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【アンドゥ】 自分が一つ前に発言したものを消すことができる。 ただし、コマンドの連発コマンド制限があるので注意。 このコマンドは参加者全員が使うことができる。 使うには[UNDO]と発言することが必要である。 実行例)○○さんによってUNDOが行われました。 【クリア】 自分が入室後に発言したものを消すことができる。 ただし、コマンドの連発コマンド制限があるので注意。 このコマンドは参加者全員が使うことができる。 使うには[clear]と発言することが必要である。 実行例)○○さんによってクリアが行われました。 【ユーザー指定クリア】 ユーザー名を指定し、その者が発言したもの全てを消すことができる。 これは管理者などの一部の物にのみしか施行できない。参加者の問題発言を消すことに使われる。 余談だが、実際に無い者のユーザー名を指定してもクリアは実行される。 実行例)○○さんによって●●さんの発言がクリアされました。 【オールクリア】 チャットに発言されたログを一掃することができる。 ただし、これは管理者等にのみにしか施行できない。 問題があった場合、ログを一掃したい時、施行者の気分で使われるようだ。 実行例)○○さんによってオールクリアが行われました。 現在、一般参加者に使えるのは[UNDO]と[clear]のみである。 他にも、管理者等に使えるコマンド等がある。 それは一般参加者には使えない・・・が、コマンドを抜かれたら終わりだろう。
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523 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/26(火) 22 56 46.78 ID ??? イーノ「他に候補は…えーと……ん?緑のガンダムとザクII(乗ってたのは短時間だけど)の組み合わせ!? これだ!早速行っtうわなにを ◯ー◯ィ◯「ははははははは ははははははは」 イーノ「シケイコワイシケイコワイガクガクブルブル」 ビーチャ「どうしちまったんだいったい?」 モンド「さあ?」 526 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/27(水) 11 19 21.61 ID ??? 523 フォント「イーノさんがザクを解体しようとしたらいつものことでコクピット内にベルちゃんがいたんですね、カーティスさん」 527 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/27(水) 11 52 40.25 ID ??? すいません! ベルナデットとベルが並んで立ってると見分けがつきません! 528 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/27(水) 12 09 46.31 ID ??? 527 ???「ベル?誰か忘れちゃあいないか?」 ババーン コウ「・・・何やってんですか、モンシア先輩」 モンシア「あぁん!?何って決まってんだろうがウルァキィ!ベルと呼ばれたからだよ」←ベルナルド・モンシア キース「それって、飲み屋のオネーチャンに単にベルちゃんて呼ばれてるだけじゃ・・・」 コウ「出番欲しいからって必死だな・・・」 アムロ「お前が言うな」 コウ「兄さん酷っ!」 トビア「引っ込んでてくれませんか?髭の人」 モンシア「何気にこっちもひでぇ!?」
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第二十三章 スイートルーム 灰色一色の、現実味のない空間。豪奢なシャンデリアや大画面テレビなどが配置された部屋。 俺は今、キングサイズのダブルベッドに座っている少女を見ている。 白いコートを肩に掛け、ロングヘアをポニーテールに纏めている。 少女は手元の携帯電話を取り出し、何処かへと電話を掛けた。 「……」 「……」 「……」 「……やっと出てくれた」 「……」 「どうしちゃったの?どうしてパーティに来てくれなかったの?」 「……」 「ウソ!だって、発車時刻まで3時間もあったじゃない!」 「……」 「そんなに佐々木さんとデートしたかったの?まあいいわ。今日は大事な発表があったのよ。それなのに」 「……」 「……一番上の階」 「……」 「うん」 「……」 「……来てくれないの?アタシ、キョンのこと待ってるんだよ?」 「……」 「……何よ」 「………………」 「な……」 「……」 「キョン!」 静寂に満ちたスイートルームの中に、ツーツーという電話の音だけが響く。 「……なんで……どうして……」 携帯を見つめたままの、少女の声が嗚咽に変わる。 「……待っているのに……どうして来てくれないの……キョン……」 携帯電話を畳み、俯く少女。その手と膝の上に大粒の涙がこぼれた。 「……お願い……来て……あたしもう、待つの疲れちゃったよぉ……」 ぽふ、とベッドに倒れ込んだ少女は、そのまま泣き始めた。 その光景が暗転し……そしてまた、冒頭に戻る。 延々と、その繰り返し。 少女が携帯電話で何度も同じ会話をしていると言うことは、おそらく暗転した時点で記憶がリセットされて いるのかもしれない。何度も……何度も何度も。少女の嗚咽と泣き声が耳から離れない もしかしてコイツは、ひと月前に倒れてからずっと、こんなシーンをエンドレスで再生していたのか? しかもこれは現実世界で有った事実じゃない。夜行列車の中で、俺が見た『閉鎖空間』内での出来事だ。 だが、これは見ていても辛かった。いくら相手が誤解したままの俺自身とはいえ、だ。 