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この話はフィクションです。実際の人物、および団体などには関係ありません。 なお、実際のプレイヤーのキャラとは違う性格になったりもしますが、ご了承下さい。 第一話 始まり 幼い頃、あこがれた戦士。 魔術師、剣士、弓兵、忍者。その他もろもろ。人を殺す者とはそのころは思ってなかった が、とにかくかっこいい、なれるのならなりたいと思っただけだった。 だが、そんなものは幼い頃の空想にすぎない。年をとればみなそんな馬鹿げたものにはな れないと薄々感付いて気付けば違う夢を抱いていた。 だが、この世界にはあったのだ───。 その、ただかっこいいものになれる世界が───。 どこまでも続く青空である。その中を永遠に治りそうもないニヤニヤ顔で歩く男がいた。 (;^ω^)「暑すぎるお・・・」 と男は一人ごちた。彼の名は内藤ホライゾン。通称ブーンである。 (;^ω^)「もうすぐ噂に聞くロザリアとか言うところだお・・・」 彼は戦士になれる、というある国を目指していた。その中心がロザリア。この国は金と名 声があるものに領土を貸し、国民を募集し、それを駒にするいわば戦争ゲームを楽しむは たから見ればイカれた国であった。 ブーンはまず修行してからどこかの国民になろうと考えていた。お荷物になりたくないか らである。 ( ^ω^)「まずはいい装備品を買うお・・・金貯めて」 そんなことを考えてるうちにロザリアの国境近くまでたどり着いた。どうやら門番がいる ようである。 ブーンはパスポートも持ってるし、なにか言われない限りはスルーして通り過ぎようと 思った。 国境を渡ろうとしたその時───。 門番「おい。君、ちょっと来い。」 ビクッとしたブーンであった。 (;^ω^)「な、なんですかお パスポートならありますお」 門番「パスポートなんかじゃなくって、君の名前は?」 (;^ω^)「な、内藤ホライゾンですお」 門番「内藤ホライゾン・・・?うーん・・・・」 手に持ったクリップボードとしばしにらめっこしたのち、「君は新規参入者かい?」と聞 いてきた。 ( ^ω^)「はいですお!」 門番「ああ、それならこの街の酒場に行って、そこのオヤジに頼んで参入の手続きをして くれ。」 (;^ω^)「えっ・・あっはい、わかりましたお。」 門番「初々しいねぇwまぁ頑張りなよ。マナーとかルールは酒場にいる優しそうで一人の 人に聞きなよ。」 ( ^ω^)「わかりましたお!ご親切にどうもありがとうだお!」 ブーンがお礼を言うと門番は軽く顔を伏せた。 そしてブーンに聞こえない程度の声で言った。 「ようこそ始まりの街、ロザリアへ───。」 ブーンは門番に言われたとおり酒場に行きオヤジに頼んで参入の手続きをした。これで国 に入ったり出来るようになるらしい。 酒場のオヤジにはいくらか脅しとセクハラを受けた。 (;^ω^)「ふう・・・。これで戦士の仲間入りだお・・・」 と言いながらオヤジに貰ったビールを飲んでいた。参入祝いらしい。 すると突然横から「ずいぶん美味そうに飲むのだな君は」と声が聞こえた。横を見ると浅 黒い肌に白の髪、心の強そうな眼をした赤い外套を羽織った騎士がいた。 (代用→)(=゜ω゜)「君の名は?」 (;^ω^)「あっ・・えっと、内藤ホライゾンですお。ブーンと呼んでくださいお。」 (=゜ω゜)「ブーン、だな。新規参入者か」 (;^ω^)「そ、そうですお。右も左もわからない新人ですお。よろしくお願いします お」 (=゜ω゜)「はははwとても初々しいねぇ君はw」 (;^ω^)「よく言われますお・・・」 (=゜ω゜)「そうだなぁ・・・細かいルールとかマナーは君自身で判断してくれ。パンフ レットとか配付してるとこあるから」 (;^ω^)「わ、わかりましたお」 (=゜ω゜)「よーし、じゃあ俺がとりあえずここの酒場にいまいるメンバーの名前だけで も密かに教えてやろう」 (!^ω^)「お、お願いしますお!」 (=゜ω゜)「あの席に座って二人で仲良さそうにしゃべってるのが右がヒカリ、左がマリ ワリだ。いつ見ても本当に仲がいいな・・・」 確かに親友、という感じだ。 (=゜ω゜)「そしてあれが・・・」 指差した席には男女のカップルが一組。 (*^ω^)「あの女の子・・・可愛いお・・・」 (;゜ω゜)「悪いことは言わない。やめとけ。彼らの会話を耳をすまして聞いてみろ」 と言われたのでブーンは耳をすまして聞いてみた・・・ 女「ねぇ~TODOROKI~指輪買ってよぉ~」 男「はっはっは。いいともマイハニー。どのくらいの値段だい?」 女「ん~・・・一億円くらい?かなっ♪」 男「・・・ちょっとそれは」 女「えぇ~・・・買ってくれないのぉ~?フンだ!もうキライ!」 男「そそそそのくらい買ってやるさ!」 女「ホント?やったーやっぱり大好きぃ~!今夜泊まってっていい?」 男「もちろんいいに決まってるじゃないかハッハッハッ・・・」 (;゜ω゜)(;^ω^)「恐ろしい・・・」 (;^ω^)「魔性の女だお絶対に手出さんお」 (;゜ω゜)「だろう?女の方はシャナ。強豪たちの求愛を一身に受ける魔性の女だ。彼女 自身もかなりの実力がある。男のほうはTODOROKI。人間要塞とまで恐れられた火属性の燃 える男だ」 (=゜ω゜)「そしてあっちで一人寂しく飲むのが・・・にゃんちゅう。まぁ実力は中堅っ てところか。」 ( ^ω^)「親しみ易そうな人ですお!」 (=゜ω゜)「ああ。話しかけてみればいいよ。」 (=゜ω゜)「お、今入ってきたのが・・・」 扉の方にはなにか棒状のものを入れる袋を担いだ女がいた。 (=゜ω゜)「リップルラップルだ。飲みに誘ってみるか。おーい、リップルー!飲もう ぜ!」 とグラスを掲げ誘う男。