約 609,789 件
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/2306.html
#デッサン ,#日本テレビ,#水10,#大沢たかお,#山崎淳也,#NETFLIX,#Hulu,#Amazonプライム,#dTV,#視聴率,#無料ドラマ amazonで探す @楽天で #デッサン を探す! 水22日テレ 1997.07.02~1997.09.17 11.5% wikipedia 前 ガラスの靴 次 恋の片道切符 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 死んだ恋人の日記…婚約指輪が外せない 1997/07/02 14.8% 2 最後にもう一度だけ強く私を抱きしめて 1997/07/09 12.0% 3 結婚しちゃダメだ!僕が必ず幸せにする 1997/07/16 11.2% 4 許されない愛…私、あの人と結婚します 1997/07/23 10.6% 5 刺された最愛の人…愛と哀しみのナイフ 1997/07/30 11.3% 6 ずぶ濡れの愛…あなたを誰にも渡さな 1997/08/06 11.2% 7 最後の嘘…あなたが死んじゃえばいい! 1997/08/13 10.1% 8 約束する!あなたの瞳を涙で濡らさない 1997/08/20 10.2% 9 さよなら…もう二度と逢うこともないね 1997/08/27 9.2% 10 最後の絵…愛とは決して後悔しないこと 1997/09/03 12.2% 11 結婚の約束…この愛に残された命の瞬間 1997/09/10 12.3% 12 愛する人へ…幸福を心から祈ってる! 1997/09/17 12.7%
https://w.atwiki.jp/jp-summons/pages/1366.html
らっさん・でう゛りん ムーの戦術士官。フルネームはラッサン・デヴリン。 書籍では第2巻にて初登場。 日本とパーパルディア皇国が戦争状態になった際、技術士官のマイラスと共に日本へ観戦武官として派遣され、フェン王国の戦いを観戦する。この戦闘にて自分たちの常識が崩壊してしまったラッサンは、彼の祖国がどうあがいても日本に勝てない事実を知り頭を抱えることとなった。 その後は長らく出番がなかったが、書籍第6巻にてムー統括軍参謀本部の戦術参謀官(*1)として再登場。階級はこの時点で大尉となっている。 中央暦1643年7月8日、ムーのテレビ番組であるニュース12に出演し、2月7日のマイカル沖海戦およびオタハイト沖海戦にて活躍した、自衛隊の兵器について解説する。 コミカライズ版では第32話より登場。中性的な顔立ちのマイラスと対称的に、はっきりとケツアゴの目立つ男性的な見た目で描かれている。 関連項目 人物|ムー|日本 ※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント 今さらだけどマイラスとの付き合いの長さと親しさはどんなもんだったんだろうな。会話文からすると観戦武官として派遣される時に任命された時が初対面ってことは無いだろうが。でもコミュ力ある人だと初対面から任務で出張する時のわずかな期間である程度親しくなれるしな。 - 名無しさん (2022-04-11 10 55 15) 特徴的な顎の持ち主でしたね - 名無しさん (2022-08-05 20 18 06) ケツアゴ - 名無しさん (2022-08-05 20 28 47) 某海賊漫画の軍人の○ル○○ポみたい - 名無しさん (2022-08-06 09 27 08) 漫画版ケツアゴ多いな - 名無しさん (2022-08-07 02 25 51) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2022年08月06日〕
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/544.html
カバンの持ち主 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 男:ケチな泥棒 オッサン:どんくさそうなオッサン 男01「ん? 俺が何してるのかって? そうだな、その質問に答えるために、始まりから教えてやるよ。 いつだったか、俺はカバンを盗んだのよ。 タクシー乗り場を通りがかった時、どんくさそうなオッサンがいてさ。 そいつが大事そうにカバンを抱えてたわけ。 俺はピーンときたね。あのカバンには金目の物が入ってる! で、タクシーが来て、オッサンがそれに乗ろうとした時だ。 ずっと抱えてたカバンを、オッサンはつい片手で持っちまったのさ。 盗るなら今しかない! 俺はカバンを引っ手繰って、一目散に走ってやった! 今でこそケチな泥棒だが、昔は陸上やってたからな。誰も捕まえられやしない。 でもよ、驚いたのはそっからだ。 なんとオッサン、すげぇ形相で追いかけてきやがる! 死に物狂いってのはああいうのだって理解したね。 何せオッサン、本気で走ってる俺に追いつきやがったんだから!」 オ01「(息を乱して)お、おい、返せ! それは大切な物なんだ! 金か、金がいるのか? 金なら払う、いくらだ!? いくらでも払うから、それを返してくれーッ!!」 男02「うおっ……腕を掴むんじゃねぇよボケッ!!」 SE:打撃 オ02「ぐぶっ! う、うぅ……い、痛い、血が出てる……歯が折れた……。 酷い奴だ、なんて酷い奴なんだ……。 でもいい、許す。何をしても許そう。 だからそれを、大切なんだ、返してくれ」 男03「お、おお……」 男04「なんつーか不気味だったね。 思いっきり顔面殴ってやったんだぜ? 歯も折れて、口からだらだら血を流してるのに、許すってなんだよ。 もうカバン返せとか言ってる場合じゃないだろ、どう考えても。 だが、そこで俺は確信した! オッサンがそんな風になるぐらい、カバンの中身には価値があるってな!」 