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いつまでも、いっしょだと思ってた ただ、いっしょにいたかった だから、いっしょにいられるように わかってる これは私のわがまま でも聞いて これだけで、いいから 私の望み 最後のわがまま 視界が霞んでる。 なんだろう。ここは・・・どこだろう。 よく見えない。視界は今もぼやけたまま。 夕日で赤く染まった教室に、私はひとりで立っていた。 何かが頬をつたっている。 その何かは止まる気配がない。 わたし―――泣いてるのかな。 「遅刻するわよ!つかさ」 「・・~・・・あと5分・・だ・・け」 「もう!置いてくわよ?」 「ひゃうっ」 いつものように、私はお姉ちゃんにやっとのことで起こされた。 時計を見ると、もう余裕は20分もなさそうだった。 「ったく・・新学期そうそう遅刻じゃ情けないわよ?」 「待って~。すぐ仕度するから~」 今日は新学期1日目。クラス発表も今日やるみたい。 毎年毎年、お姉ちゃんだけ違うクラスだったから、今年こそは一緒になるといいな。 そんなことを考えていると、またお姉ちゃんに怒られた。 「つかさ!ボケ~っとしてないで早く!」 家を出た私たちを、春風が出迎えてくれた。 なんとかお姉ちゃんのおかげで遅刻はしなさそう。 「間に合いそうでよかったわ」 「そうだね。お姉ちゃんありがとう」 そんな話をしていると、学校はすぐ見えてきた。 「そういえば、今日新学期のクラス発表よね」 「そうだね。お姉ちゃん、今年こそは同じクラスになるといいねっ」 1年生の時も、2年生の時も、お姉ちゃんだけ違うクラスだった。 表には出してないけど、内心けっこうショックみたい。 だから、今年こそは・・・。 昇降口を抜けて、クラス発表の掲示場所はすぐ見つけられた。 「すっごい人だね~」 「クラス発表ごときで騒ぎすぎよ全員」 ・・お姉ちゃんも、けっこう気にしてるくせに。 「とりあえず、少し人がひくまで待ちましょ」 たしかにこのままじゃ見ようにも見れないかも。 お姉ちゃんと私は、少し離れた場所で待つことにした。 「おはよー。つかさー、かがみー」 「おはよっ、こなた」 「おはよう、こなちゃん」 「いやー、すごい人だかりだねー」 「そうよねー。騒ぎすぎよね、クラス発表ごときで」 「えー、かがみん。気になってるんでしょー?」 「な、何がよ?」 「毎年かがみだけ違うクラスだもんねー。おー、よしよし。 今年も期待してるよー」 「おいこらてめぇ」 お姉ちゃんがクラスを気にしてるのはまず間違いないけど。 なんだかんだ言って、こなちゃんも気になってるのかな。 いつも予鈴ぎりぎりにくるこなちゃんが、今日はめずらしく早かった。 「そろそろおさまってきたんじゃない?」 「そうね。よし、見に行くわよ」 「ファイト、かがみーん」 「いや、何をよ」」 だいぶ時間をおいたからか、さっきまで賑わっていたこの場所も落ち着きはじめていた。 えーっと・・私はC組か。あ、みゆきちゃんもおんなじだ! 「お姉ちゃん、こなちゃん、どうだった?」 「あっ」 「おおっ」 「?」 「私とこなた、同じB組ね・・」 「いやぁー、よかったねかがみん。一人ぼっちじゃなくて~」 「別に去年もおととしもひとりぼっちじゃないわよっ」 「うれしいけど強がるかがみ萌え~」 「うっさいつ~に~~~」 「あれ?そういえばつかさは?」 「私はC組・・」 「あちゃー。つかさが違うクラスになっちゃったか」 「あ、でもみゆきもC組ね」 「2:2・・これもアリだね」 お姉ちゃんとは、結局一緒のクラスになれなかったな・・ しかもこなちゃんとも違うクラスになっちゃうなんて。 そうこうしている間に、けっこう時間は経っていたみたいで。 「あ、ヤバッ。そろそろ予鈴なるわよ」 「ホントだ。急ごう」 「あぅー。待って~つかさー、かがみー」 「ふぅ。じゃ、お昼にね」 「んじゃねつかさー」 「うんっ」 お姉ちゃんもこなちゃんも、なんだか嬉しそう。 二人を見送ってから、私も急いで教室に駆けこんだ。 「おはようございますつかささん」 「おはよう、ゆきちゃん」 「今学期もよろしくお願いします」 「うんっ。よろしくね」 「いずみさんとかがみさんはお隣のようですね」 「だねー。4人いっしょにはなれなかったね」 「そうですね。でも全員がそれぞれ、ばらばらにならなくてよかったですよね」 「うん。今回はお姉ちゃんも一人じゃないし」 「そういえばつかささん、今日はめずらしく時間ぎりぎりでしたね」 「あ、クラス発表の掲示のとこ、結構混んでたから~~~」 予鈴だ。 ゆきちゃんに手をふって、私は席に着いた。 「かがみんー」 「な、なによっ」 「うれしいんでしょ?」 「何がよ」 「私といっしょでー」 「はぁ!?」 「照れない照れない。素直になりなよかがみ」 「あのね、私は別にあんたと一緒でも~~~」 ガララッ 「おーす。お前ら席に着けーー」 「はいはい。うれしいのは分かるけど、かがみん席に着いた着いたー」 「納得いかねぇ」 「今日から新学期やけどもー。 今年は3年生っちゅうことでー、受験生としてのうんたらかんたら~~」 「ふぅっ」 やっと昼休み。こなちゃんとお姉ちゃんの方はうまくやってるかな・・ 「やほー」 「おーす。来たわよー」 「あ、こなちゃんにお姉ちゃん」 「こんにちわ、いずみさんかがみさん」 「やーやーみゆきさん。今日は早かったみたいだね」 「ええ。新学期一日目ですし、少し気合いが入ってしまいました」 「そうよねー。こういう、事始めって早く目が覚めちゃうのよね~。ね?つかさ?」 「お、お姉ちゃん~!」 「クラスは違いますけど、今学期もよろしくお願いしますね」 「ん~、モチロンだよみゆきさん。よろしくー」 「ん、よろしくねみゆき。あ、つかさのこと頼むわよっ」 「も~。お姉ちゃん、子ども扱いしないでよ」 形だけの反論をしている私の横で、ゆきちゃんが「任せてください」と 言いたげな顔をしている。 この際お世話になろう。 「でもけっこう驚いたわー」 「何が?」 「クラス分けよ。まさか、こんな組み合わせになるなんてね」 「そうだよね。けっこう意外だったかも」 「かがみ、今年は一人じゃなくてよかったねん」 「はいはい、そうね」 「流された・・・」 「今年で高校生活も終わりだし、私たち全員が一緒だったら最高だったのにね」 「そうですね」 「でも、お昼も帰りも私たちけっこう一緒なんだし、クラス同じでも別でも変わらないわよね」 「うんうん、たしかにそうかもね。 去年もおととしも、かがみいつも私たちのクラス来てたし」 「・・・そうね」 「私がいるんだから、もうさみしくないよ~かがみん」 「むしろ一人の方がよかったわね」 「な、なにをぅっ」 「冗談よ、冗談」 キーンコーンカーンコーン 「あ」 「お昼休み、もう終わってしまいましたね。