約 495,227 件
https://w.atwiki.jp/uta_macross/pages/23.html
お知らせ 当wikiは下記に引越し致します。近々こちら側のwikiは閉鎖いたします。 http //infobureau.work/wiki/uta_macross/ 歌姫 衣装 効果 特別演出の有る曲 ミンメイ リメンバーラブ - 愛・おぼえていますか ミンメイ 娘々チャイナ 全ステータス2%UP - ミンメイ ポルカドット ライフ10%UP 私の彼はパイロット (Part Ⅰ) ミンメイ ブルーガーデン チャーム10%UP シルバームーン・レッドムーン ミンメイ トリコロール ソウル10%UP 0-G Love ミンメイ フローラル サポート10%UP やさしさSAYONARA ミンメイ コズミックリリィ 命属性プレートの全ステータス3%UP マクロス ミンメイ プルメリア・リップル 星属性プレートの全ステータス3%UP SUNSET BEACH ミンメイ ノスタルジア トータル&ライフ3%アップ ランナー -リンミンメイ・バージョン- バサラ ファイアーライブ - - バサラ エクスプロージョンロック 全ステータス2%UP DYNAMITE EXPLOSION バサラ クロスオーバーファイアー ソウル10%UP HOLY LONELY LIGHT [Duet Version] バサラ ロンリーウォーカー 星属性プレートの全ステータス3%UP SUBMARINE STREET バサラ シャドウフレイム トータル3%UP SEVENTH MOON バサラ ハウリングムーン トータル&サポート3%アップ ジリティック♡BEGINNER ミレーヌ ボンバーライブ - - ミレーヌ ダイナマイトロック 全ステータス2%UP 突撃ラブハート [Duet Version] ミレーヌ クロスオーバーガール ライフ10%UP HOLY LONELY LIGHT [Duet Version] ミレーヌ イノセントブルーム チャーム10%UP PLANET DANCE ミレーヌ スパークルフレイム 星属性プレートの全ステータス3%UP SEVENTH MOON ミレーヌ トゥインクルマジック ボイス10%UP 虹いろ・クマクマ ミレーヌ キューティー・マリン 愛属性プレートの全ステータス3%UP 突撃ラブハート [Duet Version](UL) ランカ 聖マリア学園制服 - - ランカ スターリットラブリー 全ステータス2%UP 星間飛行・私の彼はパイロット・ライオン(両方) ランカ ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリア トータル3%UP サヨナラノツバサ〜the end of triangle ランカ パンプキンウィッチ ボイス10%UP ニンジーン Loves you yeah! ランカ ゴールドフィッシュテール チャーム10%UP 星間飛行 ランカ ピンキープティ 命属性プレートの全ステータス3%UP そうだよ。 ランカ トゥインクルマジック ソウル10%UP 虹いろ・クマクマ ランカ スカイブルー・ステラ ソウルチャーム6%UP dシュディスタb ランカ ランカ・ブロッサム ライフ10%UP 虹いろ・クマクマ ランカ チアフルエメラルド 愛属性プレートの全ステータス3%UP トライアングラー(fight on stage)(UL) ランカ ジョリーローズ ボイスチャーム6%UP Get in on ~光速クライmax ランカ クロスオーバースター ボイス10%UP ライオン(UL) ランカ フラッフィー・ステラ トータル&ライフ3%UP ランカと Brand New Peach ランカ トラヴァイユ・エクラ チャーム10%UP Good job! シェリル オフショルダー - - シェリル ブルーボンテージ 全ステータス2%UP 射手座☆午後九時Don t be late シェリル カウントベイビー ソウル10%UP - シェリル シャイン・オブ・ヴァルキュリア トータル3%UP サヨナラノツバサ〜the end of triangle シェリル ピンクハイビスカス 愛属性プレートの全ステータス3%UP ギラギラサマー(^ω^)ノ シェリル アムールアメール ソウルボイス6%UP pink monsoon シェリル コーラルレッド・ステラ ソウルチャーム6%UP dシュディスタb シェリル レーヌ・デ・エピヌス ボイスチャーム6%UP Get in on ~光速クライmax シェリル ピンキーナース 命属性プレートの全ステータス3%UP 禁断のエリクシア シェリル パープルギャラクシー ライフ10%UP ライオン(両方) シェリル チアフルルビー サポート10%UP トライアングラー(fight on stage)(UL) シェリル クロスオーバームーン ボイス10%UP ライオン(UL) シェリル ヴェスタ・ゴージャス トータル&ライフ3%UP ゴ~~ジャス シェリル トラヴァイユ・クール チャーム10%UP Good job! シェリル シュガーベリーベイビー ライフ10%UP What bout my star? シェリル クリムゾンスカーレットクイーン ソウル10%UP フレイア ワルキューレ・ユニフォーム - - フレイア シュトラール 全ステータス2%UP - フレイア ロートケープヒェン