約 495,228 件
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1278.html
発言者:シェリル・マクレガー 対象者:アリヤ・タカジョウ(尻で感じる変態ストーカー) シェリル√、バイロンを斃したトシローとシェリルは、ギャラハッドの手引きでフォギィボトムを脱出、新天地を求め旅立った。 その道中、ふと立ち寄った古びた写真館において、新教徒の老夫婦に勧められる形で シェリルの積極的な誘導もあり二人は結婚式を挙げることになった。 いきなりのイベントに戸惑うトシローの背をいつものように押し、シェリルはすこぶる上機嫌でドレスの着付けに向かう。 しかし一人になると、複雑な感情が心を埋め尽くすらしく。 この出来事も、句読点(ピリオド)の一つに過ぎないと……弁えているせいかシェリルの微笑もどこか儚げであり。 「あたしって、何処まで行ってもお姫様にはなれない女よね。んー……似合ってるとは思うんだけどなぁ」 ――生まれて初めて袖を通した、真っ白な花嫁衣裳(ウェディングドレス)。 緊張か、それ以外の何か別の思いからか、色々な愚痴が彼女の口から零れてしまう。 ……それでも、最後に口元から漏れるのは、紛れもない多幸の笑み。 「あいつ……一体どんな顔するかな?」 一世一代の女の見目など、一片の関心も払っていないかのような朴念仁。 その鉄面皮の牙城を揺るがす、これはいわば最強の攻城兵器(・・・・)なのだ。 「ふふふふ、見てろよ。女は変わるのよ?怖いのよ?」 そうして不敵に呟いた声に―――予想できていた過去(・・)からの刺客が応じる。 「───死出の装束ですか?」 進み出て来た黒影こそは……白木の杭(ホワイトパイル)ことアリヤ・タカジョウ。 その薄い唇に浮かび上がるものは、三日月にも似た兇悪なる微笑み。 「いけませんね。彼(・)には私という者がいるんですよ?」 「他人の男を盗むなどと……流石は女吸血鬼(カーミラ)。とんだ性悪女(ヴァンプ)ですね」 ……夕闇に鳴り渡った残響は、その右腕に落ちた鋼の杭の装填音。 「二度と私の獲物(おとこ)に手を出せないよう……その心臓、きっちり穴を空けて塞いであげましょう。私の杭で」 以前よりも増した狩人の少女の殺意に、しかしシェリルは微塵も怯まない。 身に纏った花嫁衣裳の純白のスカート、その裾を大きく翻す。 露になったその下には、銃身を切り詰めた散弾銃と、長大なグルカナイフが黒光りしていた。 「やかましいわよ、このストーカー女。いい事を教えてあげるわ」 「トシローはね、胸のおっきくて脚の長~い女が好きなの。あんたみたいな発育不全のやせっぽちじゃエレクト(・・・・)しないんだって。おわかり?」 シェリルの言い放った、宣戦布告代わりのセリフに――― 「死ね───泥棒猫」 吊り上がったアリヤの唇から、地獄のような呟きが粛かに響くのだった。 これが正妻の余裕か -- 名無しさん (2020-07-15 01 20 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jizouyakusi/pages/263.html
推奨:特になし 条件:闇の王から特技≪その闇の暗きこと≫を使用されること クエスト:【闇の王に従いて世界を滅ぼす】 ギフト:加護シェリルを得る※ ※サクセションによって得られる加護が全てシェリルになる。なお、クエストは提示はされるが受けなくてもよい。もしこのクエストを受けた場合はそのPCは即座にNPC化する。したがって、クエストが得られるわけではなく厳密にはこれはHOTではない。(よって他にもうひとつHOTを得てもよい、とする) ●加護シェリル まず前提として、この加護を定められた回数以上使用するとそのPCは即座に上記のクエストを強制的に受け取りシーンの終了時にNPC化する。以下が加護:シェリルの効果である。 また加護:シェリルはオーディン、フレイ、ツクヨミ、ブラギなどを初めとしたあらゆる加護の対象にならない。 1) 対象:自身 宣言:いつでも 効果:あなたが物理攻撃、もしくは魔法攻撃を行う直前に使用を宣言する。その攻撃によって1点でも実ダメージを受けた攻撃の対象は死亡する。 2) 対象:場面(選択) 宣言:クリンナップ 効果:視界内に存在する全ての対象のHP、MPを完全回復させ、死亡・戦闘不能・バッドステータスを全て打ち消す。ただしこの効果を使用するためにはあなたはこのHOTのクエストを受ける必要があり、戦闘終了時にあなたはNPCとなる。 3) 対象:後述 宣言:後述 効果:加護シェリルはその他、既存の加護一発分ならばどのような効果でも代用して発揮することが出来る。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sheryl/pages/187.html
グレイス「…あたしはナーサリーに勤めた覚えは無いんだけど?!」 ランシェ「あら、いっぱいいた方が楽しいじゃない?可愛い☆」 ブ&ラ&シェ「なにあの子~男の子かなー女の子かなー」 ア「かあさまこわいよー」 ブ「ちょっといたずらしてみるか、かして。えいっ」 つ幼生体 ア「きゃあああああああああああああいやああああああああ」 嵐&美「?????」 シェ「あ、かわいい」 ラ「あたしのちびたんー」 グレ「(またあのくそガキども…)じゃあそろそろ向こうでお茶でも」
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/616.html
キャラの基本情報 誕生日 8月4日 身長 146cm 体重 38kg 3サイズ 76/52/73 趣味 文学創作、旅行取材 無限の情熱と才能を持つ学者、詩人、小説家、正論作家、改革者。 先ほどの説明はシェリーと全く関係がない。彼女は鈍くて、危機感が全くないのだ。いつも原稿用紙を持ってあちこち歩き回り、そして「大丈夫、大丈夫」と言いながら、様々な危険に深く陥るスーパー楽天家なのだ! 神格覚醒ストーリー 謎の強者 いついかなる時でも危険の香りを嗅ぎ分けられる。「危険、立入禁止」の看板を見ても、その中に足を踏み入れる。かつて陥った絶体絶命の危機を振り返って一笑に付す。これがシェリーだ。怖いもの知らずで、単身で無数の危機に向かって行った彼女は、前々から不思議なほど強いのだろうと思われていた。しかし、ある通りすがりの戦力オタクが持っていた資料には、彼女と他の神格の対戦が記録されていた シェリーVSミニガン、敗北。ミニガンは彼女に気付かれる前に、頭を電柱にぶつけ、草むらに転がる。ところが、ミニガンに見つけてもらえなかった。 シェリーVSネロ、引き分け。ネロが攻撃しようとした時、靴底が裂けてしまい、地面に転んでジュースがこぼれた。シェリーは彼女を抱き起こそうとしたが、水たまりに滑って転ぶ。勝敗つかず。 シェリーVS寮の下にいる猫、敗北。完全に一方的なジェノサイド。