約 2,497,166 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9426.html
"Not me shawty I'm beautiful." (俺は違う。俺は美しい。) + 日本語吹替声優 銀河万丈 『DCアニメイテッド・ユニバース』 中村秀利 『ザ・バットマン』 カズレーザー(メイプル超合金) 『スーサイド・スクワッド』 木内太郎 『異世界スーサイド・スクワッド』 DCコミックの『バットマン』シリーズに登場するヴィラン。初出は1983年の『Batman #357』。 数多くいるバットマンの宿敵の一人で、全身を鱗に覆われたワニのような外見の巨漢。*1 名前もそのまま「殺人ワニ」という意味である(crocはcrocodile=クロコダイルの略)。 また、「croc」と「clock」のシャレなのか単にワニ繋がりなのか、後述のように「時計ワニ」のイメージが仮託されている作品もある。 当初は二代目ロビンことジェイソン・トッドの両親を殺害した張本人であったが、現行設定ではトゥーフェイスの犯行に変更されている。 本名はウェイロン・ジョーンズ。身長226.1kg。体重311.2kg。 退行隔世遺伝(特殊な皮膚病とされていた時期もある)により、先天的に爬虫類の遺伝子を持って生まれた男。 成長するにつれて肌が硬質化し、ワニのような姿に変わっていった。 母親は出産の際に死亡、父親からはその容姿を疎まれて捨てられたため、アルコール依存症の叔母に引き取られて育つ。 しかし、叔母からは日常的に虐待され、同世代の子供達からはいじめられるという過酷な日々を送り、遂に我慢の限界に達した彼は叔母を喰い殺して出奔。 さらに自分をいじめた人間を殺して少年院送りになり、18歳になると投獄されて20年近く過ごす。 出所後は見世物小屋や違法な地下プロレスで生計を立てつつ、次第に用心棒としての仕事を増やし、裏の世界に関わるようになる。 やがてギャングになって一攫千金を企みゴッサムへ移住。 ゴッサムが大地震に襲われた際は他のヴィラン共々脱獄し、ゴッサムの一角を占拠した。 ヴィランとしての能力は、少なくとも2トン以上の重量を持ち上げられる超人的な怪力と、銃弾をも弾き返す硬さを誇る鱗状の皮膚、 一度覚えた相手の臭いなら何マイル先からでも嗅ぎ付ける優れた嗅覚など。 また、鋭い爪や牙も強力な武器となる他、泳ぎも得意で水中戦においては無類の強さを発揮する。 加えてトカゲのような再生能力も備えており、これを生かして手錠で拘束された際に両手首を噛みちぎって逃走するという荒業を披露した事も。 その反面、退行隔世遺伝の影響か知能は低く、他のヴィランと手を組んで悪事を働く事も多い。 凶暴かつ食人衝動まで持っている危険なヴィランではあるが、 時には受けた恩を忘れない義理堅さを見せたり、下水道で暮らすホームレス達の守護者を務めるなど、 弱者への優しさや、根っからの悪人ではない人間性が垣間見えるエピソードも度々描かれている。 その影響か、彼らからは「キング・クロック」と呼ばれ尊敬されている。 ゲーム『Batman Arkham Asylum』ではアサイラムの古い下水道を改造した牢獄に幽閉されており、 『ピーターパン』に登場するチクタクワニ(Tick-Tock the Crocodile)(時計ワニ)*2になぞらえて「チクタク・チクタク(Tick-Tock Tick-Tock)」と呟きながらバットマンに迫ってくる。 敗北時には「チクタク・チクタク」言いながら下水道の闇へと引きずり込んでいく特殊ゲームオーバーが用意されており、かなり怖い。 MUGENにおけるキラークロック + Colosse氏製作 Colosse氏製作 Acey氏による未完成版のクロックをColosse氏が改変し、バグ修正や新技の追加、SEの補完などを施したもの。 普通にプレイする分には支障は無いが、イントロをはじめ一部の演出・SE・判定が不自然だったりと、 不具合が完全に解消されているわけではない点に注意。あとやたらと叫びまくるのでかなりやかましい また、Readmeにはコマンド表の類が付属していない(載っているのは技名のみ)ため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。 セイバートゥースをベースに製作されており、鋭い爪を用いた攻撃をメインとしている。 操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、地上チェーンコンボこそ無いが、スーパージャンプやエリアルレイヴが可能。 各種技の性能も中々のもので、特に大波を起こす超必殺技は高威力かつ画面の3分の2を覆わんばかりの攻撃判定を誇る上、 ヒット時とガード時で威力が変わらないので実質ガード不能という極悪仕様となっている。 AIはデフォルトで搭載されており、やはり上記の超必殺技が脅威。 参考動画(18 43~) + Jmaxx氏 O Ilusionista氏製作 Jmaxx氏 O Ilusionista氏製作 Jmaxx氏とO Ilusionista氏の合作による、MUGEN1.0以降専用のクロック。 海外サイト「Brazil Mugen Team」にて代理公開されている。 複数のカプコンキャラを改変して作られているようで、下半身はヴィクトルがベースである模様。おかげで妙にケツが艶めかしい 原作の設定を反映してか、イントロの一つではマンホールから登場する他、豪快なプロレス技で戦う。 操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴも可能。 飛び道具こそ持っていないものの豊富な投げ技を持ち、掴み派生も豊富。 壁や地面に穴を開けるなど演出も派手で、派生を絡めれば軽く3割近く持っていくなど威力も十分。 …中には頭蓋骨を粉砕するレントゲンカットインが挿入されるものまであるが、流石に即死したりはしないのでご安心を。 欠点は飛び道具が無い事だが、そこはリーチと攻撃判定に優れる突進技「Clash Slash」や、 移動投げの「Leap 'n' Grab」および「Croc Dive」でカバーしていきたい所。 ただし移動投げはガード可能な打撃投げ扱いであり、外そうものなら反撃確定。不用意なぶっぱは禁物である。 AIはデフォルトで搭載されている。 とてもよく動き、積極的に肉弾戦を挑む見栄えの良いAIである。 だが、一度相手を捕まえればごっそり体力を奪い去れる反面、隙の大きい上記の移動投げを多用する傾向があるため、 ガードが堅い相手には一方的にやられてしまう事も。 紹介動画(公開サイトへのリンク有り) "Death by Croc." (クロックによる死を) 出場大会 Muscle Festival☆Noroko Cup 凶下位付近 新MUGENキャラオンリーバトル!! 真拳格闘塔那麺斗 素晴らしき筋肉の、ポイント制ランセレ大会 大乱闘!!MUGENタッグマッチ2 宇宙丸ごと大決戦!! 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 出演ストーリー MUGEN STORIES INFINITY NEXT STAGE!!