約 1,622,279 件
https://w.atwiki.jp/yuzukiyukariwiki/pages/66.html
【投稿日】2011/12/25 【担当P】お名前P 【作詞】お名前 【作曲】お名前 【編曲】お名前 【イラスト】お名前 【動画】お名前 【収録時間】04 20 【ニコ動】http //www.nicovideo.jp/watch/sm 【特記事項】セルフカバーやカラオケ有無などの情報を記入して下さい。 感想などは書かないで下さい
https://w.atwiki.jp/synchronica/pages/88.html
旧ジャケット 現行ジャケット Details Neru Genre ボーカロイド™曲 Level NORMAL ADVANCED TECHNICAL 4(AC1)→5(AC2) 10 16 Notes 192 339 777 BPM 162 Multi Mission 1 2 3 4 5 6 7 8 9 150 300 400 750 1000 1500 1900 2350 2900 楽曲詳細 Neru氏のメジャーアルバム『世界征服』より収録。 歌唱VOCALOIDは鏡音リン。 現在、ニコニコ動画にてミリオンを達成している楽曲の一つである。 楽曲番号は94。 動画 ADVANCED + Youtube(手元・AAA+FC 118.9%) TECHNICAL + Youtube(手元・AAA+FC 118.1%) + Youtube(外部出力・AAA+FC 115.3%) + Youtube(外部出力・AUTOPLAY) クラウン - クラウン名 達成条件 エンブレム報酬 獲得モチーフ ぶちまける殴り書き ADVANCEDをランクA以上でクリア ぶちまける殴り書き ぶつかり合う椅子 TECHNICALをランクA以上でクリア ぶつかり合う椅子 無機質な文具 全ての難易度でFULL COMBO達成 無機質な文具 声にならない怒り UNBROKEN COMBO達成 ぶちまける殴り書き 不愉快な居場所 ミッションレベル5以上をクリア ぶつかり合う椅子 個性の計算式 2人ともTECHNICALでUNBROKEN COMBOを達成 無機質な文具 残された宿題 2人ともTECHNICALでFULL MULTI-COMBOを達成 - - 王者たちの居場所 2人ともADVANCED以上でSYNCHRONICAを達成 - - ????? 2人ともTECHNICAL以上でSYNCHRONICAを達成 - - ビジュアルログサンプル コメント 曲の感想や譜面解説・攻略方法などはこちらにどうぞ (譜面情報の場合、文頭に[NOR] [ADV] [TEC] [PND]のいずれかを添えて書くと、どの難易度に関する情報か分かりやすくなります) コメント
https://w.atwiki.jp/twin_world/pages/35.html
「メイコさんもう帰っちゃうの!?」 ちょうど昼食を終えて遊びに出かけようとした陸がぴたりと足を止めた。 メイコが身支度を整えていたのだ。 「あらー、陸。さびしがってくれるの? ふふ、お姉さん冥利につきるわー」 「もっといっぱいうちにいてよ、ねー!」 陸はメイコを行かせるものかと、やだやだ、と小さい子供のようにだだをこね始める。 メイコも陸のそんな様子におどろき、明に助けを求める。 「めずらしいの、陸。お前さん、両親が海外へ赴任するって時だってそんなこと言わんかったのに」 「だって…」 聞き分けのいい子で少しさびしい、と母親に寂しがられる息子なのだ。 親の都合で転校を繰り返し、人との別れも大人びたものだと明は思っていた。 それが今はぴったりとメイコにくっついている。 「父さんと母さんはいいよ、家族だもん」 ぎゅ、と陸はメイコの腕に強くしがみつく。 「メイコはボーカロイドで、お仕事があって、自分のマスターのところへ行くんだろ?」 「まぁ、そうね。私はカイトと違って業界じゃ有名だし。あっちこっち仕事の予定があるのよ」 それを聞いて陸はうつむいてしまう。 慌てたカイトは弟をなだめるように聞いてみた。 「なぁ、陸。どうしてそんなにメイコと離れたくないの? 僕じゃだめなのかなぁ」 「カイトはカイト。メイコさんはメイコさんだもん」 それとこれとは別。ときっぱり言い切る。 僕の存在ってメイコ以下…?などとカイトは迷走を始めてしまった。 どうやら今回の陸のだだは一筋縄ではいかないようだ。 「カイトだっていつかは外へお仕事へ行くのよ?」 「それは…、カイトはボクがマスターだもん! それに兄弟だし!」 メイコさんにはそれがないじゃないか、と少し涙も混じえつつ陸は訴える。 「メイコさんがいてすごく楽しかったんだよ? そうだ、うちからお仕事に行けばいーじゃん!」 「どーしましょ、これ…」 泣く子供には弱いのよねぇ、とすっかり困りきったメイコに、役に立たない兄のカイト。 かといって祖父の自分もすっかりお手上げだった。 「困ったのー、とりあえず、明日はまだオフだろう? もう一日、うちにいなさい」 「明さんがそういうなら…」 それから陸は一歩もメイコから離れようとしなかった。 夕方になっても夕飯をすぎても離れない。玄関に近づこうものならずるずると腰にしがみついてでも止めようとする。 こういうとき、ボーカロイドにトイレへ行く機能がないことをメイコはちょっぴり悔やんだ。 「んもー、陸。ちょっとべたべたしすぎよ。カイトがさびしがってるじゃない」 「だってー」 メイコは正直うんざりしているのだが、何より物陰からそっと見つめている『弟』があまりにふびんだった。 「よし。ちょっと! そこの隠れてるの! 防音室に来なさい! 陸もよ!」 ところ変わって渡海家防音室。 録音スタジオになっている部屋の中にはスピーカーなどの機材とマイクが数本、楽器は電子ピアノとキーボード、電子ドラムが置いてある。 「陸、あなたピアノ弾けるわね? なんでもいいから弾いてごらんなさい」 メイコは電子ピアノの前に陸を座らせ、その脇に立つ。 カイトはいつものようにスピーカーの準備を始める。 「え、そういうの一番困るんだけど」 「じゃ、僕、この前、陸に教えてもらった歌がいいです」 何にしようか、と考えた矢先、カイトからのリクエストに陸はぴたりと手を止める。 「へえ、どんなの?」 「・・・」 強制しているわけではないし、タイトルもしらない曲を弾かせるのだから他意はないのだろう。 陸は少し複雑な気持ちのまま、歌のサビをアレンジした前奏を弾き始める。 カイトが最初の一音を歌ったとき。 「あ…」 陸の手が止まった。 「どうしてやめてしまうんです? 陸」 落ち込んだ陸の表情にカイトはただ戸惑うばかりである。 この歌を歌うと、いつも少し切なそうに、だけど嬉しそうにしていたのに。 「これ、転校する前の友達が、歌ってくれたんだ」 陸は二人に向きなおし、そしてカイトを見つめる。 「季節はずれもいいところなんだけど、前の学校に転校したのが春だったから」 しかもその転校先の桜折っちゃってさー、と苦笑いをもらす。 今から半年前。 陸は、転校の手続きで、転校前日に学校へ訪れていた。 授業中で廊下に人が少なかったことから、陸は先生に頼み、一人で学校を探検していた。 中庭に大きな桜を見つけて陸は小さな鳴き声に気づく。 学校で飼っていた子猫が桜に登って降りられなくなっていた。 本当なら落ちてくるのを下で受け止めるか大人を呼ぶべきなのだが、陸は今ならまだ手を伸ばして間に合うと判断し、自ら助ける方法を選んだ。。 ちょうどその頃、体育が終わった生徒たちが桜の下を通ると、異常に気づいた。 マットを持ってきて、とか、先生呼んでとか、がんばれ!など、生徒たちが騒ぎ始める。 が、その騒がしさに子猫が驚いてしまい、足をすべらせる。そして思わずそれを助けようとして陸は猫と一緒に枝を折り落下した。 一瞬、空気をのむような悲鳴があがったが、次の瞬間、のんきな猫の鳴き声がした。 生徒たちが大急ぎで用意した高飛び用のマットのおかげで陸も猫も傷一つなく助かったのだ。 それを見て、生徒たちから大歓声があがった。 陸は猫を助けようとしただけだったのだが、それがきっかけでクラスに早くなじむことができた。 だけど、次の桜が咲く前に、陸は転校することになってこの町へ来たのだ。 「陸が何度もピアノを弾くから、歌わせてもらったんです。すごくきれいな歌だったから」 「歌詞がちょっと恥ずかしいけどね」 歌詞が書かれた譜面を陸はメイコへ渡す。 メイコは一読すると、優しい表情で微笑んだ。 「こういう率直な歌って嫌いじゃないわ。歌は普段伝えにくいこと、伝わりにくいことを声にして、調べに乗せて届けるものだから」 メイコの微笑みに男二人が見とれていると、メイコは少し照れながら楽譜で陸とカイトの頭を軽く叩く。 「じゃ、歌うわよ」 「え」 「え、じゃない。いいから歌うの!」 またいつか出会うための約束の歌を。 歌い終わり、その昂揚感からカイトはうっとりして心ココにあらず、といった感じになっていた。 陸も二人の歌声に、感嘆した。 メイコは陸の頭を撫でて、本題に話を戻す。 「確か、明後日あたりから新しい学校へ行くんでしょう?」 「うん…」 「また新しい出会いがあるわ。陸なら、素敵な友達が絶対できるわ」 「本当?」 「そうよ。メイコお姉さまが保証してあげるわ」 この歌のように、ね。 そうウインクするメイコに、不安とただのさびしさを見抜かれた陸はばつの悪そうに笑うしかなかった。 一晩明けて、メイコは荷物を抱えて玄関先に立っていた。 もちろん陸は腰についていたりしない。 「メイコさん、わがまま言ってごめんね」 「うん? いいのよ。子供はわがままをいうものだ、って、私のマスターが言っていたから」 あんたもよ、とメイコはカイトに言った。 意味がよくわからなくてカイトは少し首をかしげたが、軽くうなづいた。 明はそれを見てやられたなぁ、などとこぼしている。 「ねぇ、メイコさんがじーちゃんの『娘』ってことはまた会いに来てくれるんでしょ?」 「あたりまえじゃない。明さんは忙しくても、あなたは会ってくれるでしょ?」 「うん!」 これでもう寂しくない、と陸は笑った。 絶対また会えると確信しているからだ。 カイトもずい、と二人の横に顔を出す。 「メイコ、僕にも会いにきてくれるよね?」 「そうね、可愛い弟をいじり倒しにきてあげるわ」 「そ、そんなぁ」 また一緒に歌おうよ~、と懇願するも、もっとうまくなったらねとあしらわれた。 こうして。 メイコは一週間と1日のメンテナンスを終えて研究所へ戻っていった。 「よし、カイト。買い物へ行くぞ。アイスを買ってやろう」 「ほ、本当ですかプロフェッサー!?」 めずらしい提案に、カイトの目がきらきらと輝く。 「お前さんも、『息子』だからなぁ」 最近ミクとメイコにかかりきりで、陸にカイトを任せきりだったのを指摘されたのだから仕方がない。 「孫のボクには?」 「ちゃかりしおって」 この後、二人にちょっと高いアイスをねだられたのは言うまでもない。 前へ 目次 次へ 陸の転校話が中心になってしまったけど、 歌うシーンがいい加減ほしいなぁとか思ったとかなんとか…。 早く双子出したいなぁと思いつつも、 この後はミク話が展開するので、他のシリーズで双子には頑張ってもらおうと思います。 ちなみに歌った歌はこちら。 勝手に引用してすみません…! でもこの兄さん好きです!