男05「あー、あのな、オッサンよぅ。 このカバン、俺のなんだ。分かるだろ? あんたのカバンだって言うなら、証拠を出してくれ」 オ03「証拠……? 何を……何を言ってるんだ、君は……」 男06「いや! オッサンの気持ちはよく分かる! カバンを盗られたんだろ? 酷い奴がいるもんだよな、許せねえ! だけどこのカバンは俺の物なんだ。 似てるカバンとか、よくあるよな。そういうのだ。 オッサンには同情するが、人のカバンを自分の物にするのはいけねぇな」 オ04「あ、ああ……君は、言うのか……? そのカバンが……中身が、自分の物だと……言うのか」 男07「ああ、そうだとも! このカバンも、中身も! 全部俺の物だ!! 何か文句あるか!?」 オ05「いや、ない……ないよ、ちっともない……。 そうかそうか……そうだったな、それは君のカバンだった……。 カバンも、中身も。何もかも君の物だったね……」 男08「ぶつぶつと呟いて、オッサンはふら付きながら引き返して行く。 さすがに取り返すのは無理だって、やっと理解したみてぇだな。 俺は勝ち誇ったように笑い、カバンに目を落とした。 どんなお宝が入ってるのか、早いとこ確かめてみなくちゃな!」 男09「さーて、何が出るかな、っと。 …………ひっ、あああああああああああああああああ!?」 間 男10「で、俺は今日もタクシー乗り場に立ってるわけさ。 あのオッサンと同じように、このカバンの新しい持ち主を見つけるためにな。 あ? カバンの中身は、結局何かって? 教えてもいいんだが――あんた、ハンバーグが食えなくなる覚悟はあるかい?」 終わり
https://w.atwiki.jp/kenran/pages/38.html
可愛い女の子絵増えてきたなあ。しかしマイペースに本日のオッサン分。 -- kojiro (2005-06-26 23 14 31) オッサン!オッサン! -- 名無しさん (2005-06-26 23 29 19) リンって、名前は覚えてるけど影薄いよね… -- ツバサ (2005-06-27 00 41 31) 毎日のオッサン分に圧されて、オッサン落としたくなってきました…orz -- こたつ (2005-06-27 01 28 31) にやりにやり。 -- kojiro (2005-06-27 02 32 00) ハゲを隠してるように見えるんですが。 -- 名無しさん (2005-06-27 07 59 47) 当たりです。<ハゲを隠している -- kojiro (2005-06-27 22 21 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/181.html
アニメの絵はデフォルメが強いように見えるが、実際にはデッサンがしっかりしていないと成り立たない。 アニメ部では、不定期にクロッキーをしているが、ここ数年、合宿などのイベント時以外あまりやっていない。 やればやるほどいいので、思い出したら一人でもいいのでやって欲しい。
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/240.html
第11話「逃亡開始」 俺は命からがら教会の地下へ身を隠す事に成功した。 教会の中は結構広く、幾つもの部屋や通路がある。 無駄に入り組んだ教会の造りのお陰で、俺は何とか身を隠せてる状況だ。 ここは物置らしい。 何かよく分からない荷物がたくさん積んである。 「……にしても魔術師、か」 あの松崎のオッサン、いきなり身体から炎を出しやがった……。 魔術――ってのがあるなら、ああいうもんなんだろうな。 見た感じ、あのオッサン相手に「実は俺、魔術師じゃありませーん!」っつって出て行っても丸焼きにされてしまいそうだ。 倒す、ってのは無理だろうな。 俺を倒すってのなら、不意打ちなり、騙すなりして、俺を攻撃すりゃ良かったんだ。 宣誓したうえで、俺に戦いを挑んできたってのならば、松崎のオッサンは自分の力に自信ありってところだろう。 魔術なんて使えない俺じゃ、どう足掻いても勝てなさそうだ。 取り敢えず、何か武器でも探すか。 親父に多少は仕込まれてるから腕っぷしには少しは自信があるが、あいつが魔術師っていうなら何か魔法の道具的な何かあるかもしれんしな。 そういう素敵なアイテムがあれば、松崎を出し抜く事もできるかもしれん。 いや、つーか、俺も何ちゃら戦争のマスターに選ばれたんなら、俺も英雄を呼び出せるんじゃね? 「おーし、なら来いよ! 英雄よ!」 だが、何も起こらない。 起こるわけねーよ、どうやって呼び出すんだよ、俺のヒーロー……! いや、出来ればヒロインがいいな……。 海の家での一夏のアバンチュールが消えたんだ! 「おお! ここに居たのか!」 バンとドアを開けて、松崎のオッサンが入ってきた。 相変わらず暑苦しいオッサンだぜ。 「お呼びじゃね~んだよ! オッサン!!」 俺は手近にあったモップで松崎に殴り掛かる。 オッサンが怯んだ一瞬の隙をついて、オッサンの脇を抜けて物置から通路へと逃げる。 オッサンの背中はごうごうと燃えており、屋内でもお構いなしだ。 教会の地下は火に包まれている。 炎が周ってないのは……あっちか……仕方ない……行くしかないか。 あんな化け物、相手に出来るかよ!
https://w.atwiki.jp/u-sk/pages/59.html
