約 106,066 件
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/1177.html
日本のマスコミが真実を報道していないことは、 海外メディアが報じる日本の実態からも明らかです。 今、日本が異常な状態にあることを知らないのは日本人だけです。 <目次> 2009.11.23 鳩山氏は「テフロン首相」 シンガポール紙(2009.11.25 産経新聞) 2009.02.20 麻生首相はメディアの攻撃の犠牲者となった 2009年2月20日 ストレーツ・タイムズ(シンガポール紙) Kwan Weng Kin 2009.11.23 鳩山氏は「テフロン首相」 シンガポール紙 (2009.11.25 産経新聞) 今月中旬、シンガポールで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、鳩山由紀夫首相の一挙手一投足に注目が集まったといっても過言ではない。2回行った講演の模様はテレビでも詳しく紹介され、建国以来の一党支配が続くシンガポールは、政権が代わると何が起きるのかを見極めようとしているようにさえみえる。 そんななか、地元紙ストレーツ・タイムズ(23日付)は「鳩山テフロン首相」との見出しで鳩山政権の“謎”を取り上げていた。鍋などに施すテフロン加工にたとえ、「何があっても傷つかない」といった意味だ。 沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題ではあいまいな答えを繰り返し、政治献金問題でも「恵まれた家庭に育ったものだから」と言い放ちながら、支持率が5割を超える。記事では「(同様に)裕福な家に生まれた麻生太郎前首相が同じことを言ったら、政治的に葬られただろう」という安倍晋三元首相のコメントを載せ、失言も痛手とならない鳩山首相に驚いているようだ。 確かにシンガポールでの講演を聴いても、首相の発言は妙な丁寧語や謙譲表現は目立つが意味は不明瞭(めいりょう)だ。かつて「言語明瞭、意味不明瞭」といわれた竹下登元首相の話は時々、禅問答のように思えたが、後で意味の深さに気づかされることが多かった。鳩山首相の発言も、実は深い考えに基づいており、いずれ真意がわかるときが来ると期待しているのだが。(宮野弘之) 2009.02.20 麻生首相はメディアの攻撃の犠牲者となった 2009年2月20日 ストレーツ・タイムズ(シンガポール紙) Kwan Weng Kin http //www.themalaysianinsider.com/index.php/opinion/breaking-views/136-breaking-views/18804-aso-falls-victim-to-media-attacks--kwan-weng-kin 日本の総理大臣、麻生太郎氏は、漢字を正しく読めない、ただのマンガ愛好家なのだろうか。それとも英語を話すことができ、経済の知識がある数少ない政治家の一人なのだろうか。もし、多くの日本人が、麻生氏についての知識をすべてテレビから得ているとしたら、自分たちの総理大臣をかなり低く評価していることだろう。 麻生首相は明らかに、4つある日本の民放TVネットワークの犠牲になっている。これらの民放は政治の話題を、何か別な形態の番組と区別せずに扱っているように見える。つまりテーマが面白おかしくなければならないような種類の番組と、そうではない番組ということである。日本にある唯一の公共放送であるNHKは注目すべき例外である。NHKの政治ニュースはいつも、時には退屈なほど注意深く客観的に報じられる。 しかし、4つの民放にとっては、麻生首相のマンガ依存症を攻撃することから始まり、5つ星ホテルの会員制バーで息抜きをする日課をあざ笑うことまで、すべてが格好の攻撃対象である。このようなレポートは、単調になりがちな政治ニュースを盛り上げるために添え物として時々報じられる分には、多分それほどの害はない。しかし、一人の政治家を過小評価することを目論んで、一日中際限なく、早朝5時半から深夜かなり遅くまで終わることなくこのようなレポートをニュースショーで取り上げたとしたら、政治家は破滅させられる。 人気のあるニュースショーの司会者たちが、報道のプロではないという点も注目される。ニュースショーである「報道ステーション」の司会者である古舘伊知郎氏はプロレスの実況アナとしてキャリアを積んできた。彼は今日の政治の話題に関して論じる際、頻繁に無知を露呈する。また、3時間にわたる朝のニュースショーの司会である、みのもんた氏は、一週間に22時間15分もテレビ番組の司会(多くは生放送である)をしており、そのギネス記録を保持している。だが、そのほとんどはバラエティ番組だ。 みの氏や、似たような他局の司会者たちは、自分たちも嫌味な論評や思い付きの批判をするし、スタジオのゲストがそうするように仕向けることにも忙しいのだ。しかし、意見のバランスという観点からは、司会者もしくはゲストの誰かがショーの中で同時に、麻生氏を支持する立場の用意されたコメントを、うやうやしくもサッサと片付けるというのが普通だろう。しかしそうではなく、すべての民放ネットワークを通じてテレビのスクリーンから見えるのは、首相に対して同時に行われる集中攻撃だ。 日本経済を救うための麻生首相の景気刺激策も歪曲して報道され、今まで、表面的な少しのことしかしていないように見せている。 麻生首相がまとめた政策は、A4サイズの用紙1枚に列挙できないくらいに数が多く、時間の限られた多くのテレビ番組の中では詳細を議論することさえもできない。そこで、民放ネットワークはそれらの中から、たったひとつの政策に焦点を合わせた。全ての国民に合計2兆円を現金で給付するという、議論を招く法案である。 民放は野党の意見に立って、概して、これは来るべき総選挙に勝利するための選挙対策のバラマキとして立案されたものであると説明してきている。民放はまた、給付金は所得税の還付に到底及ばないと言っているが、それは何百万人もの低所得者、年金生活者はそのような税金を払ってはいないという事実を都合よく無視している。そのような層にとっては、一人当たり1万2千円の給付金はまさに天の恵みであるのだが。 また最近は、麻生首相にとって具合の悪いニュースが伝えられた直後に、民放ネットワークが急いで世論調査を行うという、憂慮すべき傾向がある。 最近の調査対象には、小泉純一郎元首相が先週、麻生首相への非難を公言した郵政民営化に関すること、および今週、中川昭一財務大臣の国際記者会見での見苦しいふるまいが含まれている。このような状況下では、調査対象となった人々は悪いニュースばかりを思い出しやすいため、麻生首相の人気が上がることはほとんど期待できない。下がるばかりだ。 民放ネットワークに秘密の協定などなく、すべての偏向報道が純粋に視聴率アップを目論むテレビ制作者の身勝手な行為の結果だと考えるのは、もちろん純朴に過ぎる。実際のところ、民放キー局は日刊の全国紙を持つメディア会社が所有している。その政治的な視点は右から左まで実にさまざまである。つまり、民放ネットワークの政治的視点は、それぞれのオーナーや編集者の政治的なイデオロギーを反映している。 時には、小泉政権の時のように、民放ネットワークはニュースショーですべての批判を実質的に禁止することによって、首相のための応援団になることもできるだろう。 だが麻生政権に関しては、民放ネットワークは「疑わしきは罰せず」の原理を首相には与えるつもりはなく、あらゆる機会を使って首相批判を続ける反麻生の野党と手を携えているように見える。ここのところ放送されている反麻生のうねりの陰には、政治的野心を持つメディアの権力者と、舞台裏で糸を引く勢力が存在すると信じる理由があるのだ。 しかし、政治家を風刺する時でさえ、日本のニュースネットワークは礼儀正しいレベルを保つことができる。隣接する台湾や韓国の勝手なメディアではそうではない。そこでは事態はより乱暴になるだろう。たとえば、台湾で人気がある「パーティ」という政治風刺テレビ番組では、台湾の馬英九総統はその生真面目で清廉なイメージのために手加減して扱われるが、失脚した陳水扁元総統のこととなると、笑わせるために遠慮なく言い囃される。 日本では、麻生首相に関して偏向報道を行うメディアに対して、多くのブロガーが非難の声を上げている。彼らは、メディアが野党の弱点に対して沈黙を守っている一方で、首相が力量を示す点については軽んじていると述べている。昨年12月の産経新聞の記事で、アメリカ人エコノミストのリチャード・クー氏が、国家の経済における問題を理解し、その政策が外国の指導者によって研究されている数少ない日本の総理大臣であるとして麻生首相を支持していた。野村総研に勤めるクー氏は、従って、日本のメディアが漢字を読み違えるような些細な欠点に関して麻生首相を抹殺しようとしているのは「全くの狂気」 であると言う。 厳しさが増す状況だが、麻生首相にとって明るい兆しになりそうなニュースもある。昨日発表された調査では、今年の総選挙に向けて、麻生首相は自民党のほとんどの党支部の支持を取り付けたということだ。朝日新聞の調査によれば、47の自民党県連のうち30は麻生首相の支持を表明している。いくつかは嫌々ながらの支持であると報じられてはいるが。2001年に世論の支持を失った森喜朗元首相を失脚させるのに、地方組織がその手段となったことを思い起こすことには意味があるだろう。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7463.html
“ΝНΚアーカイブス 戦争特集アニメ「幻の放課後」 (中略) 今回は、前回に引き続き、第12話「役人!」をお送りします” 学事課執務室。 「なるほど、ね…」 そうつぶやく学事課長席には、和がいる。 そして、その周りを軽音部員の面々が、やや緊張した面持ちで取り囲んでいる。 今や彼女らの関係は友人同士でなく、決裁権者と申請者だ。 自分たちが懸命に考えた企画を、正式な活動そして行事として、 認めてもらえるかどうかの関門だ。 『桜が丘支廠・桜が丘女子高等学校共催 出征決起大会』 和はこのように題された企画書を右手で持ち、 左手であごを支えながら熟考していた。 まあ、軽音部にしては考えて練った企画だ。 企画の趣旨自体には反対する理由はない。 軽音楽に眉をひそめるご老体もいるにはいるだろうが、 士気高揚を方便にして軍歌を演奏すればどうにかなるだろう。 しかし、それは本質的な問題ではない。 発表が許されるとしても、その練習の時間が取れなければ意味がない。 だが、今の軽音部員たちは、軍需生産局の人間。 他部署から手を突っ込んで人事を動かし軍需生産業務から引き離し、 練習時間を作ってやるのは生半可な手段では不可能だ。 実現する難しさは、針の穴を通すようなもの。 まばたきと言うには長すぎる時間、和は目をつぶって沈思する。 (時には、非常の、そして、非情の決断もやむを得ない…か) 和は、持っていた企画書におもむろに左手を添えると、くしゃくしゃに丸め、 あざ笑うような溜め息をつきながら放り投げた。 「却下。余計な仕事増やさないで。忙しいんだから」 その様子を目の当たりにして、軽音部員たちは唖然として言葉を失う。 「和ちゃん!何てことするの!?」 ようやく、唯が悲憤を込めてなじると、 それに呼応して皆も和を非難し、あるいは説得し、懇願する。 「壮行会があるんだからそれで十分でしょ? ただでさえ物資供給が苦しいのに、過剰投資をする余力はないわ」 「そういう問題じゃねーだろ!何かしてやりたいって気持ちが大事だろ!?」 「和、お前の力が必要なんだよ! そういう原則を曲げるのは好まないだろうけど、力を貸してくれ」 「そうよ!文化祭も開けないのだから少し融通してくれても… 無理は承知しているのよ。そこをどうにか!」 しかし。 「申し訳ないけれど、そういうセンチメンタルな人情話で 仕事が進むなら何の苦労もないわ。もうすぐ会議があるから出てって」 そう言って、和は未決裁の書類の束をつかみ取り、 その中身もろくに見ず、決裁印を押していく。 真鍋、真鍋、真鍋、真鍋、真鍋… 途中、和は顔どころか目線すら向けずに言い放つ。 「…あなたたち、いつまでそこに突っ立ってるの?邪魔。さぼってないで検品業務に戻りなさい」 ふと、流すように書類に判を押していた和の目線と手が止まる。 「ちょっと庶務係長。この“水道使用料の増額修正”って何なの? 予算の範囲内でお願いっていつも言ってるでしょ。 あなたがしっかり見てないからいけないんじゃない。 経理課に頭下げるのは課長の私なんだから!」 軽音部員を無視して仕事を進める和の様子を見て、律が心底軽蔑するような口調で挑発的に罵る。 「その仕事、ハンコと、下げるしか能のない頭と、怒鳴る口さえありゃ、 誰でもできるじゃんか。澪に代わってやれ。文字通りの盲判だよ。 あー、澪にはこんなゲスな仕事は向いてないか。ハハハ」 もともと気まずくなっていた執務室内の空気が一気に強ばる。 軽音部員たちはもちろん、学事課の課員たちも固唾を飲んで、 和と律を見つめる。 「お、おい、律!言い過ぎだろ!」 「澪、お前をダシにして悪かった。