約 1,352,163 件
https://w.atwiki.jp/5656/pages/26.html
聖ソル勝利1 聖ソル勝利2 他キャラ勝利2 (fromアバ 心頭滅却すれば火もまだ熱いし・・・ (fromソル ウゼェ・・・・ (fromカイ そんな格好までして どこまで私を馬鹿にすれば気が済むんだ!? (fromメイ ヒラヒラがジョニーみたい。でもジョニーの方が100000倍かっこいいんだから! (fromミリア 凄いのね、まさに爆炎だわ・・・でも私を焦がす事は難しいみたいね。 (fromエディ スバラシイ戦闘能力。スバラシイスバラシイ キサマノ殻ハ私ガ有効ニツカウトシヨウ。 (fromポチョムキン ほぅ、なかなかの戦士だ! だが今一歩私には及ばなかったようだな。 (fromチップ アチィじゃねーかこの似非騎士が! ジャパニーズ「ブシドー」をナメんじゃねーぞ! (fromファウスト むむ、なかなか難しいクランケですね。何処までお力になれるか解りませんが・・・ 私に任せて、って・・・あれ? 何処行っちゃいました?? (from梅喧 化けモンが!人間の振りしてんじゃないよ! (from紗夢 アイヤ〜!その火力があれば十分に厨房賄えるね!アタシの店で働くアルカ?! (fromジョニー 動きに無駄が多すぎなんだよね〜 俺が戦の「真髄」ってものを教えてやろうか? (fromクリフ (家庭用専用キャラクター) ズイブン懐かしい格好をひっぱりだしてきたのう。所で封炎剣はどうした? (fromクリフ (GGJ版GGXXSLASH) ズイブン懐かしい格好をひっぱりだしてきたのう。
https://w.atwiki.jp/aaarowa/pages/264.html
【マーダーランキング】 マーダーとか言ってるけど対主催の殺害も含んでます。 順位 名前 殺害数 被害者 生存状況 スタンス 1位 アシュトン 6人 ノートン、メルティーナ、夢瑠、ネル、レオン、アルベル 生存 ???→奉仕 2位 リドリー 5人 スフレ、クレア、ミラージュ、レナス、ガウェイン 死亡 無差別 3位T ボーマン 3人 アドレー、ガルヴァドス、チサト 生存 無差別 3位T すず 3人 ノエル、ロウファ、ルーファス 死亡 無差別 3位T ガブリエル 3人 ジェストーナ、セリーヌ、アリューゼ 死亡 無差別 3位T レザード 3人 エイミ、シン、クリフ 生存 対主催 3位T 洵 3人 デミテル、ミランダ、クレス 生存 無差別 8位T オペラ 2人 ミント、ヴォックス 死亡 奉仕 8位T ダオス 2人 フレイ、ルシオン 死亡 無差別 8位T プリシス 2人 ディアス、ガブリエル 生存 反主催 8位T ルーファス 2人 すず、リドリー 死亡 奉仕→ヘタレ→奉仕→反主催 12位T チェスター 1人 アーチェ 生存 対主催 12位T セリーヌ 1人 アリーシャ 死亡 対主催 12位T ロキ 1人 ビウィグ 死亡 対主催 12位T ディアス 1人 オペラ 死亡 対主催 12位T メルティーナ 1人 ロジャー 死亡 対主催 12位T クリフ 1人 ダオス 死亡 対主催 12位T ルシオン 1人 エルウェン 死亡 対主催 12位T ビウィグ 1人 ガンツ 死亡 無差別 12位T ミカエル 1人 ジェラード 死亡 無差別 12位T ジャック 1人 ジャック 死亡 反主催 12位T ブラムス 1人 ミカエル 生存 反主催? 12位T ルシオ 1人 ロキ 生存 対主催→奉仕(?) 現在状況に戻る
https://w.atwiki.jp/codeofjokerpoket/pages/540.html
