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last update 2012-04-16 株価データを追加しようとすると、こんなメッセージが出ることがあります imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯001.jpg) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯002.jpg) 推測ですが、一ファイルのサイズ制限があった頃の名残じゃないかと思います。 少し待てば、s.i.g.さんが公式にアップしてくれますが、自分で追加することも簡単に出来ます。 メニューはこちら imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯003.jpg) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯004.jpg) 一杯になった次のデータファイル名を入力して実行です imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯005.jpg) 一度FChartを終了して立ち上げます。 株価データファイルの保存先が先ほど指定したファイルになっているのが確認できます。 確認しなくても、いつもどおりに作業すれば、追加できるようになっているはずです。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (株価データ一杯006.jpg)
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まったく考えていなかったできごと(2003年9月21日) 9月21日妻から、「娘、明日病院に行くのよ」と聞かされました。 「何事か?」と聞くと、「腕が痛いらしい」とのこと。 「アー、それはテニスのせいだろう。成長期に良くある骨の痛みだろう、まぁ、さほどのこともあるまい」と、たかをくくっていました。 これはあとから娘に聞いた話ですが、実は4月ごろから、少し痛みを覚えていたそうです。ところが娘もそれを中学から始めたテニスのせいだと思い、あまり気にしていなかったそうです。 中学になってから始めたテニスが不幸な偶然でガンの発病と重なり、それにより自覚症状が出てから半年もの時間が経過してしまったのです。 そしてその晩、妻から、「チョット気になるから、総合病院で診てもらうようにと、先生に言われたと」聞いたとき、悪い予感が頭いっぱいに広がっていきました。 この「チョット気になる」は以前にも聞いたことがあります。 妻の乳ガン それはさかのぼることさらに3年前、2000年の秋、妻が実家の近くの婦人科で検診を受けたところ、「チョット気になるから、市民病院で診てもらうように」と言われたのでした。 結果は「乳ガン」。しこりが気になり検診に行ったのですから、いわゆる初期の段階ではなかったのでしょう。 乳房をとる手術をすることになりました。同時に、自分の腹の肉をそのあとに移植する形成の手術も行うことになったので、10時間にもおよぶ大手術になりました。 幸いにも県内でも名医と評判の先生の執刀だったので手術は成功し、術後の回復も順調で約2週間の入院生活ですみました。 しかしその間私は、妻の看病、娘たちの世話、慣れない家事などに追われ、仕事も満足にできない状態が続いたのです。 このようなつらい記憶がこの「チョット気になる」という言葉でよみがえり、不安とイライラの日々がスタートしたのです。 頼む、まちがいであってくれ(9月29日) 9月24日・25日の両日、総合病院でレントゲンとMRIの検査を受け、9月29日にその結果を聞きに行くことになり、私も同行しました。 その前夜、妻が、「私一人じゃ心細いから、お父さんも一緒にきて」と頼んだのです。 一応平静は装っていたようですが、やはり非常に不安だったのでしょう。 自分もガンでは本当につらい思いをしてきたのです。最愛の娘に自分と同じような思いはさせたくないでしょう。 「自分の時より、全然ドキドキする。ホント、気が狂ってしまいそう」と娘の前では見せられない涙を流しながら訴えてきたのです。 私も安易ななぐさめの言葉もかけられず、ただ、「わかった」と言うしかありませんでした。 そして病院へ、待合室で長いような、短いような、何とも形容しがたい重苦しい時間が過ぎ、ついに娘の名前が呼ばれました。 そこで先生の口から出た言葉は、「骨肉腫の疑いが強くあるので、大学病院で専門の検査と治療を受けてください」ということでした。 私と、妻と、娘本人の3人がいるところで、ハッキリそう言われたのです。 現在では、本人にもある程度隠さずに伝えるのでしょう。 娘の反応が少し不安でしたが、実感がわかないのか、普段とそれほど変わらない表情を浮かべていました。 まだ完全に確定ではないにしろ、事態はますます重大かつ深刻な方向へ向かい始めたのです。 舞台は大学病院へ そしてその日のうちに、大学病院に行くことにしました。いたずらに時を延ばしても、精神的な苦痛はさらに大きくなるだけだと判断したのです。 そして舞台はいよいよ大学病院へ。 