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にゃんこ まとめインデックス にゃんこ-001 つい最近、パンツをパクったのがばれた にゃんこ-002 なんで妹手錠持ってんのかな、意味がわからん にゃんこ-003 妹と友2と3人でご飯食べにいくことになったwww にゃんこ-004 俺たぶん男とみられてない‥‥ にゃんこ-005 友2のこと考えてたらすごく苦しいorz にゃんこ-006 そんなに美味しいなら今度食べてみようかな‥‥ にゃんこ-007 というかそろそろトイレいきたいよorz にゃんこ-008 高校のとき虐めてきた同級生に絡まれた‥‥ にゃんこ-009 ある授業の共同研究相手が初対面の女の人orz にゃんこ-010 優しいなぁ天使みたいな人だ‥‥ にゃんこ-011 母の再婚相手の家へ引越し にゃんこ-012 また今日も部屋に鍵をかけられた‥‥ にゃんこ-013 義妹がさっきから膝の上に乗れってうるさい‥‥ にゃんこ-014 この年でお姉ちゃんとお風呂入るとは思わなかったorz にゃんこ-015 どうして俺足に鎖つけられてるんだろ‥‥‥ にゃんこ-016 俺少しは強くなれてるのかな‥‥ にゃんこ-017 友2とは別れたくない にゃんこ-018 母さんの日記見つけちゃってさ‥‥ にゃんこ-019 にゃんこ にゃんこ-020 みんなで海へ行った にゃんこ-021 友2には振られました にゃんこ-022 お姉ちゃんちに転がり込んだ にゃんこ-023 これから必死に頑張ります にゃんこ-024 勇者王に会いませんか?って送っちゃった‥‥ にゃんこ-025 妹にすごく申し訳なくて‥‥ にゃんこ-026 シャアと言ったらサングラスよ!! にゃんこ-027 先輩に告白おkしてもらえましたw にゃんこ-028 しゃべれなくなっちゃったみたい にゃんこ-029 今、自分が男か女かで揺れてるからさ にゃんこ-030 女の子の格好がしたくてやっちゃった にゃんこ-031 にゃんこがいなくなっちゃった にゃんこ-032 チョコもらいましたw にゃんこ-033 先輩が怒ってるかもしれないです‥‥ にゃんこ-034 お姉ちゃんが、痴漢した高校生捕まえました‥‥ にゃんこ-035 マフラーあげたらお母さん泣いてしまいました‥‥
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真実はいつも2つ3つ 舞台はB-4。本来ならデデニーランドの最寄り駅があるであろう辺りで、少年はベンチに腰掛けていた。 何か考え事をしているようで、うーんと唸った際に無意識に顔を下へと向ける。 するとその大きな眼鏡がズレてしまうので、無意識的に右手で直す。 その度に一度視界がぼやけ、また元通り周囲のファンタジックな建物の造形が浮かび上がるのだった。 「布団に入って寝ていたと思ったら…僕は知らない場所へと呼び出されていた」 今度は顔が下を向かないよう、支えるように顎に手を当ててそう呟く。 「そして怖そうなオバサンと鈴木フグオくんの2名が目の前で爆破された!これは間違いなく事件…殺人事件だ!」 人が殺され自身も知らない場所へと転送された。この状況では怯えたり、落ち込んだりするのが普通である。 だが彼は満面の笑みを浮かべていた。 別に恐怖でおかしくなっているわけでは無い。彼の精神は正常とは言いがたいが、まったくもって普段通りなのだ。 「さらに僕をこんな浦安の外れに移動させて…これは誘拐以外の何物でもないですよ! やはりこの難事件は天才少年探偵、江戸五郎が解決に導くしかない!」 周囲にマーダーがいたら確実に聞こえているであろう大声で、少年は一人決意表明をした。 「フグオくん達を殺したマスクの男は…一体何者なんだ?」 五郎はその大きな頭に詰まっている小さな脳をフル稼働させる。 確かあの場には自分と殺された2人以外にも人がいた。 泣きじゃくる声や叫び声も複数聞こえた。 そんな何人もの人を一度に誘拐できるという事は、犯人はまずまちがいなく複数だろう。 「マスク男は進行役なだけで、黒幕は別にいるのかもしれない…」 そうなるともう自分が見た手がかりだけでは掴めようがない。 普通の人ならここで考察を止めるはずだが、五郎はこのまま考察を続けた。 何か犯人の正体に繋がる事はないか、必至に思い出す五郎。 そこで1つマスク男が語った中で印象的な発言を思い出した。 "今から殺し合いをしてもらいます"という、あの狂った発言。 殺害する事だけが目的なら、自分たちが寝ている間に仕留めてしまうこともできたはず。 という事は最初から自分で殺すつもりは無く、単に"殺し合い"をさせる事が目的なのかもしれない。 なんて加虐的な人物なのだろう。 これ程までに加虐的な人物を、五郎は1人しか知らなかった。 「つまりこの殺し合いは…あかねちゃんが主催したものだったんだ!」ドーン 恐ろしい程のサディストであるあかねちゃんが、金に物を言わせてこの殺し合いを開催したという推理(妄想)を、五郎は完成させた。 『殺し合いをさせる事が目的』という点ではいい線をいっていたものの、いつも通り結論が飛躍してしまうのだった。 以前自分がバットで殺されかけた(実際は自分でズッコケただけなのだが)時も、一切の躊躇もなくあかねを犯人だと決め付けるほど、 五郎は何故かあかねを危険視しているのだった。 「あのマスク男はあかねちゃん家の使用人で、この首輪もあかねちゃんが大金をかけて開発したに違いない!」 情報が足りないのだからすぐに結論を出さずに保留すればいいのだが、五郎はそこまで頭が回らなかったのだった。 「あれ、でもあかねちゃん家に使用人って居たっけ…?それにさすがのあかねちゃんでも友達を殺したりは…」 一旦はその突拍子もない推理に疑問を持つ五郎。だが首を降り、再び思考を極論の方へと傾ける。 「いや、あかねちゃんがやらないという証拠はない。だから主催者はあかねちゃんに違いない!」 その謎の確信感で、五郎は早々に結論をつけるのだった。本格的な"事件"に遭遇し、興奮しているというのもあるかもしれない。 これで五郎の当分の目標は決まった。他の参加者にこの情報を伝え、皆で協力して主催者であるあかねを捕まえることだった。 「そうと決まればこれで…」 デイパックを漁り、一見ラッパにも見える道具を取り出す。 それは五郎に支給された唯一の道具、『拡声器』であった。 その機械を右手にとり、マイク部分を口に当てる。 そして目一杯息を吸い込むと、音声テストもせずに声帯の出せる限りの大声で叫んだ。 「みなさーん!!僕は天才少年探偵の江戸五郎でーす!主催者の正体がわかりましたー!」 ――― 一方、C-4でタケシを始末した"本田スカイウォーカー"は何かに導かれるままにデデニーランド方面へと歩んでいた。 「早く銃が欲しい…」 彼の所持する武器はダガーナイフだけ。これでは銃火器を持った敵とは相手にならない。 ちなみに彼にはもうひとつ支給品があった。それは何かというと、"ゴキブリ"であった。 あかねに支給されたウンコと同様、ハズレ(というかマイナス)支給品の最たる物だったが、 冷静かつ冷酷な彼は一切の動揺をせず、手にとったソレをそのまま握りつぶした。 その後ペットボトルの水で手を消毒し、何事もなかったかのようにまた歩き出したのだった。 狭い住宅地の中をを進んでいるので、不意打ちされぬよう用心しながら進んでいく。 だがそんな慎重な姿勢の本田をあざ笑うかのように、遠くの方から不用心な声が聞こえてきた。 『みなさーん!!僕は天才少年探偵の江戸五郎でーす!主催者の正体がわかりましたー!』 一瞬警戒するが、すぐにこれが遠くの方からの無差別的な呼びかけであることに気づく。 『主催者はあかねちゃんです!浦安第二小学校3年1組の菊池あかねが犯人でーす!!』 本田は締まっていたダガーナイフを手に取ると、半ば呆れながら呟いた。 「"殺し合い"の状況で、自分から居場所を晒すとはとんだ馬鹿がいたもんだ…」 音を立てないように気をつけながらも、小走りで声のした方向へ向かうのだった。 ―― 「ふぅ、ようやく出口ね…」 「大丈夫ですか?奈々子先生、倒れていたお姉さんをおぶってここまでノンストップですよ」 「そうね…、ちょっとエントランスの建物の影で休ませてもらうわ…」 B-4のエントランスの近くまでやって来た奈々子と田中と大沢木桜(瀕死)。 一度も休むこと無く桜を背負ってきた奈々子は、既に息も辛がらな状態だった。 「お水飲みますか?」 「ハァ…ハァ、ありがとう…」 桜を地面に横にさせ、ペットボトルを受け取り、腰に手を当てながらゴクゴクと男らしく水を頬張る奈々子。 奈々子の分までデイパックを持っていた田中もまた、疲労の色が隠せない。 もっとも、彼女の場合は肉体的な疲労よりも精神的なもののほうが大きいようだ。 