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登録日:2009/06/12(金) 17 21 33 更新日:2024/05/20 Mon 11 25 29NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 BAY型 プリミティベビー メダロット 胎児 裏ボス 赤ん坊 驚異的なMF プリミティベビー BAY型 男型 頭部 フラクチャー ■フォースせいぎょ 右腕 パストタッチ ■こんらん 左腕 パストフィール ■ほじょチャージ 脚部 アンビリカル 浮遊 ゲーム、メダロット2で初登場する裏ボス。 魔女の城地下、ロボロボ団アジト本部地下三階の研究ラボの培養施設にいる。 ゴッドエンペラー戦勝利後に中央のコンピュータを調べるとロボトルになる。相方機はゴッドエンペラー×2 MFは開始時から変わらずMAX。 フォース制御、混乱、補助チャージと嫌らしい妨害系が揃っている。 いつ制御されるか解かれるかが分からずMFの使用タイミングが掴みにくく、混乱、補助チャージも強力で継続時間がかなり長い。 装甲は言わずもがな厚く、機動も浮遊型にかかわらず非常に高い。 とにかく全てにおいてハイスペック そして一番恐ろしいのがユニコーンメダルのMF。 頻繁に使用してくる「アズミレーション」「テイクオーバー」はダメージがバカ高く、与えたダメージを吸収するので質が悪い。 テイクオーバーを使うところからもわかるようにかなりの高レベル。 脚部は高機動のくせに装甲が110もある。 ビームレーザーは回避され、中途半端な攻撃はMFで回復されてしまう。 メダフォースを封じて反撃パーツを使えば楽勝だった神帝の時のように一筋縄ではいかず、その強さに驚愕しセーブをし忘れていることに気付いて深く絶望した人も少なくないだろう。 赤ん坊のお守どころのレベルではない。 ED後でも戦えるので、充分な準備をしてから行けば多少楽になる。 楽に勝ちたいならデスレーザー入手後に挑戦しよう。 (ただし熟練度が低いとデスレーザーといえど当たらないので注意) 残念ながら本編でパーツは入手できない。…あくまでも「正攻法では」だが。特定のパスワードを知ってさえいれば、最速でメダロッ島のロボトル大会優勝直後にパーツを入手可能。男型でフォース制御が可能な頭部や、浮遊型最高峰の性能を持つ脚部はシナリオ攻略においても中々に有用である。 メダロットRではラスボスのカテキンが使用する。 編成はメダ2と同じくプリミティベビー、ゴッドエンペラー×2だがメダフォースMAXではない。レベルは60。 がむしゃら、ねらいうちがアホみたいに強いゲームなので短期決戦を心掛けよう。 貫通するデストロイなら必中かつ一撃必殺なのは内緒。 3では地下都市、アースモールの動力源にされておりエネルギーを吸い過ぎて巨大化している。 ロボロボ団に配置してあったメダルを奪われエネルギーが不安定となり暴走、アースモールは崩壊の危機に陥るが、コガネのメダルをセットしたカリンのスィーカマーの子守歌を聞き暴走は収まった。 ただしメダロットとしては登場せず、パーツも入手不可能。 3パーツコレクションでは火山エリアにいる。ちゃんと元のサイズに戻っており、戯れてくる。かわいい 本体自身とは戦えないがロボトルはできる。 使用メダロット フライスクワイア スィーカマー チェンジガーゴー 4ではクワガタバージョンのみメダプライズの景品として登場、自機として使用可能となった。 ただし当然ながら3への転送は不可。図鑑によると胎児型とのことだが、公式ガイドでは赤ん坊型とされている。 脚部の推進は0だが機動は浮遊型では最高を誇り、装甲の高さも相まって対戦では人気だったらしい。 弐コアでは神帝と同じく大幅に弱体化してしまい、それほど脅威ではなくなってしまった。 しかし倒した後にパーツ一式が入手できるようになった。 アニメでは、ラスボスとしてヘベレケ博士が乗り込みGメタビーと激戦を繰り広げた。 鳴き声がキモい 「パァー プゥー」 「キミワダレ…? ドコニイクノ…?」 「アウウーッ アウ アウウゥ(わーい ロボトルだぁ)」 因みにゴッドエンペラー戦後にロボトルを行い、勝利すると研究員の絶叫を聞く事ができる。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 4について触れられてないな、ミニゲームの景品になってるからうまく書ける方追記修正たのむ -- 名無しさん (2014-08-23 01 16 44) プレイ時小学生だったけど戦闘開始と終了の「キミワダレ・・・?」と「ボクワ・・・ダレ・・・?」にはゾクッときた。あれが中二の目覚めだった気がする。 -- 名無しさん (2014-08-29 18 50 02) クラシックスでついにこいつ使える。自分で使う強さはどれほどかな -- 名無しさん (2017-11-10 18 40 46) あれ?確か2本編でも特定のパスワードを入力すれbゴニョゴニョ -- 名無しさん (2020-06-10 04 43 34) 名前 コメント
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身長:160cm 体重:50kg 誕生日:3月10日 血液型:A 趣味、特技:お散歩 「意味深な言動で男をも惑わす!イレイザーの誇る腐女子ホイホイ最終兵器”天羽つかさ”!」 中浦智律が拾って育てた男。 その正体は熾天使イスラフェル。 無慈悲にまなと要の両親を殺害した張本人である。 が、殺戮時にはラユューによって洗脳を受けていたらしい。 しかしラユューの洗脳は冷静にしただけで、どうもサディスティックな人格は素だった節がある。 中浦やまなのおかげで人間らしい心を身につけたと思いきや結局残酷な人格は克服されておらず、オリオンの少年最終巻においてもと朋友のルフィエルを喜悦と共にいたぶっていたが中浦の声に正気(?)を取り戻し命までは取らず回復しようとする。 尤も二度にわたり散々いたぶられた挙げ句に回復しようとした事に当然激昂したルフィエルはその後自爆してしまう。 オリオンの少年において唯一敵キャラクターを殺害した主人公側キャラ。 カード裏のデータでは居候中となっているがテイルでは別居中であることが語られている。 (つかさが一人暮らしをしたいと言い出す→テイル白5話クリア→まなや要の家族を殺した時みたいな兵器にされては困るので中浦が超速攻で引き取る→つかさカード裏→白6話以降、とか?) その能力はコミック版で描写されていた『癒しの手』 同様の能力を黒ソフィやジブリールも持っていたので天使族のデフォルト能力なのかもしれない。 一発でキャラクターのHPを約30%回復させ、重ねがけも可能とのこと。 また極楽院氏本人による中浦×つかさの801同人誌も存在する。 オリオン漫画でも中浦の「私のつかさに何をする!」という発言あり。 どうみてもガチ☆ホモです。本当にありがとうございました。 ちなみに現在は爆乳美少女漫画を描いている極楽院氏だが、BL用の別PNがあり、腐女子に定評あり。 極楽院氏が2巻あとがきの本家AA設定ラフ画を掲載したページで「(天使の衣装を着せたら)悪役に見える」と自己評。 その片鱗は隠者の森封入プロモでみられるだろう――ッ 漫画内では衣装は大幅に変わっているので、一応悪役には見えない。イレイザーだけど。 オリオンの少年時代から身長が8cmも縮んでしまった。 苦労しまくったであろうソフィエルがプロポーションを維持しているのに彼には何があったのか。 余人には度し難い何かがあったのだろうが、きっと声変わりしたのと密接な関係があるのであろう。 とりあえず体重は増えているようで、健啖ぶりはテイルでのイベントからも窺える。 大人の都合でオリオン組では唯一勢力変更されたことがある過去には誰も触れない(saga2準拠の「アーティストパック・極楽院櫻子」を知らないだけ?) 447 :NPCさん:03/11/18 19 05 ID ??? シンプルスタイルは4勢力だそうだが、何だか かつてのβ版を思い出すなw しかし、これで仮にオリオンのメイン5人が帰って来るにしたって、 つかさの扱いは一体どうするというのやら。 イレイザーも極星帝国もないとなれば、やはり WIZ-DOM編入なのかと思ったり思わなかったり。 その時の勢力は青。 中浦センセイオオヨロコビである。 というよりは中浦先生が拾ったから青扱いに? ちなみに「降天使」というのは、正体を隠し地上で人間として暮らしながら役目を果たす天使、あるいは(罪を犯して追放食らった「堕天使」に対し)自ら天界を去った天使の事、と聞いた様な気が。 623 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2008/05/24(土) 01 43 06 ID uMwztwZU0 本スレの62にちょっと書いたら完全版を作りたくなってしまった例のアレのネタ。つかさ現役バリバリなのに。 まいんどぶれいかーさん、いままで、とても、たのしかたです。 よくかいふくがまにあわなくておこられたけど、やくにたたないで、ごめんなさい。 まいんどぶれいかーさんが、いれるよていの、たろすは、ぼくとおなじ2こすです。 2こすだけど、」ぼくみたいに、やくたたずではありません。 すなおなこで、かいまくMBねらいうちも、とくいです。 あばたーもかっこいいから、ほんとはちょと、くやしいです。 たろすを、かわいがてもらえると、かずすくないおとこきゃらとして、うれしいです。 いままでつかえないこで、・ごめんなさい。 そして、つかってくれて、ありがとおゴザいました。 ぼくは、もう、はずれちゃうけれど¥、さいごに、おねがいがあります。 きいてくれると、うれしいです。 まいんどぶれいかーさんの、もっている、オリおんのしょうねんのまんが、すてないでください。 ぼくたちが、のってます。いまのぼくとずいぶんちがうけど、ぼくです。 ときどきみたり。、さわったりしてく れると、うれしいです。 まいんどぶれいかーさんにあえて、つかさはしあわs これの元ネタを載せたまとめサイトは多数有ったけど、どのサイトも改行や句読点とかがわずかに違うんですね 301 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2008/07/22(火) 12 37 54 ID w20VMFfZ0 今日子「うぅ~~~(訳:手羽先ぃぃぃ)!!」 がぷり PRつかさ「ピギャーー!!」 …これはカップリングとは言わんな。 302 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2008/07/22(火) 12 50 52 ID YMjWqsSjO はむはむかじる今日子とえぐえぐ泣くつかさ 可愛い光景じゃないか!
