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ディアボロの溜息④ 学校にはこっそり侵入し、放課後になるまでずっと部室で待機しなければならない 幸いここには本が山ほどあるから退屈にはならないだろ。 部室棟だから人も少なくトイレに行くのも苦労はない 万が一見つかった場合はスポンサー提供者と言えばすむとハルヒが言っていたので、そうしよう。 まぁ、古泉計画では長門がどうにかするらしい スタンドがあれば‥‥そもそもスタンドはなぜ無くなった? いや、無くなってるわけではなく現れないのか? でも出し方は分かるしスタンドが引きこもりだとは考えにくい ずっと出してなかったから勘が鈍ったか?ちょっと練習してみるか 「キングクリムゾン!」 出ない。気合いが足りないのか? 「キングクリムゾン!」 やっぱり無くしたのか?くそっ、こうなったら一番気合いのはいるやつを! 「帝王はこのディアボロだぁーっ!」 ガチャ。 キョンが入ってきた。時が止まったみたいに静かになる 「いや‥‥俺忘れてた教科書とりにきただけだから、うん。じゃあ‥‥なんかスマンかった」 ノックぐらいしろーぉ!恥ずかしさのあまりパソコンを叩くと電気が走った ディアボロ感電死。 昼休みになり、やる事もなくなった。 もう来ないだろう今度はポーズでもとろうか? 上着を脱いだ仕草をしてみるが出てくる気配はない、 元々着てないしな今度はつま先立ちで座ったポーズをとり頭に両手をあててみる。 キツい体勢だな体が震えてしまう。すると朝比奈が現れた 「あ、あのぅ。お弁当作ってきたんですけどここに置いときますね。すみませんでした!」 リゾットの変質者がぁ!そりゃあ、あんなポーズとってたら泣きたくなるわ! 足に限界がたち、思わず滑らしてしまった。その拍子に頭を強く打ち付けた。 ディアボロ出血死 さてと弁当も食い終わったし、よく考えるんだ。 よぉーく俺がスタンド能力を得たのは矢に射たれたのが原因だ。 でも、ここには無い、代わりの物を代用しても意味がないだろう。 矢が原因ではなく死ぬ感触か?それは無いな、実際死ぬことをくり返したんだ。もしそうならパワーアップしてるぞ 「なるほど。では、やはり矢が原因ですね」 いつの間にか古泉が傍にいた。何で知ってる?まさか心を読んだのか!? 「いえ、口にだしていました。 今度から気をつけてくださいね。調子を見に来て良かったですよ。でわ」 一人言を聞かれるとは思いもしなかった。てか、口に出していたとは、前からは考えられないな にしてもさっきから恥ずかしい姿ばかり見られている気がするもう恥じも何もない 今までやろうと思ってもやらずじまいだった例の練習でもするか…やってやる! 「俺は‥‥お前等にあや‥‥!」 長門が無表情で現れ、いつもの席についた。 本当に来るな!とゆうかつっこめよ!無言は辛いんだよ!くそっ!くそっ! 俺が四つん這いの格好で頭を項垂れ、片手で地面を叩いてる間も 長門は確認するように本をめくっている。 惨めだ‥‥。 「これ」 声のした方を向くと、長門が本を持って俺に差し出していた。 ここにある他の本と比べて随分薄く小さい本だ。 題名は……悪魔のいる天国?色々と矛盾しているぞ 「読んで」 長門はそれだけ言うと、また元の位置に戻り読書を続けた。 読んだ事もない本だが何なんだ一体? すると朝比奈が入ってきて着替えるから出ていって欲しいとのこと。 頼むから涙声で震えて言わないでくれ、確かに恐怖を与えていた俺だが、こんな恐怖は望んでいない 大人しく部室から出ると古泉とキョンが半笑いでいる。 ハルヒに見られないだけマシなんだろうな、俺は無理矢理そう納得し深いため息を吐いた。 to be continued...
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344919925/ 染谷「何故わしに相談を?」 京太郎「和は咲のことをどこか性的な目で見てる節があります」 京太郎「優希は冗談かわからないですけど俺に何かアピールしてくるんで・・・」 染谷「久がおるじゃろうが」 京太郎「部長は絶対面白半分でろくなことしないような気がするんです」 染谷「ま、まあ否定はせんが・・・」 京太郎「ですから染谷先輩、何かアドバイスをくれませんか?」 染谷「そうは言うが、わしは生まれてこのかた恋愛とは無縁で過ごしてたんじゃ」 染谷「わしなんかのアドバイスが役に立つとは思えんのじゃが・・・」 京太郎「お願いします!染谷先輩しか頼れる人がいないんです!」ペッコリン 染谷「あー・・・。わかった、わかったから頭を上げい」 京太郎「ほんとですか!?ありがとうございます染谷先輩!」 染谷「京太郎は咲と幼なじみじゃったな。どうなんじゃ?」 京太郎「何がですか?」 染谷「咲の気持ちが自分に対してどんだけのもんかっちゅー話じゃ」 京太郎「ただの幼なじみ・・・いや、それ以下かもしれません」 染谷「本当か?」 京太郎「ええ。以前学食で友人に咲といるところを嫁さんみたいだとからかわれたんですが、咲は激怒していましたから」 染谷「そうか・・・。照れ隠しという可能性は?」 京太郎「ないと思います。顔を赤らめるとか、恥ずかしそうにするとかそういうの一切ありませんでしたし」 染谷「まあそういうんはいくらでも表に出さんようにはできるけぇ参考にはならんな」 染谷「でも、何で今更恋人同士になりたいなんて思うたんよ?」 京太郎「別に幼なじみっていう今までの関係でも、俺は満足していたんです。でも・・・」 染谷「何じゃ?」 京太郎「何だかあいつが遠くに行っちゃうような気がして・・・」 京太郎「あいつ、麻雀で活躍して有名になったじゃないですか」 京太郎「学校でも超有名人・・・。このままじゃ他の誰かに!そう思ったらいてもたってもいられなくて・・・」 染谷「そうじゃのう。わしらも今じゃ長野じゃ誰もが知るレジェンドじゃけぇのう」 染谷「優希も色んな店でタコスをタダで食べられるようになった言うて喜んどったし」 染谷「告白してみたらどうじゃ?」 京太郎「それは・・・まだ怖くて・・・」 染谷「まあ同じ麻雀部じゃしな。でも恋人同士になりたいんじゃろ?避けては通れん道じゃぞ?」 京太郎「ええ・・・。ですから、染谷先輩には俺が咲に告白できる自信が持てるよう協力して欲しいんです」 染谷「どうせぇっちゅーんじゃ」 京太郎「今のままじゃ告白しても玉砕するのがオチです 京太郎「告白して成功する可能性がせめて五分ってとこくらいまで咲と接近したいんです」 染谷「なるほどのう。よし、わかった。一計を案じてやろう」 京太郎「ありがとうございます!」 染谷「何、可愛い後輩たちのためじゃ。気にせんでええ」 京太郎「で、どんな策があるんですか染谷先輩?」 染谷「バイトじゃ」 京太郎「バイト・・・ですか・・・?」 染谷「そうじゃ。わしの店の手伝いを咲と二人でするんじゃ」 染谷「そこで咲にお前さんのバリバリ働く姿を見せたら『京ちゃんカッコイイ!』ってなるんじゃないかのう」 京太郎「で、でも俺・・・」 染谷「何じゃ、何ぞ不安でもあるんか?お前さんは器用じゃけぇ、うちの店でも何でもこなせると思うぞ?」 京太郎「俺、嫌なんです・・・。あの店で働くってことはまた咲が可愛い格好で店に立つってことじゃないですか!」 染谷「まあメイド麻雀喫茶じゃしのう」 京太郎「男性客が多いあのお店で、可愛い咲の可愛い姿なんかを晒したくないんです!」 京太郎「危険が危ないじゃないですか!もし客に咲のお尻を触られたりしたら俺は・・・!俺は・・・!」 染谷「わかった。わかったから落ち着け京太郎」 京太郎「すみません・・・」 染谷「そうじゃな・・・。じゃあ、オーソドックスに咲とデートじゃな」 京太郎「で、デート!?俺と咲が!?」 