約 473,272 件
https://w.atwiki.jp/uncharted3/pages/75.html
武器配置 宝物 プロクリアの流れ コメント 武器配置 図書館1Fにすぐ降りず2Fの奥 ハンマー Mag 5 PAK-80仮面のいるフロアの奥、緑のゴミ収集ボックスの陰 Mag 5 列車内 ハンマー Tau その先の階段上がった所 RPG Wes-44 Mag 5 そこから更に階段を上がった所 Dragon sniper 最後のエリア、スタート地点の扉右 Mag 5 扉左 Dragon sniper スタート地点正面のオブジェクトの上 Tau 機銃のそば Tau 宝物 ボス 出現タイミング 宝物 カーペットボム仮面 図書館内部でSG×3を倒した後 スペインの聖餐杯(ゴールド) オスマン帝国のブレスレット(ゴールド) ハンマー仮面 最後のエリア 宝石のついた十字架(ゴールド) 模様のついた指輪(シルバー) プロクリアの流れ スタートから列車倉庫での戦闘、壁の前のチェックポイントまで まずは小手調べ、アーマーとザコの群を倒して進む、このマップの敵は一瞬で登場してくるので出てくる場所を覚えよう 敵を倒しながら奥へと進んでいく、ある程度奥まで進むと通り過ぎてきた車両の上にスナイパーが出現する この敵が落とした敵のライフルか奥の壁の近くに落ちているライフルを誰か拾っておく、次のチェックポイントで必要 敵を全て倒せばチェックポイント 壁の前のチェックポイントから壁をぶち破るまで イベントムービーが終わったらまず手前の段差を上ろう、ここで役割を二つに分担 前のチェックポイントでライフルを拾っていた人はそのまま留まって戦い、残りの二人は通常通り物陰に隠れながら前進戦闘 ライフル担当は一番奥にいるRPG兵を真っ先に掃除する、その後列車の上に次々現れるスナイパーをどんどん狩っていく 残りの二人はある程度敵が減ってきたらスナイパーが倒しておいた敵が落としたRPGを拾ってその場で反対奥の壁を破壊 上手く当てられればその時点でチェックポイント、敵の増援はもう来ないが残っていた敵は掃除しよう 図書館での戦闘 イベントムービーが終わるとシールド兵が二体、階段を上るとザコが二体 シールド兵はさっきのRPGの残り弾を使って一掃するのが楽、他の二人は稼ぎたいのは解るが射線を邪魔しないこと 次の戦闘が始まる前に2Fの奥にハンマーがある。中級までならこの時点で取っても構わないが、プロは後の戦闘の為に残しておいた方がよい。 そしてこのマップ最初の難関図書館に入ってからの戦闘 戦闘が始まると煙幕が発生し視界が著しく低下、左右どちらかの段差の上に移動してそこでキャンプして戦うことになる 敵編成は非アーマータイプの羽交い絞めの敵が割と多く出てくる 戦場が狭いため、上級までなら走り回ってショットガン連射が有効だが、プロになるとあっという間にダウンするので止めたほうが良い。 味方が捕まってしまった場合さっさと格闘撃破してしまいたいところではあるが チームの隠れている場所が決して広くないので状況をよく見定めよう その内にアーマータイプが増えてきて自陣の内側に入られそうになってきたら反対側の段差上に移動しよう ひと段落するとカーペットボム持ちの敵とザコが下りて来るのでそれらを掃除すればチェックポイント 進む前に残しておいたハンマーを取りにいこう。 トロッコ押しから駅ホームまで 次の場面はトロッコを手押しで一番奥まで運ばなければならない、ここで三人が役割分担 一人はトロッコを押しつつ戦闘、もう一人はトロッコの上に乗りながら正面の敵を倒す 最後の一人は進行方向と逆の一番奥で待機。前の場所でハンマーかショットガンを拾った場合、その人が担当するとよい。 進行方向正面からはアーマー兵がゆっくりと近づいてくる トロッコに乗っている人が先制攻撃し近づいてきたらトロッコを押していたひとも加勢して敵を倒す 一番後ろで待機している人は目の前に敵の増援が出現してくる、出現回数は合計二回 一回目の増援を倒すとハンマーを落とすので拾っておく、二回目の増援の時に全弾使っていいので瞬時に全滅させよう 途中から正面列車の上にPAK-80持ちの通常アーマー兵が出現する、非常に攻撃力が高いので絶対に無防備にはならないこと 理想では一番後方の人がドラゴンスナイパーで倒せば簡単、ただしここで瀕死になると遠くて仲間が助けに行けない トロッコを押しきってフェンス反対側に降りたらザコとの戦闘、先ほどの敵が落としたPAK-80を有効活用しよう ここで注意、プロだと稀にRPGを持った奴が出現することがあるので確認したら真っ先に倒すこと 敵を全滅させればチェックポイント 階段を上って地上に出るまで 次の難関というか注意点は一個目の階段を上り始めてすぐの場面、前方から向かってくる敵はアーマーもいるが数が少ないので問題ない しかしそれに集中していると突然後ろからチョークスリーパータイプが非アーマーとアーマーとで各一体づつ合計二体が出現してくる 三人がかりで前に集中しているといきなり二人が行動不能になってしまう、最低一人は後ろを注意しておいたほうがよい 一個目の階段を上りきるとザコが数体、RPGが落ちているので拾っておいてここでは使わずに温存しよう 二個目の階段を上るとまた敵が出現する先ほどと同様にさして脅威ではない、ひとまず倒すと同じ場所で敵増援 今度はカーペットボム兵がいるので注意、投げてくるボムは階段下にいれば届かないので遠距離で戦おう このタイミングでまたチョークスリーパーが二体後ろから現れる、先ほどと同じく誰か一人は注意しておこう 敵を全て倒せばチェックポイント ラスト、広場での戦い 最後の難関、ほぼすべての敵がアーマー装備でそれらがまるで壁のように一纏めで迫ってくる その攻撃力は凄まじく、当然の如くアーマーなので非常に硬い まず早めに奥にある機銃の当たりを確保しキャンプする、その際機銃のそばに装甲兵がいるが そばにある車をグレネードで起爆させると最悪でもヘルメットが壊れてくれる。 一人は機銃担当後の二人は助け合いが出来る位置で少し離れるのがベスト プロ攻略において機銃担当は非常に重要なポジションなのでチーム内に上級者やスリーマンアーミー持ちがいるなら譲った方がいい 機銃担当はアーマー兵の中に一体だけ混じっているハンマー持ちの敵を優先排除、一人だけ奥の方にいて撃破しにくいので注意 残りの二人は正面屋根に出てくるスナイパーの処理を最優先。余裕があれば機銃のフォローを。 スナイパーは動きが止まっている機銃担当の人を狙ってきやすい、かといって機銃でスナイパーを処理するのは有効ではない 最初に出てきたアーマーを一層すると更に敵増援、メガボム兵一体と複数のチョークスリーパー兵 この時点で機銃の弾を撃ち尽くしそうだった場合もはやその場にいるのは危険 チームが周辺に固まっている状態でメガボムの処理を誤ると一瞬で全滅の事態に、投げ返しを厳にしよう とにかく厄介なのはメガボムなのでRPGを温存しているならここで使おう、並行してチョークスリーパーには注意 敵を殲滅したら最後に爆発物で反対奥にいる車両を撃破しよう、手榴弾3~4発位で壊れるここでステージクリア また、ここにくるまでにクラスターボムを2発以上ためている場合 戦闘開始直後に車両方面に投げてやれば車両が爆破され、増援以外の敵がほぼ壊滅する こうなってしまえば残りの増援を処理するのは容易い。機銃で処理してやろう。ただし、メガボム兵にだけは注意。 コメント 名前 コメント トロッコを押すときたまにバグって押すのをやめられなくなる事があった。瀕死になって味方に助けてもらうと、トロッコが誰も押してないのに勝手に動いて行って面白いw -- 名無しさん (2015-01-07 17 43 22) 図書館はどこから2Fに上がれますか? -- 名無しさん (2014-10-23 08 36 40)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30851.html
登録日:2014/12/26 (金) 19 48 39 更新日:2024/07/11 Thu 22 26 58 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ベストセラー モンスター ロマン 三式弾と噴進砲無双 不沈戦艦紀伊 大艦巨砲主義 子竜螢 学研 尾張 戦艦 架空戦記 歴史群像新書 神重徳 紀伊 豊田副武 超大和型 軍艦 『炸裂する51センチ砲!! 昭和19年10月…… 全長328メートル、12万トンの超巨大戦艦が出撃した--!!』 不沈戦艦紀伊とは、子竜螢執筆による海戦シミュレーションノベル及びその漫画版、ないし作中に登場する戦艦のことである。 90年代に『レッドサン・ブラッククロス』や『紺碧の艦隊』をはじめ、一大ブームを巻き起こした架空戦記小説。 複数の出版社から多数の作品が生まれたが、その中でも大手であった歴史群像新書の代表作のひとつである。 第二回歴史群像大賞『奨励賞』受賞作。全16巻+1、幾多の架空戦記小説を生み出した子竜螢氏のデビュー作でもある。 それまでの架空戦記でもあったが、超大和型戦艦=紀伊型というイメージを決定づけた作品といえ、その後も架空戦記での紀伊型戦艦といえば超大和型戦艦であるとする作品が生み出されていくきっかけとなった。重版を重ねる人気シリーズとなり、後に全10巻でコミック化。現在も文庫本サイズで販売されている。 コミック版は現在は電子書籍で読むことができる。スリガオ海峡での紀伊の初陣やB29の空襲など、展開の一部が異なっているので読み比べてもいい。 紀伊型戦艦 要目 全長 328メートル 最大幅 45.2メートル 基準排水量 98,600トン 速力 30.5ノット 主砲 20インチ(51センチ)3連装3基9門 副砲 8インチ(20センチ)3連装2基6門 高角砲 5インチ(12.7センチ)連装24基48門 噴進砲 5インチ30連装4基 対空機関砲 1インチ(25ミリ)3連装48基144門 乗員数2600名 この他、装甲内部にゴムとウレタンスポンジ層が仕込まれており、被雷の衝撃を緩和して浸水を軽減する工夫がなされている。 対空火器も充実しており、航空兵器への対策も万全を期している。 総合的な防御力は大和型の比ではなく、最大では40センチ砲弾37発、魚雷64本、その他多数を受けながらも生き延びている。 このスペックは一見して荒唐無稽のようだが、史実でも実際に大和の発展型として検討されていた案の一つである。(かつ、その内の最大案である) なお、同型艦『尾張』は鋼材の不足により高角砲をすべて噴進砲に交換している。 また、内部のゴムとウレタン層の防御も『紀伊』とは違いウレタン層のみとなっている。 ※史実の"超大和型戦艦" このような艦が計画された背景には、日本が軍縮条約を脱退したことで大和型戦艦を設計した事、対抗心に燃えるアメリカ海軍がある。 事の発端は開戦のおよそ数年前。ちょうど大和と武蔵を建造中の日本海軍は米軍が建造中という新鋭艦『モンタナ級戦艦』の情報を掴んだ事で腰を抜かし、顔面蒼白に陥った。(モンタナ級は主砲口径以外のすべてのスペックが戦艦大和に匹敵する、アメリカ軍が計画した戦艦では最強無比を誇るバケモノ戦艦) 大和に匹敵する戦艦が5隻も建造予定であり、しかも主砲は46cm砲であるという懸念が日本海軍を怯えさせた。 