約 2,473,800 件
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/175.html
2012年1月4日 ここでは、アジアの推理小説について調べている過程で見つけたヨーロッパの推理小説に関する日本語文献を示している。 ロシアおよび旧共産圏についてはそれなりに丁寧に探しているが、それ以外は不十分なリストであるということをご諒解ください。 英語圏 フランス語圏 ドイツ語圏 オランダ語圏 イタリア スペイン ポルトガル 北欧 バルト三国 ロシア 東欧・バルカン諸国 英語圏 略 フランス語圏 一部のみ示す。 日本人が執筆したもの長島良三『メグレ警視のパリ フランス推理小説ガイド』(読売新聞社、1984年) 松村喜雄『怪盗対名探偵 フランス・ミステリーの歴史』(晶文社、1985年/双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集52、2000年) 小倉孝誠『推理小説の源流 ガボリオからルブランへ』(淡交社、2002年) フランスで刊行されたものの邦訳フレイドン・ホヴェイダ『推理小説の歴史』(東京創元社、1960年) フレイドン・ホヴェイダ『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』(東京創元社、1981年) J・P・シュヴェイアウゼール 『ロマン・ノワール フランスのハードボイルド』(白水社、1991年) ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』(JICC(ジック)出版局、1992年10月) アンドレ・ヴァノンシニ『ミステリ文学』(白水社、2012年1月) 『ミステリマガジン』フランス特集号一覧1974年3月号 フランス・ミステリ特集 (1980年以前は詳細未確認) 1981年2月号 フランス・ミステリの味 (小特集) 1981年11月号 特集:パリ・ノワール 1990年3月号 ジョルジュ・シムノン追悼特集 1997年3月号 特集:フランス・ミステリの昨日と今日 2003年7月号 特集:フランス・ミステリの復権「フランス・ミステリ必読30冊」、太田浩一「フランス・ミステリ小史」(pp.16-18, 59-61)など 2004年11月号 特集:フランス・ミステリの妙趣 2005年11月号 ルパン生誕百周年&フランス・ミステリ特集 2006年11月号 特集:フランス・ミステリ 2008年4月号 特集:フランス・ミステリ観光案内吉野仁「フランス・ミステリ文献ガイド」(pp.24-27)など 2009年7月号 特集:フランス・クラシーク・ミステール考 2012年7月号 特集:アルセーヌ・ルパン&ルパン三世 『ミステリマガジン』フランス語作家の小特集1989年12月号 ピエール・ボアロー追悼 1994年8月号 『悪童日記』三部作にいたる作品世界 1995年10月号 『悪童日記』のアゴタ・クリストフ来日! 1996年7月号 レオ・マレ追悼 1998年5月号 ブリジット・オベール来日! 2000年2月号 ジョルジュ・シムノン小特集 その他の文献編集部N「最近のフランス・ミステリについて」(フレッド・カサック『日曜日は埋葬しない』[ハヤカワ・ミステリ、1961年8月]の巻末 pp.135-141、訳者あとがきとは別に収録) 「世界のミステリ・マガジン I フランス版EQMM」(『ミステリマガジン』1964年4月号、p.19)「世界のミステリ・マガジン I」とされているが、その後「II」以降は掲載されていないようである。 編集部N「フランスのスパイ小説について」(ピエール・ノール『抵抗の街』[ハヤカワ・ミステリ、1965年2月]巻末) 高野優「名訳を待つ、プロットと詩情が一致した名作」(『翻訳の世界』1991年7月号、p.50、[国別・地域別/未訳ミステリ紹介]フランス) 平岡敦「犯罪、悪意、絶望…… ロマン・ノワールの象徴する「黒い世界」」(『翻訳の世界』1991年7月号、pp.52-53、[ミステリの潮流を読む]フランス) 長谷部史親「フランス推理小説の怪人たち」(長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』本の雑誌社、1992年5月/双葉社 双葉文庫、2007年6月)ほかに「ガストン・ルルー」、「アルフレッド・マシャール」、「モーリス・ルブラン」の節あり。初出情報は「こちら」を参照のこと。 「エミール・ガボリオー」(『EQ』1996年3月号)、「フォルチュネ・デュ・ボアゴベー」(『EQ』1997年1月号)、「ジョルジュ・シムノン」(『EQ』1998年5月号)は単行本未収録 平岡敦「フランスのミステリ賞総まくり」(『ミステリマガジン』1998年4月号【特集:ミステリ賞って何だ?】、pp.48-49) 長島良三「現代のフランス・ミステリ事情」(『ジャーロ』創刊号(2000年秋号)、pp.264-265) 新保博久「ミステリ再入門」第31回 モルグ街はなぜパリにあったのか (『ミステリマガジン』2002年11月号、pp.90-93) 第32回 フランス・ミステリの逆襲 (『ミステリマガジン』2002年12月号、pp.150-153) 「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 フランス」(高野優)(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.22-27) Webサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の平岡敦氏の寄稿初心者のためのポール・アルテ入門 (2010-10-12) 危機的似非(エッセ・クリティック) (1)深夜の怪異 (2012-08-06) 危機的似非(エッセ・クリティック) (2)ルパン危機一髪 (2012-08-20) 危機的似非(エッセ・クリティック) (3)題名のあるエッセー (2012-08-27) Webサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の高野優氏の寄稿初心者のためのカミ入門 第1回(その1) (2011-01-17) 初心者のためのカミ入門 第1回(その2) (2011-01-24) 初心者のためのカミ入門 第1回(その3) (2011-01-31) 初心者のためのカミ入門 第2回 (2014-03-04) 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第3回 フランス編 (2013-06-05) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第14回 日本のミステリー小説の仏訳状況 (2014-04-17) 当サイトフランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) フランスのミステリ賞 ポケミス非英語圏作品一覧 (フランス語圏作品の一覧あり) 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 (フランス語圏作品の一覧あり) フランス語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ ドイツ語圏 ジークフリート・クラカウアー『探偵小説の哲学』(福本義憲訳、法政大学出版局、2005年) - ドイツで1925年に発表された探偵小説論 ワルター・ゲルタイス『名探偵は死なず その誕生と歴史』(前川道介訳、弘文堂、1962年) 中田耕治編『推理小説をどう読むか』(三一書房、1971年) ※未見ゲールハルト・シュミット=ヘンケル(Gerhard Schmidt-Henkel)「十字路にある屍体」(深田甫訳)(pp.9-42) ヘルムート・ハイセンビュッテル(Helmut Heißenbüttel)「推理小説のゲームルール」(深田甫訳)(pp.65-83) エルンスト・ブロッホ(Ernst Bloch)「探偵小説の哲学的考察」(種村季弘訳)(pp.113-138)「探偵小説の哲学的考察」はエルンスト・ブロッホ『異化』(白水社【新装版】、1997年10月 他)でも読める 『ミステリマガジン』掲載瀬手波垣「翻訳小説の盛況(西ドイツ)」(『ミステリマガジン』1964年4月号、p.189、「ペーパー・チェイス」コーナー) ターゲ・ラ・コーア、ハラルド・モーゲンセン(隅田たけ子訳)「殺人読本 絵で見るミステリ史」(『ミステリマガジン』1972年11月号~1973年12月号、全14回連載)1973年11月号の「連載12 その他の外国勢」(「12」と表示されているが実際は連載13回目)でドイツや北欧のミステリが扱われている。 前川道介「ドイツ・ミステリの現況 もっと殺しを」(『ミステリマガジン』1977年8月号、pp.150-151) 泉川絋雄「ドイツ産ミステリ最新レビュー」(『ミステリマガジン』1986年12月号、pp.111-112、「Key Suspects」コーナー) 有内嘉宏「ローレンツの動物行動学を取り入れた独ミステリ」(『ミステリマガジン』1989年11月号、pp.108-110、「ミステリ読書録」コーナー) - ホルスト・ボゼツキーの2作品の紹介 福本義憲「ドイツ・ミステリ賞事情」(『ミステリマガジン』1998年4月号【特集:ミステリ賞って何だ?】、pp.50-51)同号にドイツ・ミステリ大賞(DKP賞)ドイツ語部門の1985年~1997年の受賞作一覧あり 福本義憲「九〇年代のドイツ・ミステリ」(『ミステリマガジン』1999年3月号【特集:世界のミステリ】、pp.40-41) 新保博久「ミステリ再入門」第26回 ドイツから退屈をこめて (『ミステリマガジン』2002年6月号、pp.138-141) 第27回 あるスパイ小説家の墓碑銘 (『ミステリマガジン』2002年7月号、pp.88-91) 第28回 スイスの刑事、ドイツの探偵 (『ミステリマガジン』2002年8月号、pp.150-153) 第29回 ウィンナ・コーヒーはほろ苦い (『ミステリマガジン』2002年9月号、pp.84-87) 松坂健「ドイツでもミステリは共通語!」(『ミステリマガジン』2007年12月号、pp.99-103,155-157)ベルリンで開かれた国際推理作家協会(AIEP)の会議のレポート。ドイツのミステリ専門書店などの散策レポートもあり。 垂野創一郎「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 ドイツ」(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.28-29) マライ・メントライン「各国ミステリ事情 ドイツ篇」(『ハヤカワミステリマガジン』2013年12月号、pp.54-55) その他の雑誌、ムックに掲載稲木勝彦「欧洲の探偵文学」(『宝石』1958年3月号[13巻4号]、pp.140-143)戦後ドイツのミステリ事情。フェリー・ロッカー(Ferry Rocker)、マリー・ルイゼ・フィッシャー(Marie Louise Fischer)、フランク・アルナウ(Frank Arnau)、ハンス・ヘーリング、フランク・ブラウン(Frank F. Braun)、ミロ・ドール&ラインハルト・フェーダーマン(Milo Dor Reinhard Federmann)の作品の紹介など。 前川道介「文化史的興趣も尽きない「犯罪小説」の佳作」(『翻訳の世界』1991年7月号、p.51、[国別・地域別/未訳ミステリ紹介]ドイツ)1855年に発表されたカール・フォン・ホルタイ(Karl von Holtei)の『リガ殺人事件』(Der Mord in Riga)の紹介 福本義憲「コラム世界のノワール*ドイツ 淫婦バビロンの笑い」(『ユリイカ』2000年12月臨時増刊号(総特集:ジェイムズ・エルロイ ノワールの世界)、pp.132-133) 杉江松恋「シュリンクという作家、そしてドイツ・ミステリーの現在」(『ダ・ヴィンチ』2002年8月号/ダ・ヴィンチ編集部編『ミステリー迷宮道案内ナビゲート』[メディアファクトリー、2003年]に再録)特集「今、この翻訳ミステリーが面白い!」内の一記事。福本義憲氏のコメントを軸に、ベルンハルト・シュリンクおよびドイツ・ミステリの歴史と現状を端的に紹介。 篠田淳子「ドイツ語圏ミステリの現状」(『ジャーロ』10号(2003年冬号)、pp.287-289)ドイツ・ミステリ大賞の受賞作としてウィリアム・マーシャル『銀行は死体だらけ』が挙げられている。ウィリアム・マーシャルは1996年に同賞の翻訳作品部門の受賞者(第3位)になっているが、受賞作は英題"War machine"であり(ドイツ・ミステリ大賞公式サイト参照)、『銀行は死体だらけ』(英題"Inches")とは別の作品である。いずれにしろ、ウィリアム・マーシャルはオーストラリア出身の英語で書く作家であり、ドイツ語圏の作家ではない。 座談会「ミステリの新興勢力 世界のミステリを語る」(小山正、新保博久、平岡敦、穂井田直美)(『ミステリが読みたい! 2009年版』早川書房、2008年11月)座談会冒頭の小見出し「ドイツ」でドイツミステリについて語られている 垂野創一郎「レルネット=ホレーニアの幻想ミステリ」(『ROM』135号[2010年10月]、pp.62-75) 書籍その他での言及坂部護郎『世界探偵秘史』(星書房、1946年5月)の「探偵小説の先覚者達」(pp.311-317)この節はほとんどがドイツ語圏の作家に割かれている。ドイツ語圏の作家で紹介されているのは、クリスティアーン・アウグスト・ヴルピウス(Christian August Vulpius)、シラー、ホフマン、クライスト、ドロステ=ヒュルスホフ、テーオドア・フォンターネ、ヴィルヘルム・ラーベ(Wilhelm Raabe)、リカルダ・フーフ(Ricarda Huch)。 植田敏郎「ドイツの推理小説とその作家」(東京創元社《世界推理小説全集》第9回配本第9巻 クロフツ『樽』[1956年]、月報『推理』9)(国会図書館および東京都立図書館に月報『推理』9なし)このエッセイではフリードリヒ・フォン・シラーの「失われた名誉のための犯罪者」(1786年)がドイツの最初の推理小説だとされている。また、ドイツを代表する推理作家として19世紀ではホフマン、20世紀ではワルター・ハーリヒとH・H・エーヴェルスが挙げられている。 