血まみれで倒れていた桜(田中自身はあまり会ったことがなかったので、友達の姉である事は認識できなかった)を見て、 本当に殺し合いが行われていると実感した恐怖。 スタンガンを携帯し、いつ敵が出てきもいいように周囲を警戒する緊張感。 そして静まり返った"夢の国"の異質さも相まって、余計に彼女の気力を消耗させたのだった。 「デデニーを出たらどうします?とりあえずこの方を治療しなければいけませんし」 「ダメ元で病院へ行ってみて…その後は学校に寄りましょう。もしかしたら人が集まってるかもしれないわ」 奈々子はとりあえず職場でもある小学校へ向かいたかった。が、あいにくデデニーと第二小学校は浦安の端と端。 かなり遠いので、通り道で病院へ寄ってみることもできた。 「座ってるとだんだん眠気が湧いてくるわね…」 背中の重みが取れたことによって少しずつ気が緩んでくる奈々子。 だが、その余裕はこれから聞こえてくる音声で吹っ飛ぶことになる。 『みなさーん!!僕は天才少年探偵の江戸五郎でーす!主催者の正体がわかりましたー!』 「ひっ!」 静寂の中、突然聞こえてきた大声に、2人は飛び上がって驚く。 田中は声まで上げてしまい、思わずスタンガンを構えた。 『主催者はあかねちゃんです!浦安第二小学校3年1組の菊池あかねが犯人でーす!!』 2人(正確には桜も含め3人)と五郎のいる場所はかなり近い。それゆえ大声で聞こえてきたのだった。 「あの声は江戸五郎くんですね。にしても…相変わらずですね」 田中は五郎の奇天烈な推理にため息をつく。一方の奈々子は"あかねが犯人"の意味がわからず首を傾げていた。 「奈々子先生、とりあえず彼と会ってみましょう。言葉の真意も確かめたいですし」 変人の江戸五郎といえど、なるべく多くのクラスメイトと会って不安感を和らげたい田中。 その提案に奈々子は少し考えるものの、すぐに首を縦に振る。 「そうね、生徒は必ず保護しなくちゃ。田中ちゃん、早いけど休憩は終わりよ」 奈々子はこの呼びかけによって、危険人物も五郎の所にやってこないかを危惧したのだ。現に桜を重症に追いやった犯人が必ず近くにいるはずである。 菊池あかねについてはよく知っている生徒の一人である。前にあかねが廊下を爆走していたのでぶん殴ってしまったこともあるが、悪い生徒ではないことは知っている。 それゆえ江戸五郎の"あかねが主催者"発言は、支離滅裂すぎて意味がわからなかったのだった。 だが第二小学校の生徒は必ず守ると誓った。 少し腑に落ちない部分もあるが、田中の言う通りとりあえず会ってみることにした。 「デイパックは引き続き私が持ちますよ」 「あぁ、悪いわね。さて、またこの子を背負いますか…よっこらせ!」 オバサンのような掛け声を上げつつ桜をおぶり直し、無事デデニーランドから脱出するのだった。 ―― 「ゼェゼェ…ちょっと声が枯れちゃったな。水を飲もっと」 ペットボトルに入ったミネラルウォーターをがぶ飲みする五郎。大声で叫んだので、喉はカラカラになっていた。 それにしても、停戦を呼びかけるためでなく"ただ自分の推理を披露するため"だけに使われた拡声器も珍しいことだろう。 喉を潤し終えてもう一度拡声器を使うべきか悩んでいると、遠くの方からやって来る人影を発見した。 不用心にも五郎は棒立ちのまま目を凝らすと、すぐにそれが田中と奈々子先生である事に気づいたのだった。 「奈々子先生に中田さんじゃないですか!僕の呼びかけに応えてくれたんですね!」 「こんばんは、江戸五郎くん」 ペコリとお辞儀をする田中。 「江戸くん、菊池さんが犯人ってどういう事?菊池さんに襲われたりでもしたの?」 奈々子は五郎の『あかねが犯人』という言い方に、あかねが殺し合いに乗ったのではないかとも疑ったのだった。 だが当然、それは奈々子の見当違いであった。 「いえ、自分はまだ襲われていません」 「"まだ"ってどういう事よ!」 「まぁまぁ奈々子先生。五郎くん、それはどういう意味なんですか?」 思わずツッコミをする奈々子を抑えつつ、田中は五郎に説明を促した。 「はい!では一から自分の推理を解説します」 「待って。長くなりそうだから一旦この子をベンチに寝かせてくるわ」 奈々子はそう言って桜をベンチに横にさせる。 顔色も先ほどに比べてだいぶ良くなっており、命の危機はとりあえず防げたようで奈々子は安心するのだった。 「それじゃあ説明しますよー。まず主催者は――」 五郎は先ほどした推理の内容そのままを2人に向かって話しだした。 あまりにも支離滅裂すぎる推測を、さも自信ありげに堂々と説明していく五郎。 田中は慣れているので軽く受けながすが、奈々子はだんだんとイライラが溜まってきた。 「――というわけで、あかねちゃんがこの事件の真犯人に違いありません!…どうですか?僕の完璧な推理は」 『フッ』とでも効果音がつきそうな格好をつけた憎たらしいポーズに、奈々子のイライラはついにピークへと達した。 「一小学生がそんな権力あるわけ無いでしょ!!」 「マハイマッ!」 渾身の右ストレートをお見舞いする奈々子。だが血が垂れた口元を抑えつつも五郎はめげなかった。 「いや、あかねちゃんなら可能性はありますよ!」 「あるわけないでしょ!」 「でも――」 大声で問答しあう五郎と奈々子。2人の会話は白熱し、ついに背後の気配に気がつくことはできなかったのだった。 「あ、奈々子先生後ろ…」 田中がその存在に気づいて声をかけた時には既に遅く、奈々子の胸部でナイフが卑しげに光っていた。 「え……」 奥までしっかりと突き刺さったナイフ。数秒して勢い良く引き抜かれると、血は噴水のように吹き出してくる。 五郎が長ったらしい推理をしている間に、とうとう本田がここまでやって来てしまったのだ。 「ゴパッ…」 「い、いやあああああああ!!」 田中はこれまで出したこともないような大声で絶叫し、デイパックを落とした事にも気づかず一目散に逃げ出した。 本田は田中を追うべきかどうか考えていると、不意に前方から声をかけられた。 「あなたは…あかねちゃんの部下ですね?」 「……」 本田は無駄な言葉は一切発さず、警戒するように五郎に向き直る。 「こんな殺し合いなんて止めましょうよ!あなたはあかねちゃんに騙されているんですよ!」 目の前で奈々子が殺されても全く動じず、抵抗する気配も無い五郎を始めは警戒していたが、 この人物が"ただの馬鹿"である事に気づくのに、そう時間はかからなかった。 「ゴハッ…」 奈々子の時と同じように一瞬で近づき、的確に急所を刺す。 五郎は避けなかった。いや、避けれなかったというのが正しかった。 そのまま後ろに倒れ、頭を床に打ち付ける。 「悪くは思わないでくれよ」 そのまま落ちている3つのデイパックを確認した。 ガリガリくんに音楽プレイヤー、拡声器とロクな物が入っておらず、本田はまたため息をつく。 「グフッ…これは間違いなく事件ですよ…!名づけて江戸五郎刺殺事件…」 既に五郎を気絶させたと思っていた本田は、驚いて振り返りナイフを向ける。 「まだ口が聞けるとは…中々しぶとい豚だな」 「血まみれの刃物、近くで倒れる死体…そこから推理できることは1つ…!」 なんと五郎は自分の推理を話したいがために意識を保っていたのだった。 うまく呼吸ができないのかヒューヒュー言いながら、五郎は最期の事件の推理をしていく。 「この江戸五郎刺殺事件の犯人は…アナタだ!」 言い終わるのとほぼ同時に、本田はもう一度五郎の胸へとナイフを突き刺した。 今度はちゃんと仕留められるように何度も刺す本田。その目は幾分たりとも冷静さを失っていなかった。 ついに動かなくなり、体が硬直化していく五郎。 五郎は死ぬ間際『江戸五郎刺殺事件』において、9年程の探偵人生の中で初めて真犯人を推理することに成功したのだった。 犯人を解明できたためか、五郎の死に顔は晴れやかだった。ただ自分が被害者であるだけだというのは、彼にはこの際関係がなかった。 奈々子が既に息を引き取っていることを確認した本田は、周りを確認しながら次にすべきことを考える。 田中を追うのはもう無理だろう。五郎を処理している間に遠くへ逃げてしまっているはずだ。 ナイフのような至近距離専用の武器ではこれが限界だった。今回も五郎がとっさに逃げていたら、奈々子一人しか処理できなかったかもしれない。 生き残ることは大前提として、銃火器を手に入れる事を当分の目標とする方針には変わりなかった。 「ん?あそこのベンチに何かあるな」 哀れ桜、気絶して寝かされている所をこの冷酷なマーダーに気づかれてしまった。 「…既に誰かに傷つけられている」 血は乾いて変色しているため、随分前に血は止まっているようだ。 おそらく誰か殺し合いに乗った者が彼女を致命傷に追いやり、それを先ほど殺した2人が手当したのだろうと本田は推測をした。 そしてその怪我人に本田は容赦なくナイフを構える。