おそらく下のパーティルームにいるだろうその時の俺を、首根っこ捕まえて引きずってきたかった。 だが、それは無理だと言うことは俺にも十分に分かっている。 ハルヒの電話の相手は、俺の『影』だからだ。あの時の、俺の『影』。 じゃあ、俺はどうすればいい?『影』じゃない『本物』の俺は? やることは、決まっているさ。 何十回目かの再生の時。携帯電話を取り出そうとした少女に、俺は声を掛けた。 「よう」 びくぅ、と少女……ハルヒはベッドの上で跳ね上がった。 まさか、すぐ側に人がいるなんて思っても見なかっただろうからな。 「来てやったぜ」 恐る恐るこちらを振り向くハルヒに、俺は努めて明るく話しかけた。 「………な、な、な、な……なんでこんな所にいるのアンタは!」 ハルヒは驚きのあまりなのか、微妙に喧嘩腰だ。 「いや、お前が呼んだんだぜ?ここにな」 「……えっ……呼んだって……でもここは、あたしの夢の中なんでしょ?」 「ああ、そうだったな。あれ、お前これが自分の夢の中だって事を認識してるのか?」 俺はベッドの脇のソファーに腰掛けた。ハルヒは俺の行動をじっと視線で追っている。 「当たり前でしょ。以前にもこんな感じの夢を見たことあるし、すぐにわかったわ」 「そうか。察しの良いことで」 「ってことは、アンタも夢の中の登場人物、つまり幻ってことじゃない」 「う~~ん、実はそうじゃないんだが」 「……えっ……どういう事よ?説明しなさい!」 「そうだな、たっぷり説明してやるさ。向こうでな」 「向こう?向こうって……」 「そろそろ起きる頃合いだと思うぞ」 その言葉を聞いたハルヒは、俺から視線を外し俯いた。 「……イヤ。戻りたくない」 「みんな心配してるぞ」 「だって……向こうに帰っても、あたしの居場所は無いもの。だったら、いっそのことずっとここにいるわ」 「何言ってるんだお前?自分の居場所がないって……」 「アンタのせいよ!」 ハルヒは顔を上げ、びしっと人差し指を俺の方に向ける。 「アンタが、その……佐々木さんと一緒にいるところを見てね、あたし分かっちゃったの。あたしの居場所はもう無いんだって。心変わりされちゃったんだって、あの時分かった」 「お、おいそれは……」 「いいの、言わないで。言い訳なんか聞きたくない。当然と言えば当然よね。これからの人生を決める大切な時期に、キョンの側にいたのはあたしじゃなくて、佐々木さんだもの。高校受験、大学受験、どちらもね」 「高校受験の時はしょうがないだろう。その頃まだ俺たちは出会ってなかったんだから」 そんな俺の突っ込みを無視して、ハルヒは話を続ける。 「それでも、アンタと同じ大学になればまた一緒の道を歩めると思っていたわ。でもアンタがパーティに出てくれなくて、勢い込んで連れ戻しに行ってみれば……あの時、あたしがどんな気持ちだったか判る?一年間、アンタを待っていたあたしの気持ちが?だからあたしは、向こうには帰らないし、帰りたくない。向こうに帰っても、あたしの居場所には佐々木さんが居る。それだけはイヤ、認めたくないのよ!」 こんな自虐思考のハルヒを初めて見た。良くない方へ良くない方へ、考えが及んでいる。人の話を聞こうともしないのは変わりないが。まあ、俺もあの時そうだったから、あまり人のことを言えないかもしれない。 「……そうだ!アンタもここで一緒に暮らさない?ここでなら……」 ハルヒはベッドの上で座り直し、俺の座っているソファーににじり寄ってきた。 「ね?」 懐かしいハルヒの笑み。だがその瞳には悲しみの感情が澱んでいる。ちらちら見えるのは、狂気の炎か。 「ハルヒ」 俺はソファーから立ち上がり、ベッドの上に座るハルヒを見下ろした。 「まず、お前の誤解から解かなければいけない。俺の話を聞いてくれ」 「……イヤよ」 これも懐かしいアヒル口になったハルヒは、ぷいと横を向いて腕を組んだ。 「いいから聞け。まず、向こうにお前の居場所がないというのはお前の思い違いだ」 「……」 「俺だけじゃない。古泉や長門や国木田達だって、お前が帰ってくるのを待っているんだ」 「……ふん」 流石にこれだけじゃ説得は無理か。 「大体、俺と佐々木は恋人同士でも付き合ってもいない。確かに今年一年は佐々木と朝倉と一緒に受験勉強をしたし、一緒の塾にも通った。一緒の大学も受けた。でもお前が考えているような事は、何もなかったぞ」 「……『親友』だから、とか言うんでしょ?」 「ああそうだ。あいつは俺の『親友』だ。だからこそ、お前に言えるんだ」 「……何をよ?」 「俺は、ずっと前から、心変わりなどしていない」 「……え?」 ハルヒは驚いたような顔でこちらを向く。既にアヒル口ではなくなっていた。 「俺は今でも、お前のことが好きなんだ。でなきゃ、わざわざこんな夢の中にまで出て来るもんか」 「え、でもそれは……これがあたしの夢だから……」 「だから最初にいっただろ?今ここにいる俺はそうじゃないって。お前の探していた不思議体験の一種かもしれないぞ?ま、向こうに戻ったら説明してやるが」 「……むう」 「大体、お前と同じ大学を受けるために1年間勉強を頑張って来た俺の想いを、お前は忘れちまったわけじゃ無いだろ?俺の告白と、お前との約束の話だ」 「……覚えてるわ。じゃあ、やっぱりアンタは本物のキョンなの?あたしの夢じゃなくて」 「だから、さっきからそう言っているだろうが」 「……何だか納得いかないけど……解った。本物のアンタがそこにいるなら、あたしは戻ってあげてもいい」 「そうか。だが、先に謝っておくことがある」 「……えっ?」 「一年前の約束……その約束は果たせそうにない」 「!?……どういうこと?」 「……俺、落ちちまったからな」 「えっ……アンタ大学落ちちゃったの?って、あれ?今、いつなの?」 