野次馬たちは、彼女は十分頑張ったと言った。 なんだ、この戦闘力はたった5しかないんじゃないの? 救援マニュアル シェリーはいつも立ち入りを禁じている場所に入るのが好きで、傷だらけになって外へと引きずり出されている。そのため、寮の下の手押し車が役に立つのだ。以下の4ステップを覚えておこう。たった1分で、あなたも優れた救急隊員になれるだろう。 1.機械が破壊された形跡があれば前進、地面に原稿用紙があれば加速して前進。 2.目標を確認。頭が地面に挿さっていて、シェリーであるかを識別しづらい場合、膝に絆創膏が貼られているかを確認。 3.手押し車の持ち手をはなし、車の先頭を下に向ける。 4.左側の持ち手にかかっているバケツを手に取り、シェリーに水をかける。心配しなくてもいい。救援中のシェリーは専門的な訓練を受けているため、慣れた動きで手押し車の中に転がり込むだろう。その後は手押し車を持ち上げれば、救援は完了となる。 ——シェリー救援マニュアルv2.50 心のユートピア なぜシェリーがここまで文学に夢中になっているのかと言うと、それは文学者として自身への認めだというのが一般的な見解だ。 でもバビロン学園に来た当初、シェリーはすぐ文学創作を始めたわけではなく、ずっとうろうろしていた。そこから長い間、隅っこのダンボールや街のゴミ箱の中、もしくはマンホールの下で、片手が羽ペン、もう片手が紙のシェリーの姿が見かける。 数ヶ月後、シェリーがみんなをチャペルに呼び出し、彼女の新作『理想の国と』を感情豊かに読み始めた。 最高の空想家 彼女が皆の前で後半部分を朗読していた時、原稿を読み終わったにも関わらず、さらにアドリブでたくさんの話をした。例えば、ユートピアが完成した後は、皆もマシュマロの上で寝るべきだとか、水道の蛇口から出てくるのは全て炭酸飲料にするべきだといった類のことだ。 その日のシェリーは見るからに普段と様子が違っていた。普段の彼女はただの楽天家のおバカさんなのだが、朗読している時の彼女はとても情熱的で、人への影響力が強くなっているのだ。朗読した内容は明らかに彼女がここ数ヶ月で学園を観察した結果だ。もし、創作が個人的な趣味だとしたら、これほど多くの調査や分析は必要だろうか? 彼岸を望んで 文字、それはシェリーがこの世界で最も好きなものだ。 しかし、文学だけに自己満足していては、一人だけで楽しい世界を感じていることになる。彼女はそれを全く価値がないと思っているようだ。彼女の目標は文学を使って、あらゆる人の心に理想を植え付け、「ユートピア」を皆に築いてもらうことなのだ。それは旅路のゴールであり、船の目的地であり、風の終着点であった。 そのために、彼女は一回、また一回と危険な場所の奥へと入って行き、その都度転んで傷を負い、その都度起き上がり、他人の考えと望みを記録した。 そして最後に、彼女の肩書きを紹介させて欲しい。 無限の情熱と才能を持つ学者、詩人、小説家、政論作家、改革者。この世界を愛し、この世界のあらゆる人を愛し、ユートピアを心に抱く文学者、その名はシェリー。
https://w.atwiki.jp/macross-lily/pages/70.html
ご飯も炊けた。目玉焼きもいい感じの半熟具合。味噌スープも出汁が効いててバッチリ。浅漬けの塩加減だってかなりイイ線いってます。 「にへへ」 エプロンを纏ったランカは、テーブルの上に並べた朝食のデキ具合を見て、得意げに、そして満足そうに笑みを漏らした。 今日の朝食はアルト直伝のジャパニーズメニュー。 和食というものは、これまた奥が深く、ここまで腕を上げるだけでも苦労したが、やっぱり好きな人に食べてもらいたいという愛おしい目標がある限りどこまでも頑張れるもので。 料理はお世辞にも得意とは言えないが、原動力にドデカい愛があればこそ、今は魚も三枚に卸せるし、大根の桂剥きだってなんのその。 もう少ししたらカロリー計算とか栄養管理にも手を出そうと思っているくらいですなランカちゃんは、うっかり本職を忘れそうになっている勢いだが、それはやっぱりドデカイ愛故なのでしょうがない。 「流星に~まーた~がって♪」 ご飯が冷めないうちに、早く早く。 ランカはふわっとした緑の髪を揺らし、ご機嫌に鼻歌を歌いながらスキップで寝室に向かう。 1・2・3回と軽やかにノックして、「シェリルさぁ~ん」と呼んでみる。 なんだか、声が甘い猫なで声っぽくなってしまったのはきっと気のせいじゃないけど、そこはご愛嬌。 返事を待つこと、1・2・3秒。でもうんともすんとも反応なし。 (やっぱり起きてないですよねぇ) 昨日遅かったもんなぁ。 一人呟きなが、昨夜のことを思い出してしまって、思わず頬を赤らめる。 と、同時に、幸せな苦笑も零れていく。 ランカは一人照れながら、もう一度未だ夢の中にいる彼女の名を呼びドアを開けた。 カーテンの締め切られた、少し明度の低い部屋。 朝陽の熱がこもって、部屋の中はとても暖かい。 日当たりのいい部屋を選んで正解だったな、なんてこと考えながら、そっとベッドに寄っていく。 案の定、銀河の妖精はまだ夢の中だった。 「シェリルさん……」 ベッドに腰掛けて、もう一度呼ぶ。 あぁ、起こさなきゃいけないのに、こんな甘ったるい声じゃダメだよね。 そうは思うけど、うん。 シェリルは、こちらに背を向けて、柔らかな毛布に丸くなっていた。 二人で寝る時は自分を抱き枕みたいにぎゅっとしてくるからそんな事はないけれど。 でも、一人で寝ている時はいつも小さく丸くなって寝ている。 自分の体を抱き締めるように、守るように、小さく小さく丸まる姿はまるで。 (……小さい頃のクセ……なのかな……) 最初はただ、可愛いと思って見てたけど。 一緒にいれるようになってから少しずつ色々知っていって、だから最近はなんとなくそう思う。 部屋の中はとっても暖かいのに。 ふかふかのベッドだってとっても温かいのに。 寒いんですか? 寂しいんですか? 「……私なら、ここにいますよ」 寒がりで寂しがり屋で、なのにどこまでも強がりで。 そんな、どうしようもなく愛おしい妖精の額にキス一つ。 夢の終わりが良いものでありますように、祈りながら優しくそっと。 「……ん……ぅ」 でも、シェリルは小さく身じろぎして、布団の中でもぞもぞと動いて。 それで長い足を折り畳んで、更に小さく丸まってしまった。 「ありゃりゃ……」 ランカは困ったように小さく笑って、シェリルのストロベリーブロンドを撫でる。 寝乱れてしまっている、ふわふわ綿飴みたいな髪の毛に手を入れて、手櫛で梳いた。 「……おはようのキス、気に入りませんでしたか?」 冗談めかしに聞いてみる。 そうしたらまたもぞもぞと布団の中で動いて。 それから緩慢に白い腕が伸びてきた。 「……おでこじゃ……おきてあげにゃ、い……」 首に甘く絡む腕を、ランカは甘い顔して受け入れた。 (にゃ、って……可愛いなぁ~) 寝ぼけて上手くしゃべれなくて、眩しくて目も開けられてないから、手探りで自分を探してくるシェリルの指先がくすぐったい。 