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あかちゃん カテゴリ:生物系 動物系 獣系 色々 赤ちゃん定義 人の場合 生まれてから2年満までもん。 猫の場合 生まれて2ヶ月満程度 猿の場合 生まれて1年満程度 女の場合 生まれてから3年満程度。
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前へ 千聖もう寝てるんじゃないの、とか 今会ってもしょうがないよ、とか そんな口を挟む間もなく、私は舞美ちゃんのお兄さんが運転するワンボックスカーに詰め込まれた。 仲間を思う舞美の気持ちがどうとか、絆がどうとか、舞美ちゃんがそのまま男になった感じの男の人が喋っている。 時刻は午前3時。まさか千聖の家まで3時間もかからないだろう。本気なのか、この人達は。 「私ね、やっとわかったんだ。」 私のことは着替えさせたくせに、自分はネグリジェのままの舞美ちゃんが語りだした。 「舞が今のちっさーを受け入れられないなら、それはもう仕方ないと思ってた。 仕事の時にちゃんとやってくれるならっいいかって。でもそれは違うよね。 舞ももう現実と向き合っていかないといけなかったんだ。」 やだ。何言ってるのお姉ちゃん。だって、舞は。 「私やえりが最初に気づいておくべきだった。舞がどれだけしっかりしてたって、まだたったの13歳なのに。 何もかも自分で判断させるなんておかしかった。舞がもし良くない態度でちっさーに接したら、その場で注意するべきだったんだよ。なっきーはちゃんとそうしてたのに、リーダーの私は」 「待って、舞美ちゃん。何で今そんなこというの?っていうか、今私たち何しに行くの?」 「何しにって。」 舞美ちゃんは相変わらず無表情のまま顔を近づけてきた。 「今までのこと、謝りに行くんだよ。」 「・・・・・なんで。やだよ。別に私は悪くない。」 「だって、舞泣いてたじゃない。千聖に会いたい、謝りたいって。」 ああ、それは違うんだよお姉ちゃん。あの千聖に謝りたいんじゃなくて、前の千聖にだよ。 「ちっさーは優しいし、人の思いやりがわかる子だから大丈夫だよ。私もついていってあげるから。 このままじゃ舞のためにも、ちっさーのためにもならない。そうだよ、うんそうだ。」 舞美ちゃんは完全に舞美ワールドに入ってしまって、私の声なんか聞こえてないみたいだ。何だか悲しくなってきた。 「降ろして。私があの千聖に謝ることなんて何もない。舞美ちゃんには関係ないじゃん。それにあれはなっきーが」 「舞。じゃあ何でちっさーは泣いてたの?あんなに雨ふってたのに、何で一人で帰るなんて言ったの?なっきーが全部悪いとでも言うの?」 舞美ちゃんの声はあくまで冷静だったけれど、私を見据えたまま一歩も引かない。 年上だけど、リーダーだけど、どこかで私は舞美ちゃんをなめていたのかもしれない。 でも今の射抜くような視線は、言い逃れや責任の押し付けなんて許さないような迫力がある。 「このままじゃだめなんだよ、舞。」 「降りる、降ろして。舞歩いて帰る。」 「バカなこと言わないの。できるわけないでしょ。舞、逃げないの。」 「もう、やだ何で・・・舞だって、いろいろ考えてるのに。みんなでそうやって舞を責めるんだ。」 もう悔し紛れの逆ギレしかできない。 車はどんどん加速していく。 こんな気持ちのままあの千聖に会って、何をしろっていうんだろう。 「みんな舞よりも、あの千聖を取るんだね。なっきーも、舞美ちゃんも、もう舞の味方じゃないんだ。どうでもよくなっちゃったんだ。」 「それは違うよ。みんな心配してるんだよ、舞とちっさーのこと。どうでもいい人のために、ここまでするわけないじゃないか。」 少しだけ、舞美ちゃんの表情が緩んだ。 「舞、辛いかもしれないけど聞いて。ちっさーはもうずっと今のままかもしれない。治るかもしれないし、そんなことは誰にもわからないよね? だから、舞も意地張ってないで今のちっさーを受け止めてあげてほしいんだ。」 ・・・ああ。どうしよう。もうこの件で人前で泣くのは終わりにしたかったのに。私の目の前はまた霞んできた。 「わ、わかってるもん。」 「うん。」 「あの千聖が、前と同じで舞のこと思いやってくれてることも、見ていてくれてることもわかってる。 千聖が、私にひどいことされても、私の前で泣かないようにしてたのも知ってるよ。 でも舞には前の千聖じゃなきゃだめなの。どうしても会いたいんだよ。あきらめられないの。」 「そっか、うん、わかった、ごめん。ごめんね舞。急すぎたよね。」 舞美ちゃんのぬくもりが体を包む。抱きしめられると、どうしようもなく胸が切なくなって涙が止まらなくなる。 “お兄ちゃんごめん、やっぱり行かない戻って” “ちょ、おま” どうやら引き返してくれるらしい。私の背中をさすりながら、舞美ちゃんも少し鼻を啜っていた。 「ごめんね、私暴走して。どうしても今じゃなきゃって思っちゃって。アホなリーダーでごめん。」 「ううん、ありがとう。・・・舞、昨日のことだけはちゃんとあの千聖に謝るから。 明後日レッスンあるでしょ?できたら明日、相談に乗ってほしいな。」 「うん、うん。わかった。明日起きてから、ゆっくり話そう。そうだね、ゆっくりでいいんだ。」 ありがとう、お姉ちゃん。 まだキュートは私の居場所でいいんだね。優しい腕の中で、ゆっくりと目を閉じた。 次へ TOP
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前へ 全・然・納・得・いかないな。 「愛理?どうしたの」 「ううん。」 私の知らない間に、この数日間いろいろなことがあったみたいだ。 舞ちゃんと千聖が楽屋を出た後、舞美ちゃんを中心に当事者それぞれが話をしてくれた。 「・・・だからね、みんな。悪いのはなっきぃだから。舞ちゃんのことは責めないで。」 「なっきぃ。これはみんなが悪いんだ。舞が出してたサインを誰も拾ってあげられなかったから、あんなことになったの。 舞も本当に反省してる。まだいろいろ整理できてないことはあるみたいだけど、ちゃんと今の千聖と舞なりに向き合ってみるって。今2人はその話してるんだよ。」 要は、千聖にひどいこと言った舞ちゃんを許せってこと?反省してるからって? そんなに単純な話なのかなぁ。 今日の千聖の、尋常じゃない真っ青な顔と目の下の隈を見ていたら、千聖がどれだけこの件で傷ついて悩まされたのかおのずと伝わってくる。 私は頭を打って変わった千聖のことを、それまで以上に大切に、そして慈しむ気持ちで見守ってきていたつもりだ。 活発で天真爛漫な千聖も大好きだったけれど、柔らかく優美で儚い心をもった今の千聖には、ある種の同調と羨望の念を抱いた。だからいつでもそばにいて、千聖をなるべく痛みから遠ざけてあげるようにしていた。 ・・・舞ちゃんが前の千聖を恋しく思っていて、その気持ちがよくない方向に傾いていたのはわかっていた。 それでも私や栞菜が守っている限り、直接手出しはしてこないと思っていた。 油断していた。 舞ちゃんに問い詰められて、どんなに怖かっただろう。 自分のせいじゃないことを責められて、どんなに苦しかっただろう。 そのことを考えるだけで、私の中に黒く凝った感情が湧き上がってくる。 どうも、舞ちゃんをはいそうですかと簡単に許せないみたいだ。 最年少?私や千聖とたった1歳違うだけじゃないか。そんなの舞ちゃんの振る舞いを許す理由になんてならない。 たまには私が我を張らせてもらったっていいだろう。 「舞美ちゃん。悪いけど私は、舞ちゃんとは少し距離を置かせてもらうから。・・・今舞ちゃんが千聖に見せてる、千聖が前の千聖に戻るためのマニュアルっていうのにも私は何にも書かない。私は今のままの千聖がいい。」 「え、な、愛理?」 全く想定してない答えだったらしく、舞美ちゃんは口をぱくぱくさせている。 「・・・愛理がそういうなら、私も。」 