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ホークダカー メダロット一覧 ⇒ は行 - R - 8 - 9 - S 十二支(酉)型メダロット(HKG) 登場作品:R 8 9 S ホークダカー 全体概要 機体説明メダロットR メダロット8 メダロット9 メダロットS 関連機体 使用メダロッターメダロットR 機体性能メダロットR メダロット8 メダロット9 全体概要 メダロットRで初登場の酉(干支)型メダロット。 ホークにダカという名前から、おそらく鷹がモチーフだろう。 ダ「 ガ 」ーではなくダ『 カ 』ーと付け加えられるのは最早お約束。 上記のどこか間違えやすいネーミングと、パスワードで入手できるメダロットということから覚えている方も少なからず存在するだろう。 このメダロットのアイデンティティー、それはこのデザインだろう。 あらゆる意味でイロモノ機体だらけのRにおいて、数少ない正統派の「カッコイイ」メダロット。 その名の通り蒼く綺麗なボディ。 大きな羽という格好良さの定番と言える外見の中に、女性的な美しさを秘めた頭部パーツ。 各パーツの大きさのバランスが取れていることも、この機体を格好良いと思わせる理由だろう。 機体説明 メダロットR 初登場作品である本作ではアンチエア搭載機体で、性能的には競合機体のレディブースターと比較すると、 装甲が高く、行動が射撃系に変更されているので使いやすい。 その他細かい点としては、右腕のみ能力が射撃になっている。 こういう部分がRらしい。 メダロット8 久々の再登場。 全身ウェーブの格闘機に変更されている。 両腕は連撃特性持ち、充填値も良く素早い行動が見込める。 脚部特性として、チャージゲージ100%時に一度だけモビルブーストの効果が発生するアクセルを持つ。 更新ver1.1以前では、通常プレイではクワガタverの時計台でシンボルエンカウント1回だけでしか出会えないというレア機体。 対のアイアンホースはクリア後の大会で出てくるというのにあまりの入手難易度に困惑。 救済措置なのかどうかは分からないが、DLC追加イベント5のアトランティカパーク公園で アイアンホース共々バージョン問わずレアエンカウントとして登場するようになった。 更新ver1.1以降はクワガタverの時計台内のランダムエンカウントで出現するようになり、簡単に揃うようになった。 メダロット9 テンマのクラスメイト、マスミのメダロットとして登場。 女性型メダロットにサポート型が多いことに不満を抱いている。 本作では初登場作品での行動だったアンチエアが、サブスキルとして復活。 メダロットRとメダロット8のハイブリッドとでもいうべきメダロットになった。 脚部特性はメダロット8のものを踏襲している。 メダロットS 激闘!ロボトルで入手出来る初期ランク☆1メダロットとして登場。 本作ではサブスキルが存在しないため、メダロット8のものを踏襲した、全パーツウェーブになっている。 脚部特性もメダロット8以降のものを踏襲している。 本作ヒロインのヒサキはこのホークダカーに加えて、ファンシーロールとその後継機ファンシーエールといった、メダロットR関連の飛行型メダロットを使用する。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 帰属するモチーフ群 十二支モチーフメダロットシリーズ メダロットRに登場する十二支メダ達 ▲ページ上部へ▲ 使用メダロッター メダロットR メダロットR 無し メダロットRパーツコレクション けんきゅういん4? ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロットR 名称:ホークダカー (パーツ性別:女) 頭部:クチバッテー HKG-01 装甲 成功 威力 回数 能力 行動 効果 40 20 18◎ 4 対空 うつ アンチエア 右腕:ブルーサテライト HKG-02 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 45 20 8◎ 4 2 射撃 うつ アンチエア :左腕 ソウキュード HKG-03 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 45 20 13◎ 5 3 対空 ねらいうち アンチエア 脚部:オジロワッシャー HKG-04 装甲 推進 機動 格闘 射撃 索敵 隠蔽 能力 タイプ 45 70 68 12 38 28 6 対空 飛行 ▲ページ上部へ▲ メダロット8 名称:ホークダカー (パーツ性別:女) アルバム:No.094 型番:HKG00 十二支の酉をモチーフにしたメダロット。高空から様子をうかがい一直線に急降下。次の瞬間には獲物は捕らわれている。 頭部:クチバッテー 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 135 30 30 55 27 5 不可 かくとう / がむしゃら ウェーブ 右腕:ブルーサテライト 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 115 34 22 45▲ 29 防御可能 かくとう / なし ウェーブ 左腕:ソウキュード 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 115 28 26 33▲ 33 防御可能 かくとう / がむしゃら ウェーブ 脚部:オジロワッシャー 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ 85 60 32 20 飛行 回避可能 アクセル 3 3 4 3 2 4 3 2 4 脚部特性:アクセル チャージゲージ100%時、自身に対して「モビルブースト」と同様の効果が発生。 ※効果はロボトル中1回のみ。 ▲ページ上部へ▲ メダロット9 名称:ホークダカー (パーツ性別:女) アルバム:No.120 型番:HKG00 十二支の酉をモチーフにしたメダロット。高空から様子をうかがい一直線に急降下。次の瞬間には獲物は捕らわれている。 頭部:クチバッテー 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 140 26 24 28 16 4 不可 かくとう / がむしゃら ウェーブ - 右腕:ブルーサテライト 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 110 29 16 28▲ 19 防御可能 かくとう / アンチエア ウェーブ - 左腕:ソウキュード 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 110 25 22 26▲ 19 防御可能 かくとう / アンチエア ウェーブ - 脚部:オジロワッシャー 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ Hvリミット 115 70 35 30 飛行 回避可能 アクセル 3 3 4 3 2 4 3 2 4 0 ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ は行 - R - 8 - 9 - S
