約 805,059 件
https://w.atwiki.jp/godworldofvalkyrie/pages/118.html
とりあえず、ざっくりと作成。これで合ってます? - 名無しさん 2013-07-17 23 45 46 ご苦労様です - 名無しさん 2013-07-17 23 56 43 乙女9が2-4ボスでした - 名無しさん 2013-07-18 00 10 15 乙女5.3-1ボス - 名無しさん 2013-07-18 00 20 44 乙女3は2ー1でも出てたと思います(*´ー`*) - 名無しさん 2013-07-18 02 45 56 乙女8は2-3雑魚 - 名無しさん 2013-07-18 06 45 32 乙女8は2-4でも遭遇しました - 名無しさん 2013-07-18 14 17 00 シービショップはエリア1じゃなくね?何周まわってもでねー - 名無しさん 2013-07-19 15 30 54 シービショップは、1-3ボス、3-3、3-4ででました。 - 名無しさん 2013-07-19 15 41 05 サンクス。3-3で確認した。全域ってのは外した方がよさげさな。 - 名無しさん 2013-07-20 00 38 53 ダイバーを4-3で確認。 - 名無しさん 2013-07-22 15 44 45 ウンディーネからもリヴァでるん? - 名無しさん 2013-07-23 02 10 24 出たよ、というかウンディーネさんが出てくれない - 名無しさん 2013-07-27 21 35 43 こうやって見ると、乙女3と乙女7が何なのか凄い気になるな…持ってる人居ないのかな? - 名無しさん 2013-07-24 00 43 16 乙女3の名前はガンナーです - 名無しさん 2013-07-24 00 49 46 乙女の名前コンプリート。ミスがあったらお願いします - 名無しさん 2013-07-24 03 34 29 最後の乙女の名前を教えて下さい - 名無しさん 2013-07-30 09 38 13 表の通り、サルガッソーです - 名無しさん 2013-07-30 09 56 54
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/482.html
*戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 ---- #contents ---- **ゲームID _S NPJH-50145 _G Battlefield s Valkyrie 2 ----
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/2923.html
【元ネタ】ラグナル・ロズブロークのサガ 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】イーヴァル 【性別】男性 【身長・体重】188cm・93kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力B 耐久B++ 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具D+ 【クラス別スキル】 対魔力:A 祖父より受け継いだ竜種の属性により、A以下の魔術は全てキャンセル。 軍隊をも不能にした神牛の咆哮を受けても戦うことが出来た。 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 【固有スキル】 骨無しの呪詛:- 父の犯した過ちにより体内に骨が無く、歩行が出来ない。 ただし、杖を手にしている間はこの呪いは消失する。 戦略:B 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。 【宝具】 『我が身、骨無くして骨砕く(グラビティ・ボーンレス)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人 自らの体重を自由に変化させる能力。 軽くなれば肉体の頑強さ・耐久力は劣化し、重くなれば逆に強化されるが身動きが取れなくなる。 恐らくは「骨無しの呪詛」に付随した異能であり、杖を持っている時は発動不可。 スウェーデン王の所有する、無敵を誇った聖なる牝牛シビリヤと対峙した際には 自らを強弓の矢玉として人間砲弾さながらに飛来し、神牛の全身の骨を砕いて見せた。 【Weapon】 『無銘・強弓』 大木を素材に制作した弓矢。 これで神牛シビリヤの両目を射抜いた。 【解説】 古代北欧に語られる伝説の戦士。後に英国王となる。 竜殺しの英雄にしてデンマーク王であるラグナルはアースラウグという美しい乙女を 三人目の妻とし、間に四人の男児を儲けた。 この中の長男イーヴァルは神々の許しを得ない内に両親が契って出来た子であり、 そのせいで生まれつき骨がなく、杖を持たないと歩けなかった。 しかしそれを除けばイーヴァルは頭脳明晰な美丈夫として立派に成長した。 尚、母は実は英雄シグルドと戦乙女ブリュンヒルデの娘であり、つまりイーヴァルは 英雄と王族と半神の超エリート血統の元に生まれたということである。 ラグナルの他の子も武勇に優れ、兄弟たちは略奪(ヴァイキング)行に出て各地を荒らし、 強大な魔牛を擁する地を攻めた時は、イーヴァルの指揮で魔牛を討ち、勝利した。 ある時、父ラグナルとスウェーデン王が仲違いしたことで、息子達はスウェーデンに攻め入り、 犠牲は出しつつもイーヴァル自身が敵軍の神牛シビリヤを討って勝利した。 なお、その後もすぐには帰郷せず、各地を荒らしまわってからようやく帰った。 ラグナルは息子達の武勲を知ると、対抗心からか寡兵で 大国イングランドへ攻め込んだが、捕えられて殺された。 息子達は激怒したが、イーヴァルだけは怒りを隠して知略を張り巡らせた。 イーヴァルは口八丁でイングランド内に潜り込んで地位を築き、王の勢力を弱体化させ、 頃合いを見て外から兄弟達を攻め込ませて、父の死の復讐を成し遂げた。 イーヴァルは自ら崩壊させたイングランドの王となり、死の前に自身を イングランドの守護神とするように埋葬させた。 後世、征服王ウィリアムに墓を暴かれた時、その遺体は朽ちていなかったという。 【コメント】 ラグナルのサガというより、「ラグナルの息子たちの話」の方が出典なのかな? 多分、北欧伝説の中では随一の知将。そして子泣きジジイ及び南斗人間砲弾の原典。 頭いいのにすげぇ変な能力持っててキャラ濃い。伝説上ではロンドンの城砦の建造者。 キャラの被ってる牛が二頭出てくるが、それぞれ別物。スウェの神牛の方が強かったと思われる。 適正クラスはアーチャーだが、ライダーにもなれるかも。
