約 1,094,657 件
https://w.atwiki.jp/eriponmagi/pages/116.html
小さな神社の裏にある雑木林。 月明かりもなく、足元もまったく見えなくなるような闇夜の中を、 一人の少女がまるで真昼の遊歩道を闊歩するような迷いのない足取りで通り抜けていく。 少女が辿り着いたのは、雑木林の奥深くにひっそりと佇む小さな社の前だった。 迷いなく社の観音扉に手をかけようとしたその直前、 扉がひとりでに開帳して中から痩身の中年男性の姿が現れる。 「いくら俺がショートスリーパーとはいえ、人を起こすの早すぎやろが。 寝入りばな背中に氷入れられて叩き起こされるようなもんやぞ。 『アイスイヤ~ン!』とかリアクションしてもらえると思ったら大間違いやからな」 いかにも不機嫌そうな声で、目の前の少女を睨め付けるさんまい舌。 「それでこんな真夜中に何しにきたんや鞘師は。 ……違うな。よう似とるけど鞘師やあらへんがな。 なんやお前、鞘師のドッペルゲンガーか」 一睨みで正体を看破された少女だったが、 まったく物怖じした様子もなく不敵な笑みを見せる。 「さすがは明石上人、隠し事はできませんね」 それは、さんまい舌と同じ独特のイントネーションを持つ喋り方だった。 「それでドッペルゲンガー風情が俺に何の用や」 「実は明石上人にお願いしたいことがありまして」 「人の眠りを妨げときながら抜け抜けとお願いやと? 聞いてやってもええけど、もしつまらん話やったら この世界に存在できへんようにしてやるからな」 さんまい舌から一気に放出される重厚なプレッシャー。 しかしドッペルゲンガーの口元から笑みが絶えることはなかった。 「ご存知ですか? 鞘師里保の正体を。 鞘師里保は、実は女の子じゃないんです」 「ウソや」 「彼女は本当はDテ……いえ、男の娘なんですよ」 「ホンマか! なんやオモロそうな話やないけ。よし詳しく話してみいや。 内容次第では手を貸してやらんでもないで」 予定通りさんまい舌の興味を引きつけたことで、 してやったりとドッペルゲンガーが内心ほくそ笑む。 「つまりお前は、鞘師の全てを奪ってアイツに取って代わりたいわけか」 「ええ、もちろんそれもありますけど」 「なんやまだなんかあるんか」 「本当の狙いは、鞘師とともにもう一人。 それが鞘師の弟……佐藤優樹」 さんまい舌の助力を得たドッペルゲンガーの陰謀が、ここに本格的な始動を果たす。 「魔法使いえりぽん外伝 ~尾兄ちゃんの野望と兄弟の危機~」 Coming Soon(嘘) ※以上、初登場のヤンタンでお笑いモンスター相手に見事な受け答えをするはーちんの勇姿から閃いた 「ドラマティック モンスター」のオマケでした。 兄弟スレの住人じゃないとついていけない内容ですが、 あくまでオマケなのでわからない人はスルー推奨でお願いします。 ←ドラマティック モンスター
https://w.atwiki.jp/dangebalance/pages/75.html
鮫氷しゃち ■性別 無性 ■学年 一年 ■所持武器 自作タブレット型PC「monoQle」 ■攻撃/防御/体力/精神/FS 攻撃:0防御:1体力:3精神:20 FS:1 ■FS名 コミュ力(虚数単位) 特殊能力『モノクロの海』 効果1:攻撃⇔精神 20 効果対象:自分自身 x0.75 時間:一瞬 x1.0 効果2:敵陣方向1マス強制移動 45 効果対象:自分自身 x0.75 時間:一瞬 x1.0 効果3:通常攻撃 30 効果対象:同マス1体 x0.7 時間:一瞬 x1.0 消費制約:自分死亡 55 非消費制約:能力原理の初期公開 x1.0 FS:1 x1.1 効果数値=20*0.75*1.0+45*0.75*1.0+30*0.7*1.0=69.75 発動率=(100-69.75+55)*1.1=93.775≒94% ※GK注 能力原理が公開されているのは仕様です。 能力原理 ■i ●一i(にのまえ あい)。一族中の魔人率が99%を超える戦闘破壊家族、一家(にのまえけ)の一人。鮫氷しゃちの“ドッペルゲンガー”であり“フォロワー”。 ●元々は一家(にのまえけ)のネットワーク上にて生み出された空想の存在であり、本来ならこの世には存在していない。魔人化したことで自らの意志を持ち、その魔人能力“i-craft”(ラブクラフト)を用いて、一家(にのまえけ)の一人として現実世界に自身の存在を割り込ませることで実体を獲得した。 ●実体化したことで人間とまるで変わらない存在となったが、それにより自分自身の心や体をデータのようにはコントロールできなくなり、人間として当たり前の感情に振り回されることとなった。そこに鮫氷しゃちが現れ、鮫氷しゃちに依存した結果、その自我は崩壊、鮫氷しゃちのドッペルゲンガーへと成り果てた。 ■鮫氷しゃち ●滾々と生じる自身のコミュ力を“実数領域から虚数領域へ”、“虚数領域から実数領域へ”局所もしくはその全てにおいて回転させる能力を持つ。 ●虚部(無意識と時間の軸)および実部(意識と空間の軸)へと複素数的に展開するコミュ力は、サブリミナルの領域を越えて、直接的に友人の精神に干渉する。 ●鮫氷しゃちは友人の精神を解離させ、鮫氷しゃちと同一化した交代人格に目覚めさせる。 ●本来の人格は交代人格によって統合(捕食)され、歪んだ形で人格を統合された友人は、鮫氷しゃちの“内面的な禍々しさや攻撃性を写し取った「フォロワー」”もしくは、“姿形や精神的な強さのみを写し取った「ドッペルゲンガー」”と化す。 ●ドッペルゲンガーは自分自身の理想の人格者を「鮫氷しゃち」のイメージに重ね合わせるとともに、自分自身を「鮫氷しゃち」だと思い込み、各地で弱者や仲間のために身を粉にしながら、命さえも落としていく。 ●フォロワーは鮫氷しゃちの劣化コピーとして、各地で弱者や仲間を騙し、陥れ、支配下に置き、搾取、奪略、殺戮を行う。 ●フォロワーおよびドッペルゲンガーは自己と鮫氷しゃちとを区別できないので、“ドッペルゲンガー同士”や、“フォロワー(orドッペルゲンガー)と鮫氷しゃち”が遭遇しても混乱は生じない。むしろ、鮫氷しゃちはコミュ力を通じて彼らに思考干渉できるため、面白いゲームを思いついたときなどは進んで連絡を取っている。 ●フォロワーとドッペルゲンガーは、しばしば対立し、殺し合いにまで発展するが、鮫氷しゃちはそれを婉曲的に煽ることはあっても、自ら介入することはない。 ●また今回の場合のように一人の友人の心の中に、交代人格としての“フォロワー”と“ドッペルゲンガー”が同時に存在する例もある。その場合、ドッペルゲンガーが主人格となり、必要に応じてフォロワーが顔を出す。 ●鮫氷しゃちにとってフォロワーやドッペルゲンガーなどの友人の死は、「使える駒が減っちゃった」くらいの感覚でしかない。そもそも純粋すぎるあまり、罪や悪といった概念を知識としてしか持てず、どちらかと言えば自分は善であり、愛に満ちた存在であると鮫氷しゃちは信じて決して疑わない。 ●生来の好奇心の旺盛さと感情の欠如ゆえに、自分以外の人間やその心理および種々の感情表現を“物理現象”と同じように捉えて興味を持ち、幼い頃から無差別に解剖を含めた実験や観察を繰り返してきた。 ●実験や観察から得た心理学的な知識によって、多くの標本――トモダチ――に恵まれており、なおかつ信頼されている。 ●基本的な一人称は「わたし」であるが、それは儀礼的なものに過ぎない。極度に神経が昂ったりすると、一人称は「僕」に変わり、容姿や言動もどことなく中性的になる。 キャラクター説明 キャラクター説明 ●鮫氷しゃち(さめすが しゃち)。妃芽薗学園中等部1年生。女の子だけど無性。 コミュ者でありながら史上最大のサイコパス。コミュ力自体は魔人能力では無い。 風紀委員会に所属し、部活動では機械研究同好会の部長。 ●細身かつ色白の黒髪ロングストレート。 白と黒を基調にしたセーラー服にセーラーキャップを着こなす。 アイドル的な元気さと明るさに加え、清楚で可憐な容姿をしている。 ●好奇心旺盛で趣味は人間観察と無線機器いじり。 かなりの偏食家でフカヒレを好んで食べる。 嫌いなものは野菜や果物の咀嚼音。虫唾が走る。 ●鮫氷しゃちと友達になったものは「鮫氷しゃち」になる。 人間は誰もがコミュニケーションを通じて、何らかの影響を無意識に受けている。 自我は自己とそれ以外とを区別し、それにより人間は意識を介して事理を弁識し、その主体をもって自己を守ろうとする。しかし、鮫氷しゃちのコミュ力は意識を素通りし、自我境界を直接的に侵食する。鮫氷しゃちによって侵食された自我は、もはや自己と鮫氷しゃちとを区別できず、その心の有り様は鮫氷しゃちによって掌握される。 ●イマジナリーフレンド。交代人格。幻覚。妄想。夢。思考。 様々な形で鮫氷しゃちは相手の表象に友人として現れ、その記憶も想いも人格さえも歪めていく。しかし、鮫氷しゃちはその滾々と生じるコミュ力のほとんどを虚数領域にて濫用しているため、実数領域において鮫氷しゃちをコミュ者として警戒するものはいない。 ●他者に感情移入できず、人とモノとを区別できない。 愛情や恐怖などといった感情についても、その知識はあるが、それらに共感する事ましてや自らがそのような感情を抱く事はない。動機も非常に刹那的であり、己の死すらもスリルの一つとして、どこか楽しんでいる節がある。 他者に対しては儀礼的な執着しか見せず、どれほど感情的に見えても、内面的には非常にからっとしている。 その言動はどこか演技的かつ大げさであり操作的である。 ●多くのサイコパスで放逸な性行動が見られるのに対し、彼女の場合、先天的に生殖器がないゆえか趣味に没頭することが多い。タブレットや携帯電話などの無線機器の分解・開発の趣味が高じて、タブレット型PC「monoQle」(モノクル)とそのオペレーティングシステムを自作している。
https://w.atwiki.jp/kyokushidan/pages/257.html
覚醒クエストのドッペルゲンガーのこと。 自分の分身が襲いかかってくるがこの時見た目合成の装備は見た目合成する前の見た目となる。 つまり装備によっては相手はへんたーいな姿で登場するという( ちなみにこのドッペルゲンガーは増殖しますし自爆もしてきます。 「さぁ、私の名前を言ってみろ!」
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/226.html
156.魔人 急所を外れていたとはいえ♀騎士の傷はいつその命を奪ってもおかしくない状態で、しかるべき処置をせねばもって数刻 先ほどのPTには薬師も未熟ながら聖職者も居た、彼らならばこの潰えそうな命を助けることが出来るかもしれない だが、♀ハンターの罠を受けた彼らが健在である保障も無く一応は敵対関係になってしまったこともありすんなりと助力が頼めるとは思えない それに♀騎士をこの状態で動かしてはそれこそその命を縮めることにもなりかねない 手段は一つだけある ドッペルゲンガーとて癒しの術を行使することが出来る だがそれは人のソレとは違い魔に属する者にしか効果を示さない 「…う、奴は?」 「逃げた」 「追わなければ……うっ!」 「動くな、動けば死が近づくだけだ」 「……自分の身体のことはよく判ってる、どのみち私は長くない。なら少しでもあいつを追うわ……」 と、ドッペルゲンガーを力無く振り払い立ち上がる 「どうしても追うのか?」 「ええ、あいつを殺せるなら他はなにも要らない、私の命すらもね……」 「その潰えそうな命、たった一つだけ繋ぎ止める方法があるとしたらどうする?」 ドッペルゲンガーは腹を括った 「だがその方法は人としての尊厳、誇りそういったもの全てを奪うであろう……それでも生きて戦いに身を投じることを望むか?」 ゆっくりとそしてしっかりと♀騎士は頷いた 半ば確信していたその応えに僅かに哀れみを浮かべツヴァイハンダーで器用に己の指先を切る 「啜れ。そうすれば貴公の命永らえることができよう、だがその時点で貴公は人ではなく魔と成る」 ♀騎士の人としての本能が戸惑いを見せた、だがそれは一瞬ですぐに貪るようにその鮮血を啜り始めた <♀騎士 DOP化> <ドッペルゲンガー プチ衰弱> 戻る 目次 進む 155 目次 157
https://w.atwiki.jp/yodamate/pages/20.html
テイカー化設定 市内のコンピューター関係の専門学校に通う学生。不良っぽい物言いをするも身に着けている服や愛用品があきらかにリッチなため「あの子きっと良い所の子だわ」感がばればれなタイプ。ついでに言うと、本人は別に不良っぽくしたいわけじゃなく周りからのレッテルに抗おうとした結果として、ダウナー系不良じみた言動になっているだけ。きちんと話すと見た目よりもずっとはきはきてきぱきとした物の考え方や口調をしている。パソコンが大好きというよりか、物事における所以と結果がはっきりした物や順序立てた流れなどの整頓された状態を好む事、自分でもわからないものを調べ整理していく知識欲旺盛だった事などからパソコンが性に合って、今の学校にしたらしい。