ持たれつ…、ただ利用し合うだけだ…。なあ……?」 鬼は嘲笑(わら)いながら、着実に罠に導く。甘い言葉は最大の武器だ…。 『言ってることは同じだろう…?ただお前が我々の力を自分の都合の良いように使おうというだけだ…。それに、それのどこが “賭け” だというのだ…?』 「テメエらは、8人のうち誰も直接動かなくて良い。ただ、今まで種を撒いて育ててきた兵隊(ダスクフレア)を出し合えば良い…。その兵を率いて、女神と仮面野郎をブッ殺す…!その指揮は、俺様が執っても良いし、テメエらの中の誰かが取っても良い…」 『ほう…?』 「派手に暴れれば、それだけソイツが再創世(リジェネシス)に近づく。だが、その分だけカオスフレアに狙われやすくもなる…。奴等が徒党を組めば、数十体のダスクフレアも倒されるのは、少し前の戦いで見ての通りだ。だから、指揮を執る奴は、旨味もデカイぶん、危険もデカイ。この役は、当たりくじでも貧乏くじでもある……」 『だから “賭け” ということか…。面白い……!』 『良いであろう。その “賭け” 乗ったわ…!!』 青鬼の呼びかけに、8体の夕闇はまんまと応じる。すべては青鬼の思惑通りだ。 「じゃあ決まりだな…!で、誰が “くじ” を引く……?」 『それは言い出した貴様が引けばどうだ…?私は出資だけして高みの見物とさせてもらおう……』 『右に同じ……。危ない橋は発案者が渡ればいい……』 『我等は、貴様が “当たり” を引いたころ、ゆっくりと後ろからその首をかかせてもらうわ……!』 夕闇は口々に約束を交わし、その空間から『意志』を消す。 後に残った鬼はひとり笑う。 「さぁて……、派手に暴れるとするかっ……!!!」 夕闇の意志は、世界を震撼させる……。 ダスクフレアのスタンスへ 目次へ ◇フォーリナー領域のスタンス: カオスフレア 親セイバー派4:親セシリア派3:保守派3 権力者 そもそも存在せず 民衆 そもそも存在せず フォーリナー達のスタンスは、「セイバーの呼びかけに応じる者」「親セシリアの立場を取り、樹木の世界の平和のためにナグルファルと戦おうとする者」「セイバーの主張に同感しながらも、彼の過激なやり方には賛同できず、彼と戦うor中立を保つ者」に大別される。 セイバーに味方する者も、そうでない者も、“戦争のない世界の一般的な少年・少女の価値観”に沿って、各々の立場を決めているといえるだろう。 現在は、それぞれのフォーリナーがそれぞれの意志の下で、それぞれの戦いの準備を始めている。 フォーリナー達の思惑へ 目次へ ◇オリジン領域のスタンス: ▼人間族社会 カオスフレア 親セシリア派7:親セイバー派2:不戦派1。親セシリア急進派はこれを機に樹木の世界をオリジン人の世界にしようと画策。 権力者 親セシリア派8:親セイバー派2。親セシリア急進派はこれを機に樹木の世界をオリジン人の世界にしようと画策。 民衆 好戦派6:消極派2:不戦派2 オリジン領域の人間社会では、親セシリア派が大半を占める。オリジンの人間達の中には、同じオリジンの現人神であるセシリアを心から神聖視する人々が多いのだ。そんな多くのオリジン人にとって、セイバーの声明はセシリアの神権を侵す不遜な蛮行として響いたのである。 さらに、親セシリア派の中には、女神セシリアの名の下に樹木の世界の統一を推し進めようと願う急進派の人々がいる。そうした急進派は、セイバーの声明以来、急速に支持力を高めている。 創世当初、旧孤界・オリジンの戦乱に苦しんでいたオリジン人達は、セシリアがオリジン人のために新孤界を創世してくれると期待していた。しかし、セシリアは新孤界にオリジン人達ばかりでなく他の勢力(ミーム)の人々をも受け入れた。だが、戦乱に苦しんできたオリジン人の中には、セシリアのこうした方針に不満を持つ者達もいた。彼等は、セシリアに、今のような世界外交の調停役ではなく、絶対的な世界支配者としての役割を求め、その神権をもって樹木の世界をオリジン人のための世界にするよう願ってきたが、セシリアは頑としてこれを退けてきていた。 だが、セイバーの声明が樹木の世界全体に戦乱の機運を呼び起こしたことを受け、急進派の者達が活発に動きはじめた。目の前に差し迫る戦乱こそセシリアの民族融和政策の失敗の証であり、彼女にその方針を改めさせ彼女を旗印に異民族殲滅の聖戦を起こすことこそオリジン人が生き残る道だというのが彼等の主張だ。故に彼らは、セント・アゴラに援軍することで、セシリアの神権を脅かそうとするナグルファルを排し、同時にセシリアに自分達の主張を認めさせようと目論んでいる。 現在、オリジン領域の貴族の多くがセント・アゴラへの援軍を申し入れている。彼等の中には親セシリア急進派の他にも、先日のナグルファルによる襲撃を恨む者、セント・アゴラの凋落に自らの基盤の危機を感じる者などがいる。その一方で、圧倒的なナグルファルの力に怖気づいたり、逆に領土拡大や敵対貴族への攻撃のためにナグルファルに接近する貴族たちも少数ながらいる。 民衆は、急進派に踊らされて聖戦を望む者が半数を超えるが、一方では圧倒的なナグルファルの力を前に戦意を失い「セシリア様が何とかしてくれる」と他力本願な者、セシリアに心情的には味方しながらも戦争には反対の者もいる。 ▼非人間族社会 カオスフレア 親セシリア派8:セイバー派1:不戦派1 権力者 親セシリア派9:不戦派1 民衆 親セシリア派8:不戦派2 オリジン領域の非人間族たちも親セシリア派が大半を占める。彼らの多くは人間族以上に神や大精霊への信仰心が強く、故にそれらの神や大精霊が仕えるセシリアへの信奉も強い。 ナグルファルの台頭に対し光側の神々がセシリア支援の動きを強めたことを受け、その信徒たる彼等もまた、セシリアとセント・アゴラを支援するためナグルファルとの戦いを決意しているのだ。 現在は、各々の部族が奉じる神や大精霊の導きの下、ナグルファルとの決戦への準備を進めている。 オリジン人の思惑へ 目次へ ◇アムルタート領域のスタンス: カオスフレア 対セイバー派7:対セシリア派3 権力者 対セイバー派8:対セシリア派2 民衆 龍は、対セイバー派9:対セシリア派1 偽龍は、対セイバー派5:対セシリア派1:不戦派4 アムルタートの龍達は、新龍皇と『帝龍の翼泉』の奪還をめざし、セント・アゴラと合流して、ナグルファルとの全面対決の姿勢を示している。 ナグルファルの侵攻により、新龍皇ヴォリクスは捉えられ、『帝龍の翼泉』は制圧された。セイバーは新龍皇も泉も生かして残しておいたが、それでも龍達はセイバーの暴挙を決して許さなかった。何故なら、『帝龍の翼泉』はアムルタートの悲願である「産卵」を司る聖地であり、龍以外の者がそこに立ち入ること自体が既に決して許されざる蛮行であったからだ…。 聖なるものを踏みにじられた彼等の怒りは決して治まらない。ナグルファルとそれに関わる者達を全て滅ぼし尽くすまで、彼等は決して止まらないだろう…。 無論、戦い好きの龍のこと。新龍皇と泉の奪還という大義や、聖地を踏みにじられた憤りというだけでなく、単に「強い奴と戦いたいから」という理由で戦いを決意する者も多くいる。そうした龍達の中には、この混乱に乗じて、むしろこれまで戦うことの出来なかったセシリアやセント・アゴラの猛者達との戦いを望む者さえもいる。 こうした戦いの動機は、「カオスフレア>権力者>民衆」の順で幅広くなっている。下位の者ほどより単純で、本能に従順であり、故に素直に龍皇と泉の奪還を目指す。高位の者…とりわけカオスフレア達はより複雑かつ個性的であり、戦いの動機が多様になるのは勿論、大きな野望を持ってナグルファルに寝返ったり、セシリア達と戦いたいという願望を抱いてアムルタート軍と袂を分かったりする者が現れるようになる。 ナグルファルとの戦いで敗れた龍達も、多くは一命を取り留めており、その大半はセント・アゴラに身を寄せて再起を図っている。 アムルタートの龍の思惑へ 目次へ ◇グレズ領域のスタンス: カオスフレア 『端末樹』奪還派8:非奪還派2 権力者 『端末樹』奪還派9:非奪還派1 民衆 『端末樹』奪還派10:非奪還派0 ナグルファルの侵攻により『端末樹』が占拠された。この非常事態に対し、グレズ達の多くは、セント・アゴラと合流して、『端末樹』奪還の作戦の準備を進めている。 ナグルファルがグレズ領域に押し寄せた際、グレズ達のリーダーであるアーチエンジェルは『RNS』の機能を最大限に発揮して、数十億の軍勢を完璧な連携で操って防衛に努めようとしたが、ナグルファルは《パンデモニウム》を利用して『RNS』のハードウェアである『端末樹』にハッキングし、これを無効化した。このハッキングに対し、アーチエンジェルは自身の演算能力を最大限に発揮して なんとか『RNS』が完全に乗っ取られる前に『端末樹』を強制一時停止させることに成功したが、『RNS』を失い連携の取れなくなったグレズ軍はナグルファルに敗北。育ちかけのグレズコアを『端末樹』の枝に残したまま、グレズ領域からの脱出を余儀なくされた…。 『端末樹』は、グレズの在り方を根本から支える『RNS』の物理的支持体であり、グレズコアを産出する製造機でもある。即ち、グレズという種の存続を支える最重要ユニットなのだ。それ故に、『端末樹』奪還へのグレズの動機は非常に強い。 グレズは原則的に末端の個体ほど没個性で機械的であり、逆により高度な機能を持った個体ほど個性的で人間的である。機械としての在り方に極めて従順なメタビースト達は、『RNS』の一時停止を受けて緊急モードに移行し、個々の個体が全力を挙げて『端末樹』の奪還に向かっている。しかし『RNS』の停止により連携の取れた進撃を行えないため、ナグルファルの防衛部隊にことごとく返り討ちにされている。それでも、機械であるメタビースト達は「『端末樹』奪還」という自らに与えられた機能を投げ出さない。そんなメタビースト達の “懸命な” 姿に “心を打たれた” メタボーグ達もまた、続々と『端末樹』奪還の戦いに参戦している。これがグレズの『民衆』の動きである。 一方、グレズの権力者層ともいえるメタロードや、さらに個性的なカオスフレアのグレズ達は、少し状況が異なる。人格プログラムがより多様化した彼等の中には、このまま『RNS』を停止させておきたい、窮屈な『RNS』の支配下から脱したいと願う者達もいるのだ…。 グレズ領域は、静かに転機を迎えようとしている……。 グレズ達の思惑へ 目次へ ◇コラプサー領域のスタンス: ▼光側 カオスフレア セイバーに神罰を与えんとする(例外もいる)。急進派はこれを機にセシリアを正式に主神の座に着けようと画策。 権力者 セイバーに神罰を与えんとする。急進派はこれを機にセシリアを正式に主神の座に着けようと画策。 民衆 ナグルファル討伐の聖戦を待望 コラプサーのうち光の側の者達は、セシリアに協力してナグルファルに対立する姿勢を固めている。彼等は元々セシリアの偉業に感謝し、彼女に仕えている神々であり、そんな彼等から見ればセイバーの声明は創世主の神権を侵す傲岸不遜なものとしてしか映らなかったのだ。 彼等の中には、セシリアを神に生まれ変わらせ、その神の意志の下に樹木の世界を正しく導くべきだと主張する急進派と呼ばれる者達が存在する。そうした急進派は、セイバーの声明以来、急速に発言力を高めている。 急進派の神達は、「世界とは神の意志によって運行されるものであり、人間達は神に導かれることで正しく生きることができる」と考える原理主義的な者達である。彼等にとってみれば、セシリアが現在果たしている世界外交のバランス調停という役割は、神の果たすべき務めとして不十分なものなのだ。故に彼等は、セシリアに、人としての肉体を捨てて永遠者に生まれ変わることを勧め、今よりもっと発言力を高めて創世神として世界を強力に牽引していくよう提案してきた。しかし、そうした意見は、人として生き人として死ぬことを願うセシリアによって拒否され続けてきた。彼等はこれに不満であった…。生まれながらの永遠者である彼等にとって、人としての定命の体に拘るセシリアの気持ちは到底理解できるものでなく、むしろ、創世神が世界よりも先に滅びてしまうことなど、ただ単に「神の責任を放棄した我侭」でしかないのだ…。 これまでは、急進派の神達も、セシリアの 意志を尊重し、彼女の “我侭” に従ってきていた。だが、ナグルファルの台頭が彼等の態度を一変させた。彼等にとってみれば、セイバーのような人間の出現こそセシリアが神としての役割を放棄してきた職務怠慢の証であり、セイバーのもたらした混乱が世界を覆う今こそセシリアが正式に神と成ることが求められている時なのだ。