約 2,110,524 件
https://w.atwiki.jp/p-rotation/pages/114.html
オオタチ No.162 タイプ:[[ノーマル]] 特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる) するどいめ(相手に命中率を下げられない) 夢特性:おみとおし(でた時に相手の持ち物がわかる) 入手可能ソフト:コロシアム/エメラルド/ダイヤモンド/パール/プラチナ/HG/SS/ブラック/ホワイト/DW 体重:32.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 オオタチ 85 76 64 45 55 90 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) かくとう いまひとつ(1/2) --- いまひとつ(1/4) --- こうかなし ゴースト 覚える技 レベルアップ オタチGBA オオタチGBA オタチDS/BW オオタチDS/BW 技 威 命 タイプ 分類 PP 1 1 1 1 ひっかく 40 100 ノーマル 物理 35 - - 1 1 みやぶる - - ノーマル 変化 40 4 4 4 4 まるくなる - - ノーマル 変化 40 7 7 7 7 でんこうせっか 40 100 ノーマル 物理 30 12 12 13 13 みだれひっかき 18 80 ノーマル 物理 15 17 19 16 17 てだすけ - - ノーマル 変化 20 31 37 19 21 このゆびとまれ - - ノーマル 変化 20 24 28 25 28 たたきつける 80 75 ノーマル 物理 20 40 48 28 32 ねむる - - エスパー 変化 10 - - 31 36 ふいうち 80 100 あく 物理 5 49 59 36 42 ドわすれ - - エスパー 変化 20 - - 39 46 バトンタッチ - - ノーマル 変化 40 - - 42 50 さきどり - - ノーマル 変化 20 - - 47 56 ハイパーボイス 90 100 ノーマル 特殊 10 技マシン マシン 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 技01 つめとぎ - - あく 変化 15 技06 どくどく - 90 どく 変化 10 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技11 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技13 れいとうビーム 95 100 こおり 特殊 10 技14 ふぶき 120 70 こおり 特殊 5 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技18 あまごい - - みず 変化 5 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技22 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10 技24 10まんボルト 95 100 でんき 特殊 15 技25 かみなり 120 70 でんき 特殊 10 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技28 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 技30 シャドーボール 80 100 ゴースト 特殊 15 技31 かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技35 かえんほうしゃ 95 100 ほのお 特殊 15 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技46 どろぼう 40 100 あく 物理 10 技48 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技49 エコーボイス 40 100 ノーマル 特殊 15 技52 きあいだま 120 70 かくとう 特殊 5 技56 なげつける - 100 あく 物理 10 技57 チャージビーム 50 90 でんき 特殊 10 技65 シャドークロー 70 100 ゴースト 物理 15 技67 かたきうち 70 100 ノーマル 物理 5 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技83 ふるいたてる - - ノーマル 変化 30 技86 くさむすび - 100 くさ 特殊 20 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技89 とんぼがえり 70 100 むし 物理 20 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 技94 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 秘01 いあいぎり 50 95 ノーマル 物理 30 秘03 なみのり 95 100 みず 特殊 15 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 以下旧作専用 マシン 技 威 命 タイプ 分類 PP 技01 きあいパンチ 150 100 かくとう 物理 20 技03 みずのはどう 60 100 みず 特殊 20 技23 アイアンテール 100 75 はがね 物理 15 技34 でんげきは 60 - でんき 特殊 20 技43 ひみつのちから 70 100 ノーマル 物理 20 技58 こらえる - - ノーマル 変化 10 技78 ゆうわく - 100 ノーマル 変化 20 技82 ねごと - - ノーマル 変化 10 技83 しぜんのめぐみ - 100 ノーマル 物理 15 秘05 うずしお 35 85 みず 特殊 15 HGSSのみ タマゴ技 GBA DS BW 技 威 命 タイプ 分類 PP ○ ○ ○ すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ おいうち 40 100 あく 物理 20 ○ ○ ○ きりさく 70 100 ノーマル 物理 20 ○ ○ ○ きあいだめ - - ノーマル 変化 30 ○ ○ ○ きしかいせい - 100 かくとう 物理 15 ○ ○ ○ みがわり - - ノーマル 変化 10 ○ ○ ○ トリック - 100 エスパー 変化 10 ○ ○ ○ ねこのて - - ノーマル 変化 20 × ○ ○ とっておき 130 100 ノーマル 物理 5 × ○ ○ あまえる - 100 ノーマル 変化 20 × ○ ○ ほしがる 60 100 ノーマル 物理 40 × × ○ しぜんのめぐみ - 100 ノーマル 物理 15 × × ○ アイアンテール 100 75 はがね 物理 15 教え技 FL Em XD Pt HS 技 威 命 タイプ 分類 PP ○ ○ ○ のしかかり 85 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ ものまね - 100 ノーマル 変化 10 ○ ○ ○ みがわり - - ノーマル 変化 10 ○ ばくれつパンチ 100 50 かくとう 物理 5 ○ ○ ○ ころがる 30 90 いわ 物理 20 ○ ○ ○ いびき 40 100 ノーマル 特殊 15 ○ こらえる - - ノーマル 変化 10 ○ ○ ○ どろかけ 20 100 じめん 特殊 10 ○ ○ ○ れいとうパンチ 75 100 こおり 物理 15 ○ ○ いばる - 90 ノーマル 変化 15 ○ ねごと - - ノーマル 変化 10 ○ ○ ○ スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20 ○ まるくなる - - ノーマル 変化 40 ○ ○ ○ かみなりパンチ 75 100 でんき 物理 15 ○ ○ ○ ほのおのパンチ 75 100 ほのお 物理 15 ○ ○ ○ れんぞくぎり 10 95 むし 物理 20 ○ ○ アクアテール 90 90 みず 物理 10 ○ ○ さわぐ 90 100 ノーマル 特殊 10 ○ ○ とっておき 130 100 ノーマル 物理 5 ○ ○ はたきおとす 20 100 あく 物理 20 ○ いかりのまえば - 90 ノーマル 物理 10 ○ ずつき 70 100 ノーマル 物理 15 遺伝 タマゴグループ 陸上 孵化歩数 4080歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2295歩) 性別 ♂:♀=1:1 進化条件 遺伝経路 全てドーブルでOK。
https://w.atwiki.jp/pokeroom/pages/18.html
アームハンマー アイアンテール アイアンヘッド アイスボール アクアジェット アクアテール アクアリング あくうせつだん あくのはどう あくび あくまのキッス あくむ あさのひざし あてみなげ あなをほる あばれる あまいかおり あまえる あまごい あやしいかぜ あやしいひかり あられ アロマセラピー あわ アンコール いあいぎり いえき いかり いかりのまえば いたみわけ いちゃもん いとをはく いばる いびき いやしのすず いやしのねがい いやなおと いわおとし いわくだき いわなだれ インファイト ウェザーボール うずしお うそなき うたう ウッドハンマー うらみ エアカッター エアスラッシュ エアロブラスト エナジーボール えんまく おいうち おいかぜ おうふくビンタ オウムがえし オーバーヒート オーロラビーム おきみやげ オクタンほう おしおき おしゃべり おだてる おどろかす おにび おまじない おんがえし おんねん ガードスワップ かいふくしれい かいふくふうじ かいりき カウンター かえんぐるま かえんほうしゃ かぎわける かくばる かげうち かげぶんしん かぜおこし かたくなる かなしばり かまいたち がまん かみくだく かみつく かみなり かみなりのキバ かみなりパンチ がむしゃら からげんき からてチョップ からではさむ からにこもる からみつく かわらわり がんせきふうじ がんせきほう きあいだま きあいだめ きあいパンチ ギガインパクト ギガドレイン きしかいせい きつけ キノコのほうし きゅうけつ きりさく きりばらい きりふだ ぎんいろのかぜ きんぞくおん くさぶえ くさむすび くすぐる クモのす クラブハンマー くろいきり くろいまなざし クロスチョップ クロスポイズン げきりん けたぐり げんしのちから こうげきしれい こうごうせい こうそくいどう こうそくスピン こおりのキバ こおりのつぶて こごえるかぜ こころのめ コスモパワー ゴッドバード こなゆき このゆびとまれ コメットパンチ こらえる ころがる こわいかお サイケこうせん サイコウェーブ サイコカッター サイコキネシス サイコシフト サイコブースト さいみんじゅつ さきどり さしおさえ さばきのつぶて さわぐ シードフレア しおふき しおみず シグナルビーム じこあんじ じごくぐるま じこさいせい シザークロス じしん しぜんのちから しぜんのめぐみ したでなめる じたばた しっぺがえし しっぽをふる しねんのずつき じばく しびれごな しぼりとる しめつける ジャイロボール シャドークロー シャドーダイブ シャドーパンチ シャドーボール じゅうでん じゅうりょく 10まんボルト しろいきり じわれ しんくうは しんそく じんつうりき しんぴのまもり すいとる スカイアッパー スキルスワップ スケッチ ずつき すてみタックル ステルスロック ストーンエッジ すなあらし すなかけ すなじごく スパーク スピードスター スプーンまげ スモッグ すりかえ せいちょう せいなるほのお ぜったいれいど ソーラービーム ソニックブーム そらをとぶ ダークホール たいあたり だいちのちから だいばくはつ ダイビング だいもんじ たきのぼり だくりゅう たくわえる ダストシュート たたきつける たつまき タネばくだん タネマシンガン ダブルアタック ダブルニードル タマゴうみ タマゴばくだん だましうち たまなげ ダメおし ちいさくなる ちきゅうなげ チャージビーム ちょうおんぱ ちょうはつ ついばむ つきのひかり つじぎり つつく つっぱり つのでつく つのドリル つばさでうつ つばめがえし つぼをつく つららばり つるぎのまい つるのムチ テクスチャー テクスチャー2 てだすけ てっぺき テレポート でんきショック でんげきは でんこうせっか てんしのキッス でんじは でんじふゆう でんじほう とおせんぼう とおぼえ ときのほうこう どくガス どくどく どくどくのキバ どくのこな どくづき どくばり どくびし とげキャノン とける とっしん とっておき とびげり とびはねる とびひざげり トライアタック ドラゴンクロー ドラゴンダイブ トリック トリプルキック ドリルくちばし ドレインパンチ どろあそび どろかけ どろぼう ドわすれ とんぼがえり ナイトヘッド なきごえ なげつける なまける なみのり なやみのタネ なりきり ニードルアーム にぎりつぶす にどげり にほんばれ にらみつける ねがいごと ねこだまし ねごと ネコにこばん ねこのて ねっぷう ねむりごな ねむる ねをはる ねんりき のしかかり のみこむ のろい ハートスワップ ハードプラント ハイドロカノン ハイドロポンプ ハイパーボイス はかいこうせん ばかぢから はがねのつばさ はきだす ばくれつパンチ ハサミギロチン はさむ はたきおとす はたく はっけい はっぱカッター はどうだん はねやすめ バトンタッチ はなびらのまい はねる バブルこうせん はめつのねがい はらだいこ バリアー バレットパンチ パワーウィップ パワージェム パワースワップ パワートリック ひかりのかべ ひっかく ひっさつまえば ひのこ ひみつのちから ピヨピヨパンチ ビルドアップ ふいうち ふういん フェイント フェザーダンス ふきとばし ふくろだたき ふぶき ふみつけ ブラストバーン フラッシュ フラフラダンス フレアドライブ ブレイククロー ブレイズキック ブレイブバード プレゼント ふんえん ふんか ヘドロこうげき ヘドロばくだん へびにらみ へんしん ポイズンテール ほうでん ほえる ボーンラッシュ ぼうぎょしれい ほごしょく ほしがる ほたるび ホネこんぼう ホネブーメラン ほのおのうず ほのおのキバ ほのおのパンチ ボルテッカー ほろびのうた まきつく まきびし マグニチュード マグネットボム マグマストーム マジカルリーフ マジックコート マッドショット マッハパンチ まねっこ まもる まるくなる まわしげり みかづきのまい みがわり みきり ミサイルばり みずあそび みずでっぽう ミストボール みずのはどう みだれづき みだれひっかき みちづれ みねうち みやぶる ミラーコート ミラーショット みらいよち ミラクルアイ ミルクのみ むしくい むしのさざめき めいそう メガドレイン メガトンキック メガトンパンチ メガホーン めざましビンタ めざめるパワー メタルクロー メタルバースト メロメロ ものまね もろはのずつき やつあたり やどりぎのタネ ゆうわく ゆきなだれ ゆびをふる ゆめくい ようかいえき ヨガのポーズ よこどり ラスターカノン ラスターパージ リーフストーム リーフブレード りゅうのはどう リサイクル リフレクター リフレッシュ リベンジ りゅうせいぐん りゅうのいかり りゅうのいぶき りゅうのまい れいとうパンチ れいとうビーム れんぞくぎり れんぞくパンチ ロケットずつき ロックオン ロックカット ロッククライム ロックブラスト わたほうし わるあがき わるだくみ
