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集英社みらい文庫より刊行されている「絶望鬼ごっこ」シリーズで行われる鬼ごっこを様々な版権作品のキャラクターで行う多重クロスオーバーの二次創作リレー小説企画。 鬼っぽいキャラと親っぽいキャラと子っぽいキャラで命懸けの鬼ごっこをする。 数は少ないが戦力と情報に優れる鬼、戦力は少ないが数と情報に優れる親、情報は少ないが戦力と数に優れる子の三陣営で争う。 SSの投下・感想・質問はこのスレで行う。
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GO-GO たまごっち! 詳細・攻略 アニメ「たまごっち!」のOP曲。 AC14で初出。Wii3にも収録。 ★×7で365コンボ。BPMは135。 たまごっちの曲が収録されるのは、ちきゅうはたまごっち?!に続いて2回目となる。また、この曲と同じく、踊り子もたまごっちである。 アーティストはならゆりあ。 かんたん ふつう むずかしい コメント すげー - 2010-09-19 19 32 46 譜面
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ショッピングモールに響いたエレベーターの扉が開いたことを知らせるチャイム。 その音に反応したのは四人――二人の『鬼』と、二人の『子』だった。 青いつなぎに身を包んだイイ男――阿部高和が、この鬼ごっこに巻き込まれてから30分程経っていた。 いつの間にか身動きできないように拘束され、目や耳も妙な機械で塞がれ、鬼ごっこをしろと妙なルールを説明され、あとはパラシュートでポイ。渡されたのは自分の名前とさっきされた鬼ごっこのルールがご丁寧に内ポケットに刻まれたデイパック一つ。そしてそのデイパックの中には、二丁の拳銃。それだけが阿部がこの鬼ごっこで得た全てである。 阿部はしがない自動車整備士であり、こんなとんでもないことに巻き込まれる覚えはとんとない。日本かどうかもわからない場所に放り出され、はい鬼ごっこをしてください、なんて言われてもはいそうですかとはならないのだが、先方はそんな阿部の事情は頓着しないようだ。とりあえず森の中に立ち竦んでいても仕方がないので小山に登っていき、途中で見つけたトンネルから謎のショッピングモールに足を踏み入れ、そして――今の状況である。 「悠!」 「良かった、無事みたいで!」 エレベーターを降りたところ誰かの視線を感じたので身構えたところに出てきたのは、小学校の高学年ぐらいの男児と女児。二人は互いの無事を喜んでいてそれは阿部としても喜ばしいものではあるが、目の前で見知らぬ人間が喜んでいるのを黙ってみていられる場合ではない。なので声をかけようとして、まだ誰かの視線が自分に向けられていることに気づいた。話は、彼にはお構いなしに動いていくのだ。 「で、つまりアンタらも気づいたらここにいたと。」 「はい。私たち、このショッピングモールで映画を見に来たんですけど、気がついたら誰もいなくて。」 「僕もそうです。」 「私も似たようなものです。出張でここに来たらいつの間にか誰もいませんでした。それで人を探していたら、そこの女の子に会いまして、それから二人で知り合いを探していたんですよ。」 「僕も、目が覚めたらここにいました。」 「なるほど、全員このショッピングモールに気がついたらいたってわけか。」 阿部はそう言うと、集まった人間を見渡した。ここにいるのは全員で五人。先程の女児と男児、サラリーマン風の男に、紙袋を被った不審な男、そしてつなぎのいい男である阿部本人。一見するとなんの関連性も見えないこれらの人物でなぜ鬼ごっこをするのか、阿部はふっと息を吐いた。 男児と女児はここに来る前からの元々の知り合いらしいが、あとの人間は全員初対面である。彼らは阿部がエレベーターを使ったことでそれぞれの存在に気がつき――このとき明らかに不審な男が一人いたが、男児の説得によりとりあえず不審ではあっても危険ではないと判断された――今こうして膝を突き合わせている。その目的は二つ。一つは今自分たちに何が起きているかであり、一つはそれぞれの自己紹介だ。 (さて、まずは――) 1.鬼ごっこについて話し合う 2.自己紹介する (――まずは、改めて自己紹介だな。ざっと話を聞いただけで名前もわからないからな。) 「じゃあ、とりあえず名前ぐらい教え合わないか。お互いなんて呼べばいいのかもわかんないんじゃやってらんないからな。俺は阿――」 「待ってくれませんか。」 ひとまず自己紹介を済ませてしまおうとした阿部を遮る声が上がった。紙袋の男からだ。 「ナニ?」 「僕はある事情で名前と顔を明かすことができない。それなのに皆さんの名前だけ聞くのは不誠実かと思いまして。」 「その紙袋を脱ぐ気はないってことか?」 「そういうことです。だから、まずはそのことについて説明させてほしい。」 「……わかった。アンタらはどうだ?」 「私も構いません。」 「私も。」 「僕も。」 「……だとさ。」 「ありがとう。」 反対意見は無いことを確認して礼を述べると、紙袋の男は話を続けた。 