(鰐淵晴夫) *1 冒頭の画像のような「爬虫類じみた外見の巨漢」という姿が一般的なイメージだが、 肌のみがワニ肌で人間の面影を強く残していたり、頭部がワニそのものになったり、 果ては尻尾まで生えて完全に『スパイダーマン』の某ヴィランと被ったりリザードマンと化していたりと、 担当した作家やエピソード、媒体によって外見の差異が激しかったりする。 彼に限らずアメコミじゃ見た目が安定しないのは日常茶飯事だが *2 ピーター・パンに切り落とされたフック船長の片手を持っていた時計ごと食べてしまい、味を占めたのか本体も食べたいと付け狙うフック船長の天敵。 腹の中では今も時計が動き続けており、時計の秒針の音を聴くとチクタクワニが来ている事を意味するのでフック船長は震え上がる。 大人になったピーター・パンを描く映画『フック』では、フック船長は天敵たるチクタクワニを剥製にして広場に晒しており、 ネバーランドを完全に支配した彼の象徴ともなっていたが、最後はピーターとの決闘に敗れたフック船長の頭上にチクタクワニの頭が落下。 それが因果と言うように彼はチクタクワニの顎の中に消えた。 原作者ジェームス・マシュー・バリが『ピーター・パン』を執筆した時をモデルにした映画『ネバーランド』では、 観客の老人が「人はみな時計ワニに追われて生きているのだ」と評する場面もあり、 大人になり切れないフック船長に迫る寿命や老いを戯画化したキャラクターとする解釈も存在する。
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/902.html
クロックアウト 作詞/34スレ185 A)歪な白い息 吐き出す言葉を 見つめる先には それすら 置き去り B)夢のない 明日の結末は 夢から 冷めた リアルな A)揺れた水たまり 移った 心は 過去を映しだす ことなど 易いさ B)見つけた 喧騒の中 灯した 今 望んだ S)君が羽ばたく 羽は舞う 自分の存在を今 鳴きながら 時間を停めるよ 今まで 生きた夢の足を休ませるよ lalala...生きた 今を
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5649.html
今日 - 合計 - クロックタワーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時01分12秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/taleswords/pages/996.html
カオスクロック【装備 体装備】かおすくろっく 種類 体装備 装備可能キャラ 全員 装備条件 Lv.120 初期合成回数 MAX 『(JPdesign)謎の原動力で動く、混沌の時を刻む時計。』 ver.4.44にて実装された。JPDesign。サンドグラスのレアドロップと言われている。 補正は、現段階最高で物理防御力35・魔法防御力20、命中率補正11、回避率補正3が確認されているらしい。 サンドボード・スノーボードを超えるDEF型向け装備ではあるが、移動速度は上昇しないらしい。 ver.4.68で上位互換の懐中時計が実装されたため、相場が下落する可能性がある。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9517.html
クロックタワー3 機種:PS2 作曲者:久保こーじ 開発元:カプコン、サンソフト 発売元:カプコン 発売年:2002年 概要 ヒューマンから発売されていたホラーアドベンチャー、クロックタワーシリーズの第3作目。 倒産したヒューマンから版権を受け継いだサンソフトとカプコンの共同開発作品であり、カプコンとシナリオ制作を主業務とするカプコンの子会社フラグシップの主導によって開発された。 ナンバリングがうたれているが、前二作とはシステムも世界観も大きく異なるため過去作とは全くの別物で、シリーズの恐怖の象徴であった「シザーマン」も本作ではただのボスキャラの1人として扱われている。 ゲーム自体は賛否両論であったが、グラフィックやムービー、サウンドといった演出面においてはかなりの力が入っており、キャラクターデザインに特撮界隈で活躍する雨宮慶太氏、ディレクションに映画監督である深作欣二氏が担当することなどで話題となった。 そして音楽は小室哲也氏の右腕として名高い久保こーじ氏が担当。臨場感にあるサウンドのクオリティも高い。 なお単体でのサントラは発売されているが、制作元が異なるためかシリーズの音楽を収録した「CLOCK TOWER 20th Anniversary Sound Collection」には未収録となっている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 夜歩く オープニングムービー 夜歩く–ピアノ 時計塔 タイトル画面 扉の向こう 哀しみの絆 呪われた時間へ 幻想即興曲 フレデリック・ショパン「幻想即興曲」より 驚愕 スレッジハンマー 迫り来る破滅 ハンマー男/硫酸男チェイス アリッサの機転 残像 対決の刻 ボス戦 メイとパパ 伝承の古書 絶望の街 さまよう魂 邂逅–さまよう魂 血族 衝撃 血涙の惨劇 母のショール–そして 再生クロックタワー 墓場にて 闇の斧 しろつめくさ ハミルトンの館 沈む記憶 オノ男 亡霊たち 忍び寄る影 斧男/シザーマン&シザーウーマンチェイス 儀式の壁画 さらわれの母–再会デニス バロウズの肖像画 古城の迷宮 不安の部屋 シザーの兄妹 孤独の廊下 ハサミの舞 シザーウーマン戦 怒りの双刀 呪われた執念 最期の戦いへ 契約の儀式 怒りのバロウズ ラスボス戦 タワー崩壊!終局 ルーダーの血統 アリッサの死 エンドミックス スタッフロール サウンドトラック クロックタワー3 オリジナル・サウンドトラック
https://w.atwiki.jp/x10minipro/pages/44.html
CPUクロック変更 Androidでは、たいてい動的にCPUクロックを変更することができます。 X10 mini/mini proも例外ではなく、この機能を使用し、クロックを標準の600MHzから下げることで、消費電力の低減を図ることができます。 ただし、この機能を利用するには、root権限を取得する必要があります。 また、あまりCPUクロックを下げすぎたりすると、処理が追いつかなくなり、電話としての反応が鈍くなりますので、注意して調整してください。 使用ソフト 「Set CPU」というソフトを使用します。 作者ページ マニュアルが掲載されています xdaのフォーラム ソフトウェア配布をしています また、Donation versionがAndroid Marketで配布中です。 有用だと思ったら、購入しましょう。 使用方法 root権限を取得できる環境にする Set CPUをインストール Set CPUを起動 初回起動時はSuperuser.apkがSuperuser権限取得に関する確認を行ってきますので「Allow」 「Profiles」タブを開く 「Enable」にチェックを入れる 「Add Profile」をクリック Condigion等を指定 「Save」で保存 さて、どのような「Condition」を作成するかと言えば、以下のようなものを作成します 画面非表示にクロックを最低限まで落とすCondition 「Screen Off」 Max 122880 Min 122880 Scaling powersave Priority 50 バッテリー動作時、CPU負荷に応じてクロックを上げ下げするCondition 「Battery 100%」 Max 600000 Min 122880 Scaling ondemand Priority 50