そこで万が一に備えて、スペック面で大和を凌ぎ、実戦で圧倒できる戦艦として計画されたのが、この"超大和型戦艦"である。 なお、実際のモンタナ級の主砲は40cm砲を予定していたため杞憂であったとも言われるが、かつて建造中だったコロラド級が長門型やG3型、N3型に対抗して主砲を36cm砲から40cm砲へと換装した事や、軍縮条約締結前の時点でアメリカは46cmの試作に成功していた事を踏まえると日本の懸念は間違い無いもので有ったと言える。 しかし当時の日本海軍には新規設計をする余裕は残されておらず、ちょうど新造戦艦のフォーマットとして大和型を設計し終えて間もない時期であったため、 規格統一も兼ねて、最新型であった大和型をベースにして計画されたのである。上記のスペックは艦政本部が最初期に検討していた設計案とほぼ同一のものである。 しかしその後、12万トン級の船体では修理補給設備や建造設備をすべて一から揃える必要があるために早々に没になり、第二段階で八万五千トン級に縮小されたが、それでも51cm三連装砲の製造が不可能と判定されたことで更なる縮小を余儀なくされ、最終的に大和型を多少拡大した7万5千トン級の船体(大和型のままでは51cm砲の反動に耐えられないため)に51cm連装砲を乗っけた妥協案が採用され、開戦の半年後には試作砲塔が完成間近のところまでこぎ着けていた。しかしミッドウェー海戦が敗北に終わったことで空母の需要が高まった事、既に戦艦の存在意義が薄れていたことで計画は中止されてしまい、砲塔はそのまま放置され、歴史の闇に消えた。 現実問題を打破する手段として計画されたが、結局は空母が主役となったために、『大艦巨砲主義の幻』として泡に消えた悲劇の戦艦と言える。 その他、本作オリジナルの艦艇など ◆伊吹型防空巡洋艦 史実では中止された改高雄型重巡。 雷装を撤廃して噴進砲を増強した対空艦としてレイテ後に旅順で完成、『伊吹』『鞍馬』の二隻が登場して『紀伊』型の護衛艦として活躍する。 ◆改秋月型駆逐艦 『伊吹』型同様にレイテ後に旅順で完成、同じく雷装を全廃して噴進砲を搭載している。 『立待月』『居待月』『寝待月』『名月』『十六夜月』『黄昏月』の六隻が登場。 ◆24インチ(60センチ)列車砲 米軍が欧州戦線で鹵獲したもの。作中では2両登場する。 コミック版ではどこぞの勇者王ばりにアレに置き換わっている。 ◆フロリダ級戦艦 米国が紀伊型戦艦に対抗するために着工した新型戦艦。18インチ砲が12門で8万トン(小説版では対20インチ防御であり、砲が開発されれば20インチ8門に換装されると述べられている)が予定されていた。 しかし、着工が1945年に入ってからだったので流石の米国といえども大戦中に完成させることはできなかった。 ◆五式徹甲弾 沖縄戦の戦訓から開発された、徹甲弾の内部に三式弾を詰め込んだ砲弾。 装甲を撃ち抜いて敵の艦内から焼き尽くしてしまおうという発想の代物で、開発の遅さから実戦使用数は少なかったものの命中すれば正規空母すら大破に追い込む威力を持つ。 ※この他にも、米国ではアイオワ級戦艦『イリノイ』『ケンタッキー』が建造再開され、『モンタナ』級も建造されている。 英国では『ライオン』級、ソ連では『ソビエツキー・ソユーズ』級が『紀伊』型の影響で建造続行されている。 また、軽巡『北上』が史実とは異なり最後まで重雷装艦として活躍し、『樫野』も大戦末期まで存命しているなど細かな違いもある。 あらすじ 昭和12年、海軍中将豊田副武は造船官牧野茂、福田啓二から驚くべきことを伝えられる。 「豊田中将、『大和』は期待するほどの不沈戦艦ではありません」 驚愕する豊田に牧野と福田は語った。 限られた予算と資材では『大和』型が精一杯のところであり、他の戦艦よりは強いものの「不沈戦艦」とまでは呼べない欠陥品であると。 そして、もしも制限がなければ自分たちは文字通りの不沈艦を建造してみせると断言した。 感銘を受けた豊田は旅順総督に就任すると、巨大計画の実行を始めた。 良港旅順に巨大ドックを2基建造。予算と資材は『武蔵』以降のすべての戦艦と空母の建造を中止。 二隻の超巨大戦艦は『紀伊』『尾張』と名づけられた。 しかし時代の流れは2隻の完成を待たずに太平洋戦争へと突入してしまう。 真珠湾攻撃、マレー沖海戦を経て航空主兵主義によって日本海軍は緒戦を支配する。 だがその勝利は、パイロットの圧倒的な技量の差によって生まれた一時の錯覚に過ぎなかった。 時が流れると、生産力・航空機性能・パイロット育成などのすべてにおいて劣る日本の航空兵力はもろくも壊滅してしまう。 マリアナに敗れ、ついに米軍の手は日本の生命線であるフィリピンへと迫る。 そんな絶望のさなか、ついに大望の紀伊型一番艦『紀伊』が完成した。 志摩艦隊を追う形で出撃した『紀伊』はスリガオ海峡にてオルデンドルフ艦隊と交戦。ただ1隻で敵6隻の戦艦を血祭りにあげる華々しい初陣を飾った。 だが栗田艦隊の反転によってレイテ沖海戦に日本は敗北。フィリピンは失陥してしまう。 圧倒的な戦力で米軍は次に硫黄島へと迫った。 しかし、レイテで『紀伊』のために6隻もの戦艦を失った米軍は十分な支援砲撃をおこなうことができず、上陸部隊は大苦戦を余儀なくされた。 その隙を突き、『紀伊』は連合艦隊の残存艦艇とともに大油送作戦を決行。膨大な量の資源の輸入に成功。 だが、資源と引き換えに硫黄島は陥落し、米軍の手は本土の一端である沖縄へと届いた。 史上最大の兵力で沖縄を埋め尽くそうとする米軍。が、日本陸軍は硫黄島での教訓から沖縄南部に巨大地下要塞を築いて迎え撃つ。 一方日本海軍もまた、稼動全艦をもってしての沖縄への殴り込みを決意する。 強大な防空火力と装甲で航空攻撃をはじき返し驀進する『紀伊』。未完成ながらも連合艦隊を追って出撃する二番艦『尾張』。 立ちはだかる米主力戦艦部隊をも圧倒する『紀伊』。しかし、うまくいきすぎる戦況に、連合艦隊主席参謀神重徳大佐は一抹の不安を覚えていた。 そして予感は現実となってしまう。米軍は『モンスター』と呼び恐れる『紀伊』を仕留めるため、ある秘策を持って待ち構えていたのだ… 作品考察 この作品の斬新なところは、やはり【大艦巨砲主義】を前面に押し出したところであろう。 同期の作品には『超弩級空母大和』や『黎明の艦隊』などがあるものの、いずれも日本が史実より早く航空主兵に目覚めたというものであり、 ほかの作品でも戦艦は脇役か、出番があっても時代遅れの最後の花道ばかりであった。 が、本作では逆に戦艦が徹底的に強く描かれる。航空機をバタバタと撃墜し、爆弾も魚雷も通用しない戦艦に対して空母機動部隊は為すところがなく、 その威力に戦慄した各国は新型戦艦の建造競争を開始するにまでいたる。 ただし、その反動で山本五十六などのいわゆる航空主兵の提督が悪し様に言われているので彼らのファンは注意。 また、超兵器系が登場する作品はほとんどが開戦前、もしくは序盤に投入されて日本軍無双をやるが、紀伊と尾張が投入されたのは敗色濃厚となった 1944年末のレイテ沖とかなり遅い。 そのため、劇中間違いなく最強ではあるものの、砲弾より多い敵と戦わねばならないので無双になれずに、この手の小説としては珍しく艦隊決戦ではなく 補給路の破壊に主眼をおいて日本軍が作戦を展開する。 それにより、全体的に地味な印象が続くものの、そのおかげで本作が乱造された架空戦記と同じにならずにリアリティと緊迫感を維持できたことが 長期連載につながる人気を得られた要因であったといえよう。 ※注意 架空戦記の現実性についての議論は水掛け論にしかなりません。 思っても、突っ込みはするだけ野暮ですので自重しましょう。 ※余談 本作を執筆した子竜氏は山本五十六を主役に据え、奇跡的に生き延びた彼に引き入れられた日本軍の逆襲を描いた架空戦記も執筆しており、 本作で山本の扱いが悪いのはあくまでも展開上止むを得なかった結果である。 子竜氏はリアリティと緊迫感のある展開を得意とする一方で戦艦の防御力に対しても極めて強い拘りを持っており、 「新造された戦艦大和が北朝鮮を崩壊に追い込む」という衝撃の展開を綿密な政治劇、自衛隊を完全善にはさせてくれない戦争の残酷さ・非情さを 織り交ぜながら描くのと同時に、戦艦の防御力と46㎝砲の火力を前面に押し出した大艦巨砲主義万歳小説「戦艦大和2010」を後年になって執筆している。 こちらは大和の出番が非常に遅いものの、その分とんでもなく強力な艦として描かれており、大和が苦戦することはない。 『資源の乏しい我が項目には、追記・修正が必要なのです』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ZATばりな作戦でドーラぶち込む話が好きだ、尚ノビーがやったときは・・・ -- 名無しさん (2014-12-26 22 31 40) 翔鶴以降の空母なしでどうやってマリアナまで凌いだんだろう… -- 名無しさん (2014-12-26 23 14 50) 建造中止になった空母は大鳳と雲龍級なのでマリアナまでの史実は特に変わりない -- 名無しさん (2014-12-26 23 31 48) ???「51センチ砲を味わうのじゃ!」 -- 名無しさん (2014-12-27 22 26 38) あのニミッツ級よりデカい とは…。 -- 名無しさん (2015-01-02 22 58 38) 戦後の超大型タンカー建造に大和が参考にされていることからも、本当にこれくらい作れる技術力はすでに日本にあった -- 名無しさん (2015-01-12 23 46 34) もし艦これに紀伊が収録されたらケッコンカッコカリしたい -- 名無しさん (2015-01-22 17 52 39) まさかの艦これに紀伊型実装のきざしが… -- 名無しさん (2015-02-07 18 23 33) 主砲の門数で言えばアニメ版旭日の艦隊12話以降の日本武尊と同じだな。なお、マブラヴのは12門である模様。紅の戦艦はあのサイズで日本武尊や紀伊並の砲門数で速力はマヴラヴよりも上である模様 -- 名無しさん (2015-02-07 22 28 48) 子竜螢氏は実現性はともかくマイナー兵器や目から鱗なアイデアを繰り出してくるからいつも新鮮で好き -- 名無しさん (2015-02-10 22 11 46) 最強とか無敵とかよりも、”不沈”戦艦という異名には言葉にできないすごみがある。子竜先生はほんとセンスあるわ -- 名無しさん (2015-03-26 05 59 05) コミック版の出版がやたら遅かった印象がある -- 名無しさん (2015-05-16 06 33 36) コミック版は、軍艦のカットをやたらと使いまわしていた印象が。俺は何度同じカットの紀伊を見たのだろうと。 -- 名無しさん (2015-05-23 01 45 40) 伊吹って改高雄型じゃなくて改鈴谷型では? -- 名無しさん (2015-07-23 10 35 49) ↑コミック版では高雄型のシルエットになっている -- 名無しさん (2015-08-18 00 27 16) 扱いが悪かったり愚物だらけなソビエト海軍にまともな人材(アルハンゲリスクの艦長)が出てくる珍しいネタが -- 名無しさん (2015-08-18 00 32 38) ↑4コミック版のコピペは残念だったけど、1巻と2巻は間違いなく傑作。