https://w.atwiki.jp/nekonokowikki/pages/2.html
メニュー トップページ プラグイン紹介 メニュー 右メニュー リンク @wiki @wikiご利用ガイド ここを編集
https://w.atwiki.jp/nekonokowikki/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/23992.html
このて あのて【登録タグ IA こ じょん 初音ミク 曲】 作詞:じょん 作曲:じょん 編曲:じょん 唄:IA・初音ミク 曲紹介 前作から丸1年ぶりに投稿された じょん氏 の7作目。 古ぼけたむかしばなしですが、ハッピーエンドを想像しながら聴いてみてください。(作者コメ転載) イラスト・題字は さら氏 が手掛ける。 「週刊VOCALOIDとUTAUランキング#276・218」のEDに採用。 歌詞 ずっとむかしの年の暮れ 長い夜を過ごしました 非常灯の映る床が まつ毛ごしに ぼやけていて 手は握ってた 少し時間を戻します あれは夕方5時過ぎの 三丁目の交差点で 役目を終えたもみの木が ひとつひとつ飾りを失くして 色めく灯りを脱がされてく なんとも呆気ない幕切れと 他人事ながら やるせなくて 冬は 忙しないのに 僕だけ止まってた 何もないと思っていた ひとりぼっちで 凍えるような空の下 君は静かに駆け寄って うつ向いた目線で告げた 理由も添えない「さよなら」 ただ泣いてた 信号が赤になるまで 君の背中を見送って それから よく覚えてません 気づけば夜も更けていて 見知らぬ着信がありました 君の親友だと言われました 最後まで話を聞かないで 僕は夢中で走り出した 冬は 忙しないまま 僕だけ止まってた 君のことを祈っていた ひとりぼっちで いつか かけがえのない 今日を振り返り 同じ場所に並んで 少し照れ笑えるように 君を救えない大人の 言い訳などを聞きながら 必死に君を呼びました いつもなら目を覚ます声で 手は握ってた 手を握ってた コメント きゃああああい追加乙(ノ・ω・)ノワッショイワッショイ -- りょーん (2012-12-30 18 18 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/33.html
「うにゃ!?」 バッタリとその場に倒れこむ、ねここ。 『試合終了。Winner,十兵衛』 無慈悲に流れるジャッジAIの合成音アナウンス 『い、以上がこの試合の内容だぁぁぁ!!なんて正確無比な射撃!タイプストラーフとは思えない落ち着いた攻撃法だぁぁぁ!』 「え……」 私は呆然としてスクリーンを眺めるしかなかった。全身真っ白になって崩れそうだったかも…… ねここの飼い方、そのに 「ねここ頑張って優勝する~☆」 「よぉし、応援いっぱいしちゃうよ♪優勝したらねここの好きなご飯作ってあげるー」 「わぁい♪じゃあじゃぁみさにゃんお手製の杏仁豆腐がいいの☆」 などと今日は2人とも妙なハイテンションになってます、その理由はねここの公式戦デビューの日だから。 この前センターに行って買い物をした時、新人戦のチラシを貰いそれをみたねここは、 「バトルしてみたーい!いっぱいフィールドかけまわるのっ」 と何時になくハイテンションになってて、見てるこっちまで影響される始末。 その日以来、毎日どんな装備にしようかあれやこれやと悩んだのだけれど、 まずはねここの素質を見ようということでほぼノーマルのまま出場することに。 きっと過剰装備させてもこの前のミーティ○の時みたいに使いこなせないのがオチだろうし、ね …家の修理代高かったよぅ、ぐすん ねここは反射神経はいいと思うのだけれど、集中力があるようでないのでそこが心配よね。 開始直後なんか空回りしそうだし。 やっぱり自主性に任せきらないで、少しは手伝ってあげた方がいいかしら。 まぁでもなんとかなるよね、多分~ と思いながらも受付にて各種参加登録を済ませてく。 ねここはまず一番下のサードリーグに登録されるらしい。 さぁて、精一杯ねここの晴れ姿を応援してあげますか! 2 そして現在魂の抜け掛けた、真っ白な彫刻状態のワタシ ねここが飛びかかろうと身を縮めるよりも早く、レーザーの閃光がデッドポイントを貫いていた。 開始わずか2秒。 しかも相手は開始地点から一歩も移動せずに、超遠距離からの一撃で。 相手はLC3レーザーライフルを装備したストラーフ。片目には一見可愛い眼帯に見える 特殊カメラ(だと思う)を装着してるから、それで狙撃が出来たのだろうと思う、けど。 やがて片目を眼帯で覆ったストラーフは、LC3レーザーライフルを下ろして射撃態勢を解いた。 マスターの方に向き直り、小さく頷いている。……不覚にも、ちょっと可愛い。 スクリーンの方ではスロー映像が先ほどから何度も流れていて、それを見ても一瞬、まさに瞬殺だった。 鮮やかすぎというのだろうか、サードリーグとはいえここまでレベルが高いとは予想外も激しくて。 「……あ、ねここはっ!?」 はっと我に返り、慌ててアクセスポッド、ねここの元へと駆けてゆく。 急いでポッドを開けてもらうと、そこには隅にしょんぼりと座り込んだねここがいて 「大丈夫なのねここ!?」 「……みさにゃん、ねここ負けちゃった……」 「よかったぁ、何処にも怪我とかしてないみたいね?」 「うん…ねっとわーく対戦だからへいきなの。でもねここ……」 それだけ聞くと、周りの目なんか気にせず私はねここを思いっきりぎゅぅっ、と抱きしめて。 「さ、おうち帰ろ?」 「…うん」 そのまま私は胸の中にねここを抱いて、帰路に着いたのでした。 3 「あれ、ねここドコなの~? 杏仁豆腐作ってあげたよ~?」 帰宅するまで一言も喋らずにずっと泣いていたねここ。 なので少しでも元気を出して貰おうと思い、台所で杏仁豆腐を作っていたのだけれども、 いざ出来上がるとねここの姿が見当らなくなってしまっていた。 やっぱりあそこ、かな。 「ぐす…ひっく…うぅ…」 「こんばんわ、こねこさん。やっぱりここにいたんだね」 「あぅ…みさにゃん」 やっぱりねここは私のベッドの下で一人泣いていた、こんな時はもっと甘えてくれてもいいのにな。 「今日は何で泣いてるのかな。試合怖かったの?」 ふるふると首を横に振るねここ、ぐしぐしとまだちょっと泣きながらも答えようとしてくれて。 私は出来るだけ優しく、でもしっかりと 「じゃあ、なんで?」 「…いの」 「…悔しいの、負けたことが… みさにゃんと約束したのに… 優勝するって… 勝ってほめてもらおうって でもねここ負けちゃった… 約束破っちゃったの みさにゃんとの大事な約束…っ こんなのじゃみさにゃんに嫌われちゃうの! 凄いとこみせてあげたかったの!! なにもできなかったねここが嫌なのぉ!!!」 そう言うとねここはベッドの下から飛び出し大泣きになりながら、しゃがみ込んだ私の顔へしがみついてくる。 悔しいの、約束したのに、と何度も嗚咽しながら繰り返して 4 「じゃあ、勝とうよ」 「……ふぇ」 ねここはキョトンとした顔になって 「また戦って、今度は勝って、見返してあげるんだよ。ねここはこれだけ強くなったんだぞっ、って」 「でも…」 「2人で一緒に頑張ろう、ね?」 「…いいの?」 「私はねここのマスターなんだよ。 それ以前に泣いてるねここなんて、放っておけるわけないじゃない大切なねここなんだから。 それにどんな事になっても、私はねここを嫌いになんかならないから、 安心していいんだよ、ねここ」 私はねここを柔らかに抱きしめ、あやすようにゆっくりと優しく、でも力強く 「ねここ、あの人に、勝ちたい?」 「うんっ!ねここ……あの人に勝ちたいっ!」 「じゃあ、勝ちに行こ、頑張ろっ」 ねここはまだ目に涙を残しながらも、精一杯の笑顔で 力強く 「うんっ!!!」 そのあとは、2人で一緒に杏仁豆腐を食べました。 ねここには私が、ちっちゃなねここ専用スプーンで食べさせてあげると、ねここはにぱっと微笑むと 「とぉってもおいしいの~ でもちょっとしょっぱいかな、てへへ」 と、ちょっと恥ずかしそうに笑ったねここの顔は、何時もより輝いて見えて。 一緒に、強くなっていこうね、ねここ。 続く トップへ戻る
https://w.atwiki.jp/akb44/pages/2674.html
中嶋かねこをお気に入りに追加 中嶋かねことは 中嶋かねこの63%は華麗さで出来ています。中嶋かねこの19%は努力で出来ています。中嶋かねこの12%は毒物で出来ています。中嶋かねこの4%は波動で出来ています。中嶋かねこの1%は気合で出来ています。中嶋かねこの1%はカルシウムで出来ています。 中嶋かねこ@ウィキペディア 中嶋かねこ 中嶋かねこの報道 青少年読書感想文全国コン 特選・入選、227編決まる /福岡 - 毎日新聞 【12月6日~12月12日生まれの声優さんは?】三石琴乃さん、島﨑信長さん、桑島法子さん… - アニメ!アニメ!Anime Anime 教職員104人を表彰 県教委 - 中日新聞 オリックス・バファローズ 歴代ゴールデングラブ賞 受賞者一覧|チーム別? ... - 株式会社カンゼン ジャンボの32年連続記録はあるけれど… 賞金シード、何年続けて獲れたらスゴイ?(ゴルフ情報ALBA.Net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース B腕広報リレーコラム好球筆打 日本一で「うれしい悲鳴」に拍車を 佐藤達也(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オリックス山本&若月が最優秀バッテリー受賞 無双コンビ誕生の裏に指揮官の金言(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ヤクルトVS阪急・オリックス・近鉄は過去3度対決…ヤクルトがすべて日本一(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 進化 中嶋悟さん「私の履歴書」まとめ読み - 日本経済新聞 中嶋一貴「将来を見据えた決定。引退も選択肢のひとつ」WECレギュラー勇退発表後に語った現在の心境(オートスポーツweb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オリックスの中嶋監督が来季続投(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【オリックスV】山田久志氏、中嶋監督への思い 88年引退試合の秘話 - ニッカンスポーツ オリックス 25年ぶりリーグ優勝 中嶋監督 巧みな選手起用光る - NHK NEWS WEB 拝啓 中嶋聡様 オリックスファンの大学教授がぜひ監督に伝えたい、感謝とお詫びとお願いと - 文春オンライン みんなの掲示板 10月10日 - 佐賀新聞LiVE オリックス・中嶋監督「目標にしていた」8年ぶりソフトバンク戦勝ち越し喜ぶ(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中嶋勝彦が拳王との金剛対決を制してN-1 VICTORY史上初の二連覇!10・10大阪でGHCヘビー級王座に挑戦へ!「今のこの勢い、丸藤正道よりちょっとだけ上かもな」(バトル・ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オリックス優勝のカギを握るのは中嶋監督の采配と2人の左腕です【デーブ大久保 さあ、話しましょう!】(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中嶋かねこをキャッシュ サイト名 URL 中嶋かねこの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 中嶋かねこのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 中嶋かねこ このページについて このページは中嶋かねこのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される中嶋かねこに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/uminekokousatsu/pages/19.html
