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118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(三重県)[sage]:2011/07/03(日) 19 44 44.35 ID lUfs4f580 もうその友人に惚れてしまいそうだ、可愛すぎる そういえばずっと「友達」と呼ぶのはアレだから何か名前付けないか? 118 それもそうかも じゃ、 121よろしく頼んだ! 119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2011/07/03(日) 19 46 28.07 ID 4cy+bN7E0 むしろどんな内容のメールだってかわいく脳内変換されちゃうんだろwwww 119 うん、たとえ耳アカって送られても 天使の贈り物としか思えない 121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/07/03(日) 21 17 01.65 ID krfbJ8mIO じゃあ、イカ娘で __|__ 厶/wwwwヽ (ノリ ^ヮ^ ハ) チリーン `ー-|-一´ | 日本の夏 ノ 侵略の夏 / ̄7 /侵/ /略/ /!/ /イ/ /カ/ /娘/ . /_/ イカちゃん可愛いよイカちゃん 121 イカ娘wwwwwwww いかむすめ、じゃ呼びにくいから いかこ読みでいいゲソ? 122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/03(日) 21 46 19.27 ID d3rtDKQmo ミミでいいじゃないか 122 ミミ可愛すぎワロタ せっかく命名してくれたんだし 私のコテ名にしたいところだが 可愛すぎるから駄目だwwwwww 123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/03(日) 22 48 14.36 ID nb8pI2sKo ・・・イカ娘か 手紙の件忘れてるようなら、目の前で音読したれやwwww 漏れなく真っ赤になるタゲを見られるゾwwww 123 手紙音読とか罰ゲームにもほどがあるwwww そういえば手紙の件はそれ以来まったくイカ娘と話してないなぁ やれるようならやってみる 今日はイカ娘からメール来なくてショボボボーン 125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2011/07/03(日) 23 20 53.48 ID H0RE9fzGo >私のコテ名 もう早苗でいいんじゃなイカ?wwww 125 早苗?さなえ? なんでだよと思ってググったらイカ娘の登場人物かwwww しかもイカちゃんのことが好きなのね わかった、さなえでいくわwwwwww 127 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/07/04(月) 00 04 28.98 ID v7kXb7NQo 今日はいっぱい話せて楽しかったありがとうwwwwww 土曜日のノルマも増えたがなんとかイカ娘との関係が前進できるように頑張るぜ! 月曜日くるなああああああああああああああああああああ;; 最後にイカ娘かわいいよイカ娘メールを1つ! さなえ「最近ご飯作るのめんどくさくてご飯食べてない><死ぬ><」 イカ娘「ダメだよwwちゃんと食べなきゃww」 さなえ「ごはん作れんもんwwwwラーメンとソーメンしか作れんもんwwww」 イカ娘「じゃぁ今度私が作ってあげりゅvvv」 あげりゅだってwwwwwwww りゅwwwwりゅwwwwりゅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 普段はクールなのにメールだと萌えドーパミンを分泌しまくるイカ娘でしたwwwwww 129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/04(月) 00 40 35.69 ID 8hV0REwUo イカ娘をソーメンにして食べりゅ まで読んだ 129 何を読んだらそんな解釈できるんだwwwwwwwwww 130 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/07/04(月) 07 11 51.13 ID ycnbv9kSO うぉー! 今週は土曜日のことだけを考えて乗りきろう でもあんまり空回りしないようにしなきゃ 取り敢えず今日はメールしようっとwwwwwwwwww 131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/04(月) 13 28 24.76 ID TGG/3jiIO ちきしょうwwww羨ましいなwwwwww 最近、休みをそんなに待ち遠しく思ったことねぇええええええええええ まぁ、毎日がエブリデイなんですがねwwふひひひwwwwww 職安行ってきます… 【職安】…λ 131 帰るの遅すぎてメール出来なかった件wwwwwwww 働くことがすべてじゃねーぞww 職安行くよりも毎日がエブリデイを優先させろwwwwww 132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/04(月) 23 13 37.72 ID wpeAyYeIO ___ _ , - " ̄___ ̄`丶、 , - ´ __- 二 ─── 二 - _` 、 / /__ -  ̄ -、ヽ \ / i ∧ lヽ ヽ / / ハ / ヽ l `、 ii ヽ l/ l l i ii,〆ヽ l丶、,;;;;; ハ l | l-i i "l ヽ l ヽ /`ーl h | ! l v ` ∨ l !l l \ 、 l、 l. ,;;==ミ x==;;, l l l ./ \ ヽl `{ ヾl ´ ,,,,,, , ,,,,,, ` l /、/ ./ \ { 、l """ _______""" / / ,; } / \ /ヽ、.l .i´ `! // \ / \ \ / \ !. ノ / -- / / \ \/|,, /| `ヽU\.____./_,, ィ" |ヽ|/ / l . \ \|/ | /i |` ー---´| ;; |\|/ / ll l ll . \ |.\|/__iノ ゝ/_|;;;;|/ | / ll l ll l \ | | - - | | / l ll l ll l . \ ヽ .| | \ / | | / / ll l ll l ll l ll. \ i.|__|_______|__|// l ll l ll l ll l ll l `| | |´ l l ll l ll l ll l ll l | O) | | l l ll l ll l ll l ll l | | | l l ll l ll ,, / _|__ __|__ / .|| i⌒i__ /| | | |__ __|_l_ ___ /、 || | ) | | | ___| | _) / !_/ o  ̄ ̄,, 早苗のAA見つけたwwwww 132 これがさなえちゃんですか ふむ……親近感を感じる 133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/07/04(月) 23 31 48.47 ID 8hV0REwUo 涎まで忠実に再現ww 133 さなえは涎をたらすわけか グヘヘ(^q^) 136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/07/05(火) 19 40 38.35 ID UebTiQOIO 追いついたと思ったら、地震がきてビビったでござる! 136 地震結構大きかったみたいだね 大丈夫か? →続き
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これで一旦完結です。お楽しみいただければ幸いです。 こんばんは、ムシゴロウです。今日はムシゴロウ王国をご案内します。 王国もすっかり春ですねーゆっくり達は寒さに弱いので春を待ち望んでいたんですねー 王国のゆっくりたちも元気に遊んでいますね。 「やべろおぉぉぉ!!どぼじででいぶばがりいじめるのおぉぉぉぉぉ?!!ばがなの?じぬのおぉぉ?!」 「ゆるさなえ!ゆるさなえ!ぜったいにゆるさなえ!!」 元気に牧場を走っているのはでいぶとゆるさなえですねー可愛いですね。 このでいぶは元金バッチだったんですよ、それがでいぶになってしまったんですねー 困った飼い主が加工所に送るのは可哀想と、王国につれてきたんですね。 始めは王国の生活に戸惑いがあったようですが、今ではすっかり人気者ですねー 「いだいぃぃぃぃ!!でいぶをかむなあぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「ないてもゆるさなえ!あまやってもゆるさなえ!!」 この子はゆるさなえと言う種類なんですね、大変珍しいんですよ。 偶然知人が捕まえたのを譲ってもらったんですね、可愛いですねー元気ですねー この子はでいぶが一番のお気に入りなんですね、ちょっと見てください 「じゃましたらゆるさなえ!じじいもゆるさなえ!!むぎゅぅぅぅ!」 ゆるさなえは口に毒牙を持っているんですね、これは通常の早苗にはない特徴なんですね。 これに噛まれるとゆっくりは苦しみ暴れまわるんですが健康的には害がないんですよー 人間が噛まれると全身が痒くなりますが、一週間で治ります。 「ゆるさなえ!ゆるさなえ!!」ガジッ!カジッ! 僕も噛まれたことがありますが今は平気ですよ、始めは寝込んだりしてましたが大した事はないんですよ。 これは親愛の証なんですねー王国で噛まれたのは私とでいぶと死んだれいむ家族だけですねー 親しいもの意外は絶対噛まないんですねー2匹は追いかけっこが大好きなんですよ。 「いやあぁぁぁぁぁぁぁ!!もうはじりだくないぃぃぃぃぃ!!!」 「うどんげはどずをいじめないでねえぇぇぇ!!どずはもうはじりだくないよおぉぉぉぉ!!!」 元気に走り回っているのはドスまりさの双子ですねー この双子は毎年ドスぞりレースに参加しているですよ、可愛いですねー春が来てうれしくて走り回っていますね。 たくましいですねーこの体、やっぱりドスはゆっくりの王様と言われるだけありますね。 あのドスはもともと森で捕まえてきたまりさなんですね、それがドスになったんですよー ドスになりたてのころは何度かドススパークを喰らいましたねーえぇ、大した怪我はしてませんよー 彼女たちはじゃれているんですね、でも力が強すぎて相手を傷つけてしまう事もあるんですよ。 ドスのそばにいるのは胴付のうどんげですね、彼女には毎年ドスたちのトレーニングコーチもやってもらってるんですよ。 彼女は特殊な能力があるらしいんですね、何度かそれでひどい目にあってますがいい思い出ですねー 熊と素手で戦った時は死ぬかと思いましたが、これも彼女の愛情表現なんでしょうね。 「ムシゴロウざん、みてないでだずけでえぇぇぇぇ!!」 「いやだあぁぁぁ!あんよがいだいよおぉぉぉぉぉ!!」 ギロッ! なんだか僕まで走り出したくなってきましたねー 「むんしょ!むんしょ!むぎゅぅ、やっぱり体を動かすのはきもちいいわねぇ」 「こぼね!こぼね!」 「やめるんだぜぇぇぇぇ!なんでまりさたちをたべるんだぜぇぇぇぇ?!」 畑を耕しているのは、まっちょりーですねー可愛いですねー、まりさを食べようとしているのはゆゆこですね。 まっちょりーは可哀想な子だったんですよー飼い主に気持ち悪いからといって捨てられるところを僕が拾ったんですよ。 時々僕にじゃれてアームロックをかけようとするおてんばなんですね。 「むぎゅう!ムシゴロウさんも見てないでてつだってほしいわ!」 ゆゆこは森の掃除屋と言われていますが、べつに悪いことはしないんですね。 増えすぎたゆっくりを食べたり、山のゴミを処理してくれるいいゆっくりなんですね。 僕も間違って食べられそうになったことがあるんですが、楽しかったですねー ゆゆこの口の中は結構広くて暖かいんですよ、愛好家の皆さんも一度ゆゆこの口の中に入ってみると楽しいですよ。 「こぼね!こぼね!」ベロベロ!」 可愛いですねー可愛いですねー 「んほおぉぉぉ!!とかいはなはるがきたわねぇぇぇぇ!!」 「いやあぁぁぁぁぁ!!れいぱーはゆっりできないぃぃぃぃぃ!!」 あれは王国のレイパーですね、可愛いですねー元気ですねー あのありすは元々駆除される予定だったんですが、愛護団体が保護して王国に連れてきたんですね。 可哀想なゆっくりだったんですねー、ですがごらんください、ここではあんなに生き生きとしています。 野良として駆除される予定だった町のゆっくり立ち遠いかけっこを楽しんでいますねー 「たのじんでなんがいないぃぃぃぃ!!どれいのじじいははやぐだずけろおぉぉぉぉぉ!!」 「んほおぉぉぉぉう!ムシゴロウさんもとかいはなはるをたのしみましょぉぉぉ!!」 「「「ゆゆゆっ!ムシゴロウさん!ゆっくりしていってね!!!」」」 この子たちはまりさタワーですねー、一見親子のように見えるんですけど違うんですよ。 元々この子たちは虐待ウェディングケーキ用に改造されたまりさだったんですねー 業者が倒産して、加工所行きだった所を王国に引き取られたんですね。 大きいまりさの上に子まりさ、その上の赤まりさが乗っている様に見えますがこれは全部成体なんですねー 特殊な薬で成長を抑えてあるそうなんですね。 特殊なボンドで固定されているため離れられないんですが、息はぴったりですねーこれが愛の力ですかねー? 「はなすんだぜぇぇぇ!きたないてでまりささまをさわるんじゃないんだぜぇぇぇぇ!!」 「くそにんげん!れいむをもっとだいじにあつかってね!!れいむはにんぷさんなんだよ!!」 「むきゅう!もっとていねいにあつかいなさい!!ぱちゅはいだいなかりすましどうしゃなのよ!!」 王国に新しい仲間がやってきましたねー、王国はゲス、でいぶ、レイパー、野良、野生、希少種なんでも仲良くなってしまうんですね。 ゆっくりのための理想の王国なんですね、ここでは皆ありのまま楽しく暮らしているんですよ。 王国の仲間をこれからもっと増やしていく予定ですので、皆さんも応援をおねがいしますよー 完 ムシゴロウさんはゆっくりの喋ることを基本的に泣き声としか思っていません。 ゆっくりを無視しているようなところから、仲間からムシゴロウさんと呼ばれるようになったんですよ。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3