全滅寸前の志摩艦隊の背後から雄雄しく現れる紀伊やB-29の編隊をドックの中から焼き尽くす尾張の勇姿は原作からいい意味で改変されてて胸が熱くなった -- 名無しさん (2015-09-26 21 10 55) 子竜先生、マジで続編を書いてくれないかなあ -- 名無しさん (2016-01-12 12 16 05) 原作の列車砲は60センチだったけど何を持ってきたんだろうか -- 名無しさん (2016-04-14 23 29 29) 本土決戦までやったのはやりすぎだと思う -- 名無しさん (2016-10-12 16 15 08) 紀伊が艦娘になるとしたら、最期は恐らく無念ではなく全てを成し終えた満足のうちに眠りについたろうから、自分以外を守ろうとする性格になるかなあ -- 名無しさん (2016-11-29 16 56 15) ↑月桂樹の冠持ってたら泣く自信あるぞ -- 名無しさん (2017-02-11 21 43 51) 艦これでガングートが出たんで知ったけど、6巻で尾張と大和にフルボッコにされたフルンゼって史実では動けさえしなかったんだな。欧州戦線も細かな違いがあったのかもしれないな -- 名無しさん (2017-05-14 00 18 11) 艦これ冬イベでのE-4のル級6隻編成とか見て本作を思い出した人がいたみたいだな -- 名無しさん (2018-04-24 20 30 39) ↑冬イベでのE-4のル級6隻編成 仮想戦記でいっつも大和や武蔵に瞬殺される戦艦の皆さんじゃんか、自分は征途だけど、他の作品も調べだしたら山ほどあるだろう。 -- 名無しさん (2019-02-02 22 02 44) 紀伊の最後、長門とブラボー実験を複合させたものだったな -- 名無しさん (2019-09-11 18 40 43) コミック版では、大和が重巡洋艦に見えると言われた巨艦だったそうな。 -- 名無しさん (2021-02-22 16 58 03) コンビニ本だと排水量125トンって誤植を表紙でしていて、海どころか空気にすら沈みそうにない文字通りの不沈艦である。 -- 名無しさん (2021-12-23 18 29 30) 大和改二、ついにこの次元まで来たか -- 名無しさん (2022-06-09 23 52 45) 超紀伊型戦艦の活躍する続編が読みたいとずっと祈ってる -- 名無しさん (2023-05-18 09 56 40) 個人的には『アズールレーン』辺りで計画艦枠でコラボしてきそう。運営割とマイナーな架空戦記が好きだし -- 名無しさん (2024-05-21 13 27 01) ↑魚雷80本に耐えるスペックをゲーム的にどう表現すべきかな -- 名無しさん (2024-07-02 10 58 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8401.html
331:弥次郎:2023/01/06(金) 00 40 27 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「鋼鉄の裁定 -あるいは天空神の見定め-」2 C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月後半 15:17 朝鮮半島周辺東部海域 合衆国海軍 ニミッツ級戦術機母艦 セオドア・ルーズベルト セオドア・ルーズベルトは突如として沸いてきたBETAへの対処で大わらわであった。 水中から柱のように突き出た母艦級から降ってくるBETA、さらには海中からミサイルのように打ち上がってきて、さらに突撃してくる突撃級。 海中・水上・空中と全方位に対処すべき相手がいて、処理能力が飽和しつつあったのだ。 「面舵!一か所にとどまるな!母艦級を避けろ!」 『こちらオロール3!エレベーターはまだか!早く甲板に上がらないと艦がやばい!』 あちらこちらで人が動き、指示を飛ばす声がとどろき、戦闘の音が飽和する。 『くそ、弾が……!甲板に来る奴!予備弾倉も多めに持ってきてくれ!』 『落ちろ落ちろ落ちろ!』 「ああっ!?マッキャンベルが沈む!」 「救命ボートは展開しているか!?」 「それが、突撃級に……くそったれめ!近づかせるな!」 「撃ちまくれぇ!」 BETAのとってきた新戦術。それに襲われていたのは帝国海軍だけでなく、作戦に参加していた米海軍艦隊も同様であった。 特に他の艦艇を超えるサイズの戦術機母艦は、大型であること、さらに電子機器を大量に搭載していることからBETAのヘイトを買っていたのだ。 無論のこと、それを察したセオドア・ルーズベルトは黙っていたわけではない。回避運動を行いつつ、接近してくるBETAへの対処を開始していた。 戦術機母艦としての常か、搭載火器が他の艦艇に劣ることから、艦載機である戦術機を甲板上に展開させて自衛を図っていた。 さらには周囲を囲んでいる巡洋艦や駆逐艦と共に陣形を組むことにより、効率的に迎撃を行おうとしていた。 しかし、それらの攻撃はうまく効果を発揮しきれていなかった。 まず、多方面に敵が展開して包囲されているに近いため、一つの方向に対して指向できる火力に限りがあったこと。 さらに、押し寄せるBETAに対してSAMやRAM、あるいは艦載砲で迎撃しているがそれらの数が足りないこと。 とどめに未知の状況に対して誰もが混乱と困惑しており、判断力が落ち、思わぬミスなどをしてしまっていたことだ。 その危機的状況がわからないほど、セオドア・ルーズベルトの艦長であるニール・ジャクソン少将は間抜けではなかった。 むしろ、良く把握し、各所に指示を飛ばしていたのだった。母艦級が出現した時点で彼は艦載機を甲板上に上げることを指示していた。 さらに、共有されていた情報から、母艦級の口部内からBETAが湧いてくることを知っており、尚且つそこに攻撃をすることが望ましいと知っていた。 これにより、戦術機の火器による防空支援が加わったことにより、上空から降ってくるBETAへの対処を順調に行えていたのだ。 「Dam it! 突撃級が硬すぎる!おまけに数も多い!これ以上湧かれると危険だ!」 ニールの叫びは事実だった。 水中から攻撃を仕掛けてくる突撃級への対処がうまくいかずにいた。 ソナーの情報を頼りに浮上してくる突撃級の位置を把握し、それから逃れるように艦を動かすのは比較的楽であった。 海中をBETAが動き回っていることで精度は落ちているものの、ソナーで位置さえ特定できれば回避はできる。 マッキャンベルのように運悪く回避した先に突撃級が浮上してきて直撃をもらったり、あるいは潜水艦が犠牲になることもあるが、まだ落伍艦は少ない。 問題なのは、その後は浮上して海上に出た突撃級を排除しなくてはならないことだ。 陸上での速度ほどでないにしても、およそ30ノット(時速45㎞)で突っ込んでくるのは脅威でしかない。 発艦させた戦術機が後方に回り込み、火器を叩き込むことで駆除はできるのだが、もしもぶつかればただでは済まない。 突撃級は、まさしく海上を走る巨大な衝角なのだ。しかも数が多く、海面ギリギリどころではない低さを維持してくる。 332:弥次郎:2023/01/06(金) 00 42 36 HOST softbank060146109143.bbtec.net 無論のこと、戦術機達もそんなことを許すわけもない。 艦載砲による攻撃を受けないようにしつつ、海面ギリギリを飛行し、的確に攻撃を叩き込んでいくのだ。 とはいえ、前述のように数が多く、速度も速いこともあり、一瞬のミスが艦艇への大打撃につながりかねないのだ。 『まずい、抜けられる!」 『くそ、総員、対ショック防御ーッ!』 そして、ついに外延部で弾幕を張っていたアーレイバーク級の一隻が突撃級を横っ腹に複数食らった。 艦の装甲によりある程度は拮抗したものの、やはり運動エネルギーの力は絶大で、そのまま破壊が発生した。 『こちらバルクリー!側面にまとまって食らった!傾斜復元は不可能だ!これより可能な限り脱出する!』 「了解!」 悲鳴のようなバルクリーからの通信に応答したニールは、救命ボートの用意をバルクリーの近くの艦艇に命じる。 だが、救助活動は命がけだ。前述のように空中からも、海中からも、水上からもBETAが攻めてきている。 特に水上を突撃してくる突撃級にぶつかろうものならば簡単に粉砕されてしまうのは目に見えている。 例え回避ができたとしても、発生している波は尋常ではない。その波でひっくり返ってしまうこと考えられた。 (どうする……!) やるべきは簡単だ。救援を求めればいい。実際、東部方面旗艦への救援要請はすでに出してあった。 けれども、この作戦に参加するにあたって自分たちが如何に歓迎されていないかはわかっている。 別な惑星に転移してくるという不可解な現象が起きてからというもの、祖国アメリカは地球連合との間で軋轢を生んでいた。 それだけでなく、かつては共に戦っていたはずの国々との間でも関係がこじれ始めていたのだった。 何も流言飛語によるものではなく、BETAの大規模侵攻において他国を見捨てた、という事実に始まっているのだから厄介だ。 ニール自身、その命令を受けた身であるからこそ、どれだけ他国から白い目を向けられているかを理解できた。 だからこそ、救援が後回しにされる可能性を考えたのだ。 噴飯ものではあるが、祖国アメリカはそれをされてもおかしくないようなことを他国にやっていたのだ。 故に、この空母機動艦隊を管轄する役目も負うニールは、救援が来ないことも想定して指示を出さねばならないのだ。 しかし、取れる手段がない、というのも事実だ。 艦載機を可能な限り発艦させ、突撃級の排除を行わせ、あるいはこのセオドア・ルーズベルトの防空に回している。 これによって被害を抑えながら、何とか拮抗状態を維持できているのはニールの手腕と言える。 だが、これはあくまでも拮抗状態であり、状況の根本的な打破にはつながっていない。 BETAが無尽蔵に数を繰り出してくるとしても、こちらの戦力は有限であり、時間が経てば櫛の歯が欠けるように脱落していくのは目に見えている。 さりとて、何らかのアクションを起こそうにも、保有する戦力に一切の余裕がないことも確か。 「……東部方面旗艦からの返答は!?」 「先ほど返答が!こちらに追加増援を派遣したとのことです!」 「……ありがたいことだな」 ほっとするが、果たしていつ到着するか。 朝鮮半島を包囲するようにして展開している関係上、艦隊同士はそれなりの距離離れている状態だ。 そして、その東部方面艦隊旗艦の方にも同じくBETAが出現し、その対処に終われているとのこと。 そうなれば、どうなるかは明白。救援の戦力が到着するまでに時間がかかるということであり、その間に致命傷を受ける可能性があるということだ。 (しかし、追加で派遣……?もうすでに増援は来ているということか?) 333:弥次郎:2023/01/06(金) 00 44 03 HOST softbank060146109143.bbtec.net それは事実であった。 ニールらが持ちこたえられているのは、実のところ地球連合軍が督戦も兼ねて張り付けていた戦力によるところが大きい。 具体的なことを言えば、潜水空母が控えており、そこから発艦したMSや水中用MTによりBETAの漸減が行われていたのだ。 