約 2,183,751 件
https://w.atwiki.jp/pndr/pages/76.html
ラタトスクと銘打っていますが、 ワルキューレ、ユグドラシルの解体、再編成に関しての内容も含んだページです。 永久機関のキャラクター、永久機関残党についてゆくキャラクターは『パンドラ計画』参照。 ワルキューレ職員のその後 名前 行き先 備考欄 バジーリア ラタトスク ワルキューレ解体後ラタトスクへ入る。 ウォルター 宮廷 ワルキューレ解体後宮廷へ ヴェロニカ ラタトスク ワルキューレ解体後ラタトスクへ アフティ 宮廷 ワルキューレ解体後しばらくして宮廷へ ソル ラタトスク ワルキューレ解体後、ラタトクスへ エキャルラット 王国軍 ワルキューレ解体後、王国軍へ 8/1 未定 未定 チェリカ ラタトスク ワルキューレ解体後、ラタトクスへ ザッハトルテ 王国軍 ワルキューレ解体後、王国軍・研究班へ シルヴィス 王国軍 ワルキューレ解体後、王国軍・情報処理班へ ヴェルヴェット 王国軍 ワルキューレ解体後、王国軍・情報処理班へ リリス ラタトスク ワルキューレ解体後、ラタトスクへ 玖達 一般市民 ワルキューレ解体後、一般市民へ ユグドラシルメンバーのその後 名前 行き先 備考欄 エスパー ラタトスク 親神の最期を見届けた後、ラタトスクへ入る。 ナギ ラタトスク 仲間達と和解し、シュガテールと共にラタトスクへ入る。 エストレーラ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクに保護される。 レレ ラタトスク ユグドラシル解体後ラタトスクへ カメリア ラタトスク ユグドラシル解体後ラタトスクへ シュガテール ラタトスク 戻ってきたナギと共にラタトスクへ アロウ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ 花片 ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ ガーネット ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ ヴェンケイ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ アキ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ 真鳥 ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ イヴァーノ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ シャーロット 王国軍 ユグドラシル解体後、スプモニー大隊へ 幸福 ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ ラムウ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ ゼロ ラタトスク ユグドラシル解体後、そのままラタトスクへ レオネ 王国軍 ユグドラシル解体後、王国軍・戦闘班へ オラクル 一般市民 ユグドラシル解体後、一般市民へ ツヴァイレライ 一般市民 ユグドラシル解体後、一般市民へ その他のGC 名前 行き先 備考欄 アルスト 一般人 リドラスのお店で住み込みで働く オルク 一般人 シオンのお店で住み込みで働く シア 一般人 シオンに戻り住み込みで働く チスイ 一般人 莉玖のお店で住み込みで働く ホルスティリア 王国軍 パンドラ事件の数日前に腕のメンテナンス帰国後そのまま、軍に残る エリダ 王国軍 クリスのもとに居たかったので王国軍へ リトリム 王国軍 メレンゲと共にいるために救出後そのまま王国軍残留 ラタトスク関係者 上記にラタトスクと記入した方も、こちらへの記入をお願いします。 営業部 名前 元の組織 備考欄 ラムウ ユグドラシル 体術・護身術などを教える傍ら、ラタトスクでGCの更生を見守る 外務部 バジーリア ワルキューレ 非戦闘員のため、ほぼ内部調査に従事する。 シュガテール ユグドラシル 自分にとって大切なGCとナギの存在を守る為ラタトスクへ アロウ ユグドラシル ラタトスクの意志に賛同し、カフェバーで働きながらもラタトスクに入る。 アルメリア 一般市民 ダディ、ミシュリアと共にラタトスクへ ガーネット ユグドラシル 自分の大切な人たちとGCを守りたいと思い、大学に通いつつラタトスクへ ヴェンケイ ユグドラシル ラタトスクに所属しながらフィーダムデリアの歴史や政治を勉強している 幸福 ユグドラシル 別の仕事とラタトスクを兼業しており、駐在はしていない。 教務部 ヴェリア 一般人 カイムに引きずられラタトスクに入ることに。そこで、カイムの担当教員になる。 エスパー ユグドラシル 運び屋の傍ら、自分なりに出来る事をやろうとラタトスクに入る。エストレーラの担当教員。 レレ ユグドラシル 実家の後を継ぎながらラタトスクへ ヨダ ワルキューレ 解体後特にすることも無かったためラタトスクで働くことに ダディ 一般市民 ゴッドチャイルドの為に力になりたいと志願し、アルメリア、ミシュリアと共にラタトスクへ。 ソル ワルキューレ ワルキューレ解体後、ナギに誘われラタトスクへ ゼロ ユグドラシル GCの力のコントロールの指導係 雑務部 ナギ ユグドラシル GCの事をもっと知りたい、仲良くなっていきたいという思いからラタトスクの雑務部に入る。 アキ ユグドラシル ラタトスクの理念に賛同し、大学に通いながら活動を続ける ゼファー 一般市民 大学に通いながらフィナーレを見守るためラタトスクへ 医療部 ヴェロニカ ワルキューレ ワルキューレ解体後、ベーカリーで働きながらラタトスクへ カメリア ユグドラシル 命の恩人の意思を引き継ぎGCを助けたいとラタトスクへ 花片 ユグドラシル 駄菓子屋で働きつつラタトスクへ チェリカ ワルキューレ 町医者の手伝いなどをしながら、かわいいGC達を間近で見たい(と、酒飲み友達が欲しい)という理由からラタトスクへ 食堂 真鳥 ユグドラシル ユグドラシルから引き続き食堂で炊事を担当する イヴァーノ ユグドラシル ユグドラシルから引き続き食堂で炊事を担当する リリス ワルキューレ GC (寮) 名前 備考欄 カイム 学が浅いため、勉学に励もうと日々努めている。 ヘレン 伊予 フィナーレ 交友関係を広げるため入寮 sai (通学) エストレーラ エスパーの仕事に付いて回る事が多く、サボりの常習犯となっている。 トレーネ 西の魔女の元で保護されながら楽しく勉強している ミシュリア 占い業をしている為時々いないが、ダディの授業には無遅刻無欠席。
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/123.html
初登場 12巻102話 年齢 18歳 所属 ワルキューレ(ラグナロク⇒新白連合) 誕生日 7月3日 使用武器 鉄扇 身長 ??? 武術タイプ 動 体重 ??? 武術理念 活人拳 スリーサイズ B 98cm W 60cm H 91cm 師匠 久賀舘 弾祁 趣味 カメラ 武術位階 弟子級 将来の夢 政治家の秘書 【概要】 元ラグナレクのフレイヤ隊「ワルキューレ」の一人。その後、「お色気武器部隊♡ワルキューレ」を経て、現在は「お色気部隊♡ワルキューレ」に適性ランクAの正規メンバーとして所属。 作中屈指の巨乳の持ち主で推定Iカップ。「ワルキューレのエロい巨乳女の名前が知りたい」という質問に対して豊長 しずると共に名前が紹介されており公式的にワルキューレの巨乳女性と言えば彼女としずるということになる。 本来の肌は白く、色黒なのは日焼けである。ハイレグ姿で焼いたとのこと。 政治家の秘書を目指しており、意外と献身的な性格。趣味のカメラは撮影する側と撮影される側両方の意味合い。フレイヤの祖父である久賀舘 弾祁にワルキューレ総出で弟子入りし、教えを受けることとなった。 豊満なスタイルを自覚しており、ワルキューレの中でも特に露出度が高い。集合写真では股間がかろうじて隠れるだけというワルキューレでもトップクラスの露出度の高い水着を着用している。また、普段からなぜかノーパンノーブラであり、公式でもワルキューレの一部には下着を身に着けていないメンバーがいるとされているが亜美は間違いなくその一人である。 