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※駄文、稚拙な表現注意 ※俺設定注意 ※あっさり小話第3弾です。 まりさは希少種になりたかった。 希少種になりさえすればこんな薄汚い粗大ゴミの中で暮らさなくてもいい。 腐臭ただよう生ゴミや苦くてゆっくりできない雑草を食べなくてもいい。 加工所の職員たちに追い回されることもない。野良犬やカラスに襲われることもない。 希少種に・・・希少種になりたい。 それがまりさの願いだった。 希少種になる薬 作、長月 まりさはこの町の野良ゆっくりだ。 といっても始めから野良だったわけではない。半年ほど前、飼い主のお兄さんに、この空き地に捨てられたのだ。 あの捨てられた日のことをまりさは今でもはっきり覚えている。 「おねがいじます、おにいさん!!わるいところがあったらあやまりますから!!だから・・・だからまりさをすてないでくださぃいいいい!!!」 そう慟哭するまりさを無視してお兄さんはまりさの帽子についていた銅バッジを強引に毟り取った。 「ああ・・・まりさのばっじさんが・・・」 「やっぱりゆっくりは希少種だよな。通常種なんてだせーし、飼っててもつまんねーや。」 それが捨てないでと懇願するまりさに対するお兄さんの残した最後の言葉だ。そのまま一瞥もせずにお兄さんは去った。 それからまりさは自分一人の力で生きてきた。 幸いにもまりさが捨てられた空き地には食べられる草も多く、不法投棄された粗大ゴミがそのままな為、食べ物と住む所には困らない。 しかしまりさは飼いゆっくりだった頃の事が忘れることができなかった。人間でもそうだが一度飼いゆっくりとして何不自由ない生活をするともう生活のレベルを落とせないものである。 そして忘れられないことがもうひとつ。 「やっぱりゆっくりは希少種だよな。通常種なんてだせーし、飼ってもつまんねーや。」 元飼い主の青年が最後に残したあの言葉だ。 「おにいさん・・・まりさじゃ・・つーじょーしゅじゃゆっくりできなかったの?つーじょーしゅはゆっくりできないの・・?」 心無い言葉はまりさの心を呪詛のように締め付けていたのである。 実際のところ、町のゆっくりが幸せにゆっくりできるかどうかは、通常種で産まれてくるか、希少種として産まれてくるかで8割は決まってしまうといっても過言ではない。 人間側に通常種は悪い害獣、希少種は愛玩動物という固定観念があるからだ。 事実、通常種は野良は勿論のこと飼いゆっくりであっても弱い立場にある。 金やプラチナバッジでも持っていない限り、人間の都合やきまぐれで簡単に捨てられてしまうからだ。そして一度バッジをなくしてしまえばもう一度飼いゆっくりに戻ることはほぼ絶望的である。 逆に希少種のほうは余程のゲスでもないがぎり捨てられることはほとんどないし、仮に捨てられても人間のほうから飼いたいという者が現れる。希少種=勝ち組で善良、通常種=負け組みで害獣の構図がはっきりとしているのだ。 まりさは思う。 希少種なら捨てられることもなかったのに。 希少種ならまりさを拾ってくれる人もいるのに。 希少種なら人間さんも優しくしてくれるのに。 「ゆぅ・・・まりさ・・・きしょうしゅさんになりたいよ・・・」 叶わぬ望みと知りながらもまりさはそうつぶやかなくてはいられない。 いつしかまりさの願いは「飼いゆっくりになりたい」から「希少種になりたい」になっていた。 そんなある日のことだった。 まりさが希少種になることができる薬を入手したのは。とある知り合いの飼いゆっくりがくれたのだ。 最初は信じられなかった。そんな薬があるなんて聞いたこともないからだ。 しかし実際にその薬のおかげで希少種になっているそのゆっくりを見れば信じざるを得なかった。 やった。これで自分も希少種になれるのだ。 まりさは薬をもらい、はやる気持ちを抑えて帽子の中に入れて持ち帰った。 「そろーりそろーり・・・きょーろきょろ・・」 不法投棄されたゴミ山に帰ってきたまりさ。辺りに誰もいないことを確認する。こんな素晴らしい薬を誰かに横取りされたらこまるからだ。 「よしっ。だれもいないね・・・」 さっそく帽子から薬を取り出すまりさ。渡された薬はなにやら茶色い消しゴム大の立方体である。 「おくすりさん、まりさをきしょーしゅにしてね!!」 まりさはそういうと一気にその茶色い薬を飲み込んだ。 よし。これで自分も希少種の仲間入りだ。そうまりさが思ったとき。 「ゆぐへぇ・・・・あああ・・・」 激しい嘔吐感がまりさを襲った。 「ゆげぇえええ・・・」 たまらず餡子を吐くまりさ。しかし一向に吐き気は治まらない。 なんで?これは希少種になるための薬ではなかったのか? どうして?なぜ?まりさには訳が解らない。 「ゆぐぇ・・・ゆげぇえええ・・・」 考えている間にも吐いた餡子の量はどんどん致死量に近づいている。 「じにだくない・・・ばりさ・・・じにだぐないよ・・・」 死にたくない、死にたくないと必死につぶやき続けるまりさ。痙攣する体でなんとか餡子を体内に戻そうとする。 いやだ・・・こんな所で死にたくない。 まりさは希少種になるのだ。 そして優しい人間さんに飼ってもらって・・・ いっぱいいいこいいこしてもらって・・・ たくさんのあまあまと美ゆっくりのお嫁さんをもらって・・・ いっぱいおちびちゃんを作って・・・ そして・・・そして・・・ やりたいことが走馬灯のようにまりさの脳裏によぎる。しかし現実はいつだって非情である。 「なるんだよ・・・きじょうしゅに・・・どうづぎ・・ゆっくりに・・・」 腹から搾り出すようにうめき声をあげたあと 「ゆべぇええっ・・・」 最後に大きく餡子を吐いてまりさは死んだ。 まりさは知らなかった。 「希少種になる薬」の正体を。 「あの、まりささん・・・ちゃんとどうつきゆっくりになれたでしょうか。」 その頃まりさを死に至らしめた張本ゆんである胴付きさなえは家でまりさのことを考えていた。 ちなみにさなえが「希少種になる薬」としてまりさに渡したのはカレーの固形ルーだ。あのカレーを作るときに入れる板チョコのようなアレである。 さなえに悪意はない。 おまんあき種であるさなえの中身はカレーだ。そしておまんあき種のさなえは激辛カレーを食べると胴付きに進化するという特徴を持つ。 さなえは過去にキャラメルと間違えてカレーの固形ルーを食べたことがあり、それが元で胴付きになってしまった。それからさなえは固形のカレールーを胴付きになることが出来る魔法の薬と勘違いしているのである。 だから前々から希少種になりたいともらしていたまりさの為に、飼い主の目を盗んで固形ルーを持ってきたのである。 実際のところ、さなえの考え方は満更間違っているわけではない。 確かに胴付きまりさは立派な希少種だし、胴付きになってしまえば、愛でお兄さんからHENNTAIお兄さん果てはロリコンお兄さんまで幅広くめでられることになるだろう。当然拾ってくれる人もたくさんいる。 しかしさなえは知らなかった。 カレーを食べても、おまんあき種以外のゆっくりは胴付きにはなれないこと。 そして大抵のゆっくりにとって激辛カレーは猛毒だということを。 「おーい!!さなえー。ごはんよー。」 その時、飼い主のお姉さんがやってきた。どうやら食事の支度ができたらしい。 「はーい。いま、いきまーす。」 元気に返事をするさなえ。お姉さんが作る料理はとてもおいしくてゆっくりできるのだ。 「今日はさなえの好きな激辛カレーに四川麻婆豆腐、そしてトムヤンクンよ。」 「わーい、たのしみですー。」 そう言ってキッチンのほうへパタパタとかけていったさなえ。 その顔はとてもゆっくりしていた。 後書き 遅くなりましたがおまんじゅうあきさん復帰記念作品。おまんじゅうあきさんの「さなえは激辛カレーを食べると胴付きになる」設定を使わせていただきました。 面白かった、ゆっくりできた、と言う方は下のゆっくりできたよ!!ボタンを押していただければ幸いです。 追伸 感想用掲示板ができましたので、そこの長月のスレにご意見、ご感想はそちらでおねがいします。URLも書いておきますので。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/otaku/13854/ 今まで書いた作品 anko259 ゆっくりちるのの生態(前編) anko268 選ばれしゆっくり anko279 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 anko292 ゆっくり見ていってね anko304 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 anko313 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い anko333 夢と現実のはざまで anko350 あるまりさの一生 anko385 ゆっくりを拾ってきた anko425 ゆっくり Change the World(出題編) anko448 ゆっくり Change the World(出題編2) anko484 ゆっくり Change the World(解答編) anko497 あるゆっくりできない2匹の一生 anko542 てんこがゆっくりするSSさん anko558 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ anko577「餡子ンペ09」ゆっくりを愛でてみた anko613「餡子ンペ09」れいむと幸せを呼ぶ金バッジ anko633「餡子ンペ09」としあき博士のれいぱーありす矯正計画 anko735「餡子ンペ09」あるてんこの一生 メスブタの群れ anko764「餡子ンペ09」あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(前編) anko791「餡子ンペ09」あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(後編) anko932 誰も救われない話 anko1022 あるババ・・お姉さんの結婚 anko1057 もらうぞ anko1127 めすぶた祭り anko1224 あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 anko1500 ある愛でお兄さんの午後 anko1530 どうして・・・ anko1638 とてもかわいそうなでいぶ anko1672 奇跡のドス anko1713 まりさときゃっしゅさん anko1775 ゆっくりしたおちびちゃん
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『希少種はとってもえらいんだよ!!!!!』 60KB 観察 考証 思いやり 不運 自業自得 差別・格差 嫉妬 妬み 野良ゆ 捕食種 希少種 自然界 ペットショップ 都会 希少種虐待ものです、注意書きをよく読んでいただけると助かります 以前書いたもの anko4184 捕食者としての人間 anko4277 野良さなえ anko4317 加工所の技術力 anko4378 ゆっくりのいる夏祭りの屋台で ※注意書き 通常種をひいきしつつの希少種虐待ものです 特に、ぬえ、としこ、みのりこ、しずは 彼女らが好きが方には大変不快な思いをさせてしまうかもしれません 希少種優遇ものが好きな方も不快に思われるかもしれません 章ごとに一人称だったり三人称だったりします 以上よろしくおねがいします カラカラカラ …… カチッ ******************************************** anko xxxx とあるさなえの復讐 …… 「か!かなこしゃまああああ!しゅわこしゃまあああ!!」 「さなえ......!にげるんだ!こいつらは!かなこがっ!」 「あーうー!!」 切迫した雰囲気の中、赤さなえは叫ばずにはいられなかった。 そんなさなえに逃げろと言う親である、かなことすわこ。 「ゆっへっへっへ!まりささまたちから、にげられるとおもっているのかぜ!?」 「んほー!!いなかものののさなえだけども、ありすがとかいはなあいをそそいであげるわあああ!!」 「むっきゃっきゃっきゃ!!このかずをあいてににげられるとでも?」 「「「「おーぶざま!ぶざま!」」」」 その周りを囲む十以上のゲスたち。 それだけなら、ゆっくりの中でも能力の高いかなことすわこなら、難なく撃退するであろう。 しかし…… 「あーうー!!おきゃあさああん!!おちょおしゃあああん!!」 「く……すわこ……きさま!ひきょうだぞ!!おちびちゃんをゆんじちにとるなんて……!!」 「ゆっへっへっへ!なにをいっているのぜ?」 「おちびちゃんからめをはなしたのは、かなこたちなんだねーわかれよー!!」 「むっきゃっきゃ!あいてのじゃくてんをつく!!さすがはぱちぇのせんりゃくね!」 ゲスゆ達は、もう一匹のおちびちゃんである、しゅわこをゆん質にとっていた。 これでは流石のかなこ達も手を出せない。 「しゃなえのいもうちょ!!」 「あーうー!さなえ!おちびちゃんがすわこがたすけるから!はやくにげて!!」 そう言いながらも、親すわこはさなえをぶん投げる。 