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もやもやを吹き飛ばすように、鏡を睨みつけてひたすら踊る。 小学生でキッズオーディションを受けて、キュートを結成してからというもの、私は一日もダンスレッスンを欠かしたことがない。 キュートでセンターに立ちたくて、それはひたすら頑張ればかなうものだと思っていた。 でも、私の前にはいつも愛理や舞美ちゃん、そしてめぐがいた。 めぐはダンスのセンスが圧倒的だったし、とても同い年とは思えないような色香を身に纏っていた。 舞美ちゃんは明るく嫌味のない美人で、さわやかな容姿と抜群の運動神経でファンの人達をとりこにしている。 愛理は歌が上手で声がいい。作ったキャラじゃなく、もともとガツガツしていない楚々としたたたずまいは誰にも真似できない。 私はこの三人に、何をしても超えられない「天性の才能」というものを突きつけられた。 センターになるという夢をあきらめたわけではなかったのだけれど、そこで完全に行き詰ってしまったのは確かだった。 そんなある日、マネージャーからめぐが脱退するという話を突然聞いた。 一緒に頑張ってきた仲間だから、いなくなってしまうことは本当に辛くて悲しかった。 でも、これが私にとってのチャンスだという気持ちもなかったわけじゃない。 暫定とはいえキュートの三番手になることが確定したのだから。 のほほんとした穏やかな雰囲気のキュートの中で、ギラギラとオーラを放っていためぐ。 これだ!という才能を持ち合わせていない私がめぐの位置に食い込んでいくためには、どんなに望みが薄くても、やっぱりひたすら努力し続けるしかなかった。 負けん気と粘り強さでのし上がっていくつもりだった。 「なっきー、ダンス上手いよね。」 そんなある日、久しぶりに千聖が話しかけてきた。 いつも舞ちゃんと一緒にふざけているからなかなか2人で話すこともなかったけれど、私は屈託のない千聖と話していると心が落ち着いていた。 舞美ちゃんも愛理も好きだけれど、どこかでライバル視することをやめられず、楽しく話していても緊張感が取れなかったから。 「本当?ありがとう。」 「私全然立ち位置とか覚えらんなくて。なっきーはどうやって覚えるの?千聖ね、なっきーのダンスが一番好き。」 「え・・・」 嬉しかった。 どんなに頑張っていても結局年下組や栞菜が頼るのはえりかちゃんや舞美ちゃんだったから。千聖が見ていてくれて、私は少し努力が報われたような気がした。 「わっわっ、ごめんなっきー!泣いちゃったの?千聖悪いこと言った?」 知らないうちに泣いていたらしい。心配そうに顔を覗き込んだ千聖も泣きそうな顔になっている。 「ううん、なんでもない。ダンス褒めてくれて嬉しかったの。私でよければいつでも教えるから。」 千聖はそれ以上何も聞かないで、デヘヘと笑ってくれた。 それから私と千聖は、たまにプライベートで会って遊ぶぐらい親しくなった。 「千聖のライバルは、舞ちゃんじゃなくて愛理なの。」 そんな千聖の思いを聞かせてもらえるようになったのも、この頃だった。 もう千聖はこのまま元に戻らないのかな。今は愛理とすっかり打ち解けて、愛理に負けたくないって言っていた千聖はもういないのかな。 鏡にもたれてそんなことを考えていたその時、急にどこからか歌声が聞こえてきた。 もうみんな帰ったはずだったのに。 レッスン場を出て廊下を歩くと、段々声が近づいてくる。ロッカーの方だ。 何となく早足になって、思いっきりドアを開く。 「ごきげんよう、早貴さん。」 そこにいたのは、千聖だった。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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「お金がない」「生活できない」と常に言っている人がいます。 その人はどこまで本気なんでしょうか。 今までにどんな努力をしたのか? 今現在どんな努力をしているか? 聞いてみたいなと思うことがあります。 「給料が上がる為にどんな努力をしていますか?」 「転職する努力をしましたか?」 「少しでも多く稼ぐ努力はどうですか?」 ネットオークションで不用品を売るなど、少し勉強すれば誰でもできます。 「いやうちの会社は副業禁止だから」 というかもしれません。 それはやらない理由です。 もし家族が飢え死にしかけても同じことが言えますか?と。 もしお金がなくて家族が飢え死にしかけていたらそんなせりふ言わないでしょう。 要するに本気じゃないのですよね。 言い訳ができるうちは・・。 小森純 ホワイトニング レーザー 育毛 集音器 アセチノセルビー
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2007年12月13日 (木) 12時40分26秒; お金がない! 実に今お金がない! 働いていないのだから当然かもしれませんが、本当にない!ない!ない! でも、働いていた時もお金がなかったのでありまちゅ。。 なぜかというと~ まあ、住んでいるアパートの家賃が高いということもありまちゅが、決定的なのはショッピングが大好きということでありまちゅ。。 洋服、バック、小物などなど欲しいと思ったら即購入! 病気に近いかもしれないでちゅ。。 しかぁし この無職の間にだいぶ我慢できるようになったと思いまちゅ。。 まあ、少しでちゅけどね(#^.^#) ところで、かおるは貯蓄というのが苦手で困っていまちゅ。。 欲しいものも買えて貯蓄もできるいい方法教えてくだちゃい~~ ああ~ お金が欲しい~~ Your Message 名前 コメント
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避難所ゾイド ♀(ひなんじょぞいど) ふつらじ界の広末涼子。しかしそのバックにはとてもかっこいい父親がおり、ネゲットは諦めたほうがいい。 安価によりDJ名が決まったJC 今ではJKになって一皮むけたゾイドちゃんに向かう所敵なし デスザウラーにさえ勝てるほどの実力の持ち主らしいが本人はゾイドにはまったく興味がない これもその強さ故か しかしゲームはそこまで強いわけではなく テトリスの腕前は中の上 ↓デビュー時のレス 初めてです 緊張します… 部活や修学旅行の話などしようかと