けど、この小役人にはお灸をすえないと。 そのすきっ歯、憂ちゃんにやられたんだってな。いい気味だ。ダッセぇの!」 「律先輩、落ち着いてください!何も喧嘩しにきたわけじゃないんですよ!」 「……もはや聞き捨てならないわ」 軽音部員たちを無視して机に向かっていた和が、 ようやく、険しい表情をして上半身をねじり律に向き直る。 その顔を上から眺めながら、さらに律がせせら笑うように言う。 「ようやくこっち向いてくれたな。 その様子だと、例の噂もまんざらウソとは思えねーし。 こちとら手足ちょちょぎれたりしてんのに、いいご身分だこと」 「そんな噂に惑わされるなんて、愚かね。 大体、ケガして帰ってこいなんて、誰も命令してないわ」 「ふざけんなっ!好きこのんでケガするヤツがいるか!」 律は和の襟元を右手でつかみ、怒りの籠もった目で和を見据えるが、 和もまた、蔑むような目つきで律を睨み返した。 「…こんな真似してどうするの?その義手で殴られたらさぞ痛いでしょうね」 「和ちゃん!りっちゃん!二人ともやめて、やめてよぉ…」 唯が狼狽しながら哀願する。が。 (ペッ!) (っ!) 「ふん…素手どころか義手でも触れたくないな」 律は、まさに唾棄すべき汚物を見るような目で和を睨み付け、 その顔に唾を吐きかけた。 和は、眼鏡の縁から滴る唾液を拭いもせず、律を冷ややかに睨み返す。 「…律、正直言って見損なったわ」 「和、その言葉、そっくり返す」 「本件は懲戒か懲罰の対象よ。覚悟はしておくことね、田井中室長」 「ご自由にどーぞ。木っ端役人の真鍋課長殿!」 「…そうなんだ。じゃあ私、会議室行くね」 和はそう言い捨てると、律の右手を乱暴に払いのけ、 会議資料をひったくるようにつかみ取って、学事課執務室を去っていった。 主を失った学事課執務室に、気まずい沈黙が満ちる。 そこに、少しずつ、課員たちが小声で囁き合う声が混じり始める。 憤りを抑えきれない律が、呼吸を整えながら言う。 澪と紬も、落胆と驚きを隠しきれない。 「和のやつ、確かに前から融通が利かなかったりしたけどさ、 曲がったことが嫌いっていうだけで、あんな人情のないやつじゃなかったはずなのに…」 「もう、和も完全に“支廠の役人”になってしまったのか… この狂った組織で生き延びるにはああなるしかなかったのかな…」 「…人は変わるものだけど、こうも変わってしまうものなのね」 唯もまた、くしゃくしゃになった企画書を両腕で拾い上げながら、 幼馴染みの豹変ぶりを目の当たりにして、肩を震わせていた。 「和ちゃん、ヒドい、ヒドいよ…。こんなの、私の知ってる和ちゃんじゃないよ…」 (第一段階は一応成功ね。殴られなくてよかった…これ以上前歯が抜けたらサマにならないわ。 挑発に乗ってくれた軽音部の面々には悪いけど、ここからが本番。 海千山千の老獪な小役人どもを、手玉に取れるかどうか…) 私は、そう考えながら、会議室に向かう。 ──桜ヶ丘支廠会議室 廠議で、いくつかの報告事項、討議事項が処理される。 支廠長が出席者に意見を促す。 「…他に、何か提案することはないかな?」 私は、挙手して発言する。緊張のあまりのどが渇く。 「はい。第32検品室の田井中室長以下について、更迭と懲罰を求めます」 私が意見を述べると、管財課長が続きを促す。 「ああ、廠議でここに来る途中、廊下を歩いていたら聞こえましたよ。 なにやら一悶着あったようですが、それと何か関係が?」 「ええ…。お恥ずかしいことですが、 活動に関する申し出を却下したところ、腹いせに侮辱と暴行を受けまして。 組織の秩序を保つためにも、 同席しながら制止しなかった室員等も含め、連座して処分すべきかと」 副支廠長が片方の眉を曲げて和に問う。 「…それは事実かね?」 「はい。先ほど管財課長がおっしゃったとおりです。必要とあらば居合わせた課員に問い合わせても構いません」 そこに人事課長が眼鏡を拭きながら質問する。 「では、処分を下さねばなりませんが、いかがしましょうか。 詳しくは分かりませんが、室長は戒告、他の室員は厳重注意といったところですか」 ここだ。ここで人事課、そして総務会計局からから主導権を奪わなければならない。 私は、慎重に言葉を選びながら、議論を誘導する。 憤りを混ぜつつも、衷心から述べるような声色。 「ならば、教育局に身柄を預けて頂けませんか? 戒告して始末書を書かせても、ああいう輩は、始末書一枚の重さが分かってません。 性根からたたき直さないといけません。教育上の懲罰が必要です」 軍需生産局長が難渋する。 「しかしィ、今のご時世、労働力は少しでも確保したいもんでねェ…」 「元々生産性の低い連中で、管理コストもバカにならないでしょうし、 さほどの損失にはならないのではないかと。 組織全体の秩序維持を考えれば許容すべき損失では?」 腹の探り合いのようなやりとりが続いた。 冷静を装いつつも、私の心臓は狭心症の発作のように締め付けられる。 総務会計局長でもある副支廠長は、オールバックを掻き上げてうなった。 「ふ~む、なるほどねぇ…」 副支廠長は、このように考えを巡らす。 (面倒なことだ。ついこの間、ムカゴ盗みの非行があったとはいえ、 軍需局の一職員に懲戒処分を下したなぁ…。 総務局人事課からまた軍需局の職員に処分を下すとなると、 軍需局の我々への心証も悪いだろうし…。 教育局で引き取って懲罰をしてくれるなら、 総務局が手を汚さずに、一応、組織全体の秩序も保てるか…。 仮に、教育局の手に余るようなら、そのとき対処すればいい。 あわよくば、それを理由に教育局に貸しを作ることもできるだろう) そして、それはまさに私の読みどおりだったようだ。 副支廠長はこう結論づけて、支廠長に進言する。 「綱紀粛正のためにはやむなし、か。 支廠長、私も学事課長の提案は理にかなうと思います」 「君がそう言うなら問題あるまいよ。それでいい。 軍需局にも特に異論はないね?」 老獪な狸親父どもの狡知に対して、初めて、私は勝利した。 (憎まれ役を買って出た甲斐があったわね ただ、みんながそれを理解してくれるかはわからないけど…) これで、軽音部員を現在の業務から引きはがせる。 なんとか練習だってできるだろう。 私は内心密かに胸をなで下ろしながら、今後の策に思案を巡らせた。 [第12話 終] 12
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/1886.html
【鈴音】 「六花院の破魔巫女が一人、四賀沢 鈴音。霊宝『銀雪天女』『黒曜天女』の継承者として、必ず悪しき魔族を打ち払い、学園に平穏を取り戻して見せます!!」 【鈴音】 腰までのつややかな長い黒髪に雪の様な肌の美少女。部活は体操部、風紀委員に所属している。 【鈴音】 礼儀正しく、真面目で努力家だが、やや頑固なところが玉に瑕。 【鈴音】 氷の霊力を持つ破魔巫女の名門、六花院家が解決した魔物事件の生き残りであり、 【鈴音】 生まれついての強い霊力を見込んだ六花院に養子として引き取られ、破魔巫女としての教育を施され、 【鈴音】 若干18歳で奥義の一つをものにしたことを認められ分家である「四賀沢」の名を与えられ、破魔と鎮護の任を与えられた。 【鈴音】 自分の破魔巫女としての事情を知る幼馴染で同じ学校に通う男の子と最近恋人関係になった。 【鈴音】 学園にはびこる魔を払い、魔人となった恋人の頼人とともに未来を生きる為に戦い続けることを決意している。 【鈴音】 破魔巫女としての霊力は日に日に増し、これまでの功績を認められ本家に伝わる霊宝『銀雪天女』と霊刀『雪解』を与えられる。 【鈴音】 一方で、毎日幾度も行われる頼人の瘴気を鎮める性奉仕と魔物との戦いの中の凌辱で 【鈴音】 その肢体は少女の瑞々しさを持ちながら滴るような濃密な牝の色香を常に纏う男の獣欲のはけ口としての理想像へとなり果てて、 【鈴音】 その心も恋人であり戦友となった頼人に与えられる凌辱と被虐の快感を期待してしまうようになってしまった。 【鈴音】 「……おはようございます///v頼人さん……///vV今朝はどちらで致しましょうか?お口でv?お尻の穴vV?それともおまんこにvV?」 【鈴音】 「全部の穴を使っても構いません///vV私の体は頼人さんに溜まったザーメンと瘴気をコキ捨てる為にあるんですから……///vV♀」 【鈴音】 キャラシートはこちらになります http //www.usagi-o.sakura.ne.jp/TRPG/wiki/wiki.cgi/HC?page=%A1%DA%A4%AF%A4%E9%A4%AF%A4%E9%A1%AA%A1%DB%BB%CD%B2%EC%C2%F4%A1%A1%CE%EB%B2%BB 【鈴音】 久しぶりですがよろしくお願いします! 【鈴音】 ▽ 【GM】 よろしくおねがいします! 【GM】 それでは本日もいつも通り都合のいいハメ穴に頼人が夜の間中 疲れて眠りこけるまで精液を吐き捨てつつ 【GM】 もはや今では繋がりながら眠り 鈴音のお腹をボテらせていく生活を送り続けているのですが 刻一刻と広がり続ける魔の気配 【GM】 既に六つの七不思議を封じ込め 最後の一つ どこの学校にも伝わる魔の13階段へと挑むのです 【GM】 【GM】 ヒロインクライシス くらくら! 「魔の13〇階段」 【GM】 【GM】 夜になり再びの魔の気配が漂う校舎内 【GM】 その気配は魔の13階段と呼ばれる いわくつきの怪談 【GM】 いくどとなくその場所で事故が起こり血を怪談が吸い取るのだとか 【GM】 それ故に生徒も近寄らない階段ではあるのだが・・・魔の気配は近づくごとに誘い込むかの如く濃くなっていく 【GM】 それは二人に発情を催すものでもあり しかし二人はいつ襲い掛かってくるかも知れぬ魔物に集中しようとするのだ 【GM】 ▽ 【鈴音】 「いよいよ最後の七不思議です……頼人さん……」大きくスリットの入った破魔巫女を身にまとい、手には霊宝の剣を握り、傍らに立つ思い人の名を呼び、下腹部に手を当てる。 【鈴音】 破魔巫女装束の白衣は霊宝と一体化してうっすらと透けた羽衣がまとわされ、そしてその下には黒紫の縄が、頼人の手で亀甲縛りのように局部と乳房を絞るように縄打たれ、今すぐにでもこの場でまぐわいたくなるようなみだらな衝動をかろうじて抑えていた…… 【鈴音】 「んくっ///はぁ……///必ず倒しましょう。そうしたら……いえ、何でもないです……///v」霊符越しに縄を食い込ませる秘貝からは白濁した雌蜜が滴り、足元にはぬるりとした水滴が落ちているが、それでもたくさん犯してくださいvなどと言いかけた自分自身を奮い立たせ魔の気配をうかがう…… 【鈴音】 ▽ 【GM】 「後で可愛がってあげるから 我慢しような・・・」 【GM】 そういうと二人は階段に進み一歩 一歩進もうとするのだが・・・ 【GM】 二人の距離が離れていく 一歩上がるごとに気づいた時には1Fと2Fの高さの差が生まれていることに気づいてしまう 【GM】 「鈴音! くそっ!」 【GM】 頼人が叫んだ時には闇の彼方へ姿が消える 【GM】 鈴音は闇の中に囚われ・・・気づいた時には周囲を肉壁で覆われてしまっていることに気づくのだった・・・ 【GM】 ▽ 【鈴音】 「……っ、ここ、は……頼人さんは……」階段の距離が変化した、そう思った時にはすでに周囲は闇に包まれ 【鈴音】 「……っ///不覚……!罠だったようです」周囲は見渡す限り赤黒い肉壁に覆われ、完全に自分が捕らわれてしまっていることに気づく。 【鈴音】 「何とか、空間の突破口を見つけないと……!でも、ふぅっ///この、匂い……っ///やっぱり媚薬毒ぅっ……///ひきゃぁんっ///v!?」空間内を満たす媚薬毒としての力を持つ魔力に開発され切った体がいうことを聞かない。疼く身体をあざ笑うように脚もとから太ももを這うように触手が絡みついて、あられもない悲鳴を上げてしまうのだった 【鈴音】 ▽ 【GM】 では鈴音は目の前の肉壁が動いているように見える 【GM】 それは鈴音 貴方を飲み込もうと食指を伸ばしている 完全にホールドされてしまえばここから二度と脱出できない そんな予感を覚える 【GM】 背後には先ほど上ったような階段が見える その先にはわずかに輝く光が見えた気がした 【GM】 その先まで走り切ればあるいは脱出できるかもしれない 【GM】 ▽ 【鈴音】 「ひ……くぅ……っ!!」蠢き、迫ってくる肉壁、普段昼夜を問わず奉仕している頼人のモノとは違う、それに犯されることを想像し怯えるような声を漏らしてしまったことを恥じ、悔しそうに唇を引き結ぶ。 【鈴音】 「アレに捕まってはダメ……今は、あの先に逃げ込むしかないようですね……」背後にはまるでおあつらえ向きに用意されたような階段。その先に向かって鈴音はヒールの高い巫女下駄を鳴らし、肉付きの良い尻を振って駆けていく。 【鈴音】 これがもっと悪い状況へと向かう、鈴音自身を凌辱処刑するための十三階段だとしても、わずかでも見える勝機と頼人に再会できることをを信じて全力で疾走していく 【鈴音】 ▽ 【GM】 では 戦闘開始です 【GM】 では 魔の bold 130階段 【GM】 では 魔の130階段 【GM】 頑張って登ってもらいましょう 【鈴音】 ひええ!! 【GM】 では逃げ出す鈴音に対して肉壁が足元を掴もうとするのだ 【鈴音】 どうぞ! 