リップルという人が怖かったらどうしようとブーンは思ってい た。 と、ブーンはここにきてやっと気付いた。この騎士の名前を聞いていなかった。 ( ^ω^)「そういえば名前なんですかお?」 (=゜ω゜)「ああ俺?俺の名前はアーチャーだ。以後よろしく。」 アーチャーさんか、覚えておこうとブーンは思った。 そしてアーチャーが呼んだリップルとやらがこちらへ来る。アーチャーの横の席にどっか りと座り「マスター、バーボンをお一つなの」と言った。 (=゜ω゜)「今日はどうだったよ」 ( *゜ー゜)「いたって普通だったの。特になにもなし。」 といってマスター・・・オヤジが出したバーボンを一口飲んだ。ブーンはその様子をみて いたが、ふとリップルと目が合った。 ( *゜ー゜)「アーチャー、そちらの方は誰なの?」 (=゜ω゜)「ああ、新規参入者だよ。挨拶しなよ」 (;^ω^)「あ、ブーンですお、よろしくお願いしまふ」 ( *゜ー゜)「初々しいのw」 (;^ω^)「それ今日で言われたの三回目ですおw」 (=゜ω゜)「そんなに言われてたのかw」 ( *゜ー゜)「初々しすぎてちょっと応援したくなるのw」ブーンは良かった、と思った。 リップルさんがとても気の良さそうな人だったからである。やっぱり付き合うならこうい う気立てのいい人がいいなぁ、とおぼろげに思った。 それからは、ブーンがここに来るまでの身の回りとかいろんな人の武勇伝を聞いたりして 少し三人で盛り上がった。 いいころになってきた頃、 ( ^ω^)「それじゃあ僕はそろそろおいとましますお 」 と言った。それを聞いたアーチャーが景気良く (=゜ω゜)「おうw宿屋は自分で探せよw新規って言ったらどこの宿屋も無料で泊めてく れるぞ」 ( *゜ー゜)「あっ、ちょっと待って欲しいの」 とリップルが言い、紙を取り出しなにか書いている・・・そしてそれをブーンに差し出し た。これは・・・住所? ( *゜ー゜)「明日の朝方ここを訪ねてきてほしいの」 (*^ω^)「わ、わかりましたお!すぐ行きますお!」 ブーンはいきなりフラグktkrと思ったのだった。だが、そんな彼の淡い期待も次の一言で 砕け散る。・・・はずだった。 ( *゜ー゜)「ビシバシ鍛えていくからねw」 (*^ω^)「はいですお!(これはッ・・・SM!ウホッwww)」 底抜けに馬鹿なブーンだった。 (=゜ω゜)「んじゃあな。また会うことがあったら敵だろうと飲もうや」 ( ^ω^)「わかりましたお!楽しみにしてますお!」 そしてブーンは酒場を出た。 それからブーンはパンフレットを配付してる場所に行き、いろいろな街と国のパンフレッ トを荷物に詰め込んだ。そのうちの一つのロザリアのパンフレットに書いてあった宿屋に 行って休もうとしてブーンは歩いていた。 (;^ω^)「今日はいろんなところで気を使ったお・・・」 (*^ω^)「でも明日からいきなりリップルさんとビシバシ・・・うはwwwあんなこと やこんなことだおwwww」 そんな明日になれば無残に砕け散る妄想をしながらしばらく歩いていると前から酔っ払い がくだをまきながらこっちにきている・・・ うわ、やだなぁ、避けて通ろう、とブーンは思ったのだが「おい!ちょっとそこの小 僧!」と声をかけられてしまった。 (;^ω^)「な、なんですかお・・・(ヒエエ・・・)」 酔「あ?なにが『お』だぁ?てめぇみたいなふざけた野郎が俺は一番嫌いなんだ!クズ が!」 バキッ!腹部を蹴られ少し飛ぶ。 (;^ω^)「い、いたいお・・・」 まだ酔っ払いは向かって来る。こうなったら逃げようか・・・とブーンが思ったそのと き、上から声が聞こえた。 「───王の財宝(ゲートオブバビロン)。」 瞬間、武器の雨。酔っ払いは・・・串刺しである。 「ふざけたやつはお前だろうが・・・。」 ブーンが上を見上げても近くに人がいるのは分かるのだが顔が確認できない。 そして優しい声で問い掛けられた・・・ 「大丈夫かい?」 と。 第一話 始まり 完
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俳優イ・ジョンソクが“マンチンナム(少女マンガから飛び出してきたような男)”の眼差しで視線を奪った。 イ・ジョンソクは男性向けマガジン「LOFFICIEL HOMMES」のグラビアで強烈な眼差しでカメラを見つめ、女心を鷲づかみにした。 グラビア撮影とともに行われたインタビューでは、MBCドラマ「Wー二つの世界 DVD」の放送終了の感想を伝えた。イ・ジョンソクは「他の作品より演技に対して悩みに悩んだ作品だ。役者としての可能性を広げるきっかけとなった」と明かした。 イ・ジョンソクは韓国ドラマDVD「W-二つの世界-」でウェブ漫画「W」の主人公カン・チョル役を熱演した。
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#blognavi 自分はもう若くないと、最近よく思う。 今日も若い子達を見て「若いっていいなぁ」と呟いた。 他の人に「おまえも若いだろ」と言われた。 いや、でも僕はもう若くないよ。 人を本気で好きになる気力さえないオバちゃんだよ。 すぐに諦める駄目な大人だよー。 それでも他人から見たら、僕は若いんだろうな。 カテゴリ [談義] - trackback- 2006年09月24日 19 59 09 名前 コメント #blognavi