染谷「そうじゃ」 京太郎「デート・・・。咲と俺が・・・」 染谷「ああ」 京太郎「はぁ・・・。へへ、俺と咲がデートですかぁ?」ニヤニヤ 染谷「何度も言わすな」 京太郎「咲とデート・・・」 染谷「ええ加減にせんか!」バシッ 京太郎「ハッ・・・!す、すみません。でもどうやって!?俺、咲をデートになんか誘えないっすよ?」 染谷「どんだけ臆病なんじゃ・・・。まあええ。わしが咲を誘ったる。デートじゃなけりゃええんじゃろ」 京太郎「ど、どういうことですか・・・」 染谷「そうじゃな・・・咲を買い物にでも誘っちゃる。部の買出しっちゅーことにするか。で、荷物持ちに京太郎もって感じでの」 京太郎「ふむふむ」 染谷「で、当日の待ち合わせにはわしは来ん」 京太郎「えっ!?」 染谷「さすればほら、二人きりじゃ。よかったな京太郎。あとは好きにせえ」 京太郎「そんな!二人きりになったら素直にお喋りできないし、どうしたらいいかわかんなくて俺死んじゃいます!」 染谷「へたれにも程があるじゃろうが・・・」 染谷「じゃあどうしたらええっちゅーんじゃ」 京太郎「そのデート・・・。染谷先輩もついてきてください」 染谷「なっ・・・!それじゃデートにならんじゃろうが!」 京太郎「だ、だって俺、咲と二人っきりになったら何話したらいいかとか・・・」 染谷「あー、もう、わかった!じゃあこっそり付いてったる!」 京太郎「ほんとですか!」 染谷「じゃが咲とお前さんで二人っきりじゃ。わしは離れた場所で見といてやるけぇ安心せぇ」 京太郎「俺が会話とかで困ったらどうするんですか?」 染谷「そんときゃ電話・・・いや、電話はバレるか・・・」 染谷「メール・・・も、デート中に携帯をいじっとると嫌われるかもしれんしの・・・」 染谷「まあ、なんとかしてデート中の京太郎に指示を出しちゃるけえ安心せえ」 京太郎「何から何までありがとうございます、染谷先輩」 染谷「まったくじゃ」 京太郎「このお礼はいつか必ず・・・」 染谷「あー、そういうのはええ。ただ、もし咲と付き合うようになったらじゃが、咲を悲しませるようなことだけせんでくれ」 染谷「わしはそれだけでええ」 染谷「もし咲に酷いことして捨てたりするようなことがあれば京太郎。お前・・・病院で栄養食を食べるだけじゃ済まさんからのう」 京太郎「わかってます!死が二人を別つまで、いや、その後も!未来永劫咲を愛し、大切にすることを咲にかけて誓いますから!」 染谷「まあお前さんみたいなのには杞憂じゃったか。それじゃあ咲を誘ってみるとするかのう」 京太郎「お願いします染谷先輩」 そしてデート当日 京太郎「咲はまだかな・・・。三時間前から来ちゃったぜ」 京太郎「待ち合わせの時間まであと10分か・・・。くぅ~、待ち切れないぜ」 和「須賀君、おはようございます」 京太郎「えっ・・・?」 優希「待ち合わせより早く来て待ってるとは見直したじぇ。それでこそ我が麻雀部の雑用係だじょ」 京太郎「和に優希・・・。何で・・・」 咲「おはよ、京ちゃん。染谷先輩たちと買出しに行く話しをしたら和ちゃんと優希ちゃんも行きたいって言い出したから・・・」 咲「もう連れて来てるし、事後承諾になっちゃうけどダメかな・・・?」チラッ 京太郎(そんな困ったような顔の上目遣いをするまでもないじゃないですか、この天使さんめ~~~) 京太郎「もちろん問題ないに決まってるだろ、咲」 和「まだ待ち合わせ時間まで少しあるせいか染谷先輩が来ていませんね」 優希「寝坊してたりしてな」 和「優希じゃあるまいし。私が起こしに行かなかったら優希は確実に寝坊してますよ」 優希「てへー」 京太郎「咲、俺、染谷先輩に確認の電話入れてくるよ」 咲「ここで電話したら?」 京太郎「いや、街中は色々とうるさいから静かなとこでな。じゃ!」 京太郎(やばい・・・。和と優希が来るなんて計算外だ・・・。染谷先輩に指示を仰がないと・・・) 染谷『あー・・・、京太郎。聞こえとるか?』 京太郎「は、はい!昨日染谷先輩から借りた骨伝導携帯、よく聞こえてます!それでですね、実は計算外の事態が・・・」 染谷『こっちもじゃ』 京太郎「えっ?」 染谷『そっちの状況はわかっとる。和と優希が一緒になっとるんじゃろ?さっき駅で見たからのう』 京太郎「ええ、そうなんです。こっちに来て下さいよ先輩!俺、どうしたらいいか・・・」 染谷『こっちも予想外の足止めを喰らっててのう。何、心配しなさんな。待ち合わせ場所には行ったる。7分待ってくれ』 京太郎「は、はい!」 咲「あ、京ちゃん。どうだったの?」 京太郎「ああ、何でも足止めを喰らったとかで。でも、あと10分もかからずに来るって言ってたぞ」 優希「ふぅ~ん、足止めですかぁ~」 和「あらあら、それは大変ですね」 優希「ちゃんと来れればいいな」 和「ええ、そうですね優希」 咲「?」 京太郎「?」 優希「ま、あと10分もかからずに来るっていうんだし座って待ってようじぇ~」 京太郎「そうだな」 染谷「さて、いい加減出てきたらどうじゃ?こんな人気のない路地裏に誘ってやったんじゃからのう・・・」 スッ 純「さすがだな。実はある人物からお前の足止めを頼まれていてな。恨みはないが今日一日寝ててもらうぜ」 夢乃「そういうことです」 染谷「はぁ・・・。何がある人物じゃ、バカバカしい。井上純、お前さんはどうせうちの優希にそそのかされたんじゃろ」 純「なっ!べ、別にあいつに頼まれたとかじゃねぇよ!」 染谷「単純じゃな。そしてそっちの。名前は忘れたが和の後輩じゃろ。まったく、何でこんなことを」 夢乃「スーパーまほっちです。和先輩とは無関係です」 染谷「やれやれじゃ。面倒ごとは嫌いなんじゃがのう・・・」 染谷「ま、わしにも待ってくれとる後輩がおるんでな、手早く片付けさせてもらうけぇのう」 純「ほざけ!」 夢乃「こっちは二人いる上に武器まで持ってるんですから負けるわけがありません」 純「おうよ。そして喰らえ!多節牌!」グオッ 染谷「あれは!?」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 多節牌 新潟北部北蒲原郡には秘密の犯罪結社が存在した その名を「蒲鉾党」といい恐るべき数の暴力で犯罪を行っていた その中でも有名な一派が「鶴賀餓苦宴」である その見境の無い所業に北蒲原郡の住民は恐怖した 事態を重く見た時の県知事は風越侍の「池田華菜」に討伐を依頼する 激しい死闘の末、「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」を倒し、北蒲原郡はとりあえず平安を取り戻した この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を討伐したとき 麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・ 民衆の噂話にはあったがどのように多節牌を使ったかは定かではない ちなみに現在使われている多節棍の由来は、この「多節牌」から来ていることは言うまでもない (民明書房刊 「多節牌の使いかた」より) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガシャーン 純「やったか!?」 夢乃「いえ・・・、これは・・・」 染谷「ふん、路地裏とはいえ街の中でそんな暗器を使いよるとはのう」 純「なっ・・・!?腕一本で受け止めただと!これは牌に金属を仕込んだ特注製だぞ!?」 夢乃「よく見るです!あの腕の形は・・・!」 純「まるで手羽先・・・」 染谷「ああ、そうじゃ。小さい頃からこれがわしの得意技でのう。ついた異名が・・・」 夢乃「清澄手羽先(フェニックス)・・・」 染谷「しかと見ることじゃ」グイッ 純「ま、まずい!」バッ 染谷「遅い!」 染谷「そいや!」