【GM】 それは階段自身が絡めとり 動きを封じようとする 【GM】 トラップの先制行動 【GM】 ダメージは発生しない罠だ! しかし鈴音に拘束バステを付与し 【GM】 能動禁止のバッドステータスが付く! 【鈴音】 きゃあ 【GM】 鈴音は目の前に迫る肉壁に抵抗できない! 哀れな獲物をあざ笑うように肉壁は鈴音が逃げ出そうとするのを待っているのだ 【鈴音】 開幕は使えますか? 【GM】 使えます! 【鈴音】 よかった! 【GM】 あ 開幕行動でしたねまずは 【GM】 行動どうぞー 【GM】 1T目は肉壁は待機です 【GM】 2T目から攻撃します 【鈴音】 はい!では開幕で肉壁にホーリーバインドを使います! 【鈴音】 2d6+9-4 魔力で判定します! 【鈴音】 - 2D6+9-4 = [4,6]+9-4 = 15 【鈴音】 拘束の効果もいれて15です 【GM】 2d6+4 【GM】 - 2D6+4 = [5,1]+4 = 10 【GM】 かかりました! 知力は低いんだこのこ 【GM】 では 突破はできるので頑張ってください 【鈴音】 せめてもの抵抗として氷で足止めをしつつ、突破判定します! 【鈴音】 2d6+9+2 魔力で突破判定!タクティカルアイの効果が入るのと、ガーディアンコートの効果で拘束の効果が無効になります! 【鈴音】 - 2D6+9+2 = [5,3]+9+2 = 19 【鈴音】 19段のぼりました! 【GM】 はいはーい ちなみに拘束以外はこいつ他に害がないのでトラップ 【GM】 次のターンの開幕はホーリーバインドですよね? 【鈴音】 「んうっ……///v足に絡みついて……っ!」 【GM】 -4もらっておきまする 【鈴音】 はいです! 【鈴音】 クリトリス並みに敏感な太股にまとわりつかれながらも駆け上っていく……! 【GM】 ではこちらの開幕行動 【GM】 プレグナンシィ 【GM】 ポーンユニットを一体召喚しまする 【鈴音】 ひゃー!? 【GM】 毎ターン増えていって対処できなくなるよ☆ 【鈴音】 大変! 【GM】 では肉壁の行動ですね 【GM】 鈴音のほうが 肉塊よりも先なんで肉壁→鈴音→肉塊z 【鈴音】 はい! 【GM】 では補助でクラッシュ 能動でサモンテンタクラー 【鈴音】 軽減できない! 【GM】 クラッシュは 受動のダメージ減少効果が6点になりまする 【鈴音】 きゃぁ 【GM】 2d6+8+11 【GM】 - 2D6+8+11 = [4,4]+8+11 = 27 【GM】 27ダメージ 【鈴音】 バリアスフィアで6点軽減して21点を胸APで受けます! 【GM】 了承! 【GM】 ではアクトはありますか 【鈴音】 そしてクライシスアクトは<魔性の果実>を使用して突破判定に挑みます! 【GM】 こいこい! 【鈴音】 4d6+9+2 ポテンシャルでCP2点を使って魔力で突破判定!! 【鈴音】 - 4D6+9+2 = [5,1,6,3]+9+2 = 26 【鈴音】 あひぃんv 【GM】 26! 【鈴音】 霊蜜ミルクのたっぷり詰まった重量級おっぱいを揺らし、触手に破魔巫女装束をはだけられながらも息を切らせて階段を登る、登る 【GM】 懸命に逃げる鈴音を遊ぼうよ 遊ぼうよと 【GM】 次々と押し寄せる小型の肉塊が体当たりを仕掛けてくる 【GM】 フルスイング! 【GM】 2d6+10 【GM】 - 2D6+10 = [2,1]+10 = 13 【GM】 こっちは防御できますね 【鈴音】 残りのMP5点でこちらもバリアスフィアで防御!13点丁度防ぎました! 【鈴音】 間違えた15点まで軽減できます! 【GM】 りょーかい 【GM】 あ -4だから 【GM】 4点胸回復しておいてくだち! 【GM】 補正忘れてた顔 【鈴音】 「今は、少しでも早く……早くぅっ///」身をかわしながら登る、肉壁と、子宮から這い上ってくる疼きからも逃れようとするように 【鈴音】 了解です! 【GM】 では 開幕どうぞー 【GM】 こちらは再びブレグナンシィ 【鈴音】 ホーリーバインドを宣言します! 【GM】 OK-4される 【GM】 では 肉壁の攻撃 【鈴音】 はい! 【GM】 2d6+8+11-4 【GM】 - 2D6+8+11-4 = [2,6]+8+11-4 = 23 【GM】 23点! 軽減は6まで! 【鈴音】 軽減はせずに胸APで受けます!これで胸APは0! 【GM】 アクトどうぞー 【GM】 それ+突破判定も 【鈴音】 アクトは<理性の牢獄EX><特殊な性感帯:太股>を使います! 【GM】 りょーかーいにゃんv 【鈴音】 【鈴音】 【IV】3【HP】41/41【MP】14/14【胸AP】00/32【腰AP】32/32【その他AP】01/01【CP】00/07【SP】61+4/04【CA】03/08:<魔性の果実><理性の牢獄EX><特殊な性感帯:太股>【BS】[ミルク][発情][拘束]※ガーディアンコート効果中 【鈴音】 そして獲得したCPをポテンシャルにぶっこんで突破判定! 【鈴音】 7d6+9+2 いっけー! 【鈴音】 - 7D6+9+2 = [3,3,1,6,6,5,6]+9+2 = 41 【GM】 おおいたいいたい 【GM】 であであ 【GM】 鈴音ちゃんに肉塊ダブルアタック 【鈴音】 かもん! 【GM】 2d6+10**2 【GM】 - 2D6+10 = [5,3]+10 = 18 【GM】 - 2D6+10 = [1,2]+10 = 13 【GM】 18と13 【鈴音】 二回ともバリアスフィアして15点軽減!3点だけ腰にもらいます! 【鈴音】 そして<隠された扉EX>を使用します! 【GM】 ういっしゅ 【GM】 では次のターン 【GM】 再びの生産作業 【GM】 では再びの肉壁アタック 【GM】 2d6+8+11-4 軽減6まで補正アリ 【GM】 - 2D6+8+11-4 = [3,3]+8+11-4 = 21 【GM】 21点 【鈴音】 21点そのままいただきます! 【鈴音】 腰APのこり8点! 【GM】 OKOK アクトはあるかな? 【GM】 鈴音ちゃんの突破判定も添えて 【鈴音】 アクトは<尻穴奴隷><射乳EX><官能の指先>を使用します!これで七個! 【鈴音】 もう一回CPを5点ポテンシャルに突っ込んで突破判定します! 【鈴音】 7d6+9+2 魔力で突破! 【鈴音】 - 7D6+9+2 = [1,5,4,6,1,6,6]+9+2 = 40 【鈴音】 たりない!! 【GM】 後4か・・・ 【鈴音】 『ここで堕ちて一緒に三人で犯し合うのもいいものじゃない?』『きっと気持いいわよv?』 【GM】 肉壁がシャベtッタアアア 【鈴音】 「ちがうっ……私はそんなこと考えてな……ひぅうぅんっvV」魔力に満ちた空間ゆえか、鈴音のもう一人の心、淫らで快楽に屈した心が半分実体して傍に付きまといながら、階段を上る鈴音のよく知っている体の弱点をなぶるように愛撫していく、 【GM】 では肉塊の3点アタック 【鈴音】 かもん! 【GM】 2d6+10**3 【GM】 - 2D6+10 = [1,4]+10 = 15 【GM】 - 2D6+10 = [2,1]+10 = 13 【GM】 - 2D6+10 = [1,2]+10 = 13 【GM】 やるきがない 【鈴音】 13点の2回目と3回目をバリアスフィアで防いで15点もらって腰AP0に! 【鈴音】 乳房からは燃料漏れを起こしたようにミルクをぷしvぷしvと噴き、階段の上にぼたぼたと粘度の濃い本気汁をこぼし、後ろから見上げる肉塊に媚を売るように尻を振って、それでも、ふるえる膝で何とか残り4段まで登りつめるが…… 【鈴音】 アクトはここでは使いません 【GM】 りょーかーいv 【鈴音】 残りはHPダメージが条件なのです……v 【GM】 であであ 【GM】 次のターン 再びの産みだし 【GM】 では最後のターンかなこれで 【GM】 肉壁の攻撃 【鈴音】 おそらく…… 【GM】 クラッシュではなくしたたる毒液 【GM】 まあフレーバーですわよ 【鈴音】 ひゃーv 【鈴音】 とてもすてきvV 【GM】 2d6+8+11-4 【GM】 - 2D6+8+11-4 = [1,5]+8+11-4 = 21 【GM】 あ クラッシュも一緒につけれたわ 【GM】 軽減6までねー 【GM】 その他APがなくなるまでBSを無効化だけどこれって破壊された瞬間にBS突くのか案件 【鈴音】 その他APしかないのでそのまま受け止めてその他AP0に!そして封印されていたBSが機能し始める!! 【鈴音】 その他APが0になった瞬間からBS効果があると私は思っています 【GM】 ういであ 【GM】 欲しいBSある? 【鈴音】 盾とかニーハイとかでその他APをもっと持ってたらそれがなくなるまでかな 【GM】 こっちが決めるらしいけど 【GM】 尿意でもつけましょうか 【鈴音】 ミルクと催淫と拘束が今手元にありますので尿意でよろしいかと 【鈴音】 アクト使用はありません 【鈴音】 そしてこのまま拘束が乗った状態で突破判定を試みます 【GM】 OKOK 【鈴音】 くだいすさんが戻ってきたらだいすふりまする 【GM】 OKOK 【GM】 2d6 【GM】 - 2D6 = [4,1] = 5 【GM】 判定どうぞー 【鈴音】 2d6+9+2-4 拘束込みで魔力で突破! 【鈴音】 - 2D6+9+2-4 = [5,2]+9+2-4 = 14 【GM】 では突破! 【GM】 では鈴音はギリギリのところで 脱出することができた 【GM】 しかし肉壁の呪いかあるいはしたたる毒液か 【GM】 鈴音は快楽と共に尿意を感じてしまっていた 【鈴音】 快感と甘イキでふるえる膝を引きずるように残りの4段を登ります 【GM】 周囲を見渡すと鈴音が飛び出した先はとある部屋 なにやら大きな机と高そうな椅子も備えてあり・・・力尽き果てた男が目の前で座っていた 【GM】 トロフィーやら 格言など・・・どこかで見覚えがあるような・・・ そして鈴音は部屋の隅にある扉にいとおしき男の姿を見る それはまごうことなき頼人の姿で・・・ 【GM】 しかし 鈴音に対し渾身の一撃を叩き込むのだった 【GM】 この攻撃で終了です 【鈴音】 頼人さんが!! 【GM】 2d6+15+15+1 フルスイング クラッシュ 【GM】 あるぇ 【鈴音】 2d6 【鈴音】 おや? 【GM】 暫く待つかー 【鈴音】 そうですね 【GM】 ちなみに最低で33ダメージ 軽減6 【GM】 耐えれるよね? 【鈴音】 HPは41あるので大丈夫だと思います! 【GM】 なるほどぉ キング級でも耐えれるんだな 【鈴音】 一撃だけならね……?(ふるえる 【GM】 まあでも ダイス最大値でも 【GM】 43だからギリ耐えられるね 【GM】 最大値出たってことでいいかな! 【鈴音】 はいです! 【GM】 じゃあ進行させるね 【鈴音】 了解です! 【GM】 その一撃は鈴音を昏倒させるに等しい一撃だった 【GM】 かろうじて鈴音は防御結界を張ることで耐えることはできたが・・・ 【GM】 一体頼人はどうなってしまったのか! 【GM】 次回に続く 【GM】 ってことで大盤振る舞いだ 【GM】 あ クライシスアクト使います? 【GM】 (ここまでHPにダメージが入らなかったことが誤算だった) 【鈴音】 ではせっかくなのでクライシスアクトで<つけられた種>を宣言します! 【GM】 50+50+40+CP 経験値 【GM】 ミサスマは4 名声+1 【GM】 おっけい 【鈴音】 獲得CPは19点で獲得したSPは12点なので経験点159点とミアスマ4+6点戴きました 【GM】 これでレベル5かな 【鈴音】 レベル5になりました 【鈴音】 こんなレベルまで遊んでいただけるとは思っておらず感謝の限りです 【GM】 では次はエロ描写ですねぇ 【GM】 続きはまたやりましょう 【鈴音】 はいです! 【GM】 【鈴音】 あ、それとつけられた種のぶんの妊娠チェックを 【GM】 ヒロインクライシス くらくら! 「魔の130階段 そして迫る魔の手」 【GM】 どうぞー 【GM】 くそよわ抵抗でもくそつよ抵抗でもいいよ 【鈴音】 体力で抵抗してみます。妊娠したら初体験の時の子ということにしてもらえたらありがたいです 【鈴音】 2d6+3 体力 【鈴音】 - 2D6+3 = [4,3]+3 = 10 【鈴音】 丁度で抵抗した! 【GM】 ・・)おめでとう 【鈴音】 おしかった 【鈴音】 ありがとうございます!今日もとても楽しかったのです! 【GM】 ・・)ちなみにここに調教刻印というのが 【鈴音】 ありますね 【GM】 判定にー8できるけど 【GM】 ・・)妊娠もできるよぉ 【鈴音】 妊娠しちゃおうかな……v 【GM】 では受け入れるなら 【GM】 CP+1ですね 【鈴音】 わーいv 【GM】 抵抗しないのであればだけどv 【GM】 では 鈴音ちゃんは妊娠しました 【鈴音】 前のCCでも妊娠する感じのがあったしここでついにデータ的にも晴れて赤ちゃんが! 【鈴音】 ありがとー 【GM】 おっちゅおっちゅv 【鈴音】 またご予定会いましたらあそんでいただけると嬉しいです! 【鈴音】 おつかれさまでした、おやすみなさい!またね!