父親のことは会った回数に比べれば割と濃密に記憶している。 おそらく面と向かって会ったのは中学卒業のころか、高校に上がりたての頃が最後になるだろうか、同じくらいの時期に両親の離婚が成立したから、そのくらいの時分だったろう。 それから一年半ほど経った頃に父親は急逝した。 自殺ではなかったのだが、そのときには時間さえ掛ければ返せなくはない程度の借金を抱えていたらしく、カードの連帯保証人に名前を貸していたことなどすっかり忘れていた元妻である母親はバツついでに思わぬオマケを喰わされた上、もちろんその皺寄せは実の息子である自分にも当然巡ってくるわけで、高校を卒業してすぐ働きに出される羽目に遭った。 別に両親が嫌いな訳ではないのだが、離婚したあとの母親の苛立ちや父親を語るときのトゲトゲしい物言いはさすがに気が滅入る。 じゃあその父親の血が半分流れるおれはどうなんだ、と、言われなくても思ってしまう。 だから母親とはわずかに距離を置きたくなって、寮完備の仕事に就いた。 完備とは便利な言葉だ。 風呂なしトイレ共同のボロ屋でも、部屋さえあれば完備と言える。 とりあえず歩いて五分の場所に風呂屋はあるし、そう困ることでもなかった。 いまどきそんな生活をしてる若者は居ないと番台のじいさんは笑っていたけれど、とりあえず、稼げさえすればどうでもよかった。 漫画のように煙突の突き立つその風景はあまりの風情に一度はテレビに取り上げられたこともあるらしく、物好きもちらほらやってきたりもしたそうだが活性化には繋がらなかったとじいさんは言う。 いまどきシャワーもついてない、壁に富士山の描かれたようなあからさまな銭湯に好き好んで通う輩はそう居ない。 一年ほど前までは同じくらいの時間帯に一人じいさんが来ていた程度だが、その姿も最近は見なくなった。 今はただ、掲示板に貼られた“テレビで紹介されました”の手作り感満載のポスターが、濡れて乾いて干物になって黄色く変質したセロテープが危うくそれを支えているのがこの風呂屋の行く末を暗示しているようでもある。 寮母のおばちゃんの話では、夜中近くになると唐獅子牡丹のヤクザたちが舎弟をぞろぞろ引き連れて風呂を浴びにやってくるからなんとか成り立ってるらしく、それを聞いてからは出来るだけ早めに来て帰るようにしている。 特に定時上がりの日になれば、自分が来る頃には誰もいない。 デカイ湯船を独占できてこれはこれで気分が良かった。 やや熱めの湯温にもすっかり慣れて、ふと歌でも歌いたくなってくる。 そういえば。 父親の遺品は価値のありそうなものは殆んど売り払ってしまったのだが、そのうち幾つかの値段がつかなったものは自分が引き取った。 例えば父親が昔練習しているところを見せてくれたギター。 そのとき一緒に聞いた、やや延びて気の抜けた音になってたカセットテープ。 そのときの曲が不思議と耳に残っていて、いまでもたまに口ずさむ。 ギターを鳴らして奴が来る 腰に手拭い ぶら下げて 学生服に染み込んだ 男のにおいが やって来る…… 「あぁあー……夢よ」 「ガッハハハハ!」 突然響く笑い声に驚きと恥ずかしさで気が動転する。 「ボーズ、ちげえ、ちげえよ」 真っ黒に日焼けしてしわくちゃの笑顔で入ってきたおっさんは、ほんとうにこんな笑い方する人いるんだと思うほどのガハハ笑いを暫く続けてからこう言った。 「ギターじゃねえ、ゲタだゲタ」 「……ゲタ……すか」 「そうそう、下駄」 おっさんの言うゲタが履き物の下駄だと理解するのに数秒。 「下駄なんすか」 「そうよ、なんでバンカラ番長みたいなのがギター鳴らして来るんだよ」 おっさんの言葉に、あっそういう歌なんだととりあえず納得するのに数秒。 その後からやって来た陽気にギターをかき鳴らしながらやって来るバンカラ番長のイメージに笑いを堪えるのに数秒。 そしてその恥ずかしい勘違いをしたまま数年にわたりそれを口ずさんできた恥ずかしさを隠すのに数秒。 このわずかの数十秒でどれだけ顔色が変わったことか。 「あっ、そういう歌なんですね」 「そーよ、ずいぶん渋い歌知ってんなボーズ」 「や……親が好きで」 少し大人になった今ではこういうおっさんの気まぐれにもそれなりに対処できる。 ただ僅かに面倒だ、それだけ。 「懐かしいなあ、学生のころ思い出すな」 石鹸で身体を泡だらけにしながらおっさんが言う。 土木作業でもやっているのか、最初は小太りだなと錯覚したその体格は思いの外筋肉質で、歳に似合わなそうなそのガタイにふと背中に紋々でも背負ってないかと覗き込んでしまった。 「なんだいボーズ、珍しいかい?」 「いやいやいやいや」 背中に弁天さんも無ければ桜も咲いてないのは確認できたものの、おっさんに気づかれてニッカリと笑われた。 もしやそっち方面の人じゃないかと別の懸念が生じる。 「よッと」 前も隠さずおっさんは豪快に湯船へ身を沈める。 「ああ゛ぁぁぁぁぁぁーッ……」 おっさんすぎる。 「ヘェェー、いい湯だなァ」 ほんとうに絵に描いたようなおっさんである。 「……じゅぅーごぉーじゅぅうーろくゥー、じゅうしちとぉーッ」 「ぶッ」 「アタシのォーッ、人生ェエ、暗かったあァーッ」 「ちょッ、なんで“圭子の夢は夜開く”なんスか」 思わぬチョイスに吹き出してしまった。 「……ボーズなんでも知ってンのな」 そっちは母親の趣味だった。 「や、親が」 「へへへぇ、良い歌ばかり知ってんなぁボーズは」 またおっさんがニカリと笑う。 「……浴衣のォ君はァー、ススキのかんざしィー……」 「あっそれは知らないです」 「おァ、タクローだぞタクロー、かまやつより有名だろうよ」 「……えッ」 「あ?」 「……ぼくの名前です、拓郎」 かなりどうでもよい話なのだが、この拓郎という名前はそれほど好きではない。 両親より若い世代の親たちが友達に格好のつく名前をつける一方で、拓郎と言う名は平凡すぎた。 アニメも漫画も詳しくないのに名前のせいでオタク野郎みたいなあだ名がついたこともあった。 ただ今、この見ず知らずのおっさんと気まぐれに交わした会話によって、自分の名前への認識が改められることになる。 別れた二人の共通点は、フォークソング好きだと言うこと。 おそらくは二人の出逢いのきっかけも。 そうして産まれた自分に付けられた名は、フォークと言えばの吉田拓郎から拝借したものであろうと言うこと…… やはり自分は二人の愛した末の子供なのだと思う反面、何故そこまで愛し合った二人が別れてしまったのか。 まだ恋愛を知らない自分に、その答えを見いだすことはしばらくは無理そうな話だった。 