約 106,087 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1872.html
※使い古されたテンプレを用いています。 「ゆっくりしていってね!」 家に帰ると下膨れの生首がいた。黒い帽子をかぶり、金色の髪をした全長が三十センチほどのそれは跳ねながら私の方 へと寄ってきた。生首が跳ねながら寄ってくるのは出来の悪いホラー映画のようで、滑稽でもあり恐ろしくもあった。 「おにいさんはゆっくりできるひと?まりさはおなかがすいたよ。ゆっくりごはんをよういしてね!」 生首が何かを言っていたが、私はドアを閉めてその場を立ち去った。 「そりゃゆっくりだな。間違いない。」 友人は私が持参した安い酒を注ぎながら自信ありげに言った。あの後私は謎の生命体がいる部屋に入る気になれず に友人宅を訪れた。 「知っているのかい。」 「今の時代にまだ知らない奴がいる方が驚きだ。新聞でもゆっくりの被害について散々取り上げている。ほら。」 渡された新聞には確かに生首らしき生き物の写真が載っていた。悪夢は現実だということに戸惑う私をあざ笑うかのよう に彼は続けた。 「ゆっくりというのはなぜか生きている饅頭だ。見た目は人の生首だが中身は餡子が詰まっていて、 人間の言葉を話す。時々食料や住処を求めて人里に出没するそうだ。新聞も読んでいないようだし、 お前もゆっくり対策をしていないんだろう。」 「どうすればいいと思う。」 「普通の人なら踏み潰して黙らせてからゴミに出すな。」 あっけらかんと友人は言った。確かにセイブツではなくナマモノであるならばそれは正しい判断だろう。説明が本当である ならば外から入ってきたそれらは落ちた饅頭に等しい。食べようと思えば食べれるだろうが、無理して食べるほどのものでも ない。でもあれを踏み潰すとなると気が引ける。口をふさいでもゴミ捨て場で暴れられては困る。殺すのは別にかまわない が衛生的で安全なゴミへの出し方はないだろうか。 私の考えがゆっくりの殺害方法へシフトしていったとき、再び友人が喋り出した。 「そういえばゆっくり処理機でもう使わないのがあったな。お前にやるよ。」 友人は手にしたお猪口に酒を注いだ。口元が邪悪に歪んでいる。おそらく、笑っているのだろう。正直、彼の こんな表情を見たのは初めてだった。 「………サンキュ。持つべきものは友達だな。」 友人からゆっくり処理機を受け取った後、家路をたどりながら思った。あれはお猪口ではなく口を針金で固定された ゆっくりだったと。今頃あれはアルコールで混濁した意識の中彼に何をされているのだろうか。 家の戸を開ける。 「ここはまりさのおうちだよ!しらないおにいさんはゆっくりでていってね!」 やはり夢ではなかった。部屋の中には生首の饅頭がいた。最初は不気味に思えた生首も今となっては処分に手間の かかるゴミとしか思えない。 「ここでゆっくりするならたべるものをもってきてね!まりさはかんだいだけどゆっくりしてたらおこるよ!」 無視して部屋の中を調べる。本棚から本がこぼれていたりゴミ箱が倒されたりしていたので、片づけておく。 「おそうじしてくれているんだね。でもはやくたべるものをもってきてね!そうしたらまりさのめしつかいにしてあげるよ! こうえいにおもってね!」 元々物が少ないせいかゆっくりの被害はあまりなかった。ゆっくりの届くところには缶詰しかなかったため、食料も 無事だった。窓から逃がしてもよかったが、他の人に迷惑をかけたらいい気分はしないのでここで処分することにする。 友人からもらったゆっくり処理機は透明な箱だった。ただし、上の面だけは鉄でできており、ハンドルの付いたネジが 飛び出している。使い方は一目見て理解した。 ゆっくりを捕まえて箱の中に入れる。 「ゆ?せまいよ!ここじゃゆっくりできないよ!はやくだしてね!」 ゆっくりがわめく。五月蠅い。私はハンドルを回していく。天板がゆっくりと降りてくる。 「はやくだしてっていってるでしょ?わかんないの?ばかなの?」 まだ自分の立場が分かっていない。はやる気持ちを抑えながらゆっくりとハンドルを回す。 「ゆっ?おかしいよ?てんじょうがおちてくるよ!ゆっくりさせてね!ここからだしてね!」 やっと気づいたようだ。大丈夫、すぐに殺したりはしないよ。そこで好きなだけゆっくりさせてあげるよ。死ぬまで。 心臓の鼓動が高ぶり、熱い血が体中を巡っていることが分かる。 「ゆぐーっ!ゆぐーっ!」 体を膨らませて必死で抵抗している。どれだけ膨らんでも押し返せるわけないのに。ああ、なんて可愛いんだ。 「うううぅぅぐるじいいいいぃぃだずげでぇぇ」 だんだんとゆっくりの形が歪んでいく。箱を倒して表情を見る。ゆっくりは涙を流しながら助けを求めるような眼をしていた。 ところどころ皮が裂けて、中身の餡子が見えている。そんな眼で見るなよ。もっと苦しめたくなっちゃうだろ。 「いばならゆぐじであげるよ………ゆっぐじだずげでね………」 この状況で助かると思っているんだ。あっけなくちゃつまらないからね。ゆっくり、ゆっくりといじめてあげるよ。 私はゆっくりを放置して戸棚へ向かうと、マッチを手に戻ってきた。 「ぐひゅー………ぐひゅー………」 もはや息も絶え絶えといったところだ。私は火をつけたマッチをゆっくりを潰している鉄板の上に落した。 「ぐぎいいいぃぃぃぃぃぃ」 ゆっくりの絶叫が響く。まだまだ元気いっぱいだね。ゆっくりしていってね。 「ぐぐぐ………げぶっ………ごぼっ…どぼじで…ごんな………」 餡子を吐き尽してゆっくりは動かなくなった。そろそろ夜が明けようとしていた。当初の目的を忘れ一晩中ゆっくりの相手 をしていたようだ。 「どうしてこんなことするかって?」 私はゴミになったゆっくりに向かって言った。 「予想以上に君が可愛らしすぎたんだ。」 朝の陽射しの中、私は友人の笑みの意味が分かった気がした。 終 後書き 「万能お兄さん」の人に憧れて書いてみた。 SS書くのって難しいと痛感した。 お目汚し失礼いたしました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/578.html
自由への道を閉ざす監獄の扉のように、重く閉じられていた目蓋が開放された。武神が 目を覚ましたのだ。 武神が首を横に往復させると、加藤はすぐに見つかった。 喜びに浸るわけでもなく、勝利に酔いしれるわけでもない。一仕事を終えて疲れ果てた 一人の青年が座り込んでいただけであった。 「あ、起きやがったか……」 「私は敗北したのだな」 「別に認めたくなければいいけどよ、なんならかかって来いよ」 「ふん、虚勢を張るな。もう懲り懲りだという声が体中から聞こえるぞ」 「んだとォ?!」 立ち上がって構えを取ろうとするが、右半身が崩壊した肉体では立つことすらかなわな い。 「ぐっ!」 「心配しなくとも、私は敗北を認めている。この勝負、私の負けだ」 「……ずいぶん、素直じゃねぇか」 「武術とは、歴史を遡れば命の奪い合いに帰結する。命は人も神も一つしか持たぬ。なら ば武術における勝敗とは、一回一回区切られねばならない。武を司る私となれば、なおさ らだ」 「………」 「そして何より、今私の心にあるのはどうしようない程の敗北感だ。仮に今ここで君を倒 したとしても、私の心からそれを払拭することはできまい」 武神は心の底から敗北を認めていた。恥も外聞もなく「三本勝負にしよう」と言い出し かねない性格の武神からは、考えられない台詞だった。 「気味が悪ィぜ。まぁいいけどよ、だったら、さっさと俺を帰してくれや」 「いいだろう。が、君には話しておくべきことが幾つかある」 「話ィ?」 武神は一呼吸置くと、そっけなく話を切り出した。 「まず初めに。せっかく倒してくれたのだが、私は武神などではない」 いきなりの告白に、加藤の体内でクエスチョンマークがうじゃうじゃ湧き出してくる。 「はァ? ちょっ、てめ……待てよ、おい! まさか、俺をハメやがったのか!?」 「そうではない。正確に言えば、私には武神の資格などとうになかった」 「……どういうことだよ」 「あれは四十年近くも前になるか……」 武神はぎゅっと目をつぶり、歯を食いしばる。忘れたい恥を、しかし死んでも忘れられ そうもない恥を、よりによって同じ神ではなく人間の前で掘り起こすという自傷行為に必 死に耐えている。 「君の故国、日本である男が生を受けた。人類史でもダントツでナンバーワンであろう武 の才能を秘めた男だった。今から思い返してみれば、私は彼が誕生した瞬間、神の座を降 りるべきだったのだ。 当然だが、私はその男に目をかけた。齢が十に達する頃には、すでにオリンピック選手 など彼の前では凡人も同然だった。まさに“神の申し子”だった。 ところが、彼は私をあざ笑うかのように、神をも超越した領域へ足を踏み入れる。日夜 戦場に入り浸り、闘争に明け暮れるうち、彼の背中にはいつしか凶悪なる“鬼”が棲みつ いていた。 私は愕然としたよ。全ての理合を知っている、知っていなければならぬこの私ですらが 永遠にたどり着けぬ頂(いただき)に、たかだか十数年生きただけの小僧が到達してしま ったのだから。 範馬勇次郎、彼は私の神としてのアイデンティティを粉々に打ち砕いた」 独白に息継ぎが入る。 「武に君臨しつつも、私は悩み続けていた。