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2ndシリーズ No. 名前 AP HP 合体 移動 M 属性 特技 消費 種族 レアリティ 解説 121 バロン 5 6 ② 歩 6 LN ファイアブレス 2 神獣 ☆☆☆☆ バリ島の住民が崇める聖獣。『森の王』とも呼ばれる。身体は白い長い毛におおわれている。光のシンボルである。暗黒のシンボルである魔女ランダと対立する。 122 ケツアルカトル 4 4 ● 歩 5 LC せいくう 0 龍神 ☆☆ アステカに伝わる蛇神。風の神であり、太陽の神でもある。アステカ王は、この神と同じであるとされた。 123 プリンシパリティ 1 1 ● 飛 3 NL ねらいうち 1 天使 ☆ 天使の中、第7位の天使。人間界の王や、教皇などをかんしする天使。ニスロクも、この第7位の天使であったとされる。 124 ランダ 6 6 ③ 歩 0 NC F・ブレイク 0 鬼女 ☆☆☆ 悪の心を持った魔女が魔物に姿を変えたもの。バリ島における悪のシンボルとされる。聖獣であるバロンと対立する。 125 モー・ショボー 2 2 ● 飛 3 DL ヴァンパイアキス 0 凶鳥 ☆☆☆ モー・ショボーとは『悪しき鳥』の意味。愛を知らずに死んだ少女の霊が変化するといわれる。美しい娘に化けて旅人をゆうわくする。 126 オーガ 3 1 ● 歩 4 DN コーズニフェクト 2 邪鬼 ☆☆☆☆ 作家ペローが、ヨーロッパの鬼として,巨人につけた名。西洋の人食い鬼の呼び名。若く美しい女を好んでは食べる。力は強いが、頭は悪い。 127 ゾンビコップ 3 2 ● 歩 5 DN ねらいうち 1 屍鬼 ☆☆☆☆ ゾンビになった、けいかんの姿。パトロールのように歩きまわり、えものをさがしている。 128 マカーブル 2 4 ● 歩 5 DC ムド 4 悪霊 ★☆☆☆☆ 『死神』と同じ意味の名を持つ悪霊。中世ヨーロッパでは、いわゆる死神とされていた。『死のおどり』をおどる。 129 ダフネ 0 4 ● 歩 4 LL てんしのキス 3 神樹 ☆☆☆☆ 川の神を父親に持つ、美しい女神。アポロンが夢中になったため、父親の力で月桂樹となる。アポロンはかなしみ、月桂樹を自分の樹として崇めて英雄にかんするようになった。 130 トウテツ 1 7 ② 歩 4 DL こりつ 0 邪神 ☆☆☆ 中国西方に住むとされる。古代の邪神。四凶の一つに数えられる。人の顔にヒツジの体を持ち、ヒツジのようなツノがある。 131 ケモシ 3 6 ● 歩 9 DL ムド 4 邪神 ★★ 古代バビロニアの太陽神。キリスト教の神ヤハウェと対立し、悪魔とされた。悪魔ベルフェゴールと同じ悪魔という説がある。 132 ビルヴィス 1 3 ● 歩 2 NC スパイラルバイト 2 妖鬼 ☆☆☆ ドイツに伝わる悪魔。ヴァルプルギスの夜や、精霊の祭りの日の出前に姿を見せるといわれる。はたけをあらす。 133 マンドレイク 0 3 ● 歩 2 DL じばく 0 妖樹 ★ 根が人間の姿をした植物。全ての病に効く霊薬となる。引きぬくと、おそろしい声を上げる。その声をきいた者は死んでしまう。 134 トウコツ 5 5 ② 歩 4 DN しんくうざん 0 妖獣 ★☆☆☆☆ 中国の西方に住む妖獣。四凶の一つ。人の顔にトラのような姿で、全身が長い毛でおおわれている。 135 ワイラ 2 1 ● 歩 1 DN どくかみつき 0 妖獣 ☆ 山中に住む。巨大な牛かサイのような怪物。ガマが霊力をえて変化したものといわれている。 136 アゴニー 2 3 ● 歩 4 DN ひきさき 5 屍鬼 ☆☆☆☆ 神のために、自殺をして神の国に、生まれ変わろうとしたが、悪魔に生まれてしまった者。自分の幸福を、もとめるあさましい魂。 137 テスカトリポカ 6 5 ② 歩 0 DL ひっさつのかまえ 0 邪神 ★★ アステカの創造と破壊の神。全能の神である。また夜、月、星の神でもあり呪術の守護者としても知られていた。 138 エリゴール 4 2 ● 歩 7 NC ヒートウェイブ 3 堕天使 ★ ソロモン王に封じられた72柱の魔神の一人。黒いヨロイに身をかためた黒馬をあやつる。召還者に、愛と戦いと争いをもたらす。 139 ビリケン 1 1 ● 歩 2 LN おてつだい 3 秘神 ★☆☆☆☆ トンガリ頭の福の神。1900年代にアメリカの女流造形作家の手によってデザインされ生まれた神。 140 イッポンダタラ 2 4 ● 歩 5 DN ねじきり 0 邪鬼 ☆☆☆ 熊野の山おくに住むと伝えられる妖怪。一つ目、一本足で山に雪がつもると、足あとをのこすという。 141 ナルキッソス 0 4 ● 歩 6 LL アイオンのあめ 3 神樹 ★☆☆☆ ギリシア神話において春の植物の成長をつかさどる神とされる。美しい姿をした神で、水にうつった自分の顔に恋し、そのまま水仙に姿を変えた。 142 トラロック 6 5 ② 歩 5 LN アギ 2 幻魔 ☆☆☆☆ 古代アステカ文明の雨と稲妻の神。神々の戦いを伝える神話では、第三の太陽の時代を支配した神とされる。 143 ゲンブ 2 7 ● 歩 8 LN せいくう 0 神獣 ★☆☆☆ 北方を守護する『四神』のひとり。五行においての『黒』にあたる。水のゾクセイを持つ。 144 カマプアア 1 2 ● 歩 1 LN たいあたり 3 神獣 ☆ ハワイ神話で人気のあるブタの姿をした神。火の女神ペレを、愛した。ペレはブタの姿をきらい戦争になったが、最後にはペレを妻とした。 145 ヘケト 1 3 ● 歩 4 LN かいふくのいずみ 3 聖獣 ★ エジプト神話の水の女神。カエルの頭を持った女の姿をしている。子宝にめぐまれる出生の神とされていた。 146 ロルウイ 1 3 ● 歩 2 NL だっそう 0 妖魔 ☆ オーストラリアのアボリジニに伝わる精霊。神と妖怪の間のそんざい。人間の若者と同じ姿をしている。 147 オルトロス 4 4 ● 歩 4 NN こりつ 0 魔獣 ★☆☆☆☆ ギリシア神話に登場する地獄の番犬ケルベロスの弟。2つ頭の魔獣。エジプトのスフィンクスやネメアのライオンの父。ギリシアの英雄ヘラクレスによって倒されたといわれる。 148 テンシ2ガタ 3 5 ② 飛 4 NN かみのあい 2 造魔 ☆☆☆☆ ドリー・カドモンと悪魔を合体させることによって生まれる人造の悪魔。天使タイプの最終形。 149 サンショウ 2 2 ● 歩 2 DL とりつき 1 妖樹 ☆☆ 中国の山中に住む樹木の精。鬼ともいわれ、夜になると人里まで下りてきては人間をおそうという。かなりの怪力の持ち主。 150 ドミニオン 4 4 ② 飛 4 NL ちょうふく 0 天使 ☆☆☆☆ 天使の中、第4位の天使。神の意志を実現するため天界において、天使の行動をまとめる役。 151 ティール 4 4 ● 歩 5 LC ほばく 4 鬼神 ☆☆☆☆ 北欧の古き軍神。トールをもしのぐ、最も勇かんな片手の神とされる。ラグナロクの戦いでガルムと戦い、相打ちとなる。 152 オベロン 4 4 ② 飛 5 NN マハ・ブフーラ 7 妖精 ★☆☆☆ 作家シェイクスピアの『真夏の夜の夢』に登場する妖精の王。月の光と夢をつかさどるといわれる。その名は妖精王を意味する『アルベリッヒ』または『エルベリッヒ』にゆらいするという。 153 アプスー 8 5 ③ 歩 4 LC ―――――――― 0 神霊 ☆☆ シュメールに伝えられる神。宇宙の始まりからいるとされる神。たん水をつかさどる神であり、しお水をつかさどる神ティアマトを妻に持つ。 154 カンバリ 1 3 ● 歩 3 LN メタンボム 0 秘神 ★☆☆☆ トイレにおける不安ときけんから守ってくれる神。 155 インキュバス 3 4 ● 飛 8 NC ゆうわくのきり 2 夜魔 ★★ サキュバスは男の夢に現れ、インキュバスは美男の姿で眠っている女の夢の中に現れる。堕落へとゆうわくする悪霊。 156 アマゾーン 3 3 ● 歩 4 NC せいくう 0 鬼女 ☆☆☆ ギリシア神話に伝わる、戦神アレスと女神アルテミスを信仰し、部族に女しかみとめない女戦士たち。北方の開けていない地に住むという。 157 ケルヌンノス 5 5 ② 歩 5 DN ひとうこつ 2 死神 ☆☆ ケルト神話に伝わる死神。ツノのある男の姿でえがかれる。生と死の間にあるドアを開く者であるといわれる。 158 マメダヌキ 0 3 ● 歩 0 LN こりつ 0 珍獣 ☆ 人をだます、オスダヌキ。変幻自ざいに化けて、人をだます。酒倉では守り神とされている。 159 チャグリン 1 1 ● 歩 1 DN ひっさつのかまえ 0 妖獣 ★ ヨーロッパ各地を旅するジプシーたちに伝わる悪霊。最も知られた姿がハリネズミの姿である。 160 ドッペルゲンガー 5 5 ② 歩 5 DC ひきちぎり 2 外道 ★☆☆ 生者の幻霊。もう一人の自分自身である。ドッペルゲンガーを見た者はちかいうちに死ぬという。 161 かみおとこ 0 2 ● 飛 1 DN たいあたり 3 怪異 ☆ 人間にかみつく、アメリカの幽霊。かみつかれたあとはひどくにおうという。肉体を持たないため、姿を見ることはできない。 162 タクヒ 2 2 ● 飛 3 NL ついばみ 3 妖鳥 ☆☆☆ 中国の山に住む鳥。人間の顔を持ち、足が一本ある。フクロウのような鳥であり冬場にその姿を見ることができる。タクヒの羽を持つと、雷をさけられるという。 163 サキュバス 2 2 ● 飛 4 NC ゆうわくのきり 2 夜魔 ★★☆☆ 美しい女の姿をした夢魔。男の夢の中に現れては堕落させて、生気を吸いとるという。 164 パレス 9 9 ③ 歩 7 DL ―――――――― 0 邪神 ★★☆☆☆☆ イスラエルの古代のロバ神。パレスチナ国名はパレスから名づけられている。古代ローマでは、実りの神として信仰されていた。 165 ムシュフシュ 4 5 ● 飛 9 DC ファイアブレス 2 邪龍 ★☆☆☆☆ シュメール神話に登場する怪獣。主神マクドゥールと対立する。シュメール語で『怒れる蛇』の意味を持つ。『エヌマ・エリシュ』において、英雄神マルドゥークに倒される。 166 メルキセデク 2 1 ● 飛 2 LL ふくいん 1 大天使 ☆☆☆☆ 聖書『創世記』に登場する。キリスト教のグノーシスにおいて、崇拝された天使。もともと人間であり、エルサレムの王であると伝えられる。 167 ヤタガラス 2 3 ● 飛 4 LL せんどうしん 1 霊鳥 ★★☆ 神武天皇東征神話に登場するみさき神。『古事記』『日本書紀』ではともに使神とされている。 168 ハオマ 0 7 ● 歩 6 LL ソーマ 1 神樹 ★★☆☆ ゾロアスター教において神聖なる植物の神とされ、ヒンドゥー教においてはソーマという不死の霊薬とされる。