https://w.atwiki.jp/sinbunkijimatome/pages/21.html
12.情報・ネット・ケータイ 12.情報・ネット・ケータイインターネット ケータイ 携帯電話 情報社会 著作権 ネットいじめ ネット問題 メディア 闇サイト 有害サイト インターネット ネットの書き込み自治体が監視続々(21.6.27 毎日) 18歳未満被害のネット犯罪「非出会い系」に移行(21.4.10 山陽) ネットの見張り役に注目 活躍するサイトパトロール ケータイから被害拡大(21.3.7 朝日) 18歳未満の犯罪被害 「非出会い系」も温床(21.2.20 朝日) 匿名ネット踊るウソ タレントブログ中傷18人摘発 書き込み罪悪感なし(21.2.6 朝日) ウイルス封じ試行錯誤 作成した院生逮捕 好奇心、巧妙に突く 新種続々いたちごっこ(20.1.25 朝日) 音楽を主にどんな形で手に入れていますか? より問われる楽曲の「質」 音楽媒体 (19.6.16 朝日) ネット番組も規制対象 現行テレビ並みの放送実現すれば(19.6.20 朝日) ヤフー、違法状態解消へ 動画投稿サイト 音楽の著作権料支払い ウィキペディア書き換えなぜ判明 コンピュータの「住所」手がかり(19.10.18 朝日) ネット上の著作物、複製できる? 家庭での利用、「例外」として合法 著作権(19.12.28 朝日) 児童77%パソコン使用 携帯高校生ほぼ普及 有害サイトへアクセス心配(19.7.7 山陽) 2ちゃんねる”暴走” 「違法」書き込み削除せず(19.5.22 朝日) 子どもがおちいるインターネット・ケータイの落とし穴 ケータイ安全に使おう ネットの良しあし伝えて 出会い系サイトに関連した事件の検挙件数と被害者数の推移(18.10.31 朝日) インターネット 仮名でも発言は自由 他人傷つけ卑怯 自律的ルールが重要 最近の携帯の使い方は異常 メールは濃密な関係を示す 規制より教育(19.1.26 毎日) ネット調査信頼できるか 有権者縮図とズレ 本音を拾う利点も(18.10.6 朝日) パソコン・携帯電話はからだに悪い? 電磁波と健康 電磁波過敏症(17.10.10 高校生新聞) ケータイ 携帯電話 携帯依存が低年齢化(21.5.14 山陽) パートナーの携帯、のぞき見したことある?(21.5.16 朝日) 携帯電話の持ち込み禁止 対応分かれる県立高(21.5.22 山陽) 携帯トラブル中高生65%(21.2.26 山陽) 中高生ケータイ"依存"鮮明 (21.2.26 朝日) 子のプロフ親知らず 高2の44%公開 認識16%(21.2.26 毎日) 6割チェーンメール経験 高2「授業中携帯」2割 フィルタリング進まず(21.2.26 毎日) 携帯@高校 自分で作法 授業前箱に入れ鍵 必要性調査、解禁へ(21.2.20 朝日) 携帯持ち込み禁止小学校87%中学校95%高校16% 全国平均7-3ポイント下回る(21.2.19 山陽) 携帯電話「学校で禁止」 「困る」「不要」議論熱く グラフ:1日の携帯電話の使用時間が3時間以上の児童生徒の割合(20.12.12 毎日) 最新携帯盗難相次ぐ ネット転売目的か(20.12.2 山陽) 携帯サイト運営者 監視強め認定取得 フィルタリング強化に対応 有害性排除アピール(20.10.6 毎日) ケータイ持つ前に情報モラル教育を 安全な「使い方」習慣づけは家庭で グラフ:携帯電話を持っている割合(20.9.29 毎日) 子どもの携帯電話 「校内は禁止」「機能限定」文科省例示、指針促す(20.9.21) 携帯メル友 5人以上「顔知らない」 中2の10人に1人 グラフ:子どもの携帯メール相手(20.5.16 山陽) トンネル内で携帯通信 屋内アンテナを共同設置 新幹線のトンネルでも携帯が使える(20.2.11 朝日) 「白ロム」携帯詐欺横行 自分のチップ差せば使える 最新機契約、踏み倒し転売(20.1.27 朝日) 「携帯でつらい思い」高校生の4割 親の危機意識も低く(20.1.19 山陽) 電波は体に悪いの? 「見えないから不安」応募殺到 熱・がん・脳・・・現状は「問題なし」 未解明の作用・症状、調査は必要(19.9.30 朝日) 20代の8割、携帯が辞書 10,30代でも6割超(19.9.8 毎日) ケータイ術 中高生流 メール「お作法」を聞く(19.8.26 朝日) 1円端末本当にお得? 奨励金で値引き、長く使うと損 利用料上乗せやめ分割払いに 電話機購入と通信契約別々に(19.7.22 朝日) 迷惑メール規制強化 出会い系被害防止 受諾者のみに送信 迷惑メール防止法(19.7.18 山陽) 携帯「飽和」時代の戦略は? 長期契約の優遇に力 ドコモ関西・有村正意社長 第3世代、地域を拡充(19.7.19 朝日) 携帯「通話ほぼゼロ」44% メール・ネット利用 電話5分未満5割(19.7.22 朝日) メール感覚小説「発信」 航海100万作品続々書籍に 直接届く感想、話の流れも左右 いまや筆記用具、リポートも作成 ケータイ小説(19.8.12 朝日) 学校とメールは別の顔 相手に合わせて「わたし」を発信 空気読めねば排除される不安 「依存」自覚親に預けて強制隔離(19.8.26 朝日) 所変われば使い方様々 携帯の使い方に見るお国柄 欧米、近視かOKか車両で分離 有害心配より「見守り役」に軍配 中国テレビ局、メール投票で収入(19.9.23 朝日) 携帯使用の事故じわり増加 県警「規範意識の薄れ」 道交法改正から3年 施行前3年よりは半減(19.11.6 朝日) 携帯メール、絵文字と高感度アップの関連は・・・ 男女で微妙な違い 大阪外大・鈴木さんの卒論(19.3.9 朝日) 「0円」格安携帯電話の仕組みは・・・ 割高通信料に転嫁 利用者負担→端末代金へ「流用」(19.5.5 毎日) ケータイ使用「1日2時間超」 高校生3割、中学生1割(18.7.2 朝日) 子どもに安全な携帯電話 子どもがはまりやすい携帯電話のわな(17.7.23 朝日) 長時間使用、不調原因に 高校生の9割が携帯所持 テレビの見すぎも問題(17.415 山陽) 情報社会 NTTや全日空で相次ぎシステム障害 NTTや全日空で相次ぎシステム障害 1字の打ち間違いが発端(19.6.1 朝日) ネット社会 情報モラル教育必要(19.5.2 朝日) 暮らしにIT リストバンド型センサー 会話ロボット 静脈認証システム(18.1.25 朝日) 著作権 世界進出挫折で転落 小室容疑者逮捕(20.11.5 毎日) 小室容疑者逮捕 詐欺事件を巡る資金の流れ(20.11.5 毎日) 小室哲哉氏逮捕へ 5億円詐取容疑 全806曲著作権譲渡偽り(20.11.4 毎日) 34曲著作権を二重譲渡 小室哲哉氏逮捕へ(20.11.4 毎日) ネットいじめ ネット問題 「学校裏サイトリンク集」開設 教師、保護者がチェックを(20.11.21 山陽) 裏サイト被害高校生の1割 岡山県教委携帯利用調査 学校対応遅れ懸念も グラフ:学校裏サイトなどでの中傷や嫌がらせの割合(20.4.19 山陽) 学校裏サイト3万8260件 「キモイ」中傷半数 「殺す」暴力表現27%(20.4.16 毎日) ネット汚染 いじめ 学校対応をもあざ笑う(20.1.11 山陽) ネット汚染 迷走する子どもたち 飛び交う過激な誹謗・中傷 岡山県内の小学校高学年~高校の携帯電話、パソコンの所有状況 インターネット上の誹謗や中傷の相談(20.1.1 山陽) 私を嫌う誰かがいる 掲示板(20.1.7 山陽) 匿名なら何でも書ける 学校裏サイト(20.1.8 山陽) 表面化せず広がる中傷(20.1.10 山陽) 「匿名性問題」と法制化 韓国 利用者の実名登録制(19.6.12 毎日) 父の訴え全米に 電脳の悪意13歳自殺 10代の半数被害 32州「いじめ防止法」 SNS禁止の学校も 日本でも拡大、対策後手(19.6.4 毎日) 学校裏サイト 管理人を書類送検 中傷放置の疑い(19.4.28 毎日) メディア 視聴スタイル多様化加速 屋外では端末進化、いつでもどこでも 屋内ではPCで番組、テレビでネット接続 今後は「みんな見る」から「選ばれる」へ(20.3.23 朝日) 視聴率重みと限界 どう活用、見る人の好み探り番組に反映 調査は無作為で抽出、録画計測せず 今後は満足度測る新しい指標模索も(20.2.10 毎日) NHKめざす姿は 現状は不祥事で減収・進む視聴者離れ 首脳陣一新、経営計画練り直し 英国ではBBC大規模リストラの苦境(20.2.3 朝日) ネット配信、放送変える 高画質いつでも1本315円 米欧は機器普及人気ドラマも翌日に 各局はCM減収気がかり民放及び腰(20.1.27 朝日) 再現ドラマでも処分? テレビ捏造問題で放送法改正案 表現・報道の自由が心配(19.4.6 朝日) au着うたフル1億曲突破 CDシングル売上高抜く(19.2.27 産経) 放送法改正案に対抗 自主規制強化で介入阻止 BPO(放送倫理・番組向上機構)の検証委新設(19.5.14 毎日) アニメ離れする子ども ゲーム機普及や塾通いで加速 視聴率下降、番組撤退続く(19.4.12 山陽) ネットに揺れる放送局 「地域制限の撤廃を」 テレビ番組が地域や国境の壁を越える(日付不明 朝日) 闇サイト 有害サイト 有害サイト探し連携(21.4.3 山陽) 携帯電話のフィルタリングって? 有害サイトを遮断 18歳未満が対象 図:携帯サイト閲覧制限の2方式(20.4.23 朝日) 犯罪うごめく闇サイト 匿名で安易な利用 児童ポルノ・薬物売買・殺人請負 書き込み段階罪問えず 踏み込めぬ法、悩み各国共通(19.9.6 朝日) 迅速、匿名、犯罪を助長 共犯募り10時間で実行 規制に限界、ネット教育を(19.12.31 山陽) 韓国 歯止めなき性情報 9歳児が掲示板運営(19.6.5 毎日)
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1621.html
雨が降っていた。 空がそうそうに暗くなり、どしゃ降りに埋もれて行き場を失った俺は、妹紅の家に厄介にならざるをえなかった。 女の子の家で一夜を過ごすというのは躊躇われたけど、外がこれではどうしようもない。 気楽に了承してくれた妹紅から手ぬぐいを受け取って、俺は囲炉裏のそばに腰を下ろす。 デスティニーがメンテナンス中なのが恨めしい。 あれがあれば、すぐにでも守矢神社にとって返す事が出来るのに。 しばらくして、雨漏りを調べ終えた妹紅が向かい側に座った。 二、三他愛無い言葉を交わしてからの、少しばかり長い沈黙。 普段は気の合う友達同士といった感じで会話がどんどん続いていくのに、今日はどうも様子がおかしい。 気になって、声をかけようとした時だった。 「シン、不老不死の力が欲しくはないか」 幻想忘戦録 外典 『永久』 ―――――それは、唐突な誘惑だった。 ふっと湧き出たような言葉じゃない。 偶に会って軽い冗談を言い合っていた時とは、口調も顔つきも違う。 彼女は、共に永遠を生きる仲間にならないかと、真剣に俺の事を誘っていた。 「妹紅?」 「・・・いや、冗談だよ。他愛無い冗談だ。忘れてくれていい」 冷え込んだ雰囲気をかき消すように、私はわざと大げさに笑って見せる。 ほっとしたような彼の表情。 それを見て、ああやっぱりと思ってしまう自分が憎らしかった。 死は、救いではない。 生は、地獄ではない。 そんなことはとうに分かっていた。だが、それでも思わずにはいられない。 永遠の生は、牢獄だと。 訪れない死は、拷問だと。 愛も憎しみも時間の前では無力だ。何もかもが波間に消えて、後には燃えカスも残らない。 記憶さえももおぼろげにかすんで、やがては思い出せなくなる。 私が彼に抱く感情も、いつか悲しみに変わる時が来る。 それが、たまらなく、怖かった。 誰しもが私を老いて去って逝く。 生を紡いで、死を迎え、何かを次に残しながら。 羨ましいと何度思ったろう。妬ましいと何度呪ったろう。 私はそうはなれない。 幼かったころのたった一度の過ちで、私は全ての生を失ってしまったから。 自分でまいた種である以上、誰かを怨むのは筋違いだ。 それでも、時に胸を掻き毟りたくなるような寂しさに襲われるのは自分ではどうしようもない。 輝夜では駄目だ。永琳でも駄目だ。 慧音には里の人間達がいる。 だから、苦痛を癒してくれるのはいつも同じ顔。 私を支えてくれる彼にずっと一緒にいて欲しい。 私が愛した彼に永遠に隣にいて欲しい。 私を人に戻してくれる彼に心をゆだねさせて欲しい。 憎まれてもいい。相手にされなくてもいい。 ただ、私を知っている人が、私が心に想う人が生きていてくれるだけでいい。 それだけで、私は救われる。 果てのない旅路を進むのが一人だけではないと自分を慰める事ができる。 でも、それはエゴに過ぎないから、私は笑ってごまかした。 力が欲しいと願う彼に、情欲で包んだ毒を盛りつけるなんて 私は、こんなにも卑怯な女だっただろうか。 「さて、濡れた服を乾かさなきゃならないし、裏に行って薪を取ってくるよ」 「・・・なあ、妹紅」 「ん? シンは来なくていいよ。私だけで・・・」 「自分を責めるのはやめろ。あと、謝るとかもしなくていい」 「・・・え? な、なんだよシン。私は別に・・・」 「魔が差すことだってあるさ。 “人間”ならきっと誰だって」 永遠を生きると言う事がどういう事なのか、俺にはよく分からない。 その答えが出せるのは、たぶん永遠を生きてる奴だけなんだろうと思う。 けれど、もしも俺が永遠を生きられるとするならば 持てる全ての時間を、『戦争のない世界』のために使う事が出来たなら。 その力で、二度と訪れる事のない後悔をあざ笑う事が出来たなら。 俺はきっと、悪魔にも魂を売るだろう。 だから彼女の言葉を聞いた時、(妹紅は気付かなかったけど)内心は自分でも可笑しくなるくらい動揺していた。 永遠の時間があれば何だってできる。死ななければどんな無茶だってやれる。 知識だって、権力だって、資金だって、いくらでも貯め込める。 無様な敗北は永久に訪れない。 