約 2,960,186 件
https://w.atwiki.jp/kikanjuugyouin/pages/586.html
★ 今なら4か月間の寮費無料 ★ 求人募集要項 勤務地 本社事業所 夏刈事業所 駒門事業所 職種 プラスチック部品の製造における組立・組付け,成型,検査,物流・配送,投入 雇用主 直接雇用 契約期間 長期(3ヶ月以上) 正社員登用 あり 給与 時給 時給 1,100円~ 月収例 260,000円~280,000円 手当詳細 ★昇給あり★皆勤手当(4000円/月)★交替手当(4000円/月)★住宅手当(9000円/月)※入寮者のみ★食事手当(175円/日) 製造未経験 可 応募資格 18歳以上 高卒以上 フォークリフト・クレーン・玉掛け資格をお持ちの方は優遇 勤務時間 [1] 08 15~17 00[2] 20 15~05 00※週交替 休日 土・日 ※会社カレンダーによる【その他】 ゴールデンウィーク / 夏季休暇 / 冬季休暇 自動車通勤※寮以外 可 ※工場敷地外に無料駐車場あり ※ガソリン代支給(規定支給) 待遇 ◇社会保険完備◇残業・深夜・休出手当◇ワンルーム寮完備(備品付)◇赴任旅費会社負担◇車・バイク・自転車通勤可◇有給休暇◇作業着貸与◇食堂利用可(300円~400円)◇仕出し弁当あり◇弁当持込み可※各待遇は規定有 生活情報 ※情報求ム 寮の有無 入寮条件 自動車持込 二輪持込 寮設備 寮費 光熱費 その他費用 送迎 工場食堂 選考情報※情報求ム 選考日程 持参するもの 書類審査 筆記試験 実技試験 面接交通費 保証人 健康診断 コア年齢 服装 NG項目 ☆住電装プラテック株式会社の他工場へ ☆住電装プラテック株式会社の寮情報へ ☆住電装プラテック株式会社のQ Aへ ☆住電装プラテック株式会社のリンク集へ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/3503.html
登場シナリオ:浮遊大陸エリクティス 種別:イベント人材 決戦~それぞれの思い~のファーランド配下の人材。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jikuunoossan/pages/26.html
マセラティおじさん 時空のおっさん 3からのリンクです。 608 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 19 23 25 ID VmcPDXNo0 >ナンバープレートなんか調べても『在る』わけないよ。この車は『無い』世界にあったやつなんだから。 http //syarecowa.moo.jp/156/24.html マセラティおじさん=時空のおっさん ? 320 ◆J3hLrzkQcs New! 2007/01/26(金) 17 58 36 ID 3YqwWs8A0 「このことは話すな。」そう言われていたけれど、もう時効だと思うので、書きます。 僕は、幼いころに両親が交通事故で死んでしまったので、叔父のところに養子に出されました。 しかし、叔父は僕の存在をあまり快く思ってないみたいで、僕を塾に行かせることによって、 出来るだけ家に僕を置くのを避けていました。 きっかけは中2の夏。 進学塾の授業が終わり、外に出ると辺りは真っ暗。僕は、電灯の明かりを頼りに、歩きながら家路に向かっていた。 すると自分の数十メートル先を歩いていた女性に、いきなり車が突っ込んできました。 一瞬の出来事なのに、その瞬間スローモーションのようになったのを覚えている。 すさまじい音とともに、空中に舞うフロントガラスの破片。 ぶつかった衝撃で、脚がありえない方向に曲がりながら、吹き飛ばされるOL。 そして反対側の民家の垣根へと吸い込まれるように消えていった…。 呆然と、事の成り行きを見届けた後、こりゃ一大事と思い、事故現場に駆けつけてみる。 ぶつかった車は(当時はどこのメーカーか分からなかったけど)マセラティのセダンで、フロント部分が完全に潰れていた。 粉々に割れたフロントガラスの奥には、ドライバーの顔が見えた。おっさんだった。 芸能人で例えるなら阿部寛に似ている。 そのおっさんが車から出てきた。サングラスに黒スーツ。 まるで映画に出てくるスパイみたいな格好だ。変な緊張が走った。おっさんは僕を見て一言。 「見るな。」 とんでもないものを見てしまったと後悔した。まさかこんな事件に巻き込まれるとは…。 あぁ、今日で僕の人生が終わる。天国のお父さんお母さん、今からそっちに向かうよ。 自分の中で何かが崩れ始めるのが分かった。 逃げたいけど、足がすくんでしまって言うことを聞いてくれない。 そんな僕を見て、おっさんは口元を緩め、ニコっと笑う仕草を見せる。 「別に君を殺しに来たわけじゃない。むしろ助けに来たんだ。」 へ?その言葉を聞いて頭の中が混乱した。僕を助けに?意味が分からない。 この人、何言ってんだ?でも自分に殺意がないことが分かった僕は、なぜか妙な安心感に満たされた。 と言うかなんだろう…どこかなつかしい気持ちがする。 「まだ生きてやがったか。あのスピードならいけると思ったんだけどな。」 穴の開いた垣根からは、さっきの女性が倒れているのが見えた。 死んでる?まったく動く気配がない。助けに行こうとすると、おっさんに行く手を阻まれた。 「行ったら殺されるぞ。」 思わず足が止まる。殺される?いよいよ分からなくなってきた。あっけに取られている僕を、サングラスごしにおっさんは見ている。 「君、変だと思わないのか?あんなに馬鹿でかい音で事故ったのに、私たち以外に誰もいないだろ?」 言われてみれば、たしかに変だ。事故った場所は、民家が立ち並ぶ閑静な住宅街。 あんなすさまじい音ならば、家の中にいようが絶対に聞こえるはずである。 近所の住人なら何が起きたんだ?と窓から覗いたり、現場にやって来たりと何らかのアクションを起こすはずだろう。 家々には明かりこそ付いているが、まるで人の気配を感じなかった。 いや、そもそも女性に会ってからは、通行人はおろか走っている車すら見ていない。 なるほどさっきから感じていた妙な違和感はこれだったのか…。 完全なる静寂。 風の吹き抜ける音。 その風で揺れる木のざわめき。 遠くで聞こえる車の走る音といった些細な音すらしなかった。 耳鳴りで鼓膜が痛くなるほどの無音状態。ひたすら不気味だった。 もぞもぞと女性が動いている音が響いた。生きてた。それを見て、おっさんが焦り始めた。動揺の色を隠せない様子だ。 マセラティに乗り込む。 「とにかく後ろに乗れ。詳しい事情は後で話す。」 僕は乗らなかった。誘拐だと思ったからだ。唯一の目撃者を始末するために、どこかに連れて行く気だ。そう推理した。 「俺を信じろ」 そう言われるが無理だった。やはりここは救急車と警察を呼ぶべきだ。 (当時、まだケータイは普及していなかったので)急いで公衆電話を探す。 すぐに見つかった。 よりによって女性が倒れている家のすぐそばに電話ボックスがあった。 でも、こんな場所に電話ボックスなんてあったけ?いや、そんなことは関係ない。 今は一刻を争う事態だ。ぐずぐずしていると死んでしまう。電話ボックスに向かって走り出した。 「馬鹿!戻れ!そっちに行くな!」 おっさんの叫ぶ声が聞こえる。知ったことか!電話ボックスに飛び込み、急いで119に電話。 電話ボックス側は垣根がないので、倒れている女性が見える。 上半身は塀に隠れているものの、脚だけは見えた。小刻みに痙攣している。 僕は、それを見ないよう背中を向けて、呼び出し音を聞いていた。おっさんは黙って運転席から僕を見ていた。 受話器を取る音が聞こえた。 「ふふふふふふふふ…」 思わず受話器を落としそうになった。そりゃそうだ。いきなり受話器から女性の笑い声が聞こえたからだ。 背中に視線を感じる。後ろを振り返るとゾッとした。 女性がまさに電話ボックスのガラス一枚挟んで立っていたからだ。 僕は、ここで初めて女性の顔を見た。バサバサに散らばった黒い髪と眼球の無い空洞の目。それだけしか分からなかった。 他の部分は、吐きかけた息でガラスが曇って見えなかったからだ。 蛇に睨まれた蛙のように動けなかった。背筋が凍ってしまい、何とも嫌な汗が全身に滲み出るのが分かった。 腰こそ抜かさなかったが、筋肉が弛緩したせいで思わず失禁。 脚をつたう温かい尿のおかげで感覚が戻ると、脊髄反射のごとくおっさんのいるところまで全力疾走。 参考書がパンパンに詰まったリュックを背負っていたのだが、そんなのもろともせず、我ながら驚くスピードだった。 どうやらマセラティのエンジンがかからないらしく、おっさんはいきなり僕の腕をつかむと、 そのまま引っ張るようなかたちで走り出した。 「走れ!絶対に後ろを見るな!」 こうなったらもうおっさんに従うしかない。 背後で引きずったような音が、どんどん近づいているのが聞こえる。 ずるずるずるずるずるずるずるずる… 「這ってこの速さかよ。脚をだめにしなかったら車でもダメだったな…」 悲鳴にならない叫び声をあげながら、もう無我夢中で走る。が、リュックを背負って走っているので思うように走れない。 「おい!リュックなんか捨てろ!つかまるぞ!」 そう言われるが、捨てるのをためらう。人間こんなときでも欲だけはちゃんと働くんだなって思った。 そんな僕を見かねたのか、おっさんは呪文のような言葉を唱え始めた。 もう今にも追いつかんばかりに、ずるずると這う音が迫ってくる。そして首筋に生暖かい吐息がかかるのが分かった。 耳元で息遣いも聞こえる。もうだめだと思ったそのとき… バン! 後ろで爆竹のような爆発音がした。その音に紛れてうめき声が聞こえる。何かがのた打ち回るような音もする。 もう這う音はしない。 しかし、おっさんはそんなことお構いなしに走り続けた。 どれくらい走っただろうか? 学校の体育で持久走をやっているためか、はたまた火事場の馬鹿力のおかげか分からないが、よくもまあずっと走れたと思う。 どこをどう走ったのか分からない。 気付いたら、自分の家から300メートルくらい離れた場所にある神社にいた。 失禁してビショビショだった下半身もいつの間にかすっかり乾いている。 道路を行き交う車が見えた途端、助かったという安心感と疲労感のせいで力が抜けてしまい、 リュックの重さも手伝って、路肩にへなへな~としゃがみこんでしまった。 喉がカラカラに渇き切って唾が出なかった。手水舎があったので水を飲む。 おっさんがやってきた。とにかくお礼をしなきゃ。しかし、興奮状態で呼吸が乱れてて、うまく呂律が回らない。 「あ…あの…助けてくれ…テ…ありがトう…ございましタ…。」 おっさんはネクタイを結びなおしつつ「なに、礼には及ばないよ。」と一言。 深呼吸を繰り返し呼吸を落ち着けている僕を、おっさんは横目で見ながら「どうしたもんかな…。」と 呟いていた。 「あれはいったい何なんですか?」 境内のそばにある電灯の明かりで、おっさんのサングラスが怪しく光る。 「誰にも言わないと…約束できるか?」 「え?どういうことです?」 「約束できるのか?できないのか?どっちかと聞いているんだ。」 「どうせ今日あったことなんか言っても誰も信じてくれません。だから僕…誰にも言いません。約束します。教えてください。」 サングラスで分からなかったが、真剣な目で僕を見ているのが分かった。 タバコに火をつけ一服すると、おっさんは話してくれた。 すっごい複雑な話なので、各々の名称を読みやすいようにアレンジし、簡略化したものを書いておきます。 昔、ある豪族に代々仕える一族がいたそうだ。 一族は2つのグループに分かれており、結界などによって病気や災いから味方を守る祈祷師グループと、 呪詛などによって敵を滅ぼす呪術師のグループで、互いに対立し合う関係だった。 