https://w.atwiki.jp/ws-tcg/pages/23.html
手札1枚を選んでクロック置き場に置くことができる。(置かなくてもよい) 置いた場合デッキからカードを2ドローする。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/3867.html
ロッククロック とは、【スーパードンキーコング】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 コメント プロフィール ロッククロック 他言語 種族 【ワニ】 所属 クレムリン軍団 初登場 【スーパードンキーコング】 岩のような皮膚を持つ【ワニ】。目が真っ赤で非常に異質な存在。 ものすごいスピードで動き回るが、「STOP」のタルで停止する際には岩のように丸まってしまう。 作品別 【スーパードンキーコング】 ストップ ゴーステーションのみに登場。タルを使って動きを止めながら進もう。 基本的に無敵だが、STOPで岩になっている時はハンドスラップで倒せる。ただしバナナは落とさない。 ローリングアタックをするとすり抜ける。 【ドンキーコング2001】 ハンドスラップで倒せなくなった。 【スーパードンキーコング(GBA)】 ハンドスラップで倒すとバナナを落とすようになった。代わりに悲鳴はあげなくなった。 元ネタ推測 Rock+Crocodile コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8901.html
登録日:2010/11/07 (日) 17 43 32 更新日:2024/09/05 Thu 21 00 59NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2002年 CAPCOM PS2 いいえ、クソワロッタワーです どうしてこうなった もはや別物 カプコン クソゲー クロックタワー クロックタワー3 クロックタワー…? ゲーム サンソフト シザーマン シリアスな笑い バカゲー フラグシップ ミュージカル開演 世界の破壊者もビックリのご都合主義 劇団死期 感動のファンタジー←他でやれ 深作欣二 間違った情熱 雨宮慶太 魔法少女救世主伝説 魔法少女物 「子供がやってはいけない鬼ごっこ…知っていますか?」 ■クロックタワー3 『CLOCK TOWER3』は2002年にカプコンから発売されたPS2用ソフト。 ジャンルは魔法少女系ファンタジーパニックアクションゲーム。 製作は技能集団「フラグシップ」 他、クリーチャーデザインに雨宮慶太、モーションキャプチャーに日本映画界の名匠・深作欣二を迎えて製作。 豪華過ぎる顔触れが逆に不安を誘い、事実、その恐れが現実の物となった迷作である。 【物語】 「15歳になるまで姿を隠しなさい…」……。 不可解な母の手紙に不安を感じ、生家に戻ったアリッサだったが、そこに母の姿は無く、替わりに闇を纏った男が待ち構えていた……。 「可愛いアリッサ…」 闇の紳士の手により、夢とも現実とも付かぬ世界に落とされたアリッサはやがて、自分でも知り得なかった、数奇な運命に巻き込まれて行くのだった…。 そして、彼女自身に秘められていた秘密とは…? ※以下、ネタバレ注意。 【登場人物】 アリッサ・ハミルトン (声:藤村ちか) 本作の主人公。 ルーダーの血を継ぐ魔法少女(としか言いようがない)。 強く優しく麗しく(笑)を絵に描いた様な美少女。 犠牲者の無念を受けて力を得て魔のモノを倒す。 ミュージカルな動きに定評がある。 バスタブで腐乱死体を発見しても冷静な鋼のハートを持つ。 デニス・オーウェン (声:程嶋しづマ) ヒーロー的ヒロイン物での幼馴染みキャラを思い浮かべれば、ほぼ正解。 舞台劇な動きに定評がある。姉は看護師でアフリカ出張中。 姉を餌にシザー兄妹に拐われる…。 通称ネギス。 アリッサ「ネギス!」 ナンシー (声:田野聖子) アリッサママ。 娘を想って出した手紙が裏目に出る事に…。 フィリップ (声:河内浩) アリッサパパ。故人。 娘に平穏な暮らしをさせたいと願っていた。 その死には魔のモノが関与している…? ディック (声:谷口高史) アリッサグランパ。全ての元凶。 妻と娘がルーダーである事を誇りにしていたが、その執着が歪んだ方向へ行ってしまった。 アリッサへの愛情からフィリップと口論になり、事故だったが彼を殺害する事となってしまう。 その後の失踪、放浪の中で自分が「残虐候・バロウズ」の血に連なる事を知るが……。 【犠牲者】 メイ・ノートン (声:中原郁) 大好きなピアノの練習をしながら、父親の帰りを健気に待ち続けていた少女。 クリスマスイブに乱入して来たハンマー男に撲殺される。 ウィリアム (声:中井出健) メイパパ。 母親を失ったメイにとっては唯一の心の支えだったが、大戦にて死亡…。 しかしその魂はアリッサに救われ、メイと共に天国への階段を登って行った。 アルバート・ランド (声:佐瀬弘幸) 母親想いの若い玩具職人。お金を貯めて母親の目を治そうと働いていた。 その情の深さ故に硫酸男の手により母と同じ様に目を潰され、母と共に硫酸風呂で殺害される。 ドロシー・ランド (声:森みつえ) アルバートママ。 目が不自由ながら、孝行息子を持った幸せなお母さん。 …しかし、その幸せ故に硫酸男による残酷な仕打ちを受ける事に…。 息子から貰ったショールが宝物。 ※ランド親子の惨殺シーンは本作屈指のトラウマ発生場面である。 【魔のモノの配下】 本作での追跡者の呼称。 闇に魅入られ、犯罪を犯した者が死後、その邪悪な魂を救われ、下僕となった不死の存在である。 ※犠牲となった人数=懲役年数=体力ポイントに換算される。 リチャード・モーリス (声:横山一敏) 通称:ハンマー男 最初に遭遇する追跡者。生前は石切り工だった。 勤務中に同僚達をいきなりハンマーで殺害、逃走後も十数人の犠牲者を出す。 殺人動機が不明な点が多く「精神分析しにくい」と言われている。 ジョン・ヘイグ (声:清家利一) 通称:硫酸男 実在の殺人鬼をモチーフにした鬼畜にして随一のネタキャラ。 生前は詐欺の常習犯で、証拠隠滅の為に被害者を硫酸風呂で溶かす。 ガスマスクと防護服に身を包み、背中に硫酸タンクを背負って噴霧器でまき散らす。 ンガッ!? デネェッ!?(シャカシャカシャカ) ハーベイ・パウエル (声:岡本美登) 通称:斧男 幾人ものルーダーを殺害して来た最強の魔のモノの配下。生前は17世紀に生きていた木こり。 クールでキザなのだが、声が甲高いのが仇になったのかプレイヤーからはあまり支持を受けられなかった。 「宮城県!」「ペヤング!」 ルディ&ジャニス (声:竜川剛&東幸枝) 通称・シザーマン&シザーウーマン 二人合わせてシザー兄妹。バロウズ公の下僕で、東洋系のマジ○チ…。 シリーズの象徴的存在だったシザーマンをモチーフとしたキャラクター。 だが、余りにも前作とはかけ離れたデザインになってしまった事で失望の声が上がった。 本作の評価を下げてしまっている要因の一つ。 兄妹揃って孤児だったところをバロウズ公爵に拾われ、その後はバロウズ家に仕えていた。 