約 1,094,662 件
https://w.atwiki.jp/yodamate/pages/25.html
テイカー化設定 幼い顔だちにグラマーボディの年齢不詳のドッペルテイカー。テイカー歴はかなり長いらしく、ドッペルゲンガーの最高位とされるClass7を見たことがあり、それどころか一時期行動を共にした事もあるとは本人の談。それが嘘か本当かは判らないし、本人も『別に信じなくていいからね』とけらけら笑っている。所属や経歴の一切が不明だが、どうも昔から夜鷹市に住んでいてこの町が好きらしく、『それなりに不思議でもそれなりには平和でなきゃだめだよ』という自身の考えから、一般人を襲う野良ドッペルゲンガー狩りにはとても積極的だが、テイカー同士の縄張り争いには一切興味がないらしくどれだけ激しい戦いをしてても止めない。むしろ時には自販機の缶スープ片手に観戦していくし、酒が入っている時は死人が出そうな戦いでも野次まで飛ばす放置っぷり。\やっちまえー/ そのくせ、成りたてのテイカーや契約者なしのテイカーなど右も左もわからない新人テイカーには自分から見つけては声をかけ生き残り方を教えていく親切心もあり、善悪の基準が読めない人物。 使役するのはClass4ドッペルゲンガーの「ウンカイテレフォンショッキング」で、能力は「大きな不運をささやかな幸福と交換する」力と本人は語る。そのような運命介入規模の影響力をClass4が使う事に、他のドッペルテイカーやその契約者達から疑惑の目を向けられており、Class含め語る事すべて嘘ではないかとも囁かれている。 キャラ設定 フルネーム 水蜜 金果(すいみつ・きんか) 性別/年齢/身長 女性/17~25ぐらいの間に見える/155cm カラーリング 亜麻色の髪と金色の双眸。 職業(所属) 住所不定フリーター 家庭環境 他人の家に間借りしてるか、都市のすみっこ。 1人称/2人称 アタシ 2人称:アンタ、あなた(不定) ドッペルゲンガー ウンカイテレフォンショッキング(Class4) モチーフ 錨、レトロ電話、蝋燭立て、猫足のバスタブ、ばね、アイロン 能力 他人の不幸を幸運にする 代償 記憶を失くす(正しくは、大切な人の記憶を失くす) 気まぐれに見えるが、単に代償のせいで本当に記憶をなくしている。 好んで能力を使いたがる傾向にあり、代償を得たい為に無意識に行っているようでもある。 能力を使った対象に対して特に記憶を失くしやすい。 一応メモ帳やボイスレコーダーを兼ねたスマートフォンは持ち歩いてるけど、あまり使ってない様子。
https://w.atwiki.jp/virtualrowa/pages/288.html
01_ 空は、一秒ごとに暗くなっていく。 空からは黄昏の残滓がみるみるうちに消えていき、代わりに夜の突き放した静けさが広がっていく。 赤い日差しの代わりに顔を出した、青く巨大な月はまるで支配者のように空に鎮座していた。 そんな夜の世界を、真黒な流星が疾駆していた。 その流星は黒く禍々しく染まった翼を携えている。 ローブをばさばさとはためかせ、その腰には鋭い刃。 その身からは黒点が泡のようにこぼれ落ちている。 その異様な姿を見た者は、まず恐れをなして逃げるだろう。 いかな愚か者であろうとも、 それが災厄をもたらすものであることは、一目でわかるからだ。 フォルテ。 その黒い流星は、そんな名前をしていた。 「――――」 ファンタジーエリア、西方。 つい数時間前に飛んでいた軌道を彼は再び飛んでいる。 その目指すはただ一つ――月海原学園。 そこには彼の敵がいる。 今まで何度も辛酸をなめさせられた因縁の敵がいる。 ゴミとして見向きもしなかった者もいる。あるいは全く見たことのない者もいるだろう。 そのすべてを、彼は破壊しようとしていた。 胸からあふれ出る憎悪と敵意が身体を動かす。 疲れや憔悴など一切ない。そんなものよりもこの力を振るう相手がいないことが歯がゆい。 彼の身体はただ行き場のない力を向ける相手を求めていた。 「――フン」 だが流星は、そこでひとたび足を止めた。 翼を操り制動をかけ、立ちふさがったそれと相対する。 その巨大な体躯は、これまでのゲームにおいて一度も遭遇したことのないほど巨大なものであった。 青銀の両翼を広げるその姿は悠然としたもの。その身の中心にには黄金のリングが据えられている。 その怪物は、かつてとある世界においてザ・ワンシンと呼ばれていた。 イレギュラーのない、純然たる“ゲーム”においてのハイエンドとして設計されたその獣が、フォルテの前に立ちふさがっていた。 ザ・ワンシンはフォルテをターゲットに入れたのだろう。臨戦態勢を取り、けたたましい咆哮を上げた。 そしてザ・ワンシンを中心に他にも無数の獣が出現する。 その中にはフォルテもよく知る電脳世界のウイルスの姿もあった。 「イベント、とか言っていたか」 その姿を冷めた目でフォルテは見下ろす。 いつも読み飛ばしている内容であったが、こいつらはゲームにおけるイベントだろう。 当然、無視してしまっても構わない。 今の彼にしてみれば、こうして現れた有象無象などもはや取るに足らない障害に過ぎない。 とはいえ――おめおめと逃げ帰る必要もまたない。 「良いだろう、肩慣らしに付き合ってある」 故にフォルテはそうつぶやき、そして――エリアを埋め尽くす勢いで増えていくモンスターの群れへと突っ込んでいった。 その姿はまるで――飢えた子どものようでもあった。 ◇ 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「予想はしてたけど、やっぱ一気にレベルが上がってるよ、慎二」 ファンタジーエリア最北。 日本エリアとの境目近くで慎二たちは必死に走っていた。 「何だよあのモンスター、いくら何でもレベルが高すぎるだろ!」 慎二はちら、と後ろを振り向きながら叫んだ。 そこには無数の敵が追いかけてきている。 そこにいるのは全高3メートルはある巨人だ。アーマーで身を固めたそいつらは、近くにいる自分たちを猛然と追いかけてきている。 