「向こうじゃもう、あれからひと月以上経っているな」 「そうなんだ、アタシそんなに寝てたんだ……えっ、あっ、えーと、アタシは……」 「心配するな。お前は受かったそうだ」 「そっか、当然よね……佐々木さんは?」 「アイツも受かった。古泉と長門もな」 「……じゃあ、アンタだけ落ちちゃったって事?」 「ああ」 「……そんな………」 再び俯くハルヒ。しばらくぶつぶつと何かを呟いていたが、ぱっと顔を上げた。 「やっぱり、ここで暮らそうよ。ここなら大学も何も関係ないし、アンタもアタシとずっと一緒に居られる じゃない?いい考えだわ!」 「ダメだ」 俺はハルヒの細い両肩を掴み、大きな瞳を見つめた。 「ハルヒ」 「……何よ?」 「俺は、向こう……現実の世界が良いんだ」 「……なんで?向こうだとアンタはアタシと一緒にいられないのよ?それでも良いの?」 「良くない。良くはないさ。でもな、ここにいるのはもっと良くない」 「……でも」 「お前も充分に分かって居るだろ?ここは現実逃避の夢の中だってことをさ」 「……」 「いずれ夢は覚める。早かろうが遅かろうがな。夢ってのは、現実に立ち向かって行くための心のオアシスなんだから、いつまでもここに居られる訳じゃない。いや、居ちゃいけないんだ」 「……でも」 「確かに、現実の世界じゃ辛いこともいっぱいある。いや、辛いことの方が多いだろうな。でも、だからこそ楽しいことが楽しいと思えるんだ。俺は、お前と出会ってからのこの3年間色々あったけど、後悔したことはない。それにな、もしお前が俺と一緒に向こうに戻ってくれるなら、辛いことなんて吹き飛んじまう。俺は、そんなお前じゃなきゃ駄目なんだ……だから、俺はここにいる」 そこで改めてハルヒの顔を見た。その大きな瞳からは、大粒の涙がこぼれ落ちていた。 「俺は向こうに帰ると決めたんだ。お前を連れてな」 「……バカ……」 「一緒に帰ろう?」 「……うん」 ハルヒの肩から手を離し、左手で髪を触る。 ポニーテール。 あの日、おそらくハルヒはこの髪型で俺のことを待つつもりだったんだろう。 スイートルームで、二人きりの再会を祝うために。 たまらなくハルヒのことが愛おしくなってきた俺は、右手でハルヒの顎をちょっと上げた。 もう、止まらない。 「ハルヒ、大好きだ。愛してる」 「……遅いわよ、バカキョン……」 そして俺たちは……… 「『位相変換フィールド』の対消滅を確認。同時に閉鎖空間の消滅も確認した」 長門の声で我に返った。俺の目にはドアップのハルヒの顔。 え~~と、今の俺は何を……って、あれ?? そうか、昏睡状態のハルヒにキスしたんだっけ。 確か側には長門が居て、古泉が医者を連れてくる音が聞こえていたんだが、いてもたってもいられずに強引にキスした……んだな。おーけー、思い出した。 だがちょっと待って欲しい。 何かが違う。唇に当たる柔らかな感触と、少し塩辛い味に変わりはない。じゃあ、何が……キスをしたそのままの格好で、俺は目だけを動かしてみた。 ハルヒの頬が赤い。真っ赤になっている。そして……ハルヒと目が合った。 目が合った?? 「うわ」 慌てて俺はハルヒから離れた。飛び退いたと言っても良いかもしれない。いつの間にかハルヒは目を覚まし、こちらを凝視していたからだ。 「涼宮さん!気付かれましたか?」 「……体温及び心拍数上昇、ただし正常範囲内」 もそもそと身を起こそうとするハルヒに、古泉と長門が駆け寄る。古泉の側に立って、こちらを凝視していた 医者と若干頬を赤らめた看護師も、慌てて検査の準備を始めた。 もしかして、みんなに見られてた?古泉や長門はともかく、医者と看護師にまで……一生の不覚! ベッドの上に上半身を起こしたハルヒは、幾分照れの入ったような怒ったような視線でこちらを睨み付け、わなわなと震えながらこう言い放った。 「……こ……この……バカキョン!乙女が寝ている間に唇を奪うって、どういう事なの?説明しなさい!」 真っ赤になって、部屋の隅に呆然と立ち尽くす俺を糾弾するハルヒ。ついさっきまで昏睡状態にあった入院患者とは思えないね、全く。 「まあまあ涼宮さん、落ち着いて。まず検査が先です。彼への糾弾は、そのあとでゆっくりと」 まだ何やらぎゃんぎゃん言っているハルヒを宥めながら、古泉が俺と長門に外に出るように促した。 医者が看護師に合図を送り、看護師が検査表を開いたあたりで俺たちは廊下に出た。 第二十四章 約束へ
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ロストルームなのか? ◆7ediZa7/Ag ──じゃあ次は、こういうのはどうでしょう。 【壱】 鬼はすべての元凶であり、この世の悪のすべてであり、生きとし生けるものに対する脅威。 そんな鬼と人間の戦いが、この国ではずっと存在していた。 それは日本各地に残る鬼殺の伝承が証明してくれる。 とはいえ、そう、その事実はあくまで最初に一歩にすぎない。 大事なのは昔から人間は鬼と戦い続けていて、その結果得られた数少ない「功」として鬼に関する技術があったということ。 それは武器だったり、道具だったり、あるいは呪術的なものでもあった。 鬼は悪しきものであるが、それによって得られたテクノロジーを否定する必要はない。 例を挙げれば日輪刀という特殊な日本刀がある。あれも、鬼との戦いのなかで研鑽されたテクノロジーだ。 そしてその技術を鬼殺以外にも使おうとした人が──ここは詳しい時期をあえて書くと──1940年代ぐらいになって現れ出した。 いやもう少し前だったかもしれないけど、実際に記録としてで始めたのはそのあたりだった。 その時この国は戦争まっさかり。 鬼神兵計画。 そう名前づけられた大日本帝国軍の一つの計画があった。 それはもうすごい計画で、資料自体はかなり散逸しているが、鬼によって得られた技術を当時の最新技術にて「人間」に与えるとか、そんなコンセプトだったのだろう。 