『尻丸出しで戦うノーパンの亜美』 【本編】 ~「キサラへの制裁」~(12巻) ワルキューレによるキサラと美羽の襲撃中、そこに居合わせたしぐれに襲い掛かるが一瞬にして武器を細切れにされる。 それでもなお、隊長の指示で素手で襲い掛かろうとするが、しぐれはすでに衣服を切り刻んでいた。 他のワルキューレ同様亜美もあっさりと敗走したのだった。 ~「フレイヤ争奪戦」~(40巻) "闇"の武器組にフレイヤが誘拐された。 しぐれに自分たちも武器組との戦いについていくと主張するワルキューレだったが、しぐれは拒否。 代わりに実力を見せることになったワルキューレはしぐれに修行の成果を見せようと襲い掛かるが、やはり敵わず衣服を細切れにされ全裸にされてしまう。 しかし、裸にされつつも武器の破壊を免れていたことから、しぐれに成長したと評価されたが、やはり実力は不足していた。 フレイヤの救出をしぐれに任せ、ワルキューレたちは梁山泊で待機することになったのだった。 なぜか下着を全く着用していないらしく、本作においてノーブラの女性は珍しい存在ではないが、下着を全く着用していない人物は一部女性達人くらいでさすがに稀である。 『一切下着を着用していないノーパンノーブラの亜美』 ~「エピローグ」~(61巻) 新島の秘書のような立ち位置におり、武器の扇子で新島を仰いでいる。 政治家の秘書が夢の彼女だが、政界入りした新島が彼女を秘書にしたかは定かではない。 【技】 バルハラ陣 【戦闘録】 12巻 香坂 しぐれ 敗北 40巻 香坂 しぐれ 敗北 コメント 政治家の秘書志望って事は結構勉強出来る方なんだろうか -- 名無しさん (2021-02-09 18 48 20) なんでノーパンノーブラなんだろうね -- 名無しさん (2023-07-06 12 02 48) 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/hankenoriginal/pages/44.html
【名前】アルマ 【性別】女 【年齢】不明(少なくとも1001年以降に製造された個体) 【職業】ワルキューレ 【特徴】羽が生えた茶髪ショートヘアー以外はFGOのワルキューレの外見とほとんど同じ 【好き】ブリュンヒルデお姉様、オリジナルのワルキューレ三姉妹、勇士 【嫌い】自分のいる世界 【特技】ルーン魔術、天馬を乗りこなせる 【趣味】遠くへ行くこと 【詳細】 北欧異聞帯出身のワルキューレの1体。自分のいる世界が「終わっている」ことを漠然に感じていた。 他の個体達に黙って抜け出し、当てもなくさまよっているところを今回の殺し合いに巻き込まれた。 量産型のため宝具は使用できないが、光の槍を使用や機動力を上げるルーン魔術など戦闘能力は ちゃんと搭載されている。 【備考】 「アルマ」という名前は本名ではなく、北欧異聞帯にて、最期を看取った人間の女性の名前。 今際の際に彼女の半ば押し付けられる形で名前を拝借している。 この日を境に自分の身体にバグが出始めるようになったと本人は考えている。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/598.html
もしこの光景を第三者が見ていれば、余程間抜けな光景に見えただろう。 学院中の生徒が広場に集まった中、誰も言葉を発さずに何が起こったのかを全員が計りかねている、という状況を。 その中でも現状を生み出したジョセフ本人が一番計りかねているというのが、何よりもマヌケだった。 (い……今ありのままに起こった事を話すぜ! なんてモンじゃあないわいッ……もっと恐ろしい何かがこのわしに起こっておるッッッ) どこぞのフランス人のようなことを考えながらも、ハッタリを最大の武器としているジョセフである。いち早く正気を取り戻すと、歯を剥き出すほど笑い、握り締めた左手をギーシュに向かって見せ付ける。 「どうじゃッ! これがこのわしジョセフ・ジョースターの実力の片鱗というモンじゃッ! 降参するなら今のうちじゃぞお坊ちゃん!」 (いや違う違う、何言ってんじゃあわしぃ~~~~~シエスタを侮辱したあやつをブッチめるんじゃろうがッ気が動転してるからっていつも通りに振る舞ってどうするッッッ) 心の中で自分にツッコミを入れながらも、口から出てしまった言葉は取り消せない。 (頼むッ! ここでヘタれて参りましたとか言わんとってくれッ、そんな決着はお互いのためになりゃせんのじゃッ) ガッツポーズは取りながらも、内心冷や汗流し放題のジョセフだった。無論、そんな様子は億尾にも出さないのは流石と言うべきか。 薔薇を突き出したままのギーシュは、そっと俯いたかと思うと……肩を小刻みに震わせた。 「ふっ……」 「ふ?」 「ふざけるなッッッッこの平民がーーーーーッッッ」 ギーシュがブチ切れた。降伏勧告がいい方向に行ったのは喜ばしいが、ジョセフはジョセフで(あっちゃー、こりゃ本当にヤッベェかもしれんのう)と他人事のように考えていた。 「次のお前のセリフは『こんな侮辱をしておいて生きて帰れると思うな』じゃ」 それにしてもこのジジイノリノリである。 「こんな侮辱をしておいて生きて帰れると思うなッ……貴様ああああッッッ!!」 彼が怒りに任せて薔薇を振り下ろすと、今度は七枚の花びらが宙に舞い……七体のワルキューレが広場に現れた! しかも今度は、七体のワルキューレそれぞれが槍、斧、剣を持ち、片手にはシールドさえ構えている。先程までより格段に殺意の高い錬金に、観客達は大盛り上がりだ。 「おおっギーシュの奴本気出してきたぞ!」 「ワルキューレ七体同時とか大人気なくね? 二股バレたからってどうなんだアレ」 「こりゃあの平民死んだろ」 観客はジョセフ以上に他人事丸出しの無責任な言葉を並べ立てる。 しかしジョセフは、内心胸を撫で下ろしていた。 (二股か。あの年で二股なぞけしからんッ。ロクな大人にゃなりゃせんわいッ。 だがまぁ~~よしよし。流石にあのお坊ちゃんも、そこまでヘタレじゃなかったということじゃな。ちょうどいい、わしに一体何が起こっているのか確認させてもらうッ!) 両腕をボクシングスタイルに構えると、ワルキューレ達がどう来るのか様子を見る。 地面に散らばるワルキューレの残骸を目の当たりにした後では、流石にギーシュも慎重な陣形を引いてくる。 一体を自分の左前方に置き、ひとまずの守りを固める。前衛に四体横に並べ、中堅には二体を並べてジリジリと進軍させてくる。怒り狂っている割にはジョセフを侮ることをやめた、堅実な用兵をしてくる。 (ただのお坊ちゃまじゃないようじゃな。こうなると、いきなりお坊ちゃまに走り込んで殴り倒して終了ォッという甘い話にゃならんな) 数の上ではお坊ちゃん+ワルキューレ七体で合わせて八人、対するこちらは一人。 得体の知れない第三の力が手元にあるらしいが、それがどう使えるものなのか。 さっきの状況をもう一度頭に思い浮かべてみる。 (波紋を込めた左手でアッパーぶちこんだら、あのワルキューレが吹き飛びおった。敵に強度がなかったワケじゃない……今の状況で波紋ヌキとかは出来ん。では左手以外で攻撃を仕掛けたらどうなるか、じゃな) 確認すべき事柄を頭の中で反復すると、姿勢を低くして一番左のワルキューレに距離を詰める! 波紋を流しているとは言え、これほど身体を軽く感じるのは五十年ぶり……これまでのことを考えれば、まるで身体が羽根のようだ、とさえジョセフは思った。 「食らえぃッ! 波紋のビィィィィィトッッッ!!」 まず最初は頭数を減らすことも期待して、左ストレートをワルキューレのくびれた腰目掛け撃ち放つ! 鉄球を鉄骨の上に叩きつけたような凄まじい音を発したワルキューレは、陥没して引きちぎれた腰から上が地面に重々しく落ち、続いて残った下半身も膝から崩れ落ちた。 (左手はマグレじゃないということかッ) ワルキューレが使い物にならなくなったのを横目で確認して、すぐ隣のワルキューレの懐へ一気に飛び込んで距離を詰め……今度はワルキューレの脛に左のローキック! 続いて響くのは、鉄板に鉄槌を振り下ろしたような鈍く大きな音。 彼女の足はひしゃげるどころか引き千切れ、ぐらりと体勢を崩す。そのまま勢いに任せ、右フックを盾を構えた左腕目掛けて打ち込めば、盾を構えた腕どころか胴体にまで拳がめり込んだ。 ワルキューレのフォルムが大きく歪んだのを確認すると、カウンター気味に振り回された腕を左腕で受け止め、そのまま反発する波紋を流して4メイルほど背後へ飛びずさる。 僅かな時間で二体の金属人形をスクラップにしたジョセフは、自らの身体に起こっている異変にひたすら驚愕していた。 (い……一体、わしの身体に何が起こってるんじゃッ! これは明らかにわしの知らん力が働いておるッ……! だがDIOの血の効果じゃあないッ) まだそうだと判断するには早計かもしれないが、その可能性を否定する材料には乏しい。DIOの血が原因だとすれば、波紋を流し続けている自分にダメージが来ているはず。 今のジョセフの血は、波紋の影響で主人にダメージを与えるどころか、ダメージ自体ほぼなくなっている。それはつまり、DIOの血はおおよそ浄化されているということだ。その考えたくもない可能性を放棄出来ることに、ジョセフは安堵の吐息を漏らす。 しかしギーシュは素早く薔薇を振り、再びワルキューレの数を七に戻す。 前に残っている四体のワルキューレは、一気にスピードを上げてジョセフへ距離を詰めていく。 (そりゃそうじゃわな、数で押してりゃどうにかなるかもしれんからなッ。幾らブッ飛ばしてもお坊ちゃんがすーぐに七体に数戻しやがるのが厄介じゃわいッ) ジリ、と後ろずさるジョセフの踵に、先程破壊したワルキューレの残骸が当たる。拳大ほどの青銅塊は、武器としても十分に使えそうだ。 ジョセフは続いてテストを行うべく、素早く身を屈めると塊を両手に取り、左手の塊にだけ波紋を流す。 「これでも食らえぃッ!」 裂帛の叫びと共に、一番近いワルキューレの足元目掛け、波紋を流した青銅を投げ付ける。 その身体の振りを利用し、返す腕で波紋を流していない塊を二番目に近いワルキューレの足元へと投げ付ける! 本当は胴体目掛けて投げたかったが、流れ弾を観客にぶつけてしまうのは本意ではない。外れれば地面にめり込むコースを心がけて投げた。 ワルキューレは素早く避けようとしたが、その努力もむなしく二体とも足に青銅塊の直撃を受けた。酷く歪んだ足は自重を支えることが出来ず、そのままぐらりと地面へと崩れ落ちた。 (これもそうかッ……投げたモノでもあのデカブツをブッ壊せるッ! それも波紋のあるなしは関係ナシということじゃな。詳しい事はちっともわからんが、これって…… スター取ったファイヤーマリオ状態っつーことでいいんじゃろうなァ~~~ッ?) 力の意味はよく判らんがとにかく凄い力だ、とジョセフは判断した。 だがしかしだ。今しがた二つのワルキューレを再起不能にしたというのに、ギーシュは倒れたワルキューレに素早く見切りを付け、またも新しいワルキューレを錬金していた。 ギーシュのその顔に焦りはない。むしろ余裕を取り戻した笑みさえ浮かべていた。 (そうさッ……冷静に考えたら幾ら平民が強かろうが、じっくりとチェックメイトまで駒を動かし続ければいいんだ! 向こうはたった一人、僕はワルキューレ七体とメイジ一人……この勝負、勝てるッ!) チッ、と舌打ちがジョセフの口から小さく漏れた。 (質量保存の法則とか余裕無視じゃのー。向こうが魔力尽きるまで根競べするか? ……出来ればそれは避けたいッ。お坊ちゃんの顔を見るに……まだまだ余裕ですよッて顔しとる!) 得体の知れない力とは言え、いつどんな反動が来るかさえ理解できていない。そんな力に頼るのは出来うる限り避けたい。 だがこちらは一人、どれだけ早く動いたとしても一度の動作で二体壊すのが今の限界。 二体壊してもすぐに向こうは新しいのを用意してくるのだから、堂々巡りもいいところだ。 無理矢理接近してもいいが、向こうもまだ何を隠し持ってるかは判らない。かと言ってこのままではジリ貧になるのは目に見えている。 ならば取る手は! ジョセフは帽子を手に取ると、軽く頭を掻きむしり。そして帽子を被り直すとパンパンと手を叩き合せ、ニヤリと笑って言い放つ! 「こーゆー時は強行突破すんのが一番じゃよなァ~~~~~~!!?」 そう叫んだ瞬間、ジョセフはワルキューレの隙間を潜り抜けてギーシュへの速攻タッチダウンを狙う! 「そう簡単に行かせると思うなよッ!! ワルキューレッッッッ!!」 だがそれはギーシュにとって予想内の行動でしかない! そして何より、ギーシュの付近には召喚したてのワルキューレが多くいる。ギーシュへ辿り着く進路を巧みにブロックしながら、ジョセフの前に立ちふさがるワルキューレから必殺の速度を持って槍が突かれる! 「フンッッッ!!!」 しかしその一撃は、ジョセフが素早く突き出した左肘が、切っ先を受け止める! だが背後からは剣を大きく振りかぶったワルキューレが、ジョセフの脳天を打ち砕こうと大上段から振り下ろし…… 「チィッッ!!」 こちらは帽子に当たったところで、帽子に流れた波紋が剣の動きを封じ込めた! だがそれでジョセフの足は敢え無く止まってしまい、その隙を見逃さないワルキューレ達が一斉に武器を哀れな老人目掛けて打ち下ろしたッ! 「まっ……まだまだ、じゃああああ!!」 ジョセフは意地を見せる! 続いて振り下ろされる斧も剣も槍もメイスも、波紋を流した指や腕や肘で、辛くも全てを受け止めた。だがジョセフは、七体のワルキューレで象られた円陣の中央に封じ込められる結果となってしまった。 少しでも力を抜けばジョセフはワルキューレ達の武器に押し潰されるだろう。ワルキューレ達は各々の怪力と数に任せ、ジリジリとジョセフへの圧迫を強めていく。 それを見たギーシュが、自らの勝利を疑わない高らかな笑い声を上げた。 「は、はははははははッッ! 惨めな姿だな平民! まるで鳥篭の中のボロマリオネットじゃあないか!」 ジョセフが身動き取れなくなったのを見て、余裕たっぷりに近付いていくギーシュ。 ギーシュはマリオネットと言ったが、見る人間が見れば新しいジョジョ立ちとも称する事の 出来る……とどのつまり、ジョセフは人体構造にかなり無理を強いる体勢になっていた。 「やっ……やかましいわい!」 さしものジョセフも、七体のワルキューレを支え切るのがやっとらしい。 先程までの余裕の表情は何処へやら、歯を強く食いしばって辛うじてワルキューレを留めている、といった状態だった。 「ふはははははっ、全くお似合いの姿だよ! ああ、言い忘れていたが僕の能力は当然とも言えるかもしれないが『錬金』だけじゃない。僕自身にも攻撃手段があるということを先に言わせて貰おうッ! 僕の勝ちだッ平民ッッッ!!」 罠にかかった獲物を今から嬲り殺そうとするハンターの笑みを浮かべながら、薔薇をジョセフに向けたその時! 「ちょっ……ちょぉっと待ってくれんかのぉ?」 媚びているようなジョセフの笑みが、ギーシュに見えた。 「なんだどうした? あれだけ威勢のいいことを言っておきながら今頃命乞いか?」 「いやいや、命乞いだとはそんな。ここは一つ、お互いのために引き分け、ということにせんかと提案をな」 当然ギーシュはハン、と鼻で笑い飛ばした。 「引き分けェ? 僕が勝ったのに? どうして僕が君の言う事を聞かなければならないんだい?」 「どうしてもダメですかなァ~?」 「どうしてもダメだな」 「どうしても?」 ジョセフの笑みが消え、はっきりと唇が動いた。 「ならお前の負けじゃ。色男のお坊ちゃん」 ギーシュがその言葉の意味を吟味するよりも先に、ジョセフは瞬時に身を屈めたかと思うと――ジョセフのボディブローが、眼前のワルキューレの胴体を歪めて行く! 「この期に及んで悪足掻きをしてどうするッッッ」 未だワルキューレの輪の中心にいるジョセフを見下ろし、悠然と薔薇を振ってワルキューレ達を動かそうとしたギーシュは、やっと気付いた。 『ジョセフに止められていたはずのワルキューレ達の武器が、ジョセフはしゃがんでいるというのに微動だにしていなかったこと』と、『薔薇を振ったはずなのにワルキューレ達はジョセフに抑えられているかのように身動きが取れないこと』に。 「なっ……」 「どおおおおりゃああああああッッッッ」 何が起こっているのか理解し損ねたギーシュの眼前で、一体のワルキューレが吹き飛ばされ青銅の塊に成り下がった。 六体のワルキューレは、それでも動こうとするが全く動くことが出来ない。 目の前で起きていることが信じられず、何かに憑かれたように薔薇を振り回すギーシュの眼前に、ジョセフが立ちはだかった。 ギーシュの心に、これまで経験したことのない感情が沸き上がったのを、彼は知った。 「なっ……何をした!? 何をしたと言うんだァーーーーッッッ!!?」 「そんぐらい自分で考えんと成長できんぞとさっき言ったはずじゃよな、お貴族様のお坊ちゃま?」 ジョセフの左手が素早く動き、ギーシュの右手を薔薇ごと掴む。 振り解くことも、薔薇を落とすことさえも、異様な握力の手は許さなかった。 何故ワルキューレの動きが封じられたかを説明しようッ! ジョセフがワルキューレ達に突撃する前に『帽子を手に取ると、軽く頭を掻きむしり。そして帽子を被り直すとパンパンと手を叩き合せ』たことを思い出して欲しい。 ここの描写をもっと詳細に描写するとこうなる。 『ジョセフは自分の髪の毛を数本掌に取り、波紋を流した髪の毛を両手に用意した』が、正確な描写なのだッ! ジョセフはワルキューレ達を自らの身を囮として誘き寄せさせて、ワルキューレ達の攻撃をわざと受け止めたのだ。 その際振り下ろされた武器に波紋を流した髪を付着させ、隣にやって来たワルキューレにくっつけることにより、『ワルキューレ達を瞬間的に溶接』してしまったのだッッッ! そして一体だけ、「囲まれた後の脱出口を作る」ため、わざと溶接しないワルキューレを残す。 ジョセフはワルキューレを各個撃破してもギーシュが次々と作り出す事への対抗策として、『壊さずに動きを止め、ワルキューレ達が動かないことに動揺したギーシュに接近をかける』ことを選んだのだッ! だがジョセフは、ギーシュに手品の種明かしをすることはしない。 「さぁて……オシオキの時間じゃのォ~~~~~、色男のお坊ちゃんよォ~~~~~?」 今、自分が抱いている感情の名前は、恐怖なのだと。ギーシュの心の何処かが、答えを出した。 To Be Continued →
