約 905,952 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3580.html
マクロスなのは 第13話『空の守護神』←この前の話 『マクロスなのは』第13話その2 (*) ガーッ、ガーッ、ガーッ 突然のミサイルアラートにも天城は慌てず、機体を90度ロールしながらガウォークに可変。出力に任せて無理やり右に跳んだ。 その機動について行けなかったランサーは虚空を貫き、衝突コースのものはガンポッドで撃ち落とした。 「こんなんじゃ俺は落とせないぜ、先輩!」 天城は再びファイターに可変するとフェイトを追う。 すると彼女はデバイスから慣性抑制システムの1形態であるOT『キメリコラ特殊イナーシャ・ベクトルコントロールシステム』のフィンを展開する。 このシステムは第25未確認世界ではクァドランシリーズの慣性制御装置として使われる。一方この世界では安価でISCに劣らぬ性能を誇り、空戦魔導士部隊の希望者には早くも導入が開始されている。しかしミッドでは技術的な問題から最大出力での稼働時間が極端に短い。そのためここぞというときに使う装備だ。 フェイトは最高速からキメリコラ特殊イナーシャ・ベクトルコントロールシステムのキャパシタの限界まで使って急減速。後方を取って加速したこちらを逆に前方に放り出すオーバーシュート戦法に出た。 「だったら!」 天城はファイター形態から足を振って、その質量移動によって得た慣性で高度を下げながら後転。 そのバク転する速度とフェイトとすれ違う速度とはマッチしており、ちょうど両手に保持するガンポッドの射軸に彼女が常に入る形になった。 「もらったぁ!」 天城はためらわずトリガーを引いた。 指先から流れた弱い魔力は本人識別を経て機載のMMリアクターに届く。そして最初の量の200倍という適切な量を出力し、その魔力をガンポッドに流れ込ませて非殺傷設定の魔力弾を生成、発射する。 ここまでのタイムラグはほぼゼロであり操縦者はまったく差異を感じない。 発射された超音速の青白い魔力弾が連続してフェイトに向かい、伸びていく。 手応えはあった。またこれなら必ず命中・撃墜できるという確信もあった。しかしフェイトの挙動は彼の予測パラメーターを越えていた。 あやまたず放たれたはずのガンポッドの火線をほとんど真横にずれたのではないか!?という機動で回避してのけたのである。 どうやら罠にはまったらしい。この機動は明らかにISCのものだ。考えてみれば潤沢な予算のある六課の、しかも高機動を売りにするフェイトがISCを装備していないはずがない。 なのに外見から分かる慣性制御システムを使ってあたかもオーバーシュート戦法をするように思わせ、魔導士には捉えにくい音速レベルの運動エネルギーを奪ったのだ。 「なんと・・・・・・!」 天城はガンポッドの射角を調整しながら追い撃ちし、それでも足りないと後先考えず両翼に残ったMHMMの全弾斉射の大盤振る舞いさえを行う。 しかし、それらはまったく相手を捉えれらなかった。 そうこうしているうちにフェイトは高速移動魔法で急接近。天城の機体をバルディシュの大鎌が一閃した。 『サジタリウス3、撃墜』 AWACSの無慈悲な撃墜判定に、すぐさまVFー1Bは転送送還された。 (*) 「よし」 フェイトは消え行くVF-1Bを見送る。 (確かに強かった。さすがアルト君の選んだ子だ) フェイトは『2段構えをしていなかったら、撃墜されていたのは自分だった』と、戦闘を軽く振り返える。 そして索敵を再開すると、もう1機はすぐに見つかった。 さっきの僚機を援護しようとしたのだろう。それはスナイパーとは思えぬほど〝極めて至近〟だった。 しめた!と思ったフェイトは一直線に向かう。 そちらの方向から飛んできたハイマニューバ誘導弾の雨を高速移動魔法で掻い潜り、目標に斬りかかった。しかし――――― 「手応えが、ない!?」 振り返ったフェイトが見たのはブロック状になってバラバラになる〝光子(もの)〟の存在であった。 (げ、幻影!?いや、ホログラム・・・・・・?) フェイトはそれと同時に体が急激に重くなるのを感じた。 足下を見るとそこにはなのはより白に近い桜色を輝かす巨大なミッドチルダ式魔法陣。効果から考えて重力増加による束縛魔法だろう。 (やられた!本命は・・・・・・いったいどこなんだ!) フェイトは魔法による体の重量増加に耐えながら見回す。すると微かに視認できる場所にバトロイド形態のVF-11Gがいた。 (*) VF-11Gのホログラム投影機と自身の束縛魔法が決まるのを確認すると、さくらは動けない大先輩をレティクルに収める。 フェイトの顔がこちらを向いた。 (あの中で動けるなんて・・・・・・) さくらは大先輩の根性に感服した。しかし戦場では迷いは禁物だ。彼女はすぐにトリガーに掛けた指先に力を込めた。 「当たってぇ!」 願いを乗せて『SSL-9B〝M〟ドラグノフ・アンチ・マテリアル・ライフル』(ミシェルの乗っていたVF-25Gのライフルと形状がほとんど同じライフル。ミッドチルダ製のため〝M〟)からまず青白く輝く魔力砲撃が放たれ、間髪入れずに超高初速ペイント弾が砲口から放たれた。 