約 1,622,213 件
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/654.html
ナナコさんが入室しました ナナコ- (――どこかの街、どこかの場所 ナナコ- (古びた廃ホテル――否、その様相は洋館と言ったところか。 ナナコ- (石造りの荘厳な室内。窓の代わりのように嵌め込まれたステンドグラス。揺らめく月光が灰白の壁を色とりどりに冷たく照らす。 ナナコ- (薄暗い廊下。豪華な、しかし呪術めいた調度品があちこちに鎮座している ナナコ- ――あはっ!(静けさの中に異様に響く笑い声 ナナコ- こういったお家は……貴男の方が馴染みがありそうね? 参華さん!(くるりと後ろを振り返る 紅い着物の女 サンゲさんが入室しました サンゲ- そうだね・・・ナナコお嬢様のお家はスタンドグラスとか無いだろうから・・・ ナナコ- ええ、屏風は捨てるほどありますけれど。(言いながら、底冷えのする廊下を歩いてゆく サンゲ- それで・・・ここは何処なの?(後ろをついて歩みながら ナナコ- 『二十二憐星燈』の新たなる本拠地、の筈でしてよ。(さばさばとした足取りで振り返らずに答える サンゲ- 『二十二憐星燈』?(聞き覚えが無い様子 ナナコ- (建物の中はどこも明かりが薄く、人の気配など感じられない サンゲ- それが君の今の家なのかな・・・ ナナコ- ゴールデンドーン。 …あら、参華さんはもしかしてご存じ無いの?(振り返り、意外そうな様子で サンゲ- ゴールデンドーン? 聞いた事あるかな・・・結構有名なもの・・・? ナナコ- 二十二憐星燈はタロットに準えた二十二名で構成された襲撃者集団。シドリーでは特に有名では無いかしら。(嫋やかな口調で丁寧に説明する サンゲ- ふーん・・・ 襲撃者の集団なんだ。 ナナコ- ええ。あたくしはその【戦車】なの。(にっこりと笑いながら サンゲ- あぁ。 今は紅椿家を出て。 ソレをやってるんだね。 ナナコ- ええ!愛する家族達と愛し合う為に。 サンゲ- んーと。(その言葉の意味を考え サンゲ- みんなと殺しあう為? ナナコ- あはっ!解りやすく言うとそうでしてね。(サンゲに笑って応える サンゲ- ははッ・・・変な趣味。(笑って ナナコ- あはっ!貴男だってそうでしょう?(笑ったまま サンゲ- ん。 サンゲ- そうかな。(ナナコの表情を見て サンゲ- そうかも。(ナナコの指先を見て ナナコ- ええ。貴男のそういう所、あたくしは気に入っていましてよ。(唇に指を当て サンゲ- ふーん。 君、やっぱり変だね。(ふにゃっと笑い ナナコ- あはっ!そんな気狂いに仕えると言ったのは貴男。 お互い様でしてよ!(笑いながら背を向け、再び歩み出す サンゲ- うん。 サンゲ- いつか殺しちゃうけどね。(背中を見ながらついていく ナナコ- (――ふと、僅かな人の気配。熟練の戦闘者である2人だからこそ感じ取れる ナナコ- ――あら。 ナナコ- やっと人が居たようでしてね。(気配の方へと視線を遣る ルーチェさんが入室しました ルーチェ- (廊下を歩く青いドレスのお嬢様 ルーチェ- (ナナコが気づいた後何歩か進み、ようやくナナコに気づく ルーチェ- …、…あら。 ルーチェ- お久しぶりですわ…(ゆっくりとナナコにご挨拶 ナナコ- あはっ、千恵ちゃん!(きゃはっと ナナコ- 御機嫌よう!顔を合わせるのは久しぶりね!(年相応の少女のようにはしゃぎ、ルーチェに駆け寄る ルーチェ- 、…、……はい。 そうですわね…… ナナコ- 千恵ちゃんがいらっしゃるという事は…矢張り此処で正しいのね?(やたらと豪奢で物々しい建物を見回し ルーチェ- はい…、こちらが新しい二十二憐星燈の居住地です……(ちらちらと後ろの人を伺いながら応える ナナコ- あはっ!無事に辿り付けたようでしてね。 ナナコ- (ルーチェの視線に、後ろの参華を見遣る ルーチェ- あの……そちらの方は……(ナナコに聞く サンゲ- うん。 この子も二十二憐星燈?(ナナコに聞く ナナコ- あはっ!紹介しますわ。 二十二憐星燈の一人、【運命の輪】ルーチェちゃん(す、とルーチェの隣に立ち、手で示しながら ナナコ- そしてこちらは参華さん。 あたくしの執事でしてよ。(一瞬でサンゲの隣に立ち、同じようにして紹介する サンゲ- やっぱりみんなタロットなんだね。(ルーチェ見ながら ルーチェ- 執事の方…ですか…(サンゲを遠めに見て ルーチェ- 彼も二十二憐星燈のメンバーになったのでしょうか…(ナナコの方へ視線を戻す ナナコ- ええ、あたくしの執事ですもの。