https://w.atwiki.jp/msl-wiki/pages/191.html
シグルーン(闇) スターモンリーグ考察 ジュエル考察 似たスキルの組み合わせを持つスターモン ストーリーワルキューレ グランドワルキューレ シグルーン シグルーン(闇) シグルーン レアリティ:☆5 アイコン 属性 ステータス レベル50(60) 入手方法 孵化闇の契約ワルキューレ→グランドワルキューレ→シグルーン バトルタイプ 系 HP () ノーマルスキル エーテルストライク 攻撃力 () アクティブスキル ヴァルハラの呼び声(全体攻撃) 防御力 () スーパースキル なし 回復力 () 亜種スキル ファイティングスピリット(40~45%:限定無し) ブティック 休暇コレクション スキル レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5 スキル名(☆3) %.ターン スキル名(☆5) %.ターン スターモンリーグ考察 通常リーグ 特別リーグ(攻撃側:リーダーSP最大、防衛側:隠しSP最大) チャンピオンリーグ 相性のいいスターモン スターモン名(属性) 対策 スターモン名(属性) ジュエル考察 似たスキルの組み合わせを持つスターモン ストーリー ワルキューレ 記憶にないほどの昔から、彼女は黙々と務めを果たしてきた。最後の戦いに備えて、戦士たちの魂を集め、混沌の避難所であるヴァルハラに連れて行く。彼女は自分の使命に疑問を抱いたことはなかった。ある日、ワルキューレとその仲間たちが”秩序”の勢力のために働いているのを目にするまでは。 グランドワルキューレ これまでにも対立する勢力のために働いているワルキューレに出会ったことがある。だが、相手を速やかに倒すことで、そうした邂逅は常に短時間で終わらせていた。彼女は今回も同じだろうと考えていた。敗れて倒れるまでは。長かった人生にもついに終わりが来たことを悟り、彼女は抵抗をやめて敗北を認めた。ところが、思いもよらぬことが起きた。秩序のワルキューレは剣を収めたのだ。混沌のワルキューレが理由を尋ねようとしたとき、相手が不意に話しはじめた。 シグルーン 短い出会いだったが、彼女は衝撃に打ちのめされそうだった。立ち去る前に秩序のワルキューレが口にしたことを考えずにはいられなかった。最初は信じられなかったが、一度疑いを抱きはじめると、自身の中に生じた亀裂は次第に大きくなっていった。彼女は戦士たちの魂を自分の目で確認するために、すぐにヴァルハラに向かった。
https://w.atwiki.jp/msl-wiki/pages/187.html
シグルーン(火) スターモンリーグ考察 ジュエル考察 似たスキルの組み合わせを持つスターモン ストーリーワルキューレ グランドワルキューレ シグルーン シグルーン(火) シグルーン レアリティ:☆5 アイコン 属性 ステータス レベル50(60) 入手方法 孵化ワルキューレ→グランドワルキューレ→シグルーン バトルタイプ 系 HP () ノーマルスキル エーテルストライク 攻撃力 () アクティブスキル ヴァルハラの呼び声(全体攻撃) 防御力 () スーパースキル なし 回復力 () 亜種スキル ファイティングスピリット(40~45%:限定無し) ブティック 休暇コレクション スキル レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5 スキル名(☆3) %.ターン スキル名(☆5) %.ターン スターモンリーグ考察 通常リーグ 特別リーグ(攻撃側:リーダーSP最大、防衛側:隠しSP最大) チャンピオンリーグ 相性のいいスターモン スターモン名(属性) 対策 スターモン名(属性) ジュエル考察 似たスキルの組み合わせを持つスターモン ストーリー ワルキューレ ワルキューレに関する記述が初めて登場するのは、デラフィンで起きた”深紅の聖戦”に関する文書である。 「強大な力を持つ2つの一族が、沿岸地域の金鉱脈をめぐって長年にわたって激しい争いを繰り広げ、地域全体を疲弊させた。戦いも終盤に達し、最後の戦いに赴く黒獅子伯爵と紅薔薇伯爵の軍勢がデラバ平原で対峙した。戦いの火蓋が切られようとした刹那、天を貫くきらめく光の柱が出現し、翼を広げた”彼女”がゆっくりと舞い降りてきた。 グランドワルキューレ 「彼女に関する情報や記録はほとんどない。ただし、非公式の記録として、女神ステラの大神官として知られる女司祭フィオーラが”ワルキューレ”と名乗るスターモンと出会ったことが記されていた。ワルキューレは”ヴァルハラ”と呼ばれる地で誕生し、勇猛な戦士を探す任を課されていた。書簡にはその目的も記されていたが、傷みがひどく判読できない。だが、さらに調査を続けたところ、ワルキューレは大規模な戦いや激しい戦闘が起きる直前に姿を現すという記録が見つかった」 シグルーン 「収集した情報によると、全土でワルキューレの目撃談が相次いでいる。これほど多くの目撃談が意味するところは1つしかない。世界を巻き込む大規模な戦争が遠からず勃発するだろう。情報員は怪しい動きや各地域の勢力争いをこれまで以上に注意深く見守る必要がある。リーグの監視部門は、登録されたマスターの中で”外部”と接触したことがある者、ならびに現在接触中である者のリストを作成している」 マスター協会の秘密指令
https://w.atwiki.jp/namcochronicle/pages/43.html
No. ステージ名 出撃可能人数 備考 7 月の女神と太陽の神 2人 強制出撃 玲馬 コアクマン ギルガメス アポロン NPC ワルキューレ サンドラ 敵軍 NAME 人数 イリンクス 1 ブラックサンドラ 4 レッドスライム 17 ロボティアン 7 増援 NAME 人数 ブラックワルキューレ 1 ロボティアン 4 ブラックサンドラ 4 会話イベント ワルキューレVSブラックワルキューレ 勝利条件 イリンクスの撃破 イリンクス撃破後 ブラックワルキューレの撃破 敗北条件 玲馬、アポロン、ワルキューレが撃破 イリンクスは奇数PPになると、必ず誰かを1ターン移動不能にしてくるので、 すぐに行動したいときはしびれ消し草を2つ以上は誰かに持たせよう。 大体こんな感じ 1(全員)→3(ランダム)→5(ランダム)→7(全員)→9(ランダム)→11(ランダム)→13(全員)→15(ランダム)→ …という風である
https://w.atwiki.jp/namxcap/pages/59.html