栞菜がおずおずと手をあげて、腕を絡めてきた。 「昨日、ちっさーにキュートを辞めるべきかって相談されたの。」 「「「「えっ!」」」」 それは知らないよ、栞菜。そういう大事なことは早く言おう。 「今すぐに決めるわけじゃないっていうから、一応黙っていようと思ってたんだけど。でも、私も愛理と同じ。舞美ちゃんの言うことはわかるんだけど、まだ納得しきれない。 みんな、舞ちゃんに甘いよ。 それに・・・お嬢様ちっさー、すごく魅力的だし、無理に元に戻らなくてもいい気がする。」 さては様子見てたな、栞菜。コウモリめ。 でも私たちの気持ちは概ね一緒のようだから、ここは手を組ませてもらうことにした。 「というわけなので、私たちはこれまでどおり、お嬢様の千聖を支持します。仕事面でのキャラ作りのサポートはするけど、それ以上はしないから。」 「ちょ、ちょっと・・・えーどうしよう・・・」 「栞菜ぁ。愛理も、ワガママ言わないでよぅ。キュートのためじゃない。」 舞美ちゃんとなっきぃはかなり必死に舞ちゃんを擁護しているけど、えりかちゃんはさっきから何も言わない。 天然なようで重要なところは結構冷静なえりかちゃんのことだ。自分があんまり事態を把握していないことについては、必要以上に口を挟まないというスタンスなんだろう。 「これはワガママじゃないよ。キュートが団結するのはいいことだけど、皆が同じ意見を持たなきゃいけないなんて絶対間違ってる。よって、われわれはここに、お嬢様千聖を支持することを誓う!!」 カ゛チャ。 「・・・・・愛、理?」 ハイになった私が栞菜とともに椅子に上って高らかに宣言したのとほぼ同時に、舞ちゃんと千聖が楽屋に戻ってきた。 次へ TOP
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栞菜にお話ししたいことがあるの、とちっさーからメールをもらって、二人の家から中間地点ぐらいにある駅へ私は向かっている。 このごろちっさーは名前呼び捨てだけでなく、敬語をやめてくれつつある。 もちろんとても丁寧に話すことに変わりはないのだけれど、わたしはそれを密かにとても嬉しく思っていた。 それに、何ていうか…私は最近ちっさーのことばかり考えてしまっている。 ちっさーともっと一緒にいたい。いろいろなちっさーを見たい。 ちっさーが私や愛理以外のメンバーと話をしていると悶々としてしまう。 一人っ子だったからか、私はとても甘えん坊で独占欲が強い。 特に強く愛情を持った人とはいつも触れ合っていたいし、いつも自分といてほしいと思ってしまう。 今までも舞美ちゃんや愛理にベタベタしすぎてちょっと怒られたりしたことがあった。 そういう経験を通じて、自分なりに大好きな人との距離の取り方を学んでいたつもりだった。 でもまだまだ未熟だったみたいで、今はとにかくちっさーに近付きたい気持ちでいっぱいだ。 …こんなことだからレズキャラだなんて言われてしまうんだろうな。 なんてことを考えているうちに、待ち合わせの改札に到着した。 まだ待ち合わせ時間まで三十分もある。 お茶でも飲んでようかと構内のカフェに入る寸前、 「栞菜。」 後ろから呼び止められて、ポンと肩を叩かれた。 「千聖!えーっ早いね!」 今まで千聖は待ち合わせギリギリに「かんちゃんごめんねー!グフフッ」とか言いながら走ってくることが多かったから、なんだかびっくりしてしまった。 「栞菜と会えるのが楽しみで、早く来てしまったの。」 「ちっさー…」 はにかみ笑顔で言われて、思わず抱き付いてしまった。 ああ、だめだだめだ私。 「それで、話って?」 手をつないで歩いている途中に聞いてみると、 「あぁ。」と少しためらった後に千聖が言った。 「私、キュートを辞めた方がいいのかしら。」