家から車で30分くらいのところにあるその病院は、古い診察棟、約1年前に建て替えられた新しい入院棟、さらに歯科病棟、そして研究施設などが建ち並び、その陣容に圧倒される雰囲気でした。 立体駐車場の屋上に車を止め、施設の全容をながめながら、「あー、今度はここで戦いが始まるのだなぁ、それもよりによって娘が主役の戦いが……」と心の中で深いため息をつきました。 3年前の妻の乳ガンの時もそうですが、「自分が主役であってくれた方が、よっぽど気が楽なのに……」うそ偽りなくそう思えるのです。 妻の病院はここからさらに車で10分ほどの市民病院、県の中心部にある大病院でしたが、ここはさらにそこを上回る規模でした。 あの時の苦闘の日々を思い返しながら、そして今回の戦いが勝利で終わることを祈りながら、いよいよ大学病院に足を踏み入れたのです。 大学病院では整形外科のS先生の診察を受けました。 先生は総合病院で撮ったMRIの写真を見ながらおっしゃいました。 「骨肉腫にしてはできる部位が珍しい、他の病気または単なる骨折の疑いもあるように思われます」 手の骨肉腫はたいてい「肩」にできるもので、娘のように「上腕部」に発生するのはあまり例がないそうです。 「手術をし、組織を取って調べないと最終的な判断は下せない」とのことでした。 「病室が空き次第入院してもらい、最終的な検査をいたしましょう」ということでこの日は帰りました。 2軒も病院を回る長い1日でしたが、とにかく結果は持ち越しです。 他の軽い病気や単なる骨折の可能性もあるという希望も出ましたが、それ以上にイライラ感が大きくなったような気がしました。 明るく、前向きに、楽しく生きる その夜私は、娘と妻に話しをしました。 口下手な私は家族ともあまり話しをすることはなかったのですが、この時ばかりは自分として何かできることをしなければならないという気持が強くなったのです。 このころ、私は1冊の本を読んでいました。 それは春山茂樹先生著の『脳内革命』という本で、娘にとって非常に素晴らしい内容のことが書かれていたのです。 それはいわゆる「病は気から」というのは本当のことで、人間の身体というのは精神と非常に密接な関係にあるということが書かれている本でした。 明るく、前向きに、楽しく生きる人には、脳から「脳内エンドルフィン」という、どんな薬にも勝る、素晴らしい物質が分泌され、身体を非常に良い方向に導いてくれる。その逆に落ち込んでいたり、いつもイライラしたりしていると、健康を損なう恐れすらあるということです。 私はこの本に書かれている内容をできるだけ詳しく、娘と妻に話しました。 そして、「これからいろいろと、つらいことや苦しいことが起こるかもしれないけれど、常に明るく、前向きに、楽しく生きていくように」と希望しました。 娘はだいたい理解してくれたようです。 そして実際明るく、前向きに、楽しく生きてくれたのです。 心の奥底ではどんなにつらく、苦しく、悲しかったことでしょう。それでもけなげなくらいに、明るく、前向きに、楽しく生きてくれています。 私がこの時期にこの本を読んでいたのは単なる偶然です。 娘の病気が発覚する前に、近所の古本屋さんで100円で購入したものだったのです。その日はたまたま私の好きな時代小説の面白そうな本がなかったので、「まあ、100円ならいいか」と軽い気持で買ったような記憶があります。 私自身、もしこの時期にこの本を読んでいなかったら、娘の病気という重荷に押しつぶされていたかもしれません。まさに私の人生模様をこの本によって教えていただいたといっても過言ではないと思います。 その後読んだ、安保徹先生著の『免疫革命』にも、さらに詳しく科学的に解説されており、精神の健康が肉体の健康にとってどれほど重要で、かつ必要なものかどうかということを学ばせてもらいました。 ついに入院(10月7日) 10月7日、ついに入院生活の始まりです。 7階の東病棟、4人部屋の窓際のベッドが、娘に与えられた空間でした。 担当の看護師さんより、病院内の施設や設備の説明を受けました。 1年前に建て替えられたばかりの入院棟は、とてもきれいで、2階には売店、食堂、図書館などもあり、さらに長期入院する子供たちのための「院内学級」もありました。 各階にもサンルーム、デイルームなどの患者さんたちのための部屋もとってあり、病室も窓も大きく、とても明るい雰囲気です。 各ベッドには液晶テレビがついていて、妻が入院していた市民病院よりも、格段に過ごしやすそうな設備と雰囲気でした。 これから入院生活がもし長くなるようなことがあると、この過ごしやすさというのは、とても大きな意味を持つなと感じました。 娘も、まあ気に入ったようで、とりあえずはホッとしました。 11時に入院して、病院内の説明も昼までに終わり、私としては用事がなくなったのですが、この日は仕事を完全に休んで病院に残ることにしました。 私の仕事は配管工で、小さいながらも一応自営ですので休みは自由になります。ただしサラリーマンと違って、仕事をしなければ、1円の収入にもなりません。おりからの建設業界の不況にも見舞われて、経済的にはそれほど余裕のある生活とはいえませんでした。 今後、さらに仕事をする時間が減ると当然収入も減ることが予想されます。これからの娘の入院生活、さらに妻もまだ術後の治療を続けており、私は経済的不安もいっぱいありました。 それでもとにかく、娘の病気を治すことを最優先とし、そして妻にも負担をかけないために、金銭のことはいっさい口にするのはよそうと自分の心に誓いました。 