ゲーム盤の考察 Episode2 ※ネタバレ注意! このページには「うみねこのなく頃に」及び「うみねこのなく頃に散」のネタバレが含まれています。 ネタバレをご覧になりたくない方はご覧になりませんようにご注意ください。 ご覧になる方はスクロールしてご覧ください。 ゲーム盤の考察 Episode2 考察の前提 Episode2 第一の晩第一の晩 真相 検証:ブレザーベアトは何者か 検証:親族に呼び出された源次の受け答え 検証:親族は礼拝堂で何を認めたのか 検証:礼拝堂密室の謎 検証:紗音、嘉音の同時存在について 検証:貴賓室に残されたベアトリーチェの手紙 第二の晩第二の晩 真相 検証:嘉音の意識 検証:朱志香のセリフ 赤字初登場 検証:楼座は金蔵の死を知っていたか 検証:楼座による源次と紗音のアリバイ保証 検証:楼座の推理 ニセ嘉音の登場(第七、八の晩)検証:狂言殺人 検証:南條と熊沢の死のタイミング 検証:偽証の動機 第四、五、六の晩検証:礼拝堂~夏妃の部屋へ移動した動機 検証:ベアトの生死 検証:探偵権限の範囲 検証:夏妃の部屋の汚れ 検証:客間に置かれた手紙 検証:殺人の時系列 検証:楼座と戦人の決別 ベアトリーチェの復活検証:この時の戦人は探偵だったか 検証:戦人が見たものは何だったのか ↓ここよりネタバレあり↓ 考察の前提 Episode2 金蔵の生死金蔵は1985年10月4日(前回の親族会議)以前に死亡している 蔵臼夫妻は他の親族に対して金蔵が「生きてる」と偽証している 偽証に参加しているのは「蔵臼、夏妃、南條、源次、熊沢、紗音、嘉音」の7人 紗音、嘉音、ベアトリーチェの正体紗音、嘉音、ベアトリーチェは同一の肉体を持っている 正体は九羽鳥庵のベアトと金蔵の子で、九羽鳥庵ベアトの死により夏妃に預けられた赤ん坊 夏妃により崖に落とされ、その後源次と南條により助けられ、福音の家でヤスとして育った 紗音、嘉音、ベアトリーチェの3つの人格を持っている(主人格はベアトリーチェ) この偽証に参加しているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は真相を理解していないが、ベアトリーチェの存在は信じている 六軒島の真の当主ベアトリーチェは1984年11月29日に碑文を解き、10tの金塊、右代宮家の家督、ベアトリーチェの称号を受け継いでいる 紗音は使用人としての自分を継続することにしたため、家督を引き継いだのはベアトリーチェ ベアトリーチェが六軒島の真の当主であると知っているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は六軒島の夜の支配者がベアトリーチェであるという伝説を信じている Episode2の全ての殺人はベアトリーチェによって行われたノックス第1条 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず ヴァンダイン第11則 使用人が犯人であることを禁ず ヴァンダイン第12則 真犯人が複数であることを禁ず Episode2の真犯人はベアトリーチェ(この後の考察で検証) ベアトリーチェの共犯者全ゲーム盤共通源次:ベアトの犯罪計画に忠実に従い、様々な偽証、手伝いをする 南條:病気の孫娘を救うためベアトに加担。犯人の生死偽証、犯行に使用する薬品の提供、アリバイの偽証を行う 各ゲーム盤の共犯者兄弟達の中からランダムに選ばれる。共犯者は犯罪計画に従い、様々な偽証をする 共犯の見返りとして黄金と家督が提示されるものと思われる Episode2では「楼座」が共犯者となる 第一の晩 「第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ」 第一の晩「赤字」 生死は捨て置く。6人は確かに扉から入った。 礼拝堂の鍵は一本しか存在しない 礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では開錠不可能 礼拝堂の扉は施錠時には如何なる方法での出入りも拒む 6人は確かに”この正面扉”から入った 楼座は今朝、確かに真里亞の手提げの中から封筒を取り出し、そこから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れたぞ 妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった。 妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものである。 真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていない!! 金蔵の書斎以外にオートロックの扉は存在しない! 6人は発見時にすでに全員死亡していた! 全員が他殺だ! 6人は全員が純粋な犠牲者であり、相互の殺人には関与しない! 相打ち殺人は存在しない!! あの礼拝堂には誰も隠れていなかった。よってその、引き篭もり密室は通用しない! 礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいたわ! ウィルの推理 「続けましょう。第2のゲーム、第一の晩。腹を割かれし6人は密室礼拝堂に。」 「幻は幻に。……黄金の真実が、幻の錠を閉ざす。」 第一の晩 真相 夕食時にベアトリーチェが屋敷に訪れていると聞き、財産分与をしたくない親族たちは源次に事情を聞こうとする 源次は以下のことを語る。 ベアトリーチェは実在すること ベアトリーチェが右代宮家の顧問錬金術師であり、正統な当主であること。 これから会ってその証明をすると申し出ていること ベアトリーチェから親族に提案があること 謁見の間は礼拝堂であること おそらく、親族からの質問に応える形で会話が進んだと思われるので全てを明かしたかは不明。 そして礼拝堂に移動した親族の前にベアトリーチェ(ブレザーベアト)が現れる。 ベアトリーチェは以下のことを提案する。 自分は右代宮家顧問錬金術師にして黄金の魔女ベアトリーチェである その証明として黄金のインゴットを持参した 自分の存在を認めれば右代宮家にこれまでと同様、黄金を貸し出す 提案を断れば黄金は処分し何も残さない(ただし、碑文を解ければ別) この提案に対し、親族は全員一致で賛成(霧江が少し考えるが結局同意)。魔女との契約を締結する。 契約を締結した一同はベアトの提案により魔女との契約の証としてブドウ酒を飲みほした。 ところがブドウ酒には毒または昏倒する薬が含まれていた。 ベアトは生贄となる6人の腹を裂き、お菓子を詰める。(源次も手伝ったはず) 内線電話と無線を破壊し、礼拝堂と貴賓室に手紙を置き、礼拝堂の扉に魔法陣とマリアへのメッセージを書く。 礼拝堂には施錠せず、立ち去り紗音人格として就寝する。 検証:ブレザーベアトは何者か Episode2冒頭で現れたブレザー+ミニスカート姿のベアトリーチェはいったい何者でしょうか。 当wikiではブレザーベアトこそ、ベアトリーチェ自身であると考えます。 傍証として次の2点をあげます。 楼座、真里亞、霧江に目撃されている。楼座は共犯、真里亞は信者だが、霧江は偽証する意味がない。 貴賓室への給仕は片翼の鷲をまとった使用人にしか許されない。 検証:親族に呼び出された源次の受け答え 源次はブレザーベアトの指示に従い、親族を礼拝堂に誘いました。 翌日食堂で発見された「礼拝堂」と書かれたメモはこの時の会話の中で親族か源次により書かれたメモです。 親族たちは疑心暗鬼だったと思いますが、ベアトリーチェを名乗る何者かが「碑文の謎をすでに解き」「金蔵から右代宮の家督を継ぎ」「金塊を手に入れていて」「それを証明する」と言われれば、放置するわけにはいかなかったでしょう。 検証:親族は礼拝堂で何を認めたのか 礼拝堂に呼び出された親族は、ベアトリーチェに屈服します。 そのシーンを引用します。 本文より(カッコ内は発言者) 「……………異論はない。…私と夏妃は認める。」(蔵) 「………く……。…信じられないし、…信じたくないけれど…。……それが、……現実なのね…。」(夏) 「…夏妃。言葉を少し選びなさい。………彼女は当家の最高の賓客なのだ。」(蔵) 「…………わ、わしらも認める。…ぐぅの音も出ぇへん。」(秀) 「えぇ。…認めるわ。………一片の文句もない。まさか本当に……。………素直に、あなたに尊敬の念を覚えるわ。」(絵) 「私もよ…。…………すごいわ。純粋に尊敬する。……だから認めざるを得ないわ。」(楼) 「俺も認めるぜ…。………未だに信じられねぇ。…だが、………どうしようねぇ。 悪魔を証明しちまった! あんたの勝ちだ…!」(留) 「くっくっくっくっく…! 悪魔の証明は、そなたが好む証明不能への便利な言い訳だったが、 ……仇になったようだな?」(ベ) 「……苛めるなよ、魔女さま。………俺はもうあんたを認めてるぜ。降参だ。」(留) 「……………………………。」(霧) 「………霧江。まだ異論があるか…? 妾は全員一致しか好まぬ。お前ひとりが妾の存在を認めぬならば…、」(ベ) 魔女が不敵に笑うと、兄弟たちは焦りだす。 …魔女を不快にさせることに怯えているのだ。 霧江はうっすらと目を閉じ、…しばらくの間、沈黙を守ってから口を開いた。 「…ごめんなさい。……降参よ。」(霧) 霧江だけが、最後まで魔女に厳しい目を向けていた。 ……だが、それは真実を受け容れるのをほんのわずかな時間、拒否したに過ぎない。 目の前にある現実は、存在は、何も否定できないのだ。 もう悪魔は証明されてしまった…! 「………私も、認めるわ。……あなたはベアトリーチェ。右代宮家の顧問錬金術師。 …そして、偉大なる魔法の使い手。………………魔女であることを認めざるを得ない…!」(霧) 以上のように親族が全員一致で認めたのは 彼女がベアトリーチェであること 右代宮家の顧問錬金術師であること 偉大なる魔法の使い手、魔女であること の3点です。 親族たちが全員一致で魔法を認めるなどということが現実にあるでしょうか。 しかし、このシーンは幻想描写ではないと考えます。 親族たちは現実的な自分たちの利益に照らし、魔女の存在を認めることにしたのです。 その報酬は莫大な黄金の分配だったのでしょう。 礼拝堂に残された3本のインゴットは黄金の存在の証拠です。 ベアトリーチェは10トンの黄金の存在を証明し、親族に分配することを条件に自らが魔女であることを認めさせました。 そして右代宮家顧問錬金術師として契約を結び、その証としてブドウ酒をあおらせたのです。 ※キリスト教ではブドウ酒をキリストの血、パンを肉として神との契約の証とする。最後の晩餐など。 疑問:初対面のベアトが用意したものに簡単に手をつけるか? ⇒この時点では殺人が起きていないため、手をつけたのではないか。 ⇒どうしても親族が毒杯に手をつけない場合は銃殺も考えていたかもしれない。 疑問:配膳を源次がした場合、殺人犯は源次ではないのか ⇒あくまで主犯はベアト。源次が配膳したのは睡眠薬入りワインでベアトが腹を裂いたことによる死亡かもしれない。 検証:礼拝堂密室の謎 端的に言うと礼拝堂は密室ではありませんでした。 礼拝堂の鍵は10月4日の夜から翌朝にかけてかかっていませんでした。 楼座と源次による密室偽証を全員が信じたため、礼拝堂が密室であることは黄金の真実となったのです。 検証:紗音、嘉音の同時存在について 第一の晩発見時、礼拝堂前において楼座と郷田がいるにも関わらず、紗音と嘉音が同時に存在し行動するシーンがあります。 雨の中、楼座と源次が礼拝堂にやって来ると、入り口前には既に郷田と紗音、嘉音がいる。 礼拝堂の入り口の扉には魔法陣のようなものが描かれており、楼座はこれについて使用人たちに尋ねる。 郷田は何時描かれたのか分からないと答える。 紗音は自分が最初に発見したと言うとともに、食堂で発見したというメモを差し出す メモには「礼拝堂」と書かれており、楼座によると兄姉達の筆跡ではないという。 彼女はこれを見て扉の魔法陣を発見したと言う。 嘉音が魔法陣の下に“Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.”と記されているのを発見し、指摘する。 (本文より) 「…楼座さま、………これを。」 「何? ……………ハッピーハロウィン、フォー、 ……えッ?!" 嘉音が、不気味な魔法陣の下に書かれた一行の英文を指し示す。 指摘されるまで、魔法陣の図形の一部だと思い込んでしまっていて気付かなかった。 このシーンの冒頭では紗音が発見の事実とメモを楼座に渡し、その直後イマジナリーフレンドとしてその場にいた嘉音が魔法陣の下の一文を発見し、(見かけは紗音のまま肉体だけ)嘉音人格に入れ替わり、嘉音として楼座に発見した文章を指摘しました。 嘉音としての発言だったが、楼座はこの嘉音を紗音と誤認したと思われます。 また、続くシーンで礼拝堂の鍵を開け、中に入るシーンでも同様の描写があります。 礼拝堂内に入る一同。楼座が呼びかけるが誰も答えない。すると嘉音がテーブルを見つけて指差す。 「……楼座さま、あれを。」 テーブルの周りには、ハロウィンの飾り付けらしき装飾がされており、 一同はそこに蔵臼夫婦と絵羽夫婦、留弗夫夫婦の姿を見つける。 一同は6人に近づき、沢山のお菓子がジャムいっぱいの絨毯の上にばら撒かれており、更に6人が死んでいることに気付く。 6人は皆腹を割かれ、床には臓物がぶちまけられている。また、割かれた腹の中にはお菓子が詰められている。 その光景を見て楼座は嘔吐するが胃液しか出ない。 郷田が救急車と警察を呼ぼうと言い、楼座も同意する。 楼座は、源次と紗音には金蔵に連絡して指示を仰ぐよう命じ、郷田と嘉音には警察への連絡と南條を呼ぶよう命じる。 (本文より) 「げ、…源次さんと紗音ちゃんはお父様に連絡して指示を仰いでちょうだい。 郷田さんは嘉音くんと一緒に行って警察に電話を。…あと、南條先生に来てもらって…。」 前のシーンと同じく、このシーンで(紗音の姿をした)嘉音のセリフは「……楼座さま、あれを。」だけです。 紗音が言ったとしても違和感はありません。 そして、楼座による使用人の指示のセリフについても、紗音については「源次さんと紗音ちゃんは…」と直接の指示をしていますが、嘉音については「郷田さんは嘉音くんと一緒に行って」となっています。「郷田さんと嘉音くんは…」と直接の指示ではありません。 これは「郷田さんは(嘉音くんを探して)嘉音くんと一緒に行って」という指示だったのです。 つまり楼座はここでも嘉音を紗音と誤認しているのです。 そして、嘉音の誤認についての赤字は 「彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にない!」 「嘉音の名を名乗ることが出来るのは本人のみ!異なる人間が名乗ることはできない!」 の2つです。 嘉音を紗音と誤認すること 嘉音が名乗らずにいること は赤字に抵触しません。 このあと、紗音は源次とともに金蔵の部屋に行く間に嘉音となり、嘉音の姿に着替え郷田と合流します。 検証:貴賓室に残されたベアトリーチェの手紙 私がぬくぬくとここで、貴方が飛び込んでくるのを待ち呆けるとでも? 知的な夜に、粗暴なる貴方は似合わない。 こんな間抜けに育てた親はどんな顔? うん、見たよ、本当にそっくりな間抜け面。 今はお菓子の国でお腹いっぱい! この手紙には宛名がありませんでした。 朱志香は自分あての手紙と解釈し激昂しましたが、文章を見る限り朱志香、譲治、戦人の誰が読んでも通じる内容となっています。 