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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風ちゃん 756 名前:風ちゃん 投稿日:2005/11/08(火) 17 59 22 ??? メイリン「あれ、風ちゃんどうしたの?」 風雲再起「ブルル」 メイリン「お腹がすいてるのかな?待ってね食堂からニンジン持ってくるから」 風雲再起「ブルルン♪」 メイリン「よかった、喜んでくれて。え?お礼に乗せてくれるの?」 風雲再起「ブルル♪」 メイリン「わ!乗馬ってしたことないの!ちょうど非番だしよろしくね、風ちゃん」 3分後 時速400キロを突破する風雲再起 メイリン「あ”ーっあ”--!!こいつもやっぱりガンダムファイターだったの忘れてたーッ!!!」 アーサー「お、メイリンじゃないか!楽しそうだな~」 メイリン「いや!?違うって!助けてくださいよ!!ってあんたここで「ええーっ!?」って驚く役じゃないのーっ…」 シン「お、いいなあメイリン。ドモンさんに修行付けてもらってるのか」 メイリン「ちが!ちが!ってたすけれ…ああ、また見えなくなっていくぅ…くそう! あいつ最終回できっと超ボコられる!ううん、知らないけど絶対そう!!」 アスラン「お、メイリン脱走か?奇遇だな~俺もちょうど脱走しようとしていたところなんだ」 メイリン「マジで!?おちつけ!って飛び乗ってきたーっ!!けど振り落とされたーっ!!」 東方不敗「風雲再起め、今日は楽しそうだのう」 ドモン「は!何よりです、師匠」 http //anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1127639075/756
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ケンゴとは対照的なバルカンに乗る鶴ちゃんです。 松田君がいない時の鶴ちゃんはどこか寂しげ・・・ もどる?
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額ちゃん〔ひたいちゃん〕 作品名:虹裏 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:104,582 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 個別ひ 虹裏
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前へ 明日も早いからもう一眠りしようか、と舞美ちゃんに言われて、一緒のふとんに入り込んだ。 さっきまでぐっすりだったからまだあんまり眠くはなかったけれど、すぐ近くに大好きな人のぬくもりがあるのは心地良かった。 「おねえちゃん。」 「ん~・・・」 呼んでみたけれど、舞美ちゃんはもうすでに寝付いてしまったみたいだ。 きっとすごく疲れてたんだろうな。全然関係ないのに私たちのゴタゴタに巻き込まれて。 もう一眠りなんて言ってるけど、舞美ちゃんはさっき寝ていなかったと思う。 私が目を覚ました時に寂しくないように、ずっと起きててくれてたんだ。 「ごめんなさい、おねえちゃん。」 私はこんなに子供で聞き分けがないのに、舞美ちゃんはそのことを咎めない。 その優しさが、今はどうしようもなく苦しかった。柔らかい棘で、心をつつかれているような気分だった。 朝になれば、もう少し落着いて考え事ができるかもしれない。 舞美ちゃんの匂いに包まれて眠ろうと思ったけれど、目を閉じればさっき夢の中で会えた千聖を思い出してしまう。虚しさが胸をよぎる。 「千聖に会いたい。」 何度つぶやいたかもうわからないけれど、また自然に唇から零れ落ちた。 がさつでお調子者で子供っぽかったけれど、誰よりも優しかった千聖。 どれだけ無神経な振る舞いをしても、勝手なことを言っても、千聖は私を見捨てないでいてくれたのに。 前の千聖に会って、ごめんねを言いたい。 顔中ふにゃふにゃにして、「舞ちゃんもういいよぉ」って笑ってほしい。 