それは加速世界において《帝城》と呼ばれる場所に配置されていたエネミーであったが、慎二たちは知る由もない。 「アーチャーの予想が当たったみたいだ。さっきの低レベルのエネミーはこちらを油断させる罠だ」 揺光が冷静な声で分析を漏らした。 恐らく彼女ならば、あのエネミーと正面から相対しても遅れをとることはないだろうが、 しかしここで無駄な戦闘を積むわけにはいかない。 「そんなことは分かってるけど、あれ、下手なプレイヤーより強いだろ!」 慎二、ミーナの動きは現在加速されている。慎二はコードキャストで、ミーナは快速のタリスマンなるアイテムによって、だ。 揺光はというと、元々身軽なビルドなうえ、単純にステータスがブーストされた恩恵か、何もせずとも彼らに追い付くくらいはできるようだ。 なのでパーティ全体での移動速度は全体的に急上昇しており、モンスターからの逃走も楽になったのだが、 とはいえそれでもギリギリ、といったところだ。 『幸いエリアの境目はすぐそこだ。それまで逃げれば何とかなる。 ここで時間と戦力を消耗させている時間はないぞ、慎二。死ぬ気で逃げろ』 霊体化したアーチャーが慎二の耳元で囁いた。 「分かってるよ、そんなこと。僕等はアイツらにかまっている時間はないんだ」 走りながら慎二は言う。 この先、この先に――奴がいる。 最後の決着をつけるべく、彼らは走り続けた。 _02 同時刻、月海原学園では別のイベントが発生していた。 形成された真黒なバトルフィールド内に3対3の形で彼らは向き合っている。 二刀を携えた黒衣の剣士、キリト。 漆黒の艶やかな装甲が映える剣のデュエルアバター、ブラック・ロータス。 そして影のように暗い色彩を身に纏う三体のドッペルゲンガー。 「なーんか黒い奴多くないっすか?」 敵と相対しながら緑衣のアーチャー、ロビンフッドがそうぼやいた。 “黒薔薇”の騎士さんはこの場にはいないが、代わりに入ったキリトとかいう少年も黒い剣士である。 「ふっ、自分だけ浮いていて厭か? 弓兵」 「別に、ただオタクら本当に黒いのが好きだねって思っただけですよ」 アーチャーはやれやれと首を振りつつ、弓を構えた。 すると向こう側でも黒い弓兵が弓をセッティングしているのが見えた。 ドッペルゲンガーだか、シャドウサーヴァントだか知らないが、このイベントはご丁寧にサーヴァントまでコピーするらしい。 「アーチャーって呼ぶと俺の中では別の奴になるから、ちょっと面倒だな」 不意にキリトがそう口にした。 この少年、あっちの紅い方のアーチャーとはこのゲーム中で知り合ったのだという。 「アーチャーっての、名前というよりジョブの名前みたいなものだろ? このあと二人で並んだ時に困るから、なんかほかに名前はないのか?」 「ふむ、確かに面倒だ。緑色のアーチャー……ということで“ミドチャ”はどうだ?」 悪戯っぽくロータスが言う。アーチャーは思わず頭を抱えたくなった。 ミドチャ。その名になぜか妙な既視感があったからだ。そしてその時も《黒》がかかわっていた気がする。 いや、まるで覚えてはいないのだが。 「好きに呼んでくれ。アーチャーってのが面倒なら、真名の方でもいい。 ま、そもそもあっちの方のアーチャーと並んで戦うなんてことはないと思いますがね」 そこでアーチャーは、とん、と地を蹴り一歩下がる。 前衛に二人の剣士、後衛に弓兵。この面子ならば陣形としてはこう組むべきだろう。 「弓兵、このパーティで遠隔持ちはお前だけだ。当然それはコピーである向こうも同じ」 「へいへい、分かってますよ、自分のコピーは自分で押さえろってことだろ?」 「ああ、押さえるだけでいい。俺と黒雪姫のどちらかが前衛を崩せれば、その時点で敵のパーティを崩せる」 最低限の作戦会議を交わしながら、二人の《黒》は剣を抜く。 瞬間、彼らの雰囲気が変わる。研ぎ澄まされた戦意が鋭く場に広がっていく。 「黒雪姫、提案だ。敵はこちらのコピーだけど、こういう場合」 「分かっている――違うタイプをぶつけた方がいい、ということだろう?」 そうして交わした言葉が合図となって――《黒》が戦場を駆け抜けた。 一切の迷いなく、恐れなく、彼らは剣を振るう。 ――全く、味方としてはこれ以上ないですわ。 生前、こうした集団戦をほとんど経験してこなかったアーチャーにとって、 信頼できる“騎士”に守ってもらえる状況に、思わず苦笑してしまう。 ――ならまぁ、精々仕事をするとしますかね。 ◇ いわゆる対戦型ゲーム、あるいは一人のRPGにおいても、 自分と全く同じステータス、武装の敵と戦うというイベントはさして珍しいものではない。 そして――そういう場面にあたって、有効な手段もまた、同じだ。 自分の影、ドッペルゲンガーの最も厄介な点は、自らと同じである、という点だ。 ならばそれを対策するには――自分と相対しなければいい。 「デュエル・アバターと戦うのは、三度目だぜ」 刃と化した両腕を剣で受け止める。キリトは黒雪姫、ブラック・ロータスのドッペルゲンガーと刃を交えていた。 ちら、と辺りを一瞥すると黒雪姫の方もまたキリトのドッペルゲンガーと戦っているのが見える。 先ほどの交わした一言で、彼らの作戦もまた固まっていた。 ドッペルゲンガーが同時に現れ、バトルフィールドに巻き込まれる形になったのは幸運だったとさえ言えるだろう。 敵をシャッフルすれば、自分と同じステータスのエネミー、ではなく、単なる高レベルのエネミー、という構図に持ち込めるのだから。 「とはいえ――強敵だな」 真黒な装甲を見せるロータスのドッペルゲンガーと剣で打ち合いながら、彼はそうぼやく。 その両腕から放たれる剣撃は一撃一撃が重く、そして鋭い。 その威力たるや、タイミングを見計らってカバーしていかなければ、こちらのガードごと吹き飛ばされるだろうと確信できるほどだ。 ただその分連打力にはこちらに分がある。キリトはそう冷静に分析していく。 一撃の重さで向こうが勝っているとしても、受け流すのに二手三手と“間”が使えるのならば、いくらでもやりようはある。 僅か数回の打ち合いでそのことを見破ったキリトであったが、しかしここで安易に攻めに回ることはしなかった。 