「ボーズは今いくつだ」 「えッと、今二十一です」 「おっさんみてえな奴だなァ」 おっさんに言われてしまった。 「親が、フォーク好きなんスよ、それで」 「そうかァ、だから拓郎かあ」 やはり解る人には解るらしい。 「おじさんはフォーク好きなんですか」 「まあなー、学生のころな」 気分よさげに腕を組みながら、鼻唄混じりの答えが返る。 「……良く来るんですか」 「夜勤明けに必ず来てるんだよ、いつもはもっと早えんだけど」 何故だか不思議と会話が弾む。 「ボーズは学生さんかい?」 「いや、一応社会人です」 「ヘェー、まだ若ェのにな……」 おっさんはニヤリと笑う。 「カノジョは?」 「え、え、え、いません、よ?」 「なんでェ、じゃあアレか、まだドーテーかぁ?」 これはなんだか色々と嫌な予感がする。 「え、あ、はい、スミマセン」 何故謝ったしおれ。 「バッキャーロ、もうハタチ過ぎだろォ、童貞なんかとっとと捨てちまえ」 「あ、や、あの」 「オッサンは十八ンときに捨てちまったゾ、大事にとっといて得なんかなんもねえ」 おっさんがそんな話を切り出したタイミングで、前も隠さず風呂の縁に腰かけるのはやはりそういうことなのだろうか。 ぶら下がる黒々としたそれの全貌が目に飛び込む前に顔を背ける。 「お、おじさんは、やっぱり、カノジョさんとですか」 「や……金溜めてよ、ソープでフデオロシしてもらったんだよ」 照れんなオッサン。 「いやあー、まあ、オバンっちゃオバンだったけどよ、よかったぞォー」 「……そ、そんなですか」 「おーよ、まぁ、そんときゃケツ振るので精一杯だったけどな、あんなもん、よーは力づくよ」 「……そんなですか……」 「……ンだよ、照れてンのか、かわいいなあボーズ」 「ブフゥッ!」 「ヨシッ、おっさん気に入ったぞ、このあとソープ連れてってやるッ」 「いやいやいやいや、まだ、まだ早いッス! 未熟者ッス!」 そういうとオッサンはまたでっかくガハハと笑って 「ガッハハ、いまどきのボーズにしちゃ硬派じゃねェか、余計気に入った!」 余計にヤバくなった。 「ハハハハ、顔真っ赤だぞ、冗談だから上がれ上がれ」 「ああああ!」 オッサンに湯船から引っ張り出され、突然の猥談に膨らみきった愚息を隠すので精一杯だった。 「悪ィ悪ィ、酒入ってるからヨォー、オッサンも今日は撤退するわ」 「……はあ」 「拓郎よォ」 「あ、はい」 「また、唄おうな」 名も知らぬオッサンはそう言ってそそくさと風呂から上がってしまい、残された自分はのぼせにのぼせて暫くの間ぐったりしていた。 やっとこさ気分も良くなり、着替えを終えた辺りで、ドレッサーにその“忘れ物”を見つけることになる。 それは随分と年季の入ったヨレヨレの革の手帳で、さすがに中は見なかったがどことない雰囲気であのオッサンのもののような気がした。 次に遭ったときに渡してあげようか。 何故そんな考えが過ったのだろう。 また再びオッサンに出会える確証は無いし、というか、なぜまた会えると、あるいはなぜまた“会いたい”と思ったのか。 確かにあれだけスカッと気持ち良く男らしい人物は初めて見たし、それなりに楽しいひとときを過ごした相手だ。 また会えたら楽しいかもしれない、そんなところだったのだろう。 「……あの、スミマセン」 「……」 番台で眠りこけるじいさんに声をかける。 「スミマセン、ちょっと」 「ホァ!?」 肩を小突くとじいさんはようやく目を覚ます。 「これ、落とし物……」 「……あー……ヒロシんかな」 「ヒロシ?」 「さっき来てたろ、声のでけーのが」 ああ、じゃあやっぱりオッサンのだ。 「あー、ヒロシんだな、間違いネェ」 じいさんは躊躇なく手帳を開く。 「わぁった、どーせまた来ンだろ、預かっときやす」 「その……良く来るんですか?」 「まぁー週に一、二度は来ンかね、あいつもヒトリモンだからよォー、学生ン時から知っとぅけえ、ンだども今だにヨメもねーカネもねーじゃあ」 このじいさんにだけは身の上話をしちゃいけないというのが良くわかった。 「……じゃあ、頼みます」 「おー、さんきうべりまっち」 本当に大丈夫なのかなと思いつつ、じいさんに手帳を渡して銭湯を後にした。 そう、ただ、気まぐれに声を掛け合っただけだというのに。 なぜあのオッサンとまた語り合ってみたいなどと思ったのだろう。 おそらくテープの寿命だったのだろう、いや、自分がそう思いたかっただけなのだが、例のカセットテープはとうとう伸びきり千切れて絡まってしまい、レコーダーもろともお陀仏となってしまった。 こうやって聞きたいときに限って駄目になるのはだいぶ堪えたが、すでに曲名も判っていたので次の休みにCDを借りに行くことにして、今日はそのまま床に入った。 ふと父親のことを思い出す。 おそらく離婚が決まっていたからだと思うのだが、晩年、別居状態だった父親には覇気がなく、なんとなく萎縮しているように感じた。 それ以前の父親の姿がだいぶおぼろげになってしまっていて、なんだかすこしさびしかった。 だだ、自分が小さかったからなのか、もう少し大きな存在だったような、そんなあいまいな記憶だけがある。 母親に何故離婚するのかを問いかけたことがある。 そのときは母親も酒がわずかに入っていたので饒舌だったのだが、ようするに、前々からパッとしないところが気に食わず、長い結婚生活の果てにそれが耐え難い苛立ちへと変わっていったから、ということらしい。 そういうことでも百年の恋が冷めるのか。 母親は言った。 「もっともっと男らしいところが見たかったんだけどね」 レンタル屋の帰り道、もどかしくなってつい歌詞カードで確認したのだが、やはり鳴らしているのはギターではなく下駄だった。 そのついでに立ち寄った楽器屋でコード譜も衝動買いした。 コードの押さえ方解説付き、これでもう今月は無駄遣いできない。 ついでのついでに風呂屋に寄った。 これは必要経費なので心配はいらない、風呂上りのコーヒー牛乳さえ我慢すれば。 平日の夕方前という結構早めのタイミングで入りに来たのにはそれなりの期待があったからだ。 