もう二度と、元気な千聖に会えなくなるなんていやだ。 「会いたい。」 私はピーピー子供みたいに泣くのは嫌だ。 キュートはみんな結構泣き虫だけど、自分だけは違うって思っていた。 でも、千聖のこととなると別問題だ。 なっきーの前で泣いて、舞美ちゃんの前で泣いて、「あの千聖」の前でも大泣きした。 今もすでに涙腺が決壊しそうになっている。 「ちさと・・・・・」 「舞。」 その時、私の肩に大きな手が触れた。 カッと目を見開いた舞美ちゃんがそこにいた。 「ひぇ・・・」 情けない声が出た。 「・・・・・」 私の名前を一度呼んだきり、舞美ちゃんは微動だにしない。 舞美ちゃんは喜怒哀楽のでやすいタイプだから、顔を見れば大体機嫌がわかった。 なのに今私を凝視するその顔からは、何も読み取れなかった。 ・・・・美人の無表情って、すごく怖いかもしれない。 5分、10分、空気が凍りついたまま、時間がすぎていく。 「よし。」 何がよしなんだかわからないけど、舞美ちゃんはおもむろに立ち上がって、部屋を出て行った。 しばらくすると、何が言い争うような声が聞こえてきた。 “でも今じゃなきゃ” “こんな時間に非常識だろ” 何の話をしているんだろう。耳を欹てていると、勢いよくドアを開かれた。 舞美ちゃんの目が異様にキラキラしている。 「舞、行こう。」 「え、ちょっと待って。行こうって、どこに?」 舞美ちゃんに強引にTシャツを剥ぎ取られ、着替えさせられる。 そして、信じられないことを言われた。 「今から、ちっさーの家に行こう。」 次へ TOP
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583. 名無し募集中。。。 2009/12/03(木) 02 20 03.26 0 朝からのハードな練習 先輩の動きはやっぱすごい。見習わなきゃ。 なんてことを考えながらも先輩との交流試合で自分の実力が少しずつあがってるのがなんとなくだけど実感できた 「ママ、ここお水置いとくね」 「うん。ありがと」 こんな些細な会話にも耳を傾けてしまうのは前と変わらないけど… いけないいけない。と首を横に振り試合に戻ろうとしたときに豪快な音と共に しりもちをついている矢島先輩とその場に立ちつくしているみやが目に飛び込んだ 一瞬なにが起きたのがわからなかったけど二人に駆け寄るみんなに釣られるようにあたしも2人に駆け寄った 「いたた・・・」 「もう何やってんの舞美ー!」 「いやー、やっぱブランクあるときっついわあ」 「舞美ださーい!」 そんな会話がもれる中、一人遠くでただそれを見てるだけのみやが視界に入ったけど まぁの「熊井ちゃん、ちょっと氷持ってきて!」という声にそんなみやの姿は一瞬で視界から消えた 606. 名無し募集中。。。 2009/12/03(木) 22 15 36.66 0 矢島先輩に氷を渡して気づいたらみやと梨沙子ちゃんがいなかった。 まぁに聞いたら外周って・・・二人で? みやの様子がおかしかったけど・・・何で梨沙子ちゃんも?? うちの頭を「?」が飛び交う。 そして心にはモヤモヤが渦を巻いているようで その後のシュート練習では外しまくりでイライラは募るばかりだった・・・ 考えなくていいことなんだけど 頭には二人で何して・・・なんて変に勘ぐる自分にも腹が立つ始末。 こぼれたボールを拾いに行く時にまぁから 「大丈夫だよ」 って優しい声をかけられた。 何が大丈夫とかそんなこと言わなかったけど・・・ きっと梨沙子ちゃんのことってバレてるよね。 まぁが言うなら大丈夫なのかな・・・? その後は少しだけシュートは入るようにはなったけど・・・ いつもに比べるとかなり外してそれでも気分が落ち込んだ。