既に3人の血を吸っており、ナイフは黒ずんでいた。 タケシの時と同じく、気絶している人物を苦労すること無く抹殺する。ハイエナと言われるかもしれないが、これが一番安全かつ確実な方法だった。 「ぎゃっ…!」 痛みで意識が覚醒する桜。 覚醒と言っても、元々血が不足しているのでもはや抵抗することはできなかった。 「……」 元々不足していた血液がどんどん体から流れいき、比例するように頭がぼうっとしていく。 目を半開きにさせて自分を刺した相手を確かめようとするも、ピントが合うまでに時間がかかった。 視界は依然ぼやけているも、徐々に顔が浮かび上がっていった。 小さくもつぶらな瞳にでかっ鼻。目立つほうれい線に厚い唇…。 「は、花丸木くん…!?」 絶体絶命の状況に陥った桜は、自分を殺そうとする暗殺者が元カレに見えてしまったのだ。 実際本田と花丸木は顔の特徴がよく似ているため、そう見えても不思議ではなかった。 本田は突然出された知らない名前を少しも意に介さず、もう一度ナイフを突き刺した。 「う、嘘…花丸木くん…なん…で……」 意味不明なことを言われるのは五郎で経験済みだったので、桜もその類だと思い無視して淡々と"作業"をする本田。 再び桜の意識が落ちる。残念ながら今度は二度と起き上がることはなかった。 桜は最後まで元カレに殺されたと思いながら、その一生を終えるのだった。 【長崎屋奈々子 死亡】 【江戸五郎 死亡】 【大沢木桜 死亡】 「近くにデイパックは見当たらないか…。しょうがない、さっき逃げていった"ダークベイター"のほうに向かうとするか」 田中によく似た容姿の、某SF映画の悪役の名前を出す本田。 そう、本田は以前田中と会ったことがある。ダークベイターの呼び名もその時に考えたものだった。 歩みを始めようとするも、直感的に何かの気配を感じて後ろを振り向いた。 「…!!」 そこにはトンカチを構えて必至の形相で迫ってくる少年がいた。 振り下ろされるそれを、前回り受け身の要領で回避する本田。 そう、その少年とは桜を瀕死に追いやった張本人、金子先生だった。 「大声を出していたのはアナタ…ではないようですね」 床に転がった3つの死体を見て、金子先生は本田がマーダーである事を確信する。 デデニー内を徘徊して獲物を探していた金子先生は、遠くの方から微かに聞こえてくる五郎の声をキャッチし、 本田と同じく呼びかけに集まった参加者を始末しようとやって来たのだ。 (死体なんて初めて見た…。この人絶対殺人者だ…怖い…。あ、僕もそうだったっけ) 金子先生は一見冷静なように見えなくも無いが、内心とても凄く怯えていた。 畏敬する小鉄のために奉仕マーダーとして身を捧げることを誓ったはずなのに、内心はマーダーになりきれてなかったのだった。 一方の本田は、冷静に相手の様子を観察していた。 持っているものはトンカチだけ。銃を持っているならとっくに使っているはずなので、きっと武器はそれしか無いのだろう。 見た目は老け顔のガリ勉っぽい小学生で、特に武術を体得しているとは思えない。 何かを決意したような表情をしているが、まだ恐怖感が残っているようにも見える。 本田は予め桜の傷を殴打と考えていたので、その血の付いたトンカチを見た時から桜を致命傷に追いやった犯人が金子先生である事を見抜いていた。 そしてとどめを刺せなかったことを考えると、金子にはまだ甘さが垣間見える。 仮に戦っても負けはしないだろうという自信が本田にはあった。 「だけど今は逃げさせてもらうよ」 本田は捨て台詞のようにそう呟くと、突然回れ右をして走り去っていった。 「なっ…ま、待ってください!」 少し遅れて金子先生は追いかけるが、本田はどんどん住宅街に入っていく。 そのまま角をくねくねと曲がっていき、あっという間に見失ってしまった。 「逃げられましたか…」 しょうがないので本田は諦め、別の獲物を探すことにする金子先生。 本田はここで戦って疲労を蓄積しつつマーダーの数を減らすより、ある程度人数を減らしてもらったほうが戦略的にも肉体的にもいいと考えた。 そのため、敢えて金子先生から逃げることを選んだのだった。 【B-4 デデニーランドの外/1日目・深夜】 【金子翼(金子先生)】 [状態] 健康、恐怖、人を殺すことの決意 [装備] トンカチ [道具] 支給品一式、未確認支給品(非武器) [思考・状況] 1:小鉄っちゃんのために、殺し合いに乗ります 2:逃げられてしまったので、次あった時こそあの少年を殺します。 3:できれば小鉄っちゃんと合流して、身を守ってあげたいです 4:もっと使いやすい武器が欲しいな… ※本田の名前は知りません。 【B-4 住宅街/1日目・深夜】 【本田スカイウォーカー】 [状態] 健康 [装備] ダガーナイフ(血塗れ) [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1:どんな手段を使っても生き残る 2:マーダーは敢えて生かしておこう。 3:浦安…懐かしい地だ ※ゴキブリ ハマケンの大好きな虫。それ以上でもそれ以下でもない。 あかねちゃんは何かとご縁がある。 C-5の左側、大通りの建物の角で立ち止まり息を整える田中。 「逃げちゃった…私…」 田中は、奈々子や五郎を放ったらかして、その場から逃げたことを後悔していた。 肩にかけていたデイパックまで落としてしまい、唯一手元に残ったスタンガンを思わず眺める。 『途中で犯人が来たらそのスタンガンで頼むわね、田中ちゃん。』 ふと、スタンガンを渡された時に奈々子から言われた言葉を思い出す。 あの時の恐怖感と言うとおりにできず逃げ出してしまった事への罪悪感で、田中は泣き出してしまった。 「奈々子先生ごめんなさい…私、みんなを守れなかった…」 今すぐにでも戻らなければいけないと頭では考えるものの、体のほうは動かなかった。 なんとなく目を向けたら奈々子の胸に刃物を突き刺さっていたあの場面は、鮮明に頭に焼き付いていてしまっていた。 「もしかしたら追ってきてるかもしれないから…逃げなきゃ!」 実際には本田は反対方向、C-4のほうへと逃げていったのだが、そんなことを知らない田中はどんどんC-6方面、裏安の奥地へと逃げていくのだった。 【C-5 デデニーランド外部/1日目・黎明】 【田中(中田さん)】 [状態] 健康 [装備] スタンガン [道具] なし [思考・状況] 1:奈々子先生…ごめんなさい…。 2:殺し合い…怖い。早く家へ帰りたい。 3:誰か知り合いに会いたい。小鉄っちゃん、ノブくん、花子さん…。 13話:大沢木大鉄、参戦!! 時系列順 13話:大沢木大鉄、参戦!! 投下順 15話:ヒーローは遅れてやってくる 03話:青春☆ 田中(中田さん) 話:[[]] 江戸五郎 死亡 03話:青春☆ 金子翼(金子先生) 話:[[]] 03話:青春☆ 大沢木桜 死亡 02話:浦鉄に必須な例のアレ 本田スカイウォーカー 話:[[]] 03話:青春☆ 長崎屋奈々子 死亡
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放課後・部室 ガチャ 梓「遅れてすいません!ちょっとHRが長引いちゃって!」 律「お~おつかれ」 澪「待ってたぞ」 紬「そうよ~特に唯ちゃんなんか首を長くして待ってたのよ~」 梓「えっと…それで唯先輩は何をしているんですか?寝てるみたいですけど」 紬「さっきから『ハァハァ』言っててつらそうなの」 紬「『保健室行く?』って言ってもいいって」 梓「はぁ…大丈夫なんですかね?心配です」 唯「はぁはぁ」…ちゅ、くちゅ 唯「ぁ…だ、ダメ…あ、あず…」ぼそぼそ 梓「唯先輩?大丈夫ですか?」 唯「ひぇ!?」ビクッ 梓「にゃっ」ビクッ 唯「あ、あずにゃんか!遅かったね!」ハァハァ 梓「はい、すみません。それで体調は大丈夫ですか?顔が紅いですけど」 唯「えっ!?大丈夫だよ!元気元気!ほらっあずにゃんギュ~!」ぎゅ 梓「もう!抱きつかないで下さい///」 梓(ん?なんだろこの甘い匂い。いつもと違うような)くんくん 梓「唯先輩なんか香水みたいなものつけてます?」 唯「え?つけてないけど」 梓『じゃあなんだろこの匂い。いい匂いだけど///』 律「なんだ~梓。唯の匂いでも覚えてんのかぁ?」 梓「そ、そんなことないです!私の勘違いでした!」 律「ムキになっちゃて~」 紬「まぁまぁ。今日のお茶は香りが強いから匂いがついたのかもしれないわ」 澪「律もそのへんにしておけよ」 唯「ほ、ほらっあずにゃんもお茶にしよ!?ムギちゃんお願い!」 紬「は~い」 唯「あずにゃんも!ねっ?」 梓「…はい」 澪「…律」 律「うっ…わかったよ。ごめんな梓」 梓「いえ、私の方こそすみませんでした。」 律「よっしゃー!それじゃあ…お茶だー!!」 梓「もう!練習もするんですからね!」 梓『でも、なんだったんだろ。あの匂い』 唯「わぁ~美味しそう!!」 