「失われた名誉のための犯罪者」(Der Verbrecher aus verlorener Ehre)は「誇りを汚された犯罪者」というタイトルでポプラ社百年文庫70『野』(2011年3月)に収録されている。 『必携ミステリー手帖 外国篇』(蝸牛社、1979年)「ドイツのミステリ」というコラムがあるらしい。現物未見。 フレイドン・ホヴェイダ『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』(東京創元社、1981年)「第4章 結論の代わりに」の小見出し「各国の推理小説」(pp.221-224)にドイツミステリへの言及あり なお、ここで東ドイツのミステリ作家として挙げられているヴォルフガング・アルテンドルフ(Wolfgang Altendorf)は実際には西ドイツのミステリ作家だとのこと(マライ・メントラインさんのご教示による) 長谷部史親「ドイツ文化圏の作家たち」(長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』本の雑誌社、1992年5月/双葉社 双葉文庫、2007年6月) ローベール・ドゥルーズ「ドイツのミステリー小説」(ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』JICC(ジック)出版局、1992年10月、pp.235-236)スイスの「フリードリッヒ・デュレンマット」、同じくスイスの「フリードリッヒ・グラウザー」、ドイツの「ホルスト・ボゼツキー」の単独項目あり 長谷部史親『ミステリの辺境を歩く』(アーツアンドクラフツ、2002年)第3章が「ドイツ・オーストリア文学」。ドイツミステリ概観あり。 ネット上では、福本義憲氏のWebサイト「ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』 Zum blauen Kater Das Haus der deutschen Krimis」が詳しい。福本氏はオーストリアのミステリ、ヴォルフ・ハース『きたれ、甘き死よ』(水声社、2001年)や、ジークフリート・クラカウアー『探偵小説の哲学』(法政大学出版局、2005年)の訳者でもある。 また、ドイツ文学翻訳家の酒寄進一氏がWebサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に「ドイツミステリへの招待状」(全4回)を寄稿している。 ドイツミステリへの招待状 その1 (2011-12-05) ドイツミステリへの招待状 その2 (2011-12-12) ドイツミステリへの招待状 その3 (2011-12-19) ドイツミステリへの招待状 その4 (2011-12-26) 2012年2月発売の『ミステリーズ!』vol.51はドイツミステリ特集となっている。『ミステリマガジン』でも過去にドイツミステリが特集されたことはなく、日本のミステリ雑誌でドイツミステリが特集されるのはおそらくこれが初めてである。 『ミステリーズ!』vol.51 FEBRUARY 2012 東京創元社、2012年2月特集:もっとドイツミステリ「対談 酒寄進一×マライ・メントライン」など マライ•de•ミステリ (マライ・メントラインさんによるドイツミステリエッセイ)1 ミステリ不毛の大地に立つ !? (2012-02-15) 2 「黒船」は極北の地から! (2012-03-05) 3 祝! シーラッハ『犯罪』本屋大賞・特別インタビュー (2012-04-16) 4 たとえば、「いまどきの」ドイツミステリ精髄とは! (2012-05-07) 5 いま敢えて、「宿敵」を語る。 6 なぜ、ネレ・ノイハウスが「大本命」なのか? 7 「温故知新の」ヨハネス・マリオ・ジンメル! 8 ベルリン警察ミステリ、「ドイツ真打」の登場! その他水野光二「現代ドイツの推理小説について」(『明治大学人文科学研究所紀要』37号、1995年) - 「明治大学学術成果リポジトリ」からPDFで閲覧可能(リンク) 日本独文学会2004年春季研究発表会 研究発表要旨 - シンポジウム「ドイツ推理文学の諸相」の発表要旨あり 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第11回 ドイツ語圏のミステリー賞 (2014-01-16) 当サイトドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年) ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年) ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ オランダ語圏 江戸川乱歩「海外近事 ☆オランダの探偵作家クラブ」(『探偵作家クラブ会報』第119号、1957年5・6月、p.7) 江戸川乱歩「海外近事 ――アメリカ、ソ連、オランダ――」(『宝石』1957年8月号、pp.238-243)小見出し3 オランダの探偵作家クラブ - 上記の『探偵作家クラブ会報』に掲載されたものにほぼ同じ。末尾に一文追加あり。 稲木勝彦「欧洲の探偵文学」(『宝石』1958年3月号[13巻4号]、pp.140-143)主に戦後ドイツのミステリ事情を扱ったエッセイだが、オランダのヤン・アポン(Jan Apon)の『マヌエル某』(オランダ語原題 Een zekere Manuel、独題 Ein gewisser Manuel)、ツェー・クリステンゼン(C. Christensen)(Christian Christensen)の『寄贈者』(独題 Der Spender)も紹介されている。 W・G・キエルドルフ「オランダの探偵小説」(『探偵倶楽部』1958年7月号、pp.228-231) (無署名記事)「オランダ通信 ヘ(ママ)ーグからの反響」(『日本探偵作家クラブ会報』第133号、1958年9月、pp.1-2)キエルドルフから乱歩への手紙の抄訳紹介。なお会報の同じ号に原文(英文)が全文掲載されている。 江戸川乱歩「米英だより ☆CWA(イギリス犯罪作家協会)会報八月号より」(『日本探偵作家クラブ会報』第158号、1960年11月、pp.6-7) ミステリマガジン編集部「イギリスとそのほかの国ぐにのミステリ賞」(『ミステリマガジン』1998年4月号【特集:ミステリ賞って何だ?】、pp.52-53) ミステリマガジン2003年11月号 特集:ロバート・ファン・ヒューリックこの号の新保博久「ミステリ再入門 第43回 続・白夜の国の探偵たち」でもオランダのミステリが扱われている(メインは北欧ミステリ) 「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 オランダ」(塩崎香織)(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.34-35) 当サイトオランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史 オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編 イタリア ステファーノ・ターニ『やぶれさる探偵 推理小説のポストモダン』(高山宏訳、東京図書、1990年) 吉良運平「イタリーの三人の作家」(『ぷろふいる』戦後版2巻3号、1947年12月、p.32)エツィオ・デリコ、ジョルジョ・シェルバネンコ、アウグスト・デ・アンジェリスについて 江戸川乱歩「本号の九作家について」(『別冊宝石』71号、1957年10月) - エツィオ・デリコ『悪魔を見た処女』のレビューあり 千種堅「ミステリ診察室『万人の裏切者』」(『ミステリマガジン』1970年5月号、pp.108-109) - ジョルジョ・シェルバネンコ『裏切者』のレビュー 『世界ミステリ全集12』(早川書房、1972年)千種堅「イタリアの推理小説(ジャッロ)」(月報 pp.1-3) 〈座談会〉「F・デュレンマット、Ю・セミョーノフ、G・シェルバネンコについて」 (出席者:石川喬司、稲葉明雄、小鷹信光、(ゲスト)福田淳、および編集部)(pp.515-538) (無署名記事)「今月の雑誌から―五十周年を迎えたミステリ叢書」(『ミステリマガジン』1979年8月号、p.110)イタリアのミステリ叢書《ジャッロ・モンダドーリ》とその編集者のアルベルト・テデスキを紹介する記事 河島英昭「黄色本(ジャンル)の外にミステリの核心を読む」(『翻訳の世界』1991年7月号、p.54、[国別・地域別/未訳ミステリ紹介]イタリア)レオナルド・シャーシャ『悪魔の機構』(トード・モード)の紹介 ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』(JICC(ジック)出版局、1992年10月)「レオナルド・シャッシャ」(pp.182-184) 「ジョルジョ・シェルバネンコ」(pp.200-205) 「イタリアのミステリー小説」(pp.205-208) 長谷部史親「アルベルト・ベヴィラックァの『母への遺言』」(長谷部史親『ミステリの辺境を歩く』[アーツアンドクラフツ、2002年]pp.312-319)イタリアのミステリ事情およびイタリアミステリの邦訳事情についての記述あり。 マリネッラ・ヴァーネ・デトレフス(山中なつみ訳)「現代のイタリア・ミステリー事情」(『ジャーロ』3号[2001年春号]、pp.312-314) 荒瀬ゆみこ「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 イタリア」(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.30-31) 荒瀬ゆみこ「各国ミステリ事情 イタリア篇」(『ハヤカワミステリマガジン』2013年12月号、pp.50-51) 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第2回 イタリア編 (2013-05-09) 当サイトイタリア推理小説略史 イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編 南欧ミステリ邦訳一覧 スペイン ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』(JICC(ジック)出版局、1992年10月)「マニュエル・ヴァスケス・モンタルバン」(pp.242-243)(マヌエル・バスケス・モンタルバン) 「スペインのミステリー小説」(pp.243-244) 市川秋子「モンタルバン、その人と作品」(『ジャーロ』8号(2002年夏号)、pp.272-273) 「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 スペイン」(井上知)(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.32-33) 井尻直志「ポストフランコのスペイン語文学」(坂東省次編『現代スペインを知るための60章』[明石書店、2013年3月]、pp.287-290)マヌエル・バスケス・モンタルバン、アントニオ・ムニョス・モリーナ、カルロス・ルイス・サフォン、アルトゥーロ・ペレス・レベルテ、エドゥアルド・メンドサらに言及。 宮﨑真紀「各国ミステリ事情 スペイン・中南米篇」(『ハヤカワミステリマガジン』2013年12月号、pp.52-53) ※目次では「スペイン・南米篇」 スペイン語文学翻訳家の柳原孝敦氏がWebサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」にエッセイ「黒、ただ一面の黒」(全4回)を寄稿している。 黒、ただ一面の黒 第1回 なんだかおかしな黒:エドゥアルド・メンドサ (2013-04-01) 黒、ただ一面の黒 第2回 アルゼンチン・ノワール? (2013-04-08) 黒、ただ一面の黒 第3回 存在自体が黒 (2013-04-15) 黒、ただ一面の黒 第4回 黒く塗れ (2013-04-22) 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第1回 スペイン語圏編 (2013-04-04) 当サイトスペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史 スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 南欧ミステリ邦訳一覧 スペイン最初の探偵小説、アラルコン「釘」(1853年) ポルトガル 島田一男「世界の四隅」(『探偵作家クラブ会報』第27号、1949年8月、pp.2-3) 当サイトスペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史 スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 南欧ミステリ邦訳一覧 北欧 坂部護郎『世界探偵秘史』(星書房、1946年5月)の「探偵小説の先覚者達」(pp.311-317)この節はほとんどがドイツ語圏の作家に割かれている。北欧の作家では、スウェーデンのフランク・ヘラーにほんの少しだけ言及がある。 江戸川乱歩「パリからの第三信――附 アメリカ探偵作家クラブの「会報」」(『宝石』1952年5月号) - 小見出し「スカンジナヴィアの三大作家」ありここで「スカンジナヴィア探偵文学の三大家」とされているのはノルウェーのエルヴェスタット Sven Elvestad(筆名 Stein Riverton、英語版Wikipedia)、同じくノルウェーのフリッヒ Øvre Richter Frich(英語版Wikipedia)、スウェーデンのフランク・ヘラー(日本語版Wikipedia) 戸川安宣「れっど・へりんぐ 第10回 ミステリ各国史(1) 北欧編(上)」(『推理文学』第15号、1973年12月)ミステリ各国史はこの1回のみ。「北欧編(下)」は書かれていないと思われる。 