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腕 革の手袋 (カワノテブクロ) 【手甲】 基本性能 革の手袋 【手甲】 価値 2 攻撃力 0 命中補正 - 重量 3.2 防御力 7 回避補正 - 容量 0 耐久度 36 物理耐性 +2 鍛錬 0/15 耐久性 100% 妖術耐性 - 装備区分 腕装備 必要Lv 装備可能 僧神陰忍薬 Lv25以上 付与効果 生命力 ---- 腕力 ---- 土属性 ---- 気合 ---- 耐久力 ---- 水属性 ---- 器用さ ---- 火属性 ---- 特殊効果 妖力 知力 ---- 風属性 ---- ---- ---- 魅力 ---- 生産可能職 職業 技能 侍 籠手作成之い 価格 買値 売値 PC値 --文 --文 --文 材料 皮革 8、羽毛 4、銅箔 1 備考 名前 コメント
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シャトーブリアンからの手紙 シャトーブリアンからの手紙 [DVD]
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『二人の認証』 ◆.pKwLKR4oQ それはとても大事なもの。 どうしようもなく。 とてつもなく―― 〇 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ● 木々の間に鬱蒼と葉が茂る森の中。 夜という事もあって月の光でさえ心許ないくらいに闇が広がっていた。 そこにカイジ――元の名は宇海零――が困惑したような表情をして佇んでいた。 彼を困惑させているのは目の前にいる生物。 カイジ(零)と同じく首輪をしている事から自分と一緒でこの殺し合いに巻き込まれた参加者の一人だという事はすぐに分かった。 奇妙なのはその姿だった。 緑のずんぐりとした身体に頭のてっぺんには黄色の毛がちょこんと一房生えている謎の生物。 垂れ目で足は短く手は意外に少し長い。 はっきり言って珍獣と言っても差支えない生物であり、もちろんカイジ(零)はこのような生物を見るのは初めてだった。 それもそのはずだ。 その生物の名前はペットントン。 驚いた事に宇宙人に捨てられたペットなのだ。 これを知った時はさすがに常に的確な判断を下すカイジ(零)でも予想外の事態だった。 だが、そこは命がけのギャンブル「王の試験」をその類稀な頭脳で切り抜けているカイジ(零)だ。 最初はその怪しげな風貌から最大限の用心をしていたが、いくらかコミュニケーションを取る内に次第に打ち解けていった。 ペットントンも頼りになる仲間ができた事で大いに喜んでいた。 「よしペットントン。まずは人が多く集まりそうな都市に――」 そのカイジ(零)の言葉はぺットントンがいきなりカイジ(零)を突き飛ばす事で途切れてしまった。 いきなり突き飛ばされたカイジ(零)は地面に倒れこみ、突然のペットントンの行動に驚いていた。 だが、その驚きも次の瞬間に起きた出来事への驚きで掻き消された。 倒れこむカイジ(零)の目の前でペットントンの緑の身体に無数の赤い花が咲いた。 花からは赤い汁が噴き出し、ペットントンの緑の身体を鮮やかな赤へと彩っていった。 「ペットントン!!」 カイジ(零)の目の前でペットントンは無惨にも身体を銃で撃たれたのだ。 赤い花は銃弾が突き刺さった証拠、赤い汁はそこから血が噴き出ている証拠。 程なくペットントンは自らその身体を支える事ができなくなり、地面へと倒れこんだ。 その身体はピクピクと痙攣するものの、起き上がる気配は全く無かった。 「くそ!!」 カイジ(零)は事ここに至って事態を把握した。 ペットントンはカイジ(零)の死角から放たれた銃弾に気付くと、迷う事なく身代わりとなったのだ。 それはまるで「王の試験」の入場試験の鉄球サークルでカイジ(零)を庇って瀕死の重傷を負ったミツルのようだった。 「無駄な事を。どうせすぐに貴様も俺に殺されるというのに」 その声を発したのはこの凶行を為した張本人。 漆黒のアンドロイド/MAシリーズの最高傑作/形式番号MA-10――その名はMAX。 ヤムチャをメッセンジャーに仕立て上げたMAXは移動の途中で支給品の確認をした。 MAXのボムは強力だが、ここはいつもとは勝手の違う場所だ。 使える武器があるに越した事はないという考えからデイパックを漁ったところ一つの銃器を見つけた。 M134――通称ミニガンと呼ばれる機関銃だ。 これを見つけた時、MAXは高威力の銃器を手に入った事に感謝した。 だがそれと同時に実際どれほどの威力なのか不明な点もあった。 そんな時にMAXは森の中で緑の生物と談笑しているカイジ(零)を見つけたのだ。 その姿はまさに試し撃ちには絶好の的だった。 MAXは木々に隠れながらカイジ(零)の背後の茂みまで来ると、M134の照準を二人に合わせ引き金を一気に引いた。 6つの銃口より放たれるのは静寂を打ち破る轟音。 毎分4000発で撃ち出される銃弾の弾幕が二人を死に至らしめた――とMAXは確信していた。 だが直前にカイジ(零)の背後の異変に気づいたペットントンの捨て身の行動でM134の餌食となったのはペットントンのみであった。 「ペットントン! 目を開けろよ。ペットントン!」 「ホニホニガ……」 カイジ(零)はペットントンを茂みに引きずって必死に呼びかけた。 しかしペットントンは最後に呪文のような言葉を言いかけて、それっきりもう動く事はなかった。 カイジ(零)は目の前で愛嬌がある緑の仲間が死んでいくのをただ見ている事しかできなかった。 「緑色の奴は死んだか。次は貴様の番だな」 「お前か!」 今M134の咆哮は止んでいる。 それは銃弾の消費は避けたいというMAXの考えだった。 この機関銃は無闇に使えば次々と銃弾を消費してしまう。 まだ先は長いこのような場所で無駄な弾は可能な限り出したくなかった。 「ああ、俺の名はMAXだ。一応聞くがゼロという名前に心当たりはないか?」 「……知らないな」 本当はカイジ自身の名が『零』なのだが、改名の影響でカイジ(零)はその事に思い当たらないでいた。 「そうか」 「MAX! お前は……どうして殺し合いに乗ったんだ。答えろ!」 「俺の目標はここで最後の一人になる事だ。それともうひとつ。ゼロと戦う事だ」 「それほどの力がありながら……なんであいつの言う通りに殺し合いなんかするんだ!」 「勘違いするな。俺はあいつに言われたから殺し合いをしているのではない。 もとより最初からここにいる奴らは全員始末して最後の一人になる気だった」 カイジ(零)はMAXに対して今まで感じた事もないような怒りを感じていた。 あの「王の試験」の仕掛け人である在全無量の方がまだマシだと思える程だ。 それほどまでにカイジ(零)はMAXに対して激しい怒りを向けていた。 しかしそこはカイジ(零)だ。 怒りの中でも自分を見失わずに一矢報いる策を懸命に模索していた。 MAXを撃退するなど彼我の実力差から考えて、まず無理な話だ。 それならばせめてペットントンの仇として一矢報いてからここから離脱したい。 だが現実は非情だ。 「さあ、終わりだ。ついでだから別モードも試させてもらおうか」 カイジ(零)の前方で冷たい銃器の砲口が向けられる。 あとはMAXがその引き金を引けば、その瞬間カイジ(零)の身体はペットントン同様に蜂の巣になるのは確実だ。 しかしこのような将棋で言う詰み、チェスで言うチェックメイト状態では如何に頭脳明晰なカイジ(零)でも打つ手が無かった。 (すまないペットントン。お前が命を賭けて助けてくれたのに……) それでもカイジ(零)は諦めていなかった。 例え結果は見えていようと何もしないまま終わるなど納得できなかった。 だが、その決意さえMAXは非常にも打ち砕く。 「アイスボム、ボンバーシュート!」 「な!? これは――!!」 M134にばかり気を取られていたカイジ(零)はMAXのボムを避ける事が出来なかった。 カイジ(零)の両の足は地面共々凍りつき、動く事さえ不可能な状態にされた。 まさに万事休すだ。 「ちょこまかと動かれて弾が無駄になるのは御免だからな」 (くそ、ここまでか……) MAXの指が今まさに引き金を引かんと動き始める。 カイジ(零)はせめて最後まで目を逸らさないように両目をカッと見開いた。 次の瞬間漆黒のアンドロイドのM134の銃口が火を噴き、一人の若き青年が無残にも命を落とす―― 「「ハアアアァァァアアア!!!」」 「ぐぅお!」 ――はずだった。 だがカイジ(零)が見た光景は思いもかけないものだった。 その時、風が吹き抜けた。 「ぐ、誰だ!」 MAXは何が起こったのか一泊遅れて理解した。 M134を撃とうとした自分にできた一瞬の隙を狙って何者かが襲撃を掛けてきたのだ。 その攻撃は稚拙だったが、カイジ(零)の死を回避させるのには十分だった。 今カイジ(零)の前には二人の戦士が立っていた。 「夢を照らす月の輝き! キュアフルムーン!」 「真白き決意の証! キュアヴィントブルーム!」 「「二人はプリキュア!!」」 それは光の戦士プリキュアの雄姿だった。 ◆ 時は遡る。 羅将ハン(改名されてゼロ)の魔の手から辛くも逃れたマシロと満月は追手が来ない事を確かめると適当な所で身を休めていた。 マシロの背中で気絶していた満月もこの時には意識を取り戻していた(汚れた下着もプリキュアの不思議な力で元通りになっていた)。 ここで二人は改めてお互いの自己紹介をした。 少し前の時は途中で理性を失った谷口が乱入したせいで名前を教えただけで中断せざるを得なかったからだ。 そしてお互いの事を話すうちに二人は相手の境遇に驚きを隠せなかった。 数奇な運命に翻弄されヴィントブルーム王国の王となったマシロ。 寿命が後1年と知りながら夢を実現するためフルムーンとなった神山満月。 「マシロ君、そんな大変な人生を歩んできたんですね」 「満月ちゃんも……その、身体は大丈夫なの? さっきの戦闘で病状が悪化とか」 「うん、今は大丈夫みたい。落ち着いているよ」 「よかった。で、さっきの事なんだけど……」 二人が最も不思議に思っているのはなぜ自分達がプリキュアなるものに変身できたかという事だったが――いくら考えてもこの腕時計のような道具のせい以外に理由が浮かばなかった。 では次にこれからも変身して戦うかという話になったが、それは保留になった。 変身したところで先程の敵のような規格外の敵には歯が立たないだろうし、なにより二人には武術の心得など全く無かった。 マシロの方は何度も窮地を脱しているだけあってそれなりの動きはできたが、そのようなもの気休め程度だ。 満月に至っては今は元気だが、激しい動きは避けた方がいいだろう。 しかし襲われたら否応なしに戦わなければいけないので、結局は保留という形の先延ばしが妥当だった。 「でもマシロ君って綺麗だね。本当に女の子みたい」 「ははは、褒めてくれているのかな」 満月は当初マシロの事を女の子だと思っていた。 それも無理はない。 双子の妹であるマシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームと瓜二つで容姿端麗な容貌で、しかも今のマシロの格好はいつもの女装姿。 初対面の満月がマシロを女の子と見間違えるのは至極当然だ。 そうこうしているうちに二人の疲れもだいぶ回復してきていた。 お互い動けるようになったところでまずは人を集めるために都市に移動を始めた。 名簿を見る限りマシロと満月の知り合いは誰もいなかった。 少し心細い気がしたが、すぐに誰も巻き込まれなくてよかったと安堵の気持が勝った。 コンパスで方角を確かめつつ移動を開始した直後、二人は衝撃的な光景を目にしてしまった。 ――ペットントン!! それはまさにMAXによる襲撃の現場だった。 気付かれないように離れて見ていたが、何が起こったのかはハッキリと分かった。 「マシロ君、あれって――」 「うん、間違いない。他にも殺し合いに乗った人がいたんだ」 しかも今度は規格外の銃器を装備した人物。 マシロと満月はそのあまりに惨たらしい現場に衝撃を受けていた。 そして今まさに一人の青年が漆黒の仮面戦士に撃ち殺される段階に至った。 「マシロ君、どうしよう」 「どうしようって……ボク達じゃ無理だよ。どーせ……」 マシロは漆黒の仮面戦士に恐怖を抱き始めていた。 あのような銃器を装備している戦士に勝てるはずない。 そんな弱気な気持ちに支配されかけていた。 しかし、 (いいのか? あの人を見捨てて逃げていいのか? こんな時、アリカちゃんやニナちゃん、エルスちゃんなら――) もうマシロは以前のような、自分に自信が持てない頃のマシロとは違っていた。 (決まっているよね。敵わないからって逃げ出していたら帰った時に皆に顔向けできないよ) マシロは既に誰かを守る為なら我が身を省みない勇気を持っているのだから。 「ごめん満月ちゃん。ボクはあの人を助けに行くよ。だけど君をボクの我儘に巻き込むのは――」 「私も行くよ」 満月はマシロの表情を見て何を言おうとしたのかすぐに分かった。 それは満月の傍にも誰かを守る為なら我が身を省みない行動に出る知り合いがいるからだ。 死神であるタクトとめろこは自分のために規則違反にも関わらず力を貸してくれた。 そんな二人を見てきたからか満月はマシロを一人置いて逃げるなどという選択などできなかった。 「満月ちゃん、いいの?」 「うん」 マシロと満月はお互い頷き合うと戦場へと駆け付けた。 「「プリキュア・メタモルフォーゼ!!」」 変身を終えると風が吹き抜けるように二人は背後からMAXに攻撃を仕掛けた。 その攻撃は防がれたが、それがカイジ(零)の命を救った事は確かだった。 「ぐ、誰だ!」 MAXの問いかけに二人の戦士は高らかにその名を告げる。 「夢を照らす月の輝き! キュアフルムーン!」 「真白き決意の証! キュアヴィントブルーム!」 「「二人はプリキュア!!」」 光の戦士プリキュアが今降臨した。 ◆ 夜の闇も薄らいで太陽が顔を出すかという中、森の中では必死の戦闘が繰り広げられていた。 フルムーンとヴィントブルームは2回目の変身のためかだいぶ自分の力を使えるようになってきた。 変身2回目でそこそこ戦えるようになるとは流石日曜朝8時半の番組の力だ。 だが相手が悪かった。 MAXはランクで言うと番組後半で登場する上級幹部もしくはラスボスクラスの強者だ。 変身2回目のプリキュアがこうして戦えているだけでも奇跡に近い。 「タァァァ!!」 「ハァァァ!!」 カイジ(零)を助けたい、MAXにこれ以上殺し合いをさせない、 フルムーンとヴィントブルームはそんな想いを力に攻撃を仕掛けていく。 ここで本来の番組ならパワーアップなり新アイテムの登場のシーンだが―― 「ハイパープラズマボム! ボンバーシュート!」 この殺し合いの場ではあんな甘いシーンが都合よく来る事はなかった。 MAXの放つボムの前についに二人は吹き飛ばされてしまった。 「俺に勝つならゼロを連れてくるんだったな。これで終わりだ。