イラスト(外部サイト) Pack 3 カードNo 3-083 種類 インターセプト レアリティ UC 名称 サクリファイス・サモン 属性 青 CP 2 あなたのユニットが破壊された時、あなたの捨札にあるユニットカードを2枚までランダムで手札に加える。対戦相手のターン終了時、あなたの捨札にあるユニットカードを2枚までランダムで手札に加える。 自分のユニットが破壊されたときに捨て札からユニットを2枚回収する。 このカードと破壊されたユニットとで2:2交換することができ、ユニットカードのみを回収することができる 自ユニットを戦闘で破壊されることがメリットであり、その分ユニットカードが不足しがちな青にとっては便利な手札補充カード。 捨札にユニットカードが1枚しかなくても発動可能。2枚ちょうどならば狙ったカードを手札に戻すことができる。 戦闘以外で破壊された場合でも発動するので、ダークテイマーで1枚破壊するとこのカード分のCPを確保しながら発動条件を満たすことができる。 また不穏な霧や卑弥呼、暗黒街の武器商人など、ユニットが破壊された時や相手のターンにCPを供給できるカードと組み合わせれば展開を阻害せず使用が可能。 相手ターン終了時にも発動するので、2CPかかる他の相手ターン発動のインターセプトとともに採用してもいい。 例えばこれと大寒波を構えておき、大寒波を使わなかった場合このカードを使う、みたいなことも可能になった。 またハンデスデッキを相手にしている時に、相手のターン終了時に使うことで手札を回収することができる。 注意として、発動条件となった破壊されたユニットはそのカードが捨て札に送られる前に発動するので回収することは出来ない。 破壊されたユニットをすぐ使い回したい場合にはクイックターンの方が向いている。 イラストに描かれているのはミイラくんとカラスマドウ。CP1で破壊時に発動する効果をもつ彼らはサクリファイス(生け贄)には丁度いいだろうし、彼ら自身をこれで再利用するのも有用。 関連カード ミイラくん カラスマドウ コメント ※この入力欄は検索枠ではありません。 各書き込みの冒頭のラジオボタンをチェックしてから書き込むと、その書き込みへのレスになります。 ▼全文表示する
https://w.atwiki.jp/fantasylifeol/pages/28.html
★5 シロネ ハク クリフ ★4 ウィドル リリ ユエリア ★3 ファボ ★2 クク
https://w.atwiki.jp/therays_ua/pages/25.html
ザ レイズ/フィリップ 魔鏡技/術技魔鏡 鏡装 ★3~4装備 運用例魔鏡 術技 立ち回り 魔鏡技/術技 魔鏡 種類 魔鏡技 属性 MG 備考 報酬 デス・パニッシュメント 闇 100 通常 ディバイン・ミラージュ 光闇 100 中央ターゲットで3体撃破可能。 季節 オン・ザ・クリフ 水 80 中央ターゲットで3体撃破可能。 鏡装 種類 術技/秘技 属性 備考 第1 ホーリースパイラルセイクリッドスパイラル 光 敵出現位置の端で秘技を発動させれば3体撃破を狙える。 第2 センティルレイセレスティアルレイ 光 裏 転移裏鏡デモンソード 闇 秘技は自身の位置から敵に向かって攻撃する術で、攻撃範囲はそこそこ。 ★3~4装備 術技 属性 備考 グレイブ 地 フリーズランサー 水 シャドウランス 闇 エンシェントノヴァ 火 移転鏡 無 すり抜け・移動技。術連携時ダメージ軽減1000。 エアスラスト 風 運用例 魔鏡 装備枠 魔鏡技/霊装魔鏡技 備考 メイン魔鏡 オン・ザ・クリフ サブ魔鏡 ディバイン・ミラージュ 術技 術技/秘技 備考 ホーリースパイラル/セイクリッドスパイラル 秘技枠。主に使用。 センティルレイ/セレスティアルレイ 秘技枠。たまに使用。 エンシェントノヴァ グレイブ 詠キャン用の軽い術。 本来なら移転鏡から術に連携して術連携時ダメージ軽減効果を得たいが、位置調整が困難・ヘイトダウンで充分なので不採用。 立ち回り 基本は敵の出現位置の端を陣取ってセイクリッドスパイラルを連発する。 通常攻撃×2→グレイブ→バクステキャンセル→セイクリッドスパイラルのルートで素早く発動できる。 敵が出現位置から移動した状態ならセンティルレイ/セレスティアルレイやエンシェントノヴァで攻撃する。 魔鏡技はなるべく3体巻き込めるように使用したいが、MG80~100しか無いので対ボスの場合は無理せずボスをターゲットに使用する。
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/167.html