突撃級による対艦ミサイルモドキを水中で処理したり、あるいは水中のBETAを処理したりと、地味に大きい戦果を挙げている。 彼らがいなかったら、米艦隊はもっとあっけなくBETAの暴虐によって全滅の憂き目にあっただろう。その程度に彼らは活躍していた。 彼らの解き放ったMS---比較的旧式であるゴッグやズゴックなどは着実に水中のBETAの排除を行っていた。 水中用ビーム兵器による射撃、あるいは格闘攻撃、はたまたテスラドライブ搭載により可能となったブレイクフィールドによる吶喊などで次々と蹴散らしていたのだ。 それでもなお劣勢にされるほど数が押し寄せてきているというのは、ニールら米艦隊に理由があるのだが、それは置いておくとしよう。 表に出ていないのは、偏にアメリカが自国の戦力に監視を付けることを嫌ったというのが大きい。 G弾の持ち込みがないかのチェックは終わっているのだから、いつまでも監視されては行動が制限される、と屁理屈をこねた。 その結果が、決して応答しない静かな督戦の潜水艦隊であった。監視していたということが露呈しては困るため、今も静かに戦い続けているのである。 そして、ニールが望んだ真の増援は、音速を遥かに超え、飛んできていた。 『こちら、エイト・ホーネット。米艦隊を補足。これより救援に入る』 圧縮されたコジマ粒子を後方に噴射するOBで急速に接近するそれ。 GA系列のネクストらしからぬ、ややスマートで機動性を重視したと思われる設計が窺えるパーツ。 そして、その中量二脚のネクストはGAらしい重火器に身を固め、戦闘態勢に入っていた。 海上で目立つ、黒を主軸に黄色をサブに添えたカラーリングのそのネクストは、OBを解除しないままに、戦闘エリアに突っ込んだ。 『いくぞ……!』 その言葉とともに、ホーネットの操るネクスト『ブラック・キャバルリィ』はその名の如く、その力を振るい始めたのだった。 『ターゲット補足……結構いるな』 まず真っ先に狙うのは母艦級だ、とホーネットは自らに指示を出す。 数が多いことと、米艦隊に母艦級を撃破するだけの火力や兵装がないこともあり、未だに包囲されている状態だった。 無論水中用MS達が水中から攻撃を加えて黙らせているのであるが、それでも包囲されて危険であることに変わりはない。 『……』 無言で肩部にある武装ハンガーから、最早鈍器に近い大型ランスを引き抜く。 レーザーによる切断力の強化に加え、それ自体が頑強な素材で作られていて、尚且つテスラドライブ内蔵の一品。 生憎と格闘兵装以外の機能は盛り込まれてはいないのであるが、それだけシンプルかつ信頼のおける武装となっている。 そして、速度のままに母艦級に突っ込んでいく。 槍の切っ先には、T・ドットアレイによるフィールドを形成し、機体全体が一つの刃として猛烈に距離を貪っていき--- 『吶喊!』 OBによる速力を、ネクスト本体と武装に搭載されたテスラドライブにより強化した、まさしく必殺のチャージ。 『……!』 一瞬だ。母艦級と真正面から、すなわち口部から一直線に飛び込んだブラック・キャバルリィは、一瞬で貫通した。 その威力は、頑強なはずの母艦級の身体をバナナの皮をむくようにして切り裂き、突き抜けていった。 勢いあまって海中に飛び込んでしまったのだが、すぐさま海上へと浮上してくる。 334:弥次郎:2023/01/06(金) 00 45 01 HOST softbank060146109143.bbtec.net 『まずは一体……!』 突撃を喰らった母艦級は、絶命したのかそのまま海中へと没していく。 それだけでなく、突撃の余波によって切り裂かれた部分から海水がなだれ込んだことで、自重を支えきれなくなって、大樹が倒れるかのようであった。 それを後方のカメラでとらえつつ、ブラック・キャバルリィは次の母艦級へと突撃していく。 海面ギリギリのところを飛行し、一閃。今度は胴体に大穴が空いてしまい、同じく母艦級は崩れ落ちた。 さらに一閃し、続けざまに2体の母艦級を海中へと沈めることに成功した。 (これで包囲の一角は崩した……あとは艦隊の真ん中か) これまで吹かしっぱなしだったOBを解除。そのままQTで方向転換し、QBの連発で次の標的を目指す。 淀みのない動作でターゲティングするのは、陣形を組んでいる艦隊の中に生えている母艦級だ。 迂闊に倒すと、そのまま艦艇の上に倒れ込むので、ちょっとした手加減が必要だ。 大型ランスをハンガーに預け、構えるのは大型ガトリングガン。ビームと実弾の両方を発射するタイプの2連装型だ。 GAらしさに新技術を盛り込んだこれと左手のライフルを構え、飛び込んでいく。 『いけ……!』 放たれた弾丸は、次々と母艦級を上るBETAごと母艦級をハチの巣にしていく。 ネクストの速度で母艦級の周囲を飛び回りながらの、まさしく駆逐。逃げ出す余裕もなくBETAの排除を進めて、口部へと到達する。 そこからは現在進行形でBETAの群れが吐き出されていて、醜悪な外見のそれが顔をのぞかせている。 だが、あまりにも間抜けで、遅すぎた。早すぎるネクストの中から見れば、もうスローモーションのように見える。 無言のままにガトリングガンとライフルで銃弾を叩き込み、あふれ出るそれを内側へと追い落とす。 完全に上部をとったポジションからの集中砲火で、内部のBETAは大方駆除されてしまう。 『とどめ』 そして、立ち上がるのは背部のグレネードランチャーだ。 信管設定を時限式に設定し、照準を母艦級の内部へ。 遅滞なく、3連射。発射されたのはAFなども想定した強力な炸裂弾。重力と炸薬による加速を以て、母艦級の内部を突き進み---炸裂した。 「うぉぉ!?」 そして、その炸裂を、比較的近距離にいたセオドア・ルーズベルトの艦橋のニールは間近で目撃した。 こちらの攻撃を全くと言っていいほど受け付けなかった強大なBETAが散々撃たれ、爆発する様を見せつけられたのだ。 「一体、なにが……」 救援が来たのか。 見上げた先、そこには戦術機とは違う、人の形を模した機械の巨人が浮かんでいた。 単眼の、赤い光を称えた瞳でこちらを見下ろすそれは、まさに神話の存在かのようであった。 戦術機とは明らかに違う、まさにふわりと雲のように。 武骨な兵器であるはずなのに、優雅ささえも感じる浮遊を続けて、光の膜につつまれている姿は、最早この世のモノとは思えなくて--- 『こちら、グローバル・アーマメンツ所属のリンクス「エイト・ホーネット」。 そちらの艦隊の救援の命を受けて駆け付けた。待たせてしまったようだが、無事だろうか?』 外部スピーカーから随分と若い男性の声が聞こえてきても、ニールは、そしてセオドア・ルーズベルトの艦橋要員は、幻想的なそれに捕らわれたままであった。 335:弥次郎:2023/01/06(金) 00 46 26 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 すいませんがこのまま寝ます。
https://w.atwiki.jp/otosen2/pages/35.html
海上海中兵器 戦艦 巡洋艦 生産 入手 備考 大和 支給(祐子ルート7章で確認) 長門 金剛 エステルルートで1隻 榛名 初期 タイコンデロガ PSP版入手不可能? アトラス ミサキルート7章 鹵獲 ノイツァイト ミサキルート6章 鹵獲 プリンツ・オイゲン 茜ルート6章 鹵獲 ヴィットリオ・ヴェネト 駆逐艦 生産 入手 備考 高波 支給 村雨 支給 旗風 アーレイバーク 設計図 祐子ルート6章(中央右研究施設) キッド ミサキルート6章 鹵獲 テカムセ ミサキルート6章 鹵獲 マンチェスター ザクセン ミサキルート7章 鹵獲 ブランデンブルグ 茜ルート6章 鹵獲 フォルバン カサール ミサキルート6章 鹵獲 アンドレア・ドリア フリーミッション54 鹵獲 アニモソ フリゲート 生産 入手 備考 朝霧 自動 茜・リーリアルート3章 祐子・ミサキ ルート 3章で支給確認 初雪 初期 ファラガット オリバーハザードペリー ノックス ノーフォーク ヒュドラ ブレーメン ラファイエット ジョルジュ・レイグ マエストラーレ ポートサイド コルベット 生産 入手 備考 八雲 初期 フォート・フィッシャー ミサキルート6章 鹵獲 ブラウンシュバイク ミサキルート6章 鹵獲 ゴーテンブルグ エイラート 河川砲艦 初期 高速ミサイル艇 生産 入手 備考 隼 自動 祐子・ミサキ ルート 3章 鶚 初期 チェサピーク 143A型 ゲパルト コンバタントⅡ 設計図 エステルルート第4章 ガッビアーノ レシェフ 空母 生産 入手 備考 赤城 PSP版入手不可能 大鳳 自動 祐子・ミサキ ルート4章 ニミッツ ミサキルート6章 鹵獲 ヴィクトリア・ルイーゼ ミサキルート7章 鹵獲?茜ルート6章 鹵獲 ヘルメス シャルル・ド・ゴール ヘリ空母 生産 入手 備考 日向 大隈 初期 ワスプ ミサキルート6章 鹵獲 裕子・ミサキルート3章 ヴィルヘルム1世 ミストラル サン・ジョルジョ 揚陸艦 生産 入手 備考 能登 初期 サン・アントニオ トレントン ニューポート アルビオン アイリッシュ ヘクトル フードル ピエモンテ エル・スエズ その他の艦 生産 入手 備考 LCAC 初期 輸送艦 初期 補給艦 初期 潜水艦 生産 入手 備考 蒼龍 親潮 春潮 自動 祐子・ミサキ ルート4章 ヴァージニア ミサキルート6章 鹵獲 シーウルフ 裕子6章鹵獲 オハイオ ミサキルート6章 鹵獲 ロスアンゼルス ミサキ6章鹵獲 祐子・ミサキ ルート3章で鹵獲確認 トラファルガー 設計図 エステルルート6章 949型 陣営SCCクリア+周回 214型 212型 209型 茜ルート6章の別艦鹵獲と共に入手可能 リュビ アゴスタ サルヴァトーレ・ペロシ ガディール 唯一の海中Aタイプ ドルフィン
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/67.html
Q 1938年に「ドラフト制度」を初めて採用したアメリカのプロスポーツリーグは? A NFL (他選択肢MLB、NBA、NHL) Q アメリカで「Package Store」という看板を掲げた商店は、普通どんな商品を扱っている? A 酒 (他選択肢チーズ、肉、魚) Q アメリカの各地でも祝われるアイルランドの祝日「セントパトリックスデイ」のシンボルとなっている色は? A 緑色 (他選択肢黄色、赤色、白色) Q 次のうち「絶頂」「最高の状態」という意味合いで使われる英単語は? A pink (他選択肢yellow、blue、green) Q 次のアメリカの硬貨のうち自由の女神像が描かれているのはどれ? A 1ドル硬貨 (他選択肢50セント硬貨、25セント硬貨、10セント硬貨) Q アメリカで、故障の多い欠陥車のことを俗に何という? A レモン・カー (他選択肢オレンジ・カー、グレープ・カー、メロン・カー) Q アメリカ合衆国の独立宣言が起草された都市はどこ? A フィラデルフィア (他選択肢アトランタ、ボストン、ボルチモア) Q 真珠湾攻撃の責任を問われて解任されたアメリカの太平洋艦隊司令長官は? A キンメル (他選択肢ニミッツ、スプルーアンス、ラドフォード) Q 首都・ワシントンD.C.にあるアメリカ大統領の迎賓館の名前は? A ブレア・ハウス (他選択肢ブラウン・ハウス、ウィルソン・ハウス、メージャー・ハウス) Q アメリカの映画のレイティングのうち、誰が見ても問題が無いファミリータイプの作品に付けられるものは? A G (他選択肢F) Q アメリカの映画会社パラマウントのロゴマークにある星は何を意味している? A かつての専属スターの人数 (他選択肢特に意味は無い、支社があった州の数、アカデミー賞の受賞回数)