長谷部史親「ドイツ文化圏の作家たち」(長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』本の雑誌社、1992年5月/双葉社 双葉文庫、2007年6月) ローベール・ドゥルーズ「スウェーデンのミステリー小説」(ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』JICC(ジック)出版局、1992年10月、pp.198-200) 「名作『ミレニアム』が生まれた北欧ミステリーを旅する」(『ダ・ヴィンチ』2012年11月号、pp.154-157)早川書房編集部の松木孝氏へのインタビュー、杉江松恋氏による「北欧ミステリー史」、同じく杉江松恋氏選の「押さえておきたい北欧ミステリーブックガイド」などの記事あり。 『ミステリマガジン』掲載ターゲ・ラ・コーア、ハラルド・モーゲンセン(隅田たけ子訳)「殺人読本 絵で見るミステリ史」(『ミステリマガジン』1972年11月号~1973年12月号、全14回連載)1973年11月号の「連載12 その他の外国勢」(「12」と表示されているが実際は連載13回目)でドイツや北欧のミステリが扱われている。 「スウェーデンのミステリ」(『ミステリマガジン』1999年3月号【特集:世界のミステリ】、p.49、執筆者署名は「C」) 「スウェーデン文学の夕べ開催」(『ミステリマガジン』1999年7月号、pp.6-9) 新保博久「ミステリ再入門」第42回 白夜の国の探偵たち (『ミステリマガジン』2003年10月号、pp.78-81) 第43回 続・白夜の国の探偵たち (『ミステリマガジン』2003年11月号、pp.140-143) ヘレンハルメ美穂「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 スウェーデン」(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.36-37) 『ハヤカワミステリマガジン』2010年11月号 特集:北欧ミステリに注目!小山正「北欧ミステリ徒然草」(pp.17-23) ほか 『ミステリーズ!』vol.53(2012年6月) 特集:北欧ミステリの粋 スウェーデンミステリ翻訳家の久山葉子氏の「翻訳ミステリー大賞シンジケート」への寄稿スウェーデンより(第1回) (2013-08-05) スウェーデンより(第2回) (2013-08-19) スウェーデンより(第3回) (2013-08-26) スウェーデンミステリ翻訳家のヘレンハルメ美穂氏の「翻訳ミステリー大賞シンジケート」への寄稿ほっこりしない北欧案内 (1)デンマーク編 (2014-06-02) ほっこりしない北欧案内 (2)ノルウェー編・前半 (2014-06-09) ほっこりしない北欧案内 (3)ノルウェー編・後半 (2014-06-16) ほっこりしない北欧案内 (4)フィンランド編・前半 (2014-06-23) ほっこりしない北欧案内 (5)フィンランド編・後半 (2014-06-30) 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) 当サイト北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(2) 北欧編 北欧ミステリ邦訳一覧 北欧のミステリ賞 バルト三国 当サイト北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ ロシア ソ連の推理小説は中国の推理小説史と関わってくるので、ロシア/ソ連の推理小説に関する日本語文献はそれなりに丁寧に探している。 文献一覧は別のページ「ソ連/ロシア推理小説翻訳史#参考文献」を参照のこと。 当サイトソ連/ロシア推理小説略史 日ソ推理作家交流史 1950年代に江戸川乱歩と文通していたソ連の推理作家ロマン・キムの数奇な生涯 シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(7) ソ連編 東欧・バルカン諸国 東欧の推理小説は中国の推理小説史と関わってくるので、東欧の推理小説に関する日本語文献はそれなりに丁寧に探している。 東欧(ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー)の文献一覧は別のページ「東欧推理小説翻訳史#参考文献」を参照のこと。 ギリシャについては、松坂健「オクラホマシティの13人 ――国際推理作家会議(AIEP)レポート2010」(『ハヤカワミステリマガジン』2010年9月号、pp.110-113)に以下のような記述がある。 二日目の午前中が各国のミステリ事情の報告会。デイヴィス会長からは、ギリシャでミステリ作家の組織が正式に発足した報告があり、いずれはこの会の招致にも動きそうだとの観測も述べられた。 拙稿(翻訳ミステリー大賞シンジケート)非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第13回 中東欧・バルカン半島のミステリー賞 (2014-03-20) 当サイトチェコ推理小説略史 リンク Crime Scene(英文)国際推理作家協会の協力で作成されているもので、世界各国のミステリの歴史や現況がそれぞれPDF4枚ほどにまとめられている。現在のところ、フランス、オランダ、スイス、イタリアの4か国分。 関連ページ 非英語圏ミステリ各種リスト ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 《世界探偵小説全集》のラインナップを本当に「世界」規模で考えてみる
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/3913.html
スーパーマリオ 3Dワールド スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド 機種:WiiU, NS(+フューリーワールド) 作曲者(3Dワールド):横田真人、近藤浩治、峰岸透、岩田恭明、早崎あすか 作曲者(フューリーワールド):松岡大祐、James Phillipsen 開発・発売元:任天堂 発売年:2013, 2021(+フューリーワールド) 概要 WiiUで初めて発売された3Dマリオ。 『スーパーマリオ 3Dランド』のような面クリア型のステージとなっているがビジュアルやギミックが大幅にパワーアップしている。 このゲームのミニゲーム「キノピオ隊長」は、後に派生して『進め! キノピオ隊長』と作品化された。 『スーパーマリオギャラクシー』がオーケストラによる壮大な曲を中心にしたのに対して、本作は「トランペット、サックスを中心に、聴いてて楽しい音楽」をテーマとし、ビッグバンドの生演奏から尺八や三味線を用いた曲まで、バラエティ豊かなジャンルに縛られない曲作りがなされている。 作曲担当の横田氏と近藤氏へのインタビューによると、横田氏がメインコンポーザーを担当し、近藤氏がアスレチックとサンサンビーチの2曲を担当している。 2021年にはswitchにて『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』が発売。 『3Dワールド』の移植・調整版と、新しいゲーム「フューリーワールド」が収録されている。 フューリークッパ関係は、デスメタル+オーケストラに合唱の迫力ある同音連打が加わった強烈な曲。 ステージ曲は『スーパーマリオ 3Dワールド』『スーパーマリオ オデッセイ』の方向性を踏襲しているが、洗練された爽やかな作風である。 『フューリーワールド』のスタッフロールには松岡大祐氏とJames Phillipsen氏がクレジットされている。 (前作:スーパーマリオ 3Dランド 次作:スーパーマリオ オデッセイ) 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disk1 タイトル タイトル画面 WORLD 1 ワールド1 ワールドマップ スーパーベルの丘 横田真人 本作の地上BGM&メインテーマ 2013年208位マリオ65位一面78位第3回任天堂232位 地下洞窟 地下BGM スイッチサーカス 2013年294位 コースクリア コースクリア時 WORLD 2 ワールド2 ワールドマップ ミステリーハウス入り口 全力!ミステリーハウス お化け屋敷のうごく床 キノピオ隊長のさいしょの冒険 とおせんぼ! WORLD 3 ワールド3 ワールドマップ アスレチック 近藤浩治 2013年166位マリオ212位 ぬりつぶせ!カラーパネル カラーパネル de マリオ 対決前 ヘビースネーク 峰岸透 下記Nintendo DirectのBGM 2013年54位マリオ165位 ワールドクリア ようせい姫を助ける所 WORLD 4 ワールド4 ワールドマップ ワイルドサバンナ マリオ131位 チカチカブロック 岩田恭明 チョロボン炭鉱 峰岸透 ようせい姫のテーマ ファイアブロスの砦 ハイウェイ・バトル WORLD 5 ワールド5 ワールドマップ ダブルチェリー峠 横田真人 第8回447位2013年39位第2回任天堂63位マリオ51位 人から人へ!スーパースター 無敵状態 イルミネーションロード キラーエクスプレス 2013年193位マリオ74位 スーパータワーへの道 ネコクッパ スーパータワーの決戦1 スーパータワーの決戦2 2013年147位マリオ144位第2回ラストバトル367位 ネコクッパの最期 大団円 スタッフロール 2013年109位第2回エンディング325位 Disk2 ジュンビチュウ… 起動画面 ようせいの国へ プロローグ ツッコンドル遺跡 ダッシュレーシング スーパーマリオカートのマリオサーキット 次のワールドへ WORLD 6 ワールド6 ワールドマップ スノーボールパーク スーパーマリオ 3Dランドの雪山ステージ キノピオの家 早崎あすか スーパーマリオ 3Dランド 謎のからくり城 峰岸透 2013年138位マリオ60位 キノピオ隊長とオバケ屋敷 集めたよ! 5つのグリーンスターを集めた後 サンサンビーチ~水中 近藤浩治 クッパランドのテーマ WORLD 7 ワールド7 ワールドマップ キラー戦車 プンプン 早崎あすか スーパーマリオ 3Dランド のびのびパックンの沼 巨大マリオ 早崎あすか New スーパーマリオブラザーズ ルーレットハウス スーパーマリオUSAのキャラセレクト 溶岩湖 2013年242位 クッパを追いかけろ! WORLD 8 ワールド8 ワールドマップ マリオ52位 クッパの溶岩城 ブンブン 横田真人 スーパーマリオ 3Dランド プレッシー ザブンリバー スーパーマリオ64 スライダー ミス スーパーマリオブラザーズ3 ボスブンレツ 勝利のマーチ コースクリア(Short Ver.) いざ!空の彼方へ WORLD スター レインボーパーク スーパーマリオ 3DランドのW2-3 SW1-3 カラーパネル de リンク ごまだれ~ ブロックランド スーパーマリオ 3DランドのSW2-1 SW5-3 WORLD キノコ~フラワー キノピオ隊長のさいごの冒険 チャンピオンシップロード ウィンドガーデンのアレンジ 2013年201位夜303位マリオ142位アレンジ72位 スーパーマリオ 3Dワールドのテーマ 横田真人 下記PV用にアレンジされた曲 フューリーワールド(仮曲名) ゲーム選択画面 3Dワールドとフューリーワールドのどちらを遊ぶか選択する画面。「スーパーベルの丘」のアレンジ タイトル プロローグ 「ようせいの国へ」「全力!ミステリーハウス」のアレンジ フューリークッパ初登場 島出現 ネコ湖 ファース島・コロッセオ島・ネコ湖周辺 クッパJr.加入 スーパーマリオギャラクシーの「クッパJr.登場」のアレンジ ネコネコ島 ネコネコ島・ロングスライダー・チクワッカ島 ビョンビョン島 ビョンビョン島・ドカンタワー 2021年146位 パタンパタン島 パタンパタン島・トウメイ島 プロペラ砦 プロペラ砦 2021年109位 ネコマンマウンテン ネコマンマウンテン・ローリングファクトリー 2021年81位 プレッシー搭乗 2021年379位 フューリークッパの予兆 フューリークッパ出現直前 攻撃!フューリークッパ 2021年29位 攻撃!フューリークッパ(ネコシャイン40枚~) 攻撃!フューリークッパ(ネコシャイン47枚~) フューリークッパ撤退 変身!ギガネコマリオ フューリークッパ戦 フューリークッパ戦(最強) フューリークッパ逃走 フューリークッパ撃破 クッパ戦 「クッパランドのテーマ」のアレンジ 2021年356位 エンディングデモ スタッフロール サウンドトラック スーパーマリオ 3Dワールド サウンドトラック クラブニンテンドーのポイントグッズ 全77曲収録されており全ての曲にコメントがついている 動画 E3 2013 出展映像 Nintendo Direct 2013.10.1 出展映像 スーパーマリオ 3Dワールド 紹介映像 スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド 紹介映像
https://w.atwiki.jp/tokyomevius/pages/61.html
タイトル回収案。 オレゴン・ヴォ―テックスみたいにトーキョーメビウスっていう名の不思議を創る。 「歪曲帝都現象」とか。 列島がまるごと九龍城とか軍艦島とかウィンチェスター・ミステリーハウス化。 空間も歪んで異様な状況。異形。増築、放棄、入り組んだ都市。魔都。歪曲帝都。 世界のゆがみのはじまりの地。メビウスリングのさいしょのひとひねり=東京。 後半でえらいことになって作中で網膜TVの向こうのえらい人(外人政治家)に会見させる。 他国の軍とか出撃してもいいかも。 SF世界観の地球はまるごと人工ドームで覆われてる(ダイソンスフィア風)ってのはどうだ。 住人達はそれに開いた穴をいつしか太陽と呼んでいる。 実は地球なんかもうほぼ放棄されてて人類の大半は外宇宙に移民してて、 いるのは世界状況を知らされてない棄てられた者達だけ、とか…。 すっげー厨二病な技名ほしい。 「デッドリーダンス」とか「プレデターネイル」とか「地獄を歌え(ヘルシング)」とかw ホラー映画とかSF作品名を技名にしてもいいかも。 「ミザリィ・アックス!」「ローズマリーベイベー!」「クージョ!」 「キャッツクレイドル」「R・ロケット・R」「惑星を継ぐ者(スターチャイルド)!」 「並列都市の異端審問官」とか、そういう文章系もクサくていいねぇw 高峰童人の所属コネクション「ゾディアック12」。 国家転覆同盟。“悪戯倶楽部”。互いに詳細不明。性別・年齢・職業不詳。 ジェミニからタウロスへ。ライブラからスコルピオへ。童人はカプリコーン。 物語のラストで異例の13人目 “へびつかい座(サーペンタリウス。オフィウクス。アスクレピオス)”が現れる。 驚愕。困惑。操ったと思ったら操られてた。後期クイーン問題。 童人は蛇遣い(ラスボス)の正体を突き止めようと単独行動し死亡。 その話のタイトルは“へびつかい座ホットライン”=有名SF作品