ライフ10%UP - フレイア ブラウ・ブルーメ ソウル10%UP 不確定性☆COSMIC MOVEMENT・僕らの戦場 フレイア フォーア・シュトース ソウルチャーム6%UP ワルキューレがとまらない フレイア ヒュプシュ・クヴァレ 愛属性プレートの全ステータス3%UP ルンがピカッと光ったら フレイア エーアステ・リーベ チャーム10%UP God Bless You フレイア レゾナンツ トータル3%UP 一度だけの恋なら(UL)・絶対零度θノヴァティック 美雲 ワルキューレ・ユニフォーム - - 美雲 シュトラール 全ステータス2%UP ライオン・いけないボーダーライン・恋! ハレイション THE WAR 美雲 フェアクライドゥング ソウル10%UP ワルキューレは裏切らない 美雲 エーデル・シュヴァン サポート10%UP Walküre Attack! 美雲 モーントシャイン トータル3%UP pink monsoon 美雲 ライデンシャフト チャーム10%UP ワルキューレがとまらない 美雲 レゾナンツ 命属性プレートの全ステータス3%UP 一度だけの恋なら(UL)・絶対零度θノヴァティック 美雲 フェアボーテネ ソウルチャーム6%UP ワルキューレは裏切らない 美雲 アーベントシャイン pink monsoon カナメ ワルキューレ・ユニフォーム - - カナメ シュトラール 全ステータス2%UP AXIA~ダイスキでダイキライ~・ライオン カナメ ブラウ・ブルーメ チャーム10%UP 不確定性☆COSMIC MOVEMENT カナメ シュヴァルツェ・フリューリング 愛属性プレートの全ステータス3%UP おにゃの子☆girl カナメ ブリッツ・ブラウト ボイスチャーム6%UP 涙目爆発音 カナメ ミルヒシュトラーセ ソウル10%UP 恋! ハレイション THE WAR カナメ マリーゴールド ソウルチャーム6%UP ワルキューレは裏切らない カナメ レゾナンツ トータル&ライフ3%アップ 一度だけの恋なら(UL)絶対零度θノヴァティック・GIRAFFE BLUES ~Kaname Solo Requiem~ マキナ ワルキューレ・ユニフォーム - - マキナ シュトラール 全ステータス2%UP - マキナ パステルサマー 星属性プレートの全ステータス3%UP ジリティック♡BEGINNER マキナ スイート・ベル チャーム10%UP 星間イヴ (星間飛行 christmas ver.) マキナ シュヴァルツェ・カッツェ 愛属性プレートの全ステータス3%UP おにゃの子☆girl マキナ レゾナンツ ソウル10%UP 一度だけの恋なら(UL) ・絶対零度θノヴァティック マキナ ビオレ・ゴージャス トータル&ライフ3%UP ゴ~~ジャス マキナ スイートリリス トータル&サポート3%アップ ジリティック♡BEGINNER(UL) レイナ ワルキューレ・ユニフォーム - - レイナ シュトラール 全ステータス2%UP - レイナ サイレントジャスパー ライフ10%UP 私の彼はパイロット (Part Ⅰ) レイナ エーデル・シュヴァン ボイス10%UP Walküre Attack! レイナ リトルゴースト 命属性プレートの全ステータス3%UP Silent Hacker レイナ レゾナンツ 命属性プレートの全ステータス3%UP 一度だけの恋なら(UL) ・絶対零度θノヴァティック レイナ フォーア・シュトース ソウルチャーム6%UP ワルキューレがとまらない レイナ ガーベラ・ブラウト チャーム10%UP 涙目爆発音 レイナ メーア・ツィトローネ 愛属性プレートの全ステータス3%UP 突撃ラブハート [Duet Version](UL) レイナ シュトゥルム・シュトース ワルキューレがとまらない (UL):ユニットライブ選択時 (両方):通常ライブまたはユニットライブ選択時
https://w.atwiki.jp/jizouyakusi/pages/395.html
開催日 2008年7月21日 GM s/t 舞台 田舎の小村カーソン 参加PC アラン・マクドール コーラス テッド・ノーチラス 篠宮ホクト エルヴィン・ローゼンベルク ブリュンヒルデから獲た情報を旅団と交換するためにアランが指定したカーソンという小村。だが、何の因果か、その村こそがシェリルの生まれ故郷でありかつてある悲劇が起きた村だったのだ。 その平和な村で、アウナッソスの夢の結界にとらわれ、7年ほど前の幼きころのシェリルとシェラハの姿を見るアラン。一方独自の情報網でアウナッソスを追っていたエルヴィンと合流した“旅団”の一行もその結界に足を踏み入れる。アビシニアン教団の少女ティティスから帰るよういわれるも、アランを助けるためにあえて罠に飛び込むことに。 合流した一行の前に現れるアビシニアンの魔人アウナッソス。彼はかつてカーソンで起きた真実をアランはじめ一行に教えたい、といいそのためにアランを夢の世界に招いたと語る。罠かもしれないが、過去を知ることがシェリルを救う手助けになるかもしれないと夢の世界を見て回る一行。カーソンはかつてはオラクルの村であり、シェリルとシェラハはいずれ二人のどちらかが奈落に呑まれ闇に落ちると予言された運命の子供として、村から疎外されていた。 だが、その二人に手を差し伸べる一人の男がいた。男の名はアレックス・マクドール。「たとえほかの誰もがこの姉妹を見捨てたとしても、世界で一人くらい手を差し伸べるものがいてもいいはずだ」と。