サクリファイスその3 上級2 カオス・ソーサラー2 下級18 サクリファイス3 マンジュ・ゴッド3 儀式魔人リリーサー3 魔導戦士ブレイカー3 魔導騎士ディフェンダー2 マジカル・コンダクター2 ナイトエンド・ソーサラー1 クリッター1 魔法12 イリュージョンの儀式3 サイクロン2 儀式の準備2 ワンダー・ワンド2 ブラック・ホール1 死者蘇生1 大嵐1 罠8 ガガガシールド2 次元幽閉2 リビングデッドの呼び声2 激流葬1 神の宣告1
https://w.atwiki.jp/ogcrusade/pages/500.html
ジョシュア・ラドクリフ 解き放たれし新星 CHARACTER CH-040 赤 2-4-0 R (防御ステップ)《①》このカードが交戦中の場合、自軍手札1枚を廃棄する。その場合、このカードと交戦中の敵軍部隊の部隊戦闘力を-2、または、このカードの部隊の部隊戦闘力を+2する。ターン終了時に、ジャンクヤードにある、この効果で廃棄したカードを持ち主の手札に移す。 男性 子供 集中 [2][1][2] 出典 第2次スーパーロボット大戦OG(未作成)
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/17123.html
裏世界樹 クリフォカバラ SR 闇・自然 9 進化クリーチャー:ツリーフォーク/パラサイトワ-ム 11000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■進化-自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、他のクリーチャーをすべて破壊する。 ■相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手は自身のマナゾーンにあるカードをすべて、持ち主の手札に戻す。 作者:だし巻き卵 フレーバーテキスト 世界樹の裏の姿を知る者はいない。 関連 《世界樹 セフィロカバラ》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/3213.html
ジョシュア・ラドクリフ 解き放たれし新星 CHARACTER CH-040 赤 発生 緑/赤 2-4-0 R (防御ステップ) 《①》このカードが交戦中の場合、自軍手札1枚を廃棄する。その場合、このカードと交戦中の敵軍部隊の部隊戦闘力を-2、または、このカードの部隊の部隊戦闘力を+2する。ターン終了時に、ジャンクヤードにある、この効果で廃棄したカードを持ち主の手札に移す。 男性 子供 集中 [2][1][2] 出典 第2次スーパーロボット大戦OG このカードと「専用機のセット」が成立するユニット エール・シュヴァリアー
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8364.html
前ページ次ページ三つの『二つ名』 一つのゼロ 今までとは別の意味で、周囲に緊張した糸のような空気が広がる。 「……ごぷっ」 ヴォルフが血を吐いた。その胸からは、まっすぐに心臓を貫いた剣が生えていた。 一瞬の間を開けて、誰もが息を呑んだ。ヴォルフの目の前にいるギーシュは、限界まで目を開いてただ見つめている。周りの全て が停止していた。 やがて、胸から幾筋も赤い糸を溢れさせながら。 ヴォルフはゆっくりと、ゆっくりと――動き出した。 「やッ……てくれた……わね……坊や……」 がしり、と自分を貫いた剣を後ろ手に握りしめる。ずるりと引き抜くと、その剣が足元に落ちた。震える手で、ギーシュの肩をが しり、と掴む。だが大きな巨体は、力を失い――膝を、ついた。 「ひぃっ!?」 「やって……くれた……わ、……よくも……よくも……!」 「あ、ああ゛、ひっひいぃぃっ!」 ヴォルフはギーシュをねめつける。目を血走らせ、凄惨な表情をしていた。 「よくも……よく……も……ごはっ!?」 そしてまた、盛大に血の塊を吐き散らした。それがきっかけで、周囲が騒然とする。少女達の悲鳴が飛んだ。 「うあ……し、心臓……よくも……よくもアタシを……よくも……!」 「うわああっうわあああっ! ひ、ひいっ!? や、やめ……!」 「こ……殺してやる……! こ、殺して……よぐもぉ……!」 「あ、ああ゛、あ゛ーっ! あ゛ーっ! うぎゃあーっ!?」 完全に狂乱状態に陥ったギーシュが、泣きながら逃れようと暴れる。