ベアトリーチェは礼拝堂の殺人を見たあと、貴賓室に入り手紙を読むのは朱志香だと予想していたのでしょうか。 私は朱志香か譲治が最初に部屋に入る(そして第二の晩の犠牲者となる)こと、 しかもおそらくそれは朱志香であることを予想していたのではないかと想像します。 手紙の文章はイレギュラーに対応する保険的な意味だったのではないでしょうか。 第二の晩 「第二の晩に、残されし者は寄り添いし二人を引き裂け」 第二の晩「赤字」 マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本のみ。 隠し扉の類は一切ない。 出入りはこの扉からだけだ。 扉の施錠は、朱志香の鍵が一本と使用人たちが一本ずつ持つマスターキーのみ。 窓は内側から施錠されている。 嘉音はこの部屋で殺された。 施錠時には如何なる方法をもってしても出入りは出来ぬ。 部屋の外から鍵を使わずに施錠するようなカラクリも通用せぬぞ。 扉と窓以外に出入りする方法はない。 朱志香の死体発見時、朱志香の部屋にいたのは、 戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條のみだった。 死体の朱志香ももちろん含む。 よって、朱志香の部屋の件、そしてこの使用人室の件の両方について、 そなたが認識していた以外の人間は存在しない。 誰も隠れていない。 扉は鍵を使用せずに外から施錠する方法は存在しない。 窓については外からは如何なる方法でも施錠する方法は存在しない。 ウィルの推理 「第2のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人は、死体さえも寄り添えない。」 「幻は幻に。……役目を終えたる幻は、骸さえも残せない。」 第二の晩 真相 両親の死を嘆く朱志香の慟哭をうまく受け止められず、朱志香の部屋の外で悩んでいる嘉音 嘉音の体の支配権を握り、ベアトリーチェが現れる ベアトリーチェは朱志香の部屋に入り、朱志香を殺そうとする 嘉音は朱志香を救うために体の支配権を取り戻そうとし、主導権争いとなる 朱志香からは嘉音の人格が目まぐるしく入れ替わっているように見える やがて朱志香は嘉音の多重人格を認め、それを含め嘉音を認める 朱志香は嘉音は家具ではなく人間だとベアトリーチェに主張する だが、朱志香の応援むなしく肉体の主導権争いはベアトリーチェが勝利し 朱志香はベアトリーチェにより銃殺される 嘉音人格もベアトリーチェにより殺される 2人を殺したベアトリーチェは部屋の前に魔法陣を描き、 紗音のマスターキーで施錠し、立ち去る 嘉音のマスターキーは朱志香の死体が所持 朱志香の部屋の鍵は朱志香部屋内で発見 それ以外のマスターキーはそれぞれの使用人が所持 嘉音の死は「人格の死」であるため、ベアト人格が引き上げた後死体は残らない 検証:嘉音の意識 ベアトリーチェは嘉音の意識を奪い、嘉音の記憶がないままに朱志香を殺害することも出来たはずです。 Episode1第二の晩、第四の晩は嘉音の体を奪っての犯行でしたが、嘉音は記憶を持っていません。 これは第二の晩を碑文見立て殺人にするためだったと考えられます。 第二の晩は「寄り添いし二人を引き裂く」ので、嘉音と朱志香が引き裂かれることが必要だとベアトが考えたのではないでしょうか。 これをベアトリーチェが「楽しんで」行ったと考えると大変趣味の悪い話です。 ベアトの動機が愛であるならば、殺人が見立てであるのは必然であり、嘉音がその場にいることの重要性はかなり高かったということになるのかもしれません。 検証:朱志香のセリフ このシーンは人格間の争いを含んでいます。 それをそのまま描写することはできませんので、幻想描写が多く含まれています。 しかし、朱志香のセリフについてはなるべくそのまま描写しているのではないかと考えています。 私はこのシーンを 「部屋に入ってきた嘉音の姿をした何者かに殺意を持って襲われた朱志香が、嘉音の人格の入れ替わりの現場を目撃し、最終的に人格の入れ替わりを含め、嘉音を受け入れ認める」 というものだと解釈しています。 以下は本編より朱志香のセリフだけを抜き出したものです 嘉音の姿をした何者かに襲われ混乱する朱志香 (本文より) 「か、嘉音くん……、た、助けて……………。…ゲホンゲホゲホゲホッ!!」 「………嘉音くん……、嘉音くん………。」 それがベアトリーチェであることに気づく 「お、……お前、……ベ、ベアトリーチェ…!!」 嘉音とベアトの人格入れ替わりを目の当たりにし、混乱する朱志香 「な、………何これ……。何だよこれ……ッ?!」 「………………………ッッ!!!」 「………な、…………何だよ、………ソレ…………。」 「え……?!」 「……………か、………嘉音くん…。……………それは、………。」 「…………………………、わ、……私は、……夢を見てるの………?」 嘉音とベアトの人格の入れ替わりを含め、嘉音を受け入れはじめる朱志香 「か、………嘉音くんは家具なんかじゃない…!」 「理由なんかいらない。……嘉音くんは嘉音くんだよ。 うぅん、本当の名前は別にあるけれど、……それでも名前は家具じゃないッ! 嘉音くんには嘉音くんの生き方がある。それはとても高潔なもので、自らが決めるもの。」 「うぅん、はっきり言っておくぜ。………嘉音くんは家具じゃない。人間だよ。 ……どうして? 嘉音くんは自分の意思で、私を助けに駆け付けてくれた。 そして恐ろしい魔女であるあんたの前に立ちはだかってくれた。 私を見捨てることなんていくらでもできただろうに、そうしなかった。」 「………自己犠牲は人間だけが持つ高潔な精神だ!! だから、嘉音くんは人間なんだッ!! だから訂正しろ! 嘉音くんを家具だなんて呼ぶな、二度とッ!!」 嘉音(の肉体)によって殺されることになるが、それでも嘉音人格を認め受け入れる朱志香 「ま、……また、妙なのが出やがったぜ……。」 「へ、………目では追えなかったけどよ…。読みは、当てたぜ………。ざまぁ…見やがれ…………。」 「………気にしないで……。……格好良かった…よ……。」 「……嘉音くんはさ、 ………もう、家具じゃないよ…。」 「君の本当の名前、 ……………聞きたかった…。」 当初、朱志香のセリフは嘉音に襲われた混乱を示すものかと当初考えました。 しかし 彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にない という赤字があります。 この赤字に従えば「朱志香は部屋に入ってきた嘉音の姿をした人物を嘉音だと誤認しない」のです。 ※別解として「嘉音とベアトは同一の肉体を持っており『異なる人物』にあたらない」という解釈もあります。 このようにEpisode2第二の晩は 朱志香による嘉音の最大の秘密の承認をもって二人の愛が成就したエピソードだと考えます。 この解釈の傍証 第二の晩の現場検証をした楼座が「嘉音が犯人だ」と断定したのに対し 死者である朱志香が 「なぜ嘉音を犯人扱いするのか」 と激昂するシーンが幻想描写されます。 この幻想描写の意味は、被害者である朱志香が「嘉音は犯人ではない」と認識していることの読者への提示と考えます。 赤字初登場 検証:楼座は金蔵の死を知っていたか 検証:楼座による源次と紗音のアリバイ保証 検証:楼座の推理 ニセ嘉音の登場(第七、八の晩) 検証:狂言殺人 狂言殺人について 検証:南條と熊沢の死のタイミング 南條と熊沢が殺されたタイミングは 検証:偽証の動機 殺人の狂言をした理由とは 第四、五、六の晩 検証:礼拝堂~夏妃の部屋へ移動した動機 譲治、紗音、郷田の移動の理由 本当にファンタジーを信じたのか 検証:ベアトの生死 ベアトは(肉体ごと)自殺したのか 検証:探偵権限の範囲 ベアトが生きていたとすると探偵権限はどうなるのか 検証:夏妃の部屋の汚れ 何故魔法陣でなく部屋の汚れなのか 検証:客間に置かれた手紙 誰が置いたのか 検証:殺人の時系列 第四、五、六の晩、第七、八の晩は順番通りに行われたか。 検証:楼座と戦人の決別 ベアトリーチェの復活 検証:この時の戦人は探偵だったか 検証:戦人が見たものは何だったのか
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4389.html
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 【ぽけっともんすたー ぶらっくつー ほわいとつー】 ジャンル RPG 裏を見る裏を見る 対応機種 ニンテンドーDS メディア 4096MbitDSカード 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2012年6月23日 定価 4,571円(税別) プレイ人数 1人(通信プレイ時2~5人) セーブデータ 1 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント やりこみ要素が大幅強化シナリオも従来路線に回帰 ポケットモンスターシリーズ 概要 特徴・前作との違い 新施設 評価点 問題点 バグ・不具合 総評 余談 概要 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から2年後に出た続編。 ゲーム内でも2年の時間が経ち、大きく変化を見せたイッシュ地方が舞台となっている。 ポケモンシリーズは『赤緑』に対するマイナーチェンジ版の『青』という構図が当然のようになっていた。 だが、このように直系の続編が出るのは初めてのこと。 特徴・前作との違い イッシュ地方全体の変化 マイナーチェンジ版でなく続編ということもあり、本作の主人公はまったく別の新主人公になっている。 同様にライバルも一新された。固定だった前作と違いプレイヤーが名前を自由に決められるように戻っている。 なお前作『BW』で付けた主人公の名前がイベントの中に登場することもあるため、今作では『BW』時の主人公の名前は再利用しないことをおすすめする。 前作に無かった街やダンジョンなども追加され、旅のルートも大幅に変更された。 最初の街もカノコタウンからヒオウギシティに。ちなみに最初の街でありながら「シティ」、ポケモンセンターがあるといった特徴はシリーズ初。 ポケモンの分布も変化。前作だとシナリオ中は登場ポケモンすべてが新ポケモンだったが、本作では旧来のポケモンもエンディング前から出現する。 イッシュ図鑑もパワーアップし、301種類のポケモンが出現するように。当時の地方図鑑としては『プラチナ』を超える最大規模の多さ。 ジムリーダーの交替。 今作ではデント・コーン・ポッドの3兄弟にアロエとハチクが引退し、前作のライバルのチェレンと、新キャラのホミカとシズイが新たなジムリーダーに就任。前作からの続投組では、ファッションモデルとだけあってカミツレは服装が変化したほか、髪が金髪から黒髪になっている。 前作では最初に選んだポケモンで相手になる3兄弟が違ったり、バージョンによって戦えるジムリーダーが異なったが、本作は状況による変化が無い通常の8人構成になっている。 四天王は変化していないが、アデクがチャンピオンの座を下りたことにより、異なる人物がチャンピオンに就いている。 + 本作の新キャラクター 主人公 ヒオウギシティ出身のトレーナー。 前作と同様、選ばなかった方の主人公はバトルサブウェイのパートナーとして登場。主人公とライバルが選ばなかったポケモンを使用する。 この際の名前は男主人公が「キョウヘイ」で、女主人公が「メイ」である。名前の由来は「共鳴」から来ているとのこと。 ライバル 同じくヒオウギシティ出身で、主人公の幼馴染。デフォルトネームは「ヒュウ」となっている。 妹のチョロネコを奪い返す為にプラズマ団を敵対視している。「俺は今から怒るぜ」が口癖。 ホミカ タチワキジムリーダー。どくタイプのポケモンを使う。 シズイ セイガイハジムリーダー。みずタイプのポケモンを使う。 伝説ポケモン同士の合体 『ブラック2・ホワイト2』のパッケージを飾るポケモンは「ブラックキュレム」(ブラック2)・「ホワイトキュレム」(ホワイト2)と呼ばれる、伝説のポケモン「キュレム」がゼクロム/レシラムを吸収し合体した姿である。 タイプはキュレムと同じドラゴン・こおりだが、ゼクロムの電技/レシラムの炎技を使うことができ、能力面は歴代最高の幻のポケモン・アルセウスに匹敵する。 吸収されたゼクロム/レシラムは合体中は消滅するが、分離させることでちゃんと元に戻る。 吸収合体は歴代のポケモンでも異例の存在。「ヤドンがシェルダーに噛まれることで進化したヤドラン・ヤドキング」のように別々のポケモン同士が合体したという設定のポケモンもいるが、システムとして合体と分離が可能なのは史上初。 前作「ブラック/ホワイト」の片バージョンのみを購入したプレイヤーが今作を購入する場合、同色の2をプレイすることでゼクロム・レシラムの両方が揃う寸法となっている。 「おまもり」の追加 タマゴが見つかりやすくなる「まるいおまもり」と色違いのポケモンの出現率がアップする「ひかるおまもり」が登場。 それぞれ、イッシュ図鑑(捕まえた数・297種)と全国図鑑(捕まえた数・636種)の完成で得られる。両方ともやり込みユーザーにとってはありがたい道具である。 新施設 ポケモン映画の撮影「ポケウッド」 映画会社にスカウトされた主人公たちが様々な役になりきり、ポケモンと共に映画に出演する。 撮影で行うのは「ポケモンバトル」と「主人公のセリフの選択」である。行動やセリフによって、ストーリーや結末が大きく変化する。 ストーリーの結末は、台本通りにいかず失敗した「バッドエンド」と、台本通りにこなした「グッドエンド」に加え、台本の斜め上を行って良くも悪くも予想を裏切る形となった「カルトエンド」の3種類がある。興行成績は後者ほど高くなる。 単にゲームクリアするだけなら予め用意された脚本通りにこなせばいいのだが、急所や選んだセリフにより敵の行動が変化するなど、トライ エラー的な側面も。特定の技で倒さなければいけなかったり、技の追加効果等を利用しなければならない映画もあり、詰め将棋のような要素も含んでいる。 ここで使用するポケモンはレンタルポケモンだが、一度クリアした映画では自分のポケモンを使用可能。 完成した映画は実際に上映される。自分のポケモンの出演した映画がヒットするとそのポケモンはスターポケモンとなる。 スターになったポケモンはボールから登場するときに星のエフェクトが付き、出演した映画の興行収入を更に上昇させることができる。 映画がヒットを続けると新たに出演出来る映画やファンが増え、最終的には主人公のために用意された像が立てられる。 