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第十八話 成長 从 ゜∀从「さて、強化の修行の件だが・・・」 ( ^ω^)「wktk」 先ほどに引き続きここはブーンの部屋。 エスはもう寝ており、その理由を知るものはブーンとVIXしかいない・・・。 散々騒ぎまくり、エスが寝て(ぶっ倒れて)からブーンとVIXはまだ騒ぎ、一段落あった時に強化のこの話が出た。 VIXとブーンは机を挟んでイスに座っている。 VIXは机に両肘をつき手を組んでブーンを上目遣いで見、いかにも重要な話を今からするようなムードをかもしだしている。 ブーンは手は両膝の上、目は真っ直ぐVIXを見ている。 (;^ω^)「・・・」 从;゜∀从「・・・」 从;゜∀从「・・・ヒュッ」 (;^ω^)「!!・・・」 なぜか意味なく沈黙が続く二人。ブーンはVIXが息を吸ったりするごとにビクリと体を動かしている。 エスの寝息だけがスースーと聞こえる中で二人は目を逸らしてはならぬとばかりに見つめあった。 だがその静寂はやはりVIXによって破られる。 从 ゜∀从「ブーンよ・・・」 (;^ω^)「はい!・・ですお!」 そこでVIXはいったん目を机の上に落とし、大袈裟に溜め息をついた。 そしてまた言葉を言う。 从 ゜∀从「いいか、ブーン。まず残念なお知らせがあるんだ・・・」 (;^ω^)「ドキドキ・・・どんなことでも聞きますお!」 そこでVIXはまた言葉を止め、三秒ほど溜めた後、一気にその残念なお知らせを・・・言った!! 从 ゜∀从「短小包茎で童貞で早漏でスカトロ好きの奴とセクロスはおろかアナルプレイだって俺はお断りだ!」 それを言うと同時に机をバン、と叩く! (;^ω^)「な、なんだってー」 从 ゜∀从「じゃあな」 と言いVIXはイスから立ち上がり、扉へと向かう。 それをブーンが、 (;^ω^)「強化の修行はどうなったんですかお!」 と呼び止めるが、返答は 从 ゜∀从「焼きそばの皿は洗っとけよ!」 だった。 そしてあっけなくVIXは去り、結局ブーンの引き止めは全く効果を出さなかった・・・。 (´・ω・`)「スカトロ好きとな・・・ふうん」 (;^ω^)「名無しさん!いつからそこに・・・」 (´・ω・`)「ドンマイブーン君。俺が慰めてあげるよ」 と言い強引にブーンの服を脱がそうと名無しがブーンに襲いかかる! (;^ω^)「ちょwwやwめwろw」 (´・ω・`)「レッツくそみそ」 (;^ω^)「アッー!!」 (;^ω^)「うう・・・ケツが痛いお・・・」 翌日朝、またもここは要塞前草原。 ブーンは朝早くから起きて練習をしにきていた。 彼の魔力放出による移動術は放出は出来るようになったもののその制御をすることがからっきし出来ないような状況だった。 ( ^ω^)「まずはストレッチでもするかお・・・」 と独り言を言って彼はストレッチを始めた。 それから少したった昼下がり、SOS団国領土リストーム街。 この街はSOS団以外の他国と隣接する街であった。 もっとも、その国はSOS団国によってほぼ壊滅状態にされていた。 それでも国民はまだ生きている。ある程度の国民はいないと本当に壊滅してしまう。 そんな国と隣接する街にSOS団から部隊がやって来た。 隊長はシャナであり、後のメンバーはたった6人程度であるが、全員が各国に名を馳せた強豪である。 彼らの目的は・・・もうすぐ滅びる国の国民を仲間に引き入れることだった。 ξ ゜⊿゜)ξ「しっかし・・・轟もえげつないこと考えるなぁ・・・武力行使とか」 ( ゜∀゜)「ま、俺たちは与えられた任務をこなすだけさ」 その部隊のメンバー、シャナとファルフリートは相手国への道を歩みながら話し始めた。 ( ゜∀゜)「ま、俺がいる限り絶対任務は成功させるさ。生ぬるい任務だがな・・・」 ξ ゜⊿゜)ξ「そうね。さぁもうすぐ相手国の要塞よ。 もし一人か二人交渉に逆らった場合見せしめに殺してあげて。 ただ役職以上と思われる人はだめよ。」 全員「「「把握」」」 恐るべき隊長含め7人の部隊が相手国要塞へと近付いて行く・・・ ξ ゜⊿゜)ξ「そういうこと。あなた達SOS団に仕官しなさい。」 要塞内、相手国の全国民が集まった場でシャナは自分達に課せられた任務の内容を言い放った。 要塞に入る際、条件として二人まで、武器の類は一切持ち込み禁止、となった。 シャナとファルフリートは丸腰だ。 もし無理難題を言われれば・・・ 全員で襲いかかれば丸腰の相手にはいくらなんでも勝てる・・・相手国の国民はそう考えていた。 そう考える国民がいる中シャナが交渉内容をいい終わった。 その瞬間、 「ふっざけんじゃねえぞおおォォォォォォォ!!!」 と隠れていたと思われる国民が背後の扉から剣を持って襲いかかって来た。 彼は剣を大きく振りかぶり、近くにいたファルフリートをまず倒そうとした。 だが・・・ パァン!と鮮やかにファルフリートの右フックが決まり、剣を持っていた国民はフラッとよろめく。 そこからファルフリートのラッシュ。 一発───二発───三発と立て続けになす術もなく相手はボコられ続け─── 気付けば、もう彼の体には全く力が入ってなく、──顔は二度と鏡を見れないほど潰れている──ぐったりとした状況になった。 ( ゜∀゜)「ふう・・・強化なしじゃこんなもんか。」 そしてシャナは国民達に言い放つ。 ξ ゜⊿゜)ξ「あなたたちは武器を奪ったけど、ファルフリートをここに入れた時点で私達を襲うことは自殺行為になってるわ。」 ( ゜∀゜)「俺の武器ならこの体自体だからなぁ。他の奴を入れるべきだわ」 とファルフリートは言い、肩をすくめた。 彼の体ははたから見ても圧倒的なほどの体格で、まさに鋼の体、と言ったところか。 相手国の国民にはもうファルフリートに挑むような度胸のある人物はいない。 国王もこの提案を飲み込みざるを得ないのか・・・ 国王「少し・・・時間をいただけないか?」 そう苦し紛れに言う。 それを聞いたシャナは思いっ切り嫌そうに顔をしかめる。 ξ ゜⊿゜)ξ「時間?まぁいいけど・・・待つの嫌いなのよ私。」 ( ゜∀゜)「じゃあ暇な時間誰かとスパーリングでもすっか!」 