神の座を辞するか、否か。たとえ全知全能の 神であろうとも、神の座に対する決定権は持たない。つまり、他に選択を委ねることは許 されない。私は心のどこかで欲していたのかもしれんな、この私に審判を下してくれる戦 士(ファイター)を。 そんな矢先、君が現れてくれた。“悪い武道家の見本”という表現が良く似合う君は、 私の処刑を、試練を、そして私自身をも乗り越えてくれた。 おかげで決心が固まったよ」 互いに口を開かぬ、開いてはならないような時間が流れる。 武神の神らしからぬ自らの進退に関する悩み、与り知らぬところで救世主にされていた 戸惑い。これらをどうにか整理しつつ、加藤はようやく喉を使用するに至った。 「……で、どうすんだよ」 「私は降りる。よって、この世から武の神はいなくなる」 「ケッ、バカヤロウが。はなっから武神は──」 「愚地独歩、か?」 「あぁ、そうだよ。文句あるか?」 「いや。彼は武に全てを捧げてくれた数少ない人間の一人だ。武神と呼ばれるに相応しい 風格と実力を持つ」 「………」 「あと一つ、勘違いしてもらいたくないが、私は君に敗北したから神を辞するのではない。 私は君との戦いを通じて、君らのいる場所はもはや神などが関わってはならぬ縄張り(テ リトリー)だと悟った」 武神は真剣な面持ちとなって、神としての最後の助言を繰り出す。 「古代、中世、近代、いずれの時代にも例外なく闘争は存在したが、現代(いま)こそが 間違いなく武術史上最大の群雄割拠の時代であることに間違いない。 もはや私がいようがいまいが、制御は不可能だ。 今後の武のかつてない変遷が、私にはぼんやりと予知できる。究極の武と究極の暴力と の一騎打ち、地球規模で異変を起こす自由を巡る争い、私が生まれるより遥か太古より甦 りし戦士、国家間の戦争に匹敵する親子喧嘩の勃発──。 君も格闘士として生きるなら、嫌でもこれらに巻き込まれるだろう。生きるか死ぬかは 君次第だ。覚悟しておきたまえ」 「ふん、おまえにいわれるまでもねぇ」 相変わらず反発する加藤に対し、武神はすり切れた唇と欠けた歯で若干ではあるが微笑 んだ。 「では、武神としての最後の仕事をこなすとしよう」 武神が念を込めると、みるみるうちに空中に穴が完成した。ライターでビニール袋を焙 った時のように、じわじわと、それでいてあっけない図画工作だった。 「さらばだ」
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/5284.html
「愉快、愉快~!」 【名前】 リューグ・タマテバッコ 【読み方】 りゅーぐ・たまてばっこ 【声】 塩屋浩三 【登場作品】 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 【登場話】 #28「誕生日も戦いで」 【所属】 異世界犯罪者集団ギャングラー 【分類】 ギャングラー怪人 【武装】 シュモックノコギランス 【犯罪歴】 年齢泥棒 【犯罪技】 フケムリ玉 【ルパンコレクション】 「飛び込む~Plonge~」 【金庫/識別番号】 腹部/「314」 【化けの皮】 モヒカン頭の男性 【人間界での犯罪内容】 人間を老化させ苦しめる 【生物モチーフ】 リュウグウノツカイ 【その他のモチーフ】 白骨死体 【名(名前)の由来】 竜宮、リュウグウノツカイ 【姓(名字)の由来】 玉手箱 【暗証番号の由来】 不明 【詳細】 リュウグウノツカイのような姿のギャングラー怪人。 白骨死体に巨大なリュウグウノツカイが巻き付いたような姿を持つギャングラー。 シュモクザメを模したランスで武装しているが、彼の犯罪技はフケムリ玉という煙玉を放ちその煙を浴びた人間を一瞬で老人に変えてしまう。 「年齢泥棒」という犯罪歴の通り、年齢を奪われてしまった人間は突然老化してしまったことにより戸惑い大混乱を引き起こす。 フケムリ玉に当たらなければ効果は発揮されないが、「煙」というのが厄介で実体がないがゆえに完全な回避が難しい。 さらに腹部の金庫に格納した「飛び込む~Plonge~」というルパンコレクションの力によって地中を自由自在に泳ぎ回る能力を得たことで突然姿を表しての不意打ちから攻撃回避まで極めて高い機動力を獲得している。 リューグ本人は「いざいざ老いたまえ」や「やぁやぁ」等どこか芝居じみた口調で話し、自分の犯罪技で老化した人々をあざ笑う嫌な性格の持ち主。 手にした槍はラブルム・ジョウズが持っていたシュモックノコギランスと同じ形状だが、両者の関係性は不明。 #28冒頭で ポーダマンを引き連れ犯罪技で人間を老化させその様子を上述のセリフとともに笑って見ていたが、そこを魁利に発見される。 ちょうど魁利は初美花の父、早見豪から「娘をたぶらかしたチャラ男」と勘違いされ追われており、彼に見つかってしまった魁利はリューグの標的にサれてしまったことでチェンジも出来ず逃げるしか出来なかった。 公園のオブジェに姿を隠した直後にノエルを含めた国際警察の面々が駆けつけ警察チェンジして応戦する。 しかし防御力に長け機動性が低いパトレンジャーの装備ではフケムリ玉の対処が難しく相性が悪いため、ノエル対処を引き受けたもののコレクションの力を発揮したリューグを捉えきれずに苦戦。 ポーダマンを全滅させた圭一郎達が合流するも分が悪いと見たのかそのまま地中を移動してその場から逃走した。 その後アジトにしていた深い森の中の廃墟へ戻っていたところを情報を得てやってきた透真と初美花に発見され怪盗チェンジした両名と交戦。 フケムリ玉を連射するも既にその能力を把握していた二人には通じず、コレクションの力で地中に逃げ込もうとしたが最初の戦闘を目撃していた魁利の情報を得ていたため、「地面の上に異物があると潜れない」というコレクションの弱点を知っていた透真が地面にカードを大量にばらまいたことでそれも失敗。 武器を放棄して命乞いをしていたが、そのまま壁際に追い詰められたところ、コレクションの力を使って壁の中に潜り込むことに成功する。 彼らは地中に潜れるといった基本的な効果は把握してたものの、壁の中にも入り込めることは知らなかったため縦横無尽に壁の中を泳ぎ回るリューグを捉えられずに圧倒されてしまう。 倒れ伏す彼らの前に姿を表してフケムリ玉を浴びせようと構えたが、間一髪ノエルと魁利が駆けつけたことで失敗。 再び壁の中に潜り込んで機動力でルパンレンジャーらを圧倒する作戦を取るが、ノエルから新たなVSビークル、マジックダイヤルファイターを手にマジックアローを装着した魁利の攻撃は今まで自分を守ってくれていた床や壁が全く盾にならず、確実に自分を仕留めに来る優れた貫通力を持っていた。 そのままアジトの外に放り出されたところをルパンエックスにチェンジしたノエルの端末によって金庫を開けられコレクションを奪われてしまい、4人の怪盗の合体攻撃によって腹部をくり抜かれる一撃を受け爆散。 その様子を拠点の洋館から眺めていたドグラニオ・ヤーブンは、渋るゴーシュ・ル・メドゥに対しもう一度チャンスを与えるように指示を出して嫌々ながらも人間界に移動した彼女のコレクションの力を受け巨大金庫を果たして再生復活。 周囲を自分の根城にしてやると意気込むも、ルパンレンジャーはグッドストライカーを呼び出してルパンカイザーを完成させて巨大戦を展開。 マジックダイヤルファイターも巨大化させ、ルパンカイザーマジックを誕生させるとその不思議な力によってビル群を動かし巨大なタンスが出現。 「その中にお宝が隠されてる」という魁利の言葉を受けて引き出しをあさり、最下段からレッドダイヤルファイターを取り出すと快盗から盗んだと喜ぶもそれはマジックダイヤルファイターが变化した偽物で反撃を食らい、 再び合体したルパンカイザーマジックの必殺技、グッドストライカー 驚いちまえイリュージョンで作り出された「ルパンマジック竜宮城」に抱きついたところそれが大爆発を引き起こし諸共爆死した。 【余談】 モチーフはリュウグウノツカイ。 スーツはナメーロ・バッチョを改造したもので、ナメクジを模した本体等を取り外した上で折り重なった葉っぱの意匠をリュウグウノツカイの体が巻き付いたようにリペイントする等している。 武器である槍は本文中にあるようにラブルムが持っていたシュモックノコギランスの流用。 後に登場するサモーン・シャケキスタンチンに改造された。 ラブルムのモチーフに深海魚であるラブカが含まれていることも有り、同じ深海魚であるリュウグウノツカイのモチーフ故の流用か。 なおシュモクザメ自体は深海に住むわけではない。 名前の由来はモチーフからの連想か竜宮と玉手箱から。 リュウグウノツカイは漢字で書けば「竜宮の使い」となるが、名付けられた経緯ははっきりしないとか。
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/53.html