ポケウッドの脚本は笑える物・衝撃的な内容・ポケモンらしさを生かしたニヤリと来る小ネタが多く、撮影中は簡素なグリーンバック撮影でどうなるかと思いきや本番では大幅に演出が追加されることも多く初見では驚くこと請け合い。 しかも男主人公か女主人公かで話の流れやキャスト、ここ専用のカットイン等が全部変わるというサブイベントにしては信じられないまでの作り込みっぷり。このモード専用の非ポケモンの敵キャラや、特定の技を使用した場合のみ見られる特殊な展開まである。 セリフを発しないポケモンシリーズの主人公が(役の上ではあるが)ペラペラと喋るシーンを見られる貴重な場所でもある。 ポケウッドには前作ジムリーダーのハチクや、カントー地方のジムリーダー・ナツメ(*1)も出演する。 最強を競う「ポケモンワールドトーナメント(PWT)」 総勢8人でトーナメントを行い、3回勝ち進んで優勝することが目的となる。バトルルールはシングル・ダブル・トリプル・ローテーションバトルの全4種類。トーナメントの種類も通常のを含めてレンタルやミックスなどの特殊ルールがある。 クリア後には『BW2』までの作品に登場した全てのジムリーダーとチャンピオンが参戦(四天王は出てこない)。 使用するポケモンの技構成や持ち物はいずれも非常に強力な「ガチ構成」でありちゃんと努力値も振られている。フラットルールなのでゴリ押しも効かないため、こちらも対戦用のポケモンを育成していないと返り討ちにあうこと必至。 DS版でのグラフィックが存在しないホウエン地方のジムリーダーに至ってはわざわざこのためだけに新規ドット絵が描かれている。また、これまでのリーダーもグラフィックに手直しがされ、動きが格段に良くなった。デンジは座っているモーションが削られ、シロナは完全新規でモーションが作られている。 対戦後は戦ったジムリーダー達と軽く話すことが可能で、過去作をプレイしていないユーザーのためかジムリーダーの詳細情報を教えてくれる男もいる。だが、この男が好みが凄まじく、男性については呼び捨てかつ1~2行で終わる説明文に対して、女性については敬称付けで長い説明をする。 もう一つの売りはWi-Fiでダウンロードしたトーナメントに参加できること。 DLできるトーナメントは「WCS(世界大会)」の上位入賞者が出て来たり、伝説のポケモンが使用可能なものなど種類もサプライズ性も幅広い。 現在はWi-Fiコネクションのサービス終了により新規のDLは不可能だが、既にDL済みのROMであれば問題なく遊べる。気になった人は中古屋を探してみよう。 通信要素「フェスミッション」 近くにいるプレイヤーとワイヤレス通信で一緒に様々なミッションに挑戦。1人から100人まで参加可能。 他のプレイヤーは制限時間内であれば随時参加出来る。与えられたミッションを制限時間内にクリアすることで成功ボーナスとして「デルパワー」を使うのに必要な「デルダマ」がもらえる。 内容は一定人数のNPCをポケモンバトルで倒したり、指定されたアイテムを拾いに行ったりするもの。 序盤から挑戦可能なミッションにはアイテムがタダで拾える、安く購入できるといった内容が多い。たとえ失敗しても手に入れたものは残るので、ミッションの過程自体がちょっとした小遣い稼ぎや消耗品の補充に便利。このおかげで本作はあまりお金に困らない。低ランクのきのみだったら嫌と言うほどに拾得できるので攻略にも役立つ。 「ダンジョン内に発生する砂煙からジュエルを集めろ」「揺れる草むらで登場する珍しいポケモンを倒せ」など、攻略・育成のヒントへ直結しているミッションも多い。 前作では一部ミッションは他プレイヤーと対決するミッションもあったが、今作は全て協力系ミッションに統一されている。 どのミッションも、低めのランクは一人プレイで達成可能。仲間がいないプレイヤーでも、短時間で気軽に挑戦可能なミニイベントとして楽しめる。ほぼいつでも、任意に開始できる点も嬉しい。 中には目標スコア以上の成績を収めると、ダブルスコアボーナスとして更に「デルダマ」がもらえる。 新たな通信要素「ジョインアベニュー」 ライモンシティ前に建設された商店街。通行人を招待して店を開いてもらったり、案内して店を利用してもらうことで、発展させることができる。 通行人として登場するのはNPCの他、通信交換やGTS、すれちがい通信等で関わったプレイヤー。条件を満たせばジムリーダーも混ざる。 開ける店は8種類。店のランクは10まで成長し、上がるほどプレイヤーに得するサービスが提供される。 中には、俗に言う「努力値(*2)」を上げてくれる施設もあり、これを利用することで資金さえあれば育成時間の大幅短縮も可能となった。 アベニュー自体にもランクが設定され、目標のランク20になると記念パレードが行われる。最高100。また、ランクは1上がるたびにオーナーからアイテムが貰える。 ランクを一定以上に達すると、商店街に自分の好きな名前を入れられるようになる。すれちがい通信にも名前を付けた履歴が残る。 挨拶もメールのような単語の組み合わせではなく自由に付けられる。 やり込み要素「メダルシステム」 いわゆる「実績」システム。プレイヤーが条件を達成するとメダルがもらえる。これを集めるメダルラリーがイッシュ地方で行われている。 条件は「ポケモンを1日に50匹ゲット」や「1・10・50・100回通信対戦」、「フェスミッションを30・100回クリア」といったものの他、「何もないゴミ箱をひたすら漁る」「戦闘で『はねる』を使用する」などのような特殊な条件のものまで多種多様なものとなっている。 集めたメダルのうちひとつはトレーナーカードに表示することができる。これがポケモン図鑑完成、バトル制覇以外の新たなやり込み要素となっている。 独自要素「イッシュリンク」 『ブラック2』と『ホワイト2』で活用する「キーシステム」、前作『BW』との通信の「おもいでリンク」、3DSダウンロードソフトの『ポケモンARサーチャー』と連動する「ニンテンドー3DSリンク」の3項目から選べる。 「キーシステム」は条件を満たすと手に入る「キー」を使用し、特定のデータの要素を変更することができる。手に入るキーはバージョンによって違い、単体では全てのキーを入手できない。全てのキーを入手するには、違うバージョンで手に入ったキーを通信で受け取る必要がある。 「モード変更」は敵のポケモンのレベルや持ち物が強化される「チャレンジモード」か、弱体化される「アシストモード」でプレイできる。これもポケモン初の試みで、制作スタッフの一新に伴い新たに導入されたとのこと。 「街の変更」では、どちらかのバージョンにしか出ない「ブラックシティ」「ホワイトフォレスト」を切り替えられる。 「ふしぎなとびら」は「ちていいせき」に出現する「レジロック」「レジアイス」「レジスチル」を切り替えられる。 「おもいでリンク」で前作のデータを引き継ぐと、続投した一部の人物の手持ちポケモンが変化したり、イベントが追加されたりするなどの特典がある。 追加されたイベントの中には、前作で投げっぱなしだったあるキャラクターの同一人物疑惑についての回答があり、伏線回収としての役割も持つ。 『BW』で付けた主人公の名前がイベントの中に登場することもある。『第二世代』や『HGSS』では当たり前のように「レッド(*3)」や「グリーン」という名前のキャラクターが登場したことで、この名前に思い入れがない『第一世代』や『FRLG』のプレイヤーは置いてけぼりを食らったものだが、今作はしっかりと過去の自分を投影できる。 「ニンテンドー3DSリンク」は『ポケモンARサーチャー』での「調査データ」を本作に送り、手に入れたポケモンやアイテムを回収できる。 「イッシュの難関」こと、ブラックシティ内の「黒の摩天楼」・ホワイトフォレスト内の「白の樹洞」 前作の両町の中に登場した施設。10個のエリアで構成されており、それぞれのエリアのボストレーナーを倒すことで次のエリアに進むことができる。 中では道具が一切使用できないが、バトルサブウェイやPWTとは異なり、対戦形式は通常トレーナーのエンカウントと同じ。フラットルールですらなく最終エリアの最高レベルも80程度なので、レベル100のそれなりの火力と速さがあるポケモンが1匹いるだけで大抵なんとかなる難易度。経験値もお金ももらえるが、この施設で初めて出会ったポケモンが図鑑の「みつけた数」に登録されることはない。 ただし、そのエリアで得た賞金は、途中でリタイアすると全額没収される。 どうぐが使えないので、ポケモンを回復させるためには全てのフロアに1人だけいるドクター(黒の摩天楼)またはナース(白の樹洞)とバトルして勝つ必要がある。ただし、回復してくれるのは一度だけなのでよく考えて利用する必要がある。 ちなみに、黒の摩天楼では賞金、白の樹洞では経験値を多く入手できるトレーナーが主に登場する。 ボストレーナーを倒すと次のフロアに進める。奥に進むにつれて、マップが2~3階層に分けられて探索が困難になり、出てくるトレーナーも強くなる。 抜け道として、最大3つまでストック出来るデルパワーは使える。 同様に賞金・経験値が増えるパワーも使える。お守り小判+おこづかいパワーを併用すると獲得賞金が100000円を超えてしまい、額が表示しきれないバグが起きる程。 その他、従来のシステムにも細かい部分で様々な変更が加えられている。 ライブキャスターはイベント以外だとプレイヤー同士しか使えなかったが、今作ではゲーム内に登場する主要キャラと話せる要素が追加された。 中には攻略のアドバイスやタイプ相性、上記のジョインアベニューに記載した『努力値』の振り分けを大まかだが教えてくれる。他にも簡単なミニゲームが2つ収録されている。 アイテム欄に「フリースペース」が追加された。文字通り、バッグ内にあるアイテムをフリースペースに好みに整理できる。 虫よけスプレー系の効果が切れると、引き続き使うか選択肢が出るようになった。フェスミッションでは重宝することになる。 マイナーチェンジ定番の教え技も追加。大半は『BW』でリストラされた『DPt』の技マシンが教え技として復活している。 問題視されていたWi-Fiランダムバトルの切断も、切断したプレイヤーは1時間Wi-Fiに潜れないようにペナルティが追加された。 戦闘開始時、すべての相手トレーナーのグラフィックがアニメーションするようになった。 一般トレーナーが動くのはシリーズ初。 戦闘時のボタン操作のカーソルが戦闘突入ごとに消えないようになった。 評価点 プレイヤー間の交流が非常に楽しめるようになった。 従来の交換・対戦だけでなく、フェスミッションやジョインアベニューといった通信すればするほど面白くなる要素が増えた。 フェスミッションでは大人数でないとクリア出来ないものもあり、ポケモンプレイヤー同士で協力しあって攻略するという楽しみや出会いも増えた。 プレイヤー間の交流が必須ではなくなった。 上と相反するようだが、遊び仲間を確保できないプレイヤーにもかなり配慮されている。 前作『BW』では1人では遊べないほどではなかったが、通信プレイが大前提の機能もあったので若干の疎外感を生んでいた。今回は、ほとんどの機能が1人プレイでも活用できるようになっている。 ジョインアベニューは効率は悪いものの作中のNPCだけで発展させることが可能。 作中の行動に応じてファンが増え、毎日一定数のNPCが必ず遊びに来る。 Wi-Fi通信を利用できれば、そちらで接触したプレイヤーも来訪してくる。プレイヤー自身に来てもらうのではなく、データを反映したNPCが相手となるため気兼ねする必要もなく安心。接触と言えども、ポケモンを交換したとか通信対戦をしたとか、はてはPDWで自分の夢島を通りすがっただけの人も対象。Wi-Fiを利用してさえいれば、誰かしらは来ると思って間違いない。 通信必須だった「デルパワー」と「ブラックシティ/ホワイトフォレスト」が1人プレイでも利用可能となったのは大きい。 前作の粗を補完したシナリオ 前作の「英雄」をテーマにしたストーリーは複雑な部分も多かったが、今作ではポケモンの友情や旅の楽しみといった従来のテーマが主に扱われて分かりやすくなった。 中盤からは前作のプラズマ団のその後がわかり、分離した新生プラズマ団と戦っていくことになる。前作をプレイしていなくても分かる内容には仕上がっている。 前作で良くも悪くも「未熟だった」登場人物たちは精神的にも成長。概ね好意的に受け取られている。 前作のストーリーはこれまでの作品と違い最後に殿堂入りせずに終わってしまうことやクリア後に戦うアデクの格の無さ・演出面での弱さが指摘されていたが、本作はちゃんとチャンピオンと戦って殿堂入りしエンディングに突入するようになった。 チャンピオンもアデクに変わって意外な人物が担当しており、なかなか強い。BGMや演出もこれまでにない位非常に豪華な物になっている。 描写不足だった内容も補完された。後述の「おもいでリンク」に繋げれば謎だった事情を更に理解出来るようになる。 充実したやり込み要素 前作はレート対戦を抜くとポケモン図鑑完成と「バトルサブウェイ」ぐらいしかやることがなかったが、本作では「メダルシステム」「ジョインアベニュー」「PWT」「ポケウッド」「イッシュの難関」と充実度は歴代最高と言っても過言ではない。 メダルは集めることで一種のステータスとなり、ジョインアベニューはプレイヤーの手助けになるのでやりがいがある。 ちなみに今作での図鑑完成の特典は賞状だけでなく、「タマゴ」や「色違い」の発見率が上がる「おまもり」系のアイテムがもらえたり、隠しダンジョンに行けるようになるため、完成させることに明確なメリットがある。 「メダルラリー」 どれだけやりこんだかはメダルの数で、どこにやりこみの余地が残っているかは「ヒントメダル」によりわかるのも従来より楽しみやすくなっている。 「図鑑完成」「手持ち1匹で殿堂入り」「ポケウッドで全ての映画を公開」「PWTの各トーナメントを制覇」など、本作を隅々まで遊ぶと取得できるメダルもいくつか存在し、達成感を味わえる。 メダルの枚数が「50・100・150・200・255(完成)」ごとに表彰・グレードアップしてもらえるのもモチベーション維持に一役買っている。 ただし現在は入手不可能なメダルもあるため、それらをあらかじめ入手していない限り255枚完成は不可能。 「PWT」のファンサービス・実用要素 過去では、過去作人物の再登場も『DPt』にミカンが出る、『HGSS』にスモモとマキシが出る程度のもの。全世代の人物が集結したのは今作が初めて。 ジムリーダーには初代・『FRLG』のみのサカキや『エメラルド』のみのアダン、本作で降板した『BW』の5人も登場。また、「チャンピオンズ トーナメント」には初代・『FRLG』でチャンピオンになった「グリーン」と直後に「グリーン」を打ち負かした「レッド」も参加、この他『ルビー・サファイア』のダイゴと『エメラルド』のミクリが共演している。 