そのこそばゆさとか、甘えん坊な姿が可愛くて、「くすぐったいですよ~」と笑いながら寝ぼすけ妖精さんを抱き締める。 「やっとこっち向いてくれた」 「んー」 背中しか見えなかったのは、やっぱり物足りなかったから。 顔がちゃんと見れて嬉しくて、すべすべのほっぺに思わずすりすりと頬ずりをする。 シェリルはじゃれるランカに普段の様子からは想像できないような、ふにゃっとした声で間延びした返事をした。 「シェリルさぁーん」 呼びながら瞼にキス。 どこにキスしたら起きてくれるかなんて分かってるけども、もうちょっとこのふにゃんとした姿を味わっていたい。 両方の瞼にキスをして、ほっぺたにキスをして、筋の通った鼻の頭にキスをして、それから。 「……おはようございます、シェリルさん」 ちゅっと、唇に。 「……ん」 シェリルは満足そうに吐息を漏らして、ゆっくりと目を開いた。 澄んだ蒼の瞳が覗く。 サファイアのような色の、でも、どこまでも真っ直ぐな光を放つお日さまみたいな。 ――――私の、大好きな色。 首に緩く絡んでいたシェリル腕に力が籠って、頭を撫でられながら引き寄せられた。 犬とか猫の挨拶のように、鼻と鼻とを擦り合わせられる。 「ふふ。もーいっかい」 「えー」 甘えん坊さんだなぁ。 可愛いなぁ。 ほんとに可愛いなぁ。 「ご飯覚めちゃいますよー」とか言いながらも、ランカは結局シェリルお願いを聞いた。 ちゅっと音を立ててキスをする。 シェリルが満足するまで、何度も何度も。 「……起きないんですかー?」 「んー」 「……また寝ちゃうんですか?」 啄ばむような、拙くて幼いキスが心地よかったのか、シェリルの瞼はまたうとうとと揺らぐ。 夢と現の境目の、酷く無防備な顔が愛おしくて、寝ちゃダメなんて言えない。 「仕方ないですねぇ」 キスに満足してまた夢の中へと旅立ってしまったシェリルに、ランカは苦笑を禁じ得なかった。 でも、その苦笑はやっぱり幸せそうなもので。 おやすみなさい。 可愛くてワガママな、私の妖精さん。 ランカはシェリルの体にきちんと布団を掛けてやってから、薄く開いた唇にもう一度口付けを送った。 折角の朝食は、残念ながら昼食になってしまうらしい。 ランカは取り敢えず作ったものにラップをしてこようと寝室を出る。 そうしたら、一緒に二度寝をしようと決めて。 「……二人でくっついていれば、寒くないですよね」 さむいのなら、いくらでもあっためてあげますから。ね? END
https://w.atwiki.jp/lilia/pages/173.html
[2DFTG] キャラ:ヒカリ、カヤ、ガーネット、シェリル、ミト、ベアトリス やられ声はガネとシェリルはなかなかいい声で鳴く。 シェリルはパークラさせると下乳が見える。 ガネは服ボロボロになり乳の部分も際どく破れる。 着物の二人は肩がはだける。
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/163.html
467 :キミの元へ ~アルシェリ~:2008/12/24(水) 17 25 44 ID 8tSk58EG ※うん、アルシェリなんだ。アルシェリなんだよ?(大事なことなので二回言いました) ランカも出るけど、ランカスキーな人はスルーを推奨するんだ。 捧げるほどのものではないけど、私からのクリスマスプレゼントかな。エロは無いけどすまない。 はは、そんなん全然オッケーだぜって方のみどうぞ。 バジュラとの大戦は終結。人類は新たな惑星へと足を踏み入れ、調査船団としての役割は成功に終わった。 と、聞けば聞こえはいいかもしれない。 当然のごとく、死者は多数。食料の自給も危ういため他の船団から援助を受けての配給制。 星に降りたからといって、すぐにその惑星で生活できるはずも無く。しばらくはアイランド1での生活 を余儀なくされる。 その理由としては数多くあるのだが、大気中や水中、土中に含まれる細菌などに有害なものが含まれる 可能性があるというのが大きな理由の一つだろう。 よって。そんな未開拓な星に生身で降り立った元SMSやアルト達が入念な検査が行われることになる のは、当然のことだった。 「……」 それは、まぁいい。 結構な人数がいたため検査が深夜… といっても恒星の光がなくなっただけで時間はわからない…までつき合わされたのも我慢しよう。 血を抜かれ、脳まで検査されたのも、我慢できる。 ただ一つ、アルトが納得できないのはシェリルのことだった。 すぐにでも。誰に聞かれてもかまわない、そんな気持ちで大戦に出る前に告げようとしたことを伝えよう としたのと同時に、軍からの勅令で引っ張り戻されたのだ。 もちろんそれ自体はランカもシェリルも同様であるのだが、シェリルは以前からのV型感染症のこともあ り、検査に時間がかかるといわれた。 新たな惑星への到達を喜ぶ隊員や、仲間の死を悼む隊員を横目にアルトは長く細い溜息をついた。 「……これで終わり、か」 ルカはナナセに付きっ切りで、クランもいつの間にか姿を消していたから、その溜息は誰にも聞こえなかった。 背中をたたかれて、『辛気臭いわね』と。あのストロベリーブロンドが見れないかという期待も叶わない。 少なくともバジュラとの戦争はもう起きないだろう。だが、民衆はどこまで納得するのだろうか。 アルト自身、あの誰よりも軽薄そうで、本当は誰よりも一途だった親友のことを思い出さないはずが無い。 結婚を控えていたピクシーのララミアの婚約者は? あのお調子者の部下達の家族はどう思う? 全員が、バジュラや裏切り者とされてしまったランカのことを許すことができるのだろうか。 少なくとも、自分には少し時間が必要だとアルトは思った。また、血を吐きながら遠のいていった顔が脳裏を掠める。 気づけば、足はその場から離れようと動いていた。 馬鹿な奴だった。 遊びとだけわかってる女とセックスして。その場限りの愛の言葉でも囁いたのだろうか。 両手両足の指すべてでも足りないくらいそんなことを繰り返してたあいつは結局、一人で逝っちまった。 誰よりも一人を愛していたくせに。誰よりもそれから目を背けて。 そのことを、あいつは後悔してるだろうか。 それとも死に際に愛してるなんて言って彼女を泣かせたことを、後悔してるだろうか。もっと早く言えればよかったのに、と。 ……両方かも知れない。 「なぁ、どうなんだ? ミシェル」 丘の上にあるグリフィス・パークまで上ったのにちっぽけな星達。見上げて、呟く。 少なくとも俺は、そんな後悔はしたくなかった。 「お前が話してくれた誰より、あいつは複雑で…。時間空いたせいでよくわかんなくなっちまった…」 学園に通っている間、ミシェルからは色々聞かされていた。 口説き方やデートの流れも、よく覚えてないが含まれていはず。 その中のどれを選んだら、あいつは喜んでくれるんだと、誰もいない公園でまた溜息を吐く。 芸能科から転向して入ったパイロットコース。