https://w.atwiki.jp/retroadventure/pages/44.html
ウィザード プリンセス 1983年発売 (スタークラフト/シェラ・オンライン) ストーリー 魔法使いのハーリンによって捕らえられたプリシラ姫を求めて、あなたの冒険は始まった。 あなたは冒険の出発地点であるセレニアの小さな村にやって来た。 ここから砂漠を越え、海を渡り、山の中を彷徨い、森を横切りながらハーリンの城を目指して冒険は続く。 あなたに与えられた物は、水筒とパンの切れ端、毛布とナイフのみである。 はたしてあなたはプリシラ姫を救うことが出来るであろうか。 操作方法 コマンド入力式(日本語) 作品解説 Sierra On-Line の "HI-Res Adventure Series #2 - WIZARD AND THE PRINCESS" が原作。 関連項目 Sierra On-Line s HI-Res Adventure Series ミッション・アステロイド ミステリーハウス シェラオンライン版 クランストンマナー ユリシーズ タイムゾーン ダーク・クリスタル 外部リンク 配信サイト(有料) 作品レビュー Kirry's Annex(懐かしのADV) 攻略サイト 懐かしいアドベンチャーゲームをやろうよ! レトロAVG攻略
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/62219.html
【検索用 みすてりあ 登録タグ 2024年 MEIKO VOCALOID welle み 曲 曲ま 磨瀬】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:磨瀬 作曲:磨瀬 編曲:磨瀬 絵:welle 唄:MEIKO 曲紹介 渇いた熱気が、私の理性を破壊する 曲名:『ミステリア』 歌詞 (piaproより転載) 溶け切ったフロート 喉も逃げ出す異常気象 図抜けた才能は貴方のため 引く汀 大丈夫と手を取るよ 隙を見せたら有象無象 腑抜けた奴らを出し抜くはミステリア 鮮やかの棲んだ口元 逸らした視線の向こうに 光る指輪は小指 左利き 笑み 決まって見下ろす筈なのに 矢庭に 華奢な腕に滴る汗 射抜かれた視界はさも真空 端から私は落とされる側なの "引く手数多"と"−10cm" 砂浜 滲む距離と今も逃げ出す用意を 無邪気な太陽は悪戯が過ぎて 髪を容れずに夏の誘いを 投げては微笑んでる もうやめて このままじゃ体が持たない 炭酸が振れて飛び散るアクセル ふと波間を裂く年下の本性 気付けば日陰へ導く右手を 季節外れの景色に見紛えて 肌も妬けるような恋が 具に運ぶ風 邪気ない それなら一層奪われてもいい 漣に映る匂いまで 段々と褪せて記憶になって 振り返れば華奢な腕に滴る汗 射抜かれた視界はさも真空 花束 二人を繋ぎ留めていてね "引く手数多"と"−10cm" コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/cont_memorandums/pages/173.html
トップページ 装備品情報 ダンジョンで入手の防具(装備条件Lv.50~) ミステリアス シリーズトップページ 装備品情報 魔法鍛治で生産 ミステリアス シリーズ ミステリアス シリーズ※画像をクリックすると大きな画像を別ウインドウで表示します。 ふつう(おとこ) 画像提供=わたる ふつう(おんな) 画像提供=ベル こがら(おとこ) 画像提供= こがら(おんな) 画像提供=さお マッチョ(おとこ) 画像提供= グラマー(おんな) 画像提供=ヴァンフェー ▲上へ フリー画像 画像提供=さお(おんな・ふつう) 画像提供=ユーヤ(おとこ・ふつう) 画像提供=Cuca(おんな・こがら) 画像提供=ヴァンフェー(おんな・グラマー) ▲上へ アバターへのシリーズ装備の全部位装備状態(セット効果発動中)での画像を募集中!! 注:投稿用のスクリーンショット(SS)はゲーム内キャンプモードで撮影された画像に限らせて頂きます。 Twitterにて「#大陸メモ」のタグにて投稿して下さい。 投稿の際は「セット装備名」の記載をお願いいたします。 ※初めての方:合わせて投稿者の「キャラクター名」「性別」「体形」の記載をお願いいたします。 おとこ・おんな(ふつう・こがら・マッチョ・グラマー)欄について シリーズ装備の全部位装備(セット効果発動中)状態にて全身の装着イメージの判る前姿・後姿のセットでお願いいたします。 装備カタログ・他装備との組み合わせコーディネートの資料用を想定しています。 フリー画像欄について シリーズ装備の全部位装備(セット効果発動中)状態であればポーズに制限はありません。 カッコ良い・可愛い・セクシー・キメポーズ等々募集!! 画像提供者名について キャラクター名にて掲載(敬称は省略させて頂きます。)※頭装備の表示を忘れないようお願いいたします。 ※このページに掲載の画像はTwitter上に投稿されたものを各プレイヤー様ご本人の許可を得て使用させて頂いております。 このページからの二次利用はご遠慮下さい。 ※このページでは表示サイズを縮小しておりますが、お寄せ頂きました画像データ自体に編集・加工等は一切行っておりません。 また編集・加工等のご依頼もお受けできませんのであらかじめご了承下さい。 ※Twitterにて当サイトへの掲載用に投稿された画像全ての掲載をお約束するものではありません事を予めご了承下さい。 ▲上へ トップページ 装備品情報 ダンジョンで入手の防具(装備条件Lv.50~) ミステリアス シリーズトップページ 装備品情報 魔法鍛治で生産 ミステリアス シリーズ
https://w.atwiki.jp/mmbrazil/pages/16.html
名前 Mysco レベル 1 ~ 26 攻撃範囲 近 生息地 マジリタ東部 存在しない 発展 Pee,Manglock,Ukki,NortsNcross,Bangie,Oilpot 名前 Boxter 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 Snowman レベル 1 ~ 26 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 Ukki レベル 3 ~ 28 攻撃範囲 近 生息地 マジリタ北部 MIX.Lv. 1 Mysco+DracoMysco+Metaco 発展 Draki,PoochDev,Nosie,MelonFlyer,Bookworm,Mameo,Marogni,Jamoo,NortsNcross,RingWorm #1,RingWorm #2 名前 NortsNcross レベル 5 ~ 30 攻撃範囲 近 生息地 メクリタ東部 MIX.Lv. 1 Ukki+DevilcoMysco+BirdcoMysco+ChicoeMysco+Rabbo 発展 Turton,Mameo,Crutchie,Pirosty,RingWorm #2,Bangie,MechaBall,Bota 名前 RingWorm#1 レベル 7 ~ 32 攻撃範囲 近 生息地 メクリタ東部 MIX.Lv. 1 Ukki+GoaUkki+ManglockUkki+MetalocksUkki+Pikey 発展 BellyLady,Nars,CheezDogg,Liddy,Oscar,Bangie,Soo,Sumping,WaterBall 名前 RingWorm#2 レベル 9 ~ 34 攻撃範囲 近 生息地 メクリタ南部 MIX.Lv. 1 NortsNcross+MetalocksNortsNcross+PeeNortsNcross+CaminhoBigMaq+NosieBigMaq+MameoMetalocks+RurabbiMetalocks+Ukki 発展 Rabie,Deepsuffer,Starbird,NTV,WaterBall 名前 Bangie レベル 11 ~ 36 攻撃範囲 近 生息地 メクリタ南部 MIX.Lv. 1 NortsNcross+NosieNortsNcross+BumaNortsNcross+JamooNortsNcross+BookwormRingWorm #1+BigMaqRingWorm #1+NippaMysco+NortsNcross 発展 PayaPaya,OneStump,Sumping,Bota 名前 Soo レベル 13 ~ 38 攻撃範囲 近 生息地 ツァイム街道 MIX.Lv. 1 RingWorm #1+RingWorm #1RingWorm #1+MameoRingWorm #1+BeanieRingWorm #1+Jamoo 発展 Mitra,Skullwiser,HighLife,TimTona,TankTortus 名前 Sumping レベル 15 ~ 40 攻撃範囲 近 生息地 ツァイム街道 MIX.Lv. 1 RingWorm #1+NoaBangie+MarogniBangie+MechaBallBangie+MetalocksBangie+DrakiBangie+DooDoo 発展 Mahollow,Kurma,WildBuma,Baccho,Yassie,TankTortus,Dr.Calvin 名前 Snowman レベル 20 ~ 45 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 Dr.Calvin レベル 30 ~ 55 攻撃範囲 近 生息地 チェセバ荒野 MIX.Lv. 2 Sumping+LemoniSumping+MonoeyeSumping+Monggyal 発展 Cowty,Chowie,InsaneDoctor,AncientKilla,AquaPing 名前 AquaPing レベル 38 ~ 63 攻撃範囲 遠 生息地 チェセバ荒野, 滅びのマジリタ, 滅びのトレセド, 滅びのルデース MIX.Lv. 2 Dr.Calvin+DelcoiDr.Calvin+Synicks 発展 Cowty 名前 Chowie レベル 45 ~ 70 攻撃範囲 近 生息地 砂漠の荒野 MIX.Lv. 3 Dr.Calvin+CactusingDr.Calvin+Torra 発展 SilverLausta,Tomated,Ballza,InsaneDoctor,Dragoer 名前 Snowman レベル 60 ~ 85 攻撃範囲 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 InsaneDoctor レベル 67 ~ 92 攻撃範囲 近 生息地 幻夢の闇路 MIX.Lv. 4 Chowie(ミスティックワンド) +Wiesha(悪魔の羽)Dr.Calvin+SkullwiserDr.Calvin+Synicks 発展 Snogyun,Blackened,BomberGun,Bamudar,TorraX,WildBallza,Gokuma 名前 Stoner レベル 72 ~ 97 攻撃範囲 近 生息地 双子の渓谷, 滅びのトレセド 存在しない 発展 Snogyun,NeoSoul,MacT-Bone,WildBallza,DevilDusty 名前 Gokuma レベル 78 ~ 103 攻撃範囲 遠 生息地 バルカン渓谷 MIX.Lv. 4 InsaneDoctor(ミスティックワンド) +NeoSilver(龍のうろこ)InsaneDoctor(ミスティックワンド) +PumpedCurse(悪魔の羽) 発展 MacT-Bone,EvilClaw,KillerPete,NeoGamerika,NeoGokuma,Binocchio,Braki 名前 Snogyun レベル 84 ~ 109 攻撃範囲 遠 生息地 幻惑の湿原, 月白の湿原 MIX.Lv. 5 InsaneDoctor(ミスティックワンド) +SilverLausta(龍のうろこ)InsaneDoctor(ミスティックワンド) +WingCrusher(風の羽毛)Stoner(ミスティックワンド) +Dragoer(龍のうろこ) 発展 Bamudar,GreenTravel,RockyRush,TheUnknown,Braki 名前 KingRookPawn レベル 90 ~ 115 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 1 存在しない 発展 Hatti 名前 HellCrown レベル 97 ~ 122 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 1 存在しない 発展 存在しない 名前 Snowman レベル 100 ~ 125 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 MacT-Bone レベル 101 ~ 126 攻撃範囲 近 生息地 月影遺跡, Elysion stage 1 MIX.Lv. 6 Stoner(ミスティックワンド) +NeoGamerika(さびた金属) 発展 Mr.Rupert,NeoOrdevil,MintLion,Nauren,Hornz 名前 BoxingTower レベル 105 ~ 120 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 2 存在しない 発展 Wypin 名前 Hatti レベル 107 ~ 132 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 2 MIX.Lv. 6 KingRookPawn(カオスジャッジ) +BomberGun(マシンキー)KingRookPawn(カオスジャッジ) +Bamudar(レインボーワームの皮)KingRookPawn(カオスジャッジ) +CrimsonMetal(マシンキー) 発展 MilkCow 名前 NeoGokuma レベル 107 ~ 132 攻撃範囲 