あらゆる病気を治すといわれた。 169 セイリュウ 4 4 ● 飛 5 LC まきつき 0 龍神 ★☆☆☆☆ 東方を守護する『四神』のひとり。青龍。五行において、青は東をあらわす。木のゾクセイを持つ。 170 ケルプ 5 5 ② 飛 6 NL ブフーラ 6 天使 ★★☆☆☆☆ 天使の中、第2位の天使。カトリック教では『聖なる計画』をなしとげる者として、聖書ではエデンの園のみはりをまかされている。 171 ヴァルキリー 6 6 ③ 歩 0 NL しゅんそく 0 妖魔 ★☆☆ 北欧神話の主神オーディンにつかえる女神。戦場でヴァルキリーに殺された戦士は、神と巨人族との最後の戦争において神の戦士として戦うことを運命づけられるという。 172 サトゥルヌス 6 5 ② 飛 5 DL かさいれっぷうは 0 邪神 ★☆☆☆ 時の神クロノスと同じにみられたこともある。冬は冥界に下っているため冥界、あるいは死の神とされることも多い。 173 フレスベルグ 5 4 ② 飛 4 DL ひきちぎり 2 凶鳥 ★☆☆ 北欧神話に登場する、世界樹イグドラシルのこずえにとまっているとされる巨大なワシ。死者の肉を食べては魂を運ぶ。世界の風を起こす役わりを持つといわれる。 174 アールキング 3 7 ② 歩 6 DL マハ・ジオ 4 妖樹 ★★☆☆☆ ドイツのシュワルツワルトに現れる悪しき樹霊。 175 カシマレイコ 1 1 ● 歩 0 DN ヴァンパイアキス 0 怪異 ☆☆☆☆ 小学校のトイレに現れる両足のない女の幽霊。深夜のトイレに入ってきた人間に『わたしの足はどこにありますか』ときくという。こたえないと足を引きぬくとわいれる。 176 プロメテウス 2 8 ③ 歩 0 LL はくがく 0 魔神 ★★★ ギリシア神話において人間を作り出した神。神々の火をぬすみ、人間にあたえたことから、ゼウスの怒りをかい、カウカソス山にしばりつけられた。その後、ヘラクレスにたすけだされる。 177 サラマンダー 2 1 ● 歩 3 LN ファイアブレス 2 精霊 ★★ 火の精霊である火トカゲ。パラケルススによって四大精霊の一つとされた。炎を食べ、体を再生する。 178 ガルガンチュアX 3 5 ② 歩 6 NN マハ・ジオンガ 7 造魔 ★★☆☆☆ 二つの体を組み合わせた、中世の騎士風のガルガンチュア。 179 パトリムパス 0 6 ● 歩 4 LC こりつ 0 龍神 ☆☆☆☆ リトアニアの三大神の一人。人の頭を持つ蛇神。 180 カタキラウワ 3 1 ● 歩 2 NN こりつ 0 魔獣 ☆☆☆ 片耳のブタ。あま美大島に伝わる子ブタの妖怪で、名前通り片耳のない姿を持つ。人間のマタをくぐり命をうばうという。 181 ドワーフ 1 2 ● 歩 4 NN まけんぞうよ 3 地霊 ★★☆☆☆ 北欧神話に登場する、神々のかじ屋。北欧ではドヴェルグと呼ばれる。数々の名剣、ヤリを作り上げては、神々にささげたという。 182 ユキジョロウ 3 5 ● 歩 5 NC ヴァンパイアキス 0 鬼女 ☆☆ 雪女郎。雪夜に現れる雪女。ユキジョロウのだく赤子をうけとると、こごえ死ぬといわれている。 183 バロール 3 2 ● 歩 4 DC ねじきり 0 魔王 ★★☆☆ ケルト神話に登場する巨人族のボス。にらんで人の命をうばう目を持つ。巨人族とともにアイルランドの支配をたくらむ。 184 ピュートーン 0 1 ● 飛 4 DC はくがく 0 邪龍 ★★☆☆ ギリシア神話の大地母神であるガイアから生まれた、黒く巨大な蛇神。予言の能力を持つ。 185 ストリゴイイ 2 2 ● 歩 2 DC まわしげり 1 幽鬼 ☆☆☆☆ ルーマニアで最も知られた吸血鬼。赤毛で青い目、2つのしんぞうを持つとされる。ストリゴイイは『死んだ吸血鬼』とされる。 186 パールヴァティ 3 5 ● 歩 7 LL かみのあい 2 女神 ★★☆ ヒンドゥー教で最も崇拝される神であるシヴァの神妃。女神の中でも、最も美しいといわれる。 187 ナンディ 2 2 ● 歩 4 LN かごのいのり 0 神獣 ★★☆☆☆ インドにおいて最も人気が高い、親しみのある神獣。シヴァ神の乗物である牛として知られ、四足の獣の守護者でもある。シヴァのために音楽をかなでる。 188 ヒトコトヌシ 3 2 ● 歩 3 LC ちんざ 1 鬼神 ☆☆☆ 一言主神。日本書紀では一事主神。よい事も悪い事も一言でいいあてる予言者の神とされる。 189 モリーアン 4 4 ● 飛 6 NL F・ブレイクS 1 妖鳥 ★☆☆ ケルト神話における戦いの3女神の長。大いなる女王と呼ばれる。クー・フーリンに死の呪いをかけた。 190 ヤマチチ 0 2 ● 飛 1 NL パワーガード 1 妖鳥 ☆☆☆ コウモリが年をとると、ノブスマになり、さらに年をとるとヤマチチになる。ねている人間の息を吸う。その人間は明日には命を失うという。 191 ナジャ 1 3 ● 歩 4 NN おてつだい 3 妖精 ★★☆☆ ナジャとは、バンシーの幼女時代の呼び名である。バンシーはアイルランド語で女の妖精という意味がある。 192 アリス 4 4 ② 歩 2 DN ゆうわくのきり 2 魔人 ★★★ ベリアルとネビュロスにいつわりの命をあたえられた永遠の少女。 193 ジャグラー 3 2 ● 歩 4 DC ひきさき 5 外道 ★☆☆ コンピュータネットワークのヴァーチャル世界であるパラダイムXのVRパークに現れた、ナゾの大道芸人。 194 くびなしライダー 2 2 ● 歩 4 DN さんげ 1 屍鬼 ★★☆☆ 夜になると走り出す、首のないライダーの幽霊。東京都西部によく現れるという。この幽霊においぬかれると必ず事故にあうという。 195 パワー 3 3 ● 飛 5 NL ちょうふく 0 天使 ★☆☆ 天使の中、第6位の天使。堕天使との戦いでは最前で戦う。悪魔と出会うことが多いため堕天使となる天使の多くはこの位のものたちであった。 196 ハルパス 3 4 ● 飛 6 NC スパイラルバイト 2 堕天使 ★☆ ソロモン王に封じられた72柱の魔神の一人。黒いハト、またはコウノトリの姿で現れるという。人々に戦いのワザをさずけるといわれる。 197 パピルサグ 5 4 ② 歩 4 LN ねらいうち 1 聖獣 ★☆☆☆ 人間がサソリと合体したバビロニアの獣人。魔界と人間界をむすぶ門の番人。その姿を見た者はきょうふに身をふるわせるといわれる。 198 ユルング 5 5 ② 飛 4 NN まきつき 0 龍王 ☆☆☆ オーストラリアのアボリジニに伝わる七色の体を持つ蛇神。いずみに住み、水をよごすと怒り、こう水を引き起こした。 199 ジャンヌダルク 4 5 ② 歩 4 LL かごのいのり 0 英雄 ☆☆☆☆ 百年戦争の最後に現れてフランスをすくった少女。戦争がおわると、魔女としてしょけいされるが、後に聖女とされた。 200 ハヌマーン 6 6 ③ 歩 0 LN F・ブレイク 0 幻魔 ★☆ 高い名声と、人気をほこるインド神話のサルの神。『ラーマーヤナ』でラーマ王子をたすけたことで知られる。 201 ユリア 2 4 ● 歩 5 DC てっぺきぼうご 1 怨霊 ☆☆☆ もと人気アイドル。人気が落ちたショックで太り、その姿を見てさらにショックをうけて死んだ。 202 サキミタマ 0 1 ● 歩 0 NN ふくいん 1 御霊 ★★☆☆ 神道の一霊四魂のうちの一つ。人間にエモノをもたらす。 203 クシミタマ 0 1 ● 歩 0 NN まきょう 1 御霊 ★★☆☆ 神道の一霊四魂のうちの一つ。人間にけんこうをもたらす。 204 アラミタマ 0 1 ● 歩 0 NN じばく 0 御霊 ★★☆☆ 神道の一霊四魂のうちの一つ。あれくるう魂をさす。 205 ニギミタマ 0 1 ● 歩 0 NN さいせい 4 御霊 ★★☆☆ 神道の一霊四魂のうちの一つ。おだやかな魂をさす。 206 ショウキ 4 4 ● 歩 7 LC ちょうふく 0 鬼神 ★☆☆☆☆ 道教で悪霊を退治する神。役人になれず、自殺した者の霊がショウキとなり、高祖皇帝のために悪霊を退治する。 207 オオヤマツミ 4 5 ● 歩 6 LC ちんざ 1 国津神 ☆ イザナギ、イザナミの子で各地の山をとりしきる。はじめて稲から酒を造った神であることから、酒造りの祖神ともされる。 208 ヘルハウンド 1 1 ● 歩 1 DN じばく 0 妖獣 ★ ヨーロッパ各地に出てくる犬の幽霊。姿を見た者に死をあたえるという。遠ぼえをきいた者にも死の予言がふりかかるという。 209 オオマガツヒ 5 3 ② 歩 2 NN ちんざ 1 造魔 ☆ わざわざいを起こす神の名を持つ人造悪魔。高い魔力を持ち、イナルナ姫の魂の眠るはかを護る。 210 オバリヨン 1 1 ● 歩 0 DC だっそう 0 幽鬼 ☆ 人の肩におぶさってくるおんぶオバケ。この悪魔にとりつかれると、肩が異常におもくなるという。 211 ケモノ1ガタ 4 2 ● 歩 4 NN みちづれ 0 造魔 ☆ 力の大きい、獣の姿をした造魔。そのさけび声は空を飛ぶものをキゼツさせ、地に落としたという。 212 モコイ 0 2 ● 歩 0 NC ガード 2 夜魔 ☆ オーストラリアのアボリジニフクロウとジャングルに住むといわれる。人間のようだが頭が異常に大きく、言葉を話すことができない。 213 アズミ 2 1 ● 歩 1 NC きりのめいさい 1 妖鬼 ☆ 日本に流れ着いたとされる南の海洋民族アズミ族の水神。水をあやつる能力を持つとされる。 214 チョンチョン 0 2 ● 飛 0 DL ガード 2 凶鳥 ☆ 頭部の異常に大きな耳をツバサにして、月のない夜に飛ぶ化物。強力な魔力を持ち人々をまどわす。呪術者が死後に悪霊になった姿といわれている。 