約 1,871,746 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1614.html
「……一体、これはどういう事だ?」 場所は『女神の杵』亭の中庭。 かつては貴族たちが集まり、トリステインの王が閲兵を行ったという練兵場跡で、ワルドはDIOと向かい合っていた。 しかし、ワルドが決闘に備えて緊張した趣であるのに対し、DIOはいつもと変わらない佇まいである。 何よりの違いは、DIOの放つ空気だった。 決闘などする気など全く感じられない、緩かな雰囲気。 その代わりに、DIOの隣に立つ一人の少女が、全身に闘気を纏わせているではないか。 これでは、まるで少女の方が決闘に臨むかのようである。 「ワルド、来いって言うから来てみれば、そのメイドとチャンバラする気なの?」 思ったことをそのまま述べたのは、ルイズであった。 彼女はこの決闘の介添え人として、ワルドに呼び出されたのであったが、 早い時間に起こされた彼女は、機嫌がよろしくなかった。 遊んでる場合じゃないでしょうが……と、じと目で呟くルイズに、ワルドは慌てて否定した。 「いや、ルイズ待ってくれ。これにはちょっとした事情が……!」 「うむ、子爵の言う通り。やむにやまれぬ事情があるのだ」 ワルドの台詞を横取りする形で、DIOが言った。 上手い言い訳が思いつかないワルドにとっては、ありがたい横槍と言えた。 しかし、DIOに出しゃばらせるのは癪と思うワルドは、即座に抗議の声を上げた。 「使い魔君……レディを代理に立てた挙げ句自分は高みの見物とは、紳士としてあるまじき振る舞いだぞ。 君には、男としての名誉を尊ぶ精神が無いのか?」 『名誉を尊ぶ』などという建て前が、ワルドの口から出た途端、ルイズは吹き出しそうになってしまった。 あのDIOが、そんな使い古された常套文句にいちいち反応するなんて有り得ないと、痛いほどに分かっていたからだった。 それを証明するかのように、DIOは薄く笑った。 猫がネズミをいたぶる時のような彼の笑みの意味を、ルイズはこれまたよく分かっていた。 「勿論これにはきちんとした理由がある。 私としても、子爵と剣を交えるのはやぶさかではないのだが、生憎と、今の私は療養中の身なのだ。 子爵が退室した後に思い出したのだが、過度に飛んだり跳ねたりする真似は絶対にするなと、 私は医者にキツく言われていたのだよ」 本当に悲しそうな顔をして、釈明を始めるDIO。 嘘八百とはこの事ね、とルイズがぼやいた。 しかし、その声は小さく、その場にいた者に聞かれることはなかった。 DIOの説明は続く。 「しかし、それでは折角私の部屋に出向いてまで決闘を申し込みに来てくれた子爵に対して、礼を失することになってしまう。 そこで、彼女を代理に立てるという形で、子爵の礼に最大限応えようという結論に達したわけだ。 断腸の思いだった。 私の腕前を子爵に披露することが出来ない無念を、『紳士的に』理解してくれると有り難いな、子爵。 だが、安心してくれ。 代理とはいえ、彼女の腕前は確かだ。私が保証する」 「しかし、う………むぅ…」 立て板に水を流したようなDIOの説明に、ワルドはすっかり閉口してしまった。 これでは、当初の計画における目的が、十分に達成できない。 今無理やり場の流れを変えようとしても、白々しく映ってしまい、ルイズの心証を悪くしてしまう。 最早ワルドに選択の余地はないのだが、それでもワルドは諦めきれなかった。 目の前に悠然と佇むあの男、どう見てもそんな重傷患者には思えない。 ワルドはそこを突いてみることにした。 「り、療養中といったね、使い魔君……。 ならば、今この場でその証拠を見せることは出来るかい?」 ワルドの最後の足掻きに対して、DIOは無言で己の首筋を見せつけた。 自然と、その場にいた人間の視線を集めることになる。 そこには、まるで一度切り落とした首を無理矢理肉体(ボディ)と繋ぎ合わせたような生々しい傷跡が、くっきりと刻まれていた。 「船の爆発事故に巻き込まれた時の傷だ。 似たような傷が、体中至る所にある」 やや忌々しげに傷の説明を加えるDIOに、ワルドはとうとう諦めた。 こうなった以上、自分にとって出来る限り最善の結末を迎えることを狙わうしかないと、ワルドは自分の心を切り替える。ルイズがいる手前、無様な姿だけは決して見せられない。 「うう、む…………仕方あるまい。 レディ相手に杖を振るというのも気の進まない話だが……」 内心の決心とは裏腹に、取り敢えずの躊躇いを見せるワルドに対して、シエスタは律儀に答えた。 「余計な心配でございます。 DIO様はわたくしに『一切を任せる』と仰いました。 従って、子爵様。大変畏れ多いことですが、わたくしをDIO様と思ってお相手をなさって結構でございます」 そう言いつつ、シエスタは懐から何やら取り出して、己の両拳に嵌めた。 今回は剣は使わないらしい。 金属で作られているのであろうソレは、昇りきった朝日の光を照り返し、ギラリと危険な輝きを放っている。 一見すると連なった四連の指輪のようにも思えるが、どうやらアレが彼女の武器のようだ。 魔法衛士隊隊長であるワルドですら、見たことの無い一品である。 拳で握り込む物であるらしいことだけは見て取れた。 だが彼に限らず、魔法を使うメイジ達には、ソレが何なのかを知る機会など皆無であっただろう。 ソレは魔法の使えない平民の武器であった。 ソレは、人々から煙たがられるゴロツキ達にとって、また、拳で語る漢達にとっての心強い味方。 その名をメリケンサックといった。 一度それを手に嵌めれば、使い手のパンチ力を反則的なまでに引き上げてくれる素敵アイテムである。 ましてやシエスタは、『固定化』の魔法をかけられた壁を素手で破壊する腕力の持ち主(ワルドは知らないが)。 そんな彼女がメリケンサックを嵌めたとなれば、その威力たるや、五臓六腑に響き渡るだろうことは想像に難くない。 運悪く脳天を直撃でもすれば、彼の頭蓋は地面に落としたワイングラスにも負けないくらい粉々に砕け散るだろう。 だが、彼女の怪力を今一つ実感することが出来ないワルドは、 どこか現実感の無い視線をシエスタに投げ掛けるだけである。 そんなワルドをよそに、シエスタは何度かメリケンサックの微妙な位置調整をした後、 両の拳を胸の前でガツンガツンと叩き合わせた。 見るからに闘志全開、意気揚々、殺る気満々という風情であった。 それもそのはず、彼女は自分の主の敵になる者は、例えお遊びであっても微塵の容赦もしないのである。 軽やかなステップと共にファイティング・ポーズを取ったシエスタは、視殺戦をワルドに仕掛けた。 真っ向から殺気を向けられて、相手が本気だとわかると、ワルドの顔が徐々に厳しいものになっていく。 「……なるほど、言うだけの事はあるな。 気迫だけはなかなかのものだ」 それは魔法衛士隊隊長としての、そして歴戦の戦士としての顔であった。 腰に下げてあった愛用の杖をやおら引き抜き、フェンシングの構えのように前方に突き出す。 「いざ、尋常に勝負といこう!!」 ワルドの掛け声を合図に、シエスタが地面を蹴り、流星のようにワルドに接近した。 (早い! ……が、直線的だな。 昨日の剣の使い方といい、やはりド素人か!) 凡そ華奢な少女の肉体では出せないほどのスピードにワルドは内心驚愕したものの、 長年の経験を生かし、顔色一つ変えずに迎え撃った。 ―――そう、迎え撃ってしまったのである。 得意げな顔をして杖を構え、衝撃に備えるワルドの姿を見て、ルイズは思わず叫んでいた。 「ワルド! 避けなさぁあああぁあい!!!」 だが、一足遅かった。 金属と金属がぶつかる鈍い音が響き渡り、火花が散った。 。 初合の勢いを殺しきれなかったのか、シエスタはバランスを崩して転倒してしまった。 ズザザーッ! と激しい砂埃をあげながら地面を滑るシエスタを、ワルドは油断無く見やる。 初撃をスマートに受け流す事が出来たとばかり思い込み、口端を吊り上げずにはいられなかった。 だが、転倒したシエスタに追撃を加えるために杖を振ろうとした時、彼は自分の右腕に起きた変化に気がついた。 ピクリとも動かない上に、右肩から先の感覚が全くないのだ。 恐る恐る自分の右腕を見る。 「おや?」 あらぬ方向にねじ曲がった右腕が、杖を握ったまま風もないのにぶらぶら揺れていた。 余りに想定外な出来事に、ワルドはどこか他人事のような顔をした。 しかし、徐々に右腕から走り出してくる激痛に、ワルドの意識は容赦なく現実に引き戻された。 「うおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおお!?!?」 すれ違いざまのシエスタの一撃は、杖による防御を無視して、ワルドの右腕を破壊していたのであった。 見慣れたはずの自分の腕が、目も当てられない醜い姿に変わり果ててしまえば、誰だって叫び声をあげるだろう。 それは、王宮ではいつも冷静沈着で通っているワルドですら例外ではなかった。 「あのバカ……どういう技なのか見切れないのかしら」 技も何も、実際の所シエスタは、ただ力任せにぶん殴っただけである。 別にワルドがとんでもなく浅慮だったというわけではない。 むしろ、右腕粉砕という程度で済んだワルドの肉体のタフネスを誉めてやるべきだった。 常人なら腕を吹っ飛ばされていたに違いないのだが、そんな言い訳はルイズには通用しない。 喉よ裂けろとばかりに叫ぶワルドに冷たい視線を送りながら、ルイズは呆れ半分、怒り半分と感じで呟いたのだった。 to be continued……
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6152.html
前ページ次ページ虚無のパズル 「さっき『トライアングル』がどうとか言ってたけど、どゆこと?」 ふらふらと、疲れた足取りで食堂へ向かうルイズに、アクアが話しかけた。 ルイズがめちゃくちゃにした教室の片付けが終わったのは、昼休みの前だった。 罰として、魔法を使って修理することが禁じられたため、時間がかかってしまったのである。 もっともルイズはほとんど魔法が使えないので、あまり意味はなかったが。 ルイズは文句を言うアクアに教室の片付けを手伝わせた。使い魔として当然のことだからだ。 しかしその小さな体の見た目通り、アクアは非力で、ほとんど役に立たなかったので、結局ルイズがほとんどの後片付けをするはめになった。 「…魔法の系統を足せる数のことよ。それでメイジのレベルが決まるの」 ルイズは憮然とした様子で答えた。 「例えばね、『風』系統の呪文はそれ単体でも使えるけど、『水』系統を足すと、より強力になるの。そんなふうにして、『風』『風』『水』と、三つ足せるのがトライアングルよ」 「同じのふたつ足してどうすんの?」 「その系統がより強力になるわ。ちなみにふたつ足せるのは『ライン』メイジ。もっとも二年生でもラインクラスはあんまりいなくて、ほとんどが一系統だけの『ドット』メイジだけどね。あと、4系統足せるのは、さらに強力な『スクウェア』メイジよ」 「なるほど、そんなふうに魔法使いの技量分けがされてるんだね。ドット、ライン、トライアングル、スクウェア」 指折りながらアクアは復唱する。 「で、ゼロ」 アクアはルイズを指差して、言った。 もしも他の生徒がこの場に居合わせたなら、ビシッ!と、空気が凍る音を聞いたことだろう。 「ゼロのルイズ。いや上手いこと言うもんだね。魔法の系統足せる数ゼロ。成功の可能性ゼロ。あっはっは!」 ぶるぶる震えるルイズに構わず、アクアはけらけら笑う。基本的にアクアはいじめっ子体質なのであった。 「ごめん。ほんとごめん。人の失敗笑うなんて最低だよね」 アクアは笑いを噛み殺しながら、ルイズへのフォローを入れる。 「でもさ、傑作だったんだもん。ファイヤーボール、ボカーン!失敗!失敗であります!自慢のピンクブロンドが黒コゲであります!ぶわっはっは!」 フォローは完全に失敗した。 「こ…」 「こ?」 ふとアクアがルイズの方を振り返る。ルイズの肩は怒りで震えていた。 「こここ…」 「…こここ?」 声も震えていた。やばい、からかいすぎた。アクアはようやくそのことに気付いた。 「こここ、この使い魔ってば。いいい、いい加減にしなさいよね。どどど、どれだけ人のことを馬鹿にしたらきききき、気がすすすすむのかしら」 ルイズは怒りのあまり、言葉を発するのにもひと苦労だった。 「ここ子供だとおもって、わわわたしあんたに優しすぎたわ」 「あー、その。マジでごめ…」 「ダメ!許しません!これからあんたベッドに寝るの禁止!あと当分ご飯抜き!これ決定!絶対!」 メシ抜きの刑は速やかに執行され、アクアは昼食にありつくことができなかった。 「ちぇっ、わかってるよ。ちょっとやりすぎたってさ」 そんなことを呟くアクア。 ルイズのあれは、本気で怒っていた。半分泣きそうになっていた。 今更ながらにアクアに少し罪悪感が芽生える。 そんなわけで、昼からずっと一人のままふらふらしていたのだった。 ぐう。 そろそろ午後の授業も終わる時間である。腹の虫が栄養を要求していた。 実のところ、アクアにとって食事抜きはそれほど深刻ではなかった。メイドのシエスタはアクアを可愛がってくれるので、泣きつけばまかないに簡単にありつけるだろう。 しかしアクアは反省の意味もあって、空きっ腹を抱えたまま学院をさまようことにした。 ぐうぐう。 アクアの足が、ふらりと調理場に向かった。結局のところ、生理的欲求には逆らえないのであった。 「おう嬢ちゃん!よく来たな」 アクアが厨房にやって来ると、四十過ぎの太ったおっさんが歓迎してくれた。 丸々と太った体に、立派なあつらえの服を着込んだ、コック長のマルトー親父である。 平民であるのだが、魔法学院のコック長ともなれば、収入は身分の低い貴族なんかはお呼びも付かなく、羽振りはいい。 「おっちゃん、おんぶー」 「おう、まかせろ!」 がっはっは、と豪快に笑うと、アクアを背負い、そのまま厨房を切り盛りし始める。 マルトーにおぶわれていると、厨房の臭いがアクアの鼻を突く。晩のメニューはシチューのようだ。立ちこめるシチューの匂いに、アクアは空腹を刺激される。 「軽いな、嬢ちゃんは!もっとたくさん食わんと、大きくなれねえぞ!」 マルトー親父は、アクアのことを特に可愛がってくれていた。孫でもできたような感覚なのだろう。 「あらアクアちゃん、どうしたの?」 配膳の準備をしていたシエスタがこちらに気付き、声を掛けてきた。 「や、シエスタ。お腹すいちゃってさ」 そう言うのと同時に、タイミングよくアクアの腹の虫が主張する。 「ご飯、もらえなかったの?」 「ゼロのルイズってからかったら、食堂からつまみ出されちゃった」 「まあ!貴族の方にそんなこと言ったらいけませんよ」 窘めるシエスタに、マルトーは鼻を鳴らす。 「ふん、かまうもんかい。あいつら魔法が使えるからって、いい気になってんのさ。