もちろん、会える確証はないのだが。 やはり洗い場には人っ子ひとり居ない。 「……下駄を鳴らしてェ奴がァ来るぅ……」 なんとはなしに口ずさむ。 そうすれば本当に来るんじゃないかと、思いのほかお守りの御利益も信じてしまう自分の性分がそうさせる。 「腰に手ぬぐいブラ下げてぇ」 ほんとうにブラ下げて来そうな気がする。 「学生服に染み込んだ……男のにおいが」 カラリ、と音を立てて。 湯煙の向こうにゴリラのようなシルエット。 「……拓郎じゃねえか」 オッサンは驚いた顔で自分を見る。 驚いたのはおれのほうだ。 「……また会えたなあ」 最初に話した時とは違う、なんだか嬉しそうな笑顔でオッサンはおれに話しかける。 「手帳、ありがとうな」 「ああ、良かった、おじさんのだったんですね」 「おー、仕事で使ってるわけじゃねーんだけどさ」 あの手帳はしっかりと持ち主の元に戻ったらしい。 じいさんのことだから中身はしっかり確認されただろう。 おれも気を付けないと。 下町にプライバシーの概念は無い。 「……ヒロシさん」 「おぁ、よせよ、名前で呼ぶな」 「え、なんでスか」 「平凡な名前だから好きじゃねーんだよ、日本のサラリーマンって感じの名前だからよ」 「そ、そうですか……?」 「おっさんだからオッサンでいいよ」 オッサンが正式採用された。 「……オッサン」 「おーよ」 「仕事、なにしてンすか」 「ビル警備」 「あー……」 オッサンのガタイと不思議な生活リズムに納得がいく。 「柔道とかかじってたからな、一応」 「ガタイいいですもんね」 「まぁ全部学生のころのアレだけどなあ」 そう呟いて、オッサンがおれを見る。 その瞳の奥にはなにかが秘められてる……ような気がして目を反らす。 「……や、スマン、拓郎と喋ってると学生のころに戻ったみたいでさあ」 ニカッと白い歯が並ぶ。 「……オッサン、まさか両刀とかじゃないっスよね」 「ンぐっ」 この際狙われる前に牽制することにした。 「……バレたぁ?」 「えッ、マジすか!?」 「……ブッハハハハッ、じょーだんだよじょーだん」 いや絶対に怪しい。 「でもなぁ、よく言われるんだわ」 「そう、なんすか?」 「目付きがヤラしいからな」 「ああ……」 「おい、納得すんな」 「へへ、スンマセン」 「まぁー拓郎はかわいいから喰っちまってもいいけどなぁー!」 だからそのタイミングで腰を上げるな。 「拓郎、メシ、まだだろ」 「あ、はい」 「手帳の礼に奢ってやるよ、メシ食いにいこうぜ」 何故かその帰り道、妙にウキウキとした自分に気づく。 金欠の時分でラーメンを奢ってもらえたからだろうか、そういう事ではないようだが。 そんなにオッサンに会いたかったのか。 メールアドレスまで交換して。 なぜ二十ちかく年の離れた相手にここまで執心するのか。 布団に横たわり、借りてきたCDを流しながら考えてみた。 おそらくは。 おれはオッサンにどこか“父性”のようなものを求めているのかもしれない。 父親と“こんなことがしたかった”と思う一種の妄想。 その父親役に、無意識のうちにオッサンを配役しているのかもしれない。 事実、オッサンと話しているとなんだか懐かしい気持ちになる。 それに話していて不思議と気分がいい。 飄々とからかわれるのも嫌な気がしない。 それどころか、あんな大人になってみたいという憧れすら抱いているようである。 繁忙期過ぎて桜の咲くころ、オッサンから花見に行こうと誘われた。 とは言えなかなか休みが合わずに生憎の夜桜見物となってしまったが、初夏のような昼間の日差しに比べて夜の緑道には心地よい風が吹いていて、街灯に照らされて淡く浮かぶ桜の花はなかなかに風情があった。 「もうちょい奥の方が眺め良いんだよ」 反面、ジャージに白シャツ、サンダル履きで風情どころではない格好のオッサンに連れられて、緑道のなかを進んでいく。 「なんか、暗いね」 「節電ブームだからなあ、おい」 「え」 「手、足元悪ィからよ」 そう言ってオッサンは平然と手を差し出してくる。 「さぁすがに男同士は……」 「いーじゃねーか誰も見てねぇし、拓郎に怪我されたら困るんだよ」 確かに緑道の足元は中途半端に飛び石が埋められていて良いとは言えない。 とりあえず躓いたらオッサンのぶっとい腕にしがみつこうと考えてそのゴツゴツした手を握る。 「へへへ、恋人同士みたいだナ」 「絶対言うと思った」 「じょーだんだよ、ほんとはよ、俺薄暗いの嫌いなんだよ」 「……ビル警備員なのに?」 「おーよ、怖えから唄いながら回るんだよ」 どこまでが本当なのやら。 「……じゃあさ、オッサン、歌おうよ」 「お?」 「オッサンと歌おうと思って、おれレバートリー増やしたんだぜ」 「へぇー……」 少し間を置いて。 「……シンシアァーッ」 オッサンからの不意打ちに 「フゥー、フゥーッ」 と返す。 「……やるねェ」 「だろ?」 そうして二人で笑い合い、いまどき二人にしか分からないような歌を交わし合う。 そうして笑っているうちに、拓けた公園にたどり着いた。 「おぉーっ、いいねーッ」 「だろーッ!?」 公園中央の大桜がライトアップされてより美しく輝いている。 「……」 暫く桜に見とれていたが、ふとオッサンの手を握ったままの自分に気がついた。 「あ、スンマセン」 「え、あ、ああ」 オッサンも桜に見とれていたらしい。 互いの体温で暖まった手のひらに風が冷たい。 「さて拓郎よ、一杯やろうぜ」 「うん」 片手に下げていたコンビニのビニール袋からワンカップを取り出してオッサンに手渡した。 「拓郎はチューハイでいいのかよ」 「うん、酒、全然知らないから」 二人でベンチに腰かけて、ワンカップとチューハイとで乾杯する。 「じゃあ今度飲み屋にも連れてってやんねェとなあ」 「ネーチャン居る飲み屋にはいかないよ」 「ガッハッハ、そういうんじゃねェよ」 日本酒をちびりと煽ってから、オッサンがおれの肩に手を回す。 「もう酔ったの?」 