約 3,377,561 件
https://w.atwiki.jp/vitaminz/pages/16.html
国語・英語 ※冒頭の字の読みを尋ねる問題は、最初にキャラが喋る音声の行に載せています。 ア行 / カ行 / サ行 / タ行 / ナ行 / ハ行 / マ行 / ヤ行 / ラ行 / ワ行 / 英数字 / ○ 穴埋め / 漢字の読み 問題 解答 ア行 「あまた」の意味は? たくさん アメリカ合衆国のラシュモア山に彫られた~ ジョージ・ワシントン アメリカで『赤ちゃんを運んでくる』と言われている鳥は何か答えろ。 コウノトリ アメリカでは警察に連絡する為に~ 911 アメリカの国旗にある、赤と白の線の数はいくつだ? 13本 アメリカの国旗に使用されている星の数は 50個 アメリカの映画で誰でも~ G指定 アメリカでBLTといったら何のこと? サンドイッチ アルファベットの文字「A」の由来の動物は? 牛 アルファベットの小文字が出来たのは 6~8世紀 イギリスで現在使われている通貨 UKポンド イギリスで祝日はなんと呼ばれるか? バンクホリデー イギリスの国旗は何色? 3色 イギリスの国章にデザインされている動物は? ライオン イギリスの都市で一番人口が多いのは? ロンドン イギリスの国内で文化遺産~ ウェストミンスター宮殿 イギリスのバレンタイン~ 男性からもプレゼント イギリスを漢字一文字で~ 英 「息を殺す」の意味は? 音をたてない 「今までに例がなく、これからも~ 空前絶後 イングランドの憲章でジョン王の権限を~ マグナ・カルタ イングランドの国花はどれだ? バラ 映画『羅生門』のモデルになった芥川龍之介の小説は何? 藪の中 英会話に出てくる「So so」とはどういう意味か まぁまぁ 英語で「田舎者」 とうもろこし 英語で我慢の限界~ 最後のわら 英語で「現実逃避者」~ ダチョウ 英語で「自画自賛をする」 トランペットを吹く 英語で主語を表すには『S』だな。では、『V』は何を表すか答えろ。 動詞 英語で「象を見る」 全てを見る 英語でソーセージドッグとは ダックスフント 英語で『卒業証明書』のことを何と言うか答えろ。 羊の皮 英語で「狙いやすい標的」~ 座っているカモ 英語で敗北を認める~ タオルを投げ入れる 英語で「brown bag」は日本語で何という? 紙袋 英語で「真っ赤な嘘」~ 黒 英語で「やっかいな問題」を意味する~ 熱いジャガイモ 『衛星放送』を表す略語は何だ? BS 栄養素があまり含まれていない~ ジャンクフード 干支の「さる」は? 申 お菓子をくれなきゃいたずらするぞ Trick or Treat 「おてんば娘」を指す〜 tomboy 「お茶をにごす」の意味は? いい加減にごまかす 『思う』の謙譲語を次から選べ。 存ずる 『おれはかまきり』、この詩の作者は? かまきりりゅうじ 俺(翼)のファーストネームは~ 17 俺(翼)の身長を言え~ 186cm 俺(翼)の血液型を答えろ B 俺(翼)の星座を答えろ 獅子座 カ行 海外で「Thums up」といわれ、親指を立てる~ 承知した 外来語+和語で~ ゲーム感覚 「かかる」という読み方をしないのは? 儲かる 「かきいれどき」を漢字で? 書き入れ時 『金持ちの』を意味する言葉を選べ。 loaded 『烏の行水』とはどういう意味だ? 短い入浴時間で済ませる 慣用句として実際にあるものを選べ 取り付く島もない 「君がため 春の野に出でて 若菜つむ」の下の句は? わが衣手に 雪は降りつつ 許可の対義語は? 禁止 『強敵』 さすがの貴様でも、これくらいは読めるだろう? きょうてき 「清」の画数は? 11画 クォータリーとは年に何回発行される雑誌のことか 4回 『草』、この漢字の画数はいくつだ? 9画 『ぐずぐずしていて決断する力のないこと』の意味にあてはまる四字熟語は? 優柔不断 『口をすっぱくする』の意味が貴様に分かるか? 嫌になるほど繰り返し言う 『けうらなる』、この単語を現代文に直せ。 美しい ケネディ大統領が暗殺された時に乗っていた〜 リンカーン ケルト人の伝統行事から始まったハロウィン~ 10月31日 古今和歌集の歌『唐衣 きつつ慣れにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ』。歌の中に隠された花は何? かきつばた 国際機関「IAEA」~ 国際原子力機関 『悟』 悟郎の名前に使われているこの漢字の画数はいくつか。 10画 この漢字の中で「すすめる」とリーディングしないものは? 薄める 『ゴールデン・ゲート・ブリッジ』の長さは約何メートルか答えろ。 1280m こびた目つき、色目、流し目という意味を表す言葉は? 秋波 「鯨」これは海の生物で、英語だとホエール。何と読む? くじら 『五十歩百歩』の意味を答えろ。 大きな差がないこと コロンブスがアメリカ大陸を発見した時~ サンタマリア号 サ行 さぁ、次の中から形容動詞を選べ。 まじめだ 『さまざまな違いや種類があること』の意味に当てはまる四字熟語はどれだ? 千差万別 「じがじさん」の正しい漢字はどれだ。 自画自賛 『忸怩たる思い』とは、どんな思いなのか分かるか? 恥ずかしい思い 「忍ぶれど色に出でにけり我が恋は」の下の句は? 物や思ふと人の問ふまで 児童文学シリーズのズッコケ三人組で『ハカセ』と呼ばれている少年はだれ? 山中正太郎 小説、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の著者は? 桜庭一樹 推理小説「怪人二十面相」の作者は? 江戸川乱歩 スカイラークとはなんだ ヒバリ 寿司屋の隠語で、醤油のことを指す色はどれだ? むらさき スープを飲む eat soup 「全部」の対義語は? 部分 川柳の数え方は? 句 タ行 「長期保存食品」とはどれか LL食品 「チューイングガム」の『チュー』とはどんな意味だ? 噛む ちんぷんかんぷん Greek 次のうち英語の文法として~ ホームラン 次の内、イギリス発祥のスポーツを答えろ。 ダーツ 次のうち、外来語でないものは? とんぼ 次のカタカナ英語のうち、英語として正しいのはどれだ? ホームラン 次の漢字のうち読み方が三文字ではないものがあるどれだ 天 次の漢字で「シュウ」と読まないものは? 翔 次の漢字で「リョウ」と読まないものは? 隆 次の漢字の中で「いたむ」ではないものは? 絡む 次の漢字の中で「はかる」ではないものは? 然る 次の漢字の中で『レイ』という読み方をしないものを答えろ。 涙 次の漢字の中で、1つだけ読み方が3文字ではないものがある。 天 次の語句の中から、名詞ではないものを選べ。 厳しい 次の語句の中から固有名詞でないものは? コーヒー 次の語句の中から連体詞を選択しろ どれ 次の語句の中から代名詞を選び出せ。 これ 次の単語の中で、外来語でないものが1つ混ざっている すばる 次の中から「許可」の対義語を選べ 禁止 次の中から実際にある表現を選べ 霜枯れ時 次の中から、『和語+外来語』でないものを選べ。 老人ホーム 次の中で、和製英語はどれだ? ゲレンデ 『翼』俺のファーストネームだ。もちろん画数は……分かってるんだろ? 17 手紙の時候のあいさつとして間違っているものを選べ。 3月 『豆腐』のカウントとして正しいのはどれだ? 丁 トランプのダイヤ~ 教会の敷石 「とる」という読み方をしないものは 射る ナ行 『情けは人の為ならず』とはどのような意味か答えろ。 自分のためになることである 「ナシノツブテ」の正しい漢字を選べ。 梨のつぶて 『なにとなく 君に待たるるここちして 出でし花野の夕月夜かな』この短歌の作者はだれだ? 与謝野晶子 成宮の血液型は? O型 成宮の身長は? 173㎝ 成宮のすきな食べ物は? 寿司 成宮のボーズの嫌いな食べ物は? トマト 成宮のボーズの星座は? 山羊座 日本では「5w1h」という用語があるが、そのhの意味は? どのように 日本とアメリカで、祝日が同じなのはいつだ? 1月1日 日本人として「箸」の数え方くらい~ 膳 「願ったとおりになりますように」という~ knock on wood 燃料計で空を表す E ノーベル賞受賞者の小林誠氏は、中学時代の校誌に詩人ゲーテの格言を書いたらしい。ゲーテのつづりを答えろ! Goethe ハ行 「拝見致します」の敬語の種類は? 謙譲語 ハイブリッドカーのハイブリッドとは 混合物 一の本当の職業を答えろ サッカー選手 『葉月』とは日本では何月のことだ? 8月 『話す』の謙譲語を答えろ。 申す 花を使った季語の中で、1つだけ違う季節のものがある。どれか? 花氷 「ハネムーンサラダ」とはどんなサラダか レタスだけ 悲劇「ジュリアス・シーザー」を書いたのは誰 シェイクスピア 「一人で千人を相手にできるくらい強いこと」を意味する四字熟語は? 一騎当千 ぴったりを意味するのは to a T 人前ではばからない~ 傍若無人 不憫~ ふびん プラスチックマネーとは? クレジットマネー フリーマーケットの「フリー」の意味 蚤 北海道地方で~ 手袋をはく ほっと安心するという~ 胸 ポップコーンの意味は? ポンとはじける ボールペンのペンは~「ペンナ」とは? 羽根 マ行 マイルをキロメートルで表すと、1マイルは約何キロだ? 1.6キロメートル 前の漢字が、後ろの漢字を装飾している熟語はどれだ? 国営 マニキュアのマニとは? 手 「瑞」瑞希の字に使われるこれの画数は? 13 「見る」の謙譲語は? 拝見する 宮澤賢治著作「銀河鉄道の夜に」の主人公は誰? ジョバンニ メープルシロップの「メープル」は? カエデ モノレールの意味 1本のレール ヤ行 「やうやう」、この古語の意味を現代語で答えろ。 だんだん 「役不足」の正しい意味は? 実力者につまらない仕事をさせること 「やっかいな問題」を意味するものは? hot potato 『八岐大蛇』 この特殊な漢字の読み方を言え。 ヤマタノオロチ 雪男やツチノコなどを総称して~ 未確認生物 『予算』の対義語を答えろ。 決算 予算が超えることを意味する「○が出る」の漢字は? 足 『夜をこめて 鶏の空音は はかるとも』 この後に続く下の句を選べ。 よにあふ坂の関はゆるさじ ラ行 レインボーの「ボー」とは何のことか 弓 「レディバード」とは、何の虫? テントウムシ 恋愛と軍事~ 図書館戦争 ワ行 別れる時に使う正しい~ さようなら 『ワシントン記念塔』の高さは何メートルなのか、次から選べ。 102m 英数字 「Adam s apple」は? のどぼとけ 「Boys be ambitious」を日本語に訳すと 少年よ大志を抱け 「firefly」とは? ホタル 『globefish』とは何だ? フグ 「Greenwich mean time」とは? 