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※俺設定注意 厨ゆっくり注意 ほぼ虐めてません ゆっくり。 いつ間にか現れ、社会に浸透していった不思議な饅頭。 彼らは愛でられ食われ虐待され加工され・・・と、さまざまに人間の役に立ってきた。 普段は虐待される側ばかり目立つ彼らだが、ちゃんと愛でられるゆっくりも存在するのだ。 今日はそんな愛でられるゆっくりを紹介したいと思う。それも、ただのゆっくりではなく特殊な奴を。 ここは『ゆーぶつえん』。その名が示す通りゆっくり版の動物園である。 ゆーぶつえん 某都内の某動物園の近くで、ゆーぶつえんは開園している。 今日もゆーぶつえんは家族連れ、あるいはゆっくり連れの人々でごった返していた。 この人々の約半分程はニュースで紹介されたゆっくりを見に来たのだろう。 てるよふが立った。 マスコミが取り上げ、各家庭のTVで流されたその光景は、今やちょっとしたてるよふブームを巻き起こすに至っている。 件のてるよふは屋内に誂えられたガラス張りの部屋の中にいた。 観客がカメラを向ける中、ふかふかの座布団の上に寝転がり、起きる気配を見せない。 カメラのシャッター音が鳴り響く。例えフラッシュを焚かれようとも、図太いてるよふは平気なのだ。 11時。飼育員がてるよふの部屋に入ってくる。テレビと、複数のゲーム機を持って。 途端に反応するてるよふ。むくりと起き上がり、飼育員がゲームの用意をするのを今か今かと待っている。 ちなみにこの時点でシャッターを切るものは多い。半身を起こしている光景だけでも非常に貴重だからだ。 飼育員が古そうなゲーム機の電源を入れる。テレビ画面に映し出されたのは<トランスフォーマー・コンボイの謎>。 同時にてるよふは重過ぎる腰を上げる。伸ばしていた足を地面につけ、ゆっくりと、立ち上がる。 観客からの歓声が上がる。 きゃーっだの、かわいーっだの、特に可愛いともいえないてるよふに黄色い声を出す人々。 初めて立ったクララばりのスピードでよちよちと歩き、ゲーム機の前に腰を下ろすてるよふ。 この時点でシャッター音は物凄いことになっている。 最初は偶然だった。 たまたまガラスの向こう側を通りがかった少年が持っていた携帯ゲーム機にてるよふが異常な反応を見せたのを飼育員は知ったのだ。 それから試しにゲーム機を与えてみた。その結果がこれだ。まさか立つとは彼も思っても見なかっただろう。 そうしている間にも、てるよふはあっという間に一面をクリアしていた。 どれだけやりこんだのかは知らないが、マグナスは全く死なずにステージを駆け抜けていく。 なんという廃人。 ちなみにてるよふのゲームの腕前は凄まじい。 ひとつのジャンルに拘ることなく、古今東西あらゆるゲームを極めようとしている。 少年のときにゲマを倒し、256周目まで到達し、ジェノサイド砲を持っており、天帝をクリアし、金閣寺の一枚天井だって取っている。 飼育員はそんなてるよふを見ながら部屋を後にする。 12時になったらまた来て、ゲーム機を回収しよう。そう心に誓って。 ゲームは一日一時間。某名人の教えを、彼は忠実に守っていた。 そんな彼の思惑など露知らず、あっさりとゾイドっぽい何かを倒すマグナス。 てるよは流石にこれの2周目には興味ない。電源を切り、別のコントローラーに手を伸ばす。 最近お気に入りの中世っぽいところで悪魔を狩ったり狩られたりするゲームだ。 裸で古城を駆け抜けていくてるよふの分身。 別の意味で白熱してきた歓声を受けて、てるよふはご機嫌に悪魔を狩っていった。 勿論てるよふの他にも人気のあるゆっくりはいる。 檻の中には一匹の獣がうずくまっている。 いや、違う。獣ではない。この黒い羽、肉食獣の四肢、鹿と像の角、そして蛇の尾・・・きめら丸だ。 このゆーぶつえんは、「神獣」「宇宙怪獣」とも名高いきめら丸を所有していた。 「おお・・・退屈退屈」 言葉どおりに、退屈そうに独りごちるきめら丸。 どうやらてるよふに客を取られたことが少々不満なようだ。 見れば、檻の外には観客がちらほらといるだけ。いつもならば満員御礼でもおかしくないのにこの閑古鳥の鳴きっぷりは異常といえた。 今、てるよふブームが起きているのは知っている。だが、いくらなんでもここまで寂れるとは思わなかった。 人間とは気ままな生き物だ。もしかしたら、自分はこのまま誰からも必要とされなくなるのではないか? 少しばかり暗い想像をしすぎて、憂鬱になるきめら丸。 「あ、きめら丸だ!かっこいー!」 「きめら丸ー!こっち向いてー!」 そんなきめら丸を叱咤するように、檻の前で少年と少女が声をかけた。 おお、不覚不覚。そうだった。まだ自分には、見てくれている人がいるではないか。 ゆっくりと立ち上がり、彼らに近寄っていく。 「おおー!こっち来たー!」 「きゃー!すごーい!」 こんなに近くできめら丸を見るのは初めてだったのだろう。大興奮する二人。 そんな彼らを慈しむように、檻越しにじっと二人を見つめるきめら丸。 「仲睦まじく」 笑顔(とてもそうは見えないが)で二人に話しかけるきめら丸。 子供には少々わかりにくい言い方だったが、言いたいことは全て二人に伝わっていた。 「うん!おれたちすっごい仲良しだよ!」 「今日はお兄ちゃんといっしょにきめら丸をみにきたの!」 こちらも嬉しそうに、笑顔でお互いの顔を見交わす二人。どうやら兄妹だったようだ。 今日は私を見に来てくれた。その言葉に、少し胸が温かくなるきめら丸。 「おお・・・感謝感謝。私もその期待に応えなくてはいけませんね」 そう応えるや否や、きめら丸は天に向かって吼えた。 まるで獣そのもの。否、それ以上に荒々しく雄々しい咆哮。 半径十里にまで届くその声は、ゆっくりや動物の差などなく全ての者を萎縮させる。 だが今きめら丸はこの2人のために吼えている。畏怖させるためでなく、誇示するでもなく、まるで感謝するように。 それ故だろうか。二人の中に驚嘆はあっても、恐怖はかけらも見られない。 「すっげー!!」 「すごーい!!」 きらきらと目を輝かせる二人。 きっとこの思い出は二人の中に残り続けるだろう。 見れば、きめら丸の声に惹かれるように人々が集まってきていた。 なんてことはない。ただ単に彼らは昼食を終えて戻ってきただけ。きめら丸の心配は杞憂だったのだ。 おそらくはこの子供達の親であろう、優しそうな夫婦が近づいてくるのも見える。 結局のところ、きめら丸の人気は不動のものなのだ。 きめら丸がいる限りこのゆーぶつえんは安泰といえる。 この生活が気に入っている彼女はそんなこと知りもせずに、人々に囲まれながら咆哮を繰り返していた。 時計は既に1時を回ろうとしている。 食事の話でもしよう。 遊園地とか動物園の食事は高いと相場が決まっていて、このゆーぶつえんもそのご多分にもれず食事は割高だ。 例えば休憩所にある飲食店で売られているカレーは八百円もしたりする。 さらに園内のレストランは一品二千円以上とかもザラ。 ぶっちゃけボッタクリ価格だが、何故かそれを文句ひとつも言わずに食べるお客もいるから不思議なものだ。 しかし、このゆーぶつえんは普通の食事でぼったくっていても、デザートや甘味については信頼が置ける。 ゆっくりという饅頭を扱う以上、そこだけは力を入れているらしい。 動物園で言えば焼肉に力を入れるようなものなのだろうが良いのだろうか? とにかく、ここの甘味処や喫茶店は非常に人気が高い。 美味しい上に安いともっぱらの評判である。 それだけではなく、新メニューの開発にも余念がない。 例えば、甘味処『山女』。 ここでは店の名に相応しい新メニューを考案していた。 「すいません、このやまめ飴っての一つ」 「はーい」 ちょうどその新メニューを頼んだ客がいたようである。 女性店員が厨房に引っ込み、なにかを運んでくる。 「はい、お待たせしました。こちらになります」 彼女が運んできたのは、一本の割り箸と・・・ 「じごくからのししゃ、やーまっ!」 ゆっくりやまめであった。 「くらえ!すぱいだーすとりんぐす!」 言うや否や、口から細く白い糸を吐くやまめ。 糸は割り箸に絡まり、徐々に大きくなっていく。 やまめが作っていたものは綿飴だった。 中身が粗目糖であるやまめは、口から糸状の綿飴を吐くことが可能なのだ。 しかもただの綿飴ではない。伸縮性に富み、まるでガムのような食感を持っている。 「くもりなきひとみをしんじるゆっくり、やーまっ!」 さぁ食えと言わんばかりに、綿飴を客に向かって突き出すやまめ。 自分も甘味処の店員のつもりなのか、その瞳は自信に満ち溢れていた。 ちなみに、この新メニュー『やまめ飴』の評判はそれほどよろしくない。 やれ綿飴なのに良く伸びるだの、普通の綿飴より口元にくっつくだのいろいろ言われている。 やまめはそんなことは知らずに、期待を込めた目で客を見続けていた。 補足だが、ゆっくりやまめ自体もこのゆーぶつえん内で飼育されている。 彼女達は捕食種館にいるので、気に入ったら会いに行ってやると良い。 