そこで出会った馬鹿なあいつと愛らしい顔した後輩。 憧れていた空に近づいたと浮かれたのはほんの一瞬で、正直に言えば退屈な日々が続いていた。 偽りの空を飛ぶことで、それさえ誤魔化した。 そんな退屈な毎日が、急に輝きだしたのはあいつが現れた、あの日から。 見飽きて、偽者だと蔑んでいた映像の空も、あいつと一緒なら、あいつの歓声があれば、ダイアモンドのように輝いた。 友人が少なくて、正直に言えば孤独だっただろう俺。別に平気だと思っていた。孤独には、慣れていたさ。 けど、今は。隣にあいつ一人が。後ろにあの馬鹿一人がいないだけで、こんなにも。俺は独りだ。 世界中で一番普通の女の子らしくないようで、実は誰よりも女の子だった彼女に。 ただ伝えればいいと思っていた。一言『好きだ』って。 けど、それだけであの強がりなあいつは納得するだろうか。もしかしたら、また同情と受け取って泣くかもしれない。 「恋人ごっこ、だったのか。あの数日に満たない俺達の時間は。少なくとも…俺は…」 恋人だったらこんな感じだろうと思っていた。 恋人だから誰よりもあいつの傍にいられる。いろんな表情を見れる。あいつの弱音だって聞いてやれる。 そんな距離を、俺はいつの間にか手に入れ、いいものだと感じていた。 「こんな気持ちにさせといて……。いまさらお前は……」 俺から離れて行っちまうってのか。また、独りで。 そんなの許せるはずがない。俺が傍にいてやらなくちゃ…。 そこまで考えて、俺は自分の頬を打った。その痛みはなんとなく、あの馬鹿に殴られたときの痛みに似てる。 「俺が、傍にいたいくせにな」 いつも笑顔で俺を引っ張りまわしてた。 風のように現れて、嵐のように俺を掻き乱して、時に追い風のように振舞ってくれた。 最後の最後まで強がって、俺にさえ弱いところは数回も見せない。 弱さまで隠して、妖精であり続けようと最後まで立ち続けた彼女に惹かれ。 隙間からほんの少し漏れた弱さを、俺だけが受け止めてやりたかった。 そんな気持ちに気づくことなく、いつまでも素直になれなかった自分。 どこかであいつの傍にいることに義務感を感じるようにして誤魔化してた自分。 情けないにも程があるだろ。いい加減、本気で、素直になれよ早乙女アルト。 素直に言えば、雨に濡れたあいつを連れて行く兄弟子に、掴みかかりたかった。 俺が、真っ先にあいつを見つけてやりたかった。 家の血筋も、体裁も何も無く素直に大声で本音を言い合える、こんな俺の弱ささえ受け入れてくれるあいつに。 俺はたまらないくらい……惚れていたのに。 「じゃあな、ミシェル。……ちょっと行ってくる」 もう、これ以上時間をおく必要は無い。臆病な影が差し込む前に、あいつに伝えたい。 まるでそれを肯定するように光ったイヤリングの宝石は、もういないはずのあいつが、いつものニヤケ顔で背を押して くれたようだった。 そんなときだ。 「アルト君!」 すぐ傍まで、小さな影が来ていた事に気づいたのは。 全て、終わってしまった。 あそこで燃え尽きて。燃え尽きるまで歌って、シェリル・ノームはシェリル・ノームのままで果てるはずだったのにね。 V型感染症のランカちゃんの主治医であったらしいカナリアさんからの検査結果を聞きながら、ふとそんなことを考えた。 「見たところ、V型ウィルスは体液中には存在しない。ランカ・リーと同じように下腹部に完全に固着してるようだ」 「……それで?」 彼女だって自分の家族が心配だろう。それなのに私についてくれてるから、気の無い返答は申し訳なく思える。 「毒素も検出されていない。それ以外は健康体だから、もう、心配要らないだろう。おめでとう」 「ありがとう。けど、あそこで歌いきって果てるのも、悪くなかったかもしれないわ」 「……それは、お前の体を心配してる人たちに対して、失礼だぞ」 返事もせずに、あたしは扉を閉じた。 心配してくれる人、か。一瞬、誰よりも不器用だけど、あたしの傍にいてくれたあいつの顔が思い浮かぶ。 いつのまにかあんなに男らしい表情ができるようになっちゃってさ。最初はただの、生意気で素直じゃない子供だったのに。 「あたしも一緒か……」 検査用の薄い服を脱ぎ捨てて、自分の服に袖を通す。 あいつをあそこまで成長させたのはこの戦争よね。 その中でも、彼女を守ろうという気持ちはあいつの中で何よりも大きかったはず。 今は少しだけ、あなたが羨ましいわねランカちゃん。 「けどあの子は、これから大変になるわ」 希望の歌姫から一転、裏切り者扱いまでされたのだから。 社会復帰にすら支障をきたすだろうし。操られていたとはいえ、生き残った人たちの恨みは少なからず彼女にも向くはず。 そんな彼女を、あいつが守らないはず無いわね。 「あたしが、鈍いあいつの背中、押してあげなきゃいけないのに……ね」 なのに。どうしてこんなに胸が痛むの。脈打つ心臓は、どうしてあたしを駆り立てようとするの。 待合室の椅子に座れば、いつの間にか暗くなって誰もいないことに気が付いた。 ランカちゃんだってとっくに検査は終わってるから、今頃二人でいるのかしら。 そうしたら、あたしの出る幕は無くて済むかもしれないわね。 「……それがどんな言葉でも、歌えなくなる…なんて」 本当は、抱きしめたかったくせに。抱きしめてほしかった、くせに。 強がって強がって。傍にいてくれるアルトに、甘えていたかったくせに。 「けど、そんなのシェリル・ノームじゃないわ。シェリル・ノームはいつだって強気でなくちゃ」 散々、甘えたでしょ。恋人『ごっこ』、楽しかったわよね。 初めてだった。家族のような時間を過ごすのも、誰かの帰りを待ってあげるのも。 一緒に料理を作るなんて、なんて暖かい時間を、あいつはあたしにくれていたの? 平気な顔で笑って、嘘をついて。嫌気がさして。そんな、楽ばかりしようとしていた。 「だから、だから。あたしはもう、いいのよ……」 なのにどうして、体は震えるの。思い出す記憶は、どうしてあいつとの時間ばかりが通り過ぎるの。 怯えたスラムの闇も、冷たい雨も。あたしを気にも留めない人たちの記憶も、こんな時ばっかり鳴りを潜めて。 いやよ。離したくない。傍にいてほしい。あたしを孤独にしないで欲しい。 シェリル・ノームのペルソナを外して唯一触れ合えるあいつと、一緒にいたい…。 なんて、我侭。 アルトはランカちゃんを守るためにパイロットになったんだから。 同情すら引くことのできない今のあたしに、勝ち目なんて無い。 ランカちゃんを守るためにあいつは宇宙を飛んで、バジュラと戦った。 ランカちゃんを救うために、宇宙でミサイルの雨に向って行った。 だから、だからねランカちゃん。あたし、あなたが羨ましいわ。 あえて辛い道を選ぼうとするあたしを応援してくれたアルト。 そんなあなたを、たった一人だけ。『友達』と呼ぶことにしてあげるわ。 軍の部屋に戻ろう。それで、こんなあたしとはさよなら。そう考えて病院の外に出た。 そんなときだった。 「シェリル!」 