その一族の助けもあって、豪族も栄えることが出来たので、一族の有力な人物には、 褒賞として位を授けたり、領土を与えたりしたそうです。 そのため、呪詛によって勢力拡大に貢献することが出来る呪術師グループは、どんどん成長していきました。 そんなある日、その豪族の長が病に倒れてしまいました。 当時、病は悪霊による仕業と考えられていたので、豪族は祈祷師に助けを乞いました。 祈祷師グループにとっては手柄を立てる、またとない大チャンスです。 莫大な恩賞を交換条件に引き受けました。 しかし、何か見えない力に邪魔されているのか、なかなか思うように事が進まなかったそうです。 そこで、祈祷師グループのリーダーだった青年が長を看病し、残り全員がその周りを囲んで結界を張るかたちをとりました。 祈祷師たちはその間、その場から一歩も動かず、何日も飲まず食わずのままで耐えていたそうです。 そのかいもあってか、ようやく悪霊が長の口から出てきたのだが、青年はそれを見てギョッとしました。 悪霊の正体は呪術師グループのリーダーだったのだ。 よりによって長が一番信頼を寄せている人物が、長を憑り殺そうとしていただなんて…。 内乱を避けたかった青年は、口が裂けてもそのことを長に言わないことを決めました。 手柄を認められ、褒美に位と領土と豪族の末娘をもらった祈祷師グループは大喜びでした。 祈祷師のリーダーと末娘は契りを結び、祈祷師グループは念願だった豪族の仲間入りを果たすことが出来ました。 やがて2人の間には子供も生まれます。 それを苦虫を噛み潰した表情でじっと見ている呪術師グループ。 あの一軒の騒動で危険視されたため呪術者たちは、位も領土も片っ端から剥奪されていきました。 彼らの不満や苛立ちはどんどんたまります。 まさに自業自得なんだけれども、自分たちの先祖が積み立ててきた功労が失われていくのを見るのは、さぞや無念だったと思います。 そして呪術師のリーダーが位を剥奪されたことで、怒りが限界に達したらしく、とうとう内乱が始まってしまいました。 古代の呪術によって悪霊や生霊をけしかける呪術師たち。 自然の神々の力をかりた結界をはることで呪い返しをする祈祷師たち。 一族の殺し合いによって、たくさんの人が呪い殺され、処刑されました。もちろん一族以外の人もたくさん殺されました。 また、高度な呪詛や自然の神々の天罰によって大地震や大干ばつといった災害が多発し、それが元で大飢饉が起こり、 そこでも数え切れない人々が餓死していったそうです。 繁栄は、あっという間に終焉を迎えました。 「その話が、僕と何か関係があるんですか?」 話の区切りがついたところで僕は聞いた。 「大ありだよ。君は、祈祷師と豪族の間に出来た子供の末裔なんだから。」 事態が全然飲み込めなかった。完全に自分の理解の範疇を超えてしまっている。 いや、そもそもこんなオカルトチックな話なんか簡単に信じちゃっていいのだろうか? 僕は、こんな時どうすればいいのか対処法が分からなかった。 「どっかの馬鹿がさ、掘り返しちゃったんだよね。封印されていた呪詛を。」 聞けば、さっき追いかけてきたあれは、呪術師の使う呪詛の一種なんだそうだ。 「人を呪えば穴二つってことわざ知ってる?呪いって失敗すると呪った相手のところに帰っていくんだよ。 でも呪いをかけた奴は、はるか昔に死んでるわけだ。 ゆえに呪いは、また君のとこに戻ってくる。何度でもね。」 血の気が引いたのが分かった。あんなのがまた戻ってくる?しかも何度でも? 冗談じゃない。本当に洒落にならないほど怖かった。 「だから君を助けに来た。」 少なくともこの人は味方ってことだけは分かった。おっさんは、自分は式神みたいなもんだと言っていた。 どうして僕のことを知ってるのか聞くと「式神だから」としか答えなかった。 「とにかく今回は初めてだったし、僕も地理的に分からないことだらけだったから、探すの遅くなっちゃったけど…。 次からはもっと早く助けに来る。だから安心なさい。 (時計を見ながら)まずいな、だいぶ話し込んでしまった。君はもう帰りなさい。親が心配する。」 おっさんは「ではまた。」と言うと、僕に背中をクルっと向けて、 カツカツと革靴の音を鳴らしながら何処かに行ってしまった。 夜風が、あっけにとられている僕にいつまでも吹きつけていた。 これが僕とマセラティおじさんの最初の出会いだったのだ。 おっさんの言うとおりだった。呪いは、3ヶ月後に自分に戻ってきた。 マセラティおじさんとまた会ったのは、秋が終わり冬にさしかかろうとしていたときのこと。 ほぼ毎日と言っていいほど進学塾に通いづめだった僕は、その日も同じように進学塾から家路に向かって歩いていた。 前に襲われた道から帰れば、一番早く家に着くのだが、トラウマのせいか何が何でも通らないように決めていた。 回り道になるにもかかわらず、比較的明るく、また人や車の流れがある道を選んで帰っていた。 あの事件の後、数日後たってから、1度だけどうなっているのか確認しに行ったことがある。 もちろん日が沈む前、それも友達と一緒にという条件つきで。 まるで事故った形跡がなかった。たしかにここで事故ったのは間違いないはずなんだが…。 マセラティはなくて当たり前だが、飛び散ったフロントガラスの破片すら見つからない。 垣根にも穴はなかったし。電話ボックスも、やっぱりなかった。 ただ、あるがままの光景がそこにはあった。 あそこは異次元だったんだろうか? 今度、おっさんが現れたら聞いてみよう。そう思った。 場面は今へと戻る。突然音が聞こえなくなった。 さっきまで聞こえていた犬の吠える声もピタリと止んだ。とうとう来た。 自分の呼吸音だけがしっかりと聞こえる世界。背中からじんわりと汗が滲み出る。 おっさん頼む!早く来てくれ…。 すると、どっかからエンジン音が聞こえた。 おっさんがやってきたのだ。そして車は、あのマセラティだった。修理に出したのかきれいに直っていた。 そして僕の横に車を停める。 「おい、挨拶はいいから乗れ。奴が来る。」 僕はあわてて助手席に乗った。左ハンドルなので、少しだけ戸惑ってしまう。 おっさんも僕がシートベルトを締め終わらないうちに発車した。 よく見るとドアのところにお札が貼ってある。 真っ先に聞いた質問が「今までどこに行ってたんですか?」だった。 おっさんは、あるものを探していたとだけ言い、しきりにドアミラーで後ろを確認している。 あるものとは、呪いをかけたり、またかけた呪いが呪い返しにあった場合、その呪いの身代わりになる物のことらしい。 具体的に言うと、髪や爪といった身体の一部を身代わりとして入れ、呪いを中に閉じ込めるための木箱である。 僕にかかっている呪いは、膨大な年月を経て弱っているものの、 そこらへんの木で作った木箱くらいじゃ封じ込められないほど強力なんだとか。 だから、おっさんはまず呪いに耐えられるだけの神木をずっと探してたそうだ。 そして作る木箱も、釘を使わず複雑に組んだ特殊なものでなければならないとのこと。 それを作るのがまた厄介なようで。 「もしあの呪いが弱ってなかったら、どのくらいの威力なんですか?」 我ながら恐ろしい質問をしてみた。おっさんの横顔からは長い睫毛をたくわえた目が見えた。 その目がドアミラー、僕、前方という順で動いている。 「あまり俺も詳しいことは分からないが、それこそ千は殺されてただろうね。」 震える僕を見て、おっさんはにこやかに笑い、あれよりもっとヤバい呪いもあるから大丈夫だよと付け加えた。 今思うとフォローのつもりだったのだろうか?全然フォローになっていなかったが。 「来た」そう呟くと、おっさんは一気にスピードをあげはじめた。 エンジンがうなり、速度計の針が動きはじめた。それにつられて心臓がバクバクも言い始める。 見たくなかった。が、僕は不可抗力でドアミラーを覗いた。 いた。 はるか後方にそいつが見えた。地面から浮いたところに立っている。 そしてそのままの状態で、滑るように僕たちを追いかけてきているのが分かった。 ガチャン。 全部のドアにロックがかかる。 重たい空気。重圧感のある緊張が走る。 おっさんも真剣なのか、黙ったままハンドルをさばく。とにかく居心地が悪かった。 やはり下調べしてあるのだろう、さっきから直線の多い道ばかりを走ってるようだ。 曲がる寸前でスピードを落としているとはいえ、とんでもない速度だ。 しかし、それでもそいつはピッタリと付いてきていた。しかも差は開くどころか、どんどん近付いているのだ。 数十分も走らすと、だんだん疲れてきたのか、おっさんの運転が荒くなりはじめた。 見ると、おっさんの顔には汗が。初めて見た。この人でも汗かくんだ。そう思った。 …と同時に僕は、みるみる不安になる僕。 ドアミラーを見るたびに、そいつはどんどん距離を縮めていた。 だめだ、このままじゃ逃げ切れない。絶望的だった。心臓が今にも張り裂けんばかりだ。 「おい、次曲がったところで運転代われ。」 当時、中2の僕にとっては、あまりにも酷な命令に思えた。 「大丈夫。ハンドルを持つだけでいい。とにかくど真ん中を走らせろ。いいな。簡単だろ?」 ためらってる時間はなかった。やりたくないけど、やるしかない。僕は頷く。 おっさんは次の角に勢いよく突っ込んだ。ほとんどドリフト状態で、ものすごいGで身体が「く」の字に倒される。 ハンドルをしっかりと持つ手に、じっとりと汗が滲む。 いくら見晴らしのきく直線道路のど真ん中を走っているとはいえ、もし運転操作をあやまったら…。 そう考えると腕がブルブルと小刻みに震える。 おっさんはシートベルトを外し、窓から身体を乗り出すと、しきりに何か呟いていた。 その窓から容赦なく吹き込む冷たい風の音にかき消されて、何を言っているか聞こえはしなかったが、例の呪文を唱えているようだ。 バン! 前に聞いた爆竹のような音がこだまする。 おっさんは一仕事終えたような顔つきで、顔を車内に引っ込めると、 パワーウインドウで窓を閉めながら「よくやった」と頭をなでなでしてくれた。 辛くも何とか逃げ切ることが出来たようだ。 あたりは人が歩き始め、車が道を走り始めた。元のあるべき世界に帰ってきた。 おっさんは、僕を家のすぐ近くまで送ってくれた。なぜ僕の家の場所を知っているのか?謎ではあるが、あえて聞かなかった。 どうせ「式神だから」とか言われるのがオチだし、マセラティのナンバープレートを 調べることで正体を突き止められると思ったから。 代わりに、今度おっさんに会ったら、聞こうと思っていたことを聞いてみる。 「さっきの音がない世界って何なんですか?」 そしたら「今の世界が『在る』ことを誰も証明出来ないし、さっきの音のない世界が『無い』ことも誰も証明出来ない。 分かるかい?在るか無いかは問題じゃないんだよ。」 と、かなり哲学的なことを言われた。要するにおっさんでも分からないみたいだ。 車から降りると、すかさずナンバープレートを頭の中に控える。 よし!完璧。完全に暗記したナンバープレートを忘れないように暗唱しながら、僕はおっさんに別れを告げた。 エンジンを吹かし、まさに発車する瞬間のことだった。おっさんは、何か思い出したかのごとく口走った。 「あ、そうそう。1つ言い忘れてたよ。僕のこと調べようと思ってもやめときな。 時間の無駄だから。なんかナンバープレート見てたから一応言うね。 ナンバープレートなんか調べても『在る』わけないよ。この車は『無い』世界にあったやつなんだから。」 そう言うと、マセラティはあっという間に夜の闇に消えてしまった。 おっさんと出会ってから半年以上が経っていた。 相変わらずおっさんの正体は分からない。 どこの誰なのか?仕事はしているのか?妻や子供はいるのか?そもそも人間なのか? 聞きたいことが山ほどあった。 