しかし、ヴォルフの膂力の前にどうすることもできない。股 間には染みができていた。 ……。 クリフはヴォルフのすぐ近くまで歩いていき、そしてゾンビのようにギーシュを捕らえているその背中を蹴りつけた。 「――あいだっ。ちょっとー。蹴ることないでしょー」 いきなり口調が変わって、不満げに軽く答えるヴォルフ。 「いい加減にしろ。騒ぎは終わりだ、なにをしているんだお前は」 「えーっと……延長戦? ほら、ホラー仕立てなカンジで。っていうか、せっかくここからこの子を追いかけまわすB級ホラーアク ションがはじまるとこだったのにー」 「……蹴っ飛ばしといてよかったよ……。終わりだと言っているんだ。それに、油断するなと言っただろう。もうメチャクチャだ」 「なーによー。つまんないわねー」 ヴォルフがぶちぶちと文句を零す。クリフからすれば、文句を言いたいのはこっちの方である。結局全部ご破算じゃないか……。 危惧していた通り、ピンピンしてるヴォルフを見た周囲は、またまたさらに別の意味で騒ぎはじめていた。中には、混乱して周り を見回したり、呆然としたり、薄気味悪そうに震えている子も見える。 まずいな……。やってしまった。混乱が大きくなる前に、どうやって解散させるか。しかし、もう隠し立てはできそうもない。 「あ……? あ……。あ……! あ……!? ば、ばけ……ば、ばば、化け物……!」 禁句が耳に入った。そちらを向くと、ギーシュが泣きながら震えてこちらを見ていた。 「……! ヴォルフ、やめ……!」 クリフが言い終わる前に、ヴォルフの拳は猛然と振るわれていた。 壁が衝撃に震えた。 建物が振動するかと思うほどの威力を持った拳が、レンガでできた壁にめりこんでいた。……ちょうどギーシュの頭の右を、ギリ ギリで掠めるように。 ぽつり、とヴォルフが声を出した。 「……言っちゃいけない言葉って、あると思うのよアタシ。坊やの場合はなにかしら? 貴族って言うんだから、家名をけなすとか かしら。それと同じよ、ダメなことは言わないの」 「……」 自分の目の前を通り過ぎた、自分を容易に死に至らしめる本気の拳を目で追うこともできずに、ギーシュは固まってしまっていた。 そんなギーシュに向かって、ヴォルフはもう一度呟く。 「ダメなことは言わないの。分かった?」 「……」 なんとかして、コクリとギーシュが頷いた。そして、糸の切れた操り人形のように脱力する。 ヴォルフの後ろに立つクリフは息を吐いた。 「……ふう」 「なーによ。殺すとでも思ったの? アタシだってそこまで短気じゃないわ。それに、子供を殺したりはしないのよ? そりゃまあ、 オジンのサイボーグだったらブチ殺してるけど」 「……そんなシーン、何回見たことかな……」 冷や汗がクリフの額を伝っていた。さすがに今のはヒヤッとした。最悪のタイミングだった、危ない危ない……。 クリフは広場の中央に立つ。もう、これ以上はよくない。次の問題が噴出する前に、速やかに終わらせなければならない。口も利 けない状態の聴衆に向かって語りかける。 「……決闘は終わりだ! 勝者は我々! これでイベントは以上だ! さあ、寮に帰ってくれ、帰るんだ!」 クリフの宣言に一歩遅れて、目を見開いたままの数人が席を立った。それにつられて、また数人が広場を後にする。そうして、全 体が動きはじめた。 「……なんとか、言うことを聞いてくれたか……」 やっと悪夢のような時間が終わってくれる……そう思ったクリフの前に、ルイズ達が近寄ってきた。ルイズは唖然としている。そ の後ろから、どこかで観戦していたのだろうか、同じく言葉もないキュルケとタバサが来る。 「か、勝っちゃった……? しかも、一方的、に……」 「な、なに今の……。ちょ、ちょっと待って。あたし、混乱してる……」 「……だいじょうぶ、なの? ……どうして?」 タバサが目をこすって、転がったままの剣とヴォルフを交互に見ていた。 先ほどゴーレムを見事に両断した才人といえば、少し離れたところで不思議そうにキョロキョロしている。 「あれ? 俺、なんで? ヴォルさんも? やっぱり夢? ……ほい、ほいっ。あれ?」 才人の手の中の剣が鋭く動く。 ? なんだろう? なんで彼は変な顔して素振りしてるんだろうか。 