こうした彼らの主張は、オリジン領域のものと合致する。故に彼等は、信仰心の高いオリジン人や妖精族・巨人族などに対し、セシリアを助けナグルファルと戦うよう神託を授け、同時に自らの持つ手勢もセント・アゴラに援軍として派遣した。そうしてセシリアを助けることでセシリアに貸しを作り、同時にかかる混乱を招いた手際の甘さを糾弾して、セシリアに永遠者と成ることを認めさせようと狙っているのだ…。 彼等の大半は先日までナグルファルにつかまり、その力をナグルファルの目的のために利用されていたが、カオスフレア達の活躍によって無事救出された。だが、このナグルファルの行いが、彼等の敵対意識を決定的なものにした。神々(アイオーン)と呼ばれた頃より遥かに存在は矮小化しても、彼等は誇り高き世界の主なのだ。「たかが人間の分際」で、自分達に縄目の辱めを与えた上、力を吸収して道具のように利用したナグルファルを、彼等は決して許さない。自分達の器たる樹木の世界の大地を、ナグルファルの足が踏みしめていることだけで、もはや彼等にとっては許し難い不遜なのだ…。そうした不遜なる者達に神の鉄槌を下すまで、彼等は戦いを止めないだろう…。 そうした感情も手伝い、現在は、セシリアを神に据えようという急進派も、セシリアの気持ちに理解的な穏健派も、そのほとんどがセント・アゴラに援軍を送り、あるいは自ら蒼天城に詰めかけて、ナグルファルとの来るべき聖戦に備えている。一方、カオスフレアの神の中には、必ずしもそうした流れに従わない者もいる。 ▼闇側 カオスフレア 漁夫の利を得ての闇側の勢力拡大を狙う(例外もいる)。ナグルファル自体には敵対的(例外もいる)。 権力者 漁夫の利を得ての闇側の勢力拡大を狙う。ナグルファル自体には敵対的。 民衆 闇側の勢力拡大のための戦いを熱望 コラプサーのうち闇の側の者達は、伯爵の指揮の下、セント・アゴラとナグルファルの戦いに漁夫の利を得ようと狙っている。その目的は、樹木の世界に恐怖と混乱を蔓延させ、多くの “畏れ” を得て勢力を拡大することにある。 しかし、ナグルファルによって捕えられ、力を吸い取られて利用されたことへの恨みは彼等もまた強く持っているので、ナグルファルに対しては非常に敵対的だ。世界の恐怖を魔族ならぬ人の身でもたらし、『夜』の領分を侵したことも、その恨みに拍車をかけている。現在の所は狡猾に共倒れを待って静観しているものの、ひとたび伯爵が軍を上げれば、彼等は歓喜してナグルファルに襲い掛かり、嬲り、蹂躙するだろう…。 また、伯爵は、高まる戦乱の機運に、セシリアとの決着の時が来たと歓喜している。セイバーの声明を受けて、セシリアの周りにはナグルファル討伐を願う者達が多く集まっている。その中には、コラプサーやオリジン人の親セシリア急進派たちも交じっており、彼等の勢いは最早セシリアですら止められないものになっている。一度開戦すれば、その矛先は留まるところを知らないだろう…。そこに伯爵が軍を上げれば、光の側と闇の側の全面戦争が不可避と成ることは明白なことなのである……。 ただ実際の所、伯爵にはセシリアを殺すつもりはあっても、セント・アゴラを滅ぼすつもりは未だ無いらしい。その方針については、魔界の諸侯も賛否ある所のようだが、目下の所は誰も表立って異議を唱えてはいない。原則的に彼等は利害の一致と力関係のみで繋がっており、決して一枚岩になど成り得ぬ者達なのだ…。 現在、彼等の多くはコラプサー領域の伯爵の下で着々と戦力を整えている。いずれ機が満ちれば、セント・アゴラにもナグルファルにも等しく毒牙を向けることであろう…。なお、魔界の諸侯の中でもカオスフレアと呼ばれる者達には、必ずしもそうした流れに従わない者達もいる…。 ▼中立(無所属) カオスフレア 親光側3:親闇側3:中立4。基本的にナグルファルに対しては敵対的だが例外もいる。 権力者 親光側3:親闇側3:中立4。ナグルファルに対しては敵対的。 民衆 主次第 コラプサーの中でも中立派…それも、ニルヴァーナやサンサーラや名もなき狂気の神といった有力神魔との接点も持たない真正の無所属のコラプサー達は、セシリアに味方する者、伯爵に近づく者、 あくまでも中立を貫く者と、それぞれがそれぞれの方針で動いている。 ただ、彼等もまた、ナグルファルによって縄目の恥辱を受け、力を吸われて道具のように利用されたことへの恨みは持っているので、その多くがナグルファルに対しては敵対的である。これもまた、彼等をセシリアや伯爵に接近させる動機となった。ナグルファルの力は強大であり、絶大なる魔力をほこるコラプサーといえど単独では勝ち目がない。そうした者達が、ナグルファルに対抗できるだけの力を求めて、セシリアや伯爵の下に走ったのである。逆に言えば、なおも完全中立を保つ者達は、ナグルファルに多少の恨みはあっても、戦いを決意させるほどではない者達だともいえる。 コラプサー達の思惑へ 目次へ ◇富嶽領域のスタンス: カオスフレア 個人による。勢力拡大を目指す者が多め。 権力者 混乱を機に領域内の他の枝葉群を攻めようと狙う 民衆 多くは戦乱を嫌い、平和な生活を望む。一部では武士による支配からの解放を目論む動きもある。 富嶽領域は、戦国時代を迎えようとしている。セイバーの声明以来広がる世界の混乱の中、各枝葉群の大名達は、互いに隣国を攻め、勢力拡大を図ろうと動き始めているのだ…。 もともとセント・アゴラとの交易にあまり積極的でなく、それゆえにセント・アゴラからの政治的影響もあまり受けない富嶽領域の諸大名は、セイバーの声明にも、それがもたらしたセント・アゴラの危機にも無関心であった。彼等の関心は専ら自らの周りの領地にあり、この混乱に乗じて如何に他国に攻め入るかが最重要事項なのだ。故に、セント・アゴラにもナグルファルにも与することなく、世界を二分する大乱もそっちのけで、着々と侵攻の準備を進めている。 その緊張感は、既にギリギリの所まで高まっており、今すぐにでもどこかの領国と領国の間で合戦が起きてもおかしくない状態にある。どこの大名もほぼ準備が整いきった今、彼等が必要としているものは、他国を侵すに値するだけの “大義” …即ち、戦争の切っ掛けだけなのだ…。 一方で、庶民たちは、そうした大名達の動きに不満をもらしている。彼等の多くは、戦によって自国の領土が広がることよりも、農耕や漁労、商業によって自分や家族の富を増やすことを望んでいるのだ。未開拓の土地や手つかずの資源が豊富に存在する樹木の世界においては、戦って領土や権益を広げるよりも、未開地の開拓に回る方が遥かに効率よくかつ安全に富を得られるのだから、それも当然のことではある。 こうした大名と庶民の思惑のすれ違いは、富嶽の人々が樹木の世界に定着することで戦艦の中の生活から解放されたことに由来する。かつての宇宙漂流時代では、富嶽の人々の生活圏は戦艦の中に限られていた。それ故に、艦長を絶対的な頂点とした強固な身分社会が生まれ、ひとつの艦の中で大名から庶民まで一蓮托生となって生きる集団主義の価値観が形成されたのだ。そうした社会体制や価値観が、戦艦を降りても生きていけるという事実によって揺らぎ始めているのである…。 そうした気風を読んで、富嶽に革命を起こそうと願う者達がいる。そうした者達の多くは、豪商の子息などの若き有力庶民である。彼等は、武士の支配からの民衆の解放を標榜し、武断政治から文治政治への移行と開拓・交易による富の拡大を説いている。そうした者達の中には、セイバーの声明に共感し、彼のもとに走る者もいる。 だが、そうした動きが日本における明治維新のように新たな国造りへの大きな流れになるかというと、そうは行かない。何故なら、富嶽領域には46の枝葉群をひとつに束ねられるだけの象徴がなく、領域全体を合わせて1つの国だという認識が育まれていない――認識を育むのに十分なだけの統一された政治的・軍事的組織もないからだ…。革命を目論む若者達も例外ではなく、彼等が目指しているのは個々の枝葉群単位での政権交代や社会変革に過ぎないのである…。 そうした中で、カオスフレアの立場や思惑は様々だ。艦長などの有力者のカオスフレアには、やはり周囲の領土を攻め勢力拡大を目論む者が多いが、庶民の側につき反戦を唱えるカオスフレアや、革命に身を投じるカオスフレアもいる。 いずれにせよ、富嶽領域はその内側に目に見えぬ未曾有の混乱を抱えているのだ……。 富嶽人の思惑へ 目次へ ◇ネフィリム領域のスタンス: カオスフレア 個人による。多くは自分がより儲かるように動く。 権力者 親セント・アゴラを名乗りつつ、実際は両方を相手にビジネス。 民衆 戦争景気を期待。ごく一部では反戦主張も。 ネフィリム領域は、戦争景気に沸きかえっている。高まる戦乱の機運を受け、下火だった軍需産業を中心に あらゆる業種で様々な物の需要が急速に高まっているためだ。 特に、傭兵部門や兵器部門の需要の上昇はウナギ登りである。これは、セント・アゴラがナグルファルとの戦いに向けて急速に備えを固めているからなのは勿論、ネフィリム社がセント・アゴラに隠れて密かにナグルファルとも取り引きしているからである。ネフィリム社にとってセント・アゴラは最大の顧客ではあるが、彼等は決してそこへの義理立てに縛られはしないのだ…。 セント・アゴラにもナグルファルにも迎合することなく、むしろ、折角の好景気を少しでも長続きさせるために戦争の長期化を願う…。それが、ネフィリム社やその関連会社…即ち、権力者も民衆も含めたネフィリム領域の人々の大半のスタンスである。 そうした一方で、戦禍を背景に繁栄を築く社会の在り方に疑問を抱く人々も わずかながらに存在する。そうした人々は、ストリートでギターを手に「Love and Peace」を唄うのだ。 カオスフレアであるネフィリム人の立場や思惑は個人によって様々である。多数派を占めるのは、やはり傭兵や企業人として この戦争景気により多くの富を築きあげようという者達であるが、反戦派も含め、それ以外の立場を取る者達もいる。 ネフィリム人の思惑へ 目次へ ◇暁帝国領域のスタンス: ▼新暁王朝 カオスフレア 個人による。様々な主張が存在。 権力者 セント・アゴラに味方し、恩を売りつつ、セント・アゴラを支配しようと策謀。 民衆 多くの人々にとって対岸の火事 新暁王朝は、セント・アゴラに味方して、彼の国の窮地を救うことで、彼の国に恩を売ろうとしている。 王朝内には、親セント・アゴラ派、親ナグルファル派、中立派、さらには、これを機に西域を攻め領域を統一すべきという者まで、様々な意見が存在した。その中で、新暁皇帝劉江は、セント・アゴラに味方して恩を売るという先の意見を採択した。これは、彼がセシリアに妃の命を助けてもらったという個人的な恩義もあるが、それ以上に、これを機にセント・アゴラへの発言力を高めようという打算によるものである。 もともと新暁王朝は、九界士に皇后を推挙したり、蒼天城内に皇后配下の女官を配したりと、セント・アゴラに接近し、その発言をコントロールしようという動きが強い。また、強大な軍事力を背景にセント・アゴラの後ろ盾と成ることで、さらに影響力を強めてきた。こうした動きに対し、セシリアもまた警戒心をもっているのだが、新暁王朝の力なくしてはセント・アゴラが成り立たないため、彼女も大人しく従ってきたのだ。 世界を襲う未曾有の脅威に苦しむセント・アゴラは新暁王朝の申し出を受け入れ、現在は新暁の軍が続々と蒼天城に集まりつつある…。 そうした情勢に、新暁の民衆たちは対岸の火事だ。彼等にとってセント・アゴラの戦いはあまりに縁遠いものなのである。一方で、カオスフレアの中には様々な意見の者が存在する。皇帝の方針に従う者、親ナグルファルや中立を唱える者、領域統一を主張する者、果ては中央の戦力が手薄になったことを受け謀反を企む者…。新暁の多様は一筋縄ではいかない……。 ▼周辺民族 カオスフレア 個人による。基本的には周辺の情勢に目が行く。 権力者 胡然は、新暁の隙をうかがう。 ニルヴァーナは、セシリアに協力。 サンサーラは、光側・闇側・夕闇側・ナグルファル全てに敵対。 名もなき狂神は、ザイード教と呼応し樹木の世界滅亡を狙う。 民衆 それぞれの族長・主神に従う 新暁の周辺民族は、それぞれに方針が異なり、非常に混沌とした状況と成っている。 胡然は、新暁帝国の隙を伺っている。新暁皇帝劉江はセント・アゴラへの派兵に際し、自身の禁軍の一部すら含めた、中原の中部・北東部の軍勢を派遣した。そして、ナグルファルのワープ戦術による奇襲に備えるため、中原西部・南部の兵を首都付近に呼び寄せ、護りを固めさせた。