世界標準時 「I am~」 bee 『Japanese Emperor』とは何か答えるんだ。 オオムラサキ 「Japanese hotchpotch」とは? おでん 「Japanese nightingale」という鳥は? ウグイス 「McDonald s」の「Mc」は何の意味? ~の息子 「milk and water」の意味? 気の抜けた 「put one s foot in it」の意味は? どじを踏む 「rice cake」ってお正月に~ もち 「the book of books」とは何? 聖書 「USA」はアメリカ。では「UK」とは何か 英国 2008年現在宇宙に持っていっていない食べ物は? ざるそば ○ 穴埋め 『有○無○』○の中に当てはまる漢字はどれだ? 象 『雪○花』漢字を1文字加えて三字熟語を完成させろ。 月 ○汁○菜 ○には何が入る? 一 『以○伝○』さぁ、同じ漢字をいれて四字熟語を完成させろ。 心 「柔よく○を制す」~ 剛 ○に余る ○には何が入る? 目 ○の中に…天地○ 人 「天地○」○の中に適した漢字は? 人 漢字の読み 『天照大神』この漢字の読み方は? アマテラスオオミカミ 『韻文』……フン。この漢字の読み方を当ててみろ。 いんぶん 「猿人」この漢字の読みは? えんじん 「神」 この漢字の読みは? かみ 「雑魚」この漢字の読みは? ざこ 「凡例」この漢字の読みは? はんれい 「不憫」この漢字の読みは? ふびん 『布袋』この漢字の読み方を答えてみろ! ほてい 「態と」この漢字の読みは? わざと ア行 / カ行 / サ行 / タ行 / ナ行 / ハ行 / マ行 / ヤ行 / ラ行 / ワ行 / 英数字 / ○ 穴埋め / 漢字の読み 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stokuro/pages/311.html
リバーサルで出してくるアナザーディメンションは、 大ダメージのチャンスだよ。警戒する技なんて笑わせる。 オーガからダウンを奪えば、そのまま歩きで接近するといい。 受け身を取れば技を重ねるチャンスだし、 そのままダウンしていればリバサが来る可能性大。 この時は前進を続けると自キャラの「後ろ」に降ってくる。 その着地の隙に地上からの最大コンボを叩きこんでダウンを奪えば、 この状況がループし続ける事も。ベリハでも有効。 …なんでこんな簡単な攻略すらされてないんだ。発売されてから500日も経過してるってのに… -- (名無しさん) 2013-08-02 19 57 41 ああ、上のベリハはハーデストの間違いね。 -- (名無しさん) 2013-08-02 19 58 58 情報ありがとうございます。 まぁこのゲームに関しては、色々あったもので(遠い目) 攻略掲示板も分裂したり、あれやこれやでやめていったり 今いる人はほぼ対人戦メインだったり。 また修正しておきますね。 今後とも攻略情報頂けると嬉しいです。 -- (たかし) 2013-08-05 13 13 20 なるほど。では言葉がキツかったお詫びに追加で色々と。 ・オーガには飛び込みを落とされてもあまり痛くはない。強気で攻めていける。 ・受け身には投げや技を重ねてのコンボ狙い、ダウンしたら上記の流れでボーナスステージ開始。 ・豪鬼は中間の間合いより後ろに下がると高確率で波動拳を撃つ。 なので見てから飛び込みが間に合うキャラは楽勝。 阿修羅閃空で下がった時などは一瞬の間を置いてから波動拳。 この時は相手の硬直中に飛ぶとリバサを食らう。落ち着いて動きを見てから。 ・豪鬼の飛び込みをガードするとダイレクトに投げが来る事が多い。 …正直、これぐらいしか注意する攻撃は無かったりする。 ・今回のボス豪鬼は、体力多いだけ。技の性能も通常と変わらないしガードも甘いので弱い。 リバサ昇竜の反応「だけ」は良いが、それ以外には… ・小技からのブーストコンボがあるので、これさえ的確に使えればどちらのボスにも負けはまず無い。 ボス戦は、こちらはタッグなのでかなり有利。だから冷静に動く事。 豪鬼の投げを「注意」としたのは赤ゲージ消されるから。 ・…極論言えば、 称号取るだけなら相棒をザンギエフ先生にしてダブルラリアットとスクリューを的確に使えれば全部勝てるw この時、豪鬼相手にはダウンを奪った後「中間程度の間合い」から出す事。クイックも有効。 相手の反応次第で対応が変わる。今回のダブラリは後ろに判定無いので裏に回られないように使う。 オーガはEX残月が怖いだけなので密着から重ねてもいい。 スクリューを重ねるハメも決まりやすいので楽な相手。 荒く長い投稿にはなりましたが、これらを頭に入れて戦うとボスの隙が見えてくるはず。 ハーデストでも基本のコンボ、交代、さえ出来れば弱い相手。ジェムの発動には注意。 -- ( ) 2013-08-08 22 56 22
https://w.atwiki.jp/mutukidoraken/pages/115.html
2007年11月27日 2007-11-25 バルクと泉にまつわるエトセトラ 萩野むつき:おまたせしました、今みなさんもお呼びします。 ミーア@カイエ が会話に参加しました。 高原鋼一郎 が会話に参加しました。 風杜神奈 が会話に参加しました。 芝村:こんばんは? 芝村:記事をどうぞ 風杜神奈:こんばんは 萩野むつき:こんばんは ミーア:こんばんは。 高原鋼一郎 :こんばんは、引き続きよろしくお願いします 萩野むつき: お世話になっております。 個人マイル40を消費してミニな学校イベントを申請いたします。 参加者 0600735:萩野むつき:仮入学(済):0 2000384 カイエ(ミーア):0 2300442:高原鋼一郎:キノウツン藩国:入学済:0 3800262:風杜神奈:暁の円卓:入学済:個人マイル50消費 萩野むつき: 参加ACE カールTドランジ(藩国滞在) バルク(非滞在):10 トラナ王女(暁の円卓滞在) 高原アララ(個人ACE) なお、高原、風杜の二名は10追加で支払って参加します 11/25 22:00~ 2時間予約させていただいております。 http //cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=432 reno=422 oya=422 mode=msgview 以上、よろしくお願いいたします。 萩野むつき:こちらは1時間分の方です。 芝村:OK 芝村:イベントは? 萩野むつき:バルクさんをお呼びして、泉についての勉強会をおねがいします。 芝村 :わかりました。 芝村:サク、つれてきてもいいよ。 芝村:その場合は0だ 高原鋼一郎;ああそうですね 萩野むつき:サクさん、よんで来ます。 萩野むつき:サクさん私の方からよべません サク が会話に参加しました。 萩野むつき:ありがとうございます。 高原鋼一郎:こんばんはー 風杜神奈:こんばんは~ ミーア:こんばんはー 芝村 :こんばんは。 サク:こんばんは 芝村:すばらしくよくわからない面子ですね 芝村:では。はじめましょうかl 萩野むつき:おねがいします。 高原鋼一郎:よろしくお願いします ミーア:よろしくお願いいたします 風杜神奈:よろしくお願いします。 サク:お願いします /*/ 芝村:バルクはあわててきたようだった。 芝村:ぜえぜえいってる。 萩野むつき:「こんにちは、バルクさん。改めまして、レンジャー連邦のむつきと申します。 先日は、色々と不躾な事をしてしまい、申し訳ありませんでした。」 高原鋼一郎:「あ、どうもお疲れ様です。どうぞ」>バルク コップに入った水を差し出します 風杜神奈:「はじめまして……」 サク :「こんにちは、初めまして。」 バルク:「いえいえ。とりあえず、とめておきましたが、その後はどうですか」 萩野むつき:「いろいろありました。」 萩野むつき: 「私の方は先日、小笠原に幻獣が襲来し、どうやらその敵の目的が、私達の中にある それ なのだと分かりまして…そして、それを指示しているのが、セプテントリオン(白オーマ)かもしれないという情報を聞いてしまったのです。」 (多分白オーマの差し金と思うのは、聖銃の破片を入れる白の十八番、えぶえぶレッサーデーモンがいたから) 萩野むつき:「泉が封鎖された時の爆発で、私達が飲んだものは、泉の原形という事を知りました。それは本当ですか?」 ミーア:(皆が話をしている間にバルク様の横にいます) 萩野むつき:(私はドランジの側です、彼には事情は話済でおねがいしたいです) 高原鋼一郎:とりあえずアララと一緒にトラナの近くにいます バルク:「泉自身に意味はないはずですが、一応、なにがあるかわからないので、一応、保全しておきました」 バルク:「分散して生き物の中に封印しています」 萩野むつき:「私達の中に、ですよね。」(じとーとバルクを見てみる 萩野むつき:「みなさん、とりあえす、すわりませんか、説明を順番にしないといけません」 風杜神奈:「あ、ありがとうございます」 高原鋼一郎:「そのお気遣いのおかげで、どうやら一人命を助けられそうです」>バルク 風杜神奈:「……私はその泉にあったゲートについてお願いしたいことがあってきました」 ミーア:「どうかお力をお貸しください、バルク様」 芝村:バルクはミーアを見た。 バルク:「どんなことでしょう」 ミーア:「泉をもう一度出して欲しいのです」 ミーア:バルク様の顔を見ながらそっと手を握ります 高原鋼一郎:「先日、一人の少女が小笠原で命を落としまして。で、こちらで調査したところどうやら泉のゲート内に彼女の記憶が残留しているようなのです」 バルク:「はい」 高原鋼一郎:「その記憶を持ったリューンを見つけ出して確保するために、泉のゲートが必要であるとわかりまして」 高原鋼一郎:「もう一度、泉を修復してゲートを開いて戴きたいのです」 バルク:「ご存知かどうかしりませんが、死者をよみがえらせるのは禁忌のひとつです」 萩野むつき:「禁忌…」 高原鋼一郎:「重々承知の上でお頼み申し上げます、何卒」 風杜神奈:「……私は、それでも私の大切なトラナを取り戻したいです……」 芝村 の発言 バルク:「死者の眠りを妨げるのは、どこの世界でもやるべきことではないといわれています。やるものはあとをたちませんが」 芝村:バルクは渋い顔だ。 高原鋼一郎 :「本来であればもう一度生まれ変わるべきものである事、それを邪魔すべきではない事も知っております」 バルク:「許されるのは、二つだけです」 風杜神奈:「……二つ……」 バルク:「時間犯罪か、世界の命運を決めるかです」 萩野むつき:「Σ(すごく不安なので、ドランジと手を繋いでおきます。」 ミーア:バルク様の顔を心配そうに見ています 高原鋼一郎:「世界の命運、ですか」 バルク:「はい」 風杜神奈:「……世界の命運とはどういった場合が含まれるんでしょうか?」 