ダン・D・バロウズ (声:谷口高史) 通称・残虐公こと本作のラスボス。かつての英雄にして暴君。 恐らくモデルは現実のドラキュラ公ことヴラド・ツェペシュ。 桁外れの懲役年数を誇り、配下を従えたその姿は「魔のモノ」その物と言っても過言では無い程(実はこの辺も曖昧である)。 尚、彼が英雄転じて暴君となったのは己の体の衰えを感じ、永遠の命を得ようとしたため。 最愛の娘を「魔のモノ」の生け贄に捧げて永遠の命を得るつもりでいたのが、馬車の事故で娘が死亡。 儀式が出来なくなってしまい、その腹いせに馬車を操っていた御者の首を刎ねたのが始まりである。 ……勝手だなあ、オイ。挙句の果てに領民にまでその牙を向け大虐殺を引き起こした。 その後、下僕にしてマジ○チ仲間のシザー兄妹共々、反乱を起こした領民によって裁きに掛けられて処刑されたと云うが……。 ちなみに従来のシリーズにおけるバロウズ家とは物語的に直接の関連性はない。 闇の紳士 (声:谷口高史) 今作の狂言回し。黒いトレンチコートに山高帽をかぶった謎の老人。 正体はアリッサと一体化したいと云うディックの歪んだ欲望と、バロウズ候の魂が同化した物。 だが、非常に迂遠で独り善がりな目的を掲げている為かプレイヤーには解り難い。 アリッサの命を儀式に捧げ、今度こそ永遠の命を得るべく魔のモノの配下を送り込む。 【用語解説】 ルーダー 犠牲者の無念を力に魔のモノの配下と戦う使命を持った少女達の事(ツッコんだら負けだ!)。 代々、血によって引き継がれるらしい…。ハミルトン家は古くからのルーダーの家系である。 過去のルーダーとの出会いのシーンは屈指の名(迷)シーン。 15歳で資格を得、20歳頃に力を失うらしい(何処の魔法少女物だ) 犠牲者の力を得ずにアリッサが力を得ている場面もあるが、展開上のノリなので気にしないように。 精霊の弓矢 変身したルーダーが召喚する奇跡の武器。犠牲者の無念の心を受け止める事で力を得る。 光の鎖を発生させ、魔のモノの配下を縛り射抜く力を持つ。 敵に弓矢を構えると視点が一人称に切り替わり、自動的に矢のパワーが溜まっていく。 ゴースト 主に犠牲者が化ける、所謂怨霊。 死体の近くに浮遊していて、近づくと襲ってくる。 浄化する事によりアイテムをくれる。 方法は思い出の品。 使い魔 紫の蛾みたいな小っこいの。 アリッサを見つけると追跡者を呼ぶ。聖水で祓える。 役割は空き缶レベルだが、足止めをしてくるので注意。 聖水 ビンに入れて振りまいて使う。魔を祓う他、封印の解除が可能。 使用回数は3回、最大で5回まで。ライオンの水汲み場で補充できる。 ボス戦を経る毎にクローバーのペンダントで強化され、追跡者や幽霊をひるませる効果が長くなる。 レベルは「聖なる水」「裁きの炎」「清き風」「奇跡の光」の4段階がある。 魔のモノの配下 魔のモノの王たる存在によって、その身に宿した残虐性を見込まれ殺人鬼に変貌した元人間たち。 劇中で登場する殺人鬼たちの正体で、彼らは全て人間だった頃に殺人を犯して処刑等で死亡した後、不死の殺人鬼として蘇っている。 ただし、魔のモノの干渉を受けたことが最初の殺人のきっかけだったのか、殺人を犯したことで魔のモノの干渉を受けたのかは不明。 魔のモノ はるか古代ローマの時代より、人の世に介在し宿敵たるルーダーと長きにわたり闘争を続けてきたという人知を超えた超常的存在。 これと見込んだ人間に目を付けて残虐性を吹き込むことで殺人に走らせ、更にその者が死んだ後も永遠の命を与えて自らの配下とし、永久に殺人を犯させる。 また、「契約の儀式」を行う事で人間がエンティティになる事もできる。 その条件は「血縁関係にあるルーダーの15歳の誕生日にその少女の心臓を抉り、生き血が乾かないうちに啜り取る」こと。 【アイテム】 インビジブル その名の通り姿を消す。 結界石 即死攻撃、トラップを防ぐ。 ラベンダー パニック状態を脱する。ただし即効性ではない。 霊木の矢 戦闘中のみ、中威力の矢。 神木の矢 戦闘中のみ、高威力の矢。 【批判的な意見について】 ヒューマン時代からのファンをガッカリさせたのが、間接的な操作システムを排したこと、 加えて主人公が追跡者と直接的に戦えるようになってしまった事だろう。 戦闘自体はヒューマン時代の最終作である『クロックタワーゴーストヘッド』から存在してはいたが、 こちらはシステム面では旧作通りのポイントクリックシステムを継承しており、 世界観においても現代を舞台にしたか弱い少女の逃走劇と言う要素の根本はしっかりと継承していた。 シナリオ周りのツッコミどころは多かれドそれも含めて好意的に受け取るファンも多く存在した作品であった。 これに対して、本作では無力な少女が魔法のような力を得て悪しき存在を懲罰する等、余りにもファンタジー要素が強すぎたのである。 敵との鬼ごっこの要素が強くなりすぎて、クロックタワーの醍醐味である隠れんぼの要素が殆どなくなってしまった。 敵を倒す事が目的と化したことで、とにかく忙しいゲームになってしまった事などが改悪点として挙げられる。 この他の批判については、個々人の価値観による要素が多いので割愛する。 だが、何れにせよ本作の世界観が旧作から一新されてしまった事が批判の原因であったようだ。 また、シリーズの産みの親である河野一二三自身も海外フォーラムにおける講演において、 名指しを避けつつ本作に対する否定的な見解を暗に示している。 【余談】 アリッサのキャプチャーモデルを務めたのはモデルの美波。 クロックタワーシリーズの復活と終焉を呼び込んだ本作だが、本作の精神は「DEMENTO」に引き継がれた……って、クロックタワーは……? 尚、本作での演出指導が名匠・深作欣二の最後の仕事である…。何て事してくれた…脚本。 このムービーのキャプチャ撮影は苛烈を極め、OPでアリッサが手紙を読んで立ち上がるシーンだけでも撮影開始から丸一日以上時間を費やしている。撮影風景は初回限定のDVDに収録されているので一見の価値あり。つかゲームじゃなくて映画にした方が早かったんじゃね?とか言わない。 ムービー助監督として、後に『ダンガンロンパ』シリーズのライターとなる小高和剛が参加している(深作監督と同じ日本大の映画学科を出ている縁)こちらも、後のインタビューで「地獄のようにきつい現場だった」「この頃のことがあるから少々のことはつらいとは思わなくなった」と語っている。 2016年2月よりPLAYSMとSteamにて、クロックタワーの精神的続編と銘打ったホラーアドベンチャー『NightCry』のリリース配信が開始された。 ゲーム製作をヒューマン時代の『クロックタワー』『クロックタワー2』を手掛けた河野一二三が手掛けていると云う、精神的どころかファンにとっては待ち望んでいた続編である。 『クロックタワー3』同様、リアルなグラフィックでの怪物との追いかけっこはプレイヤー以外からは失笑も起きてしまう事は必至(プレイしてる身としては本当に怖いのだが) だが『クロックタワー3』を含めた過去作のファンにも是非ともプレイして貰いたい所。 追跡者となるクリーチャー“シザーウォーカー”のデザインは、かの三角頭で知られる『サイレントヒル』の伊藤暢達で、此方にも注目。 興味が出たら『呪怨』の清水崇によるPVからでも見てみよう。 かわいいアリッサ…追記・修正をしに来たのかい? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今見るとこう……台詞回しまでダサいよねw -- 名無しさん (2013-06-14 12 44 17) ううむ……ネタゲーとして笑えるかなあとか思ったけどシナリオもシステムもムカつくなあ(苦笑) ……厨二病ジジイうぜェ。 -- 名無しさん (2013-06-24 04 47 29) 別もんだけどクソゲーってほど酷くは無いのがまたムカつく -- 名無しさん (2013-09-09 01 04 46) とにかく、怪人の皆さんが怖くない。胸糞悪い連中ではあるんだけど、怖くない。とりあえず、ペラペラ喋んな -- 名無しさん (2013-12-25 21 46 55) 深作監督がやりたかったのはホラーじゃなくて特撮ヒロインじゃあ…… -- 名無しさん (2013-12-30 04 19 01) タグにクソわろったわwww -- 名無しさん (2014-04-11 13 12 41) クッソワロタワー -- 名無しさん (2014-04-11 13 46 38) キャッチコピーへの一言が秀逸な項目だ -- 名無しさん (2014-07-17 17 26 18) ゲームとしてはいいんだよ製作者達にも愛がある だがクロックタワーではない(笑) -- 名無しさん (2014-08-14 22 15 42) ↑2ゲームにいいとこないよ(笑) 愛があったのは特撮と魔法少女に対してだよ(笑) -- 名無しさん (2014-08-21 17 34 18) ちなみに硫酸男は実在した人物 -- 名無しさん (2014-12-21 23 34 58) まぁ、遺作が名作or良作になるとは限らない、って教訓だと思えば……。 -- 名無しさん (2015-02-26 00 06 10) キャッチコピーべつに間違っていないよ。メーカーがそれで発売を許可したんならそれがクロックタワーだよ。立て主の個人的な感覚で間違えてるとか書くのはどうかと思うね。 -- 名無しさん (2015-02-26 02 24 21) ↑まさに正論なんだよ。・・だからこそクロックタワーシリーズのファンは悔しいんだよ・・・! -- 名無しさん (2015-03-08 10 27 40) 正直言えばオレも受け入れられなかったクチだけど、シナリオ自体は悪くないと思うんだ。クロックタワーシリーズに共通するのは「先祖の因習によって運命を狂わされた子孫たちの末路」という筋立てでさ。旧作のバロウズ家しかりGHの才堂家しかり。3もそこを踏襲していたし、孫への歪んだ愛情の末に闇に落ちて変貌していく祖父の姿を描く筋は個人的にはなかなかよかった。ただ、演出が大仰過ぎてリアリティにかけた点と、クロックタワーシリーズとして作るべきでなかったってのに関しては、大いに同意するところではある -- 名無しさん (2015-04-29 09 49 51) そのシナリオがしっかり矛盾を備えてるんですが -- 名無しさん (2015-05-29 17 30 23) クッソワロタワー -- 名無しさん (2015-06-16 22 07 44) 売る為にクロックタワーの看板使っただけだよなぁ・・・旧作スタッフ関わってないし -- 名無しさん (2015-08-10 02 48 19) 無関係の作品として出せば凡ゲーで終わってたものを、何故クロックタワー名義で作った!言え! -- 名無しさん (2015-11-01 02 04 40) 10年前位にプレイして久々にプレイ動画観たんだけど…残虐要素のある特撮だな -- 名無しさん (2015-11-26 20 33 11) タグの世界の破壊者ェ・・w -- 名無しさん (2015-12-25 19 49 19) 相当に力を入れて作ったのは伝わってくる。が、クロックタワー(というかホラー)に求められていたものでは無かった -- 名無しさん (2015-12-25 20 02 29) 当時やってた友達はいたけど意外と面白いって言ってたな。過去シリーズ知らないからかもしれないが -- 名無しさん (2016-04-01 09 04 08) ↑もっとボリュームがあったら「これはこれで」って言われてた可能性はあるゲームだとは思う。何かが決定的に悪い訳じゃなくて、細かいツッコミが重なってった感じなんだろうね。 -- 名無しさん (2016-04-01 09 50 03) クロックタワーという看板背負ってなければただのホラーかこれ?ってゲームの評価だったかな、アリッサは可愛い、2章までは章の終わりの残酷な殺人鬼のせいで死んだ後も苦しみ続けている被害者が成仏演出が臭くなければ内容は悪くないんだよ・・・ -- 名無しさん (2018-10-30 15 00 21) ルーダーの設定も勿論だけど、殺人鬼たちのデザインも特撮怪人の大御所デザイナーだし、まさに「特撮でやれ」なんだよね -- 名無しさん (2021-01-16 02 54 21) 3作目が駄作って共通点が有るからGCCXでは取り扱わないのかね? -- 名無しさん (2021-01-17 07 18 05) ↑攻略しても順当に行くとボリューム不足になっちゃったり、ストーリーがよく解らなくなるのを懸念しとるのかも -- 名無しさん (2021-01-17 07 30 01) プレイ日記風の小説を趣味で書いたら考察とか諸々含めてもラノベ一冊分に収まった。コンパクトでサラッと終わる感じ。当時新品で買った人は物足りなかったかもだけど、中古で買って遊ぶなら全然ありだし個人的には笑い過ぎてめちゃくちゃ楽しかった。ホラーダメなんだけどこのゲームだけは普通に見れる。 -- 名無しさん (2022-02-21 20 15 25) 良くも悪くも、キャラの動きや演出なんかが舞台劇みたいなオーバーリアクションすぎるんだよな -- 名無しさん (2023-01-22 18 58 05) 独立作品になったデメントのが余程クロックタワーらしいという皮肉 -- 名無しさん (2023-01-22 19 26 23) 豪華過ぎる顔触れが逆に不安を誘い、その恐れが現実の物となった迷作である。>> 表現が的を得過ぎててわろた -- 名無しさん (2023-05-21 10 26 33) ↑ゲームに限らず映画とかでもありがちだよな著名スタッフ集めて迷作になるパターン -- 名無しさん (2023-08-10 15 01 09) 小野さんはあの声のせいで支持を得てるようなもんなんだよなぁ… -- 名無しさん (2024-03-01 11 16 20) バロウズとおじいちゃんの演じ分けが神がかってて本当に勿体無い -- 名無しさん (2024-07-17 21 53 03) 大体のゲームって1→2は順当進化だけど、3作目で一気に毛色変わって良くも悪くもシリーズファンをふるいにかける事多い気がする -- 名無しさん (2024-07-17 22 00 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3610.html