かつてロゴスがそうしたように、今度は俺の手で世界を動かすことも不可能じゃない。 どんな権力者も、為政者も、独裁者も届かなかった“不老不死”という絶対の力。 死なないのが怖くないと言えば嘘になる。自分が人間じゃなくなる恐怖だって確かにある。 けど、そんなものは今さらだ。 多くの命を奪った俺に、メサイア攻防戦で一度死んだ俺に、幻想郷で得た二度目の生を生きる俺に、 穏やかな日常を過ごすしかない俺に、そんなものは“いまさら”だ。 死んでいった仲間のために、今度こそ『戦争のない世界』を。 無念のまま朽ちていった戦友のために、今度こそ『永遠の平和』を。 ひた隠しにしていた力への執着が蘇ってきた。 口惜しいと囁く声が俺の背中を突き飛ばし、もっと力をと嘆く声が、喉元までせり上がった。 うなずきかけた。欲しいと叫びかけた。 だけど、俺はどうしても、妹紅の誘惑に答えることができなかった。 何故かは、わからない。 いや、本当は、わかっていたのかもしれない。 『シン、不老不死の力が欲しくないか』 そう言った彼女の顔は、真剣で、まっすぐで、あまりにも悲しそうだった。 今にも泣きだしそうなくらいに震えた声だった。 俺の知らない何かに追い詰められているような眼だった。 永遠を生きる事の意味は、永遠を生きなきゃならない彼女にしか分からない。 不滅の命を持たない俺はその苦しみを何一つ知らないし、分かってあげることもできない。 だけど、彼女がこれまでずっと一人で抱え込んで、十二分に苦しんできたことだけは異邦人の俺だってわかるつもりだ。 誰よりも永く生きながら、誰よりも人間である事に執着する彼女。 人を拒み、無人の竹林に籠ながらも、誰かがいなくなる事に極端に脅える彼女。 宿敵と殺し合う事でしか己を保てず、宿敵としかわかりあえない世界にいる彼女。 だから、俺は答えることができなかった。 信頼している友達を自分と同じ苦しみに引きずり込んだなどという業を、彼女に背負わせるわけにはいかなかった。 彼女が後悔する事が分かり切っている選択肢を、選ぶわけにはいかなかった。 眠りを知らない過去に苦しんでいた頃、それは甘さだと戦友に言われた。 それでは何も守れない。“過去”を乗り越えて“未来”のために戦えと。 討つべきものを討たなければ、本当に守りたい者も守れないと。 その言葉に従うなら、俺は躊躇なく“蓬莱の薬”を飲むべきなんだろう。 成長していないと、自分でも思う。 もしかしたら、ありえたかもしれない平和への可能性を自分で摘んでしまったのかもしれない。 それでも・・・今目の前で苦しんでいる女の子を見捨てられないのが甘さだとしても、俺に後悔はなかった。 あえて踏み出さない事で守れるものもあるのだと、俺はこの幻想郷で学んだのだから。 「だから、気にするなよ」 「でも、私は不老不死で・・・もう蓬莱人だから・・・」 「そうやってうじうじ悩むのが“人間”である何よりの証拠だ。妖怪の連中を見てみろよ。 自分を悩ませてる奴を全てふっ飛ばして終わらせようとする奴らばっかりじゃないか」 「・・・」 「うまく言えないけど、一人で悩んだって答えなんかでない。俺なら結構暇な時も多いし、 寂しくなったらすきに呼んでくれればいいから」 「・・・うん」 「だから、抱え込むのだけはやめてくれ。俺も、一人の辛さはわかってるつもりだ」 「うん」 彼は、何に対して謝らなくていいと言ったのか。 力に飢えた獣の前で、餌をちらつかせるような卑劣な真似をした事か。 それとも、自分から話を振っておきながら、怖くなって自分で勝手に終わらせてしまった事か。 はからずも許されてしまった私には、その真意を知る事は出来なかった。 でも、伝わってきた。 彼の不器用な思いやりと言葉にこもった暖かさ。 慧音に貰ったものと同じ、苦しみを和らげてくれるもの。 心の底から望んで、ずっと手に入らなかったもの。 「シン」 「?」 「夕御飯、食ってくだろ」 そう、考えて見ればお粗末な話だ。 終わりのない苦しみを一番分かっている私が、その輪廻に愛した人を巻き込むだなんて後悔するに決まってる。 もしかすると、彼には最初からわかっていたのかもしれない。 この想いが、永遠からくる寂しさと孤独からくる苛立ちがもたらした、一時の気の迷いだった事を。 わかっていて許すと言ってくれたのかもしれない。 最後まで言葉を繋げられずに、冗談だと言ってごまかして、自分を卑怯だと罵った私を。 いつか、彼の事を想い出にして、だんだんと忘れていく日が来るのかもしれない。 過去を振り返って今日という日を後悔するかもしれない。 あの時、無理やりにでも、騙してでも、蓬莱の薬を飲ましていればと。 だけど・・・ 「・・・妹紅が作るのか」 「なんだよ、その嫌そうな面は」 「前みたいにおこげしかないご飯なんてごめんだからな」 「うぐ! ひ、火加減さえ間違えなきゃ美味しく作れるんだよ」 「成功率が三割以下じゃないか! いいよ俺が作るから」 「やだ。客人にご飯作られるわけにはいかない」 「俺の胃の心配をしてくれ!」 それまでは、こうしているのも悪くない。 不思議と、私にはそう思えた。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3393.html
前ページ次ページS-O2 星の使い魔 朝焼けの学院にて対峙する少年と少女。 金髪の少年は剣を構え、眼鏡の少女は杖を携え、 互いに円を描くようにすり足で間合いを計る。 少年が詰めれば少女は退き、少女が右へ足を運べば少年もそれに続く。 そんな睨み合いがどれほど続いただろうか。 不意に気まぐれな風が微かに眼鏡をずらし、少女の視界を歪ませた。 その隙を見逃さず、少年は無言で大地を蹴る。 相対する眼鏡の少女は、アクシデントも関係ござらぬとばかりに冷静に一歩後ろへと跳び退り、 抑揚の無い声で詠唱を完成させ、背丈よりも大きな杖から無数の氷の刃を撃ち出す。 一つ目、右に小さくステップ。 二つ目、脇腹目掛けて飛んでくる氷を剣で叩き落す。 三つ目、身を屈めてやり過ごし、その反動を利用して前方へと跳ねるように加速する。 氷塊を潜り抜けるたびに容赦無く冷気が襲い掛かり、 吹き付ける吹雪は全身から熱を急速に奪い取ってゆく。 ほんの数メイルの距離が、恐ろしく遠い。 そしてそんな焦りをあざ笑うかのように、五つ目だか六つ目だったか、 直前の一発の影に隠れて軌道を読みきれず、大きくバランスを崩してしまった。 まずい、しくじった。そう思ったときにはもう遅い。 「がっ……!」 眉間に氷塊の直撃を受け、もんどりうって吹っ飛ばされる。 辛うじて受身を取って体勢を立て直すが、その隙を見逃すほど相手は甘くはない。 一瞬にして間合いを詰めた少女の顔が、接吻できそうなほど近くにあった。 「……」 「……」 右手に携えた杖の先は寸分違わず心臓に突きつけられている。 完敗だ。そう顔に書いて少年は全身を脱力させる。 かじかんだ両手から剣が零れ落ち、からん、と乾いた音が鳴った。 「参ったよ、タバサ。これで4連敗かぁ」 「筋は悪くない。これほど早くウィンディ・アイシクルをあれだけ掻い潜れる人間はそうは居ない」 タバサの言葉にクロードは苦笑する。 クロード自身、タバサの実力も、彼女がお世辞を言うような人間ではないことも重々承知している。 だが、だからと言って自分よりも頭一つ以上も小さな女の子に負かされ続けるのはあまりいい気分ではない。 何しろ、まだ彼女から一本も取れていないのだ。 「だったら俺を使えば良いじゃねーかよぅ」 「タバサを殺す気かよ! ……う~寒っ」 懐で文句を垂れるデルフを宥めつつ、 指をこすり合わせて息を吐きかけ、冷え切った体を温めるクロード。 何度か組み手を繰り返すうち、いくつか解ったことがあった。 まず、発現する力はクロードの精神状態によって大きく変化するということ。 ギーシュを相手にデルフを使った手加減抜き・実戦形式での組み手の際には、 明らかにフーケのゴーレムを相手にした時よりも動きが悪かった。 どうやら実戦の緊迫感の中でこそ本領を発揮する能力であるようだ。 とは言え、それでも7体のワルキューレを膾切りにするのに数分とかからなかったのだが。 第二に、ガンダールヴの力は実戦用のもの、すなわち殺傷力のある武器でなければ発動しないらしいと言うこと。 逆に、ちゃんとした武器であれば種類を問わずに発動するのは、以前に武器屋で試した通り。 あらゆる武器を使いこなす、と言う触れ込みは伊達ではないようだ。 ちなみに、クロードがこの組み手で使っているのは、錬金で作ってもらった頑丈なだけの模造刀である。 そして最後に、この力はクロードの意思に関係なく、武器を手にしたら自動的に発動してしまうということ。 つまり、自分の意思でコントロール出来るのは力だけで、 発現そのものをコントロールすることは不可能だと言うことだ。 ガンダールヴとデルフリンガー。 異世界であるハルケギニアに召喚され、ひょんなことから手にした強大すぎるほどの力。 今の自分が、これだけの力を扱いうる人間足りえているだろうか。 体力、技量、覚悟─────正直言って、何もかもが足りていないとクロードは思う。 今の自分では、デルフを殺しの道具としてでしか扱い得ないだろう。 フーケの時には相手があまりに強大だったこと、そして何より相手が生物ではないゴーレムだったことから、 がむしゃらに戦い、この力を存分に振るうことが出来た。 だが、生身の人間を相手にしたときに、この力を使えばどうなるだろうか。 どう考えたところで、加減が利かずにオーバーキルになるのが関の山だ。 大切なものを守るためには手を汚さなければならないこともある。 軍人としてその程度の理屈は理解しているつもりだ。 だが、それはあくまで止むを得ない場合に限定しての話であり、好んで人斬りをしようというわけではない。 人道的にも感情的にも、避けられる被害は避けるべきだ。 そもそも、人を傷つけることに抵抗を持たない人間などそうは居ない。 むしろ、そういった人間たちから自分の身を、大切な人たちを、そして見知らぬ人をも守るためにこそ、この力は振るわれるべきだ。 それは力を持つものの義務であり、責任でもある。 誰もがやりたがらないからこそ、誰かがやらなければならない。 ルイズが自分と同じ立場に立たされたなら、きっとそうするだろうと思う。 そして、父や母も。 (……まぁ、何を言っても言い訳にしかなってないんだけどね) クロードは自嘲する。 長々と大層な理屈を並べ立ててはいるものの、 結局のところ、自分がガンダールヴの力に頼りたくないと言う一点に帰結する。 何のことは無い、背伸びしている子どもが意地を張っているだけじゃないか。 「……」 その傍ら、無言で治療を施すタバサもまた一人思いを巡らせる。 数週間前に、初めてクロードから組み手を頼まれた時に彼女が投げかけた問い。 『──何故、力を求めるの?』 しばらく悩んだ後に、彼は答えた。 『力が必要になったときに、後悔したくないんだ。それじゃダメかな?』 力が必要な時。 胸の奥で繰り返されるその言葉に、タバサは唇を噛む。 自分にもっと力があったら、父は死ななかったかもしれない。 母が自分を守るために、毒をあおって狂うこともなかったかもしれない。 あの男を、伯父と呼べるうちに止められたかもしれない。 意地悪な従姉とも、仲良く笑っていられたかもしれない。 それら全て、今となっては言っても詮無きこと。 現実がそう流れてくれなかった以上、そんな黴の生えた幻想に縋り付く暇など無い。 今は己の為すべきことを為すのみ。 即ち、牙を磨くこと。 いずれ訪れると信じる復讐の時に、確実にあの男を煉獄の底へと沈めるために。 ──そう。今度こそ、力が必要な時に、後悔しないために。 「そろそろ朝食の時間」 簡素ながら一通りの治療を終え、感情を殺した声で指摘する。 「あ、そうだね。ルイズを起こしてこなきゃ。 ありがとう、タバサ。また機会があればよろしくね」 クロードもまた、感情の篭らない声で答えた。 まずかったかな、とも少し思ったが、タバサは別に気にしていないようだった。 石造りの階段と通路を抜け、木の扉を潜り抜ける。 ノックは必要ない。部屋の主は未だ夢の中にあることを知っているから。 「ったく、いい気なもんだよなぁ」 「そう言ってやるなよ、デルフ」 不満げなデルフをなだめつつ、ルイズの寝室へと戻ってきたクロードは苦笑する。 寝台に横たわり、静かに寝息を立てるルイズ、 その表情は本当に幸せそうで、誰かを呼ぶように寝言を繰り返している。 きっと、優しい夢を見ているのだろう。 それでいいとクロードは思う。 魔法が使えないというコンプレックスを抱えながら、 なおも人一倍胸を張って生き続ける彼女の心には、一体どれほどの重圧がかかっていることか。 心をずっと張り詰め続けて生きていけるほど、人は強く出来ていない。 優しさに包まれ、安らげる場所が無ければ壊れてしまう。 それは時に家族であり、友人であり、彼女にとっては夢だっただけだ。何も悪いことではない。 少なくとも、自分のように優しさと安らぎにさえ押し潰され、打ちのめされるより、ずっといい。 枕元に腰掛け、長く艶やかな髪を静かに指に絡めてみる。 それはまるで絹糸のように滑らかで、そっと持ち上げてはさらさらと零れ落ちる。 窓から差し込む朝日を受けてきらきらと輝く様子は、まるで季節外れの桜吹雪のよう。 「ン……ん?」 「あ、起こしちゃったか……って、その方が良かったか。 お早う、ルイズ。朝だよ」 そう言ってクロードはにっこりとルイズに微笑みかける。 それを見たルイズの顔が、ボンッ、という音を立てて真っ赤になった。 あっけにとられるクロードを他所に、跳ね上がるように起こした上半身を思いっきり捻るルイズ。 そして───── ばっち~~~~~~~~~~ん! 「お~、今のは良い角度で入ったな」 「───ッッツ! な、何すんだよッ!!」 「うるさいうるさいうるさーい!! せっかく素敵な夢を見てたのに、勝手に出てくるんじゃないわよ! この馬鹿!」 「そんなの僕が知るわけないだろ!」 かくして、いつもと概ね変わらぬ調子で、彼女たちの一日は始まる。 この一日から自分たちの運命が大きく変わっていくことなど、知るよしもなく。 前ページ次ページS-O2 星の使い魔