バルク:「世界の破滅が予想される場合、回避的に死者をよみがえらせることはあります」 高原鋼一郎:「なるほど。では、死んだ少女がここで死すべき運命でなかったならば、それは世界の命運足りえませんか」 バルク:「残念ながら」 バルク:「とはいえ、少し奇妙ではありますね」 高原鋼一郎:アララにちょっと耳打ちをします 高原鋼一郎:「少し、トラナちゃんをお願いします。他の誰が来ても渡さないように」 アララ:「了解」 風杜神奈:「……奇妙?」 ミーア:「どういうことでしょうか?」 萩野むつき:「教えて下さい」 バルク:「殺人かもしれません」 ミーア:「・・・殺人ですか!?」 風杜神奈:「……他殺かもしれないと言われてました……」 高原鋼一郎:「詳しい事は事情があって今は話せません。ですが少なくとも俺が知る限り、その少女が殺されたということは一つの世界が間違いなく破滅に向かいます」 バルク:「少し、預けさせてください。生き返らせるのは、その後で」 風杜神奈:「……どう、されるのですか?」 バルク:「私は魔術師です。宇宙の均衡に責任があります」 バルク「責任は感じてますから、善処はします」 萩野むつき:「では、その時まで、私と彼の中の泉はどうしたらよいのでしょう?」 ミーア:「私が預かることはできませんか?」 バルク:「泉は私があずかります」 バルク:「それと」 芝村:バルクはサクを見た サク:「はい?」 バルク:「治療がひつようそうですね」 サク:「ちょ っと待ってください。治療とは」 高原鋼一郎:はい、申し訳ありませんが彼女のこともお願いできますか」 萩野むつき:「ぜひ、おねがいします」 ミーア:「サクさんをよろしくお願いいたします」 バルク:「喜んで。大きくなりすぎですね。これは」 サク:「お腹のなか、どのような状況なのかわかるのですか」 ミーア:「そだちすぎ??」 高原鋼一郎:「あ、まさか」 バルク:「出産まで4年。大きさは1mくらいです」 サク:「おぉう」 萩野むつき:「Σ」 高原鋼一郎:「なるほど、それでは確かに母子共にもたない」 ミーア:「大変!」 萩野むつき:「なんで、そんな事に!」 サク:「バルクさん。治療とはどのようなものですか?」 バルク:「未熟児で生みます。出産を早めたほうがいいでしょう」 ミーア:「あわわ」 高原鋼一郎:「大体どの程度ならば、母子共に問題なさそうですか」 サク:「出産早めて、その子は大丈夫なんでしょうか」 バルク:「少しは頭が悪くなるとは思いますが」 バルク:「それ以外は。いや、めずらしいですねえ」 萩野むつき:「めずらしいですか?」 ミーア:「どういう現象がおきてるんでしょう」 高原鋼一郎:「とりあえず、何とかできるということですね」 バルク:「まれに英雄がそういう生まれ方をします」 バルク:「大きいことは強いことですからね」 ミーア:「なるほど・・・」 サク:「無事に生まれてくれればそれでいいです・・・それが最善の方法なんですね(一応、アララさんのご意見も伺いたくー」 アララ:「私としては、人間かどうかあやしいけれど」 高原鋼一郎:「あー、まあ、詳しくは後で説明します」>アララ サク:「人間でなくても私の授かった子どもです」 バルク:「父親に、あては?」 ミーア:「サクさんの想い人では?」 サク:「父親と言っても水飲んだだけですから・・・ ええと、私の伴侶となる人なら、それは一人しかいません。」 サク:「と思っています・・・・(うあーうあーうあー」 バルク:「父親予定のかたには私が説明しましょうか?」 サク:「お気遣いありがとうございます、ですが私が自分で話します」 風杜神奈:「……そういえば、さきほどのことですがなぜ殺人かもしれないと思われたんでしょうか……?」 バルク:「霊が見えません」 ミーア:「霊が見えない??」 風杜神奈:「……霊が見えない、ですか。預かると言われましたが、蘇生の可能性があるということですよね?それはなぜでしょうか」 バルク:「死者は霊になって漂うものですが、それがありません。浄化されているわけでもない。霊まで壊されたように見えます」 風杜神奈:「……霊まで壊されている……それは、どんな状態の時に起こりうるんですか?」 高原鋼一郎:「もし、そうだとしたらどのようにして均衡を保つのでしょうか」 バルク:「口寄せされないように殺しているわけです。魔法使いでしょうね」 バルク:「霊は時間がたてば壊れていきます」 高原鋼一郎:「魔法使い…例えば何かの詠唱や理力とかで殺された、ということでしょうか」 バルク:「はい」 風杜神奈:「……ということは崖から落ちる前にはすでに……トラナ……」 萩野むつき:「風杜さん…」彼女をささえます。 風杜神奈:「……ありがとう」 高原鋼一郎:「外道のやり口だな」 一息ついて眉間にしわを寄せます ミーア:「なんてことを・・・>トラナの件に対して」 バルク:「良い方じゃないですね」 芝村:バルクはうなずくと、不意に消えた。 /*/ 芝村:はい。お疲れ様でした。 ミーア:おつかれさまでしたー 高原鋼一郎:お疲れ様でした 萩野むつき:治療は…?(おつかれさまです サク:お疲れ様でした ミーア:どこいったんだろうー; 芝村:サクの治療はもう終わってるよ 高原鋼一郎:お、終わりましたか ミーア:おお 高原鋼一郎:ヨカッタヨカッタ ミーア:それはよかった 萩野むつき:サクさんよかった サク:おお? いつの間に。ありがとうございます! 芝村:まあ、ウルトラ恥ずかしい魔法がかかってる。 高原鋼一郎 :い、いったいどういう魔法が… 風杜神奈:どういう魔法…… サク:ええええなに!!!私ですか!? ミーア:気になるー 萩野むつき:私の泉は? 芝村:泉は移動している 萩野むつき:泉はバルクさんに移動ですね、了解です。 萩野むつき:ええと、私もう狙われない? ミーア:だといいんだけど>狙われない 芝村:はい。では解散しましょう。 芝村:アララも姿を消しました ミーア:あら; 高原鋼一郎:帰ったのかなあw 萩野むつき:はっ、奥様が! 風杜神奈:預かりになったということですか? サク:あれ 芝村:アララはバルクより戦闘感知が広い ミーア:うわ 高原鋼一郎:戦闘開始ですか 芝村:殺人者をみつけたようだ ミーア:うわわ サク:Σ 萩野むつき:ごふ!奥様ーーー。 高原鋼一郎:優秀なのも場合によるなあ ミーア:心配ですね; サク:犯人は誰だったんでしょう・・・(そして早まらないでー 萩野むつき:2時間めは私のゲームになるのですね…(げっそり 芝村:そだね。 ミーア:つ【なでなで】>むつきさん 芝村:では解散しましょう。 芝村:お疲れ様でした 高原鋼一郎:お疲れ様でしたー サク:お疲れ様でした 萩野むつき:はい、皆様ありがとうございました。 ミーア:お疲れ様でした。ありがとうございました。 芝村 が会話から退席しました。
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1139.html
【第十八話】 【Mi-side】 ‐秋山宅‐ ‐澪の部屋‐ 澪「……はあ」 一人、部屋で溜め息を吐く。 私は今まで、鈴木さんの猫をさらった人物を追い求めてきた。 そしてついに、その人物を突き止めるに至った。 九十九パーセント、間違いないと思う。 しかし私が予てから憂いていた悪い予感が 現実味を帯びているどころか、現実のものとなってしまった。 ここに、私が溜め息を吐いた原因がある。 澪(いや、それだけじゃないな) この話は一人だけに留めておいてはならない。 そう思った私は、律に私の考えを打ち明けた。 私の話を全て聞き終わった律は、しばらく無表情だった。 だが、ふとした瞬間に、自分の目を手で覆った。 唇は若干震えていた。 その光景があまりに残酷で、私は次を続けることが出来ないでいた。 そしてそのまま私たちは解散したのだった。 澪「……」 一度再考の必要があると考えた私は、 今日まで調べてきたことを思い返していくことにした。 それは二月の下旬から、三月上旬にかけてのことだった。 ‐桜が丘高校‐ ‐二年一組教室‐ 本日最後の授業。学校は平穏な静けさを保っている。 国公立大学の前期二次試験を終え、 受験という人生の一大イベントを支え終えた学校からは、 いくらかエネルギーが抜けているようにも見えた。 私は黒板の内容をノートに書き写しながら、 その内容とは違うことを考えていた。 二月から始まった鈴木さんの猫攫い犯の追及は、 一つ一つ確実に歩を進めていた。 むしろその頃必要だったのは、時間だけ。 そうとさえ、思っていた。 授業終了の鐘が鳴る。 私はノートの内容を家で見直すことを決めてから、 一度教室を出て行った。 ‐廊下‐ 階段を上り、二階へ。 二年一組の教室は北側にあるため、階段を上るとちょうど理科室にあたる。 犯人とニアミスを起こすという、苦い思い出が脳裏に蘇る。 私は二階廊下を北側から南側へ、順に歩いていった。 主に、正門が見える窓の反対側に教室はある。 北から順に理科室、二年二組、二年三組、二年四組、二年五組。 一組以外の二年生教室は全て二階だ。ずるい。 次に三年一組、三年二組、家庭科室、三年三組、三年四組、三年五組。 三年生の教室は全て二階にある。 私も三年生になれば、最低限二階に行けるらしい。良かった。 三年五組を過ぎると、オカルト研究会などの部室が並ぶエリア。 どの教室も、その部活に入っていないと縁遠い教室だ。 そしてそのまま進み、突き当たったところ。ここは資料室。 ここを右に曲がると下へ下りる階段がある。 澪「……なるほどな」 私は何事もなかったかのように、その階段から下りていった。 疑惑が確信へ、一歩近づいたような感覚だった。 ‐二年一組教室‐ 教室に戻ると、唯とムギが和の机の周りにいた。 見ると、和の机には一枚の紙が置かれていた。 どうやら新しい謎々のようだ。 澪「新しい謎々か?」 唯「うん、そうなんだよ。澪ちゃんも考えてくれる?」 唯の頼みなら断る理由はない。 机上の紙に目を向ける。その紙にはこのように書かれていた。 “黒い鼠のかつての住処へ” 澪「……黒い、鼠?」 紬「今までで一番難しいの……」 澪「これが置かれていた場所は?」 紬「唯ちゃんの下駄箱。これ以上のヒントは出さないみたい」 それは困った。 恐らく“黒い鼠”が、なにかを意味する表現なのだろう。 私はそんな表現は知らないけれど。 和に視線を送った。だが、和も肩を竦めるばかり。 和にもわからないらしい。 和「なんだったら、これ使う?」 和は電子辞書を取り出した。 ありがたい。礼を言って、それを受け取る。 まず“くろいねずみ”と検索欄に入力する。 ヒット件数はゼロ。どうやら、ストレートな表現ではないようだ。 唯「“くろねずみ”なんてどうかな?」 なるほど。早速そのように検索欄に入力。 すると広辞苑、及び国語辞典でヒットした。 