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REBORN DFF
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各項目の説明はこちら。 追加、更新する場合はお読みください。 このページを編集する場合はこちらからどうぞ。 2012/12/15 メロス 1120-8860-8873 曜日関係なく昼から - - - - - 誰でも一緒にやりましょう^^ 2011/09/19 ユービィ 4429-0684-3346 平日19時− 休日昼− ◎ 〇 〇 ◎ ◎ ガン逃げ・メタナイト使いです^^ 2010/08/11 ビスカス 0868-2758-2558 夕方・深夜 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ なんでもオッケーです 2010/08/11 Loose 3262-4524-9787 夕方・深夜 ◎ ◎ 〇 〇 〇 ワンパ ガン待ちガン逃げは御遠慮下さい 2010/07/02 バルス 9731-3975-8246 平日15時~ 休日不定期 ◎ - ◎ ◎ ◎ あまりタイマンは好きではないですが何でも受け付けます 2010/04/25 ストロング 4294-5931-2616 夜多め ◎ ◎ ◎ − − 何でもいいです 2010/04/02 うらがみ 1705-1683-1018 夜 ◎ ◎ ◎ 〇 〇 タイマンはアイテムなしで。乱闘は自由です 2010/03/28 ワックス 3658-2870-1376 夜 〇 〇 〇 〇 〇 2010/03/27 オードン 1938-0393-5017 16時以降、不定期 ◎ ◎ ◎ 〇 ◎ 嫌がられる戦法以外なら何でもOKたまに変則チームも開催 2010/03/27 S・C・I 0846-1444-9485 土曜21時~ たまに金曜と日曜 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ タイマンからカオスまで様々なルールでのフリー対戦方式です 2010/03/27 ミセイネン 2459-3827-2444 夜メイン ◎ 〇 〇 〇 ◎ カオス乱闘大歓迎です 2010/03/27 おおまさ 3951-5846-4822 夜が多め ◎ - 〇 ◎ ◎ アイテム多いカオス乱闘大歓迎 2010/03/26 KSやろう 3780-9240-5321 大体22時~ 〇 〇 〇 〇 〇 頑張ります 2010/03/22 チェイン 1547-4965-3259 21時~ 〇 〇 〇 〇 〇 ガノン様多め 2010/03/07 さてん 1676-3019-6194 平日18時 休日昼以降 ◎ 〇 ◎ ◎ ◎ お好きにどうぞ 2010/03/06 カボチャン 3780ー8256ー1760 昼~深夜 - - - - - ルールはなんでもいいです 2010/03/06 ミツヒロ 3489-4422-334 曜日関係なく7時頃から - - - - - アイテム有りタイマン(ステージは何でもあり)が多いです 2009/12/24 ピコサル 2848-8796-4360 23時以降 ◎ 〇 〇 ◎ ◎ http //ameblo.jp/pksarusa/ 2009/12/21 レイン 5036-3666-9282 夕方が多い ◎ - 〇 ◎ ◎ まだやってる人どれくらいいるんだろ 2009/11/12 アカツキ 0316-0715-0572 夕方から明け方 ◎ 〇 〇 - - 土曜ライブ時に出没多し 2009/10/24 がすがす 4924-4256-2006 夜9〜夜2時 ◎ ◎ ◎ 〇 〇 何でも好き(真剣勝負) 2009/09/08 ZAKI 4984-7441-7414 平日は夕方 〇 ◎ 〇 〇 〇 ヒマな毎日から抜け出そう 2009/08/30 ぴあな 4513-2799-9297 夕方多め 〇 〇 〇 〇 〇 どなたでも! 2009/08/20 クレヨン 1190-9165-0665 平日17時〜0時 休日不定期 〇 〇 〇 〇 〇 馴れ合い歓迎
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第二十一話 狂戦士 要塞の一室、国王室の元に続々入って来る電報は、全て良いことを知らせていた。 エレンシア、ルアンダはすでに制圧、アルガリー制圧状況においてもだいぶ有利なことが知らされる。 この戦いは真ゆとり国との挟撃になっており、アルガリーはゆとりと隣接するSOSの領土、そして先ほどこちらが占領したルアンダとも隣接してある。 このままいけばあっさりアルガリーも制圧出来るだろう。だがそれには今一つ戦力が足りない。 エレンシア方面に向かわせた部隊をアルガリーの方にむかわそうかと考える。 やはり、自らの領土を広げるよりもアルガリーをいちはやく制圧したほうがゆとりにとってもいいし、こちらにとってもいい。 それにもたもたしているとゆとりが滅びるかもしれない。 同盟国が滅びるのは何としても避けたいところだ。そうなれば善は急げ、エレンシア方面に遣わした部隊二つに電話をかける。 まずは先遣隊のブーンだ。 電話は何事もなく繋がり、何度か呼び出し音が鳴る。 4度ほどコールがあったところで相手が出てくれた。 *( ‘ ‘)*「もしもしブーン君?」 「やぁ」 低い声が鳴り響く。 確実にブーンの声ではない。 というか、こんな声をしていて、ブーンの電話を奪うような人物は一人しかいない。 *(;‘ ‘)*「名無し・・・」 (´・ω・`)「ご明察」 名無しが出た意味は何となく分かる。つまりブーンが出れない状況にあるということだ。 死か、気を失っているかだ。だが何にしろ平然と名無しが出るということは安全な場所にいるということだ。 問題は死んでいるか生きているかだ。 その天と地の差ほどある二択の答えは訊かずとも名無しが答えてくれた。 (´・ω・`)「実は込み入った事情があってブーンは気を失っている。今とりにくに再生魔術を施してもらっているところだ。」 *( ‘ ‘)*「そう・・・死んでないのね・・・」 ほっと安堵のため息。 だがそんな暇はない。さっと指令を言い渡す。 *( ‘ ‘)*「ブーン君が起きたら、『ルアンダに来て』とだけ伝えて下さい。」 (´・ω・`)「ルアンダだね把握」 それだけ聞くと電話を切る。 次はリップルの部隊だ。 今度もあっさり繋がり、呼び出し音の後リップルが出た。 *( ‘ ‘)*「もしもし、リップル?」 ( *゜ー゜)「うん。タイミングいいの巫女様、あっさりと3-1シンフォニア制圧完了なの」 *( ‘ ‘)*「そう。じゃあシンフォニアは五人ほど守備を残して、残りはルアンダに向かい、アルガリー制圧を手伝ってちょうだい。」 ( *゜ー゜)「把握なのー」 *( ‘ ‘)*「守備部隊は後で送るわ。とりあえずルアンダに戻って下さい。では。」 電話を切る。 そして守備隊を送るなどの命令もろもろをあらかたし終わり、現時点での仕事は報告を待つことになる。 賽は投げられた。後は祈って待つのみ。 巫女は目をグッとつむり、少し目を休める。そして電話機の横に置いてあるコーヒーを手に取り飲む。 そうするとまるで休憩を妨げるようにまた新しい電報が送られて来た。 巫女はちらりと内容に目をやり、それが良い知らせではないことを一瞬で理解する。 彼女は苦々しげに呟く、 *(;‘ ‘)*「やっぱり出て来るのか・・・歴戦の英雄とやらが・・・ね。」 SOS団の連中は無様な姿をアルガリーにてさらけ出していた。 何故もっと美しく戦えないんだ? 避けられる攻撃に当たったり、後先考えずに攻撃したり、醜く倒れたり。ううむ、美しくない。 やはり分からん奴等には実例を見せるのが一番、といつでも思う。 殺しや戦争でも美しさは出せるのだ。 そんなわけで、今日も華麗な舞いをみなさんに見させてあげましょうか。 ターゲット、幻想郷国民全員、任務内容、アルガリーの守備、っと。 ヽ`∀´ 「聖剣グランドリオンの使い手、くまこと灰色のくま2ch、いざ参る!」 そんなわけで俺は大剣を持って戦火に飛び込んでいった。 その男は一目みただけで分かった。 大剣を圧倒的なパワーで振り回す男、しかもその太刀筋や体の使い方には無駄がなく、一発で急所を捉えている。 突然守備にしゃしゃり出て来た、要注意人物。突っ込んで行く奴等は片っ端から一刀両断。 英雄と言われても仕方無い、あれは強い。問答無用の強さだ。 (;■_■)「・・・」 エスが思い詰めた顔をしていると横に立つVIXが肩にポンと手を置き、 从 ゜∀从「人生にはな、良くないことが起きる、と分かっていても突っ込まなきゃならんときがあるんだ・・・」 从 ゜∀从「まぁとりあえず時間稼いでくれたらあとは俺が一掃するから。」 と言った。それにエスもため息まじりでやれやれだ、と言う。 よくは分からないが援軍が来るまでの時間稼ぎを先ほど国王から命ぜられた。 そして何故か同時にVIXからもだ。 そのVIXは「全軍守備!」と大声で叫んでいる。 何か策があるのだろうが・・・そんな大それた役は自分には向いていない。 またため息をつく。それは戦場の喧騒に飲み込まれる。 