よく言ったぞ、嬢ちゃん。俺ァますますお前が好きになった」 マルトーはアクアの頭をくしゃくしゃと撫でた。 シエスタは少し呆れた目で、2人を見る。 マルトーは、羽振りのいい平民の例に漏れず、魔法学院のコック長のくせに貴族と魔法を毛嫌いしていた。 「ほれ、食いな。こいつは晩に貴族連中に出すもんだが、なに、構うもんか。じゃんじゃん食ってくれ」 暖かいシチューの入った皿に、アクアは飛びついた。 「ありがと、おっちゃん。おいしいよ、これ」 アクアは夢中になってシチューを食べ、マルトーとシエスタはそんなアクアの様子をニコニコと見つめていた。 夕食の時間になっても、ルイズの怒りはおさまっていなかった。おいしいシチューの味も、どこか上滑りしていく。 アクアはあれっきり姿を見せていなかったけど、ふん!知るもんですか! 「なあ、ギーシュ!白状しろ!今は誰と付き合ってるんだよ!」 教室の一角で、男子生徒が騒いでいた。シャツのポケットに薔薇をさした、金の巻き髪の気障な同級生、ギーシュ・ド・グラモンとその友人たちであった。 「付き合う?僕にそのような特定の女性はいないのだ。薔薇は多くの人を楽しませるために咲くのだからね」 ギーシュは芝居がかった口調で、友人たちに答えた。自分を薔薇に例える、救いようのないキザっぷりだった。 すこぶる機嫌の悪いルイズは、頼むから死んでくれとギーシュに呪いを送りつつ、シチューの残りとの格闘に戻った。 イライラしていたせいで食が進まず、ルイズの食事は遅れていた。早くしないと、そろそろデザートが配膳される時間だ。 そんな折り、ギーシュの席の方から 「おい、ポケットからビンが落ちたよ」 と、なんだか聞き覚えのある声が聞こえてきた。 「これは僕のじゃない。君は何を言ってるんだね?」 「はあ?あたしはこの目で見たんです。こいつはあんたが落としたんだよ」 ばっ!とギーシュの席の方を向くと、ギーシュとあの小憎らしいアクアが口論をしていた。 アクアは大きなエプロンを身に付け、ギーシュと睨み合っている。そばに立っている黒髪のメイドがケーキを載せた大皿を持ったまま、おろおろしている。 あいつ、何やってんのよ!ルイズは頭を抱えた。 アクアは、シチューのお礼に、給仕の手伝いをすると言い出した。 えらそうなルイズの命令はあまり聞く気が起きなかったが、受けた親切に返すのは当然のことだと思ったからだ。 そんなわけで、シエスタの手伝いとしてケーキの配膳をしていたのだった。 色とりどりのケーキが食卓を飾り付けていく中、アクアはふと、ギーシュのポケットから綺麗な小瓶が落ちるのを見とめた。 まったくの親切心からアクアはそれを教えたのだが、ギーシュは知らないと言いはった。 こうして、話がややこしくなりはじめたのだった。 「おお!その香水はもしや、モンモランシーの香水じゃないのか?」 その瓶の所在に気付いたギーシュの友人たちが、大声で騒ぎはじめた。 「そうだ、その鮮やかな紫色!モンモランシーが自分のためだけに調合している香水だぞ!」 「そいつが、ギーシュ、お前のポケットから落ちてきたってことは、つまりお前は今、モンモランシーと付き合っている。そうだな?」 「違う。いいかい、彼女の名誉のためにも言っておくが……」 ギーシュがなにか言いかけたとき、一年生のテーブルに座っていた茶色のマントの少女が立ち上がり、ギーシュの席に向かってコツコツと歩いてきた。 マントと同じ栗色の髪をした、可愛い少女だった。 「ギーシュさま……」 そして、涙をボロボロとこぼした。 「やはり、ミス・モンモランシーと……」 「彼らは誤解しているんだ。ケティ。いいかい、僕の心に澄んでいるのは、君だけ……」 しかし、ケティと呼ばれた少女は思いっきりギーシュの頬をひっぱたいた。 「その香水があなたのポケットから出てきたのが何よりの証拠ですわ!さようなら!」 ギーシュは頬をさすった。 入れ違いに、見事な巻き毛の女の子、モンモランシーがギーシュにつかつかと歩み寄った。 アクアは彼女に見覚えがあった。召喚の儀式の日、ルイズと口論していた女の子だ。 「モンモランシー、誤解だ。彼女とはただ一緒に、ラ・ロシェールに遠乗りをしただけで……」 ギーシュは冷や汗をかきながら弁明をはじめたが、モンモランシーは聞く耳を持たず、テーブルのティーカップに注がれたお茶を、ギーシュの頭の上からごちそうした。 そして、「うそつき!」と怒鳴って去っていった。 突然の修羅場に、食堂に一時の沈黙が訪れる。 ギーシュはハンカチで顔を拭いながら、芝居がかった仕草で言った。 「あのレディたちは、薔薇の存在の意味を理解していないようだ」 ぷっふー!と、吹き出す声が、静かな食堂に響き渡った。 ギーシュはカチンと来て、笑いの起こった方をみる。 「シエスタ!今の聞いた?なかなか言えないよね!『薔薇の存在の意味を理解していないようだ』ひゃあ、かゆいかゆい!」 それは、おせっかいにも香水のビンを拾った女の子だった。薔薇の存在を云々の下りは、身振り手振りを加えての熱演であった。話しかけられたメイドは、蒼白な顔をしてオロオロしている。 それをきっかけに、食堂がどっと笑いに包まれた。 ギーシュは笑いを努めて無視して、すさっ!と足を組み、アクアの方に体を向けた。 「小さなお嬢さん。君が軽率に、香水の瓶なんかを拾い上げたおかげで、2人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだい?」 少女の保護者であろうか、黒髪のメイドは目を白黒させながら、「も、申し訳ありません!」と平謝りしていた。 しかしアクアはそんなシエスタのことを気にかけるふうもなく、鼻を鳴らした。 「知らないよ。二股かけてるあんたが悪い」 「その通りだギーシュ!お前が悪い!」 生徒たちからヤジが投げかけられる。 とりつくしまなしと見たギーシュは、標的をメイドのシエスタに向ける。 「君ねえ、平民の教育はどうなっているんだね?子供とはいえ、礼を欠くことは許されることではないんだよ」 「申し訳ありません!申し訳ありません!」 ネチネチとシエスタをいびるギーシュ。シエスタはひたすら頭を下げるばかりだった。 そんなギーシュに、アクアはまたも挑発的な言葉をかける。 「ちょいと、坊や。シエスタを責めたってあんたが二股野郎だってのは変わらないよ」 ああ、アクアちゃん、もうやめて。シエスタは卒倒寸前であった。 「さ、シエスタ。駄目だよこんなケダモノに近付いちゃ。汗の匂いでも嗅いでみなさいな、妊娠しちゃうから。おお、怖い!」 ギーシュの友人たちはもう、笑い過ぎて床を転がり回っていた。 そうしてシエスタを引っ張って厨房に戻ろうとするアクアを、ギーシュが呼び止めた。 「待ちたまえ。どうやら、お嬢さんは貴族に対する礼を知らないようだ」 あくまで格好を付けながらそう語るギーシュ。アクアは舌を出してそれに返した。べろべろバーカ。 いくら小さな子供とはいえ、ここまでの無礼を働かれては、さすがのギーシュも黙っていられなかった。 「君に礼儀を教えてあげよう」 そもそも貴族社会とは、下々のものが貴族を恐れ、敬うことで成り立っている。 貴族への敬いのない子供は、いずれ社会を混乱させることになるだろう。 で、あるからして。子供の時分よりきっちりと『教育』して差し上げる必要があるのである。これ貴族としての義務なのであるからして。 そんなギーシュ理論が成立し、かくして彼は、正義の執行者、秩序の番人としてアクアの前に立つことになったのである。 これに比べれば、二股問題など取るに足らない事柄なのであった。 「付いてきたまえ。平民の血で貴族の食卓は汚せない。『ヴェストリの広場』にて」 アクアはフン、と鼻を鳴らし、ギーシュの後を追う。と、そんなアクアの腕に、腰を抜かしたシエスタがすがりついてきた。 「だ、だ、だめよ。あなた、殺されちゃう……!」 蒼白な顔で、シエスタはなんとか声を絞り出した。 ルイズが後ろから駆け寄ってくる。 「あんた!なにしてんの!見てたわよ!」 ものすごい剣幕でアクアに食ってかかる。さっきまでの怒りは、事件のインパクトのせいでどこかへ行ってしまっていた。 「なに貴族に喧嘩吹っかけてんのよ!ていうかね、あんた、普段の物言いからしてまずいのよ!」 アクアの態度に眉をひそめながら、それでも許してこれたのは、ルイズだからであったと言えるだろう。 プライドの高い貴族の中には、アクアの生意気に本気で怒り出す者も珍しくないに違いない。ちょうど、先ほどのギーシュがそれだった。 アクアの不遜な物言いは、普通にしているだけで貴族全員に喧嘩を売っているようなものだった。 「謝んなさい。ギーシュに謝んなさい。今なら許してくれるかもしれないから」 「あたし、アイツ嫌い」 「嫌いとかそんなこと言ってるんじゃないの。メイジに平民は絶対に勝てないのよ!あんたは怪我するわ。それで済めばいいけど」 ルイズは強い調子で言う。しかしアクアは、飄々とした態度を崩さない。 「大丈夫、あたし強いもん」 「あんたねえ!」 「だいたいね、言わなかったっけ?あたしも魔法使いだって」 はっ、とルイズは思い出す。 アクアは一言目から「大魔導士」と自分を呼んでいた。でも、アクアはこんなに小さいし、とてもそんなふうには見えないので、子供の言うことと真面目に取り合わなかったのだった。 「あたしの魔法、見たいんだろ?ちょうどいいから、見せてやるよ」 そう言ってアクアは不敵に笑う。まさか、本当に? 「それにあたし、アイツ嫌い。キザったらしくて、カッコ付けで」 アクアの口の端が、ぎにい、と凶悪につり上がった。 「だから、みんなの前で、恥かかせてやる」 ああ、この子、Sなんだ。いじめっ子なんだ。 ルイズはなんとなく理解した。 前ページ次ページ虚無のパズル
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/3176.html
参加者 xバーバラx アリスイ カルシファー シエスタSS すいさい ストーマー デジュー デュビア トガリ とよよ みむっちゃ ゆっくりふと 以上12名 役職 狼2 占い 霊媒 狩人 狂人 ルール ・初日NPC役職あり マダム このあたりで マダム では マダム村に入ってね 1 (マダム村) すいさい ちらっ マダム 見学の方は マダム村と冥土に入ってね 1 (マダム村) カルシファー よろーしく 1 (マダム村) とよよ おじゃまします 1 (マダム村) xバーバラx よろしくお願いします 1 (マダム村) すいさい いつも地味にデュビアさんがうちにくい 1 (マダム村) シエスタSS よろーしくー 1 (マダム村) ストーマー あぶないあぶないchjinでマダム無に入ってしまったw 1 (マダム村) カルシファー シエスタさんとやるの初めてだなー 1 (マダム村) すいさい ww 1 (マダム村) デジュー テステス 3 (冥土) サイア おじゃましまっす 1 (マダム村) シエスタSS なんかマダムからピンクの汁が出てるんだけど 1 (マダム村) みむっちゃ 「でゅ」の打ち方はデュビアさんでおぼえました 1 (マダム村) シエスタSS あれなんだっけ 1 (マダム村) とよよ 初心者ですが、がんばりますう 1 (マダム村) すいさい あれは若返りの霧です マダム 汁じゃないですよ! 1 (マダム村) カルシファー ピンクの汁w 3 (冥土) マダム いらっしゃい 1 (マダム村) ストーマー 湯気じゃね? 1 (マダム村) すいさい あれをあびることによっておはだがぴちぴちシワが無くなるという伝説の 1 (マダム村) デュビア デュデxyuデュ サイア 冥土 らしー 1 (マダム村) デジュー ュはxuだな 1 (マダム村) シエスタSS まじか 1 (マダム村) カルシファー 上ってますからね 1 (マダム村) ゆっくりふと 年齢の数だけ出る 1 (マダム村) カルシファー めっちゃ出てる 1 (マダム村) みむっちゃ dhu マダム マダム平成生まれだから 1 (マダム村) すいさい xyuじゃ 1 (マダム村) ストーマー !? 1 (マダム村) カルシファー マダムさんがなんか言ってる 1 (マダム村) カルシファー 空耳かなぁ 1 (マダム村) デジュー なんか聞こえたけどきっと気のせい 1 (マダム村) デュビア デビュアとかディビアとか色々な呼ばれ方をする! 1 (マダム村) ゆっくりふと 平成ってもう終わっておったかの? 1 (マダム村) すいさい なにもみえない 1 (マダム村) とよよ dexyubia サイア 最低値26 1 (マダム村) すいさい dhuでもいけるのか 1 (マダム村) すいさい しらなかった 1 (マダム村) とよよ そうなんだ マダム なぜ最低値にするの!? サイア わふ すいさい 最低値はまだ25ね・・ 1 (マダム村) アリスイ 遅くなりました。よろしくおねがいします サイア あ、そか 1 (マダム村) カルシファー よろろー 1 (マダム村) xバーバラx よろしくお願いします 1 (マダム村) デジュー よろすー マダム さて配役どうしようかな 1 (マダム村) とよよ よろしくおねがいいたします。 すいさい 狂信くる0? 1 (マダム村) トガリ よろしくお願いします デジュー 狐はなしかな?このくらいの人数だと マダム 配役:狼2 占い師 霊媒師 狩人 狂人 初日役職有 すいさい 初日有りか マダム これで行きます カルシファー はーい シエスタSS まだーむの顔をたてましょう アリスイ 初日役職ありかあ・・・ デジュー 占い師は結果も貼ってなー いつもと違うぞー アリスイ これは油断できない ゆっくりふと 初日有りであるかー すいさい 初日役有り初めてだ デュビア なるほど すいさい 始まる前に占いはテルするかんじ? カルシファー 難しいなぁ ゆっくりふと 投票公開は無しであるかな トガリ 初日は初めてな気がする 1 (マダム村) とよよ うち、初心者なのに過酷ですう マダム あとは通常ルールです 1 (マダム村) トガリ ←初心者と同レベルです デジュー 初日の雑談のとこではまだ占えてないはず マダム 初日犠牲者には 村人側の役職が振られます マダム 気を付けてね! すいさい ああ、初日犠牲者からか デジュー 狂人欠けはないってことかー 1 (マダム村) ストーマー ああ、そういうルールだったか すいさい 把握しました 1 (マダム村) ストーマー 忘れてたぜ☆ すいさい 初日犠牲者は占いの可能性もあり? すいさい ってことか マダム そうです 1 (マダム村) アリスイ 1-1でも本物とは限らないってことですな マダム では大丈夫かな? カルシファー あれ狼以外ありですよね?