極音速で放たれた弾体はその後砲口に追加展開されていたリニアバインドによって光速の0.0025%(秒速75キロメートル。音速の約225倍)にまで更に加速する。 そして空気を押しのける事のみにその存在意義を持つ魔力砲撃の真空のガイドレールに沿ってそれは動けないフェイトへ飛翔していった。 着弾、確認。 その場はフェイトの最後の足掻きか白煙に満たされている。しかしそんなもので防げるほどやわな砲撃ではない。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」 束縛魔法と超高加速砲撃とで息の上がったさくらは戦果を確認しようとモニターの倍率をあげる。 果たして白煙が晴れると、そこには魔力障壁と一点集中型PPBを展開したフェイトの姿があった。 「受けきった?あの砲撃を!?」 さくらは驚愕の色を隠せなかった。 そしてよく見るとそのシールドは斜めに展開されていた。 (跳弾させられた!?) ペイント弾は先が尖っていない。そしてシールドに当たっても簡単には破裂せず、それなりの装甲貫通力がある。(バリアジャケットへの直撃の場合は相手側のデバイスがペイント弾に干渉して即座に破裂させる)しかしそれは垂直に命中したときだ。実体の徹甲弾なら傾斜など関係なく釘のように取り付き、その質量と速度によって破壊できたはずだが、ペイント弾は軽くて弾頭が丸いため跳弾しやすい。 つまりこれは演習弾だからこそ通用する戦術。そして今回は演習だった。 その後さくらは善戦したが、技量で勝るフェイトに撃墜されるのには時間はかからなかった。 (*) 所変わってミシェルとなのはは雲を遮蔽物に狙撃戦を展開していた。 そこにお互いの戦いが終わったアルトとフェイトが集う。2人は会敵と同時に戦闘に入った。どちらも高機動型のため、目にも止まらぬ戦いが繰り広げられる。 ハイマニューバ誘導弾とランサーの応酬。そして互いに相手の背後とろうとシザースと呼ばれる複雑な螺旋機動を描く。 なのはは援護砲撃しようと思ってもあと1歩を踏み出せずにいた。 もしいま発砲すれば必ずや自らの場所が露呈する。そうするとミシェルは1発で自分を仕留めるだろう。しかしそれはミシェルにも言えた。 開戦10秒で互いの精密砲撃の正確さを見極めた2人は以後遮蔽物に隠れ、相手探しに没頭していた。 今なのはは幾多もある雲から2つの雲に目標を絞っていた。 1つは層が厚く、内部が見にくい雲。もう1つは層は薄いが濃度の濃い雲。 それぞれに有利な点があり、潜在する確率は高かった。 「さて、どっちなのかな・・・・・・」 電磁気、赤外線、魔力反応・・・・・・それらすべてを調べてもどれもおなじように見える。 魔力反応が散らばっているのはデコイとして双方が魔力球を大量に散布しているためだ。 それにしても相手の電子妨害装備が優秀だ。あんなに大きいのだから、排熱が莫大なはず。しかし巧妙に隠され発見出来なかった。 こちらもなんとか隠しているが、フェイト達が近づけば柄でないためあまり練習しなかった魔法の光学迷彩が歪んでバレてしまうだろう。 こうなるともはや相手の癖を読むしかない。 なのはは (確かミシェル君は・・・・・・) と思案する。 勝ち気に見えて臆病。 遊び人に見えるが、心の弱さを隠しているだけ。 これらはアルトから聞いたものだ。そのため『あのアルトくんの事だ。きっと的を射ているに違いない』と判断したなのはは、その条件でミシェルになったつもりで考える。 (やはり一番狙いにくい厚い雲だろうか・・・・・・でもあの濃度の濃い雲も・・・・・・) そこに戦い続けるフェイトとアルトが視界の端を横切った。 どうやらアルトは本気らしい。デットウエイトになるFASTパックの追加装甲すらパージして神速を誇るフェイトと互角に渡り合っている。 対するフェイトもソニック・ムーブで応じているが、先の戦いのせいかいつもより動きが鈍っている。それはいつも一緒に戦ってきたなのはだからこそわかるレベルだったが、こうなった時の彼女の耐久時間も大体わかる。おそらく自分が支援しなければ1分持たずに落される。 アルトもFASTパックをどれだけ使用しているのかわからないが、1分以上持てばフェイトを撃墜できるだろう。 それはなのはを急がせた。 「・・・・・・うん!たぶんそう、ミシェル君ならそこに行く!」 決断したなのはは即座に砲撃準備に入った。 目標の潜んでいると思われる厚い雲に照準。そのうちばらまかれている魔力反応からまったく動かない5つを。更にそのうち周囲に熱によると思われる気流の乱れを持った1つを選んだ。しかし一瞬もう片方の雲に存在する魔力反応の内ひとつが変動した気がしたが、彼女はよく考えもせず『時間がない!』と無視。宣言する。 「ショート・・・・・・バスター!」 貫く桜色の光跡。しかし射軸上に反応はない。外したらしかった。 「それじゃあ!」 レイジングハートを再照準したときには遅かった。 そこには視界一杯に広がる青白い光があった。 (*) ミシェルは着弾を確認すると一息入れる。 (惜しかったね、なのはちゃん。確かにあれは第1候補だった。だが君なら目を着けそうだったから、それらしいデコイを残して、第2候補にしておいたんだ。時間があれば俺がそれぐらいの罠を張ることも予想がついただろうに・・・・・・それに2発目もあると思ってたのかな?