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1111.html
6/とエクスデスの戦いは思いのほか長引いていた。 体格だけでなく、力量もエクスデスのほうが勝っているのはもはや明らかだ。 しかし、6/は持ち前の危機回避能力でエクスデスの剣戟をかわし続けていた。 だが反撃を試みようとするも、圧倒的なリーチの差で彼の剣はエクスデスには届かない。 692と初期こなた、やおいとジャイアンの母書き手が見守る前で、6/は明らかにジリ貧に陥っていた。 (クソ、こうなったら俺も加勢するしか……) 692がその手に冷気を纏わせ始める。6/に手を貸すのは癪だが、この敵をこのまま放置してもおけない。 しかし、その直後戦闘はあっけなく終結する。 「グ、グゥ……」 6/たち五人はその光景を呆気に取られて見ていた。 エクスデスの体が真っ二つに切り捨てられ、音を立てて崩れ落ちていく。 あれほどの脅威だった敵が一瞬で物も言わない亡骸と化す。 そして、その背後から剣に付いた血を振るいながら登場したのは――― 「やっと遭えたわね、私の6/(はあと)」 正真正銘の、『柊かがみ』そのものだった。 ハルヒの許しを得て幕張メッセから出てきたかがみは、早速エクスデスと交戦している6/を発見したのだ。 「お前……」 呆然とする6/に、かがみは笑いながら答える。 「ああ、こいつを殺した理由? そんなの決まってるじゃない、勝手に私の姿を真似るなんて許さないわ。 それに、あんたを殺すのはこの私なの。他の奴なんかにやらないんだから。 そこにいる692、あんたにもね!!」 かがみの鋭い眼光で睨み付けられ、692も冷気を纏っていた手をしまう。 今のかがみはまさに神をも恐れていない。実際に、彼らにとっては神にも等しかった強大な敵を一撃で屠ってしまった。 「ちょっと、そんな怖い顔しないでよ6/。あんたのために、せっかくいいものをもってきてあげたんだから(はあと)」 「いいもの? お前のヌード写真だったら間に合ってるぞ」 「違うわよ、これよこれ!!」 そう言ってかがみがスカートの中から取り出したのは、岩崎みなみの生首だった。 「なっ―――」 6/の視界が一瞬真っ白になる。692はこなたがそれを見ないように目を覆った。 やおいとジャイアンの母書き手も声を失う。 しかし、そんな彼らをあざ笑うかのようにかがみは続ける。 「心配しないで、これはあんたと結婚したみなみちゃんとは別人よ」 「何? どういうことだ?」 「つまり、この子はドラマCD・DS版のみなみちゃんってこと。私たちの登場によって黒歴史になっちゃったね」 その言葉に、6/たちは目を見開いた。 「そんな……どうして、何の関係もない子をそんな残虐に殺したりしたんだ!!」 そう詰問されたかがみは、欠伸をしながら答えた。 「決まってるじゃない、憂さ晴らしよ」 みなみの生首をゴミのように足元に叩き捨てる。 「みんなは私のことを裏切るし、あんたもこなたも私のものにはなんないし。 むしゃくしゃしたから、たまたま見つけた別世界のみなみちゃんを殺しただけ。 こっちのみなみちゃんはなかなか強情でね、裸にひん剥いて、乳首を削ぎ落としたり お尻の二つの穴に同時に火の付いた蝋燭を入れたりしても頑張って耐えてたんだけど、 私が『ゆたかちゃんも同じ目にあわせてやる』って言ったらいっぺんに取り乱しちゃってさ!!」 「……言うな。それ以上聞きたくない。」 「それで、じゃあゆたかちゃんを殺して欲しくなかったら私のうんこを食えって命令したらその通りにするし!! もう最高よ!!」 「……それ以上聞きたくないって言ってるだろう。やめろ」 「それでね、そのあとチェーンソーを渡してこう言ってやったのよ。 『ゆたかちゃんに手を出して欲しくなかったら、これで自分の首を切り落とせ』ってね!! あっはっは、普通そんなこと言われても聞く? 私、こなたやつかさの身代わりに死ねって言われても絶対無理!! なのにみなみちゃんはね、泣きながら『分かりました』って言って……」 「わかった、もういい。もう沢山だ。お前がどうしようもねえクズだっていう話なんか、俺はあと一秒でも聞いていたくねえ!!」 6/はそう叫ぶと、かがみの眉間に向かって剣を投げつけた。 かがみはスキップをしながらそれを余裕でかわす。 「ったく、女の子に暴力を振るうなんて最低よ!!」 そのかがみの言葉には答えず、6/は692たちに向けて囁く。 「今すぐ初期こなたを連れてここから離れろ。なるべく遠くにな」 「おい、いくらお前でも一人であいつと戦うなんて無茶だ。今のかがみは、エクセデスさえも一撃で倒せるほどの……」 「ああ、だから全員で逃げても意味がない。戦力にならない初期こなたを連れて逃げても途中であいつに追いつかれちまう。 だから、俺が一人残ってあいつを食い止める」 「本気なのかい、6/?」 「俺のそんなの関係ねえ!!があれば、まだ勝機は……」 「いや、あいつは……あいつだけは、俺が始末しないといけないんだよ。きっとな」 ジャイアンの母書き手とやおいに6/は告げる。 「……バカかっての、お前はよ。お前がこんなところで死んだらみなみはどうすんだ!! みなみを悲しませてもいいってのかよ!!」 「そん時は、お前がみなみを守ってやれ」 固い決意を込めて、6/は692に告げた。それを受けて、ようやく692も腰を上げる。 「……いいな、絶対に生きて帰ってこい。俺たちはさきに幕張メッセに行く」 「ああ」 そういい残すと、692は初期こなたの体を担いで一目散に走り出す。その後をジャイアンの母書き手とやおいも追った。 「逃がすわけないでしょう!! 692、あんたは役立たずだわ、もういらない!! 別世界のこなた、こなたと同じ顔をしてるってだけで許せない、死ね!!」 かがみが大きく跳躍し、四人の後を追おうと6/の横を通り過ぎたとき――― 「I am the bone of my walnut. (体はクルミで出来ている)」 「え?」 次の瞬間、かがみは自分が今までいた場所とは違う空間に迷い込んでいることを悟った。 さっきまですぐ近くに見えていた幕張メッセも、692と初期こなたの姿もない。 かわりに彼女の目に見えるのは、地平線の彼方まで続くクルミ、クルミ、クルミ…… 「カオスロワ4でも書き手ロワ2でもこの能力は使う機会がなかったから、これをお前が見るのは初めてか」 目の前で、6/が両手いっぱいにクルミを抱えて微笑んでいた。 これこそが誤解王の真の特殊能力、『無限のクルミ』。 呆気にとられるかがみの前で、6/はクルミの殻を剥きながら呪文詠唱を続ける。 「I am the bone of my walnut. (体はクルミで出来ている) Steel is a nutshell,and fire is contents. (カラは鉄で 中身は硝子) I have a good harvest over a thousand dry weather. (幾たびの日照りを越えて豊作) Unknown to worm-eaten. (ただの一度も虫食いはなく) Nor Cooc to Life. (ただの一度も調理されない) Have withstood pain to create many walnut. (彼の者は常に独り、クルミの森で勝利に酔う) Yet,those hands will never hold anything. (故に、生涯に意味はなく。) So as I pray,unlimited walnut works. (その体は、きっとクルミで出来ていた。)」 「―――さよならだ、かがみ」 最後に誤解王は、そう、どこか悲しそうに呟いた。 【二日目・午前四時頃/千葉県】 【◆6/WWxs9O1s氏@現実】 [状態]ウエディングドレス、固有結界展開 [装備]スタープラチナ [道具]草薙の剣@古事記 [思考]かがみを殺す 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]腐れド外道 [装備]エクスカリバー、その他色々 [道具]色々 [思考] 1、こなたと6/を自分のものにするためならなんでもする 【エクスデス@FF5 死亡】 【岩崎みなみ@らき☆すたドラマCD・DS版 死亡】 一方692たちは必死で6/たちから離れていた。 「は、離してください!! かがみを止めないと、あの人が殺されちゃう!!」 肩の上で暴れるこなたを、692が必死で押さえつける。 「馬鹿野郎、俺たちが残っても足手まといだ!! 俺たちの中で一番かがみに勝てる可能性があるのはあいつだけだ、信じろ!!」 「それにしても、6/を欠いた状態で幕張に行ってどうするんだい?」 「なあに、俺たち書き手が揃えば、一人くらいかけてようがそんなの関係ねえ!!」 口々にそんなことを言いながら走る書き手たちの前に、一人の異様な男が立ちはだかった。 「可愛そうに……皆さんここで死ぬのですよ!!」 【二日目・午前四時頃/幕張メッセ近く】 【明智光秀@戦国BASARA】 [状態]変態殺人狂 [装備]大鎌×2 [道具]不明 [思考] 1、殺しを楽しむ 2、この四人を殺した後かがみと合流する 【初期こなた@らき☆すた原作一巻】 [状態]呆然 [装備]ものすごくつよい盾 [道具]ものすごくつよい矛 [思考]怖いよう…… 【692@現実】 [状態]呆然 [装備]ロンギヌスの槍 [道具]不明 [思考]目の前の男に対処する 【>>やおい@現実】 [状態]健康 [装備]ミョルニル [道具]不明 [思考]目の前の男に対処する 【ジャイアンの母書き手@現実】 [状態]健康 [装備]エクスカリバー [道具]不明 [思考]目の前の男に対処する
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/229.html
642. yukikaze 2011/11/26(土) 22 02 28 以前、艦魂SSが流行っていたなぁということで、こういうのを。 支援SS 看取る存在 この日,ハワイの空から飛行機のエンジン音と砲音が途絶えた。 その理由が何であるかを老嬢は既に知っていたのだが、フレッチャー提督が 正午のラジオで「ハワイ司令部は日本軍に降伏しました」という正式な声明を出したときは、 やはりショックは大きかった。もっとも、彼女はそういったそぶりを見せることなく、 周囲でわんわん泣き叫ぶ少女達を、他の老嬢達とともに慰めていたのだが。 まだ幼い子供の背を優しくさすりながら、彼女はふとこれまでのことを思い返していた。 彼女が生まれたのは、大艦巨砲主義が絶対的真理として信奉され始めた時であった。 祖国は彼女を「国の盾」として期待をし、彼女もまたその期待を当然のものとして受け止めていた。 それは、大艦巨砲主義の影響により、彼女の後輩達が恐竜的な進化を遂げ、最前線から後方へと 下げられてもなお、その思いは揺らぐことはなかった。 そして時は過ぎ、彼女は第二の人生を歩まざるを得なくなった。 彼女自身はまだ第一線で戦えると考えていたが、祖国はそう判断しなかった。 一時は自暴自棄になってもいたが、姉達の説得もあり最終的には受け入れることにした。 もっとも、祖国の敗北という現実を直視する羽目になったことを考えれば、 姉達と命運をともにしていた方が幸せだったかとも思うが。 第二の人生もそれはそれで悪くはないものであった。 航空機から標的にされ、必死になって舞踏をしたときは、流石に屈辱 を感じたりもしたのだが、まだ若い士官や水兵達を鍛え上げるのはやりがい のある仕事であると思った。 時には海兵隊を乗せて上陸演習なんてのも行ったりもしたが、 輸送船代わりに使われるのは性にはあっていなかったことを覚えている。 後輩達は、時には生意気なことを言うものもいたが、大多数の後輩は 彼女に対して敬意を払っていた。「貴女がいてくれるからこそ私たちは技量を 上げることができるのです」と。 この日常がずっと続くものだと思っていた時代だった。 643. yukikaze 2011/11/26(土) 22 05 02 だが、時代は彼女の夢をあざ笑うかのように悪化していった。 祖国はこの星の覇権を握るべく、積極的な行動をとるようになった。 かつて彼女も繰り出したカリブ海のみならず、極東にも進出し、 そしてそうした行動を成功させるために、海軍力の強化にも乗り出した。 新しい後輩達が真珠湾へと来るのと同時に、これまでの古なじみが、 ある者はフィリピンに派遣され、ある者は中国に第二の人生を歩むために 旅だったときは、流石に物悲しさを覚えていた。 長い者とは20年近くも一緒にいたのだから。 そして運命の1942年8月15日。 東郷の末裔達は、遂に祖国に対して剣を抜いた。 その報を知ったとき、誰もが沸き立つものを押さえられなかった。 彼女も後輩達も、あの極東のサムライ達と雌雄を決することこそが使命であるというのが常識だったからだ。 だが、そんな高揚感も、本土から発せられた断末魔の電文によって断ち切られた。 未曾有の規模の津波が祖国を襲い、祖国は一撃の下に崩壊したのだ。 誰もが茫然自失とした。これからどうなるのだ? 自分たちはどうすればいいのか? 不安にさいなまれる毎日であった。そしてそれは、時間がたつごとに明らかになる 祖国の現状を知ることでますます深くなっていった。 陸地に横たわっていた彼女のすぐ下の後輩の姿を見たときは、神を呪いたくなったものであった。 そんな彼女達の悲嘆をさらに増やしたのが、極東のサムライ達であった。 開戦初日に中華民国海軍を鎧袖一触で蹴散らすと、戦艦4隻そろえたアジア艦隊も 赤子の手をひねるがごとく叩きつぶしてしまった。 何より「航空機によって戦艦が沈む」という事実は、全員の顔色を蒼白にしてのけた。 「自分達は無敵の存在である」という自負が幻想でしかないと突きつけられたからだ。 更に憂色を深めることになったのが、サムライ達の潜水艦部隊であった。 彼女たちはそれこそ自分達よりも隠密行動がうまく、その攻撃手段も全く見えないという反則的な技量を持っていた。 輸送船の船魂達は「忍術」と呼んでいたが、まさしくそうとしかいえない程の技量であった。 