初日 xバーバラx はい 1 (マダム村) アリスイ ごくわずかな可能性ですが・・・ 1 (マダム村) みむっちゃ ただでさえ狼が占い抜くリスクないのに役欠けありに狂人までついちゃうなんてこまっちゃう カルシファー 狂人もなしでしたっけ ストーマー YAERRRRRRRRRRRRRR カルシファー ストーマーさんが狂った すいさい もとかr マダム 狂人は狼サイドですので 初日犠牲者にはありません カルシファー なるほー了解です マダム 初日犠牲者には 占い師 霊媒師 狩人 村人のいづれかが振られます 1 (マダム村) ゆっくりふと 1/3で役職死亡 アリスイ おや、狂人は死なないんですね 1 (マダム村) とよよ こまっちゃうう カルシファー はい!ありがとうございますー マダム 初日犠牲者のダイスはマダムが振ります マダム OKかの? ストーマー URYYYYYYYYYYYYYYYYYYY シエスタSS どちらにしても死ぬのはナビ子 カルシファー はーい デジュー ウェーイ アリスイ はーい とよよ ふにー 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- トガリ あい 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- マダム それでは皆様、まずは役職ダイスを振ってください (T) > アリスイ あなたは今回の狂人です 村人を混乱させまくっちゃってください (T) > xバーバラx 今回の人狼はあなたです 食べまくっちゃってください (T) > トガリ あなたは今回の占い師役です よろしくお願いします (T) トガリ > はーい (T) > カルシファー 今回の霊媒師はあなたです 死体観察よろしくお願いします (T) xバーバラx > わかりました (T) > とよよ 今回の人狼はあなたです 食べまくっちゃってください (T) カルシファー > おぉまただw了解しましたw 1 (マダム村) シエスタSS 汁じゃなくてハートだったわ (T) > デュビア あなたは今回の狩人です 鉄壁の守りをお願いします (T) とよよ > ふにー (T) デュビア > がんばりまっする 1 (マダム村) カルシファー 素で間違えたの・・・ 1 (マダム村) すいさい 汁って素でいってたのか・・ 1 (マダム村) ストーマー え?湯気でじょ (T) アリスイ > わかりました 1 (マダム村) ゆっくりふと どすこいマダム 1 (マダム村) シエスタSS まだーむからハートのイメージがなさすぎてなw 3 (冥土) マダム シエスタ君はあと3回ぐらいもげるといいです 2 (暴食) とよよ おじゃまします 1 (マダム村) カルシファー ハートの湯気w 1 (マダム村) カルシファー なさすぎてってw 2 (暴食) xバーバラx わんわんお 2 (暴食) マダム OKね 2 (暴食) xバーバラx よろしくお願いします 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- マダム 配役完了いたしました マダム では参りますぞ デュビア いざ参らん カルシファー はーい 1 (マダム村) すいさい はい マダム マダム村は元気に楽しく マダムは美しいと夜の間3回は唱えましょう とよよ はいー 1 (マダム村) すいさい えー マダム えーいうなし! 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 1 (マダム村) すいさい ・3・ 1 (マダム村) ストーマー なむあみだぶなむあみだぶ 1 (マダム村) とよよ まだむはうつくしいぃぃぃぃぃーーー 1日目 マダム 今日も平和なカーレイ村に、ミドリがやって来たとの噂があります マダム 村人の皆様、ミドリをみつけだし、村を平和へ導いてください! マダム ゲームスタートです 1 (マダム村) すいさい おはようございます 1 (マダム村) デュビア マダムは鬱苦しい? 1 (マダム村) xバーバラx おはようございます マダムは美しい 1 (マダム村) シエスタSS おはようございまーす 1 (マダム村) デジュー おはようございます 1 (マダム村) とよよ おはようございます 1 (マダム村) みむっちゃ おはようござる 1 (マダム村) デュビア ハロー 1 (マダム村) カルシファー おはよーございますー 1 (マダム村) トガリ おはようございますー 1 (マダム村) すいさい まあ挨拶は次から省略で 1 (マダム村) アリスイ おはようございます。今日もマダムはうつくしい 1 (マダム村) みむっちゃ またミドリか 1 (マダム村) ゆっくりふと おはやー 1 (マダム村) すいさい ミドリか・・・カビかな 1 (マダム村) カルシファー マダム美しい・・・マダム美しい・・・マダム美しい・・・ウーンウーン 1 (マダム村) xバーバラx あいさつ省略でいいかと 1 (マダム村) デジュー ターゲット グリーン 1 (マダム村) ゆっくりふと 毎晩悪夢であるなー マダム Navi子が地下系アイドルとして活動中です。 1 (マダム村) とよよ ミドリインフェルノ 1 (マダム村) すいさい 嫌な予感しかしない 1 (マダム村) カルシファー 地下系アイドルw 1 (マダム村) とよよ ひびきがまがまがしい 1 (マダム村) ストーマー みんな、ミドリの処理は任したぞ、おいらはポテチ食べるのに忙しいんで 1 (マダム村) xバーバラx 地下系・・・ 1 (マダム村) デュビア アンダーグランドアイドルNABI子 1 (マダム村) アリスイ アングラ系アイドルとな 1 (マダム村) トガリ 系ってなんだ… 1 (マダム村) シエスタSS カーレイって 1 (マダム村) みむっちゃ レリックさんも緑になり、Jarekyさんもミドリになり、E鯖人狼に参加するといつのまにかミドリに侵食されるのかな 1 (マダム村) シエスタSS こんなに空禍々しかったっけw 1 (マダム村) カルシファー ストーマーさんそのポテチもうすでに緑でっせ 1 (マダム村) デジュー 役欠けあるので明日は早めにCOしましょうねー 1 (マダム村) デュビア 早朝だからかな? 1 (マダム村) ストーマー コンソメパンチがああああああああ マダム 残り1分 1 (マダム村) みむっちゃ そういえば自分も倫子と憑依人形がミドリになってる・・・・ガクガク 1 (マダム村) デュビア コンソメパンツ 1 (マダム村) とよよ ぽてちはうすしおー 1 (マダム村) カルシファー のりしおになりましたぁぁぁぁぁ 1 (マダム村) すいさい 私のポテチも緑色・・・ 1 (マダム村) すいさい えんどうまめあじだった 1 (マダム村) デジュー コンソメパンチの 1 (マダム村) シエスタSS それじゃ使用済みのパンツじゃないか 1 (マダム村) デジュー パンチってなんだろうね 1 (マダム村) みむっちゃ うすしおいったく 1 (マダム村) ゆっくりふと いいから小池屋のを食べるのだ 1 (マダム村) カルシファー ( ’д’⊂彡☆))Д´) 1 (マダム村) とよよ コンソメパンツ 1 (マダム村) ストーマー のりしおにのりしおに・・・それもなかなかだなうん 1 (マダム村) カルシファー です! マダム 20秒前 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- マダム 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です おやすみなさいませ 1 (マダム村) デュビア こんな村で寝られるか!俺は田んぼに様子を見に行くぞ! 3 (冥土) サイア そーいや、男子高校生の日常って漫画で、乳首を剃ってしまう事故があったんだけど、あのモデルって・・ (T) すいさい > マダムは美くしいマダムはうつくしいマダムハウツクシイ 2 (暴食) xバーバラx さて 2 (暴食) とよよ 会話いいですよね 3 (冥土) マダム それは・・・ (T) アリスイ > 初日は占えないんでしたっけ? 2 (暴食) xバーバラx そのはずです 3 (冥土) マダム しえす・・いやこれいじょうはいえません 2 (暴食) とよよ 騙りは狂人に任せます? (T) > アリスイ 初日は占えないのよ 明日からね 2 (暴食) xバーバラx 潜伏したいところですね (T) アリスイ > 了解です 2 (暴食) とよよ では、潜伏でいきましょう 2 (暴食) xバーバラx ひとりでも欠けがある以上 盲信されないでしょうし 3 (冥土) マダム というか なんでそんなとこそるのだ・・ 2 (暴食) とよよ 占い欠けは主張します? 2 (暴食) とよよ 流れにもよりますが 2 (暴食) xバーバラx 主張してもいいかと思いますね マダム 残り1分 2 (暴食) とよよ では、バーバラさん主張、うち否定で参りましょうか 2 (暴食) xバーバラx 流れ次第ですけど 占い一人ならそうしましょうか マダム 20秒前 2 (暴食) とよよ はいー 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 2 (暴食) とよよ では、またあしたー 1 (マダム村) マダム ---------STOP-------- 2 (暴食) xバーバラx はい~ 2014年8月23日全ログへ 2日目へ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5380.html
前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア 6 伝説か見知らぬ者か ああ、おはよう。そう椅子に座っているマーティンは言った。 先ほどの夢とは全く違う、気楽そうな姿である。 隣に座る黒髪のメイドと、楽しく談話していたらしい。 「彼女――シエスタ嬢がご飯を持ってきてくれたよ。食べられるかい?」 ただのシエスタで良いですよ。そういって笑う。 なかなか綺麗だった。からかい混じりで試してみようと、ルイズは口を開いた。 「ええ、大丈夫ですわ。マーティン陛下。ところで、ドラゴンファイアは灯せましたの?」 またもや時が止まる。ちなみに、ナイフも、ロードローラーも、 タンクローリーも周りには無い。 コホン、とマーティンは咳をした。シエスタ、と呼ばれたメイドは、へ、と口を開け、呆然としている。 「私の父である皇帝、ユリエル7世は、夢で未来を見る力があったと聞くが、君は過去を見る力があるらしい」 重々しい雰囲気で語るそれは、先ほど見た、豪華なローブを羽織っていた、皇帝のそれであった。 「おばあさんが見せたのだと思います。エルフのオカート総書記官と「誰か」が、塔に入ってきたドレモラを打ち倒す所で、時間切れと」 ヴァーミルナか。マーティンはそう口にする。夢を司るデイドラ王は、色々な夢を見せるからな。 そう言って、マーティンはふむ、と話についていけず、震えるシエスタの方を見た。 「え、えとその、わ、私、あ、あの…」 皇帝、と言う単語が引っかかっているのだろう。 おそらく、無礼を働いたのだと、彼女は思っているに違いない。 マーティンがゆっくりと口を開く。 「とりあえず、落ち着いて欲しい、シエスタ嬢。確かに、私は身分を偽ったが、司祭だったのは本当だし、 皇帝といっても、その作法なぞ全く知らないんだ。その、それを覚えるより、先にやることが大量にあってね」 にぃ、とマーティンが気楽な雰囲気に戻って笑う。ほっとして、シエスタは笑った。 「は、はい。その、何か失礼な事言ってすいませんでした、えーと、後、その」 「そう固くならなくていい。先ほどのようにマーティンさんと呼んでくれ」 あはは、とメイドが笑う。何故だろうか、平民が笑う事は良いことなはずだが、 どうにも気にくわない。ルイズは、とりあえず両手を振り上げて、二人をこちらに注目させる。 「お腹が減りましたの。陛下。食べさせて頂けますか?」 使い魔でしょ?と暗に言っている。ふふん、とどこかでルイズが笑っているのを感じながら、 マーティンは笑った。 「ああ、いいとも。だが、その、陛下と言うのはやめて欲しい。後言葉遣いも戻してくれないか?どうにもむず痒くて仕方がない」 皇帝なんだから陛下でしょうに。ルイズは笑って言う。 「というより、良いのですか?ここにいて。貴方様がやんごとなき身分であるのは理解できましたが、 そこからここに来て良い等とは、誰も思っていませんでしょうに」 敢えてそのままにして、ルイズは言った。 自分で呼んだ事を、棚に上げつつもそう聞いてみる。はっきり言って、 自分は、相当まずい事をしでかした。そうルイズは思っていた。 その事についてだが、そう前置きを置いて、マーティンはルイズにその後を簡単に伝え始めた。 「ドラゴンファイアを灯そうと、最高神の神殿に向かったが、全ては遅かった。 破壊の権化にして、悪しき4人のデイドラ王の一人、メイルーンズ・デイゴンが、 神殿の前に降臨していた。ドラゴンファイアは、オブリビオンとムンダス界の間に、 明確な境界線を敷く。しかし、一度入り込んだデイドラを、元の世界に戻す力はない」 悪しき4人のデイドラ王?それは何かとルイズは尋ねる。 「いわゆる定命の存在に対し、ある程度、それらを考慮して接する3人の『良きデイドラ王』と 全く考慮しない4人の『悪しきデイドラ王』、それとそれらを気分で変える残り9人のデイドラ王がいるんだ。 これには、司る事象は関係していないよ。例えば、裏切りと策略を司る『ボエシア』、 というデイドラ王がいるが、彼はダークエルフ、まぁまぁ、そんな顔はしないでくれ。 オカートが、エルフ族だったのを黙っていたのもあやまるよ」 いくらそっちの世界についてとやかく言うべきではない。と言っても、 宗教から忌み嫌っている者への、恐怖から来る敵意は、そうそう落とせない。 ルイズは、ごめんなさい。と言って話を続けて欲しいと頼んだ。 「ああ。で、彼はダークエルフの文化が発展するのに、とても貢献していたんだ。 それで、デイゴンは昔から、タムリエルに度々攻めてきては、様々な物を破壊するんだが、 その時々に現れる、いわゆる英雄や、人間に味方する何らかの神に敗れているんだ。 こちらからしてみれば、頼むから、来ないでくれと思うのだけれども、天災の様なものだと誰かがいって言たよ」 では、どうやってそのデイゴンをオブリビオンへ?当然な疑問をルイズは口にした。 シエスタはおとぎ話のような話を、ふんふんと聞いている。 「これは、一つの賭けだった。しかし、その時それ以外には何も思いつかなかった。 私が身につけていた王者のアミュレットは、聖アレッシアの魂が入った、魂石であり、 それと同時に、アカトシュの血によって生まれた物だ。 