どれほど借金をしてもいい、仕事より娘の身体を治すこと、そして家族のことを優先で生きていこうと方針を決めました。 涙、涙、涙 病院の面会時間は8時までです。それを告げるアナウンスも流れてきました。 それまで元気で明るく振舞っていた娘の眼がみるみる赤くなっていきました。 修学旅行以外では初めて一人で夜を過ごさなければならないのです。それも病院のベッドで、自分が恐ろしい病気におかされているかもしれないことを知りながら……。 中学1年の13歳の女の子が、大人でもない、子供でもない微妙な年頃の娘がです。どれほど心細かったことでしょう。 どれだけ妻に「お願い、帰らないで」言いたかったことでしょう。 妻の眼にも涙が浮かんでいました。 何度も「もう帰るよ」と言いながらも、その都度なんでもない話題を見つけ、ギリギリ時間を引き延ばしてきましたが、ついに廊下の電気も消え、消灯のアナウンスが聞こえてきました。 眼を真っ赤にしながら、小さな涙の粒を二つだけ見せながら、それでも精一杯の笑顔を作って、娘は妻とハイタッチをして、妻も「おやすみ」も「明日またくるよ」の言葉も出ず、ただただ崩れ落ちそうになる笑顔を必死で持ちこたえながら、ハイタッチに応えていました。 そしてもう薄暗くなってしまった廊下に出ました。 私も妻もまったく無言で、できるだけ急ぎ足で駐車場まできて、車に乗り込みました。 そして私がエンジンをかけると同時に妻が「お願い、今日だけは泣かせて」とかろうじてつぶやいたとたん、声をあげて泣き崩れてしまいました。 病院から家までの30分間、妻は泣き続けていました。 家に帰っても、なんの会話もなく、お互いの仕事を淡々とすませ、床に入りました。 今までは狭い部屋に蒲団を重ねるように3組敷いていたのですが、今日からは2組です。何と物足りない空間でしょう。 妻が電気を消すのを待って、私もようやく涙を流すことができました。 手術(10月8日) 次の日は手術です。 これは実際に患部の細胞を採集して、専門的な病理検査をして最終的な病名を診断するための手術です。 手術自体は簡単なものだという説明を受けていましたが、娘にとっては初めての経験です。 手術着を着せられ、手術のための準備をしている間、娘は妻とおしゃべりをして、思ったより落ち着いているように見えました。それでも手術室に入る時は当然一人です。どんな気持で入っていったことでしょう。 「本当にできることなら代わってあげたい」 その思いは妻の方が私よりも強く思っていたことでしょう。 ほどなく娘は病室に帰ってきました。 手術は全身麻酔で行われていたので、麻酔がさめる時に軽い吐き気があったものの、娘は思ったより元気そうです。妻と手術の時の感想を話したりして、時々笑顔が見られることもありました。 さすがにこの日は妻は病院に泊まることにして、私は一人病院をあとにしました。 この日の検査の結果で最終的な診断が下るのです。 なかば覚悟しているものの、それでもヒョッとしたら、実はなんでもなかったという結果が出ることを祈りつつ、この検査の結果が出るまでの数日間が、私にとってもっともイライラした、落ち着かない時間であったと思います。 やはり「骨肉腫」(10月20日) そして10月20日に検査の結果についての話がありました。 結果はやはり「骨肉腫」。 それも「非常に活発な細胞のように見受けられます」とまで言われました。 覚悟していたとはいえ、やはりあまりにも厳しい宣告でした。 最初、私と妻のみが呼ばれ、この事実を娘にも伝えるかどうかという質問を受けました。少し迷いましたが、すでに骨肉腫の恐れがあるというのは知っていますし、今後の治療に対する心構えもありますので、すべて隠さずに娘にも伝えてもらうことにしました。 改めて3人で病気についての説明を受け、今後の治療の方針を聞くことになりました。 まず、5クールの抗ガン剤治療を、手術に先立って行うということです。 これは抗ガン剤によって腕の腫瘍を縮小させ、手術の負担をできるだけ少なくするとともに、それ以外にあるかもしれない、目に見えないガン細胞をたたいていく目的のためにするものです。 特に骨肉腫は、肺転移することが多くみられ、これが文字通り命取りになることがあるので、この術前の抗ガン剤治療は絶対に必要なものだという説明を受けました。 最初の3クールは同じ薬を使い、そこで検査をし、薬の効き具合と身体の様子を見たうえで、次の2クールの薬を決めていくとのことでした。 そしてだいたい3月の前半ころに手術を予定して、その後また半年間、抗ガン剤治療を行い、全部で約1年間の治療期間になるとの説明を受けました。 現在では、骨肉腫はこのパターンの治療が主流で、5年生存率は約70%に上がっているということです。70%とはなんとも心もとない微妙な数字ですが、娘がこの70%の方に入るように祈っておりました。 妻の乳ガンもやはり5年生存率は70%ですと言われ、今(約3年目)とても元気なので、現代の医学なら何とかしてくれるのではないかと期待しておりました。 つぎへ 「治療、そして最悪の事態」>
