約 1,487,772 件
https://w.atwiki.jp/teraumare/pages/74.html
【同じ学校の女の子】 599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県)[] 投稿日:2008/09/14(日) 21 53 28.00 ID KuwjD4Zi0 ある田舎町の高校で写真部に所属するオタク男が、同じ学校の女の子に片想いした。 彼女は町外れの古い家でおじいさんと2人暮らしで、 おじいさんの面倒をよくみる、とても優しい子で、みんなから人気があった。 そんな彼女に惚れた彼は、写真のモデルを頼んだりして付き合い、 やがて2人は恋人のような関係になる。 高校を卒業した後、上京を望む彼は、彼女も誘うが、 彼女は年老いたおじいさんを残していく事はできなかった。 彼女のおじいさんの存在がだんだん疎ましくなってきた彼は、 なにかにつけて「おじいちゃんが・・・」と言う彼女に 「その、おじいちゃんが、おじいちゃんが、というの止めろよ!」 と冷たく当たる。 そして、彼が旅立つ日になり、彼女の元へ別れを告げにゆくと、 彼女は「私も連れていって」と懇願する。 彼は「でも、おじいさんはどうするんだよ?」と問うが、 彼女は「おじいちゃんならもう大丈夫」と言う。 不審に思った彼が彼女の家に上がると、 彼女のおじいさんは血まみれになって死んでいた。 そして彼の後ろから血のついた包丁を取り出した彼女が、 「おじいちゃん、今寝ているから起こさないでね」と微笑んだ。 彼は恐怖のあまり『破ァーッ!!!』と叫んで一目散に逃げ出し、この町を離れていった。 「霊よりも怖いものもこの世にはあるんだ」 Tさんははにかみながら「ヤンデレには気をつけろよ」とだけ残して帰っていった 寺生まれってスゴイ、改めてそう思った 【元ネタ】 106 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/05 12 10 ある田舎町の高校で写真部に所属するオタク男が、同じ学校の女の子に片想いした。 彼女は町外れの古い家でおじいさんと2人暮らしで、 おじいさんの面倒をよくみる、とても優しい子で、みんなから人気があった。 そんな彼女に惚れた彼は、写真のモデルを頼んだりして付き合い、 やがて2人は恋人のような関係になる。 高校を卒業した後、上京を望む彼は、彼女も誘うが、 彼女は年老いたおじいさんを残していく事はできなかった。 彼女のおじいさんの存在がだんだん疎ましくなってきた彼は、 なにかにつけて「おじいちゃんが・・・」と言う彼女に 「その、おじいちゃんが、おじいちゃんが、というの止めろよ!」 と冷たく当たる。 そして、彼が旅立つ日になり、彼女の元へ別れを告げにゆくと、 彼女は「私も連れていって」と懇願する。 彼は「でも、おじいさんはどうするんだよ?」と問うが、 彼女は「おじいちゃんならもう大丈夫」と言う。 不審に思った彼が彼女の家に上がると、 彼女のおじいさんは血まみれになって死んでいた。 そして彼の後ろから血のついた包丁を取り出した彼女が、 「おじいちゃん、今寝ているから起こさないでね」と微笑んだ。 彼は恐怖のあまりワーッと叫んで一目散に逃げ出し、この町を離れていった。 107 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/05 12 10 それからの十数年、彼は生まれ故郷であるこの町に戻る事は無かった。 そこまで彼女を追い詰めたのは自分であるという罪の意識にずっとさいなまれたが、 やがてその記憶も薄れていき、遠い過去のものとなっていった。 そんなある時、彼の元へ高校時代の写真部の同窓会が開かれるという知らせが届く。 彼は思い切って帰郷する事に決めた。 そして同窓会では、懐かしい面々に出会い、酒を酌み交わしながら話に花を咲かせたが、 ふと彼は、彼女の事を思い出し、彼女がおじいさんを殺した事に自分が関わっていた事は伏せ、 あの後、彼女がどうなったのか、みんなに尋ねてみた。 だが、みんな、彼女が殺人を犯した事を知らないどころか、 一緒になって彼女の写真を撮った事もあるはずの奴等が誰1人彼女の事を全く覚えていなかった。 そうなると、余計に彼は彼女の事が気になり、町を方々歩いて彼女の消息を探った。 やがてその話を知っているおばあさんに出会うが、 「それはもう五十年以上も前の話だよ」と言う。 「そんな馬鹿な」と、彼は自分の記憶が錯乱しているんじゃないかと思いながらも、 ひたすら記憶をたどって、彼女の家があった場所へと向かう。 しかし、そこは深い谷になっており、家が建っていた痕跡すら無かった・・・。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/11006.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 CG昔話 じいさん2度びっくり !! タイトル CG昔話 じいさん2度びっくり !! 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00230 ジャンル アドベンチャー 発売元 アイディアファクトリー 発売日 1996-3-8 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/3280.html
トム 名前:Construction Foreman Tom デビュー:『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年) 概要 都市開発のため、カール・フレドリクセンに自宅の立ち退きを交渉する男性。 エピソード カールじいさんの空飛ぶ家 工事関係者のトムはカール・フレドリクセン老人に立ち退きを依頼する。カールは立ち退く素振りを見せることなく、「ワシが死んだら好きにしていい」と言うと家の中へ戻ってしまう。 登場作品 2000年代 2009年 カールじいさんの空飛ぶ家 声 ジョン・ラッツェンバーガー(2009年) 楠見尚己(2009年)
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/3272.html