まったく残念だ。君とはいいライバルになれそうだったんだが・・・・・・) ミシェルは心の内で呟き、なのはの第2候補―――――濃度の濃い雲のなかで頭を抱えた。 ちなみにさくらもミシェルも狙撃時はバトロイドで運用している。普通なら出力の関係で滞空できないが、両名とも足がかりとなる巨大なミッドチルダ式魔法陣を敷いてその上から狙撃しているため問題なかった。 閑話休題。 その時声がした。なのはの声だ。 『咎人達に、滅びの光を。星よ集え、すべてを撃ち抜く光となれ!』 ロックオン警報ががなりたてている。 そういえばAWACS『ホークアイ』からの撃墜報告が来ていない。そしてレーダーに表示された数字はオーバーSクラスレベルの集束砲を示唆していた。 「ヤバい・・・・・・!」 ミシェルはすぐさまファイターに可変、退避を開始する。 『貫け閃光!スターライト・・・・・・ブレイカァァー!』 放たれる桜色をした極太の魔力砲撃。しかしなのはの渾身の一撃はすんでのところで避けられた。 「なんてバカ魔力だ!」 ミシェルは回避に専念しながら驚愕の声を上げた。 (*) 交戦していた2人もなのはの砲撃に見とれていた。特にアルトは砲撃の数値に。 非殺傷設定のそれはマクロスクォーターの主砲『重量子反応砲』と比べても見劣りしない数値を叩き出していた。 あんなものが殺傷設定で直撃したら確実に蒸発ものだ。 アルトは額に冷や汗をかきながら発砲地点を確認する。 『やるじゃんか、なのはちゃん』 標準装備されている外部フォールドスピーカーでなおも煽るミシェルになのはも 『やっぱりわたし、機動砲撃戦の方がいいな』 と闘志をあらわにする。その腕にはエクシードモードに変形したレイジングハートが握られていた。 そんなこんなで機動砲撃戦に突入した2人に、停戦していたアルトとフェイトも参戦していった。 (*) その頃戦況俯瞰図を見ながらはやては頭を抱えていた。 「まったく好き勝手に暴れてくれちゃって・・・・・・」 俯瞰図によると六課メンバーは前述の通りだが、他のフロンティア基地航空隊と魔導士部隊の戦況が芳しくなかった。 イエロー航空大隊(フロンティア基地航空隊方式でいうA群)はすでに壊滅。現在レッド(B群)、グリーン(D群)両航空大隊と戦闘している。しかし先ほど大規模反攻作戦時にジャミングによって指揮・通信系統を分断され、2部隊は散りじりに。両大隊は早くも壊滅寸前になってしまっていた。 ブルー(C群)航空大隊はジャミングの影響を受けない場所にて待機してもらっているが、このままでは2部隊を見殺しにするようなものだった。 そしてさらに憂慮すべきはこれだけの被害を出しておきながら、自らの爆撃以降まだ数機しか落せていないことだった。 (やっぱり見通しが甘かったんかなぁ・・・・・・) はやては俯瞰図とにらめっこするが妙案は浮かばない。そんな彼女の右から声がかかる。 「主、はやて。やはりわたしが支援に行きましょうか?」 自分の護衛をしているシグナムだ。彼女は現有戦力の最後の切り札だった。 時計を見るとまだタイムリミットまで25分程ある。 「わかった。苦戦しているレッド、グリーン大隊の支援に当たってもらおう。ミッションコードは『人を隠すには森の中』や」 「・・・・・・あれですか?」 事前に話し合っていたそのミッションコード(作戦内容)にシグナムが難色を示すが、はやての頷きに 「了解しました」 と応じた。そして彼女は敬礼すると、最高速でブルー航空大隊の元に飛び去った。 「さて、どうなるかな・・・・・・」 はやては悪役のようににやりと微笑むと自身の魔力を収束、強力なECCM(対電子妨害手段)の展開準備に入った。 ―――――――――― 次回予告 順調に進撃するバルキリー隊 しかし突如としてその被害はうなぎ登りとなった 果たしてこの事態をどう打開するのか!? そして残るエース同士の決戦はいかに! 次回「マクロスなのは」第14話『決戦の果てに・・・・・・』 『こちらカプリコンリーダー!敵六課戦力見ゆ!』 ―――――――――― シレンヤ氏 第14話へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11115.html
登録日:2010/09/07(火) 22 37 49 更新日:2024/09/22 Sun 21 40 01NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 2008年 マクロス マクロスF マクロスエース 小太刀右京 小説版 角川スニーカー文庫 小太刀右京による『マクロスF』のノベライズ。 角川スニーカー文庫より全4巻発行され、短編集も発売。 他、マクロスエース等に短編を多数掲載している。 河森総監督監修のもと、裏設定や人物描写、過去シリーズとの接点など映像では語られなかった内容を肉付けしている。 アニメ本編と異なる部分(例アルト、シェリル、ランカの出会い方が異なる)があるが、 著者は「関が原の合戦を扱った話で徳川家康の描写が違ったり同じだったりするように、TVアニメと小説もそのような関係になっております。 そのつもりで読んでいただければ幸いです」と述べている。 