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( ^ω^)「後もひとつ気になるお」 ( ・∀・)「んーふぅ?」 ( ^ω^)「モララーは鍵を持っているはずだお」 ( ^ω^)「鍵はちゃんと閉めたかお?そして持ってるのかお?」 ( ・∀・)「えぇ、それなんですが鍵を閉め忘れましてね、誰でも入れる状態だったんですよ」 ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「次はドクオ」 ( A`)「ひゃ、ひゃい!」 ( ^ω^)「ドクオが休んだ理由はなんだお?」 ( A`)「んっ…」 ( A`)「それは…」 (* A`)「命令されてて…」 ( ^ω^)「誰に?」 ( A`)「…」 ( A`)「…」 (* A`)「ごしゅじんたま…」 ( ^ω^)「あ?」 (* A`)「ごしゅじんたまなの!これで終わり!!」 ( ^ω^)「で、教室の前で跳び跳ねてたのは本当かお?」 ( A`)「…」 ( A`)「ひゃい…んっ…」 ( ^ω^)「どうして?」 ( A`)「…」 ( A`)「お仕置きされて…」 ( ^ω^)「お仕置き?」 ( A`)「…」 ( ^ω^)「…」 (* A`)「言えない!!」 ( ^ω^)「…」 ( ・∀・)「あ、そう言えば見ましたよ!」 ( ^ω^)「ん?何をだお?」 ( ・∀・)「ドクオさんが跳び跳ねてる時の事ですよ」 川 ゚ -゚)「証言してくれ」 ( ^ω^)「あ、まだ居たんだ」 川 ゚ -゚)「うん」 ―尋問開始― ( ・∀・)「そう言えば…」 ( ・∀・)「跳び跳ねてる時に左手で何かを嗅いでましたね」 ( ・∀・)「そして右手で何やらおまたをコスコスしてましたよぉ」 ( ・∀・)「コスコス…コスコス…」 (*・∀・)「んふぅ」 ( ^ω^)「…何かがおかしいお……」 ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「画面の前の皆に力を借りるお」 ( ^ω^)「今から+6までの意見を参考にさせて貰うお」 オナニーだろ おかしくねーよw モララー君は何故その時教室近くにいたんですか?そしてドクオのその様子を見てどう思いましたか? ドクオがお仕置きされてたなら別の誰かがいたはずでもモララーは何も言ってないなんで? ドクオが右手でコスコスするわけがない! ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「モララー」 ( ・∀・)「ぁあはぁい?」 ( ^ω^)「そこの蟷螂の卵はお仕置きされてたみたいだけど他に誰かいたかお?」 ( ・∀・)「いいえ」 ( ^ω^)「んーそうかお」 ( ^ω^)「んじゃあもうもう1つ質問だお」 ( ・∀・)「?」 ( ^ω^)「なんでドクオは右手でシコってんだお」 ( ・∀・)「…」 (;・∀・)「…」 ( ^ω^)「自信満々に言っといて今更」 ( ^ω^)「間違えでした」 ( ^ω^)「はなしだお?」 (;・∀・)「逆でしたね。真正面から見たから間違えました」 ( ^ω^)「…」 ( ・∀・)「間違えです!はい」 ( ・∀・)「おもいっきり握りしめてましたよ!左手で!」 ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「じゃあそのおパンティにはドクオのライフストーンが着いてるに違いないお」 (;・∀・)「…」 ( ^ω^)「おパンティを探してみるお」 (;・∀・)「…」 ( ^ω^)「モララー。ドクオが左手でオナニーをしているのは周知の事実だお」 ( ^ω^)「一回教壇でオナニーさせた時にみんなで見たお?」 ( ^ω^)「知らなかった訳はないおね?」 ( ・∀・)「…」 ( ^ω^)「どうもモララーはドクオに罪をなすりつけてるようにしか見えないお」 ( ^ω^)「…」 ( ・∀・)「んふっ!言い訳させて下さい」 ( ^ω^)「なんだお?」 ( ・∀・)「これでドクオの汚名挽回です!」 川 ゚ -゚)「わけわからん」 ―証言開始― ( ・∀・)「見ました!はい!確かに」 ( ・∀・)「教室に向かって跳び跳ねてるドクオを見ましたよ!」 ( ・∀・)「真正面からみたんですよ!」 ( ・∀・)「ピンクのおパンティをくんかくんかしながらコスコスですよ」 ( ・∀・)「コスコス!!」 ( ^ω^)「突っ込み所満載だお」 ( ^ω^)「画面の前の皆。最後にもう一回力を借りるお」 ( ^ω^)「いや、やっぱり後二回借りるかもだお」 ( ^ω^)「つーわけで+8までの皆から力を借りるお」 ( ^ω^)「トップ2つの質問をモララーにするお」 真正面ってことはモララーさん教室に・・・ ( ・∀・)「これでドクオの汚名挽回です!」 何で色わかるの? 教室に向かっている毒男を正面から、ということはだな モラきゅんぺろぺろしたいwww 何故色が分かる 見たらわかるだろ さっきの証言では“何か”って言ってたよね?証言の訂正を要求する ( ^ω^)「もういいお!はい!締め切り!」 ( ^ω^)「じゃあ何故色が分かるかと見てた位置について聞くお」 ( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「モララー。なんでおパンティの色が分かるお?」 ( ・∀・)「そりゃあドクオさんが握ってるのを見ましたからあん」 ( ^ω^)「そうかお」 ( ^ω^)「で、なんで教室の中でドクオを見てたんだお?」 ( ・∀・)「だってドクオさんを貶めよ」 ( ・∀・)「…」 (;・∀・)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 ( ^ω^)「馬鹿だお」 ( ^ω^)「…もうみんな飽きてきたお。犯人はお前だお?」 ( ・∀・)「…」 ( ・∀・)「貶めようとはしましたよ。でもパンツはドクオが持ってたわけで」 ( ;∀・)「私はドクオが好きだっただけで」 ( ;∀;)「なのに!ドクオにはごしゅじんたまがいて!」 ( ^ω^)「うっわ」 (* A`)「も、モララー?んっ」 ( ;∀;)「はい?」 (* A`)「この前告白して振ったのは黙ってるから…あっ」 ( A`)「デレちゃんにパンツ…返してあげて?」 ( ・∀・)「…はい」 川 ゚ -゚)「いや、黙っててねえから」 川 ゚ -゚)「聞いたからな。先生含めて11人が聞いたからな」 川 ゚ -゚)「サッカーチーム出来るから」 ( ・∀⊂「よいっしょ」 (ヽ・∀・)つ▽ (ヽ^∀^)つ▽「はい、頬っぺたに入れてました」 ζ(゚ー゚*ζ「ハムスターかよ」 川 ゚ -゚)「じゃあ投票だな…10人の皆で犯人だと思う奴に投票してくれ」 ( ・∀・) 6票 ( A`) 4票 川 ゚ -゚)「か」 川 ゚ -゚)「じゃあモララーが犯人で」 川 ゚ -゚)「給食を食うか」 こうして。初めての学級裁判は終わった ドクオは無罪放免になりさぞかし嬉しそうだったがモララーはどことなく儚げな顔をしていた あの後、僕はモララーに何か言おうとしたが結局何も言えない事に気付いて何も言わなかった ( ^ω^)つ【とめどない性欲】カキカキ 川 ゚ -゚)「何を書いてるんだ?」 ( ^ω^)「別に」 ( ^ω^)「…」 そう。言えることなど何もないのだ。 第一話 了 次回予告 ( ・∀・)「違います!!僕はやってません!!」 (* A`)「モララーんっ!!節操が…んんう!!」 ∀ 「ウリは…汚されたニダ…」 前へ 戻る 名前 コメント
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ブーバーン 図鑑No.467 タイプ:ほのお 特性:ほのおのからだ(接触攻撃を受けたとき、その相手を3割でやけどにする) 夢特性:やるき(眠らない) 体重:68.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 備考 ブーバーン 75 95 67 125 95 83 ブーバー 65 95 57 100 85 93 65 95 95 100 137 93 きせき無振り 65 95 111 100 153 93 きせき極振り ウインディ 90 110 80 100 80 95 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) じめん/いわ/みず いまひとつ(1/2) ほのお/くさ/こおり/はがね/むし いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 高いとくこうを持つほのおタイプ。 しかしとくこうの高さだけならばシャンデラやウルガモス、ヒードランなどこいつより高い炎は多く、 耐久面も半端でバクフーンと同程度、ヒードランに劣る。 そんな感じのステータスのためほのおタイプの中では比較的下層にいるポケモン。 習得技に関しても特に他のほのおに比べ秀でているわけではなく、マッハパンチとちょうはつが珍しい程度。 これらはゴウカザルでもできる。 10まんボルトを覚えるため水に無策になることは無いが、もともとでんきタイプやくさタイプの技を使えるほのおは多いため特別メリットとなることはあまりない。 夢特性はやるき。 これのおかげでモロバレルに対しては一方的な相性を持つことが可能。 進化前のブーバーはきせきを持たせるに値するポケモンだが、それでも他のほのおタイプを差し置いて使うメリットは見出しにくいかもしれない。 技候補 ステータス調整素早さ 攻撃・特殊 耐久 持ち物きあいのタスキ いのちのたま 各種ジュエル 型サンプル基本型タッグ候補 対策 外部リンク 技候補 物理技 威力 命中 タイプ 備考 習得 フレアドライブ 120 100 ほのお メインウェポン。反動技。 自力 ニトロチャージ 50 100 ほのお 半端なすばやさを補う。 マシン けたぐり 不定 100 かくとう 炎のサブウエポンとしては対岩に便利 過去教え マッハパンチ 40 100 かくとう 先制技。 遺伝 特殊技 威力 命中 タイプ 備考 習得 オーバーヒート 140 90 ほのお 少ない努力値でメタグロスを確定1にできる マシン だいもんじ 120 85 ほのお メインウェポン候補 マシン ねっぷう 100 90 ほのお メインウェポン候補 過去教え 10まんボルト 95 100 でんき 対水。ブーバーン限定 マシン きあいだま 120 70 かくとう 対岩 マシン ソーラービーム 120 100 くさ 晴天時ため無し。対水岩 マシン 変化技 威力 命中 タイプ 備考 習得 まもる - - ノーマル 基本技 マシン ちょうはつ - 100 あく マシン このゆびとまれ - - ノーマル 厳選難。ウルガモスでいかりのこなをすれば良い気もする。 XD おにび - 75 ほのお マシン てだすけ - - ノーマル こいつの場合よほどがない限り2匹で殴った方が効率が良かったりする 過去教え ステータス調整 素早さ 83と半端な値だが、シャンデラやギャラドスをギリギリ抜けるため最速でも調整でもどちらでも構わない。 攻撃・特殊 特攻252で行きたいところだが、シャンデラやウルガモスの影がチラつく。攻撃がそこそこ高いのでけたぐりでバンギラスを倒せるよう調整してもよいが、ヨプ持ちも多いので確実ではない。 耐久 素の物理耐久はゴウカザルやウルガモス以下と、意外に紙。振ってもあまり効果は期待できない。特殊耐久はそれなりに高いので、HP68と特防204を振れば16n-1とラティオスの球流星群耐え調整が実現する。 持ち物 きあいのタスキ 物理耐久がウルガモス以下の紙なので。 いのちのたま 言うまでもなく火力の増強。耐久調整と相性は悪い。 各種ジュエル 一回きりだが、場持ちはあまり良くないため相性は良いか。 型サンプル 基本型 特性:ほのおのからだ/やるき 性格:おくびょう/ひかえめ 努力値:特攻、素早さ252/素早さ耐久調整余り特攻 持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/各種ジュエル 確定技:だいもんじorオーバーヒートorねっぷう/10まんボルト/まもる 選択技:きあいだま/ソーラービーム/ちょうはつ/おにび/マッハパンチ/ニトロチャージ とりあえず基本型。 種族値の割り振りがやや悪く、シャンデラやウルガモスを差し置いて使う意味があるかどうかと言われたらそれまでだが。 しかし差別化を意識しすぎて変な型になるよりは無難だと思われる。 タッグ候補 ズルズキン ブーバーンの苦手なラティオスやバンギラスを制限する。両方とも素早さが中途半端なのが難点。 対策 マイナーな耐性や半端そのものの種族値故にシャンデラやウルガモスにやや見劣りすることが多いため、炎タイプに強いポケなら大抵殴り勝てるだろう。 ラティオスやトリトドンならこいつのメイン技が効きにくい。 とはいえ10万ボルトがあるため、ブルンゲルやギャラドスなどの電気に弱い水ポケはあまりおススメできない。 外部リンク ポケモン第五世代・対戦考察まとめwiki - ブーバーン ネタポケまとめwiki - ブーバーン
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イナズマイレブンの人気投票で五条さんを一位にするwiki 違法ダウンロード自慢高校生セイヤーマンまとめwiki テラ豚丼に対抗して、ケン○ッキーゴキブリ揚げのゆとり登場まとめ@wiki
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ロックバブーン(ろっくばぶーん) 概要 PS版デスティニーから登場した猿型のモンスター。 登場作品 + 目次 デスティニー(PS) デスティニー(PS2) デスティニー2 ハーツ 関連リンク関連種デスティニー(PS2) デスティニー2 ハーツ ネタ デスティニー(PS) 作中説明 HP 220 TP 0 攻撃力 75 防御力 8 命中 140 回避 45 EXP 10 ガルド 10 レンズ 3 重量 2 属性防御 - 状態異常 - 落とすアイテム モンキーバナナ 盗めるアイテム モンキーバナナ 出現場所 ストレイライズの森 行動内容 裏拳で前方の相手を攻撃する。 総評 ストレイライズの森に出現する紫色の猿型のモンスター。 能力値は大したことなく、攻撃も単発の裏拳だけなので特に強い敵ではない。 序盤の敵にもかかわらず色違いもいないため、ひたすら地味な存在になっている。 ▲ デスティニー(PS2) 作中説明 Lv 12 HP 980 攻撃 210 防御 160 術攻 0 術防 140 命中 回避 集中 種族 獣 経験値 13 ガルド 0 弱点 - 耐性 - 状態異常耐性 レンズ ラフ:9 落とすアイテム ダークボトル(9%)オベロナミンC(7%) 盗めるアイテム - 出現場所 ストレイライズの森 D・ストライク (※基準はNormal 落とす(盗める)アイテムの数値は落とす(盗める)確率) 行動内容 / 総評 ストレイライズの森に出現する紫色の猿型のモンスター。 ▲ デスティニー2 作中説明 No. 210 種族 獣 Lv 12 HP 1179 攻撃 148 防御 116 知性 14 命中 99 回避 98 幸運 7 SP回復 98 SP軽減 6 TP回復 0 TP軽減 0 防御回数 3 重量 EXP 21 ガルド 21 属性防御(%) 地 0% 水 0% 火 -51% 風 0% 光 0% 闇 0% 特殊耐性 - 落とすアイテム バナナ(37%)リングメイル(1%) 盗めるアイテム - 出現場所 ハーメンツヴァレー (※基準はノーマル 落とす(盗める)アイテムの数値は落とす(盗める)確率の基本値) 行動内容 総評 ハーメンツヴァレーに出現する紫色の猿型のモンスター。 ▲ ハーツ No. 057 種族 獣 Lv 19 HP 3490 攻撃力 170 術攻撃力 160 防御力 330 術防御力 320 命中力 320 回避力 330 集中力 320 弱点属性 火 経験値 94 ガルド 90 出現場所 帝国軍リグナトル駐屯地ドーズモア裏街道 落とすアイテム 音叉の木×3・麻×3 盗めるアイテム - (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 パンチで前方の相手を攻撃する。攻撃後、バックステップする。 両腕を振り下ろして前方の相手を攻撃する。 回転しながら蹴りつけて前方の相手を攻撃する。 総評 帝国軍リグナトル駐屯地とドーズモア裏街道に出現する紫色の猿型の魔物。 パンチや蹴りと言った肉弾戦で攻撃してくる。 大して強くないが鋼体が強めの回転しながらの蹴りつけによる反撃が厄介。 ▲ 関連リンク 関連種 デスティニー(PS2) シェナニガン キングバブーン デスティニー2 ラクシャサ ハーツ ミストヒヒ クンフーモンキー ▲ ネタ ロックバブーン(英:rock Baboon)とは、「岩山のヒヒ」という意味。 ロック(英:rock)=岩山 バブーン(英:baboon)=ヒヒ ひ#right(){▲}