その提案にシャナは手をパン、と叩き顔を輝かせ、 ξ ゜ー゜)ξ「いいわね!それ!どうせなら相手が死ぬまでやっちゃいましょ♪」 その言葉に国王も国民もビクンと体がすくむ。 ( ゜∀゜)「じゃあ・・・だーれにしーよーっかーな♪」 国王「待て待て!分かった!」 国王が慌てて出て来る。 国王「そちらからの交渉を・・・受け入れよう。我が国民全員をそちらに仕官させ我が国をSOS団支配下とす・・・る。」 ξ ゜ー゜)ξ「やったー♪ありがとうね、国王さん、国民のみなさん♪ これからお友達ですよ♪」 それを聞きシャナが手を叩き顔をぱああっと輝かせ喜ぶ。 国王はガクリと膝を付き、自身の国の壊滅を悟った・・・。 足に魔力を嫌になるほど溜め、爆発させるように一気に放出。 この作業も前に比べればかなり早く出来るようになった。ざっと、二秒程度と言ったところか。 その爆発のエネルギーを利用した移動も、だいぶさまになってきた。 最初は足が爆発して吹っ飛んだ感覚だった。そして宙返りをし、地面にドーン。 だった。 だが昨日ほどコツを掴んだ。 急に爆発させるからいけないのだ。ようは・・・ ( ^ω^)「おっ・・・!」 草むらを蹴って、走り出す。 ザッザッザッと、その足は速く、速くなる。 その中でブーンは呼吸を取り始め、それと同時に魔力を足に集中させる。 ここから三歩先、地面を蹴るのは右足。右足に爆発の用意をさせる。 もう魔力を溜めて吐き出すのにたった二秒しかかからない。足に魔力を通すことはブーンにとっては今や簡単なことになった。 一歩目。 姿勢を低くする。こうしないと途中でコケてしまう。それと同時に魔力を足に溜める。 二歩目。 両腕を───何故だか分からないが───両腕を広げる。 こうしないと成功したためしがない。だが─── 助走をつけ、羽を伸ばし、飛ぶ。それは飛ぶためには必要なもの。 きっとブーンは無意識のうちに理解してたんだろう。 魔力が膨れ上がり─── 三歩目を草むらに刻み、膨れ上がった魔力を一気に放出する。 ⊂二二( ^ω^)二二⊃「おおおおおおお!!!!」 まさにドン、と速さが増した音が聞こえるかのように圧倒的に速さが増す。 姿勢は低く。 両腕は広げ。 彗星の様に。 ブーンは飛んだ。 あまりに速すぎるスピードに足がもつれ、倒れこむ。 派手に草むらを転げ回るが、何しろ草むらなので全く痛くない。 転げ回るのが止まった時、ブーンが向いていた方向には、 ブーンが飛んだ跡で根こそぎなぎ倒された草むらがあった。 ( ^ω^)「フフフ・・・どんなもんだお・・・」 ・・・・・後に語り継がれるミステリーサークルの一つはこの男の仕業である。 高いところで読書するのはいい 。なんだか、実に自分が高貴というか、イカした感じになった気が名無しにとってするからである。 そういうわけで彼は木に登り、適当な幹に腰掛け、本を読んでいた。 その目を眼下の平原に向ける。 そこには、五日程前から一生懸命に技を習得しようとする我が弟子の姿があった。 やり方を教えた後は、自分も、もう一人の師匠であるリップルも何もしなかった。 普通ならば、手取り足取り教えてあげるところだが、何故か二人の師匠は何もしない、ということで意見がピッタリ合ったのだ。 (´・ω・`)「・・・」 不思議なものだ、彼はものすごく要領よく神風を我が物にしていつつある。 助走をつけて神風を発動させるまでの段階なら完璧だ。 発動の用意も実にスムーズに出来ている。 いくらブーンの魔力適合が足にある、といってもここまでスムーズに行くものなのか。 名無しは本を完全に閉じ、木から地面にサッと降り立った。 (´・ω・`)「そろそろ実践だな・・・ちと槍の使い方教えてくるか」 名無しはそう言うと木に立て掛けてあった槍を持ち、大地にぶっ倒れる我が弟子に近付いていった。 *( ‘ ‘)*「・・・」 幻想郷国の国王、巫女は手元の資料に目を落としていた。 資料の内容はエレンシア、ルアンダなどのここからもっとも近い場所にある街の守備状況。 *( ‘ ‘)*「SOS・・・なにか考えがあるのかしら・・・それとも・・・」 守備状況はいいもの、とは言えない。目立って強いと分かる名前もないし、自分達が攻めて行けば絶対に勝ち取れるだろう。 だが・・・こんなあからさまな守備の手抜きに何かある、と思わずにはいられない。 *( ‘ ‘)*「それでも・・・突っ込むしかないのよねぇ・・・」 資料の横にはメモ書きがあり、巫女はそれを手に取るとそこにでかでかと、“二日後、宣戦布告”と書いた。 *( ‘ ‘)*「となれば人員をどう裂くか・・・やっぱり相手が弱いし、こちらも弱くていいわよね」 またメモ書きに文字を走らせる。 さらさらと10分ほど書いた後、 *( ‘ ‘)*「よし!これでいいわ、通知は明日ね。ご飯食べてきましょう・・・」 と言い、部屋を出ていった。 巫女が残していったメモ書きには・・・。 『事実上の新人戦! 相手の人員もそれほど強いのはいないので新人に頑張ってもらうことにしました。 サンドラ方向(出来るとこまで街を制圧、ただし無理はしない) 隊長 …………』 (ここからは新人と思われる人物名が書いてある。) (一旦区切りがあり、次の文章。) 『エレンシア方向(サンドラ方向に同じ。無理はしない) 隊長 ………』 ・・・隊長の場所には、何度も見た名前が載っていた。 『隊長 ブーン』 第十八話 完
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2ちゃんねる 韓国経済 ■ 【経済】サムスン 利益吹き飛び赤字転落か?メモリーで利益確保「困難」-世界的景気後退で ★5[12/09] dat落ち 2008.12.10- 保護ログ ■ 過去ログファイル置き場:1-4 .