鬼の神の兵、とすごい名前を書くだけあって、鬼も神もついでに人間も恐れない計画で、それによってなんだろう?戦争に勝とうとしたんだろうか。 とはいえ知っての通りそんなものは世には出ていないから、結果はわかるだろう。 鬼なんてものを材料に使うから、出来上がるものもロクなものではなく、計画はロクな方向には向かわず、最終的には鬼神兵など関係ないところで大日本帝国は敗北した。 ──というどうしようもない未来があった訳なんだけど、実は、この未来を観測していた人間が、戦国の世の段階でいた。 このまま鬼と戦い続けると、たとえ鬼を討ち滅ぼすことができたとしても、やっぱりこの国は滅びる。 そんな未来を、とある刀鍛冶がどういうわけか視てしまった。 それから鬼と人間の戦いの影で、未来と現在の戦争まで始まり出していた。 「そちら側」に未来がいくのを止めたい一心でその刀鍛冶は頑張っていて、そのためには未来の技術をふんだんに使った刀を生産する始末。 大正期に一つのピークを迎えていた鬼殺の技術や、その後の大戦期の鬼神の呪術まで反映した刀まで出回っていたという。 その頑張りもあって、歴史はうまくズレ始めていたんだが──そうは問屋が卸さなかった。 人類史を変な方向に向かわせた結果、また別の勢力の目に止まってしまった。 時間警察的なもの、というと乱暴だが、人理継続保障機関カルデアと呼ばれる機関の介入によって、歴史と歴史の戦いはさらなる局面へ突入。 その特異点となったその時代では、鬼殺、鬼神、剣士達、刀鍛冶が集結し、各々の思惑で動き始めていた。 加えてそこには端麗人と呼ばれる、時代を超える者の影が── ◇ うーん、ダメ。 バトロワからの脱線、そのまた脱線を重ねすぎて、意味不明になっています。 ◇ 【肆】 西暦201X年。 この地球に突如として異星人が襲来した。 彼らはラブデスター星人を名乗る彼らが、第一次接触に際して求めたものは「愛」であった。 彼らがどのような思考回路を取っていたのか、部外者であった私には判別することができない。 それでも一人のジャーナリストとして、この問題に切り込んでいきたい。 このところ起こっていた「学園丸ごとを拉致する」という奇怪な、そして陰惨な事件が彼らによって引き起こされたものであることは確かだった。 拉致された学園は全国各地に散らばっており、そのレベルも市井の一般校から、エリートたちが集う名門校、創立100年を超えるマンモス校まで多岐に渡る。 一切関連性のない学生たち数多く集められ、彼らはその中である「実験」をさせられていた。 その実験とは、「恋」を求める異星人たちは、学生間の間で恋愛が成立すれば生還、失敗すれば死亡、という奇妙なものだった。 地球人である我々には、彼らが何を求めていたか理解はできない。 とはいえ異星人たちの思想──および異星人から「返礼」として持たさられた技術──については、生還した学生たちから得られた意見を基に、すでに多くのメディアで語られている。 故に私はここであえて、2000年代に東京で起きたとある怪事件との関連性についても触れたいと思う。 正義のない戦い。あれも奇怪なルールのもと、常識を超越した技術を基に殺し合いが起きていた。 あの事件と、今回の異星人とのファーストコンタクトの間に、実は何か関連性があるということはないだろうか。 (原稿はここで止まっている。代わりに殴り書きの乱暴な筆致でこんな口が書かれている) ……どっかで買ってくれねえかなぁ。無理だよなぁ、今日日OREジャーナルみたいなのが流行る時代でもないし。あーあ ◇ バトロワという形には近いですが、まだまだすべてを語り切るには遠いような。 うーん…… ◇ 【参拾参】 かつて、ムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。 その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率がとれていた。 だが、そんなムゲンの支配に唯一、屈することなく、たった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。 ──雨宮兄弟。 決着がつかないまま、ある事件をきっかけに突如ムゲンは解散し、雨宮兄弟も姿を消した。 そして、その地区に5つの組織が頭角を現した。 各チームの頭文字をとってSWORD地区と呼ばれ、そこにいるギャングたちはこう呼ばれている──G-SWORD。 そんな危うい均衡の下に成り立つSWORD地区。 その一角、無名街に一人の少女が迷い込んだことから、事態は一気に動き出していく。 少女を追っていたのは、九龍グループ。裏社会の支配者、9組の極道組織からなる極道連合組織。 ──この地下にあるんです。 無名街の地下、そこには国内トップレベルの製薬企業、野座間製薬の旧研究施設があった。 そこに一体何が研究されていたのか、何故その秘密をこんな少女が知っているのか、野座間の、そして九龍の思惑は一体何なのか。 幾重に謎が散らばるなか、SWORD地区にアマゾン・亜人といった異形たちまで集結する。 鍵となる少女が元総理大臣の娘と判明。その誘拐を目論む亜人種や野座間製薬、九龍グループの影。 そうした驚異の中、G-SWORDたちはSWORDすべてを、そして国をも揺るがす大事件に直面することとなる。 一方、マイティウォーリアーズは湾岸地区にて着実に勢力を伸ばしつつあった…… ◇ チェンジ ◇ 【弐拾参萬陸千弐佰七拾壱】 ──遥かな神代、人がまだ、神の庇護下にあったとされる時代。 生命の木の下に、最小<ナノ>の叡智がもたらされた。 だが忘れてはならない。智慧と災厄は表裏一体であることを。 