「はぁ……はぁ……!」 柊つかさは走っていた。 体育祭の時でもこんなに全力疾走したことが無いと言い切れるほどに。 脚の筋肉が悲鳴を挙げるほどに。 額から滝のように汗を流しながら、彼女は走っていた。 その顔に浮かんでいるのは、ただ一つ……『恐怖』だ。 一瞬でも立ち止まれば、その時点で自身の命は無い……本能的にそう察したからこその全力疾走だった。 「ハァ……ハァ……」 走って走って走って走って走って走って…… それでも背後からの気配は消えず、距離も縮まらない。 それが一層『恐怖』として彼女に走る力を与えていた。 「ハァ……ハァ……」 少しでも相手を撒こうと、つかさは路地の曲がり角に潜り込んだが…… 「!?」 そこは石でできた壁で行き止まりとなっていた。 「そ……そんな……」 その絶望的状況に、つかさは膝をついた。 走り続けて彼女の足は限界を迎えてしまい、もはや自身の体を支えることもできなくなっていた。 「……ゴクッ」 つかさは唾を飲み込むと、恐る恐る後ろを振り返った。そこには…… 『ダッダァー』 シマウマを思わせる白と黒の縞模様の浮かんだ体とおかっぱ頭のような頭部が特徴的な どこか鉱物的な無機質さを感じさせる人型の怪物…… パワードダダが、不気味な声を挙げて立っていた。 「あ、あぁ……」 つかさは恐怖で顔を強張らせ、何とかパワードダダと距離を取ろうと四つん這いで逃げていくが、石の壁に阻まれてしまう。 『ダッダァー』 パワードダダはそんなつかさをあざ笑うかのように不気味な声を挙げると、 黄色い目を輝かせながら、つかさに近寄っていく。 「こ、こないで!」 つかさは支給されたバックパックの中の食料や飲料水をパワードダダに投げつけるが、 パワードダダはそんな物を意にも介さずに、つかさに近づいていった。 「あ……あぁ……」 つかさはタレている眼を涙で潤わせ、空っぽになったデイバッグの紐を握りしめる。 『ダッダァー。ダッダァー』 つかさの抵抗が終わったことを感じたらしいパワードダダは、その両手をつかさに向けて、 アームレーザー発射の態勢を取る。 その滑稽的でいて恐ろしい姿に、つかさの恐怖はついに限界を迎えた。 「だ……誰かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 つかさは叫んだ。 何処の誰でも良い。悪魔でも天使でもどっちでも構わない。 誰か助けて。そう強く願った。 その願いを聞き届けたのは神か魔王か。 突如として、つかさとパワードダダの間に真っ赤に燃える炎が吹き上がった。 「きゃっ!!」 『ダッダァー!?』 あまりに激しい炎に、つかさのみならず、パワードダダまで怯ませた。 そして炎が晴れると・・・つかさの正面に、一人の男が立っていた。 黒い服と赤いマフラーを身に着けたピンク色の短髪の男性……。 そんな人物がパワードダダと向き合う形で、つかさの正面に立っていたのだ。 「「……」」 突然の第三者の出現に、つかさもパワードダダも凍りついたかのように固まっていた。 『……ダッダァー!!』 先に動いたのはパワードダダだった。 パワードダダは両手から光線を発射して、男性を攻撃した。 それに対し、男性は包帯で覆われている左手をパワードダダに向けた。 すると、男性の左腕から竜のような形の真紅の炎が放たれ…… パワードダダの体を包み込んだ。 『ダッダァァァァァァァァァ・・・・・・・』 炎に包まれたパワードダダは人間の物よりも甲高い苦痛の叫びを響き渡らせながら…… 後には白い砂のようなものとだけが残されていた。 「……」 その光景に、つかさはあんぐりと口を開けて呆然としていた。 パワードダダの姿が消えると、男性はつかさの方に振り返った。 その男性は整った顔立ちをしていて、ピンク色の前髪で左目が隠れていた。 「……」 男性はつかさに近寄ると、つかさに向けて右腕を伸ばした。 「……!」 思わずつかさは目をぎゅっと瞑ったのだが・・・ ポフッ 男性はつかさの頭に手を置き、ワシワシと撫でた。 (えっ……?) 恐る恐るつかさが目を開けると…… 「大丈夫だ。俺は……」 「俺は味方だ」 その瞳は晴れの日の空のように澄み切っていた。 「う……ウワアアアアアアアアア!!!!」 つかさはそれまでの我慢が限界に達し、男性の体に抱き着いて赤子のように泣き出した。 男性は最初こそつかさの様子に面食らったものの…… すぐに気を取り直して、幼子をあやすようにつかさの背中を擦りだしたのだった。 【柊つかさ@らき☆すた】 [状態]:極度の疲労とストレス [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本:死にたくない 1:ウワァァァァン!! [備考] 高校3年時からの参戦。 周りに支給品が散らばっています。 【人吉爾朗@コンクリート・レボルティオ~超人幻想~】 [状態]:健康、少し困惑 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本:『超人』として、人を助ける 1:目の前の少女(つかさ)が泣き止むまで待つ [備考] アニメ第2期最終回で肉体が消滅した後からの参戦。 そこから少し離れた草原‐ 「……ダァダァー」 ……パワードダダは無傷でそこに立っていた。 先ほど、男性……人吉爾朗に焼き尽くされそうになった瞬間に、テレポートで脱出していたのだ。 「ダッダァー」 今すぐに戻って、不意打ちをかけても良かったが、パワードダダはそのまま別の獲物を求めて移動を開始した。 別に爾朗に対して恐怖を抱いたから、ではない。 なんの攻撃手段も持たない相手を襲うよりも、抵抗が強い分非効率だと判断したのだ 「ダッダァー」 不気味な声を上げながら、パワードダダは赤い月の下を歩いていく。 その先に何が待つのか……今は誰にも分らない。 「ダッダァー」 【パワードダダ@ウルトラマンパワード】 [状態]健康、ダメージ小 [装備]無し [道具]無し [思考・状況] 基本:自分以外全員殺す 1:ダッダァー [備考] 制限により、巨大化・体の密度変化・体の電気信号への変換は不可能、 テレポートの最大飛距離は3エリアまで、となっている。
https://w.atwiki.jp/totori-atelier/pages/1310.html
クレイン・K・シャール [#xc23d30c] ドロッセル・K・シャール [#x93eabd8] ナハティガル・I・ファン (Nachtigal I.Fan) [#m036d625] イバル (Ivar) [#q5cf344c] ガイアス (Gaius) [#ceb2953d] ウィンガル (Wingull) [#k6e53934] プレザ (Presa) [#l94cd070] アグリア (Agria) [#s2b5a10f] ジャオ (Jiao) [#p9e76057] クレイン・K・シャール 「この今の幸せのために、僕も決心しなければいけない……」 性別:男性 年齢:24歳 CV:保志 総一朗 交易の要衝の街、カラハ・シャールを治める青年領主。ローエンの主人。 ラ・シュガル王の専制体制と対外武力政策に強い不満を持っており、 若年ながら中央に抵抗し、カラハ・シャールの自由な気風を守ってきた。 人々からは非常に信頼されているが、中央からはその反抗的な態度を問題視されている。 妹のドロッセルにだけは、少々甘い。 ドロッセル・K・シャール 「ふふ、あなたたちのおかげで、いい買い物ができちゃった」 性別:女性 年齢:18歳 CV:鎌田 梢 クレインの妹。唯一の身内である兄、クレインをとても敬愛している。 苦労知らずのお嬢様だが、弱い者を守ろうとする兄譲りの高貴な心を持っている。 エリーゼと意気投合し、妹のように接するようになる。 ナハティガル・I・ファン (Nachtigal I.Fan) 「資質など王には無縁。王は生まれ出ずるときより王よ」 性別:男性 年齢:52歳 身長:190cm 武器:槍 戦闘タイプ:槍使い CV:大塚 芳忠 大国ラ・シュガルの現王。リーゼ・マクシア統一の野望のため、強引に独裁体制を固めつつある。 もともとは王位に着ける可能性の少ない第三王子であり、 若き日は身をもって祖国を支えるべく軍に入隊、多くの戦果を残した。 しかし、兄王たちが起こした内乱を鎮圧し王位を得ると、次第に独占的傾向を強めていくようになり、 近年では武力を用いて地方都市に圧力をかけ、政策に従わせるような強硬手段もとり始めている。 イバル (Ivar) 「ミラ様のお世話をするのは、巫子である俺だ!」 性別:男性 年齢:16歳 身長:165cm 武器:二刀 戦闘タイプ:剣士 CV:森久保 祥太郎 マクスウェルを祀る村で、代々「マクスウェルの巫子 (みこ)」を務めている家系の出身。 巫子であることに強いプライドを持ち、子供の頃からずっとミラの世話係として、傍に仕えてきた。 ところがジュードの登場によって、世話係のポジションを奪われたと一方的に決め付け、 ことあるごとに突っかかっていくようになる。頭は良く、人並み以上の正義感も持っており、 二刀を使いこなす武術の腕もかなりのものだが、 短気さとエリート意識のせいで、感情的な行動に走って失敗してしまうことが多い。 ガイアス (Gaius) 「俺は滅びぬ。弱き者を導くこの意志がある限りな」 性別:男性 年齢:32歳 身長:185cm 武器:長刀 戦闘タイプ:剣士 CV:置鮎 龍太郎 キャラクターデザイン:いのまたむつみ ア・ジュールの現王。人間離れした戦闘力と人をひきつける器を持って、様々な部族が入り乱れる北方大陸を統一、 強大な連邦国家ア・ジュールを成立させた英雄である。 何者に対しても怯まず、その強烈な意志が揺らぐ事はないが、決して凝り固まることなく思考は柔軟。 