ムキッ 夢乃「うわ~、手羽先みたいです~」 キュイッ 純「ぐえぇー」バタッ 染谷「まず一人、と。わしは相手が中学生でも容赦はせん。降参するなら今のうちじゃぞ?」 夢乃「ふふ、降参しろとは随分と自信があるみたいですね。でも、このスーパーまほっちにその技を見せたのが運の尽きです!」 染谷「・・・どういうことじゃ」 夢乃「そうですね、何も知らないで倒されるのは可哀想なので教えてあげましょう」 染谷「いや、結構じゃ」 夢乃「このスーパーまほっちの能力(チカラ)は、相手の能力を完璧にコピーすることができるです」 染谷(和、こんな面倒臭いんを後輩にしとったんか。大変じゃな・・・) 夢乃「今見せた貴女の技、確かに覚えさせていただきましたです。そして、喰らうがいいです」グイッ 染谷「腕まくりをした・・・。来るか?」スッ 夢乃「そいや!です!」ムキッ ただ腕に力を込め、曲げる ただそれだけのこと しかし、それは驚異的な破壊力でまこを襲った 染谷「ぐぁぁぁぁっ!!!!」ズササーッ 夢乃「すごいです!これが染谷まこの手羽先・・・。10メートル以上吹き飛ばしましたです」 染谷「くっ・・・。じゃが、まだまだじゃのう」 夢乃「どういうことですか・・・?」 染谷「お前さんのその技は未完成じゃということじゃ」 夢乃「そんなバカな・・・です・・・!」 染谷「形だけ真似たところで真の威力は発揮できん」 夢乃「何が足りないっていうですか・・・」 染谷「それは腕に乗せる誇り、想い・・・。そして何より」 染谷「凄みが足りないんじゃ!」ググイッ 夢乃「手羽先が来るです!でも、だったらこっちも手羽先で防御すればいいというだけのこと!」グイッ 染谷・夢乃「「そいや!」です!」 夢乃マホは恐怖した マホが片腕で手羽先を繰り出したのに対して染谷まこは両腕で手羽先を繰り出したからだ そしてそれは単純に威力が二倍になるというものではないということも、マホは同じ手羽先の使い手として直感的に理解していたのだ 左腕を関節ごと右回転!右腕も関節ごと左回転! 手羽先同士相殺できると考えていたマホも、まこの両腕が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった! そのふたつの腕の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙! 夢乃「うわっ、うわぁぁああああああっ!!」ドォーン!! マホは吹き飛ばされ気絶 そしてマホの衣類はまこの手羽先が生み出した真空の衝撃波の奔流によって切り裂かれ、 もはや体を包んでいるのは下着のみとなっていた 染谷「やれやれじゃったのう。さて、マホとまこ・・・。名前が似とるだけにこのままここに寝かしていくのも気が引ける・・・」 染谷「まあ、上着だけでもかけてやって、あとは井上をたたき起こしてスーパーまほっちとやらの介抱をさせる」 染谷「わしは失敬させてもらうとするか」ドヒューン! 染谷「いやぁ、すまんのう。ちょいと野暮用で遅くなってしもうた」 咲「そんな、待ち合わせ時刻ぴったりですから大丈夫ですよ」 染谷「そうか?そりゃあよかった。お、和と優希も来とったんか」 和「ええ・・・」 優希「まあなーだじぇ・・・」 和(使えない後輩でしたね) 優希(チッ、あいつ、ただのデクノボウだったか・・・) 京太郎「さ、さーて。染谷先輩も来たことだし、予定通り買出しに行こうぜみんな」 染谷『京太郎、聞こえとるじゃろうな?』 京太郎「ええ、勿論です」 優希「何がだじょ?」 染谷『バカが!悟られんようにせんか』 京太郎「いやー、ははは、何でもないって優希」 優希「?」 染谷『危なかったのう。で、じゃ。わしが買出し班を二つに分け、咲とお前さんが二人になるようにする。じゃから安心せぇ』 京太郎『なるほど。で、その後は?』 染谷『おって指示を出す。まあ、とりあえずは和と優希を引き離すことが先決じゃ』 咲「そういえば買出しって何を買うんですか?」 染谷「部の備品とか色々じゃ。色々と買うんで、ここは二手に分かれるとしようかのう」 京太郎「なるほどなるほどなるほどー。確かにそれは効率的ですねー」 染谷(なんちゅう棒読みじゃ。あいつ、咲と二人きりになったとき大丈夫なんかのう) 和「それで、人数を二つに分けるってどんな風に分けるんですか?私は咲さんとがいいんですけれど」 優希「じゃあ私は京太郎とがいいじぇ」 染谷「まあまあ。買うものも色々あるけぇ、それに応じた人選で分ける」 染谷「まず、第一班は咲と京太郎じゃ。そっちは男手があるけぇ重いもんも買うてもろうことになる。頼んだぞ」 咲「わかりました。よろしくね、京ちゃん」 京太郎「お、おう!任せとけ」 染谷「残りはわしと一緒に買出しじゃ」 優希「え~えぇ~・・・」 和「この人選、異議ありです」 染谷(ええんかのう。井上純にスーパーまほっち。差し向けたんが和と優希じゃったってことはもうバレとるんじゃが)ボソッ 和「!?」 優希「!?」 和「まあ、あとで合流すればいいですしね」 優希「うんうん。早く買出し終わらせようじぇー」 咲「うん。頑張ろうね、みんな」ニコッ 京太郎(ああ・・・天使みたいな笑顔だなぁ・・・。うへへ・・・)
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【第十八話】 【Mi-side】 ‐秋山宅‐ ‐澪の部屋‐ 澪「……はあ」 一人、部屋で溜め息を吐く。 私は今まで、鈴木さんの猫をさらった人物を追い求めてきた。 そしてついに、その人物を突き止めるに至った。 九十九パーセント、間違いないと思う。 しかし私が予てから憂いていた悪い予感が 現実味を帯びているどころか、現実のものとなってしまった。 ここに、私が溜め息を吐いた原因がある。 澪(いや、それだけじゃないな) この話は一人だけに留めておいてはならない。 そう思った私は、律に私の考えを打ち明けた。 私の話を全て聞き終わった律は、しばらく無表情だった。 だが、ふとした瞬間に、自分の目を手で覆った。 唇は若干震えていた。 その光景があまりに残酷で、私は次を続けることが出来ないでいた。 そしてそのまま私たちは解散したのだった。 澪「……」 一度再考の必要があると考えた私は、 今日まで調べてきたことを思い返していくことにした。 それは二月の下旬から、三月上旬にかけてのことだった。 ‐桜が丘高校‐ ‐二年一組教室‐ 本日最後の授業。学校は平穏な静けさを保っている。 国公立大学の前期二次試験を終え、 受験という人生の一大イベントを支え終えた学校からは、 いくらかエネルギーが抜けているようにも見えた。 私は黒板の内容をノートに書き写しながら、 その内容とは違うことを考えていた。 二月から始まった鈴木さんの猫攫い犯の追及は、 一つ一つ確実に歩を進めていた。 むしろその頃必要だったのは、時間だけ。 そうとさえ、思っていた。 授業終了の鐘が鳴る。 私はノートの内容を家で見直すことを決めてから、 一度教室を出て行った。 ‐廊下‐ 階段を上り、二階へ。 二年一組の教室は北側にあるため、階段を上るとちょうど理科室にあたる。 犯人とニアミスを起こすという、苦い思い出が脳裏に蘇る。 私は二階廊下を北側から南側へ、順に歩いていった。 主に、正門が見える窓の反対側に教室はある。 北から順に理科室、二年二組、二年三組、二年四組、二年五組。 一組以外の二年生教室は全て二階だ。ずるい。 次に三年一組、三年二組、家庭科室、三年三組、三年四組、三年五組。 三年生の教室は全て二階にある。 私も三年生になれば、最低限二階に行けるらしい。良かった。 三年五組を過ぎると、オカルト研究会などの部室が並ぶエリア。 どの教室も、その部活に入っていないと縁遠い教室だ。 そしてそのまま進み、突き当たったところ。