それは存在するはずのない、「ほんとうのはじまり」であり、このバトルロワイアルさえも── ◇ 疲れてきたのでシミュレーション中断します。 ◇ この奇怪な催しが始まり、一人の幼子と出会い、そしてそれも死んだ。 波裸羅がこの島にて遭遇したのはその幼子のみであった。 「──ふむ」 波裸羅は顎をそっと撫でる。 肌艶の良い麗しい肌が、ぱちぱちと明滅する照明に照らされ妖しく光る。 ──波裸羅はその時、研究所と呼ばれる施設に足を踏み入れていた。 この混沌とした殺し合いの片隅に位置するこの施設には、当然のように波裸羅以外の何者もいなかった。 島の外れもいいところだ。 今後も何か特別な意図がなければ、他の参加者が足を踏み入れることはないだろう。 波裸羅とて、たまたま最初に立っていたのが目の前でなければ無視していたに間違いない。 だが波裸羅は目を開けた時、研究所の前に立っていた。 ここに立つ参加者が誰であったにせよ、こんな場所に誘われれば、目の前に意味ありげに立つこの施設を調べることは自然だろう。 その「研究所を間違いなく最初に調べるだろう」参加者が波裸羅であったという、それだけの話である。 ──それが偶然であるか、必然であるかは置くにせよ。 「意味がわからぬな」 言いながらも、その口角は僅かに、僅かにであるが吊り上っており、存外、その機嫌が良いことを示していた。 今目の前に広がっているのは艶艶と白く塗られた部屋であり、そこには無数の資料が置かれている。 波裸羅からすればそれも奇妙なものであったが、そんなものはどうでもよかった。 波裸羅の興味を引いたのはこの光景ではない。その直前である。 ──施設の一室に足を踏み入れた途端、波裸羅は視せられた。 まず最初は、波裸羅もよく知る別の鬼との時代を超える戦いであった。 その中で見知らぬ刀、見知らぬ兵器、見知らぬ時代も視えた。 かと思うと一転、次はあの月や鏡を舞台にした奇妙な遊戯とも遭遇した。 意識は次々と明滅し、変わっていく。曖昧でありながら明瞭な視界は、次に人食いの異形たちの姿も見せた。 勝次の言っていた光景に近しいものも、その中にはあった。 「あの桃太郎卿、端麗人の姿も見えたが」 視覚的な感覚が、純然たる情報として意識に流れ込んでくるという奇怪な現象だった。 時間にしてどれほどのものだったか。一瞬だったのか、あるいは悠久に等しい刻であったかもしれない。 どちらであれ、その間に無数の“何か”を視せられた波裸羅は、少しだけ愉しげであった。 「果たしてな」 この施設が何であるかは無論何一つわからなかったが、おそらく、最も大切な事象は先の光景だろう。 そんな確信があったからこそ、波裸羅は部屋を後にする。 明かりが消えた部屋は再び静寂に包まれる。 静かにただ次の来訪者を待ち望むように── 【A-3・研究所/1日目・黎明】 ※研究所には各種資料が転がっています 紙だったり、データだったり、ホログラム的な何かだったりと保存方法は多岐に渡ります。 それぞれにはなんだかとても重要そうなことが記されていますが、置いてある資料同士で大きく矛盾してしまっています。 ただもしかすると、この中には、真実の…… 【波裸羅@衛府の七忍】 [状態]:健康、胸に傷 [装備]:派手な和服 [道具]:基本支給品一式、真田の六文銭@衛府の七忍、ナノロボ入り注射器×2@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター [思考・状況] 基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。 1:勝次のことは忘れぬぞ。 2:彼岸島勢に興味。 [備考] ※第十四話以降からの参戦。 Next 始まりと終わりどっちが強いのか実験だよ実験 Previous 食物語・とがめアマゾン 前話 お名前 次話 最初の試験が神州無敵の場合/最初の試験が現人鬼の場合 波裸羅 あけないたたかい 目次へ戻る
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第二十三章 スイートルーム 灰色一色の、現実味のない空間。豪奢なシャンデリアや大画面テレビなどが配置された部屋。 俺は今、キングサイズのダブルベッドに座っている少女を見ている。 白いコートを肩に掛け、ロングヘアをポニーテールに纏めている。 少女は手元の携帯電話を取り出し、何処かへと電話を掛けた。 「……」 「……」 「……」 「……やっと出てくれた」 「……」 「どうしちゃったの?どうしてパーティに来てくれなかったの?」 「……」 「ウソ!だって、発車時刻まで3時間もあったじゃない!」 「……」 「そんなに佐々木さんとデートしたかったの?まあいいわ。今日は大事な発表があったのよ。それなのに」 「……」 「……一番上の階」 「……」 「うん」 「……」 「……来てくれないの?アタシ、キョンのこと待ってるんだよ?」 「……」 「……何よ」 「………………」 「な……」 「……」 「キョン!」 静寂に満ちたスイートルームの中に、ツーツーという電話の音だけが響く。 「……なんで……どうして……」 携帯を見つめたままの、少女の声が嗚咽に変わる。 「……待っているのに……どうして来てくれないの……キョン……」 携帯電話を畳み、俯く少女。その手と膝の上に大粒の涙がこぼれた。 「……お願い……来て……あたしもう、待つの疲れちゃったよぉ……」 ぽふ、とベッドに倒れ込んだ少女は、そのまま泣き始めた。 その光景が暗転し……そしてまた、冒頭に戻る。 延々と、その繰り返し。 少女が携帯電話で何度も同じ会話をしていると言うことは、おそらく暗転した時点で記憶がリセットされて いるのかもしれない。何度も……何度も何度も。