クロックタワー 【くろっくたわー】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 スーパーファミコン 発売・開発元 ヒューマン 発売日 1995年9月14日 定価 11,400円(税別) 配信 【NP】1997年9月30日/1,000円 F×6・B×1 バーチャルコンソール【Wii】2010年8月3日/800Wiiポイント ※2019年1月31日配信終了【WiiU】2013年11月6日/800円 ※2023年3月28日配信終了プロジェクトEGG 2017年5月23日/500円 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 判定 良作 クロックタワーシリーズクロックタワー / 2 / ゴーストヘッド / 3 シネマティックライブシリーズセプテントリオン / ザ・ファイヤーメン / クロックタワー 概要 ストーリー ゲームシステム 評価点 問題点 総評 移植・配信 余談 その後の展開 概要 海洋パニックアドベンチャーゲーム『セプテントリオン』を第1作とする、映画のような臨場感を売りにしたシネマティックライブシリーズ(*2)の完結編。 沈没船からの脱出劇を描く第1作目、火災に立ち向かう消防士達の戦いを描いたアクションゲームである2作目『ザ・ファイヤーメン』に続く本作は、殺人鬼からの逃走劇を主軸にしたアドベンチャーゲームである。 ゲームデザイン・ディレクターは河野一二三。 後に『御神楽少女探偵団』『猫侍』『鉄騎』『AVキング』『無限航路 -Infinite Space-』など幅広いジャンルの作品を手掛ける氏の初のオリジナル作品である。 本作はイタリアンホラー映画の巨匠、ダリオ・アルジェント監督のホラーサスペンス「フェノミナ(*3)(*4)」のオマージュとして制作されており、キャラクター設定や演出、音楽などの様々な要素を取り込みつつ、ゲーム独自のシステムや世界観として昇華させている。 一般的なホラーゲームがプレイヤー=主人公、すなわち「恐怖の体感」を主軸としているのに対し、本作ではホラー映画の視聴者という独特な視点から恐怖演出やゲーム性を構築しているのが大きな特徴でホラー映画のヒロインを導いて助けてあげるというスタイルになっているところに大きな独自性がある。 ストーリー 北欧の山間にひっそりとたたずむ屋敷があった。屋敷には高くそびえる時計塔があり、土地の人々はその鐘の音を合図に放牧を行ったものである。いつしか土地の人々はこう呼び習わしていた。CLOCK TOWER ―時計塔屋敷―と……。しかし、ある日時計塔の鐘の音は途絶えてしまう。まるで時を無くしてしまったかのように。 1995年―。とある孤児院にひときわ目立つ美少女を見出すことができる。名は、ジェニファー。父は失踪、その後に母親とも死に別れ、孤児院に引き取られたのである。そしてある日、彼女と友人達3人の養育先が見つかったという知らせが入った。彼女は引率してくれる教師メアリーと3人の友人達と共にその養育先へ向かう。そこがCLOCK TOWERと呼ばれる屋敷とも知らずに……。(SFC版説明書より引用) ゲームシステム 本作において一番特徴的な点は、カーソル指定によるキャラクターの間接的な操作である。それ以外にも次回作以降には継承されなかった本作独自の要素が含まれている。 クリックポイント 調査可能な対象物を「クリックポイント」と呼び、これらにカーソルを合わせると、カーソルの形が変化する。 その状態で決定ボタンを押す(クリックする)ことにより、その箇所を調査する。対象がドアや階段であればそこを経由して別のエリアへ移動する。 また、クリックポイント以外の箇所で画面内をクリックすると、ジェニファーがクリックした地点まで歩き、到達後に立ち止まる。 歩いている最中にR、Lボタンを押すと、左右方向に走り出す。走行中に反対のボタンを押すと素早く方向転換して逆方向へ走る。 敵からの逃走 敵出現のイベントのフラグが立つと、正体不明の殺人鬼、通称『シザーマン』が登場する(『2』以降と違い、時間経過では出現しない)。 普段は無音であるこのゲームだが、敵と鉢合わせるとBGMが鳴り響き、逃走状態に移行する。逃走状態は、何らかの手段でシザーマンを完全に撃退・回避出来ない限り続く。 ジェニファーは殺人鬼を前にまったくもって非力であり、逃げ回って隠れてやり過ごすか、身近にある物体を駆使して撃退するかの二択しかない。 ただし、隠れても一定確率で見つかって殺されたり、特定の手順を踏まないと失敗する、撃退には成功するがそれによって発生した別の要因で自分も死にかけるなど決して安易にやり過ごせるとは限らない。 本作では身近なものを武器にして相手を撃退するシチュエーションは極めて少なく、主に隠れてやり過ごすのがメインとなる(*5)。 敵に追いつかれた場合、体力が充分に残っていれば、メッセージウィンドウに表示されたジェニファーの顔グラフィックが激しく点滅し危機を知らせる(通称:パニック状態)。 この時にボタンを連打し、成功すると体力の減少と引き換えに一時的に回避出来る(完全に逃れるには隠れるか撃退が必要)。 連打に失敗もしくは連打せずに放置すると死亡する。シザーマン以外のトラップ(ショックイベント)に引っかかった時もこのシステムで切り抜ける。 ただし、シザーマンとの接触時においては必ずこのシステムが発動するわけではなく、個室などの狭い空間、或いはマップの端付近で近接した場合は一方的に殺されてしまう。 なおこのシステムは、連打せずにはいられない(RENDA・SEZUNIHA・IRARENAI)の頭文字をとってRSIシステムと命名されていた。 どこかふざけた安直なネーミングではあるが、「殺人鬼に追い詰められたホラー映画のか弱いヒロインを助けてあげたくなる心理」をシンプルながらも見事に表わしたシステムといえるだろう。 ちなみに説明書では「あなたがジェニファーを助けたいと思う気持ちのままにボタンを連打してください」と書かれている(原文ママ) 体力 本作の独自要素として「疲労」の概念が取り入れられている。 本作では体力は5段階と多いのだが、その分主人公がひ弱であり、ダッシュさせるだけでも体力が減少するため、回復には体力回復ボタンを押してその場にしゃがませ、休憩させなくてはならない。 本作ではシザーマンが侵入してこないエリアが存在し逃走状態中でも回復可能なので、安全なエリアを利用してこまめに回復をしておくことが必須となる。 逃走状態中だと移動時のアクションが自動的に徒歩からダッシュに切り替わるため、体力温存のためにあえて歩かせるということは不可能。また、体力が減るごとジェニファーの顔グラフィックが変化していく。 ただし、後発のPS版や続編とは違い体力が最低の状態でRSIシステムが発動しても連打に成功すれば死亡しない。 その他 一部のアイテムや、特定の状況下での人物の配置、一部の部屋と部屋の繋がりが、プレイする度にランダムで変わる。 例えば、共通のキーアイテムとなる「魔像」と「杖」はどちらか片方しか出現せず、入手方法や使用のためのフラグ立ても異なる。前回のプレイの経験や知識がそのまま次回のプレイで活かされるとは限らない。 エンディング分岐にも強く影響し、特定の人物に出会うと同じ情報を持つ人物とは出会えなくなったりする。その逆も然り。 本作の舞台となるバロウズ邸、実は館の構造や方角に対して部屋の位置などが合っていない。図にしてみると一目瞭然で、特に東館と西館を繋ぐ渡り廊下や中庭に出てみるとよく分かる。 部屋に出入りを繰り返す度にオートセーブされ、進行状況が自動的に保存されるようになっている。 マルチエンディング方式 エンディングは最高ランクSを含め全9種類。フラグの立て方によって細かく分岐していく。 評価点 間接的な操作方法が「ホラー映画を見ている」という独特な視点を演出し、間接的にしか指示を出せない「もどかしさ」が、ホラー映画さながらのスリルと恐怖、焦燥を生み出している。 