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第十五話 暗躍 空間転移。 それはこことは違う、どこか別の空間(場所)に移動する、いわばワープのようなものだ。 それがVIPにかけた魔術。 しかも強力な魔術でかけたため、VIPにある程度の解呪能力があったとしても避けることは不可能に等しい。 しかし、ただのテレポートを相手にかけるため強力な魔術に変えたのだ。 他の効果が起きても─────仕方がない。 訳の分からないところを飛ばされている。そもそもただのテレポートはこんなに痛みを伴うものだったか? 体が何かに溶かされていくような感覚。言葉では言い表せない痛み。 加えて、何故か目を開けても真っ暗だ。 いっそ楽に殺したほうがマシ────とはこのことだろう。 しかしそんなことよりも問題は空間転移が余りにも長すぎることだ。 所詮これもテレポートの一種、空間を歪めて一瞬で移動すること自体に変わりはない、はず・・・だ。 だが先ほどからずっと痛みが続き、体はフワフワしどこかを飛んでいるような感覚、周りを確認しようにも真っ暗だ。 こうなればもう痛みは痛みではない。暗闇は暗闇ではない。そう・・・思えてくる。 そうなれば廃人と化す。 拷問を受け続ければただ呼吸をするだけのボロ人形に成り下がる。人間は苦痛に耐えれるよう出来ていない。 VIPとて同じ。いくら超がつく達人と言えどもその前に一人の人間だ。 こんな状況に置かれて気が狂わない訳がない。 彼の目の色が変わっていく。 虚ろな、諦めを含んだ目。それを見せ、ゆっくりと瞼を閉じる。 この状況を諦めた───。 かつての英雄もこれで終わり────かと、思われた。 突然、手が現れ、VIPをむんずと掴み、思いっきり引き上げた。 (;`・ω・´)「んなッ!?」 急に引っ張られたVIPは戸惑い、受け身をとれず頭をしたたかに床に打ち付けた。 いや、受け身をとることを忘れていた。床などあるわけない、と思っていたからだ。 どうやら───よく分からないがあの地獄から抜け出せたらしい。痛みは消え、床も重力もちゃんとある。 そして閉じた瞼からは外が光に満ちた場所だというサインが見える。 助かった・・・助かった助かった助かったんだ! 歓喜に包まれゆっくりと───目を開ける。 そこには、生活感が溢れるただの部屋と、 二人の人物がいた。 どうやら助けてくれたのはこの人達らしい。礼を、とにかく礼を言わなければ。 すぐさま片膝をつき、二人を真っ直ぐ見て、 (`・ω・´)「SOS団のVIPと申す。助けてくれてこの度h────」 と言いかけて口をつぐむ。 いや、自分としたことが喜びで判断力を欠いている。なぜ、どんな理由でこの人たちが自分を助けたということになるのだ。 一人は直立し、両手を後ろに回し、こちらを真正面から見ている。 きっと厳格な性格なのだろう。信念がある目をしている。 そしてもう一人は椅子に座り、片膝を抱え、疑わしげな横目でこちらを見ている。 服は何故かパジャマというか、スウェットだ。 立っている方は普段着、という感じだ。ポロシャツにジーパン。 とりあえずこの人達に聞かねばなるまい。 (`・ω・´)「いや、俺を助けたのはあなたたちか?」 と。それに対しジーパンの男が、「愚問だ」と呟き答える。 (´ _`)「いかにも。君を引き上げたのは私たちだ。」 そう答えると、パジャマのほうが荒い口調でジーパンに言う。 (´_ゝ`)「おい、役に立たなさそうだぞ。こんなやつで上手くいくのか?」 (´ _`)「まぁまぁ。きっとそれなりに上手くいくだろう。成功例は彼のような強者に多い。661番もそうだったろう?」 (´_ゝ`)「あれは失敗だろ。性格がそのままだったじゃないか。ゆえに強い自我を・・」 そう言うパジャマをジーパンが「何度も聞いた」となだめる。 ・・・話の流れが見えない。 自分は一体何の為に引き上げられたんだ?こいつらはここで何をしている? そもそもここはどこだ? そんな疑問で喜びは一瞬でどこかに飛んで行ってしまった。 そう思っているとジーパンがVIPに声をかける。 (´ _`)「驚かせてすまないね、VIP君。自己紹介がまだだったな。」 と言い彼は名前を名乗った。 (´ _`)「有為、と言う。ここの、名義上開発者となっている。」 と言い彼、有為は含み笑いをした。 そして彼はVIPに宣告する。 (´ _`)「さて、VIP君、死にたくなければ少しついてきて貰おう。なに、ちょっとした実験だよ。」 そして有為は無言で奥の部屋へ歩き出す。VIPは訳が分からずその場で固まっていた。 それに声をかける椅子に座る人物。 (´_ゝ`)「行った方がいいよ。多分今回は監視システムの実験だし。まぁ死ぬことはないと思うけど君はこちら側のスパイになる。」 (;`・ω・´)「な・・・」 (´_ゝ`)「早く行かないと本当に死ぬよ?」 (;`・ω・´)「・・・クッ!」 言い知れぬ悪寒を感じた。逆らえば自分は消される。そう感じた。 急いで有為とやらを追いかける。 奥の部屋は一面シルバーの長い廊下だった。その中間あたりにどうやらこの部屋がある。さて有為とやらは・・・ いた。 廊下の奥、上へ通じる階段の前でこちらを見ている。 黙ってそれについていく。 有為はこちらがついてくることを確認すると階段をのぼり始めた。VIPもそれに続いた。 あえて無言で。この施設についての詳細が全くわからないうえ、下手なことを聞けば殺されるような殺伐とした空気が流れていたからだ。 階段をのぼる。気味が悪いほどの暗さだ。 いったん踊り場に出ると、長机と科学者のような身なりをしたものが座っていた。 (´ _`)「そこで腕輪をつけろ」 有為に促され、長机に近寄り、科学者から『752番』と書かれた腕輪を付けられる。 なんとなく、だがとてもイヤな予感がした。 森の暗闇の中、それに溶け込むように錬金術師の家は建っていた。 質素な木の家。 怖い昔話に出て来る魔女が住んでる家をブーンは思い出した。 中にはさぞ意地悪そうな人がいるんだろなぁ・・・とおぼろげに考えていると、 (´・ω・`)「おーい!いるか!?」 と名無しがドンドンと扉を叩いた。 ・・・返事はない。いや、微妙に夜遅いし(十一時四十五分ほどだ)、寝てるだけかもしれない。 だが、そんなこと構わず扉をドンドンと叩き続ける名無し。 (´・ω・`)「俺だ!名無しだ!」 と名無しが名乗ると、すこし間があってわずかな明かりが家の横に差し込む。 