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「ドクター、少しよろしいですか?」 とある遺跡の地下に建てられた研究所、スカリエッティは今までの研究の成果を纏めていると、後ろから呼ぶ声がした。 「どうしたんだい?ウーノ」 「あの男の話、本当に信用なさっているのですか?」 あぁ、あの話か…と思い返しながらも、ドクターはデータを纏め続けていた。 だがしかし…確かにウーノが言う通り、彼レザードが話した話はまるで、おとぎ話のような信じられない内容だった。 リリカルプロファイル 第二話 魂 レザードが居た世界は、世界樹ユグドラシルを中心に形成された三重世界で、 人間の世界ミッドガルド、死者の世界ニブルヘイム、神の世界アスガルドとそれぞれ呼ばれていた。 ある時、神の世界の王オーディンは、やがてくると予言された神々の黄昏“ラグナロク”に備え、 とある神をミッドガルドに派遣、その神は人々から“魂を選定する者”と呼ばれ、その名の通り魂を選定し、 選定された魂は、神の先兵エインフェリアとして神の世界に送られ、神の為にその力を振る事を約束されていた。 そして“ラグナロク”が訪れた日。神の王オーディンは裏切りの神の手によって倒れ、 世界は海に沈み、滅んだかに見られたが“魂を選定する者”が新たな創造神として世界を再生させたのだ。 一方レザードは“ラグナロク”を乗り切るため、賢者の石と呼ばれる石の力を使い乗り切るのだが、 “ラグナロク”後の世界は、レザードにとって望まぬ世界だった。 其処でレザードは過去へと飛び、とある王女の旅に同行、 目的である神の力を得ると、自らが望む世界を創った…というものだ。 「ウーノの気持ちはわかるが、彼は嘘をついて無いよ」 レザードの中に封じられている力、見た事の無い術式など、レザード自身が証明であるとスカリエッティは答える。 だが…神が住む世界、過去へと飛ぶ術式、魂の存在など、今まで比喩的表現でしかなかったものが証明されている世界。 …スカリエッティは思わずつぶやいた。 「もしかしたら、彼が住んでいた世界こそ、我々がアルハザードと呼んでいる世界なのかもしれない……」 アルハザード…かつて魔法を究めたとされる古代世界… その住人の可能性がある人物が目の前に、それも計画に一役担っている。 …今まで休むことなく動いていた手が急に止まり、考えにふけるスカリエッティ。 「……ドクター?」 「…………うん、すまないウーノ、残りのデータを纏めておいてくれたまえ」 「分かりました……それでドクターはどちらへ?」 「ちょっとレザードと話をしてくるよ」 ウーノにそう告げると、足早に部屋を後にする。 彼の話を耳にしてから去来する一つの想い…それを可能に出来るのは彼しかいない、とスカリエッティは思っていた。 此処はスカリエッティによって割与えられた部屋、レザードは此処でこの世界の魔法及び技術を調べていた。 まず、この世界の魔法はデバイスと呼ばれる道具によって使用する事が一般である事。 更に魔法をプログラム化させる技術により詠唱を大幅に短縮出来る事、魔力を属性に変換させて使用するのは珍しく、 むしろ魔力そのものを圧縮、放出、また形状、性質を変化させて攻撃するのが主流だということ。 そしてデバイスには、非殺傷設定が存在することである。 非殺傷設定とはどれだけ強力な攻撃でも、たとえその攻撃が死に値する攻撃であっても、 気絶、もしくは昏睡にとどめるシステムだという。 「非殺傷設定…まるで生粋のマゾヒストかサディストが考えたような設定ですね」 そんなことを考えて苦笑いる時、後ろでレザードを呼ぶ声が聞こえ、 振り返るとスカリエッティが部屋に入って来ていた。 「ドクター何か用で?」 「君に聞きたいことがあってね、率直に聞きたい……造られたモノにも魂が“宿る”事はあるのかい?」 「やれやれ…いきなり来て、何を言い出すのかと思えば……」 両手の平を広げ肩をすくめ、小馬鹿にした表情を見せるが、スカリエッティは真剣な目レザードを見つめていた。 …レザードはため息を一つ吐き、眼鏡に手を当て問いに答える。 「造られたモノに魂が“宿る”という事は………あり得ません」 レザードがかつて造ったホムンクルスしかり、神の器もしかり、そして戦闘機人も同様だろう。 しかし造られたモノに魂を“宿す”事は出来るという。 レザードによれば彼が得た力の一つに、輸魂の呪と呼ばれる呪法が存在し、 それを活用すれば、モノに魂を宿す事が出来るだろうというものだった。 「なるほど……」 「しかし、なぜその様なことを?」 「…レザード私はね、魂を得たいのだよ」 するとスカリエッティは自分の出生を話し始める。 自分はアルハザードと呼ばれる世界の超技術によって造られた“無限の欲望”と呼ばれる存在で、 名の通り欲望のまま、様々なモノを造り上げ、生命をも研究して来た。 そして次にターゲットにしたものは魂だった。 魂を知る為にあらゆる生物を解剖してきたが、魂の存在を確認する事が出来なかった。 魂など存在しないただの偶像と考え始めた矢先、レザードと出会い、話を聞き胸が高鳴ったという。 「私はね…君の話を聞いてから、魂が欲しくてたまらない!何故ならそれこそが人とモノを分かつ絶対条件だと確信したからだ!」 クローン技術、人造魔導師、遺伝子改造、記憶のコピーなど 生命操作を次々に手掛けていくと、人とモノの境界線が曖昧になっていく。 人とモノの境界線をハッキリさせる必要なファクター、それが魂だとドクターは主張する。 「どうだろうレザード、人とモノの分ける証明の為に、 私に魂を与えてはくれないだろうか?