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976 予告編1/2 sage 2007/02/25(日) 02 24 34 ID ??? オンセは遊べどオフセ仲間が全く居ない俺孤独男 オンセに飽きた、たまにはオフセを遊びたい、でも仲間は居ない 仕方が無いのでmixiでオフセを遊ぶ面子を探す事に 割合趣味が合いそうな兄ちゃんが暇していたので連絡してみる 返信が来る、既に他所から声が掛かっているそうな 「せっかくだから君もそこに連絡を取ってみたらどうだい?」 なるほどその通りだ俺もあんたと一緒に遊んでみたいし そこに連絡してみるよ・・・GMは女人か 若干不安だがさっそく女人に卓への参加希望を出す その後、参加希望が通り女人とマイミクに 女人の人物像を知らんとマイミク限定の日記を眺めてみる ・・・別に女人だから覗く訳じゃないぜ なるほど、どうやら彼氏がTRPGに熟練しているらしい それで自分もTRPGに興味を持ったようだ・・・彼氏連れ? しかもGMが素人か・・・ 977 予告編2/2 sage 2007/02/25(日) 02 27 09 ID ??? 不安はあるものの久々のオフセ 先入観を捨てて集合日に備えて連絡を取る この時点で遊ぶルールは決まっていない 本屋かアマゾンで注文出来る程度に新しいルールなら 何でもいいって前提で希望を出しているので特に問題は無い ん・・・どれどれGMからメッセージが来た 「ホニャララを遊ぶ事にしました」 なるほど、それに決まったかオーケーオーケー 「孤独男さん所有のゴニョゴニョ(サプリ)を持ってきてくれませんか? 私はまだ読んだ事が無いので使ってみたいです」 ・・・サプリとはいえGMが当日にルールブックを読むのか? 彼氏は・・・俺に頼む位だから持ってないのか 「オーケー任せろ」 思う所はあるがそれでも買って読めとは言えずに承諾する 更に数日が経過、その間の連絡は・・・ 「メンバーのAさん(兄ちゃんとは別人)が抜けました」 「Aさんはやっぱり来るそうです、友達ですから引き止めました」 引き止めて留まる位なら何故抜けるんだそのAさんは? 「呼びづらいので本名を教えてください、私の事は仇名で呼んでください」 俺だけ本名プレイだったら泣くぞ そして今日いよいよ集まるんだが果してどうなる事やら スレ126
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こちらの続き 570 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 51 15.31 ID COi7TmuJ 今日は週末に月末に納期が重なってクタクタだった。 「もう終電も終わってるし」 タクシープールに並んでいると非通知で着信があった。 最近はIP電話を導入した会社からの電話が非通知で困っている。 交換機トラブルも起きるし使っている身としてはあまりメリットが無い。 何か緊急のトラブルかもしれない。 あと少しだった列を離れ会社に折り返し電話を入れる。 「あれ?誰も出ない。違ったのかな」 あきらめてタクシープールに戻ろうと振り返ると列はさらに伸びていてげんなりした。 仕方ないと思い直してタクシープールへの道を渡ろうとするとパッシングをうける。 「眩しいな」 一歩下がり車が通過するのを待っているとボクの目の前で車はゆっくりと停まりハザードを焚く。 不審に思ってさらに一歩下がると助手席からメイドさんが降りてくる。 「坊ちゃま、お迎えにあがりました」 「えっ」 「お疲れでしょう、さっ」 後部座席のドアを開け微笑んだメイドさんが待っている。 ボクは喜んで後部座席の奥に詰める。 「ボク、遅くまでお疲れさま♪」 「うっ運転手さん!」 二人に再開出来たことが嬉しくて仕方が無い 後部座席にメイドさんも乗り込んでくると運転手さんに合図を送る。 車はゆっくりとスタートする。 「坊ちゃん、さっ!」 シートベルトをしたメイドさんは満面の笑みで両手をこちらに広げる。 ボクは荷物を反対側に置くとメイドさんの膝に吸い込まれていく。 肌触りの良い前掛けに柔らかな膝の感触、鼻をくすぐるメイドさんの匂い。 メイドさんはボクの髪を手櫛ですきながらゆっくりと頭皮を刺激してくれる。 ボクはそれだけでうっとりしてしまう。 「坊ちゃん明日のご予定は?」 「やっと一段落してお休み。ムニャ」 「お休みですか♪ではこの後メイドにお時間をいただけますか?」 「うん。zzz」 「もう坊ちゃんったら。かわいい」 「すー」 あまりの心地よさにボクはすっかり気が弛んでしまった。 目が覚めるとそこは以前使った旅館。 深夜なのでもうフロントは閉まっている。 ボクの鞄を持ったメイドさんは迷いなく奥へと進んでいく。 前回来たときと同じ部屋の前までくるとメイドさんが振り向いた。 少し元気がなさそうな顔をしている。 「坊ちゃま、お部屋が1つしかご用意できませんでした」 「うん?」 「相部屋をしてもよろしいでしょうか?」 「えっ!メイドさんとボクが同じ部屋に?」 「あと運転手もなのですが」 願ったりかなったりボクは期待に胸が高鳴る。 「全然問題ないよ。前回だって同じ部屋が良かったくらい」 メイドさんの顔がパーッと明るくなる。 「ありがとうございます、坊ちゃま」 嬉しそうに深々と頭を下げる。 やはりメイドさんには笑顔が似合う。 部屋に入るとメイドさんがボクの服を脱がしはじめる。 「さっ♪坊ちゃまお風呂に行きましょうね」 「うん」 571 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 52 05.00 ID COi7TmuJ メイドさんはボクの服が皺にならないように丁寧にたたんでくれる。 気がつけばまたボクはメイドさんにパンツ一枚にされてしまった。 「失礼します」 後は浴衣を着るものとばかり思ったらメイドさんがパンツにも手をかける 恥ずかしくてボクは抵抗をしてしまう。 「坊ちゃん、それではヌギヌギできないですよ」 「でも」 「はーい、手を放して下さい。ヌギヌギしましょうね」 「うー」 結局パンツも脱がされてしまった。ボクの股間のすぐそばにはメイドさんの顔がありこのまま何かされてしまうのかと期待してしまう。 メイドさんはそのまま浴衣に手を伸ばしてしまったのでボクは寂しそうな顔をしていたかもしれない。 それをみたメイドさんはニッコリとほほえみ 「ふーっ」 「○△×!」 ボクの性器に息を吹きかける。 もうなにもないと思っていたのでボクはそんな刺激でもびっくりしてしまう。 むくむくと大きくなりはじめた性器をしり目に立ち上がったメイドさんはボクに浴衣を着せはじめる。 浴衣がボクの性器の前をひらひらと掠める刺激が気持ちいい。 メイドさんはボクおなかに抱きつくように帯をじらしながらしめる。 下腹部に感じるメイドさんの押しつけられた乳房の感覚に反応してテントを張り始める。 ちょうどそのとき運転手さんが部屋に入ってくる。 「ボク、準備万端ね フフッ」 「いや、これは、その」 「ん? フフッ」 運転手さんの準備とはどこの事を言っているのかはかりかねてドキドキする。 「ボク、いい子にして待っててね」 着替えの終わったボクにメイドさんがお茶を出してくれると二人はボクの目の前で服を脱ぎはじめた。 1枚1枚丁寧に時間をかけて。 