紬「ふふっ」 澪「それにしても唯も体調が戻ったみたいだな。安心したよ」 唯「ごめんね!心配させて!」 紬「でも最近少し変じゃない?部室来ても塞ぎ込んでいるの多いし」 梓「そうなんですか?私は今日初めて見ましたけど」 律「そういえば梓が遅れて来る日だけかもな、体調悪くなるの。」 唯「そ、そんなことな、ないんじゃないかな?」ギクッ 梓『あやしい』ジー 唯「ははっ…、出番だよっギー太!」ギュイ~ン 梓「あ、ちょっと話はまだ!」 帰り道 梓「結局、唯先輩にはぐらかされちゃった」 梓「けど真相がわからないと唯先輩の体調不良の原因がわからないよ…」 梓「このままじゃ駄目だよね。原因を探らないと!」 梓「…そういえば先輩方は私がいないときに体調が悪くなるって言ってたな。」 梓「よ~し」メルメル 『明日の放課後は唯先輩を部室に一人にしてくれませんか?体調不良の原因を探ります』 梓「先輩方に送信っと。」 梓「絶対見つけるんだから!やってやるです!」 次の日・放課後 ガチャ 唯「あっずにゃーん!おまたせー!!……あれ?」 唯「いない…。おかしいなぁ、憂はもう家に着いたってメールきたのにあずにゃんがいないなんて」 唯「今日はみんな用事あるって言って帰っちゃったし…。私まで勝手に帰ったらあずにゃん一人になっちゃうし。」 唯「メールして待ってるか」メルメル 唯「『早く来てね!』っと送信。」 唯「はぁ、早くあずにゃんに抱きつきたいよぉ」 部室・物陰 梓『すみません、唯先輩。こんな先輩を騙すようなことをして。』 梓『でも原因を探るにはこれしか方法が思いつきませんでした。』 梓『正直、先輩が心配なんです!以前熱を出したときみたいになったら私は!』 梓『何かあったらすぐ助けに行きますから、少しだけ私の我儘に付き合って下さい!』 梓『ってあれ!?もう体調悪そう!』 唯「んっ、くぅ」ピクッ 唯「あ、くぅん」ピクッ 梓「嘘?どうしよう、すごく辛そう」ボソボソ 梓「た、助けに行かないと!」 梓『ん?なんだろうこの音…』 唯「あ、んん…ん」クチュ 梓『?』 梓『唯先輩震えてる…寒いのかな?助けに…どうしよう』アセッ 唯「はぁ…ぁあ、あん」クチュクチュ 梓『声も段々大きくなってる。水の音も』 唯「あん、あ、くぅん、気持ちいいよぉ」クチュクチュ 梓『気持ちいい?苦しいんじゃなくて?』 梓『???』 唯「あっもう、だ、だめぇ」グチュグチュ 梓『あれ?これって……』 唯「もうイクッ…イクッ…イクゥ~!!」グチュグチュ 唯「~~~~~!!!」ビクンッビクンッ 唯「はぁはぁはぁはぁ」プシュプシュ 唯「ん、はぁあ…はあはあ」ピクピク 梓『これってひとりエッチだ……』ごくっ 梓『えっ?ちょっと待って、それじゃあ体調悪そうにしていたのは全部…』 梓「全部ひとりエッチだったんだ……。」 梓『そんなっ、だってここは部室で…えっ?えっ?』 唯「ふぅ。」 唯「今日も良かったよ…」 唯「……あずにゃん。」 梓『!?』 梓『今私の名前を…!?』 唯「やっぱ部室での甘えん坊あずにゃんは可愛いな!」 唯「ツンツンもいいけど部室だと普段のギャップが味わえるからね」フンス 梓『そんな…』 梓『なんだろう…この気持ち。』 梓『唯先輩のひとりエッチに私が出てきたからショック?』 梓『普段の私を見てくれてないみたいで寂しい?』 梓『それとも嬉――』 唯「はぁ、それにしてもあずにゃん遅いなぁ」 梓『……』 梓『……』メルメル ♪~ 唯「あ、メール……あずにゃんからだ!なになに……?」 『返事遅くなってすみません。実は放課後になって調子が悪くなったので保健室にいました。』 『もう大分いいのですが、大事をとって帰らせていただきます。失礼します。梓』 唯「調子悪かったんだ……大丈夫かな。心配だよ。」 唯「そうだお見舞いに行こう!きっとあずにゃん寂しがってるよぉ!」 梓『……』メルメル ♪~ 唯「ん?またメール」 『いい忘れていましたがお見舞いとかは必要ありません。もう少し大人しくしていれば大丈夫です。』 『また明日会いましょう。梓』 唯「ええ!?あずにゃんに会いたかったのに……。」 唯「でもあずにゃんに迷惑かけるわけにはいかないよ!」 唯「『わかったよ!無理しないでね!また明日!!唯』っと送信」メルメル 唯「それじゃあ帰ろうかな。あっ!」 唯「後片付けしないと!たはは……」ハァ 10分後 唯「よし帰るか!確かりっちゃんの話だと部室は開けたままいいんだよね!」 ガチャバタン 梓「……」スッ 梓「帰ったみたい…」 梓「はぁあ……もう一体何なの!?」 梓「唯先輩の体調不良の原因探ろうと隠れたのに!」 梓「なのに実際は妄想の私で……ひ、ひとりエッチしてて…」 梓「しかもその『あずにゃん』は唯先輩の妄想であって私じゃ……ない」 梓「もう頭がゴチャゴチャでわからないよぉ!!」 梓「え、でもということは…」 梓「昨日は先輩方の目の前で……しかもあの甘い匂いは唯先輩の……///」カァー 梓「ま、まったく非常識過ぎます///」 梓「でもこれじゃあ先輩方に報告できないなぁ……はぁ」 梓『でも一体いつからなんだろう……こんなことするようになったのは』 梓『ムギ先輩は最近だと言っていたけど、唯先輩の様子からだともっと前から?』 梓「はぁ、こういうことはデリケートだから他人には言えないよ……。」 梓「ん?」 梓「唯先輩の椅子……」 梓「まだ湿ってる……」ごくり 梓「……」きょろきょろ 梓「……」くんくん 梓「……甘い」 梓『あの日から2週間がたった』 梓『未だに私が部活に遅れたり、休んだりすると唯先輩は体調を崩している』 梓『私も先輩方には報告できずにいた。』 梓『ただ、一つ変わったことがある。それは……』 梓『部室に隠れて唯先輩のひとりエッチを覗くようになったこと』 梓『唯先輩は私がいないというだけで先輩方が居ても居なくても行為に走る』 梓『だから私が見たいときに部室に隠れればいつでも唯先輩の行為を覗けてしまう』 梓『唯先輩が私でするところを……』 梓『……そして今日もそのつもりだった』 放課後 梓『今日は先輩方はお休みだから唯先輩だけを見ていられる。楽しみ///』 ガチャ 梓『来た!!』 唯「あれ?また一人か……」 梓『いいえ!私がいますよ唯先輩!!』 唯「はぁ」 梓『ふふっ』 唯「ねぇ、あずにゃん出てきてくれないかな?」 梓「………………………………………へ?」 唯「あずにゃん、お願い出てきて!」 梓『えっ!?えっ!?』 唯「お願い!」 梓「……」スッ 唯「……」 梓「気づいて…いたんですね?」 唯「うん。」 唯「実は今日は大事なお話があるんだ。」 梓「話ですか?」 唯「最近あずにゃん部活に参加してなかったでしょ?」 梓「……」 唯「みんな心配してたんだよ!あずにゃんが部活辞めるんじゃないかとか病気なんじゃないかって!」 唯「ムギちゃんは泣いてた。困っているなら相談してほしかったって。」 梓「すみません…でした」 唯「けどここまで放っておいた私にも責任はあると思う。」 梓「それじゃあもっと前から知っていたんですね!?」 唯「うん。私は最低な先輩だよ」 唯「気づいていたのに知らないふりをした。」 唯「けどもう止めなくちゃ。みんなやあずにゃん自身のためにも」 梓「は…い」 梓「でも一つだけいいですか!?」 唯「なぁに?」 梓「あ、あの!どうして唯先輩は私で一人エッチをしてるんですか!?」 唯「……やっぱり嫌だった?」 梓「そんなことないです!!確かに初めは驚きました……」 梓「なんで私なんだろうとかなんで性格の違う私なんだろうとか!」 梓「けど!やっぱり嬉しかったんです!!唯先輩が好きだから!!」 梓「唯先輩が好きだから!私を必要としてくれているって知って幸せでした!」 梓「だから唯先輩の行為をずっと見ていたくて……」 唯「それで部活に参加しなくなったんだ……?」 梓「はい」 唯「そっか……こんなにも想ってくれてありがとう」ニコッ 唯「あずにゃんは私にとってとても大切な人だよ」 唯「なんせ」 唯「あずにゃんはおかず!」 唯「だからね!!」 梓「え?」 おわり 戻る