ただの黒い鼠という意味もあるが、他にも意味があるようだ。 私はその中で一つ、気になる意味を見つけた。 澪「“主家の物を掠め取る雇人”……か」 唯「主家ってなに?」 和「雇われてる人に対して、主の家ってことよ。 私が唯を雇って働かせたら、私の家が主家ね」 唯「なるほどなるほど。でも、その意味でいいのかな? 自分の家に人を雇って働かせてるなんて、そんな滅多な話じゃ……」 和「唯。灯台下暗しって知ってる?」 唯「えっ?」 唯は素っ頓狂な声を出した。 一体誰が主家たる人物なのか、きょろきょろ辺りを見回す。 その答えはすぐに見つかった。 紬「あっ、私のこと?」 唯「そうかムギちゃんか!」 ムギの家は、行ったことはないが、恐らく大豪邸。 使用人の一人や二人、いてもおかしくはない。 和「でもムギの家の使用人で、そんな人がいたの?」 紬「うん、先月辞めさせたけど、いたわ。 私が“犯人はあなたです!”を決めたの~」 ムギは嬉々として語る。 多分、本人はその言葉を言うことが目的だったのではないだろうか。 紬「でも待って。私の家が答えってことは、この謎々……」 澪「帰宅するだけで正解になるな」 紬「どうしてそんな謎々にしたのかしら?」 澪「その家がまさかムギの家だとは、思っていなかったんじゃないか?」 紬「あっ、なるほど~」 表札が出ていたとしても、まさか自分の学校に、 あれほどの豪邸を持つ生徒がいるなんて思えなくても無理はない。 勿論、私はムギの家を見たことがないけど。 ここで私ははっとした。 ひょっとすると、という淡い期待を持った。 澪「なあムギ。家の前に監視カメラがついてたりしないか?」 紬「ごめんなさい、無いの。敷地内なら至る所にあるんだけど……」 ムギのこの謙遜が、私たちの度肝を抜いたのは言うまでも無い。 至る所って、そんなに広いのか。 しかし残念なことに、淡い期待はそのまま空へ消えていった。 そこまで都合の良い話は無いということか。 ‐外‐ 私と唯とムギは、律を迎えて電車に乗っていた。 この電車はムギの家のある町に向かっている。 そして同時に、そこは梓たちが猫を探している現場でもあった。 私たち四人がなんの連絡もなしに町に現れたら、 梓は不安がるだろうか。 そんな懸念ばかりが、私を悩ませる。 唯「澪ちゃん、そっちはどう?」 澪「まあまあ順調だ」 唯「そっか、良かった。絶対とっ捕まえて、猫を返してもらってね!」 唯は期待を目に浮かべていたが、 その目に疲れも浮かんでいることに気付く。 澪「わかってるよ。唯も、あんまり無理するなよ?」 唯「無理なんてしてないよ~」 澪「嘘つけ。目の下、隈が出来てるぞ。寝れてないんじゃないか?」 唯「……えへへ、ばれちゃったかあ」 梓のことで頭が一杯で、夜眠れないのだろうか。 唯の調子は決して良いものではなかった。 唯「最近、憂にも心配されちゃってるし、ダメだなあ、私」 澪「そうだな、自己管理はしっかりしないと」 唯「手厳しいねえ」 澪「でも、それだけ人を心配できるっていうことは、自分の力だよ。 唯の優しさは底を知らないな」 唯は照れ笑いをしながら、頭の横を掻いた。 こういう仕草がいちいち可愛いから困る。 唯はそのまま、しばらく視線を下に向けていた。 なにかを考えているようにも見えた。 けれどなにを考えているか、私には想像もつかなかった。 * * * 終着駅に到達する。ここがムギの家のある場所だ。 今更になって、ムギの家を見ることに緊張している自分に気付いた。 唯や律も、同じように張り詰めた面持ちだった。 一人、ムギだけが自分のペースを保っていた。 ムギにリードされ、私たちはついにムギの家に到着した。 到着するや否や、私たちは驚愕することとなった。 目の前に君臨する門は気品が溢れ、 豪邸の規模が私たちの想像を絶するものだと検討できる。 その左右には、非常に高い塀が伸びている。 塀の高さを確認しようと首を上げると、首が痛くなるほどだ。 門も塀も白で統一されており、等間隔に円柱も設置されている。 ここは日本だが、西洋の大豪邸のイメージだ。 遠くから建物は辛うじて見えていたものの、 近くからは殆ど中が見えないのが非常にじれったい。 頭の中で、綺麗に刈り取られた草木、 整列する花々のイメージを膨らませる。 紬「あったわ!」 ムギの声で意識を取り戻す。 少し分かり難いところに隠してあった、 犯人の残した紙を見つけたらしい。 ムギは特に家の中を見せてくれる様子は無かった。 本当に見るだけでいいから、中を見せて欲しい。 しかし、現状、そんな欲に構っている暇はない。 ムギの見つけた紙を注視する。 “おめでとうございます。またいつか” 相変わらず、猫を返す気がないようだ。 律「なんなんだ、こいつ。目的がさっぱりわからん」 澪「私たちを弄んで、それで楽しんでるんじゃないか?」 律「……性格、悪!」 全くその通りだ。性格も趣味も、酷く悪い。 ここで一つの疑問が浮かぶ。 澪「ところでムギ。この“黒鼠”が現れたって事件、 ニュースになってたりしたのか?」 紬「地元紙で少しだけ扱われてたけど、その程度ね」 澪「そうか……」 なにかに気付いた唯が、空高く手を上げた。 澪「どうした、唯?」 唯「犯人はこの町に住んでる可能性があるね!」 澪「なるほど。その可能性は、確かに格段に上がったな」 唯「ふふん」 唯は得意げな顔をしてみせた。 尤も、その可能性は以前から明らかに存在していた。 何故なら猫を攫った町というのが、この町だからだ。 猫を攫って、遠くに連れていくのは非常に手間だ。 憂さ晴らしをするにしても、もう少し楽な方法はあるだろう。 つまり、猫を移動する手間があまりない、 この町に犯人が住んでいる可能性は元々非常に高かった。 私はそのことを盛り込みつつ、様々なことを調べていた。 そのために私は例のSNS“MIXY”の使い方をマスターしたのだ。 私がMIXYを使って犯人の絞り込みを行う上でのフィルターは、大きく三つあった。 一つ、桜が丘高等学校の生徒であること。 二つ、映画専門雑誌“映画宝庫”を読んでいること。 三つ、この町に在住していること。 一つ目は姫子から教えてもらった、 “同じ学校の人が表示されるページ”に行けば、簡単にわかる。 二つ目はコミュニティの参加者欄を見れば明らか。 三つ目は一見難題に見えるが、実は簡単だ。 それを示すのは、それぞれの自己紹介欄。 実は、自分の住所を友達以外に明かしていない場合でも、 自分の出身校を記載している人がいる。 公立の小学校、及び中学校は、学区によって生徒が決まる。 つまり、“概ね住所が特定出来てしまうのだ。” 引っ越しをしている場合は話が別だけど、 その場合は出身校を二つ書いていたり、 小学校と中学校の学区があまりに離れていたりすることから判断できる。 高校生になってから引っ越した場合は難しいが、 今回調査の対象になった生徒に、引っ越したらしき人物はいなかった。 よって、一番の問題は一つ目のフィルターだった。 ちまちま全校生徒を参照していては、時間がかかって仕方ない。 そこで私は和に協力を仰いだのだ。 もうこれは間違いない。確信だ。確信でしかない。 澪「……」 しかし、どう話せばいいのだろうか。 私が予てから抱いていた嫌な予感が、ついに形を持とうとしている。 初めはなんとなくでしかなかった感覚が、 じわりじわりと現実に顔を出している。 私はその怪物の脳天へ、拳を振り下ろしたい気分でいた。 それも無理な話だとわかっているのが、 非常に悔しいところだった。 * * * 電車で自分たちの町に帰ってきた私は、 律と二人で住宅街の中を歩いていた。 唯とは既に別れ、ここにいるのは二人だけだった。 私は、どうすればいいのだろう。 一人で考えるだけで、本当に良いのだろうか。 そう考えるにつれて、話せ、話せと、 もう一人の自分が心に語ってくる。 確かに、誰かにこのことを話す上で、 今の状況以上に適した状況が存在するだろうか。 澪「律」 私の呼び止める声に、先を行く律は振り向いた。 律「どうした」 澪「……ちょっと話を聞いてくれないか。 もしかしたら、犯人がわかったかもしれない」 律「本当か!聞かせてくれよ!」 律は興味津々といった体で、前のめりになっていた。 一方で私は、苦々しい表情を浮かべていた。 * * * 澪「私がMIXYを利用して犯人を突き止めようとしてたこと、 それは言ったはずだよな」 律「ああ、コミュニティとか、同じ学校のやつとか、 そういうのを駆使するとか言ってたな」 律は眉をひそめた。 律「お前、まさか日夜それらを照らし合わせてたのか……!?」 澪「そんな訳ないだろ!」 流石に私でも、それは骨が折れるどころではなく、 魂もどこかに行ってしまうほどのことだ。 平静ではいられないだろう。 澪「和に、このリストを頼んだんだ」 律「……なんだこれ?」 澪「ある部活の生徒のリストだ。 横にはMIXY内で使用している、ハンドルネームを私が書き加えた。 これを見ながら二つを照らし合わせたんだ」 律「ある部活って、どこだよ」 この部活を当てたのは、初めは何となくだった。 ところが後から出てくる情報が、この勘を裏付けてくれていた。 澪「“映画研究会”だ」 律は驚いた声を上げた。 律「えっ、映画研究会……?」 澪「意外か?」 律「貼られてた文字の紙が映画専門雑誌のものだからって、 短絡的過ぎるだろ……」 澪「そうだな。私も馬鹿馬鹿しいと思った。 でも一応、理由はあったんだ」 それは雑誌の切り取られた部分が映画批評家のページで、 この犯人は多分なんらかのこだわりを、 映画に対して持っているんだろうな……という程度のものだ。 尤も、今はそれを説明する必要はない。 澪「ところが次の事件で、私は確信を持った。 理科室の前に置かれた紙を思い出してくれないか?」 律「……床に落ちてたな」 澪「そうだ。あれは最悪、誰かに拾われて、捨てられてもおかしくない。 そうなってしまえば、図書館にいる犯人は永遠に私たちを待つことになるし、 どう考えても無駄が多い。ならば、どうしただろう?」 律「理科室の前の紙を、誰かが見張っていたとか」 澪「そうだ。それが最も効率的で確実だ」 律「待てよ。てことは、澪は犯人が“複数”だと考えているのか?」 澪「違うよ、律。犯人は“映画研究会そのものだ。”」 41
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/523.html