カールじいさんの空飛ぶ家 原題:Up 公開:2009年5月29日 時間:96分 監督:ピート・ドクター*、ボブ・ピーターソン* 目次 カールじいさんの空飛ぶ家ストーリー 概要 キャスト スタッフ 用語集オブジェクト ストーリー 1930年、カール・フレドリクセン少年は冒険家のチャールズ・マンツに憧れていた。マンツはパラダイスの滝*で見つけた貴重な怪鳥の化石をイカサマだと世間に叩かれ、本物の鳥を生け捕りにするまで帰らないと宣言し、南米へと旅立つ。カールは近所に住む冒険家気取りの女の子のエリー*と仲良くなり、グレープソーダの缶バッジをもらう。二人はいつかマンツの番組で見たパラダイスの滝に行こうと決心する。いつしか物静かなカールと活発なエリーは惹かれ合い、大人になって結婚する。 カールは動物園の風船売り、エリーは飼育員として働きながら旅の資金を貯めていたが、そのたびにアクシデントが襲い、貯金から繰り返す日々を送っていた。二人は子供には恵まれなかったが、幸せな日々を過ごす。年老いたある日、エリーは子供時代からの冒険ブックを夫に託して息を引き取る。幸せな生涯であったが、二人でパラダイスの滝へ行くという夢は叶わなかった。 一人暮らしのカールじいさんはすっかり頑固になっていた。ある日、、都市開発のために建設会社からから立ち退きを依頼される。断るカールだったが、妻との思い出の詰まった郵便ポストを壊されて憤慨したカールは建設業者のスティーブを殴り、怪我を負わせてしまう。裁判所命令で明日シェイディ・オークス老人ホーム*から迎えが来ることとなった。翌日、看護士のジョージとA.J.が迎えに来るが、カールは大量の風船を家に括り付け、妻との思い出が詰まった家ごとパラダイスの滝へと向かう。 概要 ディズニーとピクサーによるCGアニメーション第10作。同時上映は『晴れ ときどき くもり』。 『美女と野獣』(1991年)以来、アニメーション史上2度目となるアカデミー賞*の作品賞にノミネートされた。 若い頃のチャールズ・マンツがパラダイスの滝*の怪物の骨を披露する劇場は、『マジシャン・プレスト』と同じモデルを流用している。 音楽はマイケル・ジアッキーノが担当。 相談役としてベテランのデザイナー、アリス・デイヴィスが参加している。 キャスト カール・フレドリクセン エドワード・アズナー 飯塚昭三 ジェレミー・レアリー*(幼少期) 吉永拓斗 エリー・フレドリクセン* エリザベス・ドクター*(幼少期) 松元環季 チャールズ・マンツ クリストファー・プラマー 大木民夫 ?(若年期) 三宅健太 ラッセル・キム ジョーダン・ナガイ* 立川大樹 ダグ ボブ・ピーターソン* 松本保典 アルファ ボブ・ピーターソン 大塚芳忠 ベータ デルロイ・リンドー 檀臣幸 ガンマ ジェローム・ランフト* 高木渉 オメガ* ジョシュ・クーリー* 三宅健太 トム ジョン・ラッツェンバーガー 楠見尚己 アナウンサー デヴィッド・ケイ* 垂木勉 イディス巡査 ミッキー・マッゴーワン 梅田貴公美 スティーブ ダニー・マン* 小形満 ジョージ ドナルド・フュリラブ* 多田野曜平 A.J. ジェス・ハーネル 朝倉栄介 ストラウチ ピート・ドクター* 滝知史 ケヴィン* ピート・ドクター - エプシロン* - - サニー・マイアミ -(カメオ出演) - ロッツォ・ハグベア -(カメオ出演) - 犬 ジョシュ・ロバート・トンプソン その他 ブレンダ・チャップマンジム・ウォードポール・エイディングキャンディ・ミロ* 吹替版:2009年12月5日公開。※Blu-ray・DVD収録その他:渡辺穣 翻訳:佐藤恵子*、演出:木村絵理子* スタッフ 情報集計中… 用語集 オブジェクト ピクサー・ボール A113
https://w.atwiki.jp/majiiki/pages/64.html
むかしむかし、あるところに とてもやさしいおじいさんと、いじわるなおじいさんが隣どおしに住んでいました おじいさんは白い犬を飼っておりました、名前をシロといいおじいさんはわが子か恋人のようにかわいがっていました そんなある日、おじいさんがシロにエサをあげようとするとそこには… 白い毛の犬耳のついた全裸の少女が立っていました 「おじいさん、いつもかわいがってくれてありがとうワン! ここ掘れワンワン!」 そう言って少女は尻を差し出し、おじいさんとシロは獣のように交わりました 「わんっ…はぁ……ここ掘れ……わんわきゃうんっ…」 それからとゆうものシロは毎晩少女に化け、おじいさんとスッパンスッポンヤりまくりました その秘密を知った隣のおじいさんはうらやましくてしかたありません ある日、いろいろ難癖をつけて強引におじいさんからシロを借りてきました ところがシロはいつまでたっても少女にならずおじいさんは「早う女子になれ!」とシロを虐待し しまいには無理矢理ヤろうとしてナニを噛みつかれてしまい 怒ったおじいさんはシロを殺してしまいました やさしいおじいさんはひどく悲しみ、庭にシロの墓をつくりそこに木の苗を植えました 苗は数年で大きくなり、ある日おじいさんの夢に少女の姿をしたシロが現れました 「おじいさん、庭に生えた木でダッチワイフをつくってほしいワン!」 そう言われておじいさんは目を覚ましました おじいさんはさっそくシロの墓に生えた木を切り、おつげ通りにダッチワイフを作りました するとその夜、木彫りのダッチは緑色の髪のモチ肌少女へと変わりました 「おじいさん…死んでもなお大事に思ってくれてありがとうキィ…」 それからおじいさんは自慢のきねで少女をぺったんぺったん突きました 隣のおじいさんはまたしてもうらやましくてたまりません ある日こっそりとダッチワイフを盗んできましたが、いつまでたっても少女にならず それでもヤろうとして怪我をしてしまいました おこった悪いおじいさんは出来の悪いダッチワイフを燃やしてしまいました ダッチワイフを失ったよいおじいさんの夢にまたあの少女が現れました 「おじいさん…私を燃やした灰を峠から撒いてほしいキィ…」 おじいさんは目を覚ますと、言われたとおりに灰を撒きました するとどうでしょう、風に乗った灰を吸いこんだ町の女子たちが欲情しておじいさんのもとへ積めより ピンク色の花ビラが咲きみだれました わるいおじいさんもさっそくまねをし、峠から灰を撒きました しかし集まってきたのは町の男集で、おじいさんは「アァーッ!」っと叫んで切れ痔になって死んでしまいました それからというものよいおじいさんは灰を撒くとやってくる花ビラたちとずっこんばっこん幸せに暮らしましたとさ おしまい
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/311.html
