約 1,094,587 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17514.html
梓「……どうして、ここに来たの…?」 憂「……私の知ってる『梓ちゃん』なら、ここに来ると思ったから」 後ろから抱き締めてくる憂を、振り払うほどの力は出ない。 でも、それを理由に黙って受け入れるわけにはいかない。 憂「私に好きって言ってくれた『梓ちゃん』なら、ここに居ると思ったから」 梓「っ…! そうじゃなくてっ! 私はっ、私が、ちゃんと『終わらせた』のに…!」 望んだ方法ではなくとも、これで結果的に全て丸く収まる。そういう形にしたはず。なのにどうして…!? 梓「…もしかして“私”が約束を破ったの…!?」 憂「ううん、違うよ。私が問い詰めたら、ちゃんと教えてくれたよ」 梓「なら、どうして…!?」 どうして、なんて言うけど実際はわかってる。憂は納得いかなかった。我慢できなかった。私と離れることに。きっとそれだけ。 正直、ここまで早くバレるのは予想外だったけど。でもそれ以上に、憂の行動自体がバレるタイミング関係なく予想外だった、と言える。 極端な言い方をすれば、憂のことを……買い被りすぎていたんだ、私は。憂なら皆の幸せのために、誰も傷つかないために、少しくらいは我慢してくれると思っていた。 優しく思いやりに溢れている憂なら、私の気持ちも汲んでくれると思っていた。“私”の気持ちも、唯先輩の痛みも考えて動かないでいてくれると思っていた。 でも、そんなことはなかった。 憂「遺書をね、書いてきたんだ。「梓ちゃんがお姉ちゃんのことを好きになりそうなので消えます」って。これなら筋は通るでしょ?」 梓「っ…!」 あくまで自然に別れたように見せかけて、“私”は唯先輩の元へ行かなくてはいけない。 そういう意味では一応筋は通る。そうか、だから“私”も止めなかったのか。 でも、それじゃ強引過ぎる。唯先輩しか見えていない“私”はともかく、憂は気づいてないの!? 梓「ダメだよ、憂。唯先輩は優しいから、きっと憂のことを探すよ?」 憂「………」 梓「憂を失って“私”を手に入れても、唯先輩は素直に喜ばないよ? そういう人だったでしょ?」 唯先輩だけじゃない。澪先輩達も、そして憂も、一番大切なものだけを見ていられるほど冷たい人じゃない。 愛する人さえいればそれでいい、なんて狭量なことは言わない。周りの人みんながいないとダメだって言い切る、欲張りで優しい人達だったはずだ。 だから、だから私はあんなに悩んだのに。悩んでこの結論を出したのに。それなのになんで憂は―― 憂「……お姉ちゃんの事、よく見てるんだね、梓ちゃんは」 梓「え…っ?」 憂「……私でもね、たまには怒るんだよ? 怒ってるんだよ?」 梓「う、憂…?」 後ろから一層強く抱き締められ、振り向くことも逃げることも出来ない。 そんな中で耳に届く、いつもよりトーンの低い憂の声。 憂「みんなのことを考えて、私の事も考えてくれたのはわかってるよ。でも梓ちゃんは、私の事を理解してくれてなかった」 梓「そんなこと……」 憂「恋人同士、なのにね。梓ちゃんがいないと生きていけない私のこと、わかってくれてなかった」 梓「っ……!」 憂「我慢なんてできないよ。毎日『梓ちゃん』に会えないなら死んだほうがマシだよ」 梓「死ぬ、なんて……」 そんなこと、軽く言わないで欲しい。 私の選択の結果だとしても、そんなこと軽々しく憂に口にして欲しくない。 そんなことを言う憂を見たくないというのもあるし、それに、それだと…… 憂「……そうだね、梓ちゃんは私がいなくても生きていけるんだもんね?」 梓「っ!?」 そう、自ら憂から離れる選択をした私の恋心なんて、所詮はその程度ってことに…… 梓「ち、違う! 来年になれば憂に会えるかもって言うから!」 憂「それを支えに頑張って生きる、って言うの? 来年までずっと私に会えないのに?」 梓「だ、だって、また会えるっていうなら、みんなのために我慢するしか……」 憂「みんなと私で、みんなを選んだんだよね? 私のためにみんなに我慢してもらおうとは考えなかったんだよね?」 梓「それは…っ……でも……」 ちょっと、憂のことを、怖い、と思った。 でもそう思われそうな発言だっていうのは憂も気づいていたのか、それとも私の言葉から察したのか。憂はすぐに補足の言葉を口にした。 憂「……私だって、お姉ちゃんや純ちゃんや澪さん達、みんなが傷つくのは嫌だよ。だから梓ちゃんがそこに悩んだ気持ちはすごくわかる」 そう、私の知る憂なら気づくはずなんだ。私の好きな優しい憂なら。 少しでも怖いと思った自分を恥じたい。でも結局は、憂は私の考えに気づいていてなお私に怒っているんだ。 憂「……それでも梓ちゃんは、みんなと私を天秤にかけて、私を捨てた」 梓「っ――!」 憂「こうやって家を見に来るくらいには私の事を好きなはずなのに、私を捨てた。…違う?」 そこを突かれると、返す言葉がなくなる。 私だって、それは痛いほどわかってる。わかってるからこそここに来た。 みんなを守って、憂も守る。そのために自分を犠牲にした――ように見せかけて、憂を捨てた。 私が“私”の命を奪えれば、こうはならなかった。結局は私の弱さが招いたこと。そんなこと、痛いほどわかってる。 捨てられた憂が怒るのも、当然といえば当然かもしれない。 梓「……違わない、よ」 憂「……でしょ?」 でも。 梓「でも! あのまま私が何もしなかったら、憂は“私”を殺してたでしょ!?」 憂「……かも、しれないね。諦めそうにはなかったし」 梓「私は、それが嫌だった…!」 憂が手を汚すくらいなら、私が汚す。 結局それは叶わなかったけど、だからといって退く事だけはできなかった。退けば全ては元の木阿弥。結局、憂が“私”を殺そうとする。 それなら。私がいることで憂が誰かを傷つけるなら……私が消えよう。『私』が二人いるのがいけないなら、『私』を一人に減らそう。 そうすれば憂は綺麗なままでいられるんだ。憂は酷い事をしなくて済むんだ。そう、私の思いは最初から一つ。 梓「憂を、守りたかった……!!」 大事な人に非道な選択をさせたくない、というのは自然な感情だと思う。たとえどんな手段をとってでも。 もちろん、それが憂にも適用される理屈だというのはわかってる。わかってるから、憂の寝ている間に全てを終わらせようとしたんだ。 憂がそこを突いてきたなら反論は少し考えてある。でも結局、それらの出番は無かった。 憂「……わかるよ。梓ちゃんが本気でそう思ってくれてたっていうのはわかったよ。でも」 代わりに、もっと痛いところを突いてきた。 憂「結局、梓ちゃんは私がいなくても生きていけるから、この条件を呑んだんでしょ?」 梓「っ――」 憂「……私にとって一番大事なのは、そこ。私の存在は、梓ちゃんの足を止めるに至らなかった、ってところ」 最初からずっと、そこだけが問題なの、と言う。 ……ちゃんと、憂は理解している。「条件を呑んだ」という言い方をしているということは、私と“私”の間にあった会話もちゃんと知っている。 私が最初は憂を連れて行きたがったけど、最終的には“私”の理屈に屈したことを知っている。 死にたくない、けど殺せない。そんな弱い私が、言われるままに憂のいない道を選んだことを知っている。 それならやっぱり私には、憂の言葉を否定できない。 でも、否定できなくとも認めちゃいけない。 だって認めたら、憂のやり方が正しいということになってしまう。唯先輩に迷惑をかけ、重荷を背負わせるそのやり方が。 それは私の選択の果てにある、唯一信じたい私の中の正論に反する。自分の中にある矛盾はもう認めるしかないけど、唯先輩達も傷つけない方法を探そうとした気持ちだけは否定したくない。 極端な言い方をするなら、自分の恋心のために、他の人に迷惑をかけることを肯定なんてしたくないんだ。 そしてきっと私は、それ以上に意地になっていた。意地でも認めたくなかった。 だって、だって憂の選択を認めるという事は、私の恋心が劣っているということを意味してしまうから。それは私の全てが壊れてしまうことを意味するから。 憂を失って途方に暮れた私も、ドッペルゲンガーを生み出すほど求めた私も、憂との生活に幸せを感じた私も、そして苦渋の選択をした私も、全てが嘘になって壊れてしまうから。 憂が私の事だけを考えて生きているのはわかりきったことだけど、私の考えの中心にだっていつも憂があったんだ。それは決して嘘なんかじゃない本気の想い。劣っているだなんて認めるわけにはいかないんだ。 梓「……じゃあ、憂は今のやり方で満足なの…?」 憂「……そうだよ。お姉ちゃんも純ちゃんも、みんな捨ててでも梓ちゃんがいい」 ずっと後ろから抱き締めてくれている憂の表情は見えないけど、その言葉を私は信用しなかった。 言葉だけで嘘だとわかった。だって、相手は憂なんだから。 梓「……嘘でしょ? 憂は優しいもん」 憂「っ……」 憂が息を飲んだ。 すっと、抱き締めてくれていた温もりが離れていく。少し不安になったけど、憂はそのまま私の正面に回ってきて、言葉を紡ぐ。 憂「……そうだよ、捨てたくなんてない。けど……でも、だってそうしないと、梓ちゃんが……っ!」 梓「……っ、ぁ、憂………」 その言葉と顔に、今度は私が息を飲んだ。 ――……正面に立つ憂は、泣いていた。 その涙の理由は、自然とわかった。 苦悩とか、後悔とか、そんな類のものだ。自分の選択の果ての答えに対する涙だ。 ――……私の好きな憂が泣いていた。私を好きな憂が泣いていた。 あぁ、そっか。私は何て残酷なことを聞いてしまったんだろう。 わかっていたはずだ。私の好きな憂は捨てられる人じゃない。優しい憂はそんなことできない。 でも捨てなければ私がいなくなってしまう。捨てて私を追わないと、足を動かさないといけない。 憂は、その狭間でもがいていたんだ。 憂は『私の好きな憂』のままであろうとしながらも、同時に『私を好きな憂』であろうとしたんだ。 どちらも結局は私のためなのに。私に一緒にいてほしくて、私と一緒にいたいからのことだというのに。 憂「でも、っ、梓ちゃんは私を捨てた! だったら、って、私だって…!」 梓「っ……うい……!」 私が捨てたから、憂も捨てた。当て付けのように。それだけのことだ、と泣きながら憂は言う。 私が憂を捨てたことをずっと悔いて泣いたように、憂も皆を捨てたことを悔いて泣いている。 私達は二人とも大事なものを捨てて、二人ともそれを悔いている。 そんな中で、お互いに弱みを突き合ったところで何になるんだろう。 恋人を捨てた私の選択は、愛を語る恋人としてこれ以上なく最低な行為で。 恩人や家族を捨てた憂の選択も、人の輪の中で生きていく者としては最低だ。 自分の中の正論とか、選択とか、そんなことはもう関係ない。 大事な『ひと』を捨てた私達は、人として等しく間違っている。そして……先に間違ったのは、私だ。 梓「ごめん、ごめんね、憂っ…! 私の…私のせいで…っ!」 謝らなくちゃいけない。私は間違った選択をして、憂にも間違った選択をさせたんだから。 いつの間にか私も泣いてるような気もするけど、そんなのは問題じゃない。 憂「っ…ぁ、あずさちゃん…! ごめん、ごめんね……!」 梓「うい…っ! 謝らないで……! わたしが、私が間違ったんだからっ…!」 憂「で、でもっ、私は、あずさちゃんがやろうとしたこと、全部、壊しちゃった……!」 梓「っ……違う、違うよ、そうさせたのは私だよ…!」 憂「わ、わたし、悔しかった…! 梓ちゃんに置いていかれて、悔しくて、だだをこねて、全部、壊した……!」 梓「だから、っ、それをさせたのは、私っ…!」 憂「違うの……私、きっと、梓ちゃんを信じられなかった…! 私の事なんてもうどうでもいいのかなって、思っちゃった…!」 梓「ッ……!」 その言葉は、すごくショックだった。 自分から恋人を捨てるような人間だと思われたことがショックだった。誰よりも好きな恋人にそう思われたことがショックだった。 でも、本当はショックだなんて思うことさえおこがましいんだと思う。だって、結局は私の行動のせいで憂はそう思ってしまったんだから。 捨てていって、その上私を信じて待てなんて、今にして思えばどれだけ自分勝手なことを私は憂に押し付けようとしたんだろう。 憂からの信用を無くしても当然だと思う。憂のためと信じて疑わなかったけど、憂のための他の方法は思いつかなかったけど、それでも私が憂ならきっと同じ行動を取るだろう。 憂の立場に立って考えてあげられなかった。そんな私に、憂の言葉にショックを受ける資格はない。 