あたくしと同じ道を辿って頂きたいと思っておりましてよ。(ルーチェに笑顔で ナナコ- とは言え、アルカナは全て埋まってしまっているそうですけれど(少し残念そうに ルーチェ- そう…聞いておりますね… ルーチェ- わたくしも全ての人に会ったわけでは無いのですが… ナナコ- あはっ!参華さんには、(参華を振り返って ナナコ- 【吊された男】のアルカナなど……格別良く似合うと思いますのに。 サンゲ- ボクを吊るそうってのかな。 ますます変な趣味だね。 ナナコ- あはっ! あたくしが吊るした?本当にそうかしら?(笑いながら謎かけのような事を サンゲ- ん。 既に吊られているのかな。 ナナコ- あはっ!それはあたくしにも貴男にもわかりません事よ。 ナナコ- カードは象徴。つまりは客観ですもの。 ねぇ、千恵ちゃん?(ルーチェの方を向いて ルーチェ- わたくしのアルカナが…どうやって決まったのかは正確には知りませんが…… ルーチェ- 不思議と違和感はありませんでしたわ…… サンゲ- ここって、アルカナ無いと入れない場所なの? ナナコ- 今までの方は皆さんアルカナを持っていたけれど。余りそういう所に拘る場所とは思えませんことよ。 サンゲ- ふーん。 適当。 なんだね。(笑って イザさんが入室しました イザ- ぁ、無くても大丈夫ですよ。アルカナとか別に。(唐突に話に入ってくる黒尽くめの男 ルーチェ- っ、、(声の方向に振り向きながら飛び退く ナナコ- あら、イザさん。(平然と イザ- ぁっは、別に取って食べたりなんかしませんよ。不審者じゃないですよ?(貼り付けたような薄笑いを浮かべながら サンゲ- 僕は取って食べたりしたいほうだけど。(呟き サンゲ- アルカナ無くてもいいんだね。 君はたぶんあるんだろうけど。(イザ見て笑う イザ- ああ、でも今なら空きがありますよ。ていうか空きができました。(サンゲ見て笑って サンゲ- あれ、誰か死んじゃったんだ。 ナナコ- あはっ、先の戦線で脱落者が出たという事でしてね。 イザ- まー死んだというか……まあ、そうですね。(適当に流し イザ- この間の戦線で、【正義】と【吊された男】に空きができました。とだけ。 ルーチェ- 二十二憐星燈から一人……戦死者が出たのですか………(初耳のように聞く ルーチェ- いえ、二人も……… イザ- はい。もうこちらの戦力としては数えられなくなりました。 サンゲ- あーあ。 負けちゃったんだね。 ルーチェ- 、っ…(下唇噛みサンゲをちら見し ナナコ- 【正義】、SA8883さんと、【吊された男】…フィストさんでしてね。 イザ- はい。青み成分が減っちゃいました。 サンゲ- なんだ。 丁度良いのが開いてるんだね。(笑って イザ- まあ、新たに青み成分が入って……くれるんですよね?(殆ど同じ目線で参華を見て サンゲ- うん。 入るよ。 そうしたらココに居やすいんでしょ?(イザを見て イザ- はい。ついでにアルカナも持ってってくれたら嬉しいなーと。 サンゲ- じゃあ貰っとくよ。 【正義】は嫌だなぁ・・・ イザ- 【正義】は嫌ですよね。(謎にシンパシー ナナコ- あはっ!もう決まったようなものでしてよ。 ナナコ- 主人のあたくしが命名しますもの。(にっこりとサンゲに向き直って サンゲ- うん、命名してよ。 ナナコお嬢様。(ふにゃっとナナコに笑って ナナコ- また印を刻んだ方が宜しいかしら?(首傾げて笑って サンゲ- (何処からか取り出したステッキの刃先端を首に突きつけ サンゲ- そうしてもらおうかな。(笑いながら イザ- ……ゎぁ。(なんかもうついてけずに眺めてる ナナコ- あはっ(ピッと首元に伸びる刃を人差し指で撫ぜ ナナコ- (今度は参華の右手を拾い、手袋を外し、 ナナコ- (血の滲んだ指先で刻む―――【吊された男】 ハングドマン 。 サンゲ- ははッ・・・これで『二十二憐星燈』だねっ。(血文字見て嬉々として ナナコ- 右手には組織の名を。 左手にはあたくしの名を。 抱いて尽くしてくださいな。 サンゲ- (右手を引き、血文字を舐め取り ナナコ- これはあたくしからの命令でしてよ。――参華さん。 サンゲ- 畏まりました。 ナナコお嬢様。(礼儀正しく一礼 ナナコ- (ニッコリと微笑む イザ- ……(一連を眺めて ルーチェ- ………(様子を遠目から眺めて イザ- …ぃゃぁ、それにしても…ナナコさんの知り合いだっただなんて。 