よってマクロスシリーズお決まり『マクロス世界における史実に基づいた歴史ドラマ(映画)』で解決できる。 メインの3人のみならずテレビ等ではかなり描写不足であったミシェルやクラン達サブキャラクターの生い立ちや背景、人物像、心理描写がかなり丁寧に描かれており、 1度読むと人物認識が変わる事も。 また描写のエロさやアルトの内包している苦悩、ミシェルのアルトに対する思いから、 アルト×ミシェルが加速する。 いや本当にマジでミシェル主人公、アルトヒロインでいける。 またマクロスVF-X2の主人公エイジス・フォッカーが登場し逆転のキーマンになったり、 アルトが船団に乗っている間接的な原因を作ったのがマクロスプラスのイサム・ダイソンだったりと過去シリーズの接点もより多く存在する。 最終決戦時にそれっぽい人達の描写が出てくる。 その時シリーズファンはニヤニヤする事必至。 そしてテレビ本編と決定的な違いを生み出す事になったのは軍関係の描写とエロ描写である。 戦闘描写や戦時の食糧難、資源難、他船団とのやりとりはかなりリアルに描かれている。 そしてテレビの認識以上にオズマとアルトがとんでもなく強い事がわかる。 エロ描写は、映画版のグレイスの乳首露出なんてなんのその。 キャシーの失禁から始まり、シェリルの乳首勃起、グレイスのオルガスムス、アルトとシェリルの事前と事後 等である。 もしテレビでの心理描写やそれ以外にヤキモキしているなら是非一読を。 【余談】 小太刀右京は後に劇場版のノベライズも担当する。 また『スーパーロボット大戦L』をプレイしていた影響から、「ボルテスチームがS.M.Sに所属している」ことを前提に原稿を書きかけたことをブログで暴露している。 追記、修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スパロボLの方がノベライズ版より後なんだが…番外編とか劇場版のノベライズ執筆中にそうだったのか…? -- 名無しさん (2013-07-28 23 35 08) TVアニメでは決着が描かれなかったアルトVSブレラの最終決戦とか本当、見所が多い。 -- 名無しさん (2013-08-19 20 33 06) ミシェルがアルトの歌舞伎役者ドロップアウトの真相を聞いて反省したところですげー溜飲下がった。アニメじゃ事情くらい聞いて批判しろ!って思ってたからな。 -- 名無しさん (2013-09-07 22 40 36) オズマvsマンフレートとか、最終決戦とかあるから4巻はすげえ読み返した -- 名無しさん (2014-01-20 04 27 49) アルトの「(性的な目で)女として見られる事が堪えられない」ってのはアニメでは流石に描写厳しいか -- 名無しさん (2014-04-11 07 15 57) 戦争自体にエログロや台所事情はつきものだけど、それを映像にして誰が得するのかって話だよね。そりゃ一部の人は喜ぶかもしれないけど -- 名無しさん (2014-04-11 07 56 23) ↑その辺は逆に「映像化を考慮しなくていい小説版だからこその表現」として見ときゃいいと思う。そう言えば著者が同じ某AGEの小説もエログロ強めだったんだっけか -- 名無しさん (2014-04-11 08 34 46) 最終局面で過去キャラをそれとなく出すのは小太刀氏のノベライズの真骨頂だよね。バサラにイサムにマックスミリアにシャロンまで! -- 名無しさん (2014-05-07 13 40 44) 事前事後を書いたぐらいでは、全然エロくないやん!と思ってる自分は……歪んでいるのか……?OTL -- 名無しさん (2017-09-26 13 15 33) 劇場版のほうの小説でもアルトやデストロイド強めに書かれてるよね。原作TVのアルトは訓練で設定難しくした程度の話しか出ないからいまいち強さが解り難いが小説はわかりやすい -- 名無しさん (2017-09-26 13 25 12) 「幼少期に身近で性的な混乱があると、人格が大きく歪むのは確定」というのは、殺人鬼たちの心理を研究した学者さんたちのおおむね共通見解。アルトはあの程度で収まったのが幸運と見るべき。 -- 名無しさん (2020-07-27 17 26 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/565.html
超時空要塞マクロス 作品情報 1枚 ロイ・フォッカー
https://w.atwiki.jp/johan/pages/194.html
マクロスってジャイアン??? マクロス7の面子が仲間になりました。 どうしても歌で敵を倒すって行動はFCのドラえもんのジャイアンに 見えてしかたありません・・・。 マクロス7見なかったわけがいまさらわかったような気が・・・。 PSP買う計画は挫折しときながらやっぱり復帰。 着々と裏で準備が進められてます。 そんな時間あったら他のことやれよ・・・。 とは言わないでください^^;。
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/180.html