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コレは別のお話 簡単に言うとここまでの物語の路線は同じだけど、ここから路線が1と2にわかれて、1が本編、2が番外、って風になります なので本編では『視力が戻った事実はない』っつーことになります 12月25日――――――― 入院して、しばらく経った ずっとそこにいたのに、始めてそれがどんなものか、知ることができた ( ^ω^)「・・・・・・・・あれ?どこだお・・・・・ここ・・・・・・・・」 最初は、何も思わなかった べつに普通だと思っていた そんなわけ、なかった すこしたって気づくと、今の状態が、異常な状態だと言うことがわかった (;^ω^)「・・・・・・・・あれ?」 「目が・・・・・・・見える・・・・・・・・・・・・・?」 窓の外は雪が降り、部屋の中に日が差し込んでいた しばらく、その事実に戸惑っていた ベッドの隣には、机があり、その上に屎尿瓶、きれいな花の入った、花瓶 頭の方には壁があり、足のほうにはベッドからすこし離れたところに大きな棚があった (;^ω^)「え?え?なんだお?コレ・・・・・・何で・・・・・・・・・目が見えるお・・・・・・・?」 扉は、しまっている その扉についているガラスに、人影が見えた ガラッ、と開ける音とともに、男性が二人、女性が一人、入ってきた みんなきちんとした格好で、すこし変わった気がするが、すぐにわかった ( ^ω^)「毒男にショボン・・・それに、ツンかお・・・・・・・・・・?」 しっかりと、三人のほうを見てブーンは言った ツン「え?ブーン・・・・・・・?」 (; A`)「大当たり・・・っつーか・・お前・・今しっかりこっち向いて・・・・・・・・」 (;´・ω・`)「・・え?どーしたんだい・・・・・ブーン・・・・・・?」 ―――――やっぱり!コレは、見間違い・・見間違いじゃないんだ! 失明したのに、見間違いって言うのは変だな、と、ブーンは思い、クスリと笑いながら ( ^ω^)「やっぱりだお!ボクは、視力が回復したお!!!」 ―――そもそも、見間違いって言葉は目が見えるから使えるわけで・・ などと、考えながら、視力が戻ったこと、 そして、また毒男とショボン、ツンの顔を見ることのできたことを喜んでいた ( A`)「ちょ・・ホントかよ!ブーン!」 (´・ω・`)「いや、ブーンはさっきはっきりとこっちを見ていったんだ!もしかしたら・・・」 二人は、今にも踊りだしそうだった 今までからでは、想像できないほど、声がはきはきとしている それに、目が輝いていた 興奮している二人は、本当に嬉しそうだった ( A`)「お、おい、ブーン!コレは何本だ!?」 毒男が、右手の指を三本立ててブーンに向けてくる ( ^ω^)「二本・・・・・・・・」 と、言ったところで、毒男とショボンの顔が曇る ( ^ω^)「二本・・指を折っているお、立てているのは、三本だお」 そこで、また二人の顔が明るくなる 小躍りしながら、本当に戻った!と叫んでいる その二人の様子を見ながら、ブーンは笑っていた ふ、と、ツンに目をやると、うつむいている ツン、と呼ぼうとしたところで、こちらに、一歩、二歩と歩いてくる すぐに目の前まで来ると、ツンは腕を大きく振りかぶった (;^ω^)「・・・・・・え?」 ビュンッ、と言う音とともに、ツンの手のひらがブーンの頬に、当たる ( #ω^)「はごふっ!」 頬を叩かれた音で、喜んでいた二人も静まる (; A`)「お、おい・・どうしたんだよ・・・・・・・」 (;´・ω・`)「そうだよ、せっかくブーンの目が治ったんだから・・・・・」 心配そうに言う二人と、混乱しているブーン 気づけば、ツンは泣いていた ツン「あんた・・・・・今まで・・バカ・・・・・・心配・・・させんじゃないわよ・・・・・」 と、消えそうな声で言った後・・・ もう一度大きく振りかぶった (;^ω^)「ちょ、まっ、まっ、まっ!」 ブーンが止めるのにもかまわず、ツンは腕を振り切る ( ^ω#)「モルスァ・・・・・」 バシィ、と、もう一度部屋に頬を叩いた音が、響く それから、ニッコリと涙を流しながら笑った ツン「おめでとう、よかったわね、目が見えるようになって」 そのあとに そのあとに、何もつけたさない 今まで強がってきた彼女は、今、何も強がらずに自分の本心を 本当によかったと思ったから、自分のありのまま思った言葉を言った ( ^ω^)「ツン・・・・・・・・」 「ありが・・とうだお」 ( A`)「・・・・・・そんじゃとりあえずやまじゅんと長岡さんでも呼んでくるか・・・・・・」 (´・ω・`)「そうだね、治ったんなら、先生に言っておかないと」 そんじゃあ、と一言言って、開きっぱなしのドアに向かって二人は歩いていった 部屋には、ブーンと、ツンだけが残されていた ブーンはすこし、困っていた 何かを話そう、話そうとは思っているが ツンが泣いていて、それどころじゃなかった 軽く、ブーンがセキをしてみる それとほぼ同時に、ツンは口を開いた ツン「ねぇ・・?アンタって、目が見えなくなって、どう感じた・・・・・?」 ――――――どう・・・感じた・・・・・・? 質問の範囲が大きすぎて、どう答えたらいいのかわからなかった 少しの間、沈黙になったあと、そうだな、と口を開く ( ^ω^)「まず・・信じられなかったお」 「始めは・・目隠しか何かをつけられてるだけだろ、とか思ってたお、けど・・・」 「顔に何かをつけてる感覚は、一切ないから、よくわからなくなって・・不安になって・・・・・」 だんだん、声が震えていく 徐々に、だけど、少しずつあの世界を思い出していった ( ^ω^)「周りは、何も見えないから・・最初の頃は何事に関してもかなり敏感になってたお・・・・・」 「それから・・あ、見えなくなったんだ、って思っても・・その事実を受け入れることも出来なくて・・・・・」 一つ一つ、頭の奥にあった、今では信じられない少し前までのことを、引き出していく 少し前まで、当たり前だったことだったのに、今ではそれが信じられない そして、一度体験したから、トンでもなくオソロシイ・・・・・ ( ^ω^)「でも、そんな風に絶望してた時に、すぐに光が見えてきたお」 ブーンの顔が、パッと明るくなる ( ^ω^)「ツンが、初めて病院に来てくれた時だお」 ツンは、真剣な顔をして話を聞いていた その顔が、一瞬にして少し間の抜けた顔になったのが、面白かったらしい 軽く、プ、とブーンが吹き出すと、すぐに殴られてしまった ツン「ふざけないで続けなさい」 少し不機嫌な声で、ツンは座りなおしながら言った ( ^ω#)「ごめんなさいお・・・・・」 「あの時、ボクはホントにこの世の全てが、もう絶望しか残ってないと思ったお・・」 光がなくなって、何も見ることが出来なくなって これから見ることの出来るのは、限りない、深い闇だけ・・・ と、少しうつむき、話を続ける ( ^ω^)「でも、ツンがいてくれたから、あの時に励ましてくれたからボクはがんばれたお」 「目が見えなくても、光を受ける方法があるって気づいたから、がんばれたお・・・」 ブーンの目は、今、しっかりとツンを捉えている もちろん、しっかり見えている (;^ω^)「あ、質問に答えられてなかったお・・・・・えーと、簡単に言えばすっごい怖かったお・・」 「でも、ツンたちがいたから・・・・・あれ?さっきも言った?あれ・・?」 ―――――なんだか、話してて頭の中がごっちゃになってきたな・・・ (;^ω^)「って、ツン!?何で泣いてるお!?どうしたお!」 気づけば、ツンは泣いている しかし、かすかに、笑い声のようなものも聞き取れる ツン「あんた・・ほんっとに頭悪いのね・・ww」 顔を上げて、ブーンに言った 笑っているが、涙も流している 目をながら、ブーンの頭をなでてきた ツン「よくがんばったわねー・・、バカで臆病なあんたが・・・」 「でも、それも今日で終わりでしょ?」 なんだか、頭をなでられたのが照れくさくて、一度うなづいてからうつむいていた 顔が熱くなっているのが、わかる ―――――今、顔は真っ赤なんだろうなぁ・・・ と、そんなことを考えていた時だった やまじゅん「内藤くん!視力が戻ったって!?ホントかい!!?」 ( ^ω^)「ホントですお、ちゃあんと見えますお」 息を切らして、やまじゅんと長岡が入ってきた 長岡「ウソでしょう!?じゃ、じゃあこれは何本に見える?」 信じられない、といった顔で指を二本、ブーンの顔ギリギリまで突き出してくる (;^ω^)「ちょwwwwwあぶな、危ないお!二本、二本だお、二本!!」 長岡とやまじゅんが、顔を見合わせる その後ろで、毒男とショボンがケタケタと笑っている やまじゅん「まさか・・ホントにこんなことが・・・・・・」 ツン「取り込み中悪いけど・・・ちょっと、ブーンを借りてくわよ?」 ブーンの腕をひっぱりながら、ツンは言った やまじゅん「ちょ、ちょっと待ってくれ・・・・・」 やまじゅんが呼び止める声も気にしない ツン「あら?別に明日でもいいでしょ?検査やらなんやらは」 やまじゅん「そーゆーわけにもいかないだろう・・・」 「私としても、内藤くんをいかせてやりたいが、医者としては、いかせるわk・・」 まだ話してる途中なのに、ツンはズンズンと進んでいく そして ツン「うっさい」 と一言吐き捨て、殴った やまじゅん「モルスァ・・・・・・」 ツン「今日くらい、いいじゃない!ブーン、走るわよ!」 そういうと、ツンは駆け出した ブーンは、みんなに申し訳なさそうな顔をして、ツンを追いかけるように、走っていった (; A`)「やっぱスゲェよ・・・あの女・・・・・・」 (;´・ω・`)「うん・・でも、やっぱりツンさんも嬉しいんだよ・・・・・それに、今日くらい・・ね・・・・・?」 部屋に残された三人は呆然としていた 一人、やまじゅんだけは、床にうずくまっていた 院内をすこし走って、ツンは後ろを確認した ツン「あら?誰も追っかけてこないわね・・許可が出たってことかしらw」 (;^ω^)「・・・・・」 ―――――やまじゅんを殴っておいて・・何を・・・・・・ ブーンは、呆れて何も言えなかった ( ゚∀゚)「おう、ブーンにツンさんじゃねーか、どうしたんだ?二人とも息切らして」 後ろを向くと、ジョルジュがいた が、ブーンが顔を見るのは初めてだった (;゚ω゚)「ジョルジュ・・・かお・・・・・・?」 声で、わかるが、一応、聞いてみる 彼がジョルジュだと、信じたくないからだった ―――――これなんてイケメン? ( ゚∀゚)「はっはっは!何言ってるんだいきなり!この声を聞けばわかるだろう!」 「なんなら、おっぱいについて語ってやろうか?」 (;^ω^)「お前・・・イケメンだったのかお・・・・・・」 ブーンが言った言葉は、何気ない一言だったが、ジョルジュは酷く驚いていた (;゚∀゚)「・・・・・・・え?お前・・今なんていった・・?」 (#^ω^)「そんなに自分がイケメンだって言われたことが意外かお?なんだか腹が立つお!」 (;゚∀゚)「お・・おぉおお!!!」 ジョルジュは、震えていた 気づけば、ブーンに抱きついていた (;^ω^)「ちょwwwwww何抱きついてんだお!wwwwwwwwwwテラキモスwwwwwwwwwwwww離れるお!」 (;゚∀゚)「お前!視力が回復したんだな!?やったな!!」 ジョルジュは、ブーンの方をたたきながら、ほんとに喜んでいる バシッと、一発、叩く音が聞こえる ( ^ω^)「モルスァ・・・・・」 ツン「何か外されててツマンナーイ」 一人、ツンはふてくされていた ( ゚∀゚)「そんじゃな、二人とも」 軽く話して、ジョルジュと別れた ツン「ジョルジュっていい人よね、さすが長岡さんの兄よね・・ねぇ?」 (#^ω^)「ジョルジュ・・・ブツ・・・・・・イケメン・・・・・ブツブツ・・・・・・・・」 ツン「・・・・・・・」 あぁ、そうだ、と、ツンはブーンに話しかける ツン「今日は何の日か知ってる?」 ( ^ω^)「何の日?今日は何かの記念日なのかお?」 ずっと、カレンダーを見ることのできなかったブーンが、今日が何の日か、知っているはずもなかった ( ^ω^)「とりあえず・・寒いしさっき行き振ってたのが見えたから・・冬の半ばってことはわかるお・・・・・」 フフっと、意地悪そうに笑い、わからないんなら、いいやと、ツンは言った (#^ω^)「何か・・腹立つお・・・・・・」 ツン「あら?怒ったところで何かできるのかしら?」 (;^ω^)「ご、ごめんなさいお・・・・・・・」 ( ^ω^)「あ・・」 ツン「どうしたの?」 ( ^ω^)「一回、ボクの部屋に戻ってもいいかお?」 あそこには、いろいろ置いてきている と、言っても、財布は持っているし、ケータイもある が、お金の残りも少なくなってきたので、部屋に隠してあるへそくりを持ってこようと思っているからだ ツンは、別にかまわないといい、病院を出た 久々に歩いた街の中は、さまざまな明かりで、キレイに装飾されていた ( ^ω^)「まだ昼間なのに・・めちゃくちゃキレイだお・・・・・・」 ――――そんな中を、何も飾られてない自分が、ツンみたいなこと歩いているのはなんだか惨めだなァ・・ と、心の中でこぼして、苦笑した ツン「クリスマスだからね、夜になったら、もっとキレイよ」 ちょうど間に合って、よかったわねと、ツンは笑いながらブーンを見た ( ^ω^)「・・ツンは・・・・・」 ツン「ん?」 心なしかツンは機嫌がいい気がする ( ^ω^)「ツンは・・・せっかくのクリスマスをボクなんかとすごしていいのかお?」 街の中を、こんなのと歩いていて、恥ずかしくないのだろうか? ―――――しかもそれが、ツンなら、なおさらだろう と、ブーンは思った それを聞いて、ツンは顔をしかめた ツン「何?アンタはこんなカワイイ子と歩けて、嬉しくないの?」 ( ^ω^)「そんなわけないお!」 なぜだか、ムキになってしまった ツン「じゃあいいじゃない、ほら、行くわよ」 と、サラッと言ってから、さっさと進んでいく それにおいていかれないように、ブーンも付いていく ――――あれ?何か上手く誤魔化された・・? ツンは鼻歌を歌いながら、先へと歩いていった かなり長い時間歩いたはずだが、ブーンには全然時間が経ってないように思えた ツン「着いたわね、毎回思うけど・・・やっぱボッロイアパートよね・・・・・・」 (#^ω^)「ほっとけお!」 