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/821.html
368 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 04 03.14 ID ImJoqo7x0 つい今の出来事なんだけど、聞いてくれないかな 友人と某大手レンタルショップ行ってアニメを借りて自宅でリレーしたんだ。 その後は夜中の1時くらいまでゲームショップ回ったりして。 一通り遊んだ後1時半くらいに友人と別れて帰宅したのね。 まあ実は約一カ月程前に祖母が亡くなっててさ。 その結構前に両親も離婚しちゃってて、妹弟いるんだけど母と一緒に家を出て行ってしまったのね。 で、家に残るは父と俺と祖母の三人。 狭いと思ってた家も三人になると広く感じるもんでさ。 それが更にさっき言ったように一人減ってしまって今じゃ父と2人暮らしなわけさ。 だからそれまで妹の部屋だった場所は俺の二つの目の部屋になってて、そっちは寝室。 今まで使ってた部屋はPCや漫画を置くような部屋になってて、快適って言えば快適なんだわ。 今これを打ってるのも今まで使ってた部屋ね。 いつも父はこの部屋の隣で寝ているんだけども。 帰宅した時間は1時半を過ぎててまあ玄関から廊下は真っ暗。 祖母が亡くなった日から父は「誰も使ってないのに浴室の電気がついてて、しかも閉めた扉も半開きなんだよ」 とちょっとホラーな話するから気になるじゃない。 かく言う祖母が亡くなった場所はその風呂場なわけで。 369 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 12 14.93 ID ImJoqo7x0 368 続き すまん、上げてしまった だからと言って俺はその現場を見たことなんて一度しかないし (父と夕食食べ終わってお片づけするために廊下通りかかったら二人で驚いた) そこまで怖いとも思わなかった。 だから別に何も無く、靴を脱いで玄関の灯りを消して廊下を歩いて階段のあるキッチンへ。 ドアを開けると左にカウンターがあって、カウンターの奥に冷蔵庫やら水場やら。 右には小さい机があって、その壁の裏側がそのまま手すりに繋がってて二階への階段があるのね。 一戸建てです。 電気をつけなくても普通に感覚で何処に何があるかはわかるから、そのまま一歩進んだところにある鍵かけに車のカギを掛けて階段へ。 もちろんドアを閉めてね。 二階の自室に着いたら一息ついて荷物を置いて、PCの電源をつける。 友人からスカイプで「俺のPCの音の出方の調子がおかしい」と相談を受けたのでそのまま通話。 しばらく色々教えてあげて、解決するとスカイプを切ってお風呂行こうかなと椅子から腰を上げた瞬間 370 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 22 35.89 ID ImJoqo7x0 369 続き 部屋の中でぶつかったんだ。 椅子から腰を上げて振りかえってドアに向かおうとしたらさ。 右肩にどんって衝撃が。 今思えばそれと共に小さい声が聞こえたような気もしてきた。 机の周りには充分な広さがあるし、椅子の周りにもそんな高さのものは置いてない。 何よりこの部屋の中には俺しかいないし。 急に悪寒がして寒気もして鳥肌立ちまくりでしばらく立ったまま動けなかった。 内心「えー…これ…えー…祖母ちゃんか?えー……」的なこと考えてた。 でも違ったよ。 371 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 23 51.58 ID ImJoqo7x0 370 続き 改行多すぎって叱られたわ。やかましいわ。 ホラー映画みたいに、右肩~胸~左肩~左の方向~って流れで恐る恐る視点を変えて見たら 椅子にもたれかかって左肩をさすってる女の子がいたわけだ。 ……まあ、びっくりするよね!!!! 俺は正直焦った!! 上はちょっと洒落た襟付きのシャツ着てるけど下はパンツ一丁だったし!! こういう風になると脱いだジーンズをとっさに着だすんだね、俺って人間は。 正体がわかると別に何も怖いことはなくなるわけで、次の瞬間には話しかけてたよ。 「急に立ち上がってマジごめん」 自然と笑ってたよね 鼻でフフッて息吐きながらさ、そう謝ったよ。 「笑いながら謝るとか何なの…?良いけどさ別に」 彼女はそうやってすっごい睨みながら俺に返してきたよね。 びっくりだわ、ホント。 リアルタイムで足震えて手震えて、ちなみに今でも手震えてる。 372 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 32 30.82 ID ImJoqo7x0 いつも妄想しまくってる俺もいくらなんでもこの状況は複雑だった。 実際、リアルにこういうことが起きるなんて耐性付いてないし、狼狽するしかないんだなぁ情けないって。 「すっごい独り言かと思って見に来ちゃったわよ。」 とかなんとか。 連日連夜スカイプ通話やら某動画サイトで配信やらしている俺は「今さら!?」とか思ってしまうわけで。 なんというか守護霊とか背後霊とかそういう系ならもっと前から知ってると思うから 最近この辺に来たのか或いは今日どっかから連れて来ちゃったのか。 幽霊であることは確定事項だったので、なんというかもうそういう突っ込みは無しの方向だった。 俺は簡潔に「何処から来たのか」「何の為にいるのか」を聞いてみたんだ。 すると彼女は 「何処から来たのかってのはいつの間にかあんたの車に乗ってた。何の為にいるのかってのは私が聞きたい。」 との事で。 どうやら無意識に車に乗せて持って来ちゃったようで。 心当たりはレンタルショップとスーパーマーケットとゲーム屋と吉野家。 あとは国道を友人とドライブしてたくらい。 でも友人を家まで送り届ける時、友人の家の近くに墓地があるんだ。 そこに車を一旦止めないと友人宅は団地だから他に場所が無いんだわ。 でもそこの墓地には何度も停めてるし、今日が初めてじゃない。 色々模索してたら彼女はじーっと俺の目を見てこう言った 「ヒゲ、剃りなさいよね、似合わないわよ。」 373 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 41 50.10 ID ImJoqo7x0 372 続き さっき続き入れるの忘れてた 無精ヒゲ生やしっぱなしだった俺はもう恥ずかしくて自分の顎をショリショリすることしか出来ない。 でもとにかく風呂に入りたかった。風呂に。 「お風呂入りたいから、ごめん」 と、俺は彼女から目を背けてドアの方へ歩いて行った。 で、ドアノブを開けるとそこにはさっき椅子にもたれかかっていた彼女が。 声出しそうになったけど抑えたよ。 隣の部屋で父が寝てるからね。 「わざわざ車の中から心配してここまで来たのに何その態度!」 車は家の玄関から出て目の前、徒歩で30秒くらいのだだっ広い平地に停めてある。 「心配して来た?」 何も考えないで彼女の言葉をそのまま返した。 本当に何も考えてなかった。頭真っ白で。 「えっちょっそこ拾うの!?ちょ……あー…その違う。あんまり大きい声だったからつい来ちゃったの!!」 慌てて訂正しているせいなのか両足の親指を重ねてモジモジしていた。 太ももが眩しい。 そういえばしっかり彼女の姿を目で確認していなかったのでなんとなく見てみたら意外と美人だった。 年齢は15~18の間くらいで背は自分が174なのに対して鎖骨くらいだから155~って感じ。 髪型は特に飾りもなく肩くらいまで伸びてて色は薄い茶色。 体型は細くもなく太くもなく普通。 服装はおしゃれな襟付きのワンピース的な何かで、丈は男が履くトランクスの長さくらい。 足は何も履いてなくて素足。 374 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 57 51.24 ID ImJoqo7x0 373 続き ちなみに胸はBくらい。控えめ。 ここまで打ってたら流石に余裕が出て来た。 手の震えもなくなった。 で、お風呂に行きたかったのでそのまま彼女をすり抜けようと前へ進んだ。 幽霊だから行けると思ったんだよ。 まあ…… ぶつかった。普通に。 そのまま尻もちつく彼女に申し訳ないと思いつつ彼女をまたいで廊下を歩こうとしたら またいだ足を掴まれた。 そのまま前へ踏み出すと「ちょっ!?」っと言う声と共にひきづられて床に頭をぶつける彼女 「マジごめん」 一言謝って早々と階段を下りて風呂場へ行こうとすると階段降りた先にまた彼女。 