■ミドルシーン9:マスターシーンはみんなの味方 GM:では、クーゲル社の取締役員室で藤原勝利が報告を受けている。 部下(GM):「えー、"ジャイアント"がやられました」 藤原(GM):「あいつは、優秀な殺し屋だったはずだが」 部下(GM):「殺し屋、と言うか『処理官』でした。ですが……どうやら、アーマメント社の黒木が、全面的に動いているようです」 藤原(GM):「今回で、決着をつける気のようですね」 部下(GM):「そのようです。現在、"ブリーズ"を監視につけていますが、"ピンクパンサー"を投入いたしましょう」 藤原(GM):「……ああ、そうだな。"ブリーズ"と"ピンクパンサー"なら、何とかするだろう。どちらも暗殺が専門だ。しかし、」 部下(GM):「しかし?」 藤原(GM):「状況によっては、私が出るかもしれないな」 モブ(GM):ざわ・・・ざわ・・・「藤原さんが! 藤原さんが出るだと!」 GM:藤原は窓に近づき、ブラインド越しの外を見ながら「黒木……」と呟いた。と言うところでこのシーンは終了。 ■舞台裏 黒木:では情報収集と言う事だが、情報項目を教えてくれ。 GM:分かりました。1.襲撃者について。2.緋笹の症状を抑える薬について。3.工場について。……この三つくらいかな? 緋笹:「ごめんなさい、私、世俗のことに疎くて」(←情報収集苦手) 永沢:気にするな(笑) 黒木:とりあえず、薬について調べてみるわ。それが分からないと、こちらとしても手の出しようがない。まあ、最悪の場合こちらとしても流れを突っ込む覚悟があるんで GM:分かりました。 黒木:社会判定で問題ないよね? GM:はい。 黒木:目標値は? GM:ちょっと待って。君に対しては藤原が対抗します。 緋笹:馬鹿な 黒木:そら、面倒だな。何が飛んでくるんだろうな。とりあえず目標値不明か。 GM:では、まずこちらの判定。≪情報操作≫使用。 黒木:うわぁ、面倒な! GM:で、藤原は澱みなので、PPを目標値としたD99判定はしません。で、消費した財産点分、情報判定の目標値が上がるので20点投入して40にします。 黒木:目標値40!? GM:目標値40です。 黒木:まあ、最悪"流れ"で対応する覚悟は有る。現状成功はダイスが5-5か9-9のみ GM:分かりました、どうぞ 黒木:(ころころ)2-5か。チッ、振りなおす(キーナンバー効果) 永沢:惜しかった。 黒木:(ころころ)10か。だめだ。Aは温存。通せない。 GM:OK。じゃあ次のシーンで、藤原からちょっとコンタクトがあると思ってください。 永沢:なるほど。 黒木:ちなみに本来の目標値のままだったら成功してた? 永沢:さっきの言い方から察すると目標値は20っすね? GM:そう。20くらい。ただ、君(黒木)に対しては藤原は対抗してくるよ 黒木:了解。 永沢:さて、どうしましょう。一応、目標値20なら薬の情報も狙えない事はないはずですが。 GM:あ、いや、その情報はもう40にされてしまっているので。 永沢:おっと。でも一応狙えなくはないとは思います。とりあえず1つの情報に集中するか他の情報狙うかって感じですけど。 黒木:他の行ってみてくれ。40に"された"と言う事をみんなには伝えておく。「企業力をなめるなよ」とでも後で言いたい(笑) 永沢:なるほど(笑)。工場って、つまりは緋笹の……ってことですよね? GM:はい。 永沢:では工場いきまーす(ころころ)出目がなぁ。あ、目標値いくつ? GM:30です。 永沢:能力値と足して15だから、 黒木:(≪女神の祝福≫を飛ばそうとする) 永沢:いえ、自分で届きます。(絵札を切って)財産点5点使用で丁度30! GM:了解です。工場についてですが、工場という名前とは裏腹に兵器開発のプラントだと思って下さい。 黒木:はいはい、それは分かってた。 GM:まあ、実際に工場という役割も果してはいるんですが。 黒木:てか、まんまでしょ? 緋笹:兵器工場 永沢:書類上も別名義で工場なのかもですね。 GM:で、クーゲル社支社の地下に位置しています。調べていくと、捨てられた地下鉄の廃道に繋がっていますね。 緋笹:なるほど。さて、そうすると、私が襲撃者について調べるのか。 GM:ん、どうぞ。襲撃者についての情報は20で出るよ。 緋笹:20か。出る可能性だけはあるのがちょといやだな(ころころ)10か。キーナンバー(と"流れ"を出す)。 GM:OK。ではまず"ブリーズ"。元素論者で風と炎を操ると言う噂です。風で物を飛ばして事故死を装ったり、ですね。 黒木:他のクラスは? GM:元素論者だけですね。で、"ジャイアント"って言うさっきの奴は狂科学者です。これも単一クラスですね。 黒木:またか。 GM:で、"ピンクパンサー"ですね。なぜか"ピンクパンサー"と呼ばれる狙撃者です。 永沢:スナイパーか。 GM:ピンクパンサーと戦った観察者は『ピンク色の豹が自分を襲ってきた』と話しているそうです。 永沢:それは…… 緋笹:それ(証言)は危ない(笑) GM:というわけで預言者+顕現者です。 永沢:う、うぜえ(笑) GM:つまりパンサーを飛ばしながら遠距離狙撃をしてくる、と。 緋笹:ウザッ! 地味にウザいな! GM:地味に強いからね。 永沢:うん。 緋笹:『何だあのスタンド! 遠距離なのにパワーがあるぞ!』 永沢:確かに遠距離パワー型だ(笑) 緋笹:『自律型なんだ!』(笑) GM:でも、君達は射程:シーンの攻撃で相手にあてられるから。 緋笹:シーン攻撃って何ですか?(←白兵型) 永沢:ダメージでないけど出来るよ(笑) 緋笹:そんなものありません(笑) GM:あ、武器素手か 永沢:……素手投げれば?(一同爆笑) GM:投げられねー(笑) 緋笹:N●VAならオプションつければいけますけどね(笑) GM:と言うわけで、こんな感じの襲撃者がいるというところですね。で、藤原ですが、澱みかつ契約者(コントラクター)です 黒木:中々面倒な相手ではあるな。 永沢:ん?(ルールを読み返す) GM:まあ、さっき使ったから分かるか。あと守銭奴(マネーグラッパー)、だね。 緋笹:守銭奴なのか。 永沢:なるほどねー GM:というわけで、これから藤原がだんだん動きだすよ。と言うところでここは、終了。 ■ミドルシーン10:酒場にて GM:では君(黒木)は、10年前からずっと使っているバーに足を向けた。そこは会員制で、藤原ともよく来たところだ。君はそこで、薬の情報を得ようとコンタクトを取った科学者を待っている。 黒木:うん。 GM:やがて、「ちりん」とドアベルがなり、「いらっしゃいませ」とマスターが迎える。君はそちらを見ていた。そこに現れたのは科学者ではなく、10年来一度も顔を出さなかった……藤原だった。 黒木:「今更、過去の話でもしに来たか?」 GM:それには返事をせず、藤原はひとつ席を空け、君の横に腰を下ろす。 藤原(GM):「……マスター、久しぶりだな」 マスター(GM):「藤原さん。――10年ぶりですね」 藤原(GM):「ああ。まずは一杯、カクテルを貰おうか」 マスター(GM):「かしこまりました。最初ですし、ジン・トニックにでもしましょうか」 藤原(GM):「ジン・トニックか、懐かしい。……昔、よく飲んだな」 黒木:「まったく、10年も姿を……いや、俺にとっては何度も見た顔だが、な」 藤原(GM):「だが、声を交わしたことはなかった」 黒木:「まったくだ」 藤原(GM):「ちなみに・・・お前が会おうとしていた男は、来ない」 黒木:「分かっている。お前が此処に来たと言う事は……」 藤原(GM):「まあ、そういうことだ。――乾杯しないか?」 黒木:「久しぶりなんだがな。本来なら――いや、なんでもない 徐に無言でグラスを合わせる二人。 藤原(GM):くいっと飲んで、「……なあ、手を、引いてくれないか?」 黒木:「それは、できん」 藤原(GM):「仕事だからか?」 黒木:「企業の命令は絶対だ。そう教えられてきただろう? ――俺も、お前も」 藤原(GM):「絶対・・か。だが、何故、絶対と言えるんだ?」 黒木:「……なんだと?」 藤原(GM):「当然の疑問だろう。『何故、企業の命令は、絶対になるのか?』――俺の場合は、家族を護るためだった。さやかをな」 黒木:此処で、プレイヤーとしては分かっているけどキャラクターは疑問に思ったことが。と言う事で、 GM:はい。 黒木:ちょっと"視て"みます。"直観把握"! 流れを足して目標値70(ころころ)と、此処で96か、失敗。 GM:では、君に"視え"るのは、彼の道が錯綜していると言う事です。元々、まっすぐ先に続いていたものが巡り巡って、『球体』のように見える。もはや光る道ではなく、単なる光る球体。そしてその中に『何か』があるような気がしたが、君はその光の道に阻まれたかのように『何か』を"視る"ことができなかった 藤原(GM):「お前、何か分かるか」 黒木:「……拘っていても、なんにもならんぞ(吐息)」 藤原(GM):「フ、そうかも知れんな。だが。言っただろう? 『俺は彼女を幸せにする』お前も、そうしたいと思ったのだろう?」 黒木:「……ああ」 藤原(GM):「なぁ」 黒木:「何だ?」 藤原(GM):「あの子は、必要なんだ」 黒木:それはもう、否定できないんだよね。「…………。」 藤原(GM):「さやかは……さやかはまだ目を覚ましていない。まだ、クーゲル社は必要だ。お前だって、さやかの幸せを願っているんだろう?」 黒木:「だが、この事とその事、何の関係が有る?」 藤原(GM):「……お前は優秀だ。これで、お前が我が社を追いつめるのだとしたら。それこそ我が社の破滅だろう。まだクーゲル社は必要なんだ。言ったろう? さやかの命を永らえさせる為に」 GM:マスターは聞かぬ素振りでグラスを磨き続ける。 黒木:「そんなに拘って、なんになる」 藤原(GM):「……拘るさ、いとしい妻だ。――マスター、酒が切れちまった。新しいの、出してくれ。」 GM:そう言われると、マスターは奥から少しだけ酒の入ったボトルを出してきます。 マスター(GM):「10年前、お二人の名前で購入されたものです」 藤原(GM):「おいおい、マスター。まだそんなもん取っといたのか」 黒木:こっちもグラスを空にして。「懐かしいな」 藤原(GM):「ああ」 黒木:「まだ、残っていたか」 静かにグラスに注がれる酒。やがて互いのグラスを満たし―― 黒木:「丁度、空になったか」 藤原(GM):「これを飲んだら、終わりだ。俺たちの関係なんて、こんなもんだ。」 黒木:「……かもな」 藤原(GM):「お前を説得しようと思ってきたんだが……昔から聞かない奴だったよ、お前は」 黒木:「ふん・・」 ―-―-乾杯 GM:無言の時間がしばらく流れ、二人のグラスは空になった。 藤原(GM):「ふぅ。――これで、二人の関係はエンプティだ」 黒木:「ああ、そうだな」 GM:そして藤原は、席を立ち…… 黒木:このタイミングで判定します。 GM:どうぞ。 黒木:目標値40! (ころころ)1足りない! 此処は勝負、キーナンバー効果でふりなおし!(ころころ)3ゾロ! 3倍して9……って同じかよ(一同爆笑)。23! (流れで)33にして、財産点7点使用! 40ジャスト! 通します GM:OK。薬について、成分は全て把握できた。だが、精製に時間がかかる。今すぐ自分たちで作ると言うのは不可能に近いと言うのも分かる。