約 2,283,463 件
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3614.html
【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 タイトル FIREEMBLEM ファイアーエムブレム 聖魔の光石 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-BE8J ジャンル シミュレーションRPG 発売元 任天堂 発売日 2004-10-7 価格 4800円(税込) ファイアーエムブレム 関連 Console Game FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 ファイアーエムブレム 外伝 SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 Fire Emblem トラキア776 GC FIRE EMBLEM 蒼炎の軌跡 Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 Handheld Game GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 ファイアーエムブレム 烈火の剣 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 駿河屋で購入 ゲームボーイアドバンス
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/7890.html
【TOP】【←prev】【GAME CUBE】【next→】 FIRE EMBLEM 蒼炎の軌跡 タイトル FIRE EMBLEM 蒼炎の軌跡 ファイアーエムブレム 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-P-GFEJ ジャンル シミュレーションRPG 発売元 任天堂 発売日 2005-4-20 価格 6800円(税込) ファイアーエムブレム 関連 Console Game FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 ファイアーエムブレム 外伝 SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 Fire Emblem トラキア776 GC FIRE EMBLEM 蒼炎の軌跡 Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 Handheld Game GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 ファイアーエムブレム 烈火の剣 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 駿河屋で購入 ゲームキューブ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/333.html
ファイアーエムブレムシリーズリンク 本編シリーズ リメイク コラボ作品 アプリゲーム他(※記事執筆対象外) 関連作品 概要 本編シリーズ 機種 タイトル 概要 判定 FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 「シミュレーションRPG」というジャンルの草分け。多くの後続作品に影響を与えた歴史的作品の1つ。 良 ファイアーエムブレム 外伝 『暗黒竜』と『紋章』のあいだを描いた外伝作品。自由進行・育成重視のRPG要素が強い異色作。独自のシステムが多いが、後のシリーズに繋がった要素も少なくない。 なし SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 『暗黒竜』のリメイクである「暗黒戦争編」と、その続編である「英雄戦争編」の2部構成。第二部のある旧キャラの扱いが賛否両論のうえ、原作で登場した一部キャラが不参加となっている。それに加えて、歪な成長率や下馬を強制されるマップなど、問題点も多数見られる。一方、全体的なシナリオは好評で、硬派な難易度、美麗なキャラデザインも高い評価を得た。 良 BSファイアーエムブレム アカネイア戦記 『紋章』の外伝作。サテラビュー配信という特殊な販売形態が災いし、プレイヤー数は伸びなかった。 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 前作までと舞台を一新した新作。親子2世代に渡るストーリーが描かれる。壮大かつ悲劇的な物語や初心者でも楽しみやすい難易度調整、マップごとに変化する優れたBGMが魅力。独自のシステム面に賛否はあるがそれを含めて高く評価するファンも多く、メディアミックスも豊富。 良 ファイアーエムブレム トラキア776 『聖戦』の外伝。クセの強いシステムと嫌らしいステージが目白押しの上級者向け作品。膨大なマスクデータや運要素が物議を醸した一方、「索敵」「体格」など以降に引き継がれた要素も多い。 不安定 GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 携帯機にプラットフォームを移した新シリーズの1作目。初めてチュートリアルを搭載した。シナリオは王道かつ練られた世界観が光り、システムもシンプルながら奥深さが増している。また、支援会話、ハードモードといった新要素が好評を呼び、高い人気を得た。 良 ファイアーエムブレム 烈火の剣 『封印』の過去編。戦争とは少し異なるが、敵の陰謀が渦巻く重いシナリオが特徴。従来よりボリュームアップした内容、初心者から上級者まで楽しめるよう調整されたゲーム性が高評価。主人公以外のペアエンドを搭載したことで、支援会話やキャラクター描写もさらに磨きがかかった。 良 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 『蒼炎』発表後にフラグシップと共同開発された作品で、『封印』『烈火』とは舞台が異なる。難易度は低めに抑えられており、『外伝』のフリーマップ、分岐クラスチェンジを採用。やりこみ要素が豊富な一方、前作よりメインシナリオ自体は短め。 なし GC ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 据置機に回帰しリリースされた第4のシリーズ作品。グラフィックが初の3D化を果たし、斬新な新システムが多く導入されビジュアルも内容も進化。人間族「ベオク」と獣人族「ラグズ」による諍いや貧富の差などを描く物語、魅力的な主人公も好評。 良 Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 『蒼炎』の続編。全4部構成の壮大な物語が描かれており、前作の伏線のほとんどが解消されている。しかし、ストーリー展開や演出を重視した結果、ゲームバランス面はいびつになってしまった。 なし 3DS ファイアーエムブレム 覚醒 『紋章』のはるか未来の世界を描いた作品。育成要素をはじめ、過去作品の様々な要素が積極的に取り入れられたうえ、現代風にブラッシュアップ。これにより多数の新規ファンを取り込むことに成功し、シリーズ終了の危機を救った。その一方で、戦闘バランスは『暁』ほどではないにせよやや大味となっている。 なし ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国 2バージョン同時発売、それぞれストーリー・難易度・ゲーム性が大きく異なる。ゲーム性が優れており、特に戦闘システムの刷新によって大きく改善されたバランスが高評価。だが、暗夜で目立つ粗削りなシナリオや、本編で不足している描写をDLCで補う作りが評価を落とした。 なし Switch ファイアーエムブレム 風花雪月 コーエーテクモとの共同開発による、据置機では12年ぶりとなる新作。士官学校の教師として生徒を指導し、これまで以上に複雑かつ重厚な群像劇に身を投じる。かつての仲間達が相争う悲壮な物語や、緻密な世界観とキャラ描写、良質なBGMが高い評価を得た。加えてユニークな育成要素や、戦争らしさを体現した新システムなど、戦闘面でも魅力的な要素が多い。 良 ファイアーエムブレム エンゲージ 歴代『FE』シリーズの登場人物を模した英霊たちと融合して戦う「エンゲージシステム」が目玉。練られた新要素やバランス調整が功を奏し、戦略性と編成の自由度はさらに深みを増した。 良 それぞれのシリーズ、作品と対応する大陸名は以下の通り。同じシリーズ内の作品は、時系列や世界観の繋がりがある。 アカネイア大陸 → イーリス大陸、バレンシア大陸 → ヴァルム大陸 (『if』(*1)) →『アカネイア戦記』→『暗黒竜』『外伝』→『紋章』→『覚醒』 ユグドラル大陸 『聖戦』『トラキア776』 エレブ大陸 『烈火』→『封印』 マギ・ヴァル大陸 『聖魔』 テリウス大陸 『蒼炎』→『暁』 フォドラ 『風花雪月』 エレオス大陸 『エンゲージ』 リメイク 機種 タイトル 概要 判定 DS ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 『暗黒竜と光の剣』のリメイク作品。システムやUIが大きく洗練され、兵種変更など後の作品に影響を与えたシステムも存在。一方でキャラロスト必須の外伝条件など、新要素がシリーズファンに物議を醸した。 なし ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~ 『紋章の謎』の第2部「英雄戦争編」のリメイク作品。マイユニット、カジュアルモードが初搭載されたほか、幻とされていた『アカネイア戦記』もプレイ可能。『紋章』『新・暗黒竜』での反省から緻密な難易度調整が施され、初心者から上級者まで楽しめる作品に。 良 3DS ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 『外伝』のリメイク。原作らしさを残しつつ現代風に遊びやすいシステムも追加された。 良 コラボ作品 機種 タイトル 概要 判定 WiiU 幻影異聞録♯FE 『女神転生』シリーズで知られるアトラスとのコラボによるRPG。現代日本の芸能界が舞台。FEシリーズからは『暗黒竜』『覚醒』のキャラが出演。 良 Switch 幻影異聞録♯FE Encore 海外版をベースに新規要素も追加。 良 Switch/3DS ファイアーエムブレム無双 無双シリーズとのコラボ作品にして、任天堂以外のメーカーから発売された初の『FE』作品。3DS版はNew3DS専用。登場キャラは『暗黒竜』『覚醒』『if』の3作がメイン。 良 Switch ファイアーエムブレム無双 風花雪月 『厄災の黙示録』と『戦国無双5』をベースに、『風花雪月』のifルート3本を描く無双シリーズ。 良 アプリゲーム他(※記事執筆対象外) 『ファイアーエムブレム0(サイファ)』 同社の『カードヒーロー』シリーズのルールをベースに再構成されたTCG(アナログゲーム)。歴代のキャラクター達が登場。 『ファイアーエムブレム ヒーローズ』 iOS/Android。歴代のキャラクター達が登場。スマホサイズながら、本編と同様のシミュレーションRPGが楽しめる。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 『DX』にマルスとロイが参戦。以降全ての作品にキャラクターが出演している。 ワリオシリーズ 『メイド イン ワリオ』シリーズのナインボルトステージにプチゲームとして登場。 モンスターハンターシリーズ WiiU版『MHF-G』ではクロム/ルキナの装備が登場。『MHXX』ではマルスの装備が手に入るコラボクエストを配信。 3DS Code Name S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン IS開発、アクション性のあるストラテジーゲーム。amiiboでマルス、アイク、ルフレ、ルキナが登場。 良 PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD ゲームメーカー各社のコラボ作品。NPCとしてチキが出演。『覚醒』からクロムとルキナもペアユニットとして参戦。 良 Switch ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online DL専売。『暗黒竜』を収録。 良 スーパーファミコン Nintendo Switch Online DL専売。『紋章の謎』『聖戦の系譜』を収録。 ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online DL専売。『封印の剣』『烈火の剣』を収録。 TETRIS 99 『風花雪月』『エンゲージ』とのコラボ祭を開催。 良 概要 シミュレーションRPGの草分け的存在と言われるシリーズのひとつ。発売元は任天堂、開発は主にインテリジェントシステムズ(略称:IS)、一部の作品はコーエーテクモゲームス、フラグシップが担当している。『FE』の略称で知られる。 約35年近くにわたって展開され続けている老舗シリーズで、女性ファンが非常に多いほか、声優の子安武人氏(*2)や、同じく声優で子安氏の子息にあたる子安光樹氏、フィギュアスケーターの羽生結弦選手など、有名人のファンも多い。 基本的なシステムは、マス目上のマップをユニットを動かして敵と戦わせるオーソドックスなターン制戦略シミュレーション。 しかし、『ファミコンウォーズ(*3)』などの従来のウォーシミュレーションと一線を画していたのは、戦闘に参加するユニットがみな個性付けされた一個のキャラクターであり、物語主導のRPGのように味方ユニットは経験値獲得により成長・強化されるという点。 これにより、ユニットを無名・無個性な使い捨ての「コマ」としてではなく、愛着のある「人間」「仲間」として扱うというシミュレーションロールプレイングゲーム(SRPG)のジャンルが打ち立てられ、後に『オウガバトルサーガ』や『スーパーロボット大戦』シリーズなどをはじめ、多くの同ジャンル作品が生まれることになった。 育成要素がある一方で、「闘技場」や「フリーマップ」が存在しない作品では結果的に敵の出現数が限られているため、得られる経験値や軍資金には限りがあると思われがち。 ただし、HPが回復するボスを弱い武器で殴る「ボスチク」をはじめとした工夫を凝らすことでレベルなどの経験値を少しでも稼ぐ伝統テクニックがあったりする。 また、本シリーズはパーマデス(永久離脱)システムが採用されている。基本的に味方ユニットは戦闘で撃破されると死亡ないし再起不能になり、二度と使用できなくなる(『Wizardry』も参照)というもので、シリーズを語る際には外せない代名詞的特徴と捉えられることも多い。 これらの特徴から「シビアなゲーム」とされることも多いが、一方でシリーズが続くにつれて、(ある程度)任意に経験値や資金を稼げるシステムが導入されたり、ユニットが倒されてもロストしない「カジュアルモード」が搭載されたり、マップ中のセーブやターンの巻き戻しが可能になったり(*4)と、初心者へのハードルを下げる工夫もなされてきている。 また、「ハード」や「マニアック」「ルナティック」などの高い難易度を実装したことで、手ごたえを求めるプレイヤーからも高い評価を得ている。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/6827.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 タイトル ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-A32J ジャンル シミュレーションRPG 発売元 任天堂 発売日 1996-5-14 価格 7500円(税別) ファイアーエムブレム 関連 Console Game FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 ファイアーエムブレム 外伝 SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 Fire Emblem トラキア776 GC FIRE EMBLEM 蒼炎の軌跡 Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 Handheld Game GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 ファイアーエムブレム 烈火の剣 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1483.html