https://w.atwiki.jp/valkyrie-card/pages/62.html
ただいま製作中・・・ 用語 意味 備考 相性 各ジョブが持つ属性間の相性を示す。相性は「火 森 土 水 火」となる。 --- アビリティ 各ジョブが有している特殊スキル。戦場で使用される。 --- アビリティサイズ アビリティのランクのこと。「特大 大 中 小」のようにランク付けされており、特大が最も強い。 --- アビリティポイント アビリティを発動するために必要なポイント。戦場で相手を攻撃すると貯まっていき、100になるとアビリティを発動することが出来る。 --- アビリティレベル アビリティのレベルで最大10レベル。アビリティレベルがそのアビリティの効果などに影響してくるので基本的に10まで上げておく方がいい。 --- 一親等 ジョブ継承において、そのジョブと直接繋がっている継承先を指す用語。一親等の継承先が引き継ぐステータスの割合は5%となる。(例)戦士の継承先の一親等は剣士、盗賊、騎兵、ナイト、狩人が該当する。 --- イベント 定期的に開かれる特別イベント。ガチャなどで入手できない限定ジョブが報酬となる場合が多い。各プレイヤーが任意で参加するものと、ギルドぐるみで参加するものの2種類に分けられる。 --- 運営 アプリの提供元である「さくらソフト」のヴァルキリーカード担当グループを指す用語 --- 強化 [強化]を実行することで、対象の装備やキャラクター、武器のレベルを上げてステータス値を強化すること。カードのレアリティにより上限レベルが異なる。 --- ギルド 複数のプレイヤーで構成されるグループ。ギルドに所属していれば行動力にボーナスが付いたり、ギルド施設の属性効果を得られる。また、ギルドに所属していないとギルドイベントに参加することが出来ない。ギルドによって運営方針は様々なので入会希望ギルドの事前リサーチをしておく方がよい。 --- ギルドイベント 全てのギルドで争う対抗イベントで、過去4回開催されている。 --- ギルド施設 ギルドの[建設]コマンドで作成できる施設を指す。それぞれの施設は特定の効果(火属性への攻撃3%UPなど)を持っている。[建設]はギルドマスターしか出来ない。 --- ギルドチャット ギルド内の掲示板を指す。そのギルドのメンバー以外は閲覧することが出来ない。 --- 行動力 プレイヤーがクエストを進める場合に消費する数値。これが0になると自然回復を待つか、回復薬を使用しないとそれ以上のクエスト消化は出来ない。なお、レベルアップすると行動力は全回復する。 --- 行動力ボーナス ギルドに所属していると自動的に「所属ギルドのメンバー数×3」の行動力が加算される。上限は90. --- 詳細 そのジョブの表示ステータスの詳細な内訳が記載されている。キャラクター画面に[詳細]というリンクで見ることができる。 --- ジョブ 各キャラクターの職業のこと。系統として、「物理職」「魔法職」「特別職」に分類される。 --- ジョブ継承 対象のジョブが、それよりも下位の継承ラインに位置するジョブから一定のステータス値を引き継ぐこと。継承ラインの表はジョブ図鑑に記載されている。 --- ジョブ図鑑 アプリに実装されている全てのジョブの図鑑。ジョブ継承の繋がりや図鑑ボーナスの達成状況を見るときに使用する。 --- 進化 同じ種類の2枚のカードを[進化]させて、1つのカードにすることでカードのステータスを上げること。進化は4段階に分かれており、カードの「進化レベル」の箇所にそのカードの進化度合いが表示されている。 --- 進化継承 2枚のカードを[進化]させたとき、それぞれのカードのステータスから一定の数値を継承すること。通常はそれぞれのステータスの5%を継承するが、MAXまで強化したカードを[進化]させた場合、継承される値は10%になる。 --- 戦場 このアプリの特徴のひとつ。任意のプレイヤー同士でチームを組んで戦い勝敗を競う。勝った場合は武器を得ることができる。なお、入手できる武器のレアリティはランダムであり、ランクが高くなれば、その分レアリティの高い武器を入手する確率が上がる。基本的に武器は戦場でしか入手できないため、ゲームを進めていく上で非常に重要。戦場の開催時間は固定されており、早朝、昼間、夜間に分けられる。たまに夜間の戦場の開催時間が延長されることもある。 --- 属性 全てのカードには「火」「水」「土」「森」の属性が付与されている。カードの左上に属性を示すマークが記載されている。ボスにも属性が与えられている。 --- はじめてのおつかい 通常クエストのひとつ。このクエストエリアの中にはドロップするカードが全てN+というエリアがあるため、強化に使用する素材集めによく使われる。 --- ラスアビ 戦場の終了時間間際にアビリティを発動すること。ウィザードなどの全体攻撃系のジョブなどが使うと有効 --- ラスパン 戦場の終了時間間際に通常攻撃をおこなうこと。勝利ポイントが拮抗した状態でラストの一撃で勝敗が決することも多い。 --- 0次職 ジョブ継承における一番根元のジョブを表す用語。ヴァルキリーなどの招待特典ジョブや天使、悪魔などのギルドイベントの報酬ジョブが該当する。 --- 1次職 ジョブ継承における0次職のすぐ上にあたるジョブを表す用語。戦士、精霊使いが該当する。 --- 2次職 ジョブ継承における1次職のすぐ上にあたるジョブを表す用語。剣士、盗賊、騎兵、ナイト、狩人、僧侶、魔法使い、妖精使いが該当する。 --- 3次職 ジョブ継承における2次職のすぐ上にあたるジョブを表す用語。剣闘士、怪盗、槍騎兵、アーマーナイト、弓兵、神官、ソーサラー、妖怪使いが該当する。 --- 4次職 ジョブ継承における3次職のすぐ上にあたるジョブを表す用語。スレイヤー、アサシン、重装騎兵、ガーディアン、ランサー、ウィザード、猛獣使い、錬金術師、人形使いが該当する。 --- 6030 戦場でアビリティを発動するタイミングを時間で記述したサイン。「60」は残り時間60秒で1度目のアビリティを発動し、「30」は残り時間30秒で2度目のアビリティを発動するという意味。類似サインとしては「4020」などがある。 ---