かつてシルバー・クロウやダスク・テイカ―とやりあった経験から、デュエル・アバターの特徴を把握していたからだ。 「デス・バイ・バラージング」 ドッペルゲンガーが無機質なシステムボイスを漏らす。 途端――連撃がやってきた。刺突、刺突、刺突、刺突、それまでの鋭く重い斬撃から一転しての高速斬撃がキリトを襲う。 一方の剣から放たれる斬撃を必死にパリィし、バックステップして回避に専念する。 くっ、と彼は声を漏らす。 それまでの重い一撃はブラフだ。 緩急をつけられたことで、この高速斬撃が、より速く強烈なものとして感じられる。 デュエル・アバターの特徴は、そのアビリティと《必殺技》の存在だ。 他のアバター――たとえばネットナビの強みがデフォルトの武装の汎用性にあるとすれば、 逆にデュエル・アバターは一点特化だが強力な技を持っている点が挙げられる。 特に《必殺技》は場合によっては一撃で状況が逆転しかねない。 それがシルバー・クロウならば《飛行》だし、ダスク・テイカーならば《争奪》であった。 そして、ブラック・ロータスは――《斬撃》という訳だ。 「上等だぜ、とか言ってみるか」 ロータスのドッペルゲンガーと相対しながら、キリトはニッと笑みを浮かべる。 シルバー・クロウから話には聞いていたが、なるほどこれは手ごわい。 一撃の重さもさることながら、あらゆるタイミングから強発生・連撃の《斬撃》につなげることができる。 特異な付加効果こそないものの、そのシンプルさ故に強い。 ――まずはあの《必殺技》を攻略しないことには勝機はない、か。 そう確信したキリトは再び地を蹴った。 あの近接特化アバターに剣で挑む以上、こちらのステータスは当然SAOアバター。 二刀の刃で再びロータスとの打ち合いを挑む。 一つ、デュエル・アバターの《必殺技》の弱点を挙げるとすれば、それはゲージだ。 強力な技であるがゆえに、他のアバターの持つ技――例えばソードスキルなどと比して、《必殺技》は連続使用が効かない。 ならばこそ、一度必殺技を使ったタイミングを狙う。 タイミングを狙って敵の剣劇を弾く。 パリィに成功したのを確認したところで、ソードスキル《バーチカル・スクエア》へと繋げる。 スクエア/正方形を思わせる軌跡を描く四連撃。ロータスのドッペルゲンガーはそれをまともに受ける。 そしてそこから派生させて、さらなる連撃を叩き込もうとしたところで――キリトは気づいた。 「って――スーパー・アーマー!?」 思わず声を出してしまった。 スーパーアーマー。格ゲーやアクションゲームなどに存在する要素で、その効果は一言でいえば“のけぞり無効”となる。 とはいえリアル性を重視したSAOやALOなどにはあまり意識しない要素だ。 ソードスキルの始動にアーマーがついているものはあるが、対人戦において“常時スーパーアーマー”などという状況はまずなかった。 が、しかしロータスは四連撃を受けても、一切行動を阻害されることなく、キリトへのカウンターを叩きこもうとしていた。 その事実がキリトの動きを一拍遅らせた。 もう一つ、キリトの知らないこととして、このドッペルゲンガーにはそのほかにも様々な強化バフをパッシブスキルとして備えている。 その中には速度上昇やHPの回復、それに加えて――ダメージによるゲージ回収率の上昇といったものも存在していた。 「デス・バイ・ピアーシング」 四連撃によるダメージで再びゲージを充填したロータスのドッペルゲンガーは再び《必殺技》を唱えた。 レベル5必殺技であるその技は、ガードもパリィも不可能な貫通攻撃である。 「――なっ」 ソードスキルの硬直で固まっていたキリトに、 《パラメータ全ブースト》《クリティカル率アップ》《HP半減》が付与/バフされた斬撃が炸裂した。 ◇ 黒雪姫はキリトのドッペルゲンガーと相対しながら、どうしても既視感を拭えないでいた。 「《スラント》」 「《ソニックリープ》」 「《ダブル・サーキュラー》」 黒衣の剣士が放つ数々の剣技を彼女は冷静に処理していく。 どれも初めて見るはずの技だが、対処はさほど難しくなかった。 ――偶然、ではないだろうな。 それもその筈だ。 黒雪姫にしてみれば、それらの技はすべて“知って”いるからだ。 ソードスキルと呼ばれるらしいそれらの技は――ほかでもない彼女の師匠たるデュエル・アバターが使っていたものと酷似していたからだ。 ――何せ私の師匠、だからな。 かつてネガ・ネビュラスに参加していた《四元素》の一角である、黒の双剣士である。 他の《四元素》メンバーが復帰する中、彼の消息のみ黒雪姫は把握していない。 「ソードアート・オンライン、か」 剣を打ち合う最中、黒雪姫はぼそりとその単語をつぶやく。 その名はもちろん知っている。彼女の“現実”において、凄惨な歴史的事件としてそれは記録されている。 VRMMO黎明期に一人のエンジニアが起こした大量殺人事件。その中心にあったゲームこそ、それだ。 キリトというプレイヤーがあのゲームを体験した世代であることにも驚いたし、 他にも自分たちからみれば過去の人間たちがこのデスゲームに参加していることも学園合流後に知ったことだ。 だがそれ以上に彼女がいま感じていることは――旧友のことだ。 ―― お前、一体何者なのだ。 前々から変というか、よくわからない奴だとは思っていたのだが、 こうしてSAOの伝説的プレイヤーと相対し、その技・動作の大半が似通っているという事実に直面した今、いよいよもって彼の正体がわからなくなっていた。 「《バーチカル・スクエア》」 無機質なシステムボイスが敵から流れてくる。 はっ、とした黒雪姫はとっさに両腕を交差し、ガードを取る。 四連撃を受け止めつつも、すべての威力は殺しきれず、じりじりとHPゲージが削られていく。 いまこのデスゲームには直接的に関係しないことだとは思うのだが、どうしてもそちらに気がいってしまう。 彼女の師とキリト。SAOとブレインバースト。 この相似は、果たして何の意味もないのだろうか。 「《ヴォ―パル・ストライク》」 脳裏を過るその疑念につけ込むようにして――キリトのドッペルゲンガーは襲い掛かってきた。 ヴォ―パル・ストライク。それはグラファイト・エッジから黒雪姫へと教えられた心意技《奪命撃》の名だ。 