『山女』を出てすぐ近くに柵で囲われた広場がある。 ここは『ゆっくりふれあい広場』。その名の通り、人々がゆっくりと触れ合えるスペース、だった筈なのだが・・・・・・ 「ヒャッハー!我慢できねぇ虐待だぁ!」 「ゆぶぇっ!!」 我慢の限界を超えたといわんばかりの奇声と、まるで腹でも殴られたかのような悲鳴が響きわたる。 名は体を表すなどどこ吹く風、触れ合いどころか一方的な蹂躙だ。 ここにいるのは数人の虐待お兄さんと、その哀れな犠牲者だけ。 触れ合いの名を冠した虐殺が連日行なわれている始末である。 そもそもここにいるゆっくり達は何の変哲もない基本種達。 特に珍しくもない、街にいればいくらでも見かける彼らに客の目が向く道理はない。 だがそんな場所に目をつける者達がいた。 それが虐待お兄さん達。彼らはほぼ毎日、ゆっくりふれあい広場で遊ぶためだけに入園を繰り返していた。 無駄に財力のある奴らである。 「オラァ!喰らえぃ!」 「ぼぎゅっ!!」 「勢ィ!破ァ!」 「ゆぎぃっ!!げぼぁっ!!」 「なんと腰抜けの奥義!!」 「ゆぎゃあああああああああああああ!!!!」 今日も今日とて、お兄さん達は一山いくらの饅頭たちを屠ってゆく。 狩る方は元気一杯、狩られる方も元気(?)一杯だ。 ちなみに、彼らの死が無駄になることはない。 閉園時間後に彼らは死骸もまとめて回収・加工され、ゆーぶつえん内のゆっくり達の食事となる。 彼らの後釜を勤めるのは飼料として送られてきたゆっくり達だ。 一匹につき原価20円という異常事態が引き起こしたこのシステム。 全くの偶然か、それともスタッフの思惑通りだったのか。 ゆーぶつえんは虐待お兄さんという通常とは少々異なるニーズも捕らえて離さない。 明日には今日と同量のゆっくり達が仕入れられ、また同じく命を落としてゆく。 そしてその身体は他のゆっくり達の糧となってゆくのだ。 少なくともそこらの野良よりか遥かに有意義なゆん生と言えるだろう。 さて、一通り紹介が終わったところでこのゆーぶつえんの一番人気をご覧に入れたいと思う。 勿論、てるよやきめら丸も十二分に人気なのは知っての通りだ。 だが、彼女達は例えて言うならレッサーパンダや虎である。ゆーぶつえんにおけるパンダは、これから紹介するゆっくりだ。 ここは希少種館。 一般人には発見することが難しいほど数の少ないゆっくり達が生活している。ちなみに、てるよふもきめら丸もここの住人だ。 ここの一室に、そのゆっくりはいる。 ガラスの前には大勢の観客達がごった返している。 まるでてるよふの光景をもう一度見ているかのような混雑っぷりと言えた。これだけでもどれ程の人気か解るだろう。 ガラス張りの部屋の中、そこに彼女達はいた。 黒い帽子。青い髪。赤い瞳。そして、長い比礼。 その名はゆっくりいく。 「およよ?」 部屋の中をふよふよと飛び回るゆっくりいく達に、観客は黄色い悲鳴を上げる。 そんな声に反応してか、ゆっくりいくの中の一匹がウインクをしてみせた。 途端に広がる歓声。彼女達の人気の一つにその性格がある。 ゆっくりいく種は他のゆっくりに比べ、非常によく空気を読むのだ。 傲慢な性格の多いゆっくりの中、こうした者は人々に好かれる傾向にある。 愛嬌を振りまくゆっくりいく達。 彼女達もこの生活をまんざらではないと感じている。 もうすぐ三時。彼女達にとってもおやつの時間となる。 飼育員が扉を開け、彼女達に菓子を配っていく。 むーしゃむーしゃと幸せそうにそれを頬張る彼女達。 「およ、なんだかふぃーばーしたくなりましたわ」 ぽつりと、ゆっくりいくの中の一匹が呟いた。 その言葉に色を無くすのは飼育員。 素早く菓子を配り終わり、あらん限りのスピードで彼女達の部屋から出て行った。 再び彼女達だけとなった部屋の中で、ぷるぷると震えるゆっくりいくが一匹。 その姿はまるで、何か力を溜めているかのようだ。 パチリ、と。何かがはじけるような音がした。 まるで枯葉を踏んだときのような音。いや、これは・・・・・・ 再びパチリ。 やはり気のせいではない。この部屋の中で、何かが起こっている。 正確には、ゆっくりいくの周りで、だが。 「ん~~~~~・・・・・・」 彼女の声に応えるかのように、どんどん音は大きく、多くなってゆく。 最早枯葉を踏むなどという生易しい音ではない。バチバチと、聞いたこともないような音が聞こえてくる。 「んんん~~~~~・・・・・・!」 そう、この音の正体は静電気。 ちなみに今は春。どう間違っても、静電気などが起こる季節などではない。 ならば、この放電現象は一体何が起こしているのか。 「んんんんん~~~~~・・・・・・!!!」 今彼女達の部屋はこの音で埋め尽くされている。他の音は聞こえなくなった。 もう静電気などといったレベルを超えて電気は集まり続けている。 膨大な量の電気が、その臨界を迎えようとしたその時。 「ふぃーばー!!!」 その掛け声と共に、部屋の中から閃光が放たれた。 観客達は、息も忘れて目の前の出来事に見入っている。 部屋の中には一匹、青白い光を纏ったゆっくりいく。 部屋に備え付けられた電力計は、今この部屋に満ちる電気の総量が雷のそれとほぼ変わらないことを示している。 この異常ともいえる電力は、一匹のゆっくりいくによって齎されていた。 途端、大歓声が巻き起こる。 彼らは幸運だ。なにせこの珍しいゆっくりいくの発電をその目に焼き付けられたのだから。 ゆっくりいくの人気の秘訣、それは発電能力にあった。 全力であれば電気ウナギなどとは比べ物にならないほどの電力は、そのまま発電に利用されることもあるほどに強力だ。 彼女達は身を守るとき、こうやって放電をすることがある。 彼女達が「ふぃーばー」と呼ぶ放電行動は、どうやらストレス解消の効果もあるらしく、時々彼女達はこうやって ストレス解消を行なっているのだ。 無論発生した電力をそのままにしておく筈はない。ゆーぶつえんは彼女達の電力で運営され、余った電力は売却されている。 基本的にゆっくりで賄えるものはすべて賄うのがゆーぶつえんのポリシーである。 安全対策も万全で、部屋を覆う強化ガラスはたとえ本物の雷が落ちても割れることはない。 絶縁効果も抜群で、客に万一のことなど心配ない。 ゆっくりとは元来デタラメな生き物である。 このゆっくりいくはその出鱈目さが発電という危険に方向に発達した結果なのだ。 この能力のためか、彼女達は普通サイズのゆっくりとして初めて特定動物に指定されている。 最も、彼女達の性格は穏やかなので虐められたりしなければ人を攻撃することはない。 ちなみにゆっくりいくの発電量が最も多くなるのは土曜日の夜ごろである。 彼女達が「さたでーないとふぃーばー」と呼称するこの習性は今だ解明されていない。 喜びに沸く観客達を尻目に、稲光を纏ったゆっくりいくは上機嫌でフィーバーしていた。 まだ彼女の宴は始まったばかりである。 「ゆぅ~・・・・・・」 深く掘られた堀の中、観客達に見下ろされる形で視線を受けるのはドスまりさ。 彼女は今日も、冷たい視線に晒され続ける。 「ゆっ、ゆっ!ゆぅっ!」 必死になってぐにぐにと身体をひねって"おどり"を披露するドスまりさ。 そんな彼女の努力も空しく、観客達はごく僅か。 これはてるよふブームのせいではない。 ドスまりさとは、人間達から嫌われる傾向にある。 ゆっくりの中では異常とも言える体躯の大きさ、そしてドススパーク。 彼女もまた、猛獣の指定を受けるゆっくりである。 何故ゆっくりいくとここまで扱いが違うのかは、ドスまりさが人間に接触するとき大抵は"協定"の名を騙った脅迫を迫るためである。 近年何度かニュースになったそれは、人々の心にドスまりさ=害獣のイメージを定着させるに至った。 「ゆ~ん、ドスのゆっくりできる"おどり"をみてね!」 堀の中の彼女は、2メートル弱とドスサイズとしてはかなり小型である。 生まれた頃から自身の群れも持たず、このゆーぶつえんで飼い殺しになっていたためであろうか。 ドススパーク用の茸も当然奪われ、ゆっくりオーラも出すことが出来ない彼女は最早ただの巨大饅頭である。 できることと言えば、こうやって不気味に身体を揺らし観客を喜ばせようとするだけ。 見れば、堀の前に立っていた男がドスまりさに向かって何か投げてよこした。 ドスまりさはそれを顔面で受け止め、もそもそと咀嚼する。 「むーしゃ・・・・・・むーしゃ・・・・・・」 今ドスまりさが食べている者の正体は、ゆーぶつえんオリジナルのドスせんべいである。 ゆっくりの皮を加工して作られた、ドス用の餌。ちなみに人間も食べられる。10枚100円。 堀の前には看板が立っている。 『このドスが芸をしたら食べ物を上げてください』。 何故ドスまりさだけがこんな奈良の鹿じみた扱いを受けているのかと言えば、それはズバリ彼女に人気がないためである。 ゆーぶつえんはあくまで見てもらうためのゆっくりを扱う場所。見向きもされない者など、こんな程度だ。 彼女の餌はドスせんべいのみ。既にゆーぶつえんは彼女への餌の供給を止めていた。 