カールじいさんの空飛ぶ家 日本テレビ系放送版 ※「金曜ロードショー」枠 色 出演者 備考 黄色 カール・フレドリクセン(声:飯塚昭三、〈子供時代〉吉永拓斗) 水色 ラッセル・キム(声:立川大樹) 緑色 ダグ(声:松本保典) フジテレビ系放送版 ※「赤と黒のゲキジョー」枠 色 出演者 備考 黄色 カール・フレドリクセン(声:飯塚昭三、〈子供時代〉吉永拓斗) 水色 チャールズ・F・マンツ(声:大木民夫) 緑色 ラッセル・キム(声:立川大樹)
https://w.atwiki.jp/kaikocyu19012001/pages/44.html
2002年10月25日、フジテレビ・朝日新聞・毎日新聞により、キム・ヘギョンさんへのインタビューが北朝鮮が指定した条件で行われた。北朝鮮の目的は、ヘギョンさんのもとへ横田夫妻を訪朝させ、めぐみさんらの死亡を認めさせて、家族会を分断して拉致問題の矮小化、幕引きさせることだ。これが実現したのはフジテレビの小川美那記者によるんだと。フジの番組自体は生放送で、ヘギョンさんのインタビューはVTRなのだが、それををわざわざめぐみさんの父・滋さんに見させて、感想を聞く場面を報道していた。母・早紀江さんは「惨すぎる」と抗議しその場を離れた。しかも、トラブルで「会見 泣き」のテロップがちらっと・・・・・・という、どうしようもないクソコンテンツとして一気に世論の怒りを浴びた。質問内容は、やはり朝日サイドが決めたようである。 -名前は漢字で書けますか。 漢字では書けません -名前は誰が付けましたか。 お父さんです -生年月日は。 1987年9月13日です -どこの学校に通っていますか 堂上中学です -学校ではどんな科目を勉強していますか。 数学、物理、化学、英語、文学、体育。全部で6科目です -好きな科目は。 音楽です -誰と暮らしていますか。 父と母と弟です。弟は3歳です -お父さんは何をしていますか。 会社で働いています。(仕事は)ルンラという会社の名前しか知りません -横田めぐみさんの娘と確認されましたが。 どう考えたらいいのでしょう。正直お母さんが日本人だと知らずにいました -お母さんが日本人だといつ知りましたか。 9月17日に(日本政府の人と)一度会って、お母さんが日本人で、おじいさん、おばあさんが生きていることを知っているかと聞かれ、初めは驚きました。本当なのかと -日本のおじいさん、おばあさんは孫だと分かって喜んでいますが。 わたしもうれしいです。母方におじいさん、おばあさんがいることが分かってうれしく、言葉では言えません」 -お母さんがどのようにして来たか知っていますか。 知りません。日本人だとも知らなかったのに、どうして分かるでしょう -拉致されて来たのを知っていますか。 知りませんでした -拉致ということが理解できますか。 以前来た(日本の)人たちからは『行方不明だ』と聞いていました -拉致という言葉は初めて聞くのですか。 ええ -お母さんの故郷へ行っておじいさん、おばあさんと暮らしたくないですか。 お父さんが朝鮮人ではないですか。お母さんが日本人だからといって日本には行けません -日本に行きたいと言ったらお父さんは何と言うと思いますか。 どういう態度を取るか考えてみたことはありません。おそらくお父さんの考えでは賛成しないと思います -伝えたいことはありますか。 おじいさん、おばあさんが元気でいらっしゃるか、病気ではないか心配です -日本について知っていますか。 知りません。首都は東京だと地理で習いました。ほかのことは分かりません -知っている日本語を話してくれませんか。 日本語は分かりません。学校でもどこでも教えてくれませんから -お母さんが病院で亡くなった時の記憶はありますか。 母が亡くなったのは6、7歳のときで幼くてあまり記憶はありません。お母さんが入院したとき、病気だということは知っていました。何度か面会に行くと喜んでくれました -お葬式のことは。 分かりません。小さなわたしを残して亡くなってしまうとは信じられませんでした。(死後)お父さんに1年近くたっているのになぜ面会に行かないのと聞くと、『前に亡くなったと教えてあげたでしょう』と言われ初めて分かりました -身長は。 144.2センチです。体重は分かりません -将来の希望は。 (労働)党の働き手になりたい。人々に教養を与え、誰からも慕われる人になりたいです -9月17日に聞いたことはお父さんに伝えましたか。 ちょうど出張中だったので、数日後に『お母さんは日本人なの』と聞きました。お父さんは笑ってました。(父が知っていたのかは)分かりません -お母さんの一番の思い出は。 家庭ではお母さんをしていました。家にお母さんがいないのはとても寂しいこと。(生前は)テレビで歌が流れると一緒に歌っていました。亡くなった後は部屋ががらんとしてました ウンサン海水浴場に行ったときは、わたしに砂をかぶせて『カメだ』と言ったりしていました -おじいさん、おばあさんは手紙を書きたいと話しています。 手紙よりも来て会ってほしいと思います。お母さんが亡くなってから、おじいさん、おばあさんが生きているとは夢にも思いませんでした。9月17日に日本の方々からおじいさん、おばあさんが日本で暮らしていると聞いて、近いうちに会えると興奮しました。とてもうれしかったです 2回目もそうでした。おじいさん、おばあさんが来るって。3回目も4回目もそうでした。(でも)まだ来ることなく、同じ質問ばかりされて。きょうも来てくれると思っていたのに。おじいさん、おばあさん、本当に会いたいです おじいさん、おばあさんがいるのが初めて分かり、顔も分からないのにどうしてこちらから行けるでしょうか。こちらに来てほしいと思います -日本に行けないのは新しいお母さんがいるためですか。 新しいお母さんが来てくれたのはありがたいこと。でもそれよりもなぜおじいさん、おばあさんが来てくれないのか分かりません。わたしには日本に来いと言っているのに -どんな楽器が好きですか。 ギターを習いたい -ほかにはどんな科目が好きですか。 体育が好き。鉄棒にぶら下がるのが好きですが、思うようにいきません -お母さんと歌った歌は覚えていますか。 お母さんは『つつじ』という言葉の入った歌が好きで、テレビの前でよく一緒に歌いました -ボーイフレンドはいますか。 まだ5年生(日本の中学3年生に当たる)なのでいません -将来はどういう学校に進みたいですか。 金日成総合大学で政治経済を勉強したい -お母さんの子供のころの写真を見てどう思いますか。 わたしに似ていると思います。遠くで見たせいもありますが、どうしてわたしの写真がそこにあるのかと思ったほどです -日本についての印象は。 よくは知りませんが、母が日本人ということで考えることは多いです。日本は近くて遠い国。労働新聞を見ていると、両国は国交正常化されると思います。そうなったら自由に行き来できるので、おじいさん、おばあさんにも会いにいけます (共同)
