約 1,419,717 件
https://w.atwiki.jp/kisidakyodan_wiki/pages/112.html
赤蜻蛉 作詞 ichigo 作曲 ichigo 編曲 JUDGEMENT 収録 『東京メリィゴゥランド』 歌詞 気がついてはいけなかった 私を見ない 貴方の理由に 夕焼け紅く 空が色づく 風に煽られ 飛ぶ赤蜻蛉 どれだけ待てば振り向きますか うしろ姿を 追いかける人 夕闇せまる 蜻蛉が見てる せめて影だけ、 そっと重ねて うしろ指など誰が指しましょう 小指なんぞ くれてやる 通りゃんせ 愛しゃんせ 行きはよいけど 契って振られて べそかいて また明日 通りゃんせ 愛しゃんせ 帰りは怖い 惚れたら腫れるさ べそかいても また明日 叶うことなら 蜻蛉になって 貴方のかたに すっと止まって 優しいゆびに かどわかされて 目を回しては ぽろりと墜ちて 責めることなど誰ができましょう 小指なんぞ くれてやる 通りゃんせ 愛しゃんせ 行きはよいけど 契って振られて べそかいて また明日 通りゃんせ 愛しゃんせ 帰りは怖い 惚れたら腫れるさ べそかいても また明日 通りゃんせ 愛しゃんせ 貴方が通る細道は 私のところで行き止まり 前曲(水無月) 次曲(inTheWater) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/47684.html
【検索用 あいあんとあい 登録タグ 2021年 Shu VOCALOID あ あきかん さばこ 巡音ルカ 曲 曲あ 藤墅。】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Shu 作曲:Shu 編曲:Shu 絵:あきかん さばこ(Twitter) 動画:藤墅ヴェスペリオス=ツヴァイングリトフ(藤墅。) 唄:巡音ルカ 曲紹介 I I 相互い 想い込めてさ また明日も花を咲かせようか 曲名:『アイアンドアイ』 Shu氏4作目。 久しぶりにEDMを作りました!Future Bounce的なものです。EDMなんだかんだ良いですよね。。。(動画説明文より転載) 第8回プロセカNEXT応募楽曲。 歌詞 (piaproより転載) この部屋で 君と作り上げた思い出たちは またDay By Day あのセカイの星になる ずっと絡み合った心理状態 君と僕は一心同体 そっと そっと 奏でながら また出来上がった君の歌 1と10の二進法さ 誰かに届くかな 僕と君は2人でひとつ 誰も彼も邪魔はさせない I I 相互い 想い込めてさ また明日も花を咲かせようか 巡り巡る音の海の中 行き場も知らぬまま夢をかき集めて I I 相互い 想い込めてさ また明日も花を咲かせようか 忘れないで 君は幾千もの暗闇たちを Loveへ変え ミライに向け光らせた 燃え上がる脳に心技体 君と僕は一進一退 もっと もっと 奏でたいな ああ めちゃくちゃにしてみたい ぐうの音も出ないくらい どこまでいけるかな 僕と君は出会えないけど いつもそばで支えてるから I I 相互い 想い込めてさ また明日も花を咲かせようか I I 相互い 想い込めてさ また明日も花を咲かせようか コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/26394.html
【検索用 aftertherain 登録タグ A Chi@ki 初音ミク 曲 雨上がりP】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:雨上がりP 作曲:雨上がりP 編曲:雨上がりP イラスト:Chi@ki (youtube, twitter, pixiv, piapro, site) 唄:初音ミク 曲紹介 また明日へ、歩いていく。 雨上がりP のボカロデビュー作。P名の由来になった曲でもある。 雨上がりの空に希望を探す、前向きな曲です。(作者コメ転載) イラストは Chi@ki氏 が手掛ける。 