https://w.atwiki.jp/fairdol/pages/353.html
【販売期間】 2013年8月1日(木) ~ 2013年9月1日(日) 00 00 所長パック ジュリアパック かるめパック ロビンパック 所長パック 料金:公式 2000DP 他PF 3000コイン/pt スペースコロニーの背景、肌色自由変更機能、マイルームでの表情選択機能・その他便利なアイテム盛りだくさんのお得なパック!! パック内容 スペースコロニーの背景 フェアリーガチャ券×3 福引券×3 太陽のカケラ バイジャム イベントちゃんDX プレミアム設定1肌色自由変更機能 プレミアム設定2マイルームでの表情変更機能 ▲ページTOPへ ジュリアパック 料金:公式 1400DP 他PF 2000コイン/pt スペースヴァルキリー、自動おやすみ機能・その他便利なアイテム盛りだくさんのお得なパック!! パック内容 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 スペースヴァルキリー imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 フェアリーガチャ券×2 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 福引券×2 太陽のカケラ バイジャム イベントちゃん imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 プレミアム設定3自動おやすみ機能 ▲ページTOPへ かるめパック 料金:公式 700DP 他PF 1000コイン/pt セイクリッドメカニカルウィング、フェアリーマジック制限機能・その他便利なアイテムが入ったお得なパック!! パック内容 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 セイクリッドメカニカルウィング imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 フェアリーガチャ券 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 福引券 太陽のカケラ イベントちゃん imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 プレミアム設定4フェアリーマジック制限 ▲ページTOPへ ロビンパック 料金:公式 400DP 他PF 500コイン/pt サテライトヘッドギア、やる気MAX時よこやりブロック機能・その他便利なアイテムが入ったお得なパック!! パック内容 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 サテライトヘッドギア imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 フェアリーガチャ券 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 たいむペンシル30 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 プレミアム設定5200よこやりブロック ▲ページTOPへ コメント一覧 この服好き! -- (名無しさん) 2015-08-07 21 51 32 名前 コメント すべてのコメントを見る (c)Ambition
https://w.atwiki.jp/fireemblemgalaxystar/pages/98.html
聖戦の系譜に登場する杖で12神器の一つ「聖杖バルキリー」 大司祭ブラギの末裔である、グランベル王国に従属する6公爵家の一つ、エッダ家の直系の者のみが使用できる。 ゲーム中ではクロードとその息子(ただし杖が使えるのはセティ、コープル限定)のみが使用可能。 長年行方不明になっていたが、クロードがクルト王子暗殺の真相を探るために訪れたブラギの塔で発見し、以後、彼が持ち出す事になる。 使用効果は戦死したユニットを復活させられる(暗黒竜、紋章におけるオームの杖と同様で) しかし、使用回数はわずか1回。 修理価格も3万ゴールドもの大金がかかる… しかし毎ターンセーブ出来る聖戦ではそうそう戦死者は出なく、戦死しても即リセットされやすい。 ちなみに親世代で意図した異なるカップルが成立しそうになった時に男性キャラをわざと死亡させ、無事カップルが成立したあとに殺したキャラを生き返らせる』といった使い方をされる事が多い。 またクロードに恋人が出来ても、フュリーかシルヴィア以外とのカップルの場合は、息子が杖を使えないのでバルキリーがアイテム欄を埋めるだけの存在になってしまう(これは家宝を次の世代へ継承させる設定である) 継承しても使えないという不遇な神器。 しかしブラギの血の補正効果は有用なので是非ともクロードを童貞から卒業させてバーハラの戦いへ赴かせてあげよう。
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/5017.html