ハイパープラズマボム――」 地面に倒れ伏したフルムーンとヴィントブルームに向けて再びMAXのボムが放たれようとする。 しかし先程のボムのダメージが未だ残る身体は思うように動かず、二人は倒れたままだった。 「ボンバーシュ――」 「やらせるか!」 窮地を破ったのはペットントンのために一矢報いようと機会を窺っていたカイジ(零)だった。 カイジ(零)はペットントンのデイパックに入っていたクナイを投げつけたのだ。 だが、忍者でもないカイジ(零)が投げるクナイにそれほど威力はなく、あっさりMAXの腕で振り払われてしまった。 MAXは標的をプリキュアからカイジ(零)に変えて、ボムを放とうとした。 そこでMAXはカイジ(零)が右手を自分の方に向けている事に気が付いた。 よく見ると右手の人差し指には指輪がはまっているのが光を反射している事で分かった。 「これで、どうだ」 カイジ(零)が指にはめている指輪は「フムカミの指輪」というものだ。 これは指にはめて念じれば局所的にカマイタチを発生させる事ができるというものなのだ。 予期せぬ真空刃の襲来にMAXはボムを投げるタイミングをずらされ、さらに誤爆までさせてしまった。 「フルムーン!」 「ヴィントブルーム!」 これを好機と見たフルムーンとヴィントブルームは全力でMAXに向かって行き、それぞれ鋭い打撃と襲撃を一発食らわせた。 この戦いで成長した二人の一撃はMAXを吹き飛ばす程の会心の一撃だった。 だがそこまでだった。 慣れない戦闘で二人の体力、むしろ精神力は限界まで達していた。 「二人ともこっちだ」 それを見たカイジ(零)はMAXが起き上がらないうちに二人を連れてこの場からの離脱を実行した。 できる事ならこの場でMAXの戦闘力を削いでおきたかったが、今の3人の状況ではそれは無理だった。 ペットントンのために一矢報いた事もできたので、カイジ(零)はここで命を粗末にするよりも生きる事を選んだ。 既に変身を解いたマシロと満月も当初の「カイジ(零)を助ける」という目的が達成できたので、その提案に賛成した。 マシロは密かに満月の状態を気にしていたが、どうやらプリキュアに変身している間は大丈夫のようだ。 3人が目指すのは人が集まりそうな都市部。 そこで3人を待ち受ける運命とは? 【次回もまた見てね】 【ペットントン@ペットントン 死亡確認】 【1日目 早朝/D-5】 【神山満月@満月をさがして】 【服装】普通の服 【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5 【支給品】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【状態】健康、疲労(中) 【思考・行動】 1:マシロとカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。 【備考】 ※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアフルムーンに変身可能。変身中は病気が悪化する事はないようです。 ※キュアフルムーンの容姿は原作のフルムーン状態です(金髪ツーサイドアップの16歳ver、格好はステージ衣装みたいなプリキュアっぽい服) 【マシロ@舞-乙HiME(漫画)】 【服装】いつもの女装姿 【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5 【支給品】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【状態】健康、疲労(中) 【思考・行動】 1:満月とカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。 2:満月の事が心配。 【備考】 ※れっきとした男です。 ※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアヴィントブルームに変身可能。 ※キュアヴィントブルームの容姿はマシロとの違いは特に無し(ただし髪はカツラではなくなる、格好は王族らしい衣装みたいなプリキュアっぽい服) 【カイジ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン】 【服装】普通の服 【装備】フムカミの指輪@うたわれるもの 【支給品】支給品一式、ランダム支給品1~3(武器あり、確認済み) 【状態】健康、疲労(小)、カイジに改名される 【思考・行動】 1:満月とマシロと共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。 2:カイジなんて……嫌っ……! ◆ 「逃げられたか」 戦場に一人残されたMAXは起き上がってそう呟いた。 あの3人の姿は見当たらない。 どこに逃げたか見当がつかない以上、探す事は敢えてしない。 メッセンジャーが3人に増えたと思えばいい。 「これでゼロの事を知ったのは4人か」 メッセンジャーはあと何人仕立てようか。 もっとも最後には全員殺すのだから、そこまで悩む必要はない。 MAXは探し求める。 失敗作/MAシリーズのプロトタイプ/形式番号MA-0――その名はゼロ。 それがMAXの探し求める唯一の相手だった。 【1日目 早朝/E-6】 【MAX@ボンバーマンジェッターズ】 【服装】なし 【状態】健康、疲労(小) 【装備】M134機関銃@シャーマンキング、クナイ×10@伊賀の影丸 【持ち物】基本支給品一式×2、不明支給品0~2 【思考】 基本:優勝して帰還する。 1:ゼロを破壊して己の優越性を証明する。 2:参加者の何人かをゼロに関するメッセンジャーとして利用する。 【備考】 ※設定上、マイティが利用可能なボムはほとんど全て使えるはずです。 ※参戦時期は後の書き手にお任せします。 ※ペットントンのデイパックを回収しました(ランダム支給品はクナイ×10とフムカミの指輪でした)。 時系列順で読む Back 驚愕!世紀の蛇人間 Next 嘘が為に鐘は鳴る 投下順で読む Back 『偽証の呼びかけ』 Next 嘘が為に鐘は鳴る 氏姓を知る ペットントン GAME OVER 髭の方は2000だけ 神山満月 【誤解連鎖】 髭の方は2000だけ マシロ 【誤解連鎖】 デフォルト名がないとけっこう悩む カイジ(宇海零) 【誤解連鎖】 ヘタレないとイイナ MAX オムニバス
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一つの話 二人の話 作者:蟻 ◆vA0bquCiP2 一つの部屋に二人はいた 一つの部屋で二人は泣いた 一つの部屋で二人は笑った 一つの部屋で二人は二人だったけれど一人だった 一つの部屋で一人は二人だった 二人の桜は散って咲いた 二人の海は引いて満ちた 二人の森は赤くて緑だった 二人の雪は溶けては積もった 一つの部屋は二人の部屋で 二人の部屋は一つの部屋だった 二人は部屋で一つになった 一人から二人になり一つの部屋で時間は過ぎた 二人は一人にもなれた 二人は三人にもなれた それなのに 二人は一つの部屋で二人だった いつまでも二人だった もう二人しかなかった 一人になっても二人は二人だった 二人は確かに一つだった いつまでも一つだった