過去の映像とはいえ多少は干渉できると、アレックスから話を聞き、その決意を知るアラン。だが、偉大なハンターの力をしても悲劇はとめられなかった。 グナーデにそそのかされた村人たちによって、シェリルたちは殺されかける。母屋に閉じ込められ火を放たれ、絶望に沈みいく中で、ついに闇の王として覚醒するシェリル。アレックスはそれをとめるために、自身の命と魂を対価に闇の王の眷属となる定めを受け入れ加護《シェリル》を使用し二人の記憶と絶望した心を封印する。時間稼ぎにしかならず、時間稼ぎにすらならないかもしれない。だが、いつか必ず自分の意思を継ぎ、悲しい運命の少女を救う存在が現れる、そう信じて。だがその対価はあまりに大きく、偉大なハンターアレックス・マクドールは最凶のレイスナイト、マスターレイスとなってしまう。 すべてを知った一行の前に現れるマスターレイス=アレックス。シェリルを救うつもりが、自分の意思を継ぐつもりがあるなら、全力の自分を乗り越えて見せろと。マスターレイス、アウナッソス、ティティスとそれぞれが一騎当千を誇る敵の猛攻の前に、押しに押され全滅の寸前まで追い込まれるものの、希望を捨てず、鋼鉄の意志を持って綱渡りのような戦況を誰一人犠牲者を出すことなく渡りきり、サクセサーたちは最大の壁を乗り越えて見せる。 闇の王の過去を、偉大なハンターの運命を知り、それでも希望があると、絶望のふちで泣いてる少女を救う救いの手は存在するのだと証明するためアランと“旅団”の戦いは続く。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/901.html
発言者:???? 対象者:シェリル・マクレガー ……夜の闇を駆ける乗用車が一台。鎖輪(ディアスポラ)の追っ手よりも先に相棒を見つけ、生き延びるために。 シェリルは、三本指(トライフィンガー)を名乗る包帯男の案内に従い、彼が潜伏しているという場所へ急行していた。 その車中で、彼女が疑念を最も抱いていたのは、助手席に座る男の真の目的であった。 彼女は、この男には、己の思うがままに他者の生命や自由を奪い取って恥じぬ……“悪”の行為への意志が明確に宿っていると直感していた。 しかしこれまでの行動が、トシローの過去を暴き、追いつめ、破滅させるようなものでありながら、 今の彼はシェリルにトシローの窮地を知らせ、発破をかけるような言動を行い、彼を救えるのは自分達二人しかいないとまで言い放っている。 ここまで追い詰めておきながら、何故か相棒に対する悪意や害意も欠けている包帯男に……シェリルは改めてその目的を問う。 男は静かに、しかし愉しげに答える。 『俺はかつて、奴に殺されかけた事がある。のみならず、縛血者(ブラインド)としての血親(おや)、仲間……その全てを奴に殺され尽くした』 『だが……その奴こそが、俺にとっては目指す憧れであり星になったのだ……』 『今の奴は、仮面を被った偽りの姿。その仮面を外した真の姿がもう一度見たい…俺の欲望(のぞみ)とは、ただそれだけだ』 『伝説の同族殺戮者、三本指の男(トライフィンガー)トシロー・カシマの復活を……』 未だこの男には油断できず、その在り方も理解できない。 ただその言葉は、シェリルに大切な男が背負ってきた過去の「手強さ」を再認識させることとなった。 因果な男に惚れたと後悔しているのか? 包帯の下、表情を見せぬ男の試すような言葉に対し、シェリルは自ら闇に踏み出す決意を言葉にしてゆく。 「今のトシローの傍に居続けるって事は……それ以外の全部を敵に回すって事。 あたしたちが縛血者(ブラインド)である限り、世界中の鎖輪(ディアスポラ)がその存在を許さない」 刹那の安息さえ危うい道、その為だけに危険を冒すなどという愚行。 それでも、彼女にとっては、この状況は絶望でも不幸でもなかった。女冥利に尽きる背徳的な幸福さえ感じられた。 「なら、闘うしかない。闘って、殺して、生き延びるしか…… 文字通り、世界中を敵に回してもって奴をね」 シェリルにとっての絶望――それは、このまま永遠にトシローを失ってしまうこと……ただそれだけである。 『いい覚悟だ……己の欲望を肯定するなら、大なれ小なれそうした試練にぶつからざるを得ない。 良識、社会、家族、あるいは己自身との鬩ぎ合いがな』 『それでもなお、欲望が生き残ったのなら……それは人生を賭けて貫く価値があるだろう』 傍から見れば自殺志願とも映る、そんなシェリルの回答に満足した様子を見せる男。 しかし代償に失おうとしている、街で得た仲間達と過ごした騒がしい日々の全ても、大事だったと。 そう後ろ髪を引かれる想いが胸にはあるのもまた事実だから―― あんたのような、妄執の中で完結しているクソイカレ野郎(・・・・・・・)のようには簡単には開き直れないと、シェリルは気持ちをぶつける。 しかし、その正直な心情の吐露に対し、男は、高みから世の理を説くがごとく告げた。 『……幸せになる事に罪悪を感じるのか?』 『色々なものを諦めて生きていけば、人はそうなる……ならば、その罪悪の念をも飲み干せ。 その時初めて、おまえはおまえの人生をその手に取り戻せるだろう……』 『重要なことはたった一つだ。欲望(ゆめ)を持つのなら、欲望の奴隷となってはならない……その主人となれ』 それこそが、俺達が目指すべき、縛りなき吸血鬼(ヴァンパイア)の矜持だ。 吸血鬼も矜持も関係ない、あたしは、あたしのしたい事をするだけと返す女に、愉快気に笑う男。 その雰囲気に、男の正体に、シェリルの記憶が徐々に近づき始めていた中……ついに襲撃が始まった。 一瞬で両断された車体から一人脱出し、ビル街の屋上に出たシェリルを待ち受けていたのは――― 「陽光を忌呪(カース)とする貴方が、朝が来ようとするのに車を飛ばす。向かう先には誰がいるのかしら……興味深いわね」 「教えなさい。トシローは何処にいるの?」 銀の髪を翻し、存在意義を賭け咎人を断罪せんとする現公子(プリンシパル)……ニナ・オルロックの姿であった。 糞眼鏡と邪竜はこれ実践してたのか? -- 名無しさん (2020-09-13 16 48 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jizouyakusi/pages/493.html