確かに、お世辞にもキレイとはいえない建物が、ブーンたちの目の前には建っていた もうどのくらいの間、帰ってきていないのかはわからないが、 10年以上帰ってきていないような気がする部屋のドアを開ける 懐かしくて、ブーンはすこしドキドキしていたしていた キィ・・・ (;^ω^) ツン「臭ッ!」 ばたんっ! すぐに、ドキドキなんてものも、懐かしいなんて気持ちも、消えうせた ツン「ゴホッゴホッ・・・うえ・・・・・アンタ・・何あの部屋・・・・・・」 (;^ω^)「うえ・・・・・・ボクだって・・・・・知らないお・・・・・・・・・」 二人の顔は、この世の終わりを見た、と言った感じの顔だった ツン「コレじゃ空き巣も逃げ出すわ・・・・・・」 (;^ω^)「と、とりあえずボクは中に入って取るもん取ってくるから・・ツンはここで待っててくれお」 そう、言い残し部屋に入っていった キィ・・・ (;^ω^)「うは・・・wwwwwwwwなんだコレ・・・・・とりあえずさっさととっておさらばだお!」 すこしだけ、片付いている部屋を、奥へと歩いていく ( ^ω^)「たしか・・・・・この辺に・・・・・・・・」 ゴソゴソと、タンスの裏に手を伸ばす カサッ、と、手が何かの紙に当たった ブーンはそれが封筒だと確認すると、すぐに部屋から走り出て行った ばたんっ (;^ω^)「し、死ぬかと思ったお!!!!!なんだお!あの部屋は!!!!」 ツン「早かったわね・・・まぁ、あんな部屋に何分も入れたもんじゃないけどね・・・」 「アンタよく今まであんなトコにいれたわね・・・・・・」 (*^ω^)「外の空気がこれほどおいしいと思ったのは初めてだお!」 もう二度とあんなところには入りたくないな・・、と思いながら、ブーンは大きく深呼吸をした そして・・・ (;^ω^)「あ!忘れてたお!ツン!もう少しここで待っててくれお!!」 もう一度あの地獄のような部屋にようを思い出し、走って中に入っていった ドアを開けた音とともに、ブーンの臭ッ!と叫ぶ声が、ツンの耳に聞こえて、クスリと、ツンは笑った (#^ω^)「あー!もうなんだってこの部屋はこんな臭いんだお!!!」 さっき、風雨等を取ったタンスを開けて、何かを探していた (;^ω^)「あれ・・・?この段じゃなかったかお・・・・・・?」 ツン「・・遅い・・・・・」 もう、五分くらい待たされている ツン「何か・・・・・ブーンに待たされるのは・・腹が立つわ・・・・・・」 ブツブツと文句を言いながら、言われたとおりツンが待っている ―――そうだwww ツンは、その場でうずくまった ( ^ω^)「あったお!早くしないと、ツンに殺されるお!!」 きぃ・・・ すこしして、扉が開いた ( ^ω^)「ツン!遅くなってスモォ!!」 出てきたと同時に、冷たい塊が、ブーンの顔に当たった ツン「遅いのよ、バカ!」 雪だまを投げたツンは、顔に命中させたのにゲラゲラと笑っている (;^ω^)「ひ、酷いお・・せっかく着替えてきたのに・・・・・」 ブーンの服装は、確かにさっきの服装とは変わっている ツン「あら、まともな服装になったわねwwwwwww」 ブーンが、短い時間の中必死に考えてあわせたのだ ツン「それじゃ、行きましょうか」 ツンとブーンは、さっきまでいた街に向かって歩き出した 街に着いたときには、日も沈んでた ―――――もう・・すっかりふゆだなぁ・・・・・ 自分が入院したときは、雪なんか降る気配もなかったのに・・ そう、街を明るくする街灯を見ながら思った そこらじゅう、呼び込みの人がサンタの格好や、着ぐるみを着て、道行く人に声をかけている ―――――こんな寒い中・・大変だなァ・・・・・・・ と、その様子を見てたブーンたちの元に、白い息を吐きながらサンタが一人 おっとりとした顔の青年が来た ( ・∀・)「カラオケイカガデスカー?」 ツン「死ね、行くわよ、ブーン」 (;^ω^) (;・∀・)「・・・・・・」 ―――――せっかくのクリスマスにバイト・・・なのに、そのうえコレじゃ、あんまりだ そう思ったブーンは、青年から券を二枚もらった (;^ω^)「すいませんお・・それじゃあ!」 先へと行ってしまったツンを、走って追いかける ( ・∀・)「・・・・・」 ((( ;∀;)))「コエーヨー・・・」 ツン「え?アンタ・・もらってきたの・・?券・・」 ( ^ω^)「せっかくのクリスマスに、外でバイトしてるのにシカトは、かわいそうだお」 ツンに一枚差し出してニッコリと笑った ツン「しょ、しょうがないから、もらってあげる!」 受け取った直後に、ツンは顔を反らしたからわからないが、 ツンの顔はすこし赤かった気がする ツン「で、アンタ、コレモラッタはいいけど、カラオケに行くの・・?」 ( ^ω^)「かなり近いし、ツンがいいなら、行くお」 別にねぇ・・と、小さくツンがこぼす ツン「でも・・他に行くところもないし・・行こうかな・・・」 ―――――ブーンの歌声も聞いてみたいし・・・ww と、心の中で思い、小さくニヤケタ ( ^ω^)「そんじゃ、早く行かないと夜料金になって高くなるお」 そうなの?と、ツンが言ったときには、ブーンはもう走っていた―――――― ツン「ちょ・・待ってよ!」 意外とあっさり、ブーンは止まった (;^ω^)「走らなくても・・すぐ目の前にあったお・・・・・」 外装は、キレイな感じで、装飾も、かなり手が込んでた ツン「うわぁ・・キレイに装飾してるわね・・・・・」 入ってみると、意外に空いていた ( ^ω^)「うはwwww人スクナスwwwwwwwwwww」 ツン「ラッキーだったわね」 (´・ω・`)「やあ、ようこそ、カラオケバーボンハウスへ。」 受付には、見慣れた青年がいた (;^ω^)「ちょwwwwww何でお前がいるおwwwwwwwwwwwww」 ショボンが、受付にいた (´・ω・`)「何でって、ここでバイトしてるからさ、毒男もいるよ」 「それじゃあ、何時間歌うか聞こうか」 別になんてことない、といった感じで話を進めていくショボン ツン「普通ってどんくらい歌うの?」 (´・ω・`)「多分2、3時間じゃないかな?」 まぁ、そんなの覚えてられないけどね、と、笑いながら話す ツン「じゃあ2時間でいいや」 (´・ω・`)「ちなみにサービスはできないよ、毒男、部屋まで案内お願いするよ」 ( A`)「ハイハイ・・・マンドクセ・・・・・・じゃあ、お前らこっち来い・・・・・・」 奥から出てきた、制服姿の毒男を見て、思わず二人とも吹きだしてしまった ツン ( ^ω^)「にあわねぇwwwwwwwww」 (# A`)「・・ウッセェヨ・・・・・・・」 毒男の顔は、すこし恥ずかしそうだった (# A`)「お前らもう二度とくんなよ」 部屋の前まで連れてきて、別れ際に毒男が言った ツン「今のことを店長に言ったらどうなるかしらね・・・・・」 ( ^ω^)「うはwwwwwwwww夢がひろがりんぐwwwwwwwwwwwwwwwww」 (; A`)「きた・・キタネェ・・・・・・・」 失礼しました、と、最後に言い捨てて毒男は戻っていった 部屋は、2人分にしては広くて、快適だった ツン「さて・・・どうぞ、ブーン」 マイクが、ツンからブーンへと渡される ( ^ω^)「ボクはあとでいいお、先に、ツンが歌うおw」 ブーンからツンへと ツン「ブーンはカラオケなんて久しぶりでしょ?やっぱり、先歌って感覚を取り戻さないと」 また、ツンからブーンへと ( ^ω^)「いや、久しぶりだから先にツンに歌って欲しいんだお」 こんなやりとりが何度も行われる ツン「わかった!それじゃ、じゃんけんで決めましょ!」 数分、マイクの譲り合いが続いたあとに、ツンが提案した (;^ω^)「最初からそうしたらよかったお・・・」 ツン「うるさい!それじゃ、行くわよ、最初はグー・・じゃんけん」 二人の目が、光る ( ^ω^) ツン「ぽん!」 ブーンは、コブシを強く強く、握っている それに対するツンは・・手のひらを、大きく、開いている ツン「やた!勝った!第三部完!!」 ぴょんぴょんと、飛び跳ねながら喜んでいる (;^ω^)「負け・・・たお・・・・・?」 ブーンは、その場でがくっとうなだれる (; A`)「あいつら・・・何してんだ・・・・・・?」 その様子を、たまたま監視カメラの映像で見ていた毒男が、呟いた ツン「そんじゃ、先よろしくねーwwwww」 リモコンと、マイクを投げ渡してくる ブーンは、しぶしぶ番号を入力して、リクエストする 画面に、曲名が表示される ~VIP STAR~ (;^ω^)「あ、アイワブァナあljだ;:うぇfろ・・・・・」 しょっぱなから、噛んでしまった ツンは横で大笑いしてくる (;^ω^)「夢中なそれ、なんーてエロ~ゲ!」 ブーンは、思っていたよりも数倍 下手だった ツン「あは、はっはっは!!wwwwwwww」 腹を抱えながら、大笑いして転げまわるツン しかし、ブーンは気にしなかった もう慣れていたからだ ―――――――毒男たちと同じ反応をする、ツンのときに大笑いしてやる と、心に決めた ( ^ω^)「隠していたクオーリティーいーをぉ、キミはそぉと拾ーい上ーげーてぇ」 だんだん恥ずかしさがほぐれてきたのか、さっきよりも数段上手くなってきている ツン「あれ?さっきより上手くなってきてるじゃない」 「で、でも、聞ける程度のレベルだからね!?ほめてるって勘違いしないでよ!!」 この状況でも、強がる、ツン もう、熱中しているブーンに声は聞こえていなかった ( ^ω^)「キラキラのVIP STAR 腕を広げ、魔法をかけーてあーげーよーぅ、君だけにぃーー」 そして、ブーンは歌い終わった ( ^ω^)「さて、次はツンの番だお!採点はまだかお?」 パラパラと、曲を探してたツンが、手を止めて、あ!、と何かを思い出したように叫んだ ツン「ゴメン!採点入れるの忘れてた!!!」 (;^ω^)「ま、マジかお・・・・・」 ツンは、さっきから謝ってくる ツン「次からは入れるから!ゴメンね・・」 別にいい、と、ブーンはツンにマイクとリモコンを渡す ( ^ω^)「次は、ツンの番だお」 手渡されたリモコンに、番号を入れてリクエストする 画面に、緑色で文字が表示される ~BASKET CASE~ この曲で、盛大に笑ってやろうとブーンは思っていた スゥ、と、一息すって、うたい始める ツン「ドゥーユハブぁずターイム、トゥーリッスントゥミールァ-ィ」 (;゚ω゚)「・・・・・・」 ツン「アーイあむワノブゾーズ」 めっちゃくちゃ、上手かった ―――――コレなら・・・・・・プロにいける・・ ブーンは、本気でそう思った ツン「フゥ・・・」 (;゚ω゚)「や、ヤッバイお!ツン!めっちゃくちゃ上手いお!」 「コレなら、本気でプロにいけるお!」 ツン「え?ホント・・?あ、べ、別にあんたにほめられても嬉しくないんだからね!」 「でも、ありがとうね」 こんな調子で、二時間は過ぎていった――― コンコン ドアをノックする音が聞こえたので見てみると、毒男がいた ( ^ω^)「なんだお?」 ( A`)「お客さーん、もう二時間だよー」 ツン「あれ?もうそんな時間・・仕方ない、出るわよ、ブーン」 リモコンの演奏中止ボタンを押して、ツンはボクを引っ張り出した (; A`)「おい・・延長・・・・・まぁ、いっか」 ツン「あ、毒男、お金、払っといてね?wwwwwww」 (; A`)「はぁ!?何でオレが!?」 ゴン、と、何かを叩く大きな音がする ( #ω^)「モルスァ・・・・・・」 ツンのコブシが、ブーンの頭に乗っかっている そして、さわやかな笑顔で毒男に聞き返した ツン「え?何か言った?」 ( A`)「喜んで払わせていただきます」 ツンは、上機嫌で店を出て行った ブーンは、引きずられるように店を出て行った 毒男とショボンは、震えながら店に残った そのあと、しばらくブーンとツンは街を回った 服や、小物を見て回ったり、CDを見たり 気づけば両手に荷物 (;^ω^)「買いすぎだお・・・」 ツン「うるさい!たまには、こーゆーことだってあるわ!」 (;^ω^)「すこしくらい、持ってくださいお・・・・・」 ツン「だが断る!」 こんな調子で、時間は過ぎていく そんな時、ブーンの腹から間の抜けた音が鳴る ツン「ぷww」 ( ^ω^)「そういえば・・おなか空いたお・・・」 気づけば、時針が八時を回っていた ツン「もうこんな時間だしねぇ・・・」 ツンが腕時計を見て、答える ( ^ω^)「あ、あそこの店美味そうだお!」 ブーンが指を指す方向を見てみると、イタリア料理店がある ツン「じゃあ、あそこでいいや、おいしそうだし、近いしwwwwww」 ( ^ω^)「決定だお、そんじゃ、行くお」 ブーンは、ツンの手を掴んで走っていった ブーンに手をつかまれたことで、ツンの顔は真っ赤になっていた カランカラン ドアを開けると、鈴が鳴った 店内はキレイで、ツンもブーンも、中に入ってから回りを見渡している (・∀ ・)「二名様ですか?」 と、入ってきた二人に落ち着きのない感じのウエイターが、話しかけてきた ツン「あ、はい、そうです」 (・∀ ・)「それなら、こちらへどうぞー」 と、二人はテーブルに案内された 人は入っていたが、いくつか、空いてるテーブルがあったおかげで、すぐに座れた メニュー票を手に取ると、ブーンもツンも、うわぁ・・とこぼした ( ^ω^)「めっちゃく茶美味そうだお!」 ツン「スゴ・・決めらんない・・・・・オススメはある?」 ツンは、ウエイターに尋ねた そーですね・・と、すこし悩んでから (・∀ ・)「当店はパスタがオススメですよー、女性の方に人気もありますしー」 じゃあ、それ、と、説明されてすぐにツンは注文した ( ^ω^)「じゃあ、ボクにオススメはあるかお?」 (・∀ ・)「ねぇ、アナタってデブでしょ?」 ブーンの方を向いて、ウエイターは言う (;^ω^)「え・・・?」 ヽ(・∀ ・)ノ「ピザでも食ってろよー」 ウエイターは手を振りながらブーンに言った ツンは、笑いをこらえている (;^ω^)「じゃ、じゃあそれで・・・・・」 態度の変わりっぷりに、ブーンは戸惑っていた (・∀ ・)「わかりましたー、それでは、お待ちください」 そういうと、ウエイターは奥へと進んでいった (#^ω^)「な!何だお!アイツ!!」 あまりの接客態度の悪さに、ブーンは腹を立てている それに対して、ツンは腹を抱えて笑っていた (#^ω^)「笑いごとじゃないお!」 ツン「あはっははっはははははwwwwwww」 言っても、と舞える気配はない そのとき、テーブルにさっきのウエイターが来る (・∀ ・)「娼婦風パスタです」 コト、と、ツンの前に置く パスタの上に赤いトマトソースがかけられ、その上に、チョコンとパセリが置いてある ツン「うわァ・・・・・」 ツンの目は輝いていた そして、ブーンの目の前にも、ピザが置かれる (・∀ ・)「ピザでも食ってろデブ、それではごゆっくり」 また、奥に向かっていく (;^ω^)「・・・・・・・」 ツンは、今度は笑わなかった パスタに意識が行っていたからだ (#^ω^)「やっぱあの店員腹立つお!あとで絶対苦情入れてやるお!!」 二度も、あんな態度を取られ、ブーンは顔を真っ赤にしていた ツン「いいじゃない、ほんとのことなんだし」 「それよりも早く食べましょ」 どうでもいい、といった感じで、いただきますと言うツン (#^ω^)「ツンにまで言われたお!もういいお!いただきます!」 腹を立てたまま、ブーンは一切れ口に持っていく ツンは、さっき一口パスタを入れたきり、口をもぐもぐと動かしながら、パスタヲ見つめて、黙っている ブーンも、今は黙ってピザを見つめている そして、二人とも顔を見合わせて、一言 ツン「スゴイおいしい!!!」 ( ^ω^)「テラウマス!!!!!!」 二人は、笑いあった ( ^ω^)「こんな美味いピザ初めて食ったお!」 ツン「アタシもこんなおいしいパスタ初めて食べた!」 