ぺったんこ座りっていうのか、アレをしながらこっち見上げて睨んでくる おでこさすりながら。 「あんた……ねぇ…………」 スルーしてお風呂場へ。 いや、どう接していいか本当にわからないんだって。 本当に。 375 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 04 58 58.06 ID ImJoqo7x0 375 続き 本文長いって叱られた。起こったことをそのまま書いてる、すまん 脱衣所で一息ついて、服を脱ぎ(俺の体型は良くない、並み。)洗濯機へ入れて浴室へ。 浴室には正面に大きい鏡があるんだけど、映ってるんだよ彼女が。 俺の後ろで下向いてぺったんこ座り(?)しながらおでこ抑えて。 別に俺も前を隠してないから普通に恥ずかしいし驚きの連続だしで急いで浴室のドア閉めて(すりガラス的なプラスチックのドア) カギ(プラスチックのヤツで上にずらすと枠と噛みあって開かなくなる)かけたよ。 シャワーつけると水が出てきてそれにすらびっくりして俺はもう頭パニック 「うおっ」なんて声出すとすりガラス(プラスチック)の叩く音して更にもうびっくり 「ちょっ大丈夫?なにかあったの!?」 ホントもう心臓足りない。どうしたらええねんと。 「大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから!シャワー冷たかったねんて!」 ってもうわけわからないことしか口走らなくてパニック風呂。 父との二人暮らしで、二人とも湯船に浸からない派だから湯船にはお湯が張って無くてシャワーだけ。 シャワー浴びながら頭洗って顔洗って身体洗って歯を磨いて。 シャワーを止めてドアの方見るともう何も聞こえなくて誰もいなかった。 ゆっくりドア開けても誰もいなくて、内心ホッとした。 タオルで体拭きながら浴室の換気扇のスイッチ入れて嘆息。 パンツ履いてTシャツ来て鏡見たらいるんだよまた。 もうびっくりして後ずさってしまって足を踏んだよ。彼女の。 「~~ッ!?」 ってマンガだとそんな感じの声で足を足でさすりながら俺の肩に捕まって来て 「い つ か 覚 え て ろ ッ」 って言ったままスッてまた消えて俺はすぐ脱衣所から出て脱衣所の換気扇のスイッチ入れて電気消した。 で、そのまま走らず(父が起きるから)ゆっくり階段登ってPCの方の自室へ。 376 :本当にあった怖い名無し:2011/06/18(土) 05 07 44.19 ID ImJoqo7x0 375 続き さっきのは374の続きだよ…何してんだよ俺 PCつけっぱなしでモニターだけ消してお風呂行ってたから、いつものようにモニター電源入れて。 一息ついて煙草に火を付けて落ち着こうとね。 ゆっくり一服して、何の気なしに指の関節の音鳴らそうと指を曲げると ピッキーーーン!!! ってまさにそんな感じの効果音な勢いで両腕がつった! マジで痛い。 これは今までのつり歴史を覆すくらいの激痛で、耐えがたくて脱力すら出来ない尊い存在の痛み。 マジで! で、その激痛の中何故かは全くわからないけど勝手に俺は 「マジ…ごめん……ホントに……ごめん」 って呟いてて、そうしたらウソみたいにスッって痛みが無くなってびっくり。 腑に落ちないけど仕返しされた気がした。 で、そのまま寝室(元妹の部屋)に行ってベッドに横になったんだけど、開いてるクローゼットからずーっと見られてる気がして 恥ずかしくなってこっちの部屋に来て、このスレを思い出して書きこみました。 まだまだ何かありそうで怖いです。 やっぱりこれには慣れたいけど、急に出てくるのはやめてほしい。 ホラー系は大好きでよく借りて見るし、怖い話も好んで聞いたり話したりするよ。 でも自分でこういうバイオハザード系を体験するとホントパニクることがわかった。 バイオ系の怖さより、サイレントヒル系の怖さに強いんだと俺は思った。 読みにくくてすまなかった。 そのまま書いてしまった。 読んでくれた人がいたらありがとう。 また書くかもしれない
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/175.html
142.短距離ランナーと長距離ランナー 切れ間無い鋼のぶつかり合う音に♀ローグは恍惚の表情を浮かべる。 「良い、あんたとても良いよぉぉぉぉぉぉ」 砂かけや石投げは難なく回避されサプライズアタックやバックスタブを繰り出そうにもハイディングする暇すら無く、明らかに♀ローグが不利であった。 それにも関わらず♀ローグは笑っていた。 「楽しいっ楽しいよ!この感覚初めてだよ!」 何故こんな生き方を知らなかったのだろうか、知っていたならばうんざりしたつまらない毎日を送らずに済んだというのに。 狙いの甘い切り返しを的確に見切り弾き返し逆に攻勢に出る。 「あはははは、どうしたの、さっきから黙ってるけど。あんたは楽しくないの?」 興奮状態にあった♀ローグは気がついていなかった、彼女が攻めに回ってからまったく鋼のぶつかり合う音がしなくなったのを。 両手をだらりと下げ細やかなステップだけで剣撃を避けている♀アサシンに 「楽しくなんてないわ、殺し合いなんて私にとってはすでに日常だもの…」 ここに至って殺しの中で生きて来た者とそうでない者の差が生まれた。 無論、さきほどの悪魔プリとの戦いの疲れや負傷の影響もあるだろうが。 「殺し合いなんて本当はつまらないわよ、今のあんたは……恋の病に浮かされてる初心な小娘みたいなもんよ」 そして致命的な一撃が♀ローグを襲った。 「あ?…ああああああ」 振るわれたTCJは得物を持つ利き腕の親指だけを切り落とした 「その手でしばらく頭を冷やしたら?……それでも考えが変わらないようなら」 冷徹な殺人マシーンとしての表情を崩さず♀アサシンは言葉を繋ぐ 「まず私を殺しに来なさいよ。今度は痛くないように殺してあげる」 <♀ローグ 親指消失により握力低下> <♀アサシン 移動開始 備考:マーダーキラーに行動方針を変更> 戻る 目次 進む 141 目次 143
https://w.atwiki.jp/jinrowiki/pages/690.html
前ページ次ページ村企画 村名 よるのはくぶつかん・2 [#nb2d56fd] 概要 [#uc569345] 村の目的 [#z06db101] 村建て時期・編成について [#ffd4f5c4] 館内のご案内(世界観の説明) [#gc89e03a] PCについて [#i9d9013b] 言い換え [#z748c945] 処刑襲撃設定および指針 [#z3254f8f] 推奨事項 [#s5db881d] その他・知っておくと便利な設定 [#zf3bb279] 初代館長の追加メモ [#kc4406ee] アンケート [#l3c5aaf9] コメント [#k3d049e6] おまけ [#hfb022cf] おまけ2 [#o7d6b245] 村名 よるのはくぶつかん・2 ――とある都会にある博物館「メロンティミュージアム」。 色々なジャンルを取り揃えた、世界有数の規模を誇る巨大博物館です。 そんな博物館がある日、世にも珍しい催し物を開きました。 その名も「知られざる美術展」。 多くの博物館と協力し、どマイナーであるものの優れた美術品が数多く揃いました。 この時、職員は誰もその重大さに気づいていませんでした。 深夜、展示物を動かす不思議な力を持った、 『人狼の石』もやって来ていたことに―― 概要 終了しました。ありがとうございました。 http //melon-cirrus.sakura.ne.jp/sow/sow.cgi?v=1384 cmd=vinfo 村名 よるのはくぶつかん・2 開催国 瓜科国 種別 軽RP村 更新間隔 24h 投票方法 記名投票 発言制限 多弁(1500pt) キャラセット メトロポリス/もふぁんたじい/霧雨降る街 募集人数 ダ込み8〜13+見物人10人まで 更新時刻 23 30 開催時期 4〜5月あたり 村の目的 『人狼の石』の不思議な力によって、 展示物が動き出す博物館でのある一夜をめぐる物語です。 軽RP村です。ガチ村ではありません 「2」ってついてるけど前回の様子を知らなくても問題ないです 見物席もあるので気軽にご参加ください モデルは「ナイトミュージアム」「ナイトミュージアム・2」です 元ネタ2作品を知らなくても問題ないです 多少の齟齬があっても人狼の石の不思議な力のせいです 本参加+見物人による2IDも可能です 参考資料:前回の様子; 村建て時期・編成について 4/29~5/5の間に村建て、 最低人数8人が揃った日に開始とします。 