アルガリー要塞前にはくまがドンと身構えている。 エスはそれに一歩一歩進む。くまはそれを見てメインディッシュがやっと来たかとでも言いたそうな満足げな顔をする。 ヽ`∀´ 「エスじゃあないか。いやぁ、VSテトラジャマーかぁー。面白そうだな。」 こちらはちっとも楽しくない。そんな言葉を飲み込みつつ、 (■_■)「勝負だ」 という。くまは当然、とばかり大剣を振り回し向かってきた。 まずはくまからの一撃。速く、重い攻撃が繰り出される。 だがテトラジャマーの前にはそれも沈黙。鉄壁の防御からのペナルティにくまは弾け飛ぶ。 だがくまは意に介せずと言った感じで平然と剣を再度構える。 ヽ`∀´ 「テトラジャマーってこんなものなのか?だとしたらとんだ期待はずれだww」 テトラジャマーでは実害はほぼなし。恐ろしくタフだ。 ヽ`∀´ 「しかしテトラジャマーが凄いとしても戦場に武器を持たず来るとはw」 (■_■)「武器・・か・・・それなら・・」 武器ならきっちりとある。 ブラフマーストラ。そういう名前だ。 それを召喚する呪文を唱える。 ヽ`∀´ 「今更出しても遅い!」 くまが向かって来る。 この武器を召喚するにはテトラジャマーを発動させる必要がある。 そして、相対する敵は武器を封じようとして武器を生み出してしまう────。 くまはテトラジャマーに阻まれ、またも弾かれる。 それを視界の片隅に入れつつ、テトラジャマーの発動後の残り滓をブラフマーストラ召喚の触媒にする。 そして────召喚される。 鉄壁の防御と鋭い攻撃を兼ね備えた最強の武器が。 えーと、エス・・さんはあれが武器だと言いたいのか? エスの周りにはバレーボールくらいの光り輝く球が四つ、エスを軸にして回っている。 見たことない魔術だ。 これは警戒しなければならない。 転移魔術とかなら戦うまでもなく自分はやられるだろう。 だが転移魔術は時空を歪めるゆえ、術の行使者に大きな負担がかかるはず。 だが当のエスには苦しい表情などは見られない。 ならばあの四つの光球は・・・ ヽ`∀´ 「(四つの変幻自在の武器と考えればいいか・・・?)」 つまり今のエスには。 四つの剣がある。 四つの槍がある。 四つの弓がある。 とか、そういうことだろう。 ヽ`∀´ 「(とりあえず出方を見るか・・・)」 くまは少し間合いを取り、エスの出方を見る。 エスの息遣い、動き、表情の変化まで余すところなく感じとろうとする。 エスには何一つとして不審な点は見当たらない。四つの光球は相変わらずエスを軸にして回っている。 じっと見ているとエスが口を開く。それに反応してくまが剣を構える。 (■_■)「こないのなら・・こちらから行こうか」 エスは、まるでラケットで何かを勢い良く打ち出すように手を振る。 すると、エスの周りに舞っている光球が一つ、くまに打ち出される。 それはくまに近付くにつれ─────。 ブーメランのような形にどんどんと変わる。 ;ヽ`∀´ 「ッ!」 何か悪い予感がする。 あれには当たっては、防いではならない。 だがスピードはない。威力もなさそうだ。 サイドステップであっさりと避ける。 避けてから疑問に思う。何故当たってはならないと思ったんだ? エスの周りを舞う光球は三つに減っている。 やはり、この武器の上限は四つだ。無限にあるタイプではない。 くまに当たりそこねた飛ぶ刃はそれこそブーメランのように大きく曲がり、エスに戻る。 そしてエスの光球は四つに戻る。 なるほど。仕組みがよく分かる。 まるでヨーヨーだ。この程度なら打ち破るのにはそれほど時間はかからないだろう。 ヽ`∀´ 「あれだけならな・・・」 そう。 エスにはテトラジャマーという絶対防御がある。 それを打ち破るには連発系の魔法タイプが必要だ。 パワー系にはちとキツい。 そう考えているとエスがまた刃を打ち出す。 今度は三つだ。 一つは真っ正面、一つは左から、一つは上から来ている。 まず正面の刃───サイドステップで避ける。 続いて上からの刃───後ろに躱す。 左から───伏せる。 うむ、美しい。 くまはそう自分に太鼓判を押す。そしてサッ、と立ち上がり、額に手を置き、キザポーズ。 だがそんなくまの美しさに嫉妬したように地中から突然刃が! ;ヽ`∀´ 「ぬおっ!?」 だが間一髪、刃はくまの頬に切り傷をつけただけ・・・ ではなかった。いや、外傷だけなら切り傷だけだ。 くまの、刃に当たってはならない、という予感は完全に当たっていた。 何か変な感覚。例えるなら満腹感が急に空腹感になった感じ。 確実に何かを掠め取られた。 エスの周りに舞う光球は相変わらず四・・・ いや違う。確かに数は四個だが一つ一つが充実している。 すぐに思い当たる、一つの魔術。圧倒的な地位を占める実用的で手軽な魔術。 ;ヽ`∀´ 「その武器・・・ドレイン系の作用を持っているな・・・!」 吸収。相手の体力、魔力、果ては肉体、精神までをも吸収し、自分の糧とする魔術。 エスは黙して何も語らない。 だが自分に当たる前と当たった後ではあの光球四つのボリュームが全く違う。 吸収・・・ドレインの作用があるのは誰が見ても明らかだ。 掠っただけでだいぶ魔力は吸い取られた。だが・・・ これだけの量、たかが知れている。 ヽ`∀´ 「エスさんよぉ・・・俺はちと体の仕組みがおかしくてねぇ・・・」 おもむろにくまは語り出す。 おかしな、人では辿り着けないはずの話。 くまの左手は切られた頬に触れている。 ヽ`∀´ 「俺が傷を負ったり、魔力を失ったりするとだな、俺の意思に関係なく勝手に回復すんのよ」 くまはそっと左手を切られたはずの頬からどける。 傷は確かにある。だがほとんど治りかけている。 ヽ`∀´ 「や、これはだな、魔力なんて1ミリだって使ってねぇ、体の仕組みだ。」 くまは剣を構え直す。 無茶だ、と頭では誰かが叫んでいるがテトラジャマーをぶっ飛ばすくらいなら死に物狂いでやればいけるだろう。 ヽ`∀´ 「だからよう、少しくらい無茶しても死なねえんだよッ!」 玉砕覚悟、と宣言したようなもの。 くまは、まるで弓から放たれた矢のごとく弾けるように駆け出した。 タフさと回復力。そして身軽さとパワー。 どれをとっても天下一品だ。 英雄・・・いやあれは狂戦士だ。狂っている。 この鉄壁の防御をごり押しで突き破ろうとするなんて狂っている。 普通の人間ならあっさりと死ぬ。テトラジャマーのペナルティをモロに食らうとそうなる。 だが・・・ (;■_■)「(もしや・・・ブラフマーストラ中のテトラジャマーの弱体化に気付いたのか・・?)」 ブラフマーストラ中は、光球を一つ使わないとテトラジャマーは発動できない。 しかも威力は通常テトラジャマーの2/3。まぁ二つ光球を消費すれば通常時を超えるが。 このブラフマーストラと言う四つの光球を纏う武器はエスが師匠に教わったものだ。 その効果は三つある。 一つ目は、光球を消費することによって武器の類を具現化することができる。 その武器は光球の消費量によって質が変わり、一つならたかが知れている普通の武器だ。 だが、二つ、三つとなると、その武器自体になにかしらの魔術をかけることもできる。吸収や属性剣など。 四つ消費にもなると過去の時代に生きた武器を再現出来るほどになる。 だが四つ消費はリスクが伴う。 この光球はエスの魔力量全てを外に出したものであり、それが四つ消費、つまり全てなくなるとエスは指一本動かせなくなり、最悪死に至る。 二つ目は先ほど発動していた、刃を飛ばす使い方。 放たれた刃はある程度なら操作出来るが自由自在とまではいかない。 先ほど説明した武器の具現化と違い、放った光球は必ずブーメランのようにエスに戻る。 吸収、特に魔力吸収の効果がついており、吸収した魔力は四つの光球で等分される。 吸収した魔力量に比例して威力やスピードは高くなる。 三つ目は、慣れ親しんだ絶対防御、テトラジャマーの発動だ。 テトラジャマーを発動しても、光球は減らないし、光球の中の魔力量も減らない。 無限に発動が出来るが、その代わりに広範囲の防御が出来ず、先ほど述べたように威力は通常時に劣る。 が、光球を二つ三つ四つと使えばその二つのビハインドも消えることになる。 防御と攻撃を兼ね備えたブラフマーストラだが、大きな欠点がある。 なんと、術の行使者はほとんど動けない。 武器の具現化をして、光球が減れば少しづつ動けるようになるが、四つあるときはほとんど地面に縫い付けられた状態だ。 さて、どうするか。 向かってくるくまは、生半可な攻撃じゃ倒れないし、すぐに再生される。 無駄に光球を消費すればテトラジャマーが追いつかない。 武器を具現化したところで斬り合いでくまに勝てる気がしない。 過去の時代の武器を再現するのはリスクが大きすぎる。 と、なると。 (;■_■)「やっぱりこれか・・・。」 エスが出した答え───。 はぜる魔力の塊。四つが混ざり合い生み出される絶対防御───。 それは。 四つの光球をフルに使った禍々しいテトラジャマー─────。 これは死亡フラグってやつか・・・。 あの光球を変幻自在の武器、と表したが全くの別物だ。 あれはエス自身の魔力量全てをバッサリ四等分した塊だ。 生み出された、絶対防御と言うよりかはブラックホールに近い有名なテトラジャマーとやらの後ろにいるエスの周りにはもう光球は舞っていない。 そこから分かった。 