いずみさん、まだ全然食べていないようですが・・」 「じょぶじょぶ。こんなの一瞬で・・ ふぁぶっっ・・!」 今日の話題は新クラスの話で持ちきり。 それは私たちに限らず、周りのどの生徒にもいえそうだった。 あせってコロネをつめこんでむせているこなちゃんの背中をさすって、 私は次の授業の準備を始めた。 「ういー」 「つかさー、帰るわよー」 「あ、はーい」 新学期初日だったからだろうか。 時間はあっという間に過ぎていて、気付くともう放課後だった。 「今日かがみがさ~~~」 「はぁ!?それよりもこなたが~~~」 「えー、かがみんのアレは~~~」 「あはは」 「何言ってんのよ。それはあんたでしょうが」 「~~~」 「~~~」 「あはは」 もう… どっちもどっちだよ。とでかけたけどやめておいた。 なんだか余計にややこしくなりそうだし。 それでもおもしろがって、結局はそんなことを言ってみた。 帰り道、お姉ちゃんの目つきがいつも以上に鋭かったのは、たぶん気のせいじゃないかも。 「今日は災難だったわー」 「えー、なんで?」 「だって、あのこなたとクラス同じなのよ。最悪だわ」 「そうなの?でもお姉ちゃん、けっこう嬉しそうだったよね」 「帰り道といい、あんたもこなたみたいなこと言うのね・・」 「じょ、冗談だよお姉ちゃんっ。あははっ・・」 「まぁ正直、あいつと同じクラスで悪い気はしないけどね」 「やっぱり~」 「こなちゃんも、なんだか嬉しそうだったなぁ・・」 「え?何か言った?」 「あ、ううんっ。何でもないよー」 「なによ、気になるわねー」 「お姉ちゃんもこなちゃんも、素直じゃないよねーってこと」 「だからそれ、私のどこが素直じゃないのよ」 「え、だから~~~」 「つかさー、かがみー、晩ごはんよー!」 「あ、はーい」 説明に時間がかかりそうだし、お姉ちゃんは素直に納得しないだろう。 私はごまかしながらさっさとリビングへと急ぐことにした。 ぶーぶー言いながら後から遅れて来たお姉ちゃんは、晩ごはんの間、始終変な顔してた。 「疲れたねー今日は」 「そうね。変に力が入ったわー」 「今日はぐっすり眠れそう」 「つかさ、それいつもじゃない」 「え・・と、そうかなっ?あははっ・・」 「ぐっすり寝るのはいいけど・・」 「明日はちゃんと起きてよね」 「あ、今日はごめんなさい」 「いいわよ。慣れてるし」 それもどうなんだろう。 「うん。明日はちゃんと起きれるように努力から」 「努力ってのが怖いわね。すごく」 「つかさー、もう時間ないわよー」 「・・ん・・むにゅ・・あ・・と・・50分・・」 「はぁ!?もう・・置いてくわよ?」 「・・はぁぅっっ!」 やっちゃった。 お姉ちゃんの不安通り、私は見事に寝坊した。 怒りながらもどこか冷静で手慣れた感のあるお姉ちゃん。 慣れてるし、はたしかにその通りだった。 「ボサッとしてないで早くしなさい」 「ごめん~」 私、一人暮らしなんてできるのかな。 ふいに浮かんだ疑問は、ぽっと出の割にあまりに壮大だった。 今は時間がないことだし、そんなことよりも準備準備。 なんとか今日も遅れることなく学校に着いた。 「えへへー。ホントにごめんね・・お姉ちゃん」 「まぁいいわよ。なんとかく覚悟してたし」 「あはは・・」 「やほーつかさかがみー」 「おーす」 「おはようこなちゃん」 「あ、じゃああとでね。つかさ」 「ばいにー」 そうだった。もうこなちゃんとは違うクラスだったんだ。 「うん。こなちゃん、お姉ちゃんあとでねー」 その日もいつも通りだった。 お昼にはこなちゃんとお姉ちゃんが私たちのクラスにやってきて、 4人で楽しくお昼ごはん。 帰りもこなちゃんとお姉ちゃんに私、3人でおしゃべりしながら下校。 お姉ちゃんとこなちゃんは昨日よりもいがみあっていて、 昨日よりも嬉しそうで。 二人をほほえましく見る一方。 なんだろう。 私はなにか、 漠然としない何かを感じていた。 新学期初日から、今日でちょうど1週間になった。 1週間もたてば、みんな新しいクラスにも慣れてくる。 いい意味で、パターン化してきている毎日。 安定した日々が続こうとしていた。 「やと終わったネー」 「そだねー。ぽかぽかしてて、眠っちゃいそうだったよ」 「うぁっ。そうだかがみ!明日までだったよねあれ」 「あれ、じゃ分からん」 「宿題だよ」 「あー、そうね。だから?」 「かがみ様」 「な、なによ。気持ち悪いわね」 「宿題を見せてくださいませ」 「・・・ああ、そゆこと」 「お姉ちゃんたちは宿題あるんだ?」 「うん」 「そっか。つかさの方の担当はこっちと違うんだっけ」 「そういうことでかがみん、頼むよ」 「まぁ、別にいいけど」 「じゃあよろしくー」 「ったく。たまには自分でやりなさいよね」 「ごめんごめん。なーんかいつもやる気出なくて」 「そんなんで済むほど社会は甘くないぞ」 「でもまだ私高校生だし」 「いや、だから・・・もういいわ。さっさとしなさいよ」 「ok~。ふんふんふ~ん」 「つかさの方はいいわねー。宿題、ほとんど出してこないんでしょ?」 「うん。めったに出さないって聞いてる」 「こっちの担当は毎週出してくるからねー」 「つまり毎週お世話になるわけだよかがみんっ」 「おいっ」 「あははっ。お姉ちゃんもこなちゃんも大変だね」 「いや、こいつは全然苦労してない」 「そんなー、こんなに一生懸命な私を・・」 「てめえ写すのに必死なだけだろがっ!」 「あ、かがみ。ここ分かんない」 「え?」 「え、ってなにさ」 「あんた・・中身は全然無視でただ写してるのかと思ってたわよ」 「ちゃんと理解はしようとしてるのね!」 「いぁー、ちょっとここの字が黒ずんでて見えな・・」 「前言撤回」 「まあ、せっかくだから教えてもらおかな。かがみせんせー」 「うおっ・・なんだよそれ。教えるのはいいけどそれ気味悪いからやめてくれ」 「はいはい。かがみ様教えてー」 「えーと、そこはねー」 「様はいいんだ・・」 「え?つかさ何か言った?」 「う、ううん。何も」 「そう?あ、ここはね、~~~して~~だから~~」 「な~る」 「こっちは~~~」 「私、あっちで本読んでるね」 「はいよ~。あ、こなた!そこ違うって。だから~~~」 私は一人本を読むことにした。 ただでさえ勉強は苦手なのに、出されてもいない宿題の手助けができるほど、私は優秀じゃない。 お姉ちゃんとこなちゃん、楽しそうだなぁ。 少しだけそんなことが頭をよぎる。 私はすぐに本に没入していった。 「おわたおわた。今日も疲れたー」 「ねーねー。