ナナコ- ―― あら、イザさん、参華さんとお知り合いでしたの?(は、と イザ- …いやあ、出会った事は無いんですけど、何と言いますか。 イザ- ……ルーチェさんは覚えてますよね?一瞬で死んだ僕よりは確実に。 ルーチェ- えぇ……、(ナナコを少し見て ルーチェ- 覚えておりますわ………(イザに答える ナナコ- あはっ。面白い事を仰るのね。 ナナコ- 奇妙な夢でも見たのでして?(にっこりと ルーチェ- えぇ……夢の中で、出会いましたわ……(サンゲを見て サンゲ- あれ。 そうだったっけ。 そうだったかなぁ。 イザ- はい。あれ脱落したらすぐ夢から覚めちゃって、結局結果が分かんなかったんで イザ- サイギ君に聞いたんですけど、「キチガイに粘着されて死んだから解らない。多分人狼の勝ち」だって。 サンゲ- ははッ・・・変な事言う人だなあ。 ルーチェ- ………、(サンゲ見遣る イザ- あの時のゲームにそんなキチガイいましたっけ。あなたですか?(サンゲに サンゲ- ひどいなあ・・・人の事キチガイ呼ばわりだなんて・・・ イザ- いやぁ、目がイッてるのでつい… ナナコ- あはっ!お三方は一緒に遊戯できたのに、あたくしだけ除け者でしたのね。ずるいわ ルーチェ- イザさまの都合次第では…次もあるかもしれませんわ……(ナナコに イザ- ああ、またやります?人狼。あのゲーム【世界】さんも大分おきにですし。 イザ- まー今はちょっとバタバタしてるんで無理ですけどね。落ち着いたら機会もあるかと思いますよ。(薄笑いで ルーチェ- そうですわね…その時【世界】さまに会える機会があれば良いのですけれど… イザ- ……会いたい、ですか?(ルーチェに、だけではない。3人に ルーチェ- えぇ……この組織の創設者様ですから…… ナナコ- ええ。あたくしも気になりましてよ。この組織 セカイ を作ったのがどんな方なのか。 サンゲ- 僕も全員に会わなくちゃなぁ・・・ イザ- …そうですか。それなら…提案してみてもいいかもしれませんね。 イザ- …その時は彼も一緒かな。なんて。はは、(独り言のようにぶつぶつ呟くと イザ- あ、じゃあ僕、そろそろ失礼しますね。(薄笑いで3人に。 ルーチェ- はい、(イザに答え イザ- あ、参華さん。 ここ、他にもメンバーが何人か居ますから、 イザ- 適当に挨拶とかして顔知っとくと良いと思いますよ。 ――あ、そうだ(その流れで思い出した サンゲ- うん。 君の名前も聞いて無いけどね。 もうわかったけど。 イザ- 僕は【隠者】。 【隠者】イザです。どうぞよろしくお願いします。(軽く会釈し サンゲ- 【隠者】さん、だったんだね。 サンゲ- ・・・(ナナコ見て イザ- はい。それじゃ。(背を向け去る イザさんが退室しました ナナコ- あら、参華さん?(視線を受け サンゲ- あの人は殺り甲斐が無さそうだね。 サンゲ- 殺しても死ななそうな感じ。 変なの。 ナナコ- あはっ! …そうね。まともな手管では愛せませんことよ。 ナナコ- 見ただけでお判りになるのね?(両手組んで サンゲ- ん。 少しだけね。 変なのなら。 ナナコ- あはっ!(楽しそうに笑い ナナコ- それじゃあ千恵ちゃん、あたくしこの執事を皆に紹介して参りますわ。(ルーチェに笑って ルーチェ- はい…どうぞ道中お気をつけて… ルーチェ- まだ移動したばかりの場所ですから…… ナナコ- あはっ!心配してくれるなんて嬉しいわ千恵ちゃん!(きゃはっと ナナコ- それでは御機嫌よう!(上機嫌に小走りで去っていく ナナコさんが退室しました サンゲ- (追いかけて行く サンゲさんが退室しました ルーチェ- ……… ルーチェ- …… ルーチェ- 負けませんわ… ルーチェさんが退室しました
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/791.html