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腕 革の手袋 (カワノテブクロ) 【手甲】 基本性能 革の手袋 【手甲】 価値 2 攻撃力 0 命中補正 - 重量 3.2 防御力 7 回避補正 - 容量 0 耐久度 36 物理耐性 +2 鍛錬 0/15 耐久性 100% 妖術耐性 - 装備区分 腕装備 必要Lv 装備可能 僧神陰忍薬 Lv25以上 付与効果 生命力 ---- 腕力 ---- 土属性 ---- 気合 ---- 耐久力 ---- 水属性 ---- 器用さ ---- 火属性 ---- 特殊効果 妖力 知力 ---- 風属性 ---- ---- ---- 魅力 ---- 生産可能職 職業 技能 侍 籠手作成之い 価格 買値 売値 PC値 --文 --文 --文 材料 皮革 8、羽毛 4、銅箔 1 備考 名前 コメント
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腕? 革の手袋(カワノテブクロ)【手甲】 基本性能 革の手袋 【手甲】 価値 2 攻撃力 0 命中補正 - 重量 3.2 防御力 7 回避補正 - 容量 0 耐久度 36 物理耐性 +2 鍛錬 0/15 耐久性 100% 妖術耐性 - 装備区分 腕装備 必要Lv 装備可能 僧神陰忍薬 Lv30以上 付与効果 生命力 ---- 腕力 ---- 土属性 ---- 気合 ---- 耐久力 ---- 水属性 ---- 器用さ ---- 火属性 ---- 特殊効果 妖力 知力 ---- 風属性 ---- ---- ---- 魅力 ---- 生産可能職 職業 技能 侍? 籠手作成之い? 価格 材料 皮革? 8、羽毛 4 備考
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一人では解けない 真実のパズルを抱いて。 ◆Wott.eaRjU 漆黒――備えられた窓ガラスから見える光景。 感想――特に思う事もない=時刻を考えれば可笑しくない。 感覚――問題なし=綺麗に磨かれた通路を歩きながらそう感じた。 感触――やけに軽い。当然だ。普段手にしている銃とは違い過ぎる。 結論――前進。内に秘めた感情を馬に見立てて、力づくで乗りこなす。 恨みごとを言っても銃が変わる事もない。 爆発しそうな不満が広がる――ガラにもなく、押し込んだ。 この感情をぶつけてやろう。発散してやろう。ブチ撒けてやろう。 歪みゆく表情――昂揚感/充実感が全身を満たす。 自然に両手に力が籠る。この場での仮初の相棒。 自分の代わりに誰かの血を奪う存在――ソードカトラス/ベレッタM92カスタム。 グリップを握り、まるで大切なものを抱擁するように――但し、相手の事は考えずに力強く。 歩く。周囲に目を配って/辺りを窺って/獲物を捜して――ある到達点へ。 男――ラズロは病院のドアを開けて、暗闇に身を投じた。 「しけてんなぁ……ガキの死体しかねぇ」 呟き。隠しきれない落胆を思わずぼやく。 受付口付近で見かけた一体の死体。 ジョルノ・ジョバァーナ――ラズロにとって知らない/興味もない相手。 故に碌な反応も見せずに通過。 否、生きている相手と出会えなかった事への嘆き――唾を溜めて、弾かせる。 収まらない衝動/苛つき/激情を絶えず胸中に。 名簿で見かけた、知っている顔を思い浮かべる。 ヴァッシュ・ザ・スタンピード/ニコラス・D・ウルフウッド――殺すべき存在。 己の師/恩人/即死を確認――裏切り者、ウルフウッドによって首が有り得ない方向に曲がった男。 マスターC(チャペル)の無念が疼く。 一刻も早く殺せと騒ぐ――ラズロはそれら全てを受け入れた。 「来いよ、あんまり俺を退屈させるんじゃねぇぞ……。 俺がグシャグシャにしてやるから出て来いよ……この際だ、生きてるヤツなら誰でもいいんだからよぉッ!!」 だが、ラズロの意思に反するように生憎、格好な対象は居ない。 人どころか一匹の犬すらも居なく、まるで生物が生きている心地すらもしない。 違和感。自分が立っている場所に対する疑問が疼く。 しかし、即座に振り払う――自分の目的には些細な事。 眼につく参加者の殲滅/皆殺し/ヴァッシュとウルフウッドの始末を達成する。 単純な指令(オーダー)。もう一人の自分、甘ちゃんリヴィオなど出る幕もない。 あまりにも大きな才能のために、一つの肉体に二つのナンバー――人格を持ちし男。 リヴィオ・ザ・ダブルファング+ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス――揺るがない二人一組(ッーマンセル)。 ヘマをかますわけがない。そんな事は許されない/許せない。 マスターチャペルの仇を討てぬ自分など――認められない。 故に歩を進める/暫く歩き続けながら首を回す。 常人とは較べものにならない感覚で、周囲を索敵。 強化改造された身体と感覚――『ミカエルの眼』による賜物。 刹那、何かを勘づく。何かが周囲に――そこで突然の意識の中断が起きる。 「おおおおおおおおっとぉ! 遂に見つけたあああああぁ! この俺以外の参加者にいいいいいいいッ!! 俺は今、確かに己の幸運を感じている! こんなにも速く、誰かを見つけられたコトをなあああああああッ!!」 馬鹿でかい声。駆け込むように跳び込んできた男によって。 半ば呆れた表情を浮かべるラズロの前に現れた男――ストレイト・クーガー。 図書館を抜けた後、歩行、走行、そして疾走とも取れる爆走を経てやって来た。 特徴的なサングラス――怪しい。 青と白のコントラストが目立つ制服――更に怪しく思う。 猛烈な速度を押し殺し、サッと体勢を整える挙動――怪しいなんてものじゃない。 背中に義手を生やし、左顔面に刺繍を施しているラズロは自分の事を棚に上げて、そう思った。 だが、そんなどうでもいいような事を考えた時間――ほんの少し。 口角をニィっと吊り上げて、ラズロは近づく。 「……あんたの名は?」 「俺はストレイト・クーガー! 誰よりも速さを追い求める男だッ! そういうお前さんの名前はなんていうんだ?」 「ラズロ。リヴィオとも書かれてるけどな。まぁ、いいや。 五月蠅ぇ奴だがなんでもいい……相手してくれや、おっさん」 銃を握る手に力を込める――無言の合図。 いつでもやれる/自信の現れ/ブチ殺す用意は既にOK。 浮かべた表情が意味するのは殺意が籠ったGOサイン/突撃(ガンホー)。 眼の前の男を舐めるように眺め回す。 観察――自分とどこまでやれるかの見積もり。 『おっさん』――何故だかその言葉を言った途端、酷く男が衝撃を受けたようだった=つまらない発見。 そう、つまらない――瞬時に抱いたラズロの感想も同一。 男には銃器や刀類など見たところ武器が何一つない。 徒手空拳に優れているのか/自分のように身体に特殊な改造が施されているのか=沸き立つ疑問。 だが、その疑問も直ぐに無意味なものになるとラズロは確信している。 何故なら今から自分が殺すから――100%の正しい回答を持っているのもまたラズロ自身。 「……なるほど、これはちょっと俺の目論見が違ったというコトだな。 オーケー、わかった。このストレイト・クーガーは逃げも隠れもしない! お前に見せてやろうおおおおおおおおッ!!」 身構えるラズロに呼応するかのようにクーガーが腰を落とす。 荒れ果てた大地――ロストグラウンドの治安の維持を目的とする組織=HOLY。 入隊の経緯はある引き換え条件によるためだが、それでもクーガーは一流のHOLY隊員。 目の前の男がこの殺し合いに乗っていると判断し、排除に乗り出す。 長く、鍛え抜かれた両脚――クーガーの全て。 クーガーがこの世で最も信じるものを織りなす。 まるで削り取られたように消失したもの――黒々とした大地の一角。 