憂「私、ね、梓ちゃんの帰りが遅いだけで、すぐ不安になる…。ちょっと連絡がないだけですぐ怖くなるの……」 梓「……うい……」 憂「き、きっとわたし、おかしいんだよね。梓ちゃんに依存しすぎなんだよね」 梓「そんなこと……」 憂「だって、だって私は……! 人間じゃないから…!」 梓「っ…! 憂っ!!」 抱き締めた。聞きたくないことを口走った憂を抱き締めた。相変わらずの身長差なんて気にせず抱き締めた。 その言葉は、私だけでなく憂自身をも深く傷つける。むしろ私よりも憂自身を傷つける。 だから私は憂を抱き締めた。傷の痛みより私を感じて欲しかった。焼け石に水程度の誤魔化しだとしても、何もしないわけにはいかなかった。 憂「あずさちゃん……ごめんね……人間じゃなくてごめんね…!」 梓「っ、違う、そんなの関係ないって、私、言ったのに…!」 憂「でもっ、きっと、人間なら、梓ちゃんのこと、信じて待ってた…! 梓ちゃんは私の事を嫌いになんかならないって、信じていられた…!」 恋心に何よりも敏感で、それのために行動し、失うことを何よりも恐れる。そんなドッペルゲンガー。 確かにそれ故にこんな行動に出たとも言えるけど、そこは私にも否定できるかわからないけど、でも…… 梓「だったら私が、憂のこと、ちゃんと考えてればよかったんだよ…! 憂は誰よりも、人間よりも私のそばに居たがってくれる嬉しい存在だって、ちゃんとわかってればよかった……!」 憂「うれ、しい…?」 梓「……好きな人にそう思われて、嬉しくないわけないよ…! 今更信じてもらえないかもしれないけど、憂のこと、大好きだから…!」 憂「っ、信じるよ、信じないわけないよ! 私だって梓ちゃんのこと、大好きなんだから…!」 梓「……うい、ごめん……好きなのに、置いて行ってごめん…!」 憂「……私も……信じきれなくてごめんね……好きなのにっ…!」 憂はそう言ってくれるけど、やっぱり憂の立場で考えれば私の方が悪いと思う。 でもきっと憂も、誰よりも私の事をわかってくれているから、私の苦悩も弱さも理解してくれているから、自分を責める。 梓「ごめん…うい、ごめん……!」 憂「あずさちゃん…! ごめんね…!」 私が悪い。そう思うから謝る。お互いに。 自分が悪いと思っているから、謝られると余計に申し訳なくなってしまう。お互いに。 自分が悪い事をして、なのに相手に謝られて、悲しさばかりが募っていく。 そうして何度も何度も、謝って謝られて。 「っ…ぐすっ……」 「っ、うえぇ……」 「ぅ、ぁ……」 「ひぐっ、うぁ、うわあああんっ…!!!」 ……いつしか、どちらからともなく謝るのをやめ、私達はただ、二人きりで抱き合って大声で泣いた。 21
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/231.html
コンコン。ノックの音がする。だがディエゴは無視する。どうせ新聞か何かの勧誘だろう。白樺一族が御蓮に移り住んだあと彼は念願の一人暮らしを開始した。異国での暮らしはなれないものだったけどずっと寝てればいいので白樺家での生活よりはマシだ。煩わしい訪問者も無視すればいいわけだし。しかしこの訪問者はやけにしつこい。もう昼なのになんて暇な奴なんだろう。トイレと食事以外には布団の外に出たくないんだよ、俺は。おかしいノックの音が急にやんだ。諦めたのか? 違った。ゴンゴン。怖い。こいつ扉を叩いている。 『おいてめえ!いるのはわかってるんだよ!』 ギャングか?借金取り?でもお世話になる覚えはない。一体誰なんだ。考えてるうちにも音は止まない。 『扉ぶっ壊すぞ!てめえ』 相手は叫ぶ。 『や…やめてください…』 『ならとっとと開けてね、さあ早く』 女の声だった。恐ろしい叫び声過ぎて気づかなかったがこいつ女だ。 『早く、ねえ早く、は!や!く!』 俺は飛び起きて扉を開ける。だがチェーンはかけたまま。パジャマだ。こいつパジャマのままここに来ている。いや俺も似たような格好か。だがこいつの両手を見て血の気が引いた。扉を思い切り叩いたせいで血まみれだ。裾に血が滲んでいる。そいつは自分の指をしゃぶってその血を舐めた。そして笑った。怖い。目は笑ってないし、口も思い切り大きく開けて、そう肉食獣のようだった。 『私はジャガー』 名前だと気づくのに少し時間がかかった。まさにこいつはジャガーだ。俺を食いに来たのか? 『あなたがムスたんの子供ね』 その「ムスたん」という単語を言う一瞬だけ野獣のような笑顔は引っ込み純粋無垢の子供のような表情を見せた。 『でもあまり似てないねえ』 ジャガーが笑う。例の笑い方で。 『俺の親を知ってるんですか?』 俺は思わず聞いてしまった。特に興味はなかったが、こいつと話を続けないとやばいのはわかった。 『あんたはどっちかって言うとあの憎むべき塵芥のようなカス野郎のゴミクズの掃き溜め生まれのロバートのこんちくしょうの糞野郎の面影あるわね』 すべての憎悪をその男にむけているような口ぶりだ。 『でも、あなたの目はムスたんに似てるわ。ねえ頂戴』 『え?』 ジャガーは俺の目に指を突っ込む。しまった!寝起きでメガネをしていない。 『やめて…ください』 俺はジャガーの腕をつかむ。ものすごい力だ。執念といってもいい。 『……』 ジャガーは舌打ちし、俺の目から手を離す。 『ムスたんから言われてたっけ、怪我させないでねって』 俺の目をジャガーは物欲しそうに見ている。 『ええと、襲うのが目的なんですか?』 『そんなわけねえだろうが!』 ジャガーが叫ぶ。怖い。ちょっと漏れた。 『…ついて来て』 代替特異点のパラドックスにつづく。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17507.html
――しかし生憎、考え得る限り最悪のパターンで私は話し合いに臨むことになる。 【#22】 梓「――昨日はびっくりしましたよ。唯先輩は……その、死んだ、はず、でしたし」 唯「えへへー。あずにゃんを残して死ねるわけないよ!」フンス! 梓「…なんですかそれ……」 待ち合わせ場所の喫茶店の前で、純を待ちながら少しずつ唯先輩の状況に触れていく。 そう、意外にも大学を終えた純が合流するより先に唯先輩が来てしまった。この時点で少し計算違いと言える。 純の都合に合わせて時間を決めたし、私も遅刻しないように充分すぎるほど早く家を出たのにこの状況。 何かがおかしい。でも深く考える暇は私には無かった。 唯「ゾンビでーす! がおー!」 梓「……ほ、本当ですか?」ヒキ 唯「やだなー、そんなわけないよ。ま、私にもよくわかってないんだけど。生き返った、ってことしか」 梓「……そう、ですか」 唯「まぁ、あずにゃんのことは食べちゃいたいくらい可愛いと思ってるけど!」 梓「……嘘か本当かわかりづらい冗談はやめてください」 わかってますよ。ゾンビではなくドッペルゲンガー。少なくとも私達はそう定義している存在なんでしょう? あなたは。 そう思いながらも、それを察されてはいけない。知らないフリを続けないといけない。憂の前例のおかげで慣れているようになんて見えてはいけない。 事情なんて何もわからないように見えないといけない。唯先輩を、恐れなくてはいけない。 それに非常に神経を使うせいで、今の私は他の事に思考を回す余地が全く無い。 隣に純がいれば、もう少し余裕があったんだろうけど――と思っていると。 梓「? あ、電話だ…。ちょっといいですか?」 唯「うん」 ディスプレイに表示されていたのは、その待ちわびている親友の名前。 わざわざ電話をしてくるということは用事でも出来たのかな。でも純自身が来たがってたんだし、よほどのことじゃない限り来ると思うんだけど…… 梓「もしもし?」 純『梓、ゴメン! まだ行けない!!』 梓「えー…。まぁ私の問題だから無理強いなんて出来ないけど、どうして?」 純『……澪先輩に捕まった』 梓「澪先輩!?」 純『なるべく早く切り上げて行くから、どうにかしてて! じゃ!』 電話をしている時間さえ惜しいのか、それだけ伝えて電話は切れた。 どういう状況からそうなったのかはわからないけど、わざわざ「捕まった」という表現をしてくるということは、おそらく澪先輩は長話しそうな雰囲気だということだろう。 でも、なんで澪先輩がこっちにいるの? この間は電話だったし、しかもその時は「次は梓から連絡してくれ」と受け身だったのに、どうして…? 唯「……純ちゃんから?」 梓「あ、はい。澪先輩に会ったとかで遅くなるって」 唯「うん、やっぱり」 梓「……やっぱり?」 唯「あのね、私が澪ちゃんに頼んだんだ。あずにゃんと二人っきりで話したいから、って」 梓「………」 やられた。そういうことだったとは。 確かに偶然としては出来すぎているとは思ったけど、そう、私が純と憂に相談したように、唯先輩も誰かに相談した可能性は充分にあるんだ。携帯も使えていることだしね。そこまで考慮していなかった私達の落ち度と言える。 しかし、それを偽らず隠さなかったのは、この人なりの誠意なのだろうか。 唯「ワガママだとは思うけど、誰にも邪魔されたくなかったから」 ……それを誠意と呼べるのかは私にはわからないけど、一度は純の同席に気後れした私だから気持ちはわかる。 メールでちゃんと匂わせた分、唯先輩にだってわかっているんだ。恋心に関係する大事な話だということが。 やっぱりこういうことは二人っきりで面と向かって話さないといけないんだ。私がどう思っているか、唯先輩がどう思っているかじゃなくて、最終的にこうして二人っきりになってしまったということは、そうあるべき、ってことなのだろう。 ……澪先輩はどこまでわかっているんだろうか。 受け身だったはずの澪先輩がこちらまで足を運ぶ理由は、他ならぬ唯先輩の頼みだから、で説明はつく。あるいはいつかちゃんと純と話をしたいと思っていたのかもしれないけど。 どちらにしろ、澪先輩はきっと大学よりも唯先輩か純かのどちらか、あるいは両方を優先したということ。唯先輩の存在をちゃんと受け入れて、お願いを聞き入れて。 澪先輩がドッペルゲンガーについてどこまでわかって協力しているのか、それはわからないけど、それでも真面目で友達想いのあの人はちゃんと自分の役割をこなす。 ということは、この場に純がすぐに来ることはまず期待できない。助け舟を出してくれる人は誰もいない。 そういう状況で最も恐れることは、私が流されること。 なんだかんだで押しが弱いのか染まりやすいのか、憂や純によくからかわれるほどに私は流されやすい。 もちろん指摘されるまで自覚はないんだけど、思い返してみれば事実だと思う。 だからこの場でもそれが一番怖い。唯先輩は明るく優しい素敵な人だ。だからその素敵さに呑まれる前に、私のほうから話を切り出すべきだと思った。 梓「……本題に、入りましょうか」 唯「…お店に入る?」 梓「……いえ、もうこの場でいいと思います」 話を長くするつもりはない。こういうのはハッキリ、スパッと告げるべきだと思う。 梓「……唯先輩がゾンビでも幽霊でも何でも、ああいうのは困ります。メールでも言いましたけど」 唯「……キス?」 梓「…はい」 唯「ごめんね。あずにゃんのこと好きだから、つい」 いつもの唯先輩のように、いつもの笑顔で、そう答える。 その笑顔に、少しだけ期待をした。可能性なんて無いと思っていたはずなのに、期待してしまった。 いつもの唯先輩であることを期待して、残酷な質問が口をついて出た。 梓「……それは、後輩として、ですか?」 後輩として。あるいは軽音部の仲間として。恋愛的な好意ではない『好き』であれば。 色恋沙汰に無縁の、朴念仁だった昔の唯先輩のままであれば、誰も苦しまないで済む。 唯「…ううん。一人の子として、あずにゃんが好き」 ……わかっていたはずなんだけど。 唯「ごめんね、それでも順序はあったよね。いきなりキスなんて――」 梓「っ、唯先輩っ!!」 胸が、痛くて。 梓「……ごめんなさいっ!!」 唯「……あず、にゃん?」 梓「ごめんなさい! 私、好きな人がいるんです…! だから……!」 だから、あなたの気持ちには応えられません。 そこまで言い切ることは出来なかった。予想以上の胸の痛みに、心が悲鳴を上げていた。 私は今、唯先輩を傷つけている。 憂とその他全てを天秤にかけて、憂を選んだのに。 憂がいれば他に何もいらないと、そう思ったのに。 いざ、唯先輩を拒否するとなると……言葉の全てを紡ぎきる事さえ、痛すぎて出来ない。 頭を下げ、唯先輩の顔から目を逸らして更なる痛みから逃れようとするほどに。 ……唯先輩の気持ちを想像し、声を聞くだけでこんなに痛いんだ。顔なんて見れるはずがなかった。 想いが通じない。その痛みはイヤというほどにわかってる。 他ならぬ私だから、それは充分にわかってる。それだけでも痛いのに、そこにさらに拒まれる痛みが重なるんだ。 想像なんて出来ないけど、想像しようとするだけで胸が張り裂けそうになる。 唯「あずにゃん……」 梓「ごめんなさい…!」 そんな痛みを抱えているであろう唯先輩に、ごめんなさい以上の、そしてそれ以下の言葉を紡げる気はしない。 ごめんなさい唯先輩、私は、私は……! 唯「……いいよ、顔上げて?」 梓「…え、っ……?」 不意に告げられた「いいよ」というその言葉に、おそるおそる顔を上げる。 そこにあった顔は、意外にもいつものあたたかい笑顔だった。 唯「……ごめんね。私、あずにゃんを困らせちゃったんだね」 梓「っ……」 唯「……その人の事、ホントにホントに大好きなんだよね、あずにゃんは」 梓「……はい」 唯「そっかぁ…。じゃあ、私が諦めないとあずにゃんに迷惑がかかるよね……」 それはその通りなんだけど、「そうです」だなんて言えるわけがない。傷つけられるはずがない。 でも、眼前の素敵な先輩はそのあたりまで察してくれた。 唯「……好きな人が嫌がることなんて、出来るわけないよ」 梓「ごめん…なさい…」 唯「いいってば。ほら、泣かないで?」 唯先輩がハンカチを持った手を伸ばしてくる。ああ、やっぱり泣いてたんだ、私。 唯先輩に涙を拭いてもらうのは、これで何度目かな…… 唯「……幸せになってね? そして、幸せにしてあげてね?」 梓「っ、はい……」 唯「…あはは、良かったね、お店入らなくて」 確かに、お店の中で涙を流すのは恥ずかしい。 私は唯先輩のほうこそ泣くと思ってたんだけど、そんなことはなかった。きっと私のために涙を堪えてるんだと思うけど、そういうところはやっぱり先輩で、立派で、素敵だと思う。 ……そんな唯先輩だから、私も惹かれた。子供のような純粋さと、時折見せる大人な一面。それを併せ持つあの人に惹かれない人がいるはずがない。 でも、私はすぐに身を引いた。純じゃないけど、軽音部が唯先輩を中心として成り立っている部だと気づいたから。危ういバランスで成り立っていると気づいたから、後輩の私はでしゃばる事を止めた。 恋心と言えるかさえ曖昧だったそんな感情を捨て、それでも仲間として一緒にいられるように頑張った。私のその経緯を知ってか知らずか、憂がいつも私を隣で支えてくれて……いつしか憂のことを特別な目で見るようになっていた。 唯先輩を重ねていた可能性も否めない。唯先輩から憂に受け継がれたであろう優しさに、私は最も惹かれたんだから。 でも唯先輩と憂の違うところだってちゃんと知ってる。憂だけのいい所をたくさん知ってる。今ではそれくらいに憂のことが大好きだ。 でも、そんな気持ちで割り切れないから私は泣いているんだ。 憂のことが好きでも、唯先輩のことを嫌いにはなれない。あんないい人を嫌いになれる人なんているもんか。 近くにいた私なら尚更だ。二年間一緒にやってきて、たくさんの宝物を貰った私なら尚更。 ……だから、こういう場での『先輩らしさ』にどこまでも甘えてしまうんだ。 唯「……じゃあね、あずにゃん」 梓「っ、ゆい、せんぱい……!」 唯「……また、会えたら会おうね」 傷つけた後ろめたさを抱える私に、不透明な言葉で返す唯先輩。 でもきっと、それが理想の返し方だ。後ろめたさを抱えているからこそ、私はその言葉を否定も肯定も出来ず、未来を不透明なままにしておくしか出来ない。 否定も肯定も出来ないし、しなくていい。そんな状況を相手から与えてもらう。これ以上ない優しさだと思う。 一度だけ強く頷き、私は唯先輩に背を向けた。 【#23】 純『――梓っ!!』 どうにか落ち着き、多少は穏やかな気持ちで取った携帯電話からはそれを吹き飛ばしそうなほどに焦った純の声がする。 結局唯先輩との話が終わるまで純は来なかったが、私が家に帰りつく前に電話が着たという事は同じくらいのタイミングで解放されたのだろう。 梓「……どうしたの? もう終わったよ?」 純『あー、やっぱり間に合わなかったかぁ。ゴメン。全くもう、なんでこんなタイミングで…』 梓「…唯先輩が頼んだんだってさ」 純『えぇ!? あぁ、そっか、どうりで……』 梓「何かあったの? っていうか澪先輩と何を話してたの?」 純『ん、さっき澪先輩が携帯を開いてから話を切り上げたからさ。時間確認してたのか、唯先輩から連絡でもあったのかと思って。話してたことは……帰ってから話すよ』 梓「憂のことは……」 純『大丈夫、言ってないよ。でも上手く隠し通せたかは自信ないけど……』 そのあたりはきっと考えてもわからないと思う。 純は隠し事は上手い…とは言い切れないけど、結局のところ、そういうのを見抜けるかどうかはお互いをどれだけ理解しているかによると思う。 疑わないか疑うか、そして疑ってなお踏み込むか。それを本人がどこまで良しとするかに全てかかってる気がするし。 澪先輩のような人付き合いに慎重な人だと、勘付きはするけど踏み込まないパターンが多いと思うから尚更。 梓「なるほど。じゃあ私はまっすぐ帰るから、家で続きは聞くよ」 純『おっけー。……っていうか梓、今更だけど……大丈夫だった?』 大丈夫だったか、と、そう心配するのは当然だと思う。私だからとか唯先輩だからとかそういうのは関係なく。 そしてそれは、誰に聞かれようと自分の思った通りの事を告げるしかない質問でもあると思う。質問でありながら心配でもあるんだから。 梓「……大丈夫だったよ。少なくとも私はそう思った」 純『……そっか』 ――マンションが目前に迫った頃、意外にも純と遭遇した。 というか丁字路の別の道から走ってくる純が見えたので、とりあえず少し待ってあげて合流した。 梓「……そっち側にいたの?」 純「ふぅー…。うん。奢るって言われて、つい。あー疲れた……」 梓「まったく、現金なんだから……」 純「いや、それでも待ち合わせ場所には近かったんだって! だからこそ引っかかったというか…」 梓「はいはい」 奢るって言われたから引っかかったんでしょ、という言葉は飲み込んだ。というか引っかかったって言い方は澪先輩が完全に悪役だよね。 まぁ、先輩二人の目論見通りに純は引き止められたわけだし悔しい気持ちもわかるけど。 梓「……仲直りした?」 純「……うん。まぁ、仲直りというか私が一方的に、ね、敵視してただけだし」 梓「えらいえらい」 純「…はいはい。それより梓は早く帰って奥さんを安心させてあげなきゃね」 ……全く、どうして純はこう、照れ隠しからの反撃が上手いのか。 でも言う事はもっともだ。奥さんってところじゃなくて、早く帰って憂を安心させてあげたい。 何事もなく解決したと私は思ってるから、だからこそ早く帰ってあげないといけない。 梓「……どうせもうすぐそこだけど――」 純「あっ――!」 マンションの敷地内、入り口のあたり。そこに立つ人影を見て、二人で息を飲む。 憂「………」 梓「憂っ!」 寂しそうに、俯きながら。置き去りにされた子供のように佇む憂。 思わず名前を呼びながら駆け出していたけど、走りながら同時に私の心にいろいろな考えが浮かぶ。 置き去りにされた子供のように、と形容したけど、実際その通りの憂。 そして学生時代とは異なり周りに誰もいない、一人ぼっちの憂。 置き去りにしたのは、一人ぼっちにしたのは、私だ。 仕方なかった。ちゃんと理由があった。憂もわかってくれた。そう言ってしまえばそれまでだけど。 それでも、寂しそうな憂の姿を見た今の私にはその選択が正しかったのかわからない。 本当に、今の憂の周囲には私と、そして純しかいないんだ…… 憂「……梓ちゃんっ!」ダキッ 梓「ひゃっ…!」 駆け寄ると、飛びつくように抱きついてくる。 理由なんて考えるまでもない。寂しかったんだ。不安だったんだ。そんなこと昨日の夜の時点でわかってた。 なのに、これしか方法がなかった。 梓「うい……」 ……本当に? そうやって決め付けてしまっていいの? そうやって決め付けて、同じような解決方法しか思い浮かばない時、その度に憂を寂しがらせるの? それが、恋人のやり方なの? ……そうは思いたくない。 これから先、寂しがらせないために何か出来るはずだと思いたい。何もわからないけど、そう信じたい。 私達の関係は変わらなくても、私は変わらないといけない。少しでも憂を悲しませないように。 それに今だって、寂しがってる憂を慰める方法はあるはず。恋人の私になら。 14
https://w.atwiki.jp/konohiroisekai/pages/219.html
HP 1e+23 敗北可能回数:100回 場所 幻想郷:[ 楽園の亡霊 ] 条件 レベル:1000億以下 攻略目安 武器攻撃力:なんでも 体力:1e+181 スタイル:なんでも 概要 どんな武器でも殴ってれば簡単に倒せる 250000000経験値と強化に必要な鉱石が手に入る 魔人の心臓を装備すれば死ぬことはないと思う。 まぁ、100回死ぬまでに確実に倒せる
https://w.atwiki.jp/puyo2que/pages/735.html
ピエロ ドッペルゲンガーアルル レア度 ☆3~7 カードタイプ バランスタイプ・単体 スキル能力 チャンスぷよの数×nの赤属性ダメージ Lスキル能力 コンビネーションボーナスの能力アップ・☆4は+1.5倍、☆5は+2倍、☆6は+2.5倍 コスト量 8,14,20,28,40 変身合成 専用素材+ぷよアイスが必要 解説 概要 2014/4/21~2015/3/9の間に、『ぷよぷよ!!クエスト』の招待報酬としてもらうことのできた限定カード。 2015/3/9以降はぷよP交換所で入手可能。それと同時に☆6も実装された。 元招待報酬のためか、☆5までで300P、☆6までは累計600Pと他のキャラ達の約2倍のぷよPが必要。 マルチプレイ実装後は、確率は低いが赤の大宴会の辛口と激辛でへんしん素材がドロップするようになった。(本体ドロップはなし) なお、招待特典だった頃は、3人招待で☆3ピエロのカード、5人で☆4にするための変身素材、10人で☆5にするための変身素材が手に入った。 ぷよクエ初の、変身するとカード名が変わるカード。 元は『ぷよぷよ~ん』のラスボスである。なお、ぷよ原作で「ピエロ」として戦うのは『ぽけっとぷよぷよ~ん』のみ。 よ~んシリーズの他のキャラクター (ジャァーン・パノッティ・チコ・インキュバス)の☆7へんしんが解放された後も、このキャラクターはレアリティが☆6までの状況が続いていたが、 2022/8/3に、ギルドイベント「★7解放記念!ドッペルゲンガーアルルラッシュ」の開催に伴い☆7へんしんが解放。 その後もぷよP交換所での交換制限が続いていたが、2022/12/22に交換回数制限が廃止された。 ステータス ☆6 Lv.99 たいりょく 3530 こうげき 1694 かいふく 705 ☆7 Lv.120 たいりょく 5295 こうげき 2457 かいふく 952 ステータスはバランス型。赤属性らしく回復低め、攻撃高めのステータスになっている。 最終ステータスはあやしいクルークより気持ち低い程度と優秀。 赤ガールズのスペック要員としても十分に使って行けるレベルである。 スキル 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×Nの属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す ☆3で×5000、☆4で×10000、☆5で×20000、☆6で×40000、☆7で×2400000。 必要ぷよ消し数は☆6までは40個。☆7で35個。 通常チャンスぷよはなぞり消し後の連鎖途中で巻き込んで消すことで「大連鎖チャンス」を発動する効果であるが、このスキルはチャンスぷよを元の色ぷよに戻す代わりに全体攻撃を行うというもの。 類似スキルを持つカードとして、「魔法使いシリーズ」がいる。 こちらは固定値なので火力が安定しているのに対し、あちらはこうげきを参照するためリーダースキルやエンハンスなどでダメージを伸ばせる。 固定ダメージなので、低レベルの時点でも高火力を打てる利点がある。 逆に、固定ダメージなので攻撃力増強系スキル・リーダースキルは一切効果なし。タワーボーナスによる差もない。 ただし、チャージは有効。 また、当然だがチャンスぷよがなくなるので、他のカードのスキルが溜まるスピードも遅くなる。 プラス状態は有効で、チャンスぷよがプラス状態ならちゃんと2個分としてカウントされる。 「さかなシリーズ」「スイートアミティ」や「よ~んシリーズ」はチャンスぷよ生成スキルを持っている。 サポート含め自分のデッキを全てこれらのカードで埋めれば、最大で20個のチャンスぷよを生成することが可能(☆6の場合)。 その後このカードのスキルを使えば20*40000で80万ダメージの全体攻撃をたたき出すことができる。 あくまでも固定ダメージ攻撃なので、他スキルによる攻撃力アップの効果は乗らないが、赤属性の攻撃であるため緑属性の相手に対してはさらに倍になる。 さらに、状態異常によるダメージ増幅も発動されるため、1枚をウンディーネやディーナなどに切り替えることで、前者なら16×40000×2×2で256万ダメージ、後者なら384万ダメージを確実に与えることができる。 エレメント祭壇でさえもこのコンボで突破でき、「コタエノ森」でも非常に有効(最終面でも全員の体力は60万と132万)。 なお、くろいシェゾなどが持つ「相手が受けるダメージを倍増させる」スキルでのダメージは増えないので注意。 ただ、カード資産が豊富なプレイヤーならば、単色デッキで「童話」をリダサポにして「魔導学校」「初代」「すずらん」で総攻撃した方が、事前準備も不要であり総合ダメージは上である。 全体攻撃なので、通常クエの集団ボスに対しても有効。 逆に、ギルイベなどの単体ボスでは初代の方が圧倒的にダメージ量が大きい。 相手が複数の時に「幻獣プリンセス」で全体攻撃をチャージして、単体ボス相手にチャージ攻撃を放つ、というコンボは可能。手間はかかるが、これなら単体ボスに対しても大ダメージを与えられる。 ☆7とっくんで獲得できるスキルは「相手全体を3ターン「まやかし」状態にし、2ターンの間、赤属性を含む攻撃で味方全体の攻撃力を3.5倍にする」 必要ぷよ消し数は40個。 状態異常+条件エンハンスという扱いやすいスキルとなる。 赤属性で「まやかし」を持つカードは初。 リーダースキル ☆4~☆6:味方デッキでコンビネーションボーナス発生時の効果がアップ。☆4で150%アップ、☆5で200%アップ、☆6で250%アップ ☆7:「ナゾ多き」の全能力値を3倍にする ☆4~☆6のときはフィーバーどうぶつシリーズと同様、コンビネーションボーナス発生時のステータスアップ効果を強化するもので、 どのコンビネーションが発生しても、通常1.2倍のコンビネーションボーナスが1.5倍~1.7倍 (このカードのレアリティにより異なる)に強化される。 ☆7ではコンビネーションボーナスではなく「ナゾ多き」の全ステータスを3倍にする効果に変わるため、 このカードを☆7にした場合、「ナゾ多き」以外の味方カードはこのカードのリーダースキルの恩恵を受けられなくなることに注意。 このカードの☆5または☆6をリーダーにして「ボス!?」や「ガールズ」のコンビネーションを組んでいた方は要注意である。 + ☆4~☆6時の効果 コンビネーションボーナスは計算式が特殊なので、詳細はコンビネーションボーナスのページを参照。 同じリーダースキルを持つシリーズとして、「フィーバーどうぶつシリーズ」も存在する。「ガールズ」の汎用性を考えればこちらが上か。 「ガールズ」はどの色でも非常に多いので発動はさせやすいが、スキルを活用しようとするとデッキ構成は限られてくる。 スキルを無視して、赤単色ガールズデッキのリーダーとしてもよいだろう。 リーダーとサポートを☆6ルルーと☆6ドッペルゲンガーアルルにした時は全ステータスは2.38倍となり、Wルルーの2.352倍より若干高い。 多色ガールズデッキを組むならばサポートは歌姫ハーピーにしてさらなるコンビネーション強化を図るのもいいだろう。 以前は敵側でコンビネーションが発動しなかったため迎撃デッキには採用しづらかったが、アップデートでコンビネーションが発動するようになったので、シェゾの代わりにこれを先頭に据えて、スタメンサブに初代ガールズを並べるという方法も悪くない。あるいは2、3番手にカーバンクル、くろいポポイを置いてボス!?コンビネーション発動を狙ってもいい。その場合は他のボス!?シリーズも一緒に並べてもいいだろう。 コンビネーション ピエロ(☆3~☆4):「ナゾ多き」のみ。 ドッペルゲンガーアルル(☆5~☆7):「ボス!?」「ナゾ多き」「ガールズ」 ちなみに、アルルとは別キャラ扱いだが、データ上は「ピエロ」と「ドッペルゲンガーアルル」で同一キャラ扱いとなっている。 余談 ゲーム内のカード図鑑を見ると、このカードは「よ~んシリーズ」と同じ位置に置かれている。 ドッペルゲンガーアルルというキャラは魔導物語も含めて何体か登場しているが、このカードは「ピエロに変装している」という『よ~ん』のラスボスを出典とした設定となっているため、開発段階ではよ~んシリーズの赤属性としてデザインされていたのかもしれない。 ver9.1.0実装のキーワードしぼりこみではよ~んシリーズと共に「よ~ん」に含まれる。 イベント特効カードでも「よ~んシリーズ」に含まれている。 ver3.1.0以前は、スキル攻撃が属性ダメージ扱いであるにも関わらず赤属性盾を貫通していたが、これはバグだったようで貫通しない仕様に修正されてしまった。 このカードが出たことで「アルル」「アルル ver.ぷよテト」「サンタアルル」「ダークアルル」「ドッペルゲンガーアルル」で被りなしの「アルルオンリーデッキ」が可能。 ただし、「アルル」「アルル ver.ぷよテト」「サンタアルル」は同一人物扱いのためコンビネーションは発動しない。 内容的にかみ合う要素もほぼ無い、いわゆるファンデッキである。 6枚目の「アルルver.冬休み」、7枚目の「戦乙女アルル」、8枚目の「お祝いアルル」の登場により、さらに作りやすくなった。 デッキ考察 ☆6までのリーダースキルは、本キャラのスキル攻撃の威力を左右しないため、コンビネーションを優先する手もあったが、☆7ではステータス強化の効果があり、そのステータス強化効果も☆6(コスト30)の枠としては平均的であること、そして、とっくんスキルを選択できるので、コンビネーション以外を主に考察している。 そのため、☆7の場合のデッキ考察は、リーダー以外での使用を紹介する。現環境の☆6以前では使いどころが難しいため、下記を参照。 ①スキル全体向け単色最大火力 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 わだつみのレベッカ ポップなアミティ ドッペルゲンガーアルル ミヤビ すけとうだら 異邦の童話レベッカ 純白の魔界王子イシン チャンスぷよと「プラス状態」ぷよを大量に変換して、ドッペルゲンガーアルルのスキルを発動する、というシンプルな構成。チャンスぷよ変換スキルをすべて発動すると、アミティの条件付き攻撃力強化は使えなくなるが、ドッペルゲンガーアルルのスキルは固定ダメージであるため、攻撃と回復が逆転していても活かせること、さらに、すけとうだらのとくもりサポートスキルを利用すれば、タフネス貫通ではない即死級の攻撃も一度だけ耐えられる。 すけとうだらをスイートアミティに変えれば、チャンスぷよの変換数が1つ増える上で、サポーターを含み全員コンビネーションに対応する可能性があるが、スキル発動ぷよ数に差がある(アミティはスキルレベルMAXで最短25に対し、すけとうだらはスキルレベルMAXで最短15個発動になる)点と、とくもりサポートのタフネスがなくなるため、一長一短になる。 また、スキル再発動のラムを入れて、ポップなアミティのスキルを再発動させる手法もある。 これならお手軽に盤面のぷよすべてをチャンスぷよに変換できる。この場合、プリズムボールは不要であるため、スキル中の10秒は何もせず待つことになる。 ラムを入れるとミヤビとすけとうだらの枠を一枠に減らせるため、ヒルダを入れて火力を上げることが出来る。 ②バランスタイプで強力な多色バフ盛り込み 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 蒸気都市のまぐろ 大精霊シルフ レイラ ドッペルゲンガーアルル スペース☆エコロ 蒸気都市のシェルブリック3世 こちらは、とっくんスキルによる運用が前提の構成例。 本キャラのとっくんスキルは他の条件付き攻撃力強化と異なり、赤属性を含む攻撃のみで味方全体の攻撃力が強化される点が大きい。 + ☆7実装前の構成例 ①スキル全体向け最大火力 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ ジャァーン チコ ウンディーネ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - スキルで最大火力を出し、尚且つリーダースキルも活かしたいなら、ドッペルゲンガーアルル、スイートアミティ、ジャァーン、チコ、ウンディーネ(☆5~7)の「ガールズ」デッキがリーダースキルを無駄なく活かした最高の組み合わせになる。 バランス型が多くなるので回復力がそこそこ高めという一面もある。 危ないときは欲張らずに大連鎖チャンスで全消しして回復することも可能だ。 サポーターには同じくガールズが乗り、かつコンビネーションを更に強化する歌姫ハーピーがオススメだが、用意できない場合は他のチャンスぷよ生成キャラ(出来れば☆6のパノッティやインキュバス)が推奨。 サポがチャンス生成で最大火力16*40000*2*2で256万 ②スキル単体向け最大火力 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ ジャァーン チコ ディーナ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - ①に比べ、「全体が確率で怯え」→「単体が確定で麻痺」にすることにより、単体に焦点をより当てた戦法。ロックオンを忘れずに。 ギルイベなどで起用したり、「取り巻きの体力はなんとかなるのだが、ボス本体は…」というときにおすすめ。 サポがチャンス生成で最大火力16*40000*2*3で384万 取り巻きには128万 注釈は①と同じ。 ③揃えやすさ重視 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル すけとうだら ニジイルカ ふふふ さかな王子 ブラックタイガー コンビボーナス対象 ✖ 〇 〇 〇 〇 〇 このカード以外でコンビネーションをさかなシリーズ5体で結成される「スイマー」コンビネーションを使う方法。 レアリティ無視ならば効果は素と同じ。 ドッペルアルルを包含した揃えやすさを考える上では、リーダーとサポートは逆に考えれば良い。 基本的には低ランカーでも他人から借りれば問題は無い。 また、サポートキャラがさかなシリーズだと安定力に優れるスキル「タフネス」に加え、ドッペルゲンガーアルルのスキルの火力も上がり、一石二鳥。 ただし、ステ向上とタフネスの相性は決して高いとは言えない。ステ倍率同士を掛け合わせる為に初代の方がいい事が多い。 最大火力は20*40000*2=160万 ➃取り巻き利用 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ チコ ジャァーン フェイニィ ディーナ コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 〇 取り巻きがいた時のみ、単体最大火力を出せるパーティー。チャージで貯めたダメージを麻痺したボスに一点集中して攻撃する方法。 相手ボスが1体+取り巻き4体の構成の場合、最大で単体に12*40000*2*3*5*1.3で1872万与えられる。 ただし、先述通り、場所は限られる。 また、ここまでの超火力は必要な場面は少ないので、素直にチャンスぷよ生成キャラクターを1体ぐらいカーバンクルや漁師などの別キャラにして、取り巻きの雑魚ボスを安定して倒せる術を持つのが理想。 余談だが、この方法を利用して与えられる最高ダメージは(コンテでスキル発動を繰り返すと)48*40000*2*3*5*1.3で7000万超えとなるが、言うまでも無く非実用的である。 ➄単色構成 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ モモ ストロベリーナ ミヤビ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - フルーツシリーズとケーキシリーズを組み合わせることで、単色構成にしたパーティー。雅楽師シリーズであるミヤビのスキルを利用して回転率を高めつつ、チャンスぷよの大量生成ができるのが大きな利点。サポートにはタフネス付与 + チャンスぷよ生成を兼ねられるさかなシリーズがおすすめ。これらのカードだけでも10(14) * 40000で400000(560000)と充分なダメージが見込める上、1回のクエストで複数回の使用が可能なため、曜日クエストの周回等、複数回挑戦する必要があるクエストの攻略も楽になる。 注意点としては、ぷよの配置次第では「ストロベリーナ + モモ」のスキル発動の時点でチャンスぷよが暴発する可能性があること。ストロベリーナのスキル使用後は盤面を見直して、「ハートボックス + 赤ぷよ」で4個繋がっている部分が無いか確認しよう。また、漁師シリーズと違い「ミヤビ」のスキル発動タイミングが難しいことや、赤ぷよが足りなくなる可能性が高いので、常に赤ぷよが枯渇しないようにするなど。もっとも、それらの部分を気を付ければ480000程度の全体攻撃を連発出来るので、実用性は高い。 ⑥スキル無視構成 説明するまでもないが、このカードのスキルを使わない選択。 このカード自体はステータスが高いので入れる分には問題なし。 赤ガールズパに入れるのが最も効率が良いだろう。 リーダーでも良いし、スタメンの攻撃要員でもOK。 チャンスぷよ作成スキル持ちカードが1枚でも☆6なら160000の赤属性全体攻撃ができるので無理して全てのカードをそうする必要は100パーセントあるとは言えないが、利用したほうが効率的。 〜中ランカー程度なら、ドッペルゲンガーアルルとチャンスぷよ生成キャラ1体を普段と変えて、曜日ダンジョンボス(HP100000×5体)を即全滅させる戦法も効率良い。 評価 基本ステータスが高いので、攻撃要員&全体ステ調整として採用できる。 スキルを利用したコンボは安定して一定火力が出せるのは魅力。 Lスキルは赤ガールズパで過度な攻撃力アップを避けることで確実にスキルを貯める、ステータスアップで安定させる事が可能。 このように、高ステータスに加え、準備が必要だが大きな火力が出せるスキル・安定するLスキルを持ち「招待報酬で入手可能なカード(=非課金入手可能)」だったので、相対的価値は高いカード…だった。 だが、2015/03/09以降このカードは入手&育成に300~600Pという多大なぷよPが必要な課金カードとなっている(*1)。 約半分のぷよPで入手&育成可能なカードである「すずらん+αシリーズ」の方が汎用性は高いし、専門性でいえば「西洋妖怪シリーズ」はほかのカードでは代替の利かない特殊なスキルを持っている。 また、600Pも貯まる頃にはある程度課金カードが揃っているはずであり、スキルの項で述べたように「わざわざここまで下準備しなくても他のスキルで…」となってしまう可能性も大いに考えられる。 その頃には「通常クエストは余裕」レベルまで他のカードも育っているだろうし、「通常クエストが安定する」程度ではこのカードを入れる価値は見いだしにくい。 マルチプレイの正式実装により☆5までのへんしん素材がクエストドロップで入手できるようになったが、出現率は☆6魔導書や100点テストと同等かそれ以下と低いので、 専用素材が揃う頃にはやっぱり「わざわざここまで下準備しなくても他のスキルで…」となってしまう可能性は大いに考えられるし、 それまでに☆6魔導書や100点テストが入手できたなら、それらで☆6にできるキャラを育てた方が有効かもしれない。 とはいえドロップで専用素材を手に入れてしまえば本体を交換するための50ぷよPとぷよアイスだけで☆5にできる。 50ぷよPで☆5となれば他のぷよP交換カードより割安であるし、赤ガールズバランスタイプ良ステータスと使い勝手もよいため交換価値も出てくるだろう。 まとめると、300~600ものぷよPを持っているなら購入すべき有用なカードは他にあるし、それだけのぷよPが溜まるほどガチャを回していれば、有用なガチャ限カードが既に揃っているはず、ということである。 単体で見れば決して使えないカードではないが、ぷよPという入手方法を考えると損をしているカードである。 現段階では廃課金者の収集カードの域を出られない。招待やマルチプレイで☆5まで手に入れた人も無理に☆6にするのはおすすめできない。 ちなみに上下位ランカー混在ギルドならば、低ランカーにドッペルゲンガーアルルをサポートとして貸して、スキルコンボを教えてあげれば、交流ギルドなどではかなり重宝してもらえるだろう。 チャンスぷよ生成キャラ自体も育成意義はあるので、低ランカーにはかなり有用な連携手段。このカードを出している外部プレイヤーのサポートを使うのも十分アリ。 バトルイベントのボーナスタイムでスキルが発動してもほとんど無意味なので、ボーナスタイム中はデッキの控えに移動することを推奨。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17513.html
…… ……… 梓「――憂は、憂だけは…一緒に連れて行っていいかな」 梓?「……ダメ」 梓「ど、どうして!? あなたと憂が一緒に居たって、何もいいことなんてないでしょ!?」 梓?「……憂が、『中野梓』の存在の何よりの証明だから、だめ」 梓「っ!?」 梓?「『中野梓』は、憂を好きだった。憂に愛された。憂の存在自体が中野梓の証だよ。わかるでしょ?」 梓「で、でもっ!」 梓?「確かに、私は憂より唯先輩が好き。だから問題となるのは『あなたの隣に憂がいる』こと。それだけであなたは『中野梓』の要素を得てしまう」 梓「っ……」 それは…そうかもしれない。 私が憂を好きなように、憂は『中野梓』が好き。つまり憂の隣にいるのは『中野梓』であり、憂が隣にいたがるその人は必然的に『中野梓』になってしまうんだ。 元々は両想いではなかったとはいえ、今は両想い。そしてそれを皆が知っている。 全員を騙すことが出来ないと、“私”は私になれない。つまり、憂は『中野梓』の隣にいないといけないんだ。 『中野梓』を譲り渡すと言い、そして誰よりも憂に好かれていた私に、その理屈を否定することは出来なかった。 梓?「……人を好きな気持ちはよくわかるよ。だから憂を悪いようにはしない。それだけは約束する。けど、一緒に行くことは許してあげられない」 梓「そしたら……憂は…どうなるの? 憂は、きっと気づくよ……?」 恋心に敏感な憂なら、きっと隣にいる『私』の恋心の向く先が変わってることにすぐに気づくだろう。 梓?「…死なせはしないよ。あなたが悩み、苦しんで、決断したことはちゃんと伝える。ちゃんとわかるように言うよ、あなたが憂に手を汚させたくないが為に、こうして来た事も含めて」 梓「………」 梓?「あなたの弱さも、そしてそれ以上の優しさと愛情も、ちゃんと伝える」 つまり、憂にはちゃんと理解してもらうように努力する、と言っているんだろう。 私の選択の意味を理解して、受け入れて、平穏無事に生きてもらう、と。 梓?「恋人がいない事に絶望して自殺…なんて絶対にさせない。あなたは憂に生きて欲しいんでしょ?」 梓「……うん」 憂の隣に居られないのなら、あとは望むことはそれだけ。 “私”もやっぱり憂のことは恋愛感情こそ抱かずとも大切に想っているんだろう、私の答えに僅かだけ微笑んだ。 梓?「……来年まで私が生きてたら、唯先輩のところに進学したいと思ってる。その時まで純にバレてなければちゃんと話して、憂と純とは別の道を歩もうと思う」 梓「……うん」 梓?「……それまであなたも生きてれば、また会えるかもしれない」 梓「………」 やっぱり“私”が求めるのは唯先輩の隣。あの家を出るのは必然と言える。今がその時期ではないというだけで。 そしてその時が来れば、純に話して憂と一見自然に見えるように別れ、唯先輩と付き合う、ということだろう。 だからその別れの時が来れば、私はまた憂に会える…かもしれない、と言う。もちろん、『中野梓』としてではないけど。 でも、本当にそうなれば全てが丸く収まる、と思う。私が『中野梓』じゃない以外全てが元通りで、そして唯先輩達の望みも叶う。理想のカタチに思える。 そんなものを“私”は提示してくれた。 それは、優しさなのだろうか。 それとも、慰めなのだろうか。 梓?「私は、憂を好きだと言いながら私を殺せないあなたを軽蔑するよ」 梓「っ……」 そこまで言われても、私の手は動かない。 この手は、命を奪うことを良しとしない。 梓?「……けど、その優しさにも感謝してるから、生きて欲しい。あなたにとっては屈辱だろうけど、私はあなたから居場所を『譲って貰った』形になるんだから。この手を汚さずに『中野梓』になれるんだから」 だから、感謝はする、と言う。 弱さを感謝されて嬉しい人なんていないと思うけど、それでもこの感謝は本物なんだろう。 ……そして、私の悔しさもわかってる。 弱さに、情けなさに感謝される側の屈辱をわかってて尚、お礼を告げる。 言われた側が惨めな気持ちになることをわかってて、それでも偽らない思いを告げる。 梓?「二度と、私と唯先輩の前に現れないで欲しい。けど、優しい決断をしてくれたあなたに、もう私は「消えろ」なんて言えない」 梓「………」 梓?「殺したいのに殺せないと言ってくれた優しい人を、私は殺せない」 梓「……それは、弱さだよ」 梓?「…私は助けられた。だから、それは優しさだよ」 優しさと言い切り、私に情けをかける“私”。 優しさを貰ったなら、優しさを返してあげたい。私は常々そう思ってる。 きっとこの“私”が言うのも似たようなことなのだろう。 梓?「……あなたのことは大嫌いだけど、絶対に生きて欲しい」 やっぱり、この“私”も、私達と何ら変わらない『人』なんだ。 「――さよなら、私……――」 ………… ……… 【#30】 梓「――変わってないね、何も…」 電車を降り、駅から一歩歩み出て、そんな言葉が口をついた。 当然といえば当然だ。ほんの数ヶ月で目に見えて変わるものなんて、そうそうない。 この街、桜が丘も当然、数ヶ月程度では何も変わらないに決まってる。 ただ一つ大きく変わったのは、この街にはもう私の戻れる家すらないということ。 この数ヶ月間、両親との関係は好転しなかった。悪化こそしなかったものの、特に何かしらの動きがあったわけでもなかった。 家の事なんて気にかける暇すらないほど毎日に必死だった。他に考える事が多かった。 でも、失ってみれば、それは確かに私の手の中から零れ落ちたモノの一つとなって、私の心に影を落とす。 人は失って初めてその大切さに気づく、とよく言うけど、本当だと思う。 考えもしなかったのに、見向きもしなかったのに、目を逸らし続けてきたのに、今、私は確かに寂しいと感じている。 純との生活、憂との関係、全てが失敗しても私にはまだ帰る家があった。 プライドを捨て、反省し、泣きながら土下座すればきっと迎え入れてくれるはずだった家が。 確かにあったはずなんだ、暖かく、温かかった家が。今はもう戻れない家が。 梓「っ……」 強く目を瞑り、袖で涙を拭う。 ううん、涙じゃない。私は泣いてなんていない。認めるわけにはいかない。 ……泣いている自分を認めてしまったら、きっと涙が止まらなくなる。 自分から『私』を捨てた私に、涙を流す資格なんてない。 それでなくても、私は強くなろうって思ったんだ。憂達を守ろうって思ったんだ。結果は伴わなかったけど、それでもこれは私のそんな選択の結果なんだ、泣いちゃいけない。 当初の予定とは違うけど、誰も命を落とさず、誰も手を汚さなかった。理想的な『終わり』なんだから泣いちゃいけないんだ。 ……それでも、涙が溢れ出て来そうになる。寂しさが胸の奥から湧き出てくる。 でも、そんな気持ちと決別するために私はこの街に戻ってきたんだ。 家を、お父さんお母さんを一目だけ見て、それでも涙を流さずにいられれば私は大丈夫のはず。 それが出来れば、私は一人ぼっちでも生きていける。憂とまた会えるその時まで生きることが出来るはず。 ――そう思っていたんだけど、やっぱり無理かなぁ、とも思い始めている。 ちゃんと涙を流さず駅から歩いてきた。でも、この曲がり角を曲がれば我が家が見える、そんなところで一時間近く立ち止まっている私には、いざ家や両親を目にしたら泣かないことなんて無理かもしれない、と。 今のこれは涙じゃないと言い張れる程度の量だとしても、その時は我慢できないんじゃないか、と。 とはいえ、これ以上立ち止まってはいられない。不審に見えるのももちろんだし、そもそも帰ってきた意味がない。 意を決し、首を伸ばして曲がり角の向こうを覗いてみる。すると…… 梓「……? 今、誰か……」 家の前に人影が見えた気がして、尻込みしていたのも忘れて静かに家に近づいていく。 時刻はたぶんお昼時。憂に見つからないよう早朝に純の部屋は出たけど、移動と、そしてさっきまでの躊躇いできっとそれくらいの時間になっているはず。 両親は平日休日の区別なく不定期に家を空ける人だから両親の姿を見た可能性もあるけど、どうにも違うような気がした。そんな気がしたからこそ恐る恐る近づいているんだ。 そして、家に数メートルというところまで近づいたあたりで話し声が聞こえてきて、その相手に驚いた。 中野母「――ごめんね、まだ……」 菫「……そうですか」 直「……ありがとうございます、おばさん」 梓「――!?」 間違いない。一年間一緒にバンドを組んだ、愛すべき後輩の声だ。斉藤菫と、奥田直。忘れるはずがない名前。 透き通るような綺麗な外見に違わない透明な声と、最初の印象よりずっと歳相応に感情豊かな、細かい起伏の多い声。聞き間違えるはずがない。 どうやら家に居るお母さんと向かい合って玄関で話しているようだから、顔を出して覗くことこそ出来ないけど。それでも会話の内容はちゃんと聞こえてきた。 中野母「こちらこそありがとう。毎日毎日」 菫「いえ、ただ一目会いたいだけですし……言わば私達のワガママです」 直「今は向こうで元気でやっていると聞いてます。本当はそれだけで充分なんですから」 中野母「……ごめんなさいね。あの子、いろんな人に迷惑かけてるわね」 菫「迷惑なんかじゃないです。だって…私達は、先輩を支えきれませんでしたから、迷惑をかけてもらえる資格さえないんです」 直「………」 中野母「……山中先生から話は聞いてるわ。あなた達も先生も、梓の同級生の子達と、そして先輩に遠慮してたんだって」 菫「遠慮なんて……そんなものじゃありません」 直「力不足だったんです、私達では。私達の声は、先輩に届かなかった……」 中野母「そんなこと……」 菫「いえ、やっぱり出会って一年も経たない私達じゃ、ダメだったんです」 直「……悔しいですけど、やっぱり一緒に居た時間の差には勝てなかったんです」 梓「っ……!」 痛い。 胸の奥が、とても痛い。 そんなわけがないと、出て行って否定したい。 時間の差なんて関係ない。大事な大事な後輩なんだって伝えたい。心配かけてごめんねって謝りたい。 でも、それは出来ないんだ。 今の私は『中野梓』じゃないから……とか、そんな些細なことは問題じゃなくて。 あの時の私は、実際に皆の声を無視していたんだから。実際、私を助けてくれたのは純だったんだから。 その二つの事実が、私の招いた事実が、二人の言うことを肯定してしまっている。 そんな中で薄っぺらい言葉だけで否定したところで、何が伝わるというのだろう。 きっと逆に、「他の先輩方にはちゃんとお礼を言ったんですか?」と返されるのがオチだ。 自ら身を引いた二人だからこそ、他の人を立てようとするだろう。そして実際、私はまだムギ先輩と律先輩には何も告げていない。そんな私が二人の前にどんな顔をして立てばいいというのだろう。 それにそもそも話を聞く限り、二人が会いたいのは元気にやっている私だ。立ち直った私だ。今の私では、到底その純粋な想いに報いることはできない。 梓「っ……ごめんね……」 この胸の痛みは、きっと報いなんだ。 憂と恋人として歩んで行きたいとか、純に隣に居てほしいとか、私はこれから何をするべきかとか、一見前向きな綺麗事ばかりを並べていたけど、それは全部自分のためのこと。 前を向いた気になって、その実自分のことばかり見てて、後ろの過去に置き去りにしてきた人達の想いを見なかった私に対する報い。 梓「そ、っか……」 ようやくわかった。 私がするべきことは、過去や『私』や寂しさとの決別なんかじゃない。 自らが為した事、招いた事、全てを受け入れ、抱え込み、痛みに耐えながら生きることだ。 あの時からずっと弱いままの私は、多くの人を傷つけてきた事実を直視しないといけない。傷つけたことに気づき、傷つかないといけない。 私が『私』であったなら、まだ償いようもあったのかもしれない。 でもそうでない今、償う手段すら残されていない。『中野梓』が犯した罪を死ぬまで抱えながら生きるしかない。 今の私は『中野梓』ではないとはいえ、見て見ぬフリなんて出来ない。目を逸らせない。 だって、それは私が招いたものなんだから。ドッペルゲンガーではない、『人間』の私がやったことなんだから。 今となっては責任も取れないし償いも出来ないけど、投げ捨てて目を背けるなんてこと、出来るはずがない。 人間は、自分の心に嘘は吐けない。人間の心に、逃げ道なんてない。 ……ドッペルゲンガーなら、多少は言い訳が効くのだろうけど。 【#31】 ――これからどう生きるのか。それを痛いほど思い知らされた私は自分の家に背を向け、ただフラフラと歩いていた。 ただフラフラと歩き、足は自然とここに向かっていた。 梓「……変わってないね、ここも」 内心ホッとしていた。目の前にある家の表札が『平沢』から変わっていないことに。 純と危惧していた通り、そう簡単には買い手が付かなかったのだろうか。答えは私にはわからないけど、とにかくここが変わっていないことが嬉しかった。 憂の暮らしていたこの家を、変わらぬまま在るこの家を、最後に一目見れることが嬉しかった。 そう、最後に、だ。 やっぱり私は、この街に居てはいけない人間だ。元よりここで暮らすつもりなんてなかったけど、もう少しはゆっくりしていくつもりだった。家を見た後に思い出の場所を巡ろうかと考えつつあったくらいには。 でも、今となってはそんな気も起きない。フラフラと歩きながらも求めたこの場所を目に焼き付けたら、すぐにでもこの街を出ようと思う。 私はこの街の全てを捨てたようなものなんだ。この街にいた頃に受けた想いを全て置き去りにしたのだから。 そんな私がここにいていいはずがない。もっと厳しい処で、足を震わせながら独りで生きて行かなくちゃいけないんだ。 だから、憂のいたこの家だけでもせめて目に焼き付けて、この街を出よう。 もう涙も我慢する必要はない。涙を流しながら悔いながら情けなく生きるのが私にはお似合いなんだから。 いっそいつぞやの純みたいにドアノブまでガチャガチャ回してみようか。 あの日憂が鍵はかけたはずだけど、もし、もしも開いてたら、私は…… 梓「……なんて、そんなバカな事考えたってしょうがない――」 と、どうしようもない自分を嘲っていると。 不意に。 後ろから。 梓「っ――!?」 肩越しに、腕が回され。 「……――――……」 その腕と、背中に押し付けられた身体から温もりが伝わってきて。 それらはそっと優しく、ぎゅっと大切そうに、私を包み込む。 そして 囁かれる。 「――会いたかった……」 反射的に振り払おうとしたけど、その声によって私の動きは止められた。その声の持ち主を、私が振り払えるはずがなかった。 ここにいるはずがない、いや、考えなかったわけではないけど、それでもここに『居てほしくない』人。 そしてそれでもずっと心のどこかで願っていた、隣に『居てほしかった』人。 しかし私は、それを願うことは許されない。だから私は、私も貴女もそれを願わずに済むように仕向けたはずなのに…… 梓「――どうして……」 肩越しに振り向いた、その先。 そこには、微笑みと共に涙を流す、憂の優しい笑顔があった。 20
https://w.atwiki.jp/puyoque/pages/735.html
ピエロ ドッペルゲンガーアルル レアリティ ★3~★7 タイプ バランスタイプ・単体 コスト 8,14,20,28,40 スキル きほん 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×2400000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す とっくん 相手全体を3ターンの間、「まやかし」状態にし、2ターンの間、赤属性を含む攻撃で味方全体の攻撃力を3.5倍にする リーダースキル 「ナゾ多き」の全能力値を3倍にする バトルスキル なし へんしん素材 ★3→★4 【★3】ぷよアイス×1、【★4】ぷよアイス×1、【★5】ぷよアイス×1、【★4】あかいクリスタル×1 ★4→★5 【★3】ぷよアイス×2、【★4】ぷよアイス×1、【★5】ぷよアイス×1、【★5】あかい魔鏡×1 ★5→★6 【★6】真紅の魔鏡×5 CV 園崎 未恵 概要 2014年4月21日から2015年3月9日までの期間で、『ぷよぷよ!!クエスト』の招待報酬キャラとして、登場した。 2015年3月9日以降はぷよP交換所で入手でき、同時に★6も実装された。 招待報酬キャラとして登場したためか、★5までは300P、★6までは累計600Pと他のキャラの約2倍のぷよPが必要だった。 マルチプレイ実装後は確率は低いが、「赤の大宴会」の「辛口」と「激辛」でへんしん素材がドロップするようになった(本体はドロップしない)。 なお、招待報酬キャラとして登場した頃は、3人招待で【★3】ピエロ、5人で★4に「へんしん合成」するためのへんしん素材、10人で★5に「へんしん合成」するためのへんしん素材を入手できた。 本作では初となる「へんしん合成」で名称が変わるキャラで、元々は『ぷよぷよ~ん』のラスボスとして登場した。なお、「ピエロ」は『ぽけっとぷよぷよ~ん』でのみ登場した。 よ~んシリーズの★7が実装された後も、レアリティは★6のままで、交換回数制限が続いていたが、2022年8月のギルドイベント「★7解放記念!ドッペルゲンガーアルルラッシュ」の開催と同時に★7が実装され、4か月後の12月22日に交換回数制限が廃止された。 ステータス レベル たいりょく こうげき かいふく ★6 Lv.99 3530 1694 705 ★7 Lv.120 5295 2457 952 最終ステータスはあやしいクルークより低い程度と優秀で、赤属性の「ガールズ」のスペック要員としても十分に扱える。 へんしん合成 ★3→★4 【★3】ぷよアイス 【★4】ぷよアイス 【★5】ぷよアイス 【★4】あかいクリスタル ★4→★5 【★3】ぷよアイス×2 【★4】ぷよアイス 【★5】ぷよアイス 【★5】あかい魔鏡 ★5→★6 【★6】真紅の魔鏡×5 スキル レアリティ スキル 発動ぷよ数 ★3 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×5000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す 40 ★4 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×10000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す ★5 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×20000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す ★6 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×40000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す ★7 きほん 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×2400000の属性攻撃を与え、チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す 35 とっくん 相手全体を3ターン「まやかし」状態にし、2ターンの間、赤属性を含む攻撃で味方全体の攻撃力を3.5倍にする 40 通常、チャンスぷよはなぞり消し後の連鎖途中で巻き込んで消すことで「大連鎖チャンス」を発動する効果であるが、このスキルはチャンスぷよを元の色ぷよに戻す代わりに全体攻撃を行う。 魔法使いシリーズも同様のスキルを発動するが、あちらは「こうげき」を参照するため、リーダースキルや攻撃力強化などでダメージを伸ばすことができる。 固定ダメージなので、低レベルの時点でも高い攻撃力を出せる利点がある。 逆に、ダメージは固定されているため、攻撃力強化系スキル・リーダースキルは一切効果はなく、タワーボーナスによる差もない。ただし、チャージは有効になる。 また、他のキャラの発動ぷよ数が減るスピードも遅くなる。 「プラス状態」は有効で、チャンスぷよが「プラス状態」の場合、2個分としてカウントされる。 ★6の場合、サポート含め自分のデッキを全てさかなシリーズ、スイートアミティ、よ~んシリーズで埋めれば、最大で20個のチャンスぷよに変換できる。 その後、本キャラのスキルを発動すれば、80万ダメージの全体攻撃を与えることができる。 あくまでも固定ダメージ攻撃なので、他のスキルによる攻撃力強化の効果は発動されないが、赤属性による攻撃のため、緑属性の相手に対してはさらに倍になる。 さらに、状態異常によるダメージ増幅も発動されるため、1枚をウンディーネやディーナなどに切り替えることで、前者なら16×40000×2×2で256万ダメージ、後者なら384万ダメージを確実に与えることができる。 エレメント祭壇」でさえもこのコンボで突破でき、「コタエノ森」でも非常に有効(最終面でも全員の体力は60万と132万)。 なお、くろいシェゾが発動する被ダメージ増幅スキルでのダメージは上がらない。 ただし、キャラ資産が豊富なプレイヤーであれば、単色デッキで童話シリーズをリーダー・サポーターにし、魔導学校シリーズ、初代ぷよシリーズ、すずらん+αシリーズで総攻撃した方が、事前準備も不要で、総合ダメージは上になる。 通常クエストの集団ボスに対しても有効だが、ギルドイベントなどの単体ボスでは初代ぷよシリーズの方が圧倒的にダメージ量が大きい。 相手が複数の時に幻獣プリンセスシリーズで攻撃をチャージし、単体ボス相手に攻撃与えるaというコンボを出すことができる。手間はかかるが、単体ボスに対しても大ダメージを与えられる。 リーダースキル レアリティ リーダースキル ★3 なし ★4 コンビネーション発生時、効果150%アップ ★5 コンビネーション発生時、効果200%アップ ★6 コンビネーション発生時、効果250%アップ ★7 「ナゾ多き」の全能力値を3倍にする ★4~★6の時点では、フィーバーどうぶつシリーズと同様、コンビネーションボーナス発生時のステータスアップ効果を強化するもので、どのコンビネーションが発生しても、通常1.2倍のコンビネーションボーナスが1.5倍~1.7倍 (本キャラのレアリティにより異なる)に強化される。 ★7になると、コンビネーションボーナスではなく「ナゾ多き」の全能力値を3倍にする効果に変わるため、本キャラを「★7へんしん」させた場合、「ナゾ多き」以外のキャラは本キャラのリーダースキルの恩恵を受けられなくなる。 + ★4~★6時の効果 コンビネーションボーナスは計算式が特殊なので、詳細は、コンビネーションボーナスのページを参照。 同じリーダースキルを持つシリーズとして、「フィーバーどうぶつシリーズ」も存在する。「ガールズ」の汎用性を考えれば、こちらが上か。 「ガールズ」はどの属性でも非常に多いため、発生させやすいが、スキルを活用しようとするとデッキ構成は限られてくる。スキルを無視して、赤単色ガールズデッキのリーダーとしてもよい。 リーダーとサポーターをルルー(★6)と本キャラ(★6)にした時の全能力値は2.38倍になり、Wルルーの2.352倍より若干高い。 多色ガールズデッキを組む場合、サポーターを歌姫ハーピーにして、さらなるコンビネーション強化を図るのもいい。 以前は、相手側でコンビネーションが発動しなかったため、迎撃デッキには採用しづらかったが、アップデートでコンビネーションが発動するようになったため、シェゾの代わりに本キャラを先頭に据えて、スタメンサブに初代ぷよシリーズの「ガールズ」キャラを並べるという方法も悪くない。あるいは2、3番手にカーバンクル、くろいポポイを置いて、「ボス!?」コンビネーション発動を狙ってもいい。その場合は他の「ボス!?」シリーズも一緒に並べてもよい。 コンビネーション レアリティ コンビネーション ★3 「ナゾ多き」 ★4 ★5 「ボス!?」「ナゾ多き」「ガールズ」 ★6 ★7 ちなみに、アルルとは別キャラ扱いだが、データ上は「ピエロ」と「ドッペルゲンガーアルル」は同キャラ扱いになっている。 デッキ考察 ★6までのリーダースキルは、本キャラのスキル攻撃の威力を左右しないため、コンビネーションを優先する手もあったが、★7ではステータス強化の効果があり、そのステータス強化効果も★6(コスト30)の枠としては平均的であること、そして、とっくんスキルを選択できるので、コンビネーション以外を主に考察している。 そのため、★7の場合のデッキ考察は、リーダー以外での使用を紹介する。現環境の★6以前では使いどころが難しいため、下記を参照。 ①スキル全体向け単色最大火力 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 サポーター わだつみのレベッカ ポップなアミティ ドッペルゲンガーアルル ミヤビ すけとうだら 異邦の童話レベッカ 純白の魔界王子イシン チャンスぷよと「プラス状態」ぷよを大量に変換して、ドッペルゲンガーアルルのスキルを発動する、というシンプルな構成。チャンスぷよ変換スキルをすべて発動すると、アミティの条件付き攻撃力強化は使えなくなるが、ドッペルゲンガーアルルのスキルは固定ダメージであるため、攻撃と回復が逆転していても活かせること、さらに、すけとうだらのとくもりサポートスキルを利用すれば、タフネス貫通ではない即死級の攻撃も一度だけ耐えられる。 すけとうだらをスイートアミティに変えれば、チャンスぷよの変換数が1つ増える上で、サポーターを含み全員コンビネーションに対応する可能性があるが、スキル発動ぷよ数に差がある(アミティはスキルレベルMAXで最短25に対し、すけとうだらはスキルレベルMAXで最短15個発動になる)点と、とくもりサポートのタフネスがなくなるため、一長一短になる。 また、スキル再発動のラムを入れて、ポップなアミティのスキルを再発動させる手法もある。 これならお手軽に盤面のぷよすべてをチャンスぷよに変換できる。この場合、プリズムボールは不要であるため、スキル中の10秒は何もせず待つことになる。 ラムを入れるとミヤビとすけとうだらの枠を一枠に減らせるため、ヒルダを入れて威力を上げることができる。 ②バランスタイプで強力な多色バフ盛り込み 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 サポーター 蒸気都市のまぐろ 大精霊シルフ レイラ ドッペルゲンガーアルル スペース☆エコロ 蒸気都市のシェルブリック3世 こちらは、とっくんスキルによる運用が前提の構成例。 本キャラのとっくんスキルは他の条件付き攻撃力強化と異なり、赤属性を含む攻撃のみで味方全体の攻撃力が強化される点が大きい。 + ★7実装前の構成例 ①スキル全体向け最大火力 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ ジャァーン チコ ウンディーネ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - スキルで最大火力を出し、尚且つリーダースキルも活かしたいなら、ドッペルゲンガーアルル、スイートアミティ、ジャァーン、チコ、ウンディーネ(☆5~7)の「ガールズ」デッキがリーダースキルを無駄なく活かした最高の組み合わせになる。 バランス型が多くなるので回復力がそこそこ高めという一面もある。 危ないときは欲張らずに大連鎖チャンスで全消しして回復することも可能だ。 サポーターには同じくガールズが乗り、かつコンビネーションを更に強化する歌姫ハーピーがオススメだが、用意できない場合は他のチャンスぷよ生成キャラ(出来れば☆6のパノッティやインキュバス)が推奨。 サポがチャンス生成で最大火力16*40000*2*2で256万 ②スキル単体向け最大火力 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ ジャァーン チコ ディーナ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - ①に比べ、「全体が確率で怯え」→「単体が確定で麻痺」にすることにより、単体に焦点をより当てた戦法。ロックオンを忘れずに。 ギルイベなどで起用したり、「取り巻きの体力はなんとかなるのだが、ボス本体は…」というときにおすすめ。 サポがチャンス生成で最大火力16*40000*2*3で384万 取り巻きには128万 注釈は①と同じ。 ③揃えやすさ重視 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル すけとうだら ニジイルカ ふふふ さかな王子 ブラックタイガー コンビボーナス対象 ✖ 〇 〇 〇 〇 〇 このカード以外でコンビネーションをさかなシリーズ5体で結成される「スイマー」コンビネーションを使う方法。 レアリティ無視ならば効果は素と同じ。 ドッペルアルルを包含した揃えやすさを考える上では、リーダーとサポートは逆に考えれば良い。 基本的には低ランカーでも他人から借りれば問題は無い。 また、サポートキャラがさかなシリーズだと安定力に優れるスキル「タフネス」に加え、ドッペルゲンガーアルルのスキルの火力も上がり、一石二鳥。 ただし、ステ向上とタフネスの相性は決して高いとは言えない。ステ倍率同士を掛け合わせる為に初代の方がいい事が多い。 最大火力は20*40000*2=160万 ➃取り巻き利用 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ チコ ジャァーン フェイニィ ディーナ コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 〇 取り巻きがいた時のみ、単体最大火力を出せるパーティー。チャージで貯めたダメージを麻痺したボスに一点集中して攻撃する方法。 相手ボスが1体+取り巻き4体の構成の場合、最大で単体に12*40000*2*3*5*1.3で1872万与えられる。 ただし、先述通り、場所は限られる。 また、ここまでの超火力は必要な場面は少ないので、素直にチャンスぷよ生成キャラクターを1体ぐらいカーバンクルや漁師などの別キャラにして、取り巻きの雑魚ボスを安定して倒せる術を持つのが理想。 余談だが、この方法を利用して与えられる最高ダメージは(コンテでスキル発動を繰り返すと)48*40000*2*3*5*1.3で7000万超えとなるが、言うまでも無く非実用的である。 ➄単色構成 順番 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 キャラ名 ドッペルゲンガーアルル スイートアミティ モモ ストロベリーナ ミヤビ ? コンビボーナス対象 〇 〇 〇 〇 〇 - フルーツシリーズとケーキシリーズを組み合わせることで、単色構成にしたパーティー。雅楽師シリーズであるミヤビのスキルを利用して回転率を高めつつ、チャンスぷよの大量生成ができるのが大きな利点。サポートにはタフネス付与 + チャンスぷよ生成を兼ねられるさかなシリーズがおすすめ。これらのカードだけでも10(14) * 40000で400000(560000)と充分なダメージが見込める上、1回のクエストで複数回の使用が可能なため、曜日クエストの周回等、複数回挑戦する必要があるクエストの攻略も楽になる。 注意点としては、ぷよの配置次第では「ストロベリーナ + モモ」のスキル発動の時点でチャンスぷよが暴発する可能性があること。ストロベリーナのスキル使用後は盤面を見直して、「ハートボックス + 赤ぷよ」で4個繋がっている部分が無いか確認しよう。また、漁師シリーズと違い「ミヤビ」のスキル発動タイミングが難しいことや、赤ぷよが足りなくなる可能性が高いので、常に赤ぷよが枯渇しないようにするなど。もっとも、それらの部分を気を付ければ480000程度の全体攻撃を連発出来るので、実用性は高い。 ⑥スキル無視構成 説明するまでもないが、このカードのスキルを使わない選択。 このカード自体はステータスが高いので入れる分には問題なし。 赤ガールズパに入れるのが最も効率が良いだろう。 リーダーでも良いし、スタメンの攻撃要員でもOK。 チャンスぷよ作成スキル持ちカードが1枚でも☆6なら160000の赤属性全体攻撃ができるので無理して全てのカードをそうする必要は100パーセントあるとは言えないが、利用したほうが効率的。 〜中ランカー程度なら、ドッペルゲンガーアルルとチャンスぷよ生成キャラ1体を普段と変えて、曜日ダンジョンボス(HP100000×5体)を即全滅させる戦法も効率良い。 評価 基本ステータスが高いため、攻撃要員・全体ステ調整として採用できる。スキルを利用したコンボは安定しており、一定した威力を出せる。 リーダースキルは「ガールズ」デッキで過度な攻撃力強化を避けることで、確実にスキルを貯める、ステータス強化で安定させることができる。 このように、高ステータスに加え、準備が必要だが、高い攻撃力を出せるスキル・安定するリーダースキルを持ち、招待報酬で入手可能なキャラだったため、相対的価値は高いキャラだった。 しかし、2015年3月9日以降、本キャラは入手と育成に300~600Pという多大なぷよPが必要なキャラになっている(ぷよPはイベント報酬やとことんクエストなどでも入手可能だが、それらの手段で600Pを貯めるには相当の時間を費やしてしまう)。 約半分のぷよPで入手・育成可能なキャラである「すずらん+αシリーズ」の方が汎用性は高いし、専門性でいえば、「西洋妖怪シリーズ」は、他のキャラでは代替の利かない特殊なスキルを持っている。 また、600Pも貯まる頃にはある程度キャラが揃っているはずであり、スキルの項目で述べたように、「わざわざここまで下準備しなくても他のスキルで…」になってしまう可能性も大いに考えられる。 その頃には、「通常クエストは余裕」レベルまで他のキャラも育成されているだろうし、「通常クエストが安定する」程度では、本キャラを入れる価値は見いだしにくい。 マルチプレイの正式実装により、★5までのへんしん素材がクエストドロップで入手できるようになったが、出現率は魔導書(★6)や100点テストと同等かそれ以下と低いので、専用素材が揃う頃にはやはり「わざわざここまで下準備しなくても他のスキルで…」になってしまう可能性は大いに考えられるし、それまでに魔導書(★6)や100点テストが入手できた場合、それらで★6に「へんしん合成」できるキャラを育成した方が有効かもしれない。 とはいえ、ドロップで専用素材を手に入れてしまえば。本体を交換するための50ぷよPとぷよアイスのみで★5にできる。 50ぷよPで★5に「へんしん合成」すれば、他のぷよPで交換できるキャラより割安で、赤属性「ガールズ」バランスタイプ良ステータスと使い勝手も良いため、交換価値も出てくる。 まとめると、300~600ものぷよPを所持している場合、入手すべき有用なキャラは他におり、魔導石ガチャを回していれば、有用なガチャ限定キャラが既に揃っていることになる。 単体で見れば決して扱えないキャラではないが、入手方法を考えると、損をしているキャラである。現段階では廃課金者の収集カードの域を出られない。招待やマルチプレイで★5まで手に入れた人も無理に★6に「へんしん合成」するのはおすすめできない。 ちなみに、上下位ランカー混在ギルドである場合、低ランカーにドッペルゲンガーアルルをサポーターとして貸して、スキルコンボを教えてあげれば、交流ギルドなどではかなり重宝してもらえる。 チャンスぷよ変換キャラ自体も育成する意義はあるので、低ランカーにはかなり有用な連携手段になる。このカードを出している外部プレイヤーのサポーターを利用する手法もある。 バトルイベントのボーナスタイムでスキルが発動してもほとんど意味を成さないため、ボーナスタイム中はデッキの控えに移動することを推奨する。 また、★7のとっくんスキルはほぼ無条件で発動できる条件攻撃力強化と、赤属性唯一の「まやかし」を付与するスキルを発動するため、現環境ではとっくんスキルの方が扱いやすく、様々なデッキに入れやすい。 余談 ゲーム内のカード図鑑では、よ~んシリーズとして扱われているいる。 ドッペルゲンガーアルルは、『魔導物語』も含めて何度か登場しているが、本キャラは「ピエロに変装している」という『よ~ん』のラスボスを出典とした設定になっているため、開発段階ではよ~んシリーズの赤属性としてデザインされていた可能性がある。 ver9.1.0実装の「キーワードしぼりこみ」では、よ~んシリーズと共に「よ~ん」に含まれており、イベント特効キャラでも「よ~んシリーズ」に含まれている。 ver3.1.0以前は、スキル攻撃が属性ダメージ扱いであるにもかかわらず、赤属性盾を貫通していたが、これはバグだったようで、貫通しない仕様に修正された。 本キャラが実装されたことで「アルル」「アルル ver.ぷよテト」「サンタアルル」「ダークアルル」「ドッペルゲンガーアルル」で被りなしの「アルルオンリーデッキ」を組める。 ただし、「アルル」「アルル ver.ぷよテト」「サンタアルル」は同キャラとして扱われるため、コンビネーションボーナスは発動しない。内容的にかみ合う要素もほぼ無い、いわゆるファンデッキである。 6枚目の「アルルver.冬休み」、7枚目の「戦乙女アルル」、8枚目の「お祝いアルル」の登場により、さらに組みやすくなった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37323.html
るーしっどどっぺるげんがー【登録タグ nonemu る 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:nonemu 作曲:nonemu 編曲:nonemu 唄:初音ミク 曲紹介 「半分ずつ夢を重ねて」 illustration:sライス vocal edit Summer Gratz 歌詞 (piaproより転載) 現れたそれの影は重く 枯れた瞳で私を見つめていた その日から私の心には 悪魔が棲みついてしまったよ 優しく笑えるあなたのためなら 嘘のままでいいから多数決を飲み込むの 答えがすべてだから 君へ、どうか騙しておいてよ 憐れな私の夢話を 心が擦り切れてもいいから ここにいさせてよ ずっと待ってるあなたの声がするから 後にはもう戻れないな 悪魔が織り成すレイトショーは 大衆の恋を支配し続けていて 変わりたいと願った理想とは 遠くかけ離れてしまったよ 目指したはずだった未来は虚ろで 冷めた目であなたが見つめる どうしてこうなったのかな 狂った歯車がもう止まらなくなって 君へ、どうか戻っておくれよ 無知な私の心の中へ 夢は夢のままでもいいから もう終わらせてよ ずっと泣いているあなたを見たくないから まっすぐ君と向き合おうか 憧れた大舞台に立って初めてわかった 一番大切なもの、すぐそばにあったよ 捨てるものなんてないよ 君と私は結局隣り合わせだ 半分ずつ夢を重ねて 君へ、どうもここまでありがとう これからは私も背負うから 君と私ならできるから 初めからやろう ずっと笑ったあなたの顔を見たいから まっすぐ君と歩いて行こう コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9153.html
1 2 3 4 ※BADEND(ホラー)あり 2010/10/29 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288279892/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ヒントって、そこだけですか…何度も読み返して損した -- (ムギビジョン) 2011-05-18 20 00 11 梓ゲンガ-「まずは"先輩"からだ!!…死ねぇェェ!!」。シュッ、シュシュシュッ。 梓ゲンガ-「…え?」。 唯「…え?」。 憂「お姉ちゃん、ハンバーグも作ろっか?」 -- (名無しさん) 2011-01-28 11 22 37 俺はむしろ「お疲れ様です。」の方が かなり違和感を感じた・・・ 普通「ありがとうございます」じゃないか? って思った -- (名無しさん) 2010-12-12 00 34 40 ハッピーエンドだけでも良かった気がするなぁ。 わりといい感じにまとまってたと思うし -- (名無しさん) 2010-11-21 23 41 17 びみょ -- (名無しさん) 2010-11-19 15 57 10 びみょ -- (名無しさん) 2010-11-19 15 44 52 こ、怖! 平沢姉妹はどうなったか、考えると怖い。 -- (通りすがり) 2010-11-19 06 57 39 追記 とりあえずりっちゃんの忠告ガン無視すんのはどうなんだよ平沢姉妹w 逃げる気配0で殺気立ってんじゃねえかw -- (真・けいおん厨) 2010-11-19 01 47 45 マジで長考して正解できたのがうれしすぎて怖くなくなってしまった・・・。 ある意味損しちゃったよ・・・。 -- (真・けいおん厨) 2010-11-19 01 43 54 ↓すまん、注意表記しか見てなかった -- (名無しさん) 2010-11-19 01 34 09
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/40618.html
【検索用 へるそなとっへるけんかーす 登録タグ 2020年 BCNO NIX VOCALOID いよわ しんばるP へ ゆきち アオワイファイ 初音ミク 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ゆきち 作詞協力:BCNO、NIX(Twitter)、しんばるP(Twitter) 作曲:ゆきち 編曲:ゆきち 調声:アオワイファイ イラスト・動画:いよわ 協賛:放蕩レコーズ(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 僕の話を聴いて頂戴 曲名:『ペルソナ・ドッペルゲンガーズ』 ゆきち氏の8作目。 アルバム『御免楚歌』及びゆきち氏の1stアルバム『深夜三時の憂鬱』収録曲。 歌詞 (歌詞書き起こし) 食べてみろ 食べてみろ 世界の隅っこで腐る僕を 嫌うこと それでしか生きれない僕を 世の中に流されることしか 能がない 能がない あなた方に 僕は口に合うのか? はい ねえ 新作のお味はどうかい? 僕は一人 パサついたケーキ 安いコーヒーで流しこんで充電中 世の中に前倣(まえなら)え 同じ顔 同じ服 同じ感情 僕を嫌う 誰も彼(か)も 同じ顔だったんだ 同質に憧れることしか 能がない 能がない あなた方に ねぇ 僕の何が分かるのか はい ねえ 僕の話を聴いて頂戴 いつも一人 食堂の隅で 背中丸めてかきこんでんだ つまらないものばかり 溢れて 零れて 腐っていって 誰も皆同じもの 大事そうに抱いてんだ 幻想を追いかけることしか 能がない 能がない あなた方が ねぇ 何を分かったってんだろう? 一人でも愛してくれたなら この世界 独りきりで 蔑(さげす)まなかったんだろう 同じ顔してたのは 僕じゃない 僕じゃない 僕じゃないんだ 僕だけは違う筈 そう思い込んでたかった 斜(はす)に構え 賢者ぶることしか 能がない 能がない この僕は ねぇ今 嘘みたいに惨めだろ? 痛いほど寂しくて 誰もが右往左往 模倣(もほう)してんだ 独りではいられない この町は東京 この僕とあなた方 何一つ 何一つ 変わりゃしなかったんだって ねぇ 中身がない空っぽなんだ 独りではいられない この街は東京 どうせどうせどうせどうせ どうせどうせどうせどうせ この僕も君たちも 何もなかったってんだろう コメント 伸びて! -- 名無しさん (2020-01-21 00 46 58) 声も歌詞もメロディーもPVもめちゃくちゃ完成度いい! -- 名無しさん (2022-08-15 21 55 38) 凄い。共感出来ます。 -- マカロン (2023-12-25 20 06 35) ふと聴きたくなる神曲 -- 名無しさん (2023-12-25 21 22 05) 好き -- 名無しさん (2024-04-20 11 25 06) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。