ドスまりさはその日の糧のために通りがかる人々に向けて不気味なダンスを披露する。 運がよければ何か貰えるし、そうでなければただ通り過ぎられるだけ。 あるいは罵倒、あるいは石ころのサービス。 だがそんな日々にも負けずにドスまりさは餌を得ようとする。 そうしなければ飢えて死ぬから。 偶に飼育員がやってきてドスまりさに火の輪くぐりをさせたりすることがある。 それに比べればこうやって"おどり"をしていたほうがいい。 熱くて痛い思いをするより、こうやってお客の気を引いた方が楽だから。 「ゆっ!ゆゆっ!!ゆぐぇっ!?」 そうして今日もドスまりさは気色の悪い蠕動を繰り返す。 先ほどの男が、今度は拳ほどの石礫を投げつけ、ドスまりさの額にぶつかっていた。 「・・・・・・いや、よくわかったよ。そのゆーぶつえんとやらがとても楽しいところだったって事は」 「いや、実はそんなに楽しくもなかった。殆どうちに住んでいる奴らと同じ種類だし」 「・・・・・・そうか、それはまぁいい。でもな、そんなことより・・・・・・」 「?」 「なんでお前がゆっくりいくを飼ってるんだよっ!!それも胴付き!!」 部屋の中に、友人の叫び声が響きわたる。 この大声さえなかったらいい奴なのだが。 「おいおい、いくさんを『飼う』ってのはやめてくれ。一緒に住んでるんだよ」 「いやそんなことより何でお前が希少種(しかも胴付き)ばっかり所有しているかってのを俺は言いたいんだよ!!」 「おい、だから所有とか飼育とかって言葉は・・・・・・」 「およよ?」 膝の上にいるいくさんが声を上げる。 どうやらちょっとびっくりしてしまったようだ。 だから声でかいって。 「あー、ごめんないくさん。すぐコイツ黙らせるから」 「そもそもゆっくりいくは特定動物だろ!!なんでお前が・・・・・・」 「俺免許持ってるもん」 「ぐっ」 そもそも虐待お兄さんでもなければいくさんを放電させるほど怒らせたりはしない。 正直言って特定動物指定は誤った判断だと思っている。 扱い方さえ心しておけばそれこそ普通のゆっくりよりも安全なのだ。 「なー、いくさん。いくさんはそう簡単に怒ったりしないもんなー?」 「そうです。いくはくうきのよめるおんななのです」 「・・・・・・くそ、いいなぁゆっくりいく。俺も欲しい」 いくさんの頭を優しくなでる。 気持ちよさそうに目を細めるいくさん。 カワイイなぁ。 「おにいさん!てんこも!てんこもおひざのうえのっけて!なでなでして!」 「およ、そうりょうむすめさま。どうです、そうりょうむすめさまもいっしょに」 「おいィ!?なんでいくはおにいさんのおひざのうえをどくせんしてるの!?はやくあやまっテ!!」 「おーい、ゆうかー。ゆうかも膝の上乗るー?」 「・・・・・・いいの?」 「勿論」 「じゃあ、おことばにあまえて・・・・・・」 あっという間にプチハーレムと化す俺の膝の上。 幸せ。ヘヴン状態とはこのことか。 「・・・・・・ち、畜生オオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!」 涙を撒き散らしながら吼える友人。 そんなに羨ましいのか。替わってやらないが。 幸福に浸る俺達を余所に、いつまでも友人の慟哭は響いていた。 おわり ――――― 正直何を書いているのかわからなかった。書き溜めです。 ぶっちゃけるといくさんについて書きたかったんですよ。最後のハーレム状態とか。 でも一応虐めスレ用に考えたらそれは無いなと思い、急遽書きかけのネタと融合させました。 相当gdgdしてしまった駄文です。反省。 いくさんとてんことゆうかが好きすぎて生きるのが辛い。 このSSに感想をつける
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依頼主 フローラ 出現条件 フローラ最終進化後 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるフローラ:親密度60 成功報酬 エリクサー(行動力回復)行動力が完全に回復する薬。味は良くないが効果は抜群。冒険者の必須アイテム。 依頼時 ねぇねぇ、アナタはアタシのこと、信じてるよね?どれくらい信じてくれてるのか、知りたいなぁ☆ クリア時 ???
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[部分編集] 輝夜のニート脱出記 http //www.nicovideo.jp/watch/sm6136768 使用ゲーム 三国志Ⅸ PK シナリオ・担当勢力 英雄集結改・輝夜軍 シナリオの設定 難易度上級・史実・討死あり・抜擢あり 動画形態 紙芝居とプレイ部分(番外コーナー含む) 登録武将 東方紅魔郷~地霊殿までの東方Projectキャラクター(三月精と霖之助、綿月姉妹を除く) 史実武将の扱い 内政・支援要員(紙芝居等には出演) 投稿時期 2009年2月13日~ 投稿者名 おろしのタレ美味しいです マイリスト 輝夜のニート脱出記 関連タグ 蓬莱山自宅守輝夜 もこけーねの部屋 ニートレベル USCゆうかりんランド ニコ証 輝夜のニート脱出記 備考 - ストーリー 輝夜の自堕落な生活によって財政難に陥った永遠亭。 永琳が早速お説教を始めようとした矢先に突然スキマに飲み込まれ・・・・・降り立った地は古代中国三国時代。 そこで開催される、八雲紫が暇潰しで引き起こした異変に参加することに・・・・。 簡単な解説 独自のシステム?である「ニートレベル」を輝夜に適用。 ニートレベルが高い状態では、輝夜に様々なマイナス補正がかかる仕組みになっている。 輝夜は中華統一を、永琳は輝夜のニート脱出(ニートレベル0)を目指す。 また、うp主のプレイ結果によって、中華統一後のエンディングが3パターンに分岐する。 各種縛りに関するまとめ(第26話現在) +... 勢力関係 ・登録武将が君主の勢力(自勢力以外)は毎年1,4,7,10月に、その勢力に所属する各都市の兵役人口を百の位で四捨五入した数値をそのまま各都市の兵数(こちらも同様に四捨五入)に加える。 ・CPU勢力の兵糧の無限化。 ・異民族は初期兵数、兵役人口共に0。代わりに、最初の1年間は攻略不可。 武将関係 ・戦闘に参加できるのは登録武将と抜擢武将のみ。 ・ただし、抜擢武将は部隊長にはなれず、指導した武将と同じ部隊で出撃しなければならない。 ・抜擢武将は見つけた武将が育てる(その際、極力「指導武将に任せる」を選ぶ)。 ・史実武将が抜擢武将を発見した場合は、その段階でまだ弟子がいない登録武将(輝夜最優先)が育てる。 ・登録武将が死んでしまった場合は慧音が頑張る。 ・他勢力からの引き抜きは禁止。 ・ただし、史実武将が君主の勢力からは登録武将に限り、捕虜にした場合は登用できる。 ・登用できる史実武将は81以上の能力が無い武将のみ。 外交関係 ・返還以外は基本的に禁止。 アイテム関係 ・アイテム効果で自勢力の武将の能力を101以上には出来ない。 ニートレベル(以下N.L)について(ネタバレ注意) +... N.L5 ・てるよの全能力にマイナス補正 ・てるよは軍事、内政、人材、外交等の一切の行動が不可能 レベルダウン条件 ・ゲーム開始から半年以上経過した状態で、てるよ軍が他の登録武将勢力を1つ滅ぼす N.L4 ・てるよの全能力のマイナス補正の緩和 ・てるよが移動、探索が可能になる レベルダウン条件 ・ゲーム開始から1年以上経過した状態で、てるよ軍の支配都市数が5以上かつてるよの官爵が「州牧」以上 ・「てるよと賊」イベント発生済み ・劉禅、劉障、孫皓、黄皓のうち1人以上を仲間にしている ・「てるよと暗君」イベント発生済み(上記3つの条件を満たすと発生) N.L3 ・輝夜の全能力のマイナス補正の緩和 ・輝夜が軍事行動(出陣、輸送、徴兵、訓練、建設、戦闘)が可能になる ・輝夜と永琳は必ず同部隊で出陣 レベルダウン条件 ・支配都市数12以上 ・自勢力所属武将100名以上(抜擢含む) ・信望500以上 ・東方武将が君主の勢力が4つ以下になっている ・自勢力都市のうち、耐久以外の内政値(民心・収穫・収益)の値がMAXの都市が5つ以上 ・輝夜の狙撃回数が1回以上 ・「輝夜の外交」「輝夜の善政?」イベント発生済み N.L2 ・輝夜の知力・政治のマイナス補正の緩和 ・輝夜が内政行動が可能になる レベルダウン条件 ・支配都市数25以上 ・自勢力所属武将150名以上かつ、そのうち東方武将が35人以上 ・信望800以上 ・東方武将が君主の勢力が2つ以下 ・自勢力都市のうち、耐久以外の内政値(民心・収穫・収益)の値がMAXの都市が10以上 ・輝夜の一騎打ち勝利回数が1回以上 ・輝夜の狙撃回数が3回以上 N.L1 ・輝夜の統率・知力・政治のマイナス補正の緩和 レベルダウン条件 ・支配都市数35以上 ・自軍所属武将200名以上かつ、東方武将50名以上 ・東方武将で、以下の武将のうち9人以上を仲間にしている ・博麗 霊夢 ・チルノ ・レミリア・スカーレット ・西行寺 幽々子 ・八雲 紫 ・四季映姫・ヤマザナドゥ ・八坂 神奈子 ・洩矢 諏訪子 ・比那名居 天子 ・古明地 さとり ・信望1000 ・東方武将が君主の勢力が自勢力以外に1つ以下 ・洛陽・長安・鄴・許昌・建業・襄陽・成都のうち6都市以上を制圧している ・「輝夜親征」「輝夜の失敗」「王者たる者・・・」が発生済み N.L0 ・能力値マイナス補正が無くなる ・輝夜の兵法に「混乱」「罠」「心攻」「鼓舞」「罠破」が無い場合、追加される ・永琳同伴でなくても出陣が可能になる 番外(おまけ?)