心意技を想起してしまった彼女は思わずその腕に心意の光を灯し、剣で打ち返す。 だがそのヴォ―パル・ストライクは《奪命撃》ではない。 似て非なる――単発の高威力攻撃であった。 そして《武器破壊・部位欠損無効》というパッシブスキルが発動しているドッペルゲンガーにとって、単なる《攻撃威力拡張》の心意は通常攻撃と大差のない威力しかない。 それ故に――ソードスキルに撃ち負けることになる。 「しまっ――」 「《ジ・イクリプス》」 両腕が弾かれる。そしてそこに叩き込まれる更なるソードスキル。 それもまた聞き覚えのある技であり――かつて彼女が届かなかった黒衣の双剣を思わせた。 ◇ ゆらめく影のような己のドッペルゲンガーと撃ち合いながら、アーチャーは冷静に考えていた。 「さて、あと何分くらいかねぇ。3、4……5分はまぁいかないわな」 ぼそりと一人呟きながら、己の敵を見定める。 シャドウ・サーヴァントとでも形容すべき敵が相手をする訳だが、 同戦力での戦いである以上、普通にやれば互いに千日手になりかねない。 だが恐らくは――この敵は強化されている。本来の自分たちよりも、戦力・武装面で上回った状態でこちらにぶつけている。 なんともまぁ悪趣味なことだと思うが、同時にこうも思う。 ――ま、それくらいでちょうどいいでしょ、マスターたちには このゲームは確かにイレギュラーな要素や反則じみたスキルが多い場所であるが、 仮に「普通のゲーム」が成立する場所であれば、いま目の前で戦っている《黒》二人は、間違いなく最強格である。 紛れもない、ゲーマーなのだから。 ◇ 「《デス・バイ・ピアーシング》」 ロータスのドッペルゲンガーが発した無機質なシステムボイス。 それはエンジンの唸りを思わせる金属的なサウンドエフェクトにかきけされ、青紫の光が閃光となってキリトを貫かんとする。 間近でそれを受けることになったキリトが取りうる選択肢は二つ。 刺突を剣を逸らし、でドッペルゲンガーの《必殺技》を受け流すこと。 あるいは剣を交差することでその一撃をブロックし耐え凌ぐこと。 だが――そのどちらもこの《必殺技》を前にしては無意味であることを、キリトは悟った。 その斬撃はそれほどヤワなものではない。 あるいは、この世から重力というものが消えたのであれば、完璧なタイミングでパリィすることで、キリトがノーダメージで受け流すことも可能だったかもしれないが、 しかしその一撃はどこまでも鋭く、そして重かった。 だからキリトは――どちらもしなかった。 「ぐっ……」 思わず悲痛な声が漏れた。 レベル5必殺技をその身に受けたのだから、それも当然だ。 彼のその身は吹き飛ばされ、宙を舞う。 ――そして、同時にキリトは虚空に指を滑らせた。 「チェンジ……!」 そして、そのままキリトは飛び続ける。 そこにいたのは翅が映えた影妖精/スプリガン。 飛行が可能となるALOアバターと化したキリトは吹き飛ばされた勢いを利用して――飛ぶ。 「――――」 そしてALOアバターと化したことで、キリトはソードスキル以外の《魔法》が使用可能になる。 幻惑範囲魔法。煙幕をまき散らす《魔法》によって飛び上がったキリトはその身を消す。 その動きに、ロータスのドッペルゲンガーは一瞬動きを止める。 ――デュエル・アバターにとって《飛行》というアビリティは希少である。 初めて遭遇したデュエル・アバターがシルバー・クロウであったキリトは意識しづらいが、話を聞くにあれは超レアアビリティなのだとか。 ならばこそ、こうした戦法に敵は戸惑わざるを得ない。 これが本物ならばいざ知らず、AI操作である以上、《飛行》状態からのかく乱戦術というのはどうしても反応が遅れる。 そしてキリトは既にこの敵が敵がスーパ―アーマーを携えていることを知っている。 だからこそ――連撃でなく、一撃で大ダメージを与える技を選択する。 「《ヴォ―パル・ストライク》」 無防備な背中に、単発高威力のソードスキルを叩き込む。 放たれた剣撃はドッペルゲンガーを正確に捉え、斬り裂いた。 ◇ 「なかなかいいぞ、ロッタ」 「もうひと踏ん張りだ、ロッタ」 「ナイスガッツだ、ロッタ」 師のことを思い出すと、自然とそんな声がよみがえってくる。 その凄烈な剣筋以上に、こちらのことをあやすような――親戚の子供を相手にしているような――声を彼はいつもかけてくる。 まぁ実際、出会った当時の黒雪姫は小学生低学年だったので、それほど不自然という訳でもない。 だがそんな彼の声を思い出すと彼女は、 ――いいかげんにしろ。 と、うっとうしく感じてしまう点もなきにしもあらず、なのだった。 というか年齢的にはその彼も大して変わらない筈であるので、 こう、我ながら子供っぽい話でもあるが、兄貴ぶられるのが厭だった覚えがある。 ――いいかげんにしろ、グラフ。 グラファイト・エッジ。 《矛盾存在/アノマリー》の名を冠した、《四元素》の一角である。 「負けては――られないな!」 迫りくるドッペルゲンガーの刃を前にして、ロータスは叫びを上げた。 ソードスキルの始動をこのタイミングから邪魔することは難しい。 だがかといって一度連撃を受けてしまえばそこからの脱出も不可能だ。 ならば――真っ向から斬り裂くのみ。 先ほどは半端な心意技を使い、弾かれた。 しかし《絶対切断》たるブラック・ロータスが100%の力を振り絞った剣を放てばどうなるのか。 敵のソードスキルがその身に炸裂する。右半身に強烈なダメージが走っていく。 だがそこまでは読みの内――まだ左の刃が残っている。 どん、風がバトルフィールドを走った。 放たれた漆黒の件は衝撃波となってドッペルゲンガーを襲う。 それは単なる斬撃というだけではない。ヤワなボディなど吹き飛ばしてしまうほどの力強さを持った一撃だ。 超高速で放たれたその斬撃が、地面にひびを入れ、結果としてドッペルゲンガーは態勢を崩す。 「《デス・バイ・エンブレイシング》」 そこに叩き込まれるブラック・ロータスのレベル8必殺技。 ――この技は、まだグラフには使っていなかったな。 そうしてキリトのドッペルゲンガーを斬り裂いたとき、 黒雪姫は、いずれグラファイト・エッジと決着をつける日が来ることを願った。 ◇ 「四分半ってところですか。ま、予想通りだな」 アーチャーの飄々とした声が響いた。 ロータスのドッペルゲンガーを撃破したキリトが顔を上げる。 見れば黒雪姫もドッペルゲンガーを下しているのが見えた。 「観戦者気取りか? 弓兵」 「そう楽なもんじゃありませんでしたよ、こっちも」 二人はそう軽口を叩き合いながら合流する。 マスターとサーヴァントという関係になった彼らだが、そこにはどこか気やすい雰囲気が流れていた。 「とりあえず早くここから出よう。学園の奴らが心配だぜ」 レオやハセヲが外にいるはずなのでまだ大丈夫だと信じたいが、とはいえこんなところで時間を取られるわけにはいかない。 「アーチャーのドッペルゲンガーは――」 そう思いキリトが辺りを確認する。 すると離れた位置に影のようなサーヴァントが立っていたが、 「ああ? あれならもう倒したって」 がた、と倒れ伏した。 アーチャーは欠伸をしながらその光景を眺めていた。 「今更あんな奴に負ける俺じゃないっての。オタクらもそうだろ?」 「まぁ、な」 あのドッペルゲンガーはどうやらこちらとまったく同じステータスと見せかけて、全体的に強化されていた。 普通に戦えば強敵になったのだろうが、とはいえこれからの戦闘と思えば“単なる強敵”どまりだ。 フォルテやオーヴァン、GMたちに比べれば前哨戦にもなりはしないだろう。 パリン、と音がした。 真黒だったバトルフィールドにひびが入り、隙間から光が漏れ出している。 ドッペルゲンガーが全滅したことによるフィールドの消滅だ。 その演出をじれったく眺めながら、キリトは外のことを考えた。 レオやハセヲ、生徒会のメンバー。 ブラックローズたちのダンジョン攻略組。 そして、慎二たちのパーティ。 頼むどうか――誰も欠けていないでくれ。 その願いと共に、彼らは月海原学園へと帰還した。 【ドッペルゲンガー(キリト@ソードアート・オンライン)@.hack//G.U. Delete】 【ドッペルゲンガー(ブラック・ロータス@アクセル・ワールド)@.hack//G.U. Delete】 【ドッペルゲンガー(アーチャー(ロビンフッド) @Fate/EXTRA)@.hack//G.U. Delete】 03_ 「おかえりなさい、黒雪姫さんに、そしてキリトさん」 砕けちったフィールドに向こう側にはレオたちが待っていた。 レオは柔和な笑みを浮かべキリトたちの帰還にねぎらいの言葉をかけてくれる。 その隣には大剣を携えるガウェインと、安堵に胸をなでおろしているハセヲの姿があった。 「こっちは一応大丈夫だぜ、ジローの奴も運よくフィールドから出られた」 ハセヲの言葉にキリトもまた安堵する。 自分たちと同様にほかのプレイヤーもドッペルゲンガーイベントに巻き込まれている可能性があった。 戦闘のできるブラックローズたちはまだしも、ジローのような非戦闘用アバターが襲われてはひとたまりもない。 だが幸い、誰も被害は出ていないようだった。 「――しかし別の問題が発生しました」 そこでレオは柔和な笑みを消し、真剣な口調に変わった。 校門の先、暗い夜空を見上げながら彼は言う。 「いま先ほど仕掛けていたコードキャストが反応しました。 すぐ近くで戦闘が起こっています。この反応はおそらく――ダスク・テイカーです」 Next ライバル―慎二と能美―
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/27135.html
CERO(セロ)-X スーター R 無色 (5) クリーチャー:ドッペルゲンガー/ソフト・ウェアラブル 0000 ■コピー(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選ぶ。バトルゾーンにある間、このクリーチャーはその選んだクリーチャーの特性〔パワーや種族〕を得る) ■このクリーチャーの「コピー」能力によってクリーチャーを選んだ時、そのクリーチャーを持ち主の山札の一番下に置く。 ■ロード(自分のターンのはじめに、このクリーチャーを、バトルゾーンにある自分の進化クリーチャー1体の下に置いてもよい) 作成者:Y DMCY-02「電界編 第2章 反撃のテクノポリス」に登場するドッペルゲンガー/ソフト・ウェアラブル。コピーと自身の能力によって、コピー元を消失させつつバトルゾーンに出てくる。コストは軽くないが、状況に応じて柔軟に使い分けの利くカードといえる。 元ネタは「星のカービィ」の主人公、カービィ。名前は「吸うた」から。再現のために、水の種族であるドッペルゲンガーのカードを無色で作ってしまった。スミマセン フレーバーテキスト 世界樹を、喰らっているというのか……?---炎熱の本部長 レイ・フューザー 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/brigandine/pages/53.html
アウロボロスの攻略 有効なユニット ヒット&アウェイの騎士(レンジャー系またはレンジャーMASTER)ヒット&アウェイでレヴィアタン等を攻撃しながらアウロボロスに接近できる。 アウロボロスを集中攻撃する際にもヒット&アウェイが便利。 移動力5あるのはチャンピオン、シャドウ、ガーディアン。 妖精のパンプス、スピードブーツを装備させるとなお良い。 シャドウマスターメディカを習得していれば、カオスインフィニティで状態異常を受けてもメディカ2回を使えてすぐに立て直せる。 何をしても強い。 グールコピー対策。 レヴィアタンの囮にもなる。 ユニコーン攻撃と状態異常が激しいため必要。 ダークエンブレム装備なら黒属性攻撃になり、コピーされても自分で倒しやすい。 フェンリル高移動力で接近しやすい。 ヒット&アウェイの騎士と同様。 ただし騎士に比べると打たれ弱い。アウロボロスは必中攻撃をするので回避力が活きない。 ハイケンタウロス高移動力で接近しやすい。 射程3のため混み合ってもアウロボロスを攻撃できる。 グルファクシ装備なら火属性攻撃になり、コピーされても自分で倒しやすい。 ストーン/ブロンズ/チタンゴーレム対アウロボロスではゴーレムの特性がフルに活きる。カオスインフィニティで状態異常にならない。 アウロボロスはAGIが0で回避力が無いため、命中が低くても問題ない。 長距離攻撃が有り安定して攻撃できる。 ただし、移動4は遅い方なので到着に時間がかかる。 フェニックス高移動力で接近しやすい。 アウロボロスを囲んだときにヒーリングボイスがとても有効。アウロボロスにはヒーリングボイスが当たらないのでデメリットが無い。 ヒーリングボイスはレベルが低いと1回しか使えないので育ておくと良い。 レオニアのジョイアスは初期状態でヒーリングボイスが2回使える。 バハムート高移動力で接近しやすい。 ドッペルゲンガーの攻撃をよく回避できる。INTが低いのでコピーされてもチャームで挽回しやすい。 リザードキング高移動力で接近しやすい。 いればとても強力。アウロボロスには反撃が無いのでひたすら攻撃できる。 リリス高移動力で接近しやすい。 ドッペルゲンガーからの被命中率が30%程度。コピーされてもメテオドゥームでアウロボロスごと巻き込んで倒すこともできる。 ドッペルゲンガーにコピーされたユニットをチャームできれば、アウロボロス攻撃に参加させられる。 普段強力でも不向きなユニット サラマンダー/ファーブニルバハムートとは違いAGIが低いのでコピーされやすい。コピーされると倒しづらいし被害が大きい。 本来不要な属性対策が必要になる。 コピー問題は赤単色のサラマンダーの方が若干深刻。 接近まで ヒット&アウェイが便利。レヴィアタン等に攻撃しながらアウロボロスに接近できる。 ドッペルゲンガー対策 グールを連れていく。グールはドッペルゲンガーに専念する。 MP切れのジンをコピーさせると何もできない。無反撃のジンは敵も狙ってきやすい? ドッペルゲンガーは装備はコピーできないので、装備で攻撃属性と防御属性が違うユニットがいるとコピーと戦いやすい。ダークエンブレム装備のユニコーン。 グルファクシ装備のハイケンタウロス。 狙ってコピーさせるならユニコーンの方が戦闘力が低いので良い。 勘違いされやすいがゴーレムもしっかりコピーされる。コピーされると非常に邪魔なので要注意。 その他 アウロボロスはナイトメアやモンクの突き飛ばし攻撃を無効化できない。先行して南に蹴ると少しだけ接近しやすくなる。 前列モンスターとアウロボロスの距離が17マスなので、2回蹴ると移動力5のモンスターでも3回目の移動後に殴れるようになる。 アウロボロスを突き飛ばしてアウロボロスの初期位置に騎士が陣取って12ターン経過しても勝利はできない。 ドローラスガルドと同様に、レベル1のモンスターを18体連れて2節で36体を犠牲にすれば倒すこともできる。
https://w.atwiki.jp/chojun/pages/60.html
第31話 ゴリラと巡査長 基本情報 項目 詳細 掲載号 週刊少年ジャンプ 2024年43号 単行本 未収録 前回 第30話 お野菜巡査長 次回 登場人物 超条巡 一本木直 ローボくん ゴリラ あらすじ 珍宿郊外の研究施設からゴリラ1頭が脱走しました。 ゴリラは一本木になりすまして珍宿西交番に潜んでいました。 そっくり過ぎて本物の一本木が判断できないため、二人は柔道で勝負します。 一本木はゴリラを投げ飛ばし、本物であることを証明します。 ゴリラは研究施設に連れて行かれますが、ゴリラは名残惜しそうに帰って行くのを見て超巡が心を読み取ると、孤独に耐えていたとのことでした。 ゴリラはその後、柔道を覚えて再び超巡たちに会う日を楽しみにしていました。 パロディ・元ネタ解説 ドッペルゲンガーとは、自分とそっくりの姿をした分身や自己像幻視のことを指します ドッペルゲンガーが暗示するものとしては「死の前兆」と「自己省察」を意味します 多くの伝承では、自分のドッペルゲンガーを見ることが「死の前兆」とされています 一部の解釈では、ドッペルゲンガーとの遭遇を「自己の内面と向き合う機会」と捉えています フルーツと長い棒を使ったテストですが、これはゴリラではなく、チンパンジーの認知能力のテストとして有名です 今回登場したゴリラは、格闘漫画『タフ』(正確には続編の「龍を継ぐ男」)に登場したゴリラのポーズを似せていることから、タフのパロディと思われます 『タフ』の登場人物「宮沢鬼龍」は動物園のゴリラに喧嘩を売ったところゴリラに半殺しにされてしまいました そのことから、一本木は宮沢鬼龍より強い、との感想をいくつか見かけました その他 項目 内容 柱コメント P1 『超巡!超条先輩』コミックス最新第2巻は大好評発売中!!ぜひ買ってね!! P3扉絵コメント ドラミング人類代表!! 柱コメント P19 次に会う時は畳の上で!! 次回予告 なし 巻末コメント 実はゴリラはあまりバナナを食べないそうです。DKの作ったイメージは凄い。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56446.html
登録日:2024/06/12 (水曜日) 00 07 00 更新日:2024/09/16 Mon 01 03 23NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Alan Wake Alan Wake Ⅱ Control Quantum Break アラン・ウェイク アラン・ウェイクのドッペルゲンガー ゲーム ドッペルゲンガー ミスター・スクラッチ レメディー・エンターテイメント レメディー・コネクテッド・ユニバース 闇に支配された者 闇の存在 シャドウ(Shadows) もしくは フェードアウト(Fadeouts) とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に存在する超常的な生物群である。 演者 モデル イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ 登場作品 『Alan Wake Ⅱ』 概要 人影 の様な姿をした半透明の超自然的な存在で、単一ではなく無数に存在している。 