遠 生息地 オッフェン海岸, Elysion stage 2 MIX.Lv. 6 Gokuma(ミスティックワンド) +Siper(レインボーワームの皮)Gokuma(ミスティックワンド) +Ayaya(さびた金属) 発展 BomberGunMk2,Fairudo,SnowBall 名前 Binocchio レベル 110 ~ 135 攻撃範囲 遠 生息地 オッフェン海岸, Elysion stage 2 MIX.Lv. 6 Gokuma(ミスティックワンド) +BomberGun(マシンキー)Gokuma(ミスティックワンド) +RockyRush(風の結晶) 発展 TopDrum,MilkCow 名前 Mr.Rupert レベル 121 ~ 146 攻撃範囲 近 生息地 月影遺跡, 遺跡ダンジョン, Elysion stage 3 MIX.Lv. 7 MacT-Bone(カオスジャッジ) +NeoMad(風の結晶) 発展 KillerZill,SirRupert,Banshee,DustyElder 名前 SnowBall レベル 126 ~ 151 攻撃範囲 近 生息地 イスカヤの森, Elysion stage 3 MIX.Lv. 7 NeoGokuma(カオスジャッジ) +SnowFoxy(猛獣の証) 発展 Eldering 名前 TopDrum レベル 130 ~ 155 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 3 MIX.Lv. 7 Binocchio(カオスジャッジ) +SnowFoxy(猛獣の証)Binocchio(カオスジャッジ) +Ki-Ryu(龍の宝玉) 発展 FrankenNo2 名前 Giant レベル 131 ~ 156 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 3 存在しない 発展 存在しない 名前 SwordTower レベル 135 ~ 160 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 4 存在しない 発展 存在しない 名前 SirRupert レベル 139 ~ 164 攻撃範囲 近 生息地 月影遺跡, Elysion stage 4 MIX.Lv. 7 Mr.Rupert(カオスジャッジ) +WingThunder(風の結晶) 発展 XT-Bone,Persona 名前 Snowman レベル 140 ~ 165 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 XT-Bone レベル 145 ~ 170 攻撃範囲 遠 生息地 遺跡ダンジョン, Elysion stage 4 MIX.Lv. 8 SirRupert(カオスジャッジ) +KillerZill(レインボーワームの皮) 発展 FrozenRhino,Mintmal 名前 BigHead レベル 150 ~ 175 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 4 MIX.Lv. 8 Mirnoir(龍3次EC) +PetitChikaki(植物3次EC) 発展 TinkerBell 名前 BloodShadow レベル 150 ~ 175 攻撃範囲 遠 生息地 Puzzle Garden(2), Elysion stage 5 存在しない 発展 Persoz 名前 Mintmal レベル 153 ~ 178 攻撃範囲 遠 生息地 オッフェン海岸, Elysion stage 4 MIX.Lv. 8 XT-Bone(カオスジャッジ) +QueenSting(レインボーワームの皮) 発展 存在しない 名前 NewMintmeul レベル 158 ~ 183 攻撃範囲 遠 生息地 Puzzle Garden(2), Elysion stage 5 存在しない 発展 YBanshee 名前 ShadowMagic レベル 160 ~ 185 攻撃範囲 遠 生息地 遺跡ダンジョン, Elysion stage 6 MIX.Lv. 8 Banshee(悪魔の契約書) +Griffin Drop (風の結晶) 発展 BlueGarugon 名前 Persoz レベル 163 ~ 188 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 5 MIX.Lv. 9 BloodShadow(ミステリ3次EC) +PetitTenkaki(植物3次EC) 発展 存在しない 名前 TopCymbals レベル 165 ~ 190 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 6 存在しない 発展 存在しない 名前 ArmIris レベル 173 ~ 198 攻撃範囲 遠 生息地 月影遺跡, Elysion stage 6 MIX.Lv. 9 Scorpasis(レインボーワームの皮) +Cupid(鳥3次EC) 発展 存在しない 名前 SoulEater レベル 175 ~ 200 攻撃範囲 遠 生息地 オッフェン海岸, Elysion stage 8, チェセバ荒野, ラマス平原東 MIX.Lv. 9 MIX公式は存在しない 発展 存在しない 名前 Snowman レベル 180 ~ 205 攻撃範囲 近 生息地 存在しない 発展 存在しない 名前 RoofTileGeneral レベル 198 ~ 223 攻撃範囲 遠 生息地 Elysion stage 8 存在しない 発展 存在しない
https://w.atwiki.jp/yokohama_rg/pages/2.html
メニュー トップページ 本編 番外編スピンオフ読書会21~40 1~20 ヨコミス その他イベント 読書会データベース リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート 翻訳ミステリー読者賞 札幌読書会公式ブログ 福島読書会公式ブログ 関西読書会公式ブログ せんだい探偵小説お茶会 ここを編集 @%40yokomysrg からのツイート
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2155.html
オリビアのミステリー 【おりびあのみすてりー】 ジャンル パズル 対応機種 スーパーファミコン 発売元 アルトロン 発売日 1994年2月4日 定価 9,800円(税別) 周辺機器 スーパーファミコンマウス対応 判定 バカゲー ゲームバランスが不安定 ポイント 謎世界観と超展開の連続絵がヘタクソ序盤から飛ばしている難易度にもかかわらずイマイチ分からんヒント オリビアのミステリー 概要 ストーリー システム バカゲー要素 問題点 評価点 総評 その後の展開 余談 概要 アルトロンから販売されたパズルゲーム。 往年の名作『キネティックコネクション』や『きね子』等に類似した、動く絵柄が特徴のジグソーパズル。 パズルゲームには珍しいストーリー性を伴った作品で、珍奇で独特なシナリオのバカゲーとして知られている。 後にPC98にアレンジ移植された『ウゴクエVer1.1 オリビアのミステリー』と、SFCで続編の『うごく絵Ver2.0 アリョール』が販売された。 ストーリー 世界中が水不足に喘ぐ中、主人公の青年は壊れた給水塔を直すために塔へ昇っていくも既に手遅れで、水は空になっていた。塔を降りてサーカスのバイトに勤しんでいた折、研究都市を擁するとある国の皇帝の娘が、父が国民から搾取した水を拒み続ける内に徐々に衰弱しているとの噂を耳にした青年は、特にたいした理由もなく娘を救うため、水を追い求めて世界をまたに駆けた奇想天外な冒険へ旅立つのだった。 システム 前述の通り、基本的なシステム面や操作やピースの数などは『きね子』を踏まえている。 本作ならではの特徴として、幾何学模様が多かった同作と異なり、ストーリー性のある1枚絵を組み立てる。 ステージ開始前に、ストーリーがテロップで表示されるようになっており、組み立てるパズルは語られるストーリーの内容にそったものになっている。ステージの進行に伴いストーリーも進んでいく。 本作は全18面構成のマルチエンディング制となっている。 グッド、ノーマル、バッドの3段階のエンディングが用意されており、17面までのクリア時間によって最終面のストーリーと絵の内容が変化する。 バカゲー要素 シナリオ 説明書に載っている世界観説明が、なんとも日本語的に錯綜している。 “「皇帝の娘を助けなければならない」そう、勝手に信じ込んだ男が、世界の果てへと旅に出る”。これだけだと「何だ、ギャグのつもりか」と言うだけの序文だが、その次に冗長な本文(プレイヤーが男と共に冒険する、と言う意味合いの文章が言い回しを変えて連続する)が続き、最後は何の脈絡も無く、“すべては、あの夏の日のやっかいな事件から始まったのです。”と妙に丁寧に閉じられる。 ゲーム中に出るストーリーはそれ以上に錯綜している。 例えば水道管が破損したくだりでは「とてもたいへんなことだから、だれかがなんとかするだろうと思った」と言う平易さ。子供向けに易しくしているのか?と思いきや「したがって」「~である」のように堅い文体が混ざり合い、更に(上記のストーリーにも見られる)「含みを持たせた煽り文」がいい具合に挿入される。 さらにテキストの数割が冗語表現や反復法(のようなもの)を用いている。以下は2面のテキストの引用である。なお漢字・ひらがなはゲーム画面に即している。 だれもが「なんとかしなければならない」と思った。 しかし、だれもが「なんとかなるだろう」とも思った。 ほうっておけばたいへんなことになるかもしれないが、 どうしていいかわからないし、だいいちなんとかするにしてもめんどうだ。 とてもたいへんなことだから、だれかがなんとかするだろうと思った。 しかしそんなことをかんがえている間にも水はなくなっていってしまう。 私はついにビルのカベを登ってパイプのバルブをしめにいくことにした。 上述のストーリーの項目を読んで察した人もいるかもしれないが、ストーリーは超展開に次ぐ超展開の連続で、世界や星をまたにかけた大冒険が繰り広げられる。以下の文章は、あるステージで倒れた皇帝の娘のために、大陸を駆け抜け薬を取って来る場面の引用なのだが… しかし、やっとかえっておどろいた。 人々は娘が死んだはなしをしているではないか。 あわててちかくの人にきいてみると、 皇帝の娘はもうきょういっぱいもたないだろうということであった。 こまった。 やむをえず、うまを1ぴきかりて研究都市へはしることにする。 むりにたのんで、いちばんはやいうまをかりた。 が、さすが、いちばんはやいうまである。 のるまえにはしっていってしまった。 「こまった」の一言で済まされているが、次のステージではこんな調子である。 なんてことだ。おいかけてるうちに研究都市についてしまった。 なんのためにうまをかりたんか、ようわからん。 あえてよく言えば平易で分かりやすいと言うべきか。 これが洋ゲーだったら翻訳の都合とも思えるが、このゲームを作ったアルトロンはれっきとした日本のメーカーである。ただ文体はヘンテコだが、話の筋じたいは奇想天外かつ、どこか牧歌的でもあり、中々楽しめる。バッドエンドは悲しい… 劇中テキストはこちらで見ることができる。 ちなみに、オリビアという名前は作中では登場せず、説明書に(なぜか)存在する英文版部分で「Princess Olivia.」と書かれていることにより、これで初めてパッケージやゲーム中に登場する女性がオリビア(=皇帝の娘)だとわかる。 問題点 難易度の高さ パズルの絵柄がアニメーション画像となっているのがこのゲームの特徴だが、似たような色のピースが非常に多い。 特にステージ開幕直後は「画面中に散らばった各ピースがそれぞれ上下左右に蠢いている」という状態なので、最初の1手に手をつけるハードルがいきなり高い。 『きね子』同様にピースの上下左右はランダムで反転しているし、キャンバスの縁も無地、ピースの形は全て同じと、ジグソーパズルゲームとしてはヒントがかなり少ない。「端や四つ角から片づける」というアナログジグソーパズルの定石は通じない。 格子状に並ぶ窓、青空、コピペで描かれた群衆など、一部の絵柄はシステムとの相性が非常によくない。 全く同じ絵柄、同じ動きをするダミーピースが含まれている事があり、ダミーピースをキャンバスに正しい向きではめ込むと消滅してしまう。本物と見分ける方法はなく、実際にはめるまでわからない。 ただし、それによってはめ込む際の正しい向きが確定するため、一応、攻略のヒントとして使える。 完成図が無いため、完成するまでどんな絵かわからない。 ただでさえ組み立て始めるまでが鬼門なのに、まずどんな絵が仕上がるのかがわからないというのは厳しすぎる。これのおかげで上下左右が逆転している事に気づかないまま組み進めてしまうケースが初見ではちょくちょく起こる。 幸い、塗りのグラデーションやアニメーションの動き方などで推測は可能である。 なお完成図は左右反転していてもOK。基本的に絵の左右は見分けがつかない(*1)ため、順当な措置であろう。このため攻略記事等で原画の鏡像を掲載している例が多々見られる。 ストーリーテロップが読みづらい 本文中では必要最低限の漢字しか使われておらずひらがなの量が多いにも拘らず、分かち書き(*2)されていないため文章が詰まっており、改行も段落ごとにしかされていないため非常に読み辛い。 その上、スクロール形式で文章が一気に流れていくのでゆっくり読む暇がない上に、文章がスクロールアウトする前に画面がブラックアウトしてしまうので、手中して目で追わないと全文を読みきれない。この仕様のおかげで、ただでさえ電波的で理解し難いストーリーが余計に分かり辛くなっている。ストーリー自体がおまけのようなものとはいえ、ストーリー性を打ち出した作品でこれでは困る。 おまけに テロップのスキップ・早送りは不可。 プレイする度にテロップが終わるまで待たなくてはならない。 絵がヘタ パッケージ絵で薄々気がついた人も多いだろうが、パズルの絵柄全般……特に人物の顔の線が歪んでおり、無駄に難易度を上げる要因となっている。 入れ違えによる線の歪みを画風と誤認して放置するケースが頻発する。「絵が完成したのにGOODが出ない……」と首をひねるのはお約束。 パッケージには「皇帝の娘」の立ち絵が描かれているが、この絵も正直なところあまり上手では無い。