全魔力を注ぎ込んだテトラジャマー、というわけか。 非常に言葉では表しにくいスケールのでかさだ。 ならこちらも・・・。 本気でテトラジャマーを正面からブチ破ろうじゃあないか。 聖剣グランドリオンに魔力を流し、強化。 体にも魔力を纏い、強化。 どちらも全魔力量の1/4ほどを使う。 残り魔力は半分。それを全て。 再生魔術に費やす。 ヽ`∀´ 「テトラジャマーの破壊と俺の再生・・・どちらが生き残るか勝負だな・・・」 くまはそう言い、テトラジャマーに突っ込んだ。 全力でテトラジャマーを発動したことは何回かある。 だいたい三倍くらいの防御効果が出るようになっている。 だが──── 全力でテトラジャマーを発動させて、それに突っ込んだ“人”を見たことはない。 過去何回かの発動、全て大魔術を防ぐためだった。 防御魔術とは侵入者を全力で拒み、追い出そうとするもの。 通常のテトラジャマーに人が突っ込めば、弾き飛ばされる。 じゃあ全力のテトラジャマーは? (;■_■)「体が引き千切れる・・・とかじゃないよな」 戦闘に集中していたが、自分は足止めを命ぜられただけだ。 まぁ・・・どうせ倒すのだからいいのだろうけど。 くまはどんどんと近寄って来る。その姿を見て、気付く。 彼もまた、魔力を全消費している。 体と剣には魔力を纏っているようだが、その量が多過ぎて青白く光っている。 そこでエスは悟る、本気でテトラジャマーに突っ込む気だと─────。 それだけで震えがする。 狂っている。イカれている。 くまは叫ぶ、いや、叫ばずにはいられないのだろう。 #ヽ`∀´ 「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 テトラジャマーに、くまの、体が、入る。 その瞬間、全てがくまを拒み、追い出そうとする。 結界魔術独特の凄まじい電撃がくまを包む。 くまが一歩足を進める。 すると、弾かれる衝撃に耐えきれなくなったのか、足がへんな方向に折れ曲がる。 それでも歩みを止めない。 一歩。足の肉が持って行かれて、白い骨が覗く。 また一歩。今度は肩の肉。 更に一歩。電撃の熱でくまの体は変色している。 それでも一歩、一歩進む。 進むたびにくまは体に致命傷を負っていく。 それと同時に────エスは恐怖した。 こんな───こんなやつとは戦いたくない。 体が震える。圧倒的な敗北。 逃げ出したい。 逃げ出したい・・・! さらに一歩進むごとに早く死んでしまえと強く願う。 一歩。 まだ死なないのか。 一歩。 肉が持っていかれたところからは凄まじい出血。 一歩。 狂ってる・・・!! そうして、くまはついに────。 テトラジャマーを押し切った───。 テトラジャマーの呪縛に打ち勝ったくまは、 ;ヽ`∀´ 「俺の・・・勝ちだ!」 と宣言した。 何か───何かしないと。 声が出ない。 手が動かない。 いや、そうしたくなかっただけかもしれない。 完敗だ。 全力で闘って。 そして負けた。 何一つ。悔いは、残ってない。 大剣が────振るわれる。 死ぬ前に一言思ったことは───── 「この剣、無傷じゃないか。すごいな・・・」 という、ごくどうでもいいことだった。 痛む足、手、体、顔。 再生など当然、追いついていない。 だがそれでも業火に耐え。 そして退けた。 そして業火の向こう、敵の首を刈り取った────。 こいつは───強かった。 もう、自分、死ぬかもしれない。 美しくないなぁ。 こんなに体が痛くて。 笑えて来るほど醜い。 ;ヽ`∀´ 「あは、ははは、はは、あぁっはっはっははははははははははは!!!」 甲高い声が響く。 頬の肉だって持っていかれてて笑うたび痛い。 それでも笑う。 心の底からおかしかった。 ヽ`∀´ 「あは、はははは、は」 ザシュ、と音がした。 最後に聞いたのはなにか柔らかくて重いものが地面に落ちる音と、自分の笑い声。 くまの心臓を狙うのはたやすかった。 そんなことよりもエスが・・・やられてしまった。 从 ゜∀从「戦争って・・・やっぱり虚しいな・・」 エスとくまが激突していた場所に近付く。 エスは首から先をバッサリと切られている。 エスが足止めしてくれたおかげで、要塞を沈めるほどの魔術の用意は出来た。 だがそれもエスの死体を見ていると無駄な努力に思えた。 後悔の念が込み上げる。 もしエスと二人でくまと闘っていたなら・・・結果は違ったかもしれない。 そんな、人が死ぬたびに考えたことを考える。 从 ゜∀从「何度やっても慣れないな・・・戦争には」 从 ゜∀从「ちくしょお・・・」 魔術の発動用意。 エスが足止めしてくれた分を無駄にはしない。 両腕を上にあげる。 从#゜∀从「ちっくしょおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 一気に両腕を下げる。 そして守備の奴等に向かっていく。 まず一人が切りかかって来る。だが。 矢に射抜かれる。 从 ゜∀从「雨だよ・・・」 戦場には。 矢の雨が降り出す。 从 ;∀从「雨が降ってんだよ馬鹿やろおぉぉぉぉ!!」 その雨はVIXの頬を濡らし。 その雨は人を貫き。 その雨は殺戮の中でVIXをまたも虚しい気持ちにさせた。 その後。 援軍が来た頃には完全にアルガリーでの戦闘は終わっていた。 結局VIXによってSOS団は一掃され、アルガリーはあっさりと制圧された。 このアルガリー戦、VIXの矢に貫かれた者はくま以外全員命を失うことはなかったらしい。 だが、幻想郷国は一人、貴重な人を失った。 絶対防御で名高く、沈黙こそ美徳とばかりに寡黙な人物。 エス、死亡。 第二十一話 完
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(投稿者:レナス) 外気を圧縮して取り込む。それ自体は画期的な発想である事は否めない。 しかしそれを成す為にはより緻密な設計、精確なフォルム、そして何よりも経験によって完成するものである。 このプロジェクトの主旨はジェットエンジンの開発促進、初めて行われる実践テストである。 リミッターの存在しない推力全開の機体が無事でいられると何故言えるだろうか? 航空力学に稚拙な機体構造。 空気抵抗に不十分な空気の取り入れ口であるエアインテイク。 剛性に弱い継ぎ接ぎ式の機体表面。 無理に取り付けたコンテナ群。 メードに依存した姿勢制御。 あらゆる視点から見ても不安材料を満載した機体でしかない。 墜落必至の機体はアルトメリア領西部戦線の空域へと進入を開始し始めた。 巻き添えを食らうのは人類か「G」か、それとも双方諸共となるか。 メードという奇蹟なる存在が、その行方を担っている。 知っている。風圧と加速圧の狭間で視界を黒く染まりながらも自身のこの感覚に戸惑っている。 識っている。この空の薫りを。戦いの空気を。そして何よりも"この臭い"を。 全身を這いずり回るこの感覚は何。四肢が侵食される喪失感は何。鼻にこびり付く腐敗臭は何。 神経を蹂躙するこの熱さは何。舌を舐め回す粘着質な液体の味は何。 戦域に近づくに連れて、込み上げて来るこの『記憶』は一体何だ!? 「アアア゛ァア゛ア゛ア゛アアアァ゛ァ゛――」 物理的な負荷及び機体の破損から受ける負傷により著しく摩耗している精神が明確に壊れ始めた。 それに加えて識る筈のない五感より感じ得る錯覚が拍車を駆ける。 破断と侵食に無垢である心が食われていく。狂い行く心。壊れ行く心。失われて行く心。 植え付けられていた機体を御する心すらも、その意味を儚く失せて行く。 それは気絶と医学的には言われるだろう。だがそれは永遠の目を覚ます事の無い眠りとなる。 「―――ァァァ゛・・・・・・」 肢体の力が完全に抜ける。意識は朦朧とし、完全に意識を手放すと同時に機体は漸く限界を迎える。 幸いにも既に戦線の兵士達に被害を被る地点を通過していたという事実だけが唯一、このメードの救いとなるだろう。 「――――――ぁ」 最後に捉えたもの、それは――― 目敏く此方に気が付いたフライの姿であった。 『これが実験に使うという素体か・・・何故まともな物を寄越さない?』 『どうやかこの素体の経歴によるものらしいですね。飛行経験を有している素体ならば制御能力にプラスになるのではと考えたのでしょう』 『だがこれは少し楽観過ぎないと思わんか? 見ろ、手足が無いではないか。これではメードにしても満足に動けまい』 『先方もそれを承知の上の様です。制御するのは頭であって肉体では無いので、むしろこの方が御し易いとの見方が成されています』 『体の良い使い捨てか』 『機関の方でも良い実験体として他にも細工をする手筈ですし、数が限られているので余す事なく使い切る方向の様ですよ』 『・・・・・人の創造の領域に足を踏み入れた我々は何処へ向かおうとしているのだろうな』 『我々には必要だからこそ、種の生存を賭けた戦いに敗北しない為に必要な事なのをお忘れですか?』 『判っている。さっさと始めるとしよう』 『分かりました』 映像として劣悪なるフィルム。決して知る筈の無い記憶を鮮明に記録を見せ付ける。 視覚で認知する事に意味は無い。意味があるのは知覚した事による心の有り様。 同じ映画を観賞しても感ずるものが感動であり、笑いであり、墳怒でさえあり得る。 屠られた翼。 朽ち行く機体。 驕られし精神(こころ)。 蔓延りし怨敵。 