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唯「あずにゃんお誕生日おめでとう~」 梓「ありがとうございますっ」 唯「あずにゃん何歳になったの?」 梓「唯先輩と同い年ですよ。18歳です」 唯「おおっ、なんという合法ロリ・・・!」 梓「誰がロリですかっ!!」 唯「えっ・・・18歳?」 梓「何が『えっ?』ですか。唯先輩も18歳なら、誕生日迎えた私も18歳ですよ。 ていうかこのやり取りも3年目ですからね?」 唯「いや、それはわかってるつもりなんだけどね。あずにゃんが18歳・・・?」 梓「そうです。アイム エイティーン」 唯「えっ?えっ?てことは、あずにゃんアレやコレが出来るの?18歳だから?」 梓「アレやコレが何かは知りませんが、方的にいろいろなものが許可される年齢ではあります」 唯「こんなにちっちゃくて可愛いのに?」なでなで 梓「誰がちっちゃいですかっ!!」ふしゃー!(威嚇) 唯「こんなに幼いのに!?」なでなでなでなで 梓「言い直すなっ!幼くなどないっ!!」ふしゃー!!(威嚇) 唯「こんなに幼い魅力が満載なのに??」 梓「言い方が変態っぽい!」 唯「そっかぁ。あずにゃん18歳かぁ」 梓「ようやくわかってくれましたか。そうです。18歳になりました」 唯「素晴らしいね。合法ロリって」なでなで 梓「だから言い方が変態っぽい!!」 唯「あずにゃんあずにゃん」 梓「なんですか唯先輩?」 唯「私の膝の上に座らない?」 梓「お断りします」 唯「なんでっ!?」 梓「先ほどから繰り返し言っているように、変態っぽいからです」 唯「全然そんな意図はないよぉ」 梓「・・・。」じとー 唯「ただちょっと間近であずにゃんの匂いを嗅ごうと思っ 梓「変態ですから!それ変態ですから!」 唯「変態じゃないよー。あずにゃん良い匂いがするんだもん」 梓「どんな匂いでも嗅がないでくださいよ!」 唯「えー?あずにゃんミルクっぽい良い匂いがするんだよー?」 梓「そうですか、ミルクの匂いなら仕方ありませんね。ってなるわけないでしょう!」 唯「ううっ、幼い子どもみたいなすごく良い匂いなのに・・・」 梓(ヤバい。この人ガチかもしれない) 唯「じゃあ嗅がないから、せめて膝の上に座るだけでも~」 梓「信用出来ません。どうして私を座らせたいんですか?」 唯「匂いだけじゃなくて、あずにゃんのうなじと首筋の細さも魅力的だからね!」ふんすっ 梓「・・・どういう意味でしょう?」 唯「細い首、肉の薄いうなじが大人の女性と言うよりはむしろ幼児っぽくて可愛いからだよ!」 梓「やっぱり変態だーー!!」 唯「そんな幼い魅力全開の部位を、常に衆目に晒し続けているなんて・・・もうたまんないよあずにゃーん!」 梓「うわぁ・・・」 梓(ガチです。確定ランプが点きました。唯先輩はガチロリです) 唯「あずにゃん、もうくんかくんかしないからさ。ちょっとだけうなじペロペロさせて?」 梓「させるかぁーー!!」ふしゃー!!!(威嚇) 唯「ううっ、ペロペロも禁止かぁ・・・」 梓「ペロペロしないでくださいよっ!絶対禁止ですからね!?」 唯「じゃあせめてっ!せめてあずにゃんの薄い胸板に抱きつかせてっ!」 梓「薄くありません!ちゃんと成長してますから!」ふんすっ 唯「成長しないでー!あばらの感触を残した幼いおっぱいのままでいてよぉ」 梓「無理ですから!全力で育ちますよここだけは!」 唯「うー、あずにゃんのロリっぱいがぁ。幼女の魅力がぁ」 梓「もう本当にただのロリコンだなこの人・・・」 唯「去年までは合宿であんなに幼い水着を着てはしゃいでたのに・・・」 梓「なんですかその話はっ」 唯「憂に貰ったよ!今年の合宿の写真!!」 梓「合宿の写真ですか?」 唯「今年もあずにゃんのロリっぱいと子供水着を楽しみにしてたのに!なんでビキニなんて着ちゃったの!?」 梓「知るかぁあああっ!!」ふしゃー!!!!(威嚇) 唯「いつからあんな色っぽいものを着るようになったんですか!」 梓「じゃあ今年からですよ!!」 唯「そんな子に育てた覚えはありません!」 梓「唯先輩に育てられた覚えもありませんけどね!」 唯「むしろ成長しないように願ってたしねっ!」 梓「うるさいこのロリコン!!」 唯「ロリコンでけっこーだもんね!あずにゃんがロリすぎるのがいけないんだもん!!」 梓「何でそうなるんですか!そもそも私ロリじゃありませんし!」 唯「ロリだよ!ちっちゃくて可愛いんだもん!」 梓「ちっちゃくないですー!服屋さんでちゃんとサイズありますー!」 唯「子供服だって着られるじゃん!」 梓「着ませんよそんなの!」 唯「着てよ可愛いのに!!」 梓「着るわけないでしょう!」 唯「髪型だってそんな風なうなじが丸見えになるような髪型にしてっ!ああもうっ!」 梓「それは単純に唯先輩の性癖でしょうが!!」 唯「あずにゃんの露出狂!露出狂幼女の!」 梓「誰が幼女ですかっ!!」 唯「そっちに怒るの!?」 梓「幼女じゃありませんし!18歳ですから!」 唯「ううっ、おのれ18歳め・・・」 梓「ふんすっ」 唯「あずにゃんあずにゃん」 梓「もう、なんですか!?」 唯「あらためて、お誕生日おめでとう」 梓「・・・ありがとうございます」 唯「お誕生日なのにケンカみたいになってごめんね?」 梓「別にいいですよ。ケンカじゃありませんし」 唯「えへー」 梓「そもそも今の瞬間は同い年なんですから、幼女幼女言わないでくださいよね」 唯「16日間同い年なんだよね」 梓「そうです」 唯「16日間無料」 梓「それはスカパーです」 梓「思いついた言葉を何でも口にしないでくださいよ。子供みたいだなぁ」 唯「こんどは私がロリ!?」 梓「そうですよ。さっきのミルクっぽい匂いだって、私よりむしろ唯先輩なんですから」 唯「んー?」 梓「いっつも抱きついてきて、おっぱい押し付けてくるし。 何かミルクっぽい良い匂いさせてくるしおっぱい押し付けてくるし」 唯「あ、あずにゃん・・・?」 梓「そもそもうなじだって!私いつも練習のときに唯先輩の半歩後ろくらいに立つじゃないですか? ちょうど唯先輩の横顔とうなじが見えるくらいの立ち位置なんですよね。何なんですかあのポジションは!」 唯「あれー?」 梓「唯先輩の髪型もいけませんね。そのセミロングは本当に危険です!」 唯「危険って・・・?ていうか、あずにゃ、 梓「唯先輩ってギター弾きながらもぴょこぴょこ動くじゃないですか。 なんかもう言葉で表現出来ない唯先輩っぽい動作で動くじゃないですか! それがダメなんですよ。その動きのたびに唯先輩のセミロングの後ろ髪がひらひら跳ねて うなじがチラチラチラチラって見え隠れして!どんだけですか唯先輩っ!もうっ!! 後ろにいる人の事も考えてくださいよまったく」 唯「・・・。」 梓「それと、動くたびにぷるんぷるんするおっぱいも禁止です。いや、普段の練習はいいんですよ? でも合宿やライブでTシャツ着てる時は禁止です!いつもより生地が薄い上に身体にフィットし易い服なんですから自重してくださいね。 ぷるんぷるんぷるんぷるんと気になって仕方ありません。けしからん! そもそも毎年着実に成長していってるじゃありませんか、そのおっぱい。アレですか? 『あずにゃん分補給』ってそこに貯まってるんですか?だから抱きついてくる時におっぱい押し付けてくるんですかね? まったく、子供じゃないんですからそんなにしょっちゅう抱きついたらダメですよ?今さらですけど 唯先輩は私が子供っぽくて可愛いとか言いますけど、私から言わせれば唯先輩の方が子供なんですから 大人しく目の届く範囲で遊んでてくださいよ。世話のやける人だなぁ。 そうだ、唯先輩と私って今は同い年なんだよね。だったら唯先輩こそ合法ロリじゃありませんか! しかもおっぱいもそこそこ大きいですから、合法ロリ巨乳ですね!しかも天然キャラだなんてあざといなぁ 私にロリロリ言っておいて自分こそが合法ロリだなんて本末転倒ですね。まぁそこも子供っぽくて可愛いところですが。 わわっ///今私可愛いとか言っちゃいました?忘れてください・・・/// いや、子供っぽくて可愛いって意味ですよ?・・・ああ、そう言ったんでした。何を慌ててるんでしょうね私ってば/// そもそも唯先輩が精神的に幼いのがいけないんですっ!先輩なんだから少しは大人らしく振舞ってくださいよ 今日だって、その、私も少しは18歳で大人になったからなぁ、って少しだけ期待して唯先輩のところに来たんですよ? なのに唯先輩ってば、私の事を幼いだのロリだのと。がっかりですよ、もう・・・」 唯「あずにゃんあずにゃん」 梓「はい、なんですか唯先輩?」 唯「そっか。あずにゃんはもう18歳なんだよね?」 梓「はじめからそう言ってるじゃないですかっ」 唯「そうだよねぇ」 梓「そうですよ」 唯「・・・『期待して来た』って言うの、えっと」 梓「あはは///」 唯「そうだよね。今日で18歳になったんだもんね」 梓「えっと、まあ。唯先輩の言うところの合法ロリですし?」 唯「さっきのにはちょっとびっくりしたけどね」 梓「すみません。つい興奮して」 唯「あずにゃん」 梓「はい」 唯「プレゼント、あげるね」 梓「・・・はい。ありがとうございます」 唯「こっちこそ。今日は来てくれてありがとうあずにゃん」 梓「来たくて来ただけですから。その・・・」 唯「うん。こっちへおいであずにゃん」 梓「・・・はい///」 中野梓さん お誕生日おめでとうございます! おしまい! 戻る