「…………大変だったな、クリフ」 キクロプスがぼそりと言った。 「ん、まあな……まあ、なんとかなることにはなった。とにかく、終わりは終わりだ……あとで反省会だけどな」 ちらり、とヴォルフの方を見る。もうごまかしようもないほど見られてしまった……。悪い方向に事が進まなければいいんだが。 「……クリフさん!」 シエスタが走り寄ってきた。 「あ、あの! あの……私……」 「気にしないで。色々と、混乱していると思う。けれど君が恐れるようなことは、もうなにもないから大丈夫だ」 「で、でも! 私、私、なんと言ったらいいか……。その、身代わりに……!」 「見ていただろう? 僕は何もしていない。やったのはそこのヴォルフとサイト君さ。まあ、誰も怪我しなくてよかった」 「え!? あ、あの、あんなに思いっきり、剣が、う、後ろから……ヴォ、ヴォルフさん!?」 「ああ、それは……」 震えながらヴォルフを見るシエスタ。ヴォルフは軽く手を上げて返す。 「アタシなら全然大丈夫よ? こんなんで死ぬわけないじゃない、よゆーよ、よゆー。さすがにちょいとは痛かったけどさ」 「ええ……!? だ、だめですよ! み、見せてください!」 「わっ!? だいじょぶよ、んもう」 シエスタは急いでヴォルフに駆け寄り、真っ赤に染まったシャツをまくった。 「こ、こんなひどい怪我を……! え、あ、あれっ?」 シエスタが目をぱちくりとさせる。まくった先には、血が付着してはいるものの、どこにも傷が見当たらなかった。 「ど、どうして? こんなに血がいっぱい出てるのに……!?」 ヴォルフの傷はすでに完全に治癒していた。心臓を貫かれたときに溢れた血痕だけが、その跡を示しているだけだ。とはいえ、ヴ ォルフの巨体からすればそれも大した血の量ではない。 「……まあ、その。なんていうか……こいつの体は、少しばかり特別製でね。多少の傷はすぐに塞がってしまうんだ」 「え? た、多少って……そんな……?」 「とにかく、大丈夫だ。まああまり気にしないで。問題はないから」 あまり突っ込まれる前に話を流したいところだ。少しインパクトがありすぎて、シエスタが混乱してしまう。 すると、ヴォルフが急に手を頭の後ろへやって、変なポーズをした。なぜかわずかにそらした顔を赤らめて目をつぶっている。 「んもう、いやん♪ シエスタったら、アタシのおっぱい見られちゃうじゃないの」 ……。 「……。……だ、だいじょうぶ……そうですね……」 「あはーん♪ いやーん♪ プ・プッピ・ドゥ♪」 ……。勘弁してくれ、リズムに合わせて大胸筋を蠢かすな。あまりに気色が悪い。目の猛毒だ……。 思わず視線をそらすと、誰もが俯いていた。ルイズに至ってはイラッときているらしい。うむ、気持ちは痛いほど分かる……。 「……コホン。さあ、後片付けをして帰ろう。……とりあえず、えーと」 クリフは周囲に自分へ向けている他の生徒の目がないのを確認してから、先ほどヴォルフが大穴を開けた壁に近づく。『魔王』を 壁の穴に向かって展開して、手元に向かって注意しながら軽く引っぱった。ついでに飛び散った小石をはめこむ。 ベキベキ、と音がして穴は塞がった。ヴォルフのフルパワーにしてはまだ穴は小さかったため、なんとか修復はできたようだ。遠 目ならあまり分からないだろう。 「……え? え、え、今?」 「シエスタ、気にしないように。後で話そう。さて、その少年だが……」 クリフはいまだ呆然自失のギーシュを見やる。放心して意識を飛ばしていた。このまま放置するのもなんだし、起こして寮にある であろう彼の居室に帰しておかねば。 そう思って手を伸ばしギーシュの肩を叩こうとしたクリフの前に、急に一人の人間が飛び出してきた。驚いてたたらを踏む。 「わっ!?」 「もう、もうやめて!」 見ると、金髪を見事なロールにした少女だった。ギーシュを守るように抱きかかえ、クリフの前を阻む。 「勝負はついたわ、これ以上は彼に手を出さないで!」 「……えっと……? 君は?」 「お願いよ! もういいじゃない、ギーシュはもう魔法を使えないわ! あなた達の勝ちよ!」 「いや……。僕達は別に、これ以上……」 「……モ、モンモランシー……。だ、だめだ、さ、下がって……」 目を覚ましたギーシュが呟いた。そのギーシュに向かって、モンモランシーという少女が大声を出す。