おっさんは「僕のことは知らないほうがいい」と言っていたが、少しくらいなら教えてくれてもいいのに…。そう思ってた。 話が飛んでしまって申し訳ないが、僕は母方の叔父のところにお世話になっている。 僕の両親が交通事故で死んでしまったからだ。 葬儀の後、親戚みんなで集まり、誰が僕の面倒を見るか?それを決めるために話し合った。 そのとき、なぜか父方の親戚は集まりが悪かったらしい。 聞けば、不慮の事故や病気で、次々と死んでしまっているそうな…。 一応集まるには集まるんだが、寝たきりの祖母を抱える祖父だったり、精神病の子供がいる伯父だったりと、 とても養子を育てる余裕なんかない人たちだった。 そんなわけで母方の叔父が、僕をもらい受けることとなったのだ。 今でこそ僕に冷たい叔父だが、最初のころは本当に優しかった。まるで別人かと思うくらい。 休日には必ずどこかに連れてってくれたし、欲しかったおもちゃだって、すぐ買ってくれた。 じゃあ、いつから叔父と僕はこんなに冷め切った関係になってしまったのか? 原因は僕にある。僕が、叔父に全然なつかなかったから…。 叔父は、他人の子供にもかかわらず、まるで実の子供のように僕をかわいがってくれた。 しかし、わけも分からないまま叔父の家にいきなり連れて来られ、大好きだった両親にも会えない僕は、いつも泣き叫んでばかり。 真夜中に突然泣き始めて、寝ていた叔父を起こすこともしばしばあった。 「ねぇ、お母さんは?お父さんはどこ?会わせてよ、おじちゃん!どこにいるの?ねぇ…。」 腫れた目をこすりながら、嗚咽交じりで叔父にすがりつく僕。 「お母さんとお父さんはね、どこか遠いところに行っちゃったんだよ。」 「嘘だ!おじちゃんの嘘つき!お母さんとお父さんを返せ!」 そして大声を上げてまた泣き出す。頭をおさえて黙り込んでしまう叔父。 そうやって日数を重ねるうちに、僕は、叔父にまったく心を開かなくなっていた。 また叔父を悪者だと思い込み、ついには叔父が両親を殺した人殺しと勝手に決め付けさえした。 そして事件が起きる。 独身だった叔父には交際相手がいた。 自分はあの子に嫌われている。あの子は愛情に飢えている。このままだとあの子はダメになってしまうだろう。 あの子には愛情が必要だ。母親がいればきっと変われるはず。 そう叔父は考えていた。そして結婚を決意する。 「(僕の名前を呼んで)この人が新しい母親だよ。」 叔父は、交際相手を僕に紹介した。だが、荒みきっていた僕にはその人を母親と思うことが出来なかった。 うらめしそうに睨み付ける。 「死ね。」 その瞬間、叔父のビンタが飛んできた。泣き出す僕。 「なんてこと言うんだ!」と僕をしかりつける叔父に、僕はひたすら「人殺し!」と叫び続けた。 それからだ。 叔父が僕に冷たくなったのは…。 今でも叔父は独身である。あの事件がきっかけで、交際相手とは別れてしまったらしい。 叔父は仕事がいそがしいのか、めったに家に帰ってこなかった。 僕には、叔父の家が広すぎた。 友達の家でご馳走になった時、家族団欒の光景を見て、泣いてしまったことがある。 リビングには、ロボットの形をした小物入れがあって、お金が入れてある。 そのお金で、スーパーでお惣菜を買ったり、外食したりしていた。 僕には、それが当たり前の日常だった。ずっとそうやってきた。 一人で朝食を済ませ、学校に行くための仕度をする。 玄関の戸を閉めると「よぉ」と呼ばれたので、振り返るとおっさんがいた。一ヶ月ぶりである。 何にもないときに現れるのは初めてだった。 「元気ないな。どうしたんだ?」 おっさんは心配そうだ。僕は最初こそ黙っていたが、あまりにもおっさんがしつこく聞くので、 今まで叔父と自分にあったことを思わず話してしまった。 話している間、おっさんはずっと黙ったまま、僕の話を聞いてくれてた。 全部話し切ると、胸のつっかえが取れたような感じがした。 おっさんはずっと下を向いて考え込んでいる。 「おじさんってさ。家族いるの?」 僕は聞いてみた。するとおっさんは顔を上げ、ニコッと笑うと「いるよ」って答えてくれた。 絶対に独身だと思っていたから、すごい意外だった。 僕が学校に向かうと、おっさんも付いてきた。 サングラスに黒スーツという誰もが目を止めてしまう格好だったので、さすがに一緒に歩くのを勘弁して欲しかった。 周りにどんな目で見られるか分かったもんじゃない。 しかし、すれ違う人は、まったくおっさんに気付かない様子だった。不思議だ。 たまに散歩中の犬が威嚇するくらいで、みんな気にも留めてない感じだった。 他の人には見えてないのだろうか? 「おじさんって幽霊なの?」思わず聞いてみる。 「幽霊か人間かって言われれば人間だよ。」 「どういうこと?」 「人間が産むのは人間だけじゃないってことさ。」 言ってる意味が分からないので首をかしげる僕。それを見ておっさんは笑う。 「つまり式神だよ。」 おい。またそのパターンかよ。 おっさんは腕時計を見ると「まずい。そろそろ行かなきゃ。」と言い残し、いきなり走り出した。 呼び止める暇もなく、ひょいっと路地の角に消えてしまう。 僕は、あわてて後を追い、角を曲がったが、そこにはもうおっさんはいなかった。 隠れてそうな場所を探すが、見つからず。 僕はゆっくり息を吐きながら、今の出来事を何気なく思い返してみる。 頭をポリポリとかきながらふけっていると、あることに気付いてしまった。 いや、正確に言うと気付いているのに気付かないふりをしていた。 たった三回しか会っていないのに…。明らかに不審者なのに…。 なのになぜ僕は『おっさんがお父さんだったらいいのに』なんて思ってるんだ? いったいなぜ? 僕の気をひこうと必死だった叔父の苦労もむなしく、僕は決して叔父を『お父さん』と呼ぶことはなかった。 それなのに…。どうして? あまりにも理不尽すぎる。悶々とした気持ちのまま、僕は学校に向かった。 週末のこと。朝から夕方まで部活で、そのあと進学塾というスケジュールを何とかこなした僕は、 くったくたに疲れて、家に帰る途中だった。 もう、季節はすっかり冬になっていて、吐く息も白い。乾燥した冷たい風に吹いている。そのせいかだろうか、喉が痛い。 そんな寒い夜の道を、月明かりが照らしていた。 「おい。」いきなり背後から声が聞こえたので、内心ヒヤッとしたが、聞きなれた声だったので安心した。おっさんが立っていた。 どうやら家まで送ってくれるそうだ。一緒に歩きながら話していると、喉から痰が出てきたので、道端にペッと吐いた。 「唾を吐くな。」 ハッとしながらも、自分のやった行為を反省し、素直にすいませんとあやまる僕。 「天に唾を吐くようなもんだぞ。血ほどすごくはないが、唾だってかなりの力を秘めている。 下手にそこらじゅうに吐いてると自分の顔に戻ってくるぞ。」 そう言うと、おっさんは吸っていたタバコを指でピンとはねた。 「ねぇ、おじさん?」 「ん?」 「じゃあ…逆に聞くけど、タバコなら道に捨ててもいいの?」 「あ、いけね。」と言いながら、おっさんは捨てたばっかりのタバコを拾った。 おっさんは、それからもごく稀ではあるが、僕に会いに来てくれた。 正体は相変わらず謎のままだったが、それでも分かることは多々あった。 まず、おっさんには決まって数分に一回のペースで、時間を見る癖がある。 そして時間になると、いつもそそくさと走り去ってしまうのだ。 おっさんは、僕の生い立ちをはじめ、あらゆることを不気味なくらい知り尽くしていた。というより知り過ぎていた。 たいていのことなら何でも答えてくれる。例えば、明後日の競馬のレースはこの馬が一着になるとか。 後日、見事に的中して、なんで中学生が馬券買えないんだと心底悔やんでたのを覚えている。 もっとも今は今で、もっといろんなことを聞いておけばよかったと後悔しているけれど。 ほとんど脅迫に近い感じで口止めされていたので、あの当時はこのことを、こんな形で人に話すとは思っても夢にも思って見なかった。 だから、どうせ聞いても人に言えないんじゃ知る意味がないって思って、あまり質問しなかった。 質問するにしても、おっさんのことばかり。それが心残りだ。 「おじさんって仕事してるの?」 「してるよ。式神だからね。」 愛情に飢えていた僕は、おっさんにベッタリだった。友達と言うより父親みたいな存在。 おっさんも、そんな僕に照れてこそいるが、まんざらでもないようだ。 「ホントはね、何にもないときに、こうやって君に会っちゃいけないんだよ。上の決まりでさ。」 上ってのは、式神を指揮する司令塔らしい。 正義の秘密結社でもあるのか? 詳しく聞こうとするも「君を巻き込みたくない」との理由で、教えてくれなかった。 おっさんには、いつも時間がなかった。時間になると逃げるようにいなくなってしまう。 最初こそ追いかけてたが、路地を曲がったところで必ず消えてしまうので、もう追いかけることはしなかった。 おっさんは、秒単位で動いているビジネスマンのように、しょっちゅう時間を気にしていた。なんかいろいろとあるみたい。 そんなある冬の出来事のこと。 その日は、部活は雨が降って中止で、進学塾の授業もない。 冷え切った寂しい家に一人でいることが嫌な僕は、友達の家に遊びに行く。 友達は「親がいないお前がうらやましい」と言っていたが、僕だって「親がいるお前がうらやましい」と思っていた。 帰る時間になったので、いそいそと友達と別れを告げ、自分の家に戻る。あたりは真っ暗。 見えない恐怖におびえながら、いつの間にか僕は、早歩きになっていた。 マセラティが向こうに見えた。 ものすごいスピードでやって来る。このあたりでマセラティに乗っているのは、僕の知るところ一人しかいない。 やっぱりそうだ。乗っていたのは、おっさんだった。 あれ?マセラティは、止まることなく過ぎ去ってしまった。 気付いてなかったのかな?疑問に感じるも、どうしようもない。 遅れて数秒後、大勢の人の泣き叫ぶような悲鳴やうめき声が聞こえ出した。 びっくりして、ふと前方に目をやると、なにか得体の知れない真っ黒いものが見える。 マセラティの後を追うように、こっちに迫って来る。 じっと凝らして、それを見てみるとゾッとした。それは、たくさんの人影だった。 人影が、道をびっちりと埋め尽くしている。映画『ゴースト ニューヨークの幻』に出てくる地獄の使者そのものだった。 その数たるやすごいもので、通り過ぎると同時に、砂埃が舞い上がるほどだ。 とてもじゃないが、数え切れない。 ミミズがうねうねと動いたような、そんなまがまがしいオーラをまとわりつけた人影は、逃げられずに固まっている僕を飲み込み、 何の危害を加えることもなく行ってしまった。 なんか知らないが助かった…。腰が抜けてしまい、足に力が入らない。 滝汗をかいていた。 文面じゃうまく伝わらないと思うが、あれは僕の呪いなんかより、もっとやばいものだと直感した。 次元そのものが違う圧倒的な存在感を感じる。 ただ目撃しただけなのに、尋常じゃない恐ろしさだった…。 それから数週間。 次におっさんを見たのは体育のサッカーをやるために、外に出たとき。 ふと何気なく空を見たら、はるか向こうの空におっさんが立っていた。浮いている。 みんなに教えたかったけど、いかなることがあっても言ってはいけないと口止めされてたので(まあ、今こうして言っちゃってるわけだが) 一人で眺めていた。おっさんは、ここでも僕に気付いてない様子だ。 すると、そのおっさんにどす黒い雷雲が向かってくるのが見える。 例の人影たちだ。おっさんを襲おうとしている。 バチン! おっさんの手が光ると、おなじみの爆竹音がこだました。 ズドン! 野球のボールをミットでキャッチするようなそんな音が、立て続けにすると同時に、雷雲が光りながら散った。 おっさんの攻撃が当たったのだろう。 とにかく、何がなんだか…よく分からない。