それと私の血を混じらせ、私の身体を寄り代にし、現世にアカトシュを召喚した。 おそらく、アカトシュを奉る神殿だったからこそ出来たのだろう。 しかし、まぁ、何というかだ、竜になるというのは、なかなか凄いものだった」 己の身体が消えていき、気が付けば身の丈30メイルの赤く燃えるワイバーンになっていたのだという。 眼前のデイゴンを睨み、オブリビオンに叩き返して後、疲れ果てた身体は、石となったとマーティンは言う。 「そして私は魂だけとなり、遠くからニルンの地を眺めていたのだが、気が付けばあそこにいたと言うわけだ。 これで、どうして最初、君を見たとき、エセリウスの神々の使いと勘違いしたか分かったかい?」 「ええ、分かりましたわ。分かりましたとも。一言いいかしら?」 ああ、どうぞ。とマーティンは言う。ルイズは笑った。 「無理です。信じられません」 マーティンは笑う。そりゃあそうだろうとも、と言って。いくらルイズといえど、今の話は神話が過ぎる。 特に、この男は前歴がある。それが場の混乱をむやみに呼び起こす為の物では無いと分かっているが、 しかし、今の話は荒唐無稽と言うか、何というか、信じられない。そんな事を口にしながら、 ルイズは、ドラゴンになって空を飛ぶのは気分がいいのだろうな。何て事も考えていた。 「凄い話です。皇帝で、しかも韻竜だったなんて」 シエスタは、マーティンの事を、もう、このハルケギニアでは絶滅したという喋る竜の化身だと、勘違いしていた。 いや、そうじゃなくて、とマーティンは笑って説明した後、ややあって、彼女は納得したようだ。 「しかし、ここが何処の世界かと言うのが一番問題なんだ。もし、ニルンの地で、今や伝説となっている大陸、 『アトモラ』か『ヨクーダ』ならば、歩いて帰ることも出来るのだが」 魔法の形態というのは、便宜上種類分けがされているだけであり、時代によって多少の変化がある。と、 彼はメイジギルドで習っていた。杖を使わなければ、使えぬ地、というのもおそらくあるのだろう。 それが一体何の系統なのかは、ある程度自分の知識で照らし合わせないと理解が難しいが。 「悪いけど、知らないわよそんな所。ブリミルの伝説にも載ってないし」 元の調子に何となく戻して、ルイズは言った。6000年前、エルフと戦って勝利したと言うこの地の伝説は、 聖アレッシアが、古代エルフ族アイレイドを倒した伝説に良く似ていた。 伝説とは地方によって変わって伝えられたりもするのではないか?と思ったが、 どうも当てがはずれたらしい。 「とすれば、やはり、まだ知られぬニルンの地か、それとも知られぬオブリビオンの世界か…」 「だからー、オブリビオンって、そんな怖い所にしないでよ。ここを」 いや、しかしだね。マーティンがそう言ってルイズに説明をする。シエスタは、 そんな二人を見て、ああ、そういえば仕事があるのでした。と言い、 分かった、と言って話を続ける二人に、頭を下げて席を立った。 「どうだった?皇帝陛下は」 シエスタの前にいる灰色の頭巾をかぶった男が、シエスタに背中を向けたまま言う。シエスタはふふーんと笑った。 「おもしろい方でしたよ。マスターが言った通り、タムリエルを平和にしてから、こっちに来たと言っていました。 それとここを、ニルンの地か、オブリビオンのどちらかだろうと、当たりをつけていました」 そうか、そうか。やはりその二つになるよな。と灰色頭巾は言った。 「けれど、よく分かりましたね、彼が皇帝だって。それに全て終わらせてからこっちに来たと。 マスターが『こっち』に来たのは2年前で、面識なんてないのでしょう?」 「まぁ、面識は無くても、情報はあった。それにお父上様によく似ているからな。 そして彼は、生まれ故郷と妻を助けてくれた。帝都のオカートが出兵すらしていない状況で、 そんな事する奴が、途中で消えてしまうわけはないだろうさ」 それに俺も、全部しくじって、そんな時に呼ばれたからな。と言って後、 さて、と灰色頭巾は振り向き、シエスタを見た。 「『土くれ』はどうしてる?」 「マチルダさんですか?ああ、宝物庫を狙っているようですよ。と、いうよりそこ以外、ここにめぼしい物置いていませんからね」 「ならさっさと、夜に鍵でも開ければよかろうに。あんな鍵すら開けられないとは、それで幹部なのだから、ああ、困ったものだ」 タムリエルじゃコソ泥だ、あいつなんか。とため息を吐く。まぁまぁとシエスタが宥めた。 「でも、凄いじゃないですか。どんな時でも大胆不敵で、ギルドの皆は慕っているし、妹さんだって凄く親しまれていますよ」 「格好だけ一人前なのだ。よけい面倒くさい。どんな時も気づかれずに入り、気づかれずに去るのがマスターシーフだ。 気づかれて、物壊して逃げるようなら3流なんだよ。ああはなるなよ、お前は。それと彼女の事だが、 そりゃあ平民からしてみれば『杖持ち』も『長耳』もそう変わらんだろうさ。むしろ優しくするだけあの娘の方がマシかもしれん。 まぁ、長耳なのを知っているのは、ギルドの連中だけだが」 高慢ちきなよく知る者より、ミステリアスで優しくて色々スゴイ、良く知らぬ者の方が、よほどマシと言うことだろう。 実際権威を盾に威張る貴族も、そう少なくはない。どこも変わらんな。そう灰色頭巾は思った。 「では、本当に仕事に戻らないと。マスター」 「ああ。しばらく、彼の様子とあのバカの様子を見ていてくれ。悟られるなよ?影の導きがあらんことを」 頭巾を取る。シエスタは一瞬はて、という顔をしたが、その男が「影のご加護を」と口にすると、 ああ、はいはい。それでは。と見知らぬ男に礼をして去った。 所は変わり、学院長室で、形勢逆転とばかりに威張るオスマンと、 縮こまるコルベール、そして、聞きたいことは粗方聞き終わったロングビルの三人がいた。 「なるほどのぅ、ガンダールブ、か。さっき来た報告によると、異国のメイジなんじゃったか? それに気づかず契約させるとか、なかなか楽しい事しでかしてくれたの、え?」 先ほど、爆発によって二人が倒れた時に、マーティンが回復呪文で彼女らを治していたのを、 騒ぎに駆けつけた、ギトー教諭が見ていた。とりあえず、彼はマーティンに感謝すると共に、 その事を学院長に、報告してきた。 「い、いえ。その、彼は司祭で――」 「文化によって色々違うかもしれん、何故それに気付かんかったんじゃ。おろかもんが。 確かに呼び出され、契約によるルーンが出た以上、彼が呼ばれたのは間違いないがの。 後でねじ込まれたらやっかいじゃぞー?何せ先住魔法の使い手なんじゃろ?」 さっきの一撃の事を、それなりに根に持っているようだった。 「まぁまぁ、オールド・オスマン。その辺で」 ロングビルがそう言って、仕方ないのぅと、オスマンは言った。 ああ、ダメだ、燃やしたくなってきた。とコルベールは思う。 「今のところ仲良くやっとるんじゃろ?ヴァリエールの娘とは。もしかしたらあの娘も何らかの魔法が使えるようになるかもしれん」 魔法の才のみ無い彼女だが、努力家として、それなりに教師には好評だった。 コルベールは頷く。 「快く応じてくれましたからね。ミスタ・セプティムは」 はて、その名前、どこかで聞き覚えがあると、残りの二人は思った。 前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/289.html
深夜まで困惑したままのルイズでした。そして、その原因となったドアは目の前に・・・ ドアを開ければ困惑からは開放されるかもしれないのですが、今のルイズにその行動をする勇気はありませんでた。 (ああ、悪夢だわ。こここ、こんな事ありえないわ。) ルイズは、頭からシーツをかぶり現実逃避を繰り返していた。 そうこうするうちにルイズに睡魔が訪れそのまま深い眠りへと誘われていったのでした。 翌朝、ドアが静かに開きある人物が入ってくるのでした。その人物はベッドまで行くとルイズをゆすり始めました。 「ルイズ・・」 その人物はおとーさんでした。 「・・・ん・・・ふにゅ・・・」 「ルイズ・・・朝」 「・・・あんた誰? あ、昨日召喚したんだった・・」 ルイズは被っていたシーツから顔を出すとおとーさんに話しかけ窓を一瞥しました 「まだ明るく無いじゃない・・・早いわよ」 そう言うとルイズは眠りにつこうとした。しかし、思い出したようにこう付け加えるのでした。 「そこに置いてある服洗濯しといてね」 そう言いながら、シーツから手を出して脱ぎ捨ててある服を指差すのでした。どうやらドアの事は忘れているようでした。 おとーさんは学園内をウロウロしていました。洗濯する場所がわからなかったのでした。もっとも、「自分の家」へ帰れば良かったのでしょうがそこまで考えつかなかった様でした。 おとーさんは運良く洗い場の方へ出ることが出来ました。更に運がいいことに親切なメイドさんと出会うことが出来たのでした。 「あの、どちら様で・・・あ、ミス・ヴァリエールの使い魔さんですね。白くて宙に浮いているゴーレムだって他のメイドか ら聞きました~」 「洗濯」 「え? あ、ミス・ヴァリエールから頼まれたのですね。でも・・・」 空を見上げるメイドが残念そうに 「今日は霧雨で・・・ お洗濯しても乾きませんよ。私も貴族様から頼まれた分があって困っているのですけどね・・・」 メイドはため息をつきながらおとーさんに話すのでした。 「その洗濯物も預かりましょうか?雨が降っていますから今日は無理ですけど、晴れたらすぐに洗濯しちゃいますから」 おとーさんはそのメイドに洗濯物を手渡すとお辞儀をしてどこかへ行こうとするのでした 「あ、私はシエスタって言います。後で声かけてくださいね~ 洗濯が終わっていたらお渡しますから~」 おとーさんは、シエスタの声に振り返り手を振るとそのままどこかへ消えてしまいました。 シエスタが洗濯を諦めて他の仕事に取り掛かろうとした時、突然爆発音が聞こえてくるのでした。しかし、ルイズの失敗魔法 だと考え何事もなくそのまま仕事に精を出すのでした。 しばらくするとシエスタは呼ばれたような気がしました。呼ばれた方を見るとおとーさんが居ました 「どうしたのですか?」 「晴れた」 おとーさんにそう言われ外を見るとたしかに霧雨は降っていませんでした。外に出て空を見上げると雲も無くいい天気です。 「あ、これならお洗濯できますね」 笑顔でおとーさんを見るシエスタでした。おとーさんは何かつぶやいています 「・・・の為ならエーンヤコーラ・・・」 シエスタは少し首を傾げていましたが、おとーさんも手伝うと言う事になり一緒に洗濯することになりました。 学園内では、先ほどの音で起きる者も居ましたがやはりルイズのだろうと言う事で特に気にする者も居ませんでした。 その時当のルイズは 「ん?何今の音???」 と起き上がり窓から外を見ました 「ん~、いい天気ね。あれ使い魔・・・洗濯に行かせたんだっけ・・・それにしても・・・」 ルイズはドアを眺めながらまた困惑してしまいました (ま、魔法なのかしら・・・でも、詠唱とかしてなかったし・・ なんで扉の向こうから使い魔以外の声がしたのかしら・・・) 昨日はドアを開ける勇気はありませんでしたが、今は少し違いました。 (ちょっと覗くだけなら大丈夫・・・よね) ルイズの中に好奇心が生まれどんどん大きくなっていきました 恐る恐るドアに近づくとドアノブを握り少しだけあけて中を覗いてみました。 おとーさんが部屋に帰ってくると、あのドアの前でルイズが失神していました・・・
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7346.html
前ページ次ページ毒の爪の使い魔 ――アルビオン・軍港ロサイス―― 戦争が終わってから約一ヶ月。活気が戻りつつあるアルビオンには、連日多くの人が訪れていた。 それはロサイスの周囲を見ても解る。 物売りに来た商人、一山当てようと目論む山師、政府の役人、果ては戦争で会えなかった親戚に会いに来た人、etc、etc…。 訪れる理由は様々なれど、ハルケギニア中の人間がやって来ている事に変わりは無く、溢れ返った人で港は大変な混雑を呈していた。 そんな中、一際目立つ桃色髪の少女が鉄塔のような船着場から下りてきた。ルイズである。 「こりゃ、大変だわ」 ロサイスとその周辺をざっと見回し、ため息混じりに呟く。 嘗ての軍港とは思えない露店の並びようは、まるで降臨祭の続きをやっているかのように感じる。 「何でしょうか、あの名前?」 隣にいつものメイド服姿に大きな鞄を手に持ち、リュックを背負ったシエスタが並ぶ。 シエスタの指差す先に視線を移し、ルイズは悲しげな表情を浮かべる。 それは大きく名前が書かれた木の看板を持っている人達だった。 「戦争で行方不明になった人の名前。その人を家族や友人が探している」 ルイズの代わりに答えたのはタバサだった。 いつもならこういう場合は読書をしている彼女だが、今は本を読んではいない。 その手には本の代わりに、青色のエクレールダムールの花の入った瓶が握られている。 枯れたはずのその花は、今や枯れていたなどと微塵も感じさせないほどに綺麗な花を咲かせ、眩い輝きを放っていた。 その首にはジャンガから預かったマフラーが巻いてあるが、その巻き方が尋常ではない。 二重、三重に巻きつけており、首など全く見えないばかりか、顔の下半分が完全に覆われている。 何故、彼女がこのようなマフラーの巻き方をしているのかと言るのか…、その理由はマフラーの長さにあった。 身長が二メイルほどもあるジャンガが、普通に首に巻いても地面に着こうかという長さのそれを、 小柄なタバサが普通に首に巻けば大部分を地面に引き摺ってしまうのは火を見るより明らか。 『固定化』が掛けられていえ、それではジャンガが大切にしているマフラーに傷が付いてしまうかもしれない。 普通に考えれば鞄に入れるなりすればいいだけだが、タバサはどうしても首に巻いておきたかったのだ。 ではマフラーが地面に付かない様に首に巻くにはどうすればいいか? タバサは考え…その結果、首に幾重にも巻きつけて余る部分を無くす、と言う実に単純な方法を取ったわけである。 そんな彼女にいきなり抱きつく人影。 「きゅいきゅい。お姉さま、あいつのマフラーをこんな無理矢理にでも首に巻くなんて、一途なのね。 イルククゥ、凄く嬉しいのね! 感動物なのね! きゅいきゅい♪」 それは人間に化けたシルフィードであった。先の戦争中に負った怪我が治りきっていないのか、 服の隙間から覗く手や足などには包帯が巻かれているのが見える。 しかし、そんな怪我など微塵も気にしていないのか、シルフィードは元気いっぱいにはしゃぐ。 無論、その正体は皆には秘密だった。表向きには”タバサの妹”で通している。 「ルイズ」 後ろから優しい声が掛けられる。 それが誰なのか、ルイズには直ぐ解った。 急いで後ろを振り返る。 「ちいねえさま」 果たして、それは下の姉であるカトレアだった。 