「非常事態なので明かしますが、僕は警察官です。ある事件を調べるために潜入捜査をしているので、皆さんに顔と名前を明かすことができない。最初にそのことを理解してほしいと思います。」 「刑事だぁ?てっきり捕まる側かと思ったぜ。」 「僕だって好き好んでこんな馬鹿みたいな格好をしているわけじゃないですよ。」 「私も、正直なところ貴方の言葉を信じることは難しいですね。警察官というのなら、警察手帳を持っているはずだ。」 「見せろと言いたいんですか?僕もそうしたいですが、潜入捜査中に警官だとわかるようなものは普通は持ちません。なので皆さんが僕に持つ不信感は、今後の僕の行動で晴らしていこうと思います。それとこれは皆さんへの警告ですが、なるべく顔や名前を明かさないようにしてください。ああ、あと僕のことはL……または竜崎と呼んでください。コードネームじゃありませんが、もしこの場所に僕の同僚がいれば、皆さんを保護してくれるはずです。」 (おいおい、またとんでもない奴がいたもんだ。) Lの発言に困惑する阿部は他の三人の顔を見た。女児とサラリーマンは今の阿部がしているのと同じようななんとも言えない顔だが、男児は事前にLから話を聞いていたためか緊張はしていても理解を示しているようだ。もう少しLから話を聞き出してみるか、そう考えていると「少しいいかな?」とサラリーマンから声が上がった。 「潜入捜査で素性が明かせないというのはわかるが、それなら最初からただの警察官として我々に接触すれば良かったのではないかな?」 「ん、確かにな。」 阿部が聞こうとしたことをサラリーマンが聞いた。どうやら他の人間も同じようなことが気になったらしい。 「そういうわけにはいかない理由があったので。」 「理由、ですか。」 「ええ。皆さんにも素性を隠すようにしてもらいたいということや、僕の警察手帳が盗まれているということ、他にもありますが……皆さんにはたぶん信じてもらえないことだと思いますし、僕自身整理がついていないので、少ししてから説明したいんです。」 Lはそれきり黙った。これ以上話す気は無いということか。 他の人間もそれを察してかける言葉が無くなる。そして場に沈黙が広がるかといったところで、「じゃあ、次は」と男児が声を上げた。 「僕は、えーっと、Uです。こっちの、えーっと……」 「それじゃあ、私はOで。私たちは、友達三人でこのショッピングモールにある映画館に来たんです。約束の時間より早く着いたんで、チラシとか見ながらUと二人でもう一人が来るのを待ってたら、いつの間にか誰もいなくなってたんです。それで私はそこの……サラリーマンの人とあっちのゲームのあるあたりで十分ぐらい前に会って。」 「僕もそんな感じでLさんと映画館で会いました。」 Uと名乗った男児とOと名乗った女児はそう話した。どうやらこの二人は自分からこのショッピングモールに来たらしい。ということはこの島の住人ということだろうか?桜が島という名前がついているあたり、ここは島なのだろうか? (ゆさぶってみるか。) 「なるほど。そうだ、二人は何か気づいたこととかはあるか?人がいなくなっていたこと以外でだ。」 「……映画館の受付のところに、CMが流れてるテレビがありますよね?あそこに鬼ごっこのルールみたいなのが書いてあるのを見ました。」 「……女子トイレの窓から外を見たら土で埋まってました。ここは5階だから少なくとも10mはあるはずで、土砂崩れが起こるような場所でもないのにです。」 「外はそんなことに?」 「さっきは言いそびれてすいません。私も自分で自分が信じられなくて……狐に化かされたかもって。」 「いや、別に君を責める気はないさ。手早く自己紹介を済ましてみんなで確認しに行こう。さて、では次は私が。私は、そうですね、Kとでも読んでください。ここには出張で来まして、突然強い目眩を感じたと思ったら、同僚も利用者もスタッフも誰もいなくなっていました。それでそこのOさんと出会って、そこからはずっと一緒です。それでは――貴方が最後ですね。」 言葉通り手早く自己紹介をしたサラリーマンことKが阿部に水を向けた。この男もまた、U達と一緒でここに自分から来たということか。 (……コイツら、みんな元からこのショッピングモールにいたのか?そういやあの紙袋はそこら辺のこと話してないな。これが鬼ごっこの役になんか関係あるってことなのか?) 阿部は考える。何かがおかしい。コイツらと出会ってからどこか違和感を感じる。何か話すべきことが話されていない。それは―― (――そもそも、なんでこいつら鬼ごっこのことに触れないんだ?) ――それは誰一人鬼ごっこについて話していないことだ。Uが鬼ごっこのルールを見たといっただけで、自分達が巻き込まれているなどまるで知らぬ素振りなのだ。 (あぁ、クソッ!頭がこんがらがって来たぜ……俺も元からここにいたことにするか?それとも……) 皆の視線が阿部に集まる。ここで選択を間違えると命取りになる。そんな予感がしながら、口を開いた。 「俺は――」 【F-05/00時32分】 【阿部高和@くそみそテクニック】 [役]:親 [状態]:健康 [装備]:青いツナギ、ベレッタM92F@魔法少女まどか☆マギカ、ベレッタM92F@バトル・ロワイアル [道具]:デイパック [思考・行動] 基本方針:親と子を探す 1:鬼ごっこの参加者だと伝えるor自分もショッピングモールにいたことにするor……? 