歌詞 暗い部屋の隅で 雨音を聞いてた 悲しいほど震えてた 冷たい粒 色が抜けた机 進まないカレンダー 独り問いかけてた 何が怖いんだ? ふいに鳥の歌 頬に感じたぬくもり 泣き止んでた空 光 まだ届かなくたって 光を求めて あの空へ この手を伸ばしたい 雲はもう笑っていて 風は僕を洗って また明日へ 歩き出せる 子供のころ見てた 夢は輝いていた いつから夢に逃げてた? 時は過ぎる どうってことない日々に 何かを残すなら 何かをはじめなきゃ 何も生まれない 続く青い空 乾いた雨のにおい 渡る七色の 光 まだ小さくたって 高いとこに立って あの虹へ この手を伸ばしたい くしゃくしゃになったって もう戻らなくたって 飛び出したい 追いかけたい まだ届かなくたって 光を求めて あの空へ この手を伸ばしたい 雲はもう笑っていて 風は僕を洗って また明日へ 歩き出せる 消えそうになったって 光を集めて また明日へ 歩いていく また明日へ 歩いていく コメント タイトルホイホイwww ちょっと聞いてくるw -- 名無しさん (2013-08-14 21 40 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/injectionmatome/pages/150.html
Ep12「君がくれた明日」 「美代、お前がノヴァになれ──」早乙女涼雅の策は自らの命を代償にしてノヴァSoulアンプルを生み出すことでデスの副作用である使用者の死を肩代わりしようというものであった、そしてそれを託せる唯一の人間こそが美代聖樹であった。 世界の命運は美代聖樹と根上淳、どちらかの手に委ねられる── ──── prologue タイムリミットに余裕はあるが根上淳を少しでも消耗させるべくスカイツリーへと向かい根上淳に挑む者達を置いて、第二のノヴァとなった早乙女涼雅は美代聖樹へとデスアンプルを渡し自分と戦うように促す。 ノヴァを持たずにノヴァに勝つだけの力がないならば根上淳を殺すことは出来ないと焚き付けて始まった戦い、誰も止めはしないがそれは親子による殺し合い、造られた命であるが確かに早乙女涼雅の遺伝子から造られた美代聖樹にとって親を殺さねばならないという過酷な試練を与えつつもその時が訪れる。 これが親としてしてやれる最初で最後の贈り物であると、美代聖樹に自らの魂であるノヴァSoulアンプルを託し、人外の生命力で神城夏希の下へと向かいその腕の中で灰となり消える早乙女涼雅を背に、美代聖樹は最後の戦いの場へと向かうのだった。 ──── main スカイツリー前、そこでは根上淳と戦い疲弊しきった仲間達の姿があり、彼らを庇うように前に出た美代聖樹は根上淳を討つべく最後の変身を行う。 永く続いた激闘の果てに、根上淳の星を救うという意志を越え明日を救う為に根上淳に勝利した美代聖樹に魂だけとなった早乙女涼雅は最後の仕上げのためにノヴァの力を使い地球との同化を行えと指示を出す。 ──── epilogue 早乙女涼雅の計画は地球上からVenomという存在を無かったことにすることであった、地球上の全ての生命を操ることさえ可能なノヴァの力を用い、戦いの中で肉体に蓄積していたVenomを全て消し去り完全な人間へと戻し、この戦いのために造られたクローンの寿命も本来の人間通りのものへと書き換え、美代聖樹のVenomとしての存在であるみさきにも人間の肉体を与え双子として設定し直す。 地球内部という精神空間により擬似的な肉体を得た早乙女涼雅は美代聖樹からドライバーを奪い取ると、美代聖樹を現実世界に返しながらデスの副作用を利用し完全に地球と一体化する前に自ら消滅することで全ての問題を解決する。 こうして救われた世界の上で彼らは今日も生きる、失われた命は戻らないが、それでも長い年月の中でVenomのことさえもいつか人々から忘れ去られるだろう、その時に当事者であった彼らが笑える日を願い一人の女がウエディングドレスを身に纏い教会を後にする、平和を取り戻した世界と人々から目を逸らすように空を見上げてはそれから自分のわがままに付き合って待つ双子へと視線を移し不器用に笑いながら彼女は言う── 「君がくれた明日を今日も皆、私も笑顔で生きていますよ、──さん」