「こんくらいじゃあまだシラフだよ」 またへんな冗談だろと思いつつ、一口目のチューハイが早くも回ってきたのだろうか、オッサンの腕の中が何故だかひどく心地よくて、そのまま身体を預けてしまう。 「オッサン」 「おう」 「……オッサンは、カノジョいるの?」 何とは無しに問いかける。 「……いねえよ」 「奥さんは?」 「いるわけねえ」 「意外だな」 「……そうか?」 「オッサン、いい男だもん」 「……男に言われちゃしゃーねーな」 「そらそーだ」 わずかの沈黙。 「……好きだった奴はいるよ、ひとりだけ」 小さくオッサンが切り出した。 「過去形なんだ」 「大学までは一緒だったな」 「幼馴染みとか?」 「そうなるなあ」 「……ふられた?」 「……いや」 あのガハハ笑いのオッサンからは想像もできないくらい悲しい声で。 「告白、出来なかったんだよ」 また少しの沈黙。 「……楽しくてさ、そいつと一緒に居るのが」 「うん」 「一緒に風呂に行ったり、酒呑んだり、唄ったりしてよ……」 「……それって」 「……男だよ」 触れてはいけないところ。 小さな棘の刺さった指先に触れた時のように、胸の奥がちくりと疼く。 「たぶん、好きだったんだと思う」 「……」 「いろんなものが邪魔してさ、云えば、もう、一緒に居られない気がして」 「……」 「……拓郎が拾ってくれた手帳あるだろ」 「うん」 「そいつがさ、餞別だなんて云ってさ、卒業前にくれたモンだったんだよ」 そうだったのか。 「……なんで、云えなかったかなァ」 「……」 「俺にゃア、恋は難しすぎるンだよ」 オッサンは込み上げてきた気持ちを呑み下すかのように、酒をぐびりと流し込んだ。 「……拓郎はよォ、色恋のハナシはねーのかよ」 「……ないよ、恋、したことないもん」 「なんでェ、若ぇのによ」 「親が離婚とかしてるからさ、なんか、ね」 「……」 「たぶん、おれにも、恋は難しすぎるんだと思う」 それだけ伝えて、胸の奥で混乱して飛び出してきそうな言葉をチューハイで流し込む。 オッサンの腕の中が苦しいくらいに心地いいのはきっと酒に酔ったせいだ。 そうに決まってる。 「……」 「……」 互いに言葉を交わさぬまま、身を寄せあった。 酒に酔っているからなのか、これ以上踏み込むなと身体が訴えかけているのか。 胸の高鳴りが、苦しい。 腕を回すオッサンの左肩から伝わってくる走り気味の心音が、得体の知れぬ焦燥を呼び起こす。 しちゃいけないことをしているような気がして、なのに心地よくて。 振りほどけなくて。 「オッサン」 「……おう」 「……きょう、オッサンの家に泊まっても、いいかな」 ピクリ、とオッサンの身体が震えた気がした。 「……今夜は、だめだよ」 「……だめかな」 「部屋、きたねえし……」 「気にしないよ、おれの部屋もきたねえし……」 「……や、でも……」 「……つめたいひとだなぁ」 「そ、そんなつもりじゃ、ねえけど」 「……眠れなさそうなんだよ、落ち着かなくて」 「……」 このまま、二人の時間が終わるのが嫌だった。 「明日、おれ、休みだし」 「……俺も夜勤だから、遅出だけどさ」 「……おれに酒、教えてよ」 「……」 ひとつ、ため息をついて、オッサンは、おれの手を握った。 セックスは、しなかった。 多くの言葉も交わさなかった。 わずかに煙草の匂いのする布団のなかで、オッサンの腕に抱かれて過ごした。 ただ、それだけ。 なのに、ひどく心地よかった。 ひとつ解ったことは。 おれは間違いなく、オッサンが好きらしいと言うこと。 初めて知った恋の味は、 酒や、煙草や、あるいは麻薬にも似て こんなに辛く、苦く、苦しいのに ひどく、ひどく心地よかった。 その日から、オッサンと風呂屋で出くわすことは無くなり、メールの返信頻度も減り始めた。 日に一度返ってくればいいくらいになったメールによると、勤務時間が変わって忙しくなり、サボって返信する機会が減ってしまったのだと言う。 おれには、その言葉すらもおれと距離を離す為の言い訳に聞こえて、それが薄ら恐ろしかった。 オッサンのことが好きでいたいから、おれはオッサンに嫌われたくなかった。 オッサンのことが好きでいられれば、それで良かった。 だから返事の無理強いや、深追いもしなかった。 なによりそれが辛かった。 二ヶ月に一度くらい、運良く休みが合う時にだけ、オッサンと二人で飲み屋に行った。 その都度でサラリーマンや大学生が店のなかで騒ぎ立てるのが腹立たしく、旨い酒には巡り会えない。 顔を見る度オッサンも疲れた顔をしていて、身体のことが心配になったけど、やはり深追いはしなかった。 そしてなにより。 只でさえ深まる溝が二度と戻れなくなる、そんな気がして。 愛してる、とは、云えなかった。 秋に近づきふと考えることがあった。 自分はほんとうに、オッサンが好きなんだろうか。 ただただ、オッサンに甘えたいだけなんじゃないだろうか。 そこはかとなくオッサンに自分の“好き”を押し付けて、振り向いてほしいだけなんじゃないか。 そしてその一方で、裏返しのように生じるひとつの疑念が、よりおれを苦しめた。 そういえば。 疲れたオッサンの顔はどことなく。 最期に見た父親の寂しげな表情に似ていた。 二十二歳の誕生日の夜、会いたいとオッサンが迎えに来た。 あの桜の頃に歩いた緑道は銀杏の黄色に染まっていて、互いに口数の少ないまま、言われるがままに手を引かれて奥まで進んだ。 「もうすぐ冬なんだね」 公園に吹く風がわずかに肌寒い。 「……そうだな」 あのときと同じようにベンチに腰掛け、オッサンの肩に身を預ける。 あのときと同じはずなのに。 「……元気ないね」 「……おう」 オッサンは寂しそうに口を開く。 「転勤、するんだ」 「……」 「……会えなく、なる」 「……そっか」 胸の最奥がチクリと疼く。 「……なあ、拓郎」 「うん」 「……いろいろ、ごめんな」 「……なにが」 「いろんなこと、してやれなくて」 「……」 「有給とれたらさ、また帰ってくるよ、そしたらどこでも連れていってやる」 「……」 「……怒るなよ……俺だって、もっと拓郎と一緒に居たいんだ」 「……」 「……帰ってくるから……だから」 「……」 「拓郎のこと、好きでいさせてくれ」 待ち望んでいた言葉。 