堕天使クルトゥス・ヴァルキューザ SR 闇 (9) 8000+ ライトブリンガー ■進化―自分のライトブリンガー1体の上に置く。 ■このクリーチャーを召喚した時、自分の山札を見る。その中から《予言者クルト》を好きな数選び、このクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。 ■このクリーチャーのパワーは、このクリーチャーの下にあるカード1枚につき+2000される。 ■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体破壊する。 ■メテオバーン―このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを5枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、相手は自身のマナゾーンにあるカードを全て持ち主の墓地に置く。その後、相手はバトルゾーンにある自身の、元々のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選ぶ。選んだクリーチャーの効果は無効になり、選んだクリーチャー以外の相手のクリーチャーを全て破壊する。 ■自分のターンの終わりに、自分の墓地にある《予言者クルト》を好きな数選び、このクリーチャーの下に置く。 ■このクリーチャーは、カードの効果によっては破壊されない。 (F)死んでたまるかー!! --その叫びに闇の力が共鳴し、彼を最強の堕天使へと覚醒させた 作者:マイルス 代理作成:まじまん 評価
https://w.atwiki.jp/godworldofvalkyrie/pages/296.html
開催 2019/7/10 12 00~7/16 11 59 特攻カード (効果とレアリティは編集者の所持カードから出してますので、誤差があります) イベント レアリティ カード名 効果 恋ひ詠う幻想の塔 SR・HSR 小野篁 UR 和泉式部 ヒーローズウェポンβ攻撃力50%アップ発動率 100% GUR 歌境 和泉式部 GLR・XLR 紫式部 GUR 清少納言 UR・GUR 夕霧 GUR 詩聖 夕霧 UR・GUR 玉鬘 GUR 詩聖 玉鬘 GSR アマス・ハク GUR モナド ヒーローズウェポンβ攻撃力50%アップ発動率 100% GSR 詩聖 アマス・ハク 同盟ビンゴ召喚 レイニーフロッグプリンセス カリン 同盟ビンゴバトル トフィー てるるん 晴天 てるるん カホ 期間限定LR召喚 悪戯神 ロキ 魔夏のパニックビーチ GSR リムタス ヒーローズウェポンβ攻撃力50%アップ発動率 100% モナド ヒーローズウェポンβ攻撃力100%アップ発動率 100% GUR メリリー ヒーローズウェポンβ攻撃力100%アップ発動率 100% GUR モナド ヒーローズウェポンβ攻撃力100%アップ発動率 100% サマー デミス トリクル セレーヤ レネット LR さまよん ヒーローズウェポンΣ攻撃力400%アップ発動率 100% 魔神 クリムゾンアイズ LR レスクヴァ&シアルヴィ ヒーローズウェポンΣ攻撃力400%アップ発動率 100% サウィン XUR ストラス アスト ヒーローズウェポンε攻撃200%アップ発動率 100% ウィング アスト 狡猾神 ロキ ヘルズキッチン 期間限定LR召喚 LR 夏獣 フェンリル&スコール ヒーローズウェポンΣ攻撃力400%アップ発動率 100% 特攻属性によるスキル LIGHT属性編成時発動のトールスキル効果二倍 (トールハンマーの攻撃力を略して一時的にTHPとします) スキル名 効果 発動率 条件 ユニオン ライト THP10%アップ 60% 5枚以上編成 ユニオン ライトα THP20%アップ 60% 10枚以上編成 ユニオン ライトβ THP40%アップ 60% 20枚以上編成 ユニオン ライトγ THP60%アップ 70% 30枚以上編成 ユニオン ライトδ THP80%アップ 70% 40枚以上編成 ユニオン ライトΩ THP100%アップ 80% 50枚以上編成
https://w.atwiki.jp/nekogoya/pages/59.html
●東京都内 天原骨董品店 「……それで?」 王侯貴族顔負けの応接室。 そのソファーにふんぞり返った少女は、目の前に立つ、背広姿の男を見下したような眼で睨んだ。 絹のような艶やかな長い髪に透き通るような白い肌。黒くつややかな髪。十代半ばに達しているかさえおぼつかない、華奢な体を包むゴシック調のドレス。 あどけない顔に浮かぶその表情は、あからさまなまでに、目の前の相手を歓迎していない。 名を、天原神音(あまはら・かみね)という。 一方、少女の目の前に座る一流企業の社員(マシン)然とした男は、少女の視線を受けても、能面のような顔に浮かべた営業スマイルを崩さない。 どんなに笑顔を浮かべていても、それが偽りだとわかってしまう。 心の中では何も笑っていない。 オールバックにまとめた髪に仕立ての良いスーツ。やや細く角張った顔。その皮膚の下に、血が流れているかさえわからない。 そんな男だ。 少女―――神音は、そんなタイプの男が大嫌いだった。 「ユギオ……殿、ですか」 名刺を名刺盆に、優雅だが無造作に近い仕草で置いた。 「そんなご大層な御方が、こんなちっぽけな店になんの御用で?」 「これはご謙遜を」 予測はしていたのだろう。 その突っ慳貪な言葉に、ユギオと呼ばれた男は小さく笑った。 その笑い方が気に入らないのか、神音の端正な眉が少しだけつり上がった。 「天下の天原商会総帥のお言葉とも思えませんな」 「愚かなイヤミにしか聞こえないわ。もう一度聞きます……ここに、何をしに来たのですか」 「ビジネスです」 「それはおあいにく様」 神音は、心底楽しい。とばかりに、ころころと笑った。 「ビジネスの基本は、信頼のおける相手と信頼の取引を行うこと。わが商会は、一見(いちげん)様との取引は行わないことにしているわ」 その言葉には、不思議な威厳があった。 