あまりの被害に、輸送船達はハワイに来ることを嫌がり、後輩達が洋上に出るのを制限されるほどであった。 (無論、貴重な燃料を減らしたくないという要因もあったのだが) 644. yukikaze 2011/11/26(土) 22 11 30 そして年が明け、いよいよ戦火がハワイへと近づいていた。 祖国は、ハワイでの決戦による勝利を以て戦争を終わらせようと 考えたのだが、彼女達も全く同感であった。 陸軍の航空隊と合同であるというのだけが癪ではあったが、 それも祖国の現状を考えればどうでもよいことであった。 決戦前夜。真珠湾にいるすべての艦魂達が集まってパーティーを開いた。 司令長官としての責務からか、いつもは生真面目な態度を崩さなかった サウスダコタの艦魂が、一番の酒豪であったレキシントンの艦魂と飲み比べをしたときは、 驚きと喝采に包まれたし、ビック5の面々が、コーラスを歌った時は皆がうっとりとした 表情で聞き惚れたものだった。 そして楽しい時は終わりをつげ、サウスダコタを先頭に、決死の表情で艦へと乗り込んでいった。 残った者たちは心の底から勝利を祈り続けた。 悲劇的な結末なんてものは彼女の好みではなかったが、現実はいやおうにも 彼女に悲劇的な結末を突きつけていた。 勇躍飛び立っていった陸軍の航空隊が、帰還時刻になっても全く帰ってこなかった ことに不安を覚えていたが、何名かの士官が「全滅だと!!」「一方的にたたかれているようだ」 ということをひそひそ声で話しているのを聞くと、なお一層不安が募っていった。 楽な戦ではないことは理解していたが、自分の想像をはるかに上回るほどの苦闘を後輩たちは 行っているようだ。一隻でも多く帰ってきてほしい。切実に願った彼女であったが、 帰ってきたのはごくわずかであった。 大怪我を負ったエンタープライズの艦魂が、先輩や後輩達がなすすべもなく サムライ達によって打ち取られ、断末魔の叫びをあげながら深き海へと沈んでいったこと を泣きじゃくりながら説明するのを聞きながら、彼女は呪わずにはいられなかった。 「死ぬのは年の順だろ。何故自分ではなくあの娘達なのだ」と。 この日、真珠湾で泣き声がやむことはなかった。 645. yukikaze 2011/11/26(土) 22 15 29 そして終焉の日。 彼女と、同じくらい老齢の平行板型の老嬢数隻。 そして駆潜艇10隻は、第一種礼装を着込んで、仇敵である日本海軍の来援を迎えた。 「せめてグッドルーサーとして終わろう」 彼女の言葉に、残った者も頷いた。せめてもの意地であった。 外洋から真珠湾へと入港してきたのは、日本海軍の新鋭駆逐艦であるカゲロウ級。 そしてその後方からは、モガミ級が2隻と、「ビックセブン」の一角であるナガトが 威風堂々と進んできた。 おさげ髪で眼鏡をかけていたカゲロウ級の艦魂(アキヅキという名前らしい)が、 こちらの代表はだれかと尋ねたので、彼女がゆっくりと進み出、名を告げた。 アキヅキは一瞬怪訝そうな顔をしたが、彼女の礼装に将官の飾りがあったのを見て、 慌てて一礼すると、ナガトの方に向かった。 しばらくして、日本海軍の礼装に身を継んだナガトの艦魂と、甲冑に身を固めた モガミ級2人の艦魂が現れた。 「アメリカ合衆国海軍退役中将。ユタであります」 「大日本帝国連合艦隊司令長官。ナガトであります」 互いに答礼をし終わった後、自分は正式に降伏を告げた。 ナガトはその言葉におごることはなく、周りの娘たちに 「決してアメリカの艦魂を辱めるような行動や言動はしないこと。 した場合は自分が切り捨てる」と命令を下した。 ツシマ海戦での大英雄である三笠がその命令を発して以来、日本海軍の艦魂にとっては、 何よりも守らねばならない誓約だという事だ。 ナガトは「何か不自由があれば出来うる限りのことはする」と約束をしてくれた。 立ち去ろうとするナガトに、彼女は無礼を承知で問いかけた。 「あの娘たちの戦いぶりはどうだったのか?」と。 ナガトは少しの間眼を閉じ、厳かに答えた。 「見事な敵だった。勇敢で満身創痍になりながらも一歩も引くことはなかった。 できれば敵としてではなく友として会いたかった」 こうして会談は終わった。 合衆国海軍で最も長く生き延びた彼女は、合衆国海軍を看取った後、 解体されるまでの間同胞に対して祈り続け、そして静かに眠りについたという。
https://w.atwiki.jp/dbzenkaibattleroyale/pages/64.html
*大きな身振りは誘いか隙か? 敵を惑わすフェイント戦士!! 【キャラ解説 攻略】 【打撃 関連】 【必殺技 関連】 【固有特性】 【コンボ 関連】 【カスタマイズ 関連】 【キャラ解説 攻略】 「狼牙風風拳」や「繰気弾」といったおなじみの技を引っさげ、ヤムチャ参戦! 「かめはめ波」を撃つかと思いきや後方に高速で吹っ飛ぶ「逆走!かめはめ波」でその場から高速離脱したり、打撃判定の「狼牙風風拳」がボタン長押しでガード不能に変化するなど、予測不能な行動で相手をおおいに惑わす戦い方ができる。「繰気弾」は発射後にターゲットを切り替えるたびに誘導しなおすZENKAI最強の誘導弾。敵や地面にヒットするまであやつり続けることができる優秀な技だが、その間あやつるヤムチャは無防備なので注意が必要だ。 お調子者のヤムチャらしく、スタートボタンでアピールをすることで固有特性が発動し能力アップする。ただしその姿を見て無防備とあなどると、全く同じ動作の当身技「アピールカウンター」で手痛い反撃を受けることになる。 技の多様さが全キャラでもトップクラスのヤムチャ。 並み居る強キャラたちをあざ笑う立ち回りで役者の違いを見せつけてやろう。 開幕所持ゲージ4本 【打撃】 N打撃 モーション 備考 1段目 左チョップ ┗2段目 右チョップ ┣下派生 足払い 繰気弾以外の必殺技とアピールでキャンセル可能 ┗3段目 回転2段パンチ 必殺技とアピールでキャンセル出来る ┗4段目 アッパー ┗5段目 右回し蹴り 下に吹っ飛ばす。 cHD可能 レバー入れ打撃 モーション 備考 左打撃 左回し蹴り 右打撃 左裏回し蹴り 上打撃 モンゴリアンチョップ ┗2段目 下打撃 蹴り上げ 同時押し打撃 モーション 備考 ヘビーアタック (打+J) 左パンチ 必殺技とアピールでキャンセル可 ふっ飛ばし攻撃(下+打+J) 右蹴り上げ cHD追撃可能、ちなみにNGには反格なし ┗2段目 左回し蹴り 一段目をガードされた時に読みあい。当たると上に吹っ飛ばす。cHD追撃不可 ホーミング打撃 モーション 備考 HD中に打撃 モンゴリアンチョップ 当たればN打撃がつながる ※ホーミング追撃↓は、吹っ飛び中の相手にHD中打撃(レバー対応)。HDからさらに加速して打撃を出す。 N追撃 左追撃 右追撃 上追撃 下追撃 【通常技解説】 技名 解説 N打撃 レバーニュートラルで打撃ボタン。出し切りまでが比較的長いので周りに注意。3段目をキャンセル可能。セルやSSなどにはどこで止めても反撃をもらうので下派生にするか、必殺技でのキャンセルをしたほうがいい。 ダッシュアタック(略称:前打撃) 通常移動中にレバー入れ(後ろ以外)打撃ボタン。またはレバーニュートラル状態からレバー前入れ打撃。 サイドアタック(右打撃) レバーニュートラル状態からレバー右入れ打撃。回り込みやすい。 サイドアタック(左打撃) レバーニュートラル状態からレバー左入れ打撃。 カウンターアタック(後打撃) レバーニュートラル状態からレバー下入れ打撃。移動はしないが出始めに無敵があるため相手の打撃・投げを呼んで使える。 特殊攻撃(ヘビーアタック) 打+J。ガードされると反撃確定だが必殺技でキャンセル可能。 ふっ飛ばし攻撃(下ヘビーアタック) 下打+J。ブウ同様2段目があるためガードされてしまっても読みあいができる。ただし、ヘビーと異なりキャンセル不可 ホーミング打撃 ホーミング中に打撃。 ホーミングN追撃 右追撃 左追撃 前追撃 後追撃 【必殺技コマンド】 技名 コマンド 消費気力 狼牙風風拳 ↑+気弾+打撃+ジャンプ 3 かめはめ波 気弾+打撃+ジャンプ 3 逆走!かめはめ波 ↓+気弾+打撃+ジャンプ 3 繰気弾 ←+気弾+打撃+ジャンプ 4 カウンターアピール →+気弾+打撃+ジャンプ 3 ※開幕保有気力ゲージ数:4 【必殺技解説】 狼牙風風拳 おなじみ狼牙風風拳。ためるとガード不能と攻撃モーションが変化する。(裏・狼牙風風拳)出が早く、ダメージは3割程で主力技。 打撃キャンセルからのガー不かどうか読みあいに使える。裏の溜め時間が短くなり裏は実質ほぼ決まるようになった。 投げ避けは実質出来ない。Ver.upにより、壁バン中やダウン中にもつながるようになりかなり使いやすい主力技になった。 2種類のかめはめ波とアピカン、アピールに派生できる。 初段が当たると相手がガードしていようが倒れていようが最後まで出し切るので出すタイミングに気をつけよう。拘束時間は長いが、そのかわりカットされやすい。 かめはめ波 これもおなじみかめはめ波。出が早いが、威力はクリリン並で気力は3なのが欠点。 逆走!かめはめ波 かめはめ波を撃っている間後ろにさがっていく逃げ技。壁に当たると少しダメージを受けてダウンする。 誘導しにくいので相手に当たらないことも多い。 壁際によって使うとダウンできるので、ダメージをかなり抑えることができる結構使える技。2種類のかめはめ波に派生可能。 繰気弾 おなじみ繰気弾。当たると相手を空中で拘束し、最後に叩きつける。発動中は動けない。 威力は3~4割だがガード可能で動きはとても遅く、敵か壁、地面に当たるまで動かしつつけ無防備。 ターゲットを変更すると向けた相手に向かっていく。誘導性は最強で相手がこっちにHDで来ているときに繰気弾が追いつく 使いどころとしては乱戦に向かってやるぐらいしかない。怠慢ではほとんど使いようがない。 アピールカウンター アピールと同じモーションで攻撃されるとガードブレイクのカウンター攻撃をする。 モーション終了後か反撃時に気力が減るので相手からやっていることがばれない。陰でこっそりやっていれば意外と当たる。 ちなみにヤムチャが瞬間移動する際にステップすると避けられる(実質ほぼ避けられない)。 (Verupによって空中アピール可になった) Ver.upで失敗時の隙がほとんどなくなり、成功時にはcHD追撃ができるようになった。 ただ、通常気弾には反撃しないのが唯一の弱点。 【固有特性】 ''あっというまに白目をむかせてやろう '' 発生条件:アピールする。 効果 :約15カウント攻撃力と気力回復速度がアップします。 ダウンしやすい ヤムチャは他のキャラと異なりダウンしやすくなっている。 そのため、高火力なコンボを受けてもダメージを少なく済ませることが出来る。 【コンボ】 ※1 略 cHD=キャンセルホーミングダッシュ ※2 舞空術解除はレバーN 全ボタン離し地上&空中の共通コンボ N出し切り -基本コンボ N>N>N>(裏)狼牙風風拳 -公式コンボだが繋がらないという残念性能(10/24現在)。裏と読みあいが出来る。裏は現在(Ver.2.12)ではほぼ確。 狼牙風風拳>(逆)かめはめ波 -気力を多く使うがダメージを稼げる。狼牙をガードされた場合に逆かめで逃げられる。 N>N>↓>アピールカウンター -相手が攻撃してくると読んだときに。ただし、相手の打撃の発生が早いとカウンター発生前に潰されることがある。 HD打>ヘビー -タイミングは難しいが繋がる。 HD打>下ヘビー -タイミングは難しいが繋がる。敵から逃げながら戦えるのでチーム戦などで役に立つ。 HD打>狼牙風風拳 -一応繋がるが、カット耐性が低くダメージも高くないため素直にN打のほうがいい。チーム戦で敵を長時間拘束する場合なら使える? 投げ飛ばし>かめはめ波 - 打>打>下打>狼牙風風拳 -Ver.2.12よりつながるようになった。 地上コンボ - 空中コンボ N出し切り>下追撃>追撃 -相手が地面に当たる瞬間に下追撃すると上に吹っ飛ばし、さらに追撃できる。 壁コンボ N出し切り>下追撃>壁>狼牙風風拳 - 下ヘビー>壁>下ヘビー2段目 -壁が目の前にある状態で他のキャラが下ヘビーをした場合、追撃出来ないが、ヤムチャやブウは2段目があるので追い打ちをすることが出来る。 -2段目が当たると相手が浮き上がるのでさらに下ヘビーをすることができる。 下ヘビー>(壁バン)>2段目>HD>(急停止) 下ヘビー>(壁バン) 狼牙風風拳>かめはめ波 -↑の応用。2段目で浮かした後にHDからの下ヘビーで拾い、狼牙風風拳で拾う。MAXで6~8割。 【カスタマイズ】 コスチューム 種類 色 備考 初期服 オレンジ ピンク イエロー 盗賊時衣装 緑&橙 盗賊時衣装 赤&黒 アクセサリ 種類 色 装備可能コス プーアル 青 全コス プーアル 紫 全コス プーアル 灰 全コス 入手称号 戦闘力 称号名 背景色 戦闘力1000 砂漠の一匹狼 白色 戦闘力10000 女性免疫無し 戦闘力30000 荒野の大悪党 戦闘力50000 弱点克服 戦闘力65000 我流の格闘家 青色 戦闘力80000 亀仙流の使い手 戦闘力110000 浮気性 戦闘力140000 軟派な戦士 戦闘力160000 荒削りな達人 赤色 戦闘力180000 見物だけだからな! 戦闘力220000 気と体術の達人 戦闘力260000 豊富な恋愛経験 戦闘力300000 ウルフハリケーン 黄色 稲妻 戦闘力325000 疾風の武闘家 戦闘力350000 フェイントの使い手 戦闘力400000 戦闘力450000 水色 稲妻 戦闘力500000 戦闘力545000 戦闘力550000 実績 種類 開放条件 ヤムチャマスター ヤムチャで1000回勝ち残る 繰気弾マスター 繰気弾を100回HIT フェイントマスター アピールカウンターを100回HIT 色男の中の色男 全員ヤムチャの中で勝利(店内4人対戦でも可) アピール 番号 モーション コメント 1 戦闘開始前と同じ かかってきやがれ! 2 目にもの見せてやるぜっ! 3 オレの狼牙風風拳が火を噴くぜ! 4 鬼ごっこは終わりだ!