コーナー概要(ネタバレ注意) +... もこけーねの部屋(視聴者アイディアにより、第11話から正式名称化) どの動画にもあるような、つまるところの「解説コーナー」。 初回は第0.5話(この段階ではまだ名称が無かった)。 名前の通り、妹紅と慧音が新しく仲間になった登録武将や、現在の大陸状況の概要を簡単に紹介・解説する。 第19.5話(第6回)ではゲストとして永琳、第33.5話ではパチュリーが登場し、今後の戦略・作戦について語った。 USCゆうかりんランドへようこそ!(視聴者アイディアにより、第29話から正式名称化) 番外コーナー第2弾として、第19.5話にスタートした。 内容としてはゆうかりんの嗜好(つまりドS)丸出しの加虐的内容となっている。 記念すべき第1回ではおぜう様がメッタ斬りにされた。 ちなみに第2回はチルノ、第3回は映姫様が犠牲者になった。 第4回では、天子との完全なる需要と供給になった。 抜擢武将紹介(ネタバレ注意・第45話その4終了現在) +... さんごじゅ(珊瑚樹院) +... 永琳の弟子。本名は馮雅琴。 記念すべき抜擢第一号として指導を受けるが、指導開始わずか10日で逃亡(人体実験の影響?)、しかし速攻で帰ってくる。 そんな意味不明な行動が目立った彼女も、終わってみれば師の兵法をほとんど受け継いだ万能武将に。 八意スクールの凄まじさを立証した。 うどんげよりあきらかに強いのは触れてはいけない事実。 永琳に「珊瑚樹院」と命名され、以後視聴者からの応援がちらほら寄せられている。 最近、さりげなくプレイ画面中でも本名を失っている。 気がついたら、大百科「抜擢武将」に載っていた。 能力 統率73 武力74 知力79 政治83 主な兵法 連弩 井蘭 治療 教唆 エンエン +... 本名は高圓圓。 抜擢第二号として咲夜さんに指導を受ける。 特に問題も無く順調に育ち、終わってみればやはり瀟洒。 指導の最後に見た咲夜さん秘蔵のDVDの影響で、おぜう様に忠誠を誓っている。 まだ、鼻から忠誠心は漏れていない。 師匠と共に、妹様との兵法の連鎖率の高さに定評がある。 能力 統率79 武力81 知力79 政治65 主な兵法 奮闘 飛射 連弩 井蘭 曹菲 +... 抜擢三号。おぜう様の弟子。 おぜう様直属のメイドで、抜擢メイド(執事)の中では一番格上らしい。 どこかの検証動画でも、同名のおぜう様の弟子がいるが、気にしてはいけない。 おぜう様からスパルタ教育を受けるも徐々に適応(Mになっただけ?)。 しかし、会話では若干のサディスティックさが垣間見れる気がしないでもない。 能力 統率78 武力80 知力76 政治55 主な兵法 連弩 罠破 罵声 裴植 +... 抜擢四号にして、初の男性武将。霊夢の弟子。 指導途中で霊夢に好意を持つが、その瞬間に指導終了とある意味空気を読んだ武将。 給料はほとんど(9割)霊夢に搾り取られているらしい。 能力 統率86 武力83 知力66 政治54 主な兵法 飛射 連射 罠破 許毓美 +... 抜擢五号にして、待望の輝夜の弟子。 しかし、見出されたのがまだニートから脱し切れていない状態の輝夜で、しかも長安決戦直前だったことが不運の始まり。 最初に教えられた兵法はダメ君主のお家芸とも言える「罵声」。 その次には山に(引き)こもるが「幻術」など習得できるはずも無く帰ってくる。 その他、動画中では映っていないが、長安での激戦の最中に、明らかにダメだとわかる輝夜の精神論を拒否し、必死の努力で水軍兵法を身につけるも、第31話で輝夜に存在を忘れ去られていた。 さんごじゅと並び、現在この動画中で間違いなく不遇な抜擢である。 能力 統率76 武力81 知力59 政治45 主な兵法 連弩 蒙衝 井蘭 罵声 謝籍 +... 抜擢六号にして、チルノの弟子。 兵法の指導には大概失敗し、正直イマイチかとも思ったが結果はまさかの武力100! やはりチルノは格が違った。 気がついたら、大百科「チルノゼミナール」に名前が載っていた。 でも性格は慎重。まさに「慎重な脳筋」 ちなみに、連れて来たのは霊夢の弟子の裴植。 好きな言葉は、もちろん「最強」。 弩兵熟練度727の連弩持ち。 能力 統率76 武力100 知力39 政治53 主な兵法 走射 連弩 罠破 罠 程玠 +... 抜擢七号にして、咲夜さん2人目の弟子。 抜擢メイド(執事)では一番格下(プリンと同等)らしい。 中盤までは兵法を覚えられなかったが、指導延長後になんとか連弩と混乱を覚えた。 能力値はやはり瀟洒。 だが、飛射が使えないのが編成上少し痛い。 能力 統率72 武力84 知力82 政治78 主な兵法 連弩 罠破 井蘭 罠 華晏 +... 抜擢八号、霊夢2人目の弟子。 指導自体はそこそこ上手くいった。 でも、能力は悪くは無い程度・・・うん、悪くは無い・・・ 途中、霊夢から色んなことを教わったが、忠誠が75と低いのが気がかり・・・ ちなみに、彼の給料も9割は霊夢に取られている。 能力 統率76 武力72 知力75 政治63 主な兵法 飛射 石兵 罠破 井蘭 向蝦 +... 抜擢九号、神奈子様の弟子。 神奈子様の評価も低く、序盤は指導も失敗しまくる。 一時、視聴者からダメな子扱いされた。 しかし、後半には飛射・突撃を習得し、おまけに神奈子様と水軍を学んで一気に開花。 もちろん、八坂信者。 能力 統率75 武力80 知力62 政治70 主な兵法 奮闘 突撃 飛射 楼船 井蘭 鄧曼 +... 抜擢十号、えーき様の弟子。 能力平均約90のえーき様に見出された、期待の弟子。 こまっちゃんと違って真面目なのか、兵法もどんどん習得。 能力 統率96 武力76 知力79 政治87 主な兵法 連弩 楼船 教唆 各種イベント条件等(ネタバレ注意) +... 輝夜関連 +... てるよと賊 てるよのN.Lが4で、探索中に賊と遭遇すると発生。 「てるよと暗君」イベント発生条件の一つ。 てるよと暗君 てるよのN.Lが4で、かつN.L3への他の条件を全て満たすと発生。 てるよのN.Lが3になり、武将名表示が「てるよ」→「輝夜」になる。 輝夜の外交 輝夜のN.Lが3の状態で、捕虜返還の使者が来ると発生。 強制的に捕虜を無償釈放してしまう。 輝夜の善政? 輝夜のN.Lが3で、かつ支配都市数が10以上の状態で、異民族以外の勢力を滅亡させると発生。 輝夜が気まぐれで善政を行い、自軍の金が5万、兵糧40万減る。 永遠の主従その1 自軍武将・永琳が一時的にでも捕虜になると発生。 基本的に会話のみのイベントだが、その時点での輝夜のN.Lによって、会話の内容は変化する。 永遠の主従その2 自軍武将・永琳が捕虜になり「永遠の主従その1」が発生済みだと発生。 会話イベントが発生し、輝夜のやる気が上がる。 永遠の主従その3 N.L0の条件を満たすと発生。 会話イベントが発生する。 皇帝輝夜その1 輝夜の官爵が「皇帝」になると発生。 輝夜が配下武将の爵位を面倒くさがり、永琳の爵位が強制的に「丞相」になる。 皇帝輝夜その2 輝夜の官爵が「皇帝」で、自勢力以外の東方勢力が全て滅びると発生。 輝夜が演説を行い、永輝帝国が建国される。(演説内容はN.Lによって変化) 輝夜と妹紅その1 永遠の主従その1・2、皇帝輝夜その1・2が発生済み、かつ輝夜のN.Lが1以下だと発生。 会話イベント。 官位再編 皇帝輝夜その1・2が発生すると発生。 永琳が官位を再編する。(誰がどの官位につくかは、その時点での所属武将により変化) 輝夜の鼓舞 とあるお方のご支援とご好意により、偶然発生。 輝夜軍の鼓舞が「えーりん!えーりん!」になる。(効果などは特に変化なし) 輝夜親征 輝夜のN.Lが1かつ官爵が皇帝、支配都市が30以上あると発生。 戦争を輝夜を輝夜自らが行う(作戦等が永琳指揮時と変化)。 輝夜の失敗 輝夜親征発動中に発生。 勝ちに乗れる状況でも、部隊を強制的に撤退させてしまう(ただし、知力100以上の武将のいる部隊は例外)。 王者たる者・・・ 輝夜親征・輝夜の失敗が発動し、一月経過すると発生。 輝夜と特定キャラクターの会話イベント(会話するキャラクターは状況により変化)。 接ぎ木の失敗談 異民族(倭)に勝利すると発生。 輝夜が永琳から接ぎ木の話を聞く。 その後の輝夜の行動は、N.Lによって変化する。 中国改名イベント +... 発生条件 自軍に「中国」、「鍵山雛」が一般武将としている。 上記2武将が同一都市にいて、かつその都市の民心が600以上。 