ぽろり、と大粒の涙が零れ た。 「バカ! なにをしてるのよ、早く立って! わ、私、最後の一撃で、し、死んじゃったかと思って……! 勝手なことばかりして……!」 「モ、モンモランシー……! さ、下がって! ぼ、ぼくの後ろに……!」 ギーシュは急いで立ち上がり、逆にモンモランシーをかばう。震える手で、もう薔薇の花弁のない杖を構えた。 「か、彼女は関係ない! 手を出さないでくれ! ぼくが間違っていた、だから頼む!」 「なに言ってるのよギーシュ!? 早く、早く逃げなさい! もう魔法使えないでしょ!」 「か、かまうもんか! やるならぼくをやれ! 頼む、やめてくれ!」 ……どうやら誤解されてしまったらしい。この若いカップルを、僕がどうするというのか……。 クリフは手を上げて、相手に危害を加える意思がないことを示してやった。 「待て、待ってくれ。だから君達、もう僕達はなにもしないよ。……火遊びはおしまいだ。その調子なら、自力で帰れるかな?」 そう言うと、一瞬空けてギーシュが杖を下ろした。ほっとした空気が流れる。 「そういうわけだ。それじゃあ、僕達はもう帰るから。……はあ」 ため息をついて、ギーシュ達から背を向ける。まったく、火遊びにも困ったものだ。……特にヴォルフの。なんなんだこのバカは……。 そう思ってじろりとヴォルフを見る。すると、ヴォルフが口を開いた。 「なに勝手に終わらせようとしてるのよクリフ。ダメよ、ちゃんと最後までおしおきタイムも含めて、でしょ。そうしないと尻切れ トンボじゃないの」 その言葉に、ビクリ、と背後のギーシュ達が震えた。もう一度杖を構えなおす。 「……はあ? お前、本当にいい加減にしろよ? そんなにケンカがしたいなら、これ以上は僕が直接お灸を据えるぞ?」 さすがにクリフが苛立った声を出すと、ヴォルフはノンノン、と呟いて指を振った。 「違うわよ。乱暴なんてするわけないじゃない。もちろん騒動でもないわ。だって……」 ゆっくりとギーシュに近づく。ギーシュはぐっと肩でモンモランシーを自分の後ろに押した。奥歯が鳴り、足が震えていた。 「おい、ヴォルフ。最後の警告だぞ。もう『魔王』を展開した。……腰から思い切りへし折られたくなければ、今すぐに……」 「……だって、秘め事だもの」 ヴォルフがギーシュの顎に手を伸ばした。つい、とその顔を上げさせる。 ……。 「坊や、女の子を守るだけの性根はあるのね。ずっと思ってたけど、顔だけはなかなかじゃない。へえ、瞳も綺麗ね」 ……。 「いいわ、ナイスよ。及第点はあげられるわね、エクセレントまではいかないけど。ご褒美に、坊やに色々教えてあげるわ……」 ……。 「怖がらないで。大丈夫、優しく扱ってあげる。愛って、なにかしらね? でもこう思うの。きっと、誰であっても、本当に心から の想いなら通じ合えるものだわ。そしてそこに性別は関係ないの」 ……………………。 「よいしょっと」 ぽかんとしたままのギーシュを肩に担ぎ上げると、ヴォルフは颯爽と立ち去ろうとする。 「……えっ、ちょ、ちょっと!? ギ、ギーシュ……」 連れ去られそうになるギーシュを見上げて、モンモラシーが手を伸ばした。ヴォルフは優しくその手を払いのけ、穏やかに笑いか ける。 「大丈夫よ、安心しなさい。ちゃんとアナタの元に帰してあげるから。ただ、ほんの少しだけお借りするわ? 少しだけ、ほんの少 し真の愛ってやつを、坊やに教えてあげるだけ……」 そのまま、ヴォルフはギーシュを拉致して歩いていってしまう。 予想外の展開に呆けていたギーシュがようやくはっとした。 「ちょ……!? ちょ、ちょっと待ってくれ、なんだかすごい嫌な予感がする……!? 待て、待ってくれ!?」 「ほらほら、暴れないの。アナタ、さっき薔薇の意味って言ってたわね。……教えてあげるわ、本当の『薔薇の意味』を……」 「な……!? い、いやだ! なんだか分からないけどすごくいやだ! た、助けて!? 助けてモンモランシー!?」 ギーシュは助けを求めるが、モンモランシーはもはや唖然としていた。なにもできずに見送るしかない。 「よっしゃ大漁大漁。あ、ちなみにアタシ、ガチムチ熊系だけど受け専のネコだから。ネガだから安心してね? 久々にエロレスで もしようかしら~♪」 「いやだぁあああー!? 助けてくれぇえええー!?」 