その場所的に部屋の電気を付けたのだろう。ついで錬金術師がドアから出て来る。 /, 3「なんだ・・・お前か・・・」 そんな安堵の溜め息と共に出て来た。 ブーンの想像していた魔女のような容姿とは全く違う。 目は怯え、口振りには覇気がない。まるで人生の負け組のようだ。 だがズル賢そう、という点では魔女と似通ったところがある。 まぁとは言ってもリッチな錬金術師なんて似合わないよね、と思うブーン。 金などを練成するような抜け道を考えているくらいだ、ロクなやつはいないはず。 (´・ω・`)「なんだ・・・そんなに怯えて。また借金か?うひひ。」 うひひと呼ばれたその男は俯きつつぼそぼそと言う。 /;, 3「・・・そうだ。またブームとかVIP先生に・・・」 (´・ω・`)「まぁそんなことはどうでもいい。魔女の粉を売って貰いに来た。」 /, 3「魔女の粉・・・330でどうだ?」 (#´・ω・`)「高い。280。」 /, 3「高いじゃねーよwww魔女の粉を練成するのは難しいんだ!400でもいいくらいだ」 (´・ω・`)「ガタガタぬかしてんじゃねーよぶち殺すぞ」 /, 3「250でどうですか?フヒヒwww」 ( ^ω^)「(心変わりHAEEEEEEEEEEEEEwwwwwww)」 その提案に全くためらいも見せず名無しは、 (´・ω・`)「買った。さすがうひひ!」 と言った。 とまぁそんなわけで格安で魔女の粉とやらを手に入れた。 名無しはブーンにそれを手渡した。とりにくがお茶を用意してくれ、いざ飲もうというその時、 『みっくみっくにしてやんよ~♪』 (´・ω・`)「おっと、携帯が」 と携帯の着信音が鳴り出す。 名無しが出る。 名無しは「ふむ」だとか「そうか」とか言いながら電話に応対する。 それを黙って見ながらブーンはなんとなく電話の内容が分かった。 きっとリップルさん達がウィンディアを制圧したという通知だ。 名無しは1分ほどで電話を切り、すぐにこう言った。 (´・ω・`)「今からウィンディアに向かう。幻想組が制圧したそうだ」 予感的中。当然だ。 ブーンは無言の中、心中で歓喜した。 (´・ω・`)「ブーン、早く粉を飲め。すぐに行くよ」 ( ^ω^)「わかりましたお!」 ブーンはすぐに粉を口に含み、お茶で流し込んだ。ブーンは薬などは得意な方ではなかったが、今はそんなこと全く気にならなかった。 だが次の瞬間!! そこには粉の副作用で苦しむブーンの姿が! このままではブーンの命が危ない! そこで名無しは彼をおぶって近くの街、ウィンディアに行くことにした。 ブーンの容体は刻一刻と悪くなっていく。 (´・ω・`)「あの時は、本当にブーン君を助けることしか考えてませんでした」 数分後、奔走のかいもあってウィンディアにたどり着く。 名無しはすぐさまウィンディアの知り合い、リップルの家に駆け込んだ。 (;´・ω・`)「開けてくれ!連れが大変なんだ!」 リップルはドアを開けるとぐったりしたブーンを見て驚き、すぐに中に入れ、処置を施した。 ( *゜ー゜)「ブーン君はひどい状態だったわ。でも助かると信じて一生懸命治療したの」 ─────数日後。 そこには元気に走り回るブーンの姿が!! ( ^ω^)「名無しさんとリップルさんには本当に感謝しています。もう変な粉なんて飲まないよ」 楽しそうにリップルさんと訓練に励むブーン君。相手を思いやる気持ちは奇跡を起こすのである。 (´・ω・`)「で、まぁ熱っぽくなったと」 (#^ω^)「なんですかおあれ!大袈裟に書きすぎですお!実際ぐったりもしてないしただ熱っぽくなってだるくなっただけですお!」 ( *゜ー゜)「まぁまぁwww作者はここらへんでネタを入れたかったんだよ」 ( ´∀`)「・・・」 ここはウィンディア要塞。 この要塞は城のような感じであり、今いる場所はお城のテラスのような場所だ。 死亡者はばよえーん。もう埋葬したらしい。 奥に引っ込んでいる重傷者は口裂けだけらしい。 口裂けは一週間ほど動けないらしい。 *( ‘ ‘)*「今まで前線だったフュリアにいた皆にもウィンディアに移動するよう言っておいたわ」 *( ‘ ‘)*「あとここからは少し様子を見る、ということでSOSと一時休戦にしたわ。この人数では厳しいもの。」 ( ´∀`)「・・まぁ巫女様に任せますよ。」 要塞はも抜けのから、自分達以外誰もいない。 近くには取り付けられた砲台が悲しく佇んでいる。使われることは全くなかったのだろう。 不意に名無しが立ち上がる。 (´・ω・`)「では僕たちはこれで。」 それを聞きとりにくも荷物を持って立ち上がる。 ( ・∀・)「さいなら~」 とりにくが名無しに触れると急に何かに引っ張られたように二人が縮み、そして消えた。 きっとテレポート、というやつだろう。 *( ‘ ‘)*「さて、私とみかんは今から来る仲間を向かえるわ。ブーン君とリップルさんはもう寝たら?」 ( *゜ー゜)「そうね・・・お言葉に甘えさせていただくの」 (;^ω^)「僕もなんか熱っぽいし寝ますお・・・」 *( ‘ ‘)*「それじゃあ中の部屋に連れて行くわ。ついて来てね」 (;^ω^)「しんどいお・・・」 ブーンは巫女に用意された部屋に通された。もちろんリップルとは別部屋である。 ( ^ω^)「さっさと寝るお・・・」 ブーンは服も着替えずにベッドに倒れこむやいなやすぐに眠ってしまった・・・。 第十五話 完
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魔王編 第二話 発見 VIPたちは長い距離を歩き、目指していた大穴にたどり着いた。 それに少なからず驚くメンバーたち。それに構わずVIPはどんどんと穴の中に足を踏み入れていった。 前回にはなかった、明りを付けて、穴の中を進む。 壁にはところどころにある金の光沢とそれに彫られた見たこともない文字。 神秘の中をひたすら進む。 やがて、地上の水源になっているはずの湖にたどり着いた。 ( ゜Д゜)「逆行する水、か・・・」 (;^o^)「すげぇ・・・」 あっさりとそれは見つかった。 上へと吸い込まれる水。それは異常すぎて神々しい。 (`・ω・´)「・・・やはりまだ先がある。お前らには話したよな?この水の流れは誰かが何かに気付いて欲しくて作ったものかもしれないって・・・。」 全員が、肯定の意を示す。 それを見てVIPは忠告を投げかける。 (`・ω・´)「この先には救われない魂の集合体とか、妖精の類とかがいるかもしれない。