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一条らんこ卒業記念像設立の令 超無慈悲な生徒会長のいくどとない●●●却下!にもけしてめげず このラストチャンスにいどむ日曜日の天使!一条らんこである。根性! なぜかプリンターを借してもらえなかったので、全文手書きで根性!! 思えば夏・・・「一条らんこついにあの天ノ川きらら打倒記念 ブロンズ像」の設立は生徒会長の「そもそも打倒してない」(という) まるで根性のない理由で却下されたのである。あれはまち●●● ●●今度の記念像は一味ちがう! イメージ図をつく●●● とくと見よ! <コピー不要> (王冠を被ったらんこの像の絵。王冠のところに「純金→」と書かれている) ※「却下」印と共に、でかでかと「済」印が押されている。(●の部分は隠れていて見えなかった部分です。) ※らんこ先輩、「貸す」くらい正しく書きましょうw
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このリストに掲載された場合、次回違反時はBAN対象となる可能性があります。 (目安 警告2回目~3回目でBAN処置) 十分ご注意下さい。 日時 対象MinecraftID 理由 警告実行者 備考 2015/02/22 sivafox810 利用規約 第二条第二項違反 mru593 2015/02/28 The_budoukun 利用規約 第二条第二項違反 sivafox810((確認 mru593) 2015/03/26 yuicchi 利用規約 第二条第二項、第二条第六項違反、第二条第9項違反 mru593 2回目、次回BAN 2015/03/29 samumue 利用規約 第一条第六項、第二条第八項違反 mru593 2015/03/29 SasakiTakezou 利用規約 第一条第八項違反(性的発言・書込) mru593 2015/03/30 despisaro 利用規約 第二条第二項、第二項第六項違反 Miyahara0819 2015/05/12 taichin1223 利用規約 第一条第八項違反 mru593 2015/05/15 Kuri_pa_ 利用規約 第二条第九項違反 mru593 2015/05/20 hauraito 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 Wandernyan 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 daibutu 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 senkou_01 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 tarakoneko 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 pomypomy 利用規約 第二条第九項違反(クリエイティブワールド) mineko115 miya819 2015/05/20 occann 利用規約 第二条第九項違反 (クリエイティブワールド) mineko115 miya819 BAN済履歴*** 日時 対象MinecraftID 理由 警告実行者 結果 結果の理由 2015/02/19 marton125 利用規約 第一条第一三項、第一六項違反など mru593 警告 一回目のため 2015/02/19 marton125 利用規約 第一条第一七項違反など mituwo12 IP-BAN、Local-BAN 悪質なスパム行為、利用規約の違反多数の為など
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主な登場人物 御剣怜侍(20) 主人公 若き上級検事 初めての法廷に挑む 狩魔豪(60) 御剣の師匠 35年間無敗 一条九郎(40) 検事 ディード・マン(53) コードピア大使館員 被害者 真刈透(32) 被告 ヤタガラス(??) 義賊として名の通った泥棒 一条美雲(10) 九郎の娘 裁判長(??) 担当裁判官 相変わらず面白い人 馬堂一徹(53) 殺人課の刑事 糸鋸圭介(26) 新米刑事 刑事課に配属されるまではおまわりさん 葛氷見子(22) 真刈の弁護士 笑い上戸 狩魔冥(13) 狩魔の娘 検事の勉強中 葛由卯子 KG-8号事件の被害者 マニィ・コーチン(24) コードピア大使館員 KG-8号事件の被告 概要 一条美雲との出会いから遡ること7年前、思わぬ形で新米検事である御剣に突然初法廷の機会が訪れた。しかしその結末は… 地方裁判所 第1控え室 馬堂に「話す」 →証拠品入手:葛の香水 話す:「休廷中」(→聞くと「KG-8号事件について」に変更)「KG-8号事件について」「葛との関係」「一条との関係」「ヤタガラス」 地方裁判所 第3法廷 検事席側(画面左側)の机の上を調べると証拠品のUP画面に切り替わる 証拠品UP画面 調べる:拳銃、ナイフ、封筒 調べる:手帳 証拠品入手:一条の手帳、ヤタガラスのカギ 手帳とナイフを調べると会話になり、ナイフの詳細を調べることになる 凶器のナイフが持ち込まれた手段。この証拠品こそが、その答えだ! つきつける:ヤタガラスのカギ ナイフの証拠品詳細画面 調べる:柄の端の黄色い部分 画像:PC・スマートフォンから / 携帯電話から 地方裁判所 第2控え室 馬堂に「話す」 つきつける:ヤタガラスのカギ 話す:「事件発生時について」 対決~馬堂の行動~ 【証言者:馬堂一徹(バドウ)】 証言内容 ゆさぶる:「‥‥銃声を聞いたのは~」 証言追加 つきつける:「‥‥銃声が聞こえるまでは、不審な~」に「割れた風船」 ロジック「香水のニオイを逃がした」「うるさいテレビ」「消えた証拠品」発生 ロジックモード 「第2控え室の窓」「香水のニオイを逃がした」をまとめる ロジック「開かれた窓」発生 ロジックモード 「うるさいテレビ」「開かれた窓」をまとめる ロジック「銃声は聞こえた」発生 ロジックモード 「消えた証拠品」「銃声は聞こえた」をまとめる 【捜査開始】 調べる:ビデオデッキ 証拠品入手:犯行ビデオ 推理 開いた窓にカーソルを合わせて「推理」 つきつける:犯行ビデオ (誰かに銃声を聞かせることで、インペイしたかったこととは?) 選択:犯行時刻 【捜査終了】
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お前は俺に負けておけ ◆FBECTmyb.U 役場から民家に移動して程なく、第一放送という残酷な現実が幼い二人に告げられた。 今は周りを見渡せる二階の窓際に、互いの声が通じる距離で膝を抱えている。 「……そんな……良くん……」 「……チッ」 10人という数の中に存在した二人の近しい人物 強気な少女、赤坂理子にとっては田中良 常に傍にいて自分を案じていてくれた存在、三橋とは違う意味で頼りにしていた友人の死亡にただ呆然となる。 そして、今は狂犬を収め、番犬という役割を演じている男、加東秀吉にとっては桐島ヒロミ。 決して、良い先輩後輩の仲ではなかった。むしろ、逆に数回ぶつかり合ったこともある仲だった。 一年戦争終結時には、ゼットンが春道に挑んでいたその時、秀吉はヒロミへと挑んだほどだ。 結果としては敗北したが、あの時から秀吉は鈴蘭に入学したと実感が出来た。 鈴蘭は坊屋春道だけが強いわけではない……鈴蘭は伊達じゃないと身に染み、喜びに震えたことも覚えている。 本人は納得しないかも知れないが、秀吉にとって先輩と呼べるものは桐島ヒロミ一人だけだったのかも知れない。 日常的な会話を交わしてきたわけでもなく、ただ喧嘩をしただけ……しかし、ヒロミの死亡は秀吉の胸を燻り続けていた。 「……オイ!」 そんな二人の感傷を遮るように、木が茂る奥から一筋の影が秀吉の目に映った。 それは、一人の幼女を背負った少女。 同じ制服を着こなしている二人の歩く姿だった。 「あれは……かれんちゃん!」 秀吉の言葉を聞き、すぐに窓から覗いていた理子が目を輝かせて声を張り上げる。 「あれが、話に出てた一条ってやつか……」 「ええ、そうよ!かれんちゃーん!」 窓から堂々と大声で叫び出す理子を静止しようかと思った秀吉だったが 目に映る距離に、誰もいないことを確認し、ほっておくことにした。 理子の話を聞く限り、一条という人物は安全であり 先ほどまでの理子の落ち込みようを見ている秀吉にとって かれんと呼ばれる少女との再会で明るさを取り戻し はしゃいでいる姿の方がまだ見てる分に関して楽だと思ったのだ。 「ほら……迎えにいってやれよ」 「うん、ありがとうカトーくん」 満開の笑みで返事をする理子。 理子はそのままにドアを開け、階段を駆け下りていく。 階段を下りる時の、ドタドタという大きな足音が窓際に佇む秀吉の耳にも聞こえてくる。 「それにしても……」 軽く呟く秀吉には思うところがあった。 普通ならば第一に気にすることであったはず。 しかし、プログラムの環境が普通という状況を生み出さない。 それは、簡単明快、かれんと呼ばれる少女の空気と背中に背負う同じ制服の少女 その異質な光景こそが違和感の全てだった。 理子はかれんが無事に帰ってきたという一点にのみに笑顔を見せ、駆け出したはず。 だが、このプログラムはそんなに軽いものなのだろうか? 今や、歩く少女の表情さえ読めるほどに近いが、あれは希望を抱いて戻ってきた顔ではない気がする。 そして、その少女の肩に頬を寄せ背負われている少女は、表情どころか生気すら感じない。 ……その数点の情報から持たされる答えは 「かれんちゃーん、元気でよかったー」 二階から下り、玄関から景気よく飛び出した理子の姿が窓を通して映る。 秀吉は目を背けたかった。 自分の答えが正しければ、理子の表情はまた絶望へと戻るだろう。 自分の浮かれた姿に後悔しながら、謝っていいのか一緒に悲しめばいいのか分からない表情を重ねるだろう。 いくら番犬を買ってでた秀吉でも、そこをどうすることも出来ない。 何も出来ない自分に戸惑いながらに目を背けるか悩んでいるうちに 理子はかれんの元へとたどり着いた。 あの距離だ、もう理子だって答えは出ているはず。 あの顔がまた絶望へと歪む……見たくない光景が広がると思った。 ……俺は彼女を舐めていたのかも知れない 窓を通し、広がる世界は病院で死の宣告を告げられた家族のようなものだと思っていた。 しかし、秀吉の目に映るその景色は違っていた。 曇った瞳で歩く一条の前に凛と立ち尽くすと ただ、真っ直ぐにその瞳を見つめる理子 言葉は発せずとも空気が澄んでいくのを感じる 「……おかえり、かれんちゃん」 「……ただいま、理子さん」 満開の笑顔ではない、微笑むような笑顔 聖母のような笑顔なんて言うつもりはない 実の子に向ける母親のような、そんな笑顔 遠目に秀吉はそう思った。 