次第に広がる粒子がクーガーの周囲で群れを成す――虹色の煌めきが暗闇を照らしてゆく。 訝しむ。思わずラズロの表情が、目の前の出来事に訝しむように歪む。 己の常識を超えた何か――視覚した超常現象がラズロのクーガーへの印象を転覆。 咄嗟に突き出した右腕――ソードカトラスの銃口が向かう先はクーガー。 「ラディカルグッドォッスピイイイイッドオオオオオオオオオオーーー!! 脚部限定ッ!!」 全身を経て、凝縮した虹色の発光が一点へ進む――クーガーの両脚に集まる=それは形成の証。 ピンク色の装甲に覆われた脚部が一瞬の内に出現。 発現の理由――高次物質変換能力、通称“アルター”によるもの/唯一無二の力。 そのアルター能力を持つ者こそがアルター使い――そしてクーガーはAクラスのアルター使い。 アルターの形成が終るや否や、クーガーが己の存在を誇示するかのように駆け出す。 踏みしめる力は強大且つ、最速の速度で直進。 一瞬の内に舞い上がる砂埃の理由――消失/発進/一直線への跳躍。 大きく見開かれたラズロの眼が意味するものは驚き。 いつのまに近寄ったかすらも、確かな実感が湧かないクーガーの速さ。 予想外/侮った――舌打ちをしながらラズロは後方へ身を飛ばす。 ラズロが蹴り飛ばした大地の上方で唸りを上げるもの――メタリックパープルの蹴撃。 クーガーの右脚による上段回し蹴りが宙を切り裂く。 「舐めるなァッ!」 一方、後ろへ跳び退いたラズロ――怒声一発。 食い入るように見つめる人影/クーガー/気に入らない男――躊躇う筈もない。 今まで何の役目を果たせていない己の武器――沈黙のソードカトラス。 ラズロも碌な時間も掛けずにソードカトラスを向ける。 流れるような動き/無駄のない動きがラズロの突出した技術を匂わす。 ラズロの本来の得物は三挺の、それも最凶の個人兵装といえる代物――パニッシャー。 普段使いなれた銃よりも遥かに軽い得物を手の中で廻し、力を込めてトリガーを引く。 止められる術はない。 鉛玉/弾丸/死への誘いの使いがクーガーの肉体に減り込む――否、それは所詮ラズロの観測。 「遅い! 俺に較べたらあまりにもスロウリィ!」 陽気とも取れる声色でクーガーが叫び、次に何かが弾け飛ぶ音が響く。 音の正体――クーガーがお返しと言わんばかりに、振りぬいた左脚に弾き飛ばされた銃弾の成れの果て。 そう、その場で再び上段――但し、左脚による回し蹴りでクーガーは銃弾を蹴り飛ばしていた。 理由――先程、リヴィオが己の感覚の鋭さによって、大きくバックステップを取ったのが幸い。 依然、十分に開いた距離/ラズロの射程内/クーガーにとっては遠い両者の空間に流れる静寂――たった一瞬の事。 何も起きないわけがある筈もなく、男達は互いに動く。 ソードカトラスの銃口を横に寝かせ、片腕を突き出す――ラズロの追撃。 軽く腰を落とし、両手を地につかせて、一気に飛び出す――クーガーの疾走。 「どうせ死ぬんだ、ならチョロチョロ動くんじゃねぇよ!」 ラズロの足元では空の薬莢が瞬く間に大地で跳び跳ね、その数は一本ではなく、無数。 たんたんと、一定の音程を刻んでいくかのように音を鳴らすそれらに追従するもの――鉛玉。 今度は一発一発ではない/弾の数もこの際考えない/やり慣れた連射を瞬く間にやってのける。 鬼気迫る勢いで走り込むクーガーには遠距離の攻撃手段はない。 ならば、距離を取りながら銃撃を行うのがセオリー――だが、ラズロはその場に留まる。 ラズロには余裕がある/小細工なども要らない/マスターCの教えを請うた自分が負ける事など夢にも思わない。 只、クーガーに無数の弾丸を叩き込む事がラズロの意識を支配する。 ぶれる事もない弾道が示す――ラズロの揺るがない自信/意思。 やがて何発もの銃弾とクーガーの身体が、一直線にぶつかるように交わる。 青と白の制服の下に潜む肉体から噴き出すものは赤い飛沫――しかし、止まらない。 クーガーの速さは止まらず――寧ろ加速(ヴェロ)を以って増していく。 まるでそれが当然であると示すかのように。 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」 身を逸らしたが、左肩に受けた銃弾を気にせずに走り抜けるクーガー。 二人を隔てる距離――近い、近づく、更に近づき――やがて終着を迎えた。 左脚を振り上げて、抉り取るように振り抜く軌道が一閃。 ラズロの脇腹に迫る左脚の勢いは当に弾丸の如く。 依然としてソードカトラスの引き金を絞っていたラズロ――故に新たにクーガーの右脇腹の辺りに銃弾が食い込む。 だが、それはラズロの逃げ道が塞がれた事と同義。 ぎりぎりまでトリガーを引き続けていたツケ――回避のための距離の喪失。 咄嗟にラズロは両腕を交差させ、ソードカトラスの銃身でクーガーの蹴りを受け止める。 息をつく暇もない――横殴りで襲い来る蹴撃によって、火花に包まれたソードカトラスがギシギシと軋みだす。 衝撃を逃がす――半ば本能的に/反射的に受け止めた腕を下へ=間に合わない。 完全に抑えきれなかったため、ラズロの身体が宙に吹き飛ぶ――が、地には落ちない。 不慣れな体勢のまま、ラズロは更に射撃を続行。 ミカエルの眼による強化改造にお陰で、蹴り飛ばされた衝撃も気にする程でもない。 引き金を絞る度に、腕から伝わる感覚――発砲の感触に身を委ねがら笑う=心地よい。 自分が今、この場に生きているような/必要とされているような心地に胸を躍らせる。 「遊びは終わりだ、そろそろ使わせてもらうぜッ!」 重力に引かれたままの状態での射撃、そしてクーガーの技量によりそれ以上の銃弾は当たらない。 だが、ラズロの表情に浮かぶものは――依然、余裕。 何故なら、未だにラズロには隠し手ともいうべき武器がある。 手に持つだけでわかる、この威力は――本物だ。 エンジェルアームの弾丸――禁忌の疫災/禁断の兵器/生みだすは凄惨な光景。 未だラズロは知らない/月すらにも穴を開ける程の威力を発揮する武器を用いれば、勝敗を決するのは容易い。 殺すべき標敵共――ウルフウッドとヴァッシュの二人に全弾撃ち込みたかったが、気が変わった。 既にカートリッジを装填し終えている、もう一挺のソードカトラスに眼をやる。 思わず零す、にやけ顔――我慢出来ない/抑えられない/衝動が止まらない。 この銃に込められた弾丸を放てば、この五月蠅い男はどういう顔を見せるのか。 出来れば一瞬で終わるのではなく、じわじわと苦しまないだろうか――ラズロの密かな希望。 望み通りに叶うか否か――確認のために、余裕に浸りながら力む。 数秒もせずに弾き出すはエンジェルアームの弾丸――だが、それよりも更に速く動くものがそこにはあった。 「終わりだと!? ああ、確かにそうだ! 否定はしない! 俺はお前のその言葉に完全なる肯定で答えよう! 但し! それはお前の終わり――衝撃のおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」 予想――緩んでいたラズロの想定していた場所よりももっと近い。 ソードカトラスを見入ったために生まれたラズロの一瞬の油断――十分な時間=最速の男にとっては。 一度、ラズロの前を横切る/助走をつけて駆け抜ける――最速の域に達するため=MAXIMUMの領域。 あまりにも早く、前に突き出す両脚の動きなど終える筈もない――クーガーが最速の男と言われる理由。 咄嗟に現実に引き戻され、ラズロは余裕をほんの少し、かなぐり捨てて構える。 鋭敏な感覚を振り絞り、直ぐに狙いをつけ直すラズロ――しかし、消失(ロスト)。 理由――ラズロの予測を越え、既にクーガーは更なる高みを以って跳んでいたため。 