謎の専門用語を吐きながら、ヴォルフは叫ぶギーシュと共に近くの建物の中に消えていってしまった。 残された一同は誰もが声もなく、数人はぽかんとしたまま、残る数人は沈痛な空気に沈んで俯いていた。 「……と、止めなくていいの……?」 キュルケがぽつりと呟く。 「……帰ろう」 いい加減付き合いきれないし、なにより全力で関わり合いになりたくないので、クリフは弱々しく目を逸らして呟くしかなかった。 色々と自棄であった。 「……凄まじいですね。素手で、とは……!」 学院長室で『遠見の鏡』を使って、一部始終を眺めていたコルベールは呆然として呟いた。 「……それもじゃが。ふむぅ……」 重々しく、学院長の椅子に腰掛けるオスマンが顎に手をやる。 「ええ。確かに心臓を貫かれておりました。間違いないようです……一体どんな業を用いたのか……」 「あの少年も、驚くほどの剣の使い手のようじゃ。……チラリと見えたが、彼の左手にもあるようじゃな……」 オスマンは先ほどコルベールに渡されたスケッチを眺める。机の上には、一冊の厚い本が置かれていた。表題には『始祖ブリミル の使い魔達』とある。 「はい。どうやら……彼も『ガンダールヴ』です。間違い、ありません。……驚くべきことです」 「うむ。……『ガンダールヴ』の印を持つ者が、四人。それがミス・ヴァリエールの使い魔となった、かの……。これは……」 「私にも分かりません。ですが、これは大変な事態です。ブリミルの従者は四人でしたが、その符号も気になります。ただちに王宮 に指示を仰ぐべきでは……!?」 コルベールは普段ののほほんとした、穏やかな空気とは打って変わった真剣な表情で言う。しかし、その言葉にオスマンは首を振 った。 「……いかん。これは部外秘とせよ」 「……なんと!? では、オールド・オスマンはこのまま……?」 「でっかいオカマがおったじゃろう。グラモンの倅を攫ってったやつ。わしはあんまりアレに関わり合いになりとうない」 「は、はあ!? い、いえまあ、確かにアレはちょっとキツいものがありますが……!」 「本気にするでない、それは冗談じゃ。……宮廷の愚か者どもにはあまりにも過ぎた代物であるし、なにより事態が異常に過ぎる。 あの大男と少年もじゃが、ミスタ・ギルバート……彼の実力の底がまだ分からぬ。もう一人もまだ未知数じゃ」 「……は、はい。しかし、だからこそ宮廷に……」 「……コルベール君。君は今、見ていなかったのかね? 彼……ミスタ・ギルバートの力を」 「……? なんでしょうか? 彼はただ見ているだけのようでしたが。どうやらリーダー格のようには思えましたが……」 コルベールの疑問に、オスマンはむう、と喉を鳴らした。 「……ふむ。少し角度が悪かったようじゃの。それに、鏡が汚れておる。……ミス・ロングビルはわしの部屋を掃除してくれないの う……」 少し悲しげに呟きながら、キュッと指で鏡の表面をなぞる。そこについた埃を見て、ますます悲しそうな顔をした。 「……少し位置を変えるかの。ほれ」 オスマンが軽く手元の杖を振るうと、『遠見の鏡』に映った情景が切り替わった。先ほど、ヴォルフというあの男が殴りつけた壁 が映し出される。 「? ……こ、これは? ……かなりの音がしましたが……。穴がどこにも見当たりませんな? 学園の壁は、多少の『固定化』を かけてはおりますが……」 「映りが悪いのう。よく見れば分かるが、ヒビが放射状に走っておる。……これは、直したんじゃよ。ミスタ・ギルバートが……。 わしには分かった」 「なんですと? そんな、一体どうやってそんな器用な真似を……?」 「『念力』、じゃな。それも、かなり精度が高いようじゃ。飛び散った小石まで元の場所へ綺麗にはめ込まれておる」 「……そ、そんなバカな!? 彼はメイジだったのですか!? 一体どこの貴族ですか!? しかし、杖が見当たりませんぞ!」 「うむ、そうじゃ。彼は杖を持っておらぬ……。おそらく『先住魔法』じゃな」 オスマンの言葉に、コルベールが驚愕して見つめる。 「せ……! オ、オールド・オスマン! こ、これは一大事ですぞ!?」 「そうじゃ、その通りじゃ。先住魔法を操る『ガンダールヴ』……。ただの偶然やもしれぬ。印だけで決め付けるのは早計じゃ。し かし、そうは見ぬ者もおる。