22ページ目 残る参加者は3名。 そしてその内の2人が対峙していた。 スコールはいなずまの剣、テリーはルーンの刻印が印された紙を手にお互い睨みあう。 「話し合いで解決することは出来ないんだな」スコールが言う。 「それは無理な話だな。もう俺達は殺しあうしかない」テリーが答える。 そして、戦いは始まった。 いなずまの剣によって、魔女狩りの王によって、激しい雷と炎が舞い上がりぶつかり合う。 どちらも何度も何度もぶつかり合い、決して消えようとはしなかった。 スコールが剣を構え走り出す。テリーは掌をスコールへと向ける。 直後、原子崩しが発射された。 スコールに正確な狙いをつけたそれは、確実に殺そうと物凄いスピードで彼に迫る。 テリーは勝ちを確信した。そしてその瞬間、 「がぁっふッ!?」 自分の右腕が落ちたことに気がついた。 原子崩しは確かにスコールへと直撃したはずだ、テリーは辺りを見回す。 スコールは原子崩しによる攻撃をくらっていなかった。 「どっ、どうして……!」 彼の武器は、稲妻と剣じゃないのか。テリーの頭が混乱を始める。 稲妻はあくまで剣の特殊能力であり、スコールのもつ超能力とは別だ。 スコールはサイファーの使っていた発火能力レベル5を身に付けていた。 その威力は原子崩しにも劣らない。相殺させるには難しくなかった。 「とどめだッ! これで終わらせるッ!」 その声と同時に、天まで届くかのような強大な炎が起こった。 テリー(武器:ガンブレード)死亡 残り2名 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/twin_world/pages/50.html
※初出の二人のために1コマ目は普通に、以降はデフォルメです。 SSへ戻る 3コマ目を描いたときに、今後書く予定の大きいほうのミクのデフォルメと同じ事に気づく。 ぎゃーす!>( ̄Д ̄;) こんな絵を載せていいのかなと悩んだのですが、 落書き、ということでよしとしてくださいませー。 ではでは、初4コマを読んでいただき、ありがとうございましたっ。 かるな
https://w.atwiki.jp/twin_world/pages/24.html
短編小説 おそらくものすごく短編です。 設定は長編のだったり色々。 「ボーカロイドとロボットの世界(V+R World)」 第8.5話 「もう一人のカイト?」 八話「僕とマスター」の番外編です おまけ落書き四コマ 名前の由来【はちゅね】 第七話あたり。※陸と響の初出
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/923.html
23ページ目 バトルを眺めていたフクナガはゾッとした。 ただでさえとてつもなかったゆかりと直江の戦闘が更に激化したのだ。 「なんだよ…あれ…」 ぶつかり合う光の巨人と炎の巨人、そして光の槍と炎の槍。 全てがフクナガを恐怖させるには充分すぎる物だった。 そして、ついにこの戦いに終わりの時が来る。 直江は空に舞い上がったかと思うと、両手を広げ巨大な 炎の塊を作り始めたのだ。 「あれはヤバくないか…!?」 そう、それは直径5メートルはゆうに超えていて、落とされれば確実にフクナガも巻き込まれる。 「やばい!」 そう思った直後に炎弾は直江のもとを離れ、地面にぶつかった。 フクナガは能力を使い逃げ切った。 しかし、先ほどまでいた場所は、草一本すら残らない焼け野原になっていた。 ゆかり 死亡 残り7/14 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/wikipedia2/pages/245.html
好きなことが見つかりません 死ぬまでにやらなくちゃいけないこと 今何が自分を奮い立たせるのか 何のために生きているのか 生きる希望もない 生きる希望が見出せない 意欲がわかない うつ病なのか ただのサボりなのか なにもしたくねぇ、ただめんどくせぇ 消費し続けるのがしんどい 消化することが追いつかない これ以上何をしたらいいのか 原点回帰 哲学書でもよめってか? 宗教にでもはまりましょうか 意欲、意欲がわかない 生きる意志が弱い ウソ付け 腹が減れば考えるよりも先に空腹を満たそうとするじゃないか 空腹を満たすときの快感はいまだにあるわけで あと何がある 人恋しいわけか 一人じゃ寂しいわけか どうしようもなく眠れず、酒を飲んで紛らわせるしかないって 腹はもういっぱいだし、毎日酒びたりだし 仕事はないし 未来に希望はもてないし いやはや希望は外から与えられるものだと勘違いしているし 自分が動かなくちゃいけないんだろうけど とにかく意欲が湧かないもんはどうしようもない 【1】「脳とやる気」1秒で勉強意欲に火がつく法 すぐ飽きる、気が散る、時間がない、もの覚えが悪い、本気になれない……… 「アスリートが競技の前にウオーミングアップするように、脳も回転数を上げるための準備運動を行えば、やる気は高まっていきます。そのために効果的なのが、しゃべる、歩く、手を使うといった単純で大雑把な行為なのです」