あたしの目から堪えていたはずのものが一つ零れ落ちるのと。 聞きたくなかったはずで、聞くだけで僅かに嬉しくなれる声が聞こえたのは。 息を切らし、頬を赤くしながら深呼吸を繰り返す少女に、俺は首をかしげた。 「ランカ…。どうして、こんなとこに」 「へ、へへ。ほんとはね、お兄ちゃん…あ、オズマお兄ちゃんに外には出るなって 言われたけど、今日だけワガママいったんだ!」 「そう、か」 座ってる俺の隣に座るでもなく、横でずっと立ってるランカに、俺は横目で視線を送った。 どこかわざとらしい喋り方だとか、いつもより触れ幅が大きい髪だとか、きっと何か伝えたいことがあるんだろうと思う。 それくらい、わかる。 「あ、あの!」 「ん?」 「あ、あの…星! すっごくキレイだったね! デカルチャーだよね!」 「そうだな、キレイだった」 デカルチャーは死語だろ。 話がそれだけだったら、俺はもう行きたいんだけどな。 病院で入れ違いとかやったら、あいつの部屋まで行くことになるし、そうなると警備が硬い。 「あ、あのさ。アルトくん…。えっとね、実は……」 「悪い。用事があるなら、できるだけ早くしてくれないか。時間がかかるなら付き合うが、用件もわからないんじゃ……」 僅かに、ランカの肩がビクリと震えた気がした。 二回の深呼吸の後、ランカは小さな声で。この夜の静寂が手伝わなければ聞こえないような声で、言った。 「……わたし、アルト君のこと大好きでしたって、言ったよね」 「―――っ」 今度は俺が僅かに身動ぎする結果になった。 肩に添えられた手。小さな手からは想像もできないが、ゼントランとのクォーターであるランカの力は強い。 眼前にある柘榴石をはめ込んだような瞳と、唇。映画のキスシーンのように、近い距離。 「わたし、今でも…ううん、前よりずっとアルト君のこと、好きだよ」 「ラ、ンカ……?」 いつに無く強引なランカの瞳と、目が合う。 揺れる瞳。だが、なにがその目を揺らしている? 少なくても情欲や、俗に言うドキドキなんて類のものでないことはすぐにわかった。 一言で言えば、それは『不安』。 「……アルト君」 少しずつ近づいているランカの顔。 鼻と鼻の頭が触れ合いそうになり、互いの息の匂いも、体臭でさえ感じ取れそうなこの距離。 ガーネットの瞳が、タンザナイトだったら。一瞬でもそう思い、一瞬だけ重ねてしまった最低な自分に、吐き気がした。 ギリギリ、今まで動けなかったのはなんだったのかわからないくらい早く、二人の唇の間に掌を滑り込ませる。 「はぁ…。はぁ…」 「……っふ」 止まってた呼吸が再開する。 見る見る内に涙で濁っていくランカの瞳から、俺は目を逸らそうとはしなかった。 『不安』に震える瞳と、拒まれたときのランカの顔を見て、俺は今までの自分の行動がどれだけ彼女の感情を 正負問わず揺るがしたのか、理解したから。 「すまない…。ランカ、俺は……」 「バカ」 ポツリと呟かれた一言と一緒に、ランカの目から涙が続けて零れ落ちる。 慰めの言葉は、相手を逆に傷つけるだろうか。少なくとも、俺はランカを、これ以上傷つけたくはなかった。 流れる涙は止まらないのに、無理やり笑おうとしたから、その笑顔はくしゃくしゃに歪んでいるけれど。 どこか、清清しさを感じるものだった。 「フられちゃったね……、わたし」 「ランカ……」 「すごく悲しくて、苦しいよ。アルト君に会わなければ、こんな気持ちにならなかったのにね……」 その涙に、ハンカチを差し伸べる資格さえ今の俺には無いように思えた。 自分の手で涙を拭い、ましてや抱きしめて胸を貸してやるのは、好きな女だけでありたいという気持ちも、正直ある。 ランカが嫌いなわけじゃない。それどころか、好きなんだろう。 だが、『愛した』わけじゃなかった。『愛しい』と思ったわけじゃ、なかっただけだ。これは、言い訳だろうか。 「けど、アルト君に会えたの、後悔なんてできない……。 今のわたしは、アルト君とシェリルさんのおかげだって、ちゃんとわかってるから」 「悪いな……。気の利いたこと、何もいえなくて」 「いいよ、アルト君だもん」 そういって寂しげに笑う彼女は、いったいいつの間にこんな表情ができるようになったのか。 もう、行っていいよというランカの言葉が、見ないでと、言っている様な気がした。 だから。 俺も振り向かないであいつのところへ走り出す。 言い訳として、彼女以外の誰かにでなく。本音として、彼女に。一番最初に伝えたかった。 そんな、言葉があるから。 ランカの頬を伝う涙には、胸が痛む。 けれど、今はもう本当に一人ぼっちのあいつだって、どこかで。 やっぱり独りで、不安に泣いているんじゃないか。そんな気がしたから。 今はただ高く広い空じゃなくて。低くせまっ苦しいコンクリートの道を、がむしゃらに走った。 街中で流される、あいつの歌だけを、追い風にして。 遠目に見えた、シェリルから落ちる光の雫は、ここだけの話、綺麗だとアルトは思った。 けどそれ以上に、まるで茨で締め付けられるように、痛かった。やっぱり、あいつは独りで、泣いてる。 「シェリル!」 もう、止められなかった。これ以上待てない。 逃がさないように、誰かに時間を奪われないように。シェリルの身体をアルトは掻き抱いた。 「ア、アルトッ!?」 狼狽した声も、構わず。まだ強く。 細い肩。腰も。いったいどこに力を入れて立ち続けていたのか、アルトにはわからない。 ただ、その抜けるように白い肌や。密着したことにより届く吐息が、暖かく。 生きている鼓動が聞こえることだけが、ただ嬉しかった。 「シェリル。話がある」 「――っ。わかったわ。聞くから、少し離れなさい。苦しいのよ、アルト」 「…悪い」 離れていく温もりは若干どころか大いに名残惜しいが、それよりも話のほうが重要だった。 シェリルに、認めさせなければいけないからだ。誰よりも強がりな名役者に、自分の気持ちが本物だって事を。 「それで話って? ランカちゃんとのデートの相談とかかしら?」 「茶化すなよ。言っとくけどな、今までに無いくらい、俺はマジだぞ」 「――っ」 さっきからの息を呑むような反応からして、きっとシェリルもわかってるんだろう。 僅かに残った涙の跡を、指の腹で拭ってやる。それだけで、シェリルは恥ずかしそうに頬を染めた。 その表情に、もっと早く気持ちに気づいていればよかったと馬鹿みたいなことを思う。 「好きだシェリル。もうどうしようもないくらいに、俺はお前が……好きだっ」 「シェリル・ノームを口説くって割には、一つの飾り立ても無い言葉、ね」 「そんな必要、ないだろ。それに、俺は一度もお前を銀河の妖精扱いなんてしたこと無かったはずだぜ」 シェリルは、そこが好きだと、前に言ってくれた。 だからアルトはいつまでもシェリルを一人の女として見る。いや、見ずにいられない。 「……それだけ?」 顔を隠すように俯いたシェリルの表情はわからない。 けれど、くぐもった様な声でそう聞こえた。 「傍にいたい、シェリルに傍にいて欲しい。お前に…シェリルだけに!」 