少女の嗚咽と泣き声が耳から離れない もしかしてコイツは、ひと月前に倒れてからずっと、こんなシーンをエンドレスで再生していたのか? しかもこれは現実世界で有った事実じゃない。夜行列車の中で、俺が見た『閉鎖空間』内での出来事だ。 だが、これは見ていても辛かった。いくら相手が誤解したままの俺自身とはいえ、だ。 おそらく下のパーティルームにいるだろうその時の俺を、首根っこ捕まえて引きずってきたかった。 だが、それは無理だと言うことは俺にも十分に分かっている。 ハルヒの電話の相手は、俺の『影』だからだ。あの時の、俺の『影』。 じゃあ、俺はどうすればいい?『影』じゃない『本物』の俺は? やることは、決まっているさ。 何十回目かの再生の時。携帯電話を取り出そうとした少女に、俺は声を掛けた。 「よう」 びくぅ、と少女……ハルヒはベッドの上で跳ね上がった。 まさか、すぐ側に人がいるなんて思っても見なかっただろうからな。 「来てやったぜ」 恐る恐るこちらを振り向くハルヒに、俺は努めて明るく話しかけた。 「………な、な、な、な……なんでこんな所にいるのアンタは!」 ハルヒは驚きのあまりなのか、微妙に喧嘩腰だ。 「いや、お前が呼んだんだぜ?ここにな」 「……えっ……呼んだって……でもここは、あたしの夢の中なんでしょ?」 「ああ、そうだったな。あれ、お前これが自分の夢の中だって事を認識してるのか?」 俺はベッドの脇のソファーに腰掛けた。ハルヒは俺の行動をじっと視線で追っている。 「当たり前でしょ。以前にもこんな感じの夢を見たことあるし、すぐにわかったわ」 「そうか。察しの良いことで」 「ってことは、アンタも夢の中の登場人物、つまり幻ってことじゃない」 「う~~ん、実はそうじゃないんだが」 「……えっ……どういう事よ?説明しなさい!」 「そうだな、たっぷり説明してやるさ。向こうでな」 「向こう?向こうって……」 「そろそろ起きる頃合いだと思うぞ」 その言葉を聞いたハルヒは、俺から視線を外し俯いた。 「……イヤ。戻りたくない」 「みんな心配してるぞ」 「だって……向こうに帰っても、あたしの居場所は無いもの。だったら、いっそのことずっとここにいるわ」 「何言ってるんだお前?自分の居場所がないって……」 「アンタのせいよ!」 ハルヒは顔を上げ、びしっと人差し指を俺の方に向ける。 「アンタが、その……佐々木さんと一緒にいるところを見てね、あたし分かっちゃったの。あたしの居場所はもう無いんだって。心変わりされちゃったんだって、あの時分かった」 「お、おいそれは……」 「いいの、言わないで。言い訳なんか聞きたくない。当然と言えば当然よね。これからの人生を決める大切な時期に、キョンの側にいたのはあたしじゃなくて、佐々木さんだもの。高校受験、大学受験、どちらもね」 「高校受験の時はしょうがないだろう。その頃まだ俺たちは出会ってなかったんだから」 そんな俺の突っ込みを無視して、ハルヒは話を続ける。 「それでも、アンタと同じ大学になればまた一緒の道を歩めると思っていたわ。でもアンタがパーティに出てくれなくて、勢い込んで連れ戻しに行ってみれば……あの時、あたしがどんな気持ちだったか判る?一年間、アンタを待っていたあたしの気持ちが?だからあたしは、向こうには帰らないし、帰りたくない。向こうに帰っても、あたしの居場所には佐々木さんが居る。それだけはイヤ、認めたくないのよ!」 こんな自虐思考のハルヒを初めて見た。良くない方へ良くない方へ、考えが及んでいる。人の話を聞こうともしないのは変わりないが。まあ、俺もあの時そうだったから、あまり人のことを言えないかもしれない。 「……そうだ!アンタもここで一緒に暮らさない?ここでなら……」 ハルヒはベッドの上で座り直し、俺の座っているソファーににじり寄ってきた。 「ね?」 懐かしいハルヒの笑み。だがその瞳には悲しみの感情が澱んでいる。ちらちら見えるのは、狂気の炎か。 「ハルヒ」 俺はソファーから立ち上がり、ベッドの上に座るハルヒを見下ろした。 「まず、お前の誤解から解かなければいけない。俺の話を聞いてくれ」 「……イヤよ」 これも懐かしいアヒル口になったハルヒは、ぷいと横を向いて腕を組んだ。 「いいから聞け。まず、向こうにお前の居場所がないというのはお前の思い違いだ」 「……」 「俺だけじゃない。古泉や長門や国木田達だって、お前が帰ってくるのを待っているんだ」 「……ふん」 流石にこれだけじゃ説得は無理か。 「大体、俺と佐々木は恋人同士でも付き合ってもいない。確かに今年一年は佐々木と朝倉と一緒に受験勉強をしたし、一緒の塾にも通った。一緒の大学も受けた。でもお前が考えているような事は、何もなかったぞ」 「……『親友』だから、とか言うんでしょ?」 「ああそうだ。あいつは俺の『親友』だ。だからこそ、お前に言えるんだ」 「……何をよ?」 「俺は、ずっと前から、心変わりなどしていない」 「……え?」 ハルヒは驚いたような顔でこちらを向く。既にアヒル口ではなくなっていた。 「俺は今でも、お前のことが好きなんだ。でなきゃ、わざわざこんな夢の中にまで出て来るもんか」 「え、でもそれは……これがあたしの夢だから……」 「だから最初にいっただろ?今ここにいる俺はそうじゃないって。お前の探していた不思議体験の一種かもしれないぞ?ま、向こうに戻ったら説明してやるが」 「……むう」 「大体、お前と同じ大学を受けるために1年間勉強を頑張って来た俺の想いを、お前は忘れちまったわけじゃ無いだろ?俺の告白と、お前との約束の話だ」 「……覚えてるわ。じゃあ、やっぱりアンタは本物のキョンなの?あたしの夢じゃなくて」 「だから、さっきからそう言っているだろうが」 「……何だか納得いかないけど……解った。本物のアンタがそこにいるなら、あたしは戻ってあげてもいい」 「そうか。だが、先に謝っておくことがある」 「……えっ?」 