効果 武将名が「中国」→「紅美鈴」となり、その武将の武力・統率が5ずつ上がる。 他の東方武将が「紅美鈴」を本名でしか呼べなくなる。 史実関係 +... 桃園再び燃ゆ 発生条件 劉備・関羽・張飛のいずれかが死亡する。 効果 劉備三兄弟の残り2人(劉備死亡時は趙雲も)がパワーアップする。 倭国の鬼道 発生条件 輝夜のN.Lが0の状態で倭国と開戦する。 効果 倭国に敵+100%が発動する。 史実武将奮起A 発生条件 Normalエンドの条件を満たした状態で最終決戦を迎える。 効果 史実武将の編成がガチになる。 史実武将奮起B 発生条件 Goodエンドの条件を満たした状態で最終決戦を迎える。 効果 史実武将の編成がガチになり、かつ敵+100%が発動する。 エンディング分岐条件(ネタバレ注意) +... BAD END +... 輝夜のN.Lが0になっていない状態で滅亡、もしくは中華統一に成功する。 NORMAL END +... 輝夜のN.Lが0の状態で滅亡、もしくは中華統一に成功する。 GOOD END +... 輝夜のN.Lが0の状態で中華統一に成功する。 輝夜が指導した抜擢武将が1人以上いる。 中国改名イベント発生済み。 統一時の自勢力の総兵力が50万以下。 登場する東方武将を全て仲間にしている。(まだ仲間にしていない武将:霊烏路 空 星熊 勇儀 黒谷 ヤマメ) 5つ異民族都市(倭・烏丸・羌・山越・南蛮)を全て制圧している。 ???他多数 コメント欄 縛り等で表現がわかりにくそうだった所とその他もろもろを修正しました。 -- おろしのタレ (2009-04-24 02 32 12) 縛り、N.Lの内容を追加修正しました。 -- おろしのタレ (2009-04-29 19 18 42) 調査に行く前に、番外コーナー概要を追加しました。 -- おろしのタレ (2009-05-01 00 31 14) ある意味てるよがえーりんと一緒に出撃しなければならないのが一番の縛りだな、現状 -- 名無しさん (2009-05-11 00 53 04) ゆうかりんのコーナー名、及び数箇所追加しました。 -- おろしのタレ (2009-05-18 06 31 29) 今まで発生したイベントの条件等を加えてみました。 -- おろしのタレ (2009-06-04 00 39 51) 今後他にも色々なイベントを用意してあるのかな?楽しみだ -- 名無しさん (2009-06-04 18 21 54) 某謎の技術の用に自動なんだろうか?おろしさんが任意発生にしているにしろ動画が完結したりフラグが折れたりしたら条件公開してください -- 名無しさん (2009-06-05 13 44 52) 33.5話で出てきた戦闘一部カットというのはお隣の「765プロが~(KSP)」「千早さんが~(半目P)」の後半のような感じになるのかな? -- 名無しさん (2009-06-09 21 10 33) ここでのご質問には、ここでお答えするのが最も適当かとも思いましたので、可能な範囲でお答えします。まず、イベント関係。これはMチート、ハートフル、ギャグetc色々用意してあるつもり・・・ではいます。しかし、今後うp主の脳内でボツになったりするかも知れませんが・・・・・。あと、イベントの発生は条件はあらかじめ大まかに決めてありますが、基本的に手動です。統合などの不確定要素は別ですが・・・。ちなみに、イベント条件等(エンディング分岐条件含む)はフラグの成否、動画の完結等で公開する予定です。戦闘一部カットに関しては、近々一度動画中でやってみますので、そちらでご確認をば・・・・・。長くなりましたが、こんなところです。 -- おろしのタレ (2009-06-13 13 35 26) あ、あと、USCゆうかりんランドのところに追記してくださった方、ありがとうございました。たぶん貴方が私以外で このwiki解説を弄った第1号ですw -- おろしのタレ (2009-06-13 13 39 25) もこけーねの部屋(武将紹介等)、ニートレベル(輝夜のレベル変動)、USCゆうかりんランドへようこそ(おまけ)のタグ検索を追加しました。あと、ニコ証も作ってみたのでそれも追加しました。 -- おろしのタレ (2009-06-18 20 50 01) チルノの抜擢の能力の追加と抜擢の名前などの変換されていない所を一部修正しました。迷惑だったらすみません。 -- 皇族劉虞 (2009-06-20 03 00 12) 抜擢の漢字修正・謝籍の欄の作成ありがとうございました。迷惑などと、とんでもないです。 -- おろしのタレ (2009-06-20 14 37 53) 誕生があと1ヶ月半早ければ謝籍も某検証のチルノが育成したチート抜擢武将扱いだったな -- 名無しさん (2009-06-20 16 05 07) 永遠の主従イベで輝夜のN.Lが0とか1だったら、毅然とした態度になってたんだろうか -- 名無しさん (2009-06-24 13 33 42) エンディング分岐条件を公開(GOOD ENDに関しては達成済みのみ)しました。 -- おろしのタレ (2009-06-27 22 48 23) 漢字間違えは日常茶飯事、私もやります。田疇の「疇」の字ですね。 -- 皇族劉虞 (2009-06-29 17 53 27) よりにもよって、解説でお使いになっている武将を・・・以後気をつけます。 -- おろしのタレ (2009-06-29 19 23 45) お気になさらず。私の解説で魏の武将240人を漢字で出したので、良ければ使ってください。おそらく誤字はないかと・・・。 -- 皇族劉虞 (2009-06-29 20 16 03) 永遠の主従イベの質問にお答えします。そうなります。永遠の主従イベでは輝夜のN.Lが5と4、3と2、1と0の3パターンで若干内容が異なる予定でした。そして、皇族劉虞様の地道な作業・・圧巻の一言です。うp主の方々にとってはかなり有用です。ありがとうございます。 -- おろしのタレ (2009-07-03 19 12 42) この度は、ランキング動画中の不適切なコメントにて、ランキング並びに界隈全体にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。コメントした視聴者の方も、私の動画の第37話その3、並びにランキング動画中で謝罪致しております。今後はこのようなことが無いよう気をつけて参ります。重ね重ね、お騒がせして申し訳ありませんでした。 -- おろしのタレ (2009-07-03 22 08 45) ニートレベルが下がってきてカリスマが出てきたな -- 名無しさん (2009-07-20 09 53 05) 今回の輝夜軍のかけ声イベントもニートレベルに関連したイベントですか? -- 名無しさん (2009-08-05 13 30 43) 今回の鼓舞イベントは、とあるうp主さんのご好意により追加発生させたものなので、ニートレベルにはあまり絡んでおりません。ご了承下さい。 -- おろしのタレ (2009-08-08 15 59 16) いやー、数ある三国志動画を見てきたけど奴が寿命や処断以外で死ぬ動画なんて始めて見た。ちょっと紹介文書いてくる -- 名無しさん (2009-10-03 21 19 21) 色々追加しました。 -- おろしのタレ (2009-12-08 22 05 44) 長らくお休みしていましたが、更新を再開しました。輝夜ニートも後僅かで無事完結(全50話にて)を予定しております。お暇な方は、今しばらくお付き合いください。 -- おろしのタレ (2010-05-04 21 49 03) 名前 コメント
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うおおおおお!かかってこいやあああ! -- Rapid (2010-11-24 21 49 44) 誰…?妖怪突進☆おばん?ひなないてるよ…。はみだしてるよ…。 -- いち (2010-11-24 23 41 19) 名前 コメント
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まってるよ~~w -- (べる) 2012-11-21 01 34 26