https://w.atwiki.jp/zeroworld/
Zero field ~唄が楽園に響く刻~ 一人の理想から始まった、 どんどん沈んでゆく世界、 そのなか、2人の少年少女は、 ただ平和を望み、平和にするための、 その方法を探しながら、 一人の男の理想を打ち砕くために旅を始めた。 そんな、一人一人の思いがぶつかり合う、 思いの大切さを訴えたいファンタジー物語 異海 豹でお送り致します。 基本的に5日ごとに更新予定。
https://w.atwiki.jp/crackingeffect/pages/158.html
情けは人のためならず。 情けをかけてはその人の為にならない、という意味ではなく、 情けをかければ巡り巡っていずれは自分に良い報いがあるという意味の言葉だ。 それは何も、利益目当ての人助けを浅ましいと論うわけではなく、 要らぬ不利益を被るというイメージの強い善行を、それでも推奨するための言葉なのだろう。 善因には善果あるべし。 救いの手は須らく万民を繋ぐべし。 しかし忘れてならないのは、 情けをかけた結果、誰も望まぬ不幸が訪れる未来もあるということ。 善行も悪行も、深い思慮のもと行われることで、初めて善果と悪果をもたらす。 これはつまり、ただそれだけの話なのだ。 ▼ ▼ ▼ 黒く染まったスカルマンの腕が、のたうつ蛇のように跳ね上がった。 接敵まであと三歩、というところまで迫っていたハサンは咄嗟に右腕を地面に突き立てて急停止。のけぞるように上体を逸らした次の瞬間には、銀光と化したスカルナイフが鼻先スレスレを掠め、ハサンは左腕と握られたダークによってその攻撃を振り払い、後方に跳躍して二撃目三撃目をやり過ごす。 ハサンが着地するのと同時、スカルマンは一挙動に撥ね飛びハサンの頭上から刃を振りかぶっていた。 地上のハサンが迎撃のために身構える。両足を僅かに開き、異様な長さの右腕を腰だめに構え、一直線に迫る槍の穂先に真っ向から対峙する。 ───甘い。 腕の射程に入る直前にスカルマンは槍を投擲、返す刃で懐から更に四本のナイフを取り出し瞬時に射出する。ハサンの頭上に閃く五つの銀光、前後左右から同時に襲い来るそれらは、サーヴァントの急所たる霊核一点を正確に狙っていた。 ハサンの対応は早い。 一瞬の躊躇もなく左前方へ踏み込みダークを一閃、逃げ場を塞ぐよう飛来したナイフを弾くと同時に右腕が動き、正面の二本も迎撃される。 スカルマンが着地する頃には既にハサンは攻撃範囲を抜け出し、瞬時に敵の懐へと忍び込まんと駆け出しその身を一陣の颶風と化した。 突き出される魔神の右手。 スカルマンの痩身に触れようとしたその瞬間───切り上げるような一閃がハサンを襲い、咄嗟の判断で身を翻す。のけぞるように後方へ倒れ込み、滑らかな金属光沢を持つ刃が目の前三センチの空間を滑る。 山の翁ハサン・サッバーハと、夜闇の跳梁者スカルマン。共に尋常なる勝負を忌避するアサシンのクラスにあって、彼らはそれぞれ別個の理由によって互角の格闘戦を成立させていた。 己の土俵にあらぬ真正面からの近接戦においてハサンが頼みを置くのは、その身体性能である。 魔神シャイタンを身に宿す呪腕のハサンは、歴代ハサンにおいても例外的な身体スペックを持つ。筋力耐久敏捷の三項目だけを見るならばライダーどころか下手な三騎士にすら匹敵するステータスを誇り、純人間のアサシンにあっては他の追随を許さない域にあると言えるだろう。 言ってしまえば獣の強さ、カタログスペックによるゴリ押しである。しかしそれでも彼を戦下手の無能と誹ることはできない。何故なら彼の本業はあくまで暗殺、戦うどころか敵の目の前に姿を現すことさえ本来は分野違いの行いであるのだから。 遠心力に任せる形で後方に逃れ、流れるようにダークを放つ。尚も追い縋ろうと迫るスカルマンはただの一閃で三本のダークを弾き飛ばし、しかしその瞬間には体勢を整えたハサンがダークを片手にスカルマンの首を狙う。 迎撃に足を止めたスカルマンにそれを防ぐ手立てはない。伸びきった腕では防御不可能、タイミングの問題から既に回避も不可能。勝利の確信がハサンの脳裏をかすめ、しかし次の瞬間には肉を斬るのとは程遠い甲高い金属音が辺りに反響した。 回転する槍の穂先がダークの腹を強かに打ち付け、ハサンの手からその刃を弾き飛ばしていた。僅かな足の動きのみで足元のスカルスピアを跳ね上げ、ハサンの攻撃に合せて高速回転させたのだ。 驚愕する暇もなく、目の前に迫る握り拳。