ここは資料室。 ここを右に曲がると下へ下りる階段がある。 澪「……なるほどな」 私は何事もなかったかのように、その階段から下りていった。 疑惑が確信へ、一歩近づいたような感覚だった。 ‐二年一組教室‐ 教室に戻ると、唯とムギが和の机の周りにいた。 見ると、和の机には一枚の紙が置かれていた。 どうやら新しい謎々のようだ。 澪「新しい謎々か?」 唯「うん、そうなんだよ。澪ちゃんも考えてくれる?」 唯の頼みなら断る理由はない。 机上の紙に目を向ける。その紙にはこのように書かれていた。 “黒い鼠のかつての住処へ” 澪「……黒い、鼠?」 紬「今までで一番難しいの……」 澪「これが置かれていた場所は?」 紬「唯ちゃんの下駄箱。これ以上のヒントは出さないみたい」 それは困った。 恐らく“黒い鼠”が、なにかを意味する表現なのだろう。 私はそんな表現は知らないけれど。 和に視線を送った。だが、和も肩を竦めるばかり。 和にもわからないらしい。 和「なんだったら、これ使う?」 和は電子辞書を取り出した。 ありがたい。礼を言って、それを受け取る。 まず“くろいねずみ”と検索欄に入力する。 ヒット件数はゼロ。どうやら、ストレートな表現ではないようだ。 唯「“くろねずみ”なんてどうかな?」 なるほど。早速そのように検索欄に入力。 すると広辞苑、及び国語辞典でヒットした。 ただの黒い鼠という意味もあるが、他にも意味があるようだ。 私はその中で一つ、気になる意味を見つけた。 澪「“主家の物を掠め取る雇人”……か」 唯「主家ってなに?」 和「雇われてる人に対して、主の家ってことよ。 私が唯を雇って働かせたら、私の家が主家ね」 唯「なるほどなるほど。でも、その意味でいいのかな? 自分の家に人を雇って働かせてるなんて、そんな滅多な話じゃ……」 和「唯。灯台下暗しって知ってる?」 唯「えっ?」 唯は素っ頓狂な声を出した。 一体誰が主家たる人物なのか、きょろきょろ辺りを見回す。 その答えはすぐに見つかった。 紬「あっ、私のこと?」 唯「そうかムギちゃんか!」 ムギの家は、行ったことはないが、恐らく大豪邸。 使用人の一人や二人、いてもおかしくはない。 和「でもムギの家の使用人で、そんな人がいたの?」 紬「うん、先月辞めさせたけど、いたわ。 私が“犯人はあなたです!”を決めたの~」 ムギは嬉々として語る。 多分、本人はその言葉を言うことが目的だったのではないだろうか。 紬「でも待って。私の家が答えってことは、この謎々……」 澪「帰宅するだけで正解になるな」 紬「どうしてそんな謎々にしたのかしら?」 澪「その家がまさかムギの家だとは、思っていなかったんじゃないか?」 紬「あっ、なるほど~」 表札が出ていたとしても、まさか自分の学校に、 あれほどの豪邸を持つ生徒がいるなんて思えなくても無理はない。 勿論、私はムギの家を見たことがないけど。 ここで私ははっとした。 ひょっとすると、という淡い期待を持った。 澪「なあムギ。家の前に監視カメラがついてたりしないか?」 紬「ごめんなさい、無いの。敷地内なら至る所にあるんだけど……」 ムギのこの謙遜が、私たちの度肝を抜いたのは言うまでも無い。 至る所って、そんなに広いのか。 しかし残念なことに、淡い期待はそのまま空へ消えていった。 そこまで都合の良い話は無いということか。 ‐外‐ 私と唯とムギは、律を迎えて電車に乗っていた。 この電車はムギの家のある町に向かっている。 そして同時に、そこは梓たちが猫を探している現場でもあった。 私たち四人がなんの連絡もなしに町に現れたら、 梓は不安がるだろうか。 そんな懸念ばかりが、私を悩ませる。 唯「澪ちゃん、そっちはどう?」 澪「まあまあ順調だ」 唯「そっか、良かった。絶対とっ捕まえて、猫を返してもらってね!」 唯は期待を目に浮かべていたが、 その目に疲れも浮かんでいることに気付く。 澪「わかってるよ。唯も、あんまり無理するなよ?」 唯「無理なんてしてないよ~」 澪「嘘つけ。目の下、隈が出来てるぞ。寝れてないんじゃないか?」 唯「……えへへ、ばれちゃったかあ」 梓のことで頭が一杯で、夜眠れないのだろうか。 唯の調子は決して良いものではなかった。 唯「最近、憂にも心配されちゃってるし、ダメだなあ、私」 澪「そうだな、自己管理はしっかりしないと」 唯「手厳しいねえ」 澪「でも、それだけ人を心配できるっていうことは、自分の力だよ。 唯の優しさは底を知らないな」 唯は照れ笑いをしながら、頭の横を掻いた。 こういう仕草がいちいち可愛いから困る。 唯はそのまま、しばらく視線を下に向けていた。 なにかを考えているようにも見えた。 けれどなにを考えているか、私には想像もつかなかった。 * * * 終着駅に到達する。ここがムギの家のある場所だ。 今更になって、ムギの家を見ることに緊張している自分に気付いた。 唯や律も、同じように張り詰めた面持ちだった。 一人、ムギだけが自分のペースを保っていた。 ムギにリードされ、私たちはついにムギの家に到着した。 到着するや否や、私たちは驚愕することとなった。 目の前に君臨する門は気品が溢れ、 豪邸の規模が私たちの想像を絶するものだと検討できる。 その左右には、非常に高い塀が伸びている。 塀の高さを確認しようと首を上げると、首が痛くなるほどだ。 門も塀も白で統一されており、等間隔に円柱も設置されている。 ここは日本だが、西洋の大豪邸のイメージだ。 遠くから建物は辛うじて見えていたものの、 近くからは殆ど中が見えないのが非常にじれったい。 頭の中で、綺麗に刈り取られた草木、 整列する花々のイメージを膨らませる。 紬「あったわ!」 ムギの声で意識を取り戻す。 少し分かり難いところに隠してあった、 犯人の残した紙を見つけたらしい。 ムギは特に家の中を見せてくれる様子は無かった。 本当に見るだけでいいから、中を見せて欲しい。 しかし、現状、そんな欲に構っている暇はない。 ムギの見つけた紙を注視する。 “おめでとうございます。またいつか” 相変わらず、猫を返す気がないようだ。 律「なんなんだ、こいつ。目的がさっぱりわからん」 澪「私たちを弄んで、それで楽しんでるんじゃないか?」 律「……性格、悪!」 全くその通りだ。性格も趣味も、酷く悪い。 ここで一つの疑問が浮かぶ。 澪「ところでムギ。この“黒鼠”が現れたって事件、 ニュースになってたりしたのか?」 紬「地元紙で少しだけ扱われてたけど、その程度ね」 澪「そうか……」 なにかに気付いた唯が、空高く手を上げた。 澪「どうした、唯?」 唯「犯人はこの町に住んでる可能性があるね!」 澪「なるほど。その可能性は、確かに格段に上がったな」 唯「ふふん」 唯は得意げな顔をしてみせた。 尤も、その可能性は以前から明らかに存在していた。 何故なら猫を攫った町というのが、この町だからだ。 猫を攫って、遠くに連れていくのは非常に手間だ。 憂さ晴らしをするにしても、もう少し楽な方法はあるだろう。 つまり、猫を移動する手間があまりない、 この町に犯人が住んでいる可能性は元々非常に高かった。 私はそのことを盛り込みつつ、様々なことを調べていた。 そのために私は例のSNS“MIXY”の使い方をマスターしたのだ。 私がMIXYを使って犯人の絞り込みを行う上でのフィルターは、大きく三つあった。 一つ、桜が丘高等学校の生徒であること。 二つ、映画専門雑誌“映画宝庫”を読んでいること。 三つ、この町に在住していること。 一つ目は姫子から教えてもらった、 “同じ学校の人が表示されるページ”に行けば、簡単にわかる。 二つ目はコミュニティの参加者欄を見れば明らか。 三つ目は一見難題に見えるが、実は簡単だ。 それを示すのは、それぞれの自己紹介欄。 実は、自分の住所を友達以外に明かしていない場合でも、 自分の出身校を記載している人がいる。 