そんなことをしたら危ないのでは、という不安をよそにすわこは実に見事に、 さなえを柔らかい草のところに着地させた、その先にはちょうど子ゆでないと通れないような、細い穴が通じている。 ……かなことすわこが、万が一のときおちびちゃんを避難させるために作ったものだ。 「しゅわこしゃま...かなこしゃま……」 「んほおおお!にがさな!!」 「ここはとおさん!」 「ゆあーん?いいのかぜ?こいつがどうなっても!」 そう言ってしゅわこを握る力を強めるゲスまりさ。 「あ……う……おちょうしゃ……しゅわこはだいじょびゅだきゃりゃ……にげちぇ……」 「むーきゃきゃ!そんなことをしたら、しゅわこはしんでしまうわよ?いいの!?むきゃっきゃ!!」 「けなげなんだねー!!わかるよー!!」 「ぐ……やめろ……おちびちゃんをはなせ……」 「そんなこときくわけないのえ!それこれいじょう、しゅわこをいたいいたいしてほしくなければ、うごくななのぜ?」 「……わかった」 「あーうー……」 「まりさあー、あのさなえのおちびちゃん、みつからないわああ! せっかくありすが、えれがんとなてくにっくで、おとなのかいだんをのぼらせてあげようとおもったのに!いなかものね!」 「ち!まあいいのぜ!こいつらでぞんぶんに、たのしんでやるのぜ!」 「かなきょさま……しゅわこさま……いもうちょ……ゆう……ゆううううう!!」 細い抜け道を通りながら、さなえは怯えていた。 背後から聞こえてくる愛する家族の声、何もできない自分。 涙を流しながら、震えながら、さなえは…… …… ******************************************** カチ カラカラ カチ ▲1▼ Q作品未満&名無しの作者感想3スレ目 1 名前:管理人★ 投稿日: 2011/17/06 17 02 26 10作品未満の作者の方達や カラカラ カラカラ 584 ゆっくりしていってね!! 2012/12/38 38 24 08 anko xxxx とあるさなえの復讐 やっぱり通常種は屑だな 585 ゆっくりしていってね!! 2012/12/38 38 29 12 anko xxxx とあるさなえの復讐 はいはい、希少種優遇ゆっくりゆっくり 586 ゆっくりしていってね!! 2012/12/38 39 12 58 anko xxxx とあるさなえの復讐 通常種:害虫、人間の敵 希少種:人間の良き友人、パートナー これはもはや真理 カチ カチ プツン …… 「時間か」 これまで無言にパソコンのモニターを見つめて、僕はそうつぶやく。 さっきまで僕が見ていたのは、知る人ぞ知るゆっくりSS投稿サイト。 名前は……まあそれはいいか。 サイトの内容は、今やありふれたゆっくりをテーマに虐待、愛で、HENTAIなんでもありなのだが、 もっぱら虐待を取り扱ったものが多い。 その後に見ていたのは、このサイトに投稿されたSSの感想を書き込む掲示板。 たった今読んだSSに対して、他の人がどんな感想を持ったか気になって開けてみたのだ。 ま、特にこの一連の行動に大した意味はない。ただの暇つぶし。 用事のある僕は支度をして冬の町に出るために家を開ける。 「うーさみー」 12月も残すところあと僅かになって、いよいよ寒気は厳しくなってくる。 街行く人々の足もやや早い。 そんな中、僕はふと先ほどの掲示板で見た書き込みを思い出す。 ……希少種:人間の良き友人、パートナー 別にそう書いた人の考えを否定する気はない。 ただ、一つ些細ながら気になることがあったのだ。 「あの書き込みをした人にとって、希少種ってどのゆっくりなんだろう?」 希少種はとってもえらいんだよ! 1. 「もしもし?ごめん、今の今まで寝てた!ごめん遅れる」 「はあ!?勘弁してくれよ寒い中!」 「悪い!後で金払うからどこか喫茶にでも入っていてくれ!頼む!」 「はいはい、なるべく急げよ」 とある駅前で友人と待ち合わせていた僕は、彼の突然の遅刻の連絡にこんなことなら、 もう少し家でゆっくりすればよかったと思いながら適当に暖をとろうと歩き出し、あることを思いつく。 「そう言えばあのゆっくり……希少種、まだいるのかな?」 希少種 珍しくて数の少ないゆっくり 一般的にはれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇん、(れみりあ)、以外のゆっくりを示すという。 そこまでなら、多くの人が答えられるだろう。 では実際に、希少種ってどんなゆっくりがいるのか さなえ、ゆうか、ふらん、めーりん、らん ここらへんはすぐ出てくる。彼女らは準希少種とも呼ばれるように、比較的数の多い希少種たちだ。 えーりん、さくや、もこう、ちるの、ゆゆこ、れてぃ、うどんげ、ゆかりん 彼女らもなんとか思いつく。 けーね、もこう、すわこ、にとり、かなこ、びゃくれん、なずーりん、さとり、ゆーぎ、すいか……せーが……てんこ……いく…… あとは……なんか、核兵器っぽいやつと、びゃくれんとなずーりんの間のとらっぽいやつと、傘のやつと…… 何も見ない状態だと僕にはこれが限界だ。 ただ、僕は他の一般人と比べてよく知っている方だと思うし、 たぶんこれ以上知っていなくても困ることはあまりないと思う。 実際にはゆっくりの種類は今列挙したものの倍以上いるらしいけど。 僕はビルとビルの間を通って人通りの少ない裏路地に入っていく。 ある人はこう言う。 希少種は賢い。 希少種は通常種にはないような、特殊な力を持っている。 希少種は人間とも上手くやっていける。 繰り返すが僕はその考えを否定する気はない。 ただ、どうしても僕は思うのだ。 そのように言う人たちにとっての希少種とは、 ゆうかであり、ふらんであり、えーりんであり、別に全ての通常種以外を指してはいないのではないかと。 「いた」 そして僕にそう思わせるきっかけとなったゆっくり達がいる。 ビルとビルの隙間の道路とも言えない、人一人通るのが精一杯の通路。 数日前、特に理由も無くふらふらと、入り込んだ場所に彼女ら、当時と変わらずいた。 「さむいよおおおお……あきさん、どこにいっちゃったのおおお……」 「れてぃのきせつはどこかにいってね……しずははきしょうしゅなんだよ……ゆうことをきいてね……」 ゆっくりみのりことゆっくりしずは、これが僕の見つけた希少種である。 やきいもの飾りをもったのがしずは、もみじの飾りをつけたのがみのりこ……逆だっけ? とにかく、何度か調べてもすぐにどちらが、どちらなのか忘れてしまう。 ネット情報による、どちらがどちらかを気にしないであきしまいでまとめてしまえば良いらしい。 そんな希少種であるあきしまいが、こんな薄暗く寒い場所で何をやっているのか。 答えは至って簡単、野良をやっているのだ。 希少種の中、希少種であるあきしまいが野良? そう思う人もいるかもしれないが、実際に目の前にいるんだから仕方がない。 と思ったらあきしまいが動き出した。 「おねえちゃん……そろそろいこうか……」 「そうね……みのりこ……きょうこそは……」 物陰に隠れてやり過ごした僕は、彼女らがいた場所を確認してみる。 ボロボロになった週刊誌……体を温める新聞の代わりのつもりだろうか。 なんの変哲もない小石が数個。 あとはそこらへんに生えている雑草が少量。 「野良の中でも最底辺だな」 ここらへんは飲食店も多く、残飯の扱いも適当だ。 まりさ種のゆっくりでもいたら、もう少しまともな食べ物があるだろうし、 ありす種がでもいれば、ダンボールハウスの中に新聞紙などといった、野良ゆ的にはゆっくりできるコーディネートもされているだろう。 だけどここには無いもない。 生きていくことすらかなわない……何も無い…… 一体なぜ? 希少種ならば、通常種にはない特殊な力を使ってこの状況を打破すれば…… 最初は僕もそう思った。だが、まもなく気がつく。 あきしまいって何ができるんだ? 少し人通りのある場所であきしまいは、道行く人々に話しかけていた。 「ゆっくりあきをまんきつしていってね!!みのりこはみのりこだよお!!」 「おにいさあん!!しずははしずはよ!しずははきしょうしゅなんだよ!!」 「みのりこもきしょうしゅなんだよ!!すごいんだよお!えらいんだよお!!」 「ゆっくりしずはたちをかってね!!」 「ゆう……どうしてだれもみのりこたちをひろってくれないのおおお……」 「しずはたちはきしょうしゅなのにぃぃぃ……めずらしいのよ……れあなのよ……」 やっていることはれいむやまりさが行う、ものごいと大して変わらない。 いや、通常種がおこなうそれよりもある意味劣る。 (意味は殆どないが) れいむ種ならお歌を歌って人を(れいむ的には)ゆっくりさせようとするし、 他の通常種でも、おといれは大丈夫だの、人間に迷惑をかけないだの、人間と一緒にゆっくりしたいだの。 とりあえず言うだけは言う。 しかし、あきしまいは違う。 ただただ、自分たちが希少種なんだ、偉いんだ、珍しいんだ、だから飼ってねと言うだけである。 当然、効果はない。 殆どの人々から無視されるだけ。 希少種には通常種にはない特別な力がある。 これは、やはり少し違うと思う。 一部の希少種には通常種にはない特別な力がある。 こうなんじゃないだろうか。 あきしまいには何もない。 ゆうか種のような、植物を育てる能力はない。 「まってねええええ!!!みのりこのはなしをきいてねええええええ!!!」 ゆかりん種のように、体を薄くして隙間に隠れるような能力もない。 「あきさん、あきさん、あきさん、しずはたちがこまっているのよ!!ゆっくりしないでたすけてねえええ!!」 えーりん種のような傷を治す力もない。 「どうじでええええええ!!!みのりごはきじょうしゅなのにいいいいいい!!!!!!」 ちぇん種のような素早さも、ありす種のような器用さも、ぱちゅりー種のような記憶力の良さも みょん種のような棒を上手く扱う技術も、まりさ種のような平均以上の狩り能力も、れいむ種のような…… れいむ種のような……えーと 「こんなのっておがしいよおおお!!!しずはつうじょうしゅなんかじゃないいいいい!!!!」 れいむ種のようなタフさも、往生際の悪さもない。 より一層寒い木枯らしが吹く。 「「ざむいいいいいいいい!!!!!」」 「おねえちゃん……」 「きょうはかえりましょうか、みのりこ……」 「うん……」 トボトボとあきしまいはもとの、住処にもどっていた。 早い…… 別に長く居ればいいってもんじゃないし、むしろそちらの方が町の景観的にはいいんだろうけど、 あきしまいが自分を飼ってくれと訴えていた時間は、10分にも満たない。 そんなに早く諦めてどうするんだ。 僕はそう思えずにはいられなかった。 ピリリリリ! 「もしもし、今ついたんだけどどこ?」 「あー駅いくよ」 だが、不思議なことにこのことは大して僕の印象に残らなかった。 おそらく明日にでもなったら忘れて、何かきっかけがなければ思い出せないだろう。 貴重な希少種の物乞いなのに、そうそう見れるものではないのに、僕がその様をみていたのも単なる暇つぶし。 「ふー悪い悪い、さ、とっとと用事済ませるべ」 「遅れといてよー言うよ」 「だから悪いって!ん?あれ……」 「ん?うわ!珍し!!」 「そう、あなたは取り替え子なのね……大丈夫よびゃくれん、意地悪な家族よりも私と一緒にゆっくりしましょう?」 「ゆ……びゃくれんはのりゃだから、きっちょおねえしゃんにめいわきゅをかけましゅ……」 「そんなことは関係ないわ!だって、びゃくれんはこんなにもゆっくりしているんだもの」 …… 友人と合流してしばらく歩いていた僕達の目に写ったのは、 優しそうな女性がチェンジリングなのか、野良のびゃくれんを拾うところであった。 2. 「さなえ、どうしてもいくみょんか?」 「ええ、たしかにのぞみはうすいかもしれませんが、それでもないもしないよりは」 「さなえはとかいはね。いいわ、すこしはなれたところから、みまもっているからいってきなさいな」 「すいません、みょんさん、ありすさん」 先ほどの小さな路地の手前で、三匹のゆっくり達がなにやら相談をして、そのうちの一匹があきしまいに近づいていった。 彼女らもまた、野良ゆっくり……とは言ってもあきしまいとはやや事情が違う。 彼女らはここから少し離れた自然公園とその周囲の様々な雑用をこなすことで、公園内に住むことを許された野良ゆであり、 整備の進んだ地方自治体で言う、地域ゆっくりに似た存在とも言える。 その一匹、さなえ種のゆっくりは自らの仕事中、物乞いをするゆっくりを見つける。 あきしまいである。 この付近は地域柄人間と協定を結んだ群れに入ってまじめに働けば、ひとまず食にはありつける場所のため、 また、物乞いをしても殆ど無意味という事がようやく野良にも浸透してきたからか 近頃はこのようなゆっくりはめっきり減ったのだが…… 仕事が終わったあと、どうしても気になったさなえは、ともに働いていたありすと、みょんにお願いをして寄り道をさせてもらった。 そして小さな通路の奥にいるあきしまいを見つけたのだが…… 「ねえ、みょん?」 「みょん?」 「あのゆっくりたち……みのりことしずは……どうかしらね?」 「どうって……みょんたちみたいに、いきていけるかってことみょん?」 「うん……」 「たぶんむりだみょん……」 「そう……ね……」 「さなえはやさしいゆっくりだみょん」 「ええ……」 「おはようございます!みのりこさん!しずはさん!さなえはさなえです!ゆっくりしていってくださいね!!」 「「ゆっくりしていってね!!!!」」 久しぶりに声をかけられたとあって、あきしまいの顔は明るくなる。 「ゆっくりゆっくり!!みのりこはみのりこだよお!」 「しずははじすはよ!まちがえないでね!!」 「わかりました、みのりこさん、しずはさん……いきなりですがおふたりはのらですよね?」 「「ゆううう……」」 早速本題を問いかけるさなえに、あきしまいの表情は一転曇ったものになる。 それからさなえは、粘り強くあきしまいの愚痴を聞く。 「みのりごは!ぎじょうしゅなのに……!すぐれたゆっくりなのに……!!」 「……」 「どうじでだれも、しずはのことをみでぐれないの?