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属性 ランク 名称 種族 コスト 初期 MAX 成長 スキル数 詳細 攻撃 防御 攻撃 防御 火 N フレイムヒロイン 獣 2 108 ? 136 ? 早 2 四足歩行, 二角 火 N オブリビオン 獣 3 278 ? 184 ? 普 2 四足歩行, 一角 火 N ハウンドゲルド 獣 3 146 ? 151 ? 晩 3 四足歩行, 一角, ピグマリア 火 N サニータランチュラ 虫 2 127 ? 117 ? 早 1 蜘蛛 火 N レアワトル ダーク 3 161 ? 136 ? 晩 3 一角, 武器持ち, 紫色 火 N ブレイズドラゴン ダーク 3 173 1165 124 844 晩 4 四足歩行, 羽, ドラゴン, 複頭 火 N 火石兵 物質 2 132 ? 112 ? 普 3 石兵, 武器持ち, 二角 火 N ボム騎士 物質 2 118 ? 137 ? 早 1 武器持ち 火 N 最新型ボム兵士 物質 2 113 ? 142 ? 早 1 古代兵器 火 N 巨兵ガガドル 物質 3 141 ? 146 ? 晩 4 羽, 二角, 古代兵器, バーサク 火 N スレイプニル 神話 3 141 ? 146 ? 晩 5 半人半獣, 一角, 浮遊, 多眼, クロストラン 火 R フレイムヒロイン 獣 5 721 ? 917 ? 普 2 四足歩行, 二角 火 R オブリビオン 獣 6 1226 4278 816 2852 晩 2 四足歩行, 一角 火 R ハウンドゲルド 獣 7 811 3030 843 3152 晩 3 四足歩行, 一角, ピグマリア 火 R ハウンドゲルド 獣 6 803 2975 835 3095 晩 3 四足歩行, 一角, ピグマリア 火 R サニータランチュラ 虫 5 852 3557 786 3281 普 1 蜘蛛 火 R レアワトル ダーク 6 885 3331 753 2835 晩 3 一角, 武器持ち, 紫色 火 R ブレイズドラゴン ダーク 7 978 ? 708 ? 晩 4 四足歩行, 羽, ドラゴン, 複頭 火 R 火石兵 物質 5 885 3695 753 3143 普 3 石兵, 武器持ち, 二角 火 R ボム騎士 物質 5 761 ? 893 ? 早 1 武器持ち 火 R 最新型ボム兵士 物質 5 728 ? 926 ? 普 1 古代兵器 火 R 巨兵ガガドル 物質 5 811 ? 843 ? 晩 4 羽, 二角, 古代兵器, バーサク 火 R スレイプニル 神話 7 827 ? 859 ? 晩 5 半人半獣, 一角, 浮遊, 多眼, クロストラン 火 SR フレイムヒロイン 獣 6 1176 4207 1496 5353 普 2 四足歩行, 二角 火 SR オブリビオン 獣 7 1617 5750 1077 3833 晩 2 四足歩行, 一角 火 SR ハウンドゲルド 獣 10 1546 6039 1609 6283 晩 3 四足歩行, 一角, ピグマリア 火 SR レアワトル ダーク 8 1691 6651 1439 5661 晩 3 一角, 武器持ち, 紫色 火 SR ブレイズドラゴン ダーク 12 1801 7123 1303 5148 晩 4 四足歩行, 羽, ドラゴン, 複頭 火 SR 巨兵ガガドル 物質 8 1310 ? 1362 ? 晩 4 羽, 二角, 古代兵器, バーサク 火 SR スレイプニル 神話 11 1754 ? 1824 ? 晩 5 半人半獣, 一角, 浮遊, 多眼, クロストラン 火 SR オブリビオン 獣 12 3229 12580 2152 8372 晩 2 四足歩行, 一角 火 SR ハウンドゲルド 獣 14 2383 8649 2480 8996 晩 3 四足歩行, 一角, ピグマリア 火 SR レアワトル ダーク 11 2627 9722 2236 8285 晩 3 一角, 武器持ち, 紫色 火 SR ブレイズドラゴン ダーク 15 3406 12418 2465 8988 晩 4 四足歩行, 羽, ドラゴン, 複頭 火 SR 巨兵ガガドル 物質 10 2366 ? 2462 ? 晩 4 羽, 二角, 古代兵器, バーサク 火 SR スレイプニル 神話 14 2897 ? 3015 ? 晩 5 半人半獣, 一角, 浮遊, 多眼, クロストラン 火 L スレイプニル 神話 16 4356 ? 4532 ? 晩 5 半人半獣, 一角, 浮遊, 多眼, クロストラン コメント 名前 コメント
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謙虚な使い魔~アンドバリの呪縛~ ゲルマニア皇帝、アルブレヒト三世と、トリステイン王女アンリエッタの結婚式はゲルマニアの首都ヴィンドボナで行われる運びであった。 式の日取りは三日後のニューイの月の一日に行われる。 そして本日、新生アルビオン政府の客を迎えるため、トリステイン艦隊がラ・ロシェール上空にて停泊していた。 昼の刻を過ぎた頃、空の彼方から『レキシントン』号率いるアルビオン艦隊が静々とラ・ロシェール上空へと降下してきた。 「『ロイヤルゾヴリン』号、いや、今は『レキシントン』号か。こうしてトリステインのフネとも並ぶと、流石アルビオン最大の艦といったところだな」 タルブの砂浜でウェントゥスは一人呟いた。 タルブの村に滞在してひと月近くになるウェントゥスは、この親善訪問の行く末を固唾呑んで見守っていた。 側に立つ黒鷲の使い魔の視界を借りて、ウェントゥスの目には各艦隊の様子が鮮明に映る。 「やはり、戦力差で言えば、トリステインだけでは圧倒的に不利だな」 ラ・ロシェール上空に並ぶ両国艦隊の性能、数、操舵の技術を見比べれば、その差は歴然だった。 空軍艦隊のみならず、地上軍でもトリステインはアルビオンのものより遥かに劣るだろう。 トリステイン王国の軍備は貴族を主軸としているため、流石にメイジの質と数ではハルケギニア随一の座は譲らないが、貴族連盟を通じて貴族メイジの数を増やしたレコン・キスタも負けてはいない。 「しかし、あと三日もすればトリステインとゲルマニアの軍事同盟が確固たるものになる。そうすればあの叛徒どもも手がだせないだろう。そしてその時、アンは…」 ウェントゥスはその先を口に出さず、呑みこんだ。 トリステインが現状のアルビオンに対抗するためには、これが最善の策であると散々自分に言い聞かせていた。 しかし、アンリエッタの式の日が近づくにつれ、何ともいえぬ焦燥感にウェントゥスは悩まされていた。 その気持ちを察したのか、黒鷲が「クァ……」と寂しそうに鳴き、主人の腕をその嘴でつつく。 「ああ、大丈夫だ。ただのつまらない未練だ。わかっているさ、今の彼女を迫りくる敵から守ってやれるのはこの杖を握る手ではなく、ゲルマニアの兵力だ」 実際、帝政ゲルマニアの兵質はトリステインとは対極に、平民の兵士を数多く揃えている。 金を積めば誰でも貴族の地位を買う事ができると言ったハルケギニアでは異例な政治体制を取っているため、金払いの良い軍人を目指す平民も数多く、それがメイジの少ないゲルマニアの戦力を底上げしている。 メイジ主体のトリステインと兵士主体のゲルマニアが同盟を結べば、新生アルビオンが脅かす事は実質不可能であるのは歴然である。 (……ハルケギニア統一を謳うレコン・キスタが、このまま黙って指を加えて式を見過ごすはずはないとは思ったが、こうしておとなしく訪問に応じるからには、トリステインが軍事同盟を結んだ事で諦めたのか?) その時、『レキシントン』号の大砲から火が噴き、煙が上がる。 実弾は込められていない、火薬を爆発させるだけの礼砲だ。 数秒の間をおいてから、鈍く、重い爆音が遠く離れたウェントゥスの耳にも届く。 ビリビリとした振動が肌で感じ取れる程だ。 (アルビオンの時とは違うカノン砲を載せているな。統一の野望を諦めた所が、新型の大砲を引っ提げて親善訪問にやってくるものだろうか?) いよいよきな臭くなってきた、と感じたウェントゥスは使い魔を促し、ラ・ロシェール上空へと飛ばした。 黒鷲の目を通じて、アルビオン艦隊を間近で見たウェントゥスは奇妙な点に気がついた。 新型の艦隊を揃えたアルビオン艦隊の最後尾に、使われなくなって久しい旧型艦『ホバート』号の姿があった。 (新型大砲を搭載して、威圧目的の砲艦外交であらば、なぜ時代遅れの『ホバート』号を連れてくる必要がある?) 黒鷲を艦隊の周りを旋回させて、『ホバート』号を注意深く観察すると、何やら乗組員の様子がおかしい。 