「お引き取りを」 「紹介状はここに」 どこから取り出したのか、ユギオは封筒をちらつかせて見せた。 封鑞に押された印章に、神音は嫌でも見覚えがあった。 「―――ご用件は?」 差し出された封筒を受け取ろうともしない。 「お力添えをいただきたい」 ユギオは黙ってテーブルに紹介状を置いた。 「お力添え?」 「はい」 「……」 神音は、恐ろしいほどの形相で相手を睨み付けた。 「アフリカでの馬鹿騒ぎに加担しろと?」 「馬鹿騒ぎとは随分ですな。犠牲がどれほどかご存じで?」 「知ったことですか。私には何の関係もないです―――で?」 その顔つきは未だ厳しい。 「要点を」 「……アフリカの部隊を魔界へ撤収させたいのです」 「何故?」 「戦力建て直しのため」 「つまり、一時的撤退?」 「捲土重来はすぐですが」 「永劫に人間界から手を引くんじゃなくて?」 「……部隊という表現は使いましたが」 ユギオはティーカップに手を伸ばした。 「……いいお茶ですね」 「どうも」 「心が和みます……ここ10年間、南米及びアフリカで暴れたのは、単に“妖魔の群れ”に過ぎません」 「……組織戦ではなかったと?」 神音の顔が、きょとん。となった。 「人類側は魔族軍と呼称していますが?」 「本当に興味がなかったようですね。あれは、我々の流した情報が変な形でリークしたのが、人類のマスコミに伝わった結果で」 「魔族軍の残党にもならない、妖魔部隊が単に暴走しただけ?」 「ええ。数だけはいましたがね。軍としての組織戦はしていません。なにしろ、指揮官が司令部ごと不在でしたから。 ご存じでしょう? 先の戦乱の後、天帝軍によって魔族はすべて一カ所に集められ封印されています。 妖魔部隊を指揮する者がいるのは」 ユギオは、まるで試すように神音を見た。 「アフリカではありません」 「妖魔でも、オークやライノサラス程度なら、単独、もしくは群れで行動しても、人類には十分脅威でしょう」 「最初はそうでした。人間の言う、狩野粒子が人類に与えた混乱から人類が立ち直り、メース……じゃない、メサイアを投入するまでは」 ユギオは、思い出したように顔をしかめた。 「それからは、我々にとっては悪夢の日々でしたよ」 「成る程?妖魔部隊のみを開放し、あなた達が指揮官を自前で用意すればいいと思っていたけど、実際やってみたら……」 「……認めましょう」 ユギオは力無く頷いた。 「妖魔を“呪具”で単にコントロールするだけで済む。そんな安易な目論見は見事に覆されました」 「そんな幼稚な発案が通るあたり、あなた方のトップのおつむの程度が知れますね。で?どれほどの犠牲を被ったのです?」 「既に約8割。占領地域は、最大時の9割近くを喪失」 軽く百万に達する犠牲ということだ。 「妖魔の繁殖力から考えても、それだけの戦力を復旧するのに何年かかると思ってます?他人の軍隊をそうも浪費して。ヴォルトモード卿が聞いたら、黙ってませんよ?」 「無様な話です。確かに」 ユギオは、自分に言い聞かせるように頷いた。 「指揮官の不在は、我々の予想以上に大きい打撃でした。 いえね? 指揮官は用意していたのです。 ところがこの連中、せいぜい小隊規模を運用した経験は豊富ですが、それ以上となると未経験。つまり」 「なんて無茶な。大型妖魔を組織戦で使いたければ、熟練した大隊級以上のクラスの指揮官を筆頭に、熟練した各クラス指揮官が」 「経験のある人材の確保が出来ませんでした」 「部隊の運用に混乱を来した挙げ句、自滅したと?」 「それともう一つ。失敗のもう一つの原因に、補給がありました」 「……まさか」 神音は、額に手を当てた。 「人間界との、あんな細い正規ルートを経由して補給を通したのではないでしょうね」 「その通りです」 「……」 「……」 「……悪いことは言いません」 暫しの時間が過ぎた後、神音はようやく口を開いた。 「もう二度と、この分野に関わらないことです」 「この分野とは?」 「それさえわからなければ、社会に出ないことです。世の中は怖いんですよ?」 「……我々の失敗は」 ユギオはソファーの背もたれに倒れかかるような勢いで体を預けた。 「その全てを外部委託していたことです」 「どこへ?」 「もう言っても良いでしょう」 投げやりな仕草で言った。 「レンファ商会ですよ」 「レンファへ?」 レンファ商会 魔界の民間軍事コンサルタント会社。 魔界軍最高レベルの将校が多数雇用されており、商会幹部に言わせれば、「一平方フィート当たり将軍の数は、魔界軍司令部よりレンファの方が多い」となる。 それ故、軍事関連企業では、一流どころとして知られている。 「そうです。御社のライバル会社ですね」 「言葉を選びなさいっ!」 神音は、ムッとした顔で怒鳴った。 「あんな高級将校(むのうども)の天下り先と、ウチを同格に扱うなんて!」 「そうです。その通りです。我々は、業務委託先を間違えた。最大の失敗がそれでした」 「まったく」 神音は衣擦れの軽やかな音と共に、軽く姿勢を正した。 「実戦経験もなく、部下の功績をかすめ取ることと、司令部の椅子を暖めることしか能のない軍高官(ばかども)を、レンファ商会が血眼になって雇っているのは、そんな連中でも、軍内部に圧力をかけやすいからです。 補給部隊と工兵隊だけで戦争が出来ると勘違いしてるような、軍の動かし方すらロクに知らない幹部共は、責任ですら部下任せにして当然な組織。 それがレンファ。 ウチのように、戦争の規模を問わず、開戦から戦後復興まで。戦争に関する全てをコントロールすることを目的として、それを可能にするだけのスタッフを抱えているところとは、何もかも違うのです」 「そうです。事情があったとはいえ、我々が馬鹿でした。おかげで大損だ」 「魔界からの物資輸送に、規制だらけ正規ルートを使ったのも、連中の利権が絡んでいるどころか、それ以外に、人間界との交易方法を連中が知らなかったからでしょう?」 「こちらの手配した補給物資の9割が届かず仕舞でした。ほぼ全てが横流しされた形跡があります。こちらが裁判沙汰に出来ないことを良いことに好き放題」 「ザマみなさい。でも、あなた達はあの馬鹿社長との繋がりがあるみたいね。