ルイズと同じ桃色の髪をした彼女は、被った羽の付いたつばの広い帽子の下で微笑む。 姉の笑顔に釣られてルイズも笑いかけたが、直ぐ横に並んだ顔を見て表情を曇らせた。 彼女の曇った表情にその人物もまた不愉快な表情を浮かべる。 「その顔は何? おちび」 ルイズは何とか表情を戻しながら、口を開く。 「…何でもありません、エレオノール姉さま」 ルイズの謝罪が終わり、姉エレオノールは大きなため息を吐く。 そして、隣の上の妹を見る。 「いきなり妹と一緒にアルビオンまで行きたい、だなんて…無茶もいい所だわ」 「だって、折角の機会ですもの。ルイズとのお出かけなんて、初めてですし」 カトレアはコロコロと笑う。 しかし、ふと何かに気が付いたのか、気まずそうにルイズを見る。 「ごめんなさいね、ルイズ。あなたにとってはただの旅行じゃないのだし…」 申し訳無さそうに謝る姉の言葉にルイズは首を振る。 「ううん…いいの、ちいねえさま。わたしもちいねえさまと一緒にお出かけが出来て、嬉しいのは同じだし」 それに、と言いながらタバサの持つエクレールダムールの花を見る。 「あいつ…悪運だけは強いから」 ――何故、彼女達はアルビオンへとやって来たか? 事の始まりは一週間ほど前に遡る…。 戦争が終わり、魔法学院へと帰還したルイズとタバサはそれ以来、部屋に籠もりっきりになっていた。 原因はエクレールダムールの花が枯れ、ジャンガの死がほぼ確実となったからに他ならない。 学生や教師の誰が声を掛けようとも、二人は返事すら返さない。 それはまるで、心が抜け落ちて本物の人形になったかのように他者に感じさせた。 そんな風に二人が部屋に籠もってから二週間近くが経ったある日、転機が訪れる。 ロマリアの神官ジュリオがルイズを尋ねて来たのだ。 ジャンガとの甘い夢から目覚めれば、自分の部屋にジュリオがいた。 その”無断でレディの部屋に立ち入った”事実にルイズは当然怒ったが、当の本人はまるで意に介さない。 寧ろ、笑う余裕さえあった。 そんな彼はルイズを宥めながら言った。 ”偉大なる虚無の担い手”である彼女を迎えに来た、と…。 何故、彼が秘密であるはずの事実を知っているのか…、ルイズは訝しげに見つめた。 ロマリアは神学の研究がハルケギニアでも最も進んだ国、そこの神官である自分が解らないはずが無い、とジュリオは言った。 そしてジュリオはロマリアがルイズを欲しがっている事を告げ、ロマリアへと誘う。 しかし、ルイズはその誘いを一蹴した。 ジュリオはそんなルイズの態度に今は身を引くべきと判断したのか、すんなりとそれを受け入れた。 そして、部屋を出る間際に使い魔召喚の呪文、サモン・サーヴァントに付いての講義をお願いした。 ルイズは”それがどうした?”と思っていたが、次のジュリオの言葉に、ハッとなった。 ――その条件は?―― 条件…サモン・サーヴァントを行う条件…。使い魔がいない者が唱えれば、使い魔召喚のゲートが現れる。 そして、一度使い魔が召喚されれば二度と成功はしない。――使い魔が”生きている内”は。 そうだ…使い魔が生きているかどうか、簡単に確かめる方法はあったのだ。 こんなにも身近に…。それに気付かず、ただ泣きはらしていただけの自分は何と浅はかだったのだろうか? ジュリオはいつの間にか部屋を立ち去り、今部屋に居るのは自分だけであった。 ルイズは杖を握り、呪文を唱えようとした時、扉が叩かれたので彼女は驚きのあまり跳び上がる。 ジュリオがまた戻ってきたのか、と思いながらルイズは扉を開ける。 すると、そこには意外すぎる人物が立っていた。 上の姉のエレオノールと下の姉のカトレアだったのだ。 どうして、二人がここに居るのか…。 訳が分からず呆然としているルイズの頬をエレオノールが抓った。 貴族として今の態度は情けない、と言いながら。 聞けば、二人はルイズを心配して学院へと来たらしい。 もっとも、積極的に来たがったのはカトレアであって、エレオノールはその付き添いだったらしいが…。 カトレアはルイズが激しく落ち込んでると思い、その小さな体を優しく抱きしめた。 そんな姉の優しさに元気を取り戻したルイズは姉達の見守る中、サモン・サーヴァントを唱えた。 結果、サモン・サーヴァントは失敗に終わった。 その事実はルイズに大きな希望を与えた。 召喚の失敗は即ち使い魔の存命に他ならず、あの猫が生きているならばアンリエッタも生きているに違いない、と。 ルイズはいても立ってもいられなくなり、大急ぎで荷物を纏め始めた。 それをカトレアが、渋々と言った感じでエレオノールが手伝う。 と、三度扉が叩かれた。 扉が開き、入ってきたのはタバサだった。 一体何をしに来たのだろう? と言う疑問は彼女が手に持っている青く輝く花の入った瓶を見た瞬間に解消した。 タバサの下にも来訪者がおり、来たのはガンツだった。 もっとも、彼はジュリオと違ってタバサに大した励ましのような物はしなかったのだが。 ただ、ジャンガはそうそうくたばる奴ではない、とだけタバサに言った。 そして去り際にエクレールダムールの花に付いて軽いレクチャーをした。 エクレールダムールの花はパートナーが死ぬと枯れてしまうが、その判断基準は可也曖昧らしい。 パートナーが死んでいなくとも、その危険が有ると判断されると枯れてしまうようなのだ。 事実、死んだと思った相手の花が、ある日再びその輝きを取り戻して咲いたという話があるそうだ。 ガンツの話を聞き、タバサは二度と見たくないと、エクレールダムールの花を仕舞いこんだ引き出しを開ける決心をした。 ガンツが居なくなり、いざ引き出しを開けようとした時、窓が叩かれた。 見ればシルフィードが浮かんでいる。未だ傷は癒えてはいないはずなのに…。 タバサは窓を開けた。瞬間、シルフィードは早口で呪文を唱え、全裸の女性の姿へと変身する。 人間の姿に化けたシルフィードをタバサは咎めたが、シルフィードは全く気にしていない様子。 曰く、いつまでも元気が無いタバサを案じ、傷を押してやって来たらしい。 その使い魔の気遣いにタバサは優しく微笑み……お仕置きの一撃を加えた。 頭を押さえながら床を転げまわる使い魔を尻目に、タバサは引き出しを開けた。 直後、青い輝きが目に入り、彼女はこれ以上無い喜びを感じたのだった。 そうして、タバサはルイズの下を訪れたのだった。ジャンガが生きていると教える為に。 かくして、ルイズとタバサ、カトレアにエレオノール、人間に化けたシルフィード、 それに地獄耳で話を聞きつけたシエスタの五人と一匹はジャンガとアンリエッタを探すため、アルビオンへと向かう事になった。 しかし今の時期、アルビオン大陸とハルケギニアを結ぶ船便は行きかう人々で溢れかえっている。 ラ・ロシェールの船着場など、いつかの任務でアルビオンに渡った時とは比べ物にならないほどの長蛇の列が出来ていた。 女王陛下のお墨付きだったり、ラ・ヴァリエール公爵家の娘だったりなどのアドバンテージも混雑を極めた船便には通用しない。 結局、ルイズ達が軍船の定期便に割り込み、ロサイスに到着する時には、普段の倍以上の時間が掛かってしまった。 ロサイス到着の時点で、魔法学院出発から一週間が経過していた。 ――そして、話は冒頭に戻る。 「見つかりますよね…、ジャンガさんとアンリエッタ女王陛下」 心配そうに呟くシエスタの言葉には答えず、ルイズはタバサに尋ねる。 「ねぇ、あなたがあの不届き者と突然現れた怪物と戦ったのって、ここから真っ直ぐ行った所よね?」 タバサはこくりと頷く。 「五十リーグほど」 「随分あるわね…」 徒歩では一日ほど掛かるかもしれない距離だ。 タバサのシルフィードが使えれば楽だったのだが…。 今は大怪我を負っている為、療養中なのだから仕方が無い。 そして辺りを見渡す。 「こんなんじゃ馬も借りれないわよね」 人込みを見て、ルイズはぼやく。もっとも馬を借りられたとしても、元気になったばかりのカトレアを馬に乗せるのは酷だろう。 「結局、頼れるのは自分の足って事ね」 そう言って一歩を踏み出す。瞬間、ルイズは地面に倒れこんだ。 二週間近い運動不足による体力の低下に加え、混雑を極めた船の人込みは彼女に決定的な疲労を与えていた。 カトレアが心配そうにルイズを抱き起こす。 大丈夫と姉に言うルイズだったが、その顔を見れば大丈夫でないのは一目瞭然だった。 そんな彼女を見ながらシエスタが口を開く。 「無理は良くないですわ、ミス・ヴァリエール。どのみちもう夜ですから、今日はここで一泊して明日向いましょう」 そんなシエスタの意見はすんなりと受け入れられた。 無論、一泊すると言っても宿など借りれる訳も無い。 溢れかえる人達に宿は何処もが満室だったのだ。 仕方なく、近くの空き地を適当に見繕い、そこに布を広げて眠る事になった。 エレオノールは「公爵家の者が平民と同じように野宿をするなんて」と露骨に嫌がっていた。 だが「あら、楽しいじゃない」のカトレアの一言に押し切られ、文句を言いながらも折れたのだった。 そこはルイズやタバサには見覚えがある場所であった。 何処かと思えば、赤レンガで出来ていた司令部の前庭である。 恐らくあの時にやって来たキメラドラゴンの群れに破壊されたのだろう。 無残に砕かれた赤レンガがあちこちに散らばり、実に痛々しい光景だ。 だが、そんな恐ろしい事があった場所でも人間というのは適応する力が凄まじいようで、 あっちこっちに天幕を設けて眠っている者も居れば、砕けた赤レンガを『終戦記念レンガ』と銘打って売っている者までいた。 そんな人達に混じり、シエスタはテキパキと準備をする。 布や棒を取り出してテントを張り、転がるレンガを積み上げて即席のかまどを作る。 その手際の良さにルイズもタバサも目を見張った。カトレアは「お上手ね」と笑っている。 かまどが組みあがると鍋や食材を取り出し、シチューを作り出した。 出来上がると、シエスタはおわんによそい、皆に手渡していく。 見ているだけで空腹の身に応える、実に美味しそうなシチューだった。 一口啜ってみると、尚の事その美味しさが伝わった。 「美味しい!」 「えへ、お口にあってよかったです」 続けてタバサやエレオノール、カトレアもシチューを口にする。 感想は揃って「美味しい」の一言に尽きた。 てへ、と笑いながらシエスタは言葉を続ける。 「これ、わたしのオリジナルなんです。ひいおじいちゃんも気に入ってくれていたんですよ?」 「ふぅん、そうなんだ」 「きっとジャンガさんも気に入ってくれると思うんです。同じ国の出身ですし」 「…あっそう」 ルイズはそれだけ返す。 シエスタはそこで妙な抑揚をつけて歌い始めた。 「ひいおじいちゃんと恋人、同じ国♪ 同じ国♪ 同じ国♪」 ルイズは、ギギギ、と音が鳴りそうな動きで首を動かし、シエスタを睨む。 「今…何て言ったのアンタ?」 「え? ひいおじいちゃんと恋人、同じ国♪ 同じ国♪ 同じ国♪ …って歌ったんですけど?」 そこでルイズは我慢なら無いといった感じで、シエスタに噛み付くような勢いで詰め寄る。 「誰が恋人なのよッ! ねぇッ!」 「ジャンガさん」 さして躊躇いも無く、ましてや怖気づいた様子など見せず、シエスタは言い切った。 かは、とルイズは息を洩らす。 ブチ切れそうになったが、ここで冷静さを欠いては相手の思う壺。 必死に堪え、何とか余裕の態度を取り戻す。 「わ、わたしだってあいつにされました! ええ、されましたとも!!」 半ば自棄になって叫ぶルイズにエレオノールは目を細める。 「ちょっと、ルイズ! 今のはどういう意味かしら!? あなた、ヴァリエールの者が亜人なんかと――」 「姉さまは黙ってて!!!」 そう怒鳴りながらルイズはエレオノールを睨み付けた。 その表情は鬼気迫る物があり、それまでルイズが姉に見せた事が無い物だった。 さしものエレオノールも息を呑んだ。…気のせいか、殺気のような物も感じたのだ。 ルイズは姉が黙るや、シエスタに向き直る。 「まず! わたしはあいつとキスをしてるの! 三回もよ!?」 人差し指と中指、薬指を立て、目の前に突きつける。 しかし、シエスタはなんら臆する事無く、寧ろ冷たい目でルイズを見つめている。 「へぇ、どう言った状況で?」 「サモン・サーヴァントで召喚した時に一回! 契約解除された後、大怪我をしたあいつに再契約した時に二回! てなわけで、合計三回もわたしはキスしてるのよ、あいつに! どう、参った!? 参ったって言いなさいよ、メイド!」 一気に捲し立て、怒鳴るルイズ。 だが、やはりシエスタは動じていない。いや、不敵な笑みすら浮かべている。 「それ、どれも契約じゃないですか? カウントに入りません」 「右に同じ」 「契約を数に入れるなんて卑怯極まりないのね、きゅいきゅい」 シエスタの言葉にタバサとシルフィードが同意する。 ルイズのこめかみに青筋が浮かび上がった。と、そこでルイズはある事を思い出した。 「そうよ!? あれがあったわ!」 「あれって?」 シエスタが怪訝な表情で尋ねるのに対し、ルイズは勝ち誇った笑みを浮かべる。 「わたし、この前実家に帰ったんだけど…そこであいつってばね、小船に居たわたしを押し倒したのよ?」 シエスタとタバサ、エレオノールが一斉に反応する。カトレアは楽しそうな微笑を浮かべながらルイズを見ている。 ルイズは得意げに語りだす。 「あ、あいつってば、あ、あたしの事をい、いきなり押し倒して、べ、べろべろ舐めてきたんだから! そりゃもう遠慮の無い舐めっぷりだったわ! お、おお、おまけにむ、胸やす、スカートの中にまで手を伸ばして…。 ほんっっっっとうに失礼な奴だったわ!」 叫びながらルイズはシエスタに指を突きつけた。 「ど、どう!? あ、あんたはそ、そそそ、そんな事された!? されるわけないわよね! ただのメイド風情にそんな事する訳ないし! わたしの勝ち! やったーーーー!!!」 一人勝利宣言をするルイズ。 その眼前に突きつけられた物に表情が一瞬で曇る。 青く輝くエクレールダムールの花。勿論、持っているのはタバサだった。 ルイズは鋭い視線で睨みつける。 「何よ…?」 「ぶい」 ピースサインをして見せるタバサ。 あの時と寸分変わらないポーズである。 ピクピク、とルイズのこめかみが振るえ、体中が震える。 エクレールダムールの花、永遠の絆の証。これ以上無いアドバンテージとも言える、それの存在はルイズには目の上のたんこぶだ。 「な、生意気ね! そんなマジックフラワーで気を引こうなんて!」 「嫉妬」 ルイズを指差し、タバサは静かに呟く。 ルイズは全身を怒りで真っ赤に染めあげ、タバサを睨みつける。 タバサも静かにルイズを見つめる。 そんな二人を横合いからシエスタが睨む。 暫く時間が流れ、三人は同時にため息を吐いた。 「無事…ですよね?」 「当然よ。あんた、あれだけ言って信じないつもりなの?」 シエスタは首を振った。 そんな風に暫く三人はしんみりとしていた。 そんな彼女達を一つの人影が遠くから見つめていた。 翌日、五人と一匹は目的の場所に立っていた。 