ガイアスは、力ある者が、その責を果たさない事を認めない。 それは当然、自分自身も含む主張であり、彼は身をもってこの理想を体現し、ア・ジュール統一を成し遂げた。 リーゼ・マクシアの覇権を争うラ・シュガルへの、反抗の機会を窺っている。 ウィンガル (Wingull) 「導く指導者がいなければ民は路頭に迷うだけ、と言っている」 性別:男性 年齢:28歳 身長:175cm 武器:剣 戦闘タイプ:術剣士 CV:木内 秀信 四象刃のリーダー格。ウィンガルという名は翼を意味する称号。 国王ガイアスの片腕となってア・ジュールの行政を仕切り、軍事面でも 参謀として全作戦を立案している。ふだんは物静かで、知性的な物言いをするが、 戦闘時は一変して粗暴な性格になり、セリフに出身部族の言語が混じるようになる。 ガイアスとは古くからの付き合いだが、公私の区別を厳しくしているため、友人らしい言動は見せない。 プレザ (Presa) 「ボーヤ、そうやって弄ばれて、いつかは捨てられるのよ」 性別:女性 年齢:22歳 身長:168cm 武器:本 戦闘タイプ:精霊術士 CV:佐藤 利奈 牙を意味する称号を持つ四象刃のひとり。 美しくも妖艶な容姿としぐさ、話術で相手を翻弄する。諜報員として 世界各地で暗躍し、幾人もの貴族や高官を手玉にとっては、成果を上げてきた。 パーティーメンバーの一人であるアルヴィンとは浅からぬ因縁があるらしく、 いまなお彼に恨みの念を抱いている。 アグリア (Agria) 「うっせー、ブス!しゃべるんじゃねーよ!」 性別:女性 年齢:15歳 身長:153cm 武器:仕込み杖 戦闘タイプ:術杖士 CV:坂本 真綾 ガイアス直属の部下「四象刃(フォーヴ)」の一人。アグリアとは「針」を意味する称号である。 強力な精霊術を使いこなす天才児。過去の経験から、他人の真剣さや努力を見下し、あざ笑う。 怒りと嘲笑でしか感情を表現する事ができず、その心は世界への憎しみに満ち満ちている。 大抵の事には無関心だが、自分の邪魔をする者、侮る者は絶対に許さない。 一旦キレると制御が利かず、作戦や状況をメチャクチャにしてしまうトラブルメーカー。 ジャオ (Jiao) 「やはり戦場でまみえることになった、か。悲しい時代だのお」 性別:男性 年齢:42歳 身長:250cm 武器:大槌 戦闘タイプ:槌使い CV:大友 龍三郎 ガイアス直属の部下「四象刃(フォーヴ)」の一人。ジャオとは「角」を意味する称号である。 四象刃のムードメーカーであり、敵味方の区別なく誰にも屈託なく接する好漢。 魔物と意思を通じ、自在に操る特殊能力を持った一族の出身で、魔物を家族のように扱っている。 その異能と巨体から周囲に忌避されてきた過去があり、 かつては一匹狼として無頼の生活を送っていたがガイアスに打ち倒され改心。 現在のような険のない人物に生まれ変わった。
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/3979.html
【登録タグ D 時雨 曲 滲音かこい】 作詞:時雨 作曲:時雨 唄:滲音かこい 曲紹介 「燃え上がる様な恋の御話」 タイポグラフィックなPVも必見。滲音かこい生誕祭2016参加楽曲。 詰め込んだ感情を、曝け出すスピードロック 歌詞 (動画歌詞より転載) 「しょうもない事を言っていいですか?」 「存外貴方が好きで」 拾の肆乗、愛の惨状 キーはGマイナーだっけっか? するとどうだい? 「大嫌いさ、サブカルチックな欲情」 今日の反対 二律背反 存外目が冴えていたんだ YEAH!! (摂氏数千度の異常性愛 ) (鳥葬 熔化は燃え上がる ) (それが、いずれ燃え尽きる物だと知らずに ) 夜が鳴いていたんだ (「人を好きになる事に、性別なんて関係あるんですか?」 ) (鳥葬 熔化は、言葉を失う僕に対してそう言った。 ) (見た目こそ少女だが、鳥葬 熔化は間違い無く男だ。 ) (彼は、いや、彼女は、あざ笑うかのように口元を歪める。 ) (そして、 ) (「誰かを好きになるのに、性別なんて関係あるんですか?」 ) (僕に向かって、 ) (もう一度、そう言ったのだ。 ) (白黒暗転 再生 開始 ) (「異常ナ人間ハ、自ラヲ異常ト認識デキル訳ガナイダロウ?」) (狂笑 ) どうしようもない そうしようもない こうなっちゃったら しょうがない 「AとBでさ」「CとDがさ」 合体しちゃって さぁ、大変だ 「ああしたい」とか 「こうしたい」とか やんなっちゃうよな、正直さ ガソリン撒いて 電気消して 「存外 全部 死んじゃえばいいんだ」 「想像なんてしたくないなぁ」 Hey!Dear! 冷めきった観衆の手 銃の惨状、狂の葬場 存外全部焼いちゃってさ!! もう嫌だ! ビッグマフが泣いて 全部 全部 全部 全部 全部 誰かの為に死んだ? 「想像なんてしたくないなぁ」 狂が躁で情が葬で 「想像なんてしたくないなぁ」 (捻れて歪んだ愛情は、やがて歪に捻じ切れる。 ) (鳥葬 熔化の姉である鳥葬 彼岸は、 ) (弐年前に交通事故で死んだ。 ) (「ボクは貴方にだったら■されてもいいです。」 ) (「だってボクは■■だから、 ) (「貴方にとっての■■で■■いから」 ) (「だから■■■■■■■■■」 ) (「■■■■■■■■■■」 ) (そう言って、彼は、いや、彼女は笑った。 ) (僕はこの人物が、心底、怖いと思った。 ) (否、気持ち悪いと思った。 ) (気持ちが、悪いと、思った。 ) (「だって、ボクは貴方の事が、大好きなんですから。」 ) (狂笑 ) (彼の、否、彼女の声が、吐息が、仕草が、視線が、俺を、 ) ( 犯しているようだった。) 月も無いのに 興味無いのに 僕らは相槌打って 聞いて無いのに 聞く気無いのに 愛想だけで笑ったんだ 「■したい」とか 「■んじゃいたい」とか 口先で言ったって 存外てめぇみたいな奴らが 世界じゃ溢れてんだ 「同情なんてしたくないなぁ」 Hey!Mr. I hate Rock'n Roller !! 肆つ打ちも ダンスビートも 存外全部飽きちゃってんだ もう嫌だ! ビッグマフが裂いて 全部 全部 全部 全部 全部 誰かが言った気がした あー もう 嫌だ!! レスポールが泣いた 愛の三乗、恋の惨状 今日明日で皆が死んで Hey!Mr. I hate Rock'n Roller !! 全部 全部 全部 全部 全部 「あんたの所為だって言ってんだ!!」 「想像だって言ってんじゃん」 「誰かの為に死んだ」 「妄想なんてしたくないなぁ」 (怖気が走る程の愛情だった。 ) (焼身プロパガンダは ) (盲信的に 狂信的に 熱狂的に 情熱的に ) (一人の人間だけを愛した ) (それはまるで炎の様に 熱く 赤く ) (誰かを、何かを巻き込んで、灰になるまで燃え尽きる ) (そして、その瞬間まで ) (愛を燃やし続けるのだ ) (「今日も何処かで、」 ) (「頭の悪そうな学生が」 ) (「口癖の様に口にするんだ。」 ) (「"■■■■"って」 ) (「そして偽善者ぶった人間が、」 ) (「口癖のように口にするんだ。」 ) (「"生きたくても生きられない人間が"」 ) (「"その人達の気持ちを考えて"」 ) (「死にたくても死ねない人間の」 ) (「気持ちを欠片程解せず。」 ) (「気持ち悪いよな」 ) (紫煙 ) (狂笑 ) 「妄想なんてしたくないなぁ」 「手首を裂いちゃって死んだあの子のロストバージン」 「存外煙草が滲て」 「想像なんてしたくないなぁ」 「Gマイナーだって言ってんじゃん?」 「妄想なんてしたくないなぁ」 想像だってしたくないなぁ 不可思議な気持ちなんだ 目が覚めては頭が痛くてさ 死にたくなって 呼吸をやめてしまったんだ 嗚呼、ちょっと待って!! 僕の居場所を どこにやっちゃったんだい? 知りたくなって 飛び降りたんだよ 散々な君の性は 指先だけで死んで 散々な僕の生は (短く喘いで 苦しそうに嗚咽を漏らす ) (それでも深く それでも強く もっと、奥へ ) Hey!Dear! 冷めきった群衆の手 今日の散々、愛の散々 存外全部ぶっ壊しちゃって!! もう嫌だ! ビッグマフが泣いた 全部 全部 全部 全部 全部 誰かの為に死んだ? 嗚呼もう嫌だ! レスポールが裂いた 銃の惨状、恋の惨状 存外全部焼いちゃってさ Hey!Mr. I hate Rock'n Roller !! 全部 全部 全部 全部 全部 誰かが死んだ気がした 想像なんてしたくないなぁ 誰かの為に生きた 人生なんてつまんないなぁ (Let's Distortion !!) (盲信的に、狂信的に、熱狂的に、情熱的に、 ) (一人の人間を愛した焼身プロパガンダは、 ) (炎の様に、燃え上がる様な恋をした、 ) (鳥葬 熔化は、 ) (やがて燃え尽きて、灰になったわけだ。 ) (彼女はそう言って、蔑む様に笑った。 ) (「まぁ、彼・・・いや、彼女か。 ) ( 大丈夫さ、きっと彼女は、 ) ( 次は"劇的な恋"ができるハズさ ) (「この話の"あとがき"-アウトロ-にはきっとそう書いてあるさ」 ) (狂笑 ) (時雨的人生教訓話「ハートに火をつけて」 ) (歪曲は死んだ ) (終 ) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/makotokidan/pages/130.html