直撃すれば頭蓋を一撃で粉砕するナックルガードを寸でのところで回避し、ハサンは更なる後退を余儀なくされた。 油断なく残心の構えを取るスカルマンは、ハサンとは対照的な戦闘スタイルを持っている。拳の間合いに歩法、理合、呼吸の妙。純粋な戦闘技量による技の数々、すなわち戦士としての力だ。 スカルマンは"闇に潜む者"としての側面が強く信仰された故にアサシン適性が高いサーヴァントであるが、その本質は暗殺者ではなく戦士である。それも尋常な人間の戦場で戦ってきたのではない、人を超えた魔獣にも等しい新人類を相手に真っ向から絶滅闘争を挑んだ、獣狩りの英雄なのだ。 その点から見れば、この戦いはハサンの側が圧倒的に不利なものと言えるだろう。スカルマンにとってスペックだけが頼りの猪武者など取るに足りない。生前から己よりも強大な敵と戦い続け、その悉くを討ち滅ぼした彼にとってこの程度は苦難にすらなるまい。 真っ当に戦っていてはハサンの敗北は揺るぎない。まして現状の彼は思考と行動の制限を受けており、目の前の状況に対して適切な行動が取れない以上は尚更だ。 それは自明の理である。 故に、ハサンは逆転の手段を手繰り寄せようとしていた。 宝具───妄想心音の使用である。 (しかし……こやつ、隙がない) 妄想心音ザバーニーヤ。敵対象の心臓をコピーし、その鏡面存在を握りつぶすことによって対象本人の心臓をも破壊し呪殺を成立させる、歴代ハサンの編み上げる奥秘の一。 対人に関しては文字通りの必殺故に、如何な状況からも逆転を狙える一撃ではある。しかしそれでもハサンにとっては苦しい状況と言わざるを得なかった。 妄想心音の欠点に、敵対象に直接接触しなければならないという制約がある。普段ならば腕の長さがその弱点を補うのだが、そもそもこの宝具は暗殺に用いて初めて真価を発揮する。 端的に言って、真正面からの闘いにおいて間合いの有利程度で敵に接触できるほどの腕を、ハサンは持っていないのだ。同じく暗殺型のアサシンや、肉弾戦を不得手とするキャスター、理性を失ったバーサーカーなら容易いだろう。しかし眼前の相手は紛うことなき戦士、開戦間もなく黒布に包まれた右腕の異常を察した手練れである。 見抜かれた以上最早隠す必要なしと両腕を以て応戦しているが、現状のハサンは防戦一方にまで追い込まれている。瀬戸際のところで何とか拮抗を保っているが、果たしてそれもいつまで保つものか。 ハサンの勝利条件は二つ。 一つは当然として敵アサシンの打倒。そしてもう一つは、十分な時間稼ぎだ。 この身にかかっている戦闘の強制さえ解けたならば、最早ハサンに戦う理由はない。単純な敏捷性とアサシンとしての技量で勝っている以上、逃げに入れば追い縋れることもない。 つまるところ倒せずとも拮抗状態を維持できればそれでも構わないのだが、押し切られるのも時間の問題であるという点がいただけない。 ハサンに残された活路は、敵手の打倒をおいて他にない。 そして彼に残された逆転の可能性は妄想心音を置いて他になく。 「柘榴と散れ───!」 もう幾度目になるかも分からない必殺の一撃を繰り出し、それまでと同じようにあっさりと躱される。 返す刃を辛うじて弾き返し、ハサンは猛る思考を押さえつけか細い勝利への道を模索するのだった。 ▼ ▼ ▼ (互角……いや、今のところこちらが優勢といったところか) 戦場からある程度離れた木の枝に乗る叢は、己がサーヴァントたるスカルマンの戦いをそう評した。 敵手もまた同じアサシン。しかし何某かの理由か、気配遮断を行わないまま奔走していたところを発見し攻撃に移ったのがつい先ほど。 アサシンの厄介さは他ならない自分たちこそが熟知している以上見逃す道理はなく───果たして同種同士の潰し合いは、現状スカルマンの優位として進行していた。 戦士としての力量もあるだろうが、相手のアサシンの不調も理由としては大きいだろう。彼のアサシン、スカルマンと同じく白い髑髏面を被った黒い影は、どうやら一種の暴走状態にあるようなのだ。 狂化であるのか精神操作であるのか、あるいはただの焦燥か。彼のアサシンには闇に潜む者としての精彩さの一切が欠けていた。 それは叢たちにとっては紛れもない好機であったが、同時に何か釈然としないものを感じさせた。 彼のアサシンは直接戦闘ではスカルマンに遅れを取る程度のサーヴァント。それは純粋な力としては弱輩ということだが、しかし叢は油断しない。ここまで生き残っている者に弱者は一人としていない。生き残るに足る"何か"を必ず持ち合わせているはずなのだ。 