8人 ダ村村占霊狩/狼囁 9人 ダ村村村占霊狩/狼囁 10人 ダ村鳴鳴占霊狩/狼狼囁 11人 ダ村村鳴鳴占霊狩/狼狼囁 12人 ダ村村村鳴鳴占霊狩/狼狼囁 13人 ダ村村村村鳴鳴占霊狩/狼狼囁 (13人を超える本参加希望者がいれば追加するかも) 見物席は10席と、ちょっと多めに用意します 遅刻参加可能、好きなときに地上を去れる仕様の模様。 10人いないと共鳴者は出てこないので、希望する人はがんばって誘ってね!( 館内のご案内(世界観の説明) ここで書いてあるところ以外の場所も追加してもオッケーです。 メロンティ博物館 世界有数の規模を誇る巨大博物館。 様々なジャンルを幅広く取り扱っている。 ロビー いわゆる憩いの場。ベンチやお土産屋もある。 現在、「知られざる美術展」が開催中。展示物は素晴らしいがマイナーなものばかり。 美術に詳しい者でも、全部わかる人間はおそらくいないのではないだろうか。 展示場 メロンティア博物館を構成する、7種類のフロア。 区別は意外と曖昧らしい。 (以下、フロア一覧) +... 考古学フロア 人類が生まれるはるか前の地球や、紀元前の文明についての展示品のフロア。 恐竜の化石や原人たちの迫力と、古代の賢者たちの知性を兼ね揃えている。 近代科学フロア 科学の誕生を、そして発展の様子について展示しているフロア。 複雑な科学の仕組みを、イラストなどでわかりやすく解説されているのも見所のひとつ。 美術フロア 絵画・彫刻・陶芸・写真・イラスト……等々、あらゆる美術品を集めたフロア。 少なくともロビーで行われている「知られざる美術展」よりは知られているものが多い。 生物・生態系フロア さまざまな種類の動物の、体のしくみや生態について教えてくれるフロア。 ずらりと並んだ剥製や標本や復元図たちは、まさに動物園顔負けのリアルっぷり。 航空・交通フロア 陸海空を走り回った、大中小さまざまな乗り物たちを扱うフロア。 かつて実際に使われた飛行機がずらりと並ぶ姿や、リアルな巨大ジオラマ内を走り回る電車の様子が子供たちやオタクに大人気。 文学フロア ここでの「文学」とは文芸学だけではなく、言語学・史学・哲学なども含まれる。 文学に貢献した偉人たちが遺していった、資料や功績・その解説を展示している。 天文学フロア はるか昔から暦や方角に使われてきた、宇宙に浮かぶ星たちについてのフロア。 長い期間を経て、超大型プラネタリウムがつい最近完成。 スタッフルーム スタッフ専用の部屋。 休憩や、監視カメラの様子見なども可能。 ウリーカ博物館 メロンティからかなり離れた場所にある博物館。 バリエーション豊かな展示を行っているが、メロンティほどではない。 『人狼の石』の提供先。 前作「よるのはくぶつかん」のロケ地。 PCについて この中でのPCのポジションは「人間」「展示物」「その他」の三つに分かれます。 この三つは役職とは関係ありません いずれにしても、人狼の石に関する知識がなくても構いません。教えてくれるNPCを配置しておきます。 どっか別の村で見たことあるような……みたいなPCでもオッケーです。 人間 この博物館の職員だったり、たまたま訪れた客人だったりする、普通の人間です。 とはいえ、営業時間外の博物館に真夜中にいるのは何か理由があるのかもしれません。 「警備員」などなら、居てもおかしくありませんね。 展示物 ブロンズ像、蝋人形、写真、美術品……等々、さまざまな展示物です。 人狼の石の力で、夜の間だけ動き出します。 展示物たちは日光を浴びると灰になってしまいます。例外はありません。 展示物は実在・非実在を問いません。 実際にはできなかったことができてても構いません。女体化とか男体化とか。 けど、やりすぎない程度にね! その他 人間でも展示物でもない全く別のものです。 分類不可能、それもまた良し。 言い換え 地上 メロンティ博物館本館。 地上のPCだけでなく、NPC展示物もいっぱいいます。 地下 メロンティ博物館地下倉庫。 落ちたPCだけでなく、終わった企画にまつわる物もいます。 事情があって展示できなくなった展示物もいるかもしれません。 館長が電力をケチッたため、照明が薄暗いです。 処刑 このメロンティ博物館が作られる前、この土地はある領主が使っていました。 その領主は自身の不正がバレないように、館のあちこちに落とし穴などの罠を仕掛けていたそうです。 どうやらそれも蘇っていたようで、見事にひっかかります。 襲撃 この博物館内で密かに、罠を発動する装置も蘇っていました。 その装置を使って、気になるアイツを陥れましょう。 襲撃理由が浮かばなかったら、処刑と同じく「たまたまひっかかった」的な扱いでもOKです 囁き 従業員が使うであろう、トランシーバーを拾いました。 どうやら会話する相手は限られているようです。 もしかしたら元から持ってたりして。 村人 善良な一般人(物)。 阻止に動くもよし、何も知らずにふらつくもよし。 人狼 『人狼の石』を狙う輩たち。 トランシーバーも拾い、装置も発見したラッキーなやつら。 囁き狂人 同じく『人狼の石』を狙う輩たち。 装置は事情により扱えない。でもトランシーバーならあるぜ! 共鳴者 囁ける善良な一般人(物)。 人狼とは通信が繋がっていない模様。 占い師 『人狼の石』を狙う者かどうか調べられる。 知る手段は占い・魔法的なもの・勘など、占い師次第。 霊能者 地下倉庫に行った人たちが『人狼の石』を狙っていたか調べられる。 知る手段は占い・魔法的なもの・勘など、霊能者次第。 狩人 罠から誰か一人を守ることができる。 守る手段は占い・魔法的なもの・勘など(ry 処刑襲撃設定および指針 PL視点で盛り上がりそうなところへ清き一票や襲撃を。 万が一、バファリン等があったらそっちを優先で 迷ったらランダムだ! 推奨事項 人狼の石をめぐる楽しいドタバタ ほどほどのカオス NPCの大量発生 その他・知っておくと便利な設定 『人狼の石』(展示物) 展示物たちに意思を持たせ、動かす存在。 その力はどういうものか、未だ解明されていない。 分類は「美術品」らしいです。 fromウリーカ博物館 初代館長ハルゲル・メトロポリス(展示物・ダミー) 初代館長の白黒写真から飛び出し、自由に動き回る変なおじさん。 なぜか『人狼の石』について知っており、展示物たちが動ける原因がそれであると教えてくれる便利な存在。 その口封じのためか、地下倉庫に追放されてしまう。 もしかしたらたまにしゃべるかも? なお、現在の館長ゲルハル・カントリーサイド氏は夕方ごろに家に帰ります。 なお企画人は初代館長(のチップの名前)をつい最近までハルドナだと思ってたとか……ゲフンゲフン 伝説の掃除夫ラルフ(展示物・NPC) どういう伝説なのかは誰も知らないが、博物館で眠っていた無口な掃除夫。 床に何かこぼしたら綺麗に拭いてくれる。窓ガラスなどが壊れたら修理してくれる。弾跡だって消してくれる。 何かとんでもないことがあってもだいたいこの人が処理してくれるので皆で暴れようぜ!ということです。 初代館長の追加メモ 飴を貰う量の制限はないけど、貰う側と渡す側で要相談☆ アンケート 投票結果は、開催の目安にさせていただきます。 選択肢 投票 参加したい (13) ちょっと気になる (3) ふぁーぁ……眠いな。寝てていい? (1) 僕のお菓子食べたの誰だあああ! (0) コメント 質問・アドバイスなどありましたらぜひ。 おまけがすごい!!! -- 特命y 村の説明作るより頑張ってた気がします。 -- むらたて 名前 コメント おまけ +... ウリーカ博物館の展示物の名簿です。 参考にどうぞ。 名前 初登場 備考 銅像ヒューマ 0 1 英雄の銅像。警備員気取り。 男女の銅像 0 6 リーリオに話しかけられ、わかりやすく怪しんだ二人。 恐竜の剥製 0 24 リーリオにがおーってした恐竜。骨だけ。 雪兎 0 27 ミューの懐中電灯を盗んだ雪兎。のちにアカネが確保。 長老 0 69 スーのおじいちゃん。蔵書室の存在を教える。 錬金術資料館 0 71 考古学フロアの隣の資料館。術師の部屋仕立て。 動物たち 1 1 生物・生態系フロアのいろんな動植物。 剥製の雀・鶺鴒 1 13 生物・生態系フロアの住人。朱雀になつく。 年代物のランプ 1 A4 偉人が作り、偉人が使ったランプ。アカネが投げ渡す。 演説者(哲学者) 1 45 考古学フロアの演説担当。たぶん石膏像。 原人の群れ 1 47 人類の祖先の蝋人形。主に群れで行動する。 蔵書の大統領 1 54 蔵書室の住人。人民に関する名言を残す。 双子のリス 1 56 リスの剥製。蔵書室でうろちょろしていた。 