土曜日、アレ見に行かない?」 「あー、××の新作?前作もけっこうおもしろかったしねー」 「うんうん、すごいよねー。こう、しゅばーって。行こう行こう!」 「じゃあ、土曜日○時に~~前で」 「らじゃっ」 「楽しみだね~。明日の映画」 「そうね。つかさ、あのシリーズ大好きだもんね」 「だってすごいかっこいいから~。しゅーって飛ばしてひょいひょーいって。ターザンみたい」 「タ、ターザン。まあたしかにそんな感じだけど、その例えはどうなのよ」 「?」 「あ、もう夜遅いわね。今日はもう寝ましょ」 「そうだね。おやすみなさーい」 「つかさ」 「なに?」 「寝坊するんじゃないわよ?」 「し、しないよ。大丈夫だよっ」 「そう言っていつも寝坊するのがつかさよね~」 「明日は大丈夫!絶対大丈夫だから!」 「まあ、期待してるわよー」 「むぅ~・・」 「つかさー・・・起きなさいよー!!」 「むぅ~・・・あと・・5・・時間~・・・」 「・・はぁ」 「今日はぜんっぜん起きないわね・・」 「まったく・・つかさーーーー!!起きろーー!!」 「・・にゃむ・・・おやす・・・みこすー・・すー・・」 「携帯、洗濯物に入れっぱなしよ。あー、洗濯始まっちゃったー」 「はぁうっっ」 「やっと起きたか」 「携帯はっ?携帯!!」 「冗談よ。そこにあるじゃない」 「あ、ほんとだ」 「なんでもいいけど、時間・・ないわよ?」 「あっっ・・!」 「ごめんお姉ちゃん!すぐに準備するから~」 「はいはい。急ぎなさい」 「うぅ~~」 「やほー」 「おっ、ちょうどね~」 「おはようこなちゃん」 「いやー、私だっていつも遅れるってわけじゃないんだよ」 「やればできるじゃない」 「えっへん」 「褒めてないっつーの」 「ええっっ」 「とりあえず、中に入りましょ」 「うんっ」 「おけ」 「うわー。すっごい混んでるねー」 「さすが××だね。ホントすごい人だー」 「あんたたち、はぐれるんじゃないわよ?」 「ふうっ」 「なんとか座れそうだねー」 「そうね。立ち見はきついからねー。よかったわ」 「かがみはそのほうが運動になっていいんじゃないの?」 「なんか言ったか?」 「いやぁ~。その両手のポップコーン、さすがだなぁ~って」 「くっ・・」 「あはは・・」 お姉ちゃんはなぜかポップコーンを3つ買っていた。 塩1つとキャラメル2つ。 お姉ちゃんいわく、ずっとキャラメルだと飽きるから時々塩でリセットするらしい。 こなちゃんの言うとおり、お姉ちゃんは立ち見でもいい気がちょっとした。 「あ、始まったよ~」 「キター。わくわくっ、わくわくっ」 「・・・・」 お姉ちゃんはポップコーンに夢中だ。がんばって。 「うわー。かっこいー」 「すごーい。わぁ、これどうなってるのー?」 一人興奮する私。 「わっ、危ないっ!」 「あ、ああっ」 「そこっ、いけぇっ」 「やったーー」 上映中、周りのお客さんから変な目で見られていた気がする。 映画館の暗さからいって、ものすごい速さでポップコーンにぱくついていた、 お姉ちゃんに向けたものではないようだった。 「おもしろかったねー」 「そうねー」 「かがみんは、おいしかったーでしょ?」 「そういうあんたは、途中で寝てたじゃない」 「うっ」 「えー。こなちゃん寝てたの?」 「面目ないー」 「とりあえずお昼にしましょ。お腹すいてきたわ」 「なんという消化スピード。ポップコーンあわれなり」 「別バラよ別バラ」 私たちは近くのお店でお昼にすることにした。 二人はそろってあまり映画は見てなかったみたいだし、話題に出せるような状況じゃなかった。 「いやー、これおいしー」 「えー、どれどれー?」 こなちゃんとお姉ちゃんは楽しそうに、それぞれが注文したものをつまみ合っている。 「「つかさのもいただき!!」」 「・・・・・・」 「そういえばかがみ。アレ、どうする?」 「あぁ、アレ?」 突然出てきたアレというのがなんなのか、もちろん私は知らなかった。 「アレって?」 「ん、と。私たちのクラスで、今度研究発表みたいなのがあってね。っていっても簡単なものよ? それで私とこなた、二人でやってるんだけど・・」 「これがなかなか、テーマからして決まらなくて」 「アレってのは、そのテーマのことなのよ」 「え!?じゃあ今日映画見に行ったのまずかったんじゃない?」 「? なんで?」 「え。だって、まだ全然できてないんでしょ?」 「だいじょぶだいじょぶ」 「映画の後、家でコレ、やることにしてたのよ」 「そ、そうだったんだ・・」 「そういうわけで」 「行きますかかがみん」 「まあ待ちなさいよ。デザートにあと何個か~~を・・・」 家に着いてからは、こなちゃんとお姉ちゃんは課題につきっきりだった。 あれこれと話してるけど、私に話がふられることはない。 「私部屋で本読んでるね」 「ほーい」 お姉ちゃんの生返事を聞いて、私は自分の部屋へと向かう。 全然知らなかった。 課題のこととかじゃなく。 クラスが違うだけなのに。 二人の中の私が、どんどん薄くなっていくような。 私だけが取り残されていくような。 今日の映画、二人の中では別にどうでもよかったのかも。 そんなことを考えた私がいやだった。 お姉ちゃんとこなちゃんの楽しそうな笑い声や話し声、言い争いが聞こえてくる。 私は耳をふさぎ、ふとんにもぐりこんだ。 宿題は、クラスが違うことでその内容は大半が違うものだから、 滅多に一緒にやることはなかった。 普段の会話は、お姉ちゃんとこなちゃんの間にクラスでの話が増えて、私はどこか少し蚊帳の外だった。 3人で映画を見に行ったあの時から、特に意識していたのかもしれない。 避けるとか避けられるとか、そういうことではないんだけど。 「どうかなされたんですか?つかささん」 「・・え?」 「最近、あまり元気がないような気がしていまして」 「そ、そんなことないよ。あっ、最近梅雨でじめじめしてるじゃない?それでかな」 「そうですか・・?私の勘違いでしたね。すみません」 「あはは、謝らないでよ。気にかけてくれてありがとうゆきちゃん」 いけない。 はたから見た私は、そんなにもおかしかったのだろうか。 最近、少し考えすぎなのかもしれない。 そうだ。 すべて私の考えすぎなのかも。 形だけの、自分への慰めをよそに。 私の感じていた漠然としない何かは、少しずつ、はっきりとした形になろうとしていた。 寂しさという形に。 「あの、かがみさん。ちょっとよろしいでしょうか」 「? みゆき?」 「どうしたの?休み時間に。めずらしいわね」 「実は、お話したいことがありまして」 「なに?」 「つかささんのことで」 「つかさの?」 「私の思いすごしかもしれないのですが・・」 「最近つかささん、元気がないような気がするんです」 「え?