気をひきしめていこう。」 VIPはそう言うと、湖に向かって歩んでいった。 さらに奥へ進んでいくと、何かぼんやりと明るくなっていくように感じた。 ( ´∀`)「これは・・・苔とかが発している光でしょうか」 確かに、発光する苔もあることにはある。 だが、VIPは違う、と思った。 (`・ω・´)「水が逆行していたのはまぎれもなく魔術の成せる技だ。 これも魔術かもしれない・・・、それにこれは・・・」 上からの光、だ。VIPの足下には影が出来ている。 苔ならそこかしこに生えているので壁などにも影ができるだろう。だがそういうことはほとんど見られない。 これは・・・もしかすると。 そもそも魔術が使えた時代、光を生み出すことはそんなに難しくなかったはず。 となれば、どこかに起因が───。 と、そう考えているうちにT字路に。道が分かれたのはこれで始めてだった。 ミ,,゜Д゜彡「分かれ道か・・・」 (;´∀`)「どうします?」 ( ゜Д゜)「いや、てめーら進むことばかり考えんな・・・見てみろこれ・・・」 轟は近くの壁を指差した。 そこには、びっしりと描かれた文字と絵と、 三つの、手形。 (`・ω・´)「こいつは・・・また難解な」 文字などみても仕方がない、とVIPは絵だけをみた。 三つの手形の下にそれぞれ一つずつ。 真ん中。人型の絵の真上に太陽らしき絵。それに人が照らされている。 左。月と思われる形のものに人が祈っている絵。 右。人々がなにか一際大きな人型のものに跪いている絵。大きな人は凶悪な意思がそのまま伝わって来るような形だ。 (^o^)「暗号・・・かな」 ( ゜Д゜)「見たとき思ったんだが・・・朝、昼、夜って感じの絵じゃね?」 (`・ω・´)「ム・・・確かに・・・」 言われてみればそうだ。 左は月があり、夜の絵だ。 真ん中は真上に太陽が昇っていて、昼と言える。 だが、右は・・・どう考えてもこれが朝とは思えない。 人型の、神をかたどったとは思えない、おぞましいものに人が跪いている。 ( ゜Д゜)「その絵は・・・この絵が描かれた時代の朝にはそういう儀式があったとしか言えないな・・・」 (;^o^)「け、結局どういうことなんですか?」 ヒカリの言葉を聞いて考えさせられる。どういうことだ。 この手形と絵の意味。 とりあえずVIPは意味もなく朝の絵の下の手形に手をはめてみる。 ・・・何も起こらない。 ( ゜Д゜)「魔力とか込めてみ?なんかあるかもわからんね」 言われた通り軽く魔力を込めてみるが何も起こらない。 朝と推測できる絵は諦めて昼と断定できる真ん中の絵に手をはめて、魔力を込めてみる。 すると、ガコン、という音とともに絵の場所の石盤が回転し、昼の絵が見えなくなった。 かわりに出て来たのは、髭をたっぷりたくわえ、帽子を被った老人が剣を持っている絵。 ( ゜Д゜)「こりゃあ・・・お偉いさんじゃね?帽子の形といい髭といいそれっぽいな」 確かに、帽子の形はどことなく王冠やティアラに近しいものがある。髭はいうまでもない。 (`・ω・´)「なんか持ってる剣が気になるな・・・」 ( ゜Д゜)「そうだな・・とりあえず夜もやってみ?」 言われた通り手をはめて魔力を込める。 そうすると昼の絵と同じように絵が引っ込み新しい絵が出てきた。 大きな、鐘の絵だ。いや、石盤には鐘しか描かれていなくて大きいかどうかも分からない。 ( ゜Д゜)「なんだこりゃあ・・・下になんか文字書いてあるが日本語でおk、って言いたい」 (;´∀`)「これ・・・もしかして願いの鐘じゃないんでしょうか?」 (`・ω・´)「・・・」 願いの鐘。 それは古代の錬金術師が遺したと言われる願望の器だ。 もっとも、そんな都合のいいアイテムが存在するとは思っていない。 せいぜい、宝石と同格の魔力の貯蔵庫のようなものだろう。 (`・ω・´)「そうかもな・・・それより、パーティ決めをしよう。ここからは分かれ道だ」 ( ゜Д゜)「そうだな・・・じゃあ俺はみかんで」 (;`・ω・´)「即決かよwwwおおかた理由は分かるが・・・」 ( ゜Д゜)「フヒヒ!女いねーとモチベ下がるんでwwwww」 (;´∀`)「・・・・」 (`・ω・´)「ん、じゃあ俺は夢ムラとヒカリで。時間とかどうするよ」 ( ´∀`)「あ、そういうことになったら困る、と思って通信用の御札持ってきました」 みかんは懐から御札を二枚取り出し、轟とVIPに渡す。 (`・ω・´)「GJ!で、どうやって使うんだ?」 ( ´∀`)「御札に魔力を込めつつ凝視してください。そしたら私が作ってる仮想空間のような場所に意識だけが飛ばされます。 一応ソファーが置いてある6畳くらいの部屋です。部屋にはドアが二つあります。片方から自分が出て来るので。 もう片方のドアに魔力を込めると相手を呼ぶことができます。そのときは相手の札が震えますから。 あとは二人揃ったらしゃべるだけです。出るときは普通にドアから。 なお、通信してる間、本体、つまり自分の体は全く動けませんから。そこんとこ注意です。」 ( ゜Д゜)「おk把握。んじゃ、行ってくるわ」 そう言うと轟とみかんは左の通路に歩いていった。 それを見届けるとVIPたちは右の通路へと進んでいった。 ( ゜Д゜)「暗いなぁー、こういうところにはスイッチがあるはずなんだが」 通路は奥に進めば進むほど暗くなっていく。 自分たちの歩く音しかしない、暗く狭い直方体の中を歩く。 明りもないまま、ひたすら歩く。狭い通路なので、両手を壁につけてれば明りは不要だ。 長い間歩いていると、突然触っていた壁がなくなった。 ( ゜Д゜)「ライトニング頼む」 ( ´∀`)「はい!」 光が急に灯される。 眩しくて何が何だか分からない。だが、それは最初だけで、何がそこにあるかはすぐにわかった。 少し広い場所にポツンと、宝箱が一つ。 ( ゜Д゜)「こりゃあまた・・・苦労されましたね、持って行ってください、ってか」 轟はためらいなく宝箱を開く。 そこには一つの手のひら大の鐘が。 ( ゜Д゜)「本当に、願いの鐘か・・・?」 手にとって、振ってみる。カランガランという音を期待してたのだがそんな音は鳴らなかった。 みると、鐘の中の吊り下げられた金具が包帯でぐるぐる巻きにされている。 ( ´∀`)「これじゃあ鳴りませんね・・・」 ( ゜Д゜)「ああ。鳴らさないことに意味があるんだろ・・・鳴らしたら魔力効果が発動とかな。 これは丁重に専門家かなんかに持っていこう。」 轟は鐘を宝箱にしまい担ぎあげる。 そしてもと来た道を戻り始めた。 