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/7033.html
【登録タグ L メロネード(仮) 初音ミク 曲】 作詞:メロネード(仮) 作曲:メロネード(仮) 編曲:メロネード(仮) 唄:初音ミク 歌詞 生まれた街と同じ景色を 探し始めた今では 君の笑顔を忘れられたかが 不安になってしまうけれど 泣く時も 歩くときも 君と一緒だったから 過去に流すには 青すぎる空が広がっているよ うまく伝えられない そんな日は 思いきって空に声を届けて 花びらが落ちてく そんな日も 手を広げ 歩き出して また明日を見つける 時間(とき)の流れと同じ速さで 歩み寄っていた 二人は それはまるでアルバムを めくる時のような気持ちで 二人が好きだった桜の細い道には もう緑の葉も 枯れ落ちている la la la... 涙を流しきれない そんな日は 昔見た景色とお喋りして 誰もが振り向くような笑顔持って 顔を上げて 走り出して また明日を探すよ 歩いてきた道を 振り返ってみれば ほら遠く 幸せそうな二人がいる 誰といれば幸せかなんて 分からなかった あの頃はまだ… うまく伝えられない そんな日は 思いきって空に声を届けて 花びらが落ちてく そんな日も 手を広げ 歩き出して また明日を見つける 涙を流しきれない そんな日も… 誰もが羨むような 胸張って 笑顔見せて 両手ふって また明日を探すよ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/millionbr/pages/202.html
折れた明日に何を祈ろう 雰囲気は間違いなく最悪だった。 何をやっても空回りをするような、そんな感覚だった。 伊織は先ほどからどうするかと言って地図を見ながら黙り込んでいる。 麗花は……ちょっと探検してくると言ってまた出て行った。 そのせいもあってか、管理室は非情に空気が重い。 それを一番肌に感じているのが島原エレナ当人だった。 伊織はどんどん苛立ちを増して、麗花はそのたびに空回りをして。 このままでは何もかもが壊れてしまうような。 (……こういう時、コトハやメグミなら……どうしたのかナ) 雰囲気を見る力が強く盛り上げることが出来る友人の恵美ならどうしただろうか。 自分には出来ないような事をして、この場を収めれたのだろうか。 琴葉なら、悪い雰囲気の中だろうが纏めようと動いただろう。 だが、自分にはそれができない。 そんな力がないという事を自分自身が一番わかっているから。 ただただ無言で時間が過ぎて行く。 ここから逃げ出してしまいたい、そうとまで思えるほどに重々しく時間が進む。 なんとかして、この雰囲気を壊してしまいたい。 少しでも前向きにいれるように、明るくしなければいけない。 だが、死んでしまった仲間がそれを許さない。 特に伊織にとって春香は高め合う仲のようなものだった。 麗花にとってよく話していた茜も美也も死んでしまった。 こんな中で明るくいようとしている麗花がすごいのかもしれない。 形はどうあれ、伊織を気遣って明るくいようとしていたのだから。 「……あれ」 ふと、目のやり場に困り防犯カメラの映像を見る。 そこには、2人の人が映る映像があった。 ――――2人? 流石に考える事が苦手な自分でもそれがおかしなことだという事くらいはわかる。 この施設にいるのは自分と伊織と麗花の3人だ。 だが、そのうちの2人はここにいる。 そしてこの映っている2人はどう見ても自分と伊織ではない。 この時点で様々な可能性が浮かぶが、確実な事が1つだけあった。 『ここに誰かが来たのだ』、という事だ。 多分片方は麗花であると予測できるが、もう一人が誰かはわからない。 長い髪ではない、くらいはわかるが顔まで細かくは見えない。 急いで向かわないといけない、もしもう一人が殺し合いに乗っていれば、大変な事になる。 「イオリ! 大変だヨ!」 