215 オードリー 0 4 ● 歩 2 DL とりつき 1 妖樹 ★ 悪食の悪魔が植物に乗りうつり生まれた怪物。毒を持つトゲを使って、手あたり次第に生き物を食べる。 216 ラダマンティス 3 3 ● 歩 4 DN しゅんそく 0 死神 ☆☆☆☆ ゼウスとエウロパの子。クレタ島の王ミノスの兄弟。クレタ島を出て、エーゲ海南部を支配する。 217 ドラッグクィーン 2 2 ● 歩 0 DN こりつ 0 屍鬼 ☆ 生前、女そうを好んだ男のオカマゾンビ。ゾンビになっても、変わらず、女そうをしている。 218 ニーズホッグ 5 5 ● 歩 8 DC どくかみつき 0 邪龍 ★☆☆☆☆ ゲルマン神話において、最も邪悪とされる龍。世界樹イグドラシルの根をかじるという。 219 キラーチョッパー 1 1 ● 歩 0 DC せいくう 0 外道 ☆ トミーガンを持つ、『天どう組』の殺し屋。シシリアンマフィアを意しきしている。 220 ヴェスタ 2 1 ● 歩 2 LC ふくいん 1 地母神 ☆☆ ローマのかまどの女神。けっこんの守護神ともいわれている。 221 ニャルモット 5 5 ② 歩 5 NC アイスブレス 1 妖鬼 ☆☆☆☆ ネパールに住む、身長が4M以上もある巨人。雪男のイエティと同じ生物とされている。巨大類人えんのギガントプテクスが祖先ともいわれている。 222 サタナエル 6 4 ② 飛 5 DC あれはてただいち 0 魔王 ★★☆☆☆ サタンーエルとも呼ばれる。サタンと同じとされる天使。キリスト教のボゴミルではキリストの兄弟とされる。 223 ハクジョウシ 2 2 ● 歩 4 DC マリンカリン 2 邪龍 ★☆☆☆ 人間の女の姿で現れる、白蛇の精霊。中国の伝説では人食い妖怪とされている。文学の話の中では人間に恋する女としてえがかれている。 224 ヤカー 3 4 ● 歩 5 DC パララマ 2 幽鬼 ☆☆☆☆ スリランカの悪鬼で、インドのヤクシャの名が転じたものとされる。病魔の王であるマハーコーラ・サンニ・ヤカーにつかえている。 225 ライラ 2 2 ● 飛 3 LL F・ブレイクS 1 大天使 ☆☆☆ ユダヤ教の天使。赤子の魂を母体へといざなう。 226 イツマデ 2 1 ● 飛 3 DL F・ブレイク 0 凶鳥 ☆☆ はかのない死者の霊魂が妖怪化した怪鳥。病気の流行した年に現れるといわれる。 227 ハーピー 2 3 ● 飛 4 NL ついばみ 3 妖鳥 ☆☆☆ ギリシア神話の風の精霊。女と鳥の身体を持つ、ツバサのある女。鳥や風よりも速く飛ぶというハーピーはかつてはクレタにおける風の女神であった。 228 ガン 4P ◆ 歩 ITEM 5 アイテム ★ プルトニウムの弾を使ったガン 229 マシンガン 2P ◆ 歩 ITEM 5 アイテム ☆☆☆☆ 通常弾を使ったマシンガン 230 マシンガン 3P ◆ 歩 ITEM 7 アイテム ★★ 弾にハードシェルを使ったマシンガン 231 エネミーソナー ◆ 歩 ITEM 5 アイテム ★☆☆☆☆ 敵のコンピュータを邪魔して、こんらんさせるソフト 232 GUMP ◆ 歩 ITEM 2 アイテム ☆☆☆ 敵のコンピュータのプログラムをデリートすることができる 233 イカロスのつばさ ◆ 歩 ITEM 0 アイテム ☆ 羽の1枚ずつに魔力がこめられている 234 サプライズ B ◆ 歩 ITEM 0 アイテム ☆☆☆ 先制攻げきのソフト 235 イテンのけん ◆ 歩 ITEM 3 アイテム ☆☆☆☆ 三国志で語られる名剣どのような金ぞくでも切ったといわれる 236 セイコウのけん ◆ 歩 ITEM 5 アイテム ★ 三国志で語られる名剣天をもつらぬくほどの切れ味といわれる 237 ぐしゃのいし ◆ 歩 ITEM 4 アイテム ★★☆ けん者の石の失敗作まれに力を起こす 238 きずぐすり 7P ◆ 歩 ITEM 3 アイテム ☆☆☆ 薬草を満月の光で浄化した、きず薬 239 HI-プログラム ◆ 歩 ITEM 2 アイテム ★★☆ コンピュータのスピードアップ用ソフト
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後ろも顧みずに、がむしゃらに飛び出してから、思えばもうずいぶんと月日が経っている。 思い出はきれいに蘇るというけれど、ここに至るまでロワジィも、記憶にある「それ」と、実際存在する「それ」では、だいぶんな隔たりがあるのだろうなと覚悟していた。 そういうものだ。思い出はいつでも美しい。 それが、どういう具合なのか、彼女の記憶するそのままに残っていた。木の葉の鮮烈な緑の色も、迫るようにそびえる峰の形も、雨上がりにむっとにおいたつ藪のにおいも。木立を通る風すら、彼女の記憶と合致していて、夢を見ているようだった。 夢なのかもしれない。 かえって戸惑う。 ロワジィの帰郷の話だ。 村をぐるりと囲む柵。 その木柵の節目の模様。 町に行商に出た男どもが、そろそろ戻るという時分になると、入り口境界あたりに立って、今日かそれとも明日かと子供らは待ち続けていた。 持ち帰る町の土産がなにより楽しみだったのだ。 こないだは砂糖菓子だった。だから今度は、きれいな糸で刺繍された手巾にちがいない。 いや、きれいな刺繍とか、今回町へ降りたあいつのセンスならありえない。きっと乾物だと思う。 いやきっと飴玉だよ。子供は甘いものが一番好きだとか思ってるような奴だよ。 益体もない会話を暇つぶしに交わしながら、子供らは「村」と「外部」の境界線で大人を待っていた。 ここをくぐれるのは、大人だけだ。 行ってはいけないよと、きつく言い聞かす大人の目を盗んでこの先へ行くと、ろくなことにならないのを、子供らは知っていた。大人は脅しで言うのではない。危険だから言うのだ。 山の獣。入り組み、切り立った地形。 ロワジィがまだ三つか四つの頃、ひとりの少年が山に入った。普段から言うことを聞かずに大人が手を焼いている子供だった。居合わせた年長の子供が、行くなと止めたが、体も大きく天邪鬼の彼を止められなかった。 少年は帰ってこなかった。 食われたんだろうな、夜半まで山狩りをしていた父がぽつと言った。なにに、とまでは口にしなかったけれど、山犬か、熊か、猿か、とにかく村の子供の頭数からあっさり一人減ったことをロワジィは覚えている。 あの子には、上の言葉を受け入れる、生きる力が足りなかったんだな。ぼんやりとそんなことを思った。 山肌の集落は貧しい。 そうして生きる力がないものには厳しい。 大人を待っていた境界線、よく目にしていた節の形だった。すこし斜めから見ると、狸の顔のように見える部分があることを、ロワジィだけが知っている。 それがそのままここにある。 先に手紙は出しておいたので、外部のものが来たと呼子が鳴らされることはないと思うが、歓迎されるかどうかは判らないと思った。そもそも、ロワジィを見知っているものが、もういなくなっているかもしれない。 飛び出した時点で、半数以上、住民はやられていたからだ。 お前はどこのものだ。 なにをしに来たのだ。 そんなふうに言われるだろうか。 それとも、集落の態を維持できなくなって廃村になっているかも。 町へ下り、もうとっくに生まれた土地への執着はなくしてしまったと思っていたのに、実はずっと精神の奥深い場所に、郷愁は持続していたらしい。 そんなことに彼女は気がついた。 生まれたとはいえ、それほど幸せな出来事があった場所ではなかった。あの嵐のような襲撃がなければ、だいぶましではあったろうが、ふた親が早くに亡くなり、持ち回りで育てられて、長じて大人に混じって働くようになっても、どこかよそ者扱いだった。 赤い頭が目立っていたからだろう。今ではそう思う。 村人たちはみな地味な顔立ちで、黒い頭に黒目の、扁平な顔をしているものが多かった。ロワジィや、ロワジィの母のように、赤い頭に緑の目はその中で異様に目立つのだ。 閉鎖された村の中で、いくら打ち解けても混じらぬそれは、やはり特殊であったのだろう。 町に下って様々な頭の色、目の色があると知って、拍子抜けしたほどだ。 どちらにしろ、昔の話だ。 郷愁。男にもあるだろうか。 傍らを行く男に戯れにたずねてみると、難しく困った顔をして、首を傾げられた。 「俺は、生まれた場所自体知らないから」 そう言う。 「山小屋に戻りたいかと聞かれると、どうだろう」 「俺はあるよ俺はあるよ」 「あんたには聞いてない」 しゃしゃりでた小男イーヴにぴしりとやって、それからふと、彼に目をやる。 「……なんだよ」 「あんたにも、ふるさとってのが、あるのよねぇ」 当たり前の話なのに、行動を共にした年数に比べて、相手の事情をほとんどまったく知らない。小男がすすんで語ろうとしなかったのもあるし、ロワジィが聞こうとも思わなかったのもある。 言葉数に比べて、おのれの手の内を提示することに恐ろしいほど慎重なのだ。 「聞いたら教えてくれる、」 「いいよ。……どっちがいい?流民の幌馬車の中で生まれた話と、海に流されていた箱の中に捨てられていた話」 「それただの作り話じゃない」 「うふふ」 聞いて損をした。 話す気のない小男へため息をひとつ吐いたロワジィは、それからやけに背負う荷物が大きいことに気づいて眉を上げる。不本意ながら五年も一緒にいれば、相手の露営の荷物の量もだいたい覚えてしまうものだ。 それが、留め金が飛んでいきそうなほどぱんぱんに膨らんでいる。 「ねぇ」 「ん?なに?どっちの話にするか決まった?」 「そうじゃなくて。……、……なんで鞄そんなにはちきれそうになってんの」 「えー、秘密」 こたえる気がまるでない。 あきらめて前を向いた彼女の目に、村の広場でなにやら輪になり遊んでいる子供らが見えた。 