あぎなんだよ……こうようなんだよ!」 「……」 「ざむいよおおお、おながへっだよおおお」 「あたたかいおうぢでゆっぐりじたい……!あまあまをだぐさんたべだい!!」 ひと通り話しを聞いた中でさなえは静かに口を開く。 「しずはさん、みのりこさん、まもなくゆきがふります。たべられるものもへってきます。このままではおふたりのいのちが……」 「ゆんやあああああああ!!!!!!」 「じにだくない!じにだくない!!だずげでさなえ!!だずげてえええええ!!!」 思い当たるフシがあるだけにあきしまいは取り乱す。 「おちついてください!ふたりともおちついて!!」 「ゆえええん……」 「あきさん、たすけて……」 「ふたりとも……たすけてもらおうとしても、なにもおこりません。みらいは……じぶんたちのちからで、きりひらいていかないと……」 「ぐすん……どうすればいいのぉ?」 「このふきんには、いくつかこうえんのむれがあります、そこではにんげんさんのおてつだいをすることで、 おうちをもらったり、すこしながらごはんさんのえんじょもしてくれます」 「どうしてしずはが、そんなことをしなければいけないのぉ……」 「それにこうえんには、うすぎたないつうじょうしゅがいるよぉ。ほんとうならあいつらがこういばしょにいるべきなのに……」 みのりこの発言にさなえは少しむっとした表情で反論する。 「みのりこさん!そんなことをいってはいけません、むれのほとんどはつうじょうしゅですし、みんなとちからをあわせないと、おしごとは……」 「「え!?なに!むれにつうじょうしゅがいるの!!??」 「そ……そうですが……?」 今度はあきしまいが目を見開いてさなえに問いかける。思わず引いてしまうさなえ。 「むりむりむりむり!むりー!!あんなげすでみにくいつうじょうしゅといっしょにいるなんてむりいいいい!!!!」 「しずはたちはきしょうしゅなのよ!!つうじょうしゅなんかといっしょにいたら、ふけつがうつっちゃうわ!!」 「そ!そんなことは!!」 「みのりこはわかったよ!!さなえはげすなんだね!!」 「んな……」 「つうじょうしゅとおなじむれにいるなんて、きしょうしゅのはじさらしよ!!」 「あやうくだまされるところだったよ!!!」 「はやくきえてね!!そしたらしんでね!!すぐでいいよ!!」 「みのりこさん……しずはさん……」 「いいかげんにしなさい!!!!!!」 「あ……ありすさん」 いつの間にかさなえの隣に来ていたありす。その後ろには万が一の時のためみょんが戦闘態勢でいた。 「れ!れいぱーだあああああああ!!!!!」 「こわいよおお!!あきさん!ゆっくりしないでたすけてねえええ!!!」 「そんな!!ありすさんはれいぱーなんかじゃ!」 「さなえ、いいわ。べつにありすのことは」 「でも……でも!!」 「わかってるんだよ!!みのりこたちがきしょうしゅだから、いじめるんでしょ!!」 「つうじょうしゅはほんとうにみじめでおろかで、なさけなくてみっともないからね!!だからってしずはたちにやつあたりしないでね!」 あきしまいは変わらず叫んでいる。 「……さっきもいったけど、べつにありすのことはどういってもいいわ。げんにあなたたちをみつけても、どうしようともおもわなかったし」 「しね!つうじょうしゅはのこらずしね!」 「でも……!さなえはちがう!さなえはあなたたちをこころのそこからしんぱいして! すこしでもたすけになればとおもって、あなたたちにはなしかけたのに!」 「つうじょうしゅとなかよくするさなえも、おなじくらいげすだよ!!いっしょにじごくにおちてね!すぐでいいよ!!」 「そのさなえを!そのさなえを!あなたたちは!あなたたちはあ!!!」 「「ゆひっ!!」 好き放題行っていたあきしまいだが、ありすの気迫めいた表情に思わず怯む。 下腹部からはわずかながらもしーしを漏らしているのも分かる。 「ありす……さなえ……そろそろいくみょん、これいじょうおそくなるとひえこむし、おさがしんぱいするみょん」 「そうです……ね……ありすさん」 「ゆ……」 「さなえ、おちこむなみょん。いきてれば、こういうこともあるみょん」 「はい……」 「……」 さなえたちはあきしまいと決して目を合わせること無く、通りを出ていった。 「ゆう!ゆう!!ううううう」 「どおじでどおじで!!しずはたちはきしょうしゅなのに!きしょうしゅなのにどうしてこんなめに!!」 「おかしいよ!こんなのぜったいにおかしいよ!!」 あきしまいは嘆いていた。 なぜ自分たちはこうも不幸なのだろう。 せっかく希少種である自分たちがわざわざありがたい言葉を言っているのに、人々は自分たちを気に留めてくれない。 久しぶりに自分たちに声をかけてくれる存在があったかと思えば、ゆっくりであるさなえだった。 それでも、誠心誠意こめてさなえと接したのにも関わらず、さなえの口から伝えられたことは衝撃的だった。 ……こうえんで人間さんのために働けだって? みのりこは知っている。奴隷ゆである通常種に、本来であれば働く価値もない通常種に、農耕の仕事をあげるゆうかのことを。 しずはは知っている。にこにこと優しい人間さんが、赤ゆであるまりちゃやれいみゅを美味しそうに食べるふらんを見守っていることを。 ……それだけならば、まあいい。たちの悪い冗談と聞き流そう。しかし…… 通常種と同じ群れで暮らせだと?ふざけるな!通常種と希少種が違う生き物だなんておちびちゃんでもしっている! 通常種は救いようのないクズでゲスで、希少種や人間さんの共通の敵で、この世で駆逐されるべき存在だ。 希少種は聞き分けもよく、賢く優れていて、人間さんの良きパートナーだ。 崇高なる自分たちを見て人間さんはゆっくりして、そのお礼に希少種はおいしいあまあまや温かいおうちを貰う。 ギブアンドテイクの関係なのだ!そんなこともあのさなえは分からないなんて!可哀想に通常種達に汚染されてしまったのだろう。 「……ゆうおねえちゃん、おなかがすいたよぉぉ」 「そうね……ごはんにしましょう、みのりこ……」 二匹はそう言って、僅かな雑草を前にため息をつく。 「まずいよお……おいしいあまあまがたべたいよぉ……」 「どうしてしずはたちがこんなめに……」 「「しずはは(みのりこは)きしょうしゅなのに……きしょうしゅなのに……」」 「ありすさん……さきほどはありがとうございました」 「なんのことかしら?」 「さなえのことをあんなによくいっていただいて……」 「……ともだちをわるくいわれて、なにもいわないのはそれこそいなかもののすることよ」 「そうだみょん。それから……さなえ……こんかいはざんねんだったけど、できればそのやさしいきもちを、わすれないでほしいみょん」 「みょんさん……ありすさん……ありがとうございます!!さなえはがんばります!」 「それにしてもひえるわねーはやくおうちにかえってゆっくりしたいわー」 「ゆふふふ……おうちにかえったら、にんげんさんがぷれぜんとしてくれた、もうふさんがまっているみょん」 「そうですね、そういえばこのまえ、きんばっじのありすさんのおねえさんから、おかしをもらいました!いっしょにたべませんか?」 3. 「お客様、誠に申し訳ございませんが、そのゆっくりにお値段をつけることはできません。 ただ、もしこのまま廃棄されるということであれば、料金はこちらでお持ちいたします」 「え?なんで?こいつ希少種でしょ?レアなんじゃないの?」 後日僕はまたなんとなくといった理由でゆっくりショップに来ていた。 虐待SSなんかを読む僕だが、直接ゆっくりに手をだそうという気にならない。 むしろ、ゆっくり達の仕草は可愛らしいと思っているし、すやすやと眠る赤ゆの顔を見ても癒される方だ。 そんななか、一人の男性客が大声をあげるもんだから思わずそちらを向く。 向いた方向にはゆっくり買取コーナーがあった。 いらなくなったゆっくりや、たまにチェンジリングで見つかる野良希少種を金に変える場所だ。 「ちょっとちょっと、なんでだよ?希少種だから高く売れるんじゃないの?」 「いえ、お客様。お客様がおっしゃるとおりそのゆっくりは希少種ですが、だからといって高く売れるとは結びつかないのです」 「どうして?需要と供給で考えれば、こいつは圧倒的に供給が少ないんじゃなくて?」 「その考え方で言いますと、たしかにそうなのですが、供給より更に需要がほぼ無いんですよ。そのゆっくりは」 「おにいさん!なにいっているかわからないんよ!としこにもわかるように、いってほしいんよ」 カウンターに置かれた籠の中にいるゆっくり。僕が今まで見たことのないゆっくり。 そのゆっくりは自分のことをとしこと言った。 ああ、確かに言われてみれば以前そんな新種が見つかったって話を聞いた気がする。 僕は足を書籍コーナに運び、一番分厚い最新版ゆっくり大辞典を開く。 「えーっと……としこっと……あ、これか」 れいむやまりさのページは三十ページ以上もあるというのに、としこのページは1/3ページしかなかった。 同じページにはゆっくりふとと、ゆっくりみこというゆっくりも載っている。 「なになに……ゆっくりとしこ、2011年秋ごろ発見された新種のゆっくり……ゆっくりふととゆっくりみこと一緒にいることが多い 詳細については研究中」 ……これだけ? ようするにまだ、大したことは分かっていないらしい。 でも、そうだった研究用として使えるのでは? そう思った矢先、カウンターで同じような疑問が飛んでいた。 二人のやり取りが面白かったので、僕は本を読むふりをしてずっと聞いていた。 要するにこういうことらしい。 確かに希少種である、さなえ種やゆうか種はかなりの値段がする。 てるよ種やびゃくれん種などになるとそりゃもう車が買えるほどだ。 でもそれは彼女らが珍しいからだけではない。 それだけのお金を出しても欲しいと思う人がいるからだ。 それらは何故? そのゆっくり固有の能力だったり仕草だったりを気に入る、あるいはマスコミに取り上げられたり……なにかしらきっかけがある。 しかし、この前も同じ事を僕も考えたが、希少種はそれこそ何十種類もいる。 なかには、目立った特徴のないゆっくりもいるだろう。 そしてそういったゆっくり達は…… 忘れ去られる。 多少は特徴があった所で、これまで有名だった種に食い込む何かが無ければ結局は人々には見向きもされなくなるという事だ。 さて、今回のとしこの件だが大辞典に殆ど記載されていないように、まだまだ未知のゆっくりである。 もう少し研究が進めば、野良としこのサンプルとして多少の値はついたかもしれないが…… ペラ 大辞典が一ページめくれる。 そこに記載されていたのは、ゆっくりせーがの説明文。 ただし、その内容は全然違う。 そこにはゆっくりせーがの生態系、 例えばゆんしーと呼ばれる死体ゆを使役することなどが3ページにわたって事細かに記載されていた。 そして目につく、せーがが発見された日にちは……としことほぼ同じ時だった。 そうして僕は普段ならば読み飛ばすような、ほとんど情報のないページばかりをめくっていく。 ゆっくりきょうこ ゆっくりの中でも非常に大きな声を持つとされる。詳細については研究中。 ゆっくりいちりん うんざんとよばれる、ようむ種のはんれいににたものをもつとされる。詳細については研究中。 ゆっくりやまめ ゆっくりに感染する病原菌を多数持つとされる。詳細については研究中。 ゆっくりあきしまい 詳細については研究中。 ゆっくりみすちー……るなさ、めるらん、りりか、こあ…… …… 発見がかなり昔のはずのゆっくりでも、相変わらず未解明なゆっくりはいた。 僕はなんとなく、予想してしまう。 たぶん彼女らは今後もずっとこんな感じなのかなと。 発見の遅いゆっくりであっても、せーが等のように研究のしがい、つまりは投資金額に見合う利益さえあれば、 多くの予算が割かれて研究は進むであろう。 しかし、としこたちにはそれが無い。 研究を進めたところで、新しい産業が産み出せはしないだろう。 ペットにするにしても、(あるのかもしれないが)これと言った特徴がない。 「ケッ!せっかく金になると思ったのに!」 「ご期待に添えずに申し訳ございません」 「おにいさん?どこにいくんよ!?としこのかいぬしさんになってくたんじゃないんかよ!?」 としこを拾った男は悪態をつき店から出ていった。 一方で店員さんはとしこを店の奥に連れていく。 「はあ、まったく忙しいのに二十分も三十分もゴネやがって……」 「お……おにいさんがとしこのあたらしいかいぬしさんなんかよ?」 「はいはい、ゆっくりゆっくりっと」 「ゆゆゆ……なんだかねむくなってきたん……」 店の奥で何が起きているのかは僕には分からないが、なんとなく想像はつく。 虐待SSは嫌いじゃないが、実在しているほうのゆっくりが苦しむのを楽しむ趣味は無い。 せめて苦しまずにな……そう思って僕は店を出ていった。 4. 4-1 としこには訳が分からなかった。 としこは、この町から遠く遠く離れた野山で生まれ、偶然に偶然を重ねてこの町にやってきた。 としこは昔のことを思い出す。 幼いころのとしこはあまりにも愚かだった。 としこの親はとしことみょんの番であり、としこのいた小さな群れでは、 希少種とよばれるゆっくりは親としこと子としこだけだった。 「ゆっきゅりしていきゅんよ!」 「ゆっくりだみょん!おちびちゃん!」 「おちびちゃんはかわいいんよ!」 赤ゆ時代としこには姉妹はいなかったが、かわりに親の愛情をたっぷりと受け寂しい思いなどはなかった。 「ゆっきゅりしていっちぇね!れいみゅはれいみゅだよ!」 「れいみゅもれいみゅだよ!」 「まりちゃはまりちゃなんだぜ!!」 「としきょはとしきょなんよ!!」 群れの同世代には当然としこ種は一匹しかいないのだが、小さな群れという事もあり れいむ3,まりさとありすが2、ぱちゅりーとみょんが1、ちぇんはいないという子ゆっくりの構成だったため、 特に自分が特別だとか珍しいだとか感じることは無かった。 今考えるとなんて恐ろしいのだろう。 「まりしゃがいちばんなのじぇえええ!!」 「ゆーまりしゃにはきゃなわないんよ」 「しゃすがはまりしゃだね!」 「むきゅ、まりしゃはあしぎゃはやいわ!」 