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/486.html
15スレ目、731-733 ID 06lFM0fL 氏 昔々あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。 ある日、おじいさんが野良仕事から帰ってくる途中、一人の少年が道端に倒れておりました。 かわいそうに。行き倒れか。 おじいさんが少年を抱き起こすと、少年は息をしていました。そしてボロをまとってはいるものの、 その顔は大層美しく、陰間茶屋にも居らぬほど。おじいさんは一目見て気に入ってしまいました。 家につれて帰ると、待っていたばあさまは大層驚いて、ついで苦い顔をしました。 この自分達だけでも生きていくのが大変なご時世に、よくこんなどこの馬とも知れぬガキを連れてこ れるのか、おじいさんの頭を疑いましたが、倒れた美少年を放るほど鬼でもありませんでしたので、回 復するまではと家に居ることを許しました。 美少年は直ぐに目を覚ましました。 ちゅん、助けていただいてありがとうございます。私、稀代の化けネズミの呪いによってこのような 姿をしておりますが、スズメでございます。 そして着物を肌蹴て尻から生えた尾羽と背中の羽を見せました。それからその場に居住まいを正すと 深く深く頭を下げました。 このご恩は決して忘れはしません。是非とも今しばらくこの家に置いてくださいませ。このおちょん。き っと恩返しして差し上げます。 おじいさんは大層喜んで、そうかそうかとおちょんが居るのを許しましたが、おばあさんは冗談じゃ ないと思いつつ、家に上げた手前、傷が癒えるまでは仕方が無いと諦めました。 ところがその晩、おばあさんの目が覚めると、隣で寝ていたはずのおじいさんがおりません。 さては厠か。 しかし厠にしては遅すぎる。 おばあさんは床から這い出すと、おじいさんを探しに行きました。 すぐにおじいさんは見つかりました。 厠の隣にある物置で、おちょんと交わっているではありませんか。 ああんあんとかおおんおんとか、少年特有の淡く締まった肌が蒸気して桃色のようになっている様ま ではっきりと見えます。おじいさんはおじいさんで年甲斐もなく興奮し、その菊門に肉棒を抜き差しし て喜んでいる有様です。 おばあさんはゆっくりと床に戻り、ギリギリと歯軋りして髪の毛をかきむしりました。 あぁくやしいあの泥棒スズメめ今に見ておれ。 翌朝、おじいさんが野良仕事に出ると、おばあさんはスズメの好物である米を沢山用意しておちょん を呼びました。 おちょんやおちょん。米があるからこっちへおいで。食べさせてあげよう。 わぁ、おいしそうなお米ですね。いただきます。 米が大好きなおちょんは、ちょん、ちょんとおばあさんに近づくと、お米を食べ始めました。 おばあさんが言います。 おちょんや、米が服の中に入ったぞ。 あれ? そうですか? そうじゃそうじゃ。ちょっと脱いで見なさい。取ってあげよう。 おちょんがなんの疑いもせずに服を脱ぐと、おばあさんはすかさずおちょんを押し倒し、持っていた ハサミでおちょんの可愛い肉棒をチョンと切ってしまいました。 この泥棒スズメめ。コレに懲りたらとっとと家を出て行け。 ぎゃあとおちょんが泣いて、ソコを抑えて悶絶してますと、おちょんの胸がむくむくと膨らみ、あっ と言う間に年頃の女子になってしまいました。 驚いたのはおばあさん。ひぇえと腰を抜かすと、一目散に外へ逃げてしまいました。 実はおちょんは女の子。化けネズミの呪いによって、男へと姿を変えられていたのです。 驚いたのは、おばあさんだけではありません。帰ってきたおじいさんもびっくりです。 ようやくこれで本当の恩返しができますわ。 栗色の髪をふりふり尾羽をふりふり、おじいさんを押し倒しますと、ついばむようにおじいさんのあ そこをちょんとくわえたり、唇にちょんと口付けたりです。そして年甲斐もなく勃起したおじいさんの 肉棒に、昨日は出来なかったご奉仕をするように、湿ったおちょんの陰唇でもってずるずると飲み込む のであります。 あんあんちゅんちゅんちゅんちゅくちゅん。 そんな歌声は、夜中まで続きました。 真夜中、おばあさんがおっかなびっくり戻ってくると、おじいさんが女のおちょんと寝ています。 おちょんが眠っているその床は、なんとおばあさんの床でした。 怒ったおばあさん。おじいさんが居るにも関わらず、おちょんをたたき起こすと、薪でおちょんの肩 やら背中やらを殴って夜にも関わらず叩き出してしまいました。 驚いたおちょんは、スズメに変身して夜の中をふらふら飛んで行ってしまいます。 あぁ、なんてことを。 目覚めたおじいさんは、怒りのあまりそこにあった木斧でおばあさんを殴って殺してしまい、ミノ傘 一つをかぶるとおちょんを追いかけてゆきます。 おちょんやおちょん!! まっとくれ。 しかし、おちょんの姿はどこにも見当たりませんでした。可哀想に。鳥目ではあたりは見えないだろ うに。どこかの狐に食われなければ良いのだが。 おじいさんは、来る日も来る日も、雨の日も風の日もおちょんを探し続けました。 そして、ある時、森の笹薮の奥の奥で楽しそうなちゅんちゅくという声が聞こえるではありませんか。 笹薮を掻き分けて中を見ますと、なんと金で出来た美しいお屋敷がそびえております。 やぁやぁいらっしゃいました。さぁさぁどうぞお入りなさい。 若い門番スズメが一羽出てきますと、おじいさんを中へ入るよう促します。 おっかなびっくり中へ入ると、一番豪華な部屋へ通されて、そしてそこにはなんとあの美しいおちょ んの姿がありました。 あぁ、おじいさま。幾日も幾日も私を探してくださってありがとうございます。おちょんは嬉しくお もいます。そしてこれは私からの恩返しです。 おちょんがするりと着物を脱ぎますと、四方の金の戸が開きます。するとおちょんと同じ四人のスズ メの娘が現れて、おじいさんをくるりと取り囲みました。 今夜は私達がお相手いたします。 スズメ達が口々にそういいながら、おじいさんの服を脱がせて行きます。 あらあらこんなにうなだれて。私が元気にしてさしあげますわ。 