これにより、新暁の西域と境を接する区域が手薄となったのである。胡然の各部族では、これを機に新暁に専守防衛の戦を仕掛けるべきとの意見と、それでもなお強力な暁の戦力に無理は控えるべきとの意見が交錯している。特に、若き世代の族長や戦士たちには主戦派が多く、西域はいま剣呑な空気に包まれている。 天竺に存在する二国のうち、ニルヴァーナ率いるルーパ族は親セシリアの姿勢を取り、同じ天竺のサンサーラ、および、南蛮の名もなき狂気の神との戦いを始めようとしている。ニルヴァーナは中立神とはいえ、『聖』を本性とするコラプサーであり、サンサーラとの微妙な距離感からも当然の動きと言える。一方で、サンサーラ率いるヴィシャ族は、セシリア率いる光側勢力、伯爵率いる闇側勢力、名もなき狂気の神などの夕闇側勢力、そしてナグルファルの全てを敵として見做し、手始めにニルヴァーナおよび名もなき狂神との交戦準備に入っている。彼等は戦いを好む荒ぶる修羅であり、これも戦いを求めた結果の当然の動きといえる。 もっとも危険なものは、南蛮の名もなき狂気の神率いる蛮族である。彼等の正体は、旧造物主(デミウルゴス)の生み出した魂無き原初の宇宙怪獣と その眷属たちだ。彼等の上層部には、宇宙怪獣のダスクフレアが多数存在し、その総戦力はセント・アゴラさえ恐れるほどの大きさを持つ。彼等の恒久的な目的は樹木の世界の滅亡にあり、セント・アゴラは勿論、伯爵の勢力も、暁帝国領域の他の民族も、ナグルファルも、市井の人々も、全て殺戮の対象と見なしている。また、旧造物主(デミウルゴス)の息の掛かっていない、新世代のダスクフレア達も、彼等にとってみれば『神の名をかたる不届き者』であり、討伐の対象となる。現在の所、南蛮の標的は北の新暁とその先にあるセント・アゴラにある。彼等は、同じ夕闇側の勢力であるパンデモニウム領域のザイード教や、9体の第一世代ダスクフレアと組んで、樹木の世界滅亡のための戦いの準備を着々と進めている…。 こうした周辺民族のカオスフレアの姿勢は、個人によって多様である。地理的関係から、セント・アゴラとナグルファルの戦いよりも、周辺の他部族・多民族との戦いに目を向ける者が多数派ではあるが、それ以外の者達もいる。なお、南蛮のカオスフレア達は、蛮族の中では例外的に、旧造物主(デミウルゴス)やダスクフレアなどに対して敵対的な者達である。 暁帝国人の思惑へ 目次へ ◇パンデモニウム領域のスタンス: ▼外市街(ストリート) カオスフレア 個人による。多くは己の信念や野望のもと、より活発に活動。 権力者 ヤクザは、セシリアに協力。あるいは勢力拡大に明け暮れる。 デーモンは、伯爵に従う。 民衆 それぞれのグループに従う。基本的にお祭り騒ぎ。 外市街(ストリート)のスタンスは、ヤクザ達とデーモン達とで大きく分かれる。ヤクザ達は親セシリア派の者達と、どこにも与せず徒に勢力拡大に明け暮れる者達とに さらに分かれる。デーモン達は そもそもが伯爵の配下だ。 親セシリア派のヤクザ達は、日頃からセシリアに色々な恩義を受けている者達であり、その『義理』を通すためにセシリアへの協力姿勢を顕わにしている。このため、ナグルファルに対しても敵対的姿勢を顕わにしているが、遠征をするほどの戦力的余裕がないため、今のところ実際にナグルファルとの対決はしていない。彼等の刃の先は、専ら伯爵配下のデーモン達とザイード教に向けられている。 それ以外のヤクザ達は、ひたすら勢力拡大に明け暮れている。元々無法者である彼等にとって、正規軍たるセント・アゴラも反乱軍たるナグルファルも関係なく、世界に広がる混乱はただ “仕事がやり易くなる” チャンスに過ぎないのだ。 一方、デーモン達は、中央での対セント・アゴラの戦いに向かう者達と、領域内に残って親セシリア派のヤクザやザイード教と戦う者達とに分かれる。ナグルファルを恨み敵意を持っている点など、基本的な思惑はコラプサー領域の闇側の者達と同じだ。 ヤクザ達やデーモン達のこうした姿勢は、ボス格や幹部格は勿論、末端の者達までほぼ共通している。多くの生粋な “住人(ピープル)” にとって、争乱とは欲望のままに暴れられる “お祭り” なのである。これに対し、カオスフレア達の姿勢は様々だ。混乱が際限なく拡大する外市街(ストリート)に『仁』と『義』でスジを通し周囲の人々を護るために戦う者もいれば、単純に勢力拡大の野心に燃える者もいる。いずれにせよ、それぞれが己の信念や野望によって立ち、これまで以上に活発に動いている点では共通している。 ▼アーコロジー内 カオスフレア 個人による。多くはザイード教に反発的。 権力者 名もなき狂神と呼応し、樹木の世界滅亡を狙う。 民衆 ザイード教に操られ樹木の世界滅亡の尖兵となる。 アーコロジー内は、ザイード教の主導の下、セント・アゴラもナグルファルも伯爵の勢力も全て敵と見なし、樹木の世界を滅ぼすための戦いの準備を進めている。 ザイード教は旧造物主(デミウルゴス)崇拝の邪教である。教団の上層部にはダスクフレアが多数存在し、その総戦力はセント・アゴラさえ常に警戒を置いていたほどのものがある。その教義は、「人の手によって作り出されたこの世界は過ちの世界であり、真なる神の使者たるダスクフレアの手で滅ぼして再創世(リジェネシス)すべきである」というものであり、創世以来ずっとセシリアとセント・アゴラ、そして樹木の世界の滅亡を目論んできていた。また、その教義の関係から、伯爵もナグルファルも新世代ダスクフレアも無辜の民衆も、彼等にとっては等しく滅ぼすべき対象である。 彼等は現在、同じ旧造物主(デミウルゴス)の使徒である暁帝国領域の南蛮や9体の第一世代ダスクフレア達と組んで、世界滅亡のための勢力を拡大させている。目下の所の矛先は、同じ領域内で激しい抵抗を繰り返している親セシリア派のヤクザと伯爵配下のデーモンに向けられているが、当然そのさらに先にはセント・アゴラがある。 パンデモニウムの人々の思惑へ 目次へ ◇ダスクフレアのスタンス: ▼9人の第一世代ダスクフレア ダスクフレア セント・アゴラとナグルファルの共倒れを待ちつつ、双方に敵対。ザイード教や名もなき狂神と呼応し、樹木の世界滅亡を狙う。 権力者 そもそも存在せず 民衆 そもそも存在せず 9体の第一世代ダスクフレア達は同盟を組み、セント・アゴラとナグルファルの共倒れを待ちながらも その両方を狙う姿勢を示している。 彼等は、旧造物主(デミウルゴス)の声を聞いてダスクフレアと成った “正規の” ダスクフレアである。彼等の間に仲間意識のようなものは皆無だが、旧造物主(デミウルゴス)の意志を受けているという点から、旧造物主(デミウルゴス)の手から離れて創られた樹木の世界に対し、共通の嫌悪感のようなものを抱いているようだ。それは、自らが旧造物主(デミウルゴス)に与えられた破壊と創造の神権を侵されているような耐え難い苛立ちであるという。同様の動機から、彼等は、昨今樹木の世界で誕生している旧造物主(デミウルゴス)の意志に由来しない新世代ダスクフレア達のことも許し難く思っているようである。 こうした共通の動機と、セント・アゴラがナグルファルとの戦いのために身動きを取れなくなったという世界情勢が、彼等に同盟を決意させた。本来ダスクフレアは、ひとりひとりが自分だけの理想の新世界の創造を目指しているため、あまり手を組むことがない。この同盟もまた、セント・アゴラやナグルファルや伯爵の勢力といった、対抗勢力を壊滅させるまでの一時的な同盟に過ぎない。 9体で同盟を組んだ彼等は、さらに暁帝国領域の南蛮や、パンデモニウム領域のザイード教といった、旧造物主(デミウルゴス)を背景にもつ戦力とも手を結んだ。 これは、樹木の世界創世以来の未曾有の危機である。9体のダスクフレアと、南蛮、ザイード教が一体となった戦力は、セント・アゴラもナグルファルも遥かに凌駕する。そもそも、セント・アゴラや他のカオスフレア達がこれまで樹木の世界を護ってこられたのも、こうした夕闇側の勢力が手を結ぶことが決して無かったからだ…。 彼等は現在、相互に連絡を取り合いながら、樹木の世界滅亡の戦いの準備を着々と進めている…。彼等が動くとき…、それは樹木の世界の滅亡の時である……。 ▼樹木の世界で生まれた新世代ダスクフレア ダスクフレア ナグルファルに呼応。あるいは、セント・アゴラとナグルファルの共倒れ待ち。 権力者 そもそも存在せず 民衆 そもそも存在せず 旧造物主(デミウルゴス)の意志を受けることなく自らの願いの力によって誕生した新世代のダスクフレア達は、第一世代ダスクフレア達とは異なった姿勢を取っている。彼等は、「現行世界の破壊」という共通目的に惹かれてナグルファルに参加するか、もしくは、ナグルファルとも他のダスクフレアとも距離を取りながらセント・アゴラとナグルファルの共倒れを待ち独自路線での再創世(リジェネシス)を目論んでいる。 彼等の多くは、ダスクフレアとしてはそれほど強力でない者達であるが、中には第一世代ダスクフレア達さえ凌駕する超強力な力を持ったダスクフレアも居ると噂される。 ただ、彼等は旧造物主(デミウルゴス)の意志を汲まないダスクフレアであるだけに、9体の第一世代ダスクフレアや南蛮、ザイード教といった者達からは目の敵にされているようである。 そんな彼等のナグルファルへの参加は、旧造物主(デミウルゴス)の意志を受けた夕闇達の敵意をもナグルファルに持ち込んでいるという…。 いずれにせよ、彼等の動向もまた、樹木の世界を破滅に導きかねない脅威であることは間違いない……。 第一世代ダスクフレアの思惑へ 目次へ
https://w.atwiki.jp/apriori/pages/762.html
世界観 〜あなたが創造する、未完の世界 「パーフェクト ワールド」は、かつて、神と人がともに暮らした時代、大洪水によって荒廃した地上に代わる場所として神々が作り上げた新世界を舞台としています。大陸の覇権争いに興ずるもよし、職人として己の業を極めるもよし、天界の住人となるもよし、魔界の住人となるもよし、あなたが自由にプレイスタイルを決められるMMORPGです。(公式プレサイト『世界観』より) 広大な世界 〜どこまでも続く地平線 遥かそびえ立つ山脈の頂上に降り立つチャンスがら、『パーフェクト ワールド』の世界を見回してみてください。360度、あなたが見ている地平線全てが『パーフェクト ワールド』のフィールドです。(公式プレサイト『広大な世界』より)
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/11357.html
421 名前:1/2 (ワッチョイ ef15-QyXz)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 21 48 29.79 ID V99+J88O0 [1/2] 今日のオリンピック開会式を見てふと昔の嫌な記憶がよみがえってしまった 多分GMと俺たちとで求めるものが違ったからの事故なんだろうけど、あまりにもGMの言い分が問題だと思ったので報告する 報告者困になってたらすまん ヒーローものをやるというキャンペの初回 自分たちの社会的破滅と引き換えに善を成さなかったからとヒーロー失格と言い渡された 止めさせたら全世界から悪人扱いされるようなプロジェクトである「戦争をなくすプロジェクト」があって 長期的視点で見ると確実に世界に悪影響がある、バグのようなものがあるがそれを知ったのはPC達だけ、という状況 どういうバグがあるのかは分からないが世界にとって悪影響、という事だけが分かった これに気づいたのはPC達だけで、止められるとしたらPC達だけというものなんだが 目的の装置は記念のモニュメントとしての性格も持っているから破壊や停止=世界の敵 止めるチャンスは世界中にお披露目される式典の日に、装置を破壊するしかないというもの ちょうどオリンピックの聖火を式典中に、乱入して灯ったタイミングで消すようなものだと思ってほしい そんな状況だと分かった それをごまかす方策も「時間がない」と却下されたしPC達は組織の後ろ盾があるようなものでもなかった GMに装置を止めるとしたらPCはどうなるかを聞いてみたら まずPCはその場でリンチを受けるし、警備員から攻撃もされる。