ある日学校帰りに夜の街をうろつき、ドッペルテイカー同士の縄張り争いに巻き込まれてしまう。『こんな意味の解らない物のせいで酷い目にあってたまるか』と抵抗を試みたその時、通りすがりのとある彼岸人から契約を持ち掛けられ、怪しいと思ったものも好奇心に負けドッペルテイカーとなった。 ドッペルゲンガーはClass6「バサラウリアル」。能力は「混じり物をほどく力」。せいぜい投げつけられたコンクリなどを無力化する等防戦用にしかまだ能力を使った事がないが、この力をそれこそ自分の好奇心にまかせ事象の解析などに対して使ってしまったら大変な事になるのではと、うっすら気づきつつある。彼の日常や大切にしているものが崩れてしまうかは、その好奇心と理性次第だ。 キャラ設定 フルネーム 宇佐美 蒼(うさみ・あおい) 性別/年齢/身長 男性/19歳/172cm カラーリング 薄い茶色の髪と同色の双眸。服装は黄色のダウンジャケットがメイン。カジュアル派。右腕にブレスレット(2本)・左手人差し指に指輪 職業(所属) 専門学校生(IT系専門学校)九十九組 家庭環境 夜鷹市内に両親と在住。3人家族 1人称/2人称 俺/相手の名前・アンタ・お前年上は〇〇さん、年下・同年代は名前で呼び捨て(※九十九組内の先輩は年齢に関係なく〇〇さん) ドッペルゲンガー バサラウリアル(Class6) モチーフ 遺伝子図、マネキン、木目、金属の重み、和の面、あでやかな友禅、ジャポニズムの美 能力 混じり物をほどく力 代償 現実とそうでないことの境界が曖昧になる 所属と経歴 市内のIT系専門学校に通う学生。 親からのプレッシャーに負けドロップアウトした元・優等生(鷺見谷学院卒業)。 ■参考作品 0:萌芽 あるいは予兆(テイカーになる以前、高校時代) 『優しい呪い』 契機 ある日夜の街で、ドッペルテイカー同士の縄張り争いに巻き込まれたのをきっかけに彼岸人と契約、好奇心と成り行きでドッペルテイカーとなる。保守的な性格のため、ドッペルゲンガーや自身の状況を「非常識」と感じており能力を十分に発揮できないでいる。 現状 九十九組ではアルバイトとして野良ドッペルゲンガーの討伐に参加。 友人も多くいわゆるリア充的な生活を送っているが、両親との仲は険悪で家に帰らないことも度々あり素行はあまり良くはない。 鍋 好きな鍋は水炊き。 ■作画資料(画像クリックで拡大します) 全身 顔回り・手 / 表情参考はこちら ドッペルゲンガー:バサラウリアル 仮面と大きさ比較
https://w.atwiki.jp/yodamate/pages/42.html
テイカー化設定 昔市内に住んでいて一度市外に出たものの、鷺見谷学院入学を機に市内へと戻ってきた少年。幼馴染に会おうとしたが何故か誰もその人の事を覚えておらず不審に思っていた所、ある日自分もまた市内で過ごすうちにその存在を忘れ始めていた事に気づく。慌てて幼馴染との記憶を追い求め縋るような気持ちで訪れた母校である小学校で、奇妙な少女と出会い「あなたのような善良な人間は生き残るべきだ」との言葉と共に“何か”を渡される。その瞬間、『幼馴染はドッペルゲンガーになり代わられたのだ』という覚えのない知識や確信と共にドッペルゲンガーを得た。 4つ目の、毛糸で編まれたような不思議な羊を模した姿のドッペルゲンガーはClass3「縁側のスワローサイボール」。能力は「手放したくないもの同士を繋ぎとめる力」と一見戦う力にはならなそうだが、正しくドッペルゲンガーを理解している者たちにとっては脅威となる力。少年はまだ自分が手に入れるべきではない物を手にした事に気づかず、幼馴染のようにドッペルゲンガー被害に遭う人が出ないようにとその正義感を燃やしている。 キャラ設定 フルネーム 柚木原 至(ユギハラ イタル) 性別/年齢/身長 男/15歳/167.5cm カラーリング 黒髪にアンバーの双眸。服装はカジュアルシャツに水色のセーターがお気に入り。 職業(所属) 鷺見谷学院高等部一年 家庭環境 両親、妹、祖母と市内の一軒家で。ごく普通の一般家庭。 1人称/2人称 俺/年下に対しては君、呼び捨て。年上、目上にはあなた、さん付け。 ドッペルゲンガー 縁側のスワローサイボール(Class3) モチーフ ヒーロー、誰かの初恋の相手、くしゃっとした髪質、創造性、編み物、電卓、羊、ニット、かぎ針、かぎ爪、朝ごはんの目玉焼き 能力 手放したくないもの同士を繋ぎとめる力 代償 己の正義を絶対視するようになる 【概要】 争い事を好まない穏やかな性格だが、今時の高校生らしさもある少年。同性と固まっている方が気が楽なのか、女友達は少ない様子。人の事情に深く関わったり、口を出したりすることは苦手な為、深い関係の友人を作ることもあまりない。成績はギリギリ中の上、スポーツは人並み。生活態度はそれなりに真面目で、良くも悪くもあまり目立たない生徒。 家族構成は少し子供っぽい両親と更に子供っぽい妹、静音(しずね)、祖母の五人家族。 【テイカーになるまで】 四年前から夜鷹市の外で暮らしていた柚木原家は、祖父が亡くなり祖母が一人になったことと、至の高校進学をきっかけに夜鷹市内へ戻ることになる。入学直後は普通に過ごしていたが、幼馴染の仁矢 勇斗(ニヤ ユウト)に会えず、また周囲の人々も一切彼のことを覚えておらず疑問に思い始める。その後、自身も勇斗のことを忘れ始めていることに気付き、記憶の中の小学校へと向かった先でとある少女と出会うことになる。 【テイカーとして】 隙を作ってその場から逃げることが多く、積極的に戦いを挑むようなことはしない。ナナに呼ばれた先で巻き込まれても、あくまで助けになるようにという理由でのみ戦う。 【ツケについて】 『己の正義を絶対視するようになる』 「自分の考えを信じる」という自信や自己肯定感を経て、最終的に己の価値観とそれに近い考えしか受け入れられなくなる。考えの合わない他者や、自分にとって価値がないと判断したものを切り捨てることにも躊躇がなくなるため、いずれは孤立を生む形になる。
https://w.atwiki.jp/talewiki/pages/10248.html
Lv.31〜40 Lv.31〜40のMonsterについて バンデージヴァンプウィッキドユニビスキア武闘虎 タトゥーベアボクサーハゼクレムドッペルゲンガー(ルシアン)ムスケル(弱) トゥートゥーキングドッペルゲンガー(ボリス)アイスゼリッピトゥートゥークイーンデビルナイト ボルケイノプラバ(弱)ボクサーハゼCPドッペルゲンガー(マキシミン)モスポイズンモス パークス巫女ハゼ (CPエフェクト付) Lv.31〜40のMonsterについて このページのTOPへ
https://w.atwiki.jp/hyon/pages/460.html
324 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/22(木) 18 25 23.43 ID K493Ztje0 第12章 欠陥 第一話 勇人「お前さ・・・僕のドッペルゲンガーじゃないだろ?」 優の表情が一瞬固まる。僕はその瞬間を見逃さない 優「え、何を言ってるの?さっきの僕の説明聞いてなかったの?」 必死に冷静さを保っているのがよく分かるような言い方だった 勇人「確かに・・・あの説明でも納得いくよな」 優「勇人・・・」 僕は優を無視して続ける 勇人「けど、今までの生活を見ると・・・お前の説明は成り立たないんだよ」 優「勇人・・・何を言ってるの・・・?」 勇人「じゃあ今度は僕が話す番だな」 優「・・・」 優が黙った 勇人「お前のドッペルゲンガー説は・・・ここに欠陥があったんだ」 325 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/22(木) 18 25 53.86 ID K493Ztje0 第二話 勇人「お前のドッペルゲンガー説には、3つの矛盾から成り立たないんだ まず一つ目、それはお前が僕の部屋に現れたときのことだ あのとき僕は『えと、何て呼びます?勇人は男の名前ですし、それに自分の名前呼ぶみたいで』と言った そしたら優という名前が出てきた。これに関しては問題ない けど、僕の名前に問題があったんだ 僕のドッペルゲンガーなら、僕を『勇人』と呼ぶことに抵抗を感じるはずだ。けどお前は何も言わなかった 僕はきちんと自分の名前で呼ぶのに抵抗があると言ったけど、お前は言わなかった。ここが問題だったんだ 二つ目、火曜日に僕の学校に来たよな?あのときお前は『やっと見つけた』って言ってたよな おかしいよな?僕はいつもの様にトモと一緒に飯食ってたのに。僕と同じ記憶持っていたら探す必要なんか皆無だよな? この二つが、例の違和感の基盤となったんだ そして三つ目 調理実習のとき、金曜日の昼食のとき、そして・・・ここへ来る途中 僕は妙な違和感を感じたんだ。けど、結局その正体は分からなかったんだよ。ここに来るまでは 火曜日の朝、お前は僕をフライパンとおたまを使って起こしたよな? 326 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/22(木) 18 26 21.16 ID K493Ztje0 そのときお前は、左手にフライパン、右手におたまを持っていた けど、調理実習のときにお前の真似をしたら、僕は左手におたま、右手にフライパンを持っていたんだ これは、金曜日の昼食のときにトモが言ってたように、僕は左利きだからだ 左利きの人間は、より動かす方の物を左手に持つ。おたまでフライパンを叩くんだから、左手でフライパンを持つのは当然だよな そしてトモの話だ。あいつはお前にビンタされたと言っていた。それで頬が腫れたとか言っていたんだ けど、腫れた頬は左頬だったんだよ。左頬をビンタするのに左手を使うやつはいないからな 頬を腫らす程必死になっているときに、わざわざやりにくい方の手でビンタするなんてことは考えられないもんな どんなに僕の性格をコピーしても・・・ 細かいところでミスしたり・・・生まれたときからの性質である利き腕までは変えられなかったようだな」 327 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/22(木) 18 27 14.20 ID K493Ztje0 第三話 勇人「これが・・・お前が僕のドッペルゲンガーじゃないと判断した理由だ」 優は黙っている 勇人「HKOK症候群とか、お前が何者とか、そんなことまでは分からない」 優はまだ黙っている 勇人「だが・・・これだけは事実だ。『お前は僕のドッペルゲンガーじゃない』」 優「ふふ・・・ふふふ・・・」 優が不気味な笑いをする 優「まいったなぁ・・・まさか今頃気付かれるとは思ってなかったよ」 やっぱりか 勇人「・・・これで僕の話は終わりだ」 優「そう・・・」 勇人「残念だったな。僕を騙し通すことが出来なくて」 優「うん・・・残念だよ。結構自信あったんだけどなぁ・・・」 328 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/02/22(木) 18 27 38.50 ID K493Ztje0 … お互い沈黙する 勇人「なぁ・・・」 先に沈黙を破ったのは僕だった 優「なに?」 優が返事をする 勇人「僕が分かったのはこれだけなんだ・・・だから」 優「・・・うん」 勇人「今度は・・・また優が話す番だ。本当のことを・・・教えてくれ」 優「分かった・・・」 僕は黙って聞くことにする・・・。 今度こそ・・・全てが終わるんだ 優「僕が何者か・・・何故勇人のドッペルゲンガーと偽ったのか・・・本当のことを話すよ」
https://w.atwiki.jp/yodamate/pages/25.html
テイカー化設定 幼い顔だちにグラマーボディの年齢不詳のドッペルテイカー。テイカー歴はかなり長いらしく、ドッペルゲンガーの最高位とされるClass7を見たことがあり、それどころか一時期行動を共にした事もあるとは本人の談。それが嘘か本当かは判らないし、本人も『別に信じなくていいからね』とけらけら笑っている。所属や経歴の一切が不明だが、どうも昔から夜鷹市に住んでいてこの町が好きらしく、『それなりに不思議でもそれなりには平和でなきゃだめだよ』という自身の考えから、一般人を襲う野良ドッペルゲンガー狩りにはとても積極的だが、テイカー同士の縄張り争いには一切興味がないらしくどれだけ激しい戦いをしてても止めない。むしろ時には自販機の缶スープ片手に観戦していくし、酒が入っている時は死人が出そうな戦いでも野次まで飛ばす放置っぷり。\やっちまえー/ そのくせ、成りたてのテイカーや契約者なしのテイカーなど右も左もわからない新人テイカーには自分から見つけては声をかけ生き残り方を教えていく親切心もあり、善悪の基準が読めない人物。 使役するのはClass4ドッペルゲンガーの「ウンカイテレフォンショッキング」で、能力は「大きな不運をささやかな幸福と交換する」力と本人は語る。そのような運命介入規模の影響力をClass4が使う事に、他のドッペルテイカーやその契約者達から疑惑の目を向けられており、Class含め語る事すべて嘘ではないかとも囁かれている。 キャラ設定 フルネーム 水蜜 金果(すいみつ・きんか) 性別/年齢/身長 女性/17~25ぐらいの間に見える/155cm カラーリング 亜麻色の髪と金色の双眸。 職業(所属) 住所不定フリーター 家庭環境 他人の家に間借りしてるか、都市のすみっこ。 1人称/2人称 アタシ 2人称:アンタ、あなた(不定) ドッペルゲンガー ウンカイテレフォンショッキング(Class4) モチーフ 錨、レトロ電話、蝋燭立て、猫足のバスタブ、ばね、アイロン 能力 他人の不幸を幸運にする 代償 記憶を失くす(正しくは、大切な人の記憶を失くす) 気まぐれに見えるが、単に代償のせいで本当に記憶をなくしている。 好んで能力を使いたがる傾向にあり、代償を得たい為に無意識に行っているようでもある。 能力を使った対象に対して特に記憶を失くしやすい。 一応メモ帳やボイスレコーダーを兼ねたスマートフォンは持ち歩いてるけど、あまり使ってない様子。
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/239.html
希望崎大学生の日常風景 「う~帰宅帰宅」 今日の講義が無事終わり、漫拳の活動も休みな為帰宅中の俺はどこにでもいる大学生。 強いて違いをあげるとすれば希望崎大学には魔人が多めにいるって事カナー。 そんな俺の名前は澤。梶原さんのブレーンを務めている。 「むむっ、強烈なアホの気配、梶原さんか!?」 アホの気配を感じた俺は立ち止まって周囲を確認する。 知的デメリットスキル【アホLV-2】持ちが疑われる梶原先輩に絡まれると 俺の休みが台無しになってしまう。俺は注意深くアホの気配の方向をチラ見する。 ───── < ≦;;;;;;;;;;;;{乱};;;;;;;;;≧ュ / <;;>-‐  ̄ ‐- / /;;;/ > \ / /;;;;; / \ .;;;;;;;;/ l l l il l l l ム.l l;;;;;/ ! .ト-=十l `廾十一 |;;;;ハ | γ o ヽ v イ γ o ヽ / ;;;;l | .ト .! ! / .!イ i| / .ムマ.∨ ゝ|__| l___! i .ハ | r、fヽ i| ト _≧ ____ ムイ リ ,、 ,.、 ∧ ! | .| | }―─ 、 l ./ i| ヽ l レ / / ゝ⊂ヽ | |\ ヽ / イ .┬┬ っム / `ー ィ .≧ | !‐-> 。。o< .| . ∧ | |_ ノ ./ ヽ__ノ/ { ル .ニニム  ̄ 〕ニニニル l ! ! .ヘ ゝ─ ´ <ニニニヽ ー─‐‐/ニニ> ´  ̄ ̄ . .! x-─── 、ニニニ>‐‐イニニlニニニ≧ ュ l 人∧ ∧ 〉ニニニ< ニニニニニニニニニ!ニニニニニ〈 ∨ マ ./ 〉ニ< ム.ニニニニニニニニニム <ニニ/ ./ }レ  ̄ /.ニニニニニニニニニニニム从仆人ル /ニニ>、ニニニニニニニニ.ム /ニ>´ マニニニニニニlニ.ム />´ 、 マニニ∧ニニニ! ノ ○ r‐ ヽ___ マニ/.__マニニ|ー´ / ̄ヽ ヽノ / ̄ ̄\ ゝ __ノ ヽ _ ノ / ̄ ̄ ̄` γ  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ゝ ___ ノ 八____ ノ 【アホLV-2】の正体はツマランナー先輩(希望崎大学4年生、軽音サークル所属、男)だった。 黙ってれば見た目は美人なので過去に何度かキャラ絵のモデルしてもらった事がある。 魔人能力でブーストしたんだろう、すっごい速度で俺の前に回り込んで来た。 梶原さんが集中線で加速して俺を捕まえる時に匹敵する動きだ。はい、捕まりましたとも。 「澤君、暇やんな?数分付き合え」 「先輩は暇なんですか?歌手デビューが決まってから大学にはほとんど来てなかったじゃないですか」 「ああ、ちょっと色々あってな・・・。今バンドは休んどるんよ」 珍しくツマランナー先輩は暗い表情を見せたがそれも一瞬の事でまた綺麗な顔をして俺の目を覗き込んでくる。 やめて下さい、変な気分になってしまいます。 