それなのに。 ……それなのに。 「……オッサン」 きっと今日しか云えない言葉。 「……オッサンが好きなのは、おれじゃなくて、オッサンが好きだった、その人じゃないのかな」 「……たく……」 「……おれも、わからない。オッサンが本当に好きなのか」 「……」 「だから、だめだよ」 「……」 「……おれにも、恋は、難しすぎたよ」 空が白み始めたことで、ようやく互いに区切りがついた。 また会えたら、一緒に唄おう。 それだけ言って、オッサンと別れた。 やはりあのときの気持ちは、ただの春の気の迷いだったのか。 一人酒の呑み方も、ゴロワーズの薫りも解るくらいの歳になってなお、まだ恋が解らずにいる。 若気の至りと片付けるにはあまりに惜しい十年前の想い出が、今更ながら我儘な自分を戒める。 おれと同じあの星を見つめて、オッサンは何を想うのだろう。 懐かしさと後悔に、便りをしたため探してみたけど 暑中見舞いが返ってきたのは、秋だった。 -了-
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4287.html
「おい、あずにゃん、タバコはないんか?」 「……ないです」 「ったく、最近のガキはタバコも持ってないんかい? オッサンがガキの頃なんて、皆持ってたで、ほんま」 禁止行為のせいでキッコロは一皮剥けた。 そして、中からオッサンが出てきた。 「ヒロシ君も死んでもうて、オッサンは独り身やで~! あっ、ヒロシ君ってのはモリゾーの中に入ってたオッサンの友達なんや! つまりは友達の弔い合戦や! どや、かっこええやろ?」 「「「……そうですね」」」 キッコロの中身は普通のオッサンだった。 しかも、関西人だった。 【一日目・13時05分/アメリカ・コロンビア/天候・晴れ】 【平沢唯@けいおん!】 【状態】健康、下着姿 【装備】ワンダースワン@現実 【道具】支給品一式 【思考】基本:まだ考えてない 1:死んだ人たちの家族に詫びを入れる 2:キッコロちゃんの中のオッサンもかわいいなあ 【中野梓@けいおん!】 【状態】健康、全裸 【装備】スーパー光線銃@スクライド漫画版 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いはしたくない。だが防衛はする。 0:なん……だと……? 1:唯に対する恐怖 2:キッコロの中に入ってたオッサンと宗像形を一旦、仲間に入れる。 【キッコロの中に入ってたオッサン@愛地球博】 【状態】着ぐるみ無し 【装備】不明 【道具】支給品一式、キッコロの着ぐるみ、タオル 【思考】 基本:ヒロシ君(モリゾーの中の人)を殺した奴を見つけてシバく 1:しばらく唯たちと行動を共にする。 2:タバコを探す。 【宗像形@めだかボックス】 【状態】健康、上半身裸 【装備】夜刀【月影】@MHP3、伊達政宗の刀(六爪流セット)@戦国BASARAシリーズ、RPG-7(弾頭残り2/3)@現実、他違反しない数程度の武器 【道具】支給品一式 【思考】 基本:殺人衝動を抑える…でももう無理 1:しばらく唯たちと行動を共にする。 ※殺すことに躊躇いはありません
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/5013.html
ル・デッサン(2013年5月20日閉店) Le Dessin #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 東京都新宿区の牛込柳町駅近くにある、フランス料理店。 所在地 東京都新宿区原町2丁目6-7 ハイツエムエス1階 時間 12:00~13:30LO(土日のみ) 18:00~21:00LO 定休日 水曜日、第3火曜日 URL http //www.eatpia.com/restaurant/le-dessin-ushigomeyanagicho-french 地図 より大きな地図で 東京の飲食店 を表示 2010年7月現在 2010-07-26 関連サイト 食べログ ル・デッサン livedoorグルメ ル・デッサン 関連項目 飲食店一覧 タグ 2010年7月26日 フランス料理 夜6000~7000円 新宿区 東京の店 東京都 牛込柳町駅
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/112.html
とある野生タブンネがお腹を空かせて街の近くを物欲しげにウロウロしていた時。 一人の変なオッサンに声をかけられた。 「ねえ、そこのタブンネちゃん。キミ、可愛いね~。よかったらテレビに出てみない? 実はおじさんはタブンネちゃんが主役のテレビ番組を作ってる監督なんだ。 こうしてたまに外に出て新しいアイドルタブンネちゃんをスカウトしてるの。 どう、キミ出てみない?テレビに出たら皆の人気者になれるし、ギャラで美味しい木の実もた~くさん貰えるよ」 「ミッミィ?」 このタブンネ、人間に可愛いと言われたことなんか一度もないし、野生の世界の辛酸をそれなりに舐めてきた子、 そんな子にとって『皆の人気者になれる』『美味しい木の実もた~くさん』という甘い言葉はあまりに魅力的で ついホイホイと怪しいオッサンの後に付いて行ってしまったのだった。 オッサンがタブンネを案内したのは大きなビルの一室、テレビ撮影のスタジオ。 高い天井にライトが幾つも煌めき、町のジオラマが部屋の中央にでんと置かれている。 ジオラマを囲むのは無数のカメラ。大勢の人間がそれらの間を忙しそうに行ったり来たりしていた。 「ここでタブンネちゃんを撮影するんだよ。楽しみでしょう」 「ミッミィ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなタブンネ。 でも、ちょっと待てよという風に考え込んだ後、オッサンに「ミィミィ」と何かを聞いた。 