おちょんが口におじいさんの肉棒をくわえます。 ならば私がおじいさんを癒してさしあげますわ。 もう一羽のスズメの娘がおじいさんの頭を柔らかな胸で抱きとめました。 それなら私はおじいさんの汚れを落として差し上げます。 スズメの娘がおじいさんの顔をぺろぺろと舐め始めました。 どうぞどうぞ、お酒も飲んでくださいな。 くんずほぐれつ。次々とおじいさんへの愛撫をはじめてしまいます。 宴もたけなわになるころには、おじいさんの肉棒を誰が舐めて元気にしてさしあげるか、そして誰が おじいさんのそこをくわえるかでもめてしまいます。 ああん、気持ちいいですわ。 おちょんが濡れたソコでおじいさんの肉棒をくわえ込んでがつがつと上下しています。 おじいさんはスズメに飲まされたお酒が精力剤になっているのか、衰える気配はありませんでした。 ぐちゃぐちゃちょんちょんねちゃねちゃちゅんちゅん。 そんな宴会が終わる頃、おじいさんは服を正したおちょんから、二つの宝箱を見せられました。 好きなほうを開けてくださいまし。 一つはおじいさんの体ほどある大きな箱で、もう一つは一抱えしかない小さな箱。 明らかに大きな箱はおじいさんは持てませんでしたので、当たり前のように小さな箱を選びます。 中を開けば、小さな赤子がすやすや眠っているではありませんか。 やや、これは。 おじいさんが驚きますと、おちょんは言います。 おじいさんと私の子どもです。 なんとなんと、この年で父親になれるとは。 おじいさんはむせび泣きました。おちょんはおじいさんの背に手を当てると、私と夫婦になってくだ さいと言いました。 答えはもちろん決まってますね。 おじいさんとおちょんは、末永く暮らしましたとさ。 おしまい
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8198.html
CG昔話 じいさん2度びっくり!! 【しーじーむかしばなし じいさんにどびっくり】 ジャンル サウンドノベル 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 アイディアファクトリー 発売日 1996年3月8日 定価 5,800円 プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象)(*1) 配信 ゲームアーカイブス 2007年4月26日/628円 判定 クソゲー バカゲー ポイント IF黎明期を象徴する迷作の1つツッコミ不在の超低予算CG紙芝居エンディング総数100以上(水増し無し)バカゲー要素は賛否両論気味セーブできないせいで遊び辛いゲーム IF TVシリーズ厄 友情談疑 / CG昔話 じいさん2度びっくり!! / 厄痛 ~呪いのゲーム~ 概要 特徴 バカゲー要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 アイディアファクトリー(以下IF)から1996年に発売されたサウンドノベルで、『厄 友情談疑』に続くIF TVシリーズ第2弾。 この時期のIF作品といえば、チープな完成度や破天荒な作風(*2)で知られ、カルトな人気を博していおり、本作もまた例外ではない。 特徴 オーソドックスなサウンドノベル。かたりべばあさんが語る「昔話」を、盛りだくさんの不条理ギャグと共に楽しんでいく。 冒頭こそ『桃太郎』として始まるが、プレイヤーの選択肢によってはあらぬ方向にお話が逸れていく。異なる昔話の人物が顔を見せる事も。 本作に出てくる昔話はマイナー寄りの物も含まれる。「ネズミの相撲」「三枚のおふだ」「アカ太郎(力太郎)」「吉四六さん」あたりは、ゲームを遊ぶ前に予備知識として頭に入れておくと良いかもしれない。 また、「さるかに合戦」は地域によって細部が異なるため、プレイヤーの知る内容と異なる場合もある(余談参照)。 CGの質は、時代を鑑みても高いものではない。 当時の学習教材や子供番組で見られたような、幾何図形を単純に繋ぎ合わせただけの代物。テクスチャも雑である。 ゲームの進行 ゲームを起動すると、オープニングの後に名前入力画面となり、タイトルコールを経て昔話が始まる。入力した名前は、ばあさんがプレイヤーを呼びかけるのに使用する。 なお、同時期のIFゲー同様に地球環境の保全を啓発するムービーも最初に流れる。 物語は、「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んで…いたような気がしたが忘れてしまった」という語りから始まり、誰が住んでいたかをプレイヤーが決める。 この時の選択肢に応じて「桃太郎」「さるかに合戦」「ネズミの相撲」へとお話が分岐する。 エンディングまで クリアにかかる時間は5~15分。1つあたりの物語は短く、さくっとエンディングが見られる。 ただしエンディング数はかなり多く、決してボリュームは少なくない。 最後はばあさんがちょっとした総括をして話を締めくくる。昔話らしい教訓、他エンディングへの誘導、話と関係ない自分語りなど、内容はさまざま。 その後はスタッフロールが始まり、例によって環境保護の啓発ムービーが流れた後、ボケたばあさんがプレイヤーを初対面と勘違いし、再び最初からお話が始まる。 本作のコンセプトは、短いシナリオを沢山楽しむことにあると言える。 バカゲー要素 初めに書いておくと、本作のバカゲー要素は人を選ぶ。 良く言えばシュールかつ不条理、悪く言えば安っぽくてしょうもないギャグの応酬で、人を食った言い回しも多い。 同じノリが『厄 友情談疑』で「プレイヤーにケンカを売っているだけの作風」と批判を浴びた反面、本作は初めからコメディとして書かれているため、評価点として捉える意見も多い。 本稿で扱う内容は、人によって「バカゲー要素」にも「クソゲー要素」にもなり得る事を念頭に置いてお読み頂きたい。 全力で悪ふざけに振り切ったシナリオ 語りの途中、ばあさんはさまざまな選択肢をプレイヤーに突きつける。その中には明らかにおかしい物も含まれており、物語は意味不明な方向へとブレていく。悪ふざけし過ぎて軸がブレるリレー小説を想像してもらえるとわかりやすいだろうか。 例えば、桃太郎の代わりに桃からイヌやアカ太郎が出てきたり、犬猿キジの代わりに三年寝太郎を仲間にしたり…など。 もっと大胆にお話が変わる場面も存在する。例えばおばあさんが一寸法師に「おわんと箸」を持ってくるシーンがあるのだが、ここで代わりに「包丁」を持ってきて一寸法師に襲いかかる…といったプロットに変える事ができる。 