開催日 2008年10月5日 GM s/t 舞台 “砕けし聖剣” 参加PC アラン・マクドール コーラス 彼方夕月 篠宮ホクト ヴォルフガング ジークフリード・E・シュローダー ついに始まるシェリルを救うための戦い。“旅団”の総力を上げた大戦。その最後を飾るこのメンバーの役割は、実際にシェリルと対峙し彼女を救うこと。かつてリュスターで助けた、ギルトン・ハルムの協力を受けるアラン。雪花から宝石呪符を譲り受け、決戦に備えるコーラス。夕月は、シェリルを救うため、ベルティルデから“アイ・オブ・ザ・ワールド”を借り受け、ホクトはメゾットから奈落を滅ぼす最強の精霊の力を譲り受ける。そして、ジークフリードの言葉を受け、シェリルの母ウィネアは娘の無事を、希望を祈り始めた。決戦に向け、皆それぞれの思いを確認し、一行はベルティルデの用意した強襲揚陸アンカーで“砕けし聖剣”に乗り込む。 道中、大量の奈落があふれ出し一行の行方を阻むも百戦錬磨、一騎当千の彼らを止めれるものではなく次々なぎ払われ一行は機関部へと向かっていく。だが、アビシニアン教団の連中の一部も中にとどまっており消耗は避けられないかと思われたところで、アビシニアン教団を足止めしていたテッドたちが現れる。道を切り開き、退路をテッドたちに任せ、一行は先に進むことに。 そしてたどり着いた機関部へと続く最後の部屋、そこにはマスターレイス、いや奈落に侵されたアレックス・マクドールその人とシェラハが待っていた。言葉は何度も交わした。後はどちらの意志を押し通し、それでも希望をあきらめないことが奇跡を呼ぶのか、それとも奈落に沈んだ絶望が勝つかを決めるだけ。専制のアレックスの《トラップワイヤー》は支援を受けまくって夕月が《無拍子》し、《絶対先制》に《ウル》や《フレイヤ》、《ヘイムダル》も重ねて連撃を加えてくるシェラハの猛攻の前に一気に押し込まれるもホクトの出目操作や各種支援特技を駆使して何とか乗り切り、なんと最速を誇ったアレックスの通常の攻撃がまわることなくアレックスを撃破、次でシェラハを撃破することに成功する。 そのまま奈落に取り込まれ消えようとするアレックスだったが、ただの拳の一撃(《アビスイーター》の演出)でアランがその身の奈落を浄化する。シェリルのためにその力を取っておかなくてどうするんだというアレックスにコーラスの《オーラチャージ》が、二人とも救う可能性を見せる。その光景を見ながら、シェラハは今なお絶望にその身を焦がし《強化転生》をした後、いずこへともなく消えた。ずたぼろの体のアレックスには待っていてもらい、一行は最深部へと向かう。 たどり着いた機関部、“闇の王”シェリルの玉座となったその場所で、シェリルと対峙するアランたち。全てをシステムだといい、世界に亡びを求める“闇の王”。だがその心には確かに、それでも諦めなかったシェリルの思いが、希望が残っている。アルトたちが命がけで、インフェルノの命を持ってタルタロスの門を破壊したのを感じ取り、ベルティルデがアースラインの力を全開で解放したのを契機にいざ決戦の幕が上がる。《絶対先制》で殴りまくりながら無限に《シェリル》を使い、ダメージを食らったら即死亡、《宵闇の祝福》で移し替えもできない。しかもオートアクションも通じないシェリルの人外魔境っぷりに戦慄が走る。1ラウンドで倒せなかったら《不浄不死Ⅱ》で復活してくるということもあり、1ラウンド目は削りに徹し《不浄不死Ⅱ》を使わせ、2ラウンド目に一気に猛攻をかけることに。ヴォルフガングの《リストリクション》に飛んできた《闇の世界樹》を《バルドル》からの加護の押し合いで何とか押し通し、夕月の《無拍子》をひたすらジークフリードとホクトがクリティカルさせ、その攻撃は確かに“闇の王”の力を削り取って、2ラウンド半ばで勝負は決着した。 それでも立ち上がり奈落を取り込んで復活しようとする“闇の王”だが、“アイ・オブ・ザ・ワールド”によって力を封じ込められ、シェリルを優しく抱きとめたアランの口付け(《アビスイーター》の演出)により、その身の奈落が浄化される。意識を取り戻すシェリル。かくて絶望を払う希望は証明され、闇の宿命を背負った少女は一人の男の愛によって救われたのだ。 崩壊を始める“砕けし聖剣”。崩れ落ちる天井を、一陣の青い風が払う。アマテラスの力でたどり着いたアルトが道を開き、落ちるアヴァロンをアスタルテがさせているのだ。そのとき、ベルティルデの口を借りて、シグルドの元にいる女神デメテルが語り始める。闇の王の定めは砕かれたが、この世界の崩壊はまだ終わっていない。世界に絶望している機械神が、この世界を捨て、新たな世界へと旅立つため、世界を破壊すると。そのことで話したいことがあるので、シグルドの元に来て欲しいという。闇の王の定めが砕かれても、ミッドガルドの危機が全て去ったわけではない。それでも今は諦めなかった少女が信じた奇跡を実際に起こし希望を証明した“受け継ぎし者たち”の偉業に、最大限の賛辞と、人の時代の英雄たちに一時の休息を。 無事、カーゴに戻った一行。そして行われるテッドとベルティルデの結婚式。二人を祝福する“旅団”の面々。偉業の過程で命を落としたインフェルノを含む、さまざまな犠牲の上に、かえってきたシェリル。それでも諦めなければ、希望を信じ絶望に屈しなければ奇跡は起きる、いや起こせるんだと。混沌に満ち、今なお暗い影が全土を覆うミッドガルド、それでも諦めなければ、希望はそこにあるのだ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/50.html