仮にスカルマンと敵手のアサシンの総合力を同値であるとして、直接戦闘力で劣っているならば、代わりに何か別の分野で優れた力を備えていると考えるのが妥当だ。スカルマンが暗殺者としては邪道であることを踏まえれば、それはおのずと隠密・諜報能力であると推察できる。 アサシンとしては王道だ。 しかし、だとすれば何故ここまであからさまに衆目に姿を晒す? 叢には一つ心当たりがあった。 精神操作───人を幸福の眠りに落とす怪異。 隠されるように安置された、覚めない眠りに沈むマスター。 この位置からでも確認できた白亜の天球結界。 その方向から逃げるように疾走してきたアサシン。 その向かう先は、叢が少女を拾った箇所とぴったり符合する。 つまり…… (我が仕掛ける、という選択もあるか) 叢の手には、眠りに落ちた幼子のマスターがある。 今も木陰で寝息を立てる無垢な少女だ。利用価値があると踏んで連れてきた人質兼交渉材料だ。 仮に叢の考えが正しければ、この一戦のみならずこれから先の聖杯戦争でも優位に立てる展開があるかもしれない。 (アサシンが出会ったという黒衣のアーチャー……アレへの対抗策にはスカルマン以上の高位隠密能力を持つアサシンが欲しい。 やれる……か?) 無論、血気に逸って矢面に突出するような愚を、叢は犯さない。打って出るのは確信が持てたその瞬間だ。 少女を交渉に使えたならば言うことはなし。 このまま戦いが推移しても、その時は厄介なアサシンを一騎退場させるだけ。 どちらに転がっても叢たちに損はない。 故に平常心を保ったまま、叢は見守る。 己が侍従の戦いを、暗殺者同士の影の戦いだけを。 視界の端で廻る時計から目を逸らしながら。 見守る─── ▼ ▼ ▼ そして事態の中枢にいる少女は、何も見ることなく夢に沈み続けていた。 少女はもう目覚めることはない。喪失だけが残る現実に未練はなく、耐えられない痛みに彼女は安楽へと逃避した。 それを弱者の醜さであると、弾劾できる者は果たして何処にいるだろうか。 何処にもいない。ただ哀れなだけだ。 少女はついぞ、世界の何も見ることはなかった。そして少女のサーヴァントもまた、彼女を見ることがなかった。 そのどちらにも悪意はなく、そのどちらもが互いを思いやった。 親愛と忠義。 無垢と秩序。 善因に依った二人の結末は、しかし決して善果という報いには至らない。 結果をもたらすのはいつだとて、善悪の違いではなく意志力の絶対値であるために。 故に少女は眠り続ける。 夢を夢と思わなければそこは現実となり、 少女が少女を騙し続ければそこは確かな世界となる。 失うことはない。 死ぬこともない。 家族も、友人も、仲間も、未来も、笑顔も、望む全てがそこにはある。 丈倉由紀は、確かにここにいる。 ここには夢がちゃんとある。 少なくとも─── 少なくとも、彼女自身はそう思い続けている。 『A-3/六国見山周辺/一日目・夜』 【アサシン(ハサン・サッバーハ)@Fate/stay night】 [状態] 魔力消費(中)、焦燥、傾城反魂香の影響下(現在の影響:大)、疲労(中)、精神疲労(中) [装備] [道具] ダーク [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:由紀を守りつつ優勝を狙う。状況が収まり次第迎えに行きたい。 0:アサシン(スカルマン)に対処。 1:由紀を目覚めさせる手段の模索。『幸福』のサーヴァントは倒されたはずだが…… 2:アサシン(アカメ)に対して羨望と嫉妬 3:セイバー(藤井蓮)とアーチャー(東郷美森)はいずれ殺す。しかし今は…… [備考] ※B-1で起こった麦野たちによる大規模破壊と戦闘の一部始終を目撃しました。 ※セイバー(藤井蓮)、バーサーカー(アンガ・ファンダージ)、バーサーカー(式岸軋騎)の戦闘場面を目撃しました。アーチャー(東郷美森)は視認できませんでしたが、戦闘に参加していたことは察しています。 ※傾城反魂香によりある程度思考に誘導が掛かっています。しかし術者の死亡により時間経過で徐々に影響は無くなっていきます。 【アサシン(スカルマン)@スカルマン】 [状態] 疲労(小) [装備] [道具] [所持金]マスターに依拠 [思考・状況] 基本行動方針:マスターに従い、敵を討つ。 1:アサシン(ハサン・サッバーハ)に対処 [備考] ※現在叢とは別行動を取っています。 ※ランサー(結城友奈)、アーチャー(ストラウス)を確認。 