当座の分は工場にあるものを取るしかない、と言う事も。 黒木:襲撃、か。……いや、そんな事をする必要もないのかもな、などと思います。 GM:では、藤原は終わったところで立ち上がり、君に"ビジネス用の"笑顔を向けます。 藤原(GM):「では、黒木さん。今度は仕事で会いましょう。今回は、私に奢らせてください」 黒木:「すまんな」 藤原(GM):「いえ。私の交際費から出ますから」と、"笑顔"のままで「では、失礼。またお会いしましょう」 黒木:「ああ、そうそう。――隠しても無駄だからな(傍点)」 藤原(GM):「いいえ。これは絶対、私が隠し通してみせますよ。……隠し通して、みせます」といって、≪マヨヒガ≫使用。本来は、澱みが異界を作るという特技ですが、工場の位置を完全隠蔽します。 永沢:おー。(感心) 黒木:うっわ。 緋笹:うわー、マイナス20の修正とか言われてる 永沢:まあ、それくらいなら。 藤原(GM):「では、さよなら」と会釈して退場。シーン終了です。 黒木:「必要、か」どうしたものやら。 ■舞台裏 黒木:さて、パスを取ろうかどうしようか。 GM:内容の書き換えでもいいんじゃないですか? 黒木:いや、増やさないと、手札が(笑) 緋笹:ところで私さっきからHeartしか来ないんですが(笑・永沢のスート) 永沢:大丈夫、こっちはスペードしか来てない(笑・緋笹のスート) 緋笹:買い物(購入判定)してもいいですか? GM:構いませんよ 緋笹:≪ウイスキー≫(ころころ)やったー、一気に3個買えたー GM:なんでこんなに≪ウイスキー≫ばっかり!(笑) 緋笹:じゃあ、マスター、≪ウイスキー≫相当の怪しげな薬で。 GM:あ、はい、分かりました。……ひどいな、それ(笑) 黒木:じゃあ、俺もタバコ吸いながら≪ハンバーガー≫使用で。 GM:そろそろ食事を買ってもいいかもね。目標値は戦闘能力値+1で8くらいですねー BMG_MIDDOL6
https://w.atwiki.jp/tains/pages/13.html
{TAINSのアーカイブについて検討しますので、何かありましたら 書き込んでください。} なるほど。こうやって使っていくわけですね。いろんな機能があるようで面白そうです。
https://w.atwiki.jp/q4n5f0q/pages/28.html
スーパーとコンビニの弁当だとちょっと趣向や味や入っているものが違うかなと思い、コンビニでのお弁当を買ってみました。いつもが半額になっているスーパーのお弁当なので、味も落ちているし、使っている素材ももしかしたらイマイチかもしれないって想いがありました。だから、飽きるんだろうって思ってたんです。 そして割と野菜も多く入っておかずの種類も多いそぼろ弁当を買いました。張り切ってお昼に食べたのですが、スーパーのお弁当と何ら変わりません。半額品でないだけ、ご飯がべたっとしていないかなとは思いましたが、味は同じです。こういうお弁当関係って、なんだろうなおかずは違っても同じ味がしてしまうというか、おいしいとあまり感じられません。
https://w.atwiki.jp/blueblack/pages/35.html
はじまり あさぎ の発言 失礼します。こんばんは 八神救出ゲームにまいりました。 芝村 の発言 お。来たね では同行者どうぞ .rアFARE-M@風杜神奈 が会話に参加しました。 あさぎ の発言 はい、お呼びしました。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 こんばんは~ 芝村 の発言 さて。今回は統一された函=小笠原ゲームで遊んでみようと思います。 あさぎ の発言 はい、よろしくおねがいします。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 よろしくお願いします。 芝村 の発言 はい。 芝村 の発言 誰か助っ人はいるかい?基本的に勝率70%は貴方がたの腕前も含んだ上の数字だが、 万全を期して誰か呼んでもいい。海法とか あさぎ の発言 そうですね、できれば海法さんを(かなり巻き込んでしまっていますし) お願いしたいと思います。 芝村 の発言 OK .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 お願いします。 芝村 の発言 今交渉中。即座に返答 芝村 の発言 で。今、それの実戦テストをあさぎさんでやろうと思うんだが 貴方はそれを手伝ってもいい 海法 の発言 なるほど。よかったら手伝わせてください。 こんな感じ 海法 が会話に参加しました。 芝村 の発言 こんばんは .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 こんばんは~ 海法 の発言 こんばんは。 芝村 の発言 ルールブックが必要なら、送ります。デバック前&日本語でないけどね。 海法 の発言 一応みたいですー 芝村 の発言 プレイタイムは1時間くらいかな。 芝村 の発言 取り消された! 海法 の発言 ごめんなさい! 海法 の発言 受け取りました。 芝村 の発言 送った。すごいぞー。 芝村 の発言 世界初。自己言及したルールだ。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 こちらも頂けたりしますか? 芝村 の発言 とはいえ、遊ぶ場合はほぼ今までと同じように使えます。 芝村 の発言 もちろーん>ルール配布 ルール.txt の受信を完了しました。 海法 の発言 あさぎさんに回してみました。 芝村 の発言 日本語化は公共事業で誰かに出そう 芝村 の発言 FARE-Mさんには俺から出した。 芝村 の発言 まあ、まだ変更可能性はありますが。 海法 の発言 えーと要するに。 芝村 の発言 ええ>海法 海法 の発言 r:芝村を殴る=日本語をしゃべらせる という感じなのですね? 芝村 の発言 通らない 芝村 の発言 まあ、そんな感じだ。 芝村 の発言 まあ、なあにも考えないでいいたあ、思いますが、一応、チュートリアルする? 芝村 の発言 10分くらいだけど 海法 の発言 よろしければ、ええ、お願いします。 あさぎ の発言 はい、お願いします。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 お願いします。 チュートリアル 芝村 の発言 はい。まず、基本的には小笠原ゲームと同じです。 貴方がたは深く意識せずに自然言語でものをかけます。 私も、自然文でかえしていきます。 海法 の発言 ほむほむ 芝村 の発言 異なるのは3箇所。 芝村 の発言 1.PCが存在します。 PCはPCデータに収められています PCデータには設定他が入っています。手元に用意しといてね。アイドレスのを使うよ。 海法 の発言 アイドレスのキャラの評価値や、特殊で動いてる、というわけですね。 芝村 の発言 ええ。 芝村 の発言 ただ評価値まわりは今回変更されています。 クラス値と評価値に分かれていますし、1.5nもなくなっています。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 クラス値と評価値? 芝村 の発言 これが2点目だね。 芝村 の発言 クラス値は階級を意味し、評価値はクラス内ので個別評価を意味します。 芝村 の発言 学校で一番のかけっこの選手の評価が10 オリンピック選手の評価が平均評価が0の時、 かけっこの選手がはやいってことはない。というだけさ 海法 の発言 ほむほむ。 芝村 の発言 これらはクラスが異なるので小学生クラス-3、オリンピック選手5 とかで比較と判定が行われる。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 なるほど。クラスが違う=基準が違うんですね。 芝村 の発言 ええ。単純に一覧にするとインフレして遊びにくくなるので。 海法 の発言 評価値は、そのクラスの中で、どれくらいスゴイか、という話なわけですね。 芝村 の発言 そうです。 海法 の発言 クラスが違う場合、単純に比較は成立しないけど、必要に応じて修正をつける、と。 芝村 の発言 そうですね。基本的に戻しを入れて評価しなおしますが。 芝村 の発言 で、第3 ゲームを始めた直後は評価とかがありません。 芝村 の発言 そう言うときは、 l:XXの評価をもとめる と入れると、私のほうから数値を返します。 当然、判断する資料とかをくれると、数値もより正確になります。 海法 の発言 なるほど。アイドレスのPCデータとかは、そこで使う感じですか?<判断する資料 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 Iはそのゲームの中 での数字でしたっけ? 芝村 の発言 そだね>海法さん 芝村 の発言 エルです>FARE-Mさん 海法 の発言 l 治療の評価をもとめる うちのキャラは、医者+名医で、治療の評価値は、11です。 海法 の発言 みたいな。 .rアFARE-M@風杜神奈 の発言 lか。 小文字のLですね。 芝村 の発言 そうそう。 芝村 の発言 例えば風杜はXXの小笠原ゲームで料理がうまいとロールプレイしてますとか、 設定書はXXです、とかでもいい 海法 の発言 なるほどー。 芝村 の発言 ただ、私のほうで”通った”が出てないと、そんな設定かいててもそれは、空文なので注意 設定はf:XXXXX =XXXXX の形で、機うかがうことが出来ます。 あさぎ の発言 なるほど。 それなりに説得力がなければ、自分に有利な設定は通せない、ということですね。 海法 の発言 新ルールでやる分には、「通った」と言われた設定を集めておけばよいわけですね。 でもまぁ、今は、新ルールのログはないわけだから。 芝村 の発言 そういうこと 芝村 の発言 評価値以外の設定などの通ったものは t:となってそれ以降、転用できるようになります。 芝村 の発言 以上、説明終わり。 海法 の発言 なんとなくわかった気がします! 芝村 の発言 じゃ、やりますか。 海法 の発言 f:~=~ は、A-DIC3.5で、伏線を張っておくようなイメージですかね。 芝村 の発言 海法さん、特殊能力の定義などもf:なのでよろしく 芝村 の発言 少し違うけど、直ぐ分かるさ。 芝村 の発言 なあに、全滅するとこまるけど、一般的なエースゲームよりぬるいんで 芝村 の発言 泥舟の上でコサックダンスの気分で 海法 の発言 まぁじゃぁ泳ぐ気分で。 芝村 の発言 ええ。
https://w.atwiki.jp/happz3/pages/10.html