政治的な繋がりでしょう?そんなことで」 「故人の悪口は止めましょう」 ユギオは軽く首を横に振った。 「訃報は明日の朝刊に載るでしょう。とにかく、我々はレンファとは手を切りました。我々独自の別ルートで確保した部隊を、すでに現地へ派遣しています」 「傭兵を?」 「民間軍人会社というべきですな。失礼ながら、神音様のコネクションは外させていただきました。理由はお察しください。 本音を言うなら、今すぐにでもあなた方に全業務を委託したい。 しかし、当局の警戒の目は動いている。人間界に対する過度の介入は、天界との関係もあり、当局は神経を尖らせていますからね」 「当たり前でしょう?大陸規模で人類が皆殺しにされたなんて、先の戦争を最後になかった事。あの時の終戦協定に抵触するか否かで、天界と魔界は10年近く議論は平行線のまま。両界の重大な政治問題化しているのですよ?」 「単なる妖魔部隊の暴走で片づけたい魔界と、人間支援による妖魔掃討を主張する天界……まぁ、両勢力共に」 「平行線で終わっているのは、両勢力に、あなた達が政治的介入を続けてきたからだ。そういうのですか?」 「―――ご明察」 「ますます手を貸せなくなったわね」 神音は横を向いた。 「政府は馬鹿じゃないわ―――こちらからの人的支援は、絶対に無理よ。情報省が動いたらアウトですからね」 「情報省は抑えています。ご心配なく。問題はマスコミです。神音様にお願いしたいのは、人的な支援ではなく、兵器と物資の販売、そしてお持ちの門(ゲート)を用いた魔界からの輸送の方でして」 「それこそお断り」 神音はきっぱりと即答した。 「うちの門(ゲート)は、はっきり非合法。いい?人間界で門(ゲート)が使えるのは、魔族または神族が、その地域を明確に保有していることを宣言した地域に」 「すでに、その辺の手配は出来ています」 ユギオはブリーフケースから書類を取り出した。 「政府公式の人間界側、門(ゲート)設置許可証です」 「……かなり影響力のあるということですか?」 「何とでも」 「でも、あなた達、今更、アフリカに何の未練があるのです?」 「まさか!」 ユギオは首を横に振った。 「人間がどれほど残っているがご存じですか?」 「人類を絶滅させるつもり?」 「そこまではやりません」 ユギオの晴れやかな顔は、少女には狂気にさえ見えた。 「我々の目的は、時計の針を戻すことだけです」 「……針?」 「人類は進歩しすぎました。人類のあらゆる技術、思想……諸々全ての進歩の針を中世に戻します」 「……」 「そうでなければ、人間界に未来はありません。人間の技術的進歩が、多くの種族を絶滅に追い込み、人間界そのものを苦しめています……ご理解いただけるものと」 「……先の戦争の終結において」 神音はため息混じりに答えた。 「人類の精神的進歩を、我々魔族と、神族は共に期待した。ところが」 「技術は進歩しましたが、精神面では劣化し続けている……ここ数百年、変わることのない魔界・天界双方の共通見解です。 ―――例えば、 人間界の技術的進歩が21世紀なら、精神的進歩は? わかりますか? 6世紀にも満たないのです。 しかも、現実の6世紀の人類の方が、精神面を含め、あらゆる面で優れていた。 科学技術の進歩と共に精神はすさむ一方。 むしろ類人猿(プロトタイプ)の方が今の人類よりマシだと、そう主張する学者も多い位でして」 「……」 「ですから」 ユギオは声を少しだけ高めた。 「我々は、人類の精神面と技術のバランスをとるべく動いている。時計の針を戻すとは、精神面に相応しい技術力のみを人類に与えることに他ならない」 「そのために、数を減らす?」 「当然です。まだ多すぎます。その数そのものが人類の罪です。1億で十分です」 「……物騒な考え方だけど」 神音は言った。 「それに加担する見返りについて、何の説明もないけど?」 「―――正直」 ユギオは、わざとらしく両手を広げた。 「我々が成そうとしていることは、“結果”に過ぎません」 「結果?」 「そうです。予め、決められたシナリオ通り。と表現するのが最も適切でしょうな。レンファの無能という、シナリオの狂いを矯正するのが神音様の元へおうかがいした、その意味では最大の目的」 「……どこで、何をしようとしているのです」 神音は、その明晰な頭脳のどこかで理解しつつ、拒んでいた答えがユギオの口から出るのを覚悟した。 「ヴォルトモード軍をわが手中に。そのためには本隊、つまり、封印されている魔族軍部隊を解放させる必要がある」 「お断りするわ」 神音は即答した。 「リスクが高すぎる。通常価格ではとても無理。あの弓状列島の大半は、わが商会の排他的活動区域」 神音は、そこまでいいかけて、あっ。となった。 「……それで私に接触した」 神音の瞳は、ユギオに敵対的な色を含んでいた。 「ようやくつながりました」 「わかりました?」 「あなた達がアフリカを放棄した後、どこに出るか。アフリカなんて後回しでいい。問題は、あの弓状列島。そこでの活動をやりやすくするために、天界と魔界双方に認めさせた、当該地域におけるわが商会の排他的経済活動権が欲しい」 「排他的経済活動権は」 ユギオはしてやったり。といわんばかりに、嬉しそうに頷いた。 「当該地域においては、保有者の経済活動を阻害する全ての存在の行動を阻止、排撃する権限を認めるものですから」 「―――帰りなさい」 神音は言い切った。 「一杯食わされたことは認めましょう。しかし」 「我々は、リスク込みの金額でお取引を願い出ているのです」 ユギオは言った。 「滝川村の安全は、何としても護りたいのではありませんか?」 「―――」 ぴくり。 神音の動きが止まった。 「どういう、ことです?」 「ヴォルトモード卿が、どこに封印されているかは、もうご存じでしょう?」 「……先代と先々代の記録は残っているわ」 「心強い」 パンッ。 ユギオのクセらしい。 まるで柏手を打つように、楽しげに手を叩いた。 「“それ”をご存じなら、私が何を言いたいのかもおわかりで」 「―――私と取引したいなら」 その外見からは想像も付かない威厳ある重々しい声が、ユギオの言葉を遮った。 