ツンは、今までに見たこともないような笑顔だった すこし話しながら、料理を食べてると、さっきのウエイターがやってきた (・∀ ・)「本日はクリスマスと言うことで、店側からワインのサービスを・・」 と、グラスと、ワインを持ってきた ( ^ω^)「気がきくおwwwwwww」 グラスに、ワインを注いでいく ツン「うわぁ・・・、すごいキレー・・・・・・」 赤色に、天井のライトが透き通ってみえ、とてもキレイだった (・∀ ・)「このワインはうんとかかんとか」 ウエイターは、ワインの説明をした それ聞いて、ツンは感心していたが、ブーンは興味がない様子だった (・∀ ・)「それじゃあ、ごゆっくり」 再び、彼は奥へと入っていった ツン「それじゃ、乾杯しない?」 ( ^ω^)「?何に対してだお?」 グラスを手渡されながら、ブーンは尋ねた ツン「アンタの目が治ったことに関して!」 「あ、別にしなくてもいいんだけどね!?でも、・・せっかくだし?」 顔を赤くして、ツンは誤魔化す ( ^ω^)「それもそうだお、それじゃ、ボクの視力回復を祝って」 乾杯、と言う声とともに、グラス同士の当たる、カン、という音が鳴る 時針は、もうすぐ十時を指す 顔がすこし、赤いまま二人は店を出た おそらく、ワインのせいだろう (;^ω^)「うはwwwwwwwwテラサムスwwwwwwwwwwwwww」 ツン「ホント・・・・・あ、雪降ってきた・・」 落ちてくる雪は、街の明かりに照らされて、キレイなオレンジ色や青色、緑色などになって落ちてくる ( ^ω^)「すごいお・・・・・・・」 ツン「ホントにキレイ・・・・・・・」 このとき、ブーンはある決意をしていた ( ^ω^)「ツン、すこし歩かないかお?」 二人は、雪の降ってる街を歩いた 積もっている、と言うほどでもないが、歩くたびに、雪の感触を足に感じる どんどんどんどん、進んでいくと、人影があまり見えなくなっていく 街から、少しずつだが離れようとしているのだ ブーンと話しているからか、ツンは気づいてない様子だった 気づけば、二人は人通りの少ないところを歩いていた ツン「その辺の公園もや家も・・きれいに装飾されているわね・・・・・」 ( ^ω^)「ホントダオ・・」 すこし、ブーンが緊張しているのが声からわかる ツン「どうしたの?ブーン、どっか調子悪いの?」 心配そうにブーンの顔を覗き込みながら、ツンは、べ、別に心配してるわけじゃないんだからね!と、顔を赤くした ――――――言うなら・・今しかない・・・・・ ブーンは、覚悟を決めた 時間は、十一時五十分、あと少しで、クリスマスは終わる・・・ ( ^ω^)「大丈夫・・・だお!」 と、笑って、ツンに見せた ( ^ω^)「ちょっと疲れたから・・そこのベンチで休んでいいかお?」 ツン「しょうがないわね・・あ、でも、アンタのためじゃないわよ?」 「アタシも疲れてるから、ちょうどよかったのよ?」 と、急いで付け足す 二人は、ベンチにすう割りながら、降ってくる雪を見ていた ツン「スッゴォー・・・コレ・・積もりそう・・・・・・」 ( ^ω^)「多分、つもるお」 できる限り冷静でいようとしているブーンだが、その心臓はバクバク言っている ブーンはとうとう覚悟を決めて、立ち上がった 時間は、十一時五十五分――――― いきなり立ち上がったブーンを見上げて、ツンはきょとんとした ( ^ω^)「ツンに、ちょっと聞いてもらいたい話があるんだお」 「そのまま、座ったままでいいお」 大きく深呼吸をして、ブーンは話し始めた ( ^ω^)「ボクは、目が見えなくなってからも、その前からも、ツンに本当にお世話になってきたお」 「特に、目が見えなくなって、ツンが励ましてくれたから、今まで頑張れたと思ってるお」 ツンの顔が、赤くなり、すこしうつむく ( ^ω^)「何度も何度も、光のない世界にいたときに、ツンは手を差し伸べてくれてたお」 「だから、どんなリハビリだってこなして、強くなろうって、思えてたお」 緊張からか、ブーンのノドが渇いていき、何度もつばを飲み込むのがわかる 足も、ガクガク震えている ―――――頑張らなきゃ・・、頭もすこし、くらくらしてきたな・・・・・ もう一度つばを飲み込み、また、話始める ( ^ω^)「それで、頑張って今まで来れた・・・・・今までたくさん光をもらったから・・・・・」 「でも・・・・・今日でそれも終わりだお・・・・・」 「頑張って、これから今まで受けてきた光を・・・・・ツンに返そうと思ってるお・・・・・・」 それで、聞いて欲しい、と、一呼吸置いて話そうとした とき ( ^ω^)「それを、返すために言うお・・・」 「ボクは、ツンのことが・・・・・あ・・・・・・・・?」 頭の中が、ぐるンと回る 震えていた足が、ふらふらと動き出す 目の前がぐるぐると回る ―――――――・・・・・・・・え? 時計は、十一時五十八分、クリスマス終了まで、あと二分・・・・・・・ ドサ と、大きな音を立て、ツンの目の前で人が、倒れる ツン「ブーン!?ブーン!!しっかり!!!」 ―――――何・・・?コレ・・・・・・ 頭の中が、ぐらぐら、ぐらぐらと揺れている感覚が、ブーンを襲う 足への、感覚は、ない 目の前は、ぐるぐると回り続ける 耳から聞こえてくる音は、エコーして聞こえる ―――――こわ・・恐い恐い・・・・・恐い恐い恐い恐い恐い・・何コレ・・・・・・・・・・・ ツン「ブーン!待ってて!今、病院に電話したわ!!しっかりして!お願い!」 ―――――ツン・・・何か叫んでいるのに・・・・・・・聞こえない・・・・・・・・・・ だんだん、目の前が暗くなっていく 目が見えない、 あ の感 覚 に 似て い る ブーンの頬に何か、温かいような、冷たいような、ぬるい雫が当たる そのまま、ブーンは目を閉じた 意識も、途切れる 時間は、ジャスト、00:00 クリスマスが、終了した 闇の中に、人が二人 ――――・・誰・・・・・・? 意識が途切れたはずなのに、闇の中、一人の人間がブーンの前に立っていた ( ゚д゚ )「おう、ブーン」 (;^ω^)「だ、誰だお?アンタ・・・、それより、ツン!!ツンは!!?」 回りをきょろきょろと見渡すが、一人、この男以外は闇しか見えない ( ゚д゚ )「ツンは、今お前をつれて病院に向かっているよ、大丈夫だ、お前は死んでない」 「それより、今日はどうだったんだい?」 それを聞いて、安心した ――――――知らない人間といるのに、安心すると言うのは・・おかしなことかな・・・・・・? と、思ったが、なぜかその男を信用することができた ( ^ω^)「今日は・・楽しかったお・・・・・でも・・・・・・・」 ブーンは、うつむいて首を振る ( ω )「ツンには・・・・・・何も伝えることができなかったお・・・・・・・・・・・」 こぶしを強く握り、ブーンはうつむき震えていた ( ゚д゚ )「・・・そうか・・・・・・」 でも、と、ブーンの方を叩く ( ゚д゚ )「いつも怯えてる、弱いお前があそこまで勇気を出せたんだ」 「それだけで、相手に気持ちを伝えることはできたと思うぞ?」 ニッコリと、ブーンに笑いかけた 闇に隠れていて、わからないが、ブーンの足元には水滴のあとがあった ( ゚д゚ )「さて、オレも行かなきゃな・・・・・クリスマスが終わったのにここにいるのも変だしなwwwwww」 笑いながら、後ろに歩いていこうとする ( ^ω^)「あ、あの!」 「アナタは、誰なんですかお・・・・・・?前にもあった気がするんですが・・・」 んー?と、振り返りながらブーンに答えた ( ゚д゚ )「なんだ、お前自己紹介もしたのに忘れたのかwwwwwwww」 「まぁ、いいや、よーく考えてみろ・・・・・25日になってすぐに、ここで一度あっているから・・・・・」 それだけ言って、また奥へと、歩き始めた・・・・・・ 男が見えなくなって、ブーンの意識がまた、途切れる 12月26日――――――― 目が覚めると、寝なれた感触が、ブーンを覆っていた ( ^ω^)「夢・・・・・かお・・・・・・・・・?」 寝なれた感触 見慣れた、闇 ――――――ここは、病院だ それを理解すると、冷静に、さっきの夢を思い出していた ―――――夢にしては・・リアルだったな・・・・・・ クス、と笑い、そう思った ―――――そういえば・・さっきの男は・・・・・・なんだったんだろう・・・? さっき夢に出てきた男を思い出していた 確かに、見覚えはある、のに、誰かは思い出せない ―――――――( ゚д゚ )「なんだ、お前自己紹介もしたのに忘れたのかwwwwwwww」 ( ^ω^)「自己紹介・・・・・した・・・・・・・・?」 ―――――――( ゚д゚ )「まぁ、いいや、よーく考えてみろ・・・・・25日になってすぐに、ここで一度あっているから・・・・・」 ガラ、と言うドアが開く音が聞こえる そのすぐあとに、聞きなれた大きな声が ツン「ブーン!?ブーン!!よかった!!よかっ・・た・・・・・・」 ( ^ω^)「ツン?」 ツンから、すすり泣く声が聞こえる ベッドから降りて、ツンから全てを聞いた ―――――――やっぱり・・夢じゃなかった・・・・・ ツンは、泣き疲れて寝てしまった ベッドにツンを寝かせ、ブーンは、さっきの男のことを思い出そうとしていた ――――――( ゚д゚ )「クリスマスが終わったのにここにいるのも変だしなwwwwww」 あ、と、ブーンは間の抜けた声を出し、笑い声を出した ――――――もう、すっかり存在なんて信じてなかったのに・・いまさら・・・・・ なぜだかおかしくて、笑いが止まらない ―――――そうだ・・アンタは・・・・・・ 12月25日になってすぐ――――――― ブーンは、あの場所で男に会っていた 彼は、赤い服を着ていて、ブーンの目の前に現れた そして・・ ( ゚д゚ )「お前に、今日だけ欲しいものをやるけど・・何かある?」 と、いきなりブーンに問いかけた (;^ω^)「な・・だれだお・・・・・・アンタ・・・・・・」 困惑して、質問するブーンに、笑いながら答えた ( ゚д゚ )「オレはいろんなヤツからコッチミンナって言われてるけど、本名はちげーぞ?」 「一応、サンタだ、で、お前の欲しいものは?」 普通なら、ありえない話だと、信じないだろう、が、なぜかブーンには彼を信じることができた そして、一つだけ、お願いをした ( ^ω^)「・・・・・毒男や・・ショボン・・・・・、ツンの顔を見たいお・・・・・・」 笑いながら、おkwwwwwwと、サンタは答えた そして、一日『だけ』、彼に『視力』を『プレゼント』してあげた・・・――――――――― クリスマス番外 ~終~ ( ゚д゚ ) ・・・・・・・・・・・
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まとめサイトとは、特定のテーマで情報を収集・編集したウェブサイトのこと。キュレーションサイトともいう。 ウェブ上の情報を特定のテーマで集め、まとめたサイトである。話題の出来事などについての情報を手軽に読める形で閲覧者に提供する。個人が運営するもの、企業やネットメディアが運営するものなど多種多様である。企業による運営を挟んでいない(ように見える)2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめる「まとめブログ」には、企業のメディアよりも拡散力・影響力が強いものもある。 便利な面もある一方で、コンテンツの転載に伴う著作権侵害、閲覧数の増加や広告収入の増大を目的とした恣意的な編集や不正確な情報の流布といった問題も指摘されている。また、ネット炎上案件や電凸テンプレートまとめなどは利用者が増えると影響・被害が増大する。 キュレーションメディア キュレーションに明確な定義はないが、「情報をあるテーマに基づいて収集し、それ自体にコンテンツとしての価値を持たせて共有すること」であり、関連する情報へのリンクを集めた「まとめサイト」を指す。マーケティング会社のオプティマイザーは、キュレーションメディアとは、ネット上に氾濫する情報を「その情報の質(価値)に合わせて、『選択、分類、目録作成、案内』を行ったメディア」であると定義している。DeNAは自社サービスを「キュレーションプラットフォーム」、キュレーションを「インターネット上に散在する既存情報をキュレーターが独自のテーマに基づいて一つにまとめ、公開できるウェブサイトまたはアプリ」、キュレーターを「インターネット上の莫大な情報を独自の観点で目利きし、ひとつのページにまとめる人」と定義している。 キュレーションメディアによって、閲覧者は話題の出来事などについて簡単にまとまった情報が得られる。「NAVERまとめ」の島村武志はキュレーションのメリットについて、検索の手間を省き、自分では見つけられないような情報にも触れることができると述べている。キュレーションサイトは大手メディアと比べて読者に親しみやすく書かれる傾向にある。 「NAVERまとめ」の様に、運営事業者がインフラストラクチャー、ポータルサイトを用意し、利用者(消費者)なら誰でもコンテンツを投稿できるCGM型のまとめサイトを指すことが多い。そのほか、運営事業者によって審査された執筆者のみによるものや、特定のジャンルや利用者層に特化したものもある。一部のキュレーションメディアについては、運営事業者が大部分の記事の作成に関与しているにもかかわらず、責任回避のため表面的にCGMの形式を取り入れているという批判もある。 「キュレーション」とは、もともと博物館や美術館の学芸員の仕事を指す言葉である。学芸員(キュレーター)は、世界中の様々な作品や物事を、特定のテーマで集めて公開するのが仕事である。インターネットにおけるキュレーションは、これを応用したコンセプトである。ウェブ上、ソーシャルメディア上の情報は爆発的に増えており、それは消費者の情報処理能力を超えるだろうと考えられた。 このような状況で、インターネットに「キュレーション」というコンセプトが現れた。インターネット上最大の動画キュレーションプラットフォーム・マグニファイの創立者兼CEO、スティーブン・ローゼンバウム(Steven Rosenbaum)は、2011年に「もはやアルゴリズム分析に頼るだけでは探しているものを見つけ出すことはできない」「これ以上コンテンツを作りだすよりも、他人が作った全てのコンテンツを、意味あるものにしていく人が必要となる」「この役割を担うことを選択する人々は、コンテンツ・キュレーターと呼ばれ(中略)ソーシャルネットワーク・ウェブを牽引していく原動力となるだろう」と述べた。 2010年に日本経済新聞は、キュレーションサービスについて「Googleに代表されるロボット型の検索サービス全盛のいま、にわかに存在感を強めているキュレーション。ロボットに対する『人力検索』の逆襲とも言える」と評しており、島村武志は「NAVERまとめ」を「一般参加型のディレクトリ型検索サービスとも言える」と説明している。 2010年ごろから、キュレーション関連のサービスに力を入れる会社が増え、大韓民国の検索サイト最大手の日本法人ネイバージャパン(東京都品川区)が、2009年7月に開始したユーザー参加型の情報集約・共有サービス「NAVERまとめ」はその急先鋒とみられており、2010年11月には、リンク集や画像集などのまとめページを作ったユーザーに広告収入を還元する「インセンティブプログラム」を始めた。 ローゼンバウムは、日本の代表的なキュレーション・サイトとして「クックパッド」を挙げている。また、2ちゃんねるまとめブログ、ニュースキュレーションサイトの「スマートニュース」、「グノシー」、「ニューズピックス」、ノウハウ(ライフレシピ)の共有サービス「nanapi」、Twitterのつぶやきをまとめる草の根サイトとして成長した「Togetter」などがある。 