出来の悪い特撮映画でも見ているのだろうか? 雷雲は、崩れてこそいたが、勢いを衰えることなく、そのままおっさんに襲いかかる。 ここで、ボールが僕のところに来たので、あわてて視線を足元に戻した。 やはり僕にしか見えていないのか? あれほどの音がしたにもかかわらず、誰一人として気付いていない様子だ。 ボールを蹴り返し、視線を空に戻すと、時すでに遅し。 おっさんも雷雲もいなかった。 ようやくおっさんが僕に会いに来てくれたのは、それから数日後のこと。 早朝の朝練に行くために、身支度を整えて家から出ると、背後から声がする。 振り返ると、おっさんが立っていた。 ただいつもと違う。 おっさんは、かなり疲れ切ってる様子だ。スーツもよれよれ。 どうにも会話が弾まない。おっさんも無理して作り笑いをしているのが分かる。 帰ってしまう前にあの人影について聞かなければ…。 「やばいな、長居しすぎた。早く行かないと。」 そう言い残し、まさに帰るそのとき。意を決して僕は、おっさんに聞いてみた。 「おじさんを追いかける人影って何なの?」 おっさんは、驚愕の表情の浮かべ振り返った。動揺を隠せない様子だ。 「見てたのか?」こっくりと頷く。 見た内容を詳しく説明しようとしたが「それ以上言うな」と一喝されて、黙るほか無かった。 おっさんは大きく、ゆっくりとため息をついた。 そして、そのまま押し黙ってしまうので、二人の間には無言の沈黙が流れる。 「あれって悪霊なの?」 「違う。そもそも君は、霊感がないから見えないだろ?あれはね、もっとやばいもんだ。」 じゃあいったい何なんだ?聞いても、それ以上は教えてくれなかった。 「もう君とは会わないようにしよう。」いきなりおっさんが切り出す。 言わなきゃよかった。そう思った。興味本位で聞いてしまったことを、すごい後悔した。 「大丈夫。何かあったときは、ちゃんと助けに行くよ。」 そう言うとおっさんは、靴音を響かせながら歩き出した。 引き止めたかったが、ショックで喉が締め付けられたのか、声が出なかった。 ふいにあたりの気配が変わり始める。 おっさんが、まさに向かおうとする先にある家の垣根が、風も無いのにざわざわと音を立て始めた。キーンと耳鳴りがする。 「まずいな…。囲まれた。」 そう呟きながら、あたりを見渡すおっさん。何も見えないけど、よからぬ何かの気配を肌で感じる。 「すまない、少し驚かすと思うが気にしないでくれ。」 どういう意味か説明する間もなく、おっさんは呪文を唱えると、その場からふっと消えてしまった。 驚くよりむしろ僕は、突然いなくなる謎が解けたことで、興奮していた。 ただならぬ気配は、おっさんがいなくなった後もまだ残っている。 あたりの家々の塀の隙間から、真っ黒いスライムのようなものがはみ出て、 真夏のアスファルトの蒸気のごとく、ゆらゆらと景色を歪めていた。 それは、何かするわけでもなく、ただそこに在るだけ。とはいえ、気持ち悪いので足早にそこをあとにする。 幽霊が見えない僕が、なぜか見える、人ならざるもの。 もしかして?僕の脳裏にあることがよぎった。 おっさんも呪われた一族の末裔なのか? そう考えると何もかも辻褄が合う。 なぜ僕のことや先祖のことを知っているのか?なぜ僕を助けるのか? 今までバラバラになったジグソーパズルが、ピシピシとはまっていく感覚。 鼻の頭をつまみながら、眉にしわを寄せ、物思いにふける。 いくら勉強しても分からないことってあるんだな…。そう思いつつ僕は、学校に足を向けた もう冬が終わろうとしていた。 みんな暖かい春を心待ちにしている中で、僕だけは鬱な気分だった。 理由は簡単である。もうすぐ三ヶ月。呪いが、いつ来てもおかしくないからだ。 その鬱のせいで、バイオリズムが狂ったのだろう。 季節の変わり目という煽りも受けて僕は、見事に風邪をこじらせてしまった。 大人しく家で寝る羽目に。高熱で、ふらふらだ。寒気が止まらない。 僕は、布団にくるまりながらもなお、ガタガタと震えていた。身体が衰弱しきっている。 叔父は、一昨日から家には帰って来ていない。 冷凍食品を買いだめしておいてよかったと、心底ホッとした。こんな身体じゃ、とてもじゃないが買出しなんか無理だ。 もしこんなとき母親がいれば、やっぱりお粥とか消化にいいものを作ってくれるのかな? 母親がどんな人なのか分からないまま育った僕は、そんなことを考えながら眠りに落ちた。 気付いたら僕は、学校の教室に、たった一人で佇んでいた。 なぜか二年の教室ではなく、三年の教室にいた。 僕はいったい何でここにいるんだ?そんな疑問は、すぐに絶望へと変わった。 そこが音の無い世界だったからだ。僕の大嫌いな世界…。 くらっと眩暈がした。呼吸が、どんどんと荒くなる。 とうとうこの日が来た。 僕は、完全にその場に固まってしまった。目だけ動かすかたちで、周りを見る。 教室の蛍光灯は、片っ端から粉々にされていた。 かろうじて教壇の上にある一本の蛍光灯だけが、弱々しい光を放っている。 黒板の上に掛けられた時計も、ガラスの部分がバキバキに割られ、中の針は握りつぶされたように丸まっていた。 教室の窓ガラスも、何者かによって全て割られて、なんとも無残な有様だった。 その窓の外は、何も見えない漆黒の闇である。見るだけで吸い込まれそうな暗黒地獄が、教室の外に広がっていた。 風もないのに、カーテンが「こっちにおいで」と手招きするがごとく、ゆらゆらとなびいている。 あまりの異様な光景に、絶句してしまった。 ギュイーン ギュオーン ギュワーン ギュオーン いきなり無機質なチャイムがしたので、身体がビクッと反応し、机にぶつかった。 音程が外れ、ねじって歪めたような音。それが、学校中に鳴り響いた。 「おえああ、あいおあいえあう(これから、狩りを始めます)」 滑舌が悪い校内アナウンスが流れる。明らかに人間の声じゃない。 やばいやばいやばいやばい… もう完全に頭の中がパニックだった。汗が、ポタポタと床に落ちる。おっさんは一向に現れる気配がない。 時間にしておよそ数分。自分には何十時間にも感じられた。 ふいに人の足音が聞こえた。それに混じって、男と女の言い争う声。 どんどんこっちに向かってきているのが分かった。おっさんなのか?それとも…。 人の声ではあるが、明らかに二人いる。逃げようにも、すぐそこまで声が迫っていた。 心臓が爆発しそうだ。そして… 「あ、いたいた。やっと見つけた。」おっさんが廊下から教室を覗き込んでいた。 「二年の教室にいないから探すのに苦労したよ。」 肩の力が抜けるのが分かった。思わず安堵のため息が出る。久しぶりに見るおっさん。 「もう君とは会わないようにしよう」と言われて以来、全く会っていなかったので、懐かしかった。 「探すのに苦労したのはこっちの台詞よ。」と、女性の声。おっさんの背後に、その声の主と思わしき人が見えた。 すらっとした身体に、パリパリの黒いパンツ、そして黒いライダースジャケット。肩までかかるさらさらの髪。 蛍光灯の明かりが廊下まで届かないので、顔までは見えなかった。 「あんたさ、ケータイくらい持って行ったらどうなの?」その人が、おっさんに怒鳴っている。 「使い方が分かんねぇんだよ。」おっさんは、そう言いながら僕のもとにやって来た。 間近で見るおっさんは、実に頼りなさそうだった。 頬はこけて、髪が乱れている。無精髭もうっすら生えていた。声もどこかしら元気がない。 「君に紹介するよ。あの人は俺の仕事仲間でね。名前は『ハル』さんだ。」 そのハルさんと言われる人も、教室に入って来た。 「君が○○(僕の名前)クンね?話は聞いているわ。」 若い女性だった。見た目は20代後半くらい。顔は、芸能人に例えるなら夏目雅子に似ている。 今のおっさんとは対照的で、すごくきれいな人だ。 ハルさんは、挨拶がてら僕にいろいろと話してくれた。 まず、おっさんがよく使っている爆竹の音がする技。 あれは、たいていの相手であれば、一撃で葬れるほど強力なものだそうだ。まさに一撃必殺の技。 足止めにしかならないものだと思っていたので、すごいびっくりした。 「強力だけど、術者の身を滅ぼす危険もあるわ。」とハルさんは言う。 そんなのを二発食らっても死なない呪い。つまり、それだけ呪いも強いわけで。 そんなおっさんをサポートするために、新たにハルさんが加わったそうだ。 「よろしくね。」ハルさんが、僕に微笑んだ。 「いうう、おういんいうあえいえうああい(至急、職員室まで来てください)」 また校内アナウンスが入る。 「どうする?行く?」おっさんが、笑いながらハルさんに聞いた。 「馬鹿じゃないの?死にに行くつもり?」 「冗談だよ。さすがに、こんな身体じゃ今日は無理。」 「あんたの冗談は、冗談に聞こえないわ。」 おっさんとハルさんって夫婦なのか?二人が話している間、僕が会話に入り込める余地は全く無かった。 完全に、受け身の状態である。 僕は、複雑な気持ちだった。おっさんを取られたような気がして、ハルさんにちょっと嫉妬してしまった。 「とにかく奴が仕掛けてくる前にここを出よう。」と、おっさん。 「そうね。」ハルさんも頷く。 おっさんとハルさんは、机や椅子をどけ、出来たスペースの真ん中に僕を立たせた。 その僕を挟むようなかたちで、二人が立つ。僕の前方にハルさん、背後におっさんという感じ。 「これやると、死ぬほど疲れるから嫌なんだよなぁ。」背後から、だるそうに呟くおっさんの声が聞こえた。 「あんたがケータイ持って来ないから、これやる羽目になったんでしょうが。」 ハルさんもだるそうに言う。何か始める気らしい。 「そこから絶対に離れないでね。」 そう言うと、ハルさんは静かに目を閉じた。後ろにいて見えないが、おっさんも同じように目をつぶったのだろう。 これから何が起こるのか全くわけが分からないまま、事の成り行きを見ている僕。 ハルさんは、精神統一しているのか、目をつぶったままだ。 しばらくそのままの状態が続くと、ふいに僕の視界が揺らぎ始めた。 電子機器が唸るようなノイズが、耳元で聞こえる。 同時に、自分の意識が身体から離れるような不思議な感覚を味わった。 自分の存在が、そこから消えるような、そんな感覚。目に映るものが、どんどん真っ白になっていく。 僕は起きた。目に映るのは、僕の部屋の天井と、シーリングライト。 夢だったのか?起き上がろうとするが、身体が思うように動かせない。 そういえば、風邪で動けないんだった。ワンテンポ遅れて、把握する。 僕は、もう元の世界に戻っていた。 あの世界とは違い、僕の部屋にある目覚まし時計が、一秒ごとにカチカチと規則正しく音を立てながら、針を動かしていた。 あまりのあっけなさに、自然と笑いがこみあげる。 今回、呪いがした事といえば、不気味なチャイムと校内アナウンスくらいだ。 目を勉強机の方にやると、椅子の背中にもたれかかって、おっさんがだらしなく座っている。 僕が起きたことに気付き、おっさんはニコっと微笑んだ。 ハルさんが見当たらない。 「ハルさんは?」 「あぁ、あいつか。風邪をひいてる君に何か作ってあげようってことで、買い物に行ったよ。」 途切れ途切れの息で、おっさんが答えた。疲労困憊しているのが伺える。 「とにかく化け物だよ、あいつは…。俺なんかこんななのに、すました顔して出て行きやがった。」おっさんは、悔しそうだ。 「おじさんとハルさんってどういう関係なの?」僕は聞いた。 「俺の仕事仲間。一番腕が立つ。」 「おじさんの妻?」 笑いながらおっさんは、否定した。 「あんなのが女房なんて死んでもごめんだね。ああ見えて俺より歳食ってんだぜ。」 え?僕は、思考がストップしてしまった。 「ま、正確な歳は俺も知らないけどな。でも60は裕に超えてるよ。」 ハルさんに少し惚れていた僕にとっては、とんでもない衝撃だった。 