…私は人になってみたいのだよ」 いや、なりたいのかもしれない。造られた存在はただの“物”として取り扱われるこの世界。 それからの脱却の為に魂を得る…むしろこれは革命と言っていいのかもしれないと、 熱く語るスカリエッティの言葉を、黙って聞くレザード。暫くして考えが纏まったのか口が開き始める。 「……特に問題はないですが、一つ条件があります」 そう答えたレザードは左胸の裏ポケットから一つのケースを取り出す。中には銀色の髪が数本入っていた。 「この髪の毛を元に戦闘機人を造って貰いたいのですが」 「ふむ、それは別に構わないが、一体誰の毛なんだい?」 「まぁ、“神の毛”…とでも言っておきましょう」 両手の平を開きながら肩を竦め、おどけるレザード。 …これはひょっとしてギャグなのか?と考え込むスカリエッティだが、 戦闘機人製作で魂を得られるのなら、安いものだと、レザードの依頼を快く引き受けた。 レザードにとって無垢の魂を造り出す事は造作もなく、 横になっているスカリエッティの記憶、情報をとある神の技術を応用した術式で読み込み 無垢な魂に刻むと、続いて輸魂の呪の詠唱を始める。 「全てを断ち切る糸よ我其に願う、意を持ちて絡め取りたる魂よ…血と肉と骨を与え、新たなる傀儡をここに紡がん」 これにより魂は、吸い込まれるようにスカリエッティの体に結び付き無事完了。 早速スカリエッティは自分の体を確かめる様に動かし始める。 「………あまり代わり映えしないもんだね」 「まぁ、そんなものですよ、それより約束忘れないで下さい」 あぁ解っている…と頷いて返事し、手渡された髪の毛を持ってスカリエッティは意気揚々と自分の部屋へ帰って行った。 そんな姿を見たレザードは頭に手を当て、やれやれ…と言った表情で見送る。 …暫くしてウーノ達がレザードの部屋にドッと押し掛けてきた。 どうやら、ドクターが自慢するように魂の話をしていたようで、 それに影響されたのか、自分達もまた魂が欲しくなったのだという。 レザードは呆れた表情を浮かべるが、彼女達もまたスカリエッティと同じく造られた存在、 魂という存在に憧れ、欲しがるのは仕方がない事なのかもしれないと考え、一人ずつ丁寧に魂の処置を施した。 「ありがとう“博士”」 「トーレ?その“博士”と言うのは何ですか?」 「ドクターが言っていたんだ。レザードは“博士”だと」 「“博士”………ですか」 レザードは眼鏡を抑え笑みを浮かべる。どうやら本人も満更ではない様だった。 前へ 目次へ 次へ
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作戦ファイル スタンダードモード一覧 BEGINNERNO.1 アイランドキャンペーン NO.2 ニューギニア NO.3 ミンスク NO.4 モスクワ NO.5 コーカサス NO.6 バトルオブブリテン NO.7 山を越え谷を超え NO.8 森の半島 NO.9 レッドクロス NO.10 スモールアイランド NO.11 天国に一番近い島 NO.12 TRY 1 NO.13 TRY 2 EXPERTNO.1 キエフ NO.2 ベルリン NO.3 スモレンスク NO.4 ロサンゼルス NO.5 ニューファンドランド NO.6 ウィンターウォー NO.7 マーケットガーデン作戦 NO.8 レッドベア MULTI PLAYERSNO.1 クルスク NO.2 ファレーズ NO.3 インド NO.4 バルジ NO.5 ハリコフ NO.6 フォートレス NO.7 瀬戸内海ウォーズ NEXT LEVELNO.1 島の死守 NO.2 パークランド NO.3 満州国の終焉 NO.4 巨砲轟く
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TBS系金曜ドラマ LADY~最後の犯罪プロファイル 共通事項 放送時間…金曜22 00~22 54 固定スポンサー P&G(90秒) SHISEIDO(60秒) FUJIFILM(60秒) TOYOTA(60秒) 森永乳業(60秒) 2011年1月14日 ♯02 1’30”…P G 1’00”…SHISEIDO、FUJIFILM、TOYOTA、森永乳業 2011年3月25日 ♯10(終) 3’30”…AC JAPAN(PT)*P G、TOYOTA、森永乳業 自粛分 1’00”…SHISEIDO、FUJIFILM(PT)
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ヴァルキリープロファイル -レナス- ヴァルキリープロファイル -レナス-ID+ゲーム名 システムチャプター・ピリオド・封印値変更 マテリアライズポイント999,999,999 サレルノ実験場での匂い変更 奉竜殿の石所持フラグ全てON ダンジョンのボス何度でも戦闘可能 スキル全開 キャラクター全キャラクター キャパシティ9999 全キャラクター DME 90000/90000 全キャラクター STR~DEX 9999 アイテム全アイテム99個 宝箱何度でも回収可能 全ダンジョンフラグON ID+ゲーム名 _S ULJM-05101 _G VALKYRIE PROFILE LENNETH システム チャプター・ピリオド・封印値変更 _C0 System Chapter X _L 0x01285A28 0x0000000X _C0 