能力 サポートスキル 初登場は43スレ目 36 ... ..... / ヽ / \/ \ / / // / .. / / / // / ., \カカカカッ/ / / / // / / // ト, 【ガイアーズ 鬼女郎 比良坂初音】 ! ! / // / / // / ! ヽ i i/ {´`′/ // / / i \ ィ===气 // / / j } /乂 リ. / / ! / / i i i / ¨~ ¨` ィテ爪y i/ i i i { {弋ソ / / i i i | ! ¨¨/ 从′ i i i | ′ /i {′} i i i | ‐ ___, イ i | あら、寝起きで喫茶店とはいけない子ね i i i |, / | | i | i i }! i{` >, /i ! | i | i i |i i | / ! 丁´! l ! | i | i i |i i | ′} } .| l ! | i | なにかお悩み事かしら? i i |l i |/ i i | 1 | { i | i i / \ i | |;′ | l |八 i | i i/ i八 i | l { | ! | ヾi | / . . \ / ............. \. / . / . ,′ | . あら・・・・・・・・ . | i | i | . | i | | /| |i | i | | | . | i | | |i | |」|斗匕斗 | |ノ\ヘー┐ . 伊藤誠さんが私に話とは今日は愉快な日ね | i 人 /L 八_| |儿,癶c゚ノ| 厂\ \\{ \ | i |\{ r弋cハ ´ | }人 八 >‐-ミ | i | ヽ } | | ,/ /乂___彡'⌒丶、 | i | i . 丶 | |/ /.............., ....ニニニニ\ 一体どうしたのかしら? | i | i 个 ー __ ´ | /............../// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | i | i | > __/| { ..............///......................................ヽ | i | i |{ 丶 /....| .}____|...........///............./............{........... | i | i |乂__} / ........| /.............ヽ... ///.............ノ....................\...... | i | i |乂__ノ} {》.........| |====== }///........./..............................\ | i | i | } {..》.......| ..〉ー―‐ヘ //.... /........................ヽ............. | i | 从 . }i{....》.....| i、................∨(/............. /........................... | i | 〃 \乂___ノハ.....》...| |.|...................................../.............. /............... 乂__/ 〃 ( }{__〕iヽ ーァ=彡 . .i . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ\ / __/{{ー-</)| ) 〉 { i | i | i | i | i i | , 丶 /{ ´∧ ー-=ミメ、 / i } | | i | i | i | i | i | i , \ / [__,)/__ノ イ 川ノ | | |i | i | |l i | i | 川 i | ' ヽ 〔__,ノ / { ー-=ミ | i | | { 八 {\ ! ノ 八|ノノ个' | | | . `Y {__ノ ̄`>x. \ /| | | l ∧二ニ ‐- 斗ヽニ二」 | | ヽ {{ } / ノへ/ / | | i |i爪V ッ ノヽ '´V ッ ノ小 | | \ \ ∧/ / / / i | | l 小 \ \」 | | ヽ \ \. ,( / / ′| l l jハ \ . . ,\ | | } \ / / { | i l l 、 \ / ヽ\ ノ / { イ 乂_! i l l | i \ -\‐ _,.仏斗 ‥…――--. /` . } | | i| l | i > . ___>'⌒二ニ=‐-、 --―… / 〈 | {」L⊥⊥ > '"´ \. ′ /. . 人 リ///>'"´ ______ } ハ i _,/ ニ=-‐ ニ二⌒ 〕 -‐ '"⌒ ー--===ニ二  ̄ // ∧ { -‐=< -‐=ニ二 / / / ( i \ . . / / } 厶=-‐ / / / )| \ . . . ー‐--=== / ̄ ̄j (解説は44スレ目 381より) ガイアーズ オニジョロウ 比良坂初音 N-C 真1時代、とある少女に寄生していた蜘蛛女が人間に擬態した姿。 周囲は人間だと誰もが思っているし、彼女もその状況をよしとしている 昔は享楽と人間の破滅の感情をエサに活動していたのだが 最近は丸くなったのか「もうテキトーでいいんじゃないかなあ」と考えるようになったらしい 他人を縛り付けることは大好きだが、自分が縛られるのは嫌いと言う ワガママな二面性をもつのは、やはり本性がクモだからか あと意外とロマンチストだったりする _..-ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄- 、 . /;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;、;;`'ッ、 ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;l;;;;;;l.\ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ;;;l,;;;;!;;;;;ヽ、 / / l ;;;;l;;;;;;;!;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;! j l\ | / .,l゙ .li .l ゝ 、 !.l .l.│;;;;;;;;;l;;;;`''-..、 .|;;|;;/.!;;;;;;;;;!.l. 'l!、;;;;;l' lヽ,;;;;;;_,!;;!;;;l.l、;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;; 私はこの街に縛られることになる .| l゙|;;;;l;;;;;;;;;l ヽ⊥ゝ_| ゙ ィ'  ̄ ̄|;;.!!.ヽ;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;; |.|;;;;;;;L_-┘ ̄`ヽ _ l;;;;;;;;;ゝ;;;;;;;;;;;|;;;;;;;; そうでなければ彼らを抑えることは出来ない l.|;;;;;;iト;| _ 彡==zリ;;;;;|!;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;; /|〕;;;;;;!,!||l z==ミ 弋z;リ l|l;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;l二 / !リ;;;;;!.!;;l..l 弋z;リ  ̄ .リ|;;;;;;|.-、.l;;;;;;;l;;;;;; |,l| i;;;;;! !.l;;`リ、 ̄ i .ノ|;;;;;;;!/.l`L;;;;| ̄ 貴方はセンターの勢力を殺し続けなければならない..| |l゙.|;;;;|;;|,!;;;;|;;;ヽ .__, /;;l゙;;;;;;,! ヽ;;l;;;;|,| l !│;;;|;;;[;;;;!;;;;;;;;`'> <、;;;;l;;;;;;;! "」;;;!、 そうでなくては私たちを守れない|;;;|| .|;;;;;;|;;;;l;;;!;;;;;;;;;;;/.|. ` ´ | 、.ヽ;;l;;;;;;;;l、 /.|;;l ヽ;;;|│ |;;;;;;;l;;;l, ン-'" ./「 . 'i .|__/>/;;;;;;/ヽ.ヽ ;;;;| .! .l.!;;;;;;l;;;ヽ三三| | 三三三 \l′ .\.ヽ,l;;| │.l.!;;;;;;l,;;;;\三 l .,〔 |三三三 / , "_,ミ┐ .ヽ. \ ・・・それでも、この街からは.l;;;! . l .l.l;;;;;;ヽ;;;;;;`'- 二二/"/ ̄ !三三/,,//三三l ...l;;| .l .lヽ;;;;;ゝー- __ -'"゛三/ ./i ./ .,r'/l゙三 /.