思考は停止していたが、聞いてはいけないものを聞いてしまったというのだけは分かる。 ニヤニヤしながらおっさんは、身体を起こすと、僕の布団をかけなおしてくれた。 「君を見ているとね。我が子を思い出すよ。」 そう言いながら、どこか懐かしそうな目で、僕を見ている。僕と同じくらいの歳の息子が一人いるらしい。 「ちゃんと家族に会ってる?」心配になって聞いてみた。 おっさんは、首を横に振る。 「もうね、会えない。」 離婚して会わせてくれないのか?もしくは、仕事のために家族を捨てたから、家族に会わす顔がないとか? この人のことだから、家族をないがしろにしていても、別におかしくないかも。 頭の中で僕は、会えない原因を推理していた。 「君も知ってるだろ?俺が呪われているのを。」 「え?」 「気付いた時にはね、もう手遅れだった。それでもあきらめずに頑張ったよ。 それこそ、当時は若かったし、今より力もあった。でも…助けられなかった。」 僕の推理は見事に外れた。 おっさんの家族は殺されたのだ。それも自分の呪いに…。 「俺が殺したも同然さ。」 そう言うとおっさんは、下唇を噛んだまま、黙り込んでしまった。自分を責めているようだ。 涙こそ見せなかったが、僕はそこにおっさんの家族を想う深い愛を、確かに感じることが出来た。 「たっだいま~。」 重苦しい空気の中、何も知らないハルさんが帰ってきた。そして僕の部屋に戻ってくる。 それを合図にするように、おっさんは腕時計に目をやる。 「悪いな。俺はもう行かなきゃ。ハル、後はまかせたぞ。」 「分かった。」とハルさん。そしておっさんは、また呪文のようなものをつぶやくと、瞬時に消えてしまった。 部屋には、俺とハルさんの二人だけとなった。 「君、お腹空いてる?」 もちろんお腹はペコペコだったけど、ハルさんと二人だけで食事をするのは気まずかったので「ううん」と答える僕。 「あら、そう。じゃあ、料理だけ作っておくわ。ちょっとキッチン借りるね。」 そう言うと、ハルさんはキッチンの方へ行ってしまった。 進学塾の定期試験が近いので、その間に勉強しようと思ったけど、意識が朦朧としているので、 内容が頭に入りそうにもないので、やめた。 何もせず、天井をじっと眺めながら待つこと数十分。ハルさんが、戻ってくる。 「テーブルの上に作ったのが置いてあるわ。ちゃんと食べなね。」 声も無しに、ただ頷く僕。 「じゃあ、私もそろそろ行くね。」 そう言うとハルさんは、おっさんと同じようにその場から、ふっと消えてしまった。 部屋には、僕一人だけとなった。 だるい身体を引きずりながら、僕はリビングに向かう。 テーブルの上に、書置きが置いてあった。『早くよくなってね。ハル』と書いてある。 その横にラップがされたお椀。まだ温かいので、蒸気で白く曇っている。中身が見えない。僕はラップを取った。 卵粥だった。 それを口にする。 うまい。おふくろの味ってやつ?とにかくうまかった。 せっかく僕のために作ってくれたのに…。 ハルさんは、僕がどんな顔して食べるのか見たかったのでは? そう考えると、すごくハルさんに申し訳ない気がした。 次の日、嘘のように風邪が治っていた。 薬の効き目なのか?それとも卵粥のおかげなのか?それは分からない。 身体が軽い。鬱だった気分も晴れ晴れとしていた。 実に気持ちいい朝である。 支度を整えると、軽快な足取りで僕は、学校へと向かったのだった。 上へ
https://w.atwiki.jp/yakuwarironri66/pages/1092.html
★第6世代 ■基礎データ No. ポケモン 種族値 タイプ とくせい HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 とくせい1 とくせい2 かくれとくせい 380 ラティアス 80 80 90 110 130 110 ふゆう 380 メガラティアス 80 100 120 140 150 110 ふゆう 381 ラティオス 80 90 80 130 110 110 ふゆう 381 メガラティオス 80 130 100 160 120 110 ふゆう ■タイプ相性 倍率 タイプ ×4 ×2 ×1 ×0.5 ×0.25 ×0 ※とくせい「ふゆう」でじめんタイプの技×0 ■役割関係 有利 キノガッサ、スイクン、バシャーモ、フシギバナ、ボルトロス、ヤドラン、ルカリオ(物理)、ロトム(フロスト除く) 不利 カイリュー、ギルガルド、サーナイト、ハッサム、バンギラス、マンムー、メタグロス、ラッキー ■性格・特性・持ち物 性格 ひかえめ 特性 ふゆう 持ち物 ラティアスナイト ■努力値 配分 備考 基本 H252 C252 B4orD4 ベースですなwwwww めざ炎個体 H252 B4 C248 D4 めざ炎個体の場合の最適な振り方ですなwwwww理想個体はV-0-V-U-V-Uですぞwwww ■確定技 タイプ 威力 備考 りゅうせいぐん 130(195) これを抜くなんてありえませんぞwww竜ヤケのメインウエポンですなwww サイコキネシス 90(135) かくとうタイプへの役割遂行に必要な一致技ですぞwww威力を求めるならこちらですなwww サイコショック 80(120) 出てくる特殊受けやチョッキ持ちフェアリーにはこちらの方が負担をかける事ができますぞwwwチョッキニンフィアを確2、チョッキマリルリを61.3%の中高乱数2にできますなwww ■選択技 タイプ 威力 備考 かみなり 110 マリルリキッスに刺せますなwwww なみのり 90 交代で出てくる鋼やバンギに負担をかけることができますぞwww くさむすび - 天敵バンギラスやラグラージカバルドンヤドラン辺りに刺さりますなwww れいとうビーム 90 妹限定ですなwwwランドグライエルフに刺せますぞwww シャドーボール 80 ギルガルドやサーナイトやメタグロスに刺さりますなwwwしかしH252サナやガルドは乱数2ですなwww めざめるパワー 60 ハッサムナットがこんがり焼ける炎以外ありえないwww ねごと - 今世代では不要ですかなwww ■その他ステータス 体重参照威力 60(通常)80(メガ) 特殊火力指数 41145(りゅうせいぐん)28845(サイコキネシス)25320(サイコショック) 物理耐久指数 20570(通常 H252)26180(メガ H252) 特殊耐久指数 28050(通常 H252)31790(メガ H252) ※特殊火力指数はC252の場合のもの、C248は1/211減 ■考察 ※「通常」ラティアスは二軍候補として扱われていますぞwww ヤティ姉妹の妹ですなwwwww本番は耐える以外ありえないwwwwwwwwww 姉と比べると火力が落ちるものの耐久が高い為、姉では受けきれない高火力格闘を相手できるのが強みですぞwwwww 一方でヤティ妹と同じ技をより高火力で使えるヤティ姉、技範囲が広く弱点も少ないヤメルゴンには出番を取られがちですぞwwwww ヤティオスとは物理方面の役割、ヤメルゴンとは耐性やエスパー技等で差別化していきたいですなwwwww 6世代でいろいろとかわいいヤケモンが増えたために夜の役割の座もやや危ないですなwwwwwありえないwwwww ラティ姉妹のメガストーンはORAS新要素ですがXYリーグに持ち込むことが可能のようですなwww メガヤティアスは耐久に優れますが、火力が足りずメガルカリオをサイキネで確定1にできませんなwww 眼鏡なら特殊ルカリオの+2ラスターカノンを砂込低乱に抑え、サイキネで確定1ですぞwww 逆に物理ルカリオの場合は+2インファイトを受けきれるメガ妹の方に軍配が上がりますなwww + メガヤティの簡単な使用感、技候補くさむすび提案とサブ全体に関する考察・データですなwww 【1.最初に -今回のロジックの意図とメガヤティアスの使用感-】 メガヤティアス使って技範囲について考えたこと及びまとめたことに加え、天敵であるバンギへの立ち回りの考察を載せますぞwww//簡潔にまとめられなかったこと謝罪するほかありえないwww 今後使われる方の技選択の際の考量の一助になれば幸いですなwww 肝心の使用感は、いい意味で驚きが無かったので短めに記しますぞwww耐性もそこそこで火力もそこそこのこいつが、ここまで使いやすいとは思っていませんでしたなwww考え方によりますが、我はメガ妹に2軍上位クラスの役割範囲を感じましたぞwww 火力インフレの現環境では耐性でだけでなく、数値によって多くの中火力までを受けられる耐久数値、それを縛られてしまう4倍弱点を持たない点がこいつの強みですなwww遂行面も、最低限のCと豊富な技、ヤケモンとしては高いSを活かし対面のダメージレースを制することにも非常に適していますなwww もっともこれはぱっと見いかにも役割論理的な思考ではないですなwwwただ、そもそもこいつ自体は有効打がない相手を退かせて、竜らしく竜星群を撃ち逃げして負担をかけたり、交代先を読んで抜群を取ったりすることができるので数値ほどの火力不足感はないですなwww 眼鏡姉が繰り返しの繰り出しによる被ダメを前提とせず、有利対面から一貫性と読みで交代先の不利な相手を崩すサイクル崩壊能力に特化した優秀な表舞台のヤケであるのに対し、 メガ妹はこちらが退くしかない相手を減らすこと(=妹での不利対面を減らすこと)で攻撃回数を確保し、有利不利がはっきりしたサイクル崩壊能力の高いヤケの引き先としての役割を余分にこなすことで、ヤーティ全体のサイクル維持(直接的なヤーティの負担の軽減)とそこからのサイクル崩し能力の高いヤケにとっての有利対面づくり(間接的な相手への負荷の増加)を行う優秀な裏方ヤケですなwww 火力や範囲が微妙であるために好意的に捉えられづらい水ヤトムが、入れたら入れたでヤーティ全体を動きやすくし、本人も最低限仕事するため、「あまり好きではないが、便利なヤケモン」みたいなイメージを持たれがちなのと似た感覚だと予想していますぞwww 水ヤトムは極めて優秀な耐性とボルチェンという有利対面づくりと相手への負担を同時に行える技が特徴、メガ妹はより高い火力と広い技範囲と更に高い耐久数値が特徴ですなwww 性質が似ている水ロトムと違って異教徒の使用率が低いためメタも貼られませんなwww はたきおとすに対しては不一致なら数値的にも十分耐えられるレベルな上メガ石で疑似フィルターとなって格闘への役割が持ちやすくなっており、火力アップアイテムでもあるメガ石を落とされない強みがありますなwww 超自体が物理耐久の不足、飛や妖の台頭による闘の減少、環境トップに居続ける一部の霊や鋼の存在、物理悪技はたきおとすの蔓延など向かい風気味のタイプであるためか、超の通りがよいパーティ、物理受けや竜受けはできていても広範囲な特殊技に対応できていないパーティが案外多いため、変な話「逆に」ある意味環境に刺さっていますぞwww ↑これは姉のページにも書かれていることで、この特質をより生かすなら姉を使ったほうが良いと思いますぞwww ヤティ姉妹sageの声も多いとは聞きますが、特にメガ妹については実際に使ってみて2軍未満の実力とはまず感じませんぞwww もちろん悪や鋼、高耐久ポケ、特殊受けの相手をするのは、サイクル崩し能力に乏しいこいつでは無理ですなwwwそいつらに役割を持てるサイクル崩壊性能に優れたヤケを盛り込み基本を実践すれば、素晴らしい働きをしてくれますぞwww是非使ってみてほしいですなwww 【2.候補技くさむすびの提案及びメガヤティアスとバンギ対面の考察】 姉の候補にあって妹にはないのでてっきり覚えないのかと思っていましたが、こいつもくさむすび覚えるんですなwww Ⅰ. 