公立の小学校、及び中学校は、学区によって生徒が決まる。 つまり、“概ね住所が特定出来てしまうのだ。” 引っ越しをしている場合は話が別だけど、 その場合は出身校を二つ書いていたり、 小学校と中学校の学区があまりに離れていたりすることから判断できる。 高校生になってから引っ越した場合は難しいが、 今回調査の対象になった生徒に、引っ越したらしき人物はいなかった。 よって、一番の問題は一つ目のフィルターだった。 ちまちま全校生徒を参照していては、時間がかかって仕方ない。 そこで私は和に協力を仰いだのだ。 もうこれは間違いない。確信だ。確信でしかない。 澪「……」 しかし、どう話せばいいのだろうか。 私が予てから抱いていた嫌な予感が、ついに形を持とうとしている。 初めはなんとなくでしかなかった感覚が、 じわりじわりと現実に顔を出している。 私はその怪物の脳天へ、拳を振り下ろしたい気分でいた。 それも無理な話だとわかっているのが、 非常に悔しいところだった。 * * * 電車で自分たちの町に帰ってきた私は、 律と二人で住宅街の中を歩いていた。 唯とは既に別れ、ここにいるのは二人だけだった。 私は、どうすればいいのだろう。 一人で考えるだけで、本当に良いのだろうか。 そう考えるにつれて、話せ、話せと、 もう一人の自分が心に語ってくる。 確かに、誰かにこのことを話す上で、 今の状況以上に適した状況が存在するだろうか。 澪「律」 私の呼び止める声に、先を行く律は振り向いた。 律「どうした」 澪「……ちょっと話を聞いてくれないか。 もしかしたら、犯人がわかったかもしれない」 律「本当か!聞かせてくれよ!」 律は興味津々といった体で、前のめりになっていた。 一方で私は、苦々しい表情を浮かべていた。 * * * 澪「私がMIXYを利用して犯人を突き止めようとしてたこと、 それは言ったはずだよな」 律「ああ、コミュニティとか、同じ学校のやつとか、 そういうのを駆使するとか言ってたな」 律は眉をひそめた。 律「お前、まさか日夜それらを照らし合わせてたのか……!?」 澪「そんな訳ないだろ!」 流石に私でも、それは骨が折れるどころではなく、 魂もどこかに行ってしまうほどのことだ。 平静ではいられないだろう。 澪「和に、このリストを頼んだんだ」 律「……なんだこれ?」 澪「ある部活の生徒のリストだ。 横にはMIXY内で使用している、ハンドルネームを私が書き加えた。 これを見ながら二つを照らし合わせたんだ」 律「ある部活って、どこだよ」 この部活を当てたのは、初めは何となくだった。 ところが後から出てくる情報が、この勘を裏付けてくれていた。 澪「“映画研究会”だ」 律は驚いた声を上げた。 律「えっ、映画研究会……?」 澪「意外か?」 律「貼られてた文字の紙が映画専門雑誌のものだからって、 短絡的過ぎるだろ……」 澪「そうだな。私も馬鹿馬鹿しいと思った。 でも一応、理由はあったんだ」 それは雑誌の切り取られた部分が映画批評家のページで、 この犯人は多分なんらかのこだわりを、 映画に対して持っているんだろうな……という程度のものだ。 尤も、今はそれを説明する必要はない。 澪「ところが次の事件で、私は確信を持った。 理科室の前に置かれた紙を思い出してくれないか?」 律「……床に落ちてたな」 澪「そうだ。あれは最悪、誰かに拾われて、捨てられてもおかしくない。 そうなってしまえば、図書館にいる犯人は永遠に私たちを待つことになるし、 どう考えても無駄が多い。ならば、どうしただろう?」 律「理科室の前の紙を、誰かが見張っていたとか」 澪「そうだ。それが最も効率的で確実だ」 律「待てよ。てことは、澪は犯人が“複数”だと考えているのか?」 澪「違うよ、律。犯人は“映画研究会そのものだ。”」 41
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期間限定のバロンの必殺技。 体内のウィルスを火力とし、砲台と化した口から高火力超質量の蒸気砲を放つ。 発射の際には爆発音、さらに異常なる廃熱量のため辺り一面に毒霧が舞う。 その威力は仏敵を一瞬で滅ぼしてしまうほど。 訳:マスクが鼻水やらよだれやらで壊滅的な状態になり、使用不能になるほど。
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おまえはなにもわかっちゃくれない 7KB おまえはなにもわかっちゃくれない ※感想みたらたくさんの方が「わかるように」がやたらと気になられたようで。 折角なので書いてみました。 ※駄文注意。 度重なるゆっくりの侵入に僕は疲れていた。 一応戸締りはしているつもりだが、隙を突くように入りこんでくる。 呪われているのかな? ほとほとに困った僕が帰ってみると、 「まただよ。」 やっぱりゆっくりに荒らされていた。 「ゆ?おじさんだれ?ゆっくりできるひと?」 「かわいいれいむにあまあまちょうだいね!」 まりさとれいむだった。 何も考えることはない。 僕は玄関にあったバットを握ると、 「しね!」 迷うことなくまりさを叩き潰した。 「ま、まりさあああああああ!!」 「おまえもだ!」 断末魔も上げさせず木っ端みじんに潰して餡子を飛び散らせる。 「ふー。しかし!こんな日々もこれまでだ!」 そういって僕が取り出したるはゆっくり辞典。 帰りに本屋で買ってきた。ゆっくりのことが事細かに記された本だ。 さっそく本をめくり最初の記事に目が止まる。 ゆっくりの特徴その1 ゆっくりはひらがな程度なら読むことができます。 なるほど。それは盲点だった。 僕はゆっくりを馬鹿と決めつけていたので 文字なんて見分けつかないと思ってたよ。 さっそく紙に 「ゆっくりたちいりきんし」 と書いて玄関口にはり付ける。念のため窓にもだ。 これで一安心。僕は揚々と仕事へと出かけた。 帰ってみるとゆっくりに家が荒らされていた。 どうやらまりさ一匹だけど。 「やあ、まりさ。」 「ゆ?おじさん(ry」 「なあ、おまえこれ読んだか?」 「ゆ!ゆっくりよんだよ!」 「じゃあ、な ん で ここにいる?」 「ゆ?どういうこと?わけのわからないことをいわないでね!」 「・・・ちょっと読んでみて。あまあまあげるから。」 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりたちいりきんしだね!かんたんだよ!ゆっへん!」 「ちなみに意味は?」 「わかんないよ!それよりあまあまちょうだいね!たくさんでいいよ!」 僕はまりさの頭を掴んだ。「ゆゆ~おそらをとんでるみたい♪」もういいよそれ。 掴んだ手を思い切り振りかぶって、 「そら!」 壁に叩きつけた。 「ゆぎゅ!」 「なんで」ドス「ゆべ!」「よめる」ドス「あぶぅ!」「くせに」ドス「おげぇ!」 「いみが」ドス「あが!」「わから」ドス「あ゛あ゛!」「ないんだ!」ベシャ!「ゆがああああ!!」 ズルズルと壁から滴り落ちるまりさ。 壁に手をやり今度は壁に押し付けるように蹴り付ける。 ぼすっぼすっぼすっぼすっぼすっぼすっ 「どうしてかなまりさ。普通読み方覚えたら意味も覚えるよな? 今度生まれてきたらそうしてくれるかな?わかった?」 がすんがすんがすんがすんがすんぐちゃ 最後の一蹴りでまりさの顔面を貫き絶命させる。 後片づけはさておき辞典をめくる。 ゆっくりの特徴その1 ゆっくりはひらがな程度なら読むことができます。 ※ただし、意味を理解しているとは限りません。 枠外に小さく書いてあった。 そうか。そういうことか。 僕はどうやら早とちりしたようだ。 気を取り直しページをめくる。 ゆっくりの特徴その2 ゆっくりは同族の死臭を嫌います。 枠外を見ても何も書いていない。 