そう?」 「特にそうは見えなかったけど」 「つかささん自身も、もちろん否定はしてらしたんですが」 「考え込んでいる姿を、よく見かけて」 「なにかあったのかと思いまして・・」 「そうだったの・・」 「でも、つかさが元気なくすとか考え込むようなことには、心当たりないわね・・」 「もちろん、最初に言ったとおり、私の思いすごしである可能性もあるのですが」 「・・・。わかった、ありがとうねみゆき。ちょっとつかさの様子、気にしてみるわ」 6月もそろそろ終わろうとしている。 今年の夏は少し長くなるらしい。 私はぼうっと外に目を向けていた。 最近は、外ばかり見ている気がする。 「つかさー!帰るわよー」 「あ、はーい」 「あれ?こなちゃんは?」 「ああ。あいつバイト始めたじゃない?」 「うん」 「今日は臨時で入ったみたいで」 「ふーん」 「帰り、どっか寄っていこうか?」 「え?」 「最近、二人でいること少なかったし」 「いやなら別にいいんだけど」 「ううん。いこっ!」 二人で出かけるなんて、ホントに久しぶり。 お姉ちゃんの手をひいて、私は走り出した。 「最近暑いわねー」 「そうだねー。もうすぐ夏だもんねー」 「今年は梅雨が短かったからねー、~~~」 久しぶりに二人で買い物して、楽しかった。 自然に笑ったのも、久しぶりだったかも。 他愛もない話でも、その一つひとつが。 幸せな一方で、不安な私。 ずっとこのまま。 そうなればいいなと、思っていた。 6月最後の週も今日で終わり、週明けからは7月だ。 夏休みが近いせいか、なんだか周りのテンションも高い。 授業中を除けば。 私は私で、今日も外を見つめている。 不安は現実になっていた。 また、私は蚊帳の外にいる。 それでも。 以前の私よりは、この状況も耐えられていた。 お姉ちゃんが、完全に私を見てくれなくなった訳ではなかったから。 あの日のことは、この時の私にはとても大きなものだった。 「つかささん、先生が呼んでいましたよ。なんでも、二者面談の時間を、少し早めるということで」 「そうなの?ありがとうゆきちゃん。行ってくるね」 私の次はゆきちゃんだから・・・ 振り返りゆきちゃんに手をふって、先生の待つ面談室へ向かった。 進路指導のための二者面談。 この時期は多すぎると言ってもいいくらい入ってくる。 進路が確定していてもしていなくても、この手のものは避けられないからやっかいだ。 そんなことを考え、ふと足を止める。 お姉ちゃんとこなちゃんに言っておかなくちゃ。 B組の教室を後ろからのぞいてみる。 ロングヘアーとツインテール。 お姉ちゃんもこなちゃんも、すぐに見つけることができる。 お姉ちゃん! 私がそう声に出そうとした時。 私の耳に、信じたくない言葉が聞こえてきた。 「明日のこと、つかさには話してないよね?」 「大丈夫よ。私がそんなヘマ、するわけないじゃない」 「絶対ばれちゃダメだよかがみん。つかさが来ちゃったら、台無しなんだから」 「しっつこいわね。分かってるわよ」 私はこの日、二者面談を受けることなく、そのまま家へ帰った。 いつの間にか、私は二人の中で邪魔な存在になっていたのだろうか。 私自身が思っていたより、二人との距離は。 何も考える気力がない。 考えたくない。 考えると、悲しくなるばかりだった。 私はただ、お姉ちゃんと。 今まで通り、お姉ちゃんと。 私はやっと気づいた。 ずっと感じていた「それ」は。 漠然としなかった「何か」は。 寂しさでも。 不安でも。 恐怖でもなくて。 それはただの、嫉妬だった。 次の日、お姉ちゃんは一人で出かけて行った。 私は何も感じない。 二人が何をするのかなんて、どうでもよかった。 どうでも。 私は何もかもが、私自身さえ分からなくなっていた。 「おはようございます。つかささん」 「おはよー。ゆきちゃん」 「明日は七夕ですね」 「そうだね」 結局あの日、お姉ちゃんは何も言ってくれなかった。 今日まで、お姉ちゃんもこなちゃんも何もそのことは言ってこない。 私が聞いたわけでもないし、二人とも、私は何も知らないと思っているんだから、当たり前か。 私が邪魔なら、はっきり言えばいいのに。 「つかささんは、何をお願いするか考えてありますか?」 「………」 お願い…か… 私の…お願い… 「つかささん?」 「つかささんっ」 「え?あ、ごめんゆきちゃん。えーと、何だっけ?」 「………」 「…あの」 「なに?」 「何か、あったのでしょうか。最近つかささん、すごく辛そうに見えるのですが…」 お姉ちゃんとこなちゃんは全く気づかない。 私がそう振る舞ってるから。 その分、教室に入ってからの私は。 「もし悩んでいることがおありでしたら、遠慮なく言ってください」 やさしい言葉をかけられるだけ、今の私には辛かった。 私の異常に、ゆきちゃんは気づいてくれたのに。 「別になんでもないよ」 「つかささん…。あの… 無理はしないでくださいね」 「一人で考えこま…」 「分かったようなこと、言わないで」 「…え?」 「うるさいよ」 「あ…すみません…。私…そんなつもりじゃ…」 「うるさいって言ってるの!いいからあっち行ってよ!」 私は何を言ってるんだろう。 謝り続けるゆきちゃんに、それ以上、私は何の言葉もかけず。 ただ机に伏していた。 帰り際にも、ゆきちゃんは謝ってくれていた。 こんな私に。 でも、私は何も言わない。 そんな態度を取らせる私と、なんでそんな態度を取るのか信じられないでいる私。 ばかばかしい。 もうそんなこと、どうでもいいや。 私は、一つのことだけを考える。 私の願い事。 七夕の、お願い。 「つかさー。明日の放課後、ちょっと残っててほしいんだけど」 なにか用? 「内緒。とりあえず、みんなが帰ったあたりにB組に来てよ」 うん。分かった。 「じゃ、よろしくー」 そうだ。 私のお願いは。 「え?」 ううん、なんでもないよ。おやすみ。 「うん。おやすみ」 放課後――― 私は言われた通り、みんながほぼ下校しただろうという頃に、教室へと入った。 校舎もとい教室は静まりかえっている。 教室の奥の窓際に、お姉ちゃんは立っていた。 私に気づき、にっこりと笑う。 「なに?お姉ちゃん」 「ん、ちょっとね」 「今日。何の日か分かる?」 「今日?」 「えーっと… 七夕?」 「それもそうだけど…」 「嘘だよ。私たちの、誕生日だよね」 「そ。まあ忘れてる訳はないわよね」 「ちょっと、目閉じてて」 「え?」 「いいからほらっ」 言われるがまま目をとじる。 なんだろう。 首のあたりで、何かもぞもぞとやっている。 「まだー?」 「も、もうちょっと待って」 「はいっ、つかさ。目、あけていいわよ」 「……?」 