グラフィックが美麗かつ雰囲気満点。 全体的に薄暗くて独特な雰囲気のアートデザインや2Dグラフィックがどことなく洋ゲーチックであり、それがまた見事に洋画ホラー的な雰囲気を醸している。 視点が真横固定の2Dグラフィックなので臨場感には乏しいが、その分、「映画を見ている」という客観的視点が強調されていてゲームの世界観に入りこみやすい。 手前側にぐっと引いたアングルで描かれているためキャラクターやオブジェは小さいが、その分、描ききれていない箇所への想像の余地も残っており、淡々とした画調が一層、不気味な雰囲気を盛り上げている。 3人の友人達はいずれも屋敷内のどこかで死体で発見されたり、主人公の目の前で殺されたりする。 しかも死に方は多種多様で、主人公とプレイヤーに絶望感を叩き込む(*6)。 BGMは限られた場面だけにしか流れないが、それが無音の恐怖感を際立たせている。その場面で流れるBGMも雰囲気に合っており、特にシザーマン出現時のBGMはトラウマもの。 同一のメインテーマ(*7)にアレンジを施した曲が随所で使用されているが、曲調の派手さは次回作以降に比べるとやや控えめで、追われる焦燥感や喧騒感を演出しつつ、比較的淡々とした曲調のものが多い。それが上述の2Dグラフィックと相まって独特な不気味さを演出している。 シザーマンの神出鬼没っぷり。 バスタブの中から飛び出してきたり、天井裏から飛び降りてきたりなど登場パターンは多彩で、プレイヤーにいつどこで襲われるかと恐怖感を与える。 シザーマン以外にも敵や即死トラップが大量に配置されている。調べただけで命を狙われるポイントも少なくなく、プレイヤーを常に恐怖感と緊張感に晒し続ける。 「I ll kill you!!」と連呼しながら襲い掛かってくる殺人オウムや動く人形、鏡から伸びる手、主人公を食物と認識して喰らい付いてくるオヤジと枚挙に暇が無い。 ひ弱なヒロインが主役、唐突な展開でわけもわからぬまま被害者がどんどん増えていく、詳しいシチュエーションや理論などの説明がないまま進むストーリー、か弱い少女が殺人鬼相手に奮戦する……など、B級ホラー映画のツボを押さえたお約束的要素がしっかりと盛り込まれている。ホラー映画ファンならにやりとすることだろう。 エンディングも、そのヒロインが殺人鬼に勝利して生還するという王道の結末の他、無情にも殺されてしまうものや、自分一人で脱出したが案の定…というものなど、様々。 問題点 ジェニファーの移動速度が遅くテンポが悪い。 特に階段の昇降は一段ずつ歩いて移動するため非常に時間が掛かる。それでいて、ある場面では鍵の関係で1階と2階を往復させられるシーンがあるので億劫である。 走らせることは可能だが、前述の通り体力の減少条件に走ることも加わっているため、走らせる度にいちいちキャラを座らせて体力を回復させなくてはならない。体力の回復速度も遅く、こまめな体力回復が必要なのでテンポが悪い。 また、逃走状態中は基本的に常時走るようになるのだが、扉や画面奥の通路等に移動する際はいちいち立ち止まってゆっくり歩くので、やはり時間がかかり、逃走中の焦燥感もやや削がれる。 状況によっては画面奥に走るシーンもあるので、「モーションが無いから」という訳ではない。普段から走るのが可能であって欲しいものだが。 ちなみに階段はどうあっても走って昇降しない。 本作の象徴であるシザーマンの出番が少なめ。 次回作と異なって時間経過による出現がなく、特定のポイントをクリックした時やイベントを起こした時にしかお目にかかれないため。むしろ他の敵や即死トラップに殺される事が多い。 ゲーム開始直後と最後で必ず登場する以外はたったの3回の任意イベントで出現せず、その任意イベントも出現自体はランダムとなっているため、プレイ次第ではエンディングまで音沙汰も無くなることもあり得る。 バグが多い。 代表的なものは、左下に表示されるジェニファーの顔グラフィックが色化けしてしまい、次の部屋に入ったらいきなり体力がoになってしまうという厄介なもの。 他にも一部のバストアップ絵がバグって表示されたり、特定の動かし方を実行することによりキャラクターがおかしな挙動をした挙句フリーズしてゲーム続行できなくなるどのバグが多々ある。 ベストエンド到達が難しい ゲーム中にヒントが存在せず、フラグ立てもかなり複雑で難易度が高い。 上位のエンディングにいくほど、ただ漠然とプレイしているだけでは到達しにくく、詰まってしまうことが多い。 漠然としたストーリー ストーリー要素についてゲーム内で多くを語らない作風になっているため、ゲーム内で得た情報を元にプレイヤー自身の想像で補完する必要があるが、かなり断片的なのでわかりにくい。 殺人鬼の正体については作中で言及はあるものの、主人公たちに殺人鬼をけしかけた黒幕の素性・動機などには一切触れられない。 一応、続編『2』の小説版で本作での設定に関する事柄にも触れられているが、そこでもハッキリと明かされていない要素は多い。 エンディングは9種類と多いが、一部のバッドエンドの演出が簡素。 特に大きな盛り上がりがあるわけでもないままに普通に殺されてしまうだけのエンドも存在し、水増し感がある。 グッドエンドにしても、A〜Cは過程が多少違う程度で結末自体はほぼ同じ。 到達したエンディングは一覧で確認出来るが、内容までは確認できないので、ランクごとの内容はチェックしておかなくてはならない。 セーブデータの利便性 データを複数保存することができないため、別口に保存しておいたデータから仕切り直すことができない。 また、前述の通り一部ランダムで変化する要素がある他、所持アイテムの使い方やゲームの進行の如何次第でゲーム続行不可能になる箇所がある(*8)ため、オートセーブとの相性が悪い。 この仕様上、手順を間違えて詰んだ場合、冒頭からやり直す必要(*9)があり、フラグ立てを試行錯誤しつつ正解のルートを求めて何回も繰り返しプレイするのが前提となっているため、一般的なアドベンチャーゲームと比べてかなりシビア。 総評 本作で採用された「三人称視点で描写されたフィールド内のキャラクターに間接的に指示を与えることで操作し、調査を行う」というシステムは、海外において同システムを搭載したグラフィックアドベンチャーゲーム(*10)の先駆作品として有名になった『King s Quest』のシステムを取り入れたものである。 そこに「殺人鬼からの逃走劇」というホラー要素を加味することで、「どうあがいても太刀打ちできない敵に追われる恐怖」というオカルトホラーサスペンス映画さながらの焦燥感や恐怖感を、単純ながらも斬新なシステムと映画的演出に拘った独特の表現によって演出し、オカルトホラー映画の世界観をゲームで再現するという試みをSFCのハード的制限の中で見事に成功させた。 映像技術が発達しゲーム内に豪勢なムービーを盛り込めるようになった昨今の業界では「映画的ゲーム」という言葉がよく言われるが、ムービーすら入れられない時代、ハード性能の制約の中で、「映画の視聴者目線」という独特な視点で「映画」という要素をゲーム性そのものに結びつけた本作は、まさしく本質的な意味で「映画的ゲーム」と言えるだろう。 難易度は一般的なアドベンチャーとしてみれば比較的高めの部類に入るが、海外ではこのタイプのゲームは試行錯誤しつつ手探りで謎を解いていき、グッドエンドを探り当てていくというプレイスタイルが一般的なので、エンディングに到達することだけを目的にせず、自分自身が主人公になったつもりで世界観や追われる恐怖を味わいながらじっくりと謎解きに取り組んでみよう。 