「最近気づいたけど、あたしすごく我侭で、きっと泣き虫で、一度アルトの手をとったら、きっと離せなく……なるわ」 「そんなの、全部俺が受け止めてやる。前にお前がそうしてくれたように、背中を押して欲しかったら俺が全力で押してやる」 ――どうして人は歌ったり、飛んだり……宇宙の果てまで行こうとするんだろうな ――あんたバカなの? そうしたいからに、決まってるじゃない シェリルにとっての些細な一言が自分の背を押したように。 背中を押す力が欲しいときは俺が押してやりたい、と。アルトは言葉にしなかった。 「なんで、あたしなの?」 「お前みたいないい女、滅多にいないからな」 ちょっとからかう様に言ってみたが、シェリルは益々俯いていく。 だが、それだって正直な一言だ。 「ランカちゃん、守りたいんじゃなかったの?」 「あいつにはパワフルな兄貴達がいるだろ。俺は、お前を守ってやりたい。さっきだって……ん」 出撃前と同じように、人差し指で言葉を止められる。 でも、いつものように勝気な声は無くて、ただ震える声でシェリルは綺麗な声をこぼす。 「シェリルは! 泣かないのよ……。だって…シェリル・ノームなんだから……!」 嬉しくて、泣いているのか。苦しくて、泣いているのか? アルトにはわからない。それほどまでにシェリルが役者なのか、自分に経験が無いからなのか。 もう一度抱きしめる。 やっぱり温かい。頭に手を当て、シェリルを胸に押し付けた。 嗚咽は誤魔化せない。けれど、それを聞くのもこんな姿の彼女を見るのも、自分だけでいい。 アルトはこれが自分の特権であることに、自負すら抱きたい気分だった。 「言っただろ。俺が全部受け止めてやる。だから、誰よりも。お前の近くにいさせて欲しい。 そして、誰よりもお前に、俺の傍にいて欲しいんだシェリル!」 「アルト…。アル、ト……」 シェリルの腕がアルトの背中に回る。 僅かに上を向いたシェリルに、顔を近づけていく。 アルトからのキスは、これで二度目だ。けれど、それもまた、止められた。 「これ以上は、本当に戻れなくなるわ……」 「『楽園』になんて、帰してやらねえ。俺の、傍にいろよ」 「それ、んっ……ふ」 シェリルの歌のワンフレーズ。 その歌が流れる街は今は遠く、シェリルの音と、アルトの音以外耳には届かない。 やがて唇が離れると、普段のシェリルがそこにはいた。 我侭で女王様で、何事も楽しめる才能を持った、愛しい姿で。 シェリルの中で、強がりや欲張りが、無意味になっていく。 それはきっと、アルトに愛されたあの日々から、少しずつ始まっていた変化だったように思える。 「こんなサービス、めったにしないんだからね……。大好きよ、アルト」 そんなお前を見せられたら。 何度だって、俺はこいつに惚れるだろう。 「自由でも、余裕でも……。そこにいるのがあたしだけだったら、虚しいわ。だから、傍にいなさい……」 「あぁ……。あぁ!」 ねえ、アルト。 あたしの友達、一人減ったわ。 条件は、俺が親父と和解すること。 なんのって、シェリルが俺と暮らしてくれるための条件として突きつけられた。 まぁ、その一言が無くたって。会いに行くつもりではあった。病院で見た最後の姿も、気にはなっていたからだ。 シェリルは今日、コンサートがある。といっても、入場料がないからチャリティーコンサートだけどな。 バジュラやランカのこと、インプラント化によってグレイスの支配下にあったギャラクシーの人達のために伝えたい ことがあるからと、そういった仕事をシェリルは喜んでやってる。 もちろん、それはいいことだ。歌を続けることには俺も納得した。あいつは、歌を歌ってるときが一番『活きてる』から。 「お待ちしていましたよ、アルトさん」 親父は、入院していた。 扉の前で待っていた兄さんに続いて病室に入ると、そこには親父が。それ以外、物はほとんど無い。 以前のように気圧されることも無く、俺は親父と真っ向から視線を合わせる。 この目に見つめられるのは、昔から苦手だったのに。不思議と、平気だった。 「一つだけ、訊こう。お前をそこまで変えたのは、空か。それとも戦争か」 空は憧れだった。戦争は俺が背負う咎の一つだった。 けれど、俺を変えたのはそのどちらでもあるはずが無い。人を変えられるのは力と、金と。そして、同じ人でしかない。 「惚れた女だ」 「…そうか。もう、下がっていい」 失礼しますだなんて言葉は言わない。 振り向いて初めて気づいた。入るときには見えない場所。そこに一つだけポツリと。 俺が知る姿よりも若い、仏頂面の親父と綺麗な女性の写真だった。 「有人。良き、女に惚れたな」 「……また時間を見つけて来る」 歌舞伎のことについては何も言わない親父は、なにかを悟っているようにも見えた。 俺も、言うようになったな。あいつの前でも、これくらい真っ直ぐに伝えられれば楽だというのに。 扉が閉じる僅かな時間に、たった一言ずつで別れを告げる。 シェリルは、きっと。死ぬつもりだっただろう。それくらい、俺だって理解できた。 それでも止めなかったのは。あいつを信じていたのと、なにか確信めいたものが、俺の中にあったから。 死、という直面せざるを得ない現実が、愛し合う人々を引き裂こうとする。だから、より一層。 俺達は惹かれあったんじゃないか。 あいつのためなら。いくらでもいくらでも、頑張れる気がした。今日の事だって、その一つだ。 一回のロビーには、見慣れた一年後輩の坊ちゃんと、黒ぶちメガネのこれも見慣れた顔。 赤面しながらも一生懸命一緒に笑おうと頑張る一年に陰ながら声援を送りつつ、俺は病院を後にした。 ギタースクラッチの音が、音響も何もあったものではないコンサート会場に鳴り響く。 そこはもう、シェリルの世界だった。あるのはステージと、僅かな証明と、数多の観客だけ。 その中で舞い、音を身体で奏で、汗さえも輝きを増す要素の一つとしている彼女は、まさしく妖精だった。 そんな彼女を見ながら、俺は少し離れた場所でEX-ギアを着込む。 俺は、飛び続ける。シェリルは歌い続ける。俺はシェリルの歌を風に、シェリルの存在を家として、宇宙を飛ぶ。 もう手放さないと誓った。あいつは俺が、守ってみせる。それも全力でだ。 「さってと。行くか、サプライズゲストはサプライズゲストらしく、な」 あらかじめルカに無理を言って設置してもらった簡易のカタパルトから、相変わらず低い空に飛び立つ。 頬を切る風も。耳に鳴り響くノイズも。大気があったガリア4やバジュラの星とは比べ物にならない。だが、それもいい。 彼女と目が合う。その瞳は海なのか空なのか、少なくとも俺を惹きつける何かだって事は確かだ。 瞬く間に縮まる距離。あんなに近く、なのに遠かったあの距離感はもう存在しない。 ちょっと驚いたような顔。けど、すぐに細まるその『空』。鳴り響くドラムとギターに煽りを受けて、俺は彼女を抱き上げる。 シェリルとのファースト・コンタクトは、こんな感じだった。 ファンの真上を飛び、あいつと同じ数だけできるようになったスクリューを見せ付ける。 