2:Lの警告は……ま、話半分で聞いておくか。 ※原作終了後からの参戦です ※自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握してます 「……映画館の受付のところに、CMが流れてるテレビがありますよね?あそこに鬼ごっこのルールみたいなのが書いてあるのを見ました。」 (私たちが前に鬼ごっこをしたことは今は言わないつもり?悠。) Oこと宮原葵は、Uこと桜井悠を凝視する。視線を返しながら軽く頷いたのを見て、葵もアイコンタクトを送った。 「……女子トイレの窓から外を見たら土で埋まってました。ここは5階だから少なくとも10mはあるはずで、土砂崩れが起こるような場所でもないのにです。」 (話すならタイミングを考えるべきね。) 悠の意を酌むと、葵は鬼ごっこについては触れずに済ませた。 今の状況はほぼ確実にあの時と同じ鬼ごっこだ。だがしかし、迂闊に鬼ごっこだと言えば第一印象から嘘つきだと思われかねない。親や警官でもそうなのだ、見知らぬ人に簡単に話せるようなことではない。 それに、今まで鬼らしきものを見てもいない。もしかしたら杞憂かもしれないのだ。話すにしてももう少し後が良いだろう。 「外はそんなことに?」 「さっきは言いそびれてすいません。私も自分で自分が信じられなくて……狐に化かされたかもって。」 (今はこれで良い……よね?) 【F-05/00時32分】 【宮原葵@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:爆弾化 [装備]:『水晶』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:死にたくない。 1:鬼ごっこについて黙っておくor鬼ごっこについて話す。 2:大翔が巻き込まれていたら合流したい。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 吉良吉影のキラークイーンによって爆弾化しました。 【桜井悠@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:健康 [装備]:『水晶』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:死にたくない。 1:鬼ごっこについて黙っておくor鬼ごっこについて話す。 2:大翔が巻き込まれていたら合流したい。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 「ええ。皆さんにも素性を隠すようにしてもらいたいということや、僕の警察手帳が盗まれているということ、他にもありますが……皆さんにはたぶん信じてもらえないことだと思いますし、僕自身整理がついていないので、少ししてから説明したいんです。」 (我ながら無茶な説明だな。この鬼ごっこにキラについてどの程度知られているかわからなかったとはいえ、臆病が過ぎたか。) 自分への不信感を感じながらもLこと夜神月は話が自分から離れたことで緊張を緩めた。 デスノート対策で顔と名前を隠すためとはいえかなり無茶のある説明になってしまった。今の状況を考えればこの段階で殺しにかかられてもおかしくはなかったことを考えると、なんとか切り抜けることに成功したのは僥倖である。しかし本番はここからだ。皆鬼ごっこについて話していないが、これは役によって今の状況についての理解に差があるからなのか、それともこちらに合わせたのか、それをこれから判断をつけなければならない。UとOが鬼ごっこが始まる前からの知り合いだとするとこの二人は同じ役の可能性が高いが、それも確実ではない。まずは誰が『鬼』かの判断をつけることが肝要である。 【F-05/00時32分】 【夜神月@DEATH NOTE】 [役]:鬼 [状態]:紙袋を頭に被っている [装備]:ソード・カトラス@BLACK LAGOON [道具]:デスノート@DEATH NOTE・スマートフォン(鬼)@オリジナル・ノートとペン@現地調達の入った四次元っぽい紙袋 [思考・行動] 基本方針:まずデスノートの真贋を確かめる。 1:Lとして振る舞い、皆と鬼ごっこについて調べる。 2:鬼を含んだ他の参加者でノートを試す。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間を把握。 ※四次元っぽい紙袋は効果を失いました。 ※桜井悠・宮原葵・阿部高和の顔を把握しました。 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険】 [役]:鬼 [状態]:健康、姿は川尻浩作 [装備]: [道具]:四次元っぽい紙袋、不明支給品3つ(うち一つはスマートフォン(鬼)@オリジナル) [思考・行動] 基本方針:親の振りをしながら鬼以外を始末する 1:まずはこのメンバーと同行する。 2:参加者の役を見分ける方法を考える。 ※その他 バイツァ・ダストは杜王町でないことと本人が能力を把握しきっていないことで使用不可。 宮原葵をキラークイーンで爆弾化しました。