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にゃんごすたー 携帯画像 都道府県 青森県 肩書き 黒石市非公認キャラクター 公式サイト http //nyangostar.jp/ twitter https //twitter.com/nyang_go_star 解説 リンゴ畑へ埋葬された飼い猫がりんごの実として復活を遂げる。飼い主のドラムをヒントにロックスターになり、みんなを喜ばせて力を蓄え、HOLLYWOODの丘に行けば、元の姿にもどれると信じている。 攻略難易度 ★易。驚愕のドラムテクで全国から引っ張りだこ。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報 http //nyangostar.jp/schedule.html
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直にゃん「お腹痛いにゃん…」 菫にゃん「私が頑張るから、休んでてにゃん…」 直にゃん「菫にゃんも吐いてばかりにゃん…」 菫にゃん「た、食べないと余計に具合悪くなるにゃん…」 直にゃん「でも、狩りをする体力残ってないにゃん…」 菫にゃん「お互い酷い顔になってしまったにゃん…」 直にゃん「このまま、死んでしまうのかにゃん…」 菫にゃん「嫌だにゃん…もっと直にゃんと遊びたいにゃん…」 直にゃん「私だって遊びたいにゃん…」 姫子「うん?随分と発育不良の子猫だな」 菫にゃん「に、人間にゃん…逃げないと」 直にゃん「でも、動けないにゃん…」 姫子「ちょっと、お尻見せてね」 菫にゃん「何するにゃん!辞めてにゃん」 姫子「あぁ、寄生虫が顔出してるね」 姫子「こっちの子も恐らく寄生虫だね」 直にゃん「にっ、にゃ」 姫子「私の病院に行こう」 姫子「治療してあげるからね」 菫にゃん「怖いにゃん嫌だにゃん」 姫子「ゲージに入れてと」 姫子「よっし、行こう」 姫子の病院 姫子「抵抗する気力もないのね、可哀想に…」 姫子「血液検査するからね」 直にゃん「痛いにゃん…」 姫子「ごめんね、直ぐ終わるからね」 姫子「体を綺麗にして駆虫薬を飲もうね」 菫にゃん「…」 直にゃん「…」 いちご「病状はどう?」 姫子「腎機能が低下してるけど、命は大丈夫」 姫子「幸い、エイズや白血病には感染してないから」 姫子「大丈夫、必ず助けてあげるからね」 姫子「よーし、体を綺麗にするからね」 菫にゃん「い、嫌にゃん触らないでにゃん」 直にゃん「来ないでにゃん…」 姫子「ノミも沢山付いてるね」 姫子「洗うよ~」 直にゃん「うぅっ…」 姫子「よーし、綺麗になったよ」 姫子「いちご、乾かしてあげて」 いちご「うん」 姫子「君も行くよ」 菫にゃん「嫌にゃん嫌にゃん嫌にゃん嫌にゃん怖いにゃん!」じたばた 姫子「はいはい暴れない暴れない」 ※猫をシャンプーする場合は頭を反対側にして後ろから首筋を掴んで作業すると飛びかかって来れません。 姫子「はい、終わりだよ」 菫にゃん「お前なんか嫌いにゃん!」 姫子「嫌われたかな?」 姫子「いちご、乾いた?」 いちご「乾いたよ」 姫子「よーし、ブラッシングするよ」 姫子「やっぱり、まだノミが居たか…」 姫子「沢山、ノミが落ちたね」 姫子「粘着テープお願い」 いちご「はい」 姫子「潰したら意味ないからね」 ※ブラッシングの際にノミが落ちた場合 潰さずに必ず粘着テープにつけて捨てて下さい、でないと猫条虫を猫の体につける事になります。 姫子「猫缶、少しでも食べようね」 菫にゃん「お前の世話なんかなりたくないにゃん…」 直にゃん「菫にゃん、食べないと体力戻らないにゃん…ここから逃げる為にも食べとこうにゃん…」 菫にゃん「お前の為じゃなく、直にゃんの為にゃん」もぐもぐ 直にゃん「…」もぐもぐ 姫子「薬もOKだね、良かった」 いちご「これから、どうする?」 姫子「薬で様子を見て再検査して寄生虫が発見されなければ大丈夫」 姫子「糞をしたら直ぐ掃除もしないとね」 姫子「2匹とも大丈夫だよ」なでなで 菫直「ふしゃー」 姫子「おっと危ない」 姫子「暫く、隔離しないといけないからね」 姫子「ゲージに入ってね」 菫にゃん「治ったら体力戻ったら仕返ししてやるにゃん」 直にゃん「菫にゃん…」 翌日 菫にゃん「少し、マシになったにゃん」 菫にゃん「直にゃん、大丈夫にゃん?」 直にゃん「うん、マシになったにゃん」 菫にゃん「良かったにゃん」 姫子「今日は気分はどうかな?」 菫直「…」 姫子「目やにもないし、鼻も適度に濡れてるね」 姫子「ほら、ご飯だよ」 菫にゃん「…」もぐもぐ 直にゃん「…」もぐもぐ 姫子「昨日より沢山食べれたね」 姫子「1週間もすれば治るからね」 直にゃん「菫にゃん」 菫にゃん「何?」 直にゃん「もしかして、この人間は助けようとしてくれてるのかにゃん?」 菫にゃん「そんな訳ないにゃん!人間は酷いにゃん!」 直にゃん「う、うん…」 菫にゃん「人間なんか…」 2
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今日 - 合計 - パティシエなにゃんこ 初恋はいちご味の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時58分24秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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みんながパニックになるのを何とか抑え、状況の把握を開始する。 澪と唯はショックで疲れてしまい、ムギが付き添ってリビングに戻って行った。今は梓ちゃんの部屋に私と律がいる。 「どうして、突然……?」 律が下を向きながら質問する。 「解らないわ。急な発作とかかもしれないし、自殺の可能性も……でも襲われたあとはないから、他殺ではないと思うんだけど」 そう、梓ちゃんの死体に衣服の乱れや痣などはなく、襲われたあとは何もなかった。 しかし表情はすごく苦しそうで、まるで地獄の業火に焼かれているような、お世辞にも安らかな顔とは言えなかった……。 「おい、これなんだ!?」 梓ちゃんの口元を指差して律が驚いている。 「何かあったの?」 律が指を差している先を見てみる。良く解らないものが梓ちゃんの口元に付着していた。 どこかで見たことがあるような、全く見たことがないようなもの、固体ではあった。 「もしかして……毒か何かなんじゃないか!?」 「毒!? まさか!?」 そう否定したものの断定はできない。梓ちゃんの苦しそうな表情を見ているとそう思えなくもない。 「もし、それが毒なら自殺って……こと?」 恐る恐る聞いてみる。 「梓が自殺なんてするかよ! でも……もし、そうならいったい……」 律がそう言ったあと、どちらも言葉発することはなかった……。 今回のことをちょっと整理してみる。 梓ちゃんの部屋に梓ちゃんの死体 死体に襲われたあとはない 死体の口元に毒? のようなものがあった 梓ちゃんが部屋に行ってからは全員がリビングにいて、誰も部屋から出なかったので全員にアリバイがある CACE2 END CACE3 「そろそろ練習行くぞ」 「ええぇ、肝試しやろうぜ」 「いーやーだ!」 そんな澪と律のやりとりがあり、スタジオへ行くことになった。 「あずにゃん、部屋に行ってからなかなか帰ってこないね」 「練習に行くって言ってあるし、すぐに来るだろ」 唯の疑問に澪が答える。 食事をしてからリビングでくつろいでいる時に、用事があると言って梓ちゃんが自分の部屋へ行ってから少し時間がたっていた。 スタジオのドアを開けて中に入ろうとした瞬間、 「きゃあああああああああああああっ!」 澪の絶叫がこだまする! 「どうしたの澪!?」 少し離れたところにいた私は澪に駆け寄りスタジオの中を見る。 昨日唯達が演奏した場所に梓ちゃんがいた。内臓がぶちまけられ、床に倒れている梓ちゃんが……。 みんながパニックになるのを何とか抑え、状況の把握を開始する。 調べるまでもなく梓ちゃんは死んでいた。スタジオのドアに鍵は掛かっていない。 「不審者がこの別荘の中に忍び込んでいるんじゃないか?」 「ひいいいいいいいいいっ!」 律の発言に澪が怯える。 明らかな殺人で、私達全員にアリバイがある以上、外部犯を疑うのは当然だろう。 全員にアリバイというのは、梓ちゃんがリビングを出て行ってから、誰もリビングから出て行っていないからだ。 「みんな、これを見て」 ムギがカメラを指差しながら言った。 「どうしたの?」 ムギの方に向かう。 「昨日、練習風景を撮影したじゃない? その時録画機能を切り忘れたみたいで、ずっと録画し続けてたみたいなの……」 ムギは悪いことをしたように言った。 「じゃあ、もしかして梓ちゃんが殺される場面が写ってたりするんじゃ……」 そう言うとみんなが黙り込み、場を静寂が支配した。 「見て……見るか?」 静寂を律が破った。