『ホバート』号の乗組員達は退出用のボートに<フライ>の魔法をかけ、フネを乗り捨てている。 その時、トリステイン艦隊旗艦の『メルカトール』号が答砲を撃ち始める。 どん、どん、どん、と一定の間隔をおいて『メルカトール』号が空砲撃ち続けていると、突然『ホバート』号から火災が発生する。 『ホバート』号は見る間に高度が下がって行き、艦に炎が広まり、木っ端微塵に爆発した。 『ホバート』号は自分達で点けた火災で、あたかもトリステインの砲撃によって落とされたかの様に演出したのだ。 「馬鹿な!このような事で大義名分を得ようと言うのか、レコン・キスタは!」 ウェントゥスは驚愕する。 すでにこの事態を計画していたか、アルビオン艦隊の『レキシントン』号は既に込められた実弾にて、『メルカトール』号に向けて一斉射撃を行う。 辺りに響き渡る轟音と共に、『メルカトール』号に砲弾が着弾する。 マストが折れ、甲板に大穴が開く。砕け散った木片がバラバラと空に撒かれる。 ウェントゥスは眼下に目をやると、傭兵団の数隊が合流し始め、蟻の大群のように一斉にタルブへと向かっていた。 「ぬかった、傭兵どもの言う『タルブ』とはこの事だったのか!レキシントンの街を占領した様に、今度奴等はタルブを足がかりとするつもりか!」 大洋に面し、フネも直陸出来るほどの広い砂浜を有するタルブは、侵略の増援を送り込むのに絶好の場所であった。 王国の防衛隊が守るラ・ロシェールの街と違い、小さな村しかないタルブであれば大した抵抗も受けないであろう事もレコン・キスタは考慮済みなのだろう。 「まずいな、あと数刻もすれば傭兵どもがここにやって来ると言うのに、この様子であれば王宮の方は何も対処していないのだろうな……」 ウェントゥスは口笛を吹き、使い魔を呼び戻すと同時に、タルブの村へと駆けだす。 「急がねば、時間が無い!」 トリステイン王宮に、国賓歓迎のためにラ・ロシェール上空に停泊していた旗艦『メルカトール』号を含むトリステイン艦隊が全滅したとの報がもたらされた。 時同じくして、アルビオン政府から宣戦布告文が王宮に届けられた。 『貴国ハ不可侵条約ヲ無視シ、理由モ無ク我艦ヲ攻撃シタ事ニ、神聖アルビオン共和国政府ハ憤慨ノ意ヲ表ス。自衛ノ為神聖アルビオン共和国政府ハ、トリステイン王国政府二対シ宣戦ヲ布告ス』 ゲルマニアへのアンリエッタの出発でおおわらわだった王宮は突然の事に騒然となった。 すぐさま大臣や将軍達が集められ会議が開かれた。 しかし、会議は紛糾するばかりで少しも進展しない。 口々にアルビオンに急使を送りトリステインの先制攻撃が誤解である事を正すべきであるとか、ゲルマニアに急使を派遣し軍事同盟に基づいて軍の派遣を要請すべきであるとか意見はでれども、結論までには達せず、悪戯に時間ばかりが流れてゆく。 会議室にアンリエッタの姿もあった。 これから馬車に乗り込み、式のためにゲルマニアに向かう所であったので、純白のウェディングドレスに身を包んでいる。 アンリエッタは忘れ去られた人形の様に、会議室の上座に茫然とした表情で会議の行く末を見守っている。 「我が方は礼砲を発射しただけだと言うではないか!偶然による事故であると言う事を早急にアルビオンに打診すべきだ!」 「そうだな、全面戦争へと発展する前に、アルビオンに特使を派遣し、双方の誤解が生んだ遺憾なる交戦であったと言う事を明らかにして置くべきだ」 現状の政務を取り仕切っているマザリーニ枢機卿も、このアルビオンに特使を送る案に頷き、賛同した。 その時、急報が入った。伝書フクロウによってもたらされた書簡を手にした伝令が会議室に飛び込んだ。 「急報です!アルビオン艦隊は降下して占領行動に入りました!」 「場所はどこだ?」 「ラ・ロシェール近郊のタルブの砂浜のようです!」 「なんだと!?よりによってあのタルブだと!?確か領主が不在の地であったな。これはやっかいだぞ」 伝令はまだ続ける。 「なお、身元不明の傭兵の数隊が同じくタルブへ向かっているとの事です!」 「傭兵団だと?王宮が傭兵を雇い集めていたとは聞いてないぞ。貴殿は知っておりましたか?」 隣に座る有力貴族に、話を振られた白髪の老獪そうな印象を与える貴族は首を振った。 「さて?このリッシュモン、その様な報告は今まで聞いておりませぬなあ……」 シエスタは幼い兄弟達を抱きしめ、寺院の天窓から空を不安げな表情で、炎の様に赤く染まる夕焼けの空を見つめていた。 先ほどウェントゥスの報を受けて、タルブ村の住人は寺院へ集められていた。 最初は突然の事に家から離れたがらない村人もいたが、アルビオン艦隊から飛来した火竜の騎士隊にドラゴンのブレスで村を焼かれ始めると、皆は異を唱えることなくウェントゥスの誘導に従い、寺院まで避難してきたのだ。 村人の何人かは以前イージスが飾られていた所に向かって祈っている。 中には村の御神体がいなくなったために村に不幸が訪れたと嘆く者もいた。 「何が起こっているの?お姉ちゃん」 幼い弟や妹達がシエスタにしがみつき訪ねる。 「大丈夫よ、すぐに怖い事は終わるわ」 シエスタは兄弟達を安心させようと言ったが、自分自身もぶるぶると震えていた。 ウェントゥスは村の全員が無事寺院に避難できた事を確認次第、寺院の扉を閉め、一人だけ外に出て何かをやっている様だった。 光を取り入れるための天窓しか無いため、中からは外の様子がまったく確認できないが、時折外から不気味な風を切る様な音が聞こえてくる。 ヒュー、ヒューと鋭く鳴る、その身も凍りそうな冷たい音が、シエスタ達の不安を煽る。 夕刻を過ぎても、王宮の会議室では未だに不毛な会議が続けられている。 「やはりゲルマニアに軍の派遣を要請しよう!」 「竜騎士隊全騎をもって反撃してみては?」 「いや、攻撃したらそれこそアルビオンに全面戦争の口実を与えてしまう、ここはやはり特使を派遣すべきだ」 一向にまとまらない会議に、マザリーニも、結論を出しかねていた。 彼は未だに外交による解決を望んでいたが、どうも現状ではそれは難しいようだ。 怒号が飛び交う中、アンリエッタは薬指に嵌めた『風』のルビーを見つめた。 人形の様に黙って佇む自分の姿を今ウェールズが見ていたら彼はどう思うのだろうか? 優しい彼の事だ、アンリエッタを責める様な事は一言も言わないだろう。 軽い冗談の一つも言って、気を紛らわせようとしてくれるだろう。 アンリエッタが大好きだったあの屈託の無い笑顔を浮かべて「なに、心配ないさ。私にいい考えがある」とでも頼もしい事を言ってくれるに違いない。 しかし、彼はもういないのだ。 レコン・キスタの手によって彼はもういなくなってしまった。 「タルブの村、炎上中!なお身元不明の傭兵隊はアルビオンの占領行動に加わったようです!」 その急使の声で、アンリエッタの中に何かが弾けた。 (これ以上、あの者達の好き勝手にさせるものですか!) アンリエッタは突如立ち上がる。 途端、会議室は静まり返り、一斉に視線は王女へと注がれた。 「姫殿下?」 「あなた方は恥ずかしくないのですか?国土が敵に侵されていると言うのに、同盟だの、特使だのと騒ぐ前にする事があるでしょう」 「しかし、姫殿下、我らは不可侵条約を結んでおったのだ、偶然の事故が生んだ誤解から発生した小競り合いですぞ」 「偶然の事故にしては随分と都合よく、アルビオンに味方する傭兵が集められる事ですわね。もとより条約を守るつもりもなかったのでしょう。時を稼ぎ、我々の虚を突くための口実に過ぎません。アルビオンは明確に戦争をする意思を持って、全てを行っていたのです」 「しかし、姫殿下……」 「我らは何のために王族、貴族と名乗っているのですか?このような危機の際に会議を開くためだとでも言うのですか?ですがこうしている間にも民の血は流され、大切なものを奪われていくのですよ。その力無き彼らを守るために我ら貴族の務めではありませぬか?」 誰も、言葉を返せなかった。 「あなた方は怖いのでしょう?大国アルビオンに反撃をくわえても勝ち目は薄い。そして敗戦後、反撃を率いた者として責任を取らされたくないと。ですが、そうしてアルビオンに恭順して生きながらえ、傷ついた民の前に立ち、尚も貴族と名乗るつもりですか?」 「姫殿下」 マザリーニがアンリエッタをたしなめるが、アンリエッタは言葉を続けた。 「よろしい、ならばわたくしが率いましょう。あなた方は好きなだけこの会議室で踊っていればよろしいですわ」 アンリエッタが会議室を飛び出した。 マザリーニや数名の貴族が王女を押しとどめようとした。 「なりませぬ!姫殿下!お輿入れ前の大事なお体ですぞ!」 「結婚一つで今ある危機を救う事ができますか?今この国を救える者がいるのであれば、連れてきなさい、わたくしは幾らだってその方と結婚してみせますわ!」 