耳元で聞こえる、機械を通してないこいつの歌声は、俺だけのものだ。 いつか空より掴みたくて、無理矢理にでも手を伸ばそうとした、声。 人間もゼントラーディも、鳥や木々にだって。この場には境界線なんて存在しない。 シェリルの歌は全てに等しく響いて、魅了し、昂ぶらせる。耳を過ぎる風の音も、どこか勢いを増していた。 跳ねる客のドラムは、地鳴りのようで。歓声はまるで風のよう。 ありふれた日常は、急に輝きだした。心を奪われた、あの日から。 孤独でも平気だったさ。シェリルやミシェルに出会うまでは。一人は勝手に旅立っちまったけど。お前だけは。 「……傍にいてくれ、シェリル」 聞こえるはずも無いが、呟いて。 ステージに着地する瞬間に、観客からは見えない角度で、キスをされた。 リップノイズすら聞こえない浅い口付けが。人にとっては些細なことかもしれないかが、こんなにも俺の心を昂ぶらせる。 「……当たり前でしょ、バカ。もう荷物、送ってあるから……」 何事も無く離れていくようで、俺はシェリルの耳が赤くなっているのを見逃さなかった。 きっと俺は、それ以上に赤くなっていただろう。 「今日は次の曲で終わりだけど、また近いうちにコンサートやるわ! だから、全力であたしの歌を聴けえぇぇ!!!」 歓声は、鳴り止まない。 それはまるで、俺がシェリルと一緒にいるときの心臓のようだった。 ...end 長くなって申し訳ないです。 一行が長かったり、読みにくかったりすることも申し訳ない限りで。 続くかどうかは未定ですが、他の職人さんの作品もいつも楽しませてもらってます。
https://w.atwiki.jp/macross-lily/pages/23.html
「シェリルさん。……ん」 そう言ってこちらを見上げ、目を閉じてくるランカちゃんに、私はすぐに反応できなかった。 少し力の入った唇。強く閉じた瞼。 キスをねだってるんだろうなぁ、というのは分かるんだけど。 「……どうしたの、ランカちゃん」 「キス、してくれないんですか、シェリルさん」 何もしないままに訊ねれば、ランカちゃんは落胆したような顔をする。 そんな顔をさせたくはないんだけど、でも、突然すぎじゃない? 歌の収録途中に偶然会って。休憩時間に手招きされて。 空いたブースに呼ばれたと思ったら、急に、こんな。 ……まぁ、据え膳はちゃーんと食べるけど? 「キスなら、いくらでもしてあげるわよ」 「シェリルさ……んん」 「……ふぅ。でも、どうしたの、ランカちゃん。急に積極的になっちゃって。 この前までは、こうしてキスすることだって恥ずかしがってたのに」 求められるまま、私は軽いキスをする。 そうしてから改めて訊くと、ランカちゃんは俯きがちに答えた。 「ナナちゃんから聞いたんです。 シェリルさんが、アルト君と楽しそうに電話してたって」 「……あの胸ばかり大きい小心者娘……余計な事を」 「シェリルさん? 何か言いましたか?」 「何でもないわ。続けて?」 「……それで、何だか不安になったんです。 私、キスするのもまだ慣れてなくて。む、胸も小さいし。 シェリルさんの心が、私から離れていったらどうしようって。そう思ったら、つい」 「なーるほど、ね」 納得して、私は何度か頷いた。 さっきの言葉は取り消さないとね。ナナセちゃん、よくやったわ! あの子が突いたおかげで、こんなに可愛く嫉妬するランカちゃんを見れたんだから。 「大丈夫よ。私が好きなのは、ランカちゃんなんだから」 「じゃあ、アルト君の電話は」 「アルトは私の下僕なんだから。からかって楽しんでただけよ。 でも、アルトと電話するだけで、ランカちゃんがこんなに積極的になってくれるなら。 今日から1日に3回は、アイツに電話するようにしようかしら?」 「そんなぁ……」 「それは嫌かしら? だったら、さっきよりもっと上手に、おねだりしてみせて、ランカちゃん?」 「あ……うぅ」 「ランカちゃん?」 もっと上手に、と言ってもどうすればいいのか、分からないんでしょうね。 ランカちゃんが、困った素振りで視線を彷徨わせる。 やがて、ランカちゃんが私から少し距離を取った。 駆け寄ってきて、私に正面からぶつかって。背中に手を回してきて。 「わ……私を食べてください! シェリルさん!」 「……」 「あ、あれ? シェリルさん?」 「……ふ、ふふ、アハハハハハハ!」 「笑わないで下さいよー……」 『私を食べて』だなんて。その意味、分かって言ってるのかしら? そんな事はどうでもいい。ただ、ランカちゃんの真摯な表情に、ついつい笑ってしまう。 いつでも一生懸命で。だから一生懸命私を好きでいてくれて。 想いの強さに引き寄せられるように、私は再び、キスをしてから言う。 「タイヘンヨクデキマシタ、ランカちゃん」 「シェリルさん……」 「今は時間が無いから。貴女を『食べる』のは、今夜にでもしましょうか?」 「え、あの、シェリルさん。『食べる』って、それはどういう……」 やっぱり分かっていなかったランカちゃんの手を取って、暗い部屋を出る。 互いの収録現場へと分かれてからも、私の心は弾んでいて。 そのおかげか、収録はスムーズに済んで、夜を楽しむ時間は十分に確保できたのだけど。 肝心のランカちゃんが、収録が長引いて、帰りの車の中で眠ってしまった。 結局、楽しみはお預けというわけ。 ……からかいすぎたせいかしらね? おわり。
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/24.html
1スレ885 幼馴染パロ2 旅立ち 885 名前:fusianasan 投稿日:2009/01/05(月) 15 56 26 どうせエロくなかったから、他のシーンにした。 いよいよシェリルが早乙女家を巣立つ日。 稽古の休み時間を見計らってシェリルは、アルトを探した。 離れの庭の木の上でアルトは空を見上げていた。 木の根元まで来て、シェリルも同じ空を見上げる。 「歌・・・、頑張れよな。芸の道は・・・険しいぞ」 空を見上げたまま言うのが、アルトらしい。 演技をしないで言うにはそうするのが精いっぱいなのだ。 「ふふっ。アルトのくせに生意気ね。 まあ、芸事の大先輩だもの、有り難くお言葉頂戴しておくわ」 * 芸としての格は低いとみなしていたものの、シェリルに歌の才能を見出し、 嵐蔵は出来得る限りの教育を施して才能を伸ばしてくれたいた。 早乙女家の人々は温かく育ててくれてたが、それでも日蔭者であったシェリル。 早乙女家にずっといて、温かい人の囲まれて、甘えていたいとも思う。 しかし、今は亡き美与から、大空を飛ぶ心を学んでしまったのだ。 それを無にすることなど、出来るはずがない。 歌って初めて空を飛ぶ感覚が分かったのだ。 歌って初めてアルトの言う「御見物」との一体感が分かったのだ。 多くの人に埋もれても、私はここにいるんだと、魂が歌を叫ぶ。 シェリルは自分の中の虚栄心にももちろん気づいていた。 自分を嘲笑っていた者たちを認めさせたい。 アルトにふさわしくないなんて言わせない。 翼を手に入れて、きっと自由に飛べるようになって、あなたのもとへ帰ってくる。