「……私、守れなかった……大切な友達を」 「……分かってるわ……でもかれんちゃんは生きてるでしょ」 今度こそ、満開の笑顔になる。 一瞬、泣きそうなほど表情が緩むと 理子に釣られて一条も気持ち程度の笑顔を見せる。 「かれんちゃんは強い!……私がこれ以上言うことはないわよね」 笑顔から真剣な顔の筋を見せ、理子は語る。 一条はそれを飲み込むと、何度も泣き、くまの出来た目頭を右手で振りぬく。 薄く走っていた涙は、手の甲を伝い、空へ可憐な液体となって飛散する。 「……理子さん、ありがとうございます」 「いいのよ」 (……強い女たちだ) 理子は一条を見つけたその瞬間から、一条のことを考えていた。 それが一目で分かる光景だった。 背負っている少女のことが目に入っていなかったわけでもない。 今から思えば、一条の様子が怪しいということもすぐに理解していたはずだ。 普段は恍けた空気を醸し出しながらも、いざという時は『デキル』 学校特有の空気もあるのかも知れないなと秀吉は思う。 (……軟葉高校だったか) だが、理子だけでなく諭された一条という女も間違いなく強いオンナ それも二人のやり取りでわかった。 数時間前に理子から聞いた「うん、でもすごく強かった、力もそうだけど、心も」 それは本当だった。 理子が必要以上に慰めないのは、一条の強さを知っているから ほっておいても一条は立ち直る、それは少女の死体を運んでいることからも分かる。 だからこそ、理子はキッカケを与えることしかしなかった。 二人とも強い、秀吉が強い女と思うのは最ものことだった。 秀吉に理子のようなことは出来ない……そして、一条のように哀しみを表に出すことも、それを超えることも出来ない。 ……秀吉自身はそのことに気づかない……それは高校一年という幼さが見せるものなのだろうか □ □ □ □ □ □ 一般的な木製のドアに、大量の漫画が連なる本棚 反社会的なものであろうと堂々と立て掛けられているギター 恐らく、十代のヤンチャな学生の部屋であっただろうと、一目で分かる一室に三人は座り込んでいた。 一条は天満を先に埋葬してあげたかったが、それよりも情報交換を先に行うことが理子への恩返しになると思い 天満を民家の前へ綺麗に立て掛けていた。 「……これが放送内容ね、次からはちゃんと聞かないと駄目よ!」 「すみません、ありがとうございます……でも播磨さんもなんて……それに理子さん……」 田中良の死亡 一条は天満を抱え、役場を目指すことを一番にしていた為 放送をどこか流してしまっていた。 その為、今、放送内容を聞いていたのだが理子の大事な人まで死亡しているなんて思ってもいなかった。 「悲しいわ、でもね……よく言うじゃない死んだ人は、ってやつ」 「そうですね……私もこれ以上の犠牲者を出さないように頑張るつもりです」 「……」 「あの……理子さん、この人は?」 理子と一条で話を進めていた横で黙り込み、窓から外を窺っている男 加東秀吉について一条はようやく切り出す。 「えーっとね、加東秀吉くん。私を此処まで守ってくれたのよ」 「はじめまして、一条かれんです。理子さんを守ってくれてありがとうございます」 「ああ」 守ってねえよ、そんな機会なかっただろ。 そう思ったが、口には出さずに無粋に返す。 「それよりもよ、一条だっけか? 死体を背負ってたということは何かあったんだろ?説明しろ」 「ちょっと!カトーくん!」 「いえ、いいんです。私も説明をするつもりでしたから」 そう言うと一条は、理子と別れてからの出来事を事細かに説明を始めた。 と言っても、一人で人を探していた時間が長く阪東たちと出会ってからの話がほとんどを占めていた。 「というわけで、阪東さんとちよちゃんが無事なら此処に来るはずです」 「オイ、阪東とちよってのはアイツらか?」 「アイツら?」 秀吉が声を発しながら、指を刺した先にあるものは紛れもなく阪東とちよの姿だった。 「そうです!あの二人が阪東さんとちよちゃんです!」 「……またか」 「え?」 「いや、なんでもない」 先ほどの一条と天満のように、今度も阪東という男がちよという女を背負っている。 また、死んでるかもな……そんな言葉が口から出かけたが抑える。 そんな秀吉の思惑をよそに一条と理子は、秀吉を置いて外に駆け出し あいさつもほどほどに阪東を民家へ連れ込んできた。 どうも、阪東と秀吉が同じ学校同士ということで自分たちよりも二人の再会を優先してあげたいと思ってるらしい。 (……チッ、知らねえ相手なんだよ) 「加東さん、阪東さんとちよちゃんです。ちよちゃんは……その……」 「生きてる、ただ気絶しているだけだ」 プログラム開始前に聞いたことのある堂々とした声と、その姿 面と向かったその阪東という男は、秀吉にとってどこか死んだ桐島ヒロミの面影を思い出させた。 そして、それが……軽く神経を撫でる。 「で、卒業したってのにプログラムに参加させられたマヌケが何の用だ?」 「ちょっと!カトーくん!」 理子や一条が動揺する中、秀吉は鼻で笑っていた。 よく考えると、秀吉と阪東がこの沖木島に降り立ってから 自分と同じ性別『男』と出会ったのは初めてのことだった。 不良が男に出会ったら?不良が不良に出会ったら? 「どうも、この部屋にはちょんべんくせえ小犬がいるらしいなあ」 愉快気に周囲を見渡し、阪東が口を開く。 「あっ?なんだとコラ!」 「耳クソが詰まった穴にも聞こえるように、もう一度言ってやろうか?」 一触即発、阪東はいつの間にか、ちよをソファーに降ろし 二人の顔は3センチも間がないほど近寄っている。そう、俗にいうメンチを切るってやつだ。 「ちょっと!二人とも喧嘩してもいいけど、ここではしないでよ!」 理子がそう言うと、二人は自然とドアを開け、廊下を進み 二階にある、もう一つの少し広めな部屋に出る。 二世帯住宅になっているらしく、リビングとしての役割を果たしているようだ。 「じゃあ、こいよオッサン」 「尻尾は振らなくていいのか?場合によっては手加減してやるぞ?」 同校の生徒だと言うのに、この二人は何を考えているのか。 第三者みれば、ただの馬鹿に映るかも知れない。 しかし、プログラムの会場であっても馬鹿を失わないのが鴉としての誇り。鈴蘭高校の誇り。 世代から見て、決して交わることの無かった二人の邂逅が今始まる。 ――――二人の出会いは鈴蘭らしく、不良らしく、彼ららしく 「「うおおおおおおおおおおお」」 □ □ □ □ □ □ 「あの、理子さん……あの二人止めなくてよかったんですかね?」 「ふふふ……そう言いながらかれんちゃんも止めなかったじゃない」 「それは……その」 「いいのよ、あの二人はあれで」 理子は髪の尖った熱血漢と卑怯が代名詞なような男を思い出す。 喧嘩は何も負しか生まないわけじゃない。 女が割り込む必要のない世界だってある。 それを深く理解しているからこそ、理子は途中から口を挟まなかった。 そして、一条もまた同じクラスメイトの何名かの男子を思い出す。 一緒にドジビロンで盛り上がり、どこか淡い想いを抱いていた今鳥。 もう死んでしまった、いつも空周りしているような印象を受ける播磨。 その播磨にことあるごとに対決を挑む花井。 ほんの数時間前までは普通の光景だったはずなのに、今では恨めしいほどに過去と思える。 理子と一条、二人は鈴蘭の阪東と秀吉を見つめ。 どこか遠い昔だったような日常を思い出す。 二人とも女と思えないほど強い。だからこそ、あの二人を認められるのかも知れない。 隣の部屋からは、怒号のような叫びや物音が聞こえるが 理子と一条に流れる空気はどこか幸せそうなものになっていた。 「……ちよちゃんには申し訳ないけど、そろそろ起きてもらおうかな」 「そうですね、阪東さんがアレなんで情報交換は先にしておいた方がいいかも知れませんね」 そう言うと、一条が軽くちよを揺らし目覚めさせようとする。 最初は険しい顔をして中々起きなかったが、寝覚めはいい方なのか目を開くと直ぐに喋り出した。 「おはようございます、一条さん……って此処は?」 「おはよう、ちよちゃん。此処は話した通り、理子さんが待機してくれてた場所ですよ」 「はじめまして、ちよちゃん。私は赤坂理子ね、よろしく」 「はじめまして、よろしくお願いします、私は美浜ちよです。」 「ふふふ……知ってるわ」 寝ている姿が小さなお人形みたいで可愛いと思っていた理子だったが 目を覚まして言葉を交わすと、それ以上に可愛く思えた。 まるで妹が出来たみたいにワクワクしているのが、一条の目から見ても実感できる。 「それで早速で悪いけど、かれんちゃんと離れた後の話を聞かせてくれる?」 「いいですけど阪東さんは?」 ショート髪二人の顔と指が壁の右方向へと向く。 「うらああああああ!!!!」 「立て、おらあああああ!!!!」 「……すみません、私が話します」 またですかと一人呟き、ちよは現状を何となく理解した。 軽く足を組みなおし、話が聞こえやすいよう一歩二人に近づく。 「それで、一条さんと別れた後なんですけど……実は私もあまり覚えてなくて」 「まあ、気絶しちゃってたぐらいだしねー」 「確か、銃声のした方に向かっ……て……」 話し始めて直ぐにちよの言葉が乱れていく。 途端に手が震え、肩が震え、頭、腰、全身と震えが伝わっていくのが二人にも分かる。 「地面……に…、血が……血が……そして、その先に……」 「ストップ!もういいよ、ちよちゃん!!」 理子がそう叫ぶと即座に震えているちよを抱きかかえた。 「もういい、無理に思い出さなくていいよ……後は阪東さんから聞いておくから」 「……でも」 「どっちみち、気絶しちゃったなら、その後は阪東さんに聞かないと駄目なわけだし、ね」 二人は自分達の軽率な言動に後悔した。 ちよの見た目に損傷は何一つない。 ならば、気絶は精神面でのもの他ならない。 一種のトラウマと化しているはずの出来事を わざわざ自分たちが掘り起こそうとしただなんて、迂闊だったと反省する理子と一条。 「すみません……私からは何もなしで申し訳ないんですけど その……今、阪東さんといる人とか色々と教えてもらえませんか?」 先ほどまでの動揺を即座に切り替え、逆に質問をしてきたちよに驚く二人だったが ちよの言う通り、理子はちよにプログラムが始まってからの経緯、そして、自分たちが目指すプログラム終了条件の話を語っていくのだった。 【C-3 役場近くの民家/一日目 日中】 【赤坂理子@今日から俺は!!】 【状態】:健康 【装備】:なし 【所持品】 支給品一式、整髪料 【思考・行動】 1:ちよと情報交換 ※役場に一条が戻ってこなかった場合の為に書置きを残しました 【一条かれん@スクールランブル】 【状態】:疲労(中)、空腹、口内出血(軽傷)、頭にたんこぶ、 腹部にあざ、精神的動揺(大)、どうしようもない後悔 【装備】:ワルサーP38(弾数0/8) 【所持品】:支給品一式×3、デイパック×3、塚本天満の亡骸 ランダムアイテム1~3 取っ手付き麺棒 【思考・行動】 1:ちよと情報交換 2:塚本さん…… 3:他校の生徒を探し出し、無力化しつつ説得 4:仲間全員に取り返しのつかなくなる前に自分の仮説を伝えたい 【美浜ちよ@あずまんが大王】 【状態】:空腹、精神的ショック(一種のトラウマ化) 【装備】 なし 【所持品】 【思考・行動】 1:理子と情報交換 2:阪東を待つ □ □ □ □ □ □ 秀吉と理子が一条を見つけ、理子が駆け寄ったとき 少女、宮崎都も二人の存在を確認していた。 