なお桃太郎ルートの序盤では、真面目な選択肢を選ぶとばあさんがガッカリしたような反応を見せる。そういうゲームである。 + ツッコミ所・超展開の例(一部) やせネズミが金持ちネズミにダンゴを持っていく際、選択肢次第では少年漫画風のトーナメント展開に突入し、金持ちネズミの存在が完全に放置される。 この大会、優勝候補として持ち上げられるキャラがいるのだが、試合シーンをすっ飛ばした挙句、敗北した扱いで話が進む。こういう噛ませ描写も少年漫画っぽい。 本記事で後述する「謎の覆面」「隠しED」も全てこのトーナメント展開に仕込まれている。 サルとカニの喧嘩を前にした栗が「自分には前世を見る力があるから、それでどちらに原因があるか白黒付けよう」と言い出す。 桃太郎ルートの最中にある選択肢を選ぶと、突然天の声が現れて現実改変を行い、一寸法師が主人公だった事にされて物語が進む。 文章だけだと意味不明だが、実際に遊んでも意味不明であり、なんなら一寸法師自身にとっても意味不明のままお話が続く。 アカ太郎のデザインが「アンパンマン」に酷似しているのだが、それを見たじいさんが"アンポンタン"と名付けようとしてばあさんに殴られる。 アカ太郎が窮地に追い込まれると、「フロアカ太郎」「耳アカ太郎」なるオリキャラが唐突に登場する。 原作にはミドウコ太郎・石子太郎という仲間がおり、本作でも別ルートにも登場する。 じゃあ何でこんな奴ら出した。 そもそも、形を持たないフロアカで人形を作る事自体狂っているが、一切突っ込まれない(*3)。 耳アカ太郎に至っては、アカ太郎の両耳に耳掻きをぶっ刺しただけという、物凄く投げやりなデザイン。 「桃太郎(人)」なるパワーワードが飛び出す。 かなぐり捨てられた整合性 本作はあくまで「プレイヤーが振った選択肢に応じてばあさんが語るゲーム」として描かれている。アドリブでテキトーに物語を紡ぐ様はツッコミ必至。 敵討ちをするカニに対し、あるルートでは復讐を肯定したのに別のルートでは普通に否定する。清々しいほどに一貫性無し。 分岐後の後付け設定により、家の持ち主やキャラの性格などが平気でブレる。さながら「シュレディンガーの猫」のような状態。 例えばサルの家にたどり着くと、その後の分岐によって実は金太郎の家だった事にされたり、浦島太郎の家だった事にされたりする。 あるEDだと金太郎が出来た人間として描かれるが、その直前に別の選択肢を選ぶと、助けた報酬に金銭を要求する畜生キャラになる。 節々で垣間見える低予算ぶりもネタの1つ。 場面転換の際、変な顔のモブキャラが現れ、安っぽい電子音声で「そ れ か ら」と読み上げる。 背景に映る大きな「それから」の文字、気の抜けた言い方も相まって、シュール極まりない。 背景やキャラクターが節操なく別のシナリオに使い回される。使い回し方も煩雑すぎて笑いを誘う。 家のデザインは2種類しか無く、同じデザインの家が複数回使われる。例えばさるかに合戦ルートでは、サルの家とカニの家が全く同じ。プレイヤーの混乱を誘う。 あるルートでは笠地蔵が宝箱をくれるのだが、デザインがどう見ても浦島太郎の玉手箱。 様々なルートに登場するいたずらタヌキが、あるルートでは食糧として登場する。 わらしべ長者と吉四六に至っては全く同じグラフィックを使い回した挙句、隠しエンディングにて「わらしべ長者(吉四六)」として紹介する始末。 画像を使い回すためだけに改変された昔話も。山姥が豆じゃなくおにぎり(※さるかに合戦の流用)に変身したり、ネズミに出される食べ物が餅じゃなくダンゴ(※桃太郎のきびだんごの流用)になったり…。 とりあえず、展開に困ると事あるごとにクマか貧乏神が登場する。 あるルートで桃太郎が出まかせで考えた「ウクレレ法師」が、別ルートで本当に登場する。しかも驚いた時の画像が用意されておらず、他のキャラが絶望する中で一人だけ笑顔でウクレレを弾き続ける投げやりな絵面に。 その他、桃太郎のキジを「街を荒らす巨大な怪鳥」として使ったり、さるかに合戦のカニを「なぜかカニの形をしている宇宙船」として使ったり…開き直りが凄い。 ちなみに、アイディアファクトリーは後年のゲーム開発において、素材流用の上手さがユーザーから高く評価されている。こんなゲームでその片鱗を発揮しなくても…。 低予算ぶりの極め付けが、突然始まって突然終わるスタッフロール。システム上、何度も見る事になるが、その長さは18秒。 名前のあるスタッフは6人のみ。 評価点 エンディングが豊富 本作は実に100種類以上(*4)ものエンディングが用意されている。ボリュームは充分。 水増しは避けられており、バリエーションも豊か。どうしようもないオチが付くギャグEDだけでなく、正史と違った形で童話らしい結末を迎えるEDや、真っ当なハッピーエンド、救いの無いバッドエンド、投げやりな爆破オチ(ばあさん曰く「最悪のオチ」)など、バリエーションは豊富で飽きさせない。 似たような結末でもばあさんの総括が差別化されており、違いを存分に楽しめる。 なんだかんだ熱い夢の共演 異なる昔話の人物が意外な形で活躍するという、クロスオーバーの要素もさりげない魅力である。 カニの子に「復讐なんかより家族を大切にしろ」という浦島太郎、変身能力で鬼に応戦する「鶴の恩返し」のツルなど。見所は多い。 色濃い登場人物 ばあさんの語り口は巧みでユーモラス。 時々どうしようもない発言をしてプレイヤーの苦笑いを誘うが、エンディングによっては真面目でイイ事を言って締めてくれる。一言多いけど憎めない、味のあるキャラクターとなっている。 最初の主人公となる桃太郎は、熊に出会って修行を受けると真面目なヒーローとして冒険に赴く。受けなかった場合、ナチュラルな畜生キャラとして傍若無人な振る舞いを繰り返す。 + 詳細(ネタバレ注意) 以下に挙げる行動は、一切悪びれる事なく平然と行われる点がポイント。正規ルートの後で見るとギャップが酷い。 中を空っぽにして大きく見せたきびだんごを高額で売りつける。 困っていた町人から前金と称して小判をスる。 金太郎・浦島太郎と共に、鬼ヶ島をほっぽり出してガールハントに精を出す(*5)。挙句、ただのきびだんごを先祖代々のアイテムと騙して口説こうとする。 仲間になるかどうかをかけてサルに昔話クイズを出題するが、「ウクレレ法師」なる架空のキャラを作って正解だと言い張り、強引に仲間にする。 鬼ヶ島を前に帰ろうとする。 子供に賞味期限切れのきびだんごを食べさせる。 大入道に襲われると、通りがかりのウサギを犠牲にして自分だけ助かる。 