名古屋大学の嘉高は、ウェブ上のキュレーションサイトとは、一種の「検索の代行」であり、2016年昨今のキュレーションメディアが行っていたのは「『みんなが検索するであろう言葉』『話題になっている言葉』についての情報を先回りして収集し、まとめ、感想をくっつけて提示するという作業」であり、SNSのシェア文化と近い関係にあると述べている。 2016年のDeNAのキュレーションサイト炎上以降、ウェブサイトでの「キュレーション」はネガティブに捉えられることが多いが、悪いのは無断盗用、無断でのまとめであって、全てのキュレーションサイトに問題があるわけではなく、多様なサービスや取材方法がある。嘉高は、「キュレーション」という言葉・作業は、現状考えられているより、もっとクリエイティブでありうるものであると述べている。しかし2016年の現状では、キュレーションメディアを名乗る多くのサービスで、情報をまとめて記事にする「キュレーター」は実際にはアマチュア筆者であり、運営元に超低価格で依頼された記事、低質な記事も少なくない。2016年のキュレーションメディアの多くでは、記事の執筆者によるリサーチは、ウェブ上で完結しており、実際の取材やインタビューはほとんど行われない。 専門家がキュレーターを務めるサービスもあるが、ビジネスとして成立させることは容易ではない。例えば「難しい学術論文を患者にわかりやすく届けること」を目的にし、海外の医療論文をもとにした記事を専門家の監修のもと配信したDeNAの「Medエッジ」は、需要が小さく、2016年2月で誰でも投稿できるヘルスケア情報サイトWELQにコンテンツが移行され、サービスは終了した。 キュレーションサイトの問題については、情報の信頼性と著作権侵害を参照のこと。 形式 CGM Consumer Generated Media(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア、略称:CGM)とは、ユーザーが参加してコンテンツを作っていくメディアである。キュレーションサービスでは、NAVERまとめ、Togetterがこのタイプである。 Wiki ウィキはウィキ記法を理解すれば誰でも情報を追加・更新できるため、情報を速やかに選定・加筆してまとめサイトを作るのに適しているとされる増井|2006。ウェブブラウザ上で編集が完結するため複数の人物による更新が容易である反面、匿名での荒らし行為の対象にもなりうる。多くのWikiシステムは編集履歴を保持し、バックアップの機能を有するため、荒らし行為そのものによってサイトの情報が失われることは少ない。 ブログ 記事を手軽に作成できるブログ形式のまとめサイト。自由度が高く、動画埋め込みなども容易なことから様々なまとめサイトに使われる。「まとめブログ」という時、表向きには企業による運営を挟んでいない、2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめるタイプのブログを指すこともある。 2ちゃんねるまとめブログ 1999年に始まった「2ちゃんねる」は、インターネット黎明期からコアユーザーに支えられ、独特のアングラ的な空気感のある場だった。2ちゃんねるのスレッドの書き込みを特定のテーマでまとめたサイトは多くあり、巨大な掲示板である2ちゃんねるに直接アクセスしなくてもまとまった情報が得られるため人気が高く、2ちゃんねるのユーザー以外にも広く読まれている。商用サイト並みのアクセスがあるブログもあり、一説によると月額300万円にも上るという成功報酬型広告による収益を得ていたものもあるという。 電通の天野彬は「『2ちゃんねるまとめサイト』になることで、女子高生すらも読むような一般的なメディアへと質を変えていったことからも、「まとめ」という形式が新興ネットユーザーへの親和性があったことが示唆される」と述べている。 まとめブログの中でも、2ちゃんねるの雑多な情報から面白いスレッドをまとめ、再構築して掲載するスレ紹介系ブログITmedia、スレまとめブログは膨大な数が存在する。2ちゃんねるのスレッドのスレを編集したものは「コピペブログ」、その中でもアフィリエイト広告を設置しているものは「アフィブログ」等と呼ばれ、どちらも揶揄的なニュアンスを有する。 アクセス数を稼ぐためにしばしば「[悲報]--」「--wwwwwwwww」等他者を嘲笑したりする扇情的な見出しを付ける傾向がある。 2ちゃんねるまとめブログをサービス上の人気コンテンツとして持つ企業としては、LINE(livedoor Blog)、FC2などがある。 2ちゃんねるまとめブログの傾向として、主にニュース速報板からの転載で構成されたニュース系、ニュース速報(VIP)板からの転載で構成されたVIP系、ハード・業界板(ゲハ)からの転載で構成されたゲハ系、なんでも実況J板からの転載で構成されたなんJ系などがある。 2ちゃんねるまとめブログがアクセスを集める理由として、「ニュースの読み解き」の機能があり、ニュースを巡るコミュニケーションの場となっている、企業や公共施設では2ちゃんねるの閲覧は制限されていることが多いが、まとめブログは閲覧できること、情報の一覧性の高さなどが挙げられる。 問題点は2ちゃんねるまとめブログ関連を参照のこと。 関連 バイラルメディア バイラル・マーケティングの手法を応用し、ソーシャルメディアでの口コミ、SNSでの拡散による集客を狙ったウェブサイトである。バイラルメディアにはインターネット上の情報を集めたまとめサイトが多いがバイラルメディア、独自ニュースを扱い、調査報道を行うウェブサイトもある。まとめサイトには、バイラル・マーケティングの手法を使い、バイラルメディアと呼ばれるものもある。初期コストがほとんどかからないため、参入しやすいと言われる。 バイラルメディアは、文章より画像や動画が主体である。文章を主体とする従来のメディアと違い、記事をじっくり読ませることより、直感的な印象を重視する。“思わず誰かに教えたくなる”ような記事を作り、人目を引くタイトルをつけて、利用者の感覚に訴えることに重点を置く。爆発的なトラフィックにより、広告収入を得ることを目指すバイラルメディア。利益は求めず、顧客の入り口として活用する方法もある。BuzzFeed、Upworthy(アップワージー)などが代表的なバイラルメディアとして知られる。 コンテンツの扱いはメディアによって差がある。Upworthyが扱うのは既存の外部コンテンツのみで、センセーショナルメディアと揶揄されることもある。価値があると判断したものを、共感されやすくパッケージし世の中に送り出す。数年前のコンテンツを掘り起こし、時間を超えて拡散させることもある。一方、バイラルメディアの祖と言われるアメリカのBuzzFeedは、当初は盗用との批判もあるまとめ記事が多かったと言われるが、規模が大きくなるにつれて健全化に努め、調査報道に進出。有力記者を投入して紛争地域の取材も始め、多くのベテランジャーナリストを抱えた強い影響力のあるメディアとなり、ウォルト・ディズニー・カンパニーから合計4億ドルもの出資を受けている。 2014年には国内外で、新聞社がバイラルメディアの手法を取り入れたメディアを設立する動きが見られた。 日本 2014年1月時点では、日本では「バイラルメディア」という言葉はほとんど知られていなかった。とはいえ、「バイラルメディア」という言葉が日本に普及する以前から、日本にも動画や画像をキュレーションして紹介するまとめサイトは存在していた。 日本では、2009年〜2011年にかけて、2ちゃんねるまとめブログがスマートフォン、Twitter・FacebookなどのSNSの普及によって影響力を拡大した。2000年代から「らばQ」「カラパイア」「秒刊SUNDAY」のように動画や画像をキュレーションして紹介する個人のまとめサイトがあり、SNSで大量拡散されるキュレーションサイトとしては、2014年時点では「GIGAZINE」、「ロケットニュース」、「ライフハッカー」、「GIZMODE」などがある(人気まとめブログにはのちに運営が個人から法人になったものもある)。 2014年ごろにはサイバーエージェント、DeNAなど多くの企業が参入した。 簡単にお金儲けができるようなイメージとは裏腹に、儲けは少なく、維持は簡単ではないという意見もある腹BLACK。日本でバイラルメディアが乱立した2014年ごろには、上場企業、ベンチャー、個人運営問わず、数ヶ月での撤退も多かった。バイラルメディアを称するnetgeekの腹BLACKの調査では、2014年2月時点で新規参入していた35のバイラルメディアのうち1年後に残っていたのは8サイト、閉鎖率は77%だった。腹BLACKは、バイラルメディアの収入はアフィリエイト頼りであり、PV(ページビュー)が増加すれば記事広告もできるが、いずれもさほど儲かるわけではなく、ネタ探しは時間がかかるうえに、思った通り拡散するとも限らず、見つけたネタが権利の問題で掲載できるとは限らない。また日本は英語圏に比べ市場が小さく、参入しやすさからライバルが乱立するうえに、すでに2ちゃんねるという強力で便利なソースを持つ2ちゃんねるまとめブログ(主に個人・少人数で運営)があり、まとめ方に違いはあるがネタが被ることが多く、これに打ち勝つのはかなり難しいと述べている腹BLACK。企業のバイラルメディアには2ちゃんねるまとめサイトの影響も見られ、腹BLACKは、サイバーエージェントのゲーム系バイラルキュレーションサイト「GAMY-すごいゲーム速報」は「はちま起稿」に似ており、運営は「はちま起稿のことも詳しく知っていて、運営方法を真似しているものと思われる」と述べている腹BLACK。サイバーエージェントのキュレーションサイトが2ちゃんねるまとめ記事を公開したり、2ちゃんねるまとめブログの記事を盗用したこともある。 LINEの上級執行役員の信太郎は、2014年のインタビューで、ほとんどのバイラルメディアはどこかで見たような記事の劣化コピーであり、経済的にも儲かるわけがなく、二重の意味でダサイ、「読者も欺いているし、お金を出させているという意味で出資者や投資家も欺いている。結局、誰が得しているのかわからない。そこに悲しみを感じる」とコメントした。また、ネタの良しあしを判断するにはそれなりに経験が必要であり、「2、3人でやるのであればまだいいが、大企業が出資してやるほどのことではないと思う」と述べている。 国内では著作権侵害や虚報などにより、バイラルメディアが炎上する事例が度々見られる。2016年のDeNAのバイラルキュレーションサイトに始まる炎上は規模が大きく、他の企業にも厳しい目が向けられサービスの閉鎖や記事の削除が相次いだ(後述)。 歴史 2ちゃんねるなどのコミュニティサイトが発達し、利用者間でやりとりされる情報量が膨大になるとともに、投稿された有用な情報や創作物を個別のトピックごとに包括的にまとめるウェブサイトが出現した。運営は有志の個人によることが多かったが、2005年以降になるとウィキが普及し、誰でも編集に参加できる形式の「まとめWiki」が広まった。コンテンツをニュースブログの形式で配信する「まとめブログ」が定着しはじめたのも同時期である櫻庭|2014|p=122。2009年にはNAVERまとめなどのまとめサイトの作成に特化したWebサービスが登場した。それと前後して、情報を整理して提供する「キュレーション」という概念に注目が集まり、多くの企業がキュレーション関連のサービスに乗り出した。2014年にはDeNAがキュレーションメディア運営会社2社を合計約50億円で買収し、キュレーション事業に参入したことが報じられた。 主な出来事の時系列 1998年 佐野陽光が、料理レシピの検索・投稿インターネットサービス「kitchen@coin」を開始。クックパッドの前身。 1999年 5月30日、西村博之が2ちゃんねるの運営を開始。 「kitchen@coin」が「クックパッド」へサービス名を変更。 2000年 山崎恵人が個人でニュースサイト「GIGAZINE」を開始。 2ちゃんねるスレッド紹介ブログ「2ちゃんねる研究」開始(〜2002年12月)。 2001年 5月、ウィキペディア日本語版が開始。 「2ちゃんねる名スレの部屋」が開始。2ちゃんねるまとめブログとしては最古とも言われる。 2ちゃんねるスレッド紹介ブログ「スレの社」(〜2004年1月)開始。 2002年 3月、2ちゃんねるまとめブログ「泣ける2ちゃんねる」が開始。 2003年 湯川晃が「秒刊SUNDAY」を開始。 10月、2ちゃんねるまとめ コメントブログ「モナー総研」(〜2006年4月)開始。 2004年 3月、2ちゃんねるまとめブログ「閑。」(〜2005年10月)開始。このブログから「途中で管理人のコメントが全く付かない」、「コメント欄も楽しむ」という要素が加わったと言われる。 4月、2ちゃんねるに「ニュース速報(VIP)板」誕生。当時投稿数1位だった狼を数カ月で追い越し、大量のネタを投下。 9月、2ちゃんねるのゲーム関連の板に絞ったまとめブログ「RPG板ウォ(゚∀゚)チィ!」(〜2006年5月)開始。 2005年 2月、VIP盛り上がりの中、yosi(insidears、当時18歳)が2ちゃんねるまとめブログ「【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)」開始。VIP系まとめブログの祖と言われる。流れが速く人の多いVIP板を使ったことで大人気となる。同サイトがまとめることで、VIPの勢いは加速した。その記事だけで完結して楽しめるよう編集されており、「『コミュニケーション』を編集して『コンテンツ』として提示する、という意識」があったのは当時のVIP系まとめブログの中で同ブログだけだったと評されるあたわるぱ。一連のVIP系まとめブログが続いて開設され、このころからアフィリエイトが増える。 アメリカでYouTubeが開始 5月、「【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)」のyosiが2ちゃんねるのスレッドでアフィリエイトや書籍化に言及し騒動になる。 12月、dqnplusが2ちゃんねるまとめアフィリエイトブログ「痛いニュース(ノ∀`)」(ライブドアブログ)を開始。 この頃すでに2ちゃんねるの「ゲーム業界、ハードウェア」板では「特定の企業が、掲示板やブログなどを利用して、密かに競合他社の誹謗中傷を行ったり、自社製品のPRを行ったりすること」の意味で「ステルスマーケティング」という言葉が頻繁に使われていた。 2006年 5月、アメリカでRichard Rosenblatt と Shawn Colo がDemand Mediaを設立。eHowを買収し、コンンテンツの価格と質を下げながらサイトを拡大。低品質なハウツー記事を量産し「コンテンツファーム」の代名詞となっていく。 6月、2ちゃんねる管理人の西村博之が規約を「書き込んだ時点で、著作権が2ちゃんねるへ帰属する」と変更。 7月、アメリカでTwitterが開始。 9月、アメリカでFacebookが一般に公開される 11月、アメリカでハフィントンポストの共同創業者であるJonah Peretti(ジョナ・ペレッティ)が「BuzzFeed(バズフィード)」を始める。バイラルメディアの基礎を創ったバイラルメディアauthor=ソーシャルメディアマーケティングラボ。 山崎恵人が「GIGAZINE」編集部を法人運営化山崎。 2ちゃんねる内では、まとめサイト経由で一般人の参加が増えたこと、利用者増加によるシステム規制への不満などから、まとめサイトへの悪感情が生まれ、アフィリエイト収入に関する反発もあり、WHOIS情報からドメインの登録者情報やIPアドレスをネットで参照できるサービス。