765 584の続編-お笑い編 2008/05/31(土) 15 40 48 ID jr3Gc75u 美星学園の学食。 天然素材配合率の高さが体によいと評判で、今日のランチタイムも満員だ。 「アルト!これを見なさい!」 その声に、アルト、ミシェル、ルカ、ランカ、ナナセの5人が振り向いた。 一同の座ったテーブルの横に仁王立ちになったシェリルが、右手に持ったハシで、 タテになった大豆を器用につまんで、誇らしげな表情をしている。 「・・何やってんだ。お前。何となくわかるけど」あきれ顔のアルトが言った。 「私、ハシ・スティックの使い方を完全にマスターしたの。 ハードなトレーニングだったけど、でもこれで私に食べられないジャパニーズフードはないわ!」 「でもシェリルさん、こないだナットー食べて、トイレに走ってったじゃ・・」 笑いながらそう言ったルカに、シェリルの鋭い視線がニードルガンの弾頭のように突き刺さり、 思わずルカの手からクラブハウスサンドが床にポトッと落ちた。 「・・すいません、ボクが悪かったです」 ナナセが涙ぐみそうになったルカをよしよしと慰めて、同じクラブハウスサンドを1つ分けてあげた。 「あのナットーはアクシデントよ。今の私にとって最強のライバルね。ナットーは」 「俺がやめとけって言ったのに、思いっきり食ったのはお前だろ。ルカをいじめんな!」 「とにかく私、いまジャパニーズフードにすっごく興味があるのよ。 理想的な低カロリーと高タンパク。それを食べるためにハシをマスターしたの」 「フォーク一本でも食えるって教えたじゃねえかよ・・」 「・・シェリルさん・・」 アルトの横に座っているランカのシェリルへの視線は、 これと思ったら極め尽くすアーティストの情熱に対する共感に満ちている。 「ランカちゃん・・そこでリスペクトはないと思うよ」 ミハエルが言い、うんうんとうなずいたアルトは、食事を続けようとした。 「ところでアルト、今日は何を食べてるの?」 「・・ざるソバだよ。それからな」 アルトは驚くシェリルの目の前で、彼のとなりに座ったランカが食べていた天津丼のドンブリから、 すばやく米をひと粒づつつまみ、あっという間に米を10粒並べ、ニヤッと笑ってみせた。 「ハシをマスターしたって言うのは、これぐらいやってから言うんだ」 「さすがアルトね。私はまだトレーニングが足りないみたいだわ」 「あのな。俺は日本人だぞ!17年ハシで食ってんの!お前も早く食わないと、終わっちまうぞ。ランチ」 「いけない。何だったっけ。ザルソバ?有名なジャパニーズフードね」 シェリルはざるソバを持ってテーブルに戻ってくると、みんなが注目する中、しげしげとそれを眺めた。 「このスープで食べるのね。みんな、私のハシさばきを見なさい!」 そう言ったシェリルは、そばつゆの入った小さな器を持つと、 つゆをザル全体に一気にぶっかけた。 「ちょっと待てお前!その食い方はそうじゃないって・・」アルトが止めようとしたが、遅かった。 ザルの下からつゆが全部テーブルの上に流れ出してくると、 6人は軽くパニックになりながら、そばつゆの洪水をなんとか始末した。 「びっくり・・何これ!なんで下からスープが出てくるの?」 「食い方が逆なんだよ!かけるんじゃなくて、つけて食べるの!」 「知らなかったわ・・ジャパニーズフードってやっぱりディープ。デカルチャーだわ」 「お前・・何でもデカルチャーで済まそうとしてるだろ・・」 「シャラップ!きょうもアクシデントがあったけど、明日もチャレンジするわよ」 「・・シェリルさん・・」 「だからね、ランカちゃん。そこでリスペクトは・・普通ないよね?」 こうして今日も、いつもの美星学園のランチタイムは過ぎていく。 584が学食ストーリーの1作目です
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10045.html
登録日:2012/03/21 Wed 15 43 52 更新日:2024/05/05 Sun 16 38 58 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 TOG どうしてこうなった アスシェリ物語 カオスな配役 グレイセス サブイベント シェリ雪姫 テイルズ ヒューバートの本気 フルボイス 教官「計算通り」 教官の本気 教官グッジョブ! 毒アップルグミ 白雪姫 素のパスカル 終盤が本編 綺麗な公式 腹筋崩壊 シェリ雪姫とはテイルズ オブ グレイセスのフルボイスのサブイベントである ベラニックで「お姫様物語傑作選」5冊を届けてほしいという依頼を達成すると発生する 依頼品を無事に届け依頼達成かと思いきや 急に舞台に上がって役者をすることになってしまう そして彼らはボロ布で作った衣装と瞬間で書き上げた台本で公演をすることになる マリク「オレは昔、役者経験があるがな」 シェリア「そんな事聞いてませんっ!」 