マザリーニを押しのけ、中庭にでたアンリエッタは叫んだ。 「わたくしの馬車を!近衛!参りなさい!」 聖獣ユニコーンが繋がれた王女の馬車が引かれてきた。 アンリエッタは馬車からユニコーンを一頭外し、自分のドレスの裾を縦に引き裂くと、ひらりとユニコーンの上に跨った。 「これより全軍の指揮をわたくしが執ります!各連隊を集めなさい!」 状況を知った魔法衛士隊の面々が集まり、一斉に敬礼する。 その様子をぼんやりと見つめていたマザリーニは、天を仰いだ。 彼もいずれアルビオンとは戦になる事は薄々感づいてはいた。 しかしまだ軍備が整わない今、小を切っても負ける戦をしたくはなかったのだ。 そのために時間を稼ぐべくマザリーニが傾注した外交努力も今となっては泡となり消えていた。 姫の言うとおり、今は会議室で騒ぐ時ではない。 国のため、民のためにすべき事があるのだ。 次々と幻獣に跨る魔法衛士がアンリエッタのあとを追って駆け出して行く中、一人の貴族がマザリーニに近づいて耳打ちした。 「枢機卿、特使の派遣の件ですが……」 マザリーニは被った球帽をその貴族の顔に叩きつけた。 「おのおの方!馬へ!姫殿下を一人行かせたとあっては、我ら末代までの恥ですぞ!」 その日の夜、トリステイン魔法学院にて。 明日の朝には、式に出席するために出発すると言うのに、ルイズは未だに詔を完成する事ができないでいた。 自分の詩心の無さを呪うルイズだったが、それ以上にアンリエッタの事を考えると素直に祝福する言葉が思い浮かばなかった。 自室で未だに白紙の『始祖の祈祷書』と睨めっこを続けているルイズを横目に、ブロントは昼間ギーシュのゴーレムの訓練で余った矢を集めて、一つに束ねているところであった。 未だに<レンジャー>の扱いが慣れないと言う事で、訓練に使うためギーシュは矢を張りきって生成したまでは良いが、百数本程の矢を<錬金>したところで精神力を使い果たし、倒れてしまい、訓練どころではなくなってしまったのだ。 そんな訓練の様子を見ていたモンモランシーは呆れて、「ギーシュとはもう別れたから」と何だかんだ言いながらも、ギーシュを部屋まで運び込み、甲斐甲斐しく世話をしているようだ。 矢を一束に纏め終え、鞄に仕舞った時、部屋の窓がコツコツと叩く音がする。 ルイズとブロントが窓に目をやると、大きな黒鷲が窓を嘴でしきりに突いている。 ブロントが窓を開くと、黒鷲は慌てふためくようにバサバサと翼を振りまきながら部屋に入るなり、「クァ!クァ!」と激しく鳴く。 黒鷲はすかさずブロントに飛びかかり、しきりに足の爪でブロントに突きだす。 「おい、やめろ馬鹿!」 「待って、ブロント。足に何か付いているわよ」 ウェントゥスの使い魔の足に、紙が釣り糸で括り付けてあった。 それにルイズが気づいた事を理解したのか、黒鷲はクイックイッと首で頷き、大人しく床に立ち止まり、紙が巻かれた足を差しだす。 ルイズは釣り糸を机にあったペーパーナイフで切り、くしゃくしゃになった紙を広げ、中身を読み上げた。 「えーっと、『タルブにアルビオン軍襲来。村人は寺院に匿い、これを死守す。恥を偲び、友の助力求む -風より-』って、何ですって!?」 黒鷲は「クァ!」と返答すると、窓枠に飛び上がり、そこから学院の使い魔の宿舎へと滑空する。 「マジでふざけンなよ!」 部屋のドアをバタン!と音を立ててブロントがイージスとデルフリンガーを携えて駆け出す。 「あ、ちょっと!待ってよブロント!」 ルイズも『始祖の祈祷書』を手に取ると、ブロントのあとを追った。 ブロントが寮の塔を降りて外に出ると、先ほどの黒鷲がタバサの風竜シルフィ―ドの頭に乗って、ブロント達を待っていた。 ウェントゥスの使い魔にすでに言い包められたのか、シルフィードはその場に屈み込み、きゅい、と鳴いて、ブロント達に乗るようにと頭で背中を差す。 「シルフィード、何をしているの?」 タバサだった。 キュルケが突然シルフィードを借りたいとしつこくタバサに頼みこんできたので、タバサは渋々シルフィードを呼んだが、いつまで経ってもやってこないので探しに来たのだ。 主人に気づかれないようにこっそりと抜け出して、ブロント達を送るだけのつもりであったシルフィードは慌てふためく。 タバサはシルフィードの角を掴み、建物の陰まで引っ張って行く。 「どういう事?」 「うー、今タルブの村が大変なのね!ブロントさんが行かないといけないのね!早く行かないと、おいしい丸ごとツナがもう食べられなくなってしまうと鷲さんが言っていたのね!」 シルフィードの頭の上に乗った黒鷲が「クァ!ククァ!」と鳴く。 「きゅい、お姉さまも気にいっていたあのサラダも、皆全部燃えちゃって食べられなくなると言っているのね!」 タバサはしばらく考え込んで、答えた。 「……なら行っていい」 「本当!お姉さまありがとなのね!あらん、お姉さまはついてこないの?」 「眠い」 タバサは寝間着姿で、眠そうに目を擦っている。 寝ていた所をキュルケに突然叩き起こされたのである。 「じゃ行ってくるのね!すぐ戻ってくるね!きゅいきゅい!」 シルフィードはその巨体を揺らしながら、のしのしとブロント達の下へと歩いて行く。 韻竜の頭に乗った黒鷲が優雅に翼を開いて、タバサに向かって一礼をする。 ルイズとブロントを乗せたシルフィードが飛び立ち、西の空へと向かうのを見届けた。 寮の自分の部屋に戻ろうとしたタバサが飛び出てきたキュルケにぶつかる。 「きゃ、あ、タバサ!シルフィード見つかった?」 「貸した」 「ブロントさんとヴァリエールがこんな夜中に二人きりで出かけたのよ!早く追いかけ……って、ええ!?あんた、シルフィードをこのわたしにだって貸出したりした事無かったじゃない!?どうしたのよ」 キュルケはタバサの肩を掴み、ぐいぐいと揺らす。 タバサは首をかくんかくんと揺らしながらぼそっと呟く。 「貸し借り、これでゼロ」 第22話 「鎖と絆」 / 各話一覧 / 第24話[前編] 「追憶の風に抱かれて」
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死霊術士 死霊を呼び出し操る、忌むべき禁呪使いです。 彼らの言う死霊とは「オブリビオン」の事であり、言うまでもなく極めて危険な魔法体系です。 出身世界 ダークセイヴァー ジョブ修正 ジョブ POW SPD WIZ 世界 ユーベルコード 死霊術士 2(1) 6(3) 12(6) ダークセイヴァー リザレクト・オブリビオン
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ファビオ=ラーガイル wait! 年齢 28 性別 男 身長 185 血液型 A 目の色 ■ 髪の色 ■ ウリオス王国騎士隊隊長。 大貴族の生まれで、騎士でありながら王女の婚約相手になった。 美麗な容姿に加え、頭脳明晰、剣の実力も確かな完璧人。
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罠 オブリビオンのダンジョンには、様々な罠が仕掛けられている。 一度探索したダンジョンでも、罠は3日でリスポーンする。 罠にはめてNPCを殺した場合、殺人にはならない。 罠トリガー圧力感知板・金属(Pressure Plate) 圧力感知板・石(Pressure Plate) 罠の針金(Tripwire) 爪のレバー(Claw Lever) 物理ダメージトラップ針床(Spike Pit) 落盤(Cave In) 矢(Darts) 丸太崩し(Falling Logs) 吊り丸太(Swinging Log) 吊り鉄球(Swinging Mace) アイレイドの針落とし穴(Ayleid Ruin Spike Pit) アイレイドの針天井(Ceiling Spikes) アイレイドの針格子(Spiked Barrier) アイレイドのギロチン(Falling Blades) アイレイドの振子刃(Swinging Blades) オブリビオンの大剣(Citadel Guillotine Blade) オブリビオンの針(Citadel Spikes) オブリビオンの鉤爪(Citadel Trident Blade) 地崩れ(Avalanche) 毒ガストラップガストラップ(Gas Trap) ガス室(Gas Room) 魔法トラップ闇のウェルキンド石(Dark Welkynd Stone) 火炎放射器(Fire Turret) 地雷(Land Mine) かがり火 落下トラップ底無しの崖(Abyss) 崩壊する橋(Crumbling Bridge) 腐った板(Rotten Plank) 進路妨害トラップ鉤爪の罠(Claw Trap) トリガー 罠には近づくと自動的に作動するものだけでなく、引き金となる装置に接触することにより作動するものがある。 