ぶっちゃけそこでラスト戦闘になると言われた 衆人環視の下なのでPCが攻撃したりすると世間からの扱いはより悪くなると言われ 潜り抜けても指名手配されるし、PCに近しい人も社会的にリンチを受けるとまで言われた キャンペ初回と言う事もあったので、PL間で話して 「ここは止められないけれども、キャンペーンなんだし、長期的視点で見ると悪影響~という話なんで後々挽回するチャンスがあるだろう」 「そもそも止めるとしたらという話の回答で、PCが力を振うと余計に状況が悪化するようなペナルティ的戦闘なんだから、ここは止めないのが正解だろう」 「ヒーローものという話なんだし、初回はこれを止めようとするテロリストとかとの戦闘なんだろう」 …という結論に達したのだがこれが大間違い 止めないと言う結論を出したらGMから 「止めないの?あ、そう。じゃあ世界は滅びに向かって進みましたとさ。おしまい」 と言われてしまった というのも実は装置とは「人間から攻撃性を奪う装置」であったと明かされ 重大なバグとは初回の時はPC達は知る由もない事ではあるんだが、人間から攻撃性を一切奪ってしまったら種として立ち行かなくなると言うのがGMの論 装置が発動した後は攻撃性が奪われるので破壊しようとはだれも思わなくなり、停止しようとするのも、PCだろうとその気がなくなると言われた ぶっちゃけ選択肢一個の間違いでキャンペバッドエンド確定 422 名前:2/2 (ワッチョイ ef15-QyXz)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 21 49 01.88 ID V99+J88O0 [2/2] GMからは「世界の敵になるとか、自分の周りの人が不幸になるとかそんな理由で大局的な視点を持たずに自己保身に走った時点でヒーローの資格は無い」と言い渡された その後完全にお説教モードになり、愕然とする俺らはGMの言葉にうなずきマシーンとなっていた 内容としては 「PL自身が酷い目に遭ったり殺されたりするわけじゃないのに石橋を叩いて渡りすぎ」 「自分が不幸になっても世界のために行動するのがヒーロー。そうじゃないのは凡人であり、凡人はこのキャンペーンの条件であるヒーローである事とは遠い」 「大の虫を生かすために小の虫を殺すのは世の常だがヒーローは自分が小の虫になる覚悟を持っている者で、そうじゃあない時点で失格」 「現実だって目先の事を優先させた結果選択一つ間違えてより大きな不幸を呼び込むんだからそれを考えてない時点でだめ」 他にも色々言われた気もしたがメモを取っていたのがここまでだったので忘れた しばらくは俺らが悪かったからこうなってしまったんだ、と思わされていた 正解ルート、というかGM的には「間違いようのない選択肢」ではあったらしいんだが 初回で世界を敵に回しても装置を止め、その後次々と世界の敵を始末しようと、他のヒーローが襲ってくるのを返り討ちにしたり 計画のバグを知るもそれを発表しようとしても誰も聞く耳持たない状態となりなど、次から次に受難が訪れたり 弟が苛めに遭ったり家が放火されるなど、PCの近しい人が不幸になっているのを目の当たりにするもどうしょうもない、とか 苦難を受けて受けてそれでも装置の再開発を防いだりして、世紀の悪人として知れ渡り罵られる一生を送るが世界の滅亡は回避するとか なんかそういう救いのないキャンペをやろうとしていたらしい それがヒーローをやるというキャンペだ、と そこまで考えていないで軽い気持ちで参加したのが間違いだったと 仮面ライダーや戦隊みたいな子供だましとは違う、本当のヒーローとは何かを考えてこなかった君らが悪いんだと 構想数か月をかけたのを無駄にしてくれたのは君らだと これに対して、どう償ってくれるのか? 金なんか要らないし他の人がGMやるというのも結構だ、と 浅薄な考えしか持たない君らではGMやって貰っても代償行為にもならない、と なんかそんな事を懇々と言われて、しばらくの期間参ってしまっていた いろいろな代替案も出たけどどれもGMを満足させられずに、GMからまた怒られたりしたけど愛想を尽かされて縁がそこで切れた そしてしばらくしてから「あれ俺らそこまで悪い事したのかな…」とは思ったけど誰も確証を持てなかったからこの話題は封印となっていた でも今日思い出してしまってモヤモヤするので報告してみる 423 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 21 54 01.14 ID j5ABFodw0 事故じゃねえ! かなり悪質な吟遊GMじゃねえか! 424 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 1702-b8Ld)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 05 31.52 ID IBGJTPwg0 あー、これ俺なら説教の途中で「というか世界も自分も皆も守ってのヒーローでしょ?行動しても自分守れてない時点で自己犠牲上等の破滅願望者じゃん」って言ってるわ 425 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK7f-9IVI)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 12 57.37 ID RHTDQ02wK [2/3] 421-422 最初に報告者が予防線を張っている意味が分からない とにかくGMが悪質過ぎる 426 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f30a-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 22 24.07 ID 81DUhtUv0 421を読んだ段階で「あー事故だね、GM下手だったね、愚痴だね」とか思ってしまって済まなかった 422で完全に困だわ もう説教するのが気持ちよくなっちゃってる 救いがあるとすればそのキャンペーンが始まらなかった事だ キャンペーンが進んだらもっと深刻な事態になるとしか思えん 425 困に洗脳されててこの件について正しい判断が出来ていない 報告者はここに報告できたってことは解けかけているようだが 427 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 9f14-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 48 36.45 ID C2qyIVmP0 初回でもどこの段階でも、情報収集もできないまま装置の詳細がわからず、 ただ”世界を破滅させられる力がある”とだけ言われてもなぁ しかも忍びこむとか遠隔で爆破するとか裏工作することもできないと ユニコーンガンダムをつまらなくしたらこういうのになるのかね PCたちがテロ組織の尻尾の先以下か 428 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 773c-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 48 59.39 ID YiX9IG6Z0 金なんか要らないし他の人がGMやるというのも結構だ、と 浅薄な考えしか持たない君らではGMやって貰っても代償行為にもならない、と その場で「そうですか。浅薄な考えしか持たない我々と遊ぶ価値はないでしょう。さようなら」と縁切っていい案件 説教(笑)がなけりゃ「ヒーロー性の違い」で済んだレベルなのに、上から目線で何言ってんだこいつ 429 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ aba1-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 49 19.34 ID ebEJ/fDO0 [3/4] 421だけ見るとジャイアントロボのシズマ博士・フォーグラー博士と幻夜を混ぜたようなシナリオかなと思ったら 422でただのアホだと分かった 430 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ aba1-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 51 04.40 ID ebEJ/fDO0 [4/4] 428 PLを劇の手駒としか考えていない正統的な吟遊GMだな さらに熱弁を振るいたいがために思想誘導(?)をしているインテリ系困ったちゃんのハイブリッドだ 431 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW f38b-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 58 06.91 ID DMdpBoUw0 [3/3] しかし、これだけ吟遊が叩かれているにもかかわらず、何故選択肢分のシナリオ展開を用意ないし想定していないGMが後を絶たないのだろうか。 432 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ db49-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 22 58 44.50 ID lcCt8sVj0 [5/5] 自分の理想通り以外をやらせるつもりがないそのGM GMポジションでこそ最高の困力を発揮するんだろうが 仮にPLその1をやらせても問題起こしそうな予感しかしない 433 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ bb95-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 06 17.61 ID 86rx+ALq0 429 のこのこ出てったら幻夜ルートだと思うわな 434 名前:ゲーム好き名無しさん (ワイマゲー MMa7-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 06 19.80 ID zmQOykdHM [3/3] 422 いろいろな代替案も出たけどどれもGMを満足させられずに、GMからまた怒られたりしたけど愛想を尽かされて縁がそこで切れた 乙 こんなの「一人で小説かいてオナニーしてろ屑」で放逐案件でしょ うちのサークルならそうなる 435 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ e77b-PVLz)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 10 35.37 ID i1twA88p0 422 乙です、本当に乙です。 ただの狂人じゃんそのGMもどき。 436 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fb3c-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 15 25.58 ID lQ5IUp1M0 世界は滅びました、おしまいって。 Vガンのエンジェルハイロゥでもある程度の指向性をもって敵に向けるから 一見平和主義ながらも、実は凶悪な兵器として成り立っていたというのに。 使用した瞬間に世界が滅びるのが止まらないって、作った側は何を考えているんだろう。 世界とともに心中したかったとか? 