例えば君が今、四人という数字に意味があるのかと疑ったように……」 「……!」 「エルフどもに敵愾心を持つ者達が、もし彼らを担ぎあげてみるがよい。下手を打てば、内部の政争どころかエルフ相手の戦争に発 展しかねん。主であるミス・ヴァリエールが王家の血も引く大公爵家の息女というのもいかん。御輿にするにはあまりにも格好過ぎ るのう……」 「……た、確かにそうです……! 我が国の内部にも、原理主義的な思想を持つ将軍は大勢おりますし……!」 「そんな事態、わしは冗談ではない。勝てるわけもないが、大義を叫ばれればやらざるを得ない、と同調する勢力も生まれかねん。 王家はまず却下するであろうしヴァリエール公爵も見識を持った御仁じゃ、娘を御輿にするなど断固として反対するであろうが、話 が大きくなれば抑え込んだとて宮廷に無用な緊張を残すやも知れぬ。アルビオンでは聖地奪還を謳いあげるレコン・キスタの例もあ るしの……あまり知られるべきではない。隠さなければ……」 「……はい。その通りです……!」 頬に一筋の冷や汗を流しながら、コルベールは頷く。 生徒達を愛するコルベールにしてみれば、万が一にでも戦争などになって、生徒の両親や親類を失わせ悲しませるようなことはな んとか避けたい。 中には、軍役を退いてしまっている領主もいるのだ。成人に近い男子生徒は跡継ぎとして、戦場に向かわせる家もないとは言えな かった。また、かつては自分の生徒である、いまだ歳若い貴族も数え切れないほど存在しているのである。 「……しかし、安心できる材料もある。……どういうわけか、彼はあまり力を知られたくようじゃな。今のところ、少数の人間にし か見せていないようじゃ……」 ぽつりと漏らしたオスマンのその声に、コルベールは戦慄を鎮めつつ首肯した。 「……はい。どういう目的かは分かりませんが、なるべく力を誇示しない方向で動いているようですね」 「ただ厄介ごとを回避したいだけなのか……。そうであって欲しいが、それが余計に不気味でもあるのう。とはいえ、話した限りで は彼は元の世界への帰還を望んでおるし」 オスマンがそう言うと、コルベールは眉を寄せて呟く。 「……本当なのでしょうか? あまりにも眉唾な話ではありますが……」 「……まあ、信用できる目はしておった」 オスマンは内心、とある自分の過去の出来事を思う。コルベールには話さないが、多少の心当たりがあることにはあった。 「ともあれ、昼時に出した命令の通りじゃ。彼の帰還を手伝いたまえ、コルベール君。もしできるなら、全てはこのままなにもなか った事にしておきたいのでな。ミス・ヴァリエールはかわいそうじゃが、仕方あるまいのう」 「はい。規則さえ特例でいけるのでしたら、使い魔召喚はいくらでもできますし。今の状態に比べれば、あの子の失敗に一日二日付 き合うなど小さなことです」 「うむ、その方針でいこうかの。王宮には伝えんと言ったが、マザリーニの小僧にだけは伝えねばなるまい……。アルビオンの件も あるでな、今の内に王宮の悪そうな芽は潰せるだけ潰しておくように言っておかねばの……ふう」 椅子に寄りかかって、オスマンは大きく息を吐いた。額の皺がいつもより深く刻まれ、老いた賢者の顔に辟易とした感情が垣間見 えていた。 「まったく、アンリエッタ王女のゲルマニアとの婚姻同盟といい、このところ立て続けに面倒が増えるのう……もう引退したと言っ ておるのに、あの小僧と来たらわしのツテも使いたいとごり押ししてきおって。政はもううんざりなんじゃが……。そちらは頼むぞ、 コルベール君」 「分かりました。直ちに取りかかります。しかし……召喚した使い魔を戻すなどと、聞いたこともないのが……」 「うむ……。それじゃ、そうなんじゃよ。見当もつかぬ……コルベール君、もし必要な書物があるならわしのところへ直接届け出た まえ。なるべく便宜は計っておくでの」 ぴくり、とコルベールの耳が動いた。 「……。……はい、お願いします」 「……コルベール君? 今、少し間があったようじゃが。まさか自分の趣味に使う気じゃなかろうの?」 「いえ、まさかこのような時に。それでは、失礼します」 「……じゃあの」 なにか含むものを感じつつ、部屋を後にするコルベールの頭をオスマンは見送った。 前ページ次ページ三つの『二つ名』 一つのゼロ