こころなしか腰をひねる動きを見ているとボクは喉がカラカラになってきた。 食い入るように二人のストリップを見つめるボク。それだけで息が荒くなってくる。 「ボクぅ、お・茶 フフッ」 「あっうん」 運転手さんに言われお茶を思いだし湯飲みを手にはしたけれど視線は二人に釘付け。 残すところはブラジャーとスキャンティ。 すると運転手さんが背中に手を回し胸を張ってクネクネしだす。 ボクはもうその動きに釘付けで手にしたお茶の口に含み飲む喉の刺激だけでもなにか官能的な気分になってくる。 「ボク、ブラのホックが固いの。手伝ってくれないかしら?」 ボクは立ち上がるとフラフラと運転手さんに近づいていく。 「うっ運転手さん、どうすれば?」 「背中のホックなんだけれどね」 いいながらボクに運転手さんは近づいてくる 運転手さんの視線にからめ取られてボクは立ちすくんでいるとボクに胸をこすりつけるように近づいてきてボクの耳元に口を寄せる 「ボク、手を回してホックをはずして」 「はいっ」 下着姿の運転手さんを正面から抱きつくような体勢で背中に手を伸ばす。 運転手さんはボクが腕を回したのを確認すると腕をボクの胸と腰につき身体ごとしなだれかかってくる。 ボクの胸にはブラジャー越しにつぶれる運転手さんの胸の感触 「はぁー」 「フフッ」 ボクは夢見心地で肩胛骨のあたりを弄る 「ボク?、ホック フフッ」 「うん」 促され手探りでブラのひもをたどりホックにたどり着く ホックはあっさりとはずれる。 「ありがとう、ボク ちゅっ フフッ」 572 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 52 53.77 ID COi7TmuJ 首筋に運転手さんがお礼のキスをしてはなれて行く。 手の中にあった運転手さんの温もりが遠ざかりボクは寂しくなる。 「坊ちゃま、私も手伝っていただけますでしょうか?」 「うん」 今度はメイドさんから声をかけられる。 振り向くとメイドさんが背中を向けていた。 しかしブラジャーの背中の線にはホックが見あたらない。 ボクがどうしようか迷っていると運転手さんが背後からボクの両手を掴んでメイドさんを抱きすくめる。 背中には運転手さんの押しつけられた乳房を感じ腕の中にはメイドさん。手はメイドさんの胸を鷲掴み。 「ボク、こうやって フフッ」 運転手さんがボクの耳に吐息をかけながらボクの手を誘導する。 ボクもメイドさんはフロントホックなんだと理解してホックの位置に手を向かわせようとするのに運転手さんがそれを阻むようにボクの手を誘導する。 「フフッ あら難しいね。ボク」 密着する二人の匂いにつつまれ二人のおっぱいの感触が心地よくて運転手さんにされるがままになりボクは時をわすれて堪能していた。 「坊ちゃん、ホックをお願いします♪」 「うっうん」 メイドさんは上機嫌な声でボクを促す。 しかもボクの腰にお尻を先ほどからこすりつけてきていた。 後ろからは運転手さんに腰を固定されているので完全に二人にサンドイッチにされていた。 小刻みに二人とも身体を揺するのでそのこすれる感触にボクは上の空になっていた。 「はぁ~」 「ボクぅー、どうしたのかなー?」 「うん、おっぱいがねとっても気持ちいいの」 当初の目的をボクは忘れかかっていた。 「坊ちゃまったら」 「フフッ」 その時予定外というかメイドさんホックが外れてしまった。 「坊ちゃまありがとうございます。」 「ボク、お疲れさま ちゅっ フフッ」 二人ともボクから引き波のように距離をとる。 温かかった身体の熱が一気に下がりボクは現実に戻ってきた。 メイドさんが腰をすり付けていたのでボクの浴衣の前ははだけ勃起しはじめた性器が露出していた。 急に気恥ずかしくなり慌てて浴衣の前を直す。 何事も無かったように二人ともスキャンティも脱ぐと浴衣に袖を通す。 そんな二人の姿から目が離せずボクは立ちすくんでいた。 「坊ちゃまお待たせいたしました」 「さっボクお風呂に行きましょう」 部屋を出ると運転手さんがボクの腕を取り絡めてくる。腕にあたる胸の感触がとても嬉しい。 メイドさんも手を取ると指を絡め恋人握りをしてくる。手に感じる指の感触がとても嬉しい。 両手に花の状態でボク達は貸し切り温泉へと向かう。 脱衣所に着くとメイドさんがボクの帯をゆるめ脱がしてくれる。 その時ボクは背中を向け浴衣を脱いでいる運転手さんの後ろ姿に釘付けになっていた。 襟がうなじからゆっくりと下がり白い背中が現れお尻が見えたとおもったらストッと浴衣が床へ。 ボクはそのまま運転手さんが浴衣を拾うために前屈みになり突き出されたお尻から目が離せない。 「ボク、メッ フフッ」 運転手さんに注意され慌てて視線を横に振ると目の前でメイドさんが浴衣を脱いでいた。 帯を解き自然に開いた胸元からもれる胸の谷間からボクは目が離せなくなる。 メイドさんもゆっくりゆっくりと浴衣を脱いでいくそして現れる肩口、二の腕、胸におなか。 ストッと浴衣が床に落ちメイドさんが拾うために前屈みになり重力にふるえる胸から目が離せない。 「ボク、なーに見ているのかな ちゅっ フフッ」 背後から運転手さんがボクの首筋にキスをしながら聞いてきた。 573 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 53 30.54 ID COi7TmuJ 「だって」 後ろを振り向いて運転手さんにいいわけをしようとすると正面から片づけの終わったメイドさんが近づいてきて 「あら坊ちゃん、何をみていたのか私も気になります」 「うー」 ボクは急に恥ずかしくなって上を向いてしまった。 「フフッ いいのよボク」 「さぁ坊ちゃんお風呂ですよ♪」 二人につれられ浴場へと移動する。 メイドさんにお湯をかけられ運転手さんに浴槽へと導かれる。 「ふぅ~」 「きもちいね、ボク フフッ」 「うん」 「ほら坊ちゃん今日は満月みたいですよ」 「本当だ」 しばらく僕たちは肩を並べて温泉を堪能していた。 二人はボクの腕を自然と絡めてくる。両腕にはそれぞれの胸の感触と二人がボクの手の指をマッサージする感触が気持ちいい。 指を一本一本マッサージが繰り返され全身の力が抜けて極楽気分。 そのうちその気持ちよさはボクの下腹部にたまりうずいてくる。 気持ち良すぎるのに刺激が足りない。ボクは息がどんどん短く荒くなっていく。 言いようのないむずむずした感じが身体を支配していく。 「坊ちゃん、気持ちよくなりましょう」 「ふぇ?」 「さっボク、もう少し中央に移動しましょうね」 「ぇ?」 二人に湯船の中央に移動させられるとお尻を支点に90度回転。 ボクの後ろをとったメイドさんがボクをゆっくり引き寄せ頭を胸に載せボクの両乳首を刺激はじめる。 「あっあっあ」 送り込まれる刺激をボクは甘受する。 「さっボクは私のをね」 運転手さんはボクの両手で自分の胸を弄り出す 「あぁ~」 ボクは何もしていないのにどんどん気持ちよくなっていく。 