「むきゅ、このみしゃんはたべちぇあびゅないってみゃみゃがいっちぇたわ!」 「ゆわーぱちゅりーはものちりなんだじぇ!」 「ときゃいは!」 「しゅごいんよ……としこにはしょんなことはおぼえられにゃいんよ!」 「みてみてみんな、このおかざりさんありすがつくったのよ!」 「ゆわーありすはきようだね!れいむにもつくってね!たくさんでいいよ!」 「……と、としこだって……としこだって……」 「みょん!これがはくろーけんのつかいかただみょん!」 「すごいけんさばきなんだぜ!みょんはきっとけんせいになるんだぜ!」 「……」 本当に今から考えると身の毛がよだつ。 ……としこが抱いていた感情は劣等感に他ならない。 いったい自分には何ができるんだろうか。という 子ゆっくりからだいぶ成長したある日のこと、としこは真実を知る。 「ぬーえぬえぬえ!きしょうしゅのおちびちゃんが、つうじょうしゅとまじってなにをしているぬえ?」 「あ……が……としこ……にげてね……」 「れ!れいむうう!?」 としこは近所のれいむとまりさと遊んでいる……はずだったのに気がついたらまりさがれいむを襲い食べ始めるではないか。 しかし、ふと気がつくとまりさは全く違うゆっくりに変わっていた。 ゆっくりぬえ……としこの中枢案はそのように告げる。 擬態の力を持つゆっくり、その能力を使いまりさに化けていたのだ。 「ゆ……ゆわあああ、としこはおいしく……」 「なにいっているぬえ?ぬえはきしょうしゅはたべないぬえ」 「き……きしょうしゅ……?なんなんよ……それは」 それからとしこは恐怖感と好奇心半分ずつでぬえから話をきいた。 なんでも世の中には二種類のゆっくりがいるらしい。 一つは通常種、これはどうしようもないクズゆっくりのこと。 もうひとつが希少種、通常種とは違う素晴らしいゆっくりということらしい。 そしてとしこは希少種……選ばれたゆっくりであるということも。 としこは稲妻に打たれた気分であった。 そうだ、自分は希少種なんだ!通常種なんかとは違うんだ! ははは、今まで何を負い目に感じていたんだろう。 自分とこいつらは全く違う生き物なんだ。 こいつらは自分よりもはるかに下の存在!! 「と……としこ?はやくに……」 ふと目の前で汚らしい紅白饅頭がなにかをつぶやいている。 全く醜い姿だ。 ふとぬえの姿を見るとニヤリと笑っている。そうだ……としこがするべきことは…… 「けがらわしいつうじょうしゅは、ゆっくりしぬんよ!!!」 「ゆぎ!!!」 この時、としこは生まれ変わったのだ。 さっそくとしこはかけだす、どうしても不満をいいたいゆっくりがいたのだ。 「おかあさん!なんでおかあさんはみょんなんかと、けっこんしたんよ!!」 「な!なにをいっているんよ!おとうさんのことをわるくいったらいけないんよ!!」 家の中では母としこが備蓄物の整理を行なっていた。 としこは母としこに向かって通常種と希少種の違いについて熱く語りだすが、 「おちびちゃん……いったいなにいっているんよ?そんなことだれにふきこまれたんよ」 母としこは確かに希少種と通常種のことは知っていたが、としこと思考パターンは全く違っていた。 そりゃ、たしかにとしこ種は少ないけど、何故それが偉いとかに繋がるの? 何か特別な力を持っているならまだしも、としこにはそんなものはないし、 群れに入って皆で協力しあって生きていかないと生きていけないのは、他の通常種と変わらない。 それなのに……他の皆を見下すようでは生きていけない、なんとか説得しないと。 そう決意を固めた所であったが、子であるとしこから予想外のことを言われる。 「ぬえおねえちゃんが……そういったんよ……」 「ぬえ!?ぬえとあったんよ!!??」 「ゆ……」 「こうしちゃいられないんよ!!おちびちゃん!ぜったいにであるいちゃだめなんよ!!」 母としこはけっかいを厳重に設置して慌てて出ていった。 「れいむのおちびちゃんがあああああ!!!!!」 「ゆぐう……まりさのおちび……」 「むきゅ……このへんにれみりあやふらんはいなかったはずなのに」 群れの中心部には変わり果てた子ゆっくりを前に嘆く親ゆたちがいた。 「おさ!おさああ!!たいへんなんよ!!」 「むきゅ……としこ?」 「ぬえが!ぬえをおちびちゃんがみたらしんよ!!」 「むきゅうう!!」 「ぬえみょんか!?」 「ゆるさないのぜ、このかたきはとるのぜ!!」 「ぬええ!!ぜったいゆるさないよお!!!」 早速群れの成ゆたちで対策を取ることになった。 一箇所に群れ全てのゆっくり、当然赤ゆも子ゆも集められて 「としこはつうじょうしゅなんかと、いっしょにいたくないんよお!!はなすんよおお!!」 「おちびちゃん!!おちつくんよ!!」 「としことみょんのところのおちびちゃん……ぬえにちょくせつあったらしいのぜ……」 「かわいそうに……いのちからがらにげて、きがどうってん!してるのね……」 「むきゅ……はやくぬえをなんとかしてたおして、としこのけあをしてあげないと」 「としこおねえちゃん……ゆっくりよきゅなっちぇね」 「としこおねえちゃんがゆっくりしてにゃいと、まりちゃもゆっくりできにゃいのじぇ……」 周りからは聞き難い通常種からの怨嗟の声。 いかに自分が希少種であることに嫉妬しているかが、それ故に憎いのかがとしこには分かってしまった。 「むきゅ、それじゃあみんな、つらいとはおもうけどおかざりをいちどはずすのよ」 「「「ゆっくりわかったよ!!」」」×たくさん 「やめるんよ!としこのおかざりをとらないでほしいんよ!!」 「おちびちゃん!すぐかえすから、おとなしくしたがうみょん!!」 「むきゅ……どうやらこのなかにぬえはいないみたいね……」 「「「ゆっくりあんしんー」」」×たくさん ぬえの擬態の能力は詳細なメカニズムは分かっていないものの結局は、お飾りの誤認である。 ゆっくりの場合その目線はどうしても、お飾りに行く。 しかしお飾りを外した場合、ようやく他の特徴が見えてくる。 ぬえは特徴的な羽を有する。お飾りに目が行かない場合、見間違えるはずもない。 群れの中にぬえがいないことを確認してから、具体的なぬえ対策が話し合われる。 「むきゅ……となりのとなりのむれで、ぬえがでたときはこうしたらしいわ……」 4-2 今更言うまでもなく、ぬえは希少種である。 その数は未だあまり多くはない。 一方で、ぬえは捕食種でもある。 通常種を食べて行くうちにその数も増えていくだろう。 しかし実際には、ぬえの数はほぼ横ばいであった。 ということは何かしらの淘汰圧がかかっているということだ。 さて、ぬえはどのような形で捕食をするのであろうか。 それはぬえ自体がもつ特殊能力、擬態の力を使って対象が油断しているところを襲うのである。 さてはて、二転三転するが、 通常種のゆっくりがれみりあに対面した時、十中八九 「れみりあだああああああああああ!!!!!!!」 (モデル:ゆっくりれいむさん、享年8ヶ月) と言うだろう。 ふらんの場合も 「ふらんだああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 (モデル:ゆっくりまりささん、享年6ヶ月) れてぃの場合も 「れてぃぃぃぃぃだあああああああああああ!!!!!」 ゆゆこの場合 「ゆゆこだあああああああああああああ!!!!!!!!」 これらの捕食種は通常種では到底かなわない圧倒的な力を有している。 通常種たちの悲鳴も、どうしようもない絶望からくるものであろう。 しかし、ぬえの場合 「ぬえだあああああああああああ!!!!!」 とは言わないであろう。 もちろんこれはぬえが擬態を使って狩りを行うからであるため、 気がついた時には捕食対象は致命傷を負っているためであるが、 もう一つ理由がある。 そもそも何故ぬえは擬態なんて面倒なことをして狩りを行うのか、だ。 つまり……ぬえにはれみりあやふらんが持つような圧倒的なパワーなどは持ち合わせていないのだ。 油断したところを襲わなければ、通常種相手にも負けかねない、その程度の力しか無いのだ。 だからこそ、相手の隙をついて、闇に乗じて、ゆっくり同士を疑心暗鬼に陥らせながら、 ゆっくり達に正体不明の恐怖を味わせながら、刈り取る。 これが本来のぬえ種の狩りである。 しかし、今回としこの群れにやってきたぬえはというと 「ぬえぬえ~ぬえはきしょうしゅだぬえ!!このむれはぬえのごはんさんぬえ!」 あろうことか自ら、自分の存在をばらし、正体不明のメリットを放棄してしまった。 その結果は…… 「みょん!ゆっくりしていくのぜ!まりさはまりさなのぜ!」 「ゆっくりしていくみょん……ぬえ!!」 「ぬええええ!!!!???どうしてばれたぬええええええ!!!!!!」 「!!!!み!みんな!!こいつだみょん!!!!とりおさえるみょん!!!!!」 「ぬ!ぬえええええええ!!!???きたならしいつうじょうしゅが!ごぼ!ばほ!」 翌日、ぬえは驚くほど簡単に捕まってしまった。 群れの対策は人間からしたら至ってシンプル。 単独行動をしないこと、他のゆっくりとあいさつするときは、ぬえとつけること。 それだけで勝手にぬえはバレたと焦り、早く飛べばいいのにも関わらず、その場で硬直したところを取り押さえられてしまった。 もしぬえがもう少し賢ければ、バレたと思うのならば動揺せずにゆっくりと逃げるべきだし、 そもそももう少し、自分を知っていれば自分の弱点もわかったはずなのだが。 自らの狩りのスタイルも分かったはずなのだが。 いったなにが、 「ぬえはきしょうしゅぬえええええ!!!!!ばんのうぬええええ!!!!こんなことありえな……」 「うるさいんよ!!きしょうしゅだからってなんなんよ!!」 ぬえを 「いだい!やべろおおおおお!!つうじょうしゅのごみくずどもおおお!!!ぬえをなんだたとおもって!!」 「おちびちゃんのかたき!!ぜったいにらくにはしなせないのぜ!!」 こんなにも 「おでがいじまずううう!!!!ぬえはきじょうしゅなんですうう!!!いきなければいげないんでずううう!!!おどなじぐたべられでぐだざいいい」 「むきゅ……かわいそうだけど、ぱちぇたちもたべられるわけにはいかないのよ」 腑抜けにしてしまったのだろうか。 「もっどゆっぐりじたがったぬえ……」 それは誰にもわからない。 としこは跳ねていた。 「あ!ありえないんよ!」 こんなことが許されていいのだろうか、希少種であるぬえが!通常種どもに殺されてしまった! なんておぞましい。 「はあ!はあ!ゆゆゆ!!!」 一瞬であった、としこはあんよを踏み外し、坂を転がっていく。 「と!とまらないんよおおおおお!!!!」 どんどん加速してゆく、としこ。 その速度が落ちる頃にはとしこは人里近くの道路まで転がっていた。 「んー?なんだゆっくりか」 「だ?だれなんよ?にんげんさん……?」 としこの目に写ったのは、初めて見る人間の男性。 彼はトラックの運転手であり、タバコを吸うためにトラックから降りて一服したのであるが、 何かが転がってきてなんだゆっくりか……と思ってふと目を離し…… 「お!おまえ!ゆっくりなのか!?」 と声を荒げる。 「そうなんよ!としこはとしこなんよ!すうこうなるきしょうしゅなんよ!」 「飼い主とか、人間とかいるのか!?」 「……な、なんのことなんよ?かいぬし……」 「よっしゃー!!!野生か!希少種拾うなんてラッキー!!!いくらで売れるんだろ!?」 彼はつい先日、知り合いの女性が希少種であるびゃくれんの野良を、偶然にも町中で見つけて結構な額に変えたことを聞いていた。 状況のつかめてないとしこを丁寧に持ち上げ、トラックを走らせる。 「に……にんげんさん?」 「おーゆっくりしていけよ!ゆっくり!」 「ゆっくりしていくんよ!!その、もしかしてとしこのかいぬしなんよ?」 「かいぬし?んーま、いちじてきにはな!ははは!」 人間さんはえらくごきげんだ。 としこはぬえとの会話を思い出す。 「それに、きしょうしゅはにんげんさんのよきぱーとなーぬえ!にんげんさんはかいぬしとなって、きしょうしゅたちにあまあまと、おおきなおうちをくれるぬえ!!」 そうだ、ぬえお姉さんのことは何かの勘違いだ! だって、この人間さんはとしこをひろってこんなにもうれしそうだし 「やっぱりとしこはきしょうしゅなんよ!!つうじょうしゅとはちがうんよ!!!」 「いいねいいね!希少種ばんざーい!!!」 そうだ、希少種は偉いんだ!通常種なんてゴミクズとは違うんだ!! なのに なのに! なのになのになのに!! 「どうしてとしこが、こんなめにあっているのおおおおおおおお!!!!!!!!」 としこには訳が分からなかった。 人間さんを召使にすることで悠々自適の生活を送るつもりだったのに、なぜだかとしこを拾ったお兄さんはとしこをおいていってしまうし、 さらにはさらには! 「こわいよおおお!!!」 「いやだ!ありずはまだじにだくない!!じにだくない!!」 「おきゃあしゃああああああああんんん!!!」 目が覚めたらとしこは加工所の加工レーンの上にいた。 すぐ目の前では、様々なゆっくりがぐちゃぐちゃに潰されて攪拌されてゆく。 としこが眠っている間、引き取られた加工所は一応は他の用途はないか検討もしたが、特に無く結局はゆっくりふーどの材料になることが決定された。 「やめるんよおおおお!!どじこは!!!とじこはきしょうしゅなんよおおおお!!!!!!こんな!つうじょうしゅどもとは!!!!!!」 「た!たすげで!おねがいじまずんよ!だずげで!!」 「おがあさん!!すびばぜんでした!!!おとうざん!みょんはゆっくりでぎないなんでいっでごべんなざい!!れいむ!!!ごろじでじまって、ごめんなざ!!!!!」 それがとしこの最後の言葉であった。 5. 「それでは○○アナウンサーに繋いでみましょう!〇〇さーん!!!」 「はーい!私は今大人気のてんこちゃんを専門にとりあつかっているゆっくりショップにいまーす!!」 「いやーてんこちゃんかわいいですねー!癒されますねー!」 「そうですねー流石は希少種といったところですか!」 「あんまり面白い番組ないな」 暇だ。相変わらずこの時期は暇だ。 僕はこの前見たあきしまいをすぐに忘れるだろうと思っていたのだが、意外とまだ覚えている。 