https://w.atwiki.jp/msf_mist/pages/13.html
企画担当者の一連ツイート1 (新) おっ。ぴあBOOKSHOPでうるおい美肌ケータイミストが1位になりました☆シェリルがんばってます! piabook.com/shop/ 9月2日 @***** あっ。そうだったのですねっ!?そこで知ったんですか?河森さん、来週取材します、ミストとは別でw 9月1日 ミストもようやく最後の色があがって、3色揃った。最初から色違い出すのは迷惑って言われたけど家電はみんなそうだしねぇ?色を選べるほうが嬉しいと思ったから 8月31日 @***** サヨナラのジャケのアルトがお気に入りですっ。まずはシェリル効果を見つつ…ミストが好調に売れてくれたら、と思ってます。応援ありがとうございます(^^) 8月30日 ランカちゃんがフォローしてくれたっ RT @***** @***** はじめまして。ランカ・リーです。フォローさせていただきました。(*^^*) 化粧品のイメージキャラクターわたしも起用してほしかったです...w 8月30日 それは良かった(^^) 歌は何がかかるのかなあ RT @***** パチ業界周辺の連中は皆Fにハマってるよー RT @***** シェリルの起用を喜んでいただけたなら嬉しいです。そして少しでも多くの人にマクロスFを知ってもらって、見てもらえたらいいな 8月29日 シェリルの起用を喜んでいただけたなら嬉しいです。そして少しでも多くの人にマクロスFを知ってもらって、見てもらえたらいいな、と思ってます。 8月29日 と、偉そうに語ってみた…。なんも偉くはないのですが(^_^;) 8月29日 そのアニメキャラは、誰でも良いわけじゃない。作品の中でタレントというか芸能人であり、人気がある子にしたいと思ったのです。そしてそういう作品の候補を考えてたら、マクロスFにたどりついて。他も考えたけど、頭の中ではこれしかない!という気持ちでした 8月29日 ミストのイメージキャラは普通に考えればタレントさんにオファーするでしょう。でも私はアニメ系のMOOKを作っているので、私がやるならアニメのキャラを起用したいな、と思ったのです。 8月29日 ご意見ありがとうございます!この企画に関わっているメンバーにもシェアしたいと思います。 RT @***** @***** リツイート拝見しました。いつか早乙女アルトもよろしくお願いします。シャンプーとか。 8月29日 ミストのイメージキャラに関しては、キャラの方が後です。ミストの仕様などすべて決まった後、プロモーションについて考えたとき、イメージキャラがいればいいかもと思ったのです。 8月28日 ケータイミスト3色全部が予約できるサイトはここだけ♪ pia.co.jp/mist/ 8月27日 ぴあBOOKSHOPの予約ランキング更新されてました。うるおい美肌ケータイミストはシャイニーピンクが一番人気!やっぱりシェリルが持っているからかな?ゴールドもホワイトもかわいいですよ^^ piabook.com/shop/default.a… 8月27日 ごめんなさい…特典はないのです。印刷物としては今月号の「SODA」という雑誌に、このビジュアルが1P掲載されているのでよろしければご覧ください RT @***** @***** すみません。対象の商品ですが、果たして「マクロスF」関係の特典は付くのでしょうか? 8月25日 イメージぴったりでした\(^o^)/ RT @***** この表情、良いですね(笑) RT @***** シェリルのミスト特設ページ、@ぴあのTOPにようやく入り口ができました。昨日までなかったです、すいません pia.co.jp 8月25日 ありがとうございます!銀河一の歌姫ですからね、オファーさせていただきました♪ RT @***** 陰ながら応援させていただきます!しかし、面白いお取り組みですね〜 RT @***** 話題とは!恐縮ですっ。すべてはシェリルさんのおかげです 8月25日 話題とは!恐縮ですっ。すべてはシェリルさんのおかげです。引き続きよろしくお願いします! pia.co.jp/mist/ RT @***** 身内でも超話題ですよ!楽しみですね! しかしシェリルの美貌たるや、2次元を超越してますね〜 8月24日 シェリルのミスト特設ページ、@ぴあのTOPにようやく入り口ができました。昨日までなかったです、すいません^^; pia.co.jp 8月24日 @***** ありがとうございます!PVが発売日に公開なので、そちらもよろしくお願いします。企画が通るまでの流れ、ちょこちょこツイートできたらしますね〜^^ 8月24日 @***** 夕方からだったんですねっ?帰ってきて特設みたら、反響の多さにびっくりしました。うれしいです。このイラストがぴったりすぎて!美しいシェリルをたくさんの人に知ってもらいたい気持ちもありまして。ぜひ今後の展開も見守ってください☆ 8月24日 ポスター、とても美しく仕上がってます!よろしくお願いします! RT @****** イベント、ポスター(ゴクリ RT @***** 銀河で一番素敵な歌手が「こんなミスト、めったにないんだからねっ」と言っております。発売日には某所でポスタージャックを行います! 8月24日 @***** ありがとうございます!シェリルさん、美しくて…イメージぴったりなのです(^^) PVもぜひみてくださいませ〜 8月24日 やっと発表できました!江端さんの美麗イラストで作れて感激です。PVもぜひ! RT @***** セリフまでこだわってますね!「こんなミスト、めったにないんだからねっ」RT @****** 「シェリル・ノーム」がミスト美顔器のキャラクターに 8月24日 ニコニコニュースさんで取り上げてくださってました! 「シェリル・ノーム」がミスト美顔器のキャラクターに nico.ms/nw103996 #niconews 8月24日 銀河で一番素敵な歌手が「こんなミスト、めったにないんだからねっ」と言っております。発売日には某所でポスタージャックを行います!pia.co.jp/mist/ 8月24日 今日昼頃までツイートなかったんだけど、いまみたら965も!うれしいです、ありがとうございます。PVは素敵な映像に仕上がりそうです!今日発売のSODAに広告が1P掲載されてますので、よかったらそちらもみてください。pia.co.jp/mist/ 8月24日 9月12日に「うるおい美肌ケータイミスト」が発売されます。今日、その特設サイトをUPしました。CMキャラとして、銀河で一番素敵な歌手を起用してます。スペシャルPVは9月12日公開予定です!pia.co.jp/mist/ 8月24日 (古)