登場人物 シェリ雪姫(シェリア):優しい心と美貌を持つみんなの人気者 王子(アスベル):すごく偶然通りかかった王子 妖精さん(マリク):シェリ雪姫と暮らすガタイがいい妖精 王妃(ヒューバート):「自称」世界一美しい王妃 魔法の鏡(パスカル):やたらとテンションの高い魔法の鏡 ソフィ(ソフィ):棒読みのナレーター。衣装も名前も普段どおり 舞台「シェリ雪姫」はじまりはじまり シェリ雪姫「ああ なんて美しい空かしら。木々も森の動物たちもみんなが幸せ色に輝いているわ」 シェリ雪姫「みんないらっしゃい。あはは あはは あははは」 シェリ雪姫はその優しい心と美貌でみんなの人気者です そして一方お城では・・・ 王妃「わたしが世界一美しい王妃。魔法の鏡もいつもそう言ってくれるわ。(棒読み 「何で僕がこんなことを…」)」 観客 (あれストラタ少佐じゃね?) (マズイ、気づかれたら本国に帰れない…//) 王妃「お おほほほ!鏡よ鏡よ 鏡さん!世界でダントツ美しいのは・・・このわたしですね!(迫真)」 観客 (気のせいか。) 魔法の鏡「ぶっぶー!えっとね。シェリ雪姫っていう子が現在世界ナンバーワンだってさ」 王妃「まぁ!シェリ雪姫ですって!?そんなはずないわ!何かの間違いではなくて!」 魔法の鏡「ま~ちが~いご~ざい~ませ~ん」 王妃「憎い!憎らしいわ!そうよ!あの子を殺してしまえば私が返り咲けるじゃない」 王妃「ならこの毒アップルグミであの子を殺してしまえばいいんじゃなくて!」 王妃は毒アップルグミをシェリ雪姫に送りつけました その頃シェリ雪姫は森の妖精たちと一緒に暮らしていました。 妖精さん「では今日も仕事へ行くとするか!」 シェリ雪姫「いってらしゃい妖精さん!がんばってきてね」 妖精さん「まかせておけ!いってきます!」 シェリ雪姫「まあ!どこのどなたか存じませんが私に贈り物をくださるなんて!」 シェリ雪姫「うれしい!アップルグミだわ!」 シェリ雪姫「さっそく頂きます!」 シェリ雪姫「うっ・・・!これは毒だわ大変!このままでは死んでしまう!」 シェリ雪姫「ぐて・・・」 王妃「やった やったわ!これで名実ともにナンバーワンよ!」 魔法の鏡「いやっほーい!」 妖精さん「くっ・・・うぅ・・・うぁおおお!シェリ雪姫・・・!」(文字にできないほどの迫真の演技) 妖精さん「どうして!どうして死んでしまったのだ!」 そこに すごく偶然通りかかった王子が登場します 王子「失礼 妖精さん。その美しい女性は誰かな?」 妖精さん「こ・・・この方は・・・シェリ雪姫」 妖精さん「何者かに贈られた毒アップルグミをたべてしまい 死んでしまった・・・」 王子「なんて事だ!私のキスで目覚めさせてやりたい」 妖精さん「わかった・・・好きにしてくれ・・・」 シェリ雪姫「(来た・・・とうとう来たわ!)」 王子「では・・・私のキスで目覚めておくれ!シェリ雪姫!」 シュリ雪姫「(来た~~~~~っ!・・・ん!)」 この後 シェリ雪姫は奇跡的にその目を再びあけて 王子様とながらくながらく幸せに一生暮らしたとか 暮らしてないとか 一方 シェリ雪姫に毒アップルグミを送りつけた王妃は シェリ雪姫が奇跡的に復活を遂げた事実を聞き そのメガネのレンズにヒビを入れたそうです 魔法の鏡も怒り狂った王妃がたたき割ってしまい この世から魔法の鏡は1枚も無くなってしまったと街人が噂する中 妖精は他の6人の兄弟とミスリル鉱山の採掘権をかけて 貴族と長い長い労働争議に入ったそうです。 実はその採掘権を持つ貴族とは王妃の実家にあたり 妖精たちとの争議が激化する中、次第にその勢力を失い いつしか人々の知らぬ存在となって 歴史の表舞台からその姿を消していくことになりました。 おしまい ナレーターがエピローグを語っている間もキスしたふりをしている二人に 妖精さんが王子に後ろから蹴りを入れた。 その後、アスベルとシェリアはよそよそしくなり楽屋で二人とも お互いチラチラ見て黙り込んでいた。 その後「当て逃げに逢いました」のチャットでも二人の空気も気まずい状況になった。 この演劇ネタはプレイヤーにもウケたのか、『イノセンスR』の「ルカデレラ」、『ハーツR』の「コハクずきん」もかなりぶっ飛んだ内容になっている。 「シェリ雪姫」のインパクトにはやや負けるが。 追記・修正は「お姫様物語傑作選」5冊届けてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ナレーション最後の方よく聞こえなかったから有り難い -- 名無しさん (2013-10-16 20 11 15) シェリアが公式のお気に入りだということが凄く分かりやすいイベント -- 名無しさん (2014-06-13 02 58 23) 活字になると更に酷いシナリオだなwww -- 名無しさん (2014-06-23 23 55 55) ミラ雪姫 -- 名無しさん (2015-02-04 14 25 20) これくらいはっちゃけたサブイベがあると楽しいな -- 名無しさん (2016-05-26 11 50 04) 柿崎めぐの中の人なんだよなー シェリ雪姫 -- 名無しさん (2016-12-09 15 00 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/103.html