彼が感じた答、それは『敵(てき)』である。 空を駆ける鳥の『敵(かたき)』であると。 弾け飛ぶのはフライの方であった。 例え音の壁を超えようとも真正面から迫るも、その程度ではフライの捕食から逃れられない。 メードにその顎が掛かる寸でに捉えたその時、変化が生じた。 それはほんの些細なもので、この状況では何一つ変える事の叶わぬ事象であり、無意味と断ぜられてもおかしくは無かった。 翼が生えた、ただそれだけである。 "フライを屠るのに必要だからこそ、翼を欲した" だけなのだ。 その願いが単に叶っただけ。 しかしその身には力を有していた。 世界最高の推力。生まれた翼。奇蹟の命。 命の箱舟は大空に浮かび、船と舵と船頭員が揃っていた。 「―――っ! 何だ、あれは・・・?」 台座に固定された銃機関銃を斉射して迫る「G」を牽制していた一人の兵士が気が付いた。 視界の上の隅を横切った黒い物体。あまりにも一瞬の出来事にその行方を目で追ってしまう。 「・・・・戦闘機?」 それにしては速過ぎるのではないだろうか? 最早その姿は黒い点でしかなく、直ぐに有視界より掻き消えてしまっていた。 「・・・洩光弾の見間違いか」 そう結論付けた。今もこうして目を逸らしている内に「G」との距離は更に狭まってしまっている。 余計な事に思考を向ける暇など皆無なのだから。そう思うのが自然であった。 銃器のトリガーに再度指を掛ける。そしてそのまま狙いを定めてトリガーを―――、引けなかった。 「――なっ・・・」 地上を這う害虫どもが、宙を舞っていた。 ワモンが、マンティスが、ウォーリアその他諸々のありとあらゆる「G」が右から左へと次々と弾け飛ぶ。 空中を我が物顔で飛んでいたフライが不思議な踊りを踊っている、傍で戦闘機が揚力を失ってをして墜落していなければそう見えていただろう。 「一体何が・・・?!」 嘗て無い程に異常な光景を映し出す戦場に混乱する。 周りを見渡せば自身と同じく行き成りの現象に仲間も呆然としている。 そして次瞬に、認識した光景は青い空が目の前に存在していた事だった。 (―――ぇ?) 平衡感覚が無く、サイレント映画の主観視点におけるワンシーンの如く緩やかに視界が回転する。 (あれ、確か銃座に居たはずじゃあ―――?) 何故自分が宙を舞っているのか、戦友が如何して同じく空中を飛んでいるのか不思議であった。 当然重力に引かれて地上へと落ちる。だが痛みを感じる事がない。それ以前に視覚以外の感覚が麻痺している様な間隔に襲われている。 「―――!――!――――!!」 誰かに仰向けにされ、頬を叩かれ、何やら叫び声を上げている様だが分からない。 如何してか思考がうまく働かず、意識が遠のく心地良さに身を委ねる事にした。 「―――おいっ、しっかりしろ!! くそっ!駄目だ!!」 「負傷者の搬送――いや、応急手当てをその場でしてやれ! 手遅れになる前に!!」 周囲に散乱する人間の骸達。身動ぎをする者が大半を占め、例外なく耳より血を流していた。 「どいつもこいつも鼓膜が破裂してやがるっ。戦闘中だっていうのに何てこった!」 「一体何があった?! 誰かこの状況を説明出来る奴は居るか!?」 「何処かの馬鹿が戦場で飛行テストを行うとかほざいてやがったぞっ!」 「近くを通過しただけでか? どんな実験だよ糞ったれ!!!」 「敵も味方もお構いなしかよっ。巫山戯てやがる!」 兵士達の転がる姿があちこちで見られるのと同じく、「G」達も突然の事態に混乱していた。 蟲であろうとも自らに襲い掛かった不可思議な事態に当惑し、後方から押し迫る蟲と揉みくちゃとなって更なる混乱を生み出している。 最早両陣営の戦線は瓦解。両者共に撤退と相成った偶然は今日以外には記録上唯一の戦闘となった。 ブレイブドックより結果報告: 推定墜落区域をおよそ150km超過した地点にて墜落の痕跡を発見。 直線状におそよ10kmに渡って地上を削った跡を確認。「G」の存在は確認されず。至急回収に向かわれたし。 回収班より初期報告: 機体の外装は全損。エンジンは一基脱落、二基損壊、残り一基は辛うじて原型を留めている。 コンテナは正常に着脱の後を確認するも一部欠損が見られる。 墜落の原因は予定通り燃料切れによるものと推測でき、実験は成功したと思われる。 メードの生存も確認。義肢は全損しており、早急に医療施設に搬送する必要あり。 後、発見時にメードの背より翼の様な光の帯を見たとの証言あり、現在は確認出来ないが複数の目撃証言からして信憑性は高いと言える。 メードに関する中間報告: 身体機能の著しい低下により、回復の兆しは未だ見えない。 エターナルコアにも異常が確認され、今しばらくは様子見の状態を継続する。 翼の顕現と言う興味深い事象が起きたという報告により、摘出は見送る事が決定。 意識が戻り次第、精密検査・事実確認に入る予定。 結果如何で、この雄型メードの『処分』が引き伸ばされる可能性は十分にあり得ると思われる。 関連項目 アルトメリア領西部戦線 Project-V.O.B
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【エーチームグループ評判】村上友梨、ニットから飛び出てきたEカップバストが「イイ感じに見えます!」 村上友梨(エープラス所属) ニットから飛び出てきた Eカップバストが 「イイ感じに見えます!」 村上友梨(エープラス所属) グラビアアイドルの村上友梨が5日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『密着』(ともに発売中 ブルーレイ 4,644円税込 DVD 4,104円税込 発売元 竹書房)の発売記念イベントを行った。 村上友梨(エープラス所属) 2009年の「ミスFLASH2009」で準グランプリを獲得して以降、Eカップのマシュマロバストにムッチリボディーで大人気を呼んでいる村上友梨。2011年に出演した日本テレビ系のドラマ『高校生レストラン』以降、女優としても活躍している。そんな彼女の最新作となる通算24枚目の同イメージは、今年4月に神奈川・葉山で撮影。「大雨で寒すぎて大変でした。本当に身体を張った撮影でしたよ(笑)」と振り返るも、同イメージではこれまでにない大人でセクシーな仕上がりとなっている。 村上友梨(エープラス所属) 村上は「結構夜の大人な女性感を出していて、赤の水着ではバストが隠れてますけど、ドレスから水着に展開するなどかなりセクシーです。これは夜を働いている女性をイメージしましたが、そんな年になっちゃいましたね(笑)」と振り返る。お気に入りを「ニットの服からおっぱいが出てくるシーン」とあげて「本当にきれいに映っていてイイ感じに見えます」とギリギリ感を強調。続けて「白のTバックを今回も穿いているんですが、ギリギリで隠したりしてかなりオススメです!」とアピールした。 村上友梨(エープラス所属) 今回のイメージを「大人な人妻系」と振り返った村上に、結婚についての質問を飛ぶと「願望はありますけど、まだまだ先ですね。30歳前後には結婚したいです」と回答。タイプについては「結婚は経済力! 経済力は大事ですよ。それと犬好きで野球が好きな男性がいいです」と話していた。 村上友梨(エープラス所属) 村上友梨(むらかみ ゆり) 1992年11月7日生まれ。広島県出身。A型。身長165cm。スリーサイズはB89・W58・H84。2006年に地元・広島でスカウトされ、同年にオムニバス写真集でデビュー。2009年にはグラドルの登竜門的ミスコン「ミスFLASH2009」で準グランプリに輝いた。同年に舞台『ラブ&ハッスル』に出演して女優としての活動も展開し、2011年には日本テレビ系のドラマ『高校生レストラン』に出演して話題を集めた。特技はピアノ、バレーボール。趣味は映画研究、スポーツ。 ⇒エーチームグループ・エープラス所属 村上友梨(エープラス所属) ⇒村上友梨、ニットから飛び出てきたEカップバストが「イイ感じに見えます!」 | マイナビニュース ⇒グラドル村上友梨 24作目DVDのおすすめシーンは「白のTバック」 ⇒村上友梨 赤の水着やドレスで夜の大人な女に! - Ameba News - アメーバニュース ⇒村上友梨、ニットから飛び出てきたEカップバストが「イイ感じに見えます!」【画像多数あり】 - NAVER まとめ ⇒村上友梨 赤の水着やドレスで夜の大人な女に! | GirlsNews ⇒【エープラス】村上友梨、ニットから飛び出てきたEカップバストが「イイ感じに見えます!」|エーチームオーディションに関するあれこれ ⇒村上友梨オフィシャルブログ「ゆりのブログ」Powered by Ameba ⇒エー・プラス|所属タレント|村上友梨 ⇒エーチームグループオーディション|所属タレント|村上友梨 ⇒村上友梨とは - はてなキーワード ⇒エー・プラスとは - はてなキーワード 『村上友梨 マイ・メモリーズ』 発売記念イベント 村上友梨(エープラス所属) エーチームグループ 所属タレント エーチームグループ 特待生 エープラス エープラス 事務所 エープラス 渋谷 エープラス 評判 ミスFLASH2009 密着 村上友梨