重い荷物と疲労感が、移動スピードを遅らせていたが 追っていた一条もまた、天満とデイバック三つという枷、阪東との戦闘の疲労があった為 一定の距離を測りつつも、十分ついてこれた。 隠れながら慎重に進んでいたこともあり、理子と秀吉に見つかることはなかったが 秀吉が常に窓から外を覗いていた為、迂闊に村に侵入することはできなく、都は村の端の草木に身を隠し機会を待ち続けることにした。 ああ、体中にベタつく血を早く洗い流したい。 第一放送でも、室江高校の面子は誰一人として呼ばれることはなかった。 当然、愛するダンの名前なんて呼ばれるわけもない。 お嬢こと、沢近愛理が生きていることに多少引っかかったが、構わなかった。 そんな気がしていた。だからこそ、あの時追いかけたのだ。 逃がしたことは反省し、今に生かしている。 慎重にそして大胆に攻めていく、それがダンと共に生還する道へと続く……そう今でも信じている。 この重い荷物もどこかに保管したい やることは沢山ある。 播磨を殺した時点で自分は一人での行動を決めた。 だからこそ、簡単に歩みを止めるわけにもいかないが 今はある意味、休息を取る絶好のチャンス。 一条が入っていこうとしている民家の横に連なる家のうち、どれでもいい。 こちらが一方的に向こうを監視できる場所に立て込み、保管場所を決め荷物を捌き、体も洗い流したい。 集団相手になるとこちらも迂闊に攻め込めないし、できれば情報も仕入れておきたい。 それには、向こうの集団に入りこむのが一番だが、自分の服を見るとそれはできないとわかる。 また前回のような奇襲も体力の消耗加減と相手の人数を考え、今は得策ではないと判断できる。 そんな、興奮を抑え、現状を冷静に見渡していた都だったが、ここで彼女を刺激する事実が判明した。 (………!?……あの子、死んでる?) それは、一条が民家に入る直前。 塚本天満を降ろし、重力に負けてうな垂れている腕を見た都が抱く当然の反応だった。 それを他所に、一条は死体となった天満の手足を上手く綺麗揃え、座らせて民家に入っていく。 (……播磨、アンタの愛する彼女はもう死んでるわよ?) 返事があるわけがない。播磨は自分が殺害した。放送でも呼ばれた。 そう言えば、室江高校から誰も呼ばれなかったことの安堵から意識が周らなかったが、その時に塚本天満の名前も呼ばれていた気がした。 播磨拳児と塚本天満と沢近愛理 三人の恋は全部終わっている。 それはある意味、都だけが知りえる事実。 ―――お嬢の想い人は私が殺した。 ―――播磨の想い人は私が見た時には死んでいた。 ―――唯一の生き残りは私への復讐に燃えているはずのお嬢一人 一方で自分は友人も先輩も、そして一番に大切な彼氏である栄花段十朗も失わずに生き残っている。 一本の火とて消え失せていない。一線の関係図すら消えてもいない。 (……この差はなんだと思う?播磨) 返事が来ないことは理解しているのに、都は再び播磨へと問う。 体を洗い流したい、荷物を整理したい。 そんな行動方針を忘れるほどに天満の死亡へと都は喰い付いて行く。 (……アンタの愛した彼女に一目会いたい) 民家に入っていった一条が自己紹介でもしているのだろう 窓から覗く男の視線が外れた瞬間に塚本天満へと駆けて行く。 疲労で体の節々は痛み、荷物の重りが都を鈍足とさせているが そんなことに気を取りもせずにただ真っ直ぐに天満へと駆ける。 (……これがアンタの言った天満ちゃんね、播磨) 見つかったかも知れない。そんな思考にも結びつかずに都は天満の髪を撫でる。 軽く手の甲で触れると、今度は自分の頬と天満の頬を擦り合わせる。 死体となった天満からは冷たくて硬い皮膚の感触しか感じない。 それが、哀しくも嬉しく自分の今までの功績を言葉通り肌で感じていた。 場合によってはありえた現実。都とダンが同じ結果になることもありえたはず。 播磨と塚本の死亡と都とダンの生存。 この違い……それは…… (……私の決断は正しかったのよ、播磨) 決断 別に迷ったわけでもない。 ダンの生存を一番に考えた結果だ。 ifがあっても自分は同じ選択をしただろう。 だが、ダンは認めない。それは彼女である自分が一番分かっている。 だからこそ、違う立場でありながらダンと同じ行動を取ろうとする播磨には認めさせたかった。 ダンも自分の為にみんなの為に必死にもがいているはず。 (……元気一杯って話だったけど、全然静かじゃない?播磨) ―――死体が元気なわけがない (……いつも、俺に微笑んでくれるって言ってたじゃない?播磨) ―――死体が笑うわけがない (……アンタの告白、この子に伝えてから殺してあげたかったわ) ―――死体は答えない そっと、天満の胸に包まれた朱色のリボンをほどくと、今まで所持していた播磨のサングラスを取り出す。 人差し指で軽くリボンをなぞると、丁寧にそしてゆっくりとサングラスへと結んでいく。 「……私からのサービスよ、播磨」 小声で呟くと、サングラスをデイバックへ仕舞い込み 隣の民家へと静かに侵入していく。 デイバックの中では、黒く光るサングラスが泣いているかのように リボンと凶器の数々に触れ合っていた。 【C-3 秀吉らの隣の民家/一日目 日中】 【宮崎都@BAMBOO BLADE】 【状態】:若干の興奮状態 健康 血塗れ 【装備】:コルトM4カービン(30/30) スタームルガーブラックホーク(6/6) 【状態】:支給品一式×2 播磨のサングラス(天満のリボン付き) 閃光弾(3/4) スペツナズナイフ三本 FN ハイパワー(5/13) FN ハイパワー予備弾13×3、手榴弾(4/4) コルト M4 カービンの予備マガジン×3 スタームルガーブラックホークの予備弾30 【思考・行動】 基本:栄花段十朗と生き残る 1:一条を含む集団を監視するが、まだ襲わない 2:栄花段十朗を探す。他校の人間は殺す 3:室江高校の人間は誰も殺せないだろうとアテにしてません 4:色々と整理したい。身体も洗いたい 【その他】 矢神高校出身者の特徴や性格を播磨の認識を元に簡単に知りました。全員安全だと思っています スタームルガーは大腿にベルトで止めて隠しています。 □ □ □ □ □ □ とある民家の二階、そのうち一室では静かに情報交換が行われている。 ……が、もう一室では 「おらぁ!」 「こいよ!!」 互いの拳が交互に重なり、罵詈雑言が鳴り響いていた。 最初はなんでもありの蹴りやら、壁を利用した攻撃を互いにしていたが いつの間にか、拳だけの勝負になっていた。 プライドが高い二人だけあって、膝に手を置き阪東も秀吉も一度も倒れていない。 「おらあ!」 叫びと共に、阪東の拳が秀吉のボディへとメリ込む。 だが、秀吉はニヤリと笑うと迂闊に近づいた阪東の頬へと拳を繰り出す。 クリーンヒットと言えるほどの手ごたえを感じる己の拳と、派手に吹き飛んだ阪東を見て秀吉は勝利を確信した。 「フフ……此処まで隠していて悪かったなあ」 そう言うと、服を露わにし、中に着込んだ防弾チョッキを大げさなまでに見せ付ける。 秀吉は、この為に腹部を狙った攻撃だけは防御を確実に取ってきた。 その犠牲として、他の箇所の防御は疎かになっていたが、その努力もこうして実った。 二人の対決がはじまって最初で最後となる床に伏せたものは阪東秀人 ……とは簡単にならないのが鈴蘭 気づくと、阪東は秀吉の前で既に立ち上がっていた。 此処に来るまでにも戦闘を経験しているのだろう。 肩で息をし、片方の瞼は半目だがそれでも、確実に二の足で地面を捉えている。 「……防弾チョッキか」 「……卑怯ってか?」 「……言うわけねえだろ」 それはそうだ、秀吉が知るところではないが、阪東だって過去にナイフを使うこともあれば 堂々と不意打ちをしてヒロミを襲ったことも、リンチまがいに多人数で少数を襲ったこともある。 「……だがよ」 言うなり、表情を変え秀吉に突撃していく。 そして、そのままに右拳を秀吉の顔面へ突き立てる。 それを受けて、今度は秀吉が派手に後方へと吹き飛び、倒れ込むその前に阪東は声を荒げる。 「何でオメーが着てんだッ!!!」 (……ッッ!!!) 全身が痛かった 拳を喰らった頬は痛み、拳の威力により叩きつけられた地面への強打が全身を襲った。 だが……それよりも何よりも、阪東の言葉が秀吉の胸を抉っていく。 そんな秀吉を置いて、阪東は容赦なく、秀吉の襟を掴み無理やりに立たせると叫びを続ける。 「そんなヌルいものを女に渡さずにお前一人で着込んでいたのか?ああ?後輩よ」 「……お前の知ったことか!」 そう言うと顔を近づけていた阪東へと唾を吐きつける。 「そうか」 襟を持つ右手を離し、秀吉が地面へ重心を預ける前にワンステップ踏み込み 防弾チョッキ着用のボディへと体ごと全力で蹴り込む。 鋭い衝撃、つまりは拳銃などの射撃に強い防弾チョッキであっても 体重を乗せられて踏み込まれた衝撃は、緩和する場所もなく秀吉の体を持ち上げる。 秀吉の全身は地面から小指サイズの空間が開けたままに、再び壁へと激突していく。 背中を中心に打ち付けられ、痺れが全身に伝染し、まともに息も出来なくなる。 「ク…ソ、この化け物め」 「……俺が化け物?お前が弱いんだよ」 「この俺が弱い…だと…」 「ああ、そうだ。お前よりも一条って女の方が強かった。理子ってヤツの方が強そうに見えた。 お前も分かってんじゃねえのか?」 「……うるせえ!」 何かをかき消すように、狂犬は立ち上がる。 だが、それを見守る阪東は闘志を残しつつも、どこか先ほどまでと違う。 (……鈴蘭の卒業生……そんなの関係ねえ……これ以上言わせ……!?) 此処で、秀吉は気づいた。 今までも、確かに引っかかっていたが プログラム開始前に名前よりも先にその姿を見ていた為、逆にピンとこなかった。 自分を此処まで追い詰めるその気力と闘志に喧嘩センス、阪東の背中から……背景から薄っすらとある紋章がイメージされてくる。 相手を威嚇するような、そのマーク……セニドクロ 鈴蘭とはまた違った漢達が揃う集団『武装戦線』 そう、例え学年が離れようと当時中学生であろうと、嫌でもその世界の話は入ってくる。 噂に流れる男達の一人……熱い闘争の中にいた立役者の一人。 「……お前……元武装戦線、阪東秀人か!」 「……チッ、そんなことはどうでもいい。俺のことよりもお前自身のことを考えたらどうだ? お前は何のために戦う?これから何を目指す?今まで何をしていた?」 今までの怒号の重なり合いと違って、阪東からの明確な質問。 阪東秀人の本当の正体を思い出した秀吉には、何一つとしてまともに答えることが出来なかった。 ルールもクソッタレ。首輪もクソッタレ。目の前にいるヤツもクソッタレ。クソッタレのクソッタレ。 理子の番犬といいつつ、実際はただ一緒に居ただけ。 一条が現れたときも何も出来ずに、結局は理子が全てを解決していた。 防弾チョッキの件にしても、特に考えていなかったわけじゃない。 