なるほど。それは盲点だった。 僕はゆっくりは鼻なんかないと決めつけていたので 死臭なんて嗅げないと思ってたよ。 さっそくさっきのまりさの帽子を 玄関口にはり付ける。念のため窓にもだ。 これで一安心。僕は揚々と仕事へと出かけた。 帰ってみるとゆっくりに家が荒らされていた。 見たことないゆっくりだ。 「なあ、おまえ。」 「う~☆なんだどう☆れみりゃはおまえなんかじゃないんだどう☆」 「れみりゃ?そんなんいたんだ。」 「う~☆おぜうさまのこうなかんになんのようだど~?めしつかいになりたかったら ぷっでぃんもってくるんだど~☆」 「ちょっと教えてくれないか?プリンあげるから。」 「ぷっでぃ~んなんだど~☆」 「おまえ玄関先でこれみなかった?」 「う~?なんだど~それ?」 「嫌な感じしなかった?」 「そんなんしないど~☆そんなことよりはやくぷっでぃ~んよこすんだど~☆ のろまなじじいはぽいっ☆なんだど~☆」 僕はれみりゃの頭を掴んだ。 「う゛~!し゛ゃく゛や゛~!し゛ゃく゛や゛~!」しゃくや?何それ? 風呂場につれてくると 掴んだ手を思い切り振りかぶって、 「おら!」 湯船の中に突っ込んだ。 「なんで」ジャバ「ゆべ!」「ゆっくりの」ジャバ「あぶぅ!」「くせに」ジャバ「おげぇ!」 「死臭を」ジャバ「あが!」「怖がら」ジャバ「あ゛あ゛!」「ないんだ!」バッシャーン!「ゆがああああ!!」 ブクブクと湯船から出てこないれみりゃ。 引きあげてたわしで頭からガンガン擦ってやる。 がりがりがりがりがりがり 「どうしてかなれみりゃ。今までお前出て来なかったよな? 今度生まれてきたら空気読めるかな?わかった?」 じょりじょりじょりじょりじょりぶちゃ 最後は両手でれみりゃの顔面を引き裂いて絶命させる。 後片づけはさておき辞典をめくる。 ゆっくりの特徴その2 ゆっくりは同族の死臭を嫌います。 ※捕食者のれみりゃには効きません。 次のページに大きく書いてあった。 そうか。そういうことか。 僕はどうやら早とちりしたようだ。 気を取り直しページをめくる。 ゆっくりの特徴その3 ゆっくりは捕食者のれみりゃをなにより嫌います。 枠外を見ても次のページを見ても何も書いていない。 なるほど。それは盲点だった。 僕はゆっくりゃなんて知らなかったので 捕食者なんていないと思ってたよ。 さっそくさっきのれみりゃを・・・おおう、なんか再生してる。 片割れを玄関口にはり付ける。念のため窓にもだ。 これで一安心。僕は揚々と仕事へと出かけた 帰ってみるとゆっくりに家が荒らされていた。 またまりさとれいむだ。 「なあ、おまえら。」 「ゆ?(ry」 「かわ(ry」 「なあ、お前られみりゃ見なかった?」 「ゆ!ゆっくりみたよ!」 「じゃあ、な ん で ここにいる?」 「ゆ?どういうこと?わけのわからないことをいわないでね!」 「・・・ちょっと教えてくれ。あまあまあげるから。」 「ゆっくりりかいしたよ!うごけないからたべたんだよ!かんたんだったよ!ゆっへん!」 「ゆ~ん、まりさかっこよかったよ!」 「ちなみにどうだった?」 「たべないで~とかさけんでたね!おお、ぶざまぶざま!それよりあまあまちょうだいね!たくさんでいいよ!」 「れいむにもたくさんだよ!」 僕はまりさとれいむの頭を掴んだ。「「ゆゆ~おそらをとんでるみたい♪」」なにも言うまい。 二匹を台座に固定して、 「しね!」 包丁で滅多刺しにした。 「なんで」ザクッ「「ゆべ!」」「ゆっくり」ザクッ「「あぶぅ!」」「風情が」ザクッ「「おげぇ!」」 「こんどは」ザクッ「「あが!」」「勝って」ザクッ「「あ゛あ゛!」」「しまうんだ!」ズバァァァ!「「ゆがああああ!!」」 ぴくぴくと微かに震える馬鹿二匹。 持ちあげてミキサーで足から突っ込んでやる。 ぎゅいんいんいんいんいんいん 「どうしてかなお前ら。れみりゃは怖いんじゃなかったの? そもそもあの本信じていいの?わかった?」 ぎゃりぎゃりぎゃりぎゃりくちゃ 最後は良く振って馬鹿どもをシェイクしてコップに注ぐ。 飲むのはさておき辞典をめくる。 なぜだか知らないけど急に炙ってみたくなった。 理由は知らん。そうしろと誰かが頭に囁くんだ。 ゆっくりの特徴その3 ゆっくりは捕食者のれみりゃをなにより嫌います。 ※当然動けなかったら勝てません(笑) 炙りだしたら一ページ使って書いてあった。 そうか。そういうことか。 僕はどうやら早とちり・・・。 僕は本をゴミ箱に捨てた。 さっそく出来たおしるこを一気飲みする。 「うげ、甘い。」 あとがき ほかにもひらがなすら読めないとか今度はふらんがくるとか いろいろあると思いますがゆっくりに理解させるのは無理だと思ってます。 駄文にお付き合いくださり、また前作に感想くれた方、ありがとうございました。 前作 ふたば系ゆっくりいじめ 140 おまえはなにもわかっちゃいない トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 炙り出しは説明書として卑怯だろ!! ゆっくり浸入対策のうち、簡単に出来るのはこのくらいか? ・戸締りは確実にする ・間隔の狭い鉄柵で家を囲う ・強化ガラス窓にする ・定期的に死臭付きお飾りを設置する、または唐辛子の粉を撒く -- 2018-03-13 22 42 13 ↓いや、そこはゆうかりんかふらんだろ -- 2014-12-30 17 41 48 れみりゃでも飼えば良いんじゃないだろうか? -- 2012-12-14 16 57 20 炙り出しはねーだろww -- 2012-07-31 22 30 32 最初の紙は分かるが何で魔理沙のの帽子とゆっくりレミリアは2個と2体あるの? ドアと一応窓にもって書いてある・・・・・ -- 2012-07-07 21 09 24 たんなる馬鹿だなこいつは -- 2012-03-09 20 07 59 取説ちょっと読んで、すぐやってわけわからんってパニクってる人やんwたまにいるわこんな人。というか、いくら捕食者でも目に見えて弱ってるのを置いたって効果ないこと普通わかるだろw -- 2012-02-22 12 57 26 本に振り回されるお兄さんおもしれえw -- 2011-03-23 21 47 02 これは… 執筆者を虐待してぇwwww -- 2010-09-29 13 44 15 炙り出しwwww 読ませる気ないだろ執筆者www -- 2010-09-21 01 48 46 鬼意惨w 本は、きちんと内容を理解するまで最後まで読もうよw -- 2010-07-07 03 33 33 おもしろい -- 2010-06-26 11 33 54
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「や、やぁキョン。本日はお招きいただきあ、ありがとう」 (お、落ち着くんだ僕よ。ここで取り乱してどうする!) 「わざわざすまないな。お前じゃないといけなかったんだよ」 「そ、そうなのかい?それは光栄だね」 (ぼ、僕じゃないといけなかったのかい?そ、それは嬉しすぎる!!) 「実はだな……」 「くっくっ。改めてどうしたんだい?」 (近い!近すぎるよキョン!ま、まさかいきなりなのかい!?ぼ、僕としてはまだ心の準備が…) 「実はだな、近くウチの妹が誕生日を迎えるんだ。でな、誕生日をなににしたらいいか迷っていてな。 去年適当に選んだら1週間恨まれっぱなしでいたものだから、今年はちゃんとしたものを送りたいと考えている。 そこで、なにを送ったらいいか佐々木、お前に選んで欲しいんだ」 「…………あぁ、なるほど。キミも大変なのだね」 (orz) 次回、買い物途中のゲームセンター編に続けたら続く 間違いなく次スレだろうけど 続き→6-136「おっぱいぷにぷに」