そのころ、VIPたちも同じような部屋にたどり着いていた。 轟たちがたどり着いた部屋と広さは同じだが、両側に三つの像が並んでいる。見た瞬間、女の像とわかるほど女性らしい輝きを放っていた。 そして部屋の中央にあったのは宝箱ではなく・・・。 ミ,,゜Д゜彡「なんだぁ・・・この棺桶」 真四角の棺のようなものがあった。 (;^o^)「こえぇ・・・」 (`・ω・´)「なに、俺が開けてやるよ」 VIPはそう言うと、棺桶を乱暴にブチ開けた。 その瞬間、凄まじい突風。 (;^o^)「なに、なに、なんなんですかぁぁぁぁぁ」 VIPは突風にも全く動じず、しばらく棺桶の中を見たあと振り返って、 (`・ω・´)「・・・中には何もないよ。突風は気圧の変化とかそんなんじゃないか?さぁ、もう戻ろう。」 と言うと、ヒカリと夢ムラを通路に戻るよう促した。 その時。 夢ムラだけはVIPがニヤリと笑ったのを見逃さなかった。 一度死にかけたから分かる、死へのいざない。吐き気のするほどの嫌な予感を夢ムラは感じ取った。 元の石盤のあるT字路にVIPたちが戻ってくるとすでに轟たちがいた。 (`・ω・´)「何か収穫はあったか?」 そうVIPが聞くと、轟たちは宝箱を開けてみせた。 ( ゜Д゜)「おそらく、願いの鐘ってやつだ。多分これしか俺たちがいった方向にしかない。そっちは?」 (`・ω・´)「いや、シケた棺桶が一つ、中には何もなし。それだけ。」 ( ゜Д゜)「そうか。もしかしてそれが・・・」 轟はあごで石盤を指す。VIPたちが石盤を見ると、真ん中の石盤がなくなっている。 ( ゜Д゜)「多分その空っぽの棺桶って奴がここのスイッチだったんじゃないのか?」 (`・ω・´)「こりゃ剣を持ったジジイの絵だったよな・・・」 石盤がなくなって空洞になった場所をVIPはまじまじと見つめる。 ( ゜Д゜)「それが、中はすぐに壁があるだけだ。意味わかんねぇよな・・・」 (`・ω・´)「いや、これは・・・」 VIPは空洞に手を突っ込む。すると。 中から、一振りの剣が出て来た。 (`・ω・´)「なんだよ、ちゃんと剣あるじゃねぇか」 (; ゜Д゜)「あ、あれ?おかしいな・・・」 轟とみかんは目を丸くしてその剣を見る。 (;´∀`)「何か彫られてますね・・・なんて読むんでしょうか」 (`・ω・´)「さぁな、そんなことはどうでもいい。それより、はやく戻るぞ」 そう言うと、VIPたちは地上の方に帰って行った。 ・・・・・ちなみに、この遺跡が黄金の宮殿、棺が見つかった場所が女神像の間と名付けられるのはまた別の話である。 地上に戻る途中の、湖を通る。 そこで突然夢ムラが声をあげた。 ミ,,゜Д゜彡「おい!水が・・・」 見ると、逆行していたはずの水はどこにもない。 (`・ω・´)「水が・・・か。まぁ、どうでもいいんじゃね?宝いっぱい見つかったし」 ( ゜Д゜)「確かにな・・・」 夢ムラはそうなのかぁ・・・?とか疑問に思いつつも湖を通り過ぎた。 地上にでるVIPたち。 そこで一番に口を開いたのは夢ムラだった。 ミ,,゜Д゜彡「なぁ、一週間分の食料持ってきたんだろ?もしもう戻るんなら、俺にそれくれないか?宝はいらないから。 その・・・もうちょっと奥まで行ってみたいんだ」 (`・ω・´)「・・・そうか。いいぞべつに。ただ、二日分は何かの時の為にこちらがもらう。それでもいいなら」 夢ムラは頷く。 (`・ω・´)「わかった。ちょっと待ってろ・・・」 VIPは食料を少し片付けたり整理したりしたのちに夢ムラに五日分ほどを渡した。 ミ,,゜Д゜彡「ありがとう。じゃあな、お前ら」 夢ムラはあてもなく歩き出した。そしてVIPたちは自分達の帰る場所へと歩き出した。 魔王編 第二話 完
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曲Data Lv BPM TOTAL NOTES 平均密度 ★19 170-340 1477 13.67Notes/s 譜面構成・攻略 譜面画像
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事務員G (演奏してみた系) ニコニコ動画ではピアノを主としてうpしている 元プロ?プロ志望? 見た目はただのおっさんだが、実は20代らしい ジギル淫行騒動の時、ジギル側を擁護する記事をブログに書いた 中村イネの喫煙飲酒を知っていた→謝罪済み ブログでイネに都合の悪い事は後日訂正する等、結構細かい 関東を主にライブイベントの主催を頻繁に行っている タフグリップと並び、何か知っていてもおかしくない。 該当事件→ジギなご騒動 該当事件→中村イネ・柏木志保 不倫騒動 [た行] タフグリップ小○=タブクリア店長(店長系) 名古屋で飲食店を経営している。店はそこそこ繁盛している様子。 メジャーデビュー直前に怪我によりバンド脱退、という経歴を持つ。 中村イネをバイトとして雇っていた。当時から飲酒喫煙を知っていた可能性が高い。 イネと梅の関係についても知りながら当初だんまりを決め込んでいた 元vipなので電凸にも冷静 現時点でイネ梅の次に有力情報を握っていそうな人物であるが、陥落は難しい模様 地元奏者の評判はあまりよくない 該当事件→中村イネ・柏木志保 不倫騒動 [な行] 中村イネ (演奏してみた系) 演奏してみた界隈では有名人。 友人・関係者のSNSの書き込みにより中村イネ氏の喫煙疑惑が浮上、対応の不手際により読者の不信を買った結果、関係者のブログやSNSが洗われ、新たに飲酒の疑惑も浮上した。 外部SNSにて本人からの喫煙・飲酒暦の書き込みも発見された。また、漫画家・矢吹健太朗夫妻の離婚原因とされる柏木志保元夫人(梅)との不倫疑惑も持ち上がっていた。 初めは否定していたものの、関係者の証言等により喫煙に関する事実が明らかとなり、2009年5月31日、自身のブログで喫煙の事実を認めた上で謝罪。 そして6月9日、ついに不倫・飲酒の事実も認め謝罪した。 また、同ブログ内で近日中にニコニコへの全投稿動画、mixiのアカウント、そしてブログ自体の削除を行い、中村イネ及び梅としての活動を今後一切行わないことを表明した(尚、柏木志保氏からの表明は現在のところ一切行われていない)。 王族バンドのメンバーとしてデビュー予定だったが今回の騒動で外されることになった。 該当事件→中村イネ・柏木志保 不倫騒動 騒動まとめwiki 本人ブログ ニコニコ動画