クーガーの両脚に形成されたアルターを視界の隅に捉える程がやっとの事――そして叫ぶ。 吐き出す言葉は猛々しく、軽薄な印象は持たせない――持たせる筈もない。 彼の身体を包む虹色のアルター粒子が/サングラスの下に潜ませる鋭い眼差しが嫌でも物語る。 クーガーが未だHOLYに入隊する前、彼を兄貴と慕った男――一人の反逆者(トリーズナー)。 彼の自慢の拳による名称の由来――本家本元の一撃を見舞う体制に入るクーガー。 瞬時に大きく跳躍していたクーガーの身体が駒のように回転――暴風すらも巻き起こせそうな勢い。 対するラズロも負けじと咆哮に似た声を上げ、腕を突き出すがクーガーには最早聞こえない/興味がない/聞く必要もない。 答え――既に完成しているのだから。 そう。そのキーワードはとても単純―― 「ファーストブリットオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」 大音量の掛け声と共に、ラズロの身体に飛び込む。 繰り出すは回し蹴り――だが、今までのものとは衝撃も速さも段違い。 “ファーストブリット”――クーガーが持ちし技の一つ。 ラディカルグッドスピードの圧倒的な速度から撃ち出される一撃は正に弾丸(ブリッド)の如く。 脇腹をしたたかに蹴りつけられたラズロの身体が、これまた強大な加速に引かれて吹き飛ぶ。 グングンと止まる事も知らずに、クーガーから離れていくラズロの身体。 そんな最中、ラズロの身体はふいにある一帯――大きく広がった湖に飛び込む。 既に戦闘を経て、互いに立つ位置をエリアE-6に移していた二人。 怒りで顔を引き攣らせながら、ラズロは只、流水に飲まれていく事となった。 ◇ ◇ ◇ 「……ヘマかましたなぁ」 湖に突き飛ばされる屈辱。 ずぶ濡れになった身体で地上へ這い上がる。 ファーストブリッドの衝撃は確かに大きかったが、ラズロの身体には異常ともいえる自修復の力がある。 制限により未だ痛みは残るものの、動かすのも支障はない。 たが、意外にもラズロの表情はどこか淡白なもの。 水を被った事によって、逆に頭が冷えたのかもしれない。 表面上は、あくまでも表面上は冷静さを保つラズロ。 残弾を気にしながら、獲物を求めるためにラズロは再び歩き出す。 「マスター、聞こえてるか? もう一人ぶっ殺してぇヤツが出来たんだ……もう一人、すげぇ気にいらねぇヤツが……」 先程の男、ストレイト・クーガーへの恨みは忘れずに。 【E-7/湖付近/黎明】 【リヴィオ・ザ・ダブルファング@トライガン・マキシマム】 [状態]:健康。ラズロ状態。 左脇腹に痛み有り。ずぶ濡れ。 [装備]:M92AFカスタム・ソードカトラス×2(@BLACK LAGOON)、45口径弾×10.45口径エンジェルアーム弾頭弾×24(@トライガン・マキシマム) [道具]:支給品一式、.45口径弾24発装填済みマガジン×4、.45口径弾×24発(未装填) [思考・状況] 1:片っ端から皆殺し。 2:ヴァッシュとウルフウッドを見つけたら絶対殺す。 あとクーガーも。 3:機を見て首輪をどうにかする。 4:ギラーミンも殺す。 【備考】 ※原作10巻第3話「急転」終了後からの参戦です。 「まあ、なんだ。あれじゃあ当分動けないに違いない。結果オーライというコトにしておこう」 ラディカルグッドスピードを解除し、クーガーが呟く。 銃弾を受けた個所はアルターで防ぎ、既に血は止まっている。 クーガーの表情にうっすらと浮かぶのは、ラズロを仕留めきれなかった事に関する心残り。 たとえ己の速さが普段通りではなかったとしても、かなり手強い相手だったラズロ。 だが、そう言っても仕方がない――何故なら既にラズロを見失ってしまったのだから。 ならばどうするか――考えるまでもない疑問に答える。 一秒でも無駄にする事なく、最速の名に恥じぬように――クーガーは動き出す。 「蛇ヤロウは当然、倒す。だが、それだけが俺の仕事じゃない。そう、そして既に一枚は張り終えた! 一枚は何処かに張って、残りの一枚は俺が持っていれば他の人達に最速で情報を伝えるコトが出来る! ああ、完璧だ! まさに完全調和……パーフェクトハーモニーと言うのに相応しい!!」 蛇ヤロウ――本土側のアルター使い/いけ好かない奴/倒すべき相手=無常矜持。 あんな特徴的な名前がこの世に二人も居るとは思えない。 きっとこの場でも何か碌でもない事を企てているのだろう――ならば止めなければならない。 また、クーガーが握りしめるのはボロボロな二枚の紙――彼に支給されていたもの。 本来は同じものが三枚支給されていたが、クーガーが言うように一枚は既に張り付けてある。 その場所は病院。判り易いように入り口のドアのど真ん中に――ラズロとの闘いを終えた後に行った。 何故なら、一人でも早くこの情報を知っておいて貰いたかったから/丁度地図の真ん中に位置していたから。 人の良さそうな顔だが、共に書かれた文字が本当であれば気にしないわけもいかない。 そして、クーガーは意を決したかのように走り出す。 (カズマ、劉鳳……無茶はするんじゃねぇぞ……!) 自分が見出した希望――ロストグラウンドの、アルター使いの未来を切り開いてくれると思わせた二人。 カズマ、劉鳳の二人の身を密かに案じながら。 【E-5/南西部/黎明】 【ストレイト・クーガー@スクライド】 [状態]:健康 、左肩、右脇腹などに銃弾による傷(アルターで処置済み) [装備]:HOLY部隊制服、文化的サングラス [道具]:支給品一式 不明支給品(0~1) ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書×二枚 [思考・状況] 1:ジラーミンに逆らい、倒す 2:無常、ラズロ(リヴィオ)、ヴァッシュには注意する 3:カズマ、劉鳳、橘あすかとの合流。弱者の保護。 4:ヴァッシュの手配書を何処かに貼り付け、もう一枚は自分で持っておく。 【備考】 ※病院の入り口のドアにヴァッシュの指名手配書が貼ってあります。 ※ジラーミンとは、ギラーミンの事です 誰も居なくなったエリアF-6。 無音――生物が居るわけでもなく、特に可笑しくもない。 そう。誰も居なくなった筈であったのに――唐突に何もない空間から一人の少女が姿を現した。 「……あんなん反則ちゃう? わたしなんか勝てるわけないやん……」 ピンクを基調とした制服を着込んだ小柄な少女が、意気消沈といった様子でそう呟く。 春日歩――知人も一人も居なく、この場に集められた別段普通な女子高生。 黒のストレートヘアーが印象的な、どこか危なっかしい印象を抱かせる少女。 転校初日に大阪と安直な渾名を付けられた過去を持つ――只、関西の方から越してきた理由=なんの捻りもない。 そして歩――大阪に支給された品は石ころ帽子なる代物。 様々な制限はついているが、掻い摘んで言うと自分の姿を消してくれる道具。 大阪はその石ころ帽子を使って、観察していた。 そう。先程まで闘い続けていた二人の男――クーガーとラズロの闘いを。 まあ、途中からは更に戦闘の進行も速まり、全てを観たわけでもないが。 それでも、大阪の気を削ぐ事に十分であった。 「近づこうにも無理や、絶対無理……怖くてなーんもできへんかったし……」 死にたくはない。 ならばこの殺し合いで生き残らなくてはいけない。 よって一人でも参加者を減らすために、大阪は漁夫の利を狙おうとした。 そこまでは良かった――少なくとも大阪はそう思っている。 いや、ぼーっとした事に定評がある大阪にしてみれば、かなりいい判断の部類に入るだろう。 