姉以上にバンギを呼ぶラティ妹の性質 格闘及び竜(ボブやメガ前マンダも向こうにとってはSの関係上、不利対面が多いですなwww)を筆頭とするあらゆる有利対面時にバンギを呼びましたなwww 姉と違って高火力アタッカーのイメージが薄く、補助技搭載で範囲が狭いイメージが強いせいか、特に竜舞メガバンギが起点にしきますぞwww最大打点として候補に加えるのはどうですかなwww Ⅱ. バンギへの与ダメ メガヤティアスに対して進化前バンギが後出しされる状況を想定し、素バンギ、次ターンのメガバンギへの草結びの負担を計算すると以下の通りですなwww バンギのHP 175-207 素バンギ D12(砂下実数値183) 104-124 D4(砂下実数値181)106-126 メガバンギ D4(211)、D12(213)ともに 90-108 2回でのダメージ範囲 194-232(196-234) チョッキや特殊流し個体は別ですが、メガバンギを中心としたアタッカー志向のバンギは恐らくDに多くは振っていませんぞwww HPに148振り以下で確定、それ以上振られていてもまずまず高乱数ですなwww ちなみにヤンギも使う者として気になることとして計算してみましたが、 H4A252D252ヤンギラス(HP実数値176) 84-100 と75%程度の高乱数の乱2ですなwww メガでないバンギでは受けきれないことを知りましたぞwww//我はヤンギは基本HA派ですがなwww そして実は、メガバンギ及び強化アイテムなしバンギはA特化していてもヤガ妹を砂ダメ込みで低乱1にするのがやっとですぞwwwもっとも論者ならA特化は前提、メガか帯以上の強化アイテム持ちですがなwww つまり、バンギは甘えた火力ではくさむすび→かみくだく→くさむすびでメガ妹に押し切られるんですなwwwこのことはⅢに記述しますぞwww Ⅲ. バンギからの被ダメ(メガ妹独自の優れた耐久値を踏まえたバンギ対面の考察) 役割論理の基本として、被役割対象であるバンギに無暗に居座るのがあり得ないのは当然ですが、相手はバンギですぞwww高負担の追い打ちを打てますなwww しかも、こいつの場合メガ前と後ではおいうち(持っていたら高確率で選択されますな)の確定数が変わるというヤティ姉妹全ての型の中で唯一の特徴があるのですなwww そして、バンギを草結び2発でほぼ落とせることは先ほどⅡで示しましたなwww 従って、対面してしまった場合には退く以外の選択を迫られることもありますぞwwwとは言え安易な居座りは、異教徒のおいうち採用率がそれほど高くない事、及び役割放棄である事などの問題点を含みますなwww 具体的な数値ですなwwwただし居座りは砂ダメが11入ることに留意ですぞwww かみくだく(=交代時おいうち)はB4メガ妹(HP155-187)に A特化メガ 152-182//(耐久の伸びは素晴らしいメガシンカなんですがなwww) A特化帯 156-186(H4振りは確1、H252なら砂ダメ込みで低中乱1) A特化珠 168-200(ここからメガ妹を砂ダメ込み高乱1) A特化鉢巻 198-234(砂ダメ無しで確1) 素のまま引いておいうちされた場合は、 A特化強化無 168-198(低中乱1) A特化メガ 194-230(確1) 当然帯以上の強化アイテムでは全て確1ですなwww このように、バンギの持ち物・ヤティ妹がメガ前か後かの要因の掛け合わせで確定数が変わるんですなwww居座るか退くかの正着は実際の状況で異なるとしか言いようがありませんぞwww 加えて メガバンギの場合は居座った際のかみくだくを耐える確率は上がりますが、くさむすびの与ダメが減少し相手の耐久への振り方によっては低乱2や確3にもちこまれる点 竜舞型の場合次ターンにかみくだくで遂行されるため、次ターンに威嚇やゴツメヤケを投げて止める必要が出てくる 点を忘れてはならないですなwww 結局相手の持ち物と振り方、型を的確に判断する以外ありえないwwwそして何より相手がどの悪技を持っていてどれを打ってくるかを的確に読まなければなりませんなwww なお悪の波動については、C特化眼鏡で砂ダメを含めても乱1に届きませんぞwww これまた若干脇道ですが、特殊型自体(もちろん眼鏡ではなかったですなwww)はバンギドリの並びなどで一応見ましたかなwww脱出ボタン型は勝手に脱出させてあげればいいですぞwwwドリュを無理矢理降臨させて来たらなみのり打てばいいですなwwwどうせ初手は剣舞()ですし、特性もすなかきですぞwww 襷なら火力が足りず、剣舞舞われた後にアイヘ打たれても132-156ですから最高乱数以外は砂ダメ2回込でも耐えますぞwww万が一かたやぶり地震打たれた場合は163-193で砂ダメ2回込で超高乱数で持っていかれますなwwwすなのちからアイヘは更に高い威力なので確1ですかなwww 襷でなく1ターン目から突っ込んでくる場合は、一応最大火力であるすなのちから鉢巻アイヘですら127-151で2ターン分の砂ダメ合わせても余裕ですなwww くどいですが、どうせ珠or襷+すなかきですから考慮する必要はほぼありませんぞwww 以上、メガヤティ妹は役割破壊に必要な最低限の火力と絶妙な耐久により、バンギに泣き寝入りしないことができるというこのヤケなりの特徴をロジックしてみましたぞwww しかしこれは、ヤティに役割を持つバンギへの役割破壊の可能性に過ぎませんなwww交代読みからの2発で落とすことが本線ですし、それが可能なレベルに呼びまくりますからなwww そもそもヤティ妹を選出したということは、当然他に役割対象が居るはずですなwww「一矢報いる」ような気持ちで無暗に突っ張ってはなりませんなwwwヤティが役割対象への遂行を終えているor役割を持てるヤケが他の2体にきちんと居るという基準を持って運用する以外ありえないwww 【3.ヤティのサブ技、及び確定超技の選択】 【a. サブの再検討】 ※今後のロジックは、「メガヤティアスならこのような技の組み合わせが以外ありえない」という話ではありませんぞwww サブ技の組み合わせによって持ちうる、役割破壊範囲や遂行範囲をまとめる意図ですぞwww最終的にはヤーティ全体・環境との相談ですがなwww 草結びは雷・波乗り・冷ビと範囲が被るため、使用率がまずまずありそうなサブの使用範囲を再度見直しますぞwww 「最大火力となる」の比較対象は竜星を除いていますぞwww 【①雷】 水地を除いた水全般に負担がかかりますが特に、呼ぶマリルリに刺さり、ギャラに竜舞を積む余裕を与えず、かみくだく切ってる個体は突破できますなwww キッスやムドー、アロー、リザY(晴れ下は必然力の範囲外ですぞwww)といった飛行全般への最大打点でもありますなwww 【②冷ビ】 4倍勢はもちろん、サンダーやボルト、カットムやメガチルなどの2倍勢にピンポイント使用はできますぞwww起点になりたくない場合の4倍竜への遂行技としても使えますかなwwwめざ炎を除き草に抜群を取れる唯一の技ですが、環境にいる草の多くは確定技の超で十分ですなwww いくらか見る中で、れいビが最大打点になるのはジャローダ、ユレイドル、オーロット、パンプジン、ボルフーン}あたりですぞwww また、めざ炎以外で唯一ナットに等倍で入りますなwww 【③波乗り】 威力が90なので2倍では竜星群以下の火力ですが、ヒードランに安定して負担をかけられる他、D方面に弱い岩、地、鋼あたりには通りが良いですなwww 炎に抜群を取れる唯一の技ですが、メジャーな炎闘には超が、炎飛には電がありますし、ガモスにはショックの方が安定しそうですなwww なみのりが最大打点(れいビと同じになるやつも交じってますぞ)となる中で複数体見たのは、 ヒトム、バクーダ、シャンデラ、ドリュウズ、マンムー、ニド夫妻くらいですなwww 【④くさむすび】 次のbで論じますぞwww 【⑤めざ炎】 ナットとハッサムを真っ先に思い付きますが、やはりどちらも呼びますぞwww それ以外で見た相手でも炎が最大打点になる相手は意外と多く、 ジバコ、シュバルゴ、ヌケニン、アイアント、マニュ、クチート、クレッフィ、キザン、ガルド、グロス、ドータクン、メガルカリオ(我はショック採用だったせいですなwww)が居ますなwww 4倍勢以外への負担はたかが知れていますし、こいつの優秀な範囲に威力60の技を入れるかは論者それぞれですが、他の技で列挙した連中よりメジャーポケモンが多いですなwwwクチートやガルド、鍵、グロスあたりは遭遇率が高くほいほい出て来ますので最低限の打点を持てるのは悪くないですなwww 【⑥シャドーボール】 ガルド、メノコ、単霊及びサナ、グロス、単超はシャドボが一番の打点ですなwww ギルガ・サナ・グロスはまだしも他の連中はろくに見ないか打っても大した意味がなく(クレセやナンスなど)、加えて竜星の方が1.2倍ほど入るため、悪を呼ぶメガ妹の広い範囲を狭めて採用する必要性はあまり感じませんなwwwヤーティによりますがなwww 参考程度に、補正無しD4ガルドには76-90で一応中乱2ですぞwww {弱点保険()を発動されても、低乱数を引いて相手に確3だと確信を持たれない限りは、かげうちを強制できますなwww B4メガ妹に対し、弱保後のA特化ガルドのかげうちは144-177、C特化型のA4振りなら110-132と確定耐えですぞwww} どくまもガルドのみがわりを安定して壊せる数少ないサブですし、身代わりない状態なら最速相手だろうと上から叩き込んで負担かけられますなwwwガルドを一撃で持っていけるヤケでも、ガルドにSで負けている、かつ、身代わりを残されて対面すると毒々→身代わりキンシ連打で押し切られるので、被役割対象にも身代わりを壊し続けることによる後続の役割遂行確保能力は求められますなwww 【b. くさむすびで特有の負担先、抜群タイプの被るサブとの威力比較など】 まず、バンギラスですなwww威力換算240で現状最大の負担ですぞwww めざ闘を除けばこれは変わりませんなwww ★特有の負担先 草4倍勢ですなwww以下威力一覧ですぞwww 120 ドサイドン 100 メガラグラージ 80 ラグラージ、ヌオー、ガマゲロゲ、ガメノデス、アバゴーラ 60 トリトドン、カブトプス、オムスター 40 ナマズン、ジーランス 意外と低体重が多く、ジーランス、カブトプス、オムスターへは雷で十分ですなwww トリトドンとナマズンはかみなりが通らない範囲として十分な打点ですなwww 80以上は文句なしに最高火力ですぞwww環境にいる草4倍は高威力が出るやつがほとんどですなwww HD特化ラグは確1にはなりませんが、そんな個体はほぼいないのでどうでもいいですなwww ★草結びが、①2倍抜群または等倍 かつ ②確定技である超を超える威力 かつ ③抜群の雷・波乗り・冷ビとで威力差が生じる ような対象の検証 要は雷110、超が等倍で135(or120で明らかなB)、草が60の場合とかは記しませんぞwww最上位のサブを抜く構成の場合に草結び採用の動機に全くなりえないからですなwww もちろん網羅はしていませんぞwwwレート上で1体でも見たやつのみですなwww確定数を逐一書いたりもしませんなwww感じるなりご自身で計算するなりしてほしいですぞwww手間なので技名をタイプに置き換えますぞwww ①草と電 1.電採用よりも草採用の方が最高打点が高まるポケモン(草120×2>電110×2>超135(120)となるポケモン) 草120 ホエルオー、メガギャラ、ラプラス 2.