「……ん、どうしたのエレナ」 「えっと、その……誰かわかんないけど誰かがここに来てるヨ!」 「えぇ!?」 先ほどまでずっと地図に向いていた伊織の視線がこちらに向いた。 それと同時に座っていた椅子から立ち防犯カメラの映像を見る。 状況は変わっていないが、麗花ではないもう片方の人が何かを構えているのが見える。 「ま、まさか……これ」 伊織が良くなかった顔色を更に青ざめさせた。 自分も顔色が悪くなっているのだろうとエレナ自身も思う。 なぜなら、その構えてる物がどうみても凶器のようなものだからだ。 声が聞こえなくとも映像でなんとなく何が起きているか理解できる。 「は、れ、早くレイカを助けに行かないといけないヨ!」 「待ちなさい!」 急いでいこうとしたところを伊織に制された。 止めた伊織は管理室の壁にかかっているU字型のさすまたを手に取る。 「……私が行くわ、エレナはここで見ていなさい」 「え!? で、でも危険だヨ!」 「二人で行って全員やられる方が問題よ、エレナはここにいて。 映像で見れるはずだけれど、もしあの侵入者にやられたらすぐに逃げなさい」 「だったら私は行った方がいいはずだヨ! 考えれるイオリが残った方が……」 「いいから残ってなさい、さっきも言ったけれど最悪の場合はすぐに逃げて」 無理やりそう言うと伊織は管理室から出て行ってしまった。 着いていこうかと思ったが、もし何かが起きたら大変なのは流石に自分でもわかる。 ただ、今は2人が無事に戻る事を祈る事しかできなかった。 ◆ ◆ ◆ 「……工場ね」 三浦あずさが目的地への中継点として設定した工場が目の前にあった。 プールや消防署、学校などがある市街地方面に向かおうとするためにまずは道なりに行かなくてはいけない。 そのためにまずつかなければいけない場所がここ、工場だった。 お世辞にもあずさは土地勘が良いとは言えない。 いつも通っている事務所やシアターへ行く際も迷ってしまうほどだ。 だが、ほぼ一本道をまっすぐ行けばいいと言われれば流石に間違えない。 そのおかげで何とか工場までは着くことが出来た。 「とりあえず、工場なら何か使えそうな道具はあるかしら……それに方向もしっかり把握しておきたいし……行くべきかしら~?」 誰か人がいれば殺せばいい、誰もいなければ探索しつつ準備すればいい。 総じて考えれば行かない理由はないに等しかった。 門を通り入る、周りには誰もいない。 少なくとも外には誰もいないはずである。 ならば中に入る方が良いか。 ――――そう思った時だった。 「あれあれ? あずささん?」 背後から声が聞こえてきた。 そこにいたのは、まぐれもなく、北上麗花だった。 いつの間に後ろに回られていたというのか。 「麗花ちゃん……いつの間に後ろにいたの?」 「門近くでぼーっと考え事をしてたらあずささんがいたのでついつい声をかけちゃいました♪」 門の横、と言うのはどういう事だろうか。 入ってすぐ横の所の死角の部分なのか。 少なくとも彼女に聞いてもまともな答えは期待できない。 「丁度良かった~♪ あずささんも一緒にこの計画を止めるために……」 というより、聞く理由もないのだ。 持っていた剣を構える。 「……え? あずささん? あっ、チャンバラごっこですか? でも私はそれっぽいものも持ってないし……」 「大丈夫よ、麗花ちゃんはそのまま殺されてくれるだけでいいもの」 自分でも残酷な事を言っていると思う。 だが、もう迷う事はできないのだ。 弱い自分を殺すために、彼女を――――北上麗花を殺さなくてはいけない。 剣を振りかぶる。 あとはもう振り下ろすだけで、彼女の死が避けられないものになる。 その剣を振り降ろ――――。 「――――あずささんは、伊織ちゃんの笑顔を奪うの?」 せなかった。 伊織、その単語を聞いたからではない。 体が固まった、恐怖で動けなかったからだ。 「麗花、ちゃん?」 今の声は誰のものだ。 非常に冷たく、冷酷で、残酷な。 憎悪とかそういう類ではない、恐怖を与える声を出したのは。 「――――誰かが美也ちゃんの笑顔を奪った。 ――――誰かが茜ちゃんの笑顔を奪った。 今度はあずささんが伊織ちゃんの笑顔を奪おうとするの?」 