オッサンはタブンネのテレビ番組を作っているだけあってタブンネの言葉がわかるのか 「ああ。何をすればいいのかわからないって?」とタブンネに言った。 「簡単だよ。あのジオラマを踏んだり蹴ったりして壊してくれればいいの」 「ミミッ?」 「ん?壊しちゃっていいのかって?いやいや!キミ野生の子でしょう? 野生のタブンネのワイルドな可愛さを表現するためなんだから、豪快にぶっ壊してもらわないと困るよ~」 「…ミィ~?」なんだか納得いかない様子だが監督と名乗るオッサンの言う事は聞くつもりみたいのタブンネ。 「じゃっ、テレビに出るための特殊なオシャレをしないとね。 あっちにメイク係さんがいるから言う事を良く聞いて綺麗になるんだよ」 オッサンの言葉に従い部屋に入るタブンネ。鏡の前にちょこんと座って美人のお姉さんにメイクアップしてもらう。 「…ミミィ~?」タブンネはメイクが進んでいくにつれて不審げになっていった。 なぜならタブンネに施されたメイクはボコボコした皮膚に変な角、コロモリみたいな羽と どう見てもタブンネ的には綺麗とは程遠いものだったからだ。 でもお姉さんは怪獣みたいなメイクをされたタブンネを撫でながら 「うん、最高!とっても良くできたよ!これなら子供たちも大喜びだわ!」と、しごくご満足のご様子。 こうなると野生のタブンネも「今ニンゲンさんの間ではこれが綺麗なのかなぁ…」と思わざるをえなかった。 「メイクできたかい?おおっ。最高じゃないか。メイクさんの腕もいいけど、 素材のタブンネちゃんが最高だからだね!じゃあ早速撮影開始だ。スタンバイOK!」 オッサン監督の言葉に従ってスタジオが動き出す。場の緊張感にタブンネもドキドキしてきた。 「シーン6、スタート!」カチン! オッサンの言葉とカチンコの音を合図にジオラマにとてとてと走り出すメイクされたタブンネ。 「(豪快にブッコワス…)ミギャオ~。ミミィ~」 短い腕や足を懸命に振り回してタブンネ的に思い切りジオラマ模型の家々を壊していく。 が、傍目から見ると単にじだんだでも踏んでいるようにしか見えなかった。 「タブンネちゃん!もっと思いっきり!もっと迫力のある絵が欲しいんだよ!」 「(思い切り…?)ミギャァ~~オン!ミギャ~ン!」 オッサンの言葉を受けて体の動きを激しくして、ボディプレスやヒップアタックまでしてジオラマを壊すタブンネ。 スタジオ中にズシンズシンと軽い地響きまでひびく勢いになっていった。 「そう!いい感じだよ!そこだ!そう!最高だよ、その壊しっぷり!いいぞ!もっと!」 オッサンの褒め言葉に嬉しくなるタブンネ。それに何だか物を思い切り壊すのが楽しくなってきた。 「ミギャァオオ~~ン♪ミギャ~~♪」 「よし、いいぞ!そろそろ登場シーン行こう!」 調子にのって暴れまくるタブンネの前でオッサンがどこかへ合図をした。と、その時。 「エルエルッ!」シュンという音と共にテレポートでエルレイドがタブンネの前に現れた。 「ミミィ?!」いきなりの事にビックリするタブンネ。競演のポケモンさん?聞いてないよ?と思いながら どうしよう、とタブンネがオッサンの方を向きかけた瞬間。 エルレイドの正拳突きがタブンネの鼻先に思い切りめり込んだ。 「ミバァァァ!」鼻血ブーしながら後ろに倒れかけるタブンネ。 しかしそれをエルレイドは触角を掴んで止め、今度は強烈なハイキックをタブンネの側頭部に叩き込んだ。 「ミガァァ!」痛みに目の前で星が飛ぶタブンネ。 「おお!上手くなったじゃないか!今のは良い絵になったよ!」興奮したオッサンの声。 「ミヒィ…ミギュウゥ…?」側頭部の強打でクラクラする頭でどういう事なの?と必死で考えようとするタブンネだが 「エルレイッ!」考えが纏まる間も無くエルレイドのパンチを腹部に受け、ジオラマを壊しながら吹っ飛んでいった。 「今だ!必殺サイコカッター!!」オッサンの指示に従いエルレイドが仰々しいポーズをキメながら 肘の刃を伸ばし、体の前後でクロスさせて 「エルレイッド!」という掛け声と共にサイコカッターが発射された。 吹っ飛んで受身の取れないタブンネにそれが避けられるハズもなく 「ミッ…」という微かな声を断末魔としてタブンネは頭頂部から股まで縦に真っ二つにされてしまった。 左右に割れた胴体から血や内臓が派手にブチ撒けられる。 「よっしゃあ!カーット!」カチン! オッサンはカチンコを鳴らした後、嬉しそうにエルレイドに近づいて頭を撫でた。 「いや~。さんざんお前を叱った甲斐があったわ。よくここまで上手くなったもんだよ。 これで今週のタブンネQも撮影終了だ。いい絵が撮れたしきっと視聴率も上がるな!」 「エルエルッ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなエルレイド。 実はオッサン監督が言っていたタブンネが主役のテレビ番組とは 『ネンブータ博士によって産み出された超巨大タブンネの怪獣が正義の味方エルレイマンに成敗される』という番組 タブンネQの事なのであった(スポンサー:タブンネ虐待愛好会)。 タブンネQに登場するタブンネ怪獣は全て実際のタブンネが特殊メイクで扮したものであり タブンネ怪獣のヤラレシーンが(グロ断面図にはモザイク入り)迫力あって最高と 一部の特撮マニアにはウケているようである。 勿論、一般のお子様や保護者にはグロすぎると大ブーイングで視聴率的には最悪なのだが 監督のオッサンは「まだ迫力が足りないのか!ようし!次こそもっと派手にモツをブチ撒けるぞ!」と 正反対の方向に熱意を燃やしているようで、タブンネQが続く限り スタジオの一室でこのタブンネのようにモツを晒して横たわるタブンネは絶えないであろう…。 お わ り エルレイドかわいい -- (名無しさん) 2012-02-19 08 31 32 むしろ円谷監督は過剰な残虐描写には反対してたんだよなあ… -- (名無しさん) 2012-08-21 04 41 04 名前 コメント すべてのコメントを見る