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絶望#3 ニコニコ あの久米田先生も偉くなりましたね……。 アイスホッケーやらないアイスホッケー部を描いてる時から好きでしたけど(は~ん! 嬉しいやら、寂しいやらはファン独特の気持ちですよね。 ……でもこれが中学生に受けるなんて世も末だな。 中学の時からアイスホッケー部読んでた僕の言うことではないけれど。 原作じゃ余裕でスルーだったカエレ(楓)がアニメだと中の人も相まってかなりストライクゾーンなんですけど。 配色YABEEE。綺麗です、美麗です。 こんなにセンス溢れているのにやっていることはフュージョンでワロタ。 便所先生まで袴ずりさげでワロタ。 ってかまといちゃんと仲良いなっ! 青空が綺麗だと時かけを連想させる(昨日の見てないけど 何はともあれザクロ100%! ……話変わりますけどザクロって微妙じゃないですか? うちの庭に一本ザクロの木がありまして、結構な量食べれるんですけど。 友達と一緒に食べると微妙な表情になるね!独特の渋みがね! でも、決して不味い訳じゃなくて微妙な空気が流れるんだよね! あと柿の木があるんだけど、こっちは好評なんだよな。 にっこりと笑うチリちゃんが猫を彷彿とさせるんですが……。 にまぁ~って笑ってるような猫。画像は無い。 『優しくするからぁ……』ここは放送するとは思ってなかった。 名前 コメント
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猛々しい唸り声で、大地が震えた。 The ground trembled in a violent purr. オデッセイ 【M TG Wiki】 名前
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【社会】飛び降り自殺の高校生への金要求、6月から急増 夏休みの金策要求の疑い ttp //mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1190176657/ 111 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/09/24(月) 13 32 37 ID nBa9CyT70 こうべしにしくたけのだいさんちょうめ いけのそばのおっきなおうちだよね。あんどうくん。 115 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/09/24(月) 13 36 54 ID nBa9CyT70 てんこうさきは みやざきけんエビノしの ぜんりょうせいたんいせい えびのこうげんこくさいこうこう。 そこのりょうで ほもるんだよね あんどうくん おにいさんは こうなんだいがくのけいざいがくぶさんかいせい おとうとがへんたいだってしれわたったら しゅうしょくどうするのかな~? あ、ぼくはかがいしゃじゃないよ。くらすみんなめいわくしてるから。 120 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/09/24(月) 13 44 14 ID nBa9CyT70 おうちでのってるくるまは くろいれくさす おまえがかねとられつづければよかったのに ほもなんかがいるから たきがわがおかしくなった ぜんぶ おまえのせいだ 125 名前: 名無しさん@八周年 投稿日: 2007/09/24(月) 13 49 59 ID nBa9CyT70 さーて、10月の連休には みやざきだいがくのおーぷんきゃんぱすにでもいこうかな。 ついでにしーがいあとかもいって。 えびのこうげんってところにもいってみようかな。 きれいでおんせんがあるまちなんだってね。
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第二話 勘違い 「大丈夫かい?」 と言われたブーンだったが、 (;^ω^)「え、いやその・・・」 とまごついてしまった。暗くて顔が見えない・・・。 そうしてブーンがじっと顔がある場所を見ていると・・・ 「───もしかして僕、いらないお世話だった?」 ブーンはここにきて自分が恥ずかしくなった。自分を親切心で助けてくれた人をいらない お世話だったかな・・・と心配させてしまったなんて。ブーンは即答した。 (!^ω^)「いらないお世話だなんてとんでもないですお!すっごく助かりましたお!」 「そうかい。そりゃあ、良かった。」 (;^ω^)「あ、でも酔っ払いのおっさんが・・・」 「ああ、あれは酔っ払いに見せかけたヴァンパイアさ。」 と───その一瞬。顔が見えたのだ。・・女? ブーンは焦った。まさか、大の男である自分が女の子に助けられてるなんて・・・と、い らない自尊心が顔を出して来る。 ( ^ω^)「あの、じゃあよろしいですお。ありがとうございましたお」 その場を去ろうとする。その時─── 「──やっぱり女の子に助けられたらイヤだよね。でも僕は君より強いよ。」 バッ、と振り向く。なにか──なんでもいい、言い返さないと。でも─── もうすでに女の人はいなかったのだ。 適当な宿屋を見つけて入る。良い時間なのかロビーには多少の人影がある。 ブーンはとりあえずカウンターに行きオヤジに、 (;^ω^)「あ、あの泊めて欲しいんですが新参なので・・お金全くないんですお」 オヤジ「おう?新参?んー・・・もしやこのブーンってやつか?お前さんは」 (!^ω^)「そうですお!」 オヤジ「まぁお前みたいなヒヨッコから金分捕ってもねぇwwつえー奴からうちら金貰っ てるからww」 オヤジ「んー・・・よし、204号室を使え!一泊、朝飯ついてタダだぁ!参入祝いだ!」 ( ^ω^)「ありがとうございますお!」 景気の良いオヤジからルームキーをもらい、部屋にたどり着く。 途端、今日の疲れが一気にでたらしく、荷物を投げ出し、ベッドに倒れこんでしまった。 飲んでたせいもあるのか、すぐにブーンは寝息をたてて寝てしまった。 ──そのころ、酒場では。 (=゜ω゜)「しっかし、あの新参をどうするのよ。明らかにヒヨッコじゃねぇか。」 ( *゜ー゜)「まぁちょっとしたノリなの。弟子の一人くらい持ったっていいでしょう ww」 (=゜ω゜)「まぁお前の弟子、というだけで胸は張れるだろうが・・・くみしやすそうだ な奴は・・・奴が敵の罠にかかったらお前の首が狩られるかもしれないぞ」 ( *゜ー゜)「私はそんな簡単にやられないの」 (=゜ω゜)「まぁそうだろうけどよwww」 まだリップルとアーチャーが飲んでいた。二人は酔いが回ってきたのか頬が赤く、目が酔 い独特の色に濁っている。 ブーンを酒のネタにしてるらしい。 (=゜ω゜)「まぁ新参は十分に気をつけておくかwwぬかれないようにwww」 ( *゜ー゜)「わたしが稽古つけてあげればアーチャーくらいすぐにボコボコにできるよう になるのww」 (=゜ω゜)「ちょwwwやめてww」 二人の話のタネは尽きなさそうである・・・ ───早朝。 ブーンはなにやら張り切っていた。 まずシャワーを浴び、朝食を優雅に食べ、髪をセットし、口を入念に磨き・・・などなど である。 極め付けはオナニーである。男の身嗜みにしてはいいレベルである。 今から舞踏会ですか?と聞きたくなるスーツに身を包み、宿屋を出るブーン。 もはや馬鹿のレベルを越えるアホっぷりを見せるブーンだった。 しかも何故かブーンの顔には自信と余裕があふれている。底抜けにアホである。 昨日リップルに貰った紙とにらめっこしながらうろつき回ったのち、 ( ^ω^)「ここだお!」 と何でもない一軒家の前で止まる。ブーンは何故かバックの中身をたしかめた。 ( ^ω^)「・・・よぉーし!避妊グッズと大人の玩具はバッチリだお!」 そして三回深呼吸をし、インターフォンをまるで神聖なものを扱うかのような手つきで押 す。 ピン、ポーン。 音が鳴り響く。ブーンは緊張した。 ( ^ω^)「(まさかこんなところで童貞を捨てれるなんて!おお神よ!)」 しかし、人の夢と書いて儚いと読む───。 はいはーい、と声がした。 途端ガチャリと扉が開く・・・ブーンは余裕たっぷりに「どうも」といった。 ( ;゜ー゜)「・・・」 唖然としているのはリップルである。 ( ^ω^)「約束通り来ましたお!」 ( ;゜ー゜)「そ、そう・・・」 リップルは自分に言い聞かせた。きっと、あれは戦闘服なんだ、と。自分もメイド服付け てたこともあったし・・・と。 でも───武器は?剣は?と疑問が駆け巡る。 いいえ、きっと武術の達人かなんかで素手で戦うのでしょう───と自分に言い聞かせ た。疑うことを知らないこの人の方がつけいりやすそうである。 ( *゜ー゜)「ま、まぁいいの、とにかく中に入ってなの」 ( ^ω^)「おじゃましますお!」 ドタバタと玄関から居間に行く。椅子をブーンに勧め、 ( *゜ー゜)「じゃあちょっと待っててなの。着替えるから。」 (;^ω^)「な・・・わ、わかりましたお!(着替えるだとぉ・・・!一体何が・・・)」 そして5分ほど後─── ( *゜ー゜)「お待たせなの」 といい扉から入ってくるリップル。棒状のものを入れる袋のようなものを担ぎ、着用に及 んでいるのは・・・袴である。血塗り袴。 (;^ω^)「は、はぁ・・・」 まぁ確かに訓練するのにも変、性交をするのにも変である。ブーンは考えた。 ( ^ω^)「(なんだおあの禍々しいオーラを放つ袴・・・いや!きっとリップルさんなり の正装なんだお、下着もさぞかし勝負服に違いない)」 ( ^ω^)「(でも問題はあの入れ物だお・・・そうか!ビシバシって言ってたしきっと SMなんだお!きっと中には僕をいじめるためのものが入ってるんだお!)」 ( *゜ー゜)「さーて、行きましょうなの」 (?^ω^)「へ?行くってどこへですかお?」 ( *゜ー゜)「外に決まってるじゃないのwwここでするつもりなの?」 (;^ω^)「えっ・・・?ここですると思ってたんですけど・・・(野外かお!)」 ( *゜ー゜)「そんなわけないじゃないのwwwブーン君の実力見せて貰うのww」 (;^ω^)「そのことなんですが・・・実は僕初めてなんですお・・・」 ( *゜ー゜)「あら、それなら一から叩き込んであげるのww」 ( ^ω^)「よ、よろしくお願いしますお!」 リップルの家を去り、街の中を歩く。ブーンにはどこに向かって歩いているのかわからな い・・・。 明るいときに見てみると街も違う一面を見せている。とても賑やかな所だ。 と、そんなことをブーンが考えているとリップルが、 ( *゜ー゜)「初めて、って言ってたけどブーン君って武術や体術かなんかの達人じゃない の?剣持って来てないし。」 (?^ω^)「へ・・・?いいえ、僕はある程度は修練積みましたが達人なんかではないで すお?しかも剣技を扱いますお。」 (?*゜ー゜)「へ・・・?じゃあなんで剣持って来てないの?訓練するのに・・・」 リップルが立ち止まる・・・ ブーンしばし考え、そして気付いた・・・。 己の重大な過ちに・・・。 そうか、ビシバシって訓練のことだったのか・・・と。ブーンは思わず、 (;゜ω゜)「ああああああああああああ!!!!!!」 (;゜ω゜)「い、いやっ、その、忘れたんですお!」 ( *゜ー゜)「そうなの?それで、そのスーツは戦闘服?」 (;゜ω゜)「い、いやっこれは・・忘れましたお!」 なにをだ。 (?*゜ー゜)「忘れた・・?まぁいいの、それならあそこで剣と防具でも買ってあげるの」 (;^ω^)「そ、そうですね、買って下さいですお!」 動揺しつつリップルが指差した武器屋に入る・・・。 (中略) 結局ブーンは初心者に優しそうな軽くて丈夫そうな剣と服を買った。服はある程度の魔法 がかかっているらしく、耐熱だとかその他もろもろらしい。 剣はあまり大剣でないものを買った。 ( ^ω^)「ありがとうございましたお!」 ( *゜ー゜)「礼には及ばないの。それよりもうすぐ平野に出るから、訓練しようなの。」 なるほど、さっきからどんどんと道がボコボコになっていき、家も徐々になくなり、気付 けばいい感じの広場、といった感じのところに出た。 ( *゜ー゜)「それじゃあ始めようなの」 と言って担いでた袋を下ろし、中から取り出したるは・・・はたして、バットだった。 ( ^ω^)「バット・・・ですかお?」 ( *゜ー゜)「バットでは不満?なに、あなたが振るう剣より遥かに強いの」 バットは重く、振り回すには向いていない。その上、剣のように鋭利なものでもなく戦い に持ち込むとなれば殴打、これしかないだろう。 ( *゜ー゜)「かかってこいなの」 ブーンは実は多少は自分強い、と思っていた。なので憶することなく、 ( ^ω^)「それじゃあ行かせてもらいますお!」 戦いは初撃が肝心である。一太刀で切り伏せられればそれに越したことはない。 ブーンの初撃は、会心のものであった。 ブーンにとっては。 縦一閃、頭部を狙う剣。ブーンもかなりの力で行ったし、実際にかなりのスピードだっ た。 それに答えるようにバットが動く。バットが剣を弾く。 ブーンは怯み、そしてリップルは・・・ とどめの一撃を容赦なく当てた。 脇腹への一撃。だが、押すように繰り出されたのでブーンは吹っ飛ばされただけで骨折な どはなかった。 (;^ω^)「ぐあ・あ・・・」 ( *゜ー゜)「うん、いい威力なの。新参にしては筋がいいの。」 あまり痛み慣れしていないブーンはしばし呆然としていた。痛い。 ( *゜ー゜)「あれ?もしかして骨折とかしてしまったの?」 ブーンはたしかめた・・・が、骨折はしていない。打撲程度だ。 (;^ω^)「骨折は・・・ないですお・・・」 ( *゜ー゜)「そう、良かった。これで私との実力差がわかった?」 (;^ω^)「痛いぐらいに」 ( *゜ー゜)「なら次からは実力差が同じなのを想定してやることにするの。負けないよう に頑張ってね。」 (!^ω^)「はいですお!」 それからはほぼ互角の攻防である。受けては返し、受けては返す。リップルのアドバイス も受けながらブーンは剣を繰り出し続けた。 ( *゜ー゜)「そうなの。ブーン君、相手の足を見て間合いを取って、互角の場合は隙を見 つけるか、一回後手に回ってカウンターなの」 (;^ω^)「クッ・・・わっ、わかりましたお!」 ( *゜ー゜)「じゃあ隙を見つけてみてね、わざと造るから」 (;^ω^)「グッ・・・」 そうして二時間ほど切り結んだ後、 ( *゜ー゜)「ちょっと休憩にしましょうなの」 の一言で休憩に入った。 (;^ω^)「ハァハァ・・・しんどすぎですお・・・」 ( *゜ー゜)「そうねwwブーン君には少しきt・・・」 ( ^ω^)「?」 途中で言葉が止まったリップルに疑問を感じるブーン・・・その横でどんどんと表情が険 しくなるリップル。 途端、リップルが声を出した。 ( *゜ー゜)「出てこいなの。相手してあげるの。」 (?^ω^)「出て・・・来い?」 近くにある茂みから誰かが出て来る・・・顔がはっきりと、見える。 ( ゜Д゜)「バレちゃしゃあねぇな」 燃え盛るような髪を持つ人だった。 ( *゜ー゜)「こそこそ覗いてたわけをお聞かせ願いたいの」 赤い髪の男は唾を吐いた後、 ( #゜Д゜)「理由は簡単だ。貴様を討伐しに来た。」 第二話 完
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469: 影真似 :2022/02/13(日) 14 35 39 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp 投下無し確認。 夢幻世界 小ネタ 「大鷲は東へ飛び去った」 「アメリカ軍はアメリカの国是である自由民主主義への供物としてその命運を終えた」 ―アメリカによる国際連合設立の報告を受けたダグラス・マッカーサーの独白。この後、アメリカ本国に偽装して日本への降伏を行い、数奇な運命をたどることになる。 後世、WW2における研究において歴史をかじった人間なら誰もが思うであろうことがある。それは「アメリカ軍の醜態ぶり」である。 WW1からWW2へと至る戦間期においては日独英全てからその潜在能力を警戒されていたが、蓋を開けてみれば軍事計画は初動の電撃的侵攻も含め現実的な側面よりも理想的な側面を重視する者ばかりで、兵士に至っては自らを正義として疑わない血に酔った新兵たちが度重なる戦争犯罪を仕出かすという「戦争をお遊戯会か何かと勘違いしていらっしゃる?」と言うような有様であった。 前者においては軍部とホワイトハウス合作の「ぼくのかんがえたさいきょうのけいかく」を軍部にほぼ丸投げしていたことが判明しており、最初のイベリア半島侵攻までが想定以上に上手くいってしまったため、それを過熱するように煽るマスコミと熱狂する民衆、自らが正しかったとドヤ顔で言いながら手柄を総取りし、次の「計画」と国際連合内での調節を軍部と国務省に実質丸投げした挙句、その場のノリで次の戦争計画を立てているホワイトハウスという地獄のような構図が出来上がり、WW2におけるアメリカの軍事計画は初動の電撃戦の焼き直しや艦隊決戦をメインとしたものが多発するという有様であった。ある意味では、アメリカ軍は戦争以前に守るべき国によってその土台を滅茶苦茶にされた最大の被害者であった。 そうした全ての元凶ともいえるポピュリズムの暴走が本格的に加速したのはWWI後のことである。戦争では日本の派遣軍のインパクトに負け、その後のルール占領事件のゴタゴタでアメリカのことなど世界は気にも留めていなかった。中年米では、何故か日本が肩入れしていたメキシコとアルゼンチンが大きく成長し自国の干渉を生意気にも跳ね除け始め、それ以外の国ではトロツキストの暗躍が徐々に活発になっていたため棍棒を振舞わすことが出来ず、トドメに自らが爆心地となった世界恐慌により日英陣営のブロック経済から締め出されたことで自らを神に祝福された新大陸を有する現代のローマ帝国という自尊心と鬱憤が爆発しポピュリズムが後戻りできない所まで進行した。 470: 影真似 :2022/02/13(日) 14 37 13 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp そうした情勢で世界恐慌への対抗策としてアメリカは暴走する国民の自尊心を分かりやすく満たす形として戦艦の製造を大々的に行うこととなる。