SFC版の知名度は低かったが、プレイステーションで続編が発売されたことで人気を集め、ホラーゲーム作品を代表するシリーズとなった。 ホラーゲームの新たな方向性を見出した1作といえるだろう。 移植・配信 据え置き機の移植は3作とも株式会社アシーナが担当している。 『CLOCK TOWER for Windows』(PC) 1997年 Windows 95への移植版。追加要素や変更が多く施されている OPムービーの追加。タイトルの表示演出の刷新、SFC版にあった細かいバグの修正。PCの内蔵音源によるBGMのアレンジ。 重要アイテムの配置の変更。音源の強化。SFC版に存在した一部の要素の削除。 体力回復速度の調整(SFC版に比べて回復は速いが減少速度も速めになっている)。 シザーマンの不可侵エリアの増加により、難易度が下がっている。ただし、廊下などで先回りをされている可能性が出るようになった。 その他、イベント中の細かい演出やキャラクターの挙動・タイミングなども異なっている。 『CLOCK TOWER ~The First Fear~』(PS) 1997年 PS移植版。内容は上述のWin版がベースとなっている。 効果音周りが発売済みの『2』に差し替えられている他、BGM周りも微妙に変化している(*11)。 SFC/Win版では入れなかった西館の「開かずの間」に入れるようになった(*12)。 ミイラが蘇り、襲ってくるイベントの追加、それに伴う新アイテムとアイテムの配置の変更。 「オウムのアップ」「カラスの死骸」など、特定イベント時に1枚絵が表示されるようになった。 次回作『2』の伏線となる演出の追加。 こちらはゲームアーカイブスにて配信されている。 『CLOCK TOWER for WonderSwan 』(WS) 1999年 モノクロ携帯機の都合上、BGMやグラフィックの差異等はあるが、第1作をほぼ忠実に移植している(厳密にはPS版準拠の移植)。 WSがいまいち奮わなかったこともあってこちらは非常にマイナーな作品。 発売はナグザットが担当。 『CLOCK TOWER』(NP) 書き換え開始日:1997年9月30日 『CLOCK TOWER』(Wii VC) 配信開始日:2010年8月3日/800Wiiポイント ※サービス終了に付きDL不可 『CLOCK TOWER』(Wii U VC) 配信開始日:2013年11月6日 『CLOCK TOWER』(EGG) 配信開始日 2017年5月23日 いずれもSFC版の配信。 余談 本作が実在の映画をオマージュしているのは前述の通りだが、パッケージ裏のレイアウトもレンタルビデオテープのケースの裏側を意識した構成になっており、ストーリーの概要にCAST欄、制作年や制作国、「この物語はフィクションです」の注意喚起なども載せられている。 PS版のCMはいろんな意味でインパクトが強く、非常に印象深い。 シザーマン(短パンで坊主頭のどう見ても日本人な男の子)が「チョッキン、チョッキン シザーマン♪ 今日もジェニファー追いかける~♪」と歌いながらジェニファー(美人な外国のお姉さん)をハサミ(名前シール付)片手に追い回した上、髪のカットを頼みに来たおばさんの髪の毛を中途半端な丸坊主状態にして怒らせてしまい、刈り込み鋏で追い回されて逆襲されるという、なんともシュールかつコミカルなCM。 また、シザーマンが刈り込み鋏で植木屋さんのお手伝いをするという別バージョンもある。 レトロゲーム専門サントラレーベル「クラリスディスク」より、シリーズ初期3作品(『1』『2』『ゴーストヘッド』)のサウンドトラックが発売された。 SFC/PS版はもちろん、本作のWin版における内蔵音源によるアレンジ版も完全収録という豪華な内容になっている(開発が外注のワンダースワン版のみ未収録)。 本作のソフトはゲームセンターCXで取り上げられたこともあり、レアソフトと化している。配信が行われているので、プレイ自体は容易。 ジェニファーのモーションモデルは当時のヒューマンの企画課に在籍していた方で、河野氏の同僚らしい(参照)。 作中のジェニファーの服装は、彼女が撮影当日に着て来た服をそのまま採用したものだと言う。アクションについても、会社の廊下でこけたり、屋上の出入り口の出っ張りにぶら下がったりと体当たりの演技を披露し、そのままゲームに落とし込まれているとか。 次回作以降と異なり、本作は海外では発売されていない。 次回作『2』は海外では一作目『Clock Tower』として発売され、『ゴーストヘッド』が『Clock Tower II』として発売されているため、ナンバリングがややこしいことになっている。一致しているのは『3』だけである。 ファンによって翻訳はされているので、海外でも認知度自体は高い。前述の通り『2』が海外では『1』になってしまっているため、海外で本作を呼称するときはPS版のサブタイトル『The First Fear』が用いられている。 海外のフォーラムにて、河野氏は本作の「車で脱出して殺されるED」がシリーズのEDの中では最も好きと語っている。理由は「B級感が最高」とのこと(参照)。 シザーマンのアイデアは河野氏が少年時代に観たホラー映画『バーニング』(原題:The Burning)にて、殺人鬼が園芸バサミを凶器に用いる点から着想を得ているという(参照)。 その後の展開 PSにて直接の続編『クロックタワー2』が発売。本作の物語の完結編となるが、以降もシリーズ作品は発売されている。各作品については当該記事を参照されたし。 その後は舞台を一新した新作『クロックタワー ゴーストヘッド』が発売された。こちらには河野氏は関わっていない。 ヒューマン倒産後、シリーズ版権を取得したサンソフトとカプコンによって『クロックタワー3』が製作された。 シリーズには含まれないが、後に『3』のシステムを応用、発展させた『DEMENTO』が発売された。 さらに時が流れた2014年に、河野氏率いるヌードメーカーによってクロックタワーの魂を受け継ぐホラーゲーム製作プロジェクト「Project Scissors」が発表され、2016年にクロックタワーの精神的続編『NightCry』のWin版(*13)が、3年後の2019年にはPSVita版が発売された。 2023年7月13日にアニメオープニングなどの新規要素を追加した復刻版が発表された。移植はサンソフトとカプコンの共同で行われ、開発には同じくSFCソフト『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌』にアニメや主題歌を追加して移植した実績のあるWayForward Technologiesも関わるという。 対応機種はPS5/XSX/PS4/Switch/Win。2023年内の発売が予定されていたが続報が無いまま2024年を迎え、同年5月にようやく『クロックタワー・リワインド』のタイトルで、およそ1年遅れの2024年後半発売予定と発表された。 発表当初はXbox One版も予定されていたが中止になった模様。 オリジナルそのままのプレイも、UI改善や追加要素が加わった拡張プレイもどちらも可能であるとされ、SFC版のみならず「動くミイラ」と言ったPS版の追加要素も収録されることが明らかになっている。