さっき感じた違和感のもと、首元を見てみる。 「あっ…」 何かが付けてある。 それは、とても綺麗なネックレスだった。 「これ…」 私はさらに気付く。 お姉ちゃんも、同じネックレスを付けている。 「私からの、誕生日プレゼント」 「こなたがね。つかさに、それぞれ何かプレゼントしようって言いだして」 「つかさ、いつからか元気なかったじゃない?こなたも気になってたみたいで」 「この前の休みに、二人でいろいろ見に行ってきたのよ」 「私たちそれぞれで、つかさのために考えたのよー」 「で、私からはこのお揃いのネックレス」 「いつでも私がついてると思って、元気出しなさいよね!」 そっか。 あの日の会話は、そういうことだったんだ。 お姉ちゃんもこなちゃんも。 私のことは何も分かっていないけど。 ちゃんと考えては、くれてたんだね。 ありがとう。お姉ちゃん、こなちゃん。 「こなたも来るはずなんだけど、おっそいわねー」 「あいつのプレゼント、すごいわよー。ある意味」 「ねえ、お姉ちゃん」 「なに?」 「今日、何の日か分かる?」 「? 私たちの誕生日でしょ?」 「七夕」 「え?」 「私ね。七夕のお願い、ずっと考えてたの」 「けっこう悩んだよ」 「でも、最初から決まってたのかも」 「お姉ちゃんと、ずっと一緒にいたい。って」 「つかさ……」 「何言ってんのよ。私たちはいつもいっ…」 「………」 「つ…かさ…?」 お姉ちゃんの瞳が、虚ろになっていく。 「なん…で…」 私の刃を受けながら、お姉ちゃんはそれだけを呟いていた。 お姉ちゃんもこなちゃんも、何も分かってない。 すべての原因は、二人にあったのに。 いや、それも違うか。 すべては私が。私自身が。 すでに事切れたお姉ちゃんを、私はゆっくりと抱き起こした。 お姉ちゃんは、確かにここにいる。 でも、お姉ちゃんはもういない。 視界が霞んでいる。 赤く染まった教室に、私はふたりぼっちで立っていた。 何かが頬をつたっていて。 その何かは止まる気配がない。 わたし―――泣いてる。 廊下でぱたぱた走る音。 音はだんだんと近づいてきている。 私は再び、刃を握りしめた。 いつまでも、いっしょだと思ってた ただ、いっしょにいたかった だから、いっしょにいられるように すべては私のわがまま だけど こんなはずじゃなかった 私の望み 最後のわがままは ―終―
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かがみ「一人温泉旅行は思ったより楽しいわね。でも、宿の女将さんがちょくちょく部屋を見に来たり、妙に優しいのはなんでかしら」 新学期が始まったけど大学が面白くない私は、気晴らしにひとりで熱海までやってきた。 ひとりで温泉旅行に来る人ってそんなに珍しいのかな? そういえば、女一人だと泊めない旅館もあるらしいよ(昔の話?) 自殺されたらタマラン、ってことだろうな。 ドラマとかよくありそうなシュチエーションだけど、 なぜ女は旅館で死のうとするのだろうか? それは多分、 これから死ぬかわいそうな自分を沢山の人に見てもらいたいから あわよくば死ぬ前に誰かに構って貰えるから…って! かがみ「だから、私は死にに来たわけじゃないっての!ドアの前で聞き耳立てるな!」 コソコソ… 戸の前で人が逃げ出す音がした。全く、うざい旅館もあったもんだわ。でもちょっと嬉しい。 午後9時半。わざとこんな独り言をゆってみた。 かがみ「ふぅ…料理もお酒もおいしかったわ。さてと、そろそろ死ぬか」 女将「(ガラッ)お客様、お夜食はいかがでしょうか?」 かがみ:「いきなりあけんな!」 女将「失礼いたしました。ごゆっくり(ぺこり)」 女将「(チッ)」 かがみ「…つかさなんかいくら私が手首切っても、もう無視するだけなのに ここの人たちは凄く私に注目してくれる。これからはここで自殺未遂しよっと」 翌朝…、 かがみ「昨日はよく眠れたわね。朝食前に渓谷散策でも行こうかしら」 女将「だ、誰か110番通報して!42号室の柊様が飛び降りスポットの方向に!」 女将「え?そんなんじゃ警察は動かない?」 渓谷にて、 かがみ「ついてこないでっていってるでしょっ!!」 女将「いえいえ、道案内いたしますから」 女将「この辺は、800年前の火山の噴火のときに流れた溶岩が固まって出来た地形なんですよ。温泉もそのとき湧き出したもので…」 かがみ「へ~、結構歴史があるのね」 女将「(今のところ落ち着いてるみたいね。こんな若いのに、何があったのかしら。失恋?借金?) すると向こうから波平がやってきました。 波平「こんばんわ、お嬢さん」 かがみ「えぇ、こんばんは」 かがみ(地元の人かな。ついそのまま返しちゃったけど、朝なのにこんばんわって何だろう?) 女将「(突然 独り言…、誰と話してるのかしら…?)」 かがみ「この崖からの景色は本当に素晴らしいわ。ちょっと、感動しちゃったじゃない…」 女将「(飛ぼうとしたらいつでもつかめるように…。ロープ持ってきといてよかったわ)」 すると今度は穴子くんがやってきました。 穴子くん「・・・」 かがみ「・・・」 穴子くんは行ってしまった。 後で聞かされた話、この辺りは相当な心霊スポットらしい。この場所で某 宜保愛子さんが収録に来て、直前になって撮影を拒否したとかしないとか!? 亡霊らしきものを見たのはこれが初めて。実家で巫女やってるからこういうの見るのかな。 それとも、私はそんなにここで自殺した人々と波長がマッチするのだろうか? 女将「(柊さん、ついさっき 誰かと目を合わせたような感じした?嫌な予感がするわねぇ…)」 女将「ささ、そろそろ戻りましょう」 かがみ「あっ女将さん、記念に携帯の写真をとってもらえませんか?」 女将「ええどす」 柵に腰掛けるかがみ。 女将「では…、あれ、この携帯の壁紙に女の子、それも珍しい青髪の…」 かがみ「ああ、見ちゃらめえええ…」(ぐらっ) 女将・かがみ「あっ…」 かがみはバランスを崩し、背中から落ちそうに。 かがみ「きゃあああああああああ」 女将「お客様ァーーーーーーー」 女将「では…、あれ、この携帯の壁紙に女の子、それも珍しい青髪の…」 かがみ「ああ、見ちゃらめえええ…」(ぐらっ) 女将・かがみ「あっ…」 かがみはバランスを崩し、背中から落ちそうに。 かがみ「きゃあああああああああ」 女将「お客様ァーーーーーーー」 かがみ「大事なシーンだから二回言ったわ」 女将「ハッ!」 ロープが投げられる。 女将「これにつかまりなさい!」 かがみ「助かっ…ゲゴッ!」 ロープが首に巻きついて首吊り状態に。 かがみ「ぐぼぼ…(ああ、結局最後までぼっちだったな…こなた、最期に会いたかった) 女将「お客様ァー柊様ァーー、死んじゃ、ダメだーーーー!!」 