まとめブログ管理人の個人情報が暴露され炎上。「オタク女的らくがきブログ!」「ニャー速」といった当時人気の2ちゃんねるまとめブログがVIP板利用者たちによって閉鎖に追い込まれた。のちに「第一次ブログ連戦争」と呼ばれる。この影響で2ちゃんねるスレまとめサイトでは世代交代が起こり、「痛いニュース(ノ∀`)」「ハムスター速報」が台頭した。 2007年 6月、清水鉄平(当時高校生)が個人ブログ「はちま起稿」を開始。ゲームの話題からのちに「2ちゃんねる」のゲーム系まとめブログ(ゲハブログ)にリニューアルし最大手のひとつに成長した。 ぜろんぱ、らば、菅野が「らばQ」を開始。2009年に菅野が脱退し、こうしが加入。2014年時点でサイトピース株式会社が運営。 パルモが「カラパイア」を開始。 YouTubeが日本語対応。 2008年 4月、「Twitter」の日本語版サービス「Twitter Japan」が開始。 アニメ・ゲーム系の2ちゃんねるまとめサイト「やらおん!(今日もやられやく)」が開始。 2009年 7月、ネイバージャパンが「NAVERまとめ」を開始。 9月、吉田俊明がヤフー在籍中に「Togetter」をオープン宮本。株式会社ロケットスタートがライフレシピ共有サイト「nanapi」をオープン。 10月、アイティメディアがフロー型キュレーションサービス「OneTopi」を開始。いわゆるキュレーションサービスで、情報をまとめる専門家として初めて「キュレーター」という言葉を使った。当事者は「アグリゲーションメディア」と呼んでいた。 2009年〜2011年にかけて、2ちゃんねるまとめブログがスマートフォン・Twitter・FacebookなどのSNSの普及によって影響力を拡大する。 2010年 6月、「Togetter」を運営するトゥギャッター株式会社が設立宮本。 10月、NAVER まとめがリニューアルしインセンティブができる。この時に「キュレーション」を標榜するようになる。 11月、ヤフーがアプリ「Yahoo!ヘッドライン」をリリース。 12月、日本経済新聞がキュレーションメディアをテーマにした記事を掲載し、NAVERまとめ、Togetter、OneTopiをピックアップ日経2010。 2011年 1月、GoogleのPrincipal Engineer、Matt CuttsがGoogle公式ブログで低品質コンテンツ(コンテンツミル)に警告。 2月、佐々木俊尚『キュレーションの時代』出版。キュレーションという概念が広まる。英語版Google検索で、有用でないウェブサイトの検索順位を低下させるパンダアップデートが適用される。 4月、2ちゃんねるまとめアフィリエイトブログ「痛いニュース(ノ∀`)」(ライブドアブログ)が月間1億アクセスを突破。 11月、ヤフーが「Yahoo!くくる」を開始。 2012年 1月1日、アニメ制作会社「シャフト」のサイトに貼られたある商品へのAmazonアフィリエイトリンクが、アニメ関連情報を扱う大手ブログニュースサイト「やらおん!」のものと同じだという指摘が2ちゃんねるでなされ、ステルスマーケティングへの疑心暗鬼とアフィリエイトブログをめぐる不満が爆発、2ちゃんねるでは「ニュース速報」板から転載禁止をローカルルールとする「ニュース速報(嫌儲)」板へ利用者が大幅に移動した。この余波もあり、同時並行で「ゲーム業界、ハードウェア」板とゲハブログ最大手「はちま起稿」の抗争が発生。管理人の個人情報が暴露された他、広告代理店とのつながりが明らかになったことでステルスマーケティングの疑惑が加速、管理人の清水鉄平は16日に謝罪文を掲載し、運営は知人に譲渡し自身は管理・更新から手を引くとした。一連の騒動はのちに第二次ブログ連戦争と呼ばれた。 1月、グノシーがアプリ「Gunosy for iOS」リリース。 2月、グノシーがアプリ「Gunosy for Android」リリース。はてなブックマークにソーシャルニュースのキュレーション機能が追加。 3月、アメリカでバイラルメディア「Upworthy」が開始。 6月、ねとらぼが「そのまとめ、転載だよ。知らないのかい? 悪質な「転載まとめ」に非難の声 リツイート数は元記事の40倍」という記事を掲載。「週刊少年サンデー」編集者の石橋和章のインタビューに関するスレッドを「やらおん!」が掲載、これに対する石橋の「曲解というか捏造ですねw」という発言を受け「やらおん!」は訂正・謝罪なしに記事を削除。これが問題になり、2ちゃんねるはそれまで問題のあったまとめブログも含め、「やらおん!」「ハムスター速報」「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@刃」「【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)」に対し転載禁止を宣言。 7月、「Yahoo!くくる」が終了。日本語版Google検索で、有用でないウェブサイトの検索順位を低下させるパンダアップデートが適用される。一方、有名サイトが上位に表示され、個人ブログなどはオリジナルの「低品質でない」コンテンツであっても上位に表示されにくくなったという指摘もある。 7月10日、2ちゃんねるのまとめでアフィリエイトサイトをするにはニコニコ大百科に自サイトの記事を作るという登録が必須になる。 7月19日、2ちゃんねるがライブドアとFC2に対し、刺激的な内容の記事で広告収入を得るシステムが無断転載を引き起こしていると指摘、2ちゃんねるの著作物を転載をしてるページに「一切の広告を載せない措置」を行うよう警告。 8月、中川綾太郎が株式会社ペロリを設立し、女性向けファッション情報のキュレーションサイト「MERY」をオープン。 11月、2ちゃんねるのまとめを装い、出会い系サイトやペニーオークションなどへ誘導する「カモフラージュ広告」について2ちゃんねる管理人の西村博之が警告し経緯・報酬の開示を要求。10サイト以上が謝罪文を掲載し、広告掲載に至った経緯や具体的な広告出稿料について説明した。 12月、スマートニュースがアプリ「スマートニュース」をリリース。 2013年 7月、ヤフーが「Yahoo!ヘッドライン」をリニューアルし、ニュース専門アプリ「Yahoo!ニュース」をリリース。 12月、サイバーエージェント出身の村田マリが住まい・インテリア関連情報のキュレーションサイト「iemo」を開始。 SNSの隆盛やスマートフォンが普及したことで、アメリカのバイラルメディアの祖「BuzzFeed(バズフィード)」が2013年に入り急成長。月間訪問者数約1億3000万人となり、既存メディアを凌ぐ存在となったバイラルメディア。 2014年 2月、2ちゃんねるの「なんでも実況J」板でユーザーが画像トラップ(偽装gif)を作成。これを掲載したポケモン系まとめサイトが炎上し、管理人がwhois情報から個人情報、大学を特定され、同大学には「アフィリエイトサークル」が存在するとの情報も投稿され騒動が加速。これをきっかけに多くのまとめサイト管理人の個人情報が暴露され、彼らに対し迷惑行為が行われ、10サイト以上が閉鎖した。 3月、2ちゃんねるの「ニュース速報(VIP)」「なんでも実況J」「モ娘(狼)」(ハロプロ@2ちゃんねる)「ニュース速報+」「ニュース速報」などの人気板が相次いで転載禁止になる。 4月、2ちゃんねるの運営がN.T.Technologyのジム・ワトキンスに移る。サイバーエージェントがバイラルキュレーションメディアを下期に約10サービス提供開始予定と発表。 5月、サイバーエージェントがゲーム系のバイラルキュレーションメディア「GAMY-すごいゲーム速報」(「はちま起稿」にそっくりと評される)、総合エンタメ「EQLAIR」(2か月弱で閉鎖)、女性ファッションのSELECTY(12月にサイト名を「by.S(バイエス)」に変更)、10代女子をターゲットにした「sharely」(3か月で閉鎖)、ママがターゲットの「Recolle(リコレ)」(終了日時不明。2016年12月時点でコンテンツはゼロ)を開始。 6月、「ニュースサミット」(dmg events Japan主催)で堀江貴文がニュースキュレーションサイトは「10倍のポテンシャルはある」と述べ、情報過多の現状でのウェブでのキュレーションの必要性を説く。サーバーエージェントがショッピング情報に特化したキュレーションメディア「AmebaCOCO」(3か月で閉鎖)、twitterの面白画像紹介「Omorrow」(4か月弱で閉鎖。ツイートを無断転載された人から「パクツイBOT」と批判される)を開始。 7月、Yahoo!の子会社TRILLが発足。 アメリカの「BuzzFeed(バズフィード)」で41の記事の盗用が発覚、記者が解雇された実力行使 8月、井出一誠が旅情報の「Find Travel(ファインドトラベル)」を開始。 8月5日、netgeekが、サイバーエージェントの「Spotlight(スポットライト)」が2ちゃんねるまとめブログ「アルファルファモザイク」の記事を丸ごと盗用して掲載したと報じた。 8月8日、DeNAが医療情報サイト「Medエッジ」を開始。MERYの元キュレーターが、「MERY」は記事を盗用して検索で元記事より上位に表示されるうえに、リンクがnofollow扱いであり、アフィリエイターから大バッシングを受けていると批判。 8月12日、netgeekが、サイバーエージェントの「BUZZHOUSE」に2ちゃんねるのまとめ記事、2ちゃんねるまとめブログからのコピペ記事が数多くあると報じ、「バイラルメディア運営者はもっと汗をかく仕事をしよう」と批判。 8月26日、netgeekが、成瀬勇輝と久志尚太郎が立ち上げた旅系バイラルメディア「旅ラボ(TABI LABO)」(編集長・佐々木俊尚)が海外のバイラルメディアから記事を多数盗用していると報道。「旅ラボ(TABI LABO)」は28日に「サイトに公開されている記事の一部に、参照元の表記漏れ」と謝罪。ブロガー・評論家のやまもといちろうが「紙媒体でやれば廃刊のレベルの不祥事」と評する。 8月29日、アイティメディアの「OneTopi」が終了。 10月、DeNAが「iemo」「MERY」を合わせて50億円で買収日経2014。KDDIが「nanapi」を運営する株式会社nanapiを買収し子会社化。 11月から2015年5月まで、Yahoo!の子会社TRILLが「TRILL(トリル)」で「広告表記のない記事広告」を掲載するステルスマーケティングを行う。 12月、サイバーエージェントの「BUZZHOUSE」がブロガーの写真を盗用し、抗議を受け謝罪。DeNAがレシピ・食卓の「CAFY(カフィ)」を開始。 ライターのヨッピーが、悪質なバイラルメディア「BUZZNEWS」に対し、自身の画像を無断転載されたことをきっかけに、周囲の被害を受けたライターを取りまとめて弁護士を依頼し、運営会社WebTechAsiaに「刑事訴訟するか、和解するか」を迫った。BUZZNEWS側は著作権侵害を認めて謝罪文を掲載、被害者に一定の和解金を支払うといった和解条件にも応じた。 日本でニュースアプリの競争が激しくなる。 2015年 2月、高橋敦彦の「A!@attrip」が他人の作成した文章や写真などを無断盗用していたことを謝罪し全記事削除。WebTechAsiaの「BUZZNEWS」がサイトを閉鎖。なお「BUZZNEWS」側は(バイラルメディアとしての)「役割を終えたと判断」したことによる「サービス終了」としており、著作権問題については和解が成立していると発表している。 4月、DeNAが旅行情報「Find Travel(ファインドトラベル)」を運営するFind Travel(代表取締役:井出一誠)を買収し子会社化。男性ファッション「JOOY(ジョーイ)」開始、妊娠・出産・子育てに特化し「cuta(キュータ)」の提供を6月より開始と発表し、住まい・インテリアの「iemo(イエモ)」、女性向けファッションの「MERY(メリー)」、レシピ・食卓の「CAFY(カフィ)」と合わせ計6つとなる。DeNAは、自社のキュレーションプラットフォームを2015年12月末までに合計10サービスまで拡大する予定と発表。サイバーエージェントの「Spotlight(スポットライト)」で、ライターが一般ブロガーの写真を盗用して記事を執筆・掲載。ブロガーからの抗議に対して「盗用とは言えない」「(盗用されたブロガーが問題を指摘した際の)ブログの内容が辛辣で大変傷付いた」などと応じ注目を集める。 5月、サイバーエージェントのエンタメ系バイラルキュレーションサイト「BUZZHOUSE」が終了。 9月、Yahoo!の子会社TRILLが「TRILL(トリル)」で「広告表記のない記事広告」を掲載していたことを謝罪。 10月、DeNAがヘルスケア情報の「WELQ」を開始。 11月、2ちゃんねるまとめブログやまとめサイトを運営するには、2ch.netの所有者であるRaceQueen社からコンテンツの使用許諾が必要になる。 2016年 1月、アメリカの「BuzzFeed」が日本に進出。DMM.comが『はちま』を運営している企業の『はちま』の部署を買収。 2月、DeNAが医療情報サイト「Medエッジ」を終了、一部の記事を「WELQ」に移す。 8月、ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズが2016年上半期サイト訪問者数の動向を発表。サイト訪問者数の伸び率は1位・旅行情報の「Find Travel」(DeNA)が前年比306.8%、2位・女性向け情報エンタメ情報の「LAUGHY」(Laughy)が前年比274.0%、3位・インテリア情報の「iemo」(DeNA)が前年比271.9%と、ここ最近立ち上がった旅行や生活、ファッションにまつわるキュレーションメディアの前年比の訪問者数が大幅に向上しているとコメント(なお「LAUGHY」の運営元Laughyは会社情報がないが、実際の運営元は株式会社Speeeである)。 9月、医学部出身のライター朽木誠一郎がWELQの問題を記事として発信。夏から秋に、DeNAのキュレーションサイトの剽窃・運営体制がひどすぎる、SEOが強すぎる、Google検索に問題があるという意見がみられるようになる。 10月上旬、一部の記事で画像の無断利用があったことを受け、Yahoo!のグループ会社が運営する「トリル」は外部筆者が書いた記事の公開を中止f。 情報の不正確性、無断盗用や制作体制を巡る問題で、DeNAが運営するヘルスケア情報キュレーションメディア「WELQ」を始めとした9サイトを12月1日までに非公開化した。 10月、DMM.comが『はちま』を株式会社インサイトへ売却。 12月1日、リクルートがファッションやグルメ情報の「ギャザリー」で、ヘルスケア関連の記事を中心に、全体の4分の1にあたる約1万6000件の記事の公開を中止したf。テッククランチ・ジャパンが、DeNAのキュレーションサイトの立ち上げに悪質なバイラルメディア「BuzzNews(バズニュース)」(2015年閉鎖)の関係者が関わっていたと報道。 12月1日〜2日、サイバーエージェントが「Spotlight(スポットライト)」の医療・健康関係の数千件の記事、「by.S」の約3万5000件の内数パーセントにあたる記事を非公開にした。 12月7日、DeNAが謝罪会見を行った 。 クラウドソーシング事業を行うランサーズが5日、クラウドワークスが8日、企業がライターに依頼する際に、記事の無断転用やリライトを禁止する指針を公表。 12月6日、Laughy(Speee)の女性向けエンタメ情報の「LAUGHY」、Jenny(Speee)の美容系の「femit」が非表示に。 