トリガーに気付いたら、近寄らずに罠の作動を避けることもできるし、敵を罠にはめることもできる。 圧力感知板・金属(Pressure Plate) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、洞穴、砦、鉱山 設置場所:床 見た目:茶色く丸い金属板 作動させる主な罠:吊り鉄球(Swinging Mace) 動作:圧力感知板を「作動」(ボタン操作)すると罠が作動する 圧力感知板が重量を検知しても罠が作動するプレイヤーが踏む以外に、アイテムを置くなどでも罠が作動する 基本的には、スイッチは一度しか使用できない 圧力感知板・石(Pressure Plate) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、砦、ヘナンティアの夢世界 設置場所:床 見た目:白い石のタイル 作動させる主な罠:矢(Darts) 動作:床のタイルを踏むと重い音を立てて沈み込み、罠が作動する 圧力感知板を「作動」(ボタン操作)で罠を作動させることはできない 自分が乗ることにより作動するタイプの為、アイテムや死体を載せても作動しない 何度も利用できるタイプと、一度しか使用できないタイプがある 罠とリンクしていることより、扉を開けるスイッチになっていることが多い 罠の針金(Tripwire) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、洞穴、砦、鉱山 設置場所:床 見た目:通路の足下近く 両壁際の2つの杭にピンと張られた針金 作動させる主な罠:丸太崩し(Falling Logs) 吊り丸太(Swinging Log) 吊り鉄球(Swinging Mace) 動作:罠の針金を「作動」(ボタン操作)すると罠が作動する 罠の針金に何かが触れても罠が作動するプレイヤーが接触する以外に、アイテムを接触させるなどでも罠が作動する 作動すると針金が切れてしまう為、一度しか使用できない 爪のレバー(Claw Lever) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオンの塔内 設置場所:壁 見た目:爪の形のレバー 作動させる主な罠:オブリビオンの大剣(Citadel Guillotine Blade) オブリビオンの鉤爪(Citadel Trident Blade) 動作:レバーを「作動」(ボタン操作)すると同時に罠が作動する 数秒後にレバーは戻るが、再使用できるかどうかはリンクしている罠による(オブリビオンの大剣なら何度でも使えるが、オブリビオンの鉤爪は1度しか使えない) 物理ダメージトラップ 各トラップにより受けるダメージはレベルに依存し、難易度バーの影響を受けない。 防御力による軽減はできず、ダメージ反射も効果がないが、通常武器耐性により軽減できる。 針床(Spike Pit) 参考:UESP 仕掛けられている施設:砦、洞穴、鉱山、オブリビオン内、聖蚕会神殿 設置場所:床 見た目:剣山状の針が床に設置されている ダメージ:10 + 1.5 × レベル 動作:針床の上を通るとダメージを受ける 落とし穴の下に設置されていることもある 落盤(Cave In) 参考:UESP 仕掛けられている施設:洞穴、砦、崩れつつある廃坑、セヤタタール 設置場所:天井 見た目:天井に岩(行き止まりの通路に多い) ダメージ:5 + 1 × レベル(落石1個当たり) 動作:画面全体が揺れ、数個の岩石が落ちてくる 一度しか落ちてこない 落石は魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる ダメージは落石1個ごとに受ける為、落石量によっては致命的なダメージになることもある 罠が作動する前から、詳細マップを見れば一目瞭然なことが多い 矢(Darts) 参考:UESP 仕掛けられている施設:砦、ヘナンティアの夢世界 設置場所:壁 見た目:穴の開いた壁 ダメージ:1秒当たり 5 + 1 × レベル 動作:罠が作動すると壁から無数の矢が飛び出す 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない 丸太崩し(Falling Logs) 参考:UESP 仕掛けられている施設:洞穴、砦、鉱山 設置場所:床 見た目:傾斜のある通路上部に積まれた丸太 ダメージ:30 + 1.5 × レベル 動作:罠が作動すると丸太が転がり落ちてくる 一度しか落ちてこない 丸太は掴んだり、魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる 吊り丸太(Swinging Log) 参考:UESP 仕掛けられている施設:洞穴、鉱山、ストランド砦、大蛇の口 設置場所:天井 見た目:天井にくくりつけられた丸太 ダメージ:15 + 1.5 × レベル 動作:罠が作動すると天井からブランコ状の丸太が落下する 一度しか落ちてこない 丸太は掴んだり、魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる 吊り鉄球(Swinging Mace) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、洞穴、砦、鉱山 設置場所:天井 見た目:天井にくくりつけられた鉄球 ダメージ:10 + 1.5 × レベル または 20 + 1.5 × レベル 動作:罠が作動すると天井から吊られた鉄球が落下する 一度しか落ちてこない 鉄球は掴んだり、魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる アイレイドの針落とし穴(Ayleid Ruin Spike Pit) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡 設置場所:床 見た目:部屋の中央部 枠で囲まれた正方形のフロアに規則正しく穴が開いている ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:罠の上を歩くと床が急降下し、穴部分から針が飛び出しダメージを受ける 罠フロアから抜け出さなければ繰り返しダメージを受ける 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない アイレイドの針天井(Ceiling Spikes) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡 設置場所:床、天井 見た目:部屋の中央部 枠で囲まれた正方形のフロアに血痕 天井には針 ダメージ:15 + 1.5 × レベル 動作:罠の上を歩くと床が急上昇し、針の天井に打ち付けられる 罠フロアから抜け出さなければ繰り返しダメージを受ける 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない アイレイドの針格子(Spiked Barrier) 参考:UESP 仕掛けられている施設:エレングリン、ニルヤステア、ノヌンガロ、ヴァロンド 設置場所:天井 見た目:通路を塞ぐ格子状の柵 ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:罠が作動すると、針のついた柵が通路を往復し、進路を妨害すると共に接触ダメージを受ける 作動しないようにすることはできない アイレイドのギロチン(Falling Blades) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、ヘナンティアの夢世界 設置場所:天井 見た目:通路の上部に吊られている、錆びた金属刃 ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:近づくと刃が落ちてくる 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない アイレイドの振子刃(Swinging Blades) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡 設置場所:壁 見た目:天井がアーチ状になった通路 壁に切れ込みがある ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:罠が作動すると、壁から刃が現れ、振子のような動きで往復する 作動しないようにすることはできない オブリビオンの大剣(Citadel Guillotine Blade) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオンの塔内 設置場所:天井、壁 見た目:壁に溝がある 罠は隠れている大剣 ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:爪のレバー作動や近づくなどにより罠が作動すると、天井から大剣が落下する 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない オブリビオンの針(Citadel Spikes) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオンの塔内 設置場所:壁 見た目:壁に開いている規則的な穴 ダメージ:20 + 1.5 × レベル 動作:近づくと穴から針状の槍が突き出してくる 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない オブリビオンの鉤爪(Citadel Trident Blade) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオンの塔内 設置場所:天井 見た目:大きな金色の鉤爪 ダメージ:25 + 1.5 × レベル 動作:爪のレバー作動や近づくなどにより罠が作動すると、天井から鉤爪が落下する 一度しか落ちてこない 鉤爪は掴んだり、魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる 地崩れ(Avalanche) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオンの荒地 設置場所:高台 見た目:高台にある薄茶色の岩石 ダメージ:10 動作:画面全体が揺れ、数個の岩石が落ちてくる 落石は魔法で動かすことができ、それをぶつけることにより敵にダメージを与えることもできる 毒ガストラップ 各トラップにより受けるダメージはレベルに依存し、難易度バーの影響を受けない。 毒耐性により軽減できる為、毒耐性100%のアルゴニアンの場合、罠であることすら気付かないかもしれない。 ガストラップ(Gas Trap) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、アルクヴェドの塔、聖蚕会神殿 設置場所:床 見た目:ガスの噴出口は茶色く小さな正方形の突起物 ダメージ:1秒当たり 2 + 0.125 × レベル 動作:罠が作動すると噴出口から緑のガスが噴き出す 作動しないようにすることはできない ガス室(Gas Room) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、オブリビオン内 設置場所:床 見た目:部屋の中央に茶色い正方形の噴出口(排水口の蓋のような見た目) ダメージ:1秒当たり 2 + 0.125 × レベル 動作:罠が作動すると四方の壁がせり上がり、閉鎖された部屋内にガスが充満する 作動しないようにすることはできない 魔法トラップ 各トラップにより受けるダメージはレベルに依存し、難易度バーの影響を受けない。 闇のウェルキンド石(Dark Welkynd Stone) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、アルクヴェドの塔、聖蚕会神殿 設置場所:床 見た目:台座に設置された黒いウェルキンド石 ダメージ:レベル1~5:10pts レベル6~10:20pts レベル11~15:35pts レベル16~20:70pts レベル21~:110pts 動作:プレイヤーが射程範囲内に近づくと、遠距離冷気魔法、または遠距離雷撃魔法が発射される 作動しないようにすることはできない ダメージは属性耐性、魔法耐性により軽減でき、呪文吸収でも防ぐことができるが、呪文反射では防げない 火炎放射器(Fire Turret) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオン内 設置場所:床 見た目:先端に黄色い円状の物体と鉤爪がついた柱 ダメージ:レベル1~7:6pts レベル8~15:20pts レベル16~20:30pts 10ft レベル21~:50pts 15ft 動作:プレイヤーが射程範囲内に近づくと、先端部分が回転し、遠距離炎魔法が発射される 作動しないようにすることはできない ダメージは炎耐性、魔法耐性により軽減でき、呪文吸収でも防ぐことができるが、呪文反射では防げない 地雷(Land Mine) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオン内 設置場所:床 見た目:鉤爪のついた地雷 ダメージ:レベル1~4:2pts 14ft 5秒 + 26pts 14ft レベル5~8:4pts 14ft 5秒 + 32pts 14ft レベル9~12:6pts 14ft 5秒 + 38pts 14ft レベル13~16:8pts 14ft 5秒 + 44pts 14ft レベル17~20:10pts 14ft 5秒 + 50pts 14ft レベル21~24:12pts 14ft 5秒 + 60pts 14ft レベル25~:なし 動作:プレイヤーが射程範囲内に近づくと、地雷が回転しながら浮き上がり、遠距離炎魔法が発射される 一度爆発すると壊れてしまう ダメージは炎耐性、魔法耐性により軽減できるが、呪文吸収、呪文反射で防ぐことはできない プレイヤーがレベル25以上になると、地雷は爆発するが炎ダメージを喰らうことはない 近づく前に弓矢で破壊することが可能 かがり火 仕掛けられている施設:洞穴、野営地など 設置場所:床 見た目:燃え盛るたき火 ダメージ:たき火の大きさにより変動 動作:上を通ると、たき火の炎が燃え移り、炎魔法のダメージを受ける たき火が燃えている限り、上を通るとダメージを喰らう ダメージは炎耐性、魔法耐性により軽減できるが、呪文吸収、呪文反射で防ぐことはできない たき火を挟んだ位置に敵がいる場合、何故か襲ってこなくなるようだ 落下トラップ 底無しの崖(Abyss) 参考:UESP 仕掛けられている施設:迷子の洞窟、シンクホール洞穴、アルクヴェドの塔、ヘナンティアの夢世界 設置場所:床 見た目:断崖絶壁 地面にある亀裂で覗き込むと真っ暗で何も見えない ダメージ:即死 動作:底無し穴の為、落ちたら助からない 不死属性のNPCの場合、落ちてもしばらくすると復活する 落ちたNPCから装備品などのアイテムを回収することができない 崩壊する橋(Crumbling Bridge) 参考:UESP 仕掛けられている施設:アイレイドの遺跡、砦 設置場所:床 見た目:橋上になっている通路 ダメージ:落下ダメージ(高さによる) 動作:罠の上を通ると橋が崩れ、落下する 腐った板(Rotten Plank) 参考:UESP 仕掛けられている施設:洞穴、水浸しの採掘坑、ストランド砦 設置場所:床 見た目:足場をつなぐ木の板 ダメージ:落下ダメージ(高さによる) 動作:上を歩くと板が壊れ、落下する 進路妨害トラップ 進路を妨害する為の罠で、ダメージは受けない。 鉤爪の罠(Claw Trap) 参考:UESP 仕掛けられている施設:オブリビオン内 設置場所:床 見た目:骨のような鉤爪 ダメージ:なし 動作:近づくと、鉤爪が地面からせり出してくる 罠が作動して数秒後に元の状態に戻り、作動しないようにすることはできない Top>ダンジョン>罠