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/374.html
THE WAY OF THE ANSWER TAIKER ◆hNG3vL8qjA 「うっかりしてたよ。おねーさんの形見を忘れるなんて、失職モンだ」 「しょげるなよジン。それだけお前がヨーコさんのことを引きずってたんだよ」 「引きずってたら尚のこと、そのまま『引退』したほうがいいんじゃ……」 「もう彼女の支給品はちゃんと回収したんだし、今は目の前の事に集中しようハッハッハ」 「……言ってるアンタが引きずっちゃってどうすんの。目が死んでるぜ清麿」 森を漸進する天才と王泥棒。高嶺清麿とジンは共にしょんぼりしていた。 C-7に安置されているヨーコの支給品一式を、完全に失念して一度家を出てしまったからだ。 清麿は自分の迂闊さとヨーコの死で戦術的基本行動がおろそかになっていた事を戒め、 ジンは自分の至らなさとヨーコの死で職業病すらまともに発揮できないほど動揺していることを恥じた。 彼らは決してヨーコの死を軽んじているわけではなかったが、だからこそヨーコ以外の事に目が入らなかったことが許せないのだ。 2人の最善の手を捜し求める頭脳と己のスタンスを貫く胆力は、まだ完全な状態ではないらしい。 「ジン、そろそろ森を抜けるぞ。ラッドの奴がカンカンになってそうだな」 「沸騰した頭で旨いサニーサイドを作ってたりして」 「朝飯時はもうとっくに過ぎてるだろ……ところでジン、消防車に乗ったら聞いてほしい話があるんだ」 「へぇ、森で話さなかったところをみると、あまり人に聞かれたくない話なのかな? 」 「あくまで俺の推察だが、重要な話には違いない。紙にもまとめてある」 「仕事が早いね。覗いてみたくなったよ、あんたのその頭の中のゼンマイをさ」 「冗談は止せよ。ま、そういう事で宜しく……な!? 」 「……マズイぜ清麿。ラッドの怒りが町を焼き上げちまった」 清麿とジンが森を抜けたとき、彼らの目に入ってきたのは火の海と化したエリアC-6だった。 崩れ落ちる瓦礫と反響する放出音。戦闘による無機物たちの唸り声が聞こえている。 その惨状を見たとき、2人がどう行動するのかは明白だった。 体を労わないスピードで、自分の達の元の鞘――消防車の元へ戻り、スタンバイすること。 彼らの一連の行動にどれほど時間がかかったかはわからないが、その動きは実に無駄のない流れだった。 「ゼェハァ……当然だがラッドはいない! 見慣れないバッグが運転席にあるが、特にいじられた様子はなさそうだ」 「そのバッグには遺失物届けを出しとくよ。問題はラッドだ。一度ここに戻ってきたとは考えにくいね。 森にいるときには銃声が全く聞こえなかった……今のうちに葬送曲でも贈るかい!? 」 「馬鹿を言うな! アイツに何かあったのは間違いないが、後ちょっとで放送だ。その時にはわかる」 「でもこのままじゃ向こうのエリアが本当に“対岸の火事”になっちまうぜ。アンタは遺憾の念を贈ってそれで気が済むのかな。 煽るつもりは無いけど、清麿は黙っていられる性分じゃないだろう? 清麿の相棒がいたらそれこそ……」 「クソッ! ラッドをほっとくわけにもいかないが……あの災害をこのまま黙って見すごすわけにはいかない……」 「俺は伝言役で残るつもりはないぜ。どうせなら清麿と一緒に人命救助をやらせて欲しいね。リスクの問題さ。 ラッドが好きか嫌いかは置いといて、アイツはそう簡単に死ぬような男じゃない。死ぬ直前までピンピンしてそうだし」 「……止むを得ない。 ここに伝言を残しておこう! 」 「そうくると思ったよ。任せといて、ここに着いたと同時に地面にXYZ(緊急サイン)のアート、始めてたから」 「出来るだけラッドが俺たちの所に合流したくなるような奴を頼む! 」 清麿が消防車の点検をし終え、ジンが夜刀神で地面に大きく文字を刻む。 「……へいおまち! ルートはどうする!? 」 「乗りながら話そう。いくぞ! 」 貧血の彼らに輸血してしまいそうなほど赤い車が、自分の本職を全うしたそうにエンジンを吹かす。 2人の最善の手を捜し求める頭脳と己のスタンスを貫く胆力は、いつの間にかほぼ完全な状態に戻ったようだ。 ちなみにジンが道路のそばに施したアートの詳細だが、それはぶっきら棒な文字列の刻みだった。 『コックを待たせる客に疲れました 「耳」寄りな話があったので転職します HO! HO! HO! 「予定通り」の王ドロボウ』 ■ ■ ■ 「……おいおい、それじゃ最初から病院に行くしか手が残されてないじゃないか!」 「そんなこと言ったってコイツは救命が本職じゃないし。どのみち誰かを病院に連れていくのなら、ね」 「確かに、誰が読んでも『病院に行く』と気づかないメッセージを残したのは助かるけどさ」 「清麿ならどんなに無茶なメッセージを書いても上手くやってくれると思ってたのさ」 巨大な体躯を振り回し、消防車はD-6を進む。 『D-7へ一旦下り安全なD-6へ渡る。次に病院とC-6を行ったり来たりし、消防活動をしながら火災の被害を受けた人たちを助ける』 運転者ジンとナビゲーター清麿が導き出した最良の結論はこれだった。 といっても、ジンの不本意な置き言葉に清麿が無理矢理辻褄を合わせた形になってしまったのだが。 「清麿の『耳』の負傷を知ってるのはラッドとあのヤバそうな2人だけ。 んで清麿はラッドと互いに取引している。その耳の治療のためにいずれ病院に行くはずだったんだし、流石にピンとくるでしょ。 一番の問題はラッドにご足労願って来てもらった後、また殴られ……」 「ちょ、ちょっと待てジン! 車を止めてくれ! 」 「え? 」 清麿の静止に納得がいかない顔をするも、ジンはブレーキを踏む。 そして自分の顔を見ず青ざめた顔でサイドミラーを見る清麿にハッとし、彼も窓から顔を出した。 彼らの目に映るのは、全身を血化粧で纏うE-6のデパートの大炎上。彼らにとってはさっきまでごく普通の建造物だったものだ。 「どうにも、今日の太陽はカゼ気味らしいね。もう一発くしゃみをされたらココも燃えるかな」 「おいジン!」 「……俺だってジョークでも言わなきゃこんなのやってられないぜ。で、どうする? 」 「火災は2箇所、消防車は1台、俺たちは2人。こんな状況で……何とかしろっていうのか! クソッ! 」 前門の虎と後門の狼に挟まれし少年たち。 ジンと清麿をあざ笑う焔の秒針は全てを刻み、彼らを追い詰める時の両針はもうじき天を仰ぐ。 彼らの心は、決断という歯車に少しずつ少しずつ締め付けられていた。 2人の最善の手を捜し求める頭脳と己のスタンスを貫く胆力は、もう完全な状態になっているはずなのに。 【D-6/中央部/路地/1日目/昼】 【ジン@王ドロボウJING】 [状態]:消防車の運的席、大程度の疲労、全身にダメージ、左足と額を負傷(応急処置済み)、貧血 [装備]:夜刀神@王ドロボウJING×2(1個は刃先が少し磨り減っている)、穴の空いたデイパック(リザが放置したもの) [道具]:支給品一式×2、予告状のメモ、鈴木めぐみの消防車の運転マニュアル@サイボーグクロちゃん [思考] 基本:螺旋王の居場所を消防車に乗って捜索し、バトル・ロワイアル自体を止めさせ、楽しいパーティに差し替える。 1:マズイね。 2:ヨーコの死を無駄にしないためにも、殺し合いを止める。 3:ラッド、ちゃんと病院に来てね。 ※ヨーコの支給品は回収しました。 ※C-7の道路のそばにジンが刻んだメッセージがあります。 【高嶺清麿@金色のガッシュベル!!】 [状態]:消防車の助手席、右耳欠損(応急処置済み)、軽い貧血、小程度の疲労 [装備]:イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32) [道具]:支給品一式(水ボトルの1/4消費、おにぎり2つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ帳 イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!! 無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳 [思考] 基本方針 螺旋王を打倒して、ゲームから脱出する 1:落ち着け……『クール』になるんだ高嶺清麿! 2:病院でジン及び自身の右耳の治療。ラッドと合流(仕方が無いので病院で)。 3:頃合いを見計らって、殺し合いについての考察をジンに説明したい。 4:考察の真偽を確認するための情報収集。とくに螺旋力について知りたい。 5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ、フォレゴレ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。 ※清麿の考察について 監視方法について 首輪にGPSと盗聴器を仕込んでいて、参加者同士の戦闘が発生した際に特殊な能力などで戦闘を監視しているのではないかと推測。 螺旋力について 螺旋力の覚醒を、魔物の戦いにおける新たな術の発現と似たものと認識。 魔物の新術が発現することが戦闘中に多いことから、螺旋力の覚醒も戦闘中に起こるのではないかと推測。 一般人、魔物、特殊能力者等関係なしに、殺し合いの参加者全てに螺旋力覚醒の可能性が秘められているのではないかと推測。 上記の考察をメモ帳にまとめてあります。 時系列順で読む Back 死ぬほど辛い Next 誓うカミナ 投下順で読む Back 死ぬほど辛い Next 消えない憎悪 134 高嶺清麿の考察、王ドロボウの消失 ジン 196 シャドウ・ラン 134 高嶺清麿の考察、王ドロボウの消失 高嶺清麿 196 シャドウ・ラン