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※俺設定注意 厨ゆっくり注意 ほぼ虐めてません ゆっくり。 いつ間にか現れ、社会に浸透していった不思議な饅頭。 彼らは愛でられ食われ虐待され加工され・・・と、さまざまに人間の役に立ってきた。 普段は虐待される側ばかり目立つ彼らだが、ちゃんと愛でられるゆっくりも存在するのだ。 今日はそんな愛でられるゆっくりを紹介したいと思う。それも、ただのゆっくりではなく特殊な奴を。 ここは『ゆーぶつえん』。その名が示す通りゆっくり版の動物園である。 ゆーぶつえん 某都内の某動物園の近くで、ゆーぶつえんは開園している。 今日もゆーぶつえんは家族連れ、あるいはゆっくり連れの人々でごった返していた。 この人々の約半分程はニュースで紹介されたゆっくりを見に来たのだろう。 てるよふが立った。 マスコミが取り上げ、各家庭のTVで流されたその光景は、今やちょっとしたてるよふブームを巻き起こすに至っている。 件のてるよふは屋内に誂えられたガラス張りの部屋の中にいた。 観客がカメラを向ける中、ふかふかの座布団の上に寝転がり、起きる気配を見せない。 カメラのシャッター音が鳴り響く。例えフラッシュを焚かれようとも、図太いてるよふは平気なのだ。 11時。飼育員がてるよふの部屋に入ってくる。テレビと、複数のゲーム機を持って。 途端に反応するてるよふ。むくりと起き上がり、飼育員がゲームの用意をするのを今か今かと待っている。 ちなみにこの時点でシャッターを切るものは多い。半身を起こしている光景だけでも非常に貴重だからだ。 飼育員が古そうなゲーム機の電源を入れる。テレビ画面に映し出されたのは<トランスフォーマー・コンボイの謎>。 同時にてるよふは重過ぎる腰を上げる。伸ばしていた足を地面につけ、ゆっくりと、立ち上がる。 観客からの歓声が上がる。 きゃーっだの、かわいーっだの、特に可愛いともいえないてるよふに黄色い声を出す人々。 初めて立ったクララばりのスピードでよちよちと歩き、ゲーム機の前に腰を下ろすてるよふ。 この時点でシャッター音は物凄いことになっている。 最初は偶然だった。 たまたまガラスの向こう側を通りがかった少年が持っていた携帯ゲーム機にてるよふが異常な反応を見せたのを飼育員は知ったのだ。 それから試しにゲーム機を与えてみた。その結果がこれだ。まさか立つとは彼も思っても見なかっただろう。 そうしている間にも、てるよふはあっという間に一面をクリアしていた。 どれだけやりこんだのかは知らないが、マグナスは全く死なずにステージを駆け抜けていく。 なんという廃人。 ちなみにてるよふのゲームの腕前は凄まじい。 ひとつのジャンルに拘ることなく、古今東西あらゆるゲームを極めようとしている。 少年のときにゲマを倒し、256周目まで到達し、ジェノサイド砲を持っており、天帝をクリアし、金閣寺の一枚天井だって取っている。 飼育員はそんなてるよふを見ながら部屋を後にする。 12時になったらまた来て、ゲーム機を回収しよう。そう心に誓って。 ゲームは一日一時間。某名人の教えを、彼は忠実に守っていた。 そんな彼の思惑など露知らず、あっさりとゾイドっぽい何かを倒すマグナス。 てるよは流石にこれの2周目には興味ない。電源を切り、別のコントローラーに手を伸ばす。 最近お気に入りの中世っぽいところで悪魔を狩ったり狩られたりするゲームだ。 裸で古城を駆け抜けていくてるよふの分身。 別の意味で白熱してきた歓声を受けて、てるよふはご機嫌に悪魔を狩っていった。 勿論てるよふの他にも人気のあるゆっくりはいる。 檻の中には一匹の獣がうずくまっている。 いや、違う。獣ではない。この黒い羽、肉食獣の四肢、鹿と像の角、そして蛇の尾・・・きめら丸だ。 このゆーぶつえんは、「神獣」「宇宙怪獣」とも名高いきめら丸を所有していた。 「おお・・・退屈退屈」 言葉どおりに、退屈そうに独りごちるきめら丸。 どうやらてるよふに客を取られたことが少々不満なようだ。 見れば、檻の外には観客がちらほらといるだけ。いつもならば満員御礼でもおかしくないのにこの閑古鳥の鳴きっぷりは異常といえた。 今、てるよふブームが起きているのは知っている。だが、いくらなんでもここまで寂れるとは思わなかった。 人間とは気ままな生き物だ。もしかしたら、自分はこのまま誰からも必要とされなくなるのではないか? 少しばかり暗い想像をしすぎて、憂鬱になるきめら丸。 「あ、きめら丸だ!かっこいー!」 「きめら丸ー!こっち向いてー!」 そんなきめら丸を叱咤するように、檻の前で少年と少女が声をかけた。 おお、不覚不覚。そうだった。まだ自分には、見てくれている人がいるではないか。 ゆっくりと立ち上がり、彼らに近寄っていく。 「おおー!こっち来たー!」 「きゃー!すごーい!」 こんなに近くできめら丸を見るのは初めてだったのだろう。大興奮する二人。 そんな彼らを慈しむように、檻越しにじっと二人を見つめるきめら丸。 「仲睦まじく」 笑顔(とてもそうは見えないが)で二人に話しかけるきめら丸。 子供には少々わかりにくい言い方だったが、言いたいことは全て二人に伝わっていた。 「うん!おれたちすっごい仲良しだよ!」 「今日はお兄ちゃんといっしょにきめら丸をみにきたの!」 こちらも嬉しそうに、笑顔でお互いの顔を見交わす二人。どうやら兄妹だったようだ。 今日は私を見に来てくれた。その言葉に、少し胸が温かくなるきめら丸。 「おお・・・感謝感謝。私もその期待に応えなくてはいけませんね」 そう応えるや否や、きめら丸は天に向かって吼えた。 まるで獣そのもの。否、それ以上に荒々しく雄々しい咆哮。 半径十里にまで届くその声は、ゆっくりや動物の差などなく全ての者を萎縮させる。 だが今きめら丸はこの2人のために吼えている。畏怖させるためでなく、誇示するでもなく、まるで感謝するように。 それ故だろうか。二人の中に驚嘆はあっても、恐怖はかけらも見られない。 「すっげー!!」 「すごーい!!」 きらきらと目を輝かせる二人。 きっとこの思い出は二人の中に残り続けるだろう。 見れば、きめら丸の声に惹かれるように人々が集まってきていた。 なんてことはない。ただ単に彼らは昼食を終えて戻ってきただけ。きめら丸の心配は杞憂だったのだ。 おそらくはこの子供達の親であろう、優しそうな夫婦が近づいてくるのも見える。 結局のところ、きめら丸の人気は不動のものなのだ。 きめら丸がいる限りこのゆーぶつえんは安泰といえる。 この生活が気に入っている彼女はそんなこと知りもせずに、人々に囲まれながら咆哮を繰り返していた。 時計は既に1時を回ろうとしている。 食事の話でもしよう。 遊園地とか動物園の食事は高いと相場が決まっていて、このゆーぶつえんもそのご多分にもれず食事は割高だ。 例えば休憩所にある飲食店で売られているカレーは八百円もしたりする。 さらに園内のレストランは一品二千円以上とかもザラ。 ぶっちゃけボッタクリ価格だが、何故かそれを文句ひとつも言わずに食べるお客もいるから不思議なものだ。 しかし、このゆーぶつえんは普通の食事でぼったくっていても、デザートや甘味については信頼が置ける。 ゆっくりという饅頭を扱う以上、そこだけは力を入れているらしい。 動物園で言えば焼肉に力を入れるようなものなのだろうが良いのだろうか? とにかく、ここの甘味処や喫茶店は非常に人気が高い。 美味しい上に安いともっぱらの評判である。 それだけではなく、新メニューの開発にも余念がない。 例えば、甘味処『山女』。 ここでは店の名に相応しい新メニューを考案していた。 「すいません、このやまめ飴っての一つ」 「はーい」 ちょうどその新メニューを頼んだ客がいたようである。 女性店員が厨房に引っ込み、なにかを運んでくる。 「はい、お待たせしました。こちらになります」 彼女が運んできたのは、一本の割り箸と・・・ 「じごくからのししゃ、やーまっ!」 ゆっくりやまめであった。 「くらえ!すぱいだーすとりんぐす!」 言うや否や、口から細く白い糸を吐くやまめ。 糸は割り箸に絡まり、徐々に大きくなっていく。 やまめが作っていたものは綿飴だった。 中身が粗目糖であるやまめは、口から糸状の綿飴を吐くことが可能なのだ。 しかもただの綿飴ではない。伸縮性に富み、まるでガムのような食感を持っている。 「くもりなきひとみをしんじるゆっくり、やーまっ!」 さぁ食えと言わんばかりに、綿飴を客に向かって突き出すやまめ。 自分も甘味処の店員のつもりなのか、その瞳は自信に満ち溢れていた。 ちなみに、この新メニュー『やまめ飴』の評判はそれほどよろしくない。 やれ綿飴なのに良く伸びるだの、普通の綿飴より口元にくっつくだのいろいろ言われている。 やまめはそんなことは知らずに、期待を込めた目で客を見続けていた。 補足だが、ゆっくりやまめ自体もこのゆーぶつえん内で飼育されている。 彼女達は捕食種館にいるので、気に入ったら会いに行ってやると良い。 『山女』を出てすぐ近くに柵で囲われた広場がある。 ここは『ゆっくりふれあい広場』。その名の通り、人々がゆっくりと触れ合えるスペース、だった筈なのだが・・・・・・ 「ヒャッハー!我慢できねぇ虐待だぁ!」 「ゆぶぇっ!!」 我慢の限界を超えたといわんばかりの奇声と、まるで腹でも殴られたかのような悲鳴が響きわたる。 名は体を表すなどどこ吹く風、触れ合いどころか一方的な蹂躙だ。 ここにいるのは数人の虐待お兄さんと、その哀れな犠牲者だけ。 触れ合いの名を冠した虐殺が連日行なわれている始末である。 そもそもここにいるゆっくり達は何の変哲もない基本種達。 