入り口をくぐり柵の中にずかずか入ってきた三人を見て、子供らはさっと警戒の色を浮かべ、無言で固まる。 そこまで凶悪な顔はしていないと思いたいが、背格好を見ればそれもしようがないかとロワジィは思った。 なにしろ、図抜けて大きい赤い頭の女と、それよりさらに頭ひとつ分は大きい小山のようないかつい男が、肩を並べてやってきたのだ。 小男も含む。 しかもそれぞれ鉞(まさかり)や山刀や短弓を着けている。 ああこれは石でも投げられる流れかな、でも知らない人間がいきなり村に侵入したらやっぱり怖いよね、内心覚悟した彼女の脇から、小男が一歩進み出た。 「ほーらおチビちゃんたちー。おじさんあやしいものじゃないよー、いいおじさんだよー」 「ちょ、」 猫なで声でそろそろと近づき、手にはいつのまにか小さな袋を持っている。 「ほーらいい子には飴ちゃんあげようねぇえ。ビー玉みたいできれいな飴ちゃんだよー」 駄目でしょこれ。おじさんの行動にロワジィは引き攣った。 どう見ても胡散臭い。町中でやったら、人さらいで通報されそうだ。 こりゃ逃げるな、そう思った子供らは、一瞬まじろぎ、互いに顔を見合わせた。そうして予想に反してもう一度順繰りに三人を見比べ、それから彼らの中でも年長らしいひとりが、周りから押される形で一歩進み出る。 「……おじさんたち、よそのひと?」 「そうそう。よそのひと。おじさんはよそのひと。でも、こっちのねぇ、やたら大きいおねぇさんはねぇ、むかーし、すんごいむかーし、ここで生まれたの。みんなのお父さんお母さんはいるかな?」 「いる、けど……、」 「誰か大人のひと呼んでこれる?呼んできてくれるお手伝いしてくれた子には、おじさん飴ちゃん二個あげちゃうなぁ」 「呼んでくる」 外部から来た余所者、の警戒心より、目の前にぶら下げられた人参の魅力が勝ったらしい。聞いた数人が、ぱっと塊を抜けて、各戸に向かって駆けだした。 とりあえず、初動はうまくいったようだ。 唖然としてやりとりを眺めてしまったロワジィは、肘で小男を小突きながら、ねぇ、と小声で囁く。 「ん?なに?手際よくて惚れた?」 「うん。すごいね」 素直に頷き、ありがとう、続けて告げた彼女の言葉に、小男はなぜか若干赤くなって、そっぽを向いた。 なぜ赤くなるのかと不思議に思いながら眺めていると、まもなく子供らが散っていった家のひとつから、数人の子供の手に引かれるようにして、大人の男がひとりやって来る。 ロワジィは目をすがめて、その男の顔を見た。 見知った顔に思えたけれど、なにせ十五年経っている。 「――ロワジィ、」 だが相手は彼女と見止めると、訝しんでいた顔を不意に破顔させて、こちらへ向かってやってきた。 「ロワジィだろ。懐かしいなあ。俺だよ、ヨハンだ。あんたの報せは聞いていた。近々、ここに顔を出すって」 「ヨハン、」 丸々とした男に覚えはないが、声に聞き覚えがあると思った。ロワジィは頬を上げ、無理矢理微笑み、記憶の中の彼を探した。 記憶の中のヨハンは、いつでも険しい目をしていた。 集落では、種である男を村の外へ出す。これは、狭い関係の中での近親を避けるためである。夫となった男どもは、みな、近辺のほかの村から来た男たちだ。 だが、貰い手の決まらない男も中にはいて、ヨハンもその一人だった。 悪い男ではなかった。ただ、他の村にちょうどよい年頃の娘がいなかったのだと思われる。 独り身のまま、長女一家の手伝いをすることが決まっていることに不満を持ち、酒臭い息を吐いていることが多かった。 ロワジィよりいくつか年上のはずで、ごつごつとした体格の男だった。 彼女の頭が赤いことをからかっては、何度となく、取っ組み合いの喧嘩をしたこともある相手だ。 その尖っていた彼と、目の前にいる恰幅の良い男とは一致しなくて、 「ヨハン、なのよね、」 「ああ俺だ。だいぶん腹回りが立派になって、見違えただろ?……あんたは変わらないな」 彼は人懐こい笑いを浮かべながら言った。変わらないというより、前よか一段ときれいになった。続ける。 年月は荒(すさ)んだ男を丸くするらしい。 「あんたも知ってるだろ?シャンタルおばさん。あのひとが、いまは世話役を務めてて……、あんたたちが来たら、寄こしてくれって言われてたんだ。案内する。それとも、おばさんの家はまだ覚えているか?」 「ああ……、どうかしら」 広場から各戸をぐるりと見まわして、ぼうとなりながらロワジィは答えた。 「ここは、あんまり変わってないのね」 すこし現実が遠い。ここに着くすこし前に、夢のようだと思ったけれど、やっぱりこういうの夢見心地って言うのかな。そう思う。 十五年前の野盗の襲撃のときに、壊され燃やされた家もあったが、基本的に材料に乏しい家の造りはみな同じで、だったから燃えた家を取り壊し、あった場所に建てなおした家も、もとの家の形と大差ない。 元通り、と言ってもいいくらいだった。 「懐かしいか」 家々を見回すロワジィとどうとらえたのか、ヨハンが尋ねる。うん、とあいまいに彼女は頷いた。 ロワジィに親しげに笑いかける村の大人を見て、これは害ない人間だと判断したのか、警戒を解いた子供らが、ばらばらと周りにまとわりはじめた。 主にモグラが囲まれている。 おじさん、飴ちょうだい。おじさん、飴ちょうだい。 囲まれねだられて、やー、困ったなと口では言いながら、わりと彼はご満悦そうだ。 記憶にある通り、変わらないならあの家だろうと当たりを付けて、一、二歩進んだところで、彼女はギィがその場に佇んでいることに気がついた。 「ギィ、?」 振り返ると、男はすこし困ったように眉尻を下げて、行ってくるといい、そう言う。 「俺はここで待つ」 「でも、」 「俺はよそ者だから」 水入らずで話してくるといい。言われてすぐに、つかつかと彼女は男へ近寄り、その腕を掴んだ。 「ロワ、」 「水入らずで話すんだから、あんたも来るんじゃないの。あんたはたしかによそ者かもしれないけど、あたしのパートナーでしょう」 「ロワジィ」 「……お願いだから、一緒にきて」 二度遠慮しかけた男にだけ聞こえるように、息を吐く強さで彼女は男の耳元に囁いた。 「お願い。なんか、久しぶりすぎて、緊張で口から心臓出そう」 「おじさんも!おじさんも村長の家行きたい!」 ささやきは聞こえなかっただろうに、流れで読んだらしい小男が、空気を読まない発言をした。 「……おじさん……、」 視線を流すと、飴玉を配り終えたモグラは、今度は焼き菓子の袋を手にしている。これも子供らに配るつもりらしい。 そう言えばやたら彼の荷物が多かった。彼女は思いだす。 ぱんぱんに膨れた荷物の大半は、村への手土産だったのだろう。お気遣いができる男と見直すべきか、人気取りが上手だと呆れるべきか、悩むロワジィだ。 「ん?なに?俺がいないと駄目だから一緒に行ってくれって?」 「おじさんはよそのひとだから、ここで待っててね」 きっぱりと同行をおことわりすると、小男は呆気にとられたあと、大人げなく、むくれた。 「――久しぶりね」 ヨハンに案内され、ロワジィとギィは集落をまとめ役の家を訪れている。 中に通され、ひと通りのあいさつを交わしたあと、茶を勧められて席についていた。 「あの時も大人だったあなたに、大きくなったって言うのも、おかしいのだろうけれど……、でも、泣きべそかいて、鉞(まさかり)掴んで飛び出して行ったここの娘が、何年も何年も外の世界で苦労して、そうして大きくなって戻ってきてくれるのは、やっぱり嬉しいわ」 しかも、お相手まで見つけてね、言って彼女は微笑んだ。薔薇がほころぶような色香のある微笑みだと思った。 ロワジィが子供の時分に、彼女はすでに人妻で、数人の子持ちであったから、おそらく歳は二十ほど離れていると思われる。ということは、少なく見積もっても五十の後半になる計算だが、目の前の彼女からはそうした衰えを一切感じさせない。 一切感じさせないというよりは、いっそうあでやかになっている気がする。 ある意味こわい。 本当だったら、久しぶりに戻った村で、顔なじみに会っているのだから、懐かしさに胸がいっぱいになって、涙がうるっと来てもいい場面なのだと理解しているが、それよりもロワジィの頭にあったのは、 「フェロモンってすごいな、こういうの、やっぱり生まれつき?真似ってできるのかな」 だとか、 「いやあこのむんむん迫る女の色気って、思い出補正かと思ってたけど、そうじゃなかったわ」 だとか、そういう感涙とは真逆の、わりと淡々と下種な感想だった。 口には出さない。 隣ではギィと、結局のこのこ付いてきたよそ者のおじさんが、美魔女に勧められるままに茶菓子を口に放り込み、瞬間固まった後、慌てて茶碗へ手を伸ばし、茶を口に含んでまた絶句している。 ……まぁきっとそうなるだろうな。 横目で眺めていたロワジィは、思わず吹き出しそうになり、慌ててえへん、えへんと咳払いでごまかした。 このあでやかな村の世話役は、作るもの作るものとにかく不味かったのだ。二人の顔を見る分に、彼女の腕前は、爾来変わりがなかったらしい。 子供のころ、はじめて彼女の料理を口にしたとき、ロワジィは驚愕を通り越えて戦慄したことを覚えている。彼女のつくり方が奇抜だったわけでも、特別な材料を加えたわけでもないと言われて、余計だった。 同じ材料を使い、同じ手順を辿って、どうしたらこうも不味く作れるのか。もはや才能じゃあないかと思った。どういう方面の才能かは判らないが。 本当だぞ、うちの母さん、薬缶を火にかけただけで茶がまずくなるんだぞ。 家族が言っていたのを聞いたが、その通りだったようだ。 ごく、と二人が喉を鳴らして無理矢理飲み下すのを含み笑いで眺めていると、ロワジィ、と美女から呼ばれて慌てて顔を戻す。 「はい」 「しばらくゆっくりしていくの」 「――いえ」 聞かれて彼女はちいさく首を振った。 「明日か、明後日には発ちます」 「そう」 返答に、世話役の彼女が特に驚いた様子もなかった。想定していたのだろうと思う。 