System Period 0 _L 0x01285A29 0x00000000 _C0 System Fuuin _L 0x01285A2B 0x000000XX マテリアライズポイント999,999,999 _C0 MP 999999999 _L 0x21295DE4 0x3B9AC9FF サレルノ実験場での匂い変更 _C0 Smell Change _L 0xD0000001 0x10000011 _L 0x6069E13A 0x00000003 _L 0x00000001 0x0000006D _L 0xD0000001 0x10000041 _L 0x6069E13A 0x00000002 _L 0x00000001 0x0000006D _L 0xD0000001 0x10000021 _L 0x6069E13A 0x00000001 _L 0x00000001 0x0000006D SELECT+↑ 青 SELECT+→ 黄 SELECT+↓ 赤 (注 サレルノ実験場でのみ効果あり) 奉竜殿の石所持フラグ全てON _C0 Possess All Stones _L 0xD0000001 0x10000009 _L 0x21285FC8 0xFFFFFFFF SELECT+STARTでコード実行 ダンジョンのボス何度でも戦闘可能 _C0 Dungeon_Boss _L 0x21286074 0x00000000 ボスを倒したら画面の切り替えを スキル全開 _C0 All Skill _L 0x012860AD 0x000000FF _L 0x112860AE 0x0000FFFF _L 0x112860B0 0x0000FFFF _L 0x012860B2 0x0000007F キャラクター 全キャラクター キャパシティ9999 _C0 All Chara CP Max _L 0x8127fcd0 0x00190076 _L 0x1000270f 0x00000000 全キャラクター DME 90000/90000 _C0 All Chara DME 90000/90000 _L 0x4127fc04 0x0019003b _L 0x00015f90 0x00000000 _L 0x4127fcac 0x0019003b _L 0x00015f90 0x00000000 全キャラクター STR~DEX 9999 _C0 All Chara STR~DEX 9999 _L 0x4127fc08 0x0019003b _L 0x270f270f 0x00000000 _L 0x4127fc0c 0x0019003b _L 0x270f270f 0x00000000 アイテム 全アイテム99個 _C0 All Item 99 _L 0x81296116 0x02600001 _L 0x10000001 0x00000001 _L 0x812965D6 0x02600001 _L 0x00000063 0x00000000 宝箱何度でも回収可能 _C0 Takara Nandomo _L 0x21286068 0x00000000 _L 0x41286078 0x000C0001 _L 0x00000000 0x00000000 アーティファクトについては一度回収したら画面の切り替えを 全ダンジョンフラグON _C0 Dangeon Flag on _L 0x4128603C 0x00040001 _L 0xFFFFFFFF 0x00000000 没ダンジョンも含まれ、選択すると鈴蘭の草原に入ります。
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ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- 機種:PS2 作曲者:桜庭統 開発元:トライエース 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2006年6月22日 概要 「ヴァルキリープロファイル」シリーズの2作目で、前作の数百年前の世界が舞台。 前作のロック寄りな曲調とは違い、オーケストラ調の曲を使用している。 周回プレイでは、隠し要素として戦闘曲を前作の『未確認神闘シンドローム』に変更したり、今作の戦闘曲をランダムで流す事が可能になる。 前作は複数のプラットフォームに移植されているが、本作は現状プレイできるのはPS2でのみになっている。 収録曲 曲名 補足 順位 Original Soundtrack Vol.1 - Disc1 Overture to the Destiny タイトル 永らえたる地へ オープニングスタッフロール 取捨される喧騒 港町ゾルデ (OPイベント) Alms for The Small One 港町ゾルデ Divine View フィールド Sank Memories 喪失の森 A Motion of Finishing Blow 通常戦闘 第6回618位第7回783位第8回693位第13回614位スクエニ271位第2回スクエニ167位RPGバトル239位PS2 32位 Bore The Fatal Hour 戦闘勝利 Sank Memories, More Deep 王家の地下道 安らぎと断絶 無念無想の叛意 