スレ5 5-017(愛くん×ランカ) ※堕ちモノ、異種姦、エロゲBADエンド風 5-027(バサラ×ミレーヌ・マックス×ミリア)「新年のご挨拶」マクミリサイド。※4-931の続編。 ※マクロス7 5-045(アルト×シェリル+ランカ)「Peeping Tom」※ランカ好きの方注意 5-107(ブレラ+アルト×ランカ)「愛の狩人 ぶれら・すたーん」*小ネタ、エロなし 5-160(アルト×シェリル)「*J ai envie de toi (II)」※4スレ4-381「J ai envie de toi」の続き 5-201(シェリル×ランカ, アルト×シェリル)「スキンシップ」※百合描写あり 5-208(ルカ×{ランカ|ナナセ)「主任さんの二重交合 」※アナル描写あり 5-215(アルト×シェリル)「ふたりぼっち 」※中年設定 5-235(アルト×シェリル)「* S.O.A.P *」お風呂エッチ 5-255(ルカ×ナナセ)「ある少年兵の窮地 」*エロなし 5-266(アルト×ランカ)「胡桃に酒?1 」*エロなし 5-298(ブレラ×ランカ)「ここでギュッ☆として」※近親相姦 5-312(ルカ×ナナセ)「ルカ君とナナセさん 」前編 5-317(ルカ×ナナセ)「ルカ君とナナセさん 」後編 5-352(ルカ×ナナセ前提でアルト×シェリル×ランカ)「ある少年兵の外伝」3pと覗く人たち 5-359(アルト×ランカ)「胡桃に酒?/アンテナ持って」*エロなし ※5-266の続き 5-364(ルカ×ナナセ)「真っ白なナナセ×真っ黒なルカ」 5-403(ルカ×ナナセ)「ある少年兵の挑戦」萎え 5-418(ルカ+ブレラ)「ある少年兵の黄昏」*エロなし 5-424(アルト×ランカ)「とあるアルラン 男のロマン」押し掛け裸エプロン 5-490(ブレラ×シェリル(アルシェリ前提))「やけっぱちのシェリル」 5-515(ミハエル×クラン)*小ネタ 禁断症状 5-530(ランカ×シェリル)*百合もの 黒ランカ設定 シェリルを縛って 5-548(ルカ×ナナセ)「ある少年兵の本懐」とある少年兵シリーズ完結 5-693(アルト×シェリル)「フォールド熱」 5-715(アルト×ランカ)「ツチノコ採り」*エロなし(4レス結合済) 5-723(アルト×シェリル)「早乙女アルトの限界」 5-797(アルト×シェリル)「早乙女アルトの葛藤」※5-723の続き 5-835(ブレラ×ランカ)「ランカ・リーのNext Step」*エロなし 5-846(アルト×シェリル)「早乙女アルトの献身」※5-797の続き 5-869(アルト×シェリル)「涙の滝」 5-932(ブレラ×シェリル)「information-high」※続きは6-074 5-955(アルト×シェリル)「二月十五日の幸福」 →スレ5ログ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3590.html
マクロスなのは 第14話『決戦の果てに・・・・・・』←この前の話 『マクロスなのは』第14話その2 『おいおい・・・・・・人を隠すには〝人〟の中ってか・・・・・・』 生き残った僚機がつぶやくように言う。 〝隠れ蓑〟それは密集した他の魔導士達だ。 ライアン達は失念していたが、パッシブ型であるこのレーダーは密集されるとすぐに個体識別が効かなくなる。 しかし彼はなぜシグナムだと気づいたのだろうか? それは彼女がライアンの所属していた「特別機動隊、空戦部隊」で隊長をやっており、きわめて珍しい〝ムチのように飛翔する刃物〟という太刀筋に覚えがあったからだった。 『・・・・・・面白い。こんな戦い方に辟易していた所だ。手合わせ願おうか』 高感度マイクがシグナムの声を拾い、一振りの剣に戻った彼女の愛剣「レヴァンティン」が向けられる。 どこかの世界の中世なら手袋が投げられた所だろう。そしてライアンは喧嘩を売られて、「相手が強いから」という理由で逃げるほど臆病ではなかった。外部フォールドスピーカーの電源を入れると言い放つ。 「望む所です」 ライアンのその解答に満足したのか、彼女は微笑むと隣の褐色の肌をした魔導士に〝手出しは無用だ。以降の指揮は任せる〟と伝える。 ライアンもアクエリアス小隊へと回線を開くと、後を頼んだ。 そして両者は同時に開戦した。 先手を打ったのは射程の長いライアンだ。ランチャーに残った中HMM、MHMMとクラスターミサイル。そしてガンポッドの一斉射を浴びせる。 対するシグナムは、攻撃を右へ左へと回避しながら肉薄する。虎の子のクラスターミサイルさえ彼女の機動についていけなかった。 接近戦に持ち込まれたら圧倒的に不利だ。ライアンは残弾ゼロになったミサイルランチャーを翼下の兵装ステーションからオールパージすると、 バトロイドからファイターに可変。高空へと転進する。 「甘いな。レヴァンティン!」 レヴァンティンのカートリッジが1発ロードされる。 すると彼女の足首になのはと同様の紫色した魔力のフィンが展開された。 瞬間彼女はバルキリーにも劣らぬスピードで飛翔する。 元々の高速度移動魔法に、各種オーバーテクノロジーを加えたそれは魔導士の限界速度を軽々越えた。 「マッハ5だと!?」 ライアンは驚きを隠しきれない。今まで大抵の魔導士は巡航するバルキリーの速力に追随しようとする者はいなかった。 