何を言っているのか、まったくわからなかった。 宮尾美也、野々原茜、死んだ二人はわかるが、何故水瀬伊織だというのか。 それよりも不可解なのは彼女の態度だ。 (……なんで、こんな……怖、い?) 恐怖で体が動かなくなっている。 剣を振り下ろせば殺せるのに。 この恐怖を感じる事もないのに。 なのに、振り下ろせない。 弱い自分を終わらせることが出来ない。 「これ以上伊織ちゃんの笑顔を奪わせない、元気になってもらわないといけないから」 麗花は自分の荷物から『それ』を取り出した。 早くしなければ、私は『それ』に殺されるだろう。 だが、動くことは出来ない。 「さようなら♪」 カチン、という音の後――――乾いた音が響いた。 ◆ ◆ ◆ 一体何の音かわからなかった。 いや、発砲音だというのはわかった。 だが水瀬伊織にとってはここで発砲音が鳴る理由がわからなかった。 (……さっき襲い掛かろうとしていた誰かは、銃なんか持ってなかったはず) 少なくとも剣を構えている時点で銃を持っていないのは明白と考えられる。 もし銃を持っているのならそれを持って対峙すればいいはず。 わざわざ剣を持つ理由などない。 「まさか……?」 考えられないが、一つの可能性が浮かぶ。 一番考えたくない可能性が。 それを確認するためにすぐに下に向かう。 玄関口で様子を確認する、それが先決だと判断した。 (……麗花、何も起こすんじゃないわよ) そう思いながら、そう願いながら覗き込む。 だが、現実は非情と言わざるを得なかった。 北上麗花は無事だった、生きていた。 ――――生きている。 「……ふざけないでよ!!」 声を上げると麗花がこっちを向いた。 そして、彼女は――――。 「あっ、伊織ちゃん! どうしたの~?」 そんなふざけた台詞を吐いてのけた。 なぜ彼女は笑っていられるのか。 この状況を理解していないのか。 「アンタ、何したかわかってるの!?」 「え? 何をしたって……伊織ちゃん、笑顔が消えてるよ~♪ スマイルスマイ……」 「触らないで!!」 麗花の手を払いのける。 そして倒れている彼女の所に向かう。 「……あずさ」 「伊織、ちゃん……」 「アンタがしようとしてた事は知ってるわ……なんでこんな事をしようとしたの」 そう言いながら彼女の腹部を見る。 内臓が破壊されているのか血が止まらなくなっている。 少なくとも、伊織にはどうにもできない状態だった。 処置をしたとしてあずさは死ぬだろう。 「……伊織ちゃん、あの人を……助けて、あげて」 「は……? あずさ、何言ってるのよ……」 「あの人は、苦しんでる……ずっと、苦しんでた……だか、ら……」 「何言ってるのよ!? 全く意味が……」 「…………最後に一目、見たかっ」 その声と共に、あずさの体から力が抜けた。 まったく、その遺言を理解できないまま。 ただそこには、静寂のみが残ってしまっていた。 「伊織ちゃん……」 「…………」 声を掛けられるが、答える気もしない。 初めて目の前で人が死んだから、というのもある。 死んだのがあずさだから、というのもあるかもしれない。 だが――――伊織の心情の中で占めていたものはまったく別のものだった。 「なんで……なんで殺したのよ」 麗花が人を殺した、この事実が受け止められず理不尽な怒りに変わっているだけだ。 いつも通り変な発言をしてイライラしていた、だがそれまでなら呆れるだけで済んだのに。 「せめて銃で牽制するとか、あったでしょ!? なんで、なんで殺したのよ!」 「答えなさいよ、麗花!!」 「だって、あずささんは皆の笑顔を奪おうとしたから……」 「だからって殺していい理由になんかならないでしょ!」 「…………」 麗花の顔はとても悲しげであった。 あのような表情を見た覚えはなかった。 だが、それとこれとは別なのである。 麗花が何を思っていようが、もう取り返しがつかない事をしたのだから。 「何か言いなさいよ、だんまりすれば許されるとでも思ってるんじゃないわよね」 「…………」 ずっとだんまりを決め込む麗花に苛立ちを覚えた。 いや、苛立ちと言うだけでは済まない。 