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268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 27 18.08 ID NWkhPaVOO なるたる 285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 43 00.81 ID OvnsEnhz0 268 成績優秀、容姿端麗、おまけに家が金持ちという、名前どおりすべてに満ち足りた少女・足美(たるみ) しかし、彼女は心の奥底にむなしさを抱えていた その鬱屈した心が、ある日虚無の世界の住人Null(ナル)を呼び出してしまう Nullはこの世界を虚無に帰そうとするが、足美はそれを止めようとする そのような日々が続くうち、いつしか二人は互いに惹かれあうようになり、足美の心も次第に満ち足りていく しかし、足美がむなしさを感じなくなるということは、Nullとの別れを意味していた… 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 14 18 40.69 ID gYVi7RRUO なるたる なるほどたるるーと君の略。基本的にたるるーとの続編 864 名前: 【大吉】 尾観鈴は俺の嫁[] 投稿日:2008/05/01(木) 09 46 24.09 ID 5CQIUOZr0 なるたる 小さな怪物「なるたる」が主人公やその友達とともに、能力バトルで殺しあう 残酷描写満載のハートフルボッコストーリー ほんと読んでないけどチラッと見たのとかから推測
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436 代打名無し@実況は野球ch板で 2009/10/20(火) 12 43 03 ID 0DiRcB/uO デイリー『岡田の法則』より (新作どん語大豊作に)最高ちゃうか オリックスの岡田彰布監督(51)=本紙客員評論家=は現在、バリ島へ家族旅行中だ。 常夏のインドネシアで英気を養いつつ、来季に向けて綿密なプランを練り始めている。 新監督にその戦略の一端、そして「めっちゃ楽しみ」という阪神戦の戦法を聞いた。 午後7時前。日本とは1時間の時差らしいが、やっと携帯につながった。 連日のゴルフは「暑いし、コース難しいわ。オレも陽集(息子さん)もぼろぼろよ」とのことで話題を転じた。 ― 熱帯のリゾートはいろいろ面白そうっすね? 「ぶるむよ」 (ふふっ、読みが浅いわ。また分からんで悩みよる思て言うてるんやろうけど、 こちとらネット検索で予習済み。キターッって感じだ) ― ブルム。バリ島名物のお米のお酒っすね。 「ちっ!お前、なんかで調べたやろ。もうええわ、切るぞ!」 ― ちょちょっ…すみません。 たまたま知ってただけでそんな監督の鼻を明かすつもりは全然…。 「おーそれやったらええねん。で、何よ」 ― いや、監督就任会見で阪神戦は楽しみと言うてはりましたが、阪神に勝つポイントは? 「うん、まず先発ピッチャーを打つこと、早い回に崩すことよな。それが一番よ。 そら来年阪神の後ろがどうなるかにしても、やっぱり先発崩して勝ちパターンの中継ぎ、藤川が出えへん展開にしてまうことよ。 お互い交流戦の時期はまだ無理する時ちゃうし、普通に先発打つこと考えな」 437 代打名無し@実況は野球ch板で 2009/10/20(火) 12 44 36 ID 0DiRcB/uO ― なるほどです。では阪神打線を抑えるには? 「そら、こっちのピッチャー次第やな。 左、右とか相性も関係なしに、こっちは先発のローテ通りで行く思うよ」 ― なるほどです。オリックスそのものについてはまたおいおい聞きます。 それよりまず29日のドラフト。菊池は最低でも7、8球団の競合、抽選が決定的ですが、監督、 阪神時代のようにまた左手でクジ引きますか? 「おー今度も左手よ。右手は肩悪いから痛いんよ。 そやし、今さらここで右手に代えたらあかんのよ。ずっと左で引いてきたからな。 右に代えたいんを我慢して左で引いたら当たる。なんでも物事ゆうのはそういうふうになってるんよ」 ― 何となく了解です。 で今から飯っすか? 「なしよ」 ― えっ、食べはりませんの? 「ちっ、知らんの?ご飯のこと、こっちでナシゆうんよ」 ― 了解です。では明後日ですか。気を付けて帰国されてください。 「ミーよ」 ― はあ?監督の場合どうみてもオレでしょ。 「お前なあもういっぺんだけ言うといたるけど、お前アホやろ。 なんでオレがミー言わなあかんねん。 もうミーゆうたら麺(めん)のことやって教えたってんのに。話の流れで分かるやろ!」 ― ありがとうございます 。
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C オリオン 最終更新日時 2019年03月26日 (火) 07時21分17秒 基本情報 名前 オリオン 種族 海種 ジョブ マジシャン 召喚コスト 70 セフィラ なし タイプ オリンポス HP 600 ATK 100 DEF 90 PSY 60 武装 可 血晶武装 可 アーツ 無 CV 喜山 茂雄 対象称号 蒼き超文明の遺産アトランティオイの物語にまつわる使い魔を使って50回勝利する。 アビリティ 状態 ボーナス アビリティ 召喚 なし なし 武装 なし なし 血晶武装 なし バトルアップW コマンドがバトルのとき、攻撃力と防御力があがる パラメーター 状態 HP ATK DEF PSY 備考 召喚 600 100 90 60 武装 650 140 130 80 血晶武装 700 170 160 110 250 240 110 コマンドがバトルのとき 修正情報 +修正履歴 修正履歴 ▲Ver4.203(2018.10.02)にて、上方修正 バトルアップW 防御力:+60→+80 ▲Ver4.103(2018.03.29)にて、上方修正 バトルアップW 攻撃力 +60→+80 ▲Ver4.011(2017.09.21)にて、上方修正 バトルアップW 攻撃力/防御力:+50/+50→ +60/+60 DATA・フレーバーテキスト +Ver4.0/EVR Ver4.0/EVR Ver4.0 No 海種:030/030EV 全長 3.2[meter] 重量 2.2[t] 元恋人 アルテミス 死因 アルテミスの矢 嫌い 蠍とアポロン 心 意外と繊細 イラストレーター 一徳 フレーバーテキスト(通常カード裏面) 狩り尽くそう 波を裂き 海を割り 永久に走ろう! フレーバーテキスト(EVRカード裏面) ――だのに 何故オレは『マジシャン』なのだああ!! フレーバーテキスト(LoV4.net) フフ……フハハハハハッ! 『遺産』の力、やはり素晴らしい!「如何かな? “調整後”の様子は」ああ、まったくもって問題ない! 見ろ! オレが軽く腕を振るっただけで、この有様だ! 波は裂け、海は断ち割れ、地平まで見通せんばかりではないか! まさに無敵の体よ!「フォッフォ、それは重畳」ああ、身寄りの無いオレを拾い育ててくれた上に、何の功も上げず死したオレを蘇らせ、ここまでの力と体を与えて下さるとは……母上の海の如く深き恩情、このオリオン、一生をかけてお返しすることを誓おう! 今ならば相手が誰であろうと負ける気がせん! なまいきな天の神々であろうと、母上に抗するならば一撃で頭を垂れさせてくれるわ!「ほうほう、それは頼もしいの。では、この鉄砲などはどうかな?」利かんな! そんなものはこうだ!――ボキンッ!!「なるほど。ではこの大砲では如何か?」利くわけあるまい!! こうだ!――ガコォォォン!!「なるほどなるほど。