騒がしい本たち 1 57 蔵書室の本たち。みんな喋るのが大好き。 始祖鳥 1 65 ジュラ紀最古の鳥類の想像模型。ミューの相棒的存在。 魔女「マルモル」 1 67 大理石の魔女の彫刻。リーリオの色を盗んだ。 マンモスの群れ 1 79 たまに現れ、通行止めを発生させる。 グリフォン 1 83 鳥とライオンが合体した生物。絵から飛び出したもの。 『蒼海の調』 1 85 底の見えない海を表す絵。中にイルカが住んでいる。 風水四神山水図画・青龍 1 105 朱雀の仲間(?)で、東を司る霊獣。絵画から離れないことを信条としている。 風水四神山水図画・白虎 1 106 朱雀の仲間(?)で、西を司る霊獣。まさに絵に描いたような気まぐれ。 風水四神山水図画・玄武 1 106 朱雀の仲間(?)で、北を司る霊獣。呑気。 鳥たち 1 122 生物・生態系フロアの住民。エーミルを狙う。 つつかれた鳥 1 125 エーミルがつついてたもの。実際は鳥ではなく、飛行機。 奇妙な石造たち 2 12 エジプトの王のもの。エーミルに人狼の石のことを教えた。 演説者(昆虫学者) 2 13 生物・生態形フロアの演説担当。おそらくセピア色の全身写真。 甲冑の騎士 2 19 動く甲冑。見た目に反して、敵意はないらしい。 タイプライター 2 42 クラシック曲にも使われた文書作成機械。打鍵によって、他者と会話もする。 ヒューマの剣 2 48 金赤色の立派な剣。持ち主が地下に落ち、地上にはこれだけが残った。 大統領の胸像 2 65 展示されている胸像。誰のものかは不明。 T-レックス 2 65 恐竜の化石標本。足音がすごい。 原色三兄弟 2 67 色について教えてくれる謎の三人組。ランダムで一度、奇跡を起こしていた。 抽象画 2 82 時計が溶けている不思議な絵。サルバドール・ダリの作品のひとつと思われる。 蝋人形館 2 84 近代史フロアにあるコーナー。スーもいる。 三人官女 2 89 日本人形。噂話が大好き。 ロボットたち 2 93 飛行機の模型に搭乗し、乗ろうとする。ワイヤーがあるのでたぶん無理。 黄色い花の絵 2 104 エーミルがまじまじと眺めた絵。 翼竜の化石 2 106 ロメッツをびびらせた。 絵から飛び出したペガサス 2 106 ロメッツをびびらせた。 セキュリティルーム 2 110 監視カメラなどの部屋。重要度はあるはずなのに全く登場しなかった。 演説者(エンジニア編) 3 8 近代科学フロアの演説担当。おそらく肖像画。 アーサー王と円卓の騎士 3 13 トランプのKのモデルにもなった王と12人の従者。色々あったらしい。 金属三銃士 3 18 金属について教えてくれる謎の三人組。原色三兄弟と何か関わりがあるに違いない。 ヘリの模型 3 24 近代科学フロアで飛んでいる。 演説者(芸術家編) 3 26 美術フロアの演説(ひとこと)担当。おそらくカラー写真。 馬に乗った騎士 3 *3 ヴィンセントが見かけた、通りすぎていった騎士。 ホッキョクオオカミの家族 3 48 スーによってきた仔狼たちと、その母親。 蝋人形館のみんな 3 *14 スーの家族というべき存在。持ち場を離れようとしない者が多い。 トノサマガエル 3 *17 ヴィンセントの髪をひっぱった。 『天王星と少女』 4 25 リーリオとよく似た少女の絵画。天王星で楽しく遊ぶ。 『lirio』 4 28 「天王星と少女」と同じ少女がモデルになった絵画。 おうまさん 4 54 馬の剥製。ロメッツを連れ去った。 はにわ 4 69 考古学フロアでよそ見してるとたまにぶつかる。気をつけよう。 古代の飛行機 6 60 地下倉庫にいたギリシャ人のおっちゃんががんばって作りました。 備考欄は村建て人が勝手に作りました。 間違ってる箇所とかあったらごめんなさい。 おまけ2 +... 名前 初登場 備考 初代館長 0 0 あらゆる学問を手にした初代館長。長話をするのが大好き。 パンフ渡された銅像 0 3 初代館長にパンフレットを渡された銅像。 やぎ座 0 6 プラネタリウムの住人。できるだけたくさん上映してほしいらしい。 クララの本 0 8 クララが飛び出してきた本。装飾がきれい。 ガラスケース内の宝石 0 12 美術品。ガラスに気づかずマリア像がぶつかった。 掃除夫ラルフ 0 20 万能の掃除夫。実はデボラの弟子。 リリパット国の住人 0 32 文学フロア・ガリバーコーナーの小人。ガリバーがいないから暇。 「化学の誕生」のコーナー 0 36 ルキを召還したコーナー。学者の研究室仕立て。 ガリバーの手帳 0 46 幻の第五章(予定)(の下書き)。すぐ使い切る。 牛 0 51 剥製。泣き声がかわいい。 バンクのいた絵 0 52 バンクが飛び出した絵。飼い主夫婦はちゃんと残っている。 剥製の鷹 0 56 博物館内を飛び交う鷹たち。 首だけの鹿 0 56 金持ちの家の壁によくある鹿。おしゃべりに花を咲かせる。 化石 0 56 生物・生態系フロアの住人。そのまま動く者の代表。 ウサギたち 0 65 ウェールに泣かされたウサギと、その解放を訴えた仲間たち。 乗り物たち 0 72 航空・交通フロアのもの。うまく扱えば動かせるかもしれない。 艦娘 0 73 女体化したロシアの駆逐艦。艦○れには出てないので大丈夫。 自転車くん 0 77 子供用の自転車。ぴったりな運転手を探し求めている。 ゴム製猫 0 84 ウェールにぐるぐる回された。ゴム製じゃなかったら虐待になるので気をつけよう。 西表山猫のコイン 0 87 ルキからガリバーに渡されたもの。効果は不明。 プトレマイオス 0 100 天動説の提唱者。いくら否定されようとも自説を信じる。 地動説提唱者 0 100 プトレマイオスを説得する人。昔は逆の立場だった。 口喧嘩する胸像 0 112 本当は殴りあいたいはず。だが、手も足も出ない。 南北戦争のミニチュア 0 112 ここでも戦っている。踏んづけないよう気をつけよう。 絵画の楽師たち 0 113 楽器を持った女性たち。ガールズトークしている時もある。 ダークバイオレットの胸像 0 122 饒舌に喋っている。色がすごい。 謎のオブジェ 0 122 柴犬と雪兎を融合させたものらしい。 髭爺の肖像 0 122 偉そうな顔をしている。ウェールとにらみ合った。 いて座 0 144 プラネタリウムの住人。プラネタリウムの仕組みをクララに教える。 みずがめ座 0 145 プラネタリウムの住人。クララの正体を不思議に思った。 薔薇影の騎士 0 148 いい男の絵画。ところで登場回数を数えてみてくれ。こいつをどう思う? うお座 0 151 プラネタリウムの住人。泳ぐ。バンクに狙われる。 おとめ座とふたご座 0 179 プラネタリウムの住人。ふたご座がおとめ座にプロポーズしている。 だまし絵 0 183 ペンローズの階段と呼ばれる絵。兵士が延々と歩いている。 ダビデ像 0 187 古代イスラエル王の像。全裸。ビルゴにガッツリ見られる。 ペガサスのハンカチ 0 205 お土産なので、動き出す気配はない。この時点では。 海賊船の模型 0 205 海賊たちの模型。ウェールを運んで吹っ飛ばす。 中世のジオラマ 0 214 中世の戦いのジオラマ。戦いの真っ最中。 冒険家の絵 0 216 金銀財宝を手に入れた冒険家の絵。ガリバーにコインを盗まれる。 飛行機セット 0 217 勝手に飛び出した飛行機とそれを追う二人。ガリバーのせい。 ゴマフアザラシ 0 239 なぜか飛び出してくる。館内を歩く際はご注意を。 剣士 0 242 ガリバーの代わりにされたり、地下に落ちたり、本当に不運な剣士。 ライオンの一家 0 243 肉食動物の一家。インペリアルクロスを組んでいる。 元気な馬 0 251 止まらない元気で、海賊船を引っ張ったんだぜ! お土産たち 0 262 月のキーホルダー、西表山猫Tシャツ等、充実のラインナップ。 処刑人のぬいぐるみ 0 262 ウェールに似たぬいぐるみ。製作者の趣味がわからない。 書籍たち 0 263 充実のラインナップ。だが「ファウルの力学」だけ意味がわからない。 二十世紀の未来予想図 0 265 近代科学フロアの絵。レディもここに載っている。 「天王星と少女」の絵葉書 0 268 ウリーカ博物館の絵がモデルの絵葉書。 柴犬 0 270 ロイズと途中まで行動を共にした柴犬。なぜか展示物世界と博物館内の換金レートがわかる。 栄養について話す彫像 0 272 栄養に詳しい人。たぶん管理栄養士か何か。なぜ彫像に。 襲ってくる熊 0 273 ビルゴに相撲を挑み、ギャラリーを動員した。 