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概要 …結局これは誤訳だらけなのか、元々のドワーフ語が誤字だらけだったのか…? 書店で見たことがないので、固定設置のみ?→帝都商業地区のファースト書店で販売を確認。 遺跡アタタール?の最奥部で発見。 戦士ギルド?のクエスト「アザニ・ブラックハート?」で最奥部まで訪れることになるので、ついでに失敬しよう。 価値 30 重量 1 見た目 本(大) 本文 全3ページ。 ウェイステン・コリデイルの 空中庭園 [この書物はもともとドワーフ語で書かれ、エルフ語に翻訳されたもののようだ。エルフ語は断片的にしか判読できないが、エルフ語を研究する者が他のドワーフ語書物を訳出するには事足りるかも知れない。] ……導き手アルトマー・エストリアルは炎足をもって、四角形の庭が死して横たわる街の中心へと先導した…… ……は礎や鎖や船にその名の由来を尋ねた…… ……大地の骨からの脱出を何故固化した音を利用して数えようとしなかったのか、あるいは凍結した炎を糧としなかったのか…… ……私がかつて書いたのことになった語、我らが下賎なる近縁がその無知ゆえに「芸術」と呼ぶあれを…… ……だが言葉も経験も、我らが祖先たちの移ろいやすい戒律に反する奇妙にして恐ろしき法の粋を浄化することはない。 [翻訳部分の最後には、別の書き手によると思われるドワーフ語の注釈があり、それは以下のように訳すことができる。] 「燃えさかる裁断球を置くがいい、ヌプスルド。おまえのエルフ語は語句は正しけれど、正しく誤読することはできない」 書物 アイテム autolink
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概要 アイレイドの井戸?、ウェルキンド石?、大ウェルキンド石?、ヴァーラ石?について説明した書物。 書店で見たことがないので、固定設置のみ? 遺跡アタタール?の最奥部で発見。 戦士ギルド?のクエスト「アザニ・ブラックハート?」で最奥部まで訪れることになるので、ついでに失敬しよう。 価値 10 重量 1 見た目 本(小) 本文 全7ページ。 天空からの魔法 アーラヴ・ジャロル 著 古のアイレイド?は、ニルン?は地、水、空気、光の四つの基礎要素から構成されていたと考えていた―― その4要素の中でも星の光が最も崇高な要素であると確信していた。星は魔力の源であるアセリウス?の高みへと我らを導く。したがって、あらゆる魔力の中でも星の光はもっとも強力であり高貴な光である。 時折、アセリウス?の破片が天空から降ってくることがある。人々は、これらの破片を「流星」と呼び、時々これらのアセリアル片?がニルン?に付着していることがある。これら欠片の中でも頻繁に見られる種類は"いん鉄"であり、この鉄は鍛冶や付呪師が魔法の武器や防具を鍛造する際に珍重される。また、いん鉄はシロディール?の至るところで見られる古の秘宝、「アイレイドの井戸?]」の主要素でもある。 他にも、さらに希少なアセリアル片?に「流星硝子」と呼ばれるものがある。ウェルキンド石?やヴァーラ石?などの珍しい秘宝はこのような破片から作られる。 アイレイドの井戸?はシロディール?全土に散らばった。アイレイドの井戸?はアイレイド?都市や入植地のどれとも関連していないため、これらの散在は謎である。これらは、何らかの方法で星の光からの魔力を吸収していると推定されている。また、根拠や裏づけは無いものの、これらは古くから受け継がれている魔力の線が交差する地点に点在していると提言する者もいるが、近代アルケイン科学はこのような力の線の存在を裏づけるような証拠を発見していない。 魔法の素質がある者は、アイレイドの井戸?からマジカ?を引き出し、自らの魔力を回復することができる。儀式やアルケイン知識を必要としないことから、これらの井戸は魔術に精通していない人のために作られたことを示唆している。井戸は空になると、魔法の深夜に限ってその魔力を補充する。充填されると空に向けて魔力を放射するように見えることから、これらの井戸は宗教的か魔法儀式的な重要性も兼ね備えていると理論づける者もいる―― ひょっとしたら天空に魔力を返上する手段なのかもしれない。 ウェルキンド石?(「天空石」や「天上石」を指すエルフ語。文字通り「天空の子供」の意)とは、付呪された流星硝子の破片であり、どうやらマジカ?の保管装置としての役目を務めるらしい。魔法の素質がある者はこのような石から自身の魔力を回復することができる。しかし悲しいかな、これらの石に魔力を充填する方法はアイレイド?とともに失われたのかも知れない。現在、これらの石は使用後に崩れ去ってしまう。 大ウェルキンド石?とは付呪された巨大な流星硝子である。学者たちはアイレイド?の都市すべての中心では、この大ウェルキンド石?が入植地における魔法付呪の源であったと考える。これらの大石はより小さな石とつながっていて、その魔力の回復や維持を行っていたとも考えられている。ともかく、今となっては知られているアイレイド?都市の遺跡からすべての大ウェルキンド石?が盗掘によって持ち去られているため、標本は一つも残っておらず、研究は不可能である。 アイレイド遺跡?にて発見されたもう一つの珍しい付呪品はヴァーラ石?である。ヴァーラ石?(「星の石」を指すエルフ語)は非常に強力で、未熟な者による多くの付呪品への魔力回復を可能にする。その大きな価値と実用性から、この品物も極めて希少価値がある。しかしヴァーラ石?は小さく、容易に隠せるため、熱心な探検者であれば今でもアイレイドの遺跡?にて時折見つけ出すことができるかもしれない。 アイレイドの井戸?。ウェルキンド石?。ヴァーラ石?。そこで、驚くべきこれらの魔法付呪品のことをよく考えてみよう。アイレイド?はより優秀な文化と種族であったと結論付けるべきか? 彼らは工芸美術において我らに勝り、我ら第三紀のウィザードの微力をあざ笑うか? 否! アイレイド?は確かに強力で抜け目がなかった、しかし、彼らは善良でもなく賢さがなかった、故に打ち破られたのだ。彼らの功績はニルン?から引き継いだ、希少で眩い宝は大切にしよう。古の都市は暗い空虚で、亡霊や回廊を漂う魂が骨やちり芥に向かって憂うつな祈りをささげている。 書物 アイテム autolink
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概要 お爺ちゃんごめんなさい、何が教訓なのかさっぱりわかりません。 帝都神殿地区のローランド・ジェンセリクの家にある。 他では見たことがない…レア本? クエスト「高潔なる血の一団」中に訪れた場合は誰もいないので盗んでも罪にはならないが、盗品になるので裏技かロンダリングで盗品属性を解除しよう。 価値 10 重量 1 見た目 本(小) 本文 全23ページ。 「坊や、そこへ座りなさい。これからお話しをしてあげるからね。この物語は長年語り継がれてきたお話だよ」 「どんなお話なの? お爺ちゃん。英雄と野獣が出てくるお話?」 祖父は孫をじっと見つめた。彼は良い子供に育っていた。すぐにこの物語の価値、つまり幾世代にも語り継がれてきた教訓を理解するであろう。 「よく聞きなさい。この話はお前のその心にしっかりと刻むのだよ」 -- 昔々、スコールがまだ新入りだったころ、この地は平和だった。太陽が照り、作物はよく育ち、全創造主の与えた平和の中で人々は幸せに暮らしていた。しかし、スコールの人々は現状に満足して、全創造主から与えられたこの大地とその恵みを当然のものとみなすようになった。彼らは大事なことを忘れ、思い出そうともしなかった。それは魔王が常に彼らを見張っていること、つまり全創造主と彼に選ばれた人民を苦しめるのを楽しみにしているということを。そしてついに魔王がスコールの前に降り立つときがきた。 魔王はさまざまな姿をしていた。ある時は不浄の獣、またある時は不治の疫病であった。四季の終わる頃には、魔王は世界を貪り食う者、サーターグとして知られることになるが、この時代においては強欲者と呼ばれていた。 強欲者は(我々がこう呼ぶのは彼の真の名前を呼んでしまうと破滅を引き起こすからである)長い年月にわたってスコールの中に紛れ、生活をしていた。おそらくもともとは普通の人間だった男の心に、魔王が入りこんで強欲者と化してしまい、このように語り継がれているのだろう。 とうとうスコールの力が失われるときが来た。戦士は武器を失い、シャーマンは獣たちを呼び寄せる呪術を奪われた。年寄りたちは全創造主の機嫌を損ねてしまったのだと言い、全創造主は永遠に彼らのもとを去ったのだと言う者もいた。そこへ強欲者が現れた。 「お前たちスコールは日々肥え、怠惰な暮らしを送っておる。そんなお前たちから、全創造主からの贈り物を盗んだ。まず海を盗んだ。お前たちはもう二度と喉の渇きを癒せないであろう。次に陸・森・太陽を盗んだ。作物は枯れ、死ぬだろう。そして獣を盗んだ。飢えがこの地を襲うであろう。そして風を盗んだ。お前たちがこの先全創造主の魂を感じることはないであろう」 「もしお前たちの誰かがこの贈り物を取り返しに来なければ、スコールはいつまでも惨めで絶望的な暮らしを送り続けるであろう。ゆえに私は強欲者、これが私の真の本性だ」 強欲者はそう言って消え去った。 