「脅しじみた物言いはやめなさい」 「―――失礼」 パンッ。 ユギオは、まるで挑発するように再び手を叩いた。 「どうも予想通りに事が運ぶと興奮するクセがありまして」 「悪い癖ね」 「恐れ入ります。神音様」 「―――で?」 「そうなれば、滝川村……下手すれば消滅ですからねぇ。ご子息のご家族、お孫さんはまだ14でしたっけ?」 「何を、いくらで、どれだけほしいの?」 「それはもう!」 ユギオは楽しげに言った。 「とりあえず、人間界への裏輸送ルートの確保。そしてこちらのリストの物資を」 ユギオは、席を立って神音に近づく。 「裏ルートを使う以上、取引はウチの独占と判断してよいのね?」 神音はリストを受け取った。 「勿論」 「“サライマ”……メースまで?」 「人類の格言にあります―――“目には目を”」 「……メサイアのことですね」 「そうです。アレは、人類の唯一に近い対抗手段です。対する我々の現有戦力では……」 「……他の業者のブツを扱うなら、ルートは即座に閉鎖します。違約金は天文学顔負けのケタになりますから、覚悟しておいて。事前に断っておくわ。よろし?」 「―――はい」 「滝川を抑えられたら私は交渉に乗るしかないじゃない。ったく、由忠がふがいないから」 「ハハッ……感謝します」 「大盤振る舞いね。何です?他だと困るのですか?」 「裏表いずれにも、神音様ほど影響力のある所はございません。下手に動くと天界までも」 「……面白くもないけど……で?何て言ったかしら?あなた達」 「―――中世協会」 男は言った。 「第四計画とお呼びいただいても結構です」 「これは、確認と、そしてあなた達の誠意を試すためのテストです」 神音は言った。 「返答次第で品質が決まります」 「―――どうぞ?」 「時計の針を戻して、何をするの?」 「人類の進歩の停止……人間界に永遠の中世を」 「……どう答えるべきかは」 神音は答えた。 「後の行動によって代弁させてもらうことにしましょう」 部屋から出たユギオに、控え室で待っていた部下らしき男達が恭しく頭を下げた。 「商談は成立だ」 その中の一人にブリーフケースを手渡しながら、勝ち誇った顔でユギオは言った。 「かなりの代償は支払うことになるが、やむを得まい」 「レンファの失態が痛く付きましたな」 「アレを使うことを主張したコウカク達は?」 「死罪」 「レンファのアホ共、誰がアフリカの家畜を皆殺しにしろと命じたのだ」 ユギオは吐き捨てるように言った。 「我々は、アフリカを支配下に置けと命じたのだ」 「妖魔の“呪具”コントロールではそこまでは無理ですよ」 「出来ると豪語したのは、コウカクとレンファだ」 「コウカクは所詮、レンファの犬です―――それで?」 「撤退完了まで、アフリカの中央高原一帯は死守する。せっかくの橋頭堡だ。そう簡単に放棄してはならない。 今までは猊下が躊躇されていたが、メースを投入する許可が下りたばかりだ」 「メースを?」 「ああ。目には目を。巨人兵器には巨人兵器を―――メース相手なら、人類側も我々に対する攻勢を止めるだろう」 「アフリカを一時放棄して」 部下は言った。 「ヴォルトモード軍の魔族を発見次第、そこへ新たに門(ゲート)を作るだけでも」 「そうはいかん」 ユギオは苦笑しながら肩をすくめた。 「ここまでの失態は、すべてレンファに背負ってもらう。アースフィールドに世論対策はどうなっているか報告させろ。 レンファの失態で、百万の妖魔部隊を失った大失態だ。 マスコミ、特にレンファの息がかかった連中が弁明に動き出す前に先手を打つ必要がある。 人類に一矢報いた彼らの功績を無に帰したのはレンファだと世論に認めさせねば、全てが我々の責任となって、我々を苦しめることになる―――それにさえしくじったら」 「しくじったら?」 「―――あの小娘に頭を下げに来た意味がなくなるぞ」 「……小娘で悪かったわね」 イヤホンを耳から外した神音は、不機嫌そうに毒づくと、窓辺に立った。 魔法で合成された木漏れ日が目に眩しい。 「……かのん」 「はいじゃ」 後ろに控えていた、少女そっくりな人形が頷く。 「すぐに、連中に届けられるメースは?」 「在庫からして」 うーん。 “かのん”と呼ばれた少女は腕組みした後に答えた。 「即時待機モードのツヴァイは500、サライマが1500……在庫は豊富じゃ」 「思ったより少ないのね」 「ツヴァイはとっくの昔に正規軍を退役したロートルじゃ」 かのんはあきれ顔で言った。 「辺境の貧乏国家に売りつけるための代物じゃ。サライマは退役が始まっておる。 クリーヌランド方面での反乱もあって、市場ではタマ数が少なくなっておるんじゃ。 むしろ多いのじゃ」 「戦争する上ではどう?」 「人類のメサイアは大したことない」 かのんは馬鹿にしたような顔で言った。 「装甲、動力、すべての面でツヴァイより落ちる」 「……そうね」 「しかも、在庫ストックは豊富じゃ。ネットワーク使えば騎数は何倍にもなる」 「……」 「いかほど用意するんじゃ?」 「連中の提案額から送り出せる騎数の最大数を割り出しなさい。継戦期間は1ヶ月。グレードは低くていいわ」 「ううむ」 かのんはしばらく唸った後、 「……150騎。他パーツの用意も含めて、それ以上は無理じゃ」 「いいでしょう―――輸送艦を用意して。門(ゲート)を使います」 「ご……ご主人様?」 「―――何?」 「まさか―――人間界へ?」 「私も少し」 少女は薄ら寒い笑みを浮かべた。 「―――人類への恨み辛みがありますからね」 「由忠へは?」 「―――由忠より、遥香さんの方がいいわ。天界情報統括軍に恩を売っておくのも悪くない」 言いかけて、神音は黙った。 「どうしたのじゃ?」 「……やめましょう」 「何故?」 「こちらの動きは全て読まれているはず。下手な行動はこちらの命取りになるわ」 「じゃが、それでは由忠達が危険じゃ」 「……そうね」 うーん。 神音は、腕組みをした後、しばらく考え込んだ挙げ句、ぽん。と手を叩いた。 「かのん」 「はいじゃ」 「―――悠理は、どうしていたかしら?」 「それは非道じゃ」 「何が」 「孫を隠れ蓑にするとはヒドい話じゃ、そう言ったのじゃ」 ポカンッ! 