電を採用しない場合でも草採用によって電未満かつ超以上の打点を得られるポケモン (電110×2or4>草×2(原則100~80)>超135(120)となるポケモン+α) 草100 スイクン、メガカメ、ミロ、ジュゴン、トド、パル、メガヤド、ブルン、メガサメ 草 80 オーダイル、素カメックス、ダイケンキ、ニョロボン、ヤドキング、ヤドラン、サメハダー、スターミー ママンボウ 草60(明らかなB>D、ショック採用雷不採用時最大打点) ゲッコウガ 草60(超が通らないので最大打点) シザリガー 草60(同上) エンペルト 草80(等倍ながら雷不採用時最大打点) パルシェン H4D4(H127D66)個体が、壁下またはC二段階低下時 雷なら146-172 確1ながら命中不安 草なら124-144 高乱1ながら命中安定 襷なら関係ないが壁構築や流星後の甘えた詰みを許すかの参考に 3.電を切り、草を採用することで最大負担が超にまで軽減してしまう主なポケモン(雷120×2>超135(120)≧草×2など) 飛毒・飛闘、飛悪を除いた電気抜群の飛行全て 水の一部(ニョロトノ、サクラビス、フローゼル、素ギャラドス、マリルリ) ②草と氷 1.氷を採用するより草採用の方が最高打点が高まるポケモン(草×2(120~100)>氷90×2>超135(120)+α) 草120 カバルドン、マンムー、(ドサイドン)、ゴルーグ、ハガネール素メガ(水が最大) 草100 ドンファン 2.氷不採用時、草採用によって氷未満ながら超を越える打点を得られるポケモン(氷90×2or4>草×2(原則80)>超135(120)+α) 草120 ドダイトス(等倍、ショック採用時) 草 80 ワルビアル 3.氷を切り草を採用することで、最大負担が等倍超にまで低減するポケモン(氷90×2>超135(120)≧草×2など) 草毒・草闘、草悪を除いた氷抜群の草全て 飛毒、飛闘、飛悪を除いた氷抜群の飛全て 草鋼(ナットレイ) 飛鋼(エアームド) 地の一部(ガラガラ、ダグトリオ、ホルード、ドダイタス(サイキネ採用時)グライ、ランド、ガブ、フライゴン) ③草と水の関係 1.水採用より草採用の方が最高打点が高まるポケモン(草×2(120~100)>水90×2>超135(120)+α) 草120 カバ、マンムー、(ドサイドン)、ゴルーグ、ギガイアス、レジロック、アマルルガ、テラキ、ガチゴラス(等倍、ショック採用時)、素・メガバンギ 草100 ラムパルド、ドンファン 2.水不採用時、草採用によって水未満ながら超を越える打点を得られるポケモン 草120 ハガネール素メガ(等倍だが最大) 3.水を切り、草を採用することで最大負担が超にまで軽減してしまう主なポケモン(水90×2>超135(120)≧草×2など) 炎闘、炎悪を除いた水抜群の炎全て 地岩の一部(ガラガラ、ダグトリオ、ホルード、グライ、ランド、素・メガバク、アーケ、プテラ、アーマルド、イワパレス、ツボツボ、トリデ、素ボスゴ、メレシー) 【c. 炎を除くサブ4タイプの相互関係】 今考察した攻撃側4タイプ(草雷氷水)の抜群範囲は 3タイプが抜群取っている地 2タイプが抜群取っている水飛岩 1タイプが抜群取っている草竜炎 の7タイプで絶妙に絡み合ってますなwww 以下がイメージ図ですぞwww左下の地と右下の水は独自抜群じゃないですが便宜上ですなwww 実際には複合タイプや特性などあるのでこんな単純じゃないですがなwww 攻撃タイプ 草 電 氷 水 草 共通抜群 水 飛 地 岩 独自抜群 地 草竜 炎 水 各タイプの特徴は以下の通りですな ①電 他の技と違い、威力110と高いですなwwwめざ炎を採用しない場合、メイン両半減の鋼や、悪に対し竜星を撃ちたくない場合の最大打点ですなwww 水地を除いた水全般に最大打点で刺さりますなwwwこれがあれば、高いDによりれいビに強いメガ妹は水も一応相手できますかなwww 飛に関しては威力的に氷より打点を稼ぎやすいですが、メジャーな飛には飛電や飛地、飛竜あたりが多いため氷の方が刺さる相手との遭遇も多いでしょうなwww ②氷 妹限定という記述がありますが、姉も覚えるようですなwww草竜という独自の抜群対象を持ちますなwww メガチル(対面からは不利な相手ですぞwww)以外の竜に対しては竜星群あるので微妙ですが、起点にはなりにくい立ち回りができますなwww 向こうからの有効打に乏しいサンダーやグライ、ランドへの遂行技としては氷が適切でしょうなwww 飛や地のメジャーどころは草雷水より氷が有効打になる相手が多いですなwww特にショック採用時、毒羽されると押し切られかねないHBベースのサンダーに勝てるようになるのは大きいですかなwww ③水 威力が90であることに加え、追加効果もありませんなwww 炎はメガ妹への有効打がない相手も多いため、持てば遂行技になりえますなwww特にヒードランへの有効打として貴重ですぞwww 岩や地に関しては通りは良いですが、水複合の草4倍勢や地飛などの氷4倍勢、草結びで威力100以上の重量級が比較的メジャーであるため、最大打点としては微妙な気はしますなwww 雷不採用で草や氷と合わせて使用する場合は鋼への唯一の等倍となり最大打点となる場合も少なくないですなwww ④草 水岩、水地、岩地4倍という絶対的なアドバンテージがありますなwwwただし技の性質上2倍勢には体重依存で安定しませんなwww 水に対しては威力110で広く通る雷に比べごく一部を除いて負担が減少しますなwwwしかし環境に多い連中は80か100が多く、サブとして最低限の火力はあるので必然力不足の論者でも安定するというのはありますなwww役割論理的な考えではないですがなwww痛いのは素ギャラに一貫しなくなり、せっかく必中にしてくれるニョロトノ、呼ぶマリルリに十分な打点を持てなくなる点ですなwwwただ、ニョロトノに関してはそいつ自体は大して厄介でもないので、セットで入りやすいメガラグに打点持てることの方が嬉しいとこですかなwww向こうは冷パンくらいしか有効打がないので役割持てますなwww細かく考えれば、瞑想スイクンを初め、ミロカロスなどのDに厚い高耐久系の水相手には確定数が変わることがあったりしそうな気がしますなwww 岩に関しては代替案になるのは水ですが、岩虫、岩飛、岩鋼以外には草4倍水等倍、ともに2倍、ともに等倍の3通りで草が水以上の倍率を保てますなwww威力的にも重いやつばかりなので波乗りよりは威力も出ますなwwwバンギを筆頭とした対岩を意識するなら岩虫、岩飛、岩鋼らを重く見ない限りは草が優先ですかなwww 地に関しては水と氷が両方が代替案になりますなwww結構使われている最大打点対象としてはカバ、マンムー(どうせ襷ばっかですぞwww)、ドサイドンくらいですかなwww雷採用時は地、岩一般への最大打点として汎用性が高いですが水、を持つ場合はかなりDに厚いガバやバンギピンポになって優先度が下がりますかなwww比較的見る地炎、地飛、地竜への負担が微妙な点も注意ですぞwww 【d. 結局どの組み合わせか】 この4つだけでもそれぞれに魅力がありますなwww これにピンポイント運用でメジャーな苦手対象に通るめざ炎も十分候補に挙がりますなwww 絶対に欲しい1個を決めれば補完の考えでもう1つは定まるかもしれませんなwww 以下がそれぞれの採用に至る強い動機となる利点ですなwww ①雷 対水、特にマリ・ギャラ、対飛行一般、鋼への等倍最大火力 ②冷ビ 対草、サンダー及びランド、グライ筆頭の対飛行全般と竜への汎用性 ③波乗り 対炎、鋼岩地のB>D全般に対する通りの良さ ④めざ炎 ナットハッサムシュバルはもちろん、ギルガルドなどの環境に溢れる鋼全般 ⑤草結び 水岩、水地、岩地の4倍勢や威力100以上120組に多いステロ起点づくりや殻やぶ型の迅速確実な処理、バンギ、岩や地への広い最高打点 超技の選択とも絡めて考える以外あり得ないwww 選ぶサブに対応して、B>Dが多い岩地鋼草に打点が乏しい場合はサイキネ、D>Bが多い炎や水への打点が乏しい場合ショック採用などの確定超技の変更での対応も可能ですなwww逆に、サイキネとショックどちらかを決めることで、それで重くなるタイプへ抜群を取れるサブを優先するという考え方もできますなwww ショックは瞑想持ちへの圧力、特殊受けへの打点、呼びやすい妖や向こうからの有効打が乏しい電にD>Bが多い点などから有用なシチュエーションは多かったので我はショックを推したいですなwww等倍以下でのゴリ押しの最大火力には竜がありますしなwww サイキネでないと遂行できないというほどのシチュエーションはなかったはずですが、バナの大半とチョッキでないブシンにはサイキネの方が刺さりますなwwwそもそも素の火力でこっちが10上なので汎用性がありますし、加えてロトムやサンダーに出て行けるのに抜群の遂行技はサンダーに対するれいビ以外ないので、こいつらのHB系を重く見るならサイキネが良いですなwww ①雷優先 対水で範囲が被る草、一番の特徴である飛で範囲が被る氷は優先度が若干下がりますかなwww しかしながら、水地、岩・地全般、ギャラ、サンダー、ランド、ジャロ、エルフを重く見るならありですなwww 草の場合は草への打点がなくなりますが、ナット以外は超で概ね問題ないですなwww 雷が刺さらない地複合が多い岩地あたりに広く抜群取れる水は、炎や鋼(特にドラン)にも通るので使いやすいですなwww 超については、雷×草が草や炎へ、雷×氷では岩、炎へ打点不足になり、どちらへの誘引もありますなwww 雷×水ならD>B系の炎、草闘(ビリジ除く)、草毒、草霊、草妖あたりに強めのサイキネがいいですかなwww A. 超選択、雷、草結び B. 超選択、雷、れいビ C. サイキネ優先、雷、波乗り ②れいビ優先 飛、地、草に通りますなwww×雷がアリエールのは①で言及しましたぞwww ×水、草ともに地で被りその水と草は岩で被りますなwww水なら炎や鋼に通りがよいものの水が重くなり、草なら4倍勢を中心とした一部の水に強いですが炎と鋼が重くなりますなwww 超については、氷があるとオーロット、パンブジン、ボルフーンなどの等倍超の場合キネシスが望ましい相手に打点を持てるんですなwww ×草の場合、超は草が十分な威力にならない水及びサブが通らない炎意識ですなwww 軽量水の連中はD>B傾向が特にはありませんが、草結びで水岩水地などのB>Dが多い連中へ打点を持てているので、やはりショック優先ですかなwww ×水の場合は草に加えB>Dの傾向がある岩鋼地全てに厚く、水が重いのでショック優先ですかなwww D. ショック優先、れいビ、草結び E. ショック優先、れいビ、波乗り ③波乗り優先 岩、地、炎に通りますなwww×雷、×氷があアリエールのは既述ですなwww ×草は岩、地が被りますなwww被らない範囲である水だけを対象とするなら体重依存のこれではなく110で一貫し、飛にも打点取れる雷の方が有用ですかなwwwよほど草×4倍勢を重く見る場合のピンポ採用ですなwww雷、氷、水、草の4タイプから2つサブを取る案の中では唯一おすすめできませんぞwww ④めざ炎採用 炎を半減する炎、岩、地、水に広く打点を持てる、波乗りやくさむすびが便利ですかなwwwそれぞれ水、炎(特にヒードラン)に抜群打点がなくなる一方、岩地鋼あたりには厚めなので、ショックが優先されますかなwww F. ショック優先、めざ炎、波乗り G. ショック優先、めざ炎、草結び 以上まとめると、 サブ5タイプ(電、氷、水、草、炎)の中から2つをサブに採用する場合に有用性がありそうな2タイプの組み合わせとおすすめする超技の組み合わせは以下の7通りですなwwwそもそもサブの組み合わせは10通りなのでろくに絞れれてませんなwwwYは超の推奨を表しますぞwww 超 サブ 物 特 雷 氷 水 草 炎 AX X X BX X X X CX Y X X DY X X X EY X X X FY X X X GY X X X 具体的なヤーティの中で、実使用を経てのロジックを行う以外ありえませんなwww 皆様もメガヤティ使用してみての使用感お聞かせ願いたいですなwww 以上ですぞwww ↑やつですなwwwせっかくの深い考察ですが下線・太字があまりに多く見づらいと感じたので、少々編集・推敲させていただきましたぞwww ↑んんwww編集感謝ですぞwww長いため全く入れないとメリハリがつかず読みにくいかと思い入れすぎましたなwww ★第9世代 ラティアス ★第8世代 ラティアス/第8世代 ★第7世代 ラティアス/第7世代 ★第5世代 ラティアス/第5世代 一軍ヤケモン(ORAS) 二軍ヤケモン(ORAS) データ不足(ORAS) 一覧リンク 個別育成論 - ヤケモン一覧 - ヤケモン落第生 - タイプ別ヤケモン一覧 - 役割別ヤケモン一覧 データ 火力表 - 耐久表 - めざめるパワー - ヤケモンの歴史 このページの登録タグ一覧 第6世代の考察