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ラプラス「やっときましたね。おめでとう! このげーむを かちぬいたのは きみたちがはじめてです」 真紅「げーむ?」 ラプラス「わたしが つくった そうだいな ストーリーの おにごっこです!」 真紅「どういうことなのだわ?」 ラプラス「わたしは へいわながくえんに あきあきしていました。 そこでローゼンをよみだしたのです。」 真紅「なにをかんがえているのだわ! 」 ラプラス「ローゼンは がくえんをみだし おもしろくしてくれました。 だが それもつかのまのこと かれにもたいくつしてきました。」 真紅「そこで おにごっこ・・・?」 ラプラス「そう!そのとうり! わたしは ローゼンを ほかくする ヒーローが ほしかったのです!」 真紅「なにもかも あなたが かいたすじがきだったわけね。」 ラプラス「なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが ローゼンをほかくできずに きえていきました。 だつらくすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ごひゃくまんえんのために ひっしになる すがたは わたしさえも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちにおれいがしたい! どんなのぞみでもかなえてあげましょう。」 真紅「おなたのために ここまできたんじゃないのだわ!よくも わたしたちを みんなをおもちゃにしてくれたのだわ!」 ラプラス「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくった モノなのです 真紅「わたしたちは モノじゃないのだわ!」 ラプラス「きょうとうに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ! どうしても やるつもりですね これも きょうしのサガか‥‥ よろしい くびになるまえに きょうとうのちから とくと めに やきつけておけ!! 」
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天下一弾幕ごっごへようこそ 当wikiは東方非想天則の大会を運営するwikiです。 天下一弾幕ごっこに参加してくださる方はver1.10aを使用してください
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ごった煮卓のGMつぶやきや意見交換等に使用ください 次に実施するシステム コード:レイヤード 日程 10/11 キャラメイク 10/18 第一話実施 レギュレーション 使用ルールブック 基本、上級、ベイグランツ・ロード そのほかのルールブックやリプレイ、R Rなどに記載されているデータの使用に関しては持ち込みの上、GMに許可を取ること 配布経験点 45点(予定) そのほか 成長ルールのうち、常備化ポイントに関しては25nc/1点とする 今まで実施したシステム GMの引き出し SW2.5 SW2.0 グランクレスト LHZTRPG シノビガミ エリュシオン ゆうやけこやけ PLの引き出し ここにはPLのみなさんが実施できるシステムを適当に記入してください。 場合によってはGMを頼むことがあります。 コメント欄 意見交換やGMへの質問などにご使用ください 名前 コメント
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「またこの空か。」 ウンザリしたという感情がこもった声で空を見上げるのは黒髪の少年だった。ともすれば険の強いとも思われるであろう切れ長の目で、火花散る赤い空を見る。つい先程までの青い空とは対抗色のそれは誰がどう見ても異常事態であり。それ故少年は何が起こったかこの鬼ごっこの他の子達の中でもいち早く理解した。 (このチラシ、学校の時とほとんど一緒か。また鬼ごっこだろうな。) 雲と呼ぶにはあまりに禍々しい赤い何かが、水面に垂らしたインクのように野放図な陰影をつけている空。 初見ではなんのことかわからない、説明する気があるのかないのかわからないルール説明。 そしていきなり子供を拉致ってくる頭のおかしい発想とそれを可能にする力。 三つ揃えばこれが以前に自分が巻き込まれた、地獄の鬼達の鬼ごっこだろうと想像はついた。 (で、あれなんだ?) 一度経験があるため内心の驚きはともかく物陰にすぐ隠れながら考える。また鬼ごっこに巻き込まれたのはいい、いや良くないが、まあそれは置いておく。なんかポケットに違和感を感じて見てみたら珍妙な紙が入っていたのも、まあ鬼の仕業だろう。だが納得のいかないものがあった。 「なんで椅子ごとパラシュートで落としてるんだ……?」 自らの頭上を飛ぶ飛行機が親の仇の如く撒くチラシと一緒に落っことされてくる、椅子にくくりつけられた人影。