初登場作後にエースの追加進化体が追加されたリーダー(ツツジ等)はそちらを使用する。また、PTにはなるべく各々のリーダーの出身地方に生息しているポケモンが採用されており各原作を思い出しながら楽しめる。 ダウンロードできる「伝説のローテーションバトル!」には初代でしか実現できないネタの「にらみつける」を覚えたファイヤーというネタもあった。 仕様上三回戦うだけでかなりの量のBPが貰え、相手の使うポケモンもある程度固定されていることからやりこみ派のユーザーにとっても格好のBP稼ぎ場となっている。 リーダー達が使うポケモン達は持ち物や技構成がインターネット対戦でも十分通用するものになっているため、育成の参考にもなる。 良質なBGM 前作のBGMはもちろん、新規のBGMも用意されている。特にアクロマ戦やPWT決勝戦はかなり評価が高い。 前作のBGMは良質なアレンジをされている。中にはものすごく大胆なアレンジを受けたものも。 また、今まではジムのBGMは基本的に1種類だったが、本作ではジムによってBGMが変わるという歴代初の試みも行っている。 そしてPWTでの対戦時に流れるBGMは各地方のリーダー・チャンピオンごとに原作で使用されていた楽曲のアレンジ版が用意されている。シリーズファンにとっては感涙ものである。 Wi-Fi通信対戦の改善 Wi-Fiランダムバトルに切断対策が用意された。切断をしたプレイヤーは一定時間ランダムマッチに潜れなくなる。 切断を招かないようにかフリー・レート問わず最後までちゃんと戦うごとに1BP貰えるようになった。地味ではあるが1BPあれば努力値アップアイテムと交換可能であり、積もれば対戦用の持ち物にもなるので意外と大きい。 それでも切断をするプレイヤーもいるが、前作と比べれば数は減少。ある程度の歯止めはかかったと言える。ただし抜け道も……(後述)。 一部の技のエフェクトが変更され迫力やテンポが改善された。特にダブル・トリプルバトルで採用率が高い「まもる」の速度が速くなったのは好評。 過去作の伝説組の登場 ED後に『RSE』『DPt』の準伝説ポケモンが捕獲できるイベントが発生する。 中でも徘徊系と呼ばれ、これまで厳選が困難だったラティオスやクレセリアの固定シンボル化や、第4世代では通常手段で入手不可能だったレジ系3体(+ギガス)の登場には喜びの声が多い。 余談だが、今作の伝説のポケモンは過去作と比較して道路など人がいる場所に居座っている者が妙に多く、シュールな光景が見られる。 対戦・育成関連 + 改良点一覧 「かわらずのいし」による性格遺伝率が50%→100%に。「個体値(*4)はいいが性格は…」という悩みが解消された。 「タマゴ」の孵化が条件をみたすことで一瞬で終わるようになった。 「ジョインアベニュー」で「保育所」を招待し、ランク8以上にすることで「あたためるLv5」が使えるようになり、これを使うと話しかけるだけで孵化できる。 更なる隠れ特性の解禁 前作ではごく僅かしか解禁されていなかった新ポケモンを中心に多くの隠れ特性が解禁。後述のねこのてレパルダス等の問題もあるものの、戦術の増加に一役買っている。 マップに点在する隠し穴にも一定確率で隠れ特性持ちのポケモンが出現するため、前作程は「PDW」に依存しなくてもよくなった。 教え技の復活。 『プラチナ』『HGSS』からもラインナップが変化している他、隠れ特性と教え技が両立不可能だったポケモンや新ポケモンが恩恵を受けた。 対価となる色のかけらもフェスミッションで簡単に回収可能。過去作より入手難易度が大幅に下がって利用しやすくなった。 Nのポケモン 思い出リンクを行うと各地に前作でNが使用していたポケモンが出現するようになるが、全員個体値が6U(*5)で固定されており、めざめるパワーの理想個体を作る(*6)のに非常に便利。 単純に能力が高く、入手場所にいる野生ポケモンよりもレベルが高いのでストーリー攻略要員としても便利。 ピンチの時「こうげき」のステータスを上げるきのみ「チイラのみ」が条件付きとはいえようやく他の同類の木の実と同格の値段になった。しかも2000円と良心的。 『RS』では人力ではおよそ入手不可能だが、理論上入手可能なためか『コロシアム』『XD』で同様の効果を持つきのみが解禁される中、チイラだけ入手できず、他にはバグ修正のおまけとして配布されたのみだった。次世代の『バトルレボリューション』でもチイラだけ倍の値段だった。 サブウェイの交換用アイテムに進化の石が追加されバージョン格差がなくなった。一応アベニューでも入手できるが店を成長させる手間と運が絡むので無制限かつ確実に入手できるのは評価点。 何度でも戦える「ポケモンブリーダー」を利用した「ふしぎなアメ」の量産 「ライモンシティ」の「リトルコート」に日替わりで一定確率で登場するポケモンブリーダーは対戦後に「ふしぎなアメ(レベルを1上げるアイテム)」をくれる。マップを切り替えるとすぐに再戦できるので無限回収が可能となる。ただし…(後述) 問題点 ストーリーの問題点 ライバル(ヒュウ)の扱い 本作のライバルは過去に「プラズマ団」に因縁があり、本編では「新生プラズマ団」を潰そうと躍起になるが、主人公を半ば強引に手伝わせる。悪の組織を潰すのは本シリーズのお約束だが、その理由が「私怨に付き合わされる」というもの。 しかも、因縁が解決した途端戦意喪失してしまい、主人公は因縁の弱い相手やそのボス、プラズマ団に囚われた「キュレム」などもろもろを尻拭いすることになる。一部ではあるが、このライバルの言動を「無責任」として批判する声も見られる。 ただし、こういったキャラクターは本来であれば主人公の役目である。主人公が一切喋らない(*7)本シリーズとは根本的に相性が悪かったと見るべきか。 「ダークトリニティ」による強引な話運び。 前作同様「思想が対立したらポケモンバトル」と言ったお約束を無視して、「瞬間移動で主人公たちを味方の陣地から遠ざける」ことに加え、「瞬間移動でキーアイテムを強奪」「2年前に強奪したポケモンを的確に把握しており、しかも偶然所持している」などご都合キャラとして扱われている。 前作主人公 前作ストーリー終了後にNを探しに行ったらしく行方不明である。 メインキャラクターだけでなくモブキャラクターからも所々でそれらしい話を聞ける。つまりは伝説のトレーナー扱いを受けるという往年のレッドのような待遇だが、 本編での登場はない。 続編物にありがちな、扱いの面倒な前作主人公を無理矢理フェードアウトさせているという声も。 『金・銀』のような新旧主人公での対戦があれば、シリーズに残る対決となっただけに残念。もっとも、『赤・緑』と『金・銀』の時とは異なり、直接通信して対戦できるので、そうすればよいという話ではあるのだが。 システムの問題点 何度でも勝負を仕掛けてくるトレーナー「ポケモンブリーダー」の存在 勝利しても、マップを切り替えると、視線が合うたびに対戦を申し込んでくる。経験値やお金は得られるものの、前者は「タブンネ」狩り・後者は「フェスミッション」での入手アイテムを売ったほうが効率がいいためあまり恩恵を感じられず、邪魔な存在でしかない。 この手のシステムにありがちな「何度も戦うと段々と強くなっていく」というような仕様もないため、自分の意思で再戦するにしても弱すぎて勝負にならないことがほとんど。 この欠点がもろに出るのがフェスミッション開催時。捕まってしまうと制限時間が大幅に削られスコアが伸ばせないので本当に鬱陶しい。 視線を合わせなければいいのだが、大抵プレイヤーが通りやすい道で待ち構えているため、いちいち遠回りをしなければならなかったりと不便。 ゲームフリークのモリモトや、DPtのハクタイシティ西にいたコイキングしか出してこない釣り人のように、特定の努力値だけがもらえる手持ちのブリーダーもいないため、本当に邪魔にしかなっていない。 特に今作は攻撃、防御、特攻の努力値稼ぎがしやすい場所が無い(どれも野生ポケモンのレベルが高い、命中を下げる技を持つ、すなあらし等天候の演出が長い…など稼ぎの場としては問題点を持っている)ため、それらを稼げるような手持ちをしていれば、戦ってもレベルが上がらないことに納得もいき、批判は出なかったと思われる。 入手ポケモン関連 『BW』で出現したポケモンのうち進化系・未進化どちらかが出現しなくなったポケモンが多い。 ガマゲロゲ系統やマッギョ等は進化系・未進化どちらもクリア前には出現せず、交換などの手段を用いないとクリア後にしか入手できない。 マイナーチェンジ版的側面もある本作だが、伝説のポケモンのレシラム・ゼクロムは片方しか入手する事が出来ない。 設定上は、もう一方を前作『BW』の主人公が所持しているため、間違ってはいないのだが…… トルネロス・ボルトロス・ランドロスは入手不可能であり、地方図鑑の完成すら『BW』両方か『ARサーチャー』が必須。 『RSE』『DPt』の伝説のポケモンのレベルが65や68と妙に半端。厳選する際はステータス計算に少々支障が出る。 「隠れ特性」のポケモンの入手の困難さ 前作よりは緩和されたものの依然入手難易度は厳しく、調整不足感は否めない。 「隠し穴」の出現率 「隠し穴」は256歩ごとにアイテムかポケモンの出現判定がされるが、いずれか出現するのは5%、その中からポケモンが出現するのは20%しかなく、さらに目的のポケモンの出現率と「隠れ特性」を遺伝させるためにその♀を狙う必要がある。正規の手段で狙って目的のポケモンを出すのはまず不可能。本作の環境を席巻した天候パに必須の「ひでりロコン」「すいすいニョロゾ(*8)」と初手に大きなアドバンテージを得た「マルチスケイルカイリュー」は出現率1%で♀出現率は10%と人力ではほぼ入手不可能な低確率である。救済として隠し穴のポケモンの出現率を最大+50%する「隠し穴パワー」があるが、用意が非常に面倒であり、どのポケモンが出現するかまでは指定できないので結局困難であることには変わりない。 特定の条件を満たすと『ルリ/テツ』と隠れ特性のポケモンを交換できるが、条件が面倒で困難。 まず、落し物として「ライブキャスター」を拾ったあと、15ヶ所ある各街や道路の特定の1マスに行くことで電話がかかってくるのだが、これを10回行う必要がある。そしてその位置はノーヒント。その後は特定のエリアに入るとライブキャスターの欄にルリ/テツの名前が表示されるので、こちらから電話をかけることになる。これを20回繰り返すと翌日から1日1回デートに誘えるようになり、殿堂入り後にデートを行うと隠れ特性のポケモンを交換することができる。 やることは単純なので攻略サイトに頼れば難しくはないが、ゲーム中にヒントが一切なく不親切と言わざるを得ない。 一度落とし物のライブキャスターを拾ってしまうと、ストーリー攻略中にそこそこの頻度で電話をかけてくる。内容はプレイヤーが答えたアンケート内容に関する雑談であり、キャラクターとの交流を好意的に見るプレイヤーも多いが、興味がない人にとっては邪魔でしかない。 交換してくれる隠れ特性のポケモンも、有用なポケモンが多いとは言いがたい(*9)ため、 ギャルゲーのような 交流イベントに興味がないのであれば拾わない方がいいだろう。 「おまもり」の入手難易度 「まるいおまもり」 対戦に必須な厳選をやる上では効率の面からまず欠かせないのだが、入手条件の関係で通信無しでの入手が不可能。本作でガチの対戦をするにはただでさえハードルが多いのに、新たにハードルが追加されているのは難点。 イッシュ図鑑のうち幻のポケモンを除く297種を全て捕まえることが条件であるのだが、最初に3体中1体しかもらえない御三家ポケモンや、上記の伝説ポケモンなど、一周プレイするだけでは絶対に揃わないポケモンが存在する。 特にトルネロス・ボルトロス・ランドロスの3体の入手については、前作『BW』両方か『ARサーチャー』のどちらかが必要となっており、比較すると後者の方が明らかに安いのだが、それだけに「ARサーチャーを売るためにまるいおまもりをこのような条件にしたのでは?」と疑われても仕方がない。 一応GTSという方法もあるが、そちらにも過去作からの問題が残っている。(現在はサービス終了) 「ひかるおまもり」 こちらも「捕まえた数」が条件のため、さらに『プラチナ』『HGSS』と『BW』両方か『ARサーチャー』を加えた合計6~7本ものソフトが必須。色違いのポケモンは希少性の高さと実用性に差はないので難易度があるのは当然ともいえるが、いくらなんでも入手までの道のりが長すぎる。 また、せっかく手に入れても効果は通常時の133%。費用対効果が釣り合っているかというと……。 「デルパワー」の問題 大半の「デルパワー」の入手に対応するバージョンとの通信が必須。 「デルパワー」は「ハイルツリー」のブラックレベルかホワイトレベル、もしくは両方を一定値まで上げることで得られる。レベルを上げるには各色に対応するバージョンでフェスミッションを開催し、それに参加してクリアと言った一連の流れを目的のレベルに到達するまで何十何百回と繰り返す必要がある。効率よくやるにはずっと同じフェスミッションをクリアすることになり苦行。 「ほかくパワー」「かくしあなパワー」と言った便利なものも含まれているのも痛い。 さらに、どれもこれも効果時間が3分と短すぎる上に、戦闘中、メニューを開いてる間、会話中など全てにおいて効果時間が減り続けているため、実際は3分すらもない。特に酷いのが「そうぐうパワー」。ポケモンとのエンカウント率を上げるもので、(今作もエンカウント率は非常に高いが、水上では低いため、出番はある。)ポケモンとエンカウントしてから逃げるにしろ20秒ほど、倒すならば30秒強はかかるため、実際の効果時間は1分も無い。ちゃんとテストプレイしたのか謎。 さらに「けいけんちパワー+++」や「ほかくパワー+++」、トレーナーカードの星を求めてレベル上げをしていると、簡単にデルパワーがカンスト(999個)してしまう。999個以上は「これ以上待てない!」と言われてしまい、捨てられてしまう。ハイルツリーのレベル上げは集中してやった方が良いため、途中からせっかく貰えるはずのデルパワーが貰えなくなってしまい、非常にもったいない。 新要素の粗・未改善の要素 キュレム関連の問題点 本作でキュレムは2種類のフォルムチェンジを獲得して大幅に強化されたが、ブラック/ホワイトの性能に大きな格差がある。 ホワイトキュレムは特攻が大きく伸び、それを活かす「りゅうせいぐん」や「ふぶき」といったタイプ一致の大技を覚えるので、伝説のポケモンが解禁された大会ではトップクラスの使用率を誇った。レシラムの専用技の「クロスフレイム」で鋼タイプにも決定打があり、もはや専用技の「コールドフレア」は溜め技(1ターン待機)なので使わない方がいいくらいである。 一方でブラックキュレムは攻撃が大きく伸びるものの、氷タイプの物理技は専用技の「フリーズボルト」のみ。