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/879.html
ラティナ・ティン・レウィニア 種族:人間族 登場作品:戦女神Ⅰ、天秤のLa DEA。 解説 レウィニア神権国の第四王女。 ローレンの婚約者であったが十六歳の時に行方不明となり、以降十八年間消息不明となっていた。 失踪の理由は王族一とされるその潜在的な魔力を狙われ、アビルースに攫われた為。 カドラ廃坑に封印された邪神、正確にはその使徒である戦乙女シュヴェルトライテを復活させる為の生贄とされたが、 イルザーブの妨害によって儀式が失敗した事で戦乙女と融合したまま魂を封印されてしまい、以降は時間の流れから外れた状態となってカドラ廃坑最奥で眠り続けていた。 廃坑内で死んだ者達の魂を集めて力を取り戻した事でシュヴェルトライテが復活を果たした後には彼女に協力していたローレンに対する礼として身体の支配権を一時的に返還され、 束の間とはいえ愛する婚約者との再会を果たした。 最後は不死者と化したローレンの魂を回収してくれたセリカに対する礼とせめて彼の中で愛する人と一つになる為にセリカに魂を託して力となり、その生涯を終えた。 雑感・考察 戦女神Ⅰの設定ではローレンと共に転生するような感じの最期だった。 戦女神VERITAではアビルースの研究所に攫われたラティナの姿が確認できる。 VERITAの光ルートではアラケール復活の生贄となるが、討伐後に無事解放された。 名前
https://w.atwiki.jp/elegend/pages/100.html
『○○(台詞)』 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (○○)アップロードした画像 名前:ラティナ・オパーリア 出身: 身長:160cm 体重:?kg 年齢:?歳 性格:臆病 得意: 苦手: 属性:風属性 種族:天人族 pixivURL http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id= キャラクター紹介 純白の体色が特徴的な天人族と陸人族の混血。その影響か、先祖帰りの兆候も見られ、姿勢はやや前かがみで、腕の翼れ空を飛ぶことができる。 顔は陸人族のような犬系の獣面。顔を人に見られるのが嫌で、常にハヤブサの顔を模した仮面をつけている。素顔は基本的に絶対他人に見せない。湯浴みの時に仮面を外してもタオルで覆うという徹底ぶり。 新館を支える巫女としての仕事を担うが、表には出てこず専ら裏方。その理由は混血を嫌う者たちからは『忌み子』とされ、さらにその白い体毛が差別の対象となってしまったため。 技 白き風 翼と羽の先端を剣のように硬質化し、己の件とする 光る翼 拘束で闇を切り裂き、大地に再び生命の光を与える。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/87178.html
アブドラティーフフィラーリ(アブドラティーフ・フィラーリ) イスラム教指導者の系譜に登場する人物。 関連: ラーラメリヤム (ラーラ・メリヤム、妻)
https://w.atwiki.jp/directors/pages/1014.html
クリストフ・バラティエをお気に入りに追加 クリストフ・バラティエのリンク #blogsearch2 クリストフ・バラティエとは クリストフ・バラティエの76%は白インクで出来ています。クリストフ・バラティエの18%は白い何かで出来ています。クリストフ・バラティエの2%は欲望で出来ています。クリストフ・バラティエの2%はむなしさで出来ています。クリストフ・バラティエの1%は覚悟で出来ています。クリストフ・バラティエの1%は夢で出来ています。 クリストフ・バラティエ@ウィキペディア クリストフ・バラティエ クリストフ・バラティエの報道 gnewプラグインエラー「クリストフ・バラティエ」は見つからないか、接続エラーです。 クリストフ・バラティエのキャッシュ 使い方 サイト名 URL クリストフ・バラティエの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ クリストフ・バラティエ このページについて このページはクリストフ・バラティエのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるクリストフ・バラティエに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/seisarann918/pages/48.html
名前 ロゼット・ラティンスカ(通称ロゼット) 女・17歳 高校2 性格・行動より頭が動く。生命を大事にする。 貴族の娘。だがそういう振る舞いはしない。 そういう扱いが嫌いである。 外見・長髪ヘットドレス・人形のような紫色ドレス 能力1・王権雑草 どこであろうと雑草が生える。 相手の移動速度を削減させられる。 能力2王権下の理(ことわり) 呪術攻撃。。 相手にそこそこのダメージを与える。 自分が相手より不利な状況の時に使えば効果は3倍。 2の能力を使う前は、普通の剣でコツコツダメージ。 グループ戦向き。 「勝者は敗者の元に生まれる」が口癖。
https://w.atwiki.jp/jojosyana/pages/19.html
ブチャラティにとって、大抵の不思議なことは不思議ではなかった。 それは自分自身、スタンドなどというこれ以上不思議とは言えないようななものを 持っているから、というのもある。 だが、流石にこの状況はブチャラティにとっても新鮮過ぎた。 (あの女ッッ!!確かさっきの!?それにあの骸骨・・・これは一体・・・? ッッ!大体、骸骨はともかく、あの女は何で動ける!?・・・俺以外の奴は皆静止していた。 そこから考えれば、少なくともあの女がこの状況に何らかの形で関わっている・・・ ということになるが・・・しかし、空飛ぶ本・・・ふざけてるとしか思えないが―――) ブチャラティがこの状況を彼なりに整理していると、その女と交戦中の骸骨がこちらを向いた。 「んNNNNNN?何で封絶の中で動いてる奴がいるんだァAAA?」 (ちっ!!気付かれたッッ!!) だが、ブチャラティはスタンドを出して迎え撃とうとはしなかった。 (このまま奴をぶちのめすことは可能だろう・・・。だが、俺は敢えてこのまま何もしない!) ブチャラティは出来るだけ観念した・・・という感じを出すように力を抜いて、その場に座り込んだ。 出来るだけ、こちらの情報は見せずに、相手を探りたかったのである。 骸骨は気色の悪い音をカゥタカゥタ鳴らしながら笑った―――ように見えた。 「よっしゃァAAAA!!ちょっと補給ゥUUUUUUU!!」」 意外なほど速く骸骨が迫ってくる。 ブチャラティはその骸骨の落ち窪んだ目の部分を睨みつけるように見つめ、目を離さない。 一応、いざという時のためにスタンドを何時でも出せるようにはしていたのだが、 その必要は無くなった。 「そこォォォォ!!」 金髪の女が何かを発した。 骸骨はそれをまともに食らい、吹っ飛んでいった。 女はブチャラティの元にスーッと近づいて来ると、憤慨した、というよりも興奮した感じで 畳み掛けるように喋りだした。 「アンタ、何やってるのッッ!?死にたいのッッ!?つーか、何で動けるのッッ!?」 あまりの剣幕に、流石のブチャラティも圧倒されそうになる。 (・・・・・・やはりヒステリックな女だな) ブチャラティは今考えたことを敢えて口に出してみたら、どんな反応をするだろう?と 興味を持ったが、それをしてみるほど余裕があったわけでも無いので、止めておいた。 「・・・・・・アンタ一体何なの?封絶の中で動けるなんて、よっぽどのことよ」 女は、多少落ち着きを取り戻したみたいだった。 「封絶?何だそれは?」 封絶とは、ここいら一体を覆っている変なフィールドのようなものだろうと ある程度までは想像出来ていたが、それでも何も知らない素振りで聞いてみた。 「ここいら一体を覆っている変なフィールドみたいなもんよ!それだけ分かればいいでしょ!?」 自分の想像とそのまんま同じの答えが返ってきたことに、ブチャラティは多少失望した。 また、適当にあしらわれた感じが鼻についた。 「今度は私の質問に答える番よ!あなた、何で封絶の中で動けるわけ!?」 「自分でも分からないものを答えられるわけ無いと思うが」 ブチャラティは苛立ちながらも、素っ気無く答えた。 「ヒャーッハッハ、我が麗しの酒盃マージョリー・ドー!そりゃあ、そこのオカッパの言うとおりだぜ!」 急に、その女の所持している本が口悪く喋りだした。 普通なら驚くところだが、ブチャラティはそんなことじゃ驚かなかった。 だが、そのことがその女に疑問を抱かせたみたいである。 「こいつ―――ッ、何でこの状況でそんなに落ち着いていられるの? 第一、封絶の中でこうしてまともに動けるってだけでも只者じゃないわね 何なのよアンタは!」 見た目よりは鋭いな、とブチャラティは思った。 「まともに動けるわけじゃない。体がいつもよりは重い」 ブチャラティがそう返すと、女が苛ついたのが見て取れた。 「いちいち、下らない反論するんじゃないわよ!」 「ヒャーッハッハ、面白い奴じゃねーか!俺は気に入ったぜ!」 「五月蠅い!バカマルコ!!・・・兎に角!!」 漫才のような会話の後に、女はキツイ視線をブチャラティに向けた。 「得体の知れない奴・・・・・・どちらにせよ、徒ってわけじゃ無さそうね 徒ならば、さっきの奴がアンタに襲いかかろうとする筈が無いからね。 かといって、フレイムヘイズの類でも無し、それでいて完全に無害と言うわけでもない」 そう言うと、女の表情は更に険しくなった。 「こういうややこしい奴は、放っておいていいことがあるわけでもないしね 手っ取り早く消してしまおうかしら」 「何だと?」 ブチャラティは瞬時に臨戦態勢を取った。 女はそれを見ると、感心したのか、それとも馬鹿にしているのか、パチパチと拍手した。 「アンタ・・・随分と戦い慣れてるようね?一瞬で雰囲気変わったわよ」 この女、思ったより馬鹿では無いな・・・とブチャラティは思った。 ブラフだったのか、それとも本気で殺すつもりだったのかは分からないが、 それでも、この女の一言に妙な説得力があったのは事実で、思わず身構えてしまった。 少なくとも、敵を殺すことに対して、それ程抵抗を持ってはいないんだろう、 ということは察せられた。 あの骸骨と敵対しているようだが、だからといって、この女が自分にとって味方である保障はない。 ならば、今すぐにぶちのめした方がいいのか? 自分が只者ではないことは悟られていても、スタンドのことまでは知られていない。 ブチャラティは早急な決断を迫られていた。