そしてその問いかけに全員がうなずく。 ムギがカメラの映像をゆっくり巻き戻していく。妙なことが起きた。いくら巻き戻してもずっと同じ映像なのだ。梓ちゃんの死体 が映っている映像から動かない……。1時間ぶん巻き戻すが動かない……。 ただ、何もかもが同じというわけではない、部屋の中にある掛け時計が映像に映っているのだけど、その時間表示だけは巻き戻す につれ変わっていった。 「おかしいって、なんでだよ! 梓がリビングから出て行ったのって30分ぐらいまえだろ! なんで1時間前に死体がここにある んだよ!」 律の言う事はもっともだ。明らかにおかしい! どんどん巻き戻して行くが変わらない……。ずっと梓ちゃんの死体が映っている……。 そして映像がついに動き出したのは深夜3時頃の場面だ。梓ちゃんの死体カメラに映る範囲に投げられた所が再生された。 犯人は映っておらず、謎だけが残った。みんなが驚愕して、言葉を出せない中、律が叫んだ! 「深夜3時には梓は死んでたってことかよ! 一緒に海で遊んだ梓は!? 一緒に料理を作って食べた梓はいったい誰なんだよ!?」 その疑問に誰も答えられるわけもなく、私達はただ黙っていることしかできなかった……。 今回のことをちょっと整理してみる。 スタジオに梓ちゃんの死体 内蔵がぶちまけられ、他殺以外ありえない スタジオに鍵はついていない 30分ほどまえに梓ちゃんの生存を確認 カメラの映像で深夜3時に梓ちゃんの死体がスタジオにあったことを確認 梓ちゃんが部屋に行ってからは全員がリビングにいて、誰も部屋から出なかったので全員にアリバイがある 深夜3時頃のアリバイはみんなそれぞれ部屋にいたのでない CASE3 END CASE4 「今日もいい感じだったね、あずにゃん」 「めずらしく練習熱心でしたね、唯先輩」 合宿最後の練習が終わり、各々感想を言い合う。 私はその輪の中に入れないので少し羨ましい。 「おい、外すごいことになってるぞ!」 律が窓越しに外を見ながら言った。 「ほ、本当ですね」 梓ちゃんが驚く。 私も窓から外を見た。そこは嵐になっていた。 大雨洪水暴風警報と言ったところだろうか……。 「すごいわねぇ」 そう言った瞬間、眩しい光が目に入ってくる。遅れて大きな音が鳴り響いた! 「きゃああああああ!」 澪が耳を抑えてうずくまりながら叫ぶ。 「澪ちゃん大丈夫?」 ムギが澪に寄り添う。 「澪は怖がりだなぁ」 律はそう言ったが、自分も怖いようで少し震えている。 外はこれから起こる事件を予見するかのように荒れに荒れていた。 みんな一緒に寝よう。そう澪が言うと、みんなその案に賛成する。 何だかんだと言って、みんなやっぱり怖いみたい。 かく言う私も少し……。 「ちょっとせまいです」 梓ちゃんがそう言うのももっともで、1人用の個室に6人もいるのだからすごくぎゅうぎゅう。 「あずにゃーん」 唯がこりもせず梓ちゃんに抱きつく、そして当たりまえのように拒否される。 「唯先輩やめてください! ただでさえせまいんですから」 この状態を作り出した張本人はというと、まだ震えていた。 「大丈夫? 澪ちゃん」 「う、うん……」 さっきからムギは澪を付きっきりで介抱している。 「もう、本当に澪は怖がりだなぁ」 律が私の隣でそうつぶやういた。 「仕方ないんじゃない? この嵐だもの」 「それでも限度ってものがあるぜ」 「ムギに澪を取られて悔しのね?」 「そ、そんなわけないだろ!」 そう私がからかうと律は顔を真赤にした。 「ちょっとお手洗いに行ってきます」 梓ちゃんがおしゃべりも尽きて、そろそろ寝ようとしたころにそう言って立ち上がった。 「あずにゃん怖くない? 私が付いて行ってあげようか?」 「だ、大丈夫です唯先輩! 子供じゃないんですから!」 梓ちゃんは唯の申し出を断って部屋から出て行った……。 「あずにゃん帰ってこない! 捜しに行こう!」 梓ちゃんが出て行ってから1時間ぐらいたった頃に唯がそう言った。 実は数10分たった頃から言っていたのだが、トイレということでみんな少し遠慮していた。 しかし、さすがに1時間ともなると、みんな唯に同意して捜しに行くことになった。 澪と律、私と唯とムギの3組に別れて梓ちゃんを捜しに行く。 「あずにゃーん! どこぉ?」 「梓ちゃーん、いたら返事してぇ」 トイレに行ってみたがそこには誰もおらず、スタジオの方を捜しにいると、 「きゃぁああああああああああああ!」 叫び声が聴こえた! それが澪のもなのか、律のものなのか、はたまた梓ちゃんのものなのか分からないが、私達は悲鳴の方へ向かった。 「あの悲鳴ってどこからのもの?」 「たぶんダイニングの方じゃないかしら?」 ムギからそう聞くと一目散にダイニングに走る! ダイニングにつくと、そこには座り込んでいる澪とそれを慰めている律がいた。 「どうしたの?」 私がそう聞くと律がダイニングの中を指差す。 中を見てみると、そこは嵐となっていた! 何故かいくつもの窓が開いていて、部屋の中に雨が入り込み、風も舞っている。 テーブルの上にあった花は、その風に飛ばされたようで床に落ちていた。 そして、その風が吹く部屋の中央に梓ちゃんがいた。内臓がぶちまけられ、床に倒れている梓ちゃんが……。 「あずにゃんが死んでる!」 唯はそう叫ぶと震え始めた。 当然だ、死体を見れば誰でもそうなる。 澪と唯は震えてるし、どうすればいいの? そう思っていると、突然何かが割れる音がした。 「きゃっ!?」 いったい今度は何!? 「どこかの窓が割れたのかしら? ちょっと行ってくるわ」 そう言ってムギが行こうとする。 「待ってムギ、私も行くわ」 さすがにムギを1人で行かせるわけには行かない。 「私も行く……」 「私達も行くぞ」 みんながそう言い出すと、 「じゃあ、みんなで行きましょう」 ムギは落ち着いてそう言った。 「急ごう」 私達はその場を離れ、音が鳴った方に向かった。 音の正体は、窓ガラスにこの嵐で飛んできた木材が突っ込んだ物だった。 「何よこれ?」 玄関にあった窓ガラスが割れて中に飛び散っており、雨も外から入り込んでいる。 「こんな小さいものでも嵐の中だと凶器になるのね……」 木材は比較的小さなものだったけど、嵐で加速が付いた木材は窓ガラスを割るのにじゅうぶんなようだ。 「掃除するわ」 ムギが玄関にあった箒とちり取りを持ってくる。 散乱している割れた窓ガラスを掃除し、外からの雨を防ぐのに応急処置を施す。 私とムギがそれをして、震えている唯と澪を律が介抱するという感じだ。 「あ、いけないわ」 掃除と応急処置が終わろうとしている時にムギが言い出した。 「どうしたの?」 「ダイニングの窓閉めて来なきゃ。さすがに掃除は無理だけど、それぐらいはしておかないと……」 「そうね私も行くわ」 死体がある部屋に行くのはいやだけど、このままにしておく訳には行かなし、なによりムギを1人にはできない。 「律、私とムギが行ってくるから、2人を部屋に連れて行ってあげて」 「分かった、任せといて」 そう言って律が2人を連れて行こうとする。 「私達も行きましょう」 「うん」 「……嘘?」 さっきダイニングに来たときは有ってはいけないものが有った。 今度は無くなってはならないものが無い! 「梓ちゃんの死体がない!」 私達が目を離した隙に忽然と梓ちゃんの死体が部屋から消えた。 「そんな……」 さすがのムギもそれには恐怖している。 呆然としている私達を尻目に部屋の中も外も嵐が舞っていた……。 今回のことをちょっと整理してみる。 ダイニングに梓ちゃんの死体 内蔵がぶちまけられ、他殺以外ありえない ダイニングに鍵はついていない 消えた梓ちゃんの死体 CASE4 END CASE5 重たいまぶたを開けてベットから出る。 メガネを掛けて窓から外を見てみると、そこは青い空が広がっていた。 「いい天気」 今日は合宿最終日、と言っても食事をして帰るだけなんだけど。 着替えて個室を出ると、その瞬間! 「きゃああああああああああああ!」 すぐ近くから誰かの悲鳴が聴こえた! 「澪! どうしたの!?」 澪はすぐ近くにいて、部屋の中を指差している。 「梓ちゃんの部屋?」 澪の近くに行き、部屋の中を見た。 そこは赤い空が広がっていた……。 「うっ」 気持ち悪い、吐きそう! 口を押さえ何とか我慢する。 「おい、何があった!」 律と唯とムギがやってきた。 「あずにゃんが死んでる!」 部屋の惨状を見た唯がそう叫んだ。 みんながパニックになるのを何とか抑え、状況の把握を開始する。 澪と唯はムギがリビングに連れて行って介抱している。 「なんて、ひどいの」 私と律は部屋の中に入って何かないかを調べている。 部屋は血だらけで、ベットや床には血がべっとり。 梓ちゃんの首は裂かれ、体も何かに刺されたあとがある。 凶器は見当たらない。 「刃物による刺殺ってところかしら」 メガネをくいっとあげて探偵らしくしてみる。 「おい、これなんだ?」 律が何かを発見したようで壁を指差している。 そこには、 ファ6ド1 と壁に血で書かれていた。 「ダイイングメッセージ!」 梓ちゃんが残した最後のメッセージ……。 「ファ6ド1って意味が分からないんだが?」 「簡単に意味が分かったらダイイングメッセージにならないでしょ」 「そ、そうだな、ううんファ6ド1……和、分かるか?」 「待って、今考えてるから……あっ!」 「どうした?」 「ちょっと部屋に戻るから!」 梓ちゃんの部屋を出て自分の部屋に戻る! 律が何か言っていた気がしたけど、無視する。 紙を取り出しいろいろと書く、自分の考えがあっているか確認するために! 「やっぱり……」 自信が確信に変わった。 今回のことをちょっと整理してみる。 梓ちゃんの個室に梓ちゃんの死体 刃物による刺殺で他殺以外ありえない 個室に鍵はついていない ダイイングメッセージ「ファ6ド1」 CASE5 END 解決編