「ぃぉぃぃ~」 与えられる快楽の波に揺られ続けていると下腹部はどんどん切なくなっていく。 気持ちいいのに切なくておかしくなりそうだった。 「フフッ さぁボク身体を起こして」 運転手さんに両手を引っ張り起こされメイドさんの胸枕から起こされる。 メイドさんはボクの動きに合わせて密着すると今度は背中に胸を押しつけてくる。 「っぁ~」 より自由になった両手でボクの上半身を弄ってくる。 運転手さんもボクを正面から抱きつくように密着してくる。ボクの両手をお尻へ誘導しボクがしっかりとお尻を弄りだすとボクの頭を抱えるようにボクの顔にキスの雨を降らせる。 身体を小刻みに揺する二人の送り出す快楽のなか必死にお尻を弄る 二人の吐息と水音、密着する肌の熱、上気した二人の匂いボクはもっと感じたくて目をつぶって堪能していた。 574 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 54 28.74 ID COi7TmuJ 「ボクぅ、あら?もうオメメ閉じているのね、偉いわ フフッ」 「だって、だって」 「坊ちゃん、かわいい♪」 メイドさんに首筋を舐められる感触、運転手さんに顔中キスされる感触堪らなかった。 「もう、もう」 ボクは運転手さんの下腹部と自分の下腹部の間ですられるペニスの限界が近い事を訴えた。 「偉いはボク ちゅっ フフッ」 「坊ちゃんもう少し我慢ですよ」 「はやく、はやくぅ」 メイドさんが少し身体を離すとまた胸枕をしてくれる。 温泉のなかでピクピクしているボクのペニスに運転手さんがゆっくりと腰を落としてくる。 メイドさんはボクの乳首を弄りはじめる。 ボクは運転手さんのお尻を離さない。 「ボク、今日はこの前より激しいからね。オテテ離さないようにがんばってね」 運転手さんが腰の動きを開始する。送り込まれる刺激にボクは呻く。 「さ、坊ちゃん。目を開けて」 ボクが目をあけると運転手さんの動きに合わせてダイナミックに揺れる胸と快楽にゆがむ運転手さんの顔が見えた。 「ボクっだめ、目をつむって。お願いよ」 そういいつつ運転手さんは腰の動きをさらに激しくする。 「坊ちゃん見えますか?」 メイドさんはボクの首の角度を調整してくれる。 ボクは運転手さんの痴態から目が離せず食い入るようにみていた。 「もうっボクの意地悪ぅ」 激しい刺激にボクはどんどんのぼりつめる。 「あー、もう、もう」 「いいわ、ボク、一緒に、一緒に」 「さっ坊ちゃんがんばって」 運転手さんが仰け反りキューッと締め付けてくるのに合わせてボクは射精する 「「あぁー!!」」 「すごいタイミングばっちり♪」 運転手さんが力なくボクにしなだれかかってくる。 ボクはそれをギュっと抱きしめる。 「坊ちゃんお疲れさま ちゅっ」 「はぁはぁ」 「すーすー」 「ぁえ?、運転手さん?」 「坊ちゃん、完全にいってしまったみたいですね」 ゆっくりと運転手さんを抱き起こし脱衣所に運ぶ。 「このままじゃ風邪ひいちゃうよ」 「坊ちゃん部屋までお姫様だっこ♪」 メイドさんは楽しそうに提案してくる。 「むっ無理だよ」 「えー」 結局おんぶという事になり部屋まで移動を開始する。 「スースー」 「運転手さんきれいだったな」 「目を開けて正解だったでしょ、坊ちゃん♪」 「うん」 まさかあんなに乱れた運転手さんを見ることが出来るなんて思いもしなかった。 部屋に着くとメイドさんが運転手さんの布団を準備してくれたのでゆっくりと運転手さんを寝かせる。 「寝顔もかわいいな」 いつもの運転手さんとのギャップでとてもいとおしく感じた 「坊ちゃん、ん、くぅ」 「メイドさん?」 振り返るとそこでは浴衣の前を大きくはだけて自慰をしているメイドさんが居た。 「えっ?!」 「坊ちゃん、運転手だけずるいです。私にもぉ~」 最初はびっくりしたけれどメイドさんの痴態から目が離せず気がつくと自分の性器を握っていた。 575 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 56 41.86 ID COi7TmuJ 「はぁはぁはぁ」 「坊ちゃん、坊ちゃん」 「あぁめっメイドさん」 ボクはメイドさんの痴態にっ手が止まらなくなっていた 後少しという所で後ろから腕を止められてしまう 「はい、ストップ フフッ」 「ふぇ!」 「さっきはよくもやってくれたな、ボクぅ~」 「うっ運転手さん」 「坊ちゃん、坊ちゃん、んー!」 メイドさんは昇りつめたらしい、ボクは後少しという所で運転手さんにお預けされる。 「もう、もう」 「フフッ ボク、出すならメイドの中にね ちゅっ」 「えっ はぁはぁ」 「あっ想像しているな フフッ」 「坊ちゃーん ウフッ」 M字開脚状態のメイドさんがこちらをみて舌なめずりしている。 メイドさんにはいつもイカされっぱなし入れたことが無かった。 「メイドさん、メイドさん、メイドさん」 「こーら、がっつかないの。ちゅっ フフッ」 「でもでも」 「ほーら、ほーーら、坊ちゃん」 「あー、あー。うっ運転手さぁん」 ボクの両手は運転手さんにつかまれているのでメイドさんの元に行けない。 「でも、いいの? フフッ」 「私だって入れてもらいたいもん」 「処女のくせに フフッ」 「えっ?」 「言わないでよ、坊ちゃん私のはじめてもらっていただけますか?」 「うん、もちろん」 運転手さんを引き連れてメイドさんの元へ近づいていく あと少しで。 両手が解放されメイドさんの足に手をかける 「メイドさん行くよ」 「坊ちゃん、使ってもよいですか?」 「いいよ、なんでもいいから」 「坊ちゃん、嬉しい」 メイドさんの腰へとゆっくりゆっくりと挿入していく。 「メイドさん、んっ。大丈夫?」 全部挿入するとメイドさんが腕と足でがっしりとボクをホールドしてキスをしてくる。 「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」 「あぁ、メイドさん、メイドさん」 「坊ちゃん、ちゅっ」 がっちりホールドされているので腰を動かせずだんだんボクはじれてきた。 「メイドさん動いても大丈夫?」 とってもきもちいい、でも動きたい。そう思っていると。 「坊ちゃん、力を抜いて」 「えっ」 ぬぷっ。 「はうぅ」 「坊ちゃん入りましたよ」 メイドさんはボクのお尻に手を伸ばして細身のアナルバイブを突き刺していた。 ゆっくりと足の拘束をゆるめるとくいっくいっと腰を器用に振る。 たまらず僕が腰を動かすとそれに合わせてバイブも動かす。 「ひぃっ!」 「坊ちゃん、動いてぇ」 動きたい、動きたいけど動くと動かされる。 でも下腹部から来る焦燥感には耐えられずゆっくりと腰を前後させる。するとバイブも前後される。 だんだんバイブの動きが早くなり、僕も腰の動きが早くなる。 