中でも、「ネズミの相撲」ルートに登場するネズミの父はかなりキャラが濃い。 元ネタの昔話にネズミの家族は登場しない。つまり本作オリジナルキャラクターなのだが、原作クラッシャーと言っていいほどの暴走もとい活躍を見せてくれる。 + 詳細(ネタバレ注意) 一言で言えば少年漫画の父親風味のキャラなのだが、どこかズレている。 事あるごとに意味もなくちゃぶ台をひっくり返す。 情に厚く、夕焼けの水平線を見ながら涙を流す専用ムービーが時々差し込まれる。 何かと使いまわしの多い本作において、こういうところに力を入れるのは謎すぎる。 息子が相撲に負けているのを見ると、露骨に同情を誘う手紙を家に置いて助けを求める。 原作同様じいさんが金持ちの家のネズミ用に団子を多く用意した後、勝手につまみ食いしてしまう。 危うく物語の腰が折れるところだったが、母が息子に団子を分けたことで事なきを得る。 この時、息子がウソを付くとユーモラスな展開に。 相撲対決に向かう息子の後をつけ、後ろ姿を見ながら涙を流す。成長を見て感傷に浸っているのかと思いきや、自分を大切にしてもらえなくて泣いていることが直後に判明する。 息子の元にクマがやってくるが、怖くて助けに行けず死んだフリをする。 相撲大会に参戦した息子を追い、「謎の覆面戦士」として立ち塞がる。 最後は息子と合体して協力技を繰り出す熱い(?)展開も。 金持ちネズミとの相撲の際、息子が回転式エルボーを相手に繰り出すと、「それは反則技だ」と息子を叱咤する。その後、息子を解らせるために相撲対決を行い、ドロップキックで勝利する。この下りの勢いは必見。 スタッフも彼の濃さは認知している模様。終盤、ネズミの家に貧乏神が訪れた際、この父親に助けを求めようとすると語り部のばあさんに正気を疑われる。 そして、父は期待を裏切らない。「小判の金持ちエネルギーを貧乏神に吸収させてパンクさせる」「貧乏神の組合に話を付けて仕事をさせなくする」と言った唐突な後付け設定を持ち出し、貧乏神を追い出すことに成功する。 この他、いちいち余計な事を言ってばあさんに殴られるじいさん、何が何でも恩返ししようとする鶴、強キャラとして存在感を放つネコ、赤鬼と青鬼のハーフである紫鬼(※どう見てもハーフというよりニューハーフ)など、滅茶苦茶なキャラは多数。 バトルシーンのBGMが良曲。 鬼ヶ島などで頻繁に使われる。迫真の曲調で、プレイヤーの印象に残りやすい。 登場人物がしょうもない仲間割れをした際など、ギャグシーンにおいてもポテンシャルを秘めている。 『厄』ではシナリオの途中で環境問題啓発ムービーが差し込まれていたが、本作はOPとEDにのみ入るようになった。 賛否両論点 『厄 友情談疑』同様、攻め過ぎたメタ発言がある。 本作はばあさんの語りとして話が進むため、大半のメタ発言はそこまで問題では無い。だとしてもやり過ぎな部分がいくつかある。 例えば、あるルートでは登場人物が唐突に『厄 友情談疑』を宣伝してひっぱたかれる。 これはまだマシな方で、問題は「ネズミの相撲」ルートでの一幕。 + 一応ネタバレ注意 強敵との相撲中、目の前が真っ暗になったネズミは選択肢次第で意識を失い、夢を見る。だが、その内容は本作のスタッフ(*6)がネズミの前に出てきて語りかけるというもの。 セリフから察するに、こういうゲームでも作るのは大変だったらしい。 その後、選択肢によってはスタッフから助けを得て敵に勝利する事になる。 そして、他エンディング同様に完結…かと思いきや、ばあさんの語り中にスタッフが乱入。プレイヤーへのコメントを残した後、全キャラクター紹介が入る。よりにもよって真エンド的な扱いである。 問題点 セーブ不可 本作最悪の問題点。1996年のゲームなのに、一切セーブができない。 『厄 友情談疑』ではパスワード制を採用していたが、本作はパスワードすら実装されていない。そもそもメモカ非対応の時点でおかしいけど。 この仕様のせいで「分岐点の手前に戻って別のストーリーを楽しむ」といったことができない。分岐後の差分を確かめるにはいちいち最初からゲームを始めければならず、色々見て回ろうとすると苦痛な作業ゲーと化す。 ちなみに、ゲーム開始時の名前入力も起動のたびにやらされる。 幸い、ボタンを押すごとに一行ずつメッセージ送りを飛ばせるが、焼け石に水。 すぐクリアできるゲームだが、エンディングが多いせいで浪費する時間もバカにならない。 例えばさるかに合戦ルートでは、カニの子がウス達と出会うまでに3分半ほどかかる。しかし、その後用意されているエンディングは10個以上ある。つまり、その後の各エンディングを見るには総計30分以上に渡り退屈なボタン連打を強いられることになる。 これは序の口で、一番酷いのは桃太郎ルート。評価点で述べた畜生ルートを選ぶとラストの選択肢が7通り(*7)存在し、そこに至るまで15分近くかかる。つまり、これを全部見るには1時間半近い時間を捨てなければならない。 もちろん全エンディングを見る必要は無いが、値段に見合ったボリュームを遊ぶだけでも退屈するには十分。 結局のところ、本作はシナリオを楽しむ時間より、ボタン連打でテキスト送りする時間の方が圧倒的に多い。 本作のノリが好みに合ってもキツいのは同じ。「新しいルートを見たい」という好奇心より全部回ることへのダルさが先行し、心が折れてしまう。全EDを踏破したプレイヤーはかなり稀だろう。 また本作のエンディングは当たり外れが大きく、投げやりかつ唐突に終わる物も含まれている。これを一発目に引き当ててしまうと、面白さを理解する前にやる気を削がれてしまう。 対策としては「片手でボタン連打しつつ、傍に本でも置きながら時間を潰す(*8)」「そもそも全エンディングを回ろうとしない」などが考えられる。 セーブ不可というのは、裏を返せばクリア特典がないとも言える。必ずしも全ルート回る必要は無い。それでも十分きついが…。 片手間に作業する場合、迂闊に連打し過ぎて分岐点を通り過ぎないよう注意。本体のリセットボタンを押して名前入力からやり直し…というのは何度も通る道。 参考に、全ED到達にかかるプレイ時間は20時間超。ADV一本のボリュームとしては多め。 その他、『厄』の様々な問題点は据え置き。 名前入力欄に「っ」とカタカナが出てこない。 一部選択肢の際にカットインが入り、テンポが悪い。 本作のシナリオは「桃太郎」→「さるかに合戦」→「ネズミの相撲」の順で遊ぶ前提で作られている。別の順序で遊ぶと不都合が生じるが、このことはゲームで一切説明されない。 特に問題なのが「ネズミの相撲」ルート。