12月8日、サイバーエージェントが「Spotlight(スポットライト)」「by.S」の記事非公開の範囲を拡大し、両サイトで登録ライターが投稿した記事をすべて非公開にした。取り下げられた記事は合計で10万件弱。 12月9日、山本一郎から『はちま』がDMM.comに買収されていたが切り離されたことを暴露し、ねとらぼの池谷勇人が裏付け調査を開始する。 12月28日、DMM.comが2016年1月に『はちま』を買収し、同年10月に株式会社インサイトに売却したことをプレスリリースに掲載。山本は「DMM傘下ではなくなったから訴えるかな」と発言。 問題点 情報の信頼性と著作権侵害 インターネット上の情報を集めたまとめサイトは、不適切な引用、無断盗用など、著作権に関する問題が起きやすい。著作権侵害の問題と情報の信頼性の問題は本来別であるが、運営の無責任さから両方の問題が共に起こることが多く、一緒に論じられることが多いため、ここでまとめて扱う。 名古屋大学の嘉高は、まとめサイトには、実際の取材は行わず検索エンジン上位の情報を集めただけの低質で無責任な記事も多く、そういった記事の乱造で儲けようとする悪質な業者たちもおり、悪質なデマやヘイトを意図的に流す人間もいる。ページ閲覧数と、それによる広告費、名声や反響だけを追いかける風潮が、情報の正確さや誠実さ、正義を追いやってしまい、本当に価値あるリサーチが貧弱化し、嘘がまかり通るようになるという弊害があると述べている。 DeNAが運営しているヘルスケア情報まとめサイト『WELQ』は、内容に問題のある記事が多くあるが、検索結果では上位に出てくる為に問題視され、2016年秋に炎上した。これを受け、東京都は医薬品医療機器法(旧薬事法)に違反している可能性があるとして、12月に聴取を行った。DeNAは12月にこの件について謝罪し、同社が運営しているキュレーションサイトを全て非公開とし、第三者による調査委員会を設置して原因究明を行なうと発表した。この問題は11月-12月に他社にも広がり、リクルート、サイバーエージェント等が運営しているキュレーションサイトも、内容に誤りや著作権侵害の疑いのある記事を非公開にした。運営サイトの一部の記事を非公開化したリクルート、サイバーエージェント、ヤフーは、朝日新聞の取材に対して、「著作権の問題や事実関係を確認する体制は不十分だった」と述べた。 外部コンテンツ盗用で閉鎖したバイラルニュース・サイト『BuzzNews(バズニュース)』を閉鎖に追い込んだライターのヨッピーは、以前からメディア業界には、お金が儲かれば何をしてもいいという人々と、メディアはちゃんとしなければと考える人々の争いが水面下であり、『WELQ』に始まるキュレーションサイトの騒動は、その関ヶ原のようなものだったと評している。法政大学社会学部准教授の藤代裕之は、今回の騒動の本質は「そのサービスが情報を流通させる基盤となる『プラットフォーム』なのか、自ら情報を生み出してその内容に責任を追う『メディア』なのかという点にある。ネット情報の信頼に関わる構造的な問題が根底に横たわっている」と述べている。 一連の騒動では、このような問題の多いメディアに広告を出していた企業や広告代理店も問題視されているよっぴー。東京都はDeNAの担当者に話を聞くとともに、記事に掲載を依頼した広告主についても調査を進める考えとしている。 各社の動き ヤフーは2016年10月に、女性向けファッション情報のキュレーションサイト「TRILL(トリル)」で、記事の画像が他サイトから無断で転用されていたとして、外部ライターに外注した記事を全て削除。 リクルートは非公開と削除の理由について、著作権侵害の可能性があるものは非公開とし、著作権侵害が明確であるアニメの情報サイト『アニプラ』は削除し終了した。 元祖キュレーションサイトのNAVERまとめを運営しているLINEの島村武志は、今回の騒動を受けまとめ情報の質の向上を目指すため新方針を発表したが、『BuzzFeed』からのインタビューに対して、過去の記事については見直す計画はないと答えた。その一方、NAVERまとめの削除の手続きは、権利者側に負担が多いとして批判も少なくない(詳細はNAVERまとめを参照)。 まとめサイト運営側の転載に対する意見 まとめサイトの運営側には、適切な引用であれば引用元にもメリットがあるという意見もある。「はちま起稿」を主宰していた清水鉄平は、「記事の要点だけを抜き出して、続きはリンク先で読ませる『引用』の範囲となるような書き方をするように(記者に)指示をしてる」、「Webの記事は見られてなんぼ」で引用元サイトにとってアクセスの誘導となっており、まとめサイトから引用元サイトへの流入と本来あるはずだった閲覧者のロス、そのどちらが多いかを一概にいうことはできないと述べている。 まとめサイトに盗用された場合の弁護士の見解 弁護士によると自分の画像や記事がまとめサイトに盗用された場合について、著作権法で保護されるものなら法的措置を講ずることができる。NAVERまとめなどユーザーが投稿する場所を提供してるまとめサイトについても、場の提供しているだけで記事に関する責任は無いし問われないという企業はいるが、運営している企業が権利侵害を知っているのに投稿を放置していたり企業自身が情報の発信者の場合は責任を問われるとしている 。また、まとめサイト運営企業の中には一般人のブログから盗用したことについて、普段文章や写真で稼いでるわけでもないので「与えた損害はない」と主張し支払いを拒むケースがあるが、これについてはプロでもなくても「ライセンス料相当額」を損害額として使用料を請求できるとしている。 クラウドソーシング会社の問題 クラウドソーシング会社はクラウドワークス、ランサーズ等がある。このクラウドソーシング会社に登録するとクライアントが募集している仕事を引き受けることができるのだが、そのクライアントの中にはキュレーションサイト、2ちゃんねる系まとめサイトの運営者等もおり、無断転載や剽窃などをはじめとした記事作成の仕事依頼を出したりしている。このためクライアントの審査をしないクラウドソーシング会社も含め問題となっている。 SEMリサーチの渡辺隆広は、Googleの検索はDeNAがキュレーションサイトで行ったような、クラウドソーシングを活用して記事を乱造するというスパム的手法にひどく弱く、クラウドソーシングがスパムを支える構造になっていると指摘している。 DeNAの問題でクラウドワークス、ランサーズが新指針を発表し上記のような仕事依頼は禁止するとしている。WELQ記事を寄稿していたというライターは、ねとらぼの取材に対し、クラウドソーシングサイトの「ディレクター」が直接ライターと交渉・記事の細かい指示を行っており、DeNAだけでなくクラウドソーシング側にも大きな責任があり、共犯でないか。クラウドソーシングサイトがこのままの体制で続けば、半年もすれば同じことが起こるだろうと述べている。 ネタバレ 2014年3月5日、『ナルトちゃんねる』のネタバレ記事対し出版社が警告を行い削除をさせた。出版社は今後、ネタバレ・まとめサイトについては警告なく法的手段とる可能性もあるという。 誹謗中傷、弱者たたき ライターのは、表向きには企業による運営を挟んでいない、2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめるタイプの「まとめブログ」は、社会的弱者や少数派などの社会性の強いテーマを扱う時、読者の共感を呼びやすいよう「弱者たたき」「少数派たたき」に向かう傾向があると指摘している。特定のニュースを「転載」する際、数々の「まとめブログ」が意図的に扇情的な記事を作り上げ、騒動を拡大させることがあり、ブログサイドは「運営の主張ではなく、ネット上の反応を転載したにすぎない」と主張することがあるが、企業のメディアよりも拡散力や影響力が強いまとめブログもある現状では、「個人の運営だから」「単なるネットの反応の転載だから」で責任逃れできることを許していていいのか真剣に考える時期に来ていると述べている。 2014年8月15日、在日韓国人のフリーライター李信恵が、『保守速報』に対して約2200万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。訴訟提起理由は在日特権を許さない市民の会(在特会)の会長らによる2ちゃんねる掲示板上の差別的な発言・誹謗中傷をそのまま掲載し拡散していることであり、いわゆるヘイトスピーチを巡って個人が賠償請求する訴訟は初めてである。 2013年9月には東京高裁が、中傷記事を転載しただけでも名誉毀損になると判断を下している。 広告 まとめサイト風のウェブサイトを使って閲覧者をアダルトサイトや金融取引に誘導しようとするステルスマーケティングを行う業者に関する相談が国民生活センターに寄せられた件数が2014年度までの3年間に増加した。 2ちゃんねるまとめブログ関連 2ちゃんねるまとめブログの問題点 2ちゃんねるまとめブログの問題点として、以下のことが指摘されている 安易なコピー・アンド・ペーストでコンテンツを生成し、運営者が異なるにも関わらずほとんど内容が同一のブログが大量に検索結果に表示され、結果としてまとめブログ以外の情報ソースへの到達が困難になっていること 取り上げることがらについて執筆者は事実確認を全く行わないのみならず、時には捏造すら行うこと 恣意的な編集が可能で、読者をミスリードする例が後を絶たないこと 著作権法に定められた手続きを踏まないか軽視する傾向が強いこと。引用元を明記していなかったり、有料著作物や無断転載を禁じている媒体の著作物を転載したりして、トラブルになる例が多発していること 犯罪被害者の個人情報晒しなどモラルに反した記事を掲載することがあること 本来転載不可のものをソースロンダリングしてまで転載すること(例:新聞やTVからの情報をコピペして2ch.netへスレッドを立て、その書き込み内容を2ch.scを経由してまとめブログで記事化) URLやブログ名などで商標を勝手に利用 運営主体を秘匿にしているため責任の所在が不明確 有名人・企業の不祥事には厳しいが、自らの著作権侵害やデマなどの行為は不問に付すこと コメント欄が運営者に寄って操作され、運営者や特定の企業に都合の悪いコメントは排除される可能性があること 運営者や情報ソースの匿名性を利用してステルスマーケティングに利用されている可能性があること 2chやTwitterがアフィブログで感化された人やステルスマーケティングによって荒らされること デマ情報がはびこることで本来疑う必要のないものまで疑わざるをえなくなって社会不安が広がること 発売前のゲームのネタバレなどを拡散すること などが挙げられる。 主なまとめブログとして、『やらおん!』『オレ的ゲーム速報@刃』『ハムスター速報』『アルファモザイク』『保守速報』『IT速報』『痛いニュース』『速報@保管庫(Alt)』『キニ速』『VIPPER速報』『ゴールデンタイムズ』などがある。 『はちま起稿』については2011年まで企業で運営していた事が判明し炎上したことがあり、まとめブログとバイラルメディア双方の特性を持つ希有な例である。2016年5月に実業家の山本一郎がツイッターでDMM.comが『はちま』の名目上は元管理人である清水鉄平をコンサルタントとして雇用している事実を暴露し、後にDMMが『はちま』を買収していたことも山本から暴露された。 2016年12月28日にDMM.comは『はちま』を買収していたが他社に売却したことをプレスリリースに掲載し、『はちま』が現在も企業ブログであることが確定した。ねとらぼはDMM.comの座席表を入手し、清水の名前が座席表に記載された資料を公開している。 2ちゃんねるまとめブログの批判の事例 『やらおん!』『オタク.com』などアニメ系まとめサイト ゲームシナリオライターのヤマグチノボルが病気で闘病中であることを公表した際、その事実を揶揄するようなまとめ記事を掲載。ヤマグチはtwitterで苦言を呈した。 声優の荒川美穂関する虚偽の情報を掲載し、俳協(東京俳優生活協同組合)法務部から警告メールを受けた。警告文にて『はちま』のみを個人ではなく「貴社」と表記している。後に『はちま』が企業単位で運営していることが発覚する。 漫画家の平野耕太は『ドリフターズ』のアニメ化に際し友人とのやりとりを恣意的に抽出し、『やらおん』『オレ的』が前後関係を無視したまとめ記事を掲載したことに激怒しtwitterを一旦閉鎖し、非公開にした。 『はちま起稿』『オレ的ゲーム速報@刃』などゲーム系の大手まとめサイト。通称:ゲハブログ、ゲーム系迷惑サイト 2009年、ゲーム開発者・ライターの岩崎啓眞は「煽りしか知らないゴミブログ」と非難。 同年、ゲーム制作企業アリカの副社長が『オレ的』を訴える可能性があると警告。 ゲームアナリストの平林久和は「著作権侵害、商標権侵害、肖像権侵害、名誉毀損、業務妨害、信用毀損などでいつ訴えられてもおかしくはない企業が訴訟したら敗訴濃厚」と指摘。 2011年3月、東日本大震災で、『はちま』が「被災者の事を考えると飯がうまい!」「ゆっくり被曝していってね!!!」と被災者を馬鹿にする。 2012年3月、漫画作品『銀の華』がアニメ化という誤報を流し、原作者の田亀源五郎は「かなり迷惑」「心が折れそう」と批判。 2012年4月、個人ブログの内容の一部分だけ切り取って無断転載し、また恣意的に文言を書き換えたとして批判。 2015年11月、声優の緒方恵美が東映版『遊☆戯☆王』の武藤遊戯役に決まった時の話を恣意的に書き換えたとして『はちま』に抗議。 2016年10月、『はちま』がNintendo Switchのテイザー映像に含まれた『Skyrim』の映像を無断で使用したと誤訳。誤訳したサイトは日本語版では「オレ的、はちまの転載は禁止」すると明言している『GamesIndustry.biz』の英語版であった。 『ハムスター速報』は2011年10月、テレビ番組の映像を切り出して「福島県産米で産地偽装が行われている」との記事を掲載し、JAグループ熊本が「言われなき中傷」と強く抗議した。 『ニュー速VIPブログ』は2012年、お笑い芸人の井上マーのネタについて「ネットからアイデアを剽窃した」と読める記事を掲載し、井上は「パクった扱い、冗談じゃない」と批判した。 『アケゲ速報』は2015年、MOBA『Lord of Vermilion ARENA』スタッフの謝罪をAC版『III』に対する中傷へと誘導したとして『III』プロデューサーの丹沢悠一から「他者の著作物を権利者の許諾なしに掲載してるばかりか誹謗中傷してくるアケゲ速報」と名指しで批判される。 前述の通り『はちま』元管理人清水鉄平は2016年10月まではDMM.comに籍を置いていた。 2ちゃんねるからの転載禁止問題 掲示板のコンテンツは、掲示板のお利用者が作成したものである。スレまとめブログは、そのコンテンツを無断でコンテンツを利用しており、さらにこうしたブログの管理人たちはアフィリエイトで稼いでいるため、2006年にこのことが明らかになると反発が強まり、いくつかのブログが閉鎖したITmedia。鷹木創は、「この問題のまとめサイトなどによると、40前後のブログのうち、15前後のブログが閉鎖したようだ」と述べているITmedia。スレまとめブログにおける著作権について騒がれるようになり、当時2ちゃんねる管理人の西村博之は規約を「書き込んだ時点で、著作権が2ちゃんねるへ帰属する」と変更した。一連の騒動から、2ちゃんねるのスレ転載による金儲けそのものを批判する概念として「嫌韓」をもじった「嫌儲」(けんちょ、けんもう、いやもう)が生まれた。 