そうしてもう一度、しっとりとした色を含んだ声で、ロワジィ、と呼ばれる。 「はい」 「渡したいものがあるのよ」 「渡したいもの、」 「渡したいというかね、……返すものというか」 そう言って彼女はちょっと待ってね、中座して、家の奥へロワジィに渡したいらしいものを取りに行った。 その間に横に座っていた男と小男を見やる。 二人はまだ引きつっていた。 「……なぁ」 さすがに憚(はばか)ったのか、世話役には聞かれない押さえた小声で、モグラが言った。 「あのさ、『これ』な、……、あの、なんだ、あれか、この村独特の薬膳とか、そう言うのか」 「ううん」 「それとも、ほら、よく、よそから来た人間を試すっていうか、……テスト?みたいな?食いもんじゃねぇもの食わせて、反応見るとか、それか、村長の前で吐き出したら死刑、とか、そういう物騒なしきたりでもあんのか」 「そんなもん、ないわよ」 「単純に、嫌がらせじゃねぇよな」 「違う。あのひとが作ると、いつも、こうなの」 「え、」 「いつも、こうなの」 「……マジか。いつもとか、……、……マジか」 不味さがよほど衝撃的だったようで、モグラが彼女の言葉に震えている。男はどうだったのかな、ちらと見上げると目が合った。 一言低い声で、 「すごかった」 と返された。何がどうすごかったのか、賞賛でないことは確かなようだ。 そうこうしていると、奥から頑丈そうな木箱を抱えて、世話役が戻ってくる。 「……これね、お返しするわ」 差しだされ、促されるままに受け取ったロワジィは、木箱の蓋を開き、え、と息を飲んだ。 「これ、……、」 中にあったのは大量の紙幣だ。 使い込まれ、しわくちゃになった紙幣は伸ばされ、丁寧に重ねられて、いくつもの束になって重ねられている。 ひと財産はあるように見えた。 隣で興味津々に覗きこんだ小男がおほ、だとか品のない声を上げて、男に肘で小突かれている。 「前任から預かっていたの。いつか、あなたがここへ戻ることがあったら、渡すようにって」 「――、」 うつむいたロワジィの様子を見ながら、世話役は静かに告げた。 黙ったまま、彼女は束に結んだ紐を指先で撫ぜる。 「あのね。わたしがこんなこと言っていいのかどうか判らないけれど、……、でも、村を代表して言わせてもらうわね。ロワジィ。本当に、いままで、どうもありがとう。とてもたくさん。……とてもたくさんの、あなたの気持ち」 箱の中身は、彼女が村を出てから十五年、流れの護衛業をして、村へ仕送り続けていたものだ。 「これはね。使わせてもらった部分もあるの」 世話役は続ける。 「あの酷いことがあって、ここはずいぶん荒らされてしまったでしょう。人も半分ほどになった。働き手も、住処も、奪われて……、だからここを立て直す最初の頃、やっぱり先立つものは必要で、……どうしても必要で、使わせてもらった分もあるの。元の通りに建てられた家を見たでしょう。あなたのおかげよ。……これは、その必要を差し引いた、余剰分」 もう十分よ。 彼女は言った。 「村を出て行ったあなたが、一体どんな仕事をして、どんな思いでお金を送ってくれたのか、ここにいるわたしたちは想像するしかなかった。でもきっと、わたしたちの誰が想像するよりも、あなたは苦労したのでしょう」 「――、」 苦労したのだろうか。重ねて言われて、ロワジィは僅かに苦笑し、首を傾げる。苦労した覚えはあまりなかった。ただ無我夢中で十五年生きただけな気もした。 贖罪のつもりもあった。そうして山を離れても無事で生きていると、報せる意味もあった。それから、とにかくそんな小難しいことは棚上げして、ただ滅茶苦茶にされた、生まれた場所の役に立ちたい気持ちもあった。 「もう十分。わたしたちには十分よ。あとは、あなたのために使わなくては」 幸せになりなさい。 「――、」 世話役の声が少し遠くなる。うつむいた自分の目から涙がこぼれて、紙幣の上に染みを作るのを、彼女は見た。ああ濡れてしまう、濡れたら乾かさなければと、そのままの感想を抱いた。 村を離れてずいぶんの間、おのれはずっとひとりなのだと彼女は思ってきた。少なくとも男に出会うまでは、ずっとひとりで肩肘張って生きてきたと思っていた。 だが離れた場所で、おのれを気遣う人間がいた。言葉を交わすわけでも、思いをたしかめあうこともなかったけれど、いつも心配してくれている存在があった。 「……ありがとう」 指で涙を払い、顔を上げしっかりと世話役の目を見返すと、素直に彼女はその木箱を受け取る。 「大事に使います」 でももう心配しないで。無理ではなく、心からロワジィは言った。 「無茶な仕事はもうしないし……、どこかに腰を落ち着けて、静かに……、まあ、静かかどうかは判らないけど……、暮らすつもりです」 「そう」 よかった。 嫣然と世話役が微笑む。 濡れた頬のままにっこり微笑み返し、揺れ動いた気持ちをすこし落ち着けようと、ロワジィはうっかり目の前に出されていた茶椀の中身を、一気に飲み干した。 うっかり。 おかげで、鳥を締めたときのような、おかしな音が喉から漏れたのはご愛敬だ。 集落からやや離れた位置に、ロワジィの生まれた家がある。 村の男だった父は、村の慣例に従ってよその村へ種として出てゆくのではなく、ある日唐突に外部からひとり女を連れて帰ったと聞いている。 赤い髪と、緑の目。彼女の母だ。 父がどうしたつもりで母を連れ帰ったのか、そもそも母はどこのものか、彼女は知らない。当人たちにしか判らない事情、というものもあったろう。 結局、詳しいこと聞ける年齢になる前に、流行り病でふたりとも死んだ。 両親以外に身内のなかった彼女は、そのままその家に住んだ。 月日が経ち、よその村から種となる男を迎えることになったときも、彼女はその家へ夫を迎えたし、そこで家族を作った。 いまは住むものはいない。 ここにはもう住まない、捨てていくのだから、焚きつけにするなり、バラして使うなり、好きにしてくれと言い置いて、集落から出て行った。手入れするものもなく、あばら家になり床でも抜けているだろうと思っていたが、丁寧に営繕されながら、備蓄小屋として使われているようだった。 好きにしてくれと嘯いて出て行ったくせに、残っているのを見て嬉しかった。現金なものだと思う。 家の脇には山と積んだ丸太がある。乾燥させ、薪として使うのだ。軒下に鈴なりに吊り下げられた黍(きび)も見えた。どちらも長い冬に備えて今時分から用意してある。 その家を横に通り過ぎて、少し行った先に、夫だった絵描きの男と娘が、眠っている場所がある。 派手な目印は何もない。穴を埋めたその上に、拳ほどの石をひとつずつ置いただけだ。 墓の回りは下草が刈られた跡があって、村の誰かが時折ここを気遣ってくれているようだった。ありがたいと思った。 それでもぽやぽやと伸びてきている夏草を四半時ほど言葉少なに毟り、それから、もうほとんど平らな土饅頭の前に膝をついて、ただいま、とあらためてロワジィは小さな声で呟いた。 「ただいま。……ずっと留守にしていてごめんね」 言いながら、ふたつの石を交互に見くらべる。見比べて、ああ気持ちは凪いでいるなと、他人事のように思った。激しく憎んだり、怒ったり、そうした感情はずっと持続してゆくものだと思っていたけれど、そうでもないらしい。 あのとき起きた出来事を、彼女が忘れることは決してないし、後悔ばかりが残るけれど、それでも胸を掻き毟り、夜ごと悪夢に悲鳴を上げるような苦しさは、もうない。 十五年。 ……もう土にかえったかな。 掘り返した土の、あの生々しい黒さはもうどこにもない。石がなければ、ここだと判らなかっただろう。 その土と同じように、自分の感情もいつの間にか、ゆっくりと馴染んでいったようだ。 道中見つけた山野草を手向けながら、静かに語りかける。手持ち花火のように、小さな赤い花がたくさん散っている山野草だ。 この子の傍には必ず君がいるのだよ。 娘の絵を描きながら、夫がそう言ったことを思い出す。 夫は好んで描いた絵の中の娘は、どれも赤い花を髪に挿していた。 「あっという間だった」 しばらく目を閉じ、静かに木立を渡る風に耳を澄ませ、それからゆっくり目を開くと、ロワジィは後ろに控えていたギィへぽつんと告げた。 「なんかね、本当にあっという間だった。ものすごい勢いで、ずっと、走ってきた気がする」 「……、」 町で暮らす時間と、山での時間の差が、そう感じさせるのかもしれない。ここはあまりにも変化に乏しいし、町の暮らしは一瞬一瞬流動していて、ひどく目まぐるしいからだ。 慣れるまでは苦労したなあ、だとかしみじみ町の時間の速さを思い返していると、それまで背後で佇んでいた男が、不意に大股で彼女の脇へ並び、 「……ちょ、」 同じように膝をついたかと思うと、そのまま、がっしと前のめりに手を突き、ふたつの墓へ向かって平伏した。 「……ちょっと、あんた、なにやって、」 「幸せにする」 しんと響く男の声に、呆気に取られて彼女は固まる。 その脇で、額を地面に擦りつけたまま男は言った。 「泣かせない。ひとりにしない。生きている間ずっと傍にいる。俺のすべてで、このひとを守ると誓う。このひとに、できるだけふさわしい人間になれるように、日々努力する」 「――」 「だからどうか、このひとと共に生きてゆくことを許してほしい」 どうか。 伏せたせいで、くぐもった声になった男の誓いがロワジィの耳から染み込んで、徐々に頭の方まで回り、遅れて理解がやって来る。 墓を相手に、真剣に約束する男がおかしいと思った。それから、そういう男だったからこそ、自分はきっと好きになったのだろうなと思った。そうして、こんなとてつもなく大事なことを告げているのに、それを聞く相手はもうどこにもいないという事実が、すこしだけ悲しいとも思った。 彼らがなくなることなければ、自分は山を下りることも、ギィに出会うこともなかったはずだ。判っている。