渡すかと思うことはあった……しかし、実際は思っただけ。そこで終わっていた。 今、阪東と戦っているのだって自分の感情に任せたもの。 ……だが、そこには秀吉のポリシーが詰まっている。ここだけは否定させない。 あの阪東だと分かったからこそ、このプログラムの中、自分が喧嘩を挑んだ理由が理解できた。 「……俺は昔から、しょっちゅう喧嘩ばかりしててよ」 「……」 阪東は黙って、肩で呼吸を行う秀吉の話に耳を傾ける。 「……でも不思議と負けることが多くてな」 「……」 話を聞きながらに、秀吉へと一歩一歩近づいていく阪東 「……俺はよお、自分より「オラァ!!!」」 秀吉の台詞を遮るように、阪東の拳が秀吉の顔面へめり込んでいた。 その勢いに上半身が地面へと叩きつけられる。 「言わせねえよ、続きは」 肉体も体力もボロボロな秀吉は、意味も分からずにフローリングへとキスを強制される。 「お前が語るのは此処じゃねえ」 「……チキショー、意味が分からねえ」 口内で切ったのか、血が唇の下へと流れ止まらない。 「今は意味も分からなくていい……だがな、先輩から後輩へありがたい言葉を捧げてやるよ」 ふぅーと、一息吐き出し 阪東は口を吊り上げる。 「――――お前は俺に負けておけ」 ゴスッと鈍い音を残し、阪東と秀吉の喧嘩は終結した。 意識を失いかけている秀吉に聞こえないよう、阪東はそっと呟く。 ―――俺がアイツに負けたようにな 【C-3 役場近くの民家/一日目 日中】 【阪東秀人@クローズ】 【状態】:疲労(中)、精神的ショック(中) 肉体損傷(中) 【装備】 鎌 【所持品】 支給品一式×2、鉄パイプ、トラロープ 【思考・行動】 1:ちよらがいる部屋へ戻り情報交換 2:襲ってくるなら誰であろうと叩きのめす ただし余程の事が無い限り殺す気は無い 4:この島から脱出する 5:くそったれ……! 【加東秀吉@クローズ】 【状態】 肉体損傷(大) 気絶 【装備】 防弾チョッキ、アイスピック 【所持品】 支給品一式 【思考・行動】 1 ……チキ……ショー 2 とにかくあの糞野郎(坂持)の言う通りにはしない 3 このむかつく首輪を外す方法はないものかと考えている(具体的な思考ではありません) 49:逃げろ 投下順で読む 51:世界がいないということ 49:逃げろ 時系列順で読む 51:世界がいないということ ▲
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【仮面ライダークウガ】の支給品一覧 アークル 五代雄介の体内に埋め込まれたアイテム。 アマダムという霊石が使用する人間の願いを具現化する力を与え、仮面ライダークウガに変身させる。アマダムは変身時のみ体外に発現され、非変身時は体内全体に散らばっているらしい。 電気ショックを受けるとアマダムが変質し、ライジングフォームへの変身能力を与えた。今回は既に電気ショックを受けた後であるため、ライジングやアメイジングマイティへの変身は可能。 尚、致命傷を受けても仮死状態に留める能力は制限されている。 作中ではほぼ一貫して五代雄介が使用しているが、古代戦士であるリク(名前はHERO SAGAより)や、「ディケイド」に登場する小野寺ユウスケなどもこれによってクウガへの変身能力を授かった。 +支給品の消費と経過 消費と経過 五代雄介(摘出)→一条薫(吸収)→破壊 警察手帳 一条薫のデフォルトアイテム。 警視庁の警察手帳で、彼の身分証明。 +支給品の消費と経過 消費と経過 一条薫→響良牙 コルト・パイソン 西条凪に支給。装弾数6発。 357マグナム弾(執行実包×18、神経断裂弾×8)も支給されている。 神経断裂弾は対未確認生命体(グロンギ)用の弾丸であり、ゴ・ガドル・バなどの強力な敵も一瞬で気絶させ、ドルドなどを殺害するほどの能力がある。 +支給品の消費と経過 消費と経過 西条凪→石堀光彦 ダグバのベルトの破片 ズ・ゴオマ・グに支給。 その名の通りダグバのベルトの欠片であり、これを取り込むだけでグロンギ怪人は究極の闇に近付く驚異的なパワーを得ることができる。 ただし、所詮欠片であるため、ダグバ本人には到底敵わない。 +支給品の消費と経過 消費と経過 ズ・ゴオマ・グ(吸収)→破壊 バグンダダ ズ・ゴオマ・グに支給。 ゲリザギバス・ゲゲルで使用される殺害人数のカウンター。 劇中ではラ・ドルド・グが、ゴ集団などの殺害数をカウントしていた。 +支給品の消費と経過 消費と経過 ズ・ゴオマ・グ→ノーザ→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→響良牙 ビートチェイサー2000 B-2 志葉屋敷前に配置。 科学警察研究所が仮面ライダークウガのために開発したクウガの後期のマシン。 +支給品の消費と経過 消費と経過 B-2エリアに放置→一文字隼人→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→ゴ・ガドル・バ トライアクセラー 池波流ノ介に支給。 トライチェイサーの起動キーになる特殊警棒で、劇中ではタイタンフォームになったクウガがタイタンソードへと変化させることが多かった。 +支給品の消費と経過 消費と経過 池波流ノ介→B-7エリアに放置→筋殻アクマロ→溝呂木眞也→ゴ・ガドル・バ 超音波発生装置 井坂深紅郎に支給。 第39話に登場する道具で、アタッシュケースに入れてあった警察の兵器。 ズ・ゴオマ・グにしか聞き取れない超音波を発生させ、彼の動きを一時的に止めることに成功した。 +支給品の消費と経過 消費と経過 井坂深紅郎→溝呂木眞也→E-4エリアに放置 プロトタイプアークル グロンギ遺跡に配置。 テレビ版の続編「小説 仮面ライダークウガ」に登場する、もう一人のクウガに変身するためのアークル。変身後の姿は作中では、変身形態がほとんど白いクウガの状態であることから、「二号」と呼ばれている。 本来、テレビ本編のクウガよりも先に作られたが、アマダムが不完全であるため容易に心の闇が増幅させられてしまう。そのため、これを装着した古代戦士は、自分が完全に暴走するのを防ぐために自ら命を絶ち、グロンギの一部を封印した。 作中では白いクウガに変身していることが多く、五代のクウガと同じように四フォームに変身する事が出来るかは不明。変身者が半人前だったために戦う覚悟が足りなかった可能性もある。 戦闘力はおそらく、五代が変身するグローイングフォームよりも高く、作中では戦闘力が高いグロンギを圧倒している。 更には、黒のクウガに変身した際には東京タワーを巨大兵器に変えるなど、プロトタイプでありながら、能力は非常に高いものと思われる。また、このクウガは黒になった場合でも角が通常のクウガに比べて短いらしい。 +支給品の消費と経過 消費と経過 グロンギ遺跡→一条薫→響良牙 『戦争と平和』 相羽タカヤに支給。 ゴ・ブウロ・グが作中で読んでいた本。作者はトルストイ。 グロンギ族のゴ集団が物凄い知識量を誇っていた事がうかがえる。 +支給品の消費と経過 消費と経過 相羽タカヤ→泉京水→一条薫→響良牙 五代雄介製のおまもり シャンプーに支給。 「究極の闇」が現れた頃、五代雄介がわかば保育園の子供たちに作ったおまもり。クレヨンで園児それぞれの似顔絵が描かれている。 +支給品の消費と経過 消費と経過 シャンプー→ノーザ→B-7エリアに放置→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→E-7エリアに放置 グロンギのトランプ ユーノ・スクライアに支給。 グロンギ族が人間界で入手した丸い形のトランプ。ガメゴ、ザザル、ジャラジがアジトの中でよくこれを使って遊んでいる模様。 +支給品の消費と経過 消費と経過 ユーノ・スクライア→ゴ・ガドル・バ→石堀光彦→涼村暁 一条薫のライフル銃 相羽ミユキに支給。 一条薫が使用しているボルトアクション式のライフル銃。ちなみにこれは既存の銃ではない。 装弾数は10発。レーザーサイト付。スコープが大きく、未確認生命体対策本部で使用する特殊な弾丸も装填できる。 +支給品の消費と経過 消費と経過 相羽ミユキ→F-2エリアに放置→西条凪→涼村暁 以下、変身ロワにおけるネタバレを含む(消費と経過も併記) +特殊アイテム グロンギの革紙 ラ・バルバ・デが所有。 グロンギの紋章が書いてある革紙。本編終盤で登場するも、このオオカミの紋章の戦士はクウガ本編には登場していない。 しかし、後に「仮面ライダーディケイド」では…。
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役場から民家に移動して程なく、第一放送という残酷な現実が幼い二人に告げられた。 今は周りを見渡せる二階の窓際に、互いの声が通じる距離で膝を抱えている。 「……そんな……良くん……」 「……チッ」 10人という数の中に存在した二人の近しい人物 強気な少女、赤坂理子にとっては田中良 常に傍にいて自分を案じていてくれた存在、三橋とは違う意味で頼りにしていた友人の死亡にただ呆然となる。 そして、今は狂犬を収め、番犬という役割を演じている男、加東秀吉にとっては桐島ヒロミ。 決して、良い先輩後輩の仲ではなかった。むしろ、逆に数回ぶつかり合ったこともある仲だった。 一年戦争終結時には、ゼットンが春道に挑んでいたその時、秀吉はヒロミへと挑んだほどだ。 結果としては敗北したが、あの時から秀吉は鈴蘭に入学したと実感が出来た。 鈴蘭は坊屋春道だけが強いわけではない……鈴蘭は伊達じゃないと身に染み、喜びに震えたことも覚えている。 本人は納得しないかも知れないが、秀吉にとって先輩と呼べるものは桐島ヒロミ一人だけだったのかも知れない。 日常的な会話を交わしてきたわけでもなく、ただ喧嘩をしただけ……しかし、ヒロミの死亡は秀吉の胸を燻り続けていた。 「……オイ!」 そんな二人の感傷を遮るように、木が茂る奥から一筋の影が秀吉の目に映った。 それは、一人の幼女を背負った少女。 同じ制服を着こなしている二人の歩く姿だった。 「あれは……かれんちゃん!」 秀吉の言葉を聞き、すぐに窓から覗いていた理子が目を輝かせて声を張り上げる。 「あれが、話に出てた一条ってやつか……」 「ええ、そうよ!かれんちゃーん!」 窓から堂々と大声で叫び出す理子を静止しようかと思った秀吉だったが 目に映る距離に、誰もいないことを確認し、ほっておくことにした。 理子の話を聞く限り、一条という人物は安全であり 先ほどまでの理子の落ち込みようを見ている秀吉にとって かれんと呼ばれる少女との再会で明るさを取り戻し はしゃいでいる姿の方がまだ見てる分に関して楽だと思ったのだ。 「ほら……迎えにいってやれよ」 「うん、ありがとうカトーくん」 満開の笑みで返事をする理子。 理子はそのままにドアを開け、階段を駆け下りていく。 階段を下りる時の、ドタドタという大きな足音が窓際に佇む秀吉の耳にも聞こえてくる。 「それにしても……」 軽く呟く秀吉には思うところがあった。 普通ならば第一に気にすることであったはず。 