東洋の文豪 0 275 ビルゴを「きんたろう」呼ばわりした文豪。 シマウマのコイン 0 285 ルキがクララに渡したコイン。後に、衝撃の効果が博物館全体に発生する。 空とぶくじら 0 299 生物・生態系フロアの住人。空を泳ぐ。 だらしないポーズした像 0 307 かなりきついポーズだったらしい像。ファンには絶対見せられない。 750匹の蟻 0 309 ウェール(剣)を運んだ蟻たち。のちに何匹か食われた。 メロンティの設備 0 314 最新鋭が揃っている。火気を探知したらすぐスプリンクラーが作動します。 動く銅像、談話する絵画、走る犬、歌うマリア像 0 332 ビューが最初に見た光景。 のどかに過ごす者たち 0 341 手をとりあったり、広い世界へ行ったり、木陰でゆっくりしたり。 縞馬の群れ 0 347 団体客。仮眠していたニコライを待ち構えていたかのように襲ってきた。 ロケット 0 350 誰かが飛ばしている。天井の修理はラルフがやっておきました。 物理のおっさん 0 350 電気抵抗について話しているおっさん。 飛ぶ鳥、動く像、踊るはにわ 0 355 ネッドが最初に見た光景。 考える像 0 356 ネッドを不審な目で見て、よけいに考え込んだ。 5匹のアリクイ 0 358 ウェールの救世主といえる存在。食べた蟻はどこへ行くのだろうか。 お砂糖 0 367 海賊船内にあったものを、バンクが蟻をおびき寄せるために使用。 警棒 0 378 警備員のアイテム。遊んじゃダメ。 幾何学模様の孔雀 0 383 美術フロアの住人。そのまま動く者の代表2。 セグ○ェイ 0 389 とある元メジャーリーガーは、これに乗って引退セレモニーを行った。 サッカーボール 0 389 色々と謎だらけですが、乗り物です。暴走に注意。 西洋の騎士団 1 2 団体客2。ネッドを突き飛ばした。 幸せそうな家族 1 5 まるで絵に描いたような幸せっぷり。妻がふくよか。 科学者の蝋人形たち 1 27 研究中。方法の違いで喧嘩が勃発した。 貴婦人 1 34 歴史フロアの住人。クララを追い払う。 農家 1 36 歴史フロアの住人。クララを追い払う。 原始人たち 1 44 火を開発した原始人たち。天井と壁のLEDのことは触れてはいけない。 悪魔の像 1 45 アフリカ象に見えるが、悪魔らしい。罠の装置が仕込まれている。 マンモス 1 48 落とし穴の最初の被害者。大暴れしていたところを取り押さえる形となった。 シーラカンス 1 64 古代からその形を変えていない、生きた化石。寿命も60年は行く。 絵から飛び出したヒッポグリフ 1 68 鷲と馬の体を持つ架空の生き物。ロビーで飛び交っている。 西表山猫 1 68 西表島にのみ存在する天然記念物。ロビーで飛び交っている。 巨大トンボ 1 73 かつてホントに存在した巨大トンボ。意外とヘタレ。 狼 1 91 生物・生態系フロアの住人。遠吠えでネッドをお出迎えした。 魅了された彫像たち 1 97 バンクの飼い主の演奏にホレた方々。ほぼ演奏会状態。 はさんだ蟹 1 105 生物・生態系フロアの住民。レディの指を挟み、恨まれる。 文学フロアの住人 1 108 バンクが「人狼の石」と「空飛ぶ釣竿」について聞いたが、役に立たず。 きょうりゅうたち 1 110 恐竜の群れ。しかし鳴き声がかわいい。 人狼コミュニティ 1 111 「汝は人狼なりや?」をプレーする者たち。参加者は全員人外。 ゴマフアザラシのキーホルダー 1 122 うっかり噛まれないように注意。 料理人 1 127 お土産をアレンジする料理人。どこかのフロアの展示物……のはず。 首のない銅像 1 159 何があったのか、首がない銅像。ウェールが少し不満そう。 楽天家の銅像 2 12 とても見覚えのある楽天家の銅像。すぐ寝る。 くまのぬいぐるみ 2 14 館長転落事件の目撃者。通称くまぬい。 うさぎのぬいぐるみ 2 14 クララ転落事件の目撃者。通称うさぬい。 少女の絵画 2 24 見覚えのある少女の絵画。絵のままでいたかったらしい。 ラヴィ 2 24 絵画の少女に抱かれているうさぎ。たれ耳が特徴。 かに座とさそり座 2 50 プラネタリウムの住人。互角の戦いを繰り広げる。 言語学者? 2 62 ロシア字が一部使われているのはわかるが、解読不能。 老人の銅像 2 81 見覚えのある老人の銅像。重要なことだけ伝えて去っていく。 御者と馬車 2 82 交通フロアの住人だと思われる。ウェールと剣士が飛び乗った。 生物・生態系フロアの住人 2 84 野生動物たち。レディと触れ合った。 青い軍人 3 19 無鉄砲なビューを止めてくれたいい人。パンチでどかされる。 審議中の人々 3 26 ルキを処遇を考える展示物たち。おそらく、人狼コミュニティの者が一人いる。 塩辛蜻蛉46匹 3 63 ルキとニコライに寄ってきた。ニコライにとっては拷問でしかない。 はにわブラザーズ 3 81 兄弟のはにわ。ネッドが片方につまづく。 全裸の像 3 +21 格好はすごいが心は乙女。誰か何か着せてあげて! トリプルヒットバッターの像 3 96 有力打者の像……だったのだろう、きっと。よくわからない。 はにわマザー 3 101 はにわブラザーズの母親。泣かせたらどこからか出てくる。 地下の住人 4 11 地上の比ではないほど奇妙な作品が多い。 双子のリス 4 41 元々はウリーカ博物館の住人。くるみ大好き。 箱 4 126 地下倉庫にある大きい箱。中には、原作視聴済PLにはたまらないサプライズが。 家鳴りフィギュア 4 145 家を鳴らす妖怪。結果的にダイオウイカを怒らせただけ。 絵画『嵐の漁業』 4 150 海の絵だったが、海水は全部ダイオウイカに送られた。たまらないサプライズ。 近代科学の学者 4 161 コインを教えてくれた学者。漫才師ではない。 メロンティ博物館の展示物たちです。 忘れてたのがあったらごめんなさい。 「それ展示物なの?違くない?」という意見は受け入れません。 前ページ次ページ村企画
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/646.html
━━━━おもわず言葉に出してしまった胸に秘めた想いを、誤魔化すためにかけた音楽が不覚にも甘く切ない求愛系だった…。 だいたい…今夜は、何もかもが上手く行かな過ぎる。 売り切れたシュークリーム…ペアのマグカップ…そして…幸せそうに微笑む朝比奈さん… まったく、調子外れな夜だ。 この夜は…このまま何処へ流れて往くのだろう…━━━━━━━ 【コーヒーふたつ8・後編】 迂濶にも選んでしまった甘いメロディーが、車の中を充たしている…。 僕は胸の内を悟られぬ様に必死に平静を装いながら、何事でも無いようにハンドルに軽く手を添え、国道を飛ばした。 隣に座る朝比奈さんの様子が気になってしょうがないものの、今はマトモに視線を投げ掛ける事すら出来ない。必然的に気まずい沈黙が生まれ、それが暫く続く。 そして、その沈黙を破ったのは朝比奈さんの思いがけない一言だった。 「この曲の様に…こんな風に想われたら、どんなに素敵な事でしょうね?」 「えっ?」 「それとも…古泉君の気持ちそのものなのかしら…」 あまりにも大胆で唐突な彼女に、僕は答える術を失ってしまった。 そして…心を見透かされた気がして、腹立たしさにも似た恥ずかしさを覚える。 (このまま、言われてばかりでは…) 「そうですね…。でも、貴女がそう想って欲しい相手は僕では無いでしょう?」 精一杯悪びれたつもりだった。 このまま、彼女を不愉快にさせて…嫌われてしまっても良いと思った。 そうすれば、傷付くのは僕だけで済む…いや、僕が楽になれる。 (終わった…な) 彼女は、僕の言葉に目を丸くして…そして、少しだけ考える素振りをした後で突然笑い出した。 「うふふっ…、キョン君の事ですね?」 「えっ?いや…」 「好きでした…いいえ、今でも好きですよ?」 「そう…ですか…」 「でもね、今のその感情は貴方が考えている様なものではないのです。」 「えっ…?」 「貴方には…いずれ話しておかなければならないのかもしれませんね」 「何を…です?」 「キョン君と私の…本当の関係を…」 もう…僕は何がなんだか解らなくなっていた。 そして混乱する僕の心を、掌の上で転がすかの様に朝比奈さんが助手席で微笑む。 僕は、今持ち併せる全ての平常心を掻き集めて「それは…実に興味深いですね。是非、伺いたいものだ…」と答えてみせた。 「では、夕食の時…その後があるのでしたら、その時でも構わないですよ?」 「今…という訳にはいかない様ですね。」 「だって、この車は貴方のモノでは無いでしょう?