ワルキューレ ワルキューレ/登場作品:ナムコ「ワルキューレの伝説」/CV:井上喜久子 神族の戦乙女。“乙女の騎士”と呼ばれる。 様々な剣技と魔法を使いこなし、魔王ゾウナ、魔人カムーズと いった悪の化身から、マーベルランドを救った歴戦の勇士。 天上界を治める大女神の命を受け、女神イシターの元で戦う。 基本ステータス(初登場時Lv9)(正式参入時Lv.19) HP 2500(2900) MP 60(84) 攻撃数 6 攻撃 78(90) 近距離 1-2 防御 128(140) 遠距離 - 技術 64(73) 移動 7 速度 41(50) タイプ 地上 幸運 50(54) 属性防御 物→ 熱↓ 冷→ 電→ 気→ 魔↑ E↓ 技(初登場時Lv9) 距離 コマンド 技名 HIT 攻撃力 消費 属性 特性 対象数 備考 S 始動 ワルキュリアストライク 3 120+Lv*2 - 物 ファーストアタック専用 - Talesシリーズ:攻撃技 S ○ ワルキュリアストライク 3 130+Lv*2 - 物 - - S ←○ 風切りの石 1 180+Lv*2 - 魔 - - ワルキューレの伝説:武器 S →○ 飛翔突き 1 180+Lv*2 - 物 - - S ↑○ 竜巻の術 4 115+Lv*2 - 魔 - - ワルキューレの伝説:魔法 S ↓○ 分身の術 4 115+Lv*2 - 魔 - - ワルキューレの伝説:魔法 S △ ワルキュリアセイバー 10 680+Lv*2 100SP 魔 SP消費で発動可能 - Talesシリーズ:攻撃技 - かばう - - - - 味方のかわりに防御 - ※攻撃力は基本値(現在攻撃力=基本値+Lv×2) 技強化 距離 コマンド 技名 HIT 攻撃力 消費 属性 特性 対象数 取得Lv 備考 S ←○ 楔の魔石 4 200+Lv*2 - 魔 - - 16話登場時習得済 ワルキューレの伝説:武器 S ↑○ サイクロンの術 4 135+Lv*2 - 魔 - - 27 ワルキューレの伝説:魔法 S ↓○ 分身の術(強) 8 135+Lv*2 - 魔 - - 38 ワルキューレの伝説:魔法 M - 女神降臨 - 1200+Lv*2 50MP 物熱魔 マルチプルアサルト2人 3 - S - ガードインパクト 1 800+Lv*2 30SP 物 完全防御カウンター - 16話登場時習得済 Talesシリーズ:防御技 L - 飛翔突き 1 800+Lv*2 30SP 物 回避カウンター - 31 ※攻撃力は基本値(現在攻撃力=基本値+Lv×2) スキル カテゴリ スキル名 効果 消費MP 習得Lv 備考 M 花の術 味方1人のHPを回復(技術とLvにより変動) 45 初期 ワルキューレの冒険リメイク版:魔法 M 鏡の術 1度の攻撃戦闘のみ攻撃数を1上昇 20 16話登場時取得済 ワルキューレの冒険リメイク版:魔法 M 乙女の祈り 味方1人にスキル効果の発動をランダムで行う 15 26 M 雪の術 敵1体の攻撃数を1減少 移動量を3マス減少 30 30 ワルキューレの冒険リメイク版:魔法 スーパーマント HP30%以下で、必殺値の上昇率を攻撃時 防御時上昇 - 初期 ワルキューレの冒険:装備品 パワーオノ 破壊のコマンドのAP消費量が0になる - 初期 ワルキューレの冒険:アイテム 福音の杖 HP30%以下で、MPの消費量が80%になる - 34 ワルキューレの冒険リメイク版:武器 スーパーヘルメット 行動開始時に全MPの5%回復 - 40 ワルキューレの冒険:装備品 MA攻撃 女神降臨攻撃タイプ:協力複数型 味方ユニット:2 対象ユニット:3 攻撃力:1200 属性:魔+炎+物理 消費MP:50 射程エリア:3 発動ユニット1:ワルキューレ 発動ユニット2:クリノ・サンドラ&サビーヌ ユニット解説 近接攻撃のみだが、冗談みたいに移動数が多い。KOS-MOSには負ける。 攻撃値が低く防御値が高い。だが、「楔の魔石」の基本攻撃力が200と連続攻撃の割に威力があるので同じ位の攻撃値しか持たない他ユニットに比べて高火力を発揮できる。 攻撃方法の大半が魔法属性のため、(一般的に)魔法に対する耐性が低い物質界、超未来系の敵には積極的にぶつけたい。 MPはトップクラスな上に自動回復も覚えるが、スキルがイマイチ。「鏡の術」で手数を増やし、「雪の術」で敵の足並みを乱していこう。しかし、一部のステージではこのユニットの「乙女の祈り」でしかユニット強化を行なえない。 炎属性に弱い点には注意。ラスボス相手には防御してても文字通り瞬殺されます。 おすすめコンボ (チャートは対木人時) 近距離 【分身の術(強)習得前】 (ワルキュリアストライク)→飛翔突き→分身の術→サイクロン(or竜巻)の術→楔の魔石でBR+1。以下繰り返し。 ブラックワルキューレ、レッドアリーマーキング、ジューダス等の被弾判定が薄い敵には分身の術が全段ヒットしないので (ワルキュリアストライク)→分身の術→ワルキュリアストライク→サイクロン(竜巻)の術→楔の魔石でブランチアップを狙う 更にこれらの敵にはワルキュリアセイバーもスカるので (浮かせ技)→サイクロン(竜巻)の術or楔の魔石→ワルキュリアストライク→ワルキュリアセイバー と繋がないとブランチアップ出来ないので注意 【分身の術(強)習得後】 飛翔突き>分身の術(強)>分身の術(強)。を繰り返す。 (ワルキュリアストライク)→ワルキュリアセイバー→楔の魔石(落とす)→ (楔の魔石→分身の術(強)×2(落とす))×6→楔の魔石→ワルキュリアセイバー 6197ダメージ(Lv45、15ブランチ) ポイント:最初のワルキュリアセイバーは高い位置で発動しないと高確率で取りこぼし (ワルキュリアストライク)→ワルキュリアセイバー→楔の魔石(落とす)→ (楔の魔石→分身の術(強)×2(落とす))×5→楔の魔石→分身の術(強)×2→楔の魔石(落とす)→ワルキュリアセイバー 6312ダメージ(Lv47、15ブランチ) ポイント:最後の楔の魔石はクリティカル狙い。2回目のワルキュリアセイバーは全段ヒットさせるために落としてから発動させる事。 (ワルキュリアストライク)→ワルキュリアセイバー→楔の魔石(落とす)→ (楔の魔石→分身の術(強)×2(落とす))×3→楔の魔石→分身の術(強)×2→楔の魔石 4405ダメージ(Lv49・一周目・装備全て無し) コメント あきらかにナムカプでも目立つ存在。強さは別として・・・。ナムコゲームの80年~90年にかけて影響力があったせいか、カットインはかなり力を入れて作られている。OPアニメでも他キャラより丁寧に描かれているような?「伝説」で魅入られ、「冒険」で感動し、「サンドラ」で夢を見た…そして、「ローザ」で愕然。リメイク版で絶望。・・・しかし、女神ぶりばりばりで「ナムカプ」で再感動!愛と勇気の剣士、現れり。長き歴史に渡り影響度の大きいワルキューレ。声優の中の人がまた女神や天使役しまくりの人のせいではまってる。しかし凛々しさが圧倒的に足りないと思うのだが、どうか。役柄が他とかぶるからわざと外したのかもしれないが。なんか「戦士である女神」ってより「武装した女神」って感じだ。 キャラBGMは「ワルキューレの伝説~メイン・テーマ」アレンジバージョンで、ナムコ10thスペシャルサントラに入っている曲。 被ダメージや戦闘不能時の声と倒れているグラフィックがエロいとの声も ブレイブカンパニー、PXZ、PXZ2とナムコ外部共演のお祭りゲーに引っ張りだこ。流石は女神さま。 声優出演作 井上喜久子「ああっ女神さまっ」 ベルダンディー役 「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」 アイナ・サハリン役 「不思議の海のナディア」 エレクトラ役 「ゆめりあ」 千条七瀬役
https://w.atwiki.jp/angel_senki/pages/88.html
†† ヴァルハラ †† ヴァルハラとは 通常のマップとは異なり、1人で挑戦するマップです。入場するには戦闘不能によるデスペナルティを受けて、まれに「復活の女神」を取得します。「復活の女神」を使用することで、ヴァルハラに入場することができる。制限時間:なし、デスペナルティなし 復活の女神はデスペナルティを受けなければ取得することができない。 レベルが上がった後に、装備をすべて外して何度も死ぬことでペナルティなしで復活の女神を取得することができる。 取得の目安として10~50回戦闘不能になると良いです。 「復活の女神」は24時間で消滅する。 NPC 名前 役割 クエスト ワルキューレ 北欧神話に登場する複数の半神。ヴァルキュリーの別名。2つ目のフロアで一緒に戦ってくれるNPC。 ボス情報 名前 レベル ドロップ 備考 ヘルキューレ マップ攻略 1.ワルキューレの元へ 入ってすぐに黒い敵がいます。敵に触れることなく攻撃されることなくワルキューレの所へいく。MAPを開いてワルキューレのいる場所をクリック後、オートランで進むことで死亡回数が激減する。 ワルキューレと会話し、次のエリアへ 黒い敵に攻撃されるとほぼ1撃で死にます。 死んでも復活できる「リバイヴスクロール」を大量に持っていくことを推奨します。 目安は、10個程度。 2.ヘルキューレの討伐 このエリアではワルキューレが協力し闘ってくれる。自身が死なないようワルキューレについていく。 ヘルキューレは広範囲の強い攻撃を行ってくる。ダメージに耐え切れない場合は、ワルキューレが倒してくれる。 途中黒い敵とボスがいますが、両方とも倒してください。黒い敵は浄化されNPCになります。 敵やボスの攻撃で死んでしまう場合は、ワルキューレにすべて倒してもらう。 ★トロフィー獲得のために ヴァルハラは2種類のトロフィーが存在する。下記は取得条件です。 1つ目は普通にクリアすることでトロフィーが取れる。(各ボスの討伐) 2つ目は各ボスが攻撃している女神像の防衛。一番簡単な取り方は、3体のボスを一か所に集めてまとめて討伐する。その際、女神像を攻撃している敵にも注意する。 2つ目のトロフィーは古龍の谷をソロでクリアできるくらい強くならなければ、取得は難しい。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5363.html