それはゆっくりショップでのとしこのことがあったからかもしれないが。 あきしまいは希少種だ。 としこも希少種だ。 てんこやびゃくれんも希少種だ。 てんこやびゃくれんは大変人気がある。 だからあきしまいやとしこも人気がある。 んなわけない。 そもそも、何故人間が勝手に区分した通常種と希少種をあんなにも彼女らは気にしたのだろうか。 「それではスタジオには、日本有数のてんこちゃん好きと知られる□□さんがいらしております!」 「よろしくざます~」 「お願いします。早速ですが□□さん、てんこちゃんのどんなところが好きなんですか?」 「そりゃあ!なんていっても!希少種のなかの希少種っていうことで他の通常種にはない上品さ!通常種など及ばない美しさ!それからそれから……」 「そうですね~さきほどのお店でもありましたが、てんこちゃんの良さを分かる人はどんどん増えていますものね~」 「そうざますね!!すばらしいことざます。あと、先ほどの続きですが、やっぱり一般の方では買えない希少種の珍しさもてんこちゃんの魅力ざます!!」 「それならばもっと珍しい、みすちーなりやまめでも飼えば」 おっと、テレビに向かっておかしなことを言ってしまった。 こんなことを言ったって何にもならないし、彼女が従う必要性も義務もない。あるわけがない。 「つまんないし、消すか……ん?」 気のせいだろうか? テレビを消すとき、ふと目に入った□□さんとやらが抱いているてんこの目が、とても悲しい物に見えたのは。 「お、雪だ!」 次の瞬間、僕の興味は窓の外に完全に移った。初雪である。 きっとまた、学校が始まって忙しくなれば今度こそあの、あきしまいも、としこのことも完全に忘れてしまう気がする。 「さなえ!おきるのぜ!」 「むにゃむにゃ……どうしたのですか?まりささん……ゆわああああとってもきれいです!!!」 「ゆきっていうんだよーわかるよー!!」 「とかいは……」 「みょん……」 「むきゅ……みんな、見とれるのはいいけどあまり体を冷やさないようにね」 「「「「はーい!!!!!」」」」 「ゆ……」 「さなえ?」 「ありすさん……」 「みのりことしずはのことをかんがえているのね」 「はい……」 「「……」」 ありすさん、さなえはおもうんです 「さぶいよおおおお!!!!!」 「ゆきさん、こないでええええ!!!!いまはあき!あきなのよおおおお!!!」 なに? もし、つうじょうしゅやきしょうしゅなんて、ことばがなければ、みのりこさんも、しずはさんも、さなえたちとなかよくできたんでしょうか? 「う!うごかないよ!みのりこのあんよさん!どうじでうごがないの!!!」 「ぐるびいよ!どうじで……きしょうじゅのしずはがごんなめに」 なかよくできたかもしれないし、なかよくできなかったかもしれないわね つまり? 「ゆひっ!ゆひっ!!お……おねえぢゃん!?」 「ゆ……ゆっつゆっつ!!」 あのふたりが、もとからどんなゆっくりかによるかなーって、だってつうじょうしゅやきしょうしゅってことばがあっても、さなえはありすのことをみくだしてないじゃない それはそうですけど…… 「おねえぢゃん!!!おねえじゃん!!!!!」 「もっど……あぎをまんぎつじだがった……」 ただ、もしそんなことばがないのだとしたら したら? 「ゆんやあああああ!!!!しずはおねえじゃんが、えいえんにゆっぐりしちゃたあああああああ!!!!!!」 「……」 みのりこもしずはも、もっとじぶんたちをじぶんたちとして、ひとりのゆっくりみのりこと、ゆっくりしずはとして、みれたんじゃないかなっておもうわ きしょうしゅってゆっくりではなくて……ですか 「いやだ!いやだよおおおおお!!!!!」 そうね…… 細い細い路地の先で一匹のゆっくりが震えていた。 彼女の名前はゆっくりみのりこ、希少種の中の希少種である。 彼女は大変数の少ないゆっくりの一匹である。 車以上の値段がすると言われる、びゃくれんやもこうよりもその生息数は少ない。 てるよやすわこは、とってもとっても珍しいから人間さんからとても大事にされる。 せーがーやえーりんは、とってもとっても珍しいから、皆からとても優遇される。 ゆゆこやてんこは、とってもとっても珍しいから皆ほおっておかない。 みのりこやしずはは、とってもとってもとーっても珍しいから、 皆から忘れ去られた。 「ゆ!ゆえ!ゆひ!ゆわ!ああああ!ああああ!!!!!!!!」 (しずはおねえちゃん!!すごいことがわかったよお!!!) (どうしたの?みのりこ?) (みのりこたちはきしょうしゅだったんだって!!とってもめずらしくてすごいゆっくりなんだよお!!) (き……しょうしゅ?ゆーなんだかとってもゆっくりできることばね!!!) (そうだよお!そしてきしょうしゅはつうじょうしゅたちとは、かくがちがうんだって!えらいんだよ!!!!!」 「!!!!!!!!……………………っ……た……た……………………………………………………」 冬も深まり都会に初雪がつもるなか、わずかながら残っていた秋の気配は消えてなくなった。
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今日は節分。我が家でも豆撒きを行うとしよう。と思い立ち、スーパーへ行って豆買って来る。大豆を使うのが本式なのだろうが、 食うのに手間がかかるので落花生を買って来た。玄関を空け、俺と家で飼っているゆっくりさなえとゆっくりゆかりんの3人で並び立ち、 「鬼はー外!」 「「おにはーそと!」」 と外に向け豆を撒き、 「福はー内!」 「「ふくはーうち!」」 と内に向け豆を撒く。撒いているのは俺だ。ゆっくりには手がないので、2人共声を出しているだけである。 まあ、楽しそうなので問題はないのだろう。撒いた後は家の中に撒いたものを回収して居間に戻るとする。流石にこの時期はまだ寒いのだ。 と、その前にもう1セット撒いておこう。鬼が隙を突いて入ってこないとも限らないので、 急激に方向転換をして遠心力の効いた豆を放り投げる。 「おーっす、福は内とばかりにy『鬼は外ォッ!』ぐおっ!?」 遠心力の効いた落花生は、丁度玄関をあけて入ってきた友人の顔面を的確に捉え命中した。アレ地味に痛いんだよなぁ…… 「あ……」 「なんてたいみんぐのわるい……」 なんとも気まずげに仰け反る友人を眺めているさなえとゆかりん。うん、俺もそう思う。 一緒についてきたのうかりんに助け起こされて入ってきた友人と共に居間に入り、席に着いた。 「いやぁ、友人宅に訪れて早々豆をぶつけられるとは、お釈迦様でもわからよなほんと」 「のっくもしないで入ったごしゅじんがわるいっぺよ。じごうじとくとあきらめるっぺ」 コタツに入りつつ、まだ痛いのか鼻面をさする友人。隣では友人の飼っているのうかりんが溜息をついていた。 友人の家ではブリーダーもかくやと言う数のゆっくりを飼っており、うちに来る時はそいつらが付いて来る。 今日はどうやらのうかりんの日のようだ。まあ、悪いとは思うので茶と共に皿に空けた落花生をどんと置く。 「折角来たんだ、豆でも食っていけ」 「お、悪いな。とりあえず歳の数だけ食べるとして……そういやそこのゆかりんって何歳ぐらいなんだ? 見た感じ成体みたいだが」 「ゆかりんはえいえんのじゅうろくさいよ!」 友人の疑問に軽く仰け反って威張るゆかりん。横ではさなえが苦笑いをしていた。 よく見れば友人の横ののうかりんもなんとも微妙な顔をしている。ゆかりん種は良くこういう発言をするらしいが、 ありす種の「とかいは」発現と似たようなものなのだろうか。しかしその自信満々の顔も、直後の友人の発言で凍り付くこととなる。 「でもさー、ゆっくり年齢で16って人間にすると結構歳食ってるよな」 「「「あ」」」 「…………」 ぴし、という音が聞こえた気がする。ゆかりんは仰け反ったまま硬直し、辺りになんとも気まずい空気が流れる…… どう空気を打破しようかと思い悩んでいた俺達を救ってくれたのは、なんとのうかりんであった。 べし、と友人の後頭部にチョップを入れ、持ってきていたタッパーから海苔巻きを出す。 「まったく、ごしゅじんはもうすこしくうきをよんだほうがいいっぺ。 そんなだからおとうとさんに『くうきよみひとしらず』なんていわれるっぺよ、このがっかりおうじ」 「うっわ酷ぇー」 「じじつだっぺ。さ、きをとりなおしてえほうまきでもくうっぺよ。うちのはたけでとれたきゅうりと、 うちでつくったかんぴょうとうちのにわとりがうんだたまごでつくったふとまきだっぺ。 これをたべればなくこもわらうっぺよ?」 容赦なく主人を罵るのうかりん。まあ、ここまで容赦がないのも信頼の現われなのだろう。羨ましい事だ。 しかし確かに美味そうだ。海苔はともかく、この分だと米ものうかりんの田んぼで作ったものなのかもしれない。 「ゆ、ゆかりんさんもほら、おいしそうなのりまきですよ!」 「ゆかりんおばさんじゃないもん、ぴっちぴちのびしょうじょだもん……」 目に涙を浮かべながらも、恵方を向いてさなえともそもそと海苔巻きを食べるゆかりん。 本来丸かぶりは黙って食べるものだが、まあゆっくりには難しい話だろう。 「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!! ……あ」」 どうやら本人達もそのことに気付いたらしい。ぽんぽんと2人の頭を撫でてやり、食べている間に剥いておいた落花生を2人に出す。 さて、おれも歳の数だけ食うとするか…… 「あ、そういえば……おにいさんはおいくつなんですか?」 「ん? 俺か? 三十(ピー)歳だが」 さなえたちのほうを見ると、予想外だったらしく大層おどろいた顔をしていた。 ゆかりんに至ってはあのすさまじい顔で驚いている。地味に恐い。しかしそんなに驚く事だったろうか。 「お前結構若く見えるほうだしな。ちなみに俺も同じくらいだ」 豆を食いながら言う友人。そうだな、と返して笑い合っていると、不意に太腿に重さを感じた、さなえが乗ってきたのだ。 さなえは俺の方を見上げると、にっこり笑ってこう言った。 「あ、あのですね、さなえはおにいさんがいくつでもおにいさんのことがだいすき、ですよ!」 言っていて恥ずかしかったのか、言った直後真っ赤になって俯くさなえ。俺も気恥ずかしくて視線をそらす。 改めてそう言われるとすごい恥ずかしいというかこそばゆいというか…… ふと周りを見ると友人やゆかりんが「r=ァ r=ァ」な目で見ていたのでまず友人に向け豆をブン投げた。 そして逃げようとするゆかりんを捕獲し、抱え込む。 「よし、貴様の頭を割って中身の納豆を歳の数だけ食ってやろう」 「や、やめてね! ゆかりんをたべないでね!」 じたばたと暴れるゆかりんの頭に軽くチョップを暮れてやり、床に降ろす。まあ俺も食うつもりはない。軽く脅かしてやっただけだ。 しかし、さなえを可愛がっているとことあるごとに「r=ァ r=ァ」な目で見ているので本当に食ってやろうかと思った。 かくしてゆかりんは俺の手の届かないところまで逃げたが、少しして俺の側まで来ると、 「でもおにいさん! ゆかりんだっておにいさんのことがだいすきよ! わすれないでね!」 と言うので、思わず抱え上げて抱きしめてしまった。これは流石に反則だろ常識的に考えて。 驚きつつもまんざらでもなさそうなゆかりんと、羨ましそうに見上げるさなえ。 そしてそれを生暖かく見守る友人とのうかりん。ああ、俺は幸せ者だなと思いつつ、節分の夜は更けて行った。 どっとはらい。 ニヤニヤしちゃいました。 -- 名無しさん (2009-04-16 23 52 47) 続きみたーい -- ゆっくり愛護団体団員 (2011-03-22 12 04 10) 名前 コメント
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スコア 交流戦 熊本-名古屋3回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本1勝2敗) 名古屋 000 000 003-3 熊 本 100 002 02X-5 (名)●さなえ、琴吹み、真壁、京良城-坂東 (熊)○曙川、H不来方、聖、S大森-法条 戦評 3連敗で足踏み気味の熊本は、大混戦から一歩リードしたい名古屋とのカードを迎える。熊本先発は曙川、名古屋先発はさなえ。 試合は初回から動きを見せる。熊本は先頭の紀野がヒットで出塁、すぐさま盗塁を決めると、これを水沢がバントできっちり送ってワンアウト三塁のチャンス。ここで右川がレフトへ犠牲フライを決め、あっという間に1点を先制する。 この早い援護に先発・曙川もピッチングで応える。5回まで大きなピンチもなく名古屋打線を翻弄し、この1点のリードをしっかり守っていく。しかし名古屋・さなえも2回以降は熊本打線を封じ込め、点差は変わらずに試合は後半へ。 しかし6回、ここまで初回の1点に抑えられていた熊本が再び攻勢に出る。紀野が出塁すると今日二個目の盗塁を成功、続く水沢も相手エラーで塁に出るとこちらも盗塁を決めてノーアウト二・三塁のチャンス。ここで先制点を挙げた右川が打席に入ると、シンカーを捉えた鋭い当たりは一塁線を破る長打コース。これが走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり2点を追加する。さらに8回にはさなえから代わった琴吹海奈から右川・上村のアベック弾も飛び出し、5-0と試合を決めた、かと思わせた。 だが土壇場9回に名古屋が反撃。二つのフォアボールでランナー二人を置くと、4番・花音が熊本三番手・聖のストレートを強振。打球はレフトの頭上を高々と越えてスタンドへ飛び込む3ランホームラン。この一打で一気に二点差へと詰め寄ることに成功する。しかし急遽登板した大森に三人で切って取られ、反撃はここまで。熊本が名古屋の追撃を振り切って連敗をストップさせた。 責任投手・本塁打 [勝] 曙 川 5勝 [S] 大 森 7S [敗] さなえ 3勝2敗 [本] 右 川 9号 上 村 5号 花 音 5号 試合詳細 + ... 打撃成績 + ... 守備成績 + ... 投手成績 + ...