…貴方を疑っている訳では無いのだけど…」 そう言われて、僕は自分が機関の人間である事と、この車が機関の所有物である事を思い出した。 (なるほど…盗聴を警戒しているという事か…) 「…解りました。では、その様にしましょう」 彼女の言う「キョン君との本当の関係」には何か秘密が隠されている様だ。 もはや、これは僕の想い如何の問題ではない。 そして僕は「彼女とキョン君の本当の関係」に該当する情報を機関からは何も得てはいない。 彼女が盗聴の可能性までもを警戒するという事は、それなりの情報なのだろう…。 僕は車を走らせながら、今改めて再び思う。 この夜は…このまま何処へ流れて往くのだろう…と。 レストランへと向かう間の時間は、僕に平常心を取り戻させるのには充分だった。 だからこそ僕は、レストランの駐車場に着いた後も、シュークリーム屋に着いた時と同じように彼女をエスコート出来たし、普段通りの自分で居られる事が出来た。 朝比奈さんも、先程の車の中での会話などはまるで幻だったかの様に、僕の良く知っている微笑みを浮かべながら普段通りに振る舞っている。 そして、海岸線に沿う様に建つホテルの一階にあるその店の入り口に立つと「…高価そうなお店ですね…」と心配そうな表情を見せた。 僕は、今の彼女と先程の車の中での彼女とのギャップがおかしくて、思わず声を出して笑ってしまう。 「な、なにがおかしいんですかっ?」 「アハハッ…いや、失礼!先程の…朝比奈さん思い出すと、今の朝比奈さんはあまりにも普段通りで…安心してしまったんですね、多分…」 「そんな…」 「いやいや、本当に失礼しました。…この店は、上にあるホテルのオーナーが『趣味』を兼ねてやっている店でして、まあ僕の様な若輩者でも気軽に立ち寄れる店ですから、御心配なく!」 「趣味…ですか?」 「ええ、中々素敵な『趣味』ですよ?とりあえず中へ…」 僕は店の入り口に立つボーイに「二人…」と告げ、彼女と共に店の中へと進んだ。 そして、途中に待ち構えていたウェイトレスに連れられて客席に向かう。 やがて、店の中を進むにつれて客席の様子が見えて来ると、彼女が驚きの声をあげた。 「あら、古泉君…これは?」 「驚きました?」 「ええ…電車、ですよね?おそらく本物の…」 「はい。ここのオーナーがその道のマニアでして…趣味が高じて、このような買い物をしてしまったんだそうですよ?」 「ああ!さっき言ってた趣味って…」 「そうです。それで、ただ飾って置くのはつまらないという訳で、このような形で…店舗の客席として使用しているのだそうです。」 僕達はウエイトレスに導かれ、屋内にあるそ電車に乗り込んだ。 そして、客室の窓に沿う様に並べてあるいくつかのテーブル席のひとつに案内されると、お互いに静かに腰を下ろした。 「なんだか…このまま走り出してしまいそう…」 彼女が、まるで少女の様に瞳を輝かせながら辺りを見回す。 そしてメニューを差し出しながら「気に入って頂けましたか」と微笑みかける僕に「ええ!とっても!」と笑顔で答えた。 「さて…朝比奈さんは、どんなパスタがお好みですか?」 「パスタならなんでも好きですよ?そうね…古泉君のお奨めは何かしら?」 「僕でしたこの…ブラウンバターとミゼトラチーズソースですかね。」 「じゃあ、私も同じものを。」 「飲み物は、どうします?」 「そうね…では、カンパリを頂こうかしら。」 僕は、ごく自然にアルコールを選んだ彼女に違和感を覚えながらも、近くに居たウェイトレスを呼び寄せ注文を済ませた。 そして数分後、運ばれてきた料理を目の前にして、彼女が一層目を輝かせた。 「わあっ!美味しそう!」 「さあ、冷めないうちに頂きましょう。」 「うふふっ、頂きます。…でも、なんだか悪いわ…私だけ、お酒を頂いちゃって。」 「構いませんよ。僕は運転がありますからね?僕まで飲んでしまっては、帰れなくなる…」 「あら、帰る事を考えなければ良いのではないかしら?」 そう言いながら彼女は、人指し指を立ててホテルのある上の方を指差してみせた。 よく見ると、カンパリの注がれていたグラスが既に空になっている。 「どうも、ここのカンパリはよろしくない様だ…。貴女に悪ふざけをさせる…」 「あら、ふざけてなんかいませんよ?当然の展開…だと思いません?それに…さっきの話の続きもあるし…」 (なるほど、そういう事か…) つまり彼女は、完全に外部から遮断された空間で先程の車の中の続きを語りたいのだろう。 僕はウェイトレスを呼び寄せると、上のホテルに適当な部屋を用意する様に言付けた。 平日の夜だからだろうか、あまりにも簡単に僕達はスイートルームの鍵を手にする事が出来た。 チェックインを済ませ彼女と共に部屋へ向かいながら、僕は今日一日を振り返る。 (やれやれ、スウィーツを買いに出掛けたつもりがスイートルームか…。) 普通のデートならば、男冥利に尽きる展開だが、今はそれどころでは無い。 彼女がこれから語ろうとしている事…それだけに今の僕は心を奪われていた。 いや、厳密に言うとそれだけでは無いな…。 僕は彼女と食事をした時…彼女が自然にアルコールを選んで見せた時から、ある疑念を抱いていた。 そしてそれは、その場面についてのみではなく、彼女と待ち合わせをした時から無意識のうちに感じていた事なのかもしれなかった。 (とりあえず、全てはこの部屋で…) 僕は少しだけ鍵を固く握ると、部屋の前に立ちドアを開けた。 「わあ!広いっ!見て、古泉君!海が見えますよっ?」 「ああ…本当だ。さすがにスイートルーム…と言った感じですね。」 「うふふっ…。さて、古泉君?先にどちらをします?」 「え?何がです?」 「先程の車の中での話の続きをするか、それとも今日のデート自体の続きをするか…」 「先に…という事は、どちらも有りという事になりますね…」 「私が相手では…嫌?」 「既に僕の心を見抜いている癖に…今更ですね…」 僕は彼女にそっと近付くと、腰に手を回して少し強引に抱き寄せた。 そのまま…彼女が瞳を閉じると同時に、奪うようにキスをする。 唇から頬へ…頬から首筋へ… そして、唇が首筋へと辿り着いた瞬間、先程感じた疑念は確信に変わった! 僕はそっと彼女から離れると、突然中断した行為に拍子抜けした彼女へ向かって語りかけた。 「貴女は…朝比奈さんではありませんね?」「…え?」 「いや…厳密に言うと『僕とバス停で待ち合わせを約束した』朝比奈さんではない…」 「古泉君…何を言っているの?」 「いや…盲点でしたよ。貴女が時間を飛び越えられる事を知っていながら、まんまと騙されてしまいました。 …それで、いつ入れ替わったんです?『その先の未来から来た』朝比奈さん?」 「…………あはははっ!とうとう、ばれちゃったか!さすがは一樹…いえ古泉君ね! でも、おかしいわね…ついさっきまで完璧だったのに、何故判ったのかしら?」 「臭い…ですよ。」 「臭い?」 「そう、貴女は僕と待ち合わせをした時『部室にあった衣装を適当に合わせた』と言ってましたよね?」 「え?…ええ。」 「先程、僕が触れた貴女の首筋からは部室の臭いなんて全然しなかった…」 「あ…。」 「それだけではありません。その服は、コスプレの衣装なんかじゃない…。 抱き締めた時の感触で判りましたよ?その他にも色々とありますが……とりあえず、これだけの理由で十分ですか?」 「……なるほどね。完敗だわ…。実は、貴方に伝えたい事があって、『こちら』に来たのよ。それで部室に近付いたら、丁度貴方と『私』の会話が聞こえて来てね?チャンスだったから少し細工をして『私』には帰ってもらったわ。」 「細工…ですか?」 「そう、『私』の下駄箱に貴方の名前で置き手紙をしたのよ。『急用が出来ました、また次回にでも…』ってね。」 「そして…バス停には貴女が現れた…」 「そうね。本当はそこで、貴方に用件を伝えてオシマイ…でもよかったのよ。 でも、少し欲が出ちゃって……色々と考えるのに必死だったわ…。服装の言い訳とか、貴方に対する喋り方とか…ね?」 彼女は喋り終わると、少し溜め息をつきながら「残念!いいところだったのにな…」と笑った。 そして、そのままソファーに腰を下ろすと上目使いで僕を見ながら、乱れた襟元を整えた。 僕は話を続ける。 「なるほどね…まあ、貴女の存在は過去に把握してましたからね。 確か以前も…この時代にこのような現れ方をした事があった筈だが…」 「詳しいのね?」 「仕事ですから…それで、用件とは何です?それと、車の中での話の続きも気になりますね。」 「そうね…、どう伝えたら良いものかしら…」 そう呟くと彼女は目を閉じて黙りこんだ。 そして、少し考える素振りを見せた後、ゆっくりと目を開けて語り始めた。 