こちらにはキャラクターロール付きの隠しEDが用意されており、他ルートより先に遊ぶと登場人物のネタバレを喰らう。 意外な使い回しクロスオーバーも本作の魅力なので、登場作品を先にバラされてしまうのは手痛い。 「桃太郎」のみチュートリアルを兼ねた内容となっており、最初に遊ぶことを前提としたテキストが多い。後回しにすると今更感が強くなる。 真面目な選択肢を選んだ際のばあさんのリアクションは、ゲームの方向性を示す役目を果たしている。それが後回しにされると意味をなさなくなってしまうので勿体ない。 そもそも、対象とする購買層が不明 いかにも子供向けのような題材なのに、テキストも内容もそこまで子供向けでは無い。 フリガナが無く、小さい子供が遊ぶのは難しい面もある。 総評 「刺さる人にはとことん刺さるが、決して万人にお勧めできない」 そんなIFゲーの特徴をこれでもかと言うほど体現したゲーム。 まず、劣悪なCGとチープなギャグの時点で好みが大きく分かれる。 発売時期を考えてもクオリティは高くないが、マイナス要素一辺倒というわけでもない。チープなりに好き放題やっているからこその味がある。 バカバカしさがツボにハマれば最高の一作で、ファンも決して少なくない。一言多いばあさんに振り回されながら、ツッコミ所の数々を堪能できる。 そこにふるいにかけてしまったのが、セーブ不能という欠点である。シナリオを楽しむ時間よりテキスト送りの時間が上回るのは、流石に擁護できない。 たとえノリが合致した人でも、そこそこ遊んだ程度で投げ出してしまいかねない。せっかくのバカゲー要素がゲーム面でスポイルされている。 『厄』に比べてほとんど内容が語られないのは、完走の苦しさもあると思われる。軽く見る分には楽しめても、本格的に遊ぶと苦行と化す。 まるで、本サイトのスルメゲー判定の真逆を突っ走っているような有様である。 IFゲーを象徴する名文句「買うな。俺は買うが。」は本作にも当てはまる。 それを踏まえた上で、度胸試しをしたい人、節操の無い不条理ギャグに関心を持った人ならば、是非触ってみてほしい。 余談 バカゲーとして愛する声はIFにも届いており、かつては商品紹介ページに「隠れファンも多い」と紹介されていた事がある。 ただしIFは次回作の説明書で露骨な誇大広告をかましているため、どこまで信用していいのかは不明。 2005年末には「じいさんも2度びっくり! アイエフDVD福袋」と題したプレゼントキャンペーンが行われていた。 キャンペーン内容と本作は全く関係ないが、古くからのIFユーザーに対するファンサービスが窺える。 タイトルの由来は、「ネズミの相撲」ルートのとある結末で見られるラストの語り。 しかし、作品全体を総括するフレーズとは言いがたく、作中で強い意味を持つわけでもない。なぜこれをタイトルに引用したのかは謎である。インパクトは強いが…。 スタッフが想定する順番で遊んだ場合、プレイヤーによっては本作最後のエンディングになる。 さるかに合戦について 本ゲームでは、カニが柿の苗を脅して育てるシーンが存在する。これはおふざけ展開ではなく、れっきとした原典の内容。 教育上良くないのに加え、この描写が無くても話が成立することから、現代の絵本では削除される傾向にある。 また、カニの仲間としてコンニャクが登場するが、これも絵本によって採用されている正しい内容。 まず、原典ではウス・ハチ・クリに加えて牛糞が登場する。元々は彼が玄関で待機し、ハチから逃げた猿が踏んづけて転んだ所をウスが襲撃する…という筋書きであった。 現代の絵本ではカットされる傾向にあるが理由は言うまでもないだろう。ウ〇コが登場するならそれはそれで喜ぶ子供も居るだろうが。 一方、絵本によっては抹消せず上品な物へ差し替える場合もあり、コンニャクがその立場を担っているというわけである。 エンディング数の偏り 本作は最初に3つのルートへと分岐するが、その先のエンディング数はバラバラで、桃太郎ルートが全体の2/3を占めている。 桃太郎から先に始めると異様な多さに戸惑うが、これさえ全クリアできてしまえばゴールは近い(それでも相当な量だが)。 逆に桃太郎を後回しにした場合、前2ルートと比較にならないエンディング量で苦しむ事になるので注意。 やりこみ要素の充実度に反し、本作を全ルート踏破した報告や攻略情報といったものはネット上にほぼ存在しない(2020年現在)。 実況動画もいくつか投稿されているが、全EDを完走した実況者は確認されていない。 中には人気の高いアイドル実況者もいたが、part2で最終回と銘打っている。 最長では、10数時間ほど生配信で実況したプレイヤーがいる。先述の通り、これでも全ボリュームの半分にしか達していない。 ストーリーの節操の無さに関しては『人造甲虫カブトボーグV×V(*9)』を彷彿とさせる。またチープさを売りにした作品としては『勇者ヨシヒコ』シリーズ(*10)のような例がある。
https://w.atwiki.jp/hgpink/pages/25.html
ダマ×クライヴ(初: 231) 「お・じ・い・さぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 老婆は雪のように白い髪を掴み覆い被さる。 「ぎゃああああああああああああ!!!!」 男は力の限り叫ぶが…悲しいかな誰も助けにはこない。 押しのけようにもジャングル産の老婆の力はすさまじい。 「おじいさんおじいさんおじいさんおじいさんおじいさんおじいさん……!!」 呪文のように呟きながら男の顔に熱い息を吹きかける。 これがウェダちゃんだったらどんなにいいことだろう…! 全身が恐怖で打ち震えながらも男の頭の隅にそんな思いがちらつく。 「…おじぃさぁン…」 瞳を潤ませかすれた甘い声でそう言うと(男にとっては気持ちが悪いだけだが) 老婆はそっと目を閉じた。 チャンスだ! ここで逃げなきゃ殺(ヤ)られてしまう! 男は老婆の腹に渾身の力を入れて蹴りを喰らわす。 「うぅぅぅ……!」 腹を押さえ呻き声をあげる老婆に目をくれることもなく男は全力で保健室から逃げ出した。 一人残された老婆はしばらく蹲っていたがやがて立ち上がり男が出て行った方向を見た。 「ヒドイじゃないの、おじいさん……まだ記憶が戻らないのね…… でも大丈夫。きっと、きっと思い出すわ……あたし達のあの熱い愛の日々を……!」 酔いしれるように呟いた後、ポケットから口紅を取り出し壁に愛のメッセージを残す。 「あたしは諦めないわ、おじいさん、おじいさん、おじいさんおじいさんおじいさんおじいさん」 アフロな老婆は保健室を後にした。