2012年初頭にはアニメ制作会社シャフトがまとめサイトのアフィリエイトリンクを誤って公式サイトに貼ったこと等を契機としてニュース速報(VIP)板からニュース速報(嫌儲)板への流入が起きた。 2012年6月には『東京黎明ノート』に関するまとめサイト記事に対して小学館の編集者がtwitterおよび公式サイト上で訴訟を示唆した。2ちゃんねるは6月4日に『やらおん』『ハム速』『はちま』『オレ的』『ニュー速VIP』の5サイトについて以後の転載を禁止すると警告し管理人のみならず「本人および関係者による類似サイトへの著作物の利用も同様に禁止」とした。、翌月7月10日には「広告付きまとめサイトを作成している人はニコニコ大百科への登録必須」とした。 同7月19日、『はちま』『オレ的』が別の個人ブログの内容を無断転載したことを受け、2ちゃんねるとNHN Japan(現・LINE)およびFC2は該当のlivedoor Blogに対し2ちゃんねる転載記事の削除と広告削除を要請。削除後の同8月7日にはこれらブログの影響力が3分の1にまで落ちたと報じられた。2ちゃんねるは同11月には悪質な記事偽装広告を乗せているまとめサイトにも警告を出した。 2014年3月2日に2ちゃんねるがVIP板の転載を禁止書き込みの名前欄が「以下、転載禁止でVIPがお送りします」となり事実上の表明であった。3月20日には2ちゃんねるトップページ下部に「無断複写・転載を禁じます」と明記された。 2ちゃんねる(2ch.net)の運営を巡って「お家騒動」が起きる中、2014年4月11日に西村博之が開設した2ch.scは当初、2ch.netからログをコピーして2ch.sc内に反映させていたが、転載禁止の記載はなかった。これにより2ch.scからの転載という形で2ちゃんねるのまとめサイトが再興した。2ch.net側は2ch.scにコピーされる場合に転載禁止文字が削除されない設定を施したが、2016年時点ではいたちごっこに終始している。転載を嫌う投稿者は、レス中に転載禁止を明言する、まとめられそうなスレッドを荒らす、だましgif画像や公序良俗に反するレスを転載させそのブログを通報する等の「自衛」を行っている。 2ちゃんねるの他にも東京スポーツやゲーム業界サイトの『GamesIndustry.biz Japan Edition』がまとめサイトへの転載を禁止とした。 デマ・炎上関連の時系列 2013年 8月、2ちゃんねるビューア個人情報流出の際にはまとめサイトの管理人が2ちゃんねるで自演・誹謗中傷を書いていたことが発覚。 11月、立命館大学ゲーム研究センターが古いゲームの寄付を募ったところ、立命館大学が「ネット乞食」をしたように思わせる記事を一部のまとめサイトが掲載し、誤解した閲覧者から立命館大学に批判が殺到した。同じくして、まとめサイトが「月刊アフタヌーンの部数が半分以下に」と事実と異なる記事を掲載。 12月10日、『はちま』が本来関係のないミネラルウォーターの「エビアン」の発言であるかのようなタイトルをつけ意図的にミスリードさせる。 2014年 7月、佐世保の女子高生殺人事件に関連しまとめサイトが「事件のおかげでアクセス稼げた!被害者・加害者(実名を挙げて)の友情に感謝!」との記事を掲載、炎上した。 2015年 1月18日、一部まとめサイトが民主党がTwitterに投稿した高級カツカレー写真に対して、民主党は安倍首相の時に高級カツカレー食べたことを叩いてたのに自分らは食べているとデマを拡散した。実際には一部マスコミとネットが主に叩いてたのであり、民主党ではない。 2月4日、まとめサイトの運営の一人がまとめサイトは個人ではなく会社で運営されており、給料が未払いであるなど暴露している。 2月8日、『Netgeek』がホットペッパーに関するTwitterの発言を捏造して記事化。 2月14日、『エヴァ速』がPINKちゃんねるの転載禁止板「ニュース速報F」から無断転載したことで炎上し、ドメイン情報から個人情報が特定され謝罪し閉鎖した。 2月15日、『はちま』等のまとめサイトが、産経ニュースの記事提供先の『livedoor NEWS』で電通に関する記事が消えたことを電通の圧力で記事が消されたとデマを拡散した。実際は『livedoor NEWS』では一定期間過ぎると記事が消される仕組みであり提供元の産経ニュースでは記事は消されていない。 2月、複数のまとめサイトが、川崎市男子中学生殺害事件の犯人について誰が犯人かもわからない段階でこの人物が犯人らしいと実名や顔写真を公開したり、デマの情報などを拡散しており問題になっている。 3月29日、『オレ的』『やらおん』が漫画家の平野耕太の私的ツイートを恣意的にまとめ、Twitterアカウントを削除、非公開とした。 5月3日、『やらおん』がネットで連載していたエッセイ漫画『ゆがみちゃん』を無断転載したため、作者の原わたが削除しない場合は然るべき処置を取ると警告をした。 5月29日、『ハム速』が民主党の後藤祐一議員の捏造発言を拡散し謝罪もせず、密かに当該記事を削除した。 7月10日、7月9日に在日韓国人が在留資格失い、強制送還というデマを複数のまとめサイトが拡散した。真に受けた者達が入管に不法滞在通報しようと殺到したためサーバーダウンした。法務省は在留資格を失うことも強制送還もないと回答している。 7月13日、『オレ的』『はちま』が度々任天堂の誹謗中傷や営業妨害的な記事を書いておきながら任天堂・岩田聡社長の死去を報じたためフリーライターの赤木智弘が痛烈に批判をした。 7月16日、ブラック企業など若者の労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」代表らに対してカルト法人などのデマが拡散され、中傷メールを送った30代の自称フリーデザイナーの男が書類送検された。このデマはまとめサイトを通じて拡散されたという。 8月16日、ピース・又吉直樹が実名を伏せ暴露した、馴れ馴れしい口調で聞いてきた女性記者について、複数のまとめサイトが馴れ馴れしい口調で聞いてきた女性記者は芸能ライターの松本佳子だとデマを流し、本人が否定し、デマを流したサイトは謝罪する騒動があった。 8月27日、Twitter社は『オレ的』のURLを有害サイトとして指定する。 9月16日、『オレ的』が『探偵ファイル』の2020年東京オリンピックのエンブレムの関連記事を誤解を招く改変・偏った編集をしデマを流した。これについて『探偵ファイル』は怒りとともに盗用について、アフィブログやまとめサイトは笑ったり批判する資格は無いと批判した。 11月19日、複数のまとめサイトが北九州市の小学校の6年生の担任が教え子の11歳の女子を妊娠させて懲戒免職となったというデマを拡散しSNSなどでも釣られる人が続出した。この件に対し北九州市教育委員会は今後対応を考えたいとしている。スレッドを立てた本人は2016年3月、福岡県警察から偽計業務妨害容疑で書類送検された。 11月20日、『やらおん』が声優の江口拓也に対し悪質な記事を書いた為、本人がツイッターで否定と非難をし『やらおん』が謝罪した。江口は拡散した悪質なまとめサイトを批判した。また、アメリカの嘘ニュースサイト『Now8News』のレッドブルを飲んだアメリカ人が死亡したという記事を複数のまとめサイトが事実であるかのよう記事にして拡散したがデマと指摘が入り謝罪した。J-CASTの取材に対しレッドブル・ジャパンは信憑性のない情報に関するコメントはないと回答した。 11月22日、複数のまとめサイトが橋本環奈が学校で嫌われている発言を番組でしたというデマに釣られ拡散し、橋本はそのような発言はしてないと否定した。また該当の番組公式ツイッターでもそのような発言をしていないと否定。 11月24日、『はちま』が声優の緒方恵美の発言を歪曲し拡散したため、緒方がツイッター上で悪質であると抗議をした。 12月14日、まとめサイトが「STAP現象を米国研究者が再現した」というデマを拡散した。 2016年 2月19日、『ハム速』が民主党の福島伸享議員の同人作家の権利を守る発言を叩く目的で逆の意味で拡散したが、後に福島議員が否定し、『ハム速』の捏造が発覚した。 4月26日、『グリムノーツ』や『ブレイブリーアーカイブ』のプロデューサーであるスクウェア・エニックスの石井諒太郎が『はちま』の管理人との飲み写真をTwitterに載せたことにより癒着やステマ疑惑が浮上し炎上した。これに伴い『はちま』に掲載された「スクエニの隠し玉か!? 謎のゲーム『グリムノーツ』の存在が明らかに!」の記事がステマだったのではないかとの疑いが持たれている。同時に、実業家の山本一郎がTwitterで「なんか、はちま清水さんとスクエニの管理職が居酒屋でコミットしている写真がどうので炎上謝罪してるけど、それを言ったらそんなはちま清水さんをコンサルで雇用してるDMMとかどうなってしまうんだ」と発言し、『はちま』の(元)管理人とDMM.comの関係性が指摘される。 5月18日、『オレ的』『はちま』がGoogle ChromeのAdobe Flashの無効化をあたかも回避策がないかのように報道。 6月11日、『IT速報』がAnkerモバイルバッテリーを紹介するヒカキンの動画をキャプチャしただけのものをあたかも自分が購入したかのように騙る2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板の書き込みを記事化。 6月29日、『Netgeek』が社民党の福島みずほ議員を批判するために「社民党の福島みずほ、公職選挙法違反を指摘されてダッシュで逃亡」と言うデマを拡散し『Netgeek』が公選法違反をした。 7月8日、『netgeek』が『KSL-Live!』の記事をパクっており『KSL-Live!』が激怒した。 8月29日、『はちま』等複数のまとめサイトがチャリティー番組『24時間テレビ』のドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』で高畑裕太が光で消されているデマや、登山企画で「怒鳴られてブン殴られる」「指示に従わない障害者を殴る」等、デマを流し拡散した。 10月5日、『オレ的』が『シン・ゴジラ』の北米での試写会レビューにおいてポジティブ意見が多いのに対し少数のネガティブのみを捏造しながら取り上げ、北米で酷評の嵐というデマを流した。 10月11日、アニメ演出家の山本寛が自身のブログの無断転載に関し警告をしたが、更生の意思ないため、『やらおん』を訴えると公言 10月12日、『はちま』『オレ的』『VIPPER速報』などのまとめサイトが「ゲイの家に入った泥棒が監禁され強姦され続けた」という海外タブロイド紙に掲載されたデマを拡散。 10月21日、『はちま』がNintendo Switchに関する記事で、原文では“We re happy to have had the opportunity to collaborate with Nintendo on the video.”(この動画で任天堂とコラボする機会に恵まれてうれしい)とあるにも関わらず、「【超悲報】ニンテンドースイッチのPVのスカイリム映像、無断使用だった」との捏造記事を掲載。『はちま』は『GamesIndustry.biz』の日本版において名指しで転載禁止言い渡されている。また、『保守速報』がNHKのホームページのニュースの見出し「鳥取県で震度6弱」を「鳥取県でインド6弱」にしたコラージュ画像を2ちゃんねるから転載し、「[悲報]」などとことさら扇情的な見出しを付け、「受信料返せ」と意味不明なNHKを批判するレスを恣意的に抽出した記事を投稿。 10月22日、『Sputnik』が「世界保健機関(WHO)が性的パートナーがいない人は障がい者にあたると判断した」というデマ記事を書き、まとめサイトが拡散した。『はちま起稿』は「童貞は病気だ」と『Sputnik』の記事にないデマを拡散した。 11月20日以降、『やらおん』『ゲハを斬る!』等が海外で不正に流出した『ファイナルファンタジーXV』のロムから判明したエンディングまでの詳細なネタバレを拡散、Twitterでは「#FFXV1129」タグにネタバレが展開される事態に発展し、公式アカウントが注意喚起した。 11月27日、『はちま』『オタク.com』が『コードギアス』のイベントでネタバレ厳禁と言われている事を記事にし、ネタバレを拡散したため、公式が厳重注意した。 12月14日、『netgeek』の「ウェルクないもん!」が剽窃であることが発覚した。 12月27日、『netgeek』が「沖縄デモ集団の正体は中国」という記事を作り拡散したが『BuzzFeed』がデマと指摘した。また、成宮寛貴の友人Aを特定したと調査したかのように記事を作ったが剽窃であることが発覚した。 関連項目 ステルスマーケティング
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リチャード・ブーンをお気に入りに追加 リチャード・ブーンのリンク #blogsearch2 リチャード・ブーンとは リチャード・ブーンの57%は祝福で出来ています。リチャード・ブーンの35%は犠牲で出来ています。リチャード・ブーンの2%は花崗岩で出来ています。リチャード・ブーンの2%はカテキンで出来ています。リチャード・ブーンの1%は毒物で出来ています。リチャード・ブーンの1%は媚びで出来ています。リチャード・ブーンの1%は見栄で出来ています。リチャード・ブーンの1%は砂糖で出来ています。 リチャード・ブーン@ウィキペディア リチャード・ブーン リチャード・ブーンの報道 再起動する『マトリックス』特集とスター&監督大名鑑2022が付録!SCREEN 1月号発売! - スクリーンオンライン 『tick, tick...BOOM!』『ディア・エヴァン・ハンセン』…注目のミュージカル映画 - cinemacafe.net 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 リチャード・ブーンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL リチャード・ブーンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ リチャード・ブーン このページについて このページはリチャード・ブーンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるリチャード・ブーンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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登場デュエリスト:森の番人グリーン・バブーン(DU) 解説:レート1300 攻略 デッキ名:バブーンクオリティー 合計40枚+15枚 上級03枚 森の番人グリーン・バブーン 百獣王 ベヒーモス×2 下級20枚 巨大ネズミ×3 素早いモモンガ×3 デスハムスター×3 X-セイバー エアベルン×3 デス・コアラ×2 逆ギレパンダ 怒れる類人猿×2 レスキューキャット×2 メタモルポット 魔法13枚 サイクロン おろかな埋葬×2 野性解放×2 地砕き 大嵐 光の護封剣 地割れ ハリケーン 死者蘇生 月の書 洗脳-ブレインコントロール 罠04枚 王宮のお触れ×2 激流葬 聖なるバリア-ミラーフォース- エクストラ15枚 ナチュル・ガオドレイク×3 レッド・デーモンズ・ドラゴン×3 ゴヨウ・ガーディアン×3 X-セイバー ウルベルム×3 ナチュル・ビースト×3
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