【叢@閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-】 [令呪]三画 [状態]魔力消費(小)、迷い? 視界の端で黒い秒針が廻っている。 [装備]包丁、槍(破損)、秘伝忍法書、般若の面 [道具]死塾月閃女学館の制服、丈倉由紀 [所持金]極端に少ない [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手にし黒影様を蘇らせる。 0:アサシン(ハサン)と少女の関係が明らかになり次第、適時行動を開始する。 1:アサシン同士の戦闘を見守り、随時マスターとして援護する。 2:眠り続ける幼子(由紀)を利用する手段を考える。 [備考] 現在アサシン(スカルマン)とは別行動を取っています。 イリヤの姿を確認しました。マスターであると認識しています。 アーチャー(ギルガメッシュ)を確認しました。 エミリー・レッドハンズをマスターと認識しました。 現在丈倉由紀を確保しています。ハサンとの交渉に使えそうかもと思っています。 【丈槍由紀@がっこうぐらし!】 [令呪] 三画 [状態] 昏睡、叢に抱えられてる、衰弱進行(大・進行速度が加速) [装備] なし [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:必要なし。彼女は既に何も考えることがない。 [備考] ※サーヴァント同士の戦闘、及びそれに付随する戦闘音等を正しく理解していない可能性が高いです。 ※『幸福という名の怪物』に囚われました。病原は除かれましたが今もなお起きる気配はありません。 ※叢に拿捕されました。 ※夢なんてどこにもありません。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/45895.html
さいくろんぼーい【登録タグ VOCALOID さ 曲 鏡音レン 雲丹】 作詞:雲丹 作曲:雲丹 編曲:雲丹 唄:鏡音レン 曲紹介 『早く 君に 上陸したい』 雲丹氏の7作目。 絵/動画:おやまだやま 歌詞 (PIAPROより転載) 君を見るたび募っていく想いが 僕の周りで渦を巻く みるみるうちにたちこめた雲 中心気圧いま何ヘクトパスカルだ? 言えないまま膨れた想いが やがて台風になりました 北北東へ針路を取ったら 君の心目指して進むのさ 足取りは鈍く遅いけれど 心の中のアレコレを 巻き込んで大きくなるのさ 風を吹かせ 雨を降らせ 恋の前線に乗って おくびょうかぜ振り払って あとちょっとってとこで 眩しい笑顔 高気圧バリア 跳ね返されても行くんだ 土砂降りの雨のような この愛を届けるために 早く君に上陸したい 湿ったまんまで 言葉に出来ずに 心は重くなるばかり 悔しさとか情けなさだったら 暴風域なんかとっくに超えてる モタモタしてるうちに近くの 海でまた一つ生まれた 台風の渦が君へと 足を早め 向かって行く 僕じゃない誰かと 楽しそうに話す君の 手を引いて今すぐ 僕のものにしてしまいたいよ 細い腰を抱き寄せ 荒れ狂う嵐の中へ 引きずり込んだなら もう 閉じ込めて 離さないよ 真夜中2時のStorm 薄灯りが揺らぐ 心軋むほど甘く熟れて行く果実に噛み付く ぶつかり合うたび 熱を帯びる低気圧 このまま二人乱気流に 呑み込まれてもいいんじゃない? 揺さぶり合い 絡まり合い 雲と雲が交わり合う 滑らかな陸地駆け抜け 甘い爪痕残して 雨に降られて 貼り付いた髪にKiss 幸せな眠りに落ち 今日も一人目が覚める 高い山にぶつかって 足が止まる時もあるけど このまま消えるくらいなら 君にこの想いをぶつけなきゃ 恋の前線に乗って やっと追いついた君の 振り向きざまに見せた 眩しい笑顔 手に入れるんだ 弱気な僕は吹き飛ばして 強く一歩踏み出せ 鳴り止まぬ愛の暴風で 君のココロ 揺さぶりたい 今すぐ君に上陸したい コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/simple2000/pages/55.html
032. THE 戦車 ゲームタイトルの説明文 ( ^ω^)戦車と戦車がぶつかり合う熱いゲームですお ( ^ω^)ただし敵戦車の射程よりも自機の射程が長い為謎ゲーになってたお ( ^ω^)戦車型のダンボールに人が入って、カサカサ動いているかのような生物戦車のモーションは必見ですお 点⌒゜ ポコッ 制覇達成日時 2008/03/23 詳細不明 達成者 おっさん