284 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 21 03 12 ソファーへと押し倒したアルトの上に跨ったシェリルはそのまま自分の下で横たわるアルトを見つめた。 目の前の男は頬を真っ赤にしながら慌て、自分を見上げている。 必死にもがき、逃げ出そうとするくせに、ジタバタとさせる手は一切シェリルに触れようとしない。 それに心底腹が立った。 この男は自分を好きだといってくれた。 芸能人としての シェリル・ノーム も素のままのドジなところも好きだと言ってくれた。 自分が危険な時は守ってくれたし、イケナイことをした時は叱ってくれたりもした。 口にした言葉を違えることなく、素のままを見せても受け入れてくれたからこそ、 その言葉の全てに真実を感じたからこそ、自分はこの男を好きになったのだ。 この男に、好きだと言われて泣きそうになってしまうくらい嬉しかったのだ。 だから、恋人として受け入れてほしいと願ったのに。 馬乗りになったシェリルの思考が真っ赤に染まっていく。 目頭が熱くなり、視界が歪んでいく。 それがシェリルの心をさらに苛立たせた。 この男を好きだという気持ちは募るばかりで、留まるところを知らない。 傍に居たいと思ったり、その器用な手に触れたいと思ったり、キスしたいと思ってしまう。 隣にいるだけでもドキドキしてたまらないというのに、この男は自分に触れようともせず、 頑なに距離をとろうとする。 それが、悔しくて、悲しくてたまらなかった。 好きだというのなら、愛していると、自分と同じ気持ちで居てくれるなら、触れて欲しかった。 「アルトのバカッ!!」 心のままにそう叫び、涙が零れるのを隠すように、シェリルは奥手な目の前の男の唇を奪った。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4544.html
autolink() MF/S13-015 カード名:ブレラ・スターン カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《パイロット》?・《改造》? 【自】[このカードを控え室に置く]他のあなたのカード名に「シェリル」か「ランカ」を含むキャラがフロントアタックされた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 ランカ… レアリティ:C illust. 11/07/13 今日のカード。 ランカの実兄にして、シェリルのボディガードが参戦。 効果も自身の身を挺して、2人を守るもので原作再現も果たしている。 特徴的な能力だが、要は“毘沙門天の化身”上杉 謙信の《忍》?がネームの「シェリル」?と「ランカ」?に変わっただけのもの。 疑似的な助太刀としての運用になるが、普通の助太刀と違いこちらは前ターンに場に出す事が条件。 その代わりアタックすることが出来るので、どちらが良いとは一概には言えないだろう。 レベル0ではパワーも2500と準アタッカークラスの性能がある為、応援次第では十分戦力になる。 相手のレベルが上がって以降は本来の役目である護衛メインとなるだろう。 その場合はまず自身が攻撃されてリバース。 次にシェリルorランカにフロントアタックをけしかけて来た相手を助太刀と組み合わせて返り討ちに… という運用が理想的だが、実際には前列にこのカードが出るとまずシェリルやランカが先に攻撃され、コストとして消えたこのカードのいた枠をダイレクトアタックされる危険があるのは、謙信のほうにも書いてある通り。 ただしコストが[このカードを控え室に置く]なので、アンコールすることで場を空けず、且つ2体目のシェリルorランカへ再使用等が出来る。 《パイロット》?に手札アンコールを付与するカードも同タイトル内にある為、組み合わせ次第ではスペックを超えた働きをしてくれるかもしれない。
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/177.html
767:fusianasan[sage] 2014/05/10 23 28 10 「~ってわけなの」 横に座った彼女が話しに区切りを付けたところで、横に座ったアルトの方へ大きく向き直した。 忙しく動いていたふっくらとした唇が、彼女らしく自慢げにゆったりと美しいカーブを描いている。 「そうか、良かったな」 息もかかろうという距離で、アルトは敢えてシェリルと顔を合わせるように向き直す。 「……近くない?」 リビングのソファーはアルトが横になれる程の大きさなのだが、アルトは敢えてシェリルのすぐ横に腰を下ろしていた。 今日も朝学校で会った時からこの部屋に二人で帰って来るまで、シェリルが女らしく可憐だったので、 今日こそは男らしく少し攻めの姿勢をみせると決めていた。 この距離でシェリルが何も感じてくれていないようだったら、あまりに意識されてなさ過ぎてがっかりするところだった。 男として意識されている事に心でガッツポーズをしつつ、アルトはシェリルの出方を伺った。 「二人きりだから良いだろ?嫌だったか…?」 恥ずかしそうに上目遣いに見上げてくるシェリル(滅多に見れない乙女モード)が豊かな髪をゆらして、首を振った。 「嫌じゃない。…けど。…ドキドキする」 「俺も……」 目の前の妖精さんが可憐すぎて、鼓動が更に早くなるのを感じる。 そして、体がかっと熱くなる。 