https://w.atwiki.jp/maritakara/pages/34.html
/三二二≧ 、 _ iヘヽー'-'/ 二 〉 /メ ィi, `〈メzzzミ三ix--vX ̄i'//‐- // ,、 __ |彡三三、_ 二メニ l゙/l l y"ハ `ニ三≧ニノ7 /ニニ=<ニ、/ ヽ〈i\i三  ̄ ィi= l lテi ` i ニ i'/ヽY /ニュ_ ニ//ニ─、 // ,l>'; | i ニ /ニニi`/´ \`/ ハ ヽ l〈'/ >"´,ィ" |__ - '――/´ .Y i X l i l .イ l ソ iヘ ハ ,r=ニ / ニl i l ∨ヽi l i  ̄ ニ lヘ ィ//i,,_ メz、(≧z=ニ1 i/ リ l / il>――- _ l/,i li、三≧ニニ=─-| i´ iヘ イ ./ __ ミ x __l ヽ l l二ニ=‐三三三三三i iーェ ィ≦彡ニ_/ ≧z、 \ リ l / //´ ̄ l //三 彡ィ/ イ / \ ヽ // .l _ zzzュ-―――ヘ //i /> イ / / / .i ―i Y .∨ / /`ー、 \ メ´ / / ./ i i ヘ リ `/ / / i l//∧ l`ー〈 / , . .l i/∨ ./ イ i; ; ; ; / l´⌒`, |三三≧ー/ / i ./ / ./l i / / 、 l三三 / 〈 / i l╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 名前:軽巡ツ級 性別:女性 【基礎ステータス】 肉体:50(50) 精神:50(50) 知性:15(15) 話術:01(01) 器用:10(10) 魅力:05(05) 芸術:01(01) 犯罪:40(40) 【肉体スキル】 戦闘(Lv.1/成功率+10%):戦闘において勝利しやすい
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/916.html
第60話 新戦力参入 1483年(1943年)4月1日 午前11時 シホールアンル帝国アルブランパ 第24竜母機動艦隊の旗艦であるモルクドの艦上で、リリスティ・モルクンレル中将は入港して来た新鋭艦に見入っていた。 「司令官、ホロウレイグが入港しました。」 魔道将校が彼女に報告して来た。 「ええ、今見てるわ。」 リリスティは淡々とした口調でそう返事した。 彼女が、今注目している竜母ホロウレイグは、シホールアンル帝国が建造した最新鋭の大型正規竜母である。 全長は127グレル(254メートル)、全幅14.8グレル(29.6メートル)、基準排水量は17000ラッグ (24000トン)ほどで、搭載ワイバーン96騎と、これまでの竜母と比べて大型化している。 その大きさで、速度は16リンルという高速性能を誇る。 外見は、これまでの竜母と比べて、やや大型化した右舷に配置された艦橋が艦自体の姿と相まって精悍さを 一層際立たせており、まさに、シホールアンル竜母の集大成とも言えた。 米空母にやや近い艦影を持つその竜母は、旗艦モルクドの右舷に停止した。 「艦長を呼んで。話がしたいわ。」 リリスティは、竜母部隊の新たなメンバーと顔合わせする為に、旗艦に呼びつけるように命じた。 10分後、モルクドの作戦室に待っていたリリスティはドアがノックされる音を聞いた。 「入って!」 その声が聞こえたのか、ドアが開かれた。 室内に入って来た人物を見るや、リリスティは息を呑んだ。 「竜母ホロウレイグ艦長、クリンレ・エルファルフ大佐、只今参りました。」 紫色の髪を持つその男性は、凛とした声でリリスティにそう告げた。 体格は普通そうに見えるが、良く見るとがっしりとしている。 顔つきは若く、双子の兄であるルイクスのように端整で、女性が見れば愛嬌のある顔付きだ。 ただ、ルイクスの左頬には痛々しい傷跡があり、それがいかにも前線指揮官同様の雰囲気を醸し出していた。 「ご苦労、エルファルフ艦長。さあ、座って。」 彼女は、敬礼するエルファルフ艦長に答礼した後、席に座るように勧めた。エルファルフ大佐は恐縮そうに席に座った。 「お久しぶりね、クリンレ。」 「こちらこそ。まさか、リリスティ姉さんに会えるとは思ってもいませんでした。」 途端に、2人は破顔して言い合った。 クリンレとリリスティは、互いにシホールアンルでも有数の名門貴族であり、過去の皇帝の何人かはエルファルフ家と モルクンレル家から出されている。 よくよく、貴族とは互いにいがみ合っているイメージが強いが、エルファルフ家とモルクンレル家は他の貴族とは違い、 互いに交流を深めたりして信頼し合っている。 オールフェスの実家でもあるリリスレイ家とも交流は深く、この3家の子供達は、休日の日に集まるとよく遊び回っていた。 「昔はよく遊んだねぇ。オールフェスも交えて森に探検に言った時は一番面白かったわ。覚えてる?」 「まあ、覚えてはいますけど・・・・」 クリンレは引きつった笑みを浮かべて、目線でこれ以上は言わないでくれと訴えた。 「あら、その眼つきからして、まだ根に持ってるのかな?」 「どちらかといえば・・・・根に持っているか・・・いや、持ってないか・・・・」 答えに窮したクリンレはう~んとしきりに唸って答えを導こうとするが、なかなか見つからない。 それを見たリリスティは思わず吹き出してしまった。 「もう、相変わらず相手と話するのが苦手のようね。それでよくあの新鋭竜母を任されるようになったね。」 「え?あ、いや!別にそういうつもりじゃありませんよ。ただ、答えがなかなか出ないもので・・・ハハハハ。」 クリンレはばつの悪い笑みを浮かべた。 「でも、久しぶりにあなたと会うよね。何年ぶりかしら。」 「かれこれ10年以上経ちますね。」 「年はいくつになったの?」 「3月で30歳になりました。」 「30歳か・・・・人間嫌でも成長するものねぇ。」 「何はともあれ、姉さんとこうして会えるのは嬉しいですよ。去年の10月に、兄貴がリリスティが負傷した! なんて騒いだ物ですから、どれほどの傷を負ったのか心配でした。」 「まー、あれは正直死ぬかと思ったわ。いや、一回心臓止まったからちょっと死んだかな。」 リリスティはさらりと言った。 「相変わらず、自分の事も他人事のように言いますね。ある意味、姉さんの強みでもあるでしょうが。」 内心、リリスティに舌を巻きながら、クリンレはそう言う。 「しかし、ようやく私達の艦隊にも新戦力が来たわ。来月には、2番艦のランフックと小型竜母のリネェングバイも 来るから、ようやく元通りになる。」 「そういえば、アメリカ海軍も、今年辺りから新しい艦を前線に投入すると言っていましたけど、私は去年の11月以来、 ずっとホロウレイグに付き合ってばかりで外の情報が分からなかったのですが、姉さんは何か知っていますか?」 「何か知っているかと言われても、詳しい事は私も知らないね。ここ最近は、スパイの送ってくる情報が断片的に しか入らないの。肝心の敵艦の性能や、弱点になりそうな所は全くないわね。まあ、名前だけなら知ってるわ。」 「名前ですか・・・・どんな名前の艦なのです?」 「確か、新型の正規空母の名前はエセックスと聞いてる。何でも、ヨークタウン級と同等の性能を持つ艦で、これが 何隻が配備されるみたい。」 「正確には何隻ほどなんですか?」 クリンレは間を置かずに質問した。 「それが分かれば、苦労しないんだけど・・・・・情報部では4隻程度か、5隻って言ってるわね。でもね、クリンレ、 あたしとしては正規空母よりも気になる艦があるの。」 途端に、リリスティの表情から笑みが消えた。 「アメリカ海軍にも、モルクドやホロウレイグのような大型空母と、ライル・エグのような小型空母があるのは知ってるよね?」 「ええ、知ってますよ。」 「たしかね、前に何度か、スパイの情報を聞いたのよ。最初の情報では、小型空母1隻がヴィルフレイングに在泊ってあったの。 でもね、その2週間後には小型空母3隻が在泊。その1ヵ月後には小型空母が4隻、その2週間後には6隻在泊とあったの。」 「な、何かやたらに増えていないですか?それに誤認もありえるんじゃ。」 「あたしもそう思ったのよ。でもね、先月20日の報告には8隻の小型空母が、飛空挺を下ろしているという報告がここにも 届いたの。私が言いたい意味は分かる?」 「・・・・・まさか、姉さん。そんな事が有り得るはずが・・・・」 「でも、しっかり報告にはあったわ。話半分でも4隻。最低でも4隻の小型空母がヴィルフレイングにいるのよ? 去年の報告にはこんな報告は全く無かった。小型空母の存在が確認されるようになったのは、今年1月からよ。 あたしの勘では、あの小型空母は短期間に建造された可能性が高いわね。」 「短期間・・・・・」 「オールフェスは、また失敗しちゃったかもね。」 リリスティの一言は、クリンレの心に大きく響いた。 「でも、まだ先は分からないわ。シホールアンルにはまだまだ戦力があるもの。」 「ところで、前線の様子はどうなんでしょうか?」 クリンレはリリスティに聞いた。すると、リリスティは不機嫌そうな表情になった。 「ここ最近は、アメリカ海軍の空母部隊が、南大陸の北部どころか、北大陸の南端部まで荒らし回ってるわ。先月なんか、東海岸だけでも不定期に3回も空襲を受けたわ。いずれも被害は深刻じゃなかったけど、カレアントにいる地上軍の補給はここ数ヶ月で細くなった。全く、あたし達がいないから、あいつらは調子に乗ってるのよ!」 リリスティにしては珍しく、腹立たしげにそう吐き捨てた。 「でも、2週間前にカレアントを襲おうとした敵の機動部隊に陸軍のワイバーン隊が攻撃を仕掛け、ヨークタウン級空母1隻を大破させましたよ。」 「沈まないと駄目。撃沈して初めて戦果が挙がったと言えるわ。大破なんて、あたしからしたら戦果無しと同じよ。でも、来月からは少し変えていくよ。クリンレ、あんたのホロウレイグが来てくれてあたし達も戦力が増えたわ。これからはあんたにも期待してるからね。」 リリスティは凄みのある笑みを浮かべた。クリンレは頷いてから答えた。 「お任せを。不肖エルファルフ、シホールアンル最大の竜母艦長として、あなたの期待に答えましょう。」 「うん、頼りにしてるわ。これで、あとランフックとリネェングバイが来れば、アメリカ人に目に物を見せてやるわ。」 リリスティの自身ありげな顔を見た時、クリンレは彼女が何か企んでいるなと思った。 1483年(1943年)4月1日 午後2時 バルランド王国ヴィルフレイング 「見えました。ヴィルフレイングです。」 正規空母エセックス艦長のドナルド・ダンカン大佐は、副長の言葉を聞くなり、無言で頷いた。 彼は双眼鏡でヴィルフレイングの港を眺めた。 「ついに来たか。未知なる異世界に。」 ダンカン大佐は、やや緊張した面持ちでそう呟いた。 「艦長、そう気負わんでもいいぞ。」 傍にいた、第39任務部隊司令官であるエリオット・バックスマスター少将が彼の肩を叩きながら言った。 