576 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 04 57 29.63 ID COi7TmuJ 「はぁはぁはぁはぁ」 「坊ちゃん、坊ちゃん」 なんだか僕が突いているはずなのにメイドさんに突かれているように感じてくる。 「坊ちゃん、坊ちゃん」 「あぁ、メイドさん早い、早いよ」 僕はどんどん早くなる腰の動きに翻弄される。 「あっ、あっ、あっ」 「坊ちゃん、坊ちゃん」 メイドさんが開いた手でボクを抱き寄せる 「めっメイドさん」 「坊ちゃんがんばって、ほら、ほら」 メイドさんはバイブの動きと合わせて自分の腰も振る。 ボクはバイブの誘導でどんどんと追いつめられていく。 「早い、早いよ~」 「坊ちゃんがんばって、ほら、ほら」 「あっあっあっあっ」 「いくぅ、きちゃう、きちゃう、坊ちゃーん」 「「あぁーーー!!」」 ボクの射精と同時にメイドさんはバイブから手を離しボクにがっちりと抱きつく 「はぁはぁ坊ちゃん気持ちよかったです。ありがとうございます。」 「メイドさぁ~ん、メイドさぁ~ん」 「ボク、がんばったね ちゅっ フフッ」 ぬるっ 「あんっ」 「ボク、かわいい反応 フフッ」 運転手さんがぼくのアナルからバイブを引き抜く メイドさんは腰を離してくれず両手で頭を撫でてくれる。 ボクはムクムクと力を取り戻し始めていた。 「メイドさん、動きたい」 「坊ちゃん、いいですよ」 足をゆるめられたので腰を引こうとしても動かない。 「ボク、私もま・ぜ・て」 運転手さんがボクの腰にぴったりと腰を合わせてくる。 メイドさんから腰を引くと運転手さんがその腰をボクの後ろから突く。 突くと今度は腰を引っ張られ、また突く 「ふぇ、あん、あん、あん」 ボクの意志とは無関係に腰が動く メイドさんはボクの手を使って胸を揉みし抱く 最初はなんだか怖かったけどだんだんされるがままになっていくボク 「あっあっあっあっ」 「ほら、ボクがんばって」 耐えることも出来ず射精感が爆発する 「あーー!」 「ほらほらほらほらボク」 運転手さんは腰を止めてくれない。メイドさんも腰を振り出す。 「坊ちゃん坊ちゃん」 「ボク、ボク」 「あ~あーあーー」 ボクは射精欲求のまま射精を繰り返していた。 577 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 05 03 49.90 ID YgUMDZf7 気がつくとボクは運転手さんの胸を吸っていた。 「ボク、気持ちよかった? フフッ」 「うん」 「よかった フフッ」 手櫛で髪をすかれるのが心地いい 「坊ちゃん、オッキした?」 メイドさんが部屋に入ってきた。 「えぇ、気持ちよかったですって フフッ」 「良かった♪」 ボクはまだ微睡みながら乳房を吸っていた。 「どうしようもう一泊する?」 「ボク、もう一泊大丈夫?」 「うん」 「坊ちゃん、嬉しい。すぐに延長してくるね」 「ボク 今日もよろしくね ちゅっ フフッ」
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/85-88 俺の幼馴染がこんなに不人気なわけがない 俺は自宅を華麗にスルーして歩いて行き、商店街のなかにある一軒の店の前にたどり着いた。 いつもなら麻奈実と雑談しながら歩いて到着するのが、この俺の眼前にある和菓子屋田村屋なのだが、当然のごとく今日は俺一人で静かにここまで来た。 やけに学校から田村屋までの距離が短く感じたのはいつもの雑談が無かったからだろう。 いや、決して早歩きで来たから短く感じたとかないからね。途中で少し走ったのも赤信号に変わりかけた横断歩道だけだからね。 べ、別に寂しくて一秒でも早く着きたかったとかないんだぞ! ……はぁ、最近俺は自分で自分の首を絞めることがやけに多くなった気がする。 くやしい…! でも…感じちゃう! という性癖を持った記憶は無いのだが。 まぁくだらない言い訳はここらへんにしておこう。 あぁそうだよ。高校生にもなって放課後に全力疾走だ、文句あっか。 やっぱり素直に心配なわけだ。どんなに落ち着こうと考えても身体は正直だ。一秒でも早く麻奈実を見ていろんな意味で安心したかった。 いつ見ても二十一世紀から取り残されたかのような古風なたたずまいをしている田村屋の店内を覗いて見ると、珍しくカウンターのところで店番をしているロックの姿があったので俺は勝手口に回らず直接正面から田村屋に入ることにした。 「おうっす、ロック。久しぶりだな」 「……おー、あんちゃんか」 こいつとは久しぶりに会ったがいつの間にかヘアースタイルを五厘刈りで定着させたらしい。しかしながらいつもと比べ様子がおかしい。 いつものこいつはどれだけ売っても売れ残るほどのハイテンションの持ち主だ。それなのに今日は俺が話しかけても反応は鈍い。 おまけに旧式のレジスターがある会計台に突っ伏した状態で、顔をあげるようともしない。 なんだなんだ、ロックよお前まで風邪かなんか引いたのか? まさか俺の知らない間に田村家では何か凶悪なウィルスが大横行していたというのか。 今にも五厘刈りから毒キノコが生えてきそうなほどのどよんどした空気が流れる店内であったが、それまで半死のような状態であったロックの身体が突然ビクリと動き、がばぁっと顔を上げる。 「……ぁ、あ、あ、あああんちゃん!? 本当にあんちゃんなのか!!」 「うぉっ!? なんだ、なんだってんだよ急に」 突然死者が目覚めまるで親の仇を見るかのような目で睨みつけてきた。なんだロックのやつ元気じゃねぇか。 「あ、あんちゃん! もう、お、おっ、おっおっおっおおっ……」 「おっ、落ち着けロック!」 いやいや冗談じゃなくやばいって! 瞳孔開いんてじゃねぇっのって勢いでロックの両の目が見開いてやがる。 しかも呂律も回っていないもよう。第一おっおっおっを言いすぎだろ。 …………なんだ? まさかこいつこの後、「おえぇぇぇっ!」つって吐くんじゃねぇんだろうな!? いやもうなんかそんな空気がするぞ! この奇行というかおかしい振る舞いは体調がおそろしく悪いゆえの行動としか思えない。 これは実にまずい。マジで泣きたい五秒前! だがしかしこのまま何もしないほどあきらめの悪い俺ではなく、バケツかなんかねぇのかと店内を見回した。 そうしてロックから目を離した次の瞬間、俺にとって想定外の出来事が起こった。 「遅えぇんだよあんちゃんのバカヤロー!」 凄まじい音量の罵倒が俺の両耳に鳴り響く。よもやロックに本気でバカ呼ばわりさせる日が来ようとは。 さっきまでのあれは「遅えぇんだよ」って言いたかったのね。吐しゃ物と共に「おえぇ」じゃなくて良かったよ。 ただし俺の顔には思いっきり叫んだロックのツバが大量にとんできたけどね。 「バカはてめぇだコラァ! 汚えぇじゃなぇかよぉオイ!」 俺はただちにカウンター越しにいるロックの五厘刈り頭に対してヘッドロックをかけてやった。 「あいたたたぁっ! あんちゃんロープロープッ!!」 