ほぼ一日を掛けて五十リーグの距離を歩いてきていた為、既に日は山の向こうに沈みかけている。 その沈みかけた日に照らし出された目の前の光景は想像を絶していた。 本来ならば綺麗な草原が広がっていただろうその場所は、戦場の跡地だった。 辺り一面の草は一本残らず焼け、凄まじい力で抉られたようなクレーターが幾つも出来ている。 横に広がる森には奇跡的に被害は見られなかったが、他は酷い有様だった。 「ここで…あったのね」 ルイズの言葉にタバサは重苦しい表情で頷いた。 ――あの日の事は忘れていない。 嘲笑うガーレンに、暴れ狂う謎の怪物。 そして、炎に消えていったジャンガの背。 首に巻いたマフラーをタバサは強く握り締めた。 ルイズは魔法学院の図書館から拝借してきたトリステイン地理院発行のアルビオンの地図を広げている。 近くに村はないか? とシエスタは辺りを見回す。 しかし、既に日は落ち始めている為、周囲は薄暗くなってきている。 と、夜目の利くシルフィードが森の一角にある小道に気が付いた。 「あ、あそこに小道があるのね!」 シルフィードの言葉に他の皆がそちらを向く。 「本当だわ」 小道へと走る。 馬車が通れるほどの広さがあるわけではなかったが、人がそれなりに行き来しているらしく、地面はしっかりと踏み固められていた。 それらを見ていたシエスタが口を開く。 「人の生活の香りがしますわ。もしかすれば、この先に村があるかもしれません」 ルイズは地図を広げる。 この森の辺りには村などは記されてはいない。 だが、このような道がある以上、村もしくは家の一軒でも建っているはずだ。 他に手がかりも無い以上、この道に賭ける他は無かった。 (今度は当たりなさいよ) 嘗て、賭け事をして大損をした経験があるルイズは心の中でそう呟いた。 小道は意外と長く続いており、歩いているうちに日はすっかり暮れてしまった。 しかし、月明かりが道を照らしており、タバサの唱えた魔法の明かりもある為、それほど迷わずに進めた。 「大分、暗くなってきましたね…」 シエスタの言葉にルイズは黙って頷く。 エレオノールが後ろで呆れたようにため息を吐いた。 「だからわたしは言ったのよ、明日にした方が良いとね。それを急ぐからこうなるのよ」 そんな姉を宥めるカトレア。 しかし、確かに道は解るとはいえ、この暗がりをこのまま歩き続けるのは危険かもしれない。 と、その時である。 「ねぇ、ねぇ、お姉ちゃん達、何処行くの?」 幼い子供の声が聞こえてきた。 声の方へとタバサは杖の明かりを向ける。 暗い森の中、あどけない笑顔をした少年が立っていた。 こんな時間にこんな所に何故こんな子供が居るのだろう? 一行の誰もがそんな疑問を浮かべた。 カトレアが少年に近づき、優しく尋ねた。 「坊やは何処の子? こんな時間に外を出歩いていたら親が心配してしまうわ」 「ねぇ、おねえちゃんたち、こんな所でなにしてるの?」 カトレアの質問には答えず、少年はルイズ達に声を掛ける。 ルイズは五歳ぐらいのその少年にジャンガの事を尋ねてみた。 すると、少年は意外な答えを返した。 「うん。知ってるよ」 ルイズとシエスタは思わず詰め寄っていた。先に感じた疑惑などとうに吹き飛んでいる。 「何処? 何処に居るの?」 すると、少年は森の奥へと歩き出す。 途中で振り返り、手招きをする。 「こっちこっち、こっちだよ」 楽しそうに言いながら、少年は再び歩き出した。 ルイズとシエスタは顔を見合わせ、彼の後を追った。 ちょっと、あなた達? とエレオノールが止めるが、二人はどんどん奥へと進んで行く。 そして、カトレアに促されるままエレオノールも後に続いた。 そんな彼女達の後姿を見ながらタバサは、少年が手招く姿を見てから感じていた妙な感覚を考えていた。 「きゅい? お姉さま、どうしたのね…そんな難しい顔をして?」 「…何でもない」 タバサは頭に浮かんだもやもやを振り払うように首を振り、シルフィードと共に後に続いた。 少年は暗い森の中を進んで行く。余程夜目が利くのか、一度も足をとられない。 シエスタも田舎娘ゆえに盛り歩きは慣れた物なのか、比較的軽快に足を運んでいく。 ルイズは木漏れ日のように木々の間から差す月明かりしか頼れる物が無い為、散々に転んだ。 後からやって来たタバサが明かりを持って来た為、漸くまともに歩けるようになった。 少年の姿は既に闇に溶けて全く見えない。 ただ「こっちこっち」と楽しげに誘う声だけが闇の中から聞こえていた。 「まったく、子供の相手なんかするからこうなるのよ。ただわたくし達を、からかっているだけじゃないかしら?」 「まぁまぁ、子供のしている事ですし。鬼ごっこみたいで楽しいじゃない」 ぶつくさと文句を言うエレオノール。 カトレアはコロコロと実に楽しそうに笑う。 やがて、月明かりが差す開けた場所に出た。 発光性のキノコが所々に生え、地面に生えた草も僅かに光を放っている。 その広場の中央に少年は立っていた。 年相応の無邪気な笑みを浮かべながら、少年は彼女達を待っていた。 「こっちこっち、こっちだよ」 手招きをする。 先に来ていたシエスタが辺りを見回していたが、怪訝な表情を浮かべている。 何しろ辺りには家一軒見当たらないのだ。 シエスタは少年に問い詰める。 「ねぇ、君の家は何処? ジャンガさんは何処に居るの?」 しかし、少年は答えない。ただ笑うだけだ。 「ねぇ、あなた…子供だからって、あんまり嘘が過ぎると許さないわよ?」 ルイズが多少怒りを露にした口調で少年を問い詰めた。 「木々よ。森の木々よ。その枝で彼女達の腕を掴みたまえ。その根で彼女達の足を掴みたまえ」 突如響き渡るその声にタバサは目を見開く。 「逃げて!」 慌てた様子で叫ぶタバサに、他の皆は何事かと思った。 しかし、逃げるには遅すぎた。 響き渡る声に呼応するかのように、広場の周囲の森がざわめきだす。 枝が伸び、地面から木の根が迫り出す。 杖を振る間もない。枝が、根が、ルイズ達を捕まえていく。 タバサは逸早く反応したため、それから逃れていた。 『ブレイド』を唱え、生み出された風の刃で枝を、木の根を切り落としていく。 周囲のそれを切り落としながら、タバサは森の中に向って『エア・ハンマー』を唱えた。 空気の塊が森の一角に向かい、木々を吹き飛ばした。 「あ~あ…酷いな。木々が”痛い痛い”って言ってるよ、おねえちゃん?」 そんな事を言いながら暗がりから小柄な人影が姿を現す。 少年とそう変わらないその人影をタバサは睨み付けた。 「あなたは…まさか」 くすり、と笑いながら人影はフードを取り払った。 美しい金髪が月明かりに晒され、夜風に揺れた。 まるで血が通っていないと思えるほどに真っ白な肌をしたそれは少女だった。 そして、その少女にタバサは見覚えがありすぎた。 少女はタバサを見つめると、嬉しそうに笑った。 笑った拍子に開いた口の隙間から、白く光る二本の牙が二個綺麗に並んでいるのが見えた。 「エルザ…」 「久しぶりだね、おねえちゃん♪」 緊張した声で呟くタバサに対し、エルザは無邪気な笑顔で楽しそうに答えた。 前ページ次ページ毒の爪の使い魔
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4659.html
671 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/07(月) 00 00 02 ID PRSwYYck クチュクチュと淫靡な音を立てつつ、シエスタは才人の巨大な剛直をいとおしそう に舐めている。 今は授業中。真面目なルイズはお勉強中、なりゆきとはいえ二人っきりでルイズ の部屋にいる。しかもルイズのベットに腰掛け裸のシエスタにフェラチオをさせてい る。才人は後ろめたさでいっぱいだった。 「なあ、シエスタやっぱりまずいよ」 「サイトさん気持ちよくないですか? 」 「いやそうじゃなくて……」 と言いつつも才人はあまりの気持ちよさに昇天寸前であった。そして40センチ 以上はある剛直をますます硬くしていた。 「ななななななななにやってんのよー」 才人が振り向くとそこには般若の顔をした悪魔が立っていた。 「ちがうんだこれには訳が……。うっ」 と言い訳をしている最中に才人は昇天してしまった。シエスタの清楚な顔には 大量の白濁液がぶちまけられこの上もなく官能的な姿であった。 「いいい犬のブンザイで……。むむ鞭でお仕置きなんて生やさしいことはしないはよ、 ああ、だらしのない犬にはこれをやっておくべきだったわ」 ルイズは怒りにひきつった笑いを才人に向ける。才人もどうしてよいかわからず とりあえず愛想笑いを返す。 「去勢よ」 一瞬、才人はルイズが何を言ったのか理解ができなかった。しかしすぐにその 意味を理解すると顔面蒼白となった。恐慌状態の才人は藁にもすがる思いで シエスタの方を見る。 「ごめんなさい。サイトさん」 と言うやいなや、ベットの上のシーツで体を隠しつつそそくさと部屋から出て行った。 672 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/07(月) 00 03 12 ID PRSwYYck 「いいいイヌ! 」 「ひゃい」 臆病な野良犬のような返事の才人であったが大事なせつない部分だけはルイズの 攻撃に対してきっちりガードしていた。すると急にルイズは才人に対して背中を向けた。 恐ろしい蹴りがくると思っていた才人は拍子抜けし、そんなに怒ってないのかなぁと、 愚かにも淡い期待を抱きつつ、恐る恐るルイズに近づいていった。 「オヌルー、ルアナー…… 」 ルイズは何やらぶつぶつと独り言を言っているようであった。 「いやぁ、すまんすまん、浮気して悪かった。おわびにルイズにもやらせてあげるよ」 ルイズが怒っていないと勘違いした才人は傲岸不遜なこと口ばしった。 「だーれーがー、何をするって? 」 独り言を止めるとルイズは才人の方に向き返し悪魔の形相で睨みつけた。 「るルイズさん? その手の本は? 」 なんとルイズは『始祖の祈祷書』で『虚無』の呪文を唱えていたのだ。 「ゴルディオンアルバート」 まばゆい光に才人は突き飛ばされた。痛みはまったく無かったが違和感を感じ、 股間を触ってみた。絶望がそこにはあった。股間が女の子のそれになっていた のであった。 「俺の相棒が……」 「あなたの相棒ならここにあるわよ」 禁断の魔法の影響か人が変わったようにサディスティックな目をしたルイズが 近づいてきた。 「抜槍」 呪文を唱えるとルイズの股間にミニスカート捲り上げる巨大なモノが現れた。 「さぁて、何からしてもらおうかしら? 」 才人が身も心も卑しいイヌとなったのはその日からであった。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2673.html
前ページ次ページゼロと聖石 今日来た客は、凄く変わった集団だった。 大抵酒場の儲け話に乗るのは傭兵集団やゴロツキと相場が決まっている。 しかし、今日は違った。 ガキが五人、どこかの制服を着ていたから多分メイジなんだろう。 貴族のガキが一体何を? だから、第一声を聞いた瞬間、驚かされた。 「とりあえず、ミルクを。それと最近噂になってること聞きたいんだけど」 まさか、儲け話を探しに来た貴族がいるなんて。 トリスタニアの酒場で聞ける話は幅が広い。 些細な噂話から大局を見据えた話までさまざまだ。 最も聞ける噂はアンリエッタ様がゲルマニアとの婚姻するという話とレコンキスタに関する話題。 婚姻についてはお膝元だけあって、その手の噂は飛び交っている。 レコンキスタに関しても、次の目標はどうしてもトリステインだということで、あちこちでささやかれている。 そして、マスターに本題を切り出す。 「マスター、何かいい話無い?」 「お嬢さん方、実力者と見るからこんな儲け話があるぜ」 マスターの話に耳を傾ける。 こういった場を取り仕切るマスターがそう言うのだ、相当な話だろう。 「ラ・ロシェール周辺にあるタルブ村、その近くに森があるんだが……最近オーク並に怖い魔鳥が現われるんだと。 その森を突っ切ると、街道を進むより道の短縮になるから重宝されていたんだが… 今はその魔鳥、便宜上タイニーフェザーと呼ばせてもらうヤツ等がそこを陣取っていて、安心して通れないんだ。」 確かに、街道は安全だが若干遠回りになってしまう。 森は気をつけるところに気をつけておけば、最高の短縮ルートになるのだろう。 しかし、その問題となっている魔鳥が道をふさいでしまっていると。 「タイニーフェザー? 魔鳥? コカトリスとかそういった類の?」 ここでマスターが首を振る。 「いや、先住魔法とかの恐ろしさじゃなくて、物理的な恐ろしさらしい。 命からがら逃げてきた冒険者によると、鋼鉄製の鎧に穴を開けるほどのくちばしを持ち、 森の中なのに落石が襲い掛かってきたりと言っていたな。 そのうえ集団で襲いかかってくるそうだ」 なんだろう、そのとても怖い鳥は。 話を聞く限りでは先住魔法を使いこなすみたいだが、遭ってみないことには分からない。 「その魔鳥を退治してほしい、もしくは新ルートの開拓をしてほしいということね」 「話が早くて助かる。どうする?」 全員に目線を合わせ、意思を確認する。 当然ながら、受けると。 なぜかシエスタ以外。 そもそもなぜ、私達がこんなことをしているかというと…… 「諸君、我々にはお金が無い」 食堂でお茶していたところ、ギーシュが宣言した。 まぁ、アルビオンに行くまでの準備とか着いた後のごたごたで出費が重なっている。 私も金額換算で三十三エキューと二十スゥを使っている。 「今こそちょっとした冒険で小遣い稼ぎといこうじゃないか!」 「半分は賛成。宝探しよりも効率的な手段を探したほうがいい」 と、タバサ。 ギーシュの持っている宝の地図が目に入ったのか、それを見てからの提案。 これについてはギーシュ以外全員同意だ。 「じ、じゃあどうやって…」 「酒場に行く。儲け話の一つぐらい紹介してもらう」 なぜタバサがそんなことに詳しいのか、誰も突っ込めないままトリスタニアまで行くことになってしまった。 情報どおりに森の近くまで進む。 全員がたかが鳥、問題なく退治して終了と息巻いていた。 やっぱりシエスタ以外。 むしろ青ざめている。 「どうしたの? たかが鳥じゃない。酒場の主人が名前を大げさに言ってるだけだって」 「そうだといいんですが……もしアレだったら………」 「大丈夫だ、相棒。いくらなんでもアレが逃げ出してるわけねーよ」 「―――手紙に、つがいのアレが逃げ出してなかなか見つからないって書いてあったとしても?」 「……おでれーた。まさかマジでアレが逃げ出したのか? そうなるとヤバイなんてもんじゃねーよ」 デルフと話すシエスタの様子がおかしい。 あの剛剣無双なシエスタが怯える何かが待ち構えているというのか? 「ねぇ、シエスタにデルフ。アレってなに?」 