しかし、プログラムの環境が普通という状況を生み出さない。 それは、簡単明快、かれんと呼ばれる少女の空気と背中に背負う同じ制服の少女 その異質な光景こそが違和感の全てだった。 理子はかれんが無事に帰ってきたという一点にのみに笑顔を見せ、駆け出したはず。 だが、このプログラムはそんなに軽いものなのだろうか? 今や、歩く少女の表情さえ読めるほどに近いが、あれは希望を抱いて戻ってきた顔ではない気がする。 そして、その少女の肩に頬を寄せ背負われている少女は、表情どころか生気すら感じない。 ……その数点の情報から持たされる答えは 「かれんちゃーん、元気でよかったー」 二階から下り、玄関から景気よく飛び出した理子の姿が窓を通して映る。 秀吉は目を背けたかった。 自分の答えが正しければ、理子の表情はまた絶望へと戻るだろう。 自分の浮かれた姿に後悔しながら、謝っていいのか一緒に悲しめばいいのか分からない表情を重ねるだろう。 いくら番犬を買ってでた秀吉でも、そこをどうすることも出来ない。 何も出来ない自分に戸惑いながらに目を背けるか悩んでいるうちに 理子はかれんの元へとたどり着いた。 あの距離だ、もう理子だって答えは出ているはず。 あの顔がまた絶望へと歪む……見たくない光景が広がると思った。 ……俺は彼女を舐めていたのかも知れない 窓を通し、広がる世界は病院で死の宣告を告げられた家族のようなものだと思っていた。 しかし、秀吉の目に映るその景色は違っていた。 曇った瞳で歩く一条の前に凛と立ち尽くすと ただ、真っ直ぐにその瞳を見つめる理子 言葉は発せずとも空気が澄んでいくのを感じる 「……おかえり、かれんちゃん」 「……ただいま、理子さん」 満開の笑顔ではない、微笑むような笑顔 聖母のような笑顔なんて言うつもりはない 実の子に向ける母親のような、そんな笑顔 遠目に秀吉はそう思った。 「……私、守れなかった……大切な友達を」 「……分かってるわ……でもかれんちゃんは生きてるでしょ」 今度こそ、満開の笑顔になる。 一瞬、泣きそうなほど表情が緩むと 理子に釣られて一条も気持ち程度の笑顔を見せる。 「かれんちゃんは強い!……私がこれ以上言うことはないわよね」 笑顔から真剣な顔の筋を見せ、理子は語る。 一条はそれを飲み込むと、何度も泣き、くまの出来た目頭を右手で振りぬく。 薄く走っていた涙は、手の甲を伝い、空へ可憐な液体となって飛散する。 「……理子さん、ありがとうございます」 「いいのよ」 (……強い女たちだ) 理子は一条を見つけたその瞬間から、一条のことを考えていた。 それが一目で分かる光景だった。 背負っている少女のことが目に入っていなかったわけでもない。 今から思えば、一条の様子が怪しいということもすぐに理解していたはずだ。 普段は恍けた空気を醸し出しながらも、いざという時は『デキル』 学校特有の空気もあるのかも知れないなと秀吉は思う。 (……軟葉高校だったか) だが、理子だけでなく諭された一条という女も間違いなく強いオンナ それも二人のやり取りでわかった。 数時間前に理子から聞いた「うん、でもすごく強かった、力もそうだけど、心も」 それは本当だった。 理子が必要以上に慰めないのは、一条の強さを知っているから ほっておいても一条は立ち直る、それは少女の死体を運んでいることからも分かる。 だからこそ、理子はキッカケを与えることしかしなかった。 二人とも強い、秀吉が強い女と思うのは最ものことだった。 秀吉に理子のようなことは出来ない……そして、一条のように哀しみを表に出すことも、それを超えることも出来ない。 ……秀吉自身はそのことに気づかない……それは高校一年という幼さが見せるものなのだろうか □ □ □ □ □ □ 一般的な木製のドアに、大量の漫画が連なる本棚 反社会的なものであろうと堂々と立て掛けられているギター 恐らく、十代のヤンチャな学生の部屋であっただろうと、一目で分かる一室に三人は座り込んでいた。 一条は天満を先に埋葬してあげたかったが、それよりも情報交換を先に行うことが理子への恩返しになると思い 天満を民家の前へ綺麗に立て掛けていた。 「……これが放送内容ね、次からはちゃんと聞かないと駄目よ!」 「すみません、ありがとうございます……でも播磨さんもなんて……それに理子さん……」 田中良の死亡 一条は天満を抱え、役場を目指すことを一番にしていた為 放送をどこか流してしまっていた。 その為、今、放送内容を聞いていたのだが理子の大事な人まで死亡しているなんて思ってもいなかった。 「悲しいわ、でもね……よく言うじゃない死んだ人は、ってやつ」 「そうですね……私もこれ以上の犠牲者を出さないように頑張るつもりです」 「……」 「あの……理子さん、この人は?」 理子と一条で話を進めていた横で黙り込み、窓から外を窺っている男 加東秀吉について一条はようやく切り出す。 「えーっとね、加東秀吉くん。私を此処まで守ってくれたのよ」 「はじめまして、一条かれんです。理子さんを守ってくれてありがとうございます」 「ああ」 守ってねえよ、そんな機会なかっただろ。 そう思ったが、口には出さずに無粋に返す。 「それよりもよ、一条だっけか? 死体を背負ってたということは何かあったんだろ?説明しろ」 「ちょっと!カトーくん!」 「いえ、いいんです。私も説明をするつもりでしたから」 そう言うと一条は、理子と別れてからの出来事を事細かに説明を始めた。 と言っても、一人で人を探していた時間が長く阪東たちと出会ってからの話がほとんどを占めていた。 「というわけで、阪東さんとちよちゃんが無事なら此処に来るはずです」 「オイ、阪東とちよってのはアイツらか?」 「アイツら?」 秀吉が声を発しながら、指を刺した先にあるものは紛れもなく阪東とちよの姿だった。 「そうです!あの二人が阪東さんとちよちゃんです!」 「……またか」 「え?」 「いや、なんでもない」 先ほどの一条と天満のように、今度も阪東という男がちよという女を背負っている。 また、死んでるかもな……そんな言葉が口から出かけたが抑える。 そんな秀吉の思惑をよそに一条と理子は、秀吉を置いて外に駆け出し あいさつもほどほどに阪東を民家へ連れ込んできた。 どうも、阪東と秀吉が同じ学校同士ということで自分たちよりも二人の再会を優先してあげたいと思ってるらしい。 (……チッ、知らねえ相手なんだよ) 「加東さん、阪東さんとちよちゃんです。ちよちゃんは……その……」 「生きてる、ただ気絶しているだけだ」 プログラム開始前に聞いたことのある堂々とした声と、その姿 面と向かったその阪東という男は、秀吉にとってどこか死んだ桐島ヒロミの面影を思い出させた。 そして、それが……軽く神経を撫でる。 「で、卒業したってのにプログラムに参加させられたマヌケが何の用だ?」 「ちょっと!カトーくん!」 理子や一条が動揺する中、秀吉は鼻で笑っていた。 よく考えると、秀吉と阪東がこの沖木島に降り立ってから 自分と同じ性別『男』と出会ったのは初めてのことだった。 不良が男に出会ったら?不良が不良に出会ったら? 「どうも、この部屋にはちょんべんくせえ小犬がいるらしいなあ」 愉快気に周囲を見渡し、阪東が口を開く。 「あっ?なんだとコラ!」 「耳クソが詰まった穴にも聞こえるように、もう一度言ってやろうか?」 一触即発、阪東はいつの間にか、ちよをソファーに降ろし 二人の顔は3センチも間がないほど近寄っている。そう、俗にいうメンチを切るってやつだ。 「ちょっと!二人とも喧嘩してもいいけど、ここではしないでよ!」 理子がそう言うと、二人は自然とドアを開け、廊下を進み 二階にある、もう一つの少し広めな部屋に出る。 二世帯住宅になっているらしく、リビングとしての役割を果たしているようだ。 「じゃあ、こいよオッサン」 「尻尾は振らなくていいのか?場合によっては手加減してやるぞ?」 同校の生徒だと言うのに、この二人は何を考えているのか。 第三者みれば、ただの馬鹿に映るかも知れない。 しかし、プログラムの会場であっても馬鹿を失わないのが鴉としての誇り。鈴蘭高校の誇り。 世代から見て、決して交わることの無かった二人の邂逅が今始まる。 ――――二人の出会いは鈴蘭らしく、不良らしく、彼ららしく 「「うおおおおおおおおおおお」」 □ □ □ □ □ □ 「あの、理子さん……あの二人止めなくてよかったんですかね?」 「ふふふ……そう言いながらかれんちゃんも止めなかったじゃない」 「それは……その」 「いいのよ、あの二人はあれで」 理子は髪の尖った熱血漢と卑怯が代名詞なような男を思い出す。 喧嘩は何も負しか生まないわけじゃない。 女が割り込む必要のない世界だってある。 それを深く理解しているからこそ、理子は途中から口を挟まなかった。 そして、一条もまた同じクラスメイトの何名かの男子を思い出す。 一緒にドジビロンで盛り上がり、どこか淡い想いを抱いていた今鳥。 もう死んでしまった、いつも空周りしているような印象を受ける播磨。 その播磨にことあるごとに対決を挑む花井。 ほんの数時間前までは普通の光景だったはずなのに、今では恨めしいほどに過去と思える。 理子と一条、二人は鈴蘭の阪東と秀吉を見つめ。 どこか遠い昔だったような日常を思い出す。 二人とも女と思えないほど強い。だからこそ、あの二人を認められるのかも知れない。 隣の部屋からは、怒号のような叫びや物音が聞こえるが 理子と一条に流れる空気はどこか幸せそうなものになっていた。 「……ちよちゃんには申し訳ないけど、そろそろ起きてもらおうかな」 「そうですね、阪東さんがアレなんで情報交換は先にしておいた方がいいかも知れませんね」 そう言うと、一条が軽くちよを揺らし目覚めさせようとする。 最初は険しい顔をして中々起きなかったが、寝覚めはいい方なのか目を開くと直ぐに喋り出した。 「おはようございます、一条さん……って此処は?」 「おはよう、ちよちゃん。此処は話した通り、理子さんが待機してくれてた場所ですよ」 「はじめまして、ちよちゃん。私は赤坂理子ね、よろしく」 「はじめまして、よろしくお願いします、私は美浜ちよです。」 「ふふふ……知ってるわ」 寝ている姿が小さなお人形みたいで可愛いと思っていた理子だったが 目を覚まして言葉を交わすと、それ以上に可愛く思えた。 まるで妹が出来たみたいにワクワクしているのが、一条の目から見ても実感できる。 「それで早速で悪いけど、かれんちゃんと離れた後の話を聞かせてくれる?」 「いいですけど阪東さんは?」 ショート髪二人の顔と指が壁の右方向へと向く。 「うらああああああ!!!!」 「立て、おらあああああ!!!!」 「……すみません、私が話します」 またですかと一人呟き、ちよは現状を何となく理解した。 軽く足を組みなおし、話が聞こえやすいよう一歩二人に近づく。 「それで、一条さんと別れた後なんですけど……実は私もあまり覚えてなくて」 「まあ、気絶しちゃってたぐらいだしねー」 「確か、銃声のした方に向かっ……て……」 話し始めて直ぐにちよの言葉が乱れていく。 途端に手が震え、肩が震え、頭、腰、全身と震えが伝わっていくのが二人にも分かる。 