スコールの人々は、来る日も来る日も話し合いに明け暮れた。この中の誰かが贈り物を取り返しに行かなければならない。しかし、誰が取り返しに行くかを決められなかった。 「私は行けない」と、長老は言った。「私はスコールを導き、決まり事が何なのかを人々に伝えなければならない」 「私も行けない」と、戦士は言った。「私にはスコールを守る義務がある。強欲者がまた現れれば、私の剣が必要になるだろう」 「私も行けない」と、シャーマンは言った。「人々には私の英知が必要だ。私は前兆を読み解き、知恵を授ける必要がある」 その時アエヴァーと呼ばれる男が声をあげた。彼は腕っぷしの強い、俊足の持ち主であったが、この時はまだスコールの戦士ではなかった。 「僕が行きます」とアエヴァーが言うと、スコールは皆笑った。 「最後まで聞いてください」と彼は続けた。「僕はまだ戦士ではないから、僕の剣はまだ必要とされていない。前兆を読む力もないので、人々は僕に助言を求めに来ない。そして、まだ若いので政治にかかわるほど懸命ではない。僕が強欲者から奪われた全創造主の贈り物を取り返してきます。もしできなかったとしても、僕を失って悲しむ人はいない」 皆は少し考えた結果、アエヴァーを行かせることにした。翌朝、アエヴァーは贈り物を取り返すため村をあとにした。 アエヴァーはまず最初に、水の贈り物を取り返しに行こうと水の岩へ向かった。そこで初めて全創造主がアエヴァーに語りかけた。 「西の海へ行きなさい。泳ぎ人のあとをついて命の水へ向かうのです」 そこでアエヴァーが海岸を歩いていると、全創造主が遣わした泳ぎ人、ブラック・ホーカーに出会った。泳ぎ人は海へ飛び込み、ものすごい速さでどんどんと遠くに行ってしまった。しかし、アエヴァーは強い体の持ち主で、懸命に泳いだ。泳ぎ人について横穴のあいたところまで深く潜り、肺が焼けそうになりながら、体がくたくたになりながらも泳いだ。ようやく海中に空気の溜まり場を見つけ、そしてその暗がりの中に命の水を見つけた。残る力をふりしぼり、命の水を持って、海岸へと泳ぎ戻った。 水の岩へ戻ると、全創造主が語りかけてきた。「あなたはスコールに水の贈り物を取り戻しました。海が再び現れ、皆の喉の渇きを癒すでしょう」 アエヴァーは次に大地の岩へと向かった。そこでまたも全創造主が語りかけてきた。 「秘密の音楽の洞窟へと行き、大地の歌を聴くのです」 そこで今度は北東にある秘密の音楽の洞窟へと向かった。そこは大きな洞窟で、岩が天上から垂れ下がり、地面から伸びていた。耳を澄ますとかすかに大地の歌が聞こえてくる。そこでアエヴァーはメイスを取り出し、リズムに合わせて岩を叩いた。すると音は次第に大きくなり洞窟とアエヴァーの心を満たした。そしてアエヴァーは大地の岩へと戻っていった。 「スコールは再び大地の贈り物を手に入れました」と、全創造主は言った。「大地は再び肥え、そこから新たなる生命が宿るでしょう」 太陽が激しく照りつけ、それをさえぎる木陰も冷たい風もないので、アエヴァーは疲れていた。それでもなおアエヴァーは獣の岩へ赴いた。そこでまた全創造主が語りかけた。 「善の獣を探し出し、その獣を苦しみから解き放つのです」 アエヴァーがアイジンフィアの森を何時間もかけて通り抜けていると、丘の向こうから熊の叫び声が聞こえてきた。丘に登ると、首に雪エルフの矢が刺さって叫び声をあげている熊を見つけた。アエヴァーは周りに雪エルフが潜んでいないかどうか(異論を唱える者もいるが、敵は雪エルフであった)を見渡し、誰もいないことを確認してからその獣に近づいていった。アエヴァーは熊をなだめながらゆっくりと近づき、「善の獣よ、僕は君に危害を加えたりはしない。全創造主から君の苦しみを癒すように言われ、ここへやってきた」と言った。 この言葉を聞いた熊は暴れるのをやめ、頭をアエヴァーの足元に横たえた。アエヴァーは矢をぐっとつかんで首から引き抜いた。自分が知るちょっとした自然魔法を使ってその傷口を治したが、これでアエヴァーは最後の力を使い果たしてしまった。熊の傷が治るとアエヴァーは眠りへと落ちた。 目が覚めると、熊はアエヴァーの前に立ちはだかるようにしていた。周りにはいくつもの雪エルフの死体が転がっていた。善の獣は一晩中、アエヴァーを守っていたのであった。アエヴァーが熊と一緒に獣の岩へ戻ると全創造主が語りかけてきた。 「獣の贈り物を無事取り戻しましたね。善の獣は再びスコールの空腹を満たし、寒さには着物を与え、必要なときには彼らが守ります」 アエヴァーの体力も回復したので、彼は樹の岩へと向かった。ここで善の獣とは別れた。彼が到着すると万物の父が語りかけてきた。 「始まりの樹々が枯れてしまったので急いで植え替えねばなりません。始まりの樹々の種を探し出してください」 アエヴァーは再びハースタングの森へと向かい、始まりの樹々の種を探したが、一向に見つからない。そこでアエヴァーは生ける樹の精霊たちに問いかけた。精霊たちが言うには、ある雪エルフ(雪エルフは魔王の手下だ)が種を持ち去り、森の奥深くに隠してしまって、誰も見つけられないのだ。 アエヴァーは森の奥深くへとすすみ、下位の樹の精霊たちに囲まれる邪の雪エルフの姿を見つけた。精霊たちは雪エルフの奴隷状態にあり、種の魔法を使い、秘密の名前を言わされていた。アエヴァーはそのような力には対抗できないと分かっていたので、こっそりと種を盗み取らなければならなかった。 アエヴァーは自分の小袋に手を伸ばし、火打石を取り出した。葉を集め、邪の雪エルフと魔法にかけられた精霊たちの周りの空き地に小さな火をおこし始めた。スコールはみな、精霊たちが火を恐れていることを知っていた。火は精霊が仕える樹を燃やしかねないからだ。すぐに、精霊の本能は取り戻され、彼らは急いで火を消そうと駆けていった。混乱の巻き起こる中、アエヴァーはそっと雪エルフの背後に回り、種の入った小袋を盗み取り、邪の雪エルフが気付く前に逃げ去った。 アエヴァーは樹の岩に戻り、地面に種をまいた。すると、全創造主が話しかけてきた。 「樹の贈り物も取り戻しましたね。樹々や草花が再び生え、人々に滋養と日陰を与えることでしょう」 依然として太陽は暑く照りつけ、涼しい風が吹かなかったのでアエヴァーはひどく疲れていたが、木陰で少しの間休むことができた。アエヴァーの足は棒のようになり、目もひどく重たかったが、それでも旅を続けた。次は太陽の岩へと向かった。そこでまた全創造主が語りかけてきた。 「太陽の穏やかな日差しが盗まれてしまいました。今や激しく照りつけるばかりです。太陽を日食の館から解き放つのです」 そこでアエヴァーは西へと歩き、凍り付いた陸地を越え、日食の館へと到着した。中に漂う空気は厚く重く、自分の腕から先はまったく見えない状況であった。自分の足音が響く中、壁を頼りに歩くも、この館の中には肉を引き裂き、骨までしゃぶりつくす不浄の獣が潜んでいることを知っていた。何時間かそうして歩くと、広間の向こうに微かな光を見つけた。 そこには一枚板のような氷の後ろからまばゆい光が差し込んでいて、アエヴァーは目を開けてはいられなかった。視力を失ってしまうのではないかと思うほどであった。燃えさかる不浄の獣の目を引き抜き、力の限り氷の板に向かって投げ捨てた。氷に小さなヒビが走ったかと思うと、次の瞬間には大きなヒビが入った。ヒビの間からゆっくりと光がもれだし、全体へと広がり氷を粉々に砕いた。轟音とともに壁は崩れ落ち、光がアエヴァーと廊下を包み込んだ。視力を失い、体が燃えさかる不浄の獣の叫びが聞こえた。アエヴァーは光に導かれるように広間を飛び出し、外の地面に倒れ込んだ。 アエヴァーが立ち上がったときには太陽が再び彼を暖かく包み込んだ。アエヴァーはそのことに感謝した。アエヴァーが太陽の岩に戻ると、全創造主が語りかけた。 「太陽の贈り物を再び手に入れましたね。太陽は人々を温め、光を与えます」 アエヴァーが取り戻すべき贈り物は残すはただ1つ。風の贈り物である。アエヴァーは島のはるか西の海岸の、風の岩へと向かった。全創造主はアエヴァーに最後の課題を言い渡した。 「強欲者を見つけ、その呪縛から風を解き放ちなさい」 アエヴァーは強欲者を探して陸地をさまよい歩いた。樹の中も探してみたが強欲者の姿はなかった。海のそばにも、洞窟の奥にも姿は見えず、獣たちも森で強欲者の姿は見てないと答えた。しかし、ついにアエヴァーは一軒のねじれた家を発見し、そこに強欲者がいるようだと分かった。 「誰だ?」と強欲者は叫んだ。「私の家を訪れる者は誰だ?」 「僕はスコールのアエヴァーだ」と、アエヴァーは答えた。「僕は戦士でもなければ、シャーマンでも長老でもない。もし僕が村へ生きて帰れなくても誰も悲しまない。だがしかし僕は海、大地、樹、獣そして太陽を取り戻した。あと風も取り戻すことができればスコールの人々に全創造主の魂が再び宿るであろう」 そうしてアエヴァーは強欲者の袋をぐっとつかんで引き裂いた。風が勢いよく飛び出し、強欲者をも巻き上げ、島から遠く離れた場所へと吹き飛ばした。アエヴァーはすっと風を吸い込み、喜んだ。風の岩のところへ戻ったアエヴァーに全創造主は最後にこう語りかけた。 「よくやりとげました、アエヴァー。スコールでもっとも若きものよ。私の贈り物すべてを取り返しましたね。強欲者は今やはるか遠くへと飛ばされ、二度と村の生活を脅かすことはないでしょう。実に喜ばしいことです。さあ、お行きなさい。己の本能に従い生きるのです」 アエヴァーはスコールへと帰っていった。 -- 「それからどうなったの? お爺ちゃん」 「どういう意味だ? アエヴァーは無事家に帰っていったのだよ」 「村に帰ったあとの話だよ。アエヴァーはその後戦士になったの? それともシャーマン? スコールの街を戦いへと導いたの?」 「それはどうだろうね。ここでこの物語はおしまいさ」と祖父は答えた。 「こんな終わり方なんてないよ! 物語らしくない」 老人は笑って、椅子から立ち上がった。 「そうかい?」 書物 アイテム autolink