しかし今、推進剤不使用のハイパークルーズ(超音速巡航)でマッハ3を示すVF-11Sにシグナムは追随。なおも強烈に肉薄してくる。 「紫電、一閃!」 シグナムの炎を纏った魔力砲撃を推力偏向ノズルと繋がっている足のペダルと操縦桿を操作し回避する。 アルトのVF-25やヴィータとは違ってコストの高いOT『ISC(通称「慣性・バッファー」)』を搭載していないため、デバイスが相殺しきれなかった Gが彼を襲う。しかしなんとか機位を立て直し、回避運動を継続する。 しかしこのままでは、すぐ追い付かれるだろう。 ライアンはスラストレバーを一杯にあげ、アフターバーナーを焚く。加速したVF-11Sはシグナムと同じマッハ5+に突入。変形限界を超えた。 おかげで追いつかれる心配はなくなったが、迎撃兵装がコックピット後ろにある頭部対空レーザー砲のみになってしまった。(ミサイル、ガンポッドは前面投射しかできないため) 続く攻撃。 可変できないライアンの機体は、従来型戦闘機の回避方法で逃れる。 それらはほとんど、なのはのシミュレーターでの機動が教本となっている。 なぜなら教官達は大気圏中ファイターでの高速度回避機動法を教えていなかった。というより教官達も知らなかったのだ。 宇宙空間での軌道戦闘に慣れた教官達は最初、シミュレーターで機体を空中分解させるまで、空気抵抗による変形機構の限界を失念していたほどだ。 無論アルトもミシェルも勘で修正できるセンスがあるからまったく問題にはならなかったが、彼らバルキリー初心者達は多いに困った。 そこで彼らが教官に祭り上げたのが、戦闘機(ファイター)の機動で見事戦って見せた高町なのはだった。 実はあれからも彼女は2週間に一度ほどのペースで遊びに来て、シミュレーターを借りていた。 そして可変に頼らぬファイター縛りの機動法をいろいろ開発していたのだ。 従来型戦闘機と魔導士の特性を熟知する彼女だからこそ、そのアイデアは豊富であるようだった。そのシミュレーター記録は隊内で出回っている。そこには自分達が知りたい全てが詰まっていた。 重力によって左右されるスラストレバーの出力調整タイミングから複数の高揚力装置、ラダー(垂直尾翼についた方向舵)などの同時使用によって行われる従来の機動方法から、OT改『アクティブ空力制御システム』や魔法を併用させたことで新たに生み出したトリッキーな動きまで。 今や本人に自覚がないだけでウィラン、ミシェル、アルトに続く4人目の教官として名を馳せている。 ここまでシグナムの攻撃を回避出来たのも、なのはのおかげだった。 しかしそれも種切れになりつつある。なんとかシグナムの後ろに着こうとさまざまな機動を試すが、徒労に終わった。 そこでライアンはファイター縛りシリーズ最後のシミュレーションを反芻する。 彼女の機体は自分と同じミッドチルダ製VF-11。対するはシミュレーション最高難易度クリアを阻止するように君臨するQF4000/AIF-7F『ゴースト』とのタイマンだった。 高機動で名を馳せるアルト副隊長ですら空中戦を避け、一目散に地上へと逃げる敵になのははファイター縛りで挑んだのだ。 ISCなどない。つまり人間にできる巡航レベルの小細工のような機動ではゴーストは簡単にねじ伏せてくる。しかしVF-11は最高速度だけなら ゴーストとも互角であった。 そこでなのはは今の自分とシグナムのような戦闘に持ち込んでいる。 彼女は最後どんな戦法を取ったか? 結果を言ってしまえばなのははその戦法でゴーストに撃墜された。しかしそれはファイター縛りであったからだ。 ライアンは最高に危険な賭けに打って出ることに決めた。 シグナムの攻撃を回避しつつ多目的ディスプレイを操作してアクティブ空力制御システムにアクセスする。 そして〝モード 自動継続〟となっている所を〝手動操作〟に変更した。 「よし、行くぞ!」 自らに気合いを入れ直すと、なのはのシミュレーションをトレースするようにシステムをフルリバース。同時に足のペダルを踏み込み操縦桿を引き寄せた。 この操作により、これまで機体にかかる空気抵抗を抑制していたアクティブ空力制御システムの極性が逆転し抵抗が増加した。渦流などが増加し、機速がガクンと落ちる。そして足のペダルで操作する二対の推力偏向ノズルが上を向き、機首に付いた2枚のカナード翼が機首を上に持ち上げようと稼動する。 すると高度をそのままに機首があがる。そして最終的には機体の腹を進行方向に向けた形になり、強烈なエアブレーキがかかった。 今VF-11Sの空気抵抗は制御装置の影響もあって、機体の数倍の面積をもったパラシュートを展開したレベルにまで増加していた。 大気との衝突とそれによって発生する摩擦熱で機体が悲鳴を上げ、自らの体も急激なGにさらされる。出力をほとんど空力制御装置と転換装甲に回したため機載の慣性制御装置、OT『イナーシャ・ベクトルキャンセラー』が停まり、EXギアの重力制御付きでも骨が軋む。 しかし、その甲斐はあった。 可変せずに減速するには、スポイラーやフラップを稼動させるかエンジン出力を落とすしかないと思っていたシグナムはこの『コブラ』と呼ばれる機動の突然のエアブレーキに意表をつかれ、こちらを追い抜かしてしまった。 