「一年前の約束……その約束は果たせそうにない」 「!?……どういうこと?」 「……俺、落ちちまったからな」 「えっ……アンタ大学落ちちゃったの?って、あれ?今、いつなの?」 「向こうじゃもう、あれからひと月以上経っているな」 「そうなんだ、アタシそんなに寝てたんだ……えっ、あっ、えーと、アタシは……」 「心配するな。お前は受かったそうだ」 「そっか、当然よね……佐々木さんは?」 「アイツも受かった。古泉と長門もな」 「……じゃあ、アンタだけ落ちちゃったって事?」 「ああ」 「……そんな………」 再び俯くハルヒ。しばらくぶつぶつと何かを呟いていたが、ぱっと顔を上げた。 「やっぱり、ここで暮らそうよ。ここなら大学も何も関係ないし、アンタもアタシとずっと一緒に居られる じゃない?いい考えだわ!」 「ダメだ」 俺はハルヒの細い両肩を掴み、大きな瞳を見つめた。 「ハルヒ」 「……何よ?」 「俺は、向こう……現実の世界が良いんだ」 「……なんで?向こうだとアンタはアタシと一緒にいられないのよ?それでも良いの?」 「良くない。良くはないさ。でもな、ここにいるのはもっと良くない」 「……でも」 「お前も充分に分かって居るだろ?ここは現実逃避の夢の中だってことをさ」 「……」 「いずれ夢は覚める。早かろうが遅かろうがな。夢ってのは、現実に立ち向かって行くための心のオアシスなんだから、いつまでもここに居られる訳じゃない。いや、居ちゃいけないんだ」 「……でも」 「確かに、現実の世界じゃ辛いこともいっぱいある。いや、辛いことの方が多いだろうな。でも、だからこそ楽しいことが楽しいと思えるんだ。俺は、お前と出会ってからのこの3年間色々あったけど、後悔したことはない。それにな、もしお前が俺と一緒に向こうに戻ってくれるなら、辛いことなんて吹き飛んじまう。俺は、そんなお前じゃなきゃ駄目なんだ……だから、俺はここにいる」 そこで改めてハルヒの顔を見た。その大きな瞳からは、大粒の涙がこぼれ落ちていた。 「俺は向こうに帰ると決めたんだ。お前を連れてな」 「……バカ……」 「一緒に帰ろう?」 「……うん」 ハルヒの肩から手を離し、左手で髪を触る。 ポニーテール。 あの日、おそらくハルヒはこの髪型で俺のことを待つつもりだったんだろう。 スイートルームで、二人きりの再会を祝うために。 たまらなくハルヒのことが愛おしくなってきた俺は、右手でハルヒの顎をちょっと上げた。 もう、止まらない。 「ハルヒ、大好きだ。愛してる」 「……遅いわよ、バカキョン……」 そして俺たちは……… 「『位相変換フィールド』の対消滅を確認。同時に閉鎖空間の消滅も確認した」 長門の声で我に返った。俺の目にはドアップのハルヒの顔。 え~~と、今の俺は何を……って、あれ?? そうか、昏睡状態のハルヒにキスしたんだっけ。 確か側には長門が居て、古泉が医者を連れてくる音が聞こえていたんだが、いてもたってもいられずに強引にキスした……んだな。おーけー、思い出した。 だがちょっと待って欲しい。 何かが違う。唇に当たる柔らかな感触と、少し塩辛い味に変わりはない。じゃあ、何が……キスをしたそのままの格好で、俺は目だけを動かしてみた。 ハルヒの頬が赤い。真っ赤になっている。そして……ハルヒと目が合った。 目が合った?? 「うわ」 慌てて俺はハルヒから離れた。飛び退いたと言っても良いかもしれない。いつの間にかハルヒは目を覚まし、こちらを凝視していたからだ。 「涼宮さん!気付かれましたか?」 「……体温及び心拍数上昇、ただし正常範囲内」 もそもそと身を起こそうとするハルヒに、古泉と長門が駆け寄る。古泉の側に立って、こちらを凝視していた 医者と若干頬を赤らめた看護師も、慌てて検査の準備を始めた。 もしかして、みんなに見られてた?古泉や長門はともかく、医者と看護師にまで……一生の不覚! ベッドの上に上半身を起こしたハルヒは、幾分照れの入ったような怒ったような視線でこちらを睨み付け、わなわなと震えながらこう言い放った。 「……こ……この……バカキョン!乙女が寝ている間に唇を奪うって、どういう事なの?説明しなさい!」 真っ赤になって、部屋の隅に呆然と立ち尽くす俺を糾弾するハルヒ。ついさっきまで昏睡状態にあった入院患者とは思えないね、全く。 「まあまあ涼宮さん、落ち着いて。まず検査が先です。彼への糾弾は、そのあとでゆっくりと」 まだ何やらぎゃんぎゃん言っているハルヒを宥めながら、古泉が俺と長門に外に出るように促した。 医者が看護師に合図を送り、看護師が検査表を開いたあたりで俺たちは廊下に出た。 第二十四章 約束へ
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ロットルールに関しては、オーソドックスな形にしたいと思います。 (1)欲しい装備品の事前申告 (2)参加回数に対する従量ポイント (3)ポイントでの攻略エリア&コース選択 (4)取得時に一定ポイントの支払い (1)欲しい装備品の事前申告 各メンバーが欲しい装備品(完成品)を事前申告 優先順位を付けて3品を申告 以前5品申告という案を出しましたが、多すぎても管理が面倒になるだけなので、3品程度で。 欲しい物が取れ次第、既存の希望品の優先順位を上位にシフトし、空いた第3希望の枠に新規に希望品を申告する。 (2)参加回数に対する従量ポイント 1回活動する毎に定量ポイントを参加した各メンバーに加算 早退者へのポイントはどうするか? 管理の都合で、欠席を事前連絡してくれた人にも少量ながらポイント加算したい 早退者のポイント サルは基本少人数攻略なので、1人抜けると進行が困難になる場合が多くなると思われます。 その意味で、最後まで居てくれないと意味が無いという視点でポイントは加算しない。 