「確かに未知の異世界だが、そう悪い所でもないぞ。何よりも珍しい物がいっぱいある。まっ、気楽にやって行こう。」 「流石は司令官ですな。やはりヨークタウンに乗っていた時に慣れましたか?」 「そうだなあ。俺も最初は君と同じような気持ちだったが、自然に慣れてしまってな。正直言って、こうしてまた来る 事になったのは嬉しい事だよ。船も新しいし、責任は重くなったが、むしろやる気が出てくるな。」 彼はどこか気楽な口調でそう言った。 バックスマスター少将は、開戦前から正規空母ヨークタウンの艦長として、大西洋、太平洋で活躍して来た歴戦の空母乗りである。 彼は、12月末にヨークタウンから下艦した後、少将に昇進し、新鋭空母エセックスと、軽空母インディペンデンスを中心とする 第39任務部隊司令官に任命された。 TF39の陣容は、エセックスとインディペンデンスを主力とし、これを新鋭軽巡であるモントピーリアとオークランド、 フレッチャー級駆逐艦12隻が護衛している。 いずれも昨年か、今年に竣工したばかりの新鋭艦であり、これからTF39は、部隊としては初の実戦に臨むことになる。 TF39がヴィルフレイングに入港したのは、午後2時30分であった。 「ここがヴィルフレイングですか・・・・サンディエゴが丸ごと引っ越したみたいですな。」 初めて目にするヴィルフレイングに、ダンカン艦長は拍子抜けするような口調でそう言った。 彼は、ヴィルフレイングが元々、人の余り済まない寒村と聞いていたが、ヴィルフレイングが発展しているとまでは 聞いていなかった。 ダンカン大佐は、少しは発展しただろうとしか思っていなかったが、彼の目から見たヴィルフレイングはアメリカ本土の 軍港と同じように見えていた。 広大なヴィルフレイング港の南側には、ボーグ級、サンガモン級といった護衛空母が6、7隻ほど停泊しており、 飛行甲板に載せているF6F戦闘機やP-47戦闘機をクレーンで下ろしている。 港の中央側には多数の輸送船が桟橋に付けられ、船から軍用車両が降ろされていた。 北側に目を向けると、そこには太平洋艦隊の艦艇郡が停泊していた。 艦艇郡の中には、一際巨大な建造物が浮かんでいた。 アメリカが開発したABSDと呼ばれる浮きドックであり、この浮きドックは大破の被害を受けた艦でも、前線で 修理出来る能力を有している。 現にドックの中では、3月16日のカレアント沖の戦闘で損傷した、空母ヨークタウンが修理を受けている。 「懐かしい奴がドックの世話になっているな。」 バックスマスター少将は、かつて艦長を勤めたヨークタウンを双眼鏡で見つめていた。 「話によると、シホールアンル側のワイバーンによって爆弾7発を浴びたようです。でも、被害の大部分が 格納甲板より上の部分に集中したこと、乗組員の的確なダメージコントロールによって被害の拡大が防げたようです。」 「その話は聞いたよ。しかし、あと2ヶ月近くは、あの“ベッド”から出れないようだ。こうなると、TF38は ビッグEとホーネットの2隻のみだな。」 「TF39よりは、まだ飛行機が多いからいいですよ。こっちはエセックスの110機にインディペンデンスの45機、 計155機しかありません。」 「だが、こっちには新鋭機のF6Fがある。それに、パイロットはどの母艦航空隊よりも多くF6Fに乗っている。 だからさほど心配する事は無い。」 「それに、9月からはカーチスのヘルダイバーが、11月からはブリュースターのハイライダーが加わります。 航空機も、どんどん新しくなりますな。」 「軍艦も、飛行機も進歩する物さ。こいつらを生かしきれるか否かは、乗っている人間にかかっている。俺達も ヘマをしないように気を付けんといかんぞ。」 「そうですな。」 ダンカン艦長は気を引き締めるような気持ちでそう返事した。 エセックスは北側埠頭の割り当てられた区域にまで到達し、そこで停止した。 その場所は、空母エンタープライズから右舷200メートルの所にあった。 「司令官、見て下さい。ビッグEの連中、ずっとこっちを見ていますよ。」 「エセックスは新しい空母だからな。連中は入ってきたばかりの新人が使えるのか見極めているのだろうよ。 それに、こいつが新しい艦だから必然的に目立ってしまうという部分もあるのだろう。」 「いずれにしろ、先輩方に認められるような戦いをしなくちゃいけませんな。」 「ああ全くだ、ミスターダンカン。勝負はこれからだぞ。」 バックスマスター少将は、意気込んだ表情でダンカン艦長にそう言った。 午後3時20分 南太平洋部隊司令部の窓から、チェスター・ニミッツ中将は軍港に停泊している新入りの艦。 エンタープライズに寄り添うように停泊している新鋭空母のエセックスと、インディペンデンスを見つめていた。 その時、ドアがノックされた。 「入れ。」 ニミッツはドアに向かって言った。 すると、ドアが開かれて、TF39司令官に任命された、バックスマスター少将が入って来た。 「第39任務部隊司令官、エリオット・バックスマスター少将。只今を持って南太平洋部隊配属になりました。」 バックスマスター少将は見事な敬礼をしながら、そう申告した。 「ご苦労、バックスマスター少将。さあ掛けたまえ。」 ニミッツは答礼したあと、バックスマスターをソファーに座らせた。 「お久しぶりであります、司令官。」 「本当に久しぶりだな。かれこれ5ヶ月近くになるかね。」 「ええ、そうなりますな。」 「君も立派になったものだな。前までは1空母の艦長だったが、今では立派な機動部隊指揮官となって新鋭空母を 引っ張って来た。空母事情がさほど良いとは言えぬ現在、君のTF39は頼りになるよ。」 「恐縮であります。」 「まあ、そう固くならんでも良い。所で、初めて乗る新鋭艦はどうだね?」 「一言で申して、強力です。着艦誘導灯や舷側エレベーター、新型レーダー等の最新装備は勿論のこと、艦自体も ヨークタウン級より有用性のある物となっています。特に防御に関しては、ヨークタウン級並みか、それ以上に 打たれ強くなっているようです。」 「ほほう、なかなかの良艦のようだな、エセックスは。」 「エセックスは合衆国海軍の空母建造の集大成とも言うべき艦ですよ。このエセックス級や、インディペンデンス級等の 新鋭艦が揃えば、シホールアンル海軍とは互角以上に戦えるでしょう。」 「パイロット達の訓練はどうかね?」 「概ね、順調に進んでいます。特に着艦誘導灯の導入のお陰で、夜間飛行の訓練がやりやすくなった事が大きいです。 今の所、パイロット達の錬度は相当向上しております。」 「なるほど。それなら、TF39を編入させた甲斐があったな。」 ニミッツは満足気に頷いた。 「今は本国やアリューシャン列島で、竣工したイントレピッドやフランクリン、プリンストンの訓練も順調に行って いるようだから、9月までに加わるバンカーヒルとランドルフ、ベローウッドとタラハシー等も加われば、東西両海岸での 妨害活動もより盛んに行えるな。」 「はっ。ようやく、我々も主導権を握りつつありますな。そういえば、聞きたい事があるのですが。」 バックスマスター少将は、最も気がかりな事をニミッツに聞いた。 「私のTF39は、いつ頃実戦に参加するのでしょうか?」 「思ったよりも早いぞ。君の機動部隊には15日付けでヴィルフレイングから出港し、西海岸へ回り、バゼット半島を 経由してエンデルドを叩いてもらう。西海岸地区は、ノイスのTF37がウェンステルの山岳地帯近くの敵補給基地と、 その南にあるルベンゲーブと呼ばれる地域の魔法石精錬工場を叩いた。ハルゼーのようにやり過ぎた攻撃はしていないが、 敵にはかなりの衝撃を与えたかもしれん。」 「魔法石精錬工場ですか・・・・・どうせなら、その工場を潰してしまえばよろしいのではありませんか?」 「あいにくだが、我が機動部隊は、現状では嫌がらせ程度の攻撃しか出来ん。それに、魔法石工場は意外に 規模が大きく、艦載機の反復攻撃を加えなければ破壊できない。かといって、いつまでも陸地の近くをうろちょろ していたら、敵のワイバーンが殺到して来るからな。TF38はたまたま、運が悪かっただけだが、敵も馬鹿ではない。 きっと待ち構えているに違いない。とは言っても、この獲物は我々の手から離れたがね。」 ニミッツは、苦笑しながらそう言った。 「我々の手から離れた、ですと?では、誰にやらせるのですか?」 スパイでは無理でしょうと言いかけたが、その前にニミッツが返事した。 「陸軍さんだ。陸軍はここ最近、新鋭爆撃機のB-24を使って何かをやろうとしているらしい。目標は知らされて いないが、恐らくウェンステル南部の魔法石精錬工場が狙いかも知れん。」 「どうして分かるのです?」 「B-24の行動半径だ。ウェンステル領は、ミスリアル北西部から直線距離で1200キロほどだ。これに対し、 B-24は3トンの爆弾を積んで3000キロ以上を飛行できる。この長大な後続性能を持つB-24によって、 その魔法石精錬工場を爆撃する可能性がある。とは言っても、これは可能性の1つに過ぎんが。」 「そうですか・・・・・」 「いずれにしろ、敵の拠点は、遅かれ早かれ、虱潰しに叩かれていくだろう。」 ニミッツはそう言うなり、ソファーから立ち上がって、窓の傍に歩み寄った。 「なあバックスマスター。一度、あの船見せてもらえんかね?エセックスという船はどういう作りになっているのか、 直に見てみたいのだが。」 「いいですよ。近いうちにご案内しましょう。」 バックスマスター少将はそう言って、ニミッツの要望を受け入れた。 4月16日 バルランド王国クラルトレラ 午前8時 バルランド王国中部にあるクラルトレラは、広大な草原地帯である。 起伏の少ないこの草原地帯は、昔から行商人の交通路として使用されており、今でも草原を行く人や商人達の隊列が散見される。 そのクラルトレラにある豪勢な建物に、ミルセ・ギゴルトは休日を過ごしていた。 休日は5日ほど与えられ、彼はこの5日を、クラルトレラの別荘でのんびり過ごそうと考えていた。 別荘に来て1日目は、のんびりと過ごせた。 しかし、2日目からは、厄介なお客さんがやってきて騒音を撒き散らし続けた。 2日目こそは、ギゴルトは凄いと思いながら、それらに見入っていたが、3日目、4日目にはただのやかましいだけの存在となった。 そして5日目の朝、ギゴルトは不機嫌そうな表情でワインを啜っていた。 「旦那様、ご気分がすぐれぬのでしょうか?」 彼の表情を見て不安になったメイド長が、ギゴルトに聞いてきた。彼はフンと鼻を鳴らす。 「気分は悪くない。ただ、機嫌が悪いのだ。ここ最近はやかまし屋共がわしの屋敷の近くを飛び回る物だから、 せっかくの休日が台無しだよ。」 ギゴルトは腹立ち紛れにそう言った。ふと、何かの音が聞こえて来た。それが何であるか、彼には分かっていた。 「噂をすれば、例のやかまし屋共が来よった。全く、飽きぬ奴らだ!」 ギゴルトはグラスを置き、2階のベランダに出てみた。 すると、彼の苛立ちの原因は、超低空で草原の上を飛行していた。 発動機が4つも装備され、ごつい胴体に尾翼が2つもあると言う不思議な大型機だが、低空での運動性能は良いらしく、 こうして機体を地面にこすりそうな低空で飛行を続けている。 胴体に掛かれている星のマークからして、紛れも無い、アメリカ軍の大型爆撃機である。 しかし、彼が見た事のあるB-17という爆撃機ではない。 