体のラインからかろうじて女性とわかるものの、やたらゴツイし顔も歪んでいる。 これはパッケージだけではなく劇中のパズルの絵に出てくる彼女もそうで、彼女が出てくるステージ10冒頭モノローグでは 「おもってたよりずっとこがらで、きゃしゃなかんじさえする。」 といわれているのだが、絵を見ると身長は主人公と変わらない(*3)うえ、肩幅が広く腕も太い。主人公はどれだけガタイのいい奴を思い浮かべていたのか? 完成させて現れる絵の内容や構図そのものもやたら珍奇でよくわからないものが大多数を占めている。 「水道局の窓をよじ登る主人公」とか「空を飛ぶ機械」などはまだしも、「意味も無く傘を左右に振る男たち」だの「予想天気図の映ったテレビ」だの、「後ろ手に縛り上げられ猿ぐつわをされてイモムシのように地面を這いつくばる男」だの、「アトミック水汲み機」だの、「チェーンソーを持った看護婦」だの、完成図がないというハンデを乗り越え苦労して完成させてもイマイチ達成感が湧き難いものばかりである ちなみにパッケージ裏では「物語を読んでイメージをふくらまそう!」という旨の文が書かれており、ストーリー文がヒントの役割という位置づけになっていると思われるのだが、こんな珍妙な情景を的確に思い浮かべろという方が無理難題だろう。ただでさえ肝心のストーリー自体がよくわからん上に読み辛いのに……。 ゲームバランス 本作はゲームバランスにもやや問題がある。 最初に待ち受けるステージ1は特有のヘンテコなストーリーや謎テイストのイラストに頭を傾げるかも知れないが、このゲームではまだまだ小手調べの部類。しかし、次のステージ2のビルの壁登りのシーンになると似たような絵柄の窓のピースが大量に出現し、本作を始めたばかりの入門者はここで早くも躓く事になる。 また、壁を登る主人公がメインにもかかわらず、主人公を絵の端に配置するのが正解という妙な構図になっている。そのため、絵の中心に主人公を配置しているといつまでたってもクリアができない。 一方、その次のステージ3は(本作の基準で言えば)平均的な難易度で、前のステージと比較してグッと楽に感じる事が多い。 ゲームを進めてしばらくした後に待ち受けるステージ14は、全18ステージ中の後半に相当する為、位置自体は妥当であるが、少し前のステージ12同様にピースの数が6×8と前半ステージと比較して格段に増加し、イラスト内容も市松模様の床がスペースハリアーの様に3Dスクロールしている上に、床の色が白と青の2色しか無くピース毎の区別が非常に見分けづらいという鬼仕様のため、本作随一の鬼畜ステージとして語り草になっている。 しかし、上記のステージ14の前には、全体的に見ても低難易度なステージ13があり、ステージ15以降も後半ステージらしく難易度が高めのイラストが続くが、ステージ14と比較して簡単に解ける物が多く、終盤の展開に拍子抜けしてしまったプレイヤーも多いだろう。 なお、本作はステージ17に到達するまでに経過した時間によってエンディングが分岐するのだが、上記の鬼畜ステージの存在やヒントの少なさゆえ、初プレーではほぼ間違いなくバッドエンドを拝む事になるだろう。所要時間が非常に厳しいため、グッドエンディングを見るには少ない時間でステージクリア→パスワードを保存してクリア時間が遅くなったらその都度やり直すという緻密なプレイが必須。 評価点 ストーリー性を加味した作風 もくもくと組み立てるだけなく、まず最初にストーリーを掲示してそれに沿った内容の絵を組み立てていくというのは、発想としてはおもしろい。上記の珍妙なストーリーも、空想科学冒険漫画的な趣があり、へんてこだが味わい深い。 それだけに、ストーリー文が読みづらいのがおしいところ。 アニメーション全般は滑らかであり、馬の走行フォームなども正しく描かれている。 エンディング分岐を気にしなければ制限時間は実質的にないので、いくらでも試行錯誤できる。 BGMは、ステージごとに専用の曲が用意されている。 チープな音質ながらもクラシカルな曲調で場の雰囲気にほどよく調和する曲が多く評価はいい。 ただし、ステージ1の曲のベースラインが思いきりずれていたり、ステージ6の曲でパートごとの旋律が時間経過と共にズレてきたり、その他の曲にも音程がずれていたり音色がおかしくなる箇所があったりする。これはアルトロン製のサウンドドライバに問題があったためだという。 作曲者は『サマーカーニバル 92 烈火』『相撲ファイター 東海道場所』を手がけた塩田信之氏。氏のブログでは、サウンドドライバの問題にまつわる裏事情と、FM音源で作曲されたBGMのプロトタイプが「本来こう鳴るはずだった」と題して公開されている。 総評 ジグソーパズルにおいて、完成図の存在がいかに大事かを教えてくれるソフトである。これが無いというだけで、本作の難易度は不必要に引き上げられている。 のみならず、作品全体に渡って散見されるアラの多さからして、本作はハッキリ「完成度が低い」と言えよう。 しかし、シュールで破天荒なストーリー、ヘンテコな日本語の文体、意外と場に合ったBGM、そしてナチュラルにヘタっぴな絵柄には、牧歌的でどこか不思議な味わいがあり、粗探ししたらキリがないというツッコみどころの多さと相まって本作をバカゲーたらしめている。 些細なヒントから正解を掘り起こさなければならないため攻略は困難を極めるが、程度の差こそあれ、ジグソーパズルとは元々そういうゲームである。 本作はその最低限の要素をきっちりとキープしているため、不親切な点は多かれど、クソゲーでは決してない。 実際「動く絵を使ったジグソーパズル」という骨組みの部分は面白く、魅力的とも言える。 ただ、そのゲームを遊ばせる環境が、90年代半ばに発表された作品としては劣悪だっただけである。 同コンセプトの「キネティックコネクション」のファンや、こうした怪作とも言える作風が好きなパズルゲームファンにおススメしておきたい。 その後の展開 続編『うごく絵Ver.2.0 アリョール』も日本語として変なテキストや相変わらず女性に見えないヒロインなどおかしいところはあるが、パズルゲームとしては前作より相当改善されており凡作に仕上がっている。 プレイ前に完成図が出る、ピースが長方形ではない、1ステージ中3回まで完成図を見られるヒント機能、対戦モードの搭載など、本作の問題点・不満点の多くが改善されている。 画力がかなり向上し(相対的にだが)、「アトミック水くみ機」や「チェーンソー看護婦」のような珍奇なマシーンや人物も無くなった。人によっては寂しく思うかもしれないが… 2人の犯罪者が主役のストーリーは一見の価値があるような、ないような。また、メッセージの早送り&スクロール速度調整やスキップなども可能になった。 一方で、タイムアウトによるゲームオーバーが起きるようになり、そこにピース形の変化(毎回変化する上に細かい)という要素が加わり、かえって厳しくなった部分もある。 このため、ステージ17は、最小ピース+ピース変化+全体的に赤く、メリハリのない色合いの殺人コンボに上記仕様が加わり、前作の鬼畜ステージ14を上回る難易度と化している。ただ、上述の通りヒント機能があるので、それを駆使すれば決して無理ゲーというわけではない。 パッケージ裏で謎の存在感を放つ「パズル博士」は、アリョールのパッケージ裏にはいない。 余談 パッケージ裏で、エンディングステージのひとつが堂々とネタバレ掲載されている。 2016年1月に放映された『ゲームセンターCX』の第212回放送にて本ゲームが取り上げられている。 同番組のメインパーソナリティである有野課長こと有野晋哉(よゐこ)が挑戦し、スタッフらの協力を得ながらゲームを進めていったものの、結果は規定時間を大幅に超過する形でのバッドエンドとなってしまった。
https://w.atwiki.jp/madofuki/pages/22.html
清涼院流水先生座談会 当日は清涼院流水座談会と言う名目で人が集まったが、いきなりの清涼院氏の登場に一同驚きのあまり声も出ない。座談会と言うよりは質問会、プレ関ミス連の様相を示した。 A たいへん失礼なんですけれど、ご存じの通り、ぼくは(清涼院さんの作品が)おおむね大好きなんですけれど、サークルの中に言わないだけで嫌いな人もたくさんいらっしゃる。 清涼院 いいですよ。ミス研だったら絶対に嫌いな人もいると思いますしねぇ。 A ところでぼくが聞くとマニアックになるんだけれど…… 清涼院 数人で いいですよ A 4回生のAです。初めまして。まずお聞きしたいのはいわゆる本格ミステリーじゃないですけれど、ミステリー全般が一般的にリアリティがないとか遊びにすぎないという批判があるという現実をどう思いますか? 清涼院 それは本格ミステリー全体としてですか? 『コズミック』を本格ミステリーとして…… A いや、あのう、一般論として……。 清涼院 それはですね、読む人が心のなかに何を描くかということだと思いますね。だから全然リアリティ無いような話でも読む人が個人的な体験とシンクロするようなところがあったりしたら「あっ、そうなんだよなぁ。これわかるんだよなぁ」とかね。だから森博嗣さんのミステリーなんかを「これ全然わからないよ」というひともいれば、理系の方とかで「そうそうこういう人いるんだよね」という反応の人もいますよね。そういうふうにやっぱり一人一人の読者に分かれると思うんですよ。 A それ、おっしゃってることよくわかるんですけれど、ボクミステリー大嫌いなんですよ(まわりブーイング) B さすが本格ミステリーに破れただけはある。 A 書こうと思ってあまりにもつまらなくなってやめたんですけれど。いまおっしゃってることはミステリーを批判している人と、批判と論点がずれてる。それは、一般的な現実でいうと、結局ミステリーの主題は謎解きとされていて、あくまでそれが主題であって、人間のちょっとした感情の機微とかいわゆる人間が描けてないというそういう論点じゃなくて、主題は謎ときなんだから、そこは人間のちょっとした感情の機微とかをあわせるとギャップが、遊びと物語性、にギャップをみる。それについて。もちろん個人的にギャップをみないという人もいると思うんですけれど 清涼院 やっぱり個人差はあるでしょうし、それは読者だけじゃなくて作家の側でもあると思うんですよ。だからいわゆる人間を書くことなんかどうでもよくて俺はミステリーを書いてるから、謎解きを極めたから人間なんかが書けてなくても許してくれという人もいると思うんですけれど、いや、やっぱり俺はミステリーをメインにするけれど、人間を書くのも大事にしたいという作家もいると思うんですけれどね。だから作家によってもそれぞれのスタンスがあると思いますし、読者によってもどこに注目して読むかというのも分かれると思いますから、まさにその辺りは自由にとるという感じでね。 A そこでね、清涼院さんはつまりギャップを感じないんですね。 清涼院 そこら辺はやっぱりぼくがどうこう言ってもやばいというか、おまえがミステリーを語るなといわれちゃうとあれなんで。あくまでぼくの考えとして言うだけであって、それが絶対の正義というわけではないんですよ。 A それはもちろんなんですけれど、個人的に。 清涼院 ぼくとしては始めに物語ありというか、物語のうえに謎解きをもっていきたいなというのはありますね。でも、ぼくは絶対に謎解きを重視してるつもりというか、どんなジャンルの物語を書くにしてもね、謎解きは中心にしたいなぁと思うんですよ。最初に物語の土台があるとしたらそれぞれのジャンルのテクニックでですねデコレートしていくじゃないですか。その中心にある装飾は常にミステリーがいいなと思うんですよ。 A 例えばなんですけれど『十角館の殺人』、出典はあいまいなんですが、ある人が笠井潔がこの作品についてすばらしいと。何故かというと、現代の若者が描かれていると。 清涼院 『霧越邸殺人事件』の解説ですね。 A それが非常に的外れだと思うんですよ。あくまであの主題はトリックじゃないですか。誉めるところをそういうところにもっていっちゃってヤバイんですよ。感覚がずれてる。 B 笠井潔はまたねぇ別の所か同じ所か知らないけれど『十角館の殺人』を社会派だと言ってるんですよ。動機の一気飲み急性アルコール中毒というのがむっちゃ社会派だといってるんですよ。それ、ちゃうと思いません? 日常茶飯事やん。社会派ちゃうやん 清涼院 やっぱりね、お年を召された評論家とかがよく若手新本格派作品とか人間が書けてないとか言うじゃないですか。それはおじさんからみて若者中心の物語が理解できないというのがあると思うんですね。だから若者だったら共感できることでもおじさんたちからみたらこういう若者の心理はリアリティがないからそこで人間が描けてないということになるんですね。だからぼくとかもね、読者としておじさんたちが書いたって失礼な言い方ですけれど、本を読んだりするとね、おじさんが書く若者というのにすごい違和感があって、そこにおじさんが書く若者に人間が書けてないんじゃないか、と思いたくなるときがあるんですよ。そんな訳で世代間の隔たりがあると思いまして、それで笠井さんにとって『十角館の殺人』は社会派にとれたというのがあると思いますよね。そのずれがうまいこと機能して笠井さんにとって『十角館の殺人』が社会派になっちゃったというか、綾 さんはそのつもりが無かったとしてもたまたまそういう時代性というか、綾 さんはそういう時代の人ですから体質からにじみ出るものがたまたま作品の表面にでてしまってそれを深読みした笠井さんがたまたま社会派だと納得したという感じだと思うんですよね。 A それはそうとして、評論家としてミステリーを取り上げるうえで、あくまでトリックを取り上げ、それがいかに新しいか、評論するならそれを取り上げないと……。ぼくはミステリーが嫌いなんで。 B じゃあ何故ここにいる。 A 清涼院さんの作品は物語が無いってところが面白い B 身も蓋もない言い方をしますね。 A それはつまりたとえば『コズミック』にしろ最後にあれがある。ああいう犯人がでてくる。あんなことをしたら物語も糞もないじゃないですか(笑)。言葉遊びじゃないですか。もちろんあそこだけ切り取るとそうなるんですが。そうやって小説を壊すとそれまでが無駄になる。そこが面白かったんです。ミステリーは結局トリックだから物語性なんか無いんだ。まったく無駄なんだということを如実に示してることがすごくよかった。で、『ジョーカー』でもそうなんですね。そういうスタンスがあるんだ。ぼくはこういうふうに解釈したんですよ。その点はだいぶ意識されてるんですか? 清涼院 そうですね、ちょっとずれると思うんですけれど、やはり作者というのは、次の「メフィスト」にだす「読者探偵II」というのがそうなんですけれど、作者というのは読者の前ですごい無力な存在だと思うんですよ。