一方で、事前にアサルトポイントを支払ったり、途中まで自前の薬品や食料を使用しているので、何らかの対価が支払われるべきだと考えると、少量でも加算する。 どちらがいいか? 欠席連絡者 サル部では、活動開始時間を最大で30分延長して、遅刻者を待つ事にしています。 しかし、待った挙句、人が集まらなくてメリポやナイズルと言った課外活動をせざるを得ない場合もあります。 この時、事前に欠席の連絡をもらっていれば、30分待つ事無く課外活動に移行できます。 この意味で、欠席者でも事前連絡してくれた人には少量でもポイントを付けたいけど、どうだろうか? (3)ポイントでの攻略エリア&コース選択 ポイントが一番多い人の希望のエリア&コースを攻略する。 ポイントが一番多い人の第一希望、35/25の順でエリア&コースを決定する。 同ポイントの人が複数いる場合はダイスで決定する。 ポイントトップの人と、2位以下の人の第一希望が同じで、その装備品のドロップがあった場合、ポイントトップの人が取得する。 名前 ポイント 希望品 第一 第二 第三 Aさん 100 モリ胴 スカ足 マル頭 Bさん 50 モリ胴 マル頭 アレス足 この状態で、モリ胴のドロップがあった場合、ロット出来るのはAさん 2人とも第一希望だが、Aさんの方がポイントが高いため。 複数の人が希望している装備品のドロップがあった場合、「希望順位」/「ポイント」の順で比較してロット出来る人を決める。 名前 ポイント 希望品 第一 第二 第三 Aさん 100 モリ胴 スカ足 マル頭 Bさん 50 モリ胴 マル頭 アレス足 Cさん 60 アレス胴 マル頭 薄足 この状態で、マル頭のドロップがあった場合、ロット出来るのはCさん Aさんはポイントは一番高いが第三希望にしている。 これに対して、BさんCさんは第二希望なので優先度は上になる。 BさんとCさんの比較では、Cさんがポイントが高いので優先度が高くなる。 (4)ポイントの支払い 装備品を得られた場合、一定額のポイントを減ずる。 35/25/15の支払い額の差別化 15の扱い、雑魚ドロップとNM(とくにカードNM) 第一/第二/第三の支払額の差別化 エリア決定時点での支払い
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《スイートポテトルーム》 フィールド魔法 植物族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。 「秋」と名のついたモンスターは戦闘では破壊されない。この効果は1ターンに1度のみ適用される。 「Fairy Overdrive」で実装されたフィールド魔法。 フィールド上の植物族の攻守力を微増させる効果と、秋と名のついたモンスターに戦闘破壊耐性を付与する効果を持つ。 植物族のみをパワーアップさせるフィールド魔法はこれが初めてのカードとなる。 植物族には地属性モンスターが多いため《ガイアパワー》で事足りる場合も多いが、昨今では《椿姫ティタニアル》《四季のフラワーマスター 風見幽香》といったように地属性以外の強力な植物族モンスターも増えている。 また単独で採用されるような植物族アタッカーがほぼ存在しない事から一方的にこちらが恩恵を甘受できる点は、相手のカードをもパワーアップしてしまう可能性が大きい《ガイアパワー》に比べてこちらが上回っていると言える。 上昇値は200と僅かであるが、《ボタニカル・ライオ》が単独でも《サイバー・ドラゴン》と相討ちでき、 《ギガプラント》《四季のフラワーマスター 風見幽香》が《スターダスト・ドラゴン》を一方的に戦闘破壊できるようになるのは決して無視できないメリットである。 二つ目の効果は秋と名のついたモンスターに破壊耐性を与える事ができる。 現在、秋と名のつくカードは《豊穣の神 秋穣子》、《紅葉の神 秋静葉》、《豊穣の秋神チーム》の3体。 どのモンスターも基礎ステータスに不安を残しているため、1ターンに1度とはいえ戦闘破壊耐性は有り難い。 特に真価を発揮できるのは、《豊穣の秋神チーム》が自分フィールドに存在する場合だろう。 このカードのステータスアップと合わせて、相手は上級ボーダーラインの2400を超えるモンスターを2体以上召喚しなければ《豊穣の秋神チーム》を突破できなくなり、存在しているだけで毎ターンドロー効果を発動できるこのカードがさらに場に残りやすくなる。 ドローによって増えた手札でさらに防御を磐石にしたり、焦ってフィールドモンスターを増やしてきた相手を狙い撃つ事が出来るならば理想的だろう。 このカードの効果が適用されるのは1ターンに1度。自分の全ての秋モンスターに《ゴッグ》の耐性を持たせるのではなく、1ターンに全体を通して1回のみの戦闘破壊耐性。つまり《BF-孤高のシルバーウィンド》と同じである。読み間違えないように注意しよう 元ネタにおいて 東方projectの傍流ゲーム「ダブルスポイラー」において《豊穣の神 秋穣子》が使用するスペルカード。 お菓子のスイートポテトとホテルのスイートルームを掛けた名称となっている。
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わらのパルベッド 拠点にいるパルは夜にベッドで寝てSAN値を回復する。 ベッドがないと寝心地が悪くSAN値が回復しない 必要アイテム 木材10 繊維5
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合計 - 今日 - 昨日 - これからは、ここに書き込んでください。 -- イルカ (2006-11-18 16 46 36) 私は、コレカラここで住む。 -- ぴー (2006-11-18 17 15 56) 名前 コメント