大いなる良き加護の下で ディパン城下町 下賜されるべき光 宿屋宿泊 闇と語る影 喩えられぬ軫憂 ディパン城地下 安寧と薄日 コリアンドル村 Purse The Awful Mystery セルドベルグ山岳遺跡 Never Surrender 通常ボス戦 RPGバトル348位 Blossom Out for You ヴィルノア 幾星霜の黙想 アウドゥーラ水上神殿 Original Soundtrack Vol.1 - Disc2 A Huge Eliminator クラーケン、エヴォルブ、ドラゴンゾンビ戦など 流浪 カルスタッド Raid The Mighty Force スルス火山洞窟 想いに支えられし現世 クレルモンフェラン Indivisible History クローサス森林遺跡 Disturb The Doubtful Sleep 奉竜殿 侵攻する不審 聡明故の嘆き 理念の不帰 Junk Modulation ウォルザ&ガイン戦 過ちを生む過ち 隔世のゆらめき 精霊の森 生を望む死と、死を望む生 狭間の洞窟 Celestial Troupe アース神族戦 PS2 69位 必然へと変わる偶然 The Infinite Abyss ゲームオーバー Endless High-Speed Running Original Soundtrack Vol.2 - Disc1 歪みし因果律の胎動 オープニングムービー A Stable Float アスガルド 多重化する背反 アーリィ&アリューゼ戦 隣接する無限達 キセナ草原 禍黙なる驚異 蒼枯の森 迷走する信 浅薄者の盲信 トゥルゲン鉱山 霧中からの獲得 昏き妄執の館 邪気と慈悲の無い舞踏 ウル戦、ヘイムダル戦 全てを呑み込む追憶 サーマ砂漠 振り向くは愚行 ビフレスト 創造の繰り糸 ヴァルハラ宮殿 Terrible Assault 深き久遠の揺らぎ 竜の墓場 No Knowledge of Wisdom ユグドラシル ダンジョン171位 The Enlarged Soul オーディン戦 Gushed Gloom How Wicked Ruler レザード・ヴァレス戦 PS2 80位 Original Soundtrack Vol.2 - Disc2 Start Up from Prolonged Darkness ユグドラシル 深淵より来たる極点 レザード・ヴァレスの塔(1) 2000年~2007年51位 微睡みの中にある確信 スカビア渓谷 The Pile of Griefs レザード・ヴァレスの塔(2) 拡散から帰納へ An Upsetting Emotion ホムンクルス戦、犬三姉妹戦 命運の愁嘆場 嫩 レザード・ヴァレスの塔(3) その手に光を得るために 全てを超越した存在戦、ガブリエ・セレスタ戦、フラれストーカー戦 第5回986位2000年~2007年61位 Ascend into The True Faith レザード・ヴァレスの塔(4) Unrestrained Struggle 破滅を求める者戦 帰結への仕様 Each Lullaby エンディングスタッフロール Unimaginable Fortune セラフィックゲート入口 A Thoughtful Strategy セラフィックゲート内部 時がもたらす壊己 An Improvisation with Confidence in the domination ハムスター戦 サウンドトラック ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- Original Soundtrack Vol.1 ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- Original Soundtrack Vol.2 ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- Arrange Album
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【TOP】【←prev】【PlayStation 2】【next→】 VALKYRIE PROFILE 2 SILMERIA タイトル VALKYRIE PROFILE 2 SILMERIA ヴァルキリープロファイル2 シルメリア 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66419 ジャンル RPG 発売元 スクウェア・エニックス 発売日 2006-6-22 価格 7800円(税別) タイトル VALKYRIE PROFILE 2 SILMERIA ARTIFACT BOX 機種 プレイステーション2 型番 SE-W0003 ジャンル RPG 発売元 スクウェア・エニックス 発売日 2006-6-22 価格 14200円(税別) タイトル VALKYRIE PROFILE 2 SILMERIA ULTIMATE HITS 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66782 ジャンル RPG 発売元 スクウェア・エニックス 発売日 2007-6-28 価格 2800円(税別) ヴァルキリープロファイル 関連 Console Game PS VALKYRIE PROFILE PS2 VALKYRIE PROFILE 2 SILMERIA 駿河屋で購入 プレイステーション2