身体がカウンターの向こう側から引っ張られて大変痛々しいことになっているが、いつもかけているプロレス技と同じくらいの力加減にはしておいてあるので大丈夫だろう。さぁ俺にかけたツバと同じ量の涙を流してもらおうかロックよ。 しかしながら、さっきのロックが叫んだ内容の意味は理解できたぜ。 麻奈実が体調を崩してずっと学校を休んでいたのに何でもっと早くお見舞いに来ないんだって言いたかったんだろう? なんだかんだで姉想いなやつである。 でもそのことについて麻奈実からちょっとした小言を言われるならまだしも、お前にマジギレされるのはお門違いだろうが。 「あのなぁ、俺にだっていろいろ都合ってもんがあるんだよ。特に最近はいろいろあってな、今日になってようやく一段落着いたところなんだ。それで、麻奈実の調子はそんなに悪いのか? ことと次第によっちゃ今すぐ麻奈実の部屋で看病しはじめる気マンマンだから、さっさと現状を教えやがれ」 俺は長々しくそう言い終わると同時に、ロックにかけていた技をほどいてやる。するとロックは技から開放されたことよりも先に、重要なことを思い出したと言わんばかりの表情で俺に詰め寄ってきた。 「そうなんだよ! ねーちゃんがおかしいって言うか……なんつうかさぁ、とにかく変なんだよ!」 まじめな声を出すな息を吹きかけるな顔が近いんだよ気色悪い。本日二度目のこのセリフである。 それにしてもロックがこれほど狼狽するとは珍しい。どうやらすぐにでも麻奈実の様子を見に行った方が良さそうだ。 「これロック、うるさいわい! ……って、きょ、きょ、きょ、きょうちゃん! お、お前さんって奴はお、おっ、おっ、おっ、おっ、おおぉっ!」 「まじめな声を出すな息を吹きかけるな顔が近いんだよ気色悪い。それと遅くて悪かったなジジイ。ロックみたいに叫んだら、奴と同じ目にあってもらうぞ。それで、ジジイの目から見て麻奈実の様子はどうなんだ?」 おそらく今の麻奈実より元気であろうご老体が店の奥から出てきて同じ事の繰り返しになりそうだったので釘を刺しておく。 俺の目の前までわざわざ迫ってきた麻奈実のジジイは、喉元まで来ていたであろう叫びを押さえこみながら、俺の質問にしっかりと返答してきた。 「麻奈実の様子がおかしいって言うか……なんというか、とにかく変なわけよ!」 「ロックの言ったのと同じ情報しか含まれてねぇ!?」 「えぇ!? ワシってばロックと同じこと言ったの? マジでショックなんですけど!」 こいつらは本当に家族みんな天然揃いだなオイ! あーあ、ロックが「えっ!? 爺ちゃんが俺と同じこと言ったよ。マジでショックなんですけど!」って顔をしてやがる。 しかしまぁ、こんなところでこの二人のリアクション芸に付き合ってやるほどの暇も心の余裕も無さそうだ。 ひとまず俺は爺さんが出てきた居間と店内をつなぐところで、俺の顔を見て天の救いを求めるかのような視線を向けてくる麻奈実の親父さんとその後ろにいる婆ちゃんに小さく会釈をした。 田村家の居間には買い物に出かけた母と麻奈実を除いた四人と俺が机を中央に皆それぞれの顔が見渡せるように座る。 婆ちゃんが入れてくれたお茶を少し口にするが、いつもより温度が高い気がしたので冷めるのを待つことにしよう。 居間に座った俺は役に立たないロックとジジイを尻目に、親父さんから聞かされた話を頭の中で整理しながらある一つの結論にたどり着いた。 「それって……引き篭もりってことか?」 麻奈実の親父さんから聞いた話によると、俺がアメリカに飛び立った日から麻奈実の様子はおかしくなったらしい。家に帰ってくるやいなや何も言わず二階の自室に飛び込んでいったそうで、何か急ぎの用でもあったのかとさして誰も気に止めなかったらしい。 しかし、夕飯の時間になっても姿を見せずロックが呼びにいったが部屋から出てくる気配は無く、麻奈実が部屋から出てくるのはトイレか風呂に入るときだけだそうだ。 「まぁ今時の言い方だと、それが一番正しいんだろうねぇ……」 俺の言葉に婆ちゃんが困惑した表情でそう返した。 それにしても麻奈実が引き篭もりをするなんて俺は未だに信じられない。 俺の知る限り麻奈実は精神的に病んで病んで参っちまうなんてたちじゃないし、俺がアメリカに行った日から引き篭もりはじめたというのだから、あいつが何かもの凄く気の病むような出来事が起こった記憶も無い。 「本当にどっか身体が悪いってことはないんだな?」 「それは間違いないってあんちゃん。みんな心配して病院に診てもらおうかって言ったら、ねーちゃんが部屋の中からだけど『身体は本当に大丈夫だから!』って、すっげぇ強く言ってきたしさ」 「ふーん……飯はどうしてるんだよ? トイレと風呂のときしか出てこないんだろ?」 「お盆にのせてねーちゃんの部屋の前に置いとくんだよ。……でも、ほとんで食ってないみたいだ。ご飯もおかずも半分以上残してるし」 「なんだよそりゃ、やっぱ病気なんじゃねぇのか? 無理矢理にでも部屋に入って、様子見たほうが良いだろうよ!」 「それが無理なんだよ。ねーちゃんがどうしても一人になりたいって言うんだから。一回だけ無理矢理入ろうとしたんだけど、そしたらねーちゃん中から凄ぇ声で絶対入っちゃだめって叫んだんだ。俺、ねーちゃんがあんな大きい声出すの初めて聞いたよ……」 「むっ……そうか。…………チッ」 あまりの苛立ちと歯痒さに俺は思わず舌打ちをしてしまった。どうやら今までには無いほど麻奈実は不安定な状態らしい。 実際にその声を聞いたわけではないが、その異常さは話だけでも片鱗が伝わってくる。 なんせこんなしょぼくれて心配そうな表情のロックは初めて見たからな。 なぜこんなことになってしまったのか、俺にはまったく思い当たる節が見当たらない。それ故に明確な改善の方法も思いつかない。 しかも俺がアメリカに行った日に引き篭もりはじめるという、まるで悪魔的に絶妙なタイミングである。 原因がわからなくても、引き篭もりはじめた初日から毎日通っていれば麻奈実は今頃普通に過ごしていることが出来たかもしれない。 例え引き篭もりが続いていたとしても、麻奈実の心に何らかのアプローチはかけれたはずだ。 俺のアメリカ行きの件を麻奈実は知らないから、結果的には俺がずっとあいつを放置していたことになってしまう。というか、麻奈実にそうとられてもおかしくない。いや、おそらくあいつはそう思っているだろう。 今日の昼にかけた電話に出なかったということは、散々知らんぷりを決め込んでおいて何を今更という許せない気持ちだったに違いない。 そう考えたら、俺にはこの場にこれ以上一秒でも長く留まっていることは本能が許してくれなかった。 「……行ってくるぜ。麻奈実の部屋に」 すっかりぬるまってしまった婆ちゃんが入れたお茶をズズッと一気飲みをして、俺は力強く立ち上がり居間から廊下へと歩きはじめた。 気づいたことがある。どうやらお前の入れてくれたお茶じゃないと、俺の口には合わないらしい。 田村家の面々は俺を止める気は無い。