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931 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/20(火) 21 43 46.97 ID qxzKCjVto こんばんわ! 土日デートでした☆ デートは温泉→イカちゃんちでDVD鑑賞会的なアレでしたww 932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/20(火) 21 57 56.40 ID meoa9yIIO おかえりちゃん! ほう、DVD鑑賞会とな! 何見たんだ? AV? 932 スウィングガールズとクレヨンしんちゃん! 私の大好きなクレヨンしんちゃん、イカちゃん全然見たこと無いとか言われたから これは教えねばならんと思ってね AVじゃねーし! AVでちょっと一悶着あったけどwwww 店内回ってる時にAVコーナーの近く通ってさ さ「おぅ……あの奥には男のロマンが詰まってるぜww」 イ「さなえのロマンもねww」 さ「なーんでよwwwwそんなの見るわけ無いじゃん!」 イ「……ホントに?」 さ「無い無い!」 イ「信じないでおいてあげる^^」 信頼感ゼロでワロタ 934 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/20(火) 22 17 47.29 ID qxzKCjVto あと温泉の報告ね 付きあってる人とお風呂一緒に入れるのって同性カップルの役得だよねww 手とか繋いでたら他の人たちにつまみ出されそうだけど でもさぁ 久しぶりのデートで久しぶりの生イカちゃんなのよ私にとって! 我慢できNEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!! ってことでにごり湯一緒に入ってる時、がっつり手にぎりましたww さ「ぐへへwwww」 イ「誰かに見つかっちゃうかもよww」 さ「バレない、このにごり具合はバレないww」 仕方ないなぁとかなんとか言いながらイカちゃんも嬉しそうイヤン 調子のってイカちゃん内股に手伸ばしたらがっつりガードされましたけどね! それでも構わん!と触ろうとしたら二の腕殴られたwwww バイオレンスなイカちゃんも堪らないね! 935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/20(火) 22 18 49.12 ID meoa9yIIO 信頼ねぇええええええwwwwww 君たちは、AVよりLの世界のほうが参考になるかも…ならねーなwwwwww クレヨンしんちゃんは、あっぱれ戦国大合戦が大好きだぜwwwww スイングガールも良いよなwwww イノシシのシーンでリアルにお茶吹いたwwwwwwww 935 Lの世界は今度見てみるかって話はしてるww イカちゃん私もタイトルだけは知ってたんでwwww あっぱれ戦国合戦いいよね! イカちゃんと見たぜ! イカちゃん大号泣して超絶可愛かった! しかし私がいちばん好きなのはブタのヒヅメだ! スウィングガールズの本仮屋ユイカかわいすぎwwww 936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/20(火) 22 23 27.00 ID meoa9yIIO …さなえ、前も手をひねり潰されてなかったか? 懲りねぇ奴だなwwwwwww まぁ、触りたい欲求は止められませんがねwwwwwwオウフwwwwwww 936 よく覚えてんなwwww 自分に正直に生きたいんだよ! オウフとかきめぇwwwwww 939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/20(火) 22 56 40.85 ID meoa9yIIO グフフの貴様に言われたくないわwwww しんちゃんは 雲黒斎の野望とオトナ帝国も面白いんだぜwwww Lの世界は寝取りやら浮気やらが多くてなーwwwww ちょっと気まずいかもなwwwww 939 ABBAAB右右左だっけ?雲黒斎ww アレは小学生の時に映画館で見たww 最近だと花嫁が好きだったかなぁ ヤキニクロードも好きだぜwwww Lの世界そんなにドロドロしてんのか! ~Lの世界鑑賞後~ イ「さなえは浮気しないでね><」 さ「当たり前だよ!私にはイカちゃんだけだよ(キリッ」 イ「さなえ//」 さ「イカちゃん……」 ~2人の世界へ~ あり!Lの世界俄然あり!!!! 937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/09/20(火) 22 34 59.87 ID OYHFS3TYo さなえが満員電車で胸触ろうとした時のこと思い出した VIPで「女の子の手ってすげえww」ってスレ見てイカちゃんと手つなげるさなえに嫉妬したww 937 その時ですね、私の手がひねり潰されたのは>< イカちゃんは超女の子の手だよ! 小さくてスベスベなんです>< 一生スリスリしていたい 世の中の陶器が全部イカちゃんハンド仕様になればいいのに 940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/09/20(火) 23 02 38.55 ID OYHFS3TYo 満員電車乗ってる時に、前に小さい女子がいると 抱きつきたい衝動にかられてヤバいwwイカちゃんクンカクンカ出来るさなえ羨ましい 940 ちょwwww犯罪wwwwww 土日もイカちゃん死ぬほどクンカクンカしてモフモフしたわwwww へへん☆ 942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道)[sage]:2011/09/21(水) 00 00 34.19 ID +xQibCMw0 Lの世界自分の母親見ててちょっと気まずい感じになった記憶あるわ・・・ 942 私も母親見てたらちょっとびっくりするかもなww ワイドショー的な感覚で見てる人がほとんどだと思うけどww 943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/21(水) 00 03 29.88 ID VsCt074IO 941 Lの世界鑑賞後 イカちゃん「シェーン格好いい!」 さなえ「い…イカちゃん?」 イカちゃん「続き借りてくる!!」 さなえ「(´・ω・`)」 ところで、土日はニャンニャン出来ましたか?^^ 943 シェーンググった 美男子ですね 土日と日にちをまたいで私がニャンニャンしないとでも思ったか!! 944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/21(水) 00 13 29.86 ID eIJZ7Xydo シーズン5まで全部みたけどせくろすシーンとばしまくったわww 全体通して鬱々としてた記憶だしカップルで見るのはおすすめできないぜ… 944 ええ?そうなの? イカちゃんも私も女同士の恋愛ドラマってことしか知らないwwww しかし他人のせくろす事情は気になる! それがドラマでもwwwwww 946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/21(水) 00 36 56.97 ID eIJZ7Xydo まあ気になるよねww シーズン1か2くらいまでなら見てもいいかなと思う 続きが気になって結局ずるずる見ちゃったけどね… あとシェーンはまじでイケメンだよwwww 946 ますます気になってきた! ちょっと見てみよっかな シェーンも気になるしwwww イカちゃんイケメン好きじゃないって前に言ってたし私の方がシェーンにハマるかもなwwww 947 :さなえ ◆Xdous6rwI2[sage]:2011/09/21(水) 00 43 55.31 ID duJ21pQJo それじゃまた来ます! みんな雨には気をつけるべし! 948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/21(水) 01 14 00.32 ID VsCt074IO 雨と川の水位ワロエない@グンマー 前回の豪雨と台風で堤防やダムにダメージあったみたいだから、今回は心配だわ(´・ω・`) 東京も降るみたいだから、通勤気をつけてなー おやすみー 948 台風でカオス状態になった品川駅にいました>< 死ぬかと思った 群馬は乗りきれた? 949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/09/21(水) 17 44 48.30 ID gKZCFUAro 学校行ったのに台風で休講だったお こんな日はさなえも早く帰って、イカちゃんとSkypeでイチャイチャしないと 949 会社から「アポが終わり次第直帰可」と言われる その日の最終アポは19時からwwwwww いつもと変わらない日常でしたwwww ぬぁあああああああああ!! 950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/09/23(金) 23 07 54.03 ID SEbvrtZIO 侵略!?イカ娘、ついにアニメ放送開始間近でゲソ! テレビ東京 9月26日 毎週月曜 深夜26時00分~放送開始! テレビ愛知 10月13日 毎週木曜 深夜27時00分~放送開始! テレビ大阪 10月15日 毎週土曜 深夜26時55分~放送開始! AT-X 10月15日 毎週土曜 9:00~、23:00~ 毎週水曜 15:00~、27:00~ 絶対に見るでゲソ! 侵略!イカ娘の最新巻、10巻は10月7日発売でゲソ! 同日に秋田書店公式ファンブックも発売されるから買わなイカ! 次スレ案 【侵略!?】イカちゃんと変態さなえを見守るスレ【百合娘】 950 遂に始まるのかイカ娘ww 始まる時間遅いわwwww そして私が変態であるという事実は変わらんのですね →続き
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小さな絵本/設定国民用(ちいさなえほん/せっていこくみんよう) ほほえみ書店にて販売中。 小さな絵本として設定国民が使用できる。 L:小さな絵本/設定国民用 = { t:名称 = 小さな絵本/設定国民用(アイテム) t:要点 = かわいい、小さめの、絵本 t:周辺環境 = 家庭 t:評価 = なし t:特殊 = { *小さな絵本/設定国民用のアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *小さな絵本/設定国民用の位置づけ = ,,,{ショップアイテム,絵本}。 *小さな絵本/設定国民用の取り扱い = ,,,ほほえみ書店 *小さな絵本/設定国民用の販売価格 = ,,,3000個/1マイル *小さな絵本/設定国民用の特殊能力 = ,,,小さな絵本として設定国民が使用できる } t:→次のアイドレス = みんなで読む(イベント) } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 天領 10/12/23:3000部購入 緋璃・ロッシ 10/12/25:緋璃・ロッシの関係する孤児院へ譲渡 0 鍋の国 09/12/25:購入 若宮 とよたろう 09/12/25:鍋の国の子供達へ譲渡 0 レンジャー連邦 09/12/25:2セット購入 城 華一郎 09/12/25:レンジャー連邦市民病院へ設置 0 09/12/24:購入 霰矢蝶子 09/12/25:藩国孤児院へ譲渡 0 ナニワアームズ商藩国 10/02/12:購入 乃亜・クラウ・オコーネル 10/02/14:使用 0 詩歌藩国 10/12/22:2万4千部購入 花陵ふみ 11/04/20:国民に12000冊を配布 12000 涼州藩国 10/03/21:2セット購入 NEKOBITO 10/04/06:2セット使用 0 ACE 10/12/25:緋璃・ロッシより3000部譲渡 緋璃・ロッシの関係する孤児院 3000 参考資料 ほほえみ書店 アイドレスWiki:小さな絵本/設定国民用(未掲載) 上へ 戻る 編集履歴 矢上麗華@天領 (2010/12/24) 龍樹・翡鹿・ボーランドウッド@土場藩国 (2011/04/27) イラスト:乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国 イラスト製作 黒崎克耶@海法よけ藩国 (2010/4/18)