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基本設定 このページではダンゲロスプロファイルのゲーム内世界観を説明します。 これらはあくまで舞台設定に過ぎないため、無視してキャラクターを作ってくださっても結構です。 世界観 魔人と呼ばれる特殊能力者がいる世界です。 彼らは時折ハルマゲドンと呼ばれる争いを起こしたり、格闘大会で莫大な賞品を懸け戦ったりしています。 【要約】 おおよそいつものダンゲロス世界です。 物語背景 主神Cに従う戦乙女Rが、ヒガシナカノと呼ばれる戦場に魔人の魂を送るべくダンゲロス世界を見回っています。 今までも数多くの魔人の魂を運んだ戦乙女Rですが、まだ見ぬ魔人を探すため、自らダンゲロス世界で聞き込みをします(投票の根拠)。 見事戦乙女Rのお目にかなった(各部門で優勝した)魔人の魂は、ストレージと呼ばれる宮殿へと召し上げられ、英霊となるでしょう。 なお、ダンゲロス世界において英霊となるためには、その魔人が死んでいる必要はなく、強い思いが戦乙女Rに伝われば、思いが生霊となって宮殿に召し上げられます。 【要約】 貴方は最も人気の高い魔人を目指します。 部門 今回は、6つの観点から聞き込みをします。 それぞれの観点は以下の通りです。「みなさんの好みで賞」 「インパクトが強いで賞」 「カッコいいで賞」 「可愛いで賞」 「能力が素敵で賞」 「GKの好みで賞」 用語 主神C ダンゲロス世界を作ったとされる創世神 娘がおり、その育児に関する書物を書いているという。 戦乙女R 転校生の一人。能力は自分の知った魔人の魂や生霊をカード化する「カードは創った」。 時折ヒガシナカノの戦いの儀に参加しては、作ったカードを使う事を趣味としている。 自分の立ち位置から「戦乙女」と名乗っているが、性別は男である。 ヒガシナカノ 魔都シンジュクからわずか5分のところにあるとされる戦場。 主神Cに従う転校生達が毎週金曜日になると集まり、魔人の魂を用いて戦いの儀を行う。 魔人だけでなく、ハグレやメガミの魂も駆り出されているという。 ストレージ 戦乙女Rがカード化した魔人の魂が送られるとされる宮殿。 魔人の魂はそこに眠り、ヒガシナカノの戦場に送られるまで、幸せな夢を見つつその時を待つという。
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背景 主人公ヴァルキリーは命を落とした英雄の魂を運ぶ女神であり、今新たに死に往く男の心の声を聴いていた。 声の主は倭国の戦闘集団「百鬼衆」の一員である「蘇芳」。強い精神力と高い戦闘力を持ち、百鬼衆の中でも敏腕で かつ情け深い人物で、信念に生きる忠義の侍である。 彼は今、「村人に紛れた敵工作兵の殲滅」という名目である村を焼き討ちにする任務中にあった。 内容 コメント付き http //www.nicovideo.jp/watch/sm175520 テキスト +クリックで内容を表示 戦争にきれいも汚いもあるか。 その鎧はさぞや返り血を見えづらくするだろうな。 見た目だけにこだわって真実をごまかす貴様らにはお似合いだ!! 蘇芳 「違う。俺は、俺は!! 侍 「どうした。蘇芳、大丈夫か? 蘇芳 「…いや、なんでもない。…。 侍 「おまえのことだ。今回の任務に乗り気じゃないのはわかってるが…。あまり深く考えるなよ。 俺たちは、非戦闘員のふりをした偽装兵たちの村だという情報に従って行動すればいいんだ。 蘇芳 「だが! 侍 「情報の正誤は問題じゃない。 詩帆…。俺は一体、どうすれば…。 上官 「他の様子はどうだ? 侍 「はい、あらかた片づいたものと思われます。 上官 「そうか。 (皆去る。蘇芳、剣を向けてくる男を発見) 男 「く、来るな! (剣を構える蘇芳) 男 「おまえたちは早く逃げろ…。 蘇芳 「…? (後ろに男の家族達発見) 男 「貴様らなどに、…絶対やらせはしない! 蘇芳 「…。 なんだ、この状況は。 俺は一体、何なのだ? どうして、こうなったのだ? (蘇芳、男に斬られ絶命) ヴァルキリー「なぜ戦わなかったのだ? 蘇芳 「…考えごとをしていた。 ヴァルキリー「考えごと? 蘇芳 「一体いつからこうなってしまったのだろう、と。 剣を向ける者は女子供であれ容赦はしない。 非情とはいえ明確な理念があるうちはまだよかった。 だが現実は、無抵抗の人間を何人殺戮したことか。 俺は、自分が散々切り捨ててきた者たちこそ守りたかったのだ! 権威などという形の無いものを、守りたかったわけでは…! 上官 「お前は、優しすぎたのだ…。蘇芳よ…。 (死を悼む数名の兵たち) 一緒に、生きましょう。 解説 +クリックで内容を表示 自らの信念を集団に委ねていた結果、弱者を守りたいという自身の本望に気づけず、いつしか逆に弱者を虐げる存在に なってしまっていた蘇芳が、ヴァルキリーに自身の心情を吐露するシーン。 その思いは「自分が散々切り捨ててきた者たちこそ守りたかったのだ」という台詞に集約されている。 名言・名シーンの宝庫であるヴァルキリープロファイルの中でも特に人気の高い1コマ。 名前 コメント