「地面……に…、血が……血が……そして、その先に……」 「ストップ!もういいよ、ちよちゃん!!」 理子がそう叫ぶと即座に震えているちよを抱きかかえた。 「もういい、無理に思い出さなくていいよ……後は阪東さんから聞いておくから」 「……でも」 「どっちみち、気絶しちゃったなら、その後は阪東さんに聞かないと駄目なわけだし、ね」 二人は自分達の軽率な言動に後悔した。 ちよの見た目に損傷は何一つない。 ならば、気絶は精神面でのもの他ならない。 一種のトラウマと化しているはずの出来事を わざわざ自分たちが掘り起こそうとしただなんて、迂闊だったと反省する理子と一条。 「すみません……私からは何もなしで申し訳ないんですけど その……今、阪東さんといる人とか色々と教えてもらえませんか?」 先ほどまでの動揺を即座に切り替え、逆に質問をしてきたちよに驚く二人だったが ちよの言う通り、理子はちよにプログラムが始まってからの経緯、そして、自分たちが目指すプログラム終了条件の話を語っていくのだった。 【C-3 役場近くの民家/一日目 日中】 【赤坂理子@今日から俺は!!】 【状態】:健康 【装備】:なし 【所持品】 支給品一式、整髪料 【思考・行動】 1:ちよと情報交換 ※役場に一条が戻ってこなかった場合の為に書置きを残しました 【一条かれん@スクールランブル】 【状態】:疲労(中)、空腹、口内出血(軽傷)、頭にたんこぶ、 腹部にあざ、精神的動揺(大)、どうしようもない後悔 【装備】:ワルサーP38(弾数0/8) 【所持品】:支給品一式×3、デイパック×3、塚本天満の亡骸 ランダムアイテム1~3 取っ手付き麺棒 【思考・行動】 1:ちよと情報交換 2:塚本さん…… 3:他校の生徒を探し出し、無力化しつつ説得 4:仲間全員に取り返しのつかなくなる前に自分の仮説を伝えたい 【美浜ちよ@あずまんが大王】 【状態】:空腹、精神的ショック(一種のトラウマ化) 【装備】 なし 【所持品】 【思考・行動】 1:理子と情報交換 2:阪東を待つ □ □ □ □ □ □ 秀吉と理子が一条を見つけ、理子が駆け寄ったとき 少女、宮崎都も二人の存在を確認していた。 重い荷物と疲労感が、移動スピードを遅らせていたが 追っていた一条もまた、天満とデイバック三つという枷、阪東との戦闘の疲労があった為 一定の距離を測りつつも、十分ついてこれた。 隠れながら慎重に進んでいたこともあり、理子と秀吉に見つかることはなかったが 秀吉が常に窓から外を覗いていた為、迂闊に村に侵入することはできなく、都は村の端の草木に身を隠し機会を待ち続けることにした。 ああ、体中にベタつく血を早く洗い流したい。 第一放送でも、室江高校の面子は誰一人として呼ばれることはなかった。 当然、愛するダンの名前なんて呼ばれるわけもない。 お嬢こと、沢近愛理が生きていることに多少引っかかったが、構わなかった。 そんな気がしていた。だからこそ、あの時追いかけたのだ。 逃がしたことは反省し、今に生かしている。 慎重にそして大胆に攻めていく、それがダンと共に生還する道へと続く……そう今でも信じている。 この重い荷物もどこかに保管したい やることは沢山ある。 播磨を殺した時点で自分は一人での行動を決めた。 だからこそ、簡単に歩みを止めるわけにもいかないが 今はある意味、休息を取る絶好のチャンス。 一条が入っていこうとしている民家の横に連なる家のうち、どれでもいい。 こちらが一方的に向こうを監視できる場所に立て込み、保管場所を決め荷物を捌き、体も洗い流したい。 集団相手になるとこちらも迂闊に攻め込めないし、できれば情報も仕入れておきたい。 それには、向こうの集団に入りこむのが一番だが、自分の服を見るとそれはできないとわかる。 また前回のような奇襲も体力の消耗加減と相手の人数を考え、今は得策ではないと判断できる。 そんな、興奮を抑え、現状を冷静に見渡していた都だったが、ここで彼女を刺激する事実が判明した。 (………!?……あの子、死んでる?) それは、一条が民家に入る直前。 塚本天満を降ろし、重力に負けてうな垂れている腕を見た都が抱く当然の反応だった。 それを他所に、一条は死体となった天満の手足を上手く綺麗揃え、座らせて民家に入っていく。 (……播磨、アンタの愛する彼女はもう死んでるわよ?) 返事があるわけがない。播磨は自分が殺害した。放送でも呼ばれた。 そう言えば、室江高校から誰も呼ばれなかったことの安堵から意識が周らなかったが、その時に塚本天満の名前も呼ばれていた気がした。 播磨拳児と塚本天満と沢近愛理 三人の恋は全部終わっている。 それはある意味、都だけが知りえる事実。 ―――お嬢の想い人は私が殺した。 ―――播磨の想い人は私が見た時には死んでいた。 ―――唯一の生き残りは私への復讐に燃えているはずのお嬢一人 一方で自分は友人も先輩も、そして一番に大切な彼氏である栄花段十朗も失わずに生き残っている。 一本の火とて消え失せていない。一線の関係図すら消えてもいない。 (……この差はなんだと思う?播磨) 返事が来ないことは理解しているのに、都は再び播磨へと問う。 体を洗い流したい、荷物を整理したい。 そんな行動方針を忘れるほどに天満の死亡へと都は喰い付いて行く。 (……アンタの愛した彼女に一目会いたい) 民家に入っていった一条が自己紹介でもしているのだろう 窓から覗く男の視線が外れた瞬間に塚本天満へと駆けて行く。 疲労で体の節々は痛み、荷物の重りが都を鈍足とさせているが そんなことに気を取りもせずにただ真っ直ぐに天満へと駆ける。 (……これがアンタの言った天満ちゃんね、播磨) 見つかったかも知れない。そんな思考にも結びつかずに都は天満の髪を撫でる。 軽く手の甲で触れると、今度は自分の頬と天満の頬を擦り合わせる。 死体となった天満からは冷たくて硬い皮膚の感触しか感じない。 それが、哀しくも嬉しく自分の今までの功績を言葉通り肌で感じていた。 場合によってはありえた現実。都とダンが同じ結果になることもありえたはず。 播磨と塚本の死亡と都とダンの生存。 この違い……それは…… (……私の決断は正しかったのよ、播磨) 決断 別に迷ったわけでもない。 ダンの生存を一番に考えた結果だ。 ifがあっても自分は同じ選択をしただろう。 だが、ダンは認めない。それは彼女である自分が一番分かっている。 だからこそ、違う立場でありながらダンと同じ行動を取ろうとする播磨には認めさせたかった。 ダンも自分の為にみんなの為に必死にもがいているはず。 (……元気一杯って話だったけど、全然静かじゃない?播磨) ―――死体が元気なわけがない (……いつも、俺に微笑んでくれるって言ってたじゃない?播磨) ―――死体が笑うわけがない (……アンタの告白、この子に伝えてから殺してあげたかったわ) ―――死体は答えない そっと、天満の胸に包まれた朱色のリボンをほどくと、今まで所持していた播磨のサングラスを取り出す。 人差し指で軽くリボンをなぞると、丁寧にそしてゆっくりとサングラスへと結んでいく。 「……私からのサービスよ、播磨」 小声で呟くと、サングラスをデイバックへ仕舞い込み 隣の民家へと静かに侵入していく。 デイバックの中では、黒く光るサングラスが泣いているかのように リボンと凶器の数々に触れ合っていた。 【C-3 秀吉らの隣の民家/一日目 日中】 【宮崎都@BAMBOO BLADE】 【状態】:若干の興奮状態 健康 血塗れ 【装備】:コルトM4カービン(30/30) スタームルガーブラックホーク(6/6) 【状態】:支給品一式×2 播磨のサングラス(天満のリボン付き) 閃光弾(3/4) スペツナズナイフ三本 FN ハイパワー(5/13) FN ハイパワー予備弾13×3、手榴弾(4/4) コルト M4 カービンの予備マガジン×3 スタームルガーブラックホークの予備弾30 【思考・行動】 基本:栄花段十朗と生き残る 1:一条を含む集団を監視するが、まだ襲わない 2:栄花段十朗を探す。他校の人間は殺す 3:室江高校の人間は誰も殺せないだろうとアテにしてません 4:色々と整理したい。身体も洗いたい 【その他】 矢神高校出身者の特徴や性格を播磨の認識を元に簡単に知りました。全員安全だと思っています スタームルガーは大腿にベルトで止めて隠しています。 □ □ □ □ □ □ とある民家の二階、そのうち一室では静かに情報交換が行われている。 ……が、もう一室では 「おらぁ!」 「こいよ!!」 互いの拳が交互に重なり、罵詈雑言が鳴り響いていた。 最初はなんでもありの蹴りやら、壁を利用した攻撃を互いにしていたが いつの間にか、拳だけの勝負になっていた。 プライドが高い二人だけあって、膝に手を置き阪東も秀吉も一度も倒れていない。 「おらあ!」 叫びと共に、阪東の拳が秀吉のボディへとメリ込む。 だが、秀吉はニヤリと笑うと迂闊に近づいた阪東の頬へと拳を繰り出す。 クリーンヒットと言えるほどの手ごたえを感じる己の拳と、派手に吹き飛んだ阪東を見て秀吉は勝利を確信した。 「フフ……此処まで隠していて悪かったなあ」 そう言うと、服を露わにし、中に着込んだ防弾チョッキを大げさなまでに見せ付ける。 秀吉は、この為に腹部を狙った攻撃だけは防御を確実に取ってきた。 その犠牲として、他の箇所の防御は疎かになっていたが、その努力もこうして実った。 二人の対決がはじまって最初で最後となる床に伏せたものは阪東秀人 ……とは簡単にならないのが鈴蘭 気づくと、阪東は秀吉の前で既に立ち上がっていた。 此処に来るまでにも戦闘を経験しているのだろう。 肩で息をし、片方の瞼は半目だがそれでも、確実に二の足で地面を捉えている。 「……防弾チョッキか」 「……卑怯ってか?」 「……言うわけねえだろ」 それはそうだ、秀吉が知るところではないが、阪東だって過去にナイフを使うこともあれば 堂々と不意打ちをしてヒロミを襲ったことも、リンチまがいに多人数で少数を襲ったこともある。 「……だがよ」 言うなり、表情を変え秀吉に突撃していく。 そして、そのままに右拳を秀吉の顔面へ突き立てる。 それを受けて、今度は秀吉が派手に後方へと吹き飛び、倒れ込むその前に阪東は声を荒げる。 「何でオメーが着てんだッ!!!」 (……ッッ!!!) 全身が痛かった 拳を喰らった頬は痛み、拳の威力により叩きつけられた地面への強打が全身を襲った。 だが……それよりも何よりも、阪東の言葉が秀吉の胸を抉っていく。 そんな秀吉を置いて、阪東は容赦なく、秀吉の襟を掴み無理やりに立たせると叫びを続ける。 「そんなヌルいものを女に渡さずにお前一人で着込んでいたのか?ああ?後輩よ」 「……お前の知ったことか!」 そう言うと顔を近づけていた阪東へと唾を吐きつける。 「そうか」 襟を持つ右手を離し、秀吉が地面へ重心を預ける前にワンステップ踏み込み 防弾チョッキ着用のボディへと体ごと全力で蹴り込む。 鋭い衝撃、つまりは拳銃などの射撃に強い防弾チョッキであっても 体重を乗せられて踏み込まれた衝撃は、緩和する場所もなく秀吉の体を持ち上げる。 秀吉の全身は地面から小指サイズの空間が開けたままに、再び壁へと激突していく。 