軽蔑のような、そんな嫌悪と言える感情が生まれていた。 「……もういいわ」 「…………伊織ちゃ」 「もう二度と私に着いてこないで」 そうとだけ言いきって、麗花から離れる。 最後に彼女がなんと言おうとしたかなど、知らぬ存ぜぬと言うが如く。 【三浦あずさ 死亡】 ◆ ◆ ◆ 「イオリ! ……その、えっと……レイカは?」 「……置いてきた」 「エ……?」 管理室に戻って椅子に座る。 これからどうするかを決めないといけない。 麗花がいなくなってもやることは変わらない。 この殺し合いに対抗する、それだけだ。 「……なんで、レイカを置いてきたノ……?」 「あんな事して傍に置いておきたくないわよ、当然でしょ」 そう言うとエレナは立ち上がった。 そしてすぐに管理室から出ようとする。 「どこに行くのよ」 「レイカを止めに行くヨ! だって、みんなで仲間だし……」 「やめなさい、殺されるわよ」 皮肉をたっぷりと込めて言う。 というより、実際あれだけ言ったのだから下手をすれば暴走しかねない。 最悪、ここからすぐに出ないといけない可能性が出てしまった。 あそこで拘束せずに放置したのは間違いだったと今更ながらに気付く。 そんな所にわざわざ行くほどエレナも馬鹿ではないはずだ。 「……いや、行くヨ」 は? と言いそうになってしまった。 今彼女はなんて言ったのか。 行く? 麗花を連れ戻しにいくと? 「だって、よくわからないけど……レイカがなにもなくこんなことするはずがないヨ! だから……信じてあげなきゃいけないんじゃないのかナ……だって」 「だってなによ」 「仲間……なんだかラ」 エレナはそう言うと出て行ってしまった。 それをただ見過ごすだけしか出来なかった。 「……なんでよ……なんでよ!」 普段の自分ならどうしたのか。 今どうすべきだったのかとか。 何もわからないが、ただ一つだけ言える事があった。 『また、一人になってしまった』 【一日目/午後/G-8研究施設管理室】 【水瀬伊織】 [状態]健康 [装備]無線機 [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 基本:こんなふざけたイベントになんか乗らない、抵抗する。 1:なんでよ……! 2:麗花はもう見たくない。 3:なんでこの施設がここに……? ◆ ◆ ◆ 「レイカー! ……どこに行っちゃったのかナ」 島原エレナが外に来たときには、既に北上麗花はいなくなっていた。 そこにあるのは、三浦あずさの死体だけだった。 死体を目の前にすると、悲しい気持ちがエレナを支配した。 自分が止めれたわけではないが、責任のようなものを感じてしまう。 あずさの前に座り、せめてと思い手を合わせる。 「……あれ?」 ふとあずさの横に落ちている剣が目に入った。 あずさが使用していたもので間違いないだろうが、それを手に取る。 だが、想像したより重量がなかった。 「……折れてるヨ」 いや、重量がない理由は明白だった。 剣がぽっきりと折れてしまっている。 柄と刃の部分でわかれてしまっていた。 何故こうなっているのかはわからない。 あずさが倒れる際に何かの形で折れてしまったのかもしれない。 「……レイカ」 どうして麗花がこんな事したのかなどわからない。 様子がおかしいのはわかったが、ここまでするほどだとも思えない。 何か理由がある、そうエレナは信じる。 「絶対に、仲直りしてまたみんなで頑張りたいヨ……!」 伊織と麗花とエレナでまた、皆で手を取り合いたい。 このままじゃギクシャクしたまま終わってしまう可能性だってある。 せめてそれは止めたい、そうエレナは願った。 ――――折れてしまった明日を拓く剣を握りしめながら。 【一日目/午後/G-8研究施設管理室】 【島原エレナ】 [状態]健康 [装備]無線機 [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らない。 1:二人を仲直りさせるヨ! 2:レイカ、大丈夫かな…。 3:なんだか、かなしいヨ ※折れた明日を拓く剣の刃が三浦あずさの死体の傍に落ちています。 ◆ ◆ ◆ 誰もいなくなっちゃった。 ■■ちゃん怒ってたなぁ、笑って欲しいのに。 どうすれば笑ってくれるんだろう。 ■■ちゃんを困らせる人をやっつければいいと思ったのに。 笑うどころか、とっても怒られちゃった。 ■■ちゃんに機嫌を直してもらわないと……。 じゃあ、どうすればいいんだろう……。 「そうだ♪ いい事思いついちゃった♪」 伊織ちゃんを笑顔にする邪魔をする子をもっともっと×せばいいんだ。 そうすれば■■ちゃんは喜んでくれる。 「さーって、もっと頑張らないとね、ふっふっふーん♪」 銃を握り締め、道を歩く。 その道がどこに続くかも知らずに。 【一日目/午後/G-8】 【北上麗花】 [状態]■■ [装備]レミントン デリンジャー(1/2)、無線機 [所持品]支給品一式、.41shortリムファイア弾(12)、ランダム支給品(0~1) [思考・行動] 基本:××××××××××××××。 1:とりあえず、■■ちゃんを元気づける。 2:■ちゃんが死■■■■■■ 3:■■■■■■■■■■■■■ 4:■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■ 【レミントン デリンジャー】 北上麗花に支給。 1864年にレミントン社のウィリアム・エリオットが設計した、中折れ上下2連式のデリンジャー。 レミントン・ダブルデリンジャー、ダブルデリンジャー モデル95とも呼ばれる。 1866年から1935年までのおよそ70年間に、約15万挺が製造された。 夢の続きを見たくて 時系列順に読む 五里霧中 夢の続きを見たくて 投下順に読む 五里霧中 アナタガ欲シイ 三浦あずさ 死亡 フタリの記憶 水瀬伊織 北上麗花 島原エレナ ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/iemitsu/pages/44.html
悲しくないけど泣いてます なんだか、退屈なので泣いてます 宇宙が溺れる涙を零し みなさん逃げる場所も有りません。 ごめんなさいごめんなさい全人類 私のせいで私のせいでごめんなさい。 誠に誠に誠に誠に申し訳ございません。 次の生態系で会いましょう。 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス あやまち、あやまり、あるがまま エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス いつかはいつだろ、また明日 悪口言うから泣いてます なんだか腹が立ち泣いてます。 地球が粉々ビンタをかまし みなさん逃げる場所はないですね。 ごめんなさいごめんなさい全人類 私のせいで私のせいでごめんなさい。 誠に誠に誠に誠に申し訳ございません。 次の生態系で会いましょう。 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス あなたも、あたかも、天邪鬼 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス いつかはいつだろ、また明日 映画を見たので泣いてます なんだか、いい話で泣いてます。 宇宙が溺れる涙を零し みなさん逃げる場所はいりますか? ごめんなさいごめんなさい全人類 私のせいで私のせいでごめんなさい。 誠に誠に誠に誠に申し訳ございません。 次の生態系で会いましょう。 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス 映画は芸術、いいものね エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス いつかはいつだろ、また明日 ごめんなさいごめんなさい全人類 私のせいで私のせいでごめんなさい。 誠に誠に誠に誠に申し訳ございません。 次の生態系で会いましょう。 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス 私もあなたも、ただの人 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス いつかはいつだろ、また明日 エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス あやまち、あやまり、あるがまま エンドジエンドジエンドレス お別れ、おしまい、おそらくね エンドジエンドジエンドレス いつかはいつだろ、また明日 いつかはいつだろ、またいつか。