ギゴルトはまだ知らなかったが、この爆撃機はB-24リベレーターと呼ばれる物で、最近になって南大陸に派遣された物だ。 その新型爆撃機は2、3機ずつの小編隊を組んだまま、かなりの低高度で草原を横切っていく。 総計で40機以上のB-24が、轟音を上げながらギゴルトの別荘付近を飛び抜けていった。 「全く、なんて迷惑な奴らだ!人がのんびり過ごそうと思っておる時に!」 怒ったギゴルトは、そのまま屋敷の中に引っ込んで行った。 「貴族様の屋敷を通過しました。機長、間も無く投下ポイントです。」 B-24爆撃機の副操縦士であるレスト・ガントナー少尉は、横で同じく、操縦桿を握る機長のラシャルド・ベリヤ中尉にそう言った。 全体的に太った体系で、ソ連の高官と似たような名前、似たような格好、それにロシア系アメリカ人でもあるため、彼は チェーカーというあだ名を頂戴している。 「よし、爆弾倉開け!」 ベリヤ中尉はそう命じ、B-24の胴体爆弾倉が開かれる。 中には、模擬爆弾4発が搭載されており、それを、間も無く見えて来る標的に向けて投下する。 高度は、驚くべき事に高度40メートルという、8000メートルの高みまで上れる4発重爆からすれば、まさに地を這うような低さである。 この40メートルという低高度を、ベリヤ中尉は200マイルの速度で飛行し、それを40分前から維持し続けている。 やがて、標的が見えて来た。標的のある箇所には、既に先頭隊が投下した模擬弾が炸裂し、白煙に覆われている。 「高度を上げる!」 ベリヤ中尉はそう言うと、操縦桿をやや上に上げる。 機首が上向き、高度がぐんぐん上がっていく。ベリヤ中尉は高度が80メートルに上がった所で上昇を止めた。 高度80メートル程度で、速度を200マイルから280マイルに上げて、目標に向けて一気に突っ込んだ。 ベリヤ中尉の後方には、彼の機に習うように、5機のB-24がほぼ同速度で投下地点に向かいつつある。 さほど間を置かずに、彼の機は投下地点に到達した。 「爆弾投下!」 爆撃手がそう叫びながら、投下スイッチを押した。B-24の胴体から4発の模擬弾がバラバラと目標区域に向けて 投下され、それらが地面に突き刺さると、火花が飛び散るように炸裂して、夥しい白煙を出した。 「機長、命中です。」 「命中か、分かった。さて、後は離脱するだけだ。」 ベリヤ中尉はそう言うと、機体を旋回させて、ヴィルフレイングにへと向かわせた。 「今日はあと2回ほど、ここに来そうですね。」 ガントナー少尉はそういった後、前々から気になっていた事をベリヤ中尉に言ってみた。 「しかし機長。自分にはどうも分からんのですが、どうして重爆隊の自分らが、このような訓練を繰り返しているのでしょうか?」 「う~ん、俺にもよく分からんが。恐らく、上の人達はこのB-24を、どっかの要所攻撃が、地上部隊の支援に当たらせようと しているのだろう。高度100メートル以下の雑巾掛けを繰り返しているのだから、恐らく後者のほうが強いのかも知れん。」 「しかし、自分らの機体は高高度から爆弾を投下する目的で作られた物ですよ。このでかぶつが低空攻撃に向いてますかね?」 「爆弾搭載量は、合衆国軍のどの機体よりも一番だからな。大方、爆弾を大量にばら撒いて、シホット共を一気に叩き潰す胎なんだろう。 とは言っても、目的も知らされてねえから、判断に苦しむな。」 ベリヤ中尉は首をひねりながらそう言った。 「まっ、俺達のやる事は、まずこの訓練を目一杯やって、自分の物にするだけだ。今はそれに集中だよ。」 「そうですな。ここんところ、うちの飛行隊長はやかましいですからな。さっさと腕を上げて、飛行隊長を黙らせてやりましょうぜ。」 「勿論さ。」 2人はそう言ってから、再び口を閉じて、機体の操縦に意識を集中した。 彼らと同様に、他のB-24のパイロット達もまた、上層部の意図を知らぬまま、ひたすら猛訓練に励んでいった。
https://w.atwiki.jp/tmranking/pages/59.html
【表記】バゼット 【俗称】 【種族】魔術師 【備考】 【切札】フラガラック 【設定】 奈須: ですね。バゼットは出す気でいたけど、メインにまで持ち上げるかは未定でしたし。 カレンとバゼットは脇役として「Fate/hollow ataraxia」に出てもらって、経験値を稼いでもらってから次の話でメインに―――とか思ってましたし。 二人とも、初登場する時はレベル30のキャラとして出す予定だったのに、「Fate/hollow ataraxia」でレベル15の二人を出してしまったなあ、と。 --では、バゼットに次があるとしたら、その時は……? 奈須: レベル30の、パーフェクトバゼットさんの登場でしょうね。もうへたれ子とは言わせない!(笑 ) Q 協会屈指の実力者・バゼットと、教会でも最高クラスのシエルが戦ったらどっちが勝つんですか? A あとバゼットさんとシエル嬢ですが、ホロウの段階ではシエルの勝ちは動きません。 バゼットさんが開眼してフラガラックを使いこなせるようになるといい勝負になります。 オレのマスターには宝具クラスの破壊力を持つ切り札があったからだ。 疑似的な宝具……というのは間違いだろう。 アレは何千年という歳月を越えて現代まで残った、数少ない宝具の現物(・・・・・)だ。 サーヴァントが持つ宝具は生前持っていただけで、現代では失われた伝説にすぎない。 だがバゼット―――いや、フラガの血脈は頑(かたく)なにあの剣を保管し、現代まで伝えきったのだ。 フラガラックの能力は単純な光弾だが、その付属効果が実に面白い。 アレは魔力充填だけでは発動せず、相手の切り札が発動しなければ目覚めない(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)、カウンターだけに特化した迎撃武装なのである。 そうして発動した後は、必ず相手より先にフラガラックを叩き込む。 フラガラックは時を逆光する一撃だ。 それがどのような“結果”を招くかは、敗れ去ったセイバーが証明している。 宝具の打ち合いになればバゼットに敵はいない。 あれを破れる宝具があるとすれば、それは速さでも威力でもない。フラガラックの特性を覆(くつがえ)す何かだ。 オレが知る限り、そんなデタラメな宝具を持つヤツは……まあ、あのヤロウぐらいではある。 繰り返すが、宝具の打ち合いにさえなればバゼットは鬼神に通じる。 なら後は簡単だ。 オレは自分の宝具を最大限に生かしお膳立てを調える。敵サーヴァントを追いつめ、宝具を使用させる局面に導く。 あとはバゼットの檜舞台(ひのきぶたい)だ。 フラガラックの発動のタイミング、その起動術式等の難易度はオレの知った事ではない。 人の身で神代の魔剣を再現する事がどのような苦痛、難度をもたらすかはどうでもいい。 バゼットは今まで一度もしくじってはいない。 アレは石碑のように身を固めていて、オレたちがこの領域に踏み込んだ途端、咆哮をあげて襲ってきた。 応戦は一瞬で終了した。 オレは初めからあんなのとはやり合う気はないし、バゼットも初弾を打ち込んで戦闘にはならないと理解してくれた。 戦闘に関しちゃあ負けず嫌いのバゼットだが、フラガラックを打ち込んでも死なない怪物(でかぶつ)を前にして、渋々撤退を指示してくれたのだ。 しかし、流石というべきは、あの咆哮を前にして数秒でも戦おう、と勇んだバゼットである。 怪物(でかぶつ)のウォークライでオレがびびっている時、バゼットはノータイムでフラガラックを打ち込んだのだ。 あの怪物(でかぶつ)の宝具は常備使用タイプだった為、フラガラックは即座に射出された。 フラガラックは狙い違わず心臓を撃ち抜き、怪物(でかぶつ)を仕留めた……のだが、ヤツは十秒とかからず蘇生し、突進を再開したのだ。 死亡状態からの、その場での現世復帰。 言い換えれば『死なない体』が怪物(でかぶつ)の宝具なのだろう。 フラガラックの使用でバゼットは硬直していた。 固まったバゼットは突進してくる巨体をかわしきれそうになかったんで、横から蹴り飛ばしてなんとかフォロー。 痛。ちょいかすって感覚が吹き飛ぶ。 突進をスカされた怪物(でかぶつ)は目標を変更して、目の前にいるオレに石柱みたいな斧を振り下ろす。 受けるのなんてもってのほか、かいくぐるのも一か八かという状況で、あー、こりゃ即死(ミ ン チ )確定かあ、と腐った時、 オレに蹴り飛ばされたバゼットが、二撃目のフラガラックを怪物(でかぶつ)の顔面に放っていた。 「今のうちに逃げます、付いてきなさい……!」 二撃目のフラガラックは殺す為ではなく目を潰す為に放ったらしい。 怪物(でかぶつ)は顔面に大穴を開けながらも斧を振り回し、オレはバゼットに手を引かれて森の中に逃げ込んだ。 バゼットはフラガラックの射出によって焼け焦げた手袋を脱ぎ捨て、両脚に早駆けのルーンを刻む。 オレはと言うと、手癖が悪いんで捨てられたゴミを拾ったりする。 「グズグズしない! 距離を取るから走りなさい!」 こっちの首根っこ掴んで走り出すバゼット。 元々の身体能力とルーンの加護か、みるみるうちに怪物(でかぶつ)と距離を離していく。 だがそれも数秒間だけのアドバンテージだ。 両目を修復した怪物は、オレたちの匂いを探知するように、確実に追跡を開始したのだった。 「決まりだな。オレはここに残ってあの怪物(でかぶつ)を引きつけて、アンタは一人で城に向かう。 オーケー、それなら半々だ。アンタの足ならコースアウトでもしないかぎり、きっと城に辿り着ける。 ここからアインツベルンの城は北西に十五キロほどだ。 ルーンを刻む秘爪は残ってるか? 残ってるな。なら問題なしだ。オレが稼げるのはせいぜい一分程度だが、アンタ一人だけならそれを十倍にできる」 「つまり貴方の礼装は“宝具”に反応するのではなく、 “相手の切り札(エース)”に反応するのですね」 「ええ。相手が無抵抗であっても任意で使用できますが、 この場合はフラガラックの特殊能力は発動しません。 単純にC、ないしDランクの宝具として扱われます」 「……なるほど、自身を鍛える訳だ。 その条件なら、貴方は単身で相手を追いつめなくてはならない。 基本性能で劣っては、せっかくの名剣も駄剣に落ちる」 「ところで。 至近距離で宝具を使用された場合、迎撃は可能なのでしょうか?」 「もちろん。その為の格闘技術です」 「フラガラックは飛び道具ですが、 投げ技でなければ、どのようなショートレンジであろうと拳を合わせられます。 いえ、掴まれたとしても私の攻撃が先になる(・・・・・・・・・) 【戦闘描写】 【能力概要】 【以上を踏まえた戦闘能力】 【総当り】 「いや、フラガラックは封じられねえ。ありゃあよく出来た迎撃宝具だ。真っ正直に戦えばまず負ける。 こと切り札の出し合いなら、フラガラックは最強の一つと言っていい」 「それだけ。こっちが宝具さえ使わなけりゃフラガラックは並の宝具だ。ま、向こうは好きに切り札を使えるんで、宝具なしじゃチトきついんだが」 未見ならセイバーも撃退するスキルを持つ葛木ですが バゼットも人間が考え、鍛え上げてきた格闘術のエキスパートと いうことで、才能重視のサーヴァントたちよりも早く 葛木の“蛇”に対応できる可能性もあるとか。 いや、お見それした。人間の格闘技術はここまで向上していたのか。 拳と足、膝やつま先には硬化のルーンが刻んであるようだが、それにしたって基本となる体さばきは“人間”が使う為に練り上げられた理論だろう。 