「まあワイの事情はええやん、希望崎大学のスピードワゴンの異名を持つ澤君にワイの魔人能力のチェックを お願いしたいんやけど、澤君に害は無いし数分で終わるから」 「はあ、数分なら」 ジャーン! 俺の了承を得ると同時にツマランナー先輩はベースを大きく鳴らしパンチラした。色は黒だ。 「聞いて下さい『ツッペルランナー』」 「ワン、ツー、ワンツーさんし」 ジャカジャカジャカジャカ 「世界のどこかにいるという~、自分と同じ見た目の人が~、 ドッペルゲンガーと言うらしい~、それじゃあ私のそっくりさんがいたら~」 ジャカジャカジャカジャカジャン! 「ツッペルランナーだね~、ツルペタ言うな~、ツッペルランナーカモン!」 ジャーン! 一曲弾き終ると同時にツマランナー先輩が二人に増えた。先輩の魔人能力はギャラリーの見えてる場所で 一曲歌うとそのタイトルに合わせた効果を発揮し、自分を強化したり何かを召喚したりできるというものだ。 「おおー!凄いっすね。自分のコピーも出せるんですか!!」 「ワイの能力出力で出せる多分限界値、それがワイ召喚や」 以前に先輩は転校生級・EFB級の事は出来ないって言っていた。 確かに自分単体召喚あたりが限度なのだろう。 「三十秒経つか能力を再使用すると消えちゃうし、簡単な命令しか受け付けんけどな。 澤君に確認して欲しいのはここからや。ツッペルランナー、さっきの曲リピートできるか?」 「一つの曲までなら行ける思うで本体!」 ジャーン! 先輩のドッペルゲンガーは先輩と全く同じ様に演奏を始める。パンツの色も黒だ。 「聞いて下さい『ツッペルランナー』」 「ワン、ツー、ワンツーさんし」 ジャカジャカジャカジャカ 「世界のどこかにいるという~、自分と同じ見た目の人が~、 ドッペルゲンガーと言うらしい~、それじゃあ私のそっくりさんがいたら~」 ジャカジャカジャカジャカジャン! 「ツッペルランナーだね~、ツルペタ言うな~、ツッペルランナーカモン!」 ジャーン! ドッペルゲンガーの演奏が終わると横に二体目のドッペルゲンガーが出現。 それを見て、本物の先輩は両手を上げてキャッキャと喜んでいる。可愛い。 「よっしゃー!ツッペルAまだ消えとらん!大成功やー!わーい!」 「なんや知らんけど本体が喜んどる!わー・・・い・・・」 三十秒が経過したからだろう、最初に生まれた方のドッペルゲンガーが消滅する。 「よしよし、Aが消えてもツッペルB健在やな、そんじゃB、さっきの曲リピート!」 「はいなー!」 ジャーン! やはり同じように演奏する、パンツは黒い。 「聞いて下さい『ツッペルランナー』」 「ワン、ツー、ワンツーさんし」 ジャカジャカジャカジャカ 「世界のどこかにいるという~、自分と同じ見た目の人が~、 ドッペルゲンガーと言うらしい~、それじゃあ私のそっくりさんがいたら~」 ジャカジャカジャカジャカジャン! 「ツッペルランナーだね~、ツルペ・・・あ、時間や。ほなな」 最後まで演奏する事なく二体目のドッペルゲンガーは時間制限で消えた。 一体目の時と違って、本体がキャッキャしてた分、命令が遅れたからだろう。 最後まで演奏出来なかったから三体目は出現しない。 「いやー、いいテストになったわ。ありがとな澤君」 「いえ、俺はただ見てただけですから」 「それが必要やったねん。今ワイが信じられるのは大阪の家族除いたら澤君ぐらいやから。 お礼に熱いキッスを!」 ツマランナー先輩は俺の頬にキッスして去っていった。 一体何だったんだろう。分かった事と言えば、先輩のドッペルAが消えてもドッペルAが 呼び出したドッペルBが三十秒存在した事から先輩の能力は発動さえしてしまえば 死亡非解除っぽいという事、それから先輩がバンド仲間と上手く行ってなさそうな事ぐらいだ。 ツマランナー先輩の行動と残り香に集中しながらゆっくりと帰宅していたせいだろう。 俺はもう一つの【アホLV-2】の接近に気付かなかった。 「よう澤、突然で悪いが付き合え」 肩にゴツイ手をポンと置かれる。 「げぇっ、梶原さん」 「ちょいと練習台になってくれや、訳あって画力を磨いておかねばならなくなった」 ギィィとペンを噛みしめながら、これから人を殺しに行く様な修羅の笑顔で梶原さんは俺を誘う。 こんなの断れるわけない。やれやれ、今日の自炊と洗濯は諦めるか。 (終わり) このページのトップに戻る|トップページに戻る