https://w.atwiki.jp/sakots/pages/18.html
【鏡音リン】 スク水プッシー 【サ骨】 【鏡音リン】 スク水プッシー'09夏 (オリジナル) 曲名:スク水プッシー 作詞:サ骨 作曲:サ骨 編曲:サ骨 唄:鏡音リン 歌詞: 初恋の人の記憶が遠ざかる 行く末案じても頭はから回って 初めての味もこうして逃げていく 夏は思い出ばかり パノラマの走馬燈 紺色と白のコントラスト カルキ臭の中の人魚姫 夢に見るその笑顔で ちっぽけな頭パンクする 突き抜ける青い空も さっぱりと消えてまた明日 涼しい顔して心は燃え上がる 最後の一歩がなかなか踏み出せずに 眠りにもつけず涙も枯れ果てる 秋のプールのように冷たく錆びついてる 暮れなずむ街の見果てぬ湯気 もどかしい言葉 もう手遅れ 胸に沁むその姿は しっかりそのまま憶えとく 星のない空と雲も のっぺりと塗ってまた明日 - 波に乗る想像 - 夢に見るその笑顔で ちっぽけな頭パンクする 突き抜ける青い空も さっぱりと消えてまた明日 すばらしい日々をありがとう
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/2873.html
あおいさくら【登録タグ あ あんどう 曲 重音テト】 作詞:あんどう 作曲:あんどう 唄:重音テト 曲紹介 心掻き毟る、恋の色したUTAUROCK 歌詞 (動画歌詞より転載) 二人で歩いた並木道 どこかで鳴いてた鳥の声 綺麗に笑ってる横顔も、 いつかは儚く、消えていく。 桜の色とか 恋の色とか 重ねては同じ 色になる 短く 切ない この匂いも すれ違った。 青く光る心の声も 掻き消すような恋の病も 僕はそっと受け入れるように 踏み外した。 また一つと終わりを告げ 小さな愛をこの木にやどして また明日を迎えにいくよ。 青く光る心の声も 掻き消すような恋の病も 僕はそっと受け入れるように 踏み外した。 また一つと終わりを告げ 小さな愛をこの木にやどして また明日を迎えにいくよ。 響いてきた無数の声も、 今になって心刻まれ 桜色に染まる風景画、 思い残した。 また心に穴を開けて、 小さな愛をこの木にやどして また明日を迎えにいくよ。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2456.html
801 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2012/09/04(火) 02 12 18.53 0 友「…もうこんな時間か。今日はもう帰るかな」 山「あ…そう?ご飯は食べていかない?」 友「今日はお母さんがいないから、お父さんにご飯作ってあげないといけないのよ。ほんとあのオヤジ、家事はなんにも出来ないんだから」 山「…そっか」 友「…」 山「それじゃあ、また明日」 友「ちょっと待って…山田」 山「…ん?」 友「ちょっとかがんで」 山「ん…?うん」 友「…」なでなで 山「え?あ、あの、友ちゃん?」 友「…あんた気づいてないでしょ。すごく寂しそうな顔してるよ」 山「へ?そ、そんなことは」 友「もう、男のくせに、しっかりしなさいよ。明日また会うんだから」 山「…」 友「明日は…かなみとタカシ君が荷物持ちと称してデートする予定だから、撮影忙しいわよ。逃げたら許さないからね」 山「…うん。ありがと、友ちゃん」 友「そこ、お礼言うところじゃないから。それじゃ、また明日」 山「ん…ばいばい。また明日」 山「…そういえばボク、ババ抜き凄く弱かったなぁ」