むしろこの未曾有の危機を唯一解決できるかもしれぬ英雄の出陣を見守る平民のように、期待の込められた視線を送ってきているようだ。 他人に話したら、家族すら入り込む余地が無いのにたかが幼馴染が何になると鼻で笑われるかもしれない。 だがな、そんなことを言う輩には俺からはこの一行をメール便で百通ぐらい送ってやる。 たかが幼馴染、されど幼馴染だ。 その一行は、言うなれば長年培ってきた俺と麻奈実の絆がなせることだろう。 想像してみろよ。大して変わった会話も無く、いっつも同じようなゆったりとしただけの日々を何年もの間過ごして、飽きることなく大学までいっしょに行こうとしているんだぜ? しかも大学卒業後でも、きっと今までと変わらない日が続くと心のどこかで思い期待している。 悪いがもう俺と麻奈実はすでに家族みたいなもんなんだよ。 ……あぁ、心の中でとはいえ何て恥ずかしいこと言わせやがる。こんな状態にならねぇ限りと二度と言わないからな。 田村家の二階にある麻奈実の部屋に行くために階段を上りながら、俺が行けばきっと大丈夫などとまるで暗示か何かのようにずっとそう唱えていた。
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エンジェルメイド 【えんじぇるめいど】 ジャンル マルチメイド萌えADV 対応機種 Windows 98~XP メディア DVD-ROM 1枚+CD-ROM 2枚組【DVDPG】DVD-VIDEO 1枚 発売・開発元 Carriere 発売元(DVDPG/廉価版) DVDPG mints廉価版 Anise 発売日 2004年3月19日【DVDPG】2008年3月25日 定価 8,800円【DVDPG】3,800円(共に税別) ディスクレス起動 可能 レーティング アダルトゲーム 廉価版 2008年5月23日/3,800円(税別) 配信 DMMアダルト(現:FANZA)等 2008年8月6日/3,000円(税別) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 高めの難易度やや不便なシステムメイドとは何だったのか Carriere作品リンク 概要 ストーリー 特徴 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 あなたの思い出に、私はずっといたい… 概要 Carriereの3作目。 DVD-ROM+CD-ROM2枚組がセットという販売法だが、これはDVDに対応していないPCユーザーへの気遣いである。 DVD版の方が高品質なためDVDを利用できる環境ならDVD版のみをインストールすればよい。 発売から約4年後にDVDPGや廉価版が発売された。 ストーリー ―目覚めれば、そこは見知らぬ屋敷だった― そんなドラマみたいなシチュエーションのままにベッドから起き上がった中川光一郎は、部屋のドアをそっと開ける。 ――と、突然の暗闇。あわてて顔を上げれば、そこは見知らぬ女性~天川和音のスカートの中だった。 あわてふためく光一郎を見て、少し緊張しながら、今日は普段よりも冗談がすぎるようだといぶかしむ和音。 どういうことかと問う中、光一郎は自分に記憶がないことに気付くのだった… 記憶が無い事を和音に教えれば、彼女は他のメイドたちを呼びに走る。 ……その後、小野坂藤乃と桜庭あやめから光一郎が何者であり、また彼女たちとどういう関係にあるかを聞かされる。 自身の生い立ちに涙し、不幸だと他人事のように涙ぐむ光一郎を見たとき、彼女たちは記憶喪失が冗談ではなく、本当なのだと再認識する。 メイド達から生業を教えられ、普段の業務を始める光一郎。 しかし今までのような知識と経験はもちろん、判断能力も欠落している。 さらに以前はそつなく何でもこなす光一郎だったが、どうにも不器用にもなっている。 善意から家事を手伝おうとするが、逆に用事を増やしてしまう始末。 記憶を取り戻すことを気にしながら、日々の生活に追われていく光一郎だった… (公式サイトから抜粋) 特徴 記憶喪失の主人公がメイドたちと生活するうちに記憶を取り戻していく。 この設定はありがちだがフラグを立てられないと、記憶が戻ってバッドエンドという点は変わっている。 選択肢を選んで選択肢に応じてヒロインの好感度が上がる一般的なADV。 問題点 難易度が高い 選択肢を選ぶ以外に物語に干渉するポイントはないが、とにかく選択肢が多い。 どちらを選んでも良さげな選択肢や、一見ネタのように見える選択肢もエンディングに関わってくる。 さらに、誤った選択肢を選んでも即バッドではなく、最後まで進んでからバッドエンドになるためどこで誤ったのか分かりにくい。 あまりにも難しいからか公式サイトにヒントが掲載された。これを見てもまだ難しいが。 H.S.S(Hなことしちゃうぞシステム) + 公式サイトの説明 Hシーンに入る前や最中、主人公はヒロイン達に「したい(させたい)事・言わせたい事」を選択する場合があります。 発生時、それらの行動の書かれた選択肢が表示されます。 選択肢を選ぶことで、ヒロインにしたい(させたい)事・言わせたい事を行動させる事ができます。 それにより、Hシーンでの会話や服装、さらにはその後のゲームの展開に影響を及ぼします。 要はエッチシーンで選択肢を選ぶだけである。 あろうことかエッチシーンの選択肢もエンディングに影響する場合がある。 一例をあげると 別のところを愛撫する 秘所を愛撫し続ける 言葉で攻めてみる ここで言葉攻め以外を選ぶとバッドエンドになる。 さらに条件を満たしていないと、選択肢が出なかったりもする。 1つのエッチシーンで複数のCGが使われるため差分回収が大変。CGフルコンプは困難。 やや不便なコンフィグ セーブデータは90箇所あるが、最後にセーブしたページが保持されずロード時に1ページ目に戻されてしまう。1ページ目以外のセーブデータは使いにくい。 クイックセーブもあるが、行う度に「セーブしました」とウインドウが出るので鬱陶しい。 スキップが遅い。既読スキップが機能しないことがある。 どのルートも最初の選択肢からエンディングに関わるため、最初からのプレイになる。スキップが不便なのは致命的。 一部の不具合を直す修正パッチが配布されたが、これを適用してもタイトルバーに「エンジェルメイド Ver 1.00」と表示されたままになるバグがある。 パッチを当てるのに失敗したと勘違いしやすい。 タイトルと内容のギャップ ヒロインたちはメイド服を着ているが、主人公と友達感覚で接していたり、悪友のような存在だったりであまりメイドらしくない。 そもそもメインヒロインが巫女の格好をしている。 エンジェルに至ってはまったくもって不明な要素。 ボリュームが薄い 攻略を見ながら進めれば1ルートあたり2時間程度で終わる。フルプライスのゲームとしては物足りない。 