女将さんの声が遠くなっていく。 薄れ行く意識の中で、かがみは先細りだった自分の人生を振り返った。 かがみ「ハッ」 女将「あ、気がついたかい?…ちょっとアンタ!お水汲んできてあげて!」 旦那「はいはい」 かがみ「あ、あの…」 よく見ると、私は大広間に寝かされている。 その周りを女将さんはじめ、旅館の方々が総出で囲んでいる。 旦那「はい、お水だよ。でも、元気そうでよかったよ」 仲居「うんうん。でも大丈夫?あ、もし悩みとかあったら、私聞くよっ」 話によれば、首吊り状態になった私を、女将さんが引き上げて、ここまで抱えてきてくれたそうだ。 女将「人生って長いんだから、ちょっとくらい道を外れたように思えたって、実は道幅はまだ続いてるんだよ。だからあんたも図太く生きなっ!何があったかは知らないけどさ」 結局私が自殺志願者だという誤解は解けていないようね。 べ、別に道を踏み外したりなんか… でも…。 私は自分の日常を振り返る。 楽しかった高校生活。その後の大学生活は、私の描いていたものとは程遠かった。 ひとりぼっちの毎日。孤独を愛するほど強くなくて、何の希望も持てない日々はむなしかった。近い将来本当に自殺を考えていてもおかしくなかっただろう。 板前「おっ、例の薄幸嬢ちゃん、目え覚ましたかい。じゃあ、とっておきの朝食作ってやるかいなっと」 仲居「柊かがみちゃんだっけ?私も失恋したときは本当に死にそうだった…それで、私もあの崖から飛び降りようと思ってこの宿に泊まったんだけど、ここの女将さんに助けてもらったんだ」 女将「あの時は大変だったわ…チェックインのときにピーンと来てね、この子の挙動を気にして見てたのよ。高精細・高画質のネットワークカメラから監視用センサーや、レコーダーまでつかったわね」 仲居「へへへ…」 かがみ「いや、やりすぎだろ!ってか、私も監視されてたのか!」 女将「かがみちゃん」 かがみ「は、はい」 女将の真剣なまなざしに、私は身じろぐ。 女将「15でここに嫁いで、商売を始めてからもう何十年も経つけどさ、色々な人がこの宿を訪れたわ」 かがみ「…」 女将「ここの温泉ってね、骨安めに来たり、家族旅行のために来るばっかりじゃないのよ。行き場をなくした人が、あっち行って、こっち行って、最後に行き着く場所でもあるの。何か引き寄せられるものがあるのかしらね。そして、みんな、あの崖から飛び降りて行ったわ」 誰もが黙って女将の言葉を聞いている。この宿の暗い歴史の一部を皆が知っているだろう。 女将「辛かったわよ…。あ、この人は死にに来たんだなーってわかっていても、止められない。止めようと目をかけててもね、彼ら、隙をついて確実に死にに行くの。どうすることも出来ない。みんな死んでいく」 女将「あるとき思ったの。借金?失恋?左遷?リストラ?それが何だ、生きてりゃ取り返しのつくことじゃないか、ってね。だから、無理やりにでも生きてもらうことにしたの」 女将「死にに来たお客さんは、私がずっと監視するのよ。部屋の前で張り込んでね。気がついたと思うけど、部屋には首を吊れるものが一切なかったでしょ?紐とか、引っ掛ける場所とか」 かがみ「(いや、知らんがな)」 女将「それで夜通し監視して、朝になるでしょ?朝食はスペシャルメニューなのよ。もちろん赤字だけどね。おいしいご飯をたべてもらいながら、それとなく話しを聞いてあげるの。大抵、その手の人は、相談する人もいなくて、抱え込んでるから、それを吐き出してもらうのよ」 女将「そして、うまく、うま~く励ましてあげて、這ってでも生きようって気持ちにさせてあげるの」 女将「なのに、かがみちゃん、朝食前に旅立とうとするから、ほんと取り乱しちゃったわ」 かがみ「(だから私は旅立とうとしてないから…)」 女将「かがみちゃん、あなたが今一番大切に思ってる人の顔を思い浮かべてちょうだい」 かがみ「え…、えーと、…」 もちろん、浮かぶのはあいつの顔だ。ハアハア 女将「あなたが死んだら、その人はどうなるかしら…」 私がこな×かが避難所で書いたSSでは、私の遺志を継いで弁護士になったわね。 女将「人は、どんな人でも、一人で生きているわけじゃないのよ」 女将「たとえ、自分が一人ぼっちだって思えても、ほんとは一人じゃないのよ」 かがみ「…」 女将「あなたのことを見ている人がいる、思っている人がいる、気にかけてくれている人が必ずいるの」 女将「もし、それでも、一人ぼっちだと思うなら…私がいるわ」 かがみ「女将さん…」 仲居「私だっているよっ」 旦那「では、私も…」 板前「そら、俺の朝食食って元気だしなぁ!」 かがみ「みなさん…」 その日の朝食は、まさしくスペシャルメニューで、とても美味しくて、でも、なんだか塩味がきいてしょっぱかった。 女将「また遊びに来なよ、あ、悩みごとがあったら電話してくれてもいいからね」 わざわざ熱海駅まで送ってくれた旅館のみなさんと、最後の別れを惜しむ。 仲居「またね!あ、ケータイ教えてよ!」 この子、そういや結構かわいいわね。写メ撮っとこうかしら。ハアハア 旦那「今度はお友達も連れておいでよ」 板前「俺の朝食が食いたくなったらいつでも来いよ!」 アンタは朝食しか作れんのか。 通販サイトで貯まったポイントを消化しようと、何気なく企画した今回の温泉旅行。 一人で温泉なんて、私もぼっちが板についてきたわね、なんて自分を嘲笑していた。 このままずっと一人。誰にも認知されない、透明な存在、 そう思ってた。 でも、気づいたんだ。 私の存在は、初めて会ったこの人たちにすら、思ってもらえたこと。 私が誰かを思っているように、私を思っている誰かもいること。 女将「ほらほら、自由席のこだまは結構込んでるから、早く行って並んどきな!」 かがみ「はいはい…あ、女将さん」 女将「なんだい?」 かがみ「あ、あの、別に私、ホントは死にたかったわけじゃないし、女将さんのおせっかいで救われたなんて思ってないし、監視テープはちゃんと抹消してくれないと困りますけど、ですけど……ありがとう、本当に、本当にありがとうございました」 返答を聞く時間はなかったけど、みんなの笑顔を目に焼き付けて、一礼すると、私は改札をくぐった。もう振り返らずに。 かがみ「…明日の講義では、誰かに話しかけてみようかなあ」 遠ざかる熱海の街を眺めながら、私は、自分の中に希望が芽生えたのを感じていた。 後日…、 かがみ「連休の温泉旅行が楽しすぎたせいで、今週はいつもよりメンタルがきついわ…」 かがみはじゅもんをとなえた。 かがみ「さて、そろそろ死ぬか」 しーん… しかしなにもおこらなかった。 女将「かがみちゃん、まだ元気なさそうね」 仲居「女将さん、そのモニターは一体…」 Fin.