その正体はアメリカのベストセラー作家 アラン・ウェイクのドッペルゲンガーの群れ 。 ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖「コールドロンレイク」の湖面をスレッショルドとする異次元空間「 闇の世界/闇の底 」に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を徘徊したり佇んでいる。 アランと全く同じ声 でぶつぶつと独り言を呟き続けているが、これらの言葉は全て 過去のアランの言葉 である。 外見では見分けがつかないが行動パターンや能力などでいくつかの種類に分けられる。 『Alan Wake Ⅱ』のアラン編である「イニシエーション」にはボス戦が無い反面、各ステージの終盤にシャドウ達が 数の暴力で襲い掛かってくる。 種類 ◇シャドウ 最も多く存在する個体。 その場に佇むのみで、懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく。 バッテリーを消費する 強めた光 を浴びせると即座に消える。 無害な存在。 ◇敵のシャドウ 通常のシャドウの集団の中に紛れている攻撃的な個体。 視覚的な刺激には反応しないが銃声や走る足音、懐中電灯の光には反応し、アランに対し攻撃的になる。 動きは緩慢だが時折前方に瞬間移動じみた超高速移動をする。 懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく他、強めた光を浴びせると即座に消える。 実害は無い。 ◇ヘビーシャドウ 敵対的なシャドウの内、物理的な攻撃を行ってくる個体。 敵のシャドウ達に紛れてアランを察知するとにじり寄り、拳やバール、鉛パイプ、伐採斧、L字レンチ等で殴りかかったりアランの胸ぐらをつかんで地面に叩きつけたりといった強力な近接攻撃を繰り出す。 歩行速度は遅いが時折 瞬間移動めいた超高速移動 で前方にダッシュして距離を詰めてくる。 この行動パターンはシャドウ達と同様にアランのドッペルゲンガーであるスクラッチに酷似している。 また、中距離から ホーミングしてくる闇の発射体 を発射してくることもある。 発射体は執拗に追尾してアランに接触すると爆発するが、強めた光を浴びせると相殺できる。 そのままの状態では閃光弾とフレアガン以外の物理的な攻撃が一切効かないが、懐中電灯の強めた光を浴びせることで 実体化させる ことができ、銃でダメージを与えられるようになる。 なお、実体化した姿は身体全体に靄がかかったようにぼやけているが、フォトモードで鮮明にしてみると アラン・ウェイクのドッペルゲンガー であることがわかる。 服装は様々だが、ブライトフォールズの住人達(モブのNPC)のものと同じ。 死ぬと消滅し、死体の代わりに 闇の物質 が残る。 ◇グリッチシャドウ 最も強力な個体で数は少ないが中ボス的な存在として要所でアランの前に立ち塞がる。 瞬間移動めいた超高速移動で動き回り、側面に回り込んでから手にした血塗れのボウイナイフで強力な連続攻撃を仕掛けてくる。 また、アランに飛びかかって馬乗りになり、マウントポジションから何度も攻撃してくることもある。 ヘビーシャドウと同じく懐中電灯の強めた光を浴びせることで 実体化 させることができ、その姿はやはり靄がかかった アラン・ウェイクのドッペルゲンガー であり、 レインコートを着ている。 この服装はアランの物語『殺人事件ケイシー』の中に登場する殺人カルト「言葉の教団」の信者やトーマス・ゼインの映画『白夜の夜』に登場する 殺人犯 を彷彿とさせる。 なお、アランの周りを超自然的な高速移動で動き回る様子は同じアランのドッペルゲンガーである「悪ぶった男」やレメディー・エンターテイメントの過去作に登場したテレフランカーやモナークストライカー、強化ヒスに似ている。 ヘビーシャドウと同様に死ぬと消滅し、闇の物質がその場に残る。 類似した存在 ◇インビジブル 『Alan Wake』DLC 『シグナル』に登場。 インセイン・アランによって召喚された支配された者の記憶の断片の象徴。 薄い人影の様な姿だが強めた光を浴びせると実体化し、その姿はブライトフォールズの住人や保安官代理。 ◇コーヒーの化け物 『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』エピソード2 「北極星」に登場。 アメリカ政府の機密機関「ダーク・トライアングル・コーヒー」が生産するコーヒーを飲んだことで変貌し、「コーヒーワールド」の住人となってしまったナイトスプリングスの住人達。 外見はシャドウと全く同じで強めた光を浴びせると実体化し、当然ながらその姿はアランではなくナイトスプリングスの住人達である。 ◇タイム・ブレーカー 演者 ショーン・アシュモア 『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』エピソード3 「時空の破壊者」に登場する。 全ての並行世界に存在する ティム・ブレーカーの別バージョン達 がワーリン・ドアによって殺害され怪物として復活させられた姿。 青白く光る人影の外見をしており、TBSこと「タイム・ブレーカー凝固装置」の強めた光を浴びせることで実体化させることができ、その姿は 靄がかかったティムのドッペルゲンガー である。 挙動はヘビーシャドウやグリッチシャドウと共通で、武器は全員警棒。 超自然的な挙動や歪んだ空間に包まれた姿、倒しても復活するなどシフターを彷彿させるが同一の存在かは不明。 余談 フェードアウト という別名はファイル名や修正パッチのデータで確認できるが、通常のゲームプレイ中では一貫して シャドウ 、日本語字幕では 「影」 と呼ばれている。闇の存在の正式名も「影」であるため混同を避けるためと思われる。 アラン・ウェイクのドッペルゲンガー は他にラショナル・アラン、インセイン・アラン、ミスター・スクラッチ、トーマス・ゼイン、悪ぶった男など多数存在する。 ヘビーシャドウとグリッチシャドウは『Alan Wake Ⅱ』でプレイヤーが戦うことになる最後の敵である。この時の操作キャラクターはサーガ・アンダーソンであり、 所持する武器は拳銃のみ である上にアランの銃より威力が低いためまともに戦うと苦戦することになるが逃げることも可能。 タイム・ブレーカーが並行世界のティムの成れの果てであるのと同様に、シャドウ達の正体も別の世界のアランの成れの果てである可能性が「時空の破壊者」で示唆された。 追記、修正はアラン・ウェイクのドッペルゲンガーになってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/thtrh/pages/2.html
合計: - 今日: - 昨日: - -トップページ -更新履歴 -注意事項 -Q&A -トラブルシューティング的な何か -旧TW(Ver3.52)の仕様 -資金稼ぎ -ソロ&公平狩場 -狩場での必要ステ -相場 -謎のプレゼント箱 -赤いプレゼント箱 -文字化け対策 -ドロップリスト -PK装備 Item -武器 -鎧 -サブアーム -兜 -頭 -体 -手 -足 その他Item -Item モンスター -黄泉路1 -黄泉路2 -黄泉路3 -ピライオンダンジョン1,2 -ピライオンダンジョン3 -ピライオンダンジョン4 -ピライオンダンジョン隠し部屋 -シノプダンジョン1 -シノプダンジョン2 -シノプダンジョン3 -シノプダンジョン4 -シノプダンジョン5 -シノプダンジョン6 -シノプダンジョン隠し部屋 -蝶の木の森 -ドッペルゲンガーの森1 -ドッペルゲンガーの森2 -ドッペルゲンガーの森3 -混乱の洞窟1 -混乱の洞窟2 -混乱の洞窟3 -混乱の洞窟5 -混乱の洞窟6 -混乱の洞窟7 -混乱の洞窟8 -混乱の洞窟9 -混乱の洞窟10 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/203.html
Carnage (シリーズタイトル) 出版:2010年10月〜2011年6月(全5話) ライター:Zeb Wells アート:Clayton Crain 概要 死んだはずのカーネイジの復活、それを阻止しようとするスパイダーマンとアイアンマンの共闘を描く全5話のミニシリーズ。 この事件の後、ストーリーはCarnage USAへと続く。 登場人物 スパイダーマン……カーネイジに何度も苦しめられ、トラウマを持つ。 アイアンマン……たまたま現場に居あわせ、事件に巻き込まれる。 ドッペルゲンガー……インフィニティ・ウォーで魔術師メイガスによって造られたスパイダーマンに似た生命体。 シュリーク……スパイダーマンの敵の女ヴィラン。音波攻撃や人の心から暗黒面を引き出す能力を持つ。 クレタス・キャサディ……寄生生命体カーネイジシンビオートの宿主で連続殺人犯。 タニス・ニーヴス……逮捕されたシュリークの精神治療を手がけていた女性精神科医。 マイケル・ホール……カーネイジの細胞を採取して義手を製造しようとする。 あらすじ ある医療機器の発表会。マイケル・ホールは新製品の義手の開発を発表していた。ある特殊技術を使ったマイクロチップの力により、装着した人の意のままに動くという新製品だった。 一方、シュリークを移送する護送車をドッペルゲンガーが襲撃。アイアンマンとスパイダーマンが事態を収拾しようとするが、謎のアーマーに身を包んだグループが現れて事件を解決。謎のアーマーは未知の技術を使ってドッペルゲンガーを攻撃した。 しかしこの事件で、シュリークの精神科医タニス・ニーヴスは片手を失ってしまう。 新型の義手に組み込まれた技術の秘密とは? そして謎のアーマーに身を包んだ彼らの技術はどこから来たのか? 結末とその後の影響(ネタバレあり) タニス・ニーヴスはカーネイジから産まれた新たなシンビオートと結合、スコーンとなる クレタス・カサディはカーネイジのシンビオートを取り戻して逃亡。ドッペルゲンガーも彼についていく。 ストーリーは"Carnage U.S.A."へと続く。 アメコミ@wiki
https://w.atwiki.jp/thelaststory/pages/49.html
難破船 注目モードで浸水している所を見る セーブポイント 少し進むとヤドカリ2匹と戦闘。弱点は炎なのでユーリスの魔法を拡散させて攻撃しよう。しばらく叩いていると落ちて逆さまになるので、Aボタンで上に乗ってクリティカル攻撃ができる ユーリスが座っている通路の両側にドア。中にそれぞれ宝箱(いずれもランダム) 毒消しは梯子を登った先のすぐ右の宝箱にある もう一度梯子を登る クォーク、マナミアと合流する 左の扉の先に宝箱2(ランダム) 右の扉の先に宝箱1(ランダム) 先に進んでヤドカリ、アンデッドを倒す ユーリスのイベントを見て、梯子を登る 鏡をAボタンで調べる ユーリスが進んだ先でイベントを見る。通路を右に曲がると宝箱1(ランダム) セーブポイント 赤いカーテンを調べる ドッペルゲンガー ドッペルゲンガーは最初は鏡の中にいるので、ユーリスが発生させた鏡の中のフレアサークルにドッペルゲンガーが重なるように動かして火あぶりにする。何回か繰り返すと鏡が割れ、仲間に化けながら戦ってくる。味方に攻撃するとダメージを与えてしまうので、魔法サークルをひたすらウィンドで拡散して戦っていこう イベントを見た後「かたみのダガー」を入手
https://w.atwiki.jp/taleswords/pages/936.html
テロ【成句】てろ ドッペルゲンガーの森で無差別に人をPKしている人、もしくはその行為の事。 Ver.4.12まではドッペルゲンガーの森でもデスペナルティが有効だったため、かなり嫌われる原因となった。 ver.4.20になってデスペナルティが廃止されてから、そこまで嫌われるものではなくなった。 それと共に、テロをするものがかなり減ったと思われる。 ↓関連 PKer