これは当時の大統領であったルーズベルト大統領が国民の権利と自由を侵害するとして大反対され実現できなかったニューディール政策を戦艦を中心とした関連事業を中心にアレンジしなおした苦肉の策であったが、当時のホワイトハウス内部のポピュリズム派閥やメディアによって超巨大戦艦の建造計画という情報のみが過剰に報道され、国民も日英を粉砕することが出来るという希望と願望によってあれよあれよと飛びついたことでアメリカはポピュリズムによって大艦巨砲主義に傾倒することになり、1930年のロンドン海軍軍縮条約において交渉を一方的に打ち切り、日英陣営との亀裂を決定的なものとすることになった。(アメリカ国内のメディアでは、条約会議において一方的に退席したことを「アメリカの正義に基づいた英雄的行動」とバイアスをかけて報道し、国民の日英陣営への敵対心を煽った) その流れはやがて「国民受け」を狙う見栄えの良い戦艦を作るような流れを生み出し、若年層を中心に大艦巨砲過激主義が生またのである。彼らは政府とメディア、世論によって生み出されたポピュリズムの代行者そのものであり、大艦巨砲主義と大きくアピールすることで軍部での影響力を拡大していった。こうした過剰な大艦巨砲主義への系統は空母や航空機などの航空主兵論者や陸軍はおろか、アーネスト・キング等の海軍の重鎮たちの反発を大きく呼ぶこととなったが、彼らは守るべき国民と政府によって追いやられることになる。 ポピュリズムによってまとめっていたが既に独自路線を行う勢力が跋扈していた政府では、批判を繰り返す軍人たちをそれぞれの勢力が独自にマスコミにリークし、世論を盛大に煽ることとなった。それをみた国民は正義は我々にあると水を得た魚のように彼らを「国民の希望と誇りを奪おうとする恥知らずの軍人と」盛大なバッシングとデモを連日のように行い続け、それをいいことに彼らは次々と閑職に追いやられるも、国への愛国心も持って必死に理性を保っていた。そうした現状に怒りを露わにし、否をたたきつけたのが空軍独立論者で戦艦無用論を提唱し続け軍法会議によって1926年に除隊されていたウィリアム・ミッチェルであった。このままではアメリカ軍、否アメリカという国家が致命的な間違いを感じてしまうと感じた彼は過去の軍法会議で唯一除隊に反対したマッカーサーへ相談し、「万が一のことがあれば軍の皆を頼む」と言って、彼の静止を振り切って最後の献身としてホワイトハウス前での演説を行った。 471: 影真似 :2022/02/13(日) 14 40 14 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp しかし、演説は途中で激高した一部の民衆によるリンチによって中断され、ミッチェルは1932年5月15日に帰らぬ人となった。 この出来事は、アメリカで追いやられていた軍人たちに大きな衝撃と祖国に対する失望を感じさせた。そこに後世では「ポピュリズムに対する最後の防波堤」と言われるルーズベルト大統領がこのままでは民衆によってアメリカ軍部の崩壊が起こるとして怒りを露わにしたままのマッカーサーとの交渉を行い、当時問題となっていたボーナスアーミーと言われていた退役軍人、レインボー師団のメンバー、閑職に追いやられていた・あるいは失望した一部軍人などを纏めて表向きフィリピンにおける対日防衛力の強化として纏めてフィリピン勤務を命じたのである。7月28日から始まった彼らの大移動には当時国内で差別が始まっていた日系人や富裕層ではないユダヤ系も便乗して多数フィリピンへと移動していった。キングなどの海軍重鎮たちは動こうものならアメリカに対して致命的な混乱を招くとしてなんとか自制したものの、こうした動きに対して、アメリカ世論は「新大陸を追放された国民の弾圧者」などと好き勝手に煽り続けたことでフィリピンとアメリカ本土の溝は深まることとなる。 この大移動はアメリカ戦闘機のターニングポイントとも呼ばれる。1920年代に設立された航空会社の数々は世論が大艦巨砲主義一色で航空主兵論が否定されるようになったところに間もなく、大恐慌に加えて過熱する世論の影響で航空業界の暗黒時代が到来していた。 その為、買収するような資金や機会が大きく消滅しも自らの会社の利益をどうにかして確保しようとしたことを優先したため、買収や合併もされずに経営破綻の危機が危ぶまれる会社の数々はこのまま潰れるのを待つならば、と一発逆転の賭けに出て本土からフィリピンに進出するケースが多く存在した。そうしたケースにおける代表的な例を軽く挙げても、ノースアメリカン、 ノースロップ、グラマン、ダグラス・エアクラフトと後世から見れば豪華メンバーが勢揃いしており、世論の影響で倒産したまま誰も買収しなかったロッキード社の元社員と恐慌と世論の余波でより良い環境を求めて便乗したフレデリック・レンチュラをローレンス・ベルがまとめ上げてフィリピン現地で設立したベル・エアクラフトやマクドネル・エアクラフトなども頭角を現した。 それらの会社は他にも進出してきたり現地で頭角を現してきたりした航空会社と激しい競争を繰り返し、幾多の吸収合併を得て研磨を繰り返し、ある程度落ち着いた頃にはワスプエンジンと先鋭的な機体でトップを独走するベル・エアクラフトとそれに対抗するかのように現地での合併吸収と成長を続けたマクドネル・ダグラス、ノースロップ・グラマンの三強体制が築かれることになった。 また、航空業界の競争過熱に比例するかのように、軍部では如何にして戦艦も用いず、または空母と併用して戦艦を沈めるかが活発に議論され、潜水艦に関してもフィリピンに移動してきた多数の関係者が対戦艦に対抗するための戦略を練ろうと躍起になっており、対日と言うよりは対戦艦、それもアメリカの戦艦を仮想的としていたほどである。 472: 影真似 :2022/02/13(日) 14 43 29 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp 一方で、フィリピンに移動してきた航空企業が資金をどこから調達してかというと、その答えはミンダナオ島のダバオにある日本人町であった。フィリピンは1909年に「ペイン・アードリッチ関税法」というアメリカからの輸出は無制限・無関税であるのに対し、その逆は一定の割当制が採られるという理不尽な条約が締結されていたことに加え、砂糖などの金になる輸出作物を重視し米などの食料作物を軽視する方針が採られており、フィリピンへの軍人たちの大移動後は「裏切りへの懲罰」として世論の意のままにフィリピンの商品に一部関税を設けるなどの愚策を強行されていたフィリピン内の状況を見ていた、当時マニラ麻を中心に現地で商売をしていた日系企業は、「これが同じ国の同胞に行う仕打ちか」と憤慨し、新たにフィリピンに来た軍人たちや企業への食料提供や土地を確保するための現地住人との交渉などを独自に善意で行い始めた。その最中に、アメリカの航空会社の企業が中心と聞くと、日系企業は「ならフィリピン全土を飛び回わって、日本にも行ける民間機が欲しい」とこぼして製造されたのが民間航空機であり、これが日系企業と現地に移動してきたアメリカ航空会社の関係の始まりであった。特に日本大陸本土に本社への報告をする際に現地で製造してもらった民間航空機で本土に来ればその性能の良さに他の日本企業も目を付け、彼らがフィリピンに渡ってきた経緯を聞くや否や、あっという間に注文が増加した。無論、単なる善意というわけでなく、広大な日本大陸での商売において大衆向けではない社用向けの民間航空機の存在は新たな市場の開拓となっており、妙な海外信仰と本国で起きた追放劇という二重効果によって、フィリピンに進出して来た航空企業はダバオにある日本人町をある種の抜け道として日本本土との取引を行っていた。 こうした動きは、イギリスはフィリピンとアメリカ本土の分断を進行させると黙認(決して日本が制御できないからというわけではない)、アメリカでもルーズベルト大統領がこの流れを許容しつつも本人が暗殺未遂に巻き込まれるまで黙認していた。その理由として、彼はイギリスやドイツも関わってくる可能性の高い対日戦略のリスクは極めて大きく、中華民国の市場を通じて経済回復を行った方がまだ現実的という意見を持っていたことや、下部を中心にポピュリズムの浸透が進み、フィリピンへと去らなかった現実を見据えていった非ポピュリズム派閥の重鎮であったキングだけでなくスプルーアンスやハルゼーと言った有能な人材までも次々と追放、あるいは閑職に追い込まれかけていた軍部の現状を打開しようとマッカーサーと秘密裏に連絡を取り合うことだけでなく、ソ連のスパイ網拡大を把握しつつも許容してまで、ポピュリズム勢力の衰退を狙っており、ニューディール政策と中華市場への大規模介入を行うことでアメリカの経済回復を夢見ていたが、それがホワイトハウス内部のポピュリズムの一部派閥へ察知されたことで暗殺騒動に繋がったとされる説が根強い。 473: 影真似 :2022/02/13(日) 14 45 33 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp フィリピンとは打って変わってアメリカ本土の様子を見てみると、戦闘機事情は悲惨なものであった。