ナイスキュルケ! こういうときにズバズバ聞く性格が頼もしいわ! 「―――鳥、デスヨ? 話ノ通リ、クチバシデ鎧ヲ貫ク」 「―――遭えば分かる。アレと戦った話なんてしたくも無い」 何だかよく分からないまま、馬車は肝心の森へと進んでいった。 「鬱蒼としてるわね、こんな樹海があるなんて」 「地元の話によるとオークの住処」 「オークは嫌だな。臭いし、汚いし」 「―――オークの方がまだマシです……」 「止まって、何か聞こえない?」 その言葉に全員が耳を潜める。 ―――プギャー!! フゴー!! これはオークの声か。 それにしてはずいぶん痛々しい悲鳴がいっぱい上がっている様な… ―――クェー!! クァー!! この声がタイニーフェザーというヤツだろう。 声がしたほうに、もうちょっと接近してみる。 シエスタだけ、何かを諦めたようにデルフを抜いて戦闘態勢に入る。 視界が開け、木々の隙間からぽっかりと空いた広場が見える。 数体のオークが襲われている。 噂のタイニーフェザーに。 黄色や黒の羽毛。 鳥の癖に大地を駆けるその勇姿。 頑丈な鎧でも貫けそうなくちばし。 そして、二メイルはあろうかという体躯。 どう見ても温和そうな生物がオークにくちばしを突き立てて蹂躙している。 「あぁ、やっぱり…」 「アレだけの大所帯だ。さぞかし縄張りは広いだろ」 シエスタとデルフが絶望の淵に立ったような声をあげる。 そこまで怖いものなのか? いや、現実を直視しよう。 振り下ろされる棍棒を、すばやいバックステップで避ける。 脂肪の鎧に包まれた腹に深く突き刺さるくちばし。 謎の球体がオークに襲い掛かり、地面に打ち据える。 傷を負ったタイニーフェザー同士が寄り添って、ケアルに似た光を発して傷を癒す。 これは、一方的だ。 オークが逃げ出そうとして、背を向けた瞬間に降り注ぐ岩石。 降り注いだ岩石はオークを押しつぶして消えた。 オークの逃げようとした先から、赤いタイニーフェザーが出てきた。 「シエスタ、正直に話して。アレは一体なに?」 「お爺様が村に来たときに持ち込まれた、タルブ村にのみ生息する巨大鳥、チョコボです」 「爺さんの話によると、赤いのは先祖返りした獰猛な赤チョコボだ。 黒いのは黒チョコボって言って、空を飛び回る。 厳密にチョコボって言うのは一番数の多い黄色のヤツだ」 「でも、たかが鳥でしょ? どうしてそんなに……」 「野生のチョコボは、完全武装した騎士団でも討伐が難しいと言われるほど危険なんです」 「相棒も昔戦ってボロボロにされた事があるぜ」 全員が絶句する。 「でも、足はそんなに速くなさそうだし、鳥だから賢くないんじゃ?」 「馬かそれ以上の速度が出ますよ? 森の中でもない限り逃げるのは無理です」 「おまけに賢いんだよ」 そのとき、小枝が折れる音が響く。 ギーシュが姿勢を変えた瞬間に踏みしめてしまったのだ。 広場にいたチョコボが一斉にこちらを向く。 「これって、かなりヤバイ?」 「下手すると絶体絶命といった感じです」 後にルイズはこのことを『史上最悪の戦い』と言い残した。 シエスタは後の世に、『温厚な人とチョコボは怒らせるな』という格言も残した。 ―――ここからが、本当の地獄だ。 前ページ次ページゼロと聖石
https://w.atwiki.jp/nettoucm/pages/207.html
【back】1995/01/29 【forward】1995/02/12 テレビ欄 和服美女&ランジェリー店美人店長生着替え&熱湯か? ゲスト シャ乱Q 熱湯以外 フリフリ受験生 受験生返り 十文字受験生 またがり受験生 赤ブルマの女ふたり みるく きよこ[黄] ゆきこ[水] あやこ[赤] 1組目 シエスタ店長 ノーマル/1人/1分 セクシーグッズ店「シエスタ」 2組目 神乃毬絵 その場脱ぎ/1人 神乃毬絵[ピンク着物→黒] リンク https //youtu.be/7mQkg2Jcizs(2組目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moejinro-log/pages/86.html
BBL は言った 春の選抜には秋季大会において優秀な成績を残さなければならない BBL は言った しかし、Naviこのチームは秋季大会に参加すらしていなかった 3 (ベンチ裏) ミクかわいい イソイソ BBL は言った Naviこはショックのあまり寝込んでしまいました BBL は言った 人狼の仕業に違いありません! BBL は言った 村人の皆様、今日も頑張ってください 1 (BBL村) オペこ COします 私が占い師です[ムッ] 1 (BBL村) Mrチキン 【占いCO】ヒャッハー、もうがまんできねぇ![ガーン] 1 (BBL村) デジュー 占いと共有1人は早めにCOお願いします 1 (BBL村) エルレイナ わろたwww 1 (BBL村) クバリャーナ 普通にだめぽじゃないか!w 1 (BBL村) せんこ 人狼の仕業すぎるなこれは・・・ 1 (BBL村) あかみさと うむ・・・? 1 (BBL村) ニセムラサキ 私が素村です 1 (BBL村) シキワロス これはひどいなww 1 (BBL村) エルレイナ 占い2めい 1 (BBL村) Jareky 冤罪だ!人狼の仕業なんて・・・ 1 (BBL村) デジュー 2CO 1 (BBL村) あかみさと まぁ占いは二人ですかい? 1 (BBL村) すねすき 占い2人かな 1 (BBL村) KT オペ子チキン了解 1 (BBL村) シキワロス っと、占い2人。ここまでなら真狂目線かな? 1 (BBL村) jinjahime ん~2COね 1 (BBL村) オペこ なんか悪口みたいだぞ 1 (BBL村) デジュー 霊媒に騙りが来る進行かな? 1 (BBL村) シエスタXX 2人把握 1 (BBL村) ROWLEYS 占いさん把握ですー 1 (BBL村) エルレイナ きめつけは危険 1 (BBL村) すねすき では、自分が共有ですクマー 1 (BBL村) ニセムラサキ 素村CO!素村CO! 1 (BBL村) エルレイナ 濃厚とはいえね 1 (BBL村) クバリャーナ 2COりょーかいー 1 (BBL村) jinjahime 真狂本線 1 (BBL村) あかみさと 誰だ!さっきから素村COしてるのは! 1 (BBL村) ニセムラサキ なんと何の役職もない! 1 (BBL村) せんこ まだ狼の可能性も十分にあるからのぅ 1 (BBL村) jinjahime 共有はでないの? 1 (BBL村) ROWLEYS 共有了解です すねすきさん 1 (BBL村) シエスタXX 共有は? 1 (BBL村) Mrチキン すねさん共有? 1 (BBL村) すねすき はいはい!共有ですクマ! 1 (BBL村) シキワロス すねすきさんが共有・・・でいいんかな 1 (BBL村) クバリャーナ 私は一応真狼で見るかなぁ 1 (BBL村) デジュー 真狂かー?真狼で見てます 1 (BBL村) せんこ すねちん共有か 1 (BBL村) シエスタXX kk 1 (BBL村) エルレイナ 共有出て指定ですね今日は 1 (BBL村) シキワロス とりあえず把握。 1 (BBL村) KT すねすきさんですか了解 1 (BBL村) エルレイナ でえた 1 (BBL村) jinjahime 共有了解:すねすき 1 (BBL村) ROWLEYS じゃあ共有軸で指定ですかね 1 (BBL村) jinjahime 2-0-1 1 (BBL村) せんこ とりあえずここで打ち止めかぬ? 1 (BBL村) クバリャーナ 共有1に占いが2、と 1 (BBL村) Mrチキン 占い2か狼潜伏かね 1 (BBL村) リュファ あ、メモにチキンさんの名前がないと思ったら「シキ(ワロス)」の名前2つ書いてた・・・ 「チキ」これでよし 1 (BBL村) Jareky 2-0-1把握ノーマル進行 1 (BBL村) あかみさと んじゃこっからはいつも通り指定ですかね? 1 (BBL村) エルレイナ うひw 1 (BBL村) すねすき もう今日のCOは無いクマ? 1 (BBL村) jinjahime 方針によってだな 1 (BBL村) シエスタXX 吊りは共有指定するのか? 1 (BBL村) シキワロス 今COしたところでなぜでなかった?って問うだけですし。 1 (BBL村) ニセムラサキ メモにナチュラルに「えろ」って書いてある 1 (BBL村) MB 狐入りで真狂は狂人がつらいので真狼も十分あり得ます 1 (BBL村) Mrチキン いつもの共有指定かな 1 (BBL村) Jareky 狩人以外はCOしてもイイノヨ? 1 (BBL村) エルレイナ 共有指定じゃないと 1 (BBL村) エルレイナ 相方つっちゃう可能性がある 1 (BBL村) KT 真狼 真狂 狼狂のどれかなのかな 1 (BBL村) シキワロス 真潜伏とか困りものwww 1 (BBL村) エルレイナ この人数での占い潜伏はやめてほしいなぁ 1 (BBL村) デジュー 霊媒に2人出そう。COさせちゃってもいいんじゃない? 1 (BBL村) jinjahime 真潜伏はこれはないでしょ 1 (BBL村) クバリャーナ 狼狂だったら起こるわw 1 (BBL村) ROWLEYS ですね。相方さん吊らないためにも指定してもらったほうがいいかも 1 (BBL村) オペこ 潜伏してません 大丈夫です 1 (BBL村) Jareky 自分は占いが長く残るゲームを希望します。 1 (BBL村) あかみさと 2なら一応真狂目だがね 他ならまぁ噛みでわかる・・・かな? 1 (BBL村) せんこ わらたww 1 (BBL村) すねすき クマー 1 (BBL村) シキワロス 票が見れない以上、指定がいいすね 1 (BBL村) jinjahime すねすきさん、とりあえず、指定をしておきましょう 3 (ベンチ裏) BBL テスト 今のところ墓地以外ログあります 1 (BBL村) エルレイナ 霊は大抵黒でてからが基本かなぁ 1 (BBL村) エルレイナ ただ 3 (ベンチ裏) BBL 会話してみてください 1 (BBL村) シエスタXX 霊でるの? 1 (BBL村) エルレイナ 占いから白もらったり 1 (BBL村) Jareky いいがかりタイム 1 (BBL村) すねすき うむ、早めにやっとこう指定 1 (BBL村) ROWLEYS 霊は出ないほうがいいとと思います 3 (ベンチ裏) ミクかわいい やんややんや 1 (BBL村) せんこ その前に噛まれたり吊られないようにね・・・w 1 (BBL村) KT 霊今日はいらないんじゃないかな 1 (BBL村) Mrチキン ●でるまで潜伏でしょう<れ倍 1 (BBL村) シキワロス 霊の話をいまする必要ないとおもうんですが 1 (BBL村) クバリャーナ 占いさんには狐をネライウチネ!してほしいかなぁ 1 (BBL村) エルレイナ 狼の噛みをみて 1 (BBL村) Mrチキン 霊媒 1 (BBL村) デジュー 村吊れるのは1回~2回 1 (BBL村) エルレイナ 自分の身が危険だとおもったら 1 (BBL村) クバリャーナ 霊は出なくていいよ 1 (BBL村) あかみさと さっさと霊出て騙り防止するのもありかとは思う 出たら出たでロラ 1 (BBL村) エルレイナ COしてもいいとおもう 1 (BBL村) デジュー ロラ考えての話ね 1 (BBL村) ニセムラサキ COしたいけど、COする役職がない 1 (BBL村) エルレイナ CCO防止か 1 (BBL村) せんこ COする時間も残してあげてね!<吊り指定 1 (BBL村) シキワロス www 1 (BBL村) あかみさと ですね 1 (BBL村) すねすき 指定 クバリャーナさん指定してみるクマー 1 (BBL村) MB なんというか すごくうがった見方なんですが共有は早く一人COしといったデジューさんは 初めからCO状況がこのようになることを知っていたのかな、と思いました まぁ大体の進行は共有一人COです 1 (BBL村) エルレイナ 残り2分くらいで吊り指定はしてほしいですね 1 (BBL村) jinjahime 指定了解 1 (BBL村) Jareky クマー把握 1 (BBL村) クバリャーナ ほいほい、COなしよー 1 (BBL村) シエスタXX クバさんCOは? 1 (BBL村) ROWLEYS クパリャーナさん了解です 1 (BBL村) せんこ クバ指定クマー 1 (BBL村) シキワロス 指定把握。 1 (BBL村) あかみさと 指定把握だよ 1 (BBL村) KT クバリャーナさん指定了解 1 (BBL村) エルレイナ COなし了解 1 (BBL村) オペこ クリャバーナさん了解 1 (BBL村) デジュー COなし了解 1 (BBL村) Mrチキン クバさん指定了解 1 (BBL村) ソラモニー はーい 3 (ベンチ裏) イクさん ミクかわさんが可愛過ぎて辛いです 1 (BBL村) クバリャーナ 久々に参戦と思ったら即指定となーw 1 (BBL村) クバリャーナ ま、しゃーないね 1 (BBL村) エルレイナ まだ時間はあるね 1 (BBL村) ニセムラサキ やばい 1 (BBL村) すねすき えへ 1 (BBL村) エルレイナ 今後のこと話し合いましょうか 3 (ベンチ裏) ミクかわいい (`・ω・´) 1 (BBL村) シキワロス んー。個人的にだけど。初日に霊媒の話してる人たちが怪しい気がするんだ 1 (BBL村) ニセムラサキ クバさん死んだということは、次は私か! 1 (BBL村) jinjahime 初日だしねー。まぁ 1 (BBL村) リュファ なにか遺言は?クバさん。 BBL は言った 5分経過 1 (BBL村) Jareky MBさんの話、不明です? 1 (BBL村) クバリャーナ とくになし、っつっか何もいえんわ現状じゃw 1 (BBL村) シエスタXX 占い指定先だすの? 3 (ベンチ裏) ミクかわいい すねすき:村にクマはふたりもいらんクマー 1 (BBL村) デジュー MBさん、そう思いました?結構占い3も考えてましたよ? 1 (BBL村) MB 不明? 3 (ベンチ裏) イクさん ところで何で今日は参加しないのです? 1 (BBL村) シエスタXX 狐いるけど 1 (BBL村) すねすき 相方の推測は無粋だクマよ、念のため 1 (BBL村) あかみさと 今後のことって言ってもなー とりあえず占い結果とか見てからとしかってとこかな 1 (BBL村) シキワロス 占い先指定は噛みあわせのもと。