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概要 一覧 詳細廃れた採掘坑/概要/保管できる容器/メリット/デメリット ヴィンダセル/概要/保管できる容器/メリット/デメリット 概要 アイテムの保管ができるダンジョンを、勝手に自宅のように使ってしまおう! 山賊プレイには必須かも? 全体的に暗いので、たいまつや発光暗視などがあったほうがいい。 寝具で寝ると病気になることがあるので、起きたときに確認するクセをつけておこう(病気にかかったと表示されないことがある)。 一覧 オススメ度 ダンジョン名 寝具 保管できる容器 家具等 メリット デメリット ★★★★★ 廃れた採掘坑 × 3~ 机、いす、たき火 街近、戦闘不要、無限ニンニク 仲間不可 ★★☆☆☆ ヴィンダセル ○ 2 机、いす、たき火 ダンジョン内敵弱、強力ボディーガード ダンジョン外敵強、罠あり 詳細 廃れた採掘坑 概要 スキングラード東にある、鋭歯族のゴブリンが棲む洞窟。 ここの台所(シャープトゥースのコックがいる部屋)が、入り口からも近く家具もあり、リスポンしない容器もあって便利。 また、いつかはスキングラードの自宅(ローズソーン邸)を買いたいという人は要注意! スキングラード付近に常駐することになるので、家を売ってくれるシャム・グロ=ヤラクの死亡率が跳ね上がります。 保管できる容器 台所にある4つの容器(食べ物袋、袋、敗れた穀物袋(誤字ママ)、ネズミの丸焼き)のうち、食べ物袋以外の3つがリスポンしない。 台所以外は入り口から遠くて不便なので未確認だが、宝箱、銀鉱脈はリスポンするので使えない。 メリット 街が近い スキングラードのすぐ側なので、色々なにかと便利。 途中の道に追い剥ぎ出現ポイントがあるので、逆に剥いで装備をゲットしよう。 帝都兵も頻繁に行き来しているので、不安なら帝都兵が側にいるときに。 戦闘がない ゴブリンシャーマンを倒すと、鋭歯族のゴブリンが襲ってこなくなる。 全てのゴブリンを無視して洞窟奥まで駆け抜けてゴブリンシャーマンを倒して、さくっと鎮圧しよう(罠に注意)。 会話はできないものの、リーダーのもとで集会が行われていたり、コックさんがいたりで、ゴブリンとの同居もなかなか面白い。 無限ニンニク 台所の食料品棚にあるニンニク(2)は、ロード画面を1回挟んだだけで再配置される、超高速リスポンニンニク(その他の食材は通常リスポン)。 このダンジョンを根城にするだけで、あっという間にニンニクが大量にゲットできる。 重さも0なので何個あっても困らない、超優秀な錬金素材なので、積極的に集めておこう。 どこでもアイテムボックス 入り口の外にあるスケルトンの胴体をここに残しておき、頭や腕を好きな場所に持ち運べば、どこでもアイテムボックス状態でとっても便利。 頭は小さくてすぐ転がるので無くなりやすいが、もし無くなっても入れたアイテムは胴体から取り出せるので、最悪の事態は避けられる。 どのパーツがペアなのかを事前に確認して、わかりやすいように並べておこう。 デメリット 寝具がない 付近の野営地かスキングラードの宿屋を利用しよう。 仲間は攻撃される 攻撃されないのは自分だけで、仲間やその他のNPCは攻撃されてしまう。 タマネギなどの仲間をつれ歩いている場合は、スキングラード前などの安全な場所に待機させておこう。 ヴィンダセル 概要 帝都南西(波止場地区の対岸)にある、女騎士ウンブラが住んでいる遺跡。 保管できる容器 最奥部にある容器4つ(宝箱、樽、木箱、袋)のうち樽、木箱がリスポンしない。 メリット ダンジョン内の敵が弱い ダンジョン内の敵は通常どおりリスポンしてしまうものの、高レベルになってもカニとネズミなのでたかが知れている。 強力ボディーガード付き ウンブラを倒していなければ、強力なボディーガードとして頑張ってくれる。 立ち去れ的な声をかけてくるが、別にいきなり襲われたりはしないので大丈夫。 デメリット ダンジョン外の敵が強い 他の遺跡よりもワンランク上の敵が出やすい気がする。 他ではまだあまり見かけない時期に、クランフィアやデイドロス、各種精霊にズィヴィライなども出てくる。 高速移動で移動して来るといきなりデイドロス複数匹に囲まれていたりするので注意。 もしウンブラが生きているなら、遺跡の最奥まで逃げてウンブラに始末してもらえばいい。 罠がある 床が落ちる罠と、毒ガス部屋の罠がある。 床が落ちる罠は穴の開いていない部分にいればダメージを受けない。 毒ガス部屋は壁際を移動すればガスが出ない。 ダンジョン 自宅 autolink
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概要 シロディールに点在する道路の説明。 主要な道路は地図上に記載されているが、割にしっかりした道ながら記載のない道もある。 徒歩での所要時間については一般庶民であるタマネギ氏の歩調に合わせて計測したが、タマネギ氏はボズマーであるために歩幅が狭い上に、一般NPCは道をショートカットすることがあるため、実際に一般NPCが各街間を徒歩で旅した場合は計測結果よりも速く到着すると思われる。 道中、道路に隣接する宿泊可能施設も合わせて記載したので、徒歩で旅するRPの参考にどうぞ。 各主要道路 レッドリングロード ルマーレ湖を囲むようにぐるりと一周している環状道路。 各街への主要道路はすべてこの道に通じている。 所要時間徒歩黒道 ~ 2時間 ~ 黄金街道 黒道(ブラックロード) レッドリングロード~コロールを結ぶ道。 頻繁に帝都兵が行き来しているためか、敵の出現はごく稀。 所要時間徒歩4.5時間レッドリングロード ~ 4.5時間 ~ コロール 敵出現ポイント帝都寄り急カーブ手前に、まれに山賊 中間地点のアッシュ砦に、まれにモンスター 同地点にリスポンなしの追い剥ぎ 黄金街道(ゴールドロード) レッドリングロード~スキングラード~クヴァッチ~アンヴィルを結ぶ、長い道。 道に面した洞窟や野営地が多いために比較的敵が多く、不慮の事故も起こりやすい。 所要時間徒歩19時間レッドリングロード ~ 6.5時間 ~ スキングラード正門 ~ 0.5時間 ~ スキングラード西門 (計7時間)スキングラード西門 ~ 1時間 ~ ファットランプ野営地 ~ 2時間 ~ ラサヴァ野営地 ~ 1時間 ~ モータル野営地 ~ 3時間 ~ クヴァッチ別れ (計7時間)クヴァッチ別れ ~ 1時間 ~ 宿屋「ガットショー」 ~ 2時間 ~ 宿屋「ブリナ・クロス」 ~ 2時間 ~ アンヴィル (計5時間) グリーンロード レッドリングロード~ブラヴィル~レヤウィンを結ぶ、長い道。 ニベン川を挟んで西がグリーンロード、東がイエローロードである。 ウィル・オ・ウィスプやミノタウロスが多数発生する危険な道。 イエローロード レッドリングロード~レヤウィンを結ぶ、長い道。 ニベン川を挟んで西がグリーンロード、東がイエローロードである。 道路沿いに街も宿屋もないために通る機会は少ない。 オレンジロード コロール~ブルーマを結ぶ道。 山岳地帯を進むためにアップダウンが激しく、曲がりくねっている。 クマを倒すとどこまでも転がっていく。 ブルーロード レッドリングロード~シェイディンハルを結ぶ道。 短いながらも敵がそこそこに多い。 autolink