ここで再び彼の脳裏になのはのシミュレーション映像が残像の如く思い出される。 彼女はここを間違った。 シグナムと同様に通り過ぎていったゴーストを見届けた彼女は、即座にロールして進行方向へとガンポッドを向けたのだ。 しかしゴーストは例え後ろに着こうとたった一本の火線で捉えられるほど簡単ではなかった。 なのはの最初で最後のチャンスはこうして失われたのだ。 ライアンは慌てず速度計を確認する。 時速3600キロ。 リニア型の強力な可変機構と空力制御システムのおかげで可変するにはまったく問題ない速度だ。 アクティブ空力制御システムのスイッチを通常に入れ直したVF-11Sは間をおかずバトロイドに可変する。するとその目前には無防備な背中があった。 「墜ちろぉぉぉ!」 ライアンが吼える。機体はそれに呼応するように残った全てのMHMM、合計10発を放つ。 同時にガンポッド、頭部対空レーザー砲も火を吹き、圧倒的な弾幕がシグナムを襲った。 全ての武装が前面を向くバトロイドによる、前面投射飽和攻撃。 これがなのはの失敗から導き出したライアン流解決法だった。 仮にこれがレーザーとミサイルしか持たぬゴーストなら、迎撃や回避が間に合わず撃墜は確実であっただろう。しかしシグナムはくるりと寝返りをうつようにしてこちら向きを変えると、後退しつつ簡易シールドを10枚ほど連続展開して散布。突然出現した壁にミサイル達が着弾していく。そして2種の火線は時に回避し、できないものはその剣で防いでいく。 結果的にその全てが迎撃されてしまったりと虚空へと消えてしまった。 『(・・・・・・やるな)』 彼女からの念話が届く。 『(隊長こそ。あの弾幕を破ってこられるとは・・・・・・)』 多目的ディスプレイに映し出される兵装バンクの残弾は、等しく〝零〟を示していた。 魔力はマッハ5の維持のために推進剤として使いすぎ、機載のMMリアクター(疑似リンカーコア)の魔力素が底を着いている。オーバーヒートしているので回復するのには5分はかかるだろう。 つまり武器は己が魔力を100%用いた砲撃しかなかった。しかし彼女を撃墜できる出力を出した砲撃は1発か2発が限度だろう。 『(次で終わらせましょう)』 ライアンの提案にシグナムも 『(受けて立とう)』 と同調した。そして彼女はカートリッジを1発ロードして剣を鞘に納めて構える。 『行くぞ!』 シグナムが例の急加速。 ライアンも彼女の機動を制御するため、出力を抑えた砲撃数発で牽制する。そして───── 「紫電、一閃!」 「コイツを喰らえ!!」 紫と赤い2色の魔力斬撃と魔力砲撃が空を2分した。 (*) 一方フロンティア基地航空隊本隊は7機にまでその数を減らしていた。 「逃がすな!」 ジョンソンの指揮に魔導士部隊各隊が生き残りを追い詰めんと高速移動魔法で退路を塞ぐ。 しかし彼らはしたたかな戦術で被害を最小限に抑えつつこちらの罠から逃れ続けた。 だがもはや有効な対抗策はないようで、また1機が集中射に耐えきれず撃墜された。この分なら持ってあと5分というところか。 その時彼の目前にミッドチルダ式魔法陣が展開される。そこから飛び出してきたのはファイター形態のVF-11Sだった。 おそらく僚機の力を借りて転送魔法を発動、指揮系統への奇襲攻撃を仕掛けてきたらしかった。 周辺の部隊がデバイスを照準する前に、吐き出されたMHMMを受けて沈黙した。 ジョンソンはそれを急降下で回避すると、VF-11Sに偏差で魔力砲撃を放つ。 以前の戦闘機との戦闘ではこれが大いに役立った。所詮戦闘機は魔導士とは違い、直線か曲線の動きに過ぎないからだ。 しかしそれはガウォークへと緊急可変して砲撃を鮮やかにかわすと、撃ち返してくる。 戦闘機とはまるで違う機動にジョンソンは感嘆とともに本当に惜しい思いをしていた。 (くそ・・・・・・こんな優秀な連中と共闘できたらどれだけよかったか・・・・・・!) 戦力差にして10:1の中を腐らず奮戦してきた彼らを複雑な気持ちで受け取らずにはいられなかった。 これで我々が勝ってしまえばバルキリー隊は日陰行きだろうか? 少なくとも莫大な戦力を失うことだけはわかった。 (お偉方の馬鹿野郎どもが!!) しかし撃たねばならぬ。魔導士としての誇りがそうさせるのだ。 「来て見やがれ!この・・・・・・!」 バトロイドで突進してきたVF-11Sの銃剣攻撃を畳まれた翼に描かれた水瓶のマークが目前で見えるほどギリギリで回避すると、間髪いれずにコックピットを照準する。しかし相手も頭部の対空魔力レーザー砲2門がこちらをロックしていた。 ジョンソンは (やっぱりこいつらと共に戦っていきたかった・・・・・・) と思いながらデバイスの引き金を引いた。 (*) その頃エース達は、激戦を繰り広げていた。 飛び交うなのはとVF-11SG(ミシェル)の魔力砲撃。その間を縫って飛ぶフェイトとVF-25(アルト)。 攻防は一進一退。なかなか勝負が着かなかった。 しかし、遂に熾烈な機動戦に辛勝したアルトがフェイトの背後についた。 「もらったぁぁ!」 即座に引き金を引く。 カチッ・・・・・・ (魔力)弾が出ない。 「な、なんだ!?」 見るとレーダーがクリアになり、赤や緑になっていた光点が全て味方を表す青に変わっていた。 