※ツイート時間はアメリカ時間で表示されています。日本時間を考慮される場合は時差17時間をプラスしてください。 https //twitter.com/happz3/status/314720370731122688 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-1 2013/3/21 おはようございます! 嵐の大野智です! 今日の一言、カモン! 「三日見ぬ間の桜」 (BGM サクラ咲ケ) ほぉ。3日見ない間の桜ですよ。 そのままです。 https //twitter.com/happz3/status/314720379576918016 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-2 2013/3/21 これはたった3日間見ない間に、つぼみであった桜は満開になってしまい、満開の桜は散ってしまう。物事の状況はわずかの間にどんどん変化するという意味でございますね。 なるほど。まあ、簡単に言ったら。 https //twitter.com/happz3/status/314720392986112002 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-3 2013/3/21 子供なんかわかりやすいですよね。 あんまり、「3日見ない間に成長したね!」3日で成長しないか。 いやあ、でもこないだね。そう。あのね。母ちゃんに久々会って。 で、カーギーの話になったの。トカゲね。 https //twitter.com/happz3/status/314720414947475456 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-4 2013/3/21 実家で飼ってるんですけど。 オイラ見てないんだけど。 大きさはもうおさまったみたいですね。だいたいね、50センチくらいかな?尻尾入れて。で、母ちゃんが気に入って。 https //twitter.com/happz3/status/314720431946989570 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-5 2013/3/21 「かわいくてかわいくてしょうがないのよ~!」とかずっと言ってて。ほんで、オイラ、ペットショップの人に。「トカゲはなつきませんから」って言われてたの。 でもなついてるんだって。フフフフッ(笑)すごいんだって。 https //twitter.com/happz3/status/314720447017144320 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-6 2013/3/21 もうね、一日中、母ちゃんの胸のところにいるんだって。すごくない? じっとしてるんだって。 で、こないだメールでね。 母ちゃんとメールしてて。 「聞いて!」ってメール来て。 「一緒に寝たの」 https //twitter.com/happz3/status/314720459528749056 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-7 2013/3/21 「ちょっと大丈夫?つぶさない?」 「大丈夫なの。しかも起こしてくれるの」母ちゃん、だいたい朝5時に起きるんだって。胸で寝かしてるんだって。で、5時になったらトカゲちょっと動き出して。爪が当たるんだって。 https //twitter.com/happz3/status/314720471188901893 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-8 2013/3/21 で、痛くて起きるんだって。 フハハハハッ(笑)で、しかも。 ゲージに入れてると、出たい時は出して、出してって合図して。 ゲージ開けて手をひょいっと出すと、ひょいっと乗ってくるんだって。 https //twitter.com/happz3/status/314720484061241344 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-9 2013/3/21 それもう、まさになついてるよね? 母ちゃんは昔、ハムスターもなつかせたことあるのよ。だからあの人、すごいんだなって思って。 なつかせ天才だなって思って。 トカゲをなつかせた母ちゃんすごいなって思ってね。 https //twitter.com/happz3/status/314720503329853440 サミー*@happz3 大野智 ARASHI DISCOVERY-10 2013/3/21 いやおもしろいですね。ずーっと一日いるんだって、胸に。で、動かないんだって。寝ちゃってるんだって。 いや、カーギーも甘えん坊になりました。ええ。ちゃんとすくすく育ってるんで安心してください。 以上、大野智でした!
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6365.html
反転世界の運命恋歌Ⅲ で、ようやくあたしと古泉一樹のデートの話になる訳だけど、まあ別段、大したことはやっていない。 おっと、ここで言う『大したことはやっていない』と言う意味は、男女が遊びに行く昼間の健全なデートとしては当たり前で当たり障りのないことしかやっていないという意味だぞ。 だからと言って楽しくなかったかと言えば、むろん、そんな訳がなくて思いっきり楽しんでた。 スタートは小物雑貨屋のウィンドウショッピングから始まって、あたしの「ふわぁ」という感嘆に、隣で微笑ましいものを見て一緒にその感情を共有したいと主張している彼の笑顔は素敵だったし、「どれもいいですね」と同意されたときは、そこはかとなく嬉しい気持ちで沸き返っていた。 それから少し喉が渇いたんで二人で喫茶店入って―― ふっふっふっふっふ。 なんとなくこっちに主導権があったのと、こっちの世界の住人じゃないあたしだから大胆になってたのかな? わざとラブラブドリンク頼んだり、パフェを古泉くんに「はい、あ~ん♡」なんてのもやったりもした。困っているような、でも明らかにその困惑は羞恥から来ている照れだけだったってことが表情から読み取れたんで、でも、恥ずかしながらだけど、こっちに合わせてくれたし、彼もまんざらじゃないってことが分かったから余計、面白かった。。 料金? うん、本音を言えば、割り勘で構わなかったんだけど、彼が頑なに「僕が奢ります」と主張してきたんでそれにあやかったわ。 元々、財布を持ってこっちの世界に来たわけじゃないしね…… その後、電車で一時間ほどの小さな湖に来た。二つの湖を八の字に周回する散策にはもってこいのピクニックコース。 んー。この場所は知らないなぁ。こっちの世界の『あたし』たちはここに来たことあるみたいだけど。 聞けば、去年の文化祭の後、涼宮ハルヒが映画撮影の慰労として案内してくれた場所だそうだ。 映画撮影? あたしたちはやらなかったわよ。平行世界だけど、詳細にすると違うことがいくつかあるってことね。 うん。でも、ここはなかなか素敵な場所。景色もいいし空気も美味しいし。団体だろうとカップルだろうと家族連れだろうとどんな組み合わせでものんびり過ごすには適していそう。 んで、ここではボートも借りれるんだ。 「いいところね」 湖を優雅にボートで滑りながら、あたしは古泉くんに話しかけていた。水面をなでる風と時折ボートのヘリで飛んでくる、太陽光で照り返されてはじかれる水しぶきがなんとも清涼感を醸し出してくれる。 もちろん、漕いでいるのは古泉くんだけど。 「ええ。ですから、あなたを招待したのですよ。僕も一度、ここに誰か異性の方と来たいと思っていたものですから」 「へぇ。それにあたしを選んでくれたんだ。嬉しいこと言ってくれるわね。でもいいの?」 「何がです? 不思議探索をサボっていることに関して、でしょうか?」 「よく言うわ。古泉くん、あたし言ったわよね? 午後からのこの組み合わせは涼宮ハルヒが望んだものだって。あたしと古泉くんをデートさせるものだって」 「分かってますよ。この場所に異性として最初に招待したのが異世界人であるあなたでいいのかどうかってことですよね」 「そういうこと」 「もちろん『いい』に決まってますよ。涼宮さんは昨日、僕に『男』として興味はない、と、はっきり仰いましたし、朝比奈さんや長門さんも然りです。僕もあの御三方に対しては異性としての感情を抱いておりません。ですが僕も皆さん同様、彼に惹かれている一人でもございますから、彼の異世界同位体であり、しかも異性であるあなたですから僕は心の底から、あなたとこの場にいることに幸福を感じています」 「ふうん。随分、達観してるわね。それとありがと」 そう言ってくれると、あたしもあなたに誘ってもらえて、めちゃめちゃ光栄よ、というセリフは心の中だけで呟いておく。 「謝辞を頂き、恐縮です。それと達観についてですが、確かに彼女たちに仲間意識は持っていますけれども、どうしても『役目』ってやつが大きいブレーキになってしまっているのです。特に涼宮さんに関して言えば、『分かってしまう』から逆に彼との仲を応援したいとしか思っていません。僕は何のしがらみもない『友人』に憧れていまして、それが彼なら最高ですね。一日も早くそういう日が来てほしいと思っています」 ……向こうの古泉と同じこと言ってんなぁ。てことは、あいつの「あなたといつか本当の友達になって今日の日を笑いながら語り合える日が来るといいですね」というのは本音ってことか…… 「どうされました?」 「あ、ううん。何でもない。こっちの話よ」 「そうですか」 にっこり微笑む彼。詮索してこないってことは、今、私が思ったことが向こうの世界のことだと分かってるってことね。ホント、心遣いが行き届いている人だわ。というか、ハルヒコもちょっとは見習え。 閑話休題。 と言っても、別に二人して黙りこくって気まずいなんてことは全然なくって、むしろ、この静かな雰囲気を二人で堪能している安らかな沈黙と言うことは、あたしと、たぶん、古泉くんも共有した感情なんじゃないかと思う。 なんせ、古泉くん、オールをこぐのをやめて、しばらくは風の流れにボートの身を任せているんだから。 でも、古泉くんはあたしの正面、ボートに乗った最初の位置から一ミリメートルたりともあたしに近づこうとしない。もちろん、あたしが嫌、とかいう理由じゃないことは見た目ですぐ分かるわよ。 だって、なんとなく行動しようかしよまいか、少し躊躇っている気持ちが、彼の笑顔から読み取れるから。 さて、どうしようか? こっちから誘ってみる? やっぱやめとこ。