ヽ ガイアーズが圧されることなく、無法もなくなる .゙,!.|三l,l,.ヽ;;;;;\三三ヽ三三 .l /;;;;!./,ノン./ /三三| HT商工会の「暴走族を追い出してほしい」(EXTRA-01)という依頼で登場した、暴走族のリーダー。 AAの出典は18禁伝奇AVG『アトラク=ナクア』(アリスソフト)より。 なお、作品名のアトラク=ナクアはクトゥルフ神話に登場する神格だが、蜘蛛のモチーフとして用いられただけで内容とは無関係。 種族名の鬼女郎(おにじょろう)は真2ではなく真1からの登場。本来のLvは40。スキル追加などで強化されているとのこと。 ガイア教徒として強大な力を持つが、本人が自ら暴走族のリーダーになったわけではなく、祭り上げられた存在らしい。 喫茶店のマスター曰く「ガイアのためにというスタンス」を旨とする「古風なガイア教徒(東 聡莉)」との評。 その言動は極めて個人主義的。 しかし自分だけを特権的な存在と考えているわけではなく、全ての事物に対して同様な考え方を持っていると思われる。 彼女の思想の一端は次のセリフからも窺い知ることができよう。 -‐ ‐- , / ` ´ / 丶 ヽ ′ { } 〉 , l i i _i i _i _i i ., l 厂__ ̄ ̄_- _ y ト 街で平和に暮らすための私たちを殺すのはかまわないわ l ハイラ , エ ァl i l 丶 丿/ ハ , l i ヾ \ / / ハ _ _. j \ \ . /イ{ \ イ ! ! i \ \ でも // l i i i ヽイ l i },;i \ ヾ. // l i i i } /l l i; \ それなら私たちが貴方たちを殺しても /′ l i > {f / ! l ,; \ \ , / イ´ /_/ l l ,; \ \ / / { v=y; l i l 三ニ=x \ \ 文句をいうところではないでしょう? { ! l v=y 彡 } i l \ \ /{. ! ! i l / / イ.i i l \ \ \ 思考パターンが量りづらい人物のためか、スレ住民とのメタ会話用にちゅるや化することもある。(44スレ目より) , -‐……‐-..、. / \ , , ... i l l l i . 186 | | ,_|_ lノ_|__|__l \ } ! | l l ● ●」 ! ちょっと違うわね | (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂| i | l i⌒ヽ j (_.ノ ノ|__/⌒) 自分でどうにかする気がないやつが嫌いなの | ヽ ヽ>、 __, イミニ ヽ / | ∧ミヘニ\____, ' ニ三/ | 'ミ三三三∨三三 / 依頼を受けて喫茶店に向かい彼女と交渉した結果、誠の同居人となることに(44スレ目 352)。 ,,,. -‐''"~ ヽ、 / ヽ、 / ヽ、 / ヽ、 ゙ 、 / / l / ヽ ヽ ヽ / ! // / l ゙, ゙、 l ゙、 / / |/ / .| } ヽ ゙、|゙、 .i / | | / | | l ヽ 、 ゙、 i / | | // /l /l / .} | ゙、 | / | | | /// / |,//| / / .} ゙、 | 貴方は欠片も私を信じなくても / | | |// // / / /メ /l / / ゙、 | / | | |/ ' ''-----' ' /メ____ / //,,r/ | .| / | | |_,,,.. ;;-==‐‐-;;,_  ̄ '" / | ! | | / | | .|-‐ ‐--、 " ,; ===z;;,,/| l | | .| / | | -‐''''_ソて/"'' ,;==z,,、ヽ i! !/ | .| | / | | .|ヾ、;;;;; ノ,,.. {;; ソ "' / | | | 私は貴方を信じることにしたわ / | | .| `'''''‐ / | .| .| / | | | ; i! | | | | / | | | | ;ヽ / | | | | / | / | | | / | | | | | ,' | .| | | | ー--‐ / | l | | | ! | | 期待してるわよ ,' / | | | |\ / l | .| | !.i | | ,' / | | | | \ ,/ | / | | .| | ! | / .| | | | ヽ、. ,. " / l / | | | | | 理想の大地につれていってくれることに / | | | | /"''-''" / i / | | | | | / | | | | / / / | | | | | / | / |''=-、 | / / / | | | | | / | ~"''z ヽ"''‐- 、/ / / .| | | | | ____________________________ |┏ SYSTEM ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓| |┃ そういって・・・・・・優しい微笑を彼女は浮かべた |┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛| . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 能力 / ヽ、 , . / / / \ / / / / | ヾ 、 ヽ / / / / | i \ \ . / /\ /{i | |i i\ \} / /__⌒ヽ ヾ | || | \ ヾ=-' / 込 癶 ‐=<!l | i i⌒´. / {¨`゙ 芹ミx、ヽ | l i', 388 / / } /) ヾ 斗ミx、| | | ', まあ・・・・・・やれるだけやってみようかしら. / / / //_ . . `゙¨^ ,ィ| | | ハ / / //// \=ュ、 /_ノ! | | ∧. / / ´/\_入 ,...イ | | ∧ / /  ̄`)¨¨´ i | | | \ 【ガイア教徒おにじょろうLv40相当 追加スキルあり】. / / }イ | |、 ヾ | | \ ,ィ寸込 __,. イ {、 |_\ \ ! \イ三三三込 ,イ///∧  ̄`i |/≧x、 \ \ニ三三三三?l/////∧ , ー=j |/////}ハ \ \┏ ┓┃Name:初音┃Lv40 ???┃HP380/380 MP188/188┗ ┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【追加SKILL】 未判明【SPECIAL】 クグツ:敵すらもクグツで操る(????) マインドリーディング:1ターン様子を見る事で、次のターンの敵の行動を把握する(???) スパイダーネット:(敵の)アイテムを1種類消滅させる 不動の心:好感度・友好度の上下幅が極端に低い ワイド・ネット:敵1体とと自分のスペシャルを1ターン全て無効化 サポートスキル 最終的に受けるHP/MPダメージを1.5倍にする トレジャーハント時、クローズドダイスの結果で2回判定し良いほうを採用 信じてれば何とかなると言う誠をあざ笑うためだけに同居しにきた、かなり性格の悪い人物である。 -- 1 (2011-07-05 12 22 24) だがそこがいい、むしろだからこそいい。あざ笑うだけでなく罵ってほしい。そんなM男さんには最高の同居人。役に立つかどうかはしらんw -- 名無しさん (2011-07-09 17 32 00) [人々が安心して平和に暮らせる、ガイア教徒だからと迫害されない人が人として平穏でいられる人が心に殉じれる街]を誠に望んでいる -- 名無しさん (2011-07-16 03 30 43) スレ51 964によると、奇数日の午前は喫茶店にいるらしい。 -- 名無しさん (2011-07-18 21 14 05) 65スレのセンター塔突撃時に、ドミニオンクラスのコウメイと因縁があることが発覚 -- 名無しさん (2011-08-17 03 39 15) STスタンのメギドラオンを50%で回避できるとのこと -- 名無しさん (2011-08-17 03 58 29) 110スレ 7789 ナカジマさんによれば、極カオスとの事 -- 名無しさん (2012-03-16 00 01 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/220.html