だが、足りなすぎた/開きすぎていた/次元が違った――大阪と二人の何もかもは。 体格の問題はいうまでもなく、クーガーが誇る速さも、ラズロの持つ射撃技術も大阪にとってはこの上ない脅威そのもの。 もし、奇襲が失敗すれば自分が無事に逃げられるわけがない――そう思うと近寄る事すらも出来なかった。 隙を見せれば不意打ちの銃弾でも喰らわせてやろうと思っていたのに。 そして大阪は今後について考える。 金髪の少年――ジョルノ・ジョバァーナ/大阪の知らない男の子を、殺せた時程に今後も要領良くいくだろうか。 絶対に無理だとは言い切れないが、上手くいく保障もどこにもない。 たった一回の失敗で全てが終わる――もう二度とあの学校に登校するのも叶わない。 一癖も二癖もあるが、大切な友達とも会う事すらも出来ない。 認めたくはない未来――必死に振り解くかのように大阪は歩を進めた。 一つだけ、気になる事が大阪にはあったから。 「……こーんな優しそうな人やのに、悪い人なんやね……信じられへんなぁ、わたし……」 両眼をまん丸に見開いて大阪は見つめる――一枚の貼り紙=先程クーガーが張り付けた何か。 まさに心底驚いたと言わんばかりに驚きにそまった表情を浮かべて、じっと見入る。 そこには一人の男の顔写真が載っていた。 何故か読める、記された金額の凄さ――男がどんな悪事をやってきたのだろうか思わず考える。 赤い、まるで血のように赤いコート――あんまり趣味は良くなさそう。 お洒落の一環であろうと思われるピアス、そしてホクロ――だけど、不思議とあまり怖い印象はない=寧ろ優しそうとも思える。 こっちが恥ずかしくなってくる様な満開の笑顔――こんな笑い顔を間近で見せられたら碌に会話も出来ないかもしれない=信頼には充分。 そう、大阪には自分の目の前に映る写真の男が危険人物――賞金を掛けられた指名手配者であるという事に驚きを隠せない。 思わず右腕を伸ばし、写真の口元の方へ手を伸ばす。 何かを求めるように/探るような手つきで/撫でるように小さな右手が動く。 「けど――こないな人ですらも悪いコトしたんや。きっと騙して、油断したとこを……だからこんな紙に貼り出された……。 わたしがあの男の子を殺したみたいになぁ……」 だが、その手は止まり、ゆっくりと離れゆく。 大阪にはこの状況で誰かを信じられる程の余裕はなかった。 きっとこんな馬鹿げた殺し合いに反感を抱く人間は居るだろう。 しかし、人の嘘を見破るのは口で言うほど簡単ではない。 友達の他愛のない冗談ですらも、真に受ける事が度々ある大阪には――特に難しい。 更に日常とは違い、一度見誤れば待つものは死という概念――既に自分が一人の少年を殺した事実が重く圧し掛かる。 罪悪感がないとは言えない。 だけど、いきなりこんなヘンテコな場に呼び出されれば――半ば、強引に自らの行動を正当化する。 何故ならこれからも、自分が選んだ過酷な道を進むのには必要な事だから。 「そうやーしっかりせなあかん、しっかり……しっかり……しっかり……しっかり――」 やがて大阪は歩き始める――足取りはフラフラと非常に危うい。 だが、その小さな胸に秘めた意思はしっかりとしている。 生き残る――非常にシンプル且つ難しい目的。 ぶつぶと暗示のように呟く大阪は次の獲物――油断さえしてくれたら自分でも倒せそうな相手を探しに行く。 出来れば二人以上で、疑心暗鬼をも引き込めそうな集団が良いかもしれない。 そこまで考えて、大阪はふと振り返る。 暗闇の先――先程、十分に鑑賞した男の手配書。 その男こそ行く先々で常にトラブルを巻き起こし、ついた渾名は『人間台風』。 そのため、一種の災害と見なされ、今は懸賞金が掛けられていない人物。 更に、大阪が考えるような犯罪染みた事に手を染めていない――名はヴァッシュ・ザ・スタンピード。 「しっかりな」 そんなヴァッシュの笑顔が今の大阪にとって、何故だかとても眩しいものに見えた。 【E-5 病院近く/1日目 黎明】 【春日歩@あずまんが大王】 [状態]:健康、心神喪失状態 [装備]:グロック17@BLACK LAGOON(残弾15/17、予備弾薬51)、石ころ帽子@ドラえもん [道具]:支給品一式×2 不明支給品(1~4) [思考・状況] 1:生き残るために全員殺してギラーミンも殺し、現実に帰る。 2:あまりにも強そうな相手とは関わらない、あくまでも不意をつけば倒せそうな相手を狙う。 3:お人よしの集団に紛れるのもいいかもしれない 4:ラズロ(リヴィオ)、ヴァッシュを警戒。 【備考】 ※サカキを榊@あずまんが大王だと思っています。 ※『石ころ帽子について』 制限により、原作準拠の物から以下の弱体化を受けています。 大きな物音、叫び声などを立てると、装備者から半径30m以内にいる者はそれを認識する。 鍛えた軍人レベル以上の五感を持つ者に対しては、上記の制限(距離、"大きな物音、叫び声"の判定)がより強化される。 (具体的には、より遠い距離、微かな気配でも装備者の姿が認識されやすくなる) さらに、常人のそれを超えた五感を持つ者に対しては完全に無効。 時系列順で読む Back 残されたものは一つ Next 今はただ、顔を上げ 投下順で読む Back 残されたものは一つ Next 今はただ、顔を上げ TRI-P OF DEATH リヴィオ・ザ・ダブルファング 海賊ロロノア・ゾロvsアルター使い劉鳳 ストレイト・クーガー ストレイト・クーガー 終わらない夢 不倶暗雲 春日歩 鳥だ!飛行機だ!いや、ドラだ!
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推奨Lv 通常:Lv26 上級:Lv52 攻略Lv 通常:Lv32 上級:Lv63 階層数 6 階層時間(踏破前) 53分 階層時間(踏破後) 27分 道中出現モンスター レアモンスター ダンジョンボス レアアイテム ダンジョン内イベント 冒険の手記(全5) 道中出現モンスター [種族] 名称 職業/Lv HP Exp [人型] ハイシーフ 盗賊 Lv29 268 58 [人型] 魔法剣士 秘法剣士 Lv28 719 56 [竜族] ドラゴンライダー 秘法剣士 Lv35 1348 350 レアモンスター [種族] 名称 職業/Lv HP Exp [魔物] ハッピーラビット 修道者 Lv30 323 9999 ダンジョンボス [種族] 名称 職業/Lv HP Exp [人型] 魔法剣士 x 3 秘法剣士 Lv28 719 56 [人型] ハイシーフ x 3 盗賊 Lv29 268 58 [竜族] ドラゴンライダー x 3 秘法剣士 Lv35 1348 350 レアアイテムの編集 レアアイテム 名称 罠難易度 ドロップモンスター 加速装置 167 ハイシーフ マジックソード 237~245 魔法剣士 魔道教典Lv4『凍える吹雪』 180 歴戦の鎧 269~289 ドラゴンライダー 竜騎士の盾 139 ★竜の角笛 104 奇跡のコイン - ハッピーラビット ★うさぎのしっぽ - ダンジョン内イベント 入り口 リンドール国の辺境の地に収容所とよばれる施設がある。 そこはたくさんの罪人や捕虜が収容されているという。 収容所の周りには多くの兵がおり、厳しい警備体制が施されていた。 それが外部からの襲撃のほかに内部からの反乱にも備えてのことであろう。 その警備の厳重さは外から見るだけでも十分に実感できた。 なぜならば空を見上げれば恐ろしい存在が見えるからだ。 竜騎兵、ドラゴンライダー。 