なんとなくだけど、あたしも古泉くんもこの静けさに身を浸したい気持ちは共有しているんだから、この雰囲気を壊したくないわ。 って、ん? もう一度、古泉くんから視線をゆったりと風景に這わせたとき、視界の隅に映った、とある存在にあたしは気がついた。 「古泉くん」 「どうされました?」 「この態勢のまま、眼球だけで、あたしの言う方向に視線を移してくんない?」 「え? どういう意味でしょうか?」 珍しく、ちょっとおたついた様子だけど、てことは気づいてないの? 「いえその……」 まあいいわ。とにかく、そのまま、角度を左九十度に眼球をずらして。 「こうですか……って、あれは――」 「そういうことよ。どうやら、尾行られてたみたい。二人ともあれで変装のつもりなのかな? とりあえず気づかない振りをしてましょ」 「了解しました。それにしても彼女も人が悪い。なるほど、もう一人いないのは、普段の彼女のことを鑑みますと気づかれる可能性があるってことですか。おそらく桟橋で待っているのでしょう」 「でしょうね。それと、あの子もこういうシチュエーションに興味ある年頃なんじゃない? そんな相談事を午前中に受けてたし」 「そうでした。で、どうします?」 「とりあえず、そ知らぬ振りして時間が来たら戻る。んで、あの子達より先に桟橋近くに置いてきたと思うもう一人をこっちが先に捕まえる。期待しているわよ。古泉くん」 「お任せください」 あたしのどこか探りを入れているような笑顔の提案に、満足そうに、しかしちょっと悪乗り風に首肯する古泉くん。 再び、しばしの間、静けさに身を委ねていたあたしたちは、何食わぬ雰囲気を作り出して桟橋へと戻ることにした。 おそらくだけど。 たぶん、向こうから見ていたもう一人はあたしたちの会話は聞こえていたはず。でも問題ない。古泉くんは気づいていないけど、彼女はあたしの企みに気づいたはず。 だから彼女は決して他言しない自信があるし、それでいい。 結果だけを言えば、ずばり当たっていたし、とっ捕まえるのも簡単だった。 んまあ、捕まえたのはあたしじゃないけどね。 「あー! 見つかっちゃったの!? みくるちゃん!」 で、戻ってきたなりの涼宮ハルヒの第一声がこれだったりする。自分からばらしてちゃ変装の意味ないじゃん。まあ、変装というほどのものでもなかったけど。 確かに着ている服は午前のときとは違っているし、涼宮ハルヒはウィッグを付けてツインテールにしているのにリボンつきカチューシャを付けたままもさることながら、その圧倒的存在感が全部を台無しにしている。長門もウィッグを着けて、あたしと同じポニーテールにしてるんだけど、やっぱり無機質で無表情なところが全然変わってないし、全然知らない人ならともかく、知人には絶対にバレバレの変装でしかないんだから何の意味もない。こんな長門を別の誰かと間違えるとしたら、とある港の倉庫街に住んでいる、凄腕のルンペン探偵くらいじゃないかな? 半月ジト目で涼宮ハルヒを見つめるあたしの後ろには朝比奈みくるさんが居て、古泉くんは彼女の背後に佇んでいる。あたしが一番前に居るんで二人の表情を窺い知ることはできないんだけど、なんとなく、朝比奈さんはいたずらが見つかった子供の如く、ばつが悪そうにぎゅっと目を瞑って俯き、古泉くんは満面のニコニコ笑顔を浮かべているのではなかろうか。 「あのさ、第一声が違うんじゃない?」 もちろん、あたしはツッコミを入れた。 「え?」 「だから、まずは尾行していたことを謝罪したらどう? せっかく、古泉くんといい雰囲気だったのに邪魔されたあたしの気持ちをおもんばかってほしいんだけど」 「あ。」 「『あ。』じゃないから」 「あははははははははは。ごめ~ん。あんたと一緒に居る古泉くんが普段の古泉くんと全然違ってたんで、面白そうなんて考えたら居ても立っても居られなくなっちゃったのよ」 「涼宮さん……」 気まずくて渇いた笑いを上げながら後ろ頭を掻く涼宮ハルヒに、おそらくは苦笑を浮かべている古泉くん。 「あら? 今、古泉くん、笑ってなかったわね。珍しい~~~」 え? そうなの? 思わず、あたしは振り返る。 確かに、今、古泉くんは、一瞬、どこか涼宮ハルヒを睨んでいるようではあった。ただ涼宮ハルヒに言われて即座に笑顔は取り戻したみたいだったけど。でも思いっきりぎこちないようにしか見えないわよ。 ふうん。古泉くん、そういうことなんだ。これなら問題なく実行できそうね。 「古泉くん、怒ってるみたいよ。でもまあ、あたしたちも不思議探索をサボってたようなもんだし、お相子か」 「分かってるじゃない!」 涼宮ハルヒが最高の笑顔で、あたしたちを指差している。というか、彼女もあたしが何をしようとしているのかを理解しているみたい。以心伝心ってやつかな? 今日初めて会ったはずなのに、お互いがお互いの思惑に気づくなんて凄いことだわ。 「んじゃ、詫びってやつを入れてもらって後は尾行しないって約束してもらえるかしら?」 「詫び? 不思議探索をサボってた罰ゲームの間違いじゃないの?」 白々しい。ああ白々しい。ひょっとして、あたしと涼宮ハルヒって似てるのかな。 だって、古泉くんからはあたしの表情が見えないもんね。涼宮ハルヒの表情はいつもどおりだと思う勝気満面の笑顔でしかないし。 「罰ゲーム、ねぇ。まあ、いいけど。で、何をすればいいの?」 わざと促してやる。もちろん、あたしの表情には涼宮ハルヒと同じで、どこか悪巧み全開の笑顔が浮かんでいることは自覚しているわ。古泉くんには分からないだろうけど。 「ふふふ。これよ!」 高らかに叫んだ涼宮ハルヒが得意げに取り出して、天に突き上げるように掲げたのはデジカメだった。 うん。本当にお互いの思惑は一致していたわね。 「なるほど。つまり、あたしと古泉くんの仲睦まじい姿をフィルムに収めたいってわけね」 「え゛?」 悟りを開いた僧正のような静かな笑みを湛えつつ答えるあたしに、さすがにこれは想像の範疇になかったのか、思いっきり戸惑う声を漏らした古泉くん。 あたしからは見えないけど、もちろん、涼宮ハルヒは古泉くんの表情が見えている。 まさか、彼もあたしと涼宮ハルヒが何の打ち合わせもなく結託していたなんて思わなかったのだろう。というか、思うはずがない。 涼宮ハルヒのいたずらっぽい笑みが濃くなった。 あ、これは古泉くんの表情を見てみても面白かったかもしんない。 「ふっふうん。この子と一緒だとホント普段の古泉くんと全然違うわね! 感情表現が豊か過ぎるわよ! 古泉くん自身が昨日言ったとおりで、キョンが女の子になったら口説くってのは本当だったなんて面白すぎるわ!」 「そ、それは……!」 昨日、ねえ……あっちの古泉も似たようなこといってたけど、性別が違うとは言え、さすがは同一人物。思考がまったく一緒だし。 ま、これだけのイケメンにそんな風に想われるってのも女冥利に尽きるわ。 「でもちょっと待って涼宮さん。あんた、そのデジカメ持ってるってことは、ずっと尾行していたはずだからいろいろ収めてきたんじゃない? まだ必要?」 あたしが言ったのはラブラブドリンクとかパフェとか、それと四六時中、ずっと手を繋いでいたこととかだ。それらを収めているならこれ以上の写真は要らないはず。 「当然でしょ! だって、あのときはカメラ持ってなかったんだから!」 何が当然なのやら…… 「気づいてなかった? あんたたち、あたしが行きなさいって言った方向と逆に行っちゃってたのよ。大雑把に言って左折か右折を三回繰り返したんじゃない?」 そうなんだ。ううん……言われてみればそんな気も……結局、公園の散策から街中に出かける算段しちゃったもんなぁ。 「最初は放っぽとこって思ってたんだけど、偶然、あんたたちを街中で見かけちゃったときに手繋いでたし、仲良く喫茶店に入っていったら、面白いことやってるじゃない。ここで初めてカメラを持っていないことを悔やんで、みくるちゃんに取りに行ってもらってたのよ。だから、あなたたちの仲睦まじい姿はまだ撮ってないの」 「さっきのボートは?」 「もちろん収めたわ! でも、あたしたちが望む二人じゃなかった!」 そりゃまあ、静かに二人で向かい合ってただけだもんね。喫茶店や街中の出来事を思えば物足りないのは仕方ないか。実のところ、古泉くんの表情は面白かったんだけど、さすがに、そこまでは撮れっこないだろうし。 「分かった。これ以上、尾行しないって約束してくれるなら、どんな構図でも受けるわよ。あ、キスとセクハラ以上は無し」 「キョ、キョン子さん!?」 キョどった古泉くんの声が聞こえてきたけど気にしない。 って、涼宮ハルヒの奴、今、舌打ちしなかった!? ……危なかった……先に釘を刺しておいて良かった。本当に良かった。こいつがハルヒコと同じ性格ならそういうことを平然とやりそうな気がしたもんな…… 「そうね! じゃあ、そこの湖を背景に寄り添って! 古泉くんはキョン子の肩に手を置いて!」 うわ。今、あたしがあんたの行動に気づいたことを知っているはずなのに、おくびにも出さなかったわね。涼宮ハルヒも都合が悪いことは聞こえないようになってるみたい。とは言え、掛け合いしてるとまた話が進まなくなるし。 「はいはい」 ため息交じりに返事して、あたしの二人後ろに居た古泉くんの手を掴んで引っ張って涼宮ハルヒへと歩みを進める。 「あ、あの……?」 「別にいいじゃない。たかだか寄り添って写真撮るくらい。ボートまでのことを思えば大した話じゃないわよ」 「それは……そうですけど……」 こういうときは女性のほうが強い、というのを実感します…… なんて苦笑の独り言が聞こえてきたけど、聞こえなかった振りをしておきましょう。 「で、これでいいの?」 「うん! ばっちり!」 カメラを構えた涼宮ハルヒの高らかな声が聞こえてきて、あたしは古泉くんの左腕に支えてもらっている感じで頭を古泉くんの肩にかけている。 うむ。我ながらだいったぁ~~~ん♡ 異世界に居る高揚感がそうさせるのかな? 普段居る世界でこんなことしようものなら顔が真っ赤になりそうだもん。 「えっと……くっつき過ぎでは……?」 「ん? 嫌なの?」 「べ、別にそういうわけでは……」 「ならいいじゃない」 あのさ、古泉くん。今の発言って心とは裏腹ってのが分かってしまうのよ。いい加減、覚悟を決めたら? という言葉は心の中だけで呟いて、 「ほら! 古泉くんも笑顔笑顔! さっきまで見せてたいつもと全然違う素直な笑顔を見せなさい!」 うん。やっぱ涼宮ハルヒにも分かっているみたい。 んで、シャッターを切る指が動くか動かないか寸前、 って、逃げようとすんな! 古泉くんの体重が右に流れるのを感じ取って、即座に、あたしは彼の左腕に右腕を絡め、力を込めて引き寄せた。 「ハルヒ、今!」 「ええ!」 あたしと涼宮ハルヒは最高潮という弾けるような笑顔で、今日一番のベストショットのタイミングを理解した。 そして、あたしはこのとき、初めて涼宮ハルヒのことを、でも、とっても自然に下の名前で呼びかけていた。 反転世界の運命恋歌Ⅳ