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バイトが終わり、疲労した状態で部室にやってきた遊桂に対して詰襟が放った第一声。 イギリスのEU脱退が世間を賑わせていたある日の夜のことである。
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アーティスト:桜庭裕一郎 レベル:5 作詞・作曲:つんく 歌唱箇所:ラスサビ 最高音:mid2G♯(「信じて待つよ」後のフェイク、「なぜなんだ」後のフェイク) フジテレビ系ドラマ『ムコ殿』劇中歌。TOKIOのシングル「メッセージ」との両A面シングルとして発売。ドラマ内の設定では、桜庭裕一郎の8枚目のシングル曲となる。 音域としてはmid域に収まるものの、「いつものように」などの細かな音程移動が計4回ある点が難所。また、上記の最高音mid2G♯のフェイク中も音程移動があるうえ、次のフレーズへの移行も忙しいので息切れしないように注意。ラストの低音のフェイクも忘れないように。
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【検索用 せんふきみのせいた 登録タグ 2021年 CeVIO VOCALOID Youtubeミリオン達成曲 せ イチョウ 佐々木そい 初音ミク 可不 春 曲 曲さ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:イチョウ 作曲:イチョウ 編曲:イチョウ イラスト:春(ノーコピーライトガール) イラスト・動画(初音ミク版):佐々木そい(Twitter) 唄:可不(CeVIO AI) 唄(初音ミク版):初音ミク 曲紹介 曲名:『全部君のせいだ』(ぜんぶきみのせいだ) イチョウ氏の3作目。 自身最大のヒット作で、YouTubeでは2023年3月現在で約120万回再生されている。 後には初音ミクカバー版も投稿されており、こちらは第6回プロセカNEXT応募楽曲。 歌詞 (動画より転載) ぼっちでいいじゃん ひとりでいいじゃん ぼっちでいいじゃん これでもぼっちですが? つまらない会話の中 無理に混ざり込みたくないから きっと趣味の合う 僕に合った友達がここにいないだけ 面白い人いないから あえて距離を取っているだけですが? ちょっと待って 言ってみたかっただけなの信じて! もっと上手に もっと上手に 話してみたいだけなもんで きっといつかは 友達に なんてね 冗談だもん! ぼぼぼ (ピッピー!) ぼっちじゃないし 寂しくないし (はぁ?) 嘘じゃないから 疑わないで (ざんねーん) 緩む涙腺 きっと僕の前世は 犯罪者だから (パッパパパッパ) しょうがないよね (パッパパパッパ) しょうがないかなあ? (パッパパパッパ) あれもこれも 全部君のせい だだだ 愛想よく 見透かされぬように ずっとずっとずっとずっと 押し込めて ちょっと待って! 本当にそれでいいの? いいわけ無いけど 上手に もっと上手に 混じり込みたい ボクなもんで きっといつかは 話したい なんてね 冗談だもん! ぼぼぼ (ピッピー!) ぼっちじゃないし 寂しくないし (はぁ?) 嘘じゃないから 疑わないで (ざんねーん) 緩む涙腺 きっと僕の前世は 犯罪者だから (パッパパパッパ) しょうがないよね (パッパパパッパ) しょうがないかなあ? (パッパパパッパ) あれもこれも 全部君のせい だだだ どんな顔して どんな話で 話しかければいいの? そこまでしなきゃダメなの? ぼっちでいいじゃん ひとりでいいじゃん ぼっちでいいじゃん これでもぼっちですが? ぼぼぼ (ピッピー!) ぼっちじゃないし 悲しくないし (はぁ?) 嘘じゃないから 疑わないで (ざんねーん) 緩む涙腺 きっと僕の前世は 犯罪者だけど (パッパパパッパ) ぼっちでいいし 寂しくないし (はぁ?) 嘘じゃないけど 言いすぎちゃうから (はんせーい) 緩む涙腺 きっと僕の前世は 犯罪者だから (パッパパパッパ) しょうがないよね (パッパパパッパ) しょうがないかなあ? (パッパパパッパ) あれもこれも 全部君のせい だだだ コメント リズムとか可不ちゃん可愛いのに歌詞がちょっと難しいの好き(?) -- メロンパン (2022-01-20 18 29 47) もう全部神*⃣ -- 空音 (2022-03-11 13 13 53) 聴いたらハマる -- 歌い手オタクちゃん(*^▽^*) (2022-10-22 12 12 02) 名前 コメント
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
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【作品名】ロストウィークエンド 【ジャンル】ホラー映画 【名前】悪意の海岸 【属性】オーストラリアの、意志を持つ人を呪う自然環境 【大きさ】数10kmにわたる海岸並 【攻撃力】そこに生息する動植物をけしかけたり、気象現象を利用した嫌がらせで人命を奪う 例:ターゲットが車道にたどりつき、トラックにヒッチハイク→トラックの運転手に鳥をけしかけ、運転を妨害→トラックが車道をはみだし、ターゲットを轢殺 などの現象を利用したコンボ タカに突つかせる、蟻、蜂、毒蛇に襲わせての毒殺 持ち込んだばかりの肉を腐らせる 主人公になついていた愛玩犬までたきこみ、吠えさせて使役する動植物への洗脳 主人公が殺したマナティの死体を主人公が気がつかないうちに超自然的な力で輸送するあてつけ 他の犠牲者が遺した車の部品の金属棒を森から矢のように射出しての直接攻撃 これにより主人公の妻を殺害、喉を貫通し、後ろの木まで食い込んで磔にした。 汽水域を増水。これにより主人公の知り合いの、別区画にいたキャンパー一家を車ごと沈め溺死させた。 【防御力】意志を持つ環境のため、魂すらないので霊撃、魔法攻撃は無意味 因果率操作か数十km四方に生息する動植物を全て絶滅させるか、島破壊レベル以上の物理攻撃でなければ実体をしとめられない。 【素早さ】土地なので移動速度はない。主人公たちの行動を観測したように的確に働きかけをしたことから常人並の反応。 洗脳完了までの時間は至近距離で拳銃弾が当たるまでの瞬間程度だと思われる。 【特殊能力】人間以外の動植物を洗脳して構成員として引き入れる。 【長所】トラックの衝突や、人間の致死率50パーセントの毒に耐えられない者が重火器を持ち込んで何をしようと無駄 洗脳に耐性がない、無効化できない人間以外の生物は洗脳できる。 【短所】肉体の死がないものには無意味だと思われる。映画が地味 【戦法】 微生物に至るまでの動植物を総動員しての襲撃(オーストラリアに生息する人間致死料50パーセントの蛇毒、猛禽類の嘴突き、蜂の群) 最大の物理攻撃力は制限速度内で走るトラックの衝撃 弓矢並の金属棒の射出 200kg程を常人の知覚に察知されずに動かす念力 洪水による水責め、人外相手への洗脳、拘束 【備考】 部外者のトラック運転手以外誰一人逃がさず、主人公を含め全滅エンドさせた。 vol.3 597 :格無しさん:2014/08/04(月) 15 35 26.10 ID DSMoodfp 悪意の海岸考察 △グランドキャニオン 互いに何も出来ん ○島亀 洗脳勝ち ○電気雲 寿命勝ち ○バガン 洗脳勝ち ×バン王 全能負け ○*4 レッドマン~怒んパッチ 洗脳勝ち △エディ~ゼロムス 攻撃範囲が狭いので倒せない倒されない △しょくぱんまん さすがにパンは洗脳できないか ○ばいきんまん 一応生物なので洗脳勝ち △フォックス 素早すぎ分け △カービィ 速すぎて洗脳できない ×オーム でかすぎ負け ○グドン 洗脳勝ち ×ゼットン 沖から延々ビーム撃たれ続けて負け ×メタボン 全く攻撃の意味がない、汚染負け ○タブー 洗脳勝ち ×水神様 無理 ×竜堂余 射程外からドカドカ雷落とされまくり負け ○パワードザンボラー 多少焼かれながらも洗脳勝ち ○妖蛇 洗脳勝ち ×都市生物 射程外からドカドカミサイル落とされ負け ×コエムシ 時間はかかるが勝てる余地がない △龍神 互いに干渉不可能 ○ジウス 洗脳勝ち △メカ 倒せない倒されない △スーパースライム さすがにスライムは無理か? スライバ これもっと下じゃね? ×シン 無理 ○デスピサロ 洗脳勝ち △ワイトキング 倒せない倒されない △永遠の闇 そもそも何なんだコイツ ○ガドル 洗脳勝ち ×スプレンティド パンチで真っ二つ ×バルタン星人 多勢に無勢 △ミラーアクエリオン どうしろと ×白面 無理 ○クッパ 洗脳勝ち ×リバイアサン 洗脳しようとして逆に食い尽くされる ×でいだらぼっち 吸収負け カービィ(スマブラX)>フォックス・マクラウドonアーウィン=悪意の海岸>漆黒の騎士ばいきんまん