本当に読み方を読者にお任せしますというか、なんでおまえここ読んでくれへんの? というのができないんですね。たいていなら作家の人というのは批判に対する答えというのを作品の中に用意してると思うんですよね。だからここを読んでくれたらこんな反論でるわけないじゃないかというのをできるんですけれど、読者に押しつけることができないというか、たとえば読者が今日はしんどいから流し読みしようと思ってですねすごい大事なところを見落としてそれで批判したとしても作者は破れるしかないんですよ。でも最後にああいう仕掛けを作ることによって作者の側で読者を操るというか読者に参加させざるをえない、いや、参加せざるをえない情況を作り出すというか。要するに『コズミック』も『ジョーカー』も『19ボックス』もなんですけれど、読者が参加しないと最後の答えが解らないようになってるんですよ。そういうことをやってみたいなとずっと思ってまして。で、『ジョーカー』の原型を書いたのは四年ぐらい前で。それ以来ぼくが書いた奴は全部ああいう仕掛けがあるんですよ。だからそういうことをやってみたいなと思いまして。そこらへんを次、十二月に出す四作品目でもあるんですけれど、さっき(机のうえに)たまごっちがありましたけれど、こんどは「つくもっち」というのが出てきましてね(笑)。そういうのでふざけてると思われてもいいからとりあえず読者に参加してほしいなというのがありまして。 B (笑いながら)「つくもっち」で何を聞こうとしたか忘れちまったよ。ああ、西之森創嗣って……。 清涼院 ああ。もちろん西之園萌絵と森博嗣と犀川創平とを足したんですけれど。 B え、そんなんしていいの? 清涼院 いいの? っていわれても…… B いいの? とか思ったんですけれどね。 清涼院 うーん、ダメといわれたら謝るしかないですね。 B でもこれ森ファン読んだら怒りまっせ。 清涼院 うーん、でも喜んでる人たくさんいますから。 B あと、全然関係ないですけれど知り合いが同じ名前で殺されてるんですよ。これ全然関係ないですよね。 清涼院 それ全然関係ないです。たまたまです。 B さっき言おうと思ったんだけれど、読者を参加させることで答えを導くというのは一種の本格ミステリー、ガチガチの推理ものの物理トリックだぜぇとかアリバイだぜぇといったああいうやつからの逃避のように見えるんですけれど。 清涼院 それはあるでしょうね。そうとられても仕方ないというのはありますし。ぼくもやっぱりガチガチの物理トリック重視のものを書いてみたいなというのもあるんですけれどいまはまだ興味が全然別の方向に向いてるというのがありまして。だから逃避ととられてもそうですというか、それでもいいんですよ。 B あと、メタ推理のメタという言葉の使い方が文中に説明されてるじゃないですか。でもね、あれはアンフェアすれすれちゃいます?今までの本格推理的に。最初読んだときにすごく思ったわけですよ。 清涼院 メタ推理に関してはですね、こういう言いかたしても無意味なんですけれど四作目に掘り下げて書いてまして。それはまあメタ推理って一体何なんだという質問がすごい多かったんですよ。それでぼくも作者の姿勢を明確に示さなければいけないなと思いましてそこらへんは四作目で明確に書いたつもりなんですけれど。 B メタっていう言葉を哲学の授業で学んだように言うと、論理的、形而上的ではあるんですよね。考察を経て最後に出てくるのがメタ? という感じにプラトンのイデアとかなんかやったんですけれど。 清涼院 メタという言葉は新本格の作家の先生がたはですねちゃんとした定義は誰も思いついていないというか、定義づけてない段階だと思うんですよ。だから一人一人の作家が、ぼくも御意見をうかがったことがあるんですけれど、やっぱり皆さん言うことがバラバラというか、メタという言葉についても全然違うんですよ。笠井潔さんなんかはかなり前からメタミステリーという言葉を使ってますけれど、それにしてもやっぱり笠井さん流の解釈であって、他の人が一〇〇パーセント賛同できるものじゃないんですよ。だからあれはあくまでぼくの作品の中でのメタであって一般的に通用するものとは思ってませんね。 C 『コズミック』なんですけれど、「メフィスト」の座談会でこれをモダンホラーとして書かれたということなんですが…… 清涼院 ちょっとね、書き方は違うんですよ。モダンホラーにしようとは思ったんですけれど、モダンホラーの書き方はしていないと思うんですよ。そこらへんはちょっと上手く説明はできないんですけれど。書くときの作家の側ではスピリットというのがあると思うんですよ。モダンホラーのスピリットで本格ミステリーを書いたという感じなんですよ。文体とか話のもっていき方とかモダンホラーとちゃうやんけといわれたらすみませんというしかないんですが。 C あと、『コズミック』を含めたJDCシリーズをミステリーのパロディとして受け取ってるんですけれどそこらへんはどうなんでしょうか。 清涼院 そういう読み方をしてくれるとありがたいなというか、そういう面も確かにありますんで。『コズミック』のあとがきでぼくはミステリーに属するものだと思ってますといってるんだけれど、それは広義のミステリー、というかいわゆるエンターテイメント的な意味で用いたんですよ。だから本格ミステリーというと話は別で、自分でも完全に本格ミステリーに属してるとは思ってませんし、かすってるかなという感じなんですよ。広義のミステリーには入れてほしいなというのがあるんですよ。だからあそこでぼくがミステリーに属すると書いたことが、本格ミステリーに属すると書いてるととらえられることがおおいんですけれど、それは作者としては違いまして、それ以降は本格推理とミステリーと区別して書くことにしてるんですけれどね。 C 名探偵が多すぎて探偵のありがたみがなくなってるような……。 B それ私も思った 清涼院 それは今のミステリーバブルの時代では全体にも言えると思うんですよ。昔で言えばカリスマ的な探偵、日本国民全体に親しまれる探偵がいたとするじゃないですか。いまはもう作家さんがたくさんいてそれぞれが名探偵みたいなのを出してますんでミステリ界全体をみても名探偵の飽和状態だと思うんですよね。そういうのを茶化すというか、皮肉るというか、もう一度考え直しませんか? というようなところもあるんですけれどね。 B さっきのミステリーバブルというのは造語ですね? 清涼院 それはもちろんそうです。 B それはミステリーが氾濫してる世の中だからということですか。 清涼院 そうですね。 C 探偵の推理法とかありますよね。集中考疑とか理路乱歩とか。そういったものは特撮ものとかの影響とかはあるんですか。 清涼院 やっぱりあるでしょうね。子供の頃から「少年ジャンプ」とかすごい好きでしたしよく指摘されるんですけれど、少年ジャンプ系の漫画、北斗神拳とか。そこらへんの影響というのは無意識のうちに出ちゃうと思うんですよね。ぼくが二回生の時に書いた作品は一応JDCものの完結編みたいなものだったんですけれど、それを綾 さんに読んでいただいたときにその時は(推理の仕方の)名前がちゃんと決まってなかったんですよ。中途半端な形だったんで。その時に綾 さんに助言をいただきまして「君はきちんとこの路線を突き詰めてミステリ版「聖闘士・星矢」をやらないかといわれまして。そういうのがありましていっちょやってやるかと思いまして。 B その、JDC最後の事件というのは『謎極』ですよね。 清涼院 そうですね。最後じゃないんですけれど、一応最後と思われてる事件です。 B (DとEをみて)ところで君たち固まって座って怯えてない?(笑) D 嬉しいなぁと思って(笑) B 嬉しいんなら前に座れ前に。 F あ、『コズミック』読んでて一つ気に掛かった事があるんですよ。「彩紋家事件」というのがあるでしょう。あれはいつ出るんでしょうか? 清涼院 JDCではいま書いてる奴の次になるんですよ。時期的には講談社から今世紀中に完結させるようにいわれてるんですけれど。 B それはJDCシリーズは世紀末に咲いたあだ花にしたいと考えてるんですね。 F 『コズミック』のとき(「彩紋家事件」のこと)はほんまに引っ掛かりを感じたんですよ。 清涼院 ぼくも読みたいんですよ。 F えー! B でも書く人は解るよ。はよ完結さして読みたいというのは。 清涼院 はよ完結さしてくれという要求が自分のなかにあるんですよ。 B 解るような気がする。 清涼院 もう一人自分がいたら尻を叩いてでもというのが。 B 解る解る(笑)。二人に分裂して私学校にいくからあんた書いときーとか。 清涼院 その時は二人ともさぼるでしょう。お前こそやれとか言って(笑)。 D 「メフィスト」の座談会の写真をみて友達がいいだしたんですけれど……。 B しょうもない話題か? D やめましょうか? B いやいいよ。 D (将棋の)羽生名人に似ていると……(一同爆笑) 清涼院 それいわれますよ。 B じゃあしょうもない質問第二弾。『コズミック』の裏の写真あるでしょう。髪切ったよね? 清涼院 髪は何度も切ってますよ。 B その長さになにかこだわりがあるんですか? 清涼院 いや、全然無いんですけれどねぇ。 B じゃあ肩より短くする気ない? 清涼院 ぼくはキムタクがロンゲブームを作る前からのばしてるんで肩より短くするとそれからのばした奴みたいで嫌だなぁと。あとはロンゲの清涼院みたいなイメージを作っておいて定着したらばっさり切っちゃおうかなとか。そういう話題作りの為においてあるというのもあるんですけれど。 B 今世紀が終わった切りましょう。 清涼院 わからないですねぇ。 C これもしょうもないんですけれど、『ジョーカー』の最後に原型が中編とかいていましたけれど…… 清涼院 それは作風というか、作者の思い入れというか。これは自分勝手な理論なんですけれど原稿用紙一枚でも作者が長編だと思ったらそれは長編なんですよ。あの原型となる作品を中編のつもりで書いてたんで。それで中編という表現を使ったんですけれど。 C あれの方を読んだときに原型は並みの長編より長いぞと思ってたんで。 清涼院 原型の方は七〇〇枚なんでけど、呼んだ人の反応だと三五〇枚というのがあったんでじゃあ中編でいいかと。 B (『コズミック』を指して)このレベルで長編なんですよね? 清涼院 ぼくは本当のことを言うと、長編とか短編とかそういう言い方したくないなぁというのがありましてそれは今後ぼくの作品の中で追求していきたいなと思うんですよ。 B (『コズミック』を指して)でもこの厚さでも書いた本人が短編やと思ったら短編なんですね? 清涼院 それはまあそうですよ。ぼくの勝手な理論ですけれどね。反論してくれというわけじゃなくて、ぼくのスタンスとしてはそう言う感じなんですよ。 G ページの真ん中が全部白紙とか(笑)いって。そこまであるんやとかいって。 清涼院 だいぶ短くしたんで。 B えー! 清涼院 「メフィスト」とかでもいったんですけれど、粗筋段階から絞り込んで捜査とかばんばんカットして。本当はもっと長い話なんですよ。いま書いてる六作目が無茶苦茶長い話で、編集者に『ジョーカー』より長くするなよといわれてまして、すごい苦労してるわけですね。 B というか文庫にならんよね。サイコロ文庫。 清涼院 文庫版のときは順番入れ替えたいと思ってまして。『コズミック』と『ジョーカー』をあわせて四つに分けまして順番を入れ替えたいなと思いまして。上下上下ということですけれど。タイトルを少し変える予定ですから。 B 版型によってタイトル変えられたら……。 清涼院 判るように変えるつもりですから。 B だまされて二冊買うよなあ。 清涼院 ぼくは騙すような事はしません。基本的に。納得したうえで買いたい人は買ってもらうというか。 B ある意味騙されてるよ。 清涼院 そういわれると仕方ないんですけれどね。 B (『コズミック』に)合理的密室の解決がなーい! 清涼院 それはメフィスト賞に出そうと思ったときに、言い訳じゃないんですけれど普通の本格ミステリーみたいにするのだけは絶対嫌だなぁと思いまして。「メフィスト」がわざわざ究極のエンターテイメントをもとむといいながら、今までの新本格みたいなのが集まったらまったく意味ないやんけと思いまして。それで書いてるときも、もうちょっと本格部分に力を入れたほうがいいやんけと思いながらもそこらへんはブレーキをかけてできるだけモダンホラースピリットをもたしてと考えたわけですよ。 B 本格部分ってあったけ? いや、まじで。 清涼院 それはまあ、一人一人の考えですから。 B ていうか、(『ジョーカー』の)トンネル効果密室はひどいよな。とか。 清涼院 そういう反論も結構あるんですよね。僕自身は、信じてもらえないかもしれないですけれど、新しい可能性を探りたいなと思うんですけれどね。まあいままでの物差しで測ったら絶対に許されないことをやってますんでそういう批判は受けようと思ってますよ。ただ、僕自身はいろんなことを考えてミステリーの新しいところを探ってるというのは事実なんですよ。あくまで本人の問題で他人からそんなんあるかといわれるとそれまでなんですけれど。 H やっぱりミステリーにこだわりますか? 清涼院 そこらへんは、さっきもちょっと言ってたんですけれど、ぼくにとっては物語を盛り上げるためのテクニックの一つの方法というか、それで一番重視したいジャンルなんですよね。 E ミーハーな質問でもいいですか(笑) 清涼院 どんな質問でも。 E 龍宮って彼女いるんですか?(一同爆笑) 清涼院 それはぼくも判らないんですよ(笑) B いやぁどーっと体の力抜けたよ。 清涼院 実は龍宮は将来結婚する可能性が高いんですよ。 E え? 誰となんですか? 清涼院 それは秘密なんですよ。 E 作者としては九十九十九と龍宮とどっちが好きなんですか? 清涼院 ぼくは龍宮が好きというより九十九が嫌い。キャラクターは平等に愛したいんですけれど。でも九十九は嫌いって言う人結構いるんで九十九のせいで叩かれること多いんですよ。 E 批判されるから嫌いなんですか? 清涼院 そうですね。JDCはぼくは好きなんですけれど嫌だというのがありまして。自分自身愛着がないといえば嘘になるけれどメフィスト賞に出すときにJDC出したら絶対叩かれるなというのがわかってたんですよ。編集長じゃなくて一般読者にいま出したらJDCは絶対叩かれそうだな、くさいなって解ってたんですよ。でもJDCを好きになってくれる人もたくさんいますし、この『コズミック』という事件を描くならJDCを使いたいなと思ったんで。本当はJDC書くつもり無かったんですよ。でも、メフィスト賞できて『コズミック』出したいなと思ったんで。その時にJDCをもう一回やってみようかと思いまして。 