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楽屋の雰囲気が悪い。 メンバー間で何があったわけでもない。 でも、流れている空気はかなり張り詰めている。 「はぁ~あーもう。ムカつくんだけど。」 さっきから何度目かの大きな独り言が、千奈美の口を突いて出た。 「ちぃ、どうした?」 すぐにみやとキャプテンが、千奈美の機嫌をとり始めた。 千奈美は時々、私生活であった嫌なことを引きずって仕事場に来る。 いつもはムードメーカーで元気に振舞っているから、千奈美がこうなるとベリーズ全体に影響が出てくる。 根っからワガママな子じゃないし、ああして誰かがなだめればすぐに解決するのだけれど、正直私はそのことを快く思ってはいない。だから、ご機嫌とりの役はずいぶん前に放棄してしまった。 ここにいても仕方ないか。今日はキュートもいるらしいし、あっちの楽屋でも覗いてこようかな。 久しぶりに千聖の「桃ちゃぁーん」が聞きたいし。 「えー何?ももどっか行っちゃうの?ここは空気が悪いって?とぅいまてーんねー。」 扉の前で振り返ると、頬づえをついた千奈美が目を細めて私を眺めていた。 もー。絡まないでよ。 ちょっとちぃ、とキャプテンが宥めようとしているけれど、こういう時に強く言い切れないタイプなのはわかりきっている。 私がニコニコしてごめぇんとか言えば済むのかもしれない。実際それで切り抜けたことも、あるといえばある。 でも、今日はあいにく私もそんな気分ではないのだった。 「仕事とプライベートぐらい分けたら?高校生にもなって、一番子供じゃんそういうとこ。」 思わず毒づくと、千奈美の顔色が変わった。 「もも!今のはないよ。ちぃに謝りなって。」 「あーいとぅいまてーん」 「ちょっと!!マジむかつく!何あの顔!てかみんな笑うとこじゃないんだけど!」 思いつく限りで一番憎たらしい変顔を披露して、千奈美の怒号を背にさっさと楽屋を出た。 別に私と千奈美は、取り返しがつかないほど険悪なわけじゃない。 仲いい時はいいし、千奈美のくったくのなさには救われることも多い。 ただ、根本的な考え方や価値観が違い過ぎるから、こうやってたまにひどくぶつかることも結構ある。 まぁでも、今のは私も悪かったかな。大人げなかった。頭冷えたら、軽く謝っておこう。 「あれ・・・梨沙子?」 キュートの楽屋の前まで行くと、梨沙子が所在なさげに扉の前をウロウロしていた。 ベリーズの方にいなかったから、てっきりこっちに入り浸ってるのかと思っていたんだけれど・・・ 「入らないの?」 「あ、うん。あー、うー・・・」 梨沙子はモゴモゴ言いながら、私の様子を伺うようにじっと見つめてきた。 「どうかしたの?」 「もも・・・ちょっと、こっち。」 歩き出した梨沙子の横に並ぶ。 「どこ行くの?」 聞いても生返事しか帰ってこない。 しばらく歩いて、誰も使わないような古い自販機の前で梨沙子が足を止めた。 「何だ、もういない。」 残念そうに呟くと、また何か言いたげに私を見た。 「ももはさぁ、千聖と仲がいいよね?」 「うん、仲良しだよ。」 「うーん。あのね、これは例えばの話なんだけど、最近千聖がお嬢様キャラに変わったって聞いたことある?あ、例えばだからね?それで、前の明るい系の千聖に戻る練習を舞ちゃんとしてるとか。全部例えばなんだけど・・・・」 うん、梨沙子。それはたとえになってないよ。 「ようするに、千聖が何かの理由でお嬢様キャラになっちゃって、元に戻るように舞ちゃんとここで特訓してたのを梨沙子が見ちゃったってこと?」 「あばばばばばば」 「なるほど。」 梨沙子の言うことが本当なら、すごい話だ。あの千聖がお嬢様キャラって。 ドラマや漫画じゃあるまいし、まだ半信半疑だけれど。 「梨沙子この話、他の誰かにした?」 「う、ううんまだ。何かももすごいね。探偵みたい。」 「・・・。じゃあ、約束ね。これはももと梨沙子だけの秘密。愛理に知ってるか聞くのもだめ。OK?」 梨沙子はちょっと不満そうだったけれど、しぶしぶうなずいた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -