約 439,965 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5057.html
東方Projectより 西行寺幽々子 ゼロの 憑 き魔 序 異世界邂逅 ~ Mage meets ghost. ゼロの 憑 き魔 第一話 ゼロの 憑 き魔 第二話
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12465.html
このページはこちらに移転しました 痛みとゼロの狭間 作詞/くコ 彡イカ 骨の軋む音は だんだんと溶けてゆく 指を伸ばすことが 首筋を絞めてゆく 筋が縮むように 丸くなり怯えてる 脈の弾む音で だんだんと遠くなる 限りなく無に近い時計が 永遠の時を刻み続けるよ どっちに逃げればいい? 痛みとゼロの狭間で 上も下も分からない 時の船が航海する先は 真っ黒な視界の海 痛みとゼロの狭間で 何もかもを思い出す そしてやっと後悔した後は 次の刹那にさよなら
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2013.html
表紙へ戻る / さらにページをめくる 《『王宮日誌 シャルロット私書録』より》 それは、トリステイン魔法学院の二年生進級が済んでしばらく経った日のこと。 私は当時『タバサ』と名乗っていたが、風竜を召喚の儀式で使い魔とし、『シルフィード』と名づけて可愛がっていた。 だが、同級生のあの少女は……。 (ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ) 「うっうっ うっ うっ うっうっ」 学院の中庭。人々が行き交い、憩いの時を楽しむ者もいる。 だが金属が擦れるような、耳障りな音がする。そして呻くような男の声。 皆が訝しげに振り返るので、すぐ音と声の元は知れた。 痩せた半裸の青年が、手足を鎖つきの『枷』に繋がれたまま歩いている。 膝までも長さのない腰巻だけを身につけ、下は裸足。裸の上半身はそれなりに筋肉がついているが、 生傷やミミズ腫れだらけで、薄汚れている。 手首の枷(手錠)は、間の鎖から革紐が伸びて『主人』の左手に繋がれている。 問題は足枷だ。足首を結ぶ鎖が、手錠と同じ15サントぐらいしかない。 当然、彼の歩行は極めて制限され、ガチャガチャと耳障りな音を立てて、 ちょこちょこと摺り足でしか歩けないわけだ。足首は鉄の輪が擦れて、血が滲んでいた。 そんな男に構わず、主人はズンズン先を急ぐ。 (ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ) 「うひっ」 遂に男が歩く速度に耐え切れなくなり、両足を宙に浮かせて前のめりに倒れた。 (ドシャッ)「あぐっ」 「何やってんの! 早く立って!」 「うううううう……」 蹲る男を、『主人』―――桃色の長い髪をした少女、ルイズは振り向いて叱責する。 手には乗馬用の鞭が握り締められている。 「立ちなさいつってんでしょホラァ!!」 (バシ ベシ ビシ) 「どうしたの? トラクス。立ちなさいよ、こっちは急いでるの」 「ううう……」 『トラクス』と呼ばれた男は、汗と泥で汚れた顔だけを主人に向け、哀れげな目をして呻く。 言葉がよく分からないのだろう。まるで怯えきった犬のようだ。 「うらァ!! 立てェ!!」 「ひっ」 怒ったルイズの鞭が、八つ当たりのようにトラクスに注がれる。 「あんた! ご主人様の! 言葉が!」(ビシッ バン) 「ぎゃっ」 「聞こえたでしょォが! この!」(ベシ ベキ) 「ひぎっ」 「蛮人(バルバロイ)風情がァ!!」 「ちょっとルイズ! いくら言葉も通じない『蛮人』の使い魔でも、 少しひどすぎるんじゃないの?」 見かねた近くの女性―――私とルイズの共通の友人、キュルケが止めに入る。 「ほっといてもらえないツェルプストー、今調教中なのよ! せっかく召喚したこの使い魔だけど、どうも物覚えが悪くてねえ」 息を荒げて、ルイズは不機嫌そうに言う。 「だけど、脚の間の鎖がそれっぽっちじゃ、普通に歩けるわけないでしょ」 「だァから! 調教中なんだって!! 他人が口をはさむ事じゃないのよ! いつまで寝てんのコラァ!! 立ちなさい! この、うすのろの蛮人が!!」(ドッ) 「ひいいいっ」 主人に脇腹を蹴られ、トラクスはまた情けない声をあげた。 キュルケも諦めて、その場を立ち去る。 「不運だよなァ、あの蛮人。よりによって『ゼロのルイズ』に召喚されちまうなんてよ」 「きっと長生きできないぜ」 「ああ……」 見物人が他人事として呟く。貴族と奴隷そのままの図に、多少は憐憫を抱いたらしい。 「ゼロのルイズって感じ悪いんだよな――。実家が公爵家だからって傲慢だし。 いくら威張っても、魔法の使えない『ゼロのダメイジ』だぜ」 「おい、聞こえるぞ」 そう、ルイズは魔法使い(メイジ)である貴族の名門に生まれながら、魔法がいまだに使えない。 どんな魔法でも、使えばいつも必ず、『爆発』が起きて全部ぶち壊してしまうのだ。 誰もがつけた二つ名が、魔法の成功率と胸の『ゼロ』。 そのためか、彼女は恐ろしい癇癪持ちで傲慢な少女に育ってしまった。哀れと言えば哀れであろう。 しかも、やっと成功した『使い魔召喚』の魔法で呼び出してしまったのが、あの哀れな蛮人の青年なのだ。 まあ、彼女の怒りも分からないではない。 「それにしても、すごくみじめって言うか、哀れだな、あの男」 「ああ……卑屈な感じもする。もとから奴隷か何かだったんじゃないか?」 「はははは……」 貴族の子弟ばかりがいるこの学院では、平民や蛮人など下等な人間として見下されている。 彼らも蛮人の不運を笑い種にして、中庭から立ち去っていった。 そして、私は…笑う気には、なれなかった。 それから数週後。私は本を片手に、キュルケと並んで食堂へ向かっていた。 そこへ、またあの鎖の音がした。 「やだ、またあいつ……」 (いつかの男……) トラクスだ。相変わらず手枷足枷をつけた半裸の姿だが、主人はいないようだ。 代わりに、何かの入った袋を二つ紐で結び、前後に抱えている。 「おお? 今日は一人でお使いかァ? 蛮人」 「やっと一丁前の使い魔、いや奴隷らしくなってきたな」 「そうやって、従順なイヌっころみたいにしてりゃあ、いつか鎖をはずしてもらえるってか?」 三人の生徒たちに囲まれ、憂さ晴らしにか、いびられている。 トラクスの表情は余り変わらない。 「いや――無理無理! 飼い主はなんと、あの『ゼロのルイズ』だぜ!? せいぜい鎖をちょび~~~~っと伸ばしてもらうのが関の山よ!」 「かわいそうにな―――トラクスゥ」 生徒たちはトラクスをニヤニヤと嘲笑いながら道をふさぐ。後ろに回った一人が、腰を蹴った。 (ドン)「おおっと、ごめんよォ!」 「うぐっ」 なす術もなく、トラクスはまた前のめりに倒れ、袋を落としてしまう。 「ひゃひゃひゃひゃっ」 生徒たちは、無様に倒れたトラクスを笑い、気が済んだのか歩み去った。 「うくく…………」 トラクスは立ち上がろうとするが、手足の鎖が邪魔でなかなか上手くいかない。 私は、彼の前に行き、屈んで右手を差し出した。 「!」 なぜそうしたのかは、分からない。彼の境遇に憐憫、いや同情したせいか。 トラクスは、しばし私の手と顔を呆然と見つめていた。しかし、 「ふっ」 彼は鼻で軽く笑い、ガチャと音をさせて自分で立ち上がった。 そして落とした荷物を背負いなおし、再び鎖の音をさせて去っていったのだ。 「なァにィ!? あの態度! 蛮人のくせに! 珍しく、タバサがせっかく手を出してあげてたのに」 キュルケが顔をしかめる。身分制度に融通がきくゲルマニア出身の彼女でも、目下の者は蔑むのか。 (……………………) そう……まさにこの一人の蛮人(バルバロイ)が、その後の私の運命を大きく変えたのだ。 表紙へ戻る / さらにページをめくる
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8870.html
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』より主人公(男、デフォネーム『トウヤ』) ゼロの使い魔BW-01 ゼロの使い魔BW-02 ゼロの使い魔BW-03
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1335.html
映画「マスク」のロキのマスク ゼロのはっちゃけ 一人目 ~仮面も笑う鬱曜日~ ゼロのはっちゃけ 二人目 ~トカゲも踊る恋曜日~ ゼロのはっちゃけ 三人目 ~秘書でも切れる髭曜日~
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/794.html
※「Ach! Hans, Run!」の後でバルデュヴィアの守護者になった後のゴイフさんだと思ってください その日、その日、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールには一つの幸運と一つの不運があった 一つは春の召喚の儀式が成功したこと、二つ目はその儀式が成功してしまったことだ 「ゼロのルイズが!ゼロのルイズが化物を召喚した!!」 「あぁ!ルイズ、逃げて!」 彼女のクラスメイト達が口々に叫ぶのも無理はない、寧ろ叫んだ数人は度胸があるといえるだろう 既に殆どの生徒や使い魔がその場を逃げ出していた 「な・・・・何よこれ」 すっかり腰を抜かしたルイズ擦れた声で呟き、自身の召喚した生物を見上げる 幾百の樹齢を重ねた巨木の樹皮のような身体に同じく硬質で節くれ立った四肢 おまけにそのラインに沿うように刃のように発達した突起が生え、四肢の末端には鋭い4本の爪が生えている そして極めつけがその顔だった 胴体から伸びた巨木のような首の末端に百足を徹底的に強化した上で巨大化させたような不気味な口が大気を咀嚼するように、実際そうしているのだが――蠢いている 怯えた視線でその化物の目を探せば「ひッ!?」 ちょうど虚空を彷徨っていた相手の視線と目が合ってしまった 黒曜石の様な深く澄んだ瞳に凝視されただ震えることしか出来なかったがルイズは唯一つだけ、本能的に理解した (目を逸らせば狩られるッ!) 「ミ、ミス・ヴァリエール・・・そのままゆっくり下がるんだ」 教師であるコルベールが秀でた額に脂汗を滲ませながら逃げるよう促すが出来るはずも無い このまま相手の興味が逸れるまでじっとしていないといけないのかと絶望的な気分に 浸っていると意外な、本当に意外なところから助け舟が出された 『小さな魔術師、私に何の用だ?』 「・・・・・・・・へ?」 人とは異なる構造の口から紡がれた知性ある言葉にルイズは間抜けな声を漏らす 「あ、あなた喋れるの!?」 『喋れる。私に何の用だ?』 事務的に返し、相変わらず自分を見つめる瞳に気圧されながらも相手が機嫌を損ねる前にと コルベールが止める間も無く用件を告げる 「あなたに私の使い魔になって欲しいの!」 今にも相手が暴れだすのではないかと身構えるコルベールと進級がかかっているものだから 必死な目で自らの呼び出したクリーチャーの目を見つめるルイズ 数秒、耳に痛いほどの静けさが場を支配するが、それは先程同様呼び出された者によって破られた 『いいだろう』 「本当!?」 思わず歓声を上げるルイズとほっとしたように杖を下ろすコルベール そして通例の如く契約が執り行われ、その生物の左手に奇妙なルーンが刻まれた 「あなた名前はあるの?」 『種としてはルアゴイフ、個としての名は持たない』
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/349.html
『ローゼンメイデン』の水銀燈が召喚される話 注)本SSは『アニメSS総合スレ』で連載していましたが、スレ寿命により本スレに移動した作品です。 アニメSS総合スレアニメSS総合スレ ゼロのミーディアム 序 章 ゼロのミーディアム 第一章 -01 ゼロのミーディアム 第一章 -02 ゼロのミーディアム 第一章 -03 ゼロのミーディアム 第一章 -04 ゼロのミーディアム 第一章 -05 ゼロのミーディアム 第一章 -06 ゼロのミーディアム 第一章 -07 ゼロのミーディアム 第一章 -08 ゼロのミーディアム 第一章 -09 ゼロのミーディアム 第一章 -10 ゼロのミーディアム 第一章 -11 ゼロのミーディアム 第一章 -12 ゼロのミーディアム 第一章 -13 ゼロのミーディアム 第一章 -14 ゼロのミーディアム 第一章 -15 ゼロのミーディアム 第一章 -16 ゼロのミーディアム 第一章 -17 ゼロのミーディアム あらすじ あの作品のキャラがルイズに召喚されました ゼロのミーディアム 第一章 -18 ゼロのミーディアム 第一章 -19 ゼロのミーディアム 第一章 -20 ゼロのミーディアム 第一章 -21 ゼロのミーディアム 第一章 -22 ゼロのミーディアム 第一章 -23 ゼロのミーディアム 第一章 -24 ゼロのミーディアム 第一章 -25
https://w.atwiki.jp/lightnovelstory/pages/50.html
ゼロの使い魔 著者/ヤマグチノボル イラスト/兎塚エイジ MF文庫J 1巻~アニメ一期分 280 :ゼロの使い魔:2011/01/07(金) 10 50 00 ID UJ6dT4q0 せっかくだから、1巻から補完してく。とりあえずアニメ一期分まで 1巻:魔法学院の劣等生であるルイズは、二年に進級するための使い魔召喚の儀式で 日本の高校生、平賀才人を召喚してしまう。 才人は使い魔契約の魔法の影響で、伝説の戦士ガンダールブとなり 大盗賊、土くれのフーケと戦う事に。 2巻:ルイズの幼馴染であるアンリエッタ姫は、彼女が土くれのフーケを倒したと聞き その腕前を見込んで、グリフォン隊隊長であるワルドと共に、反乱軍に滅ぼされそうな隣国のウェールズ王子を助けに行ってほしいと依頼する。 ルイズの婚約者であるワルド子爵は、彼女こそが伝説の魔法・虚無の継承者で、才人がガンダールブなのがその証拠だという。 しかし、実はワルドは実は敵軍のスパイで、ウェールズを殺し、ルイズを攫おうとするが才人に撃退されてしまった。 3巻:メイドのシエスタと浮気していると誤解された才人は、ルイズに追い出されてしまう 友人達から、お金を儲けて独立してしまえと唆された才人は、宝探しの冒険に出てゼロ戦を見つけてしまう。 コルベール先生の協力でゼロ戦を修理した才人は、シエスタの故郷が襲われたと聞き 仲直りしたルイズと共にゼロ戦で出撃、虚無の魔法に目覚めたルイズの力で敵軍を吹き飛ばす。 アニメとの違い ・原作だとシエスタがアニメほど美人ではない。だからという訳ではないが、モット伯に買われるイベントも無い ・アニメでは土くれのフーケが敵の幹部級っぽい扱いだが、原作ではただの雇われ ・敵の首魁の登場が原作よりも早い。 ・才人がルイズを助けるために地球に帰るのを諦める(原作ではあと10巻ほど先のイベント) ・ラストでギーシュが棚ボタ式で偶然敵の首魁を捕らえる(なので、一期だけでも一応話は完結する) アニメ以降 278 :ゼロの使い魔・アニメ以降:2011/01/06(木) 02 31 10 ID 21lSp42Q ついにハルケギニア全土を戦火に巻き込むべく動き出したガリア王ジョゼフ それに対し、トリステイン・ロマリア・ゲルマニアは連合を組んで対抗する ロマリア教皇ヴィットーリオは、虚無の力でガリアに対抗するべく ルイズに、自分とジュリオもまた虚無の担い手である事を明かす。 デモンストレーションに使われた魔法、世界扉《ワールド・ドア》に映し出されたのは、才人の故郷、地球だった。 同じ頃、コルベールにノートパソコンの使い方を教えていた才人の下に、世界扉を通じて 母親からのメールが届く。 メールを見て泣く才人を見てしまったルイズは、世界扉で才人を地球に返そうとし 魔法で才人に関する記憶を消してしまう しかし、才人は少なくとも戦争が終わるまでは帰れないと帰還を拒否し、ロマリアが蒐集した 「ガンダールブの槍」を持って遅ればせながら戦場に駆けつける。 ミョズニトニルンの巨大ガーゴイル部隊をタイガー戦車で蹴散らす才人。 記憶を消したルイズは、最初は才人の事を拒絶するが、使い魔の感覚共有によって記憶を取り戻した。 何故帰らなかったのかと責めるルイズだが、あいつら俺が帰ろうとしたら、俺を殺して新しいガンダールブ呼ぶつもりだったぜと明かす 戦争は膠着状態になったが、ジョゼフは虚無の秘宝によりエクスプロージョンを習得 エルフの作成した火石を用いて破壊の限りを尽くそうとする。 敵旗艦に乗り込んだ才人も加速の魔法により秒殺されてしまった。 しかしヴィットーリオの発動したリコードによって、シャルルは実は王になるために汚い手も使った事や にも関わらず王になれなかった事で、ジョゼフの前では見せなかった感情を爆発させていた事を知り ジョゼフはあっさりと改心する。 そしてシャルロットとジョゼフの仇がどうの復讐がどうのの哲学的なやりとりの中、シェフィールドがヤンデレ発動 火石を使ってジョゼフと心中する。 こうしてガリアとの戦いは終わり、アンリエッタは火石の威力を見て、エルフと戦うべきではないと判断し ルイズは虚無の担い手が死んだから聖戦ができなくなったぜ、ロマリアのバーカwとか思ってたが 才人は、彼らの態度から、ロマリアはまだ何か切り札を隠しているに違いないと疑っていた。 以降は最近ゼロ魔ってどうなってるのに続く。 最近(2010年11月時点で)どんな感じか 65 :ゼロ魔って今どんな感じなの?:2010/11/16(火) 20 30 20 ID PntzOUCY 才人がジョゼフを倒した事で王権を取り戻したタバサだが、ロマリアの陰謀により 新たな虚無の担い手、タバサの双子の妹ジョゼットに王位を奪われてしまう が、実はロマリアの目的は大災害によるハルケギニア滅亡を防ぐ事だと知り和解 元々王位に興味の無かったタバサは、才人の騎士(という名目で妾)になろうあっさりとガリアを捨てる。 一方才人はド・オルニエール領を拝領し、正式な爵位を頂いたが それを快く思わない伝統貴族達の差し向けた暗殺者にデルフを破壊されてしまい 更にエルフに悪魔呼ばわりされてティファニアと共に攫われてしまう 人間に興味があるというエルフの少女の手引きでエルフの里から逃げ出す事に成功し デルフも才人の持っていた日本刀に憑依して復活(元々剣はオマケで精神が本体だったらしい) 記憶が完全に蘇ったデルフは、ガンダールブが悪魔と呼ばれるのは 初代ガンダールブが第4の使い魔リーブスラシルを殺した事を告白する その頃ロマリアは、才人救出をジュリオに命じる一方で、もしそれが無理なら 才人を殺し、新たなガンダールブを召喚させようとしていた。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/912.html
593 名前: ゼロの慎二 ◆mkWK7X3DHc [sage] 投稿日: 2007/10/01(月) 02 26 16 「糞――――なんだよ、なんなんだよあの女! あんなデタラメあっていいのかよ……! ライダーの宝具は一番つよいんだろ? なのにどうして負けるんだよ……! セイバーのクセにあんな宝具持ちやがって、不公平だ、不公平だ、不公平だ……!」 余りの恐怖、焦りで階段を踏み外してしまった。あっ、と思った時には既に体が回転を始めていた。 それが収まる寸前に、背中に衝撃が走った。が、そんなものに構っている隙は無い。早く逃げなければ……。そう体に言い聞かせて、必死に地上を目指す。 先程の光景が脳裏から離れない。天すら引き裂く光が、ライダーを両断する様が。 あの宝具は規格外だ。アレが味方ならばさぞ神々しくみえるだろうが、敵対していた自分には悪魔の産物に他ならない。 「ふ、ふあ、あ――――!」 故に走る。それが先の見えない闇だろうと、あの光よりはマシなのだから。振り返ればそこに眩い悪夢が待っている。後ろを見たら、ライダーの様に跡形もなく蒸発させられてしまうのではないか。そんな恐怖が、限界を超えて身体を動かす。 「はっ――――くそ、くそくそくそくそ……! 何が私の宝具は無敵です、だ!あの口だけ女。よくも僕を騙してくれたな……! 余裕ぶっていたぶってるから寝首をかかれるんだよ、間抜けがっ!」 文字通り必死に階段を駆け下りていると、そこに行く手を阻む物が現れた。 それは光の扉とでも言うべきか。暗闇の中で現れたソレは、本来恐怖の対象どころか安心すらしてしまうだろう。しかし今の自分には、先程の悪夢を思い出させるだけでしかなかった。 「――ひぃ……っ」 喉が引きつるのが分かる。光が恐いのだ。まるで火を恐れる動物みたいに、それから離れようとする。 だが恐怖に竦んだ脚は、そんな事すら出来なかった。否、階段で後退りなどしたものだから、当然のように転んでしまうのは仕方のない事だ。 そこで慌ててしまったのが致命的だった。完全にバランスを崩して、階段から転げ落ちる羽目になってしまった。 その先にあるのは光の扉だったとしても、既に抗う術は持ち得ない。出来ることと言えば、精々叫ぶ事。 「う、うわぁーーーっ!」 そうして僕は光の扉を潜った。この扉が、自分の命を救った事も知らずに。 594 名前: ゼロの慎二 ◆mkWK7X3DHc [sage] 投稿日: 2007/10/01(月) 02 30 27 やがて自分を飲み込んだ光が晴れると、そこには明るい世界が待っていた。急に増えた光量が目を襲う。 至近距離から懐中電灯を覗き込んだ時と同じ痛みが眼の奥に湧き上がる。だが、どうせすぐに収まる物なので意識の外に追いやった。 ふと視線をさげると目の前にはピンク色の髪をした子供が、ジッとこっちを見つめている。だけど僕は子供に興味は無い。すぐさま視線を周りへと移す。 一体此処は何処だよ。流石の僕も慌ててしまっう。当然だろ? いきなり光に飲み込まれたら、見知らぬ場所に来ていたんだから。 それに今は聖杯戦争真っ只中。敵の仕業かも知れないのだから。しかも僕は魔術も使えない上に、サーヴァントはもう居ない。最悪じゃないか。 「なぁ、ここは交換条件といかないか?」 それがこの世界での、僕の第一声だ。決して相手に弱みを見せては駄目だ。交渉とは気合いとハッタリだと誰かが言っていた。ガツンと上からの態度で押し通すしかない。――相手の機嫌を損ねない程度にね。 「悪い話じゃないと思うよ? 他のマスター達の情報も手には入るし、何より僕を殺しても何の得にならないからね」 周囲を見渡すがサーヴァントらしき存在は見当たらない。多分霊体化しているのだろう。油断なんてしない、全力で命乞いさせてもらうよ。 「ほら、令呪もないだろ? 既に僕はマスターの権利すら無い。だから君達には僕を殺す理由は無いんだ」 完璧だ。奪う価値の無い僕の命の対価は、有益なマスター達の情報。断る理由は見当たらない。 すると何故か周りからクスクスと――いや、口を大きく開けて笑っている奴らもいる。平民を召喚したとかなんとか――――何を言ってるんだろう。 