しかも同様に溜め技なので、パワフルハーブと併用しないとまともに使えない始末。ドラゴンタイプの物理技も「げきりん」があるが、特殊技の「りゅうせいぐん」に比べるといささか使い勝手が劣るため、高い攻撃力が実質宝の持ち腐れになってしまっている。ゼクロム専用技の「クロスサンダー」も見劣りしがち。 ちなみに、通常のキュレムはこの2匹の登場で完全にお役御免になってしまった。デオキシスやシェイミなど似たような境遇を持つポケモンはいるが。 フォルムチェンジしたまま交換することは出来ない。レベルや個体値・持ち物などの情報は全てキュレムのものを引き継ぎ、合体に使われたレシラム・ゼクロムの情報は一切関係しない。 チェンジできるのは1体のみで、ダブルバトル等でホワイトキュレム・ブラックキュレム両方を同時に場に出せない。こちらは次作でもできないまま。 + ポケウッドの問題点 ポケウッド関連 運要素がある。 技の命中率や急所によって展開が左右されてしまうことがある。相手の行動も不確定な部分があり、詰め将棋的なルールとはミスマッチ。 一応、ダメージ計算に用いられる乱数に関しては固定されているのだが、それならなぜ急所に関しても対策しなかったのだろうか。 まったく同じ問題点が「闇の旋風ダークルギア」の時にもあったのだが、そこから何も学ばなかったのか? しかも後半のシナリオになってくると、正解のセリフを選ばないとクリア不可能だったり、運以外にクリアする方法がないシナリオが出てくるため、詰め将棋にすらなっていない。(例・勝たなければならないシナリオで、正しいセリフを選ぶと敵がひたすら「どくどく」だけを使ってくるようになり勝ちが確定するが、セリフを間違えると普通に攻撃され、絶対に勝てない。「OL・ザ・ジャイアント2」というシナリオでは 「混乱した相手のフワンテに殴ってもらう」ことがクリア条件のため、運が悪いといつまでもクリア出来ない。など。)かなりのストレス。 決着がつくと問答無用で撮影終了してしまう。 セリフを間違えると相手が全力で倒しに来てバッドエンド確定といったことも少なくなく、やり直すにはもう一度受付から台本を選びなおすことになりやや面倒。 一応、受付に戻ることなく最初からやり直す選択肢はあるが、不意の急所などで自分のターンが来る前に失敗した場合は、即座に撮影終了→受付に戻されてしまう。 また失敗して撮影を最初からやり直した際に、「セリフの選択肢のところまでスキップ」することができない。またお互いのセリフが流れるところからやり直しさせられ、時間の無駄でしかない。詰め将棋部分の完成度も上記の有様であり、運でしかクリアできないシナリオなどではかなり気になる部分。 最初から自分のポケモンを使えない。 ゴリ押しで突破するのも味気ないが、自分のポケモンを使うために2度同じ映画を撮るのは新鮮味がない。 自分のポケモンでグッドエンド/カルトエンドを撮ると野生戦やトレーナー戦でポケモンの頭上にスターが表示されるようになるが、演出がやや長めで煩わしい。一応、あえてバッドエンドを撮ることで外せるが。 映画の早送りができない。また一度観た作品でなければスキップも出来ない。シナリオに興味がなく、メダルやトレーナーカードのためにプレイする人は苦行。 一部ENDではひたすら相手の攻撃を耐え続けるだけのもある。 台本40冊×エンド3種に対しスクリーンが8つと非常に少なく、気に入った作品を再度見たい時に困る。 一応、クリアして手に入るものはトレーナーカードのランクやメダルであり、気にしない人はやらなくても一切問題はないのが救いではある。 + PWTの問題点 PWT関連 四天王は未参戦 四天王は個性的なトレーナーが多く、いずれも人気が高かったので本作で出演できなかったのはかなり残念(*10)。 この影響か『FRLG』でジムリーダー、『HGSS』で四天王になったキョウも未参戦。一応娘のアンズのセリフで言及はされているが……。 また、あくタイプのタイプエキスパートがモブキャラしか存在しない、いびつな状況になっている(*11)。 『RSE』の双子ジムリーダーのフウとランは別々に登場する。他のルールはともかく『RSE』では二人一組でのダブルバトルだったため、少し残念。 また、トレーナー登場時の台詞は過去作の流用なので、サカキなど整合性が取れていない者もいる。 PWTでのバトルをバトルビデオに記録することができない。 この機能ではWi-Fi対戦やバトルサブウェイなどのバトル内容を記録し、公開すれば他のユーザーも再生できる機能だが、これら2つと同様のルールでありながらPWTでは記録が使えない。 敵AIはそこそこ強いものの、交代を一切使用してこない。 そのため、変化技しか持たないポケモン相手に「ちょうはつ」を使用すると簡単に詰ませることができてしまう。 + ジョインアベニューの問題点 ジョインアベニュー関連 一人プレイでは店や街のランクを上げるのに時間がかかりすぎる。 通行人を目当ての店に案内することで、店や街のランクを上げるポイントをもらえるが、NPCの場合25%引かれ、一回の案内で45~75ポイントしか稼げないことが大半。また、一日に来るNPCは1桁、多くても10人程度と少ない。街のランクは孵化厳選に必須と言える「保育所」を開けるようになるランク15までに11000弱、商品の割引が最大(=40%割引)になるランク40までに46000弱必要。店のランクはランク10までに各店4400必要。このため、リアルタイムで数十~数百日かかる。 参考までだが、大抵ゲームクリアまでに2つの施設がランク10になっていれば良い方。1日のゲームプレイ時間が多い人はその分、クリアまでに日数がかからないため、もっと低くなるだろう。 一応DS、DS Liteなら本体内蔵電池を抜き10秒近く放置することで日付変更ペナルティを回避できるがそれでも苦行。 行きたい店の回答にわかりづらいものが多い。 行きたい店以外に案内すると「…ちょっと違う…!!」と言って去ってしまいポイントももらえないので、的確に案内する必要があるのだが……。回答内容が「ポケモンをすごくする」など抽象的すぎたり、「ストレス解消できそうな場所」がカフェや花屋としっくりこないものも。酷いものでは「さて、わたしの行きたい ところはどこでしょう!」が女性が店員の店と、もはや意味不明。 さらに、これほどランクが上がりにくいにもかかわらず、「すでにランク10のお店に行きたい」と言われる事もある。例えばカフェをひとつしか作っておらず、そのランクを10にしているのに「カフェに行きたい」と言われる事がある。配慮が行き届いていない。 お客を案内するためには歩いているお客に話しかけなければならないのだが、これが地味に難しい。お客の歩く速度は「主人公の歩く速度より速く、走る速度より遅い」あたりなので追いかけて通せんぼしなければ話しかけられない。自転車に乗ると一マス単位の移動が難しくなるので通せんぼに失敗する事が多い。地味ながらストレスな部分。 役に立つ施設が限定的。 まず圧倒的に利便性が高いのが「カフェ」と「保育所」 カフェは「なつき度の上昇」「レベル上げ」が可能であり、なつき度も600〜1500円程度(ジョインアベニューのレベルにより変化)でかなり上げられる。なつき進化するポケモンを育てる際に重宝する。 レベル上げに至っては、最終的にはなんと一度に8レベルも上げられるメニューが出来る。ポケモンを鍛える「道場」では最大4レベルなので、倍に相当する。出現メニュー全てを含めると、カフェは1日で13レベル上げられるのに対し、道場は10レベル。どちらが道場か分からない。 保育所もかなり優秀で、値段も安価でかなりの歩数分の温めが可能。 逆に全く役に立たないのが「マーケット」。格安でアイテムのセットが買える…という触れ込みだが、「やすうりパワー」を使った方が安い上に買える個数が店側に設定されている。 「美容室」はなつき度しか上げられないため、完全にカフェに喰われている。 「古道具屋」はランダムでアイテムが手に入るが、せいぜい良いものは「かせき」や「進化に必要なアイテム」程度。なおかつ入手率が低い上に、店主のキャラクターの出身バージョンによって入手アイテムが固定されている。攻略本やサイト無しではどんなアイテムが手に入るのか一切不明。特定の石や化石を求めて粘っても、そもそも登場しないバージョンの可能性があるため非常に不親切。なおかつ、アイテムを買う→鑑定という流れを挟んでアイテムが手に入るためテンポも悪い。 別の問題点として「努力値を増減させる効果を持つメニュー」の「努力値の増減する数値」を見る事が出来ない。メニューの説明が「きそポイントをかなり下げる」や「こうげきLv4」など抽象的であり、役に立たない。 努力値というのは1ポイント単位での調整が必要な数値であり、「かなり下げる」などという曖昧な説明では困るのだが、ゲーム中で一切説明されない。 努力値に関しては隠しパラメータであり、今までも「タウリン」「マトマのみ」などのアイテムの説明もゲーム内でなされていないが、特に苦労なく拾ったり買ったりでき入手が簡単なそれらのアイテムと違い、時間をかけてお店のランクを上げてこのザマではさすがに問題と言わざるを得ない。 使えない肩書(見た目)が多め。 ビジネスマン、OL、ウエーター、ウエートレスと言った店員向けの肩書のトレーナーが通行人の中におらず、招待できないのは残念。 殿堂入り後にイッシュのジムリーダーが来ることがあるが、店員として招待できない。 もっともイッシュリーダーズは職業が明確に設定されており、本業をすっぽかしてバイトしているのも変ではあるが。 挨拶が自由設定できるために流行りのアニメネタや下ネタなどを挨拶文にしていたプレーヤーも存在し、賛否を招いた。 + メダルラリーの問題点 メダルラリーの一部苦行・入手困難なメダル 「720匹のポケモンを捕まえてボックスを全て埋める」「バトル検定(*12)を50回」「ミュージカルの出待ちファンを10人にする(*13)」「イッシュの難関で1000勝」など、ひたすらに作業を要求される条件もいくつか存在する。中には、「ライブキャスター(*14)で遊べるミニゲームの合計得点が1000点を越える(*15)」など、DS2台持ちor知人に付き合ってもらうことを前提としたものも。 「すれちがい1000人」「フェスミッションに同時に30人参加」など、多人数での通信を前提とした、地方在住のプレイヤーには厳しいものも存在する。 そして極めつけが「フェスミッションで一度に1000点以上取る」。得点は参加者の合計得点になるのだが、最も点を取れるミッションでさえ、1人ではどんなに努力しても40点が限界。つまり、30人以上で1つのミッションを全力でプレイしないといけないのである。 いくらポケモンセンター(実在のグッズショップ)と言えど、そのような熱心なプレイヤー数十人が偶然に同じミッションをプレイするようなことは起こり得ないだろう。 発売当時は有志の手により、ポケモンセンターへ特定時間に集合して一斉にフェスミッションに参加し、これらのメダルを獲得するという試みが行われたが、ハードが移行した現在では『BW2』のプレイヤーとすれ違うことすら不可能だろう。 「PDW」関連のメダルは、PDWサービスが終了した現在は入手不可能。 メダルによる解禁要素などはなく、精々所持しているケースとトレーナーカードの色が変わる(後者は国内版限定)程度なので、諦めてしまえばそれまでだが……。 「黒の摩天楼」「白の樹洞」関連 エリア6以降になると、ひとつのエリアが何階かに分かれてかなり複雑かつ広くなるのだが、「中断」機能がない。レポートも出来ないため、攻略途中に何らかの理由で止めなければならなくなった場合、リタイアするしかなくかなり不親切。しかもリタイアした場合、そこで得た賞金が没収される。 まだまだ配慮に欠けるWi-Fi通信関連 3DSで本作を遊ぶと、切断対策が意味を成さない。 3DSのとある機能を悪用すると、ソフトに用意された切断対策を簡単にすり抜けることができてしまうので実質的に対策が機能せず、切断もやりたい放題になってしまう。 GTSの難点はほとんど前作から未調整のまま。 オスしかいないケンタロスのメスは指定不可などの対策が元より存在している以上、「レベル50以上しか存在しないポケモンのレベル10を指定」も対策可能なはずだが。 レベルに関しては、配信や後の作品でよりレベルの低い個体が入手可能になる可能性があるため、あえて対策していないのかもしれない。 ステータスも確認できないままなので、かくれ特性持ちだと見せかけて通常特性を送ってくる交換詐欺も多い。GTSネゴシエーションなら相手のステータスが見られるが、こちらも前作にあった問題が未解決。 特性「いたずらごころ」を利用したハメ戦法の問題。相手に何もさせないまま、60分間試合を引き伸ばし、時間切れで判定勝ちに持ち込むという悪辣な戦法が可能になった。 + 詳細 いたずらごころは「補助技の優先度を+1にする」効果。わかりやすく言うと、どんなに早いポケモン相手でもこれを使えば先制できる。 この戦法を使用できるのは、その特性と技「ねこのて」を両立できるレパルダスと、技「まねっこ」と両立できるリオルの2種。 「ねこのて」は「控えポケモンの覚えている技の中からランダムで1つを使う」、「まねっこ」は「直前の味方が使った技と同じものを繰り出す」という補助技。これといたずらごころを併用すると、優先度がマイナスの技(=優先度0以上で使われるとまずい技)でも、ねこのて/まねっこの対象になれば先制して使える。その優先度マイナス技には「ふきとばし」など、「相手の場のポケモンと控えを強制的に交代させる技」があり、通常なら「こちらの行動→相手の強制交代技→こちらの交代」とリスクを負うはずが、上記の方法で使うと「相手のねこのて/まねっこ→相手の強制交代技→こちらの交代」となってしまう。つまり、これをひたすらに繰り返せば相手は一度も行動できないまま、時間切れになってしまう。そうして時間切れになると判定になり、残りポケモン数→HPの割合の合計→HPの合計での判定が行われる。最初に相手のHPの割合を削れば、後は極端にHPが高いポケモンを入れれば容易に判定勝ちが可能になる。 対策がないと容易にハメられてしまう戦法である事も問題視されたが、何より反感を買ったのは、「放置プレイが横行した事」である。 行動を決定する前に1ターンあたりの持ち時間が切れると、技欄の一番上(左上)においてある技を自動で使うため、ねこのて/まねっこをそこに置けば後はDSを放置しても判定に持ち込める。 1試合の制限時間は60分、1ターンの持ち時間は2分、ねこのて/まねっこのPP(使用回数)は最大32に設定されているのも大きい。 一応対策は可能。特にレパルダス/リオルを突破されると非常に脆くなるのだが、あまりに極端にハメてしまう事、何より放置でゲームが進むというゲーム性の破壊具合から、批判は非常に多かった。 