前ページ次ページ鋼の使い魔 ラ・ヴァリエール公長女エレオノール。 両親より受け継いだメイジとしての才能の光る才媛として知られる。 学院在学中からも成績優秀につき人々の耳目を集め、卒業後はアカデミーでの研究の道を進んだ。 現在はアカデミーの正研究員として在籍し、魔法の真理と実用の研究にいそしんでいる。 アカデミーは元々、魔法学院の上部機関として発足したものの、次第にその研究機関としての性格を強くし、いつごろからか独立した一つの部署として確立した。 各省庁を牛耳る貴族らからの献金を受け派閥抗争の矢面に立たされる等と陰口もあるが、名と格に見合った優秀な研究所である。 在籍する研究員にも階級が設定され、准研究生、正研究生、准研究員、正研究員、主席研究員の順に地位があがり、それにあわせて 個人で扱えるテーマと予算も大きくなっていく。もっとも、主席研究員ほどになると殆ど名誉職のような存在であり、アカデミーの主格は正研究員にあるといってもいい。 エレオノールは学院を卒業した翌年よりアカデミーに入り、わずか9年で正研究員となった。 見紛う事なき天才であった。 懐かしみながらもエレオノールはシエスタを案内人に通廊を歩いていた。 「貴方はルイズと親しくしているそうね」 前触れもなく声をかけられてシエスタは動揺した。ルイズやキュルケらが親しくしてくれているとはいえ、本来、使用人と貴族が口を聞くというのは 滅多にないことなのである。 「は、はい。勿体無くも、ミス・ヴァリエール様には懇意に御用命ぜられる事がたびたびありまして…」 「ふん。で、あの子は何処にいるの?」 「確か、今頃は…ミスタ・コルベール殿の研究塔へ出向いてらっしゃるはず…です…」 かなりおどおどとしていたシエスタだったが、エレオノールはそんなことを霞みも気に掛けることはなかった。 彼女にとって使用人とは居ないように振舞うのが礼儀と考えているからだ。 「そう。…あの人も相変わらず、外道な研究を繰り返しているのでしょうね」 つぶやくエレオノールの声は動揺するシエスタまで届かずに消えた。 『氷河剣と土人形』 研究塔前で身構える、タバサとギーシュ。 ギーシュの格好は普段と変わらない。少々趣味の悪いシャツと、学院指定のショートマント。 一方のタバサは、服装こそ普段と同じだが、それだけではなかった。 華奢な体躯には丁寧になめされた皮のベルトを縦横に佩びていた。これはタバサが剣を使うからである。並の男であれば腰から落ちぬように巻く程度であるが、 タバサは肩掛けになるようにベルトを巻き、佩びた剣を収めていた。 ギーシュが愛用の杖、青銅の造花を抜くと、タバサもそれに応じるように剣と杖を抜く。 右手に抜かれた剣は、以前のレイピアよりもずっと短い。ギュスターヴの短剣に近いが、片刃のつくりであり、ギュスターヴのそれよりも肉の薄く、 ダガーナイフをそのまま長くしたようなものだった。 一方左手に握られた杖も、以前の物から変わっている。以前の節くれたワンド系から、キュルケやルイズの使うタクト系のものに変わっていた。 目に付く特徴があるとすれば、柄のように握りがつくられ、長さの割りに太い。 (まるで長短一式の剣を構えるかのようだな) 塔の前で観戦するギュスターヴにはそのように見えた。 「…よし、来い、新たなワルキューレ!」 ギーシュの手から造花が投げられる。と同時に、懐から抜かれた新たな杖を握ったギーシュが【錬金】によってゴーレムを精製する。 地面と造花が混ざり合い、起き上がるように出現したゴーレムは案山子のように細い。だが次の瞬間にはそこへ組木細工のように青銅のパーツがはまっていき、 最後には一体の屈強なゴーレムが立っていた。 「これが僕の『ヌーベル・ワルキューレ』だ」 額に汗を浮かべたギーシュの渾身の業だった。 それはまさに屈強なプレート・アーマーを着込んだ女戦士であり、以前のワルキューレよりも筋肉質な印象をみるものに与えた。 右手に剣を、左手にラウンドシールドを構えた姿のNワルキューレは、古い時代のタペストリーに描かれる様なアンティークな騎士像をモチーフにしているのだった。 「以前のワルキューレ7体分のパーツ数とパワーを一体に凝縮させた。これで君の魔法にただやられるようなことはない」 馬鞭状の新たな杖を構えながら、ギーシュは対峙するタバサを見た。 「ほぅ、なかなか手が込んでいるようですね」 見物するコルベールがギーシュの手に関心の声を上げた。元来ドットメイジは組み合わせられる技術が少ないからだ。 「ねぇギュスターヴ。どうして『青銅』のギーシュのゴーレムが金色に光っているわけ?」 ルイズは新たなワルキューレの感想を漏らした。 Nワルキューレは青銅までしか扱えないギーシュのゴーレムであるにも関わらず、その全身を淡い金色に輝かせているのである。 主人の言葉にギュスターヴは丁寧に答えた。 「ルイズ。青銅とは、なんだ?」 「え?」 「青銅というのは本来、錫と銅の合金だ。普段思い浮かべる緑青色の青銅は、長い風雨によって表面を錆びで覆われた姿でしかない」 「じゃあ、あれは一体…」 「青銅は本来合金であるから、含有する元の金属の配分で性質が変化する。銅が多ければ軟らかく柔軟に、錫が多ければ強度が上がるが脆くなる。 特に錫の含有量が上がると、金のような光沢を放つ場合がある」 へぇ、と今度はギュスターヴの博識に感心するルイズだった。 「…詳しくてね、ミスタ?」 「これでも冶金には聡くてね」 「行け!ワルキューレ!」 淡い金色に輝くNワルキューレは、右腕の剣を構えてタバサに向かって飛び込んだ。 タバサも自分から踏み込み、振り込まれる剣を紙一重でかわし、自分の剣を振るった。 両者が激突し、剣と杖が打ち合わされる。ギーシュのワルキューレは盾を受けるのではなく、相手の姿勢を崩すように突き出したり、振るったりした。 タバサはそれを右手の剣で、或いは左手の杖で捌く。握りと太さを持ったタバサの杖はワルキューレの打突を捌きながら魔法を使うことが可能なのである。 打ち合いを避けるように一旦間合いを開け、タバサが後方のギーシュに向かって空砕槌【エア・ハンマー】を撃つと、すかさずワルキューレが射線上に割り込んで ラウンド・シールドで魔法を受け止め、タバサとの間合いを詰めて切り込んでくる。 (以前より、ずっと早い……!) タバサは目の前のゴーレムが予想以上の強さを持っていることに驚いた。 以前のワルキューレも人間並みのパワーとスピードを有していたが、Nワルキューレはパワーも、何よりスピードが格段に上昇しているのである。 シュバリエであり、剣の修練でさらに身体能力を上げているタバサに追従できるほどのスピードであった。 (ただ打ち合うだけじゃ駄目…) しかしタバサには好都合だった。接近戦で優秀な相手ほど今回は稽古の成果がわかる。ワルキューレの打ち込みにたたらを踏みながらもその目は闘志を燃やしていた。 一方、杖を構えたギーシュは懸命にワルキューレを動かしていた。 (やっぱり以前のワルキューレよりずっと疲れる…なにより、相手が早い) ゴーレムは複雑な構造ほど動かす難易度が上がる。より大きく、より複雑なゴーレムほど硬度な魔法の産物である。 以前の七体分、複雑さの増したNワルキューレは、ドットメイジの限界ともいえる操作能力をギーシュに強いているのであった。 (…その分、接近戦で有利だ!) パーツ数は7倍とはいえ『重さ』が七倍であるわけではない。しかし、今まで7体に分割して操作していた精神力で動かす為に純パワーは7倍に近い。 