背中を中心に打ち付けられ、痺れが全身に伝染し、まともに息も出来なくなる。 「ク…ソ、この化け物め」 「……俺が化け物?お前が弱いんだよ」 「この俺が弱い…だと…」 「ああ、そうだ。お前よりも一条って女の方が強かった。理子ってヤツの方が強そうに見えた。 お前も分かってんじゃねえのか?」 「……うるせえ!」 何かをかき消すように、狂犬は立ち上がる。 だが、それを見守る阪東は闘志を残しつつも、どこか先ほどまでと違う。 (……鈴蘭の卒業生……そんなの関係ねえ……これ以上言わせ……!?) 此処で、秀吉は気づいた。 今までも、確かに引っかかっていたが プログラム開始前に名前よりも先にその姿を見ていた為、逆にピンとこなかった。 自分を此処まで追い詰めるその気力と闘志に喧嘩センス、阪東の背中から……背景から薄っすらとある紋章がイメージされてくる。 相手を威嚇するような、そのマーク……セニドクロ 鈴蘭とはまた違った漢達が揃う集団『武装戦線』 そう、例え学年が離れようと当時中学生であろうと、嫌でもその世界の話は入ってくる。 噂に流れる男達の一人……熱い闘争の中にいた立役者の一人。 「……お前……元武装戦線、阪東秀人か!」 「……チッ、そんなことはどうでもいい。俺のことよりもお前自身のことを考えたらどうだ? お前は何のために戦う?これから何を目指す?今まで何をしていた?」 今までの怒号の重なり合いと違って、阪東からの明確な質問。 阪東秀人の本当の正体を思い出した秀吉には、何一つとしてまともに答えることが出来なかった。 ルールもクソッタレ。首輪もクソッタレ。目の前にいるヤツもクソッタレ。クソッタレのクソッタレ。 理子の番犬といいつつ、実際はただ一緒に居ただけ。 一条が現れたときも何も出来ずに、結局は理子が全てを解決していた。 防弾チョッキの件にしても、特に考えていなかったわけじゃない。 渡すかと思うことはあった……しかし、実際は思っただけ。そこで終わっていた。 今、阪東と戦っているのだって自分の感情に任せたもの。 ……だが、そこには秀吉のポリシーが詰まっている。ここだけは否定させない。 あの阪東だと分かったからこそ、このプログラムの中、自分が喧嘩を挑んだ理由が理解できた。 「……俺は昔から、しょっちゅう喧嘩ばかりしててよ」 「……」 阪東は黙って、肩で呼吸を行う秀吉の話に耳を傾ける。 「……でも不思議と負けることが多くてな」 「……」 話を聞きながらに、秀吉へと一歩一歩近づいていく阪東 「……俺はよお、自分より「オラァ!!!」」 秀吉の台詞を遮るように、阪東の拳が秀吉の顔面へめり込んでいた。 その勢いに上半身が地面へと叩きつけられる。 「言わせねえよ、続きは」 肉体も体力もボロボロな秀吉は、意味も分からずにフローリングへとキスを強制される。 「お前が語るのは此処じゃねえ」 「……チキショー、意味が分からねえ」 口内で切ったのか、血が唇の下へと流れ止まらない。 「今は意味も分からなくていい……だがな、先輩から後輩へありがたい言葉を捧げてやるよ」 ふぅーと、一息吐き出し 阪東は口を吊り上げる。 「――――お前は俺に負けておけ」 ゴスッと鈍い音を残し、阪東と秀吉の喧嘩は終結した。 意識を失いかけている秀吉に聞こえないよう、阪東はそっと呟く。 ―――俺がアイツに負けたようにな 【C-3 役場近くの民家/一日目 日中】 【阪東秀人@クローズ】 【状態】:疲労(中)、精神的ショック(中) 肉体損傷(中) 【装備】 鎌 【所持品】 支給品一式×2、鉄パイプ、トラロープ 【思考・行動】 1:ちよらがいる部屋へ戻り情報交換 2:襲ってくるなら誰であろうと叩きのめす ただし余程の事が無い限り殺す気は無い 4:この島から脱出する 5:くそったれ……! 【加東秀吉@クローズ】 【状態】 肉体損傷(大) 気絶 【装備】 防弾チョッキ、アイスピック 【所持品】 支給品一式 【思考・行動】 1 ……チキ……ショー 2 とにかくあの糞野郎(坂持)の言う通りにはしない 3 このむかつく首輪を外す方法はないものかと考えている(具体的な思考ではありません)
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10年目 B2 7問目結果 第7節のお題 お題 4大週間少年漫画雑誌にはそれぞれ違った特色があると言われています。 ジャンプが若年的な熱血感 サンデーが都会的な清潔感 マガジンが泥臭さ・社会性 (ウィキペディア「週間少年マガジン」より転載) では、週間少年チャンピオンの特色とは? B2は、 CRAZY HAZARD キレのある日記 うにゃー の提供でお送りします。 酸素 「CRAZY HAZARDで格付け企画やるそうです」 炭素 「スポンサーサイトの宣伝でした」 酸素 「前節と同じこと言いました!」 今回の勝者は4名です。 1位 一条← 4点 細かすぎて伝わらない 2位 パニックブルー 3点 決め手は塩コショウ少々 2位 ハバネロ三太夫 3点 シュールリアリズムと不条理 2位 チャンベル 3点 老人向けな古さ 酸素 「以上の4名が今回の勝者です」 炭素 「昇格圏の4名が一人も勝たなかったんですね」 酸素 「B2、まだまだどうなるかわかりませんよ」 5位 味の素 2点 チャンピオン的な要素ナシ 5位 よね 2点 グラビアがヌード 5位 田中な鈴木 2点 ぎりぎり全年齢対称な巨乳感 8位 ハロコン 1点 誰も気付かないまま全連載120周年突破 8位 野菜物語 1点 政治家が応援されてるHttp //f.hatena.ne.jp/Maybe-na/20060915005525 8位 ギミックハンター 1点 電波キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !! 8位 けんた 1点 ふかわりょう的な失望感 今節の簡易結果表 名前 点数 勝点 得失点 一条← 4 5 +2 パニックブルー 3 4 +1 チャンベル 3 4 +1 ハバネロ三太夫 3 4 +1 味の素 2 1 0 よね 2 1 0 田中な鈴木 2 1 0 ギミックハンター 1 0 -1 けんた 1 0 -1 ハロコン 1 0 -1 野菜物語 1 0 -1 今節を終えてのB2総合順位 順位 名前 勝点 得点 得失点 1位 ハロコン 22 37 14 2位 ギミックハンター 18 26 4 3位 野菜物語 17 27 4 4位 味の素 16 29 7 5位 よね 15 28 6 6位 一条← 10 20 0 7位 パニックブルー 8 13 -6 8位 ハバネロ三太夫 8 13 -10 9位 けんた 6 15 -8 10位 田中な鈴木 5 15 -4 11位 まな! 4 5 2 12位 チャンベル 4 4 -1 13位 高速スライダー 0 1 -10 上位陣はほぼ全滅。 一条←、パニックブルー、ハバネロ三太夫がじわりじわりと昇格圏に迫ってきた。
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『冒険者VS錬金の戦士』-4 作者・大魔女グランディーヌ 138 湾岸に出たサイレンビルダーが海上から援護攻撃する中、 壮烈な空中戦を繰り広げるアルティメットダイボウケンとクエスターロボ。 一方、地上では早坂姉弟と中村剛太の3人が、 プレシャス横取りを狙い押しかけて来た 一条総司令率いる連邦軍部隊を力ずくで押し留めていた。 すでに銃火器で武装した部隊の半数以上の兵士達は ボコボコにされて横に倒れてのびている。 一条「何だお前たちは?」 桜花「ここから先に通す訳にはいかなくてよ!」 一条「貴様らもサージェスの回し者か。 大人しくプレシャスを渡した方が身のためだぞ」 剛太「アンタたち軍人だろ! 目の前のクエスターロボはほっといていいのかよ?」 一条「フン、あれはサージェスとネガティブの 私闘に過ぎん。いちいち地球連邦軍の関知するところではないわ! もし周囲に被害が出たとしても、それは奴らの責任だ」 秋水「なんて奴らだ…!?」 軍用ジープの上から堂々と臆面もなく言い放つ一条に、 怒りを通り越して半ば呆れる早坂姉弟と剛太。 一条「お前たち、何をボーッとしている! 早く奴らからプレシャスを没収せんか!」 兵士「し、しかし総司令、あいつらは妙な武器を使います!」 一条「構わん。発砲を許可する」 兵士「そんな…まだ高校生くらいの子供を相手に…」 一条「これは命令だ! 撃て! 撃ち殺せ!!」 剛太「くっ…どうしてもやるってのか!」 ――が、その時。 電光石火の如き素早さで横から割って入り、 桜花の持つジェラルミンケースを奪う謎の人影が!? 桜花「――!? しまった!!」 秋水「何者だ!?」 139 アマゾンキラー「………」 いきなり現れケースを奪った人影――その女は、 中世のアマゾネスを思わせるような軽武装の鎧に身を固めていた。 一条「…き、貴様、何者だ!? 見るからに異星人! さてはGショッカーの手の者か!?」 アマゾンキラー「フッ…だったら何です?」 一条「ますば貴様から血祭りだ! 一斉射撃だ! あの女を蜂の巣にしろ!」 兵士達の放つ銃弾がアマゾンキラーに襲い掛かるが、 無論、そんなものが彼女に効くはずもない。 銃弾を軽くあしらうと、稲妻を放って一条たちを攻撃する。 一条「ぐわあああっっ!!」 アマゾンキラー「フン、そこでしばらく痺れていなさい!」 秋水「何者だ!?」 アマゾンキラー「はじめまして錬金の戦士の皆さん。 我が名は銀河無宿、アマゾンキラー!! Gショッカー闇女王同盟の重鎮ヘドリアン女王様の お側近くにお仕えするものです」 剛太「Gショッカーだと!?」 桜花「闇女王同盟…?」 すかさず先程奪ったケースを開けて 中身を確認するアマゾンキラー。 桜花「あっ、それは!?」 アマゾンキラー「――むっ、これは!!」 アマゾンキラーはケースから壷を取り出した途端、 一目見るや、いきなり壷を足元に叩き割った。 秋水「何をする!?」 アマゾンキラー「これは偽物です!」 剛太「なんだって!!」 アマゾンキラー「かつて宇宙海賊として宇宙の星々を渡り歩き、 ありとあらゆる財宝を奪ってきたこの私が言うのだから 間違いありません。これはプレシャスなどではありません!」 ???「――その通りだ!!」 今度は突然男の声がした。 見上げると、すぐ横の倉庫の屋根の上から こちらを見下ろす凶暴そうな面構えの若い男の姿が…。 その男は口元で煙草を燻らしていた。 剛太「火渡戦士長!?」 火渡「よぉ~お前ら、任務ご苦労!」 目線を合わせる火渡とアマゾンキラー。 アマゾンキラー「そうか、そういう事でしたか。 この取引自体が囮だったのですね!」 剛太「何だって!?」 火渡「御名答だ、そこの妙なカッコの姐ちゃん」 火渡に詰め寄る早坂姉弟。 桜花「どういうこと?」 秋水「説明してもらいたいな」 火渡「ケッ、説明も何も、お前たちは文字通りの囮だ。 今頃は別の場所で本物のプレシャスの引渡しが行なわれている 事だろうぜ!」 剛太「そりゃないすよ、戦士長」 火渡「悪く思うな。"