「今日、私が伝えたかった事と貴方に車の中で話した事は、実は深く関係がある事なの。まとめて順番に話すけど…それでいい?」 「構いませんよ。」 「それと…あまり直接的な表現は出来ないの。考えながら理解してもらうと助かる。」 「承知しました。」 彼女はそっと立ち上がり窓辺に立った。そして、暗い海を見つめながら静かに語り始めた。 「私の家は……父と母と私の三人家族なの。 お父さんもお母さんも若い頃に結婚したせいか、まだまだ若々しいのよ。 私にあまり手がかからなくなってからは、毎週日曜日になると必ず二人でドライブに出掛ける……でも、最近お父さんは仕事が忙しいみたいで、せっかくの日曜日でもなかなか布団から出て来ないの。 お母さんは、そんなお父さんがじれったくて、いつも大声で起こすのよ。 『さっさと起きなさいよっ!このバカキョンっ!』ってね。」 何……だと? 「ここまで、なんとなく把握して頂けて?」 「ええ…。まあ…続けて下さい……。」 「私が組織から母の持つ力について初めて告げられたのは、高校一年の冬だった…。 そして、私はそのまま貴方…いいえ、古泉君が得ている情報と同じ様なモノをそこで身に付けて、この任務に着いたの。」 「……ちょっと待ってください。では、あちら側での朝比奈さんは、どうなってるんです?」 「留学中…という事にはなっているらしいのだけど…。 フフッ…まあ、よく解らないのよ。続けて良い?」 「ええ、どうぞ… 」 「こちらに来たばかりの頃ね、あたしは毎日が不安で不安でしょうがなかった…。 でも、そんな中で友達が出来て…そしてキョン君と凉宮さんに出会う事も出来た。 もう気付いていると思うけど…あの二人は私にとって一番遠くて一番近い存在なの。 だから、出会った頃は少しキョン君に惹かれてしまったりもしたけど、どうにもならない事だって解ってたからなんとか出来た…。 まあ、貴方の存在もあったし……ね?」 「………。」 「……まあ、こんな感じかしら。ここから先の話は、今この時間に対しての未来の出来事になってしまうから、当然話す事は出来ない。」 「いえ……十分ですよ、朝比奈さん。」 僕は、ただ呆然とするしかなかった。 なんとか理解しようとするものの、把握するだけで精一杯だ。 彼女は更に続ける。 「それで…伝えたかった事はね?キョン君と凉宮さんの事なの。」 「彼等の?」 「そう。これから少し後で二人は少し大変な事になる。それを支えるには、この時間平面上に常駐する『私』では役不足なの。 だから、貴方に助けてほしい。」 「……承知しました。」 全てを語り終わると、彼女はそのまま静かに息をしながら海を眺め続けた。 僕は、彼女に対してこれ以上どんな言葉を語ればいいのか解らずに、彼女の背中をしばらく見つめていた。 そして… 1つだけではあるが…質問を思い付いた。 「朝比奈さん…」 「何かしら?」 彼女は振り返ると、じっと僕を見つめた。 僕も彼女から目を反らさずに、静かに問掛ける。 「貴女にとって…僕は…なんなんです?」 「……それは……私がここに居る時点で出ていた答え…でしょ?」 そう言って彼女は静かに笑うと「帰るわね」と告げ、部屋の出口に向かった。 (行かせない…っ!) 気が付くと僕は後ろから…彼女を抱き締めていた。 そして…特に驚く様子もなく彼女は僕に体を預ける。 「こうしてくれるって…判ってしまうのよ。つまり、貴方と私は……」 僕は、そう言いかけた彼女の肩をつかむと、振り向かせて唇を素早くキスで塞いだ。そしてそのまま再び抱き締める。 「…一樹?」 「…話してくれて…良かったですよ?それだからこそ…今僕は、躊躇わずに貴女を抱き締める事が出来る…。」 「…抱き締めるだけ?」 「さあ…どうでしょうね…」 僕は再び彼女に唇を重ねながら、少しだけ考える。 今は家で眠っているであろう朝比奈さんと、僕の腕の中に居る彼女の事… そして、彼女の居た未来での僕はどうしてる? 彼女は僕を名前で呼んでいた様だが… まあ、いい…今は今夜のデートの締め括りをしようじゃないか……………。 朝、目を覚ますと彼女はもう居なかった。 僕はとりあえず体を起こして、枕元にある受話器を取り上げると「コーヒーをくれないか?」とだけ告げ、直ぐに元に戻した。 そしてその拍子に、ベットサイドに一枚のメモを見付けた。 『先に出ます。 みくる』 なんとなく、ぼんやりと海を見ながら昨日の彼女を思い出してみる。 そして…それから今日の彼女を想ってみた。 (シュークリーム屋に…連れていかなければならないな) 僕は手早く着替えると、ルームサービスのコーヒーを待たずに急ぎ足で部屋を後にした。 終
https://w.atwiki.jp/haruka17/pages/217.html
前話 イ♪とチョキン♪は出発の準備をしています そこにヤマメ♪がヌケニンを連れてやってきました ヤマメ♪ 「よっ!イ♪・チョキン♪」 イ♪ 「お?そいつは…確かイガウエノとかいうやつ?!」 ヤマメ♪ 「イガウエノ改めヌケサク♪だよ。仲間になったんだ」 チョキン♪ (……………………) ヤマメ♪ 「でね。一緒に連れてってほしいって。道案内をするんだって」 イ♪ 「まあ道案内は欲しいけど…大丈夫なのか?」 ヌケサク♪(ヌケニン) 「………ゴニョニョ…………」 イ♪ 「えっ?何言ってるか聞こえないぞ」 ヤマメ♪ 「お役に立ちますだって。この子はSKCなんだよ」 イ♪ 「何だそれ?」 ヤマメ♪ 「スーパー声がちっちゃい」 イ♪ 「ヤマメ♪はよく聞き取れるな…」 さらに、そこに1匹のバルビートが現れます しとり♪(バルビート) 「おーいイ♪。みんなー」 イ♪ 「おおしとり♪じゃないか。何だい?」 しとり♪ 「実はおいらも一緒に…ダメかな?」 イ♪ 「そりゃ仲間が多い方がいい。大歓迎だぜ」 しとり♪ 「おいらどうせ足手まといにしかならないし…やめた方がいいって最初は思ったんだけど…」 〃 「でもやっぱり一緒に…荷物持ちでもいいから…」 ヤマメ♪ 「ちょっと!あんた何言ってるのよ!」 〃 「この救助隊はね、あんたがリーダーなってもいい位なんだよ!」 チョキン♪ 「ヤマメ♪もうやめとけ」 ヤマメ♪ 「それを何が荷物持ちよ!そんなんだからあんたはネ…」 チョキン♪ 「おい!いい加減やめないか!このバカ野郎っ!!」 ヤマメ♪ 「な、なによ!もう知らない!」 ヤマメ♪はどこかに行ってしまいます イ♪ 「チョキン♪今のは確かにヤマメ♪が悪いが、バカはないだろ…お前わかってないな」 〃 「多分ヤマメ♪はチョキン♪のこと…」 チョキン♪ 「スーパーバカはお前だ。イ♪が一番何もわかっちゃいない」 イ♪ 「なんだと!」 〃 「ちっ。まあいいや。出発の前に仲間割れしても仕方ない。」 しとり♪ 「あのぅ。おいら何か悪いことしちゃったかな?」 イ♪ 「あんたは悪くない。俺ヤマメ♪を連れ戻してくるよ」 チョキン♪ 「ああそうしろ。で、しとり♪すまなかった」 しとり♪ 「えっ?おいら何が何だか…」 ヌケサク♪ 「…………………………」 つづく 次話
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2132.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を/コメントログ」 虐待も、制裁も、愛でも、全部アリ。 虐待派と愛で派が交わることのない主張をぶつけ合うのも、制裁派がゆ虐にルールを主張して愛で・虐両方から叩かれるのも、 罵詈雑言で罵り合うのも、全部楽しいよね。 結局、みんなはゆっくりが大好きなんだよね。仲良くなんかしなくていい。わかり合わなくてもいい。 言い争うのも、けなし合うのも、褒め合うのも、議論するのも、楽しい。楽しい。楽しい。 -- 2010-07-22 00 40 26 飛べない豚って例えが、読んでいるとジワジワくるなw -- 2011-08-09 01 49 20 ↓↓これ読んでると、ゆ虐について荒れるのが微笑ましく感じるな -- 2011-11-17 11 45 38
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/529.html
自分の場に妹紅が存在するときに人形が根性を得る効果を持つ。 このカードがあるならば人形の自爆攻撃を気にせず攻められ、また守りにおいても有効な手段となり得るため 有効な場面は多い。 特に人形(Lunatic)と組み合わせることで自爆のリスクなしに強力な攻撃を連発出来るようになり 非常に強力。相手を完全に制圧したいときなどにつかってみると良いだろう。 ただしアリス(Lunatic)の持つ破壊効果と信仰-30%には要注意。