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【参考テンプレ】 【名前】改造タイラント 【属性】暴君怪獣タイラントが強化・改造された存在 【大きさ】身長53mの設定のウルトラマンタロウの約1.75倍ぐらい つまり約92.75mになる。 外見は二足歩行のタイラントに二本の足が生えてケンタウロスのような4足歩行になった姿。 【素早さ】タイラントを強化・改造した存在なので大きさ相応の怪獣よりは上 【作品名】ウルトラマン ファイティングエボリューション リバース 【ジャンル】格闘ゲーム 【名前】バルタン星人 【属性】宇宙忍者 【大きさ】50メートル(大きさはウルトラマンよりも多少大きい程度) 【攻撃力】白色破壊光弾:白色破壊光弾と呼ばれる光弾を放つ技。 作中では特殊能力欄の多重分身で数百~数千程度分身し、同時に放った光弾でカオスロイドSを葬ることができる。 そのため一発の威力は惑星破壊の1/数百程度か。タメは一瞬~1秒程度。射程は数十~100m程度。 ただし、その一発の攻撃力の影響範囲は小さく、相手に直接当たらなければ意味が無いものと思われる。 【防御力】白色破壊光弾の一撃だけではダメージを負うものの戦闘続行可能。 【素早さ】戦闘・反応速度は【参考テンプレ】の改造タイラントと互角に近接戦闘が可能な程。移動速度は大きさ相応の人並。 【特殊能力】多重分身:10秒程度で数百~数千程度分身できる。一体一体分身するのにはタメは必要ない。 【長所】分身が速い 【短所】素早さがちょっと微妙 【戦法】即分身→全員で光線発射 修正:vol.9 7 vol.9 0020格無しさん2023/07/03(月) 14 46 04.79ID GMmwlBi4 (省略) バルタン星人(FER)考察 動画を確認した限りだと、白色破壊光弾の射程距離・爆発の範囲は百数十mほどか。テンプレに弾速が記されてないが、俺の記憶では怪獣が数百mの距離から避けられないほどだった。 効果範囲はこの技とは別の腕から発射する光弾が改造タイラントに有効なので、100体が白色破壊光弾を発射すれば約9.275㎞になる。デカい奴を削り倒す余地が出てきた。 https //youtu.be/7-ih7_6H4JY?t=1363 本来の意図とは異なるだろうが、文字通りのジャイアントキリングが可能になったのは大きな前進。 戦法は相手の大きさが92.75m以下ならそのまま白色破壊光弾を放つ。それより大きいのなら分身してから光弾を放つ。耐久があるので大山脈破壊の壁下で連敗はしない。その上を見る。 ○ヘドラ 白色破壊光弾勝ち ×イベルタル ダークオーラ負け △ミラーアクエリオン 反応速度が速いので白色破壊光弾は避けられる。あちらの攻撃は耐えて分け ×白面の者 毒気負け クッパ(マリオギャラクシー) 指摘があるので飛ばす。 ×リバイアサン 消化負け ○でいだらぼっち 分身して白色破壊光弾を撃ちまくって勝ち △島根県 お互い攻撃を耐えて分け ○藤原紅虫 白色破壊光弾勝ち △アマクサ こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は耐えて分け ○バラガン・ルイゼンバーン 白色破壊光弾勝ち ○竜王 白色破壊光弾勝ち ×『黒』 即死負け ○シドー 白色破壊光弾勝ち ×メルビー 死の踊り負け これ以上は勝てない。なので位置は イベルタル>バルタン星人(FER)>ヘドラ 0024格無しさん2023/07/08(土) 15 26 11.76ID aoOwu6YM 20 考察乙 vol.3 458 :格無しさん:2014/06/03(火) 21 01 24.65 ID 2GG4kdF1 バルタン星人考察 ○ワイトキング 白色光弾勝ち ○永遠の闇 分身して削り勝ち △ゴ・ガドル・バ電撃体 当てられない倒されない ○スプレンティド 白色光弾勝ち ×白面の者 中毒死負け △ミラーアクエリオン 当てられない倒されない ×クッパ 普通に負け 攻撃範囲が小さいので攻防速全てが上のクッパより上には行けない 白面の者>ミラーアクエリオン=バルタン星人(FER)>スプレンティド
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【作品名】秘密結社鷹の爪シリーズ 【ジャンル】フラッシュアニメ 【名前】島根県 【属性】島根県 【大きさ】島根県(200km×50km、厚さ数km) 【攻撃力】【防御力】大きさ相応 【素早さ】反応速度は人間並。数時間で南太平洋から日本に移動可能。 【特殊能力】特に無し 【長所】でかい 【短所】飛行可能だがコントロール不能なので考慮できない。 【戦法】体当たり 初出:vol.3 344 参戦:vol.8 484 vol.8 494格無しさん2022/07/08(金) 15 01 54.51ID MLWG2PPC 島根県考察 一般的に南太平洋は赤道以南を指す。 赤道は日本の首都東京から3900㎞離れており、どの位置から測ろうと最低でも3000㎞の距離はあるだろう。 島根県は赤道を数時間=最低値をとって6時間=360分で日本に移動可能。つまり時速約8.3㎞になる。 これは人間の徒歩よりは速くて走行より遅いぐらい。勿論人間が赤道を6時間で移動出来る訳はないが、あらゆる障害を無視して単純計算するとこうなる。 大きいのは良いが移動速度はかなり遅い。やれる事も体当たりしかないので、相手側に成人男性並みの反応・移動速度があれば余裕で避けきれる。 5歳児並みのスペックのレオナルド・デカぶりオあたりまでは何とか倒せるがそれ以上は速くて分け連発。 なので位置は クリーピングコイン=島根県>レオナルド・デカぶりオ 495格無しさん2022/07/09(土) 00 19 26.05ID ws8tUXvP ごめん豪快に計算間違えた。3000kmを6時間で移動出来るなら時速500kmだわ。時速8.3kmな訳がない。 まさかこんな小学生レベルの計算を間違えるとは...恥ずかしい 496格無しさん2022/07/09(土) 00 42 15.83ID Xe0h63Gn 考察乙だけどのしかかり的な攻撃なら 攻撃範囲広いから避けられずに勝てるだろうし 相当な射程あるキャラ以外は絶対近づいてこざるを得ないから いくらなんでもその位置はありえない 497格無しさん2022/07/09(土) 21 02 05.56ID BrfwQlAl 島根県再考察 移動速度は時速500㎞=秒速約138mになる。ホントなんであんな計算間違いしたんだろう?ww 大きさは縦200㎞横50㎞、厚さ数㎞ 世界一大きなクジラの下位互換のような性能なのでその下を見る。 △シーザー あちらの戦闘・反応・中距離移動速度は秒速12㎞以上 こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は大きさで耐えて分け △メルビー こちらの攻撃は透過され、あちらの攻撃は大きさで耐えて分け ○シドー~竜王 大きさ勝ち ラスボスがナンバリング作品の雑魚に劣るとは最強議論恐るべし ×バラガン・ルイゼンバーン 原理付防御でこちらの攻撃は通じない。死の息吹で削られて負け △アマクサ あちらの反応速度は30-40m(最低値をとり40m)から亜光速のビームを避けるぐらい。 亜光速はマッハ8800なので40mから回避すると反応速度は1mからマッハ220 こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は大きさで耐えて分け ×藤原紅虫 月まで伸びるブラックホール並みの圧力の糸で切られて負け ○でいだらぼっち~リバイアサン 大きさ勝ち △クッパ(マリオギャラクシー) 双方攻撃が通じず分け △白面の者 こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は大きさで耐えて分け ○ミラーアクエリオン 大きさ勝ち △イベルタル こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は耐えて分け △ヘドラ こちらの攻撃は透過され、あちらの攻撃は耐えて分け △バルタン星人(FER) 双方攻撃が通じず分け △スプレンティド こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は耐えて分け 反応速度は大きさ相応の獣並みにした方が速くなると思う。 この下のキャラに負ける事はない。なので位置は 藤原紅虫>島根県>リバイアサン (省略)