占い2だしいらないとおもうんです 1 (BBL村) クバリャーナ そゆこと、判断材料もほとんどないもの 1 (BBL村) KT 3日目からかな本格推理 1 (BBL村) せんこ たしかに 相方バレしても喜ぶのは狼側dしねぇ 1 (BBL村) あかみさと ですね 村が共有の相方見つけてもなんの得もない 1 (BBL村) オペこ 指定してくれるなら構いませんよ 狐を溶かせば新を証明できます 1 (BBL村) デジュー 本格的に始まるのは明日からですかねー 1 (BBL村) ROWLEYS 3日までは結構言いがかりですもんね BBL は言った あと1分 1 (BBL村) エルレイナ うみゅ 1 (BBL村) クバリャーナ 雰囲気で怪しいと思うのは何人かいるけど、 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 今日はあまり頭まわってないので・・・(; ω ) 1 (BBL村) MB 占い3がどうとかではなくて… 例えば初日から霊COが2人でて霊ロラの進行で共有潜伏も あり得たのにっていうことです 1 (BBL村) シキワロス 個人的に共有相方だれっぽいか探り>霊媒の話のジュンで怪しいと見える 3 (ベンチ裏) ミクかわいい いつも回ってないとかイワナイ 1 (BBL村) クバリャーナ 私がいったらただのノイズだからね 1 (BBL村) jinjahime 一応、個人的な意見としては、暫定白になったら相方でて、いいと思います>共有 1 (BBL村) Jareky クバさん指定すると、イラストで逆襲される予感 1 (BBL村) クバリャーナ ソレハナイヨーハハハw 1 (BBL村) せんこ じゃれさんwwww 1 (BBL村) Jareky どんな風に書かれるやら 1 (BBL村) すねすき クマー!? 3 (ベンチ裏) イクさん 体調がよくないわけですかーお大事に 1 (BBL村) エルレイナ こわいなそれw 1 (BBL村) jinjahime 怪しい日と聞いておきたい>クバさん BBL は言った 20秒前 1 (BBL村) Mrチキン 斬新な脅しだw 1 (BBL村) せんこ あの顔は怖かったw<emulaさんのだけど 3 (ベンチ裏) ミクかわいい (;;*´ω`*) 1 (BBL村) ニセムラサキ 私も鬼のようなJarさんかかなきゃ 1 (BBL村) クバリャーナ 言いません、さっきも言ったようにノイズにしかならない 1 (BBL村) Jareky はなはだ心外です 1 (BBL村) すねすき ログ読むの案外大変だだだ 1 (BBL村) あかみさと 鬼のようなw 1 (BBL村) デジュー あー、そこまで考えてなかった>MBさん 3 (ベンチ裏) イクさん いえここは突っ込んで私が看病しましょうとかいうべきところですね BBL は言った ---------STOP--------- BBL は言った ---------STOP--------- 1 (BBL村) BBL ---------STOP--------- 1 (BBL村) BBL ---------STOP--------- 2 (狼打線) BBL ---------STOP--------- 2 (狼打線) BBL ---------STOP--------- 1 (BBL村) シキワロス 自分以外は、全員狂人だとおもえ BBL は言った 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) BBL は言った 投票は私に直接Tellでお願いします ニセムラサキ は BBL に言った くまりゃーなさん 2 (狼打線) シエスタXX クバさんでいいかな? 2 (狼打線) エルレイナ まぁクバさんしかありませんな せんこ は BBL に言った うーん 素直にくばりん吊ってもらいますかねー デジュー は BBL に言った クバリャーナさん吊りますー オペこ は BBL に言った クリャバーナさんでお願いします。 シキワロス は BBL に言った クバリャーナさんに犠牲になってもらいます>< 2 (狼打線) jinjahime クバさんで 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 風邪はうつして治す!? 2 (狼打線) シエスタXX そだねー 2 (狼打線) エルレイナ いつも通りしゃべったけどさてさて ROWLEYS は BBL に言った クバリャーナさんでおねがいします あかみさと は BBL に言った クバリャーナさんで すねすき は BBL に言った クバリャーナさんに投票 エルレイナ は BBL に言った クバリャーナさんで~ KT は BBL に言った クバリャーナさんでお願いします 2 (狼打線) jinjahime さ、早々と相談しましょう 3 (ベンチ裏) こるくびん 私は前回の狐で力尽きたよ… Jareky は BBL に言った クバリャーナさんに投票 ソラモニー は BBL に言った クバリャーナンさんー 3 (ベンチ裏) イクさん あなたに移されるならかまいませんとも 3 (ベンチ裏) こるくびん 告発初体験だけど、すごい虚無感ですね jinjahime は BBL に言った 投票>クバリャーナ 2 (狼打線) シエスタXX 真霊がでたら俺が語ればいいのかな? 3 (ベンチ裏) イクさん 狐は神経すり減らしますよね~ クバリャーナ は BBL に言った 久々の参戦で一発目吊。HAHAHA自分指定したいねぇw そゆわけにもいかないから、オペこさんで【投票TELL】 3 (ベンチ裏) ミクかわいい (「*ΦωΦ)「~゜ 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 狐切なかったですね~・・・ MB は BBL に言った クバリャーナさんに投票します リュファ は BBL に言った クバさん。 2 (狼打線) エルレイナ おねがいします!その前に占いでわたしに黒だされたりしたらわたしでます! 2 (狼打線) jinjahime だね、COでたら対抗お願いします。指定されたら適時 2 (狼打線) シエスタXX kk! 2 (狼打線) エルレイナ ああ逆にやばいかな 2 (狼打線) jinjahime 指定された人間が。 2 (狼打線) エルレイナ 黒でたらどうする? シエスタXX は BBL に言った クバさんで 2 (狼打線) jinjahime あと、黒でタラCCOしちゃいましょう 2 (狼打線) エルレイナ k 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 狐は毎晩毎晩胃がキリキリと・・・ 2 (狼打線) エルレイナ オペこくんが狂人くさいんだけどさ 2 (狼打線) エルレイナ わたしに黒だしそうでこええわw 2 (狼打線) jinjahime 噛みはデジューさんかMBさんあたりがにおうかなぁ 3 (ベンチ裏) こるくびん じつはね 3 (ベンチ裏) こるくびん GJ出たところで半分終わったと悟った 3 (ベンチ裏) こるくびん それは現実となりました BBL は言った 20秒前 2 (狼打線) エルレイナ MBさんはこわいとこだね 3 (ベンチ裏) ミクかわいい ・・w 2 (狼打線) シエスタXX とりあえず明日霊でたらクバさん○でいいかな 3 (ベンチ裏) ミクかわいい ばれたああ!!てなる・・・ 3 (ベンチ裏) こるくびん あーたぶん狼に尻尾握られたなって 2 (狼打線) jinjahime OKです 2 (狼打線) シエスタXX ういうい 3 (ベンチ裏) イクさん そういう時に限って狩人CO用意とかしてなかったりしますね BBL は Mrチキン に言った 投票しましたか? 2 (狼打線) シエスタXX デジューさんのほうがいいかなぁ Mrチキン は BBL に言った ぼーっとしてました、クバさんでおねがいします 投票結果 クバリャーナ 17 オペこ 1 2 (狼打線) エルレイナ MBさんはミスリーモードの時はありがたいっすねw 1 (BBL村) BBL -------------------- 1 (BBL村) BBL 2日目終了 1 (BBL村) BBL -------------------- BBL は言った さよならクバリャーナさん…あなたの勇姿は忘れない BBL は言った /chjoin ベンチ裏 2 (狼打線) jinjahime うむ。デジューさん噛みますか。占いに視線出してるし、狐かもしれない BBL は言った 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です 2 (狼打線) シエスタXX どっち残すって話ならMBさん BBL は言った 役職の方は私にTellお願いします 2 (狼打線) BBL -------------------- 2 (狼打線) BBL 会話可能時間スタートです デジュー は BBL に言った クバリャーナさんは何色かなー? オペこ は BBL に言った 占い師です。エルレイナさんを占います。 2 (狼打線) シエスタXX じゃあtellよろ 2 (狼打線) jinjahime 送ります クバリャーナは腰を掛けた 2 (バッテリー) すねすき うへぇ緊張する 2 (バッテリー) Jareky おつかれです jinjahime は BBL に言った 役職行動>デジューさん捕食します。女装はいらない 2 (狼打線) エルレイナ おねがいします~ 3 (ベンチ裏) クバリャーナ ベーンチイーーーン 3 (ベンチ裏) こるくびん あらま 3 (ベンチ裏) ミクかわいい いらしゃんせ~ 3 (ベンチ裏) こるくびん いらっしゃいー シキワロス は BBL に言った 今日の任務は、オペこさんの警備でいきます 2 (狼打線) jinjahime デジューさんかみまみた BBL は オペこ に言った エルレイナさんの正体は・・・なんと人狼でした 2 (狼打線) シエスタXX わざとじゃない!? 3 (ベンチ裏) クバリャーナ いやはや、速攻でござったw 2 (バッテリー) Jareky 基本路線は臨機応変という名のいきあたりばったりでwww 2 (狼打線) jinjahime 失礼。かみました 2 (狼打線) エルレイナ [ガーン] オペこ は BBL に言った HAHAHA エロエロじゃないか 了解しました。ありがとう。 BBL は デジュー に言った クバさん○です 3 (ベンチ裏) こるくびん べにたまのレコ石しかもってなかった 2 (狼打線) シエスタXX あーはやかったw 3 (ベンチ裏) ミクかわいい おつかれさまでした・・w BBL は シキワロス に言った 護衛了解 3 (ベンチ裏) クバリャーナ ま、最初ばっかりはしょうがないねぇ 3 (ベンチ裏) こるくびん おむかえにきてー 2 (狼打線) シエスタXX うーんなんか●早めに出そうで怖いな 2 (狼打線) jinjahime あ、まずった? 2 (狼打線) エルレイナ 現時点でSGに出来そうな人はまだみつからんの~ 3 (ベンチ裏) ミクかわいい あるたーもってます? 2 (バッテリー) すねすき 緊張しすぎてどこかで間違えそうで怖いww BBL は jinjahime に言った 残さず食べてね 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 石ならあるのですけれど・・ 2 (バッテリー) Jareky とりあえずMBさんが目立った発言、デジューさんに対して 2 (狼打線) シエスタXX 決め打ちしそうなシキさんとかのこしたいけど 3 (ベンチ裏) こるくびん なーい 3 (ベンチ裏) クバリャーナ アルターってスキルいくつからでしたっけ… 2 (バッテリー) Jareky まだ獣臭さは感じられないです 3 (ベンチ裏) こるくびん 70 3 (ベンチ裏) ミクかわいい 70・・・ 3 (ベンチ裏) ミクかわいい テレポはありますか? 2 (狼打線) jinjahime 一応、SG候補はMBさん、みさとさん、ジャレさんあたりかな 2 (バッテリー) すねすき うむうむ、2日目から飛ばしてますのぅ 3 (ベンチ裏) こるくびん 神秘魔法(50.0/70.0) 3 (ベンチ裏) クバリャーナ んー、ギリかw 2 (狼打線) エルレイナ 結構大胆なとこねw 3 (ベンチ裏) クバリャーナ ちょっといってきますね 2 (狼打線) シエスタXX あとやたら村アピのムラさんも残したい 3 (ベンチ裏) クバリャーナ というか、 3 (ベンチ裏) ミクかわいい おきをつけて! 3 (ベンチ裏) クバリャーナ ココめもって渡せばOKそうね 2 (狼打線) エルレイナ 逆に役ありそうなきするんだけどそこw 2 (狼打線) jinjahime サキさんはなるべくつりで処分したいな 2 (狼打線) jinjahime たぶん、持ってるなら共有 2 (狼打線) エルレイナ 狐ではないとおもうけど意外と狩りとかあるかもしれない 2 (狼打線) エルレイナ ああw 2 (狼打線) シエスタXX 結構前にでるからつりにくくない? 2 (狼打線) エルレイナ それもあるね 2 (バッテリー) Jareky シキワロスさんが感度高そう。人狼慣れてる印象 3 (ベンチ裏) ミクかわいい れこ石一発成功・・・! 3 (ベンチ裏) ミクかわいい ウラヤマシィ 2 (狼打線) エルレイナ 明日の占いすげぇどきどきw 3 (ベンチ裏) クバリャーナ こるくさんは BBL は言った あと1分 3 (ベンチ裏) クバリャーナ テレポはあるの ? 2 (狼打線) エルレイナ わたし占うなよ!絶対だぞ!! 2 (狼打線) シエスタXX フラグ立てんなw 2 (バッテリー) Jareky ○進行だといいかがり指定継続ですね BBL は言った 20秒前 2 (狼打線) エルレイナ へへへ[ワーイ] 3 (ベンチ裏) ミクかわいい スキル値的にはありそう・・・ 2 (狼打線) エルレイナ chもどし 2 (バッテリー) すねすき そうなりますねぇ 2 (狼打線) jinjahime さぁ、ch変えます。誤爆注意 役職行動 占い エルレイナ● 霊媒 クバリャーナ○ 護衛 オペこ 噛み デジュー BBL は言った ---------STOP--------- BBL は言った ---------STOP--------- 1 (BBL村) BBL ---------STOP--------- 1 (BBL村) BBL ---------STOP--------- 2 (狼打線) BBL ---------STOP--------- 2 (狼打線) BBL ---------STOP--------- [[1日目へ 2012-3-17 BBL村 Part1]] [[3日目へ 2012-3-17 BBL村 Part3]]