第516話 再来の血戦 銀河帝国デススターを訪れていた小暮駆。彼を狙って現れた盗撮団と、銀帝ストームトルーパーの間で戦闘が発生。 この戦闘は他に、デススター内に大量に潜入していたアリコマンド戦闘員、大隊兵、連邦のジム部隊、ゆりえさまを招きよせてしまう。 折り悪くキャリフォルニアベースから、シラカワ博士の外人部隊とリリーマルレーン隊も滞在していたデススターは、この集合で重力バランスを崩し、地球の引力に引かれていく。 その頃、セブンチェンジゃーは一人、セイバートロン星のデストロンに接触すべく行動を開始していた。 議長軍ではリトルバスターズが北海道で奪取したGNドライブを解析中。結局以前ジェナス・ディラが奪取した分は、壊れすぎて使い物にならない。 完全にバランスを崩したデススターは高速で地球に落下していく。その様子を見ていた銀帝を含む各組織では大騒ぎに。 スター・デストロイヤーやリリー・マルレーンに分譲しデススターからの脱出が進む中、シュウ・シラカワはこれを利用することを思いつく。 「・・・・・・・・いや、いっそぶつけてしまうか?中国成都あたりにでも。」 その成都BF団の元にはシン・アスカが滞在中。知らないうちにインパルスを無力化されてしまう。 落下予測地点が銀帝基地であるという情報が伝わり胸をなでおろす一同、しかしデススター自体が地球と変わらない質量であると発覚。落下すれば地表の融解と海面の蒸発――地球のマグマ惑星化はまぬがれない。 大十字九郎とともに銀帝滞在中の射命丸文は、「特ダネ写真を撮る」としてデススターを飛び立つ。この時点で、彼女の行動に疑問を持つ者は誰もいなかった 一方、Gアイランドでは天空侍斗牙が落下するデス・スターを前に行動を起こそうとしていた。しかし前回ソルグラヴィオンの単独起動によって疲弊した斗牙の身を案じたエクスカイザーは彼に静養を命じ、勇者ロボ軍団と共に飛び立つ。理不尽に奪われんとしている全ての生命を守る為に。 責任者であるはずのダース・ベイダー卿が真っ先に逃げ出し混乱を極める銀帝では、キャスター宰相に最高責任者に任命されたシラカワ博士が、宣言どおり軌道を修正し成都に落とす作戦に出る。 地球ブロッコリー畑化計画を目論んでいたニコル・アルマフィの指示で勇者残党と共に議長軍が真っ先に出撃する。 これに対し、本心ではとっとと辺境の地球圏から帰りたい銀帝の一部が、メテオブレイカーを設置するために殺到した議長軍MSに対して発砲、更に質量軽減のために廃棄されたミサイル群が勇者残党スタースクリームに直撃してしまいデススター周辺は戦場となる 地上からはインパルス・ガンダムが出撃、メタトロンも出現し、場は混乱の一途をたどる 作戦中止を訴える九郎、しかしいまや無力で、自ら行動を起こすこともできない彼の言葉は、一同には響かず虚しく滑っていく。戦い続けるメタトロンに救いを求めながら、それでも彼は戦うことができずにいた。 リリー・マルレーン艦長鷹野三四も民間人と物資を満載したリリーマルレーンでデススターを脱出しようとしていた。ギリギリの状況の中、とっさにつぶやいた名前は・・・ 「…アキレス…?」 ガディ・ルーの攻撃で一部表面が砕ける、デススター、しかし、その穴、そこから飛び散る資源の中から、消えたはずの悪夢が黄泉返る 「ゾンダァ・・・・・・」 次々と変形し戦場に集まる勇者たちをあざ笑うかのように、シラカワ博士によって保存されていたEI-01、パスダーは議長軍のMSを次々と撃破、取り込み始める。 喫茶店ではその場のノリで正義の味方宣言してしまったルルーシュがとっさに喫茶を巻き込み、ゾンダー殲滅のために参戦。 更にデススターには破壊大帝メガトロン率いるデストロンが出現、すべてはゾンダーの存在を察知した彼らによる陰謀だったことが明らかとされる。制御しきれないゾンダーの一部がメガトロンをも取り込もうとするが、メガトロンは圧倒的な力でこれをひねりつぶす。 落下速度に突入したデススターから離脱するリリーマルレーン、そこに襲い掛かる撃龍神から母船をかばって右代宮戦人が被弾。その彼を身を挺してかばったシーマのガーベラテトラが爆散してしまう…。地球を守るため敵に回っていたウルトラマンレオも含めて、銀河帝国軍はマッハ・アキレスの指揮で戦線を離脱する。 デススター内部にはジェナス・ディラが潜入、しかし、コアの力を奪いにきたダイノガイストに一蹴され、ゾンダー核に取り込まれてしまう。しかし、コアを得ようとしたダイノガイストもまた… 更に大十字九郎に発破をかけた羽入が、その彼の目の前でゾンダー化、デモンベインを圧倒的な力でねじ伏せる。一方搭乗のザクを取り込まれたシホ(小)は、かろうじて本体の侵食をまぬがれていた。 エクスカイザーが、仇敵メガトロンに仕掛ける横で、連邦軍もまたデススターの落下を食い止めるべく動き出していた。しかしマクロス級すらもゾンダー核に侵食され作戦は失敗。エクスカイザーも敗れ去り絶望が漂う中、再びグラヴィオンが立ち上がる。 立ちふさがったグランゾンを一蹴し、グラヴィオンはメガトロンに戦いを挑む。敗れたシュウ・シラカワは、策士・諸葛亮孔明に誘われ成都地下、BF団の秘密基地に降り立っていた。 メガトロンに挑むグラヴィオン、そして羽入を防ぐスタースクリーム。二人は同時に叫ぶ。そしてその時、人々の心にはある勇者の姿が映った。 「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ ヘル・アンド・ヘブン!」 「光になれえええええええええええええええええ!!!」 グラヴィオンとグランゾンの趙重力バトルの末、その質量の68%を削り取られたデススター、マスク・サウンダースXIIIはディスクXによって残る破片の粉砕を試みる。デストロンにつき襲い掛かるセブンチェンジゃーはかろうじて退けるが、合体原種の強大な力によって加勢したタリア艦長ともども蹴散らされてしまう。 獅子王凱の力を借り、メガトロンに一矢報いたものの、メガトロンの力は圧倒的だった。傷ついた斗牙を逃がすため、マリアの搭乗するGドリラーが、グラヴィオンを離脱する… 「・・・短かったですけど、皆さんと一緒にいられて楽しかったですよ・・・」 デススターは自壊を始め爆発。地上では降り注ぐデブリに対する迎撃が行われ、最悪の事態だけはまぬがれた。 しかし、これは次なる悪夢の幕開けに過ぎないことを、すべての人が理解していた
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1560.html
「駄目……姉さん、全然進まないよう。ごめんなさい、私のせいで……」 「諦めないで! ほら、岸までもうすぐよ! 頑張るのよ!」 病気で漁に出られない両親のため、姉妹は小船を押して海に出ていた。 漁の成果はまずまずだったが、妹が満足できず、少しぐらいならと、いつもよりも沖に漕ぎ出した。 その途端、突然潮目が変わり、二人の乗る小船は沖へ沖へと流され始めたのだ。 陸地に戻るために必死に漕ぐが、非力な少女二人の力では、波の力に対抗するのは難しく、これ以上流されないようにするのが精一杯だった。。 私のせいだ。私が、もっときつく妹を止めていれば。 いまさら悔やんでも仕方ない。 今は、一刻も早く、岸に戻ることを考えなければ。 村のある場所からかなり流されてしまったが、陸地に辿り着ければ、とりあえず何とかなるはずだ。 「ね、姉さん……あれ……!!」 青ざめた表情の妹の視線を辿ると、その先には波間に幾つもの瘤のようなものが隆起していた。 「キシャアアアアア!!」 その瘤のひとつが爆発するように盛り上がり、降り注ぐ水飛沫に悲鳴を上げた。 悪い時には悪い事が重なるものだ。 鎌首をもたげ、爬虫類特有の縦長の目で二人を睥睨するのは、近海には存在しないはずの海の暴君、海魔と呼ばれる大海蛇の姿だった。 「漕いで! 漕ぐのよ!!」 自分を奮い立たせるようにして叫ぶと、我武者羅に漕ぎ始めた。 「何しているの! 早くっ!」 弾かれたように妹がオールを取り、姉の反対側を漕ぎ始める。 海魔は、そんな彼女達の儚い抵抗をあざ笑うように、小船の周囲を周回し、転覆しない程度に波を立てて弄んだ。 猫が捕らえた鼠や小鳥を弄ぶように、暫くして飽きたらその胃袋に収めるつもりなのだろう。 (お願い! 誰でも良いから助けて……せめて、妹だけでも……!!) その願いが天に通じたのかどうかは分らない。 今しも二人に襲い掛かろうとした海魔が、何かに気をとられるように顔を上げた。 姉妹もつられて、海魔の視線を追った。 空の向こうから奇妙なものが迫っていた。 何百何千という羽虫が一斉に飛び交うとそんな音が出るのだろうか。 その斑色の奇妙なオタマジャクシのようなモノは、嘲笑うかのように海魔の周りを飛び回っていた。 オタマジャクシの頭の部分と尻尾の部分で、何かが目にも止まらぬ速さで回転を続けており、不快でけたたましい羽音は、そこから出ているようだった。 海魔は魂凍るような威嚇の声をあげ、長い身体をくねらせ、斑色の化け物に襲い掛かっていった。 斑色の化け物は、間一髪、海魔の一撃を躱すと、爆音のような羽音を響かせながら背後に回りこんだ。 必殺の一撃をいなされた海魔は、怒り狂ったように身をくねらせ、自身の身体で激しく水面を叩いた。 「きゃっ!!」 水面に投げ出されそうになり、二人は必死に小船の縁にしがみ付いた。 何だか良く分らないが、化け物二匹が争っている今がチャンスだ。 どの道、このまま呆けていては、勝った方の胃袋に収まるだけだ。 今のうちに、岸まで逃げなければ。 「何してるの! 早く漕ぐのよ!」 呆けたように、新たに出現した羽音を立てる化け物を見つめる妹を叱咤した。 「人……」 「えっ?」 「姉さん、あれに人が乗ってる……」 おずおずと、斑色の化け物を指さし、妹は呟いた。 「な、何を馬鹿な事言ってるのよ!」 「嘘じゃないもん! 騎士みたいな兜を被ってた!」 言い争いを始める二人を余所に、二体の化け物は攻防は、早くも決着がつこうとしていた。 