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唯「ほら、あずにゃんみてみて~あずにゃんとお揃い!」 梓「へ?えっと……何がですか?髪を結わえてるのはわかりますけど」 唯「もー!ほら、あずにゃんと同じ二つ結いだよ!」 梓「二つ結いって……ツインテのことですか。納得しましたけど、それじゃどちらかというと私というより純のような」 唯「なんですとっ!?確かに言われてみると……うー、純ちゃんじゃないよ、あずにゃんなんだよ」 梓「む、唯先輩。ちょっと、もう一度こっち向いてもらえますか。あ、はい。そのままじっとしててください」 唯「?なぁに、あずにゃん。どうしたの」 梓「犬ですね」 唯「へ?」 梓「あ、私が猫なら、唯先輩は犬だなって。なんか、こんな犬見たことあります」 唯「なんか前も同じこと言われたよ……あ、でも、あずにゃん。あずにゃんも自分は猫って認めてるんだね」 梓「へっ……はっ、今のは言葉の綾です!」 唯「へっへっへっ、いいじゃん、あずにゃーん。犬と猫同士仲良くしよ!」ハッハッハッ 梓「まとわりつきながら匂い嗅がないでください!にゃっ!?ちょ、な、舐めないでください!」 唯「わふっ、わふっ!わふ~ん!」クンカクンカ 梓「この~!うっとおしいです!」 唯「きゃぃんっ!?ひ、ひどいよあずにゃん!」 梓「正当な猫パンチです!猫は構われすぎるのを嫌うんですよ!」 唯「うぅ~犬は構ってもらいたがりなのですけどぉ……」 梓「次は引っかきと噛み付きが待ってますよ」フー 唯「くぅーん……とぼとぼ」 梓「あ、引き下がった。しっぽを丸めてうなだれる犬みたいですね」 唯「しょんぼり」 梓「……ゆーいせんぱいっ」モタレカカリ 唯「わっ、あ、あずにゃん?構われたくないんじゃなかったの?」 梓「確かにそうですけど、構わな過ぎもダメですよ。猫も懐いた相手には甘えたいんです」スリスリ 唯「あ、あずにゃーん!」ガバッ 梓「猫パンチです!……程ほどに、ですよ?」 唯「いたた……えへへ、うん。わかったよ、あずにゃん。ほら、おいで、あずにゃん」 梓「にゃー。ふふ、唯先輩、あったかいです。ん……はい、それくらい優しく撫でてもらえると、気持ちいいです」 唯「あずにゃん、喉ゴロゴロ言わせてるみたい」 梓「はい、それはもう。だって私は猫なんですよね、唯先輩にとっては」ゴロゴロ 唯「じゃあ、あずにゃんにとっての私は犬なのかな」 梓「そうですね、でもちょっと違いますよ。……私が――猫がなついてやまない、可愛くてかっこいい子犬です」 唯「……ふぁ」 梓「あ、唯先輩、照れてますね。顔真っ赤ですよ」 唯「も、もー!そんなあずにゃんはこうだ!」 梓「ちょ、ゆいせんぱっ……ほどほど、って、あはっ、そ、そんなとこ舐めちゃダメでっ、あはははっ」 唯「ゆいわんからあずにゃんへのおしおきです!」 梓「じゃ、じゃあ。そんなゆいわんへあずにゃんからの反撃です!」 唯「ひゃわっ!あ、あずにゃん、そこはダメっ」 梓「聞く耳持ちませんー!ふふっ」 唯「もーあずにゃんめー!あははっ」 ゆいわん可愛いなぁ -- (鯖猫) 2012-09-28 14 59 25 新たにゆいわんと言う動物名を殿堂入り -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 02 39 05 あずにゃんも、ゆいわんも可愛いね -- (名無しさん) 2014-04-26 08 00 14 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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唯「あああぁぁぁ……!!!!」 唯「信じてたのに……あずにゃんのこと信じてたのに……!!」 唯「ああああぁぁぁ………」 律「あーあ、マジ泣きだ」 澪「唯はどうしたんだ?」 律「なんか梓に彼氏がいたみたいでさ」 律「今ショック受けてるところ」 律「まぁ高校生になったら彼氏の一人や二人くらいいるって」 唯「違うよりっちゃん……あずにゃんは彼氏なんかいちゃいけないんだよ…… ゆいあず法に違反してるんだよ……ああああぁぁぁ……」 律「なんだそりゃ」 澪「梓に彼氏かー…全然気付かなかったな」 律「彼氏とのプリクラが流出しちゃったみたいでさ。 で、それを唯が見つけて問い詰めたら実は……っていう」 澪「そんな感じはしなかったけど。私達には隠してたって訳か」 律「そりゃあバレたら唯がショックを受けるってのは簡単に予想つくだろ」 律「あともう一人も……」チラッ 紬「ざけんなよ……ちくしょう……」ゴスッゴスッ 紬「けいおん!にそういうのはいらねぇんだよ……クソが」ガスッガスッ 律「な、もう目がイッちゃってるだろ?」 澪「だから今日はティータイム無しなのか…」 律「ムギがあんな状態だからな」 唯「ああああぁぁぁ………」ボロボロ 紬「彼氏だと……?舐めてんのかコラァ……!!」ゴスッゴスッ 澪(今日の音楽室はカオスだな……) 梓「あ、あのー…こんにちは」 律「おー梓、お前よくここ来れたな」 紬「ああっ!?」 梓「ひっ……!!」 紬「おいてめぇ、何してくれてんのや!!」ガシッ 紬「お前のせいでよう、こちとら商売あがったりなんやぞ!? ゆいあずみおあずりつあず全部終わってしまったがな!!」ブンブンブン 梓「やっ…やめてくださいムギ先輩……」 紬「てめぇ自覚あんのか!?私達を騙してたっていうよぉ!!指詰めるだけじゃすまさねぇぞ!!」 律「おいムギ、その辺にしとけって……梓泣きそうだぞ」 律「唯もムギになんか言ってやれよ」 唯「あずにゃんはビッチあずにゃんはビッチあずにゃんはビッチ………」ブツブツ 律「こっちは再起不能だな」 澪(自分で入れたお茶もうまいなー…)ズズッ 律「ムギ、そろそろ落ち着け」ガシッ 紬「離してりっちゃん!!私は…私は許せないのよ……!!」 梓(た……助かった……) 律「で、梓はいつから付き合ってたんだ?隠すことなかったのに」 紬「はぁ?いや男と付き合うってことからまずあり得ないから隠すとかマジないから」 梓「2年くらい前からです……」 紬「はああぁぁぁ!?」 紬「え、じゃあ何!?あの時もあの時もあの時も実は彼氏がいたのに 唯ちゃんや澪ちゃんとキャッキャウフフしてた訳!? は?マジで!?あり得ないあり得ないあり得ない」 紬「私はそれ見て興奮してた訳!?はっ、とんだピエロだわ!!」 紬「お前なにしてんの!?このアニメのコンセプト考えろやぁ!!!」ダァンッ!!! 梓「ひっ……」 律「ムギ落ち着けって!!この線よりこっち側来ちゃダメだからな」 律「梓、お前はとりあえず私のそばにいろ」 梓「はっ、はいです」 紬「りっちゃんはいいの!? そこのクサレビッチとりつあずっていう新たな可能性を見い出してたじゃない!! 私はそれを見て『――けいおん!……なんたる奥の深さよ』って感動してたのよ!?」 律「まぁそれは……しょうがないっていうか」 紬「はっ……!?ちょっと待って…もしかしてあの時…… 私と梓ちゃんが音楽室で二人きりになって…幸せだった時も… あずむぎ来たな!!って思ってた時も…実は彼氏がいたって訳……?」 梓「……はい」 紬「おまっ…ちょっ……!!越えちゃいけないライン考えろよ!!! いやマジで……それはちょっ…嘘 …はあああぁぁぁぁぁ!!!???お前ちょっと表でろやぁ!!」 梓「こ、怖いです律先輩……」 律「心配するな、大丈夫だから」 紬「おまっ……!!またそうやってかわいこぶりやがってよぉ!!! もう私のレーダーは反応しねぇんだよ!!!分かってんのかクソがッッ!!!」 梓「ひっ……」 律「まぁまぁ」 紬「分かった……分かったわ……一つだけ確認しておきましょう」 紬「梓ちゃんは処女?それとも非処女?これだけは正直に答えて」 梓「……非処女です」 2