兵を乗せた飛竜が施設の周りを飛んでいる…… 2F到着 収容所と呼ばれる施設。 その生活環境は決していいものではない。 罪人や捕虜といった者たちが丁寧な扱いを受けるはずがないであろう。 施設の中を見てやはり、その考えが正しいことを冒険者たちは知った。 4F到着 ここにいるのは罪人や捕虜ばかりではなかった。 子供の数が多いのだ。 北国は貧しく、孤児が多い。 そのような身寄りを失った子供たちが、この収容所へ集められているようだ。 ダンジョンボス戦前 施設の奥の部屋にたどり着くと、話し声が聞こえてきた。 「大変生きが良くて結構でございます。明日にでも新しい兵器をお持ちしましょう。」 例の人買いの商人であろう。 今まさに囚人が引き渡されようとしているようだ。 冒険者たちは奇襲をかけるべく部屋に飛び込んだ。 突然の出来事に、ターバンを頭に巻いた商人風の男はたじろいでいる。 このまま先手を取れば簡単に制圧できるだろう。 そう思った冒険者たちの眼前に灼熱の空気が通り過ぎた。 冒険者たちは慌てて立ち止まり、その熱波に身をさらさずに済んだ。 しかし、奇襲の勢いは止められてしまった。 敵兵の中に奇襲にも動揺せずに対応できる者が居たようだ。 竜を操る手綱を手に、その男はこちらを見据えている。 ドラゴンライダーだ。 その数は三体。 商人の男がこちらを睨んで怒気をはらんだ声を上げたと同時に、竜騎兵たちが一斉に襲いかかってきた。 ダンジョンボス戦前―NPCイベント レイフォード 「竜に乗るとは器用なものだ!されど所詮は曲芸!」 レイフォードが刀を構えて飛びかかった。 その動きは飛竜よりも速い。 ダンジョンボス戦前―NPCイベント ミュウ 戦いが始まるその時、商人は逃げ出していた。 しかしその動きを追っていた者が居た。 ミュウだ。 ミュウは商人の前に素早く回り込んで動揺している商人に言った。 「命が惜しければ金目の物を……」 そう言いかけた時、ドラゴンライダーがブレスを吹きつけてきた。 「ひゃあ!」 ミュウは咄嗟にかわして逃げ戻った。 その隙に商人は逃げていった。 「ああん、宝石くらい持ってそうだったのに!」 ダンジョンボス撃破後 奥の部屋へ行くとそこには檻があった。 中には囚人たちがいる。 そのほとんどが子供だ。 近づくと子供達を庇うように、囚人の中の一人の娘が立ちふさがった。 子供を連れ去りにきたと勘違いしているのだろう。 何一つ武器を持たない姿でありながらも気丈な顔で睨みつけてくる。 子供に手を出したら噛み付いてきそうだ。 しかし、次の瞬間、その娘にもこちらが何者かわかったようだ。 冒険者たちもその娘の顔はよく知っている。 冒険の手記(全5) 手記コンプリート報酬:[宝石]プラシオライト ある商人の手記1 宝石を手に入れた。 なんと美しい輝きだ…… これほど貴重なものをくれるなんて、あの宰相は話がわかる。 ある商人の手記2 宝石には5段階のランクがある。 Aランクに6種の最高級宝石 Bランクに6種の高級宝石 Cランクに6種の中級宝石 Dランクに15種の下級宝石 Eランクに24種類の最下級宝石 ある商人の手記3 Eランクの最下級宝石ですらこの輝きだ。 Aランクの最高級宝石とは、どれほどの物なのだろうか…… ある商人の手記4 宝石はただの装飾品ではない。 空気が歪むほどの強力な魔力を秘めている。 持つだけで呪文攻撃を防ぎ、己の潜在能力を引き出す効果がある。 ある商人の手記5 確か、ヘパイストスという鍛冶屋が宝石を使って武具を強化できたらしい。 その神はもう居ないそうだから、意味の無い話だけどな。 それに宝石を材料に使うなんて勿体無くて出来やしないだろう。 普通の者は最下級宝石ですら見たことも無いだろうからな。
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腕 革の手袋 (カワノテブクロ) 【手甲】 基本性能 革の手袋 【手甲】 価値 2 攻撃力 0 命中補正 - 重量 3.2 防御力 7 回避補正 - 容量 0 耐久度 36 物理耐性 +2 鍛錬 0/15 耐久性 100% 妖術耐性 - 装備区分 腕装備 必要Lv 装備可能 僧神陰忍薬 Lv25以上 付与効果 生命力 ---- 腕力 ---- 土属性 ---- 気合 ---- 耐久力 ---- 水属性 ---- 器用さ ---- 火属性 ---- 特殊効果 妖力 知力 ---- 風属性 ---- ---- ---- 魅力 ---- 生産可能職 職業 技能 侍 籠手作成之い 価格 買値 売値 PC値 --文 --文 --文 材料 皮革 8、羽毛 4、銅箔 1 備考 名前 コメント
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分類:短編小説 初出:「小説新潮」1984年9月号 雑誌時挿絵:小松久子 収録短編集:『日曜日と九つの短篇』、『連城三紀彦レジェンド』 あらすじ 透さん―― あなたはこの手紙を、私が死んだ後、看護婦さんから受けとることになるでしょう。遺書といった大げさな物ではありません。お喋り好きだった私の最後のお喋りだとでも思って、「少しうるさいよ、母さん」いつものいように顔を顰めて叱ってくれればいいのです。顔を顰めると眉毛の端がぴくんと折れて、そういう所、死んだお父さんとそっくりでした。 自分から息子に結婚を勧めておきながら、嫁をいびり続けた母。その母が死を前に、息子へと手紙で語る真実とは……。 登場人物 私透の母。 透「私」の息子。 有子透の妻。 解題 このような事を書くと先入観を与えてしまうかもしれませんが、この作品を読み始めた時点で、このお母さんの告白する「真実」を想像できる人は、皆無ではないでしょうか。 (『連城三紀彦レジェンド』より 執筆者:伊坂幸太郎) 母から息子への手紙という体裁の、書簡体短編。『日曜日と九つの短篇』収録作の中では最もミステリ色が強い。 さほど知名度の高い作品ではなかったが、『連城三紀彦レジェンド』に伊坂幸太郎の選出によって収録されたことで知名度が高まった。他作品の間ではなく、あえてラストに配置したのはファインプレーというべきだろう。 伊坂 もうひとつ今日の対談のなかで決まったのが、最後の一編となった「母の手紙」。これは僕のお気に入りなんで、今回入れてもらえて嬉しかったです。 綾辻 ここで「母の手紙」を出してくる伊坂さんはさすがだな、と思いました。 伊坂 これ、変な小説ですよね。なんだか、お母さんの手紙を、ふむふむ読んでいると、だんだん奇妙なロジックに巻き込まれていく感じがして(笑)。 綾辻 普通小説として読めば読めちゃうんだけれど、これも実はまぎれもない連城ミステリーである、という逸品です。 (『連城三紀彦レジェンド』収録 綾辻行人×伊坂幸太郎「特別対談 ミステリー作家・連城三紀彦の魅力を語る」より) ちなみに同じく夫婦と姑の関係を題材にした「青葉」が同月に「オール讀物」に発表されている。 各種ランキング順位 オールタイムベスト・連城三紀彦短編 53位 収録アンソロジー 日本推理作家協会編『殺意の狂詩曲 最新傑作ミステリー〈上〉』(1986年、カッパ・ノベルス)日本推理作家協会編『逃走コネクション 日本ベストミステリー選集16』(1993年、光文社文庫) 関連作品 書簡体形式の作品「過去からの声」(『夜よ鼠たちのために』収録) 「野辺の露」(『宵待草夜情』収録) 「親愛なるエス君へ」(『瓦斯灯』収録) 「忘れ草」(『夢ごころ』収録) 「北京の恋」(『萩の雨』収録) 「枯菊」(『新・恋愛小説館』収録) 『明日という過去に』 名前 コメント