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かなえキッチン :つくれぽ2009年01月 <前月 翌月> 09/01/01 お煮しめ 2009/01/01 9 18 Canon EOS Kiss Digital X お正月のお煮しめは、懐かしくホッとする美味しさですね☆ 09/01/05 まん丸たこ焼き★外カリ中トロ♪焼き方も! 2009/01/05 19 37 Canon EOS Kiss Digital X 外側カリッと中はトロットロで本当においしいたこ焼きでした☆ p_sakura_2000 09/01/03 わかさいも 09/05/04 わかさいも 09/01/06 黒豆の煮汁で!黒蜜風きなこ餅 2009/01/06 10 05 Canon EOS Kiss Digital X 黒豆の煮汁は、黒蜜よりあっさりして優しい甘さで食べやすいですね♪ 09/01/07 お正月明け身体と心と開運に!七草粥☆ (画像情報とれず) お米から作るお粥は美味しいですね。七草粥で身体と心と開運に☆☆☆ 09/01/07 ふきと油揚げの煮物 (画像情報とれず) フキと油揚げは相性が良いですね♪とても美味しい煮物でした。 09/01/07 春菊の白和え 2009/01/07 19 27 Canon EOS Kiss Digital X すりたてのゴマの風味がよい和え衣で、春菊が美味しくいただけますね 09/01/08 ウチの定番餃子♪ (画像情報とれず) 具が驚くほどジューシーで、味付けもしっかり、とっても美味しい☆ 09/01/08 (写真有)照りが命! 多めに炊いてね かしわ飯 (画像情報とれず) 去年から何度も作っています♪冷めても美味しい最高のかしわ飯レシピ 09/01/09 お店より美味しい~☆プリプリエビチリ (画像情報とれず) とても丁寧な作り方解説で上手にできました♪海老がぷりっぷりで美味 09/01/09 ★本格麻婆豆腐★ 簡単な工程で中華料理店の美味しさです♪ピリ辛でコクがあって美味☆ 09/01/09 ★今夜は中華の日★本格酢豚★ 今夜は中華の日でした♪彩り良く、甘酸っぱくて美味しい酢豚でした☆ 09/01/09 絶品☆おしるこ 家庭で小豆から作るおしるこは、優しくしみじみおいしいお味ですね♪ 09/01/10 かぼちゃの♪クリーミーポタージュ♪ 撮影情報不明 隠し味の蜂蜜がとっても優しい甘さで、本当にクリーミーな美味しさ☆ 09/01/11 黒蜜♪黒豆♪ヨーグルト 撮影情報不明 和風のヨーグルトは、いつもと目先が変わって楽しく美味しいですね♪ 09/01/11 柚子蜂蜜でほっこり柚子茶 煮ることなく、こんなに簡単に美味しい柚子茶が作れるなんて驚き♪ 09/01/11 黒豆☆きなこオレ♪ 黒豆の煮汁ときなこで優しい甘さ☆ホットで美味しく頂きました♪ 09/01/11 うちの☆餅ピザ☆ お餅にバター醤油と長ネギ&ベーコンチーズの組み合わせ凄い!美味☆ 09/01/13 私のココア♥ 塩&バター&ラム酒で大人味のココアになりますね♪とってもおいしい 09/01/13 みそおにぎり〜〜 み~そ~さん思い出すと楽しんで作っています♪可愛いし美味しいし☆ 09/01/14 からだぽかぽか☆ホットラムチャイ しょうがとラム酒、スパイス効果で体がぽっかぽかになりますね♪美味 09/01/14 ▲おにぎり作るなら▲ byわかさいも これは素敵なアイデアですね☆これから私もコップを使って作ります♪ ↑へのレス ゴマおにぎり美味しそ♪同じコップ持ってます^^1番れぽ感謝✿ 09/01/14 びっくりみかん☆ ~不思議な皮の剥き方~ 面白いし楽しいし、こんなみかんの皮の剥き方があったのですね♪ 09/01/16 はぁ~幸せ♡→ܫ←♡キャラメルミルクティ 花畑牧場の生キャラメルクリームで♪はぁ~幸せ☆って感じるお味です 09/01/16 ★柚子茶スカッシュ★ 暖房の効いた冬のお部屋で、お風呂上りに飲む美味しいドリンク☆ 09/01/17 ◇こりゃほんとにウマイ◇至福のカレーライス 今年も我が家のカレーライスはこのレシピ☆本当に美味しいですネ♪ 09/01/18 ベシャメルにこだわった美味えびグラタン☆ 海老の風味豊かなベシャメルソースが最高ですね♪まろやか濃厚で美味 09/01/19 旨みたっぷり♪かしわ飯 おむすびといなり寿司にしました。混ぜるだけで簡単&とっても美味♪ 09/01/19 小松菜&りんごのフレッシュジュース 今年もこの小松菜りんごジュースにお世話になります♪ 09/01/20 パン屋さんの贅沢卵サンド 卵たっぷりで豪華なサンドウィッチ。ふわふわパンにサンドして美味☆ 09/01/20 ツルツル☆シコシコな手打ちうどん タピオカ粉を混ぜる発想が面白いですね♪もっちりツルッと美味でした 09/01/21 十穀米で塩むすび 15穀シェフズ米で作りました☆お塩だけでしみじみおいしいおむすび 09/01/21 超お手軽♪卵のお吸い物 生麩を入れました♪ふわふわ卵とお出汁の美味しさが最高ですね☆ 09/01/22 ほっと♥いちご♥みるく ほんのりピンク色で、大人の女性のための夜のホット苺ミルクですね♪ 09/01/22 あっさりネギ鮭茶漬け 紅鮭の塩焼きで♪たっぷりアサツキを入れて。ネギ入りお茶漬け美味☆ 09/01/22 ☆彡ほっこりオニオングラタンスープ 食パン使うと、食べるスープのようでこれ一品でご馳走になりますね♪ 09/01/22 いちご❤みるく❤ヨーグルト 苺とコンデンスミルクたっぷりが美味しいですね♪ヨーグルトと合う☆ 09/01/22 あつあつ焼きカレー♪ お醤油の隠し味が美味。残ったカレーの一番好きな美味しい食べ方♪ 09/01/22 揚げ餅でチーズ磯部巻き 揚げ焼きしたお餅のお醤油味、チーズ&海苔がとても美味しいですね☆ 09/01/23 ミント烏龍茶(水出し) 凍頂烏龍茶とフレッシュミントで作りました。この組み合わせ好き☆ 09/01/23 桜餅といちご道明寺 ひな祭りの季節じゃなくても桜餅が食べられるなんて嬉しいです♪ 09/01/23 桜餅といちご道明寺 いちご道明寺も一緒に♪一度に2種類できるなんて素敵☆どちらも美味 09/01/24 パクパク♪大根のステーキ! 大根の照り焼きは初めて作りました。皮つきで作るところが美味しい☆ 09/01/24 オニオンスープ オーブンでグラタンにしなくても、玉ねぎだけのスープで美味しい☆ 09/01/24 秘密のレシピ♪大人気フルーツサンド☆ 生クリームに蜂蜜とマヨの隠し味が美味しいですね♪フルーツたっぷり →力士レシピ 09/01/21 ☆魅惑のフルーツサンドウィッチ☆ 09/01/25 生クリームいちごサンド(パンはHB使用) まるでケーキのよう♪練乳入りホイップ生クリームも白パンも美味☆ 09/01/26 小松菜ジュース 牛乳で作る小松菜ジュース初めてでしたがキウイと蜂蜜が合いますね♪ 09/01/27 喫茶店の味☆☆☆たまごサンドウィッチ ほんのり甘いたまごフィリングが美味しいですね♪卵サンド大好き☆ 09/01/27 シェル*マドレーヌ 蜂蜜多めで作ったら焼き色濃いめになりましたがとっても美味でした♪ 09/01/27 ★いちごのゼリー★ ミルクプリンと二層で作りました♪苺の鮮やかな色が綺麗で美味です☆ 09/01/28 ピーマンのおかか炒め ささっと作れて、おかかとお醤油だけで美味しいですね。 09/01/28 うちの定番*スパゲティミートソース 5倍量で作りました♪お野菜もお肉もたっぷりで美味しいソースですね 09/01/28 鮮やか!ざくろジュース♪ 女性機能アップ目指して今年もこの手作りざくろジュース飲みますね♪ 09/01/28 生クリーム☆苺サンド 35%の生クリームが軽やかで食べやすいですね♪まるでケーキのよう 09/01/29 菜の花の辛子和え ゴマも入れて、美味しかったです☆一足早く春を先取りした気分♪ 09/01/29 ☆常備菜☆ おからのいり煮 撮影情報不明 家庭で作る卯の花のおかずはホッとするお味ですね。常備菜に最適☆ 09/01/29 *ひじきの煮物♪* ちくわ入りで♪作りやすく、甘辛味で美味しいですね。これは定番に☆ 09/01/29 ごま油風味で美味しい♡きんぴらごぼう ごま油の風味が良いですね♪お弁当にぴったりのお味でご飯がススム~ 09/01/29 里芋の煮ころがし 小さい里芋をたくさん頂いたので。見た目も可愛らしくて美味しい☆ 09/01/29 あさりの味噌汁。 湯気でくもってしまいましたが、あさりだけのシンプルな美味しさが◎ 09/01/30 なすの★ミートソース 撮影情報不明 ナスのオリーブオイルの蒸し焼きがミートソースに合いますね♪美味☆ 09/01/30 大人のホットバターミルク 寒い日にぴったりですね♪ホットラムミルクのバター入りは斬新☆ 09/01/31 酒がすすむ!チーズdeやっこ 撮影情報不明 紫玉ねぎを使いました♪クリームチーズの冷奴風美味しいですね☆ つくれぽ 2008 つくれぽ 2009 <前月 翌月>
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グルーブロックLIVE / GROOVE ROCK LIVE 【グルーブロックライブ】 ミディアムテンポのロックSanaバージョン。カッティングギターがライブで一層カッコイイ。 グルーブロックLIVE / GROOVE ROCK LIVE 初出作品での出現条件 収録作品 ロング版収録 関連リンク ポップンミュージック8で登場した楽曲。担当キャラクターはさなえちゃん(8-特殊)。 ポップンライブで使われたバージョンの楽曲(ライブ曲)で、通常隠し曲となっていた。 赤いリンゴ / Sana BPM 110 5b-5 N-15 H-【旧】28 ⇒ 【9】27 ⇒ 【10】26 EX-× 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA × 21 32 × 「じゃ、行ってみましょう、赤いリンゴ」。ライブでのこの言葉に驚いた人も、昔からのファンにはいるのではないだろうか。原曲では白雪姫をモチーフにした男性ボーカル曲だったが、Sanaの手によって印象の違う力強いボーカルとカッティングギターによるロックに変わった。ライブ曲の中では良い意味での変化といえるだろう。担当キャラクターもライブ仕様ということで、特別カラーのさなえちゃん(8)である。 ライブでの生演奏ということもあって、ノリを楽しんでほしいということもあるようでズレが多く、判定がかなり辛い。終盤のギターはリズムで完璧に拾うのは至難といえるだろう。このようなズレ押しは目押しの方がスコア的には楽だと思う。そしてラストはアドリブということでパーフェクトを阻止する、スコア的には最大の難所となる。曲が終わったからといって「ありがとう」を押しすぎにはくれぐれも注意(笑)。 ポップンミュージック8の隠し曲。CS3に収録された同曲をSanaがアルバム「Sana-mode#?」にてカバー。そしてライブで披露したテイクを収録したもの。6曲あるLIVE曲のうち、唯一原曲とアーティスト キャラクターが異なっている。 この曲を担当している特別カラーのさなえちゃんは、なんとポップン13でプレイヤーキャラとして使えるように。ある意味、ファンにとっては嬉しい仕様といえる。 初出作品での出現条件 ステージ2でSana(新谷さなえ)が関わっている曲を選択して、リザルト画面の「GREAT」「GOOD」「BAD」「コンボ」「スコア」の5項目中2項目以上に「37」が存在する場合に、ステージ3で出現。 公式ではキャラクターを「サンディ」「さなえちゃん」「モモコさん」にすると書かれているが、実際はキャラクターの選択は必要なし。 キャラクターをさなえちゃんにしていない場合は出現しても、EXTRA STAGEでは選択できない。 収録作品 AC版 ポップンミュージック8からの全作品 CS版 ポップンミュージック8 ロング版収録 Sana-mode#? / Sana Sana Coffret / Sana 原曲のカバー音源を収録 関連リンク -原曲 グルーブロック Sana ライブ曲 楽曲一覧/ポップンミュージック8