直感に任せて暴れ回っていた頃のオレたちとはワケが違う。 バゼットの技は、人々が積み上げてきた血と汗の遺産だ。 それを身につける為にどれほどの時間と労力を費やしたのか。 2011-01-22 Saturday コメント欄 バゼットさんは封印指定執行者歴代最強(プリヤ独自設定? 原作通り?) ↓ バゼットさんが歴代最強ってのは原作設定です。 人間技とは思えない、むしろ敵に同情したくなるような右ストレートが、容赦なく怪物の頭蓋を打ち砕く 生理的に嫌悪感を呼ぶフォルム、剥き出しの刃物そのものの爪、樹皮めいた堅い体。 アレは石碑のように身を固めていて、オレたちがこの領域に踏み込んだ途端、咆哮をあげて襲ってきた。 応戦は一瞬で終了した。 怪物(でかぶつ)のウォークライでオレがびびっている時、バゼットはノータイムでフラガラックを打ち込んだのだ。 あの怪物(でかぶつ)の宝具は常備使用タイプだった為、フラガラックは即座に射出された。 固まったバゼットは突進してくる巨体をかわしきれそうになかったんで、横から蹴り飛ばしてなんとかフォロー。 痛。ちょいかすって感覚が吹き飛ぶ。 突進をスカされた怪物(でかぶつ)は目標を変更して、目の前にいるオレに石柱みたいな斧を振り下ろす。 受けるのなんてもってのほか、かいくぐるのも一か八かという状況で、あー、こりゃ即死(ミ ン チ )確定かあ、と腐った時、 オレに蹴り飛ばされたバゼットが、二撃目のフラガラックを怪物(でかぶつ)の顔面に放っていた。 この剣が斬り抉(えぐ)るのは敵の心臓にあらず。 両者相討つという運命をこそ両断する、必勝の魔剣である。 318 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/31(木) 16 47 10 前に釣った責任として 今回の士郎VSバゼットの記事についての話を電撃姫編集部に電話で聞いてきた 「射殺す百頭」「真名解放」「固有結界」は、公式で、投影を最大まで鍛錬したら使える バゼットはA+のルーン魔術を使えるのも公式 今回の士郎、つまり「自分を最大まで鍛錬、運用」である士郎は 今(ha時)の士郎が、魔術や肉体、剣術などの鍛錬で身につくものが最大であるのなら、 ということ。つまり、経験とかは今のものを想定してるらしい この士郎で考えるとしたのは奈須きのこ氏 言っとくけど、マジで聞いたから。 嘘だと思うなら編集部の電話番号教えてやる 2. 1 2011/02/13(日) 18 02 33 重複してるようだけど 970 だったので、こちらを使用って事で良いんだよな 型月世界ランキングver143.0 2. 636 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 31 52 今、電撃見てきたんだけど (br)バゼットがA+ランクのルーン魔術使える みたいに言われてるんだけど 639 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 34 54 壊れた幻想をルーンの結界で防げるっぽい ただ、これは電撃側のセリフ 643 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 40 28 ちなみに 士郎は「射殺す百頭」「無限の剣製」「真名開放」が使えるけど フラガラックに潰されるみたい 648 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 42 51 今言ったのは全部電撃側 けどなんで電撃側がバゼの魔術のランク知ってるのかは謎 650 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 43 17 636 まあ、一応A+ランクの魔術師ではあるからな>バゼット 656 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 45 25 650 とはいってもキャス子でAだからサイドマテリアルのダメットの紹介のA+は腕のいい魔術師ですよってだけだな 659 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 47 43 エミヤの執事スキルがA+とか言ってるしな。 けっこう軽い意味で言ってたりもするし。 661 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 11 50 42 きのこの発言のMAX士郎で、なんでそんなどこにも存在しない士郎が出てくると思ったが 電撃側が用意したのが「射殺す百頭」「無限の剣製」「真名開放」が使える謎設定の士郎なのか 解答がおかしな話になるのも無理ないな 667 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 12 02 31 つまり 電撃の用意した士郎で電撃が解釈⇒きのこ答える⇒しかしそんなSIROUはいない ⇒考察材料にならん⇒今までの話はなかったことに でいいのか? 669 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 12 04 52 667 それが妥当だろう 今読むときのこの文に皮肉が入ってるように読めてくる 672 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 12 11 12 669 今回の対決は、士郎が“自分を最大まで鍛錬、運用”していることが前提なので、 これだな。電撃士郎の厨設定をオブラートにくるんだ言い方だったんだ きのこも大人になったなぁ 688 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 13 04 44 姫が想定していた士郎の能力は、 ・投影した剣を飛ばして弾幕とする。 ・射殺す百頭が使える。 ・宝具の真名開放ができる。 ・固有結界が使える。 ・壊れた幻想が使える。 のようですよ。 そして、宝具の真名開放、固有結界はラックされると考えている。 ところで、これ以前の対戦結果ってどういうの? 697 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 13 22 14 姫はバゼットが、 宝具の準備をせずに攻勢に出れば士郎の「射殺す百頭」などの餌食になるだけだ。 と考えてるから、斧剣は宝具、射殺す百頭は真名開放と考えてるっぽい。 742 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/30(水) 14 29 38 姫の予想 真っ向勝負をしたら士郎に到底勝ち目はない ↓ 士郎、投影した剣を飛ばして弾幕とする、ギル様戦法を選ぶ ↓ バゼット、拳で剣を叩き落すなんて余裕、 しかし、余裕こいて宝具の準備もなしに突っ込むと「射殺す百頭」などに返り討ちに ↓ バゼット、フラガラックで宝具に備えながらの持久戦を選択 ↓ 士郎、宝具の真名開放、固有結界はラックの餌食に、 このままでは、魔力切れに ↓ 士郎、こうなったら勝機は壊れた幻想しかない ↓ バゼット、A+のルーン魔術で防御 ↓ あわれ、士郎は袋叩きに 今回の対決は、士郎が“自分を最大まで鍛錬、運用”していることが前提なので、 割といい勝負になる!?と思われがちですが、バゼット嬢は対魔術師戦に特化した プロフェッショナル。技術、経験、そして戦術。すべてが上回っている彼女が 相手では「壊れた幻想」をもってしてもシロウの不利は動かないかと。 あとほら。容赦ないし、このお嬢。
https://w.atwiki.jp/misamisathread/pages/327.html
→参照 →参照 出典:Fate Fate/hollow ataraxiaの「夜」の主人公。 「ダメットさん」の愛称に相応しく、 回避・狙撃・ガードにおいてのダメダメっぷりに定評がある。 主に16時参加。 死亡遊戯の際に虹裏AIにより、 ダメットさんと同じ絵の高僧チンポが現れてしまい、多大にトラウマとなった。 現在就職活動中、無職ルールは仲間が増えて喜ぶ。
https://w.atwiki.jp/frontmission5/pages/1344.html
▼フォートモーナス基地施設▼ 施設 キャラクター スカウト 小隊イベント 備考 男 バ … 濃 ヒ メ エ 官舎 司令官部屋 ローランド・ブライリー大佐 - エリカ・アスキス大尉 - 佐官部屋 クラーク・スパイクマン少佐 - 士官部屋 クララ・ファイス少佐 - ケイト・ニミッツ少佐 - ホゼア・ライト大尉 - シリル・ミューラー中尉 - 佐官部屋 - - 司令部 発令所 ジェラルド・バックナー中佐 - グリフィン・ウォーカー准尉 - ダニエル・ランキン准尉 - ブリーフィングルーム ヘクター・レイノルズ中佐 - 兵舎 休憩所 シンディー・フランク少尉 ◯ ◯ ◯ ディーン・グルーバー少尉 ◯ ◯ エラ・ブライリー准尉 ◯ ◯ 食堂 ジェームズ・サトウ大尉 - チュートリアル カール・ギブソン中尉 × ジャスティン・デレック中尉 × ジル・アンドリューズ中尉 × アンディ・エリクソン少尉 ◯ ◯ ◯ エリック・ヘンキンズ少尉 ◯ ◯ ◯ ジム エズラ・クリーブランド准尉 ◯ ◯ キャシアス・ハート准尉 ◯ ◯ ◯ テッド・マイルズ准尉 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ブレンダ・ヴィンソン准尉 ◯ ◯ 寝所 スタンレー・マーフィー大尉 × リサ・ジョンストン中尉 × リネット・ウィンタース少尉 ◯ ◯ ◯ オリーヴ・フォレスト准尉長 ◯ ◯ バート・ビーハン准尉長 ◯ ◯ 機甲科 パイロット詰所 ヘクター・レイノルズ中佐 - ブリーフィングルームでヘクター・レイノルズ中佐と会話する前に会話すると一旦いなくなる - - スカウトしているキャラクターが追加される 格納庫 アラン・スミス中尉 - ヴァンツァーセットアップ ジェフリー・バイロン少尉 - パイロットセットアップ シミュレーター マシュー・ゴーインズ大尉 × アリーナ ミュリエル・フェイ中尉 ◯ ◯ ◯ ヴァレリー・ノース少尉 - バトルシミュレーター / サバイバルシミュレーター セシル・ベルナドット少尉 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ジュリアス・バンクロフト中尉を小隊メンバーに加えている場合、スカウト可能デューク・タカハシ少尉のスカウトに必要 ウィリアム・ガンチ准尉長 ◯ ◯ イベントシーン 迷彩「バーゲスト」を入手 《管制区》 〔ブリーフィングルーム〕 ヘクター・レイノルズ中佐と会話選択肢:① or ② or ③①………… ②いや、実は本当にスリーサイズが…… ③カッコウのタマゴミッション イベントシーン ヘクター・レイノルズ中佐と会話 施設を出る 《兵舎》 〔寝所〕 バート・ビーハン准尉長と会話選択肢:①(4RPを入手)①お楽しみ中のようだ、また後でな ②どうした? 施設を出る 《出撃》 出撃する