特に珍しくもない、街にいればいくらでも見かける彼らに客の目が向く道理はない。 だがそんな場所に目をつける者達がいた。 それが虐待お兄さん達。彼らはほぼ毎日、ゆっくりふれあい広場で遊ぶためだけに入園を繰り返していた。 無駄に財力のある奴らである。 「オラァ!喰らえぃ!」 「ぼぎゅっ!!」 「勢ィ!破ァ!」 「ゆぎぃっ!!げぼぁっ!!」 「なんと腰抜けの奥義!!」 「ゆぎゃあああああああああああああ!!!!」 今日も今日とて、お兄さん達は一山いくらの饅頭たちを屠ってゆく。 狩る方は元気一杯、狩られる方も元気(?)一杯だ。 ちなみに、彼らの死が無駄になることはない。 閉園時間後に彼らは死骸もまとめて回収・加工され、ゆーぶつえん内のゆっくり達の食事となる。 彼らの後釜を勤めるのは飼料として送られてきたゆっくり達だ。 一匹につき原価20円という異常事態が引き起こしたこのシステム。 全くの偶然か、それともスタッフの思惑通りだったのか。 ゆーぶつえんは虐待お兄さんという通常とは少々異なるニーズも捕らえて離さない。 明日には今日と同量のゆっくり達が仕入れられ、また同じく命を落としてゆく。 そしてその身体は他のゆっくり達の糧となってゆくのだ。 少なくともそこらの野良よりか遥かに有意義なゆん生と言えるだろう。 さて、一通り紹介が終わったところでこのゆーぶつえんの一番人気をご覧に入れたいと思う。 勿論、てるよやきめら丸も十二分に人気なのは知っての通りだ。 だが、彼女達は例えて言うならレッサーパンダや虎である。ゆーぶつえんにおけるパンダは、これから紹介するゆっくりだ。 ここは希少種館。 一般人には発見することが難しいほど数の少ないゆっくり達が生活している。ちなみに、てるよふもきめら丸もここの住人だ。 ここの一室に、そのゆっくりはいる。 ガラスの前には大勢の観客達がごった返している。 まるでてるよふの光景をもう一度見ているかのような混雑っぷりと言えた。これだけでもどれ程の人気か解るだろう。 ガラス張りの部屋の中、そこに彼女達はいた。 黒い帽子。青い髪。赤い瞳。そして、長い比礼。 その名はゆっくりいく。 「およよ?」 部屋の中をふよふよと飛び回るゆっくりいく達に、観客は黄色い悲鳴を上げる。 そんな声に反応してか、ゆっくりいくの中の一匹がウインクをしてみせた。 途端に広がる歓声。彼女達の人気の一つにその性格がある。 ゆっくりいく種は他のゆっくりに比べ、非常によく空気を読むのだ。 傲慢な性格の多いゆっくりの中、こうした者は人々に好かれる傾向にある。 愛嬌を振りまくゆっくりいく達。 彼女達もこの生活をまんざらではないと感じている。 もうすぐ三時。彼女達にとってもおやつの時間となる。 飼育員が扉を開け、彼女達に菓子を配っていく。 むーしゃむーしゃと幸せそうにそれを頬張る彼女達。 「およ、なんだかふぃーばーしたくなりましたわ」 ぽつりと、ゆっくりいくの中の一匹が呟いた。 その言葉に色を無くすのは飼育員。 素早く菓子を配り終わり、あらん限りのスピードで彼女達の部屋から出て行った。 再び彼女達だけとなった部屋の中で、ぷるぷると震えるゆっくりいくが一匹。 その姿はまるで、何か力を溜めているかのようだ。 パチリ、と。何かがはじけるような音がした。 まるで枯葉を踏んだときのような音。いや、これは・・・・・・ 再びパチリ。 やはり気のせいではない。この部屋の中で、何かが起こっている。 正確には、ゆっくりいくの周りで、だが。 「ん~~~~~・・・・・・」 彼女の声に応えるかのように、どんどん音は大きく、多くなってゆく。 最早枯葉を踏むなどという生易しい音ではない。バチバチと、聞いたこともないような音が聞こえてくる。 「んんん~~~~~・・・・・・!」 そう、この音の正体は静電気。 ちなみに今は春。どう間違っても、静電気などが起こる季節などではない。 ならば、この放電現象は一体何が起こしているのか。 「んんんんん~~~~~・・・・・・!!!」 今彼女達の部屋はこの音で埋め尽くされている。他の音は聞こえなくなった。 もう静電気などといったレベルを超えて電気は集まり続けている。 膨大な量の電気が、その臨界を迎えようとしたその時。 「ふぃーばー!!!」 その掛け声と共に、部屋の中から閃光が放たれた。 観客達は、息も忘れて目の前の出来事に見入っている。 部屋の中には一匹、青白い光を纏ったゆっくりいく。 部屋に備え付けられた電力計は、今この部屋に満ちる電気の総量が雷のそれとほぼ変わらないことを示している。 この異常ともいえる電力は、一匹のゆっくりいくによって齎されていた。 途端、大歓声が巻き起こる。 彼らは幸運だ。なにせこの珍しいゆっくりいくの発電をその目に焼き付けられたのだから。 ゆっくりいくの人気の秘訣、それは発電能力にあった。 全力であれば電気ウナギなどとは比べ物にならないほどの電力は、そのまま発電に利用されることもあるほどに強力だ。 彼女達は身を守るとき、こうやって放電をすることがある。 彼女達が「ふぃーばー」と呼ぶ放電行動は、どうやらストレス解消の効果もあるらしく、時々彼女達はこうやって ストレス解消を行なっているのだ。 無論発生した電力をそのままにしておく筈はない。ゆーぶつえんは彼女達の電力で運営され、余った電力は売却されている。 基本的にゆっくりで賄えるものはすべて賄うのがゆーぶつえんのポリシーである。 安全対策も万全で、部屋を覆う強化ガラスはたとえ本物の雷が落ちても割れることはない。 絶縁効果も抜群で、客に万一のことなど心配ない。 ゆっくりとは元来デタラメな生き物である。 このゆっくりいくはその出鱈目さが発電という危険に方向に発達した結果なのだ。 この能力のためか、彼女達は普通サイズのゆっくりとして初めて特定動物に指定されている。 最も、彼女達の性格は穏やかなので虐められたりしなければ人を攻撃することはない。 ちなみにゆっくりいくの発電量が最も多くなるのは土曜日の夜ごろである。 彼女達が「さたでーないとふぃーばー」と呼称するこの習性は今だ解明されていない。 喜びに沸く観客達を尻目に、稲光を纏ったゆっくりいくは上機嫌でフィーバーしていた。 まだ彼女の宴は始まったばかりである。 「ゆぅ~・・・・・・」 深く掘られた堀の中、観客達に見下ろされる形で視線を受けるのはドスまりさ。 彼女は今日も、冷たい視線に晒され続ける。 「ゆっ、ゆっ!ゆぅっ!」 必死になってぐにぐにと身体をひねって"おどり"を披露するドスまりさ。 そんな彼女の努力も空しく、観客達はごく僅か。 これはてるよふブームのせいではない。 ドスまりさとは、人間達から嫌われる傾向にある。 ゆっくりの中では異常とも言える体躯の大きさ、そしてドススパーク。 彼女もまた、猛獣の指定を受けるゆっくりである。 何故ゆっくりいくとここまで扱いが違うのかは、ドスまりさが人間に接触するとき大抵は"協定"の名を騙った脅迫を迫るためである。 近年何度かニュースになったそれは、人々の心にドスまりさ=害獣のイメージを定着させるに至った。 「ゆ~ん、ドスのゆっくりできる"おどり"をみてね!」 堀の中の彼女は、2メートル弱とドスサイズとしてはかなり小型である。 生まれた頃から自身の群れも持たず、このゆーぶつえんで飼い殺しになっていたためであろうか。 ドススパーク用の茸も当然奪われ、ゆっくりオーラも出すことが出来ない彼女は最早ただの巨大饅頭である。 できることと言えば、こうやって不気味に身体を揺らし観客を喜ばせようとするだけ。 見れば、堀の前に立っていた男がドスまりさに向かって何か投げてよこした。 ドスまりさはそれを顔面で受け止め、もそもそと咀嚼する。 「むーしゃ・・・・・・むーしゃ・・・・・・」 今ドスまりさが食べている者の正体は、ゆーぶつえんオリジナルのドスせんべいである。 ゆっくりの皮を加工して作られた、ドス用の餌。ちなみに人間も食べられる。10枚100円。 堀の前には看板が立っている。 『このドスが芸をしたら食べ物を上げてください』。 何故ドスまりさだけがこんな奈良の鹿じみた扱いを受けているのかと言えば、それはズバリ彼女に人気がないためである。 ゆーぶつえんはあくまで見てもらうためのゆっくりを扱う場所。見向きもされない者など、こんな程度だ。 彼女の餌はドスせんべいのみ。既にゆーぶつえんは彼女への餌の供給を止めていた。 ドスまりさはその日の糧のために通りがかる人々に向けて不気味なダンスを披露する。 運がよければ何か貰えるし、そうでなければただ通り過ぎられるだけ。 あるいは罵倒、あるいは石ころのサービス。 だがそんな日々にも負けずにドスまりさは餌を得ようとする。 そうしなければ飢えて死ぬから。 偶に飼育員がやってきてドスまりさに火の輪くぐりをさせたりすることがある。 それに比べればこうやって"おどり"をしていたほうがいい。 熱くて痛い思いをするより、こうやってお客の気を引いた方が楽だから。 「ゆっ!ゆゆっ!!ゆぐぇっ!?」 そうして今日もドスまりさは気色の悪い蠕動を繰り返す。 