では趣向を変えて、この神々の鍛えたオリハルコン製の武器などは……?」片腹いたしよ!! ちょちょい!!――バッキーーーン!!「フォフォ~、これは素直に頼もしい。まぁこのワシ自ら施術したんじゃ。適当にやってもこのくらいは当り前よな。まさに矢でも鉄砲でも持って来いじゃて。ポセイドン殿もさぞお喜びに――」矢はいかん。「はい?」矢は駄目だ。痛いからな。刺さると死ぬし。「鉄砲は……?」まったく利かんな!「なら矢ぐらい……」駄目に決まっておろう!「なんで――あ……確かお前さまの死因は、女神アルテミスに……」アルテミス!? ア、アア、アルテミスぅぅ!!?? ……なんだその不吉な名は……う……頭が、記憶が……ひいい!貴様こそ何をしているのだ!! 早く身体を低くして、頭を守らんか!! 姿が見えずとも、いつどこから“矢”が飛んでくるとも限らん! 脳天が惜しくば貴様も常にこうして尻を突き上げ頭を下げてだな――ぎゃあああああ!!! さ、蠍!! 蠍がオレの目の前に!! 死ぬ!! 殺される!! ……って、よう見たらこれはオレの尻尾か――ふぅ……で、オレの無敵実験はもうおしまいか?」「そうじゃな…………あっれぇ? なんで――フォ? なんと、こんなところに記憶除去装置のネジが……。あー、皆のもの、ポセイドン殿にお伝えしてくれ。多少の不具合はあるものの、だいたい無敵に仕上がったとな――あと、ちと長めの休暇をだな……」~『ノーチラス・ラボの研究記録』より~ +Ver4.1 Ver4.1 Ver4.1 No 海種:1-019 全長 3.2[meter] 重量 2.2[t] 肉体 無敵 性格 無敵的 敬愛 ポセイドン 天敵 自身の尻尾 イラストレーター バシウス フレーバーテキスト(カード裏面) 『遺産』はオレに新たな力と命をくれた フレーバーテキスト(LoV4.net) フフ……フハハハハハッ! 『遺産』の力、やはり素晴らしい!この脚力、どれほど激しい海流もものともせぬ! この腕力、岩礁も海底火山も砂粒と変えてくれよう!さぁさぁ、どうした雑兵どもよ! 怖れをなしてかかってこれぬのかぁ?――で、こいつらは一体何者なのだ、機械人魚よ。何故オレはこの得体の知れぬ軍勢に囲まれている。「オリオン君、僕のことはトリトンという名で呼んでくれと前にも言ったと思うがね? 君だって機械人馬じゃないか。説明か……私が彼らに囲まれていてまさに絶対絶命のピンチ、といったところに、君が藪から棒に突っ込んできた――としか言いようがないね。覚えていないのかい?」うむ、『無敵実験』中に、背後から恐ろしい尻尾的な何かに追われている気がしてな。正体を失い、やたらめったら走ったのだけは覚えているが……。「君、まだその癖治ってないのだね……」癖? なんのことだ? それよりこれからどうする?「どうするもこうするも、君が突撃してきた拍子に彼らを2、30人轢き倒してしまったものだから、敵の皆さんは大層おかんむりだよ? おかげで私は、穏便に捕虜となる選択肢を奪われてしまったというわけさ」はっ! 戦わずして敵に拿捕されようなど、弱者の考えることはわからんな。同じ母上の“息子”とは思えぬわ。「単純に正面突破するだけが戦いではないとは思うがね。とはいえ、策略軍略を得意とする私には、この状況はどうにも解決することはできなそうだ。君ならどうするね?」知れたこと。「……やれるのかい?」無論――と、言いたいところだがな、今からする質問の答え次第だ。「質問……なにかな?」……奴らの中に、蠍はいるか?「……蠍? それが通り名や通称の類ではなく、文字通りの蠍なのだとしたら見ての通りだ――いるのは敵の機甲兵と、蠍の数億倍恐ろしい“彼”だけだよ」そうか……では、奴らの中に弓を射る者はいるか?「……この海中で矢を放って敵を害そうなんて者がいたら、逆に是非お目にかかってみたいね」――結構。であれば委細支障なし。今ここにおいてオレは問題無く“無敵”であり、惰弱な兵など幾らいようが増えようが、塵芥の浮き沈みに過ぎぬ! ついてまいれ参れ機械人魚。我が“無敵”、陣を抜けた後、母上に存分に語るがよいぞ!! セリフ一覧 +通常版/Ver4.0、Ver4.1 通常版/Ver4.0、Ver4.1 召喚 俺は蘇った! 武装 遺産が俺に新たな命と力をくれた! 血晶武装 狩り尽くそう 波を裂き 海を割り 永久に走ろう! 通常攻撃 タワー制圧 ストーン破壊 死滅 サポート(Ver4.0) 貴様が獲物かぁ!! サポート(Ver4.1) +EVR EVR 召喚 いつ見ても惚れ惚れするいい身体だ 武装 しかし どうにも記憶が定かでない 血晶武装 通常攻撃 タワー制圧 ストーン破壊 死滅 サポート 何故マジシャンーーー!! 考察 わかりやすい戦狂の70コストマジシャン。 コマンドがバトルの時に攻撃力/防御力が80/80上がり、破格のステータス250/240となる。 シューターでもatk175というのは、敵主力ディフェンダーを削っていける値であり普通に強い。 ディフェンダーにファイタースタイルで接近できたら、かなりの高確率で落としきることができる使い魔。 しかし、強いのは戦闘指示をしているときだけであり、自身の撤退時や制圧時はDEF160と非常に不安の残るステータス。 一度撤退を始めたオリオンを敵のアタッカーは喜々として獲りに来る。 一応、攻撃を食らう瞬間に遠方の敵にアタック指示を出しDEFを80上げるという技はあるが、相当忙しい。 とにかく、「やられる前にやる」タイプの使い魔。 ATK250という怪物級のアタックを、血晶武装サポートのヘイストや、大野晶のアーツ、火車などで強化したい。 性能自体は単純だが、隙無く使うためにはかなりの慣れが必要な使い魔。 キャラクター説明 2ではSRだったアルテミスの恋人。 海種なのは海皇ポセイドンの息子であることと、機甲の部品を使って遺体を蘇らせたためと思われる。 記憶除去装置なる物が搭載されていた様だがネジの閉め忘れで不完全な状態だったようで自身の死因であるアルテミスと蠍の記憶がトラウマとして残ってしまっている様子。 なお、今回のフレーバーテキストのやり取りは甦った彼がポセイドンに披露される直前のものと思われる。 +編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします 名前 コメント 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。 wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。 +コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい やられる前にやる使い魔じゃなくてシューターでの牽制、部隊戦での耐久力が魅力の使い魔だろ。後大野が勧られてるけど今の壊れてる海の根元にそんな物入れてる余裕無いだろうよ、アビスがめり込んだらアリだと思うけど -- 名無しさん (2018-07-22 18 13 26) シューターメインにするにはPSYの低さが気になるけどどうなんやろ 根元の枠は確かにきついなぁ主力を海種以外にするならキマの枠が変わるかなーって程度か -- 名無しさん (2018-07-23 16 20 55) オートアタックによる戦闘では攻防上がらないって付け加えた方が良いかと思います。 混戦時にステ上がってないオリオン結構見かける。 -- 名無しさん (2018-10-21 20 50 53) 名前 コメント
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トプシダーの国家首席。独裁者で、逆らったり侮辱発言があると死刑になるほど。 タグ:役職 第12話 第三勢力サイクル