71-568~ 568ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 19 48.48ID tBJeD51b0 ファイアーエムブレム 覚醒投下します まだクリアできてないので少しずつですが ところどころ日本語おかしいかもしれないけどそこは愛嬌で ファイアーエムブレム覚醒 断章 夢とも現実とも分からない。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦する主人公・ルフレ(デフォ名)。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 序章 知らない男女の声に起こされ目を覚ましたルフレ。一人は夢の中で一緒に戦った男・クロム。そしてその妹・リズ、従者のフレデリクだった。3人はここ、イーリス聖王国の自警団らしい。 クロムに礼を言うルフレだったが、クロムはルフレのことを知らない。素性を問われるが、ルフレは記憶喪失になっていた。不審がるフレデリク。賊の疑いをかけられ町に連行されるルフレだった。 しかし、町には賊の放った炎が上がっていた。自警団の3人はルフレをおいて走り出す。ルフレは一瞬躊躇したが、すぐに3人を追うのだった。 町では賊の頭・ゲリバが中心となり強奪の限りを尽くしていた。駆けつける3人とルフレ。ルフレは彼らをサポートしつつ賊を打ち取るのであった。 町のために戦ったルフレへの嫌疑は概ね晴れ、クロムの信頼を勝ち取ったルフレは軍師として自警団へ誘われる。快諾するルフレ。フレデリクはまだ疑っているようだ。 賊は西方の隣国ペレジアから流れてきたらしい。よくイーリスに流れてきては悪事を働いているようだった。町人が宿泊を勧めてきたがこれを固辞し、4人は王都を目指すのだった。 569ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 23 05.52ID tBJeD51b0 1章 王都を目指していた4人だったが、途中で夜になってしまう。毒づくリズだったが野営をすることに。 妙な気配を感じ目を覚ますクロム。クロムとリズが周辺を見にいくことになるが、虫の音ひとつ聞こえないことを不審がる。突如地震が二人を襲う。 地割れが起き、マグマが吹き出し、火の玉が空を舞う。逃げるクロムとリズだったが、空に魔法陣が描かれ屍兵たちが召喚された。見たこともない魔物のような兵に、囲まれるクロムたち。 応戦するクロムだったが、リズが屍兵の凶刃にかかろうという瞬間、仮面の騎士がリズをすんでのところで救う。 「お前は一体、何者だ…?」戦いの最中、クロムは仮面の騎士に問うのだった。 クロムたちを探していたルフレとフレデリクと合流すると、いつのまにか仮面の騎士は姿を消していた。どうやら他の屍兵たちを倒しに行ったらしい。 戦うクロムたちに自警団員・ソワレが加勢に現れる。気が流行るソワレの傍らに現れる貴族・ヴィオール。 気取ったヴィオールの求婚に本気で気持ち悪がるソワレだが、本当は一人でいるのが怖かったというヴィオールの本音を聞き一緒に戦うことに。 屍兵たちを倒しきったルフレたち。仮面の騎士の方もあらかた倒しきったらしい。 マルス、といにしえの英雄王と同名を名乗った仮面の騎士は、世界に災いが訪れようとしている、と不穏なことを言い残し立ち去る。 リズが引き止めようとするが、王都が心配だとフレデリクに諭され、一行は王都への道を急ぐのだった。 570ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 25 28.41ID tBJeD51b0 2章 町外れの北の街道に自警団の拠点はあった。 リズに案内されて中に入ると、マリアベル、ヴェイク、スミアといった自警団の面々がリズを迎い入れる。 ルフレも自己紹介すると、ちょうど会議が終わったクロムが入ってきた。屍兵殲滅の助力を打診しに、北方のフェリア連合王国に向かうというのだ。 自警団からも数名連れていくという。リズとヴェイク、スミアが名乗りを上げた。のちに出発の報を聞きつけたソール、ミリエルもついてくる事に。 出発してすぐに屍兵に出くわす一行。街道近くにも屍兵が出現している事に対し、危機感を覚えるクロムだった。 街道を進むと、怪我をしたペガサスに出くわす。クロムが近づこうとするが、興奮していて近づくことができない。するとペガサスナイトのスミアがペガサスを落ち着かせる。 怪我の手当てをしてから追いかけるというスミアを残し、一行は先を進む事にした。 3章 雪吹雪く中、イーリスとフェリアの国境にあたる長城に着いた一行。二国間は敵対関係にはないが、フェリアは他国への警戒を強めているようだ。 イーリスの特使として慎重に行動しようとするが、フェリア国境兵たちは臨戦態勢に入る。 国境沿いではイーリスを騙る賊が度々出没し、怪しいものは現場判断で戦闘を開始しろとお達しが出ているらしい。クロムたちが本物の特使であると話すも聞き入れてもらえない。 戦いで全てを決するフェリア式流儀で、クロムたちが本物かどうかを見極めるという国境兵長ライミ。問答無用で戦いを仕掛けるフェリア国境兵がクロムへ槍の雨を降らせる。 槍が突き刺さるすんでのところでペガサスに乗ったスミアに助け出された。 クロムを追いかけてきた存在感のないカラムも加わり、フェリア国境兵を黙らせるルフレたち。 ライミはクロムの来訪を王都に伝え、案内することを確約した。 571ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 31 00.47ID tBJeD51b0 4章 ライミの案内でフェリア城に着いた一行。国王は訓練場に行っていて留守らしい。 筋骨隆々な大男を想像するルフレだったが、出てきたのは肉付きの良いさっぱりとした性格の東の王フラヴィアだった。 国境兵の非礼を詫びるフラヴィア。国境近くの賊はペレジアが二国を対立させようとしてるのではと述べる。 フラヴィアは現在実権がないため屍兵討伐に兵を出せないという。フェリアでは、数年に一度開催される闘技大会で東西の王の選んだ戦士が争い、勝利した方が東西両方の王になるというしきたりがあった。 近々その闘技大会が開かれるらしく、その大会でクロムが勝てばイーリスと同盟を組むという。 イーリスで待つ国民のためにも同盟を早めに結びたいクロムは参加を承諾した。 闘技大会が開催される。西軍の大将はなんと、仮面の騎士マルスであった。 マルスと対峙するクロムはマルスの抜いた剣を見て驚いた。自分の持つ封剣ファルシオンと瓜二つだったからだ。 激しい打ち合いの中「その剣、誰にならった…?!」とクロムがマルスに問う。マルスはクロムの剣を受けながら「父上に」と短く答え間合いを取った。 「お前の父とは何者だ」 「すまない、これ以上は言えない」 「ならばもう聞くまい。悪いが勝たせてもらうぞ」 息巻くクロムにマルスは小さく「若い頃は随分血気盛んなんだな」と呟いた。 戦いを制したクロムに駆け寄るフラヴィア。同盟は無事結べそうだ。 今夜は宴だと盛り上がるフラヴィアを横目に西の王バジーリオがクロムに声をかけた。マルスの正体を問うがバジーリオもわからないという。 スッキリしない一同だったが同盟締結の報告にイーリスへ戻ることに。バジーリオから将来の後継に考えているというロンクーを戦力として借り受けることになった。 イーリス王都に戻りエメリナと謁見していると、自警団にも参加しているマリアベルがペレジアに連れ去られたとの一報が入る。ペレジア王ギャンレルは、マリアベルが不法侵入をしてきたと主張し賠償を要求してきたのだ。 またあいつらか、と怒るクロムを制するエメリナは、ギャンレルとの会談を望む。クロムは会談への護衛を申し出、自警団は護衛へと向かうのであった。 5章 国境の峠ではペレジア王ギャンレルと従者インバースが待っていた。 マリアベルは拘束されていたが無事らしい。不法侵入とペレジア兵を負傷させた罪とインバースが言うが、マリアベルはそれを否定。 それどころかペレジア側がマリアベルの治める領内に侵入し村を焼き払ったと言う。 エメリナは話し合いを求めるが、ギャンレルはイーリスの至宝【炎の台座】を渡せと要求し、それを飲まないとマリアベルを処刑すると言い出す。 【炎の台座】は望みがなんでも叶えられるものであり、ギャンレルはそれを手に入れてイーリスを滅ぼすと言う。 先代イーリス王、エメリナたちの父親はペレジアを邪教の国と見なし、聖戦と称して戦争を仕掛けていた。そのためギャンレルはイーリスを深く憎んでいる。 拒否するエメリナとマリアベル。力づくで奪い取ろうと襲いかかるペレジア兵をクロムが叩き斬ると、それを皮切りに戦争が始まってしまった。 自分のせいで、と落ち込むマリアベルだったが、マリアベルをイーリスの魔導師リヒトが助け出す。戦場で本隊に合流できずに叩き潰されろ、とインバースは不敵に笑うのだった。 無事敵を殲滅し、合流したマリアベルとリヒト。リズがマリアベルに駆け寄り無事を喜んだ。 ペレジアとの戦争は始まってしまった。ギャンレルが速攻を仕掛けてくることを考え、急いで王都に戻るのであった。 572ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 32 03.51ID tBJeD51b0 6章 イーリス城に戻ってきたルフレたち。明日はフェリアに援軍を求めに行くが、クロムは浮かない顔をしていた。 声をかけてきたルフレにクロムはいう。 イーリスがペレジアにした蛮行やそれによって受けたイーリス国内の惨状を。 戦いの最中急逝した父親に変わって王となった年端もいかないエメリナに他国自国問わず怒りが向けられたことを。 エメリナが国民に向き合い、少しずつ信頼を取り戻していったことを。 クロムはエメリナの理想を守りたいとルフレに訴えた。 「その通りだよ」と突如出現したマルスに驚く二人。マルスはエメリナに暗殺の危機が迫ると言う。にわかには信じがたい話に訝しむ二人。 信じてもらうために、とマルスは突然剣を抜き、背後から襲いかかってきた賊を切る。賊の剣の切っ先がマルスの仮面に届き、素顔が晒される。なんとマルスは女であった。 侵入者を迎撃するため、エメリナを守るために三人は走り出した。 侵入者の中に見知った顔がいた。ファウダー…夢でクロムとともに戦ったあの魔術師だ。ファウダーはルフレを見つけると「こんなところにいたとは…」と驚いた。 ファウダーがエメリナの首を、と命令すると、盗賊ガイアが「そんな話は聞いてない、厄介な仕事だ」と毒づく。 戦いの火蓋が切ろうとしている時、マルスのファルシオンが突然輝き出したのだった。 戦いの最中、クロムから事情を聞いた盗賊ガイアと祖先の恩を返しにきたダグエル(半獣)のベルベットが仲間になった。 マルスは戦いが終わり黙って姿を消そうとする。クロムが呼び止め、マルスはエメリナが死んだ場合の終末を迎えた未来を語り出す。 クロムはそれを信じ力を貸すと約束し、マルスは立ち去った。 先の賊はペレジアからの暗殺者だろうと、フェリアに避難することを勧めるクロムだが、王が国外に早々に避難すると民が不安になるとエメリナは拒否した。 そこで、他国にはまだ知られてない東の離宮に避難することになる。 一方その頃 敗れたファウダーの前に「破滅と絶望の竜ギムレー」と名乗る者が現れ、ファウダーに力を与えるのだった… 今日のところはここまで。また明日あたりに 574ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 04 35.59ID A9Ur/qTB0 7章 裏街道を進む一行。一人落ち着かない様子の神官を見て怪しむルフレたちの前に、突然ペレジア兵が襲いかかった。どうやら神官の裏切りにあったようだ。 応戦するルフレたちだったが、王都に残してきたはずの天馬騎士団員ティアモが飛来する。 曰く、王都にペレジア兵が攻めてきた、王都の天馬騎士団はティアモ以外は討ち死にし、命からがら逃げてきた、と。 追っ手が迫る中「戻る」とエメリナは決断する。自分が戻っている間にフェリアに援軍を要請してほしいとクロムに頼むエメリナ。 【炎の台座】をクロムに託し、エメリナとフィレインはペレジア兵が跋扈する王都に向かうのであった。 急ぎフェリアに着いた一行だったが、クロムはエメリナのことを思い気が気でない。上の空なクロムを鉄拳を食らわせるスミア。 そうこうしてるうちにフラヴィアがやってきた。援軍の準備ができたらしい。フラヴィアとバジーリオも付いてきてくれることになったが、「イーリス王都陥落」の報が入る。 エメリナはペレジアに連れ去られ、公開処刑にされるらしい。明らかな罠だとフラヴィアたちは止めるが、激昂しペレジアに向かうと言い出すクロム。 ルフレはその思いに応えようとエメリナ救出の策を講じるのだった。 8章 ペレジアとの国境の砂漠に侵攻したルフレたち。国境兵が少ないことからも罠だということが伺えたが、それでも進むしかなかった。 前方で争う音が聞こえると報告が入った。少女ノノとそれを追うグレゴ、さらに邪竜ギムレーを崇めるギムレー教徒たちが争っている。 どうやらグレゴは邪教徒に雇われた傭兵だったが、マクムート(竜に変身できる)であるノノが迫害されるのを見て、いてもたってもいられず邪教徒をのしてしまったらしい。 金で雇えば仲間になるというグレゴを即決で仲間にするクロム。フレデリクの進言でノノも仲間になった。 575ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 07 30.45ID A9Ur/qTB0 9章 闇の中でファウダーはギムレーに言う。 エメリナは処刑される運命だと。ギムレーの言った通りに事が進んでいる、と… ルフレは飛び起きた。どうやら夢だったらしい。エメリナの処刑が行われるのは今日だ。 呼びに来たリズとともに処刑が行われるペレジア城へ向かった。 ペレジア城内の一番目立つ石上の先端、処刑台にエメリナはいた。処刑人が斧を振り下ろす直前、ルフレの号令でフラヴィアが斧を投げ、処刑人を倒す。 それを皮切りにペレジア兵との戦闘が始まる。 エメリナを助けようと単身乗り込んできた僧侶リベラと、ペレジア兵だったが国の恨みを自分の恨みとするギャンレルが気に入らないため寝返った呪術師サーリャが戦列に加わる。 ペレジア側のドラゴンナイトを倒し終え、ルフレが合図を出すとエメリナとともに捕まったフィレインが天馬騎士団を率いてやってきた。密偵により助けられたらしい。 フィレインがエメリナを助け出そうとペガサスを操る。 完全に出し抜かれた形のギャンレルとインバースだったが、突然周囲に弓を持った屍兵たちが召喚された。ギャンレルは偶然だと笑ったが偶然にしてはできすぎている。 ペガサスの弱点、弓矢で貫かれたフィレインたち天馬騎士団は次々に撃ち落とされ、命を落としていく。 エメリナを助け出すまで戦い続けるというクロムだが、動いたらエメリナを処刑するというギャンレル。【炎の台座】を渡せば全員生きて帰すと言うが屍兵が周囲にいる中、ギャンレルの言葉は信用ならない。 武器を置けというギャンレルの言葉に従おうとしたがエメリナがそれを止める。エメリナはペレジア国民に語りかける。 戦争はなにも生まない、憎しみに支配されてはならない、たったひとかけらの思いやりが世界を平和に導く、と。 姉の様子に不穏な気配を察知したクロムは走り出した。 「私は無力で愚かでした。クロム、リズ、みんな愛しています」 そう呟きながらエメリナは自ら身を投じるのであった。 せめてエメリナの亡骸だけでも、とクロムは駆け寄ろうとするがバジーリオに今は逃げるべきだと叱咤され、一行は逃走する。 影ながら見守っていたマルスもまた、変えたはずの未来がまた滅びの未来へ変わってしまったことに愕然とするのであった。 576ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 18 49.47ID A9Ur/qTB0 10章 押し黙ったままのクロムを半ば引きずり中央砂漠まで逃げてきたクロムたち。その前にペレジア兵が立ちふさがった。 ペレジア兵たちも先ほどのエメリナの最期の演説を聞いて感じるところがあったようで、戦いの最中武器を置いて逃げようとする者もいた。 敵将ムスタファーもまた、イーリスと戦うことに疑問を抱きつつも、ここで自分が逃げれば故郷に残した妻子が罰せられるのではないかと考え戦う覚悟を決めていた。 ムスタファーは生き残った兵の助命をと言い、戦場に散った。 戦いが終わるとバジーリオの部下、踊り子オリヴィエが馬車を引いて現れた。バジーリオが逃走の手助けを頼んでいたらしい。 一行が乗り込むと馬車はフェリアへと走り出したのだった。 フェリアに戻ってきたルフレたちだったが、失意の中にいた。 自分の無力さを責めるクロムを見てルフレは「自分の手を取ってほしい。エメリナ様とは違うあなたのやり方で全ての人に希望を見せてください」という。 クロムを信じていると口々に言う仲間たちに姉の敵討ちとイーリスの守護のために戦うことを誓う。 フェリアも全面的にバックアップするといい、オリヴィエが仲間になった。 577ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 20 03.38ID A9Ur/qTB0 11章 フェリアとペレジアの国境にある荒野。 ギャンレルとインバース率いるペレジア軍はここまで攻め込んできていた。 悠々と構えるギャンレルの元に一部の兵が撤退を始めているとの報が入る。 エメリナの最後の言葉を聞いた兵たちが戦いを放棄して逃げ始めているらしい。ペレジア軍は混乱していた。 その隙をつき、ルフレたちはペレジア軍に戦いを仕掛けた。 ギャンレルは戦いを選んだクロムを自分と同類だと言うが、クロムは姉の思いを引き継いでギャンレルを止めるために戦うと言う。 戦いの末、ギャンレルは討ち取られ「結局オレは一人だった」と言い残し死んでいった。 戦争は終わり、クロムは結婚(相手は支援レベルによって変化)。復興を果たした2年後に物語は進んでいく…。 聖王代理となったクロムの元にフェリアからの使者ライミが訪れる。 西の海を越えたヴァルム帝国が侵攻してくるという情報があり、フェリアで緊急の会議を開きたいということだった。 すぐに向かうというクロムについていくという王妃。 二人の間には子供ルキナが生まれており、クロムはルキナについてて欲しいというが、王妃は乳母に預けてクロムに付き添うと言う。ルキナの左目にはクロムから引き継いだ聖痕が浮かんでいる。 王妃の懇願もあり王妃の動向を認めるクロム。 急ぎフェリアに向かうと、フラヴィアが待っていた。詳しい話はヴィオールと従者セルジュから聞くことに。 実はヴィオールはヴァルム大陸のロザンヌを治める公爵だった。ヴァルム帝国は大陸の一小国であったが、急に周辺国を軍事力で侵略し拡大。その波を受けてヴィオールは領民とともにイーリスまで逃げてきていた。 セルジュはひとり、ヴァルム帝国内に残り動向を伺っていたが、帝国がついにロザンヌを占領したため保護を求めて海を渡ってきたそうだ。 そして数日内にはフェリアやイーリスのある大陸にヴァルムの軍艦がつくらしい。一行はフェリア港へと向かうことになった。 578ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 22 10.97ID A9Ur/qTB0 12章 ヴァルム帝国の船から敵兵が降りてくる。