「流石ゼロだな。平民を召喚したと思ったら、そいつはいきなり命乞いだぜ? 訳わかんない事言ってるし、ゼロの使い魔にピッタリじゃないか」 その声に反応するように、目の前の少女の顔が真っ赤に染まっていく。 「黙りなさい、風邪っぴきっ! あんたなんかただの梟じゃない。梟なんかより人間の方がましよ。大体その体に付いてる断熱材は飾りなの?年中風邪引いちゃって」 ピンク頭はふんっと鼻を鳴らし、風邪っぴきじゃないとか叫んでるデブを無視すとそばにいた中年男に駆け寄った。 595 名前: ゼロの慎二 ◆mkWK7X3DHc [sage] 投稿日: 2007/10/01(月) 02 33 19 優しげな表情とは逆に、これ以上の問答はないとばかりに引き締められた。それを目にした少女には否の言葉を紡ぐ事は出来なかった。 「……分かりました。ほら平民っ! さっさとこっちに来なさいっ」 「ミスターコルベール、やり直しお要求します。これは何かの間違いですっ! 人が召喚されるなんて聞いたこともありません」 私の使い魔が平民なんかで有るはずがない、とかなんとか――流石の僕も怒っちゃいそうだ。この僕を庶民扱いするなんて…… 「おい。さっきから聞いてれば、僕に向かって庶民だの平民だの好き勝手言ってくれるじゃないか」 先程からの話を纏めてみると、僕はあの光の扉でもって召喚された。そして召喚したのは目の前のちびすけ。で、この僕に不満がある――――と言うことだと思う。相手がマスターじゃない。なら下手にでる必要は無い。 「――煩い。平民はだまってなさい」 じろりと睨んだ瞳と言葉には不思議な力が感じられた。そこで取りうる僕の行動は一つしか有り得ない。それはは―――― 「……はい」 従うだけだった。 596 名前: ゼロの慎二 ◆mkWK7X3DHc [sage] 投稿日: 2007/10/01(月) 02 34 38 「残念ですがそれは出来ません。召喚した以上、この人が貴女の使い魔なのです。人間がでてきたのならば、それに意味が在るのでしょう。今は解らずとも――――ね」 そう言って優しく微笑む中年男は、まるで学校の先生のようだった――小学校のね。 「――――しかし!」 それでも納得出来ないのかピンクはなおも引き下がろうとはしない。 「――――ミス・ヴァリエール」 中年男の顔は先程の優しげな表情とは逆に、これ以上の問答はないとばかりに引き締められた。それを目にした少女には否の言葉を紡ぐ事は出来なかった。 「……分かりました。ほら平民っ! さっさとこっちに来なさいっ」 逃 ここは戦略的撤退! べ、別に敵前逃亡じゃないんだからねっ 近 大人しく言われた通りにする 夢 あぁ、神様。どうか夢なら醒めてください 投票結果 逃 5 決定 近 0 夢 1
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8680.html
「平野耕太 / ドリフターズ」より、サンダンス・キッドとブッチ・キャシディ。 その他漂流物と廃棄物、諸々召喚。 ゼロのドリフターズ-01 ゼロのドリフターズ-02 ゼロのドリフターズ-03 ゼロのドリフターズ-04 ゼロのドリフターズ-05 ゼロのドリフターズ-06 ゼロのドリフターズ-07 ゼロのドリフターズ-08 ゼロのドリフターズ-09 ゼロのドリフターズ-10 ゼロのドリフターズ-11 ゼロのドリフターズ-12 ゼロのドリフターズ-13 ゼロのドリフターズ-14 ゼロのドリフターズ-15 ゼロのドリフターズ-16 ゼロのドリフターズ-17 ゼロのドリフターズ-18 ゼロのドリフターズ-19 ゼロのドリフターズ-20 ゼロのドリフターズ-21 ゼロのドリフターズ-22 ゼロのドリフターズ-23 ゼロのドリフターズ-24 ゼロのドリフターズ-25 ゼロのドリフターズ-26 ゼロのドリフターズ-27