賛否両論点 ヒロインの1人が男であること。 いわゆる「男の娘」だが、このことは設定などに掲載されていないため、地雷要素と見なすユーザーも。 一人だけバストサイズが掲載されていないなど、男であることを匂わせる要素もなくはないが、騙されたと捉えてもおかしくはない。 評価点 コメディパート 『心輝桜』と同じく、大家族でのドタバタ日常パートは評価できる。 悪くはないストーリー どのルートもコメディ要素とシリアス要素が適度に入り混じっている。 ややせっかちだがヒロインと付き合って、障害を乗り越えて結ばれる王道の流れ。 CGやBGMはなかなか良い。 エルナルート終盤のOP曲のアレンジ曲は、場を盛り上げるフィニッシュにふさわしい。 H.S.Sのおかげでエッチシーンの幅が広い。 差分回収は大変だが好みのシチュを見つけやすいとも言える。 総評 選択肢を増やしたことによる水増し感が否めない。 CGやキャラなど魅力的な要素もなくはないので、攻略を見てサクッと終わらせるのも悪くないかもしれない。 余談 体験版ではシナリオ序盤と和音とエルナのエッチシーンを楽しめる。H.S.Sも体験できる。 公式ファンブックが発売された。 Carriere作品のファンディスク『キャリばん』に本作のキャラが数人登場する。
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最近、リアンヌはニクス様に夢中でゴザイマス。 それは無理のない事でゴザイマス。ニクス様はわたしよりずっと格も上ですし 執事としての仕事ぶりも完璧で、わたしも憧れでゴザイマス。 でも、リアンヌの使い魔はわたしで、ニクス様は人様の使い魔でゴザイマス。 リアンヌは「幻獣の格や使い魔としての格なんて関係なくて、リアはただニクスさんという一人の人として好きです」と教えてくれたでゴザイマスが やはりわたしのような半人前のメイド、見劣りするとかそういう事を考えてないでゴザイマショウか…… 今日もリアンヌはしきりにリボンの位置を気にしてると思ったら、すごく楽しそうに音楽室に行ったでゴザイマス。 「使い魔としての能力の事じゃないと思うなのですよ。ユーリがラル……イヴ様が遊びに来たときと同じだと思うなのですよ」 ユーリの使い魔のシプリはそう言うでゴザイマス。だけど、イヴ様は誰かの使い魔じゃないでゴザイマス。 本当にそうだと言い切れるかどうか。わたしは心配でゴザイマス。 「ねぇ、ミーちゃん」 寝る前、いつもリアンヌはわたしをだっこしていっぱいナデナデしてくれるでゴザイマス。 ……いけないでゴザイマス。きっと、リアンヌはニクス様をナデナデなんてしてないと思うでゴザイマスし もししたとしても、ユーリがイヴ様をナデナデするのと、きっと同じ事でゴザイマス。 「寂しい思いさせちゃってごめんねです。ミーちゃんは、リアの大事な大事な家族です」 リアンヌは、わたしの頭をナデナデしてくれてるでゴザイマス。 「ユーリに怒られちゃったです。人様の使い魔さんを、一人の人として好きになっちゃったらしょうがないけど それでミーちゃんが寂しい思いしてるんじゃないか。って」 リボン、首に巻いてくれたでゴザイマス。 「リアね、ニクスさんがトラさんだって事、最初は知らなかったです。ずっと人間のお兄さんだと思ってて……その頃から好きだったです。 もちろん、素敵なトラさんだ、って知って前よりもっともっともっと好きになったですけど……幻獣としての格がどうかとか ニクスさんを使い魔にしたいとかそういうんじゃなくて……人間のひとを好きなのと同じ気持ちで、リアはニクスさんが好きです」 わたしはまだ小さくて、こんな時間だと家事で魔力切れなので人間になってリアンヌをぎゅっとできないでゴザイマス。 そんなわたしを、リアンヌはだっこして、肩に乗っけてくれたでゴザイマス。 「ミーちゃん。リアはね、ミーちゃんが大好きだよ」
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246 名前: NPCさん 04/10/04 18 40 23 ID ??? うちのプチ困ったちゃん報告でも。 ちなみにオンセメインのメンバーの話。 1.マスタリングに関して メンツ全員が知っているネタを、そのまんま持ってくる PCの感情や行動を勝手に決め付ける シナリオ進行に関係ないNPCを出して、萌えキャラとして演じる エロい描写をしたがる(それにノッてあげると後で、ノッてきた相手が悪いという) シナリオを練りこまない(準備期間が一ヶ月あっても) ルールブックを持っているのにも関わらず、ルールを覚えていない パーティのデータを前もって知ってるはずなのに、バランスを考えていない 2.PLとして セッションをやると前々から告知しているのにも関わらず、PCデータを上げるのがオンセ始まる少し前 コネのあるNPCと絡もうとしない どうでもいいロールプレイを延々と行う 言動に首尾一貫性がまるでない(ギャグとしても面白みがなさすぎ) 自分のシーン以外は殆ど発言しない(幕裏を用意しても効果なし) とにかく自分格好いい優先 そのためにパーティーの足を引っ張ることも多々(データ的にも、ロールプレイ的にも) 3.その他 他の人のマスタリングやプレイングに関しては、セッション後にずばっと文句を言う でも自分のことを言われると、発言しなくなる、下手したらオフになってそのまま逃げる 酒を大量に呑んできたり、まったく寝てない状況でセッションに挑む、ので寝落ちすることもある(マスターのときでも) のくせして、ゲームをやりたがる メンツの半分ぐらいは切り捨てたいと思っているのだが、元々、友人としての関係が先にあったため、 切り捨てるに捨てられない状況なのが辛いところ。 256 名前: NPCさん 04/10/04 19 44 21 ID ??? オンセで遊ぶ面子とは言え、元々はリアルで友人だった連中の集まりなんで切りにくい。 携帯とかに「今週末TRPGやろーぜー」とか来たりするわけだし。 すばっと切れるもんなら切っているさ。 257 名前: 246 04/10/04 19 46 09 ID ??? 256は俺ね。 262 名前: NPCさん 04/10/04 20 01 35 ID ??? だからわからんやつだなぁ。 ずばっと問題点を言い合ったり出来ないののは友人とはいわんぞ? 296 名前: 246 04/10/04 20 54 45 ID ??? えらく進んでるな。 とりあえず、俺がGMならソイツをある程度コントロールできるので、他の面子の不満は少ない。 もっとも俺の不満度が高くなるんだがな。 262 あーまー怒らないで。 仲たがいする可能性があるのに、ずばっといえるほど強い人間じゃないのよ、俺。 全員が全員、君のように強い人間だと思わないでくれ。 つーか、結局アレだな。 ずばっと言えない俺が困ったチャンか! お約束なオチでスマンかった! スレ34