神音の一撃がかのんの脳天に炸裂した。 「本当のことじゃ!」 頭に出来たたんこぶを押さえながら、滝のような涙を流したかのんが抗議する。 「よく考えなさい。かのん」 「ううっ……妾の脳みそはご主人様の8割じゃ。そんなに遜色は」 「私と悠理は祖母と孫」 「悠理はまだ14じゃ。まだまだ子供じゃ。ピッカピカの童貞君じゃ。反抗期はまだのようじゃが」 童貞。 その言葉に、なぜか神音の眼には剣呑な光が宿った。 「そうね……あの年頃は難しいものね」 「そうじゃ。悠理は素直ないい子じゃが、馬鹿正直過ぎる。女でも知れば別かもしれんが」 「女を……知る?」 「ご……ご主人様!?」 「……何?」 「な、何だか、背筋が痛い程寒いんじゃが!?」 「ちょっと」 神音はうっすらと恐ろしい笑みを浮かべた。 かのんを見る目が完全に据わっている。 「由忠の、同じ頃を思い出して」 「あれはやりすぎた!」 かのんは即座に言った。 「妾は十分反省しとる!じゃが、あの頃は、妾は妾で、由忠のことを本当に心配したからこそ、ああいうことをしたと、最後はご主人様もお認めになって、手打ちにしてくださった!」 「……そうね」 「そうじゃ!」 「ただ、やっぱり母親として、筆降ろしの件からはじまって何から何まで、由忠のことは、あなたにはいろいろ言いたいことはあるの」 ギロリ! 神音の眼光を前に、かのんは背筋を伸ばしたまま、凍り付いたように動かなくなった。 「あなたのおかげで、親としてどれ程恥をかいたか……とか」 「落とし前はつけた!日本にいられなくなって、海外を二人で放浪したんじゃ!散々苦労したんじゃ!それで十分じゃとおっしゃった!」 「……はぁ」 神音は脱力気味なため息をついた。 「かのん、あなたも言うようになったわね」 「分解されたくないからの」 「まぁいいわ。悠理を呼ぶ時に、こう伝えなさい。おばあちゃんが“鬼ころしが飲みたい”と言っていたと」 「鬼ころし?」 「言えば分かるわよ―――伝えなさい」 「了解じゃ」 かのんはまるで逃げだそうとするかのようにきびすを返した。 「―――まちなさい」 神音はその背中に言った。 「かのん?あの連中にメースのカタログ持っていって、こう伝えなさい。水中型と母艦にお買い得がありますよ?って」 end
https://w.atwiki.jp/nekogoya/pages/27.html
MDUSM-1グレイファントム【】 世界の標準型メサイア。 「パワーにモノを言わせて相手を叩きのめす」タイプのメサイア。 この世界のジム。 戦闘においては、はっきりいって品がないことで知られる。 米国が先行して開発・配備されたロシア製メサイア「スターリン」に対抗するために急遽開発・配備したのがこれ。 それまで戦線を圧倒していたスターリン部隊を駆逐せんばかりの勢いで活躍したことから、米国の関与した数多くの戦争・紛争に投入される。 無論、この間に数々の改良を受けたわけだが、その実戦に裏打ちされた性能から、世界各国に輸出、配備されているため、現在までに世界で配備されているメサイアの約半数がこのグレイファントムであるとされている。 しかし、軍事機密の塊であるメサイアに関する技術を軽々しく外国に渡すわけもなく、米国は、輸出の際はメサイアの素体だけを販売。各国で素体をベースに好き勝手なメサイアを作り上げるようにし向けた。 かといっても、やれ技術支援だなんだかんだで米国はその技術をちゃっかりもらっちゃうというズルい商売だ。 おかげで国によって全身甲冑の重装甲もあれば、最低限度の装甲だけに抑えているなんてケースもあり、同じグレイファントムベースでも形状は国毎でまるで異なる。 金のない国であればあるほど、何でもくっつけたがる傾向がある。 そうした変化がマニアにはたまらないらしく、「見ていて飽きない」とは緑の言。 なお、米国本国仕様のM64は電子装備を根本から見直した最新型で、旧来騎もバージョンアップが進んでいる。本国型の場合、両肩に小型の補助エンジンを搭載し、より重武装・重装甲を可能としているから、こうした大幅なバージョンアップにも余裕で対応できる強みがある。 MDUSM-1M14 「アドヴァンスド グレイファントム」 当初の運用は米国大統領警護騎士団と戦略軍双方。 グレイファントムの米国モデル。 グレイファントムシリーズの最もベーシックなタイプで、目立つ所は何もない。 現在はほとんどの騎がM16やM64へバージョンアップされている。 主要武装は斧。 MDUSM-1M16 「グレイファントム フリーダムファイター」 運用は米国戦略軍。 グレイファントムの米国モデル。 グレイファントムシリーズとしてはプレーンなタイプで、武装・防御は海外侵略(派兵)時の用途に応じて変更される。 主要武装は斧。 MDUSM-1M64 「グレイファントム スーパーキャバリー」 運用は米国大統領警護騎士団。 グレイファントムの米国本土防衛用バージョン。 ベースはM16 ただでさえ重武装・重防御の米国版グレイファントムに上乗せする形で武装・防御がなされている。 電子部品も専用のものが組み込まれている。 さらに関節等、負荷のかかるパーツは全て専用パーツに取り替えられているなど、M16とは完全な別物となっている。 M16のような武装変更機能は、このため交換パーツの共有が出来ず、オミットされている。 主要武装は斧。 米軍は世界最強と謳っているが、東欧戦線でロシア軍のローマイヤに一方的にぶっ飛ばされた経歴がある。 MDUSM-4ブラッテイ・ファントム 米軍が開発中の新世代メサイア。 ロンドン条約の影響で都市部でのメサイア同士の集団戦闘が制限されていることから、米軍が対テロ戦向けに単独もしくは少数で、例えメサイアの阻止線が存在しても、これをスピードをもって突破。テロ組織の拠点を強襲・殲滅するために開発をスタートさせたのが第四世代メサイアであるから、この世代のメサイアとしては順当な進化を遂げているといえよう。 簡単な変形機能を有し、大口径MLを装備。敵地への上空からの強行侵入、大口径MLでの敵殲滅を目的としているため、各種武装を搭載、変形機能が相当な犠牲となっており、端から見るとかなり不格好なデザインとなる。