それまで海魔の攻撃に防戦一方だった、斑色のほうが、始めて牙をむいたのだ。 オタマジャクシのような形の、ちょうど口の部分に当たるところから長く伸びた、何本もの筒を束ねたような口吻が、突如激しく回転しながら火花を吐き出したのだ。 それを顔面にまともに食らった海魔は、肉片と体液を撒き散らしながらあっけなく四散してしまった。 「ひいっ!?」 頭上から降り注ぐ拳大の海魔の肉片の雨に、二人は思わず頭を覆った。 まさか、こんなに早く決着がつくなんて。 ああ、今度は私達の番だ。せめて、妹だけは。 そんな悲観的な考えに囚われながら顔を上げると、少し離れた位置で、斑色の化け物は、こちらに側面を向けて空中に静止していた。 そして、彼女は見た。 今まで、化け物の目だと思っていた部分に、人が乗っているのを。しかも、二人だ。 騎士の被るそれとはかなり違うが、妹が言うように兜のようなものを被っている。 まさか、こんな化け物を飼いならして、従わせているとでもいうのだろうか。 「信じられない……」 「ね! 言ったとおりでしょ! 私達を助けてくれたのよ!」 呆然と呟く隣で、妹が得意げに胸を張った。 妹は喜色満面で手を振っていた。 騎士(?)の二人が、口元に笑みを浮かべながら、軽く手を振り返して来たのが見えた。 前のほうに乗っている騎士が、前方の陸地を指差した。 おそらく、岸に戻れと言いたいのだろう。 そうしたいのは山々だが、海流のせいで、岸まで戻るのが難しいのだ。 二人の騎士に向かって首を振って見せると、騎士達の操る斑色の化け物が動いた。 ゆっくりと、自分達の小船の背後に回ると、海面近くまで高度を下げて静止した。 いったい、何をやっているんだろうと思ったが、すぐに彼らの意図に気が付いた。 後ろから水面に風を送り、追波を作ってくれているのだ。 追い波に乗った小船は、二人が漕がなくとも徐々に陸に向かって進み始めていた。 「漕ごう!」 「うんっ!」 二人は櫂を取ると、陸に向かって懸命に漕ぎ始めた。 斑色の化け物が作り出す追波のお陰で、小船はスムーズに陸地に向かって進み始めた。 そんな二人を後押しするように、斑色の化け物が、じりじりと進みながら波を作ってくれた。 数十分後、あれほどの苦労がまるで嘘だったかのように、二人の乗る小船は砂浜に到着した。 「や、やった……」 「助かったぁ……」 抱き合って無事を喜ぶ二人の頭上を、追波で後押ししてくれた、斑色の化け物が飛び越していく。 「あの騎士様達にお礼を言わないと!」 「あっ!? こ、こら、待ちなさい!」 開けた場所に降り立とうとする斑色の化け物に向かって、妹は駆け出していった。 慌てて妹の後を追いながらも、頭上を飛び越えていくときに化け物の腹に見えた、お日様のようなマークに、何故か心を奪われていた。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/600.html
2011年4月2日(土) スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター最終話 Stage.26 貫け、奴よりも速く 昨年10月2日の放送開始からおよそ半年、スタッフの皆様が全力で駆け抜けてきたOGINも遂に最終回を迎えます。 3/11という不幸な出来事をも乗り越え、遂に辿りついた最終幕。 ここ数回は派手な騒ぎを自粛しておりましたが、流石に最後はご容赦願いましょう。 いざ行かん、最後の戦いへ……!【見どころキーワード】 1)OG外伝ゲスト出演組 2)最終最後の敵 3)思い残すことなく~必殺技演舞 4)終わらない物語1)OG外伝ゲスト出演組 ノイ・レジセイアの力によって地球全土を覆い尽くしたアインストエネルギーの奔流。 地球に残された人々は赤く染まった空を見上げて戦慄します。 ①アースクレイドルの調査に来ていたクライ・ウルブズの面々、アルベロ隊長、ヒューゴさん、フォリアさん。 ②浅草界隈で幸せを育んでいた退役軍人のお2人、ジャーダさん、ガーネットさん。 ③そして同じく浅草でバイトに勤しんでいる、某バイトの青年。 ④更に、浅草フラワーパーク地下に秘密研究所を有するご一家、コウタくん、ショウコさん、そしてキサブロー博士。 (このうち、コウタくんのみは声付きです) 本来、彼らが登場するのは本作の直接の続編に位置するOG外伝から。 どうも徐々にゲーム版と違う空気感になりつつあるこの最終盤、 果たして彼らが活躍する未来は守られるのでしょうか?2)最終最後の敵 そしてその、どこか「ゲーム版と違う空気感」の最たる展開がこちら。 圧倒的な巨躯を誇るシュテルン・レジセイアを向こうに回し、気合と根性で攻勢を維持するハガネ部隊。 しかしそんな彼らをあざ笑うかのように、ノイ・レジセイアを押しのけ、遂に「奴」がこちらの世界に顕現。 その姿を認めたシャドウミラー隊唯一の生き残り、アクセル隊長は絶叫します。「馬鹿な……奴は……ベーオウルフ!!!」 前回終了時点で「どうもシュテルン・レジセイアがラスボスということらしい」と書いていた私が偉そうに言える話ではないのですが。 昨年12/25、作品の折り返し地点(Stage.13)で立てた予想、<12/25>Stage.13 楽園からの追放者 ラスボス(アインストの総元締め)として登場するのはアインスケ vs ハガネ・ヒリュウ隊とシャドウミラーがまさかの共闘 8割方はこの予想に準じた展開となりました。 (違った2割は、レモン・ヴィンデルが生き残るという超展開は流石に実現しなかった点) 「向こうの世界」を滅ぼした元凶であるアインスケを向こうに回し、ハガネ隊最終最後の決戦が遂に幕を開けます。3)思い残すことなく~必殺技演舞 こちらの世界に出現後、「真アインストアイゼン」とも呼ぶべき最終兵器に搭乗したアインスケ。 そしてその力でハガネ隊各機を模した複製兵器を大量に召喚、ハガネ隊の殲滅、そして自身は地球へ到達することを目論みます。 最強の敵を向こうに回し、ハガネ隊に戦力の出し惜しみは必要ありません。 そしてスタッフの皆さま方におかれても、最早余力を出し惜しむ必要はなかったのでしょう。 ことロボットの戦闘作画に関しては最高峰のクオリティを誇る本作の、正真正銘最後の宴、ここに開演です。 プログラムはこちら。<第1幕(vsシュテルン・レジセイア)>Back Music:Rocks Ver.OG&剣・魂・一・擲 ・龍虎王「マウンテン・プレッシャー」 ・SRX「天上天下一撃必殺砲」 ・ダイゼンガー&アウセンザイター「竜巻斬艦刀・逸騎刀閃」<第2幕(vsアインスケ軍団)>Back Music:流星Lovers ・エクスバインガンナー「フルインパクトキャノン」 ・Wフェアリオン「ロイヤルハートブレイカー」 ・ビルトビルガー&ビルトファルケン「ツインバードストライク」 ・グルンガスト「計都羅睺剣・暗剣殺」 ・アステリオン「マニューバーRaMVs」 ・ニューヴァルシオーネ「クロスマッシャー(リューネカットイン入り)」 ・サイバスター「コスモノヴァ」 ・ヴァイサーガ「奥義・光刃閃」 ・龍虎王「龍王破山剣・逆鱗断」 ・ソウルゲイン「ダブル玄武弾(仮称)」 ・アルフィミィの援護防御『私は…私になりたかっただけなのに』 ・アルトアイゼンリーゼ「玄武・リボルビングバンカー(仮称)」 いやぁ、この最後の演舞の押し込み方はもの凄かったです。 ストーリーなど最早どうでも良くなってしまうレベルの、数々の巨大ロボットが織りなす魂の戦闘。 本作は最初から最後までこの「怒涛の勢い」を楽しむアニメでしたが、最終話はまさにそんな本作を象徴する展開だったと思います。4)終わらない物語 こうして一応の終幕を迎えた本作。 しかしOGシリーズの展開が終わりを迎えるわけではありません。 むしろ、ここからが新たなスタートと言えるのではないでしょうか。 まずは関連商品の展開、ドラマCDcol.2の追加発売が決定。 そして長らく発表が待たれていたDVD、こちらも遂に発売日が決定。オリジナルサントラ・ドラマCD発売! オリジナルサントラ&ドラマCDvol.1は4/6。 ドラマCDvol.2は4/27。http //www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogin/popup_cd.htmlDVD・Blu-ray発売決定! DVD第1巻は6/24。http //www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogin/popup_dvd.html 今後の注目点としては大きく2点、一つはOGシリーズの本家・ゲーム版での新たな展開です。 何らかの動きが出るであろう時期として怪しげなのは、DVD第1巻の発売予定時期である6月前後でしょう。 そしてもう一つ。TV版、最後の最後で流れたDVD・Blu-ray版のCMにおいて、コンパチブルカイザーの発進シーケンスが描かれていたこと。 時系列的にOGINの続編にあたるのは、およそ5年前に発売されたOVA版「迷宮の囚人」。 しかしそこには、当然ながらコウタの姿もフォルカの姿もありません。 本話、冒頭でコウタがOGINゲスト出演を果たしたこともあり、もしや、ひょっとして…… 大張監督、まさかこの怒涛の勢いにまかせてリメイク突入ですか?