どうやら主力は騎馬兵のようだ。 フェリア国民に資材と【炎の台座】を要求し、それを拒否すると殺される。 虐殺の限りを尽くすヴァルム兵に立ち向かうクロムたち。なんとか勝利するが、フェリア兵も多くの被害が出てしまった。 敵主力が騎兵で陸上で迎え撃つには不利だと考えたルフレは、海戦を提案する。しかし、イーリスもフェリアも海戦が展開できるような船を所持していない。 そこで商船を多数保持するペレジアに助力を求めることに。悩むクロムだが、ギャンレルが死んで新王が即位したというペレジアに早速使者を送ることにした。 使者が戻り、ペレジアとの会談が開かれることになった。会談場所はペレジアが指定する屍島。何か裏がありそうだというフレデリクの進言もあり、クロムたちは慎重に会談場所に向かうのだった。 続きはまた明日あたりに 580ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 06 17.61ID QJ/jd5oA0 13章 屍島につくとインバースが出迎えにきた。次いでペレジアの新王となったファウダーが姿を現す。ファウダーは過去、エメリナを暗殺しにきた者だ。 警戒するクロムとルフレだが、ファウダーは二人とは初対面の様子。戸惑う二人だが会談は始まった。 ペレジアからは出兵はしないが軍船と輸送船、行軍資金の提供を提案され、クロムはこれを了承した。 すぐに立ち去ろうとするルフレたちをファウダーは引き止める。ギムレー教の最高司祭を紹介したいらしい。 フードを目深にかぶった者が現れ、ルフレは値踏みするような視線を感じた。「奥底に眠る血は残っているようだ」とその人物は呟く。 フレデリクが王の前で顔を表さない無礼を指摘するとフードを取る最高司祭。 なんとその顔はルフレと瓜二つだった。名前もまたルフレという。 動揺するルフレたちに「帰り道は気をつけなさい」とインバースは不敵に笑うのだった。 野営をすることになったルフレたちだったが、ルフレはなかなか寝付けない。夜風にあたりに一人外に出ると、誰かの呼ぶ声が聞こえた。 辺りを見回しても誰もいない。すると突然頭痛とともにファウダーが眼前に現れた。 ファウダーはルフレと親子であるようなことを匂わせ、ギムレーを奉ずる自分の元に来いと言う。 間一髪のところでクロムが助けに入るとファウダーは消えた。 屍兵が野営地を包囲していると報告が入る。戦争大好きなペレジアの呪術師ヘンリーも戦列に加わり屍兵を迎え撃つ。 統率のとれた動きの屍兵たちにファウダーの関与を疑わずにはいられなかった。 あらかた屍兵を倒しきったクロムが息をつく。しかしその後ろに新たな屍兵が召喚された。間に合わない、とルフレが思った瞬間 「危ない!お父様!」とマルスが駆け寄りすんでのところで攻撃を受け流した。 お父様呼ばわりに狼狽するクロムにマルスは左目を見せる。左目にはクロムと、そして赤子のルキナにある聖痕と、涙が浮かんでいた。 驚くクロムだがこの世に二つと無いファルシオンを見て全てを察し、涙するマルス…ルキナを抱きしめるのだった。 落ち着いたルキナは、自分は邪竜ギムレーが復活した十数年後の滅びの未来からきたルキナだと言う。その未来ではクロムを始め今の仲間たちは全滅し、人間は滅びつつあった。 その人間たちを憂いた神龍ナーガの儀式によってルキナは未来の仲間たちと過去に戻り、未来を変えようとしたという。 束の間の再開を喜ぶ親子。 ルキナを仲間に加え、改めてヴァルム帝国に向かうルフレたちだった。 14章 ペレジアの軍船でヴァルム大陸へ向かう途中、クロムはルキナになぜエメリナ暗殺を防いだ後いなくなったのかと聞いた。 ルキナは必要以上の過去への干渉を避けたかったらしい。絶望の未来ではエメリナは死にクロムもまた仲間の一人に裏切られて死亡している。 そうなることを避けたかったルキナは正体を明かすことを覚悟しクロムを助けに来たという。 その告白を聞いた瞬間ルフレの頭に激痛が起こるも、すぐにおさまった。 ヴァルム帝国の戦力はこちらの倍はある。船は同数でもそれに乗る兵がこちらよりも多いのだ。苦しい戦いになることが予想される。 奇策を思いついたルフレとクロムは改めてお互いへの感謝を示し、絆を強くするのであった。 ヴァルムの船から船へ渡り、ついに敵将を討ち取った。クロムの合図でイーリスの軍船は残ったヴァルムの船に向かって突き進む。ヴァルムもそれに応えるようにこちらに向かってくる。 あわや激突、というところでクロムたちは海へと飛び込み、船同士は激突した。 激突した船には油を大量に載せていた。その溢れ出た油に火をつけるとたちまち海上は文字通り火の海に曝された。 ヴァルム船団に打ち勝った勢いのまま、一行は港を抑えるためヴァルム帝国へと進むのであった。 25ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 11 03.77ID QJ/jd5oA0 前スレが埋まったので続きをこちらに 15章 ヴァルム港に着くと一人の女性が追われていた。助けに入るルフレたち。女性はサイリと名乗り、ヴァルム帝国に立ち向かう解放軍の一員であるという。 皇帝ヴァルハルトに反抗する勢力をまとめあげようとしているが、兄が皇帝に組するなどなかなかうまくいかない中、イーリス軍が帝国軍を破った一報を聞きつけ協力を仰ぎに来たらしい。 サイリの話を受け入れ、彼女に手を貸すことになった。 ヴァルム大陸には古くから神龍信仰が盛んで、神龍の声を聞くという巫女がいる。しかし、帝国により巫女はミラの大樹と言われる場所に幽閉されている。 彼女がいれば解放軍もまとまるはず、とのサイリの言葉に一行はミラの大樹へと向かうのだった。 16章 ミラの大樹に着いたが、ヴァルム兵が封鎖していた。この中に巫女がいるというサイリにクロムは正面突破を提案するのだった。 ヴァルム兵を蹴散らし大樹の神殿へと登る。やっとの事でたどり着いた先にいたのは神龍の巫女でありマクムートのチキだった。 チキは一目でクロムたちが聖王の血を引いていることを見破り、【炎の台座】について語り出す。 【炎の台座】はかつて【炎の紋章】と呼ばれていた。台座に【白炎】【黒炎】【緋炎】【蒼炎】【碧炎】の5つの【宝玉】がはめ込まれてはじめて【覚醒の儀】を行えるようになる。力 初代聖王はこれにより神龍ナーガの力を授かり邪竜ギムレーを倒すことができた。 今台座にはめ込まれているのは【白炎】のみ。チキが【蒼炎】を持ち、サイリの郷里に【碧炎】、フェリアの西の王に【緋炎】、そして最後の【黒炎】は行方知れずということだった。c チキはクロムに邪竜ギムレーの復活が近いこと、【覚醒の儀】を行なってギムレーから世界を守って欲しいことを告げる。 【蒼炎】を手に入れ、ルフレがチキに礼を言うとチキはルフレから自分と同じ力を感じる、と返す。どういうことか問い詰めようにも「疲れた」と話を切り上げられてしまうのだった。/ 26ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 04 21.31ID b+CAOFGw0 17章 チキのおかげで解放軍がまとまりつつあるとサイリは言う。しかし、解放軍がまとまる前に叩こうと、ヴァルハルトは全軍を率いてこちらにやってきていた。 ヴァルハルトやサイリの兄レンハが率いる軍が到着する前に、主力の一部がいるシュヴァイン要塞へとクロムたちは向かう。 無事、シュヴァイン要塞を制圧したクロムたちだが、要塞を取り囲んだのはヴァルハルトに屈した元解放軍だった。 さらに悪いことに、ヴァルハルトとレンハの軍の牽制に向かった軍は壊滅し、生き残った兵は敵方に寝返ってしまった。 完全敗北か…というムードに包まれたが、ルフレが妙案を出す。シュヴァイン要塞を今すぐ捨て、兵を二つに割りヴァルハルト側を抑えつつ主力でレンハ軍を叩くというのだ。 ヴァルハルトと戦いながら逃げる役目をバジーリオが請け負うという。 が、それをルキナは「未来ではバジーリオはヴァルハルトと戦い死んだ」と言い止める。それを聞いてフラヴィアもバジーリオを守るために一緒に行くことになった。 戦場で矢継ぎ早に指示を出すバジーリオだが、ヴァルハルト1人になぎ倒される。 圧倒的な力の前に倒れそうになるバジーリオだが、フラヴィアの援護でなんとか一太刀、ヴァルハルトに浴びせる。 しかし劣勢に変わりなく、バジーリオは隠し持っていた【緋炎】をフラヴィアに託し、フラヴィアを逃がすために1人ヴァルハルトに立ち向かうのだった。 18章 敵の援軍を断ち切るため、ルフレは活火山での決戦を提案する。 レンハ軍はそれを追って活火山に進軍。レンハを討つクロムとサイリだが、なぜレンハほどの剣聖がヴァルハルトについたのかが理解できない。 するとヴァルハルト配下の軍師エクセライが姿をあらわし、レンハは従属しないと妹サイリを殺すと脅されて従わされていたと言い消える。 レンハの真意を聞かされないまま討ってしまったサイリは自己嫌悪に陥るが、仲間たちに励まされ、兄に助けられた命を無駄にしない、と再びヴァルハルトに立ち向かうことを決意する。守 そんな中、バジーリオが戦死したと一報が入る。フラヴィアも全身傷だらけで帰ってきた。 【緋炎】を手に入れたが、バジーリオを失ったこともまた大きかった。 ヴァルハルトの軍は帝都へ引き上げたらしく、一同は次の戦いが運命を分ける決戦だと気を引き締めるのだった。 27ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 09 00.28ID b+CAOFGw0 19章 ヴァルム城を取り囲むルフレたちだが、ヴァルム兵は全く中から出てこない。 城の中から出なければ戦局を伺っていた周辺の有力者たちがこちらに絶対つくとエクセライは見越して、籠城作戦を決め込もうとしていた。 しかし、ヴァルハルトはそれを一蹴。解放軍を完膚なきまでに叩き潰そうと、城から出て戦いを挑む。 しかしクロムたちの攻撃にヴァルハルトは敗走。 城内に侵攻しようとした時、クロムたちの背後に何者かの大軍が押し寄せていた。 そのころ、ヴァルハルト敗走の報を受けたエクセライはヴァルハルトと共に城外脱出を画策していた。 しかし、城の周囲は既に大陸南部の有力者の兵が取り囲んでいた。先ほどの、クロムたちに押し寄せた大軍だった。 レンハの死亡により力の均衡が崩れ、エクセライの脅迫などの真実が明らかになったために挙兵してきたのだ。 自分のしたことは無駄じゃなかった、とサイリは安堵し、仲間に促されヴァルム城に入城したのだった。 20章 ヴァルム城内。 ヴァルハルト、エクセライが逃亡か戦闘か言い争う。エクセライのレンハへの仕打ちやペレジアのインバースと通じ【炎の台座】を手に入れようとしていることなどをヴァルハルトは知っていた。浴 全て知った上でヴァルハルトは全てをなぎ倒し人の王、覇王になろうとしていたのだ。 城を囲まれ攻められても多くの兵が投降せず戦う。 クロムはかつて争いをなくすため命をかけた姉のように、全ての争いに力で勝利してきたヴァルハルトにも人を導く信念を感じた。 戦いの末ヴァルハルトは散る。クロムに何かを託したかのように、ルキナは感じた…。 戦いは終わりソンシンから奪われた【碧炎】を手渡すサイリ。 こうしてヴァルム帝国での戦いは終わり、クロムたちはイーリスへの帰路につくのであった。 クロムはフレデリクに【黒炎】の在り処を調べさせる。するとペレジアから【黒炎】を返還したいとの報せが入る。 ファウダーは信用ならない、というクロムだが、姉の志を継ぐ者が話し合いに応じないわけにいかない。 戦闘の準備もしつつペレジアに向かうのであった。 29ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 20 09.54ID gCb+eeTV0 21章 ペレジア城についた一行。ルキナが、エメリナ処刑の行われた大岩が邪竜ギムレーに似ていると言いだす。 ギムレーを復活させてはならない、という決意を新たに場内を進む。部屋のいたるところに伏兵が潜んでいるらしい。 一同に緊張が走るが、ファウダーとインバースがゆっくりと姿をあらわす。彼らは邪竜ギムレーをかつて倒した【炎の台座】を排除しようと台座と宝玉を要求してきた。 クロムが拒否すると実力行使とばかりにペレジア兵たちが襲ってきた。 それらを片付けあと少しで脱出、というところでファウダーが現れ、クロムに一撃を与える。 【炎の台座】を要求するファウダーに断るクロムだが、ファウダーがルフレを操り【炎の台座】と宝玉を奪いとってしまう。 父親ファウダーに操られたことで自己嫌悪に陥るルフレだが、仲間に励まされファウダーの後を追うことになった。 しかし、ルキナはこのことで「未来でクロムを殺した裏切り者はルフレだ」と確信し、ルフレを殺そうと刃を向ける。 ルキナの思いを知り抵抗をしないルフレだが、クロムがそれを止めに入る。クロムは運命よりもルフレと歩んできた絆を信じるという。 その言葉でルキナもまた、クロムとルフレを信じることにしたのだった。 22章 城から出ると人々の波に圧倒されるクロム。彼らはギムレー教徒らしく、みな口々に「竜の祭壇へ…ギムレー様に祈りを…」と言う。 絶望の未来が変わっていない状況に、クロムたちはファウダーがいるという竜の祭壇へ急ぐ。そこに立ちふさがるインバース。 エメリナの死、ギャンレルやヴァルハルトとの戦、全てがファウダーの書いた筋書き通りで、お陰でギムレー教徒が命を捧げることが増えた、とあざ笑う。 竜の祭壇は生贄から命の力を溜めておくものであり、ギムレー教徒の間では生贄を捧げることでギムレーが蘇ると信じられていた。その命の力もギムレーの復活に足るほど貯められている。の 実はヴァルハルトはペレジアのギムレー復活に向けた動きに気付いていた。ヴァルハルトはギムレーが復活したら討ち亡ぼすつもりでいたが、クロムによって討ち取られたためそれは叶わなかった。 そして戦争により消耗した両国。 ペレジアが先の戦争で兵を出さなかったのはイーリスとヴァルムの兵力を削ぐためだったのだ。 戦いは始まり、インバースに深手を負わせたがトドメを刺すまでに至らず、逃してしまった。復活の儀式の時間稼ぎだったのだ。 焦るルキナにクロムは、必ずファウダーを止めると言い落ち着かせる。 30ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 27 27.64ID gCb+eeTV0 23章 竜の祭壇。 いよいよ最後の戦いに挑もうという時、ルフレはクロムに声をかける。 もしもファウダーの支配に負けてしまったらその時はクロムの手で殺してくれ、と。 クロムは拒否するがクロムだからこそ頼んでいるとルフレはいう。その真剣さに、クロムは「わかった、ただ絶対負けるなよ」とルフレにいうのだった。 ファウダーは竜の祭壇でクロムたちが着くのを待っていた。 竜の祭壇と【炎の台座】でギムレーを器から復活させる。その器とはルフレであった。 ルフレの中にギムレーの血と魂が眠っている。その事実にルフレは激しく動揺する。 それと同時にルフレの中には仲間たちとの歩みが蘇ってきた。ルフレはファウダーに言い放つ。 仲間たちとの絆で必ず勝つと。 いつかの夢の光景が広がる。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦するルフレ。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 絶望の未来を変えられなかった、ルキナは呆然と目の前の光景を見つめるしかできなかった。 「大丈夫だルキナ」 よく知った声がルキナに声をかける。それはヴァルハルトに倒されたと思われたバジーリオだった。 バジーリオはルキナの「戦ったら死ぬ運命」という忠告を聞き、戦うより逃げることを選択して助かることができたという。 たかだかバジーリオ1人がいたところで何になる、というファウダー。しかしルフレは自分が操られることも見越していた。 いや、昔見た夢が予知夢だということに夢の中の【炎の台座】を思い出して気づいたのだ。 そのためファウダーを警戒し、【宝玉】の偽物を作らせてそれを持ってペレジアとの会談に臨んだ。 そして【炎の台座】の力で完全に支配されたと演技をし、弱めの魔法をクロムに打ち込んだのだ。 全てを読まれていたファウダーは崩れ落ちる。怒り狂ったファウダーをルフレの放った魔法が飲み込んだ。 こうしてギムレー復活を防いだのだった。と、一同が喜んだ背後に1人の影が忍び寄る。 もう1人のルフレだった。 もう1人のルフレの正体はクロムを殺し、絶望の未来を作った未来のギムレーだった。 ギムレーはナーガの儀で過去に遡ってきたルキナたちを追ってきていた。 ギムレーが現代に現れた瞬間、ルフレはその衝撃に耐えられず記憶を失い、同時に経験し得ない未来の出来事を夢としてみるようになったのだ。 時を遡ってきた未来のギムレーは竜としての力を一部失っていた。失った力を取り戻すために竜の祭壇の力を奪うギムレー。 力を取り込んだギムレーは邪竜として復活してしまう。 巨大な力を持つギムレーを前に「未来は、変えられないの…!?」とルキナは呆然と呟くのであった。 31ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 15 18 46.82ID rhJHftuD0 24章 復活したギムレーを前に一行はたじろぐ。正面から戦いを挑んでも敵わない…【炎の台座】さえあれば…とクロムが呟く。 「ありますよ」とルフレが言う。ギムレーが復活する前にファウダーから奪い取っていたのだ。 ナーガの覚醒の儀は虹の降る山の祭壇で行われる。一行はギムレーに追いつかれる前に虹の降る山へ急ぐ。 やっとのところでたどり着いたがギムレーの差し向けた屍兵たちが襲ってきた。 ナーガの祭壇の近くまでギムレーの支配が及んでいることから、ギムレーの力の強さを改めて実感するクロムたちだったが、なんとか退ける。 祭壇で、神龍ナーガの覚醒の儀を執り行うクロム。儀式には危険が伴い、命を落とすこともあるそうだ。 見事儀式を成功させ、ファルシオンにナーガの力を宿らせたクロムだが、ナーガは「ギムレーと自分は神ではない、自分たちは同じ存在で自分にギムレーを滅ぼす力はない。ギムレーが滅ぶとしたらそれは自身の力、自殺によってのみ」と言う。自 ファルシオンに宿った力はギムレーが再び蘇るまで千年の猶予を与えるものであり、滅ぼすことはできない。 クロムたちはナーガの話を心に留めつつ、ギムレーを止めるため始まりの山へと向かうのであった。 32ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 22 11 43.57ID rhJHftuD0 25章 始まりの山にやってきたルフレたち。やはりギムレーはここにいる、とファルシオンに宿ったナーガが言う。 ナーガの力をもってしても倒せないが、クロムは子孫たちに問題を押し付けたくないと言う。 ルフレは思いつめた顔で言う。「自分とギムレーは同じ存在だから自分がギムレーを倒せばいい」と。 しかし、そうするとルフレもまた死んでしまうかもしれないとナーガが警告する。 仲間たちと育んだ絆やルフレの心がギムレーの心に勝てばもしかしたら生き残れるかもしれない、とも言うが可能性はごくわずからしい。 クロムはルフレに自分を犠牲にしないでほしいと言うが(はい/いいえ選択肢あり)、ギムレーに気づかれてしまい屍兵がこちらへ向かってきた。 屍兵たちを倒し切るとギムレーの声が響き渡る。 山のように大きな邪竜のどこを攻撃すれば…と攻めあぐねていると、ナーガが首の後ろならば自分の力で転移できるし攻撃が通ると言う。 いよいよ最後の戦いだとクロムは皆を鼓舞するのであった。 33ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/18(火) 22 04 32.45ID b7gdpo110 終章 ナーガの術で海上を悠然と飛ぶギムレーの首元付近に転移してきたルフレたち。 そこでは未来のギムレーが待ち構えていた。強大な力でルフレたちを圧倒する。仲間たちは心が折れかかっていた。 諦めないというルフレにギムレーは「自分と同化すれば仲間は助ける」という。 (はい/いいえ、いずれの選択肢も同じ結果)ギムレーは否応なしにルフレを飲み込んだ。 目覚めたルフレ。周りは闇に閉ざされている。神の意志の内部で自分と同化したのだとギムレーはいう。 それでもルフレは抗おうとするがギムレーの力の前に倒れる。 何も感じず、何も聞こえず、何もない闇の中で、もう諦めてしまおうか…とルフレが思ったその時だった。 「諦めるな!俺との約束はどうなる?!」 クロムの声だ。 クロムだけではない。これまで一緒に戦い絆を結んだ仲間たちの声がルフレの耳に届く。 その声の持つ希望に苛立つギムレー。ルフレは人としての自身の心の力でギムレーの血の支配に勝つ。 再び邪竜の首に戻ってきたルフレ。傷ついた仲間たちをナーガの力が癒す。 そして最後の戦いが幕を開けた。 ナーガは言う。クロムが倒せばギムレーは千年の眠りにつく、ルフレが倒せば消滅する、と。 際限なく沸く屍兵たちやギムレーの激しい攻撃を耐え、ついにギムレーを倒す時が来た。 「俺に任せろ!」とクロム。(クロムに任せるか?はい/いいえ) →はいの場合 神剣ファルシオンでギムレーにとどめを刺す。断末魔と共に眠りにつくギムレー。 これでいい。自分たちの意志を継いだものが何度でも奴を倒す。 こうして平和を取り戻したクロムたち。 それでもルフレは「ギムレーを自分が倒していればよかったのでは?」と思い悩んでいた。 そんなルフレにクロムは声をかける。「ルフレに生きていて欲しい、これからもそばにいて欲しい」と。 終わり →いいえの場合 ルフレは戸惑うギムレーに魔法を叩き込む。 大好きな人たちに、皆に感謝しながらルフレはギムレーと共に消滅した。 ルフレの犠牲で戦いは終わり、過去から未来へと続く絶望の運命もこれで終わる。 ルフレの消滅に泣き出すリズ。しかしクロムは、人の思いが強ければ生き残れるというナーガの言葉を信じていた。仲間たちもまた、ルフレとの再会を信じようとする。 「何年かかろうとルフレを探し出す、そしてすべての国を復興させる」とクロムは誓う。 終わり 以上でファイアーエムブレム 覚醒は終了です。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/2067.html
71-568~ 568ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 19 48.48ID tBJeD51b0 ファイアーエムブレム 覚醒投下します まだクリアできてないので少しずつですが ところどころ日本語おかしいかもしれないけどそこは愛嬌で ファイアーエムブレム覚醒 断章 夢とも現実とも分からない。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦する主人公・ルフレ(デフォ名)。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 序章 知らない男女の声に起こされ目を覚ましたルフレ。一人は夢の中で一緒に戦った男・クロム。そしてその妹・リズ、従者のフレデリクだった。3人はここ、イーリス聖王国の自警団らしい。 クロムに礼を言うルフレだったが、クロムはルフレのことを知らない。素性を問われるが、ルフレは記憶喪失になっていた。不審がるフレデリク。賊の疑いをかけられ町に連行されるルフレだった。 しかし、町には賊の放った炎が上がっていた。自警団の3人はルフレをおいて走り出す。ルフレは一瞬躊躇したが、すぐに3人を追うのだった。 町では賊の頭・ゲリバが中心となり強奪の限りを尽くしていた。駆けつける3人とルフレ。ルフレは彼らをサポートしつつ賊を打ち取るのであった。 町のために戦ったルフレへの嫌疑は概ね晴れ、クロムの信頼を勝ち取ったルフレは軍師として自警団へ誘われる。快諾するルフレ。フレデリクはまだ疑っているようだ。 賊は西方の隣国ペレジアから流れてきたらしい。よくイーリスに流れてきては悪事を働いているようだった。町人が宿泊を勧めてきたがこれを固辞し、4人は王都を目指すのだった。 569ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 23 05.52ID tBJeD51b0 1章 王都を目指していた4人だったが、途中で夜になってしまう。毒づくリズだったが野営をすることに。 妙な気配を感じ目を覚ますクロム。クロムとリズが周辺を見にいくことになるが、虫の音ひとつ聞こえないことを不審がる。突如地震が二人を襲う。 地割れが起き、マグマが吹き出し、火の玉が空を舞う。逃げるクロムとリズだったが、空に魔法陣が描かれ屍兵たちが召喚された。見たこともない魔物のような兵に、囲まれるクロムたち。 応戦するクロムだったが、リズが屍兵の凶刃にかかろうという瞬間、仮面の騎士がリズをすんでのところで救う。 「お前は一体、何者だ…?」戦いの最中、クロムは仮面の騎士に問うのだった。 クロムたちを探していたルフレとフレデリクと合流すると、いつのまにか仮面の騎士は姿を消していた。どうやら他の屍兵たちを倒しに行ったらしい。 戦うクロムたちに自警団員・ソワレが加勢に現れる。気が流行るソワレの傍らに現れる貴族・ヴィオール。 気取ったヴィオールの求婚に本気で気持ち悪がるソワレだが、本当は一人でいるのが怖かったというヴィオールの本音を聞き一緒に戦うことに。 屍兵たちを倒しきったルフレたち。仮面の騎士の方もあらかた倒しきったらしい。 マルス、といにしえの英雄王と同名を名乗った仮面の騎士は、世界に災いが訪れようとしている、と不穏なことを言い残し立ち去る。 リズが引き止めようとするが、王都が心配だとフレデリクに諭され、一行は王都への道を急ぐのだった。 570ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 25 28.41ID tBJeD51b0 2章 町外れの北の街道に自警団の拠点はあった。 リズに案内されて中に入ると、マリアベル、ヴェイク、スミアといった自警団の面々がリズを迎い入れる。 ルフレも自己紹介すると、ちょうど会議が終わったクロムが入ってきた。屍兵殲滅の助力を打診しに、北方のフェリア連合王国に向かうというのだ。 自警団からも数名連れていくという。リズとヴェイク、スミアが名乗りを上げた。のちに出発の報を聞きつけたソール、ミリエルもついてくる事に。 出発してすぐに屍兵に出くわす一行。街道近くにも屍兵が出現している事に対し、危機感を覚えるクロムだった。 街道を進むと、怪我をしたペガサスに出くわす。クロムが近づこうとするが、興奮していて近づくことができない。するとペガサスナイトのスミアがペガサスを落ち着かせる。 怪我の手当てをしてから追いかけるというスミアを残し、一行は先を進む事にした。 3章 雪吹雪く中、イーリスとフェリアの国境にあたる長城に着いた一行。二国間は敵対関係にはないが、フェリアは他国への警戒を強めているようだ。 イーリスの特使として慎重に行動しようとするが、フェリア国境兵たちは臨戦態勢に入る。 国境沿いではイーリスを騙る賊が度々出没し、怪しいものは現場判断で戦闘を開始しろとお達しが出ているらしい。クロムたちが本物の特使であると話すも聞き入れてもらえない。 戦いで全てを決するフェリア式流儀で、クロムたちが本物かどうかを見極めるという国境兵長ライミ。問答無用で戦いを仕掛けるフェリア国境兵がクロムへ槍の雨を降らせる。 槍が突き刺さるすんでのところでペガサスに乗ったスミアに助け出された。 クロムを追いかけてきた存在感のないカラムも加わり、フェリア国境兵を黙らせるルフレたち。 ライミはクロムの来訪を王都に伝え、案内することを確約した。 571ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 31 00.47ID tBJeD51b0 4章 ライミの案内でフェリア城に着いた一行。国王は訓練場に行っていて留守らしい。 筋骨隆々な大男を想像するルフレだったが、出てきたのは肉付きの良いさっぱりとした性格の東の王フラヴィアだった。 国境兵の非礼を詫びるフラヴィア。国境近くの賊はペレジアが二国を対立させようとしてるのではと述べる。 フラヴィアは現在実権がないため屍兵討伐に兵を出せないという。フェリアでは、数年に一度開催される闘技大会で東西の王の選んだ戦士が争い、勝利した方が東西両方の王になるというしきたりがあった。 近々その闘技大会が開かれるらしく、その大会でクロムが勝てばイーリスと同盟を組むという。 イーリスで待つ国民のためにも同盟を早めに結びたいクロムは参加を承諾した。 闘技大会が開催される。西軍の大将はなんと、仮面の騎士マルスであった。 マルスと対峙するクロムはマルスの抜いた剣を見て驚いた。自分の持つ封剣ファルシオンと瓜二つだったからだ。 激しい打ち合いの中「その剣、誰にならった…?!」とクロムがマルスに問う。マルスはクロムの剣を受けながら「父上に」と短く答え間合いを取った。 「お前の父とは何者だ」 「すまない、これ以上は言えない」 「ならばもう聞くまい。悪いが勝たせてもらうぞ」 息巻くクロムにマルスは小さく「若い頃は随分血気盛んなんだな」と呟いた。 戦いを制したクロムに駆け寄るフラヴィア。同盟は無事結べそうだ。 今夜は宴だと盛り上がるフラヴィアを横目に西の王バジーリオがクロムに声をかけた。マルスの正体を問うがバジーリオもわからないという。 スッキリしない一同だったが同盟締結の報告にイーリスへ戻ることに。バジーリオから将来の後継に考えているというロンクーを戦力として借り受けることになった。 イーリス王都に戻りエメリナと謁見していると、自警団にも参加しているマリアベルがペレジアに連れ去られたとの一報が入る。ペレジア王ギャンレルは、マリアベルが不法侵入をしてきたと主張し賠償を要求してきたのだ。 またあいつらか、と怒るクロムを制するエメリナは、ギャンレルとの会談を望む。クロムは会談への護衛を申し出、自警団は護衛へと向かうのであった。 5章 国境の峠ではペレジア王ギャンレルと従者インバースが待っていた。 マリアベルは拘束されていたが無事らしい。不法侵入とペレジア兵を負傷させた罪とインバースが言うが、マリアベルはそれを否定。 それどころかペレジア側がマリアベルの治める領内に侵入し村を焼き払ったと言う。 エメリナは話し合いを求めるが、ギャンレルはイーリスの至宝【炎の台座】を渡せと要求し、それを飲まないとマリアベルを処刑すると言い出す。 【炎の台座】は望みがなんでも叶えられるものであり、ギャンレルはそれを手に入れてイーリスを滅ぼすと言う。 先代イーリス王、エメリナたちの父親はペレジアを邪教の国と見なし、聖戦と称して戦争を仕掛けていた。そのためギャンレルはイーリスを深く憎んでいる。 拒否するエメリナとマリアベル。力づくで奪い取ろうと襲いかかるペレジア兵をクロムが叩き斬ると、それを皮切りに戦争が始まってしまった。 自分のせいで、と落ち込むマリアベルだったが、マリアベルをイーリスの魔導師リヒトが助け出す。戦場で本隊に合流できずに叩き潰されろ、とインバースは不敵に笑うのだった。 無事敵を殲滅し、合流したマリアベルとリヒト。リズがマリアベルに駆け寄り無事を喜んだ。 ペレジアとの戦争は始まってしまった。ギャンレルが速攻を仕掛けてくることを考え、急いで王都に戻るのであった。 572ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 32 03.51ID tBJeD51b0 6章 イーリス城に戻ってきたルフレたち。明日はフェリアに援軍を求めに行くが、クロムは浮かない顔をしていた。 声をかけてきたルフレにクロムはいう。 イーリスがペレジアにした蛮行やそれによって受けたイーリス国内の惨状を。 戦いの最中急逝した父親に変わって王となった年端もいかないエメリナに他国自国問わず怒りが向けられたことを。 エメリナが国民に向き合い、少しずつ信頼を取り戻していったことを。 クロムはエメリナの理想を守りたいとルフレに訴えた。 「その通りだよ」と突如出現したマルスに驚く二人。マルスはエメリナに暗殺の危機が迫ると言う。にわかには信じがたい話に訝しむ二人。 信じてもらうために、とマルスは突然剣を抜き、背後から襲いかかってきた賊を切る。賊の剣の切っ先がマルスの仮面に届き、素顔が晒される。なんとマルスは女であった。 侵入者を迎撃するため、エメリナを守るために三人は走り出した。 侵入者の中に見知った顔がいた。ファウダー…夢でクロムとともに戦ったあの魔術師だ。ファウダーはルフレを見つけると「こんなところにいたとは…」と驚いた。 ファウダーがエメリナの首を、と命令すると、盗賊ガイアが「そんな話は聞いてない、厄介な仕事だ」と毒づく。 戦いの火蓋が切ろうとしている時、マルスのファルシオンが突然輝き出したのだった。 戦いの最中、クロムから事情を聞いた盗賊ガイアと祖先の恩を返しにきたダグエル(半獣)のベルベットが仲間になった。 マルスは戦いが終わり黙って姿を消そうとする。クロムが呼び止め、マルスはエメリナが死んだ場合の終末を迎えた未来を語り出す。 クロムはそれを信じ力を貸すと約束し、マルスは立ち去った。 先の賊はペレジアからの暗殺者だろうと、フェリアに避難することを勧めるクロムだが、王が国外に早々に避難すると民が不安になるとエメリナは拒否した。 そこで、他国にはまだ知られてない東の離宮に避難することになる。 一方その頃 敗れたファウダーの前に「破滅と絶望の竜ギムレー」と名乗る者が現れ、ファウダーに力を与えるのだった… 今日のところはここまで。また明日あたりに 574ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 04 35.59ID A9Ur/qTB0 7章 裏街道を進む一行。一人落ち着かない様子の神官を見て怪しむルフレたちの前に、突然ペレジア兵が襲いかかった。どうやら神官の裏切りにあったようだ。 応戦するルフレたちだったが、王都に残してきたはずの天馬騎士団員ティアモが飛来する。 曰く、王都にペレジア兵が攻めてきた、王都の天馬騎士団はティアモ以外は討ち死にし、命からがら逃げてきた、と。 追っ手が迫る中「戻る」とエメリナは決断する。自分が戻っている間にフェリアに援軍を要請してほしいとクロムに頼むエメリナ。 【炎の台座】をクロムに託し、エメリナとフィレインはペレジア兵が跋扈する王都に向かうのであった。 急ぎフェリアに着いた一行だったが、クロムはエメリナのことを思い気が気でない。上の空なクロムを鉄拳を食らわせるスミア。 そうこうしてるうちにフラヴィアがやってきた。援軍の準備ができたらしい。フラヴィアとバジーリオも付いてきてくれることになったが、「イーリス王都陥落」の報が入る。 エメリナはペレジアに連れ去られ、公開処刑にされるらしい。明らかな罠だとフラヴィアたちは止めるが、激昂しペレジアに向かうと言い出すクロム。 ルフレはその思いに応えようとエメリナ救出の策を講じるのだった。 8章 ペレジアとの国境の砂漠に侵攻したルフレたち。国境兵が少ないことからも罠だということが伺えたが、それでも進むしかなかった。 前方で争う音が聞こえると報告が入った。少女ノノとそれを追うグレゴ、さらに邪竜ギムレーを崇めるギムレー教徒たちが争っている。 どうやらグレゴは邪教徒に雇われた傭兵だったが、マクムート(竜に変身できる)であるノノが迫害されるのを見て、いてもたってもいられず邪教徒をのしてしまったらしい。 金で雇えば仲間になるというグレゴを即決で仲間にするクロム。フレデリクの進言でノノも仲間になった。 575ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 07 30.45ID A9Ur/qTB0 9章 闇の中でファウダーはギムレーに言う。 エメリナは処刑される運命だと。ギムレーの言った通りに事が進んでいる、と… ルフレは飛び起きた。どうやら夢だったらしい。エメリナの処刑が行われるのは今日だ。 呼びに来たリズとともに処刑が行われるペレジア城へ向かった。 ペレジア城内の一番目立つ石上の先端、処刑台にエメリナはいた。処刑人が斧を振り下ろす直前、ルフレの号令でフラヴィアが斧を投げ、処刑人を倒す。 それを皮切りにペレジア兵との戦闘が始まる。 エメリナを助けようと単身乗り込んできた僧侶リベラと、ペレジア兵だったが国の恨みを自分の恨みとするギャンレルが気に入らないため寝返った呪術師サーリャが戦列に加わる。 ペレジア側のドラゴンナイトを倒し終え、ルフレが合図を出すとエメリナとともに捕まったフィレインが天馬騎士団を率いてやってきた。密偵により助けられたらしい。 フィレインがエメリナを助け出そうとペガサスを操る。 完全に出し抜かれた形のギャンレルとインバースだったが、突然周囲に弓を持った屍兵たちが召喚された。ギャンレルは偶然だと笑ったが偶然にしてはできすぎている。 ペガサスの弱点、弓矢で貫かれたフィレインたち天馬騎士団は次々に撃ち落とされ、命を落としていく。 エメリナを助け出すまで戦い続けるというクロムだが、動いたらエメリナを処刑するというギャンレル。【炎の台座】を渡せば全員生きて帰すと言うが屍兵が周囲にいる中、ギャンレルの言葉は信用ならない。 武器を置けというギャンレルの言葉に従おうとしたがエメリナがそれを止める。エメリナはペレジア国民に語りかける。 戦争はなにも生まない、憎しみに支配されてはならない、たったひとかけらの思いやりが世界を平和に導く、と。 姉の様子に不穏な気配を察知したクロムは走り出した。 「私は無力で愚かでした。クロム、リズ、みんな愛しています」 そう呟きながらエメリナは自ら身を投じるのであった。 せめてエメリナの亡骸だけでも、とクロムは駆け寄ろうとするがバジーリオに今は逃げるべきだと叱咤され、一行は逃走する。 影ながら見守っていたマルスもまた、変えたはずの未来がまた滅びの未来へ変わってしまったことに愕然とするのであった。 576ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 18 49.47ID A9Ur/qTB0 10章 押し黙ったままのクロムを半ば引きずり中央砂漠まで逃げてきたクロムたち。その前にペレジア兵が立ちふさがった。 ペレジア兵たちも先ほどのエメリナの最期の演説を聞いて感じるところがあったようで、戦いの最中武器を置いて逃げようとする者もいた。 敵将ムスタファーもまた、イーリスと戦うことに疑問を抱きつつも、ここで自分が逃げれば故郷に残した妻子が罰せられるのではないかと考え戦う覚悟を決めていた。 ムスタファーは生き残った兵の助命をと言い、戦場に散った。 戦いが終わるとバジーリオの部下、踊り子オリヴィエが馬車を引いて現れた。バジーリオが逃走の手助けを頼んでいたらしい。 一行が乗り込むと馬車はフェリアへと走り出したのだった。 フェリアに戻ってきたルフレたちだったが、失意の中にいた。 自分の無力さを責めるクロムを見てルフレは「自分の手を取ってほしい。エメリナ様とは違うあなたのやり方で全ての人に希望を見せてください」という。 クロムを信じていると口々に言う仲間たちに姉の敵討ちとイーリスの守護のために戦うことを誓う。 フェリアも全面的にバックアップするといい、オリヴィエが仲間になった。 577ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 20 03.38ID A9Ur/qTB0 11章 フェリアとペレジアの国境にある荒野。 ギャンレルとインバース率いるペレジア軍はここまで攻め込んできていた。 悠々と構えるギャンレルの元に一部の兵が撤退を始めているとの報が入る。 エメリナの最後の言葉を聞いた兵たちが戦いを放棄して逃げ始めているらしい。ペレジア軍は混乱していた。 その隙をつき、ルフレたちはペレジア軍に戦いを仕掛けた。 ギャンレルは戦いを選んだクロムを自分と同類だと言うが、クロムは姉の思いを引き継いでギャンレルを止めるために戦うと言う。 戦いの末、ギャンレルは討ち取られ「結局オレは一人だった」と言い残し死んでいった。 戦争は終わり、クロムは結婚(相手は支援レベルによって変化)。復興を果たした2年後に物語は進んでいく…。 聖王代理となったクロムの元にフェリアからの使者ライミが訪れる。 西の海を越えたヴァルム帝国が侵攻してくるという情報があり、フェリアで緊急の会議を開きたいということだった。 すぐに向かうというクロムについていくという王妃。 二人の間には子供ルキナが生まれており、クロムはルキナについてて欲しいというが、王妃は乳母に預けてクロムに付き添うと言う。ルキナの左目にはクロムから引き継いだ聖痕が浮かんでいる。 王妃の懇願もあり王妃の動向を認めるクロム。 急ぎフェリアに向かうと、フラヴィアが待っていた。詳しい話はヴィオールと従者セルジュから聞くことに。 実はヴィオールはヴァルム大陸のロザンヌを治める公爵だった。ヴァルム帝国は大陸の一小国であったが、急に周辺国を軍事力で侵略し拡大。その波を受けてヴィオールは領民とともにイーリスまで逃げてきていた。 セルジュはひとり、ヴァルム帝国内に残り動向を伺っていたが、帝国がついにロザンヌを占領したため保護を求めて海を渡ってきたそうだ。 そして数日内にはフェリアやイーリスのある大陸にヴァルムの軍艦がつくらしい。一行はフェリア港へと向かうことになった。 578ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 22 10.97ID A9Ur/qTB0 12章 ヴァルム帝国の船から敵兵が降りてくる。どうやら主力は騎馬兵のようだ。 フェリア国民に資材と【炎の台座】を要求し、それを拒否すると殺される。 虐殺の限りを尽くすヴァルム兵に立ち向かうクロムたち。なんとか勝利するが、フェリア兵も多くの被害が出てしまった。 敵主力が騎兵で陸上で迎え撃つには不利だと考えたルフレは、海戦を提案する。しかし、イーリスもフェリアも海戦が展開できるような船を所持していない。 そこで商船を多数保持するペレジアに助力を求めることに。悩むクロムだが、ギャンレルが死んで新王が即位したというペレジアに早速使者を送ることにした。 使者が戻り、ペレジアとの会談が開かれることになった。会談場所はペレジアが指定する屍島。何か裏がありそうだというフレデリクの進言もあり、クロムたちは慎重に会談場所に向かうのだった。 続きはまた明日あたりに 580ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 06 17.61ID QJ/jd5oA0 13章 屍島につくとインバースが出迎えにきた。次いでペレジアの新王となったファウダーが姿を現す。ファウダーは過去、エメリナを暗殺しにきた者だ。 警戒するクロムとルフレだが、ファウダーは二人とは初対面の様子。戸惑う二人だが会談は始まった。 ペレジアからは出兵はしないが軍船と輸送船、行軍資金の提供を提案され、クロムはこれを了承した。 すぐに立ち去ろうとするルフレたちをファウダーは引き止める。ギムレー教の最高司祭を紹介したいらしい。 フードを目深にかぶった者が現れ、ルフレは値踏みするような視線を感じた。「奥底に眠る血は残っているようだ」とその人物は呟く。 フレデリクが王の前で顔を表さない無礼を指摘するとフードを取る最高司祭。 なんとその顔はルフレと瓜二つだった。名前もまたルフレという。 動揺するルフレたちに「帰り道は気をつけなさい」とインバースは不敵に笑うのだった。 野営をすることになったルフレたちだったが、ルフレはなかなか寝付けない。夜風にあたりに一人外に出ると、誰かの呼ぶ声が聞こえた。 辺りを見回しても誰もいない。すると突然頭痛とともにファウダーが眼前に現れた。 ファウダーはルフレと親子であるようなことを匂わせ、ギムレーを奉ずる自分の元に来いと言う。 間一髪のところでクロムが助けに入るとファウダーは消えた。 屍兵が野営地を包囲していると報告が入る。戦争大好きなペレジアの呪術師ヘンリーも戦列に加わり屍兵を迎え撃つ。 統率のとれた動きの屍兵たちにファウダーの関与を疑わずにはいられなかった。 あらかた屍兵を倒しきったクロムが息をつく。しかしその後ろに新たな屍兵が召喚された。間に合わない、とルフレが思った瞬間 「危ない!お父様!」とマルスが駆け寄りすんでのところで攻撃を受け流した。 お父様呼ばわりに狼狽するクロムにマルスは左目を見せる。左目にはクロムと、そして赤子のルキナにある聖痕と、涙が浮かんでいた。 驚くクロムだがこの世に二つと無いファルシオンを見て全てを察し、涙するマルス…ルキナを抱きしめるのだった。 落ち着いたルキナは、自分は邪竜ギムレーが復活した十数年後の滅びの未来からきたルキナだと言う。その未来ではクロムを始め今の仲間たちは全滅し、人間は滅びつつあった。 その人間たちを憂いた神龍ナーガの儀式によってルキナは未来の仲間たちと過去に戻り、未来を変えようとしたという。 束の間の再開を喜ぶ親子。 ルキナを仲間に加え、改めてヴァルム帝国に向かうルフレたちだった。 14章 ペレジアの軍船でヴァルム大陸へ向かう途中、クロムはルキナになぜエメリナ暗殺を防いだ後いなくなったのかと聞いた。 ルキナは必要以上の過去への干渉を避けたかったらしい。絶望の未来ではエメリナは死にクロムもまた仲間の一人に裏切られて死亡している。 そうなることを避けたかったルキナは正体を明かすことを覚悟しクロムを助けに来たという。 その告白を聞いた瞬間ルフレの頭に激痛が起こるも、すぐにおさまった。 ヴァルム帝国の戦力はこちらの倍はある。船は同数でもそれに乗る兵がこちらよりも多いのだ。苦しい戦いになることが予想される。 奇策を思いついたルフレとクロムは改めてお互いへの感謝を示し、絆を強くするのであった。 ヴァルムの船から船へ渡り、ついに敵将を討ち取った。クロムの合図でイーリスの軍船は残ったヴァルムの船に向かって突き進む。ヴァルムもそれに応えるようにこちらに向かってくる。 あわや激突、というところでクロムたちは海へと飛び込み、船同士は激突した。 激突した船には油を大量に載せていた。その溢れ出た油に火をつけるとたちまち海上は文字通り火の海に曝された。 ヴァルム船団に打ち勝った勢いのまま、一行は港を抑えるためヴァルム帝国へと進むのであった。 25ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 11 03.77ID QJ/jd5oA0 前スレが埋まったので続きをこちらに 15章 ヴァルム港に着くと一人の女性が追われていた。助けに入るルフレたち。女性はサイリと名乗り、ヴァルム帝国に立ち向かう解放軍の一員であるという。 皇帝ヴァルハルトに反抗する勢力をまとめあげようとしているが、兄が皇帝に組するなどなかなかうまくいかない中、イーリス軍が帝国軍を破った一報を聞きつけ協力を仰ぎに来たらしい。 サイリの話を受け入れ、彼女に手を貸すことになった。 ヴァルム大陸には古くから神龍信仰が盛んで、神龍の声を聞くという巫女がいる。しかし、帝国により巫女はミラの大樹と言われる場所に幽閉されている。 彼女がいれば解放軍もまとまるはず、とのサイリの言葉に一行はミラの大樹へと向かうのだった。 16章 ミラの大樹に着いたが、ヴァルム兵が封鎖していた。この中に巫女がいるというサイリにクロムは正面突破を提案するのだった。 ヴァルム兵を蹴散らし大樹の神殿へと登る。やっとの事でたどり着いた先にいたのは神龍の巫女でありマクムートのチキだった。 チキは一目でクロムたちが聖王の血を引いていることを見破り、【炎の台座】について語り出す。 【炎の台座】はかつて【炎の紋章】と呼ばれていた。台座に【白炎】【黒炎】【緋炎】【蒼炎】【碧炎】の5つの【宝玉】がはめ込まれてはじめて【覚醒の儀】を行えるようになる。力 初代聖王はこれにより神龍ナーガの力を授かり邪竜ギムレーを倒すことができた。 今台座にはめ込まれているのは【白炎】のみ。チキが【蒼炎】を持ち、サイリの郷里に【碧炎】、フェリアの西の王に【緋炎】、そして最後の【黒炎】は行方知れずということだった。c チキはクロムに邪竜ギムレーの復活が近いこと、【覚醒の儀】を行なってギムレーから世界を守って欲しいことを告げる。 【蒼炎】を手に入れ、ルフレがチキに礼を言うとチキはルフレから自分と同じ力を感じる、と返す。どういうことか問い詰めようにも「疲れた」と話を切り上げられてしまうのだった。/ 26ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 04 21.31ID b+CAOFGw0 17章 チキのおかげで解放軍がまとまりつつあるとサイリは言う。しかし、解放軍がまとまる前に叩こうと、ヴァルハルトは全軍を率いてこちらにやってきていた。 ヴァルハルトやサイリの兄レンハが率いる軍が到着する前に、主力の一部がいるシュヴァイン要塞へとクロムたちは向かう。 無事、シュヴァイン要塞を制圧したクロムたちだが、要塞を取り囲んだのはヴァルハルトに屈した元解放軍だった。 さらに悪いことに、ヴァルハルトとレンハの軍の牽制に向かった軍は壊滅し、生き残った兵は敵方に寝返ってしまった。 完全敗北か…というムードに包まれたが、ルフレが妙案を出す。シュヴァイン要塞を今すぐ捨て、兵を二つに割りヴァルハルト側を抑えつつ主力でレンハ軍を叩くというのだ。 ヴァルハルトと戦いながら逃げる役目をバジーリオが請け負うという。 が、それをルキナは「未来ではバジーリオはヴァルハルトと戦い死んだ」と言い止める。それを聞いてフラヴィアもバジーリオを守るために一緒に行くことになった。 戦場で矢継ぎ早に指示を出すバジーリオだが、ヴァルハルト1人になぎ倒される。 圧倒的な力の前に倒れそうになるバジーリオだが、フラヴィアの援護でなんとか一太刀、ヴァルハルトに浴びせる。 しかし劣勢に変わりなく、バジーリオは隠し持っていた【緋炎】をフラヴィアに託し、フラヴィアを逃がすために1人ヴァルハルトに立ち向かうのだった。 18章 敵の援軍を断ち切るため、ルフレは活火山での決戦を提案する。 レンハ軍はそれを追って活火山に進軍。レンハを討つクロムとサイリだが、なぜレンハほどの剣聖がヴァルハルトについたのかが理解できない。 するとヴァルハルト配下の軍師エクセライが姿をあらわし、レンハは従属しないと妹サイリを殺すと脅されて従わされていたと言い消える。 レンハの真意を聞かされないまま討ってしまったサイリは自己嫌悪に陥るが、仲間たちに励まされ、兄に助けられた命を無駄にしない、と再びヴァルハルトに立ち向かうことを決意する。守 そんな中、バジーリオが戦死したと一報が入る。フラヴィアも全身傷だらけで帰ってきた。 【緋炎】を手に入れたが、バジーリオを失ったこともまた大きかった。 ヴァルハルトの軍は帝都へ引き上げたらしく、一同は次の戦いが運命を分ける決戦だと気を引き締めるのだった。 27ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 09 00.28ID b+CAOFGw0 19章 ヴァルム城を取り囲むルフレたちだが、ヴァルム兵は全く中から出てこない。 城の中から出なければ戦局を伺っていた周辺の有力者たちがこちらに絶対つくとエクセライは見越して、籠城作戦を決め込もうとしていた。 しかし、ヴァルハルトはそれを一蹴。解放軍を完膚なきまでに叩き潰そうと、城から出て戦いを挑む。 しかしクロムたちの攻撃にヴァルハルトは敗走。 城内に侵攻しようとした時、クロムたちの背後に何者かの大軍が押し寄せていた。 そのころ、ヴァルハルト敗走の報を受けたエクセライはヴァルハルトと共に城外脱出を画策していた。 しかし、城の周囲は既に大陸南部の有力者の兵が取り囲んでいた。先ほどの、クロムたちに押し寄せた大軍だった。 レンハの死亡により力の均衡が崩れ、エクセライの脅迫などの真実が明らかになったために挙兵してきたのだ。 自分のしたことは無駄じゃなかった、とサイリは安堵し、仲間に促されヴァルム城に入城したのだった。 20章 ヴァルム城内。 ヴァルハルト、エクセライが逃亡か戦闘か言い争う。エクセライのレンハへの仕打ちやペレジアのインバースと通じ【炎の台座】を手に入れようとしていることなどをヴァルハルトは知っていた。浴 全て知った上でヴァルハルトは全てをなぎ倒し人の王、覇王になろうとしていたのだ。 城を囲まれ攻められても多くの兵が投降せず戦う。 クロムはかつて争いをなくすため命をかけた姉のように、全ての争いに力で勝利してきたヴァルハルトにも人を導く信念を感じた。 戦いの末ヴァルハルトは散る。クロムに何かを託したかのように、ルキナは感じた…。 戦いは終わりソンシンから奪われた【碧炎】を手渡すサイリ。 こうしてヴァルム帝国での戦いは終わり、クロムたちはイーリスへの帰路につくのであった。 クロムはフレデリクに【黒炎】の在り処を調べさせる。するとペレジアから【黒炎】を返還したいとの報せが入る。 ファウダーは信用ならない、というクロムだが、姉の志を継ぐ者が話し合いに応じないわけにいかない。 戦闘の準備もしつつペレジアに向かうのであった。 29ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 20 09.54ID gCb+eeTV0 21章 ペレジア城についた一行。ルキナが、エメリナ処刑の行われた大岩が邪竜ギムレーに似ていると言いだす。 ギムレーを復活させてはならない、という決意を新たに場内を進む。部屋のいたるところに伏兵が潜んでいるらしい。 一同に緊張が走るが、ファウダーとインバースがゆっくりと姿をあらわす。彼らは邪竜ギムレーをかつて倒した【炎の台座】を排除しようと台座と宝玉を要求してきた。 クロムが拒否すると実力行使とばかりにペレジア兵たちが襲ってきた。 それらを片付けあと少しで脱出、というところでファウダーが現れ、クロムに一撃を与える。 【炎の台座】を要求するファウダーに断るクロムだが、ファウダーがルフレを操り【炎の台座】と宝玉を奪いとってしまう。 父親ファウダーに操られたことで自己嫌悪に陥るルフレだが、仲間に励まされファウダーの後を追うことになった。 しかし、ルキナはこのことで「未来でクロムを殺した裏切り者はルフレだ」と確信し、ルフレを殺そうと刃を向ける。 ルキナの思いを知り抵抗をしないルフレだが、クロムがそれを止めに入る。クロムは運命よりもルフレと歩んできた絆を信じるという。 その言葉でルキナもまた、クロムとルフレを信じることにしたのだった。 22章 城から出ると人々の波に圧倒されるクロム。彼らはギムレー教徒らしく、みな口々に「竜の祭壇へ…ギムレー様に祈りを…」と言う。 絶望の未来が変わっていない状況に、クロムたちはファウダーがいるという竜の祭壇へ急ぐ。そこに立ちふさがるインバース。 エメリナの死、ギャンレルやヴァルハルトとの戦、全てがファウダーの書いた筋書き通りで、お陰でギムレー教徒が命を捧げることが増えた、とあざ笑う。 竜の祭壇は生贄から命の力を溜めておくものであり、ギムレー教徒の間では生贄を捧げることでギムレーが蘇ると信じられていた。その命の力もギムレーの復活に足るほど貯められている。の 実はヴァルハルトはペレジアのギムレー復活に向けた動きに気付いていた。ヴァルハルトはギムレーが復活したら討ち亡ぼすつもりでいたが、クロムによって討ち取られたためそれは叶わなかった。 そして戦争により消耗した両国。 ペレジアが先の戦争で兵を出さなかったのはイーリスとヴァルムの兵力を削ぐためだったのだ。 戦いは始まり、インバースに深手を負わせたがトドメを刺すまでに至らず、逃してしまった。復活の儀式の時間稼ぎだったのだ。 焦るルキナにクロムは、必ずファウダーを止めると言い落ち着かせる。 30ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 27 27.64ID gCb+eeTV0 23章 竜の祭壇。 いよいよ最後の戦いに挑もうという時、ルフレはクロムに声をかける。 もしもファウダーの支配に負けてしまったらその時はクロムの手で殺してくれ、と。 クロムは拒否するがクロムだからこそ頼んでいるとルフレはいう。その真剣さに、クロムは「わかった、ただ絶対負けるなよ」とルフレにいうのだった。 ファウダーは竜の祭壇でクロムたちが着くのを待っていた。 竜の祭壇と【炎の台座】でギムレーを器から復活させる。その器とはルフレであった。 ルフレの中にギムレーの血と魂が眠っている。その事実にルフレは激しく動揺する。 それと同時にルフレの中には仲間たちとの歩みが蘇ってきた。ルフレはファウダーに言い放つ。 仲間たちとの絆で必ず勝つと。 いつかの夢の光景が広がる。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦するルフレ。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 絶望の未来を変えられなかった、ルキナは呆然と目の前の光景を見つめるしかできなかった。 「大丈夫だルキナ」 よく知った声がルキナに声をかける。それはヴァルハルトに倒されたと思われたバジーリオだった。 バジーリオはルキナの「戦ったら死ぬ運命」という忠告を聞き、戦うより逃げることを選択して助かることができたという。 たかだかバジーリオ1人がいたところで何になる、というファウダー。しかしルフレは自分が操られることも見越していた。 いや、昔見た夢が予知夢だということに夢の中の【炎の台座】を思い出して気づいたのだ。 そのためファウダーを警戒し、【宝玉】の偽物を作らせてそれを持ってペレジアとの会談に臨んだ。 そして【炎の台座】の力で完全に支配されたと演技をし、弱めの魔法をクロムに打ち込んだのだ。 全てを読まれていたファウダーは崩れ落ちる。怒り狂ったファウダーをルフレの放った魔法が飲み込んだ。 こうしてギムレー復活を防いだのだった。と、一同が喜んだ背後に1人の影が忍び寄る。 もう1人のルフレだった。 もう1人のルフレの正体はクロムを殺し、絶望の未来を作った未来のギムレーだった。 ギムレーはナーガの儀で過去に遡ってきたルキナたちを追ってきていた。 ギムレーが現代に現れた瞬間、ルフレはその衝撃に耐えられず記憶を失い、同時に経験し得ない未来の出来事を夢としてみるようになったのだ。 時を遡ってきた未来のギムレーは竜としての力を一部失っていた。失った力を取り戻すために竜の祭壇の力を奪うギムレー。 力を取り込んだギムレーは邪竜として復活してしまう。 巨大な力を持つギムレーを前に「未来は、変えられないの…!?」とルキナは呆然と呟くのであった。 31ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 15 18 46.82ID rhJHftuD0 24章 復活したギムレーを前に一行はたじろぐ。正面から戦いを挑んでも敵わない…【炎の台座】さえあれば…とクロムが呟く。 「ありますよ」とルフレが言う。ギムレーが復活する前にファウダーから奪い取っていたのだ。 ナーガの覚醒の儀は虹の降る山の祭壇で行われる。一行はギムレーに追いつかれる前に虹の降る山へ急ぐ。 やっとのところでたどり着いたがギムレーの差し向けた屍兵たちが襲ってきた。 ナーガの祭壇の近くまでギムレーの支配が及んでいることから、ギムレーの力の強さを改めて実感するクロムたちだったが、なんとか退ける。 祭壇で、神龍ナーガの覚醒の儀を執り行うクロム。儀式には危険が伴い、命を落とすこともあるそうだ。 見事儀式を成功させ、ファルシオンにナーガの力を宿らせたクロムだが、ナーガは「ギムレーと自分は神ではない、自分たちは同じ存在で自分にギムレーを滅ぼす力はない。ギムレーが滅ぶとしたらそれは自身の力、自殺によってのみ」と言う。自 ファルシオンに宿った力はギムレーが再び蘇るまで千年の猶予を与えるものであり、滅ぼすことはできない。 クロムたちはナーガの話を心に留めつつ、ギムレーを止めるため始まりの山へと向かうのであった。 32ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 22 11 43.57ID rhJHftuD0 25章 始まりの山にやってきたルフレたち。やはりギムレーはここにいる、とファルシオンに宿ったナーガが言う。 ナーガの力をもってしても倒せないが、クロムは子孫たちに問題を押し付けたくないと言う。 ルフレは思いつめた顔で言う。「自分とギムレーは同じ存在だから自分がギムレーを倒せばいい」と。 しかし、そうするとルフレもまた死んでしまうかもしれないとナーガが警告する。 仲間たちと育んだ絆やルフレの心がギムレーの心に勝てばもしかしたら生き残れるかもしれない、とも言うが可能性はごくわずからしい。 クロムはルフレに自分を犠牲にしないでほしいと言うが(はい/いいえ選択肢あり)、ギムレーに気づかれてしまい屍兵がこちらへ向かってきた。 屍兵たちを倒し切るとギムレーの声が響き渡る。 山のように大きな邪竜のどこを攻撃すれば…と攻めあぐねていると、ナーガが首の後ろならば自分の力で転移できるし攻撃が通ると言う。 いよいよ最後の戦いだとクロムは皆を鼓舞するのであった。 33ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/18(火) 22 04 32.45ID b7gdpo110 終章 ナーガの術で海上を悠然と飛ぶギムレーの首元付近に転移してきたルフレたち。 そこでは未来のギムレーが待ち構えていた。強大な力でルフレたちを圧倒する。仲間たちは心が折れかかっていた。 諦めないというルフレにギムレーは「自分と同化すれば仲間は助ける」という。 (はい/いいえ、いずれの選択肢も同じ結果)ギムレーは否応なしにルフレを飲み込んだ。 目覚めたルフレ。周りは闇に閉ざされている。神の意志の内部で自分と同化したのだとギムレーはいう。 それでもルフレは抗おうとするがギムレーの力の前に倒れる。 何も感じず、何も聞こえず、何もない闇の中で、もう諦めてしまおうか…とルフレが思ったその時だった。 「諦めるな!俺との約束はどうなる?!」 クロムの声だ。 クロムだけではない。これまで一緒に戦い絆を結んだ仲間たちの声がルフレの耳に届く。 その声の持つ希望に苛立つギムレー。ルフレは人としての自身の心の力でギムレーの血の支配に勝つ。 再び邪竜の首に戻ってきたルフレ。傷ついた仲間たちをナーガの力が癒す。 そして最後の戦いが幕を開けた。 ナーガは言う。クロムが倒せばギムレーは千年の眠りにつく、ルフレが倒せば消滅する、と。 際限なく沸く屍兵たちやギムレーの激しい攻撃を耐え、ついにギムレーを倒す時が来た。 「俺に任せろ!」とクロム。(クロムに任せるか?はい/いいえ) →はいの場合 神剣ファルシオンでギムレーにとどめを刺す。断末魔と共に眠りにつくギムレー。 これでいい。自分たちの意志を継いだものが何度でも奴を倒す。 こうして平和を取り戻したクロムたち。 それでもルフレは「ギムレーを自分が倒していればよかったのでは?」と思い悩んでいた。 そんなルフレにクロムは声をかける。「ルフレに生きていて欲しい、これからもそばにいて欲しい」と。 終わり →いいえの場合 ルフレは戸惑うギムレーに魔法を叩き込む。 大好きな人たちに、皆に感謝しながらルフレはギムレーと共に消滅した。 ルフレの犠牲で戦いは終わり、過去から未来へと続く絶望の運命もこれで終わる。 ルフレの消滅に泣き出すリズ。しかしクロムは、人の思いが強ければ生き残れるというナーガの言葉を信じていた。仲間たちもまた、ルフレとの再会を信じようとする。 「何年かかろうとルフレを探し出す、そしてすべての国を復興させる」とクロムは誓う。 終わり 以上でファイアーエムブレム 覚醒は終了です。
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/43.html
タイトル ファイアーエムブレム 覚醒 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 3DS 外見 設定によって、2D絵と3Dモデルの両方が変化する。体型…3種(男は青年、少年、おっさん。女は少女、ロリ、お姉さん)顔…体型ごとに5種(眼帯や糸目あり) 髪型…体型ごとに5種 髪色…20色 装備 クラスに準じる セリフ&ボイス 男女5種ずつ男は僕1(青年)、俺1(熱血)、僕2(少年)、俺2(兄貴)、無口女は私1(少女)、私2(凛々しい)、あたし1(姐御)、あたし2(ロリっぽい)、無口 ただし、ボイス担当声優は合計3名(男性2人女性1人)なので声のバリエーションは多くはない「無口」に設定すると、見事にセリフが無くなる(「……」「……!」などになる) 性格 固定(記憶喪失。知的で好奇心旺盛。料理は苦手) 仲間 数多くのユニークキャラから選ぶ 育成 一部の特別クラスと性別限定クラス以外なら全クラスチェンジ可能。専用クラス『軍師』『神軍師』(剣と魔法書を装備可能) ファンタジーS・RPGファイヤーエムブレムシリーズ22周年記念作品。 新・紋章の謎に続き、マイユニットシステムを搭載。 マイユニットはもう一人の主人公クロム王子とともに、物語の核となる人物。 味方軍の軍師という立場もあり、ほとんどのシーンで登場し、セリフも多い(無口タイプ除く)。とある大きな運命も持つ。 本作には『支援会話(特定の仲良くなったキャラ同士の会話イベント)』『結婚(特定の男女間でのみ成立)』といったシステムがあるが、 マイユニットのみ、全加入キャラ(通信キャラは除く)との会話イベントがあり、さらに全加入異性キャラとの結婚が可能。 結婚は重婚・同姓婚不可。マイユニット結婚時のみ相手のキャラの特殊CG+告白音声あり。 誰かしら結婚すると、母親キャラごとに特定の子供キャラが十代後半の姿で加入する。マイユニットが未婚であれば、その子供キャラと結婚することも可能。 子供の能力や髪の色は、両親の影響を受ける。 どのキャラと結婚しても、マイユニットには別枠で異性の子供が生まれる。子供の髪色は結婚相手のものになる。
https://w.atwiki.jp/shakespear/pages/14.html
任天堂が出しているシミュレーションRPGシリーズ。 キャラクターや武器にシェイクスピア作品から採られたものがあるが、それほど多くはない。 以下、シェイクスピア関連の名前があるものだけ、発売年順に列挙する。 聖戦の系譜 人物 マクベス(敵将) 暁の女神 人物 Titania (仲間キャラクター、女性騎士) ※日本語版ではティアマト 武器 シムベリン(炎の最上位魔法) 覚醒 人物 Cordelia(仲間キャラクター、ペガサスナイト) ※日本語版では「ティアモ」 ファイアーエムブレムif 人物 オフェリア / Ophelia (仲間キャラクター、ダークメイジ) マクベス(敵将) 英語版ではなぜかIago 風花雪月 人物 主要国の1つ「レスター諸侯同盟」の貴族の姓が『リア王』からとられている。 クロード=フォン=リーガン / Claude von Riegan ローレンツ=フォン=グロスタール / Lorenz von Gloucester リシテア=フォン=コーデリア / Lysithea von Cordelia) マリアンヌ=フォン=エドマンド / Marianne von Edmund) ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル / Hilda Valentine Goneril
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/5606.html
このページでは【スーパーファミコン】のゲーム、 ファイアーエムブレム 紋章の謎 を解説する。 同名のOVAは【ファイアーエムブレム 紋章の謎(OVA)】?を参照。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 自軍 NPC 敵将 敵兵 【竜】 名前のみ 関連作品 紹介動画 リンク 移植・リメイク 余談 コメント 概要 ファイアーエムブレム 紋章の謎 他言語 Fire Emblem Mystery of the Emblem (英語)(*1) ふりがな ふぁいあーえむぶれむ もんしょうのなぞ ハード 【スーパーファミコン】 メディア 24メガビットロムカセット ジャンル シミュレーションRPG 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ プロデューサー 横井軍平 ディレクター 寺崎啓祐 プレイ人数 1人 発売日 1994/01/21 値段 SFC 9,800円(税込)Wii 926WiiポイントWii U 943円3DS 943円 レーティング CERO A(全年齢対象) シリーズ ファイアーエムブレムシリーズ 移植・リメイク 【Wii】 バーチャルコンソールDS 【ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~】【Wii U】? バーチャルコンソールNew3DS バーチャルコンソールSwitch 【スーパーファミコン Nintendo Switch Online】【ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン】? 日本販売数 77万6338本 【スーパーファミコン】で発売したファイアーエムブレムシリーズの1本。 【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】のリメイクである第1部と、その後の新たな戦争を描く第2部の2つのストーリーを収録。 システムは暗黒竜と光の剣をベースに不便だった点を修正しており、移動範囲のマスがライトアップ(これは他社のゲームで既に行われている)、戦闘開始前に細かい詳細が表示、進撃画面で準備が行える と言った具合に大幅に遊びやすくなっている。 また、FC時代では色々と残念だったビジュアル面が大幅に強化され、90年代のアニメに見劣りしないレベルのイラストとグラフィックが描かれている。 メッセージの分量も大幅に増加しており軍記モノとしての臨場感が増し、結果として大量の新規ユーザーの開拓に成功。SRPGの代名詞となった。 ストーリー ※第1部は【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】を参照。 マルスたちの活躍によって暗黒竜メディウスは倒され、戦乱は終わりを告げた。 それから1年余り 人々は荒れ果てた祖国の再建に力を尽くし、マルスは国に帰ってシーダ姫との婚約を発表した。 世界は平和を取り戻したかに見えた……。 一方、アカネイアの王女ニーナと婚礼を挙げたオレルアンの英雄ハーディンは、やや強引ともいえるやり方で急速に国力を回復し、強大な軍隊を作り上げていた。 ある日、マルスのもとに「グルニアの反乱兵を討伐せよ」というハーディンからの書簡が届く。 盟主国であるアカネイアに忠誠を誓うマルスは、疑問を持ちつつも兵を挙げる。 これは、再び起こる長い戦乱の幕開けに過ぎなかった……。 ゲームシステム 本作から標準で採用されたシステム マップ画面でキャラクターの能力値がより詳細に表示されるようになり、武器の性能の詳細が表示されるようになった。 マップ画面では移動時に移動可能範囲が表示されるようになった。また、敵の移動可能範囲も確認可能となった。 マップ画面で選択中のマスの地形効果が表示されるようになり、戦闘画面では対応する地形が背景に表示されるようになった。ただし、相変わらず飛行ユニットが「空 0%」である事は明示されないので注意。 戦闘画面ではHPより下の部分の表記がATK(攻撃力)、DEF(防御力)、HIT(命中率)、CLT(必殺率)となり、値もバーではなく数値の表記になった。 本作から章のボスは初戦の戦闘開始時に必ず喋るようになった。 魔法防御がレベルアップで成長するようになった。(ただし、超低確率。星のオーブや星のかけらが無いと現実的ではない。) 敵専用の遠距離(3~10マス)攻撃の登場 あるユニットAの周囲3マスに関係の深いユニットBがいる時、Aの命中率と回避率が上昇するという「支援効果」の実装(上記の場合、支援効果をA←Bと表現する事が多い。) 闘技場で降参できるようになった。 杖を使用した際に経験値が取得できるようになった。これに伴い、「攻撃を耐えきる事で経験値を取得する」システムは廃止された。 武器は使用回数を使い切ると壊れた武器に変化するようになった。壊れた武器は性能は最低だが無限に使える武器なので、特定の用途には使える。ただし、本作では攻撃が当たらないと経験値が取得できないシステムなので、本作の時点では使いづらかった。 戦闘モードをマップにすると、戦闘画面に切り替わらずマップ画面で戦闘が行われるようになり、戦闘画面で行われていたモーションが省略されるのでテンポが速く進められる。ただし本作ではこの状態でレベルアップしてしまうとレベルアップで何が上がったか表示されないという欠点がある。 クラスとして「おどりこ」が初登場し、行動を終えたユニットを1人再び行動可能にするシステムが登場した。本作でのコマンドは「おうえん」。 本作固有だったが、後の作品で復活して採用されたシステム 【マルス】には常に輸送隊がいる設定になり、マルスはいつでも輸送隊に対して物の出し入れができるし、買い物もできる。進撃準備画面では全員が輸送隊に対して物の出し入れができる。聖戦の系譜で一度預かり所のシステムに戻ったが、封印の剣で輸送隊はクラスとして復活した。 屋内マップは馬等が入れないという設定になり、馬等に乗っているナイト系のクラスには「おりる」「のる」のコマンドが登場し、任意で降馬・乗馬が可能になった。聖戦の系譜でいったん屋内マップが廃止されたが、その直後のトラキア776で復活した。 進撃準備画面でユニットの位置の入れ替えが可能。ただし、本作では直接指定して入れ替えるUIはなく、「出撃するユニットは画面を切り替えると先頭にソートされる」という仕様を利用して行う事になり、半ば裏技みたいなやり方だった。 成長率に補正がかかる星のオーブ、星のかけらが登場。成長率に補正がかかるアイテムはその後のトラキア776で聖戦士の書が登場している。 盗賊は、暗黒竜と光の剣では盗賊専用の「とうぞくのかぎ」で扉・跳ね橋を開けていたが、本作では(宝箱を含め)鍵不要で開けられる。次作の聖戦の系譜では扉・跳ね橋・宝箱が無いため「開ける」システムが無く、その後トラキア776では「とうぞくのかぎ」が復活し、扉・跳ね橋の他宝箱を開ける場合にも必要になったが、しばらくして聖魔の光石で鍵不要で宝箱を開けられるクラス(ローグ)が復活した。 隣接するユニットとアイテムの交換、並び替えが自由に行えるようになった。アイテム欄に空きがあれば、渡すだけや受け取るだけも可能。聖戦の系譜でいったんユニットとのアイテム交換そのものが廃止されたが、その直後のトラキア776で復活した。 本作固有のシステム 本作ではHP最大のユニットにライブを使う等、杖の無駄撃ちが可能なので、杖が使えるユニットが杖さえ大量にあればいくらでも経験値を稼ぐことができすぐレベル20にできる。さすがこれは問題視されたのか、聖戦の系譜からは杖の無駄撃ちは不可能になった。 行動を終えたユニットを全員再び行動可能にするアゲインの杖が存在する。さすがに無茶苦茶すぎたため、リメイク版では効果が弱められており、全員再び行動可能は本作のみとなっている。 闘技場で1ターン目でも降参できる。初めて降参ができるようになった本作では闘技場の仕様が後の作品と異なり、毎ターン戦闘開始前にラウンドの表記が出る。ラウンドの表記が出ている時にBボタンを押す事によって降参できるので、1ターン目でも(相手の必殺率が高い等で)危険と判断すれば即座に降参できる。次作の聖戦の系譜からはラウンドの表記は無くなり、「Bボタンを押したターンの終了時に降参できる」という仕様になったため、最低でも1ターンは戦闘が必須となった。 キャラクター 自軍 【マルス】 【カイン(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【アベル(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【ドーガ】 【ゴードン(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【シーダ】 【オグマ】 【カシム】 【ジュリアン】? 【レナ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【ナバール】 【マリク】 【マチス(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ロシェ】 【ウェンデル】? 【リカード】 【バヌトゥ】? 【ジョルジュ】? 【マリア(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ミネルバ】 【リンダ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ミディア】? 【アストリア】? 【パオラ】 【カチュア】 【チェイニー】 【アラン(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【サムソン】? 【エスト】 【チキ】 【エリス(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 第1部のみ 【ジェイガン】 【サジ】 【マジ】 【バーツ】 【ハーディン】 【ザガロ】 【ウルフ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ビラク】 【シーザ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【ラディ】? 【トムス】? 【ミシェラン】? 【トーマス(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】? 【ボア】? 【ロレンス】 第2部のみ 【ライアン(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【ルーク(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【ロディ】? 【セシル(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【ライアン(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【マリーシア】? 【ウォレン】? 【ユミナ】 【ユベロ】? 【シリウス】? 【サムトー】? 【フィーナ】? 【エルレーン】 【シーマ】? 【ニーナ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 NPC 【ガトー】 【アンナ】 第1部のみ 【モロドフ】ゲーム内では唯一名前が出る場所でモロゾフと誤植されている 【タリス王】? 第2部のみ 【オレルアン王】? 敵将 倒さなくていいものも含む 【ガーネフ】 【メディウス】 第1部のみ 【ガザック(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ゴメス(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ハイマン】 【ムラク】? 【マリオネス】? 【ハーマイン】? 【カナリス】? 【ジューコフ】? 【ショーゼン】? 【ボーゼン】? 【ジオル】? 【ガーネフ】 ホルスタット? 【モーゼス】? 【カミュ】ゲーム内ではカミ「ユ」と表記されている。スタッフ曰わく、どちらでも良いらしい。 【ミシェイル】 【ゼムセル】? 第2部のみ 【ロレンス】 【ルーメル】? 【リュッケ】? 【ガイル】? 【トラース】? 【ラング(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【ダール(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【ヨーデル(ファイアーエムブレム 紋章の謎)】? 【エイベル】? 【ウィロー】? 【ザガロ】 【ウルフ(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)】 【ビラク】 【ネーリング】? 【ハーディン】 敵兵 【盗賊】 【サムシアン】? 【マケドニア兵】? 【竜騎士団】? 【グラ兵】? カダインマージ? ラーマンシーフ? 第1部のみ ガルダ兵 【鉄騎士団】? 【天馬騎士団】? 【ペラティ兵】? 【ならず者】? 【グルニア兵】? 【黒騎士団】? 【ダークマージ】? 【ドルーア兵】? 第2部のみ 竜は下の方に掲載 【山賊】 【バイキング】? カダインよう兵? 【アカネイア兵】? 【しんえいたい】 【砂の部族】? 【火の部族】? 【氷の部族】? 【山の部族】? 【闇の部族】? 【闇の司祭】? 【竜】 【火竜】? 【魔竜】? 【地竜】? 【神竜】?(【神竜族】?) 【飛竜】?(【はぐれ飛竜】?) 【氷竜】? 名前のみ 【ナーガ】 【アンリ】? 【コーネリアス】? 【ミロア】? 関連作品 【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】 【BSファイアーエムブレム アカネイア戦記編】? 【ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~】 紹介動画 リンク 公式HP 移植・リメイク 【ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~】本作の「第2部 英雄戦争編 紋章の謎」のみのリメイク。【ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣】をベースにゲームバランスの見直しが行われ、更に新規向けに「マイユニット」と「カジュアルモード」を初めて導入した。本来の第2部で登場しないキャラクターとアカネイア戦記のキャラクターも全員登場する。 【バーチャルコンソール】2006/12/26に【Wii】、2013/04/27に【Wii U】?、2016/06/22に【Newニンテンドー3DS】でそれぞれ販売された。 【ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン】?バーチャルコンソール版とほぼ同様。 【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】2020/09/23に配信された。 余談 暗黒竜と光の剣は当初は全5章ほどのダイジェストの予定だった。その名残なのか第2部では消滅した章と同じ地形のマップがいくつか登場する。 【リフ】、【ダロス】?、【ロジャー】?、ジェイク?、ベック?の5人は登場しない。5人まとめてリストラ組と呼ばれる事が多い。 リフが仲間になる場所では村娘がきずぐすりを渡してくれるためネタにされた。 ロジャー以外の4人は登場しない理由がある程度推測できるが、ロジャーだけはなぜ登場しなかったのか理由が謎である。 リフ … 「そうりょ」が「シスター」に変更になり、男性僧侶が削除されたため。敵軍にいた男性僧侶は全て「しさい」(ただし杖のみ所持で攻撃不可)に変更されている。 ダロス … 「かいぞく」を敵専用クラスとして能力を調整したため、味方海賊を削除。 ジェイク、ベック … 「シューター」を敵専用クラスとして能力を調整したため、味方シューターを削除。 ロジャー … 「アーマーナイト」は味方に普通に存在するため、ゲームシステム上ではなぜ削除されたのかの理由が全く付かない。「シーダの宗教勧誘じみた説得内容がマズすぎた」「単に忘れられていた」等と推測されている。 【ガトー】は登場するが戦闘ユニットとしては仲間にならないため、戦闘ユニットの解説の場合はリストラ組に含まれる場合がある。 敵軍では【ベンソン】?、【マヌー】?、【ヒムラー】?、【ギガッシュ】?、【スターロン】?、【オーダイン】?は登場しない。敵軍のリストラ組と呼ばれる事もある。 ヒムラー以外は暗黒戦争編でカットされた章の敵将なので当然登場しない。 ヒムラーは「アカネイア・パレス」にいたのでカットされていない章なのだが、ここは城内マップ。ヒムラーはパラディンだったので、紋章の謎のシステム上、城内マップに馬に乗ったままでは出せない。よって登場できなくなったと考えられる。また、この影響で、【ボア】?のトロンを隠し持っていたのがヒムラーではなく【ボーゼン】?という事に変更されている。 使用されている乱数表が驚くほど単調である事で有名。なんと256個の数字が決められた順番で1ループするだけ。 しかも非常に規則正しく並んでおり、高→低→高→低→高→低→高→中→低の9つの順番か、高→低→高→低→高→中→低の7つの順番のどちらかである。そのため、大抵の場合は成長するステータスが1つ飛びで上がるようになってしまう。特にいらない技・幸運・武器レベル(通称 wkb)がセットで上がるのはそれが原因。 この乱数表には00が3つ存在する。命中率0%の攻撃がこの乱数を参照にすると当たってしまうので、0%は実質3/256である。原因としては「乱数<命中率」の時に命中成功と判定すべき所を「乱数≦命中率」の時に命中成功と誤ってしまっていると考えられる。この場合、1%の場合は00と01を参照した時に命中成功となり、01も3つ存在するので6/256になる。実質的に表示よりも命中率は1%多いと解釈できるので、99%は100%と同等で必中になる。なお、必殺の場合は00で必殺の一撃になる事はない模様。上記のような確率判定の閾値ミスは任天堂内の他のゲームでも見かける事がある。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37125.html
登録日:2017/06/21 Wed 21 44 51 更新日:2024/05/08 Wed 21 11 24 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEif FEヒーローズ FE無双 FE覚醒 PXZ2 ややこしい項目名 アルテミスの定め エンゲージ オーブ ナーガ ファイアーエムブレム マスターロード 封印の剣 封印の盾 幻影異聞録♯FE 新・暗黒竜と光の剣 新・紋章の謎 暗黒竜と光の剣 炎の台座 炎の紋章 烈火の剣 盗賊 盾 神竜ナーガ 紋章の謎 聖魔の光石 蛮族王マルス 覇者の証 鍵 風花雪月 このファイアーエムブレムはアカネイア王家の代理として、世界を救う者に与える覇者の証。これがあれば、あなたにも貴重な財宝が入っている宝箱を開けることができます。苦しい戦いですが、この世界が再び光をとり戻す日までどうかがんばってください。 出典:ゲームの画像まとめブログ、http //blog.livedoor.jp/evidevi-gazou/archives/25372228.html、16年3月7日、ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 『ファイアーエムブレム』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する重要アイテム。 基本的にタイトルになるほどの重要さなのだが、名前だけの存在だったり偶に出てこない作品もある等、重要性は作品によってまちまち。 原点となる暗黒竜と光の剣・紋章の謎では人間達から炎の紋章、あるいは覇者の証と呼ばれているアイテム。 アカネイア王家に伝わる家宝であり、アカネイア王家に認められた人物に貸し出される紋章である。 これを持つ者は各地にある宝箱を開け、貴重な財宝を使用することが許されるという、いわば許可証のような存在である。 これはかつて大陸を統一し、今も強い権力を持つアカネイア王家の威光あってのもの。……貰った時はアカネイアは追い込まれているけど。 ようは宝箱を開ける鍵という効果であり、マルスが蛮族王と呼ばれる所以。 一方で、「炎の紋章を掲げて乱世を平定した者は、真に愛される者と結ばれなくなる」という悲しいジンクスが存在している。 これは「アルテミスの定め」と呼ばれ、名前の由来となったアルテミス姫は、アリティアの建国王であるアンリと恋仲になるも、 あくまで平民である彼と結ばれる事を拒む貴族の猛反対を受け、解放軍のリーダーであったカルタス伯と結婚、子を産んだ直後に亡くなったとされている。 アンリは生涯妻を娶らなかった為、アンリ亡き後のアリティアは弟のマルセレスと、その一族によって治められることとなった。 本編においても、アカネイア王女ニーナは敵国グルニアの黒騎士カミュと恋に落ちてしまい、 アカネイアとグルニアの戦の末にカミュは行方不明、ニーナはオレルアン王弟のハーディンと結ばれることとなる。 が、ニーナとハーディンは結婚した後もすれ違いを続け、これがのちに「英雄戦争」と語られるさらなる混迷へと陥ることとなる。 実はこの炎の紋章はいまでこそ形がかなり変わってしまったが、本来は地竜族をドルーアに封じる要である『封印の盾』と呼ばれるものだった。 かつて理性を失った地竜族が人間を襲った時、人間を味方した竜族の王・神竜ナーガが地竜族を封印するために作った盾がファイアーエムブレムなのだ。 ただ盾そのものが力を持っているのではなく、盾にはめ込まれた神竜族の秘宝である光のオーブ、星のオーブ、大地のオーブ、命のオーブ、闇のオーブが強力な力を持つ。 5つ揃って絶大な封印の力となるが、逆に一つでも欠けると封印の力は喪失してしまう。 そのためチェイニーは盾の事を「宝玉をはめ込むための台座」と言っている。 また地竜族の封印が役目なのだが、ようは竜族の力を抑えるという能力のため、幼いがゆえに退化の現象に逆らえないチキは封印の盾の効果で理性を保つ事が出来る。 ではそんなドルーアに地竜を封じておく重要な盾をどうしてマムクートではなく人間のアカネイア王家が持っているのかというと……。 元々『封印の盾』は三種の武器と一緒にラーマン神殿に保管されていた。 しかしある日ラーマン神殿に忍び込んだ盗賊が三種の武器と一緒に盾を盗んでしまった。 その盗賊ははめられていたオーブを売り飛ばして大金を得て、そのお金で傭兵を雇い、三種の武器を持たせて大陸を統一した。 初代アカネイア王になった盗賊は自分に幸運をよんだ盾を王家の紋章にした、それこそがアカネイアの炎の紋章『ファイアーエムブレム』なのだ。 サブタイトルの『紋章の謎』とはこの誕生の経緯を指している。 以上を踏まえて、改めて「アルテミスの定め」に焦点を戻すと、実はアカネイア王家に対する因果応報である、という見方が可能になる。 無事シーダと結ばれることになるマルスがこの限りでないのは、マルセレス以下マルスを含む今のアリティア王家の一族がこの件と一切関係ない為、とも言える。 尤もシーダをロストしてしまえば、マルスも「アルテミスの定め」に屈したことを戦後ニーナから宣告されてしまう訳だが……。 『紋章の謎』において、ボア司祭が亡くなる前に「アカネイア王家は呪われているのかも知れん……」と発言するが、まさにその通りである。 ボア司祭は当然のように「紋章は初代王が神より賜ったもの」として認識していたため、真実を知っている可能性は低いが。 本編ではばらばらに各地にあったオーブをマルスが集め封印の盾を完成し、蘇ろうとしていた数百……数千の地竜族をドルーアに封じ込めた。 ガトーが言うには封印の盾がある限り地竜族は蘇らないとの事。 ちなみに新・紋章では良い子のCERO Aを維持するためか上記の盗まれたという事実以外の初代アカネイア王関連の話が全カットされた。紋章の謎ぉ……。 そのためなんで封印の盾からオーブがはずされ各地に散ったのか、 オーブがなければたんなる盾なのに、アカネイア王家の秘宝になり王家の紋章となったのかさっぱり分からなくなっている。 新・紋章の謎ってそういう意味なの……? なお、盗まれた事実については『何者かが……』とぼかされている。そこぼかしちゃダメなとこだよ!! 新・紋章の謎では最大HPを除く全てのステータスを+2するという凄まじい効果を持つようになる。 流石神竜族の秘宝だけの事はある……『神聖魔法ナーガ』? 聖戦士の武器? なんのこと? ■外伝・Echoes 登場しない。 なんとシリーズ二作目にして早くもタイトルのファイアーエムブレムが消えたのだ。 本作にはアンナさんもいないし、いろんな意味で外伝なのである。 Echoesでは勲章(実績)の一つに『炎の紋章』がある。 ■聖戦の系譜 ヴェルトマー公爵家の家紋が『炎の紋章』と呼ばれている事がEDで判明する。 ヴェルトマー家……というかアルヴィスは物語の根幹に関わる超重要人物ではあるが、敵役である。 そもそも家紋が劇中で意味を持ってくるわけでもなく、とりあえず取ってつけただけという感。 ■トラキア776 登場しない。 『聖戦』と舞台を同じくしており、本作のエピソードにヴェルトマー家は全然関係ないので、当然である。 ■封印の剣(覇者の剣)・烈火の剣 ベルン王国の至宝である赤い宝玉。 かつて人竜戦役の時に英雄ハルトムートが魔竜を封じた伝説の竜封じの剣を目覚めさせるもの。 柄に埋め込むことで紋章の力が流れ込み、その封印が解かれる。 本来は封印の神殿と呼ばれるベルンの王族のみが知る秘密の地に安置されていたが、 ベルン王女ギネヴィアの手によって封印の神殿より持ち出され、 後にギネヴィアより最後の神将器を解き放つカギとしてロイに託される。 伝説では炎の紋章とは世界を統べる力を持ち、 すべてを焼き尽くしては新しいものを生み出すと言われている。 また、ベルン王家の正統な後継者の証であるともされているため、 『烈火の剣』においてはファイアーエムブレムを巡るベルン王家の宮廷劇が繰り広げられ、 エリウッドらは王妃ヘレーネの助力を得るためにそこに関与することとなる。 封印の剣 性能:威力:18 命中:95 射程:1~2 必殺率:10 重さ:8 耐久:20 特殊効果:装備中の守備・魔防+5、使うことでHPを回復、マムクート・魔竜に特効。 その実態は竜を滅ぼす神将器に対して、魔竜を倒すために生み出されたものであり、 使い手の心で聖剣とも魔剣ともなりうる究極の剣。登場人物も含めて誤解しがちだが、神将器とは別枠。 所有者の意思に応じて炎を吹き出したり使用者の傷を癒すなどその力は万能。 漫画でも使い手の意志が剣に力を与える設定は反映され、 少年のロイが巨人のようなゼフィールを相手につばぜり合いを制した。 ハルトムートは剣のその力を使って魔竜に永き眠りを与えたという。 ■聖魔の光石 魔王フォデスを封じた5つの聖石……その中でも魔王の魂を封じたグラド帝国の聖石はとくに強い力を持ち、ファイアーエムブレムと呼ばれている。 皇子リオンはこれを用いてグラドを救おうとしたが…。 『聖戦の系譜』からここまでわりと長い間、ファイアーエムブレムは主人公ではなく敵方の国に伝わるものとしての登場が続いたのであった。 これ以降はまた主人公サイドに戻っていくことになる。 ■蒼炎の軌跡・暁の女神 洪水で世界中を沈めたという邪神を封じていたメダリオン。 このメダリオンは蒼い光を放つ事から蒼炎……炎の紋章『ファイアーエムブレム』と呼ばれている。 持ち主の負の気を増幅させる効果があり、正の気が強くない一般人が持つと暴走してしまう危険性がある。 専らメダリオンと呼ばれるので名称的には取ってつけた感の強いファイアーエムブレムだが、 蒼炎では序盤から主人公アイクの妹であるミストの手元にあり、両作の大筋に深く関わってくるため、 ストーリー上の存在感では屈指と言えるファイアーエムブレムである。 ■覚醒 暗黒竜・紋章のものと同一のファイアーエムブレム……つまり封印の盾そのもの。 マルスの時代から2000年経過したため、本編では『炎の台座』と呼ばれていた。どうも盾の台座という役割と炎の紋章がごちゃ混ぜになったようだ。 マルスの時代から生きているチキは炎の紋章と呼ぶが、炎の台座と認識しているクロムは混乱していた。 またはめ込まれているオーブにもそれぞれ【白炎】、【黒炎】、【緋炎】、【蒼炎】、【碧炎】という名称がついている。 本編の1000年前に初代聖王はファルシオンとファイアーエムブレムの力で邪竜ギムレーを封じたという。 しかしその力を人の手に余ると判断した初代聖王は蒼炎をチキに託し、それ以外のオーブは後に生まれた他の国々へと受け継がれた。 その結果イーリス聖王国には『炎の台座』と『白炎』だけ受け継がれ、完成後の炎の台座は『聖王の証』となった。 炎の台座を使えば「どんな願いも叶う」という伝承がいつしか生まれ、炎の台座を巡り多くの戦争が起きた事もある。 本編における炎の台座の役割は封剣ファルシオンに覚醒の儀を行い神剣へと覚醒させる事。 ……それだけ。装備も出来ないのでステータスに変化がある訳でもない。 しかもファルシオンを覚醒させても、神竜ナーガもファルシオンでも完全にギムレーは倒せないという。 クロムがギムレーを封印する場合はともかく、ルフレが止めを刺すルートの場合ファイアーエムブレムの存在意義と、オーブ集めの中盤が……。 まぁ炎の台座が完成していないとナーガが呼び出せず、呼び出せないとギムレーの背中に転移できないため、意味があるにはあるのだが……。 なお前述したとおり炎の台座こと封印の盾は地竜を封印しているため、本編の1000年前にオーブを外したのだから、 クロムの時代の前後に地竜が復活しても可笑しくはないのだが、本編ではその辺にチキも触れていないので詳細は不明である。 ちなみにクロムはマスターロードにクラスチェンジするとファイアーエムブレムを盾として装備している。 が、装備品ではないためギムレーの力を半減するとかはしてくれない。 『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』ではプロローグでカムーズに盗まれるという色々と洒落にならない事態が発生。 奪還には成功したものの、クロムとルキナが時空を越える冒険に出るきっかけを作ることとなった。 ■if 主人公カムイの専用武器『夜刀神』のこと。 正確に言えば夜刀神に風神弓・雷神刀・ブリュンヒルデ・ジークフリートの力を得た夜刀神が変化した、 『夜刀神・終夜』のことを指しており、こいつの別名が炎の紋章『ファイアーエムブレム』なのである。 元々太古の時代12体の神祖竜は野心に溢れ縄張り争いに人間を使っていた。 現在では虹の賢者と呼ばれる野心に溢れていた頃の神祖竜が他の竜を殺すべく生み出したのが夜刀神と4つの神器である。 そのため夜刀神には『竜鱗』の効果を軽減する力が秘められている。 夜刀神 性能:威力:8 命中:85 射程:1 必殺率:0 回避:0 必殺回避:0 装備中速さ+1、守備・魔防-1。 世界の救世主となるものだけが装備する事が出来るという。そのためカムイ専用武器。 他の者が触った場合、オフェリア曰く「いやあ……ちょっと触んないでくださいよ」という感じの意思が伝わるらしい。 夜刀神・終夜(ファイアーエムブレム) 性能:威力:16 命中:85 射程:1 必殺率:10 回避:10 必殺回避:10 所持中力・速さ・守備・魔防+4、装備中速さ+1、守備・魔防-1。 他に『竜鱗』の効果を軽減する力を持つ。 ちなみに見た目がチェーンソーに似ており、エリーゼいわく「ちょっと痛そう」 ■幻影異聞録♯FE 本作におけるファイアーエムブレムは物体ではなく、『ファイアーエムブレム~光の戯曲~』という演劇の一つとして登場。 これはあのファイアーエムブレムのテーマのアレンジ曲であり、この歌曲を以てマルスとアンリの伝説を演じきる事で完成する。 つまり象徴の一つであるシリーズテーマ曲こそがファイアーエムブレム(炎の台座)、というギミックになっている。 なお『ファイアーエムブレム~光の戯曲~』は本来ナーガを降臨させるものらしいが、本編ではチキを神竜に覚醒させた。 余談だが、本作の主人公である蒼井樹は鍵開けというスキルを修得する。 これは鍵のかかった宝箱を開けられるようになるスキルで、もしかしたら初代エムブレムの効果になぞらえたのかもしれない。 ■無双 アイトリス王家に、覚醒の「炎の台座」と酷似した「炎の盾」が伝わっている。 主人公であるシオンとリアンは王城陥落に際してこの炎の盾を託されるが、 5つのオーブを揃え完全な状態にするためには異界の英雄の力を借りる必要があるという…… というのが本作前半のあらすじとなっている。 ■ヒーローズ 同じオールスターでも無双とは異なり、本編ストーリーには第7部までの時点で全く登場していない。 しかし8部のころに実装された響心アクアの『想いを集めて』にてついにヒーローズのファイアーエムブレムが登場した。 それは『炎の紋章の歌』といい、アスク王国に伝わる歌だという。 詳細は語られなかったが、おそらくアプリ起動時に聞ける『ファイアーエムブレムのテーマ』の事だと思われる。 一方でスキルとしては登場している。 いずれも伝承マルス専用スキルであり、つまり紋章の謎仕様のファイアーエムブレムである。 炎の紋章 奥義スキル。伝承マルス専用。 速さの30%をダメージに加算。戦闘後、自分と全味方の攻撃、速さ、守備、魔防+4(その戦闘で自分のHPがになっても効果は発動) 封印の盾 Bスキル。伝承マルス専用。 敵が竜の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可かつ反撃不可。 この他、マスターロードの姿になった総選挙クロムが盾としてファイアーエムブレムを装備している。 しかし同じくイラストでファイアーエムブレムを盾としている伝承マルスは、前述のようにちゃんとスキルに反映されているのに、 総選挙クロムは覚醒同様にスキルに反映されていない。イラストに描かれているだけである。 ■風花雪月・無双 風花雪月 物語の舞台、フォドラに伝わる紋章のうち主人公とエーデルガルトが宿す女神の紋章として『炎の紋章』が登場する。 ただし作中で『ファイアーエムブレム』と呼ばれることはなく、英語版でも『''Crest of Flames''』であり、 『ファイアーエムブレム』という単語とは明らかに区別されている。 伝承によれば女神ソティスが邪神の襲来の際に解放王ネメシスに与えた力だという。 しかしネメシスは力に溺れ神に反逆し、配下のフォドラ十傑と仲間割れしつつ大陸を統一しようとした。 そこで女神が遣わした聖者セイロスによってネメシスは討たれ、炎の紋章の系譜は絶えた……と思われていた。 その正体は盗賊であったネメシスが女神ソティスの眠る聖墓を暴いて得たソティスの血から得た力。 更にはその骨を加工して天帝の剣が、心臓から紋章石が作られた。 ネメシスはその力で女神の眷属を虐殺、その遺体からほかの紋章や現在『英雄の遺産』と呼ばれる武器が作られた。 ネメシス討伐を主導した聖者セイロスは女神の眷属の生き残りであり、ソティスの遺体を奪還するための戦いだったのである。 主人公はソティスの紋章石を体内に埋め込まれて生まれた。エーデルガルトは非道な人体実験の末に宿している。 エーデルガルトの方は実験を行った闇に蠢く者たちがネメシスを封印して保管していたため、おそらくネメシスから紋章の力を移植されたものと思われる。 炎の紋章 20%の確率で与えたダメージの30%回復、6%の確率で威力上昇・敵の反撃不可。 無双では強攻撃の命中時、最大30%の確率で自身のHP回復。 これに限らず紋章効果はどれもランダム発動であまり当てにはできないので、いいところで出たらラッキーくらいの扱いになりがちである。 ■エンゲージ この世界においては、歴代作品の英雄を「紋章士(エムブレム)」と呼んでいる。(*1) 紋章士はそれぞれ『始まりの紋章士』『聖戦の紋章士』などの二つ名を持っている。 『烈火の紋章士』リンや『蒼炎の紋章士』アイクをはじめ、ライナロックや封印の剣といった火属性の武器を操るセリカやロイ、 「星炎(かがや)け」や「燃起(もえあ)がれ」といった呪文で顕現されるマルスやルキナなど、『ファイアーエムブレム』っぽい存在はたくさん登場するが……? ▷ 物語終盤のネタバレを含みます。自己責任でご覧ください。 物語終盤、主人公である神竜リュールは命を落とすが、12人の紋章士が力を合わせ、奇跡を起こす。 そして、リュールは13番目の紋章士『絆炎の紋章士(ファイアー・エムブレム)』として蘇った。 つまり、この世界におけるファイアーエムブレムは主人公自身の事を指している。 追記・修正は各地の宝を頂いた方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 外伝や聖戦等々にはほとんどいなくてアカネイアにだけ大量にいる地竜の生態が気になる -- 名無しさん (2017-06-22 09 37 03) メディウスを頼って集まってきたとか -- 名無しさん (2017-06-22 11 33 09) アカネイアが元々竜族の楽園だったからでしょ -- 名無しさん (2017-06-23 08 36 28) たからばこのかぎ! たからばこのかぎさんじゃないか! -- 名無しさん (2017-06-23 19 39 19) ハーディンとニーナの件で暴落していたアカネイアの評価が更に暴落するようなしょうもない設定だったな…>アカネイア初代国王 -- 名無しさん (2017-06-24 17 38 56) ↑英雄譚や歴史の裏側は何も高潔なものばかりではない…という流れの体現とも取れる。かつての人の業のツケに立ち向かい未来を拓いたマルスとその仲間たち、という見方に繋げられるので悪くないとは思うけれどね。 -- 名無しさん (2017-06-24 20 47 09) ↑じゃあなんで新紋章で大半の設定が無かったことにされたの? -- 名無しさん (2017-06-25 18 14 39) マルスが盗賊家業に転職したといっても過言ではないアイテム。 -- 名無しさん (2017-06-27 10 08 59) 覚醒の参戦したPXZ2じゃよりにもよってカムーズ(ワルキューレの冒険シリーズ)に盗まれるという色んな意味で洒落にならん事態が発生。即座に取り返して以降は出て来なかったけどね -- 名無しさん (2017-06-28 19 28 10) ↑3↑4のような設定はもう今の時代に合わない古い考えになったんだろうな。 -- 名無しさん (2017-07-26 20 24 18) DSリメイク版のカットはCEROの問題だってよく言われてるけどな。正直あんまり納得できないし、自分でもよくわからないけど。というか過去の伝説が歪められて伝承されたもので、本来は後の時代に大きな禍根を残すもので、現在の主人公たちがそれの尻ぬぐいをするって今でも見られる展開だし、古臭くもなんともないとおもうんだが…。更にマジレスさせてもらうと古臭い考えだからNGってなるのも意味わからん -- 名無しさん (2017-10-11 16 38 22) ifで夜刀神が「ファイアー」エムブレムなのはギリシア神話のヘラクレスがヒドラ(ハイドラ)の首を切って炎で首元を焼き潰した伝説にちなむ…という説もある。スタッフがそこまで考えていたかはわからんが。 -- 名無しさん (2018-01-13 14 38 28) ↑ あれは切る端から再生するからそうならない様に潰したんだっけ -- 名無しさん (2018-07-19 11 59 03) 無双が未だに発売前情報のままですが・・・ -- 名無しさん (2020-03-01 02 43 54) 風花雪月のクロードがマリアンヌに言ってた「先祖が盗賊なら子孫も罪人なのか?」という発言は皮肉というかなんというか -- 名無しさん (2021-02-24 11 27 56) エンゲージは「俺(私)自身がファイアーエムブレムになった」でした -- 名無しさん (2023-01-27 14 13 26) 定めというか因果応報関係ないのに生涯独身貫き通したアンリは馬鹿だと思う。弟の子供マリウスを後継者に指名してマルセレスを後見人に生前に定めて置いたとしてもアリティアとグラが分裂するのは避けられないとするならある意味アンリの変なこだわりが後世で弟の子孫に対してのしわ寄せに繋がったとするなら -- 名無しさん (2023-02-11 09 18 37) ヒーローズのタップバトルではこのファイアーエムブレムにちなんだ「炎を宿す」というイベントがある。アルヴィス→ロイ→ラーチェル→ミスト→クロム&マルス→カムイという実施当時のファイアーエムブレム所持者になってる -- 名無しさん (2023-08-06 04 01 48) 風花雪月の項、「主人公はソティスの紋章石を体内に埋め込まれて生まれた」ってのは時系列が逆になっちゃってるけど…まあ大した問題じゃないか -- 名無しさん (2023-09-05 14 48 48) 名前 コメント