437 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 738a-BNxX)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 17 35.62 ID WTDsy05h0 バグが有って指向性が失くなったのかしらんが世界は滅びたってさ 438 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW dbaa-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 27 42.96 ID MiH+TGNS0 戦隊ものは子供だましと否定するくせにPC達の名誉を回復する手段は一切ないと言う逆ご都合主義は気にならない… 前にもこういう報告あった気が 439 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ c385-nSih)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 34 39.83 ID kzS/H19h0 そんな胸糞悪いシナリオ、初回で回避できてよかったね 440 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f76c-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 38 50.52 ID YNmWs06w0 >構想数か月 ヒーローをひどい目に合わせる方法しか考えてなさそうw なんというかPLの身内が酷い目に遭ったり殺されたりするわけじゃないから そんな糞な世界滅んで正解て思っちゃうんだよなこういうの 442 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK7f-9IVI)[sage] 投稿日:2016/08/06(土) 23 53 19.26 ID RHTDQ02wK [3/3] 426 まだ洗脳が残っていたという訳か、納得 434 「一人で小説かいてオナニーしてろ屑」 そのオナニー小説の登場キャラが確保されているような気がする キャラ名で検索したらそれにヒットしたりして 443 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77c-Kd7t)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 00 30 20.72 ID /BxNNMfk0 [1/2] スレ432 「3年隠し通した真意をお前らは気づいてくれない!」 のGMが潜り込んできてやっぱり同じような事やった、と思いたいぐらいだわ 444 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77b-E18h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 00 34 12.99 ID /eaqqXyB0 [1/3] 前にS.W2.0あたりの報告で似たようなのがあった気がするな 河で溺れていたNPCをロスト覚悟で助けなかったから失格だとか言い渡されたやつ 445 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ c75b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 01 03 40.52 ID qW0W3see0 嫌な思いしただろうけど、おかしなGMに縁を切られても 他の仲間と続いているのはまだ救いがあると思ったほうがいい。 仲間とぶり返したりせず嫌なことは改めて忘れてしまえ! 446 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW ef19-tuv5)[] 投稿日:2016/08/07(日) 01 06 30.66 ID FZIXS4CM0 自分たちだけならともかく家族や友人まで酷いことになるのを分かった上で行動するのを果たしてヒーローと呼んで良いのやら 447 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ db02-sgzz)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 01 20 34.38 ID bmsHJ79G0 [1/2] 井上ライダーの悪い所だけ参考にしたようなGMだなw 「ヒーローはひたすら理不尽な目にあうのに耐えるだけのドM」 っていうヒーロー観は別に良いんだけど、ヒーローって一言で言ってもいろんなヒーローがいる事を理解出来ないんだろうな 448 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW c34a-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 01 43 51.73 ID KYpzRNgi0 自分の周りを間接的に殺すのを許容するのがヒーローってどんなヒーロー観してるんだ 449 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ db8c-FeuP)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 01 46 09.11 ID 4xA5KeLL0 [1/2] 違う違う そういうヒーローは、『それだけことを寛容できる人生を歩んできてる』んだよ ぽっと出で、大した設定もない作りたてのヒーローに『お前らの人生捨てろww』とか、 ギャグ調のヒーロー物以外じゃ絶対できないから PCたちが人生捨てる覚悟を持てるまでを描きもしなかったくせに、わけの分からんことほざくGMが100%悪い 450 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ bf5b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 02 52 04.79 ID ONgS1bkm0 自分を犠牲にする、までならともかく、友人とか家族まで酷い目にあうの分かってて行動するのホントにヒーローか? 451 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウ Sa47-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 00 01.72 ID 2wCbvvFCa 近しい人間すら助けられずに何がヒーローだよバーカってなるわ その近しい人に強く促されて泣く泣く世界優先とかならまだ分かるけどそれもなさそうだしな 452 名前:ゲーム好き名無しさん (スプッッ Sdef-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 01 39.52 ID S3NXXmZMd 450 個人的にはそれも1つのヒーローの形だとは思うが世間一般に受け入れられるようなヒーロー観ではないと思うし ましてやそれを他人に強制するなんてのは論外かと 453 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW c385-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 09 11.77 ID aNUb+0yw0 [1/2] GMのセリフよく覚えてるなあ 最初の予防線からして創作臭い 454 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 7f7b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 09 27.51 ID fwJ+vmSS0 [1/2] 人の趣味や価値観を否定するのはよくないとわかってはいるが、この困の理想のヒーロー像とそれに対する態度が本質のような気がする 「世界のためにどんなに理不尽な目にあっても文句も言わず喜んで犠牲になる奴隷」そのまま報告者たちに求めていることである それを自分がRPするんじゃなくて他人にやらせる、犠牲の動機付けをしなくても動くと思ってる、犠牲に報いない等々自分に都合のいいやつが好きなだけだろ 455 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 6742-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 27 38.25 ID 491JIIB40 メモ取ってたって書いてあるね 456 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ d340-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 03 29 07.15 ID NfrZFGq50 PLを苦しめることしか考えてないだけだと思う 457 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウ Sa3f-y9Te)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 06 09 33.97 ID qmlvQjj0a この病気野郎が理想とするヒーロー作品って何なんだろ 戦隊ライダーは下に見てるらしいけど、大人向けや海外ものを含めて考えてもこんな辛気臭いだけのつまんない作品思いつかないんだけど 458 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW c773-xKE3)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 06 49 34.90 ID Yk2fg7Vi0 [1/2] そりゃこの吟遊GMのイマジナリーヒーローなんだから存在するわけ無いだろ 459 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 7bb1-psAN)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 06 53 19.54 ID 6NHRhD/k0 457 英雄になるために自ら犠牲を出していく「いきなりアウト」な人とか… 460 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ db49-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 07 40 44.70 ID XxfKKPW10 [1/2] 複数出てくるヒーローが全員そんな考え方をしてる作品は流石に無いと思うよ 461 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 679d-NZkG)[] 投稿日:2016/08/07(日) 07 46 39.57 ID 6osM6i6U0 [1/2] その後次々と世界の敵を始末しようと、他のヒーローが襲ってくるのを返り討ちにしたり 弟が苛めに遭ったり家が放火されるなど、PCの近しい人が不幸になっているのを目の当たりにするもどうしょうもない この辺りがシナリオの確定事項になってる時点で相当ヤバい 吟遊扱いしたら吟遊に失礼なレベルでヤバい 子供だましどころか誰も騙せなかったらただのクソシナリオでしかない GMは「誰からも理解されなくても信じた道を進む」理想のヒーローを体現して出ていったんだからほっといたほうが良いね 462 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 679d-NZkG)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 07 50 22.25 ID 6osM6i6U0 [2/2] sage忘れ失礼 石ノ森章太郎の原作版のヒーロー漫画はかなり辛気臭い話多いけど、それでも読ませる力があったんだなと実感する 463 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウT Sa47-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 08 11 58.78 ID yFD1VUgua 457 ダークナイトあたりでかぶれちゃったんじゃあないの 男の子ってアレ好きよね 464 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 6be4-r8bK)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 08 40 50.46 ID nxZhc2wP0 422報告乙 