公式側からは特に規制も用意せず、対戦考察者の間では戦法の一つとして認知された。対策もそれなりに考察され、初期ほどの猛威は振るわなくなった。 レパルダスの場合は、基本的にねこだまし(優先度+2で相手を怯ませて行動不能にする。出たターンにしか使えない)→ねこのて×nで時間切れ勝利となる。 ねこのてで選ばれない技はいくらか種類が存在。控え2匹をそれらの技+強制交代技で構成することとなるのだが、メタモンやソーナンスなど選ばれない技でも戦えるポケモンは存在する。 ちなみに、選ばれない技には「攻撃しながら相手を強制交代させる技」がある。単なる見落としだろうか。 対策手段はいくつかあったものの、いずれも確実なものではなかった。 最適解は優先度+2の「しんそく」で攻撃か、特性「きゅうばん」「マジックミラー」持ちの使用。前者は習得するポケモンが少なく、後者はタイプで不利になりやすいのがネック。 先制技同士がぶつかると素早さが高い方が先制する仕様を使い、レパルダスより早いポケモンで優先度+1技を使ったり、いたずらごころ持ちで補助技を封じる技「ちょうはつ」を使っても封殺できるが、素早さを上げる道具「こだわりスカーフ」で向こうも対策することがあった。 ただ、これらの対策は構築に制限を受けるので汎用性が低くなりやすく、ハメを使わない相手への勝率が低くなってしまう。手持ちの残りの枠を対策の対策にされても痛い。とは言え、なんらかの対策をしないとマッチングしたら敗北確定になってしまうので、対戦で使えるポケモンの枠が更に狭まった感がある。 また、レパルダスを用いた戦術は、命中100で相手を眠らせる「キノコのほうし」も存在。眠りへの対策は強制交代に比べるととりやすいので安定感には欠けるが、今まで遅いポケモンしか使えなかったこの技を先制で使うのは充分強力。 先制技を使わないと必ず後攻をとる道具「こうこうのしっぽ」と、使用すると空を飛んで相手の攻撃を受けず、2ターン目に攻撃する技「そらをとぶ」を用いて「ねこのてで先制そらをとぶ→相手の攻撃回避→相手の攻撃回避→後攻をとって攻撃」という戦法もあったが、リスクが高いので実用性は大きく劣っていた。 これらレパルダスを用いての戦法はハメに特化した技構成や能力振りになる上に、レパルダス自体の能力はそこまでではない。このため3匹含めた純粋な戦闘力は大きく落ちるのが欠点といえば欠点。 リオルの場合は少々動きが異なる。どんな攻撃もHPを1残して耐えられる道具「きあいのタスキ」で相手の攻撃をしのいでから強制交代技「ほえる」を使い、あとは優先度+1の「まねっこ」でほえるを連打する。 先鋒のポケモンに、場に出た相手のポケモンにダメージを与える技「ステルスロック」を使ってもらってからリオルを出せば、判定でしか勝てないレパルダスと違って勝利することも可能。 ステータスはレパルダスよりもさらに低いので対策しやすいが、こちらはステルスロック要員も含めて通常の構成ができるし、リオルの技も2枠が自由(レパルダスは対策の対策で枠を喰われる)なので、お手軽さやメンバーの自由度がとても高い。 対策や不測の事態でハメが失敗しても、残りのメンバーである程度のリカバリーが効くため、往生際の悪さでならこちらの方がはるかに上。 すれちがい通信の使い勝手の悪さ すれちがいログを見ようにもフェスミッションの内容が先に表示されて、すれちがったプレイヤーの情報を見たりデルパワーを使おうにも邪魔になりがち。 時間経過による無効もないため、プレイヤーはいちいちフェスミッションを断らないと本来の目的を果たせない。 ポケモンセンターといった大人数のポケモンプレイヤーが集まる場所に限って多い傾向がある。すれちがいログが集まりやすい場所なだけに相性が悪い。 前作『BW』から未改善・劣化した点。GTSについては上記の通り。 L=Aを設定できない。 「つづきからはじめる」選択時のインターネット接続の確認。 自転車の速すぎる初速 エンカウントしてから操作可能になるまでの時間の長さ。 練り込み不足なポケシフター プレイヤーにできることが少なく不評だった「ポケモンミュージカル」はおもいでリンクにより『BW』で集めたアクセサリーを引き継げるようになったのみ。 相変わらずの観覧車イベント。詳細は前作の項目を参照 前作よりは自重気味になったが、まだまだスタッフの暴走ぶりが窺える内容になっている。 相変わらず低体力時に優先的に流れるピンチBGM。 Xメニューのカーソルが最初から表示されない仕様もそのまま。 ゲーム開始時のCギアの起動が遅くなった。起動直後にメニューを開いて閉じれば短縮することは可能。 ヤグルマの森の外に存在する『試しの岩』は一日一回、手持ちに格闘タイプのポケモンがいるとショップで売れるアイテムが手に入るが、何故か「ほしのかけら」から「ほしのすな」にグレードダウンしている。 13番道路で一日一度アイテムをくれる男性のアイテムの種類が激減。 ライモンドームのトレーナーのレベルが前作よりダウンしている。チャレンジモードにしても『BW』でのレベルには届かない。 3番道路にある滑り台の上にいる園児が邪魔で自由に上り下りが出来なくなってしまった。 バグ・不具合 伝説のポケモン・キュレムが入手不可能になる致命的なバグ。 キュレムを捕獲する地点に向かう一連のイベントの序盤に、「チャンピオンロードの途中にいるゾロアークを追いかけていく」ことになるが、これを追いかけて洞窟内に足を踏み入れ、洞窟内で1回以上ゾロアークの姿を見た後、Nの城にゾロアークが入っていくのを見るまでの間に、チャンピオンロードを出て他のマップに行くと、ゾロアークを追いかけて入るはずの洞窟に二度と入れなくなるというもの。 イベントの開始条件を満たすまでは、洞窟の入り口の前でゾロアークが通せんぼをしているのだが、このバグを起こしてしまうと、イベントの状態に関わらずゾロアークが通せんぼしている状態になってしまう。 一応、洞窟から徒歩で屋外に出ただけならば、すぐさま洞窟内に戻る事でバグを回避できるが、「そらをとぶ」などの手段で別マップまで脱出してしまうと二度と進入できなくなる。 このバグを起こすと、それ以降に起こる一連のイベントの全てが発生しなくなり、伝説ポケモン「キュレム」とキュレムの合体・分離のために必要な「いでんしのくさび」も入手不可能に。 当然、バグが起こった後でセーブしてしまったら、もうそのデータではどうしようもなくなる。 しかも攻略サイトなどには必ず載っているほどの危険なバグにもかかわらず、公式からのアナウンスは一切ない。 総評 一部問題点が残ったままの部分があるが、全体的に見れば様々な改良や新システムの投入といった、賛否両論点・問題点が多かった前作の反省点を活かしている作品。 特に、通信要素がないとほとんど遊べなかった点については、オフラインのやりこみ要素が歴代でも最高クラスに充実したことにより大幅に改善されている。 過去作からのファンややりこみプレイヤーにも易しくなり、遊びの窓口が広く、追求できる遊びも深くなった。 その通信システムの影響で現実のポケモンセンターやオフ会やイベント等での集客効果もありポケモンプレイヤー人口を大きく伸ばした渾身作である。 前作がシリーズ異色作とするならば、本作はかなり堅実な出来となっている、良い意味で「いつものポケモン」である。 余談 発売前に「ポケモンだいすきクラブ」の公式ウェブサイトで紹介記事が公開されたが、主人公に関する記述で「女の子」のルビが「おとこのこ」になっていたというミスがあり、一時話題になった。 2014年5月20日にDSのWi-Fiサービスが終了した為、インターネット通信を活用してガッツリ遊ぶという意味では息の短いゲームになってしまった。 公式のプロモーション映像として、ゲーム内のストーリーをもとにしたオリジナルのアニメーションが製作・公開された。 通常のアニメ版と異なり、製作はアニメ版と同じOLMが担当しているが、担当したスタッフは別。アニメで登場した人物も声優が変更されている。 あくまで宣伝用であることの演出や、制作時期の差異の影響なのか、ゲーム本編と同じ展開でも少し差異が存在する。 改造アプリ事件 本作の発売から1年後、第三者によってポケモンを外部ツールで作成して本体に送り込むめるアプリが開発され、ダウンロードランキングで1位になってしまう事件があった。 公式はこのアプリについての注意文を発表し、使用の禁止を呼びかけた。 本作では、ジムリーダーが使用するポケモンは他者(おそらくポケモンリーグ運営本部など)から指定されたものを使っている事をほのめかす描写がある。 ジム戦自体がポケモンリーグへの参加資格を得るための試験の様なものという設定と噛み合っている。また、ゲームバランス的な都合とはいえ、ジムリーダーのポケモンが少し先の一般トレーナーのポケモンよりもレベルが低く、「手持ちポケモンのタイプはばらけさせるべき」というセオリーを破って得意タイプのポケモンばかり使用することなどの解答として説得力がある事から、この設定はユーザーからも概ね好意的に受け止められている。 ただし、現状はそういった事を仄めかす描写があるだけに留まっており、公式に確定している設定ではない事は付け加えておく。 2012年12月3日~2013年1月31日に配信され、アニメのイッシュリーグに出場するトレーナーが参戦したPWTの特別トーナメント「イッシュリーグに キミも ちょうせん!」にアニメに登場したライバルである「シューティー」が参戦したのだが、本作までのポケモン本編はソフト容量の都合上、主人公を含むトレーナーやポケモンの名前が最大5文字までに制限されているため、ゲーム中では5文字制限に沿って「シューティ」という表記になっている。
https://w.atwiki.jp/tukinokaze/pages/98.html
ファイ:って呑気な事言ってる場合じゃねぇよ!隕石落下を食い止めるのが本来の目的だろ!? イースト:そ、そうだったね!すっかり忘れてたよ! レイス:レックウザ!早く起きろ! レックウザ:そう…だったな。お前達に協力しよう。内容を教えてもらおうか。 パーク:ええ。 パークたちはレックウザに説明した。 レックウザ:なるほど、そういうことだったのか。それは悪い事をした。先に話を聞くべきだったな。 ヒーナ:今はそんなこといいから、隕石落下を止めて! レックウザ:たしかに…我の力なら隕石を破壊し、止めることができるだろう。だが… フェオレ:え?何か問題あるの? レックウザ:我がここから破壊光線を撃つことで破壊する事は出来るが、その衝撃波で…お前達は吹き飛んでしまうだろう。 オト:衝撃波…? レックウザ:お前達には見えないだろうが、隕石はじき認識できるようになるだろう。破壊光線の威力を最大に活かすため、認識できるようになってから放つ。しかし、その衝撃でお前達は吹き飛んでしまう。その時、命の保証はできない。 ファイ:それって…死ぬってことかよ…? レックウザ:その可能性もあるということだ。 レイス:だったら、早く降りよう!衝撃波が受けないところまで! レックウザ:いや、恐らく…この天空の塔は崩壊するだろう。 ファイ:じゃあ、どこにいても無駄ってことかよ!? レックウザ:その通りだ。 ファイ:ふざけんな!ここで死んでたまるかよ…! イースト:うぅ…死にたくないよぅ… (皆ここまで頑張ったのに…こんなところで死ぬなんて…どうにかして…皆だけでも逃がす方法はないの!?……ある。1つだけ方法が…!) パーク:皆、1回下に降りるの。 オト:でも、衝撃波が来てしまいますわ。 パーク:この伝説と戦う戦闘空間で倒れればそこで倒れたままだけど、この空間さえ出て倒れれば、地上に帰ることが出来る! ヒーナ:あっ!そういえばそうね! フェオレ:助かるんだ! パーク:レックウザ!そういうことだから、ここは任せてもいい? レックウザ:もちろんだ。隕石はもうそこまで迫っている。出来るだけ早く倒れるんだ! パーク:わかったわ! 【天空の塔 上層部 8F】 ファイ:よし、お互いに倒し合って倒れるぞ! イースト:じゃあ…ちょっと我慢してね! 『イーストの必殺技!{かえんぐるま}!』 『フェオレにダメージ!』 フェオレ:一足先に…帰っときまーす… 『フェオレは倒れた!』 ヒーナ:イースト、行くよ! 『ヒーナの{きりさく}!』 『イーストにダメージ!』 イースト:皆も…早く… 『イーストは倒れた!』 オト:行きますわよ! 『オトの{ねこのて}!~{みずのはどう}!』 『ヒーナの弱点をついた!』 ヒーナ:地上で…待ってるから… 『ヒーナは倒れた!』 レイス:少し痛いですが…申し訳ない! 『レイスの必殺技!{ニードルアーム}!』 『オトにダメージ!』 オト:時間がありませんわ…急いで… 『オトは倒れた!』 ファイ:オレを恨むなよな? レイス:いいからさっさとやれ。 『ファイの{ひっかく}!』 『レイスにダメージ!』 レイス:必ず地上で…お会いしましょう… 『レイスは倒れた!』 ファイ:よし、パーク!次はお前の番だ!ちょっと痛いけど我慢してな! パーク:…… 『パークの{10まんボルト}!』 ファイ:なっ!? 『ファイの弱点をついた!』 ファイ:パーク…お前… パーク:…ファイ、ごめん。私は帰れない。 ファイ:何…言ってんだ…待ってろ!今からオレがみずのはどうを… パーク:いいの。私はどうせ帰っても、皆と一緒にはいれないから。 ファイ:え…どういうことだよ!? パーク:さよならだよファイ。今まで…ありがとう。 パークは走って階段を上って行った。 ファイ:パー…ク… 『ファイは倒れた!』 【天空の塔 最上部】 レックウザ:む?お前、何をしている!?もう隕石が来ているのだぞ!?ここにきても…我は既に破壊光線を撃つ準備をしている、お前を倒す攻撃は出来ない! パーク:…いいの。私は、ここで消えます。 レックウザ:何だと!? パーク:レックウザ、私は元々人間なの。私はこの世界を救うためにこの世界に送られた。でも、あなたがあの隕石を破壊してくれれば私の役目は終わる。…私は自分の目で、それを見届けなくちゃいけない。それが私の使命! レックウザ:…まだ何か隠していることがあるようだが、もう催促はしない。ここで死ぬ覚悟をしたのならばもう何も言わん。だから…その目でしかと見届けろ!お前の成し遂げた使命を!! ゴゴゴゴゴゴゴゴ 空から隕石が落ちてきた。 (あれが隕石…大きい!あんなのが落ちてしまったら…たしかにこの世界は終わってしまう!でも…これで、この世界は救われる…。私の役目も…これで終わる…) レックウザ:いくぞ!! 『レックウザの必殺技!{破壊光線}!!』 レックウザの口から白色の光線が放たれ、隕石にぶつかった。そして… パーク:地面が…崩れる! (でも…これで…これで…) ドッガーーーーーーーーーン 隕石は弾け飛んで消えた。 (この世界を……守れたんだ…) パークは衝撃波で吹き飛んだ。 続く 前の話 次の話