けれど、いまここにいてほしかったと強く思う。 男の言葉を聞いてほしかった。 自分には勿体ないほどくそ真面目なこの男の言葉を、一緒に聞いてほしかった。 嬉しいのか悲しいのか気持ちを持て余したまま、 「許すわよ」 ロワジィは言った。 「許すわよ。きっと土の中でびっくりしてる」 「そうか、……、……そうだといいが」 彼女の声に、ようやく男が顔を上げる。それから、土饅頭のあたりを見つめて数度まじろいだ。何を納得したのか、うん、だとか腹に落ちたような声をひとつ男は発し、それから彼女の方を見る。 鼻の頭に黒土が付いていた。 「ふ、」 それを見て妙におかしくなって、ロワジィは泣き笑いの顔のまま、声を立てて笑った。 「ああああもう入らない」 その晩、ロワジィと男たち二人は、ささやかながら精いっぱいの村の歓待を受け、腹がくちくなるほど飲み食いをし、お開きになった後ロワジィの生家――今はだれも住んでいないので――に、なだれ込んでいた。 よそ者が珍しい村の人間からは、是非うちに泊まりに来て町の話をしてくれと誘われたが、好意だけ受け取り、ありがたく辞退した。 ただでさえ静かな村の暮らしに闖入しているのだ。これ以上は申し訳ないと思う。 屋根の下で寝られるだけで御の字だ。 だというのに、 「じゃ、俺は可愛い子ちゃんがいるおうちに、お呼ばれしてくるねっ」 だとか、さりげない厚かましさをモグラは発揮していた。場の空気をまるで読んでいない。むしろ読んでいる上でこの発言をしている。ああ厚顔無恥って本当にあるんだな、変なところで彼女は感心した。 しかし、いくら若い娘が好きだとはいえ、ここがロワジィの故郷であると知っており、素人相手に手を出すような、そこまで良識が欠けている人間だとは思いたくないが、……ないが、 「……でもなぁ、あんただしなぁ」 いまひとつ信用しきるのは怖い気がする。結局、彼女と男で両脇から抱え、ぶうぶう不満を上げる彼を、有無を言わさず備蓄小屋まで持ち運んだ。 冬に備えた干し草が小屋の中にまとめてあったので、広げて使わせてもらうことにした。 山中とはいえ、いまは夏で、防寒という意味ではとくに必要はないのだが、それでも固い土間に直に寝るのと、干し草の上に寝具を敷いて寝るのとでは寝心地の点で段違いだ。 「くふふふふ……ふかふか……くふふ」 藁床を見た途端、若い娘の家への押しかけを妨害された不満は、どこかへ吹き飛んだらしい。 酔っぱらったモグラが、おかしなテンションのまま、寝床で転げているのを見ないようにしながら、蝋燭の芯を調節していたロワジィは、おのれの名を呼ばれた気がして顔を上げる。 小屋の壁にもたれ、こちらも酒気にとろんとした目をしながら、男が彼女の仕草を見つめていた。 「……呼んだ、?」 「ああ……、」 「なぁに」 「その」 「うん、」 「聞いてもいいか」 「うん、……なに?」 聞き返すと、男は口を噤み、すこし考える素振りを見せてそれから、 「昼間、あんたが言っていたことなんだが、……。その、明日か明後日には発つって」 「うん」 「……もうすこし、ゆっくりしていかないのか。せっかく帰ってきたんだろう」 「うん」 男の言葉にうなずいて否定して、ロワジィは小さく笑う。 「用事も済んだし。いいの」 「そうか」 「うん」 一度ここに戻りたかった理由はたった一つだ。 「あのね。家族とか、村とか、大事なものを壊されたときにね。ずっと、なんか、認められなくて、……、認めたくなくて、どうにかしたくって、ずうううっと暴れてたと思ってたんだけど」 「ああ」 蝋燭の炎を見つめながら彼女は呟いた。 「なんだろな、……でも本当は最初から、もうどうにもならないんだーって、頭のどこかで判ってたんだろうなって」 「――、」 「でも、……若かったんだろうなぁ。とっくに認めてたって言うのを、自分で認めたくなくてね。ややこしいけど。なんか諦めたみたいで、負けたみたいで、悔しいって」 結局はおのれ自身への、意地の張り合いだったのかもしれないなと思う。無駄だったとは思わない。自分が納得できるために必要だったものが、十五年、という時間だったのだろう。 そのまま感慨に沈みかけた彼女を、 「……ロワジィ、」 途中からじっと黙って聞いていた男が、静かに呼んだ。うん、と顔を上げると、男が僅かに笑って、ぽんと横の床を叩いている。呼ばれて素直に彼女は男の横へ移動して、腰を下ろすと、その肩にもたれた。 男の肩のどこに頭をあてると一番しっくり馴染むか、自分はもう覚えてしまった。 ああもうこの肩は手放せないなあ。そんなように思う。 前方へ目をやると、おかしな奇声を上げ、藁床に顔をすり寄せていたお邪魔虫は、いつの間にか鼾(いびき)をかいて寝入っている。草臥れたのだろう。 寄りかかると背中へ腕を回された。落ち込んでいるのかもって、気にかけてくれるのかな。おかしくなって笑った。 「落ち込んでいるわけじゃないのよ」 「……うん、」 「認めてるってことに気づくまでの道が、何本も何本も、あったのよね。正解なんてどれもなくって、ただ、あたしは、その一番遠回りの道を選んだだけでさ」 「うん」 「まあ……、ずいぶん遠回りしちゃったけど」 ぼそ、と本音が漏れると、また男がちいさく笑う。 「なに」 「――いや、」 肩を揺らしながら男が笑い、そうして笑ったことを誤魔化すように、回した腕で不意に彼女を抱きしめた。 「ちょっと、誤魔化さないで」 「あんたが遠回りしてくれてよかった」 抱きしめられたロワジィが抗議すると、彼女の髪に鼻をうずめた男が、深々と呼吸しながら呟く。 「あんたが一番遠い道を選んでくれたおかげで、俺はあんたに会えた」 「うわー」 でたよこの天然タラシ文句。心の中でいっそ感心しながらロワジィはぼやく。こういうくさい台詞を、しれっと大真面目に呟くのだから、タチが悪い。こちらがまったく心構えのできていない隙ばかり突いて、おかげで毎度毎度不意打ち状態だ。 今が夜で、蝋燭の明かりで良かったと思った。明るかったらきっと、真っ赤になっているのが判ってしまうと思った。 「ねぇ」 恥ずかしいのならいっそついでだ。先だっては言えなかった言葉でも、今なら言えると思った。 「うん」 「昼間、あそこで言ってくれたこと」 「うん、?」 「ひとりにしないって」 「うん」 言いながら彼女は回された男の手を掴む。その手にも、自分の手にも、同じしるしが嵌めてある。 「約束してね」 指輪にそっと口をつけながら、ロワジィは言った。 「もし、あんたがひとりのときに、なにか……、襲ってくるような何かがあったら、全部放り出して、真っ先に逃げてね。ガラにもない勇気なんて、出さなくていいからね。立ち向かおうだとか、そんなの、本当にいらないから、」 「判っている」 祈るように囁く彼女の頬へ、軽く口づけながら、大丈夫。男はこたえた。 「安心してくれ。俺はひとが怖い」 「うん」 「なにかあったら、尻に帆をかけて全力で逃げる」 「うん」 「大丈夫。あんたを、ひとりにしない」 「――うん」 目をぱちぱちと瞬きながら彼女が頷くと、男が頬からまぶたに唇をうつし、大丈夫。そう繰り返す。 「うん」 「もう泣かなくてもいい」 「うん……、」 口づけの雨を降らせながら、男は何べんも誓いを口にする。頭を撫ぜられ、男の腕にすっぽり抱え込まれると、なんだか子供に戻ってゆくような気がして、面映ゆい。 いぎたなく寝こけるモグラの鼾(いびき)が、妙に大きくわざとらしい気もしたが、気付かなかったことにした。 (20180821)
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2022年2月21日 出題者:mi タイトル:「若いうちに遊んどけ」 【問題】 男と遊んでいた女は上司に怒られ高飛びした。 そのせいで男女は自分達がいなくなったあと、しばらく笑いものになった。 一体どういうこと? 【解説】 + ... 時は江戸時代。 遊女は客の男と恋に落ち、雇い主の反対を押し切り、男と逃げ出した。 しかし客の男には婚約者がいた。 結ばれざる恋…。 このまま2人、熱い愛の情熱に心を燃やしたまま心中しよう…。 遊女と客の男は夜の星に、来世で恋人になることを誓い、高い崖から飛び降りた。 しかし、飛び降りた崖の下は肥溜めだった。 しっかり窒息死はしたが、汚物まみれで無様で惨めな死に様に、しばらく男女は町の笑いものになっていた。 ※心中問題。 ※問題のモデルは漫画「鬼灯の冷徹」に出てくるゴシップ記者の猫又(小判)の飼い主の死因を参考にしました。 《死》《ブラック》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 本機種は、「巨大ガンバスター役物」・「ガンバスター顔役物」の2つの役物を搭載。 「巨大ガンバスター役物」は、動き出せば連続演出発展のチャンス。 右手に掴む縮退炉が液晶画面中央で大迫力の閃光を放てば、さらなるチャンスを生み出すこととなる。 「ガンバスター顔役物」は激アツの必殺技大選択で炸裂する熱血絶叫の必殺技リーチへと発展する。 また、新感覚の時短演出、「ガンバスター出撃システム」を搭載。時短回数は50回・70回・100回の3種類。 カウントダウン後、BMシャッター出現でモードアップか時短終了のいずれかに移行。 ガンバスターが出撃すれば見事、確変昇格となる。 液晶アクション演出も劇的に進化を遂げている。 伝説の名場面による興奮と感動の演出が用意されており、あのシーン、あの台詞が予告・リーチになって蘇る。 他にもパチンコオリジナルのバトルシーンや、ガンバスターの戦闘を盛り上げる 「トップをねらえ!」オリジナルソングが搭載されており、ファン感涙の仕上がりとなっている。 口コミ一覧 #bf
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