単純な能力でも力とスピードで圧倒できるとギーシュは考えていた。 「当てが外れましたな。コルベール師」 素早く立ち回る二人を厳しい顔で見ていたコルベールにギュスターヴが声をかける。 「…ええ。危険過ぎるようなら間に割って入る位は覚悟していましたが、これでは…」 タバサとギーシュの戦いは二次元上で激しく互いの位置を変える高機動戦を呈していた。 ギーシュのワルキューレがタバサの姿勢を崩す。かと思えば空かさず体勢を直したタバサが移動してギーシュを狙って魔法を撃つと、素早くワルキューレが割り込んで 魔法を遮り、タバサとの間合いを詰めて切り込み、タバサと切り結ぶ…。 「下手に割り込むとミス・タバサもミスタ・グラモンも攻撃の手が止まりきらずに事故を起こしかねない…」 「それだけギーシュが努力しているということでしょう」 「…そうですね」 生徒の努力を賞賛したくても、今は厳しい顔を崩せないコルベールだった。 実力が以外にも均衡した戦いが続いた。しかし両者の差がじわり、じわりと戦いに影響を与え始めていく。 ワルキューレの動作が徐々にだが、大雑把になっていく。タバサの射線に入る時も、盾で受けきれずに半身で受け、背後のギーシュが自分で動いて避ける、 というパターンが増えてきた。 ワルキューレの盾自体も、魔法を受け、タバサの剣を受けることで、徐々に強度を落としていた。空砕槌【エア・ハンマー】を受けると、 盾の表面を覆う錫の多い青銅がバラバラと砕け落ち、芯になっている銅の多い青銅が露わになってくる。 「ふっ…ふっ……」 杖を振るうギーシュだが、その膝が震え、額や頸には汗が玉のように浮かんでいた。 新型のワルキューレを高速で動かし、尚且つ自分も激しく動き回る中で集中力と体力がそろそろ限界を迎えつつあるのだった。 タバサはワルキューレの剣をかわして間合いを開けると、ワルキューレの背後にわずかに隠れるギーシュを狙って空飛刃【エア・カッター】を放った。 身を投げて真空の刃を受けたワルキューレの動きが一瞬、止まる。すかさずタバサが踏み込んだ。 「『払い抜け』…!」 低く駆けるタバサが握るロング・ダガーが、ワルキューレのわき腹を切り裂く。 しかしタバサの体格では一撃の威力が劣るのか、切り裂かれたわき腹の傷は浅い。 振り返ったタバサにワルキューレの剣が迫った。 「!!」 多段的に繰り出される剣をタバサは漏らさず受け止めた。が、身体は浮き上がってたたらを踏んで下がる。 (スピードが落ちない…?) 傷を受けたゴーレムは痛みを感じなくても体の変形によって動きが鈍るはずなのだ。しかしワルキューレは先程と変わらないスピードで攻撃してくる。 芯のみとなった盾を叩きつけ、大振り気味に打ち込む剣を紙一重でかわすと、今度は呼吸を整える為にタバサは間合いを明けた。 Nワルキューレは、ただのゴーレムとしてはある種、不必要に複雑な構造をしていた。 ただのゴーレムであれば単一素材の椋かがらんどう、関節はマリオネットのような単純な構造が概ね一般的である。 しかしギーシュは違った。まずワルキューレに骨格を与えた。次にその骨格を包むように硬度を上げた青銅の鎧を纏わせたのだ。 さらに鎧と骨格の隙間には青銅製の巻きバネがいたるところに仕込まれており、これが俊敏なスピードとパワーの底上げを果たしていた。 そして多少のダメージを受けても、体の基本構造である『骨格』が傷つかない限りスピードとパワーは下がらない。その上を包む『鎧』と『バネ』で攻撃を受け止めるからだ。 タバサはワルキューレから間合いを開け、呼吸を整えながらじりじりと間合いを詰められていた。 ちらちらとワルキューレの背後のギーシュへ攻撃する隙を探していたが、射線からワルキューレを外そうとすると、ギーシュは素早くワルキューレを動かして それを防いだ。 ワルキューレを繰るギーシュの腕が揺れる。 ワルキューレは剣を構えて間合いを一気に削り、剣を振り込んだ。タバサはそれをいなしながら後退する。 突っかかるワルキューレをサッと横へスライドするように移動してタバサがかわすと、前のめりになったワルキューレの反応が一瞬鈍った。 「『スマッシュ』!」 タバサの腰溜めの袈裟斬りがワルキューレの背中に食い込む。切り裂かれた鎧の奥で剣先が何かぶちぶちと切る感触をタバサに伝える。 技が決まってタバサは再び間合いを開けた。ワルキューレはタバサに向かい直すと、ボロボロの盾を構えて突進した。 青銅の塊がタバサに叩きつけられようとしたが、タバサは踏み込みながらそれを避けた。 ワルキューレとすれ違うよう跳び、ワルキューレの鎧につけられた鋲が身体を掠める。 ギーシュとタバサの視線が交錯した。この一瞬、二人の間にワルキューレがいなくなったからだ。 しかし疲労を重ねたとはいえ、全力のギーシュは素早くタバサの前にワルキューレを移動させる。 タバサはそれを待っていた。射線に割り込んだワルキューレを狙ったタバサは、正確に空砕槌【エア・ハンマー】を三回打ち込む。割り込んだ直後の、 姿勢を崩したワルキューレは、それを全て受けて宙を舞った。 「しまった!」 ギーシュはこれに焦った。ゴーレムは遠隔操作という性質上、受身が取れない。 案の定ワルキューレは後頭部から地面に落ちた。ギーシュは素早く立たせたものの、『骨格』が歪んでしまったのか、その動きが少し鈍くなってしまっている。 (今…!) するとやおら、タバサは手のロング・ダガーをしまい、右手に杖を持ち替える。口からスペルが漏れ、ギーシュは魔法で決着をつけにきたのだと判断した。盾を構えさせ、 魔法を受けきってから踏み込ませるべく、間合いをじりじり詰めさせる。 『雪風』の二つ名にあるように周囲に氷の粒が発生する。それは以前ならば氷柱となって飛ぶはずが、今回はタバサの杖先に集まっていった。 息を呑んで観戦していた四人の目に、やがてタバサの『成果』が映る。 「何、あれ…?」 「これは、なんとも…」 「ほぅ、面白いな」 「タバサらしいでしょう?」 四者は四様にこれを漏らさずにいられない。 タバサの右手に握られた杖は、魔法で収束させた氷結によって姿を変えていた。 氷の粒が握る手も、杖先も全てを覆い尽くしていた。 そしてそれは徐々に明確な形を取る。握りの尻が飾られ、鍔が現れ、杖先を覆う氷が薄く伸びていく。 タバサの手には果たして、魔法で作られた美麗な長剣が誕生した。 「氷河剣【アイスソード】…私はこれにそう名づけた」 構えたタバサがワルキューレに迫る。ワルキューレも盾を正面に構えて踏み込んだ。 タバサはその手に握った氷の剣を掬うように切り上げる。氷の剣先は青銅の盾に食い込み、さらに鎧にも滑り込んでいく。 そして弾けるような衝撃音と共に、Nワルキューレは、砕けた盾ごと吹き飛んで打ち上げられた。 「勝ったわ!タバサの勝ちね!」 「まだだ」 「え?」 「ミスタ・グラモンはまだ諦めておりませんぞ」 安堵したキュルケを遮るギュスターヴとコルベールの声に呼応するように、ギーシュの眼が光る。 「ワルキューーーレッ!!」 創造主の叫びに反応するように、うつろな青銅の瞳の女戦士は身を宙で屈めると、次の瞬間にその身を光らせて爆発させた。 (自爆?!) タバサは四方へ飛ぶ鎧の破片を避けるために動いたが、破片は飛び散らず魔法の力を失って砂に変わった。 その代わり地面に降り立ったのは、案山子のようにひょろりとしたゴーレムだった。右手に剣を持った姿でこちらに対峙している。そのディテールの細部は、 先ほどまで宙に打ち上げられていたNワルキューレのそれだった。 「ワルキューレは鎧を捨てることでスピードをさらに上げる事ができる」 ギーシュの口元から漏れる言葉は誰にも聞こえなかった。 「行けぇ!ワルキューレ!」 ワルキューレがギーシュの声と同時に視界から消える。身構えたタバサは次の瞬間に囲む3体のワルキューレが眼に映った。 (分身!?偏在?!違う、これは…) 手の氷河剣【アイスソード】を横薙ぎに振るう。しかし手にわずかな感触を残してワルキューレは再び間合いを空けた先に立っていた。 ワルキューレの後方に立つギーシュが笑う。形容のし難い笑いであった。 「ミス・タバサ。貴方のような方とここまで戦えるのはまさに軍人の家に生まれた僕の誉れだ。だけど」 ぴっ、と杖先でタバサを挿すギーシュ。ワルキューレもそれを真似るように剣でタバサを挿した。 「戦うからには、僕は勝つ」 再びワルキューレが動く、今度はギーシュを囲むように、先程見えた複数体のNワルキューレが出現する。 「ワルキューレが増えた?!」 ルイズが驚きの声を上げると、振り向いてギーシュはちっちっ、と指を振る。 「それは違う。