どうやら弾が出なかったのはIFF(敵味方識別信号)のせいらしい。照準した物体を味方と判断したFCS(火器管制システム)が誤射しないよう、 兵装にセーフティーロックかけたのだ。 『どうして!?まだ演習は15分以上あるのに?』 システムが正常になったためか、魔導士側との無線が統合され、困惑するなのは達の声が聞こえる。 「ホークアイ!どうして止めた!?」 演習中の相互のシステムを統合し、平常の状態に戻すことができる能力を与えられたのは中立のホークアイのみだ。 アルトはそう考え苦情を申し立てたが、その解答は切迫したものだった。 『こちらAWACS『ホークアイ』。現域にいる全ての部隊に告ぐ。演習空域東部にガジェットⅡ型約100機、ゴースト約50機の出現を確認!尚も増加中!各航空部隊は合同してこれを迎撃せよ!』 一斉に空域全体に緊張が走った。この緊急事態に真っ先に対応したのははやてだった。 『こちら空戦魔導士部隊隊長八神はやて。魔導士部隊各隊は各個に合流。指定する空域に集合せよ。また、撃墜されて地上にいる魔導士は地上にて民間人の 避難を支援すること』 今彼らの下にある旧市街には、この演習を見に来た民間人、20万人がいた。 はやての全体通信に続いて今度はミシェルが通信を開く。 『こちらフロンティア基地航空隊中隊長ミハエル・ブランだ。こちらも高空にいるゴースト部隊を迎撃する!はやて二佐、ゴーストへの支援爆撃を要 請する』 『了解や。だからバルキリー隊も何機か地上の支援に回して!』 『了解した。撃墜されて地上にいる部隊は、市民の安全を確保せよ!他は迎撃行動に入れ!!』 青いVF-11SGは翼をひるがえして機首を東に向けた。 アルトもしぶしぶそれに続く。すると念話が届いた。フェイトからだ。 『(決着が着かなかったのが残念だけど、またお願いね。みんな終わったら)』 左下方を見ると、金色の矢と化したフェイトがウィンクを送っている。 『(ああ、もちろんだ)』 アルトもバンク機動と念話で答えた。 (*) 演習中止と緊急展開命令をジョンソン達はお互いに照準しながら聞いていた。 ジョンソンはあまりの事態に大きくため息が出てしまった。 「はぁ・・・・・・どうやらお前らと一緒に戦うことになるようだな」 目前のVF-11Sが構えを解いてガウォークに可変すると、おもむろにスピーカーから声が届いた。 『まったく、こちらも残念だよ』 しかしその口調はセリフと裏腹、うれしそうだった。 (まぁ、あいつから見たら俺のセリフもそう聞こえただろうがな) ジョンソンは鼻で笑うと呼びかける。 「貴様とオレ、どっちが早く行けるか競走だ!」 『よし、その勝負乗った!!』 次の瞬間VF-11Sはアフターバーナーを全開に。ジョンソンは転送魔法を行使して現場へと急いだ。 (*) 「・・・・・・勝負はお預けか」 シグナムが呟く。 ライアンと彼女も最初の1発が双方共に外れ、2発目に入ったところでセーフティーロックがかかっていた。 『また手合わせ願います』 ライアンの通信にシグナムは笑みをこぼして 「いつでもかかってこい」 と告げると東に向う。 ライアンも負けじと続いた。 ―――――――――― 次回予告 ガジェット達の乱入によって共同戦線を張ることになった魔導士とバルキリー。 一方地上ではリニアレールにいた部隊が市民を守らんと奮戦していた。 次回『マクロスなのは』第15話「魔導士とバリキリー」 「こちらフロンティア基地航空隊と空戦魔導士部隊。これより貴、部隊を援護する!」 ―――――――――― シレンヤ氏 第15話
https://w.atwiki.jp/koumeifcall/pages/115.html
打開 ゲーム名 打開日 打開した人 超時空要塞マクロス 打開条件
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/5087.html
花束の少女〔はなたばのしょうじょ〕 作品名:マクロス7 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:52,474 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ マクロス7 個別は
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/5085.html
熱気バサラ〔ねっき ばさら〕 作品名:マクロス7 作者名:[[]] 投稿日:2008年1月26日 画像情報:640×480px サイズ:202,185 byte ジャンル:メガネ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年1月26日 マクロス7 メガネ 個別ね
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/1068.html
フィジカ・S・ファルクラム 空と炎の凱歌 CHARACTER CH-024 青 発生 青/黒 2-3-0 C 激励 (自動D) このカードが破壊されて廃棄された場合、カード1枚を引く。 マクロス7系 男性 大人 [1][2][1] 出典 「マクロス7」 1994