敵を欺くにはまず味方から"って 昔からよく言うだろうが!」 140 アマゾンキラー「どうやら今回は我々がしてやられたようですね。 クエスター、退きなさい! もうプレシャスはここにはありません!」 空中で戦闘中のクエスターロボに向かって叫ぶアマゾンキラー。 ガイ「何だと!?」 レイ「チッ、俺のリサーチに不備があったというのか!!」 ガイ「ならもうここに用はねえ! 命拾いしたなボウケンジャー!!」 急速に戦場から離脱していくクエスターロボ。 ピンク「待て! このまま逃がすと思うのか!?」 ブラック「深追いはするな。俺たちの第一の任務は戦闘じゃない」 ピンク「…くっ、わかった」 ブルー「しかしやられたね」 レッド「まさかせっかくの初任務が、まさか囮だったなんて…」 がっくりと肩を落とす新人レッド。 ブルー「まあ気を落とすなよ。組織ってのは どこも現場の下っ端には肝心な情報は何も教えないもんさ」 ピンク「私たちが入る以前にもこんな事があったのか?」 イエロー「まあね…」 ピンク「…そうか。あなたたちも苦労しているのだな」 何か深く考え込んでいるブラック。 イエロー「どうしたの、真墨?」 ブラック「どうも気になることがある。 クエスターの奴らはカースを使っていた。 …という事はもしかすると」 一方、地上では…。 アマゾンキラー「フン……。 いずれ縁があればまたどこかでお会いしましょう」 クエスターの撤退を確認すると、 アマゾンキラーもテレポートで去っていった。 火渡「あの姐ちゃん…なかなかできるようだな」 141 一条「くっ…貴様ら何をしている! 早くこの私を保護せんか!」 アマゾンキラーの電撃光線を浴びて、 先程から倒れたまま身体が痺れて動けないままの一条総司令。 火渡「あー? いったいどの口が言ってんだ!?」 一条の腹部に容赦ない蹴りを食らわす火渡。 一条「――げほっ!!」 火渡「さあ、こんな奴らはほっといて、とっとと帰るぞてめーら」 秋水「このまま奴らを放置して大丈夫なのか?」 火渡「時間が経てばそのうち動けるようになんだろ」 一条「くっ……おのれ、この屈辱、決して忘れんぞ!!」 銀成市・銀成高校寄宿舎前*** 牧野「ではこれがメリクリウスの器です」 牧野の指示でサージェスの係員達が、 鋼鉄製の箱の中に何重にも厳重に保管された 本物のメリクリウスの器を、ここの寄宿舎の管理人風の男に引き渡す。 防人「確かに」 牧野「それにしても真墨君たちには また悪い事をしてしまいました…」 防人「プレシャスを悪意を持つ者たちに渡さないためです。 きっと彼らもわかってくれるでしょう」 牧野「では、我々はこれにて」 防人「どうもご苦労様でした」 サージェスのトラックが学校から引き上げて行くのと入れ違いに、 寄宿舎に二人の生徒が戻ってきた。 カズキ「ただいまブラボー」 防人「おう、おかえり。どうだった二人とも、 バイトの初日は?」 カズキ「いろいろあったけど楽しかったよ。 現場の先輩達もいい人ばかりでさ」 斗貴子「戦士長には今のバイトを紹介してもらって感謝しています。 これで当面は学費と生活費の心配は要りません」 防人「なあ、斗貴子。前にも話したが、 たとえ戦士を引退したとしても、お前が成人するまでは 戦団からは奨学金が支給される。別に無理にバイトなどしなくても…」 斗貴子「戦団にばかり甘える訳にもいきません。 カズキ、キミも無理に私に付き合わなくてもいいんだぞ」 カズキ「何言ってるの斗貴子さん! そんなこと気にする事全然ないってば。 ちょうどオレも何か適当なバイトがないか探してたトコだし」 斗貴子「いや、しかし…」 カズキ「ところでブラボー、さっきから気になってたんだけど、 それなあに?」 強引に斗貴子の言葉を遮り、カズキが指差した先には、 大きな鋼鉄製のケースが…。 防人「――うっ!? こ、これはだな… …なんでもない。気にするな」 カズキ「ふ~ん……??」 142 無幻城・闇女王同盟後宮*** ガジャ「クエスターの奴らは結局しくじったようだな。 だから言ったではないか。奴らなど当てには出来ぬとな」 アマゾンキラー「おや、私の記憶ではガジャ殿は ご自分の創造したクエスターの事を随分と自慢していたと思いましたが?」 ガジャ「勘違いするでない。私が言ったのは クエスターの奴らに埋め込まれている我がゴードムエンジンの凄さなのだ」 アマゾンキラー「フン、それもどうだか…」 疑いの眼差しを向けつつ鼻で笑うアマゾンキラーだが、 ガジャは構わず話を続ける。 ガジャ「聞けば女王陛下は本来は壷のような骨董品なんぞではなく、 宝石や金銀のような光る財宝の方がお好みとか。今度はこの 大神官ガジャ自らが女王のために一肌脱ごうではないか」 アマゾンキラー「まあ期待しないで待っていましょう」 ガジャ「……(フン、闇女王同盟で絶大な権勢を振るうという ヘドリアン女王とその一派。我がゴードムが闇の頂点に立つために せいぜい利用させてもらおう)」 143 ○火渡赤馬→実は今回の引渡しは敵の目を欺く囮の取引であったと 早坂姉弟と中村剛太の前に告げに現れる。 ○ボウケンブラック→クエスターがカースを使っていた事から、 ゴードムの大神官ガジャの復活を予見。 ○牧野森男→本物のメリクリウスの器を、銀成高校で防人衛に引き渡す。 ○防人衛→銀成高校で牧野からメリクリウスの器を引き取る。 武藤カズキと津村斗貴子の二人に、何かのバイトを紹介していた? ●一条総司令→プレシャス横取りに失敗。アマゾンキラーの電撃を浴び、 部下の兵士達と共に身体が痺れたまま現場に放置される。 ●アマゾンキラー→クエスターの加勢に駆けつけるが、 今回のボウケンジャーと錬金戦団の接触を囮の取引と見破り撤退。 ガジャの事はクエスターと同様にあまり信用していない様子。 ●クエスターガイ、クエスターレイ→戦闘の決着がつかぬまま撤退。 ●大神官ガジャ→封印の眠りから再び復活していた。 ヘドリアン女王一派に取り入り、何事かを企んでいる。 【今回の新規登場】 ○火渡赤馬(武装錬金) 錬金戦団の戦士長。性格・性質に難があり。火を操り、 錬金戦団最強の攻撃力を持つと称されている。ヘビースモーカー。 言動も凶暴で荒々しく、時には悪人のように非道な手段を選ぶ事もいとわない 現在は銀成学園で英語教師を務める。武器は焼夷弾「ブレイズオブグローリー」。 ○防人衛=キャプテンブラボー(武装錬金) 錬金戦団の戦士長であり、表向きは銀成学園寄宿舎の管理人。 武器は防護服「シルバースキン」。 ○武藤カズキ(武装錬金) 銀成学園高校2年B組。かなりの熱血漢・正義漢だが やや天然ボケ気味の少年。ホムンクルスによって重傷を負わされ 一度命を落としたが、津村斗貴子によって心臓の代わりに 核金を移植され、錬金の戦士となった。武器は突撃槍「サンライトハート」。 ○津村斗貴子(武装錬金) 銀成学園高校で武藤カズキと同じクラスに通う女子高生で錬金の戦士。 過去にホムンクルスに襲撃され壊滅した瀬戸内海の島・赤銅島の 小学校の生き残り。戦闘時の口癖は「臓物(ハラワタ)をブチ撒けろ!」。 武器は処刑鎌「バルキリースカート」。 ●大神官ガジャ(轟轟戦隊ボウケンジャー) 4万年前に存在した超古代科学文明・ゴードム文明の大神官。 巨神ゴードムとともに封印から目覚めてからは、ゴードム文明を再興させるために プレシャスを利用しようと暗躍。不気味な呪文を唱えて、石くれからカースを生みだしたり、 敵を石で縛ったり、人間を催眠術で操ったりと、いろいろな呪術を使うことが可能。
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境界線上のホライゾンの最初の巻に書かれている項目であり、書かれた項目が話に大きく関わっている 【第一条】 教導院は平和と発展、そして極東の非支配と保護のための組織として、各地における最高権力を有するものとする。 【第四条】 教導院の代表は、警備行動を主とする「総長」と、政務行為を主とする「生徒会長」の二役とし、その下に「総長連合」「生徒会」をおくものとする。 【第五条】 学校行事中の学生間抗争は禁止とする。 【第七条】 総長連合、生徒会の代表者が不在、不明で機能しない場合、生徒会は臨時生徒総会を開き、その決定を教導院の意思決定とすることが出来る。 【第九条】 教導院内、また教導院間の問題解決において学生と相対できるのは学生だけである。 【第十条】 学生抗争における相対戦、代表選はその権利者同士が行うものとする。 【第十条付帯一文】 権利者は、上位、近似位者、または権利ある下位者からの対決を拒否できないものとする。 【第十一条】 学生抗争における一般市民、公私所有者への能動的損害行為は禁止とする。 【第十条付帯一文】 学生抗争における一般市民、公私所有地への能動的損害行為は禁止とする。 【第十条付帯二文】 学生抗争における一般市民、公私有地への被害に対し、一般市民は所有、所属物保護の範囲での防衛活動を行えるものとする。 【第十二条】 総長連合、生徒会の役員は抗争の際に他教導院の近似位役から相対を求められた場合、適格者はそれに応える義務がある。 【第二十一条】 総長連合・生徒会の役員は中立地帯における他教導院との理由なき戦闘行為を禁ずるものとする。 【第二十二条】 総長連合、生徒会の役員は中立地帯における他教導院との交渉を行えるものとする。 【第百五条】 各教導院は保護領域として、領土、領空、領海の三領を有する。 【第五十一条一文】 生徒会の役員は、各委員会(または該当組織)の上位に位置する。 【第五十一条二文】 各委員会の長は、担当範囲において生徒会役員への進言を行う権利を有する。 【第百五条一文】 各教導院の保護領域は、聖譜記述と地脈対応に基づく範囲を基礎とする。 【第百二十条一文】 平時において、各教導院は領域内の交通管理権限を持ち、管理、保全する役目を持つ。 【第百二十条二文】 各教導院の交通管理権限は聖譜記述の指定範囲に基づき、上下も準ずるものとする。 【第百七十条】 他教導院からの来客には、敬意を持って対応する事を義務とする。 【第二百六条】 聖譜記述の再現においては、人類の損害が最も少ないものを尊重する。 【第二百七条】 聖譜記述の再現において、それを行っている国は他国からの介入から保護される。 【第二百七条一文】 聖譜記述の再現において、それを行っている国は、再現を目的とした介入、補助を受けることが可能である。 【第二百十七条】 聖譜記述の再現が不協働、不備で不可となることが解った場合、代理としての相手を選ぶことが可能である。 【第三百一条一文】 暫定支配側の教導院は、被暫定支配側居留地の教導院が持つ権限を共に有するものとする。 【第三百一条二文】 被暫定支配側居留地の教導院は、暫定支配側の教導院が持つ権限を有しないものとする。 【第三百三条一文】 学生の本分は第一に修めるべき学業と、豊かな人間性を確立する学校行事である。 【第三百三条二文】 人類の本分は聖譜記述の再現であり、それは学業に優先するものであることを忘れてはならない。 【第三百四十七条】 聖譜以前の事項については、そこで生じた責任を遡行不能とする。