そのシュールな光景に数秒真顔になる。あの鬼達が考えることはまるでわからないしわかりたいとも別に思わないが、物事には理由があるはずであるという考えからすると、頭の中にハテナマークが浮かばざるを得なかった。 (いや、常識的に考えればあれ親か鬼だろ。だったらとりあえず隠れられる場所を探すか。) 呆けていたのから立ち直ると素早く周囲を見渡す。幸い、少し坂を下ったところに建物があるようだ。鬼ごっこでは身体を休められる場所は重要である。秘密基地にできれば鬼に捕まる危険性は減らせるだろう……あの建物が罠という可能性もあるが。 (行こう。) 聞き耳を立て、足音を忍ばせながら歩き始める。また訳のわからないことに巻き込まれてしまったがこんなところで止まってはいられない。 自分には、帰る義務があるのだから。 【H-06/00時02分】 【金谷章吾@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:健康 [装備]:『式札』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:絶対に生きて帰る 1:鬼に警戒。 2:自分以外の存在を捜索。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 人物解説……当企画のパロディ元である『絶望鬼ごっこ』シリーズのキャラで小学六年生。二巻の『くらやみの地獄ショッピングモール』からの参戦。運動会ではリレーの選手に選ばれるなど運動神経は全体的に良い方で、勉強の方もトップクラス。クールな性格で一匹狼気質だが、なぜか子供には懐かれるタイプ。投下時現在、四人目のリピーターである。
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「これ絶対ヤバいパターンだよ……あのときみたいにまた鬼ごっこだよ……」 非常灯の明かりの下で水晶と一緒についていた紙を読んだ少年、桜井悠は、無人のシアターで膝を抱えていた。 そう、鬼達が子を捕まえておくためのショッピングモール、その出口から一番遠いアミューズメントフロアにあるシアターにである。 そもそも元来の予定されていた鬼ごっこは悠達三人を確実に絶望させ確実に殺し切るために用意されたものだ。それを大規模・大人数・複雑化させコンセプトの段階から大幅に変更したたものがこの鬼ごっこである。 というわけで、主催者の鬼によって嫌がらせのような――というか100%の嫌がらせで初期地点を最も不利な場所にさせられていた。はっきり言って鬼役へのチュートリアル用の的である。そのことに本人が気づくはずもないがそれはそれとしてマッハで絶望していた。前回は十六人の子供達がいたのに今回はまさかの一人だからだ。 「何なんだよこのクソゲー……だいたい親ってなんだよなんで死ぬんだよどんな原理だよ……ていうかなんで僕なんだよ……お腹痛い……」 しかも、悠は足が遅い。というか運動が苦手だ。ゲーマーで機械には強いが、そういった人間が鬼ごっこで主人公になれないことは悠自身一番わかっている。水晶という鬼に対抗できるアイテムは嬉しいが、本音としては鬼の位置がわかるタブレットでもあった方が百倍嬉しかった。 そして何より、悠の勘が状況が最悪であると言っていた。小動物が姿の見えない捕食者を鋭敏に察知するように、悠も迫る『死』を敏感に感じ取る事ができる。それが悠が異変に気づいたにも関わらずひたすらに息を潜めていた理由であった。もし仮にすぐ出ていれば殺人鬼に刃物やら鈍器やら銃器やらなんだかよくわからない禍々しいアイテムで命を落としていたであろう。それを避け得ることができるあたり悠は間違いなくこの鬼ごっこに耐え得る能力を持っているのだが、そんなことは本人にとってなんの慰めにもならなかった。 「……もしかして僕以外も。葵はトイレだったよね。」 幸か不幸か、一緒に映画を見る予定だった宮原葵はここにはいない。自分だけ巻き込まれたのか二人がバラバラに巻き込まれたのか、判断のしようがない――否。 (!イケる!今なら、多分!) 悠の勘が感じ取る脅威が、下がった。 行くか行くまいか、ここが正念場。 【F-05/00時10分】 【桜井悠@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:健康 [装備]:『水晶』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:死にたくない。 1:鬼に警戒。 2:幼なじみが巻き込まれていたら合流したい。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 人物解説……当企画のパロディ元である『絶望鬼ごっこ』シリーズのキャラで小学六年生。二巻の『くらやみの地獄ショッピングモール』からの参戦。ゲーマーで機械に強いが運動はダメダメ。ただし自分や周囲に迫る命の危機に関しては鋭い勘を発揮し回避する。この企画では今現在二人目のリピーターである。なお男だ。
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