これはワルキューレの高速移動が見せる残像だよ。…行け、ワルキューレ」 再びワルキューレが動く、複数体の残像を撒きながら、タバサを囲むように一閃、二閃と剣が打ち込まれる。 タバサは氷河剣【アイスソード】を振ってワルキューレの剣を『ディフレクト』する。するものの、スピードの差が徐々にタバサを追い込んでいた。 「タバサ…」 キュルケはタバサを見た。必殺であるはずの氷河剣【アイスソード】は残念にもワルキューレを捕らえ切れなかったのだと思った。 ワルキューレがギーシュの手元まで一瞬で下がり、再び間合いが明けられる。タバサは氷河剣【アイスソード】地面に付き立て、対峙するギーシュとワルキューレを見ていた。その頬からは剣先を掠めて血が流れていた。 「降参するかね?」 「いいえ」 「仕方ない。最後の一撃を受けたまえ」 ギーシュはせめて、ワルキューレの剣の腹でタバサを撃つように杖を振った。 ワルキューレが残像を伴って跳ぶ。残像を増やしながら一直線にタバサに向かったワルキューレの剣先が後一歩というところまで迫った、その瞬間。 ガキン、と硬いものにぶつかる音共に、高速で動いていたはずのワルキューレが急停止した。 「何?」 ギーシュは杖を振ってワルキューレを動かそうとするが、ワルキューレは何かに挟まっているかのように身動きが取れない。 「鎧を捨てたとき、私は思った。スピードが上がった代わりに、防御力は下がるはず、と」 地面に刺していたタバサの氷河剣【アイスソード】が抜かれる。 「だからその動きを止めれば私の勝ち。私から間合いを明けた時にもう貴方は負けていた」 「な、何のことだ…これは?!」 ギーシュは初めて気付いた。ワルキューレの踏んだ足から氷が茨のように伸びてワルキューレの体を固めている事に。 「氷河剣【アイスソード】を通して地面の水分を操った。半径2メイル以内に踏み込んだ瞬間、氷の蔦で相手を絡める結界を張った」 剣を構えて身動きできぬワルキューレに剣を構えたタバサが近づいていく。 「そ、そんな!魔法を使いながら別の魔法を使うなんて!」 「これは『剣』であり『杖』だから。私が『剣』として認識した氷河剣【アイスソード】は周囲の水分を操作できるようになっている。地面に刺せば土中の、 空気に触れれば大気の水気を…」 タバサにとって剣と魔法を複雑に使いこなす事が剣を習い始めたときからの目標であり、この氷河剣【アイスソード】はその到達点の一つだった。 剣自体が極低音の『氷』であるから、剣として認識している間もその姿を崩さずに居られるのだ。 ただ風や水を収束させて剣刃を発生させるだけならそれほど困難ではない。しかしそれはタバサの目標を達成させることはない。 果たしてこれは嘗て『氷を使うものは二流』とギトーがつぶやいた事へのタバサなりの反抗心でもあった。 「まだやる?」 「……いや、降参だよ」 諸手を挙げてギーシュは言った。身動きできぬ裸のワルキューレでは勝負にならない。 本当は後一つ、仕掛けを残していたが、今になっては無意味だと判断した。 氷が溶け、開放されたワルキューレが土に還っていく中で、ギーシュとタバサは見守っていた四人に迎えられた。 「凄いじゃないギーシュ。タバサに付いていけるとは正直思ってなかったわ」 「僕も本番までわからなかったさ。運が良かっただけだ…よ…」 キュルケの言葉に反応しつつ歩こうとしたギーシュは、そのままばったりと地面に倒れてしまった。 「あら?」 「はは…足が立たないや……」 最後はキュルケに肩を借りて歩くギーシュだった。 一方タバサはコルベールの出迎えを受けたが、コルベール自身の表情は複雑だった。 「しかしミス・タバサ。貴方の新しい魔法はいささか、その」 「攻撃的?」 こともなげに言うものの、コルベールは頷きながらも汗を浮かべている。 「はい。貴方は『シュバリエ』だそうですから、そのような魔法の使い方をするのでしょうけれど、一教師としては、余りほめられませんな」 「…わかった」 口で言うほどタバサがわかっているのかコルベールは若干不安だった。 「どう?ギュスターヴ。二人の戦いは」 「悪くなかったな。特にギーシュの工夫はいい」 「あら、弟子の活躍はどうでもいいの?」 「出来のいい弟子は放って置いても成長するものさ」 「ふぅん……」 タバサへの信頼感がルイズは羨ましいと思ってしまうのだった。 「随分と楽しそうにしてるのね、貴方達」 聞きなれない声に一同が振り向くと、本塔の方角から誰かがシエスタと共にこちらに歩いてくる。 その『誰か』は一同の前まで来ると、ギュスターヴの脇に居たルイズは真っ青になってガクガクと震えるのだった。 「あ、あ、あ、姉さまっ?!」 「ひさしぶりかしらねぇ、ちびルイズ」 反射的に飛び出し、何処かへ逃げようとするルイズをひょいっと猫を捕まえるようにエレオノールの手が伸びる。 「何処へ行こうとしたのかしら?おちび」 「えっ?!いえいえいえいえ、なんでも、なんでもないです……」 しっかり捕まってしまったルイズは顔が引きつっている。 「久しぶりに再開した姉に向かってもう少し機嫌よく挨拶できないのかしらねぇ、ちびルイズや」 「で、ででででですが、突然の来訪ですから、その」 「ま、いいわ。そこの学友の方々を紹介してくれない?」 やっと解放されたルイズはおっかなびっくり、そこにならぶ学友三人を紹介した。 「はじめまして。ゲルマニアのフォン・ツェルプストーですわ」 ピキン、とエレオノールの表情が固まる。 「お~ち~び~!」 「ひゃひぃ!」 捕まったままのルイズは両頬をむにむにと引っ張られている。 「あんたよりによってゲルマニアのツェルプストーなんかと仲がいいってどういうつもり!領民と公爵代々の当主に恥ずかしくないの?!」 「あででで、べふにひひゃひぃわけひゃあひひひ~」 弁解しつつも涙声のルイズだった。 次にタバサが前に出て礼をした。組み手のあとなのでかなり服がよれたり、瑕だらけなのであるが、タバサ本人はまるで気にもしない風情だった。 「タバサ」 実に素っ気のない挨拶であった。 「……ルイズ」 「なんですか」 「この子は頭が遅いの?」 場の空気が(タバサを除いて)凍りつく。ルイズは冷や汗が止まらなかった。 「タバサは口が重い子なんです」 「…そう」 次にギーシュが恭しく礼をした。ギーシュは埃をハンケチーフで拭って相応に身を繕っていた。 「お初にお目にかかります。ギーシュ・ド・グラモンと申します」 「グラモン元帥のご親族と見えるけど」 「父の名をご存知とは光栄の至り」 エレオノールはあくまで冷ややかに言葉を続ける。 「軍務の方々からは色々と便宜を図ってもらっているわ。ただ視察のたびに女性研究員に声をかけるのはやめていただきたいけど」 「は、はははは…」 乾いた笑いしかでないギーシュだった。 「わたしはエレオノール・アルベルティーヌ・ル・ブラン・ド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエール。アカデミーの正研究員に籍を置いているわ」 キュルケとギーシュから感心の声が漏れる。 そんな二人を脇に一歩踏み出でてエレオノールはコルベールの前で礼をした。 「お久しぶりにございます。ミスタ・コルベール」 「君も健在なようだね、エレオノール君」 「相変わらず不毛な研究をお続けの様子で」 視界に見える溶鉱炉を見ての発言である。苦々しくもコルベールは笑った。 「なんといわれようとこれが私の命題でね」 そしてコルベールの脇に立つギュスターヴをエレオノールは見た、次の瞬間。 ボン、と何かが爆発するような音がルイズには聞こえた。 目の前のエレオノールが突如ピンと背を伸ばして立ち上がり、次の瞬間には走り出してルイズの背中に隠れた。 「あぇ?姉さま?」 「あ、あの、ルイズ。…そこの、コルベール氏の隣に、いらっしゃる、殿方は、その…誰?」 普段の知るエレオノールから想像できないほど、おっかなびっくりとしたエレオノールにルイズは困惑しながらも答えた。 「あ、はい。彼はギュスターヴ。私の使い魔です」 「へぇ、そうなの。使い魔……使い魔?!」 一瞬呆けたようなエレオノールが大声を上げた。 「あ、あ、あんた。そこの人を、あの殿方を指して、つ、つ、使い魔っていったかしら?!」 捕まってルイズはがくんがくんと肩揺さぶられている。 「あっ、あっ、た、たしかにっ、つっ、つかっ、使い魔って、言いましたっ!」 「人に冗談を言えるほど偉くなったわねぇ、おちび!」 「ちっ、違うんです!本当に!本当に使い魔なんです!」 ヘロヘロになったルイズを怪訝そうに眺めるギュスターヴだった。 前ページ次ページ鋼の使い魔