ヒーローものでそんなシケた話とかやりたくねえなあ 465 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 733c-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 09 28 34.44 ID EeYsd3wT0 422乙 464 ヒーロー物でなくても、そんなシケた話は普通やりたくない 事前のPLとの合意は必須だろう 466 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW db7b-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 10 03 45.02 ID zCa4OGoS0 PC達や家族がつらい目に遭うような選択は避けられたんだから PL的には正しい選択を選んだんだよな てか、選択肢与えといて不正解ならお説教はダメだろ、色々 475 名前:ゲーム好き名無しさん (スッップ Sd6f-y9Te)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 11 37 28.25 ID 5XwT1nL/d シリアス志向は大いに結構だけど 「暗くありさえすれば深くていい作品、明るい作品はその時点でダメ」みたいなこじらせ方しちゃうともう救えないな 物凄い浅い考えに陥ってるって気付かないのかね 463 3部作の真ん中なんだからあれ単品でかぶれたところでなぁ 単体で見たってただ延々と陰惨なばっかりの鬱映画ってわけじゃないし 476 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW f37b-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 11 40 47.09 ID /JI4Ccsw0 そのGMが馬鹿にしてたスーパー戦隊で隠してたヒーローの正体ばれて上司ら以外の市民や友人らにひどくバッシングされる展開というのあったけど あれでも見ててつらいって視聴者いたのに上司すら敵対されてしかも自分のキャラがそうなるのなんかもっと受け入れられるかと 477 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77b-E18h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 11 41 12.25 ID /eaqqXyB0 [2/3] うん本当に悲観的と現実的の区別がついてない奴って嫌いだわ お花畑の裏返しにしかなってないって気付かないもんかね 481 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fb3c-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 12 18 03.15 ID CJtI1Jy80 [1/2] 「詳細は判らないけどとにかく危険だ!」とか言われても頭のおかしい奴の妄言としか受け取れないよなぁ 491 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウT Saa7-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 16 25 41.82 ID sRzHFNJ/a 前から思うが説教(笑)をなぜ真面目にうけてんの? 仕事中の指摘からの説教ならまだ分かるが、遊びで尚且つ相手の妄想だろ中身 492 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW c773-xKE3)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 16 35 18.02 ID Yk2fg7Vi0 [2/2] 狂人のパワーを舐めてはいけない 全員が全員それに毅然と対応出来ると思ってはいけない 496 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 17 43 31.09 ID IMxTSEW30 [2/2] よく考えたらあからさまにおかしいことでも、狂人が自信満々に正当性訴えて来たら「もしかして自分のほうが間違ってる?」と思ってしまう話は時たま聞くしなあ 詐欺や宗教の洗脳手段とかで 497 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 6fcc-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 17 55 13.26 ID KdpjmS3Q0 これ、シナリオにかこつけてモラハラしようとして失敗 しょうがなくプレイ内容にかこつけたモラハラに切り替えただけに見える 498 名前:ゲーム好き名無しさん (スッップ Sd6f-oy4Y)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 18 11 05.09 ID +k1jH9e3d [2/2] 会話だと怒鳴ったりまくし立てたりして、相手の反論の時間や冷静な判断力奪うってやり方が存在するからな 相手の話聞かなければ成り立たないTRPGどは殆どハメ技と言っていい 逆に言えばこういうやり方で「自分は正しい 」とか「論破した」とか言い出す奴は「俺は信用出来ない奴だ」と教えてくれてるようなもんだけど TRPGがプロレスに例えられることのある理由の一つとして「ただ勝てばいいってものじゃない(特に相手に何もさせずに叩きのめすのはNG)」がある 洗脳系の困は完全に逆いってるわな「ただ勝つだけなら簡単」とも言い換えられるけど 「」 499 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW c7ce-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 18 29 51.38 ID bkWbigMR0 491 全ての人がそうできるならこのスレでたまに報告される奴隷GMや奴隷PLは存在しないし 詐欺や怪しい宗教に囚われる人も存在しないのだ 500 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ f77b-E18h)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 18 53 36.46 ID /eaqqXyB0 [3/3] 自分も突然こんなのに遭遇したら頭がマヒするかもな このスレで困の習性を知ることで、せめてもの防災訓練としよう 501 名前:ゲーム好き名無しさん (スッップ Sd6f-oy4Y)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 19 01 14.50 ID Yk7+0bjJd 文章で見ると穴だらけだけだったり前後で矛盾してるのが分かりやすいけど実際に聞くと騙されてしまうってのはある だから意外とオンセで洗脳系の困はあまり見ない 502 名前:ゲーム好き名無しさん (ワイマゲー MMa7-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 19 10 15.22 ID cnHFShV8M 圧力による恫喝は あたりまえだけどモニタの向こうには届かないしね 503 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW e75b-4iqd)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 20 26 01.43 ID MB3Get+x0 [3/3] 怒鳴りつける、脅すなどは暴力の一種なのだ 殴る蹴るされながらまともに意見を述べろ、反論しろとかそういう訓練してなきゃできんぜ 504 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ db02-sgzz)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 20 33 29.15 ID bmsHJ79G0 [2/2] 自信満々で声と態度のでかい狂人に対抗できるようになるにはある程度の慣れか、元からそういうのと喧嘩出来るタイプでないと無理だからな ホラー映画でもショットガン持ち出して 「怪物どもめ、全部ぶっ殺してやる!」 って強硬手段に切り替えられる奴が少数しかいないのと同じ 特にGMという立場から大上段でいきなり先制攻撃されて怯んだ状態じゃ反撃なんてよほど短期でキレやすい奴でないと無理 505 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ cf09-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 20 47 09.49 ID hTzn2W4c0 「他人の気持ちを考える人間」が 「何も考えていない人間」に勝てる訳がない!! 空気なんか読んでたらボロボロにされるだけだ!! って、俺の好きな漫画に描いてあった。 普通の人は相手の主張の真意を理解しようとするが、 困は相手の都合なんか全く気にしないので、議論なんてしたら困にはまず勝てない。 506 名前:ゲーム好き名無しさん (オッペケ Sr07-xKE3)[sage] 投稿日:2016/08/07(日) 23 31 33.52 ID pH5U6xKMr ・議論なんかしたら ○議論にならないから 510 名前:ゲーム好き名無しさん (スッップ Sd6f-z6L3)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 07 55 08.63 ID o9qcfdEsd ヒーロー感は人によるからまあ置いとくとして問題はそのヒーロー感を押し付けたのと そもそも世界の敵になるのは相応の理由があるからであって世界の敵になることこそヒーローとか手段と目的が逆転してるのが問題だなあ 件の報告だとなんとなく悪いこと起きそうだからなんとなく世界の敵になってなんとなく不幸になったで全くヒーローっぽくねえのがなあw 511 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sd6f-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 10 48 10.65 ID DKwhka9Jd0808 割りと穴のありそうな平和ボケ装置をPC以外誰も疑わず そのくせ名誉を回復しようとしても耳を貸さないっていう悪意しかない世界は 戦隊やライダーより子供だましじゃないのかねw 512 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sa47-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 11 01 28.99 ID 6zQeYdsGa0808 なんか報告と似たようなシナリオのコンシューマゲームを見たことがあるような たしか世界からすでに指名手配されているヒーローが装置の秘密を知っていて破壊に来るって感じだけど 513 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ f77b-+Lqe)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 11 12 27.48 ID xHyRtLIy00808 アークザラット2かな 514 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sdef-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 11 58 21.98 ID al8IPEtVd0808 421-422 乙。マジ乙。 っつーか、シナリオから透けて見える正義の味方嫌いが不気味だなこれ。 世界の敵を討ちに来るヒーローは返り討ちにしてもいいが、 世界の敵に直接は関係ない家族を理不尽に害されるのは見ていても手出ししちゃいけないって。 なんかこう、露骨にヒーローを下に見てる感が酷い。 515 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sd6f-z6L3)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 12 08 48.01 ID o9qcfdEsd0808 [1/2] TRPGの原則でNPCは有能すぎない方がいいのは当たり前だけど かといって無能すぎて妄執や無知だけでひたすらPCの足引っ張りまくるのもあれだよなあ 516 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sd6f-z6L3)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 12 14 06.49 ID o9qcfdEsd0808 [2/2] つうか世間に理解されずに身内も犠牲にして正義のために世界を敵に回すってJRPGだとラスボスによくある設定で(スパロボのビアン博士とかテイルズのラスボス全般とか)じゃね…? 517 名前:ゲーム好き名無しさん (プチプチ Sr07-d+5h)[sage] 投稿日:2016/08/08(月) 12 33 44.19 ID mtYh1oGLr0808 PC達が最後に倒されるべきラスボスだったわけだな スレ440