多数の航空会社が本土を去った結果、中小航空メーカーを吸収しながら巨大化したボーイングと軍部との関係が深かったことで生き延びることが出来たカーチス・ライトの二社が二大勢力となったが、大移動した大量の軍人たちの穴を埋めるかのように熱に浮かされるまま『アメリカン・ジャスティス』を信じる下士官が大量に昇進し、その穴をさらに同じように熱に浮かされた若者たちが埋めたことで上層部を除き下が瞬く間にポピュリズム一色で染まった結果、軍艦以外の兵器に対する予算が激減したのである。特に、基準排水量が最低でも85000トンを超える超大型戦艦「ユナイテッド・ステーツ級建造計画」が国家の威信をかけて進行していた状況において、戦闘機ではカーチス社のホークシリーズ等の流用で基本的には事足ると軍部で判断され、ボーイング社に至ってはP-26がホークシリーズに劣ると判断されたため、超大型戦略爆撃機の計画アピールを行うも多数の大艦巨砲主義者と無駄な予算を使いたくない財務省にこれでもかと酷評されたことで、失望した超大型戦略爆撃機の部門メンバーが丸ごとフィリピンに移動し、ベル・エアクラフトに丸ごと抱え込まれて以降、失意のまま戦闘機製造から撤退し民間機市場のみに関わることとなった。 この後、アメリカ航空界では民間機のボーイング、軍用機のカーチスとして役割分担がされ、カーチス社が少ない予算で死力を尽くし、横須賀奇襲に使用される機体の原型であるSB2Cシリーズを開発し、その成果を発揮してもある程度現実を見据えた軍部上層部の声をかき消すように大艦巨砲主義者の巣窟になっていた軍部にとっては、戦闘機はあくまでも艦隊決戦を補助するものでしかなかった。 時計の針を進め、各地で常識を疑うような出来事が玉突き事故のように重なり、オーストラリア・アメリカ連合軍がニューギニア等へ大規模侵略を行っている時、フィリピンは表向き対日戦略の構築を本土に報告しながらも完全に沈黙を保っていた、否正確には本土の正気を疑っていた。そしてアメリカが国際連合の設立を宣言したとの情報を把握したマッカーサーなどのフィリピン師団はフィリピン自治政府との合意の上で日本軍との単独交渉を開始、その結果表向き敗北後フィリピンから脱出しようとしたマッカーサーが捉えられたことで降伏したとの情報をアメリカの士気を下げるために偽装し、フィリピン共和国として独立した上で単独降伏を行った。 474: 影真似 :2022/02/13(日) 14 47 12 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp そして、秘密裏に行われた裏交渉での内容の大まかな内容して求められたのは「独立したフィリピン共和国に関しては、アメリカに関連する一切の責任を追及しない代わりに、イベリア半島における派兵を行う」、つまり、その身の潔白は血をもって証明せよというシンプルかつ単純なものであった。いくらお人好しな民族性だからと言って、宣戦布告も無しに外交に来ていた英国王族を始め多数の民間人を爆殺した挙句、それを正義の行いと言いふらす恥知らずにも程がある行動は、元々現地で付き合いのある日本人を例外として「あいつらも冷酷非情なアメリカ人なのか」という疑惑を持つなという方が無理な話である(断定とまではいかないのが彼らの民族性を現している)。 この講和条件は一時フィリピン内のアメリカ軍人たちの間でも控えめな論争が行われたが最終的には受託する形で決定した。 その大きな理由として、かつて自分たちが誇りを持って掲げていたアメリカ軍人という証を、同じ証を持ったものがイベリア半島にて現在進行形で地に貶めていたことに対する禊であり、「偉大な理想と信念を持ったアメリカ合衆国」に対する最後の愛国心であったとされている。 この情報がアメリカで大々的に報道されなかった理由としては、ユダヤネットワークを全力で駆使した活動、及びユダヤ広告主、ユダヤ新聞、ユダヤ記者、ユダヤ購買者、ユダヤ人広告依頼者と非常に深い関係を持っていた全アメリカ新聞発行部数の3分の1を占めていたハースト系新聞社の暗躍抜きで語ることは出来ないであろう。加えて、モルガンやロックフェラークーン・ローブ、等のユダヤ系財閥も表向きは「愛国心」等の国民にひびきの良いことを看板に次々と真っ先に日本の攻勢が考えられる西海岸へ比重を傾けていったが、これは彼らが日英と共謀して西海岸の再編事業に入り込み地道に日英の非爆撃地点に彼らの勢力を密集させ、日本がスムーズに西海岸を攻略できるインフラの整備、そしてアメリカ国民やアメリカの軍事施設を出来る限り密集させる等の仕込みをアメリカのポピュリズムの暴走時から地道に行っており、アメリカ内乱時には彼らも多少の犠牲は払ったものの混乱に乗じてロッキー山脈西以降からアメリカ勢力の駆逐を日本と共同で行ったことで、戦後西海岸全域をユダヤ人独占国家であるシオン連邦共和国という大金星を勝ち取っている。 (また、同国は2011年時にアメリカ共和国が企てた世界同時核多発テロ計画未遂においてMI6と共同でモサドが計画の情報を手に入れることに貢献している) 475: 影真似 :2022/02/13(日) 15 02 31 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp 話を戻し、フィリピン共和国の派遣軍としてイベリア半島に向かったマッカーサーらは、日英の装備に身を包み、オスマン帝国やイタリアの協力、コルシカ島の独立運動を隠れ蓑にしたこともあってサルデーニャ島に到達。そこからまずは、アメリカとの陣取り合戦が行われていたバレアレス諸島に対して航空機による奇襲爆撃を実行し、援軍を想定していなかったアメリカ軍を撃破しながら同諸島を確保。続いて、スペインの南東部のアメリカ軍勢力を撃破するために行われたアリカンテ上陸作戦では鬼神のごとき活躍によってアメリカ軍は次々と駆逐されていき、現地のスペイン住民はその身をもって自分たちのために戦い続ける姿に徐々に心を絆され、イベリア半島南東部からアメリカ軍の駆逐した際には喝采を挙げながら「フィリピン軍」を祝福していた。その後は、太平洋戦線にてアメリカ海軍の「ユナイテッド・ステーツ級が日本の戦闘機によって手も足も出ずに撃沈」という決定的な敗北が起こったタイミングでフィリピン共和国の独立とイベリア半島の援軍の正体が彼らであることを暴露し、全アメリカ国民が激しく動揺。特に、太平洋戦線の状況悪化やドイツの徹底的な補給線の破壊に加え、イベリア半島で徐々に劣勢になっていた現地アメリカ軍は発狂し、集団自殺とまで言われた「第二次バトルオブブリテン」に突入していくこととなる。また、アメリカ軍によって多数の不発弾と人間の死体が散乱した南西部の一部では、汚染によって人が住むことが出来なくなった地域が発生しており、この問題は該当地域の土壌を丸ごとくりぬいた上で、汚染された土壌を2011年に消滅した元アメリカ共和国跡地に建設された国際最終廃棄物処理場にて処理するという強引な方法によって、地域環境再生のスタートラインに立つことが出来た。 一方で、フィリピンの元アメリカ所属の航空企業はチベットにて行われ、総数5000万以上の死傷者を出した印華戦やアメリカ解体時において活躍した超大型爆撃機や戦闘機の開発チームにベル・エアクラフトを始めとした数社が参加した以外は、日英陣営の戦闘機のライセンス生産に従事しており、予算の関係上計画案のみで終わっていた案に使えると思ったものがあれば三菱や中島などの生産元と交渉して、コネを構築するなどを行い、戦後においては、日英の大手航空企業と提携を結び、ライセンス生産で培ったノウハウを生かして、ビジネスジェットや独自の戦闘機開発の発展において大きく貢献していった。 最後に、マッカーサー達のその後に簡単に触れていく。彼らは現地で農園を営むのどかな生活を送るか、現地の政治家・官僚としてかつての祖国の二の舞にならぬよう国家運営に従事するという今までの反動か軍人であることを辞めて新たな道を歩む二パターンに大きく分かれることが大半であったが、マッカーサーはフィリピン陸軍特別顧問として元レインボー師団のメンバーと共に国防を担う次世代を育成することに心血を注ぎ、晩年には、ウィリアム・ミッチェルの銅像がフィリピン空軍の象徴として建てられたのをみて「これでゆっくり休める」と言って安らかに眠った。 476: 影真似 :2022/02/13(日) 15 04 24 HOST 182-165-183-108f1.osk2.eonet.ne.jp 以上です。 多少、ユダヤ系の暗躍で寄り道してグダったり、荒削りな内容ですが、ポピュリズムが暴走したことへの軍への影響がイベリア半島、しいてはアメリカそのものに帰ってきたというだけの話です。史実日本要素として、自国の技術に対して価値を見出せなかった(アンテナ関係)、艦隊決戦至上主義への傾倒をポピュリズムという劇物で悪化させた結果、マッカーサー率いるフィリピン共和国が史実442連隊が日系人という偏見を血で拭ったようにアメリカ人という偏見を血で拭ったり、世論がヒートアップした結果「そんなにボロカス言うならフィリピン行くわ」と 多数ネームド航空企業がフィリピンに行った結果、多数の名機が計画のみで終わったりと多数のトンデモバタフライエフェクトが発生しました。 多分、この世界のWW2後期や戦後に日英側で開発された戦闘機・航空機には本来ならば生産された数々の名機のエッセンスが散りばめられているでしょう。