E じゃあ『コズミック』は全然違う別の設定で? 清涼院 そうですね。JDC使わない別の設定あったんですよ。昔書いた原型となる作品はあるんですけれど、それはちゃんとJDC出てきたんですよ。でも、ぼくが考え直してたバージョンではJDC出てこないんですよ。 E じゃあ、一人の探偵で? 清涼院 いや、探偵すら出てこない。いわゆる探偵じゃなくてという感じでね。 E じゃあ解決しないということですか? 清涼院 そんなことないですよ(笑) C 『コズミック』の犯人設定でJDCじゃないものをやると。 清涼院 そうですね。でもそれだとおかしいというか、できないんですよね。やっぱり。JDCというああいう一種無茶苦茶な設定があるからこそこういう話にもっていけるというか。 B 解決……ゆったらしてへんよな……解決してるかしてないか解らへんと。 G 言ったら机上の空論的にはしてるんだけれど。 B 大体、この犯人やったら自白は得られんやろ。 G Iは? I いや、もういいよ。嫌いな奴誰や? とか A 新本格とか、綾辻行人に代表される。古いですよね。 清涼院 古いですね。 B おー! 清涼院 それはぼくは古いと思いますよ。 B おー! どうしよう! 清涼院 これは別に削除しなくてもいいですけれど。一読者として古いなと思ってますんで。でも、新本格といっても一括りにできないじゃないですか。単純に。いわゆる新本格と呼ばれる先生方もですねまあ言ってるところあるじゃないですか。新本格の「新」は温故知新の 「新」だと。だから本当の意味での「新」じゃないと思いますよ。 A 新本格というときに、ミステリーのジャンルが主題になったから失敗した。いや行き詰まったと。 B 新本格って行き詰まってるんですか? A 行き詰まってるというか、出版数が減ってる。 G 最近新本格の中でこれええわぁとか最高というのがない。 A でも、京極さんにしろ、清涼院さんにしろ、ミステリーというものを利用してる。ジャンル形式を利用してる。そこがすごく現代的だなと。 清涼院 利用してるというと怒る人もたくさんいると思うんですけれど、一番それが的確な表現かなと思うんですよね。京極さんもインタビューなんかみてると明らかにそういう感じなんですよね。ご本人の意向は知りませんけれど。ぼくが受ける印象としてはそうですね。だから、京極夏彦の読者って新本格の読者と全然スケールが違うじゃないですか。そこらへんはやはりミステリーに拘泥しすぎなかったからだと思うんですよ。だから京極夏彦の読者の中にはミステリーとして読んでない人もたくさんいると思いますね。 A 俺もミステリーとして読んでないよ。 B 魂が抜けてしまった。 A ぼくは森博嗣さんの本が物凄くつまんないんですけれど。まあ処女作の理系的なところはすごく面白かったんですけれど。なぜ今更こんなことしてるの? というのが……。 B そもそも『すべてがFになる』は**が犯人やないと思いますけれど。 A あれは密室**********…… B *****。あれは*******************た。そうやろ? ***るだけやんていう。 清涼院 あれと同じネタが山田風太郎にあるらしいですね。編集者はトロイの木馬といってましたけれどね。 A 清涼院さんは森博嗣さんが好きなんですか。 清涼院 ぼくは好きですね。だからあれが大っ嫌いだとかミステリーとしてつまらんということやネタが見え見えやということもすごい判るんですけれども個人的に色々なところで好きだなと思ってますけれど。やっぱり創作家として情熱がある人が好きというか、全然情熱無いかもしれないですけけれど、かなり書いてるでしょう? 継続は力なりというか、それだけ書き続けられることはすごい才能だなと思いまして。そこをまず評価したいですね。だから西澤保彦さんなんかもあれだけ書いてる時点ですごいなと思いますね。 A 森さんとのギャップを感じません? 清涼院 森さんとぼくですか? A ミステリーの扱い方について。 清涼院 それはあるでしょうね。ぼくはあると思います。 B いまミステリー右翼としての孤立感を感じた。 A 彼女、極右なんですよ(笑)。 J ミステリーの形式というか、そういうのを利用したいというのですか。 清涼院 そうですね。これも信じてもらえないと思うんですけれど、ぼくはミステリーというのをもうちょっと他の人に読んでもらいたいなというのがあるんですよ。自分なら読む分にはすごい純粋なミステリーが好きだというのもあるですが、他の人の意見を聞いてみるとミステリーだったら絶対に読みませんという人がいるんですよ。京極さんなんかそういう枠をとっぱらってかなり広げたと思うんですけれど、京極さん読んだから新本格全部読もうとかそういったところまではまだいってないと思うんですよ。ぼくが『ジョーカー』を書いたのももうちょっとミステリーに対する偏見を取り払ってほしいというか、いろんな人にさまざまな形でミステリーを楽しんでほしいなというのがありましたんで。それは原型を書いた四年前から思ってたんですけれど。 B でも、『ジョーカー』は逆に偏見が増えるかもしれない。 清涼院 まあそういう意見もあるでしょう。 A 思ったのは『19ボックス』にしても基本的に物語の扱い方が基本的には同じだと思ってるですよ。物語をどう扱うかということで基本的な意味は一緒でその方向性が違うとぼくは読んだんですけれど。 清涼院 そう読んでいただけるとぼくは有り難いですね。 A そう捉えると、基本的にじゃあいつまで続られるかというのがあるんですけれど、そこらへんはどうなんでしょうか。おおむねみんな気づいてないと思うんですけれど。 清涼院 でも、作品を出せば出すほどそういう読み方をしてくださる読者はいるわけで。着実に増えてますんで。だから続けていくのは大事かなと思いますけれど。 B 継続は力なり…… 清涼院 それで『ジョーカー』の話にもどると『ジョーカー』読んでから綾辻さんの作品を読みはじめましたという読者が結構たくさんいらっしゃるんですよ。それでぼくは無駄じゃなかったなというか。ぼくの読者層は下がすごい低くて最近は小学生も珍しくなくて(一同どよめく)。 B (『コズミック』を指差して)これで読書感想文かかれたらいややろ? 清涼院 弟の小学生が喜んで読んでますとか。たぶんわかってないと思いますけれど。僕自身は小学生が読めるとは思ってなかったんですよ。実際作者の危惧などどこふく風というか、三作とも読んでますというのがありますからね。 B そいつ無茶苦茶天才やろ。 清涼院 でも編集者はそれで呆れてるというか、小学生が許すようでは駄目だよとか言って。 A 既成の価値観がないぶん面白いんでしょうね。ミス研の連中はなかなか楽しめない。 B 一時これのせいで雰囲気無茶苦茶険悪じゃなかった? J そうなんですか。 G Bさんが中心となってね。 清涼院 去年(「このミス」に)書いてましたね。ご迷惑おかけしました。 A ぼくが強権発動して「このミス」で一位にしました。 清涼院 ありがとうございます。 A 大ブーイングでOBもおしかりをうけました。 B しかも「このミス」のコメントになぜ選んだか書かれていないなとか。書きたくないですよ。強権発動のせいで一位だなんて……。 C 「なぜこれが一位か」とか書いてたし。 B そら書くわ A おおむねミス研でなり評判よくないですね。聞いていらっしゃると思われますが関ミス連では無視されてる。非常に、ぼくとしては間違ってると思うんですけれど。 B でも間違ってるという割りにはAさんの場合それを気にしてるじゃないですか。清涼院先生を呼びたいといったら最初にいったときに「それはやめといたがいい」(笑)。 A それは全体としてどうかということが問題で個人的にはいいけれど…… B 個人的にはいいけれど、社会的には駄目と。 A ああいう社会だから。どうですか? 清涼院 ぼくは招かれたら行きますけれどね。ぼくのミステリーに対する思いとかが伝わってないんじゃないかなていうか、ミステリーに対する捉え方とかですね。だから「メフィスト」の座談会ではできるだけぼくのミステリーの姿勢を明確にしようと思ったんですよ。だからあそこを読んでたらわかるようなことでもやっぱりまだまだ反対意見というか、そういうところの誤解がありますから。だからあなたに色々聞きたいことがあるからきてくれといわれたら喜んでいきます。 B 全然関係ないけれど、入場料千二百円取るし。千二百円密室伝説……。さむー。 一同 さむー J じゃあ他のミス研では清涼院さんは厳しい扱いを受けてるわけですね。たとえば京大とか。 清涼院 京大もね、やっぱり聞いてみたらピンからキリまであるというか、今でも若い人から清涼院さん会ってくださいといわれたり飲み会とかしてくれますしね。 B それで清涼院さん呼びたいんですけれどと知人にいったらそれはみんながボイコットしていかないか、それとも笑いにいくかどっちかだといわれたんですけれど。 清涼院 まあそれはそれでいいかなと思いますけれど。 B まあ笑い者にされたらされたでそれはほんまの『ジョーカー』やし。 清涼院 それは実際そうでね、『コズミック』を読んで最悪という読者でも最悪といい続けることでストレスの発散になったり。それだけ激怒するような作品だったら記憶に残るだろうから光栄かなと思ってますけれど。 C 『六枚のとんかつ』読まれましたか。 清涼院 ぼくは好きですけれどね B やっぱり。 清涼院 でもミステリー界でたたかれてるという事は耳にしてますしね。 J ミステリーとしてというよりも小説としてどうかなと。 F ミステリー界って変に意固地なところがありますね。新しいものを入れずに心を開こうとしないというか。 J そういう意見やったら島田荘司とか綾辻行人の時も受けたんじゃないかなと思うんやけど。 清涼院 綾辻さんがデビューされたときは実際たたかれたと聞いてますしね。だから綾辻さんがでたときはそれまでの本格の人がこんなの本格じゃないとか言ってたたいてたし、今だにそういう人もいるみたいですから。 J 久米宏がいってたんですが、自分の事きらいや言う人と好きや言う人二人おってこそ本当に有名な人になれるということをいってたんですが、そしたら清涼院さんもそういうふうに有名になっていかれるんやろうなと思いまして。 清涼院 本当にきれいに反対意見と賛成意見がすっぱり別れるというのはありがたいなと思いまして。ぼく自身はまだまだ若いんで未熟者なんで、誉め殺しにされたら絶対につぶれちゃうんですよ。そこらへんは自分で解ってるんでそれが恐いなというか。だからぼくをつぶそうと思ったらとりあえず誉め殺し。やっぱり反対意見がでたらなに糞と思いますからね。こういう意見があるなら次はこういう手でいってやろうと。それが創作エネルギーに繋がっていくんですよ。 B これだけ是か非かで別れる作家もいないですよ。 清涼院 それは本当にありがたいと思いますよ。 J 今時めずらしいですよ。 F 後まで残るんちゃいますか。 清涼院 いつまで経っても認める認めないで。 B あ、これ初版やったっけ。とっとこか。初版やー。とか言って引っ越しの時捨てたりして(笑)。今の冗談やけど。 A 清涼院さんの作品は日本の大衆文学史上金字塔だと思うんですけれど。 一同 おー! A こんなに新しいものもないんで。でも個人的な話をすると嫌いなところたくさんあるんですけれど。 清涼院 でも、大衆文学史上最悪といってくださる人もいるんで。これでちょうどバランスがとれたかなと。 A それはその人が間違ってると思うんですけれど。 B でも最悪と傑作というのは紙一重であり、裏表であり結局たいして変わらんと思いますけれどね。 清涼院 だから出版した直後に講談社の愛読者カードというのが送ってくるんですけれどそれを読んでると本当におかしくなりそうなんですよ。これは生涯最高傑作であると書いてる次に駄作だと書いてあったり。これが丁度交互にくるんですよ。だから喜んだ後にがくっときますからね。 K 『コズミック』が少年探偵団のインスパイアであると指摘されたことはありますか。 清涼院 ないですけれどぼくはあるとおもってます。JDCを作ったのは今の時代を見回して丁度アニメとか戦隊ものとか流行ってましたし、アイドルもばら売りじゃなくまとめて売る時代ですから。やっぱり一人一人の需要が多様化してると思うんですよ。だから本当のカリスマというのがでにくくなってるんで。名探偵にしても一緒だと思うんですよ。すごいかっこいい奴でも嫌いという人もいますから。何人か数をそろえたらどれを好きになってくれるかなと思いまして。それでJDCを作ったというのもありますし。 K 設定じゃなくトリックなんですが…… 清涼院 トリックの方もありますよ。やはり少年探偵団あたりになると誰でも影響は受けてるんじゃないですかね。無意識のうちに。だから深読みしていけばいくほど影響を受けてる部分が出てくると思うんですよ。 B なんですか? 少年探偵団読んでるんですけれど…… K 証言者の言うのが全部嘘やというのが『****』 B ああ。 J 基本的に江戸川乱歩の影響は強いですか。 清涼院 それはあまりないと思います。 B それより読書傾向教えてください。 清涼院 無茶苦茶ですね。よく読むのはベストセラーとか。あとタレント本好きなんですよ。というのはベストセラーとか流行る必然性とかありますし、そんなに多くの人の心をつかむのはなにかがあるからだと思いますんで。ベストセラーなんかできるだけチェックしたいなと思いまして。最近は資料なんかを読んでますね。『コズミック』なんかも挙げてる奴は少ないですけれどかなり読んでますよ。あんまり参考文献並べるのはかっこ悪いなと思いまして。 F でも参考文献なんかを並べると逆にそのことをまったく知らんということをさらしてしまうんじゃないでしょうかね。 清涼院 それはいいと思いますよ。やっぱりかっこつけても仕方がないだろうというのがありますし、知らないなら知らないでいいですから。忘れてたという可能性もありますしね。こういうのを抗議されたら仕方ないというか。 B でもかっこつけて本たくさん読んだのに書かないで、後でなんとかの丸写しやといわれるのはかっこ悪いですからね。 清涼院 それはないようにしますよ。無茶苦茶参考にしてる奴は書かないといけないと思ってますし。それを書かないと卑怯というか。問題が出てきますからね。 B 登場人物に〇△□という人がいるんですが本物に「お前〇△□やろ」といわれて無茶苦茶ショックでした。つらかった。 清涼院 〇△□にしても名前だけで本人のことは意識してないですし。でも作中の〇△□にもモデルがいるんですね。あなたが創ったんじゃないんですねと指摘されましてね。 この後はお互い清涼院氏の悪口を言っていたことの暴露合戦になりめでたく(?)幕を閉じる。