話を聞いている間ずっとアルトの目を釘付けにしていた、美声を誇る唇が、 今はぎゅっと結ばれてぽってりとした質感でアルトを誘っていた。 手に心地よい滑らかな頬をそっと撫でて上を向かせると、これからの事を予感したのか、 見上げて潤んでいた空色の瞳が下を向き、まつげに覆われる。 その恥じらいの表情が堪らなくアルトの心を揺さぶる。 アルトが顔の距離を縮め、傾けると、空は帳を下ろした。 ふっと息がふれあって。 唇が重なった。 ふんわりとした感触が甘い。 堪らなくなってついばむと、彼女の息が揺れた。 上がる体温と息の湿度がアルトを駆り立てる。 唇を触れ合わせることも止められないまま、下ろしていた手を背中に回すと、シェリルの手がきゅっとアルトのシャツを握った。 柔らかな体を腕に抱き込み、至福の感触に酔いしれるアルトだったが、本能の赴くままに攻めを続ける。 舌で突つくと、来ても良いわよと言うかのように軽く開いた唇を越えて、中へと侵入する。 この、ぬるりとした感触と彼女の唾液の味が、もっと欲しい。 これは”美味しい”と表現していいのだろうか? とにかく、もっともっと味わいたい。 舌を触れ合わせてのコミュニケーションはいつものじゃれ合いとはまた違った幸せを感じる。 唾液ごとシェリルの舌を自分の口へ吸い込んで、嬲って味わうと、 腕の中の肢体がぴくりと可愛らしい反応をする。 鼻から漏れる色を含んだ二人の吐息がさらにアルトを煽る。 飲み下した二人分の唾液は厭らしい味がして、アルトは頬を撫でていた手のひらを後頭部にまわしてむさぼるように、交わりを続けた。
https://w.atwiki.jp/fantasylaboratory/pages/649.html
2008.05.11 20 56 野良(--) ――17―― ラディの影から生まれた鋼の欠片は、その周囲で爆ぜるように膨 れ上がり、巨大な華を咲かせていた。 またた それは瞬きの暇も与えず、さらに自らを広げていく。 津波のような勢いで、対じた女騎士に迫るように。 「クっ!」 ちゅうちょ シェリルは一瞬の躊躇を悔やみながらも、即座にその場から跳び 退いていた。 だが、刃華の膨張は止まらない。 地を、獣を、人を斬り裂き砕きながら、変わらぬ威力で広がり続 けている。 触れる全てを飲みこんで。 「ひっ……」 「な、なんっ」 「うわああああ!」 押し寄せる鋼の津波を前に、場は戦い以上の狂乱に襲われていた。 地から噴き上がる刃の群れは異質の肉を喰らいながら、同質の獣を も巻きこんでいく。その力に対象を定める意思はなく、故に防ぐ手 立てもない。 それこそ、世界を飲み干すまで。 「全員退けっ。この力は……っ」 周囲にそう指示を飛ばしながらも、シェリル自身はその余裕を得 しりぞ られそうにもなかった。押し寄せる刃の波は退く動きより遥かに速 まばた く、あと数度瞬く間に追いつかれるだろう。 最後の跳躍で覚悟を決めた。剣持つ拳に力をこめて。 足を止めたその場所には、斬り伏せた銀の少女が転がっていた。 ほほえ 膨れ広がる刃の華を、薄い微笑みで見る少女が。 「ようやく、目覚められた」 「なに?」 「あれこそが『刃の王』の真の力。無限の刃を生みだす父にして母。 そして、この世の全てを斬り刻む、王」 語る言葉には仄かな歓喜が宿っていた。世界の滅びを前にして、 それを望む確かな意思。 よこしま シェリルの拳が力を増す。その邪な想いこそが、彼女の滅すべき ものであったから。 「そうは、させん」 言葉と共に、光火の剣を振り上げた。 迫る刃の波を前に、一息で三つの封を解く。 「ディグレイン=ランカスターに連なりし、シェリル=オスカーの は 名において制約を破する。第三の封より開放されし汝の力、今こそ 我が前に示せっ」 エクセリオン シェリルの言葉に即座に応じ、『七封剣』が輝きを増した。 まと 纏う炎を膨らませ、その刀身を光に変えて。 巨大な刃の色は白。全てを飲み、喰らい、そして焼き尽くさんば かりの威は、さながら空に燃える太陽のよう。 だが、迫る力を前にしては、それでも足りぬと知れてしまう。 「無駄なことを」 つぶや 聞こえたフランの呟きは、シェリルの想いを表すもので。 同時に、覚悟の一刀を振り下ろす機を告げる。 「ゥオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」 シェリルは咆哮と全霊の一撃を、眼前に迫った鋼の壁へと叩きつ けた。 砕ける刃、爆ぜる光。 激突は瞬間で、しかしいつまでも終わらない。 刃の津波は砕かれながらも、その力を広げ続けている。 「っ、ヌウウウウウウウアアアアアア!!」 底を知らぬ剣の連なり、左右を流れていくその様を、眺めている のうずい 余裕もシェリルにはない。脳髄を掻き回される様な嫌悪、肺をもが れるほどの苦痛に耐えながら、ただただ剣を支えていた。今、この せめ 鬩ぎあいに屈すれば、自身はおろか周囲の者たちの命もない。 ゾーン いや、魔王の力を野に放てば、被害はコードネルの国そのものに まで及ぶ。 罪なき、かけがえのない者たちにまで。 混濁していたシェリルの意識が、瞬間、理性を取り戻していた。 同時に束した更なる集中で、即座にそれを力と変える。 振り下ろした破壊の光に、さらなる輝きを与えるために。 「オオオオオオオアアアアアアア!!」 くさび 大刃と化した光の帯は、少しずつ津波にその楔を打ちこんでいく。 だが、それも長くは続かない。 かいしょう 押し寄せる刃の海嘯と、膨らんでいく破壊の光は、すぐに互いの 臨界を向かえ。 白い、白い衝撃と化し、場の全てを飲みこみ、消した。