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/5615.html
242: 81スマホ :2019/02/22(金) 16 00 24 HOST pw126199078115.18.panda-world.ne.jp その日、ライブ会場は活気に満ち溢れていた。 ステージの上で『2人』の少女が満開の笑みとともに自分の持ち歌を歌い終わった。 「ありがとう、しまむー。やっぱりしまむーはキュートで可愛いね。」 「えへへ、じゃあ次は未央ちゃんの番ですね。」 「頑張ってね。卯月。」 「はいっ、頑張ります。」 歌い終わった少女島村卯月に話しかける元気いっぱいの少女、本田未央もまた『2人』いた。そして、島村卯月を励ますクールな雰囲気の少女渋谷凛もまた『2人』いた。 これこそが文字通り世界初の試みである。大陸・列島日本世界間ライブ、「世界を超えた舞踏会」だった。 きっかけは突如として起きた日本が大陸化した世界とのゲートによる接続だった。これにより世界は大混乱に陥り、 アメリカでは大統領が自国と大陸日本の軍事的、経済的な格差に絶望して毛根が死滅した結果カツラを被る羽目になったり、 ロシアでは大統領が大陸世界の自分と拳を交わして自分の同位体であることを確かめたり、 極東ではいつもの3国と野党が大陸日本に対して発狂していたりした。 そんな中、目ざとい列島日本企業は大陸日本に自らの技術やブランドを売り込もうと模索していたが、東京のアイドルプロダクション346プロもその一つだった。 大陸日本側にコンタクトを取ると意外にも快諾され、話は進んで大陸日本のトップアイドル3人との合同ライブという形でイベントを開催することになった。346プロ側はこのことについて訝しんでいたが、大陸日本側からの出演者名簿を見て驚愕した。 なんと、そこには346プロに所属するアイドルと全く同じ人物が書かれていたからだ。当初では島村卯月、渋谷凛、速水奏が予定されていたが、大陸日本側のプロダクションの部門間の調整の為と、両世界の渋谷凛と島村卯月の希望により、速水奏に代わって本田未央が出演する事になった。 これにより前代未聞の並行世界間ライブが開催されることになり、当日は多いに盛り上がった。 なお、この後、所属アイドルの1人である依田芳乃がゲート抜きで世界間移動が出来る事が判明したり、 大陸世界と列島世界の依田芳乃の法螺貝の共鳴により更にゲートが開きまくり列島、大陸双方を巻き込んだ大騒動になったり、 渋谷凛のファン数が最終的に各世界の総計で1300億人にまで膨れ上がったりするのだが、それはまた別の話である。 243: 81スマホ :2019/02/22(金) 16 02 41 HOST pw126199078115.18.panda-world.ne.jp とりあえず投下終了です。 夢幻会側の反応があんまりないのは転生者の多くが2000年代前半からの転生だと思われるからということで、お願いします。
https://w.atwiki.jp/a-priori/pages/763.html
世界観 〜あなたが創造する、未完の世界 「パーフェクト ワールド」は、かつて、神と人がともに暮らした時代、大洪水によって荒廃した地上に代わる場所として神々が作り上げた新世界を舞台としています。大陸の覇権争いに興ずるもよし、職人として己の業を極めるもよし、天界の住人となるもよし、魔界の住人となるもよし、あなたが自由にプレイスタイルを決められるMMORPGです。(公式プレサイト『世界観』より) 広大な世界 〜どこまでも続く地平線 遥かそびえ立つ山脈の頂上に降り立つチャンスがら、『パーフェクト ワールド』の世界を見回してみてください。360度、あなたが見ている地平線全てが『パーフェクト ワールド』のフィールドです。(公式プレサイト『広大な世界』より) 参考動画 動画
https://w.atwiki.jp/maltisekai/pages/72.html
世界統一ノヴァとは過去に世界を統一した国 次の国 東部ノヴァ 北部ノヴァ 国名ノヴァ 面積世界全体 人口3億人 首都トラデスラント 最大都市トラデスラント 言語ノヴァ語 宗教多様な宗教が存在 国祭日統一祭(毎月11月11日) 国歌「進む未来」 標語未来の統一へ 元首大統領 GDP非公開 建国オルテッド王国のクーデターにより3200年に誕生 通貨ノヴァドル 時間帯国土全域で統一標準時使用 略史 3200年オルテッド王国のクーデターによりノヴァ誕生 3800年ノヴァが世界の四分の三を獲得 4000年ノヴァが世界統一を達成 4200年9/9ノヴァが西、中、東に分裂 4280年西部が滅亡しオルシア帝国誕生 4668年オルシア帝国滅亡、ノヴァ終焉 説明 オルテッド王国のクーデターより発生した国ですが 3200年ではまだ大きくなかった それから数々の国を倒し3800年、略史でも見たように世界の四分の三を手にした そこから領土を拡大したそして4000年ついに世界統一に成功 ちゃんとした教育があったみたいだが ノヴァ分割の30日前は分割する選挙が始まったそして 最初は反対が多かったでも最後は結果的に賛成が勝った 分割を決定した だが次々の国が独立戦争をし4280年には西が滅亡した4290年に中も崩壊し東部ノヴァは帝政移行し国名はノヴァ語で東を意味するオルシアとなりオルシア帝国と名前を改めたしかも4650年までは平和だったがラライヒ帝国独立戦争が起きたそしてライヒ人は強い民族のためオルシア帝国は滅亡それと同時にトラデスラントも放棄した
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3184.html
戦闘の結末はあまりに呆気なかった。 釣人組がコクピットをこじ開けた瞬間 「キング・クリムゾンッ!!」 タィケボロはキング・クリムゾンの能力を発動させ、濱口優とアーチャーの心臓をスタンドで貫いた。 そして「結果」として濱口優とアーチャーの死体だけが残された。 「なんだかわからんが……助けてくれたのか?」 自動小銃を構えて臨戦態勢をとっていたギリアムは、事態の急激な変化に戸惑いながらタィケボロに聞いた。 「勘違いをするな、お前等の力がこれからも必要だったからやっただけだ。このタィケボロの目的を阻む奴は人間じゃねえ。ただそれだけだ」 その後、気絶から覚めたレミリアがタィケボロに殴りかかったり 魔力供給のために文と幹也と式が物陰でギシギシアンアンやっている間 ギリアムはゲシュペンスト・タイプRVの損害状況を調べ、もうゲシュペンストを捨てるしかないという苦汁の決断を下した。 ちなみにアングラーとそのマスターの遺体は、ギリアムが近くにあった海の見える丘に埋葬しておいた。彼らもまた運命の犠牲者であると考えたギリアムには 彼らの遺体を無下に扱うことなどできなかったのだ。 「ここからならば、海がよく見えるだろう」 彼らが所持していた銛と釣竿を墓標として地面に刺し、ギリアムは二人の釣人の冥福を祈った。 「前が見えねえ……」 「その程度で済ませてあげたこと、感謝しなさい」 イナバ製作所での戦闘の時のお返しとして顔面をボッコボコにされたタィケボロの隣で、レミリア・スカーレットは腕組みしながら鼻を鳴らした。 気絶から目覚めた彼女の顔には、もう以前のような絶望の翳はない。そしてイナバの力を継承したせいか、日中でも普通に行動できるようになっている。 (私がちゃんと受け継ぐからね……社長) 「それで……これからどうするんですか?」 妙に上気した顔の幹也が尋ねる。その両隣で、式も文も顔を真っ赤にしている。 「ああ……ゲシュペンストは見ての通り、もう再起不能だ。とりあえず鷹の爪組か蒼崎姉妹と再合流したいと思うのだが…… サーチャー、いや黒桐くん。彼らのいる場所、そして我々のいる場所が新惑星のどこなのか探索してもらえるか?」 「ええ、少し待っていてください…… 橙子さんたちは東京を出ていないみたいです。そして……なんだって!……鷹の爪組は妹紅さんを残して全員死亡……」 「なんだと!?」 タィケボロ以外の全員が驚愕の声を上げた。 「こうしてはいられない……一刻も早く東京へ戻らねば。それで黒桐くん、ここはどこなんだい!?」 「鹿児島県です」 「えっ?」 「正確には、新惑星・鹿児島県坊津です」 「……何とかして東京まで帰る手段を見つけなければな……」 「ならば簡単よ。飛べばいいじゃない」 翼を広げながら事も無げにレミリアが言った。 そう、このメンバーの中で飛行能力を有しているのは文、レミリア、タィケボロの3人。1人が1人づつ持って飛べば、歩くよりは早く東京に着けるだろう。 それから文が幹也を運ぼうとして式がそれに異議を唱え、いろいろと揉めた結果 文は式を、レミリアはギリアムを、タィケボロは幹也をそれぞれ運ぶことに決定した。 「タィケボロさんは今顔が腫れて前が見えない状態だから、僕がサーチャーとしてナビしないと」という幹也の説得に文も折れたようだった。 「それでは出発しよう!」 こうして探索者組は鹿児島県坊津を後にし、東京へと飛び立っていったのであった。 【三日目・10時15分/新惑星・鹿児島県坊津】 【探索者組】 【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー) 【状態】疲労(小)、首輪無し 【装備】エーテライト 【道具】謎の本、他は不明 【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式) 【思考】 0:東京に帰り英雄組・他の仲間たちと合流する 1:鮮花やその他の知り合いを捜す 2:文を手伝う 3:橙子達も手伝う 4:式に会えて嬉しい 5:あれ? エリスさんだけ生き返っているような……? 【射命丸文@東方Project】(マスター) 【状態】健康、首輪無し 【装備】手帳@現実 【道具】不明 【思考】 基本 真実を新聞にして客観的に皆に伝える 0:東京に帰り英雄組・他の仲間たちと合流する 1:この聖杯戦争を生き延びる 2:元の世界に皆で帰る方法を探す 3:幹也、そして他の仲間を守る 【両儀式@空の境界】 【状態】健康、首輪無し 【装備】不明 【道具】支給品一式、ナイフ 【思考】 0:東京に帰り英雄組・他の仲間たちと合流する 1:幹也を許(はな)さない 2:何があっても幹也を守る 【レミリア・スカーレット@東方Project】 【状態】健康、怒りと悲しみ、イナバを受け継ぐ決意 【装備】ボロボロになったプータンのきぐるみ@魁!!クロマティ高校withイナバ製作所 【道具】 【思考】 基本:社長の思いを受け継ぐ 0:東京に帰り英雄組・他の仲間たちと合流する 1:とりあえずサーチャー達と行動する 2:社長、咲夜、イナバ君(仮)を殺した奴は必ず殺す 3:サーチャーの力でマーラ様の人、八雲紫を探す? 4:機会があったら橙子達にお返しする ※固有結界『イナバの巣』を継承しました。しかし魔術の知識がないため、魔術は一切使えません。 ※固有結界を継承したことに気づいていません。 ※イナバの力を継承したことで吸血鬼の弱点とかがいろいろと大・丈・夫!になったようです。 【ギリアム・イェーガー@スーパーロボット大戦シリーズ】 【状態】健康 【装備】89式5.56mm小銃@現実 【道具】『ヒーロー戦記』の攻略本@現実 【思考】 基本:主催者を倒す 0:東京に帰り英雄組・他の仲間たちと合流する 1:主催者基地を探す 2:戦いが終わった後、生きて再び刑事達と会う 3:できればゲシュペンスト・タイプRVの修理がしたいが無理だろうな…… 4:ヒーロー戦記もよろしく…… 【タィケボロ@タケシ×ディアボロ】 【状態】合体状態(タケシとディアボロ)、全裸、顔面フルボッコ 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:この戦いの真実を知り、運命を覆す 0:とりあえず探索組についていく 1:サーチャー達を利用する 2:前が見えねえ…… ※あくまでフュージョンなので持続時間は60分ぐらいです、合体中は空を飛べて常人の10倍ぐらいの力を持ってます。 ※タケシの使用するポケモン、ディアボロのスタンドであるキング・クリムゾンの能力が使えるようです。 (アーチャー……) (なんだ……優……) (すまん……本当にすまん……俺がこんな戦いに乗ったから……) (……いいさ、お前の無茶に付き合うのには慣れてるよ) 【アーチャー@Fate/stay night 死亡確認】 【濱口優@現実 死亡確認】 【アングラー組 脱落】