先ほどの男が、今度は拳ほどの石礫を投げつけ、ドスまりさの額にぶつかっていた。 「・・・・・・いや、よくわかったよ。そのゆーぶつえんとやらがとても楽しいところだったって事は」 「いや、実はそんなに楽しくもなかった。殆どうちに住んでいる奴らと同じ種類だし」 「・・・・・・そうか、それはまぁいい。でもな、そんなことより・・・・・・」 「?」 「なんでお前がゆっくりいくを飼ってるんだよっ!!それも胴付き!!」 部屋の中に、友人の叫び声が響きわたる。 この大声さえなかったらいい奴なのだが。 「おいおい、いくさんを『飼う』ってのはやめてくれ。一緒に住んでるんだよ」 「いやそんなことより何でお前が希少種(しかも胴付き)ばっかり所有しているかってのを俺は言いたいんだよ!!」 「おい、だから所有とか飼育とかって言葉は・・・・・・」 「およよ?」 膝の上にいるいくさんが声を上げる。 どうやらちょっとびっくりしてしまったようだ。 だから声でかいって。 「あー、ごめんないくさん。すぐコイツ黙らせるから」 「そもそもゆっくりいくは特定動物だろ!!なんでお前が・・・・・・」 「俺免許持ってるもん」 「ぐっ」 そもそも虐待お兄さんでもなければいくさんを放電させるほど怒らせたりはしない。 正直言って特定動物指定は誤った判断だと思っている。 扱い方さえ心しておけばそれこそ普通のゆっくりよりも安全なのだ。 「なー、いくさん。いくさんはそう簡単に怒ったりしないもんなー?」 「そうです。いくはくうきのよめるおんななのです」 「・・・・・・くそ、いいなぁゆっくりいく。俺も欲しい」 いくさんの頭を優しくなでる。 気持ちよさそうに目を細めるいくさん。 カワイイなぁ。 「おにいさん!てんこも!てんこもおひざのうえのっけて!なでなでして!」 「およ、そうりょうむすめさま。どうです、そうりょうむすめさまもいっしょに」 「おいィ!?なんでいくはおにいさんのおひざのうえをどくせんしてるの!?はやくあやまっテ!!」 「おーい、ゆうかー。ゆうかも膝の上乗るー?」 「・・・・・・いいの?」 「勿論」 「じゃあ、おことばにあまえて・・・・・・」 あっという間にプチハーレムと化す俺の膝の上。 幸せ。ヘヴン状態とはこのことか。 「・・・・・・ち、畜生オオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!」 涙を撒き散らしながら吼える友人。 そんなに羨ましいのか。替わってやらないが。 幸福に浸る俺達を余所に、いつまでも友人の慟哭は響いていた。 おわり ――――― 正直何を書いているのかわからなかった。書き溜めです。 ぶっちゃけるといくさんについて書きたかったんですよ。最後のハーレム状態とか。 でも一応虐めスレ用に考えたらそれは無いなと思い、急遽書きかけのネタと融合させました。 相当gdgdしてしまった駄文です。反省。 いくさんとてんことゆうかが好きすぎて生きるのが辛い。 このSSに感想をつける
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てるよ支援 -- 名無しさん (2006-12-31 12 07 51) 名前 コメント
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輝夜はおとなしく寝てなさいw -- nyoro (2008-07-27 00 15 10) 海か…もう何年も行ってないなぁ。 てな訳でこのお二方に代わりに行って頂きました。 -- カザミ (2008-07-27 00 16 15) もこたんがサラシと白褌に見える… -- 名無しさん (2008-07-27 00 18 30) え~と…サラシと袴のつもりだったんです(汗 荒い絵ですいません -- カザミ (2008-07-27 00 20 13) 一目で見切れた俺は(ry さすがもこたん漢らしい -- 名無しさん (2008-07-27 00 29 52) もこたんのってもしかしてふんどs -- 名無しさん (2008-07-27 00 35 52) もこー、逃げて逃げて! 後ろに牛がいアーッ! -- 名無しさん (2008-07-27 01 05 44) もこたんエロかっこいい -- ショーン (2008-07-27 01 30 20) 輝夜は日焼けしないで肌が赤くなるな -- 名無しさん (2008-07-27 01 45 40) さすが大昔の人 -- 名無しさん (2008-07-27 04 22 11) てるよ安静にしてろよwww死なないからって無茶すんなw -- 名無しさん (2008-07-27 10 44 33) 元々の不老不死ってのは「寿命で老けない、死なない」わけであって「殺されない」ってわけじゃあないんだよな。て事は無理を押して海行ってるてるよは…… -- 名無しさん (2008-07-27 16 10 14) ↑(´゚д゚`) えーりんは何をしているんだ! -- 名無しさん (2008-07-27 18 55 30) 名前 コメント
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192 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 08 02 22 [ XImJmoTE ] 昨夜のことを・・・ 家でゴロゴロテレビを見ていた。いきなり意識が飛ぶ。 石の山がたくさんある採石場みたいな場所に何故か飛ばされた。 石山をひとつ上ってあたりを見渡すと、てるよ?が一人ぽつんと立っていた。 近づくべきか否か考えたが、すこし遠くから観察することにした。 いきなり背中がものすごく熱くなる。その後トラックが通り過ぎたかのような衝撃波に押される。 妹紅?が後ろから俺を横切ったらしく、そのままてるよに向かって飛んでいった。 妹紅、異常なスピードでてるよに突っ込んでそのまま後ろから殴る。 その後からは殴り合いが延々と続いた。 それを遠くから見ていると、いきなり肩をつかまれた。 慧音?「ここにいると危ない。お前の家はどこだ?」 「○○○(住所)ですが・・・」 慧音「外の世界の人間か・・・?最近多いんだよ、変な住所を言う人が」 とりあえず慧音についていく。俺は空を飛べないので慧音におんぶしてもらった。 神社に到着。縁側へ行くと、霊夢が茶をすすっていた。 霊夢「あら珍しい客ね、そこの人間は・・・ああ、アレね」 慧音「紫はどこにいる?」 霊夢「たぶん寝てるわよ。無理に起こすと怒って変なことされるし・・・」 慧音「う~む・・・どうしたらいいものか・・・」 霊夢「今日1日ならそこの人間泊めてあげてもいいわよ。最近はよく遊びに来るし」 慧音「そうしてもらえるとありがたい」 この神社にいればそのうち紫は来るだろう。という考えらしい。 俺は「ふつつかものですが、よろしくお願いします」 霊夢「なによ、嫁みたいにしちゃって。楽にしなさい」 夕飯は米と少量の野菜と筍のみそ汁だった。 漬物をカリカリしていると、魔理沙がやってきた。 魔理沙「いよう霊夢!あら?お客様か、これはこれは邪魔したぜ」 俺「どうぞ俺のことはお構いなく」 魔理沙「そうか?じゃあそうさせてもらう。霊夢、飯出せ」 霊夢「夕飯はもう済んだわ、そこの漬物でもかじってなさい」 白黒「えー?まあいいか、いただくぜ」 漬物をボリボリとかじる魔理沙。 いろいろ話している内にあたりはかなり暗くなっていた。 紅白「魔理沙のおかげでだいぶ遅くなったわね。そろそろ寝るわよ」 早朝。霊夢は朝食の準備をしている。俺はその間外をウロウロ。 賽銭箱がある。ポケットを探ったら10円玉発見。とりあえず賽銭箱に投げる。 朝食が済んだ後、紫様がやってきた。 紫「最近迷い人が多いけど・・・いったいどういうことなのかしら?」 紅白「あんたが引っ張ってきたんじゃないの?」 紫「・・・・・・」 紅白「まあいいわ、それじゃ始めて」 神社の裏の林の奥へ行く。ここには不釣合いなコンクリートの巨大な壁がある。 紫様がその壁にスキマを開ける。そこに入れとのこと。 「お世話になりました、本当にありがとうございます」 霊夢「あら、礼なんてとっくにもらってるわよ」 よくわからないままスキマに入る。 霊夢「お賽銭、ありがt 目が覚める 寝てたはずなのにものすごい疲労感 外の自販機でコーヒー買おうとしたら10円足りなくて無駄足こいた・・・ 幻想郷 不思議・ホラー のんびり
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31 :名前が無い程度の能力:2008/03/23(日) 23 38 11 ID 8gbbmxZs0 どこかでも書いたけど昔夢の中にてるよ?が出てきた どんな夢だったかは覚えてないけどてるよがこっち向いて歩いてきた てるよ登場と同時に携帯の目覚ましに設定していた竹取飛翔が流れた タイミングのよさにびっくりして目が覚めた next prev