https://w.atwiki.jp/dod3kousatsu/pages/36.html
ミカエルの語っていた「虫」や「傀儡」と戦った戦争って何なんだろう 戦いが終わった時の「大爆発」とは何だったのか 限定BOXに特典として付いてきたミカエルの公式ノベルの考察 ミカエルの語っていた「虫」や「傀儡」と戦った戦争って何なんだろう 「種の存亡を書けた戦い」だったらしいので、『神』の尖兵として戦っていた時の話なのか?それとも、それよりもっと前の『神』と戦っていた時の話なのか? 「傀儡」という語感から想像すると、アコールのような旧世界のアンドロイドと戦っていたとか? ニーア世界のアンドロイドたちが「ドラゴン」とかいう新兵器を実戦投入した。って年表に書かれてるから、もしかしたらドラゴンの生みの親はアンドロイドで、ドラゴンの戦った相手は虫=機械生命体だった…。とか? -- 名無しさん (2019-05-19 11 33 04) “戦い”の後で人間が現れたという証言を考えると、人類全滅後の時代のアンドロイドが関わったということか…?オートマタ時代でもまだ人類の情報は残ってるし、ドラゴンには人類のことは知らされていなかったとも考えられるが、人類の情報が失われるほど後となるとエンディング後になり、機械生命体と戦っていた説が成り立たなくなってしまう… -- 名無しさん (2019-06-28 08 37 51) 続きだけど、ドラゴンは最初アンドロイド達と協力して機械生命体と戦い続けていたが、原因不明の大爆発により、dodの世界に飛ばされた。そしてミカエルは人間が急に現れた。と勘違いした…? -- 名無しさん (2019-08-14 23 31 29) 舞台少年ヨルハで、夜の国ではアンドロイドによる竜騎兵の運用がされている。とあるから、その竜がドラゴンである可能性はある。 -- 名無しさん (2019-11-11 00 38 11) シノアリスのギシンとアンキが傀儡と呼ばれている+アコールの敵対勢力である『B群(初出がシノアリス×DoD3コラボ、直近だとアニメ版NieR Automataにて隠しメッセージとしても登場)』の変異体、そしてシノアリスの舞台自体が『大災厄』が原因で発生した転移空間という設定があって、シノアリスで最初に貰える武器『傀儡ノ封竜』のウエポンストーリーで「この武器に封じられてる竜はプレイヤーが名前を知ってる竜(シノアリスはメタ的な表現が多い為今回はDoDシリーズに登場したドラゴンの誰かだと仮定)、だけど元の世界とは別の存在、この世界では私達と同じ何者かに操られる傀儡だ」と言う旨の発言をしている。傀儡=B群でそこから変異した存在がギシンとアンキとそのボスの可能性がある。今は何らかの理由でそこから離脱してシノアリスのライブラリと言う舞台で人々のヨクボウを集めて力を蓄えつつ暗躍してるっぽい。 -- 名無しさん (2023-08-07 18 25 46) 名前 コメント 戦いが終わった時の「大爆発」とは何だったのか ミカエルによると「戦いは原因不明の大爆発で終わりを告げた」 「その爆発により世界の地形さえも変わった」 「無数に沸いていた敵は綺麗さっぱり消えて無くなった」 「空を埋め尽くすほど存在した竜種もほとんどが消えてしまった」 「その後いつの間にか人間という種族が現れた」 らしい。 ただ、人間の歴史上そんな大爆発が起こった事は一回も無い。(少なくとも設定資料集の年表には記録されていない。)人間に関する発言も少し奇妙である。人間はゆっくり進化して発生した種族であり、「いつの間にか」発生したような種族ではない。 しかし、人間の記録にも「世界を一変させた災害」については記録が残っている。…「大災厄」である。そしてミハイルの言う「大爆発」と人間の言う「大災厄」は実は同じものであり、「大災厄」を外側から観測した人間と、内側から観測したミカエル、視点が正反対だったために話が食い違っている…と考えると辻褄は合う。人間達には「少し大きめの震災」に見えた「大災厄」だが、「大災厄」の内側に居たミカエルには「世界を覆う大爆発」に見えた。 人間視点では変化した地形はごく一部だが、ミカエル視点では「世界が大きく変化した」ように見えた。 人間世界には「虫」や「傀儡」など元々居なかったが、沢山居た場所から飛んできたミカエルにとっては「消えた」ように見えた。 竜種も同様に、ミカエル視点では「ほとんどが消えてしまった」ように見えた。 人間視点では「異形の者達が世界に溢れ出た」ように見えたが、異形の者だらけの世界から人間世界に飛ばされて来たミカエルにとっては「人間がいつの間にか現れた」ように見えた。 つまり竜種は元々異世界で何らかの戦争を繰り広げていて、「大災厄」によって突如人間世界に飛んできた種族なのかも知れない。もちろん、一つの推測に過ぎない話ではあるが、ドラゴン達は「大災厄」以降急に現れたらしいので、可能性は十分あるだろう。 また、ミカエルによると、人間と同時に「亜人やらもいつの間にか繁殖していた」らしい。しかし当然ながら、人間世界にはエルフだの何だのといった亜人なんて種族は元々存在していなかった。なので亜人種に関しても「大災厄」によって飛ばされてきた種族であると考える事が出来る。 だがミカエルは「いつの間にか繁殖していた」と語っている。…という事は、エルフ達はドラゴンの居た世界とはまた別の世界から飛んできたと言う事になる。 「大災厄」によって飛んできた世界は一つではないという事か?もしかしたらいくつもの世界が複合して「旧世界」として飛んできたのかも知れない。 DLCのミハイル日記に書かれた内容と共通する点がとても多い。人口の急激な低下、機械人形の出現、戦争、日記最後の天気が炎・・・未来から過去に飛んで来たっていう可能性がありそうだ。 -- 名無しさん (2014-04-05 18 09 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bite64byte/pages/20.html
近代と近未来の技術・文化が綯い交ぜになった、戦争が終わらない平面世界6th その世界の中心に本拠地を構え、全世界の戦場に兵を派遣する 最強と謳われた傭兵集団M∀D=H◎UND これは戦乱の中に生きる戦士の物語 6th M∀D=H◎UND 語句解説(50音順)壁(カベ) 狂人(キョウジン) 神道教(シントウキョウ) 精霊教(セイレイキョウ) 6th 戦争の混乱によって黒い箱が開かれ、壁に分断され呪いに覆われた世界。 壁の出現によって、世界を球面として移動できなくなり(=世界の平面化) 呪いの蔓延によって電波通信と航空兵器が使えなくなったが(=近代戦争の終焉) 同時に現れた狂人を兵力として、終わらない戦争が続いている。 M∀D=H◎UND 「6th」の中心に本拠地を構える傭兵集団。所属する全ての兵士は狂人である。 この精鋭である集団は切磋琢磨し、狂人の力を活かした最先端の戦闘技術・軍事科学を誇る。 彼らは世界各国どこの戦場にも現れ、契約軍に忠誠を誓い、けして逃げる事なく戦い、 構成員同士の戦闘も厭わず、戦場で報酬に見合う戦果を奪い合う。 まるで「狂った狗」の様に。 語句解説(50音順) 重要語句を解説します※ここから移動させるか独立ページにする可能性大 壁(カベ) 世界を平面化した壁。氷で覆われ、常に冷気を発散している。 この冷気が電波通信を阻害し、航空機の使用を不可能にしていると思われる。 このような特性を持ちつつ丹下という極北と極南に跨る新洋の島国の全てを隠し、 隔離している為に、その壁の東西を行き来する術がなく「世界を平面化した壁」と呼ばれている。 狂人(キョウジン) 黒い箱が開かれた事により現れ始めた、人外の能力に目覚めた人間。 極大の精神的な負荷が掛かり「狂化」する事によって発現する。 例:目の前で両親を亡くす、人を殺してしまう、など。 戦争による悲劇の連鎖でその人数は増えていると言えるが、人外の能力の暴走や、 トラウマから来る過重で精神崩壊を起こすなどして長くは生きられない。 一般人との見分け方は、暗所ではその瞳孔から燐光が観察できる事。 神道教(シントウキョウ) 主に丹下の人間に信仰されている宗教。 世界的には「宗教」という認識だが、実情神職に当たる職業の者は存在せず、 言い伝えなど予言の集積である側面が強い。親から子へ伝えられ、歌が詠われ広まる。 内容は「唯一絶対の神の御心に人々が弄ばれながら、喜怒哀楽し生きて死ぬ物語」が殆ど。 いかに「神」とともにあるか、という生き方の教えとも取れる部分もある。 この神道教の伝承に則り、丹下の人々は「黒い箱」を開放し、世界を平面化して呪いで包んだ。 精霊教(セイレイキョウ) 主に八坂と武蔵で信仰されている世界でもっとも一般的な宗教。 内容は「遍くある精霊の恩寵に感謝する大切さを説く教え」が殆ど。 八坂では精霊正教、武蔵では精霊真教という名で伝わっており、教義は少し異なる。
https://w.atwiki.jp/armhead/pages/175.html
物語の舞台 この物語は、アボーキー星系に位置する『ヘブン』と呼ばれる惑星が舞台となる。 技術レベル ヘブンでは機械技術が発達し、巨大人型兵器『アームヘッド』が闊歩している。 その一方でロケット技術が発達せず、ミサイルなどの超長距離兵器はない(ミサイルが存在すれば、アームヘッドにかなり有効な兵器となる)。 また、ビルなどの大きな建物も少ないため、20mを越えるプリュヴィオーズは規格外の大きさであるといえる。 レーザー兵器はアームヘッドに対して有効である長距離兵器の1つである。主に水圧レーザーが使用され、アームヘッドの機動性をそぐことが可能である。 存在する国家 世界一の領土と膨大な人口を持つ『神聖プラント帝国』に『リズ連邦共和国協同連合』のような国家連合が対抗している状態。 神聖プラント帝国は拡大をこれ以上進める意思はないが、リズ連邦共和国協同連合は世界一の強国となるべく頻繁に戦争を繰り替えしている。 神聖プラント帝国の隣国『中央アイサ連邦』も他勢力を出し抜き強国となろうとしているが、原住民との対立も国内ではらんでいる。 そのほか、『大御蓮帝国』や『アプルーエ国家』、そのほかいくつもの国が存在し、それぞれの思惑で行動している。 物語について 私たちの世界が多種多様な面を隠し持ち、そこに住む人々や生命がそれぞれの物語を持っているように、 この世界も様々な者たちのそれぞれの意思や思いが複雑に絡み合い、時には干渉せずにいる"群像劇"としての側面を多分に有している。 ある者は世界を殺そうとし、ある者は世界を救おうとし、ある者は全てに気づかず幸せに日々を貪り、ある者は全てに構う間もなく苦しみもがく。 そんな、何度も死に損っているこの奇妙な世界を舞台に、物語は展開される。